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京太郎「はぁ……」ショボリーン 初美「どうしたんですかー京太郎君。浮かない顔して」テトテト 京太郎「あ、はっちゃん先輩」 初美「悩み事なら、相談に乗りますよー?」 京太郎「相談……そうですね。一人で悩んでても仕方ないですし、相談に乗ってもらっていいですか?」 初美「先輩にお任せですよー!なんてったって先輩ですから!」 京太郎「実は、俺……好きな人ができてしまったんです」 初美「ほうほう。京太郎君も恋を知る歳ですかー時が経つのは早いですねー」 初美「それで、誰が好きなんですかー」 京太郎「それが、わからないんです」 初美「はい?どういうことですかー?」 京太郎「順序立てて説明するとですね」 初美「ふんふむ」 京太郎「先日、俺が河川敷で一人でフリスビーをしてた時の話なんですが、」 初美「ちゃっと待って」 京太郎「え?ちょっともう何?ここからがいいところなんですけど」 初美「なんで、一人でフリスビーしてたんですか?っていうかフリスビーって一人で出来るものなんですか?」 京太郎「出来ますよそりゃ」 初美「どうやるんですかー?」 京太郎「まず、こう普通にフリスビーを投げるでしょう?」 初美「ふんふむふん」 京太郎「で、それを自ら全力で追いかける!そしてそれをキャッチ!」 京太郎「まぁ、一回も取れたことないんですけどね」 初美「それ、楽しいんですかー?」 京太郎「楽しいとか、楽しくないとかじゃないんですよ」 京太郎「これを取れたら、なにか…………乗り越えられる気がするんですよ」ヒュン 初美「え、なんですか今のジェスチャー。なに投げたんですか?」 京太郎「そんなある日、俺がヒトフリに疲れて円盤投げ半身像の物真似をしてた時」 初美「ヒトカラみたいに言うのやめやがれですよ」 京太郎「いとも見目麗しき可憐なお嬢さんが『もし、もし。そこのお方、よろしければわたくしがお相手を務めましょうか』」 京太郎「こう話しかけてきてくれたんですよ」 初美「世の中変わり者、っと言うか怖いもの知らずはいるものですねー」 京太郎「その姿はまさに夕闇に咲いた一輪の野花……」 初美「なに言っちゃってんでしょうねこの人」 京太郎「ああ、もう一度あの人に会いたい!」 初美「なんでその時きちんと名前を聞かなかったんですかー?」 京太郎「人間、テンパッちゃうことってあるじゃないですか」 初美「京太郎君は大体ノーテンだと思いますけどね」 カララ 霞「あら、2人ともここにいたの?」 初美「霞ちゃん」 京太郎「霞先輩、お邪魔してます」 初美「私たちに御用ですかー?」 霞「ええ、いい機会だから京太郎君に明星ちゃんを紹介しておこうと思って」 京太郎「アキ・セチャン?」 初美「突っ込んでほしかったら100円払いやがれですよ」 霞「明星ちゃんいらっしゃい」 明星「……」ソワソワ 霞「こちら、私の妹の石戸明星ちゃん」 京太郎「あなたはっ!?」 明星「え、あの時のフリスビーの方?」 初美「なんと!円盤皇女は明星ちゃんだったんですかー」 霞「あらぁ、2人とも知り合いだったのかしら」 京太郎「一目見た時から好きでした!僕の伴侶になってください!」 霞「え」 明星「え、ええっとその///」 明星「まだ、お互いのことよく知りませんし、その……お友達からということなら」 京太郎「恋人、結婚という段階を前提にお友達になってください!」 明星「はい///」 霞「」 初美「開いた口が塞がらないですよー」 カン! 後日、霧島神社に雷が落ちた。比喩ではなく本物の。 京太郎「なんか、来たら社務所が崩壊してるんですけどなんすかこれ?」 初美「あ、京太郎君」 京太郎「はっちゃん先輩チューッス!(舎弟風)」 京太郎「なんか、ここすごいぶっ壊れてるんですけどなんすかこれ?」 初美「順序立てて説明するとですねー」 京太郎「ふんふむ」 初美「先日、京太郎君が明星ちゃんと交際することになったじゃないですか」 京太郎「HAHAHA!照れますな!」 初美「それを知った姫様に神様が降りてきちゃいまして」 京太郎「え」 天空に暗雲。光線によって電子の流れが指定される。電位差が空気の絶縁限界値を超える。気体から電子が放出されて陽イオンが発生。 電子とは逆方向に向かった陽イオンはさらに別の分子に激突し電子を遊離させる。遊離した電子はさらに陽イオンと、連続的な放電現象を呼ぶ。 凄まじい稲光と轟音。 熱せられた空気が急激に膨張して真空を生み出し、また周囲から再び冷たい空気は流れたときの振動によって雷鳴の音を生み出す。衝撃波に遅れて白煙が満ちる。 京太郎「なんじゃこりゃ」 初美「自然の雷は1から10億ボルト。放熱量は数万から数十万アンペア。電気量だと平均900ギガワット。つまり発生しても0,0001秒程度なんですよ」 初美「けど、神様の力でこの放射時間を延ばすと圧倒的な雷。短い時間でも2万から3万度の高温になって、さらに全力で放てば霧島神境くらい一瞬で吹き飛びますよー」 京太郎「天を操る。まさに神の所業ですね」 初美「京太郎君」 京太郎「はい?」 初美「がんばって」 京太郎「なんてこったい」 もいっこカン!
https://w.atwiki.jp/ionicliquid09/pages/13.html
イオン液体関連の総合サイト ALL AROUND IONIC LIQUIDS (AAILS)イオン液体に関する情報を集めたポータルサイト。2008年からChina Ionic Liquid Laboratory (CHILL)が運営している。コンテンツはまだ完全ではないが、このようなサイトはイオン液体に関しては初めてではないか。 ILThermoNISTが運営しているイオン液体の熱力学的パラメータや輸送特性についてのデータベース。 イオン液体 at Wikiこのサイト。イオン液体関係情報の収集を目的に2009年に立ち上げ。 学会・研究会・プロジェクトなど 電気化学会溶融塩委員会 イオン液体研究会 文部科学省(特定領域研究)イオン液体 メーカー Merck[FAP]-などのアニオンを持つILも取り扱っている Aldrichイオン液体のページ 東京化成 関東化学 日本合成 Iolitec 海外研究グループ Queen’s University Ionic Liquid Laboratories (QUILL) China Ionic Liquid Laboratory (CHILL) 国内研究グループ 東大浜口研 山室研 千葉大西川研 東工大渕上研 北爪研 渋谷研 農工大大野研 慶応大電気化学研究室 学習院大岩田研 横浜国大渡邊研 金沢大高橋研 名古屋大鳥本研 大内研 阪大桑畑研 神戸大応用無機化学研究グループ 京大垣内研 松林研 光物理化学教室(木村准教授) 鳥取大伊藤研 九大石黒研
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問1 双極子モーメントが最も大きい分子はどれか。1つ選べ。 1 HF 2 HCl 3 HBr 4 HI 5 H2 問2 コロイド粒子の物性と最も関連性のない現象はどれか。1つ選べ。 1 チンダル現象 2 ブラウン運動 3 塩析 4 コンプトン散乱 5 電気二重層の形成 問3 放射性核種のうち、β+線を放出するのはどれか。1つ選べ。 1 14C 2 18F 3 32P 4 35S 5 60Co 問4 最も強い陽イオン交換能をもつ樹脂の交換基はどれか。1つ選べ。 1 2級アミン 2 3級アミン 3 スルホン酸 4 カルボン酸 5 4級アンモニウム 問5 「溶液は赤紫色を呈し、その硫酸酸性溶液に過酸化水素試液を加えるとき、泡だって脱色する」 ことによって確認される化合物はどれか。1つ選べ。 1 過マンガン酸塩 2 臭素酸塩 3 第一鉄塩 4 第二銅塩 5 ヨウ化物 次へ 目次へ
https://w.atwiki.jp/dandelion-seed/pages/169.html
DANDELION★SEED>ダンデライオン用語辞典>た行>ダンデライオン(花言葉) 明朗な歌声 神託 真心の愛 別離 思わせぶり 別名:蒲公英 タンポポ 鼓草(つづみぐさ) 英名:dandelion(ライオンの歯より由来)
https://w.atwiki.jp/seibu_lions2000memo/pages/10.html
以下は2021/10/28時点でのライオンズの選手・監督コーチ一覧になります。 背番号 登録名 肩書 85 辻 発彦 1軍監督 77 松井 稼頭央 2軍監督 70 佐藤 友亮 2軍外野守備・走塁コーチ 71 田邊 徳雄 3軍統括コーチ 74 西口 文也 投手コーチ 75 鬼﨑 裕司 2軍内野守備・走塁コーチ 76 阿部 真宏 打撃コーチ 79 小関 竜也 外野守備・走塁コーチ 80 嶋 重宣 3軍野手コーチ 81 豊田 清 投手コーチ 82 野田 浩輔 バッテリーコーチ 83 馬場 敏史 作戦兼守備・走塁コーチ 84 秋元 宏作 2軍バッテリーコーチ 86 赤田 将吾 打撃コーチ 87 黒田 哲史 内野守備・走塁コーチ 88 上本 達之 2軍打撃コーチ 90 杉山 賢人 2軍投手コーチ 91 高山 久 2軍打撃コーチ 92 清川 栄治 ファーム投手総合コーチ 93 青木 勇人 3軍投手コーチ 95 大石 達也 2軍投手コーチ 11 今井 達也 投手 12 渡邉 雄太朗 投手 13 髙橋 光成 投手 14 増田 達至 投手 15 宮川 哲 投手 17 松本 航 投手 18 松坂 大輔 投手 20 浜屋 将太 投手 21 十亀 剣 投手 23 公文 克彦 投手 25 平井 克典 投手 26 佐々木 健 投手 27 内海 哲也 投手 28 森脇 亮介 投手 29 小川 龍也 投手 30 榎田 大樹 投手 33 ギャレット 投手 34 佐野 泰雄 投手 36 伊藤 翔 投手 40 田村 伊知郎 投手 41 井上 広輝 投手 43 吉川 光夫 投手 44 與座 海人 投手 45 本田 圭佑 投手 47 松岡 洸希 投手 48 武隈 祥太 投手 50 中塚 駿太 投手 54 ニール 投手 58 齊藤 大将 投手 59 大曲 錬 投手 61 平良 海馬 投手 64 上間 永遠 投手 67 粟津 凱士 投手 69 水上 由伸 投手 98 ダーモディ 投手 1 栗山 巧 外野手 2 岡田 雅利 捕手 3 山川 穂高 内野手 4 山野辺翔 内野手 5 外崎修汰 内野手 6 源田 壮亮 内野手 7 金子 侑司 外野手 8 渡部 健人 内野手 10 森 友哉 捕手 22 スパンジェンバーグ 外野手 31 平沼 翔太 内野手 32 山村 崇嘉 内野手 35 若林 楽人 外野手 37 柘植 世那 捕手 39 呉 念庭 内野手 46 鈴木 将平 外野手 49 ブランドン 内野手 51 西川 愛也 外野手 52 山田 遥楓 内野手 53 愛斗 外野手 56 川野 涼多 内野手 58 熊代 聖人 外野手 60 中村 剛也 内野手 62 駒月 仁人 捕手 63 綱島 龍生 内野手 65 戸川 大輔 外野手 66 仲三河 優太 内野手 68 岸 潤一郎 外野手 72 川越 誠司 外野手 73 高木 渉 外野手 78 斎藤 誠人 外野手
