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なないろってなぁに ここは「なないろ」について知ってもらおうって場所です。 ギルド名 なないろ ギルドレベル 6 メンバー人数 29人 ギルドマスター 「伊月†悠」 ギルドリーダー 「(ピ・ω・ノ)汰」「ふぁみま」「讃岐うどん」「飛星」「エミヤシロウ」 ギルドスキル シュビット、生命共同体 ギルドルール なないろのルールに詳しく書いてあります! 一通り目を通してみてください。
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チャプター9 ~進んでも死 止まっても死~ 進むとイベント 串刺しエリア タイミングを見て行くだけです。 ルパンが「お~と」とかやりますけど、たんなるリアクションですので気にせずに。 障害物ギリギリのところにいるっていう目安ですけどね。 火あぶり ブロックへ飛び移る。 ブロックに乗って落ちるようであれば、○を連打すればOK。 落ちるブロックはランダムで配置されており、落ちないブロックは3個中1個です。 運が良ければ2回連続でスルーできますが・・・。 なお、LAEで落ちても死にはしません。火の床トラップ地獄が待ってるだけです。 火の床トラップ タイミングよく炎が噴出すので、床の炎が治まったら走っていくだけ。 面倒なら強行突破して、上にあるカップめんで回復してもよさそうです。 2回目のブロックを渡ったら目の前の(マップ左側)の扉に入る。 正面に進み、足場を利用し、正面を調べる。 するとムービー後、石像が出現し、戦う事になります。 石像地獄 このステージで一番の関門(かも)。 左右三体ずつ、計6体の石像と戦います。 石像は表に現れた時に撃破可能となります。 無理に狙おうとせずに一体倒したら構えを解除して動き回ります。 その場にとどまって狙うと被弾します。 石像は一発で倒せますので無駄撃ちしないこと。 手前の4体を倒した後、台座に乗ると台座の上で2体です。 台座の端に陣取れば相手の弾に当たらない事が多いです。 基本的にヒット アウェイで、時間をかければダメージは食らわないと思います。 ここで死ぬと最初からです。 全部の像を倒せば、来た方に階段が出来てますので、下まで降ります。 下にカップめんがありますが、 この先体力を使うところはありませんので、取る必要はありません。 柱のレバーを引き、上の階に戻って薔薇の石版を手に入れます。 出来た通路をまっすぐ行きレバーを引けば扉が開きます。 火あぶりの部屋まで戻って別の扉から奥に進みます。 ずっと進むと開かない扉にぶつかります。 引き返すとイベント LAE ○連打 「スーパーダッシュ」習得 終了 Sにするには 串刺し、石像ゾーンをどう切り抜けるかによるかと・・・ 串刺し、石像、ともに時間をかけてでも慎重に行けば大丈夫かと思います。 あとは変に寄り道とかしなければ時間も高評価を取れるはずです。 リザルト項目 参考記録 評価 リザルト備考 クリアタイム 7分13秒 S 8分以下でS 8分台でA 9分台でB~ ダメージ 0 S 20ぐらいでもS 射撃命中 100パーセント S - LAE成功率 100パーセント S - 評価 - S - このチャプターのオールS挑戦日記はこちら ・またやりなおしか・・・ 次回→チャプター10 ~フィナーレを飾れ!~ 攻略トップに戻る
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Q.無印だと該当する番号が全部出るとのことですが、一個以上出る事ってあるんですか? A.番号が決まるのは基本1つのみです Q.ルールに記載されている「交換に干渉していない」は、交換を持ち掛けられた『相手』が?それとも、交換し合った二人と『干渉してない』ランダムの誰かがってこと? A.これは自分の書き方が悪かったですね… これは、相手と交換した弾以外の相手の弾4つまたは5つの交換を全て確認できるというものです Q.「ただし、まったく同じ種類の弾は2個渡すことはできない」ってルールですけど 「同じ種類」と言うのは「色」を指しますか?(通常)を指しますか? A.両方の条件が重なっている弾の事を指します Q.「リボルバーの番号」と「弾の色」の二種類があって、GMちゃんが決定した番号と色が両方一致したとき(例えば決定されたのが「3」と「赤」だった場合、「リボルバーの3に赤の弾が入ってるとき」)に発射されるって解釈で大丈夫? んで、色の方が無色だったら番号に入ってる弾全部発射されるってことよね? A.