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33 ID 54r8GtGS0 主よ……私を使ってください。 主よ……私を見てください。 主よ……私を求めてください。 私は、主の為なら何でもします。 だから……私をステナイデ。 男「おーい。ミュウツー?」 M「ん? あぁ、なんだ? 主」 男「んにゃ、なんかミュウツーがボケッとしてたからさ」 M「すまなんだな……特に問題は無い」 男「そう? それならいいんだ」 主よ。私は貴方の笑顔を見ていたい。 主よ。叶う事ならその笑顔を私一人に向けて欲しい。 主が、総てのポケモンを平等に愛する事は重々承知している。 だけど……叶う事なら…… 私だけを……ミテクダサイ。 ヤンデレってこうですか? わかりません(´・ω・`) 34 ID qFt4OfPfO フシ「あはは、んで?」 リザ「それがな、…ん?ミュウツーじゃないか。こっちに混ざらないか?」 ミ「ふん、低俗なやつらのそばにいると頭痛がする質でな」 スタスタ リザ「相変わらずだな。」 フシ「まったくだ…、あ、いいこと思い着いたwそれいけ手りゅう弾ww目標!ミュウツー」 ぽんっ! ブイ「きゅう?」 とてとて ミ「ん?なんだ家畜もどきが」 ブイ「きゅうう…」 ミ「あっちへいけ。そら」 ミュウツーはイーブイをつまんでぽいした。 ぽて… ブイ「きゅっ!…きゅっき…ぴーーーーーーー!!」 ミ「うわっわっわっ!主に聞こえるっ;黙れ黙れ!あー、もうこれだからこのチビは!!よーしよしよし;」 リザ、フシ「www」 終わり 42 ID jutAJQX4O 記憶喪失ネタってさ、 M「私は誰だ…何故…此処に居る…?」 主「お前はミュウツー。お前が此処に居たいと願ったから、お前に傍に居てほしいと俺が願ったから此処に居る。」 M「…やめろ」 主「…ミュウツー。」 M「その名で私を呼ぶな…!!」 『ミュウツー』 M「くっ…頭が…」 『大好きだよ』 主「大丈夫か!?ミュ…」 M「…主…?」 主「(思い出した…のか…?)」M「主…!主…!!」 主「…お帰り、ミュウツー。」 無条件に切ないよな。保守。 192 ID Vj2NXWz50 男「今夜は冷えるなぁ。こんなところで野宿か。ミュウツー、風邪引くなよ」 M「はい、私は大丈夫です。それより主の方こそ風邪を引かないか心配です」 これはチャンス、わわわわ私と主が寄り添って、寝る格好の口実…フフ、フハハハッハハハッハハ!!!! M「なので主、ここ、k、こ今夜は私がそ、そ添いn」 男「あ、そうだ!出て来い!!リザードン!!!」 リザードン、ボールから出てくる。 男「これで寒くないだろ!!!」 クソッ!!女蜥蜴めええええsrでtfひゅんhjfjbなbふぁf 私と主の至福のときをfgshjkbhgんjkl 主は私を気遣ってこの糞蜥蜴呼んだはずdけどだけdおおおおおおおおおおおおおお なんか違う気が… 257 ID mlcK/Zg60 気がついた時、私はベッドの上にいた。 潰したはずの目は何事もなかったかのように機能している。天井は青いタイルで埋まり、 窓からは淡い陽光となだらかな風が注ぐ。少し遅れて雑多な薬品の匂いを感覚する。私は、 自分のいる場所が何処なのかを知る。 静寂に包まれた病室の中で、自身の腕を眼前に持ち上げた。 白い。 雪のように。 主が褒めてくれた、綺麗だと言ってくれた白色の肌。一寸の曇りさえも拒絶する私の、 白い肌。 ハハから継いだモノ。 私はそれを凝視する。細心の注意を払って確認作業を行なう。それはたしかに白く、 何処にも汚れた形跡はない。汚れてはいない。 眺めているうちに、ふと思いつく。その思い付きを、私は実行する。少しだけ腕が震えているのは、 完全に回復しきっていないからだろう。そうでなければならない。 舌先で、左手の甲をつうぅと舐めてみる。主の味がした。たしかな安堵を覚える。 錆びた鉄のざらついた味とは、大きくかけ離れていた。嘘をついている時の味でも、ない。 259 ID mlcK/Zg60 257の続き 上半身を起こす。この病室には誰もいない。感覚で知っていることだ。しかしそれでも、 私は視線を巡らせて周囲の様子を探った。そして二つの事実を明確なものとして受け取る。 静謐な空間であるこの病室には誰もいない。エスパーの力は何事もなかったかのように機能している。 それはどちらも「やはり」と形容できる事実だった。 私はミュウツーであり、ミュウツーとは最強のポケモンである。 最強に、その体の機能に、死は存在しない。どんなことをしても、細胞レベルで瞬時に復元してしまうからだ。 故にその機能が停止することはなく、したがって死も存在しない。 私は、未来永劫に渡って、私のままだ。 そのように造ラレタ存ザイ。罪ノ子は、エイエんニその罪悪ヲ背負い続けル。 突きつけられる現実に、私は沈む。身体を支えるはずのベッドがグニャリと歪み、 どこまでも堕ちていく感覚を味わう。 持ち上げていた腕を落とし、顔を覆う。 暗転する視界の中で、小さく言葉を発した。 「……あるじ」 反応する者のない病室の中で、私は再び眠りに落ちる。 今回はここまで。 ホント生殺しでスマン。 485 ID eH27deGaO 主よ私を見てください。 主よ 主よ 主よ 主よ ワタサヲ ミテ クダサイ 492 ID vTD9lPXX0 ミュウ(以下1)「はぅー。マスターさんは相変らずカッコキモカワイイですー」 主「キモいのか? なあ、俺キモイのか?」 1「夜な夜なツーちゃんとギシギシしてればそりゃあもうキモいですよー。あ、でもでもー、カッコイイのはホントですよー?」 主「目が笑ってないぞお前……」 1「そりゃあもうー。私の大事な大事な大事な大事なツーちゃんを誑し込んでくれやがったでございますからー」 主「ちょ、ちょっとまて? なんか俺の身体浮いてるぜ? 凄い勢いで浮いてるぜ?」 1「ちょっぴり無重力になってるだけですよー?」 主「イヤァァァァ! 目が、目が鋭い! 助けてくれミュウツー!!」 M「主、なにご……あ、主っ!? 母さん主に何をっ!?」 1「チッ……えーと、主さんが空を自由に飛びタイガーって言ってたからついー」 M「そ、そうだったのか。主、ソレぐらいの事なら私に言ってください。さ、行きましょう! ぱらいそさイクだ!!」 主「ぎゃあああああああああ!? た、たす、助けてくれーーー! だーれかぁーー!!」 1「……ふえええん、ツーちゃんが私の知らないところで大人になっていきますー!」 1「はぁー……親の心子知らずとはこの事ですー」 ラッキー「……そうですよね……私の赤ちゃんなんて……毎回毎回どこかに……」 1「……よしよし……泣いちゃ駄目ですよー……はぁ」 ミルタンク「私なんて毎朝搾乳されてます……どんな特殊プレイかって話ですよ……」 1「わかりましたっ。今夜はとことん飲んじゃいましょうー!」 ラ「はいっ! あ、で、でも私はお腹の子に悪いから……え、えっと、牛乳で」 ミ「何で私の乳を見ますか?」 主「……寒い」 M「ほら、主。ペンギンがいますよ」 主「……」 M「あ、主……こ、こんなに固くなって……ハァハァ。わかりました。では二人だけの愛の巣を作りましょう。子供は4匹がいいと思います。 明るく楽しいフヒッ、アハハハハハハハはハハはアッはアハハハハアッはアハハハッははははあははははははははははははははははあはははは」 主「だ、れか……」 (´・ω・`)おもいっくそスレチだったかもしんね 497 ID qonZH4480 主が女の子・・・に触発されて書いてみた 主、主のことは私が護ります 「ねぇミュウツー。この服みて、どう?似合うかな」 「ええ、とってもお似合いです」 「へへ、ありがと♪」 主がくるりとその場でターンをする短めのワンピースのスカートがひらりと舞い 思わず見てはいけないものまで見えそうになる 「あ、主、あまりそういう事は・・・」 「ん?気に入らないかな?やっぱり僕にスカートは似合わない・・・?」 私より身長の高いはずの主が上目遣いで聞いてくる 普段はパンツスタイルの多い主の事だきっと自分が女の子らしくないと思っているのだろう 「そんな事はありません、本当にお似合いです。その・・と、とても可愛らしい・・・です」 「そ、そうかな、やだ、真面目な顔しないでよ、照れちゃうじゃんか・・・ううーー着替えてくる」 「あ、主!!」 再び戻ってきた時、主はいつものパンツスタイルだった 少し残念な気もしたがまぁ、あの格好で外に出たらきっと大変な事になっていただろう、 知っていますか?主?あなたに近づいてくる男が全員ナンパ目的だという事を 私がそういった男の、ゴミの処理に睡眠時間のの1/2を費やしているのを・・・あなたは知っていますか? ほら、あなたの足元にあるそのゴミ袋、踏まないでくださいね、血がでてきてしまいますから、きれいな足が汚れてしまいます。それに今回のは割と大変だったんですよ?名前はなんていいましたか確か・・・シゲル・・・・ 533 ID Q0uUdtVjO 携帯投下!と思ったらネタがかぶってしまったようだ、でもきにしない こんにちわ、ぼく、イーブイです 今日はミュウツーさんの一日を紹介したいと思います 午前六時 ミュウツーさんの朝はとても早いです 僕の目が覚めた時にはもう起きています、夜も僕が寝る時には起きているので本当に眠っているのか時々心配になります ミュウツーさんは僕の事を「犬」とか「ペット風情」とか呼びます 愛称というやつです仲良しの相手とは愛称で呼ぶものだとご主人様に教わりました きっとミュウツーさんは僕のことが好きなのです ご主人様は起きるとまず僕を散歩に連れて行ってくれます ミュウツーさんは朝ごはんの準備があるので一緒にはいけません でも「いってらっしゃい」をしてくれます今日もご主人様に「いってらっしゃい」といいながら僕の尻尾を踏んでくれました「行ってきますミュウツーさん」 続く?いや、おわり?・・・ 書いてるうちにアホの子になってしまったwごめんよイーブイ 538 ID Q0uUdtVjO こんにちわ、ぼく、イーブイです お散歩から帰ってきました。ご主人様は少し疲れてしまったよ うですが僕はまだまだ元気です。 お散歩から帰ってくるとまず朝ごはんです ミュウツーさんはまずご主人様にご飯をよそいます そして僕だけにはいつも“特別な”ご飯をだしてくれます 特別なご飯はとてもおいしくて、それが僕だけなのでとても嬉しくて 僕はいつもおかわりをしてしまいます でもその度にミュウツーさんは「チッこれでもダメか・・・」 といいますダメじゃないです。とてもおいしいですよ? リザードンお姉さんは「よく、そんなの食えるな」とか「うわ、今日のはまた一段とエグイな」とかいっています きっと羨ましいのです。 この特別なご飯をミュウツーお姉さんが初めてだしてくれた時 「イーブイばっかりずるい」とリザードンお姉さんが僕のご飯を横取りしてしまった事がありました でもその後リザードンお姉さんは「カライッテイウカイタイ!! !」とか分けの分からない事を喋りながら口から火を吹いて近くの森を全て燃やしてしまったのです それ以降僕のごはんを横取りする人はいなくなりました きっと「横取りよくない!」ってご主人様に怒られたのでしょう、ちょっとだけ可哀想だなと思いましたけど 僕はこのごはんが大好きなので、これからも横取りする人がいないといいなと思います。 ミュウツーさんいつもおいしいご飯をありがとう 続いてたまるか・・・ 保守がわりに没案を改良したもの。また夜にきます 576 ID ZnJeHqypO 【ヘルガーSS】 へ「ハッハァーッ!俺の総長に挑むなんざ3億光年はえーんだよ!」 本日もゼッコーチョー!3匹まとめてぶっ飛ばしてやったぜ! 総長にケンカ売ったてめえらがワリーんだ!一生そこでオネンネしてな!はっはっは! 総「ヘルガーお疲れ様」 へ「そおちょおおおおおおおえおお!!!! 見てくれたか!?俺のケンカっぷり!ご褒美くれ!ご褒美!ん~♪ほら!恥ずかしがんなって!」 総「ちょ・・・ははは;」 かぁーっ!ホントかわいい奴だぜ!俺の総長わ! キスひとつでこんな恥じらうたあ、たまらんばい! なんなら俺が総長を男から漢にしてやろうか?お?お? なんてな!はっはっは! とまあ、俺と総長がじゃれ合っていると――― ん? 総長の肩越しから白い悪魔がすげえ形相でこっちを睨めつけてやがる。 ケッ・・・またかよ。 人が楽しんでる最中に水さすような真似しやがって。 俺は一旦総長から離れて白い悪魔のほうにメンチ切りながら歩み寄ってやった。 578 ID ZnJeHqypO 576 へ「誰にガン飛ばしてんだコラ。しまいにゃてめえもぶっ飛ばすぞ?」 M「貴様、私の目の前で主とあのようなはしたないマネを・・・」 へ「総長はなあ!てめえだけのもんじゃねーんだよバーカ!」 M「そのゴミ袋のようなドス黒い汚れた体を真紅に染めてくれる」 俺は頭に血が上り、奴が言い終える前に飛び掛かろうと構えた瞬間――― 総「ケンカすんなって!仲間だろ?頼むから仲良くしてくれよ・・・」 総長が悲しそうな顔で言った。 この白悪魔は許せねえが、俺は渋々構えを解き へ「ケッ!今回は総長にめんじて許してやる!命拾いしたなあ!」 M「主・・・すまない・・・私はそんなつもりじゃ・・・」 また始まったよ。 それが総長の迷惑になるってのに気付かないのかねえ? まぁいいや。 とにかくこの白魔とはいつか決着つけてやる! そんで総長の愛は俺のもんだ! 総長待ってろよ・・・! 俺が必ず迎えに行くその時まで! おしまい 602 ID nkG5dSZq0 空気を読まずに投下 ダークライを引き取ってから二日目 あのゴミポケモンダークライは 主に心を開こうとせず、食事をしようともしないうえに、色々と世話をしてくれている主が近づくと怯え震え、主を困らせる なんという恩知らずだ なんという恩知らずだ。