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皆よろ昆布汁│和│草部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-6381.htm
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DQⅣ 重要アイテムの一種で、見るものの心を開く彫像。【裏切りの洞窟】に隠されている。 この像を目にした【ホフマン】は心を入れ替え、勇者一行に快く馬車を貸し出すことになる。 『ドラゴンクエストⅣ モンスター物語』によると、この彫像はⅣの時代から遡る事2200年の昔、 現在のブランカから砂漠地帯に至るまでの一帯に広大な版図を有していたある古代王国の初代国王が、 王の証として神から授かった至宝の宝石であるとされている。
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STAGE 14 1周目戦闘攻略 2周目戦闘攻略 3周目 1周目 学園に入るときに「メガネ男の後を追う」の選択肢を選ぶとニーナとロイドの会話を聞くことになる。(「終局」のガニメデイベント発生条件) カレンのスザク暗殺を止められないとカレン達が捕まってゲームオーバーになるのであらかじめセーブしておくのがよい。(「メガネ男の後を追う」なら2回以内、「カレンを止めるのが先決」なら3回以内にカレンのもとへ行かなければならない) 囚われのナナリーをクリアした場合、ゼロの説得内容が変わる。 アイテム「紅蓮カスタム」の前に立っている兵士は、ギアスの選択次第でどかなくなるので、その辺も踏まえてセーブはこまめにした方が良いだろう。 式根島入り口のディートハルトに話しかける事で、PTメンバーを変更できる。 戦闘攻略 式根島の道中では、貴重なアイテム「紅蓮カスタム」が手に入る。 紅蓮弐式を紅蓮弐式改にするとスキルが大幅に変わり、輻射波動は通常攻撃になり、レベル2の全体攻撃がなくなりレベル3が全体攻撃になる。 だが1周目だとカレンがスザクと一騎討ちになる事が多く、HPも重要になるので使っても良いかもしれない。 神根島のラストでは、ゼロがガウェインを奪ってイベント戦闘が始まる。 ガウェインは未完成の為スキルはレベル2のクラッキングしか使えないが、全体攻撃なのでDGが溜まったら使おう。 通常攻撃でも十分強力なので普通にやれば勝てるはず。 2周目 2周目以降、「仲間になれ」というギアスをかければスザクを仲間に出来る。 戦闘攻略 式根島は1周目と殆ど同じ。 2体目のガウェイン強奪後は雑魚戦は適当にやろう。 その後、バトレーが3体目ガウェインに乗ってガウェインVSガウェインが始まる。 こちらも「ゼロドライブ」を連発して沈めよう。 3周目 基本は2周目と同じだが、コーネリアが仲間になってても工作班に回る為か使えないので注意。 ここでスザクを仲間にしなくても、「特区日本宣言」でユーフェミアを救出していればラスボス前に仲間になる。
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批判サイド インテリジェントデザイン批判 SETIとIDのアナロジーをめぐる戦い~PvM Panda s ThumbのPvMは、 普通のデザインと隔絶したデザインがありうるというWilkins SETIはデザイナーについて仮定を置くが、インテリジェントデザインはデザイナーについて仮定を置かないので、まったく違うというCamp の主張を組み合わせて、インテリジェントデザインとSETIのアナロジーが成立しないことを整理・主張する。 PvM "Robert Camp Can Intelligent Design be considered scientific in the same way that SETI is?" Robert Camp Can Intelligent Design be considered scientific in the same way that SETI is? PvM posted Entry 2317 on May 31, 2006 03 53 PM. Robert Campの"Can Intelligent Design be considered scientific in the same way that SETI is?"は、SETIがデザインを検出するためにDembskiが提案した"説明フィルタ"を使っていると、インテリジェントデザイン支持者たちによるもっともらしい主張にたいする致命的な打撃になるだろう。事実、デザインを検出するために、これらの科学はすべて、意味や動機や機会などの追加情報を使って結論にたどりつく。インテリジェントデザインは動機や経路や方法などあらゆるコストを避けたがっているので、インテリジェントデザインは科学的に内容がないままである。 これから数週かけて、私は、まったく同じ結論に至る、様々なアプローチと論を示すつもりだ。 まず、Intelligent DesignについてDembskiの主張から始めよう。 Dembski wrote To say intelligent causes are empirically detectable is to say there exist well-defined methods that, based on observable features of the world, can reliably distinguish intelligent causes from undirected natural causes. Many special sciences have already developed such methods for drawing this distinction notably forensic science, cryptography, archeology, and the search for extraterrestrial intelligence (SETI). Essential to all these methods is the ability to eliminate chance and necessity.2 インテリジェントな原因が経験的に検出可能だと言うことは、観測可能な世界の特徴に基づく、インテリジェントな原因と指示されない自然の原因と確実に区別することができる、はっきりとした方法が存在すると言うことである。法科学や暗号学や考古学や地球外知性探索 (SETI)のような、多くの特別な科学は既にこのような区別を記述する方法を開発している。これらの方法すべてに不可欠なことは、偶然と必然を除外する能力である。 [Dembski, William. 2003. “Intelligent Design.] 他にも数名が既にDembskiの主張の問題点を指摘しているが、Campの分析はきわめてすばらしく、インテリジェントデザインが科学的に空虚であり続けている理由を理解する手助けとしてタイムリーである。 しかし、まず始めに、インテリジェントデザイン活動家たちが、科学は先験的にインテリジェントデザインを排除していると論じ、同時に、科学は既にうまくインテリジェントデザインを検出できている論じていることを指摘させてもらおう。論理的に結論できることはただひとつで、彼らは同じ"インテリジェントデザイン"について反していないということだ。第1種の"インテリジェントデザイン"あるいは(a)超自然のデザイナーの概念と、第2種の"インテリジェントデザイン"あるいは自然のデザイナーである。この2種のデザイナーの暗黙の区別は、何故Wilkins et alが、デザインが普通のデザインと隔絶したデザインという2種類の形態で存在するのかの理解を助けることになる。 WilkinsとElsberryは彼らの論文 The advantages of theft over toil the design inference and arguing from ignorance, Biology and Philosophy 16 (November) 711-724 において、実際にいかにしてデザインが2つの種類、ひとつは普通のデザインとして知られるもの、もうひとつは"隔絶した"デザインとなるかを示した。彼らはDembskiが使ったフィルターをさらに改善できることを示した。 Wilkins et al wrote So now there appears to be two kinds of design - the ordinary kind based on a knowledge of the behavior of designers, and a “rarefied” design, based on an inference from ignorance, both of the possible causes of regularities and of the nature of the designer そして今や、デザインは2種類ある。デザイナーの振る舞いについての知識に基づく普通のデザインと、無知からの推論("inference from ignorance")に基づく"隔絶した"デザインであり、両者は、規則性とデザイナーの性質のありうべき原因である。 彼らは、犯罪学など違って、隔絶したデザインを帰納的に一般化する方法がないことを示す。 Wlkins et al wrote So instead of design being the penultimate default hypothesis in the decision tree, rarefied design becomes, at best, a tenuous conclusion to draw. There is an in-principle difference between rarefied and ordinary design inferences, based on the background knowledge available about ordinary, but not rarefied, design agencies. Rarefied design inferences tell us nothing that can be inductively generalized. Consequently, analogies between artifacts of ordinary design, which are the result of causal regularities of (known) designers, and the “artifacts” of rarefied design do not hold (as Philo noted in Hume’s Dialogues Concerning Natural Religion, Book V).7 Indeed, we might even conclude that the specified small probability of rarefied design is itself an artifact of our prior expectations. As our background knowledge changes and grows (due to the “irrational” inferences of people like Actual