約 739,644 件
https://w.atwiki.jp/zyukenquestion/pages/23.html
教えて!受験質問 将来は医者になりたい中学3年生です。塾からは、高校受験から国公立大学の医学部を目指すには一番良いのが都立西高校、私立なら開成高校と言われました。医学部が東大並みに難しいことは知っています。この前受けた駿台模擬試験では5科目で偏差値69でした。都立西高校と開成高校、医学部を狙うならどっちが良いですかね?塾の先生からは西高を勧められています(開成は併願)。ちなみに練馬区住みです。ご意見お願いします。 ズバっと回答! 20年間高校受験に携わってきた者です。国公立大学の医学部医学科を高校受験から3年間で現役で合格させるには、ノウハウを持っている学校が好ましいです。東京都内で一番そのノウハウを持っているのは、やはり都立西高校ですね。今年の国公立大学医学部医学科合格率は都立西高校>>開成高校ですよ。開成高校は最近、高校入学組の学力不振でかなり進学実績が落ちていて、高校入学組は医学部にはほとんど合格していません。開成は中高一貫を重視した学校なので、高校から入って来た生徒を合格に導くノウハウがないのだと思います。 都立西高校は、カリキュラムが高校受験から入学した生徒が最も伸びやすい3年型と呼ばれるカリキュラムなので、中高一貫校への途中編入より大学進学力はつきます。ちなみに、今年はかなり多くの高校受験生が開成や筑駒を蹴って西高校に入学していますので、彼らが卒業する3年後には、東大や医学部は今よりさらに良くなると思って良いです。「高校受験から医学部なら西高」です。頑張ってください。 - - 関連ブログ #blogsearch
https://w.atwiki.jp/toritsu/pages/33.html
桐朋高校の合格者は ほとんど桐朋高校に進学しない!? 入試データから読み取れる桐朋高校の入試事情・・・合格者の4人に1人しか進学せず(2010年4月 広報部) Q.桐朋高校の入試状況を見たら、定員が50名なのに合格者を170名以上も出していますが、これはどういうことでしょうか?実際は定員以上の人数が桐朋に高校から入学しているのですか?(中3男子)A.おもしろいところに気がつきましたね。最近の桐朋高校(東京都国立市)の入試状況をちょっと見てみましょう。 2009年 募集50名 受験219名 合格171名 倍率1.28 2008年 募集40名 受験260名 合格143名 倍率1.82 2007年 募集40名 受験207名 合格128名 倍率1.62 2006年 募集40名 受験194名 合格126名 倍率1.54 2005年 募集40名 受験253名 合格108名 倍率2.34 2004年 募集40名 受験224名 合格118名 倍率1.90 2003年 募集50名 受験178名 合格99名 倍率1.80 見てわかるように、桐朋高校は毎年、募集人数よりも多めに合格者を出しています。なぜかというと、桐朋高校に合格した受験生が全員入学するわけではないからです。桐朋高校に合格しても、別の高校が第一志望で、その高校に合格したら、桐朋高校の合格は辞退します。ですから、高校側があらかじめ合格者を多めに出すのです。 この入試状況の表を見ると、あることに気がつきます。何かわかりますか?桐朋高校の合格者人数が毎年増えているという点です。これは何を意味するのかというと、桐朋高校に合格しても、桐朋高校よりも行きたい高校があるので、辞退する受験生が増えていることを意味します。もっとはっきり言ってしまえば、桐朋高校の魅力が落ちている、人気が下がってきているということです。 桐朋高校の人気が下がってきた一番の原因は、都立高校人気です。桐朋高校と西高校や国立高校といった都立の有名校と比べた場合、都立有名校のほうが魅力だと感じる受験生がほとんどなのが現状です。最近では、国分寺高校や立川高校といった都立2番手校にも相当数蹴られているようです。 桐朋高校の人気低下の他の原因は以下のようなものです。◎浪人率が極めて高い →桐朋高校は4年制高校と揶揄(やゆ)されることがあります。どういうことかというと、普通の高校は3年間で卒業だけれど、桐朋高校は浪人するから4年制というわけです。もちろん浪人はどの高校でも一定数いますが、桐朋の場合はそれが突出していることに特徴があります。2009年度の現役進学率は44%で、卒業後の半数以上が浪人で予備校という進路になります。お隣の都立国立高校が現役進学率70%ですから、相当な差があります。保護者や受験生としては、高い高校の授業料に加えて、卒業後の莫大な予備校費用まで負担するのは大変です。◎大学受験にあまり熱心でない →桐朋は校風が自由放任と言われています。自由で気ままなのですが、大学受験の指導があまりないため、結果として大学受験は予備校に依存せざるを得ない状況です。近くの予備校は高1から通う桐朋生で溢れているのにはそんな理由があります。◎大学合格実績が都立トップ校の圧勝→桐朋高校の高校入学組の大学合格実績は、いわゆる都立のトップ校(日比谷・西・国立)にはまったく及ばず、立川高校や国分寺高校などの都立2番手校と同じくらいといわれています。なぜかというと、桐朋高校からの東大合格者は、ほぼ全員が中学入試から入った中高一貫生だからです。東大に限らず、医学部やその他有名国立大もみんな同様の傾向です。そもそも、高校入試では都立西高校や都立国立高校の残念組の入学が中心なので、高校入学組の実績が良くないのは当然かもしれません。高校入学組だけを抽出すると、都立国立高校にはまったく敵いません。◎中高一貫校であること→高校受験から高校に入学する場合、中高一貫教育を行っている学校に高校から入学するのと、高校単独校のどちらのほうが良いかといえば、絶対に後者の高校単独校です。ましてや高校からの入学者の少ない学校の場合、なおさらです。桐朋高校は内部生280名に対して高校入学者はわずか50名。これでは、充実した高校生活が送れるとは言えません。桐朋に限らず、中高一貫校の高校入学者で学校生活の不満が全体的に高いのも気になります。高校単独校のほうが、充実した学校生活が送れるのですから、桐朋高校の入学希望者が減るのは必然でしょう。 ◎桐朋高校の大学合格実績の大幅な低下 →桐朋高校の2010年度の大学進学実績は、過去最低を記録していて、過去最悪であった08年をも下回っています。全盛期の東大合格者の3分の1以下にまで落ちてきています。桐朋高校の大学合格実績を支えているのは、中学入試から入学する中高一貫生ですが、中学入試においての偏差値が急落しています。2010年の桐朋中学校の偏差値は57にまで下がりました。ここ5年間で4~5ほどの下落です。高校入試で優秀層が都立トップ校に抜けることや、中学入試でも学力上位層が年々抜けていることを踏まえると、今後もさらに大学進学実績において低迷することが避けられられないでしょう。偏差値的には、いっきに東大合格者数が1桁にまで下がる可能性もあります。もっとも、大学合格実績など関係ないという受検者層もいます。 ◎中高一貫生の保護者と高入生の保護者は仲良くならない!? →「学校図鑑」という中学受験生向けのサイトに、桐朋中学校についてこんな記述がありました。「高校から入ると中学上がりの保護者と仲良くなる機会が少ない(引用)」詳しい事情は知らないのですが、やはり中高一貫生が大部分で、高校から入学する生徒はほんのわずかですから、かかわる機会が少ないということでしょう。せっかく入学したのにもったいない気がします。お隣の都立国立高校は、保護者の活動も非常に強いことで有名で、PTA主催の旅行があったり、国高祭にはほとんどの保護者が見学に来て、ある方いわく「国高祭ほど保護者がたくさん訪れる文化祭は見たことがない」そうです。 ◎その他の問題 外部サイトのこちらをご覧ください。こうした問題が騒がれたことも、人気低迷の一因かもしれません。
