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No.099 高坂桐乃(Kirino Kousaka) 「あんたのことも、エロゲーと同じくらい好き!!」 情報 作品名 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 定価 2,800円(税込) 発売日 2011年05月28日 再販日 2011年11月24日GSC出荷 商品全高 約135mm 付属品 表情:睨み顔、叫び顔、笑顔 手首:×9(握り手×2、開き手×2、持ち手×2、DVDケース持ち手・右、指差し手×2) 共通付属品(スタンド、スタンド用アーム、収納袋、di stage用カバースキン) その他:鞄、靴下、腕組用パーツ、DVD×2本(figma用「星くずウィッチメルル」、「妹と恋しよっ♪」) 写真 キャラクター概要 高坂京介の妹。恵まれた容姿でファッション誌の専属モデルを勤め、高額の報酬を手にしている。 学力は県内トップクラスで、陸上部のエースという非の打ち所がない優等生であり、徹底主義の努力家。 一方で想定外のトラブルに弱く、年相応の弱さを露呈してしまう事も。 いつしか萌えアニメや美少女ゲームに入り浸っている事を、世間体を気にしてカミングアウト出来ず悶々としていた。 そんな中、兄に美少女ゲームを発見され不本意ながら相談を持ちかけたのを機に、徐々に険悪な関係を修復していくことになる。 商品解説 ワンフェス2010夏でfigma化が発表されたアイテム。 これまでの電撃キャラの販売形態不遇から不安視されていたが、一般販売が無事決定した。 腕組ポーズ再現は一体化した専用パーツを差し替える方式で、ほかの半袖キャラにも使い回せるかは不明。 DVDケースはかばんに収納する事も出来る。 サンプル画像ではDVDケースのジャケットが表裏逆になっていたが、製品では修正されるとのこと。 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 新垣あやせ 黒猫 黒猫 聖天使神猫 ver. コメント 一般販売で発売しないと電撃はとあるシリーズの時みたいに絶対叩かれるぞ。特に黒猫と桐乃は・・・・。 -- 名無しさん (2010-12-23 04 20 26) 一般販売キター!この調子で黒猫も一般で頼む! -- 名無しさん (2011-01-12 23 34 55) マイスウィーとあや(ry早くでないかな〜 -- 名無しさん (2011-05-17 00 39 58) 名前 コメント
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「バッカじゃないの!? アンタさー、生きてて恥ずかしくならないワケ? もう死ねば?」 身長:165cm 体重:45kg 学年:中学2年生 BMI:16.53 スリーサイズ:B82/W54/H81 バストサイズ:D CV: 竹達彩奈 伏見つかさ著、電撃文庫のライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(通称「俺妹(おれいも)」)に登場するヒロイン。 主人公にして語り部の高坂京介の実妹。 県内でトップクラスの進学校に通い、陸上部では期待のエース。 更には雑誌の専属モデルを勤め、友人も大勢いるなど、表向きは文句の付け所の無い美少女。 しかしその実態は美少女ゲームやアニメ、ゲームをこよなく愛する筋金入りのオタク。 世間体を気にして、誰にもオタク趣味を打ち明けられず悩んでいた所、 偶然に京介に秘密を知られてしまい、それまで冷戦状態であった兄に人生相談を持ち掛けた事から物語が始まる。 妹もののギャルゲーをこよなく愛しており、プレイしながら興奮して奇声を上げたり、ベッドを転げ回ったり、 京介に推しのゲームをノートPCごと押し付けて一通りやるよう強制的にノルマを課すなど、 一度バレてタガが外れてしまうと色々とアレで残念な事になった。 しかも、押し入れの秘密のスペースには本来は未成年が買ってはいけないR-18のエロゲーも山積みになっている。 なお、この事実が警察官であり厳格な性格の父に発覚した際には当然のように家族会議が開かれ、大変な修羅場となった。 みんなも年齢制限はちゃんと守ろう! ちなみにこれらの軍資金は自身のモデルの仕事で稼いだお金を使用している。 類が友を呼ぶのか、元々仲のいい読者モデル仲間や、オフ会で知り合ってぶつかり合いながらも段々と打ち解けていったオタク仲間など、 仲良くなる相手は何故か大変アクが強い人物ばかり揃っている。 そして濃い人物達の軋轢の中で割を食うのは、当然我らが主人公である。ラノベ故致し方なし… 本項冒頭の暴言…もとい台詞や立ち絵からも察しが付くように、可愛いのは外面だけで基本口は悪い。 アニメ版では兄や同級生への暴力に加えて、竹達女史の演技も相まって生々しさが加速。 アニメから本作を知った人からの彼女への拒否反応は大きかったようで、 ニコニコニュースで行われた「悪役以外で嫌いなアニメキャラ」のトップ3になるなど、 特に前記で述べた二面性とツンデレの大半がツンなキャラ性に抵抗のあるファンや、暴力を振るわれたキャラクター達のファンからの反発も少なくなかった (他のトップ3も大体同じ理由でランクインしている)。 そのため桐乃が腹パン(ボディーブロー)を受けるイラストも多数投稿されるようになった一方で、 「中の人ネタ」と言うとばっちりで『アイドルマスター・シンデレラガールズ』の輿水幸子も腹パンされるイラストが多数投稿されるようになってしまった。 両者は「同じ声優」「自分の可愛さを売りにしている」という点が共通している。 また、公式のコミックスでは 顔面に水をかけられる というある意味腹パンより酷い扱いを受けているシーンもあるが、 それは碌に説明もしなかったプロデューサーに唆されたためであって、幸子側には全く非が無い。 …と言うか幸子は所謂「ウザかわ(ウザさが可愛い)」キャラなので、ギャグ補正と見た方が良いだろう。 また、『スターライトステージ』作中で幸子の家庭の闇を仄めかすシーンがあり、元々が風評被害だった事から腹パンネタは風化しつつある。 しかし、それらは作品命題である「可愛くない妹」を表現する上で必要不可欠な要素であり、 実際の彼女は常に兄、友人の事を慮る優しさがある事を忘れてはならない。 そして、そんな「可愛くない妹」が実は下記という話に心を撃ち抜かれた人々も多く、アニメ放映当時は凄まじい盛り上がりを見せた。 ハルヒと同じく、悪評も大きいが人気も非常に高いキャラである。 + ネタバレ注意 実は幼い頃から実の兄である京介に惚れている。 陸上をやっている理由も「兄の背中に追いつきたかったから」というのが原典。 …のだが、ある女性からその想いを否定された事で京介から距離を置くようになり、それがやがて冷戦状態になった。 妹もののギャルゲーに執着するのも、「ゲームの中なら兄と妹でも結ばれる」からである。 そりゃ京介の幼なじみの女の子から「気持ち悪い」と思われても致し方ないか そのせいで攻撃特化型のヤンデレな妹と評される事も。 作品自体は兄と妹という決して結ばれない関係にごまかさず真正面からぶつかっており、兄妹が如何なる答えを出すのか、その最後の選択は必見である。 