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浴室の中までお姫様抱っこで運ばれたあと、軽くかかり湯代わりにシャワーを浴びて浴槽に浸かる。 丸く大きな浴槽は大人5~6人は入れそうで、真ん中当たりは僕の肩くらいまで深さがあり、僕なら泳げそうだった。 掃除大変そうだな。 「業者さんが掃除してくれてるから綺麗だよ。」 浴槽にもたれかかる彼女の前に座らされている形だ、もたれかかると彼女の胸があたるので前屈みになっていると彼女に抱きしめられる。背中に硬い乳首が押しあたる感触がする。 僕を前に座らせても彼女のほうが少し足が長い。 これからどうなるんだろうか…… 「佐藤くん細いね。抱きしめたら折れちゃいそう。」 耳元から甘い声でささやかれる 彼女に抱きしめられて折れない人類は居ないと思う。 「佐藤くん大事な話するね、私スーパーガールなんだけど、秘密が漏れない様に佐藤くんとは一緒に住んで貰います!」 あっさりした話だった。 誰にも言わないし、言っても誰も信じてくれないだろこんな話。 「ちょっと信じられないかなー、私この街ぐらいなら何処からでも君の声聞き取れるんだよね、佐藤くんがもしこの事話したら話した相手消しちゃうかも。」 信じらんない。 「あ、佐藤くんのご家族は説得したから安心していいよ!」 どう安心したらいいんだ…… どうやって説得したんだろうか…… 説得内容より安否が心配だ… 「一緒に勉強するって話したら納得してくれたよ、あとちょっとお金と催眠術」 説得ですら無かったが、脅迫や抹消じゃなくて本当によかった…… 「異星から着た女の子が、普通マンションで一人暮らしなんてできるわけないじゃない。聞いて聞いて、最初は弁護士さんとかにも催眠術かけて後見人になってもらったりしたけど、最近は催眠術使わずにうまく説得できるようになってマンションの保証人になって貰ったんだよ」 普通異星から女の子は来ない……苦労してたんですねーっていうか異星人だったんですねー 聞きたくないですね説得の方法 僕にも催眠術かけたらよかったんじゃないでしょうか? 「いつから催眠術にかかってないと錯覚していた!」 やっぱりこの女は嫌いだ。 背中越しにドヤ顔を感じる。 「それで本題なんだけど。」 今までの話は序章だったのか、僕が殺されかけたり、男に犯されかけたり、残忍な殺人を見せられたり、家族と離れ離れになったことは本題じゃなかったのか…… 僕が、彼女がスーパーガールだという事を知ってしまったからここに連れて来られたって話じゃなかったのか…… 「佐藤くんには私のエッチの練習台になってもらいます!」 僕の人権を無視した性暴力を行う宣言が甘い声でささやかれた。
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20畳ほどの寝室にはキングサイズのベッドとテーブル、スタンドライトがあった。 彼女はベッドの真ん中に座ると、僕を腰の上に対面座位の体位になるように座らせる。 「佐藤くん、男の子なのにそのきぐるみパジャマ超似合うね。一番小さいサイズなのにブカブカでムカつくぐらい可愛い。」 彼女は僕の頭を優しく撫でながら言った。 ムカつくってなんだっけな、昨日の夕方ぐらいまでは自分にもそんな感情もあった気がする… 「さて、寝る前にチューしよっか?」 思わず体が少しこわばってしまう。 彼女と居れば常に命の危険がつきまとう事は理解していたつもりが、麻痺していた。 「大丈夫だよ、優しくするから。」 完全にナンパしてる男の口調だった。 「先っちょだけだから。」 やっぱり僕はこの女が嫌いだ。 「んじゃ、まず佐藤くんからチューしてきて。チューしながら舌の動かし方とか加減覚えていくから。」 いきなりディープキスなのか…… ツッコミを入れようと思ったら彼女はもう目をつぶって顔を少し上にあげていた。 顔をあげられるとこの大勢じゃできないんだけど…… 腰を少し浮かせて、顔を彼女の顔に近づけ彼女の豊かな金髪を優しく撫でる。 「髪に指絡ませちゃ駄目だよ?はやく」 せかされた。 彼女の首を優しく抱きかかえながら、ゆっくり彼女の唇に自分の唇を重ねる。 柔らかいが有る一定以上は力を加えても押し返されそうなぐらい弾力性があった。 唇を少しずらし、彼女の上唇を少し舐めた所で彼女に肩を叩かれ、ゆっくりと優しくしっかりと抱きしめられた。 次の瞬間、爆音と共に凄い風が部屋の中を吹き荒れる。 「ハァハァハァ……気持ちいいね、佐藤くんの頭握りつぶしそうになっちゃった。」 ベッドの横に置かれてたベッドテーブルがバラバラに砕け散り、ルームライトが壁に刺さっていた。彼女が止めていた息を遠慮気味に吐き出したらしい。 不覚にも股間に集まっていた血液が全身に分散するのを感じた。 