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『魔法少女まどん☆けギん』(まほうしょうじょまどんけギん、ラテン語表記:PUELLA MAGI MADON KEGIN)はまwけwの妄想による日本の某魔法少女アニメのパロディ作品。略称は「まどん」、「まどけギ」。 登場人物 sika目 まどか(かなめ まどか)元キャラ:鹿目 まどか 「プピピ(てひひ)」 「プピー!(こんなの絶対おかしいよ!)」 ドラえもん(ドラえもん)元キャラ:暁美 ほむら 「ないわ」 「貴方は実にバカね」 ドヤ顔 黒人 宇宙人(ドヤがお こくじん うちゅうじん)元キャラ:美樹 さやか 「マミサーーン!!」 「アタシッテ、ホントバカ」 巴 マミ(ともえ マミ)元キャラ:巴 マミ 「もう何も怖くなアッー!」 「円環の理に導かれた…(自分が)」 カニクリームコロッケもといクワガタムシ佐倉 杏子(さくら きょうこ)元キャラ:佐倉 杏子 「カニクリームコロッケだと思った?残念、クワガタムシでした!」 「クワガタムシだと思った?残念、杏子ちゃんでした!」 「食うかい?」 タクべえ(タクべえ)元キャラ:キュゥべえ 「僕と契約してスーパーハッカーになってお」 「急にヒマになったな…」 ヨシオカ キョウスケ(ヨシオカ キョウスケ)元キャラ:上条 恭介 「さやか、これはボクに対するOh,year!」 「バビューン!」 カトー 大佐(カトー たいさ)元キャラ:志筑 仁美 「ヨシオカさんの事、以前からお慕いしていましたの」 「ファイア!」 素材提供 まどマギ ジェネレーター
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月の大きな夜だった。 冷たい風を素肌に感じながら、狭山純子は自転車のペダルに体重をのせる。昨日通い始めたばかりの、塾から家への帰り道。まだ田植えの始まっていない田圃の畦道を自転車はゴトゴト揺れながら走っていく。ペダルを踏みながら、彼女は重苦しく息を吐き出した。入学式からすでに二週間、小学生の頃とぜんぜん違う生活にも慣れ、友達も出来ているはずの時期である。 「なんでかな」 狭山は呟く。誰もそれに答えない。 彼女には友達と呼べる存在がいなかった。小学校卒業と同時に親の都合で引っ越し、誰も知り合いのいない状態で中学校に入学してしまったのだ。非社交的なわけではない。小学校の頃はどちらかと言えば人気者と言えるだろうポジションにいたし、おしゃべりも苦手ではない。だけど、知っている子と知らない子が混じり合う、中学開始という変化において、「自分だけ」誰も知り合いがいないと言うディスアドバンテージは、予想以上に大きかった。 ふと、彼女は自分の頬が冷たく濡れていることに気がついた。慌てて自転車を止め、制服の袖でそれを拭う。カフスボタンが鼻に当たり、小さな痛みを感じる。 「カッコ悪いよ」 少女の小さな声が夜の空気に吸い込まれて行った。そして、それに応えるような、べチャリと言う音を、少女は背後の闇の中に聞いた。狭山純子は振り返る。しかし、そこにあるのはただの田圃と、そこに腰をおろしている深い暗闇だけだった。彼女は再び前を見て、ペダルに足をかける。 突然、彼女の真上を巨大な影が通り過ぎた。そして、それは彼女の目前に重たい音を立てて現れる。 「何? 誰?」 彼女は声にならない声でそう問うたが、しかしそれは答えなかった。それは代わりに咆哮する。狭山の口から小さな悲鳴が漏れた。そして、自転車が倒れる音。 地面に転がった彼女の目が捉えたそれは、少なくとも彼女の知らないものだった。 四足で歩き、体の大きさは牛ほどもある。首周りには獅子のようなタテガミをはやし、犬のような、あるいはワニのような口の裂けた顔をしている。 「なんなのよ……………!」 彼女の言葉に、やはりそれは答えない。唸り、そしてぬちゃり、ぬちゃりと足音を立てるばかりである。少女は本能的に悟る。死ぬ。裂かれる。殺される。食われる。逃げなきゃ。立たなきゃ。走らなきゃ。 嫌だ。私、こんなところで死ぬの、嫌だ。友達もいない、こんな時に死ぬの嫌だ。もっといろんなことしたかったのに。おしゃれして、遊んで、働きたかったのに。彼氏だってほしいのに。こんなところで死にたくないよ。 彼女は震える身体に渾身の力を込めて立ち上がり、よろめきながらも畦道を蹴る。だが、すぐに彼女はまた倒れる。けっして震えのせいではない。別の何かにぶつかったからだ。 「痛っ!」 彼女が顔を上げると、そこにはまた得体のしれない生命体がいた。人の形をしているが、人ではない何か。硬く、突起のついた殻に覆われた何かがそこにいた。 「グシャー!!」 それが叫ぶ。背後の獅子のようなワニのような化物も同時に吠える。殻に覆われたそれは、手から生えている長い爪で、彼女の頬をつうと撫でた。頬から流れた血が、涙と混じる。 「なんなのよ、ねえ、答えてよ」 返事はない。ただそれはまるで自分を誇示するように雄叫びを上げるだけだった。狭山は目を瞑る。怪物は長い爪の生えた腕を大きく振り上げる。 「もう、やだよ」 狭山の口から諦めの声が漏れたその瞬間、殻に覆われたそれのからだが宙に浮いた。風を切り飛んで行った怪物は田圃に落ちる。そして、爆発音。熱風を感じて、狭山は目を開く。殻に覆われた怪物の姿はどこにもなかった。 「何? 今度はなんなのよ……」 「安心しな、もう大丈夫だから」 力強い、中性的な声が闇を伝って周囲に響く。狭山は声の方を向く。そこに立っていたのは、ひどく大柄な影だった。1メートル90センチほどだろうか。暗くて顔は良く見えないが、おそらく男だろう。肩幅はがっしりと広く、逆に頭は小さい。 「あなたは……」 「アップル」 人影は狭山の問に、短くそう答える。 薄暗いなか、狭山が目を凝らしてよくよく観察してみると、その人影は、赤い多数のフリルの付いたドレスのような服を着ていることがわかった。女、なのだろうか。それとも女装した男なのか。狭山の頭はますます混乱する。 「とっとと仕留めるよ」 アップルと名乗った、筋肉質な人影は、獅子型の怪物に向かっていく。一歩毎に地面を震わせるその足取りに、恐れやためらいはない。獅子のような怪物は、上半身を起こし、前足でアップルに殴りかかる。アップルは片手でそれを軽くいなす。いなしたかと思うと、すぐさま怪物の懐に潜り込み、右腕で一撃をお見舞いする。流れるような動きだ。怪物は、うめき声を上げ、バランスを崩した。アップルはそれに容赦なく蹴りを連発して、田圃の泥中に怪物の頭をめり込ませる。そして、倒れた怪物の腹に休むことなく蹴りを与え続ける。怪物の悲痛な叫びが、狭山の耳を鋭くつく。あまりに一方的な攻勢に、彼女は思わず目を背けた。 「相変わらず爽快だね」 また、狭山の後ろで聞き覚えの無い声がした。歌うような、どこか弾んだ口調だ。狭山が振り返ると、そこに学生服を来た少年が立っていた。月灯りに照らされた彼の顔は、目鼻立ちがすっきりと整い、誰が見ても惚れ惚れとするように美しかった。 「あれね、クラヴマガって言うんだよ。知ってるかい」 少年の言葉に、狭山は首を振る。 「世界で一番"容赦"のない格闘技さ。人を殺し、自分が生き抜くための格闘技だよ」 そんなことを言っているうちに、怪物とアップルとの格闘は終了していた。怪物はもはやピクリとも動かず、アップルはその腹に足をかけて見下ろしていた。 「おまえらにはシナモンを振りかける価値すらないよ」 アップルはそう冷たく言い放つと、片腕を振り上げた。そして、ぶつぶつと何かを唱え始める。すると、振り上げた腕が炎を纏い、夜の闇を明るく照らし出した。その時、初めて狭山はアップルの顔を見た。日本人離れした、彫りの深い顔、眼光鋭く力強い目つきなど、厳しい部分も多いが、しかし、その顔は間違いなく美しく、どこか可憐な、女のものだった。 「ウルトラマジカルクリーミー・超戦闘魔法・火焔大剛拳!!」 彼女は拳を振り下ろす。火柱が天まで昇る。熱気が、あたりを包む。 そして、そして怪物の巨大な断末魔が、徐々に消え失せていった。 「君、良かったね。僕らが偶然通りかかって」 美しい顔をした少年が、まるで恩を着せるかのように狭山にそう話しかけた。呆然としていた少女は不意の言葉に何も返せない。 「いいよ、お礼なんかしなくても。こっちはこっちで事情があるからね」 少年はそう言ってニヤニヤ笑いながら首を振る。 「それよりさ――」 少年は黙らない。狭山の顔と体をなめますように見てから、こう言った。 「君、処女かい?」 Bパートに続く (作・恋人が南十字星)
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11/07/31(日)05 39 11 No.6898914 del ■魔法少女ロワイヤル!■ ダビデ 魔法少女。主となる能力は火。シンボルは左目 元は男で、自称・神のうさんくさい星型マスコットと契約した事で 女の子もとい魔法少女になった 容姿自体は可愛いのだが、普段着は男装のパンクファッションを好み 女になっても俺は俺と女性らしさが皆無の為、全然可愛くない むしろ魔法少女を殺し能力を増やす趣味が加わり、えげつなさに磨きがかかった ただし中身が男のままなので、好みの女の子には手を出さず強力さえする 下心丸出しである