Charles), so too do the specifications, and sp/SP can become HP or IP. Why is there a rarefied design option in the filter at all? Dembski has not dealt with such Humean objections. His a priori expectation is that events of specified small probability (relative to whichever specification) do not happen by themselves through chance or regularity, and hence require some other “explanation”. But if this is merely a statement about our expectations, and we already require a “don’t know” or “don’t know yet” option in our filter, why are we ever forced to a rarefied design conclusion? Surely we can content ourselves with regularities, chance and “don’t know” explanations. Such overreaching inferences as a rarefied design inference carry a heavy metaphysical burden, and the onus is on the proponents of such an a priori assumption to justify it. そうなので、決定木の最後から2番目のデフォルト仮説であるデザインの代わりに、よくても、隔絶したデザインが弱い結論となる。隔絶したデザインと普通のデザインの推論の間には、隔絶ではなく普通のデザインエージェンシーについての背景の知識に基づく、原理的違いがある。隔絶したデザイン推論は、帰納的に一般化できるものは何もないと我々に告げる。従って、(既知の)デザイナーの因果の規則性の結果としての普通のデザインの人工品と、隔絶したデザインの人工品の間のアナロジーは成り立たない(Philoが"Hume s Dialogues Concerning Natural Religion, Book Vで注意したように)。実際、我々は、隔絶したデザインの確率の指定された小ささは、我々に先験的な期待それ自身であるとまで結論できるかもしれない。我々の背景知識が変化し、(Actual Charlesのような人々の"不合理"な推論によって)成長するに従って、"指定"もまた変化し、sp/SPはHPあるいはIPになりうる。何故、隔絶したデザインという選択肢がフィルターにないのか? DembskiはHumeanの異論に対処しなかった。Dembskiは、(いかなる指定値と比べても)指定された小さい確率の出来事は、偶然や規則に従って起きることはなく、従って何らかの別なる説明が必要となると、先験的に期待している。しかし、もしこれが、我々の期待についての声明でしかなく、我々が"知らない"や"まだ知らない"という選択肢を我々のフィルターに既に必要としているなら、何故に我々は隔絶したデザインという結論を下さざるをえないのか? きっと、我々は、規則性と偶然と"知らない"という説明に納得できるだろう。隔絶したデザイン推論のような行き過ぎた推論は、重い形而上学的な重荷をもたらす。そして、そのような先験的仮定を正当化する義務はその支持者にある。 ISCIDでPaul Nelsonは、真実が隔絶したデザイナーを含んでいれば、新しいフィルターでは真実をみつけられないので、新しいフィルターに反対する。隔絶したデザイナーは、「我々は知らない」と競合しないという問題がある。Wilkinsはさらに詳細に、多様なデザイナーの選択肢について記述した。 Robert Campにもどせば、彼も同様にDembskiの主張は誤りだと結論している。 Camp wrote Dembski clearly believes ID will stand up to, and benefit from, a methodology-level comparison with forensics, cryptography, archeology, and SETI. Unfortunately, the analogy is only useful regarding ID if one understands certain assumptions inherent in these disciplines. With this understanding, however, it becomes clear that the comparison of ID with operational science is flawed. Dembskiは明らかにインテリジェントデザインが、科学捜査や暗号や考古学やSETIと方法論レベルでの比較することに耐え、かつメリットがあると信じている。残念ながら、これらの学問に特有の特定の仮定を理解している場合にのみ、インテリジェントデザインについてのみアナロジーは有効になる。しかし、この理解があると、インテリジェントデザインと実用となっている科学との比較は誤りであることが明らかになってくる Campは説明フィルタを論じて、アナロジーの問題を明らかにする: Camp wrote For the purposes of discussing the value of an analogy between ID and SETI (and other sciences), however, we can accept for the moment the legitimacy of the EF. It is my intent to demonstrate that the analogy fails because, first, in ID the distinction drawn between necessity/chance and intelligence is a terminus, it is the goal and the end of the process. インテリジェントデザインとSETIあるいは他の科学のアナロジーの価値を論じるためには、しかしながら、説明フィルタの正当性をしばし受け入れることにしよう。アナロジーが失敗することを示すのが私の意図だ。失敗する理由の第1は、インテリジェントデザインにおいて必然/偶然とインテリジェンスの間に示される識別することが終着点であり、それがゴールであり、プロセスの終わりであることだ。 CampはWilkins et alと同じ結論にたどりついたようだ。 Campは続いて、フォレンジックスや暗号などとインテリジェントデザインの違いを示す。 Camp wrote In forensics, cryptography, and archeology this distinction is merely an expedient without which the science itself would not take place. Second, although Dembski wishes to paint ID with a coat of science borrowed from these disciplines, the methodological locus between the two is not analogous. And third, the kinds of phenomena ID investigates are not comparable to those dealt with by SETI, forensics, cryptography, and archeology. ID phenomena are inaccessible to science. 科学捜査や暗号や考古学では、この識別は単に、それがなければ科学が参加できない手段にすぎない。第2に、Dembskiは、これらの学問から借りた科学のコートをインテリジェントデザインに纏わせようとしているが、それらの間の方法論的な位置づけは類似していない。第3に、インテリジェントデザインが調査するような現象は、SETIや科学捜査や暗号や考古学が扱っているものと同様のものではない。インテリジェントデザイン現象は科学にとって近づけないものだ。 言い換えるなら: インテリジェントデザインにとって、デザイン推論は終着点であるが、科学にとってこれは、科学的問いの進行中のプロセスの一部である。 科学で使われる方法論とインテリジェントデザインで使われる方法論は全く違っているが、Dembskiはインテリジェントデザインを正当化するために科学へ言及する。 インテリジェントデザイン現象は科学が取り扱えない それで、今や、我々は、科学とインテリジェントデザインの違いにたどりついた。そして、普通なデザインと稀なデザインをいかに識別するかというWilkins et alの示唆が正しく正当化されることを見ることになる。 Camp wrote Forensic science, cryptography, and archeology (hereafter simply “forensics”) have indeed developed “methods for drawing this distinction,” as Dembski says, but the differentiation they draw is a specific one between undirected natural causes and human intelligent causes. As well, the methods developed have been for detection and elucidation of human intelligent causes in particular, not intelligence in general (assuming that there are other intelligences). This is an important distinction to make because it speaks to the nature of empirical inquiry. These disciplines assume that the phenomenon in question is real, obeys natural laws, and is accessible to scientific methodology. These are assumptions ID proponents cannot claim as fundamental to their own methodology. 科学捜査や暗号や考古学(以降、フォレンジックス)は、Dembskiの言うように、この識別をする方法を本当に発展させてきた。しかし、それらは、指示されない自然の原因と人間のインテリジェントな原因の間の特定の識別を記述する。