股間からも全身からも血の気が引いた…… 「明日掃除業者呼ばないとねー、さ、もう一回やろ?」 頬を赤く染めた彼女に色っぽくおねだりされてしまうが、腰が抜けて立てない。 「私からしていい?」 彼女の肩に手をかけ無理やり腰を浮かせ、もう一度唇を重ねると彼女が満足そうに微笑むのが唇越しに伝わってくる。 自分の上下の唇で彼女の下唇を包み込み舌を這わせる。 上唇をついばみ、そっと舌を這わせ一旦唇を離す。 今度は顔の角度を変えもう一度唇を重ねる、彼女の上唇の裏側を舐めるため舌を入れようとするが入らない。 下唇で同じことをしようとするがやはり無理だった。 少し力を抜いて欲しい、キス初めてなのかな? 「ファーストキスだけど?」 途端に彼女の機嫌が悪くなる。 「佐藤くんチュー初めてじゃないの?チビのくせに?」 やはりこの女は嫌いだ。 もう一度唇を重ねる、不機嫌な彼女は唇を一の字に固く結んでいる。 頭を撫でながら優しく唇をついばみ、優しく撫でていく。 そうすると、彼女がぎこちなく少し口を開いた。 さっきよりも深めに、吸い込む様に唇をついばみ、上唇の裏側をそっと撫でるように舐める。 一度唇を離し、バードキッスの要領で軽く唇を重ねもう一度離す。 彼女の機嫌を直す為に、彼女を見つめながら頭をなでて名前を呼びながら可愛いね。 文字通りのリップサービスをしてみた。 すると、彼女の顔から表情が消え 「佐藤くん、ちょっとそこに居てね。逃げたら犯すから。」 と、言い残してベランダから飛び去っていった。 ここ何階なんだろうか? 何かまずいことをしてしまったか…… 逃げるにしても何処に逃げたらいいだろうか そんなことを考えているうちに彼女が帰ってきた。 「ただいま、さ、続きやろ!」 何をしてきたんだろう、スーパーガールとしての悪人退治のお仕事かな? 「悪人退治はおまわりさんの仕事だよ佐藤くん、民間人が暴力で物事解決したら国がなりたたないよー、それに悪人にも権利があるから退治までやっちゃやり過ぎなんだぞ!」 タンクトップくんやポロシャツくんに聞かせてやりたい…… じゃぁ、何をしてきたんだろか。 「興奮しすぎて、自分を抑えられなくなっちゃいそうだったから、地球の外周一周しながら叫んできた。」 セルフコントロールのスケールが出かかった。 彼女はニコニコしながら、僕を腰の上に乗せ、対面座位の大勢になる。 今回は腰とおしりの間に枕を挟んでくれた。これで腰を浮かせなくても楽にキスができる。 彼女が優しく僕を抱きしめる。 「さ、続きやろ。」 再びゆっくりと唇を重ねる、彼女も慣れたのか最初からうっすらと口を開けてくれていた。 時間をかけながら唇をついばみ、優しく歯茎や唇の裏を舐めまわす。 顔を傾けながら、唇を重ねゆっくり舌を挿入し、彼女の舌と絡める。 筋肉の塊なだけあってか、僕がどれだけ力を入れても彼女の舌はぴくりとも動かない。 いくら絡めようとしても彼女の舌の周りを舐めまわす形になる。 めいいっぱい吸ってみてもぴくりともしない。 唇を離し、彼女の頭を撫でながら舌の力を抜くよに頼む。 「無理…もうちょっとまって…それより佐藤くん今日お昼唐揚げだった?」 雰囲気もクソも無かった。 確かに昨日のお昼は唐揚げだった、もう12時間立ってるのに、どれだけ鋭敏な味覚なんだ。 「歯磨き忘れてたねー、しなくても私虫歯にならないけどねー。液体窒素でうがいできるし。」 歯磨きをするために立ち上がろうとするが、彼女に抱きしめられ動けなかった。 「あー、そのままでいいよ。佐藤くん美味しいし。寝る前に忘れないように、ね?」 もう一度キスをする、今度は最初から舌をいれる。 力を抜いた彼女の舌はとても柔らかく、僕のしたと絡み合う。 舌を少し出してほしいと頼んだら、そのとおりにしてくれた。 スーパーパワーを持った彼女が自分の言うとおりに動くのがとても気持ちよく、彼女が愛おしく思えた。 キスが気に入ったかどうか聞いてみた。 「すごい気持ちいい……今度は私も動くね」 上気した顔で彼女は言った。 もう一度唇を重ねると彼女も少しずつ唇と舌を動かしだした。 キスをしながら彼女に持ち上げられ、彼女の腰と僕との間に敷かれた枕が取り払わる。 僕は彼女の太ももと胸に挟まれながら、彼女に上から顔をされながらキスをされる。 彼女の舌が僕の口に入ってくる。絡めようとするが、彼女の舌の動きに翻弄されるばかりで押し返すどころか、彼女の舌の意思に逆らえない。 優しく手探りに僕の歯茎を舐めまわす。 「あ、佐藤くん私が舌動かしてる時に、私の舌噛んじゃうとちょっと危ないと思う。一回噛んでみて。」 今危ないと思うって言っただろ。 そう思ってる最中に彼女の舌が傍若無人に僕の口の中に入ってきた。 「はんで(噛んで」 優しく甘噛する。 「ほもひっひひはんで(おもいっきり噛んで」 一瞬躊躇したが、コレまでの恨みを込めて顎の力いっぱいに噛む。 