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anko0202 アントクアリウムでゆっくり 【挿絵】 anko0203 1人は みんなのために anko0204 ゆっくりぷくーしていってね! 【挿絵】 anko0205 れいむとまりさがだーい好き!! 【挿絵】 anko0206 ゲスとかレイパーとかでいぶとか、みんな死ねばイイのに anko0207 数は罪 数は暴力 数は罰 上 anko0209 れいむ視点と人間視点 anko0210 俺の嫁ゆっくり anko0211ある日の加工場の一幕 2 anko0212 それをしてはいけないわけ 【挿絵】 anko0213 れいむの失敗 anko0214 つむりはとってもゆっくりできるんだよ! 【挿絵】 anko0215 真夏はゆっくりできるね 【挿絵】 anko0216 割とどうでもいい話 anko0217 ゆっくりのみるゆめ anko0218 おまえはなにもわかっちゃいない anko0219 ゆっくりにあったこわいはなし anko0220 ゆうかりんのご奉仕授業 【挿絵】 anko0221 おまえはなにもわかっちゃくれない anko0223 ぼくはぼくをわかっちゃいない anko0224 夏の公園にて anko0225 雨さんはゆっくりしてるね anko0227 陰口 anko0228 ここはみんなのおうち宣言 anko0229 鞭打 anko0231 守るべきもの anko0232 ゆっくりみわけてね! anko0233 ぐずはきらいだよ! anko0234 モンスターゆアレント 【挿絵】 anko0235 竜巻さんでゆっくりしようね anko0236 糞饅頭 anko0237 ゆっくりに選ばせる青年 anko0238 ぱちゅりおばさんの事件簿 anko0239 虐待派不虐待日記 anko0240 ユグルイ その1 anko0241 寄生生物とゆっくり anko0242 春の恵みさんでゆっくりするよ anko0245 ユグルイ その2 anko0246 バトルゆ虐! anko0247 かわいいおちびちゃん 【挿絵】 anko0248 お姉さんのまりさ飼育日記 anko0249 ゆっくり繁殖していってね! anko0250 ちぇんの素晴らしきゆん生 【挿絵】 anko0251 ユグルイ その3 anko0252 ゲス愛で派 anko0253 相棒 anko0254 おんもでゆっくりしよう!① anko0255 とてもゆっくりした蛇口 anko0256 ユグルイ その4 anko0257 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ anko0258 やめられない虐殺 anko0259 ゆっくりちるのの生態(前編) anko0260 人間の畑だと説得してみよう anko0261 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい anko0262 にんげんさんはゆっくりできない anko0263 ゆっくりばけてでるよ! anko0264 ゆっくりばけてでるよ!後日談 anko0265 どすすぱーくをうつよ! anko0266 ミント anko0267 ケツ anko0268 選ばれしゆっくり anko0269 台風さんでゆっくりしたいよ 【挿絵】 anko0270 頭でなく心に訴える anko0271 ユグルイ その5 anko0272 もうわからない anko0273 子まりさはゆっくりできない anko0274 屠殺 anko0275 長寿と繁栄を・・・前編 anko0276 おんもでゆっくりしよう!2 anko0277 おいまりさ、涙の味はおいしいか? anko0278 ゆうかの花 anko0279 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 anko0280 数は罪 数は暴力 数は罰 中 anko0281 それでもゆっくりは畑を守る 【挿絵】 anko0283 ゆっくりたねをまいてね! 【挿絵】 anko0284 長寿と繁栄を・・・後編 anko0285 ゆっくりはじけてね! 【挿絵】 anko0286 そして家族の崩壊 【挿絵】 anko0287 まりさのだいじな anko0288 餡小話の感想れいむ・その後 anko0289 末っ子れいむの帰還 anko0290 町の赤ゆの生きる道 【挿絵】 anko0291 ゆっくりせいいをみせてね! anko0292 ゆっくり見ていってね anko0293 ゆっくりした教育 anko0294 ぱちゅりーのお話 第1話 anko0295 むかしなつかしゆーどろ遊び 【挿絵】 anko0296 下卑た快感 anko0297 制裁は誰がために 【挿絵】 anko0298 ルームランナー 【挿絵】
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俺は虐待鬼威参、突然だがこんな俺にも彼女が出来た。 趣味も価値観もぴったり、今度プロポーズする予定なんだが…… ゆっくりをテーマにプロポーズするなんて言ってしまって猛烈に困っている。 もちろん彼女もゆっくりは好きだ、苛めたくなるほどに。 ただ、どうやってプロポーズにゆっくりを取り入れたらいいのか、ない頭を絞って考える。 「ゆぎぎぎぃぃぃぃ!でいぶをじぼらないでぇぇぇぇぇ!!」 「はー」 出るのはため息ばかりなり。 あほな事言わなきゃよかったかな? まあ、あれこれ悩んでも仕方ない、色々やってみるか。 「俺の気持ちです、受け取ってください!!」 「ゆゆっ?!なんなのぜこのくそばばあは?まりささまのどれいこうほなのぜ?」 「……………」ビキッ! 「しかたないのぜ!くそばばあはきょうからまりささまのd」グチャッ! 「なぜだあぁぁぁぁ!」 「……くそばばあって言われて気分良い訳ないでしょ?」 「くっ」 「給料の3か月分です」 「あみゃあみゃもっちぇきょい!くちょどりぇい!」 「………」ブチッ! 「これもだめか?!」 「…あんたの給料3か月分はこの1匹の赤ゆなの?」 「うけるとおもったのにぃぃぃぃぃ!!!」 俺は泣いて走り去る。 「………まあ、おもしろかったけど…」 「お代官様、お納めください子ゆっくりの詰め合わせです。」 『ゆっくりしていってね!!』キリッ×12 「越後屋、何か間違っておるぞ?」グチャッ×12 「お届け物です!」 「ゆゆゆっ?なんn」バーンッ!! 「…プレゼントから離れなさい、なんかおかしな方向に走ってきてるし…」 「…むぅ」 「俺、このドスを倒したら帰ってお前と結婚するんだ!」 ユッ!ドスハナニモワルイコトハシテナイヨ! 「あんたじゃ無理よ、止めときなさい」ドガッ! ユベボッ!! ?!!ドス!ドス!シッカリシテェェェェェェェェェ!!!! 「…………強いな(汗……」 「お前のために、この町の野良ゆを全部駆除するぜ!」 「それ、無理だから!それにそんな事したら楽しみが減るでしょ?」 「…うむぅ」 …ここまで来て手詰まりか?俺は何も出来ないのか?! そう絶望していたところだったが、一筋の希望が見えてきた。 そうだ、まだあれがある!思い立ったら即行動だ! 「おれのぉぉぉぉぉ!きもちをぉぉぉぉぉぉ!!」 俺のスピードは加速する、思いをのせて加速する。 「うけとれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 そういって大きく振りかぶる。 そう、これは古来から言われてきた言葉だ。 「ゆっくりぃぃぃぃ!バスタァァァァァァ!!」 そう叫ぶと、大きめのまりさを彼女めがけて放り投げる。 「おぞらおぉぉぉぉぉとんでるみだぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいい!!」 こんな時にも律儀な奴だ。 「?!」バーーン!!グジャ! 「よし!」 成功だ、まりさは見事に彼女に命中、当たって砕けたのだ。 「………」プルプルプル! 餡子まみれになった彼女が震えている、感極まったのか?俺の思いは届いたのか? そんな事を考えていると… 「このぉぉ!おおばかもんんんんんnnnn!!!」 バキッ!!!! 「あら?」 瞬間、俺は宙を舞っていた。 「おそらをとんでるみたーい!」 嗚呼、愛が痛い。 完 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション
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『ああ、無情。』 5KB 虐待 番い 赤ゆ 現代 虐待人間 台詞は一切無し。 ・虐 ・一切の台詞なし ・短いです れいむは逃げている。 ゆっくりできないにんげんさんから逃げている。 どうしてこうなったのだろう?どうしてこんなことをするんだろう? 自問自答の繰り返し。答えはでない。 れいむは野良ゆっくりだった。 生まれた時から野良で、生まれた時から苦しい生活を送ってきた。 それは慣れしまうとまだ辛い事ではなかったし、何より家族がいたからゆっくりできた。 でもそれも今さっき崩れた。にんげんさんがれいむたちを捕まえに来たのだった。 れいむには理解できない。自分たちは別に何もしていない。 にんげんさんの家に入った事も、ましてやにんげんさんに会ったことすられいむには無かったのだから。 しかし人間は違う。人間はゆっくりの識別などつかない。ゆっくりはみな同じ。 たとえその固体が何かしたわけでないにしても、似たものが何かをすればほかも一緒である。 だが、れいむたち一家を襲った悲劇は、別に駆除などを理由としたものではなかった。 れいむは見た。母に命がけで逃がされた時に父を甚振っていたにんげんさんの顔を。 れいむは見た。悪魔のような行為を笑顔で行うにんげんさんの顔を。 れいむは見た。歯が折れ、皮が破れ、口が裂けて涙と糞尿をたらす父を笑うにんげんさんの顔を。 怖かった。怖くて動けなかった。母が叫んで突き飛ばさなければ、父と同じ目にあっていただろう。 うしろを振り向けない。父の悲痛な叫び声がれいむの体を強張らせ、涙を流させ、足を止めそうにさせる。 けれども振り向けない。ここでとまれば、ここで戻れば、母の行動は意味を成さなくなる。 自分たちを犠牲にしてでも自分を助けようとした母の愛が無駄になってしまう。 れいむたちはにんげんさんには勝てない。絶対勝てない。わかってる。わかってても父と母にんげんさんに挑んだ。 れいむを助けるために。れいむを逃がすために。 だかられいむは振り向かずに全力で飛ぶ。今までこんなに全力で、こんなに長く飛んだことは無い。 少しでも早く、少しで遠くに逃げる。その一心で跳ねた。 ―――母の悲鳴が聞こえた。 戻りたくなる。母を助けたくなる。無謀だと思っても、唯一の肉親。助けたくないわけが無い。 だが戻れない。戻ってはいけない。 父の罵声が聞こえる。 鈍い音とともに父の言葉が途切れる。 母が父を呼ぶ。母が父の名を叫ぶ。 地面にたたきつける音が聞こえる。 同時に母の鈍った声が聞こえた 二人のくぐもった声が聞こえる。 また鈍い音がする。 父は声にならない悲鳴をあげている。 あんな父の声、聞いたことが無い。勇敢で優しくて、とてもゆっくりした父が、今では―――。 母の声は聞くに堪えないほど濁っている。 もうおうたも歌えないだろう。もう優しい声でれいむとお喋りすることも―――。 逃げる。 逃げる。 逃げる。 逃げる。 もうどれだけ跳ねただろう。 父と母の声も、ついさっきした何かが潰れる音以降聞こえない。 大分離れたらしい。 れいむの体も限界を超えていた。れいむは足を止める。 振り返りたくは無い。 しかし確認しなければならない。 どれだけ離れたかがわからなければ安心もできない。 振り返ったれいむは――― ―――にんげんさんから逃げ切れなかった事を知った。 なんてことはない。 れいむは赤ゆっくりなのだ。 栄養状態も良いわけではない環境。 生きるため程度しか栄養が取れていないれいむは、体が赤ゆっくりからたいして変わっていなかった。 そんな小さな体でどれだけ跳ねても、数分程度で巨利をとることなど出来るわけが無い。 結局、れいむが進んだ距離は2mにも満たなかった。 当たり前だ。一度の跳躍で動ける距離はたった数cm。 しかも体が小さいがために一度跳ねるごとにどんなに急いでも数秒立ち止まってしまう。 逃げられるわけも無かった。 父と母の決死の覚悟も、結局無駄になってしまった。 れいむは見た。 自分のほぼ目の前で、飾り以外まったく原形をとどめていないぐちゃぐちゃな両親を。 れいむは見た。 その両親の死体を踏み躙りながら笑っているにんげんさんを。 れいむいは見た。 にんげんさんの、れいむにむける、その、悪意に満ちた、笑顔、を。 青年は今日も人気の無い路地を行く。 ゆっくりを見つけるためだ。 昨日の家族は傑作だった。 子供を逃がして自分が盾になったのは素晴らしかったのだが。 止めをさす前に、勝ち誇った顔で子供を逃がせたことを喜んでいたの見た時は死ぬかと思った。 笑いがこみ上げてたまらない。 子供の大きさを考えていなかったのか、そんな余裕が無かったのか。 踏み潰す前に自分たちの子供をみせてやると、途端に顔色を変えた。 その絶望しきった顔は青年にとって素晴らしいごちそうとなる。 自らの行動がまったく役に立たなかったことが悔しいのだろう。 そんな顔のまま、青年を見上げたその親は踏み潰された後まで青年の大好きな表情で死んだ。 そして、逃げ切ったと思って振り返った赤ゆっくりも、青年を見た時絶望した。 青年はたまらなかった。 安堵を得ようと振り向いたのに絶望を直視する羽目になったあの表情。 青年はそのれいむをじわりじわりと握りつぶした。 絶望に彩られたその表情のまま、死にたくないと叫びながら爆ぜたれいむ。 青年の心はとても満たされていた。 青年は今日もまた、人気の無い路地を行く。 ゆっくりを見つけるために。 ~終~ 作 anko1241 ゆっくり教材Vol.1『野良に憧れるれいむ』 anko1257 ゆっくり教材Vol.2『大人になれないまりさ』 anko1272 ゆっくり教材Vol.3『ゆっくりありすの注意点』 anko2390 ゆっくり教材Vol.4『ゆっくりぱちゅりーの弱さ』 anko1246 特集『ゆっくりに脅かされる農家』 anko2421 生きてるのは知ってるけどそれが何か? anko2426 ゆっくり研究所