電撃文庫FIGHTINGCLIMAXにおける高坂桐乃 素早い動きと様々なコスプレで戦う、傍若無人なトリックスター。 予測不能な行動で元気良く駆け回り、相手にラッシュをかけて翻弄する。 セガの宣伝隊長コスプレもあるぞ。 (以上、公式サイトより) なお、ラブコメもののラノベ出身なので、当人に特殊能力だとか戦闘能力は無い筈なのだが、 まぁそこは格ゲー補正なのだろう。女子小学生も殴り合いに参加してるし MUGENにおける高坂桐乃 kohaku氏によるものが存在する。MUGEN1.0以降専用。 『電撃FC』のスプライトを使用しているが、製作者のオリジナルシステムを使用しているため、 原作と同じような感覚で使おうとするとやや戸惑うかも知れない。 性能は火力の低さを機動力の高さで補う形になっている。 飛び道具・対空技・突進技の三種の神器持ちの為、比較的誰が使っても扱いやすいと言える。 デフォルトAIは搭載されていないが、ホルン氏、shao氏が外部AIを製作している。 どちらも細かい性能の調整が可能。 キャラ紹介動画(非最新版) これ以前にも国内でゆ~とはる氏によって原作再現仕様の桐乃が製作されていたのだが、 司波深雪の製作動画削除を受け、氏の意向で公開及び紹介と動画使用や外部AI製作が一時期禁止となっていた。 しかし2017年12月26日に解禁宣言となり、めでたく再公開された。なお後述通り「動画使用の際は自己責任」という条件が新たに付け加えられている。 こちらもデフォルトAIは搭載されていないが、史上最強の弟氏が外部AIを製作している。 2017年12月現在、ある程度年月が流れ、kohaku氏などによりアレンジ版が製作された事によって再び『電撃FC』のキャラを動画で見かけるようになった。 桐乃も今後は目にする機会も増えていく事だろう。 ただし、版権キャラ故に権利者権限で動画が削除される可能性が消えたわけではない事に注意。 出場大会 新!強ランク1R先取大会 レールを敷け!強ランクタッグ 第1回 並強1R先取リーグトナメ 第1回 並強タッグリーグトナメ 作品別ゲジマシチームトーナメント 小学生以下!並強タッグサバイバル 思い出を打ち破れ!強ランク前後連合対決 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 周替わりのタッグのサバイ
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-―- /⌒)( 丶 { {. ー-ミ \ '、 ヽ -―…‐- \ ヽ /⌒\\ 、 イ 丶 \ \ / ∠ ,,_Y⌒ ヽ. / { トミ \∧ \. ヽ/ / 〉 ) /八 `\/〉ハ ヽ 〈 /⌒ヽ ∧ / /\ \ 、_/`ー‐∨ ハ. 、 /ノ 〈 ヽ | i | x=ミ. \ リ 八} \ イーく \. 八〃 _)心 -=≠ / /| 丶、 ノ ヽ \ Viソ 、、厶イ⌒! ー=ト ´ `=-r-、、 ‐v、 | レく ' . ト 人 ∨ ノ /| { \ ' . i小⌒\ イ八 \ `ニ==一 ∧ }ハi マニ=ー ´ ∧ .、\ `丶、 / ∧ ′ }i }\\ 〈⌒\ \ 丶 \ { 〈 ゝ _ ,リ 〈 | \\__>}}  ̄}ト、\ 丶 \ マ∧ \ // Ⅵ {_ _ハ. ヽ | i| ∧ \ \ __ヽ マ∧ ,// 八ー‐<」 |\| i| │ 丶、 `丶、 \ >< ∠\ / /⌒\厂[`<⌒Ⅵ . ー---=ミ \  ̄ ̄/ . \〈 {_ `く ∨{二}ノ\ . \ }i\リ / . 〉〉 _彡ヘ ノ〈 ゚ } \〉 ∧ . ハ ノ ○━・━・━・━・━・━・━・━□━・━・━・━…━・━・━・━☆━・━・━・━・━・━・━・━◇ 【高坂桐乃】 Lv39 管理者ランク / Cランク 出身国 蒼星国 【手持ち】 ルナサ・プリズムリバー メルラン・プリズムリバー リリカ・プリズムリバー 他3名 ※最新のステ(6th大会出場当時):40スレ300 ※最新の更新: ○━・━・━・━・━・━・━・━□━・━・━・━…━・━・━・━☆━・━・━・━・━・━・━・━◇ 初登場5スレ777 時空管理者でランクは不明→40スレ時点でBランクと判明 お目方教戦で陽動の担当をしてくれた チョコを買ってくれた恩人でもある ブラコン気味 戦い方は三姉妹での合体攻撃を得意とするようだ(?) 6th大会時点では、戦意高揚・無双風神・集中砲火と攻撃系の権限が多く その分防御系の権限が不足していた感じが否めず、あやせに敗北している 手持ちモンスターはバランスは良いが、Cランク新人のやる夫でも勝てる戦力であり、 彼女がBランクにアップできたのは、意外と謎である。
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登録日:2010/11/03(水) 22 09 50 更新日:2023/01/08 Sun 12 25 13NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 JC きりりん わがまま エロゲーマー ギャル スイーツ(笑) ブラコン ヘアピン ペロリスト メインヒロイン 中学生 丸顔 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 八重歯 匂いフェチ 実妹 竹達彩奈 茶髪 読者モデル 陸上部 高坂桐乃 高坂(こうさか) 桐乃(きりの)は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の登場人物。 メインヒロインを務め、物語は基本的に彼女が中心となって展開していく。 声優:竹達彩奈 性別:女 年齢:14歳 身長:165cm 体重:45kg 3サイズ:82/54/81 高坂京介の三歳下の妹で、中学二年生(後に三年に進級)。 腰まであるロングヘアーをライトブラウンに染めて、前髪をヘアピンで留め、両耳にはピアスを付けた、いわゆるイマドキの女子中学生。 美人で大人っぽく垢抜けており、見た目は高校生にしか見えない。どのクラスにも数人いるような「高めの女子」の中でも頂点に君臨している。 その容姿もさることながら、学更に有名なティーン誌で読者モデルもこなす、漫画や小説の登場人物さながらの才媛。 兄に対しては、関係は冷め切っていて、同じ家に住みながら言葉を交わすことはほとんどない。 勝ち気な性格で、特に京介には容赦がない。 意外にも人当たりは良く、ご近所や教師にも評判で、友達も多い。 実はそういった完璧な顔の裏に、美少女アニメと「妹もの」のエロゲーに傾倒するかなり重度の趣味を隠し持っている。 女子中学生としての自分と、自分の中で板挟みになり、誰にも趣味を打ち明けられず、悶々とした日々を送っていたが、 ある日兄の京介にバレてしまう。 悩みに悩んだ末、仲が悪い兄に「人生相談」という形で打ち明けると、共通の話題を持つ友達を作ることを勧められ、SNSのオフ会に参加することになる。 ギャルっぽい外見が原因で避けられ、上手く話すこともできなかったが、 沙織・バジーナの誘いで参加した二次会で黒猫と知り合い、アニメの話題で大喧嘩しつつも親交を深め、以降は三人でよくつるむようになった。 