同じく、別のインテリジェンスの存在を仮定するインテリジェンス一般ではなく、特に人間のインテリジェントな原因を検出し説明するために、それらは開発された。これはとても重要な違いだ。というのは経験的探求の性質を示しているからだ。これらの学問は、問われている現象が現実であって、自然法則に従い、科学的方法論で探求できると仮定する。これらの仮定は、インテリジェントデザイン支持者たちが、彼自身の方法論に対して原理的に主張できないものだ。 言い換えるなら、たとえば、科学におけるインテリジェントデザインを人間のデザインに限定することによって、デザインについてのポジティブな仮説を、その能力と動機と意味と機会に基づいて作ることができる。このプロセスのどこでも自然法則が破られたとは、科学は仮定しない。制約されないデザイナーはしかしながら、あらゆるものを説明できるので、結局は何も説明できない。うわべの詳細においてさえ、その主張は成り立たない: Camp wrote The assumption of a particular intelligence human is built into the process from the beginning. The initial distinction for forensics, then, is not so much between natural causes and intelligent causes as it is between lack of evidence for human causes and evidence for human causes. This is an important difference as it relates to the analogy Dembski applies. 特定のインテリジェンスたる人間についての仮定が、始めから過程に組み入れられる。フォレンジックスについての初期の識別は、従って、自然の原因とインテリジェントな原因の識別よりも、人間の原因についての証拠の欠如と、人間の原因の証拠の識別が大きい。これはDembskiが適用したアナロジーについての重要な違いだ。 Campは、インテリジェントデザインの科学とのアナロジーによる主張が犯罪学や考古学のような分野で、いかに不当であることを示した上で、続けてSETIについて述べる。SETIとその他の分野の科学との違いは、SETIが我々の知らないインテリジェンスを取り扱うことであえる。 But, in fact, the SETI project investigates phenomena that occupy a category similar to the phenomena investigated by the afore-mentioned disciplines. In this analysis, phenomena can be classed in the following fashion しかし、事実、SETIプロジェクトは、前述の学問によって探求される現象とよく似たカテゴリを占める現象を探求する。 この分析方法では、現象は次のように分類できる: A. Explained Phenomena(説明された現象 B. Unexplained Phenomena (不可解な現象) b1. putative natural phenomena (自然現象と推定される現象) b2. causally indeterminate phenomena (either natural or non-natural) (自然であるか否かの)原因不明な現象 SETIの話になると、Campは速やかに、問題を絞り込み、SETIがインテリジェントな生命をいかに検出しようとするのか理解するには、動機が重要な役割を果たすことを明らかにする。 Camp wrote t is my argument that implicit in taking action in this case is the assumption that this signal is empirically investigable. That is, it accords with certain preconditions, those being that it is real, it is derived from natural processes, it abides by the physical laws of the universe, and is accessible to current science. The procedure used by SETI is not some unstructured surveillance of the radio spectrum. SETI searches for specific kinds of signals (narrow band) based on specific assumptions about the intelligence that might send them. A statement from the SETI Institute (webpage FAQ) demonstrates this SETIに関する"A"の例は、パルサーのような既知の銀河の現象を含むだろう。"b1"の例は、試験でうまく指示されない原因と指示された(インテリジェントな)原因を識別できる現象など、映画コンタクトにおいて取り組まれた連続した通信でおる。この例で水面下で働くのは、この信号は経験的に検証できるという仮定であるというのが私の論だ。すなわち、現実のものであり、自然の過程に由来し、宇宙の物理法則に従い、現在の科学で取り扱い可能という特定の前提条件と整合する。このSETIで使われる手続きは、構造化されない電磁波スペクトルの構造化されていない研究ではない。通信を送ったかもしれないインテリジェンスについての特定の過程に基づく、特定の種類の電波をSETIは探している。SETI研究機関の生命はこれを次のように表現している。 There is relatively little background static from galaxies, quasars, and other cosmic noisemakers in the microwave part of the spectrum. This makes faint signals easier to pick out. Additionally, the microwave band contains a naturally-produced emission line, a narrow-band “broadcast”, at 1,420 MHz due to interstellar hydrogen. Every radio astronomer (including extraterrestrial ones) will know about this hydrogen emission. It may serve as a universal “marker” on the radio dial. Consequently, it makes sense to use nearby frequencies for interstellar “hailing” signals.6 スペクトルのマイクロ波部分にある銀河やクェーサーやその他の宇宙のノイズ源からの比較的弱いバックグラウンドノイズがある。これにより、フェイントな信号を取り出せる。これに加えて、マクロ波のバンドは、自然に生成される、星間空間の水素による1420MHzの、バンド幅の狭い"全方向への放射"の放射のラインを含んでいる。地球外を含むあらゆる電波天文学者はこの水素による放射について知ることになる。これはラジオダイアルのユニバーサルな目印として使えるだろう。従って、この帯域の近くの周波数を、星間の呼びかけ信号に使うのには意味がある CampもDornellの宇宙物理学者Loren Petrichを引用する。 Cornell astrophysicist Loren Petrich makes this point clearly, Cornellの天文学者Loren Petrichはこのことを明確に指摘している: These reasons are very distinct from Dembski’s Explanatory Filter, which focuses on alleged unexplainability as a natural phenomenon; they are an attempt to predict what an extraterrestrial broadcaster is likely to do, using the fact that they live in the same kind of Universe that we do.7 これらの理由は、根拠なく主張される自然現象としての説明不可能性に焦点をあてるDembskiの説明フィルタと大きく違っている。それらは、我々と同様の世界に住んでいるという事実を使って、地球外の送信者がどのように振舞うかを予測しようという試みである。 そして、次のように結論する。 Camp wrote This same argument applies to the attempted analogy with forensic science, cryptography, and archeology. All of these deal with investigation into phenomena that are described in “b1,” that of being unexplained but explainable developments. We can be reasonably confident this is so because they exhibit qualities accessible to science; they are of the natural universe. But phenomena found in “b2” are either presently inaccessible to science or unreasonably attributable to intelligence for lack of evidence. While these qualities obviously allow exploitation by ID proponents they also make the analogy with science inappropriate and self-serving. Comparison of “Intelligent Design” with science is a clear category error. この同じ論が、科学捜査や暗号や考古学などとの成立しないアナロジーにも適用できる。これらはみな、説明されていないが、いずれ説明可能となる"b1"において記述される現象の調査を行う。我々は合理的に自信をもってこう言えるのは、それらが科学が取り扱える性質を見せているからだ。すんわち、それらは自然界のものである。しかし、"b2"に見つかる現象は、現在は科学で取り扱い不可能あるいは、証拠なく非合理的にインテリジェンスのせいにされる。これらの性質が明らかに、インテリジェントデザイン支持者の搾取を許し、科学との不適当で利己的なアナロジーを作りだす。 