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当然の結末 20KB 虐待-凄惨 制裁 悲劇 飼いゆ ゲス 現代 虐待人間 ぺにまむ 前作は今回の燃料です *続きものの4作目です *『ふたば系ゆっくりいじめ 542 れいむのゆっくりを鬼意山にささぐ』と 『ふたば系ゆっくりいじめ 579 残酷な夜にれいむの叫びは鬼意山に届かない』と 『ふたば系ゆっくりいじめ 607 ゆっくりキャッスル』と 『ふたば系ゆっくりいじめ 627 美しきゆっくりプレイス』の続きものです *一応、前作を読まなくても大丈夫ですが、登場人物・登場ゆん物の把握のために読んでくれると助かります *私のような、駆けだしの泡沫SS書きのコメント欄が凄いことになっていてビックリ(苦笑)まさにフルボッコorz 金ゲスのクライマックスなので、お気に召すかはわかりませんが、前作の分もすっきりーしていってください。 作・もっちもちあき 俺は家に向かい、車を走らせる。 後ろからは、「ゆんゆん」と泣きながら呻く声が聞こえてくる。 (まさか生きているとはな) てっきり、山で駆除されたと思っていた。 なんか色々あったようで、ありすだの、まりさだの、おちびちゃんだのうわ言が絶えない。 家に着く。 オレンジジュースが効いたのか、少しは良くなっている。(相変わらず、でたらめな奴らだ) ただ、まむまむだけは、執拗に潰されており治りそうにない。 (まあ、去勢したと思えばいいか) 俺にはこいつの身体のことは関係ない。 重要(面白そう)なのは、こいつの冒険(笑)の方だ。 そうとう、酷い目にあったのだろう。起き上がる気力が無いらしい。 口をガムテープで塞ぎ、麻袋に入れて、小脇にかかえて家の中に運ぶ。 「ゆ!おにいさん!ゆっくりおかえりなさい!」 銅れいむだ。 いちいち出てこなくていいというが、どうしても「おかえり」が言いたいらしい。 「ゆ?そのふくろさんはなあに?」 (ゆーゆー!おかーさん!れいむだよ!れいむだよ!) もそもそ 「気にすんな。それより早く戻れ」 「ゆっくりりかいしたよ。ゆっくりもどるよ」 銅れいむが居間へと戻っていく。 次女れいむは母親に会いたくて、袋から出ようともがいている。 しかし、俺は袋からは出さず、次女れいむを抱えたまま2階へ行く。 銅れいむたちは基本的に言いつけには決して反しないので、今は家の中を自由に使わせている。 さらに、庭の掃除とかもするくらいで、近所でも知られつつあるくらいだ。 ただ、2階にだけはあがることを一切禁じている。 大事なものを保管することも、理由の一つだが、もっと別の意味もある。 俺は、虐待大好き鬼意山だ。 2階にはガキの頃、習わされたピアノ部屋がある。 防音を強化し、窓を無くし、ゆ虐部屋にしている。 このゆ虐部屋には、録画用ビデオも完備してある。 ここには、洞窟で野生の群れゆっくりをヒャッハーしたときに、三女れいむに出来た赤ゆもいる。 2匹の赤れいむと1匹の赤ちぇん。 こいつらをゆ虐用にするのは、対して手間取らなかった。 ~回想中~ 「で、どうするよ。これ」 俺は、4匹の実ゆが実った茎をどうするか、三女れいむに聞く。 いや、聞くだけで、決定権は俺にあるんだけど。 「ゆううぅぅ…」 歯切れが悪い。 「やっぱり、強制すっきりーで出来た子はいらないよな」 「それはあるよ…。でも、じぶんだってそうだから、ふくざつだよ…」 なるほどな。 「うまれてくるこに、つみはないよ。おかーさんもこそだててつだうよ」 銅れいむが横から口を挟む。 「勝手なことを言うな。こいつらを養うのは俺だ」 「ゆう…。おにーさん、でも…」 「ちぇん1匹なら、許可してやろう。どうする?」 三女れいむも、れいぷされたちぇん似の子供なら嫌だと言うと思ったが、 「そのこを、ゆっくりしたこにそだてるよ」 こいつら、母性(苦笑)が半端無いな。 そういうわけで、生まれた後、1匹の子ちぇんだけを三女れいむに残し、残りの3匹をゆ虐部屋に運んだ。 「ゆ、わきゃるよー。ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!」 「おちびちゃん、おかーさんだよ。ゆっくりしていってね」 ~回想終わり~ で、この3匹の赤ゆは俺のストレス解消グッズになった訳だ。 透明の水槽に入れてある赤ゆに近づくと、 「「「ゆんやあああああああ!!!おにーしゃんはゆっくちできにゃくちぇ、きょわいよううううう!!!」」」 ああー、イライラするなー。 いつものように、縫い針をつまむと、赤ゆにプスプス刺して遊ぶ。 「いぢゃいいいいいいいい!!!わぎゃらにゃいよおおおおおおおおおおお!!!」 「おきゃーしゃーん!!れいみゅ、もうおうちかえりゅうううううううううう!!!!!」 たーのーしーいー。 おっと、楽しすぎてこいつのことを忘れるところだった。 麻袋から次女れいむを出す。 「ゆ!ゆうう、おにーさん、おねがいだから、おかーさんにあわせてね!あと、そのこたちをいじめないでね!」 「それより、何があったのか説明しろ。それからだ」 「ゆうぅぅ…」 ゆっくりの説明なので理解するのは大変だが、だいたいの事は分かった。 自立(笑)した後、まりさとゆっくりプレイスで暮らしていたら、ありすとぱちゅりーが来て、お友達になったが、 ゆっくりできない人間さんにありすたちとおちびちゃんの大半を永遠にゆっくりさせられてしまう。 まりさと、生き延びたおちびちゃんと、やさしい人間さんと暮らしていたが、 金ゲスに何度も強制すっきりーをさせられ、さらに、おにいさんに家族全員潰され、まむまむを破壊させられたということだ。 (金ゲス…?) 愛であきの飼っているあいつらか。 本当にあれだな。あの頃よりも、より醜悪で狡猾になっているのか。 「お前の治療が先だ。治療が終わったら、会わせてやる」 俺は、次女れいむの処遇を決めかねて、適当なことを言い、結論を先延ばしにする。 「おにいさん、おねがいがあるよ」 「何だ」 「このこたちに、おかーさんやおとーさんがいないなら、れいむがゆっくりそだてたいよ」 んー、まあいいか。ストレスためられて変なことされても困るし。 「いいぞ。ただし、この部屋からは出られないからな」 「ゆっくりりかいしたよ…」 俺は、鍵を閉めて部屋を出た。 翌日、来客があった。 (おいおい、昨日金ゲスのガキを届けに行った家の奴じゃないか) 「何か?」 「すみませんが、こいつらを預かるのを変わってください」 手元には段ボール。 中を見ると、眠っている金ゲス一家。 「はあ?何で?」 「私には無理です。ゆっくりを見ると無性に潰したくなるんです。昨日もこいつらの家族ごっこ見て、我慢するのに必死でした」 (なんだかなあ…) 「ムカつくんですよ、ゆっくり。言葉なんて、しょせん鳴き声なのに…」 「あーあー、もういいんで、それ置いて帰ってね」 面倒くさそうな奴だったので、とっととお引き取り願う。 それよりも、手元の段ボールの中身が俺をワクワクさせる。 (ひさしぶりだぜ、金糞袋ども、ククク…) 家の前では、銅れいむと長女れいむが小さなほうきでお掃除している。 「おや、れいむちゃん。きょうも偉いねぇ」 近所のおばさんが、話しかけている。 「ゆっくりしていってね!おにいさんのためだから、れいむたちそうじがんばるよ」 それを帰り際に、にがにがしそうに一瞥し、加工所お兄さんは帰っていった。 2階のゆ虐部屋に金ゲス一家を運ぶ。 「おにーさん?」 「ゆぴいい!?おにーさんだあああ!」 「だいじょうぶだよ、おちびちゃんたち!」 次女れいむと赤ゆどもが何かわめいている。それは気にせず、 「お前、金ゲスどもは憎いか?」 次女れいむに答えの100パーセント分かった質問をする。 「にくいよ…。にくいにきまっているよ。やつらはゆっくりできないよ。ゆるせないよ!」 「ゆ?おかーしゃん?」 次女れいむは、こいつらに自分が母親だと言っているようだ。 まあ、まむまむが潰されて、もう自分では子供産めないもんなぁ。 「しばらく、こいつらと暮らしてもらう」 「ゆ?こいつら?」 箱から、金ゲス一家を取り出す。ったく、いつまで寝てんだか。 「おにーさん、こいつら、きんげすだよ…」 「そうだ、まあ、適当にやってくれ」 俺は、ゆ虐部屋を出て1階に降りる。 「おにいさん、おそうじゆっくりおわったよ。つぎは、ゆっくりまどふきするね」 窓ふき、ねえ。ほとんど下の方しか拭けないけどな。 「窓拭くくらいなら、テーブル拭いてくれ」 「ゆっくりりかいしたよ。てーぶるさん、ゆっくりふくね」 俺は、雑巾を銅れいむに咥えさせてテーブルに乗せた。 「ゆ♪ゆ♪ゆっくりのひ~♪まったりのひ~♪」 銅れいむが、歌いながらテーブルを拭く。 「ゆゆ~ん。おかーさんのおうたは、とってもゆっくりしているよ~」 長女れいむも、床を拭いている。 「ゆ、ゆ、ゆっくりふくよ」 2階のゆ虐部屋と違い、1階はいたって平和だ。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 目の前に金ゲスがいる。 自分に強制すっきりーを何度もした、憎き金ゲスが。 愛するまりさの目の前で犯されることは筆舌に尽くしがたい苦痛だった。 いっそ、潰された方がマシだと思うほどに。 子供たちが、ゆん質でなければ、命がけで抵抗していただろう。 (ゆぎいいいいいいいい!!!!!!きんげすは、ゆっくりせずにしね!!!きんげすは、ゆっくりせずにしね!!!) 怒りで、餡子が沸騰しそうだった。 金まりさの下卑た声が脳内で再生される。 『おまえは、きんばっちでゆうしゅうなまりさとありすの、あかちゃんあんこべんじょさんにしてやるから、ありがたくおもうのぜ』 (これは、まりさのいたみ!!) まだ、寝ている金まりさに次女れいむは猛然と体当たりをかます。 「ゆぐ?!いぢゃいいい!!なんなのお”お”!!」 金まりさが、痛みで目が覚める。 その声で、金ありすと金子ありすも目覚める。 「なんなのー!ひめいさんはゆっくりできないわー!」 「とかいはじゃにゃいー!」 「れいむは、おこってるんだよ!!」 次女れいむは次に猛然と金ありすに体当たり。 まだ、目覚めたばかりの金ありすも無防備に体当たりをくらう。 「ごの、いながものお”お”ー!!」 痛みに転げまわる金ゲス。次女れいむは追撃態勢に入る。 「やめちぇにぇ!おかーしゃんとおとーしゃんか、いちゃぎゃってるわ!」 金ゲスの子が止めに入る。 それを見て、一瞬ためらってしまう。 これが、仇となり、金まりさが3匹のおちびちゃんをゆん質にとる。 「ゆっへっへ。こいつらをゆっくり助けたければ、やめるのぜ」 (ゆうぅ、れいむはばかだよ…。また、おなじみすしちゃったよ…) 「まったく、だれかとおもえば、げすのあかちゃんあんこべんじょさんれいむじゃない」 「なんで、こんなとこにいるのぜ?」 2匹は今いる場所を不思議がるが、 「まあ、いいのぜ。また、すっきりーしてやるのぜ」 「んほおおおおおおおおお!!!そそるわぁ!」 2匹が、じりじりとにじり寄る。 「にゃにちてるの、おとーしゃん!おかーしゃん!ゆんじちにゃんて、とかいはじゃにゃいわ!」 金ゲスの子ありすが2匹を制止する。 「いいんだぜ。こいつらは、ばっちもない、のらもどきなのぜ」 「なにいっちぇるにょ!しょういうこちょしゅるのは、げしゅだって、ゆっくちしゅくーるのしぇんしぇいがいってちゃよ!」 「きんばっちで、ゆうしゅうなおやに、さからうのはわるいこなのぜ!」 (いまがちゃんすだよ) ドカッ! 「ゆべえええええ!!」 子供と言い合う金まりさに一撃をかまし、次女れいむは、この隙におちびちゃんを奪還する。 「もう、おちびちゃんはわたさないよ!れいむたちをいじめたつみ、ゆっくりせずにしんでつぐなってね!」 「ゆぎぎぎぎ!まりさは、きんばっちでこうきゅうなのぜええ!ばっちなしは、ゆっくりふくじゅうするのがとうぜんなのぜええ!」 歯ぎしりしながら、すごい形相で睨んでくる金まりさ。 「もうやめちぇにぇ!けんかは、とかいはじゃにゃいわ!」 親を必死で止めようとする、金子ありす。 「はーい、そこまでー!!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 俺は、金ゲスと次女れいむのやりとりの一部始終をモニターで見ていた。 (まあ、こんなところだろう) しっかり録画済みだ。 「「ゆぎゃあああああ!!!!!!ゆっくりできないじじいだああああああああ!!!!!」」 「俺のおうちへようこそ」 「「どぼじでじじいのおうちにいるのおおおおおおおお!!!!!」」 いくら、防音でもさすがにうるさい。 「いいかげんにしろ。クソガキ潰すぞ」 「ゆ、ゆう、めであきおにいさんがだまっていないのぜ…」 ほう、まだそんなこと言うか。 「お前らの言動は全て、録画済みだ。愛であきに見せてもいいんだな?あーあ、捨てられるなぁ」 金ゲスどもは観念したようで、騒ぐのをやめる。 「おにいさん、きんげすをいためつけたいよ」 次女れいむが言う。 「まあ、待て。とりあえず飯の時間だ」 俺は、次女れいむ一家にゆっくりフードを与える。 「まりささまたちも、ゆっくりたべるんだぜ」 金ゲス一家もご飯に近づく。 俺は、金まりさを蹴飛ばす。 「なにずるのおおー!!!」 「お前らの飯は別だ」 金ゲス一家を段ボールに入れ、家を出る。 着いた場所は公園だ。 金ゲス一家を段ボールから出す。 「ゆ?ごはんさんは、どこなのぜ?」 「飯は通りすがりの人間から貰え」 「「ゆううう?」」 金ゲスは、さっぱり意味が分からないという顔をしている。 「ちなみに、言っていい言葉は『あまあまちょうだいね、たくさんでいいよ』だけだ」 「なにいってるのお!そんな、いなかものまるだしのせりふで、もらえるわけないでしょぉぉ!!」 「別の言葉を言ったら、ガキは潰す。いいな?」 愕然とした顔の金ゲス。 俺は、少し離れたベンチで金ゲスの子ありすに雑草を食わしながら、金ゲスの様子を眺める。 「あまあまちょうだいね、たくさんでいいよ」 「はあ?ふざけんなクソ饅頭」ドカッ! 「あまあまちょうだいね、たくさんでいいよ」 「きたねーから、こっちくんな!」ドカッ! 「あまあまちょうだいね、たくさんでいいよ」 「キモいんだよ!ゲスゆっくり!」ドカッ! (ゆぎいいいいいい!!!!!くつじょくなのぜえええええ!!!!!) 金バッチを確認して、潰せず残念がる通行人。 しかし、しっかり蹴りをいれていく。 俺は、通行人が途切れると金ゲスたちの所へ行き、 「はい、しゅーりょー。お前たち、飯抜きな」 「「おながずいだああああああああああああ!!!」」」 金ゲスを段ボールに詰めて、2階のゆ虐部屋へと帰宅する。 まずは、赤ゆどもが騒ぐと面倒なので、3匹の三女れいむの子供と金ゲスの子供を防音で外の見えないケースにしまう。 「好きなだけ、復讐していいぞ」 次女れいむに言うと、まずは金ゲスのあんよを焼き始める。 「あぢゅいいいいいいいいい!!!!!」 机に横に置いて、手で押さえ、ライターでじっくりと炙っていく。 もう1匹は足で踏みつけて押さえ、焼き終わったら交替。 あんよが動かなくなり、動けない金ゲス。 「さあ、こいつらは動けないからお好きにどーぞ」 「ありがとう、おにいさん。ゆっくり、ふくしゅうするよ」 次女れいむが金ゲスへ近づいていく。 「やめるのぜ!まりさが、わるかったのぜ!