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ラウンド関連 パートナーチェンジ関連 通常技 通常投げ 特殊技 必殺技 スーパーアーツ クロスアーツ クロスアサルト パンドラ ダメージ関連バーサス ラウンド関連 条件 ボイス キャラクターセレクト Let s light em up. Whatever it takes. 登場 So you re the one who s standing in my way. ファーストアタック 被ファーストアタック リバーサル アピール You picked the wrong guy to screw with. 勝利 When you learn how to fight, call me. 敗北 No wayyy!(吹き飛びダウン) パートナーチェンジ関連 条件 ボイス パートナーチェンジ(前衛時) Let s tag out. Whatever. ! ! !(瀕死時) !(悪orボス対応 ※注) (各パートナー名) パートナーチェンジ(後衛時) This team sucks. !(瀕死時) !(悪orボス対応) キャンセルチェンジ(前衛時) Go! (がパートナー時) キャンセルチェンジ(後衛時) Nice job. (パートナーチェンジ後衛と共通) ランチアタック ! ※仁&シャオユウタッグはボスでもあるが善属性 元シャドルー四天王のサガットも善属性である 通常技 条件 ボイス 弱攻撃 中攻撃 ! ! ! 強攻撃 ! ! ! 通常投げ 条件 ボイス 投げ失敗 ? 特殊技 条件 ボイス 必殺技 条件 ボイス [通常] ! [EX] ! [通常] ! [EX] ! [通常] ! [EX] ! [通常] ! [EX] ! スーパーアーツ 条件 ボイス クロスアーツ 条件 ボイス (前衛時) (後衛時) クロスアサルト 条件 ボイス (前衛時) (公式) (後衛時) パンドラ 条件 ボイス (前衛時) Karmic Overload! (後衛時) Sick bastard...! ダメージ関連 条件 ボイス 弱攻撃 中攻撃 強攻撃 受け身 投げ受身 バーサス 条件 テキスト リュウ 綺麗事を並べたって、何も変わらねぇよ ケン 金持ちの感性ってのは俺には理解できないな 春麗 警察か・・・俺のことは放っておいてくれ キャミィ 俺の邪魔をしてきたからやり返したそれだけだ ガイル それで軍人だと?・・・やれやれ、頼りない話だ アベル 真実がいいモノとは限らないそれでも知りたいか? ダルシム 炎、か能力としてはなかなか使えそうだな サガット へえ、強いな群れるだけの野郎どもとは格が違うようだ ザンギエフ 強い電気を流せば筋肉は硬直する試してみたいか? ルーファス うるさいな力づくで黙らせてやろうか いぶき 何の仕事を受けたのかは知らないがそれは罠かもしれん ひとまず戻れ ロレント お前からは馬鹿野郎どもと同じ匂いがする仲間になれって話なら、答えはノーだ ポイズン 悪いがお前に興味はねぇよ帰ってくれ ヒューゴー デカけりゃ勝てると思ったか?おめでたい奴だ バイソン バカめ突っ込むだけしか能がないのか バルログ お前みたいな奴にはうんざりだ次にかかってきたら手加減はしないぞ ベガ 安っぽい悪党にはお似会いの末路だな ジュリ 俺の仲間に手を出したらただじゃ済まさないぞ 豪鬼 強さだって?そんなことのために人を襲ったのか オーガ こいつのこの力は・・・、タールのせいか?それとも他の何かなのか? 平八 年寄りがでしゃばるんじゃねぇよ次はこの程度じゃ済まねぇぞ クマ 熊の毛皮か…持って帰ったら、ジークが喜ぶかもな 一八 お前みたいな奴をたくさん見てきたそう・・・力に魅入られて道を踏み外す奴をな・・・ ニーナ 今更殺し屋に狙われたってどうってことはない面倒ではあるがな 仁 今度は悪魔の力か本当にこの世界は狂ってるな シャオユウ 少しばかり力を持ってるくらいじゃ何も変わらない誰も守れないんだ・・・ 吉光 俺に刃物で挑んでくるとは・・・感電させられたいとしか思えないな レイヴン おい、お前仲間の場所を吐け さもないと・・・ 飛鳥 お前の街はまだ無事なんだろう?ならさっさと引き返せ リリ ガキが遊びで首を突っ込むな大怪我をしないうちに、家へ帰れ ファラン 勇気と向こう見ずは違うその違いもわからない奴は引っ込んでいろ スティーブ ヤセ我慢でどうにかできるほど俺の力は単純じゃねぇよ ポール お前は俺を笑わせたかったのか?それとも単にイカれてるだけなのか? ロウ ・・・ジーク?本当にこんな奴がターゲットなのか? ジュリア お前は俺のターゲットじゃない邪魔をせずに下がっていれば何もしない ボブ まずダイエットをするんだな今のままじゃ、お前はただのデカい的だ キング 踏んでいる場数も種類もお前とは違うんだよ! マードック 詮索はやめてもらおう二度とオレに近付くな! コール お前は…誰だ?まさか奴らが作った新兵器か? トロ 猫が…喋っている?どうやら昨日は少し飲みすぎたようだ… クロ ジーク、今のは聞こえたか?猫が喋って歌っているぞ メガマン 妙な格好だな…まさか奴らの仲間か? パックマン ジーク、ちょっと来てこいつを見てくれこれはどうやらお前の担当のようだ さくら これ以上は手加減しないぞさっさと帰って学校に行くんだな ブランカ もしかして、お前も力を…? ガイ なんだ、その格好は?ジークから聞いた忍者とはずいぶん違うな コーディー もう一度ブタ箱に入りたいのか?誘導は得意だ 連れていってやろう エレナ 木々の声?間に合ってるよ俺には街の声だけで十分だ ダッドリー 戦いにルールなんてない特にあいつらとの戦いにはな ラース コスプレ会場はここじゃないぜさっさと消えな アリサ その身体じゃ、俺の力とは相性が悪すぎる諦めるんだな レイ 警察も悪くはないもちろん状況によるがな… クリスティ 人を探すなら探せばいいだが俺は何も知らない 本当だ ブライアン お前みたいな奴を見逃すわけにはいかない悪いが、とどめを刺させてもらう ジャックX 腕がショートしたのか?…悪い、少しやり過ぎたようだ 指定台詞・1 さて移動だ次の目的地を決めなきゃな 指定台詞・2 お前のような相手に時間を取られるのが一番腹が立つ 指定台詞・3 ミッションクリアだ ところでこいつ、 何者? -- (arufa) 2013-09-12 14 36 04 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ロワ参加者として軸がぶれている ◆nkOrxPVn9c おっすバカ野郎ども、南千秋だ。 今日はいい天気だな。 こんな日には春香姉さまに膝枕してもらって日向ぼっこしたいところだ。 そこでいきなりだがありのまま今起こったことを話すぞ。 『ロワが始まったと思ったら別のロワだった』 何を言っているかはわからないとは思うから順を追って説明する。 何時もみたいに姉さまとモクバと一緒に居間でテレビを見ていたんだ。 そうしたらヒムラーというおっさんが出てきてカオスロワをはじめるとか抜かしやがった。 当然姉さまはおかわりの時の般若みたいな怖いオーラを出したわけだ。あれはマジで怖い。 モクバはロワが始まるという嫌悪感よりも姉さまへの恐怖で漏らしたっぽいし、ちょうど帰ってきた磯野も足震えていたからな。 だがそれを差し置いても姉さまはとても偉大であり、その美しさは国宝級、その優しさは世界の宝、さらにスポーツ万能頭脳明晰ときたものだ。 故に私が敬愛するお方であって春香姉さまがいなければみなみけが成り立たないといっても良い。 おっと話の腰が折れてしまったな。 まあともかくその後バカな子供とかメイド服来たおっさんと会って、 いざ行動ってときに突然光に包まれたらここにいたというわけだ。 まったくただでさえ殺し合いが始まってうんざりしているというのになんだ? 今度は別の場所に拉致されてそこでも殺し合い? ふざけるな。 まあ、うだうだ言っていても仕方ないので現状を確認することにする。 まずは支給品なわけだ、見覚えのある形のデイパックを開けて中身から取り出してみる。 最初に見つけたのは水や食料一式、そして紙切れ。 1リットルのペットボトルに水が詰まっているのが水。 食料はパンだが『レインボーパンwith謎ジャム』とかいうやつもある。 なんだこの不気味な色は。 まあ所詮パンはパンだ、何の問題もあるまいきっと味が七色あるんだろう。 他のパンは普通のパンだったからこれは省略することにする。 そして私は手にとった紙切れを開いてみる。 紙切れは2枚あったもんだが、片方は字ばっかりだったので絵の方を見てみる。 どうやらこの殺し合いの舞台の地図のようで、各地にご丁寧に施設の名前が書いてあった。『娼館』ってなんだよ『娼館』って。 こんな字習ったことがないので帰ったら春香姉さまに聞いてみることにしよう。 それにしても随分せまい会場だ。日本全土から世界全土になったと思ったら小島かよ。 こんな小島だと何時間かかければすぐに端までいけそうだ。 ちなみに現在位置はA1だ、でっかい砦が後方にそびえている。 ドアは閉まっているから入れないけど。 開けようとしてもどうせ開かないからこうして扉によっかかりながらデイパックの中身を物色しているのだ。 さてまだ読んでないほうの紙を読んでみることにする。 よし決めた、あのピエロども覚悟しやがれ。 その地図は名簿のようで、私の名前はもちろんアナゴや長門さんといった私の知っている人の名前が書いてあった。 だがそんなことは些細なことだ、あいつらならどうにでもなる。 問題は春香姉さまの名前が書いてあるということなんだ。 あの馬鹿野郎どもはなんだ? また春香姉さまを殺したいのか? もう2回死んでいるのにまだ殺し足りないとでも言うのか? 一度目は私には言えないらしいけどおかしなこと、二度目は私を庇って、姉さまが死んだたびに私は悲しんだ。 それで生還したと思ったらま た 殺 し あ い か。 ということは今までのはぬか喜びかよこんちくしょう。 いや6期始まった時点でぬか喜びだったんだが。 そして感傷に浸ってた私はまだデイパックに膨らみがあることを思い出す。 そういえば他に支給品があるんだった、デイパックに腕を突っ込むと今度はってこれは・・・・・・ 「ま た 紙 切 れ か」 地図に名簿以外にまだあるのか、そう考えつつ紙の内容を読んでみる。 