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便秘緩和最終段階尻噴射とは、TBTが便秘最高潮尻爆発を抑制するために編み出した緊急回避方法である。発動するには国連条約によって設置されたTBTの肛門を塞いでいるケッツバン・ロックを解除する8ケタのパスワードのうち、上3ケタを入力する必要がある。しかし、8ケタのパスワードは日ごとに変わるため「便秘緩和最終段階尻噴射」を発動できる可能性はほぼ0に近い。 発動した際は「ぶばーーー」という効果音と共に下痢に近い性質の糞でジェット機の如く飛びまわるTBTの姿が確認されている。 また、副次的な作用としてこの反動を利用して第一宇宙速度まで加速することができる。これを利用してTBTが宇宙まで行った際には、世界各地でプープ・トレイルと呼ばれる糞で出来た軌跡が観測される。
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開発環境 ハード CPU Core2Duo E8500 normal Memory . UMAX 2G *2 normal グラボ SAPPHIRE HD 4870 512MB GDDR5 PCIE Silent Efficiency マザボ Gigabyte EP45-UD3P ディスプレイ SONY GDM-F520 + NEC MultiSync LCD 2690WUXi2 ソフト OS Windows Vista Ultimate edition 64 bit 開発言語 Visual Basic 2008 Express edition そのほか .net framerork 3.5
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PS3が夏休みに突入して週0.9万に落ち込む 263 160 :名無しさん必死だな[sage]:2009/07/19(日) 22 28 35 ID K9t0GD530 157 DQ8 初週メーカー利益(138億円x1/1.5(消費者評価値))-(69億円x0.5(開発係数))= +57.5億円(7掛け原価300) DQ9 初週メーカー利益 (58億円x102/829(消費者評価値))-(58億円x1.5(開発係数))=-80億円 (7掛け原価1700) 98 :名無しさん必死だな[sage]:2009/07/19(日) 21 55 29 ID K9t0GD530 94 ペルソナ5情報雑誌 超えられない壁 新潮
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開発進行状況 仕様計画段階 宿題 ずっとサボるような人はスペシャルサンクスに回ってもらいますよっ( へ ) やること☆ マップローダーの作成(途) マップエディタの作成(ローダー作成後@仕様検討) ソースクラス化(優先) ちょびの作成スタンドモーション 歩きモーション 歩き実装(途) ダッシュモーション ダッシュ実装(途) ジャンプモーション ジャンプ実装(途) しゃがみモーション スライディングモーション スライディング実装 ダメージモーション ダメージ実装 釣竿振りモーション 釣竿振り実装 釣竿ぶら下がりモーション 釣竿ぶら下がり実装 恵理菜の作成スタンドモーション 歩き実装(途) ダッシュモーション(途) ダッシュ実装(途) ジャンプモーション ジャンプ実装(途) しゃがみモーション スライディングモーション スライディング実装 ダメージモーション ダメージ実装 フードファイターモーション フードファイター実装 りぜの作成スタンドモーション 歩きモーション 歩き実装(途) ダッシュモーション ダッシュ実装(途) ジャンプモーション ジャンプ実装(途) しゃがみモーション スライディングモーション スライディング実装 ダメージモーション ダメージ実装 パンチモーション パンチ実装 キックモーション キック実装 ブレイクダンスモーション ブレイクダンス実装 マップセレクト絵の作成 ステージの作成草の総合ステージマップ設計1-1設計 1-2設計 1-3設計 1-4設計 1-5設計 1-6設計 1-7設計 山の総合ステージマップ設計2-1設計 2-2設計 2-3設計 2-4設計 2-5設計 2-6設計 2-7設計 2-8設計 炎の総合ステージマップ設計3-1設計 3-2設計 