約 3,750,375 件
https://w.atwiki.jp/kk0201kk0714/pages/1624.html
(歌詞は著作権に触れるため省略) アーティスト:DREAMS COME TRUE レベル:10 作詞:吉田美和 作曲:中村正人 歌う箇所:ラスサビ(少し気が多い私なりに〜) 最低音:mid2C(決戦の金曜日ぃぃ) 最高音:hiF♯(押し出される) ※hiCが超頻出。 DREAMS COME TRUEの代表曲の1つで、シングルでは自身初のミリオンセラーとなった作品。 細かい音程が続く中サビ全体を通してキーが高く、特に連続したhiCが頻出。 低音から駆け上がる音程や、計5回登場する「私なりに」のように素早く駆け降りる音程が当てにくい。 序盤に登場する「心はやる」と、終盤の「近づいてく」は太字部分にしゃくるかしゃくらないかの違いがあるため要注意。 1番の難所「押し出される」の部分はhiF♯となっている。 ラストフレーズ「決戦の金曜日」も音が取りづらいが、ここを超えると歌唱部分に入っていないフェイクがあり、ウイニングランとして歌うと気持ちいいだろう。
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/135.html
コピ神…んっ…ふぁっ… ミーンミンミンミン けたたましくセミが鳴くいつもの夏。 ウワアアアアクルナアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ だが、セミよりもよく聞こえる鳴き声がある。 アアアアアッアアアッアッ……… 聞くだけで愉快になる、肉塊達のヒメイ… ………… ある日、ワタシは中出し屋と名乗り、この美しくも汚らわしい世界に臨んだ。 ……………… 素晴らしきエロ世界を創造しようとしたのだ。 …………レイプ…… だが! ………………レイプ……レイプ… それも儚い願望のまま終わり、ワタシは理性ある人間の手により葬られた… ………ゴギギギ… だが、何故かこうしてまた存在している。 ならば行う事などただ一つ! 中出しし、中出しし、中出しし!! この世に存在するありとあらゆるマンコに射精し!! 世界を見るだけで恍惚するエロ世界に変えるだけだ!! そう、それがワタシの使命。ワタシがここにいる理由。 「ならば それを阻む者をまず排除しなくては 一刻の猶予も与えてはならない ワタシの全力を尽くし 抹殺しなければ――――」 犯人は必ず犯行現場に戻ると言うが、この場合はなんというのだろう。何故なら犯人は、そこに介入してくるあらゆる『人間』に全て見境なく中出ししているのだから。 ――だが、例外もいる。それは、彼の抹殺対象。まさに今その現場に到着せんとする、ギルバートその人だった。 前の話へ|次の話へ リレー小説まとめページへ
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/204.html
「が…………ま………」 地鳴りを上げ、その巨体は轟音と共に倒れた! その名は『魔王』と言ったが、最早見る影もない。 そこに立っていたのはもっと巨大で、もっと気高く、もっと美しい… 「我が名は焉龍ゲーデ!これからこの魔界を支配する者だッ!!」 『人間』など誰一人としていない。 地獄に投げ込まれた、しかしそれでもまだ最強である破天荒。 それは神聖でもなければ、魔性でもない…。 天を穿つ槍を跳ね除ける強大な龍鱗。 地を鳴らす大災害を片手で止める剛腕。 大気を震わす超存在を燃やし尽くす龍の息。 全ての異能を兼ね備えた、最強の魔人軍を一瞬で死体の山とした黒龍は言った。 「弱い…弱すぎる。この程度の虫けらが、地底を支配していたと言うのか。」 巨大な黒龍…その名も『焉龍ゲーデ』は、暗黒領域の魔界で今まさに頂点に立ったのだ! 「とでも言うと思っていたのかぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」 しかしそんな巨大な黒龍がまるでピンポン玉のように軽く吹き飛んだ!!!! 「ここが地獄か!!!??!?!随分薄暗いなッ!!!しかし何の問題もない!!!こここそが、この俺…若林血籠にふさわしいッ!!!」 雰囲気と共に龍を吹き飛ばした張本人はなんでもなさそうな顔で『地獄』を見渡す!! 「誰だ貴様は…ッ!?に、人間…なのか…!?」 この時黒龍は生まれて初めて恐怖した!! 最強と自負していた自身をいとも容易く跳ね飛ばした存在に恐怖した!!! 「…あぁ…お前か?俺が来る前に魔王を殺したのは…」 「!?」 「俺の最大の愉しみである大イベントの大虐殺を奪いやがってよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! 貴様には死すら生ぬるいわぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!」 龍よりも、見た目こそ小さいが、その存在力は圧倒的ッ!! その男が手を翳すと龍は一人でに浮き始める!! 「なッ!!」 「罰として貴様の力は俺が吸収する!!!今日から俺がここの魔王だ…」 「ふ、ふざけるな!!そんな馬鹿なこと…グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」 「フン!抜け殻に用はない!!消えろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 こうして、人間を脅かす存在…魔王軍を容易く滅ぼした黒龍は容易く吹き飛んだのだ…。 …これは悪夢かッ…! 我は遥か上に存在した神の一軍を殺し、 堕天使…同じ龍族をも皆殺しにした! 真の孤高へなる為に! そしてついに、地を這う魔族共を一掃したと思えば! ……なんだこれは!?なんなのだァ!!? 「グッ…馬鹿な…!こんな馬鹿なことが…!!?な、なんだこの体は…」 自分の体を見て驚くなんて、生まれて初めての体験である!! しかし我は驚かざるを得なかったのだ…。 「に…人間の体…だと…?」 全てはあの『若林』とか言う奴のせいだ… おのれ…若林…覚えたぞ、若林だなッ…!!! いつか必ず討ってやる…若林ィィィィ!!! ─その思考を最後に、『元』龍の意識は暗転していったのだった…。 ────────────── ────────────── ────────────── ……私は不本意ながら人間である。 しかし、人間ではない。 何故か。 さぁ、わからん。 わからないが、初めっからとにかくそうなんだ。 敢えて私が私という生き物に名前をつけるとしたら『特別な人間』である。 故に… 「…ぎ…あ……」 「今日も人を殺すらしい。」 校舎裏での出来事である。 少女はうわ言を呟きながら 「あぁそう、人間じゃない私が人を殺すのは当然の事ですね。」 「や、やめ…」 「やめる?何を馬鹿な。 そちらから誘ってきたんじゃないですか。 小さなか弱い女の子だからって、容易く殺せると思ってたんですか。 生憎私は人間ではないので。はい。」 私はそんな意味不明な理屈をほざきつつも、手をその生ゴミのエキスで汚した。 生ゴミは変な呻き声を上げると汚らしい赤い液を吐いて動かなくなった。どうやら終わりらしい。 「ハサミで喉を掻っ切るのはいつになっても慣れないな。」 ……私の名前は工藤晴生(くどう はるみ)。 動く生ゴミをただの生ゴミに変える能力を持っている。 一応普通の高校生だ。特別だろうがなんだろうが行くところは行くし、受けるものは受ける。 故に… 「今日はもう帰るらしい。」 あんまり派手に殺し回ると男共が大人数で組んできて、か弱い私に暴力をふるいかねない。 なんて恐ろしいんだ、この夢幻学園は。まだ昼休みだと言うのに私に無理矢理早退させるなんて横暴すぎる。 私の平穏な日常をこれ以上侵さないで欲しいな。 という我ながら普通の人間には不可能な思考をしつつ、眠そうな顔で平然と学園から出る。 「さて、家はどこにする?」 「知りません。」 「そもそも、ここに来てから一日目。勝手に入学させられて、私こそ勝手に学校を抜けだしてきたんだが。」 「知りません。」 「私はこれからどうすればいいんだ?」 「知りません。」 「…………。」 「知りません。」 「…自分のことだろう?」 ここまで自問自答だ。 あぁ、私はなんて特別なのだろうか。 さて、そんなわけで適当に歩いていると、どうやらここは川辺だ。 故に、昼寝するらしい。 「考えるのは面倒だ。私には時間がある。らしい…」 そう考え終えると少女は川辺の草原に寝っ転がる。 「空が青い…な…」 少女は静かに目を閉じた。何も考えてはいなかった。故に、楽観的らしい。 ────────────── ────────────── ────────────── グッ…ようやく超圧縮空間から抜け出せた…と、ここはどこだ。 「…!?」 目を開けたらそこは空中だった。 パッと見、人間共の街らしきものが見える。 しかしオレはこれから何をすることもできない。 黒光りした竜鱗を纏った強靭な翼も今のオレにはない。 「(転落死だと?なんて無様な死に方だ。これが、『血の鎧を持つ龍』などと謳われたオレの最期なのか?)」 今度は逆に雲を眺める。 雲がどんどん遠のくのと同時に、地上が近付いて来る錯覚を…否、これは錯覚などではない。 この速度で地面にぶつかれば、人間の身ならば良くて頭爆発、悪くてミンチだ。 「と、言っても助かる術などない、か。」 妙に落ち着いている。こんなものか─────。 龍の落ちる速度が次第に高まり、 人間の体が空気との摩擦に耐えられなくなると、 いとも簡単に意識が飛ぶ。 龍のその体は少年だった。 最早龍の威厳などどこにもない。 かつての死の体現者は、最も意外な形で死を受け入れようとしていた。 ────────────── ────────────── ────────────── 「空から人間?はは、お伽話か。」 「馬鹿者、見なかったのか、私が参加した授業の光景を。」 「………。」 「ある者は異能が使え、ある者は魔法が使え、ある者は人間ですらない。」 「最後のそれは私だろう。」 「そうかな。」 再び、自問自答。 しかし、それどころではない。 「どうやらこの果てしなく面白い非日常は非人間の私にとって心地良い運命を送らせてくれるらしい。」 ありがとう、運命に。 ありがとう、私を産んだ母親に。 そしてありがとう、非日常に… あぁこの素晴らしき世界にありがとう。 私は広大な心で全ての人間に感謝をすると、手で天を仰いだ。 「さて、空から人間が降ってきたぞ。特別な人間である私は、ナイスなことに名案思いついたのだ。」 私は空に手を翳した。 「来いやぁーーーッ!!!」 落ちてくる人間を『超☆能☆力』で受け止めるッ!! 『人間』が落ちてくるなんて! 私が幼き日に見た天空の城ラピュタ冒頭の如くの超展開也! ただしその速度は段違い!!