約 2,092 件
https://w.atwiki.jp/sousakujojis/pages/174.html
(始まりのパルフェ) 更新日:2020/01/15 Wed 08 41 21 タグ一覧 ここはとある場所にある一軒の家の中。 少女は住み慣れた部屋を見渡した。いつも使っている木のテーブルやイス。使い慣れたキッチンやお気に入りの本まで、今日は全てが違って見えた。 黒と白に分けられた髪を肘あたりまで下ろし、不安げな赤い瞳でこの世界を見つめる。 少女の名前が呼ばれ、駆け出した。 白と黒の翼が不安げに空を切る。赤い脚が床を蹴る音が部屋に響き、消えた。 少女は自分を呼ぶ声の元まで走る。 「モーゼフ!」 「お嬢ちゃん」 少女を呼んでいたのは、長年共に過ごした世話役のモーゼフだった。 モーゼフはどこにでもいるような小太りの男である。下半身が山羊で、頭からネジ曲がった角が生えている事を除けば。 「お母さんがいらっしゃいますよ」 モーゼフの言葉に、少女は目をキラキラさせながら辺りを見渡す。 風が動き、一人の女性が姿を現した。 「アンコ、ハロハロ♪」 「お母さん!」 少女の声に、少女と同じような黒い翼を持った、やや露出度の高い服を着た女性がほほ笑む。 「モーゼフから聞いたわよ、今日からお仕事だって?」 少女は年相応の幼い口調で返した。 「うん、アルバイトだけどね」 「仲良くなれそうな子はいた?」 「まだ分かんないよ…でも、面接の時にあった緑色のお姉さんは優しそうな人だった」 母は満足げににっこりし、娘を励ますかのように抱き寄せる。 「大丈夫。あんたなら直ぐに友達が出来るわ」 「でも、今まで友達なんていなかったし」 傍にいたモーゼフが少し悲しそうな顔をするのが見えたので、少女は吹き出した。 「あなたは別よモーゼフ。大切な親代わりだもの。同年代の友達が出来るかどうかが不安なの」 モーゼフのガッツポーズを尻目に、母は少女に語りかけた。 「あなたが不安なのは、周りと触れ合えなかったから。でも力が制御出来るようになったから、これからはきっと大丈夫よ」 母はもう一度娘をキツく抱きしめた。 「友達と仲良くする方法、なんだと思う?」 母の問いに、少女は言葉が詰まった。暫く考えて、ようやく口を開く。 「愛想笑い、褒める、同意する。この三つかな」 「楽しければ心から笑う。凄いと思ったら讃える。間違った事なら否定する。正解はこの三つよ」 母はそう言って長い指で娘の頭をチョンと小突き、額にキスをして離れた。 少女は飛ぶ態勢を整える。 「ぅぅお嬢ちゃん。立派になって…」 「モーゼフったら、アルバイトが終わったらすぐ帰ってくるって」 感極まって泣く親代わりの様子を見て、少女はクスクス笑った。 そして少女は、白と黒の翼を広げ、赤い足で大地を蹴り、空に舞い上がった。 「美味しい赤飯とぜんざい作って待ってますよ」 (やった!ぜんざいだ!) モーゼフの言葉に、少女は苦笑いしながらも心躍った。 「それじゃあ、行ってきなさい。アナスターシャ」 母の優し気な声が、耳に届く。 「うん、いってきます」 少女は、長い髪をたなびかせながら、モノクロの翼で空を翔けるのであった。 この少女、名前はアナスターシャ。あだ名はアンコ。 今日から本とお菓子の喫茶店『オウマがトキ』で働く娘だ。 「アナスターシャ」 空を行くアンコに話しかけたのは、一羽の白鳥だった。アンコには、その白鳥に見覚えがあった。 「え、お父さん?」 アンコは驚いた。父が自分に会いに来てくれるなんて。 「お前の内定祝いだ。持っていきなさい」 白鳥が咥えていた物は、赤いリボンだった。 「お前の成功を祈っているよ」 白鳥に姿を変えていた父は、一瞬だけアンコと同じ白い翼を持つ男性の姿に戻り、リボンを娘に渡して離れた。 「ありがとう!」 アンコはその赤いリボンで髪を二つのお団子にし、お礼を言った。 アンコの姿を見た父は少しだけ微笑むと、直ぐに厳格な様子に戻り、娘に激励を飛ばした。 「よし、どこまでも行ってこいアナスターシャ!」 「はい喜んで!」 アンコはその父の言葉を受け、より一層高く、早く飛ぶのだった。 夕暮れより少し前、午後三時頃、アンコは『オウマがトキ』に到着した。 裏口の呼び鈴を鳴らすと、青い身体をした不機嫌そうな少女が中から出てくる。 「あなたがアルバイトさん?」 「は、はいそうです」 アンコは、この少女の気迫に押されそうになりながら言った。 アンコを中に招き入れた少女は、色々と指差しながら指示を出してくる。 「あそこがキッチン。あっちで着替えて、ミューティングで自己紹介してもらうから、直ぐに来て。あ、何もかも手をつける前に手を洗う事!」 「は、はい喜んで!」 アンコは厳しそうな先輩に、内心涙目になりながら返事をするのだった。 「アナスターシャ・デビルケーキです。調理を担当させて頂きます。よろしくお願い致します」 アンコは深々と頭を下げた。 「わ~!ふわふわでかわいい!チャイナ服も似合ってる!」 元気一杯な、頭のてっぺんから爪先まで、全身ピンク色の女の子がアンコの手を取った。 「私、プラム・ロリポップだよ!よろしくね!アナスターシャ!」 黒の中にあるピンク色の瞳が、興味深そうにアンコを見つめてくる。 「よろしくお願いします。あの、アンコって呼んで頂けると嬉しいです」 「え、どうして?」 「そ、それは・・・」 プラムの純粋な疑問の声に、アンコは言葉が詰まった。初対面の人に話すような内容ではない。 「こらこら~♪アンコさん困ってるでしょ♪」 間に入ってくれたのは、全身がエメラルド色の、おっとりした雰囲気の人だ。アンコは、この人と一度会ったことがある。 「メローナさん、あの・・・面接の時はありがとうございました」 アンコのお辞儀に、メローナはニコニコしながら告げた。 「いいのよ♪アンコさんの気持ちも分かるし。あ、それでね、ここにいる子達、皆私の妹なの♪どうか仲良くして頂戴ね♪」 「はい!喜んで!」 アルバイト初日は、厨房にある道具の場所や、店の一日の流れを覚える事になった。 店の入り口から如何にもマフィ・・・やくざっぽい強面の二人組が入ってきた時はヒヤリとしたが、メローナの知り合いだと知って驚いた。 「アニキ!このサンデー、苺がこんなにたっぷり入ってますぜ!」 「克夫克夫克夫、だからお前はマザコンなんだよ」 他にも、オウマがトキには色んな人がやって来ていた。 「今日はのじゃ猫ちゃんお休みカ、ちょっとさみし・・・いや、寂しくないゾ」 「落ち込むな妹よ。・・・俺の苺やるから」 仲の良い兄妹や家族、お一人様。変な人まで、色んな人が来店していた。 「お姉ちゃん!このケーキすっごく美味しいよ!」 「本当?!私もそっちにしとけば良かったかな~」 「旭、私のケーキ一口あげるわ」 「え、本当?お母さん大好き!」 それから少しだけ調理をさせてもらえる事になった。 「パフェ一人前です!」 「了解」 黄色の女の子の声に、オレンジの女の子が呼応した。 パフェグラスの底にイチゴジャムを塗り、コンフレークを入れ、その上にアイスディッシャーで掬ったバニラとチョコのアイスを一つずつ落とす。 プリン、旬の果物を乗せてストロベリーソースをかける。 仕上げにブルーベリー、ミント、サクランボを飾り付けて完成。 「なかなか手際いいじゃんだって」 オレンジ色のマーマレードが、末の妹のピオーネの言葉を代弁するかのように呟いた。 しかし、アンコは緊張のあまりよく聞いていなかった。今までモーゼフ以外の人に食事を振舞ったことは無いのだ。 「パフェ一人前、出来上がりました」 「はぁ~い♪」 アンコの緊張を払拭するかのようにメローナが柔和にほほ笑んだ。 メローナの手によって運ばれていくアンコが作ったパフェ。 アンコはその行方を見守った。 メローナの足が止まる。 姿ははっきり見えないし、声もよく聞こえなかったが、お客さんはどうやら喜んでくれたようだ。 ホッとしていたら、すかさずマーマレードに怒られてしまった。 「ほら、そんな所でボーっとしてないで、このゴミ捨ててきて」 迷惑そうに果物の皮やら卵の殻やらが入った袋を渡され、アンコはドキッとした。 「は、はい喜んで!」 店の勝手口にあるゴミ捨て場に行くと、先客がいた。 真っ赤な身体にチョコやキャンディのアクセサリー。黒の中にある赤の瞳が、アンコの姿を捉えた。 「ん?あ~新人じゃないか。名前はたしか・・・」 「アンコです。えっと、ストロベリーさん」 「あははは、あたいはアイベリー。アイベリー・ロリポップだぜ。まあお互いゆっくり覚えていこうじゃないか」 アイベリーは背伸びして、空を少し見上げてから聞いてきた。 「初めての仕事はどうだ?」 「大変でした。凄く緊張したし、マーマレードさんには怒られるし・・・でも私の作ったパフェを食べてもらえて良かったですよ」 「そうか」 アイベリーは満足そうに頷いた。 「マーマレードはいまいちノリが悪いからな・・・まあ気にすんな。悪いやつじゃない。あ、そうだ。所でお前、アップルパイ作れるか?」 アンコは得意気に胸を叩く。 「はい!得意ですよ!初めて作ったのもアップルパイでしたし」 「よし!それじゃ今から作ってくれないか?作りおきがあった筈なんだが、無くなってたんだよ」 アンコの耳に、何故か猫の鳴き声が聞こえた気がした。 厨房に戻り、アップルパイを作る支度をする。 マーマレードやピオーネには、アイベリーが説明してくれた。 熟した林檎を手に取り、流水で洗う。 包丁でするすると皮を剥き、芯を取り除いて手頃な大きさに切り分ける。 「うお、ピーラーじゃなくて包丁で皮剥くのか!すげーな、あたいには出来ねぇや」 隣で見守っていたアイベリーが褒めてくれるので、アンコの耳は赤くなった。 砂糖と共に熱してコンポートを作る。 パイシートでパイの原型を作り、溶いた卵をうっすら塗ってオーブンへ。 「あ!なんか美味しそうな匂いがする!」 出来立てのアップルパイの匂いに釣られ、六女のプラムが厨房に入ってきた。 「ヤスカタ用のアップルパイ作ってもらってたんだ。あの猫が食べたのか、作りおきが全部無くなってたから」 「え~!あんなにあったのに?っていうか、これアンコが作ったの?!」 「え、あ、はい。私が作りましたよ」 「すっごいね!マーマレードお姉ちゃんも褒めてたよ!」 キラキラした瞳を向けるプラムに、アンコは聞き返した。 「今、なんて?」 「マーマレードお姉ちゃんが、シトロンお姉ちゃんに話してるのを聞いたの。今日来た新人、あの腕ならここよりももっといい就職先があったんじゃないかって」 アンコが驚いて目を丸くすると、アイベリーが嬉しそうにニヤリとした。 「な、あいつも案外悪いやつじゃ無いだろ?」 「ヤスカタさん、いらっしゃいますか~?」 作ったアップルパイをトレンチに乗せ、本屋の方に来ていた。 「あの、すみませ?!」 突然、アンコの足と足の間を何かが走り抜けた気がした。 「き、気のせい・・・かな?」 「にゃぁん」 聞こえた猫の鳴き声に、アンコはビクッとした。 「ヤスカタさんの・・・飼ってる猫ちゃん?」 アンコは怯みながらも奥に進んでいった。 「あの・・・?」 本棚と本棚の間にその人はいた。 ふんわりとした緑の髪、その髪と同じ色のワンピースを着た、まるで眠れる森の美女のような雰囲気の少女だった。 「アップルパイね、ありがとう」 ヤスカタは大人びた声で言う。 「のじゃ猫ちゃんも一緒に食べる?」 「のほほ、バレとったか」 ヤスカタが虚空に語りかけたと思ったら、突然別の女の子が姿を現した。 「わし、のじゃロリ猫」 アンコが黒い猫だと思っていた子がいう。 「わしにもアップルパイをおくれ」 「え、あ、はい。どうぞ」 アンコがトレンチを差し出すと、のじゃロリ猫は早速一切れ口に運んだ。 「のほぉ!お主料理の天才じゃのお!」 「あ、ズルい・・・私も食べる」 「どうぞヤスカタさん」 ヤスカタも一切れつまむと、だんだんと笑顔になっていった。 「さて、腹も膨れたし旭や天晴のとこに顔出して凹ちゃんにちょっかいかけてこよかな」 「あなた、今日お仕事無かったの?フロートちゃんが探してたわよ」 「にゃははは、そうだったかの?悪い、ヤスカタにアンコ。忘れとくれ」 のじゃロリ猫はそう言うと、くるりと姿を眩ましてしまった。 「もう、困った猫ちゃん」 「そ、そうですね・・・」 アンコは住み慣れた部屋を見渡した。いつも使っている木のテーブルやイス、使いなれた筈のキッチンやお気に入りの本まで、今日は全てが小さく見えた。 「アンコお嬢ちゃん、初仕事はどうでした?」 「大変だけれど楽しかったよ、それに・・・」 モーゼフがお祝いのぜんざいをよそいながら聞いたので、アンコは笑みを見せて言った。 「お友達ができそうなの」
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/707.html
アリス6 4スレ目 912 「あうぁー…まだなんか身体がふわふわ浮いてる感じがする…」 「仕方ないでしょ、あれだけ豪快に抜かれたらそうなるのは当たり前よ」 …俺は今、アリス宅の客間ベッドに横になっている。別に今から暗黒儀式を始めるとかそういうワケではない、単なる「貧血」だ。 しかし毎日三食栄養バランスも考えながらキッチリ食べ、軽い運動も欠かさず行っている俺がなんでこんなことになったかというと、 これにはマリアナ海溝より深いワケがあるのですよベンジャミン。 …話は数時間前にさかのぼる。 実は外界で少しばかり服飾の勉強をしていた俺は、こちらに転がり落ちてきてからその知識を生かして小さな仕立て屋らしき職で細々と生計を立てているのだが、 そのことがあるどこかのお嬢様の耳に入ったらしく服を仕立てて欲しい、という話が舞い込んできたのだ。 そこで、その館…「紅魔館」という場所に、そこに知った顔が居るのでちょくちょく出向くというアリスと共に行ったのだった。 その名の如く真紅に染められた館に着くと、用事が終わったら呼んでくれ、と告げてアリスは館の中にあるらしい図書館に行ってしまった。 そして俺は、応対に当たった若くて(←多分)美人な「メイド長」を名乗る人物と共に、館の主人が待つ部屋へと向かったのだ。 …正直な話、驚いた。導かれた部屋の扉を開けた、その目の前に座っていたのは、年端もいかぬ少女…否「幼女」と表しても差し支えないだろう。 だが、魔力とかそんなものに疎い自分でも分かる形容し難い威圧感、何より背中に覗く翼が人間ではない存在であることを伺わせた。悪魔か何かなのだろうか。 とにかく、服のデザインや配色を打ち合わせた後、そのお嬢様の採寸を行うことにした。 とはいえ、身体の構造自体は人間のそれと何ら変わりはないので、背中の翼を通すクリアランスをどうするか気を付けるくらいである。 ただ採寸中に扉の向こうから「ギリギリギリ…」という妙な音がしたのは何なのだろうか? 歯軋りにも聞こえる感じはしたのだが… そんなこんなで採寸が終わると、計ったように「メイド長」と呼ばれた人物が入ってきた。監視でもしてたのかどうか知らないが、完璧なタイミングである。I原E子? とりあえず採寸した数値を教える。館の中で衣装をこしらえる時の参考にしたいから、とのことらしい。…目付きが真剣を通り越して野獣の「それ」だったのが気になるが。 と、お嬢様が突然俺に声をかけてきた。 「そういえば…貴方、血液型は何型かしら?」 …何故血液型を? 幻想郷って今血液型占いがブーム? いや、もしかしたら相性占いに使うのかも? やべぇ俺まさか好かれてる? そしたらもしかしたら俺逆玉の輿? しかも見た目こんな幼女と? すると夜には某「おるすばん」的あんな展開やこんな展開mくぁwせdrftgyふじこlp; いやいや俺には既に愛しの先客が…あぁ…でも……でもッッ! 逆タまのコshiッッ!! …なんて様々な妄想が浮かぶのを押し留め、努めて平静に血液型を答える。 「そう、それは実に良いわね…咲夜」 お嬢様がその名前を呼ぶと同時に目の前に居たメイド長の姿が消え、次の瞬間後頭部に鋭い衝撃が走り、俺の意識はもぎ取られた… 「…ったく、あらかじめ教えてくれてもバチは当たらないと思うぜ?」 「知らないわよ。大体見た目で何と無く予想とかできなかったものなの?」 ……お嬢様は「吸血鬼」だったのだ。あれから気絶させられた俺はお嬢様にたっぷりと血を吸い取られたらしい。首筋には噛付かれた傷痕が残っている。 どうもあのお嬢様は俺の血液型の血が一番お気に召されるようだ。 そして血をたっぷり抜き取られた俺は、文字通り血の通っていない頭で遠い我が家に帰るのも危険なので、こうやってより近くのアリス宅に世話になっているのである。 「そんなの分かるかよ。外界じゃあ吸血鬼って御伽の世界の話だし、真性吸血鬼への対処法なんて誰が知ってるんだ。 俺が知ってる吸血鬼は、ハンガリーとハノーバーに居たのしかないんだぞ」 とはいえこれも本物ではなく、単にその行動を揶揄する意味でそう呼ばれていただけである。今回のお嬢様のように種族として吸血鬼というワケではない。 種族としての吸血鬼は、俺の居た世界ではもはや人の畏怖や恐怖心等から創られた「幻想」として片付けられている。 確かにそれは正しい意見なのかもしれないが、その一言だけで済まされる、というのには、何か一抹の「寂しさ」というものを感じざるを得ない。 「やっぱり居るんじゃない、吸血鬼」 「っても人間だぞこっちのは。本質としては、例えるなら種族魔法使いのお前と職業魔法使いの魔理沙ってくらいの違いがあるんだから」 ただ行動が常軌を逸していただけで、自分達と構造に変わりはない人間である。 どうも興味を持っているような口振りだったので、俺は退屈しのぎも兼ねて、その外界の吸血鬼の話をすることになった。 「…人間界のハンガリー、って所に居た吸血鬼はな、若い娘だけを夜な夜な拷問にかけて血を抜き取っては、 その血を啜ったり全身に塗りたくったりしていたらしいんだ」 「それは…また何の為に?」 「美貌の維持ってさ。なんでも若い女性の血が美しさを保つのに役に立つ、とその伯爵婦人は思ってたみたいなんだってよ。 ……アリス、『鉄の処女』って知ってるか? あんなものとか使っていたんだ」 「名前だけならどこかで聞いたことがあるわ。確か鉄で出来た人形で、抱きかかえると中に入っている者が殺される、っていうやつでしょ」 「御名答。あれとか『鋼鉄の鳥篭』っていう名前の道具とか、色々な道具を使って生きた女性の血を絞り出していたらしいぞ」 鉄の処女(アイアン・メイデン)。人の形を模した、外界でいうと中世に当たる時期に使われた拷問器具である。 これを稼働させると中に入った人をその人型の容器が抱き締める形となり、中にびっしり立った刃でその肉体を切り刻んでしまう、というものらしい。 このような恐ろしい器具を駆使して、その伯爵婦人は自らの美貌を維持するべく夜毎鮮血の饗宴に耽っていたそうだ。 時代が流れ、血の代わりに様々なケア品が開発されても、それを病的に求める人の存在は変わらない。 存在が幻想の世界のものとなってしまっても、吸血鬼の血は現代人に脈々と流れているのかな? …上海と蓬莱は耳を塞いで固い顔をしている、というより半分泣いている。この手の話題は苦手なようだ。悪い、と思いながら俺は話を続けた。 「…それから、ハノーバーの吸血鬼、って人は、人の首筋に咬みついて存分に血を吸った後、 その身体を刻んで肉を喰らい、更にそれをハムやソーセージにして他の人に売っていた、っていう話らしい」 「…なんか、両方ともスケールが小さいわね。もうちょっと高尚な用途に用いれば良いものを……人間だからかしら?」 これだけの話を聞いても「小者」とばっさり言い切るアリス。さすがに彼女も人間ではないだけあって、根本的な価値観から違うらしい。 「人間だからだろう。……アリスも人の肉を食べたりとかしないのか?」 ごつんッ 「誰がそんなもの食べるのよ!? 私をそこらにゴロついている下等な妖怪と同系列にしないで頂戴!」 『人肉食べるのは下等なのかー! そうなのかー!?』 …誰の抗議の声かは知らないがとりあえず黙殺。 「あ痛た…残念ながら俺の肉は脂がないから味気ないぞ。…いやアリスになら食べられてもいいかな、勿論性的な意味で」 「…刻んでソーセージの材料にならしてあげてもいいわよ」 「いやいや、折角ならここにもう在るソーセージから食してもらう方が俺には」 「…そうね、まずは食べ易く二つにちょん切ってしまおうかしら」 「…スマン、俺が悪かった。許してくれ…」 心理学で言うところの去勢不安の如きフロイト的悪夢が脳裏を過ぎったので、素直に謝ることにする。 人形達は部屋の隅でシーツを被ってガタガタ震えていた。相当怖かったらしい。ゴメンね。後でたくさん「チュー」してあげるから許してね。 …結局、貧血の回復が遅くなったので、今晩はこの客間に泊まることになった。 「…体調はどうかしら?」 「上々だ。まだ少し頭がボンヤリするけど、それ以外は普段と変わりはないと思う」 「そう、良かったわね…」 あれから退屈しのぎに一人しりとりをしていると、身体を洗ってきたらしいアリスが客間に入ってきた。 「しかし…」「何かしら?」「…いや、何でもない…」「??」 …直視できる状態じゃない。この時期暑いからなのか、アリスは寝るときはYシャツ一枚だけを羽織っている。俗に言う「はだワイ」だ。 つまり今ベッドの横に腰掛けている彼女は間違いなくその格好の筈だ。健全な一般男児である俺が直視して正常で居られるであろうか。 加えて今日は貧血用に貰った薬の所為か、何だか妙に気が高揚している。こんな状況であんな格好を目にしたら… 「…吸血鬼、ね…」 「まだ気にしてたのか。アレは単にそんな人間を形容する意味で使っているだけだから、純正なワケじゃないぞ?」 「いや、そうじゃないのよ」 「?」 それまであったベッドの横の圧力が消えた。アリスが動く気配がする。 次の瞬間 「ん? …うおっ!?」 突然腰の辺りに感じる強い圧迫感。なんとアリスが自分の身体の上にのしかかってきた。 今の状態は俗に言うアリスのマウントポジション。これってまさか… 「…いきなり騎○位か? 大胆だな」 「……」 無言のまま、俺の両手首を掴んでベッドに押し付けるアリス。 「わ…ちょ、待て…話せば解る、話せば」 「…ねぇ?」 トーンを落とした声が耳に入る。前髪に隠れてよく見えないが、何となく少し笑みが浮かんでいる気がする。 何か悪戯を企んでそうなその表情に、よからぬ想像が頭を駆け巡り、一気に気持ちが昂ぶってしまう。 ごくり、と生唾を飲み込む。 「な、なんだよ…」 「吸血鬼の話、したわよね…?」 「う? あ、あぁ…」 「…『アイアン・メイデン』って、使ってたのよね?」 「ハンガリーのある伯爵夫人がな。それが…どうした?」 「あのね…」 「ん…ぐっ!?」 覆い被さってくるアリス。そのまま力いっぱい抱きついてくる。 …いや、この力の入れ方は抱きつくというよりはまさに「抱き締める」と形容したほうが良いだろうか。 捕えた獲物を逃がさない罠の如く、がっちりと手脚を絡め取ってゆく。 更に全体重を乗せるようにして、俺の身体全体をベットに押し付ける。 「う…ちょっとアリス、少し苦しいかも…」 苦しいだけではない。