まず、ルーレットを行い、その番号に応じて全員共通でその番号に応じた弾を確認します ルーレットには番号と一緒に色も表示されているので、その色に対応した弾だけが発射されます Q.自分の弾を相手に教えるのってありなんですか? A.なしですね、此方に渡す弾を伝えます 相手とは交換するか否かと、交換する数の相談のみ行って下さい Q.自分が所持している弾を「誰かに伝えたら」ペナルティですかね?渡す弾をソナーさんに伝えるのとは別に、自分から公開するのは罰則行為ですかね? A.それはルール違反となりますね 自分が持っている弾は自分から公表してはいけません Q.因みにこの舞台で首吊っても死なないんでしたよね A.死にませんが、首を吊った場合ずっと呼吸困難で苦しむことになりますね 最悪の場合GMちゃんが横槍入れに行きます Q.□□「こうしてればいつか死ぬかもしれない」(ぷらぷら) A.こわいからちぎりに行きます
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353 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/26(土) 22 41 56.03 ID ??? トロワ『・・・という訳だ。ヒイロ、この任務についてお前の意見を訊きたい。』 ヒイロ「マズいな。だが拒否はできないのだろう?やるだけだ」 リリーナ「・・・確かにロランさんに比べれば私の料理など・・・でも、そんなハッキリと言わ なくてもいいでしょう!?」 ヒイロ「いや違う。誤解だ。旨いぞ」 トロワ『・・・そうか。お前は上手くいく、と思うのか。だが、失敗は即、死につながる』 ヒイロ「(しまった。途中聞いてなかった)俺は死ぬのは怖くない。常に覚悟している」 リリーナ「そう、ですか・・・私の料理を食べると死ぬ、と言いたいのですね?(ニッコリ)」 ドモン「お、ヒイロどうした?いつも以上に暗い顔して。リリーナさんと喧嘩でもしたか?」 ロラン「(小声で)そっとしといてあげて下さい。小型のイヤホン型携帯でのトロワと会話を リリーナさんが誤解したみたいで・・・」 ドモン「なんだ、お前のことだからリリーナさんの料理にハッキリ不味いとでも言ったのか思っ たよ(笑)」 ヒイロ「ドモン兄さん・・・あんたを殺す!」 354 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/27(日) 08 41 31.76 ID ??? 353 一時間後、そこにはドモンにボコボコにされ、 「死ぬほど痛いぞ」と言いながら倒れているヒイロの姿が 355 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/27(日) 11 01 11.35 ID ??? ヒイロ・ユイVSドモン・カッシュ(生身) ガンダム?ファイトレディイイイイイイゴオオオオオオオオオオオオ!!! 356 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/27(日) 13 46 17.85 ID ??? ドモン「せ……石破天驚けえぇぇん!!!」 バーニィ「こんにちh…てうわあああっ!!」(ドゴォォォ ドモン「ゼェゼェ……ど、どうだ……!?」 ヒイロ「………死ぬほど痛いぞ(平然と起き上がる」 コウ「…今、後ろのザクが跡形もなく吹き飛んだよな…」 アル「バーニィ───っ!!!」 ジュドー「ミンチより(ry」 マイ「ドモン・カッシュによる長時間の連撃及び必殺技の直撃を受けれども、外見・衣服共に損傷は皆無…(カキカキ」 ウッソ「色々とおかしいですよ!ヒイロ兄さん!!」 357 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/27(日) 14 00 53.40 ID ??? ガロード「さすがにドモン兄ちゃんとヒイロには誰もかなわないよなー、あの二人だけ超人だよ」 シン「いや」 ガロード「え、まだいる?」 シン「キラ兄なら石破天驚拳食らっても生きてると思う。確保してきたからチャレンジしてみてよ」 ドモン「そうか、ならばああああ!!石破ぁぁ、天驚……!!」 キラ「わーっ!わーっ!ちょっと待ってぇぇぇあれ全部補正だから このスレで受けたら死んじゃうぅぅぅぅぅこれほどいてぇぇぇぇぇ!!」 シン「……絶対生きてるだろ」 ガロード「怖っ」
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動画:日本を知る ■ 【TVタックル】勝谷誠彦「松岡大臣は首を吊った状態のまま20分SPらに放置されていた」 http //jp.youtube.com/watch?v=6n8a2l8xJTQ .