優しい主が貴様のようなゴミポケモンのために時間を割いているというのに 早く死んでくれないだろうか--- マ「俺ってそんなに怖いのかな?」 M「そんな事はありません。あの・・・ポケモンが勝手に怯えているだけです あんなポケモン、近くのポケモンセンターにでも預けて早く先を急ぎましょう」 マ「そういうわけにもいかないよ、あんな現場みせられて放っておくわけにもいかないだろ?」 主はなんと優しいのだろう、あんなゴミポケモンのために心を痛めておられる しかし、それにくらべてあのゴミはどうした事だ。主が近づくだけで怯え、震え。主の言葉に耳を貸そうともしない 昨日からずっと主はあのゴミにつきっきりだ もしこの状況があのゴミのためにあるのではなく、私のためにあるのだとしたらどんなに良いだろう ああ、忌々しい--- 622 ID jfhUpR8b0 入浴中 ミュウツー「これが、主の服・・今日一日の主の汗を吸いこんだ服・・主の匂いが浸みこんだ服 ・・・ハッ!何を考えているんだ私は、こんなとこ主に見られたら嫌われちゃう・・・ でも、今はお風呂だし・・ちょっとくらいなら・・いいよね・・スンスン、クンクン・・ ハァハァハァ・・主の匂いがする。主の匂いがするよォ・・」 ガラッ 主「ミュウツー、次風呂はいr・・って何してるの?」 ミュウツー「あ・・主!!!!(どうしよう、どうしよう?嫌われちゃう嫌われちゃう もうこれしかない!)主、ごめんなさい」 ミュウツーのフラッシュ、主のめをくらませた 主「目がっ・・・・目がーーーーーッ!!」 ジタバタ ゴンッ バタッ 主「う・・うーん、あれどうして僕ベットで寝てるんだ?」 ミュウツー「しっかりしてください、主。私を呼びに来た時に、のぼせてて倒れ たんじゃないですか。」 主「そうだったかな?なんか、ミュウツーが僕の服に顔をうずめて悶えてて 話しかけたら、いきなりフラッシュかまされた気がするんだけど?」 ミュウツー「なっ・・そ、そんな訳無いでしょう。主は、私がそんなへ、変態の様なことを するとでも思っているんですか?」 主「そうだよね、ミュウツーがそんなことするはずないよね。ごめんね、変なこと言って」 ミュウツー「別に、気にしていませんから」(痛い、心が痛い主、ごめんなさいごめんなさいこんな変態ポケモンでごめんなさい) うん、今日ラピュタがあるのを思い出してやりたくなったんだ。後悔している 668 ID kkG8o6RN0 ヘルガー「おい!ちょっとあそこ行ってみようぜ」 イーブイ「え?でもマスターがまだ寝てるのに・・・」 ヘルガー「ちょっとぐらい大丈夫だって!ほら早く!」 イーブイ「あーもうー」 リザードン「グオオォォォ・・・」 ヘルガー&イーブイ「わ!?」 リザードン「zzzz・・・・・」 ヘルガー「いびきか・・・相変わらず豪快なやつだぜ・・・ほら行くぞ」 イーブイ「う、うん」 ミュウツー(そのまま帰ってこなければいいものを) みたいなの思い浮かんだ 673 ID /EMqiucj0 主、ここは主と私のために立てられたスレッドだ まとめはここにある http //www34.atwiki.jp/yanderemewtwo/ これ以前のスレッドはこちらだ http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181655258/ 関連するスレッドなど必要ない私がいるのだからな どうだ?いいところだろう?主と私だけの世界だ・・・主? な、どうした主?このスレに書き込んでいかないのか 他のスレに行く?ちょ、ちょっとまってくれ、主の側には私がいるだろう、最強のポケモンである私が。 他のスレなど見る必要はない、頼む行かないでくれ、待って・・・イヤダ待って! イヤダ行かないでイヤダ行かないで捨てないで捨てないでイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ!!!!! なんでもしますなんでもしますなんでもします!主のためならなんでも、だから落とさないで!このスレを落とさないで!! 今帰宅 衝動的にテンプレっぽく書いてみた、今は反省はしている 675 ID Vj2NXWz50 男「今日でカメックスがいなくなってから一年か…。なにしてるんだ…。あいつ」 M「kカメックスですか?!……ゴホンゴホン!!き、きっとどこかでのんびり暮らしていますよ」 男「そうだといいけどな。他のポケモンに襲われたりしてないかな?」 M「だ、だ大丈夫ですよ。仮にも、主と旅をしていたポケモンですよ?!そんじょそこらの野生ポケモンにやられたりなんて…あり得ませんよ」 主「そ、そうだよな…。大丈夫だよな!」 M「そうです。それに、主にはわ、私がいます!!寂しくなんてさせません!!!」 主「ミュウツー…」 M「主…」 (主、ごめんなさい。そしてカメックスごめんなs…まぁいいか) 873 ID BJsJ2LGP0 私は母の顔を見たことがない。家族という概念を知らなかった。いつも私の周りにいたのは、白衣を着た大勢のニンゲンたち その頃の事は、よく覚えていない。洞窟に逃げてきてからも曖昧な記憶しかない……、だが、それも今となってはどうでもよかった。 それらのことは、「これまで」で、あなたが私の主となったその時からの、「これから」があれば……、私の「生」はその時、始まったのです あなたと生きたい、あなたと語りたい、あなたと笑いたい、あなたの声が聞きたい、あなたの肌に触れたい、あなたの心の中にいたい、あなたを愛していたい、あなたに…… あなたに愛されたい ニンゲンであるあなたを愛する私は……、壊れているのでしょうか いや、壊れていてもかまわない。私はこの気持ちをなくしたくない でも気づいて欲しい。あなたが他のポケモンを見ている時、あなたが他の女と笑っている時、狂いそうな私に気づいてください わたしはいつでも……主、あなたを見つめていますから 966 ID Cx0TV0CfO 此処はどこだ? 真っ暗な世界 窮屈だ 身動きひとつとれない かなしばり?何が起きている?わからない 声が聞こえる 私は此処に居る 助けてくれ ひとりは嫌だ しかし強大な力の前に屈してしまう 嫌だ 私は 私は わ… 不覚にもそこで私の意識は途絶えた 975 ID Cx0TV0CfO 966続き 目覚めた時 まだ私は暗闇に居た 3本の指 尻尾 まだ少し痺れる 水の流れ音が聞こえる 少しだが元気がでる 全く 寝込みを襲われるとは迂闊だった 普段は硬派で通る私もあの時ばかりは浮かれていた 反省ばかりしていても仕方ない 咆哮とともに「闇」を撃ち破った …見知らぬ洞窟だな 待っていてくれ 我が主よ ―カメックスの帰還が始まった つまらんけど初書き保守 981 ID Cx0TV0CfO ニドキング「強い女か…惚れるぜ」 ニドクイン「アンタちょっと来い#」 ニドキング「…保守してからな;」
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ポケモン金銀でミュウツーに何覚えさせればいいか教えてくれ▼ このページのスレは、レスが少ない、あまり参考にならない、作成中であるなどの理由で△とされています。 1 :名無しステーション:2008/11/25(火) 02 56 13.79 ID Vu3BBZuE とりあえず赤緑ではサイコキネシス、ふぶき、ドわすれ、じこさいせいだったんだけど 2 :名無しステーション:2008/11/25(火) 03 01 02.68 ID 66JqmQQ1 金銀のミュウツー微妙じゃね 3 :名無しステーション:2008/11/25(火) 03 58 18.22 ID ZmqA4tgL 金銀だとルギアがつおい 4 :名無しステーション:2008/11/25(火) 04 15 37.69 ID MiZ8jh4z ドーブル ハサミギロチン(つのドリル) ロックオン キノコの胞子 5 :名無しステーション:2008/11/25(火) 04 24 06.92 ID 1gxX3ZEx はねる はねる はねる はねる 6 :名無しステーション:2008/11/25(火) 04 43 00.54 ID DPZG4OiO サイコキネシス、10まんボルト、じこさいせい、シャドーボール 7 :名無しステーション:2008/11/25(火) 06 16 00.35 ID BxSiJqu2 心の眼、地震、自己再生、サイコキネシス コメント 名前 コメント トップページ
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ミュウツーって突然変異なのに何でポケモン図鑑に載ってるの?▼ 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 22 25 ID k/HTuvhnO そしてなぜミュウよりも若い番号なの? 2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 23 31 ID kpKIfk6Q0 ミュウは公的には確認されていないからだよ。 3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 23 49 ID 2ZpOcO980 捏造 4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 31 38 ID AVtrHbwM0 大人の都合 5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 32 17 ID XODSlTa2O 私は何故此処に居るのか… 6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 33 18 ID XAVTItXW0 大人はみんな嘘つきさ。 7 真・VIP無双 ◆kq7hihZPv2 []05/03/18 10 33 19 ID 3oF865zt0 ケツバンに対抗するため 8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 35 49 ID k/HTuvhnO 2 オーキド博士がミュウの研究をしてる時にミュウが突然変異してミュウツーになったはずです。 そしてオーキド博士は死ぬ思いでピジョットか何かに乗って逃げました。 10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 36 54 ID z+7d2OOU0 アニメの劇場版第一作みるといいよ 11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 36 56 ID kpKIfk6Q0 8 初耳だが・・・。 12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 36 59 ID /M17Dqdf0 なんで突然変異なのにみんな持ってるの? 13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 37 35 ID JfljYn8n0 てかポケモン図鑑って捕まえたら勝手に登録すんじゃないの? じゃないと最初から全部みれないのおかしくない? なんで最初から全部みれないんだっけ? 14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 38 50 ID thffNXn00 セレクトボタン17回とか 15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 39 38 ID j+ptk3LP0 そんなことより最近のポケモンはいびつなのばっかりだな しかも殆どエイリアンっぽいのばっか 16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 40 01 ID Usv8rr2a0 ミュウツーの真の姿はオーキド博士 17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 40 41 ID kpKIfk6Q0 ポケモンの時代はもう終わったんだよ! 18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 41 54 ID z+7d2OOU0 ポケモンスペシャル まだ買ってます 19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 42 02 ID k/HTuvhnO 12 ミュウツーは世界に一匹しかいません。 20 海と混ざった星の砂(1日目) ◆C0ozjurl82 []05/03/18 10 44 05 ID wr/c53AnO 15 小学生が考えたオリジナルキャラみたいやつばっかりだよな 21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 45 43 ID CSIotIEw0 ミュウツーは人が作ったんじゃないの? 作ってる途中で変異したと 22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 46 00 ID k/HTuvhnO 全部ミュウツーでパーティー組んでる奴とかいたな。 