Campはつづいて"デザイナーの性質"について論じる。インテリジェントデザインは少なくとも、デザイナーについての仮定もしくは推論を作ることで、デザイン推論の問題を調整を試みられたはずだ。これにより、動機や方法のような問題を含むことができただろう。しかし、インテリジェントデザインは、動機や方法についてまったく興味がないことを明らかにした。 The “discovery” of intelligence in “b2” gaps encourages ID proponents to take a pass on attempting to develop any kind of body of work that considers the motives and mechanisms by which an intelligent designer might intervene in the natural world. This endeavor would be directly analogous to the real science with which Dembski and other ID theorists wish “Intelligent Design” to be favorably compared.10 Yet it seems that Dembski would not have us concern ourselves with such inquiries "b2" のギャップ(隙間)におけるインテリジェンスの"発見"は、インテリジェントデザイン支持者に、インテリジェントデザイナーが自然界への介入に使ったkも知れない動機とメカニズムを考えるいかなる種類の本論の開発の試みをしないで済ませようとさせる。そのような試みは、Dembskiと他のインテリジェントデザイン理論家が"インテリジェントデザイン"を好ましい形で比較しようとする本当の科学との直接的アナロジーになるかもしれない。しかし、 Dembskiはそのような問いに悩まなくてよいと言っているようだ: What a designer intends or purposes is, to be sure, an interesting question, and one may be able to infer something about a designer’s purposes from the designed objects that a designer produces. Nevertheless, the purposes of a designer lie outside the scope of intelligent design.2 デザイナーが意図したものや目的は、確かに、非常に興味深い問いであり、デザインされたものからデザイナーの目的について何らかの推論はできるかもしれない。しかしながら、デザイナーの目的はインテリジェントデザインの範囲外である。 Dembskiは、インテリジェントデザイナーが選択した経路を問われて、同様に反応をして、次のように述べた: Dembski wrote As for your example, I’m not going to take the bait. You’re asking me to play a game “Provide as much detail in terms of possible causal mechanisms for your ID position as I do for my Darwinian position.” ID is not a mechanistic theory, and it’s not ID’s task to match your pathetic level of detail in telling mechanistic stories. If ID is correct and an intelligence is responsible and indispensable for certain structures, then it makes no sense to try to ape your method of connecting the dots. True, there may be dots to be connected. But there may also be fundamental discontinuities, and with IC systems that is what ID is discovering.” あなたの例について、餌に食いつくつもりはない。あなたはゲームをするように依頼している:「私が私のダーウィン主義者のポジションについてやったことを、あなたのインテリジェントデザインのポジションに対して可能な因果メカニズムについて詳細を述べよと」 インテリジェントデザインは機械論ではなく、機械論的ストーリーを語るにあたって、あなたのまったく不十分なレベルの詳細にあわせることはインテリジェントデザインのタスクではない。もし、インテリジェントデザインが正しく、インテリジェンスが特定構造の原因であり、不可欠であるなら、点と点を結ぶような、あなたの方法を真似る意味がない。実際のところ、点と点のつながりがあるかもしれない。しかし、インテリジェントデザインが発見した還元不可能な複雑さを持つシステムのような根本的な不連続があるかもしれない。 [ Source ] 動機や方法を取り扱わないことが、インテリジェントデザインを犯罪学や考古学とは違ったものにしている。 Camp wrote But an inference of “something about a designer’s purposes from the designed objects that a designer produces” is exactly what the methodology of forensics is configured to produce. Additionally this is intimately associated with the methods the designer used which are, in turn, intimately associated with the nature of the designer. These characteristics are not mere empirical by-products of forensics, they are a methodological focus. To compare ID to these disciplines without being able to speak of purposes, methods, and nature of the object of investigation is to ignore the cogent part of the analogy. デザインされたものからデザイナーの目的について何らかの推論をすることは、まさにフォレンジックスの方法論が行うように構成されたものだ。さらに、これはデザイナーが使った方法と関係しており、それはデザイナーの性質と関係している。これらの特徴はフォレンジックスの経験的副産物などではなく、方法論の対象である。調査対象のものの目的や方法や性質に触れることなくこれらの学問とインテリジェントデザインを比較するのは、アナロジーの説得力ある部分を無視することだ。 Campは次のようにまとめている: To summarize, the analogy of ID to forensics, SETI, and science in general fails for the following reasons For ID, differentiation between natural processes and intelligence is an end, for the scientific disciplines it is just a beginning. In those scientific disciplines it is following this point of departure that most of the science is conducted, with the motives and mechanisms of human (or ET) intelligence being of central concern. These questions are purposefully ignored by ID, leaving it with no analogous locus of scientific methodology. ID and science address phenomena that are etiologically different. Comparison of ID with science is a category error. まとめると、フォレンジックスやSETIや一般の科学とインテリジェントデザインのアナロジーは次の理由で失敗する: インテリジェントデザインにとって、自然の過程とインテリジェンスの識別は終着点だが、科学的な学問では始まりに過ぎない これらの科学的学問においては、大半の科学において行われる出発点をたどるものであり、人間あるいはETのインテリジェンスの動機や目的を中心的な関心とともにある。これらの問いはインテリジェントデザインでは意図的に無視され、科学的方法論とのアナロジーはないままに放置される。 インテリジェントデザインと科学は、因果関係の異なる現象を取り扱う。インテリジェントデザインと科学を比較するのは分類の間違いだ。 Whether one considers the tactic of analogizing ID with SETI and other sciences a cold calculation or an earnest attempt at dialogue, the goal of the argument is to leave science and scientists in a logical conundrum. As one ID proponent noted, インテリジェントデザインとSETIやその他の科学とのアナロジーの戦術を、冷たい計算と考えようが、まじめな対話の試みと考えようが、論のゴールは論理的難問において、科学と科学者をとどめておくことだ。あるインテリジェントデザイン支持者が記述するように: The ID critic cannot have her cake and eat it too. Either she can allow SETI and archeology into her definition of science and ID along with them or she must throw them all out. There is no logical middle ground.12 インテリジェントデザインの批判者たちは、ケーキを手にとって食べられない。SETIや考古学をその科学の定義に加えることを許しても、インテリジェントデザインだけは放り出さなければならない。論理的な中立地点はない。 [ Alder, J. S. 2001. “Is Intelligent Design Science, and Does it Matter?” ] But an understanding of the specifics of the analogized methodologies reveals that it is actually the proponents of ID who have an uncomfortable decision to make. Either the phenomena that ID theory purports to discover are empirically accessible to science and therefore derived from natural processes or they are forever inexplicable, in which case the analogy with scientific methodology fails by definition. Do Intelligent Design proponents leave ID in this epistemological vacuum where it cannot be falsified by the scientific method, or do they allow, and therefore submit to peer review, that their designer must somehow interact with the natural universe in ways that should be detectable, testable, explicable, and eventually expressive of the nature of the designer? しかし、アナロジーされた方法論の詳細がわかれば、インテリジェントデザイン支持者たちこそが不快な決定をしていることがあらわになる。インテリジェントデザイン理論が発見したと称する現象が経験的に科学に扱える、すなわち自然の過程で導かれるものであろうが、永遠に説明不可能であろうが、いずれにせよ科学的方法論とのアナロジーは定義上、失敗する。インテリジェントデザイン支持者は、科学的方法で反証不可能である、この認識論的空虚にインテリジェントデザインを放置するのか?それとも、それを認めて、従って、彼らのデザイナーが自然界と相互作用したはずであり、その方法を、検出可能で、検証可能で、説明可能で、時にはデザイナーの性質を表現可能であると、査読つき論文を投稿するのか? Gary Hurdは、" Why Intelligent Design Fails"の第8章"The explanatory filter, archaeology, and Forensics "において、Dembskino主張に対して意見を述べている。 Beckwithのポジションは Ian Musgrave によって既に調べられている: Beckwith wrote ID theorists maintain that contemporary science’s repudiation of intelligent agency as a legitimate category of explanation is not the result of carefully assessing ID’s arguments and finding them wanting, but rather, it is the result of an a priori philosophical commitment to methodological naturalism (MN), (n4) an epistemological point of view that entails ontological materialism (OM),(n5) but which ID proponents contend is not a necessary condition for the practice of science.(n6) (p. 457, “Science and Religion Twenty Years after McLean v. Arkansas Evolution, Public Education, and the New Challenge of Intelligent Design.” Harvard Journal of Law Public Policy 26.2 (Spring 2003 455-499) インテリジェントデザイン理論家は、正当な説明のカテゴリとしてのインテリジェントエージェンシーを、現代科学が排斥すると主張する。それは、注意深くインテリジェントデザインの論を調査した結果ではなく、むしろ方法論的自然主義(MN)へのアプリオリな哲学的コミットメントの結果としてであると。しかし、(n4)存在論的自然主義を伴う認識論的見方は、 (n5)しかし、インテリジェントデザインの支持者が強く主張するが、それは科学の実践の必要条件ではない。 オリジナルページ
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信じる者、信じない者(後編) ◆guAWf4RW62 「朋也、行くぞっ!」 「――おう!」 圭一と朋也は声を掛け合ってから、同時に前方へと走り出す。 標的は一人、殺し合いに乗った伊達スバルだ。 圭一がだんと踏み込んで横薙ぎに払った日本刀を、スバルは上体を反らしてやり過ごす。 空振りで生み出された旋風が、スバルの前髪を舞い上げた。 続けて朋也が大きく振りかぶって、スバルの腹部目掛けて包丁を突き出す。 上体を反らしたスバルの体勢では、非常に躱し辛い一撃。 だがスバルは攻撃の軌道を正確に見極め、金属バットを盾とする事で危険から逃れた。 スバルは右手に持ったバットで包丁を防いだまま、自由となった左腕を振るう。 「――――食らいやがれ!」 「あぐっ……」 スバルの放った裏拳は、寸分の狂い無く圭一の顎を捉えていた。 だが――軽い。 飛び抜けた身体能力を誇るスバルといえど、不十分な体勢からでは体重の乗った攻撃を放てないのだ。 その所為で、人間の急所である顎を打ち抜いたにも関わらず、圭一に大したダメージは与えられなかった。 そして近距離戦では、一度のミスが容易に致命傷となり得る。 スバルが横に目を移すと、朋也が第二撃を放つべく包丁を振り上げている所だった。 「調子に乗ってんじゃ――ねえよ!」 「まずっ……」 煌く白刃が、天より降り注ぐ。 スバルは何とか後方に退避すべく、全身のバネを総動員した。 だが不安定な体勢からでは、逃げ切るのに十分な動力を搾り出せない。 「――うぐあっ……」 後ろに飛び退こうとしたスバルの胸を、鋭い刃が軽く切り裂いた。 身に纏った制服が裂け、その穴から赤い鮮血が滲み出す。 それでもスバルは退がる足を決して止めず、圭一達と一旦距離を取っていた。 スバルは苦痛に眉を顰めながら、苦々しげに歯を食い縛った。 自分は相当喧嘩の場数を踏んできたし、竜鳴館男子生徒の中では最強だという自信がある。 素手での喧嘩ならば、相手が二人いようが三人いようがまるで問題無い。 しかし、これは殺し合いであり、武器の使用も自由だ。 敵の一撃が即致命傷に繋がるし、強引な戦い方はまず出来ない。 そして自分は武器を使った戦闘にも、まだ慣れてはいない。 このような状況下で二人を同時に相手するのは、優れた運動能力を持つスバルでさえも困難だった。 いつまで経っても攻めて来ないスバルに対し、朋也が勝ち誇った笑みを浮かべる。 「来ないのか? 来ないのならこっちから行くぜ」 「クソッ……」 先のせめぎ合いでスバルが不利を悟ったのと対照的に、朋也は確かな手応えを感じていた。 敵は並外れた身体能力を誇っており、自分一人ではとても歯が立たぬが、二人掛かりなら勝てる。 スバルがこちらを狙えば圭一がその隙を付くし、逆のパターンなら自分が攻撃すれば良い。 非常に単純明快な戦い方だが、これだけで十分に勝利し得るだろう。 となれば、眼前の殺人鬼を逃がす手は無い。 此処で確実に仕留め、杏のような哀しい犠牲者が二度と出ぬようにするべきだ。 朋也は圭一に目配せした後、一気に勝負を決すべく腰を低く落とす。 だがこれからというその時に、狂気の少女は現れた。 「朋也君、伊達君、見~つけた」 「っ!?」 この戦場に余りにも不似合いである、愉しげな声。 圭一も、朋也も、スバルでさえもピタリと動きを止め、声の主に顔を向ける。 少女――佐藤良美は、全員の不可解な視線を一身に受けながら、口元を吊り上げた。 「佐藤さん、何で戻ってきたんだよ!」 「ごめんね。圭一君には悪いけど、少し用事を思い出しちゃったんだ」 「用事……?」 怪訝な表情を浮かべる圭一に構わず、良美は右腕を水平に伸ばした。 その手に握られている物は――S W M36……即ち、小型回転式拳銃。 何の躊躇いも無く、それこそ呼吸するのと同じくらいの気軽さで、引き金を引く。 鳴り響く轟音。 「……つぅ!?」 猛り狂う銃弾は朋也の頬を掠め、後方の塀に小さな穴を造り出していた。 唐突過ぎる事態に、朋也の思考が一瞬停止する。 頬から流れ出る血、伝わる痛み、そして生まれて初めて感じた、圧倒的な悪寒。 つまり――自分は、良美に銃で狙われたのだ。 その事に気付いた瞬間怒りが膨れ上がり、朋也は声を張り上げ叫んでいた。 「てめえ……冗談じゃねえぞ! 一体どういうつもりなんだ!」 「――そんなの簡単じゃない。私は正しい事をしようとしてるだけだよ」 「正しい事……? 佐藤さん……何言ってんだよ……?」 訳が分からなくなった圭一は、明らかに動揺しながらも問い掛ける。 すると良美はぽかんと口を開き、疑問の表情を浮かべた。 心底不思議がっているような、そんな顔だった。 「何って……圭一君は分からないの? 伊達君が裏切ったみたいに、朋也君だって裏切るかも知れない。 これまで単独行動だった朋也君が殺し合いに乗ってない保障なんて何処にも無いんだから、今の内に殺しちゃおうってだけだよ。 あ、心配しないでね? ちゃんと伊達君も殺してあげるし、圭一君だけは殺さないでおいてあげるからさ」 「な……」 矢継ぎ早に告げられた疑心暗鬼に過ぎる理論を受け、圭一は絶句する。 良美は嬉々とした顔で戦場に現れ、これまで行動を共にした朋也に向けて容赦無く発砲した。 この少女は、一体誰だ。 これは本当に、自分の知る佐藤良美と同一人物なのか? そんな思いに駆られ、圭一は何も言えなくなってしまう。 スバルもまた、敵の仲間割れは好都合である為に沈黙を守っていた。 その一方で、謂れ無き批難を受けた朋也はこのまま黙っていられない。 的外れな誤解を解くべく、言葉を投げ掛けようとする。 「ちょっと待ってよ! 俺は別に……」 「――うるさいっ! 何言ったって、私は騙されてあげないんだから!」 正しく、一蹴。 良美は朋也の言葉を遮ると、素早い動作で銃を構えた。 先程朋也に撃った一撃は威嚇のつもりなど毛頭無かったのだが、外れてしまった。 故に今度は銃の照準をしっかりと合わせ、それから引き金を絞る。 本能的に危機を感じ取った朋也が飛び退くとほぼ同時、それまで彼が居た空間を弾丸が貫いていた。 それが発端となり、硬直状態に陥っていた場が動き出した。 「ク――朋也はスバルを頼む! 俺は何とかして佐藤さんを止めるっ!」 良美の殺害対象で無い自分がやるしかない――圭一はそう判断し、良美に向かって疾走した。 手首を返し、刀を反転……所謂峰打ちの状態にして、斬り掛かる。 狙いは良美の手首。 危険極まり無い拳銃を奪い取り、それから朋也に加勢する。 