弾力があるのに、僕の歯は彼女の舌に傷すらつけることが出来なかった。 殺意を込めて噛み切ろうと食いしばる僕の口を、彼女は舌で器用にこじ開ける。 「いつまで噛んでるのよ、もう。」 頬ずりされた。気に入ったらしい。 「さて、次は私からするね。」 逃げようにも彼女に包み込まれてる状態だった。 彼女が顔を近づけると、手で押し返したり横を向いたりして抵抗した。 「もう、女の子見たいで可愛いなぁ。抵抗されると私興奮しちゃうって言ったよね?いいの?」 大人しく受け入れることにした。 彼女の唇が僕の唇にかぶさる、優しく、ねっとりと僕が気持ちいいと思う所を攻めてくる。 舌が口の中に入ってくる。 舌としたが絡まったと思えば、下唇の舌を優しく舐められ、上唇を彼女の柔らかい唇に包まれ、優しく愛撫される。 気持ちよすぎて力が入らない。 股間にこみ上げてくる物を感じる…… 限界なので彼女の肩を三回叩いく 「どうしたの?」 いやらしい顔でニヤニヤした彼女が、まだ唇を話したくないと言わんばかりに 唇と唇が触れ合う距離のまま甘い声で訪ねてくる。 苦し紛れの言い訳として、彼女の乳首が自分の胸に擦れて痛い事を伝えた。 「あー、超勃起してるからね乳首。体は正直!見てほら。」 彼女はパジャマの上を脱いだ。 豊かな胸が露わになる。 月明かりに照らされたシミひとつない肌に桜色の乳輪、その中心に怒張した乳頭があった。 「揉んで。」 誰かの所為で指を脱臼してるんだが。 「左手あるじゃん。それに右手もまだ指4本残ってるよ。」 ヤクザか…… 「本当は舐めて欲しいけど、今日はチューしたいから我慢してるんだよ?揉んでくれないなら佐藤くんのパジャマ脱がせてさっきより強く押し付けるけど?それとも佐藤くんの手の上から私が揉んでいい?」 やっぱ押し付けてたのか 彼女の青い目が僕に訴えかけてくる。 大人しく揉むことにした。 彼女の胸に手をかけると、彼女の唇が僕の唇に覆いかぶさる。 さっきまで、ウブで従順だった彼女は的確に僕の急所を攻める。 電子機器並みの感覚とスーパーコンピュータ並みの知能が僕を犯すことだけに使用されている。 彼女の攻めに耐えながら、彼女の胸を揉む。 彼女が僕の体に自分の胸が当たらないように体勢を変えてくれたお陰でどうにか揉むことができるが、大きくて弾力がある胸は小さな僕の手からこぼれてしまう。 張りがありすぎておもいっきり握ってもちゃんと揉めている気がない。 優しく撫で回そうと思った所で頭が真っ白になった。 張り詰めた股間から溜まっていたものが溢れでた。 やっと楽になれたと思ったが、彼女は舌を動かすのを止めず、僕が動かなくなるのを確認し、ゆっくり口を離し、僕を抱きしめ頭を撫でた。 「どうしたの佐藤くん、ぐったりして?」 嫌らしいめで笑みを作りながら、彼女は僕のパンツに手を入れた。 もう抵抗する気も起きない。 僕の股間から、僕が出したものを拭い取り、僕の目の前に持ってくる。 「佐藤くん、コレ何?」 精子。 その答えを聞くと彼女は満足そうに拭ったものを舐めていた。 「佐藤くんなんで精子が出たのかな?」 気持ちよかったから 「何が気持ちよかったのかな?」 キスが 「誰とのチューが気持ちよかったのかな?」 林田さんとの 「ちゃんと言って。あと名前で言って。」 伽羅さんとのキスが気持よくて射精してしまいました。 「お姉ちゃんって言って。」 お姉ちゃん? 「フツーチューでいかないよねー」 さっきの発言を消すように大声で馬鹿にされた。 「お風呂はいろ、私もパンツ、パジャマの上から解るぐらいビチョビチョだし。見て、脇汗!核爆発の爆心地に居ても汗かかないのに汗だくだよ!」 彼女に今日何度目か解らないお姫様抱っこをされる。 彼女の吐息でこの部屋の時計が壊れたので何時か解らないが、今日はいろいろな事がありすぎた、もう限界だ。スーパーガールの無尽蔵の体力を持つ彼女は鼻歌を歌いながら浴室へ向かった。
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何を言ってるんだろうこの女は。 理解を超えた出来事の連続で麻痺しかけた頭の中でツッコミを入れてると、彼女は僕の肩を抱き膝の裏から手を入れて、僕をお姫様抱っこする。 「さ、帰るよ。ゆっくり飛ぶけどしっかり捕まっててね。落ちたら死んじゃうから。」 彼女がそう言うと、中学の校外学習で行った超高層ビルに設置してある、世界最速のエレベーターなんて比ではないGを感じた。 さっきまで居た公園がもう点のように見える、温度って山だと100m毎に0.6度下がるんだっけ…と馬鹿みたいな事を考える余裕のない寒さに思わず彼女の首に抱きついてしまう。「もう、積極的だね!佐藤くん!もうすぐだからね!」 寒さで体が震える現象ってシバリングって言うんだっけ?歯がカチカチするのが止まらない、風が強すぎて息をするのがつらい。