『ぶっちゃけ支給品の一つは食料の中に紛れ込んでいます。 まあ見た目でわかるとは思いますが』 「パンがあること知ってるよ!」 知ってるよ! 支給品にパンがあることぐらいは知っているよ! さっき見たパンの中のどれが支給品なんだよこの野郎。 ただの食料じゃなかったのかよ。 まさかあの七色パンか? そうだとしたらあれは早々処分しなければなるまい。 そして私はすぐさまレインボーパンを取り出して近くの草むらにポイする。 食えるかこんなもん。 気を取り直してデイパックの中を漁ることに戻る。 今度はまともな支給品であってほしいものだと思っているとなにやら硬くてゴツゴツしたものがあった。 これは期待できそうだ、少しわくわくしながらそれを取り出してみる。 中で掴んだものは予想通り私の手でも握れるほど小さい金属の塊だったのだ。 銀色に光っていて、なんか文字が彫ってあった。 なんて読むんだこれ。 ご丁寧に説明書みたいな紙があったので早速読んでみることにする。 武装錬金とか書いてあるな、シルバースキンとかなんだこれ。 まあ不思議アイテムの一種だろ、私だってその気になれば龍になれるんだしと思いつつ念じてみることにする。 えっとまずは頭の中で光をイメージして自分の姿を変えるように・・・・・・ ☆ ☆ ☆ 直後であった。 轟音とともに大量の岩が落ちてきたのだ。 否、岩というのには多少語弊が生じるかもしれない。 それらは皆、炎を纏い、巨大な火の玉と化して雨のように砦付近を覆い尽くしているからだ。 火の玉が地面、砦、草むら、あらゆるところに直撃しては人間大のクレーターを残し、粉塵を上げていく。 砦は大量の火の玉に打たれたせいで柱を失って崩壊していく。 後に残ったのは地図に描かれたとおり文字通り砦『跡』となった廃墟だけであった・・・・・・ 「あ・・・・・・ありのまま今起こった事を話すぜ! 『僕は砦の扉を破壊するために指を降ったら大量の隕石が降ってきた』 な・・・・・・何を言っているのかわからねーと思うが、 僕も何をされたのかわからなかった・・・・・・ 頭がどうにかなりそうだった・・・・・・催眠術だとか爪ドリルだとか、 そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。 もっと恐ろしい運ゲの片鱗を味わったぜ・・・・・・」 はい、僕妖精ポケモンのピッピです。 死んだはずなんだけど何故か生き返りました。 また殺し合いをやるとか言われて今度はちゃんと運命の打開をしようと思ったのです。 最初に僕が立った場所は古くなった建物の中。 早くここを出ようとして扉を開こうとしたんですがこれが困った。 開かないんですよ扉が。 建物自体が老朽化して錆付いちゃったんでしょうね錠が。 はたいても体当りしてもびくともしないんで指を振るで適当な技が出ることを願ったんですよ。 サイケこうせんや10まんボルトあたりがでれば壊せるだろうと思いました。 そして出た技がなんと り ゅ う せ い ぐ ん。 ドラゴンタイプの威力140技なんて滅多にお目にかかれる技じゃありません。 実況の人がいたら『流星群が襲い掛かるぅぅぅ!!!』と叫んでいたところでしょう。 こんなレア技いきなり出して無駄に運を使った気がします。 事実、崩れていく砦から必死で逃げ出すことになりました。 誰かに襲われたわけでもないのに命がけです。 なんでこんなところばかり無駄に強い技がでるんだよこんちくしょう。 「・・・んで・・・・・・でき・・・・・・だよ・・・・・・カ野・・・」 後ろから誰かの声が聞こえてきます。 声を聞いた限りでは女の子ですかね。 まさかさっきのりゅうせいぐんの巻き添えになった人間!? やばい、どうやって言い訳しようかと考えながら僕は振り返ることにしました。 「なんで変身できないんだよバカ野郎! これじゃあガンダムとかゴジラとか襲ってきても対抗できないぞ!」 出てきた人間はまだ子供みたいだった。 変なコートをつけているけど間違いなく子供だ。 随分怒っているみたいだけど"へんしん"ってなんだろう? この子もメタモンみたいに変身するのかな? というかガンダムやゴジラってなんだろう。 そんなことを考えているとコートが分解されて一人の女の子が姿を現しました。 やっぱり女の子だったんだ。 「おいお前」 「ピ?」 「ぴじゃないよぴじゃ。 これはお前がやったのか?」 そうでしたぁぁぁ!! 僕のゆびをふるでりゅうせいぐんが発動してこの有様になったんでしたぁぁぁ!! やばい、どう言い訳しよう。 しかしそんなことを考えている暇もなく彼女は僕を問い詰めてくる。 「どうなんだおい」 「ピィ・・・・・・」 いつのまにか女の子の手は僕の両肩を掴んで揺すっている。 でも言葉の話せない僕じゃ答えようがないからそれを耐えるしかありません。 なんでテレパしいとかないんだよ・・・・・・ってまだ支給品見てなかったんだっけ。 「むぅ・・・・・・じゃあ質問を変えるぞ、お前は殺し合いに乗っているのか?」 「ピィピィ!」 乗っているわけないじゃないか! 僕は精一杯首を大きく横に振って否定する。 言葉は話せなくてもこれだけは伝えたい。 すると女の子は僕の肩から手を離してくれた。 そして彼女は僕にとって思いがけないことを言う。 「私はあの大馬鹿野郎のピエロどもを制裁しに行きたい。 協力してくれるか?」 「ピィ!」 まさかこんなところにも少数派による運命の打開を望んでくれる人がいるなんて! 前回は突然チートミニスカートに襲われて運が悪かったけど今回の僕はついていたみたいだ。 いきなり少数派の人と合流できたのはうれしい。 もちろん彼女の言葉に賛成の意を示す。 「よろしい。 私は南千秋と言うんだ、お前の名前を頼む」 例え言葉が通じなくても心は通じるんだ! チアキって言った女の子は僕の前に名簿を差し出した。 恐らく自分の名前を指差して自己紹介をしろということだろう。 さて僕の名前は・・・・・・ 01 6/氏 02 6/氏 03 6/氏 04 Dボゥイ ・ ・ ・ えーと・・・・・・なんですかこれ。 どうして同じ人の名前が並んでいるんだろう。 他にも『赤木しげる』とか二人いるように見えるんですが目の錯覚ですか? 「どうしたんだよ早くしろ」 チアキが足踏みをして急かしている。 でも僕の頭の中は名簿の名前のことで頭がいっぱいになっていた。 ごめんなさいやっぱり言葉は欲しいです。 「・・・・・・まさかお前も知り合いがいるのか?」 「ピ?」 そうだった、名簿をよく見ているとこなたの名前があるじゃないか! コナタだけじゃない。 ゴマモンとかケイイチとか知っている人の名前が何人かいた。 彼女達も僕みたいに生き返ってまた殺し合いを強要させられているのだろう、早く合流しなくちゃ! 僕は太い指でコナタ達の名前を指していった。 「そうかそいつらがお前の知り合いなのか」 「ピィ」 するとチアキちゃんも自分の知り合いについて話始めたんだ。 ハルカって人は彼女の大切なお姉さんってことやアサクラさんやアナゴさんやユウギって人がすごく強いってことや 6/が全裸ってことやアカギって少年は狂気に身を任せているから心配する必要もないってこと。 中にはナガトさんは三人のナガトさんが合身したってことやカガミが変態だっていう変な話もあったけどね。 「ちなみに名簿の6/が全員良いやつとは限らないから注意しろ。以前会った三人の長門さんの中に悪いやつが一人いた」 へー同一人物が出てくるってことは驚きだけど中身も違うものなんだなぁ。 彼女の言ったカガミがこの殺し合いで会わないことを祈りたい。 「そういえばお前の名前は?」 「ピ」 彼女の言葉に合わせて名簿に書いてある僕の名前を指した。 6/って人が合身したら真・6/になるのかなぁ、そんなことを考えながら僕とチアキの冒険は始まったのだった。 【Aー1/砦跡/ 1日目-深夜】 【南千秋@テラカオスバトルロワイアル】 [状態]:健康 [装備]:無し [持物]:支給品一式、シルバースキン [方針/目的] 基本方針:主催者を制裁する。 殺し合い?乗るかそんなもん 1:ピッピとともに行動 2:春香姉さまを探す。ついでにアカギ達も探す [備考] ※制限により光龍(ブルーアイズ・シャイニングドラゴン)にはなれません ※カオスロワ6期直後からの参戦です ※シルバースキンが漫画ロワ仕様かニコロワ仕様なのかは後の書き手に任せます 【ピッピ@ニコニコ動画バトルロワイアル】 [状態]:若干疲労 [装備]:無し [道具]:支給品一式、未確認支給品×1~3 [思考・状況] 基本方針:殺し合いには乗らない 1:千秋と行動する 2:こなた達を探す ※首輪は頭の巻き髪についてます ※参戦時期は死亡後です ※りゅうせいぐんの反動でとくこうが半減してます。回復するまで戻りません。これが後にどう影響するかはお任せします。 ※砦跡は完全に廃墟になりました。付近にりゅうせいぐんの傷跡が残ってます。 ※A-1には千秋の支給品、レインボーパンwith謎ジャム@書き手ロワが解説書とセットで落ちています。 000:OP 開演 投下順 002:笑いと歌と二人の決意 000:OP 開演 時系列順 002:笑いと歌と二人の決意 南千秋 058:男の戦い ピッピ
