約 5,753 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/554.html
「んっほおおおおお!!!」 「んほんほ!!!」 「とかいはねえええええ!!!!」 「ゆほほほ! まむまむはどこかしらあああ!!!!」 「まむまむないならしたいですっきりすればいいじゃない!!!」 深夜の公園でありすというありすたちが、公園の野良ゆをつかってれいぷっぷパーティーと洒落込んでいた。 効率よく大量のゆっくりとすっきりすることだけを目的としてまれにレイパーの群れが発生するのだ。 クイーンありすに率いられ、野良ゆの群れや、悪質なものでは飼いゆすら性欲にまかせて狙うという。 「んほほほ、どのありすもとおってもゆっくりしてるわね!」 クイーンありす一本のぺにぺにで三匹のゆっくりをれいぷっぷしながら、 (うち二匹はまむまむから背中までを貫かれ、ドーナツのようになっている。) 群れのみんなのとってもとかいな愛に満ち溢れた様子をほほえましく眺めていた。 れいぱーの群れでは愛こそとかいは、愛こそゆっくりなのだった。 公園中のダンボールは引きずり壊され、大も小もれいぷれいぷれいぷれいぷ……、 望まぬすっきりを強要され、抵抗はツンデレゆっくりとしてれいぱーの性欲に油を注ぐ結果にしかならなかった。 子ゆっくりはもちろん、赤ゆっくりや実ゆっくりまでも犯された。 「はつすっきりでてんごくへいっちゃうなんて、れいむちゃんったらいんらんねえええ!!!!」 れいぷっぷされていないゆっくりといえばもう黒くなって永遠にゆっくりしている個体だけ、 いやそれすらも死姦大好きの特殊性癖れいぱーによって引き続きすっきり地獄をあじわっていた。 遮るように、クイーンが声を上げる。 するとレイパーたちは腰を振るのをやめ、クイーンに視線を集めた。 「とかいはなすっきりパーティーだったわ! みんなで愛を与えて、とてもゆっくりできたわね! でももうおしまい、人間さんが来る前にゆっくり切り上げましょう。」 このクイーンはなかなか頭がいい、長居すると人間さんの通報で加工所の人たちがやってくることがわかっている。 決して無茶なすっきりはしない。 10分後、幾人かが加工所から派遣されてきたとき、既にれいぱーは影も形もなかった。 「しかし死因がほぼすっきりであることかられいぱーに襲われたとみて間違いはないでしょう」 「そうか、それじゃあ実ゆを回収して帰ろう」 加工所の人たちは野良ゆ同士の集団れいぷっぷ事件であったと判断し、 野良ゆっくりが増えないように実ゆを全てちぎるとそのまま帰ってしまった。 この恐怖のすっきりパーティーで300匹を超える公園内全てのゆっくりが永遠にゆっくりした。 しかし多くの人間さん達にとってみれば邪魔で汚い野良ゆっくりが死んだだけの事件で、 れいぱーが「んほおお」とうるさかったことを除けば問題になるような話ではなかった。 しかし翌日。 「ゆゆーん、ゆっくりしたあさだよー」 ゆっくりちぇん。金色のバッヂのかがやく、泣くゆも黙る飼いゆっくりだ。 このちぇんは外を出歩くのが大好きで、部屋に取り付けられたちぇん専用の出入り口から、 今日も日課のさんぽコースをたどり、朝ごはんまで公園でゆっくりするつもりだった。 この公園とは、昨夜遅くにあのれいぱーの暴れた公園のことだ。 朝の公園にはいたずら好きの子供たちもいないし、鬼意山たちのゆ虐場面に遭遇することもないから、 不安なくおもいっきりひなたぼっことのんびりーが楽しめるちぇんお気に入りのゆっくりプレイスであった。 「ゆっ?」 ゆっくりプレイスである公園の前に来たちぇんは何故だかびっくり固まってしまった。 「ゆええええん! おきゃあしゃんどきょおおーーー!!!」 「いぢわるしにゃいじぇにぇえええええ!!!!」 「ゆえーん! ゆぴええん!」 「あんこしゃんがおちてるよ! むーしゃ、むーしゃ! しあわせー!!」 「そのくきしゃんはありちゅのよ! よこどりしゅるげすはゆっくちしんじぇにぇ!」 「ゆげえええ!!!」 「ゆっくちさせちぇええーー!!」 大量の赤ゆっくりがいた。 それも並みの数ではない、公園の土に絨毯を敷くようにびっしりと居たのだ。 ちぇんは大きな目をぱちくりさせるが、その数は見間違いではありえない。右も左も赤ゆっくりだ。 ちぇんはゆっくりなので見当がつけられなかったが、実に一万匹の赤ゆがいるようだ。 しかしペットショップの沢山のゆっくりよりも、もっと沢山だということはちぇんにも分かった。 「おちびちゃんたちなにしてるのー? おかあさんはいないのー?」 ちぇんが尋ねる。野良には話しかけないよう教えられる飼いゆっくりだが、 泣いてる赤ゆを放っておけなかったのか、つい声をかけてしまったのであった。 「ゆっ、ゆっくりしたおねーしゃんだにぇ!」 「さちぇはまりちゃのおきゃーしゃんだじぇ?」 「ちがうわ! ありしゅのおきゃーしゃんよ!」 「おきゃーしゃん! ぺーりょぺーりょしちぇにぇ!」 「いくじほーきすりゅなんちぇ、まったくげしゅおやだにぇ!」 ずうずうしい赤ゆたちに言い寄られてしまっている。 だから野良の相手はしちゃだめだというのに。 ちぇんは予想外の反応にあわててなんだかおろおろとしている。 「おかーさんじゃないよー? わからないよー?」 ちぇんがその妄想を否定すると、 「ゆゆう?」 「にんちしにゃいにゃんちぇ、ほんちょのげしゅだにぇ!」 「いしゃりょうちょうだいにぇ! いちまんえんでいいよ!」 「あまあまだしゃにゃいと、せいっさいすりゅよ!」 「「「「「「ぷきゅううううう!!!!」」」」」 「わ、わがらないよおおーーー!!!」 金バッヂのちぇんは生まれてこのかたぷくーをされたことがなかったので、赤ゆのしょぼいぷきゅうううでも しーしーをちびっちゃうぐらい怖かったようだ。 ちぇんはしーしーの漏れるのにも構わず全速力ではねて、あっというまに消えてしまった。 「ゆっくちできないげしゅだったにぇ!!」 「「「「「ゆぷぷぷぷ!」」」」」 実ゆっくりは摘み取られ、親ゆっくりたちはみな永遠にゆっくりした、 しかしあのれいぱー達の精子餡はそれで挫けるほど弱いものではなかったのだ。 ゆっくりの妊娠を大きく分けたうちの一つに植物型妊娠がある、なにか植物と似通った部分があるのだろうか、 そのような性質がれいぱーの強い性欲と結びついて奴らの精子餡に突然変異を起こした。 れいぱー達の精子餡はまむまむからこぼれて周りの土にもかかっていた。 死んで残った餡子をれいぷっぷする特に変態なれいぱーもいた。 そのようにして土や餡についた子種が、種族の垣根を超え、そのまま着床したのだ。 着床した子種は地面や餡子の栄養を吸い上げ、一日にして赤ゆを産み落とした。 れいむやまりさなど、ありす以外が混じってるのは着床した餡の種類によるものだろう。 「らんしゃまあああー!!! ちぇんはこわかったよおおー!」 「ちぇぇぇぇぇぇぇん! けがはないかああああよかったああああ!!!」 この赤ゆたちはあのちぇんの飼い主から連絡を受けた加工所の一斉駆除部門の人々により駆除されることになった。 一匹一匹処理するのは手間がかかるので高圧の水を放出する放水式ゆっくり駆除洗浄機により一気に殺傷し、 餡塊としてまとめて処分することになった。 「ゆっ? にんげんしゃん? ここはまりしゃのゆっくちぷれいしゅなのじぇ!」 「はいりちゃいなりゃれいみゅにあまあまをけんじょうするといいよ! こうきゅうひんでいいよ!」 加工所の鬼意山は赤ゆをうんうんを見るような眼で見て、洗浄機のスイッチをONにした。 ぷっしゃああ 洗浄機の前に突っ立っていた馬鹿な300の赤ゆはその一日にも満たないゆん生に幕を閉じた。 「ゆああああ!!! おみずしゃんゆっくちしちぇええ!!!」 「みんなにげちぇにぇえええええ!!!」 「ぱちぇのいもうちょがあああ!!!」 「わきゃりゃにゃいいいい!!!」 「どけえええ!! れいみゅさまのまえにたちゅげすはちねえええ!!!」 この洗浄機は本来密集した群れをまとめて処理するのに使うものだ。 前方140度に高圧の水が放射され、それによりゆっくりを駆除する。 大型ゆっくりやドスに致命傷を与えられないのが欠点だが子ゆっくり以下は一瞬で皮が破れ、 餡子と水が混じり合う酷い苦痛を味わいながら死んでしまう、赤ゆ処理には持ってこいだ。 二つの出入り口を二台の駆除機で塞ぎ、逃げられないようにして、出口付近の赤ゆから重点的に殺してゆく。 公園内部で暴れる一台は、密集部を狙って効率的に数を減らしてゆく。 お歌を歌って見逃してもらおうとするゆっくりがあった。 「おうたでおにーしゃんをゆっくちさせりゅよ! ゆ~♪ ゆっくちのおーけしゅとりゃだよ~♪」 100匹の赤ゆがでたらめに音痴な歌を歌ってる、未熟ゆもいるようで、そういうのは特に音程がとれてない。 この不協和音ではどんな人間も不快に思うだろう。 「これでおにーしゃんもとってもゆっくちできりゅね!」 「みずしゃんかけたらおにーしゃん、まりちゃたちのおうちゃきけにゃいよ! こまりゅよ!」 「ゆぷぷ! おにーしゃんったらこんっわくっしてるのじぇ!」 「びせいによったなりゃかいゆっくちにしてもいいよ!」 勿論鬼意山は一切気にも留めず、赤ゆ達はおうたであんぐり開けた口に大量の水が流し込まれ、 内部から皮をビリバリ千切れさせてしまうことになった。 「ここからでられりゅよ!」 「えいえいゆー!」 「ゆぷぷ! にんげんさんきずかなかったんだにぇ! ばかなの? しぬの? おおあわれあわれ!」 フェンスの穴から出ようとする者もあった。 ふさがっていない出口さんを見つけた赤ゆたちはワイワイだ。 赤ゆたちの頭にはフェンスから脱出し、とてもゆっくりしたおかーさんたちが迎えに来て、 むーしゃむーしゃしながらおかーさんが人間をボコボコにせいっさいっして奴隷にするゆっくりした光景を眺める。 そんなゆっくりしてきゃわいい自分は美ゆっくりに言い寄られてしまう。 そんなバラ色の未来が広がっていた。 「なんでおとしあなしゃんがありゅのおおお!!!」 しかし赤ゆたちはどぶに落ちて、コケやカビにまみれた水を体いっぱいに浴びることになってしまった。 この公園の周囲はぐるっと一周どぶが通っているのだ。どこを抜けても赤ゆでは道路に辿りつけない。 人間さんは赤ゆっくりがフェンスを抜けても逃げられないととっくに知っていたのだ。 「くしゃいいいいいい!!!!」 「ゆっくちできないいいいい!!!」 緩やかな水流は赤ゆたちの薄い皮をふやけさせて、ゆっくりと死へ追いやっていった。 「にゃんでぴょんぴょんできにゃいのにょおお!!!!!」 「かべしゃんゆっくちさせちゃえええええ!!!!」 跳びはねようとあんよをばたつかせるが、あんよが底に付いていないのだから飛べるはずがない。 逆に暴れることで口内の空気で辛うじて浮かんでいたギリギリのバランスを崩してしまったり、 隣のゆっくりにぶつかってどぶの底に突き落としたりしてますますゆっくりできないことになった。 死体の餡子が水に溶け、液体は甘い香りを放つ茶色のおしるこになっていた。 「ゆぎゃあああ!!!!! おみじゅさんゆっくちいいい!!!!!」 「おみじゅしゃんがすごきゅくちゃいよおおお!!!!」 どぶ川は赤ゆたちの死臭でますますゆっくり出来ないものになっていった。 死臭とはゆっくりにとって非常に嫌なものであるようで、昔からゆっくり避けに広く使われている。 沈没した赤ゆの死体が水に混ざったことでこのどぶは先ほどと比べ物にならないほどゆっくりにとって居心地の悪い場所になっていた。 逃れようと暴れてあんよをやぶってしまったり、ひっくり返って水を大量に飲んで餡子を汚してしまったりした赤ゆもいた。 しかしこの地獄ももう終わる。 「ゆゆーん♪ おしょりゃをとんじぇるみちゃーい♪」 どぶの終点はさらに下層の流れの激しい下水道に繋がっていた。 この流れの早さではもはや生き残ることはできないだろう。 すでに体がふにゃふにゃであることも手伝って、赤ゆの分解は意外と早かったようだ。 よかったね、死ぬ前にお空を飛べて……。 滑り台にのぼって儚い抵抗をするものもあった。 滑り台のいちばん上では赤ゆの一団がぎっしり詰まってゆうゆう喚いていた。 「みんにゃでいっしぇいにぷきゅーしておいはらうわよ!」 「えいえいゆー!!!」 リーダーシップを発揮しているぱちゅりー。普通の群れに生まれていたら長にもなれただろうに。 しかしまだ赤ゆである、賢ゆの判断力は期待できない。 「しぇーの!」 「「「「ぷっきゅううううううう!!!」」」」ぽろぽろぽろり ぷくーをしたおかげで滑り台は定員オーバーだ。 「「「「おしょりゃをとんでるみちゃーい♪」」」」 半分は滑り台を転げ落ちるか、階段方面に突き落とされるか、柵からはみ出るかして落下し、 連続で体を打つか、あるいははるか下の硬い地面にいきなり叩きつけられるかして殆どが致命傷を負った。 オレンジジュースがあれば直せるような傷だったが、駆除される運命の赤ゆのお口には一滴も入らない。 あんよが潰れた赤ゆはもうぴょんぴょんもできない。 ここで鬼意山が見逃したりしてももう生きてゆくことは不可能だろう。 「どぼしていもうちょがいにゃいにょおおおお!!!!」 「おねえちゃんどきょおおおお!!???」 さすがの鬼意山もこれには呆れ顔。 「お前たちの仲間ならたった今自分で突き落としたじゃないか……」 「うらぎっちゃなぁぁ……」 「げしゅのぱちゅりーはゆっくちちないでちねぇぇ……」 落ちた赤ゆは一通り罵倒を済ませるとそのまま苦悶の表情で永遠にゆっくり。 ぱちゅりーはゆっくり理解するとショックで吐餡し、中枢餡まで吐き出して死んでしまった。 隠れてやり過ごすという現実的な解決策をとる者もあった。 「みんな! このはこしゃんにのぼってやりしゅごしゅのじぇ!!」 「えいえいゆー!」 しかしそれはゆっくりを捨てるために設置された筒状の水洗ゴミ箱であった。 公園のゆっくりなら親ゆからとてもゆっくりできないものだと教わるものだがこの赤ゆ達に親はない。 「なんでおみずしゃんがいっぱいなのじぇええええ!!!???」 「ゆんやあああ!!!」 台を経由して勢いよく飛び込んだ何匹もの赤ゆは水に顔からつっこんで永遠にゆっくりした。 落ち着いて中を見る余裕があればこんな死に方をせずに済んだろうに。 筒状の箱さんは赤ゆのおかくれ魂に火をつけるのか、一分おきに同様の手順をたどって死んでゆく赤ゆが見られた。 「かくれりゅよ!!」→「ゆんやあああ!!!」→一分→「かくれりゅよ!!」→「ゆんやあああ!!!」→一分→ 「ここでちぬぐらいなりゃれいぷっぷをあじわってかりゃちんでやりゅわああああああ!!!!!!」 「んひょおおおお!!! しゅうだんれいぷっぷよおおおおお!!!!」 「ゆんやぁー!! しゅっきりちないでぇえええ!!!!」 やはりれいぱーの子はれいぱーなのか、追い詰められてすっきりに走る赤ゆもいた。 鬼意山に殺られる瞬間のありすたちの顔は、ゆん生を満喫したようなとてもゆっくりしていたものだったという、 赤ゆっくり自身の自滅と洗浄機のパワーで殆どの赤ゆを餡塊に変えた。 鬼意山の仕事は素晴らしいもので、赤ゆの逃走をほとんど許さなかったという。 万クラスのゆっくりは一時間もかからずにおおかた虐殺されて、この公園はゆっくりがしばらく 立ち寄ることすら出来ないほどの死臭ぷんぷん漂う場所になったそうな。 「こうえんさんがゆっくりしてないよーー!! わからないよー!!」 れいぱーの繁殖力は凄まじい。 時折報告される突然変異により、このような異常な生殖能力を得ることもある。 しかしあのれいぱーの性欲がこの程度でとどまるものなのだろうか。 れいぱーの繁殖力が強くなっていけばどうなってしまうのか。 これはゆっくりのかつてない大繁殖への前触れではないのか。 人間はまだれいぱーの本当の恐ろしさを知らないのかもしれない。 おわり
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2319.html