相手は女の子である以上、武器を奪うのは難しい事で無いように思えたが―― 「―――!!」 響いた金属音に、圭一は大きく目を見開いた。 横凪ぎに振るった刀は、S W M36の銃身でしっかりと受け止められていたのだ。 圭一はちっと舌打ちした後、手早く刀を構え直した。 (くそ……本気でやらなきゃ駄目か!) 先程は良美に怪我をさせてしまわぬよう、力を加減して攻撃した。 それで十分制止し得ると考えていたのだが、その読みは大きく外されてしまった。 こうなってはもう、多少危険は伴うが本気でやるしかない。 何しろ此処で自分が食い止めなければ、朋也が撃たれてしまうのだから。 圭一は気を引き締めて、今度こそ良美の手首を強打すべく振りかった。 全身のバネを活かし、込めれるだけの力を乗せて、渾身の一撃を繰り出す。 十分な予備動作を取る余裕があった分、先のスバル戦を遥かに越える攻撃を放つ事が出来た。 「何ッ!?」 だがそれすらも、防がれた。 比較的長いリーチの刀による攻撃を、良美はS W M36の短い銃身で完璧に防ぎ切っていたのだ。 すいと良美の身体が沈み込み、圭一の視界から消える。 直後、圭一の腹部に走る衝撃。 「――――シッ!」 「ぐぁぁ!」 地を這うように繰り出された良美のアッパーが、圭一の腹に突き刺さっていた。 予想外の攻撃、予想以上の威力に、圭一は堪らず後退した。 早く勝負を決めなければ、早く助けに行かねば――朋也がスバルに殺されてしまう。 だというのに目の前の少女は、全力を尽くしても制止し得る相手なのかどうか分からない。 心の奥底から沸き上がる焦燥感に、計らずして唇を噛む。 ――圭一には知る由も無い事だが、良美はただの女子高生では無い。 霧夜エリカや鉄乙女などといった規格外の連中には劣るものの、良美は優れた運動神経を持っている。 その実力たるや、並の男子高校生を優に上回る程だ。 決して軽視して良い相手では、無かった。 ◇ ◇ ◇ 「ガッ――――!」 脇腹を蹴られ、あっさりと弾き飛ばされる。 スバルを一人で相手する事となった朋也は、苦戦を強いられていた。 朋也とて自校では有名な不良であり、多少は喧嘩慣れしていたが、目の前の敵は桁が違う。 「く――このっ……」 朋也は何とか身体の勢いを押し止め、踏み込んだスバルの肩口に包丁を振り下ろす。 だがスバルはそれを難無く掻い潜り、そのまま朋也の胸部に当身を放った。 呼吸が一瞬停止し、朋也の身体から力が抜ける。 続けざまにスバルは、頑丈な金属バットを深く構えた。 「は、うああ…………!」 朋也は包丁で頭部だけはしっかりと守って、必死に後ろへと後退してゆく。 しかしスバルの素早い踏み込みは、折角開いた距離を一瞬で無に戻す。 そのままびゅんと空気を断ちつつバットが迫り、朋也の包丁に命中した。 朋也の腕は否応無しに電撃のような痺れに襲われ、次の行動への移行が大幅に遅れる。 そこに突き刺さる、高速の膝蹴り。 「ず……ぐはっ……」 蹴り飛ばされる度に、朋也の意識とは無関係に呻き声が洩れる。 敵のバットだけは何とか防いでいるものの、蹴撃にまでは対応しきれない。 先程からバットを防いだ直後の硬直に、凄まじい蹴りを叩き込まれるという展開が続いている。 息はとうに上がり、身体の節々がずきずきと痛む。 口の中は血の味で満ち、過度の運動を強要された心臓が休憩させろと喚き散らす。 朋也は死にたくない一心でスバルの猛攻を耐え凌いでいたが、最早勝負の趨勢は明らかだった。 「いい加減――くたばりやがれ!」 「ぐあっ……!」 今までより一際強い蹴りが、朋也の腹部を貫いていた。 朋也は大きく吹き飛ばされ、受身を取る事も出来ず地面に転がり込む。 スバルが追撃を掛けるべく追い縋り、バットを持つ手を天高く振り上げる。 地面に転がったままの朋也には防ぎようの無い一撃が、上空より迫る。 ――そこで、銃声。 「――ぐ、がぁああああ!!」 「……いけないねえ伊達君、背中がお留守だよ?」 スバルの脇腹から鮮血が噴き出し、悲痛な叫びが辺り一帯に木霊する。 良美は圭一を上手くあしらいながら、この場で一番の強敵となるであろうスバルの隙を窺っていた。 そしてスバルの動きが止まった瞬間を見計らって、素早く銃弾を放ったのだ。 銃の扱いに慣れていない為致命傷を与えるには至らなかったが、スバルの戦力は間違いなく激減しただろう。 良美はスバルから視線を外し、圭一の方へと振り向き直す。 「今の見たでしょ圭一君。私はちゃんと殺し合いを止めようと思ってる。殺し合いに乗った人を倒して、皆と生き延びようと思ってる。 圭一君さぁ、この殺し合いを止めようと思ってるんだよね? 圭一君は殺し合いに乗るつもりなんて、無いんだよね?」 「……そりゃ勿論そうだよ。こんな下らない殺し合い、俺が絶対にぶっ壊してやる! 皆と協力して、絶対に生き延びてやる!」 「――だったら、私の邪魔をするの止めてよ」 短絡的な圭一の主張に頭を痛めながら、良美は心底不愉快そうに吐き捨てた。 良美からすれば、まず裏切らないであろう圭一は『駒』として信用に足る相手だが――それだけだ。 口では殺し合いを壊すなどと連呼しているが、その具体的方法を圭一は殆ど示していない。 それに皆と協力するなどと吐いているが、先程裏切られたばかりでは無いか。 だから良美は、きっと眉を吊り上げて告げる。 「圭一君は簡単に騙されちゃう馬鹿だから、わざわざ私が危険因子を排除してあげてるんだよ? この島では安易に人を信用したら、あっさり寝首を掻かれちゃう。友達を二人も失ってまだ分からないの? 此処で行われてるのは殺し合い。理想を謳うのは結構だけど、もうちょっと現実を見た方が良いよ?」 この殺戮の島では、良美の言葉の方が正しい。 何を隠そう良美自身騙まし討ちで一人屠っているし、圭一達もスバルの裏切りを受けたばかりなのだから。 この島では人を信じるよりも、まずは疑ってかかるのが基本―― にも関わらず、圭一は拳を握り締めて叫んだ。 「違う!!」 真っ直ぐな瞳で良美を見据えて、続ける。 「こんな時だからこそ皆で協力し合わないといけないんだ! こんな時だからこそ信じる心を持ち続けなきゃいけないんだ! 佐藤さんみたいな考え方をしてたら、鷹野さんの思う壺じゃないか!」 言い切る圭一には、何の迷いも怯えも見られない。 圭一の言葉を受けた良美は、落胆の様子を露にし、ふうと大きく溜息をついた。 「はあ……もう良いよ。圭一君は何言っても分かってくれなさそうだしね」 「――――っ!?」 良美が向きを変え、再び朋也達に向かって発砲しようとする。 その光景を認めた圭一は素早く刀を仕舞い込み、思い切り地面を蹴り飛ばした。 まるきりヘッドスライディングの要領で、良美の胴体に飛び掛る。 「やめろぉぉぉぉっ!」 「きゃっ!?」 二人は縺れたまま、コンクリートで舗装された地面に転がり込んだ。 その拍子に良美の手の中から、S W M36が零れ落ちた。 計らずして武器を捨てさせる事に成功した圭一は、転んだ体勢のまま銃に手を伸ばそうとする。 銃さえ確保してしまえば、良美の脅威は激減する筈。 途端、圭一の左肩に灼け斬れるような痛みが突き刺さった。 「があああああっ!?」 「……あんまりしつこいから、おしおきだよ」 冷たい光を灯した瞳で、圭一を見上げる良美。 その手に握り締められたナイフが、圭一の肩に深々と刺さっていた。 押さえつける力が一気に弱まった為に、良美は悠々と立ち上がり、ナイフを仕舞い込む。 続けてよろよろと腰を起こす圭一を尻目に、S W M36を拾い上げた。 「圭一君、もう止めにしようよ、ね? これ以上邪魔されたら、圭一君も殺しちゃうかも知れないよ? 私圭一君の事は信用してるし、出来れば殺したくないの」 子供を諭すような調子で、しかしどこまでも冷たい声で語る良美。 良美が圭一を殺さないのは、『駒』として信用出来るだけでは無く、確実に殺し合いに乗らぬ人間を殺すのは不都合だというのもある。 お人好しの圭一を殺したという事実が知れ渡ってしまえば、自分に協力してくれる者など誰も居なくなってしまうだろう。 だからこそ殺しても問題が無い怪しい者以外は、極力殺したくなかった。 しかし仏の顔も三度という諺もあるように、我慢には限度がある。 これ以上の妨害を受ければ、殺意を抑え切れる自信など無かった。 良美の内心は表情にも表れており、その双眸には紅蓮の炎が宿っている。 吊り上げられた眉、一文字に引き結んだ唇は、彼女の我慢が限界に近い事を雄弁に物語っていた。 これ以上続ければ、圭一すらも攻撃対象となりかねない。 しかしそれを理解して尚、圭一は抗い続ける。 自分と正反対の考えを持った良美を、認める訳にはいかない。 此処で引いてしまえば自分が――これまで自分の信じてきた道が、全て否定されてしまう。 「佐藤さん――アンタは間違ってる! 俺は絶対にアンタを止めてみせる!」 圭一は未だ無事な右腕で日本刀を取り出し、上体を屈めて疾駆する。 助走をつけて、良美の手首を狙い、峰打ちを放つ。 それは既に何度も繰り返した行為で、全て防がれてしまっている。 両腕を用いていた時でさえそれなのだから、片腕だけで通用する道理は何処にも存在しない。 良美は余裕綽々の表情でS W M36を構え、来たる剣戟を迎え入れる。 しかし―― 「――――なっ!?」 驚きの声は良美のものだった。 圭一の攻撃は、先程までよりも明らかに重くなっていたのだ。 衝撃に備え銃のグリップを両手で握り締めていたというのに、両腕が強く痺れる。 「俺は絶対に諦めない! 道を曲げないっ!」 圭一は、ますます威力を増した一撃を振り下ろす。 良美は何とかそれを受け止めたが、その額には冷や汗が浮かんでいる。 ――圭一は自分のスタンスを変えるつもりなど、毛頭無かった。 昔の自分ならば良美の考えに同調し、人を信じなくなっていたかも知れない。 だが今の自分は違う。 「友達は……仲間は……何よりも大切なんだ! だからっ……!」 今度は立て続けに二回、刀を振るった。 耐え切れなくなった良美が、たたらを踏んで後退する。 ――雛見沢に引っ越して以来、圭一の生活は一変した。 雛見沢の人達との触れ合いを通して、自分は生きる事の楽しさを教えられた。 仲間の大切さを教えられた。 確かにレナや詩音は死んでしまった。 だけど自分にはまだ守るべき仲間が残っているし、まだ見ぬ善良な人間も沢山いるだろう。 だからこそ、絶対に人を信じる心は失わない。 「仲間を信じるのは、絶対に間違いなんかじゃねええええ!!」 それは圭一の魂から漏れ出る叫び。 圭一は驚くべき速度で間合いを詰めて、下から上へと刀を振り上げた。 かんと、甲高い音がしてS W M36が宙に舞った。 すかさず圭一はそれを掴み取って、刀の切っ先を前方の良美に向けながら、告げる。 「ゲームオーバーだ、佐藤さん。朋也を殺すだとか、危険因子を排除するだとか、そんな莫迦な真似はもう止めるんだ!」 「…………っ!!」 良美はナイフを取り出しはしたものの、それ以上は何も出来ずただ奥歯を食い縛る。 こうなってしまっては、手詰まりだ。 ナイフ一本ではこの場を制圧するなど不可能だし、今の圭一から銃を奪い返すのも難しい。 かと言ってスバルのような殺人鬼は勿論として、朋也のような危険因子も放置しておく訳にはいかない。 そんな事をすれば遠からずして、寝首を掛かれてしまうだろう。 別行動を取ると言う選択肢もあるが、それでもこの島の何処かに危険因子が潜んでいるという状態は続く。 ……どうすれば良い。 一体どうすれば―― いくら考えても打開策は浮かばない。 この勝負は完全に圭一の勝ちであり、良美は殺意の矛を収めるしか無かった。 ――圭一の守るべき仲間が、駆けつけて来さえしなければ。 「……前原さん、佐藤さん!? 一体何を……」 到着した美凪には、眼前で繰り広げられている光景が理解出来なかった。 スバルと朋也が争っているのは、分かる。 スバルが殺し合いに乗ってしまった以上、それは仕方の無いだろう。 