約 757,419 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39796.html
登録日:2018/06/21 (木曜日) 21 04 00 更新日:2024/03/22 Fri 10 17 53NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 TAITO がんばれ運転士! 京福電気鉄道 伊予鉄道 函館市交通局 函館市企業局交通部 恋愛ゲーム風味な教官 旅情編 江ノ島電鉄 路面電車 電車でGO! TAITOが2002年にリリースしたシリーズ第8作。通称「旅情編」。この項目では前身となる、2000年リリースの「がんばれ運転士!」についても解説する。 「旅情編」とはかなりざっくりした括りに聞こえるが、簡潔に言えば路面電車をテーマにしている。 ☆オリジナル要素 空気ブレーキを導入。これまではブレーキハンドルの段数に応じて減速力がかかっていたが、今回はブレーキハンドルの傾け方によってブレーキ管に空気を出し入れする速度を調節することにより、減速力を調整する(*1)。 自動車用信号・電車用信号を導入(正確には名古屋鉄道編からの復活)。名古屋鉄道編では前触れなくいきなり信号が変わっていたが、今回は信号にゲージを導入し、青・黄・赤/進行・停止それぞれの信号がどのくらいの時間で変化するか視覚的に分かるようになった。一方、専用軌道区間ではこれまでと同じく鉄道用信号に従って運転することもある。 ドア開閉・アナウンスを導入。これまではワンマン列車の運転でもドアやアナウンスの操作は自動で行われていたが、今回は逆に全ての列車でドア開閉やアナウンスを手動で行わなければならない(*2)。 ポイント操作を導入。一部の路線では実際と同様、特定の方法で正しい方向に転轍機を動かさなければならない。 HL制御を導入。列車の速度に応じてマスコンを1ノッチずつ進段することによって加速する。この影響で、今までのように発車時に一気にマスコンを投入すると加速効率が下がる。 ナビゲーションシステムが搭載されていない(*3)。 無電区間の制度が変更。特定の地点に無電区間があり、ここをマスコンを投入したまま通過すると過電流が流れて減点される。 「のんびり運転」「ほんもの運転」のモード選択を導入。のんびり運転では一部の減点項目の省略、ポイント操作の自動化、速度制限や鉄道用信号の変化、無電区間がなくなる(*4)。 隠し要素の解放方法が変更。運転終了すると運転評価に応じたスコアが各路線ごとに蓄積されてゆき、蓄積されたスコアに応じて車両やダイヤ、資料館の内容が増えていく。 今回のみナビゲーターが鉄ちゃんではなく、各路線に対応する専用のキャラクターが担当(*5)。詳細は収録路線解説で。 収録鉄道会社 ※「がんばれ運転士!」は伊予鉄道JR松山駅前→道後温泉/モハ50形54と江ノ島電鉄藤沢→鎌倉/300形302F・108号車のみ収録。 伊予鉄道(大手町線/城南線/花園線/城北線/本町線) 愛媛県松山市の鉄道会社。松山市民にはおなじみ「伊予鉄」である。今回は管轄する軌道線を全て運転できる。 車両は出自の違うモハ50形や元京都市交通局のモハ2000形の他、観光列車として日本唯一の内燃式機関車牽引による客車列車「坊っちゃん列車」を運転することもできる。また、大手町電停付近では大手町線(軌道線)と高浜線(鉄道線)とで、現在日本で唯一残っている鉄道同士の平面交差「ダイヤモンドクロッシング」を体験することが可能。 この路線では手動でポイント切り替えを行う。架線に「トロリーコンダクター」という、パンタグラフで打子を叩くことにより動作する機械が取り付けられており、ポイント切り替え地点では2つのトロリーコンダクターが連続して設置。1つ目のトロリーコンダクターを叩いた後、9秒以内に2つ目を叩くと左に、10秒以上経過後、開通表示灯が点灯した後に2つ目を叩くと右に切り替え。ちなみに「坊っちゃん列車」はディーゼル機関車だが、この場合客車に「ビューゲル」という器械が取り付けられており、ポイント切り替え地点に到達すると車掌がこれを操作してポイント切り替えを行う。アウタービューにしていると、ビューゲルが上下する様子もしっかり再現されている。 教官は白石葉子(CV 彩木香里)。メインメニューを見る限り、この人がゲームのメインナビゲーターとしても扱われている模様。観光案内では飾らない女性で、たぶんこのゲームの中では一番まともな子だと思われる。 ☆収録車両 モハ50形54 モハ50形56 モハ50形70 モハ50形1002 モハ2000形2005 坊っちゃん列車(D1形+ハ1形) モハ50形は軌道線の主力車両だが、モハ2100形の投入に伴い56・1002は置き換え済みである他、今後はモハ5000形の投入によって置き換えられる予定。基本的には伊予鉄道の自社発注車だが、モハ50形1002だけは元呉市交通局の車両。 モハ2000形は元京都市交通局の車両で、こちらはしばらく現役の予定。 ただ、どちらにしろ一般車は現在塗色の変更が行われたため、ゲームと同じ姿の車両は現存しない。 D1形+ハ1形「坊っちゃん列車」は伊予鉄道の看板列車。詳細は伊予鉄道の公式サイトに譲るが、この列車の復刻プロジェクトに対する伊予鉄道担当者の情熱は半端ではなかったらしい。 ☆収録路線 城南線5系統/JR松山駅前→道後温泉 城南線5系統/道後温泉→JR松山駅前 花園線3系統/市駅前→道後温泉 花園線3系統/道後温泉→市駅前 環状線1系統/市駅前→古町→大街道→市駅前 環状線2系統/市駅前→大街道→古町→市駅前 本町線6系統/本町六丁目→道後温泉 本町線6系統/道後温泉→本町六丁目 坊っちゃん列車/道後温泉→大街道→市駅前→JR松山駅前→古町→JR松山駅前→市駅前→大街道→道後温泉 城北線を除く全線が併用軌道のため、路面電車らしいスリリングな運転が楽しめる。一般列車の難易度は標準的といったところ。なお、本町線の列車だが現在の運転系統は「本町六丁目-市駅前」のため道後温泉には行かない。それどころか、このゲーム当時は運転間隔が20分だったのが30分になり、40分になり、とうとう土休日は全列車運休と、着々と廃線フラグが積み重なっていっている…。 坊っちゃん列車の方は、このゲームで唯一通過運転をする列車。さらに途中に観光アナウンスがあり、これを忘れると普段の路線と同じくアナウンス忘れとして減点の対象になる。この辺りは「のんびり入門」で予習しないとクリア不可能に近いので注意。というか、本物の坊っちゃん列車には車掌がいるのでアナウンスは自動を推奨する。 なお、現在坊っちゃん列車は2編成存在するため、それに伴い運転系統が大幅に変わっている。また、この当時坊っちゃん列車は1区間ごとの入れ替え制だったが、現在は全区間を乗り通すことも可能。 江ノ島電鉄(江ノ島電鉄線) 神奈川県藤沢市・鎌倉市の2市に跨がる鉄道会社。首都圏在住者には観光地としておなじみ「江ノ電」の運転である。車両は当時の現有車両全てと、極楽寺の車両基地で動態保存されている108号車「タンコロ」を運転できる。 この路線だけ運転方法が特殊で、扉扱いは左右どちらかホームがある方のみ開閉を行う(*6)。また、他の路線はアナウンスは電停発車時のみであるところ、この路線は駅到着時にもアナウンスが必要になる。ただしこの辺りは、本物の江ノ電はツーマンなので自動を推奨。 教官は七海ひかる(CV 桃井はるこ)。今時あんまり見ない日焼けした天真爛漫な褐色娘。観光案内では終始水着姿である。 ☆収録車両 300形302F 500形502F 1000形1001F 2000形2001F 10形10F 108号車(100形108号) 300形は現在も1編成だけ現役だが、ゲームに収録されている302Fはゲーム発売前に引退している。また500形もゲーム発売前に引退済み。これは車両の構造上、近代化改造が困難だったためである。 1000形は江ノ島電鉄の主力車両。2000形はパノラミックウインドウによる展望を実現。10形はレトロ調で人気。鉄道線かつ当時の新車たちだけあって、この3車種はいずれも車両性能が非常に高い。 100形は極楽寺検車区で動態保存されている車両。さすがに性能はとんでもなく低いが、一応運転に支障はない。 この路線の収録車両は300形・500形・100形を除き実際は電気式ブレーキなので設定変更を推奨。 ☆収録路線 下り/藤沢→鎌倉 上り/鎌倉→藤沢 全線が鉄道線準拠であり、全体的な雰囲気は普段の「電車でGO!」に最も近い路線。なお、江ノ島-腰越と七里ヶ浜-稲村ケ崎-極楽寺に併用軌道区間があるが、自動車は走っておらず交通事故は発生しない。また、実際には江ノ島-腰越に自動車用信号が1ヶ所あるが、これは再現されていない(*7)。 速度制限標識が非常に多いという特徴があるが、「電車でGO!」に慣れているのなら全く気にならないレベル。車両性能が全体的に高いのも相まって、収録全路線の中でも非常に簡単な部類に入る。 ちなみに現在、江ノ島電鉄線の列車は大半が2編成を併結した4両での運転だが、このゲームでは4両の運転はできない(*8)。 京福電気鉄道(嵐山本線/北野線) 京都府京都市の鉄道会社。京都市民にはおなじみ「嵐電」である。車両は現有車両を全て運転できる。一応軌道線ではあるものの、専用軌道区間の方が圧倒的に多く、雰囲気はむしろ鉄道線に近い。 教官は西園寺美月(CV 吉田美保)。いわゆる生粋の京都人である。観光案内では若干気が強い面を見ることができる。 ☆収録車両 モボ101形103 モボ101形105 モボ301形301 モボ501形501 モボ501形502 モボ611形611 モボ621形621 モボ631形631 モボ2001形2001 モボ21形26 モボ21形27 モボ101形とモボ301形は当時京都嵯峨芸術大学協力で特別塗装が施されていたため、ゲームでも同じくスペシャルカラーリングで登場。ちなみにモボ301形301は老朽化のため廃車予定となっていたところ、寸前で京都市交通局東西線延伸に伴う嵐電天神川開業で乗客の増加が見込まれるため急遽復帰したという伝説の持ち主である。 モボ501形は扉位置の違いが災いして車内の導線を乱すためモボ611形登場後は追いやられていたが、近年リニューアルが行われて扉位置を他の車両と合わせたため他の車両と共通で運用に就くことになった。 モボ611形~モボ631形は現在の主力車両。 モボ2001形は電気式ブレーキとVVVFインバータ制御を搭載した最新型。設定を電気式ブレーキに変更することを推奨。 モボ21形はブラウンを全身に纏ったレトロ調の車両である。 なお、現在はモボ21形を除く大半の車両が「京紫」塗装に変更されており、ゲームで見られる白+緑の塗装を纏った車両はモボ101形103とモボ301形301のみ。 ☆収録路線 嵐山本線上り/嵐山→四条大宮 嵐山本線下り/四条大宮→嵐山 北野線上り/帷子ノ辻→北野白梅町 北野線下り/北野白梅町→帷子ノ辻 嵐山本線は軌道線準拠の路線だが、専用軌道区間の方が多いため雰囲気はほぼ鉄道線に近い。三条口-蚕ノ社は電車の通過に合わせて信号サイクルを固定する措置がとられるため、自動車用信号を気にせず運転できる。なお実際と同様、三条口に電車用信号を起動させるためにトロリーコンダクターを叩かなければならない部分がある。また、西院では四条通を横断するが、ここの電車用信号は他の地点と異なり信号変化のタイミングを示すゲージが存在しないので、停止せずに通過できるかは運次第となってしまう。 北野線は完全な鉄道線。運転区間が非常に短いが、秋の京都の雰囲気が深い。 なお、現在は嵐電天神川と撮影所前が開業した他、いくつかの駅名がゲーム当時と異なっている。 三条口→西大路三条 太秦→太秦広隆寺 車折→車折神社 嵯峨駅前→嵐電嵯峨 竜安寺道→龍安寺 御室→御室仁和寺 高雄口→宇多野 等持院→等持院・立命館大学衣笠キャンパス前 函館市企業局交通部(湯の川線/大森線/本線/宝来・谷地頭線) 北海道函館市の公営鉄道。なお、「函館市企業局交通部」は現在の名前であり、ゲーム当時は「函館市交通局」。車両は当時の現有車両ほとんどを運転でき、一部を除き函館市電名物の広告電車となっている他、観光車両の函館ハイカラ號を運転することも。 なお、この路線のみランダムで雪が降る(*9)。この場合「電車でGO!」プレイヤーならお察しの通り性能低下が発生する。 この路線は下りのみ十字街でポイントを手動操作する。その方法は、進路表示器の方向が直進を示している間にトロリーコンダクターを叩くと直進方向へ転換、左折を示している間にトロリーコンダクターを叩くと左方向へ転換する。 教官は山口風花(CV 徳光由禾)。コートを羽織った眼鏡の女性。観光案内はお淑やかでマイペースな雰囲気。 ☆収録車両 500形529 710形715 710形724 800形810 1000形1007 3000形3004 8000形8001 8000形8004 函館ハイカラ號(30形39) 500形はかつての主力だったが、現在はイベント用車両と増発用に残るのみで529は廃車済み。 710形は現在の主力車両だが、後継の9600形へ置き換えが進行している。800形はゲームに登場する810も含めて8000形に改造されたため812しか現存しない。