最初っからハァードだぜぇー! そして少年── ──少女に直撃ッ!!! 「うっぐぁああああああああああああ!!!!!!」 バリバリと、物凄い圧力が体にかかる。 自分の声とは思えない絶叫が辺りに響いた。この薄暗い川辺には余り人が来ないので、それが誰かに聞かれることはないが。 しかしそれも一瞬。 私が例の馬鹿学園で手に入れた超能力は十二分にその能力を発揮すると、 バチンッ!!と私の地味な異能が弾ける音がした!ような気がした。 しかし結果、私は後方に吹き飛び、少年と思わしき落人(らくびと)は正反対にあった川に吹き飛んだ。 ドボォーンと水しぶき。あれで死んでたら許さんぞ…と、いう吹き飛ぶ自分に飽くまで無頓着な思考を貫いた。 しかし、それが祟ったのか…いや、そうでなくとも私の後頭部に巨大な衝撃が走った。 そんな私の後頭部に痛みが訪れることはなかった。 それよりも先に、脳に直結する回路という回路がねじ切られ、私の視界は容易く暗転したからである。 ………… ……… …… …
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/267.html
「このムスシプラが!」 俺の彼女が突然そんな事を口走りだした。 「このムスシプラが!」 最初はまたいつもの意味のわからぬ発作だろうと思い込み、俺は彼女のそれをスルーしていた。 「このムスシプラが!」 妙だと思い始めたのは、彼女がこうなってから一週間が経過した頃だった。 「このムスシプラが!」 彼女は、会う度にこの言葉を発した。 もはや、「このムスシプラが!」以外の言葉を全く以て発していないことに気づいた。 「このムスシプラが!」一寸の誤差もなく。 「このムスシプラが!」完全に同じ発音で。 「このムスシプラが!」彼女は全く不変のその言語を延々と僕に言っていた。 「このムスシプラが!」一方彼女の表情は。 「このムスシプラが!」まるで、この言葉の羅列と同じように全く不変な為今は慣れたが。 「このムスシプラが!」人を蔑むような…。 「このムスシプラが!」人を見下すような…そんな目だ。 「このムスシプラが!」くどいようだが、そんな目をされても俺はもう慣れているので全然精神的重圧はかからない。 「このムスシプラが!」むしろ心地良くなってきたぐらいだ。 「このムスシプラが!」最早この状態が一生続こうが、俺は平気だろう。 「このムスシプラが!」全く以て、余裕だぜ。 「このムスシプラが!」俺はそう思い、彼女の手を握った。 「このムスシプラが!」 「別にどうってことはない。温かい手だぜ。」 「このムスシプラが!」 結婚を前提に彼女と付き合いだし、約2年。 そろそろ婚約指輪でも渡そうか。どんな指輪がいいか。 そう悩んだ。 これは…夢幻街に住む、とあるサラリーマンと身元不明の女性が織り成した夢幻黙示録…。 「このムスシプラが!」 師走を迎えた夢幻街に、ただ虚しくその言葉だけが響いたという…。
https://w.atwiki.jp/hachimanjinja/pages/124.html
BKP 王国国営放送へようこそ! ここはパウダー王国の国営放送局です。 BKPとは Broadcasting station that kingdom of powder manages の略です。 受信料は一ヶ月100dです。 番組表 日曜日 4 00 世界の絶景 世界の様々な絶景を紹介 5 00 王国ニュース 今日の王国内で起きたニュース 6 00 みんなの町 町のほのぼの風景 6 30 今日の番組 今日放送する番組を紹介 7 00 おはようパウダー 今日のニュース 9 00 日曜討論 今の政治について3人の政治家が討論 11 00 プレミアムパウダー 毎週様々な施設に密着 12 00 BKPのど渇き自慢 10組の民間人達が繰り広げる熱唱バトル! 13 00 港の男達 シュラインを舞台にしたドラマ 14 00 BKPアーカイブス 今話題のあの人に密着 16 00 国際ニュース 世界で起きたニュース 18 00 手話ニュース 今日のニュースを手話で 19 00 コンバスが来た! 世界の生き物新伝説! 20 00 大河ドラマ「アレクサンドリーヌ~姫たちの移住~」 ダンボール国の姫、アレクサンドリーヌの移住を描いたドラマ 21 00 サンデースポーツ 前週のスポーツニュース 22 00 ニュースtheTEN 今日起きたニュース 24 00 POUDER HOToneHundred 最新音楽チャート 26 00 王国の名峰 我が国の名峰を紹介 27 00 先取り3 O clock 今週の話題を先取り 月曜日 4 00 NEWfromDAN-BALL 我らが祖国、ダンボール国のニュース 5 00 王国ニュース 今日の王国内で起きたニュース 6 00 おはようパウダー 今日のニュース 9 00 アサイチ☆ 最新のお得情報 11 00 みんなの体操 1,2,3,4! 12 00 ふるさと一番★ 皆さんのふるさとを取材 13 00 おひちゃま 出目村に住むサン・スドーの半生を描く。 14 00 ナールからこんにちは ナール村からお伝えします! 16 00 お元気ですかパウダー王国 パウダー王国のおじいちゃん、おばあちゃん達に聞きます! 