だが圭一と良美が、互いの得物を向け合っているのはどういう事か。 そしてその戸惑いが、命取り。 来訪者の姿を認めた良美は一目散に駆け、呆然と立ち尽くす美凪の背後へと回り込んだ。 美凪の首に手を絡め、鋭いナイフを突き付ける。 「遠野さんっ!」 「……形勢逆転、だねぇ」 狼狽に染まった圭一の叫びが、空しく木霊する。 突然の奇襲を受けた美凪もまた、困惑に表情を歪めていた。 そんな二人とは対照的に、良美は余裕を取り戻し、底意地の悪い笑みを浮かべている。 「圭一君、その銃を返してくれるかな? もし断ったら……此処から先は言わなくても分かるよね?」 「く…………畜生っ!」 圭一は無念の面持ちで、思い切り地団駄を踏んだ。 今銃を渡してしまえばどうなるか、火を見るよりも明らかだ。 良美は一片の情けも掛けず、躊躇いも見せず、スバルだけで無く朋也まで銃の標的とするだろう。 殺し合いに乗っていない朋也を見捨てる訳にはいかない。 しかし――美凪を見捨てる事もまた、出来る筈が無い。 圭一が選びようの無い二択に頭を抱えている最中、美凪が叫んだ。 「……駄目です、前原さん!」 「……え?」 「私ならへっちゃらですから……佐藤さんの言う事を聞いちゃ駄目です」 首を締め上げられて苦しかったが、それでも美凪は健気に笑みを形作る。 良美が取った蛮行のお陰で、美凪も今の状況が多少は理解出来ていた。 良美は殺し合いに乗ったか、若しくはそれに近いスタンスとなってしまった筈。 恐らくはそれを圭一が諫めようとして、争いになったのだろう。 今良美に銃を渡せば、恐ろしい事になってしまうと考え、美凪は圭一を制止した。 しかし美凪の献身的な行為は、この場では明らかに致命的。 鬱憤の溜まった良美は、躊躇い無く美凪を殺してしまうだろう。 それは圭一と美凪、両方にとっての共通認識。 だが二人の予想に反して、良美は表情を変えずに言った。 「仕方無いなあ。もう『大丈夫』みたいだから、圭一君はただそこを動かずにいてくれれば良いよ」 「…………?」 圭一は訳も分からず、疑問の表情を浮かべる他無かった。 良美は美凪の身体を捕まえたまま、つかつかと歩き始めたのだ。 美凪を抱き抱えたまま、ナイフ一本でスバルと朋也の戦いに飛び込むのは自殺行為。 良美がそれを理解していないとはとても思えないし、訳が分からない。 だが――良美が歩いていく方向の状態を視認した瞬間、圭一は戦慄した。 ◇ ◇ ◇ 美凪が登場する数分前。 朋也とスバルは未だ苛烈な戦いを続けていたが、その攻守は完全に逆転していた。 良美の放った銃弾で重傷を負ったスバルでは、激しい戦闘に耐え切れなかったのだ。 朋也は戦いながら息を整える余裕もあり、体力は先程よりも回復している。 しかしスバルは大きく肩で息をしており、持ち前の運動能力もすっかり影を潜めていた。 「――ハッ!」 「くそっ……!」 朋也の振るった包丁を、ぎりぎりのタイミングでスバルは受け止めた。 朋也は攻める手を休ませず、二発三発と連続して白刃を繰り出してゆく。 それをバットで受け止める度にスバルの脇腹から血が噴き出し、身体から段々力が抜けていく。 万全の状態ならば簡単に捌けていた斬撃が、今のスバルにとっては逃れようの無い剛刃と化していた。 スバルは苦し紛れにバットを振り回したが、それは速度も迫力も伴わぬものだった。 包丁で受けるまでも無いと言わんばかりに、朋也は上体の捻りだけで身を躱す。 そのままじりじりと間合いを詰め――バットを握るスバルの手を掴み取った。 スバルの攻撃も防御も封じた状態で、包丁を一閃する。 スバルは手を取られながらも上体を反らそうとしたが、その程度では到底躱し切れない。 「ぐぅっ……が……ああぁぁああ!」 ぶしゃりという音がして、白刃がスバルの左肩を大きく切り裂いた。 肉の割ける感触に、跳ねるような激痛に、スバルは絶叫しバットを取り落とす。 傷口から噴き出した血が、朋也の顔にも降りかかった。 朋也は顔を顰めながらも動きは止めず、スバルを地面に押し倒す。 その勢いのままに馬乗りの形となって、包丁を振り上げた。 「――終わりだ、スバル。お前が殺し合いに乗ったのが悪いんだから、恨むなよ」 「…………っ!!」 迫る死を目前に控え、スバルは大きく息を呑んだ。 脇腹からは止め処も無く血が流れ落ち、先の一撃の所為で左腕も動かない。 武器も落としてしまったし、体勢も最悪だ。 この状況からの逆転は、普通に考えて不可能だろう。 終わる? このまま誰一人として殺せず、誰一人として守れず? フカヒレもレオも死んだ。 聖域の生き残りは最早、自分と蟹沢きぬだけなのだ。 ここで自分まで死んでしまえば、蟹沢きぬは孤立無援の状態となってしまうだろう。 それで良いのか? 皆の兄貴分であった自分が、このまま敗れてしまって良いのか――!? 「うおおおおおおおおっ!!」 「なっ――――!?」 最後の体力、最後の気力を振り絞り、スバルが吠えた。 唯一無事な右腕一本で、朋也の身体を跳ね飛ばす。 間髪入れずに朋也の上に飛び乗り、拳を振りかぶった。 「ぐっ! がっ! があっ! うああっ!」 テンポ良く放たれる悲鳴。 スバルは体力の残量など計算せずに、朋也の顔面目掛けて次々と鉄槌を叩き落す。 ここで一気に決めねば、確実にやられてしまう。 朋也の懸命な防御の隙間を縫うように、スバルは拳を間断無く繰り出す。 何度も何度も殴り付けるうちに拳は真っ赤に染まり、表面の皮はボロボロに破れてゆく。 次第に手に伝わる感触が肉を潰すようなものへと変わり、朋也の抵抗が弱まってゆく。 それをチャンスと取ったか。 スバルは殴る手をようやく止め、朋也の手から零れ落ちていた包丁を拾い上げた。 首に照準を合わせ――振り下ろす。 余り抵抗も無く、包丁はずぶずぶと朋也の身体に沈んでいった。 それを抜き取った瞬間、花火のように飛び散る鮮血。 朋也の身体はびくんびくんと痙攣していたが、やがてその勢いを失った。 ……勝った。 大きな手傷を負い、体力も相当消耗してしまったが、とにかく勝った。 自分は、永きに渡った戦いを制したのだ。 スバルは酸素を補給するべく、大きく深呼吸を――しないまま、その場を素早く飛び退いた。 その直後、それまでスバルが居た空間を断つ白い刃物。 「……甘いぜよっぴー。二度同じ手は食わねえよ」 スバルの背後から忍び寄った良美が、右腕でナイフを突き出していた。 スバルはじりじりと後退し、4メートル程の距離を取って良美と対峙する。 良美は何故か、反対の腕で美凪を拘束している。 しかし人質などスバルにとっては、何の意味も持ち得る筈が無い。 何しろスバルは蟹沢きぬ以外の全ての人間を、一人残らず殺してしまうつもりなのだから。 スバルからすれば此処で美凪がどうなろうと、どうでも良かった。 「オレとやるつもりか、よっぴー? 出来れば同じ学校の奴は殺したくねえんだけどな」 投げ掛けた質問に、真意は何一つ込められていない。 スバルとしては、少しでも時間を稼ぎたかった。 今の自分の身体では誰かと戦う事など出来ぬし、此処は逃亡するしかない。 もう少し息を整えた後――陸上部所属の脚力を以って、一気に離脱する。 そう考えていたスバルに対し、良美は言った。 とても、冷たい声で。 「……殺したくない? そんな事考える必要は無いよ。だって伊達君はもう――死んでるんだから」 「――――え?」 気付いた時には、全てが終わっていた。 良美の構えたナイフ――正式名称・スペツナズナイフは刃を弾丸のように撃ち出せる武器だ。 放たれた白刃は正確に、スバルの胸を刺し貫いていた。 スバルの身体の中に熱っぽい感覚が広がり、凄まじい激痛が体内で爆発した。 血液が呼吸器官から逆流し、血反吐となって口から吐き出される。 呻きは言葉とならず、喉の奥からひゅーひゅーと掠れた音が漏れ出るばかり。 全身から急激に力が抜け、前のめりに倒れ込む。 薄れゆく意識の中で、スバルは思う。 これまで自分は、何を成し遂げたというのだろうか。 殺したのは僅か一人。 しかも一応、殺し合いには乗っていない男だ。 蟹沢きぬの生還に役立ったとは、とても言えぬだろう。 自分はこの島で、何一つ立派な事は出来なかった。 ――では一体どうすれば良かったのだろうか? 前原圭一のように、人を信じ、皆と手を取り合ってゆけば良かったのだろうか。 それとも殺し合いには乗らず、しかし見知らぬ人間とは組まず、ただレオと蟹沢きぬだけを探し続ければ良かったのだろうか。 どれだけ考えても、結論は出そうに無い。 もう自分が出来るのは一つだけ。 (カニ……すまねえ。オレはここまでみたいだけど……お前だけは絶対、生き残ってくれ……) 最後の最後まで蟹沢きぬの無事を祈りながら、スバルの意識は閉じていった。 「…………」 圭一は、スバルが殺される一部始終をただ黙って見守っていた。 人質を取られている以上下手な行動は取れぬし、殺し合いに乗ったスバルを救う義理は何処にも無い。 良美が動き出した時には、既に朋也は殺されてしまっていた。 自分が良美相手に手間取っている間に、スバルに殺されてしまっていたのだ。 良美が朋也を殺害するのは食い止めれたが、結果としては何も変わらない。 ただ実行犯が良美からスバルに変わっただけだ。 自分は仲間を――朋也を、救えなかったのだ。 がっくりと項垂れる圭一に向け、良美はにこりと笑い掛けた。 「さ、もう良いでしょ圭一君。危険因子は全部死んじゃったし、圭一君達には何もしないから銃を返してよ」 「……分かったよ」 良美は武器を錐に持ち替え、その先端を美凪の首元に突きつけている。 ここで逆らっても、美凪が無意味に殺されてしまうだけだ。 そう判断した圭一は、どこか投げやりな動作でS W M36を良美に投げ渡した。 (さて、今からどうしようかな……) 良美は考える。 銃を回収した今、もう圭一にも美凪にも用は無い。 美凪は元より殺すつもりだったし、圭一もこうなってしまった今では『駒』として動いてくれない筈。 目撃者と成り得る他の人間は全て死に絶えたのだから、此処で圭一と美凪を射殺しても大丈夫だろう。 このまま美凪を拘束し続ければ圭一は易々と殺せるだろうし、その後で人質も殺せば良い。 しかし――圭一達を殺して得られるメリットは余りにも少ない。 圭一達は碌な武器を持っておらず、またこちらから手を出さぬ限り、自分やエリカに危害を加える事も無いだろう。 そう考えれば此処は平和的解決を選ぶのが最善といえる。 良美は手に込めた力を緩め、素直に美凪を解放した。 「遠野さんっ!」 弾かれたように美凪へと駆け寄る圭一。 二人は無言で手を握り合って、お互いの体温を感じ合った。 良美は興味が失せたと言わんばかりに、くるりと踵を返す。 その背中に向けて、圭一が声を投げ掛けた。 「佐藤さん……これからどうするつもりなんだ?」 「流石にもう圭一君と一緒に行動出来るとは思わないから――私は行くよ。 それと一つだけ忠告……私は殺し合いに乗ってなんていないんだから、変な噂を流したりしたら怒るよ? 圭一君達だって無闇に事を荒立てたくは無いと思うから、大丈夫だろうけどね」 「…………っ」 圭一が息を呑むのを背中越しに感じ取りながら、良美はつかつかと足を進めていく。 結果的に危険人物達を二人排除する事が出来たが、今回は少々派手にやり過ぎた。 レオの死で冷静さを欠いていたとは言え、あそこまで直接的な手段を用いたのは不味かった。 こんな事を繰り返していれば、その内誰からも信用されなくなってしまうだろう。 危険因子を取り除く方法は幾らでもあるのだから、次からはもっと慎重にやらなければならない。 今度こそ優れた『駒』を手に入れて、方法を誤る事無く操りきってみせる。 ◇ ◇ ◇ 良美が立ち去り、無残な死体が二つ転がるだけとなった戦場跡。 そこで圭一は、美凪と共に後始末を行っていた。 銃声を聞きつけた誰かが襲ってくる可能性も有る為、長居は出来ないが、それでも何もせずにはいられない。 朋也とスバルの死体――苦悶に満ちた死に顔の瞼を、そっと閉じる。 