赤ゆを虐殺してみた 22KB 虐待 飾り 共食い 姉妹 赤ゆ 透明な箱 現代 虐待人間 久しぶりに投稿 14作目。 タイトルそのままの内容です。 愛でなし。 長いです。 薄暗い部屋の中。 「はみゅ!はみゅ!」 「はひゅ!はひゅ!」 そこには大きなテーブルがあり、大きな皿が一枚置かれていた。 その皿の中、ゆっくりの赤ん坊たち(以下赤ゆ)が用意されていたエサに群がっていた。 赤ゆたちはまりさ種が7匹とれいむ種が7匹の計14匹で、 全員一心不乱にエサをほうばっていた。 「うっみぇ!みゃじうっみぇ!みゃじぱにぇっ!」 よだれを垂らし、まき散らしながら喰らう者。 「もっもっもっ!」 顔をエサへ突っ込み、尻を左右に激しく振りながら喰らう者。 「む~ちゃ、む~ちゃ!」 くちゃくちゃと音を出しながら喰らう者。 「ぺ~りょ♪ぺ~りょ♪」 エサをべろべろと舐め取りながら喰らう者。 赤ゆたちの旺盛な食欲によってエサは勢いよく減っていく。 「ちっ!ちあわしぇーーーーーーー!!!」×14 満腹になり喜びの声を上げる赤ゆたち。 皿の中のエサもほとんど無くなっていた。 一方、赤ゆたちの体は大きくなっていた。 エサを一度にたくさん食べたことで体の皮が伸び、 顔は小さいままのなすびのような体型となっていた。 「ゆ~~~ん♪ゆっくち~~♪」×14 皿の中でうぞうぞとうごめいている赤ゆたち。 満腹になり満足したことで各々が一番ゆっくりできることを始める。 「きゃわいいれいみゅがしーしーしゅりゅよ!」 「まりちゃしゃまのすーぴゃーうんうんたいむだじぇ!」 周囲に排泄物をまき散らすもの。 「ゆっくち~~♪」 「こりょこりょしゅりゅよ~~♪」 もみあげをぴこぴこと動かしたり、その場を動き回ったり転がったりするもの。 「ゆ~~ゆ~~ゆ~~♪」 「・・ゆぴー・・・・ゆぴー・・・」 歌を歌ったり、眠りだすもの。 それぞれとてもゆっくりとしていた。 一人の男が部屋の中に入ってきた。 男はかなり大きさの透明な箱を両手で抱えていた。 箱の中には色々と物が入っているようだ。 赤ゆたちはだれも男の存在に気付いていない。 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」(キリッ!!!)×14 男が赤ゆたちに挨拶をした。 それに対して、キリッ!!!とした顔で返答する赤ゆたち。 「ゆっ?にんげんしゃんだ!」 「にんげんしゃんゆっくちちていっちぇね!!」 「ここはまりしゃしゃまのゆっくちぷれいしゅなんらじぇ!! じじいはしゃっしゃとでていくんらじぇ!!」 「きゃわいいれいみゅにあみゃあみゃしゃんちょうだいにぇ!」 「どりぇいはまりちゃしゃまのうんうんしゃんかたじゅけてにぇ!」 「にんげんしゃんまりちゃのおちょうしゃんとおかあしゃんしらにゃい?」 『うぞうぞ』か『ぐねぐね』という擬音が似合う動きで、男に近寄ってくる赤ゆたち。 男は抱えていた箱をテーブルに置くと、箱の中にある物を取り出し始め、 全て取り出し終わると、赤ゆたちの飾りに1~14までの数字が記されたシールを貼り付けた。 「ゆっ?にゃにこれ?」 「ゆあああ!まりちゃのおぼうししゃんにへんにゃのちゅけにゃいでね!!」 「ゆっくちしゃっしゃととっちぇね!これじゃゆっくちできにゃいよ!」 「ゆ~ん!まりしゃのおぼうちしゃんがかっきょよきゅなっちゃんだじぇ!」 飾りにシールを貼られ、不満の声を上げたり逆に喜んだりする赤ゆたち。 男はそれを無視して、1のシールが貼られた赤れいむをつまみ上げた。 「ゆっ?おしょらをちょんでるみちゃ~~い♪」 持ち上げられ喜ぶ1れいむ。 「ゆあっ!!いいにゃいいにゃ!!」 「まりしゃもまりしゃもやっちぇにぇ!!」 「れいみゅもおちょりゃをとびちゃいよ!!」 他の赤ゆたちはそれを羨ましがっている。 「ゆっゆっ♪ゆっゆっ♪ゆ~~♪」 他の姉妹たちに羨ましがられ得意げになる1れいむ。 「ゆ~~~♪ゆっ!?」 1れいむをつまみ上げた男は1れいむの頭部と底部を両手で掴んだ。 「ゆうぅ?」 男の行動に困惑する1れいむ。 ブチッ!!! 「ゆぎえぇ!!」 「ゆっ!?」×13 1れいむが異様な声を出した。 男が1れいむの体を、まるでぞうきんを絞るかのように引きちぎったからだ。 「ゆぎゃああああああああああああ!!」 悲鳴を上げる1れいむ。 体を二つに引きちぎられ、激しい痛みが襲ってくる。 男は1れいむを、テーブルへ勢いよく投げつけた。 「ゆぎゃああああ!!!ゆぎっ!!」 投げつけれ、顔面から勢いよくテーブルにぶつかる1れいむ。 その拍子にわずかに体に残っていた餡子が飛び出る。 「ゆぎっ・・・ゆぅ・・ぐぅ・・・ちぃ・・」 1れいむは息絶えた。 その間、他の赤ゆたちは何が起きたのか分からず、惚けたまま姉妹の最後を見ていた。 「ゆぎゃああああああああああ!!」 「おにぇえちゃあああああああん!!」 「まりしゃのいもうちょがああああああああ!!」 「ゆんやあああああああああああ!!」 「どぼじぢぇごんにゃごどずるにょおおおおおお!!」 ようやく事態に気が付き、悲鳴を上げる赤ゆたち。 その間に男は、2のシールが貼られた赤まりさをつまみ上げた。 「ゆっ!?」 つまみ上げられる2まりさ、底部を掴まれ手から顔がはみ出た格好となる。 「ゆうぅ?ゆっ!・・ゆあぁぁ・・・ゆああああああああ!!! はなちちぇえええ!!はなちちぇええ!!」 最初は事態を理解できず、口をぽかんと開けて惚けていた2まりさだったが 姉妹に起きた出来事と今の自分の状況を理解したのか、 叫び声を上げ逃げようと必死に暴れ始めた。 しかし、男がしっかりと掴んでいるため逃げ出せない。 「ゆんやああああああああああああ!!」 「まりちゃああああ!!」 「やめちぇあげちぇね!いやがっちぇるよ!」 喚く2まりさと他の赤ゆたち。 それを無視して男は、2まりさを掴んでいる腕を大きく振り上げると、 2まりさをテーブルの角へたたきつけた。 「ぴゅげえっ!!」 テーブルの角に勢いよくぶつかる2まりさ、 その衝撃で右目は潰れ、皮は裂け、歯は欠けたり砕けたり抜け落ちた。 「ゆぎぃ・・・・い・・」 「まりちゃあああああああああ!!」 「れいみゅのいもうちょがあああああああああ!!」 「ゆやああああああああああああああ!!」 苦しげな声を上げる2まりさ、瀕死の状態だ。 男は掴んでいた2まりさの体を握り潰した。 「びゅげぇっ!!」 悲鳴を上げる2まりさ。 体内の餡子が逆流し口から勢いよく吐き出され、 下にいた他の赤ゆたちへと降り注ぐ。 「ゆぎゃああああああああああああ!!」×12 餡子が体や飾りに掛かり慌てふためく赤ゆたち。 姉妹の血や内臓が自分の体に掛かってきたようなものなので、当然の反応といえるだろう。 絶叫と悲鳴が部屋いっぱいに響く。 「もっ・ゆっぐ・じた・・た・・・」 その間に2まりさは息絶えた。 男は2まりさの死がいを赤ゆたちのところへ放り投げる。 「ゆぎゃああああああ「ポトッ」ゆっ!?・・・・・・・・ゆぎゃあああまりちゃああああああ」×12 途端に上がる大絶叫。 先ほど以上にパニックに陥る赤ゆたち。 「ゆぎゃあああああああああああああ!!」 「もうやじゃあああ!!おうちかえりゅううう!!」 「たしゅけてーーー!!おちょうしゃああああああん!!」 「おきゃあああしゃああああん!!」 「ゆんやああああああああああ!!」 「ゆっくちしちゃい!!ゆっくちしちゃいいいいい!!!」 右へ左へと激しく跳ね回り男から逃げようとする。 「どうしちぇじめんしゃんがにゃいのおおおおおおおおお!!!」×12 しかし、赤ゆたちがいるのは、薄暗い部屋の中にあるテーブルの上。 逃げ場はない。 それでも赤ゆたちは男から少しでも離れようと、テーブルの端まで逃げる。 「ゆうぅ・・・ゆぴーー!!」 「ちゃかいよーーーー!!」 「きょわいよおおお!!」 何とか降りられないかと下を見下ろすが、あまりの高さにあんよがすくみ、 恐ろしーしーをしてしまう。 テーブルの高さなど、人間にとってはたいした高さではないが、 赤ゆたちにとっては断崖絶壁にいるのに等しいのだ。 「ゆうぅ・・・ゆっ!ゆーーーーん!!」 6の数字が貼られた赤まりさが意を決して飛び降りた。 「ゆぶげっ!!」 勢いよく床にぶつかる6まりさ 「ゆっ・・ゆぎぃ・・いっ、いぢゃいけじょこれでゆっくちできりゅよ」 痛みで涙目になる6まりさだったが、無事に飛び降りることに成功する。 「れいみゅちちゃくにゃいよ!!もっちょゆっくちしちゃい!!」 「まりちゃもちににゃくない!!」 「ちにちゃくなあああああああい!!」 6まりさに触発されたのか、さらに3と9の赤れいむと12の赤まりさが、次々に飛び降りた。 6まりさの真上に 「ゆぴー!」 「ゆびゅ!」 3れいむが落ちてきた。 その下敷きになる6まりさ。 下敷きになった衝撃で餡子を少し吐き出してしまう。 さらに、3れいむが落ちてきた拍子に、自慢の帽子が頭から落ちてしまう。 「まりちゃの・・おびょう・・ちしゃん・・・・」 帽子が落ちたことに気づき拾おうとする6まりさ しかし・・・・ 「ゆやー!」 「ゆびゅ!」 「ゆぎゅ!!」 そこへ9れいむが落ちてきた。 その下敷きになる6まりさと3れいむ。 先ほどの6まりさと同じく、餡子を少し吐き出す3れいむ、 先ほどよりたくさん餡子を吐き出す6まりさ。 「ゆあー!」 「ゆびゅ!」 「ゆぎゅ!!」 「ぼぎゅべっ!!!」 さらに、トドメとばかりに12まりさが落ちてきた。 その下敷きになる6まりさと3れいむと9れいむ。 先ほどと同じく、餡子を少し吐き出す9れいむ、 先ほどよりたくさん餡子を吐き出す3れいむ、 そして、盛大に吐き出す6まりさ、体内にある全ての餡子を吐き出してしまう。 「もっ・・・ゆ・・・じぃ・ちゃ・・・」 その結果、皮だけになる6まりさ。 「ゆわーーーん!いちゃいよおおおお!!」 「あびゃれないぢぇね!いちゃいよ!」 「ぐるじいぃ・・・しゃ・・しゃと・・どいちぇ・・・」 縦に積み重なり、トーテムポールのようになる3匹。 「ゆうぅ・・いちゃかっちゃよ・・でも!こりぇでゆっくちできりゅよ」 「いいかりゃしゃっしゃとおりちぇよ!」 「はやきゅ・・どいぢぇぇ・・・」 テーブルから降りることに成功し、これで男から逃げられたと思い安心する12まりさ。 これからたくさんゆっくりしようとでも思っているのだろう。 『にげちぇえええええええええ!!』×8 「「「ゆっ!?」」」 そこへ、テーブルの上に残っていた姉妹たちの叫び声が聞こえてきた。 何事かと思った3匹は、巨大な影が自分たちに覆い被さっていることに気付く。 上を見上げると男が自分たちを見下ろしていた。 「「「どうちちぇいりゅにょおおおおおお!!」」」 叫び声を上げる3匹。 男は3匹の目の前で屈み込むと3匹を上から押さえ付けた。 「ゆぎゃああああああああ!!まりちゃのきりぇいなおはぢゃにしゃわりゅにゃあ!!」 そうして、上から徐々に力を加えていき潰そうとする。 「「「ちゅぶれぶううううううう!!!」」」 苦しむ3匹。 徐々に上からの圧迫が増し、体内の餡子が飛び出そうになるのを必死に堪える。 男は押さえる力を徐々に強くしていき・・・ 一気に力を加えた。 「「「ゆびゅえっ!!!」」」 潰れる3匹。 口と尻から中の餡子が勢いよく飛び出る。 「「「もっ・・・・ゆぐぅ・・・ぃ・・ぁ・・・・・」」」 皮だけになる3匹。 「ゆやああああああああああああああ」 「もうやじゃあああああああああ、おうぢかえりゅううううううううう」 「おきゃああああああしゃあああああああん」 「ゆんやああああああああああ」 3匹の悲惨な最後を目撃し、さらにパニックになる残りの赤ゆたち。 そのことを特に気にした様子もなく、男は残った赤ゆたちの中から適当に4匹ほど捕まえると、 部屋に入ってきたときに持ってきていた透明な箱に投げ入れた。 「ゆべっ!」 「ゆぴっ!」 「ゆぶっ!」 「ゆげっ!」 乱暴に投げ入れられ、短い悲鳴を上げる4匹。 次に、男はゲル状の物体と適当な大きさに破かれた紙くずを4匹の真上に振りかけてきた。 「ゆあーーん!いちゃいよーー!ゆっ?・・・にゃにこれ?あまあましゃん?」 早速、ゲル状の物体に興味をもつ14れいむ。 どうやら食べ物だと思ったようだ。 「あまあましゃんなりゃれいみゅにのもにょだよ! だかりゃあまあましゃんはれいみゅにむーちゃむーちゃしゃれちぇね! むーちゃむ・・・ゆげえぇ!!こりぇどきゅはいちぇる!!」 どうやら食べ物ではなかったようだ。 「ゆんやーーー!まりちゃのしゅてきにゃおぼうちしゃんがーー!」 8まりさが叫んでいる。 どうやらゲル状の物体が帽子に付いてしまったようだ。 「にゅるにゅるしゃんはしゃっしゃとどっきゃいっちぇね!」 それ取ろうと必死に転げ回る。 しかし、一向に取れそうにない。 それどころか、転げ回ったせいでゲル状の物体に紙くずが引っ付いてしまいより悪化してしまう。 「ゆあああああああ!!どうじぢぇえもっちょひぢょくなっちぇるのおおおおおお」 さらに悪化してしまった帽子の状態に気付き、叫ぶ8まりさであった。 「ゆぴゅぴゅぴゅ!かしきょいれいみゅはここにきゃくりぇりゅよ! ここにゃりゃばきゃにゃじじいにゃんかにはみちゅけりゃれにゃいね! かしこくっちぇごめんにぇ!!」 8まりさの後ろにある紙くずの山の中、その中に4れいむが隠れていた。 しかし、大声を出しているため、まるわかりである。 「しょりょーり・・・しょりょーり・・・」 4れいむが隠れている紙くずの山の後ろでは、 7まりさが箱の外へと逃げだそうとしていた。 「まりしゃはにげりゅんだじぇ!ゆぶっ!!」 しかし、箱の側面へ顔面から勢いよくぶつかる。 「・・・ゆびゃああああいぢゃいんだじぇええええ!! どうぢじぇまえにいけにゃいんだじぇえええええ!!」 どうやら、目の前に透明な壁があるのがわからないようだ。 箱の中の4匹の様子を一通り眺めた後、 男はいつの間にか手に持っていたマッチに火をつけると、それを箱の中に投げ入れた。 マッチの火が紙くずやゲル状の物体へと燃え移る。 どうやらゲル状の物体はゲル状着火剤だったようだ。 あっという間に火の海となる箱の中。 当然、中にいる4匹は無事ではない。 「ゆぎゃああああああああああああああああああ!!」 顔から勢いよく燃える14れいむ。 着火剤を食べたとき、それが顔の周りにたくさんくっついていたのだ。 「ゆぎゃああ!!ゆぎいいいいい!!ゆぐううううええええええええ!!」 火の熱さと顔を焼かれる痛みで激しくのたうち回る14れいむ。 しかし火は一向に消えず、髪やもみ上げ、リボンへと燃え移っていき 最終的に14れいむは火だるまになり、しばらくのたうち回った後動かなくなった。 「ゆんやあああああああああ!!ましゃのだんでぃーなおぼうししゃんがああああああああ!! あづいあづいあづいいいいいいいいいいいい!!」 火の海の中、8まりさが転げ回っている。 自慢のお帽子には火が付き燃えている。 「ゆああああああああ!ゆっ!?ゆんぎゃああああああああああああああ!!」 自分から火の中へ突撃する8まりさ。 帽子に気を取られすぎ、周りをよく確認せずに転がっていたためだ。 「ゆぐああああああああああああああああ!!」 帽子どころか全身に火が付き火だるまとなる。 「ああああああああああああああああああああああああ!!」 火の中で4れいむが叫んでいる。 紙くずの山の中に隠れていたため、火が燃え移ると、 山はあっという間に燃え上がり、中にいた4れいむはすぐに火だるまとなった。 「あづい!あづいいいいいい!!たしゅげで!だりぇぎゃだじゅげじぇ!!」 助けを求めながら7まりさが鬼気迫る形相で、一心不乱に箱の側面へ体当たりをしている。 すでに帽子や髪に火が付き、半分以上燃えている。 「「まりしゃああああああああ!!」」 「「おにぇえちゃああああああああん!」」 そこへ5まりさ、10まりさ、11れいむ、13れいむが 箱から少し離れた距離まで近寄ってくる。 「たしゅげで!だりぇぎゃだじゅげじぇ!!おにぇえじゃあああああん!!」 「まりしゃああああ!!いみゃたちゅけりゅよおおおおお!!」 「まりしゃ!」 「「おにぇえちゃん!」」 助けを求める7まりさ 7まりさを助けるため11れいむが箱へ体当たりをしだす。 しかし、5まりさ、10まりさ、13れいむは火が怖いのかそれ以上近寄ろうとせず、 ただ叫ぶだけで、7まりさが焼かれていく様を見ている。 「だじゅげぢぇ・・おにぇ・じゃん・・・れぃびゅぅ・・まり・じゃ・・ ぢにぢゃくにゃい・・ぢ・・に・・ぢゃ・く・にゃ・・・ぁ・・・・」 「たしゅ、けりょよ、まりっ、しゃは、じぇっちゃいた、 れい、みゅが、たちゅけりゅよおおおおおおお!!」 「まりしゃああああああああ!」 「「おにぇえちゃああああああああん!」」 体を徐々に焼かれながら、姉妹たちへ助けを求め続ける7まりさ。 一心不乱に体当たりを続ける11れいむ。 叫ぶだけの3匹。 「・・・・・・・・・・・・・」 7まりさが動かなくなった。 どうやら息絶えたようだ。 「まり・・しゃ・・・まりしゃああああああああ!」 それに気付き、叫ぶ11れいむ。 「「「ゆんやあああああああああああああ!!」」」 最後まで叫ぶだけだった3匹。 これで箱の中にいた4匹は全て焼き饅頭となった。 残るは、5まりさ、10まりさ、11れいむ、13れいむの4匹のみとなる。 「・・・どうちちぇ・・・・」 11れいむが呟いた。 「どうぢちぇごんにゃごどじゅりゅのおおおおおおおおおおおおお!!! れいびゅだぢだっぢぇいぎ『ドン!!』『グチャッ!!』びゅっ!!」 「「「ゆっ!?」」」 硬いもの同士がぶつかり大きな音と 柔らかなものが潰れたような音が室内に響いた。 男がいつの間にか手に握っていた金槌で、11れいむの頭を叩き潰していた。 一瞬で潰された11れいむ。 尻からは餡子が勢いよく飛び出し、 残った下半身やもみ上げがピクピクと小刻みにけいれんしていた。 「「「ゆぎゃああああああああああああああ!! おにぇええええちゃあああああああああん!!」」」 もう聞き飽きた悲鳴を上げる3匹。 その間に男は3匹を素早く捕まえると、いつの間にか用意していた粘着シートに3匹を乗せた。 粘着シートが体にくっつき動けなくなる3匹。 「もうやじゃあああああああああおうぢがえるううううううううううう!!」 「ゆっくちごろちのじじいはちねーー!!ちねーー!!」 「ばーきゃ!!ばーきゃ!!れいみゅがちぇいちゃいしゅるよ!!ぷきゅーーー!!」 泣き喚く10まりさ。 対し男を罵り威嚇する5まりさと13れいむ。 男は3匹の喚き声を無視し、13れいむへ手を伸ばす。 「ゆっ!?にゃゆぶうう!ゆひぃいいいいい!!」」 そうして、13れいむの口の中へ無理矢理指を突っ込み舌を引っ張り出した。 「ゆびゃあああああ!!れいひゅのぺびょぺびょさんばあああああああ!!」 「ごのぐじょじじいいいいいいいい!!れいみゅのぺりょぺりょしゃんをはにゃしぇええええええ!!」 「もうやめぢぇよおおおおおおおおおおお!!ゆっぐぢ、ゆっぐぢぢようよおおおおおおお!!」 痛がる13れいむ、怒り狂う5まりさ、ただただ泣き喚く10まりさ。 ちなみに5まりさが言っている『ぺりょぺりょ』とは正しくは『ぺろぺろ』 つまり舌のことを言っている。 男が13れいむの舌に針を突き刺さした。 「ゆっ!?ゆぴゃーーーーーーーーーーーーー!!」 「「れいびゅうううううううううううううううううう!!」」 悲鳴を上げる13れいむ。 「ゆぴいいいいゆびゅ!?」 男は13れいむの尻の穴に小さい爆竹を突き刺した。 さらに左右のもみ上げと舌にも同じサイズの爆竹をガムテープで貼り付けた。 「「むーーー!!むーーー!!」」 ついでに5まりさと10まりさの口をテープふさいだ そして、舌、右のもみ上げ、左のもみ上げという順に、 導火線へ火を点けていく。 パン! 「ゆびぇ!!」 始めに舌の爆竹が爆ぜた。 「ゆびゃああああああああああああああ!!」 悲鳴を上げる13れいむ。 その痛みを表すかのように、左右のもみ上げが上下に激しく動く。 パン! 「ゆびぃ!!」 次に右のもみ上げが爆ぜた。 ついでに顔の右側の皮が少し千切れた。 パン 「ゆびゃ!!」 最後に左のもみ上げが爆ぜた 偶然左目の近くで破裂したため左目が潰れた。 「ゆっ・・ゆっ・・・」 それでも13れいむが生きていた。 男は13れいむの口をガムテープで塞いだ。 「っ!?むーむー!」 先の2匹と同じく声が出せなくなる13れいむ。 男は今度は13れいむ尻の穴へ刺していた爆竹の導火線へ火を点けた。 ジジジという、火が導火線を燃やしながら近づいてくる音がはっきりと聞こえる。 「むーーーーー!!」 近づいてくる死の音に恐怖する13れいむ。 