1000形は元東京都交通局の車両だが撤退済み。ちなみにゲームに登場する1007は東京都交通局標準色に塗り替えられたものである。 3000形と8000形はどちらも現在の主力車両であり、車両性能が非常に高い。なお、2000形は3000形とたいして違いがないのが災いしてか現有車両で唯一登場しない。 30形は「ハイカラ號」。もともとは明治時代に製造された車両を除雪車に改造し、それをさらに観光車両に復元したという経歴を持つ。 ☆収録路線 5番系統西行き/湯の川→函館どつく前(一般車のみ) 5番系統東行き/函館どつく前→湯の川(一般車のみ) 2番系統西行き/湯の川→谷地頭(一般車のみ) 2番系統東行き/谷地頭→湯の川(一般車のみ) 5番系統西行き(駒場車庫出庫)/駒場車庫前→函館どつく前 5番系統東行き(駒場車庫入庫)/函館どつく前→駒場車庫前 2番系統西行き(駒場車庫出庫)/駒場車庫前→谷地頭 2番系統東行き(駒場車庫入庫)/谷地頭→駒場車庫前 5番系統西行き(ハイカラ號)/五稜郭公園前→函館どつく前(30形のみ) 5番系統東行き(ハイカラ號)/函館どつく前→五稜郭公園前(30形のみ) 2番系統西行き(ハイカラ號)/五稜郭公園前→谷地頭(30形のみ) 2番系統東行き(ハイカラ號)/谷地頭→五稜郭公園前(30形のみ) 全線が軌道法準拠の路線。電停数や交通信号が多いため、ゲーム内では最も難易度が高い部類に入ると言える。また、五稜郭公園前・松風町・函館駅前・十字街には信号操作停止があり、トロリーコンダクターで電車用信号を操作しなければならない。 なお、宝来・谷地頭線の下り青柳町→谷地頭には一時停止ポイントがあり、ここで一時停止できるとボーナスが入る。 函館ハイカラ號はこの当時は五稜郭公園前折り返し運用限定だったため、それに合わせて入出庫運用を除いて五稜郭公園前発着となる。なお、本来ハイカラ號は春~秋の土休日のみ運行のため、雪とハイカラ號の組み合わせは見られない。また、実際のハイカラ號には車掌がおり、鉄道むすめにもなっている。 追記・修正は全路線のスペシャルムービー(各線20000Pt達成で出現)を出してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 観光案内無くして流鉄を入れたリメイク版希望 -- 名無しさん (2019-01-30 13 22 50) 観光案内を何故フルボイスにしたし -- 名無しさん (2019-09-27 00 37 22) アーケード準拠がよかったな…江ノ電だとドアが閉まってからちゃんとブザー鳴ってたし -- 名無しさん (2020-10-24 20 02 06) 残念ながら305Fも対向車として登場するが運転は不可…もったいない -- 名無しさん (2021-02-23 15 41 46) ゲーム内でも江ノ電の4両停目は設置されており、それに関連するボイスも用意されいた。(何らかの理由でボツになった?) -- 名無しさん (2021-07-14 04 48 34) リメイクして電車でGO!!アーケードでも収録してほしかった(電気指令式ブレーキオンリーになるけど) -- 名無しさん (2024-03-22 10 17 53) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dendlightning/pages/47.html
プレイまでの手引き やってみたいけどプレイするまでの方法がわからない方はこのページで確認してください 体験版~購入 まずは体験版をプレイして自分のPCで満足できるレベルでプレイできるか確認してください地主一派ホームページもしくはミラーサイトより体験版をダウンロード(このWikiでも配布しております ダウンロード)ShiningStageの体験版orOPデモで動作させることを推奨します RisingStage以前の作品の購入を希望されている方はRSの体験版が動けばとりあえず問題ないですし、スペック不足だけど軽量化してプレイしたいという方はBurningStageの体験版の軽量設定で快適かどうかをご確認ください。もたつかなければRSでもそれなりに動いてくれます 体験版未収録のコースでは体験版よりも動作が重くなる可能性もあるのでご注意ください 満足する動作場合下の購入へお進みください 満足しない、動かない場合動作環境を参照し動作を軽くさせるorPCのスペックを満足いくレベルまで上げるor性能の高いPCに買い替えるLSは10年前、BSは9年前、CS・RSはBSベースに開発された古いソフトであり、軽量化も進んでいることから余程省電力志向の物でない限り何でもない普通のノートPCでもそれなりに動きます。 購入方法 このゲームを購入する方法は3つあります 1 同人誌即売会へ行って購入する方法 地主一派のホームページにてどこの即売会に参加しているか確認(今のところ夏と冬のコミケ)即売会の公式ページや参加方法をまとめたサイトをよく読み現地へ出向き指定の場所で購入 利点として下の委託店より安く買うことができます 2 同人専門委託店で購入する方法 基本的に以下の同人専門店で取り扱っています メロンブックス とらのあな あきばお~こく COMIC ZIN 同人2.0 AKIBA-HOBBY その多店舗は製品公式ページにて確認してください 取り扱い店舗すべて合わせれば各都道府県に1つぐらいは取扱店あるはず… まれなケースだが中古同人作品専門取扱店でも中古として出された商品がある。(管理人の地元でも最近LSが中古で売られてた)ただしディスクに傷がついてきちんと読めないなどのリスクもあるので購入は慎重に(非推奨) もし同人専門店が近くにないor行ったけど売り切れorそもそも扱ってなかったor専門店に入りにくい場合は下の通販を利用することをお勧めする前者3つならともかく後者の場合の人 勇気を出して入ってみよう ニコニコなどで有名な東方やひぐらし(うみねことか含む)とかの原作ゲームや有名な絵師の描いた同人誌、同人ゲー 18歳以上で学生以外の人なら成人向けコーナーにはエ(ryとかあるしその他にもそういった店でしか手に入らないグッズとか抱き枕とかいろいろあるしね… 3 通販にて購入する方法 上記の専門店で通販として取り扱っている場合もあります 通販は店舗に出向くよりも入手しやすいという利点もありますが送料や代引きの場合手数料などがかかる場合があります(まぁ店に出向くのにも交通費かかる人もいるし) 4 DL版を購入する方法 以下のウェブサイトで販売されています。 DLsite メロンブックスDL LS~RSを購入する唯一の方法実体がないのが欠点ですが、データなのでディスクのように破損のリスクもありませんし、インストールやBGM・車輛の導入もディスク版に比べ非常にわかりやすくなっています。店舗への交通費や送料も無い分安く手に入るのも魅力の一つです。 最新作のShiningStageも発売開始されました。 インストール~プレイ 念願の電車でDを入手し、さっそくPlayしたいのは分かる。 TOPページに記したとおり、電車でDは同人ソフトウエアだ。 家電量販店で手に入るソフトのようにソフトをPCにインストールし、起動させることは難しい。 同人ソフトの中でも電車でDは、PCへのインストールが難しい部類に入る。 PCに関して深い知識と、高度な操作技能が必要となる。 次項で、順を追って操作を記述する。 手動インストール ディスクの空き容量を確認 電車でDは、800MBの空き容量をディスクに要求する。 パッチの解凍や一時ファイルの生成、場合によっては追加DLLが必要になることから、1.5GB程度の空き容量を見積もっておこう。 ほかにもPCの安定した動作のためにも、できたら5GBの余裕を持たせておくと安心 DirectX エンド ユーザー ランタイムのインストール WindowsについてくるDirectXは、中核機能のみの必要最低限のパッケージで構成されている。 電車でDを動作させるためには、最新の機能を取り込む必要がある。 マイクロソフトのwebページからファイルをダウンロードし、DirectXをインストールしよう。 東方やその他ゲームで、DirectXをインストール済みの場合でも、その後の変更がないか確認する意味で、再度DirectXのインストールを行う。 電車でD本体のインストール 電車でDのCDを挿入する 手持ちのパソコンに電車でDのCD-ROMを入れる。光学ドライブの無いPCでは、USB接続タイプの光学ドライブが利用できる。(または、CDドライブのあるPCでCDの中身をUSBメモリに移したりネットワークでCDドライブを共有したりすることでも可能) 光学ドライブは、CD、DVD、Blu-ray、どのタイプでもOK。 電車でDをインストールするフォルダーを作成する 電車でDをインストールするためのフォルダーをディスクに作成する。 場所は任意で構わないが、フォルダーにたどり着くまでに日本語を含まない場所が望ましい。 また、Program FilesやWindowsなどの最初からあるフォルダーを利用すること避ける方が良い。場合により管理者アクセスが必要になる。 CDの中身を作ったフォルダーにすべてコピーする マイコンピュータからCDのドライブを開き、現れたすべてのファイルやフォルダーを全て選択し、コピー。 先ほど作成したフォルダーへ全て貼り付ける。 光学ドライブとコンピュータのディスクの性能により時間がかかるので、終わるまで我慢。 コピーが終われば、電車でD本体のインストールは完了だが、インストールの作業自体は、まだまだ続く。(CSではまだCDは抜くなよ) LSではインストーラーがついているので自動再生に従ってインストーラーを起動すればあとは指示通りにするだけでインストールできる パッチを当てる 電車でDは、バグの修正や機能追加が行われている。 そのために、公式サイトやミラーサイト、当wikiのダウンロードでパッチが提供されている。 当wikiのダウンロードからダウンロードする ダウンロードページの「ダウンロードはここからどうぞ」の”ここから”部分をクリックし、SkyDriveへアクセス。 自分が持っている製品の名前が付いたZIPファイルを全て、ダウンロードする。 ※Climax Stageに関しては、2013年2月16日の時点でパッチ006まで出ている。なので000~006までの7個のZIPをダウンロードする。 容量が大きいファイルは、ダウンローダーを利用し、確実にダウンロードできるようにしておく。 IEでダウンロードした場合、ファイルのダウンロードが途中で止まる場合がある。 ZIPファイルの展開・電車でDをインストールしたフォルダーにコピペ 000から若い順にZIPファイルを展開する。 展開して取り出されたファイルを全てコピー。 電車でDをインストールしたフォルダーに全て貼り付け。 この作業を、ClimaxStageの場合、006パッチまでの計7回繰り返す。 ※なお、コピーが終わったフォルダーやZIPは、消しても問題はない。 読み取り専用解除 CDからコピーしたデータは、読み取り専用になっている。 そのままソフトを起動すると、クリアしてもセーブデータを書き込むことができず、クリア扱いされない。 電車でDをインストールしたフォルダーを右クリックし、プロパティを選択。下の方にある、読み取り専用のチェックを外し、OK。 サブフォルダーの読み取り専用を解除するか聞かれるので、解除する。 UAC対策 Windows Vista以降、PCのオーナーであっても操作に制限が加えられた。 電車でDをインストールしたフォルダーに一般ユーザーでも読み書きできるように、フォルダーのセキュリティを変更する。 電車でDをインストールしたフォルダーを右クリックし、プロパティを選択。セキュリティのタブに移動する。 編集ボタンを押し、アクセス許可の画面を表示させる。 Usersを選択し、フルコントロールの許可にチェックを入れて、OKを押す。 プロパティの画面に戻るので、同様に、OKを押す。 以上でインストールは完了だ。 あとは一番新しい実行ファイルを起動させれば晴れてプレイとなる。 (初回起動時について) 一つ付け足すとパッチ充てた後の初回起動時はファイルの欠損がないかのチェックのためにアップデート画面が出てくる。この際にディスクを入れておく必要がある(CD入れるように要求されてからだとディスクを認識しないので起動する前に入れておけ)ので注意だ。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm18682091 電車でD初回設定(ClimaxStage以降) UAC対策まで終われば、電車でDのインストール自体は終わっている。 電車でDの初回起動時に、パッチの状況の確認があるので、電車でDのCDを入れたまま、電車でDを起動する。 CDとパッチデータを自動的に認識し、内部の設定が自動で行われる。 メッセージに従ってOK押せば、つつがなく処理が進むが、やはり、7回OKを押す繰り返しの作業となる。 おまけ(車輌や音楽を追加する場合) 追加ディスクの設定 電車でDの初回設定が終ったら、電車でDの旧作CDを入れて電車でDを起動すると、ゲームディスクなら車輌が追加される。 音楽ディスクなら、BGM選択画面が解放され、BGMを変えることができる。 詳しくは、その他のページや公式ページを参照。 半自動インストール ShiningStageには便利なインストーラーが付属している。指示に従ってインストールし、地主氏のTwitterかウェブサイトから最新のパッチを当てればすぐに遊べます。 DL版ならダウンロード&展開ができ次第「電車でD 〇〇〇Stage_SetUpTool.exe」という付属のソフトウェアを起動し差分ファイルを作らせてやればそれでインストールは完了。すべてのパッチが適応済みなので即遊べます。 「電車でD 〇〇〇Stage_SetUpTool.exe」は過去作の車輛の追加やBGMの追加にも対応している。指示に従って何回かクリックするだけの簡単操作で車輛とBGMを導入できます。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/7019.html