何といっても女性の身体が完璧なまでに密着しているのだ。 彼女の体温とか、直に触れている肌の感触とか、押し当てられている胸の柔らかさだとか、そういったものがダイレクトに自分の感覚を刺激する。 加えて彼女の格好は「アレ」である。それだけでこちらは精神的に一杯々々のどこぞの氷精状態だ。 「…ハノーバー…」 「んあぁ?」 耳元で口を開くアリス。吐息が直接耳をかすめる。現在⑨モード一直線な俺は間抜けな返事しか返せない。 「ハノーバー、って吸血鬼もいたのよね?」 「それはその吸血鬼って言われた人が居た地名だ。…待ってくれ本当に俺を食べるとかそれは無しだぞ。 さっきも言ったが俺は脂が無いから淡白すぎて…」 「違うわ。そんなことしないわよ」 「じ…じゃあ一体何だっていうんだよ」 「フフッ…はむっ」 「うわっっ!」 今度は俺の首筋に口を付けるアリス。それだけでなくそのまま舌を這わせ、ゆっくりと舐め上げてくる。 「ちょ…うぁ…っ」 昼間噛まれた傷跡を舌がなぞる度、快感とも捉えられる軽い痛みが走る。 更に時々軽く歯を立てているらしく、時折首筋に何か硬いものを突き立てるような感触が感じられる。 …吸血鬼に血を吸われる時って、こんな感覚なのだろうか。 「んっ……む…はぁ…」 ようやく首筋から口を離し、俺の顔を見て笑みを浮かべるアリス。 ぺろりと唇を舐めるその姿は、吸血鬼というよりは話に聞く夢魔…サキュバスのようだ。 …なんだか、危険な嗜好に目覚めてしまいそうである。 「……新手の吸血鬼ごっこか。初耳だな」 「吸血鬼って、確か魅入った人を眷属にしてしまうのよね?」 「そんなこと言わなくても、俺は最初からすっかりお前の虜だよ、アリス」 言葉の代わりに唇を近づけてくるアリス。ただし今度は首ではなく、口に。 俺もそれに応え、腕を背中に回して強く抱き寄せた。 …どのくらいそうしていたのだろう。いつしかアリスは俺の横にいた。 俺の片腕を枕にして横たわり、もう一方の俺の手は彼女の胸に抱き締められている。 彼女の心音が、手の平を通じて直に感じられる。今手の平に力を入れれば、そのまま心臓を掴めてしまうかも知れない…そんな気がした。 「もう一つ、大事なことを忘れてたな」 不意にもう一人、外界の吸血鬼の存在を思い出した。今の自分たち外界の人間の吸血鬼のイメージを固める要因になった、重要な人物。 「ルーマニア、って場所に居たとても有名な吸血鬼なんだがな…」 彼女の目をまっすぐ見つめながら、俺は言葉を続ける。 「…何でも何回も人を杭で串刺しにしていた、って話らしいぞ」 ある一国の主。大国に囲まれた自国を守る為、多くの人間を杭で刺し殺し、人々を震え上がらせた「串刺し公」。 言葉の裏に隠された邪な意図を読んだのか、クスリ、とアリスの笑う声がした。 「成程ね…それは私には出来ない芸当よね…」 「そうだな。だから…」 先ほど彼女がしたのと同じように、身体全体で包み込むように被さる。 「…今度は、俺が吸血鬼になる」 無言のまま目を閉じる。その唇に軽く口を付ける。 「…吸血鬼ってのは、美人にしか目をつけないんだぜ?」 「フフ…そちらの吸血鬼ってみんな『女誑し』ってことなのかしら?」 …む、折角褒め言葉で使ったというのに… 「言ったな……覚悟しとけよ。 …明日の朝、さっきまでの俺のように動けなくなってても、知らないぞ…?」 …外は満月。人心を惑わす狂気の月。降り注ぐ月光の褥(しとね)の中、俺は全てを奪い尽す吸血鬼になる… (省略されました。この後の「詳しい」展開を読むには無装備で大気圏突入敢行。少佐!減速できません!!) 余談・今日の戦績…4ラウンド相打ちK.O ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 916 …なぁ ん? …お前、寝る時はYシャツだけしか着ないんだな え、うん…そうよ …何でだ? …ほら、パジャマとか着るとこの時期少し暑いし、数少ないから洗濯するのも楽でしょう まぁ…言われてみれば確かにそうだわな… それに… …それに? ……貴方を身体全体で、直に感じたいから…… …だったらいっそのこと、何も着なければいいじゃないか え?…や、ちょ…それは… ? ……それは…その……はず…恥ずか…しぃ…… 最後の台詞は消え入りそうな声で真っ赤な顔をこちらに押し付けながら。 …俺の中の壊れた糖度計は、まだいける、もっと先を書け!と言っている… ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 975 なぁ、このスレが終わったら俺この仕事やめて、まっとうな仕事しながらアリスと二人で暮らそうと思ってるんだ… 何せもうすぐ俺も「お父さん」になるからな。ははは… ああ、そうだ…これ、大切な親父の形見なんだ。なくしちゃいけないから持っておいてくれよ。 さて、それじゃあ皆先に行け。ここは俺がくいとめる。なぁに大丈夫。俺は死にはしないよ ただ…もし俺が戻ってこられなかったら…アリスにただ一言、『愛している』と伝えておいてくれよ… ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 143 アリスと仲良く喋ってて、やけに突っかかった発言が気にかかった。 しばらくしてそれにムッ。となって、ついこう言ってしまった。 「まったく。押し倒しちゃうよ?」 どう見てもセクハラです本当に(ry な発言ではあるが、彼女は目を閉じ、動かなくなってしまった。 内心で、やっぱり言っちゃいけない発言だったか。と反省し、あわてて取り繕おうと考えるものの、 出てくるのは汗と熱だけで、頭は混乱したままだった。 そこに彼女が眉をしかめた顔で俺を見てくる。 「えっと……押し倒すんじゃないの?」 俺は声にならない声で、は?と見返す。 「…あなたのことが前から好きだったから……あなたになら押し倒されても…むしろ押し倒して欲しいのに…」 なんだか泣きそうな声でそう独白する。 何故か俺の思考はクリアになり、 「お、俺も…前からお前のことが…」 と答えた。 彼女は嬉しそうな顔になり、俺に抱きついてくる。 「あ……っても、ここで押し倒すって…無理だしまずいよな…」 俺は何か間の抜けたことを言うが、彼女は (結界が張られました 続きを読むには好きな日本酒の銘柄を2つ挙げてください) ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 204 「んー……」 …先ほどからずっとコレだ。アリスはしきりに胸の辺りを気にしたり、服を引っ張ってみたりしている。 一体何があったんだろう? ちょっと尋ねてみることにした。 「…さっきから何唸ってんだ? アリス」 「いや、ちょっとね…」 「?」 困ったような、少し恥ずかしがってるような、そんな表情。 「…なんか、シャツがキツいのよ。…洗濯して生地が縮んだのかしら。これも結構長いし」 「あぁ…そういうことか。長く着てるなら縮んだのはありうるかも知れないな。…いや、案外太っt」 ごきゃっ 言葉を遮り、グリモワールの角が脳天にめりこむ。四隅を金属で補強してあるシロモノだ。無事で済む筈がない。 「う、ぐ、おぉぉ……頭が…俺の明晰な頭脳が…」 ぐぅの音も出ないほどの激痛。思わずうずくまる俺。こりゃ数十万単位で死んだぞ、脳細胞。 「女性に対して、デリカシーのない発言は慎んで貰えるかしら?」 「はい…肝に銘じておきます大尉殿…」 …まぁ確かに、インドア派とは言うものの意外とアリスは動き回っている。 薬草採取も兼ねて散歩には出るし、腕が鈍らないようにと軽い弾幕ごっこもやるし、夜には「もっと○○する!」だし… 運動には結構事欠いてないから、太るってことはあんまり考えられないのではあるが… そんなこんなで夜。 気付かれないようにアリスの部屋に入り、座っている彼女を背中から抱きしめる。 「ひゃあ…ッ!? ……何よもう…驚かさないでよ」 口にする言葉に棘はあるが、その口調は少し嬉し恥ずかしといったところ。そのまま二人でベッドの中に潜り込んだ。 先ほどとは逆に正面から抱き寄せ、長い長い接吻を交わす。ふわり…と甘い香りが鼻腔をくすぐる。 理性がどんどん削ぎ取られて行く。がっつきたくなるのを全力で押し止め、ゆっくりと背中を弄る。 …と、突然脳裏に電球が光った。アレってもしかしたら… 「……あ」 「どうしたの? いきなり」 「いや、何となくだけど服が縮んだの、分かったよ」 「何よこんなときに…」 「いや…ホラ、俺アリスと…その、してる…だろ…… だから、その時いつも…胸とか……なぁ…」 「……………ぁ」 どうしても口に出すのが恥ずかしくて、どもってしまう俺。 そんな俺の言わんとすることを理解したのか、か細い声を上げ、覿面に顔を赤くするアリス。 「そう…よね、確かにそうかも…ね」 …いつか見た、スキマ妖怪や里の半獣のように豪勢ではないが、しっかりと自己を主張している綺麗な双丘。 「巨」ではなく「美」、そう冠するのが相応しいのではないだろうか。 どこぞの在るか無いか分からない、紅白や白黒のそれとはえらい違いである。月とスッポン。小は中すら兼ねず。 因みに、最近「ぼうえんれんず」なる秘密兵器を仕入れた某烏天狗によりこの事実が白日の下に晒され、 翌日血相を変えた紅白や白黒その他諸々が襲撃してくるという未来を、この時の両名は知る由も無い。 それはともかく… …今俺の手の平はアリスの胸の上に置かれている。それを逃すまいと更に彼女の手がその上を覆っている。 トク…トク…という規則正しい心音が、直接俺の手の平に伝わってくる。 一体どれくらいの間こうしているのだろう。ほんの一刹那? 数分間? それとももっと長い間? 今の自分には何の感覚も認識もない。ただ「アリスがそこにいる」、その一点のみに全てが集中している。 「……………」 凍り付いた時間が再び廻り始めた。添えられた手をゆっくりと動かす。 「ゃ……いきなり…ッ? ま、まだ心の準備できてないからちょっと…」 そんな可愛い抵抗は聞き流し、なおも動きを続ける。 「あくッ…も、もうちょっとだけ待って…ひゃうん!?」 手は休めぬまま、彼女の白いうなじに吸い付く。 そのまま舌先で首筋をゆっくりとなぞり上げた後、少しずつ下に向かって這わせ (続きを読むには⑨帝大病院第七号室で自分の名前を思い出そう。ブゥゥ――――ンンン―――ンンンン………) ─────────────────────────────────────────────────────────── アホ毛の母上様、その後いかがお過ごしでしょうか どうしたことか、今現在アリスと一緒に風呂に入っています。 もっと具体的に申しますと、俺と背中合わせにアリスのスベスベでモチモチの肌が肌があああ゛あ゛あ(ry 「……お湯が溢れるから動かないでよ」 いや、お湯以前にもっとこう何か別のモノが色々と溢れ出て来そうでヤバイです。 「そそそんなこと言われてもアリスのすべすべでぷにぷにのやわい肌がああああああああ」 「いちいち口に出さない!! ……私だって、ちょっと恥ずかしいんだから」 いかん、混乱してきた。というか混乱しっぱなしだ。そもそも、なんでこんな状況になっているのかと言うと…… アリスと一緒に紅魔館から帰る途中で夕立に遭って、急いでアリスの家まで行ったは良いが、お留守番の上海が 「アブナイカラ ツカッチャダメ」 と、パ■マの給湯器の前で篭城しているもんだから、仕方無しに俺んちで風呂に入ることになったんだ。 まずは雨で(下着のラインがクッキリハッキリ浮かび上がるほど)ビショビショになって震えているアリスを先に入れようとしたのだが…… 「あんたこそ青い唇して震えてるじゃないの……ックシュッ!! い、いいから先に入りなさいよ!!」 と、頑なに拒んで譲り合い合戦になって、議論が紛糾して、そして、そして…… 「……なんで一緒に風呂入るなんて言うかな」 「し、仕方ないでしょ。あのままだと埒が明かないし、だったら一緒に入るしかないでしょ」 そうかなぁ、と思ったものの、もう入ってるので仕方ないと言やぁ仕方ない。 「……まぁいいや。しっかし、こうやって誰かと一緒に風呂に入るのも久しぶりだな……」 「……そうね。小さい頃にママと一緒に入って以来だわ」 くすり、とアリスの少し楽しげな笑い声が聞こえた。 「……まさかこんな形で、あんたと一緒に入る羽目になるなんて思いもしなかったわ」 「確かにな。けど、こういうのも悪くないな。……恥ずかしいけど」 「いちいち口に出さなくても分かってるわよ。……けど」 ちゃぷ、と水をすくう音が聞こえる。 「…あんたとなら……悪くないわ」 まるでその言葉を噛み締めるようにアリスは言った。その言葉にどう反応して良いのか分からず、湯船の底にあるお湯をかき回す。 ぷに。 「!」 指先が何かに触れた感触。なんだこの柔らかいの。 ----ちょっと大人の幻想郷スレ域----- そう思って2度3度と指先で突いてみる。 ぷに。ぷにぷに。 柔らかくって、縦に筋があって。 「……ねえ?」 「ん、なんだ? 俺はいま不思議な感触のものを探すのに……」 血の気が引く。まさか、この柔らかいのって……。 「……言い残すことは?」 「ちっ、違う! 偶然だ偶然! わざとじゃながばごばがbくぁwせdrftgyふじこlp;」 浴槽に沈められた。その際、まっすぐでキレイなたて筋が見えt……って、まだはえてな (ざんねん!! わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!) 5スレ目 363(ちょっと大人の幻想郷スレッド 767) ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 375 「なあアリス、ピザって10回言ってみて」 「え、別にいいけど……。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」 「じゃあ、ここは?」 さり気なくアリスの薄い胸をタッチ! もにゅもにゅん。おや、ちょっぴり大きくなった? うむ。これも毎日のたゆまぬ努力が実を結んだ愛の結晶って奴だな。こやつめハハhヘギョッ!? 「…………」(少女制裁中) 「アリスちゃん。マウントポジションを取って無言で急所を殴るのはお母さんどうかと思うわよ?」 通りすがりのアホ毛の神様がアリスに助言するが、無視している辺り本気で怒っているのだなぁ…… と、薄れ行く意識ので拳と弾幕の雨をモロに喰らいながら思った。 「まったく……何を企んでるのかと思ったら」 「冗談です……ひっく、冗談らったんです……グスン」 10分も殴ると満足したのか、アリスはようやく俺の上からどいてくれた。体中あちこちが酷く痛い。 「冗談で人の胸を揉むなッ! まったく……誰にでもそうやってるの?」 「いや、俺はアリスにしかするつもりはないぞ」 「えっ!? そっ、それって……」 なんだか知らないが頬を染め狼狽するアリスに、俺は笑って言った。 「だって、俺は貧乳フェチだから」 「……え?」 「いや、俺の回りってなんだか知らないが巨乳っ娘ばっかだろ?」 主に中国とかハクタクとか天才とか死神とか。ところでハクタクって響きがちょっぴり卑猥だよな。 「さすがにCaved!!されたり薬の実験台にされる訳にもいかないし。いや、アリスがいてくれてよかったよかった」 「…………」 「だってほら、フランちゃんや萃香はペッタンコでこそ価値があるってもんだし、揉む訳にもいかないだろ? 「………………んの」 「というのは全部冗談で、本当はおまえのことが……」 「こンの、ド変態ーーーーーーーーーーーッ!!!」 あぁ、俺も巫女みたいに飛べるんだ……と、浮遊感と墜落感を感じながら思った。 「まったく……冗談ばっかり言って」 俺の傷口に包帯を巻きながら、どこか楽しげにアリスは言った。 「いててて!もっと優しくやってくれ……って、なんか楽しんでないか!?」 「気のせいよ。ハイ、終わり!……で」 再びアリスがマウントポジションを取りながら、熱っぽい声で俺の耳元で囁いた。 「それで、私の胸は……あなた好みの大きさになったのかしら?」 そう言うとアリスはおもむろに背中に手を回し 続きは幻想郷一早くて確かな(ry ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 430 アリスとデート 「じゃあ明日な!」 「フン、遅れたら容赦しないわよ!」 夜 「ねえ上海、これって…やっぱりでーと? デートよね!キャーーーーーー!」 ゴロゴロゴロゴロゴロ 「もしかして、手なんかにぎちゃったりして…いやあの鈍感にそんな甲斐性ないか…」 ピタ 「でもぉ、でもぉ、あいつ流されやすいから、もしかして私が引っ張ればちゅーまでいっちゃったりして…」 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ 「キャーーー!!それで、ベンチでいい雰囲気になっちゃったりしたら……ダメッ!!そんな外でなんt……」 | | ,ィ^i^!ュ |'レ ⌒ ヽ |メ ノ )〉) |ノ) ゚ ー゚ノ( |⊂ _) , -、 |---oo ノ | ヽ, |ノノハノ)ノ | ゚ ヮ゚ノ!| ⊂ _) i,| |/ ハ!´ |イ_、」 「ハッ!」 「大変ですよ神綺様っ!! アリスちゃんがっ!!」 「何ですって! 明日にでも処女喪失!? 赤飯、赤飯よぉ! ってアイテは誰なの!?」 「ちょ、ちょっとママ待って、待ってよ! 何でそんなに話が…そりゃアイツにならあげてもいいけど…ハッ!」 「聞きましたか神綺様っ!!」 「聞きましたよ夢子ちゃん。“あげてもいいっ!” あぁん! 若い頃を思い出すわぁ!」 「明日は記念日ですねっ! アリスちゃんがお嫁に行くまでは毎日お赤飯ですね神綺様っ!」 「そうと言わず毎日がエブリデイよ! ああ、早速準備しなくっちゃ! ちょっと連絡網持ってきて連絡網!!」 「もういやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 517 「あら、珍しいわね。何読んでるの?」 「本」 「……そうじゃなくて、タイトルとかジャンルの事を聞いてるんだけど?」 「推理小説」 「ふーん……そういうのが好きなの? 私はファンタジーのほうが好きだけど」 「気が散るから黙っててくれ」 「……そう」 「~~~(青年読書中)」 「……犯人はヤス」 「!?!?!?っ!!」 「な、何よ? そんな怖い顔して……?」 「何で……言っちまうんだよ…………まだ途中なのに!!」 「ちょ、そんな半ベソかかなくてもいいでしょ? 冗談よ、冗談! ね?」 「……西行妖の根元に埋まってるのは幽々子の体」 「え……?」 「で、八雲紫の昔の姿は」 「わー! わーっ!? 私が悪かったわよ! だから! だからそこから先は……っ!」 「分かっただろ? 話のオチが先に分かる悔しさが」 「……ごめん」 「いや、まあお互い様だろ? ……たまには一緒に図書館にでも行くか? 今度はさ、お互いに読んでない面白い本を探してさ……一緒に読もうか」 「そうね……」 どうぐ? ファンタジー rァ ライトノベル エロ本 魔導書 ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 593 先日、めでたくアリスと恋人になった。 だが、うぶなカップルと、周りにはからかわれてばかりだ。 実際に、アリスには頭が上がらないし、そうなのかもしれない。 まだらの木漏れ日の空間で、 切り株に座りながら、そんなことを考えている。 と、向こうからアリスがやってきた。 「おはよう、あ・な・た」 「あ、あなた!?」 頬が紅潮しているのが自分でもわかる。 アリスは、くすりと笑うと、俺の隣に腰を下ろした。 「ふふ、うぶね。かーわいい」 俺の頬を、ちょん、とつつきながらからかうアリス。 カチン、と俺のどこかが外れた。 グッ アリスの腰を手を回して、ぎりぎりまで引き寄せる。 いつになく積極的な俺に、アリスも少し赤くなった。 「ん、もう。いきなりなに?」 「お返し。 今のアリス、うぶで可愛いぜ」 「やったわねー」 不敵に微笑むと、彼女は自分から、さらに密着してきた。 さらさらとした肌。 控えめに主張する双丘。 それらが、柔らかく俺の腕を包み込む。 「ほら、さらに赤くなってきたわよー」 そういう自分こそ、赤くなっていると気付いているのか。 しかし、やられっぱなしというのも面白くない。 密着してきたアリスの首を一舐め。 「ひゃん! ……そう、やる気なのね」 「はっはっは。そう簡単には負けないぜ」 「なら――」 アリスが唇を合わせてきた。 軽く、可愛いフレンチ・キス。 「どう?」 「甘いな。俺が本当のキスを教えてやるぜ」 アリスをかき抱くと、唇を合わせてそのままディープ・キス。 唇を割り、歯を舐め、歯茎を撫でる。 舌を絡ませて唾液を交換するのも忘れない。 コクッ 可愛い喉が、俺の唾液を嚥下したところで唇を離す。 「どうだ?」 と、聞いてみるも。 とろんとした眼が焦点を合わせていないアリス。 少しやりすぎたか? アリスの額に手を当てると、 彼女は慌てながらも正気に戻る。 「べ、別に負けてなんかいないんだからねっ! ちょっと、ぼーっとしただけなんだから!」 そう言って、俺の腕を掴む。 「アリス?」 「ここじゃ不利みたいだから、もっと私に有利なところに行くのよ!」 彼女の向かった先は。 魔法の森の外れにある草原だった。 やさしく照らす太陽の光と、 青い草の匂いが、辺り一面に広がっている。 「行くわよー」 正座をして、パンパンと膝を叩くアリス。 これは……、ひょっとすると……、 「膝枕、か?」 「そうよ。早く来てよ」 アリスが、恥ずかしげにうつむく。 「では、お言葉に甘えて」 頭をアリスの膝に預ける。 布越しでもわかる、柔らかさ。 この一枚向こうには、彼女の太ももが広がっている。 「どう?」 「ああ、最高だ。思わず眠くなるくらいに」 「寝てもいいのよ。そうしたら私の勝ちだから」 「そうだったな。じゃあ、反撃開始と行くか」 俺は起き上がると、体重を使ってアリスを押し倒した。 「きゃっ! ……なに?」 「腕枕。アリス、されたことないだろう?」 「それは――、あなたが私の初めての人だもの」 「どうですか、お姫様。感想は?」 「気持ちいいわ。 男の人の腕って、ごつごつしているかと思っていたけど、 こんなに頼りがいがあるのね」 「では、俺の勝ちかな?」 「それは悔しいわね。だから――」 密着し、俺と足同士を絡めるアリス。 「この辺で、引き分けってことにしない?」 「ああ、いいぜ」 そして。 「気持ちいいな」 「気持ちいいわね」 吹き抜ける涼しげな風の中。 俺とアリスは、 「2人きりだな」 「ええ、この世に私とあなたしかいないみたい」 緑色の布団の上で、 「おろ?」 「あら、鼻の上にモンシロチョウがとまっているわ」 幸せな気分に浸りつつ、 「なんだか、眠くなってきたな」 「2人で、寝ましょうか?」 眠りに落ちていった。 