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魔法少女 鹿目まどか 暁美ほむら 美樹さやか 巴マミ 佐倉杏子 [[]] その他 キュゥべぇ
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魔法少女の世界で平和に暮らしたい 事故で死んだけど神様に頼んだらリリなの世界に転生させてくれた。 オマケとしてFateのサーヴァント召喚能力や、他にも時間停止能力を貰った。 神様とは常に会話が出来る状態であり、何かあると手助けしてくれる。 本編では原作ヒロイン全てに好意を持たれてハーレム状態。 タイトルは「平和に暮らしたい」なのに、もちろん主人公は自分から事件に首を突っ込む。 転生して喜んでたけど原作キャラに出会って絶望した。…けど割と平凡に生きてます ※神転、チートオリ主。序盤の長い修行描写も飛び飛びに目を通すだけで把握できる親切設計。 ニコニコ動画からきているかと思われる声優ネタも入っているので理解できない人もいるかと。途中で疲れてダウンした。 道行き見えないトリッパー TS憑依物。原作数年前から始まる。 内容に関してはネタバレ防止のために省くが、全体的に良作。 にしても、料理描写のあるのは読んでて腹が減る…… なのはの世界にTS転生した一般人のお話 読める文章で結構面白いのだが、 段々本筋から離れて、もうオリジナルで良いんじゃね状態 なのはやフェイト達と出会うまでは相当遠い予感 魔法少女リリカルなのは 〜先を越された転生者〜 「wikiを頼り」←すごい勢いでスコップを摩耗していく。 主人公もチート転生オリ主だが、題名の通り、銀髪オッドアイなチート転生オリ主を揶揄ったキャラが出てくる。 いつからか流行りだした転生者アンチ物。クロノをKYと言い出す噛ませ転生者は最早伝統か…… ちょっと面白いアイデアは新たな作者が次々と劣化コピーしていくよね……にじファンもなろうも。 他の転生者は論うが自分のことは棚に上げるのもまた伝統。 なのは二次。神との漫才あり。 タイトルからしてなのはキャラを物扱いしているような嫌な気配がぷんぷんと漂っている。 ハーレム狙いの最低系オリ主が登場してそれを阻止しようと動く主人公。同じ穴の狢。 先にいた転生者がヒロインをもの扱いしたことに憤る転生チートで原作ヒャッハーしたがってた主人公。 目くそ鼻くそを笑うを体現してくれてます お稲荷様奇行文 スラップスティック系のコメディ。 九尾の狐っぽい何かになってしまった男オリ主がリリカルな世界にトリップする。 STS時系列から始まるがその後にジュエルシードによる平行世界移動能力を身につけ ヴィヴィオとなのはさん(19)を引き連れて無印、As、Vividと引っ掻きまわす。 酷いキャラ崩壊となぜかオリ主に惚れるなのはを受け入れられる心の広さを持っていれば楽しめるだろう。 魔法少女リリカルなのはStrikerS はじまりの魔法 なのは二次。王道的最低系。転生モノではない点と完結した点は評価できる。 なのは撃墜事件の際になのはを庇おうとした結果右目にデバイスが埋まってしまい それ経由でアカシックレコードに接続できるようになった人間が主人公。 なのは撃墜の責任を押し付けられるどん底状況からスタートするが先に挙げた状況も手伝って 実力隠し系チート主人公ロードを突き進む。 機動六課に転入してからは魔法を使わない戦い方でTUEEE、実は魔法もSUGEE、誰も知らないような 知識を持っててSUGEE、ユニゾンデバイス持っていてそのデバイスの階級は大将です、 今まで功績を立てても昇進を断っていましたが受けることにしましたこれで元帥になったよ……と イベントごとに隠していた実力を表に出していく。周囲の評価も裏返ってマンセーされるよ! 個人的にはにじファンスコッパーの登竜門となる作品だと思う。 これを読み切れないならにじファンを掘るのはやめておけスコップがもたないぞ。 魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者 なのは二次。神様転生したオリ主が助けたマテリアルと日常生活する話。 主人公以外にテンプレチーレムオリ主の転生者がおり、下心全開の言動によってなのはらに避けられている。 空白期の日常生活をメインとしているため物語に大きな動きはほとんどなく、戦闘要素も薄い。 だが主人公の副業で知り合ったスカリエッティに頼まれ数の子をホームステイさせたり、それをきっかけに スカリエッティが善人化していったりと原作乖離の度合いは大きい。 中盤に主人公の前世の妹と友人が神との漫才の末にトリップしてきて主人公と合流した。 増えすぎたキャラを作者が扱いきれなくなってグダグダになっていき44話あたりでギブ。 とあるチートを持って! リリカルなのは転生オリ主。 おっぱいを揉むことで相手の健康や成長を操れるおっぱいチートを貰った銀髪オッドアイの転生者が 小学生のなのはをマジ泣きさせてしまったことで現実を見るようになり、改心する。 しかし一度立った悪評を取り戻すことは難しくて……という話。 デバイスの名前がアイシテルという辺りからも分かるように、基本的に主人公がアホで不遇なギャグ。 台本どおりリリカルなのは リリカルなのは一期の映画は、ミッドチルダでなのはたちの幼少期を映画化したという劇中劇のような扱いなのだが それを演じた子役であるオリキャラ、アンナ・クアンタを主役にした中編。 アンナの先輩でいじわるな性格の天才子役リュッカとのやりとりと、アンナ自身の役者としての成長が話の中心。 リュッカの嫌がらせに最初は嫌な感じがしたが、いじめられるアンナもアンナで なんだかエキセントリックな子なのでついつい笑って読み進めてしまう。 全体的な出来としてはもう少し友情物語か役者としての成長に焦点を当てた方が良かったとは思うが それでも真っ当な二次創作はにじファンでは貴重。 テンプレチートオリ主に強制的にさせられた元一般人のお話 なのは二次。神との漫才あり。改行多し。男主。 銀髪オッドアイニコポナデポ付きでドラゴンボール系能力を持って強制的になのは世界に転生。 主人公が拒否してもテンプレチートオリ主であることには変わりがない。 ハイテンションオリ主の一人称で勢いに任せて押し切ろうとする文章に嫌悪感が湧いたためギブアップ。 リリカループ日記 原作知識も神様転生も無しで、なのは無印から死んで覚える無限ループ。文章は日記形式というか独白 とにかくすぐ死ぬ。5行くらい書いたら死ぬ。今のところ2話だけど既に50回ループして50回死因を書いてる 三大死因はジュレイモンにアルフの腹パンに宝石。最初はコロコロ死ぬのが淡々として面白かったけど次第 に飽きる。というか50回もすぐ死んでを繰り返して内容も日記だから薄い。一歩進んで二回死ぬテンポ ちなみにループものでよくある一つの正解ルートを見つけたら次ぎも同じ行動でルート確定〜という進みではない 仲良しルート見つけてじゃあ次も、ではなく総当たりしてる感じ。これは色んな展開や無限ループの気楽さを楽しめた 魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜とある新人の日常〜(なのは) 最強でも最弱でもない、それなりの強さでティアナとスバルの同期のオリ主が 六課にはいって頑張る話 スバルルートとティアナルートとギンガルートの三つの話がある(ギンガルートは今連載中) ユーノの恋愛を本気で応援してみた チートを貰って転生した主人公… ただし微妙すぎてメインストーリーに全く絡まないどころかその能力の描写すら数行程度しかないという不遇さ。 というか、恋愛物なので関係ないと言えば関係ない ユーノ×なのは ← 主人公が応援 ← はやてが茶々を入れる フェイト×オリキャラ 最初はユーノ×なのはの恋模様を応援しているだけだったが、いつの間にか主人公がなのはに惚れていて… だけど、応援していた手前、表に出せず煩悶している描写がメインか。 読んでて何か凄い青春してるなーと思った。リリなのである意味は薄いけど、個人的に良作。 ただし、オリキャラとフェイト以外、基本的にウジウジしたキャラが多いのでそういうのが嫌いな人は駄目かもしれん。 フェイト×オリキャラは展開上結構重要だったのはわかるんだが、 ユーノ×なのはなら主人公はフェイトだろ!と思って読みに行ったクチだったので確定したところで折れた 割と早い段階から嫌な感じはしてたからそこでやめとけばよかった… フェイト×オリキャラは、いつまで経っても煮え切らないユーノ×なのはのブースター的役割だから どうしてもメインは「なのは、はやて、ユーノ、主人公」の関係描写がメインになってるな。 フェイト贔屓の奴には辛いかもしれん。 魔法戦記リリカルなのはWarriorS StrikerSの2年後の話。六課再結集からスタート キャラ紹介が最初にある、オリキャラの数が多くて原作キャラとくっつく、主人公のランクがオーバーSでリミッター付きとよくあるパターン けど実際は主役り別のキャラが目立ってる。