尻に力を入れ爆竹をひねり出そうとする。 しかし、男が爆竹を突き刺した際に、 瞬間接着剤とテープで爆竹が抜けないようにしていた。 そのため、どんなに力んでも爆竹は抜けない。 それでも13れいむは、残った右目から涙を流しながら必死の形相で、 爆竹をひねり出そうとする。 しかし、出ない。 パン!! 「むーーーーーーーーー!!」 尻に刺さされた爆竹が爆ぜた。 底部の皮と餡子が飛び散り顔の周りだけが残る。 「む・・・むぅ・・」 そんな姿になっても13れいむは生きていた。 しかし、もう長くはない。 それがわかったのか、男は13れいむをそのまま放置し、5まりさの方へ顔を向けた。 そして、5まりさの口に貼られたテープをはぎ取ると、 5まりさの帽子を奪い取りびりびりに破いた。 「まりちゃのほごりだかぎおぼうじじゃんがああああああああああああ!!」 5まりさの反応を無視して 男は今度は針を5まりさに突き刺す。 「ゆぎゃああああああああああああ!!」 悲鳴を上げる5まりさ。 男は何度も何度も針を5まりさに突き刺す。 プスッと 「ゆぴぃ!!」 グサッと 「ゆぎゃ!!」 ドスッと 「ゆぎぇ!!」 何かに取り憑かれたかのように黙々と、 男は何度も何度も5まりさに針を突き刺す。 「ゆっ・・ゆっ・・ゆ・・」 それでも5まりさは生きていた。 男が中枢餡をよけて刺していたからだ。 しかし体中穴だらけとなっており、そこから餡子が流れていた。 さらに潰れた両目からは、餡子が涙のように流れ出ている。 男は5まりさの眉間へ針を突き刺した。 「ゆぴいいいいいいい!」 断末魔の悲鳴を上げる5まりさ。 どうやら、針が中枢餡を貫いたようだ。 これで14匹いた赤ゆたちも10まりさだけとなった。 ちなみに13れいむはすでに息絶えていた。 「もうやじゃぁ・・おぢょうじゃん、おぎゃあじゃんだじゅけでぇ・・・」 最後1匹となる10まりさ。 先ほど男に口をふさいでいたテープを剥がされたのだが もう叫ぶ気力も残っていないようだ。 「お父さんとお母さんに会いたいかい?」 入室の際にした挨拶以来、始めて男が口を開いた。 「ゆっ・・・あいちぃよ・・・」 男の質問に答える10まりさ。 「すぐそこにいるじゃないか」 「ゆっ!?ぢょこ?ぢょこにいりょにょ?」 男の言葉で、とたん元気になり周囲を見回す10まりさ。 「ほら、ここさ」 見ると男がいつの間にか両手に赤いリボンと黒い帽子を持っていた。 大きさから見て両方とも成体サイズだ。 男はそれを最初に赤ゆたちがエサを食べていた皿の上に落とした。 いや、正確にはその上のエサの食べ残し上に。 「!!?」 驚愕する10まりさ。 突然だが、一般的にゆっくりは一部例外はあるものの飾りで個体を認識している。 そのため、飾りが無いゆっくりは親兄弟からでさえも認識してもらえず、 ゆっくりできないゆっくりだと迫害されることがある。 ひどい場合は、ゆっくりであるこということさえ認識されず、 別の物に見られたりする。 例えば、 髪の毛を全て抜かれ、口や足を焼かれ、しゃべることも動くこともできず、 かわいい我が子らに喰われることに恐怖し、ただただ涙を流す 『饅頭(エサ)』。 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああ!!!」 もう何度目になるかわからない悲鳴を上げる10まりさ。 人間からは饅頭の食べ残しの上にリボンや帽子が乗っているだけに見えないのだが。 はたして、10まりさにはどのように見えているのだろうか。 「ああああああああああ!!ゆぶっ!!ぶええぇ!!」 激しく嘔吐する10まりさ。 男がそんな10まりさのすぐ近くまで顔を寄せると、 「お父さんとお母さんはおいしかったかい?」 と囁いた。 「ゆっ・・・」 硬直する10まりさ。 そして、 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 これまでにない大絶叫を上げる10まりさ。 「ゆっぐりいいいいいい!!ゆっぐりいいいいいいいい!ゆぎ!ゆぐ!ゆ・・ぐっ・・ぐがっ!! ががががががががががががががが!・・・・・・パピプペポ!パピプペポ!パピプペポ!」 そして、気味の悪い声を出したかとおもうと、 今度は意味不明な言葉を繰り返し始めた。 どうやら壊れたようだ。 男は先ほど11れいむを潰したときに使った金槌を手に持つと それを10まりさへ振り下ろした。 ドン!! グチャッ!! そこで映像は終わった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 場所は変わって、 とある人通りがまったくない、薄暗い路地裏にあるレンタルビデオ店。 その店内の一角にゆっくりの登場する作品を扱ったコーナーがある。 『しんきママの淫らな昼下がり―ダメ!お米屋さん!そろそろとしあきちゃんが帰って来ちゃう―』 『ヤゴコロ先生のいけない診察―ほとばしるねぎぃ!!汁―』 『きもけーね先生の淫靡な掘りデー』 『こーりん姦―汚されたフンドシ―』など。 タイトルからして怪しげなものばかりが並ぶ、 そのコーナーにこのようなものが置かれていた。 『The・赤ゆ殺し』 突然だが、スナッフビデオというものをご存じだろうか。 娯楽目的で実際の殺人の様子を撮影したビデオのことだ。 これはそれのゆっくり版で、ゆっくりへの虐待趣味があるが、 個々の事情でゆ虐ができない人などに需要がある。 そして、このビデオのあらすじはこのようになっている。 れいむとまりさのかわいいおちびちゃんたちがたくさんでてくるよ。 げきちゅーでは、やさしいおにいさんがおちびちゃんたちをとってもゆっくりさせてくれるよ。 そしてくらいまっくすには、いきわかれのおとうさんとおかあさんと、 『かんっどうのごたいめん』があるよ。 ゆっくりみていってね!!! 完 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 後書き 久しぶりに投稿しました。 愛でよりな自分にはここまでが限界。 あまり残酷なのは書けません。 八手あき 以前書いたもの anko1354 捨てゆを拾ってみた anko1358 焼き芋を買ってみた anko1366 ゆ虐戦隊!!ヒャハレンジャー!!! anko1377 みんなのうた 大きなドスまりさ anko1386 ごめんなさい anko1398 カスタードキムチ鍋 anko1405 ぜんこーしてみた anko1417 みんなのうた むらむら anko1440 やまめに出会った。 anko1455 虐隊見参!! anko1499 壊れるまで anko1591 けーねとちょっとSなお姉さん anko1655 まりさをゆっくりさせてあげた
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/173.html
赤ゆを虐殺してみた 22KB 虐待 飾り 共食い 姉妹 赤ゆ 透明な箱 現代 虐待人間 久しぶりに投稿 14作目。 タイトルそのままの内容です。 愛でなし。 長いです。 薄暗い部屋の中。 「はみゅ!はみゅ!」 「はひゅ!はひゅ!」 そこには大きなテーブルがあり、大きな皿が一枚置かれていた。 その皿の中、ゆっくりの赤ん坊たち(以下赤ゆ)が用意されていたエサに群がっていた。 赤ゆたちはまりさ種が7匹とれいむ種が7匹の計14匹で、 全員一心不乱にエサをほうばっていた。 「うっみぇ!みゃじうっみぇ!みゃじぱにぇっ!」 よだれを垂らし、まき散らしながら喰らう者。 「もっもっもっ!」 顔をエサへ突っ込み、尻を左右に激しく振りながら喰らう者。 「む~ちゃ、む~ちゃ!」 くちゃくちゃと音を出しながら喰らう者。 「ぺ~りょ♪ぺ~りょ♪」 エサをべろべろと舐め取りながら喰らう者。 赤ゆたちの旺盛な食欲によってエサは勢いよく減っていく。 「ちっ!ちあわしぇーーーーーーー!!!」×14 満腹になり喜びの声を上げる赤ゆたち。 皿の中のエサもほとんど無くなっていた。 一方、赤ゆたちの体は大きくなっていた。 エサを一度にたくさん食べたことで体の皮が伸び、 顔は小さいままのなすびのような体型となっていた。 「ゆ~~~ん♪ゆっくち~~♪」×14 皿の中でうぞうぞとうごめいている赤ゆたち。 満腹になり満足したことで各々が一番ゆっくりできることを始める。 「きゃわいいれいみゅがしーしーしゅりゅよ!」 「まりちゃしゃまのすーぴゃーうんうんたいむだじぇ!」 周囲に排泄物をまき散らすもの。 「ゆっくち~~♪」 「こりょこりょしゅりゅよ~~♪」 もみあげをぴこぴこと動かしたり、その場を動き回ったり転がったりするもの。 「ゆ~~ゆ~~ゆ~~♪」 「・・ゆぴー・・・・ゆぴー・・・」 歌を歌ったり、眠りだすもの。 それぞれとてもゆっくりとしていた。 一人の男が部屋の中に入ってきた。 男はかなり大きさの透明な箱を両手で抱えていた。 箱の中には色々と物が入っているようだ。 赤ゆたちはだれも男の存在に気付いていない。 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」(キリッ!!!)×14 男が赤ゆたちに挨拶をした。 それに対して、キリッ!!!とした顔で返答する赤ゆたち。 「ゆっ?にんげんしゃんだ!」 「にんげんしゃんゆっくちちていっちぇね!!」 「ここはまりしゃしゃまのゆっくちぷれいしゅなんらじぇ!! じじいはしゃっしゃとでていくんらじぇ!!」 「きゃわいいれいみゅにあみゃあみゃしゃんちょうだいにぇ!」 「どりぇいはまりちゃしゃまのうんうんしゃんかたじゅけてにぇ!」 「にんげんしゃんまりちゃのおちょうしゃんとおかあしゃんしらにゃい?」 『うぞうぞ』か『ぐねぐね』という擬音が似合う動きで、男に近寄ってくる赤ゆたち。 男は抱えていた箱をテーブルに置くと、箱の中にある物を取り出し始め、 全て取り出し終わると、赤ゆたちの飾りに1~14までの数字が記されたシールを貼り付けた。 「ゆっ?にゃにこれ?」 「ゆあああ!まりちゃのおぼうししゃんにへんにゃのちゅけにゃいでね!!」 「ゆっくちしゃっしゃととっちぇね!これじゃゆっくちできにゃいよ!」 「ゆ~ん!まりしゃのおぼうちしゃんがかっきょよきゅなっちゃんだじぇ!」 飾りにシールを貼られ、不満の声を上げたり逆に喜んだりする赤ゆたち。 男はそれを無視して、1のシールが貼られた赤れいむをつまみ上げた。 「ゆっ?おしょらをちょんでるみちゃ~~い♪」 持ち上げられ喜ぶ1れいむ。 「ゆあっ!!いいにゃいいにゃ!!」 「まりしゃもまりしゃもやっちぇにぇ!!」 「れいみゅもおちょりゃをとびちゃいよ!!」 他の赤ゆたちはそれを羨ましがっている。 「ゆっゆっ♪ゆっゆっ♪ゆ~~♪」 他の姉妹たちに羨ましがられ得意げになる1れいむ。 「ゆ~~~♪ゆっ!?」 1れいむをつまみ上げた男は1れいむの頭部と底部を両手で掴んだ。 「ゆうぅ?」 男の行動に困惑する1れいむ。 ブチッ!!! 「ゆぎえぇ!!」 「ゆっ!?」×13 1れいむが異様な声を出した。 男が1れいむの体を、まるでぞうきんを絞るかのように引きちぎったからだ。 「ゆぎゃああああああああああああ!!」 悲鳴を上げる1れいむ。 体を二つに引きちぎられ、激しい痛みが襲ってくる。 男は1れいむを、テーブルへ勢いよく投げつけた。 「ゆぎゃああああ!!!ゆぎっ!!」 投げつけれ、顔面から勢いよくテーブルにぶつかる1れいむ。 その拍子にわずかに体に残っていた餡子が飛び出る。 「ゆぎっ・・・ゆぅ・・ぐぅ・・・ちぃ・・」 1れいむは息絶えた。 その間、他の赤ゆたちは何が起きたのか分からず、惚けたまま姉妹の最後を見ていた。 「ゆぎゃああああああああああ!!」 「おにぇえちゃあああああああん!!」 「まりしゃのいもうちょがああああああああ!!」 「ゆんやあああああああああああ!!」 「どぼじぢぇごんにゃごどずるにょおおおおおお!!」 ようやく事態に気が付き、悲鳴を上げる赤ゆたち。 その間に男は、2のシールが貼られた赤まりさをつまみ上げた。 「ゆっ!?」 つまみ上げられる2まりさ、底部を掴まれ手から顔がはみ出た格好となる。 「ゆうぅ?ゆっ!・・ゆあぁぁ・・・ゆああああああああ!!! はなちちぇえええ!!はなちちぇええ!!」 最初は事態を理解できず、口をぽかんと開けて惚けていた2まりさだったが 姉妹に起きた出来事と今の自分の状況を理解したのか、 叫び声を上げ逃げようと必死に暴れ始めた。 しかし、男がしっかりと掴んでいるため逃げ出せない。 「ゆんやああああああああああああ!!」 「まりちゃああああ!!」 「やめちぇあげちぇね!いやがっちぇるよ!」 喚く2まりさと他の赤ゆたち。 それを無視して男は、2まりさを掴んでいる腕を大きく振り上げると、 2まりさをテーブルの角へたたきつけた。 「ぴゅげえっ!!」 テーブルの角に勢いよくぶつかる2まりさ、 その衝撃で右目は潰れ、皮は裂け、歯は欠けたり砕けたり抜け落ちた。 「ゆぎぃ・・・・い・・」 「まりちゃあああああああああ!!」 「れいみゅのいもうちょがあああああああああ!!」 「ゆやああああああああああああああ!!」 苦しげな声を上げる2まりさ、瀕死の状態だ。 男は掴んでいた2まりさの体を握り潰した。 「びゅげぇっ!!」 悲鳴を上げる2まりさ。 体内の餡子が逆流し口から勢いよく吐き出され、 下にいた他の赤ゆたちへと降り注ぐ。 「ゆぎゃああああああああああああ!!」×12 餡子が体や飾りに掛かり慌てふためく赤ゆたち。 姉妹の血や内臓が自分の体に掛かってきたようなものなので、当然の反応といえるだろう。 絶叫と悲鳴が部屋いっぱいに響く。 「もっ・ゆっぐ・じた・・た・・・」 その間に2まりさは息絶えた。 男は2まりさの死がいを赤ゆたちのところへ放り投げる。 「ゆぎゃああああああ「ポトッ」ゆっ!?・・・・・・・・ゆぎゃあああまりちゃああああああ」×12 途端に上がる大絶叫。 先ほど以上にパニックに陥る赤ゆたち。 「ゆぎゃあああああああああああああ!!」 「もうやじゃあああ!!おうちかえりゅううう!!」 「たしゅけてーーー!!おちょうしゃああああああん!!」 「おきゃあああしゃああああん!!」 「ゆんやああああああああああ!!」 「ゆっくちしちゃい!!ゆっくちしちゃいいいいい!!!」 右へ左へと激しく跳ね回り男から逃げようとする。 「どうしちぇじめんしゃんがにゃいのおおおおおおおおお!!!」×12 しかし、赤ゆたちがいるのは、薄暗い部屋の中にあるテーブルの上。 逃げ場はない。 それでも赤ゆたちは男から少しでも離れようと、テーブルの端まで逃げる。 「ゆうぅ・・・ゆぴーー!!」 「ちゃかいよーーーー!!」 「きょわいよおおお!!」 何とか降りられないかと下を見下ろすが、あまりの高さにあんよがすくみ、 恐ろしーしーをしてしまう。 テーブルの高さなど、人間にとってはたいした高さではないが、 赤ゆたちにとっては断崖絶壁にいるのに等しいのだ。 「ゆうぅ・・・ゆっ!ゆーーーーん!!」 6の数字が貼られた赤まりさが意を決して飛び降りた。 「ゆぶげっ!!」 勢いよく床にぶつかる6まりさ 「ゆっ・・ゆぎぃ・・いっ、いぢゃいけじょこれでゆっくちできりゅよ」 痛みで涙目になる6まりさだったが、無事に飛び降りることに成功する。 「れいみゅちちゃくにゃいよ!!もっちょゆっくちしちゃい!!」 「まりちゃもちににゃくない!!」 「ちにちゃくなあああああああい!!」 6まりさに触発されたのか、さらに3と9の赤れいむと12の赤まりさが、次々に飛び降りた。 6まりさの真上に 「ゆぴー!」 「ゆびゅ!」 3れいむが落ちてきた。 その下敷きになる6まりさ。 下敷きになった衝撃で餡子を少し吐き出してしまう。 さらに、3れいむが落ちてきた拍子に、自慢の帽子が頭から落ちてしまう。 「まりちゃの・・おびょう・・ちしゃん・・・・」 帽子が落ちたことに気づき拾おうとする6まりさ しかし・・・・ 「ゆやー!」 「ゆびゅ!」 「ゆぎゅ!!」 そこへ9れいむが落ちてきた。 その下敷きになる6まりさと3れいむ。 先ほどの6まりさと同じく、餡子を少し吐き出す3れいむ、 先ほどよりたくさん餡子を吐き出す6まりさ。 「ゆあー!」 「ゆびゅ!」 「ゆぎゅ!!」 「ぼぎゅべっ!!!」 さらに、トドメとばかりに12まりさが落ちてきた。 その下敷きになる6まりさと3れいむと9れいむ。 先ほどと同じく、餡子を少し吐き出す9れいむ、 先ほどよりたくさん餡子を吐き出す3れいむ、 そして、盛大に吐き出す6まりさ、体内にある全ての餡子を吐き出してしまう。 「もっ・・・ゆ・・・じぃ・ちゃ・・・」 その結果、皮だけになる6まりさ。 「ゆわーーーん!いちゃいよおおおお!!」 「あびゃれないぢぇね!いちゃいよ!」 「ぐるじいぃ・・・しゃ・・しゃと・・どいちぇ・・・」 縦に積み重なり、トーテムポールのようになる3匹。 「ゆうぅ・・いちゃかっちゃよ・・でも!こりぇでゆっくちできりゅよ」 「いいかりゃしゃっしゃとおりちぇよ!」 「はやきゅ・・どいぢぇぇ・・・」 テーブルから降りることに成功し、これで男から逃げられたと思い安心する12まりさ。 これからたくさんゆっくりしようとでも思っているのだろう。 『にげちぇえええええええええ!!』×8 「「「ゆっ!?」」」 そこへ、テーブルの上に残っていた姉妹たちの叫び声が聞こえてきた。 何事かと思った3匹は、巨大な影が自分たちに覆い被さっていることに気付く。 上を見上げると男が自分たちを見下ろしていた。 「「「どうちちぇいりゅにょおおおおおお!!」」」 叫び声を上げる3匹。 男は3匹の目の前で屈み込むと3匹を上から押さえ付けた。 「ゆぎゃああああああああ!!まりちゃのきりぇいなおはぢゃにしゃわりゅにゃあ!!」 そうして、上から徐々に力を加えていき潰そうとする。 「「「ちゅぶれぶううううううう!!!」」」 苦しむ3匹。 徐々に上からの圧迫が増し、体内の餡子が飛び出そうになるのを必死に堪える。 男は押さえる力を徐々に強くしていき・・・ 一気に力を加えた。 「「「ゆびゅえっ!!!」」」 潰れる3匹。 口と尻から中の餡子が勢いよく飛び出る。 「「「もっ・・・・ゆぐぅ・・・ぃ・・ぁ・・・・・」」」 皮だけになる3匹。 