「シャンハーイ」 「ホラーイ」 あまりにもゆっくり寝てしまって。 上海と蓬莱が探しに来たのは秘密だ。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 778 アリスと湖でボートに乗りながらデートをしていた。こまっちゃんのタイタニックじゃなくて、アヒルさんボートだけど。 それが気に障ったのか、プリプリ怒りながらペダルを漕ぐアリスが可愛くて、ちょっとした出来心でいたずらしてみた。 調子に乗ってボートを揺すったら、アリスが勢い余って湖に転落。すると湖面が輝いてザバァーッという音と共に、 アホ毛の神様が湖の中から現れた。 神綺「あなたが落としたのは金のアリスちゃん? 銀のアリスちゃん? それとも普通のアリスちゃん?」 オレ「えっ…?」 神綺「金のアリスちゃんはツンツンですが、普通のアリスちゃんよりもぺったんこ。性格はS。「よるはまかせて!」のオプションが付きます」 金アリス「フフッ……。私を選んでも選ばなくても、覚悟はしなさいよ……」 何かゾクゾクと来る恐怖と快感が非常に艶かしいですよアリスさん。つーかキャラ変わりすぎ。 神綺「銀のアリスちゃんはデレデレですが、普通のアリスちゃんよりも大きめ。性格はちょっとMっ気。「おりょうりじょうず」のオプションが付きます」 銀アリス「うふふ。今夜は貴方の大好きなクリームシチューよ」 クリームシチューより先にアリスを食べたくなったが、アホ毛の神様の視線が痛いから我慢しよう。 神綺「普通のアリスちゃんは……まぁ、普通です。今なら最近少し気になりだしたお腹回りのお肉がオプションで付きます」 アリス「ちょっと、少しは気の利いた説明しなさいよー!!」 オレ「お前だけ普通だな。面白みの欠片も無い。つーか、金と銀のアリスやるからオプション外せよ」 アリス「……後で覚えてなさいよ」 神綺「…さぁ、あなたが落としたのは金・銀・普通…どのアリスちゃん?」 コマンド? ・金のアリス ・銀のアリス rァ・普通のアリス ・シャンハイとホラーイ ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 908 「アリス~、アリス~大好きだ~!!」 森の中を叫びながら、アリスの家に向かって歩いていく○○、しばらくすると、アリスが急いでこちらに向かってくる。 「○○!!貴方、何!!恥ずかしいことを叫んでるの!?」(顔を真っ赤にしてこまった顔で見つめてくるアリス) 「こうすれば、アリスが早く来てくれると思ったからな?ほんとは、君が真っ赤な顔をしてるのを見たいだけなんだ。」 (いじわるく笑った顔で言う○○) 「も、もう…なんてことを言うのよ…」 (顔をさらに真っ赤にして下を向きながら) アリス分を置いときますね ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 165 よし、俺の思いを全て言ってしまおう… アリス<裁かれました> ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 195 「君にとっては短いかもしれない、それでも その短い間 生きてる限り君と一緒に居たいんだ!」 「我が侭かもしれない でも、言わせてほしい 大好きだよ アリス」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 344 冬が寒くてホントに良かった。君の冷えた左手を… 雪の積もる魔法の森 並んで歩く二人 片方はアリス 魔界で神の娘として幸せに暮らす道よりも、幻想郷で学び苦労し過ごす日々を選んだ変わり者 片方は○○ 外の世界に帰り平和に暮らすよりも、人妖と共に過ごす道を選んだ変わり者 昨夜積もったばかりの雪は綺麗でまるで絨毯のようで 二人並んで歩くと綺麗に平行線ができていく ピタリと立ち止まってその足跡を見つめ、○○は呟く 「何だか外で聞いてた歌みたいな事になってるな…」 「へぇ、どんな歌?」 魔法使いは好奇心が命。彼女も例外ではない 自分の知らない外の情報に興味があるのだろう、アリスはその話に食いついた 「冬の歌でね…」 えっとなどと呟きながら過去の記憶を掘り返していく 「確か…1人の男が恋人が居た頃の思い出を歌ってるんだけど…」 「過去に囚われているのね。人間らしいわ」 ばっさりと一刀両断 「ロマンの無い意見だねぇ」 苦笑しながら○○は呟く 「ロマンは無くてももロマンスは何時も傍にあるから良いのよ」 幸せそうにアリスは答える 「そんなもんかな?」 「そんなもんよ」 二人は幸せ一杯の笑顔で笑い合い 雪の中を再び歩き出す 暫く歩くと突然「あ」と小さく○○は呟き、アリスに声をかける 「なぁアリス。手、寒くないか?」 「ん。少し…なんで?」 「いや、その。歌の出だしを思い出して…」 雪の中二人、並んで歩く 懐かしいあの歌と違い、アリスの歩幅は同じぐらいだから彼のような苦労はしない 何時もと同じペースで、同じ歩幅で歩いていく アリスの左手と、自分の右手をコートのポケットの中で繋ぎながら 君の居る道を… ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 381 ○○「あれ? これ、俺の人形か?」 アリス「あっ……それは――」 ○○「何で俺の人形なんか作ってんだ?」 アリス「わ、私知り合いをモチーフに人形作ったりとかよくするのよ、ほら魔理沙人形とかさ」 ○○「ふーん…… あれ? なんかしみになってる所があんぞこれ」 アリス「あっ! それは私の……」 ○○「ん?」 アリス「いやその……えっと」 ○○「……アリスってさぁ、枕とかによだれたらしたりして汚すタイプだろ?」 アリス「っ! ち、違うわよ! 別にあんたの人形なんかといっしょに寝てたりしないんだからっ!!」 ○○「そうか、枕元に置いててくれるくらいかと思ったけど、いっしょに寝てんのかぁ」 アリス「―――っっ!!!! バカーー!!」 アーティフルサクリファイス! ○○「い…いま……俺の人形…爆発した……ぞ…?」 アリス「ふん! 自業自得なんだからっ!」 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/157.html
…いつからだろう。 この胸がずきずきとした痛みを訴えるようになったのは。 …いつからだろう。 些細な事で、安らぎを感じるようになったのは。 気がつけば、私の中心にはあなたが居た。 けれど、あなたの中心には誰が居るの? 尋ねようとする度に、いくじのない私が表へ出てくる。 すっかり臆病になってしまった私をみて、貴女は笑うかしら? それとも…。 ……引き当てたのは、小さくてとても大きなきっかけ。 その日のゲームはクラス全体で行うようになって恒例のくじ引きで罰ゲームが決定するものだった。 一人、また一人と脱落者が生まれるたび、阿鼻叫喚の地獄絵図が展開される。 下級生は過激な罰ゲームを平気でくじのなかに混ぜ込んでくる。 女子はさすがに懲りるという事をしっているためか、罰ゲームの内容はおとなしくなる傾向があるが 男子は負けず嫌いな事が災いして次こそはとやや過激な罰ゲームが組まれることが多い。 大体は自分で引いて自爆しているようだが。 そして、私も何とか部活メンバー相手に善戦をしていたが、ここに来てとうとう罰ゲームの対象者に なってしまった。 こうなってしまってはあきらめてくじを引くしかない。 自分の書いたものは自分に被害が無く、且つ相手に絶大なダメージを与えるようなものを選ぶ。 それが基本的な鉄則。 ただし、それを引き当てられるとは限らないのだ。 覚悟を決めて一枚の紙を引き抜く。 中身があらかじめ見えないようにすべておなじ四つ折にしてある紙を開いていく…。 『好きな人に口付けをする』 内容はもちろん公開しなければいけない。 しかし、公開しつつも何度も文章を読み返してみる。 そして、見つけなければいい一文を見つけてしまう。 『注:唇に。ディープに』 ビシッ まるで空間が凍りついたような気がする。 足元から冷気が全身に絡み付いて体温を奪われていくような錯覚。 この文字を見るからには魅音の気がする。 おそらくは圭一か自分が罰ゲームになったらこれを引いて、 不可抗力という事で関係を進めてしまおうという作戦のように思える。 前回のデートで味を占めたのかもしれない。 「さーて、梨花ちゃん、その様子だとかなりごっつい罰ゲームを引いた見たいだねぇ くっくっく…、さあて。どんな中身なのか、発表してもらうよ!」 あ、と思うまもなく魅音が中身を確認する。ニヤリ、と笑みを浮かべて内容を読み上げる。 狼狽する私が冷静になる間もない。 「あー。これは梨花ちゃんにはちょーっとはやいかもねぇ。 じゃあ、引きなおしってこと…「やりますです」」 引き直しをさせようとする魅音にきっぱりとした口調で割り込む。 周りからみれば、顔は真っ赤になっているかもしれない。 「え…でも…いいのかな?」 「…これはボクが引いた罰ゲームなのです。 ボクだけ特別扱いで引き直しをするわけにはいかないのです」 そう、これは罰ゲームなのだ。自分に言い聞かせる。 私はすぐに一人の人物の顔を思い浮かべる。 この罰ゲームをするなら…。 圭一しか居ない。 単純な消去法だ。 同世代のクラスメイトは真っ先に消去。 そういうことをするならもともとの部活メンバーがいい。 レナはお持ち帰りされてしまいそうなので却下。 魅音はこの手のことには弱そうだし却下。 沙都子は…受け入れてくれるかもしれないけれど 「親友」でありそういう対象に見たくない。 だから残るは圭一なのだ。 それに魅音がこんな手を使おうとしていたのはなんだかとても腹立たしかった。 自分でもなんでこんなに腹立たしいのかわからないけれど。 どきどきする心臓を押さえるようにして一度周囲を確かめて圭一の位置を確認する。 『これからキスをする』 そんな事を考えるとまともに顔を見られなくてすぐに視線は足元へ落ちてしまう。 一歩、足を踏み出すたびに緊張は高まっていく。 そして、圭一がここに居ることを確かめるように視線を上げて、にぱーと笑みを浮かべ…。 「え…、梨花ちゃ…」 「これは、ボクのファーストキスなのですよ…。だから、責任、取って欲しいのです」 小さく言えば、圭一に飛びつくように唇を重ねる。 魅音が後ろで「あーっ!あーっ!」などわめいている気がするけれど気にしない事にする。 心臓が早鐘を打っていてとても恥ずかしいけれど魅音にはむしろ見せ付けてやろうと、 そんなことすら考えてしまう。 どのくらいの時間の経過が過ぎ去ったのか、わからないくらいの間の後。 私はゆっくりと圭一の唇から離れる。 そして、目の前の圭一の顔を見る。 驚きと、困惑がありありと浮かぶ表情。 はっ、として全身がまた、冷気に包まれていく。 こんなことをして、圭一に嫌われたらどうしよう。 いや、圭一の事だ。 嫌うことはしないだろうけれど、今までのように馬鹿を言い合えないかもしれない。 そんなことになったら、と思うと体が震える。 熱が引いていくのと同時に、胸の痛みと、恐怖がどんどんわきあがっていく。 「り、梨花ちゃん…」 呆然とした圭一の呟きが、さらに体を寒くしていく…。 そして、私はこの場から…逃げ出した…。 梨花ちゃんが走り出していった背中を、俺はしばらく呆然と見送るしかなかった。 普段の梨花ちゃんなら冗談だという一言もいってにぱーって笑って。 そして狼狽する姿を見る。そう思っていた。 でも、今日の反応はまるで違った。ということは少なくても冗談…は入っていたかもしれないけれど それだけではないということ。 頭が冷えて冷静になってくると梨花ちゃんを放っておくわけには行かないと、教室を飛び出していく。 正直どんな顔をして応えればいいか俺にはわからない。 けれど、あのまま放っておくのはもっと拙い。 梨花ちゃんならこんなとき、どこに行く? 考えろ、今の梨花ちゃんの行動を…。 いつもの冗談で済ませなかったのだから、 ……圭一… 耳に残る声…、どこかで聞いたことがあるような…。 だけど、以前はこの声に導かれて梨花ちゃんを見つけた。 今度も…そんな気がする…と声に導かれるように走っていく。 体育館裏の水のみ場。 俺が今から向かう先にはそれがある。 「梨花ちゃん!」 水のみ場のところでうずくまっていた梨花ちゃんを見つけたところで、 俺は思わず声をかけてしまった。 驚いたような、悲しそうな、そんな表情で俺を見て…、また逃げようとしている!? させるわけには行かない、と梨花ちゃんにしがみついて体を抑える。 細い体を抑えるも、意外とある力で振りほどこうとされてしまう。 「梨花ちゃん、落ち着いてくれ」 「いや、離して、圭一っ」 どうしてこんなに必死でつかもうとしているのか。 ここで梨花ちゃんを離したらどこかに行ってしまいそうで俺も必死で抱きしめる。 ええっと、こんな風に暴れているときってどうすれば… ……キスでもしてあげればおとなしくなりますです。 また、頭の中に声が響くような気がする。 このまま梨花ちゃんの体力が尽きるのをまつ余裕もなく。 反射的に、抱きしめた梨花ちゃんの唇を奪う。 途端にびくん、と体が震えたのがわかった。 少しずつ落ち着いてきたのか力が抜けるのを感じた俺は、 ゆっくりと梨花ちゃんから離れる。 「…梨花ちゃん」 梨花ちゃんの顔は涙でぬれていて、そして纏う空気が変わっている事に気が付く。 「…圭一、おかしいわよね。 今まで、ずっと生きてきて、こんなことは無かったのに。 いつもみたいに、笑おうとしたら怖くなって…。 もし、圭一になんとも思われてなかったらって、それを確かめてしまうみたいで。 自業自得なのに…」 ぽろぽろと涙をこぼしながら、梨花ちゃんの告白を聞いていく。 今まで気が付かなかった、いや、気が付こうとしていなかった心を聞いて、 自分の心にも気が付く。 「ごめんなさい。圭一。 こんな形で気持ちを押し付けて。 ごめんなさい、ごめんなさい…」 逃げるのをやめた代わりに涙をこぼす梨花ちゃんの体をゆっくりと抱きしめる。 梨花ちゃんも逆らわず、ゆっくりと抱き返してくる。 「…寧ろ謝るべきは俺のほうだと思う。 誰かを選ぶことを無意識に避けてきたと思う。 きっと、誰かを選んでしまったら、もう、戻れないから…」 「…圭一、多分、それは圭一の本心じゃない。 ただ、私が今、自分で勝手に暴走して、思いを打ち明けて、同情的になっているだけ。 圭一には魅音もいる、沙都子やレナもいる。 だから…だから…」 梨花ちゃんがゆるく首をふる。 でも、その体は震えている。体温を分けるように抱きしめたまま。 腕の中のこの少女を幸せにする。 「俺は、梨花ちゃんが一番好きだ。 レナも沙都子も、魅音も好きだけど、一番は梨花ちゃんなんだ。 これはうそじゃない、信じて欲しい…」 他の皆には残酷に突き立てられる刃となりえる、選ぶ、という事。 「…圭一、わ、私…、私…」 体の振るえが大きくなっている。 しかし、離れようとせずにぎゅぅっと力を込めて抱きしめてくる。 「ごめんなさい、圭一。 私、あなたにとてもひどい事を言わせたのに。 それなのに、嬉しくて…」 梨花ちゃん顔の顔がこちらを向く。 「圭一、愛しています。こんなにひどい私を受け入れてくれますか?」 俺はその問いかけに口付けで応えた。 「け、圭ちゃーん…」 びくっ! 二人が驚いたように声のした方をみる。 夢中で気がついていなかったが、やや離れたところにクラスメイトが勢ぞろいしていた。 昼ドラも真っ青な場面を全員に目撃された事になる。 血の気が引くとはまさにこの事か。 梨花ちゃんと慌てて距離をとるも、目の前には魅音、レナ、沙都子の三人…。 まず、レナの音速の一撃がほほを思いっきりひっぱたき、 魅音の平手が反対側の頬を倍加した威力でひっぱたかれ、 止めに沙都子の三段盥が頭を直撃する。 「圭一っ!?」 片手で梨花ちゃんを制止する。 激痛にもがいている俺に冷たい瞳をしたレナが…。 「…ね、レナの言ったとおりだったでしょ…?」 そのレナの瞳がやさしくなる。 「まさか、ここまで露骨な展開になるとは思いませんでしたわ」 「へ…?」 きょとん、としている梨花ちゃんと俺。 「いやー。熱かったねぇ。おじさんは半信半疑だったけどね。 おじさん振られちゃったか…」 「…どういう…ことなのです?」 ふふふ、とレナが笑いながら。 「梨花ちゃんと圭一くんに素直になってもらう作戦だったんだよ。 ここ何日かの二人を見てたらね。レナ気がついちゃった」 「ただ、私たちも圭一さんが好きでしたし。 諦めるにしてもきっかけが必要でしたわ」 「だから、一計を案じて二人にくっついてもらおう、って事だね。 おじさんたちを振った代償はでっかいよ~? 後で、エンジェルモートフルコースをご馳走してもらうからね!」 頬と、頭がずきずきと痛むが、レナたちの行動に目を点にしている俺たち。 ここで俺が殴られるのは仕方がないとも思ったが…。 「いいのか?」 少し、まじめな口調で問いを三人に向ける。 「もしも、二人が素直になったらこうしようって三人で決めてたからね」 レナが代表して口を開く。 沙都子も、魅音も同意するように頷き。 「と、言うわけで二人には誓いの言葉を述べてもらおうかね!」 「な、なにぃぃぃぃぃぃ!!」 顔が沸騰したのがわかった。 この、クラス全員の前で言うのか!? いわなくちゃいけないのか!? そう思って狼狽しているところに、梨花ちゃんが俺の手を握ってくる。 顔が、真っ赤になっているがこれは俺も変わらないだろう。 「あの、圭一…。ボクは、圭一のことをあ…愛して…います、です。 これからも、側に居てくれますか?」 …梨花ちゃんは覚悟を決めたらしい。 ここで覚悟を決めなきゃ男じゃない! 「…俺も、えーと、その、なんだ。 梨花ちゃんの事、あ…あ…愛してる。 ずっと、幸せにするために側にいる」 「それじゃ、誓いのキスをしてくださいませ!」 「「なっ!?」」 俺と梨花ちゃんの声が重なる。 お互いの顔を見合わせてさらに赤くなる。 「あーら、先ほどは情熱的な口付けを交わしていたでは在りませんの。 さきほどとなんら変わりはありませんでしてよ」 にやにやとした視線を感じる。ええい、ままよ! なかばやけくそ気味に梨花ちゃんを抱き寄せ、そのまま唇を重ねる。 ぎゅっと抱きしめあう俺たちに、クラスの皆の歓声が上がった…。 皆の前での告白とお互いの気持ちを確かめ合ったその日の夕方、 俺と梨花ちゃんは古手神社の高台まで来ていた。 家は正反対だが、「送っていって」と言われたのは、 ゆっくり二人きりになれるようにレナたちが気を使ってくれたのだろう。 沙都子は悟史が静養している北条の実家へと帰っている。 「……圭一、本当によかったの?」 梨花ちゃんが俺を見上げて問いかけてくる。 帰り道は二人とも話さず、重い沈黙、というわけでもなく。 一緒に居るだけでも良い、そんな空気だった。 「何がだ?梨花ちゃん?」 「…その、私を選んで…。 レナや魅音みたいにスタイルがいい訳じゃないし…」 視線を合わせられないのか、ふらふらと視線がさまよい、 夕日でより顔が赤くなっているように見える梨花ちゃんに笑ってやる。 「魅力なんて体型だけじゃないだろ。 それに、俺が一番好きになったのが梨花ちゃんだった。 それでいいだろ?」 「~~~~」 赤くなって何か言おうとしているが、いえない。 そんな顔も愛しいと思う。 「…それなら、圭一…。 スタイルが関係ないのなら…、今、抱いて…」 囁く様に漏れた言葉に、今度は俺が固まる。 梨花ちゃんの瞳は明らかに期待が込められている。 「私も、好きな人に抱かれたい。 私が今ここで生きていて、続いている事を証明して欲しい…」 梨花ちゃんが胸の中に抱きついてくる。 肩に手を置くと震えているのがわかった。 「わかった。 じゃあ、梨花ちゃんの部屋が近いし、梨花ちゃんのへ…」 「っ!? それはいやっ、いやいやいやっだめだめだめだめっ!! 私の部屋、片付けてないし散らかったままだしっ…」 真っ赤になってぶんぶんとものすごい勢いで否定された。 「じゃあ、どこで…」 「…このまま、じゃ…だめ…? 今日は集会もないし、誰か来る予定もないからここでしても、誰も気がつかないわ」 そう言って梨花ちゃんは俺から離れると、服を脱ぎ始めた。 圭一が、私を一番に選んでくれたこと。 現実感が薄いまま、一緒に古手の神社まで来た。 ここに来ても圭一が消えてくれないということはこれは幻でもなんでもなく、 現実なんだろう。 嬉しいと思う反面。どうして、とも考えてしまう。 だから、つい、圭一には意地悪な質問をしてしまう。 圭一が期待通りの答えをしてくれると、安心が体に満ちていく。 慌てたのは圭一が私の部屋で、と答えたこと。 今まではそれほど気にしていなかったのに、 圭一のことを気にし始めたら、とたんに恥ずかしくなった。 だから、必死で否定して…。ここですべてを晒し始めた。 とても、とても恥ずかしいけれど。 全部をあなたのものにして欲しくて。 全部であなたを感じたくて… 「梨花…ちゃん…」 梨花ちゃんが胸をはだけていく。 緊張しているからか、何度も失敗しながらはずしていく。 前のボタンを外しきったところで、俺は梨花ちゃんの手をつかんだ。 「圭一…?」 はだけた服から梨花ちゃんの肌が覗く。 ブラは付けていないようだった。 「梨花ちゃんの気持ちはわかったからな。 任せっぱなし、ってはしたくない」 手をつかんだときは震えていて、頬を朱に染めていて。 そんな梨花ちゃんの体を引き寄せながら肌蹴た胸へと口付けを落とした。 「ひゃっ…」 びくっ、っと梨花ちゃんが腕の中でやや、大げさに反応する。 「大丈夫か…?」 「…うん、大丈夫…。ちょっとびっくりしただけ…。 だけど、たっていられるかわからないから…」 梨花ちゃんは茂みに仰向けになるように座り込む。 「…来て…圭一…もっと、圭一を感じたい…」 俺は梨花ちゃんの上に覆いかぶさるような格好で近づいて、唇を重ねる。 唇を重ねるだけじゃなく、梨花ちゃんの口の中へと舌を差し入れていく。 最初はびくっとして驚いていたようにしていたけれど、すぐに舌を返すように絡めあう。 梨花ちゃんの指が俺の服をはだけようとしているのがわかったのでそのまま肌蹴させていく。 肌に直に触れてくる梨花ちゃんの指が気持ちがいい。 お互いに肌の感触を確かめるように指をゆっくりと這わせていく。 鏡合わせのようにお互いの肌の感触を指で感じ、お互いの肌で指の感触を感じていく。 高まる鼓動にあわせるように肌を撫でるほどに興奮は高まっていく。 「…ふぁ…圭一の指が…気持ちいい…」 「梨花ちゃんの指も気持ち良いぜ」 お互いに服を脱がせるために肌を触れ合わせながら、 俺は梨花ちゃんのショーツを、梨花ちゃんは俺のズボンを手にかけ、脱がせていく…。 「「あ…」」 声が上がるのも同時。 俺は梨花ちゃんのショーツがかなりの湿り気を帯びていることに、 梨花ちゃんは俺のが、大きく固くなっていることに、 驚きの声を上げた。 「圭一…すごく、大きい…」 「梨花ちゃんが綺麗だからな。 