寧ろスバルとくっついてるキャラが主役っぽい あと文の量はそれなりにある SIDEとか特にないから読めたけど、話の展開が急すぎるとも思えた 欠けた私と失った彼 リリカルなのは、なのに、最初に出てくるのはNARUTOのNINPOU……だと……。 「訳が分からないよ」というのが感想。ひたすら主人公の過去と内面の話で進み、 またチート才能の片鱗が見え隠れしている。フェイトがヒロイン? 正直、不幸な過去を持っている一匹オオカミの俺最高、とかいうのが好きなら……。 この本は……まさか闇のーー写真集? オリジナル主人公の視点で話が進む。原作キャラはちょっと出てくるぐらい。 基本的に、オリジナルキャラ×オリジナルキャラの話。正直、二次の意味は? 主人公の説明は無く、またどういう位置付けになっているのかも分からない。 いわゆる雰囲気(やった、変換出来た!)小説。 これは第二の人生という名のゲームだ りりなの。転生者複数物では流行る前の作品。 主人公は古代ベルカに技術チートもらって生まれて人造魔導師作って、原作の時期に他の転生者たちと対決。 アンチ転生者。 今考えるとどう考えても最低系なのだが、外道成分が開き直ってぶれなかったのと、 味方も敵もオリキャラのキャラを立たせるのが上手かったから好きになった、多分 魔法少女リリカルなのはViVid~ヴィヴィオ・ダンブルドアの異世界記~ (前略)ヴィヴィオに憑依、ぅゎょぅι゛ょっょぃ リリカルなのは 質量兵器保管課 【ジャンル】コメディー 【文字数】111,789文字 【備考】転生無し ギャグ 完結済み 人外魔窟で人材不足の質量兵器保管課部隊長カソウ=モヤソウが 仕事をサボろうとしつつも、リンディをストーキングしたり、 カリムにゲロ、はやてに藻と綽名を付けたりしている内に 解雇されちまったが元部下達の起した反乱鎮圧に協力させられ、 いつの間にか対管理局組織のトップになっていたけど 結局サボれないでござるな話。 シリアス成分もあるにはあるが結局ギャグ。さっくり読める。 元は理想郷にあったため既読の方もいるのでは。 忘れ者 【ジャンル】シリアス 【文字数】163,673文字 【備考】アンチ ダーク 作者は『千雨降り千草萌ゆる』の人、感満 【感想】 作者からしてアンチというかヘイトですねわかります。 主人公はシグナムの息子だが現在のシグナムにその記憶は無い。 一方通行のやり場のない感情に振り回される主人公が成長するお話……だったらいいのになあ。 八神はやてへの考察が新鮮だけどやっぱりヘイト色。 他にも原作とは根本的に異なる設定があるので、 此れはパラレルワールドなのだと念仏を唱えるのが吉。 シリアス・鬱好きにはたまらない……か? 個人的にはこのえげつなさ具合が好きだが、原作好きには悪夢以外の何物でもないはず。 気楽に読むことは許されない。 自分はこの人の作品で新たな扉を開いてしまった。 機動六課には運ばない!! (原作:魔法少女リリカルなのはStS)2話まで 前書きバイバイ。原作StSアフターで複数転生者物。一般管理局員? フェイトに惚れられている(ように読み取れる)オリ主。 話したりしてると他の嫉妬した転生者に理不尽にボコられるからという理由でタイトル。 ギャグにしたいんだろうけど、普通に考えたら傷害事件。ってやっぱ感想でもつっこまれてた。 他の転生者達が“管理局の最終兵器”など、なのは&フェイト級の魔導師だったりする意味はあるのだろうか。 鋼鉄のストライカー ゼストのクローンが主人公。クローンだけど性格は全然似てなくて、オリジナルを倒して俺が最強になってやる! ってタイプ。 ベルカ式の小技にもちゃんと名前がある。 現在8話まで投稿されてる。 蛾龍伝蹴散らせ!ガリューさん 記憶喪失の男がガリュー(イモ虫)に転生 幼虫「腐葉土うめぇ」→成虫「トンボうめぇ」と立派に成虫して現在長老的な存在に勉強(魔力だとかどの虫が強いだとか)を教えて貰ってるとこ リリカルなのはなのだが未だに魔法どころか人間の陰すら見えないけど、多分作者は怪獣バトルがしたいのではないか、と推測した。作者名的に 文章は主人公の心情文がちょっと引っ掛かったが全体的には普通に読める文章 魔法少女リリカルなのは ~チートは望まない転生者~ 神様と漫才あり。神様のミスが原因で転生。ルビ振りをミスしまくる。 主人公はチートを貰わなかったが、逆にそれなら転生させる必要ないよなっていう。 主人公紹介ページあり。肝心の文章だが、一人称、そして情景描写がこれほどかと思うほど少ない。 踏み台転生者もいる。唯一他の作品と違うことといえば踏み台が主人公より強いこと程度。 最新話まで既読。 転生者。原作知識あり。 地雷原。地雷を避けたらまた地雷。文章力が無い故の一人称()。神様とのやり取り有り。 神様が間違えてどうたらこうたらでチート転生者。タイトルの『チートを望まない』ってのはノイズが何かだろう、気にしないほうがいい。 オリ主は「原作に関わる気はない」とか言ってたけど、これでもかと関わりまくる。 オリ主以外にも原作知識ありの転生者がいる。その転生者はハーレムを目指すが空回り、オリ主が美味しいとこ持ってく。 全体的にオリ主はカッコいい()って感じ。どこか無気力()で大人びている()。 学校にテロリストが乗り込んで来たところを返り討ちにする妄想が好きならばハマれると思う。 魔法少女リリカルなのは 魔神と巫女と境界の力を持つ転生者 【地雷条件又は注意事項】 神様転生特典付き、複数転生者、チーレム、何故か知らんがレズビアン敵視 東方の「神綺の力」「空を飛ぶ程度の能力」「境界を操る程度の能力」を神から貰って転生 原作に介入しようとしたがレズビアンで最低系テンプレの転生者が介入、原作三人娘のハーレム?を形成 おこぼれか知らんが代わりといわんばかりにマテリアル達を自分のハーレムに加える マテリアル達をわざわざ同じクラスに編入させて、レズビアンと敵対。 マテリアルたちは「オリ主サマ素敵! レズは死ね」を連呼、んで敵対と 正直同じ穴の狢というか目くそ鼻くそ。 オリ主の前世設定が無意味に両性具有だったり、転生後はアルビノだったりと色々とアレな作品 グレアムJr.が行く!! 【地雷条件又は注意事項】 原作知識無しの転生オリ主、……ではなく・・・・・・、文章量が少ない(4話で約9000文字) 神様転生でもなく目立つチートもなく、一昔前の二次創作オリ主ものというべきか Jr.とあるが実際にはギル・グレアムの孫。 3歳の時に前世の記憶を思い出す 記憶を取り戻してそれほど経たず猫姉妹のうちの一匹であるロッテに師事する。 魔力量はAAだが成長する設定もあるのでどの程度の強さになるか不明。 誕生日にギル・グレアムからストレージデバイスを貰う 作者曰く友情・努力・勝利の熱血ガチバトルとか大好きだそうで、最近は減ってきた昔ながらのテンプレものにしていきたいらしい 文章量の少なさに一抹の不安を感じるが、これからに期待 魔法少女リリカルなのは~技術チートになった転生者………なのか?~ 神様転生、side、読者アンケート、2話で主人公設定魔力AAA+で黄金律で執務官でデバイスマスター、二つ名、イメージCV…もうお腹いっぱいです 3話で作者と対談でサイバイマンの自爆くらったヤムチャに、4話で地の文に作者の電波でかめはめ波を食らったセル状態に これ以降もメタ発言が普通に出る、-シュッ--ガンッ-など効果音つき、などなどなんというかにじファンを実感させられる作品 魔法少女リリカルあーかーど 【地雷条件又は注意事項】 ロリカード 二ヶ月更新されず 旦那の性格が少し丸い そこはかとないアンチリリカルなのは臭 ミレニアムとの闘争から数十年後、月村家の事情により派遣されたアーカードが 偶然PT事件に関わるお話。但し、魔法吸血鬼☆エターナル☆ロリカード。 パワーバランスについてはお察し下さい状態だが、魔法は旦那に効果があり 砲撃魔導師による長距離飽和攻撃で意外と何とかなりそう。 イギリスと言えばグレアム提督であるが、彼はヘルシングとの繋がりを持っているため、 闇の書をめぐる問題に横やりを入れられないか、不安を抱いているようだ。 旦那っぽさがそれなりに出ているので、とりあえずお気に入りに放りこんでいる作品。 しかし、旦那節からにじファン的オリ主のSEKKYOUが連想されるためちょっと苦笑い。 調教師の次元征服 3話6000字程度しかないがどう考えてもノクターンにいったほうがいい リリなのsts世界に転生、他転生者ありらしい、女を調教して奴隷にする能力使ってヴィヴィオ狙いで平穏に過ごすキリッ 作者の欲望がわかりやすいので許容できる人は読む人は止めないがエターする可能性大だと思え 2位 魔法少女リリカルなのは ~チートは望まない転生者~ (原作名:魔法少女リリカルなのは) 幼女神に間違って殺されてリリなの世界に以下略 まさに黒歴史というような主人公設定に感動したが無意味だ 会話文だけで数行続いて誰が喋ってるのかわからない状況が続くので脳内補完できる人以外は読まなくていい 調教師の次元征服 神様転生物。