18 00 国際ニュース 世界で起きたニュース 19 00 クローズアップ段箱 最新ダンボールニュース 20 00 プレマップ BKPの番組紹介 21 00 ニュースヲッチニャイン 今日起きたニュース 22 00 ドキュメントファイター 今頑張っている人に密着 24 00 コンバスが来た! の再放送です 26 00 音楽散歩 ミュージックな場所を散策 27 00 先取り3 O clock 今週の話題を先取り 火曜日 4 00 NEWfromDAN-BALL 我らが祖国、ダンボール国のニュース 5 00 王国ニュース 今日の王国内で起きたニュース 6 00 おはようパウダー 今日のニュース 9 00 アサイチ☆ 最新のお得情報 11 00 みんなの体操 1,2,3,4! 12 00 熱いぜ!パウダー! 熱く燃えている人を取材 13 00 おひちゃま 出目村に住むサン・スドーの半生を描く。 14 00 シュラインからこんにちは シュラインからお伝えします! 16 00 お元気ですかパウダー王国 パウダー王国のおじいちゃん、おばあちゃん達に聞きます! 18 00 国際ニュース 世界で起きたニュース 19 00 クローズアップ段箱 最新ダンボールニュース 20 00 ボーレン法蓮 仏教番組 21 00 ニュースヲッチニャイン 今日起きたニュース 22 00 ドキュメントファイター 今頑張っている人に密着 24 00 港の男達 の再放送です 26 00 空中散歩 空から王国を見てみよう 27 00 先取り3 O clock 今週の話題を先取り 水曜日 4 00 NEWfromDAN-BALL 我らが祖国、ダンボール国のニュース 5 00 王国ニュース 今日の王国内で起きたニュース 6 00 おはようパウダー 今日のニュース 9 00 アサイチ☆ 最新のお得情報 11 00 みんなの体操 1,2,3,4! 12 00 奇跡のサッカー 最新のサッカー事情 13 00 おひちゃま 出目村に住むサン・スドーの半生を描く。 14 00 王都からこんにちは 王都からお伝えします! 16 00 お元気ですかパウダー王国 パウダー王国のおじいちゃん、おばあちゃん達に聞きます! 18 00 国際ニュース 世界で起きたニュース 19 00 クローズアップ段箱 最新ダンボールニュース 20 00 ダンボリアン 楽しくD語のお勉強 21 00 ニュースヲッチニャイン 今日起きたニュース 22 00 ドキュメントファイター 今頑張っている人に密着 24 00 メタミズ伝 の再放送です 26 00 農業散歩 農業から見る王国 27 00 先取り3 O clock 今週の話題を先取り 木曜日 4 00 NEWfromDAN-BALL 我らが祖国、ダンボール国のニュース 5 00 王国ニュース 今日の王国内で起きたニュース 6 00 おはようパウダー 今日のニュース 9 00 アサイチ☆ 最新のお得情報 11 00 みんなの体操 1,2,3,4! 12 00 シネマ本舗 最新映画情報 13 00 おひちゃま 出目村に住むサン・スドーの半生を描く。 14 00 スターリンからこんにちは スターリンクラードからお伝えします! 16 00 お元気ですかパウダー王国 パウダー王国のおじいちゃん、おばあちゃん達に聞きます! 18 00 国際ニュース 世界で起きたニュース 19 00 クローズアップ段箱 最新ダンボールニュース 20 00 アーメンラーメン キリスト教番組 21 00 ニュースヲッチニャイン 今日起きたニュース 22 00 ドキュメントファイター 今頑張っている人に密着 24 00 王国の名峰 の再放送です 26 00 鉄道散歩 パウダ鉄道をのんびり取材 27 00 先取り3 O clock 今週の話題を先取り 金曜日 4 00 NEWfromDAN-BALL 我らが祖国、ダンボール国のニュース 5 00 王国ニュース 今日の王国内で起きたニュース 6 00 おはようパウダー 今日のニュース 9 00 アサイチ☆ 最新のお得情報 11 00 みんなの体操 1,2,3,4! 12 00 ゴッツアン デブのデブによるデブのための料理番組 13 00 おひちゃま 出目村に住むサン・スドーの半生を描く。 14 00 出目村からこんにちは 出目村からお伝えします! 16 00 お元気ですかパウダー王国 パウダー王国のおじいちゃん、おばあちゃん達に聞きます! 18 00 国際ニュース 世界で起きたニュース 19 00 クローズアップ段箱 最新ダンボールニュース 20 00 الإسلام イスラム教番組 21 00 ニュースヲッチニャイン 今日起きたニュース 22 00 ドキュメントファイター 今頑張っている人に密着 24 00 みんなの町 の再放送です 26 00 海上散歩 海の上から王国を見てみよう 27 00 先取り3 O clock 今週の話題を先取り 土曜日 4 00 NEWfromDAN-BALL 我らが祖国、ダンボール国のニュース 5 00 王国ニュース 今日の王国内で起きたニュース 6 00 サンデーパウダー 土曜日のニュース 9 00 アサンデーイチ 最新のお得情報 11 00 みんなの体操 1,2,3,4! 12 00 マッケット ケチのケチによるケチのための買い物番組 13 00 おひちゃま 出目村に住むサン・スドーの半生を描く。 14 00 アニマルトラベル かわいい動物たちが勢揃い! 16 00 恐怖の館 怖い話募集中 18 00 アニメ6 アニメ シュライナー と 王国の守人 を放送 19 00 国際ニュース 世界で起きたニュース 20 00 クローズアップ段箱 最新ダンボールニュース 21 00 ニュースヲッチニャイン 今日起きたニュース 22 00 ドキュメントファイター 今頑張っている人に密着 24 00 世界の絶景 の再放送です 26 00 粉々散歩 粉々砂漠を探検 27 00 先取り3 O clock 今週の話題を先取り 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/230.html