「ゆやああああああああああああああ」 「もうやじゃあああああああああ、おうぢかえりゅううううううううう」 「おきゃああああああしゃあああああああん」 「ゆんやああああああああああ」 3匹の悲惨な最後を目撃し、さらにパニックになる残りの赤ゆたち。 そのことを特に気にした様子もなく、男は残った赤ゆたちの中から適当に4匹ほど捕まえると、 部屋に入ってきたときに持ってきていた透明な箱に投げ入れた。 「ゆべっ!」 「ゆぴっ!」 「ゆぶっ!」 「ゆげっ!」 乱暴に投げ入れられ、短い悲鳴を上げる4匹。 次に、男はゲル状の物体と適当な大きさに破かれた紙くずを4匹の真上に振りかけてきた。 「ゆあーーん!いちゃいよーー!ゆっ?・・・にゃにこれ?あまあましゃん?」 早速、ゲル状の物体に興味をもつ14れいむ。 どうやら食べ物だと思ったようだ。 「あまあましゃんなりゃれいみゅにのもにょだよ! だかりゃあまあましゃんはれいみゅにむーちゃむーちゃしゃれちぇね! むーちゃむ・・・ゆげえぇ!!こりぇどきゅはいちぇる!!」 どうやら食べ物ではなかったようだ。 「ゆんやーーー!まりちゃのしゅてきにゃおぼうちしゃんがーー!」 8まりさが叫んでいる。 どうやらゲル状の物体が帽子に付いてしまったようだ。 「にゅるにゅるしゃんはしゃっしゃとどっきゃいっちぇね!」 それ取ろうと必死に転げ回る。 しかし、一向に取れそうにない。 それどころか、転げ回ったせいでゲル状の物体に紙くずが引っ付いてしまいより悪化してしまう。 「ゆあああああああ!!どうじぢぇえもっちょひぢょくなっちぇるのおおおおおお」 さらに悪化してしまった帽子の状態に気付き、叫ぶ8まりさであった。 「ゆぴゅぴゅぴゅ!かしきょいれいみゅはここにきゃくりぇりゅよ! ここにゃりゃばきゃにゃじじいにゃんかにはみちゅけりゃれにゃいね! かしこくっちぇごめんにぇ!!」 8まりさの後ろにある紙くずの山の中、その中に4れいむが隠れていた。 しかし、大声を出しているため、まるわかりである。 「しょりょーり・・・しょりょーり・・・」 4れいむが隠れている紙くずの山の後ろでは、 7まりさが箱の外へと逃げだそうとしていた。 「まりしゃはにげりゅんだじぇ!ゆぶっ!!」 しかし、箱の側面へ顔面から勢いよくぶつかる。 「・・・ゆびゃああああいぢゃいんだじぇええええ!! どうぢじぇまえにいけにゃいんだじぇえええええ!!」 どうやら、目の前に透明な壁があるのがわからないようだ。 箱の中の4匹の様子を一通り眺めた後、 男はいつの間にか手に持っていたマッチに火をつけると、それを箱の中に投げ入れた。 マッチの火が紙くずやゲル状の物体へと燃え移る。 どうやらゲル状の物体はゲル状着火剤だったようだ。 あっという間に火の海となる箱の中。 当然、中にいる4匹は無事ではない。 「ゆぎゃああああああああああああああああああ!!」 顔から勢いよく燃える14れいむ。 着火剤を食べたとき、それが顔の周りにたくさんくっついていたのだ。 「ゆぎゃああ!!ゆぎいいいいい!!ゆぐううううええええええええ!!」 火の熱さと顔を焼かれる痛みで激しくのたうち回る14れいむ。 しかし火は一向に消えず、髪やもみ上げ、リボンへと燃え移っていき 最終的に14れいむは火だるまになり、しばらくのたうち回った後動かなくなった。 「ゆんやあああああああああ!!ましゃのだんでぃーなおぼうししゃんがああああああああ!! あづいあづいあづいいいいいいいいいいいい!!」 火の海の中、8まりさが転げ回っている。 自慢のお帽子には火が付き燃えている。 「ゆああああああああ!ゆっ!?ゆんぎゃああああああああああああああ!!」 自分から火の中へ突撃する8まりさ。 帽子に気を取られすぎ、周りをよく確認せずに転がっていたためだ。 「ゆぐああああああああああああああああ!!」 帽子どころか全身に火が付き火だるまとなる。 「ああああああああああああああああああああああああ!!」 火の中で4れいむが叫んでいる。 紙くずの山の中に隠れていたため、火が燃え移ると、 山はあっという間に燃え上がり、中にいた4れいむはすぐに火だるまとなった。 「あづい!あづいいいいいい!!たしゅげで!だりぇぎゃだじゅげじぇ!!」 助けを求めながら7まりさが鬼気迫る形相で、一心不乱に箱の側面へ体当たりをしている。 すでに帽子や髪に火が付き、半分以上燃えている。 「「まりしゃああああああああ!!」」 「「おにぇえちゃああああああああん!」」 そこへ5まりさ、10まりさ、11れいむ、13れいむが 箱から少し離れた距離まで近寄ってくる。 「たしゅげで!だりぇぎゃだじゅげじぇ!!おにぇえじゃあああああん!!」 「まりしゃああああ!!いみゃたちゅけりゅよおおおおお!!」 「まりしゃ!」 「「おにぇえちゃん!」」 助けを求める7まりさ 7まりさを助けるため11れいむが箱へ体当たりをしだす。 しかし、5まりさ、10まりさ、13れいむは火が怖いのかそれ以上近寄ろうとせず、 ただ叫ぶだけで、7まりさが焼かれていく様を見ている。 「だじゅげぢぇ・・おにぇ・じゃん・・・れぃびゅぅ・・まり・じゃ・・ ぢにぢゃくにゃい・・ぢ・・に・・ぢゃ・く・にゃ・・・ぁ・・・・」 「たしゅ、けりょよ、まりっ、しゃは、じぇっちゃいた、 れい、みゅが、たちゅけりゅよおおおおおおお!!」 「まりしゃああああああああ!」 「「おにぇえちゃああああああああん!」」 体を徐々に焼かれながら、姉妹たちへ助けを求め続ける7まりさ。 一心不乱に体当たりを続ける11れいむ。 叫ぶだけの3匹。 「・・・・・・・・・・・・・」 7まりさが動かなくなった。 どうやら息絶えたようだ。 「まり・・しゃ・・・まりしゃああああああああ!」 それに気付き、叫ぶ11れいむ。 「「「ゆんやあああああああああああああ!!」」」 最後まで叫ぶだけだった3匹。 これで箱の中にいた4匹は全て焼き饅頭となった。 残るは、5まりさ、10まりさ、11れいむ、13れいむの4匹のみとなる。 「・・・どうちちぇ・・・・」 11れいむが呟いた。 「どうぢちぇごんにゃごどじゅりゅのおおおおおおおおおおおおお!!! れいびゅだぢだっぢぇいぎ『ドン!!』『グチャッ!!』びゅっ!!」 「「「ゆっ!?」」」 硬いもの同士がぶつかり大きな音と 柔らかなものが潰れたような音が室内に響いた。 男がいつの間にか手に握っていた金槌で、11れいむの頭を叩き潰していた。 一瞬で潰された11れいむ。 尻からは餡子が勢いよく飛び出し、 残った下半身やもみ上げがピクピクと小刻みにけいれんしていた。 「「「ゆぎゃああああああああああああああ!! おにぇええええちゃあああああああああん!!」」」 もう聞き飽きた悲鳴を上げる3匹。 その間に男は3匹を素早く捕まえると、いつの間にか用意していた粘着シートに3匹を乗せた。 粘着シートが体にくっつき動けなくなる3匹。 「もうやじゃあああああああああおうぢがえるううううううううううう!!」 「ゆっくちごろちのじじいはちねーー!!ちねーー!!」 「ばーきゃ!!ばーきゃ!!れいみゅがちぇいちゃいしゅるよ!!ぷきゅーーー!!」 泣き喚く10まりさ。 対し男を罵り威嚇する5まりさと13れいむ。 男は3匹の喚き声を無視し、13れいむへ手を伸ばす。 「ゆっ!?にゃゆぶうう!ゆひぃいいいいい!!」」 そうして、13れいむの口の中へ無理矢理指を突っ込み舌を引っ張り出した。 「ゆびゃあああああ!!れいひゅのぺびょぺびょさんばあああああああ!!」 「ごのぐじょじじいいいいいいいい!!れいみゅのぺりょぺりょしゃんをはにゃしぇええええええ!!」 「もうやめぢぇよおおおおおおおおおおお!!ゆっぐぢ、ゆっぐぢぢようよおおおおおおお!!」 痛がる13れいむ、怒り狂う5まりさ、ただただ泣き喚く10まりさ。 ちなみに5まりさが言っている『ぺりょぺりょ』とは正しくは『ぺろぺろ』 つまり舌のことを言っている。 男が13れいむの舌に針を突き刺さした。 「ゆっ!?ゆぴゃーーーーーーーーーーーーー!!」 「「れいびゅうううううううううううううううううう!!」」 悲鳴を上げる13れいむ。 「ゆぴいいいいゆびゅ!?」 男は13れいむの尻の穴に小さい爆竹を突き刺した。 さらに左右のもみ上げと舌にも同じサイズの爆竹をガムテープで貼り付けた。 「「むーーー!!むーーー!!」」 ついでに5まりさと10まりさの口をテープふさいだ そして、舌、右のもみ上げ、左のもみ上げという順に、 導火線へ火を点けていく。 パン! 「ゆびぇ!!」 始めに舌の爆竹が爆ぜた。 「ゆびゃああああああああああああああ!!」 悲鳴を上げる13れいむ。 その痛みを表すかのように、左右のもみ上げが上下に激しく動く。 パン! 「ゆびぃ!!」 次に右のもみ上げが爆ぜた。 ついでに顔の右側の皮が少し千切れた。 パン 「ゆびゃ!!」 最後に左のもみ上げが爆ぜた 偶然左目の近くで破裂したため左目が潰れた。 「ゆっ・・ゆっ・・・」 それでも13れいむが生きていた。 男は13れいむの口をガムテープで塞いだ。 「っ!?むーむー!」 先の2匹と同じく声が出せなくなる13れいむ。 男は今度は13れいむ尻の穴へ刺していた爆竹の導火線へ火を点けた。 ジジジという、火が導火線を燃やしながら近づいてくる音がはっきりと聞こえる。 「むーーーーー!!」 近づいてくる死の音に恐怖する13れいむ。 尻に力を入れ爆竹をひねり出そうとする。 しかし、男が爆竹を突き刺した際に、 瞬間接着剤とテープで爆竹が抜けないようにしていた。 そのため、どんなに力んでも爆竹は抜けない。 それでも13れいむは、残った右目から涙を流しながら必死の形相で、 爆竹をひねり出そうとする。 しかし、出ない。 パン!! 「むーーーーーーーーー!!」 尻に刺さされた爆竹が爆ぜた。 底部の皮と餡子が飛び散り顔の周りだけが残る。 「む・・・むぅ・・」 そんな姿になっても13れいむは生きていた。 しかし、もう長くはない。 それがわかったのか、男は13れいむをそのまま放置し、5まりさの方へ顔を向けた。 そして、5まりさの口に貼られたテープをはぎ取ると、 5まりさの帽子を奪い取りびりびりに破いた。 「まりちゃのほごりだかぎおぼうじじゃんがああああああああああああ!!」 5まりさの反応を無視して 男は今度は針を5まりさに突き刺す。 「ゆぎゃああああああああああああ!!」 悲鳴を上げる5まりさ。 男は何度も何度も針を5まりさに突き刺す。 プスッと 「ゆぴぃ!!」 グサッと 「ゆぎゃ!!」 ドスッと 「ゆぎぇ!!」 何かに取り憑かれたかのように黙々と、 男は何度も何度も5まりさに針を突き刺す。 「ゆっ・・ゆっ・・ゆ・・」 それでも5まりさは生きていた。 男が中枢餡をよけて刺していたからだ。 しかし体中穴だらけとなっており、そこから餡子が流れていた。 さらに潰れた両目からは、餡子が涙のように流れ出ている。 男は5まりさの眉間へ針を突き刺した。 「ゆぴいいいいいいい!」 断末魔の悲鳴を上げる5まりさ。 どうやら、針が中枢餡を貫いたようだ。 これで14匹いた赤ゆたちも10まりさだけとなった。 ちなみに13れいむはすでに息絶えていた。 「もうやじゃぁ・・おぢょうじゃん、おぎゃあじゃんだじゅけでぇ・・・」 最後1匹となる10まりさ。 先ほど男に口をふさいでいたテープを剥がされたのだが もう叫ぶ気力も残っていないようだ。 「お父さんとお母さんに会いたいかい?」 入室の際にした挨拶以来、始めて男が口を開いた。 「ゆっ・・・あいちぃよ・・・」 男の質問に答える10まりさ。 「すぐそこにいるじゃないか」 「ゆっ!?ぢょこ?ぢょこにいりょにょ?」 男の言葉で、とたん元気になり周囲を見回す10まりさ。 「ほら、ここさ」 見ると男がいつの間にか両手に赤いリボンと黒い帽子を持っていた。 大きさから見て両方とも成体サイズだ。 男はそれを最初に赤ゆたちがエサを食べていた皿の上に落とした。 いや、正確にはその上のエサの食べ残し上に。 「!!?」 驚愕する10まりさ。 突然だが、一般的にゆっくりは一部例外はあるものの飾りで個体を認識している。 そのため、飾りが無いゆっくりは親兄弟からでさえも認識してもらえず、 ゆっくりできないゆっくりだと迫害されることがある。 ひどい場合は、ゆっくりであるこということさえ認識されず、 別の物に見られたりする。 例えば、 髪の毛を全て抜かれ、口や足を焼かれ、しゃべることも動くこともできず、 かわいい我が子らに喰われることに恐怖し、ただただ涙を流す 『饅頭(エサ)』。 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああ!!!」 もう何度目になるかわからない悲鳴を上げる10まりさ。 人間からは饅頭の食べ残しの上にリボンや帽子が乗っているだけに見えないのだが。 はたして、10まりさにはどのように見えているのだろうか。 「ああああああああああ!!ゆぶっ!!ぶええぇ!!」 激しく嘔吐する10まりさ。 男がそんな10まりさのすぐ近くまで顔を寄せると、 「お父さんとお母さんはおいしかったかい?」 と囁いた。 「ゆっ・・・」 硬直する10まりさ。 そして、 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 これまでにない大絶叫を上げる10まりさ。 「ゆっぐりいいいいいい!!ゆっぐりいいいいいいいい!ゆぎ!ゆぐ!ゆ・・ぐっ・・ぐがっ!! ががががががががががががががが!・・・・・・パピプペポ!パピプペポ!パピプペポ!」 そして、気味の悪い声を出したかとおもうと、 今度は意味不明な言葉を繰り返し始めた。 どうやら壊れたようだ。 男は先ほど11れいむを潰したときに使った金槌を手に持つと それを10まりさへ振り下ろした。 ドン!! グチャッ!! そこで映像は終わった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 場所は変わって、 とある人通りがまったくない、薄暗い路地裏にあるレンタルビデオ店。 その店内の一角にゆっくりの登場する作品を扱ったコーナーがある。 『しんきママの淫らな昼下がり―ダメ!お米屋さん!そろそろとしあきちゃんが帰って来ちゃう―』 『ヤゴコロ先生のいけない診察―ほとばしるねぎぃ!!汁―』 『きもけーね先生の淫靡な掘りデー』 『こーりん姦―汚されたフンドシ―』など。 タイトルからして怪しげなものばかりが並ぶ、 そのコーナーにこのようなものが置かれていた。 『The・赤ゆ殺し』 突然だが、スナッフビデオというものをご存じだろうか。 娯楽目的で実際の殺人の様子を撮影したビデオのことだ。 これはそれのゆっくり版で、ゆっくりへの虐待趣味があるが、 個々の事情でゆ虐ができない人などに需要がある。 そして、このビデオのあらすじはこのようになっている。 れいむとまりさのかわいいおちびちゃんたちがたくさんでてくるよ。 げきちゅーでは、やさしいおにいさんがおちびちゃんたちをとってもゆっくりさせてくれるよ。 そしてくらいまっくすには、いきわかれのおとうさんとおかあさんと、 『かんっどうのごたいめん』があるよ。 ゆっくりみていってね!!! 完 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 後書き 久しぶりに投稿しました。 愛でよりな自分にはここまでが限界。 あまり残酷なのは書けません。 八手あき 以前書いたもの anko1354 捨てゆを拾ってみた anko1358 焼き芋を買ってみた anko1366 ゆ虐戦隊!!ヒャハレンジャー!!! anko1377 みんなのうた 大きなドスまりさ anko1386 ごめんなさい anko1398 カスタードキムチ鍋 anko1405 ぜんこーしてみた anko1417 みんなのうた むらむら anko1440 やまめに出会った。 anko1455 虐隊見参!! anko1499 壊れるまで anko1591 けーねとちょっとSなお姉さん anko1655 まりさをゆっくりさせてあげた
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3761.html