23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 47 58 ID W7e/4HvR0 転送ケーブルの中で分裂してる 24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 10 58 18 ID k/HTuvhnO あと、普通の動物とポケモンの違いを知りたい 25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 03 04 ID Usv8rr2a0 草むらに入るだけで呼び止められるとはいやな時代になったものだ 26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 06 53 ID k/HTuvhnO オープニングで戦ってたポケモンは結局何だったの?ゲンガー? 27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 07 33 ID Usv8rr2a0 / ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ / (●), 、(●)V (●), 、(●)ヽ | .,,ノ(、_, )ヽ l .. ,,ノ(、_, )ヽ l_ / ̄ ̄ ̄\. -=ニ=- ' 人 ... -=ニ=- ' 丿 \ / (●), 、(●)ヽ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄\ ̄, 、(●)ヽ ☆ | ..,,ノ(、_, )ヽ、,, l '' ''''' ''''' \(、_, )ヽ、,,l │ ヽ ..-=ニ=- ' 丿 (●), 、(●) |=ニ=- ' 丿 │ / ̄ ̄ ̄\ ,,ノ(、_, )ヽ、,, |  ̄ ̄\ │ / (●), 、(●)ヽ ヽ`-=ニ=- ' |), 、(●)\ │ | .. ,,ノ(、_, )ヽ l . ノ(、_, )ヽ、,, l │ ヽ . .-=ニ=-/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ニ=-' 丿 \ \__ / (●), 、(●)V (●), 、(●)ヽ_/ \/ ̄ | .. ,,ノ(、_, )ヽ、,,l . .ノ(、_,)ヽ、 l / ヽ ..`-=ニ=- '.人 .. -=ニ=- ' ノ ))) | __\___/ \___/ i /;;; \ \ / / /\''' i\ | / | | | | |\_// \_/ \__/ \_/ 「 ラウンコキメラが表れた! 」 28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 08 10 ID /M17Dqdf0 19 だってお前も持ってんだろ? それがどうしたことか俺も持ってんだよ 29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 09 33 ID 0Lc1hgj00 ミュウツーを研究し、グレンにポケモン研究所を作ったのは シオンタウンのフジ老人だという設定がリメイク版で明らかになった。 31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 14 03 ID k/HTuvhnO 28 各世界に一匹という意味です。 29 マジですか?映画見てないんで…。当初はオーキド博士の研究と言っていたはずです。 33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 14 39 ID IEPFJMMx0 てかポケモンとかどうぐをパソコンで転送したら、 パソコソが爆発するんじゃねぇの? 34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]05/03/18 11 15 29 ID Sn6HcUks0 オーキドの名前がユキナリってのはコロコロの漫画で普通に言ってたのに、 2年くらい前の映画のCMで謎の少年ユキナリとか言ってたのは何事だ 35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 18 44 ID 0Lc1hgj00 ミュウツーはオーキドの研究なんて一言も言ってねーよ。本家でも。 37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 22 29 ID 0Lc1hgj00 しまった。電気タイプは水に弱い! 38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 24 41 ID Usv8rr2a0 ポケモンが転送できるのなら人間もできそうな予感 39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 26 47 ID k/HTuvhnO 35 コロコロで言ってたはずです。 40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 27 20 ID IEPFJMMx0 38 カビゴンまで転送できるシナ 41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 27 47 ID 0Lc1hgj00 かがくの しんぽって スゲー ! 43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 30 43 ID +l3xnCvN0 34 その映画はタイムスリップ物だった気がする 45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 32 17 ID zwOomlRi0 あのハゲの研究者が作ったんじゃないの? 46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 32 35 ID 0Lc1hgj00 タイムスリップものと前提があって、 ユキナリ少年なんて言ったら 謎なんてまるで無いじゃないかって事だろ。 過去のオーキドせんせいだってバレバレ。 47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 32 52 ID k/HTuvhnO それからミュウツーの鳴き声はパラサイトに似ていて気持悪いです。 48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 33 48 ID k/HTuvhnO パラサイトじゃなくてパラセクトでしたね。すみません。 49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 34 02 ID Usv8rr2a0 コイルとかの電気系をパソコンに近づけるとパソコンがおかしくなると思う 50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 34 56 ID zwOomlRi0 パソコンで転送してるよな。 51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 35 13 ID it5kBEmt0 デオキシスのほうが強そう 52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 38 39 ID zwOomlRi0 デオキシスが何か分からん。 53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 38 40 ID +l3xnCvN0 47 パラサイトっておれのことですかそうなんですか? 54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 39 55 ID HRNriQagO ポケモンの名前、金銀までのしかわからない・・・ 55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 40 33 ID zwOomlRi0 54 俺漏れもwww 金銀のほうは殆ど憶えてないww 56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 41 23 ID SSoyj/Pd0 最近の名前はややこしいのが多い。 57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 42 25 ID OFILlp8y0 ヒント:人為的 58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 42 52 ID Sn6HcUks0 俺なんか青版までしかやったことねーよ 59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 43 08 ID it5kBEmt0 デオキシス DNAポケモン。ずかんはNo.386…つまり、一番最近発見されたポケモン。宇宙ウイルスがレーザーをあびて突然変異(とつぜんへんい)をおこして生まれたとされている。 たかさ1.7m、おもさ60.8kg。スタイルは人型に近く、ジラーチのようなかわいい系ではなく、ミュウツーのような威圧感(いあつかん)がただよう。赤い体で、顔と手が青緑色。ただし姿は一定ではなく、数パターンに変化することがわかっている。 再生能力(さいせいのうりょく)がすばらしく、胸(むね)の水晶体(すいしょうたい)さえのこってれば、再生できるみたい。この水晶体は、ほかの生き物の脳(のう)にあたる部分らしく、またこの部分からレーザーをはなったりもする。 60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 44 16 ID J0rAkCQt0 ケツバンなんてのいたなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 噂ではケツに板が挟まってるとか聞いていてクレヨンしんちゃん見たいなの想像してたら ニドキングだったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 44 17 ID 0Lc1hgj00 デオキシス DNAポケモン ルビー・サファイアから実装された イベント会場による「フラグアイテム配布」によって手に入るポケモン。 使用しているROMによって (D)ディフェンスフォルム (N)ノーマルフォルム (A)アタックフォルム と能力・覚える技が変わる洒落たポケモンだったが 後発のエメラルドでのスピードフォルム追加によって 頭文字の駄洒落が台無しになったので悲しい。 遺伝子ネタと言う事でミュウツーとの絡み設定も妄想したが 不発に終わった。 62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 44 27 ID zwOomlRi0 突っ込みたいところが多々ありますね 63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 46 52 ID it5kBEmt0 ミュウツーもデオキシスもエイリアンみたいなポケモン 64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 47 45 ID k/HTuvhnO 60 あるあるwwwwwwwwwww 66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]05/03/18 11 51 37 ID i0QFY5aH0 そんなことよりマタドガス コメント 名前 コメント トップページ