彼女はいつも通りだった。 ジェットコースターの比じゃない落下感を数秒味わった後、目を開けると、広い部屋のソファーに横になっていた。 大きなはめ込み型の窓から見る夜景から察するに、こないだできた学校近くのタワー型マンションのようだった。 飛ぶ必要無かっただろ……というかなんで毎朝電車に乗ってたんだよ…… 30畳位ありそうな部屋には4人掛けのL字ソファーとテーブル、壁にかけられたテレビ、後はそこらに本が山積みになってるぐらいで、広い部屋が更に広く感じられた。 どんな本を読んでるんだろうか モテる技術?女医が教える本当に… 「あ、佐藤くん気がついた?ごめんね、気を使ったつもりなんだけど早く降下しすぎちゃって、気絶させちゃった。」 彼女はいつもの制服姿だった。流石にあの格好でマンションに入るのはためらったか… それと、さっきまでそこら中に積まれてた本の山が全部消えていた。 深く考えるのは辞めよう、そういえば入学式の日彼女の胸に張り飛ばされて気絶した以来だなぁ…… 「佐藤くん体冷えちゃったしお風呂沸かしといたよ。」 そう言いながら彼女は僕をお姫様だっこして、浴室へ向かう。 「恥ずかしがらなくても大丈夫だよ、私透視能力あるから私の前じゃみんな裸同然だし 一体何がどう大丈夫なんだろうか…… こういうのはパウダールームというのだろか? 洗面台が2つある脱衣所につくと床に降ろされる。 彼女は出入口の前に仁王立ちしでニヤニヤしていた。 「さ、入りましょ!」 そう言うと彼女は僕の制服のカッターの一番上のボタンを外そうとしてきた。 後ろに後退りしていくと、脱衣所の奥に設置されてドラム式洗濯機が背中にあたリ逃げ場がなくなる。 彼女の手を振りほどこうとするがびくともしない、脱がされない様に体をよじろうとするが、彼女がYシャツの前立、ボタンを止める所を片手の人差し指と親指だけで押さえているせいでびくともしない。 「もう、佐藤くん抵抗されると興奮しちゃうんだけど?」 舌なめずりをする彼女を見て大人しくすることにした。 そのまま下着から靴下まで全部脱がされる ため息をついて顔をあげると彼女も全裸になって鏡を見ながら髪を結って居た。 それどころか僕の服も彼女の服が綺麗にたたまれて、黒髪のウィッグと一緒に洗濯カゴに入れられていた。 洗面台の鏡に写った全裸になった彼女の張りのある豊かな胸、うっすら割れた腹筋、自分の美しさに基づいた自信による同道とした立ち振舞と、一緒に映って居る女みたいな顔の肋の浮いた自分のせいか、彼女がいつもより大きく見えた。 やっぱり彼女は嫌いだ。 「あ、太もも痣になってるね!酷い!あのタンクトップ絶対許せない!あ、佐藤くんすべすべつるつるだね!私もパイパンだよ、ほら。」 太ももを撫で回される、タンクトップくんの生きた証だよなこの痣。 「さ、早く入りましょ。」
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※研究者ルート 一話 身体と精神が元に戻る。引き換えに、主人公とアネモネは軟禁状態に。しかし戦いは直ぐには終わらず。主人公が軟禁状態のときに、アネモネは××や××などの拷問を受けていた。病弱娘の病気について本人から聞く。戦いについての病弱娘の意思を聞く。] 二話 研究者からどうしたら契約が解けるかの説明。それについてのリスクと向かい合って主人公がどう戦うか書く。アネモネの重要性。研究者がエリカから病弱娘を助ける為にしてきたことの罪滅ぼし。 三話 話の閉幕。エリカの監視を掻い潜り、アネモネを救出。反撃の狼煙。 研究者を味方につけ、エリカと最後の戦い。 「これで最後だ」
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1週間ぶりに来た自分の制服は着心地良かった。 この1週間は女性物の服ばかり着ていた気がする。 自分の席に座ると前の席にスーパーガールが座る。 まだ8時で僕達以外の生徒は居ない。 校庭では白井さんが朝練で走っていた。 「学校久しぶりだね。」 誰の所為だ。 「ねぇ、佐藤くん…好き。」 嫌いだと思ってた。 「なんで?ずっと好きって言ってたじゃん。」 初めて聞いた。 「え、嘘……言ってなかったっけ?」 オナペットだとか、性奴隷だとうか、練習台は言われた気がする。 「そんなの照れ隠しに決まってるじゃん。」 僕の机の角が少し握りつぶされる。 行動を伴った照れ隠しだった。 「佐藤くんは私の事好き?」 嫌い 「昼休み女子トイレで、”声出すとバレちゃうよ”とか言いながら犯して、犯した後スーパーマンに引き渡すわ。」 大好きだよ。 「私も。」