3-3設計 3-4設計 3-5設計 3-6設計 3-7設計 3-8設計 3-9設計 森の総合ステージマップ設計4-1設計 4-2設計 4-3設計 4-4設計 4-5設計 4-6設計 4-7設計 4-8設計 4-9設計 4-10設計 氷の総合ステージマップ設計5-1設計 5-2設計 5-3設計 5-4設計 5-5設計 5-6設計 5-7設計 5-8設計 5-9設計 5-10設計 5-11設計 空の総合ステージマップ設計6-1設計 6-2設計 6-3設計 6-4設計 6-5設計 6-6設計 6-7設計 6-8設計 6-9設計 6-10設計 6-11設計 6-12設計 フルスクリーン化対応 画像解析度の変更化対応 ジョイスティックの対応 各種敵キャラの作成(後回し) 各種ボスキャラの作成(後回し) 各種仕掛けの作成(後回し) インストーラーの設定(ラスト) 暗号化(ラスト) シーン管理実装(ラスト) ロゴ・タイトルの作成(ラスト) オプションの作成(ラスト) マップローダー半分完成 -- チキチータ (2005-10-01 12 24 38) 名前 コメント 今後の予定(目標) 17 / 8 / 31 基本システム企画&ステージ企画完成 17/ 10 / 31 アクションの基本システム完成 17/ 12 / 31 ラスボス含め仮公開 その後バグ取り、隠しステージ実装含め、窓の社やvectorなどで公開 かなり大雑把、結構ハイペースだと思う( ω ;)
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@パーティーを開発したらしい製作者の独り言。。。 2008年12月21日 配布開始 2008年9月13日 本格的に稼動 2008年8月11日 テストプレイ開始 2008年6月頃 構想からなんとなく開発スタート 開発当初は、「チャットしながら簡単なゲーム的要素があるもの」を作ろうと開発を始めましが、 いつも通り、ゴチャゴチャと不必要(?)なたくさんの機能がつきまして… 「ゲームメインでチャットはログ表示なもの」になっていきました。 当初の予定 チャットで楽しみながら、相手に攻撃できたりする ↓ After 仲間と一緒に冒険や対戦ができるCGIゲーム(ログの表示やアクションがチャット風) という経由で今に至ります。 もうこうなったら、とことんゲーム的要素をいれていこうじゃぁないかと思い、 武器屋や防具屋などのお店を作ったり、モンスターが仲間になったり、アイテム図鑑を追加したり、 もはやカテゴリーとしては、チャットではなくゲームになっていきました。 そんなわけで、たいがいのゲームはコマンドを選択して実行なのに対して、 文字打ち込みメインなのはその名残です(今までにない斬新ということで…) 本稼動から配布まで3ヶ月もかかったのは、前回の反省(BJ配布)を踏まえて、 完全にバグがなくなってから配布にしようと、長い時間と調整をかけました。 今回、@パーティーを作ってみてわかったことは、 デザイン(画像など)を凝ろうと思うと、プログラムよりも何倍も時間がかかるということです。 プログラム2ヶ月、画像作成2ヶ月、バグ修正・調整1ヶ月。 なんだかんだいって画像は、ジョブアイコン、モンスターアイコン、ギルドマークなど合わせて300個以上の画像を作成しているので、 デザイナー係がいれば、もっと完成度が高く、効率よく早く完成させることができたような気がします。 しかも半分以上は、昔描いたものをそのまま使っていたり、少し描き直したものなのです。 キャラアイコンやモンスターアイコンのサイズは、当初は40px×40px(または48px×48px)を予定していましたが、 そうなると今の2倍~4倍もの作業量になると予想し、20px×20pxのチビアイコンで妥協しました。 たぶん、40px×40pxで作っていた場合、完成させるのに1年くらいかかってしまったのではないかなと思います。 それか作業量的に大変になり投げ出してしまったかもです。 本当は、エフェクトをつけたり、もっと細部までこだわりたかった気もしますが、 完成が見えないものを長く長く作り続けるのが嫌なのと、個人ではこれくらいが限界かなっと思いました。 ★やり残しメモ モバイル対応(一人旅) モンスター育成 モンスター闘技場 Ajax(もしくはJava)でリアルタイムに JavaScriptなどで攻撃や回復のエフェクト トーナメント戦 ギルドクエスト 魔王封印戦 ウェブデザイナーやウェブディレクターがいれば、もっと良いものができるような気もします。 そういうことで、一度チームでゲーム開発をしてみたいと思う今日この頃です。 もし、CGIゲームのプログラムマーが必要な方がいましたら、お誘いくださいm(__)m または、Merinoと一緒に何か面白そうなCGIゲームを作ってみたいという方は、ご相談ください。 やりたいこと 面白いCGIゲームを作りたい! 担当を分割することと勢いでなるべく短い期間(3ヶ月以内など)でチャッチャっと作りたい!(グダグダとアレ決めてからコレ決めてから…というのは嫌です><)