『赤ゆ危機一髪』 8KB いじめ 小ネタ 番い 赤ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです。 信じられない事が起こっていた。 強いはずの自分の番が、自分達の親が、人間の子供にボコボコに殴られている。 顔は真っ赤に晴れ上がり、歯はボロボロに欠けている。 「ごべんなざ…ゆっびぃぃ!いだいぃぃぃ!もうやだぁぁぁ!ゆっごぉぉ?!おうぢがえるぅぅぅぅ!」 少年に殴られる度にポロポロと涙を零し、しーしーを漏らしながら必死に謝る親まりさ。 人間の子供になら勝てると思い、奴隷にしてやろうと挑発したが、1分も経たない内に自信もプライドも砕け散った。 そんな醜い姿を晒す親まりさを見て、番のれいむは固まったまま動けなかった。 親れいむの側にいた5匹の赤ゆっくりは一斉にしーしーを漏らすと、ガタガタと震えて泣き始めた。 「どぼじで、つよーいまでぃざがやられてるのぉぉぉぉぉ?!ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!こんなの、うそだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 大声を張り上げて泣き叫ぶ親れいむ。 だが、どんなに否定しても目の前の光景は変わらない。 親まりさは大きく体を震わせると、何度目かわからない吐餡する。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!までざぁぁぁぁぁ!ゆっくりぃぃぃぃぃ!ゆっくりぃぃぃぃぃぃ!!ゆっひぃぃぃ!」 親れいむは恐怖で体が動かないのか、泣きながら叫ぶだけで助けようとはしなかった。 「ゆびゃぁぁぁ…おとーしゃ…どぼじ…で……」 自分の周りから聞えてくる、弱弱しい赤ゆっくりの声で親れいむは我に返る。 まりさはもう駄目だ、助からない。 ならば自分がおちびちゃんを守って、一緒にゆっくり暮らそうと考えた。 「おちびちゃん、いそいでおかーさんのおくちのなかにはいってね!ここならあんぜんだよ!てっぺきだよ!!」 「ゆびゃぁぁぁぁん!ゆっくちにげるよぉぉぉぉ!ゆえぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇん!」 一匹の赤まりさに続き、ぞろぞろと口の中に入っていく赤ゆっくり達。 れいむ3匹にまりさ2匹が収まると、親れいむは硬く口を閉じる。 「これであんぜんだよ!もうゆっくりしてもへいきだよ、おちびちゃん!ここならなにがあっても、くそにんげんはなにもできないよ!!」 『ゆわーい!ゆっくちできりゅよ!』 親れいむは涙目ながら、眉毛をりりしく吊り上げて勝ち誇る。 だが少年達はそんな親れいむを見て歓喜する。 「おい、口の中にガキを隠したぞ!」 「やっとかー。じゃあ、あれやるぞ!」 少年達はボロボロになった親まりさをゴミのように投げ捨てると、親まりさの底部をつみ潰して親れいむの元に集まる。 その手には木の枝や、どこかで拾ってきた串などが握られている。 「じゃあ、俺からな!」 ブスッ!! 「ゆびぃ!」 「ゆぴゃーい!いちゃいぃぃぃぃ!きゃわいーれみゅの、ぷにぷにぽっぺしゃんがぁぁぁぁぁ!!」 少年の一人が、親れいむの頬に木の枝を突き刺した。 親れいむは顔を歪めて、口を閉じながら起用に悲鳴を上げる。 それでも口を開かないのは、多少根性があるのだろうか。 親れいむの悲鳴に遅れて、口の中の赤れいむも悲鳴を上げる。 「よっしゃ!ヒットしたみたいだぞ!」 「おーし!じゃあ、次俺な!」 グサッ! 「ぎゃび!」 「ゆっびゃぁぁぁぁ!なにこりぇぇぇぇぇ!こわいのじぇぇぇぇぇ!ゆえぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇん!」 今度は別の少年が、親れいむの目の下に焼き鳥の串を突き刺した。 親れいむは眉毛を吊り上げて、ポロポロと涙を零す。 口の中では串に驚いた赤まりさが、大声でゆんゆんと泣き喚く。 「ありゃ?外したかな?」 「じゃあ、俺の番だな!」 ブチャ! 「げびょ!」 長めの枝を持った少年が、親れいむの目玉に枝を突き刺した。 親れいむは呻き声を上げると、残った目玉で悲しそうに飛び出た枝を眺める。 「ははっ!そこじゃガキに刺さらないって!やっぱりこうしないと…」 ザシュ! 「がしゅ?!」 「ゆびゃ!…がが…ぎぎぎ…げご…びびび…びゅ…びゅ…びゅ…」 少年の一人が地面に枝を突き刺すと、親れいむを持ち上げてその上に落とした。 木の枝は親れいむの両目の間から顔を出すと、少し遅れて赤ゆっくりの呻き声が聞こえ始める。 「おっ!これは死んだかな?よーし!どんどんいこうぜ!」 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁ?!なにごれぇぇぇぇぇ!どーなっちぇるのぉぉぉぉ!!」 「ゆえぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇん!こわいのじぇぇぇぇぇぇ!!じぇんじぇん、あんじぇんじゃないのじぇぇぇぇぇぇ!ゆっくちにげりゅよぉぉぉ!!」 「ゆっびゃぁぁぁぁぁ!もうやじゃぁぁぁぁぁ!おうちかえりゅぅぅぅぅ!ゆっくちできにゃいぃぃぃぃぃぃ!!」 ようやく状況を理解したのか、口の中の赤ゆっくり達が悲鳴を上げる。 親れいむの口の中を動き回っているのか、親れいむが苦しそうに顔を歪めて残った目玉を白黒させている。 少年達はその様子を楽しそうに眺めて笑う。 「おーい!聞こえるか、ゴミゆっくり!死にたくなれば逃げろ!そこに居ると危ないぞー!」 『ゆっびゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!』 少年の声に反応して悲鳴を上げる赤ゆっくり達。 口の内側で体当たりをしているのか、時々親れいむの頬が盛り上がる。 「あっ!ここに居るみたいだな、それ!」 ブチャ! 「びゃびぃ!」 「びゃぼ!…ぎぎ…ぎ…がわい…いれーみゅが…どぼじで…こんにゃめに………ゆっぐぢ…ゆっぐぢ…ゆっ………」 少年は盛り上がる親れいむの頬に割り箸を突き刺す。 割り箸は口の中の赤れいむを貫いたらしく、悲鳴の後に弱弱しい呻き声が聞こえた。 「ゆびゃぁぁぁぁぁ!まりちゃ、しにゅのはいやなのじぇぇぇぇぇ!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆぶぐぅ!ごぼっ!ぐもぉ!」 赤まりさの悲鳴が聞こえると、突然親れいむの表情が険しくなる。 赤まりさが口の奥に入って行こうとしらのだろうか。 今にも吐き出しそうなほど頬を膨らませて、苦しそうに汗と涙を流す。 その間にも少年達は、尖った石やゴミなどを親れいむの皮を破って無理やり中に押し込めていく。 「げびょ!ぶぼぼ!ゆっげぇぇぇぇぇ!ゆげろげろぉぉぉぉぉ!!」 「ゆびゃぁぁぁぁぁ!なにこりぇぇぇぇぇぇ!れーみゅがおぼれりゅぅぅぅぅ!」 「ゆっぴぃぃぃぃぃ!まりちゃは、さーふぁーしゃんなのじぇぇぇぇぇぇぇ!!」 ついに耐え切れなくなったのか、親れいむが口から餡子を勢い良く吐き出した。 その流れに乗って二匹の赤ゆっくりも、親れいむの口から吐き出される。 赤れいむは餡子の中で必死に揉み上げを動かしながら、苦しそうに顔を歪めて泣いている。 それに対して、何故か赤まりさは水上まりさの様に帽子に乗って、餡子の上で喚いている。 「うわー…なにこのまりさ?なんか、ムカつくな」 「そうか?おれはこのれいむの方がムカつくぞ」 「じゃあ、もう一戦やろうか?ほら、こいつはもう駄目そうだから、さっきの親まりさでやろうよ!」 少年達はそう言うと、餡子を吐いて白目を剥いている親れいむを草むらに投げ捨てた。 そして、ゆんゆんと泣いている赤ゆっくりを、今度は気絶していた親まりさの口の中に入れる。 「ほら、さっきみたいに逃げないと死ぬぞー!」 グサッ! 「ゆ…ゆっびゃぁぁぁぁぁぁ!」 『ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』 少年は木の枝を親まりさの頬に突き刺した。 親まりさは痛みに目を覚ますと、赤ゆっくり達と共に悲鳴を上げた。 「おーい!こんなの落ちてたぞ!これ刺してみようぜ!」 少年の一人が嬉しそうに折れた傘を持ってくると、親まりさの帽子ごと頭に突き刺した。 親まりさは体を大きく震わせると、そのまま白目を剥いて動かなくなる。 「あーあ、動かなくなったか。あっでもこいつ口閉じたまま死んでるし、これでこいつ等逃げられないんじゃないのか?」 「あー、そうかも。じゃあ、この傘で順番に刺していこうぜ!」 「おぉ、それ良いな。潰せなかったやつが、ジュースおごれよな!」 少年達はルールを決め終わると、順番に死んだ親まりさに傘を突き刺していく。 「ゆっぴぃぃぃぃ!ゆっひぃぃぃぃぃ!こっちくりゅるなぁぁぁぁぁ!れーみゅは、しにちゃくないんだよぉぉぉ!まりちゃはあっちだよぉぉぉ!!」 「ゆびゃぁぁぁぁぁぁん!どーしちゃそんなこというのじぇぇぇぇぇ!まりちゃだって、しにちゃくないのじぇぇぇぇ!ゆえぇぇぇぇぇん!」 親まりさの口の中で、お互いを罵倒しあいながらゆんゆんと泣き叫ぶ赤ゆっくり達。 すでに口の中もあちこちボロボロで、逃げ場も少なくなってきている。 「このくしょまりちゃぁぁぁ!れーみのかわりに、しん 『グサッ!』 がびょ!」 「おっ?!やったか!」 傘を刺した途端に赤れいむの声が途切れる。 少年はうれしそうに笑うと、それに応じるかのように赤まりさも大声で笑い始める。 「ゆっ?………ゆっぷっぷー!ばかなのじぇー!まりちゃをそまつにしゅるから、こーんなめにあうのじぇ!みじめなのじぇー!ゆぷぷのぷー!」 「あっこの辺から声が聞こえるな。よっと!」 ザシュ! 「ゆぷびびゃ!…びゅ…がが…ゆっ…ぢ…がぎ………」 赤まりさの声を頼りに、少年が傘を刺す。 傘は赤まりさを貫いたらしく、壊れたような赤まりさの呻き声が聞こえてくる。 「よし!じゃあ、約束通りジュースおごれよ!」 「ちぇ、ムカつくなー…もう一回やろうぜ!どこかにゆっくり落ちてないか?」 「はははっ!まだやるのか?別に良いけど、今度も勝たせてもらうぞ!」 少年達は、声が聞こえなくなった親まりさの死体を親れいむの隣に投げ捨てると、ゆっくりを探してどこかに行ってしまった。 「がしゅ…ひゅー…ひゅひー…どーしちぇ…れーみゅ…こんにゃ…ゆぴぃぃ…ふしゅぶぅ………」 頬に大きな穴が空いた赤れいむが、親れいむの吐き出した餡子の中から這い出てくる。 赤れいむはポロポロと涙を零すと、傷ついた体を引きずる様にズリズリと地面を這う。 「おかーしゃ…ひゅー…おとーしゃ…じゅしゅー…おねーしゃ…いもーちょ…みんにゃ…どこ…しゅー………ひゅー……」 赤れいむは家族を探してしばらく這いずると、そのまま動かなくなった。 完 徒然あき
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3351.html
『何もしない 赤ゆ編』 6KB 虐待 小ネタ 赤ゆ 透明な箱 7作目 好きの対義語は嫌いではない。 『無関心』である。 『何もしない 赤ゆ編』 (ゆっくちうまれりゅよ……きゃわいいれいみゅがゆっくちうまれりゅよ……) 目を閉じた赤れいむは、餡子から伝わってくる親ゆっくりたちの記憶に温かな思いを馳せながら期待に腹を膨 らませる。 (あみゃあみゃしゃん……おやしゃいしゃん……すーりすーり……こーりょこーりょ……のーびのーび……おう たしゃん……ぜーんぶたのしみだにぇ……) 実ゆ状態の彼女たちには、様々な記憶が餡子から流れ込んでくる。辛いこと悲しいことは最小限に。ゆっくり できることばかりが詰め込まれている。これが、親が優れていても子がゲスになる一因である。何しろ、親の苦 労は伝わらないのだ。 だから、赤れいむはとても優しい世界を想像する。 広い広いゆっくりプレイスには、れいむの大好きなあまあまやおやさいさんが所狭しと並べられ、家族でのー びのーびと日々をゆっくり暮らす。 そんなことしか、頭にない。 もちろん、そんなことは滅多にない。赤ゆとして生まれた彼らは次第に現実を知り、日々の生活のわずかなゆ っくりを楽しむことで大人になっていく。 ゆっくりする。 それはゆっくりにとって、呼吸や食事、睡眠やすーりすーりより遙かに重要なことなのかもしれない。 (おかあしゃんとおとうしゃん……ゆっくちちようね……いっしょにずっとずっと……ゆっくちしようね……) やがて、餡子の供給が途絶えた。と同時に茎と赤れいむの接合部分がゆるみ始める。 本能的に、もうすぐ自分が生まれるのだと理解した。 (うまれりゅよ! うまれりゅよ! きゃわいいきゃわいいれいみゅちゃんが しぇかいにしゅくふくしゃれて ゆっくちゆっくちうまれちゃうよぉぉぉぉぉ!) ゆさ。 ゆさ、ゆさ、ゆさ。 ぷちん。 (うまれりゅうううう! れいみゅ、れいみゅしあわしぇになるにぇぇぇぇぇぇぇ!) どさっ。 赤れいむが生まれた瞬間、最初に思ったことはゆっくりできることではない。 純粋な、痛みである。 「いじゃああああああああああああああああああああい! いじゃい! いじゃい! いじゃいいいいいいい!」 落ちたのは、ふわっふわっなベッドではない。 ガラスの床だった。赤れいむの苦難のゆん生は、ここから始まり――恐らく一日もしない内に終わるのである。 「ゆぐっ、ゆぐっ、ゆぐぅっ……いちゃいよお……いちゃいいちゃいだよぅ……きゃわいいれいみゅのおからだ さんがいちゃいよぉ……」 痛みを堪えながら、赤れいむは目を開いた。 世界、世界が見える。 「ゆ……?」 あれ。おかしいぞ、と赤れいむは思う。 「おかあ……しゃん? おとうしゃん……?」 本能で、赤れいむは両親を捜す。だが、周囲は濁った感じの壁にぐるりと取り囲まれており、どこにも両親ら しき姿は見当たらない。 「おかあしゃん! おとうしゃん! れいみゅだよ! きゃわいいれいみゅがうまれたんだよ!? おへんじし てにぇ!」 ずーりずーりと、床を這う。 だが、返答はない。物音一つとして聞こえない。 両親がいない。どこにもいない。消えてしまったのだ。 「ゆっ……ゆぐっ……ゆああああああああああああああああああん! おかあしゃあああああん! おとうしゃ あああああん! ゆっくちさせてぇぇぇぇ!」 絶叫が響く。 だが、応じる者は誰もいない。 しばらく泣いていた赤れいむは、不快な気分に身をよじった。 「ゆ……おにゃかすいちゃよ……」 ずーりずーりと、ごはんさんを探す赤れいむ。だが、ここには本当に何もない。茎すら存在しないのだ。 「ゆううう……おにゃかすいたよおおおおおお! ごはんさんむーしゃむーしゃしたいよおおおおおおおおお!」 やがて、赤れいむの絶叫は掠れ始めた。 「ゆ……おのどがかわいたよ……おみずしゃん……どこ……」 もちろん水もない。 ここには本当に何もない。この小さな世界には、赤れいむしか存在しないのだ。 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……ゆんや……ゆんやああ……。たちゅけて……だれかたちゅけて……きゃわ いいれいみゅを……ゆっくちさせちぇ……」 「おにゃかすいちゃよ……ごはんさんむーしゃむーしゃちたいよ……あまあまさん……むーちゃむーちゃして、 しあわせーになりちゃいよ……」 食べたこともないあまあま。それはどんな味なのだろう。 「おみずしゃん……ごーくごーくしたいよ……」 水をごーくごーくすると、きっとこの不快さもなくなるのだろう。 「おかあしゃん……しゅーりしゅーりしようよ……おとうしゃん……こーりょこーりょしようよ……」 母のお腹にすーりすーりしてみたい。 父と一緒にこーろこーろして遊んでみたい。 どんな風に気持ちいいのか、どんな風にゆっくりできるのか。 一度も体験したことのない赤れいむには、想像がつかない。 「ゆっくち……ちたいよ……ゆっくちって……どんなの……? ゆっくち、ゆっくち、ゆっくちちたいよ……ゆ っくち……ゆっくち……」 ゆっくりする。 ゆっくりならば、誰もが当然のように考えていること。 それすら、赤れいむは分からない。 「おにゃか……おみじゅ……おかあしゃん……おとうしゃん……ゆっくち……」 赤れいむが生まれてすぐに味わったのは痛み。 落下して、誰にも守られずに冷たい床に落ちてしまった。 次に、どうしようもない飢餓感。 最初に食べるはずの茎すらなく、切り離されてから一度たりともむーしゃむーしゃすることができなかった。 最後に、寂しさ。 両親はいない。姉妹もいない。草木や石ころすら赤れいむの周りには存在しなかった。 そう、この赤ゆっくりにはもう本当に何もなかったのである。 与えられたのは知識だけ。 それを一つも活かすことができず、赤ゆの生命は尽きようとしていた。 「ゆ……く……」 (れいみゅ、にゃんにもできなかっちゃよ……このまましにゅよ……) (うまれてこにゃければ……よかっちゃ……いきちぇちぇも……よかったことなにもないよ……) (いちゃい……さみゅい……きゅるしい……) (もっと……もっと、ゆっくちしたかっちゃよ……) 赤れいむは生まれて十七時間後、永遠にゆっくりした。 最後の十時間は、虚ろな瞳で横たわるだけだったが、声を拾うと微かに「ゆっくちちたいよ」「おにゃかすい ちゃよ」「ごーくごーくしちゃいよ」「おかあしゃんとしゅーりしゅーりしちゃいよ」と繰り返していたらしい。 「映像編集完了っと」 十七時間の生命を、約三分に短縮する。一番面白いのは最初の痛みによる悲鳴、それが絶望に変わるまで。後 の死ぬまではおまけのようなものである。 「あえて何もしないというのも、案外楽しいですよ。赤ゆっくりならば何も知らない故の絶望を。子ゆっくりな らば、未来に希望を持っているが故の絶望を。成ゆっくりならば、絶望を知っているが故の絶望を、それぞれ見 せてくれますから」 と例の博士に言われたので、早速実践してみたがなるほど面白い。 面白いんだが……。 「やっぱり時間が掛かるのがネックだよなあ」 赤ゆでこれだ。子ゆや成ゆならどれだけかかることやら。 だが、せっかく透明な箱特殊タイプ(マジックミラー仕様。中から外は見えないが、外から中は見える)を購 入したのだ。 よし、次は子ゆっくりで試してみるとしよう。 <あとがき> 放置プレイは辛い 飲みの席で話しかけたのに、喧噪で返事が返ってこなかったときの虚しさを こめて書きました。すいません、うそです。 過去の作品 anko3216 愛するでいぶ anko3238 ゆ虐思考 anko3257 赤ゆ十連発(前編) anko3263 赤ゆ十連発(後編) anko3271 手を触れずに殺害せよ anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで 挿絵:
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/239.html