作中では京介を通して見ることになる為、本当のところは何を考えているのか解らない。実は京介が見るとおり、兄を嫌っているのかも知れない。 だが、読者からはどう見ても京介に恋愛感情を抱いているようにしか見えず、 京介に接する態度も素直になりたくてもなれないツンデレにしか見られない(まあ実際そうなんだry)。 黒猫とは親友の間柄なのだが、彼女に対しても若干ツンデレ気質を放っており、 親友であることを否定し、喧嘩ばかりしている(京介はこれを痴話喧嘩と表現している)。 逆に表の親友である新垣あやせには素直。 京介や黒猫などの年上相手にはわがままを言うことも多いが、あやせら同年代に対しては逆に大人に振る舞うことが多い。 丸顔を気にしていて、指摘されると怒る。 元々持っている美貌を入念なメイクで磨き上げている(京介談)が、すっぴんの方が可愛い(京介談)。 軽薄な格好に見合わず、かなりの努力家。 桐乃の多才さは父親譲りの誠実さや自分への厳しさに由来するところが大きい(もちろん生まれ持った才能も大きな要素ではあるが)。 実際、幼い頃は勉強がそれほど出来るわけでもなく、運動神経に限って言えばむしろ悪い方ですらあった。 それらを克服したことが彼女が持つ絶対的な自信を後押ししている。 しかし、その責任感と意思の強さからはわかりづらいが、精神的には年相応に弱く、脆い。 本編ではまだ明らかにされていないが、彼女が陸上を始めたきっかけは京介に関わるらしいことが示唆されている。 京介に「さんざんほったらかしにしたくせに」と叫んだこともあり、本心では構ってほしかったようである。 ブラコ(ry 異性は最低三歳以上年上でなければ恋愛対象にならないらしい。 それって(ry 余談になるが、桐乃のギャルっぽいイメージは担当編集のアイデアで藤沢とおる作品の女性キャラから生まれたらしい。 作者は桐乃のイメージを固めるに当たって『GTO』を読んだとか。案外相沢雅辺りのイメージから誕生したキャラクターなのかもしれない。 某スレでは「くんかたん」「クンカー」という愛称で親しまれていて、 兄のパンツをこっそりくんくんしたり兄のストーカーだったり凄いレベルのオナニストだったりする。 本人に見せたら精神崩壊を起こすかもしれない。 妹好きが長じたのか、一時期妹という存在が18人ほどいる友人宅に厄介になったことがある。 毎日ありえないくらいのハイテンションで幼女達と戯れて居候生活をエンジョイしていたが、兄に電話でたしなめられて帰宅した。 やはり現実の妹より兄の方が良いようだ。 ちなみに桐乃と友達なのはこの家の7女である。 「……人生相談が、あるの」 「……ばかじゃん? 二次元と三次元を一緒にしないでよ。ゲームはゲーム、リアルはリアルなの。 大体さー、現実に、兄のことを好きな妹なんているわけないでしょ?」 「そう、世間体。あたしは確かにアニメが好きだし、エロゲーも超好き。ううん、愛していると言ってもいい」 「あたしは、やめない。好きなのを、やめない。前にアンタに言ったじゃん。両方があたしなんだって。 どっちか一つなくなっちゃったら……やめちゃったら、あたしがあたしじゃなくなるの。 確かに、あたしは子供だし、お父さんの言うことは聞かなくちゃいけないと思う。それが当たり前だし、抵抗なんてできないと思う。 ……でも、もしも、全部捨てられて……なくなっちゃっても。いままでのあたしが、なかったことになるわけじゃ、ないから。 ……だから、好きでいることだけは、絶対、やめない」 「ありがとね、兄貴」 「こ――この変態っ! シスコン! 強姦魔ッ!」 「あんたのことはこれからカ●ビアンコムって呼ぶから」 「っざけんなッ! いい加減、偽者偽者やかましいのよアンタ!」 「あんたのことも、エロゲーと同じくらい好き!! ウソじゃないっ! なんで分かんないの!? どっちか選べるくらいだったら最初から悩んでない! 学校の友達も! オタク趣味も! どっちも凄く大事で、大切で、捨てられないからこんなんなっちゃってんでしょうが!」 「ばぁぁぁ~~~~っかじゃぁあ~~~~~~~ん?」 「……いつも、ありがとう」 「――じゃあね、兄貴」 「……バカ兄貴」 「あんたのおかげでよーく分かったっ! 現実の妹なんてろくなもんじゃないってね! 妹は二次元に限る!」 「うん、えっと、その……言い辛いんだケドさ」 「――あんた、あたしの彼氏になってよ」 「あんたのこと……今日は〝京介〟って呼ぶから」 「だって、その方が……恋人っぽいじゃん?」 「ぜんぜん違う! 恋愛シミュってゲームとしては面白いけど、リアル恋愛と比べたらぶっちゃけ超イージーモードみたいなもんだから!」 「それは……それは! っ……!」 「あんたがっ……あんたがっ……!」 「あんた……が……っ」 アニメ版ではまさかの改悪に改悪を重ねられ、アンチが沸く程に嫌われている(実際は原作の方がやってること自体はひどい)。 だいたいシリーズ構成の倉田のせいだけど。 原作では努力の人なのだが全くそんな描写はなく、 ただの超人スイーツ(笑)JCが傍若無人に暴れてるようにしか見えないからである(序盤はそうでもなかったのだが…)。 桐乃は犠牲になったのだ……メガネスキー倉田のな 原作者が脚本を取った九話では桐乃らしい充実したライフを見る事が出来る。 「お兄ちゃん」と呼ばれる場面で悶えて○ナるシーンや、ニャンニャン場面の直前にお風呂に入るシーンはもはや我々を遥かに超えるキモヲタであった。 「フヒヒヒwww」 「りんこちぅゃあぁ~んwww」 「ち、ちょっと待っててっ。…私もシャワー浴びてくるから////」 「録音!?まさか録音したんじゃないでしょうねっ!?////(←勿論嬉しい)」 「(黒猫の厨二ブログに)今週もぼっちで寂しかった、まで読んだ」 ゲーム『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル』では、ヒロインの一人として登場。 血が繋がった実妹のままのルートと、IFルートとして実は血が繋がっていなかったことが発覚する義妹ルートが存在する。 実妹ルートでは激的には京介との関係が変わらないまま話が終了するが、義妹ルートでは最終的に恋人として付き合うことになる。 続編となる『続くわけがない』の桐乃ルートは義妹ルート後の話となる。実妹ルート後はなし。 恋人となった桐乃とイチャイチャしつつ、友人や家族の理解を得るために奔走するのが基本筋。めでたく結婚すると一男一女に恵まれることに。 余談だが、桐乃ルートのスチルは解説で黒猫が突っ込む通りキスシーンが非常に多い。 桐乃以外のヒロインのルートでは桐乃の嫉妬が垣間見えるシーンも存在するが、前作とは違って表立って敵対することはほとんどない。 また、ヒロインと結婚し、子供が出来た後の話に登場する桐乃は基本的に「姪バカ」であり、京介や結婚したヒロインが呆れるほど溺愛している。 ちなみにその愛情は届いてない場合が多く、特にあやせの娘は敵愾心丸出しで桐乃の心をへし折っている。逆に加奈子の娘は桐乃が大好きだとか。 じゃ、宿題ね? 来週までに追記・修正しておくこと。