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――――12月24日、クリスマスイヴ。 パーティーに、プレゼントに、デートに……大多数の人にとって、ある意味クリスマスよりも大事な日だ。 そして、ここ“やおよろず荘”にも、大多数に含まれる人々がいた―――― ロボスレ学園 八百万のクリスマス。 冷たい風の侵入を許さないアーケードの商店街、ごった返す人の群れの中、並んで歩く影二つ。 「今日はクリスマスイヴだね、リヒター」 中性的な顔とすらりとした長い手足に黒スーツのリヒター・ペネトレイターに、セーラー服姿の三つ編みの少女、一条 遥が話し掛けた。 「クリスマス・イヴ、ですか?」 きょとんとした顔で首を傾げるリヒター。どうでもいいが、リヒターは本来男性のはず……なのだが、人間の姿になると何故かこうなってしまうのだ。ついてるかついてないかは確かめていない。だってついてたらリヒターを見る目が変わってしまいそうだから。 「うん、クリスマス・イヴ」 「イエス・キリストの誕生日の前夜だという事は知っていますが……マスターはキリスト教徒ではないはずです」 「うん、神社の子。だけど日本人は万華教徒って言うじゃない」 「万華教徒……?」 再び首を傾げるリヒター。 「つまりコロコロ変わるって事。結婚式は教会、お葬式はお寺、大晦日には神社に行って、元旦に初詣……という感じで。ほら、日本人ってお祭り好きだし!」 力説する遥の顔は心なしか上気している。日本人はお祭好き……なるほど、凄い説得力だ。 「なるほど、理解できました。説明ありがとうございます、マスター」 相変わらずご丁寧に、まあ。 律儀なリヒターに感心しつつ、商店街を歩いていくと、漂ってくるスパイスの香り――――そう、鳥の丸焼きの匂いだ。今回のターゲットである 一羽につき1000円というお手頃価格でありながら、味はなかなかのもので、売切れは必至なのだが、 「目標は、まだかろうじて残っているようです」 よかった。遥はほっと胸を撫で下ろす。 「じゃあ……みんなけっこう食べるだろうし、三つくらい買ってこっか」 「イエス・マイマスター」 ♪ ♪ ♪ 商店街から徒歩10分の場所に“やおよろず荘”はあった。傍から見たらまるで豪邸のような庭付き、木造平屋建てのそこは古風な雰囲気を帯びており、かつ周囲がコンクリートの建物ばかりなので若干存在そのものが浮いている。 「きっとみんな喜ぶだろうなぁ……ふふっ」 無垢な笑顔を浮かべながら、遥が門の前に立つ。両手にはスパイスの香りが漂う袋。 「たっだいまー!」 ……へんじがない、ただのしかばねのようだ。寝ているか、あるいは出払っているかのどちらかだろう。遥の胸中を不安が過ぎった。 「……誰もいないみたいだね」 「そのようです」 とりあえず玄関で靴を脱ぎ、共有の炊事場に鳥の丸焼き×3を置くと、リヒターは池の鯉達に餌やりに、遥は自分の部屋に着替えに戻る。 ♪ ♪ ♪ スウェットの上に半纏を羽織ると、布団を敷いてそこに寝転ぶ。 「……ふぅ、皆どこ行ったんだろう」 まさか皆好き勝手に出掛けて行ってしまったのでは――――うん、有り得る。 しかしこのまま帰って来なかったらどうしよう。鳥の丸焼きはリヒターと協力しても三つも食べ切れない。 なんだかちょっぴり悲しくなってきて、目尻に浮かんだ涙を拭う。何を泣いているんだ、私は。クリスマスとイヴをひとりで過ごした事なんていくらでもあったではないか……今更寂しいだなんて、そんな事あるもんか。 頬をぺちんと叩いて弱気を吹き飛ばすと、テレビとヒーターのある居間へと向かうために立ち上がる。 「おおっ、寒っ」 部屋を出た途端、冷たい北風が襲い掛かってきた。ただでさえ冷たいのに、今は余計に冷たい。 池を見るがリヒターはいない。まさかリヒターまでどこかに行ってしまったんじゃないかと一瞬考えるが、そんなわけないと一蹴する。 とにかく居間で時間を潰そう。 ♪ ♪ ♪ 居間に入ると、そこにはこたつに入ってみかんを頬張るリヒターがいた。安心すると同時にちょっとだけ泣きそうになったが、首をぶんぶんと振って弱気を吹き飛ばす。 「隣、いいかな?」 「イエス・マイマスター」 リヒターの隣にするりと滑り込むと、手元にあったリモコンでテレビの電源を点ける。この時間帯はどこの局もつまらないワイドショーしかやっていないが、無音よりは遥かにマシだ。 「ねえ、リヒター……」 「はい、何でしょう」 「みんな、帰ってこないね」 「……そうですね」 そんなこんなで、ただ一切が過ぎていく。現在の時刻は19時45分、帰宅してから既に3時間が経過していた。本来この時間には皆居間でくつろいでいる時間だというのに、今日は誰もいない。 「暇だね」 「マスターと一緒にいる事ができるなら、私は暇ではありません」 「私は暇なの」 不機嫌な遥が、ぷくっとむくれた。 その時、だ。 ぴーんぽーん。 玄関のチャイムが鳴ったのは。 待ってましたとばかりに遥が立ち上がる。その顔に浮かぶのは歓喜と興奮。もしも遥に尻尾が付いていたら、それは引き千切れんばかりの勢いで揺れていただろう。 「はーい!」 玄関に向かっててとてと走る。待ちに待ったクリスマスパーティーだ、落ち着いてなんかいられない。が、 「おかえ……」 「ども、山猫ヤマトです」 その歓喜と興奮は、すぐに打ち砕かれた。 ♪ ♪ ♪ 「……どうしましたか、マスター」 俯きながらとぼとぼと戻ってきた主を心配して、リヒターが声を掛ける。 「……宅急便だった」 俯いたまま、沈んだ口調でぼそぼそ答える。遥の心はもう限界。堤防は決壊寸前だった。 もしかして、リヒトはシロやルガー、リタと一緒に知り合いの家に遊びに行ったのかもしれない。 もしかして、まどかとたまは実家に帰ったのかもしれない。 もしかして、ライは喪盟の仲間達と焼肉にでも行っているのかもしれない。 もしかして――――自分とリヒターを置いてみんなは食事にでも行ってしまったのかもしれない。 そこまで考えて、彼女の堤防は決壊した。 「……ぐすっ、ひっ、ひぐっ」 「マスター?」 涙が溢れ、鳴咽が漏れる。自分自身でも驚くくらい、たくさんの涙が。 「……楽しみに、すっごく楽しみに、してたのに、なんで、なんで誰もいないの、いなくなっちゃうの……」 ああ、なんだかムカついてきた。 バンっ! とおもいっきりこたつをブッ叩く。突然変貌した主にリヒターがびくりと怯んだ。 「ほんとに楽しみだったのに、こんな時に……! ふ・ざ・け・ん・な――――っ!!」 一条 遥、天に吠える。 そしてすぐさま踵を返すと、少女は炊事場へと消えていった。リヒターはそれを、ただ見ている事しかできなかった。 ごくごく短い時間が過ぎて、荒々しい動作で襖を開けて、一条 遥が戻ってきた。手には丸焼きの入った袋と……缶ビール!? 「マスター、未成年の飲酒は――――」 「だまらっしゃい! もうやけっぱちだ、全部飲んでやる!」 リヒターの制止も虚しく、少女はプルタブを開けて缶の中身を一気に飲み干した。 「ぷはぁっ! もう一杯!」 「マスター、み」 「いいの! 四捨五入したら二十歳だもん! あたしにだってお酒を飲む権利くらいあるもん!」 ああ、駄目だ、一杯で……いや、匂いを嗅いだ時点で完全に酔っている。なんとかやめさせたいが、正直リヒターには遥が暴れた場合に周囲に被害を出さずに止められる自信がない。というか止められるかもわからない。 「おらー、もっろもってこーい!」 よってリヒターは、主の指示にただ従う、という選択肢を選んだ。 ♪ ♪ ♪ 時は過ぎて、時刻は夜中の22時。 「いやぁ、すっかり遅くなっちまったな」 <誰のせいだと思っているんだ、この馬鹿野郎が> 「どこぞの三馬鹿が模型のコーナーから動かなかったからね」 「いやー、誰のせいだろうね」 「誰のせいでしょうね!」 「誰のせいだろうな!」 <お・ま・え・らのせいだろうが馬鹿野郎共が!> 「たまちゃんとシロちゃんがいなかったら、もっと遅れてるところでしたね」 <まったくですね。三馬鹿の内、名前にリとヒとトがある人は死んで詫びればいいと思います> 「随分ピンポイントだなオイ」 賑やかな一団が、二機のオートマタから飛び降りた。やおよろず荘の住人達だ。クリスマスのパーティーのための買い物に行っていたのだ。 二機のオートマタの魂を、その主が人の身体へ移す。 本来はもっともっと早くに帰ってくる予定だったのだが、面子が面子のために一部のメンバーが好き勝手に動き回り、結果この時間だ。 残してきた遥とリヒターは大丈夫なのだろうか。そんな事を考えながら玄関の戸を開ける。全員「ただいま」の大合唱。だが、返事はない。まさか強盗にでも入られるなり拉致されるなりしたのだろうか。 「おーいはるかー、いないのかー」 赤髪の男――――リヒト・エンフィールドが居間の扉をがらりと開けた、その時だ。 「うおっ、なんだこの酒とスパイスの匂いがないまぜになった名状しがたい香りは!?」 顔をしかめる赤髪の男。男が視線を部屋へと戻すと、空き缶と骨が散らかった机に突っ伏す影二つ。 ――――遥とリヒターだ。 「なっ……おい、何やってんだおまえら!?」 遥の小さな肩を揺するが、反応はない。隣のリヒターも同様だ。どうやら酔い潰れて寝てしまったらしい。 「ったく、しゃーねーな……おいおまえら、こいつら運ぶの手伝ってくれ!」 ♪ ♪ ♪ 遥とリヒターをそれぞれの部屋に寝かす。幸いどちらもそこまで重くないので簡単に運ぶ事ができた。パーティーはもちろん明日に延期だ。 深夜、誰もいなくなった居間でちびちびとビールを飲んでいると、 「まったく、散々だな……ん?」 「すみません、リヒト・エンフィールド」 黒い髪をうなじのところで縛った、リヒター・ペネトレイターが静かに入ってきた。手には綺麗に包装された箱。 「おう、リヒターか。調子はどうよ?」 「頭痛がします」 「こりゃ二日酔いルートまっしぐらだな」 リヒトが快活に笑った。 「ところで、リヒト・エンフィールド。起きたら枕元に置いてありましたが、これは……何ですか?」 リヒターが手に持った箱を差し出した。 「ああ、そりゃサンタクロースからのプレゼントだ」 「サンタクロース?」 きょとんとした顔で首を傾げるリヒター。うむ、文句なしに可愛い。これで幼女体型だったら完全に落ちていた。 「本当に何も知らんのな、おまえ」 「……すみません」 「ああ、いや、謝らんでいい、謝らんで。まあ、アレだ、サンタクロースっつーのはヨシュア君の誕生日に子供達にひっそりとプレゼントを配る中年のおっさんの事だ」 リヒトの話を聞いた途端、リヒターの白い顔が青ざめる。 「不審者の侵入を許してしまうとは……!」 「いやいや、不審者じゃねーから、いい人だから、サンタさん」 「そうなんですか」 「あたぼうよ。大体悪い人が子供にプレゼントを配るわけがなかろう」 「なるほど」 リヒターが手に持ったプレゼントに視線を落とす。 「そこで、だ」 リヒトがこたつの下からリヒターのて同じように丁寧にラッピングされた箱を取り出した。 「実はサンタのじいさんから遥へのプレゼントを渡されてるんだよ、俺。彼女は歳が微妙なラインだから君が決めてくれだとさ」 「リタ・ベレッタも同い年ですが」 「アレは中身が子供だからいいんだよ。そいで、ここからが本題な?」 「はい……!」 唇をきゅっと一文字に結ぶ。本当にクソ真面目な奴だ、だがそこがいい。 「おまえに、遥のサンタクロースになってほしい」 「はい……?」 「拗ねてる彼女に幸せ届けてこい、って事だよ、ホラ」 プレゼントを半ば無理矢理投げ渡す。慌てつつもしっかりキャッチするあたり、流石といったところか。 「……わかりました、行ってきます」 「おう、頑張れ若者! おまえにメリークリスマス!」 音を立てないように爪先立ちで走りながら、リヒターが闇の中へ消えていった。 「さて、と」 明日は遥にごめんなさいからスタートだな、なんて考えながら、いかにもだるそうに立ち上がって、首を鳴らす。 今頃、まどかの部屋には金髪の女サンタクロースが向かっていることだろう。リタの部屋とライの部屋には筋肉ムキムキのマッチョサンタが向かっていることだろう。 蜥蜴のサンタクロースや、油性ペンみたいな名前のサンタクロース、冴えない眼鏡のサンタクロース――――八百万の、無数のサンタクロース達がプレゼントを配り始めたことだろう。 それぞれのサンタクロース、それぞれのクリスマス。 八百万の、クリスマス。 「――――それじゃあ、そろそろ俺も今からあいつだけのサンタクロースになるとするか」 赤い髪のサンタクロースが、部屋からゆっくり出て行った。