せいよくのはけぐちにしたのは、あいしてたからなのぜ」 「れいむはとっても、とかいはよ!まむまむも、とかいはだったわ」 金ゲスは、命乞いが混乱して、火に油を注いでいる。 まあ、常に周りを見下してきた奴らだ。へりくだるのが下手くそだ。 「おまえらみたいなげすは、せいっさいだよ!まりさのかたきー!!」 「んほ?んほおおおぷぺほぴょ!!!!!」 金ありすの、ぺにぺにを噛み千切る。 「この、みにくくて、くさくて、けがらわしいぺにぺには、れいぱーそのものだよ!」 「ありずのどがいばなぺにぺにがああああああああああ!!!!!」 金まりさの、ぺにぺにも噛み千切る。 「まりざの、ぺにぺにがえぜえええええええええ!!!!!」 それから、何度も何度も、次女れいむは憎しみを込めて体当たりをする。 「そろそろ、飯の時間だな」 次女れいむの憎しみのこもった復讐は勢いが衰えない。 金ゲスはもうボロボロだ。 「そろそろ、休んで飯にしたらどうだ。おちびちゃんと一緒に」 「ゆはー、ゆはー、そ、そうだね。ゆっくりごはんさんにするよ」 もちろん、金ゲスのご飯はお外だ。 「あまあまちょうだいね、たくさんでいいよ」 「はあ?汚物が話しかけんな!」ドカッ! 「あまあまちょうだいね、たくさんでいいよ」 「スーツが汚れるだろ、クソ饅頭!」ドカッ! 「あまあまちょうだいね、たくさんでいいよ」 「ウザいんだよ!クズゆっくり!」ドカッ! やっぱり、ご飯は食べられなかったようだ。 「おにいさん、きょうはずっと、にかいさんにいたね」 飯の時に銅れいむが聞いてくる。 いつもはゆ虐部屋にいても、せいぜい3~4時間だが、今日は一日のほとんどを費やしてしまった。 「お前が気にすることじゃねえ」 「ゆ、ごめんね。おにいさん、ゆっくりへんなこときいて」 (でも、ときどきは、いっしょにいてくれないと、さびしいよ…) それから、3日ほど次女れいむの復讐は続いた。 「もうやべでええええええええ!!!」 基本、体当たりと噛むくらいだが、ぺにぺにとまむまむ(金ゲスは両性)両方があった辺りを特に執拗に痛めつけた。 2度と子供の出来ない身体になった自分の恨みを晴らすかの様に。 飯も食えず、金ゲスはもう悲鳴をあげるくらいしかできない。 俺は、次女れいむに一旦やめさせる様に言う。 そして、金ゲスの子ありすを取り出す。 「ゆ、おしょらをとんでりゅわ!」 「よう、金ゲスども。こっちに注目してくれ」 「お、おぢびじゃん…」 俺は、やつらに見えるようにしながら、子ありすからは金ゲスが見えないようにして、金ゲスの子ありすに向き直る。 「ゆっくりスクールで、頑張って金バッチとったんだよな?」 「しょうよ!ありしゅは、ときゃいはにゃ、れぢぃーになりゅため、がんばっちゃのよ!」 ゆふんと、胸(?)をはる。 「何を学んだんだ?」 「かいゆっくちとちてのありかちゃと、にんげんしゃんへの、せっしかちゃと、ゆっくちとちてのりゅーりゅよ!」 「で、金バッチのお前は、これからはどうするんだ?」 「やちゃちいおかーしゃんと、しゅてきなおとーしゃんと、ときゃいはにゃ、めであきおにーしゃんとゆっくちしゅるのよ!」 「具体的には何をするんだ?」 「おかーしゃんと、とはいはにゃ、こーでねーちょしちゃり、おとーしゃんと、しゅーりしゅーりちたりしゅるのよ!」 更に、 「めであきおにーしゃんを、かいゆっくちとちて、ゆっきゅりさせちぇあげるにょよ!」 「ふーん。将来的にはどんなゆっくりになりたい?」 「おなぢ、きんばっぢさんの、びゆっくちとけっこんちて、ときゃいはにゃ、かていをゆっくちつくりゅわ!」 目をキラキラさせながら、俺の質問に答える金ゲスの子ありす。 「「ゆゆ~ん!おちびちゃんはとてもゆっくりしてるよ~」」 金ゲスが、ボロボロになりながらも、我が子に目を細める。 「それ、無理だわ。何一つ、叶わないから」 「にゃ、にゃんでそんにゃ、ひどいこというにょ?」 子ありすは不思議そうに俺を見る。 「まず、おかーさんも、おとーさんも、悪いゆっくりだから、復讐されて死ぬ」 「しょんにゃこちょないわ!おとーしゃんも、おかーしゃんも、きんばっちしゃんにゃのよ!」 「そして、お前も死ぬ」 「ゆぴいい??」 子ありすが震えだす。 「「やめろぉー!!おぢびぢゃんにでをだずなあ”ー!!」」 金ゲスが泣きわめく。 俺は、子ありすの向きを金ゲスの方に向ける。 「おきゃーしゃああああん!!!おとーしゃああああん!!!」 金ゲスの無残な姿に泣き喚く。 金ゲスは、歯もグズグズで、形はボコボコ。餡子が傷からはみ出し、皮からも中身がにじんでいる。 「おかーさんは、あんよが動きませーん。だから、とかいはなこーでぃねいとは無理でーす」 「おとーさんは、皮がボロボロでーす。だから、すーりすーりは出来ませーん」 子ありすは、おそろちーちーを流して硬直している。 「そもそも、お前はここで死ぬから、将来なんてありませーん。美ゆっくりとも出会わないし、とかいはな家庭もつくれませーん」 「いやじゃああああああああ!!!!!ちにちゃきゅにゃいいいいいいいいいいいいいい!!!」 俺は、ナイフを取り出すと、ザックザックと子ありすを滅多刺しにする。 お約束のセリフも言えないような痛みで、子ありすの断末魔の凄まじい悲鳴が鳴り響く。 「いぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 金ゲスのこの世の終わりの様な、絶叫も鳴り響く。 「おぢびじゃああああああああああああああああああああああああああああんんんんんんんんん!!!!!」 俺は、ぐちゃぐちゃのカスタード饅頭を生ごみ入れに捨てると、部屋を後にした。 翌日、俺は金ありすを持ちあげると、猛烈に揺する。 しかし、ぺにぺには千切られて、もはや無い。 「すっきりーをするんだ」 俺は金ゲスに言った。 「ぺにぺにも、まむまむもないのにできないのぜ…」 「これは、命令だ」 揺すった金ありすを、金まりさにのしかからせる。 「んほ!だめええ!!ぺにぺにがないから、いのちのかすたーどさんがでちゃうううううう」 「良く見てろ、れいむ」 次女れいむは、しっかりと金ゲスの末路を見届けようとしていた。 すっきりーにならない、すっきりーが始まる。 「きもぢよくないいいいい!!!!!」 「いだいよおおおおおおお!!!!!」 まむまむとぺにぺにがあった部分から、中身が漏れ出て、混ざりあい、激痛を呼ぶ。 さながら、人間風に言うなら性病の痛みといったところか。 俺は、無理やり揺すり続ける。 「ずっぎりじだぐないいいいいいいい!!!!!」 「あんござんまざらないでえええええ!!!!!」 2匹はじょじょに潰れだす。 「いいきみだよ!むりやりすっきりーするようなやつは、すっきりーのいたみでしね!」 次女れいむも、ご満悦だ。 身体の3分の1は混ざってしまった。 「がらだがわがらないいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」 すっきりーの激痛の中で、苦しみぬいて、金ゲス2匹は永遠にゆっくりすることになった。 「おにいさん、ゆっくりありがとう!とても、すっとしたよ!とうぜんのけつまつだね!」 次女れいむが満面の笑みで言う。 「これで、おかーさんに会えるね。あと、おちびちゃんたちと、ゆっくりしあわせになるよ!」 「お礼なんて、言わなくていいから」 「ゆ?」 「だってもう、お前はおかーさんとも会えないし、おちびちゃんともゆっくりできねーし」 後日、愛であきには、金ゲスの所業を記したテープを見せた。 「は、はは、ゆっくりって、こんなに汚い物だったんだ…」 どうやら、ゆっくりを、ファンタジーな愛でるための便利なものと思っていたらしい。 生き物としてすら、認識していたかどうか。 もうすっかり、ゆっくりには興味を失ってしまったようで、今は熱帯魚を飼っている。 次女れいむは、どうなったかって? 俺は、銅れいむたちと夕食をとる。 「おにいさん、きょうもおしごとごくろうさま。ゆっくりしていってね!」 「いいから、食え」 「こら、おちびちゃん。もっと、ゆっくりおぎょうぎよくたべようね」 「おきゃーしゃん!ゆっきゅりわきゃるよー」 「ゆふふ、すっかりおかーさんだね」 「おかーさん、ゆっくりからかわないでね」 三女れいむは照れて、身体をよじる。 「おきゃーしゃん!しゅーりしゅーりしちぇにぇ!」 「おちびちゃんは、あまえんぼうさんだね」 三女れいむは子ちぇんにすーりすーりをする。 「食事中は、大人しく食え」 「ゆうう…」 三女れいむがしょんぼりする。 「ゆふふ」と銅れいむと長女れいむが笑う。 ゆっくりたちと団らんなんて、俺には楽しい訳じゃない。 でも、この光景を見て、そこに行きたくて、本当はすぐそこにいるはずなのに、決して会うことが出来ないで泣いている奴がいるんだ。 そいつの気持ちを思うと、ゾクゾクする。 そいつにとって、おちびちゃんという名の最後の希望は俺のストレス解消のおもちゃ。 手の届かない場所で、ゆんゆん泣いているが、すーりすりーもぺーろぺーろもしてあげられない。 そいつは、あんよを焼かれ、まぶたを切られ、モニターの前に座らされ、銅れいむや姉妹たちの何気ないゆっくりした毎日を、ずっと見続ける。 それはどれだけ、ゆっくりしていないのだろうか。 どんなに叫ぼうとも、その声は決して届かない。 すべては、次女れいむにとって、俺と出会ったがための、当然の結末 第5作目終わり これからも続きます よろしくお願いします 次からは、いよいよ銅れいむが主役です トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る この後、この話とは関係ないのを一本書いてエターナル?マジで? 続き物書いて完結できずに飽きるくらいなら短くてもまとめて一本の話にまとめた方がいいってことで教訓にしようぜ。 下でも指摘があるけど、愛であきが所有権を放棄する描写がないからうやむやになってる感じがあるな。 -- 2018-11-11 11 18 51 金ゲス一家は念のため生かして返せよ。(愛であきが金掛けてんだから) 愛であきに録画を見せて許可を取った上で、次女れいむの目の前で、愛であき自身に制裁させるのが筋ってもんだろ。 ※登場人物の言動が単純になりすぎて、すっきりできない・・・・・・作者は書き物に向いていないのでは? 長編なのに虐待シーンに一切執念が感じられない。(虐待のやり方を箇条書きしたような文章) 短編を書いたとしても、表現方法が単調になりそう。 -- 2018-02-12 13 07 52 続きは… -- 2016-08-30 13 17 34 続きは… -- 2016-01-04 11 03 16 きんげすはもっとグロい死に方でしんでくれればゆっくりできたよー… -- 2013-09-09 17 02 40 人間側がゲスや無能なSSは大抵後味が悪い。 -- 2013-07-17 12 30 50 れいむは可哀そうだよーわかってねー。 -- 2012-12-16 15 58 44 金ゲスの子供は善良だったのに、わからないよー あと加工所お兄さんへのせいっさいが足りないんだね、わかれよー -- 2012-10-09 22 19 57 このシリーズはとってもゆっくりできるね! 金ゲス共の扱いがヌルかったけど、復讐後は当然しあわせーになれると思った次女れいむがせいっさんっな目にあってすっきりー 贅沢言えば愛でお兄さんと加工所お兄さんにもっと後悔して欲しいな あと鬼居山に恋してるヒロイン(笑)なキモい銅れいむは娘孫共々ゆっくりせいっさいっを受けてね! -- 2012-03-13 04 57 36 毎回毎回後味がひどい -- 2011-11-09 09 59 15 金げすはざまあ。次女れいむがすこしかわいそう -- 2011-03-06 22 55 24 すっきりした。 -- 2010-11-21 02 49 10 やっと金げす死んですっきり~! 次女れいむの幸せは、他の家族の犠牲になったのだ… -- 2010-10-22 22 53 03 悪いもの並べてるんだからそこに何入れたって差別とやらになるよね~ くだらないこといいから作品の話でもしようね~ もっと金ゲス虐待して、ついでに 勘違いで次女れいむ捨てたか加工場のお兄さんを少しでも後悔させたい。 -- 2010-07-26 16 09 47 差別用語かどうかは見解の分かれるところだろう。 だが、連中が餡子脳であることは確定的に明らか。 あと、ちぇん語を使いすぎるとらんしゃまとゆかりんが来るぞ。…ほら、なんか少女臭がする…… -- 2010-07-25 15 31 56 ↓シナ人は実際に差別用語だよー。わかってねー。 -- 2010-07-25 13 07 09 差別用語じゃなくて事実だよー。 わかってねー。 -- 2010-07-16 18 48 59 ↓差別用語はだめだよーわかってねー -- 2010-07-11 22 41 06 愛でお兄さん・加工所お兄さんは、自分の考えをあっさりと変えすぎなんだねー。 朝鮮人さん・シナ人さん・でいぶ・森の賢者(笑)みたいな、絶対に自分の考えを変えない気概を見習ってねー。 え、そんな連中を見習うと餡子脳になっちゃうのー?わかったよー、らんしゃまの言うことはいつも正しいんだねー。 -- 2010-06-30 01 10 52 あれ、続きは・・・ -- 2010-06-08 01 48 09