このページはこちらに移転しました 電車で発射 作詞/266スレ306 ・・・ふぅ。座れた 今日も いつもの電車に駆け込んだ脚を組んでる女子高生 俺は脚をしっかり閉じ 息子を挟んで妄想す きのうのオカズのAVと 目の前にいる女子高生 顔は全く似てないが 頭の中で合成 膨らむ夢と俺の股間 なんか蛇口からでてきそう 俺はおもむろに席を立ち 俺のちんこも立ってたが JKの顔に発射した 同時に電車も発車した とりあえず歌詞。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7752.html
このページは『電車でGO! 復刻版』について取り扱います。 本作は『電車でGO!!』に同時収録されているため、セットでの情報も含まれています。 電車でGO! 復刻版 【でんしゃでごー ふっこくばん】 ジャンル 電車運転シミュレーション タイトルロゴ 対応機種 アーケード メディア Taito Type X4NVIDIA GeForce GTX1080 発売・開発元 タイトー 稼動開始日 2019年6月26日 プレイ料金 基本料金コンティニュー 200円 一部ダイヤ 300円 ※以上の料金設定は変更不可 判定 劣化ゲー シリーズファンから不評 ゲームバランスが不安定 ポイント 実質大幅値上げのプレイ料金収録漏れ要素多数行き届いていないオプション理不尽なエンディング出現条件まさかの棒読み乗務員復活連結ゲーム削除 収録タイトル 『電車でGO!』 『電車でGO!2 高速編 3000番台』 備考 『電車でGO!!』に同時収録 上記の筐体でプレイ可能 電車でGO!シリーズ 概要 ゲーム内容 収録要素 評価点 問題点 総評 概要 2019年6月26日、現行最新作である『電車でGO!!』に、シリーズ復活を記念して驚くべき新要素が追加された。 それは『電車でGO!!』の筐体で旧作『電車でGO!』の内容が遊べるというもの。題して『電車でGO! 復刻版』である。これに伴い『電車でGO!!』は「最新版」と呼ばれるようになった。 同年9月25日には『電車でGO!2 高速編 3000番台』が復刻移植された。 基本的には一部内容が削減された移植であるため、ルールや基本的な内容は当該記事を参照のこと。 起動時は『最新版』になっているため、プレイする際は お金を投入せずに『復刻版』を選択して ゲームを切り替えよう。 ゲーム内容 プレイ料金の内訳 プレイ料金体系が非常に特殊且つ 全ての店舗で共通であり変更不可能 であるため、ここに詳細を記載することにした。『電車でGO!3 通勤編』のファミリーモードの料金体系を踏襲しており、1プレイでゲームオーバーにならずに規定区間プレイしたり、持ち時間を失った場合はコンティニューが必要となり、そこから路線ごとに指定された区間が再び走行できるようになる。 種類 料金 復刻版 各規定区間コンティニューボーナスステージ 200円 一部ダイヤ 300円 ゲームモード 復刻版さっそくGOモード NESiCAを使わなくてもプレイ出来るモードである。隠しダイヤ以外が選択可能。当然ながら途中でゲームオーバーを挟んで中断すれば最初からやり直しである。このモードでも隠しコマンドが適用される。 復刻版NESiCAモード NESiCAを使わないと選択出来ないモードである。隠し路線を含めたダイヤがプレイでき、今まで出した停車評価とハイスコアが難易度ごとに記録される。また、途中で時間切れになったり最大プレイ可能区間を使い切るなりでゲームオーバーになった際に自動的に途中経過が保存される。もちろん最初からやり直すことも可能である。 ゲームの進行順 【1】『最新版』か『復刻版』を選択する。ボタンの占有面積が広くその中にクレジット数が表示されている方が現在起動しているゲームである。切り替える際に約1分ほどのローディングが入る。 このタイミングでコインを入れると、現在起動している側で使用できるクレジットとして認識され、ゲームの切り替えができなくなるので注意。 【2】タッチパネルにタッチするか、NESiCAをかざす。 【3】NESiCAをかざした場合は、確認画面が出て、開始するか否かを選択する。間違って違うNESiCAをかざした場合は、確認画面から前の画面に戻ってやり直す事も出来る。 NESiCAをかざさなかった場合は、NESiCAをかざすかゲームをそのまま始めるかを選択する。 【4】メニュー画面を操作してプレイしたい路線と各種項目を選択する。 【5】規定のクレジットを投入してから「乗務開始」を押してゲームスタート。クレジットが消費されるタイミングはここであるのでその点は注意する事。 【6】規定の区間をプレイする。持ち時間を切らすか規定区間を運転するとコンティニューが必要となる。途中駅でゲームを終了するか全区間走破すると、運転評価が表示されて運転終了。 【7】コンティニューするかゲームを終了するかを選択。ここで運転終了を選択してもメニュー画面に移行するだけで、クレジットは消費されない。 因みに持ち時間が初期点より減っていた場合、コンテニューしたタイミングで初期点まで回復する。 Webサイト 路線進行度・路線詳細 それぞれのダイヤ進行度が「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」ごとに記録される。記録される内容は「距離として記録されるハイスコア」「今までに獲得した駅ごとの停止位置判定」。『3000番台』はこれに加えて「駅ごとに到着0cmを達成できたか否か」「今までに駅を定通したことがあるか否か」も記録される。 収録要素 収録ダイヤ + 電車でGO! 『電車でGO!』 路線 難易度 車種 種別 走行区間 区間数 料金 備考 山陰本線 初級 キハ58系 普通 亀岡→嵯峨嵐山・丹波口→京都 4区間 200円/全区間 山手線 上級 205系 普通 渋谷→品川→東京 10区間 200円/5区間 東海道線 221系 快速 京都→高槻→大阪 7区間 200円/4区間 京浜東北線 209系 普通 品川→川崎→横浜 8区間 200円/4区間 山陰本線EXLONG キハ58系 普通 亀岡→太秦→京都 8区間 200円/4区間 4ダイヤクリアーで選択可能 東海道線EX 221系 普通 高槻→岸辺→大阪 8区間 200円/4区間 上記以外のダイヤクリアーで選択可能 + 電車でGO!2 高速編 3000番台 『電車でGO!2 高速編 3000番台』※北越急行ほくほく線と一部長距離ダイヤは未収録 路線 等級 難易度 車種 種別 走行区間 区間数 料金 備考 東北路線 秋田新幹線 中級 ●2 E3系 こまち 秋田→大曲 1区間 300円/全区間 コンティニュー/200円 特級 ●5 秋田→大曲盛岡→新花巻 1+1区間 コンティニュー/200円ボーナスステージ/200円 中級 ●2 大曲→田沢湖→盛岡 3区間 200円/2区間 雫石停車or通過で2分割されている 田沢湖線 中級 ●3 701系 普通 田沢湖→雫石→盛岡 6区間 200円/3区間 奥羽本線 中級 ●3 秋田→羽後境→大曲 8区間 200円/4区間 関西路線 東海道線 中級 ●3 223系 快速 大阪→六甲道→神戸 7区間 200円/4区間 上級 ●4 221系 関東路線 京浜東北線 中級 ●3 209系 快速 横浜→川崎→品川品川→上野 8+4区間 200円/4区間 特定の条件を満たせば上野まで延長運転可能 品川→上野 4区間 300円/全区間 コンティニュー/200円 山手線 上級 ●4 205系 普通 東京→品川→渋谷→新宿 13区間 200円/5区間 隠しコマンド 原作ではテストスイッチ設定で変更できたゲーム難易度が、店員を呼ばずに隠しコマンドでプレイヤー自ら変更できるようになった。路線選択で下記コマンドを入力した後に左上に該当難易度が表示され新録棒読みボイスが流れたら入力成功。ペダルの入力時間には余裕があり、2秒ほど間を空けても1カウントされるのであせらずに踏もう。また、適用時には画面右上に現在のゲーム難易度設定を強調したワッペンが付与される。なおメニューを挟んでコンティニューした場合やタイトルから再プレイする度に入力したコマンドは無効になるので改めて入力し直す必要がある。 難易度 マスコンの位置 必須動作 直下難易度との変化内容 隠しコマンド ノーマル ニュートラル 勾配起動スイッチをホールド最後に警笛ペダル5回連続で踏む 標準設定 ハード ノッチ5 初代のみ、到着時刻までの時間短縮 ベリーハード 非常ブレーキ 持ち時間20秒から開始持ち時間の加点秒数減少初代のみ、到着時刻までの時間が更に短縮 なお、これらと別に、右の取っ手の緑色ボタンである「勾配起動スイッチ」を運転中に押すことで、原作にも存在していた「プロフェッショナルモード」に切り替えることが可能。もう一度押すと元に戻すことができる。 内容は次の駅までの残距離表示欄を「professional!」表示に変えて隠すというもの。次駅が通過か停車かも隠される。 評価点 移植されたことによる需要の確保 旧筐体が老朽化したことによる安全面の対策やアフターサービス対応が困難になってきたことによるリプレイスを目的としたものだが、概ね当時の仕様をそのまま移植している。 余り知られていないが、エミュレーションではなく見た目を似せた上で一から作り直されている。そのため処理落ちは完全に無くなった上、運転計器類が手元のタッチパネルに表示される関係で、旧筐体では頻発している「速度計の針がズレている」「知らせ灯が点かない」といったプレイに支障が出る問題も解決されている。またNESiCAによって記録を保存できるだけでなく前回途中でプレイ終了・時間切れになったところから再開できる機能もあるので、一気に走破できなくても安心である。 路線選択で動く鉄ちゃんも当時のグラフィックを基に忠実再現されており、棒読み車掌ボイスもわざわざ当時の担当者本人が新録ボイス収録に携わるなど、シリーズを大事にしようとする意気込みを感じる出来栄え。 動く鉄ちゃんは2Dアニメーションソフト「Spine(ver.2.5)」を活用したうえで動作している。また、新録ボイスは「隠しコマンドの入力に成功した時」に採用されている。 また何気に『最新版』では特に出番のなかった勾配起動スイッチを使う場面が存在するのも地味ながらもデバイスが少し活かされた点とも言える。ただし現実では列車を坂道発進させる時に使うものであり、本来の使われ方は相変わらずされてないが。 一部挙動の改善 旧筐体の初代では低速域(大体5km/h以下)において、B1よりも惰性での走行抵抗の方が減速度が高いという現象が起きていたのだが、本作では2以降同様、惰性走行よりもB1の方が減速度が高い仕様に変更された。 問題点 実質大幅値上げしたプレイ料金 『最新版』同様プレイ料金体系はこちらでも据え置きで高額なのは相変わらずである。 当時プレイ時間に無頓着だったと言われるタイトーらしく、熟練すれば100~200円で30分程度遊べてしまうのは当時としても問題となっており、プレイ時間が延びたことによるインカム損失を防ぐためという意図は分かるにせよ、値上げ幅が大きすぎる。それどころか、旧筐体のプレイ料金は工場出荷設定が200円だが、100円設定にしているゲーセンが多いため、途中駅で強制コンティニューなのも相まって実質3~6倍の値上げとも言える。この点だけで復刻版目当てにプレイしたユーザーからの評判まで大きく落としてしまった。 料金体系の維持を最優先させたのか、ボーナスステージですらもコンティニューと言う形で追加料金が必要となってしまっている。 そのため特級こまちは500円、山手線の東京~新宿と、京浜東北線の横浜~上野で600円という、最新作と同等かそれ以上のプレイ料金に跳ね上がっている。また通過駅のあるダイヤが多い『3000番台』だが、コンティニュー駅は停車駅の数で分けられたため、JR神戸線の快速は大阪~六甲道の11駅で200円、六甲道~神戸の5駅で200円と、プレイ時間と料金が釣り合っていない。 痒いところに手が届いていない仕様 あくまで基本はベタ移植であるため、元々からの非常に高い難易度や問題点は一切修正されていない。さらに「画面フレームや比率」「環境音の有無」「デジタルメーター」「EASY設定」と言った移植ならではの便利要素は全く用意されていないため、ただでさえ高い難易度を下げるなどの緩和が一切できない点も痛い。 