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 烏羽源氏の回想-蕎麦屋- ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 神はこんなどうしようもないところに僕を追い込んで、一体全体どうしようというのか。 くだらない考えが頭を埋め尽くすのはいつものことで、それはその葛藤の全てが頭から消えてくれないことに、もしやすれば起因するのかもしれないが。 少なくとも今は、男二人で蕎麦屋ってなんかおかしいだろとか、そういう考えの方がが浮かばないでもない。 「なあ、君はなんで生きてる?」 「……その質問、今答えなきゃ駄目っすか」 全くもうお前のその高尚なんだか文化的っていうか哲学的なっつーか中二病の心理学のテストみたいな質問には懲り懲りだ、 と、悪態をつきつつ目の前の蕎麦をズルズル啜る男の名は、藍鉄鉄紺という。 鉄、鉄と二度続くなんて、全く以って珍妙な名前だ。 尤も世の中には同じ漢字で同じ読みの姓と名を持つ人もいるそうだから、それと比べればまだマシなようにも思えるか。 「…で、なんだっけ?」 「なんで生きてるか」 「ああ、そうだっけ……えぇーっと?」 蕎麦を早々に啜り終えた藍鉄は、どうも先程の問いかけを考える気になったらしい。 とりあえずは僕も、この目の前に盛られている蕎麦の山を少しでも切り崩すことにする。 「なんで生きてるか…ねぇ」 「流石の君も考えたことぐらいあるだふぉぶげほげぼ」 「蕎麦喰いながら話すな」 違う。今のは単に喉に詰まっただけだ。 決して喰いながら話したからとか、そういうアレじゃない。 「まあ…流石の俺もフツウの高校生やってるからな。考えたことが無いワケでもない」 「それで」 「その時出した答えは……確か、そう、アレだアレ…人間賛歌的な」 「ちゃんと考えろ」 「うっせぇ。俺はお前みたいに都合のいい記憶術とか持ってないの。思い出すから蕎麦でも喰ってろ」 「…………」 偉く投げやりな返事を返されたことに若干戸惑いを感じないでもないが、言われた通りとりあえずは蕎麦を片付けていくことにする。 藍鉄ほど食べるのが速い訳でもない。 「んー…なんで生きてるか…人間だから?……いや、なんかそれは違うな…… 思えば、あんまり考えたこと無いんじゃないか?…… 強いて言うなら、そうだな、大それた理由なんてないんじゃないの」 「……そうか」 「どや」 「実に君らしい無益かつ無意味で無責任なポツネンをありがとうございまして候 君の意見は今後の参考にすると共に君との付き合いを考える材料にして頂くので理解宜しく。」 「…………」 ハニワみたいな顔になった藍鉄を尻目に、とりあえずは宣言しておくことにする。 「ごちそうさまでした」 「代金は割り勘だからな……」
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/312.html
名前:虎菊紅閻 能力:物体を鎌に変換できる 年齢:14歳 性別:男 種族:人間 趣味:特に無し 役目とか:風紀委員会の大幹部 二つ名:鎌の『虎菊』、クエン酸 解説↓ 根は良く言えば仲間思い、悪く言えば心配性な夢幻学園中等部風紀委員四天王の一人。クリムゾン色の髪の毛を持つ中二である。 風紀を乱す者(主に不良)や、私怨の相手には容赦なく異能で造ることのできる巨大な鎌を振るい虐殺する。 常時に眉間に皺を寄せており無愛想で素直じゃないが、異常に仲間想い…というか鈴莉を中心とした四天王想いで、異常に情に厚い部分がある。彼女らの為なら殺人も厭わないほどだ(彼女らの為でなくても別に殺人は厭わない)。 また、彼女らを傷つけられると『プッツン』し、元々人間離れしている馬鹿力が怒りで何倍にも増強され所謂サザエさんみてーな髪型仗助状態になる悪癖がある。無論、周囲に迷惑を掛けまくる。 また、鬱陶しいことに鈴莉には兄貴面でやたら馴れ馴れしく絡んでいったりする為、必然的に鈴莉が好きな白鳥裕也にもやたら殺伐しく絡んでいったりする。 台詞参考 「フン…いらん!鈴莉にでもやってくれ。俺には似合わん」人の好意が苦手で意地でも避けたがる 「…貴様ら…不良だな…よォし断罪するッッ!!」屯する不良達を見て張り切るクエン酸 「若林…嫌な名前だ。思い出したくもない…!」過去に若林関連で嫌な思い出があったようです 「フン、鈴莉の頼みだ。死者は出さないさ………その代わり明日からは五体不満足で暮らして貰うッッ」まさに外道 「俺達四天王は!見えない絆で結ばれてるのだよォァアアア───!!!!」錯乱
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/383.html