主人公はなのはと同じ学校に~、等という事もなく、親に先立たれた孤児として転生、成長しStrikerに入ってから物語スタート、他にも三人転生者が居るとか 何が出来るのかの全貌は分かってないけど、女性限定で相手を屈服、奴隷化できるスキル持ち、ノクターンでやれよ 原作に介入する気の無い主人公は、可愛くて優しい人と結婚し、幸せな生活がしたいと考え、ヴィヴィオが管理局に保護される前にマンホールに潜りヴィヴィオゲット! ……ゑ?三期でトップクラスに重要なキャラだろうにどういうことだってばよ…… そんな主人公は、ヴィヴィオを奴隷化するために自宅(潰れたアパート)にお持ち帰りし、ヴィヴィオ調教の第一歩と一緒にお風呂、ヴィヴィオの感度を上げてお腹を撫でたり……で現行(四話)、へ、変態だーッ!! 結論…愛の三大要素、痛み、苦しみ、ビタミンが足りてない、っていうかノクターンでやれ バルディッシュ「あ・・I can t speak English very well」 完成したてのバルディッシュに憑依する。 以下地雷要素 ハイテンション系一人称小説 勘違い物。 空行使い。 タイトルの通り、バルディッシュなのに、憑依元が英語力が英検3級くらいでワタワタする。 発想は面白いし、コメディとしてつかみは良いと思う。 今後の展開に期待。 こんな人生もありだろうか? 神様のミスで転生した両親病死で孤児の量産型主人公。 「リリカルなのはの世界に行ってもらう事にする」とは原文ママ。 俺よりアニメに詳しい神が説明し始めた瞬間にもうご馳走様状態。 序章である一話の最後にステータス表がきてもうそろそろ我慢の限界。 6話まで呼んだ感想として、自分が投影できないキャラしかいない作品なら 無理して書かないでも良いと思った。 24位 原作介入?出来ないかもしれません 最初からside、ウィザブレ用語、作者と対談などが目に入るのでまずはこれに耐えることが求められる 読み進めると文章が詰まっていて漢字が多く目が滑り、さっぱり内容が頭に入らない そして主人公設定でFate風ステ、まだ耐えるか!ならば何もいわない、この先も読み進めるといいだろう ところでこれって何の物語なんだっけ、リリなのじゃないのは確か 原作改変ノート(仮) 神様転生で原作知識が無い主人公は原作改変ノートらしきものを貰ってなのはの幼馴染ポジションに 途中までは原作の改変具合を見たり他の転生者と会ったりで良かったが、神社で霊感()に目覚めてからスコップが硬い地層に当たる 転生者アーチャーが出てきてからそっちがメインになる、ネタ的な意味で 主人公にバトル要素が無いからかそこまでスコップは砕けないがアリシアの亡霊とか出てきます なのはDynamicってのを推してみる。 実験中の事故で甲児とさやかがマジンガーZと一緒にミッドチルダにやってくる話で、 ミッドチルダは機鋼帝国に襲われている。 十造がユニゾンデバイスとして復活、鉄也にゲッターチーム、グレンダイザーの大介、仕舞いにはデビルマンが仲間になる。 ナンバーズが仲間に、兜剣造がジェイル・スカリエッティに転生、ダイナミックファン向けだね。 終盤の展開には、ミッドチルダがデビルマジンガーの群れに焼き払われたりと、怒濤の展開。 悪い所はマジンガー推しと、文章力だけかな ストーリーはご都合主義だが、個人的には良いと思うよ 魔法少女リリカルなのはStrikers?復讐に溺れた者? よくあるアンチ復讐物、微量な、なのはヤンデレ、空白は一行ごとで薄い 姉が何をして殺されたのかはまだ明かされておらず、殺したのはフェイトではない可能性もある 社長ティアナ【神様】【憑依】【独自設定】【アンチ】 ティアナ憑依だが完全にオリ主化のうえ、作品世界もほぼパラレル化 管理局&六課の徹底したアンチ、六課崩壊時の描写とかかなり悲惨 そういうのが好きならハマれる、嫌いならハマれない とある市民の自己防衛 序盤はよくある「原作に関わりたくない詐欺」、途中から「原作どこいった」に進化 原作そっちのけで転生者たちがバトったりコメディったり 割と好きなのに上手く説明できない、少なくともすでにこれはなのは二次ではない 転生して喜んでたけど原作キャラに出会って絶望した。…けど割と平凡に生きてます 能力開発チートもの、黙々とかつ延々と能力開発する流れがウケた ただ、原作介入開始以降は作品の方向性が定まらず更新遅れ気味 RPGでも装備が整ってくるまでが面白いよね これは第二の人生という名のゲームだ 外道主人公とその一味が原作と転生者を蹂躙、主人公の外道っぷりを楽しむ 1ヶ月の連載期間で無印からStSまでの原作ブレイクをきっちり書き切った その後は続編と続々編を連載中だが、本編連載時に比べ更新停滞中 魔法少女リリカルなのは ~次元世界最強の弟子~ 同作者のゼロ魔×ネギ魔作品の続編で、前作主人公にティアナが魔改造される 史上最強の弟子とはクロスしていないが師匠達の人外ぷりが大体そんな感じ 常識外に染められたティアナが素直に”頭冷やそうか”されるわけがなかった 幻想幼女リリカルキャロPhantasm 東方とのクロス、完結間近、弾幕と回避を駆使し逞しく生きるキャロ 終盤に色々と伏線が明かされるのでプロットはしっかりしてる 東方にある程度なじみがないと読みづらいかも 白き不屈の魔導師 原作とは性別が逆転した異世界のなのはが死亡して逆行 ブレシアやリニスが生存したりと色々と歴史の異なる世界とのギャップが面白い なのはとの同キャラ対戦は戦闘描写が熱い 機動六課のお荷物 原作知識をもつ非力な主人公が道化として原作の裏で暗躍する 主人公のマイナス思考がかなり鬱陶しく耐性がないときつい、が途中から急展開 終盤がかなり駆け足だった反省か、現在後日談の連載中 とあるチートを持って! テンプレな勘違い主人公が反省したその後の話 ヒロインはデバイス、ぶっちゃけヒロインのデバイスのかわいさがすべて デバイスかわいい、主人公の能力はひどい 道行き見えないトリッパー 地球にTS転生した主人公、なぜか背中に羽根、グレアムに連れられミッドチルダに 幼少期からすこしずつ魔法を覚えたり、孤児院→魔法学校→管理局とステップアップ 最近は精神も徐々に女性化してティーダといい感じ、StSはまだまだ始まらない 魔法少女リリカルなのは ties 原作のなのはたちっていい子すぎるよね―― 無印開始時点で父親がいまだ入院中の高町家で、孤独から対人恐怖症になった高町なのは PT事件は概ね原作沿いだが、A’s編から原作どこいった路線に なのは、フェイト、はやての”現実にありえそうな”悪い子っぷりが魅力 リリカルなのは for FFXI MMOFFXIとのクロスものという皮を被った原作知識あり転生もの。タグとあらすじでアンチ公言。 視点表記を使わないことはありがたいのだが、文章力が低いせいか視点が変わった時にそれをすぐに知覚できない。 「あ、ここ一人称になってたのか!」みたいな感じ。 展開としてはつまらなくはないのだが、如何せんチートっぽい印象を受ける。 魔法少女リリカルなのは ~BBA無双・目指すは最高のハッピーエンド~ 死んだばかりのおばーちゃんが転生するというけったいな作品。 改行しまくる。1話にして神とおばーちゃんでsideがころころ変わる。2話で芝生られる。 貰うチートが全て人生を楽しく生きるための幸運っていう辺りは少し新鮮味はあった。 そして彼女が原作前に動くせいで原作が開始しない。文章に耐えられればちょっとした笑いを得られるかも。 最新話まで既読。 転生者。原作知識無しだが転生時に知識を得たために実質原作知識あり。神様とのやり取り有り。 ババアが神様が間違えてどうたらこうたらで原作開始以前に転生。オリ主が原作の諸々の事件や事故が起きないようにあらかじめ手をうってあり、なんの事件も事故も起きない日常の短編形式。 空回りする転生者たちや、ありえたかもしれない日常風景を楽しみたいなら良いと思う。ただし特に山場も見せ場も無いので、序盤で無理なら全部無理かも。 基本的にオリ主は序盤だけしか出ず、舞台装置に近い存在。 テンプレチートオリ主に強制的にさせられた元一般人のお話 よくある銀髪オッドアイテンプレチート最強ハーレムニコポナデポ習得オリ主モノの一つ。ただ他と違うのはニコポとナデポを自覚して無表情を突き通し、銀髪オッドアイは嫌だと嘆いていること。ただ、やはり普通に神には会うので期待はしない方がスコップのため。 特典としてニコポナデポを貰っているため自覚できているが、猫のブルータスは被害に会っており、さらに二期から主要人物と化してしまっている。あと擬人化も。 もう最低系の要素を限りなく取り込んでいるのにチート以外はそんな気はしない。ただ、素でハーレムを築き上げてやがるので注意すべし。 二期の途中で止まっている。神は二期にも出るので生理的に我慢できない人はプラウザバック。まぁ上手いくせに神とハーレムとチートと猫が全てを台無しにしている リリカル普通に学園生活を送りたい 最新話まで既読。 非転生オリ主。 まず、最初のオリ主オリキャラの設定は読まない方が幸せ。 オリ主は非転生だが、転生者のオリキャラが出てくる。 内容に関してだが、イケメンチート転生者がヒロインたちにストーカー紛いのアプローチを繰り返し、それをオリ主が助けてたらヒロイン数人がデレ出すというアンチ転生者テンプレ展開。