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- キャラクターや作品、作者に対しての愚痴や誹謗中傷等を行った場合、IP規制・コメント欄の撤去等の措置がされる可能性がありますのでご了承下さい ▷ コメント欄 [部分編集] これだけアンチなコメント欄で、なんでコメント撤去とか注意書きが無いんだろうな・・・。 -- 名無しさん (2017-02-25 10 17 35) コメント欄のリセットと警告の追加 -- 名無しさん (2017-02-25 13 56 03) 擁護すると、原作者は義妹として書いてたが編集が「実妹にしろ」と意見が合わなかったのを原作者が義妹っぽくも実妹っぽくも書いたから最終巻でああなってしまった。 ある意味最大の被害者。 -- 名無しさん (2017-04-24 15 50 42) きりのんと俺妹がああいう顛末になったが故のエロマンガ先生の設定なのかなと色々思うところがある -- 名無しさん (2017-04-24 16 04 02) おねツイみたいな設定以外でシュレディンガーの妹はもういらない、ゲームで義妹エンドにしたら評判悪くて本編は実妹にしたという説も見たことがある -- 名無しさん (2019-01-10 22 04 10) かあねさぬ -- 1 (2022-08-20 16 36 12) 名前 コメント
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8月 高坂桐乃 高坂桐乃の属性 (妹) (オタク) (教育) 8月SNSコメント(属性パラメーター上昇) 属性 コメント いいね! つっこむ! 妹 お姉ちゃんがいたらどんな話してたんだろ、あたし 20 10 妹 男だってオシャレするべきだと思わない? 10 20 妹 お母さん、兄貴と洗濯物分けてほしいなぁー 10 20 オタク あ、あれもしかして痛車って奴かな? 20 10 オタク 大画面でゲームしたい 20 10 オタク 最近は携帯ゲームも凄い凝ってるよねいいね! 10 20 教育 学食があればお母さんお弁当作らなくて済むのにね 20 10 教育 ダンスゲームでダンスのレッスンになるかな? 10 20 教育 裁縫とかできると楽しそう。やってみようかな 20 10 〇7月プロローグ 好感度上昇 任せておけ! +5 やるしかない! +3 やっぱ無理だよな…… +1 →スタジオで撮影 撮影イベント(好感度上昇) ●8月5日 宣材写真ってどんなのがいいんだろ? +5 →公園で撮影 ●8月12日 妹250以上で発生 この間撮影で使った水着、勿体ないなぁ。もっかい使いたいよね +10? →海で撮影へ ●8月19日 今日は夏祭り~!友達と縁日に行ってきま~す! +5 →縁日の撮影へ(1枚だけ) 選択肢イベント 左の数字はパラメータ。右の数字は好感度 〇黒いの、しっかりやってるかな?(オタク) 桐乃に任せる+40+3 桐乃を止める+20+2 俺が売り込む+10+1 〇今日は海の家で張り切っちゃうよ♪(妹) いいとこ見せてやるぜ! +40 +3 桐乃、手伝ってくれ! +20 +2 仕方ない……聖戦のためだ! +10 +1 〇肝だめしとかちょー楽しみなんですけど!(妹) 宇宙人だ +40 +3 沙織か? +20 +2 気のせいだろ +10 +1 〇水着の撮影かぁ……。やっぱちょっと恥ずかしいよね……(教育) 我慢することも大事だろ? +40 +3 ほどほどにな +20 +2 いいんじゃねーの +10 +1 〇花火大会かぁ。小さい頃思い出すね(教育) 肩車してやる +40 +3 落ち着けよ +20 +2 雰囲気だけでも楽しめばいい +10 +1 〇8月ラスト(選択結果→好感度) エゴサーチの結果にちょっとガッカリ スク水姿も似合うと思うぞ +5 お前はスク水の魔力を知らない +3 沙織のせいだ +1
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『高坂桐乃☆ファンブログ♪』 ※桐,京,御 微エロ注意 「京介くん、たっ、大変だよっ!」 至極平穏な休日。 そうであったはずの日をブチ壊しやがったのは、御鏡のヤローだった。 何故か俺に親近感を抱いてる風のこのイケメン様は、 何故か、どういうわけか、ちょくちょく俺の家まで遊びに来る習性を持っている。 大事な事だから2回も言ったわけだが、正直俺には不思議でならない。 この若さでトップデザイナーなんてリア充様は、本当なら即座に追い出してやりたい所なんだが、 毎回ピンポイントに追い出しにくい状況できやがるってわけだ。 前回は、まあ、桐乃の事だったし・・・ 今回も、血相を変えて俺の家まで来るってことは、何か相当に不味い事態なんだろ? 「で、何が大変なんだよ?」 「京介くんっ!落ち着いて、落ち着いて聞いて欲しいんだけどね!」 「まず、おまえが落ち着け」 「ス、ストーカーだよっ!」 ・・・ストーカー・・・ねぇ・・・ あいつ、懲りてねぇなぁ? 「とにかく落ち着けよ。沙也佳ちゃん、山から抜け出したのか?」 「さ、沙也佳ちゃん?・・・ああ、筧さんのことっ!?そっ、そうじゃなくって!」 「ああ、あれか?今度こそ本当に埋葬されて、掘り返すの手伝って欲しいとかか?」 「だっ、だからっ!新垣さんじゃなくて、桐乃さんにストーカーが―――」 「早く言えっ!つか、説明しろっ!犯人は誰だ!? さっさとブチ殺しに行くからそいつの所に連れていけっ!!!」 「き、京介くんっ・・・く、苦しい・・・」 ハッとして、御鏡の胸ぐらをつかんでいた手を離す。 「すまん、御鏡」 御鏡は、はぁはぁと息を整えて、俺の方に向き直る。 「こちらこそ、ごめん。京介くんの桐乃さんへの愛を低く見積もりすぎていたよ。 京介くんに伝えるなら、もっと穏便に伝えるべきだったね」 御鏡は怒った風もなく、さらりと言ってのける。 発言が皮肉ではなく、本気でそう思ってそうなのが残念すぎるエロゲ脳だ。 「それはともかく、一体誰だ、桐乃のストーカーってのは!」 「ま、まあ、ちょっと待ってくれるかな。順を追って説明したいんだ」 「・・・・・・・・・分かった」 不満はあるが仕方ない。 それに良く落ち着いて考えれば今日は桐乃は部屋でエロゲーのプレイ中だ。 『あに☆ラブ』コンプに12時間かかる事を考えれば、十分な時間の余裕がある。 「昨日、浩平くんと会う機会があってね、お互いのネットサーフィン事情について話してたんだ」 ・・・どこかで聞いたような話だな・・・・・・・・・っ! 「今から赤城のヤローを殺しに行く。止めるなよ、御鏡」 「ま、待ってよ、京介くん!キミは何か勘違いしてるよっ!」 「あのヤローが検索した単語・・・ゼッタイに許すワケにはいかねぇ・・・」 「だ、だから違うんだって!浩平くんが検索したのは、『高坂京介、エロ画像』だから!」 「やっぱりそうなんだな、高坂き・・・京介!?俺かよっ!?」 瞬間、背筋に冷たいものが走り、全身の鳥肌が立つ。 や、やっぱ、あのヤロー、別の意味で殺した方がよくね? 「あっ、そうそう。浩平くんが弁解してたよ。 『瀬菜ちゃんの絵を見るために必死で検索してた』って」 「いや、どっちにしろキモイぞ」 「そうかな?妹さんの事を必死になって調べようとする兄なんて、とても素晴らしいと思わないかい?」 「おもわねーよ」 「さっきの京介くんなんて、もっと素晴らしかったじゃないか」 ・・・まあ、何にしてもだ。 