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【好きなorだった番組】 ・テレビ ごっつええ感じ タモリ倶楽部 ホンマでっかTV モヤさま 雑学王 やりすぎ都市伝説 など ・ラジオ ロケットマンショー JUNK(伊集院、爆問) ナイナイのオールナイト 【好きな芸人】 松本人志(あえて書こう) ふかわりょう 伊集院光 くまだまさし 神奈月 さまぁ~ず 笑い飯 【好きなオオギリスト】 ポリねしさん 剣ボロさん その他多数 【好きなもの】 深夜ラジオ 海外サッカー ウイイレ 音楽全般 楽器 【大喜利について】 2013春くらいからPHPをはじめました それ以前は全くやっていませんでした 今後はリアルな会場での大喜利にもチャレンジしたいです 「対処法」と「一言」のお題が嫌いです(出すのも、ボケるのも) 【その他】 お気づきかもしれませんが、 年齢はオッサンと呼ばれる年代にさしかかったくらいです ごっつええ感じがお笑い原体験です 教室の中ではなるべく存在感を消してたような人間です IDはgodannkaiです
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テスト
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オンラインサービス Subversion Hosting, Git Hosting and Trac Hosting Repository Hosting Backlog プロジェクト管理サービス ライブラリ google-perftools C/C++アプリケーションのパフォーマンスを改善するための開発ツールキット 特集記事 ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境! ツール メモリのエラーを検出する「Dr. Memory」 JD Java用デコンパイラー SIKULI プログラムを自動操作するソフトウェア SQL Convert SQL文を綺麗に整形 ExCella Excelをテンプレートに帳票を作成する SelectorGadget クリックでCSSのクラス名と構造を表示する UniversalIndentGUI 各種言語に対応したソース整形ソフトウェア ManicTime アクティブになっているアプリケーションの起動時間を計測 HttpWatch Basic Edition HTTPの通信状況をデバッグしてボトルネックを発見できる Wabit ビジュアルクエリー構築&レポーティング Subversion バージョン管理システム Trac プロジェクト管理 TestLink テスト管理 プラデータ テスト用のダミーデータ作成 SQLite 軽量DBMS Lita Adobe AIR製のSQLiteフロントエンド UWSC Windows自動化ソフト Wireshark 高機能パケットキャプチャー 黒猫 SQL Studio フリーのデータベース開発環境 InDefero Google Codeライクなソフトウェア開発管理システム