ちなみにオリ主はイケメンでモテモテだが異常なまでの鈍感なので気付いてないという設定。 文章力がかなり残念でside使い。場面展開も流れもぐだぐだで作者が思い付いた話をその都度書いているように感じる(恐らくプロット無し)。キャラクター設定は作者脳内では固まっているのだろうが、作中での描写が足りず棒人形劇のよう。 展開自体は面白い。文章力や構成力があれば格段に良くなるだろう。 こんな人生もありだろうか? 最新話まで既読。 原作知識あり。神様転生チートオリ主。神様とのやり取り有り。神様からもらった能力はNARUTOの忍術。 とにかくオリ主が一人称の地の文で雷電並みに全てを解説してくれる。序盤は『僕の考えた面白い小説の設定を小説仕立てでご紹介』ってな感じで、そこを乗り越えられないものには読むことすら許されない。 基本、オリ主がとにかく原作の事件に介入して、チートでハッピーエンドに持っていき、フラグも建てていく流れ。 リリカルなのは アナザーダークネス 紫天と夜天が交わる時 連載中最新話まで既読。 原作とは異なるかなりダークなストーリーを辿った平行世界の紫天の主&マテリアルが主人公。 原作無印の最終決戦で虚数世界が開いた折に平行世界の紫天の主が紛れ込んでしまう設定。 マテリアルは二人ほど原作キャラのマテリアルが加わっている。 平行世界では管理局の手で全員死亡しているため、現世に舞い戻ったことから管理局に復讐!するはずが 原作かつA s開始前までトリップしていたため、状況の違いに戸惑い気付く姿が描かれる。 現在ヴィータのなのは蒐集に原作介入するところまで。 アンチ管理局作品だと思うが今のところ主人公達の人格はともかく、ダークな雰囲気は皆無。 白き不屈の魔導師 連載中最新話まで既読。 原作通りのプロジェクトFが存在しない平行世界の高町なのは的存在である男、高町俊也が主人公。 17歳時任務失敗とジュエルシードの暴走により死の間際にリニスとともに平行世界からA s前までトリップ。 よくあるオリ主のように、負傷中のところをはやてに拾われる。ヒロインははやて。 平行世界では聖王家が存続しているため、闇の書が夜天の書ということに気がついていない。 守護騎士の代わりに捕えられアースラに連行されてるところまで進行中。 主人公はほとんどオリ主といってもよく、フラグ立てても気付かない鈍感タイプでハーレム主の素質有。 ユーノやクロノにまでフラグを立てるんじゃないかと不安になる。 魔法少女リリカルなのはTime Leapなの? ~過去に戻った高町なのは~ 最新話まで既読。 30歳を前にしたなのはが管理局の陰謀で殺され…る寸前に拾っていたジュエルシードの暴走で赤子までタイムリープ。 もう一度人生やり直して原作ブレイクするらしいがまだやっとレイハさんを手に入れたところまでなので。 とにかくエタらないのを祈りたい。 Call of Dimension Magical Warfare 【原作】魔法少女リリカルなのは CoD Call of Dutyシリーズ クロスなのになのは要素がほぼ存在しない。 ブラックラグーンみたいなB級映画風の会話。 そもそもエタってる。 イラク戦争の後に起きたifの戦争に時空犯罪者と管理局が介入した、という世界観。 後に理由が説明されるのかもしれんが、何故かレジアスが銃を持って地球で行動していたりと、ツッコミ所満載な始まり方。 文章はにじファンにしちゃ悪くない、むしろ上手い方だけどちょっと描写がくどい。人によっては流し読みになる気がする。 会話はブラクラみたいな感じ。ブラクラ好きにはたまらないだろうが、嫌いな人はまず受け付けないと思う。 世界観説明もキャラクターの回想の中でだらだらと続くので読んでいて少しダレる。 と言うか俺は政治やらには詳しくないから分からないんだが、国名改めるって大統領一人の権限で出来るものなの? 後はなのはとクロスさせた意図が分からん。今の所レジアスが出てきたのと世界観説明でちょっと触れただけ。 挙げた四作の中では一番マシに思えたけど、エタってるという最悪の減点要素が存在する。 魔法少女リリカルなのは~Nameless Ghost~ (route NML) 字数多いくせにポイントは低いおかげでやや地雷っぽく見えてしまうが、自分は良作だと思う。完結済だし。 ユーノの親代わりである主人公がアリシアに憑依する。昔に読んだおかげで内容があやふやだからこれで勘弁してくれ 派生作品がやたら多くて混乱するが、まずこのルートを読めば間違いないはず
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『大魔法少女』-3/3 「二年前のあの日は、空が晴れることはもう二度とないんじゃないかなって思ってしまうくらい、黒い雲に押し潰されてた。なのに雨が全然降ってこなくて、町の外れのゲームセンターに向かっていた時から胸騒ぎがしてたの。そのゲームセンターには何度か来たことがあって、私の覚えてる限りじゃあまり流行ってなかったのだけど、店の外には自転車やバイク、車がたくさん停まってた。中に入ると―― (割愛) 『こいつらのこと、頼む』 それが最後の言葉だった。火の中に飛び込んでいって帰ってくることはなかった。残された私達にできることは、名前も知らないゼルノグラード型がどこかで無事でいることを祈るだけ。力なんて、勝利なんて、正義を貫き通すひとつの手段でしかないことを教えてくれた彼女への、それが精一杯だった」 ◆――――◆ アリベの魔法少女としての覚悟は、私なんかが真似ていいものじゃない。 同情なんて筋違いもいいところなのに、濡れた眼はいくら拭っても視界をぼやけさせた。 どうして正しかったアリベたちがそんな目に遭わなくちゃいけなかったのか、それは今、私が怒り狂うことでも嘆き悲しむことでもない。 「もう二度とあんなことにはならない。私がさせない。だからホノカちゃん」 優しく差し出されたアリベの手が聖者のもののように思えた。 こんなにも幸福を約束してくれるものなんて見たことがなかった。 「あなたの世界が救われるよう、私にも手伝わさせて」 惹きつけられるように私は手を握ろうとした。 何が現実で何が作り話かなんて、些細なことだった。 指と指が触れ合った、その瞬間。 何かに気づいたアリベが私の手を力強く握って引っ張った。 つんのめった私と入れ違うように緑色の魔方陣が展開され、強烈にぶつかった音がした。 「邪魔してんじゃあねェですゥゥゥゥッ!」 みっともなく転ぶ私の背後、口汚い乱入者は打ち出した拳を引くと、流れるように魔方陣の裏側へと回り込んだ。 「ですぅっ!」 反応し切れないアリベに繰り出されるボディーブロー。 折れ曲がるアリベの体を横殴りの雨のようなラッシュが襲った。 「ですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですDEATHウゥッ!」 頭頂からつま先までメチャクチャに繰り出されたラッシュはしかし一発一発がとんでもない威力で、アリベのLPはひとたまりもなく底をついた。 『ホノカ飛べ!』 呆然としていたところを筐体の外から叫んだハルの声で我に返り、ストライカーを急発進させて飛び上がった。 突然乱入してきた、真っ赤なチャイナドレスのイカレたマリーセレス、レイのパンチが空を殴った。 「逃げるなですぅ! お姉様に飛行させやがったトンチキがッ!」 私に向かってブンブンと振り回される両手にはメリケンサックがついていた。 火器が当たり前、そうでなくても槍や剣などを持ち込むべきバトルでメリケンサックはいくらなんでもナンセンスだ。 でもそれ以上に信じられないことに、レイは他に何の武装も身につけていなかった。 ライトアーマーだって少しは防具だのブースターだの持っているというのに、レイはチャイナドレスと頭のお団子、メリケンサックの他には何も持っていない。 ならば、さっきアリベを沈めたラッシュはどう説明すればいいのか。 一発一発が小型のパイルバンカーくらいあるように見えたし、しかもマシンガンの連射くらいの速度で繰り出されていた。 《ホノカ、落ち着いて聞いてくれ》 ハルが今度はヘッドホンから呼びかけてくる。 私はレイから距離を取りながら聞いた。 《もう分かってると思うが、レイは身体を限界までチューンナップされている。ミサイルくらいなら掴んで投げ返してしまうほどだ。ハッキリ言うが遠距離特化系のあなたとはかなり相性が悪い。だから私の準備が整うまで待て。私ももうすぐ乱入するから》 「必要ないわ。アリベの敵は私が討つ」 《何の用意もなしに勝てる相手じゃないぞ! 冷静になれホノカ!》 「私はとっても冷静よ、こんなに冷めた気分は初めてってくらい。これから何をすればいいのか、道案内があるみたいにハッキリと分かる――魔法少女が歩む道で通せん坊するコイツを、もう二度と私とアリベの前に現れられなくなるよう究極的にブチのめしてやるわ」 私を追いかけてくるレイに向き直った。 「ねえ。さっきお姉様に飛行がどうとか言ってたけど、何のことよ」 「しらばっくれてんじゃあねぇですっ! 