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Introduction 「ケンタロス戦闘不能! よって男選手の勝利!」 ジャッジが高らかに宣言すると共に、歓声がそこかしこから上がる。いつの間にか握っていた拳は少し 汗が滲んでいる。力を緩めトレーナーゾーンから出ると、俺はこのバトルの一番の功労者に近づいた。 「よくやったな。凄かったよ」 「何てことは無い。私は主の命に従っただけだ」 そう言うと彼女はスタスタと控え室のほうへと行ってしまう。ポケモンには珍しくモンスターボールに 収納されることを嫌う彼女は、バトルが終わっても人間のようにただ休むだけだ。もちろん、俺なんか が無理やりモンスターボールに収納できるはずもないし、バトルに支障も無いので特に咎めることもしな い。 俺がそんな背中を見つめていると、彼女は顔だけをこちらに向けてきた。 「どうした、主よ。早く控え室に戻ろう。ここは少し五月蝿い」 「ああ、そうだな」 彼女の名前はミュウツー。唯一無二にして伝説のポケモン。そして俺のポケモンだ。 ジムから出ると、途端に俺とミュウツーの傍に人の波が押し寄せてきた。 次は僕と闘ってくれないか? サインしてください等、そこかしこから湧き出る言葉に俺はただただ目 を丸くするしかない。ここ数ヶ月、ミュウツーをゲットしてからというもの、俺の喜び以上に周囲が色め きたっていた。 確かにポケモン図鑑に登録だけはされているものの、その存在は殆どと言っていいほど未知のものだっ た。最強、幻、最終進化形態。彼女を形容する言葉ならいくらでも出てくる。それをバッチもろくに集め 終わっていない中途半端なトレーナーがゲットしたというのだから、ある程度の報道規制はなされている ものの毎日がお祭のように騒がしい。寄ってくる人は大抵がその伝説のポケモン見たさに寄ってくる人た ちばかりだ。バトルして欲しい、データだけでも良いから欲しい、中には手持ちのポケモン全てを譲るか ら交換してくれなどという人も珍しくない。 とにかく、そこらのアイドルよりも有名になってしまった俺は人波に揉まれて辟易するだけなのだけれ ど、渦中の彼女はともかく冷静だった。 「消えろ。目障りだ」 よく澄んだ声が周囲を圧倒する。比較的、ポケモンは知能が高く人語を解するものは多いのだけれど、 このように人語を操るポケモンはミュウツー一匹だけだ。それだけに彼女から発せられる一言は何よりも 重く感じられる。 「去れ。主の邪魔だ」 次の瞬間にはモーセの十戒のごとく、一本の道が出来ている。俺はまたも先に行く彼女を追おうと、な ぜだか周囲にペコペコと頭を下げながら通った。 なぜ頭を下げるのだ、主よ。もっと胸を張り堂々とするべきだ。 孤高とも言うべき背中がそう語りかけてきている気がした。 「そう、それは大変だったわね」 そう言ってジョーイさんはコロコロと笑う。どうにもその笑顔に慣れない俺は、手渡されたジュースを ぐいっと傾けた。久しぶりの水分に生き返る気がした。 あの後、なんとかポケセンに着いた俺はいつものように手持ちのポケモンを預けると、ジョーイさんと 世間話に華を咲かせていた。本来なら直ぐに終わる作業なのだけれど、ボールに入りたがらないミュウツ ーの治療に少しばかり時間を取られる為だ。 「それにしても、ゴースに怖がっていた男君がまさかこんな有名人になるなんてねえ」 また言ってきたよこの人は。全員同じ顔のジョーイさんの中でも、ここヤマブキシティのジョーイさん とは仲が良い俺はいつもこんな風におちょくられる。まだシルフスコープを持っていない時にこの人に泣 きついたのが運の尽きだったのだろう。それでも親切に教えてくれたので頭が上がらないのも、原因の一 つと考えられる。 「そういえば、ナツメさんはどこにいるの?」 「ああ、リーダーなら少し私用があるからって。多分、そろそろ戻って」 こっちを見ていたジョーイさんの視線が俺の背後に移る。俺もそれを追って後ろを振り向いた。 始めに見えたのは誰かに抱えられたケーシィだった。相変わらず気持ちよさそうに寝ているソイツから、 徐々に目線を上に上げる。 「やあ、男。さっきのバトル、見事だったわ」 ミュウツーの治療にはまだ時間が掛かりそうだった。 「すいません。ジムまで借りてしまって」 「いいわ。私も一人のトレーナーとしてミュウツーが気になったし」 表情の変化に乏しいナツメさんだけれど、長年の付き合いからか、最近は彼女がどういう感情の元、 言葉を発しているのか何となく理解していると思う。今も胸元で眠るケーシィの頭を撫でているその姿 は、どこか優しげなお母さんのようにも見える。 ヤマブキシティのジムリーダーであるこの人とはバッチを巡ってバトルした時からの仲だ。まだミュ ウツーをゲットしておらず、散々彼女のフーディン以下、エスパー系のポケモンに苦しめられたのも今 となっては良い思い出だ。 「次が最後のジム戦らしいわね」 「ええ。先日、やっとトキワシティのリーダーが帰ってきたと連絡があったので」 ミュツウーをゲットしてからは順調過ぎると言っていいほど俺の旅は進んだ。ただトキワシティのリ ーダーが留守である為、今はそれを待つ傍ら、先ほどのようにジムを借りてのポケモンバトルをしてい る。 「オーキド博士はどうだった? 気さくな方でしょう?」 「ええ。ミュウツーを見せたら凄い興奮して」 トキワジムが肩透かしに終わったため、マサラタウンにも寄った俺はあのオーキド博士にも会った。 それはもう子供のようなはしゃぎ振りで、ミュウツーですら驚いていたのだからよっぽどなのだろう。 しばらくオーキド博士の変人ぶりを話し、ミュウツーの治療も終わりに近づいた頃、ナツメさんがあ る提案をしてきた。 「少しだけ、ミュウツーを貸してくれない?」 また目を丸くする俺。返事をしようとなんとか口を開いたとき、思いもがけない方向から反論が起こる。 ミュウツー本人だった。 「ちょっとっ、まだ治療は」 「黙れ」 「ひっ……!」 「借りるだと……? ふざけるな……! 私の主は主一人だけだ。それ以外、他の誰にも私は従わない。 人間風情が、この私を御せると思っているのか……!」 場にいる全員が凍りつく。それこそ彼女が本気を出せば、この場にいる全員を縊り殺すと言った具合 に怒気と殺気を露にする。 誰かの息を飲む音すら聞こえる静寂の中、なんとかナツメさんは続ける。 「い、言い方が悪かったのは謝るわ。別に交換したいとは言ってないの。ただエスパー系ポケモンの専 門家としては、その頂点ともいえるミュウツーを、貴方を扱ってみたいとも思うの。けして悪いよう にはしないわ。無理なバトルはしないし、それなりに腕もある」 「黙れ!!」 「いいえ。貴方は全トレーナーの夢だもの。少しでも貴方に近づきたい、扱ってみたいと思うのは当然の」 「それが人間の驕りだと言っているのが分からないのか……! ポケモンを物のように見て……! 貴様 もまたあの屑どもと同類かぁ……!」 ヤバイ。そう思った瞬間には、既に俺はミュウツーに飛び掛っていた。 ミュウツーと一緒に床を転がる。耳はとんでもない轟音と衝撃が鳴り響いている。頭も割れそうに痛い。 滅茶苦茶だ。滅茶苦茶だ。 衝撃が済むと直ぐに体勢を立て直し周囲を見渡したのだが、酷い有様だった。機器類が見事に弾けとび 所かしこにボールが転がっている。同時に出した精神攻撃をモロに喰らってか倒れている人やポケモンた ち、それでもジョーイさんとラッキーは直ぐに医療活動に入るところには、場違いだが感動すら覚えた。 そして、やはり俺と同じタイミングで置き上がった彼女はやはり俺に噛み付く。 「なぜだ主! なぜ邪魔を」 「当たり前だ! なにやってんだよ!」 ひっ、と小さく息を吸う音が聞こえる。まるで暴風のような力を振るうミュウツーも、なぜだか俺には 滅法弱い。こうして大声で怒鳴るだけで、年端もいかない子供のように身を縮こませる。 「だって……私は、主のため……」 「俺の為でこんなことをするのか! 俺の為にこんなに関係の無い人たちを滅茶苦茶にするのか!」 未だに頭は割れる様に痛い。それでも幼子の様に、縋るような目でこちらを見てくるミュウツーに気ま でおかしくなりそうだ。 周囲はまだざわついているものの、比較的軽傷で済んだ人たちで倒れている人間やポケモンの救助活動 をしている。それなのに、それなのに。 「主……私は」 「五月蝿い! お前なんかいるもんか!」 「あああ……主……私は、だって……主と離れたく……離れたくない……主の為に……私の全て、主だか ら……ああ……ごめ、ごめんなさ……あ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめん なさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいご めんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ いごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ」 どうしようもない喧騒の中、彼女の謝る声だけがどこまでも続いた。 「本当に良いの? ミュウツーをナツメさんに預けて」 はい、とピジョットの背中に乗ったまま俺はジョーイさんに頷く。ポケモンタワーを見上げると、曇天 の空と一緒に悲しみに俯いているようにすら思える。いや、それはただ俺の気分なのかもしれない。 あの後、また暴れださないようにヤマブキジムのエスパーポケモンを総動員してさいみんじゅつをかけ た。ただその時にはナツメさんのポケモンは出てこなかった。ナツメさんはミュウツーの精神攻撃から周 囲の人々を守るため、自分の精神防護そっちのけで力を使ってしまったからだ。まだ、病院で治療は続い ている。 そしてミュウツーは眠りについた。今もジョーイさんが持っているボールの横でスリーパーがブツブツ とさいみんじゅつを平行してかけている。 「ジムリーダーに事情を話して、一番に相手してくれるよう配慮してくれましたから」 ミュウツーをゲットした当初、俺がトキワバッチを持っていないことは界隈では問題視された。ただで さえ高レベルのポケモンを完璧に扱えないことは法的にも一部制限がかかっているというのに、ミュウツ ーという究極のポケモンを扱えないということは国家的な危険すら配慮される。噂では四天王が動くとま で言われていたのだけれど、結局、ミュウツーがなぜか俺に従順ということで話は丸く収まってしまった。 これもまた噂で聞いたのだけれど、最後のバッチですら扱えないのでは、というのもこの話がうやむやに なった一因であるそうだ。 「とにかく、トキワバッチを手に入れてミュウツーを完璧に扱えるようにしてきます」 「そう……」 正直、俺はミュウツーをゲットしてからというもの、彼女に頼りっぱなしだったかもしれない。もちろ ん、他の手持ちのポケモンもなるべく育ているけれど、絶対に信用出来るポケモンがいるかといえば答え に窮する。ミュウツーはもしかしたら信用という言葉すら使えないのかもしれない。 全ては俺の怠惰。怠慢。 「行ってきます」 ピジョットが勢い良く翼をはためかせる。分かれる間際、ジョーイさんが「貴方はもう一人前のポケモ ントレーナーになったわ」という言葉に、少しだけ頬が熱くなった。 トキワシティに着くと、黒いスーツに身を包んだ人が既に待っておりジムへと連れて行くそうだ。 ジムに入り、この先にリーダーがいると通された部屋はどこまでも暗い。本当にこんな所にリーダーが いるのだろうか。妙な胸騒ぎだけが大きくなる。 不意に世界が白くなる。いや、急に強い明かりがつけられた為、目が追いつかなくなっているだけだ。 『ようこそ。トキワジムへ』 部屋一杯に響く。どうやらここのリーダーらしき声だと思われるが、姿はどこにも見あたらない。おま けに機械でいじっているのか、キンキンとした音が耳に痛かった。 『君の噂は聞いているよ。全てのバッチも持たずにミュウツーを操る男。世界の全てを握った男』 何かが引っかかった。いや、本当に感覚的なものなのだろうけれど、どうにもこの声から発せられる悪 意というものが俺の頭にひっきりなしに纏わりついてくる。いったい、なんだこれは。 『実は私も世界の全てに興味があってね。というよりも、全てが欲しいんだよ、私は』 ガシャン、とどこかで金属音が響く。腰のボールに手を持っていくと、目の前から何かが高速で襲って くる! 「う、うわあ!」 なんとか寸前で避ける。しかし、なんとか体勢を立て直したところで肩口から血が出ていることに気づ く。気づくことで追いかけてくる鈍痛に顔をしかめる。 『突然の挨拶失礼。そうだ、自己紹介がまだだったね。私はトキワジムリーダー、サカキ』 傷を見ていると前方からシャーっと、威嚇音が聞こえる。顔を向けるとそこにはペルシアンがいた。こ の傷はコイツだったのか。そして周囲を見ると、ゴローニャ、キングラー、サイドン、ニドキング、カイリキーが俺に襲い掛からんと爪を、牙を研いでいる。 その時、ようやく気づいた。この男は、嫉妬しているのだ。ミュウツーが欲しい。欲しくてたまらない。 そんなガキみたいな野郎だということを。 『そして、ロケット団のボスだ。憶えていてくれたまえ。まあ、ここで死んでもらうがな』 ロケット団!? 突然の名詞に体が固まる。なんでそんな世界的な犯罪組織がジムのリーダーなんて。しかし、そんなこ とを悠長にも思ってる暇は無い。今もまたペルシアンがその鋭利な爪と牙を持って襲い掛かってくる! 「バリヤード!」 すかさずボールを目の前に落とす。バリヤードも既にバリヤーを展開しており、寸でのところでペルシ アンの攻撃を防ぐ。 「カイリキィィィィィィ!!」 敵のカイリキーを咆哮をあげる。なんとゴローニャを持ち上げてそのまま上空まで投げ飛ばした。落下 地点はもちろん、俺とバリヤード。 「くぅ! サワムラー!」 今度はゴローニャに向かってボールを投げる。空中で展開されるボールからサワムラーが出てくると、 全力でゴローニャの脇に回し蹴りを叩き込む! 直後に轟音。軌道を外されたゴローニャはそのまま明後日の方向へ転がっていく。敵も続く。今度はサ イドンとニドキングのダブル突進。俺も負けじと二つのボールを投げる。 「力比べだ! リザードン! カビゴン!」 そのままがっぷり四つ。しばらく動く気配はない。手詰まりかと思うがまだ手は残っているようだ。サ イドンとニドキングの背後からキングラーが出ると、こちらにその巨大なハサミを構える。 「ダグトリオ!」 出すと同時に自分の真下に穴を掘る。落下しながら頭スレスレにバブル光線が通り過ぎるのを感じる。 「カブトプス!」 おそらく追撃してくるであろうポケモンに対してボールを投げてカブトプスを出す。案の定、バリヤー ドのバリアーを掻い潜ってきたペルシアンが噛み付こうと歯を立てるが、カブトプスの爪が迎撃。 お互いの初手は全て相殺。ミュウツー無しでやれたことに対する安堵と、ミュウツーがいなければこの 程度だという不安が押し寄せてくる。 『ほお。さすがはミュウツーが傅く男。楽しめそうだよ。本当に』 いつの間にか作っていた握り拳に力を込める。 見ていてくれ、ミュウツー。お前を必ず迎えに行くよ。 