約 1,790,565 件
https://w.atwiki.jp/cosmos_memo/pages/687.html
ちょうどいいとこにいたい たむらぱん EXTREME Level 9 BPM 179 Notes 713 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 ⑤口口⑤ |①---| 口③④口 |②---| ②口口② |③---④-| 口①①口 |⑤---| 3 ⑤口口⑤ |①---| 口③④口 |②---③-| ②口口② |----④-| 口①①口 |⑤---| 4 ⑤口口⑤ |①---| 口③④口 |②---| ②口口② |③---④-| 口①①口 |⑤---| 5 ⑤口口⑤ |①---| 口③④口 |②---③-| ②口口② |----④-| 口①①口 |⑤---| 6 ⑤③②口 |①---| 口口口口 |②---| 口口④口 |③---④-| ①口④① |⑤---| 7 口口口口 |①---| 口⑤③② |②---| ④①口口 |③---④-| ④①口口 |⑤---| 8 口口口② |①---| 口口口口 |②---| 口口口① 口口口① 口⑤③口 口口口口 ④④口口 |③---④-| 口口口⑥ |⑤---⑥-| 9 口口口口 |①---②-| ⑦⑤③口 |③---④-| ⑦⑤③① |⑤---⑥-| ⑥④②⑧ |⑦---⑧-| 10 ⑤③②口 |①---| 口口口① |②---| 口口④① |③---④-| 口口④口 |⑤---| 11 口口口口 |①---| 口⑤③② |②---| ④①口口 |③---④-| ④①口口 |⑤---| 12 口⑤③② |①---| 口口口口 |②---| ④④口① |③---④-| 口口口① |⑤---| 13 口口口口 |①---| ⑤③②口 |②---| 口口④④ |③---④-| 口口①① |⑤---| 14 ⑥口⑤④ |①---| 口③②① |②---③-| ④④口口 |----④-| ①①口口 |⑤---⑥-| 15 口①口口 |①---| 口口②③ |②---| 口口④④ |③---④-| 口口①① |----| 16 口③②① |①---| ⑥口⑤④ |②---③-| ④④口口 |----④-| ①①口口 |⑤---⑥-| 17 口口②③ |①---| 口①口口 |②---| 口口④④ |③---④-| 口口①① |----| 18 口口⑤③ |①---| 口口②① |②---| ④④口口 |③---④-| ①①口口 |⑤---| 19 ①口口口 |①---| ②③口口 |②---③-| 口口④④ |----④-| 口口①① |----| 20 ①口口② |①---| ③口口④ |②---| ④④口口 |③---| ②②口口 |④---| 21 口②①口 |①---| 口④③口 |②---| 口口④④ |③---| 口口②② |④---| 22 口③④口 |①---②-| ⑤口口⑤ |----③-| 口口口口 |④---| ①口口② |⑤---| 23 ⑧口口口 |①---②-| ⑥口口⑦ |③---④-| ④口口⑤ |⑤---⑥-| ②口①③ |⑦---⑧-| 24 口口口① |①---②-| 口②③口 |③---④-| 口④口口 |----| 口口口口 |----| 25 ⑧口口口 |①---②-| ⑥口口⑦ |③---④-| ④口口⑤ |⑤---⑥-| ②口①③ |⑦---⑧-| 26 口口口① |①---②-| 口②③口 |③---④-| 口④口口 |----| 口口口口 |----| 27 口①①口 |①---| 口②②口 |②---③-| 口③③口 |----| ④口口④ |④---| 28 ④口口④ |①---②-| 口②③口 |③---④-| ①口口① |----| ⑤口口口 |----⑤-| 29 ⑥口口⑦ |①---②-| ④⑧口⑤ |③---④-| ②口口③ |⑤---⑥-| 口口口① |⑦---⑧-| 30 口口口口 |①---| 口口①口 |②---③-| 口②口口 |----| 口口③口 |----| 31 口口口口 |①---| 口⑥口口 |②---| ③口④⑤ |③---④-| ①口口② |⑤---⑥-| 32 口③口口 |----①-| 口口①② |②---③-| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 33 ⑧口口口 |①---②-| ⑥口口⑦ |③---④-| ④口口⑤ |⑤---⑥-| ②口①③ |⑦---⑧-| 34 口口口① |①---②-| 口②③口 |③---④-| 口④口口 |----| 口⑤口口 |----⑤-| 35 口口口口 |①---| ③口口③ |②---③-| ②④口② |----| 口口①口 |----④-| 36 ③口口③ |①---| ②口口② |②---③-| 口口①口 |----| ④口口口 |----④-| 37 ⑥口口口 |①---②-| ④口口⑤ |③---④-| ②口口③ |⑤---⑥-| 口口口① |----| 38 口口口口 |①---| 口口①口 |②---③-| 口③④口 |④---| ②口口② |----| 39 口口口口 |----| 口口口口 |①---| ①口③口 |②---| 口②口口 |③---| 40 口口②口 |----| 口①口③ |①---| 口口口口 |②---| 口口口口 |③---| 41 ①口口口 |----| ①②口口 |①---| 口②③口 |②---| 口口③口 |③---| 42 口②②口 |①---| 口口口① |----| 口口口① |②---| 口口口口 |----| 43 口口口口 |----| ①①②② |①---| 口口③③ |②---| 口口口口 |③---| 44 ③口口口 |①---| ②口口口 |----| ①①口口 |②---| 口口口口 |③---| 45 口①②③ |①---| 口口口④ |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |④---| 46 口③④口 |①---| 口⑤⑥口 |②---| ②⑦⑧② |③-④-⑤-| 口①①口 |⑥-⑦-⑧-| 47 口④⑤口 |①---| 口口口口 |②---③-| ②口口③ |----④-| ①⑥口① |⑤---⑥-| 48 ③口口③ |①---| ②③③② |②---| 口②②口 |③---| 口口①口 |----| 49 口⑥口口 |①---| 口口口口 |②---③-| ②口口③ |----④-| ①④⑤① |⑤---⑥-| 50 口口①口 |①---| 口②②口 |②---| ②③③② |③---| ③口口③ |----| 51 ①口口② |①---| ①口口② |②---③-| 口⑤⑤口 |④---| ⑤③④⑤ |⑤---| 52 口②③口 |①---| ②①①③ |②---③-| ①口口① |----| 口口口口 |----| 53 口⑥口口 |①---| ⑤③④⑤ |②---③-| ②口口② |④---| ①口口① |⑤---⑥-| 54 ⑤口①⑤ |①---| ④③③④ |②---| 口②②口 |③---④-| 口⑥⑥口 |⑤---⑥-| 55 口④⑤口 |①---| 口口口口 |②---③-| ②口口③ |----④-| ①⑥口① |⑤---⑥-| 56 ③口口③ |①---| ②③③② |②---| 口②②口 |③---| 口口①口 |----| 57 口⑥口口 |①---| 口口口口 |②---③-| ②口口③ |----④-| ①④⑤① |⑤---⑥-| 58 口口①口 |①---| 口②②口 |②---| ②③③② |③---| ③口口③ |----| 59 ①口口② |①---| ①口口② |②---③-| 口⑤⑤口 |④---| ⑤③④⑤ |⑤---| 60 口口口口 |①---| ②①①③ |②---③-| ①口口① 口口口口 口④④口 口口口口 口口⑦⑧ |④---⑤-| 口口⑤⑥ |⑥-⑦-⑧-| 61 ①④口口 |①---| ②③口口 |②---| ④④口口 |③---| ②②口口 |④---| 62 口口①④ |①---| 口口②③ |②---| 口口④④ |③---| 口口②② |④---| 63 ②②口口 |①---②-| ④④口口 |----③-| ①口口⑤ |④---| 口③口⑤ |⑤---| 64 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 65 