「チョベリバボボボッブブボババ!」 「まじうけるんですけど!」 そう言って笑っていた二人の女子中学生の腹部に、私はナイフを突き刺して逃亡した。 今日で逃亡から三日目になる。 第一話「綺麗な花火」 私は極度の綺麗好きなんだ 私は極度の綺麗好きなんだ。 大事なことだから二回言ったけど、私は極度の綺麗好きに幼い頃から悩まされている。 といっても、私にとってのキレイというのは私の価値観に準拠したものであり、私の全ての命運は私の価値観に左右されるのだが とにかく私は極度の綺麗好きなんだ。幼い頃から。 私にとって汚いと綺麗の境界は意味不明だった。だからこそ、だ。私は自分がこれから何をするか分からん。急に見知らぬあいつやこいつのことが汚く見えて、殺すかも知れないし でもね、私は人間のことを汚いと思ったことなんて一度もなかったんだ。中学生になるまでは。 大変だった、殺人衝動を抑えるのが。 私は小学生時代の友達がいなくなり、一人ぼっちと化していた。そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、冒頭に刺し殺した二人のいじめっこだった。 二人のいじめっこは私に幾度も幾度も陰湿に嫌がらせをし、私の彼女たちに向ける視線は日に日に排泄物のそれへと成り下がり、そして遂に私は自分の脳内でトイレの流れる水音が聞こえた。 結果二人は恐らく死亡した。あのあと本当に死んだかどうかは確認していないので分からないが、私は彼女達の小汚い腸をこの目に確かに焼き付けているのでまぁ死亡は間違いないだろう。 「やぁ!!大丈夫かい!!?ナンカ、さっきから独り言が激しいけど……食べ物を持ってきたよ!!!」 私の視界に映るのは肥満体型の男だった。彼の家は快適そのものだった。 「俺の部屋は汚いけど、ゆっくりしていってね!!!!」 「大丈夫ですよ。私、極度の綺麗好きですけど、心の底から汚いと思えるものなんてごくわずかですから」 「そうなのかい!?!?!?!?」 男は俗にいうライトノベル族という先住民族の人間だった。 男はライトノベルのような展開(殆どのライトノベル族は自身を主人公と見る精神状態に常にあり、私というヒロインの登場に胸を躍らせているのだろう)をそのライトノベル脳フィルターに通した視界で私を捉え、目をキラキラさせながらこのフィギュアと本(おそらくライトノベル)だらけの部屋で私を見ていた。 私は動く気などないというのに。 「ところで君の名前は!!?!!?これから居候させてあげるんだから、名前ぐらいは知っておきたいなぁ!」 「そういえばそうですね、私の名前はフユハルです。」 「フユハル!!」 次の瞬間男の部屋の扉が思い切り蹴破られた。そこには燃える蒼い炎のような青い制服をきた警官の姿があった。見た目的に屈強そうだ 「警察だ!!!!!ここに犯罪者を匿っているラノベ族がいるという情報があって駆けつけた!!!貴様か、犯罪者め!!!」 「来たな、警察!!!」 犯罪者め!と拳銃を突きつけた先にはライトノベル族の彼がいた。私は申し訳ない気分になった。 すぐに無実を証明をしようとした。 「逃げるよ!フユハル!」 「えっ?無理ですよ、どうせここで捕まりますってば。警察の皆さん、お騒がせしてすいま」 「早く!!!」「ちょっ」 「あっこら待て!!!」 ライトノベル族の男は窓を蹴散らし破壊し、私を逃がそうとしてくる。 私は逃げなくてはならなくなってしまった。何故ならここで逃げないという展開は、私にとって汚らしいクソのような展開だからだ。 「ライトノベルさん、すいません付きあわせてしまって」 「僕の一生は、この逃亡の時のためだけにあったのかも知れない!!!!!」 その肥満体型に似合わぬハイスピードで、私の手をひいてくれる彼は今、私と住宅街の屋根の上を走っていた。 素早い。私は良い気分になった。 こんなスピードで、屋根の上を走れる機会なんて、滅多にない!私は二人も人を殺したのに、こんな良い気分になって良いのか? 良心の呵責は全く感じなかったが、私独自の綺麗好き理念の呵責を少々感じていた。それは汚いことではないか? しかし、目の前の肥満体型の男は、とても綺麗に輝いて見えた。 次の瞬間だった。 ライトノベル族の男が目の前から消え失せた。彼は突如、真下から打ち上げられた花火によって上へ吹っ飛んだ。 私の手に握られている彼の腕は、二の腕から先がない。千切れていた。 ドォォォォーーーーーーーーーーーーーンン!!!!!!!!! 彼は悲鳴を上げることなく、爆死した。綺麗な花火が夕焼けを終え薄暗くなって空を彩った。 「任務完了!女子中学生三人の殺害及び、誘拐の罪によりライトノベル族の男の処刑に成功しました。 綺麗な花火です!!!」 下には警察官が待機していたらしい。 時は西暦22××年。人口の爆発的増加と少高齢化により、全人類は殺伐としていた。 より少しでも明るい感じで人口を減らす技術、花火型殺害装置によって、私を先導してくれていた儚い命は消え去った。 そして肉片が辺りに落ちてくる。私の頭の上にも落ちてくる。 私は彼のハラワタを手に取って見つめた。綺麗だ。なんて綺麗なハラワタなのだろう。 とても綺麗で、ついつい見惚れる。 それに比べ、私は汚れてしまった。あの時、二人を刺殺した当時、私を目撃した者は居なかった。 さらに学校付近をうろうろ逃亡していた私を見つけてくれた彼は、犯人と誤解されてしまったのかも知れない。というか、そうだろう。 彼を冤罪で殺してしまった。 死ぬべきは、私だったのだ。 綺麗好きも体外にしよう。 そう思った、向日葵が綺麗な夏のある日だった。
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/206.html