「続きは?」 「そうだったね。結局、その検索で引っかかったのがこのサイトだよ」 そう言って、御鏡はタブレットに表示されたブログを見せてくる。 素早く覗き込む俺。 最悪の想像は外れ、盗撮画像投稿系のサイトなどではなかったんだが――― なんでそんな物を知ってるのかについては・・・聞くな。 ともかく、そうではなかったんだが――― 『わたしの愛しい天使―――高坂桐乃☆ファンブログ♪』 「・・・・・・・・・」 「き、京介くん!?ぼ、僕には京介くんから立ち上る炎が見えるよっ!?」 自分でも激怒しているのが分かる。 ちげーよ。桐乃は俺のもんだっつーの! そもそもなんだ!?この『ラブリーマイエンジェル』を逐語訳したようなセンスのねえサイト名は! 「で、内容は?ブログの内容はどんなのなんだ?」 御鏡は手際よく記事をスライドさせる。 すると、いくつかの写真が公開されていた。 主に桐乃の登下校の様子やモデル仕事の撮影風景などで、加奈子や宮本さん(?)なんかも端に写っている。 記事タイトルは『今日の桐乃』とか『桐乃のスカート可愛い。同じの買っちゃおうかな♪』とか 『冬服カッコいい♪』とか、そんな感じ。 ブログのプロフィール欄には『あやか』という名前と『桐乃みたいなモデルを目指してます』という記述がある。 どうやらモデル仲間で桐乃ファンである『あやか』たんという女の子が――― いや、だまされねーぞ! 何しろ、あの時とは違う。今度は桐乃だ。 きっと『あやか』なんて名乗ったネカマ野郎がっ!!! 「ほら、写真の目線がやっぱりおかしいよね。これは明らかに盗撮だね」 大体な?桐乃が、大勢の人間に見られるってだけでも不愉快なのによ、桐乃に許可もとらず撮影だとぉ? 桐乃はおまえらのものじゃねえっての!!! 「ただ、結構近い所から撮っているのも多いんだよね」 ・・・つーか、桐乃が俺だけのものになればいいんじゃね? そしたら、こんな不愉快な気持ちも味わわなくていいしよ? 「宮本さんに来栖さん、それに多分新垣さんもいるだろうし、 盗撮があったなら気が付いても良さそうなんだけど―――」 「よしっ!決めた!」 「京介くん?突然気合を入れて、一体どうしたっていうんだい?」 「御鏡、おまえは全力をもってストーカー野郎を捕まえてくれ」 「ああ。もちろんそのつもりだよ。ただ、男って決まったわけじゃ―――」 「任せたっ!俺は桐乃の方をなんとかするっ!」 「えっ、どういうこと?ね、ねえ、京介くんっ?京介くんっ!」 わけの分からない事を言う御鏡を尻目に、俺は桐乃の部屋に向かう。 エロゲーを中断させるのは忍びないが、まあ、仕方ない。 もう、後戻りなんて、出来ないんだ。 (ちゅっ・・・) 朦朧としていた頭の中がはっきりと冴え渡る。 今、俺の唇に触れたのは・・・ 「えへへ。おはよ、京介」 真っ赤な顔をした、妹妻が隣に居た。 密着してるので首から下は見えないが、それでも服を着ていないことはわかる。 「ちょっ、あ、あんたっ・・・っ!」 真っ赤な顔が、さらに真っ赤になり、まるで茹でダコ状態だ。 だが仕方ねーだろ?朝のリヴァイアサンってのはこんなもんだ。 それに、こんなに魅力的な妹と触れ合ってるんだからな。 「桐乃」 ベッドから逃げ出そうとする桐乃を、有無を言わさず抱きしめる。 そのまま、今日一日の為のじゅーでんを行ってやる。 「京介っ!・・・んっ・・・」 (ブーッ・・・ブーッ・・・) 折角の良い雰囲気をブチ壊しやがったのは、枕元に置いてあった俺の携帯。 桐乃の恨めしそうな表情が胸に突き刺さるが、御鏡からの連絡は早めに見たほうがいいだろう。 桐乃をなだめる様にキスを続けながら、送られてきたメールを確認する。 From:御鏡 光輝 件名: 本文:ストーカーの小隊がわかった はんにんはあらg End.
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449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/02(木) 00 32 55.78 ID 56Ql+DYA0 【SS】高坂桐乃の葛藤 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」 気がついたら、シェークスピアの『ハムレット』の一節を口にしていた。 "To be or not to be; that is the question" 直訳すると『するべきか、せざるべきか。それこそが問題だ』なのに、なんでこんな大げさな訳にしたんだろう。 この言葉だけは知っていて、けれど原作は知らずに初めて原文を見たときにはそう思ったけど、今だと理解できる。 こんな言葉を口にしてしまう時、その人は運命の岐路に立たされているんだろう。 人としての生死ではなくて、自己としての生死。アイデンティティの生死。将来を切り捨ててでも行う価値があるものか。 俗に言う”Point of no return”。 そう、踏み出したら二度と元には戻れない。 そんな時に発する言葉なら、確かにこの訳は正しい。 「ふぅ」 ため息を一つつき、現状を見つめる。 アメリカから帰った後、ずっと目をそらし続けてきた。 でも、そろそろ現実と向き合わなきゃいけない。 そうしないと、あたしは前に進めないのだから。 今日、あたしはこの難問との決着をつける。 正座して見つめる先には、プラスチック製の袋で密封された、丁寧にたたまれている布。 ジップロックされた兄貴のパンツ。 略して兄パン。 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」 さて、状況を説明しようと思う。 あたし―高坂桐乃は文武両道、才色兼備、容姿端麗、頭脳明晰の読者モデルで、売れっ子小説家、陸上でも記録を残してる完璧超人だ。 人にはいえない趣味なんかもあるケド、それはこの一年と数ヶ月で理解してくれる人が出来て周りの環境も改善されたおかげで、ストレスもなく楽しんでいられる。 まぁ、こうなれたのもあいつのおかげなんだけどね。 そんなあたしだけど、何でも出来るわけじゃない。 アメリカの留学で、それを改めて思い知らされた。 頑張ってもダメで、泣いてもダメで、それでもあきらめられなくて、本当に大切なものも分からなくなっちゃって、 最後の最後、捨てちゃいけないものを捨てる前に、あたしが壊れちゃう一歩手前であたしを助けてくれたのが兄貴―京介だった。 京介は大嫌いなあたしのために、メール一つでアメリカまで来てくれて、 「一緒に帰ろうぜ」 「おまえがいないと寂しいんだよ!」 「俺はおまえがいないと寂しくてイヤだから、連れ戻しに来た!それだけだ!文句あっか!」 「・・・・・・一緒に帰ろうぜ。じゃないと俺、死ぬかもしれない」 そんな素敵な言葉をくれた。 すごく嬉しかった。 頭がどうにかなるんじゃないかと思うくらい嬉しかった。 今でもまだ心の整理はついていないし、時々アメリカの事は夢に見るし、帰ってきたことを後悔しちゃう事もあるけど、 それは京介のせいなんかじゃないし、絶対に京介を怨んだりはしない。 むしろ、あの時の事を思い出す度に、 大人になっても忘れてなんかやらない。 きっと、いつか、絶対にお返ししてやるんだから。 そう誓った。 