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 66 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 67 ③③口口 |①---| 口④②口 |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 68 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 69 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 70 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 71 ④⑤①① |①---②-| 口口口口 |③-④-⑤-| ②③口口 口口口口 口口⑨⑩ ⑥⑥口口 口口⑦⑧ |⑥---⑦-| 口口口口 |⑧-⑨-⑩-| 72 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 73 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 74 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 75 ③③口口 |①---| 口④②口 |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 76 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 77 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 78 ③③口口 |①---| 口口②② |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 79 ③口口口 |①---| ④口②口 |②---| ①②③④ |③---| ①②③④ |④---| 80 ⑤③②① |①---| ⑤③②① |②---| 口口④④ |③---④-| 口口口口 |⑤---| 81 ⑤⑤③③ |①---| 口口②② |②---| ④④口口 |③---④-| ①①口口 |⑤---| 82 口⑤⑤口 |①---| ②②口口 |②---| 口口③③ |③---④-| ④④①① |⑤---| 83 ①口口② |①-②-③-| ③⑦⑧④ |④-⑤-⑥-| ⑤⑨⑩⑥ |⑦-⑧-⑨-| 口口口口 |⑩---| 84 ②口口③ |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 口①①口 |----③-| 85 ⑨⑩口口 |----①-| 口口口口 |②-③-④-| ①②⑤⑥ |⑤-⑥-⑦-| ③④⑦⑧ |⑧-⑨-⑩-| 86 口口③④ |①-②-③-| ①②⑤⑥ |④-⑤-⑥-| 口⑦⑧口 |⑦-⑧-⑨-| ⑪⑨⑩⑪ |⑩-⑪---| 87 ③口口③ |----| 口口口口 |①---| ①口口① |----| 口②②口 |②---③-| 88 口口口口 |----| 口①口口 |----| 口口②口 |①②③---| 口③口口 |----| 不确定度 0
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/2260.html
笑っていいとも!年忘れ特大号2007(2007.12.26) A枠1'00″…S SUZUKI、ヤマザキナビスコ、LION 0'30″…MasterCard、任天堂、みずほ銀行、SQUARE CNIX、JAバンク、ウィズランド B枠1'00″…花王 0'30″…KDDI、アコム、SUBARU、NEXON、レイク、SoftBank、アイフル、SANKYO C枠1'00″…TEIJIN(帝人)、花王 0'30″…HONDA、任天堂、KDDI
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/2252.html
笑っていいとも!2008春の祭典SP(2008.04.07) A枠1'00″…AsahiKASEI(旭化成)、P G、TOYOTA、エステー、SUNTORY、MENARD(メナード化粧品) B枠2'30″…ROHTO ロート製薬 0'30″…MUFG 三菱UFJニコス、S SUZUKI、glico(江崎グリコ)、マンダム、KDDI、セキスイハイム(積水化学工業)、P G C枠0'30″…P G、SUNTORY、ユニ・チャーム、Unilever
https://w.atwiki.jp/nanadorakari/pages/39.html
「やんのか、ん?」 「……唾を飛ばすんじゃねえよ……」 「おー、やってるやってる」 二階で喧嘩だとお客さんに聞いて、急ぎ足で階段を上る。 その先では、血の気の多そうなお兄さんと凄みのあるおじさんが怖い顔をつき合わせていた。 「「……」」 「はぁ」 日常茶飯事だった。 そう、基本的には静かでのどかな雰囲気漂うこのニギリオの宿。 けどここは一般のお客さんに混じって裏ルートの商品を売ったり買ったりしに来たマフィアや ヤクザやその他諸々の人たちがやってくる場所でもある。そしてそんな中、 仲が悪かったり利害が対立している組織の下っ端同士がうっかり鉢合わせ、 売り言葉に買い言葉からガンの付け合いに発展し、 顔面を平らに押しつぶしながら威嚇しあっているそんな光景は、 悲しいくらいに日常茶飯事なのだった。 (やれやれ、またか) もうすっかり慣れっこになってしまった僕だが、いつまでもため息をついているわけにはいかない。 なぜなら。 こんなとこで怖い人たちがが喧嘩するとお客が逃げる、からだ! 「まったく……」 いい加減他の迷惑も考えずに喧嘩始めるのは自重してもらえないものだろうか。 せめて『ここは堅気の迷惑になるから表へ出ろ』、とか。 それに喧嘩はまだしも刃物を抜くのだけはやめてほしい。 実際に刺し合いになったりすることは実はあまり無いということは知っている。 けど一般のお客さんにはそんなこと分からないんだから。 改めてやれやれと首を振り、モップを一本手にとる。 そして僕は廊下の反対側へちらりと目をやると、度胸試しを続ける二人の元へ歩いていった。 営業スマイルを確認。よし。 「すいません」 「あん?」 斜め後ろから兄さんのほうへと声をかける。 「申し訳ないんですが、ここで言い争いをされると他のお客様の迷惑になるんで 場所を移してもらえませんか?」 「……」 この殺伐とした雰囲気でニコニコ話しかけてくる従業員に、多少気勢を削がれるお兄さん。 沈黙が数秒、できればこれで白けてやめにしてくれないかなと思った。 「……空気読めねえと怪我するぞ、危ねえから下がってろ」 残念ながらやめる気はなく、適当に脅しをかけて追っ払う方針にしたらしい。 お前と話してる暇なんて無いといわんばかりの態度をとる彼に、僕は更に何歩か間合いを詰める。 「まあまあ」 変わらない笑いを浮かべながら、斜め後ろに近付く。 自然な動作を心掛けながら、擦り寄るように。 「そういわず――」 モップの先が彼のかかとに触れる。 「――にっ!!」 「え?」 そして気合い一発。 思いっきり、身体を入れて掬い上げるように振りぬく。 軸足を掬われ、え? という表情で刹那のあいだ宙に浮く怖いお兄さん。 見よ! すくい上げる勢いと反射的に身体を戻そうとする勢いを利用して後頭部から落っことす秘技を! 芸術的な弧を描いて半回転し、彼は落ちた。 凄く痛そうな音を立てて。 「……さて」 心の中でアーメン、と十字を切って(別にクリスチャンではないけどなんとなく)、 もう一人のおじさんに向き直る。 「な……」 突然のことに唖然としている。当然だ。 しかしそれでもどうにか気を取り直し、おじさんは僕を指差して詰問しようとした。 その背後、彼の頭の向こうで丸いものが――廊下の反対側から近寄っていた ニコレットさんの振り上げたタライがきらりと光る。 「お前何しやが」 ごおんっ!! 「はい、お疲れ様」 「お疲れ様です」 タライを脇に抱え、ぱんぱんと手をはたきながらニコレットさんが言った。 僕も一息つきながら答える。 「さて……じゃ、悪いけどこの二人捨ててきてくれる? ヒキエを置いてきたから、あの子一人だと心配だし」 「わかりました。裏に寝かせときますね」 「うん」 軽く手を振り、向こうへ行きかけたニコレットさんがそうそう、というように追加した。 「あ、それとそろそろジェン爺に搾られてるバレッタが解放されるころだから 迎えにいってあげて。