利権絡みの問題なのか、無許可で使用されていた新幹線や私鉄車両は一切出てこない。 また近年の鉄道会社の事情ゆえに仕方ないが、207系の塗装が現行カラーをモチーフにした架空のものに変更されており、踏切事故イベントは完全に削除されている。また、秋田新幹線の大曲駅や盛岡駅の大幅オーバーランで発生する車止め激突や車両衝突といった演出についても緊急停車という表示とともに列車が急停止という演出に変更された。この手の描写もこのご時世では流石に厳しかったか。なお山陰本線の京都駅の車止め激突は普通に再現されている。 タイトーステーションでプレイしている雰囲気を再現するかのごとく、ゲームプレイ中のフレームは旧筐体をモチーフにしたものとなっている。画面左右には歴代タイトーレトロゲームのデモプレイ映像が流されている筐体郡と、同社製UFOキャッチャー『カプリチオスピン2』が左右で各1基づつ描画されており、その中に環境音がしれっと流れている。 当時のゲームセンターの再現としては面白い試みと言えるが、レトロゲームのデモプレイは効果音付きで延々とループしている上に、ゲームセンターの喧騒もわざわざ再現しているため、「余計なお世話だ」と感じる人もいる。これだけならまだ好みの問題で済んだかもしれないが、設定で非表示にしたり無音にすることができないため、上記の評価に落ち着いてしまった。 旧筐体ではテストスイッチで変更できたゲーム難易度だが、本作は隠しコマンドを入力する形式になった。だがそんな事をせずとも、普通に設定画面から変更できるようにすれば良かったのではないだろうか。マイページにはご丁寧にゲーム難易度別に記録されるのだから尚更である。 また、収録路線の隠しコマンド項目で記した通り、ハード・ベリーハードを選択すると、画面右上に現在のゲーム難易度設定を強調したポップが付与されるが、サイズがやや大きめなので目障りと感じる人がいる。 『最新版』とは一切干渉せず、復刻版をプレイしてもGMPを獲得することができない上、走行距離も加算されない。また、2つにモード分けがなされているが、それぞれ隠し路線がプレイできるか否か程度でしか差別化できておらず、『最新版』以上に無用の長物と化してしまっている。 無印基準の初代 無印版が基準であり、『EX』で追加された隠しダイヤが収録されていない。 また連結ゲームも削除された。連結速度が速すぎるとコンテナ貨車が脱線する表現が近年の鉄道事情ゆえの規制に引っ掛かったと思われるが、せめて表現を一部削除した上で移植する等、やり方はあったはずである。 未収録要素多数の3000番台 未収録要素が目に余るほどに多い。アップデート前に公式より「当時のゲームと一部仕様が異なる」旨の告知はあったが、路線が1つ丸々カットされていることを「仕様が違う」で済ませるのは軽率と言わざるを得ない。 第三セクター路線の「北越急行ほくほく線」全ダイヤ・横川駅、盛岡駅の連結ゲーム・JR神戸線の普通列車・秋田~新花巻の全区間こまちが未収録。特に盛岡駅の連結ゲームとほくほく線については『3000番台』でも人気な要素であり、これらが末収録な点は評価を大きく落とした。なお2020年2月の「超低速スノータートル」運行時に営業係長に出た本作に関する質問の返答が「復刻版が出ていること自体初めて聞いた」だったそうなので、北越急行には許諾の話を行わなかった可能性がある。 また、初級ダイヤでは鉄ちゃんにより運転の手順についてのアドバイスを受けられるのだが、本作の初級ダイヤはほくほく線にしか無く、ほくほく線未収録という形に巻き込まれて初級ダイヤが消滅してしまった。 最初の区間で運転状況に応じたアドバイスがなされていた為、何となくでもルールを把握できたのだが、それが無くなってしまったということである。一応中級のこまちダイヤで運転前に簡易的な説明はされるが、あくまで運転速度の目安が表示されるだけであり、しかも表示時間は短めな為、一般層や慣れない人に配慮できているとは言い難い。 SE関係でも劣化が目立ち、単体で見てもリアリティさに欠けることはもちろん、やり込んだ人からすれば尚更凄まじい違和感。 VVVFの鳴り方が変わり、10km/hでも130km/hでも音程が殆ど変わらなくなった。しかも重低音で唸り続ける。『高速編』の家庭用移植版『64』にてVVVFの音程についてはピッチを調整して表現していることが判明している(動画0 30-1 20参照)ため、この部分がなんらかの手違いで不具合を起こしているものと思われる。 踏切の音がまるでゼンマイが切れる瞬間の玩具みたいなフェードアウトの仕方をする。 田沢湖線の一部で、外を走ってるのにトンネル内を走っている音が聞こえる箇所がある。 エンディング関連 『初代』のエンディングの出現条件がなぜか異常に難化。旧筐体では上級ダイヤをノーコンテニュークリアすれば見られるものであったが… こちらでは「全難易度全路線の全駅で停止判定GREATを達成させる」と上級者でも骨が折れる代物。当然データ保存が必要となるためNESiCAモードでなければそもそも出現させることができない。この仕様のせいで、公式twitterで出現条件が公開されるまではエンディングが削除されたものと誤解するユーザーが多発した。 要求クレジット数は最短で6600円だが、停止位置GREATを達成させるだけでもかなりの実力を要する作業なので、実際にはこれよりも更に掛かると見て良い。 更に『3000番台』に至ってはエンディングが完全に未収録。 総評 『電車でGO!シリーズ』の復活を記念して移植された復刻版。 棒読み運転手を起用した要素や動く鉄ちゃんの存在で、リリース前は話題になった。 しかしあくまで基本はベタ移植に過ぎず、レトロゲーの移植でのお約束とも言える追加要素や遊びやすくなったEASY設定などが用意されていないため、シリーズを知らないユーザーにとても薦められたものとは言いがたいのは確かである。 それどころか、『最新版』譲りの強気なプレイ料金体系、そして何より『3000番台』の作品の魅力を担う「ほくほく線」が収録されていないことを筆頭にした未収録要素の存在が祟り、ファンの間からも話題に上がることはなくなってしまった。 それでも初代系列の筐体が老朽化して久しいゆえに、どうしてもプレイしたいのならば一考の余地はあるだろう。そのため、せっかくの制作陣の意気込みに反して結局ファンアイテムの域を出なかった点は純粋に勿体無いといえる。
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/3377.html
電車でGO! プレイ可能列車詳細一覧 コメント タイトーが制作している電車運転シミュレーションゲームのシリーズ。1996年に第1作目がアーケードゲームとして発表された。その後、アーケードゲーム向けの続編や、家庭用ゲーム機、パソコン向けの新作、携帯ゲーム機・携帯電話などへの移植作が制作された。略称は電GO!。 プレイ可能列車詳細一覧 チルタリス:京浜東北線 カラー重視 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 2高速編の車両をかくとうタイプで統一するなら チャーレム E3系秋田新幹線こまち ビリジオン 200系新幹線やまびこ ダゲキ ほくほく線HK100形 ナゲキ 北越急行681系特急はくたか コバルオン 京浜東北線209系 エンブオー 大阪環状線103系 ルカリオ 223系関空快速 バシャーモ 鹿児島本線813系 ニョロボン 883系特急ソニック -- (名無しさん) 2018-06-21 23 49 42 プロフェッショナル2の収録路線をイーブイの進化形で統一するなら リーフィア 湘南新宿ライン シャワーズ 湖西線 グレイシア 瀬戸大橋線 ブースター 長崎本線・佐世保線 サンダース 鶴見線 前者4体は保有する会社の色繋がり 後者1体は103系の色繋がり -- (名無しさん) 2018-06-21 23 33 46 秋田新幹線こまち ニンフィア 見た目 -- (名無しさん) 2018-06-21 23 27 48 ほくほく線 はくたか 北越急行色はラティアス、jr西色はムックルで。 (氷に弱いポケモンだけどね。) 山手線は御三家草かドレディア -- (名無しさん) 2015-08-23 22 52 52 ビビる大木 プロフェッショナル仕様 庄司智春 通勤編3 ロッチコカド プロフェッショナル2 元木大介 ファイナル -- (名無しさん) 2012-10-26 17 33 36
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4215.html
この記事では、『電車でGO!3 通勤編』とそのバージョンアップ版『電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正』、およびこれらの据置機・パソコン移植版について記述しています。 電車でGO!3 通勤編 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 概要 追加・変更点 ゲームモード 収録路線 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 電車でGO!3 通勤編 (PS2) 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 (Win) 概要(CS) 評価点(CS) 問題点(CS) 総評(CS) 電車でGO!3 通勤編 【でんしゃでごーすりー つうきんへん】 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 【でんしゃでごーすりー つうきんへん だいやかいせい】 対応機種 アーケード 使用基板 Type-Zero 発売・開発元 タイトー 稼動開始日 無印 2000年 改正 2000年10月 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 通勤列車主体の作品へシフト強化されたグラフィック面シリーズ最高の難易度との声も 電車でGO!シリーズリンク 概要 『電車でGO!2 高速編』の続編。サブタイトルが『通勤編』になり、収録路線もほとんどが通勤電車となった。 3Dポリゴンで描かれた沿線風景、運転台をリアルに再現した専用筐体も健在であるが、基板はType-Zeroに変更され、窓の半透明処理や扉の開閉などが再現されるようになった。 後に一部不評だったダイヤを改正したバージョンアップ版の『電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正』も少数稼動した。筐体に差異はなく、画面上の表記でのみ判別可能。ただし『がんばれ運転士!!』と同時期にリリースされたため、そちらに改造してしまった店舗も多く、ほとんど出回らなかった。 追加・変更点 前作から追加・変更された要素 運転評価が0.1点単位で判定されるようになり、スコアに差がつきやすくなった。 本作は駅停車時に、停止位置±0m・時刻±0秒でないとGreatボーナスがもらえなくなった。従来は時刻±2秒までずれてもGreatとなっていた。 また本作はGreatのボーナスと定通(通過駅を定刻に通過)のボーナスの加算値が共通化された。たとえ全通過駅を時刻ピッタリに通過しても、停車駅で時刻が1秒ずれると定通ボーナスも初期化されてしまう。 つまり最大のボーナスを取るには、通過駅は全て定通、停車駅は全てGreatを取る必要がある。 パスワードを用いたインターネットランキングが開催された。 『ダイヤ改正』で変更・改善された要素 隠し路線が最初から運転できるようになった。 一部ダイヤの運転所要時間見直し。 性能低下が発生した場合にどうやっても時間に間に合わない区間が点在していたため、全体的にダイヤ設定が緩くなった。 駆け込み乗車の発生率が低下。ほぼ各駅で駆け込み乗車が発生するようなことは無くなった。 警笛ボーナスも増えている。無印では「警笛鳴らせ」だった箇所が隠し警笛になっている等。 ノーマルモードではスコアが0.1点単位から1点単位に変更された。 速度計がデジタル表記で画面上部に常時表示されるようになった。 ゲームモード 本作には従来通りのルールの「ノーマルモード」のほか、「ファミリーモード」「鉄人モード」という独自のモードがある。 ファミリーモード 3~5駅の区間をゲームオーバーなしで運転できる。 持ち時間の部分は「あと○えき」と残りの停車駅数となっており、残りが0になると一旦必ずプレイ終了となる。運転を続行する際は、クレジットの投入が必要。 加減点要素はなく、どのような運転をしてもかまわない。ただし区間ごとに「駅間運転時間」が設定されており、時間切れになるとゲームオーバーになる。もっとも遅延プレイ対策であり、よほどノロノロ走らない限り時間切れにはならないが。 このモードでは「鹿児島本線813系」「篠栗線キハ66系」「総武線209系」「山陽本線207系」のみ選択できる。 ノーマルモード 基本的に前作に近い仕様で遊べる従来通りのモードである。 鉄人モード 上級者向けのモードで、様々な点で従来のモードよりも難しくなっている。 