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ギニーピッグ3 -戦慄! 死なない男- 製作:1986 監督:久住昌之 主人公はしがない会社員 毎日の生活に疲れ、自殺を試みるが、彼は死なない男だった! 前作・血肉の華とはうってかわってコメディー色の強い作品 しかし、シリーズ売りのグロさは衰えていない 死ねない体を弄ぶ主人公、果たして彼は幸せなんでしょうか。
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ここはなないろの意見交換の場です。 注:コメントの内容はよく考えて発言してください ある意味凄いお方過ぎて吹いたw - 星さん 2011-05-30 06 34 06 今日も遅くなりそうでふ - ふぁみま 2011-05-30 15 00 19 ういうい了解ーパチガンバレ! - 星さん 2011-05-30 15 21 13 マスター。ページ編集できるようにしてください - うどん 2011-06-05 23 05 22 了解> - 伊月†悠 2011-06-05 23 21 42 どもっす - うどん 2011-06-06 00 15 20 最近inできてなくてごめん - ぽりさん 2011-06-19 08 34 50 なんてこった - ・・・ 2011-08-13 16 45 53 なんかIN率下がったんだぜ(´・ω・`) - シノン 2011-08-24 13 13 44 やっとPC復旧してINしたらギルドに誰もいなかったんです…放置中?(´;ω;`) - クレス 2011-11-09 11 22 35 ネトゲではよくある事。 - うどん 2011-11-14 19 23 55 名前
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きみがしんでもうたはしなない【登録タグ NexTone管理曲 き 初音ミク 曲 木片 ツマー】 作詞:木片 作曲:ツマー 編曲:ツマー 唄:初音ミク 曲紹介 彼女は歌い続ける。僕達が忘れても、僕達が死んでも、機械は歌い続ける。 ツマー氏 の8作目。 歌詞を 木片氏 が、イラストを inumoto氏 が手掛ける。 歌詞 (動画より書き起こし) 人類(きみたち)が消え去った惑星に 残されたのは機械(わたし)だけ 失われたこの惑星の歌を皆 歌えたなら許されるだろうか 恋の痛み夢見る想い 紡がれた言葉を探す 壊れていった この惑星の歌を皆 歌えたなら許されるだろうか 歌が大好き 人類(きみたち)に強く誓うよ 変わらずに 僕はいるよ この星が最後を 迎える その日まで必ず 昼に 夜に 永遠に 歌い続けるから 何も出来ないただの人形 歌うのは人の真似事 行き場のない 言葉は宙に消えた それでもまだ 歌うのをやめない 君が大好き この歌に強く誓うよ 変わらずに 僕はいるよ 君がくれたメロディー この惑星をいつまでも廻る 昼に 夜に 永遠に 歌い続けるから 青い惑星に 最期が来る 大地が砕けて塵へと変わる 青空が融けて暗闇になる 果てのない 宇宙へと 一人きり堕ちていく 君の 歌が 大好き 大切な宝物だよ 何処までも 僕は行くよ 星の海を越えて 世界が終わる その場所まで 君の 歌を 僕が 歌い続けるから コメント ミクだからこそ心に響く歌。いいね。 -- 名無しさん (2013-02-21 22 07 15) 「歌を歌うために生まれた存在」実にVOCALOIDらしい曲ですね -- ミク好きッス (2013-02-24 11 27 40) 響いた。いいね。 -- 名無しさん (2013-02-24 16 18 27) 久しぶりにこういうボカロ曲聞いたなぁいい曲だ -- \(^ο^)/ (2013-03-01 18 49 29) 滑舌が非常によい。ミクの本来の力が発揮されてる感じでよい。もっと評価されるべきだ。 -- 名無しさん (2013-03-16 15 17 05) 最近こういう歌がない中、心に染みた -- uronoro (2013-03-30 14 47 17) 懐かしくどこか儚いメロディに感動した。こっそり評価されるべきだと思う -- 名無しさん (2013-04-22 21 13 55) メロディー好きだ~ -- 名無しさん (2014-02-18 12 03 08) 初音ミクの消失みたいに「歌うアンドロイド」の立場が強いねあ! -- ぐーみん (2014-04-03 21 06 58) ↑3 激しく同意。これはまさに隠れた名曲。最近はこういう感じのものが無くなってきてるから、貴重だと思う。 -- ラハブ (2015-02-07 15 33 38) 題名的に神曲とさっした -- 暇人# (2018-05-22 20 50 47) 名前 コメント
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Stunして Killが取れず 哀しくて目を開ければ Towerに向かう道より 他に見えるものはなし ああ 砕け散る宿命のTaricよ せめて密やかに Killを取らせよ 我は行く 青白き光を吐いて 我は行く さらばRangeよ 体力(Health)もないのにTower下 光(Flash)を押し続ける されど我が胸は熱く 敵を追い続けるなり ああさんざめく Naもnai星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらばRangeよ ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を 我は行く 青白き光を吐いて 我は行く さらばRangeよ 我は行く さらばなないよ
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―バンガードは勇敢なるご子息の戦死を心より悼むものであります エイメン― 「親の心子知らず……」 「はい? 」 バンガード軍の車を運転しながら、アルフレッド・バーンズ伍長が、助手席に座ったイョルン・アンダーセン中尉の突然の呟きに思わず聞き返す。 「いえ、なんでも……でも、家族の絆って切っても切れないんじゃないかなって」 横目で見ると、イョルンは前を向いたままイル・シャロムの街並みを眺めているようだった。 「そう……じゃねーっすか? 」 「ええ」 そうりゃそうだろうと常識から肯定した。何か深く考えているようだが、どことなく曖昧な表情からはそれ以上は読み取れなかった。 車は随分と横に長く、それで居て彼方此方が角張ってごつい。ガラスは防弾仕様となっていて、大きな図体の割にはスピードも出る。かつての政府軍のエンブレムは消され、真っ赤なバンガードのエンブレムが堂々と描かれている。軍用かつ実務重視のスペックであるが、どういうわけかシートは随分と堅い。振動もある。こればかりはどうにかならない物か、そもそも町中を走るならこんな車を出す必要もなかったように思うが、空いている車がこれしか無かったのだから仕方ない。 いや、仕方なかっただろうか。 そもそも、今日は非番のはずだった。しかし、上官であるイョルンが戦死した独立機動部隊隊員の家族の元へ行くと言い出し、愚痴を言いつつもついて行かないというわけにもいかなかった。だからこうして非番にもかかわらず軍服を着ている。ただし、上着は理由があって今は脱いでいた。 彼ら二人が所属する独立機動部隊はバンガードの特殊部隊の一つである。機動性に長けた機体が多く所属し、いち早く戦場に展開することを目的とした部隊だ。ただし、常に決まった少数チームで動くため、同じ部隊でも口をきいたこともない隊員も珍しくないし、全く顔を合わせないことも珍しくない。だから、ある隊員が戦死し、量も形もほとんど残っていない遺体が受け取り拒否されたと聞いても、関係のないことだと思っていた。どういう理由で受け取りを拒否したのかもさほど気にとめなかった。いつかは自分もそういった悲惨な戦死を遂げるかも知れない。