https://w.atwiki.jp/ionicliquid09/pages/15.html
書籍 国内書籍1 海外書籍1 海外書籍2 論文誌の特集 Special issue on Ionic Liquids, Accounts of chemical research 40, 1077-1236 (2007). 特定の分野についてのリンク イオン液体の表面
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1章 物質の構成 問21 次のうち、陽イオンと陰イオンが静電気力で結合している化学式を選びなさい 1 CaCl 2 2 SiO 2 3 Cu 4 CO 2 5 N 2 解答 問22 次のうち、常温で液体の金属を選びなさい 1 Na2 Cu3 Ag 4 Hg5 Au 解答 問23 次のうち、常温で気体であるものを選びなさい 1 Br 2 2 I 2 3 Cl 2 4 H 2 SO 4 5 HNO 3 解答 問24 次のうち、自由電子による結合をしているものを選びなさい 1 NaOH 2 CuSO 4 3 O 2 4 CH 4 5 Fe 解答 問25 次のうち、ダイヤモンドの結合はどれか 1 イオン結合 2 共有結合 3 金属結合 4 分子間力 解答 問26 次のうち、CH 4 の結合はどれか 1 イオン結合 2 共有結合 3 金属結合 4 分子間力 解答 問27 次のうち、金属結合の特徴はどれか 1 融点や沸点が極めて高いが、電気伝導性はない 2 展性や延性がある 3 水に溶けると電離する 4 イオンをつくることはないので、単原子分子として存在できる 5 融点や沸点が低く、やわらかい 解答 問28 次のうち、イオン化エネルギーが最も小さい元素を選びなさい 1 H 2 He 3 F 4 Na 5 Cl 6 Ar 解答 問29 (ア)の中に入る適当な語句を選びなさい ◆ (ア)は原子がすべて共有結合で構成されるので、融点が高い 1 塩化ナトリウム 2 ダイヤモンド 3 銀 4 水銀 5 海水 解答 問30 次のうち、三重結合を含む化学式を選びなさい 1 O 2 2 N 2 3 NH 3 4 H 2 O 5 CH 4 解答 戻る
https://w.atwiki.jp/amizako/pages/230.html
この頃ハンチントンの『気候と文明』が岩波文庫に出たので、前から読みたいと思っていた矢先、早速買って見たが、大変面白かった。中には少しくだくだしいところもあるし、随分身勝手な資料を基とした議論もあって、勿論あのままに簡単に承服するわけには行くまいと思われる点もあるが、私はこの方面には全くの素人なので、この新しい地理学の全面的批判などをする気持ちは勿論無いし、またしようと思っても出来る話でもない。ただ少し身勝手だと思われる点は、例えば人種に本質的の優劣があるという例に、アメリカにおける黒人と白人との能率の比較をしている条《くだ》りなどがあるからである。例えば白人と黒人との農民が経営している農揚の広さの比較とか、収入の比較などから、白人が人種として本質的に優れているというような結倫を平気で出しているようである。その結論自身は或いは本当なのかもしれないが、その説明が少し私などには腑に落ちぬところがあるようにも思われる。いろいろな物質的条件が、特に南部では、白人にとっても黒人にとっても現在では平等であるのに、この差が出ているという意味の説明がついているのである。それもアメリカの事情をよく知らない私にとっては、真偽の程はわからないのであるが、もしそれが本当としても、過去数世紀に亙って、白人がどのように黒人を待遇して来て、そしてそのために黒人が精神的にどのような打撃を受けてきているかということを考えてみたら、軽々《かるがる》しくそういう結論は下せないのではなかろうかという気がする。 それからもっとひどいのは「文明分布図」である。世界中の学者、政治家などから、いろいろな項目について「文明度の点数」をつけてもらって、それを地図の上に書き込んで作ったものである。その文明を測る項目というのは、創意や、新思想を形成してこれを実現する能力、哲学的体系を展開する能力などなど十二項目あって、十点を満点として勝手に点をつけてもらうのである。その一例を見ると、創意力は、英十、米十、仏六、独八、日三で、長期に亙り世界の広汎なる地域に遠大なる事業を経営する能力は、英十、米十、仏五、独六、日三などという類《たぐ》いである。そして五十四人中アメリカ人が二十五人いるところのそれらの資料を平均して、世界の文明分布図を作っているのであるが、その度胸には少々辟易《へきえき》した。その寄稿者の中には日本の有名な学者も三人いる。そういう人たちは、勿論もっと良い点数を日本のためにつけているのであるが、多勢《たぜい》に無勢《ぶぜい》ではとてもかなわない。 幸いなことには、こういう議論は、ハンチントンの研究の中では全くの蛇足なのであって、正味の大切なところは、気候の刺戟が人間の精神的及び肉体的の能率に如何に影響するかという有名な彼の刺戟説なのである。そしてハンチントン自身の研究も面白いが、その中に引用されているいろいろな細かい研究には随分面白いことが沢山ある。例えば、植物をその生長に最適の温度に永く維持して置くと、かえって生長が止まるのみでなく、阻害作用さえ見られるというような話があって、植物を最もよく生長させるには、最適温度の上下に温度を適当に変化させる必要があるのだそうである。人間にも同じようなことがあって、スウェーデン式の入浴療法には、温湯と冷水との管を二条用いて、患者の上に交互に注ぎかけるという方法もあるという話などが引用されている。 こういう話を読んでいるうちに、私はふと寺田先生の涼しさの説を思い出した。先生が塩原か何処かで、真夏の緑の林の中を散歩しておられるうちに、ふと涼しさという感じは冷たさとか寒さとかいう感覚とは別のもので、温度の或る種の時間的変化がある場合とか、または身体の各部分に温冷の空間的変化が感ぜられた時に得られる感覚であるらしいということに気がつかれたのである。云われてみればそのとおりであって、低温室の中にはいって涼しいという感じを受けたことは一度もない。 涼しいというのは一つの快感であって、それが温度の時間的または空間的の変化に伴うという説と、ハンチントン流の人間の能率が気候的要素の変化によって向上されるという説との問には、かなり密接な関係がありそうである。暑いとか、寒いとかいう比較的簡単な感覚は、単なる温度という一つの物理的要素で決まるのに対して、涼しいというような複雑な感じは、その要素の時間的変化に支配されるというのは非常に面白いことである。人間の活動に適する気候的条件として、温度何度の範囲、湿度いくらの範囲というふうに、簡単な数値で表せる要素を採用していた時代もあるのであるから、それからみるとハンチントンの説のようにその変化に着目したのは、一歩進んだことになるのは争う余地が無いであろう。 同様な話は物理などの場合にも沢山あるように思われる。例えば、気象学の方面で天気予報をする時にも丁度良い例が見られる。天気図というのは、気圧と気温とを各地の測候所で測って、その値を地図に書き込み、同じ気圧または気温の地点をつらねて、いわゆる等圧線或いは等温線を作ったもので、その配置から天気を推測するのが普通である。この場合はそれで、気圧或いは気温という数値で表せる量を採用しているのである。ところがこの頃の天気予報では、よく不連続線という言葉が使われ、その不連続線がしばしば大雨などを齏して来るのであって、或る場合には、等圧線などよりももつと重要な役割を持つことがある。この不連続線というのは、気温、風向、風速などが不連続的に変化する境界を示す線なのであって、即ち二つの違った状態にある大気の大きい塊の境目を示すものなのである。それで不連続線を天気図の上で探すには、前に云ったような気象要素が地図の上で突然に変わっている所をずっと見て行けばよい。即ち数値で表すことの出来る気象要素の空間的変化が、この揚合重要な物理的意味を持っているのである。 その外に、各地点で、気圧が前日よりも高くなったかまたは低くなったかということも、天気を予報する時に大切な意味を持っているのである。それで或る場合には、普通の天気図ではわからないことが、気圧の等変化図を作ってみると、推測の出来ることもしばしばある。この場合には、前の空間的変化に対して、時間的変化を、研究の一要素として採用しているのである。 こういうふうにみると、物理学の場合と、生物学或いは文化科学めいた学問の場合のように、まるでかけ離れた領域でも、研究の方法或いは思考の型とでもいうべきものが、全く同様な場合もあるようである。もっともそういうことは従来もたびたび云われているので、別に耳新しいことでもないが、ただ或る量を一つの要素として採用するよりも、その時間的或いは空間的の変化を見た方が、現象のさらに詳しい説明が出来るという良い例が、文化地理学にも気象学にも見られるという点は、一部の読者には興味があることであろう。 物理の場合には、今云ったように、或る数値で表せる量自身を採用するよりも、その変化に着目した方が一歩進んだ結果が得られる場合がしばしばあるが、その外にも極微量の含有物がとんでもなく大きい影響を生ずることがあって、従ってその極微量の物質の影響を調べることによって、研究が飛躍的に進歩する場合がある。研究の初期においては、その極微量の物質の検出が出来ないために、まるで原因なしに或る結果が生じたような形に見えて、何のことかわからなくなることが多い。例えば、普通の意味で綺麗に洗った硝子の表面とか、純粋な汚れのない絹布とかいうものは、大抵はその表面に極微量の有機物、例えば手の脂というようなものが付いている。そういう絹で、そういう硝子をこすった時の摩擦電気は、硝子が正で、絹が負に帯電する。これが普通に教科書などに書いてある綺麗な硝子と絹との間の摩擦電気である。ところが、硝子と絹とを特別な薬品で洗って極端に綺麗にして、表面の極微量の有機物まで除去してしまうと、今度は反対に、硝子が負に、絹が正に帯電するようになる。それで固体表面についている極微量の有機物の薄膜のことがわからない問は「綺麗」な硝子と絹との問の摩擦電気は、正負いずれとも決まらないということになる。現象の符号さえ決まらないうちは、それ以上研究の進めようがないことは勿論であろう。即ちこの場合は、量としては有るか無いかわからぬくらいの極微量の物質が、全現象を支配しているのである。従ってその極微量物質の影響を調べることによって、研究は新しい生面を拓いて行くことになる。 栄養学におけるビタミンの役目が丁度この場合に相当することは、今さら云い立てるまでもないことであろう。