https://w.atwiki.jp/katekyo-kaede/pages/5.html
ここでは首都圏の高校別大学合格者数をもとに、分析を試みていきたいと思います。一般にはまったく知られていない、あるいは誤解されている事実もたくさん紹介していきます。進路選択の参考にご利用ください。 目次 公・私立高校別首都圏難関大学合格者数 分析 中学受験・中高一貫校ブームのなか、公立高校からでは難関大学に進学できないなどと言う声もあります。そこで、首都圏難関大学合格者数からその真偽の分析を試みました。 2009年首都圏最難関大学合格者数 公・私立高校別(東京都) 「大学合格者数」のランキングでは東大・京大合格者数を強調したものが 圧倒的に多く、また全国津々浦々の高校を全て対象とする傾向にあるため、「東大合格者数ランキングのベスト10を私立校が独占」などという文句が一人歩きしがちです。しかし、首都圏の大多数の方にとっては「首都圏の高校から首都圏の大学へ」という情報の方が遥かに重要なはずです。そこで、ここではまず東京都内の公立高校・私立高校を対象に、東京大学・一橋大学・東京工業大学・東京外国語大学の首都圏最難関4大学を作成してみます。「もはや都立高校では難関大学には進学できない」などとよく言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。 2009年東京都内都立高校・私立高校別・首都圏最難関大学合格者数 (東京大学・一橋大学・東京工業大学・東京外国語大学) 1 154名 私立 開成高校(東京都荒川区西日暮里) 2 87名 私立 麻布高校(東京都港区元麻布) 3 79名 私立 桜蔭高校(東京都文京区本郷) 4 62名 私立 駒場東邦高校(東京都世田谷区池尻) 5 60名 私立 海城高校(東京都新宿区大久保) 6 56名 都立 西高校(東京都杉並区) 7 53名 私立 桐朋高校(東京都国立市) 8 49名 都立 日比谷高校(東京都千代田区) 9 47名 都立 国立高校(東京都国立市) 10 41名 私立 女子学院高校(東京都千代田区一番町) 一見トップ5を中高一貫の私立校が独占しているような印象を受けますが、上位4校はいわゆる「男女御三家・駒東」として知られる首都圏全域から最も優秀な生徒が集まる全国屈指の進学校であり、ある意味このランクの大学に進学できない方が問題だと言えます。 そして、5~10位を見てみると都立高校と私立高校が3校ずつランクインしています。海城高校・桐朋高校はともに御三家に次ぐ人気と難易度を誇る私立男子校であり、女子学院高校は女子御三家の一角なのですが、意外にも都立トップ高校からの難関大合格者数はこれらの中学受験最難関校とほぼ同等だということがわかります。もちろん開成高校などと比べれば見劣りはするのですが、都内には私立高校が約240校ほどあるということも考えれば、「ヘタな私立校へ進学するよりは都立トップ校へ進学する方が難関大進学には有利であろう」ということはできると思います。公立か私立か迷っている方は参考になさってください。 2009年首都圏最難関大学合格者数 公・私立高校別(千葉県・埼玉県) 東京都のランキングでは私立校がトップ10を独占しているのかと思いきや、上で見たように都立トップ3校からも相当数の合格者が出ているということがわかりました。さらに、公立高校の力が強い千葉県・埼玉県では様相が一変します。まずは千葉県について見てみましょう。 2009年千葉県内県立高校・私立高校別・首都圏最難関大学合格者数 (東京大学・一橋大学・東京工業大学・東京外国語大学) 1 61名 県立 千葉高校(千葉県千葉市) 2 49名 私立 渋谷教育学園幕張高校(千葉県千葉市) 3 23名 県立 東葛飾高校(千葉県松戸市) 4 22名 県立 船橋高校(千葉県船橋市) 5 19名 私立 東邦大付属東邦高校(千葉県習志野市) 6 15名 私立 市川高校(千葉県市川市) 7 13名 県立 千葉東高校(千葉県千葉市) 8 9名 私立 昭和学院秀英高校(千葉県千葉市) 9 7名 県立 佐倉高校(千葉県佐倉市) 9 7名 私立 志学館高校(千葉県木更津市) 私立渋谷教育学園幕張高校は中学受験では御三家と並ぶ最難関校の1つとして有名なのですが、それを押さえて県立千葉高校が千葉県のランキング1位となりました。また、私立校と公立校がちょうど5対5と拮抗しています。東邦大付属東邦高校・市川高校とも中学受験ではかなりの難関校なのですが、大学合格実績の点では県立トップ高はこれらの高校と遜色ないようです。 次に埼玉県を見てみます。 2009年埼玉県内県立高校・私立高校別・首都圏最難関大学合格者数 (東京大学・一橋大学・東京工業大学・東京外国語大学) 1 57名 県立 浦和高校(埼玉県さいたま市浦和) 2 25名 県立 大宮高校(埼玉県さいたま市大宮) 2 25名 私立 栄東高校(埼玉県さいたま市) 4 22名 県立 川越高校(埼玉県川越市) 5 17名 県立 春日部高校(埼玉県春日部市) 5 17名 県立 浦和第一女子高校(埼玉県さいたま市浦和) 7 15名 私立 開智高校(埼玉県さいたま市岩槻) 7 15名 私立 西武学園文理高校(埼玉県狭山市) 9 10名 県立 熊谷高校(埼玉県熊谷市) 10 7名 県立 川越女子高校(埼玉県川越市) 10 7名 私立 城北埼玉高校(埼玉県川越市) ご覧のとおり、埼玉県では公立校と私立校の力関係が完全に逆転します。東大合格者数首都圏トップ10の県立浦和高校を筆頭に、県立高校が実に7校もランクインしています。対して私立高校は近年中学受験で話題になっている栄東高校、開智高校など4校が食い込んでいますが、ちょうど東京とは逆に県立校優位の雰囲気があります。 このように、千葉県・埼玉県の場合は「地元の私立より県立トップ校」という判断も十分考えられますのでよく考えておきたいところです。 首都圏最難関大学合格者数 公・私立高校別(神奈川県) ここでは神奈川県について見てみます。神奈川県は東京都以上に私立志向が強いともいわれていますが、公立校からの難関大進学は不可能なのでしょうか。 2009年神奈川県内県立高校・私立高校別・首都圏最難関大学合格者数 (東京大学・一橋大学・東京工業大学・東京外国語大学) 1 72名 私立 栄光学園高校(神奈川県鎌倉市) 2 67名 私立 聖光学院高校(神奈川県横浜市) 3 62名 私立 浅野高校(神奈川県横浜市) 4 40名 県立 横浜翠嵐高校(神奈川県横浜市) 5 28名 私立 桐蔭学園高校(神奈川県横浜市) 6 23名 県立 柏陽高校(神奈川県横浜市) 7 22名 県立 湘南高校(神奈川県藤沢市) 8 16名 私立 桐蔭学園中等教育学校(神奈川県横浜市) 9 15名 私立 サレジオ学院高校(神奈川県横浜市) 9 15名 私立 逗子開成高校(神奈川県逗子市) いかがでしょう。トップ3校は全国有数の進学校ですが、そのすぐ後に県立トップ校が3校続いています。また、ここにランクインしている私立校は桐蔭学園を除きすべて男子校です。女子の場合は「中学受験で私立」と単純に考えず、慎重に進学先を選ぶ必要があるかもしれません。 