ああ見えて色々心細いんだから、気遣ってあげなきゃダメよ?」 「はい、分かりました」 そう返事をすると、今度こそニコレットさんは駆け足で仕事場へ戻っていった。 × × 宿の裏に別々に二人を置いて、僕はバレッタさんの所へ向かっていた。 ふはは! あの二人、のびてるところを自分の組の人に見つかって、 恥を晒した&堅気に迷惑をかけたことで怒られるがいい! 「……しかし、我ながらこのくらいのことじゃ動じなくなったなぁ」 独り言を呟いて、僕は数ヶ月前の自分を思い出す。 あの頃は麻薬で興奮した荒くれ者からバレッタさんを助け出すのにも勇気を振り絞ってたっけ。 ……って、刃物をもった暴漢を相手にするの「にも」って、 どれだけ非常識なんだこの宿は。 あ、誤解の無いように補足すると、ここに限らず使用人というものは戦闘スキルを有していることがある。 例えばハントマンはファイターやメイジといった七つのスタンダード職と、 多数のマイナー職があるんだけど、そのマイナー職の中に『メイド』があるくらいだ。 特にエリートな使用人には家事や料理、仕事の補佐に加えて一番身近なところで主人を守ったり、 とにかく万能さが求められるからね。どこの常識だって、エデンの常識だけど。 で、この宿の場合、言わずもがなの重労働で体力はつくわ、 とにかく時間に追われるせいで器用さも使用人スキルもつくわ、 前述の通り怖い人も多く来るせいで度胸もつくわで、図らずもここで働く人たちは みんなヤクザなんてちょっと扱いの難しい客くらいにしか思ってない胆力の持ち主となるのだ。 『客商売なんだからどんなお客さんでもぞんざいに扱ってはならないと思う』などとほざいていた僕も ここで働くうちすっかり根性を叩き直され、今では 『暴れるお客さんがいたらまずは殴って無力化、話を聞くのはそれから』 を実践できるようになった。だってそうしないと仕事が追いつかないんだもの。 どこの世界にそんな宿があるんだって?僕もそう思ってたけど、エデンにあった。 「でもマンザラやらハンコツは暴れる奴に近付いたりしないわよ? ニコ姉だって積極的には動かないし」 合流したバレッタさんが、僕の話を聞いて言った。 「君子危うきに近寄らずとも言うしね。わざわざ揉め事に首を突っ込むのは利口じゃないし」 「つまり、あんたの場合は利口じゃないわけ」 うっ。 別に僕だって好きであんなことしてるわけじゃないのに…… 「いや、でもさ。利口だろうとそうじゃなかろうと、 誰かがどうにかしなきゃいけないじゃない」 「それもそうなんだけどね」 うーんと唸って、バレッタさんはしゅしゅしゅとシャドーボクシングで空を切りながら言葉を繋いだ。 「ま、確かに誰かが何とかしなくちゃいけないのは確かだわ。 でもね、『誰かがやるべきこと』と『あんたがやるべきこと』は違うのよ。 そういうのはあんたみたいな普通の市民がすることじゃなくて、私みたいな 戦える人間がするべきことなの。そういうときは私を頼っていいのよ、 市民を守るために軍人とかはいるんだから」 「……接近戦はめっぽう弱いくせに」 「うっ……うるさいわねっ!!」 どういうわけか明らかに過剰な完成度のキック技を所持しているバレッタさんだが、 実は形だけ完璧で実戦で使うのは非常に苦手としているところだ。 そんな彼女を怖い人たちの喧嘩に割り込ませられるかというと…… 「でも、やっぱりバレッタさんに守ってもらうことはできないよ」 「あっそ。……ふん」 「だってさ」 「?」 「ここではバレッタさんも一般人でしょ?」 「そうだけど……」 「そして今のバレッタさんは僕の後輩。後輩を助けるのは先輩の努めだもの。 だから、危ないことがあったら本当は僕が君を守らなきゃいけないんだ」 「っ!?」 「まあ、実際はとてもとても情けないんだけどね」 「……」 「?」 「……ま、まったく生意気言うんだからっ!」 「痛っ! ちょ、何するのさ?」 「うるさい!」 なぜかさっきよりもっと顔を赤くして僕に蹴りを入れ、 彼女はずんずんと先に進んでいってしまった。 何が悪かったんだろうか? 「待ってよ、ごめん! 何が悪かったのか分からないけど謝るから」 「……謝ることなんてなにもしてないでしょ」 「じゃなんで怒ってるのさ」 「怒ってなんてないわよ!」 「……えー」 「ああもううるさいって言ってるでしょ! この話は終わり! おしまい! 分かった!?」 「はいはい」 両手を広げて降参のポーズをとる。 彼女はそれでも頬を膨らませて拗ねたようにしていたが、しばらくするとそれも治まった。 バレッタさんは言わなければいけないことはちゃんと言う。 それが何も言わないということは、きっと話題を変えたほうがいいのだろう。 そう思った僕は、前からちょっと気になっていたことを聞いてみた。 「そういえば、知らない間に随分ニコレットさんと仲良くなったよね。ニコ姉とか呼んでるし」 「え?あ、ああ、まあね」 「バレッタさんには、お姉さんがいるんだっけ」 「…………… そうよ」 短く答え、黙って前を向く。 いきなり地雷を踏んだかな、と思ったけど、 ここでまた話題を変えるのもさすがにわざとらしい。 「やっぱり似てるの?そのお姉さんとニコレットさんって」 「別に……似てるわけでもないわ」 「え、そうなの?」 もしかしてまたいらんことを言っただろうかと、 自分の迂闊さを呪いかける。 「姉さんはあんなに気の回る人じゃないし、賢くないし、 ガサツだし、バカみたいに元気しかないし、というかバカだし」 (そこまで言うか) 「……でも、なんでか被るのよね。 ニコ姉を見てると、どうしてか姉さんみたいに思えて……」 遠くを見ながら、彼女はそっと首を傾げて物憂げな息をついた。 その表情に思わず引き込まれて、僕はその横顔をじっと見る。 「て、べ、別にホームシックとかじゃないのよ? ただ被るなって思っただけで、姉さんに会いたくてとかそうじゃなくて、 いや、確かに似てないのに被るのはその……」 「分かったから落ち着いて」 思い出したように慌て始めるバレッタさんを、両手を振って落ち着かせる。 すると彼女は深呼吸をして、それから よく考えるとお姉さんをそんなによく思い出してしまうとか、 ニコレットさんにお姉さんが被って懐いてしまうとか口に出してしまったのは 割と恥ずかしいことだったようで、少し顔を赤くして下を向いてしまった。 「そ、それに……姉さんと被るとか抜きにしても、 ニコ姉は人として立派で、尊敬できるっていうか」 「ああ、経験豊かだもんね」 「それだけじゃなく態度とか物腰に一本筋が通ってる感じがするでしょ?」 「うんうん」 ネバンプレス的な『ルシェの理想』とはかなり違うんだけどね。 ……とはもちろん言わなかった。 ようやく、適切な距離のとり方を覚えたのだ。 前はつまらないことでのいさかいが多すぎたと思う。 突然にまったく違う文化に触れて、拒否反応を起こすように過剰に愛国主義的なことを言ったりした。 僕と彼女両方がそれをやればお互い一歩も引けなくて喧嘩になるのは当然だ。 相手の国のよさを、ひいてはそこに属する相手の事を素直に認められれば あの喧嘩も随分少なくて済んだ。それにもう一つ、荒れそうな話題には迂闊に触れないというのも 消極的ではあるが有効だ。 僕は内心アイゼンを環境のよくない国だと思っているし上級貴族のことも疎んじているけど、 それを指摘されたくはない。バレッタさんだって自分で言っているほどは ネバン・ルシェの思想に染まっているわけじゃないように見える。けどそんなこと言われたくないだろう。 現在のバレッタさんと僕は、あまり自分の国の自慢をしない、されても対抗心で自分の国の事を 持ち出したりしないようにできるようになった。 おかげで前より雰囲気よく話せるようになって、もっと仲良くなりたい僕としてはとても嬉しい。 とりあえず、近況はそんなところだ。 大きな転機となる出来事が迫っていても、僕はいつもどおり気楽に過ごしていた。 × × 「ところでよー、最近仕事きつくなってきてねえか? マンザラ」 「仕事嫌だからそう思うんじゃないか?何事も気の持ちようだって。なあコレル?」 「んー、いつもならそう思うんですけどハンコツさんの言うことも間違ってない気が」 「だよな?」 「そうか……?おーい、ソウジ」 「はいっ!」 元気な返事をして一生懸命床を磨いていた男の子が振り返る。 ここに書くのは初めてだけど、あれがソウジ君。 よく僕たちと一緒のグループで仕事をする、何事にも一生懸命な男の子だ。 「マンザラがまた仕事がきつくなったって言い出したんだけど、ソウジはどう思う?」 「えーと、えーと、僕には難しいことは分からない……です! とにかくジェン爺がここをきれいにしろって言ったから、頑張ってきれいにします!」 