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●インド洋 高度2500メートル 「すさまじい光景だな……」 近衛飛行艦隊所属巡航艦“最上”の艦橋では、現地上空に送られたスパイシステムが送ってくる映像を、司令部要員が感心したように見入っている。 艦長席でそれを見守るのは田中大佐。 40代半ばの筋肉質のずんぐりとした体格の持ち主。 その体に乗ったつるつるに磨かれたスキンヘッドが艦橋の照明を反射して輝いていた。 全長262メートルを誇る最上の艦橋は、他の日本製飛行艦同様に、同類の艦と比較してかなり広い。 “絶対、WBを参考にした”と囁かれ、誰も否定出来ないその艦橋のスクリーンに映し出されているのは、スパイシステムから送られてくるイギリス軍撤退戦の模様。 普通の日本人は知りもしないだろうインド洋の国々が、正体不明の植物の吐き出すオゾンによって人の住めない土地に成りはてた。 マスコミは、その植物を“死者の樹”と呼ぶが、この植物から発するオゾン散布範囲、つまり、人体の行動に致命的影響が出る範囲があまりに広い上に、謎の電子妨害を受ける米軍は、陸上輸送による補給路を断たれた格好になった。 これは即ち、イギリス軍がその地域の防衛能力を失ったことを意味する。 彼らに残された選択肢は、撤退しかなかった。 その撤退を待ちかまえていたようにモンスター達が英軍を襲った。 現在、最後の輸送艦が運河を離れ、オトリとなった英陸軍のメサイア部隊がモンスター達相手に白兵戦を繰り広げている。 時折、大爆発が起きるのは、海軍の戦艦部隊が死に物狂いで艦砲による砲撃支援を繰り返している証拠だ。 田中の率いる飛行艦、最上は、その支援としてこの空域に存在していた。 「敵の兵器は?」 田中の質問に、副長は短く答えた。 「ML(マジックレーザー)です。射程は不明」 「となれば、距離とバリアだけが頼りか」 「後は」 副長は前方を見た。 彼らの前面に浮かぶ青い機械がイヤでも目に入る。 SFアニメに出てきそうな戦闘機然とした騎体は、海軍機と同じ青い迷彩塗装が施されていた。 長細い流線型のボディに意味不明な装備がゴテゴテついている。 小沢が初めて目にしたそのメサイアはそんな形状をしていた。 初めて目にしたときは理解できなかったが、あれでもメサイアだという。 二本足で地面を走るメサイアしか見たことのない田中には、とても理解できる代物ではない。 「MDIJα-X408Fly ruler(フライ・ルーラー)……試作メサイアか」 試作騎を示すXナンバーがついている騎。 それをこんな実戦に引っ張り出すほど、近衛は逼迫していたのか。 そう思うと、田中はなんだか泣きたくさえなった。 高々度戦闘に特化した騎体で、現在は対空戦闘能力以外、全て防御用の装備をつけていると聞いてはいるし、それだけなら確かに心強いのだが―――。 「試作全騎……3騎だけ。乗っているのは今回が初陣の女の子が6人……」 それが、全てをぶちこわしている。 「気休めになればいいが……」 ため息混じりにメサイアを眺めるしかない。 「おい……イギリスさんの砲撃、あと何分持ちそうだ?」 「推定30分」 田中の問いかけに、高野砲術長が短く答えた。 「その前に敵が港に取り憑きます」 「その程度……か」 田中は、艦のステイタスモニターに視線を移した。 ステイタスモニターには、艦のコンディションがリアルタイムで表示される。 「対レーザー防御、即時全開、怠るなよ?」 「了解」 「ったく、“Fly ruler”の初陣ををこんな風に飾るとはな」 近衛飛行艦隊からたった一隻でこうしてパナマに来ているのにはきちんと理由がある。 それは、大日本帝国政府の表現するところのEUに対する軍事的貢献であり、同時に別のもっと現実的な理由を持っていた。 「艦隊防衛戦用メサイアですよ?いくら性能評価とはいえ、きちんと本来任務を与えてもらえると思っていましたよ」 文句を言ったのは、艦長席の横に立つ白衣の男性。 まだ若いが、白衣に付けられた技術士官章はホンモノだ。 「たった一隻での派遣だ。艦隊も編隊もなかろうが」 「いや……別に艦長に文句があるわけじゃないんですよ……」 「“信濃”をあいつらが守り抜く光景でも想像したか?」 「……ちょとは」 技術士官は俯いて小声でそう言った。 「しばらく艦隊勤務に回してもらえ。俺の下で働けば、ケツ穴からガチで男になれるぞ?」 「え……遠慮します」 白石という名の技術士官は、思わず自分の尻を抑えながら首を横に振った。 「単に、僕はその……Fly rulerが、カッコイイ初陣を飾ってくれればいいなって……」 「全騎喪失ではシャレにもならないぞ?」 「Fly rulerのリフレクション・シールドは、最上(こいつ)の主砲斉発をそらしてのけたじゃないですか」 「それが面白くないっ!」 田中は怒鳴った。 「あのおかげで俺は紅葉のガキに冬のボーナス巻き上げられたんだぞ!?」 「んな賭けするから……」 「それが女房にバレて、娘を連れて実家帰っちまって!散々だったんだからなっ!?」 「お気の毒ですけど―――あの」 白石はモニターに向き直った。 「敵が動きましたよ?」 