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09/12/12(土)22 00 56 No.14246990 ■異世界戦国史■ きぬ くノ一の少女。安野忠彰支配領にある忍びの隠れ里に住んでいる 忍びとしては若干甘く育てられてきたせいか、体を動かすことばかり得意とし、 通常のくノ一が主な任務とする籠絡の術などからきし駄目である 猫のように自由奔放かつ好奇心旺盛な性格で、 度々里を抜け出しては外の世界を思うがままに探索しており、 ある時、安野家の侍に間者の疑いをかけられ追われていたところを、 白石山に軟禁中の没高木原家の三男、清辰丸に助けられ、 以来、清辰丸の住む山寺にしばしば顔を出しては、 彼の退屈なはずの軟禁生活をあれやこれやとかき乱している 09/12/13(日)03 17 26 No.14249491
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女の子に犯される夢を見た。 僕の性体験は殆ど全部が女の子に無理やり犯されている。 僕には女の子に無理やり犯される因子でもあるんだろうか、スーパーガールみたな化け物が居るんだ、そういうものが有っても不思議じゃない。 その中で一番思い出したくない記憶だった。 近所に住んでる1つ年下の女の子。 共に両親が忙しく保育園や学童保育が一緒で僕によくなついていた。 背が低くいじめられてる僕をよく助けてくれた。 そんな彼女に犯された夢を見た。 両親が旅行で留守の中、彼女は遊びに来た。 僕の部屋に入ってきた彼女にベッドの上に押し倒される。 唇を奪われ服を全て脱がせ、陰茎に指を這わす。 「可愛い……」 軽くキスをすると 彼女はためらいなく僕の陰茎をくわえこみ、舌で亀頭を舐めまわした。 「小さくても、流石に勃起ぐらいはするよね?」 年下の幼なじみに犯されてると思うと自然と涙が止まらなくなった。 胸のあたりが空っぽになる感覚に襲われる。 そんな感情とは裏腹に、彼女のフェラチオで息子はいきり立つ。 「お兄ちゃん泣いてるけど、あそこは正直だね!入れるね!」 目が覚めた。 昔の夢を見た…あの後どうなったかは思い出したくもない。 何かと理由をつけて犯されてたと思う… 今もやってることはあまり変わらないんだけど…… 「佐藤くん泣いてたけど大丈夫?怖い夢でもみたの?」 どこからか林田さんの声が聞こえる。 股間から夢の中と同じ感触がする。 彼女が僕の股間を舐めていた。 目が合うと彼女は股間から口を離し、僕の上に覆いかぶさってきた。 肘で自分の体重を支えてくれているお陰で圧迫感はないが、勃起した乳首が僕の胸に押し付けられる。 「おはよう、佐藤くん。夜泣きするなんて子供見たいだね。」 軽くキスの後に挨拶される、いつも通りの屈託のない笑顔だ。 「じゃぁ続きするね。」 なんで… 「朝起ちしてるの見てるとつい……」 唇と唇が触れ合う距離のまま彼女が答える。 「昨日から舐めたかったしね、抵抗してもいいけど……」 大人しく舐められることにした。 昨日力加減を失敗したら大変なことになるって言ってなかったっけ…… 「大丈夫、バナナで練習したから。」 結局練習してたのか…… 頭の中常にピンクなんだな…… 気づくと勃起は収まっていた。 「ちょっと、私と会話して萎えるってどういうこと。まぁいいわ」 ベッドの縁に座らされる。 彼女はベッドから降り床に膝立ちになり、股間に顔を近づける。 優しい手つきで皮を向いて亀頭をむき出しにする。 「いただきます。」 亀頭を軽く舐めてからくわえられる。 青い目が上目遣いで僕を見ていた。 就寝用に髪をまとめてお団子にしているので、綺麗なうなじが見える。 真っ白い光を反射する背中、くびれた腰から盛り上がった尻がリズミカルに小さく動いていた。 この体勢で彼女のお尻を触ったら硬くて揉めないのかな?この大勢ならまだやわらかいのかな?彼女の頭を撫でながら考えていた。 「やっと大きくなったね。それじゃ本気出しちゃおっかな。」 青い目で僕を見つめながら僕の息子をくわえ込む。 さっきまでは股間に彼女の舌の動きを感じていたがもうどう動いているか解らない。 人類では不可能な速さと精密機械の様な精度で僕が自分でも知らない急所を的確に攻めてくる。 彼女は僕の事を観察しながら、スーパーコンピュータ以上の頭脳で分析し、感じ方を調整しているようだ。 それだけ優秀なら練習いらなかったんじゃないかな…… 彼女の舌や唇の動きによって与えられた快感がどうやって与えられたかすらわからなくなり、頭の中で気持ちいいと思うことすらできなくなる。 彼女の舌の動き一つで体が勝手にビクンと動く。 息が苦しい。 「ビクンビクンしてるね。いきたい?」 彼女が僕の息子から口を離し、唇と唇が触れ合う距離まで顔を近づけ、息子を人差し指で撫で回しながら甘い声で尋ねてくる。 もうどのくらい責められたかわからない。 射精しない様に執拗に責められ続けドライオーガニズムに何度も達している気がする、精通前に女性に責められて気持よくさせられた時のあの感覚に似ていた。 