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・人生初SSです。ためしに書いてみましたが、難しいですね・・。 ・短いです。 ・人間が出ます。 ・虐待はほぼしてません。 ・凄惨描写はあっさりです。 ・細かい設定は省きました。 「今日は暖かいな」などと思いながら小屋に入ると、 「ゆっくりしないででていってね!ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだよ!」 などと大きな声で叫ぶ物達がいた。 大2匹、中2匹、小3匹か・・赤と黒だけだな。 相手にせず、やかんに水を入れ火にかける。 茶の用意をしつつ、再びそれを目を向けると、 「よわっちいじじいが、こわくてこえがでないんだね!」 などと言っていたそれが、 「じじい、さっさとあまあまよこしてでていってね!」 などと抜かすので、流し台に乗っていた昨日のカスを放り投げてやる。 「むーしゃむーしゃ、ぱさぱさー」 「まずいよ、もっとあまあまよこせじじい!」 といった言葉を聞き流しつつ、沸いた湯で茶を入れ、いすに座って一口すする。 ちなみに小屋の中は跨げる位の仕切りで区切られているので、それがこちらに来ることは無い。 一息ついた所で、それに話しかけてみる。 「お前達、どこから来たんだ」 「ゆっ!まりさたちははるさんがきたのにたべものさんがみつからないから、やまからおりてきたんだよ!」 今日は小春日和なだけで、真冬だからな。 * o + 飼われていたのでは無いんだな。よし。 塀を跨ぎ、それらのところに行く。 両手で赤ゆ1匹づつを掴み、茶の所へ戻る。 途中、「おしょらを・・」とか「おちびちゃんをはなせぇぇ!!」とか聞こえたが、気にしない。 いすに座り、一匹はどんぶりを裏返しにしてかぶせ、逃げられないようにしておく。 かすかに、「くりゃいよぉぉぉ」とか「だしちぇねぇぇぇ!」などと聞こえる。 いすに座り、親の黒いほうが仕切りにぶつかる音を聞きつつ、もう一匹を手に取る。 帽子を取って「おぼうし・・」顔面を下にし、 みかんを二つに割るような手つきで後頭部に両親指を当てる。 「にゃにするの!?おろしちぇぇぇ!!」 親指の爪を立て「ゆびっ!」、皮をめくるようにして左右に開き「ゆがが・・」裏返す。 「ちっ!失敗したか。餡子が皮にくっついちまった。」 歯でこそげ落とすように餡子を食べ、残りは仕切りの向こうへほうり捨てる。 「ゆっ!あまあまだよ。むーしゃむーしゃしあわせー」 茶を2口ほど飲み、もう一匹をどんぶりから出して、同じようにする。 「いもうちょはどきょ?」「ゆびゃ!」「いじゃいぃぃぃ・・」 今度はうまく行った! 丸く震える餡子玉を口に入れ、溶かすようにして食べる。 そうすることで、だんだんと甘くなってくるのだ。 「うまいなぁ」 残りは先ほどと同じように仕切りの向こうへ。 「ゆっ!またあまあまだよ!こんどはれいむのものだよ! むーしゃむーしゃ・・ゆゆっなにかはいってるよっ!ゆぺぺっ!」 「なんでちびちゃんのりぼんがはいってるのぉぉぉ!!!」 茶を飲み干し、服装を整える。 さっきの親が餡子をはいていたので、野菜くずを放り込んで畑仕事に戻る。 また明日から休憩時に餡子が食べられるな。前のが駄目になってから口寂しかったんだ。 髪飾り付きが混ざっているともっと良かったんだが、冬だし贅沢は言うまい。 今日の餌はねぎの皮だな。 (終)
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2200円れいむ(後編) 15KB ・駄文注意 ・色々な作者氏のネタを使ってます、ご容赦を ・ 『ふたば系ゆっくりいじめ 346 2200円れいむ(前編)』を見ないとちんぷんかんぷんです ・重ね重ね申し訳ありません 2200円れいむ(後編) ペッパーあき 四日目。 朝 「たっだいま~」 「ゆっ!おかえりなさいおにいさん!!」 朝食を買いに行っていたお兄さんが帰ってきた 時刻は9時、少し遅めの朝食だ。 「おにいさん、なにをかってきたの?」 「れいむの大好きなあまあまさんだぞ~」 も う お わ か り だ ろ う 。 「ポンデさんだ!!」・・・パチィッ!!「カッ!!」 「なにやってるの?」 「いや・・・なんでもない・・・・・」 昼 「これは困った・・・・」 山の中腹にて、愛車のランボルギーニ・オワタがエンストしてしまった。 ランボルギーニなのに、エンストしてしまった、ぷんぷん!! ここから目的地までは、徒歩で行くには多少遠すぎるし 車も少し休ませておきたい。 今日はキャンプ場に行って、自然の中で苦しむゆっくり達をれいむに 見せてあげようと思ったのだが・・・・・仕方ない。 そう思いながらフラフラしていると、なんだか面白そうな群れを見つけた。 一匹のまりさを中心に、集まる数百のまりさ達。 皆、水上に浮かんでおり 葉っぱで中二っぽい眼帯をしている奴や、 草を銜えていかにも「俺!カコイイ!」モードの奴などもいる。 ゆんゆん言っている内容を聞くと、どうやら御一行は 川下にあるのうかりんの畑を奪い、果ては人間の群れの征服(笑)まで目論んでいるらしい。 「ゆっゆー!まりささまかいぞくだん!!しゅっこうなのぜー!!」 ここは川だ。 「おにいさん・・さすがにあれはないよ・・・」 「ああ、気が合うな、人間なら黒歴史モノだぞ」 「ゆっくりでもくろれきしさんだよ・・・・」 出発した途端にバランスを崩して海のもくず(笑)となっていくまりさ達を横目に 陸路でのうかりんの畑に向かう事にした。 川を下った所で出迎えてくれたのは 公務ゆっくりを排出することで有名な「国営実験農地」の看板と 「見学者はこちら」の矢印。 フェンス越しに中を覗いてみると なんともおいしそうなのうかりんと野菜・・・・・・ なんともおいしそうな野菜とのうかりんが見えた。 「よしれいむ!!ここに入るぞ!!」 「はたけさんだね!なんだかゆっくりできそうだよ!!!」 そうしてホイホイと施設に挿入っていったお兄さん達は手早く受付を済ませ、 のうかりんの下へ。 の「ゆっくりしていってくださいね」 れ「ゆっくりしていってね!!!!」 お「それより俺と一時のランデヴーを楽しまないかい?」 ま「ここのおやさいさんはまりさがいただいていくんだぜ!!」 ド「三つの山が一つになる・・・・」 それぞれの思惑が交差する中、状況は動きを見せ始めた・・・!! ガッ「なにするんだぜ!!おろsポイッゆわーい!おそらぶっ!ガリガリガリゆぎゃぁあああ!!!」 侵入してきたまりさをコンポストで潰すまでの時間、僅か五秒。 ・・・・のうかりん、オソロシス。 のうかりんの話によると、この畑の肥料の八割方がゆっくりで賄われているらしい。 その話を聞いた途端に、れいむが「もっとゆっくりしたかった・・・」と言い出したので放置 十分後にチョップすると意識が戻った。 なにやら巨乳のおねえさんに会ってきたんだとか 一度は逝ってみたいもんだ・・・・・ 余談だが、まりさ種が大量に溺死し上流から黒い水が流れてくることが 年に数回あるそうで、地元では「餡流水」と呼ばれ、親しまれているそうな。 五日目。 朝 少し垂れ下がりながらも、すくすくと伸びている緑。 そして、今にも目覚めんばかりに小刻みにプルプルと震えている数個の実。 緑・・・もとい茎の根元には、本来いるであろう筈の親の姿は無く 白く濁った水の入ったビーカーがある。 (れーみゅは、ゆっくち、うまれりゅよ!) そんなことでも思っているのであろうか、 まるで生まれ落ちた後には、絶対にゆっくり出来る未来があるというのを 確信しているようなそんな顔をしている。 プルプル・・プル・・・ (ゆゆ・・もうしゅぐだよ・・・きゃわいいれいみゅが・・・・) プチッ・・・ 「きゃわいいれいみゃがうまれちゃベチャ!ぶゆうっ!??」 生まれ落ちて僅か一秒、ゆん生初の痛みを味わったれいみゅは目を白黒させる・・・紅白なのに。 普通、実ゆっくりが落ちる時には、落下点におぼうしや軟らかい草などを敷きつめる だが、れいみゅが落ちたのは硬い鉄の床。 なぜなら、ここは加工所の一室だから、 ここではゆっくりをゆっくりさせるつもりなんて端からないから。 ゆっくりは痛みや恐怖を受けることによって、味に深みやコクが増す。 これは、涙を流す為に体内で餡子が活性化し、水分を作るということに起因している。 甘くなるのはその時の副作用とでも言えようか。 何不自由なく育ってきたゆっくりの餡子がパサパサしていて不味いのはこの為だ。 「ゆ”・・・ゆえーん!どぼぢでごんにゃごとじゅるにょおおおお!!?」 プチッ・・プチッ・・・・ベチャ! 「ゆっくちしちぇいっぶぇ!!」「ゆゆーん!まりじゅえ!!」 れいみゅが泣き喚いている間にも、次々と生まれ落ちる姉妹達、 皆が皆、泣き喚いているところに、生まれて初めてのあの言葉が聞こえてきた。 「ゆっくりしていってね!!!!」 「「「「「ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!!!!」」」」」 「・・・・・ゆ?おきゃーしゃん?どきょにいりゅにょ?」 その言葉に反応するかのように、鉄の箱の一面が開く。 「おちびちゃんたち!こっちにきてね!!」 赤ゆっくり達は、疑いもせずにその言葉に従う、だって絶対にゆっくり出来る筈だから。 「そのうごくゆかさんのうえにのってね!!」 従う、なにせ初めて「ゆっくりしていってね!!!!」と声をかけてくれた相手の言葉だから。 「「ゆっきゅりー!!」」 「「すぃーしちぇるよ!!とっちぇもたのしいよ!!」」 ベルトコンベアの上、未知の感覚に酔いしれ、歓喜の声をあげる。 少々ゆっくりしていない速度で進むベルトコンベアは、遂に終点を迎え・・・・ 「おにいさん!!ゆっくりしていってね!!!!」 「なんだ、もうおっきしてたのか」 「そんなことよりおうどんたべたい!!!」 渾身のギャグをスルーされた・・・ だが今はそんなことどうでもいい。 「・・・はぁ?」 「おうどんたべたい!!!」 とかなんとか言いながら キリッ!とした顔でぽいんぽいん飛び跳ねているのがウザイので一応蹴ってみる。 ドゴムッ!!「ぶふぅっ!!・・・・おうどんたべたい!!!」 いつに無く強気・・・というか発作でも起しているのだろうか? 流石のお兄さんもこれには折れて、棚を漁りだす。 「しゃあねーな・・・あ、あったあった『ゆゆこ印の○朗うどん~吸引力の落ちない唯一つのうどん~』だ」 お湯をかけてたったの三分!目の前にはまるで触手のように動く無数の麺!! ・・・そしてからめとられるれいむ。 ガチャ!!「退避!!」バタン!! 「うわあああああああああ!!!!」 「これ食用じゃなくて虐待用だった・・・ごめんにぇ」 昼 「がごうじょばいやああああああ!!!」 「フーハハ!絶望しろ!!それが我の力になるのだァ!!!」 といっても、れいむを挽いて潰して粉々に粉砕死に逝くわけではない。 「粉砕されるのはれいむの同族だけだ、大喜びだろう。」 「よろこぶわけないでしょおおおおおお!!?」 「ナレーション読むなよ」 「おもいっきりくちにだしてたでしょおおおおおお!!!!」 てへりこ☆ 農村の中にそびえ立つ場違いな建物。 定期的にトラックで搬入されてくるゆっくり達の悲鳴が心地よく、 加工所だと知らずに自らおうち宣言をしにくるゆっくりが微笑ましい。 『月刊ONI−SAN』でのなりたい職業、辞めた職業ランキング共に一位の職場でもある。 なんでも、繁殖部署、育成部署に充てられたお兄さんは全員辞めてしまうとか。 「おお、ここだ『ゆっくり調教Gコース:赤ゆ揚げ饅頭製造工程ライン見学』」 「ばんぶるびぃぃぃ!!ばんぶるびぃぃぃ!!?」 「こねえよそんなもん」 ・・・・・・ポロッ・・コロコロ・・・・ 「ゆっ!ころころしゅりゅよ!!」 終着点の先は坂道、白い粉が常に吹き出ており、転がる赤ゆっくりを真っ白にしていく。 「ころころしゃんはゆっくちちてるにぇ!!」 「まりしゃがいちびゃんにょりなんだじぇ!!」 滑りがよくなった赤ゆっくり達は、その勢いを止める事無く、 黄色い液体の中へと突っ込んでいく。 ピチャ!バチャチャ!!! 「ゆう?」 普段のゆっくりは 「おみずしゃんはゆっくちできにゃぃいいい!!」などと言うが、 実は赤ゆっくりは「水」の危険性は理解していない なぜなら「水」は飲むものであり、体を綺麗にしてくれるものだからだ。 遺伝的に恐怖するのは「雨」だ。 「ぺーりょぺーりょ・・ちちちちあわちぇええええ!!!!」 「ゆっきゅりぃぃぃぃいいいい!!!!」 初めての食事、良すぎる食事、もうこのゆっくり達は野生では生きていけない、 これが最初で最後なのだから、生きていく必要もないが。 「ゆ・・・?・・くち・・・ゆ・・!!」 異変が起き始めた 「・・!!ゆ”・・!!??・・・・」 体に異常は無い、だが、声が出ない。 先ほど飲んだ「黄色い水」が、口内に膜を作ったのだ。 そして身動きが取れない、「白い粉」が「黄色い水」を程好く吸収したからだ。 前方に、待ち焦がれた親の姿が見える、本当の親ではないが。 そして開口一番。 「くずのおちびたちはそこでしんでね!!」 「おお、ぶざまぶざま」 「ゆっくりできるとおもったの?ばかなの?しぬの?」 「そんなめでみないでね!!きしょくわるいよ!!」 罵声の応酬・・・・ゆっくりできない 声も出せぬ、身動きも取れぬ赤ゆっくり達は、静かに涙した、 笑顔を貼り付けたまま。 ガコッ!!ウィイイイイイイイ!! しかし、状況は待ってはくれない。 世界が傾いていく、少しづつ、滑り落ちていく、そして、真っ逆さまに・・・・・ ベルトコンベアで運ばれてきた赤ゆっくり達に小麦粉を塗し、 とき卵が入ったトレーの中に落とす。 勝手に動いて体中に染み込ませてくれるので、非常に効率的だ。 そして、動かなくなったところで周囲にあるモニターに成体れいむが映る 恐らく、ゆっくりできないことを言っているのだろう。 「おちびちゃんたちとってもかわいいね!!!」 しかし、この通りさっきかられいむはごきげんだ。 ここが製造工程ラインである以上、結末は決まっているのに。 ガコッ!!ウィイイイイイイイ!! 機械の作動音と共に、トレーが傾いていく そして、パチパチといい音を立てている油の中へ・・・・・・ ・・・・・・ジュワアアアアアアアアアアアアアア!!!!! 「「「「「「「ぎゅべぇ!!?・・・・・・!!!!ゆ”!!・・・・!!?」」」」」」」 「ゆんやああああああああああああ!!!??」 「ヒャッハァアアアアアアアアアアア!!!!!!」 因みに、この時だけ特設スピーカーから中の音が聞こえる、加工所クオリティ。 「ほ~られいむ~あまあまだぞ~」 「だべだぐないっでいっでるでじょおおおおお!!!」 「こんなにいい顔してるんだぞーこいつらだって食べて欲しかった筈さ!」 『ゆっくり調教Gコース:赤ゆ揚げ饅頭製造工程ライン見学』 見学費:一人1500円・ゆっくり無料 お土産に、赤ゆ揚げ饅頭をプレゼント! お申し込みは年中無休、田舎加工所まで! 田舎工場広報係広報係長 六日目。 朝 「今日が最後だな」 「ゆんゆん」 「どこ行きたい?」 「どこもいきたくないよ」 「じゃあ俺が決めるぞ」 「いってもむだだとおもってたよ・・・」 れいむは・・・今日をなんとしてでも生き延びる事を考えていた。 明日の朝にはお兄さんが迎えに来る、元の生活に戻れると信じて。 「ダーツの旅~どんどんぱふぱふ!!・・・シャッ!!!」 野球で言うアンダースローのフォームで市内地図の拡大コピーへ投げる。 海に刺さったら海中へ行くのだろうか? ガッ!!「・・・・はい!研究所にけってーい!」 「めいきょうしすい・・・めいきょうしすい・・・」 昼 ピロリロピロリロ 「いらっしゃいませー」 「あのーすいません、ゆうかにゃん売ってますか?」 「oh・・・・crazy!!」 「yukkurisiteittene!!!!」 「I like susi! I love tuna!」 「Me too!」 辿り着いた研究所は、 真昼間だというのに暗雲が立ち込め、薄闇に包まれて禍々しいオーラを放つ 壁面は蔦に覆われ、鉄製の門は錆付いている。 「廃墟」や「幽霊屋敷」という名がしっくりきそうな場所だった。 「ここ・・・まだ使われてる筈なんだが・・・・・」 多少ビビリながらも、門に手をかける。 キィィィィィィィィィイイ・・・・・・ガガッ! 「「Holy shit!!!!」」 音的に駄目だ、そしてあまりにもバイオな雰囲気に 図らずも英語になるお兄さんとれいむ。 