飛べないはずのお姉様がぁ、この前飛んでたのはおまえのせいに決まってるですぅ!」 「飛べないはずの、ね。ねえハル、ハルが飛行形態になった時のアレって、知ってるのは」 《ホノカと主人しかいないはずだ。どうしてレイが……》 豪胆な性格のようでいて実は恥ずかしがり屋なハルが、少し前まで飛べなかったことを無闇に吹聴するはずがない。 それがレイのような、知られたらどう利用されたものか分かったものじゃない相手ならば尚更だ。 「そう、あんたも知ってたのね。じゃあ分かるでしょ、ハルは飛ぶのがすんご~~~~く下手くそだった。生まれつき才能がなかったのよね、ああ何て可哀想なハル。だから私がトレーニングしてあげたのよ」 「お姉様を侮辱しやがったなぁああああこのクソビッチがっ! 才能ありまくりのお姉様が普通に飛べないわけがねーですっ! あれはただウイルスのせいで――はっ!?」 バカだ。 こいつは本物のバカだ。 誘導した私がドン引きしてしまうくらいのバカだ。 CSCにまで潤滑剤が染みこんでそうなほどのバカだ。 こいつ実は嘘をついてるんじゃないか? って疑ってしまうほどのバカだ。 もし仮に……いや、飛鳥型ホノカさんはとてもお利口さんで状況を簡単には鵜呑みにしないわけだけど、それでも仮に……レイが私が推測したとおりのバカだったとしたらの話だけど、セイブドマイスターに装弾してある分とリロード一回分くらいの弾を撃つだけで、簡単に勝ててしまえそうだ。 「なにをブツブツ言ってやがるですぅ! い、言っとくけどぉ、さっきのレイが言ったことは間違いですぅ。だからぁ、気にしないで忘れるですぅ。分かったら返事するですぅ!」 返事代わりの一発、銃声を轟かせた。 どう回避するかの様子見だった腹部を狙った銃弾は、パンチではたき落とされて床にめり込んでしまった。 「普通、手に当たれば肘まで吹き飛ぶってのにね」 弾いた右腕はさすがに痺れたらしく力が入っていないように見える。 それ以上のダメージを受けた様子はない。 すぐに回復されるだろう。 でもそれ以上に恐ろしいのが過敏すぎる反応だ。 マズルから発射された後で間に合う弾速じゃない。 レイは明らかに私がトリガーに指をかけた時から構えていた。 「それで終わりならぁ、今度はこっちから行くですぅ!」 前言撤回、普通の神姫を相手にしてる感覚じゃ殺られる。 あれは基本的なスペックだけなら超人クラスだ、と頭に刻み込んだ。 「でぇーすらぁっ!」 片膝を上げて、杭を打ち込むように床に向けて真っ直ぐ下ろされる足。 震脚。 鉄山靠と並ぶ、八極拳の有名所であって実用性がよく分からない技術。 レイの乱暴に床を踏みつけるだけの動作は震脚というより地団駄に近かった。 赤いチャイナドレスから繰り出された振動はステージを揺るがし、飛んでいても空気から振動が伝わってくるほどだった。 レイの足を起点として、床に雷が走るようにヒビが走る。 床の破片が飛散し、レイは破片をパンチのラッシュで飛ばしてきた。 破片がパンチでさらに細かく砕かれ、ショットガンを数発連射したような攻撃が狙いもつけられず広範囲に広がった。 躱すこともできず、全身で受けるしかなかった。 魔法少女仕様の巫女服がズタズタに引き裂かれ、ヘッドホンが弾かれて飛んでいってしまう。 ごっそりとLPを削られるだけじゃなく、衝撃で四肢の感覚までが一瞬麻痺させられた。 ストライカーの制御が緩み、高度が下がってしまう。 そこにレイが走ってきた。 「くたばれですぅ!」 もう一度震脚のために足を上げた。 今度は本当に踏み込むためだ。 落下する私にタイミングを合わせている。 次の一撃を食らったらヤバい。 姿勢を立て直すと同時にセイブドマイスターのレバーを切り替えて照準を合わせた。 「舐めるなぁ!」 フルオートで弾をばら撒いた。 ろくすっぽ構えもしないで撃ったものだから反動でバレルが暴れてしまう。 それでも近距離まで迫っていたレイの足止めにはなった。 この距離、この弾数は防げないと判断したのか、溜めていた拳を大きく引いて体をねじり、背中から床に倒れるようにして弾の軌道に対する体の面積を最小にしてのけた。 残っていた【七発】すべてが掠りもせずレイの脇を逸れていく。 銃を持つ手を伸ばせば届きそうな距離でこの芸当、本当に超人だ。 一瞬だけ私とのレベルの差に気が遠くなりそうになる。 でもレベルの差があるのは今まで戦ってきた誰だって同じだ、そう自分を鼓舞して再び高く昇った。 一発一発リロードしながら、眼下では起き上がったレイがまた震脚の構えを取っていた。 でも、もう何もさせない。 ここから私の反撃だ。 セイブドマイスターのバレルの状態が【予定通りあと一連射】であることを確認して、レイに話しかけた。 「あんたさ、はじめに私の弾を拳で弾いたじゃない。あれ、連続じゃできないんでしょ?」 「なんだとですぅ」 構えていた震脚の動作が止まる。 「だってさっきは避けたじゃない。確実に全部弾けるんだったらそうすればいいのに、あんな博打みたいな避け方するなんて、できないって証拠でしょ」 「なんだとぅ、レイをコケにしやがってェェ――――ッ! このボケナスッ! おまえのへっぽこ銃なんてレイにとっちゃ蝿とか蛾とか、そんなん同然ですぅ!」 小さな神姫にとって蝿とか蛾が結構な脅威なのは置いといて、思惑通りレイは挑発に乗ってきた。 「もっぺん連射やってみろですぅ! 今度は【七発】全部弾いてやるですぅ!」 まさかとは思ってたけど、さっきの連射の弾数まで数えてたとは、いやはや神姫の能力ってものが恐ろしくなってくる。 レイのお望み通り、今度はしっかりと狙って【七発】連射した。 「うおおおおっ……」 両手のメリケンサックが鈍く光る。 その光が、ブレた。 「ですですですですですですですゥゥ――――!!」 ちょっとは当たらないかなって頭の隅っこで期待していたんだけど、レイは見事その場から猛烈なラッシュを繰り出し、一歩も動かず無傷で凌いでみせた。 観客から混乱混じりの歓声が飛んでくる。 装備品がチャイナドレスとメリケンサックだけの神姫が成していい芸当じゃない。 「ど、どうですっ。楽勝でさばいてやったですっ。レイの実力を思い知ったかですぅ」 「スゴイわねーカッコいいわねー」 全然余裕だと言わんばかりにファイティングポーズ。 でもそのポーズは無理が祟ったせいで、さっきまでと比べて力の入り具合が半減している。 目論見通りの最大のチャンスだ。 「し、しまったあ! 今ので弾撃ち尽くしちゃった! どうしよう、もう一発も残ってないわ!」 「ザマアみやがれですぅ。大人しく降りてきてきたら、今なら顔面ヘコませるだけで勘弁してやるですう」 「なんてことよ、じゃあお言葉に甘えてそうさせてもらうわ……でも顔面がヘコむのはあんたの方よ!」 セイブドマイスターのバレルを上段に構えてレイめがけて飛んだ。 もう弾がない私に残された最後の攻撃手段、一応スナイパーでもある身でありながらの最悪の技、長いバレルで殴る。 勿論、折れ曲がらないような強さで振らなきゃいけない。 ムカつく顔面だろうとヘコませる気なんてなく、どこでもいいから触れればいい。 「くらえぇぇええい!」 我ながら気が抜けすぎてるな。 ほとんど力を入れずに振り下ろしたバレルは片手で軽々と受け止められた。 そして。 「ぅう熱っっちゃぁあああああああああっ!?」 レイの右の掌から焼け焦げた鉄板の上にカルビを置いたような音がした。 それもそのはず、バレルは今、連射を繰り返したことで陽炎が立つほど加熱されている。 セイブドマイスターは元々、単発でチマチマと撃つことしか考えておらず、冷却は私が高速飛行する時の空気との接触で十分だった。 だからマスターがフルオート機能を持たせるだけ持たせて放熱を考えていなかったのは明らかに設計ミス(と、私が気づいたのもつい最近なんだけど)と言える。 今度はそれを利用したのだ。 肉弾戦のみに頼る上に頭が残念なレイなら、絶対に知らない事だとは容易に想像がついた。 「手が焼けてんじゃあねえかっ! な、なにしやがったテメェ――ッ!?」 どれだけ素体そのものの防御力が底上げされていても、メリケンサック以外にグローブすら嵌めていない手では熱までは防ぎきれない。 あまりの熱さに手に息を吹きかけたり振ったりしてる今、完全に無防備になった。 セイブドマイスターをレイに向けて、【残しておいた一発】を発射した。 これまたレイの哀れなおつむを利用させてもらった。 連射した弾数を言い当てられた時はドキッとしたけど、その前の試しの一発のことはすっかり忘れてくれていた。 私のセイブドマイスターの装弾数は七発じゃない、八発だ。 炸裂音と共に胸に大穴を空けて吹き飛んでいくレイの顔は、最後まで混乱に陥ったままだった。 ◆――――◆ 「あなたたちのバトルを妨害してしまったことは、このレイの知人として私からも謝らせてくれ。すまなかった」 深々と頭を下げるハルの副腕はレイの後頭部を鷲掴み、額で床を磨いている。 そんな二人を(ハルは何一つ悪くないけど)『大魔法少女』アリベは渋い顔ひとつせず許した。 バトル中の筐体が乱入し放題なのをいいことに奇襲を仕掛けるなんて神姫として最低の行為なのに、身を呈して私を守ってくれた正義の味方は「もう終わったことだよ。