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ピースガーディアン隊ホト小隊と臨時の指揮官となる男とのファーストコンタクトは男の辛辣な一言から始まった。 「最強の『正義の味方』ねぇ。お前らのボス…キラ・ヤマトか、奴の不殺は随分と評判がいいようだが、あんなものはただの自己満足だ。分かるか?コックピットだけを撃ち抜かれなかったせいでそのまま宇宙を漂流する恐怖が。抵抗する事もできずゆっくりと死ぬんだぜ。いや、その前に狂うか?」 その一言は、キラを尊敬するレイラには何よりも許せない言葉だった。 だが、今はこの男が自分達の『指揮官』なのだ。 何故、こんな統一連合の少しくらい偉い士官に自分達、『ピースガーディアン』が馬鹿にされなければならないのか。 そんなプライドも手伝って、何を考えているのかよくわからないウノはまだしも、シラヒはレイラ以上にこの男に対して反感を持ったようだが。 「…何なのよ、何なのよあの男!ムカツク!!」 レイラは形の良い眉をしかめ、顔を真っ赤にしながら歩いていく。 その横で何故か申し訳なさそうに宥めるウノ。 「まぁまぁ…そういわずに。アノ人、あれで相当のやり手らしいし。」 急に辺りを見回し、不思議そうな顔をするレイラ。 「そういえば、シラヒは?」 「さっきまで一緒にいたのに。どこに行ったんだろ?」 その頃、シラヒは訓練室にて会議室でレイラを怒らせた男、ドーベルマンと向き合っていた。始めは見学だけで部外者故に口出しをするつもりはなかったが、凄惨とも言える訓練の内容についに口を挟んでしまったのだ。 「こんな事をいつもやってるのかアンタは!このままじゃ死んじまうだろうが!」 喧嘩腰とも取れるシラヒの態度に対し、ドーベルマンは口元で不敵な笑みを浮かべると、そのまま脱水症状で虚ろな目をしている 若い隊員の首根っこを掴み、そのままバケツに入った水を掛けた。 「な、何を!!もう止めろ!!」 自分も人並み以上に辛い訓練を耐えてきた。 だから、訓練の重要さは理解できる。 だが、これは誰が見てもやり過ぎだ。こんなものは訓練ではなくもはや拷問だ。シラヒはそう思い 「こんな事が上層部に知られたら只では済まないんだぞ!」 これ以上やるなら自分が上層部に報告する、と暗に仄めかす。しかしドーベルマンは全く意に介さないという様子で 「知られたら…どうだって言うんだい坊や?」 シラヒに顔を近づけると、ドーベルマンはそのまま 彼の顔面にタバコの煙を吹かした。 「うわっ!な、何をする!?」 ドーベルマンは若い隊員が起き上がるのを確認するとそのまま 顎で指図をした。かすかに頷いた隊員は、倒れそうな体を引きずりながら、MSシミュレーターのコックピットへ入っていく。 「馬鹿野郎!!死にたいのかよお前!」 思わず制止しようとするシラヒの手を、ドーベルマンが遮る。 「ふん、これだからお坊ちゃんは…。 いいか、こいつ等はな。金も無く、地位も無い。おまけに家族もいねぇ。 だが、それでも生きていくしかねぇんだよ。 お前らお坊ちゃんどもは、帰る家もあれば遊ぶ銭もあるんだろうさ。だがな、俺らには元々そんなモンありゃしねえんだ。だからそれ手に入れるには強くなるしかねぇだろうが。 この程度の訓練ですら生き残れないようじゃ、戦争に行っても結果は同じなんだよ。」 コックピットルームから、撃墜を意味する警告音が鳴り響く。計器の反応からしてパイロットは気絶してしまったようだ。 「…ゲームオーバー。今のうちに死んどいた方がコイツらの為なんだ。今なら『何回でも』死ねるんだからよ。」 シラヒはこの男の言う言葉が納得できなかった。だが、否定する気にもなぜかなれなかった。 夕方、ライヒの執務室。一台の大型スクリーンに写るニュース。 そこでは、統一連合の主席、カガリ・ユラ・アスハが紛争の被災者への慰問を自ら行っている様子が伝えられていた。 「これも、あんたの”やり方”か? 慰問に演説か…好きだねぇ。綺麗過ぎて反吐が出る。」 ドーベルマンはタバコをふかしながら不服そうにライヒに向かい問いかけた。 「別に私も好きでやっているわけではないよ。 正しいか、そうでないかなど私は興味が無い。 重要なのは、必要な処置を必要な時にする事だ。」 並みの男なら震え上がるような声色のドーベルマンを前にしても顔色一つ変えず言ってのけるライヒに、白けたような顔つきでタバコの吸殻を握りつぶすと、一枚の書類を突きつけた。 「地球連合政府が誇る正義の味方『ピースガーディアン』。この前の会議で何人か見かけたが駄目駄目だな。MSの操縦は確かにマシなようだが…なんであんな甘っちょろいのが親衛隊なんだか、世も末だな。」 ライヒは机の上のコーヒーカップを取ると一度、香りを嗅ぎ、 ゆっくりと書類を手に取りながら飲み始めた。 「仕方あるまい。彼らは自分達が選ばれた人間だと思っている。 上昇を怠る人間が出て来ても、それは予測の範囲内だ。 そうやってエリートと平民の格差が出来る。今に始まった事ではない事だ。…だが君の顔を見る限りではそれだけでもない様だが?」 ドーベルマンはライヒの言葉を聞くなり、ニヤりと笑うと 1枚の写真を差し出した。 「そんな腑抜けどもの中でも少しくらいは骨のありそうな奴がいてな、この3人組だ。何とか3人で一人前ってところだが、な」 ライヒはドーベルマンの報告に満足そうな笑みを浮かべると、再びTVの方へと向き直った。同じく、彼と共にTVへと目線を移したドーベルマンは画面に映る綺麗に化粧をし、上等なスーツを纏うカガリが泥まみれの戦災孤児を抱擁するシーンを見て悪態をついた。 「お優しい事で。だが泥を喰った事の無い人間が泥の味を…泥を喰わなきゃ生きてこれなかった人間の気持ちなんぞ分かる事は一生ないだろうがな…」
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対訳 ActⅠ ActⅡ ActⅢ アリアへジャンプ! どこの馬の骨とも分からん馬鹿野郎 コンスタンツェあなたに再び会える ああ私は恋をしてとても幸せでした 何と変わってしまったの私の魂は あらゆる種類の拷問が 何て幸せが何て喜びが 何という勝利だ あらゆる種類の拷問が(動画対訳) rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 04a91095.52a5fed9.099b93b6.2566fa26 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId= 0 ;rakuten_size= 200x350 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= off ;rakuten_auto_mode= off ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ;rakuten_ts= 1649371200100 ; 訳者より 皇帝ヨーゼフ2世の依頼を受け、ドイツ語で歌われるオペラとして1782年の初演からウィーンで大ヒットした作品、当時関心の高かったトルコを舞台とした、ところどころにトルコの軍楽の片鱗を見せる活気あふれる音楽が印象的です。オーストリアはそのほんの100年ほど前まではオスマントルコの圧迫を受けていましたので、遠い別世界のお話というわけでもなく、虚実取り混ぜてどこかリアリティを感じられるところもあったのでしょう。またこの当時はトルコ風の音楽が大流行していて、モーツァルトにも有名な「トルコ行進曲」はじめそのような曲がいくつもあります。 さて、イスラムの国を舞台とした、しかも人質の救出というストーリーを見ると、どうしてもつい先頃あったイスラム国の日本人人質事件を思い出してしまうのですが、このお話では寛大なトルコの太守の計らいで人質たちは救出されます。そこで注目すべきはその太守のこんなセリフ、愛するコンスタンツェ救出に失敗して共に捕えられたスペインの貴族ベルモンテに向かって語りかけています。コンスタンツェを捕えたのはたまたまでしたが(海賊が捕えたのを買い取ったので)、このベルモンテの父親とは因縁の関係だったのですね。 「そなたの父 あの野蛮人にわしは自分の国を捨てねばならなくさせられた そして奴の限りのない貪欲さはわしから命よりも大切な恋人を奪い去ったのだ 奴はわしから名誉、富、あらゆるものを奪った 要するに奴はわしのすべての幸せを破壊したのだ そしてそんな男の一人息子が今わしの手の中にある!もし奴がわしの立場なら 奴はいったい何をするだろう?」 「お前たち一族の本質なのか 不正なことを為すのは そなたはもう事が決したように思っておるが? そなたは思い違いをしておるぞ わしはそなたの父をあまりに嫌っておるが故に あやつのやり方に倣おうとは思わぬのだ そなたは自由を受け取り コンスタンツェを連れて故国へと船を走らせ そしてそなたの父に言うのだ そなたはわが手のうちにあったが こう告げさせるためにわしは自由にしたと 苦しめられてきた不正に対して善行で酬いることが 悪行を悪行で報復するよりも一層大きな喜びであるのだということを」 酷い目に遭ったことに対し復讐で返すのではなく、寛大さですべてを許す、そのこと自体が大きな喜びだというのですね。