アメリカから帰る直前の、悲しくて、悔しくて、切なくて、嬉しくて、素敵な思い出。 それだけなら問題はなかったんだけど・・・・・・ 問題が発生したのは日本に帰る二日前だった。 京介はほとんど着の身着のままアメリカに来た。 一応代えの服も用意してたんだけど尽きてしまって、仕方ないからコインランドリーで洗濯する事になったんだ。 あたしも一緒に洗濯する事にしたんだけど、手持ちのクォーターは二枚しかなかったので、二人一緒に洗濯する事になった。 クラスメートには親兄弟と一緒に洗濯するのは耐えられないって子もいるけど、あたしはそんなに気にしてない。 あたしのために苦労してる兄貴との洗濯を嫌がるのも可哀想だし。 ・・・・・・まぁいつもはお母さんが洗濯してくれてるし、少しは意識しちゃったけどね。 それで洗濯して、乾燥させて、部屋で二人の服を分けたんだけど・・・・・・ 日本に帰ったら兄パンがあたしの服にまぎれていた。 あたしは京介に返すのも恥ずかしく、勝手に捨ててしまうのなんて論外だし、されど部屋にそのままの状態で置いておく事もできないので、 随分悩んだ挙句、そのままジップロックの中に封印して、押し入れの奥にあるアルバムの下に隠したんだけど、 そろそろこの兄パンをどうするか決めないといけない。 奇しくも今日は8月2日。 いわゆるパンツの日。 進退を決めるにはもってこいの日だろう。 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」 もう一度呟いてみる。 兄パンを返すべきか、返さざるべきか。それが問題だ。 あの時は問題を先送りして、そのまま忘れ去ってしまおうとした。 でも、それじゃいけない。 前は恥ずかしいからという理由で京介に返すのを拒んだけど、今ならそれが本心じゃない事がわかる。 アメリカから帰るとき、お父さんやお母さん、あやせや黒猫といった友人たちにはお土産を買ったけど、自分の分は買わなかった。 アメリカから持ち帰ったものは日用雑貨等の身の回りのもの以外に無い。 あれが長めの旅行だと思いたくなくて、あの生活を忘れたくなくて、そういう気分になってしまうものは持ち帰らなかった。 ただ一つ、あのアメリカを、あの悲しさを、悔しさを、切なさを、そして嬉しさを思い出させてくれる記念品。 それがこの兄パンなんだ。 しかも、タイミングからして間違いなく、あの日あの時履いていた下着だ。 今でも、あの日を思い出すだけで、この兄パンを見つめるだけで、あの時感じた胸を締め付けるような想いが、心の温かさが蘇ってくる。 京介に返すのは簡単だ。もう何度も京介の部屋には忍び込んでいる。 あいつの下着がどこにしまってあるのか知ってるし、あいつのお宝本がどこにあるのかも知ってる。 まだ忍び込む事には罪悪感はあるけど、京介に気づかれずに兄パンを返す事は十分に可能だ。 あいつの事だから、下着が一つ帰ってきていてもまったく気がつかないと思う。 でも、これを京介に返すのは、京介にあのメールを送った時の様に、あたしの想いを否定するのと同じ。 だから― 「よし!この兄パンはあたしが持っとく!」 決めた。京介のものを無断で借りることに罪悪感はあるけど、この兄パンは京介には返さない。 いつかあたしがあのアメリカの思い出を超える事ができたら、その時は胸を張って返しに行こう。 それまでこの兄パンは、あの日の京介のように、きっとあたしを何度も勇気付けてくれるだろう。 でも、まだ次の問題がある。 「どこに隠すのかと、このままジップロックに入れ続けるのかを考えないと・・・・・・」 この兄パンはとても危険なものだ。 ある意味オタクグッズやエロゲよりも危険なものだ。 京介はオタクのあたしを認めてくれたけど、さすがに兄パンを大事に保管するあたしを認めてはくれないだろう。 見て見ぬフリをされるだけならまだしも、はっきりと拒絶されるのだけは耐えられない。 あいつのせいでこんな気持ちになっちゃったのに、あいつにそれを否定されたくない。 もしかしてあいつなら、こんなあたしでも受け止めてくれて、それどころか一歩踏み入れてきてくれるかもしれない―そんな想いもある。 でも、今までずっと迷惑をかけちゃってるのに、そこまで期待しちゃいけない。 これは、あたしだけが責任を持って保管する。 だれにも―あやせや黒猫にも見せてあげない。触らせてあげない。嗅がせてあげない。 だから、絶対に見つからないところに隠さないと・・・・・・ そしてもう一つの問題。 兄パンのケアをどうするか。 普段ジップロックして保管するのはいいんだけど、時には干したりしないと痛んじゃう。 あくまでこの兄パンは借りてるだけなんだから、ちゃんといつでも返せるように丁寧に扱わないと。 もちろん、しまったまま放っておくなんて論外だ。 定期的に虫食いがないか確認したり、汚れたりしてないか確認したり、糸がほつれたりしてないか確認しなくちゃいけない。 大切な京介の下着なんだから、手入れをするのはイヤじゃないし、ちゃんと面倒を見たい。 でも― 「ずっと密閉してたから、匂いがこもってないかな?」 別に汗をかいた後洗濯もせずに密閉したっていうわけじゃなくて、ちゃんと洗濯した後のものだから問題ないとは思うんだけど、 たしかこの兄パンは結構長い間京介が愛用してたヤツだし、もしかしたら匂いが染み付いちゃってるかもしれない。 少しぐらい臭いだけなら問題ない。消臭すればいいし、それも含めて兄パンなんだから、ちゃんと大事にしていきたい。 でも― 「黒猫の漫画みたいにしちゃったりしないよね・・・・・・」 『ベルフェゴールの呪縛』はフィクションだ。嘘っぱちだ。今まで京介の下着の匂いを嗅いだ事は一度もない。 あれは、沙織が例のオタクファッションなのに香水をつけていることに気がついたあたしが、 「そういえばあいつっていい匂いがするよね。 気分が落ち着いて、いつまでも嗅いでいたくなる感じの。 なんでだろう」 とつい言っちゃったのが原点だ。 ・・・・・・べつに、京介の匂いを嗅ぎたくて嗅いだことはないよ? でも一緒にゲームをしてる時とかに、隣からいい匂いがしてくると、ついつい嗅いじゃうよね。 それと同じように、もしジップロックを開けたとたん京介のあの匂いが漂ってきたら。 いつも嗅いでるあの匂いよりも濃い匂いだったとしたら。 あたしがいつもチェックしてる、兄妹小説のメインヒロインである妹ちゃん専用スレで出没する『くんかたん』みたいに夢中になっちゃうかも・・・・・・ 「そ、そんなことあるはずないじゃん!」 変な妄想をしちゃった。 あたしが黒猫の漫画の通りに兄パンの匂いに取り憑かれるはずなんてない。 あたしが『くんかたん』みたいに兄パンをコレクションするようになんてならない。 あたしは高坂桐乃だ。 才能がなくても、京介に無視され続けても、ずっと意思と意地で頑張り続けてきた女だ。 そんな誘惑に負けるはずがない。 確かに意思だけじゃ、想いだけじゃダメな事があるのは知ってる。 ずっと昔から身に染みてわかってる。 でも、これはそうじゃないはずだ。 意識と理性をちゃんと保てば何の問題もない! 「うん。何も問題ないよね」 あたしは負けない。負けるはずがない。 だからもし負けたとしたら、それはどうしようもない事なんだ。 もしあたしが負けてダメになっちゃっても、きっとあの時みたいに京介が助けてくれるよね。 だから気負わないで。