梨花ちゃんこそ、すごく濡れてるぜ…」 「……だって、圭一に触られてるだけで…、その、すごく、気持ちが良くて…」 真っ赤になってもじもじとしている梨花ちゃんのそこへ手を伸ばす。 「あ…圭一の指っ…ひゃぅっ…」 触れただけで、くちゅり、と水音が聞こえた。 調子に乗って、柔らかな下の唇を指でゆっくりと開かせていく。 胸よりもずっと熱くなって、湿り気を帯びているその場所を指でほぐしていくほどに、 梨花ちゃんの瞳が潤み、呼吸が荒くなっていくのがわかる。 私は壊れてしまったのだろうか。 「圭一ぃ…はぁっ…指だけじゃ…もっと、もっと触って欲しい…」 熱で浮かされたような頭は圭一に触って欲しい、ということだけが浮かぶ。 圭一に触られるたびに体に何かが駆け巡り、もっと欲しくなってしまう。 「ぁ…、そんな…圭一…」 首筋に圭一の口付けが落ちるほどぞくっと背中に走ると同時に敏感なところへの刺激。 それだけで、頭が真っ白になっていく。 勝手に腰が震える。 はしたない声が口から漏れる。 でも、それをとめる気はない。 私がこんなに圭一に触られて嬉しいんだって伝えたいから、 「圭一にも、お返し…」 圭一の首筋へ舌を這わせて舐めていく。 驚いたような圭一の顔。 「……ふふっ、え、あ、きゃぅっ…ふぁぁぁぁっ!?」 してやったり、と笑みを浮かべたところでもっと大きな衝撃が訪れて、大きな声が上がる。 わけがわからなくなっているところに、胸に濡れた感覚が訪れる。 びくびくと体が震えているところに胸までされて、 ただ、声を上げるしかなくなってしまう。 それでも、圭一と離れたくない、という思いから、圭一の頭を腕で抱きこむようにしてしまう。 このままだと何もわからなく…。「あっ、ふぁっひゃぁぁぁぁぁっ!?」 ひときわ大きな嬌声が梨花ちゃんの口から漏れた。 はっとして我に返る。 梨花ちゃんの体にのめりこんでいて、かなり遠慮なく指を動かしていたかもしれない。 腕の中でぐったりとしている梨花ちゃんから慌てて離れようとしところで以外に強い力で引き寄せられた。 「梨花ちゃん、大丈夫か…?」 梨花ちゃんはこくこく、と頷きながら荒くなっている息を整えようとしている。 もしかして、これがイッたというやつなんだろうか。 「は…圭一、このまま、最後まで…ぁ…」 耳元で梨花ちゃんが囁いてくる。 俺のはすでにかたく、どうしようもなくなってる。 「梨花ちゃん、痛いだろうけど、我慢してくれよ」 「ええ、圭一のためなら、どんな痛みでも耐えてみせる…」 ここで引く、という選択肢はもう残っていない。 覚悟を決めればそのまま先ほどの愛撫で開ききっている梨花ちゃんのソコへ、俺のものを宛がい…。 ずるっ… 「あ、あれ…」「ふぁっ…」 すっかりと肉棒は硬くなっているのにすべる。 二度、三度と繰り返しても同じ。 だんだんと気が焦ってきたところで唇にぬくもりが伝わる。 「圭一…。落ち着いて。 私も、圭一と結ばれたくてたまらないけど、我慢するから…」 その一言で深呼吸をひとつ。 改めて梨花ちゃんの顔を見れば梨花ちゃんの自然な笑みがこぼれた。 今度は、としっかりと場所を確認してから、梨花ちゃんの中へと進んでいく。 「うっ…ぐっ…ぃっ…」 ぎゅぅっと歯を食いしばって、中もぎゅぅっと締め付けられて、それでもその中に突き進むようにしていく。 これ以上進まない、というところまで進んだところで腰の動きを止めた。 はぁ。はぁ。と二人とも大きく息をする。 涙目になっているけれど、笑みを浮かべている梨花ちゃん。 梨花ちゃんの腕の力がこもり、口付けを求めてくるように感じる。 唇へ軽く口付けをして、そして互いに舌を伸ばし、求め合う。 「圭一…、圭一ので満たされてるのがわかる…」 「梨花ちゃん、梨花ちゃんが包み込んできてる」 薄暗くなってきているところでよくはわからないけれど、おそらく赤いのだろう。 色のついた液体がおれのの隙間から零れ落ちていく。 梨花ちゃんの中をうがつ心地よさに我慢できずに腰を抜き差しを始めていく。 「ふぁっ…ぁ…圭一…、動いていいの…私で気持ちよくなって欲しい…」 「梨花ちゃん、ごめん、我慢できない」 梨花ちゃんを押し倒すような格好のまま、腰が動き始める。 始めはできるだけゆっくりと思っていたけれど、すぐにとまらなくなる。 「あっ…圭一、何っ、頭、しびれっ…」 狭くてきついはずなのに絡み付いてくるような錯覚。 もっともっと求めている、と思えば思うほどに未成熟なはずの体を十分に味わいたくなる。 「梨花ちゃんっ」 「圭一っ…圭一っ」 どんどん、獣のように梨花ちゃんの体を求め始めていく。 梨花ちゃんも最初こそ痛がるような様子を見ていたけれど…。 「圭一の、中っ強くこすられてっ、おかしくなるっ。 圭一に満たされて、圭一だけのものになるのっ…」 梨花ちゃんを全部自分の色に染めたいとおもう。 そのためにこみ上げていくるものを我慢することは今の俺には考えることはできない。 「も、もう我慢できないっ…梨花ちゃん…くぉぉぉっ!!」 「圭一っ、お願い、全部全部おねがいっ…。圭一だけのものにしてっ!!」 こらえ切れなかった物を梨花ちゃんのなかへ思いっきり精を注ぎ込む。 びくびくっ、と全身を大きく震わせて強く俺に抱きついてきた後、ぐったりと全身の力が抜けていく。 「梨花…ちゃん…大丈夫か…?」 抱きついてはいるものの、息も荒く動かない梨花ちゃんへと心配をして声をかける。 顔を上げてにこり、と笑みを浮かべた梨花ちゃんの表情にほっとする。 「はぁ…はぁ…圭一…暖かい…」 半分ぬげた服と触れ合う肌と。 梨花ちゃんはまだつながったまま俺の胸に顔を埋める。 ここに自分が居る、という事を主張するように俺も梨花ちゃんのことを抱きしめていく。 梨花ちゃんの体の柔らかさを感じていたら、また…。 「ふぁっ…け、圭一…まだ…」 満足していないの?というように見上げてくる視線。 「本当に圭一はけだものになっちゃったのですね」 それでも、いや、と言われることはなく。そのまま身を任せてくれる。 その晩、二人ともくたくたになるまで思う存分に求めあった…。 …翌日。 「…何なのですか、これは…」 「なんなんだ、これは…」 お昼。みんなでいつものように机をくっつけてさあ、食事、というところで出てきたのはお赤飯の山。 お赤飯だけだと食べにくいことを考慮してか比較的水気の多い煮物が別についている。 二人で結ばれた、ということは事実としてあったがあまりにもタイミングがいいので思考がとまる。 「圭一くんと梨花ちゃんが結ばれたお祝いだよ?」 「いや、それにしたって…」 早すぎだろう。と。確かに昨日、お互いの気持ちを確かめ合ったが、ソコから先に進むなんて…。 …三人の視線がどこか、にやにやしている気がする。 どうやら梨花ちゃんも同じものを感じているようだ。 「へっへっへ…実はねぇ…、圭ちゃんと梨花ちゃんがしっかり昨日やっちゃってるの知ってるんだよ。 いやー、熱いねぇ…」 ぼんっ、と擬音が聞こえた気がする、俺も梨花ちゃんもおそらくは真っ赤だ。 「「な、な、な…」」 「野良仕事の帰りに古手神社に寄った人が居たらしいんだよ。 そこでばっちり見ちゃったんだって。 …ちなみに、このことはもう、村のみんなの連絡網で行き渡ってるんだよ」 「「(くちをパクパクさせている)」」 「おーほっほ、ちなみに、今頃古手神社では盛大にお祝いの準備開始してますわー! そうそう、梨花、梨花今は一人暮らしですし、いっそのことこのまま圭一さんの家にご厄介になっては如何ですの? 朝はおはようからお弁当を作ってあげて夜はひとつのベッドできっと寝かせてもらえませんわよー」 「……圭一と…、いいかも…」 ぼっと頬をくれないに染めたままだが、梨花ちゃんが何気に乗り気な気がする。 …いや、朝からエプロンと制服の組み合わせで起こしに着てくれる梨花ちゃんはとんでもなく魅力的なんだが。 なんとなくお互いに視線が絡み合って…。 がんがん!! 空から落下してきた盥が仲良く俺たちの脳天を直撃する。 「ちょ、ちょっとお二人とも。 からかったのにそこでお惚気始めないでくださいまし! まったく、こっちが恥ずかしくなりますわ…」 笑いが広がる。 おそらく古手神社では今頃大騒ぎだろう。 「はいはい、ただ、未成年なんですから、お付き合いは節度を持ってくださいね。 前原さん、ヤりたい盛りでしょうから無理には止めませんけれど、 避妊はちゃんとするんですよ。 古手さんにこの年で子供を生ませるわけには行きませんからね」 その言葉に、また赤くなる。 ……今日、家に帰ったら自分の服を何着か纏めよう。 そして、圭一の家に押しかけてやるんだ。 圭一の両親はびっくりするだろうか。 圭一の父には歓迎されそうな気がする。 圭一の母には苦笑いされつつも受け入れてくれる気がする。 圭一が自立したときに、圭一と一緒にまた神社の母屋に住もう。 お母さんの思い出が辛いけれど、あの家も両親が私に残してくれたものだ。 私の目の前には未来がある。 時には暗く、辛く、さびしい闇がおとずれるかもしれない。 でも、きっと、私はもう大丈夫。 すぐ隣にまぶしいくらいの赤い炎があるのだから。
https://w.atwiki.jp/megamimeguri/pages/18.html
料理 料理によるステータスは使用する材料の数が多いほど上昇すると思われる。 そのため、ご当地料理を含む、食材1つで料理として成立するものは総じて効果が薄い。料理別リンク ごはん / 丼もの / 寿司 / めん類 / 焼き物 / スープ / 煮物 / 鍋料理 / 一品 / 軽食 / 甘味 おみやげ ステータス別料理(特定のステータスを上げたい場合の早見表) ステータス上昇神衣 通常食材一覧(別ページ) ごはん 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 とろふわオムライス 卵4 米3 ○ 01-1 レタスチャーハン レタス2 米4 ○ 01-2 カレーライス 牛肉3 じゃがいも2 にんじん3 米2 ○ 02-1 おにぎり 米3 ○ 02-2 水戸の納豆ごはん 納豆1 ○ ○ 茨城 03-1 横須賀の海軍カレー ヨコスカスパイス1 ○ ○ 神奈川 03-2 けんさん焼き 焼きおにぎり1 ○ ○ 新潟 04-1 へしこの茶漬け へしこ1 ○ ○ 福井 04-2 ひつまぶし ウナギ1 ○ ○ 愛知 05-1 天むす エビ天1 ○ ○ 愛知 05-2 明石の鯛めし タイ1 ○ ○ 兵庫 06-1 茶粥 ほうじ茶 ○ ○ 奈良 06-2 ブリのあつめし ブリ1 ○ 大分 07-1 鶏飯 奄美の鶏1 ○ ○ 鹿児島 07-2 丼もの 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 サクサク海老天丼 エビ2 米4 ○ 01-1 親子丼 鶏肉2 卵3 米3 ○ 01-2 カツ丼 豚肉4 米3 ○ 02-1 BB丼 ブラックバス1 ○ ○ 滋賀 02-2 しらす丼 シラス1 ○ ○ 和歌山 03-1 寿司 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 稲荷ずし 油揚げ2 米2 ○ 01-1 マグロの握り マグロ2 米2 ○ 01-2 いくらの軍艦巻き イクラ2 米2 ○ 02-1 マスの押し寿司 マス1 ○ ○ 富山 02-2 かぶら寿司 かぶ1 ○ ○ 石川 03-1 ふな寿司 フナ1 ○ ○ 滋賀 03-2 めはり寿司 高菜1 ○ ○ 和歌山 04-1 ママカリずし ママカリ1 ○ ○ 岡山 04-2 どどめせ 酢飯1 ○ ○ 岡山 05-1 サバの姿寿司 清水サバ1 ○ ○ 高知 05-2 めん類 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 ふっくらきつねうどん 麺3 油揚げ2 ○ 01-1 ざる蕎麦 麺3 ○ 01-2 懐かしの醤油ラーメン 麺3 豚肉2 ○ 02-1 ソース焼きそば 麺3 にんじん3 キャベツ3 ○ 02-2 わんこそば わんこそば1 ○ ○ 岩手 03-1 盛岡冷麺 冷麺1 ○ ○ 岩手 03-2 浪江焼そば 極太やきそば1 ○ ○ 福島 04-1 つけけんちんそば 常陸秋そば1 ○ ○ 茨城 04-2 へぎそば へぎそば1 ○ ○ 新潟 05-1 ローメン ローメン1 ○ ○ 長野 05-2 伊勢うどん やわらかうどん1 ○ ○ 三重 06-1 にしんそば ニシン1 ○ ○ 京都 06-2 讃岐うどん うどん1 ○ ○ 香川 07-1 じゃこ天そば じゃこ1 ○ ○ 愛媛 07-2 福めん 糸こんにゃく1 ○ ○ 愛媛 08-1 焼きラーメン とんこつスープ1 ○ ○ 福岡 08-2 長崎ちゃんぽん ちゃんぽん1 ○ ○ 長崎 09-1 皿うどん 皿うどん1 ○ ○ 長崎 09-2 太平燕 春雨1 ○ ○ 熊本 10-1 焼き物 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 ハンバーグ半熟卵のせ 牛肉3 卵3 ○ 01-1 マカロニグラタン 小麦粉3 チーズ2 ○ 01-2 餃子 豚肉3 小麦粉3 キャベツ3 ○ 02-1 ジンギスカン ラム肉1 ○ ○ 北海道 02-2 仙台の炭火焼き牛タン 牛タン1 ○ ○ 宮城 03-1 那珂川鮎の炭火焼 アユ1 ○ ○ 栃木 03-2 かんこ焼き かんこ1 ○ ○ 神奈川 04-1 いしるの貝焼き いしる1 ○ ○ 石川 04-2 五平餅 五平餅1 ○ ○ 岐阜 05-1 遠州焼き 沢庵1 ○ ○ 静岡 05-2 黒はんぺん 黒はんぺん1 ○ ○ 静岡 06-1 お好み焼き お好み生地1 ○ ○ 大阪 06-2 たこ焼き タコ1 ○ ○ 大阪 07-1 神戸牛のステーキ しもふり肉1 ○ ○ 兵庫 07-2 スズキの奉書焼 スズキ1 ○ ○ 島根 08-1 あめごのひらら焼き あめご1 ○ ○ 徳島 08-2 むつごろうの蒲焼 むつごろう1 ○ ○ 佐賀 09-1 スープ 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 アサリの味噌汁 アサリ2 ○ 01-1 具だくさんの豚汁 豚肉3 にんじん3 ○ 01-2 ビーフシチュー 牛肉4 じゃがいも3 にんじん3 ○ 02-1 コーンポタージュ とうもろこし2 ○ 02-2 冷や汁 きゅうり1 ○ ○ 宮崎 03-1 ヤギ汁 ヤギ肉1 ○ ○ 沖縄 03-2 煮物 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 おかんの味肉じゃが 豚肉3 じゃがいも3 にんじん2 ○ 01-1 とろとろ豚の角煮 豚肉3 ○ 01-2 鯖の味噌煮 サバ2 ○ 02-1 ロールキャベツ キャベツ3 豚肉2 ○ 02-2 玉こんにゃく 玉こんにゃく1 ○ ○ 山形 03-1 こんにゃく味噌田楽 でんがく味噌1 ○ ○ 群馬 03-2 あんもち雑煮 あんもち1 ○ ○ 香川 04-1 鍋料理 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 アツアツおでん 大根2 卵4 油揚げ3 ○ 01-1 牛すき焼き 牛肉3 豆腐3 ○ 01-2 石狩鍋 シャケ1 ○ ○ 北海道 02-1 八戸せんべい汁 せんべい1 ○ ○ 青森 02-2 きりたんぽ鍋 きりたんぽ1 ○ ○ 秋田 03-1 おっきりこみ ひもかわうどん1 ○ ○ 群馬 03-2 どじょう鍋 ドジョウ1 ○ ○ 東京 04-1 ほうとう ほうとう1 ○ ○ 山梨 04-2 みみ みみ1 ○ ○ 山梨 05-1 カキの土手鍋 カキ1 ○ ○ 広島 05-2 もつ鍋 もつ1 ○ ○ 福岡 06-1 一品 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 ふんわり出し巻玉子 玉子3 ○ 01-1 本格四川の麻婆豆腐 豆腐3 牛肉2 ○ 01-2 大学芋 さつまいも2 ○ 02-1 しもつかれ 大根おろし1 ○ ○ 栃木 02-2 落花生味噌 落花生1 ○ ○ 千葉 03-1 鯨のたれ クジラ1 ○ ○ 千葉 03-2 くさや くさや1 ○ ○ 東京 04-1 ホタルイカ酢味噌和え ホタルイカ1 ○ ○ 富山 04-2 湯葉 湯葉1 ○ ○ 京都 05-1 奈良漬け うり1 ○ ○ 奈良 05-2 鳥取らっきょう らっきょう1 ○ ○ 鳥取 06-1 わにの刺身 サメ1 ○ ○ 広島 06-2 ふぐ刺し フグ1 ○ ○ 山口 07-1 ちしゃなます ちしゃなます1 ○ ○ 山口 07-2 馬刺し さくら肉1 ○ ○ 熊本 08-1 さつま揚げ さつま揚げ1 ○ ○ 鹿児島 08-2 ゴーヤチャンプル ゴーヤ1 ○ ○ 沖縄 09-1 柿の種 柿の種1 ○ ○ 新潟駅(新潟県)(おみやげ) 09-2 軽食 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 豚まん 豚肉2 小麦粉2 ○ 01-1 マルゲリータ チーズ4 小麦粉3 ○ 01-2 コーラ コーラ1 ○ 02-1 緑茶 緑茶1 ○ 02-2 青汁 青汁1 ○ 03-1 もみじバーガー もみじ肉1 ○ ○ 高知 03-2 レモン牛乳 レモン牛乳1 ○ ○ 宇都宮駅(栃木県)(おみやげ) 04-1 甘味 料理名 必要食材 根性 強さ 賢さ 優しさ 美しさ ご当地 位置 おはぎ あんこ2 米2 ○ 01-1 石焼いも さつまいも3 ○ 01-2 チョコレート チョコレート1 ○ 02-1 プリン プリン1 ○ 02-2 ショートケーキ ショートケーキ1 ○ 03-1 ずんだ餅 枝豆1 ○ ○ 宮城 03-2 いがまんじゅう 赤飯1 ○ ○ 埼玉 04-1 くるみおはぎ くるみ1 ○ ○ 長野 04-2 ぱんじゅう ぱんじゅう1 ○ ○ 小樽駅(北海道)(おみやげ) 05-1 豆銀糖 豆銀糖1 ○ ○ 一ノ関駅(岩手県)(おみやげ) 05-2 うすかわ饅頭 うすかわ饅頭1 ○ ○ 郡山駅(福島県)(おみやげ) 06-1 五家宝 五家宝1 ○ ○ 大宮駅(埼玉県)(おみやげ) 06-2 安倍川餅 安倍川餅1 ○ ○ 静岡駅(静岡県)(おみやげ) 07-1 炭酸煎餅 炭酸煎餅1 ○ ○ 有馬口駅(兵庫県)(おみやげ) 07-2 糸切り餅 糸切り餅1 ○ ○ 草津駅(滋賀県)(おみやげ) 08-1 もみじ饅頭 もみじ饅頭1 ○ ○ 広島駅(広島県)(おみやげ) 08-2 若草 若草1 ○ ○ 出雲市駅(島根県)(おみやげ) 09-1 ういろう ういろう1 ○ ○ 伏見駅(愛知県)(おみやげ) 09-2 丸ぼうろ 丸ぼうろ1 ○ ○ 佐賀駅(佐賀県)(おみやげ) 10-1 サーターアンダギー サトウキビ1 ○ ○ 沖縄 10-2 いきなり団子 いきなり団子1 ○ ○ 熊本駅(熊本県)(おみやげ) 11-1 白くま 白くま1 ○ ○ 鹿児島中央駅(鹿児島県)(おみやげ) 11-2 おみやげ ver.2.0.0で追加された。 交通系ICカード連動「グルメめぐり」でゲットできる、エリア限定「おみやげ」。 全15品あり、内13品は甘味カテゴリに属する。 黒い受け皿が目印(一部を除く)。 公式に取得駅は公表されているが、完全なリストではない(同エリア内の近隣駅でも取得できる)。 料理名 取得駅(都道府県) ぱんじゅう 小樽駅・南小樽駅・小樽築港駅(北海道) 豆銀糖 一ノ関駅・平泉駅(岩手県) うすかわ饅頭 郡山駅・安積永盛駅(福島県) レモン牛乳 宇都宮駅・雀宮駅(栃木県) 五家宝 熊谷駅・大宮駅(埼玉県) 柿の種 新津駅・新潟駅・白山駅・青山駅(新潟県) 安倍川餅 静岡駅・富士駅(静岡県) ういろう 大曽根駅・伏見駅(愛知県) 炭酸煎餅 有馬温泉駅・有馬口駅・谷上駅(兵庫県) 糸切り餅 彦根駅・草津駅(滋賀県) もみじ饅頭 広島駅・宮島口駅(広島県) 若草 出雲市駅・松江駅(島根県) 丸ぼうろ 佐賀駅・吉野ヶ里公園駅(佐賀県) いきなり団子 熊本駅・水前寺駅(熊本県) 白くま 鹿児島中央駅・伊集院駅(鹿児島県) ステータス別料理 特定のステータスを上げたい場合の早見表です(通常食材のみ、ご当地ものは除く) ()内は食材数。数が多いほど上がりやすいと思われるため、目安として。 ステータス 料理名(食材数) 根性 親子丼(8) おかんの味肉じゃが(8) レタスチャーハン(6) ロールキャベツ(5) 本格四川の麻婆豆腐(5) おにぎり(3) アサリの味噌汁(2) 青汁(1) 強さ ソース焼きそば(9) マルゲリータ(7) サクサク海老天丼(6) 懐かしの醤油ラーメン(5) 豚まん(4) ふんわり出し巻玉子(3) 大学芋(2) コーラ(1) 賢さ ビーフシチュー(10) アツアツおでん(9) カツ丼(7)マグロの握り(4) ざる蕎麦(3) 鯖の味噌煮(2) チョコレート(1) 優しさ 餃子(9) 具だくさんの豚汁(6) 牛すき焼き(6) ふっくらきつねうどん(5) 稲荷ずし(4) おはぎ(4) 石焼いも(3) 緑茶(1) プリン(1) 美しさ カレーライス(10) とろふわオムライス(7) ハンバーグ半熟卵のせ(6) マカロニグラタン(5) いくらの軍艦巻き(4) とろとろ豚の角煮(3) コーンポタージュ(2) ショートケーキ(1) ステータス上昇神衣 「〇〇の恵み」とある神衣に着替え料理を食べさせる事で、よりステータスが上がる。 片方で10%、両方で20%上昇。 通常食材 料理・地方 服 頭 ごはん チョコ色パティシエ、アマテラス様のロンT チョコ色のベレー帽、ビビッドキャップ 丼もの ホットスケーター、赤ケープのメルヘン服 情熱の赤金カチューム、オオカミ耳ずきん 寿司 フレッシュチアガール、深海の着物 フレッシュチアリボン、竜宮の冠 めん類 黒のバスケウェア 黒のヘアバンド 焼き物 柿色の肩出しワンピ 象牙色の麦わら帽子 スープ 鈍色のダッフルコート、チェックベストスーツ 錫色のイヤーマフ 煮物 縦縞柄の和風メイド、なよ竹の十二単 小豆色カチューシャ、黄金竹の平額 鍋料理 町娘ディアンドル 赤バラの花冠 一品 薄水色のパジャマ 珍妙アイマスク:脱 軽食 空色の舞踏会ドレス 黄金のティアラ 甘味 ホットサリー、クラシックメイド 深紅のビンディー、クラシックブリム ご当地料理 地域 服 頭 北海道 杏色のパジャマ、おしゃれパティシエ 紺青アイマスク:脱、紺碧のベレー帽 東北 キュートスケーター、クールサリー 藤色カチューム、蒼玉のピンディー 関東 アクティブチアガール、山吹色の舞踏会ドレス アクティブチアリボン、白銀のティアラ 中部 涼しげ和風メイド 純白のカチューシャ 近畿 白紺のバスケウェア 紺色のヘアバンド 中国 田舎娘ディアンドル 黄バラの花冠 四国 葡萄色花柄チャイナ服 桃と深紅の花飾り 九州 白のロリータワンピ 白のフリルリボン Page Topへ
https://w.atwiki.jp/yuimio/pages/220.html