このイスラムの人質事件に限らず、何か凶悪事件があるたびに当事者でもないのに応報刑を主張する人がたくさんいるこの国ではなかなか分かって貰えない思想なのかも知れませんが、良く考えて見るとなかなかに深い台詞です。もし前日譚でこの太守セリムがベルモンテの父から受けた酷い仕打ちが物語となっていたら恐らくもっと印象深かったはずですが、台詞でさらっと言ってしまうがためにあまり印象に残らないのがとても残念なところではあります。 用意されていたリブレットは恐らくオリジナル台本のものでしょう。台詞の部分はジングシュピール(歌芝居)の常でこの通りにされることはまずないですし、CDなどではこの台詞は大幅に短くされているのが普通ですが、オリジナルがどのようであったかを知る意味ではこれで訳してみるのも意味があるかと思います。登場人物それぞれにあちこち長い台詞があり、結構読み込むと面白いですし。幸いなことに1990年頃に音楽の友社から出版されていたアッティラ・チャンバイ編の名作オペラブックスの一冊にこの「後宮」があって、そこでは(微妙に表記が違うところはありますが)この台本通りのリブレット対訳が掲載されておりましたので(訳者のクレジットはありませんでしたが恐らく海老沢敏氏の訳)、そちらを大いに参考にさせて頂きました。このシリーズ、そういったテキスト面の充実は素晴らしかったのですがとうに絶版のようですので、このようなお粗末な訳でもネットに載せて置くのは意味があるのではないかと思っております。けっこう皆、長い地の台詞を喋らされているので、オリジナル通りにやるとドイツ語ネイティブでないと演じる方も見る方もきついのではないかと思いますが... オペラのタイトル邦題は私はあまりこだわりはないのですが、ドイツ語のニュアンスからやはり一番「後宮からの誘拐」がしっくりくるのでこれにすることにします。Entführungには辞書によると「駆け落ち」の意味もあり、これもなかなか捨てがたかったのですが(後宮からの駆け落ち)ちょっとニュアンスがずれるように思いましたので却下。もちろん最近はこちらの方が使われるのが増えて来た「後宮からの逃走」を否定するものではありませんが。 この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ 藤井宏行 Blogs on 後宮からの誘拐 サザーランドが歌う 《後宮からの誘拐》 のアリア YouTube動画公開 モーツァルト 《後宮からの誘拐》 対訳完成 → ブログをもっと読む
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暇だから女友達にイタメール その1066 70 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 22 47 10.39 ID xO/kcxyL0 少ないみたいだな しょぼくてもいいなら勇者やろうか? 71 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 22 48 26.11 ID hWJ4jHim0 70 ようこそ勇者様 つ【コテトリスペアンカサゲ】 112 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 23 06 32.07 ID xO/kcxyL0 『あおい』 ・性別:[男] ・年齢:[16高1] ・特徴:[はげた親父が思い浮かべる様な最近の若者、でも頭は良いほう] ・性交渉経験:[ひとり] ・相手との関係:[仲良いクラスメイト] ・相手に送るメールの方向性など:[関係壊さず] 『相手の特徴』 ・ニックネーム:[コリン星人] ・性別:[女] ・年齢:[16] ・特徴:[可愛い天然] ・性交渉経験:[しらんよ] 『その他』 ・タゲに対する自分の思い:[かわいい。付き合ってもよし] ・勇者との仲の良さ :[友達以上恋人未満] タゲの詳細 :[とにかく可愛いそして天然そしてやさしい] 『NGライン』 [相手を傷つけない、警察や退学とか問題なしで] 俺:今めるできる? タゲ:できるよ~ やっと終わった 120 114 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 07 38.28 ID xO/kcxyL0 トリップその他もろもろ忘れてた 120 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 23 08 51.82 ID MI8zTnl30 タゲって彼氏いるの? 121 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 23 09 40.09 ID EC2LPU5T0 すきだーーーー 122 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 10 01.49 ID xO/kcxyL0 121 そーしん 125 名前: 斜め下 ◆uoIHSu6SCU 2006/02/18(土) 23 10 34.18 ID Lxr/RIu+0 122 安価間違えてない? 133 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 12 43.70 ID xO/kcxyL0 まぁあれだ、指の打つ場所が1センチずれていただけだ 送ったのは120 138 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 15 42.48 ID xO/kcxyL0 120 返信 いないよ(顔文字) ふつうだな 155 155 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 23 18 58.07 ID KIkwoEpA0 俺は彼女いるよ♪ 辻ちゃんって言うんだ☆ 172 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 22 25.54 ID xO/kcxyL0 155 かんじょはいまいない送信 176 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 28 28.17 ID xO/kcxyL0 155 返信 辻ちゃんって煙草見つかったあの? あれってかごだっけ? 185 185 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 23 31 12.64 ID QOjxmaOQ0 馬鹿野郎! 加護と辻様を一緒にするな! 彼女は天使なんだぞ。タバコなんか吸うわけない! 193 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 40 22.76 ID xO/kcxyL0 185 返信 そういえばモームスって最近出ないよね 過疎かい? 205 205 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 23 42 42.22 ID VdNs+j6A0 俺お前のことものすごく好き焼きなんだ。 だから俺と一緒にパンナコッタしてくれないか? 209 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 44 38.49 ID xO/kcxyL0 205 送信 ところでパンナコッタってなんだい? 勉強と音楽の知識以外は少ないのでわからん 226 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 49 16.01 ID xO/kcxyL0 205 お馬鹿な私にはよくわかんないけどやだ 眠いよ~ 235 235 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/18(土) 23 51 39.40 ID hWJ4jHim0 ああお前は馬鹿だな。 断る権利など無いことを理解していないとは... 大好きだからつきあえっての!! 240 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 52 58.54 ID xO/kcxyL0 235 送信安価下 256 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/18(土) 23 58 34.70 ID xO/kcxyL0 235 辻ちゃんが好きなんじゃなかったの? ごめねむくてあたまいたくてしにそう ってわけで最後に一撃 返事きたらここにかいてねる 282 282 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/19(日) 00 03 19.34 ID bWcQs8Eg0 そんなのほんのジョーキング。 ってここからマジな? 俺はタゲのこと気になってるこれだけはガチ。 287 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/19(日) 00 05 53.63 ID By34dx650 282 ふつう。でももう寝る。歯磨いてくる。送信 294 名前: あおい ◆LHi0zK5tUw 2006/02/19(日) 00 09 55.60 ID By34dx650 282 返信 また冗談でしょ 笑 何か何もなくただの雑談でおわってすまん でも睡眠という生理現象にはぼくはかてないよ ぐっないと 295 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/19(日) 00 10 35.27 ID 6aOZrjza0 294 乙かれ様でした 297 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/19(日) 00 10 45.72 ID EmQwgCGj0 294 乙 また 明日な あおい2?