以上、難関大学への合格者数を各都県別に見てきましたが、一部の私立最上位校を除けば、公立トップ校と私立上位校の間にはそれほどの差がないように思います。少なくとも「公立高校から最難関大学へは進学できない」ということはないようです。 首都圏難関大学合格者数 公・私立高校別(東京都) ここまで「首都圏最難関大学」ということで東京大学・一橋大学・東京工業大学・東京外国語大学を見てきましたが、果たして受験生の皆さんはみんなそれらの大学を目指しているのでしょうか?もちろんそんなわけはなく、そうであるならばこれまで見てきたランキングは一般の受験生にはほとんど意味のないものということになります。そこで、ここではより一般の受験生のレベルに近い千葉大学・横浜国立大学・筑波大学・首都大学東京・埼玉大学の首都圏国公立上位5大学への合格者数を調べてみました。 2009年東京都内都立高校・私立高校別・首都圏難関国公立大学合格者数 (千葉大学・横浜国立大学・筑波大学・首都大学東京・埼玉大学) 1 51名 都立 国立高校(東京都国立市) 2 44名 都立 八王子東高校(東京都八王子市) 3 41名 都立 日比谷高校(東京都千代田区) 3 41名 都立 戸山高校(東京都新宿区) 5 38名 都立 立川高校(東京都立川市) 5 38名 都立 両国高校(東京都) 7 37名 私立 巣鴨高校(東京都豊島区) 8 35名 私立 海城高校(東京都新宿区大久保) 8 35名 私立 国学院久我山高校(東京都) 10 29名 私立 桐朋高校(東京都国立市) こうしてみると、これらの大学への進学に関しては、都立高校は十分に機能しているといえます。また、私立に関しても御三家クラスを目指す必要は全くなく、中学受験では比較的難易度の低い国学院久我山などからも相当数の合格者が出ていることがわかります。私立だから、あるいは偏差値が高いからと学校を選ぶのではなく、よく調べて志望校を選ぶことが重要です。
https://w.atwiki.jp/toritsu/pages/68.html
都立高校の推薦入試で勝つ! 人気校は10倍にもなる超激戦の都立高校推薦入試を徹底攻略 ■平均倍率3.3倍 大部分の生徒が落ちる都立の推薦入試 都立高校入試は大きく分けて推薦入試と一般入試の二種類があります。一般入試が学力試験と内申点により合否が決まるのに対して、推薦入試は調査書と面接で合否が決まります。推薦入試は内申点の比重が大きく、内申点の基準が市販の高校入試ガイドに掲載されている点よりも低いと、合格の確率は極めて低いと考えなければなりません。 平均倍率は3.3倍程度で、3人に1人以上が不合格となります。人気校では5倍から最大で10倍もの高倍率です。推薦入試を受けるにあたって最も大切なことは、落ちて当たり前、受かったらラッキー程度の気持ちでいるべきだということです。推薦入試は「宝くじ」です。宝くじで外れたからといって、落ち込む必要はまったくありません。一般入試で合格すればいいのです。 ■難関校を中心に小論文を課す学校がある 難関校を中心に、小論文や作文を推薦入試で課す学校も少なくありません。難関校の小論文や作文は、高度な思考力、記述力が要求されます。例えば、都立西高校の作文問題では、「海のほか何も見えないときに、陸地がないと考えるのは、けっしてすぐれた探検家ではない。」 という哲学者ベーコンの言葉に対して、あなたが感じたり思ったりすることを六百字以内で述べなさい、というものでした。この内容を50分以内に書くのには、高度な力が要求されます。他にも、都立国立高校では黄金比を作らせる問題を出したり、学校によって中身は多種多様です。 ■内申点が基準未満なら受験しないのが得策 落ちたショックを引きずる子も 小論文や作文を課している学校であっても、やはり推薦入試は内申点が最も重要です。内申点が基準未満なら、どんなに面接や小論文を頑張っても、合格することはできません。例えば、日比谷高校や都立西高校、都立国立高校のような都立トップ校は、素内申45の受験生ですら多くが落ちます。ましてや、素内申44以下の生徒はほとんど合格しません。都立トップ校志望者で素内申43以下の受験生は、推薦入試は受けずに、その分の時間を一般入試に向けた勉強に割いたほうが得策でしょう。また、女の子に多いのが、推薦入試に落ちたショックを一般入試にまで引きずってしまう子です。明らかに合格できないと分かっていても、受験すると「もしかしたら合格できるかも」という淡い期待をしてしまいがちです。そうした期待を少しでもしてしまうと、不合格と分かった後のショックは大きくなります。推薦入試を安易に受けるべきでないもうひとつの理由でもあります。 ■スポーツ推薦や文化推薦は実技重視が多い 一般の推薦入試のほかに、都立高校には「文化・スポーツ等特別推薦」という推薦があります。野球部、サッカー部、吹奏楽部といった部活動推薦が中心で、実技試験を課す学校が多いようです。強豪校のスポーツ推薦や文化推薦は、非常に倍率の高い争いとなります。例えば、東久留米総合高校のサッカー推薦、片倉高校の吹奏楽推薦などは激戦です。自分の特技を活かして高校に入りたい受験生は、検討してみるといいでしょう。 ■自己PRカードの無料添削を受付中! (2011年度入試限定) 都立高校の推薦入試では、「自己PRカード」を書いて提出しなければなりません。自己PRカードは、面接の質問材料にもなるなど、推薦入試にとても大切なものです。2011年度の都立高校受験生を限定に、自己PRカードの無料添削を実施しています。無料ですから、簡単な添削にすぎませんが、「自分の書いた自己PRカードに不安がある」などという人は、ぜひ添削依頼の申し込みをしてみてください。志望高校で聞かれた面接質問と共に返信をいたします。 → 無料添削依頼フォームに飛ぶ。 ※注意事項…1.完成した形で提出してください 2.合格を保証するものではありません ■都立高校推薦入試対策のおすすめ書籍 以下の「高校受験面接ブック」がおすすめです。面接の基本パターン、よく聞かれる面接の質問例とその答え方や、 都立推薦入試で重要な自己PR書の書き方が詳しく掲載されています。 首都圏版 推薦入試/一般入試高校受験面接ブック 声の教育社 売り上げランキング 186297 Amazon.co.jp で詳細を見る よく聞かれる!都立高校入試の面接質問一覧 以下に紹介するのは、都立高校の推薦入試における面接で頻繁に尋ねられる質問内容です。 質問は無限にありますから、全てを事前練習することは不可能ですが、頻繁に聞かれる質問は、 あらかじめ答えをある程度考えておいたほうが良いでしょう。 1.本校を志望した理由を教えてください。 (超頻出) 2.将来の夢を教えてください。 (超頻出) 3.あなたの出身中学校を紹介してください。 4.担任の先生はどのような方ですか。 5.自宅から本校までどのように来ましたか。 6.希望する大学や学部があれば教えてください。 (進学校に多い) 7.本校のイメージを教えてください。 8.文化祭には行きましたか。 9.説明会には行きましたか。 10.本校のほかに悩んだ高校はありますか。 11.得意科目を教えてください。 (超頻出) 12.苦手科目を教えてください。 (超頻出) 13.修学旅行はどこへ行きましたか。 14.○○部(あなたの所属していた部活)に所属して何を得ましたか。 15.本校に入学して入りたい部活動はありますか。 (超頻出) 16.あなたの長所を教えてください。 17.あなたの短所を教えてください。 18.最近読んだ本とその感想を教えてください。 19.最近興味を持ったニュースを教えてください。 ※番外編 難問・奇問 1. 時間とお金と自由があったら、あなたはどこで何をしたいですか。 2.もし明日、地球が滅びるとしたら、あなたは最後の時間に何をしますか。 難関校ほど、答えるのが難しい質問が出されます。