ダイヤ遅れ・オーバーランなどのペナルティの減点幅が非常に大きく、初期持ち時間も少ない。反面、ボーナスは多いというインフレ気味の設定。 残り距離・速度制限標識の予告が一切表示されない。そのため、停止位置や制限速度だけでなく減速・停止時のブレーキハンドルの感覚も覚えないとならない。 非常ブレーキを使用しない場合でも、低速で強いブレーキをかけると「急制動」のペナルティを取られることがある。 一部ダイヤでプレイが変化する。 中央線と山陰本線では終着駅の前に注意信号が固定で出現し、制限速度以下で通過してもATSベルが鳴り、これを解除する「ATS確認」という操作が求められる。ゲーム説明画面等には一切書かれていないため、まさに「鉄道に知識のあるプレイヤー向け」の仕様である。 収録路線 篠栗線の吉塚~博多および山陰本線以外は全て本作が初収録。 九州 鹿児島本線 鳥栖→博多 PS版『2』で収録された博多~小倉間の手前となる区間。 鳥栖→博多間は隠しダイヤでのみ運転できる、本作で唯一の特急が運転できる区間である。 篠栗線 篠栗→博多 福岡近郊の非電化路線。2001年に電化されたため、その直前の姿を再現している。 最後の1区間である吉塚~博多間は正式には鹿児島本線であり、『2』で収録されたのと逆方向を走行することになる。 近畿 山陽本線 神戸→西明石 初代の京都~大阪間、『3000番台』の大阪~神戸間とシリーズで繋がった区間となる。 この区間は緩行線と急行線で線路が分かれており、普通列車と快速・新快速列車では走る線路が違う。 山陰本線 亀岡→京都 電車でGO!のはじまりである初代初級路線のリメイク。省略なく全区間を運転できるが、嵯峨駅は稼働当時の嵯峨嵐山駅に戻っている。 関東 総武線 新宿→秋葉原 山手線の輪の中を横断する大都会の通勤路線。すべての列車が各駅停車。 区間上はここも中央線なのだが、俗称である「総武線」で呼ばれている(*1)。 中央線 新宿→東京 上記と並行して通過運転を行う快速列車を運転する。 + 収録ダイヤ一覧 路線名 難易度 種別 車両 区間 備考 九州 鹿児島本線 初級 普通 813系 二日市→博多 中級 811系 上級 特急有明 787系 鳥栖→博多 隠しダイヤ 上級 特急ゆふいんの森 キハ72系 篠栗線 中級 快速 キハ200系 篠栗→博多 普通 キハ66系 キハ58系 隠しダイヤ 関東 総武線 初級 普通 209系 新宿→秋葉原 中級 205系 201系 中央線 中級 特別快速 201系 新宿→東京 近畿 山陽本線 初級 普通 207系 神戸→西明石 上級 201系 205系 中級 快速 221系 上級 新快速 223系 山陰本線 上級 普通 キハ58系 亀岡→京都 隠しダイヤ 評価点 Type-Zeroによる恩恵 窓の半透明処理や扉の開閉などが再現されるようになった。まだまだ粗い所はあるが前作までと比べればその差は一目瞭然。後の『FINAL』には及ばないものの、グラフィックの良さはPS2中堅レベルであり、及第点である。 対向列車の窓の中を見れば車内の様子が見え、架線などもかなりリアルに再現されている。 従来の信号だけでなく、速度制限の標識などもきちんとグラフィック中に登場するようになった。 駅を発車する前、停車後の運転評価時は車両側面を写し、ドアを開閉する場面が描写される。また鉄道ではありがちな駆け込み乗車も発生する。ただしこれは後述するように不評点でもあるが… 明確に時刻の概念ができた。プレイに「朝/昼/夕/夜/リアルタイム」から選ぶことができ、景色や車両の挙動(乗車率による違い)が変わる。 ファミリーモードである程度ハードルを下げた 本作はシミュレーションゲームであるため電車好きの小さな子供がプレイするには難しいものがあったが、このモードが登場したことによりゲームが苦手な人でもプレイできるようになった。 ただし各駅停車しか運転できず、ゲーム中の終着駅までたどり着くにはコンティニューが必須。 戸閉めブザーの追加 AC版は知らせ灯が切れている筐体が少なくなく、慣れていないうちはいつドアが閉まったか分からないこともあった。 それを受けて今作は、知らせ灯点灯と同時にブザーが鳴るようになり、知らせ灯が切れていてもドアが閉まったかがわかりやすくなった。 賛否両論点 筐体の古さによる問題 「セガのMODEL3基板に負けない性能を」というコンセプトで作られたが、肝心のハードが旧式のままでその性能がスポイルされてしまっている。 特にDX筐体の50インチ版は、以前からセガのメガロ50に数段劣ると言われていたプロジェクターをそのまま使用している。画面だけでなく音も旧来の汎用筐体と大差無く、造りも安っぽいまま。 また、旧作からの改造機ではプロジェクターの欠点である「焼き付き」の発生したものが非常に多い。これは、上向きに光を出すプロジェクターは光源に埃が大変たまりやすいが、メンテナンスに長けた店舗でないと直すのが難しくほとんど放置状態であることが原因。 しかし、爆発的にヒットした『電車でGO!』の筐体がそのまま活かせられるキットが、メイン基板変更でも流用出来るというのは店舗にとってもありがたい仕様であった。改造キットでなくてもほぼ据え置きなのは、プレイヤーからすれば慣れ親しんだ筐体がそのまま新作になるのですんなりと入りやすいという利点もあった。 更に、Type-Zero自体の性能もお世辞に褒められたものと言えない。 NAOMI等のようにCD-ROMやDVD-ROMなどのディスクメディアを扱っていた時代の基板ではないが、タイトーのカラオケ機種『X-2000』で使用する市販のHDDをそのまま流用しているためか、旧作よりもローディング時間が大幅に増えた。 これは今作に限った問題ではないし、容量が拡大した故の仕方ない面もあるが、ローディング時間が長いと感じるのはこの時代のType-Zeroが顕著。結局Type-Zeroでこのローディング問題は全く解決せずに次代のTypeXまで「タイトーのゲームはローディングが長い」というイメージが定着してしまった。 問題点 歯止めの掛からない高難度化 ファミリーモードもあるので誰でもプレイできるようにはなったが、従来通りのモードではよりハードルが高くなることになった。上記の鉄人モードを抜きにしても、本作はシリーズの中でもかなりの高難易度を誇る。 追加・変更点の項目で記述した通り、本作は到着時刻が1秒でもずれただけでGood停車となるため、完璧な運転をしないとわずかしか持ち時間が増えなくなった。 このせいで、普通にノーコンテニューで終点を目指すだけでも相当な障壁となっている。 駅から発車する時に駆け込み乗車が発生して発車が数秒遅れることがある。しかも発生頻度は割と高く、GoodかGreat停車を決めるとほぼ確実に駆け込み乗車が発生し、グダグダな運転になってしまう悪循環に。 さらには「当該区間で乗客が多数乗ってきた」という設定で、特定区間で加速・減速性能が低下するという仕様も。 しかも一部区間では性能低下が発生すると定時運行が不可能となる おまけ付き。完全に調整不足と言わざるを得ない。 停止位置の合格範囲が厳しすぎる。 ノーマルモードはオプションの難易度設定でイージーだと誤差1m(149cm)だが、ノーマル以上は0m(49cm)とされており、明らかに他作品よりも厳しめ。なお距離表示がされない鉄人モードは難易度設定に関係なく0m(49cm)となっている。 絶対にボーナスが獲得できないボーナスゲーム 本作は鉄人モードでプレーしている時のみ「黄色い線の外側にいる客に警笛をタイミングよく鳴らす」と「速度計非表示状態で指定速度に合わせる」の2種類のボーナスゲームがある。どちらが出現するかはダイヤによって決まっている。 後者のゲームはゲーム開始地点はホーム手前、速度測定地点は停止位置。60km/h程度出ている中、指定速度は30km/h弱~40km/h強までと振れ幅がある。 篠栗線でもこのゲームが出現するが、なんとたった80m程度で60km/hから30km/h以下まで落とせという、制動距離を完全無視した内容が出ることがある。これでは非常ブレーキを使っても絶対にボーナスが獲得できない。 この欠陥は『ダイヤ改正』でも修正されていない。 その他 鉄人モードではATS確認イベントが発生するが、うち中央線では現実にはATS確認は必要ない。ちなみにATS確認をした後に画面上では信号がもう1本出てくるのだが、どういうわけか進行信号となっている。 逆に山陽本線各駅停車の西明石駅と、鹿児島本線・篠栗線の博多駅でも本来はATS確認が必要なのだが、なぜかこちらは省略されている。 総評 画質の向上やリアル度の上昇でシリーズファンを喜ばせた一方で、メインのゲームの難しさは据え置きである。間口を広げるため初級者向けの「ファミリーモード」と上級者向けの「鉄人モード」が用意されたが巻き返しはならず、メインだったプレイヤー層にとってはかえって優しくない作品になってしまった。 ただし本作のみの収録路線は多く、その再現度も高いため、過去作でシステムに慣れている人ならやはり楽しめる。結果的にシリーズのニッチ化を進めることになり、同時期の『がんばれ運転士!!』をもってACでの展開はストップすることになった。 余談 Type-Zero基板は先述の通り「セガのmodel3基板を超える」がコンセプトだが、超えられなかった仕様が多いものの高性能な箇所もある。 代表的なものはmodel3がグローシェーディング採用なのに対しType-Zeroはフォンシェーディングを採用している。しかし本作ではほとんどその威力を実感出来ない。 電車でGO!3 通勤編 (PS2) 【でんしゃでごーすりー つうきんへん】 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 (Win) 【でんしゃでごーすりー つうきんへん だいやかいせい】 ジャンル 電車運転シミュレーション 対応機種 プレイステーション2Windows 発売元 PS2 タイトー Win アンバランス 開発元 タイトー 発売日 PS2 2001年3月15日 Win 2002年3月21日 価格(税別) PS2 6,800円 Win 5,980円 廉価版 PS2 TAITO BEST2002年5月30日/3,024円 SIMPLE2000シリーズ Vol.22 THE 通勤電車運転士ディースリー・パブリッシャー発売2003年3月27日/2,000円 Win 本格的シリーズ2006年3月17日/1,980円 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 変わらず堅実な移植長くなったロード時間難しさも据え置き 電車でGO!シリーズリンクSIMPLE2000シリーズリンク 概要(CS) 無印版および『ダイヤ改正』の移植作。基本的にはベタ移植である。 PS2では無印版、Windowsでは『ダイヤ改正』のみ移植されている。PS2版にはシリーズ定番の車両解説などを見られる鉄道資料館が追加されている。 評価点(CS) 共通の評価点 きちんと移植されており、特に目立った劣化は見当たらない。 PS2版独自の評価点 『電車でGO!新幹線 山陽新幹線編』の体験版が付属している。SEや車両グラフィック・車両性能・運転評価の採点方法が製品版とは違っているほか処理落ちもなく、当初は体験版の方が出来が良いとまで言われていた。 新大阪→新神戸限定で0系による昔のひかりダイヤが運転できる。 なお、この体験版はPS3では正常に動作しないので要注意。 今作でもおまけ要素は充実している。 問題点(CS) 共通の問題点 AC版で問題になっていた難しさや再現ミスは据え置きである。 PS2版独自の問題点 ロード時間がACよりさらに伸びてしまった。 運転モード選択前、車両紹介の直前と、運転中も中盤の駅停車後に1回だけ10秒弱のロードが入る。ロード時間10秒は、少なくとも問題点にするほど長い時間ではない。だが運転終了ごとにタイトルまで戻される仕様のため、連続で運転する度に20秒以上余計に待たないといけない。しかも本作のみの仕様として、運転中ポーズを掛けた時に「始発駅に戻る」が存在しないため、最初からやり直したい場合はいちいちタイトルまで戻る必要があり煩わしい。 『ダイヤ改正』が稼動した後に発売されたが、それに収録された追加要素や変更点が未収録。 Win版独自の問題点 追加要素は一切なし。ACのベタ移植になってしまっているのは勿体ない。 鉄道写真が登場するが、何故かわざとグラフィックを粗くしてぼかしたものが表示される。 総評(CS) 今作でもしっかりとした移植度やおまけ要素は健在である。 しかし散々指摘された難易度や再現ミスといった部分は改善されておらず、良くも悪くもベタ移植である。「通勤編」を家庭用でプレイしたいファンにはおすすめできるが、くれぐれも高難度は覚悟されたい。
https://w.atwiki.jp/brewwiki/pages/1693.html