「兎に角・・・入るぞ、中は意外と普通かも知れん」 「ふらぐさんをたてないでね・・・・」 ガチャ・・ 薄暗い廊下。 終わりの見えない闇。 唯一の光は緑色光のライン。 謎の水音。 くぐもった様な声。 甲高い声。 そして、どこからか、感じる視せnバタン! 「はい、駄目でしたー」 「さすがにこれはやめたほうがいいよ・・・・」 「ほぅ・・・なら、れいむが帰るというならお前を残して俺は帰る れいむが帰らないというのなら、俺も帰らない」 「ふぇあじゃない・・・・のはいつものことだね、いくしかないならいくよ・・・」 「そうか、じゃあどうぞ一匹で行ってくれ!」 「どぼじでぞうなるのぉぉぉぉぉおおお!!?」 「帰らないとは言ったが、行くとは言っとらん!!!」 「もうやだおうちかえる!!」 「そうか!!それなら(ry なんやかんやで結局一緒に中に入ったお兄さん達。 入るときこそ躊躇ったものの、入ればどうと言う事は無い、ゆっくりしかいないのだから。 「しかしここのやつら・・・みんな寝てるな、なんかの実験か?」 ・・・ずりずり 「お?」 とあるガラスケース、その中にいる何の変哲も無いれいむがこちらに寄ってきた。 「ゆっくりしていってね!!!!」 「・・・・・・・・・・・・・」 「なんだこいつ?喋れないのk ボ ッ !! うおおおおおおおおお!!!?」 「ゆびいいいいいいいいいいいい!!?」 口から目が出てきた・・・いや、あそこが口だと誰が言った!!! さらに、目の少し下に新たに目!!・・・これがクリーチャーだ!!! 「逃げるぞ!!ここは危険すぎるっ!!!」 元来た道がわからない、我武者羅に走るしかない。 そして目の前にはまた見た目は普通のれいむ、口もある、だが油断はできない・・・!! 「いってこい れいむ !!」 「ジュブブシギデギデデべ!!!!」 「ゆんやああああああああ!!!!」 やはり普通では無かった・・・・・ 背後から聞こえてくる ドドドドドドドドドドドドドド!!! という音。 明らかにゆっくりの移動音ではない、こんな走り方をするのは 「ゆっくりしていってね!!!!」 あんなのまりさじゃないやい!! 「腐海に帰れぇえ!!そしたら死んでねぇっ!!!」 ふわふわふわ・・・・ 「エクスペクトパトロォナァァァァアム!!!!!」 「ゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っ」 「デコピン!」 「ゆぴい!・・・はじめてしっつしんっをゆういぎにつかってたのにぃぃぃぃい!!!」 「放置していくという手もあるんだぞ!あるんだぞ!!!・・・・生贄・・・・」 「おとりにしようとかかんがえないでねえええええええ!!!??」 「「もうやだ!おうちかえる!!!」」 夜 プロジェクトは無事に成功した。 そして俺は、この成功によって一気にエリートコースへと躍り出た。 つい一週間前までとは大違いだ、そう、一週間前・・・一週間前? なんだったっけ?なにかを忘れてるような・・・・・・ 「おにいさん?どうしたの?」 「えっ!?・・ああ、いやなんでもないよ」 この子はゆうかにゃん 今日、ペットショップで購入してきた俺の飼いゆっくりだ・・・・ 飼いゆっくり?・・・・・・一週間前・・飼いゆっくり・・・・・・れいむ!!! そうだ、完全に忘れてた・・・友人にれいむを預けたんだった・・・・ 道理で家にゆっくりフードがあったわけだよ・・・というか、流石に気づけよ・・・・ まあいい、どうせ死んでるだろうし、明日電話でも掛けるか。 七日目。 朝 プルルルルルルルプルルルガチャ 「はいよ、・・・・・へぇ・・・・はあ・・・・・うんうん・・・・そうか・・・・じゃあまたなー」 「おにいさん?どうしたの?」 「おう、丁度いいとこに」 「ゆう?」 「お前、捨てられたぞ」 「・・・・・・・・・・・・ゆ?」 「三つ選択死をやろう 1・俺に飼われる だが、今までと違って手加減はしないが 2・野良になる 生まれたときから飼いゆっくりのお前には厳しいだろうが 3・感想になる 少し前は串刺し方式だったんだが、今は轢き潰すらしいぞ さあ、選べ」 「ゆうぅぅぅぅ!!!れいむは!!れいむばあああああ!!!」 「へっ・・・へあっ・・・・・・」 「「ベークショイ!!」を”え”ら”ふ”よ”!!!!」 「ゆ?」「え?」 おしまい かなりの実験作・・・・・ いや、本当にすみませんでしたとしか 今回登場した海賊団は、一応『末っ子れいむの帰還』の子供に当たる世代です どこまでも設定使わせてもらいました はてさて、難航しているようですがコンペはどうなることやら ついでに、この作品のおまけを書こうかなとか思ってます 零武VS武裏馬裏鎖・・・・・・ 過去作 『ふたば系ゆっくりいじめ 300 顔面胡椒』 『ふたば系ゆっくりいじめ 302 壊れてしまったドスまりさの話』 『ふたば系ゆっくりいじめ 308 ユックリンの笛吹き』 『ふたば系ゆっくりいじめ 320 一般道とロードローラー』 『ふたば系ゆっくりいじめ 328 コンポストの中のゆん生』 『ふたば系ゆっくりいじめ 346 2200円れいむ(前編)』 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 元飼い主のお兄さんは、何故れいむを飼っていたのかわからないくらいれいむに思い入れ無いな。 前提条件の崩れた作品はツマンナイ。 所々のアイディアは面白いのに。 -- 2018-02-01 15 31 43 選択死wwwwww -- 2012-08-16 18 48 14 holy shitwwwwwwwwww -- 2012-08-16 18 46 55 ヒャッハーさいっこーのSSさんだぜぇ!!もっとSSさんかいてね!! -- 2012-06-19 21 35 23 最後www -- 2011-08-17 21 23 38 オチワロタwwwww -- 2010-09-16 10 10 20
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ゆっくりいじめ系2100 メタな人たち 前編からの続き 「ゆっ?まりさのかわいいかわいいあかちゃん?」 辺りを見回しても、あの小さな饅頭の姿はもう無い。 ただ赤れいむがいたと思しき場所に、人間さんの大きな足が、柱のように突き立っているだけだった。 飛び散った餡子の温もりだけが、まりさの頬にびちゃりと貼りつき、次第に乾燥していった。 「はーい駆除――――」 「ゆ?ゆ・・・?まりさのあかちゃんは?まりさのとってもかわいいあかちゃんどうしたの? どうしたの!!どこにいったの!!こたえてね!!ゆっぐりごだえでね!!!」 「削除しました。だからお前らの考えるゆっくりなんて偽者なんだって、全部嘘っぱち! ゆっくり出来なくなるためのゆっくりなんて、ゆっくりじゃないだろ? 赤ゆはその最たるもの。 偽善と欺瞞の塊である赤ちゃんがいなくなってよかったね。これで少しはちゃんとしたゆっくりに近づけたかな」 そう吐き捨てるお兄さんの顔には、何の感慨も浮かんでいない。 ゆっくりを虐めて楽しむ子供、或いは大人のような、明るい笑顔すら無い。 虫を殺したような……というよりむしろ、困っているお年寄りを助けた後のような、当たり前の顔をしていた。 そんな彼の姿を見て、お姉さんの方は眉を顰め、明らかに引いていた。 「うわあ、きったない……よくそんなの踏めるね。赤ゆなんて虐厨のオナティッシュみたいなもんじゃん」 「おい、ちょっとは発言に品性というものをな」 そう言いながらもお兄さんは慌てて足を持ち上げ、足首をスナップさせて靴にこびりついた餡子を跳ね落としていく。 砂と混じったその一かけらが、ぴしりとまりさの目元に当たる。そして、まりさはキレた。 「ゆがああああああああああ!!よぐもばりざのがわいいあがぢゃんを!! ぜったいにゆるざないがらね!!あかちゃんごろじだにんげんざんはゆっぐりじねぇぇぇぇ!!!」 全てのゆっくりを奪われ、完膚なきまでに追い詰められたまりさの身体を動かしたのは、 今までに感じたこともないような憤怒の感情だった。 全身の皮や餡子をフル稼働させ、ただ目の前の人間への悪意を体現する為、激しい体当たりを繰り出す。 赤ちゃんれいむの命を奪った憎き人間の足に、ぽすんぽすんと衝突を繰り返す。 ぶつかるたびに、まりさの顔も痛かった。大きな石さんにぶつかったような痛みだった。 しかしやめる訳にはいかなかった。まりさの心はその何倍も痛かったし、 無残に殺され、死してなおその命を侮辱された赤ちゃんの痛みは、その遥か上を行くはずだからだ。 「うわ、ほんとに全然効かないんだ」 「弱体化されまくってるからなぁ。俺の知ってるゆっくりだったら、俺なんて数秒で消し炭にしちゃうんだけどねぇ~」 「っていうかこんな風に怒りまくってる時点で、みんなが知ってるゆっくりじゃないし(笑) まりさ、ゆっくりしていってね(笑)」 「うるざいよ゛!!かってにしゃべらないでだまっでね!!ばりざにゆっぐりじないでやられてしんでね!! ばかなにんげんさんたちはさっさとじね!!ばりざだぢをゆっぐりざぜないばかはじねえええぇぇぇ!!」 まりさがもう何度目になるか解らない体当たりをする瞬間、お兄さんは足をひょいと上げ、 突っ込んでくるまりさの身体をかわし、そのまま通り過ぎていくまりさの後頭部をちょんと爪先で突いた。 勢い余っていたまりさは、コロコロと前方に転がっていった。 「ほ~ら出た、暴言、ゲス口調。何でそんなに口汚いの? 相手にゆっくりして欲しいんじゃないの?」 「多分、虐厨以外の普通の人でもムカつくゆっくり、ってのを演出したかったんでしょ。 その結果ゆっくりでも何でも無い生物になってちゃ世話ないけどね(笑)」 「悪口を言うだけの機械だな……ただ生きてるだけでもうゆっくりしてないじゃん。 こんな意味不明なもの虐待して楽しいのかね、キチガイどもは」 「・・・・・ふざけないでね・・・・まりさはおこってるんだよ・・・・・!!」 無様な前転から何とか身を起こしたまりさは、静かに怒りを口にした。 相手に手玉に取られたことで少し頭を冷やしてもなお、煮えたぎる感情は収まる気配を見せなかった。 「あかちゃんは・・・・あかちゃんはすごくゆっくりしてたんだよ・・・みんなまりさのあかちゃんがだいすきだったんだよ・・・!! それにもうすぐ・・・・かわいいかわいいいもうとがうまれるって、わくわくしてたんだよ・・・・・ りっぱなおねえちゃんになるって・・・・まいにちまいにち、ゆっくりがんばってたんだよ・・・・!! れいむのおなかにいるあかちゃんも、おねえちゃんにあえるのをすごくたのしみにしてたんだよ・・・・・・!! それを・・・・それをにんげんさんたちはぜんぶこわしちゃったんだよ・・・!!ぜったいにゆるせないよ!!」 そこまで言い切り、まりさは顔を上げ、ギッと人間を睨み付けた。 先ほど威嚇でやったように、無理に怖い表情を作ったのではない。それよりも恐ろしい形相が、自然と顔に浮かんで来た。 暴力の手段をあまり持たないゆっくりにとって、口上が持つ意味は大きい。 これがゆっくり同士の争いであれば、まりさの喋りは怒りと気迫を相手に伝える、かなり上出来のものと言えただろう。 良心を持ったゆっくりが相手であれば、場合によっては泣いて謝ってきたかもしれない。 しかし相手は、尋常ならざる人間。 情に駆られるなどというわけもなく、その表情はますます苛立ちを増した。 「あ……? もう一匹赤ゆがいんのか?」 その返事を聞いて、今度こそまりさの頭は完全に冷え切った。 人間さんは、まりさの話なんて全く聞いていない。 それだけならまだいい、まりさに都合の悪い情報だけはしっかりと聞いている。 害虫の羽音を耳にして、その意味や内容を考える人間は普通いない。黙って殺虫剤を取り出すだけだ。 ゆっくりの赤ちゃんへの嫌悪という殺虫剤が家族に向けられようとしているのを、まりさは感じた。 そして同時に悔いた。自らもまた、人間さんが赤ちゃんを嫌いだと言っているのに耳を貸さずに喋っていたことを。 「ゆ・・・・い、いないよ・・・・あかちゃんはここにいたおねえちゃんだけだよ・・・・・」 「え~もういい加減スルー推奨なんですけど。キリないじゃん」 「いや、俺は目の前に害虫の巣があると解ってたら、無視は出来ないタチなんだ」 まりさが家族を守るために吐いた嘘も、むなしく掻き消されていく。 人間さん達が赤ちゃんを殺すの、殺さないのという話をしている間、まりさの冷めた餡子は冷静に思考していた。 それは極限状況でのみ実現する、日常のまりさではありえない量と速度の思考だった。 (このままにんげんさんにつかまったら、おうちのばしょをいわせられるかもしれないよ。 ぜったいにいわないっていっても、いっぱいこわいめにあわされて、むりやりしゃべらせるかもしれないよ) (それともまりさをつかまえて、もりのなかからまりさのおともだちのありすやぱちゅりーをみつけて、 このまりさのおうちはどこ?ってきくかもしれないよ。ゆっくりできるひとのふりをされたらおしまいだよ) (おねえちゃんのかたきはうちたいけど・・・しんじゃったおねえちゃんよりも、 いきてるれいむと、うまれてくるあかちゃんのほうがだいじだよ・・・ごめんね、おねえちゃん!!) 数秒間のゆっくりとした思考の後、まりさは道から飛び出し、草むらに飛び込んでいた。 人間達はまりさが自分からその場を放棄することなど想定していなかったのか、やや驚いてそちらを見た。 実際にはまりさは、草むらを二、三歩進んだだけだ。 しかし生い茂る草さんに身を隠せているので、既に逃げおおせた気持ちで、その後の人間さんの声を聞いた。 「あ~らら、逃げられちゃった(笑)」 「やれやれ、しょうがないな。じゃあ森中探し回って、それらしい赤ゆを見つけ次第駆除していくか。 今の奴の巣をピンポイントで狙えれば良かったんだけど、仕方ないね」 (ゆゆ!?) とんでもないことを言い出した。 このままではまりさのせいで、森中のゆっくりがみんなゆっくり出来なくなってしまう。 いっぱい赤ちゃんが殺されて、次世代を失った群れはなくなってしまう……。 まりさは激しく動揺したが、しかし一方で冷酷に割り切ってもいた。 人間さんは、とても強い。人間さんがやろうと思ったことを止めることなど、とてもじゃないが出来ない。 それは先程本気で戦ったことで、無意識レベルまで徹底的に刷り込まれた。 それにそうでなくても元々、まりさは一人の弱いゆっくりだ。出来ることといえば、自分の家族を守ることくらい。 だから、人間さんを止めるなんて大それたこと言わない…… 愛するれいむだけでも、人間さんに見つかる前に安全なところに移す。 そう最終決定を下したまりさの行動は、文字通り速かった。 すばやく草むらの中を駆け、迷い無く一直線に、我が家へと向っていく。 狩りでどんなに速い虫さんを追いかけた時でも、これほどのスピードは出していなかった。 