全部水に流そうよ」と朗らかに言ってのけた。 肩に乗せた使い魔のゲットセットは少しゴネたけど、最後はやはりアリベの言うことを聞く。 「それに、今日はとってもいい日だもん。私と同じ魔法少女に出会えたんだから。ね、ホノカちゃん」 「は、はは……」 演技が過ぎて自分のことをストライクウィッチーズの一員だと信じて疑わなかった私は、筐体から出るなり囲まれたアリベの信者に目を覚まさせられた。 前方を埋め尽くすほどの神姫や人の注目を集めるのなんて生まれて初めてだし、肩を貸しているアリベと並んで違和感のない格好をしていたのだ、私は。 さらに、さらに。 あのアリベに庇われ、しかも不意打ちとはいえアリベを瞬殺した極悪チャイナを撃退したとあらば、『セイブドマイスター』ホノカさんが皆の目にどう映るかは明らかだった。 「魔法少女だ! 第二の魔法少女だ!」 「アリベの仲間なの!? ライバルなの!? どんなポジションなの!?」 「綺麗な黒髪……ハァハァ」 「か弱い飛鳥型がこんなゴツい機関砲で戦うなんて」 「すごいわよね~。カワイイわよね~。ギャップ萌えってやつ?」 「サ、サインいいかにゃ。『グレートキャットのカグラへ』って書いて欲しいのにゃ」 有名な神姫に憧れたりはする。 この神姫センターで一目置かれる存在として『セイブドマイスター』の名が挙がるような妄想も、しなかったといえば大嘘になる。 でも。 でも! こんな形で有名になりたくなかったっ!! 「ホノカちゃん、偉そうなことを言うようだけど、魔法少女の道は苦しいことで溢れているわ。私も今まで独りぼっちだったから、辛かった……寂しかった……それも、もう終わる。私はもう独りじゃない。ホノカちゃんが一緒に戦ってくれる。傍にいてくれる。こんな幸せな気持ち、はじめて……もう何も怖くない――!」 不用意に死亡フラグを口にしたアリベは「じゃあ、私は他に戦わないといけないところがあるから」と去っていってしまった。 すれ違い様、私の耳元に一言を残して。 「また付き合ってね。【魔法少女ごっこ】」 ◆――――◆ レイに吐かせたウェブサイトを見てみると、確かに『トラウマパッチ』とそのアンインストーラが無料で公開されていた。 他にも神姫用の、好き好んで使ういたくなさそうな名前のパッチが十数は公開されている。 名前だけで判断するならばどれも違法とは(ギリギリ)呼べないものみたいだけど、ハルに使われた『トラウマパッチ』のように直接AIに関わるレベルのものを無料配布するだなんて、作者は技術力が凄まじい代わりに頭のネジが飛んでいるのかもしれない。 ウェブサイトをひと通り見ても、管理人や作者の連絡先らしきものはなかった。 代わりにあるのは、ページのタイトルとしてはいかがなものかと思う「 自 己 責 任 」というデカデカとした文字だけだった。 ウェブサイトは黒で塗りつぶされた背景に赤文字で書かれている。 飾り気がなく、淡々と悪質なものを無料配布するちょっと怖い造り。 推測だけど、ここは作者の制作物を第三者にテストさせるためのサイトじゃないだろうか。 今回はハルが、レイのせいで『トラウマパッチ』の実験台にさせられた、ということだ。 当たらずといえども遠からずだと思う。 各パッチの欄にコメントフォームがあって、大多数は苦情。 でも投稿されたコメントをいくつか読む限り、パッチは確実に機能していて、むしろ「まさか本当にここまでの効果があるとは思わなかった」を口汚く書かれたものばかりだ。 「この『アダルトパッチ』っていうのだけは絶賛されてるわね。どんな変態オーナーが使うのかしら」 アンインストーラをダウンロードして、後はクレイドルで寝るだけというところまできて、ハルは躊躇った。 「このアンインストーラ、使うのは少し怖いな。症状が悪化したりしないだろうか」 「コメントにアンインストールできないって苦情はないし大丈夫よ。心配なら私が先に試してみようか?」 「そ、そんなわけにはいかない。すごいなホノカは、こういう事態には詳しいのか」 「詳しくはないんだけど、知り合いの飛鳥型がこういうことに巻き込まれたことがあってね」 カシヨが複数のマオチャオに拉致されて悪質なプログラムの実験台にさせられた挙句、身体が破損して全取替えする羽目になったのは、一年くらい前のことだった。 一目置かれるほどの実力者であるはずのカシヨを捕まえ、好き勝手してしまうマオチャオとは、この町のマオチャオ達のリーダーのような存在らしい。 噂は神姫センターでちょくちょく耳にすることがあるけど、この町のマオチャオ達はどこかおかしい。 普段は自由気ままな猫らしく振る舞ってはいるが、リーダーが号令をかければ夜の闇に隠れて集会を開き、悪事に手を染めているのだとかいないとか。 私はそのリーダーこそ、このウェブサイトとパッチを作った張本人ではないかと睨んでいるのだ。 でも確証があるわけではないから、ハルにはまだ言えない。 「この手のヤツって作るべきものはちゃんと作ってるから、ハルは安心して眠っていいわよ。目が覚めたら普通に空を飛べるようになってるって思えば、熟睡できるんじゃないかしら」 「そうだな。いつまでも恐れているわけにもいかない。ではすまないが、私は一眠りするよ。結果は明日連絡する」 ◆――――◆ 「レイには途中で逃げられちゃったから、結局なにが目的だったのか分からなかったのよね。ハルを飛べなくしてバトルの戦力を下げるのが目的? ――ベタ惚れのレイがそんなことするわけないか。それにレイ程度の頭であのサイトを見つけて、パッチをハルにこっそりインストールすることなんて無理よねえ。神様は知ってる? この町のマオチャオ達のリーダーのこと」 「ああ、よく知っているとも。君の次の対戦相手の『マッドサイエンキャット』だ」 読みかけだった漫画を読むためにわざわざ午前零時を過ぎてやってくる奴がいるだろうか。 また乗ってきたらしい空飛ぶクレイドルの上にうつ伏せに寝転がって、隣に人間サイズの漫画を広げている。 やはり私のほうを見向きもしない。 「次のって……え?」 「おいおい、まさか名が売れて今の君のことを忘れたわけじゃないだろうな。僕の助けのおかげで大魔法少女をサレンダーさせることができたといっても、君はあと五人の神姫を倒さなきゃいけないんだからな」 「わ、分かってるわよ。でも、その、マッドサイエン……ティスト?」 「マッドサイエン『キャット』だ。一部では『厄病猫』と呼ばれているらしいぜ。なぁに、心配しなくても、単純な戦闘力は『13km』や『大魔法少女』と違って君よりも数ランクは下だ。良かったな、今度は相手との実力差に悩む必要がないぞ。君は実に運がいいな」 楽勝楽勝、と神様は言うけれども、このひねくれたオールベルンが楽に勝てる相手を選ぶはずがなかった。 むしろ単純に高い戦闘力を持っていたほうが分かりやすいくらいだ(勝てるかどうかは別として)。 神様の言う言葉を信じるとして、『マッドサイエンキャット』が私より戦闘力で劣るのならば、それ以外の部分でギンやアリベに匹敵することになる。 今までは私が相手に合わせた策を練っていたのだけれど、次は立場が逆転する、ということだろうか。 この町のほぼすべてのマオチャオを従えてしまうマオチャオ……いったいどんな神姫なんだろう。 きっと尋常ならざる存在感を溢れさせていて、すれ違うだけでその存在に気付いてしまうようなマオチャオだ。 まかり間違っても、アリベのファンクラブ会員だったり私にサインをねだってくるような神姫ではないだろう。 「頭が良くてカリスマ性のあるマオチャオねえ。ちょっと想像つかないわ」 「戦ってみれば分かるさ。武装神姫とは剣を交えて分かり合うものだろう」 「ハルならともかく、あんたが言っても説得力ないわねえ」 この時の私は、まあランクが低い相手なら遠く離れて数発狙えば安全に倒せるだろう、くらい簡単に考えていた。 ギンやアリベの時と違って心に余裕のようなものすらあった。 しかしこの余裕も長くは続いてくれなかった。 まさかセイブドマイスターが盗まれるだなんて、この時の私には知る由もない。 二人目 『大魔法少女』 蝶型シュメッターリング アリベ および 『爆裂チャイナガール』 テンタクルス型マリーセレス レイ 撃破完了! 次話 『マッドサイエンキャット』 ? 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◆KazZxBP5Rc 『魔法少女? ユイ』 2008年12月 『魔法少女? ユイ』 第2話『謎の仮面男の巻』 ――椎名唯人です。俺は今、走っています。 話は前日、唯人が初めてユイに変身した時にさかのぼる。 すんでのところで想い人の雅を助けた唯人は、そのまま一直線に家まで駆け込んだ。 「姉ちゃん! これどうやったら治るんだ!?」 探してみると、姉のつかさは自分の部屋のベッドの上で寝転んで漫画を読んでいた。 「あら、かわいくなっちゃって。」 「そんなことどうでもいいから戻り方を教えてくれ!」 つかさは漫画を横に置くと、起き上がって真面目な顔でこう続けた。 「ごめんね、唯人。いいお嫁さんになれるように、私もできるだけサポートするけど……。」 「……うそだろ。」 血の気がすっと引いていく。そんな。まだ何の覚悟もできてないぞ。 