カロリー専門の栄養学は、ビタミンという極微量物質の影響がわかってきて、新しい進歩をしたのである。 これと似たようなことが、この頃気候医学の中へもはいってきたのである。それは大気中にある微量のイオンの生体に対する影響の問題であって、実は表題の「清々しさの研究」というのは、このイオンの話なのである。イオンというのは大気中にいつも少量に存在している帯電微粒子で、陰陽二種存在する。そして、特に生理的に影響を及ぼすのは、その中でも、空気の分子数個ないし数十個集まったくらいの小さい粒子が帯電したもの、即ち軽イオンということになっているのだそうである。 イオンの生理的影響の研究は、外国ではかなり前からあるらしいが、日本でもこの五、六年くらい前から、一部で急に盛んに研究され出したようである。そのうちの一人に北大医学部のK君がある。私はK君の研究の物理的方面の相談相手をしていたので、いろいろその方面の話を聞いて大変面白く思ったことがある。 この方面の研究の起こりというのは、次のようないろいろの現象の説明から発したのだそうである。よく大きい病院などで、沢山喘息の患者とか、喀血性の病人などがいる時、或る日に一人の患者が発作を起こすと、他のまるで病歴のちがう患者も同じく発作を起こすというようなことがしばしばあって、それは単に偶然の一致とは受けとれない。またその日の気温とか、気圧とかに関係があると思って調べてみても何も見当たらないことが多い。それで何か今まであまり問題にしていなかった大気中の条件の違いというようなものがないかという疑問が起きるのである。それから活動小屋のような人いきれのしている所で、頭が痛くなったり、気分が悪くなったりする原因も、今までは単に炭酸瓦斯が多くなるというふうに思われていたのであるが、それもちゃんとした研究をしてみると、炭酸瓦斯というものはそれ程有害なものではないということがわかった。また人間の呼気の中にある微量の有毒瓦斯の影響ということも考えられるが、そればかりでも無いということがわかったのである。それでこれも何か空気中に人問の気分を支配する他の要素があるのではなかろうかという疑問を起こすに充分な課題である。それからもっと卑近な平凡なことで、その癖一番面白い問題は、日々の天候による人間の気分という問題である。同じく曇って陰鬱な天気の日でも、或る日は妙に頭が重くて気分が冴えぬのに、他の日ではそれ程にも感じないことがある。それから雨上がりの青空の下とか、微風が青葉をわたって来る朝とか、清々しい気分の日は、誰でも同じような感じを受けるのであって、この清々しさの気分は、幾分は主観的な要素もあるであろうが、大部分は客観的な実在のものである。こういう爽快な感じというような複雑な現象は、決して一つや二つの物理的要素で決まるものとは思えないが、この頃になってイオンの問題が此処で一つの役割を演じているということがわかって来たのである。 K君のところでかなり沢山の患者について調べたところでは、前の喘息の患者などが発作を起こすのは、頭の重い陰鬱な日に多いのであって、そういう日には、大抵は陽イオンが大気中に多いということがわかったそうである。大気中のイオンの数と種類とは、天候特に風向《かざむき》によって著しい影響を受けるのが普通であって、毎日イオン数を測定していると、或る日は陰イオンが多かったり、また他の日には陽イオンが多かったり、または両者共に増減したり、いろいろ消長があるのである。そして多くの場合には、陰イオンの多い日は、誰でもまず気分が爽快で、それから患者の経過も良いということに気が付いたのだそうである。それで活動館の中での気分の問題も、このイオンではなかろうかということになって、満員の活動館の中でイオンを測定してみたのである。そうしたら果たして、陽イオンが陰イオンより多くなり、また全体としてのイオン数が減少してくると、多くの観客が頭が重くなったり気分が悪いといったりしたそうである。同様なことは、多人数の職工が狭い所で働くような工場についても云えるのであって、K君は、或る工場に陰イオン発生装置をつけることによって、能率を大いに高めることが出来たと、大分御自慢であった。もっともこれは自慢しても良いことなのであろう。 ところでこういうふうに書くと、イオンがすっかり人間の気分だの能率だのを支配するもので、イオンの供給さえ適当にすれば、いつでも人間は、清々しい気分でいられるようにみえるかもしれないが、本当は事柄はそう簡単ではないことは勿論である。雨上がりの爽快な気分の夕方などに、イオンを測ってみると、大抵陰イオンが多いことはよく知られていることであるが、この時の気分を支配する要素の中には、ハンチントンの説のように、気温の変化による刺戟というようなことも重要な役目をしていることは勿論であろう。ニューイングランド地方では、或る季節には天候の循環がかなり規則正しいそうで、晴天の次に半曇天日が来て、次に暴風が来て、また晴天になるという径路をとって、何回も繰り返されることがある。そういう時に多数の職工について能率を調べてみると、暴風の過ぎ去る時に当たった日に著しく能率が上がることがわかったそうである。これはハンチントンの説明の如く、気温湿度の変化による刺戟が効いたものであろう。さらに同じく変化があるにしても、気温や湿度の最適値の上下に変化することが望ましいことは勿論である。そしてイオンの問題がこれに加わるとすれば、これらの諸要素に加わって初めてその効力が出て来るのであろう。それで、今までわかっていることだけを並べてみても、人間の気分や能率を支配する気候条件としては、まず気温や湿度が最適の範囲にあることが第一、次にそれが適当に変化することが第二、さらに陰イオンの供給が望ましいというふうに、いろいろの要素が挙げられるのである。そしてそれがまた、こういう方面の学問が一歩一歩と出来て行った順序をも示すことになるのであろう。それでこの歴史からみてもわかるように、次にはまた何か新しい要素が見付かって、こういう説明が再び変更される日が来るであろう。イオンの影響がわかったから清々しさの研究は完成したというふうに考えるのは飛んでもないことである。もっともこの方面の専門家は、これらの要素の外に、通風度とか、乾燥速度とか、いろいろの要素も考えているようであるが、それらはむしろ第二義的のものであろう。 イオンの話であるが、K君のところの研究では、陰イオンは人体に沈静的に作用し、従って多くの場合は、病人や虚弱者にとって、良い影響を与えるという結果が出たそうである。そして陽イオンはその反対に興奮的に働くので、或る種の発作を促進したり、生理作用を抑圧したりしがちで、とかく健康上からいうと、悪影響が多いということであった。こういう種類の実験でいつでも採用される方法というのは、何か一つの研究をする場合に、資料を三組に分けて、一組には陰イオンを呼吸させ、他の組には陽イオンを与え、今一つの組にはイオンの無い空気を送って、その三組を比較して見るのである。その時イオンを与えなかった組の結果を示す曲線が真ん中にあって、陰イオンを与えた組の曲線が例えば上に出て、陽イオンの方が下に出るというふうになれば、陰陽両種のイオンの作用は全く反対で、一方が治癒に効けば、他の方はかえって悪影響を及ぼすというふうに云えるのである。K君のところでいろいろな研究をしてみると、大抵の場合には今云ったようになったという話であった。 ところがイオンの生理学的研究をしている所は外にも沢山あって、その中でもK大学の研究室がなかなか盛んに業績をあげているのだそうであるが、其処の結果はどうも少しちがうらしいという話をK君がもって来た。そういう話があると、とかくジャーナリズムの良い餌になり易いので、両大学の論争というふうに書き立てられると一寸困るのである。もう一昨年の夏の話であるが、丁度北大で医学会の大会があって、その席上でイオンの論文が沢山発表されたことがあった。とにかく他の大学の研究も一度聞いてみてくれというので、K君につれられて、その席へ行ってみた。 なる程医学会というものは大変盛んなものであった。イオンの論文も沢山あって、なかなか面白かった。その中にK大の研究室の論文が次々に発表されたのであるが、なる程大分結果がちがうようである。その研究室の仕事はどれも基礎的のものが多くて、例えば兎か蛙か忘れたが、とにかく生きた心臓を取り出して、その運動をグラフに描かせながら、イオンを含有している空気を送ってその影響を見るというふうな仕事が多いようであった。そして結果は大抵、イオンを与えなかった時の曲線が一番下にあって、その上に陽イオンを与えた時の曲線があり、さらにその上に陰イオンの曲線が配置されるというふうな場合が多かった。即ちその結果ではイオンを与えない時の曲線が中間にゆかないのであるから、イオンは陰陽共に同じ性質の影響を与え、ただその量がイオンの符号によって少し異なるという解釈にするより仕方がないのである。 ところがそれらの研究と並んで、K君のところの研究が沢山発表されたのであるが、その方は生体を自然のままの状態で使っている場合が多くて、その結果では、大抵の場合陰陽両種のイオンの作用は、反対の性質の影響を示しているのであった。講演が一通りすんで、さて討論ということになると、何しろこういうはっきりした差が出ている以上、誰も彼も皆一言ということになって、大変賑やかであった。しかしそれをよく聞いていると、結局誰もが、自分の研究の結果には問違いがないと思われるから、その反対の結果の方はどうも信ぜられぬというふうに主張されているようであった。私が不思議に思ったことは、誰も両方の結果が共に本当だという解釈をされた人が一人もなかったことである。 どの方面の研究でも、全く条件を同じくして実験をして、それで反対の結果が出たのならば、一方が問違っているのにちがいないのであるが、この場合はそうではない。第一、兎か蛙かの心臓を取り出したものと、生きた兎や人間とでは、何も同じ結果が出る必要はないのではなかろうかと、専門外の私たちには思われた。もっとも生理学者の立場から云えば、人間の生体にも蛙の心臓にも、同じ法則が適用されなくては一寸困るかもしれないし、また事実条件が同じだったら同じ法則に支配されるはずのものであろう。しかしこういう場合によく云われることであるが、この条件が同じだったらという言葉が実際は大変な曲者なのである。 例えば、此処に取り出した生きた心臓があるとして、それを何かの台の上にのせて、さらに実験机の上に置いたとする。それにイオンを含んだ空気を送ってやると、イオンは心臓に付着してその電気を標本に与えるので、心臓は帯電するはずである。それで標本の電位が上がり、その電気は標本と実験台とを通って地面の方へ逃げて行くこととなる。そのことは即ちその標本の心臓を通って電流が流れることである。そしてその電流の強さは、与える空気中のイオン量によるばかりでなく、標本台や実験机の電気容量と絶縁度とにもよることは明らかである。ところが大抵の論文には、こういう場合に、実験台の電気的条件までは記載してないものである。