まりさは今、森で一番速いのが自分であるかのように感じていた。しかしそれでも、焦りに応えるには全然速度が足りなかった。 (れいむ、まっててね!まりさがぜったいにたすけてあげるよ!ぜっっっったいだよ!!!) 隠れ場所は、どこにしよう……小さい頃にかくれんぼをした洞穴にしよう。 あまりにも上手に隠れすぎて、お母さんもお姉ちゃんもまりさを見つけられず、一晩孤独に泣き明かした思い出の洞穴。 あそこなら絶対に人間さんも見つけられないはず、そこでゆっくり赤ちゃんを産んでもらおう…… そんな風に思案しながら、ついにおうちある木の根元に辿り着いたまりさの視界に飛び込んで来たのは、 滅茶苦茶に壊されたおうちの入り口と、その両側に佇む、赤ちゃんを殺した人間さん達だった。 「ゆっ・・・・!?ど、どうして・・・・」 「あ、ようやく来た。マジで遅いんだね虐待用ゆっくりって。一応ゆっくりしてるってことかな? こんなところばっかり都合よくゆっくりさせて、ゆっくりらしさを確保したつもりなのかね(笑)」 「行き先見てから先行余裕でした。ちょっと煽っただけですぐに自分から急所晒すんだよね。 ちなみにこの荒らしテクニックは虐厨に結構効果的なので俺はよく使ってる」 草むらに飛び込んでからほとんど動かなかったまりさの位置と動きは、完全に把握されていた。 まりさは未知のスピードの世界を体験していたが、それは人間からすればジョギングで追い抜ける程度のものだった。 まりさの向かう方向でそれらしいものを探せば、おうちを特定することは簡単だったのだ。 しかしまりさにとって、そんなことは今は問題ではない。 「な、なんでにんげんさんたちがばりざのおうちに・・・・・・ れいむ・・・・れいぶはどうじだのおおぉぉぉ!!でいぶうぅぅぅぅぅぅ!!?」 人間には脇目も振らず、ただ愛する伴侶の安否を確認するため、おうちに飛び込んでいくまりさ。 家族を失ったことで少し広々として見えるおうちの真ん中には、両目から涙を流すれいむが鎮座していた。 その涙の理由を考えるよりも先に、まりさはれいむが生きていることを喜んだ。 「れいむうぅぅぅ!!ぶじだったんだね!!まりさとってもうれしいよおぉぉぉぉ!!」 「ぶじじゃないよ・・・まりさ・・・ぜんぜんぶじじゃないよぉぉ・・・」 「ゆ・・・?」 再会を喜ぶすりすりをしようとして、まりさは気付いた。 れいむから流れ出しているのは、二筋の涙だけではないことに。 お腹の真ん中から生まれたての赤ちゃん特有の、サラサラとした液状の餡子が漏れ出てきている。 その流出源、れいむの産道からは、おそらく素敵なお帽子になるはずだった黒い襤褸切れの破片が覗いている。 「ゆ?れ、れいむ・・・・あかちゃんは・・・・・」 「もういきてるわけないでしょ・・・・にんげんさんにおなかをけっとばされてしんじゃったよ・・・・・ たすけて、たすけてってずっといってたのに、まりさはたすけてくれなかったよ・・・・・ にんげんさんは、おなかのなかのあかちゃんをちょくせつけりとばしたんだよ・・・ だからまむまむもずたずたになっちゃったよ・・・・もう・・・もうごれじゃにどとあがぢゃんうめないよおぉぉぉぉぉ!!」 れいむの慟哭が最高潮に達した瞬間、その頭上、巣の外では二人の人間達がハイタッチをした。 「ふぅ~、また一つ悪の根源を絶てたな」 「つーかぺにまむ付きゆっくりとかマジキモイよね。交尾の形態まで人間に似せないと気が済まないのかっていう。 まさに人間さんの醜い自己の投影のキワミ(笑)この世から消滅して欲しいわ」 「やれやれ、ちょっと虐待用ゆっくりという汚物を見すぎて目が腐りそうだわ。 帰ってニコニコ見ようぜ」 「そだね。mugenトナメのゆっくり無双動画でも見て今日の汚れを落とそうか」 「中和、中和ー」 そうして人間さん達が和やかに談笑しながらその場を去り、どこへともなく姿を消していく間も、 まりさは泣きじゃくるれいむの前で、ただただ呆然と、呆然としていた。 支えを全て失い、まりさの心は立っていられなかった。立っている意味が無かった。 赤ちゃんはみんな死んでしまった。もう赤ちゃんは生まれない。だからもうゆっくり出来ない。 いや、最初からゆっくりなど無かったのだ。結局、全てはあの人間さん達が言った通りになってしまった。 しかし、自分達がゆっくり出来なくなるために生まれてきたのなら。自分はその本懐を今、果たした。 「・・・ゆっくりのあかちゃんはしぬためにうまれてくるんだよ」 「・・・・ゆ?まりさ?」 「あかちゃんはころされて、おかあさんをうんとかなしませて、なかせるんだよ。 うまれるまえにおやくめをはたしたまりさのあかちゃんは、やっぱりすごくゆっくりしてるよ」 「まりさ?なにいっでるの!?しっかりしでね!ゆっぐりしていってね!!!」 「れいむ、はいきんぐにいったあかちゃんもちゃんとしんじゃったよ。 すごくたくさんゆっくりして、それがまるごときれいにつぶされちゃったよ。 れいむもそのぶん、いっぱいなきさけんであげてね。そしたらみんなゆっくりできるんだよ。 れいむ、これからもいっしょにゆっくりしようね。いっぱいゆっくりできなくなろうね」 「ばりざがおがしくなっぢゃっだよぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 滅びを受け入れたものから消えていく。 この森に住むゆっくりの群れは、このまりさを中心にして徐々にゆっくり出来なくなり、滅亡の一途を辿った。 自然に発生したゆっくり達がそれに取って代わり、以前からの住人のような顔をして群れを形成する。 そして森中に、幻想郷中に、約束された悲鳴を響き渡らせ、心を絶望のために消費していく。 そうしてこの世界は回っている。 了 あとがき: オチに悩んだ。そして悩むことをやめた。
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ゆっくり工作セット 16KB 虐待-いじめ 飼いゆ 現代 ゆっくりって結構器用だと思う 「こらっ!部屋を汚すなって言ってんだろ!!」 「ゆぁーん!れいむ、よごしてなんかないぃぃいいい!?」 「ゴミ箱倒しやがって!それにティッシュも1箱丸ごと中身バラ撒きやがって!!」 「れいむのおうちなのにぃぃいい!?べっどさん、がんばっでづぐっだのぉぉ!」 「うるせぇ、お仕置きだ!ひゃっはー!!」 「あんよぺんぺんやめでぇぇぇええ!!」 飼いゆっくりが、部屋を荒らして困る、と言う話はよく聞く。 相当厳しくしつけても、たとえバッジ持ちだとしても、 この癖ばかりはなかなか治らないとの事だ。 というのも実際のところ、ゆっくり自身に部屋を汚している自覚が無いのが問題なのである。 ゲスが家屋侵入して部屋を荒らすののは訳が違うのだ。 なぜなら、飼い主から見れば明らかに部屋を散らかしているこの行動、 これは、ゆっくりの本能に根づいた行動だからなのである。 『ゆっくり工作セット』 D.O 部屋を荒らしているつもりはない、となると一体何をやっているのか。 ・・・・・・それは『工作』である。 ゆっくりは本能的に、工作を行う事が大好きなのだ。 野生のゆっくりが穴を掘り、木の枝や小石を積み上げて、 かなりの労力をかけておうちを作ることは知られている。 それが町中ともなるとさらに手が込んでおり、木箱やダンボール、ブルーシートやビニル袋まで使って それこそ公園を住処とする人間さんと同レベルのおうちを作ることもある。 おうちだけなら鳥でもモグラでもビーバーでも作るだろうが、ゆっくりの場合それだけではない。 ベッドと称しては、赤ゆっくりのお布団用に、枯れ草で編んだとりかごを作ったり、 様々な道具を木の枝や葉っぱ、土や石を使って作成することも多い。 生活に余裕さえあれば、特に必要も無いのに玩具の類を自作したりすることだってある。 脆弱な体を守るため、ゆっくりしたいという欲求を何とか満たすため、 ゆっくりせずに必死に工夫する内、『工作』が本能にまでなってしまったのだろうか。 自分だけで作った、自分だけの何かを手に入れることは、 あの無力な饅頭達にとって、この上ない大きな喜びなのかもしれない。 ともあれ、ゆっくりを飼い、しかも無理な調教をしないで仲良くやっていこうと思ったら、 この本能とも上手く折り合いをつけていくしかないのである。 ・・・と言う研究結果が公式に発表されてからどれくらい経ったか。 ついにそんな、ゆっくりの本能的な欲求に目をつけたとある玩具会社が、 飼いゆっくりから爆発的な人気を集めることになる新製品を開発したのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ゆっくり工作ブロックセット・赤ゆっくり用』 パッケージにそう書かれているこの人気商品。 私も予約待ちの末、ようやく手に入れることができた。 バケツのような容器に、山盛りで入ったこの玩具は、 見た目はスポンジ製の積み木、といった感じだ。 形は円柱・直方体・Y字型・その他様々。 何となく、森でも手に入る木の枝や小石っぽく見えないでもない物が多い。 素材はスポンジっぽい外見だが、実際はもう少し硬く重く出来ている。 とは言えそこはゆっくり向け玩具。 少なくともゆっくりが怪我をするようなものではないので、 安心して使用させることは出来るようだ。 表面を触ると低粘着性でペトペト指にくっつき、 2つのブロックをグッと押し付けあうと、少し叩いたくらいでははがれない。 中に磁石が仕込んであるタイプもあり、この粘着力とあわせると、 ゆっくりがちょっと押したり引いたりくらいではバラバラにならないほど頑丈にくっつく。 それでいて、何度くっつけはがしてを繰り返しても、 壊れもしなければ粘着性も落ちないという優れものだ。 ゆっくりに与える玩具に大事なもの、 安全性、強度、耐久性、いずれも備えた、さすがのヒット商品である。 赤ゆっくり向けから成体向けまで、サイズにも種類が豊富なのだが・・・ とりあえず今回は、我が家のゆっくり達に合わせたサイズにしてみた。 ガシャガシャガシャ・・・ 「ゆゆ?このいししゃん、ゆっくちしちぇるにぇ!」 「このえだしゃんも、とっちぇもときゃいはよ!」 「しゅーりしゅーり、ちあわちぇー!」 我が家の飼いゆっくり達から見ると、本物の小石や木の枝に見えるのか・・・。 とにかく気に入ったようで何よりだ。 ちなみに私の家では、4畳半一間の和室を丸ごと飼いゆっくりスペースにして、 20匹の赤ゆっくりを飼っている。 飼っているのだから当然だが、私はゆっくりの事が好きだ。 種類はれいむ・まりさ・ありすと、リーズナブルな3種。特にこだわりは無い。 ただ、この数でサッカーボールサイズまで成長されてはさすがにきついので、 成長抑制剤のお世話になる事にしており、 生後3カ月現在でもこいつらはピンポン玉サイズのままだったりする。 これまでこのゆっくり部屋に置いていたのは、 全員用のベッドとして座布団を一つ、餌を入れた小皿、ハムスター用の給水器、トイレ用の皿、以上。 毛糸を玉にして与えたり、ピンポン玉をいくつかくれてやったりしていたが、 活発なまりさ種以外は食いつきがイマイチだったので、 今回奮発して、この人気商品を購入した、と言うわけである。 「ゆぁーい!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 色とりどりのブロックに群がる赤ゆ達。 みんな、これまで見た事のない物が与えられて、 目をキラキラと輝かせながらブロックにすーりすーりしたり、 端っこを噛んでみたり、上に乗って跳ねてみたりしていた。 説明書によると、後は放っておいていいらしいので、部屋の外から観察する事にする。 「しゅーりしゅーり、ゆゆーん!やわらかくっちぇ、ゆっくちー!」 「いろもきれいにぇ!とっちぇもときゃいはだわ!」 「ゆぅ~・・・」 赤ゆっくり達が思い思いに新しい玩具でゆっくりする中、 1匹の赤まりさが何やら考え事をしている風な態度をとっていた。 「ゆふぅ~ん・・ゆ?どうしちゃの?まりしゃ。」 「ゆぅ~・・・ゆゆっ!ゆっくちおもいついちゃよ!!」 「びっくりー!!おおごえださにゃいでにぇ!?」×19 「ゆっくちはこぶよ!ゆっくち!ゆっくち!」 「ぽかーん・・・ゆっくちなにしちぇるの?」×19 表情を先ほどまでよりさらに輝かせた赤まりさは、 ブロックの中でも平べったい長方形、かまぼこ板状のものを口に咥え、 部屋の端っこに立てかけた。 「ゆっくち!もっとはこびゅよ!ゆっくち!ゆっくちー!」 さらに、立てかけた板を補強するように、周囲に小石サイズのブロックを置き、 板がずれたり倒れたりしないように固定していった。 ・・・・・・。 「ゆっくちかんせいしちゃよ!!」 「ゆ、ゆわぁ~。」×19 「ここはまりしゃのおうちだよ!ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!」 それは、壁に板を立てかけただけの、どうという事も無い工作物だった。 だが、その板の裏側の陰に赤まりさが身をうずめると、 それは確かに、これまで赤ゆっくりが見た事も無い、実にゆっくりしたおうちであったのである。 そしてその瞬間、他の赤ゆっくり全員が、驚きとも喜びとがごちゃ混ぜになった感情を、一気に爆発させた。 「しゅっごーい!!しゅっごくゆっくちしちぇるよーっ!!」 「ゆふ~ん。しょれほどでもありゅよ!」 「とっちぇもときゃいはよ!・・・ゆっ!ありしゅもおうちつくりゅわ!!」 「ゆっくちつくりゅよっ!!えいっえいっ!ゆー!!」×19 そこから先の、赤ゆっくり達のとった行動は、普段ののんびりゆっくりした姿と見違えるような、 実に活気と想像力にあふれた創作活動であった。 「このえだしゃんは、れいみゅがつかうよ!」 「このいししゃんは、ありしゅがこーでぃねーとしゅるわ!」 「ゆぁーん。まりしゃもえだしゃん、ほちいよー!」 多少ケンカもあったようだが、 みんな、一心不乱に工作に取り掛かっている。 こちらが隣の部屋でその様子を見ながら感心している間に、 早くも各々が想像力の限りを尽くして組み上げている、立派なおうちが作られていった。 「まりしゃのおうちだよ!ゆっくちー!」 「ゆわぁ!かっこいいにぇ!まりしゃのおぼうちしゃんみちゃーい!」 「ゆっへん!」 ある赤まりさは、いくつかの長い棒状のブロックをテント状に組み、 その周りにさらに、平たいブロックをかぶせていき、 円錐・あるいは竪穴式住居風とも言えそうなおうちを作り上げていた。 一方ありすも面白い。 「これはときゃいはな、てーぶるしゃんにぇ!」 「ありしゅのゆっくちした、そふぁべっどしゃんよ!」 柵でも作るようにブロックで円を作り、その内側を『都会派にコーディネート』しているらしい。 ここが人間の家の中で、雨や風を防ぐ必要が無いと理解しているのか、 それとも機能性よりインテリアデザイン重視なだけなのか。 「ここはありしゅのおうちよ!ゆっくちしちぇっちぇにぇ!」 色・形の異なるブロックをキレイ並べて、 豪華な居間を作ってしまった。 