https://w.atwiki.jp/jyuken2/pages/24.html
Q 開成高校、都立西高校、東京学芸大学附属高校、筑波大学附属高校の通塾率が知りたいです。最も通塾者の多い高校はどこですか。 A 都立日比谷、都立西などの都立進学指導重点校は通塾者数が少ない。国立附属の学芸や筑波は非常に通塾率が高い傾向にあるようだ。私立では開成高校が非常に高い。開成や国立の学芸や筑波は通塾率が100%に近いと考えた方が良い。開成高校、学芸大附属高校、筑波大附属高校の進学実績は、中高一貫生が6年間通塾した成果による進学実績だ。 SEG・鉄緑会・Z会の通塾者合計(2009年) 学芸大附属 425人 筑波大附属駒場 557人 筑波大附属 384人 開成 897人 海城 532人 豊島岡女子 373人 都立西 84人 現役大学進学重視なら都立トップ高校が最も有利 学芸や筑波などの国立附属の致命的な欠点は実験校という特性上、受験指導が皆無で高校1年と同時に通塾が多いこと。高校3年になってもこれといった受験指導はなく、全て自己責任となる。良くも悪くも自由放任である。そのため、高校受験時は非常に学力が高いのに、卒業時の進学実績は驚くほど落ちる。東大や医学部などは浪人がほとんどとなる。また二極化するので早慶大にも届かない層が多くなる。1年から予備校でしっかり勉強したものが現役で難関大に受かっている。 都立トップ高校の最近の面倒見の良さはすごく、受験指導には長けている。都立トップ高校は全体で3年間で現役合格させるテクニックを共有しているので、入学後に学力が大きく伸びる傾向にある。だからといって受験一辺倒ではなく、行事がかなり盛んで部活もほぼ全員が入っている。高校3年でも通塾率が半分に満たない。このような違いは受験の際考え必要があるだろう。経済的には都立トップ高校の良さは言うまでもない。現実、最近では学芸や筑波を蹴って都立トップ高校入学者が非常に増えている。
https://w.atwiki.jp/toritsu/pages/99.html
筑波大学附属駒場高校の合格辞退者が増加 都立最難関高校への進学組が増える理由 高校入試のココが分からん! 筑駒の合格辞退者急増のナゾ Q.筑波大学附属駒場高校(筑駒)の高校入試の合格辞退者数が過去最高になったと塾から聞きました。筑波大学附属駒場高校の合格辞退者が増加傾向の理由がよく分かりませんでした。教えてください。 A.質問ありがとうございます。おっしゃる通り、筑波大学附属駒場高校の合格辞退者数は年々増加する傾向にあり、2010年度の高校入試では過去最高になったと推定されます。「推定されます」と表現するのは、筑駒は公式に合格辞退者数を発表していないからです。しかし、大手塾の分析で合格辞退者の推定数がだいたい分かります。その結果、今年の筑駒の合格辞退者は予想以上に多かったということです。 ◆「高入生が馴染めない違和感」「高入生にリーダー減る」筑駒の先生が明かす高入生の実態 筑駒の合格辞退者が増加する背景には、国私立中高一貫校の中途入学を敬遠する風潮が強まっていることが理由の一つにあります。 ご存じのように、東京都内の男子の最難関高校である開成高校、筑波大附属駒場高校、日比谷高校、都立西高校、東京学芸大附属高校のうち、中高一貫校ではない学校は、日比谷高校と都立西高校の2校しかありません。ほかの学校はすべて中高一貫教育をおこなっています。 その中高一貫校に途中入学する高入生(外部生とか外進生とも呼びます)が近年、内進生と馴染めなかったり、カリキュラムについて行けなかったりするなど、さまざまな弊害が指摘されるようになりました。 昨年、高入生の実態を筑波大附属駒場高校の教諭が明かしたことが受験界の大きな話題となりました。中高一貫教育に関する視察の際に、筑駒の教諭が「高校から入学した生徒が内進生と溶け込めない違和感を感じる」と述べ、その実態を明かしたのです。 また2010年には筑駒の副校長先生がとある中学受験本のインタビューで「高校入試で筑駒に合格しても都立トップ校に進学する生徒が増えている」「高入生にリーダーとなれる人物が減っている」と最近の高校入試の実情を明かしています。 ◆海城高校の突然の高校募集停止からみえてきた高校受験の軽視 最近の国立や私立の中高一貫校は、高校受験生を軽視しているとしか思えない入試制度改革をおこなう学校が増えています。その典型が、海城高校の突然の高校募集停止宣言です。今年の6月になって突如来年度の高校募集を打ち切ることを発表したのです。 募集停止というのは受験生にとって重大な影響を与えますから、普通は最低2年間程度の猶予を持って発表するのが普通です。海城高校を志望していた中3生がいるとしたら、6月になっての突然の募集停止宣言をどう感じるでしょうか。明らかな高校受験生軽視としか言いようがありません。 このように、多くの国立や私立の中高一貫校は、学校の生徒募集、カリキュラム、行事、部活などすべてを中高一貫生中心に考えるようになってきていて、高校受験生にとっては環境が悪化しています。 ◆中高一貫校の途中入学よりも、全員一斉スタートの高校単独校が理想 高校受験を控える中学生にとって、真に充実した最高の高校生活を送るには、中高一貫校の途中入学よりも、日比谷や都立西のような内進生の存在しない全員一斉スタートの高校単独校が理想と考える受験生が増えています。 高校での学習を考えると、6年型の中高一貫校カリキュラムに途中から入るのは不都合が多いことが知られていますが、学習以外でも、行事や部活動で以下のような違いがあると言われています。表にしてまとめてみました。 中高一貫校の途中入学 高校単独校 行事 中学からの在籍を前提とした行事配置 中学から在籍しないと経験できない行事が多い 行事の運営は内進生中心になりがち 高校からの在籍を前提とした行事配置 全員が同じ行事をみんなで経験 行事の運営は高校からの入学者主体 部活動 附属中学から部活動が持ち上がり 高入生はその中に途中から編入 編入の高1生より内進の中3生の方が先輩という逆転現象が発生 内進生がいないので、全員一斉にスタート ◆「第一志望は都立トップ校、第二志望は筑駒」 最優秀生のイマドキ志望順位 今年の春に最難関の都立西高校に合格し通っているA君。入学後に話題となるのは、どこの高校を合格辞退して入学したのかだそうです。A君によると、クラスだけで2人の筑駒合格辞退組がいたということです。他のクラスにも、筑駒や開成の合格辞退者は結構多いようなので、全体の数では結構な数になるでしょう。 最難関高校に多数の合格者を出している某有名進学塾の進路担当講師に話を聞きました。「第一志望が日比谷や西などの都立最難関校で、第二志望が筑駒」という受験生は、昨年度あたりから急激に増えはじめ、来年の入試をひかえる中3生はもっと多いそうです。 せっかく最難関高校に合格して途中入学しても、入学後に、既にできあがっている内進生の人間関係に溶け込めないで悩んでいる子がでてきてしまう現実…。それよりは、全員が一斉にスタートする単独校をという受験生の心理が読み取れます。 別の塾の話です。多摩地区に拠点を置く進学塾enaの方は、やはり「今年は筑駒・開成に合格しても辞退して都立トップ校に進学する生徒がいた」と話し、高校単独校を希望する受験生が増えていることを明かしてくれました。高校入試の筑駒離れはどの塾でも起きているようです。 ◆3年後の大学合格実績は大きく変化 主体性持った学校選びが大切 どこの塾も言っていたことが、「3年後は都立トップ校の進学実績がさらに伸びる。逆に開成や筑駒の高入生の進学実績は厳しくなる。」ということです。高校入試の最優秀層が筑駒や開成に入学しなくなっていますから、そう考えるのは当然でしょう。中高一貫校というのは、中高一貫生で進学実績を稼ぐのが普通です。 大切なことは、中学生のみなさんが主体性を持って学校選びをすることです。高校受験は今、かつてないほど著しい変化をしています。偏差値だけの学校選びは終焉を迎えています。さまざまな角度から学校を見てみて、自分にとって最高の3年間が送れる学校を選びましょう。