唯「澪ちゃんと付き合いたいけど告白するのが怖い」 最近よく唯が私に絡んでくる。とはいっても一緒にご飯とか、一緒に帰ろうとか。 別に私と帰っても得なんて無いのに。今日の帰りだって・・・ 唯「澪ちゃん一緒に帰ろう!」 澪「ん?ああ。良いよ」 律「私も良いか?」 唯「ダーメ!澪ちゃんと2人っきりで帰りたいの!」 律「そうか?でもここんとこ毎日2人っきりだよな」 紬「まあ、事情があるのよ」 梓「じゃあ私が律先輩と帰ってあげましょう」 律「なんだ?唯と帰れなくて寂しいのか?」 梓「そんな事ないです!」キッパリ 唯「それじゃあ澪ちゃん帰ろう」 澪「はいはい」 下校中 澪「・・・・」テクテク 唯「・・・」チラ 澪「・・・・・」テクテク 唯「・・・・」チラ なんだよ、唯の奴。さっきまでは一緒に帰りたいと言っていたのにいざ帰るときは下向いて全く会話してくれない。 ここんとこ毎日唯と帰ってるが全く話し掛けてくれない。 澪「なあ唯」 唯「えっ!何!?」 澪「ここんとこ毎日唯と帰ってるけど、私と一緒に帰って楽しいか?」 唯「うん!とっても!」 澪「私はあんまり面白くないだけど」 唯「えっ?私と帰るのがつまんないの?」 澪「だって会話が弾まないじゃん。唯はチラチラ私見てるし」 唯「いっいや見てないよ///」 澪「せっかく友達と帰るんだから何か話してよ」 唯「えっ・・えっとあずにゃん可愛いよね~」 澪「そりゃ可愛い後輩だからな」 唯「・・・」 澪「・・・・」 会話終了。発言回数1回。 澪「こんな事なら律達と帰った方が良かったかな」 唯「ほぇっ!?」 澪「だって唯と帰ってもつまんないし」 ダキッ 唯「そんな事言わないでよ~澪ちゃ~ん!」ギュー 澪「何でも良いから唯話してよ」 唯「ええ~・・・そうだ!澪ちゃん今日私の家泊まりに来なよ」 澪「お泊まり?」 唯「そう!憂も大歓迎だよ!」 澪「お泊まりねぇ~」 唯「お願い!」 澪「まあ、わかったよ」 唯「ホント!?」 澪「ちょっとm・・・お母さんに電話するから」カチカチ 唯「私も憂に電話しなきゃ!」カチカチ 私が泊まると言い出したら唯は上機嫌だ。それにしても唯の家にお泊まりは年末 年始以来だなあ。 唯「よし!澪ちゃん行こう!」 澪「はいはい。何か話してよ」 唯「じゃあ、この間憂がね~・・・・」 ご機嫌の良い唯はおしゃべり上手だった。 そんなに気分良いなら最初から喋って欲しかったよ。 唯の家 憂「お帰りお姉ちゃん。澪さんいらっしゃい」ニコニコ 澪「今日は突然ごめんな」 憂「いえいえ、お気になさらず。それにこっちも大歓迎ですから」 相変わらず唯より憂ちゃんはよく出来てる子だ。 唯「私、飲み物持ってくから先に私の部屋行っててよ」 澪「溢さないか?」 唯「もー!澪ちゃんも憂みたいな事言う~」 澪「はいはい。早く来てくれよ」 唯「了解!」 唯の部屋 澪「・・・」ペラ 澪「・・・・・遅い」パタン ガチャ 唯「みっ澪ちゃんお待たせ」プルプル 澪「あぶなかっしい!」 唯「はっはうわぁ~」ヘナヘナ 唯の持ってる御盆から飲み物をあわてて持つ。 危険物がなくなったのか、唯は緊張感がほどけたかのように腰を抜かした。 澪「飲み物とお菓子運んでくるだけでこんなに時間かかってるとはな」 唯「えへへ~普段は憂にやってもらってるから」デヘヘ 憂「ご飯出来たよー」 唯「あ」 澪「・・・・」 唯「・・・下行こっか」シュン 澪「あっうん」 なんか唯が凄く不憫に感じた。 リビング 憂「お味は合いますか?」 澪「うん。ぴったりだよ。憂ちゃんはお嫁に来て欲しいかな」 ガチャーン 平沢姉妹が手に持ってたご飯茶碗を落とした。特に唯はお箸も落としたし暫く放心状態だった。 澪「・・・・・なっなんか変な事言った?」 唯「」 憂「・・・いっいえ!私が澪さんのところにお嫁に行ったらお姉ちゃん悲しんじゃうかと・・」アセアセ 澪「でも憂ちゃんは律が欲しいと思うように私も良いなって思う」 憂「お姉ちゃんは?」 澪「唯?唯はなんだろう。なんだかほっとけないって気持ちはあるかな」 憂「そうですか。良かったねお姉ちゃん♪」 唯「」 澪「まだ放心してる」 唯の部屋 唯「澪ちゃん」 澪「なんだい?」 唯「えっと・・・その・・・おっ・・」モジモジ 澪「おっ?」 唯「おっおっぱい入ろうー///」 澪「・・・・・はい?」 唯「うわ~ん!ういー!!!!」ガチャ 唯の発言はわからない。そのまま出て行ってしまった。仕方ない。本でも読もう。 ガチャ 澪「おかえり」ペラ 憂「すみません。お姉ちゃんじゃなくて」 澪「あっ憂ちゃんか!ごめんな。気付かなかった」 憂「いえいえ、構いません。それでちょっとお話が・・・」 澪「私に?」 憂「今お姉ちゃんお風呂に入ってるので」 澪「唯が居ないときしかダメなのか」 憂「はい」 澪「で、話って何?」 憂「お姉ちゃんの事好きですか?」 澪「唯の事?そりゃ好きだよ」 憂「じゃあ、軽音部の中で恋人にしたいなら誰が良いですか?やっぱり律さん?」 澪「ちょっと待って憂ちゃん。何でそこまで聞きたいの?」 憂「あっお姉ちゃん上がったみたいですね。ちょっとみてきます」トタトタ 澪「・・・・・」 憂ちゃんの質問を思い出す。律はどっちかって言うなら親友に近い。ムギは仲間。梓は後輩。唯は友達? ガチャ 唯「ふぃ~良い湯でした♪次どうぞ~」 澪「ゆっ唯!服着てくれ///」 唯「あっごめんね!いつもの癖で」 澪「///私入ってくるから着替え貸してくれないか?」 唯「あっはいはい。はいどうぞ」 澪「それじゃあ入って来るよ」 唯「お背中洗いましょうか?」 澪「自分で出来るよ」 お風呂 澪「・・・・・」チャプチャプ せっかく唯の家に泊まりに来たのに全く唯とおしゃべり出来ないから泊まりに来た意味がない。 唯もなんか自爆しちゃうし・・・ 澪「上がろう」 唯の着替えを借りて部屋に戻ろうとした時、姉妹の話し声が聞こえた。 憂「もう、ちゃんと言わなきゃだめー」 唯「だって緊張しちゃうんだもん」 憂「気持ちは解らなくもないけど思いを伝えるのは今日しかないんだよ!」 唯「あっ明日じゃ・・・」 憂「めっ!」 澪「何の話をしてるの?」 唯「うぇっ!?みっ澪ちゃん!?」 澪「そんなに驚く事か?」 憂「湯加減如何でしたか?」 澪「良かったよ。ありがとう」 憂「じゃあ私も入って来ようかな」 澪「行って来なよ」 憂「そうします。じゃあお姉ちゃん、ちゃんと言うんだよ」 唯「ううぅ」 澪「?」 唯の部屋 唯「・・・」チラ 澪「・・」ジー 唯「・・・・///」アワワ 憂ちゃんがお風呂入ってからかれこれ20分くらいたっている。 それなのに唯から話があると誘われたが顔真っ赤で俯いている。時々私を見ては慌て目線を反らす。 澪「なあ唯話って」 唯「言います!言いますから怒らないで~」 澪「でももう結構な時間たってるよ」 唯「こっこわいんだよぉ~」 澪「私が?」 唯「うん」 澪「唯には優しくしてるだろ。ほら、大丈夫だから言ってみろって」 唯「・・・・うっうん」 澪「で、話って何?ギター教えて欲しいとか。ギターは梓に頼m「好きです!」 澪「・・・・は?」 唯「澪ちゃんの事が大好きです!恋人になってください///」 澪「ちゃんと顔見て言ったか?」 唯「もっもちろんだよ!///」 澪「・・・冗談?じゃないよな」 唯「やっぱり私じゃダメなんだ~」 澪「落ち着け!泣きたいのは私もだ!とりあえず驚いていいか?」 唯「どうぞ///」 澪「うわああああああああああ!!!!!」 ガチャ 憂「すみません澪さん。夜なんでご近所に・・・」 澪「あっごめんね」 唯「ういー私言ったよ~」 憂「よくやったね!明日は赤飯にするよ!」 唯「わーい」 澪「そう言うことか」 唯「もう寝よう寝よう」 澪「まっ待て唯!」 唯「!」 澪「へっ返事は考えさせてくれ」 唯「・・・そっそうだよね。すぐ答えられないし、私は友達対象だよね」 澪「そう言うと好感度下がるぞ」 唯「寝よう寝よう!」 今日のお泊まり会での出来事。 唯に告白された。 次の日の朝 憂「お姉ちゃーん。起きてー」 唯「あと5分」ムニャ 憂「早くしないと遅刻するよー!」 登校前 唯「そう言えば澪ちゃんは?」 憂「私が起きたすぐ後に起きて一旦家に帰って学校行くって行ってたよ」 唯「・・・・やっぱりダメだったのかなあ?」 憂「そんな事ないよ」 唯「だって私に挨拶しないで出てちゃったんだよ」 憂「澪さんも家にある教科書取ってこないと」 はぁ。あんな頑張って産まれて告白したのに上手く流されちゃったし朝には居なくなっちゃったし。 やっぱり嫌われちゃったかなあ? 学校 唯「おはよー」 律「おーす」 紬「唯ちゃんおはよう」 唯「澪ちゃんは?」 律「澪はまだ来てないよ」 はあ。良かった。顔見なくて済むや。 澪「おはよう」 唯「!」 律「澪おそーい」 紬「今日はギリギリね」 澪「ちょっとな」 澪ちゃんが来てしまった。なんてことだ! 放課後 結局、お昼も音楽室で1人で食べた。理由は澪ちゃんと顔合わすからだ。 唯「それにしても掃除当番なんてラッキー!」 お陰で遅れて行ける。はずなのに・・・ ファン「握手してくださーい!」 ファン「付き合ってくださーい!」 澪「ちょっちょっと通してくれないかな?」 ワラワラワラワラ 唯(なんでいるんだよー!) 澪ファン「澪先輩って誰か気になる人とかいるんですか?」 澪「・・・・・・・いるよ」 ファン「ホントですか!?誰ですか?」 りっちゃんだよね気になる人って。帰ろう。 澪「その子は普段練習しないしだらけてるし、家事とかも出来ない子だと思うよ。 だから私がこの先面倒看なきゃなって・・・いた!」 りっちゃんには電話で休むって言っておこう。何か泣きたいや ガシッ 澪「唯、部活行くぞ」 唯「みっ澪ちゃん///」カァ ファン「もしかして澪先輩の好きな人って・・・」 澪「唯だよ」 今なんて?私の事好き? 澪「練習するから帰ってくれ」 ファン「はーい」バラバラ 澪「ったく。参っちゃうよ」 唯「みっ澪ちゃん今のって・・・」オドオド 澪「あーあれか?ゴメン。唯の名前勝手に使って」 唯「・・・ひどいよ」グスリ ダキッ 唯「?」グスン 澪「唯の事はな危なっかしいしなんかほっとけないんだよ。でもな、唯の事は好きじゃない」 唯「だったらなんでこんな・・・」ポロポロ 澪「大好きだからだよ」 唯「・・・・・」グスン 澪「私が恋人になってこの先唯を守ってあげる。唯は危なっかしいからな」 唯「澪ちゃあああん!!」ウワーン 澪「ほら、泣くなって。可愛い唯には泣き顔なんて似合わないから」スッ 唯「・ひっく・・うん」ポロポロ ヴーヴー 澪「メール・・・・・部活なしか。唯の家に泊まりに行って良いかな」 唯「・ひっく・・・歓迎だよ!」メソメソ 澪「それじゃあ行く前に・・・」 CHU! 唯「ぁ・・・///」 澪「ほら、行くよ」 唯「みっ澪ちゃん!」 澪「何?」 唯「えっと・・・うっ腕組んで帰ろ///」 澪「・・・」クス 澪「良いよ」ギュッ こうしてお姉ちゃんの告白は大成功で澪ちゃんと恋人になりました。 良かったね。お姉ちゃんと澪お義姉ちゃん♪ 澪「ところで、先週辺りから一緒に帰ってるのに何で言わなかったんだ?」 唯「こわいんだよぉ~。そっそれに」 澪「それに?」 唯「澪ちゃんが誰かと恋人になりそうでその・・・・」ゴニョゴニョ 澪「あはは。唯ったら可愛いな」 憂「あっお姉ちゃーん」 澪「おっ憂ちゃん」 憂「えっと・・お姉ちゃんに澪さん。おめでとうございます」 澪「ありがとう。唯なら任せてよ」 唯「・・・//」ダキッ 澪憂「?」 お姉ちゃんは澪さんを守るように抱き付いている。コアラみたいで可愛い。 唯「うっ憂に澪ちゃんはあげないよ!それに澪ちゃんも浮気はダメだよ///」ギュー 澪憂「・・・」クスリ ギュッ 澪「私は唯一筋だよ」ギュー おわらす。 こんなの澪と唯のキャラじゃない!!! 初出:2- 319 でもイイよ!!!!!!!!! -- (名無しさん) 2011-08-05 16 12 06 素晴らしい -- (名無しさん) 2012-01-20 02 50 56 イケメン! -- (名無しさん) 2012-08-30 02 06 30 澪カッコいいな -- (名無しさん) 2013-02-05 00 12 07 かっこいい!!!! -- (名無しさん) 2013-02-09 03 12 30 名前 コメント すべてのコメントを見る 戻る TOP
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1001.html
梓「唯せんぱーい!!」ガバッ 梓「はっ!」 小鳥「ちゅんちゅん」 梓「夢・・・よかった・・・」 梓「はあ・・・最悪な夢・・・唯先輩・・・」 梓「はあはあ・・・なんだか唯先輩のことを考えると胸が苦しいよ・・・」 梓「はあはあ・・・苦しい・・・」バタ 梓「ぐぐぅ・・・あれ・・・マジで苦しい・・・」コヒューコヒュー 梓「にゃーーーーーーー!!!」ブッチーン 梓「な、何?」 母「梓どうしたの!?」ガチャ! 梓「わ、分かんない・・・起きたら胸が苦しくて、それで」 母「あ、梓・・・?」 梓「あれ?治った」 母「」パクパク 梓「?どうしたのお母さん」 母「む、胸・・・乳、おっぱい」 梓「・・・?胸がどうしたの?」 梓は自分の胸に手を当ててみる、すると 梓「あ、あれ?なにこれ?」プニプニ 梓「やわらかい・・・ましゅまろみたいにふわふわ」モミモミ 梓「なんだろ・・・」 母「梓!鏡!鏡!」 梓「鏡?」 梓が鏡の前に立つとそこには信じられない光景が写っていた 梓「なにこれーーー!」 梓「お、お母さん!どうしよう!む、胸が!」オロオロ 梓「む、胸が腫れちゃったよー!うわーん」ぽろぽろ 母「梓・・・」 梓「そういえば朝起きたら胸が苦しかったし・・・どうしよう何かの病気かも・・・」ぽろぽろ 母「梓、ちょっと見せてごらん」 梓「う、うん・・・」 母「ふむふむ・・・」たっぷんたっぷん 梓「どう・・・?」 母「こ、これは・・・」もみもみ 梓「・・・だめなの・・・?」ゴクリ 母「正真正銘のおっぱいだわー!!!」ぱちんぱちん 梓「うわーーーん!!」ぽろぽろ 母「梓おめでとう!今夜は赤飯ね!」 梓「ありがとうお母さん!」ダキ 母「きゃっ」ぼよーん 梓「お、お母さんをふっとばしちゃった・・・!」 梓「すごい・・・!すごいです!おっぱいすごいですう!!!」ピョンピョン おっぱい「ぼよんぼよん!」 梓「こ、これで唯先輩は私に夢中です!」パァー 母「さあ、朝ご飯にしましょう!」 梓「行ってきまーす!」 梓「さあ、学校が楽しみです!」タユンタユン 梓の胸は期待に揺れていた きょうしつ! 憂「梓ちゃんおはよー!」 梓「あ、憂おはよう」タプンタプン 憂「」 梓「憂?どうしたの?」 憂「あ、梓ちゃんいくら次が体育だからって気が早いよ」 梓「?なんのこと?」 憂「いやそれ、その胸に詰めてるボール・・・」 梓「ああ、これのこと?」ニヤリ 梓は憂の手を自分の胸に持っていった 憂「!?」ぽよん 憂(な、何今の感触・・・!まるで・・・///) 梓「これはボールじゃないよ!」 憂「え?」 梓は憂に胸を揉ませる 憂「ま、まさか・・・」モミモミ 梓「そう・・・」 憂「ドキドキ」 梓「おっぱいだよ!!!」 憂「えええーーー!!!」ボンッ 梓「う、憂大丈夫?」 憂「うん・・・らいじょうぶ・・・」 憂(梓ちゃんのおっぱい梓ちゃんのおっぱい梓ちゃんのおっぱい・・・) 梓「よかった」ほ 憂「For ever 」バタン 梓「憂ー!?」 2年教室 律「なあ唯」 唯「ん、何りっちゃん?」 律「何りっちゃんじゃないだろ・・・梓とは仲直りできたのか?」 唯「それが・・・」 唯は昨日のことを話した 唯「だから今日部活の前に絶対謝るよ!」 律「そっか、がんばれよ」 紬「二人ならきっとだいじょうぶよ」 唯「ありがとりっっちゃんむぎちゃん!」 そして放課後 部室! 唯「うー」パタパタ 澪「唯お茶でも飲んで落ち着いたらどうだ」クスクス 紬「今日のお菓子はシュークリームよ」 唯「うーん・・・あとで!」 律「唯がお菓子に見向きもしない!」 澪「これは相当だな」 唯「あーあずにゃんまだかなー」パタパタ 紬「掃除当番なんじゃないかしら」 唯「もー」 …… 梓(ついに部活の時間がきたです!) 梓(唯先輩喜ぶかな) 梓(唯先輩のことだからあずにゃーん!ていきなり抱きついてきておっぱい揉みまくるに決まってる!) 梓(まあ、今日はしょうがないから特別に触らせてあげても・・・///) 梓「って何考えてるんだ私は!///」カァ 梓「まったく唯先輩は・・・」はあ 鈴木「あ、梓どうしたの・・・」 梓「ひっ!い、いたの!?」 鈴木「一緒に話してたじゃん・・・」 梓「あ、そうだっけ?あはは・・・ごめんごめん」 鈴木「じゃ、部活だから」 梓「うん、またね」 梓「ふぅ・・・恥ずかしかった」 梓「さて、私も部活いこ」 梓「それで唯先輩ちゃんと謝ろう!」 梓「それから・・・」 梓「それからこ、告白しよう!」 梓「なんだか胸がおっきくなってから自信がついた気がするです・・・!」 梓「よし!ま・・・まずは告白の練習しよう!」 …… 唯「あずにゃんまだかなあ」ぱたぱた 澪「確かにおそいな・・・」 律「来ないかもな・・・」 唯「え!?」 律「昨日結構怒ってたし・・・」 唯「そ、そんなぁ」オロオロ 紬「大丈夫よ唯ちゃん、梓ちゃんはきっと来るわ!」 唯「ムギちゃん・・・!」 そのころ 梓「はあはあ・・・もうこんな時間・・・練習しすぎちゃった」 梓「待っていてください唯先輩!今から行きますよ!」 梓「遅れてすみません!」ガチャ 唯「来た!」ピコーン 澪「梓遅かったじゃないか」 律「待ちわびたぞ!」 紬「今お茶入れるわね」 唯澪律「・・・ってあれ?」 梓「どうしました?」 唯「」 澪「いや、どうしましたじゃないだろ・・・」 律「おまえ本当に梓なのか?」 唯「」 梓「ふふ、気づいちゃいましたか?」 澪「いや気づくも何も・・・」 律「まさか、おまえそれをしこんでて遅れたのか・・・?」 梓「違いますよ!これは正真正銘私の胸です!」 澪「えええええ!!!」 律「う!うそつくな!だって昨日まではおまえ・・・!」 澪「そ、そうだそうだ!一日だけでそんなになるわけが・・・!」 梓「あら、疑ってるんですか?」 律「もちろんだ!」 梓「じゃあ確かめてみればいいじゃないですか!」 澪「な、なにおう!」 律「よし、まずは私から・・・」ドキドキ 梓「どうぞ」 律「も、もしうそだったらシュークリーム没収だからな!」 梓「構いません」 律(う、ウソだろ!なんだこの自信は・・・!こいつシュークリームが惜しくないのか!) 梓「どうしたんですか?」 律「う、うるさい!」 律(も、もしこれが本物のおっぱいだったとしたら・・・!み、澪のより全然大きいぞ!!!) 律「い、いくぞ・・・」ドキドキ 梓「先輩はこういうときは遅いんですねドラムばっか早いくせに」 律「ちくしょー!」モミ 律「この感触・・・!」モミモミ 梓「どうです!」 律「おっぱいだー!!!」バタン 澪「りつううううううううう」 梓「澪先輩これでも文句ありますか!」 澪「・・・私の負けだ」ガク 紬「あらあら」 紬「本当にすごいおっぱいね」 梓「そうでしょうとも!」 紬「ちょうどいいわ!今日は私ミルクティーの気分だったの!」 梓「へ?」 紬「だけど肝心なミルクを忘れてきてしまったの・・・」 梓「はあ」 紬「今日の梓ちゃん搾ったらいっぱいミルク出そうでしょ?」 梓「いやいや出ませんよ!」 紬「そう・・・残念だわ・・・」 紬「そうよねもし出たとしてもせっかくのおっぱいがしぼんでしまうものね・・・」 梓「そういう問題じゃないと思います・・・」 唯「あ、あず・・・あ」ガクガク 梓「はっ!ゆ、唯先輩!」 梓「私、昨日はすみませんでした!」 梓「唯先輩がいきなり胸を触ってくるからびっくりしちゃって・・・」 梓「あんなこと言ってしまって・・・ごめんなさい!どうか許してください!」うるうる 梓(さあ、唯先輩いつでもいいですよ!いつものように抱きついてきてください!) …… 梓「あれ・・・?」 唯「あ・・・あ・・・」 梓「唯先輩・・・?」 梓(どうしたんだろう・・・いつもの先輩ならこれで抱きついてくるはずなのに・・・しかも今日はおっぱいもサービスしてるのに!) 唯「ちち・・・ちち・・・」 梓「ちち?」 梓(あ、そういうことね!) 梓「ゆ、唯先輩いくら私の胸がおっきくなったからって感動しないでください!」 唯「・・・」 梓「べ、別に唯先輩に揉まれるためにおっきくなったんじゃないんですからね!」 唯「・・・」 梓「で、でも唯先輩がそこまで言うんならき、今日は特別に揉ませてあげても・・・///」 唯「あ・・・う・・・」 梓(は、恥ずかしい!やっぱり恥ずかしいです!律先輩とは全然レベルが違いすぎます!!!・・でも!) 梓「やってやるです!」 唯「い・・・」ガクガクプルップル 梓「い・・・?」 唯「い・・・い・・・いやああああああああああああああああああ!!!!」 梓「え!?」 唯「いやだあああああああああああ」ダダダ 澪「唯!ドア開いてないぞ!!!」 唯「あああああごっ!!」ドターン 梓「だ、大丈夫ですか唯先輩」タユンタユン 唯「いやあああああああ!!!触んないで!!!」ドン 梓「え・・・」 梓「ど・・・どうして・・・」 唯「おっぱいのおっきいあずにゃんなんてあずにゃんじゃないよ!!!」 唯「あずぎゅうだよ!!!」ガチャバターン 梓「唯先輩・・・」ガーン 梓「先輩待ってください!」 梓「うう・・・なんでこんなことに」 澪「自分よりおっぱいがおっきかったから怒っちゃったんじゃないのか?」 律「澪じゃあるまいし・・・」 澪「なっ・・・!いつ私が怒ったんだ!!」ボコ 律「いだっ!ほら怒ってんじゃん・・・」 紬「まあまあまあまあまあまあ」 梓「私・・・帰ります」ガチャ 澪律紬「梓(ちゃん)・・・」 バタン …… 唯「うう・・・あずにゃんどうして」タッタッタ 唯「あんなに可愛い胸してたのに・・・」ッタッタッタ 唯「はあ・・・」トボトボ 唯「何かあったのかな・・・」 梓『べ、別に唯先輩に揉まれるためにおっきくなったんじゃないんですからね!』 唯「はっ!もしや私のせい!?私が昨日揉んだから!?」 唯(揉めるほどはなかったけど・・・) 唯「はあ・・・揉めるほどなかったか・・・・」 唯「ふふ・・・昨日がなつかしいよ」トボトボ …… 梓「うう・・・唯先輩どうして」トボトボ 梓「唯先輩はおっきいおっぱいが好きじゃなかったんですか!」 梓「はあ・・・」 唯『おっぱいのおっきいあずにゃんなんてあずにゃんじゃないよ!!!』 梓「どういうことなんだろう・・・」 梓「こんなつもりじゃなかったのにな・・・」 梓「謝って・・・告白しようとして・・・」 梓「今考えるとほんとにばかだったなあ」 梓「そもそも女の子どうしなのに・・・」 梓「ふふ・・・胸が、胸が苦しいです先輩」ポロポロ …… さわ子「昨日はなにかあったのかしら・・・」 さわ子「今日こそミルクティー飲ませてもらうわよ!」 さわ子「みんなやってるぅー!?」ガチャ さわ子「」 帰り道! 律「せっかく仲直りできると思ったのにな・・・」 澪「ああ・・・なんであんなことに・・・」 紬「こんどこそ大丈夫よ」 律「あはは、何が大丈夫なんだよ・・・」 紬「あ!今日は寄っていく所があるの!じゃあまたね!」 澪「ああ」 律「またな」 …… 唯「ふぅ・・・」キィーコ 唯は帰り道にある公園のぶらんこに座った 唯「ちょっと休も・・・」 公園にはまだ砂場で遊んでいる子供たちがいた 唯「ふふ・・・たのしそうだな」 唯は笑っている女の子の顔を幸せそうに眺める 唯(可愛いなぁ・・・持って帰りたいよ) 唯(やっぱりぺったんこおっぱいはいいなぁ・・・はあはあ・・・) 唯(はあはあ・・・ぺったんこおっぱいには夢がつまってるよ!)ニヤニヤ …… 梓「ふぅ・・・疲れた・・・」トボトボ 梓「胸が重たい・・・」 梓「こんな胸いらなかったです・・・」 梓「唯先輩・・・」ウルウル 梓「・・・だめだ・・・そこの公園でちょっとやすんでいこう・・・」 梓「あれ?あそこにいるの唯先輩だ」 梓「・・・子供を見て微笑んでる・・・?というより」 梓「なんか気持ち悪いです・・・」 3