もういきたいというより開放されたい。 自然と彼女の上唇を舐めながら唇を重ね、体を委ねるように抱きしめていた。 「ちゅーじゃなくて、お姉ちゃんはイキたいか聞いてるんだけど?」 口を離しながらニヤニヤとした顔で特殊な性癖を押し付けられる。 普段なら萎えてしまうが、股間に伸びた彼女の右手が僕に考えることを許してくれない。 彼女が感度の波にタイミングをあわせ絶妙な力加減で亀頭を撫でる度に、勝手に口から声が漏れる。 思わずお姉ちゃんもうダメ…大好き…と言ってしまった… あとで自分で思い出さない事を祈る。 「死ぬほど気持よくしてあげる。」 彼女は膝立ちにの状態に戻り、僕の息子をくわえ込む。 舌で亀頭を愛撫しながら亀頭頚から陰茎体の根本まで首を前後にさせながら吸い上げるように唇で刺激を与えてくる。 僕の感度に合わせてスピードを調整しながら、射精させるために亀頭頚を中心に徐々にこみ上げてくるものを丁寧に吸い上げるように。 舐められてるだけで汗だくだった。 もう自分で息も上手くできない、彼女の舌の動きに合わせて勝手に声が出る、その後に無理やり息を吸わなければ呼吸ができない。 酸素が足りなくなってきてるのを感じると彼女の責め方が変わる。 呼吸まで舌先一つで管理されてしまっている。 マナーとして射精することを彼女に伝えようとするが声が出せなかった。 その直後意識が飛んだ。
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湯船から上がり、浴室に備え付けられた鏡の椅子に座った彼女の膝の上に座らされる。 「シャンプーしますねー、痒い所はないですかー?」 彼女がほんのすこし力加減を間違えると、彼女の指が僕の頭蓋骨に突き刺さり、そのまま脳をかき混ぜられると思うと生きた気がしなかったが、思いの外彼女のシャンプーの技術は高かった。頭皮をマッサージしながら皮脂を洗い流す。血行が良くなり頭頂が痒くなる前に彼女は察して対処してくれた。何故その気遣いを普段…… 「はい、んじゃ次洗ったげるねー、夜の玩具はちゃんと綺麗に洗わないとねー。」 やっぱり玩具だったんだ…… 「冗談だよっ」 何処が冗談なんだろうと僕が考えていると、彼女は手にボディソープを垂らし、一瞬で人間が素手では不可能な程泡立てて居た。 「佐藤くん本当に肌すべすべだね。女の子みたい。」 彼女の大きな手が滑らかな手つきで丁寧に、筋肉の一つ一つをほぐすように優しく僕の首筋から胸板、背中、腹部ときて下腹部に滑りこむ 「あー、やっぱこの痣酷いねーあのタンクトップ、もっと傷めつけておけばよかったね?」 無垢な青い目がこちらを見ていた。 少しこのままどうなってもいいかなって思いかけていた気持ちが現実に引き戻される。 デミサイコパス怖い。 「はい、おしまい。髪洗うから湯船に使ってて。」 お礼に髪を洗おうか?と提案してみた。 「あー、危ないからいいよ。髪に指絡まっちゃったら指飛んでっちゃうよ?私の細いし、地球の物質じゃ切れないどころか傷すらつけられないし……」 パイパンでよかったですね、あとすね毛とかワキ毛とか生えてなくて。 「その代わりあとで体洗ってね。」 彼女が髪を洗い終わり、約束通り体を洗うことになる。 タオルとかないんだろうか? 「佐藤くんの事も素手で洗ったげたんだし、私の事も素手で洗ってよ」 そう言うと彼女は鏡の前に仁王立ちになった。 ちょうど僕の顔の前に彼女の胸がくる、座ってくれないと洗えないんだが…… 「いいから、ほら。」 彼女が座っていたバスチェアーを僕に差し出す、椅子の上に立って洗えと言うことだろうか。 やっぱりこの女は嫌いだ。 「はやく、湯冷めしちゃうよ、佐藤くんが。」 少し大きめのバスチェアーに乗ると、目線が仁王立ちした彼女より少し高くなった。 初めて彼女を上からみた気がする。 指筋からゆっくりと撫でていき、自分より広い肩、女性らしい丸みを失っていないが触ってみると、しっかりとした筋肉が付いている事がわかる長い腕を洗う。 指先まで洗い終わると手を優しく握られた。 「おっぱいと背中も洗って。」 大きく形のいい胸を撫で回す、あまりに張りがあるので、僕の握力で揉めるのかな?なんて考えてしまった。 僕の頭より大きい気がする、何カップあるんだろ。 背中を洗うために後ろに回るためにバスチェアーから降りようとした所で「前からっ!」と強請られてしまう。 体に彼女の胸が当たらないように精一杯手を伸ばして洗うが、腰のあたりを洗うにはどうしても少し前屈みにならないといけない。 胸板に少し硬くなった気がする彼女の乳首が押し付けられて擦れる。 「石鹸ついてなかったら、佐藤くんの肌切れちゃってたかも。」 聞かなかったことにした。 