初手こそ合わせた戦いだったが、それでも地力の差とも言うべきか、徐々に雲行きは怪しくなって来る。 「リキィィィィィ!」 「カビゴンッ!」 カイリキーの地球投げが決まる。脳天から落とされたカビゴンが意識を失う。これでバリヤード、カブ トプス、サワムラーに続いて四匹目だ。 『やはりこの程度か。がっかりだ。ミュウツーもさぞ退屈だったろう。こんな男が主人でな』 機械的な声で述べられる、機械的な言葉。それが一段と悔しさを跳ね上げる。どれだけ口の中が血の味で 染み込むのだろう。 『どうだ? ここで取引をしよう。ミュウツーを渡すというのなら命だけでも保障してやる。お前もあの化 け物には手をこまねいてるのだろう? 丁度良いじゃないか? なあ?』 化け物。 その言葉が俺の胸に刺さる。アイツは確かに化け物だ。ありとあらゆるものを破壊する力がある。いとも たやすく色んなものを。大切な人を、モノを。目の前はいつも真っ赤な世界。すえた、汚らしい血の匂いし かない世界。 だけど。だけど。 だけど。 『さあ、今こそ主を変えようではないか。ミュウツーの! 世界の!』 主 俺は、ゆっくりと隠し持っていた三つのボールを落とした。 それは今までの戒めから解かれるように、各々が極上の翼をはためかせる。 ファイヤー。 サンダー。 フリーザー。 アイツが、初めて俺にくれたモノだった。 『なっ……。伝説の鳥ポケモンが三匹だと!? 貴様! 一体』 「なあ、俺さあ。アイツに会いたいんだ。一目で良い。そしてアイツにごめんって言いたいんだ。こんな馬 鹿で使えない主人でごめんって。お前たちが俺の言うことなんて聞かないなんて分かってる。分かってる けど、それでもアイツに会いたいんだ。今更、お前らに頼んだってダメだと思う。だけど、俺はアイツが 大事なんだ。大切なんだ。コレが終わったらどこへなりとも行ってくれ。だから、だから、アイツを自由 にしてくれないか?」 輝きを増す三つの伝説。そして、なぜだか頷くように羽ばたいた。 ロケット団壊滅のニュースを知ったのは、グレンシティのある病院のテレビでのことだった。 「まだ、気になるもんか?」 いつの間に入ってきたのか、グレンシティでジムリーダーをしているカツラさんがわざわざ食事を運んで きてくれていた。 あの後、逃げ惑う途中で意識を失った俺は伝説のポケモンに背負われながらグレンシティに運ばれたらし い。俺を運び終わった三体の鳥ポケモンは、ふたご島の方へと飛び立ったという。 「実に美しい姿だった。これだからポケモンというのは分からんなあ」 禿げ上がった頭をペチペチと叩きながら窓の外へと目を向ける。俺もまた同じように視線を追う。綺麗な 水平線が眼前に広がっていた。 「まだ、退院出来ないんですか?」 「君をむざむざアイツ等に渡しとうないからのう」 怪我はたいしたことなかったものの、ロケット団の残党が今でも俺のことを狙っているらしい。そういう 意味ではあの鳥ポケモンがこの島に運んでくれたのは僥倖と言えたろう。 「そういえば、ミュウツーはどうした? お前の手持ちには無かったんだが」 「それは……」 まだミュウツーのことは言えずにいた。話したところでこの人に迷惑しかかけないだろうし、何より、ミ ュウツーのことを考えることだけで辛くなる。 「男さん、いらっしゃいますか?」 ガラ、とジョーイさんがドアを開ける。「ノックぐらいせんか」と嗜めるカツラさんを他所に、ジョーイさ んは俺に続けた。 「ヤマブキシティのナツメさんから電話が来ているんですけど」 俺の鼓動が、再び強く鳴った。 慌てて俺が電話口に立つと、お互いがテレビ電話越しに目を丸くする。 「そんなに慌てなくていいわ」 「いや、その傷どうしたんですかっ?」 見るも悲惨な状態だった。まさかまたミュウツーが、グレンシティの陽気とは正反対の寒気が全身を駆け 巡る。ナツメさんは俺の顔を見て、僅かに口角を持ち上げる。 「……君の思った通りよ」 「あぁ……」 頭を抱える。考えていた最悪の事態が起こった。それだけが頭を、心を締め付ける。 「でも気にしないで。むしろ、こっちが……不味いことをしたわ」 淡々とした口調の中に苦渋が滲む。珍しく感情を露にするナツメさんは、その後のことを話してくれた。 「……そうですか」 「シルフスコープを改良して作ってみたんだけど、やはりまやかしが現実を超えることなんて無いのね」 何も言えなかった。ミュウツーはエスパーポケモンのさいみんじゅつで再び眠りについている。今回は実 に簡単にかかってくれたそうだ。それだけでどこか湿っぽくなってしまう。 沈黙が続いた。廊下の窓からはどこまでも青く清々しい空と海が続いているというのに。それなのに。 突然、背後からバタバタとした足音が近づいてくる。勿論、振り返った。 カツラさんだった。そして、またこの物語は急に加速しなければならなくなった。 「ロケット団がこっちに来ておる! ミュウツーの場所も気づかれたぞ!」 「すまんな! これしか今用意できるものがないんだ!」 グレンジム前、俺はカツラさんの用意してくれたオニドリルの背中に乗っていた。ピジョットを転送しよ うと思ったのだが、既に回線は切られていると言う。 「ここから真っ直ぐ飛べばヤマブキにつくはずだ。あと、サカキからこれが来ておる。くそっ、あんの馬鹿 野郎が、目の色変えおって」 カツラさんから手渡されたのは最後のバッチだった。 「あやつも昔はポケモンに正しい情熱を向ける奴だったんだがのう。すまんな、君みたいな若いもんにまで 迷惑をかけて」 「いいえ、ここまでしてもらえてお礼も言い切れません」 そのままバッチを胸元につける。バッチには短く何かが書かれているようだ。それをチラリと見る。 「ここはワシが食い止める。なあに、久々のガチンコだのう。燃えてくるわい」 カツラさんがドンと胸を叩くと後ろにいる炎ポケモンたちが一斉に唸り上げる。大丈夫だ、信じよう。 「本当にありがとうございます! それじゃあ、あの、行ってきます!」 「行ってこい! そんで全てを片付けて来い!」 バッチにはこう書かれていた。 『さあ、ラストダンスといこうか』 加速度はどんどん増していく。青い青い空を一直線に切るように飛んでいく。ヤマブキには確実に近づ いている。もう少しでミュウツーに、アイツに会える。 ただ近づくごとに暗雲が眼前に広がっている。いや、暗雲じゃない。ピジョット、オニドリル、カイリュ ー、リザードン、ギャラドス、あらゆる飛行可能のポケモンが待ち構えている。あまりに多いポケモンの群 れが一つの郡体のように、こちらを飲み込まんと待ち構えている。 飛んでいるオニドリルの速度が落ちる。怖がっているようだ。無理も無い。あれほどの数、殺気を前にし て怖気づくなという方が無理な話だ。 俺はオニドリルに話しかける。 「……ごめんな。俺のせいでこんなとこに。怖かったら戻っていいぞ? 俺を降ろして、そのままカツラさ んがいる島に戻ったって良い。お前にとってカツラさんは大切な人だもんな。きっとカツラさんもお前の こと大切に想ってるよ。だから、だからこそな。お前を俺を運ぶって言う危険な役目を任せたんだと想う。 お前だったらやってくれる。お前だったら信じることが出来る。カツラさんはそう信じたんだ。そしてこ こまで来てくれた。……だから、ありがとうな。ここで十ぶ」 高らかにオニドリルが鳴く。怖いものなど無い。信じてくれる人がいれば怖くない。信じる人がいるから こそ強くなれるのだ。誇り高きポケモンは更にその速度を速めた。 「……ごめんな、ありがとう」 破壊光線、だいもんじ、たつまきおこし、ありとあらゆる刃が、凶刃がこちらを刺し貫かんと襲い掛かっ てくる。それをギリギリで、本当にギリギリにオニドリルは避ける。頑張ってる。凄い頑張っている。かす るだけでも激痛が走る攻撃の嵐を、それでも頑張ってる。頑張れ、頑張れ。 「止めろぉ! なんとしてでもだあ!」 方々から怒鳴り声が聞こえてくる。もう既にヤマブキの街が遠いながらも見え始めていた。それでもやま ない攻撃に果たして進んでいるのかどうかすら分からなくなってくる。 もう限界だった。小さい傷が何度も何度も重なって、避けるのだけで精一杯だ。悔しい、何も出来ない自 分が悔しい。ギャラドスの口が大きく開き、こちらを捉える。思わず目をつぶった。 ……攻撃はこなかった。恐る恐る目を開ける。そこにはギャラドスに飛び膝蹴りを浴びせているサワムラ ーが見えた。 「え?」 気づけば腰のボールが全て無くなっていた。代わりに、眼前には俺のポケモン達が闘っていた。 数匹の飛行ポケモンにしがみつき、動きを取れなくしているカビゴン。同種を同時に数匹相手にしている リザードン。それぞれ飛び移りながら必死に戦うバリヤード、カブトプス。 「ダグ、トリオ?」 いつの間にか俺の隣にいたダグトリオは、オニドリルと何か話し合っている。何か合点したオニドリルは、 そのまま地面に向かって急降下し始める。 「おい! おい!」 必死に引きとめようとするが聞こうとしない。ダグトリオも地面が近づくと我先に飛び降りて地面の中に 消えていく。 そこで、やっと彼等の思惑が理解できた。 理解出来た瞬間、地面と激突する瞬間、巨大な穴が空き地中の世界が広がった。 必死にダグトリオは地中の世界を掘り進めている。オニドリルと人間一人が通れる穴を掘るだけでも相当 なのにそれを必死に、ヤマブキシティまで必死に続けてる。 情けないトレーナーだと思う。情けない人間だと思う。 俺が、俺だけがポケモンを信じてあげられなかった。ポケモンはこんなに俺を、人間を信じてくれている のに、一生懸命信じてくれるのにそれを俺は怖くて、臆病だからそっぽを向いてたんだ。俺じゃ力不足だか らと言い訳して、耳と目を塞いでたんだ。 「ごめんな……ありがとう……ありがとう……」 涙が止まらなかった。きっとこんな姿を見たら、アイツどころか俺のポケモン全員が笑うだろうな。 でも、それで良い。一緒に笑いあいたいよ、お前等と。 「ダグダグ!」 「ドリィィ!」 共に俺に呼びかける。もうその声すら涸れて、今すぐにでもセンターに連れて行かないといけないのに。 「ダグダグ!」 「ドリドリィィィ!」 ……そうだ、そうだよな。俺がしっかりしなきゃな。俺は、お前らの主なのだから。 だから、俺は突然開けた世界で、サカキの前で倒れていくアイツの前で叫んだんだ。 「ミュウツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」 「ある……じ……?」 「ミュウツー!」 「あるじ……フフ……にせも……どうせ、このあるじもにせもの……にせものは……にせものはいらな」 そのままミュウツーを抱きしめた。 「あ……あ……」 「ミュウツー……今まで悪かった。俺はお前の存在に、お前の強さに甘えていたんだ。お前がどこまでも俺 を信じてくれていたから、俺が信じるって言うことを忘れていたんだ。ごめんな、ミュウツー。お前は俺の 大事な、大事なポケモンだ。俺はお前をこれからずっと信じる。お前がお前らしくいられるために、お前が 自分を見失っても俺はお前の傍にずっといる。お前を信じて、俺もお前を信じて、そうして最高のポケモン マスターになりたい。その為にお前が必要なんだ。俺が信じるお前がいてくれなくちゃいけないんだ。お前 が信じてくれる俺でなきゃダメなんだ」 「くっ! おい、こいつらを引き離せ! 男の方は殺して構わん!」 サカキがそう叫ぶと、ユンゲラーが身構える。しかし、次の瞬間には吹き飛ばされていた。 「なっ……」 「無駄だ……主には触れさせん」 「くぅっ」 俺を庇いながら、眼光鋭くミュウツーが言い放つ。今度はサカキ自らボールを取り出すが、サカキはそれ以 上動けなくなった。周囲が騒ぎ始める中、センターからケーシィを膝に乗せた車椅子の女性が顔を出す。 ナツメだった。面食らった一同が先ほど滅茶苦茶になった車椅子へと顔を向ける。そこにはいそいそと逃げ るメタモンが一匹いた。 「貴様……!」 「ジムリーダーは色々と危険がつきまとうからね。影武者ぐらいはどこでも用意してるわ」 「じゃあこのかなしばりはなんだ……!」 「ああごめんなさい、この子ね、レベル50なの」 「ケェー」 ハハっと思わず笑みが漏れる。ミュウツーへと視線を移すと、もう安心しきってるのか俺の胸に顔を埋めて いる。 「ミュウツー、ただいま」 「お帰りなさい、主よ」 いつの間にかあれほど曇っていた空が晴れていた。ヤマブキには久しぶりの太陽だった。 数ヵ月後 「おーっと! ギャラドスの破壊光線決まったー! ミュウツー苦しそうだー!」 「もういい! ミュウツーもどれ!」 「くっ……! ああ」 流石のミュウツーも破壊光線は正直、堪えるようだ。なにせ四天王よりも更に描く上のシゲルが相手だ。 以前までは意地でも退こうとしなかった彼女も、最近は素直に他のポケモンにバトルを譲ることになった。 「行け! リザードン!」 「グォォォォォォォ!!」 リザードンが咆哮をあげる。気分も乗って絶好調だ。この分ならいける。そう信じてる。 「……なあ主よ」 「行け! ってなんだよ、ミュウツー」 「……あのトカゲも雌だ」 「へ?」 「……一応私は忠告したからな」 リザードンに指示をする背後、妙におどろおどろしい視線を感じながら俺はポケモンマスターになった。 「おめでとう、主。いや、これからはマスターと呼ぶべきか?」 「いや、主で良いよ」 「フフッ、まあどちらでも構わん。これからもずっと一緒だ、主よ」 おわり