「あいよ、参考にはならなかったけど誰かさんに見習わせたい頑張りはよろしい」 「おい、それは誰の……」 「こらー!もうすぐ終わりだってのに何おしゃべりしてんのよ!待ってるんだけど!」 向こうでゴミ袋を広げたバレッタさんから声が飛んできた。 「ああ、ごめん!」 「わかったわかった!ほら、行くぞハンコツ」 「あ、誤魔化し……ちぇっ!」 集めたゴミを詰めた小さな袋を手に、待っているバレッタさんの所へ走る。 全員の袋を一まとめにして、ようやく午後の仕事は終わりになった。 「さて、今日のゴミ捨ては誰だ?」 「俺か……行ってくるけど俺の分の飯も確保しといてくれよ!」 「おうよ。じゃ、お疲れさん!」 「お疲れ様でした!」 軽く挨拶して解散すれば、夕の仕事までつかの間の休み時間だ。 バレッタさんがいかにも解放されたというように元気になって僕を呼ぶ。 「よしっ!それじゃコレル、早速今日の訓練よ!」 「OK!」 「昨日教えたことは忘れてないわね?」 「もちろん」 「よろしい。では昨日の復習!」 「うん」 「返事ははい!」 「はいっ!」 「では……COME ON!」 「!」 「……」 「いきます!せやぁ!」 「……脇が甘いっ!」 「ぎゃーっ!」 「……で、あいつは何をしてんだ?」 「叩きのめされに行っているように見える」 「だよなー」 「最近バレッタの暴力が振るわれなくなったと思ったら今度は自分からいくのか……」 「やっぱあいつマゾヒストなんじゃないか?」 外野がなにやら言っているようだが気にしない。 そう、僕は最近、バレッタさんに稽古をつけてもらっている。 技術的なこともそうだが、体力のつけ方やいざというときのための心構え、精神力の鍛錬だ。 訓練が厳しいことで知られるネバン軍にいたバレッタさんは、専門外なりに できる限りのことを僕に教えてくれていた。 何故突然そんなことをしようと思ったのかというと、これまた単純な理由ではある。 僕には常々思っていることがある。 これを言うと男女差別思想だと言われるかもしれないし、封建的だと思われるかもしれないし、 正直反論のしようも無いけど、それでも男として、 好きな女の子よりも弱いというのは情けない! という思いは捨てようがないのだ。 僕には教養も無いし、お金も無いし、最下層だから自由も無いし、 猿と揶揄されるアイゼン人のその中で犬と揶揄される、典型的なアイゼン・ルシェの顔立ちだし、 とにかく無いものばかりだ。 だけど努力すれば手に入るものだってある。だから僕は少しずつでも努力することにした。 その最初のステップがこれだ。健全な精神は健全な肉体に宿る! 当の好きな女の子に稽古をつけてもらっているというのがちょっとアレだけど、 少しでも頼りになる男になるべくできることからコツコツとやることにしたのだ。 「ところでコレル、知ってる?」 縄跳び2千回を跳んでいる途中の僕に、彼女が話しかけてきた。 「何を?」 「ソウジ君ってネバン出身だって」 「えっ!?」 思いも寄らない情報に思わずびっくりして聞き返す。 「回転落ちたわよ! もっと速く!」 「ごめんなさい!」 「……間違いないわよ、本人から聞いたもの。 言葉のイントネーションでもしかしてって思ったんだけど、案の定」 「そうだったんだ……僕より先にここで働いてたから知らなかった。 って、ネバンプレス出身でここにいるってことはやっぱり……」 「ううん、私も最初はそう思ったんだけど」 さらわれて売られてきてしまったんだろうか、と考えたところで 顔の前で手を振って否定し、彼女が続けた。 「えーと、なんだっけ……アイゼンのことわざであるでしょ、ほら」 「?」 「可愛い子は千尋の谷に突き落とせ……だっけ」 「違う違う、微妙に違うからそれ」 それを言うなら『可愛い子には旅をさせよ』か 『獅子はわが子を千尋の谷に突き落とす』だ。 なんとなくニュアンスは伝わったからいいんだけど。 「まあとにかく、そんな感じでどこかへホームステイさせようと親の人が考えて、 それでどうせだからルシェへの迫害で有名なアイゼンに行かせようって……」 「むしろ僕としてはアイゼンをなんだと思ってるんだと」 「でも酷い体験ができそうなのは確かでしょ?」 「っていうかそんな酷いところに子供を放り込んで人格によくない影響を 受けたらどうしようとか考えなかったんだろうか……」 「迫害されたくらいで歪むほどヤワな子じゃない、ってのがネバンの親の一般的な認識よ?」 楽天的というか豪快すぎるというか。 さすがはネバンプレスだ…… 「ところでバレッタさん、ということは同郷の出身同士で話ができたりした?」 「まあね。残念ながら私のことをネバン軍に伝えてもらうのは無理そうだけど…… 色々と懐かしい話ができたわ。自分は両親が高齢になって授かった子で、 それだけに凄く大事にされたとか、だからこそ世の荒波を体験させるためにここに だされたとか、そっちのほうのことも。あとお互いの事情とか」 「バレッタさんがここに来た理由……騙されて置いてけぼりにされたこととかも話したんだ?」 「っ」 ……………。 「バレッタさん、そういえば僕何回跳んだか数えてなかった」 「そうね、終わりにしましょ」 × × その一団がやってきたのは、夕の仕事を始めてしばらくたってからのことだった。 玄関先の庭で、掃いても掃いても際限なく落ちる葉っぱを掃き集める。 いくらきれいにしても次の日にはまた同じことになっているこの掃除が彼女は嫌いなようで、 ため息をつきつきだるそうに落ち葉を集めている。 そんな彼女のグチに付き合いながら仕事を続けていたときのことだ。 「え」 箒を動かしていたバレッタさんの手が不意に止まった。 その声に思わず顔を上げると、驚きを浮かべたその視線は僕の背後、どこか一点に固定されている。 つられてその視線を追って振り返る。そこに、彼らはいた。 「……ハントマン?」 冒険者らしき四人連れの男女。 ハントマンかとも思ったけど何となく装備の雰囲気が違う。 いや、それよりも、何よりも。 全員ルシェ。 しかも風貌が何となくこっちの大陸の人じゃない。 プレロマ、いや、あの武力に長けた表情、雰囲気! ネバンプレス! 思わずバレッタさんのほうを振り向くと、彼女も自分の頬をつねって それが現実であることを飲み込もうとしていた。 「バレッタさん、あの人たち」 「うん……」 もし、あれがネバンプレスの旅行者なら。 あの人たちに手紙か伝言を託すことができるだろう。 国外で行方不明になったバレッタさんに捜索が来ないのは、 どこでいなくなったか、何故いなくなったかがわからないからだ。 ネバンプレス軍やバレッタさんの家族にバレッタさんがここにいることを伝えてもらえれば、 事情を説明して、迎えに来てもらうことができる。 ネバンプレスに帰ることができるのだ。 「バレッタさん!」 僕は以前すでに、彼女が帰れるチャンスがあるなら全力で協力すると決めている。 このチャンスを逃してはいけない。 僕は勢いよく振り向いた。 「……?」 予想に反して、彼女の顔に浮かんでいたのは当惑の色だった。 「……」 「バレッタさん?」 「う、うん」 「あの人たちがネバンプレスの人なら」 「分かってる……分かってる」 そう言いながらも彼女は立ち尽くしている。 すぐにでも接触を図ると思っていた僕は予想外の反応に戸惑った。 どうしたものかと再び冒険者達のほうに目をやると、ちょうど彼らは宿の中に消えていくところだった。 「あ……」 「……」 「……」 「――――――っ」 「バレッタさん!?」 突然駆け出していく音に慌てて振り返る。 裏庭のほうへ逃げるように走り去る彼女の背中を、僕は呆気にとられて見送った。 「って、一応追いかけたほうがいいよね?」 掃除用具を置き、僕は彼女が走り去ったほうに向かおうとした。 と、そのとたん目に入ってきた光景に慌てて足を止める。 わぁお、異様な雰囲気に気付いてジェン爺が様子を見に出てきてる。 × × さすがにジェン爺の見ている中で二人そろって仕事を放り出すのは不可能だ。 釈然としないながらも急いで掃除を終わらせ、僕は宿の中へ戻った。 「おう、コレル」 「ハンコツさん、とマンザラさん」 向こうからやってくる二人に、足を止めて答える。 「聞いたか?珍しい客が来たって」 「見ました。見ただけです。あの四人は」 「ネバンプレス、だ」 ――。 やっぱりか、と思うと同時に、じゃあどうすればいいのか、という疑問も頭をよぎる。 「……バレッタは」 「それが……よく分からないんです」 簡単にかいつまんであの時の彼女の様子を伝えると、二人も僕と同じように首をひねった。 「そいつはまた……よく分からないな」 「こういうのはよ、ニコレットに聞けばいいんじゃねえか?」 