リラックスして。心の命じるままに対応しよう。 あたしは覚悟を決めると、兄パンの入ったジップロックの袋をゆっくりと顔に近づけ― 「ダメじゃん!全然ダメじゃん!!」 ―思い切り床に叩きつけた。 危なかった。『また』兄パンの誘惑に負けるところだった。 もしあのままジップロックを開けていたら、間違いなく兄パンの匂いを嗅いじゃってた。 この兄パンの魅力はすごい。今のあたしにとって、ベルフェゴール=まなちゃん以上の強敵だ。 これで0勝0敗3分。また兄パンの誘惑に勝ち生きることも、誘惑に負けて死ぬ事もなかった。 「やっぱり、考え直したほうがいいのかな・・・・・・」 あたしには兄パンの手入れをすることはできないのかもしれない。 もしそうなら、このまま大切な兄貴の下着が汚れ朽ちていくのをただ黙って見過ごすくらいなら、いっそ京介に返してしまおうか。 でも、この兄パンは大切な思い出の品だし― 「桐乃」 さっきあたしは、ダメになってもきっと京介が助けてくれるって考えちゃった。 もうこれからはそういう考えをしないための兄パンなんだから― 「おい桐乃」 いっそ破いて捨ててしまおうか。 いや、ダメだ。これは京介からの大切な預かり物。あたしがそんな事をしたって知ったら、きっと京介が悲しんじゃう。 そもそもあたしにこの子を破く事なんて― 「お~い桐乃」 もう楽になろうか。 万が一にもないとは思うけど、あたしの中にあるのかもしれない、『京介の下着を嗅いでみたい』って欲求を満たしちゃおうか。 もしかしたらそんなに大した事ないかもしれない。 そうだよね。あたしは『くんかたん』じゃないし、黒猫の漫画はフィクションだから、あんな事にはならないよね。 それにあたしは思春期の女の子なんだから、ちょっとくらい男の人の下着とか匂いとかに興味持っちゃってもいいよね! それじゃあ― 「桐乃!」 「うっさい!あんたは黙ってて!」 何度もあたしを呼ぶ声に、反射的に怒鳴り返した。 まったく、あたしは今真剣に悩んでるんだから話しかけないで、よ、ね― あたしが後ろを振り向くと ―生きるべきか― そこには京介が立っていた。 ―死ぬべきか― 頭が一瞬で真っ白になる。 なんで京介がここにいるの? ノックの音しなかったじゃん。 「なあ、桐乃」 京介は何時になく真面目な顔であたしを見る。 京介が口にするのは、糾弾の言葉か、それとも救済の言葉か。 「おまえ―」 そして―審判が下される― 「俺のパンツ食うの?」 「んなわけあるかぁ!」 審判が下された。京介に。 結論から言うと、あたしの面目は保たれた。 「で、一体何があったんだ?」 京介が後頭部を撫でながら上体を起こす。 「本当に覚えてないの?」 太ももから重さが失われることに寂しさを感じつつも、京介にそれを悟らせないようにと気をつけながら聞いた。 「ああ、桐乃の部屋をノックしたところまでは覚えてるんだがな。 確か返事が無いし、鍵もかかってなかったからそのまま入ろうとして・・・・・・」 「足元に転がってた袋に足を取られて転んで頭を打っちゃったと」 「・・・・・・そうらしいな」 京介が怪訝そうな顔で首肯する。 どうやら京介があの時部屋にいたのは、あたしが考えに没頭して京介の声に気がつかず、返事をしなかったため、京介が心配して部屋に入ってきたかららしい。 食べるのかと聞いてきたのは、お母さんがおかずを冷凍する時のように、ジップロックされていたからだろうか。 それで、驚いたあたしが手に持ったジップロック兄パンを京介に投げつけたところ、びっくりした京介が足を滑らせ転倒、頭を打ってしまったと。 目を回してるだけだったからとりあえず寝かしといたんだけど、京介はそれからすぐに目が覚めた。 ただ、あたしの部屋に入る少し前からの記憶が無いみたい。 ・・・・・・良かった、京介が記憶を失ってて。 もう少しであたしの決断に関係なく、あたしが死んでしまうところだった。 「それで、京介は何であたしの部屋に来たの?」 変な事を思い出されてもイヤなので、早く用事を済ませて帰ってもらおう。 とりあえずクッションの下に隠した兄パンもどうにかしたいし。 「その事なんだが・・・・・・桐乃に伝えておかなきゃいけないことがあるんだ」 京介がまじめな顔をしてあたしを見てくる。 「伝えておかなきゃいけないこと?」 「ああ。 アメリカから帰った時に言いそびれてずっとそのままだったんだけどよ、どうしても言う勇気が持てなかったんだ。 でも、今日やっと決心がついた」 言う勇気がもてなかった。 も、もしかして・・・・・・! 「それって、大切なことなの?」 「とても大事なことだ。 でも、今までどうしていいかわからず、ずっと持て余していたんだ。 けどな、もう目を背け続けることなんか出来ない。 このまま放っておく事なんか出来ないんだ」 京介の瞳に、覚悟の光が宿っていることがわかる。 ここまで強く、決意の篭った輝きを持つ瞳を見るのは、いつ以来だろうか。 ・・・・・・きっと、あのアメリカでの一件以来だ。 きっと、それだけ大事なことなんだろう。 本当に、生きるか、死ぬかの。 「・・・・・・わかった。 聞かせて」 体が、緊張で硬くなるのがわかる。 心臓は早鐘を打ち、顔も赤くなっていることだろう。 「・・・・・・その、な」 ごくりと、京介の喉が鳴る。 「実は―」 「アメリカから帰った時、俺の鞄にお前のパンツが紛れ込んでいたんだ。 なあ、どうすればいいと思う?」 「あたしに返せぇぇえええええ!!!」 おずおずと紙袋を差し出してきた京介の顔面に、あたしはジップロック兄パンごとクッションを叩き付けた。 結局、生きることも死ぬことも出来ないまま、あたしの8月2日は過ぎ去った。 兄パンは京介に返却されることも無く、ジップロックされたあたしのパンツと共に、再びアルバムの下へと仕舞われたのだった。 だって仕方ないじゃん? あのまま兄パンの封印を解くことなんてできないし、あたしのパンツもなんか京介の匂いが染み付いちゃってる気がするし…… でもあたしはあきらめの悪い女、高坂桐乃。 いつか兄パンの誘惑に完全に打ち勝つことが出来たら、その時こそジップロックの封印を解いて、ちゃんと手入れをしてみせる。 京介だって妹パンの誘惑に克って、ちゃんとあたしに返しに来ることができたんだ。 きっと、あたしだって今のあたしを越えていけるはず。 だから、今はその暗い場所で、じっと開放される日を待っていて欲しい。 寂しくは無いだろう。 その傍らには、同じくジップロックされた妹パンがいるのだから。 -ANIPAN END- ----------