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尾を掴んで持ち上げると、排泄口を探す。 力を封じられた今では、最強のポケモンも生娘のような声をあげるしかない。 やめろと言われたが、お構いなく見つけたそこに指を這わせる。 ローションで解してやると、そこは簡単に指を飲み込んだ。 「ど、こを……触って……ひいッ!?」 流石に身体の内側を触られるのは慣れていないらしい。 十分に解れた事を確認すると、浣腸液を取り出してセットする。 人間用の数倍の量と濃度の特別仕様だ。 自分の中に侵入してくる感覚には、流石のミュウツーも堪えられないらしい。 呻きとも喘ぎともとれる声を、必死に殺している。 やがて腹は、子を孕んだように膨れ上がった。 我慢すれば解放すると言って、放置することにした。 しばらく観察していると、ミュウツーの身体に変化が起こり始めた。 仕込んでおいた催淫剤が効いてきたらしい。 荒い息を吐きながら、身体を――その秘所を、床に擦り付けている。 どうやら無意識にオナニーしているらしい。 だが、所詮床は床。染み出した愛液で濡れるのみで、性感などそれほど感じられないだろう。 寧ろ動くたびに腸内の薬が揺れ、便意が強くなる。 だが、それでいい。ミュウツーは、浣腸内の催淫剤に気付いていない。 なら、今自分が興奮し高ぶっているのは、見られて浣腸されているからだと思うはずだ。 感じているのか。そう声をかけた。 喋るのも辛いらしく、殺気と熱情の目を向けるばかりだった。 やがて、その時は来た。 「やッ、み、見るなッ! 嫌、う、……あぁッ!?」 びくんと身体を反らせ、ミュウツーは股間からぼたぼたと汚物や体液を垂れ流した。 「と、止まら、ない……!」 そこまで溜まっていなかった事は残念だが、プライドを折るには十分な責め苦だったようだ。 そして、こちらに引きずり込むにも。 浣腸液が出尽くしても、ミュウツーの身体はひくひくと痙攣を繰り返していた。 その度に秘所から愛液が零れ、恍惚とした顔をする。 自分で掃除することと、解放は諦めるように言って、一旦その場から去った。 後から悔し泣きの声が聞こえたが――あれだけよがっていたんだから、聞かなかったことにする。 簡易シャワーを持って部屋に入ると、ミュウツーはいまだショックに打ちひしがれていた。 垂れ流した排泄物や愛液もそのままに、呆然としている。 プライドを折ることには成功したが――まだ足りない。 主が入ってきても気づかない、奉仕のひとつもしないなど、そんなものは奴隷とは呼べない。 シャワーのコックを捻り、水を放つ。 普通のものと比べると勢いは弱いが、それでも突然の冷水攻めは効いたらしい。 意識が戻ったのか、こちらを睨みつけてくる。 だが元より、反抗すれば仲間の命はないと言い聞かせている。 睨むだけで、それ以上のことはしないし、出来ない。 水分を含み、汚物は更に広がった。 モップを投げつけると、今度こそ掃除をするように言い聞かせ、部屋から出た。 再びドアを開け放つ。 どうやら彼自身が堪えられなかったらしく、床は綺麗に掃除されていた。 残念だが、その甲斐もなくなりそうだが。 「……今度は一体何を」 言葉を発する前に、指を鳴らす。 調教されたメタモン達が、ずるずるとミュウツーの肢体に絡みつく。 一体が手首を、もう一体が足首を縛り上げる。 他のメタモン達は押し倒された身体に纏わりついていく。 あるものは腰に、あるものは首筋に、あるものは口内に、そして当然のように、秘所に。 「嫌ッ、や、め……うぁあッ!?」 どんなに強がっても、イッたばかりの身体は敏感に反応した。 このメタモン達は、体液に反応、それを捕食するように調教してある。 食事を得る為なら、どんなことでもするだろう。 現に数匹は股間に群がり、より多くの愛液を搾り取ろうとむしゃぶりついている。 「あ、ぁ……やめ……」 やめろ、と言っても、腰が勝手に動いているこの状況では説得力に欠けた。 やがて数匹のメタモンが絡み合い、形を成した。 それは、成人男性の腕以上の太さを持つ、巨大な陰茎だった。 ささくれ立った、醜悪な形をしている。 ミュウツーの顔が、さあっと青ざめた。 やめろ、と止める間もなく、メタモン達は割れ目に殺到した。 ひぎぃ、と情けない声をあげるミュウツー。 ぶちぶちと入り口が裂けて血が滲んだが、どうせじこさいせいで治るから問題ない。 最強のポケモンの精は美味らしく、メタモン達はどんどん吸収し、膨張していく。 突き上げられる度に発せられる叫びは、もはや意味を成していなかった。 やがて、メタモン達は一斉に射精した。 外も胎内も、全てがメタモンの精液で白く染まっていく。 だがその体液がメタモンのそればかりではないことは、火を見るより明らかだった。 メタモン達を戻すと、後には、自分の身体を抱き、震えているミュウツーがいるだけだった。 ぐったりしている間に、荒縄で縛り上げる。 完全に自由を奪ったところで、漸く意識が回復したらしい。 だが、もう遅い。 白い肌が縄で赤く染まり、酷く扇情的に見えた。 噛み付こうとしてきたので、股間に食い込ませた縄を引っ張ってやった。 赤く充血したそこに、ささくれが刺激を与える。 あえぎ声をひとつあげ、静かになった。 どうやら、少々立場が理解できてきたらしい。 なんだかマニアックな気がしたが、クライアントがお望みとあらば答える。 今までもマニアックな事はしてきたのだから。 そういうわけで、大量のゴルバットをミュウツーの部屋に放ち、鍵をかけた。 自分まで血を吸われては堪らない。 モニター越しに見る彼の部屋は、まさに壮絶、としか言いようがなかった。 血管という血管に喰らいつくゴルバット。 あれだけの責め苦の後だ。まだ残っているらしい媚薬が、牙の痛みさえ快感に変えるらしい。 噛み付かれながらも、ミュウツーは痛みと快感に身悶えていた。 嬌声さえ上げているように見えたが、マイクは羽音のみを捕らえていた。 やがて満足したのだろう。 ゴルバット達は天井に止まり、倒れたミュウツーを見下ろしている。 回収に向かうとしよう。 自ら足を広げるか、無理やり広げられるかどちらがいいか尋ねた。 当然、どちらも嫌、という選択肢は初めからない。 「何故、そんな事を」 まだ疑問を抱くのか。最も彼は、プライドは折られても最強のポケモン。なんとかなるとでも思っているのだろう。 あまり乗り気ではなさそうだったので、無理やりの場合はカイリキーの腕全てを行使すると告げた。股が裂けるかもしれない、と。 途端、ミュウツーは股間を押さえて、自分で開く、と小声で言った。 メタモン攻めの恐怖が残っているらしい。無理やりされるくらいなら、自分で――という算段だろう。 ゆっくりと、ミュウツーは足を開いた。 普段目立たない秘所も、様々な責め苦の果てに、存在を主張するようになった。 だが、傷はじこさいせいで癒え、先ほど剛直に貫かれたとは思えない。 まるで、処女のそこのようだった。 もっと見せ付けるようにと言うと、ゆるゆると此方を向いてくれた。 顔を近づける。凝視する。 本当に、綺麗な色をしている。 だが先ほどまでここは、浣腸で、メタモンの剛直で、縄攻めで、吸血攻めで、愛液を滴らせていたのだ。 それを思うと、奇妙な淫靡さが感じられるから不思議である。 カメラを取り出したときは流石に身じろぎしたが、一喝すると動きを止めた。 そのまま、写真撮影を開始する。 シャッター音とミュウツーの息だけが、部屋に響く。 ファインダーの中で、ひくひくとそこが蠢いている。 てらてらと濡れてきているようにさえ感じる。 否――本当に、濡れている。 目線を少しあげると、ミュウツーは紅潮した顔で、荒い息を吐いていた。 どうやら、感じているらしい。 シャッター音の度に、そこが口を開き、雫を零す。 見られるだけで感じているのか。 そう声をかけると、端正な顔が歪んだ。 違う、やめろ、と言ったが、それは酷く小さな、震えた声だった。 構わずに撮影を続けることにする。 その間も、言葉をかける事は忘れない。 淫乱な雌豚の肉奴隷だと、シャッター音で暗示をかけるように。 カメラを片手に構えたまま、濡れた小陰唇にそっと触れる。 「ふぁッ……!」 その声が悦んでいるように聞こえたのは、きっと間違いではない。 見られただけで感じるのだ。触られればよりいっそう感じるだろう。 次は何をされるのか、という不安はあったはずだが、今までとは違う優しい刺激に安堵していることも間違いない。 唯、気づいていないのだ。自分が今どういう気持ちなのか。 自分で出した声に気づいたのか、とたんに顔を赤くした。 「やめ、ろ……触る、なんて……聞いて……あ、ぁッ」 もう、遅い。口では文句を言うが、身体は抵抗していない。 今ミュウツーの中では、行為を否定する心と、肯定する心が渦巻いている筈だ。 異常な(我ながらそう思う)行為と快感の連続に、否定する心も揺らいできている。 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/05(日) 16 35 36.25 ID WgumgV/40 答えずに、だらしなく涎を垂らす秘所を撮影する。 指先で触れるたびに、くちゅ、くちゃり、と、濡れた音がする。 ミュウツーは、もう文句を口にしなかった。 少なくともこの一時は、痛くない快感に身を任せる事にしたらしい。 そうすることで、己の心を守る算段なのだろう。 だが……恐らくはまだ、抵抗する気力は残っている。 一時的に流されただけだろう。 流されただけとはいえ、シャッター音と指先のみで、秘所をどろどろにしてしまっていたが。 やがて、撮影は終わった。 カメラを片付け、部屋を後にする。 あ、と声をかけられたが、構わなかった。 あえて、イかせなかったのだ。 クライアントが更に厳しいものをお望みなら、それさえも尻尾を振って懇願するように。 流石に2メートルあるミュウツーに、イーブイは小さすぎるだろう。 よって、今回はケンタロスとギャロップを使うことにした。 発情期だし、ミュウツーからは雌の匂いがしている。 そう思って宛がったが、想像以上だった。 ミュウツーに圧し掛かったかと思うと、気の荒い雄同士、同時に膣に挿入しようとしたのだ。 当然勃起した陰茎、それも巨大なものが入る筈もない。 先ほどのメタモンより太いのだ。確かに傷はじこさいせいで治るかもしれないが、完全に精神崩壊してしまっては意味がない。 ひとまずケンタロスを戻すと、隙ありとばかりにギャロップが突進した。 四肢で逃がさないようにミュウツーを押さえつけ、一気に挿入する。 「あっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!?」 悲鳴が上がった。 「ひっ、ひぐっ、あ゛っ、ああ゛ッ!!」 治っていた秘所は更に裂け、血と愛液を滴らせた。 先ほど寸止めにしたとはいえ、媚薬の効果は切れている。 となれば、今ミュウツーは純粋な痛みのみを感じているはずだ。 そこから快感に目覚めれば御の字。更に酷い事でも感じるようになれば万歳なのだが。 ギャロップの目は完全にイッてしまっている。何回も種付けしなければ、治まらないに違いない。 そして、それはケンタロスも同じだ。雌と交尾しようとした瞬間戻されたのだから、表に出した瞬間ミュウツーを襲うだろう。 結果的に、そのとおりになった。 ギャロップ達が静まったのは、双方合わせて数百回という射精の後だった。 夥しい量の精液を腹が膨れるまで注ぎ込まれ、ミュウツーは床に身体を横たえた。 途中から殆ど、自己防衛で陶酔状態になったらしく、こちらも何回達したか解らない。 しばらく正気を取り戻す時間をやることにする。 もちろん、軽い(あくまでも、軽い)調教はするが。 大分時間を置いて部屋に行くと、完全に不機嫌な顔をしていた。 流石に、あれには失望したらしい。 優しい刺激の後に、馬や牛の一物を何百回と咥え、精液をぶち込まれたのだから、ある意味当然とも言えた。 ……この状況でも、まだ折れていなかったのか。 嫌悪感が、快感に勝ってしまったようだった。 とりあえず、詫びに水を与えた。最も、それも利尿剤が入っている代物だが。 疑わしい目で見ていたが、一気に水を飲み干して、コップを突き出してきた。 どうやら、人間用以上に盛っていたのが功を奏したらしい。 間もなくミュウツーは、股間を押さえて顔を赤くし始めた。 何をいまさら、と思う。浣腸で垂れ流し、達した後じゃないか。 今更便所に行ける、などという甘い考えは、勿論捨てているだろうが。 故に、今もこちらに言えない。 「……ッ……ぅ……」 尾をふるふると震わせる様は、何だか子どものようで可愛らしかった。 しかも強引に突かれたときより、性的快感を得ているように見える。 だが、とうとう限界がきたらしい。 唇をかみ締めながら、怒気に満ちテレパシーが響く。 「……厠は何処だ」 ならば、と交換条件を持ち出す。 ここでするか、便所でこちらの言うことを聞くか。 そこであっさり便所と答える辺り、まだまだ自体を甘く見てるらしい。 便所に行き、ここまでくるときにつけていた目隠しをとる。 便所といっても、古ぼけた汲み取り式のそれだ。 「ここが?」 頷いて、指示を出す。 途端、また顔がかっと赤くなった。 「……貴様……私が、そういうことを……」 すると思っている。というか、してもらわないと困る。 目の前で垂れ流されたし、もう別に何をしてもらっても、こちらは問題ない。 それに抵抗すれば、仲間たちを傷つけるということはよくわかっているはずだ。 勿論、部屋まで戻るのも構わない。その場合も……だが。 そう告げると、ミュウツーは観念したように、絞り出すような声で、わかった、と言った。 ゆっくりと便所を跨ぐミュウツー。 唇を噛み締め、その言葉を紡ぐ。 「……わ、私は……弱い、……です。ご主人様の、愛がなければ……生き、られない。卑しい、存在です……」 せめてもう少しカメラを見てほしいが、まあ、無理だろう。 「造られたが、故に……人間、でも、ポケモンでも、なく……で、も……貴方、なら……」 それにしても、恐ろしい程の殺気だ。 