電車でGO!山手線 【サイト名】電車でGO!PREMIUM 【ジャンル】電車SLG 【課金体系】従量525円 【容量】-KB 【通信機能】なし 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2007/05/04 【使用機種】W43T 【プレイ時間】1〜2時間くらい 【評価・点数】1.5/5.0 ◆概要 かの有名な電車でGO!のアプリ版。原作は未プレイ。 山手線ver.では渋谷→品川を運転し、且つどれだけ安全運転できたかを求めるゲーム。 ◆良い点 ・グラはそこそこ綺麗 ・サクサク ◆悪い点 ・BGMがない(欲を言えば乗客の会話音みたいなのが欲しかった) ・SEもリアルとは思えない ・景色が手抜き(ビルの底が抜けてる等) ・ボリュームが有り得ないほど少ない(10分で終わる) ◆その他 ・これはやめとけ サイト別/た行/電車でGO!PREMIUM
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/8974.html
電車でGO!3 通勤編 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 機種:AC, PS2, Win サウンド:瓜田幸治、鎌田良和 音声 (ZUNTATAメンバーのみ抜粋):国京砂織、海野和子、上田砂代子、石川勝久 作曲者:瓜田幸治 サウンド (PS2):中西宗博、瓜田幸治 開発元:タイトー GM2 発売元:タイトー 発売日:2000年3月上旬 (AC)、2000年7月 (AC ダイヤ改正)、2001年3月15日 (PS2)、2002年3月21日 (Win ダイヤ改正) 概要 『電車でGO!』シリーズの第3作目。ナンバリングタイトルとしては現時点で最終作。 前作の『高速編』からサブタイトルが『通勤編』にかわり、収録される路線もほとんどが通勤電車に変わった。 のちに一部ダイヤを改正した『電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正』も少数稼動した。 前作までの古川典裕氏に代わって、瓜田幸治氏が作曲を担当。 ニューエイジ的なアプローチをベースとした楽曲群で、牧歌的なムードとポップ性をも意識した仕上がりとなっている。 (前作:電車でGO!2 高速編 旧筐体次作:がんばれ運転士!!) 収録曲 (サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 PROLOGUE - Promise - 瓜田幸治 アレンジトラックボーカル:上田砂代子 One of heart (メインタイトル) アトラクトデモ コイン投入音 SE 鎌田良和 Drawing in the sky (セレクト) 瓜田幸治 スタートデモ 209系車両停止音 (SE) 鎌田良和 評価時ジングル 瓜田幸治 ボーナスゲームジングル 209系出発音 (SE) 鎌田良和 全区間走覇ジングル 瓜田幸治 Tomorrow (コンティニュー使用時エンディング) ファミリーモードエンディングでも使用 Home (ネームエントリー) EPILOGUE - Hope - アレンジトラックボーカル:上田砂代子 I wonder how he is doing now... (エンドタイトル) スタッフロール プレイステーション2版 (仮曲名) オープニング 作:瓜田幸治 「PROLOGUE - Promise -」などで使用されている主題のアレンジ エンディング 作:瓜田幸治 「EPILOGUE - Hope -」の前半部のインストアレンジ サウンドトラック 電車でGO!3 通勤編+電車でGO! 名古屋鉄道編
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1664.html
【作品名】電車でバトル 【ジャンル】ゲーム 【先鋒】OHSAKAKANJO Jr 【次鋒】AHBANNET Jr 【中堅】NO-SE TRAIN 【副将】RANDERN TRAIN 【大将】KOHBER TRAIN 【戦法】容赦無く轢き殺す バックと言う器用な真似は出来ないので初手で回避された場合は分け~負けが確定する 【先鋒~大将】 【属性】電車 【大きさ】10m程 【攻撃力】160km程の体当たり 【防御力】160km程で電車が側面から体当たりしてきても線路から3m程度弾き飛ばされるだけで無傷で走行可能 【素早さ】160km程で走行可能、反応は常人並み 【特殊能力】パンダグラフとか無しでも走行可能 線路から3m程度弾き飛ばされても一瞬で自力で線路に戻る事が可能 【長所】硬い電車 287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/02(土) 10 57 44 ID JZk/mCrj チョコボレーシング ~幻界へのロード~考察 戦車に轢かれても平気、凍らせることから乗用車あたりなら倒せることが可能。大型車は分けとなる。 その法則でいくと、勝ち、分けを繰り返し銀盤カレイドスコープまではいける。 しかし、銀盤カレイドスコープでは拳銃と飛行機で負けてしまう。その後は負けと分けの繰り返しなためここが限界。 前の2グループには分けと勝ちなため 銀盤>チョコボ>ノバ=まさし 電車でバトル 線路からスタートとして大きさ的に相手が一回で倒せるかどうかとする。倒せなかったら逃亡とみなし負けとなる。 トラックは実際に突っ込んだら壊れてしまうため勝てる。飛行可能は負け扱いとする。 その結果、全力ウサギで敗北。それ以上は無理。 全力ウサギ>電車でバトル>ムダヅモ無き改革 ランニング・ハイ 超ダッシュ可能で熊ぐらいならおさえられないだろうし衝突で勝てる。 車よりは下なのではじめの一歩には負け。物理無効やトラックを押さえられるのがいる地獄少女にも敗北。 ぼのぼのには物理攻撃可能なので勝てる。 地獄少女=はじめの一歩>ランニング・ハイ>ぼのぼの 爆走マウンテンバイカーズ 車よりは上。THE 逃走ハイウェイの車たちには速さで負ける。天球儀は引き分け。サザエさんには勝てるため 逃走=天球儀>爆走>サザエ ザ・トライアスロン 超高速突撃で恐竜を貫ける。飛行可能なので飛行機も倒せる。爆弾にはおそらく突撃した瞬間に当たって自爆するのが落ちなので無理。 そのため、ウサビッチは倒せない。物理攻撃不可能なBJも倒せない。 虫程度なら速さ的に巨大でも貫けるのでかまいたちの夜2には勝てる。 ウサビッチ=BJ>アスロン>かまいたち
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/814.html
この記事では『電車でGO!2 高速編』『電車でGO!2 3000番台』のアーケード版および据置機・パソコン移植版、ならびにこれらのリメイク作品である『電車でGO!64』『電車でGO!2』を取り扱います。 ゲームボーイカラー・ワンダースワンへの移植版については「電車でGO! (WS/GBC)」をご覧ください。 『電車でGO!!』に収録された復刻版については「電車でGO! 復刻版」をご覧ください。 電車でGO!2 高速編 電車でGO!2 高速編 3000番台 概要 タイトルについて 前作からの追加・変更点 収録路線・ダイヤ 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 電車でGO!2 高速編 (Win) 電車でGO!2 高速編 3000番台 (DC/Win) 電車でGO!64 概要(CS) 独自路線(64のみ) 評価点(CS) 問題点(CS) 総評(CS) 電車でGO!2 概要(PS) 追加路線(PS) 評価点(PS) 問題点(PS) 総評(PS) 余談(PS) 電車でGO!2 高速編 【でんしゃでごーつー こうそくへん】 電車でGO!2 高速編 3000番台 【でんしゃでごーつー こうそくへん さんぜんばんだい】 ジャンル 電車運転シミュレーション 対応機種 アーケード 使用基板 JCシステム 発売・開発元 タイトー 稼動開始日 量産車 1998年3月 3000番台 1998年9月 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 快速や特急主体の作品唯一の三セク路線収録作初見殺し要素大量発生 電車でGO!シリーズリンク こんどは 新 (こ) 幹 (ま) 線 (ち)だ。 概要 『電車でGO!』の直接的な続編作品。正式タイトルは『電車でGO!2 高速編』であるが、タイトル画面に『量産車』の副題表記がある。この部分はロケテスト版では『量産先行車(*1)』となっており、正式リリース版であることを示すものである。以下、無印版については 『量産車』と表記する。 サブタイトルの「高速編」は、運転する列車が快速や特急主体なのが由来である。 これは、前作で「停車ができずすぐゲームオーバーになる」といった問題が浮き彫りになったことから、通過運転を中心に据えることで停車が苦手なプレイヤーにもプレイ時間を提供できるようにするためであり、「ダイヤに沿って駅を通過すること」がゲーム内容の多くを占めることになった。 後に、路線を増やしたバージョンアップ版『電車でGO!2 高速編 3000番台』(以下「3000番台」)も制作されている。ちなみに『EX』や『3 ダイヤ改正』とは違い、『3000番台』の筐体は無印版と明らかに違うカラーリングとなっており判別は容易である。 新規路線として「東海道線」(大阪〜神戸)が収録されたほか、初代で収録された「山手線」「京浜東北線」が逆方向となる「外回り」「北行き」で追加された。それ以外の既存路線でも、延伸や列車の追加が行われた。 タイトルについて 後述する移植作も絡み、『電車でGO!2』関連はタイトルの関係性が非常にややこしいことになっている。シリーズリンクでも一部述べているが、以下の通りの関係となっている。 電車でGO!2 高速編(AC/Win)…大元の作品。別名『量産車』 電車でGO!2 高速編 3000番台(AC/DC/Win)…『量産車』のバージョンアップ版 電車でGO!64(N64)…『3000番台』のアレンジ版 電車でGO!2(PS/WS/GBC)…『量産車』のアレンジ版 つまり『64』は『3000番台』の追加要素を反映したアレンジ移植であり、PSで発売された『2』は『量産車』のアレンジ移植(『3000番台』の要素は反映せず)となっている。 このため単に『2』や『高速編』と表記するとどのバージョンのことなのか紛らわしいので注意が必要である(先述の通り、本記事では大元の作品を『量産車』と表記する)。 前作からの追加・変更点 基本的なルールは前作と変わらないが、以下のルールが追加・変更されている。 駅通過の重要性が増したことから「定通」の概念が追加。通過予定時刻ちょうどに駅を通過すると残り時間が加算される。 デッドセクションや信号場など走行中のイベントが増えた。 駅停車時の減点項目であった「駅進入速度超過」が廃止され、停止位置に止まれさえすれば駅進入時の速度は問われなくなった(*2)。 代わりに初級以外のダイヤでは「非常制動停車」が追加。前作では低速域なら非常ブレーキを使用して停車しても問題なかったが、本作以後は停車時に非常ブレーキを使用した場合でも減点の対象となった。 残り時間が走行距離(スコア)に反映されるようになり、ハイスコア競争が強化された。 プロフェッショナルモードが追加。ゲーム中スタートボタンを押すと、通過点・停止位置までの距離を隠してプレイできる。 ボーナスゲームが前作の貨物駅での貨車の連結から、信越本線横川駅での連結となった。 これは、EF63形電気機関車を補助機関車として使用していた横川~軽井沢間が廃止となり、横川駅での連結作業が見られなくなるためそれを惜しんで導入したという。攻略本でもわざわざ1ページ使ってまでEF63の記事を書いていた辺り、スタッフも力を入れていたのだろう。 速度制限の数が増加した。 前作では山陰本線と東海道本線の各1か所および山手線の徐行標識だけだったが、本作では速度制限区間がどの路線でも最低1か所は設置されている。 ただしこの速度制限標識が新たな問題を発生させてしまった(後述)。 運転評価の採点対象が変わり、前作よりはわかりやすくなった。 ダイヤの正確さ 停車駅と通過駅でいかに規定時刻に合わせられたか評価される。「優」判定を取る際、1度だけ1秒早着or遅れが許容される。 ブレーキ(乗り心地) ブレーキを丁寧に扱えていたか評価される。B8を使用した場合は当然減点され、低速時に強めのブレーキを掛けるとこれまた減点される。 停止位置の正確さ 停止位置にに合わせられたか評価される。 信号・標識を守る 信号や標識の指示に従えていたかで評価が変わる。1度でも無視すれば「優」は取れなくなってしまう。 安全性への配慮 各ダイヤで設定された、ゲーム中では確認できない最高速度から95%以上の速度を出せば減点。 収録路線・ダイヤ 『量産車』では3路線が収録されており、各路線に5つのダイヤが用意されている。 難易度表記は前作にある級位に加え、5段階の●による表記も加わり細分化された。級位自体も前作の「初級」「上級」だけでなく「中級」と「特級」が追加されている。 隠し路線を出現させる方法は手間が掛かるもので、 警笛ペダルとスタートボタンを同時入力しながらクレジットを投入 スタートボタンを押すよう促す画面が表示されたら、ブレーキレバーを「非常」の「非」と「常」の間に合わせ、マスコンを3にしてスタートボタンを押す 画面が切り替わった後はマスコンを5に入れっ放しにして選択時間ギリギリまで待つと出現し、強制的に選択される というものとなっている。 + 『量産車』から収録されている路線 「ほくほく線」上り 直江津→六日町 シリーズ初にして唯一の第三セクター鉄道(*3)。国内屈指の高規格路線であり、ローカル線にもかかわらず普通列車でも100km/hを超えるスピードを出す。山間部で高速化を実現するために、走行区間の大半が長大トンネルというのも大きな特徴である。 本作のほくほく線は知名度ではなくスタッフの趣味で入れられている。開発段階ではさらに越後湯沢(*4)まで制作されていたものの、何らかの事情で開発を打ち切らざるを得なくなったため、六日町までというやや中途半端な終わり方になってしまったとのこと。この六日町~越後湯沢間は、後の『プロフェッショナル仕様』で日の目を見ることとなる。 難易度4のほうの快速は本作でもかなり難しい部類に入るが、一定条件を満たせば途中の信号場で列車交換のイベントが楽しめる。 特急はくたか(681系)が収録されているが、AC版『量産車』では隠し路線。家庭用および『3000番台』では最初から選択が可能。 また、『3000番台』では485系のはくたかも収録されており、ブレーキを使うことでJR東日本所属車とJR西日本所属車を選べる(Win版ではそれぞれ別に収録。『64』ではJR西日本車が最初から登場し、JR東日本車は隠しダイヤになっている)。 「秋田新幹線」 上り 秋田→大曲(以下「奥羽こまち」と表記) 宣伝でもセールスポイントとして全面的に紹介されたシリーズ初の新幹線…ではあるが、この区間は正式には在来線(奥羽本線)。いわゆる「ミニ新幹線」として在来線規格の線路を走行している区間である。 計画段階で新幹線の路線を入れることは決まっており、当初は山形新幹線「つばさ」が収録される予定だった。しかし本作の開発時には秋田新幹線の開業があったため、話題性を鑑みて変更になったという。 秋田駅を出ると、終点の大曲駅まで一つも停車駅が無い、史上初のノンストップダイヤ。まさしく本作を象徴するような路線である。簡単そうに思えるが、在来線規格のため速度制限が多く設定されており、実際の難易度は中々のものである。 難易度5版は最初から雪が降るほか、大曲で定位置に停車成功すると、隠し路線でフル規格の新幹線「東北新幹線」を盛岡→新花巻の一駅間だけプレイできる。 「京浜東北線」北行 品川→上野 前作にも登場した京浜東北線だが、今度は快速運転で品川から北行きで上野へ向かう。 開発当初は各駅停車で制作していたが、「高速編」のテーマに合わないことから快速に変更された経緯がある。時刻表示が昼の時間帯なのに背景が夕暮れ時なのはこの名残(*5)。 + 『3000番台』で追加された路線 「秋田新幹線」上り 大曲→盛岡(以下「田沢湖こまち」と表記) 奥羽こまちの続き。こちらも新幹線車両ではあるが、在来線(田沢湖線)と共通の線路を走って盛岡を目指す。 この区間の停車パターンには「ノンストップ」「角館・田沢湖に停車」「角館・田沢湖・雫石に停車」の3つがあるが、本作では「ノンストップ」を除いた2つから選択できる。基本的にはランダムだが、路線選択の際にブレーキを使い自分で選べる。なおWin版ではそれぞれが別に「雫石通過」「雫石停車」として収録されている。 2ダイヤの見分け方として、車両紹介で使用される区間がある。在来線区間(北大曲~羽後四ツ屋?)を走っていれば雫石停車、新幹線区間を走っていれば雫石通過となる。 ノーコンティニューで盛岡に到着し、GOOD以上を決めた場合にのみ、やまびこ号と連結ができる。車両はE2系・200系のいずれか。なお、連結後の東北新幹線は運転できない。 「秋田新幹線・東北新幹線」上り 秋田→新花巻(以下「直通こまち」と表記) 隠し路線(Win版では最初から選択が可能)。関西路線の下に出現するもう一つの東北路線に収録されており、AC版では先述のコマンドにより出現する。 ダイヤは4つ表示されているが中身は全て同じであり、Win版では1つクリアすれば4つ全部に星が付く。なお全て雫石停車ダイヤである。 奥羽こまちと田沢湖こまちにボーナスゲームの東北新幹線を合わせたものであるが、3000番台のこまちと同条件で連結ゲームをプレイし、かつ連結に成功した場合にのみ新花巻まで運転可能。ただし盛岡で終了となった場合でもクリア扱いにはなる。 「奥羽本線」上り 秋田→大曲 奥羽こまちと同じルートだが、一部区間を除き並行している在来線専用の線路を走行する。 「田沢湖線」上り 田沢湖→盛岡 田沢湖こまちと同じルート。奥羽本線と違い線路は新幹線と共用のため、盛岡駅手前までは同じ場所を走る。盛岡駅では田沢湖線ホームへと入線する。 最初の区間には信号場があるが、一つ目の志度内信号場で列車交換イベントが必ず発生する。交換相手はE3系と、なぜか標準軌区間を走る701系0番台のいずれかで、信号場内の停止位置で変化する。 「京浜東北線」北行 横浜→品川(→上野) 前作の区間を逆向きに走る。やっぱり15時台で夕焼けを拝める。 品川まで全駅GREATまたは1駅のみGOOD・他をGREATを達成すると、品川でボーナスゲームがあり、その後上野まで延長運転が可能となっている。 Win版では品川までのダイヤと延長運転するダイヤが分かれており、後者を選択した場合は成績にかかわらず延長運転ができる。 「山手線」外回り 東京→新宿 途中までは前作の逆向きを走る。渋谷以遠はシリーズ初登場となる。 上級路線ではあるが、減点秒数などは中級に近い。 「東海道線」下り 大阪→神戸 前作の続きとなる路線で、一般的に「JR神戸線」と呼称される区間を運転する。 普通と快速の2種別が2ダイヤずつ、計4ダイヤが収録されている。車両は普通が207系と201系、快速が223系と221系。205系は対向列車として登場。 JR西日本特有のあのミュージックホーンは、残念ながら本作では再現されていない。 対向列車に寝台特急がいたり、新快速と並走したりと見どころの多いダイヤ。 201系はブレーキ性能が悪い上に天候変化も発生するため、ダイヤは207系と同じでありながらシビア。 + 収録ダイヤ一覧 最初から選択できるダイヤ 初出 路線名 難易度 等級 種別 車両 区間 備考 北陸路線 量産車 ほくほく線 ● 初級 快速 HK100形 直江津→うらがわら ●●●● 上級 直江津→六日町 ●●●●● 特級 特急はくたか 681系 AC版『量産車』のみ隠しダイヤ 3000番台 ●● 中級 485系 AC版のみブレーキ位置で車両選択 東北路線 量産車 秋田新幹線 ●● 中級 こまち E3系 秋田→大曲 ●●●●● 特級 条件を満たせば盛岡→新花巻が運転可能 3000番台 ●● 中級 大曲→盛岡 AC版のみブレーキ位置で雫石停車か選択 奥羽本線 ●●● 中級 普通 701系 秋田→大曲 田沢湖線 ●●● 中級 普通 701系 田沢湖→盛岡 関東路線 量産車 京浜東北線 ●●● 中級 快速 209系 品川→上野 3000番台 横浜→品川 条件を満たせば品川→上野が運転可能 山手線 ●●●● 上級 普通 205系 東京→新宿 関西路線 3000番台 東海道線 ●●● 中級 普通 207系 大阪→神戸 快速 223系 ●●●● 上級 普通 201系 快速 221系 隠しダイヤ 3000番台 秋田新幹線 ●●●●● 特級 こまち E3系 秋田→盛岡 条件を満たせば盛岡→新花巻が運転可能 評価点 初心者や慣れない人に対しての配慮が増えた 初級ダイヤにおいて、鉄ちゃんによる一通りの説明を、タイミングに合わせて表示されるようになった。 「ここで○○の操作をして」「制限速度や信号に差し掛かる前に○○km/hまで落として」「駅に近付いたのでこの辺りからブレーキ操作を開始して」といった感じに表示され、前作よりは解説がわかりやすくなっている。これにより「どこでどのような操作をしなければいけないのか」といった部分をある程度は教えてもらえるようになった。 通過駅が設定されている快速や特急が主体になった。 後述の通り速度制限による難しさはあるが、スタート時の持ち時間が前作から目に見えて増えているため、少なくとも前作での「停車に失敗してあっという間にゲームオーバー」という結末はまずなくなっている。 収録路線 3Dポリゴンで描かれた沿線風景の再現度は高く、可能な限り再現されている。じっくり見る余裕がないのが悔やまれるほど。 3Dポリゴンが貧弱なJCシステムボードだが、前作と違い地方路線が多く、逆に綺麗ではないポリゴンパーツやテクスチャーのおかげで田舎っぽい風景にマッチしている。都会の路線は相変わらずの「急に現れるビル」等、貧弱ボードの公開処刑状態だが。 ダイヤが前作から大幅に増加。同じ路線でもそれぞれで違う楽しみを提供することが可能に。 前述の通りシリーズ初にして唯一の第三セクター線である「北越急行ほくほく線」が収録されている。高規格路線を高速で走る列車が運転できるのは、まさしく「高速編」と言うサブタイトルにぴったり。 3000番台では新路線の追加に加えて既存路線のダイヤが更に増量され、ボリュームはACでも屈指のものに。 賛否両論点 相変わらずの棒読みボイス 本作でも運転手や車掌のアナウンスなどはスタッフが担当しており、相変わらずの棒読み演技である。その上音量も小さく聞き取りづらい。やはり気にする人は気にしてしまうだろう。 問題点 新たに発生してしまった初見殺し要素 ほくほく線や秋田新幹線では速度制限標識があちこちに設置された関係上「いきなり速度制限が表示され、減速が間に合わず減点→ゲームオーバー」というコンボによる初見殺し箇所が続出してしまった。これは開始時の持ち時間30秒に対して速度超過の減点が15秒と非常に多いためである。基本速度が100km/hオーバーなので、普通に走っていてはまず減速は間に合わない。 そもそもの問題点として、ポリゴン数の関係か速度制限の開始位置がわからないというものがある。そのためどこまでに減速すればいいのかがノーヒント。一応、制限予告が出る位置から速度制限位置までの距離は難易度ごとに一定であるが、最も緩いダイヤであっても常用最大(8)から間に合わないケースが少なくない。そのため当該2路線ではどんなに上手なプレイヤーでも事前に攻略法を知らないとクリアすることはまず不可能。速度制限の位置は難易度ごと共通であるため、低難度ダイヤを利用して予習することはできなくもないが、それとて完走は容易ではない。 何よりの問題は、そういった事象に対するアドバイスも事前説明も全くないことである。先述のアドバイスはあくまで「初級路線において基本を教える」「大まかな目安」であり、細かな制限速度等に関してはやはりノーヒント。しかも最初に出る目安速度はJR線区間に合わせているため、犀潟より先で同じ速度を出していると確実に遅延するという罠が存在する。 さらに停車に至っては一切の案内が無くなり、むしろ前作より悪化してしまっている。 実際の運転では事前に線路図表をよく覚えておいたり、運転時刻表に速度制限の注釈等が書かれていたりと習熟のための予備知識があるわけだが、このゲームにそんなものはない。開始直後に言われた速度の目安通りに走っていたらペナルティ、というコンボはいくらなんでも理不尽である。 この仕様から「おおむね10秒遅れていて遅れ回復できる見込みが無い区間なら減点覚悟で速度制限を無視して回復運転した方がクリアに近い」という現実の鉄道員からすれば青ざめること間違いない価値観がこのゲームでは常識となってしまっている。 相変わらず存在する現実との理不尽な乖離 ほくほく線は分岐に一線スルー方式を採用しており、駅や信号場を通過する場合は、方向関係無く必ず速度制限の掛からない本線側を通過するのだが、本作の快速は、虫川大杉駅と各信号場でわざわざ速度制限の掛かる副本線側を通過している。初見プレイヤーに対して制限速度で引っ掛ける形でインカムを底上げしようとするために、わざわざ副本線を走行させるルートを意図的に組み込んだものと思われるが、現実と乖離させてまで難易度を無理矢理上げて良い理由にならないのは当然である。 ちなみにゲーム中で通過駅となっている虫川大杉駅は現在は快速停車駅となっているが、開業当初の1997年は同駅を通過していた。 特急はくたかで早着時に高速進行信号からいきなり減速信号が現示される場合がある。はくたかでは140km/h超の高速運転をするため減速が間に合わず、速度超過による大幅なペナルティで一発ゲームオーバーの恐れがある。そもそも現実の鉄道路線で高速進行信号が導入されているのはこのように高速運転中にいきなり減速信号が現示され減速が間に合わない事態を避けるため(高速進行→進行→減速と段階的に減速させる)なのに、このゲームの高速進行は進行と意味が変わらないただの飾りになってしまっている。 しかし、実際の田沢湖線の田沢湖~赤渕は峠越えの難所でありトンネルを除き急カーブが続くため、こまちでも60km/hという厳しい速度制限(最も低い箇所は55km/h)を受ける箇所が複数ある。実際にゲーム通りのスピードで走ったら脱線しかねない。 ハイスコアと100点満点を両立できない路線がある 該当するのは難易度5の奥羽こまち。刈和野~神宮寺のダイヤが非常に厳しく、普通に運転していては定刻通りに神宮寺駅を通過できない。