「確かにこういうときに力になるのは……」 彼女がらみで問題が起きるたびにニコレットさんに相談するのも 情けない気がしなくは無いが、かといって他にいい手段も思いつかない。 僕はニコレットさんかバレッタさんを探すことにした。 「それとついでに、あいつらが入ったのは二一四号室だとさ」 「分かりました」 「……訳アリなのか、どうも部屋に閉じこもって出て来ないらしい。 食事も布団の準備とかも全部キャンセルしているみたいだぞ」 「そうですか……」 となるとちょっと厄介だ。 そのあたりは追い追い考えることにしよう。 「とりあえず二人のどっちかを探します」 「ああ、またな」 「今回来た奴らみたいな手合いは厄介ごとを抱えてることが多いからな、気をつけろよ」 「どうも、それじゃまた後で」 ハンコツさん達と別れた僕は、宿の主な場所を半分ほど回って休憩室にやってきた。 「二人ともいないな……」 バレッタさんが行きそうなところ、隠れそうなところは大体探したが見つからない。 となればどこかで仕事しているニコレットさんを見つけたいところだけど…… サボっているところをジェン爺に見つかれば命の保証が無いので、注意しながら探す。 と、テーブルが並ぶ向こうに、特徴的な頭飾りをつけた緑色の耳が見える。 アリエッタ姐さんだ。 「すいません、アリエッタ先輩!」 「!」 びくっ! と身を竦ませた様子を見て、急に話しかけてはいけなかったのだと思い至る。 この人は人間関係が奥手で、親しくない人と話すのがもっとも苦手なのだ。 「な……何?」 「驚かせてごめんなさい。ニコレットさんどこにいるか知りません?」 「ニコレット……」 ニコレットさんとアリエッタ姐さんは同じシフトで親友同士だ。 ということはニコレットさんも近くにいるはずなんだけど…… 「ニコレット、連れて行かれたよ」 「連れて行かれた?」 「話があるって、相談に来たみたい。それで、少し行って来るって。 あなたのお友達の、あの、ちょっと怖いネバンの子に……」 「!」 バレッタさんだ。 ニコレットさんに相談事をしに来て、二人でどこか行ったらしい。 こうなると行動パターンが分からない、どうしようか…… 「あの……ごめんね、役に立たなくて」 「い、いえ! こっちこそ。ありがとうございました、それじゃ」 「じゃあね」 さて、本当にどうしよう。 よく考えればバレッタさんを見つけてもどう対応すればいいか分からないわけで。 仕事に戻ろうか…… そんなことを考えていたときだった。 僕は偶然にも、自分が件の二一四号室の近くに来ていることに気付く。 「……」 一瞬、脳裏に魔が差した。 いやいやダメだ。首をぶんぶん振って邪念を追い払う。 ここにいるお客さん……できれば話しておきたい。 ここに同胞が一人取り残されていることを、祖国に伝えてほしいということを。 だけど当事者であるバレッタさんを差し置いて僕がいくのは何か違うし、 それならいつまでここにいるのかだけでも聞いておきたいところだけど…… そんなこと聞いたら気味悪がられるだろう。 しかも部屋から出てこないことには話しかける取っ掛かりも無い。 となると、部屋の中の話し声に聞き耳を立てるくらいしかできない。 ……だけど、使用人たる者お客さんの部屋の様子を盗み聞きなんて許されない! 「……………」 うん、やっぱり盗み聞きはダメだ。 きっぱりと振り切り、その部屋の前を通り過ぎる。 「……」 扉を過ぎたあたりで足を止める。 「……ちょっと足が痛いなあ?」 なんだか歩き疲れた気がする。すこし壁にもたれかかって休もうか。 そっと背中を壁に付けて、なんとなく横にずれる。 背中の当たりが悪い。もうちょっと横へ、もうちょっと…… うん、ぴったり納まった。そこは偶然にも今の扉のすぐ横だ。 「……」 盗み聞きはダメだ。 ……でも、普通に廊下に立っていてたまたま耳に入るのはいいよね? × × 『リーダー、見て見て! なんか面白いのあったよ!』 『あー、タヌキだなそれは』 『えー!? これタヌキ!?』 『デフォルメというか……こっち独特のアレだよ、アレ』 『……遊びに来たんじゃないだろう』 聞こえてくる会話にそっと耳を傾ける。 声は三人分、気がよさそうなのと無口そうな男の人の声がそれぞれ一人ずつ、 元気な女の子の声が一人分だ。 『いーじゃん、ヒマなんだから』 『……』 『あーあ、興が削がれちゃった。いっつもそうやって水差すんだから、根暗男ー』 『うるさいぞチビガキ』 『誰がチビガキだとー!?』 『やめんかお前ら』 『リーダー! だってヤックeが……』 『……抑えなさい』 『むー』 なんか仲よさそうな感じだ。 ハントマン仲間の慰安旅行かな? いや、遊びじゃないとか言ってたからクエストとか…… 『しかし……遅い』 『何がだ?』 『メルクkはまだ戻らないのか?』 『情報収集に手間取ってるんでしょ』 『しばらくたっても有力な情報が手に入らなければ、一旦戻るように言ってある。 そわそわしてないでまずは落ち着け』 『今回の件は速やかに遂行する必要がある。余裕は無いのではないか』 『言いたいことは分かる。だがただでさえ俺達はここでは目立つ』 『……分かった』 『きしし、リーダーに却下されてやんの』 『……』 『ん?』 『……はっ……』 『何だその目はーっ!』 『や・め・ろ』 ……あれ? 速やかに遂行? なんとなく僕まずいこと立ち聞きしてるような? 『……それと、もう一つ。隊長』 『なんだ?』 『そこで立ち聞きしてるネズミのことだが』 がらっ。 突然扉が開く。 「……」 「……」 全身からいやな汗がどっと噴き出した。 「……」 「入れ」 「……はい」 逃げることすらできず、僕は大人しく部屋に入った。 だって……殺られそうだったんだもの。 × × 三人分の視線の中、僕は正座して耐えていた。 やばいやばいこれやばい、どうしよう。 「で、どうするのこれ?」 黄色い髪の、身軽そうな女の子が僕を指差して聞く。 問いかけられた、髪を伸ばした精悍な男性が僕を見て顎をこすった。 「さて……どうしたもんか」 「……消すか?」 僕の横に立っている、片目が髪に隠れた同年代の青年がさらっと物騒な提案をする。 ごめんなさい、勘弁して下さい。 「簡単にそういうことぬかすな。さて……君」 「はい」 「まあ何というか、俺達は別にそんな君をどうこうしようってんじゃ無い。 とりあえず、どうしてそこで俺達の話を聞いていたんだ?」 「えーとですね……」 「ああ」 「……」 「……」 「えーと……」 「やはり消すか?」 「だからやめろ」 どうしようか。答えたいのは山々なんだけど、前述の理由で バレッタさんの許可無く勝手に事情を話すのははばかられるし、 しかしもしこの人たちがヤバげなことに手を出していた場合ここで答えないと 最悪命の危険が……! そんなことを考えていると、片目の青年がしれっと言った。 「まあ、冗談はともかく」 「冗談だったの?」 「俺達の邪魔をしに来たならあんなバレバレの立ち聞きの仕方はしない」 どっと疲れた。 「まあ、その通りだ。宿屋の従業員が立ち聞きはどうかと思うぞ」 「返す言葉もございません」 長髪の男性の至極まっとうなお言葉。 反論できる要素の全く無い僕は、土下座して謝るしかなかった。 黄色い髪の子がこれが土下座か! と妙なところで感心しているが、 とにかく彼らに僕に対しての敵意はあまりないようだ。 「反省しているならよろしい」 「はい、本当に重ね重ね申し訳ありませんでした」 お許しが出たので顔を上げる。 「君は単に俺達が何を話してるか気になっただけで、誰かに頼まれたとかじゃないだろ?」 「それはもう、天地神明に誓って」 「それならいいんだ。そうだな……あからさまに怪しく見えたかもしれないが、 俺達は別に戦争するからスパイに来たとかじゃないんだ。 ちょっと内密に人探しをしてるだけで」 「人探し?」 思わぬ単語に顔が上がる。もしかしてこれはビンゴの予感? ネバンプレスの人がここで人探しをしているということは……! 少し気の緩んでいた僕は気がはやって食いつくように聞いてしまう。 「その探し人っていうのは?」 「……それは少し言えないな」 しまった。 どう考えても『何にでも首を突っ込みたがる奴だな』としか思われない。 そして否定できない! 「すいません。詮索するようなこと聞いて本当にすいません」 「い、いや、いいんだけどな。君は少し慎重に話したほうがいいかもしれない」 やっぱり思われてる。 違うんです、今回は事情があってなんて言うわけにもいかないので涙を呑んで耐えた。 「で、訳アリだからちょっと警戒しててな。それで君にも過剰に反応した、 すまなかった。まあそんなわけで君もあまり俺達のことを言いふらしたりしないでほしい」 「分かりました」 ちょっと気になるがこれ以上お客の事情に首を突っ込むことはできない。 