大きな墓碑と比べたら小さな曼珠沙華。 それでも大きく妖しい曼珠沙華。 その花を植えたのは奇妙にも墓の者に近き人物ではなかった。 大きく豪華な作りの家があった。 その家は町外れにあった。 町から近かったが、それは遠く離れていたという。 家に住んでいる人間は一人だった。 少年は一人ぼっちだった。 それが人間だったならば、大層哀れな事だった。 しかしそれは人間ではなかった。 化物は、ずっと一人ぼっちだった。 「問おう、僕は何故人間なのだ。」 それは著しく愚問だった。 それは大きな間違いである。 お前は人間ではないのだ。 お前は悪魔だ。お前は悪魔の使いだ。お前は悪魔のしもべだ。 「そうか、僕は、人間ではなかったか。」 彼は死に際にまたヒトを殺したという。 その顔は酷く歪に笑っていたという。 「なぜお前は人間ではないのだ。」 「なぜお前は生きているんだ。」 「なぜ殺されなくてはならなかったのだ。」 問いたのだから、今度は問われる番だった。 しかし、彼は何も答えやしなかった。 ただ無言でそれらを黙殺したという。 少年は遂に、長く住んでいた家から逃げ出した。 次の目にしたのは、火に包まれた町だったという。 「俺を軽蔑してくれよ。」 「…。」 「俺が恐ろしいだろう。」 「…。」 「俺は人間じゃない!」 「………。」 少年の問いは、決して報われず、答えられることはなかったという。 それから長い時間が経っても、少年はずっと少年だった。 「俺が愛しているのはお前だけだよ。」 「そう、そりゃあどうも。」 こうして、少年は愛という感情を覚えていた。 少年は今まで、愉しみという感情しか知らなかったが。 それは初めての感覚で、大きく少年の心を揺さぶった。 時は、人が支配する時代。 少年が手を下さずとも人は血を流し、人は町を燃やした。 人は血を被り、悪魔どもを崇拝した。 人は国を支配し、奪い取った。 人は力を振りかざし、殺し尽くした。 少年の手の中のヒトさえも、人…によって殺された。 「…俺を軽蔑するかい。」 「………。」 「俺が…恐ろしいかい。」 「………。」 「………そうか。」 返答はなかった。 少年は人という化物を殺し尽くし、最後は天をも殺し尽くし、 殺し尽くし、殺し尽くし、どこまでも、どこまでも殺し尽くした。 生きる者はいなくなったという。 しかし、ついに、少年が憎しみという感情を知ることは最期までなかったという。 どこかの昔話さね。 「……昔の女かい?」 少女の声からは、若干憤りの感情が感じられた。気がした。 しかし俺は正直に答える。 「誰だか忘れてしまったな。困った。」 昔の事なんてどうでもいい。 俺は余りに少女の顔が人間らしかったので、 「はっは」 人間らしく笑ってみた。 「白々しい奴だね。仮にも私は妻なんだが。」 白々しい、と。 「なぁホトちゃん。一つ聞いて良いかな?」 「なんだアーク、改まって。気色悪い。」 「君は俺のことを恐いと、感じたことはあるかい?」 「ふふ、気色悪い奴とは、今も思っているが。私がお前に恐怖など感じるわけない。」 胸を張って、答えられた。 そうだな。当たり前の返事だ。 少女は突拍子も無い俺の言葉に、なぜだか疑問符を抱かない。 「昔の女のこと、本当に覚えてないみたいだな。」 少女がくつくつ笑いながらそう言った。 「…どうしてそう思うんだよ?」 「そんな女のこと、私は知らないが、お前のことなら知っているぞ。」 俺の問いはいつも報われて、答えは必ず返ってくる。 当然のことだが、何故だか慣れず。 「…いこっかな。」 「どこへ?」 「散歩。じゃあまたね。」 「本当、突拍子も無いやつだね。」 そんな少女は「まったく下らん」と少年を一蹴するように、踵を返した。 少年にとって、見覚えのある家に住むその少女は、綺麗に整った中庭でくつろぎ始めた。 もう少年など眼中にないと言わんばかりだ。 しかし少年は、恐らく最後までその事を気に止めない。 『過去は忘れ去られた。』 俺は、綺麗にそう言い包めることにすると、なんとなく散歩道にいた人間を踏み潰した。 曼珠沙華のように地面に咲いた赤い華。 「君は俺を軽蔑するかな?」 ………。
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/182.html
「いまいち共感しがたいと思うのだけれど、ボクは消えてなくなりたい。」 「なにそれこわい」 こんな莫迦みたいな会話を始めた切欠はボクにもとんと判らない。 ただ、思考に溺れた人間の大概はこういう感傷に浸ることが一度や二度はあるだろう。 ボクの場合、それがたまたま死んだ後に訪れただけだ。 「…いや、マジメにね、真面目に。真面目に言ってるんだけど。」 「いや、まじめにとか言われても」 そう言うと、彼女はあからさまに困った顔をした。 半ば呆れているようでもあり、同情を浮かべるようでもあり、何も分かっていないようでもあった。判然としなかった。 一応兄妹だというのに、どうしてこうも意思疎通が困難なのだろう。 幼い所為か、と、青磁はとりあえず結論付けて、その妹にまた話しかける。 「ええと…例えば、さ。生きている人がもう世の中に絶望した!とかいう状況になったとする。」 「うん」 「そしたら、その人はどうすると思う?」 「私が助ける!」 鶸は親指を突き出して、得意に歯を覗かせて笑った。 ボクはと言えば、その妹の余りのポジティブっぷりに辟易とするやら、安心するやらである。 というか度々思うのだが、この妹のポジティブはどこか間違っている気がする。 