https://w.atwiki.jp/toarukyoutarou/pages/121.html
960 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/17(月) 23 28 16.70 ID RxM4M2YQo 4月12日(金) 【早朝】 京太郎「昨日一日で対木さんに大分慣れた気がする……」 京太郎「さて今朝はどうするか」 965 1.咲を迎えに行く 2.弁当を作る(コンマ判定あり、成功すればステータス上昇。所持金を使い豪華にする事も可能) 3.早朝ランニングをする(【体力】+1、誰かと会うかはコンマ判定有り) 4.南浦さんを誘って早朝ランニングをする(【体力】+1、【精神力】+1、好感度小上昇) 5.ニュースを見る(【知力】+1) 6.その他(内容併記) 978 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/17(月) 23 51 01.61 ID RxM4M2YQo 南浦さんを誘って早朝ランニングをする 数絵「今日で5日連続ね」 京太郎「そう言えばそうだな。出会って以来ほとんど毎日会ってるしな」 数絵「校門で多目的ホールの場所を聞かれた時は、こんな風に一緒に走る事になるなんて思わなかったわ」 京太郎「そりゃそうだ」 京太郎「でも思えばあれからクラスメイトになり、ランニングで会ったりしてるし、これは運命なのかもな」 数絵「え?」 京太郎「流石に偶然が3つ重なれば必然て言うだろ?」 京太郎「あの時の出会いも運命だったのかなーって」 数絵「そ、それは言い過ぎじゃない?///」 京太郎「あはは。でもまぁ運命とか別にして仲良くなれたのは嬉しいと思ってるぜ」 京太郎「南浦さんはどう?」 数絵「……わ、私も、う、嬉しいかも///」カァーッ 京太郎「素直に言われると照れるな///」テレ 数絵「須賀君が言わせたんじゃない」プイッ 京太郎「そうだけど素直に言われると思わなかったからな」 京太郎「あ、そうだついでにその須賀君ってのも止めようぜ」 京太郎「何か寂しいし、名前で呼ばないか?」 数絵「え、須賀君。でもその……」 京太郎「京太郎でも京ちゃん……は被るからナシでそれ以外なら何でも良いぜ」 数絵「それじゃ…… 983で」 18 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 29 23.54 ID jYFhHI0ho 京 数絵「それじゃあ……京で」 京太郎「何か新鮮だな。よしじゃあ改めてよろしくな数絵」 数絵「……///」ボンッ 京太郎「おい、顔が真っ赤だけど大丈夫か?」オデコピト 数絵「くぁwせdrftgyふじこlp!?」 数絵「だだだだだ大丈夫だから!先に行くから!」スーパーダッシュ 京太郎「あ、おい!」 京太郎「前より更にスピードが上がってるぞ……」 【南浦数絵の好感度が上がりました】 19 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 34 32.50 ID jYFhHI0ho 【午前パート】 京太郎「数絵はえーよ……まだ手加減してたのか?」 京太郎「午前の授業は 26か」 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【知力】上昇小 【デジタル】経験値小 3.英語 【知力】上昇小 【体力】上昇小 4.理科 【知力】上昇小 【精神力】上昇小 5.社会 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 29 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 38 57.41 ID jYFhHI0ho 数学 34 コンマ判定 01~30 眠ってしまい失敗 31~70 成功小【知力】+1 【デジタル】経験値極小 71~98 成功中【知力】+1 【デジタル】経験値小 ぞろ目44以外 成功大【知力】+3 【デジタル】経験値小 ぞろ目44 大失敗【知力】-1 38 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 46 02.19 ID jYFhHI0ho 成功中 数学教師「えへへ、京太郎君今日も寝てないね。えらいえらい」 京太郎「だから当然なんですけどね」 数学教師「私この前嬉しくってお赤飯にしちゃった~♪」 京太郎「いやそれほどのことじゃ……」 京太郎(この人こんな人だっけ?) 【知力】が1上がった 【デジタル】経験値が小上がった 39 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 48 42.99 ID jYFhHI0ho 【お昼休み】 京太郎「結局先生あの後ずっと喋ってて授業してないぞ……良いのか?」 京太郎「今日はどうしようか」 44 1.購買部に行って買う 2.食堂に行って食べる(誰かと出会うかはコンマ判定有り) 3.2組に行ってみる 4.誰かを誘ってみる(現在誘えるのは南浦数絵、東横桃子、加治木ゆみ、佐々野いちご、蒲原智美、天江衣、荒川憩、三尋木咏、対木もこ) ※誘う場合は名前も併記 5.食べない 6.その他(内容併記) 46 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 56 09.99 ID jYFhHI0ho もこ 京太郎「今日は対木さんを誘ってみるか」 京太郎「対木さーん」 もこ「?」 京太郎「お昼、一緒に食べないか?」 もこ「…… 48」 もこの承諾判定(コンマ逆転) 00~35 失敗 我が空腹は満たされり 36~99 成功 我贄を求める ぞろ目77以外 成功判定+好感度+1 ぞろ目77 失敗判定+好感度-1 52 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 59 56.67 ID jYFhHI0ho 失敗 もこ「……我が空腹は満たされり」 京太郎「良く分からんがおなかは減ってないと言う事か?」 もこ「……」コクン 京太郎「それじゃあ仕方ないな。また今度食おうぜ」 53 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 00 58.68 ID jYFhHI0ho 【午後パート】 京太郎「二日続けて誘いを断られるとちょっと凹むな」 京太郎「午後の授業は…… 57か」 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【知力】上昇小 【デジタル】経験値小 3.英語 【知力】上昇小 【体力】上昇小 4.理科 【知力】上昇小 【精神力】上昇小 5.社会 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 7.サボる【オカルト】経験値中 58 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 05 04.61 ID jYFhHI0ho 社会 63 コンマ判定 01~30 眠ってしまい失敗 31~70 成功小【精神力】+2 71~98 成功中【精神力】+3 ぞろ目44以外 成功大【精神力】+5 ぞろ目44 大失敗【精神力】-1 66 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 10 05.65 ID jYFhHI0ho 失敗 京太郎「う……歴史とか苦手なんだよな」 京太郎「えっと710綺麗な平安京?あれ?平城京だっけ?」 京太郎「平安……平城……平……」 京太郎「ぐぅ……」zzz 67 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 14 09.31 ID jYFhHI0ho 【放課後】 京太郎「 72するか」 1.麻雀部に行く 2.バイトに行く(最低労働日:残り2日) ※今日行かなかった場合、土曜の夕方に確定し、日曜日の【午前】【午後】【夕方】のいずれかに入ります 3.部活に入る(部活に入ると対応したキャラと過ごせます。また日常パラメータのどれかが確定で上がります) 4.遊びに行く 5.誰かと一緒に帰る(現在誘えるのは宮永咲、原村和、片岡優希、南浦数絵、東横桃子、加治木ゆみ、佐々野いちご、蒲原智美、天江衣、荒川憩、対木もこ) ※ 誘う場合は名前も併記(複数可能) 6.その他(内容併記) 78 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 23 26.63 ID jYFhHI0ho 選ばれなかった為、土曜日の【夕方】にバイトが確定しました モモ 京太郎「そうだな、今日は東横さんと帰ってみるか」 京太郎「麻雀部で打って以来話してない気がするし」 京太郎「東横さん」 桃子「あ、須賀君っすね。何か用っすか?」 京太郎「一緒に帰らないかなと思って」 桃子「え?私と一緒にっすか?」 京太郎「駄目ならいいんだけど」 桃子「そうっすね…… 81」 桃子の承諾判定(コンマ逆転) 00~54 失敗 あーちょっと無理っす 56~98 成功 良いっすよ。一緒に帰るっす ぞろ目44以外 成功判定+好感度+1 ぞろ目44 失敗判定+好感度-1 87 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 29 02.69 ID jYFhHI0ho 失敗 桃子「あーちょっと無理っす」 京太郎「そっか。仕方ないな」 桃子「申し訳ないっす。せっかく誘ってもらったのに……」 京太郎「良いって。何か用事あるんだろ?」 京太郎「急に誘った俺が悪いんだし」 桃子「そんな、でも誘ってくれてありがとうっす」 京太郎「それじゃあまたなー」 【次回誘った時の難易度が下がりました】 89 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 33 11.15 ID jYFhHI0ho 【アパート】 京太郎「東横さんとはなかなか話す機会がないな……」 京太郎「クラスメイトなんだしもうちょっと仲良くなりたいんだけど」 京太郎「さてと今夜はどうしようか」 94 1.【ネットショッピング】 2.【ネット麻雀】 3.【メール】(送る相手も併記)※相手は宮永咲、南浦数絵、小走やえ、宮永照、佐々野いちご、天江衣、対木もこ 4.【電話】(かける相手も併記)※相手は宮永咲、南浦数絵、小走やえ、宮永照、佐々野いちご、天江衣、対木もこ 5.寝る 99 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 40 02.15 ID jYFhHI0ho 4 小走先輩 京太郎「そうだな。せっかく交換したのにあれ以来話してないし、小走先輩にかけてみるか」 プルルルル…… やえ「小走ですが」 京太郎「小走さんですか?須賀です」 やえ「ああ須賀君か。あれ以来待ってたのになかなかかけてくれないし、私の事なんて忘れたのかと思ったぞ」 京太郎「その色々あって……」 やえ「冗談だよ。それで今日は何か用事でも?」 京太郎「えっと…… 104」 1.小走さんの声が聞きたくなって 2.今度遊びに行こうかと思って 3.特に用は無いんですけど 4.その他(内容併記) 105 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 46 19.54 ID jYFhHI0ho 今度遊びに行こうかと思って 京太郎「今度遊びに行こうかと思って」 やえ「え?誰が?」 京太郎「俺と小走さんが」 やえ「ど、どこに?」 京太郎「それはまだ決めてませんが……」 京太郎「それでどうですか?」 やえ「え、えっとだな…… 108」 やえの承諾判定(コンマ逆転) 00~35 失敗 そ、そう言うのはまだ早いと思うぞ/// 36~98 成功 か、構わないぞ。どんと来い ぞろ目44以外 成功判定+好感度+1 ぞろ目44 失敗判定+好感度-1 115 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 52 52.66 ID jYFhHI0ho 失敗 やえ「そ、そう言うのはまだ早いと思うぞ///」 京太郎「そうですよね。すみません」 やえ「い、いや誘ってくれたのは嬉しいんだ」 やえ「でもお互い何も知らないと言うか、その色々と知ってからでも……」ゴニョゴニョ 京太郎「え、何ですって?」 やえ「い、いや何でもない。おやすみ!」 ピッ 京太郎「あ、切れた……」 【次回誘った時の難易度が下がりました】 <<前に戻る|4月へ|次に進む>>
https://w.atwiki.jp/toarukyoutarou/pages/51.html
960 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/17(月) 23 28 16.70 ID RxM4M2YQo 4月12日(金) 【早朝】 京太郎「昨日一日で対木さんに大分慣れた気がする……」 京太郎「さて今朝はどうするか」 965 1.咲を迎えに行く 2.弁当を作る(コンマ判定あり、成功すればステータス上昇。所持金を使い豪華にする事も可能) 3.早朝ランニングをする(【体力】+1、誰かと会うかはコンマ判定有り) 4.南浦さんを誘って早朝ランニングをする(【体力】+1、【精神力】+1、好感度小上昇) 5.ニュースを見る(【知力】+1) 6.その他(内容併記) 978 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/17(月) 23 51 01.61 ID RxM4M2YQo 南浦さんを誘って早朝ランニングをする 数絵「今日で5日連続ね」 京太郎「そう言えばそうだな。出会って以来ほとんど毎日会ってるしな」 数絵「校門で多目的ホールの場所を聞かれた時は、こんな風に一緒に走る事になるなんて思わなかったわ」 京太郎「そりゃそうだ」 京太郎「でも思えばあれからクラスメイトになり、ランニングで会ったりしてるし、これは運命なのかもな」 数絵「え?」 京太郎「流石に偶然が3つ重なれば必然て言うだろ?」 京太郎「あの時の出会いも運命だったのかなーって」 数絵「そ、それは言い過ぎじゃない?///」 京太郎「あはは。でもまぁ運命とか別にして仲良くなれたのは嬉しいと思ってるぜ」 京太郎「南浦さんはどう?」 数絵「……わ、私も、う、嬉しいかも///」カァーッ 京太郎「素直に言われると照れるな///」テレ 数絵「須賀君が言わせたんじゃない」プイッ 京太郎「そうだけど素直に言われると思わなかったからな」 京太郎「あ、そうだついでにその須賀君ってのも止めようぜ」 京太郎「何か寂しいし、名前で呼ばないか?」 数絵「え、須賀君。でもその……」 京太郎「京太郎でも京ちゃん……は被るからナシでそれ以外なら何でも良いぜ」 数絵「それじゃ…… 983で」 18 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 29 23.54 ID jYFhHI0ho 京 数絵「それじゃあ……京で」 京太郎「何か新鮮だな。よしじゃあ改めてよろしくな数絵」 数絵「……///」ボンッ 京太郎「おい、顔が真っ赤だけど大丈夫か?」オデコピト 数絵「くぁwせdrftgyふじこlp!?」 数絵「だだだだだ大丈夫だから!先に行くから!」スーパーダッシュ 京太郎「あ、おい!」 京太郎「前より更にスピードが上がってるぞ……」 【南浦数絵の好感度が上がりました】 19 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 34 32.50 ID jYFhHI0ho 【午前パート】 京太郎「数絵はえーよ……まだ手加減してたのか?」 京太郎「午前の授業は 26か」 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【知力】上昇小 【デジタル】経験値小 3.英語 【知力】上昇小 【体力】上昇小 4.理科 【知力】上昇小 【精神力】上昇小 5.社会 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 29 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 38 57.41 ID jYFhHI0ho 数学 34 コンマ判定 01~30 眠ってしまい失敗 31~70 成功小【知力】+1 【デジタル】経験値極小 71~98 成功中【知力】+1 【デジタル】経験値小 ぞろ目44以外 成功大【知力】+3 【デジタル】経験値小 ぞろ目44 大失敗【知力】-1 38 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 46 02.19 ID jYFhHI0ho 成功中 数学教師「えへへ、京太郎君今日も寝てないね。えらいえらい」 京太郎「だから当然なんですけどね」 数学教師「私この前嬉しくってお赤飯にしちゃった~♪」 京太郎「いやそれほどのことじゃ……」 京太郎(この人こんな人だっけ?) 【知力】が1上がった 【デジタル】経験値が小上がった 39 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 48 42.99 ID jYFhHI0ho 【お昼休み】 京太郎「結局先生あの後ずっと喋ってて授業してないぞ……良いのか?」 京太郎「今日はどうしようか」 44 1.購買部に行って買う 2.食堂に行って食べる(誰かと出会うかはコンマ判定有り) 3.2組に行ってみる 4.誰かを誘ってみる(現在誘えるのは南浦数絵、東横桃子、加治木ゆみ、佐々野いちご、蒲原智美、天江衣、荒川憩、三尋木咏、対木もこ) ※誘う場合は名前も併記 5.食べない 6.その他(内容併記) 46 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 56 09.99 ID jYFhHI0ho もこ 京太郎「今日は対木さんを誘ってみるか」 京太郎「対木さーん」 もこ「?」 京太郎「お昼、一緒に食べないか?」 もこ「…… 48」 もこの承諾判定(コンマ逆転) 00~35 失敗 我が空腹は満たされり 36~99 成功 我贄を求める ぞろ目77以外 成功判定+好感度+1 ぞろ目77 失敗判定+好感度-1 52 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 00 59 56.67 ID jYFhHI0ho 失敗 もこ「……我が空腹は満たされり」 京太郎「良く分からんがおなかは減ってないと言う事か?」 もこ「……」コクン 京太郎「それじゃあ仕方ないな。また今度食おうぜ」 53 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 00 58.68 ID jYFhHI0ho 【午後パート】 京太郎「二日続けて誘いを断られるとちょっと凹むな」 京太郎「午後の授業は…… 57か」 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【知力】上昇小 【デジタル】経験値小 3.英語 【知力】上昇小 【体力】上昇小 4.理科 【知力】上昇小 【精神力】上昇小 5.社会 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 7.サボる【オカルト】経験値中 58 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 05 04.61 ID jYFhHI0ho 社会 63 コンマ判定 01~30 眠ってしまい失敗 31~70 成功小【精神力】+2 71~98 成功中【精神力】+3 ぞろ目44以外 成功大【精神力】+5 ぞろ目44 大失敗【精神力】-1 66 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 10 05.65 ID jYFhHI0ho 失敗 京太郎「う……歴史とか苦手なんだよな」 京太郎「えっと710綺麗な平安京?あれ?平城京だっけ?」 京太郎「平安……平城……平……」 京太郎「ぐぅ……」zzz 67 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 14 09.31 ID jYFhHI0ho 【放課後】 京太郎「 72するか」 1.麻雀部に行く 2.バイトに行く(最低労働日:残り2日) ※今日行かなかった場合、土曜の夕方に確定し、日曜日の【午前】【午後】【夕方】のいずれかに入ります 3.部活に入る(部活に入ると対応したキャラと過ごせます。また日常パラメータのどれかが確定で上がります) 4.遊びに行く 5.誰かと一緒に帰る(現在誘えるのは宮永咲、原村和、片岡優希、南浦数絵、東横桃子、加治木ゆみ、佐々野いちご、蒲原智美、天江衣、荒川憩、対木もこ) ※ 誘う場合は名前も併記(複数可能) 6.その他(内容併記) 78 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 23 26.63 ID jYFhHI0ho 選ばれなかった為、土曜日の【夕方】にバイトが確定しました モモ 京太郎「そうだな、今日は東横さんと帰ってみるか」 京太郎「麻雀部で打って以来話してない気がするし」 京太郎「東横さん」 桃子「あ、須賀君っすね。