モニター上の敵は、くさび形陣形で一気に進撃する動きをとっていた。 それが――― 「真っ二つに割れた!?」 敵が突然、急ブレーキをかけたように停止、その陣形が、鳥が翼を広げたような形―――鶴翼の陣に変わった。 「連中、港まで後何キロだ!?」 最上司令部付きの参謀がオペレーターに尋ねた。 「約20キロ!」 返答は即座に返ってきた。 「そんな所で、何を?」 田中が戦況モニターを前に目を凝らした次の瞬間――― 「敵、ML(マジックレーザー)発射!」 最上艦橋でオペレーターが悲鳴に近い声を上げた。 「何っ!?」 ●戦艦ヴァンガード艦橋 「敵、本艦隊を攻撃!弾着まで1分!」 「回避!レーザー拡散幕放てっ!取り舵一杯、機関全速!」 英艦隊旗艦を任されたバーグ艦長は、出せる限りの指示を出す。 対地砲撃任務に就く現状、戦闘機動は勘弁して欲しい。 ……やむを得ない。 「全艦行動自由!回避させろっ……陣形の意味は」 機関の激しい振動を足で感じつつ、彼は呟いた。 「このためか」 ●英艦隊上空 一定高度に達したメサイア達は、三騎横一列のフォーメーションを展開。 飛び来るML(マジックレーザー)の前に立ちふさがった。 ギュワワワワワワワワワ……ッ……ギュインッ!! メサイア達に白く光る無数のML(マジックレーザー)が襲いかかった次の瞬間。 辺りを白い爆発が支配した。 Fly rulerの魔法防御システムが、敵の攻撃を根こそぎ阻止した光だ。 「ふ……ふぇぇっ……こ、恐ぁぁぁっ!」 Fly ruler1号騎のコクピットから出たのは、まだ幼さが残る女の子の声だ。 「だ、大丈夫なの?これぇ……」 「り……涼ぉ……い、生きてるぅ?」 「か、芳は?」 「2号騎は無事……だけど、恐いよぉ……」 「3号騎、鈴子は?」 「鈴子?……鈴子っ!」 「3号騎MC(メサイアコントローラー)、成宮より緊急っ!コクピット被弾、騎士戦死っ!」 ●戦艦ヴァンガード 艦橋 ―――これが、魔法の力か。 無数の光砲弾をものともしない。 英艦隊を率いるリーチ提督は、その光景に畏怖に近い感情を抱いた。 あれほどの規模で飛んできた魔法攻撃をものともせずにはじき返したのだ。 「提督!」 通信兵が怒鳴る。 「ジャップからです!すぐに撤退せよ―――Fly rulerの防御システムに異常発生!」 「何だと!?」 「防御展開可能回数、あと10回ですっ!」 ●最上艦内 「どういうことだ!?」 最上では、白石以下、Fly ruler観測スタッフ達が青くなっていた。 「3号騎、石井少尉、シグナル停止!コクピット内部、映像出しますか?」 「いい。やめろ」 パネルを操作する部下の手を、白石は止めた。 「わかってることだよ……石井少尉は戦死だ。3号騎のシステムは作動するのか?」 「はい」 「だけど、何でだ!?ML(マジックレーザー)は止めたはずだぞ!?」 「簡単だよ」 バリアシステム担当技師の悔しそうな声に、白石は顔を歪めながら言った。 「敵が使用したのは、ML(マジックレーザー)によく似た“魔力付与実体弾兵器”だ。 Fly rulerのシステムは、ML(マジックレーザー)のエネルギーは確かに止めたけど、実体弾の方は止められなかったんだ」 「そんなバカなっ!」 「貫通魔法でもかかっていたんだろう。機体回収後、被害カ所を確認しろ。対策がとれれば有益な結果となる」 「……了解」 「白石大尉、1号騎小清水少尉より撤退許可申請が」 「却下する」 白石は言った。 「Fly ruler隊は限界まで米艦隊の支援を継続せよ。これは厳命だ」 「しかし!」 「死体の回収より、死体を造らない方が、今は大切だ」 白石は、田中を見た。 「艦長……それでいいですね?」 「―――お前達の不始末だろうが」 「……」 白石は無言で敬礼した。 「システムに異常!」 「んなことはわかっている!」 チーフスタッフが怒鳴った。 「原因は!?」 「バリア展開素子破損!シグナルが発生しませんっ!」 「―――素子の精製が甘かったか?」 チーフスタッフはモニターを見つめながら唸った。 「予備装置切り替えは?」 「やってますっ!」 「やってて10回か!?」 「そうですっ!」 「チッ!9回でFly ruler後退!」 「はいっ!」 ●戦艦ヴァンガード艦橋 「砲撃は続行させたまえ」 「了解っ!」 「戦いはこれからだよ?艦長」 リーチはは言った。 「まだロクな損害も与えていないのだぞ?」 「しかし!」 「対空砲で敵の攻撃は阻止出来るな?」 「物理的攻撃ではないので無理です」 「試してから言いたまえっ!」 