赤ゆっくり。 別名歩く死亡フラグ。 彼女達は恐ろしく死にやすい。 どれほど死にやすいのかといわれると、 コンビニの弁当に箸が付いてくるぐらいの確立である。 つまり、ほとんど死ぬ。 ここに赤れいむがいて、水皿があったとしよう。 彼女は喉が渇いていて、今まさに水を飲もうとしている。 ごく有り触れた行為であるが、実は細心の注意を払って見守る必要があるのだ。 まず、水を飲もうとして、水に寄りかかったときのことを考えよう。 赤ゆっくりはバランスをとることが苦手であり、基本的に地を這って歩を進める。 ぽいん、ぽいんと跳ねる出来るのも、ゆんぐーっとのーびのーびするの出来るのも、 体が十分発達しており、親から教育・指導されて初めて可能である。 もちろん例外もあって、生まれたててでも飛びまわれる赤ゆっくりもいる。 これはまりさ種に多い現象だ。 ただ、活発と言えど、脆弱な赤ゆっくりの身である。 親の目から離れてしまうことが多い彼女達の生存率は、極めて低い。 話を戻そう。 赤れいむが水を飲もうとしている。 水皿に寄りかかり、水面を舐めるのがベストな飲み方だろう。 「ごーきゅごーきゅすりゅよ!!!」 本当に有り触れた光景だが、ここで死亡フラグが立つ。 先ほど言ったように、赤ゆっくりはバランス感覚が非常に悪い。 もし、水皿が赤ゆっくりの体長に対して高めだったとする。 舌を伸ばしても届かないけど、よじ登れば届きそう。 そういう時、赤ゆっくりは間違いなくよじ登ろうとする。 彼女達は好奇心の塊だからだ。 運動神経は無くても、そこそこ柔軟性がある赤ゆっくりの体なら、 なんとか水皿のふちにたどり着いたなら、支点力点作用点。 力学に従って、水に落ちるだけである。 水皿に入ってる水の量なんて大したことないし、放っておいても勝手に水皿から出てくるだろ。 そう思う人もいるかもしれないが、違う。 行きはよいよい、帰りは恐い。 水分を含んだ赤ゆっくりの肌は、非常にすべすべである。 水皿にダイブしたときのように、ふちにたどり着くことが出来ない。 いや、仮に出来たとしても滑り落ちてまた、水の中である。 あんよが浸かるくらいの水位でも水に弱い赤ゆっくりの肌ならば、 1、2分で助からなくなるだろう。 水皿の大きさを適正なものにして、無事水を飲めたとしよう。 「ゆゆ!?おみじゅさんのみしゅぎちゃったよ!!!」 下顎をたぷたぷさせて、赤ゆっくりはこういう。 ここでも死亡フラグが立つ。 赤ゆっくりは、上手にしーしーが出来ないのだ。 まず、ごく少数であるが、しーしーをすると言う考えに至らないもの。 記憶の継承に失敗したのか、こういう個体も時々いる。 その場合、しーしーの概念をしっかりと教える必要がある。 でないと、自分で飲んだ水の所為で内側から溶けてしまうのだ。 親ゆっくりが昼寝している間に、 バブルスライムみたいになる赤ゆっくりは、恐らくこのタイプだろう。 次に、赤ゆっくりがしーしーを「する」ことができる場合、どのような危険があるのだろうか。 野良ゆっくりや野生のゆっくりであれば、野に放てばいいので対して問題は無い。 ただし、文字通り放つ必要がある。 というのも、赤ゆっくり自身が水に弱いからだ。 生まれたての赤ゆっくりが、おねしょをしてそのまま永眠した、という話はよくある。 彼らがしーしーをするときは、勢いよく、遠くに飛ばす必要がある。 さて、飼いゆっくりはどうだろう? ところ構わずしーしーをしたとして、赤ゆっくりたちは無事に生きられるのだろうか? ケージで飼っているのならば、あまり問題は無いだろう。 臭いが充満するので、放置するわけには行かないが、 床材が、しーしーの水分を吸収してくれて、死を避けてくれえるだろう。 だが、室内飼いであるならば、細心の注意を必要とする。 彼女達は、電気という概念を知らない。 コンセントなんてもってのほかだ。 もし、テーブルタップにしーしーをぶちまけられたならば・・・。 赤ゆっくりの命と共に、大切なものを失うかもしれない。 「きゃわいいれいみゅがちーちーすりゅよ!!」チョロロ・・・ボン!ってな具合に。 とにかく彼女達は死に易い。 ちょっと握れば潰れるし、ちょっと殴ってやったら爆ぜる。 ちょっと驚かしたら泡を吹いて痙攣するし、ちょっと罵倒すれば非ゆっくち症になる。 肉体的にも、精神的にも恐ろしく脆い彼女達であるが、 一方で非常に強い好奇心を持つ。 ゆっくりという生物そのものが、好奇心の塊であるが、 赤ゆっくりは更に強い好奇心を持つ。 成体ゆっくりの好奇心は、自身を地雷原に誘うようなものであるが、 赤ゆっくりの好奇心は、地雷原でブレイクダンスをするようなものである。 わざとらしい位に死亡フラグを立てる。 そして、その好奇心は、なかなか治まらない。 恫喝して無理に沈めようモノならば、赤ゆっくり達はストレスで死に絶えるだろう。 彼女達の好奇心を、興味を、注意を、安全なモノに向けなければいけない。 そこで求められるのが、玩具だ。 ケージの中の狭い世界でも、キラキラと光る石があれば、 一日中ニヤニヤし続ける赤れいむ。 積み木で組み立てたおうちで、 すーやすーやと大人しく眠っている赤ありす。 音のなる不思議なボールを、 ケージ中を走って追い回す赤まりさ。 彼女達の習性を理解して、改良に改良を重ねた玩具は、 その暴れ馬の如き好奇心を、見事に飼いならす。 赤ゆっくりからゆっくりを育てたいのであれば、玩具は必要不可欠だ。 好奇心の強い赤ゆっくりだ。 簡単な作りの玩具でも、それなりに長く遊んでくれるだろう。 積み木やボールなど、使う側の工夫次第で幾らでも遊び方がある玩具なら、 大人になるまで遊ぶのではないだろうか。 ある飼い赤ゆっくり達の、 遊びの風景をご覧になってほしい。 二匹の赤まりさ達がサッカーのような遊びをしている。 ただし、ゴールは一つだし、キーパーはいない。 理由は二匹とも走りたいし、ゴールが二つあると、 追っかけている最中にどっちが自分のゴールかわからなくなるからだ。 ちなみに得点は親ゆっくりが数えている。3点まで。 コロコロコロコロ・・・ 「まちぇまちぇ~!」ぽひんっ!ぽひんっ! 「まちゃないのじぇ~!まりしゃはさいしょくなんだじぇ~!」ぽひんっぽひんっ!べしゃ! ビー玉くらいのボールを追いかけているのは2匹の赤まりさ。 あちらこちらに飛び跳ねながら、ボールを追いかけている。 狙った所に跳べていないのを見るに、最近跳ねられるようになったばかりなのだろう。 赤ゆっくり3匹分の差をつけて、体の大きい方のゆっくりがボールをドリブルする。 「ゆんぐぅ・・・」 体の小さい方の赤ゆっくりも跳ねまわる。 頑張って追いかけているのものの、一向に差は縮まらない。 じわっと目に涙が浮かぶ。負けず嫌いのまりさ種にはつらい状況だ。 「がんばるだせー!まりちゃ!おねえちゃんにおいつくのぜ!」 ここですかさず親まりさが小さい方の赤まりさ―妹まりさを応援する。 尊敬する親ゆっくりからの大きな声援は、妹まりさに気合いを注入する。 お帽子で涙を拭い、あんよをうねらす。 「まりちゃもさいしょくだよ!!」 ぽいん!ぽいん!ぽいん!ぽよん! 連続で跳ねる妹まりさ。最短距離を突き進む。 先を行く姉よりも、しっかりとした足取りでボールを追いかける。 「ゆえ!おいちゅかれたのじぇ!?」 姉まりさに追いついた妹まりさ。即座にタメを作り・・・ 「ゆん!」 ボールに強く体当たりをした。 コロコロコロコロ! 勢いを増したボールは、赤まりさ達の跳ねる速さを超えて、やがて・・・ 「ごぉぉぉぉぉる!だよ!!!まりちゃに1ぽいんとついかだよ!」 「やっちゃぁぁぁ!!!」 「まだどうてんなのじぇ!!しょうぶはこれかりゃなのじぇ!!」 「つぎもまりちゃがごーりゅするよ!!ぼーるしゃんはーみゅはーみゅ!」 「ぼーるさんをたべちゃだめなのぜ!!!それはごはんさんじゃないのぜ!」 「そうなんだじぇ!!おいしくにゃいからやめるのじぇ!!」 「ゆっくちりかいちたよ!」 一方、別の場所では、赤ありすとやや未熟ゆ気味の末っ子まりさが積み木で遊んでいる。 積み木といっても、プラスチック製の小さなものであるが。 「ゆへん!ありしゅたちはときゃいはなこーでぃねーちょをすりゅわよ!」 「ゆゆっち!」 赤ありすと末まりさを囲むように積み木が置かれている。 どうやらこれが壁のようだ。 クレジットカードほど薄い積み木を、末まりさの前に持っていく赤ありす。 「これがいしゅよ!おすわりなしゃい!」 「ゆんちぃ!!」 どうやら椅子を【こーでぃねーと】したらしい。 椅子というよりは座布団だが、そんなこと言っても仕方はない。 親ありすが赤ありすと末まりさの前に現れて、末まりさをいすの上に置いてやる。 「ゆゆんち!」 対して楽な体勢になるわけでもないが、当の末まりさは嬉しそうである。 それを見て得意になった赤ありすは、満面の笑みで 「ちゅぎはべっとさんをこーでぃねーとしゅるわ!まっちぇなさい!」 「ゆゆきゅちぃ!」 「とってもとかいはよ!おちびちゃんたち!!!」 でかい声で近所迷惑なおうたを歌われるよりも、 好き勝手部屋を荒しながらおうちを作るよりも、 あちらこちら跳ねまわって物を壊されるよりも、 人にとっても、ゆっくりにとって 玩具で遊ぶ方が、はるかに得策といえるだろう。 さて、赤ゆっくりの玩具を作る際に、面白さ以上に気を遣うべきことがある。 それは、安全性。 赤ゆっくりが玩具で遊ぶことで事故を起こす。 それが、メーカーが一番恐れていることである。 だから、彼らは十二分に安全性に気を配っている。 出来上がった玩具の安全性を、 どのように確認しているのだろうか? とある研究所の様子を見ていただきたい。 あんよをこんがりと焼かれ、一歩も動けない赤まりさがいる。 顔にはいくつもの痣があり、左目に至っては、潰れてへこんでいる。 動かすのも痛いはずの顔面を、ぐしゃぐしゃに歪ませて泣き叫ぶ。 「ゆべりゅのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 彼女は何に怯えているのか? 「次、時速90キロいきまーす!」 男は機械のスイッチを押す。 ガシャン、ウイーン、ウイーン、ガチンッ 機械の動作音が止まると 赤まりさは一層激しく泣きわめく。 「い゛だい゛の゛い゛や゛な゛のじぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!!!!!!!!!!」 赤まりさの視線の先にあるは、超小型のピッチングマシン。 ただし、ボールは野球ボールではない。 装填されているのは、 幸せそうな飼いゆっくり達が遊んでいた、あのボールだ。 ビー玉程のボールが、数十個用意されていた。 「ゆ゛ぁ゛ぁ゛・・・・」チョロロロ・・・ 恐怖のあまりしーしーを漏らす赤まりさ。 赤まりさの絶望を見て、口角を吊り上げる男。 赤ゆっくりの玩具を作っている人間とは、とてもじゃないが思えない。 「ゆっくり泣き叫んでね!!!」ポチ!ゴウン、ゴウン、ゴウン・・・ 男がボタンを押すと、ピッチングマシンがゆっくりと動き始める。 そして・・・ バシュ!ボゴォッ! 「ゆ゛ぼぉ!!!」 高速で射出されたボールは、赤まりさの右頬にクリーンヒットした。 餡子色の痣を作り、ぷくーもしていないのに頬が腫れあがる。 体がバラバラになるような衝撃を受けて、反射的に叫ぼうとするが、 赤まりさが声をあげる前に、次の弾丸が迫ってくる。 ドズッ!ドズッ!ベキ! 眉間と前歯に直撃した。 眉間はベッコリと凹み、飴細工の歯は粉々に砕ける。 さっきから不細工だった顔面は、更にひどい面になる。 ゆっくり達が言う、かわいいおちびちゃんの面影は、無い。 「や゛・・」ボグッ! 「め゛・・」ドムッ! 「・・・!」ドズンッ!メキメキ・・・ブリリッ!ブリバババ! とどめは、腹部を強烈に圧迫した一撃だった。 うんうんを消化用餡子ごとまき散らして、息絶えた。 赤まりさがただの饅頭となっても機械はボールを打ち出すのをやめない。 数十球の球が全て打ち出されてようやく彼らの【実験】は終わる。 球が打ち終えるまで、男は漫画を読んでいた。 「やっぱりこの硬さじゃ無理っすよ、主任。 思い切って素材を変えたらどうっすか?」 「うーん・・・。一応ゆっくりが誤飲しても問題ないものの中では、 そのボールの素材が一番柔らかいんだよ。だから形状をもう少し考えたら良くなると思うんだ。」 「そのセリフ、100匹ぐらい前の赤ゆが死んだ時も言ってたっす。 あれが何匹死のうと知ったこっちゃないっすけど、いい加減飽きてきたんで素材変えたいっす。」 「はぁ・・・。仕方ないねぇ、向こうの部署に掛け合ってみるよ。」 「よっしゃ、主任最高!さぁて、暇つぶしに150キロのビー玉でも、赤ゆどもに打ち込んでやるか!」 また別の部署の様子を覗いてみよう。 「むーちゃ・・・むーちゃ・・・」 「むーちゃ・・・あじがにゃいよぉ・・・」 「むーちゃ、みゅーちゃ・・・。おにゃかがへっちゃよぉ・・・」 「にゃんでおにゃかがぺーこぺーこにゃのぉぉ・・・ れいみゅむーちゃむーちゃしちぇるよぉぉ・・・」 透明な箱の中で、与えられた餌を貪る赤ゆっくり達。 しかし、食料が豊富であるにもかかわらず、皆やせ細っていた。 「にゃんでぇぇ・・・?」 頬のこけた赤れいむが問いかける。 周りの赤ゆっくり達は誰も答えない。 彼女たちも分からないのだ。 食べても食べても満たされないその理由が。 一番簡単な解はこうだ。 それは食べ物じゃないから。 ゆっくりは、有機物なら大抵は消化できる。 誤飲して彼女たちの体に危険が及ばないためには、 赤ゆっくりの体内で消化できる素材を使う必要がある。 それならば、糖や蛋白質をつかえばいいという方もいるかもしれないが、 メイカーが作りたいのは玩具であって、餌ではない。 赤ゆっくりが玩具を食べられるもの、として認識しないための工夫がいくつかなされている。 まず、おいしくない。甘味以外をうけつけがたい赤ゆっくりの舌が、 ごはんさんと認識しないために糖などで作ることは避けられている。 次に、栄養とならない。消化とはいっても、体内で悪影響を及ぼさない大きさに分解するだけで、 実際には細かくなってうんうんとして体外に出てくる。 バラバラになっただけだから、ゆっくりの栄養にはならないのだ。 これは、ゆっくりが誤飲しても、健康に悪影響を及ぼさず、 かつゆっくりの餌とならない素材を調べる実験なのだ。 実験の間は、赤ゆっくり達に一切の食料を与えない。 与えるのは、食べても栄養にならないであろう、玩具の素材。 これを餌として延々と食べさせられるのだ。 食べられるのに栄養が全くない。 赤ゆっくりの知能ではその結論は導き出せないだろう。 「も・・っと・・・ゆっくち・・・ちた・・・か・・・った・・・」 彼女たちは、疑問と絶望を抱えながら死ぬ。 腹をぽってりと膨らませる一方で、頬をこけさせて飢え死にする。 むーしゃむーしゃの幸せを一切感じられぬまま息絶えるのだ。 研究員たちは、赤ゆっくりの無念の叫びなど一切聞かず淡々と実験ノートを黒くしていく。 彼女たちの悲劇は、彼らの日常であるのだ。 他にも色々な実験があるが、 どの実験でも、赤ゆっくり達は、死ぬまで酷使される。 幸せな笑顔を作る、赤ゆっくり用の玩具は、 罪なき赤ゆっくり達の、無数の屍のもとに存在している。 さて、赤ゆっくり用の玩具を開発している研究所では、 毎日数十、時として数百の赤ゆっくりが永遠にゆっくりしていく。 膨大な数の赤ゆっくりを何処から集めるのだろうか? 加工所から直送する場合もある。 それが一番手っ取り早い。 だが、企業とは得てしてコストを削減するものだ。 そもそもゆっくりなんて何処にでもいる。オフィス街だろうと、片田舎だろうと。 町を歩けば何処にでもいる。 スーツを着た男が、薄汚い野良まりさに話しかける。 10匹ほどの赤ゆっくりを引き連れて、物乞いまりさしていたところだった。 「好きなだけご飯が食べられて、玩具で遊び放題の、素敵なゆっくりぷれいすがあるんだ。 おちびちゃんがたくさんいるまりさに来てほしいんだけど、いいかな?」 赤ゆっくり達も、野良まりさも目を光らせて言う。 「それはまりさにふさわしいゆっくりぷれいすだね!!! ゆっくりあんないしてね!!!ぐずはきらいだよ!!!」 無邪気なゆっくりは、おもちゃで遊ぶのが好きだ。 だが、人間も同じくらい玩具が好きなのだ。 邪気にあふれた私達は、ゆっくりという玩具を玩ぶのだ。 <あとがき> どうも、ドナルドあきです。 久しぶりのSS投下です。 赤ゆっくりって虐め甲斐がありますよね。 自分はどうしても、むーらむーらしてしまいます。 赤ゆっくりだけは愛で難いです。 ではでは、ここでお暇します。 最後に読んでくださってありがとうございました! 「ぼっきー!ちんぽぉ!(かこさく!だみょん!)」 anko1066 ゆくドナルド anko1166 ゆくドナルド2 anko1304 れいむと・・・ anko1384 豆れみりゃとこうまかん anko1395 ゆくドナルド3 anko1404 お前のゆん生300点 anko1432 幸福マスベ anke1472 餡子に捧ぐは菊の花 anko1606 絶望あにゃる anko1643 流れゆく物 前編 anko1721 流れゆく物 後編 anko1730 靴磨きまりさ anko1844 ゆっくりサイコロを振るよ!!! anko1868 川辺の狩人
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1986.html