もっともこの場合これらの電気的条件はそれ程大切な役目はしていないのかもしれないが、とにかくこれはほんの一例であって、外にもこれに似たしかもまだわかっていない現象について、条件の記載洩れが沢山あるだろうということは考えて置く必要がある。寺田先生の云われたように、一枚の紙が空中を落下する時でさえ、その外的条件をちゃんときめることは不可能に近いくらい困難なことである。学問上の論争というものが、結局条件の差を論じていたに過ぎなかったというような場合が、案外多いのではなかろうかとも思われる。特に医学や生理学のように、事柄が複雑になる程、そういうおそれがしばしばあるのであろう。 条件のちがいの外に、今一つ量のちがいということも充分考慮に入れて置く必要がある。というのは、或る場合には、量の差が質の差のような外観を与えることがあるからである。今の場合、イオンの例をとってみると、もしその影響が、イオンの電量をeとしてae+be^2というふうな形で現れるものとすると、そういう結果が出て来ても良いのである。a及びbは常数で、これは与えられた条件で決まる一定の数値に過ぎないとすると、aeの項はeの符号の正負によって正にも負にもなる量である。ところがbe^2の方は3が正負いずれになっても常に正になる項である。それで全体としては、陰イオンの影響はeが小さいうちは、即ちイオンを少量与える時は第一項が大きく効いてくるので負になるが、eが大きくなると第二項が勝って、正になるのである。この場合陽イオンの影響は、イオン量の如何によらず正になることは勿論である。こういうふうに考えてみると、陰陽両種のイオンの影響は、イオンの量が少ないうちは反対効果を現し、多くなると同一効果を示すという場合があっても良いであろう。後で話を聞いてみると、K大の方の実験に用いられたイオン量は非常に多かったという話であった。そうすると、僅かこういう簡単な考察をしただけでも、両方の結果が共に本当であったということになり得るのである。実際には、もしこの場合にこういう説があてはまるとしても、イオンの影響はae+be^2というような簡単な形でなく、φ(e)+φ(e^2)というような形になることは勿論であろう。もっともこのように学会で立派に問題になったような論争を、まるで門外漢の私などが、これで解決をつけようというのでは勿論ない。ただ自然界の現象というものは非常に複雑で、一見反対の結果が出た時にも、必ずしも一方が本当で他が間違っているとは限らないのであって、両方共本当の場合がしばしばあるということを云っているに過ぎないのである。むしろこういう場合には、両方とも本当としてそれを説明するような考察を進めるのが本筋であろうという気がする。 こういうふうに考えてみると、この論争の由来した主な点は、言葉の濫用から発したもののように思われる。誤解のもとは、陰イオンと陽イオンとは反対の影響を与えるという言葉にあったのであろう。もっともこういう誤り易い一般化(ゼネラリゼーション)をする機会は到る処にあるのであって、別に学問上の論争の場合と限ったものではない。むしろ学問上の論争の場合は少ない方であって、この頃の世論の多くは、この誤り易い一般化というのに陥ちているのではないかという気もする。もっとも多くの場合、そういう一般化の方は、間違いがすぐわかるから大した害もないのかもしれない。 初めは清々しい話を書くつもりであったのが、書いているうちにだんだんイオンが枯渇して来て、ひどく重苦しい気分のものになってしまった。清々しさの研究を、清々しい気分で遂行出来るのはよほどの天才のことであって、現在の科学はとかく渋面を作りながら研究することになっているのだから、この場合もその例に洩れぬのも致し方ないことであろう。 (昭和十三年九月)
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以下の文章はりょんの日記で発表された文章であり、ページ作成者の見解・意見を示すものではありません では、わたしは国民病だと思ってる近眼について少々語ろうと思います。 まず眼球の水晶体はカメラで言うとこの凸レンズの役割を果たしている器官です。個人差はありますが、厚さは約4mm前後で、直径は約9mm。 無色透明で、凸レンズの形状です。 眼球における屈折力の1/4から1/3を担っています。で、毛様体と呼ばれる筋肉がつながり、チン小帯で支えられています。近くを見る時は毛様筋が収縮し、チン小帯が弛緩することで厚くなります。遠くを見る時は逆に毛様筋が弛緩し、チン小帯が引っ張られることで薄くなります。このようにして遠近にピントを合わせてるんです。この水晶体なのですが、クリスタリンなどの水溶性蛋白質とアルブミノイドなどからなっています。 つまり、水晶体を収縮、弛緩してピントを合わせてるのは毛様体と言う筋です。筋を動かすのはグルコースです。 グルコースをピルビン酸などの有機酸に分解(異化)し、グルコースに含まれる高い結合エネルギーを生物が使いやすい形に変換していき動かしています。 ピルビン酸は焦性ブドウ酸とも呼ばれており、水、エタノール、エーテルなど、さまざまな極性溶媒や無極性溶媒と任意な比率で混和します。 2位のカルボニル基を還元すると乳酸となります。眼の酷使などをする事により、このような眼球における過剰運動により、 熱ショックタンパク質が上昇しクリスタリンに悪影響を及ぼしてると思うんですよね。ちなみにグルコースとピルビン酸は疲れ目に良く効く成分だと思われます。さらに近眼予防薬にもなると思います。「熱ショックタンパク質についてご説明いただけますか?」とのご要望を頂きました。熱ショックタンパク質(HSP:ヒート・ショック・プロテイン)は、熱ストレスや精神的なストレスなどにより誘導し、さらに一部は常時細胞内に存在して、生命現象を行う種々のタンパク質の新生時から正しい立体構造形成、輸送、そして分解までの面倒を見るタンパク質の「品質管理役」で、なくてはならない介助役(シャペロン)のタンパク質です。熱は効果的に多くの熱ショックタンパク質を個々の細胞内に誘導する事ができ、細胞が更にストレスに曝された時、細胞が生き延びられるように働きます。 だから緊急事態に誘導される熱ショックタンパク質は「細胞危機対応たんぱく質」とも言える役割も担っています。でもさ、タンパク質って熱すると凝固してしまうんですよね;目玉焼きや焼肉みたいにさ;だから、高熱を出して失明するって、これが原因だと思うんですよね。 こんばんはー「CLIP-170と微小管について、もう少し語っていただけますか」とのご要望を頂きました。んじゃ、微小管の主なタンパクであるチューブリンとCLIP-170のついてもうちょこっと詳しく語りますね。CLIP-170がチュービュリンの負電荷をCAP-Glyドメインの正に高度に荷電した溝によって中和する事により、微小管の重合と核形成を促進するんですよ。一度、微小管に結合したCLIP-170は、遊離した亜鉛に配位したナックルドメインとp150Glued やLIS1との相互作用を通して、ダイニンの+端への会集を推進するんです。CLIP-170について もっと詳しい事が知りたい方は、奈良の大学の研究チームが学会に論文を公表してるので、ダウンロード等して各自で お読みくださいね。「椎間板ヘルニア同様に、痛いだけで死ぬわけじゃないからと研究者が少なく、治療方法が発展しない奇病の一つ、群発頭痛について語ってください。」とのご要望を頂きました。実はギフテッドが患ってる事が多いんですよ。神経伝達物質が多いから起こる病気でしょう。だから5入り、7入りに多いと思いますよ。ギフテッド以外なら高知能な人たちが患いやすいでしょうね。その証拠に、群発頭痛の患者の作ったHPの文章は非常に達者なんですよ。ちなみに脳幹の幅の問題のせいか、男性のほうが患いやすいようです。女性の場合には寡黙な人やクールな性格の人のほうが患いやすいと思いますよ。ちなみに、わたしは最近まったく頭痛を起こさないんですが、皆さん しっかり水分補給しましょうね。どうやら5入りと7入りは血中濃度が上ると片頭痛になりやすいようだからね。それとは違い、頭痛は脳梗塞の予兆の場合もあるので、ちょっとでもおかしいと思ったら、病院で検査してくださいね。 ちょこっとだけ椎間板ヘルニアについて語ろうと思います。椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む 線維輪から成っていますね。で、最近では椎間板ヘルニアは遺伝的な影響が大きいと言われており、CLIP-170と呼ばれるタンパク質が変異してしまい、軟骨の成長を妨げる事が発症要因の1つとされております。そんでもってブニッとはみ出て神経に触れてイテテテッて感じな訳ですよ。CLIP-170は特定の細胞表層を認識し、微小管のプラス端に結合して、微小管を配向、アンカーさせ、細胞極性形成に重要な役割を果たしていると考えられています。微小管とは、細胞中に見いだされる直径約25nm の管状の構造であり、主にチューブリンと呼ばれるタンパク質からなっています。なんつーか、微小管は細胞骨格の一種ですね。 つまり、CLIP-170が変異してしまってるから、細胞極性形成できなくなっているんです。んじゃ、CLIP-170が変異してしまってる原因を突き止めたら良い訳です。CLIP-170はEB1の酸性テールともチュービュリンと同様に強く結合するので、これらが結合できない理由が椎間板ヘルニアになる原因ではないでしょうか? こんにちはーちょっと糖尿病について語ろうと思います。糖尿病には1型と2型がありますが、1型糖尿病は膵臓のβ細胞が何らかの理由によって破壊される事で、血糖値を調節するホルモンの1つであるインスリンが枯渇してしまい高血糖、糖尿病へと至る病気とされていますよね?このβ細胞を破戒してる理由の「何か」は、インスリン、グルカゴン、コルチゾールなどのホルモンの働きが正常ではないのが原因ではないかと思うんですよ。で、2型糖尿病は、血中にインスリンは存在するけど、肥満などを原因としてインスリンの働きが悪くなるか、あるいは自己免疫的に破壊された訳ではないけど、膵臓のβ細胞からのインスリン分泌量が減少し結果として血糖値の調整がまくいかず糖尿病となるわけですから、 β細胞さえ正常に戻せば治る病気だと思います。だから1型のほうは更にインスリン、グルカゴン、コルチゾールなどのホルモンの働きを正常に戻す必要があるのだと思います。妊娠糖尿病も2型と同じでβ細胞さえ正常に戻せば治ると思います。ちなみにβ細胞は甘味を感知できるので、この事によりインスリンを分泌しているのではないかと考えられているので、β細胞が死滅してるのではなく活動が低下しているだけなのなら、甘味を感知しインスリンを分泌できるようになれば良いんじゃないかなーと思われてますよね。あと、β細胞が死滅してると思われていても、じつは仮死状態の場合もあるんじゃないのかな?