目が合うと、つかさの顔が申し訳なさそうに少しうつむく。 そしてつかさは言った。 「うん、うそ。」 つかさは小さく笑っているが唯人にとっては笑い事じゃない。 一度も返済されたことのない仕返しの残高がひとつ増えた。 しかしそれと同時に胸に安堵が広がったのも事実。 「あ、でも男とキスすると二度と戻れないらしいよ。」 「しねえよ。それより早くやり方を!」 「変身したときと同じようにすれば解けるんだって。」 聞き終わるより早く唯人はステッキに祈り始めた。 また時間の止まるような感覚が襲ってきて、制服姿の椎名唯人が現れた。 「ところで唯人、カバンどうしたの?」 「あ。」 そういえば道に置きっぱなしだ。取りに戻ろうと部屋を出るとき、つかさにもう一声掛けられた。 「明日から五時起きね。特訓するから。」 そんなわけで唯人は今、走っている。 「はぁ、はぁ……、ちょっと、待って。」 「まだ五キロだぞ、だらしない。」 「そんなこと、言ったって、女の体で、これは……。」 「しょうがないじゃない。戦うときはその姿なんだぞ。」 唯人はとうとう道端に座り込んでしまった。 「そもそも、なんで女になるんだよ。」 「女のほうが魔法の伝導率がいいのよ。」 自転車の上のつかさはこともなげに言った。 「じゃあ、生まれながらの女にやらせればいいじゃないか。」 それだけの説明でこう思うのは当然だ。だがつかさはさらに付け加える。 「確かに伝導率は女のほうが上なんだけどね、元から持ってる魔力自体は男女に関わらず個人個人で差があって……。」 「俺には人一倍強い魔力があるけど、そのままだと通りにくいから女にしたってこと?」 「そういうこと。」 ああ、そう。理由は分かったが納得はいかない。 「じゃあ私はこのまま出勤するから、がんばって帰ってね。」 ステッキは家に置かされている。ここまでほぼ直線で走ってきた。つまり男に戻ったり近道したりすることはできない。 これまでの距離をもう一回、か。唯人は溜息をひとつついて元来た道を走り出した。 一時間目は爆睡だった。起床時刻と疲労を考えるとしょうがない。 休み時間に入って誰かにノートを見せてもらおうと思ったところで……。 「きゃあああああ!」 「うわぁああああ!」 悲鳴。上からだ。男女合わせて五、六人といったところか。 教室を出ると見知った顔が一人階段を駆け下りてくる。隣のクラスの神野。 神野は唯人たちのいる階まで降りてきて叫んだ。 「化け物だ! 屋上に化け物がいる!」 神野の周りには既に人だかりができているが、唯人はそれを無視して屋上に向かった。 ちくしょう、こんなに早く来るとは。敵は待ってはくれないか。 みんな逃げ切れたのか、幸いなことに屋上には既に生徒はいなかった。 念のため入り口から死角となるところで変身。 「よし、時間無いからさっさと片付けるか!」 今回の敵はゴーレム。岩の化け物だ。 「ええっと、姉ちゃんの話によると……。」 ボタンの色の赤は炎、青は水、緑は風、黄色は地の属性をそれぞれ表している。 昨日の影の魔物は影だけに強力な光を嫌うのだろう。だから強力な光を発する炎で倒せた。 こいつは何が効くのか。 まずどう見ても炎はダメだ。効く気がしない。 「わっ、と!」 ゴーレムがやたら長い腕を振り降ろしてきた。慌てて飛びのく。 ふとひらめいた。ウォーターカッターというものをどこかで聞いたことがある。それは水を細く噴射し、その圧力で物体を切断したりできる。 「よーし……。」 青のボタンを押した。ステッキの先に水が溜まって浮いている。不思議な感覚だ。 意識をステッキの先に集中すると、勢いよく水が噴出した。試し射ちだったのであらぬ方向に飛んでいったが、これならいける。 腰に左手を当ててゴーレムに右手のステッキを向ける。 「おしおきの時間よ! なんてな。」 後悔は時間差で襲ってきた。何をやってるんだ、こんなの見られたらお嫁に……じゃなかった、お婿に行けない。 恥ずかしさを頭の外に押しやって、ステッキに意識をこめる。 「あれ?」 水は確かにゴーレムに向かってまっしぐらに飛んでいった。しかしゴーレムはそれを大ジャンプでかわした。 「ちょっ、こういう奴って普通重いから動きが鈍いはずだろ!」 文句を言っても仕方がない。唯人はゴーレムに水弾を発射し続けた。だが避ける避ける。ゴーレムは跳ねたり転がったり、的確に水弾をかわし続けた。 それだけでなく、合間合間を狙って向こうからも積極的に攻撃を仕掛けてくる。 「大きいくせにちょこまか……と……え?」 気付いたときには、唯人の体は屋上の外側の宙を舞っていた。 届かないと思いつつも伸ばした腕に、上から抑えられるような力がかかった。 びっくりして見上げると、仮面を被った男が目に映った。 呆然としている間に体は元の屋上へと戻っていく。 「大丈夫?」 何と返せばいいのか。唯人が迷っていると男はさらに言葉を重ねる。 「地学の勉強。」 「へ?」 こんなときに何を言っているんだ。目の前のゴーレムが見えないわけではないだろうに。 「岩石が年月を経ることによって削れることを何と言うか。」 本当に問題を出しやがった。この人は何なんだろう。まさか教師じゃないだろうな。 「君が考えている間に、あの剣を取りに行く。」 「あの剣って……ゴーレムがじゃれてるあれ?」 「そうだ。」 「危ないよ。それに剣なんかで倒せないでしょ。」 じゃないと自分が魔法少女になる必要なんてこれっぽっちも無いんだからな。 「たしかに倒せはしないが……見てのとおり、あの剣には魔物を引き寄せる性質がある。」 男が魔物を引き寄せてる間に考えろ、ということか。 「じゃあ、頼んだよ。」 そう言って男はゴーレムの方に向かって突進した。 こうなると時間が無い。なあに、答えは四択なんだ。 「岩を削る……地震か?」 地のボタンを押しそうになったが、思いとどまった。 「そういえばここは屋上だから、地のパワーを使おうとすると地面との間にある校舎にも影響が出るんじゃ……。」 そうなると今まで頭に浮かばかった風か? 恐る恐る緑のボタンを押す。 風の流れが変わった。それを合図に男は剣を鞘に収め唯人の方に寄ってきた。 「そう、答えは『風化』だ。何千、何万年と風に晒されてきた岩石は朽ちて砂となる。」 「何千年って……。」 「それだけの風を君は起こせる。」 そんなわけ……と反論したかったが飲み込んだ。信じるしかないようだ。唯人はステッキに両手を添えて精神を統一した。 異様な光景だった。ステッキを境にゴーレムの方向にだけ嵐のごとく風が吹いている。唯人の側はいつもどおりの空気の流れだ。 この高さから落ちたらその岩の体が砕かれるのが分かっているのだろう。ゴーレムは落ちまいとこの風に向かってくる。しかしそれが相対的にゴーレムに対する風速をさらに強めることとなる。 ゴーレムの表皮が剥がれ落ちるにつれて、こちらに向かってくる力も失っているようだ。 唯人が最後の力を振り絞ると、ゴーレムは塵となって消えていった。 そして、精神力を使い果たした唯人はその場に座り込んでしまった。 「これが……俺の、力?」 ハッと辺りを見回す。うっかり「俺」と言ってしまったのに気付いて慌てて取り繕おうとしたが、その相手は既にいなかった。 「なんだったんだ、あいつ。」 風のように現れて、風の話をして、風のように去っていって。その間唯人はあっけに取られているだけだった。 何者か心当たりは無いか、と自問したちょうどそのときにチャイムの音が耳に響いた。 「やべっ! 遅刻だ!」 変身を解いて授業に向かう唯人は、もう男のこととは別のことを思っていた。二時間目も、爆睡だな。 元レス http //namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220262396/191-195 最終レス投稿日時 2008/12/20 21 23 37
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第一話 「魔法少女になってよ」 第二話 「奇跡になんか、頼るなよ」 第三話 「ぼくが、ぜったい、守ってあげる」 第四話 「全部、あたしに任せとけ」 第五話 「奇跡も、魔法も、いらねえよ」 最終話 「たった一つだけの」
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魔法少女もののアニメ作品。 萌えもん内では百合姫が能力のみをパロディしている
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編集する。 2021-12-08 18 32 27 (Wed) - 魔法少女リリカルなのはとは、恋愛シミュレーションゲーム作品「とらいあんぐるハート」シリーズの内の作品。 リンク内部リンク 外部リンク 出典、参考 リンク 内部リンク 魔法少女リリカルなのは 魔法少女リリカルなのはの登場人物 魔法少女リリカルなのはの用語 外部リンク 魔法少女リリカルなのはシリーズ 公式サイト 魔法少女リリカルなのは オフィシャルサイト 魔法少女リリカルなのはウィキペディア 編集する。 2021-12-08 18 32 27 (Wed) - 出典、参考