赤ゆっくり。 別名歩く死亡フラグ。 彼女達は恐ろしく死にやすい。 どれほど死にやすいのかといわれると、 コンビニの弁当に箸が付いてくるぐらいの確立である。 つまり、ほとんど死ぬ。 ここに赤れいむがいて、水皿があったとしよう。 彼女は喉が渇いていて、今まさに水を飲もうとしている。 ごく有り触れた行為であるが、実は細心の注意を払って見守る必要があるのだ。 まず、水を飲もうとして、水に寄りかかったときのことを考えよう。 赤ゆっくりはバランスをとることが苦手であり、基本的に地を這って歩を進める。 ぽいん、ぽいんと跳ねる出来るのも、ゆんぐーっとのーびのーびするの出来るのも、 体が十分発達しており、親から教育・指導されて初めて可能である。 もちろん例外もあって、生まれたててでも飛びまわれる赤ゆっくりもいる。 これはまりさ種に多い現象だ。 ただ、活発と言えど、脆弱な赤ゆっくりの身である。 親の目から離れてしまうことが多い彼女達の生存率は、極めて低い。 話を戻そう。 赤れいむが水を飲もうとしている。 水皿に寄りかかり、水面を舐めるのがベストな飲み方だろう。 「ごーきゅごーきゅすりゅよ!!!」 本当に有り触れた光景だが、ここで死亡フラグが立つ。 先ほど言ったように、赤ゆっくりはバランス感覚が非常に悪い。 もし、水皿が赤ゆっくりの体長に対して高めだったとする。 舌を伸ばしても届かないけど、よじ登れば届きそう。 そういう時、赤ゆっくりは間違いなくよじ登ろうとする。 彼女達は好奇心の塊だからだ。 運動神経は無くても、そこそこ柔軟性がある赤ゆっくりの体なら、 なんとか水皿のふちにたどり着いたなら、支点力点作用点。 力学に従って、水に落ちるだけである。 水皿に入ってる水の量なんて大したことないし、放っておいても勝手に水皿から出てくるだろ。 そう思う人もいるかもしれないが、違う。 行きはよいよい、帰りは恐い。 水分を含んだ赤ゆっくりの肌は、非常にすべすべである。 水皿にダイブしたときのように、ふちにたどり着くことが出来ない。 いや、仮に出来たとしても滑り落ちてまた、水の中である。 あんよが浸かるくらいの水位でも水に弱い赤ゆっくりの肌ならば、 1、2分で助からなくなるだろう。 水皿の大きさを適正なものにして、無事水を飲めたとしよう。 「ゆゆ!?おみじゅさんのみしゅぎちゃったよ!!!」 下顎をたぷたぷさせて、赤ゆっくりはこういう。 ここでも死亡フラグが立つ。 赤ゆっくりは、上手にしーしーが出来ないのだ。 まず、ごく少数であるが、しーしーをすると言う考えに至らないもの。 記憶の継承に失敗したのか、こういう個体も時々いる。 その場合、しーしーの概念をしっかりと教える必要がある。 でないと、自分で飲んだ水の所為で内側から溶けてしまうのだ。 親ゆっくりが昼寝している間に、 バブルスライムみたいになる赤ゆっくりは、恐らくこのタイプだろう。 次に、赤ゆっくりがしーしーを「する」ことができる場合、どのような危険があるのだろうか。 野良ゆっくりや野生のゆっくりであれば、野に放てばいいので対して問題は無い。 ただし、文字通り放つ必要がある。 というのも、赤ゆっくり自身が水に弱いからだ。 生まれたての赤ゆっくりが、おねしょをしてそのまま永眠した、という話はよくある。 彼らがしーしーをするときは、勢いよく、遠くに飛ばす必要がある。 さて、飼いゆっくりはどうだろう? ところ構わずしーしーをしたとして、赤ゆっくりたちは無事に生きられるのだろうか? ケージで飼っているのならば、あまり問題は無いだろう。 臭いが充満するので、放置するわけには行かないが、 床材が、しーしーの水分を吸収してくれて、死を避けてくれえるだろう。 だが、室内飼いであるならば、細心の注意を必要とする。 彼女達は、電気という概念を知らない。 コンセントなんてもってのほかだ。 もし、テーブルタップにしーしーをぶちまけられたならば・・・。 赤ゆっくりの命と共に、大切なものを失うかもしれない。 「きゃわいいれいみゅがちーちーすりゅよ!!」チョロロ・・・ボン!ってな具合に。 とにかく彼女達は死に易い。 ちょっと握れば潰れるし、ちょっと殴ってやったら爆ぜる。 ちょっと驚かしたら泡を吹いて痙攣するし、ちょっと罵倒すれば非ゆっくち症になる。 肉体的にも、精神的にも恐ろしく脆い彼女達であるが、 一方で非常に強い好奇心を持つ。 ゆっくりという生物そのものが、好奇心の塊であるが、 赤ゆっくりは更に強い好奇心を持つ。 成体ゆっくりの好奇心は、自身を地雷原に誘うようなものであるが、 赤ゆっくりの好奇心は、地雷原でブレイクダンスをするようなものである。 わざとらしい位に死亡フラグを立てる。 そして、その好奇心は、なかなか治まらない。 恫喝して無理に沈めようモノならば、赤ゆっくり達はストレスで死に絶えるだろう。 彼女達の好奇心を、興味を、注意を、安全なモノに向けなければいけない。 そこで求められるのが、玩具だ。 ケージの中の狭い世界でも、キラキラと光る石があれば、 一日中ニヤニヤし続ける赤れいむ。 積み木で組み立てたおうちで、 すーやすーやと大人しく眠っている赤ありす。 音のなる不思議なボールを、 ケージ中を走って追い回す赤まりさ。 彼女達の習性を理解して、改良に改良を重ねた玩具は、 その暴れ馬の如き好奇心を、見事に飼いならす。 赤ゆっくりからゆっくりを育てたいのであれば、玩具は必要不可欠だ。 好奇心の強い赤ゆっくりだ。 簡単な作りの玩具でも、それなりに長く遊んでくれるだろう。 積み木やボールなど、使う側の工夫次第で幾らでも遊び方がある玩具なら、 大人になるまで遊ぶのではないだろうか。 ある飼い赤ゆっくり達の、 遊びの風景をご覧になってほしい。 二匹の赤まりさ達がサッカーのような遊びをしている。 ただし、ゴールは一つだし、キーパーはいない。 理由は二匹とも走りたいし、ゴールが二つあると、 追っかけている最中にどっちが自分のゴールかわからなくなるからだ。 ちなみに得点は親ゆっくりが数えている。3点まで。 コロコロコロコロ・・・ 「まちぇまちぇ~!」ぽひんっ!ぽひんっ! 「まちゃないのじぇ~!まりしゃはさいしょくなんだじぇ~!」ぽひんっぽひんっ!べしゃ! ビー玉くらいのボールを追いかけているのは2匹の赤まりさ。 あちらこちらに飛び跳ねながら、ボールを追いかけている。 狙った所に跳べていないのを見るに、最近跳ねられるようになったばかりなのだろう。 赤ゆっくり3匹分の差をつけて、体の大きい方のゆっくりがボールをドリブルする。 「ゆんぐぅ・・・」 体の小さい方の赤ゆっくりも跳ねまわる。 頑張って追いかけているのものの、一向に差は縮まらない。 じわっと目に涙が浮かぶ。負けず嫌いのまりさ種にはつらい状況だ。 「がんばるだせー!まりちゃ!おねえちゃんにおいつくのぜ!」 ここですかさず親まりさが小さい方の赤まりさ―妹まりさを応援する。 尊敬する親ゆっくりからの大きな声援は、妹まりさに気合いを注入する。 お帽子で涙を拭い、あんよをうねらす。 「まりちゃもさいしょくだよ!!」 ぽいん!ぽいん!ぽいん!ぽよん! 連続で跳ねる妹まりさ。最短距離を突き進む。 先を行く姉よりも、しっかりとした足取りでボールを追いかける。 「ゆえ!おいちゅかれたのじぇ!?」 姉まりさに追いついた妹まりさ。即座にタメを作り・・・ 「ゆん!」 ボールに強く体当たりをした。 コロコロコロコロ! 勢いを増したボールは、赤まりさ達の跳ねる速さを超えて、やがて・・・ 「ごぉぉぉぉぉる!だよ!!!まりちゃに1ぽいんとついかだよ!」 「やっちゃぁぁぁ!!!」 「まだどうてんなのじぇ!!しょうぶはこれかりゃなのじぇ!!」 「つぎもまりちゃがごーりゅするよ!!ぼーるしゃんはーみゅはーみゅ!」 「ぼーるさんをたべちゃだめなのぜ!!!それはごはんさんじゃないのぜ!」 「そうなんだじぇ!!おいしくにゃいからやめるのじぇ!!」 「ゆっくちりかいちたよ!」 一方、別の場所では、赤ありすとやや未熟ゆ気味の末っ子まりさが積み木で遊んでいる。 積み木といっても、プラスチック製の小さなものであるが。 「ゆへん!ありしゅたちはときゃいはなこーでぃねーちょをすりゅわよ!」 「ゆゆっち!」 赤ありすと末まりさを囲むように積み木が置かれている。 どうやらこれが壁のようだ。 クレジットカードほど薄い積み木を、末まりさの前に持っていく赤ありす。 「これがいしゅよ!おすわりなしゃい!」 「ゆんちぃ!!」 どうやら椅子を【こーでぃねーと】したらしい。 椅子というよりは座布団だが、そんなこと言っても仕方はない。 親ありすが赤ありすと末まりさの前に現れて、末まりさをいすの上に置いてやる。 「ゆゆんち!」 対して楽な体勢になるわけでもないが、当の末まりさは嬉しそうである。 それを見て得意になった赤ありすは、満面の笑みで 「ちゅぎはべっとさんをこーでぃねーとしゅるわ!まっちぇなさい!」 「ゆゆきゅちぃ!」 「とってもとかいはよ!おちびちゃんたち!!!」 でかい声で近所迷惑なおうたを歌われるよりも、 好き勝手部屋を荒しながらおうちを作るよりも、 あちらこちら跳ねまわって物を壊されるよりも、 人にとっても、ゆっくりにとって 玩具で遊ぶ方が、はるかに得策といえるだろう。 さて、赤ゆっくりの玩具を作る際に、面白さ以上に気を遣うべきことがある。 それは、安全性。 赤ゆっくりが玩具で遊ぶことで事故を起こす。 それが、メーカーが一番恐れていることである。 だから、彼らは十二分に安全性に気を配っている。 出来上がった玩具の安全性を、 どのように確認しているのだろうか? とある研究所の様子を見ていただきたい。 あんよをこんがりと焼かれ、一歩も動けない赤まりさがいる。 顔にはいくつもの痣があり、左目に至っては、潰れてへこんでいる。 動かすのも痛いはずの顔面を、ぐしゃぐしゃに歪ませて泣き叫ぶ。 「ゆべりゅのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 彼女は何に怯えているのか? 「次、時速90キロいきまーす!」 男は機械のスイッチを押す。 ガシャン、ウイーン、ウイーン、ガチンッ 機械の動作音が止まると 赤まりさは一層激しく泣きわめく。 「い゛だい゛の゛い゛や゛な゛のじぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!!!!!!!!!!」 赤まりさの視線の先にあるは、超小型のピッチングマシン。 ただし、ボールは野球ボールではない。 装填されているのは、 幸せそうな飼いゆっくり達が遊んでいた、あのボールだ。 ビー玉程のボールが、数十個用意されていた。 「ゆ゛ぁ゛ぁ゛・・・・」チョロロロ・・・ 恐怖のあまりしーしーを漏らす赤まりさ。 赤まりさの絶望を見て、口角を吊り上げる男。 赤ゆっくりの玩具を作っている人間とは、とてもじゃないが思えない。 「ゆっくり泣き叫んでね!!!」ポチ!ゴウン、ゴウン、ゴウン・・・ 男がボタンを押すと、ピッチングマシンがゆっくりと動き始める。 そして・・・ バシュ!ボゴォッ! 「ゆ゛ぼぉ!!!」 高速で射出されたボールは、赤まりさの右頬にクリーンヒットした。 餡子色の痣を作り、ぷくーもしていないのに頬が腫れあがる。 体がバラバラになるような衝撃を受けて、反射的に叫ぼうとするが、 赤まりさが声をあげる前に、次の弾丸が迫ってくる。 ドズッ!ドズッ!ベキ! 眉間と前歯に直撃した。 眉間はベッコリと凹み、飴細工の歯は粉々に砕ける。 さっきから不細工だった顔面は、更にひどい面になる。 ゆっくり達が言う、かわいいおちびちゃんの面影は、無い。 「や゛・・」ボグッ! 「め゛・・」ドムッ! 「・・・!」ドズンッ!メキメキ・・・ブリリッ!ブリバババ! とどめは、腹部を強烈に圧迫した一撃だった。 うんうんを消化用餡子ごとまき散らして、息絶えた。 赤まりさがただの饅頭となっても機械はボールを打ち出すのをやめない。 数十球の球が全て打ち出されてようやく彼らの【実験】は終わる。 球が打ち終えるまで、男は漫画を読んでいた。 「やっぱりこの硬さじゃ無理っすよ、主任。 思い切って素材を変えたらどうっすか?」 「うーん・・・。一応ゆっくりが誤飲しても問題ないものの中では、 そのボールの素材が一番柔らかいんだよ。だから形状をもう少し考えたら良くなると思うんだ。」 「そのセリフ、100匹ぐらい前の赤ゆが死んだ時も言ってたっす。 あれが何匹死のうと知ったこっちゃないっすけど、いい加減飽きてきたんで素材変えたいっす。」 「はぁ・・・。仕方ないねぇ、向こうの部署に掛け合ってみるよ。」 「よっしゃ、主任最高!さぁて、暇つぶしに150キロのビー玉でも、赤ゆどもに打ち込んでやるか!」 また別の部署の様子を覗いてみよう。 「むーちゃ・・・むーちゃ・・・」 「むーちゃ・・・あじがにゃいよぉ・・・」 「むーちゃ、みゅーちゃ・・・。おにゃかがへっちゃよぉ・・・」 「にゃんでおにゃかがぺーこぺーこにゃのぉぉ・・・ れいみゅむーちゃむーちゃしちぇるよぉぉ・・・」 透明な箱の中で、与えられた餌を貪る赤ゆっくり達。 しかし、食料が豊富であるにもかかわらず、皆やせ細っていた。 「にゃんでぇぇ・・・?」 頬のこけた赤れいむが問いかける。 周りの赤ゆっくり達は誰も答えない。 彼女たちも分からないのだ。 食べても食べても満たされないその理由が。 一番簡単な解はこうだ。 それは食べ物じゃないから。 ゆっくりは、有機物なら大抵は消化できる。 誤飲して彼女たちの体に危険が及ばないためには、 赤ゆっくりの体内で消化できる素材を使う必要がある。 それならば、糖や蛋白質をつかえばいいという方もいるかもしれないが、 メイカーが作りたいのは玩具であって、餌ではない。 赤ゆっくりが玩具を食べられるもの、として認識しないための工夫がいくつかなされている。 まず、おいしくない。甘味以外をうけつけがたい赤ゆっくりの舌が、 ごはんさんと認識しないために糖などで作ることは避けられている。 次に、栄養とならない。消化とはいっても、体内で悪影響を及ぼさない大きさに分解するだけで、 実際には細かくなってうんうんとして体外に出てくる。 バラバラになっただけだから、ゆっくりの栄養にはならないのだ。 これは、ゆっくりが誤飲しても、健康に悪影響を及ぼさず、 かつゆっくりの餌とならない素材を調べる実験なのだ。 実験の間は、赤ゆっくり達に一切の食料を与えない。 与えるのは、食べても栄養にならないであろう、玩具の素材。 これを餌として延々と食べさせられるのだ。 食べられるのに栄養が全くない。 赤ゆっくりの知能ではその結論は導き出せないだろう。 「も・・っと・・・ゆっくち・・・ちた・・・か・・・った・・・」 彼女たちは、疑問と絶望を抱えながら死ぬ。 腹をぽってりと膨らませる一方で、頬をこけさせて飢え死にする。 むーしゃむーしゃの幸せを一切感じられぬまま息絶えるのだ。 研究員たちは、赤ゆっくりの無念の叫びなど一切聞かず淡々と実験ノートを黒くしていく。 彼女たちの悲劇は、彼らの日常であるのだ。 他にも色々な実験があるが、 どの実験でも、赤ゆっくり達は、死ぬまで酷使される。 幸せな笑顔を作る、赤ゆっくり用の玩具は、 罪なき赤ゆっくり達の、無数の屍のもとに存在している。 さて、赤ゆっくり用の玩具を開発している研究所では、 毎日数十、時として数百の赤ゆっくりが永遠にゆっくりしていく。 膨大な数の赤ゆっくりを何処から集めるのだろうか? 加工所から直送する場合もある。 それが一番手っ取り早い。 だが、企業とは得てしてコストを削減するものだ。 そもそもゆっくりなんて何処にでもいる。オフィス街だろうと、片田舎だろうと。 町を歩けば何処にでもいる。 スーツを着た男が、薄汚い野良まりさに話しかける。 10匹ほどの赤ゆっくりを引き連れて、物乞いまりさしていたところだった。 「好きなだけご飯が食べられて、玩具で遊び放題の、素敵なゆっくりぷれいすがあるんだ。 おちびちゃんがたくさんいるまりさに来てほしいんだけど、いいかな?」 赤ゆっくり達も、野良まりさも目を光らせて言う。 「それはまりさにふさわしいゆっくりぷれいすだね!!! ゆっくりあんないしてね!!!ぐずはきらいだよ!!!」 無邪気なゆっくりは、おもちゃで遊ぶのが好きだ。 だが、人間も同じくらい玩具が好きなのだ。 邪気にあふれた私達は、ゆっくりという玩具を玩ぶのだ。 <あとがき> どうも、ドナルドあきです。 久しぶりのSS投下です。 赤ゆっくりって虐め甲斐がありますよね。 自分はどうしても、むーらむーらしてしまいます。 赤ゆっくりだけは愛で難いです。 ではでは、ここでお暇します。 最後に読んでくださってありがとうございました! 「ぼっきー!ちんぽぉ!(かこさく!だみょん!)」 anko1066 ゆくドナルド anko1166 ゆくドナルド2 anko1304 れいむと・・・ anko1384 豆れみりゃとこうまかん anko1395 ゆくドナルド3 anko1404 お前のゆん生300点 anko1432 幸福マスベ anke1472 餡子に捧ぐは菊の花 anko1606 絶望あにゃる anko1643 流れゆく物 前編 anko1721 流れゆく物 後編 anko1730 靴磨きまりさ anko1844 ゆっくりサイコロを振るよ!!! anko1868 川辺の狩人
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4571.html
※小ネタとなっております。 ※最初に謝っておきます。もう色々とすみませんすみません。 ジリリリリリリリリリリリリリリ! 終業を報せるベルが工場に鳴り響く。 お兄さんは過酷な作業から解放され、数分後には赤みがかった空の下にいた。 やっと赤ゆたちと楽しいひと時が過ごせる。 お兄さんは夢に見るほど赤ゆっくり…動き回って喋る不思議饅頭、の赤ん坊が好きだった。 あのちいさなほっぺが大好きだった。 そのちいさなほっぺでするぷくーが大好きだった。 ぴょんぴょん跳ねるところが大好きだった。 食べ物をむーしゃむーしゃするところが大好きだった。 しーしーを漏らして命乞いをする所が大好きだった。 どんなに食べても胸ヤケしないところが大好きだった。 とにかくとにかく、大好きだった。 激務の後に訪れる、休息のひととき。 もう走り出す足を止められない、この日をどんなに待ち望んでいた事か。 お兄さんは全力ダッシュで街中を進み、銭湯『ゆの湯』に向かう。 番台のおやじさんに料金を払い、即座に脱衣(クロスアウツ)すると浴室の引き戸をガラガラと開ける。 *ここから先のお兄さん達の股間には「オンバシラ」と書かれた黒塗り処理がされていますので 安心して御覧下さい。 男湯? いいえ。 「お」兄さんの「と」きめき「子」ゆの「湯」 略しておとこゆです。 一ヶ月に一日だけ、銭湯のオヤジさんの粋な計らいで大浴場には湯の代わりに赤ゆが満たされ、 多くの虐待お兄さん達の憩いの場になっていた。 お兄さんはまず洗い場に向かい木製のイスに腰掛けると、脇に置いてある桶に山盛りにされた 赤ゆを数匹掴み取って首筋から順番にゴシゴシ擦り付ける。 ガチガチの二の腕、カッチカッチな胸板、6つに割れた腹筋が餡子とクリームによってぬらぬらテカテカと輝きだす。 「ゆ゛ぎゃっ!」 「や゛め゛ぢぇね゛!や゛め゛ぢぇね゛!」 よくよく見ると逃げられないよう丁寧に足焼きされた赤ゆは、最初は言葉による抵抗をしているが 鍛え上げられたお兄さんのボディに擦られて皮が破れ、その中身を失い始めると次第に無言になりそのまま永遠にゆっくりする。 ゆ船に浸かる前に体を洗い流すのは大事なマナーである。 お兄さんはついでに赤ゆをもう一掴みすると頭髪にもワシャワシャこすり付ける。 赤ゆシャンプーである。 見渡せば入浴前のお兄さんは全て、洗い流しゆとシャンプゆ~をしていた。 「も゛っどゆ゛っぐり゛じだがっだ…」 「お゛がーーざーーーーん゛!」 「たすけてにぇ!たすけてにぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 餡子を、カスタードクリームを、生クリームを搾り出され、皮だけになってゆく赤ゆっくり達の 絶叫がタイル張りの部屋に響き渡る。 お兄さんが一気にゆ船に体を沈め、体の周辺から立ち上る悲鳴と遠方から響く赤ゆの声の妙なる合唱を楽しんでいると声を掛けられる。 「オッスオッス!また来るなんてあんたも好きだなあ。この味って○○加工所製の赤ゆだっけ。 やっぱ○○加工所のは一段違うよなあ!」 「確かに、肌に吸い付くこの感じとか格別っす。でも××加工所のも最近イイ感じっすよ?」 「へえ、そうなんだ。今度ウチで試してみよう」 この月に一度の乱痴気騒ぎは、赤ゆっくり愛好家達にとってとても大切な情報交換の場でもあった。 こうして裸と裸、ヘンタイとヘンタイの付き合いはゆっくり深まっていくのでした。 お兄さんの今日のもう一つの楽しみといえば、風呂あがりの冷た~~いアイス。 もちろんゆの湯にも名物アイスがあるのです。 その名も「赤ゆっくりずきな人のための冷凍バー」 略してあずきバー。 それは植物型妊娠で赤ゆが実った蔓をそのまま根元からポキリと折り、そのまま冷凍しただけという なんともシンプルなものだった。 先端の赤ゆっくりから順番にシャキシャキと楽しんでよし。 凍りついた赤ゆを全部一口でほおばって頭をキーーンとさせるのもよし。 一粒ずつ口の中で解凍して、目を覚まして動き出した瞬間に噛み砕くのもオツなもの。 お兄さん達の火照った体を優しくクールダウンする、爽やかな甘さのあずきバーは一本\150となっております。 赤ゆっくりが好き過ぎて、生きてゆくのがつらいお兄さん達が集うこの銭湯。 あなたも一度赤ゆデーに訪れてみてはいかがでしょうか。 ○最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。 ボツにするには惜しかったので小ネタにまとめてみました。 なにからなにまですみませんすみません。 ○過去に書いたSS ゆっくりいじめ系 2467週末の過ごし方 2519この世の終わり 2584UFOキャッチャー 2728おとうさんがんばる このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4056.html