https://w.atwiki.jp/toritsu/pages/100.html
東京都立府中西高等学校 概要 「思い切り青春できる学校」「個に合わせたきめ細かい教育」を目標とする中堅進学校です。「合唱の府中西」の異名があるほど合唱部の強豪校として名高く、全国的にも名前が知られています。東京では数少ない混成四部合唱が可能な合唱部であり、NHKコンクールや全日本合唱コンクールの全国大会出場常連校です。CD会社などからの録音依頼も多いようです。ほかにハンドボール部が関東大会に出場するなど活躍しています。最大行事である合唱コンクールはクラス対抗でおこなわれ、東京都内でも一・二を争うほどレベルの高い校内合唱コンクールとの評判があり、テレビ番組で紹介されたこともあるほどです。2009年より重点支援校に指定され、学校改革も熱心にすすめられています。弱点補強から難関大入試対策までをおこなう夏期講習や、早朝や放課後の成績不振者対象の基礎力講座を随時実施しています。生活指導にも力を入れ、髪染めは完全に禁止されています。落ち着いた校風なようです。2010年は東京外国語大、早稲田大、慶應義塾大などの最難関大にも合格者を出しました。 偏差値 52 (都立高校最新偏差値ランキング) ミニ情報 合唱部が強い 行事盛ん 冷暖房完備 面倒見が良い 入試対策 ・都立入試対策おすすめ英語問題集 ・都立入試対策おすすめ英単語帳・英熟語帳 ・都立入試対策おすすめリスニング教材 ・都立入試対策おすすめ国語問題集 ・都立入試対策おすすめ漢字問題集 ・都立入試対策おすすめ数学問題集 ・都立入試対策おすすめ社会問題集 ・都立入試対策おすすめ理科問題集 都立専門家の視点 2010年学校事情と将来の展望 全国屈指の合唱部の強豪校という際立った特色 有名大にも堅調な進学実績 言わずと知れた合唱部の超強豪校。「合唱の府中西、吹奏楽の杉並、軽音の鷺宮」と称されることも。合唱部目当ての入学希望者が多く、東京全域から熱心な入学希望者が集まってくる。合唱部の男子生徒比率が高いのは魅力的であろう。本気で合唱で全国を目指したいならば、この学校しかない。府中西でしか経験できないという希少さがある。生活指導に力を入れ、服装の乱れや頭髪には厳しい。そのため、非常に落ち着いた校風であり、人気を呼んでいる。重点支援校指定以来、大学進学にも力を入れており、2年次から英語と数学は学力別授業。夏期講習や早朝、放課後の補習・講習にも力を入れる。難関大実績は伸びており、2010年は早慶大+MARCH合格実績が近年で最多となった。まだまだ発展途上の学校だ。 府中西高校リンク集 ・府中西高校サイト ・合唱部の強豪校 府中西高校の評判
https://w.atwiki.jp/jyukenkun/pages/24.html
高校受験から医学部を目指す(^o^)/ 東京都内で国公立医学部受験に強い高校 医者になるには超難関入試の突破が必要 「医者になりたい!」という中学生は多いと思います。医者は多くの中学生にとって、憧れの職業の一つです。医者になるにはどうすればいいのでしょうか。医者になるためには、医師免許の取得が必要です。医師免許を取るには、大学の医学部に入る必要があります。大学には国公立大学と私立大学がありますが、私立大学の医学部は学費が超高額で、一般のサラリーマン家庭では学費を払うことが困難です。富裕層であれば払えるでしょうが…。ですから、医者になりたいという中学生のみなさんは、学費が安い国公立大学の医学部を目指すべきでしょう。ところが、国公立大学の医学部入試はとても難関です。誰でも知っている日本のトップ大学、東京大学。実は、国公立医学部の偏差値は、東京大学の偏差値と同じくらいです。つまり、医者になりたいなら、まずはトップクラスの進学校に入らなければならないということです。 東京都内 高校入試から医学部を目指すなら都立トップ3校か戸山が最適 医学部に強いトップクラスの高校はどこでしょうか。例年週刊誌などで国公立大学医学部に強い高校が特集されていますが、それだけではあまり参考になりません。というのも、中学入試を経て入学する生徒と高校入試を経て入学する生徒では別物として考える必要があるからです。東京都内の高校を考えてみましょう。東京都内の医学部合格率が非常に高いことで有名なのが都立西高校です。独特の医学部入試に対応したカリキュラムを組んでいて、高2までに大学受験に必要な範囲を全て終えてしまう速さです。私も都立西高校は最もおすすめです。なぜならば、医学部・東大といった大学受験に大変熱心に指導していて定評があるだけでなく、教養講座の充実が伝統で、受験以外にも幅広い教養を得ることができるからです。課外授業の充実した西高校は、受験以外の観点からも大変評価の高い学校です。ちなみに、高校受験を経て入学した生徒の国公立医学部合格者数は東京都内でトップです。私立最難関の開成高校などよりも合格率は高いです。ほかにも、都立日比谷高校や都立国立高校は国公立医学部に高い実績をあげています。これら都立トップ3校に引けを取らないのが、都立戸山高校です。戸山高校は理数系に大変強く、SSHにも指定されています。最新設備の校舎や実験設備があります。医学部実績も非常に伸びていて、医学部講座などが開かれています。教員の質も大変高いことで有名です。 中高一貫校の高校入学よりも高校単独校の方が伸びる 医学部を目指す皆さんに言えることは、私立や国立の中高一貫校に高校から入学するよりも、都立トップ3校のような高校単独校のほうが入学後の学力が非常に伸びて、大学受験にも非常に有利だということです。実際、東大に30人や40人合格者を出す私立高校であっても、高校入学者はそのうち1人いれば良い方、0人という学校も多いと聞きます。医学部合格も同じで、東京都内では高校受験からだと都立西高校を超える学校はありません。中高一貫校は中高一貫カリキュラムを組んでいるため、高校から入っても伸びません。逆に都立トップ校のような高校単独校は、3年間で伸ばす教育法を先生方が熟知しているため、大きく伸びます。開成や筑駒といった国私難関高校であっても都立トップ3校を選ぶ受験生が増えているのはそのためでしょう。高校受験生に求められるのは、賢い高校選びです。 国公立医学部医学科合格に強い東京都内の高校紹介 ●都立日比谷高校(千代田区)・・・府立一中が前身の日本が誇る名門校 ●都立西高校(杉並区)・・・文武二道で有名な東京最難関校 ●都立国立高校(国立市)・・・国高祭で有名な多摩地区最難関校 ●都立戸山高校(新宿区)・・・理数系進学・医学部進学に強い受験指導 学校名をクリックすると、高校受験君の学校情報コーナーに移動するよ!医学部を目指す君は、今から猛勉強だ!