だが、一度は除隊処分という軍人としての命が途絶えかけたものだから、死にたくないが、軍人として死ねるならまだましなようにも思える。 ただ、隣に座っている、朝から浮いた表情の上官は、体を張ってでも死なせてはならないとは常々思っている。軍人、それも最前線での戦いを職務とする軍人としては線が細く、小柄だ。女性と見間違えるほどの美貌を持ち、憂いのある表情も様になるだろう。芸術には関心が無く、美術館などには自分から行ったこともないが、こんな彫刻があれば有名になっていると思う。故に、この上官と自分が同性同士の怪しい仲ではないかと噂されたり、彼らには知るよしもないが、事務方の女性軍人の想像の種になっていた。深く入り込んで良い世界ではないので、これ以上は割愛である。 「あの人、なにか家族とトラブルがあったんですか? アルフ君、知りません? 」 赤信号で止まったとき、イョルンが再び口を開く。アルフレッドはハンドルに前のめりに体を預けながら、ハンドルを指先でタンタンと叩いていたのを止める。 「いや、なんにも知りませんよ。悪いじゃないんですか? 」 訪問した先での出来事を振り返れば、そう推論せざるえない。 コックピットごと潰されたらしく、検死のしようもないほどズタボロになって、とても見られた物ではない遺体だったが、受け取り拒否はそれが理由ではない。一般街のよくあるアパートメントの一室へ訪れれば、恐らく隊員の父親だろうが、帰ってくれの一点張りだった。それでも、しつこく粘っていると、赤ら顔の中年の人物が顔を出してきた。ドアを開けた瞬間にアルコールと何かの食べ物が入り交じった臭いが漏れてきて、出てきた男は頭は白い物が多くて、随分と酒臭く、風呂にも入っていないのか臭いもきつかったことを覚えている。ランニングシャツ一枚にハーフパンツを履いていて、とても来客に出る格好ではない。 イョルンが口を開ける前に、酒瓶を投げつけてきた。アルフレッドが、とっさに前へと出てかばい、軍服は酒まみれとなって、酒瓶はアパートメントの廊下に砕けて散乱した。つい、つかみかかろうとしたが、中尉の小さな手が彼の肩を押さえて制され、赤ら顔の中年は乱暴にドアを閉めた。それ以上は何も言わずに静かに立ち去った。軍人への暴行容疑から拘束もできたかもしれないが、イョルンは考える様子もなくしないことを告げた、クリーニング代は僕が出すと付け加えて。上官がそこまで言うならと、納得はいかないが彼も退いた。 これが、非番を潰してまで行った訪問の顛末だ。このまま遺品だけを置いていくことも考えたが、捨てられるだけだということが目に見えたのでやめた。あの隊員と家族の間に何があったのかは知らないが、親子仲が悪かったのだろう。 「でも、戦死してまで受け入れないのは、親としてどうでしょうか? 」 「親だから、じゃねーすか? 」 赤信号が切り替わり、ゆっくりと車を進める。時刻は夕方になっていて、徐々に混み始めいる。 アルフレッドの言葉に、イョルンが少しだけ不思議そうにな表情をしたが、アルフレッドはそちらを見ることもなく、アクセルをもう少し踏み込んだ。 「親……だから? 」 「親より先に死ぬつーのが、一番の不幸じゃねーかなと。軍人なら、珍しくないでしょうけどよ」 新兵の時には、同期に随分と優秀で、こういうのが出世するのだろうと思った輩があっさりと戦死したときもあるし、軍人としてついて行けないような輩がのうのうと生きていたりもする。不公平を感じることはなく、これも武運というものだろうかと思っている。 しばらく、会話が途絶えた。 夕方のラッシュは、ピークを迎え、渋滞にはまっている。左右には高層のビルディングが建ち並び、歩道にも多くの歩行者が行き交っている。アルフレッドは、座席に深く座り、左手は離してドアに肘をかけた。休みは制服が酒に汚れ、渋滞にはまって時間が浪費されていく。隣では神妙な面持ちで上官が黙り込んでいる。改めて散々な日じゃないかと少しだけ苛ついてきたので、断りも入れずにラジオを入れる。