まあ、それがボクの妹たる所以なのかもなのかもしれない。そう無理矢理結論付ける。引き攣る頬をぐいぐい引きながら。 「……というわけでその人は死んでしまいました。」 「えぇ!?どういうわけで!?」 「……君の手助けも甲斐なく、と付け加えればいい?」 「うう……んん…………わかった。」 そう言いつつも、我が妹はぷうっと頬を膨らませる。 そういう仕草に一々構っているとコレは調子に乗るので、華麗に無視しつつ講釈を垂れ流す。 「まあ、その人の行方は誰も知らない。ボクらみたいに幽霊になったのかもしれないし、そのまま天に帰ったのかもしれない。」 「ふんふん」 「で、ここからがボクの言いたい事なんだけど。」 「うん」 「……ちゃんと聞いてる?」 「うん」 「…………勝負は時の?」 「運」 「……1+1は?」 「うん」 とりあえず、叩くのも殴るのも躊躇われたので、頬をつねっておいた。 妙なものだと思うのだが、幽霊になってからというもの、あちらの世界のものはすり抜けてしまうようになった。 しかし、幽霊同士ならば触ったりできるようだ。 妙なのは、その感覚は生前と何ら変わりないことだ。 あったかいだとかやわこいだとかなんとかかんとか、……そもそも幽霊自体が妙だと言えば妙だが。 兎も角それは、目の前で眠そうな顔をしながら頬をつねられて「ふぁぁ」とか言っているボクの妹と、その体温と柔らかさを感じているボク自身が証明している。 「わあっはわはっは、ひゃんほひふはらはらひへへいひー」 「……(わかったわかった、ちゃんと話すから離してせいじー…か)」 頬をこねくり回されている為に発音が意味不明になってしまっているが、ある程度は解読できた。 それが分かってしまう自分に何か文句の一つも垂れたくなる。『話す』から『離し』て…いや、どうでもいい。 というか違うな、『話す』のはボクなんだから『ちゃんと聞くから離してせいじ』か。…いやいや、『ちゃんと聞くから話してせいじ』……? だからどうでもいいというに。 一先ずその言葉通り、とりあえずつねっていた指を離してやると、少しだけぽよんと跳ねて、元の丸っこい輪郭に戻る。 赤く染まっていたりはしなかった。 けれど感覚はあるようで、被害者の少女Hは「いたいいたーい」とか言いながら頬をさすっている。 ボクはほんのちょっぴりだけやりすぎたかと思ったが、すぐに話の続きを切り出す。コイツが痛がっているうちに。また眠り出さないうちに。 「……だからさ、要するに、生きている人間はどうにもならなかったら死ぬっていう選択が出来るんだけど、ボクら幽霊はそれが出来ないじゃないか。」 「おお!…うーん、なるほど、せいじクンは中々目の付け所がよろしい」 「……そういう口調どっから仕入れてくるの…… まあいいや、で、ボクは消えてなくなりたいのに、どうしようもないな、って思ったのさ。」 「おー!なるほど!……なむあみだぶつ?」 「成仏しろと」 「いやいや、はやや…はやとりりするない!いくない!」 「噛んでるし。……というか、成仏する為にボクらはふらふらしてるんじゃないの?そんなおまじない一つでポックリ逝けたらボクだって苦労しないよ。」 「うー……っというかさ、青磁にぃはなんで消えてなくなりたいって思ったの?」 「え?」 「だってさ、成仏すればきっと二人で一緒に消えられるけどさ、今消えてなくなりたいってことは…私をおいていくの?」 「……」 何の因果か。 妹は…鶸は泣き出しそうな顔でこちらを見つめてきた。気持ち上目遣いで、涙を目に一杯溜めて、まさに今泣かんとする女の顔であった。 今更、「実は消えたいというのはその場のノリでなんとなく言ったので、まさかそんな壮大に受け止められるとは思っても見なかった」なんて口が裂けても言えない。頑張っても裂けないだろうけど。 頭をぽりぽり掻いて、子をあやす親のような顔になった青磁は、鶸の頭に手をぽんと置いて、語りかけるように言った。 「ごめん。…兄ちゃんが悪かった。置いていかないよ。」 「……ぜったい?」 鶸は既にぐしょぐしょのぐしゃぐしゃになった顔を拭いながら──そこに一滴の水滴も流れはしなかったけれど──歳相応に、じっと青磁を見つめた。 「うん、ぜったい。約束だ。」 珍しく、胸なんぞ張ってもみせた。 しばらくぐずぐす言ったあと、彼女は拳をこちらに向けて、小指を出した。 「ゆびきりげーんまーん……」 「嘘ついたら…………」 迷った。 「…おまえはクビだぁー!!」 「……はぁ。」 鶸はまたどこで覚えたんだかわからない台詞を吐きながら、さっきまでの顔は幻だったんじゃないかと思えるくらい、無邪気に、無邪気に笑った。 そこらでくるっと一回りして、手を広げて喜びの舞すらしてのけた。 口をついて出る溜息は、はて何処へ向けたものだろうか。 「ま、それにさ!」 「ん?」 「私達には生きてる人みたいに、嫌なことなんてないから、死にたくもならないよ!」 「……ああ、それもそうだ。」 「あはははっ!」と彼女が笑った。ボクもつられて、「あはは」と笑った。 『嫌なことなんてない』、か。 これに関してはいろいろ疑問を投げかけてやりたいんだけど。 余りにも眩しい顔で彼女が笑うから、とりあえずこの場は保留にしておいてやろう。 そろそろ、次の町へ着く頃だ。 とっても古い民家の並ぶ、自然の沢山残る、未開発の、辺鄙な田舎町。 “漣町”、だったかな。 線路をふよふよ、漂い進み。 駅の看板は古ぼけて。 どこかほの暗い空気と、少しばかりの頭痛が、こつん、と、頭に刺さった気がした。