力を封じているからいいものの、封印が解ければこの建物ごと一瞬で崩壊させてしまうだろう。 「貴方は、こんなに弱い……私、でも……奴隷、として……可愛がってくれる……それが、嬉しくて……」 ぶるり、とミュウツーは身体を震わせた。 「あ、貴方の為、なら……何でも、します。こんな、ことでも…………ッ!」 丸い指先が秘所を撫でた瞬間、便器の中に尿が放たれた。 水音が、狭い個室に響く。 「……ぅ……くッ、……」 どうやら溜まっていたらしく、利尿剤のせいとはいえ、水音は長い間続いた。 「ご、主人様……見て、ください……もっと……」 教えたセリフのままとはいえ、かなりの屈辱だっただろう。 だが、水音に混じるシャッター音やビデオの機械音には、少しばかり酔っているようにも見えた。 元々、見られて感じる性質だ。それに自ら恥ずかしい台詞を吐くことで、怒りと性的興奮が同時に起こっているのだろう。 尿は出終わっていたが、気がつけばぼうっとした顔で、カメラのほうを見ていた。 「愛して、ください……なんでも、します……」 最後の台詞は、完全に陶酔しきっているようだった。 目隠しをし、再び部屋へと押し込む。 何だか面白かったので、目隠しをしたまま、シャッター音のみを放送で流し続けておこう。 そっと戸を開けてみると、そこではミュウツーが一人身悶えていた。 どうやら、ずっと撮影されていると思い込んでいるらしい。 目隠しをしたので当然だが。 ……どうやら変な性癖をつけてしまったらしい。まあ、これはクライアントに伝えればいいだろう。 だがこれではどうにもならない。 スピーカーを切ると、ミュウツーの身悶えるのを止めた。 「……なんだ……もう、撮影しないのか……」 ああ、少なくともお前一人だけは。 中にモンジャラを放つ。彼もまた、発情期の雄だ。 足音で察したのか、ミュウツーは頭を上げた。 「……? 誰だ、貴」 聞く間もなく、モンジャラの触手が伸びた。 しゅるしゅると、痛くない、しかし身動きが取れない程度に縛り上げていくモンジャラ。 目隠しされているミュウツーには、何が何なのか解らない。 「な、に……うぁッ……」 解らないが……感じている。 このモンジャラは、一番付き合いの長いパートナーだ。 だから、例え発情期にあったとしても、ある程度の命令ならしっかり聞いてくれる。 それに、心根は優しい子だ。だから、そう乱暴なことはしない。 今もミュウツーの緊張を解すように、ゆっくりとその身体を愛撫している。 「……お前は……あいつらと、違う……のか……」 本当は出したくて堪らない筈だ。だが、モンジャラは先にミュウツーの身体の準備を整えていく。 同じ性交渉でも、優しく丁寧なその愛撫は、ミュウツーのささくれた心を少しでも癒したようだった。 だが、結局は交尾、種付けを前提とした愛撫だ。 蔓は終に秘所をなぞり、ゆっくりと広げていく。 「あぁ……」 ミュウツーの喉から自然と、あえぎ声が漏れた。 無理やりのあえぎではない、自然な、嬉しそうな声。 それを本人に話したところで、恐らく否定されるだろうが。 やがてモンジャラは、絡みついた蔓の中から、生殖管を伸ばした。 十分に潤んだ秘所は、するりとその管を飲み込んだ。 「ふぁ……ん、んぁ……はぁ……」 激しい行為ではないが、むしろそれゆえに性感が高まっているらしい。 絶頂はゆっくりと訪れたらしい。 じんわりと愛液と精液が、割れ目から伝った。 満足したらしいモンジャラを戻し、ドアを閉める。 一応、和姦……だろうか。これは。 まあいい。次だ。 未だぼうっとしているミュウツーの部屋に、ねむりごなをばら撒いてドアを閉める。 モニターで様子を観察していると、初めは不審そうにしていたものの、すぐにぱったりと倒れてしまった。 よく眠っているらしく、身じろぎひとつしない。 さて、この後どうするべきか。 見事に効いているらしく、少々手荒なまねをしてもまったく起きなかった。 モンジャラや他のポケモンの力を借りて宙吊りにすると、流石にぎしぎしと縄が軋んだ。 とりあえずバイブの中でも太いものを、ゆっくりと秘所に挿入する。 一瞬身じろぎしたが、起きなかった。ずいぶん強力なねむりごならしい。 その後床に、オートのカメラとビデオを設置し、部屋から出た。 モニターの前に座ると、無線バイブのスイッチを入れる。 「ッ!? な、なッうわあッ!? やっ、これ、どうなッ」 ……流石にどうも出来ないらしい。身体中を走る快感のみを飲み込んでいく。 縄がかなり軋んでいるが、大丈夫だろうか。 「ま、待てッ、イ、……ッ!!」 大きく縄が撓る。……イッたらしい。 相変わらずシャッター音が聞こえており、ミュウツーはますますその身を捩じらせた。 体力的に考えても、今日の調教はここまでだろう。 続きは明日することにして、仮眠をとることにしよう。
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夢うつつを彷徨いながら、私はぼんやりとテレビの音を聞いていた。 最近、新しいタイプのポケモンが見つかったらしい。 だが、そんなことは私と主には関係ない。 例えどんなポケモンが現れようとも、我々には関係ない。 何故なら主には、私がいるからだ。 このミュウツー、世界最強のポケモン、ミュウツーが。 などと考えているうちに、治療が終わったらしい。 寝台から身体を起こし、主の元へ向かう。 主は眉間に皺を寄せながら、テレビの映像を注視していた。 何か悩んでおられるらしい。 だが安心してくれ、主よ。貴方が悩む事など何もない。 例えどんなポケモンが現れようと、私は全てを一切合財粉砕してみせよう。 しかし話かけないのもなんなので、私は主に声をかけた。 「どうした、主よ。ずいぶんと悩んでいるようだが」 「ん? ああ、今日は随分と早いんだな」 「もう直ってる。遅いのはアイツらだ」 そう言って軽く、ラッキーを睨みつける。 少し睨んだだけなのに、尻尾を巻いて去っていく。……それでいい。 「さあ、行くぞ。主よ」 「そうだな、ミュウツー」 彼は主。最高にして至極、ポケモンマスターにして……私の、たった一人の主だ。 主と共に、街を行く。目的地は主の勤め先、ポケモンタワーだ。 少し前、他の人間に話を持ちかけられた主は、そこでゆうれいポケモンの調査をしている。 正直、私はあの幽霊という存在には余りいいモノを感じない。 しかし主に頼ってもらえるなら、主と一緒に仕事ができるなら、それが何よりも幸福だ。 むしろ、あの幽霊どもには感謝すべきなのかもしれない。 こうして、主とずっと一緒にいられるし、必要とされるのだから。 しかし、主は今だ悩み続けているらしい。 「どうした、主よ。悩みでもあるのか?」 そう話かけると、主はハッと此方を見て、 「ああ、いや、そうじゃないんだけど」 と言った。 困った主だ。答えは明白すぎるほどに明白だろう? 一体何を悩む事があるというのだろうか。主には私がいるのに。 そう、私がいる。主がいる。それだけで、なんと幸せな事だろうか。 タワーの前に立った瞬間、虫唾が走るのを感じた。 「また行くのかい? 盛んなこって」 ああ、この声。嫌な嗄れ声。君の悪い声。 あの人間の老婆だ。名前なんて覚えるのも嫌になるような、あの…… 何故この人間ごときが主と共に仕事をしているのか、まったく理解できない。 ああもう、こんなモノ、こんなモノ…… 「主は調査に来ている。部外者は黙ってもらおう」 なんとか心の中に沸き立つ力を鎮め、そう命じた。 今ここで念力を展開すれば、また主に怒られる、嫌われる、捨てられる。 それだけは絶対に避けえたかった。 「おやまあ、相変わらずだねえ。アタシもこのボクちゃんのお仲間なのに」 だが奴は、嘲るようにそう言った。まるで私の怒りを解き放とうとするように。 ああ忌々しい何故貴様のような老人如きが。 「だからその呼び方で主を呼ぶなと……!」 体の中で何かが弾けそうになった瞬間、ふっと暖かいものが私の手を包んだ。 主の手だ。やわらかく暖かい、主の手。 それだけで、すっと心の中の闇が消えていくようだった。 そう、主は、私がヒトを傷つけることなど望んではいない。それは決して犯してはならない禁忌。 主から手を取ってくれたことが嬉しくて、私はゆっくり主と歩調を合わせる。 「気をつけな! ゴーストタイプのみのポケモンが確認されたってさあ!」 それがどうした。枯れた人間め。 主には私がついているのだ。この私が。 杞憂に終わりそうだった。あの忌々しい毒霧どもに絡まれることなく、無事最上階まで上がる事ができた。 そこにある石壇に、主はそっと手を合わせる。 初めはその行為の意味が理解できなかったが、最近は少しずつだが分かってきた。 何より、主のすることだ。何の間違いがあろうか。 私も主の横で、手を合わせる。 「主の意思は私の意志だ。そこに幾分の隙間も無い」 「そうか」 静かに頷く主。どことなく嬉しそうな顔なのが、何よりも嬉しい。 その後はひたすら、辺りをうろついた。時折死霊が現れるが、どいつも私と主の逢瀬を邪魔するような相手ではない。 「帰るか。ミュウツー」 ややあって、主がそう言った。降りればまたあの老婆に会うことになるが、主の命なら仕方がない。 主も退屈しているのだろう。私は主となら、例え狭い箱の中でも永遠に過ごせるが。 頷いて階段を下りようとした瞬間、ひやりとした冷気が背筋を掠めた。 いや、これは冷気ではない。これは……亡者の霊気。 「ミュウツー」 主も気づいたのだろう。 「おそらくババアが下で言っていた新種だ。主、シルフスコープを」 そう言うと主は、シルフスコープを構えた。同時に図鑑がその名を告げる。 『新種のポケモンです。よなきポケモン、ムウマ』 主の動揺が、私の精神と感応する。 『更にムウマを確認。その数、三十五』 なるほど。あれだけの数なら主が動揺するのも、無理はない。 しかし。 「十出ようが百出ようが構わない。私の目的はただ一つ、主に勝利を」 私は一歩踏み出し、精神を集中させた。 そう、それが私の生きる意味。主に勝利を齎す事が、私の使命。 他のポケモンたちも総動員で、主は死霊を迎撃しはじめた。 ……弱い奴らならともかく、私まで圧され気味なのはどういうことだ!? ふわふわと嘲け笑うように、悪霊どもは舞い踊る。 その舞が、先ほど閉じ込めた力の箍を外そうとする。 「失せろ悪霊どもめ。私が全てを無にしてくれる……!」 サイコキネシスを展開する。あまり強くすると主にも悪影響が出る。 故にこれが限界という強度で開いたが、奴らはけろりとした顔で此方を嘲るのだ。 ああそうか、そんなに消えたいのか。死んでなお消滅を望むのか。 ならばいいだろう。全て消し去ってくれる。 ああそうだ、全て、全て!! 「このぉ……!」 箍が、外れた。 溢れ出した闇は両掌に収束され、全てを貫く雷と化す。 力の濁流が私の身体から外へと流れ出る。 主が止めた気がしたが、もう遅い。 流れ出た力は雷を纏い、彼奴らを射抜く。 「どうだ……!」 ――筈、だった。 だがしかし、どうだ、奴らは、まだ、生きて―― からだが、うごかない。 だめだ、ちからが、はいらな 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」 全身を貫く痛み。魂そのものに食い込む悪夢の牙。 目の前が、すうっと暗くなった。 ああ、だめだ、……まだ。 だって、あるじは、まだ……さけんで…… 奇妙な浮遊感。闇の中。夢を見ているのだ、と自覚出来た。この空間で展開されるのは、大抵ろくでもない悪夢ばかりだからだ。 だがよく見ると、それはいつもの夢とは違っていた。辺りに何か、透明感のあるものが漂っている。 覗きこむと、以前主が教えてくれた宝石……オパールといったか……のように輝き、表面に模様を浮かばせる。 否、それは模様ではない。それは、私と主の思い出、だった。忘れはしない。忘れる事のない、宝。 そっと触れると、柔らかく暖かい感触が伝わってくる。様々な思い出。主と私の、生きてきた軌跡。 だが私は、その瞬間忘れてしまっていたのだ。暗闇の夢は、何れ悪夢に転じるということを。 ねっとりした手が、私の身体を捕らえた。気づいたときにはもう遅い。身動き一つ出来なくなっている。 そして闇の奥から、奴らが現れる。耳障りな甲高い笑い声。気持ちの悪い毒霧の身体。 ゴースにゴースト。塔に巣食う、死霊ども。 それらが私の身体を取り囲み、毒霧が肺まで犯し始める。気がついた時には、指一本も動かなかった。奴らは私の精神にまで侵入し始めたらしい。 やがて群れの中でも一際大きい黒影が、ゆらりとその姿を現した。 奴はオパールに、その汚らわしい鉤爪をかけた。 やめろと叫ぼうとしたが、声が出ない。目すら、動かせない。 ニタリと笑うと、奴はその巨大な口をがばりと開き、我らの「思い出」を捕食し始めた。 ――エサにするつもりか?私と主の思い出を、貴様のような下賎の!? 振りほどこうとした途端、激痛が頭部を襲った。 目の前で主との思い出が、次々と喰われていく。 そんな、嘘だ、主、主、主ある―― ――あるじって、だれ? ――そして、わたしは目覚めた。 ふわふわしたベッドに、消毒液のつんとした臭い。ここは――病院だ。 でもなんで、わたしはこんな所にいるんだろう。 頭が痛くて、ぼーっとする。……ワカラナイ。オモイダセナイ。 見るとお医者さんたちが、わたしのまわりをぱたぱた動いている。なんでなのかはわからない。わからない。 なんだかどきどきして、きゅっと、手を握る。シーツがかさかさした。これは……わたしの手? そのとき、勢いよくドアが開いた。ばあんという音が耳に響いて、心臓がびくんと跳ねた。 「え……? あの……?」 そのドアから何かを叫びながら、知らない人が入ってきた。何と叫んだのか、よくわからなかった。 男の人はじいっと、私を変な目で見た。……どうしてそんな目をするの? 