https://w.atwiki.jp/toritsu/pages/72.html
都立進学指導重点校という選択 評判が高く人気急上昇中の進学指導重点校の魅力って? 高まる都立人気の中でも、進学指導重点校に指定されている日比谷高校、都立西高校、都立国立高校、戸山高校、八王子東高校、立川高校、青山高校の7校は年々受験生が増える“超”人気が続いています。進学指導重点校はなぜ多くの受験生に支持されているのでしょうか。 数ある高校の中から、都立進学指導重点校を「選択」する理由とは。そして、個性溢れる進学指導重点各校の魅力をたっぷり紹介します。 魅力1.中高一貫校ではない 私立や国立は中高一貫校ばかり。溶け込みにくい環境よりも、全員が同じスタートライン ↑中高一貫生と高入生の割合図。私国立高校は中高一貫生が大半を占め、高入生は例外的な存在となる。日比谷など進学指導重点校は全校が高入生だけで占める。高校生活を送る上でどちらの環境が好ましいかは言うまでもない。 大きな魅力の一つが、進学指導重点校の7校はすべて中高一貫校ではないということです。最近は国立も私立も中高一貫教育が主流となっていて、高校募集を縮小したり停止する学校が相次いでいます。早慶附属など一部を除いて、進学校の国私立校のほぼ全てで、附属中学上がりの内進生よりも、高校から入学する生徒の数のほうが少ないのが現状です。中高一貫校であっても、高校募集人数のほうが多い学校であれば、まだマシなのですが、高校募集の少ない内進生が主流の学校だと、以下のような事例が非常に多いようです。 ・行事や部活動、生徒会活動などは中高一貫出身の内進生が主導 ・多数派の内進生が既に友達の輪を作っていて、少数派の高入生が中に入れず孤立してしまう ・同じ高校なのに、内進生と高入生でそれぞれ友達の輪ができて、別の学校みたい ・カリキュラムは中高一貫の内進生を中心に考え作られたもので、高入生はそれに無理やり追いつくことを強要 ・内進生は中1から毎年行事を経験しているからという理由で、高校生(特に高3生)は行事参加を大幅に制限 ・進学実績が高いと聞いたのに、実は難関大実績のほとんどが中高一貫の内進生。高入生の実績は悪い このように、内進生多数派の私国立高校に入学するのはデメリットが大きいため、最近は私国立高校の人気低下が続いています。かつては難関校であって私立高校も、今では都立トップ校の滑り止め校にまで偏差値の下がった学校が増えてきました。その結果、“難関”私立高校に高校から入学する生徒の偏差値レベルはどんどん下がり、高入生の進学実績も悪くなる。さらに高校募集を減され、ますます高入生の居心地が悪くなるという負のスパイラルが継続しています。 ☆首都圏の難関私立高校で起きている負のスパイラル 高入の敬遠 → 都立人気・私立離れ → 私立高校の高入生の進路実績低下 → 高校募集削減 → 高入の敬遠 最近では、豊島岡女子学園高校が135名→90名と高校募集を削減。海城高校が2011年度入試より高校募集を停止することを発表しています。これらの学校の共通点として、近年は都立難関校の併願校化が進み、合格しても入学しない受験生が増えている点が挙げられます。さらに、中央大附属や早稲田高等学院も附属中学を設置し高校募集を減らします。高校受験生にとって、居心地の良い国私立高校が減っているといえるでしょう。 都立進学指導重点校は、中高一貫校でないため、全員が一緒のスタートラインから学校生活がスタートします。入学当初は、友達ができるかな?とか、勉強についていけるかな?とか多くの不安を持っているわけですが、それは周りのみんなも全員同じ。学校の先生方も、内進生中心ではなく、高校から入学したみんなを中心に、学校生活も勉強も進路も考えてくれます。かつてはそれが当たり前のことでしたが、中高一貫教育を売りにする国私立高校では、もはや失われたものとなりました。都立進学指導重点校は、現在では稀少な、高校受験から入学する生徒のための進学校です。 魅力2.難関大学進学に強い! 東大・京大や国公立医学部を目指すなら、中高一貫生で稼ぐ私国立より断然進学指導重点校 ↑進学指導重点校の難関国立大学(東大・京大・東京工業大・一橋大・国公立医学部医学科)の合格者総数の推移。2004年から2010年まで6年連続で合格者総数を増加させている。 高校受験から将来の難関大学受験を考えた場合、最も高い合格実績を残しているのが進学指導重点校です。特に、日比谷・西・国立の都立トップ校に勝る実績を残す私国立の進学校は、都内にはないといっても過言ではありません。 確かに一見すると、都立トップ校よりも東大合格者の多そうな高校募集実施校があります。しかし、魅力1で申した通り、私国立の難関大学合格実績は、中高一貫出身の内進生が占めている場合がほとんどで、高校から入学した生徒が対等な実績を残している例は、都内ではほとんどありません。 学校名は伏せますが、都内の私立A高校は東大12名中高入生0名、私立B高校は東大22名中高入生は2名、医学部0名でした。難関の私国立高校は、中高一貫教育に完全に傾斜していて、高校入学者の学力伸張がおろそかになっているきらいがあります。一方、例えば日比谷高校の東大合格者数は37名。もちろん、全員が高校受験から入学した生徒による実績です。高校からの入学者だけの合格実績でみれば、開成高校や筑波大附属駒場高校ですら、日比谷高校と大差なくなってきています。東大+京大現役合格率では、日比谷高校は東京学芸大学附属高校を上回っています(関連記事)。 中高一貫校への高入生は、無理して中高一貫型のカリキュラムに合わせようとするために、生徒の学力が伸びません。進学指導重点校では、高校から入学した生徒の進路実現のためだけに先生は力を入れますから、結果として出口実績で大きな差がつくのです。「難関大を目指すなら私国立高校よりも都立の進学指導重点校」と言われる理由がここにあります。 魅力3.精鋭集まるトップ教師陣 学校独自の公募制で「この高校で教えたい!」という先生の中から選ばれた者が集結。 テレビ出演常連の先生、大学でも教えている先生、教科書や参考書を多数執筆の先生… 進学指導重点校の魅力は数多く挙げられますが、最大の魅力は、やはり先生です。尊敬できる先生が多くいるのが、進学指導重点校の魅力でしょう。「高校に入って、人生の恩師ともいえる素晴らしい先生に出会えた」と語る卒業生も少なくありません。進学指導重点校は、私立高校のように独自の公募制によって教員を集めています。「○○高校で教えたい!」という熱意を持った教員が多く応募して、その中から各校の実施する選抜試験で合格した教員のみが教壇に立つことができます。東京にいる何千人の教員の中で、トップクラスの教科指導力を持つ先生が集まりますから、授業が上手いのはもちろん、学校外でも活躍する先生も少なくありません。