ほとんどの赤ゆっくりは協力し合ったりせず、自分専用のおうちやら遊び場やらを作っているあたり、 『自分で作った自分だけのモノ』と言う所が大事なのだろうか。 この習性が、野生ゆっくりの群れが数年で必ず崩壊する原因なのかもしれない。 だが、そんな悪く言えば利己的、良く言って独立志向の高いゆっくり達の中でも、 協力し合っている赤まりさと赤れいむがいた。 こちらはこちらでゆっくりらしい理由でのようだが。 「おうちができたりゃ・・・まりしゃといっしょに、ゆっくちしようにぇっ!」 「まりしゃ・・・れいみゅは、まりしゃとずっとゆっくちしちゃいよ!」 「れいみゅ・・・ちゅっちゅしちぇいい?」 「まりしゃぁ・・・ちゅっ!」 まあ、お熱いことで。 まあ、なんと言うか、ゆっくりにとって『おうち』と言うヤツは、 おとなの証であり、財産であり、ステータスだと言う事なのだろう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− それから半日・・・ 途中に休憩とお昼寝を挟みつつ、赤ゆっくり達が作業を終えた頃には、 部屋の中は縄文人の集落のような姿に様変わりしていた。 「ゆぅ~。ゆっくちしちぇるよぉ。」 「まりしゃのおうち・・・しゅーりしゅーり、ちあわちぇ~。」 「ひろばしゃんも、ゆっくちしちぇるにぇ。」 集落は、中心に広場を持ち、その周囲に各々のおうちが、 そのさらに周囲には、柵のつもりか細長いブロックで囲いまで作ってある。 そしてどの赤ゆっくり達も、自分の、あるいは自分達のおうちの中でゆっくりしている。 しかも、単にごっこ遊び、秘密基地遊びというわけではない。 「むーちゃむーちゃ・・ち、ち、ちあわちぇー!」 最初におうちを作った赤まりさは、餌皿からペレット状の餌をお帽子に入れて運び、 おうちの中までわざわざ持ってきてからむーしゃむーしゃしている。 自分のおうちの中での食事は、さぞやゆっくり出来るのであろう。 その瞳には涙すら浮かんでいた。 入り口を木の枝型のブロックでしっかりと閉じたおうちの中では、 先ほどのれいむ&まりさ夫婦(と言うには幼すぎるが)が愛をささやき合っているのが聞こえる。 「れいみゅ・・・おちびちゃんのための、べっどしゃんもつくろうにぇ。」 「ゆぅ~ん、きがはやいよぉ。さきに、ごはんしゃんをあつめてにぇ。」 「まりしゃは、かりのめいじんさんにゃんだよ!ゆっくちまかせちぇにぇ!」 狩りなどした事があったとは驚きだが、早くも子作りする気満々らしい。 やはり、自分のおうちを持つと言うのは、ゆっくりにとって、おとなの証なのかもしれない。 「ゆっくちすべりゅよ!『ころころころっ!』ゆっくちー!」 「おーびのーび!ゆわぁぁ・・・おしょらとんでるみちゃーい・・・」 中央の広場には、長方形のブロック数個で組み上げた滑り台らしきものまで完成し、 数匹の元気な赤ゆっくり達が、キャッキャと遊んでいた。 滑り台の一番上は、ブロック数段分の高さであり、 その上でのーびのーびすれば、遥かかなた、部屋の隅々まで見渡せるのであろう。 数匹の赤ゆっくり達が、のーびのーびしながら口を半開きにして景色を眺めていた。 赤ゆっくり達はみんな、目をキラキラ輝かせ、表情は幸せーそのもの。 それは、玩具を与えた私自身ですら、胸の奥に暖かいものがこみ上げてくるほどゆっくりした姿だった。 少し値の張る玩具だとは思っていたが、買ってあげて、本当に良かったと思う。 ふむ。時間も夕方、そろそろ私も部屋に入っていい頃だろう。 ガラッ! 「おーい、お前達!随分がんばったなー!」 「ゆ!?おにーしゃん!ゆっくちしちぇっちぇにぇっ!!」×20 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「・・・さて。」 がっしゃーん!! 「ゆ・・・・ゆぴゃぁぁあああああああ!?」 と、言うわけで、赤まりさが壁にブロックを立てかけて作ったおうちを、 さっそく蹴り壊してやった。 「ゆぴゃぁぁあああん!!どうしちぇそんなことしゅるにょぉぉおおお!?」 「ゆぴぃいいい!?ゆっくちさせちぇぇぇええ!」 さらに、広場の中心に作ってあった滑り台も、 赤ゆっくり達が怪我しないように床に下ろしてあげてから、 念入りに分解してやる。 「はーい。お片づけお片づけ。」 パカッ!ペリッ!ガシャガシャ・・・ 「ゆぴぇぇえええ!?しゅべりだいしゃんがぁぁああ!?」 ありすの都会派で解放感抜群のお部屋も、インテリア一個一個を拾い上げ、無慈悲に回収してあげる。 「ありしゅのとかいはなそふぁしゃん、てーぶるしゃんがぁぁああ!?」 「てか、工夫が足りんな。並べてるだけだし。」 「ゆぁぁ・・ときゃいはな・・・こーでぃねーと・・・ゆぇぇん。」 とんがり帽子そっくりなテント型のおうちでは、制作者の赤まりさが、 中に入って渾身のぷくーをしていた。 「ゆっくちどっかいっちぇにぇ!ぷっきゅー!!」 別に迫力などかけらも感じないが、このまま壊してしまうと中の赤まりさも怪我してしまう。 こんな時は・・・ 「あったあった、これこれ。」 私の手に握られたのは、『ゆっくり工作ブロックセット』に同梱されている、 『ゆっくり確保用トング・赤ゆっくり用』。 「ゆぁーん、つかまにゃいでぇぇ・・・おしょらとんでるみちゃ」 「そーい!」 がしゃーん! 「ゆんやぁぁああああ!!まりしゃのゆっくちしたおうちがぁぁあああ!!!」 新婚のまりさ&れいむのおうちも、同様に2匹を引きずり出して、 目の前で徹底的に蹴り壊してあげる。 「ゆぁぁぁああん!!まりしゃとれいみゅの、あいのすがぁぁああ!!」 「このおうちで、おちびちゃんをうむっちぇ、やくそくしちゃのにぃぃ!!」 「ふーむ。この2匹、明日去勢しとくか。」 ・・・・・・破壊、破壊、破壊。 こうして赤ゆっくり達が作り上げたゆっくりプレイスは、完成した5分後には、 この世界から永遠に消え去ったのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ゆっくり工作ブロックセット・注意書き』 ゆっくり達が作った工作物は、飼い主の皆さんにとっても大変魅力的なものでしょう。 でも、それらの工作物は、なるべく完成させたその日のうちにブッ壊してあげて下さい。 ゆっくりは、『自分で作った自分だけのモノ』を手に入れてしまうと、 非常に強い独占欲と独立心を持つようになってしまいます。 ・・・飼いゆっくりとしては、少し扱いにくくなってしまうんですね。 だから、変に愛着を持たないうちに、バラバラにブッ壊してあげちゃって下さい。 きっと、物を作る喜び、作った物の儚さ、ついでに飼い主さんとの力関係などを、 しっかりと学んでくれることでしょう。 ちなみに、目の前で思い切りよくバラバラに壊してあげると、なお効果的です。 ※解体作業は気分爽快ですが、1日1回までにしておきましょう。 あまり繰り返し過ぎるとトラウマになって、ブロックで遊んでくれなくなっちゃいますよ。 【製造元:ゆっくり加工所】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「片づけ完了!じゃ、また明日な!!」 「ゆ・・・ゆんやぁぁあああん!!」×20 そんなわけで、泣かせるのは悪いと思わなくもないが、 あいつらはあくまでも飼いゆっくりなのだ。 私は工作セットの説明書にある注意書きに従い、しっかりお片づけしてあげると、 部屋の隅っこに廃材置き場のようにブロックを寄せて、部屋の電気を消した。 うん、気分爽快。 「ぐしゅ・・・ゆっくちつくりゅよ・・・」 「ゆぅぅ・・もっとがんじょうなおうちしゃん、つくろうにぇ・・・」 「ゆっくちぃ、ゆっくちぃ・・ゆぇぇん・・・」 泣きながらもめげてはいないようだ。 うん、やっぱりゆっくりは可愛いと思う。 そして10分も経った頃部屋の前を通ると、 カチャカチャとブロックを動かす音が、夕日に赤く染まる部屋の中から聞こえてきていた。 そしてさらに30分後には、真っ暗な部屋の中で、 キャッキャとはしゃぎながら工作を続ける声が聞こえてくる。 どうやらあの玩具、相当気に入ってもらえたようだ。 ・・・・・・明日もしっかり片づけてあげないとな。 挿絵 byゆんあき 挿絵 by儚いあき 餡小話掲載作品 その他(舞台設定のみ共有) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 854 ごく普通のゆっくりショップ ふたば系ゆっくりいじめ 873 ゆっくり向けの節分 ふたば系ゆっくりいじめ 924 みんな大好きゆレンタイン ふたば系ゆっくりいじめ 934 暇つぶし ふたば系ゆっくりいじめ 943 軽いイタズラ ふたば系ゆっくりいじめ 1016 お誕生日おめでとう! 本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 冬-2. ふたば系ゆっくりいじめ 910 寒い日もゆっくりしようね 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりできるね! れいむ このぶろっくさんであそんでみたいよ -- 2021-04-10 15 48 40 いや、このお姉さんは影狼じゃないのか…? -- 2016-05-11 16 09 49 どうしてホモが湧いてるんですかねぇ……(歓喜) -- 2014-01-21 13 55 44 これはたまらん たまらん -- 2014-01-13 23 05 14 これはいいwwwww -- 2013-09-09 13 58 18 おねにーさんはかわいいね!ゆっくりできるよ! -- 2013-07-29 20 44 16 多分この人はロリコン(ショタコンも?)なんだろうなぁとか思ったり -- 2013-06-17 14 59 23 ↓ホモは帰って、どうぞ(迫真) -- 2012-06-01 22 56 27 この飼い主獣派ね!レイプしてぇ・・・ -- 2012-05-05 23 12 06 まるで俺の幼稚園の頃みたいだな -- 2012-03-09 19 40 47 このおねえさんはちぇんのしんかけいっなんだねーわかるよー -- 2011-10-08 21 47 21 ヒャッハアアァァーーーーー!!!!! ごみはお方付けだああぁぁーーー! -- 2011-09-15 19 42 06 名作だwww -- 2011-02-06 07 20 21 がちゃーん、と壊す所に吹いたw これは、おもしれー!www -- 2010-12-08 13 53 41 つうか飼い主さんは俺っ娘なんですねw -- 2010-12-01 07 53 59 飼い主とこいつらをまとめて殺したいな -- 2010-11-29 02 55 13 かわえええええええええ赤ゆかわえええええ かわいすぎていじめ殺してええええええええええええ -- 2010-11-28 21 02 01 すばらしい -- 2010-08-23 16 58 44 あーー かわいいわぁ こいつら いいわぁ -- 2010-08-06 20 12 50 これは面白いけど・・・ どうやら私には赤ゆはどう頑張っても飼えない事が解った 絶対諸共にぶっ潰す揺ぎ無い自信があるw -- 2010-07-30 00 32 58
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『ゆ虐ツアー』 虐待普通 パロディ 小ネタ 現代 独自設定 初投稿です 本日は当方鬼月観光のゆ~楽満喫田舎体験ツアーをご利用頂きありがとうございます このバスはこれよりSS村へと向かわさせていただきます 2時間程ではありますが道中のお楽しみとして各座席前に今朝もぎたての新鮮枝付赤ゆをご用意させていただきました 新鮮な味を楽しむも良し 幼い鳴き声を楽しまれるのも良いでしょう 思い思いのゆっくりをお楽しみ下さいませ ではSS村までの時間を・・・・ 『ゆっくりしていってね』 「「「「ヒャッハァー!!」」」」 バスガイドに応える奇声と共に客らは赤ゆを手にする 目の前の椅子背には針や爪切りペーパーナイフに塩や唐辛子 ドリンクホルダーにはオレンジジュースと至れり尽くせりだ ちなみに車内は火気厳禁なので火を使ったゆ虐はできない 『キュピィ!ユックチヤメチェエ~』 『プスプスシャンハユックチデキナイ~』 早速あちらこちらの席から拙い悲鳴の心地良いBGMが流れる このツアーは過疎化に苦しむ田舎の起死回生の村興し事業で企画された 念のため擁護派に配慮してツアー名やガイドの台詞からはゆ虐色は出来るだけわかりにくくしてある このゆっくりとゆう生物は少し人が手を貸すだけで爆裂に殖える 自然しかない田舎でも事業資金に悩まずに殖やす事ができる しかもゆ虐用だから躾や品質を問われる事はない むしろゲスであればあるほど鬼井山に喜ばれるとゆうのだから楽なもんだ 山一つを柵で囲い、その中で繁殖させる 柵には網を張り既にヒャッハーされた個体の飾りを括りつけておけばゆっくりらは柵に近寄る事もなく逃げる事もない 山一つ分のスペースは幾つもの群を養うのに十分であった 後は彼女らの餌となる草のクローバーや蓬等の野草の種をばらまくだけで軟らかい草やそれを食べる虫が勝手に育ってくれる それらを食べゆっくりは育ち殖えてゆく 若者の少なくなった高齢化著しい村でも十分に対応出来る位に簡単な作業であった 『じじいはやくまりさにあまあまよこすんだ「うりゃ死ねぇ!」おそらをとんでる~ぐちぇ!』 『も゛っどゆ゛っぐぢじたかっだ』 まずバスを降りた観光客を出迎えるのは可愛いゲスゆっくり達 ウェルカムキックで軽く準備運動をこなし各自昼ご飯用の弁当やゆ虐キットの入った袋を受け取る 「えーこれより皆様にはゆっくり触れ合い体験をしていただきます。」 拡声器を持った案内人である男性の声に注目が集まる 「住まい訪問を希望される方はあちらの幟を掲げた係員が放牧場へご案内させていただきます。」 案内役の『ゆ愛』と描かれた幟を掲げた凛凛しい細身でありながら逞しい青年が手を挙げ山道へと歩きだし希望者がついて行く 「ふれあい広場を希望の方は私が案内をさせていただきます」 こちらの希望者はやや少ないようで大半は山へと既に移動している 案内役について行くとふれあい広場と可愛いらしく描かれた看板は廃校となった小学校のにあり校内には沢山のゆっくりが徘徊しているのが外からでも伺える 学校ならば広い敷地をしっかり囲われた壁があり門を閉めてしまえばゆっくりには逃げようのないうってつけの空間であった 「えー皆様ようこそゆっくりふれあい広場にお越しいただきました。」 広場入口にて敷地使用についてレクチャーを受ける ?火を使う場合はグランド中央にある煉瓦で仕切られた(あったかぷれいす)で使う事 ?水を使う場合はプール場の中で使う事 ?潰したゆっくりは係員が回収いたしますのでそのまま放置して下さい ?