一も二もなく頷くと、僕は部屋を辞することにした。 もう一度非礼を詫びて退席の許しをもらい、部屋の入り口に向かう。 そんな僕の前に、黄色い髪の子が回り込んだ。 「あ、帰るの? ねえねえ、その前にここで美味しいもの何があるか教えてくれないかな? あたし達この部屋で待機しててあんま出歩けないからさ」 「はあ」 この子もこの子で前後の脈絡を気にしない人だなあ……。 とりあえず名物の饅頭と馴染みの調理師さんのオススメをいくつか教えると、 黄色い髪の子はにひひと笑ってお礼を言った。 「うちの奴にありがとう。さっきも言ったが人探しをしてるのは内密なんで黙っておいてくれよ」 「はい……あの」 「なんだ?」 「もしかするとなんですが、またここへ来てもいいですか?」 「! ……構わないんだが、いつチェックアウトするかわからないからな。 正直なんともいえない」 「そうですか」 とはいえもし彼らの探し人が予想通りなら、チャンスを逃す心配は無い。 不思議そうにする男性に改めて非礼を詫びると、僕はその部屋を後にした。 バレッタさんを探さなきゃ。 × × たくさんの洗濯物が干されている洗い場を歩く。 「あ」 「……ん」 さっきはあれほど走り回っても見つからなかったというのに、 僕はあっさり彼女と出くわした。 「バレッタさん」 「なんだ……コレルか」 「なんだとはひどいな」 肩をすくめながら近付くと、彼女はあいまいな返事をしてつま先で地面を叩いた。 「……」 さて。 どうしてさっきは逃げ出したりしたのか…… そんなことも聞きたいけど、なんだか言い出しづらい。 と、彼女が顔を上げる。 僕はずっとバレッタさんを見ていたので、当然目が合った。 「……何よ」 「何って」 地面をとんとんとつつきながら、目を逸らすように彼女は言う。 「何か言いたいことでもあるんじゃないの」 ――さっきは逃げ出してごめんね! 気恥ずかしいからそっちから話を振ってくれると嬉しいな! そろそろ短くない付き合いなのでこの程度の脳内翻訳は余裕だ。 まあ妄想補正を抜きにしても大体あってる、と思う。 「バレッタさん、これは僕の勝手な考えで大きなお世話かもしれないけど」 「うん」 「さっきここに来た人たちが、ネバンプレスから来たみたいだった。 帰る手助けをしてくれるように相談にいったほうがいいんじゃないかな」 「……そうね」 「……」 「分かってはいるんだけどね」 くしゃりと自分の髪を握って、彼女は言葉を切った。 そうすべきだと分かっているのに、何かそれがはばかられるような事情があるのが窺える。 「行き辛い理由があるんだ?」 「……」 「それでも、行ったほうがいいと思う」 「分かってるってば」 「話してみた限りでは、悪い人たちじゃ無いと思うよ?」 「っ!? ちょっと、話してきたの!?」 「う、うん」 先ほど話してきた彼らのことを言葉の端に乗せた途端、 かみつくように彼女が問いただしてくる。 「何勝手に……!」 「あ、バレッタさんのことは話してないけど」 「……どういうこと?」 「本人の許可なく勝手に相談に行くのはなんか違うと思って。 いつまでここにいるのか聞いてきただけだよ」 「……そう。つまり私のことは向こうは気づいてないのね? で、いつまでいるって?」 「未定だってさ。あと、人探しをしてるとも」 「! 人探し……」 その言葉にバレッタさんが反応した。 そんな彼女にもう一押しを加える方法は無いものか考える。 「その、さ。行きたくないってのは分からないでもないんだ」 「え?」 「ハントマンの……それもカザンじゃなくてネバンプレス。 ところに身の振り方を相談するのは勇気がいるってのは凄くよく分かるんだけど」 「……」 「ただ、何もしなかったせいで、後で悔やむ事になるんじゃないかって心配なんだ。 相談した上で、今回は見送ることにするならそれはそれでいいと思うから」 「……あんた」 「え? ……って、あ! ネバンのハントマンに相談するのが心配ってのは、 ハントマンの方に比重があったのであってネバンプレスの人がって意味じゃないよ!?」 「……………」 どうしたわけだか黙ってしまったバレッタさんは、髪をくしゃくしゃと掻くと 呆れたようにため息を一つついて言った。 「……違うわよ」 「へ?」 「別にハントマンだからとか、 そんなこと心配してたんじゃないわ」 「そう……なの?」 「そうよ。まったくあんたはちょっとずれた所で気を回すんだから」 そうなのか? とじゃあどうして?という二つの疑問がぐるぐると頭の中を回る。 そんな僕の様子を見てとったのか、彼女は 「まあ、そういうわけだから……これは私の問題で、 自分でどうにかしなきゃだめなの。だから放っておいて」 「……でもさ」 「うるさい、わかってる」 「自分で解決したいのはわかったけど、でも、僕たちにできることは」 「わかってるって、言ってるでしょ!? ……あっ」 とうとう声を荒げたられ、僕は驚いて黙りこんだ。 そして彼女は、はっとしたようになって急速に静かになる。 「……ご、ごめん」 「ううん、僕のほうが悪かった」 やってしまった。 いつになったら僕は、彼女の触れてほしくない部分に踏み込まないようになるんだろうか。 バレッタさんは自分の行いを反省しているようだが、今のは確実に僕が悪い。 「本当にごめん。力になりたかったんだ」 「あの、ええと」 「悪かったよ……もう、行くね?」 「ちょ、ちょっと!」 「?」 「今のはその、私も悪かったというか」 「ううん」 「……」 お互いに気まずくなって目をそらしあう。 これ以上いても仕方ないと思い、僕は彼女に背を向けた。 「じゃ、先に仕事に戻ってるよ」 「ちょっと……」 「行くね」 「……うん」 僕は歩きだす。 「……」 「……」 「……」 「――?」 「……」 「……………!」 ――もし。 もう一度彼女に振りかえっていれば、この後の展開は変わっていたかもしれない。 ここで振り返っていれば、あんなことにはならなかったのだ。 ここで。 ――会心の悪戯を思いついた彼女が、にわかにテンション有頂天で舞い上がる様子を見ていたなら。 × × 「待って」 呼び止められて僕は足を止めた。 「……?」 振り向けば、彼女は俯いて思いつめた表情を浮かべている。 「――本当のこと、言うわ」 「……」 気づけば足が勝手に動き、僕はバレッタさんのそばへ戻っていた。 「あのね」 「うん」 「いまここに来ているルシェの人たち。 あれは、ハントマンじゃないの」 「……そうなの?」 じゃああの人たちは何なのか、と それがこの話に何の関係が、という二つの疑問を浮かべて 僕は彼女が次の言葉を言うのを待つ。 「あれは、ネバン軍の特殊部隊」 「特……」 「彼らは、私を探しに来たの。だけど、私は見つかりたくなくて、 逃げ回っているの。ここに隠れている」 「どうして? 探しに来てくれたんだよね?」 「……」 やっと、僕は彼らのあの異様な雰囲気の理由を理解していた。 表面はどこにでもいるハントマンに見えるが、ふとした瞬間に感じたあの雰囲気。 あれは、闇の世界で生きる者の匂いだ。 そんな相手によくすんなり帰ってこられたものだと思いつつ、 僕は不吉な予感を抱く。 彼らはバレッタさんを探しに来たと言った。 それならどうして彼女は隠れている? どうして隠れる必要がある? 「コレル」 彼女は笑っていた。 今にも泣き出しそうな声だった。 「前、私がネバンのソルジャーだってわかった時、こう聞いたよね」 「……」 「人を撃ったことは、あるかって」 「バレッタさ」 「あれは本当は……嘘」 頭をひどく殴られたような衝撃が走った。 彼女の背負っていたものは、それほど大きかった。 その告白の重みに僕がすくんで動けなくなっている間にも、 彼女はぽつぽつと言葉を続けていく。 「本当につまらないことだったの。 皆が耐えていたことに、私だけが耐えなかった。 勘違いして、下らないプライドなんかにとらわれなければよかったのに」 「……」 辛そうに頭を振って、彼女は過去を悔いるように言った。 僕はただ、何も言うことができずにいる。 「撃つつもりなんかじゃなかった。たまたま訓練の終わりで、銃を持ってた。 そんなときにあいつが……」 「バレッタさん」 「口論になって、で、でも、その日私は気が立っていて。 とうとう耐えられなくなって罵倒し返して、言ってはいけないことまで言ってしまって、 あいつは激昂して、そして、そしてあの時、」 「バレッタさん、もういいよ」 「身の危険で頭がいっぱいだった。庇ってくれた友達もあのままやられたら死んでしまうと思って、 あいつがまた私に向かってきたとき、手元にあったものをとっさに私は、私は……………!!」 「バレッタさん!」 思わず肩を掴んで強く揺すると、ようやく彼女は喋るのをやめた。 