テレビ番組出演常連の先生や、高い学識を買われ大学でも教えている先生、教科書の執筆者に名前を載せている先生、大学入試の問題集や参考書を執筆している先生など、進学指導重点校の先生方は学校内外で大活躍しています。 また、進学指導重点校では、公募制で合格した教員であっても、生徒による授業評価アンケートの結果次第では1年で他校に去ってゆくという、厳しい学校も少なくありません。常に授業力向上に磨きをかけ、学校内外で活躍する、そんな先生が、進学指導重点校にはたくさんいるのです。私立高校の場合は「企業」ですから、一度正社員として先生を雇えば、よほど法外な行為をしない限り辞めさせることはできません。しかし、進学指導重点校では、常に全都からトップクラスの教員を公募し、しかも生徒によるアンケートの結果次第では、他校に異動しなければなりません。また、私立高校は難関校でも非常勤教諭が多いですが、進学指導重点校では常勤教諭が中心です。 魅力4.予備校通いの必要なし 予備校が必須状態の私国立高校、3年になっても予備校通いの少ない都立重点校 よくある誤解として、「私立高校は学費が高い分、予備校に通う必要がない」「都立高校は学費が無料な分、予備校に通う必要がある」という認識があります。しかし、これは完全な間違いで、むしろ現在は逆です。つまりは、「私立校高校は予備校通いが多く必須の状態」「都立高校は予備校通いの必要がないほど受験指導に熱心で、3年になっても予備校通いが少ない」というのが正しい認識です。驚く人もいるかもしれません。 実は、私国立高校の通塾率は相当高いという実態があります。Z会教室やSEGなどの高校別通塾者数を公開しているところを見ると、私国立高校の生徒は1年から予備校通いが常態化していることが分かります。私立難関校には富裕層が多いので、私立高校の学費+中1からの通塾費が気にならないという家庭が多いのも理由でしょう。驚くことに、難関私国立高校では「学校は息抜き場所、塾は勉強する場所」と割り切っている生徒が多いようです。 この点、都立の進学指導重点校はまったく異なります。都立進学指導重点校の生徒は、高1からの通塾率は非常に低く、高3の受験学年になっても、他の私国立校と比べて非常に低いのです。例えば、都立国立高校の広報誌によると高3秋になっても通塾率は半分に達しません。都内の私国立高校の高3通塾率が7~9割なのとは対照的な数字です。 進学指導重点校の通塾率が低い秘密は、熱心で充実した大学受験指導体制と、通う生徒の意識の差に起因します。進学指導重点校には、トップクラスの精鋭の教師陣が、予備校通いの必要のないほど充実した学習指導をおこなっています。特に、各校とも校内夏期講習には非常に力を入れていて、基礎レベルから東大レベルまで、100講座程度の講座を無料で開いています。戸山高校は、高3生の夏休みの校内夏期講習の平均受講数が13にものぼるそうです。校内夏期講習を13講座も取れば、学校外の予備校に通うことは困難です。つまり、戸山高校の高3生は夏休みに予備校に通う生徒は少数派で、学校内の講習だけで受験勉強をするのが主流ということです。 また、通う生徒の意識差も大きいようです。私国立高校は富裕層が多いですから、高い学費+中1からの通塾費も苦にならない家庭が多く、「学校は息抜き、勉強は塾」と割り切る生徒が多い傾向にあります。それに対して、都立進学指導重点校は、通う生徒の学力は非常に高いですが、富裕層からサラリーマン家庭、母子家庭や経済的に余裕のない家庭まで、経済的なバックグラウンドは多様です。そのため、「学校の勉強だけで大学受験を乗り切ってほしい!」と考える家庭・生徒が多く、進学指導重点校には「予備校に通わずに難関大に合格するぞ!」という気風であふれています。 魅力5.成熟した学校文化が根付く 行事も部活動も非常に盛ん! 最高の高校生活を送ることができる環境 都立進学指導重点校は伝統校が多く、成熟した独自の学校文化が根付いている学校がほとんどです。都立西高校には、机上の勉強以外にも積極的に取り組む文化が受け継がれています。昨年に、スイーツ甲子園というお菓子作りの全国大会に西高生が出場したことが大きな話題となりました。西高らしさと言えるでしょう。 中高一貫校では、内進生が行事や部活動の主導権を握っている場合がほとんどですが、附属中学を持たない都立進学指導重点校では、全員が同じ行事・部活動・勉強を同じようにこなして、卒業します。高校入学者が全てにおける学校の主役です。 進学指導重点校を大紹介 校風や教育は多種多彩 中高一貫校でない最高の環境 ●都立日比谷高校 西高と国立高と共に都立トップ校を形成。日本屈指の名門進学校。小林秀雄、夏目漱石、谷崎潤一郎、横山大観、利根川進など歴史教科書級の一流著名人がズラリ。有名人の輩出者数は日本一。国会議事堂の目の前に所在。星陵祭、合唱祭、体育大会の三大行事が非常に盛り上がるほか、勝山臨海合宿、スキー教室、SSH指定によるハワイへのすばる望遠鏡見学会など行事が盛りだくさん。進学指導重点校として全都からトップクラスの教員を配置。夏期講習は100講座を超える量。近年はその魅力から、開成や学芸大附属といった難関校蹴りも増えています。 ●都立西高校 日比谷高と国立高と共に都立トップ校を形成。文武二道で知られ、部活動は進学校ながら強豪が多くあります。土曜日の特別講座では、大学受験対策向けの講座が多く開かれるだけでなく、多種多彩の伝統の教養講座で、大学受験を超えた幅広い教養を得ることができます。理系に強く、国公立医学部合格者数は、高校入学者では東京ナンバー1の多さです。東京工業大や一橋大合格者も全国一です。 ●都立国立高校 日比谷高と西高と共に都立トップ校を形成。自由闊達な明るい校風で知られる人気校です。「日本一の文化祭」と言われるほど盛んな国高祭は、東京でも屈指の集客数を記録する有名行事です。プロのオーケストラと共に交響曲第九番を演奏する第九演奏会といった、他校にはないユニークな行事もあります。部活動も非常に活発で、野球部は甲子園出場経験もあります。一橋大合格者数は毎年全国トップを争います。東大現役合格者も過去最多を記録しました。 ●都立八王子東高校 多摩地区で随一の面倒見の良さで評判の地域密着進学校です。東大合格者をはじめ、難関大合格者の多くが塾なしでの合格で、2人に1人が国公立大学に進学しています。「しらかし祭」では、気球が名物となっています。 ●都立戸山高校 都立トップ3校に次ぐ準トップ校です。理数系に強い高校として知られ、入試難易度から比べると難関の国公立医学部に非常に顕著な進学実績を残しています。最新校舎は実験設備も充実しています。大学受験には非常に熱心で、1年次から大手予備校よりも多い受験対策講座が開かれ、3年次でも予備校なしで大学受験に挑む生徒が多いようです。 ●都立立川高校 府立二中を前身とする多摩の名門校です。質実剛健・バンカラを校風として、伝統の臨海教室などの行事があります。75分授業といった独自の授業スタイルで、近年進学実績を飛躍的に伸ばしています。 ●都立青山高校 洗練された都会的な校風で知られます。文化祭である外苑祭は全学年がクラス演劇に取り組み、都内有数のレベルの高い文化祭として多くの観客を集める有名行事です。予備校のサテライト講座導入など面倒見の良い高校です。