各種道具のレンタルは校舎にて無料にて受け付けています ?お持ち帰りはできません 以上が大まかな決まり事だそうだ 「では心ゆくまでゆっくり達とのふれあいをお楽しみ下さい」 「「「ヒャッハー」」」 客は奇声を高々とあげ校内をうろつくゆっくりへと駆け出してゆく よほど待ちきれなかったようだ それもそのはず、このツアーの客層のターゲットはズバリゆ虐をしたいけど世間の目が気になるとゆう人が中心 家では悲鳴が近所に響くし世間体も気になるためにじっくり愉しむ事ができないとゆう隠れ鬼井山ばかりである ここなら日頃の鬱憤を晴らせると今この時を心待ちにしていたのだからもう誰にも止められない 「まぅりぃぃさぁぁああああ」 一人の鬼井山が成体まりさに猛烈にダッシュ 『ゆゅ?おにいさんはゆっくりした・・・ゆゆゅ?』 駆け寄る鬼井山に不穏な空気を感じるまりさに対応させる事なくこの時の為に鍛えた必殺技が炸裂する 「ネオタイガーショット!!」 地面に爪先を引っ掛けて蓄えた力を一気に開放する ドゥォォーン 『ゆ゛ぅう゛う゛う゛』 解き放たれた力はまりさの右半身だけを木っ端みじんに吹き飛ばす 餡子脳では何が起きたのかは理解出来ないらしくしきりに剥き出しになった餡を地面に擦りつけながら懸命に舌を伸ばし半身と共に吹き飛んだ帽子を戻そうとあがいていた 『ば・・ばり゛ざの・・ぢゅでぎな・・・・お・・』 舌が限界ギリギリまで伸びたところに第2撃 「ヒャッハァァァ!!」 ブチュッ! 舌が下顎と一緒に吹き飛ぶ 後に残されたのは左目で砂糖水を垂らし生き絶える土饅頭であった 「これだぁ!この感触だ!もっとだ!もっと味わわせろ!ヒャッハハハハハハハハハハハァ!!」 初めてのゆ虐に感動に打ち震える鬼井山であった。 この叫びに合わせるが如くそこらじゅうから悲鳴と奇声と雄叫びがこだまする 『ゆ゛ゅ゛ゆ゛ゅ゛』 あったかぷれいすでは炉で真っ赤に焼けた鉄棒をあにゃるに突き刺されて声も出せずに中から焦げてゆくれいむやバットやハンマーで潰されたありす 『わがらないよぉぉぉぉ』 足に自信のあったちぇんは後ろから迫る足から逃げきれずに踏み抜くかれ死んだ 危機感の薄いゆっくりであっても流石にこの状況ではゆっくりできない様であった 『ゆゅ?これはゆっくりできないよ!れいむはゆっくりにげるよ』 『どぼじでとびらさんがとじてるの~』 『わがらないよ~ゆっくりしないではやくひらくんだよ~』 校門の前には逃げだそうとしたゆっくりが集まりだす 「おい糞饅頭」 門の施錠を担当の男性がゆっくりに声をかける 『ゆゆゅ?おにいさんれいむはゆっくりかえるからゆっくりしないでとびらさんをあけてね』 『じじぃははやくまりさをたすけるんだぜ』 『わがってね~』 口々に開場をせまるがいちいち取り合ずに男性はグランドを指さして尋ねる 「いいのかこんなとこに集まってて?」 『『『ゆゅ?』』』 指差す方向をみて驚愕する 「「「むふおぉぉぉ~!!」」」 興奮してまるでれいぱーの如く奇声をあげて獲物を求めて鬼井山達が走ってくるではないか 『ゆゆゆゆ!!!ゆっくりしないでれいむはにげるよ・・・・どぼちてとびらさんがしまってるの~』 慌てるゆっくり達 『みんなあっちににげるみょん!ここはみょんがひきうけたみょん!』 殿を引き受けたみょんにゆっくり達は驚く 『ひとさんとたたかったらだめだよ~えいえんにゆっくりしちゃうよ~』 みょんは引き止める仲間達に背を向けて答える 『みょんはれいむやありすにおおきなかりがあるみょん! みょんはこんなかたちでしかかりをかえせないゆっくりなんだみょん・・・』 言うやいなや鬼井山へと駆け出す 鉄棒のアシスト台を駆け登り大きく跳ねて鬼井山の上から襲い掛かった 『せめてあいうちくらいにはしてやるみょーん!!』 この高さから落ちればゆっくりではただでは済まない玉砕覚悟の一撃だったのだが 「うぬの動き見切ったわぁ!!」 ブゥワサァ 鬼井山は汗拭きに首からかけていたタオルを投げる 空中に投げられたタオルに絡まり身動きを取られるみょん 「死ねぇぇぇぇ」 ズブァァ 鬼井山の声に振り向いたれいむ達が見たのはあにゃるに人差し指を突き刺されてアヘ顔によがるみょんであった 『く・・・くつじょくだみょん・・みきられたうえにいかされてしまったみょん・・・』 ぺにぺにを震わせ快楽の中事切れるみょん 「むぅ!あれは補ゆ糖浸拳!」 思わず技に見とれてしまっていた他の鬼井山の一人が呟く 「知っているのか鬼井山?」 尋ねる鬼井山Cに鬼井山Bは頷く 補ゆ糖浸拳とはゆっくりを専門とするゆ菓子職人に伝わる一子相伝のゆ虐拳法である この拳法で死んだゆっくりは屈辱と恐怖と痛みによって余す事なく餡に滑らかさと味わい深さを増してゆくとゆう食用拳法なのだ 鬼井山達は怖れおののく 「「「なんて無駄に素敵な拳法なんだ・・・・」」」 他にもお飾りだけを集めて回る鬼井山やありすを揺らして発情させてにわかれいぱーに仕立てて襲わせる者 人のゆ虐をみてこっそりすっきりーする者も ふれあい広場を選んだ鬼井山は初心者が多く一撃で永遠にゆっくりさせてしまい悲鳴や呻きを楽しむ余裕のない鬼井山ばかりだった そんな鬼井山達の満面の笑みを遠目に眺めながら村長は満足毛に頷き役場職員に語りかける 「来月からはわしの山をもう一つ追加して狩場を倍にしよう、わしはこの村を日本一のゆ虐の村にしてみせるぞ!」 職員は 「それは素晴らしいですね」 と相槌を打ってはいたが内心では そんな精神病な村こさえてどうすんだよ?しかも日本一?そんな事したら廃人の集まる村として住みたくは無い村ランキングに載り続けるぞ・・・・・ はぁ~不景気でなけりゃこんな仕事即辞めしてやんのに・・・・・ と歎いていたのであった 澄み渡る快晴の山々に悲鳴と奇声が響いていた
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ゆっくりたちの地雷行進 11KB 虐待 不運 番い 野良ゆ 現代 独自設定 ゆっくりが地雷で死ぬSS 加工所公式サイト、キッズページで「しゃかいこうけん」という項目をクリックすると、こんなページが出てくる。 【加工所はアフリカの土地で、ゆっくりを使った地雷除去を行っています】 ゆっくりんピースの活動などにより、一部では悪い印象を持たれているのも事実。 イメージ戦略の一環として、こういうこともしているようだ。 右下にはかわいくデフォルメされたれいむとまりさが、笑顔で喋っているイラストが付いている。 そのセリフは? れいむちゃん「れいむたちはみんなのためにがんばりたいよ!」 まりさちゃん「ゆゆ~ん♪ かこうじょのゆっくりはこんなところでもかつやくしてるんだね!」 ● どん、どん、どん、どん……。 ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。 太鼓の音が響く。 かつての内戦地。じりじりと暑く草一つない亜熱帯アフリカの大地にて。 横一列×十行に並んだゆっくりたちが一糸乱れぬ調子で前進していた。 ひとつドンと鳴るたびに一歩進む。機械のように、ただただリズミカルに進む。 (おちびちゃん! れいむは、れいむはぜったいにしなないよ……!) 横のゆっくりとの間に、スキマはまったくない。ほっぺとほっぺをくっつけて、決して遅れないよう進んでゆく。 どんどん。ドン! 「ゆびっ!!」 どんどん。ドン! 「ぼっぢょっっ!!」 どんどんどん。ドン! 「ゆがぼべ!!」 立て続けに三匹、永遠にゆっくりした。れいむの頬に、爆風と爆音。ゆっくりの断末魔が突き刺さる。 そして餡子の底から不快になる死臭が風に乗ってやってくる。 しかしどのゆっくりもまったく歩みを止めようとしない。 はねるたびに、大地の暑さによって染み出てきた汗がとびちる。 どんどんどん。 突然に、風が一吹きあった。 「ゆゆっ! まりさのおぼーしさん! まってね!!」 このまりさは、ただちょっとお帽子を取りたかっただけだ。 「ぺぎょっ!!」 そこで小さい爆風。まりさは中枢餡を爆破されこの世を去った。 止まったり列を離れたりしたゆっくりはどんな理由であれ、体内にうめこまれた爆薬でぶち殺されるのである。 自由な行動を許しては、地雷の除去はままならない。 どんどんどん。 一歩おきに、地雷に殺される可能性がある。その恐怖。 どのゆっくりも泣きそうな顔をして、死への道をただただ進むのだ。 顔を真っ赤にして号泣して、それでも死にたくないから止まれない。 「むっぎょおおおお!!! ぼういやああああ!!! ばちゅおうぢにがえるううううう!!!!」 また爆風。 このぱちゅりーのように恐怖のあまり狂って、走ったり暴れたりするゆっくりもいた。 恐怖に耐えられないゆっくりも、列からずれ次第爆破される。珍しくない出来事だ。 どんどんどん。 死と隣り合わせの極限状態。また。しずかに、ただ太鼓の音だけが響きはじめた。 れいむは祈りながら、一歩ずつ慎重に進む。地雷がないように、あっても何かの間違いで爆発しないように。 交通の発達とともに世界中に繁殖したゆっくり。 れいむはこの暑く草もまばらな土地から少し南の、あるジャングルで生まれ育ったゆっくりだった。 雨が多いことが熱帯雨林に住む上での唯一の難点である。 しかし食べ物が多く、なんといっても越冬する必要がないことがゆっくりの繁殖を許した。 それぞれの力は弱くても種全体としては力強いゆっくりは、凶悪な外来種としてここでも猛威をふるっているという。 そんなれいむが地雷除去ゆになったのは、人間さんたちのゆっくり狩りが原因だった。 豊富に繁殖した熱帯雨林のゆっくり。そこのゆっくりを使うのが量の面でも、コストの面でも良いと担当職員は考えたのである。 れいむは捕えられたあの時を、いつも反芻している。 あの時ふらんに捕まってさえいなければ、今だってゆっくりできたはずなのに。 ~~~~~~~~~~ ツルや低木がごちゃごちゃと並ぶ中、高い木の根元、そこに巣をつくってれいむたちは暮らしていた。 夫のまりさ、そして十五匹のおちびちゃん。食べ物は豊富で、最高にしあわせーな家庭であった。 「「おちびちゃんたち、おかーさんとおとーさんはかりにいってくるよ!」」 「「「「「ゆっくちいってらっちゃい!!」」」」」 天使のような子供たちの笑顔。れいむとまりさもついついにっこりしてしまう。 しかしこれが親子でした最後の会話となってしまった。 おちびちゃんとふれあったあの日々。れいむは、もうずいぶん前の事の様な気がしている。 育ち盛りの赤ゆを抱えたれいむとまりさ。沢山ごはんを採るため群れで有名な狩りスポットへ行こうとした。 ぱぱいやさんも生っているゆっくりした場所。しかしそれが運の尽き、そこはすでに地獄だった。 ゆっくりが集まることを見越して、捕獲用ふらんが大量に放たれていたのだ。 「しね! しね!」 「「「うー☆」」」 「ゆんやあああ!!! ありちゅをたべにゃいでええええ!!」 「おぢびぢゃああああああんんんん!!!!」 「ばりざおいしぐないよおおおお!!!」 「でがばらぢんぼおおおおお!!!」 「みんなあああ!!! みんなにげでえええええ!!!」 逃げ回るゆっくりはいとも簡単に捕まり、次々と巨大なバケツに放り込まれている。 重量がない子ゆ・赤ゆは軽過ぎて地雷除去ができないので、食べられるか殺されるかだ。 にげてと叫ぶ長ぱちゅりーも、まばたきした一瞬に連れ去られ、バケツ行きになった。 ふらんが群れのみんなを捕まえている! 捕まって食べられてしまう、そんなの冗談じゃない! れいむはまりさにふりかえった。 「ゆゆ! ゆっくりしないで、れいむたちもにげるよ!」 自分達も逃げないとゆっくりできない目にあいそうだ。はやく逃げなければならない。 しかしまりさの返答は、漢気あふれる勇敢な物。みんなのことを考え命を捨てる、そんなゆっくりにしかできない答えだった。 「まりさは……にげないよ! れいむとおちびちゃんたちだけでにげてね!! まりさはふらんとたたかって、むれのみんなをまもるよ!!」 「ま、まりさ!! なにいってるの!? いくらまりさがむれでいちばんつよいからって!」 まりさは成ゆ三匹を相手にしてなお無傷で立つ。この群れ十年に一度の戦士だった。 その自信もそこからきているのだろう。まゆげはキリリと伸び、表情は自信に満ち溢れている。 れいむは悲しくなり涙を浮かべたが、これが自分の愛したまりさだと思うと、それ以上止める気にはならなかった。 まりさならふらんたちを倒せるかもしれない。 「わかったよ……、でも、ぜったいいきてかえってきてね! まりさがしんだられいむもおちびちゃんもないちゃうよ!!」 「もちろん! しんぱいしないでね! ふらんなんてちょちょいのちょ……おそらをとんでるみたい!!」 まりさはキリリとした顔のまま、ふらんにおさげを掴まれあわれバケツ行きとなった。 「ばりざああああああああ!!!!」 れいむも同じ道をたどったことは言うまでも無い。 ~~~~~~~~~~ (ぜったいにいきのこって、おちびちゃんとゆっくりするよ! ぱぱいやさんをたべて、ゆっくりするよ!) つがいのまりさはあっけなく爆死したが、れいむはまだ死んでいない。 れいむは希望を持っていた。地雷除去ゆたちは、がんばったゆっくりから群れに帰れるとふきこまれている。 だが現実、ゆっくりがおうちに帰ることはは二度とない。 ゆっくりを働かせるための口実だろう。この土地の地雷処理が終われば次の土地に輸送されるだけである。 地雷を踏んでしまうその日まで、この地獄は終わらないのだ。 「Back!」 人間さんの鋭い掛け声とともに、ゆっくりたちは反転する。 Go aheadで進み、Backで戻り、Waitで止まる。その三つ以外の事は求められない。地雷処理ゆ全てだ。 (ゆふぅ、かわいいれいむはきょうもいきのこれたよ) 反転したゆっくりたちは、自分が歩いてきた土をまた踏むことになる。 念のためということで、一つの場所を何度も往復するのだ。 一度踏んだ土の下に地雷は無いはずだからと、ゆっくりたちもここにきてやっと安堵の表情を見せる。 ただ運よく何週間も地雷除去を続けているゆっくりはそんな簡単に安心できず、不安そうな顔をしている。 ここから死ぬゆっくりも沢山いるのだともう知っているのだ。 その瞬間、れいむの視界はスローモーションになった。 大きな音。大きな音。どこから? それは、れいむの下から。 「ぶぎょっ!!」 れいむの体の真下。餡子の重みで地雷が爆発した。 筋餡も中枢餡も、なにがなんだかわからないぐらいまざりあって、粉々にふきどんだ。 れいむは死んだ。走馬灯を見る暇すらなかった。 軍事上の理由から複数回踏まなければ爆発しない地雷、誤作動により爆発できなかった地雷。 二度目以降でも爆死するゆっくりはいる。 しかしなんてことはない。ゆっくりが死ぬのはいつものこと。 人間さんも、周りのゆっくりも、れいむの死などなかったかのように行進を続けた。 行進が終わったあと、残されたのは死んだゆっくりたちのバラバラになったおかざりと、ぶちまけられた大量の中身だけであった。