ちょうどスティーブン・サウンド・ショーの曲が流れ出してきて、曲名は何だったかと思いながらボリュームを上げていく。鼻歌で一緒に歌い出そうか、いや、隣に上官が座っている上に、明るくスローな曲に合わせる気が起きず、黙ったまま前を見る。まだ、前方の車は動き出しそうにない。 「そういえば」 曲が終わりにかかり、DJが無難な感想を言いだしたところで、年下の上官が口を開く。 「彼、退院していたそうです」 「彼? つーと、奴ですか? 奴しかいないですよね。クソ、戻って来やがったか」 「同じ隊なんですから、そんな言い方しなくても」 イョルンが窘めるように言うが、どことなくアルフレッドの態度にも仕方なさそうな空気が含まれている。 「それよりも、退院していたってなんです? 」 「2週間前に退院していたそうです。僕も今朝知りましてね」 「なんだよ。あの野郎、2週間も遊んでいたんですか? 」 「いや、色々と手続きですとか、演習にかり出されたみたいですよ。彼、今はACがないですから」 今日の訪問した家族の隊員と同じ部隊に所属し、その隊員が戦死と同時期に撃破されて負傷した隊員がいる。規律を破り、命令を無視し、始末書を量産し、髪も髭も伸ばしっぱなしの問題児。戦果を挙げるが、その数倍の悪行を行い、テロリスト認定されてもおかしくない人物。自分などはかつて喧嘩沙汰で除隊寸前になったというのに、あれが除隊どころか処刑されない理由がわからない。 「まだ本調子ではないみたいですけど、復帰してもらえれば助かりますよね」 「あれがむしろトラブル作り出すんですよ」 「まぁまぁ、とりあえず、途中でご飯でも食べていきます? 良いお店は知ってますよ。顔が利きますから軍服なのは大目に見てもらえますし。今日出てきたもらったんですから奢りますよ」 ひとまず、厄介者の話を終わらせる。 「……あまりオシャレな店はやめてくださいね。堅苦しいんで」 「そうですか? 」 車が少しだけ動きだし、進んだところでまた止まる。もし、夜景の見えるシックでオシャレなレストランで食事したとなるとどうなるだろう。いかにも育ちの良さそうな優男と育ちの悪そうな男、どこの誰かは知らないが、そんな誰かに要らぬ勘ぐりをされてデートかと言われるのが目に見る。 「誰かに見られることを気にしているのなら、大丈夫ですよ。そういうところがしっかりしているお店です。秘密の一夜を明かしても、ばれませよ」 「マジやめてください! 俺、本当にノーマルなんで! 」 「冗談ですよ」 と良いながらも色っぽい流し目を送るのはどういう事だろうか。いつの間にかボタンを開けて胸元をアピールしていることも言及すべきだろうか? ともかく妙なアピールをこっちに送るな。隣の車に乗っている若い女にでも送ればいい。なんで、こんな年下の上官に生意気にもからかわれるのか。自分などはただの伍長だが、中尉ともある人間が下手な噂がたっていいのかどうか。いや、そんなことを言い出せば、バンガードの指導者はペドフェリアだという噂を聞いたことがある。どうしてそんな噂が立ったのかは知らないが、バンガードの人間にろくな噂がないのは組織としてどうだろう。いっそのこと、除隊になって傭兵でもしていた方が良かったのではないだろうか。 「では、アルフ君におまかせです。どれだけ高いお店でもいいですよ。経費で落とします」 「何言っているんですか!? 」 「これも冗談ですよ。何にでも、そんなにムキにならなくてもいいじゃないですか」 その冗談が冗談に聞こえないから反応しているわけで。彼の心臓へのダメージソースなわけである。 「じゃあ、たまに行く居酒屋で」 「そういうところに行くんですね。これで、また一つアルフ君の秘密を知ることができるんなんて」 先ほどよりも色気に割り増しの流し目だった。本気で迫っているのではないかと。そしてまたもやいつの間にか、服がはだけ、ツルツルの肩が見えていた。 「だから、やめてください! 俺の心臓がマッハでやばいんで! 」 密室の中、今日のトラブルを忘れるように冗談と本気の応酬が繰り広げられていた。 車はまだ、進まない。 Back/Home/Next