「CIWSが敵弾を認識しません!」 提督に、砲術士官が怒鳴り返した。 「敵の攻撃を感知するマジックレーダーは、開発段階で、まだ火器管制システムと連動していません!」 「―――っ!」 ドンッ! リーチは思わず羅針盤の柱を拳で殴った。 「……提督」 砲術担当の参謀が、青い顔で報告した。 「先程の第48射ですが」 「どうした?」 「全弾、敵に破壊されました。敵に与えた損害皆無」 「……」 「我々の攻撃は、最早何の効果も」 「戦艦が6杯……揃いも揃って……何も出来ないだと?」 リーチは低く笑った。 笑うしかなかった。 ここにいても、敵に何のダメージも与えられず、徒に殺されるだけだ。 「砲をもってすれば人類最強の兵器に乗りながら!指をくわえて死ぬしかないだと!?」 「提督」 参謀長が進言した。 「……挽回の時を待ちましょう。ここは」 「……通信。司令部へ打電。本作戦ハ失敗。敵阻止不能。ワレ、コレヨリ撤退ス。……それと、インペリアル・ガーズに」 リーチの視界を、白い光が照らし出した。 敵の第2射が襲ったのだ。 「ワレ、コレヨリ撤退ス―――支援求ム。それだけでわかってもらえるはずだ」 「……了解」 ●大日本帝国 近衛兵団所属飛行艦「最上」艦橋 結局、最上とバリア機能を失ったFly ruler達まで加わった飛行艦隊の砲撃支援の下、英軍の撤退は完了した。 犠牲者は投入兵力の2割。 乗船した船舶ごと吹き飛ばされた気の毒な連中だ。 「港に妖魔が殺到しています」 Fly rulerの収容が進む中、最上司令部は重々しい空気に包まれていた。 今や、港の主要部は、得体の知れない芋虫の怪物に占領されている。 港のあちこちに大きな亀裂が走り、今や最後の時を迎えようとしている。 撤退が完了した以上、最早帝国軍がこの空域に展開する意味はない。 すでに、最上は敵の航空兵力に対する防空艦(エア・ディフェンス)任務に移っている。 スパイシステムもそろそろ撤退させなければならない時間だった。 「おそらく」 双眼鏡で海岸線を見つめていた砲術長が呟いた。 「これが、見納めかも知れませんな」 「―――また、いずれは取り返すさ」 必ずな。 田中はそう呟いた。 一方、白石達は後部甲板に設置された特殊な装置にドッキングしたFly ruler達に駆けつけていた。 「ドッキング完了っ!」 「よしっ!かかれっ!」 問題は白煙を上げ続ける3号騎。 「消火急げっ!」 最上FDC(フライトデッキコントロール)の号令の元、銀色の耐火服に身を包んだ甲板要員達が消化剤を3号騎の被弾カ所にまき散らす。 砲撃支援中に飛んできた魔族軍のML(マジックレーザー)の直撃を受けたのだ。 左腕に相当するパーツのかなりが吹き飛び、周辺装甲が溶けて原型を止めていない。 被弾の原因は、回避機動を担う騎士の戦死。 他の2騎の連係プレーがあって機動性に落ちる3号騎が撃墜されずに帰ってきたのはむしろ奇跡に近い。 「―――っ!」 白石は、それを見つけて顔をしかめた。 コクピットハッチの真ん中に開いた穴。 そして、その肝心のコクピットハッチも歪んで半ば脱落しかけ、白く塗装されているハッチの淵は黒く煤けている。 野球ボールが一個入る位の穴でしかない。 それはコクピットハッチを貫通し、内部で魔法攻撃が爆発した証拠だ。 「これは―――よくよく検討しないと」 白石は3号騎の前で顔をしかめた。 「少尉―――あなたの死が無駄になるな」 白石は、棺桶と化したコクピットに小さく祈りを捧げると、後ろに待機していた部下達に命じた。 「被弾カ所の修復は出来る範囲でいい!コクピットハッチはひっぺがせ!部品はどうせないっ!次に備えるんだ!平行して1号、2号と一緒にエネルギー補給開始!敵はいつ、どこから来るかわからないぞ!?」
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パーソナルコンピュータを利用してリアルタイムに通信をフィルタリングして, 攻撃の量と時間に応じてパケットの到着時刻を遅らしたり,スループット制限を設定したり, 送信パケット数を減らしたり,最終的には受信したパケットをすべて落とすという段階的に 通信を制限するという安価で拡張性の高い防御を重視したゲートキーパーのことである。 このような段階的通信制限を設けることにより,すべての通信を完全に遮断させることなくある 程度異常な通信のみを監視した上,攻撃ごとに的確なフィルタリングを適用させることが可能。 このページが役に立った