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(1) 気がつくと、俺は貨物船に乗っていた。 しかし……なんでまた、こんなことになったんだろう。 などと、退屈な船旅の中であれこれと考え続けていたのだが…… ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ある夜、ゴブリンとか言うリュックを背負った山男達と、 焚き火に座ってトウモロコシを焼いていた。 キャンプファイヤーで焼くのはマシュマロと決まっているのだが、 この世界でいくら探しても見つからないし、作り方も俺は知らない。 しかし、こいつら……座ってるときぐらいリュックを下ろせ。 部族の風習?知るか、そんなこと。 ある時、山男の一人がギクリと驚いて立ち上がった。 ふむ、嫌な予感がする。 やっぱりだ。例のセミ何とかが俺を呼びに来たらしい。 てことは、あの元首の女が俺に用があるわけだ。 そう考えるのが自然だろう。それに、あのセミは俺を嫌っているらしい。 そんなあいつが、個人的に俺に話をしに来るはずはない。 (2) と、今度は一人ではなかった。 もう一人、へんなとんがり帽子をかぶった奴がちょこまかと付いてきている。 えーと、どっかで見た奴だ。誰だっけ。 で、セミ何とかが単刀直入に言う。案の定、例の女が用があるからすぐ来いと。 つーか単刀直入すぎる。 手を振るだけでもいいから挨拶ぐらいしろ。 なんだ唐突に、俺は見ての通り忙しいのだ、とトウモロコシを振り回しても通じない。 セミ何とかは俺の返事を無視して、とんがり帽子に向かって指を鳴らすと、 とんがり帽子は変な構えをして、なにやらムニャムニャ唱え出す。 あ……やばい。こいつ、魔導師とか言う街角に突っ立ってる奴だ。 おい待て止めろ、と言ったがもう遅い。 気がつくと、俺は例の元首の女がいる扉の前だ。 続いて、セミが目の前に沸いてきた。 そして俺に言う。どうだこれでいいのだろう?手間を省いてやったから喜べ、と。 まったく、いけ好かない女だ。 最近は、尻を触ろうにも俺になかなか隙を見せない。 (3) だいたい、俺は魔法と言う奴が嫌いなのだ。 ある時、とんがり帽子が森の区まで送ってやると言うから、 秘密の抜け道でもあるのかと思ってたら、 やっぱりムニャムニャ唱えて、森の区まですっ飛ばされてしまった。 俺は、そのまま駆け足で水の区まで戻って、 馬鹿野郎、お前が失敗して俺の内蔵だけ飛んでったりしたらどうするのだ、 と文句を付けたものなんだが…… この国の連中は判らん。 魔法が偉いんだ間違いが無いんだ、と信じている神経が判らん。 もうしょうがないので扉の中に入ると、信じられない光景を目の当たりにした。 例の元首の女が、髪をほどいて洗っている最中だったのだ。 侍女のタルタル達が20名ほど居ただろうか。 うやうやしく髪を泡立てては洗い流し、分業制で黙々と洗髪に精を出している。 おそらく、それが終わったら恐ろしいほどの時間をかけて、 乾かしたり結い上げたりするのだろう。 もう部屋中が髪の毛と洗面器だらけだ。 で、俺に言う。こんな有様でごめんなさい、と。 (4) まったく……謝るくらいなら初めからするな、と言いたいところだ。 それに、あまりに無駄な手間というものだ。丸坊主にすれば油で磨けばそれで終わりだ。 これだけの人数でこれだけの時間があれば、どれだけの仕事が出来ると思ってるのだ。 いや仕事をしなくても、お茶の一杯でも飲ませて休憩させてやれるというものだ。 って言いたいというか、全部言ってやったら侍女共が総掛かりで俺をにらみつける。 ああ、別にお前らに好かれようなんぞ思っちゃ居ないさ。怒るなら怒ってみろ。 しかし、俺の言い分を聞いた元首の女はコロコロとおかしそうに笑い出した。 こらこら、反省ぐらいしろ。調子に乗ってるな?この女。 で、側近らしきものが、お盆に何やら手紙のようなものを載せてやってきた。 なんだろう、と思ったが用件はこうだ。 やっぱり、ヤグードとかいう鳥人間共との会談はうまくいかないらしい。 その大きな理由が、ウィンダスが和平条約に応じたとしても、 別の国の連中が納得しなければ意味がない。 それは、別の国の連中、特に冒険者とかいう奴らが、 この国までやってきて鳥人間共を攻撃する分には条約の範囲外になってしまうからだ。 下手するとウィンダスと鳥人間共が、世界中を敵に回す展開もありうるのだと。 で、手紙を持って俺が使者となって行ってこい、と。おいおい、なんで俺なんだ? (5) 当然、お断りだ。 確かに俺は鳥人間とも仲良くなったし、こいつらが殺されていくのが見ておれん。 しかし、国ってものを構えているなら、そういう適役ぐらい居るだろう。 ほれ、外交官とかいう連中が…… しかし、こんなに時間をかけて話をしているというのに、 まだ髪の毛が洗い終わらない。 ふむ、髪をほどくとこんな感じになるのか……見事な髪とは思うが…… ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ とまあ、船の貨物室で出航間際に考えていたのだが…… ……ん?…………んんん?? あああああああああああああああああああああああああああっっっ!!! 畜生、あの元首の女。 ワザと髪を洗ってるときに俺を呼んだな? あれが、あの女なりの色仕掛けだったのか。 まずい、おれの性欲がタルタル化しつつある……
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イヴ「さてと・・・んじゃあ行くぞ」 JETラッシュ‼‼‼ 部下「どこでパンチ打ってんだ?」 ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 風「凄・・・」 リーク「拳圧が飛んでるのか‼‼‼‼?」 風「早速出しちゃいましたね特殊戦闘形態「JET」大丈夫ですか?」 イヴ「昔の俺とは違うんだ、俺自身も、そして超瞬速の白炎もな」 リーク「俺も負けちゃいられないな」 幻魔・矢武雨‼‼‼ リーク「幹部でも無いなら1人1発刺せば充分だろ」 イヴ「やるなリーク」 風「残りは僕が引き受けます‼‼」 瞬魔‼‼ リーク「あり・・・部下共を追い越しちゃったじゃんか」 イヴ「全員の胸にナイフを刺して通り抜けたんだな」 風「さて・・・次に進み・・・」 ボゴ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ イヴ「風‼?」 風「大丈夫ですよ・・・ただ・・・」 ?「まずいだろ・・・部下共を倒しちゃあよお」 リーク「誰だ?」 ?「俺はサイ・・・」 イヴ「武術の神と言われるサイノメ一族の3代目サイか」 サイ「やけに詳しいな」 イヴ「お前ら一族の住処と俺らの活動範囲が被ってるんでね」 サイ「なるほど・・・零刀一味が加担しているという噂は本当であったか」 恭也「うっし、電源システム落ちましたよ」 エル「ああ、では屋上を目指そうか」 天馬「そうだね」 エム「少々お待ち願おうか」 恭也「お前はGの幹部‼」 天馬「エム・・・」 エル「ほお・・・」 エム「ではでは・・・死んで頂こう」 武斬「何君ら」 ?「玄野武斬・・・是非、手合わせ願いたい」 武斬「名は?」 ?「アレフだ・・・同じ剣士として君と対峙出来るのは嬉しい限りだ」 武斬「それはどうかな・・・ただ騎士王アレフと戦えるのは僕も、うずうずするなぁ・・・」 ?「んじゃあ私はそいつね」 啓「何だ・・・俺じゃ不満か?名乗れよ」 ?「ラキ」 啓「さて・・・始めよっか‼」 サイ「逃げる気か‼」 リーク「おいおい逃げんのか‼‼」 イヴ「サイノメ相手じゃ勝つどころか勝負にすらならない」 風「僕が何とかします‼」 瞬風‼‼ サイ「ぐ・・・半端ない風だ」 イヴ「ナイス風‼‼」 リーク「何とかなったな」 イヴ「なぜあの子にこだわる・・・」 リーク「え?・・・仲間だからだ」 風「船長、何で今そんな事を」 イヴ「お前はあいつに自分を重ね合わせているんじゃないのか?」 