何か用っすか?」 京太郎「一緒に帰らないかなと思って」 桃子「え?私と一緒にっすか?」 京太郎「駄目ならいいんだけど」 桃子「そうっすね…… 81」 桃子の承諾判定(コンマ逆転) 00~54 失敗 あーちょっと無理っす 56~98 成功 良いっすよ。一緒に帰るっす ぞろ目44以外 成功判定+好感度+1 ぞろ目44 失敗判定+好感度-1 87 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 29 02.69 ID jYFhHI0ho 失敗 桃子「あーちょっと無理っす」 京太郎「そっか。仕方ないな」 桃子「申し訳ないっす。せっかく誘ってもらったのに……」 京太郎「良いって。何か用事あるんだろ?」 京太郎「急に誘った俺が悪いんだし」 桃子「そんな、でも誘ってくれてありがとうっす」 京太郎「それじゃあまたなー」 【次回誘った時の難易度が下がりました】 89 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 33 11.15 ID jYFhHI0ho 【アパート】 京太郎「東横さんとはなかなか話す機会がないな……」 京太郎「クラスメイトなんだしもうちょっと仲良くなりたいんだけど」 京太郎「さてと今夜はどうしようか」 94 1.【ネットショッピング】 2.【ネット麻雀】 3.【メール】(送る相手も併記)※相手は宮永咲、南浦数絵、小走やえ、宮永照、佐々野いちご、天江衣、対木もこ 4.【電話】(かける相手も併記)※相手は宮永咲、南浦数絵、小走やえ、宮永照、佐々野いちご、天江衣、対木もこ 5.寝る 99 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 40 02.15 ID jYFhHI0ho 4 小走先輩 京太郎「そうだな。せっかく交換したのにあれ以来話してないし、小走先輩にかけてみるか」 プルルルル…… やえ「小走ですが」 京太郎「小走さんですか?須賀です」 やえ「ああ須賀君か。あれ以来待ってたのになかなかかけてくれないし、私の事なんて忘れたのかと思ったぞ」 京太郎「その色々あって……」 やえ「冗談だよ。それで今日は何か用事でも?」 京太郎「えっと…… 104」 1.小走さんの声が聞きたくなって 2.今度遊びに行こうかと思って 3.特に用は無いんですけど 4.その他(内容併記) 105 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 46 19.54 ID jYFhHI0ho 今度遊びに行こうかと思って 京太郎「今度遊びに行こうかと思って」 やえ「え?誰が?」 京太郎「俺と小走さんが」 やえ「ど、どこに?」 京太郎「それはまだ決めてませんが……」 京太郎「それでどうですか?」 やえ「え、えっとだな…… 108」 やえの承諾判定(コンマ逆転) 00~35 失敗 そ、そう言うのはまだ早いと思うぞ/// 36~98 成功 か、構わないぞ。どんと来い ぞろ目44以外 成功判定+好感度+1 ぞろ目44 失敗判定+好感度-1 115 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2012/09/18(火) 01 52 52.66 ID jYFhHI0ho 失敗 やえ「そ、そう言うのはまだ早いと思うぞ///」 京太郎「そうですよね。すみません」 やえ「い、いや誘ってくれたのは嬉しいんだ」 やえ「でもお互い何も知らないと言うか、その色々と知ってからでも……」ゴニョゴニョ 京太郎「え、何ですって?」 やえ「い、いや何でもない。おやすみ!」 ピッ 京太郎「あ、切れた……」 【次回誘った時の難易度が下がりました】
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/23.html
ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その7から シャワーの音が止まった。 少し経って浴室のドアがゆっくりと開く。 俺はベッドの端に、そっちには背を向けて座っていた。 「スケベなこと考えてる顔ね」 「そんなことはない」 「だとしたら失礼な話よね」 こっちに近づいてきた奴が、後ろから俺の首に両手を回してくる。 「だいたい、うしろからじゃ見えないはずだろ」 「あんた、背中までポーカーフェイスのつもり?」 「ただの仏頂面だ」 「ホテルの最上階。二人っきり。邪魔が入る恐れなし。タオル一枚の美女が背中に体重をかけてくる。これで何が不足か、聞こうじゃないの?」 俺はゆっくりと口を開いた。 「子供の名前を考えてた」 「うっ。……なかなかやるわね」 「うそだ。最悪のタイミングで、ムードぶち壊しのことを言うことになるかもしれんが、この旅行ももうすぐ終わりだ。だから率直に聞くぞ」 「……いいわよ。あんたが空気を読めないで不躾なことを聞くのは、べつに今に始まったことじゃないわ。どうせ……」 「あのケンカの後、親父さんはめずらしく本気で怒ってた。おまえ、『足で砂を目に投げた』って、意味わかるか?」 「その通りの意味でしょ。あのとき、あたしははだしだったし、足の指で少しくらいなら砂をつかめるわ。手でするみたいに、足を振って握ったものを離せば、投げるみたいなことはできるわね」 「それは、涼宮ハルヒがやることか?」 「どういう意味よ」? 「買いかぶりならそう言ってくれ。俺の知ってるハルヒは、そりゃ時にはめちゃくちゃなやり方をすることはあるが、それでもおまえなりの筋ってものを守る奴だ。あれは親父さんのいうとおり『汚い手』なのか?」 「そうよ」 ハルヒは挑むような目で言った。「だから、何?」 「何故だ?」 「勝ちたかったからよ、当たり前じゃない!」 「当たり前じゃない。お前と親父さんのケンカはそういうんじゃなかっただろ?」 「何も知らないくせに、勝手なこというな!」 「ああ、何も知らんさ。だけどな!」 「うるさい!うるさい、うるさい!」 「ハルヒ!」 「どうせガキっぽいひがみよ、あんたが!……あんたはひどい目にあっても親父をかばって……、あんたはそういう奴よ。あたしの親で無くても、そうするだろうって、分かってる、でも……」 「おまえの母さんや親父さんこと、俺は正直すごいと思ってる。まあ、おまえの親じゃなくても、そう思うかもしれないが……、あの人たちに会ったり話したり昔のことを聞く度にな、俺がまだ気付いてないハルヒに光があたって、今まで見えなかったハルヒが見えるような気がするんだ」 「あたしはあんたにむちゃくちゃ言って、むちゃくちゃさせて、でもそういう風に許されるのは、甘えられるのは、あたしだからだ、って思いたかった。だから、だからあんたが親父をかばって、あたしは完全に頭に血がのぼったわ。あんたをどんなことをしてでも取り返さなきゃ、どんな手を使っても勝たなきゃって。あんたにだってわかるように、親父とのケンカは勝つとか負けるとか、そういうんじゃなかったのに。親父が怒るのも、悲しく思うのも当然よ」 「あーもう、ぼろぼろ泣いて、めちゃくちゃ。……こっちみるな!」 「どうして?」 「あんた、変態? どS? 人泣かしといて、楽しむなんて」 「べつに楽しくはない。……ちょっと抱きしめていいか?」 「このエロキョン! いいに決まってんでしょ!!」 「雨になりそうね、お父さん」 「気圧の変化か。つらいのか?」 「少しはね。でも、起きられないほどではないわ」 「置き引きシスターズも雨天は休業か」 「人気のない浜辺も悪いものじゃないけど。一緒に歩く?」 「その前に朝飯だ。いや、起きなくていい。ベッドに持ってくる。フランス人も裸足で逃げ出すような、甘いカフェオレ付きだ」 「そんなの、いつ用意したの?」 「これからだ」 「ベッドで食べるのが好きね」 「だらしがないのが好きなんだ。このまま雨が上がるまで、ぐずぐずしていよう」 「帰りの飛行機が飛んでいっちゃうわ」 「それもいいな」 「ふふ。そうね」 「残念ながら明日には止むさ。いや、今日中かもしれない」 「天気予報?」 「いや、これ」 「てるてるぼうず。そんなの、いつ用意したの?」 「夜なべした。リビングのソファは占拠したぞ」 「お父さんって、何でもありね」 「『一途』と『馬鹿』は、ちょっとした綴りの違いなんだ」 「キョン?」 「ああ、すまん。起こしたか?」 「うん、ううん、ああ、そうね」 「どっちだよ?」 「もしかして雨降ってる?」 「ああ。窓から外見ると、水の中にいるみたいだぞ。……調子よくないのか?」 「そうじゃないわ。昔のことを思い出しただけ。……夢を見たんだけどね」 ハルヒは言葉をつづけた。 「小さい頃、溺れたことがあってね。親父が飛びこんで、母さんが人工呼吸してくれたんだって。覚えてるわけじゃないけど」 「……だから、おまえも助けに飛び込んだのか?」 「そうじゃないわ。泳ぎは得意だと思ってたし、そんなことで泳げなくなるのも悔しいから、ちょっとムキになってたこともあるけど。助けたのには理由なんてない。気付いたら、やっちゃってた、って感じね」 「そうか」 「溺れたのは覚えてないけど、その後、自分が謝ったのは鮮明に覚えてる。親父に謝ったのなんて、あんたからしたらバカみたいだと思うかもしれないけど、あれっきりよ」 「……」 「親父があたしの頭にぽんと手を置いて、『間違えたと気付いたら、ごめんなさいと言えばいい。それだけだ』って。どれだけ泣いたか分かんないし、どれだけ謝ったかもわからない。ただ延々と涙が止まらなくて、繰り返し繰り返し『ごめんなさい』って言ってた」 ポットから聞こえる音が変わって、お湯が沸いたことを知らせていた。 二人分のコーヒーを入れて戻ってくると、ハルヒはベッドの端に座って、窓の外を見ていた。 ホテルはこのあたりで一番高い建物で、座ったまま窓から見えるのは雨雲と窓ガラスを叩く水滴だけだった。 「飲むか?」 「ん」 「……あとで、海に行かないか?」 「どうして? 今日みたいな日に行ったって、あるのは砂と水だけよ」 「こっちに来て、まだおまえと泳いでない」 「でも水着も何もないわよ」 「水着どころか傘だってないぞ」 「買いにいく? でも、この土砂降りの中、泳ぐの?」 「泳がなくてもいいさ」 「何しに来たのよ、あたしたち」 「さあな。だが、なんでここにいるかは俺にだって分かる」 「なんでよ?」 「おまえがここにいるからだ」 ハルヒは軽く衝撃を受けたように軽く口を開いて、すぐに、このバカ何を言い出すんだ、という顔になった。 「キザキョン」 はて、おれは何かキザなことを言ったか? おまえが連れてきたから、おれはこんな亜熱帯の島に来たんだろう。 「はあ。わかんないのが、あんたよね。それはもう、よーく知ってるはずなんだけど」 ハルヒは、となりの部屋にいたって聞こえるくらい、大きなため息をついた。 「もう、こうなったら海でも何でも行くわよ!」 「ごちそうさま。おいしかったわ」 「朝からカツカレーはなかったかもしれんが」 「ベッドでとる朝食向きじゃなかったかも。出張中、いつもこんなの食べてるの?」 「海外旅行も7合目くらいになると、急に日本食を食べたくならないか?」 「カツカレーを?」 「よそでまずい寿司なんか食うよりはな。どういう訳だかトンカツよりもうまいと感じる」 「おいしいと思うものを食べる方が、食事は楽しいわ」 「何を食べるかより、誰と食べるかじゃなかったか?」 「時には一人で食事をしなきゃならないこともあるもの」 「それはそうだ」 「故郷を甘美に思う者はまだ嘴の黄色い未熟者である。あらゆる場所を故郷と感じられる者は、すでにかなりの力をたくわえた者である。だが、全世界を異郷と思う者こそ、完璧な人間である」 「なんだ、それ」 「昔の誰かが言った言葉ね、きっと」 「俺のくちばしは黄色いな」 「誰だって、完璧にはほど遠いわ」 「完璧な奴は、どこからも何からも遠い訳か」 「そして誰からも、ね」 「好きなものくらい、好きに食わせろ、だ」 「お腹もふくれたわ。仕事にかかりましょう」 「雨なのにか?」 「雨だからよ。人が少ない方が探しやすいわ」 「母さんだけが分かってることがある気がするんだが。教えてくれないか?」 「そうかしら? 私が思ったのは、意外と簡単なことよ」 「というと?」 「溺れている真似というのは結構難しいわ。何しろ泳げる人相手に嘘をつく訳だから」 「そりゃそうだな」 「ぶっつけ本番では無理だと思わない?」 「なるほど」 「練習するなら、カモになってくれる観光客のいないときにむしろ、やりたくないかしら」 「合点がいった」 「今日は私を信じてみません?」 「いつだって信じてる。出掛けよう」 「で、なんなのよ、このデカイ傘は?」 「ゴルフ用らしいぞ」 「あたしが言ってるのは、そういうことじゃなくて」 「ホテルが貸してくれたんだ。傘なんて、この辺りじゃ売ってないとさ」 「だから、そういう……」 「ゴルフをやる外国人ぐらいしか、この島じゃ傘なんてささないんだと。雨が降ったら街も道も人も濡れる。当たり前じゃないか、と言われた」 「その通りだわ」 「その通りだけどな」 「あんた、泳ぎにいくんじゃないの? どうせ濡れるじゃないの」 「水着も売ってないそうだ」 「この辺りじゃみんな裸で泳ぐ訳?」 「さっきからビービー鳴ってるのは何だ?」 「持たされたケータイよ。電源は切ってあるけど、濡れると救難信号が出るそうよ」 「それくらいの音で周囲に聞こえるのか?」 「ずぶぬれになれば、ワンワン鳴り出すらしいわ。雨くらいじゃ周りも助けようがないでしょ?」 「やっぱり傘があって正解じゃないか」 「音だけなら、ビニール袋にでも入れておけばいいのよ」 「ケータイをか?」 「そう」 「この辺りじゃ、雨の日は、みんな着衣で泳ぐんじゃないのか?」 「どうせ濡れるから?」 「そうだ」 「晴れの日は、大抵トップレスだけどね」 「なんだと?」 「水着の跡が残るように日に焼けるのが嫌なんじゃないの?」 「俺が言ってるのは、そういうことじゃなくてな」 「じゃあ、どういうことよ?」 「……目の毒だ」 「はあ? 毒はあんたの頭にたまってんじゃないの?」 「かあさん、当たりだな。おきびきシスターズだ。雨なのにご苦労なこった」 「あら、ほんと」 「びっくりしてるのか?」 「少しね。あてずっぽですもの」 「母さんのあてずっぽが外れたことなんてあったか?」 「そりゃありますよ。じゃないと、生きていても楽しくないでしょ?」 「人生には他にも楽しいことがいろいろあるぞ」 「そうね。『たとえば?』って聞いていい?」 「もちろん」 「じゃ、たとえば?」 「水泳とか」 「お父さん、泳げたの?」 「海外か、でなきゃ人命救助のとき限定だけどな」 「そういえば、小さい頃ハルが溺れたこと、ありましたね」 「自分の指や腕を無くしても、最初から無かったことにすればいいし、忘れる自信もあるが、女房や娘はそうはいかん。だから、ちょっと本気出したんだ」 「どうして、いつもは本気出さないの?」 「知ってる奴に見られたら、恥ずかしい。あ、水泳の話だぞ」 「わたしも、お父さんとこうして話すのは楽しいわ。これも人生の楽しみのひとつね」 「俺がどういうことを話すかくらい、母さんなら分かるだろ?」 「いい映画やお芝居は、結末が分かっていても、何度見たって、楽しいのよ」 「ちがいない。……車はこの辺りにとめておくか」 「彼女たちがいる波打ち際まで、砂浜を歩いて行くの?」 「うん。なんか、まずいかな?」 「お父さん、遠くからでもすぐ分かる方だから、多分彼女たち、蜘蛛の子散らすように逃げて行くと思うわ」 「悪魔の親父だからなあ。『ハルヒを出せ〜。隠すとためにならんぞ〜』って感じか?」 「うずうずしてる。やってみたいのね?」 「悪役ほどおもしろいもんはないぞ、母さん」 「人生、楽しくって仕方がないって感じね」 「悩み事は、時間と精力があり余ってる若いやつらにまかせよう」 「とりあえず、どうします?」 「やっぱりこの手しかないか」 「何に使うの、このバット?」 「やりたいのは「矢ぶみ」だったんだが、拳銃はそこいらでいくらでも買えるのに、弓矢とか手に入らなくてな。とりあえず、このバットをあいつらの近くまでぶん投げるから、バットに油性マジックでハルヒ宛のメッセージを書いてくれ」 「なんでバットなの?」 「非常識だし目立つだろ。あと重心が端のほうにある長いものは遠心力をその分使えて、より遠くへ投げられるんだ」 「文面はどうします?」 「そうだな。『ハルヒへ、夕刻、この浜で待つ。おまえも女なら一人で来い。親父』でいいだろう。そうそうハルヒはHARUHIと書いといてくれ。でないとシスターズの連中が、あのバカ娘のことだと分からんかもしれん」 察するに、災難だったのは、置き引きの姉妹たちだった。 彼女たちは、この街の路地という路地、水路という水路を知り尽くしていたが、大きな街でたった二人の人間を(たった半日で)捜し出すのは相当な苦労だった。 俺たちを最初に見付けたのは、昔ハルヒが「助けた」このある少女だった。彼女が姉妹たちを呼び、一番小さい女の子が俺たちにバットを差し出した。 ハルヒはそれを左手で受け取った。 「来たわよ、バカ親父。なんか用?」 「よく逃げずに来たな。ご褒美にハンデをやろう。泳ぎで勝負なら、そっちも異存あるまい。但し、俺は「人命救助」じゃないと本気が出せんから、誰かに『溺れる役』を頼むことにしよう。指名はおまえにまかせる」 さすがに悪魔と呼ばれるだけの親父である。罠が何重にも仕掛けてある。 相手に選ばせるように見える個所はすべてまともな選択肢ではない。しかも選択の前提として、一方的な条件が提示されている。選ぶためにはそうした前提を飲まねばならず、普通なら自由意思を発揮できる選択という行為自体が、どちらの選択肢を選んだにせよ選択者を拘束していくのだ。 最後の「おまえにまかせる」も同様にえぐい。その含んだ意味は「まかせる」とは名ばかり、この勝負を受けるなら、危険な目に合う役割をハルヒが選ばなければならないという、命令なき命令、強要なき強要だ。 ハルヒの母さんは、親父さんの言葉を、おきびきシスターズに同時通訳していた。ワンテンポ遅れて、その意味を理解したシスターズたちは激高し、そして二人の少女が前に歩み出た。 ひとりは、ハルヒが「助けた」ことのある、ベテランの「溺れ役」だった。 もうひとりは、ハルヒとシスターズたちの家である船にいたとき、部屋を覗いていた、あの少女だった。 ハルヒの母さんが事情をおれに説明してくれた。 「人見知りらしいの、彼女。だから浜で大人たちの手を引くより、泳ぎがうまくなって、次代の「溺れ役」を目指しているそうよ。今日も先代のあの娘に稽古をつけてもらってたですって」 気付くと、おれも一歩前に出ていた。どう考えても、彼女たちを巻き込む話じゃない。シスターズの義侠心には心打たれるが、その手のものこそ、悪魔親父に狙い打たれるだろう。 ハルヒは前に出た3人を見て、ため息をついた。 「落ちたものね、他人を巻き込まないと勝負もできないなんて」 「ふん、さすがに引っかからんか。頭は冷えたようだな」 「おかげさまでね」 「その目……泣いたか。なるほど、ちっとは見れる面になった訳だ」 「言ってなさい。わかってるだろうけど、ハンデはいらないわよ」 「母さん、風向きが変わった。こりゃ、ひょっとすると、ひょっとするぞ」 「お赤飯なら準備してありますよ」 「だそうだ。思いっきり来い」 「言われなくても!」 勝負は一瞬でついた。それが勝負と呼ぶべきものだったとすれば。 いつもはハルヒのすべての攻撃を受け切ってから動く親父さんが、先に突きを放った。 ハルヒはそれを知っていたかのように左側に倒れながらよけ、親父さんの腕が伸びきったところで、それを鉄棒の要領でつかみ、腕を軸にして一回転した。回転の最中にもハルヒのカカトは、親父さんの顎とみぞおちを打った。親父さんは膝を突き、後ろ向きに倒れた。 「親父、ごめん」 「おいおい、マウント・ポジションとってから言うセリフじゃないぞ」 と言いながら、親父さんはハルヒの打ち降ろす掌打を、残った腕一本で奇跡的にさばいてる。 「あたし、あいつといっしょになる。そして幸せになる」 「まさか、こんな情けない状態で聞くことになるとはなあ。娘の顔とセリフは感動的なのに」 ハルヒは打ち降ろす手は止めないまま、涙を流していた。期待と不安と感謝の気持ちでいっぱいになった、明日の式を控えた花嫁のように。多分、ハルヒと親父さんの間で何かが終わり、また変わろうとしているのだろう。 掌打がひとつ、ふたつ、とクリーン・ヒットした。さすがの親父さんも、表情を歪ませる。 とどめだった。ハルヒの両手が親父さんの側頭部をつかむ。親父さんもこの機会を待っていたのか、ハルヒの手を払うかわりに、ブリッジのため頭の横に手をつく。ハルヒが自分の頭を、親父さんの鼻先に叩きつけた、ように見えた。ハルヒの体重がその瞬間前に移るのに合わせて、親父さんは足を突っ張り脱出をはかろうと目論んでいたのだろう。しかし親父さんの全身から力が抜けた。ハルヒの唇が、親父さんの額に「決まった」ので。 「やれやれ、おでこ、か」 「あ、あたしとしては最大限の努力と妥協の結果よ」 ハルヒは跳ね起きて、ぱっと立ち上がった。 「さあ、敬意は払ったわよ」 「オーケー。それで手を打とう」 親父さんは仰向けに倒れたまま、肩をすくめた。 「あー、もったいねえ。こんないい女に育って他人にやることになるんなら、あの時、死ぬ気で助けるんじゃなかった」 「なによ、それ」 「しかたがないか。思わず飛びこんじまったんだから」 「ツンデレよ、ハル」 ハルヒの母さんが、あの透明な笑顔で笑った。 「お父さん、照れてるのよ」 「母さん、あっさりとどめを刺さないでくれ」 いや、それはここにいる誰もが知ってると思います。 「あー、もったいねえ、もったいねえ」 「うるさいわよ、そこ。もっと他に、先に言うべき言葉があるでしょ?」 「ちぇっ、わかったよ……。ま・い・り・ま・し・た。 ……これでいいか?」 「結構よ……それと」 ハルヒがちらっと俺の方を見た。おれはうなずく。ハルヒもうなずき返す。 「それとね。……ふう、あの、いろいろ、その……ありがとう、お父さん」 その日の夕食は、すばらしいものだった。ハルヒの母さんが「本気」を出したのだ。 「赤飯まで!ほんとに準備してあったんですか?」 「昔の人の知恵って偉いわね。ほら、お手玉。」 「へ?」 「あれの中って、小豆が入ってるの。もち米だとか、蒸すためのせいろとかは、中華街に行くと手に入るし。中華街なら世界中の大抵の都市にあるわ」 「ってことは、お手玉をいつも?」 「旅行って、待ち時間ばっかりでしょ。手を動かすとまぎれる退屈さもあるの。うるさいのが二人もいて、私は退屈しないと思ってた?」 「いや、そんなことは」 「キョン君は、明日みたいにお天気のいい朝を寝坊するのが幸せなタイプね」 「ははは。