椅子から降りて、彼女のうっすらと割れた腹筋の見える腹部、筋肉に押し上げられた形の良いお尻、細く形がいいのに触るとしっかり筋肉が付いている事がわかる長い脚、指の形のいいキレイなアーチを描いた土踏まずのある足を洗い終え、一仕事終わった気持ちで居ると。 「佐藤くん、まだここが残ってるよ?」 と、彼女は自分の股間を指さしながらいやらしい笑顔で言った。 流石にそこを洗うのは気が引ける、すこし戸惑っていると 「洗ってくれないなら、佐藤くん使って私が洗ってもいいんだけど、加減できなかったらごめんね?」 彼女は舌なめずりしながら言った。 洗うしかないようだった。 流石に女性の股間をどうやって洗えばいいのかは解らない。 今まで洗った泡をお湯で流し、手にボディソープを付け直し泡立て、優しく撫でる事にした。 彼女の大陰唇にはヒダがあまりなく綺麗な形をしていた、陰核、会陰部分を優しく撫でて行った。 お湯や石鹸ではない粘性の液体が手にまとわりついてる気がするができるだけ意識しないようにする。 もう少しで開放される、そう思った矢先 「アンッ」 彼女の腰がすごい速さで動き、彼女の会陰を撫でていた僕の右手の中指はありえない方向に曲がっていた。 彼女の透視能力によると、幸い脱臼ですんだらしい。 風呂から上がり彼女に応急処置をしてもらう。 「ごめんね佐藤くん、途中からスイッチ入っちゃって……」 最初からな気がする。 「言ったでしょ練習が必要って!今度から気持ちよくなったら後ろに引く事にするね!」 今度があるのか…… 時計を見たら0時を回っていた。 お昼に学校でお弁当を食べてから何も食べていないが、食欲が無かった。 彼女が寝たら好きを見て逃げ出して、家でご飯食べよう。 「佐藤くん今日はもう遅いし寝よっか?ご飯は明日食べよね。」 僕のサイズにピッタリの下着と、彼女の体格じゃ絶対着ることのできない、熊の人気キャラクターのきぐるみパジャマが用意されていた。 計画的犯行だったんだろうなと思いを巡らせながら、どうすればこの環境から脱出できるか考えていた。 彼女が言うには、彼女は時速800万キロで移動できるらしい、地球上何処に逃げても無駄だそうだ。 彼女の目を盗んで死ぬしかないんだろうが 「佐藤くん自殺したら、私ショックで暴れちゃうかも。」 と宣言されてしまった。 僕は密かにこの星を守るヒーローなんだと自分に自分で言い聞かせた。
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天退星 雷横 (挿翅虎) 【年表】 巻 歳 年 月 出 来 事 0 1073 出生。 S4 鄆城の軍人であったところ、酌量の余地がありそうな罪人(田重、下記)を処断したことにより国に対して疑問を抱き、それがきっかけで宋江の同志となっていく。 S1 28 1101 秋頃 鄆城に飛ばされてきた朱仝と出会う。この時点で既に鄆城の歩兵隊長、かつ宋江の同志。 S1 29 1102 秋 鄆城で宋江・花栄・朱仝と宴。 S2 30 1103 初秋 鄆城軍の指揮官として300を率い、晁蓋ら捜索の軍に参加。 S3 31 1104 2月 この頃、宋江に剣術を教えている。 S4 夏 出奔した宋江らの同志であると李富に疑われて軟禁されるが、柏世の手引きで脱出。追っ手の志英を斬り、同心してきた兵と共に柴進の屋敷を目指す。 秋 柴進の屋敷に到着。 【関連人物】 ● 田重(でんじゅう) 鄆城(近郊?)に住んでいた民。 重税を収めきれずに畠を取り上げられ、子を2人飢えで死なせてしまう。 その翌年、知県が大事にしていた石を盗んで捨てた事で死罪となり、雷横に処刑される。 これがきっかけで雷横は国に疑問を抱き、やがて宋江の同志となる。 ● 柏世(はくせい) 1084年生まれ。鄆城軍の兵。 1099年(15歳)に軍に入り、雷横の下に配属され、厳しく鍛えられる。 1102年(18歳)頃から頭角を現し始め、やがて隊長である志英の直属となる。 1104年(20歳)夏頃、軟禁された雷横を助けて鄆城を脱出するが、追ってきた志英に斬られて絶命。 彼の死によって雷横の何かが吹っ切れ、窮地を脱することとなる。 ● 志英(しえい) 1104年夏時点での、鄆城軍の隊長(済州軍の上級将校)。雷横・朱仝の上官。 李富に命令され雷横を軟禁する。 脱出した雷横・柏世を追い詰め、柏世を斬るが、逆上した雷横に返り討ちにされる。