と思うんですよ。では、β細胞が活性化する栄養素を膵臓に届く形で摂取させれば良いのでは?ちなみに その栄養素はアデノシン三リン酸だと思います。 「性依存症」について説明しようと思います。「性依存症」は、性的な行動に対する嗜癖であり、精神疾患である依存症の1つです。「セックス依存症」と言う呼称が用いられる事もありますが、依存する対象は実際に相手のある性交渉だけでなく、自慰行為やポルノへの過度な耽溺や収集、強迫的な売買春、乱交、露出や覗き行為、性的ないたずら電話やインターネットを介したアダルト・チャットなど全ての性的な活動が考えられています。依存症患者は性的な興奮や刺激に溺れる事が習慣化し、徐々に自己コントロールを失います。ギャンブル依存や買い物依存などと同じく「行動への依存」に分類されています。タイプ8の多いアメリカでは日本よりずっとメジャーな病気です。どうやらタイプ8でが最も自然に統合しづらいエニアタイプで、その次がタイプ6のようですね。ちなみに自然に統合しやすいのはタイプ5&6&7とタイプ7です。 その次がタイプ5とタイプ5&6、タイプ9ですね。この患者の大半が大人になっても統合してない人なので、治療方法は統合する事です。理想としては、思春期を終える頃には全員 統合している状態なんですけどね。 「りょんさん、テレ朝が流してる、「脳指紋を読み取れば完全に犯罪者の嘘を見破れる」と言い切ってる脳科学者の見解をどう思われますか?」との質問を頂きました。ん?フジテレビじゃないですか、その番組は。 例えば、わたしのような前頭葉の持ち主なら、どんなに見覚えのある風景の写真や物品を見せられても、脳指紋反応を出さない事が可能だと思いますよ。どのくらいの知能からそれが可能かは調べてませんけどね。つまり、超知能犯には逃げ切られてしまう最高の証拠となってしまうって事です。日本や韓国のような知能の高い人が大勢いる国では危険な立証方法だと思いますよ。 「躁病ってランナーズ・ハイと似てますね。」とのご感想を頂きました。興奮状態と言う点では一緒だと思いますよ。ただ、マラソンなどにはゴールがありますが、人生には死以外の終了がありませんからね。 死ぬまで躁病は危険でしょ。 おはよーう後から情緒障害を治せるとしても、その後の人生が変わってしまうので、親御さんは育児の時点で気をつけて頂きたく思う管理人です。また、情緒障害の種類によっては、脳に大きなダメージを与えてしまうので、情緒障害にならないのが当り前と言う方向で確実に育てて頂きたく思います。 おはよーう 躁病について語って欲しいと言われたので語ろうと思います。躁病は精神疾患の気分障害の1つとされている、気分が高揚し、支離滅裂な言動を発するなどの状態になる疾患です。ただし躁状態は他の疾患でもみられるため、躁状態だけで躁病や躁鬱病と断定する事はできないのが現状です。患者自身は病気として治療する必要を感じていない事がほとんどなのですが、放置しておくと極端な鬱状態に落ち込む事もあるため、早期の治療が必要です。ちなみに躁病の症状は人間関係を著しく損ねる可能性があるため、その社会的予後は鬱病よりも悪いとされています。躁病相だけという人は少なく、ほとんどの場合、躁病相と鬱病相を繰り返す人が多いです。この双方を合わせて持つ病気を躁鬱病と言います。躁鬱病で有名なのはゲーテで、5~6年の鬱病相ではほとんど何もせずに過ごし、約7年ごとにくる躁病相(約1年間)では活気に満ち溢れて行動し、恋愛もし、多くの作品を書き残しております。躁病の主な症状を以下に挙げますね↓ 感情障害 気分の異常な高揚 自己の過大評価 他者への干渉 思考障害 観念奔逸(考えが次から次へと浮かび、話題の方向性が変わる) 錯乱 妄想(誇大妄想、血統妄想、発明妄想、宗教妄想など) 欲動障害 多動・多弁 行為心迫(何か行動しなければと急いている状態)→行為未完成 作業心迫(何か作業しなければと急いている状態)→作業未完成 その他 睡眠障害(早期覚醒、睡眠時間減少、不眠の訴えなし) 食欲・性欲の亢進 錯覚(幻覚なし) 集中力がなくなる 躁病になりやすい人の性格の特徴↓社交的、善良、親切、人情味ぶかく明朗でユーモアがあり、活発で熱い性格 などが挙げられています。発病中の症状としては気分爽快となり、誰にでも話しかけたりします。自信過剰となり、周囲の人を見下し、バカにし出します。よどみなく話しますが、一貫性が無く脱線しがちです。そのうち浪費が多くなり、卑わいな言動も目立ち、非常識な行動を好んで取るようになります。夜もあまり眠らず、家族にいろいろ話しかけて家族全員が疲れ果てたり、深夜にもかかわらず知人に長電話をして迷惑をかけたり、必要のないものを買いあさったり、無謀な株式投資を始めるなどの迷惑な言動をとりがちです。発病中は頭の回転が速くなり、アイデアが泉の如く湧いてくるように感じ、突発的な行動に出るようになります。 「ゲイの精神病及び情緒障害率の高さについてどう思われますか?」との質問を頂きました。それだけ神経核の不適合は脳や体への負担が大きいんだと思いますよ。 楽しく医学の話をしてると「りょん黙れ!」と言いやがる人がいますが、したいので『イオンチャル』について語ろうと思います(笑) イオンチャネルとは、細胞の生体膜(細胞膜や内膜など)にある膜貫通タンパク質の一種で、受動的にイオンを透過させるタンパク質の総称です。細胞の膜電位を維持・変化させるほか、細胞でのイオンの流出入もおこなます。膜電位とは、細胞の内外に存在する電位の差の事です。全ての細胞は細胞膜をはさんで細胞の中と外とでイオンの組成が異なっており、この電荷を持つイオンの分布の差が、電位の差をもたらします。通常、細胞内は細胞外に対して負(陰性)の電位にあります。つまり常に性(陽性)であるのは異常なんです。イオンチャネルは神経細胞など電気的興奮性細胞での活動電位の発生、感覚細胞での受容器電位の発生、細胞での静止膜電位の維持などに関与してます。イオンチャネルの原理ですが、イオンは、誘電率の小さい油に入るためには大きなエネルギーが必要なので、油に入りにくいんです。このために脂質二重層で構成された部分の生体膜をほとんど透過できません。生体膜にあって、イオンを透過させる経路(チャネル)を提供する膜タンパクがイオンチャネルです。イオンは細孔を通って流れますが、多くのチャネルはその途中にゲートと呼ばれる構造があります。 ゲートは閉じた状態と開いた状態の2状態をとり、開いているときのみイオンを透過させます。イオンの選択性はチャネルによって様々であり、一種類のイオンのみ選択的に透過させるイオンチャネルもあれば、多くの種類の陽イオンを通すイオンチャネルも存在します。イオン選択性により、カリウムチャネル、ナトリウムチャネル、カルシウムチャネル、陽イオンチャネルなどと呼ばれています。イオンチャネルをイオンは電気化学ポテンシャルの高い方から低い方へ透過します。細胞の場合、電気化学ポテンシャルの勾配は、膜内外でのイオン濃度差による化学ポテンシャルの勾配と、膜電位による電気ポテンシャルの勾配の和です。すなわち、濃度の高い方から低い方へ流れる傾向と、陽イオンの場合では電位が負の方向へ動こうとする傾向の釣り合いにより、流れる方向が決まります。 細胞の内向きにはイオンを透過さますが、外向きには透過させにくい内向整流性チャネルも存在します。で、イオンチャネルはポリンの1つなのですが、その中のアクアポリンの異常が水アレルギーです。わたしは水アレルギーは飲料水や陽イオン界面活性剤などにより陽イオンを過剰貯蓄し、 アクアポリンを変異させたか異常機能を起こしているのではないかと思ってます。それと、原因不明の心臓麻痺や心不全での突然死は、心筋のカリウムチャネルが上記同様に機能障害を起こしたんだと思うんですよ。 で、セロトニンの話題を出したので、ついでにセロトニントランスポーター遺伝子についても語ろうと思います。セロトニントランスポーター遺伝子とは、下の日記で話題に出した神経伝達物質であるセロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれた遺伝子です。染色体番号17に存在します。S型とL型が知られてますね。ヴェルツバーグ大学精神医学部のピーター・レッツ氏がS型がセロトニン分泌に関与すると発表しましたが、この遺伝子型の割合は国や民族によって異なり、不安遺伝子と呼ばれ、日本人はこの割合が高いとされていますが、どうしても道産子や沖縄人が この不安遺伝子の割合が高いとは思えないので、わたしはエニアタイプによって差があると思ってるんですよ。 「専門家たちが行き詰ってるようですので、月経前症候群の事をもっと語ってください。」とのご要望を頂きました。とりあえず、以前に少々説明した卵胞刺激ホルモンを、もっと突っ込んで説明しようと思います。『卵胞刺激ホルモン(または濾胞刺激ホルモン)』は下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞で合成・分泌されるホルモンです。卵胞は成長するとインヒビンを分泌し卵胞刺激ホルモン産生を遮断します。インヒビンとは、雌では顆粒膜細胞、雄ではセルトリ細胞から分泌される糖タンパク質ホルモンです。インヒビンは卵胞刺激ホルモンによって合成、放出が促進され、 血中に放出されたインヒビンはフィードバック作用によって下垂体前葉に直接作用しての卵胞刺激ホルモンの分泌を特異的に抑制します。通常、雌ではインヒビンの作用により下垂体からの卵巣刺激ホルモンの放出は抑制されていますが、排卵によりインヒビン分泌が抑制される事により、卵胞刺激ホルモンが急激に放出されます。インヒビンの血中濃度は卵胞刺激ホルモンの濃度 変化と逆相関し、主席卵胞の発育とともに増加し、発情期に最高値を示し、排卵後に急激に低下します。では、『卵巣刺激ホルモン』の構造について説明しようと思います。卵巣刺激ホルモンは糖タンパク質で二量体のタンパク質サブユニットのそれぞれが 糖へ結合しています。その構造は 黄体形成ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、ヒト絨毛性ゴナドトロピンと類似しています。タンパク質二量体にはα及びβサブユニットと呼ばれる2つのポリペプチドユニットが含まれています。この卵巣刺激ホルモンと、黄体形成ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、ヒト絨毛性ゴナドトロピンのαサブユニットは同一で、92のアミノ酸からなっています。でもβサブユニットは異なっており、卵巣刺激ホルモンでは118のアミノ酸からなり、特異な生物学的作用を与えて、卵巣刺激ホルモン受容体との相互作用の源となっています。このホルモンの糖のほーの部分はフルクトース、ガラクトース、マンノースと、ガラクトサミン、グルコサミン、及び生物学的半減期へ重要であるシアル酸から成っていて、この卵巣刺激ホルモンの半減期は3~4時間です。