あまりに痛々しい様子に思わず緊迫感さえ覚えて僕は彼女の様子を窺う。 「……大丈夫」 ほどなく彼女はそう言って顔を上げた。 やっぱり、泣きそうな儚い笑顔だった。 「それで、逃げてきたの。 とにかく逃げだしたくて、気づいたら何も持たずに船に乗ってた。 ……ふふ、あの直後のことは記憶が混乱してて、 心身喪失に近い状態のまま逃げ出したのにどうしてだか 正確なルートを選んでこんな世界の裏側まで来れたんだから不思議なもんね」 自嘲するように彼女は言う。 「……相手のほうは?」 「わからない。命に別条はなかったと聞いたような気がしたけど…… 自分に都合のいいかもしれない」 「そう……」 それ以上僕は何を言えばいいのか分からなかった。 平和に生きてきた僕にはそんな重い話を受け止められる器が無かったからだ。 彼女がこれだけ苦しんでいるのに何も言えない。……僕はなんて情けない男なんだろう。 先に口を開いたのも、やっぱり彼女だった。 「……ありがとう」 「え?」 「逃げ出して、嘘をついたままのうのうと暮らしてて……ずっと重石を背負ったみたいだった。 でも、あんたのおかげで、やっと向き合えた」 「そんな、僕は何も出来なくて……」 「違う。あんたは信用できるわ。国も、信条も、何もかも違うのに分かり合おうとしてくれた。 だから私も、自分のやったことを考えられるようになった……」 僕を制するように、彼女は言った。 「……だから行くわ、彼らのところに」 「!」 「やっと肩の荷が下りた……これで、私は自分がやったことと向き合える」 「そんな、バレッタさん」 「逃げちゃいけないの、分かるでしょ?」 「……」 分かっている。 それが彼女にとって前に進むために必要なのだと言うことも。 だけど。 「……行かないでよ」 たぶん僕はここまでの話でかなり普通ではない状態になっていたのだと思う。 いつもなら心の中で渦巻いてもとても言葉に出せないようなことさえ、 あっさりと僕は口に出してしまった。 「ここはアイゼン領だし……どうしても戻って、償わなくちゃいけないことでも ないじゃないか。ここにいようよ」 彼女は少しだけ驚いたふうをして、そして穏やかに言葉を続ける。 「……あんたでも、そんなことを言うのね。 びっくりしちゃった、……あんた自分にも他人にも、真面目なところがあるもの。 だけど、だめよ。同胞を撃ったということは、とてもとても大きなことだから」 「でも」 「ここに来るまで、私はネバンの中の、さらにその中の狭い部分しか見てなかった。 だけどあんたはまっすぐに自分の考えをぶつけてきて、その上で分かり合うとしてくれた。 お互いの常識をぶつけ合ったり、理解しようとしたり…… そのおかげで、自分の狭さが分かった。今ならネバンの教えも正しく理解できる。 だから、戻らないといけないのよ」 「でも!」 「ね、分かって。 こんなふうに考えを変えられたのはほとんどあんたのおかげなの。 本当に感謝してる。 ……だから、見送って?」 微笑みながらバレッタさんがそう言う。 だけどすぐにその表情は歪んで、俯いて震えだしてしまう。 そして、 「……っ」 「……」 「ぶふっ………! なーんちゃっ「でも僕は、君が好きなんだ!!! ………………えっ?」 へっ?」 ……………。 顔にものすごい量の血液が集まるのが分かった。 そして彼女は、真っ赤になりながら真っ青になるという器用なことをやっている。 そして、 「……えっ?」 「っ……」 疾風のように彼女は逃げ去った。 ……これまで見た中で一番早い逃走だった。 × × 後に残された僕は呆然とするしか出来なかった。 え? え? えーと。 「……どうすんだこれ」 僕はそう呟いた。
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/2261.html
笑っていいとも!2006春の祭典SP(2006.10.08) A枠1'30″…NISSAN(日産自動車) 1'00″…SHARP、花王、アサヒビール 0'30″…アサヒ飲料、Orico、タケダ(武田薬品) B枠1'30″…HONDA 1'00″…アース製薬、NTT東日本・NTT西日本 0'30″…キリンビバレッジ、KIRIN(キリンビール)、JT、ミサワホーム、新日本石油 前半枠ヒッチハイク0'30″…SUBARU
https://w.atwiki.jp/smoksang2/pages/149.html
勝つためにはそれが一番いいと思っただけだ 25話にて、倉間の格言。 全文は「勘違いすんな、勝つためにはそれが一番いいと思っただけだ。」 白恋中の必殺タクティクス絶対障壁を破るためのキーマンとして真っ先に天馬と剣城を挙げ、 自分はFWでありながら囮になるという形を提案、俺を認めてくれたんだと言わんばかりの天馬に言い放った。 言うまでもなくツンデレ。
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/1641.html
どうなるんだろう -- (ビクティニ) 2011-05-10 19 03 40 ヤミカラス:湯バード -- (名無しさん) 2011-07-22 08 03 17 カオナシはマルノームでもいいんじゃない? -- (名無しさん) 2011-08-19 12 57 28 カイリキーorツンベアー 千尋のお父さん ベロベルトorタブンネ 千尋のお母さん -- (名無しさん) 2013-01-13 13 36 00 草案 ミミロップ:リン 性格いじっぱり。個性きがつよい ドクロッグ×3:父役、兄役、番台蛙 アチャモ:オオトリ様 -- (ユリス) 2013-01-13 14 09 04 イーブイとハクリューの神隠し -- (名無しさん) 2014-01-03 21 36 18 草案 ゴース:ススワタリ 黒い球体と言えば ポロックorポフィン必携 ユキノオー:おしらさま メブキジカ:牛鬼 オニゴーリ:おなま様 タイプはみず・ドラゴンで -- (ユリス) 2014-11-24 08 56 44 父さんはエンブオーで母さんはブービック -- (名無しさん) 2014-12-15 23 25 01 千尋の技構成を考えてみました。 千尋 イーブイ 性格:ひかえめorゆうかん 個性:かんがえごとがおおい 持ち物:あかいいと(ヘアゴム)orにがいきのみ(ニガダンゴ) 技:ほしがる(ここで働かせてください!)、まもる(ハクを)、メロメロ、ふみつけ(ハクの体内にいた虫を) -- (ユリス) 2014-12-16 07 14 37 クチート :荻野千尋 ヘアスタイル重視 バリヤード:リン 色から ともに、銭湯の内装がクノエジムに似ている(マーシュの手持ち) オニゴーリ:荻野悠子 使い手のプリムに似ている -- (名無しさん) 2016-06-30 18 00 04 マフォクシー:銭婆 -- (名無しさん) 2016-10-09 21 04 55 サンムーン解禁後 ニャビー:千尋 ジジーロン:ハク -- (ユリス) 2016-10-09 21 11 05 草案 ミロカロス:名のある川の神 -- (ユリス) 2016-10-09 22 23 51 千尋はイーブイからニンフィアに変更をお願いします m(__)m -- (オクタPON) 2017-01-20 21 12 21 カオナシはアクジキングでも合いそう。 -- (ユリス) 2017-01-20 23 32 02 キュウコンorゾロアーク:リン -- (名無しさん) 2017-08-05 18 49 22 草案 コラッタ:坊ネズミ -- (ユリス) 2017-08-10 18 50 23 千尋の項目にニューラやミズゴロウなど変わるが荒らしにあってるのでしょうか? -- (名無しさん) 2018-11-23 17 23 14 ↑そのようみたいですね。