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マンションに戻ると、玄関の前に白井さんとパワーガールが居た。 オートロックのセキリティもパワーガールの前には無意味だな。 「こんばんわ佐藤くん。」 ミニスカートにニーハイソックス、キャミソールにパーカー。 私服の白井さんも可愛かった。 パワーガールはオリーブ色のワンピースを着ていた。 強調された胸が凶器のようだった。 「なんでそんな格好してるのかな?ブラまでつけてるじゃん…」 「私の趣味よ。」 パワーガールとスーパーガールがグッと握手を交わした。 スーパーガールが制服に着替え、マンションに併設されているショッピングモールで僕とキャラの携帯を買った後、4人で晩御飯の食材を買いマンションに戻る。 あの携帯ショップで今週50万近く使ってる気がするな… 今日はスーパーガールとパワーガールが晩御飯を作ってくれるらしい。 リビングのL字ソファの角に腰掛けると白井さんが肩が触れ有る程近くに腰掛ける。 彼女の方が体重があるからか、ソファが彼女の方が深く沈み込み彼女にもたれかかってしまう。 白井さんに腰に手を回される。 「こらー、白井さんつまみ食い禁止!ごはん食べられなくなるよ!」 目の前にスーパーガールが現れ、一言言うと消えた。 「おあずけだね。」 買ってきたばかりの携帯を設定する。今週3回目、今日だけで2回目なので慣れたものだ。 白井さんは横で本を読んでいた。 表紙のアルファベットを見ると見慣れない並びだった。 deとかlaって書いてあるしフランス語かな? 「そう、フランス語だよ。私帰国子女なんだ。英語とフランス語と中国語は読み書きお話しできます!」 アホそうな振りして結構な才女だった。 何を読んでいるんだろう、有名な本なのか? 「超有名な本だよ!監獄の誕生。」 フーコーか、原書厨か。 僕の状況に対する嫌味かな? 天然で腹黒い娘だった。 「佐藤くん自意識過剰だね。至れり尽くせりな生活してる癖に。」 こちらに微笑みかけると白井さんは本に目を落とす。 ここで反論すると母親の愚痴を言う女子中学生みたいに思われそうだなと思うと何も言えなかった。 気まずさを紛らわせる為にテレビをつける。 ネコ型のロボットがドジな少年を助けていた。 過干渉な上に、教育に関しては放任主義の親の元で生活し、困ったときには魚の釣り方ではなく、魚を与えられる少年。 魚を与えられている所為か、能力と不釣り合いの自尊心を持ち、クラス一番の美人が自分に相応しいと思い込み、クラス一番の秀才や金持ちに嫉妬していた。 漫画版のネコ型ロボットがドジな少年に放つ、少年の無能さを抉る様な残酷なセリフが作者の天然な黒さが出ていて好きだ。 映画版だと活躍の場面がない秀才も好き。 スーパーマンと同じでチート能力持ってると物語にならないから出番作れないんだろうな、もう全部あいつでいいじゃん…ってなるし。 僕も駄目になっていくのかな、もう日課の勉強を4日もしていない。 「私昔の声の方が好きー。」 僕は全体的にリニューアル版の方が好きだった。 絵綺麗だし。 「佐藤くん小さいもんねー。」 体格関係ないだろ。 ソファの上に立ち上がり彼女を押し倒そうと肩を力いっぱい押すが、受け止められ抱きしめられる。 「何?どうしたの?」 不思議そうな顔で尋ねられる。 押し倒そうとしたんだけど… 「知ってた。フフフ」 満面の笑みの彼女に逆に押し倒され身体をくすぐられる。 身体をくすぐられるのは苦手だった。 大きな声を出してしまった。 身体を起こされると、テーブルの前には料理を持ったスーパーガールが居た。 「楽しそうね。料理できたし食べましょう。」 料理を運んできたパワーガールが僕の横に座る。 スーパーガールが白井さんの横に座る。 場所変わろうか?とスーパーガールに白井さんが提案するが、断っていた。 テーブルの上にはスッポン鍋、うなぎの蒲焼、山芋のソテー、牡蠣のバターソテー焼き、餃子、豚のしょうが焼き、レバニラ、サラダが並べられていた。 露骨過ぎて、精子を作る機械に燃料を補給されてる感覚になる。 パワーガールは全員のグラスにビールを注ぐ。 「ワインや他のお酒もあるからね。」 こいつ僕らが未成年って意識ないのか… 「イギリスでは16歳からお酒が飲めます!」 僕らは15歳です。 お前アメリカ人だろ。 乾杯をして食事を開始する。 山芋のソテーに箸をつけたがとても美味しかった。 そう言うとスーパーガールとパワーガールの表情がパァっと明るくなる。 「あーん。」 パワーガールがすっぽんを箸に取り僕の口まで持ってくる。 一口サイズに切られたスッポンはグロテスクだった。 熱いっ 口の中が火傷しそうになる。 「あ、ごめんね、猫舌だった?それとも普通の人にはちょっと熱いかな?」 「佐藤くんが猫舌なだけですよ。」 白井さんが横でパクパクとスッポンを食べていた。 「ふーふーしてあげるね。」 スッポンをもう一つ手に取り、反対側を向いた彼女はスーパーブレスでふーふーしてくれた。 スッポンが凍っていた。 失敗したという顔をして彼女はスッポンを自分で食べ、もう一つスッポンを手にとり、今度は加減して冷まして、食べさせてくれた。 食事が終わるとテーブルにはお酒とおつまみだけになっていた。 10人前は有るように見えた料理だが3人が軽く平らげていた。