では、次ぎは『黄体形成ホルモン』の説明をしようと思います。黄体形成ホルモン(または黄体化ホルモン)は下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞から分泌されるホルモンです。これは性腺刺激ホルモンの1つで、卵胞刺激ホルモンと酷似してますが別物です。黄体形成ホルモンは糖タンパク質で、タンパク質サブユニットの二量体のそれぞれが糖と結合しています。卵巣刺激ホルモンのところでも述べましたが、タンパク質二量体にはα及びβサブユニットと呼ばれる2つのポリペプチドユニットが含まれてい、αサブユニットは92のアミノ酸を含みます。で、βサブユニットは違っており、黄体形成ホルモンでは121のアミノ酸があり、これが特異的な生物学的作用を与え、黄体形成ホルモン受容体との相互作用の元となります。ホルモンの糖の部分のほーはフルクトース、ガラクトース、マンノース、ガラクトサミン、グルコサミン、そしての黄体形成ホルモンの生物学的半減期に重大であるシアル酸からなります。ちなみに黄体形成ホルモンの半減期はたったの20分です。このため、月経前症候群の人は症状を軽減するために、小まめ もしくは持続性のある形での糖分摂取が必要になるのだと考えられます。黄体形成ホルモンは性腺からの性ステロイドの産生を刺激します。(ステロイドの説明はアレルギーを語ったところを参考にしてください)卵巣の顆粒膜細胞では黄体形成ホルモンに反応してエストロゲンやプロゲステロンが産生されます。月経周期の途中のサージが排卵の開始を誘起します。 黄体形成ホルモンはまた排卵後の卵胞が、プロゲステロンを分泌する黄体になる事も誘引します。で、黄体形成ホルモンの水準は通常子供の頃には低く、閉経後に高くなります。なので、これは更年期障害の症状にも何らかの関与をしてると思われます。では、『甲状腺刺激ホルモン』の説明をします。甲状腺刺激ホルモンは、下垂体前葉の甲状腺刺激ホルモン分泌細胞から分泌されるホルモンであり、甲状腺に働きかけ甲状腺ホルモンの分泌を促します。甲状腺刺激ホルモンは上記でも述べたように、卵巣刺激ホルモンや黄体形成ホルモンなどと同じくαとβの二つのサブユニットからなる糖タンパク質で、αサブユニットはこれらの糖タンパクホルモンに共通で、ヒトの場合92個のアミノ酸からなっています。で、βサブユニットはヒトの場合112個のアミノ酸からなり、遺伝子は1番染色体に位置します。甲状腺刺激ホルモンは、視床下部から分泌される甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンにより分泌が促されています。甲状腺刺激ホルモンは甲状腺ルモンのネガティブフィードバックにより分泌が抑制されています。甲状腺ホルモンはまた、視床下部にも働きかけ甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌も抑制します。甲状腺刺激ホルモンの受容体はGタンパク質結合型であり、甲状腺の上皮細胞に発現しています。ヒトの場合遺伝子は14番染色体に位置します。では、『ヒト絨毛性ゴナドトロピン』の説明をします。ヒト絨毛性ゴナドトロピンとは、妊娠中に産生されるホルモンです。 このヒト絨毛性ゴナドトロピンは、受胎の直後から胎児の栄養膜(胎盤の一部)で作られていて、その役割は卵巣にある黄体の分解を防いで、ヒトの妊娠に重要であるプロゲステロンの産生を保たせています。これとは別の働きで、母児免疫寛容へ影響しているとも考えられています。で、ヒト絨毛性ゴナドトロピンは267のアミノ酸からなる36.7kDaの糖タンパク質であり、また、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、甲状腺刺激ホルモンと同一のαサブユニットと独自のβサブユニットからなるヘテロダイマーです。このヒト絨毛性ゴナドトロピンは黄体の保持を促進し、それにホルモンのプロゲステロンを分泌させます。プロゲステロンは子宮の内側を血管で肥厚させ胎児の成長ができるようにします。ちなみにヒト絨毛性ゴナドトロピンは様々な蛋白同化ステロイド・サイクルと組み合わされてドーピングへ用いられている事も有名ですね。つまりハイになれるんですよ。では、月経前症候群に話を戻そうと思います。現在 月経前症候群の原因の1つと考えている、セロトニンなどのモノアミン神経伝達物質の異常分泌もしくは不足が原因で視床下部に影響を与えているのではないかと言う説ですが、 セロトニンはヒトを含む動植物に一般的に含まれる化学物質で、トリプトファンから生合成されてます。トリプトファンは側鎖にインドール環を持ち、芳香族アミノ酸に分類される蛋白質構成アミノ酸で、必須アミノ酸の一つです。ちなみにトリプトファンは、タンパク質が多いとされる食品には相当量 含まれています。適量の摂取は神経を落ち着かせ、睡眠をうながす作用があるとされています。つまり、黄体形成ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、インヒビンのホルモンの糖の部分のフルクトース、ガラクトース、マンノース、ガラクトサミン、グルコサミン、ガラクトサミン、グルコサミンで、これらは充分に必要だし、これらホルモンとセロトニンにはそれを形成するアミノ酸が必要不可欠であって、それらが足りていて正常に機能してる状態が「健康」なわけですよ。で、不足か機能低下・乱作用してる状態が月経前症候群なので、視床下部に影響を与えるなどの症状を伴っているんですよ。なので、アレルギー体質の人のほうが、そうじゃない人よりも月経前症候群になる可能性や症状が重くなる確立が高くなると思われます。 「インフルエンザについて語ってください」とのご要望を頂きました。今ならA型インフルエンザの事ですよね? て言うか、本音を言うと、わたしはインフルエンザ・ウイルスにまるで好奇心をそそられないのですが(おいおいおいおい;)人の命の前では、そんな事 言ってられないので少々語ろうと思います。なんつーかアレだ、ウイルスをぐるっと囲む壁を構成してるのも、内部の8本の分節に分かれたゲノムのヌクレオカプシドもウイルス核酸もタンパク質と酸でできてるんですよ。 つまり、食物アレルギーと理屈は一緒よ。だからウイルスが変異するたびに抗体を作るのではなく、どう体内に入れないようにするかの他に、入っても どう体内のタンパク質を変異させないかが重要よね。 「金属アレルギーについて語っていただけますか?」とのご要望を頂きました。まず、このアレルギーは体のタンパク質に対し起こるものなので、 金属その物がアレルゲン(アレルギーの原因)では無いんですよ。 金属の放つイオンが原因で、このイオンは電子を放出し生の電荷を帯びた原子の陽イオンです。ちなみにマイナスイオンと呼ばれてるのは陰イオンで、これは電子を受け取って負の電荷を帯びた原子です。つまり金属アレルギー原因は、金属から溶出した金属イオン(陽イオン)が、 人体が本来持つタンパク質と結合し、アレルゲンとなるタンパク質に変質させるんです。ちなみに水アレルギーも陽イオンが原因だと思うんですよ。逆を返せば、体内の水分が金属アレルギーと関係があるのではないかと思うんですよ。皮膚や血液などの水分に溜まった陽イオンがヒスタミンを変質させてる原因になっているのではないでしょうか?ちなみに、陽イオン性の親水基を持つ 陽イオン界面活性剤は吸着性、柔軟性、帯電防止性、殺菌性などの性質があるため、柔軟仕上げ剤、毛髪用のリンス、トリートメント、消毒剤などに使われ含まれてしまっております。ぶっちゃけ、今すぐ使うのを止めてください。それに、陽イオンが含まれてると思われる飲料水は口にしないでください。ちなみに、陽イオンを日本の水道水より多く含んでいるヨーロッパや、一生 髪を染め続ける人も多く、バスタブに石鹸や入浴剤を入れて入浴する欧米のほうが、わたし達より水アレルギーの発症率が高いと思われます。もしかしたら金属アレルギーも向こうのほうが多いんじゃないかな?で、アトピーや食物アレルギーの悪化にも陽イオンが少なからず関与してると思うんですよね。 今朝の日記に「そういえば以前から遺伝子レベルでのバリア機能の欠陥がアトピーの原因ではないかといわれ、それが今世紀に入って証明されてきてますよ。」とのご感想&ご意見を頂きました。どうやら2006年に その原因の遺伝子が特定されたようですね。て言うか 、害のある形でアミノ酸を体内に取り入れてアトピー体質になった人の子は、その体質を遺伝して生まれてくる事になりますね。「アトピーは神経伝達と深く関わっているから精神的な理由でも発疹や痒みなどの症状が発生したり悪化しやすいんですね。」とのご感想も頂きました。うん、それとね、性ホルモンも関係してると思うんだよね。中でも性ステロイドホルモンの分泌とね。ステロイドホルモンはさ、生体のエネルギー利用を助ける方向に作用して、血糖値の上昇、水分の保持、気分の高揚などの作用を持ってるでしょ?ちなみに環境ホルモン(内分泌撹乱物質)は、このステロイドホルモンの受容体と結合して転写を阻害、または不適切な時に促進し生体に悪影響を及ぼす事が多いのよね。だから このステロイドホルモンの作用の障害になってしまう原因となる好酸球が増えすぎるとヤバイわけよ。 サルコシンなどの大量蓄積もね。 「サイコパスになる原因の不足栄養素は何だと思いますか?」との質問を頂きました。アミノ酸とビタミンでしょう。ちなみに、このアミノ酸の摂取量が食物アレルギーに関与してると思うんですよね。サイコパスに不足してるのは、神経伝達物質であるγアミノ酪酸だけど、食物アレルギーのほうはサルコシンが関与してると思うのよね。サルコシンは他の物質と結合すれば、血圧低下・上昇などのアナフィラキシーショックとほぼ同様の症状を引き起こすしさ。まぁ、サルコシンと聞くと、多すぎると癌になるアレかと思う人のほうが多いと思いますが。 このサルコシンですが石鹸やベビーパウダーに含まれてるんですよね。 肌触りを良くする成分らしいっスよ。さらに、アミノ酸系シャンプーやローションなどのには大量に入っちゃってますよ。サルコシンはアクチノマイシンDなのどの抗生物質薬の構造に含まれてるような抗体物質なので、過剰に体内にあればアレルギーくらい起こして当然ですよね。今の医学は余分なサルコシンを除くのではなく、相性の悪い栄養素が 含まれた食品を避けて食べるよう指導してるのが現状ですよね。 個人的には、食物アレルギーの人の発癌率が知りたいです。アレルギーじゃない人より高いと思うのですが。て言うか、健康食や美容食品としてアミノ酸を過剰摂取してる人が大勢いるけど、あれ大丈夫なのかな…?ちゃんと摂取量を守って服用しないと(食べないと)大変な事になりますよ。 食物アレルギーの話題をしてて、いつの間にかアトピーの事を考えてたんですが、アトピーになると白血球の1つである好酸球が増えますよね?