「ひゃっはー!我慢できねぇ、虐待だぁ!!」 「ゆゆっ!ここはれいむたちのおうちだよ!ぷくうぅぅうううううう!」 「ゆっくりできないおにいさんはゆっくりでてってね!ぷくううううう!」 「「「おきゃーしゃん、きょわいよー!」」」 そんな今や懐かしい言葉を叫びながらゆっくりの巣に突撃を仕掛けたのは1匹の虐待お兄さん カン○タやバー○ーカーあたりと似たようなものなので、恐らく“匹”で差し支えない 中には成体のれいむとまりさが1匹ずつと赤ちゃんれいむ2匹に赤ちゃんまりさ1匹の姿があった 不運にも大きな巣だったために人間でも十分進入でき、そこに突撃をかました彼は早速親まりさを蹴り飛ばす 「ゆぐぅ!?」 「ひゃっはー!いい蹴り心地だぜ!」 空気を吸って普段の1.5倍ほどにまで頬を膨らませていたまりさは思いっきり壁に叩きつけられる 打撃には強いゆっくりだ。それで死に至る事はなかったが衝撃で空気と少量の餡子を吐き出した 苦痛に顔をゆがめながらゆっくりと床に落下したまりさは呻き声を上げながらもつがいのれいむの傍に這いずってゆく 「いい度胸だぜ!ひゃっはー!」 「ゆびぃ!?」 「まりざあああああああああああ!?」 さっきよりも力を込めての二度目の蹴り。その圧倒的な暴力の前にまりさはなすすべもない またしても勢いよく洞窟内を舞ったまりさは壁に叩きつけられ、さっきよりも多量の餡子を吐き出した 今度は這いずって戻ってこない。見たところ、死んではいないが意識を失ってしまったようだ 「「「おきゃあああぢゃああああん!?」」」 「ゆゆっ!れいむもうおこったよ!ぷくううううううううう!?」 「あ?怒ったのに膨れるだけなのか?馬鹿なの?死ぬの?」 お兄さんはそう言ってれいむが自分に攻撃を仕掛けてくるように仕向けようとしているらしい しかし、れいむは一向に攻撃をする気配を見せず、子供達を庇うように彼の前に立ちふさがって頬を膨らませている どうやら人間には勝てないことを悟れる程度には賢い個体だったようだ 「っち、善良ぶるなよ!ひゃっはー!」 「ゆぎぃ!?」 「「「おきゃああしゃあああああん!?」」」 れいむもまたお兄さんの一撃で壁に叩きつけられ、餡子を吐き出した 赤ゆっくり達は母れいむを目で追いながら彼女を呼ぶ れいむもまたその声に応えるかのように「ゆっぐ・・・」と痛みを堪えて起き上がる 「おぢびぢゃ・・・ゆっぐぢにげでね!」 「逃がすものか!ひゃっはー!」 「「「ゆっきゅちにげりゅよ!」」」 それは本当に紙一重の勝負だった 行く手を遮るもののなくなったお兄さんは赤ゆっくりを潰すべく跳躍し、れいむはそれとほぼ同時に叫んだ それでも彼は自身の勝利を確信していた。相手はあの赤ゆっくりなのだから、と 愚鈍で、惰弱な救いがたい腐れ饅頭なのだから、と 「「「ゆぴぇえええええええええええええええええん!?」」」 「何!?」 が、お兄さんの予想は裏切られ、赤ゆっくり達は時速20km近い速度で巣の外へと駆け出していった 彼は知らなかったことだがゆっくりにとって最も重要な餡子は突き詰めれば生まれたときから体内にある餡子、俗に核中枢餡と呼ばれるものである その中枢餡は他の餡子よりもずっと性能が高く、味もよい。それに本能を司る部分なので親に勝てない敵に挑むような愚考を本能的に犯さない ただ、この機能を発揮できるものはごく稀な上に、緊急時以外は「親のほうが強い」という思い込みやゆっくリミッターによってその力を抑えられているが 他の餡子がこの中枢餡よりすぐれている点と言えば、それこそ量に任せた強度くらいだろう 「これで・・・れいむのおぢびぢゃんはゆっぐぢでぎるよ・・・ゆべっ?!」 「くそっ・・・なんか知らんけど逃がした!?」 赤ゆっくりを取り逃がした悔しさをかみ締めながら、腹いせにお兄さんはれいむを踏み潰した もっとも、半年後には復讐にやってきたあの3匹をいともたやすく返り討ちにしてその無念を晴らすことになるのだが どうやら成長に伴って他の餡子の量が増えたことが中枢餡の機能を著しく低下させてしまったらしい もっとも、どんどん弱体化していることに当の本人達は最後まで気づかなかったようだが その事実に気づいたとき、お兄さんは思った 「・・・今度、赤ゆに親を虐待させてみるかねぇ」 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 親の庇護なしで赤ゆが生きる方法を考えた結果 成長するほど弱くなるというトンデモナマモノになってしまった まあ、トンデモなのは今更か・・・ byゆっくりボールマン
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2611.html
ジリリリリリリリリリリリ! 唐突に部屋に響く目覚まし時計の音。 お姉さんは夢の世界から強引に呼び戻され、次の瞬間にはいつもの天井をぼんやり眺めていた。 せっかく赤ゆっくりたちと楽しく遊んでいたのに。 お姉さんは夢に見るほど赤ゆっくり…動き回って喋る不思議饅頭、の赤ん坊が好きだった。 あのつぶらな瞳が大好きだった。 そのつぶらな瞳に宿る無邪気な輝きが大好きだった。 舌っ足らずな喋り方が大好きだった。 甘えん坊でわがままな所が大好きだった。 小さくて脆くてすぐ壊れてしまう所が大好きだった。 とっても甘いくせに後味がしつこくない所が大好きだった。 とにかくとにかく、大好きだった。 激務の合間にもぎ取った、実に久しぶりの休日。 もう少しだらだらと惰眠を貪っていたいけれど、この日に合わせて仕込んだものが待っている。 お姉さんはのそのそとベッドから起き上がると、寝室から廊下を歩いて洗面所に向かう。 ゆっくり模様がプリントされたパジャマと下着をいそいそと脱いで脱衣カゴにいれると、浴室の引き戸をガラガラと開けた。 朝風呂? いいえ。 赤ゆ風呂です。 「れいみゅおうちにかえる~~」 「みゃみゃ~!とかいはなありしゅはここなのよ!はやくむかえにきなしゃいよ!」 「むきゅぅぅぅエレエレエレ」 「ぱちゅり~~しっかりしゅるのぜ…」 浴槽の半ばまでプチトマトサイズの赤ゆっくりたちがひしめいており、各々好き勝手なことを言っていた。 喋れるのはまだ幸運なほうで、きっと底に近い赤ゆっくり達は全然ゆっくり出来ていないに違いない。 お姉さんが昨夜眠る直前に『業務用冷凍赤ゆっくり特大袋』を6袋も投入し、一晩経過して自然解凍された結果がこれだった。 「みんな、ゆっくりしていってね!」 「「「ゆ、ゆっくちちていってにぇ!」」」 既に休日のお約束となった光景に満足げに微笑むと、赤ゆっくりたちを踏み潰さないように細心の注意を払いながら 片足ずつ浴槽の底面に着地していく。 両足のひざのすぐ下まで赤ゆっくりに埋まったお姉さんは 「えいっ♪」 という掛け声とともに赤ゆ風呂にしゃがみ込んで浸かってゆき、赤ゆっくり達は形の整ったまさに桃尻に次々と潰される。 「ゆぎゃっ」 「ゆべべっ!」 「もっどゆっぐり゛じだがっだ……」 柔らかな重みで破裂し、中身をぶちまけその命を散らしてゆく。 「ふぃ~~~~~~。ごくらくごくらくぅ」 肩まで、とはいかずに胸元まで赤ゆっくりに埋もれて、お尻や背中で押しつぶした赤ゆっくり達の感触を、耳でその短いゆん生の断末魔をしばし楽しむお姉さん。 「お゛ね゛え゛じゃん゛!ひ゛どい゛ごどじな゛い゛でにぇ゛!」 「まりしゃをここからはやくだすのじぇ!」 「こにょいなかもにょ!みんにゃをはやくたすけなしゃい!そしてあまあまをもってくるにょよ!」 ほとんどの赤ゆっくり達はおしくら饅頭状態で身動きが取れないか、浴槽という監獄から逃れようと絶壁に向かってピョンピョン跳ねるしか 出来ないという状況で、その3匹は他のゆっくりを踏みつけてお姉さんの結構豊かな胸元あたりにたどり着き、抗議行動を開始した。 お姉さんは3匹を右手でむんずと捕まえると、そのまま強く握り始めた。 抗議は受け入れられなかったようだ。 即死しないように微妙に加減をされて握られ、3匹仲良く口から中身を吐き出し始めるとお姉さんは鼻唄まじりにまるでそれをスポンジのように体ににこすりつける。 「ふんふんふん♪ふんふふふんふ~~~ん♪」 特に意味は無いであろうこの行為、意外と気に入っているのか3匹が皮だけになった後、また別の赤ゆっくりで2回ほど繰り返されるのだった。 お姉さんの肌が餡子とクリームでぬるぬると包まれてゆき、なんとも言えない甘ったるい香りが浴室いっぱいに充満してゆく。 それに飽きると次は、近くに居た赤れいむを一匹捕まえると優しく優しく頬擦りを始める。 「すーりすーりだよ♪」 「ゆぅああああああ!たしゅけ…て…?すーりすーり」 最初は死の恐怖に泣き叫ぶ赤れいむだったが、暢気なことに数秒後には実にゆっくりしていた。 お姉さんはすべすべの頬を楽しむと次は頭上に持ち上げ、たかいたかいで赤ゆをさらにゆっくりさせる。 「ほーら、たかいたかいだよ~」 「ゆゆゆぅ~!?おしょらをとんでるみちゃい!」 お姉さんの指の先に、パァ~~~ッと音が聞こえてきそうなほどに笑顔の大輪が咲く。 その次の瞬間。 「そおい♪」 「ゆ゛びゃ゛」 もっとゆっくりしたかった、等と言い残す暇も無く指先でペラペラに潰される赤れいむ。 お姉さんはそのあまりの単純さ、そのあまりの儚さに心臓が高鳴り身震いさえした。 もっと、もっとよ。 「さあまりさちゃんもありすちゃんも、すーりすーりして、たかいたかいしようね♪」 次のターゲットはすぐ捕まり、お姉さんの両の頬で愛でられる。 「やぁぁ!すーりすーりもたかいたかいもいやなのじぇー!…すーりすーり、しあわしぇ~~」 「はなしなしゃいよ!このいなかも……すーりすーり」 お姉さんのとてもゆっくりできる頬ずりに見事に魅了され、命の危険などとうに忘却の彼方。 「ほーら、おそらですーりすーりよ♪」 今度は頭上につまみ上げた赤まりさと赤ありすを、優しく優しくすりすりするお姉さん。 産まれて間もない赤ゆ独特のもちもちとした頬と頬が、まるでくっついて一体化してしまうかのようだった。 「ゆ~~~!おしょらをとんでしゅりしゅりなのじぇ」 「とっちぇもときゃいはなしゅりしゅりよ~」 2匹にとってそれは間違いなく、加工所で産まれて以来の最高にゆっくりした瞬間であろう。 お姉さんにとっては、その次の瞬間こそが最高のひと時。 「せいや♪」 「ゆ゛ん゛っ!」 「ぎゃ゛っぐ!!」 餡子とカスタードの飛沫が、お姉さんの幸せすぎてゆるみきった笑顔に降り注ぐ。 お姉さんは頬のそれをペロリと舐めとりながら、惚けた顔のまま次の犠牲者を選ぶ作業に戻る。 そして時間が経過するにつれて、浴室を賑わせていた悲鳴や絶叫は次第に聞こえてこなくなるのだった。 赤ゆ風呂をこころゆくまで堪能したお姉さんは浴槽からあがると、シャワーで体についた餡子やらクリームやらをきれいさっぱり流し落として 後片付けをしないでそのまま浴室を後にした。 浴槽内の赤ゆっくりの内、運良く生き残ったものが息絶えたものを食べてくれるからだ。 他に食べるものが無いから。 さらに運良く生き延びたものは、もう一つのお姉さんの楽しみに活用される。 それは運が良いと本当に言えるのだろうか? 更にもう一つ付け加えると、この赤ゆっくり蟲毒の期間中はシャワーしか使えないというのが欠点である。 ゆっくりがプリントされたTシャツにパンツ一丁でお姉さんがやってきたのはキッチン。 体の外側全てで赤ゆっくりを堪能した後は、体の内側で赤ゆを堪能するためだ。 テーブルの上には胎生妊娠してぽってりとあごの下が膨れた成体ゆっくりありすが、プラスチックのまな板にあお向けで拘束されている。 赤ゆっくり風呂を生き延び、赤ゆっくりだけを食べてここまで成長したゆっくりありす。 今日この休日に、赤ゆ風呂の後のお楽しみにまさにうってつけの素材だろう。 出産予定は本日の正午。 長年お姉さんが培ってきた知識に狂いは無いはずだ。 相変わらず上機嫌のまま鼻唄まじりに、そのありすの正面に白い皿と鈍く銀色に光るナイフとフォークを準備するお姉さん。 最後に水の入ったコップを持って来て席に着くと、右手にナイフ、左手にフォークを携えて歌い出す。 「ゆっくり~し~な~い~で~~♪うまれてきてね~~~~♪か~わ~い~い~♪あ~か~ちゃ~ん~~♪」 そろそろ産気づいたのだろうか、苦しそうなありすが自分の腹部に向かって話しかける。 「だめ゛よ゛!あ゛り゛ずのべいびーだぢ、ゆ゛っぐり゛う゛ま゛れ゛でごな゛い゛で!ぜっだい゛だめ゛よ゛!!」 「はっ やっ くっ♪ あ い た い ♪ なっ♪ はっ やっ くっ♪ あっ そっ ぼ お♪ ねっ♪」 お行儀悪くも両手のナイフとフォークの柄をテーブルにコンコンと当てて調子を取りつつ、お姉さんの調子はずれの歌は続く。 その頃、胎内のべいびー達は。 (ありしゅ、もうすぐうまれりゅよ!) (ありしゅもいっしょだよ!) (ゆゆ~?おうたしゃんがきこえりゅのじぇ) (すこしへんにゃおうたしゃんだけど、きっとみゃみゃがうたっているのだじぇ) (ありしゅのみゃみゃだもの、きっとすごくときゃいはなのよ) (ときゃいはなおうたね!ゆっくりできりゅわ) (それにしちぇも、でてくるにゃっていじわるなことをいわれてりゅのじぇ) (そんにゃことをいうやちゅはゆっくりしにゃいでしぬのじぇ!) (だいじょうぶ、みゃみゃがそんにゃやつやっつけてくれりゅわ) (みんな、ゆっくちうまりぇてみゃみゃにごあいさつしましょうにぇ!) 仲良し4姉妹が見上げると、これから生まれ行く世界への出口がメリメリと姿を現してゆく。 そこから見える文字通り光満ちた風景。 (まじゅはありしゅおねえちゃんがいちばんのりよ!) 母ありすの抵抗も空しく産道はとうとう開ききって、そこにはミカンサイズの赤ゆっくりありすが顔を覗かせる。 「ゆっくち!ゆっくち!ありしゅがうまれりゅよ!」 ポンッッッ!! しかしその行く先には、だらしなくよだれを垂らしたお姉さんが構えるフォークの先端。 「ゆ゛びゃ゛っ゛」 「あ゛あ゛あ゛あ゛!!あ゛り゛ずの゛べい゛びーがぁぁぁぁあああ!!」 ザックリと顔の中央を貫通され、わずかに痙攣するだけになる赤ありす。 ここから先は時間の勝負。 お姉さんはしたたり出る一滴のクリームも無駄にしないように用意した皿の上まで赤ありすを運ぶと、ナイフを器用に使って 邪魔なカチューシャを除去し、食べやすいサイズにカットする。 まずは一口。 柔らかくも適度な弾力を備えた皮。 噛み破るほどに内部から濃厚な甘みが舌の上に流れ出す。 しかしそれは一時も留まらず、雪のようにはかなくサッと消え去ってしまう。 「も~~!ありすちゃんってば最高!」 たまらず残りもあっというまに平らげてしまうお姉さん。 勿論、水で口の中の味覚をリセットするのも忘れない。 そこにタイミングよく次の犠牲者が。 「ゆっくち!まりしゃがうまれりゅのじぇ!」 「だめ゛ぇ゛ぇ゛え゛!!う゛ま゛れ゛でごな゛い゛でぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 ポンッッッ!! 「の゛じぇ゛っ!!」 姉ありすと同じく顔の中心を貫かれ、瀕死に陥る赤まりさ。 お姉さんは先ほどと同じく器用にナイフとフォークを駆使して、赤まりさを一口サイズにし、唇で、歯で、舌で愛でると カスタードとはまた違った餡子の甘さが、粒餡の一粒一粒の歯ごたえがお姉さんの愛でに応えてゆく。 「まりさちゃんも!負けないくらいにおいし~♪」 みるみる赤まりさをたいらげ、口の端に餡子を一粒くっつけままで。 「さあ!次はどっちなんだろう?お姉さんはやくあいたいな♪」 「あ゛り゛ずの…とかいはなべい゛びーが…み゛ん゛な゛……だべら゛れ゛ぢゃっだ……。がえ゛ぜ!ゆ゛っぐり゛じな゛いで かえせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 結局おねえさんはこの日、極上の甘味をカスタード、餡子、カスタード、餡子というベストな順序で堪能したのだった。 食事の後片付けを済ませ、ありすに注射器で『飼いゆっくり用精子餡:ゆっくりちぇん』を注入すると時計は昼の1時半過ぎ。 「今度はカスタードクリームにチョコの組み合わせ~。次のお休みが楽しみだわ~♪」 お姉さんは着替えると、ゴキゲンな様子で午後のショッピングにお出かけするのでした。 ○最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。 今回はかなり肩の力を抜いて書いてみました。 これくらいのが自分には向いてるんでしょうねえ。 これまでに感想をくれた人に最大限の感謝を。 ○過去に書いたSS ゆっくりいじめ系 2467週末の過ごし方 2519この世の終わり 2584UFOキャッチャー 2728おとうさんがんばる このSSに感想をつける