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273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 21 12 02.35 ID hLISNqf80 [2/2] SS高坂桐乃の真相 「桐乃」 とある休日、俺はいつものようにソファーに寝っ転がってる可愛い妹に声をかけた。 あ、えーと、可愛いってのは一般的基準の話な。念のため。 「なによ」 「この間から、ちょっとだけ、気になってる事があってな」 「ふーん?あんた、妹の事が気になって気になってしょうがないんだ~♪ シスコンマジきもーい♪」 「くっ・・・!」 最近は、何言ってもシスコン扱いされちまうよな。 まあ確かに、おれは自他共に認める重度のシスコンだ! 赤城の野郎にだってぜってー勝てる自信もあるしな! ・・・と、それはともかくとしてだ。 今回のミッション。桐乃にこの段階で気が付かれるわけにはいかねー。 「この前、黒猫と対決したとき、黒猫が色々言ってたろ?」 「ス、ストップ!その話は無しっ!」 いきなり何焦ってんだよ。 つーか、いきなり俺の思惑に気がつきやがった? 「いや、それ自体については聞くつもりはないぜ?」 「そ、そうなの?」 「ああ。そうじゃなくって、おまえ、黒猫にかなり色々な事話してるんだよな?」 「い、色々って?」 「黒猫の相談に乗ってやったりしてたろ?」 「あ、それ?うん。あいつずっとぼっちだったじゃん?人付き合いの方法とか、 あたしが色々教えてあげないと、バカやるのが目に見えてるじゃん」 バッサリですね。つーか、俺まで悲しくなってきてしまうぜ? ま、それはそれとして・・・話題に食いつきやがったな? 「ま、たしかにそうだよな。だけど、おまえら初めの頃ケンカばかりしてただろ? そういった話題が出始めたのは最近なのか?」 「うーん。そうでもないかなー。たしかにケンカばかりしてたけどさ。 あたしの大切な友達なのはその頃から変わんないし。 だって、初めてのお茶会でも、アイツ電波飛ばしまくりで見てられないじゃん? こんなぼっち、あたしが見てやらないとどうしようもないじゃん」 あのお茶会では、おまえもハブられてたじゃねーかよ。 と、つい突っ込んでそうだったが、なんとか堪えるのに成功した。 だってよ、俺、こいつがちょっとでも悲しそうな顔すんの見たくねーもん。 「なるほど、それじゃ初めの頃からエロゲーや、陸上、モデルの事とか、 麻奈実の事や、その他のお前の趣味の事も言いまくっていた訳だ。」 「まあね。陸上の事は少し恥ずかしいから、結構後になってからだけど、 モデルのこととか結構話したし、地味子の事とか、趣味の・・・事もね」 地味子言うな。 それにしても・・・やはりか。 「そ、それに、あいつエロ同人とか書いてるじゃん? エロゲーの話題とかしたって、当然でしょ? つっても、あいつはほとんど百合専門だったけどねー」 何ぃ?百合専門だとぉ!? 「あいつは否定すんだけどさー、 あいつの書くエロシーンって絶対女の子しか出てこないのよねー」 「・・・そりゃ、黒猫が単純に男のエロシーンが恥ずかしくて書けないだけだろ?」 「んーそうかな?」 今なら分かる。黒猫はあまりにも男に対する免疫が無いって事がな! 「そうだろ?だったら初めて男向けのエロゲーの話をしたときの事を思い出してみろよ」 「んー・・・・・・ そういや、『破廉恥な!』とか『け、汚らわしいわ!』とか、厨二病全開で騒いでたかなー」 やっぱりな。予想通りすぎるぜ。 つまり、黒猫は自分から『男と女の絡み』とか『男女の性的嗜好』、 あるいは『兄妹の情事』について書けるワケがないってことだ。 ・・・『兄妹の情事』ってのは、あくまで例えだからな? この場に桐乃が居るからってそんな事考えたわけじゃねーし、 そもそも、こいつが好きなのが『妹モノ』のエロゲーってわけで、 俺はあくまでも兄貴としてだな――― 「でさあ、さっきから何なわけー?あんた、まだ黒猫の事ひきずってんの?」 口調はいつも通りのからかうような・・・でも、その心の奥底が表情に表れてしまってる。 たぶん、俺しか気がつかないくらい、ほんの僅かな変化。 「安心しろよ、桐乃。俺は今もおまえの事考えてたし、これから先もおまえの事が一番だよ」 「なっ・・・!何言ってんの!あ、あ、あんたっ!」 そうだよ、その表情。恥ずかしそうで、でも嬉しそうで。 たまにしか見せてくれねーけど、俺が一番好きな女の子の表情だよ。 ああ、みんなに言っておくが、『俺が一番好きな』、『女の子の表情』であって、 桐乃の事が一番好きだとか言ってるわけじゃねー。ちゃんと言ったからな。誤解すんなよ? ・・・って、やばいやばい、肝心な所から離れる所だった。本題に戻ろう。 ここまで傍証を固めてればよ?後は本人を尋問するだけだよな? 「これまでにお前から聞いたことを整理してみたんだが、 やっぱり、でっけー疑問が残っちまうぜ?」 「な、何よ」 「おまえ、パンツ、くんかくんかしてんのか?」 桐乃は一瞬キョトンとした顔を見せて・・・ 瞬時に顔が真っ青になった。 「な、な、な、なに、言って、んのよあんたっ!」 「やっぱ、おまえ、嗅いでたんだな?」 「あ、兄貴のパンツなんて嗅いでないっ!」 「・・・俺は、俺のパンツとは一言も言ってないぜ?」 「あっ・・・」 やっぱり、本当に嗅いでやがったか・・・ そうなんだよな。あのウブな黒猫が、パンツくんかとか考え付くワケねーだろ? 男性向けエロ同人書いてるような・・・あのエロメイドだったらすぐに考え付くだろうけどよ。 ぜってー誰かに聞いたに決まってる。 沙織という線も無いわけじゃなかったが、やっぱ、おまえだったわけだな・・・ 桐乃はいつか見たような怯えたような顔をしてしまっている。 ちょっとやり過ぎちまったか。 でも、これだけはどうしてもちゃんと聞いておきたかったんだよ。 「ごめんな、桐乃」 「えっ、あ、兄貴!?」 「問い詰めるような事してごめんな。」 「う、ううん。あ、あたしが悪かったんだから・・・」 「それは違うぜ?俺は怒ってなんかいないぜ、嬉しいんだよ。 俺の事、そこまで想ってもらってたってのが分かったんだからよ」 「あに・・・京介・・・」 ここで名前呼びかよっ!て、照れるな・・・ 最近分かったんだけどよ、こいつ、嬉しかったりすると、名前呼びになるんだよな。 「だからな、これからも俺のパンツくれーならいくらでも使っていいからな。」 「う、うん!・・・ありがと、京介」 言ったよ!見たかてめーら!俺の妹はこんなに可愛いんだぜ! その上目遣いやっべー!!!はい死んだー俺死んだー! 「そ、それでだな」 「な、なに?」 お互い見詰め合って、顔が真っ赤になっちまう。 き、兄妹なのにこの雰囲気、まずすぎだよな? 「相談が・・・あるんだ」 「う、うん」 そう。この一言を言うために、今日ここまで必死に頑張ってきたんだ。 「代わりに、おまえのパンツ、くれないか?」 え?この後どうなったか? それこそ言うまでもないことだろ? End. -------------
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347 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/15(金) 14 07 07.07 ID rOJ8aOwx0 高坂桐乃ファンクラブ そのメンバーは一人だけ 「えっ? ファンクラブに入りたい? そうですか… でも、そのためには厳しい審査を受けなければいけませんよ? それでも入りたいんですか? 本当に厳しいんですよ? そうですか…では、この同意書にサインをお願いします え? これは何かって? 審査を受けることに同意したことを、書面で残す必要があるんです それほどまでに厳しい審査なんです、やっぱりやめておきませんか? そうですか…そこまでの覚悟があるなら、仕方ありませんね…」 高坂桐乃ファンクラブ そのメンバーは一人だけ Aナンバーの新垣あやせ、ただ一人 -------------