その好酸球はアレルギー反応の制御を行ってくれる役目を持っているんですが、ヒスタミンを不活性化させちゃうじゃないですか?このヒスタミンは、ヒスタミン1型受容体(H1受容体)と言うタンパク質と結合して、 アレルギー疾患の原因となるから、これを押さえつけるために好酸球が血中に増殖するんだと思いますが、ヒスタミンは血圧降下、血管透過性亢進、平滑筋収縮、血管拡張、腺分泌促進などの作用があり、さらに、神経組織では神経伝達物質として働き、音や光などの外部刺激および情動、空腹、体温上昇と言った内部刺激などによっても放出が促進され、オキシトシン分泌や覚醒状態の維持、食行動の抑制、記憶学習能の修飾などの生理機能を促進する大事な役目を持っているから不活性化させ過ぎたらヤバイですよね? さらにヒスタミンの活動を抑えてしまうと言う事は、オキシトシンの良好な活動も邪魔して しまいますよね?オキシトシンは末梢組織で働くホルモンとしての作用、中枢神経での神経伝達物質としての作用があるでしょ?つまり、好酸球が増えると言う事は、これらの活動を連鎖的に阻害してしまうって事になりませんか? そうなると生命活動が低下して体が弱るって事になるんじゃないのかな?じゃー、好酸球を減らすか、増やす原因のほうを取り除けばいいんですよね?とか、漠然と考えていたよ、今(笑) サイコパスになる原因なのですが、脳の神経核の不適合によりゲイになった方が子供時代に飢餓や、著しく偏った栄養の食事により、脳を飢餓させて前頭前皮質の機能を凍結させてしまった状況なのではないでしょうか?だから戦前~戦後生まれの お歳を召した方や、アレルギーで食べられない食物が多くて偏食に なった方たち、子供時代 過度に食の細かった方、母乳の代わりに米粉汁で育った乳児、DVで満足に食べさせてもらえなかった方たちが患ったのではないでしょうか。情緒的な原因ではなく、食事などの物質的な問題だと考えられます。 つまり、脳を栄養欠乏させたせいなのではないでしょうか。上の文章でアレルギーに関して色々と話題を振って頂いてる管理人です。 で、アレルギーで思い出したんだけどさ、花粉アレルギーに関してなんですけど、(飢餓や食物アレルギーから話がずれてずみません;;;) 自然免疫系の白血球には貪食細胞(マクロファージ、好中球、および樹状細胞)、マスト細胞(肥満細胞)、好酸球、好塩基球、NK細胞があるじゃん? これらの細胞は、病原体に対して それを認識し排除しますけど、その際、接触して攻撃するか、あるいは微生物を呑み込んで殺滅するでしょ? で、微生物を呑み込んで殺滅する能力が無いか低下してるから花粉症が起こるんじゃないかと思うんですよね。そうなると、接触して攻撃する一方だからさ。 じゃー充分に微生物を呑み込んで殺滅できるようにすればいいだけですよね。 接触による過剰攻撃の方を抑えるほーの研究ばかりするんじゃなくてさ。つーか、わたし、アレルギー系統には あんまり精通してないんで、もうすでに解かってる事を偉そうに述べてるんだったらスミマセン;アレルギー研究事情とかまるで知らないんですよね、わたし; 「友人のタイプ2の半陰陽の人が、自分が半陰陽なら男女どっちでも性的対象になるかもしれないと、男の先輩に抱かれてみたら向けられた性欲に激しい憎悪と怒りを感じたと言っていたのですが」との情報を頂きました。その人の心は完全に男性なのでは? わたしの知っている性別・男性を選択した半陰陽やバイのBL同人誌の作家さんや読者の方々は、みんなBL作品を攻め目線で読みますよ。 抱かれる立場は考えられないそうです。そもそも「かもしれない」で試しに抱かれてみると言う感性は女性的ではありません。 「どうやらサイコパスの治療法が確立したようですね。」とのご意見を頂きました。そうなんですか?遠くから見る限るじゃ判らないのですが;ぶっちゃけ、わたしのすぐ身近にはサイコパスの人が居ないので、直接 何かを施したり、試してみる事もできませんし;て言うか、治ってるならいいけど、そうなると治ってるように見せるサイコパスが現れ人々を欺こうとする可能性がありますね。当分はスキャニングなどの検査が必要ですね。 「最近よく登場する神経核の説明をお願いします」とのご要望を頂きました。説明が ちょっと小面倒くさくなると思うので、覚悟して読んで下さい(笑)それと、わたしは博士号を取得し学会に所属してるような人間ではないので、そのような専門家の方々から見たら「おや?」と思われるよなトコが多々あるかもしれませんが、大目に見てくださいね(笑)神経核は神経解剖学において、中枢神経内で、主に灰白質からなり、何らかの神経系の分岐点や中継点となっている神経細胞群の事です。灰白質とは、中枢神経系の神経組織のうち、神経細胞の細胞体が存在している部位の事です。 これに対し、神経細胞体がなく、神経線維ばかりの部位を白質と呼びます。神経細胞体から伸びて張り巡らされている神経線維は どこでも普遍的に存在するものの、神経細胞体その物が存在する部位は限られており、特定の部位に固まって存在する傾向があります。 この部位の総称が灰白質です。神経細胞体の集まり方は、場所によって異なっているので、灰白質の形も場所により様々です。大脳や小脳では、その表面を薄く覆う様に存在しており、これを皮質と言います。これら皮質では、神経細胞体は層構造をなして並んでいます。一方、間脳、脳幹、脊髄などでは、その表面には灰白質は存在せず、内部に、神経細胞体が多数の島状に分かれた灰白質のかたまりをつくってます。これら1つ1つのかたまりを、神経核と呼んでるわけです。ちなみに灰白質と白質の名前の由来は、新鮮な脳組織の断面を肉眼的に観察した時、白質は明るく光るような白色をしているのに対し、灰白質は白質よりも色が濃く、灰色がかって見える事によるものです。 では、妄想性人格障害の説明をいたしますね。これは、経験した物事を歪曲して受け止める傾向が特徴です。拒絶・憤慨・不信に満ち、過剰に反応します。 つまり、妄想性人格障害の人は現実社会や他者の言動を客観的に正確に認知する事が出来ないんです。で、この疑い深さの傾向は成人期早期までに始まるとされ、種々の状況から明らかになっていきます。彼らは人々の行為や出来事を故意に自分を貶したり脅かすものと不当に解釈します。で、以下の7つの基準のうち、少なくとも4項目以上が当てはまると、この障害だと診断されるそうです。 1. 充分な根拠がないにもかかわらず、他人が自分を利用したり危害を加えようと していると思い込む。 2. 友人などの誠実さを不当に疑い、その不信感に心を奪われている。 3. 何か情報を漏らすと自分に不利に用いられると恐れ、他人(友人)に 秘密を打ち明けようとしない。 4. 悪意のない言葉や出来事の中に、自分を貶したり脅かすような意味があると 思い込む。 5. 侮辱されたり傷つけられるような事があると、深く根に持ち恨みを抱き続ける。 6. 自分の評判や噂話に過敏で、勝手に人から不当に攻撃されていると感じ取り、 怒ったり逆恨みしたりする。 7. 根拠もないのに、配偶者や恋人に対して浮気や不倫の疑いを抱く。 秋葉原の無差別殺人犯が この人格障害でしょう。この障害は乳児期~幼児期にかけて養われるはずであった他者の感情や気持ち、要求の読み取り方を学習できなかった事により患います。つまり赤ん坊の時に母子関係(親子関係)を通して獲得される『基本的信頼感』に何らかの問題が起こったのだと考えられます。母親(父親)が、赤ちゃんの要求・願望を察知して、速やかに その要求を満たしてあげる事で自己と他者の相互報酬的な関係を学習し、信頼感が強化されていきます。つまり、親がその要求を満たしてはくれなかったんでしょうね。そして、他者の要求の読みとり方や気持ちを察する事を学習できなかっただけではなく不信感や猜疑心の方を養ってしまうんです。彼らは察する能力が無いので、予想して乗り切ろうとして、ついに妄想にまで及んでしまうんでしょうね。 さらにそれが習慣化されていってしまうんですよ。 「科学や医療のことを語ってると死ねという東京と関西のテレビ局ってまじで頭いかれてるんじゃねェの」とのご意見を頂きました。もの凄く釣れてきますよね。 最近 取り上げてる性の問題で、転換性障害を患う人が現れないか心配しております。ご家族など周りの方は、当人が そのような症状になってないか気を配ってくださいますよう、お願いいたします。もしかしたらストレスで ご家族も患ってしまうかもしれないので、ご注意くださいね。 「身体同一性障害についてお聞かせください」とのご要望を頂きました。身体同一性障害・身体完全同一障害は、発病原因が3つあって、 ①脳の神経核が体に合ってない。 ②頭と体(もしくは体の一部)の性別が遺伝子レベルで違う。 ③頭と体のエニアタイプが違う為、違和感がある。 よってタイプ1、タイプ2、タイプ4が発病する。で、身体醜形障害の患者は容姿の美醜どーの以前に、自分の容姿が自分じゃないと思ってるんですよ。だから上記の身体同一性障害と原因は似てます。半陰陽の人が自分が半陰陽だと気づかず美醜に拘って整形手術を繰り返して、自分の本来の性別を知ると治る場合が多いでしょ?だから本当の自分を知ると治る人が殆どです。性別、エニアタイプ、人種、遺伝子上の実の親を、本人がちゃんと知る必要があるんですよ。それと、専門家の間では上2つと同じく強迫性障害とされてる過度の洗浄などをする潔癖症ですが、こっちは神経核の不適合ではなく前頭葉が異常をきたしてるんですよ。ISH(内的自己救済者)が発狂してるイメージです。 「日テレが失調症の患者の病状を病じゃないようにテレビで言いふらしてましたけど」との情報を頂きました。また日テレかよ。皆さんは、幻影が見えたり、幻聴がしたら治療を受けてくださいね。 「無痛分娩についてどう思われますか?」との質問を頂きました。まずは、無痛分娩に使用してる麻酔がどう胎児に影響するかですね。 特に脳や神経。もし影響しないなら無痛分娩すればいいし、影響を及ぼすなら他の無痛分娩方法を考案すべきです。 では、生理を汚らわしいと言いやがるタイプ9男や、生理の話題さえもテメェの性欲を満たす話題として面白おかしく語るタイプ8男は無視して月経前症候群(月経前緊張症)について少々語ろうと思います。まず、月経前症候群の原因だと予想されてきた『卵胞刺激ホルモン』について 説明いたしますね。これは下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞で合成・分泌されるホルモンです。卵巣内で卵胞刺激ホルモンは未成熟の卵胞の成長を刺激し成熟させます。つまり「卵胞刺激ホルモンは卵子が成長するために必要なホルモン」です。卵胞は成長するとインヒビンを分泌し卵胞刺激ホルモンの産生を遮断します。つまり「卵子が育ちあがると、それを遮断するのがインヒビン」です。男性において、これは精巣のセルトリ細胞のアンドロゲン結合タンパク質の産生を増幅させるので、精子形成に重要でなホルモンです。で、卵胞刺激ホルモンの糖の部分はフルクトース、ガラクトース、マンノースです。月経前症候群を経験した皆さんは ご存知だと思いますが、糖分(炭水化物)を摂ると、症状が緩和するんですよね。 だから月経前症候群は低血糖が原因ではなく、卵胞刺激ホルモンの糖質が影響しているのではないか?と思うんですよね。}