リーク「なんだよ」 イヴ「数年前・・・お前は父親が幻術を極め過ぎて世間から存在を抹消され金が無い事を知っていた為やばい運送業をやってたんだよな」 リーク「ああ・・・」 イヴ「それで国中にある段ボールを送っていた・・・ある日国中でその段ボールが大爆発、住民は全員死亡するという事件があった」 風「それって‼」 イヴ「それをきっかけにお前は国から追放された・・・被害者の中にはまだ幼かった風や俺の両親などもいた・・・」 イヴ「だから俺やギンやんが止める中国を離れたんだったな」 リーク「そりゃそうだが・・・桜は・・・」 イヴ「そうだろ?不本意に仲間傷付けて自らそいつらと別れようとしてるんだ・・・それでお前自身が辛かったんだよな」 リーク「あーダメだ・・・俺そういう湿っぽいの苦手だよ・・んまあお前の言ってる事に間違いは一つも無いしな・・・」 風「初めて知りました」 リーク「罪滅ぼしのつもりでギンやんのトコに行ったらあいつの親父も被害者でな・・・」 サイ「話しこんでるトコ悪いけど・・・ちょっといいか」 風「あ・・・」 リーク「ここまで来たら俺がやる」 イヴ「馬鹿野郎‼テメェ1人で・・・」 リーク「全員でも敵わないんだろう‼‼‼‼なら三人でも共倒れじゃねえか‼‼‼」 風「とはいっても残しては行けません‼‼‼」 イヴ「そうだ‼」 リーク「・・・分かったよ‼‼」 天馬「ガ・・・」 エム「ハハハ・・・どうした」 エル「ぐ・・・何て強さだ」 恭也「クソが・・・」 ドサ エム「G様・・・岡野天馬、不良君、先生の三名を始末いたしました」 サイ「ふぅ」 トリック・シュート‼‼‼‼‼‼ リーク「また・・・あれかよ」 イヴ「くそ・・・風を一撃でやるとはな」 ボゴ‼‼‼‼‼ イヴ「ぐ・・・」 サイ「油断するなよ」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ リーク「が・・・」 サイ「ボス・・・零刀一味の二名と剣士一名を片付けました」 武斬「ほぉ」 アレフ「出来るな・・・しかし」 武斬「・・・ち」 ザク‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 啓「んな・・・武斬‼‼‼‼」 ラキ「余所見したね」 ボゴ‼‼‼‼‼‼‼‼‼ アレフ「玄野武斬に立風啓を始末したぞ依頼人」 G「オッケイ・・・じゃあ屋上に集まってよ」 サイ「ほお・・・雇われた野郎のくせに充分な働きするもんだな」 アレフ「俺の事か」 ラキ「何あいつ・・・感じ悪いわ」 エム「ボスの前で何とみっともない・・・」 桜「・・・」 G「まあまあやめなよ・・・桜君の為にも静かにしててくれるかい?」 サイ「そのガキも俺らと同格とはな」 アレフ「何か引っ掛かるな」 G「ん?」 ラキ「どうしたの?」 アレフ「いや・・・あれ程の男がいとも簡単に・・・どうなんだろうな」 お楽しみのトコロ申し訳ない・・・まだ休むのは早いのでは? G「ん・・・僕らに意見出来る人間がまだいたっけ・・・‼‼‼‼‼‼‼‼‼???」 天馬「桜に何かしたの・・・?」 リーク「馬鹿だなー天馬・・何もされてなきゃ「ああ」はなってねえだろ」 恭也「テメ‼ボスに何て事を‼」 エル「おいおい敵の目の前だぞ・・・ちょっとは慎め」 イヴ「ホントだよ・・・緊張感無さ過ぎ」 風「いや・・・イヴりんも人の事言えないよ」 啓「そういやすぐそこでこいつ拾ったぞ」 ミツバ「あの・・・ありがとうございました」 銀「すまん、恩に着る」 イヴ「お前‼何でここに‼」 銀「いや・・・この娘が勝手に乗り込んでてな」 ミツバ「すいません・・・放っておけなくて」 武斬「何でもいいや・・・あいつらを殺せるなら」 G「あいつらは・・・全員仕留めたと報告があったけど・・・どういう事かな?」 彼らは悪くありませんよ・・・私の幻術に惑わされただけですから・・・ 武斬「そうだ君・・・少し時間をくれと言うからあげたけど・・・何の意味があったの?」 アレフ「三上幻次‼‼‼」 幻次「御機嫌よう♪」
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武将名 内容 ナレーション 「大名」は戦に疲れた民や将兵を慰撫するため、家中の力自慢による相撲を行うとの触れを出した ナレーション 選ばれたのは「武将・甲」と「武将・乙」。この好取組を見ようと、多くの人々が城に詰め掛けた ナレーション そして結果は…白熱の大相撲の末、「武将・甲」が勝った 武将名 武将・甲 武将・乙 真田幸村 皆さんの前で、いい相撲を見せられて嬉しいです。武士(もののふ)たる者、武器がなくとも強くあらねばなりませんね 相撲とはいえ、負けると悔しいですね…。次こそは、土俵際で粘って勝ちたいと思います 前田慶次 あん? 楽勝よ。本気の半分も出さずに勝っちまったぜ 俺が負けちまうとはな。明日は、星でも降ってくるんじゃないかねえ 織田信長 信長は相撲好き、ぞ。負けようはずもない 相撲が好きでも、負ける時もある 明智光秀 途中、髪をつかまれそうになりましたが…。なんとか振り切って、勝てました 負けて当然です…。私に相撲をさせようとすること自体が間違っています 石川五右衛門 はふ…そうですね…勝因はですね…ふう…。ほふっ…息整ってから…答えさせてもらえますか なんだよ、蔑んだ目で見るなよ!こういう体型だからって相撲が強いとは限らないの! 上杉謙信 勝因は天の加護なり 敗因は、昨日の酒なり 雑賀孫市 勝った理由なんてどうでもいい!とにかく今は、野郎の汗を綺麗さっぱり流したい! 誰が野郎の取っ組み合いに、本気出すかって… 武田信玄 わし、こう見えても相撲はうまいんじゃよ。ほら、体型もあんこ型じゃし? こんな体型で負けちゃうなんて、わしかっこ悪いのう… 伊達政宗 馬鹿め!相撲でわしの右に出る者などおらぬわ! 馬鹿め! 今のは余興、負けは認めん!もう一番、勝負せい! 服部半蔵 勝因は素早い、いなし… 残念… 森蘭丸 …まさか蘭が勝てるとは思いませんでした。相手の方の目が少し怖かったので、どうなるかと… 対戦相手の鼻息がすごく荒々しくて…。戦意を喪失してしまいました… 豊臣秀吉 わしゃすばっしっこいからのう!土俵際でひらりとよけったったわ! 見事に負けてまった…。じゃが、白熱の大一番で盛り上がったわ! 今川義元 相撲の極意は押さば押せ、引かば押せ…。とにかく押せばよいの! 鞠に気を取られておったら、負けていたの… 本多忠勝 ただぶつかってきた者をわしづかみ、投げ飛ばしたのみ よもや相撲で不覚を取るとはな… 徳川家康 いやはや、お恥ずかしい。わしはこの体格ゆえ、押し出しが強くてな この腹はほぼ筋肉ゆえ…。相撲には適していなかったようだ… 石田三成 なんで勝ったかだと? 知るか。こっちは必死にもがいていただけだ… 負けるに決まっている!どう見ても相撲向きの体ではないだろう… 浅井長政 まっすぐの突き出しで勝負あり、だったな! 負けはしたが…手に汗握る、いい勝負ができた! 島左近 なに、耳元でささやいてやったんですよ。まわしがずれてますよってね 途中で面倒くさくなっちゃいましてね。手を抜いちまいましたよ 島津義弘 猫だましを打ってやったわ 相手の一か八かのバクチにやられたわ… 直江兼続 義の上手を取り、愛の下手を取り、がっぷり四つの体勢から投げ飛ばしてやったぞ! 勝敗に異議あり!行事よ! 相手の不義の手、見えなかったか? 風魔小太郎 肩透かしで勝った… すべて座興… 宮本武蔵 万里一空…日頃の鍛錬が物を言ったぜ! まあ、剣みてえにはいかねえよ… 前田利家 突っ張りかまして、一直線よ! 相撲でもよ…負けるとめちゃくちゃ頭に来るよな… 長宗我部元親 勝つことはわかっていた。俺と相撲は魂でつながっている… 負けたか…。だが、俺の相撲の魂は相手の上を行っていた…激しく! 佐々木小次郎 よくわかんないうちに勝ったよ よくわかんないうちに負けてたよ 柴田勝家 頭を低くし、おっつけて寄り切ったわ …途中、まわしがずれたのよ 加藤清正 虎すら倒すこの肉体、なめんなよ! 力任せにいきすぎて、逆転された… 黒田官兵衛 …播磨投げで勝った なすすべもなく、敗れたな 立花宗茂 俺は相撲にも通じていてね。余裕だったよ 急に飽きてね。勝ちを譲ってやったのさ 北条氏康 力勝負は御免だからな。ちょいと足を引っかけてやったぜ んなモン、真面目にやっかよ。