そうですね」 「ちょっと、キョン!いつまで食べてんのよ! 花火するって言ってあったでしょ!」 いつもの奴が、いつものようにズカズカとやって来た。 「ほらほら」 とハルヒの母さんは笑う。 「もう食べ終えたさ。ちょっと話をしてただけだろ」 「なに、母さんに見とれてたの? 何度もいうけど人妻よ」 「おまえはおれに、あの人と死闘しろっていうのか」 「悪魔の親父よ。手加減しないわよ」 「花火をやろう。その話は、夢に見そうだ」 俺はハルヒの手を引いて、コテージのベランダから、夜の砂浜へ出た。コテージの光が落ち着くくらい暗くなるところまで言って、なにかずるい手で持ち込んだのだろう、火薬の固まりの袋を取り出した。 「あんた、線香花火なんてベタなもの、いきなり出してどうするつもりよ」 「どうするって、火をつける」 「それは最後にするもんでしょ。で、じーっと火の玉を見て、自分のが落ちたらがっかりして、相手のが落ちたらバカにすんの」 「それこそベタだろ」 そして、「家族旅行」の最後の日の朝。 目が覚めると、ベランダにひとり親父さんが残っていた。 「何か、食うか? サンドウィッチなら作れるぞ。あと時間さえあれば大豆から豆腐もつくる」 「親父さんが?」 片手でか? 「人間、不便すると、なんとかするもんだ。実をいうと、ここに作った奴がある。サンドウィッチだけだが、好きなの食え。……母さんの大好物なんだぞ」 親父さんは、トレイを俺の前に置いてくれた。俺はひとつ食い、二つ目に取りかかろうとした。 「うまいです。……あれ、その本?」 「ん?ああ。昔、読んだことがあるんだがな。昨日、置き引きシスターズにもらったんだ。連中は、悪魔がいつも日本語に飢えていると思ってやがる。つまりお供え物って訳だ」 「おもしろいんですか?」 「穴があったら飛び越えて、どこかに走り去りたくなるほどだ。猫マニアのロリコンが、コールド・スリープとタイム・マシンを使って、出会った時には6歳だった女の子を『俺の嫁』にする話だ。今なら発禁ものだな。福島正実入魂の訳だと、こうだ。『もしあたしがそうしたら——そうしたら、あたしをお嫁さんにしてくれる?』。萌えるだろ?」 「ええ、まあ」と俺はあいまいな返事をした。誰だって、この場合、こうするだろ? 「なんだ、つまらん」 俺が乗ってこないのがわかると、親父さんはテーブルの上に本を投げ出した。 「食えるだけ食ったら、ちょっと歩かないか? ここの海もしばらくは見おさめだ」 「また来たいです」 「今度はおまえらが、おれたちを連れて来い。海外でやると余計な奴を呼ばなくていいから、意外に手間も楽らしいぞ。ちなみに俺の兄貴は神主をやってる、本職は教師だが。よくある話だな」 「実家、神社なんですか?」 「俺も資格だけはとったぞ」 絶対にちがう神様のにしようと、この時の俺が硬く誓ったとしても、誰も責められまい。 親父さんと二人、海に添って歩いた。 「あれで腕、折れてなかったんですね」 「途中で手を離しやがったんだ。娘に手加減されるようじゃ、おしまいさ。まあ、いい時期だ。子離れ、親離れ。俺たちにも時間はたっぷりある」 親父さんはにやりと笑って言った。 「ボコられながら、あんなセリフを聞いた親父なんて、世界で俺くらいだぞ。ほんとに、あんな奴でいいのか?」 「はい」 「まあ、どうしようもないバカだが、あれでも大事な娘なんだ。よろしく頼む。……返すといっても、引き取らんぞ」 「はい」 その後、聞いた話をひとつだけ記しておきたい。 いつもはハルヒに先手を取らせる親父さんが、なぜあの時に限って先に動いたのか? 「勝ち急いだんだ。小便に行きたかった」 親父さんがゲラゲラ笑ったので、おれもつられて笑った。この話はこれで終わりにした方がいいという意味だと思ったので、俺は思うところはあったけれど、それ以上聞かなかった。 「まあ、なんといおうと負けは負けだ。そうだろ?」 砂浜をしばらくいくと、二人分の足跡が残っていた。足跡の先には、美しい母親とその娘が歩いていた。おおきな身振りをまじえて、髪をくくった娘の方が何かを熱心に話している。 「ハルヒたちだ」 「キョン君、伏せろ」 親父さんに、いきなり砂浜に押しつけられるように倒された。 「ててっ。……どうして隠れるんですか?」 「あー、つまり……」 親父さんは小さく咳払いした。 「いい絵はな、少し離れて見るのがいいんだ」 そして横を向いて、アヒルの口になる。どこかの誰かにそっくりだ。 「……つぶされて倒れてる俺一人カッコ悪いですね」 「ひがむな。そのうち、おまえの時代が来る」 「……」 「その時がきたらメールででも教えてやる」 * * * * 旅から帰った次の日はもちろん、一日中眠った。 ハルヒからは再三、俺の安眠を妨害するメールや電話が矢のようにかかってきたが。その度、眠そうに対応したせいか、ハルヒの電話の声はいつも怒っていた。 「なんで、あんたは、そんなにグーグー、いつも寝てるのよ! どんなのび太よ! 今のあたしほど、暗記パンとどこでもドアを必要としている人間はいないわね。もちろん食べるのはあんたよ!」 まあ、いつもと、ホンの少し違っているという程度だと、その時は思ったのだが。 「要するに、端的に言い換えて、短く言えば、独り寝がさびしいって言ってんのよ、あたしは! ……げ、親父、なんでそんなとこに立ってんのよ!」 「よお、キョン。時代がきたな!じゃ」 「こら、親父!待ちなさい! キョン、いまのどういう意味? 後でしっかり聞くからね!」 「そのうち」ってのは、早速ですか! というより、帰ってきていきなりですか、親父さん。 電話の向こうで、遠ざかる二人の足音を聞きながら、あの親父さんに一矢報いるためにあいつにまた「逃避行」でも持ちかけたらどうだと、不意に頭を占拠したアイデアを、俺は心の中で両手をクロスしながら、懸命にダメ出しするのに忙しかった。 ーーーおしまいーーー ハルヒと親父3 — 家族旅行プラス1 シリーズ ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その1 ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その2 ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その3 ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その4 ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その5 ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その6 ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その7 ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その8 家族旅行で見る夢は (家族旅行プラス1のスピンアウト作品)
https://w.atwiki.jp/sdvx/pages/1434.html
関連商品/終了イベント 関連作品のうち終了したイベントの頒布物を紹介します。 関連商品/終了イベント第十回博麗神社例大祭収録作品 未収録作品 コミックマーケット83頒布作品音楽作品 同人誌・グッズ等 第十回博麗神社例大祭 収録作品 ※SDVXIIとの企画によりポストカードが配布されるサークル 【】内はサークル番号、太字は新規でSDVXに収録される楽曲が収録される当日の新譜 SOUND HOLIC【A37a】「 幻想★あ・ら・もーど II 」( 情報 ) 「夢 -YUME-」 「東方ぴあのとりお」 IOSYS【A32a】「 げきおこ☆メイガス 」( 情報 ) 「 RoughSketch TOHO WORKS 2007-2012 」( 情報 ) 「 ROCKIN’ON TOUHOU VOL.2 」( 情報 ) 幽閉サテライト【A23b】「 アノ華咲クヤ 」( 情報 ) EastNewSound【A35a】「Auxiliary Brightness the Instrumental」( 情報 ) ALiCE S EMOTION(ゲスト提供:t+pazolite、源屋)【A46a】「 Heart of Eternity 」( 情報 ) Alstroemeria Records(ゲスト提供:かめりあ)【A46b】「DEGENERATE DANCEHALL」( 情報 ) 豚乙女【A42a】「獣道」( 情報 ) 発熱巫女~ず【A49b】「 Lunar Concerto 」( 情報 ) Plutinum Crest(旧:Silver Forest)【A34b】 こなぐすり【A45a】「7-RAGES」( 情報 ) Halozy(当日はDiGITAL WiNG+Halozy)【A43b】「物凄いベスト」( 情報 ) 君の美術館【A48b】「ataraxia2 - 久遠に浮かべた祈りの詩」( 情報 ) CROW S CLAW【A33b】「The Flames Of The Inferno」( 情報 ) 石鹸屋【A25b】「東方ファイブスター」( 情報 ) 舞風-MAIKAZE【A36a】「夢想夏郷2」画集 SYNC.ART S【A45b】「Alternative」 Unlucky Morpheus【A30b】 魂音泉【A42b】「TOS016」( 情報 ) ※それ以外の関連サークル 岸田教団【A25b】「 Surume 」(アノ華咲クヤが収録)( 情報 ) 未収録作品 満福神社【A23a】「幻想万華鏡 紅霧異変の章」前編(サウンドに幽閉サテライトが関わっている) Riverside(ゲスト提供:PHQUASE)【B13a】「幻想郷ライフシンドローム」( 情報 ) ふぉれすとぴれお(ゲスト提供:かめりあ)【B15a】「Remilia」( 情報 ) Diverse System(ゲスト提供:siromaru、t+pazolite)【A44b】「thE4.5」( 情報 ) コミックマーケット83頒布作品 音楽作品 SOUND VOLTEX参加アーティストの冬コミ頒布情報です。 委託情報の詳細などについては、各作品の詳細ページを確認してください。 ※掲載順:参加スペース順 サークル ジャンル 頒布物 参加アーティスト ゲスト提供 参加スペース 備考 にんさつ! NINJASLAYER オシツケ・サウンド・トラック・弐 takamatt 1曲 1日目 東ク05b 委託検討中 かめりあ 1曲 SOUND HOLIC 東方 東方PVD4 SOUND HOLIC 2日目 東A60a Moon Crusher 風神 -FUUJIN- VOL.10 / SWING HOLIC SOUND HOLIC 月見堂 ジャケット提供 Alstroemeria Records 東方 DOMINATED DANCEHALL Masayoshi Minoshima 2日目 東A72a かめりあ 1曲 ALiCE S EMOTiON 東方 Evolution RED REDALiCE 2日目 東A72b RoughSketch 1曲 t+pazolite 1曲 源屋 1曲 fu_mou 1曲 東方 Over Drive REDALiCE t+pazolite ?曲 源屋 ?曲 発熱巫女~ず 東方 Aria of Innocence 発熱巫女~ず 2日目 東A73a FELT 東方 Ground Snow FELT 2日目 東A73b 豚乙女 東方 ひかり 豚乙女 2日目 東A74a 東方猫鍵盤6 豚乙女 PVD オリジナル チェス EastNewSound 東方 Blaze Out the Instrumental EastNewSound 2日目 東A75a 岸田教団&THE明星ロケッツ 東方 ロックンロールラボラトリー 岸田教団&THE明星ロケッツ 2日目 東A83a 委託検討中 幽閉サテライト 東方 濡れた髪に触れられた時 幽閉サテライト 2日目 東A84a COOL CREATE 東方 INST LIKE in STRIKE 東方インストライク ビートまりお 2日目 東A85b ナイト・オブ・ナイツ収録 Halozy 東方 Snow Melody Halozy 2日目 東A88a sound sepher 東方 東方幻奏祀典10"Kalpa" siromaru 1曲 2日目 東ク19b Yu_Asahina 1曲 HEKATONCHEIR BEATS 東方 Far East Collapse Assault siromaru 2日目 東ク37b 委託不明 ネコノツカ 東方 Femt Fiber nora2r 1曲 2日目 東ク38b Rolling Contact 世界樹の迷宮 Wanderings!! ginkiha 1曲 2日目 東ク46a 委託不明 nora2r 1曲 t+pazolite 1曲 Draw the Emotional 東方 Seated With Liquor ゆよゆっぺ 4曲 2日目 東ケ16b こなぐすり 東方 Clustar Amaryillis こなぐすり 2日目 東ケ54b OTOMEKAN-音召缶- 東方 Insane Adversary MUZIK SERVANT 2日目 東コ01b 東方 Sound Domestic Colony MUZIK SERVANT 石川優雅(極東喫茶) ジャケット提供 PROSCIUTTO 東方 SOL ginkiha 1曲 2日目 東コ26b 委託不明 コズミックレコード オリジナル 電波ソング通信部 電撃作戦トルネイド ARM(IOSYS) 2日目 西4企業ブース No254 uno(IOSYS) D.watt(IOSYS) ポヤッチオ オリジナル KEMOLOVE♡ ななひら 3日目 西あ17a かめりあ 1曲 みずは ジャケット提供 オリジナル しぇいきんぐ ななひら かめりあ 1曲 すみじゅん(Halozy) 1曲 H×W ボカロ 人狼村にようこそ ゆちゃP 3日目 西あ24b electro planet オリジナル BPM FxxKER 8#Prince 1曲 3日目 西あ26a Junk 1曲 void 1曲 P*Light 1曲 IDEA+RHYTHM 1曲 RIGHT STUFF × BBR 美少女ゲーム Snowdrop Maozon 1曲 3日目 西あ32a 委託不明 Diverse System オリジナル AD Drum’n Bass Maozon 1曲 3日目 西あ32b N-driver 1曲 オリジナル AD Electronic Dance Maozon 1曲 HARDCORE TANO*C オリジナル SPEED BALL GT Dustboxxxx 1曲 3日目 西あ33a Hommarju 1曲 REDALiCE 1曲 RoughSketch 1曲 t+pazolite 1曲 源屋 1曲 オリジナル RADIANCE DJ Noriken P*Light・8#Prince(八王子P) オリジナル Conclusion Octa 源屋 S2TB Recording オリジナル J-RAVE Nation / S2TB Recording Hommarju 1曲 3日目 西あ33b Masayoshi Minoshima 1曲 Last Note. ボカロ first trip Last Note. 3日目 西あ34b 委託予定 あすかそろまにゃーず オリジナル 空中さんぽ そらる 3日目 西あ42b 委託予定 twinkledisc ボカロ じゃむぱん・じゃぱん・つあー! Dios/シグナルP 1曲 3日目 西あ62ab HIGEDRIVER ボカロ MOtOLOiD presents Choremix baker 1曲 3日目 西い01b 委託不明 マチゲリータ 1曲 無力P 1曲 ヒゲドライバー 2曲 オリジナル 東京ソーダ ヒゲドライバー マケッツ団 ボカロ 月の詩 II - ツキノウタ - azuma 1曲 3日目 西え01a かめりあ 1曲 yanagi 1曲 デッドボールP ボカロ Dead Ball Project vol.6 デッドボールP 3日目 西え09ab 委託不明 ぐうのねサウンズ ボカロ Party Junkie かめりあ 3曲 3日目 西え26a VIVI10Station オリジナル QUEST otetsu 3日目 西け19b じん ゆうゆ 灯油 KLAMNOP オリジナル KOTOBUKI EP Yu_Asahina 1曲 3日目 西く28a Studio YKK 東方 to Desire ginkiha 1曲 3日目 西く44b Massive Circlez オリジナル Future Massive Androidz Hommarju 1曲 3日目 西け29a RoughSketch 1曲 en;Dolphin Records オリジナル Eternal Dark Madness Daisuke Ohnuma(D.F.K. Soundsystem) 1曲 3日目 西け35a 天竺レーベル オリジナル Mythos 甘露アメ 倉田消磁 1曲 3日目 西け41a Degaussr名義 ボカロ iMagination Daisuke Ohnuma(D.F.K. Soundsystem) 委託不明 SKETCH UP! Rec. オリジナル First Date DJ Noriken 1曲 3日目 西こ01b siromaru 1曲 無力P 1曲 Primrose Records オリジナル Hardcore LiberaLism Null DJ Noriken 1曲 3日目 西こ03a Japanese Stream Hardcore オリジナル BREAKING THE RULES RoughSketch 3日目 西こ04b クセモノレコーズ オリジナル ShandyBass かめりあ 1曲 3日目 西こ07b LC AZE 東方 effulgent SiGN Junk 1曲 3日目 西こ09a C.H.S オリジナル Voltage Ignition BlackY 1曲 3日目 西こ10a C-Show 1曲 Daisuke Ohnuma(D.F.K. Soundsystem) 1曲 Junk 1曲 kamome sano 1曲 PHQUASE 1曲 t+pazolite 1曲 void 1曲 Yu_Asahina 1曲 かめりあ 1曲 源屋 1曲 かぶと山 ジャケット提供 Lick Dom Records P4U Pain 4 me C-Show 3日目 西み11a 委託不明 IOSYS 東方 >TOHO EDM< D.watt ? uno ARM EXIT TUNES 企業 Fortuna / Another Infinity feat.Mayumi Morinaga Ryu☆ 1曲 西4企業ブース No323 虎の穴 企業 東方魔法少女 アルティメット☆れいむ 豚乙女 1曲 企業ブース422 FELT 1曲 幽閉サテライト 1曲 かめりあ 2曲 編曲参加 EastNewSound 1曲 SOUND HOLIC 1曲 めらみぽっぷ 1曲 Foreground Eclipse名義 同人誌・グッズ等 ※男性向けの頒布物に関しては、リンク先がR18のため、閲覧注意 サークル ジャンル 頒布物 アーティスト 参加スペース 備考 PARANOIA SDVX PULSE LASER ICカードドレスステッカー Litbi 1日目 東シ50a 鉄道 L34.5 -山手線写真集 34.5kmの軌跡 Litbi 1日目 東シ50a アンソロジー写真集 春日郷想 東方 honey and clover club culotte 2日目 東カ09a S Discantus UGUME 2日目 東ケ27b 奴は仮名・PURE 東方 Crockwork 晩杯あきら 2日目 東シ04ab フルカラーイラスト本 P-MANS ミユキルリア 2日目 東シ13b ゆにきゅう 男性向け 昨夜も咲夜とスイートで! ※ 楽人 (unique) 2日目 東ソ30b 鈴の都 男性向け 牧場アンソロジー【濃厚牧場しぼり】 ※ 倉田消磁 2日目 東パ30b ロゴとマンガ参加 cradle 男性向け 本&グッズセット ※ 深崎暮人 3日目 東A05a trickster.jam 男性向け tamajam 3日目 東E59b 北原工房。 ゆるゆり AKARI*EXPLODE! 北原朋萌。 3日目 東K23b ぐるり堂 男性向け えろねこさんトリロジー カントゴールド ※ みずは 3日目 東オ50b ゲスト 樹人 ゲスト U+pia 男性向け SAOのアスナ&リズの男性向け本 ※ 瑞葉ゆう 3日目 東ト45a 特になし 男性向け 男性向けCG集 その他 ※ うそ太郎 3日目 東ロ25b hey you! ボカロ ボカロ本&グッズ のん 3日目 西あ64b ODESSA ボカロ アンダンテ Dixie Flatline 3日目 西あ71a 文章参加 FAULHEIT ボカロ FAULHEIT GUMI COLLECTION おはぎ(FAULHEIT) 3日目 西え02a GUMIイラスト本 m*8 オリジナル Graffiti s2 はちぷよ 3日目 西お18b Wisteria Way オリジナル モンスターイラスト本、グッズ等 Xion 3日目 西は15b SORAHATE オリジナル キトノヨロズ2 樹人 3日目 西ゆ02a フルカラーイラスト本 画展 オリジナル いつの間に好感ニッキー その2 モタ 3日目 西れ12a イラスト 樹人 ゲスト STUDIO S.D.T. SAO SAO壁紙まとめCG集とオマケ本 uki 3日目 西れ13a 4HANDS オリジナル Pixel Philia 6 Nidy-2D- 3日目 西れ16b イラスト集 m.m.m. オリジナル n1n0!! Kazuya Nino tribute illust book モタ 3日目 西れ19ab イラスト I.S.W Designing オリジナル ILL×ASSIETTE2 モタ 3日目 西れ70b イラストカット EXIT TUNES 企業 歌い手トラベルグッズセット ぐるたみん 西4企業ブース No323 しゃむおん 赤飯 灯油 exit tunes presents MAYU illust collection Litbi 西4企業ブース No323 公式イラスト画集 cosMo@暴走P 虎の穴 企業 東方Project本グッズ等 Nidy-2D- 企業ブース422 ゲストイラスト 樹人 ゲストイラスト 晩杯あきら ゲストイラスト すみっこソフト 企業 すみっこちゃん抱き枕 モタ 企業ブース638 抱き枕イラスト