「あの……誰ですか? あなた……?」 そう尋ねた途端、男の人は怪しんで、びっくりして、呆然として、……あとは、何も考えていなかった。 後で、男の人が叫んだ言葉は、わたしの名前だと教えてもらった。 それが、ミュウツー、だった。 それからしばらく慌しかった。 お医者さんはやっぱりばたばたしているし、わたしにいろんな事を聞いたり、変な機械をくっつけたりした。 そのたびに首をかしげているのと見ると、どうもよく分からないらしい。 ……一体なんで、わたしはここにいるんだろう。 あの男の人は、どこにいっちゃったんだろう。 ぼうっとしていると、へんなおじさんがきた。白衣を着たうさんくさいおじさんだ。 変な目でわたしを見ている。……気持ち悪い。 「ポケモンも、記憶喪失になるんじゃのう。珍しい症例じゃ。どれ、ちょっとよく見せてくれんかの?」 硬い手が、わたしの手をがしっと掴む。その瞬間、ぞわっと鳥肌が立った。 いやだこのひとはきらいだわたしに触るなッ!! 「いやぁ……! おじさん、いやぁ……!」 次の瞬間、わたしはおじさんを宙に飛ばしていた。 と、またドアがばたんと開いた。……あの人、だった。 あの人が、こっちに、近づいてくる。 初めて、わたしの名前を呼んでくれた人。優しい、目をした人。 何にもわからないけど、この人を見てると、大丈夫って気持ちになる。 「……お前がやったのか?」 ちくん、と胸が痛い。うん……そう、なの。わたしが、おじさんをぶらさげちゃったの。 「……だって、おじさん、イヤ、です……」 なんだか、あのおじさんはすごく嫌だ。でも、傷つけちゃダメ。 きっとあの人は、怒っちゃうだろうなあ…… うつむいていると、あの人の手が伸びてきた。 ああ、怒られちゃう、叩かれちゃうって思ったけど……そうじゃなかった。 あの人は、優しくわたしの頭をなでてくれた。 「え……?」 思わず、あの人の方を見る。……笑って、る? 「大丈夫。怒ってないから……な?」 なんだろう、すごくむねが、ほわってする。 「……はい」 気がつくとわたしは、その人に抱きついていた。 あったかい。いい匂いがする。すごく、おちつく。 誰かは、わからない。でも――この人だったら、きっと、大丈夫。 よろしくなあ、とそのおじいさんは言った。 あのうさんくさいおじさんとも、優しいお兄さんとも違う、不思議な感じがした。 なんだろう、何だか……すごく、変な感じがする。 こう、落ち着かないっていうか、逆にほっとするっていうか…… それに、この人は一体何なんだろう。お医者さん……にしては、他のお医者さんみたいに、白衣を着ていないし。 「お前さんの名前は?」 「……」 ミュウツー……と、あの人は言っていた。でも、なんだか自覚が沸かない。 「じゃあ、眼を覚まして、今まで見た中で見覚えのある顔はあったかのう?」 「……」 やっぱり……思い出せない。みんな、知らない人ばっかりだ。 頭を抱えていると、おじいさんがじっとわたしの目を見て、こう言った。 「何か、憶えている言葉はないのかい?」 その瞬間。わたしの中に、一つの言葉が浮かび上がった。 「……イ」 「ん?」 「アイ……」 そう、「アイ」。口に出すと、その言葉が、なんだかますます力を増した気がした。 「アイ」。何の事かは、良く分からない。でも、なんだか…… 「……そうか。アイ、か。……そうか、そうか……」 おじいさんは立ち上がって、わたしの頭を撫でた。 変だ。さっきまで変な感じしかしなかったのに、今はなんだか懐かしい感じがする。 「いいかい、お前さん。よくお聞き。……ワシが言う事をよく覚えておいてほしいんじゃよ」 そう言っておじいさんは、私の耳に、そっと囁いた。 「……え?」 「いや、意味は分からなくてもいい。ただ、心のココに留めておいてほしい」 そう言いながら、おじいさんは背を向けた。……帰るつもりらしい。 「あの、おじいさ」 こつり、と靴音が止まる。おじいさんは、こちらを見ないでこう言った。 「次に会う時は……もっと、別の呼び方を考えておいておくれ」 意味は、わからなかった。考えている間に、おじいさんは部屋から出ていってしまった。 後に残ったのは、わたし一人。 なんだか、すごく落ち着かない。 その落ち着かない気分のまま、一体どれだけたったんだろう。 この部屋には時計がないからわからない。 結局、あのおじいさんは誰だったんだろう。何でわたしの所に? それに……あの人。あの人が、いない。 「なんだか、さみしいな……」 思わず体を丸めて、呟く。 と、突然大きな音が響いた。 破裂するみたいな、壊れるみたいな、とても大きな音。 何があったんだろう。立ち上がった途端、さっきおじいさんが言ったことが、頭を過ぎった。 「いいかい、大きい物音がして不安になったときは……”ドわすれ”を使うんだ。そうすれば、不安じゃなくなるから」 ”ドわすれ”……何でそのワザなのか、わたしには分からなかった。 ただ、わたしのどこかでそれを使いなさい、って声が聞こえたから。わたしは体の力を抜いて、頭をからっぽにした。 だんだん、わたしの中の『わたし』が、遠ざかっていく。 すごく……あんしん、する。 あれ、でもなんか……ヘンなかんじが…… ――"MEWTWO" ノ "基本人格"磨耗 ヲ 確認 ――"MEWTWO"トランスモード ニ チェンジ ――人格プログラム"I-TWO" ヲ Re-Install ――"I-TWO" ヲ "主人格" トシテ 再設定 スル――
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550 市村さんナイトメアビフォアクリスマスのジャックもやってるのな 異常に明るくてオペラもこの通りに歌っちゃうツー様素敵だ 551 なんか聞き覚えのある声だと思ったらそうだったのか 過ちに気付いて苦悩しても「まぁいい、私は頑張った!」で一瞬にして立ち直るツー様とか素敵だな 552 あのポジティブすぎる立ち直りシーンは何度も見てしまうw クリスマスタウンで欲しいな欲しいな私のものだとエキサイトするんですねわかります 553 ジャックにハロウィンにピッタリだ!と拉致されるツー様 いや、だって、顔怖いし 554 ツー様にお菓子あげたいけどイタズラもされたいというジレンマ 555 おっ・・お菓子なんて欲しくないぞっ私は・・・/// 556 むしろナイトメア的な絵面になったツー様を連想して怖えwだがそれもまた、いい 557 むしろかっこよくなるような気がする ナイトメア続編にあたるゲーム、ジャックがファントムコスプレしてくれる だからツー様も(ry 558 ティムバートンとミュウツーは世界観会うよな あんなぐるぐるでカオスでコワかわいいツー様も似合うか
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6 ID qoUH2z2o gt; gt;1乙 空気読まずにSS投下 M「主よ、最近どうも出不精ではないか?」 男「んー?」 M「たまには以前のように冒険に出られてはどうだ?」 男「やだよ、めんどくさい。」 M「どうしてです。以前はあんなに活発に各地を回っていたというのに」 男「だって、あちこちでフラグ立つたびにミュウツー暴走して俺すぐ死ぬしさぁー 新しいポケモンに会うたびにオーキドの奴どっからか沸いてくるし、 俺も、いい歳だしそろそろ自宅警備員に就職してもいいんじゃね?」 M「!!!」 M「主は明らかに堕落している!」 男「えぇい…うるさいな」 M「え…主よ、その構えは一体…?」 男「主ビィーム!」 M「そんな馬鹿なぁぁぁぁぁぁ!!」 M「うぅん…っは!…夢か」 イ(い、いま。主ビィームって寝言で…) リ(言うな、多分それ突っ込んだら消されるぞ) 男「……ある……じ………びぃ……む………?」 M「!!!!!」 62 ID cumtI5Io M「ところで主、少し聞きたい事があるのだが」 男「ん?」 M「ダークライはいつの間に主の手持ちになったのだ?」 男「あぁ、何かずっと付いてきてて可愛いからつい///」 M「いや、そこ照れるところじゃない」 リザ「なんか主って懐いた猫をそのまま飼っちゃうタイプだよな…」 イ「そんな所が可愛いのですぅ~♪」 アク禁食らったからこっちに投下しときますorz 75 ID sqR7u/Uo M「おはよう…ん?みんなは?」 リザ「よう、珍しく今日は起きるのが遅いじゃないか」 M「ん…昨日またゴミ袋にろくでもない夢を…ふぁ~」 リザ「はは、そいつぁ大変だね、主達なら今日は海に行ったよ」 M「む、そうか…お前は行かないのか」 リザ「あー俺って水苦手だから」 なるほど、言われなくてもそうだな… M「しかしお前が読書とは、珍しい」 リザ「んー?さっきフシギバナが貸してくれてな、何でもイーブイもハマってるらしいぞ、この本」 本の表紙には『沖縄連続殺人事件~血の海のサーファー~』と書かれている。 M「む、随分物騒なものを読んでるんだな」 リザ「結構面白いぜ?お前も読んでみるか」 ドンッ! 勢い良く主が部屋に飛び込んできた。 男「たたたた、大変だ!海んチュウが!海の真ん中で!突然痙攣しだして…!」 M「!?落ち着いてください!主、とりあえずそういう事はジョーイさんに!」 男「そ、そうだな!行くぞミュウツー!」 M「は…はい!」 どたばたと二人が出て行くのと入れ替わりにイーブイが入ってきた。 イ「本のトリック通りです~♪今頃海の藻屑なのですよぉ~(ニコニコ)」 リザ(…最近イーブイのキャラが変わってきたな) 127 ID dqXuzVEo VIP立つまで充電してるのか随分ゆっくりだな。 ダークライは ダ「ますたぁ…、ますつぁあ、ごしゅじんしゃま」 主「どれがしっくりくるかなぁ」 バナ「いっそ、袖を引っ張るだけとかで良いんじゃない?スキンシップの時間にもなるし」 リザ「コレ以上言語を後退させてどーする」 M2「ゴミ袋の呼び方何ぞドーでも良い。」 ブイ「ミュウツーさんいけません!」 M2「む、聞かれたか?あ、いやこれはだな。その(慌)」 ブイ「今は、ゴミ袋は半透明なんですよ!」 M2「そうだったな……え?」 205 ID fXGuNESO M「主、食事が出来たぞ」 男「ありがと。今日の献立は?」 M「山芋とろろそばだ」 男「夏らしくていいなあ」 M「それに、レバニラ炒め」 男「え?」 M「つけあわせにスッポンのスープを用意した。食べてくれ」 男「ミュウツー……ちょっと待って」 M「ちなみに今日の夜は空いているぞ、主」 男「いや、そうじゃなくて…………食べ合わせ悪くない?」 全員(そっちかよッ!!) 278 ID IHtokLco 波ピカ「わんは…要らない子なんかなぁ」 男「そ、そんな事ないよ!沖縄弁だから使い辛いなんて事ないからね!」 波ピカ「わん…標準語習った方がいいかなぁ?」 279 ID J5emZH2o 海「あれ~シーサーやいび~み?」 主「あれはウインディだよ」 こんなん浮かんでしまった 282 ID 6v21jcAO 男「さあて…サブキャラ人気投票でも見てみるか」 男「一位はリザ姉か…やっぱ人気あるなぁ~」 波ピカ(←男を凝視中)「……ジー(わ、わんは…?)」 男「そして、最下位は…うん、予想通り波ピカだwwwまあ順当な結果になってr」 波ピカ「うわあぁぁぁぁん!!!」 男「な、何だ!?今、すごい悲鳴が聞こえたような…」 波ピカ、ゴメンよorz ※主と男は全く関係ナス 285 ID GXG9c5.o 男「二人きりになる事少なかったし、たまには…その…一緒に散歩でもするか?」 波ピカ「わ!?わんとですか?」 M「自重しろ糞鼠が!私とに決まっていますよね?主」 男「すまない、ミュウツー。その、たまには…ピカチュウとね」 M「そ、そんな馬鹿なぁ!?」 波ピカ「ほ、ほんにわんと一緒に…?」 男「うん、フシギバナ!リザードン!ミュウツーを頼んだぞ!」 リザ「お、おう…」 バナ「い、いってらっしゃい…」 M「貴様ら!いいのか!それでいいのかぁ!」 リザ「うお!こら!家の中で暴れるんじゃねぇ!」 バナ「全く…眠り粉でも食らってなさい」 M「うおっ!貴様!何を…Zzz」 バナ「ダークライ…ちょっと来て」 ダ「?」 バナ「ミュウツーに悪夢よ!」 ダ「!……フルフル」 リザ「お、おい、何もそこまですること無いだろう」 バナ「…ふん!」 一同(…どうして波ピカなんかと?) あんまりにも波ピカがかわいそうだったのでつい書いちゃいました
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738: ゲームのミュウツーの誕生日は『2月6日』(ポケモン屋敷の日記に書いてある) つまり星座が水瓶座になるわけだ 739: なんか似合うな水瓶座 水瓶座によくある水瓶掲げて水流すポーズとか様になる 740: 誕生日が公式でちゃんと決まってるのな>ミュウツー 741: ミュウツーが水瓶座だと聞いてちょっと調べて見たところ 主な天体 球状星団がM2、M72の2つ存在する。 中でもM2は中心部の星の密集度が非常に高いことで知られる。 その他、M72のすぐ東隣に散開星団(星群)M73がある。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%8C%E3%82%81%E5%BA%A7 ちょwwwwwwM2ってwwwwwww ゲーフリ狙ってやったのかwwwwwwwwwww 742: な、なんだってー! 744: なんつう小ネタwwwwwwwww 745: まさか宇宙ヤバイをこのスレで言うことになるとは 746: デオキっちゃんのフォルムがDNAに由来しているのとかは知っていたが ツーの誕生日の星座である水瓶座の中心天体がM2なのは知らなかったぜ…