定時に通過するには設計最高速度である134km/hに至るまで延々と力行を続けなければならないのだが、128km/h以上の速度を出すと「安全への配慮」で減点されてしまう。この問題点は同路線が再録されている『プロフェッショナル仕様』でも残留してしまっている。 一応「1秒早着×1回のみ」または「1秒遅れ×1回のみ」であれば「ダイヤの正確さ」は満点となる。その為刈和野駅を定時かつ127.5km/h以上で通過、その後もその速度を維持して神宮寺駅での遅れを1秒以内に抑え、大曲で定時停車すれば、「ダイヤの正確さ」と「安全への配慮」の両方で満点を出せる。但し定通ボーナスが切られるためスコアを犠牲にしなければならない点がネックである。 一方でボーナス路線である東北新幹線やまびこ号はダイヤにゆとりがあり、ATCの指示通りに運転すると早着しやすいので、攻略本ではATCの指示速度より5-10km/hぐらい下げて運転することが推奨されていた。 インカム周りの弊害 高速編にふさわしい長時間ダイヤや、快速・特急の通過等のシチュエーションに重点を置いたことにより、回転率が上がるかと思われていたが、実際にはプレー時間がそれなりに伸びてしまい、ゲーム面での回転率が前作より減ってしまった。直営店では毎日インカムを取って売上を見ていたが、上手い人が増えれば増えるほど前作よりプレー時間が伸びてしまった結果インカムが伸びずに、直営店も含めて中小規模の店舗にまわされる事態が多発した。 プレイヤーからしても悪い点にしか見えないのだが、これが皮肉にも「新作ゲームが中小規模の店舗にすぐまわる」と結果的に店舗間の回転が良くなり、ロケーション全体の回転率に関しては若干改善したとも言える。もちろん全体から見れば回転率が悪いことに変わりはないだが。 なお、この時期のタイトー大型筐体ゲームは、バイクゲームなのに5周8セットの『WGP』を筆頭に、やたらテンポの悪い『パワーショベルに乗ろう!』、ランディングシミュレーターなのに8~10セットもやらせる『ランディングギア』『ランディングハイジャパン』等、1プレー時間が他社より無駄に長い物が多く、対照的にプレー時間が短くてもプレイヤーが満足する回転率が高かったゲームは、『サイドバイサイド』のような周回数固定のレースゲームか、5面まで突っ走って各面時間延長の無い『ナイトストライカー』くらいしか無かった。 総評 「停車」という基本でありながらゲーム中でも屈指の難しさを誇る動作を、快速や特急列車中心に収録する事でなるべく減らしつつかつ運転する楽しさを提供しようとする意識が見える作品である。 しかし、新たに本格的に追加された「制限速度」に対しての考慮がなされていない、初見殺しど真ん中な仕様でやはり全体的な難易度は据え置きのままであり、当初の目的が果たせたとは言い難い。 この問題はPSオリジナル作品である『プロフェッショナル仕様』での「ナビゲーションシステム」の採用である程度解決するが、この時点でそれくらいの措置が施されていれば…と感じるばかりである。 2019年9月25日に『電車でGO!!』にて『3000番台』の『復刻版』が同時収録されたが、北越急行ほくほく線と一部長時間プレーに繋がるダイヤが収録されていないため、求めるものによってプレーしたい方を選ぼう。 余談 前作にあった警笛過多のペナルティ(*6)がなぜか無くなっており、何度鳴らしても減点されない。隠し警笛ボーナスを確実に獲得するため、隠し警笛ポイント手前で警笛ペダルを連打する攻略法がある。 『3000番台』で追加された路線の殆どは『量産車』の開発途中で没になった路線であった。その為Windows版にはその没データを呼び出すことが可能となっている。 『3000番台』稼動開始前にはタイトー主催の全国大会が行われた。東京で行われた決勝では、リリース直前の『3000番台』が使用され、それに収録されている『山手線外回り』の一部区間が競技の対象となった。 踏切事故イベントのトラックの積荷は、本作の筐体である。 電車でGO!2 高速編 (Win) 【でんしゃでごーつー こうそくへん】 電車でGO!2 高速編 3000番台 (DC/Win) 【でんしゃでごーつー こうそくへん さんぜんばんだい】 ジャンル 電車運転シミュレーション DC版Win版無印Win版3000番台 対応機種 ドリームキャストWindows 発売元 DC タイトー Win アンバランス 開発元 タイトー 発売日 Win量産車 1999年3月18日 DC 2000年1月20日 Win3000番台 2000年4月28日 定価 DC 6,380円 Win 9,680円 廉価版 Win量産車 新価格版2000年1月20日/3,980円 爆発的1480シリーズ2002年4月19日/1,480円 Win3000番台 新価格版2001年10月19日/3,980円 爆発的1480シリーズ2004年2月20日/1,480円 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 移植度はかなり高いだがおまけ要素もなし 備考 無印版はWinのみ 電車でGO!64 【でんしゃでごーろくよん】 ジャンル 電車運転士ゲーム 対応機種 ニンテンドウ64 発売・開発元 タイトー 発売日 1999年7月30日 定価 7,480円 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 2本しかないVRS対応ソフトの一つ新幹線単独プレイが可能一部サウンドに変更あり 概要(CS) 前作の人気もあってか本作も移植された。 追加要素の存在もあってか移植作はほとんどが『3000番台』相当で、無印版の移植作はWindows版のみとなっている。 独自路線(64のみ) 「東北新幹線」上り 盛岡→新花巻 『64』にのみ存在する隠し路線。難易度は●●●●●。条件を満たせば直通こまちのある東北路線の中に追加される。おまけ的な存在だった東北新幹線区間だけが運転できるダイヤで、車両は200系・E2系・E3系から選択できる。 評価点(CS) 共通の評価点 今回も高いレベルでしっかり移植されており、ACと大差無いプレー環境を構築できている。やはり「移植の質」という部分で見れば、グラフィックがACを上回る程に出力できるWindows版が一番だろう。 N64版独自の評価点 僅か2本しかない音声認識システム(VRS)対応ソフトの一つである。これ以外でVRSに対応しているソフトは『ピカチュウげんきでちゅう』だけである。画面上に出てくる運転士のセリフの一部(「出発進行」「制限45」など)を喚呼することで持ち時間を1秒獲得できる。 成功すればかなりゲームの進行が楽になる。強制されないので従来通りのプレーも可能。 入門編なるチュートリアルが追加された。まだ不親切な点も散見されるが、これだけでもハードルがどれだけ下がったことやら。 東北新幹線の運転は目玉要素でありながらプレイには手間がかかる仕様だったが、独立したダイヤとして収録されたため楽にプレイできるようになった。 DC版独自の評価点 AC版『3000番台』を忠実に移植しており、OPもAC版とほぼ同じものが使用されている(*7)。隠し路線も最初から解放されており、出力ケーブルの種類によってはAC版とほぼ同じグラフィック・解像度でプレイすることが可能。 Win版独自の評価点 前述の通りAC版を上回る解像度で表示が可能。隠し警笛ポイントの動物などを確認しやすくなった。 『3000番台』ではDC同様隠し路線が最初から解放されている他、自分のプレイを保存できるリプレイ機能を搭載。リプレイ機能は後に初代や量産車にも搭載された。 問題点(CS) 共通の問題点 AC版にあった初見殺しの問題点が全く解決できておらず、「いきなり現れた速度制限に対処できずにゲームオーバー」になる光景が各所で繰り返されることに。事前に攻略法を知らなければクリアはまず不可能である。 停車駅が1駅しかない秋田新幹線中級(秋田→大曲)で大曲駅を0mではなく0cm停車しなければ100点獲得できなくなった。 PS、64版は他の移植版同様に残り距離の表記をcm単位にすることも可能だが、0cm停車を狙って出すことは初心者どころか上級者ですら至難の業。100点獲得は神業の域である。 前述のアーケード版では0m停車(誤差49cm以内)でも100点可能だったため、見方によっては移植による改悪である。 アスペクトから発売されたPS版『電車でGO!2』の攻略本71ページには、「秋田中級は0cm停車しないと100点獲得できない」と記載されていたので、この仕様変更はPS版からだと思われる。 N64版独自の問題点 音楽が全て内蔵音源による再生となっている。音質が良いとは言えず、気になる人は気になってしまう。特にオープニングがその影響で簡素化されてしまっている点は頂けない。 DC版・Win版独自の問題点 後の『プロフェッショナル仕様』同様入門モードが収録されておらず、資料館などのおまけ要素も皆無で、文字通りのただの「移植作」となってしまっている。 総評(CS) 入門編やPS版独自の追加要素など、移植として見るのならばかなり高いレベルで移植されており、ここだけ見れば良移植の部類に入る。 しかし、AC版で問題になっていた制限速度による初見殺しの類が全く解決できていない点は、単独のゲームとして見るのならばやはり問題であると言わざるを得ない。 追加要素や移植の質としては非常に魅力的であることは間違いないのだが、初心者向けの措置が中途半端でなければまだ評価は違っていたのかもしれない。 電車でGO!2 【でんしゃでごーつー】 ジャンル シミュレーター 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 タイトー 発売日 1999年3月18日 価格 5,800円(税抜) 廉価版 PlayStation the Best2000年7月27日/2,800円(税抜) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 複数の独自追加路線UI・声優は後発作品準拠 概要(PS) 「高速編」のPS版…であるが、移植どころかUIも声優も違う別物と言うべき作品。ナビゲーションが無い以外は『プロフェッショナル仕様』及び『名古屋鉄道編』と同一のシステムとなっている。 「電車でGO!コントローラー」が同梱されたプレミアムパックや、専用の「ワンハンドルタイプコントローラー」も同日発売された。 追加路線(PS) 括弧内は難易度である。 「大阪環状線」内回り 大阪→天王寺 名前のとおり大阪をめぐる環状線。背景に大阪ドームや旧フェスティバルゲートといった大阪の名物建造物を再現。意外と対向列車のバリエーションが豊富なのも特徴で、都市路線ながら見どころが多い路線である。 難易度3の普通と、難易度5の関空快速の2ダイヤを収録。 「鹿児島本線」上り 博多→小倉 個性的な車両デザインで定評があるJR九州からシリーズ初の路線。対向列車にも注目。 折尾→小倉を運転する快速(難易度4)と、博多→小倉を運転する特急ソニック(難易度5)を収録。ただしサウンドテストには博多→折尾間の快速停車駅の案内ボイスがボツ音声として収録されている。 評価点(PS) 2つの独自追加路線があるほか、写真集やムービー等のおまけ要素も前作以上に多彩に。 乗務員や男性客の声は、声優や車掌のものまねを得意とする芸人立川真司氏を起用。従来よりも明らかに意識した熱演となっており、雰囲気抜群。鉄ちゃんや女性客の声もプロの声優である中山真奈美氏(*8)が担当しており、こちらの評価も上々。 また、首都圏の発車メロディーがちゃんと再現されているのも雰囲気を高めている。初代では架空のメロディが、高速編では大井町を除き(*9)発車ベルが流れていた。 更に、ZUNTATAによるテーマソング「LOVE特急こまち」は、ファンからはシリーズ屈指の名曲との評価が現在でも続いている。 前作と同様チュートリアルである「入門編モード」を収録している。 問題点(PS) 上述の通り2路線が『量産車』から追加された一方、『3000番台』で追加された路線・ダイヤが一切収録されていない。 完全新規の路線はまだしも、既収録路線で追加された485系はくたかや701系普通などは収録してほしかったとの声が多かった。 当初の予定では「前作でカットされた隠し路線やEXバージョン路線を収録」「時刻表モードの採用で様々な列車を運転可能」(*10)の予定だったが、間に合わなかったのかいずれも反映されていない。なお上記の3つは次作『プロフェッショナル仕様』ですべて実装されている。 CSオリジナル路線は速度制限予告が表示される距離が短い・ブレーキの性能が低いため難易度が高い。 総評(PS) 棒読みボイスからの脱却を計ったいわばモデルチェンジ作品であったが、数々の追加要素が評価され、売上げは50万本と上々であった。『3000番台』の追加要素が無かったのは残念であったが、本作から変更されたシステムは2作品にわたって受け継がれた。 余談(PS) 当初は1998年12月に発売予定だったが、諸般の事情により延期された。 前作に続き、PS版を基にしたワンダースワン版・ゲームボーイカラー版が存在する。さらに本作のみ、ネオジオポケットカラーにも移植されている。