https://w.atwiki.jp/koukoujyuken/pages/22.html
都立トップ校の魅力 都立トップ校が大人気の秘密 都立高校の人気が急激に高まっています。その中でも、日比谷高校、都立西高校、都立国立高校の都立トップの人気はとどまるところを知りません。なぜ都立トップ校が人気なのか?その秘密に迫ります。 1.全員が同じスタートラインという貴重な環境 昨今、私立高校や国立大学附属高校はほとんどが中高一貫制です。そして、上位校のほぼすべてが、中高一貫生が多数派であり、高校から入学する生徒は少数派なのが現状です。私立高校の中には、残念ながら高校から入学する生徒を「外部生」として差別的に扱ったり、中高一貫生の中で外部から入学する生徒を快く思わない生徒もいるようです。実例として、ある私立高校生から、中高一貫生より「外部生」のほうが学力が劣っているため、校長や教員が「これだから外部生は・・・」を口癖にいつも内部生と比較し、肩身の狭い思いをしているといった相談がありました。それでも、中高一貫生より外部生のほうが多い高校ならマシかもしれません。しかし、上位私立高校は高校募集を減らす一方です。豊島岡女子学園高校が募集人数をさらに削減し、来年度は海城高校が高校募集を停止します。“中高一貫重視”を強める国私立高校で充実した高校生活を送るのが難しくなってきている現状があります。 こちらの記事の13ページには、筑波大学附属駒場高校の教諭が「高校から入学した生徒が溶け込めない違和感がある」とその実態を述べています。説明会では本当のことは教えてくれません。「高校から入ってもちゃんと馴染めますよ」と言うはずです。しかしながら、この記事は横浜市教育委員会の作成した報告書です。横浜市教育委員会が中高一貫教育の実情を調べるために、筑波大学附属駒場高校に実情を聞いたところ、溶け込めない生徒が多いという実態を漏らしたわけです。一方、中高一貫校が高校入試を実施して外部生を入れるメリットとして、内部生の刺激になるという点を挙げています。ここで注意したいのは、確かに外部生を高校入試で入れるのは、内部生の刺激になるという点で内部生のメリットではありますが、決して外部生のメリットではないということです。むしろ、進路などが一貫生と異なり、デメリットばかりです。中高一貫校が外部生を取るのはあくまで内部生の刺激のため。中高一貫校に高校から入学するのは、外部生にとっては百害あって一利なしということです。 それに対して、都立トップ校の3校は、すべて高校のみで附属の中学校がありません。これはとても大切なことです。全員が同じスタートラインではじまり、同じ行事を経て、卒業式を迎えるのです。部活動も、中高一貫生の部活動に途中入部という形ではなく、同じスタートからです。都立トップ校は、東京で数少ない、中高一貫校でない進学校なのです。 2.中高一貫生の水増しがない合格実績 既述の通り、昨今の国私立有名校のほとんどが中高一貫校です。中高一貫校への高校入学で気をつけなければならないのが、大学合格実績です。都立トップ校や国私立有名校を視野に入れている方の多くは、将来は難関大学を目指したいと思っているでしょう。そして、志望校を選ぶ際は大学合格実績を重要視するに違いないでしょう。しかし、何も知らずに合格実績を基準に学校を選ぶと、ワナにはまってしまうかもしれません。そのワナとは、中高一貫校の有名大学合格実績は、ほとんどが中高一貫生の実績であることが多いというものです。中高一貫生(内部生)と高入生(外部生)の進学実績の差はかなり大きい場合がほとんどです。特に難関国私立高校はその傾向が強くなります。ちょっと例を見てみましょう。 校名 共学・別学 東大合格者内訳 A高校 男子校 中高一貫生…21名 高入生…1名 B高校 男子校 小入生…6名 中高一貫生…8名 高入生…0名 C高校 共学校 中高一貫生…20名 高入生…0名 D高校 女子校 中高一貫生…12名 高入生…0名 E高校 男子校 中高一貫生…6名 高入生…0名 上記の表は東大合格実績の内部生と外部生の内訳です。ご覧のとおり、東大合格者のほぼ全員が中高一貫生であることが分かると思います。C高校は東大に20名の合格者を出しているので、入学すれば東大を目指せる気がしますが、実態は中高一貫生しか東大に合格しておらず、高入生を3年間で東大に合格させるノウハウを持っていないのです。内部生と外部生の実績の差は東大だけに留まりません。上記の表ですとA高校は医学部に比較的強いのですが、そのうちの高入生はなんとゼロです。都立トップ校どころか、都立2番手校にすらまったく及ばない実績です。E高校はすべての進学実績の内部生と外部生の内訳を公開していますが、早慶大合格者も9割が内進生!驚きの差です。 都立トップ校をはじめとする進学指導重点校は、すべてが附属中学を持たない高校のみの学校ですので、上記のような中高一貫生による実績水増しは一切ありません。2010年度は日比谷高校が東大+京大に44名もの合格者を出しましたが、これに匹敵する実績を高入生で出せる高校は、東京都内の国私立高校にないのが現状です。 3.部活動や行事が盛んな共学校 都立トップ校は部活動や行事がとても盛んです。都立西高校は進学校とは思えないほど部活動が強く、全国大会や関東大会に多くの部が出場を果たしています。都立国立高校の文化祭「国高祭」は日本一のレベルの高さといわれるほど素晴らしい文化祭です。日比谷高校の文化祭「星陵祭」では、全クラスが演劇に取り組むことで有名です。一部の私立高校では、大学受験を重視しすぎるあまり部活動を禁止するなど、あまりにも行き過ぎた取り組みをする学校もあるようですが、都立トップ校は部活動や行事にも全力で取り組み、最高の高校生活を送ることが可能です。また、別学の多い東京では貴重な共学校の進学校であることも特筆すべき点でしょう。 4.大学受験に非常に熱心 予備校に頼らず大学受験 都立トップ校の大きな魅力として、大学受験対策にも熱心であり、予備校に頼る必要がないという点が挙げられます。都立トップ校ごとに取り組みは多種多様ですが、たとえば夏休み中には、予備校を上回る数の講習を設けています。教員は学校独自の公募選抜制度により合格したトップクラスの指導力を持つ教員だけを配置しています。都立トップ校の通塾率は、他の国私立進学校と比べて非常に低く、大学受験勉強のための通塾の必要性はまったくありません。