修正しときました -- (名無しさん) 2018-11-23 18 30 25 ベイリーフ:千尋 ゲコガシラ:ハク ゴーリキー:坊と頭 クロバット:ハエドリ レアコイル:頭 -- ((たかひ) 2018-12-30 15 29 52 カイリキー:釜爺 腕が多い -- (名無しさん) 2018-12-31 15 35 47 草案 場所 フエンタウン:不思議の町 -- (ユリス) 2018-12-31 15 59 08 フォッコ:千尋 -- (ssxs) 2019-03-03 20 52 31 ユキメノコ:銭婆 -- (dざd) 2019-04-14 10 34 28 草案 場所 森の洋館orストレンジャーハウス:湯婆婆の屋敷 -- (ユリス) 2019-04-14 18 36 45 カポエラーorケロマツ 青蛙 -- (frf) 2019-04-27 19 54 09 サマヨール⇒ギャラドス:川の神 ハハコモリorサーナイト:父役 コマタナ:兄役 ミズゴロウ:千尋 エイパム⇔ギャラドス:ハク パチリス:女人達A -- (名無しさん) 2019-04-28 21 58 06 ジュゴン:オシラ様 マネネ:ピエロのぬいぐるみ デリバード:サンタのプレゼント アイテムのおにぎり:ハクのおにぎり ネイティオ:銭婆 アイテムのかみどめ:銭婆のかみどめ -- (名無しさん) 2019-05-10 22 02 59 草案 キャタピー:ハンコについてた変な虫 -- (名無しさん) 2019-09-08 10 26 14 アママイコ:千尋 エリキテル:ハク -- (じゅき) 2019-10-07 20 26 22 キャラクター ミズゴロウ 荻野千尋 エイパム ハク アクジキング 釜爺 ゲッコウガ 青蛙 食べ物・道具 フリージオ ハクのおにぎり リグレー お札 -- (やなかさ) 2019-10-25 18 24 34 ヒバニー:千尋 メッソン:ハク マホイップ:リン ワンパチ:坊 -- (名無しさん) 2019-11-22 18 19 33 ネイティ:千尋 -- (名無しさん) 2019-11-30 00 38 53 ソードシールド ムゲンダイナ:釜爺 オーロンゲ:カオナシ 巨大化形態はキョダイマックスの姿で再現。 ギモー:銭婆 分類名「しょうわるポケモン」から -- (ユリス) 2019-12-08 19 05 37 マタドガス(ガラルのすがた):湯婆婆 使い手のポプラと雰囲気が似ている。 -- (名無しさん) 2019-12-08 19 16 58 エースバーン:リン インテレオン:ハク -- (名無しさん) 2019-12-22 15 12 59 サルノリ:坊 -- (名無しさん) 2019-12-25 22 40 49 キルリア:千尋 -- (名無しさん) 2019-12-31 21 51 07 追加 ソードシールド タンドン:ススワタリ -- (ユリス) 2020-03-15 14 56 00 フラエッテ:荻野千尋 メガヤンマ:リン ニューラ:ハク -- (名無しさん) 2020-06-15 20 54 33 草案 推奨オシャボ 萩野千尋:ラブラブボール 湯婆婆:ダークボール ハク:ネストボール -- (ユリス) 2020-06-20 23 16 51 ラティオス:ハク -- (ロケット・ガチャット) 2021-02-15 20 04 43 エイパム:ハク -- (ロケット・ガチャット) 2021-06-05 07 48 38 草案 主題歌 エンディングテーマ ムゲンダイナ:いつも何度でも -- (ユリス) 2021-06-05 11 03 13 登場人物 ジメレオン:青蛙 -- (ロケット・ガチャット) 2021-06-23 00 37 01 マグマラシ:ハク -- (ロケット・ガチャット) 2021-07-06 00 04 34 マンムー:父役 カブトプス:兄役 -- (ロケット・ガチャット) 2022-01-25 01 01 14 スカンプー 千尋 パフュートン♂orスカタンク 千尋の父 パフュートン♀or ブニャット 千尋の母 エースバーン ハク -- (mimitan) 2023-07-07 20 59 35 草案 チャーレム:荻野千尋 -- (ニャンちゅう) 2023-07-12 20 18 22 登場人物 テールナー:リン -- (ロケット・ガチャット) 2024-01-05 22 05 16 登場人物 ニョロゾorハハコモリ:リン -- (ロケット・ガチャット) 2024-01-05 22 08 03 登場人物 ハスブレロ:青蛙 -- (ロケット・ガチャット) 2024-01-13 01 11 37 登場人物 ベイリーフ:リン -- (ロケット・ガチャット) 2024-01-23 21 54 39 ランターン:ハク -- (ロケット・ガチャット) 2024-02-27 21 05 20 川の神様:ルギア -- (ロケット・ガチャット) 2024-05-11 20 21 56
https://w.atwiki.jp/tokimekicn/pages/1531.html
CATCH UP DERAM/それがあなたのいいところ 丹下桜的单曲小碟。 本CD的名称源自其中的两首曲目。 CD信息 CATCH UP DERAM/それがあなたのいいところ 发售时间 1998年3月27日 发售方 科乐美 销售方 King Record 主要演唱者 丹下桜 CD编号 KIDA 7640 售价 1020日元 曲目信息 CATCH UP DERAM それがあなたのいいところ CATCH UP DERAM(Karaoke) それがあなたのいいところ(Karaoke) 简介 それがあなたのいいところ是彩之爱歌中使用的插入曲,籍此本CD才与心跳回忆系列建立了一点点联系。 相关页面 CD目录 音乐
https://w.atwiki.jp/futbolte_2/pages/21.html
選択肢 投票 FW2-MF1-DF1 (38) FW1-MF2-DF1 (174) FW1-MF1-DF2 (41) FW2-DF2 (40) てst -- てst (2011-03-30 17 34 31) FW4は4人ともハーフラインより敵側にいる状態なんですか?? -- 名無しさん (2011-03-30 20 56 58) ところでいまさらなんですがFWってなんですか。。 -- ね’ω’す (2011-03-30 23 03 15) DF4などの物は削除してもよろしいでしょうか? -- 管理人☾ (2011-03-30 23 11 24) ぶっちゃけDFもなぞ -- ね’ω’す (2011-03-30 23 34 21) 削除。 -- 名無しさん (2011-03-31 00 29 07) 仕様変更。 -- 名無しさん (2011-03-31 00 36 13) だれかがけしたけいせきがあるけどいいのこれ? -- ね’ω’す (2011-03-31 01 17 29) 俺です。大丈夫です -- 管理人☾ (2011-03-31 01 24 00) じゃおやすみ -- ね’ω’す (2011-03-31 03 34 24) これ、チームポジションでなくて「フォーメーション」が一般的ではないでしょうか。 -- 名無しさん (2011-03-31 12 01 10) そうですね 恥ずかしいのですぐ修正させていただきます・・・ -- 管理人☾ (2011-03-31 12 31 19) いつもは、FW2-DF2ですが今回はFW1-MF2-DF1にしました。 -- 【黒紅】白虎 (2011-04-04 12 21 35) FW2-DF2はばくだん -- ね’ω’す (2011-04-04 18 40 09) これは敵がどのフォーメーションの時の判断をすればいいの? -- 名無しさん (2011-04-06 11 03 02) >ねす ばくだん? 1What? -- 【黒紅】白虎 (2011-04-06 13 55 55) 1関係ない! -- 【黒紅】白虎 (2011-04-06 13 56 19) おれはわからんけどしゅびはまんまーくがきほんだからこうげきじやりすたーとじでいいとおもう -- ね’ω’す (2011-04-06 21 40 48) MFがサイド上手く使ってるフォーメーションが好きだわ -- 荒木 (2011-07-11 13 16 36) DFは1枚が一番やりやすい。 -- ハーフナーマイク(柴崎岳) (2012-01-07 14 54 10) 俺はトータルフットボール派だな。 -- NICO (2012-02-04 00 21 56) フォーメーションなんか考えてる暇があんなら仕事か勉強をしたほうがいいよ。 -- 石油王様 (2012-09-25 22 56 54) http //www45.atwiki.jp/futbolte_2/m/pages/1.html?PHPSESSID=a0d61e7dea6b5c869fd1a9ddb07daabf?guid=on -- axa (2012-10-17 13 25 44) 流動的にダイアモンドを作るに限る -- 名無しさん (2012-10-19 17 40 18) ↑ここにバカがいる -- 名無しさん (2012-10-22 18 39 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wanganteamsy/pages/27.html
CN ★かいと★ 車種 エボⅧ ランク B? 撃墜数 160