お遊びだ、お遊び 竹中半兵衛 立会い、当たると見せかけてひらりとかわしました~ 逃げ回ってたらさあ、いつの間にか土俵の外に出ちゃった 毛利元就 相手の力を利用しての引き落としだよ。なんせこっちは老体なんでね ひどい目に遭ったよ。年寄り相手に容赦なしだからね… 福島正則 勝因か…立会いのメンチの切り合いで決まってたな! ガチで! ガチの相撲で負けた…でも、悔いはねえ! 藤堂高虎 八回、土俵際に追い詰められたが、最後には勝った 馬鹿野郎!すまぬ…今は負けて気が立っている 柳生宗矩 相手が腕を振って来たからねェ。思わず剣だと思って両手で押さえて投げちゃったよォ 途中で息切れしちゃってね…吸いすぎかなァ… 真田信之 押し出しで勝った…堅実かな 堅実にいこうとしていたら、いつの間にか負けていた… 大谷吉継 かわし続けていたら、相手が倒れていた 途中で寒気がしてな。あの格好はやはり寒い… 松永久秀 取り組み中にとあるツボを押してやったら、あら不思議。相手の足は意志と無関係に後ろに進み… わざと勝たせてやったのよ。これも悪党の策略…内容は秘密なのだ 片倉小十郎 頭を使って勝たせていただきました。…頭突きではございませんよ ご無礼ながら、取り組み中に眼鏡がずれまして…。何も見えぬまま、負けてしまいました 上杉景勝 …気迫の勝利だ …悔しい 小早川隆景 目をつぶって押していたので…何が何やら… どちらにせよ…無事に終わってよかったです 島津豊久 とにかくガツンと当たって、がむしゃらに押して…気がついたら倒してたんだ! 全力でぶつかって負けた!今度はもっと相手をよく見て当たる! (II)井伊直政 立会い鋭く突っ込んで、そのまま速攻で決めましたよ 少し先走りすぎたようです。俺もまだまだですね… 新武将(男・熱血) 押して、押して、押しまくってやったぜ! 途中で少し引いてしまった…悪い癖が出たな 新武将(男・冷静) 相手をよく見て、相手の足が出た瞬間、引っかけたのだ 相手は私をよく研究してきたようだ。手の打ちようがなかった… 新武将(男・生意気) 僕はなんでも強いんだよ! 相撲でも負けるわけないし 何でこの僕の負けなの? 納得いかない! 新武将(男・老練) 相手の疲れを待ち、引き落とした 相手にうまく攻められたわ…次あらば負けぬ! (E)新武将(男・威厳) 押しに押されていたが、土俵際で逆転したぞ ただ拙者に力がなかった…それだけのことだ 武将名 内容 ナレーション 相撲は大盛況のうちに終わり、多くの領民が安らぎを得られたという 一般武将では発生しない。
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「おい、ぼのぼの、見るなよ!! 」 「う、うん、アライグマくん」 ぼのぼのは目をつぶり、アライグマは呆然とその光景を見ていた。 目の前には、首の無い四つの死体。学校の校庭らしいそこには、血の匂いが満ちていた。 (オヤジ……人間って、仲間でも平気で殺せるのかよ? ) かつて父親に聞いた街のようすとはあまりにかけ離れた目の前の状況に、アライグマは言葉を失った。 「ねえアライグマくん、もしかしてシマリスくんももうこんな風に」 「馬鹿野郎!! くだんねえこと言ったらぶん殴るぞ!! 」 この殺し合いが始まったその日に、シマリスは森から姿を消した。 彼を探すために、危険を承知で森を出た。 しかし、人間の世界で行われていたのは予想以上のことだった。たかが森の餓鬼大将だったアライグマには、 到底理解し得ないような。 とにかく、いつまでもここにいるわけにはいかない。朝までには、どこかで休憩を取らなくては。 「ア、アライグマくん、あれ……」 「な……」 そして、アライグマは見た。 それは、彼がよく見慣れているもの。でも、それがここにあるはずが無い。 だってそれは、あいつがいつも持っていたもので、今回の殺し合いであいつに支給された武器。 「あれって、シマリスくんのクルミ……」 「馬、馬鹿いってんじゃねえ!! ぶっとばすぞ!! 」 アライグマは、血にまみれて真っ赤になったそれを凝視した。 四人の少女は、いずれもクルミで首を刈り取られている。 そんな芸当が出来るのは、よほどクルミの扱いに精通したもの。 「まさか……あいつに、人殺しなんか出来るわけが……」 「そこのお二方」 「ひいいっ!! 」 突然の声に、ぼのぼのは大仰な仕草で飛びのいた。 アライグマが振り返ると、そこには鎧に身を包んだ金髪の少女がいた。 ぼのぼのを背中にかばいながら、アライグマはスペツナズナイフを構える。 「な、なんだあんた!! 」 「突然驚かせたことは謝罪します。しかし、私はあなた方に敵対する者ではありません。 どうか武器を納めていただきたい」 「あ、あんたがこれをやったのか? 」 アライグマは、目の前に転がる四つの死体を指差した。 「いいえ。この四人を殺した犯人はまだ側にいるはずです。あなた方は大声で喋っていたので、 危険だと思い警戒を促すために声をかけました」 「そ、そっか」 「おねえさん、どうもありがとう」 素直に頭を下げたぼのぼのに倣って、アライグマも礼を言う。 「あ、あんたは知ってんのか? これをやった奴を」 「ええ。私が駆けつけた時には、ちょうど彼は逃げるところでした。 彼の名はシマリス。小動物ながら、残忍かつ狡猾な殺人犯で、これまでにも幾度か人を殺しています。 あなた方も十分に注意を……」 どすん、と。 スペツナズナイフを落とした音に続いて、アライグマが尻餅をつく音。 ぼのぼのは、まるで肉親の死を聞いたかのように呆然としていた。 その様子を見て、少女、セイバーも事情を察したようだった。 風が血の匂いを運ぶ校庭で、二匹の動物は目尻から涙をこぼした。 「そっか、あいつ……俺たちを守ろうとして」 セイバーから聞かされた話は、アライグマにとってはあまりに酷な話だった。 あいつは結局、自分たちの身代わりに殺人鬼なんかになってしまったのか。 「アライグマくん、行こう」 先にそう言ったのは、ぼのぼののほうだった。 「ぼのぼの……? 」 「僕、シマリス君と会わなくちゃ行けない。会って、いっぱい話したいことがあるんだ」 涙で塗れた顔で、彼はそう告げた。その決意に、アライグマも 「そうだな。俺もあいつに会って、三百回ほど殴ってならねえと気が済まない。 あいつに、自分がやったことを後悔させてやるんだ。だから、」 だから、会いに行こう。 「それが、あなた方の結論ですね? 」 セイバーは、二匹の動物に問う。 「ああ。あいつは、俺たちの友達だ。絶対に目を覚まさせてやる」 「いいでしょう。その結論は、きっと是非を問えるようなものではありません。 しかし、この誰が誰を殺すかもわからない状況下であなた方動物たちだけで行動するのは危険です。 私ごときでよければ、探し人ついでに同行いたしますが」 「ああ、そりゃ有り難いけどよ、俺たちなら大丈夫だぜ? 俺にはこのナイフがあるし、ぼのぼのだって、な」 アライグマは、ぼのぼのの脇の下の皮膚をひっぱって見せた。 いつもは貝が仕舞われているそこには、スタンガンが仕込まれていた。接近戦では意外と有効かもしれない。 「だからよ、あんたも自分の探している奴を一人で探したほうがいいぜ」 「……わかりました。どうか、ご武運を」 「あんたもな」 そして、二匹は歩き始めた。 もう泣きはしない。 会わなくてはいけない者がいる。止めなくてはいけない者がいる。 友達との再会を目指して、二人の苦難の旅が始まった。 【東京都郊外 某高校 二日目 23 00】 【アライグマ@ぼのぼの】 [状態] 健康 [装備] スペツナズナイフ [道具] 支給品一式 [思考] 1 シマリスを探し出して、どつく。 基本方針:殺し合いには乗らないが、攻撃されれば反撃する。 【ぼのぼの@ぼのぼの】 [状態] 健康 [装備] スタンガン [道具] 支給品一式 [思考] 1 シマリスを探し出す 基本方針:殺し合いには乗らないが、攻撃されれば説得する。 【セイバー@Fate/stay night】 [状態] 被爆 [装備] 不明 [道具] 支給品一式 [思考] 1 知り合いを探す 基本方針:殺し合いに乗る気は無いが、攻撃されれば反撃する 【滝野智@あずまんが大王 死亡確認】 【水原暦@あずまんが大王 死亡確認】 【榊@あずまんが大王 死亡確認】 【神楽@あずまんが大王 死亡確認】