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登録日:2017/11/10 Fri 00 20 35 更新日:2022/10/18 Tue 12 25 38NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ガイガーカウンター 放射線 理系 ガイガーカウンターとは、以下のものを指す。 1.放射線を計測するための測定機器。本項で解説。 2.クジラックスによる青年漫画、及び同作が収録された同人誌のタイトル。⇒がいがぁかうんたぁ 装置の概要 正式名は「ガイガー=ミュラー型計数管」。名前が長いのでGM管と略されたりもする。 1908年にドイツ人の物理学者ハンス・ガイガーが開発し、1928年にガイガー博士の教え子であるヴァルター・ミュラーの協力により改良された放射線測定装置。 開発されてから90年近い年月が経っているものの、幾度かの改良を経ていまだに第一線で活躍する息の長い装置である。 でもまさか開発者のお二人も、未来の元同盟国でいかがわしい漫画のタイトルにされるとは思わなかっただろう。 測定原理 ざっくり言うと、「放射線による気体分子の電離作用を利用して計測する」装置である。 導電性物質でできた管の中央に、1本の細い金属棒が備わったシンプルな構造であり、管内にはアルゴンなどの不活性ガスが封入されている。 使用時は金属棒を陽極、内壁を陰極となるよう電圧(大体1000V前後)がかけられる。 この時管内部に放射線が入り込んで中の気体分子を電離し、 ここで生じた気体分子の陽イオンと電子のペア(所謂イオン対)が各電極に引き寄せられ、各々が電極に到達したところで電流が流れる。 この電流を検知器が拾って信号に変換し、その数を放射線の入り込んだ回数としてカウントする。という仕組みである。 また、電離により生じた電子は、電極に向かう間も電圧により加速され、 その道中にも周囲の気体分子を次々と電離していき、ここで生じたイオン対が更に加速されて……と、ネズミ算的にイオン対を増やし(*1)、 感知される電流の強さを大きくビルドアップする(*2)という現象が起こる。(*3) この現象は装置の利得を大きく高めるものの、増幅が起こりすぎると測定に支障が出るため、生じたイオンのエネルギーを削るための仕掛けもある。 測定対象となる放射線 主な対象となるのは、α線やβ線といった荷電粒子線、及びγ線やX線といった電磁波である。 ただ感度は荷電粒子線についてはほぼ100%となる一方で、電磁波に対しては1%未満にすぎない。 中性子線については、気体を電離しないため検出自体が原理上不可能である。 ただし、中に入れるガスに中性子線との核反応を起こしやすいもの(例えばヘリウム3とか)を混ぜるなど、対応させる方法もあるにはある。 特長 ・小型化が容易 基本的に電源と電極と検知器のみで構成されたシンプルな装置であり、質量や体積を食う部品は一切必要ない。 このため持ち運びも取り扱いもかなり気軽にできる。 ・安い 精度やメーカーにもよるが、価格にして1台約数千円くらいから購入可能。 ゲルマニウム半導体検出器(*4)のように、個人どころか法人でもおいそれと購入できないものに比べると、相当お手頃と言っていいだろう。 ・利得が非常に高い 荷電粒子線なら管内に1個でも入り込めば、ガス増幅によって高強度の信号が発生するため、 バックグラウンド(空間中で元々計測される測定値)レベルでも感知が可能である。 弱点 ・測定する放射線の種類とエネルギーは分からない 測定原理上、ガイガーカウンターは放射線の数を無差別に数えているだけであり、測定対象に含まれる核種の定性とエネルギーの定量は不可能である。 放射能(ベクレル)については、種々の補正計算により算出可能だが、測定条件や放射線の種類により正確さはまちまち。 等価線量と実行線量(シーベルト)もほぼ同様で、測定対象中の核種が全て既知の場合に限り種々の補正や校正により算出可能だが、 放射線の種類やエネルギー値によっては比較的正確だったり大きくずれたりするし、未知の核種が混じっている(かもしれない)と当然分からない。 ・分解時間が比較的長い 分解時間とは、「いくら放射線が入り込んでも全く検知してくれない時間」のこと。(*5) 先述の通り、ガイガーカウンターは電子雪崩とガス増幅のために高い電流値を得られるが、 電子雪崩により生じるイオン対の数は半端ではなく、更に当然ながら電子の目的地である陽極に近づくほど空間濃度は増加し、 これにより陽極全体を刀の鞘のごとく覆ってしまい、絶縁状態を作ってしまう。 勿論この陽極付近で生じた気体分子の陽イオンも陰極に向かい、次第に絶縁状態は解除に向かうのだが、 陽イオンは電子とは比較にならないほど質量がデカいために電子よりかなり鈍足であり、多少時間がかかってしまう。 そのためこの間に次の放射線が入り込んでも、検知器が拾えるレベルの電流が流れる程度までに陽極付近の陽イオン濃度が低下するまでは検知できない状態になる。 分解時間は適切な使用条件下では大体1万分の1秒くらいだが、高濃度の放射線場では恐ろしいことが起こる(後述)。 高濃度の放射線場では、窒息現象が起こる ガイガーカウンターはある程度以上高濃度の放射線場で使用すると、 次々に放射線が入り込んで電離を起こすことで、分解時間の解除⇒再開までのインターバルが放射線量の増加と共に短縮し、 結果として感度が放射線量の増加とともに低下してしまう。これを窒息現象という。 この現象の行きつく先は、分解時間の発散=感度0であり、こうなるとガイガーカウンターはただのガラクタになり下がる。 これがどれほど危険な現象であるかは言うまでもないだろう。 まとめ と、まあ弱点の方に字数を割いてはみたが、これらはきちんと取扱い法を把握していればフォローは可能なものばかりである。 むしろ高コストパフォーマンス、かつ小型化が容易といった特長はそれを補って余りあるものであり、 表面汚染や空間線量の簡易測定には非常に使い勝手がいい。 90年も昔に作られたのに今もバリバリ第一線で使われているという事実がそれを如実に物語っている。 ただし、いかがわしいことをする理由には使うなよ! 余談 その気になればDIYで自作もできるぞ。感度は流石に売り物には及ばないけど、夏休みの自由研究のテーマとしてはあり(?)。 自作の場合は放電管を使用するタイプではなく、固体シンチレータとフォトダイオード(要するに光センサー)を組み合わせたタイプが手軽に作れるかもしれない。 固体シンチレータってのはものすごく簡単に書くと、「放射線を受けると光る結晶」。 手に入りやすいものとしては、ヨウ化セシウム結晶(秋月電子で取り扱っている)がお勧めかもしれない。センサー部としては放電管やゲルマニウムよりも遥かに安価なものなのもいい。ただそれでも5cm角のシンチレータで2500円くらいするけど。 放射線を受ける→シンチレータが光る→光センサーで受信してカウントする、ってことである。 え、受信した光=放射線をどうやってカウントするのかって? ググるなり何なりしてPICなりAVRなりのプログラムを考えて書いてくれ。 あ、すみません 私アニヲタ市役所環境業務課の冥殿と申します。 唯今 先の震災に伴う政府の要請で… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いかがわしいことってなんぞ -- 名無しさん (2017-11-10 01 29 56) 陸奥鉄ってこれの原材料だよね? -- 名無しさん (2017-11-10 01 52 11) あの独特のカリカリ音好き -- 名無しさん (2017-11-10 04 35 47) ガイガーカウンターといえば初代ゴジラのワンシーンだな -- 名無しさん (2017-11-10 06 43 58) ギャレオンが変形したメカノイドの数を測定する機械じゃないのね、と一応ボケてみますw -- 名無しさん (2017-11-10 07 39 20) ↑5 感度を最大に上げてカリカリ鳴らし、それで脅して商品を押し売りとか……? -- 名無しさん (2017-11-10 08 20 22) ↑6 項目の一番上の2を見るんだ。あなたが未成年者でなければ! -- 名無しさん (2017-11-10 08 36 48) ルパン三世の何時かの回でルパンが「俺の腕時計はガイガーカウンターになっている」って言ってたのが記憶にある -- 名無しさん (2017-11-10 08 44 17) ↑あー、それ自分も覚えてる。確か、洞くつ全体がウラン鉱石でできてたんだよね。 -- 名無しさん (2017-11-10 08 54 09) 字面だけ見てガオガイガーの専門用語かと思ってたぜ!!! -- 名無しさん (2017-11-10 10 06 07) 「いかがわしいこと」についてはR18なのでググってね。かなり胸糞なので自己責任で -- 名無しさん (2017-11-10 10 08 56) 真っ先にフォールアウトが出てきた… -- 名無しさん (2017-11-10 10 22 13) ↑ルパン3世の『ヘミングウェイ・ペーパーの謎』だったはず。 -- 名無しさん (2017-11-10 11 30 01) ↑2 「店の中にある」 -- 名無しさん (2017-11-10 11 45 56) 檜山修之に読んでもらいたい単語。「ガイガァァァァァッ!カウンタァァァァァッ!」 -- 名無しさん (2017-11-10 12 56 09) 今でもピクミンのパーツのイメージ -- 名無しさん (2017-11-10 13 55 24) がいがぁかうんたぁ -- 名無しさん (2017-11-10 14 26 41) ↑8 その発想は始めて聞いた -- 名無しさん (2017-11-10 15 34 49) ヘビガラスが飲み込んでたやつ -- 名無しさん (2017-11-10 19 45 16) ウルトラマンレオのサタンビートルの回でやたら特有のあの音が鳴ってたけどこれって絶対放射性物質の暗喩だよね… -- 名無しさん (2017-11-10 19 57 05) ところでガイガーカウンターは持ってるか? -- 名無しさん (2017-11-11 00 30 19) 店の中にある -- 名無しさん (2017-11-11 01 12 39) 何で私だけぇ… -- 名無しさん (2017-11-11 11 15 26) 初見時にガオガイガーの専門用語かと間違える人間は一定数存在する間違いない。そう、俺も -- 名無しさん (2017-11-11 21 11 06) 名前 コメント