それから胸の前で両手を組ませてやった。 圭一と美凪は二つの遺体の前で、数秒間の黙祷を行う。 朋也と、殺し合いに乗ってしまったスバル、両方の冥福を祈って。 そうした後は使えそうな荷物を手早くかき集め、その場を後にした。 つい一時間程前までは五人居た仲間が、今では二人になってしまった。 向かうは商店街――まずは傷の治療をしなければならない。 どれだけ辛かろうとも自分達はまだ生きているのだから、現実に立ち向かっていかなければならない。 足を進めながら、圭一は沈んだ声で語り掛ける。 「なあ遠野さん……」 「……はい」 「俺は……頑張れてるのかな? 朋也を死なせちまって、佐藤さんも説得出来なかったけど……死んじまったレナや詩音の分も頑張れてるかな?」 語る圭一は、激しい苦痛に苛まれているような表情をしている。 美凪は白く美しい指を、そっと圭一の手に添えた。 長い髪を潮風に靡かせながら、ゆっくりと言葉を解放する。 「……私はレナさんや詩音さんがどういう方か知りませんが……きっとお二人共、前原さんの頑張っている姿を見て微笑んでいます。 天国から前原さんを応援してくれていると、思います」 「……ありがとう」 二人は肩を並べ、手を取り合って歩む。 深い悲しみに包まれた、殺戮の島を。 【G-5/住宅街/1日目 朝】 【佐藤良美@つよきす -Mighty Heart-】 【装備:S W M36(2/5)、メイド服(圭一サイズ)】 【所持品:支給品一式×2、S W M36の予備弾15、錐、毒入りとラベルが貼られた500ml非常用飲料水】 【状態:中度の疲労、手首に軽い痛み、重度の疑心暗鬼】 【思考・行動】 基本方針:エリカ以外を信用するつもりは皆無、確実にゲームに乗っていない者を殺す時は、バレないようにやる 利用できそうな人間は利用し、怪しい者や足手纏い、襲ってくる人間は殺す。最悪の場合は優勝を目指す 1:エリカ、ことみを探して、ゲームの脱出方法を探る 2:『駒』として利用出来る人間を探す 3:少しでも怪しい部分がある人間は殺す 4:まともな服が欲しい 【備考】 非常用飲料水の毒の有無は後の書き手に任せます。 メイド服はエンジェルモートを想定。 良美の血濡れのセーラー服はE-5に放置されています 【G-5/商店街付近の住宅街/1日目 朝】 【前原圭一@ひぐらしのなく頃に祭】 【状態:疲労大、右拳軽傷、腹部に軽度の打撲、左肩刺し傷(左腕を動かすと、大きな痛みを伴う)】 【装備:柳也の刀@AIR】 【所持品:支給品一式×2、キックボード(折り畳み式)、手榴弾(残4発)】 【思考・行動】 基本方針:仲間を集めてロワからの脱出、殺し合いには乗らない、人を信じる 1:美凪を守る 2:怪我の治療に商店街の薬屋、無ければ学校の保健室を目指す 3:手掛かりを求め学校に向かう 4:知り合いとの合流、または合流手段の模索 5:良美を警戒 【遠野美凪@AIR】 【状態:軽度の疲労】 【装備:悟史のバット@ひぐらしのなく頃に】 【所持品:包丁、支給品一式×2、人形(詳細不明)、服(詳細不明)、顔写真付き名簿(圭一と美凪の写真は切り抜かれています)】 基本方針:圭一についていく 1:知り合いと合流する 2:良美を警戒 【備考】 病院のロビーに圭一のメモと顔写真が残されています。 【伊達スバル@つよきす~Mighty Heart~ 死亡】 【岡崎朋也@CLANNAD 死亡】 ※スペツナズナイフの柄と刃は現地に転がっています 075 信じる者、信じない者(前編) 投下順に読む 076 暁に咲く詩 075 信じる者、信じない者(前編) 時系列順に読む 076 暁に咲く詩 075 信じる者、信じない者(前編) 佐藤良美 085 Sacrifice of maiden 075 信じる者、信じない者(前編) 遠野美凪 092 聖者の行進 075 信じる者、信じない者(前編) 前原圭一 092 聖者の行進 075 信じる者、信じない者(前編) 岡崎朋也 075 信じる者、信じない者(前編) 伊達スバル
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シーモア、一策を講じる ◆Wv2FAxNIf. 今のティーダにとって、シーモアは脅威足りえないはずだった。 倒す都度復活と強化を果たし道を阻んでくるシーモアは厄介ではあったが、ティーダの成長速度はそれを遥かに上回る。 まして最強武器の一角のアルテマウェポンを手に入れた後となっては、軽く一蹴してしかるべき相手である。 不完全とはいえ大技エース・オブ・ブリッツも決まり、本来であればとうに決着がついている戦いだ。 だがシーモアはまだ立っている。 どころかまだこれからとでも言うように、余裕の表情を浮かべている。 「グアドサラムでもこうはいくまい。 まるで私の為に用意されたかのようだ」 人とのハーフではあるが、シーモアはグアド族だ。 その土地に異界を擁する彼らは幻光虫の扱いに長け、幻光虫で構成される魔物を使役した戦いを得意とする。 幻光虫で満たされた異界で真価を発揮する種族と言える。 その部族を治める長であるシーモアにとって、この「東京」は考えうる限りで最高の環境だった。 仮初めの住民たちは幻光虫で形作られ、死人(しびと)のように街中を徘徊している。 彼らを消滅させればさせるほど気体中の幻光虫の濃度は高くなり、シーモアの一部として吸収される。 そして魔物を活性化させる空気が、この土地にはあった。 それがニル=カムイという土地と酷似したものであることは、ティーダもシーモアも知るよしもない。 唯一気付く可能性のあるスアローもそうした知識に疎く、気付くことはなかった。 「ここで死ねば、苦しみから解放される。 父親を殺すことに悩むこともなくなるのだ。 私はお前もお前の父親も救ってやろう」 「いちいち!! うるっせえっての!!!」 「ちょっと、僕がちっとも会話についていけてないんだけど! 何でそんな物騒な話をしてるのかな!?」 ティーダと並ぶスアローはこの状況でなお緊張感がない。 或いは「持てないのではないか」とさえ、ティーダには思えた。 シーモアは未だスアローに関心を見せる様子はなく、会話の矛は絶えずティーダへ向いている。 「私が父ジスカルを殺めた時もそうだった。 あの男も、過去に己が犯した罪に苦しんでいたのだ。 私はそれを解放したまでのことで――」 「いい加減――」 ティーダがシーモアの言葉を遮ろうとして、止まる。 一瞬、陽光が遮られたのだ。 シーモアに斬りかかろうとしていたティーダが咄嗟に後退すると、幻光異体めがけて影が落ちた。 黒髪の青年が建物の屋上から飛び降り、剣を突き立てていた。 青年は幻光虫を散らしながら剣を引き抜き、ティーダの隣りへと飛び退る。 「親を殺すとか殺したとか、ここにきてから嫌な話ばっかさ! 俺っちが加勢してやっから、とっとと片付けるさ!」 「誰だよあんた! 助けてくれるのか!?」 「俺っちは黄天化。助ける理由は、俺っちが気に入らねえからさ!」 破壊された幻光異体はシーモアの体力を吸い上げ、瞬く間に元の形状を取り戻す。 そしてすかさず全体魔法のファイアを放った。 アルテマウェポンのカウンターアビリティが発動するのは個人に向けられた魔法のみであり、三人はまともに攻撃を受けてしまう。 「ッ、あいつのこと嫌いだってんなら、気が合いそうだな! このまま一気に三人で――」 「あ、僕は下がるよ」 「はぁ!?」 「剣があと二本しかないんだ。いやー、援軍がきてくれてよかった!」 スアローは悪びれもせずに、本当に戦線から退いてしまう。 この男の剣の事情を知っているティーダでも絶句する呑気さである。 「あの兄さんがスアローってのかい?」 「ん、そう言ってたっス」 「へぇ……ま、後で確認するさ!」 ヘイスガ、クイックトリックによる加速。 ティーダの戦法はスアローが抜けても変わらない。 例え周囲の幻光虫を取り込んで強化されるとしてもそれは無限ではないはずだ。 それ以上の速度で倒せばいいと、ティーダの剣は勢いを増していった。 ▽ シーモアはここまでの応酬で、ティーダの武器が持つアビリティを確かめていた。 回避カウンターと魔法カウンター。 ティーダ個人に向けた攻撃は尽く回避され、斬撃によるカウンターが行われる。 加速したティーダに更なる手数を与えることになるため、シーモアが得意とする連続魔法は逆効果である。 ブレイクによる石化も防具によって弾かれているようだ。 そうなればシーモアは当然、戦法を変える。 ティーダを無視し、新たに加わった天化という青年へ連続魔法を集中させる。 天化の身体能力がいかに高くとも、ティーダのように武器や防具のアビリティがなければ魔法の回避は不可能である。 ティーダが援護としてバファイを初めとした耐性魔法を使用しても、幻光異体の全体魔法とデスペラードなら解除できる。 攻撃に集中する分シーモア自身もダメージを受けはするが、周囲の幻光虫で回復することで一方的に天化を消耗させていく。 更に耐性魔法を使わせ続けることでティーダの手数を削り、結果として防御を兼ねた攻撃となった。 「きったねえ……そんなに俺が怖いかよ!」 「安い挑発はよせ。 だが私はお前も救ってやらねばならない。 この私と幻光異体が相手をしてやろう」 ティーダは耐性魔法の他にも白魔法を獲得しており、天化の傷もある程度回復させてしまう。 周りの死体を使い切れば不利になるのはシーモアの方であり、どこかでアルテマウェポンを突破しない限り勝機はない。 故にシーモアは斬りかかってきたティーダと天化に、幻光異体の全体魔法をぶつける。 そしてその勢いで正面の建物の一階へ叩き込んだ。 連続魔法でサンダーを打ち込む。 対象はティーダでも天化でもなく、建物の支柱だ。 これまでにティーダに躱された魔法はこの建物に集中させていたので、下準備は既に終わっている。 傍に人が通れるような大きさの窓や出入り口がないことは確認済み、叩き込んだ入り口は幻光異体が塞いでいる。 「ご自慢の武器も、これでは役に立つまい?」 建物が崩壊する。 回避カウンターも魔法カウンターも発動しようがない大質量が、二人の頭上に降り注いだ。 ▽ 「やばっ……」 天化は体を起こし、人の体ほどもある石片が落ちてくるのを躱しながら走る。 使えそうな窓や扉はない、逃げ道があるとすれば正面の幻光異体。 強引に突破する他にない。 できなければ死ぬだけだ。 隣りにいるティーダも考えは同じようで、目が合い、頷き合う。 「負けてたまるか」という負けん気は、天化の中に常にある。 だが同時にそれで周囲を見失わない程度の冷静さも併せ持っている。 この時も間に合わせる為の道筋を見極めようとしていた。 幻光異体に剣を届かせるまでの歩数、それを越えた後のシーモアを掻い潜るのに必要な時間。 その計算の最中、天化とティーダの目の前に上階の壁が落ちてきた。 それが視界と道を同時に塞ぐ、致命的な数秒の空白を生む。 死んだ母と、どこにいるのかも分からない父と、故郷の兄弟たちの顔が浮かんでしまう。 天化とティーダはそこで、闇に飲み込まれた。 ▽ 「だからやめておけばよかったんだ、あの馬鹿……!」 ルルーシュは息を切らしながら階段を駆け下りていた。 制止を振り切って飛び出していってしまった天化への悪態は尽きない。 とはいえ隣りの建物が倒壊したとあっては、ルルーシュも動き出す他なかった。 (考えろ、俺がやるべきこと……あの剣を手に入れる為の最善手を……! まずは現状の確認だ、あのシーモアとかいう化け物はまだ俺の存在に気付いていない。 そしてあの連中は――) 途中階の窓から、ルルーシュは様子を窺う。 崩れ去った建物による粉塵で地上は白く染まっている。 時間が経つにつれてそれが晴れていき、影が見えてきた。 「……何だ、生きてるじゃないか」 生きていればまだ利用できると、ルルーシュは笑う。 この笑みにそれ以上の理由はないと、己に言い聞かせながら。 「仮は返してもらうぞ。 この俺を巻き込んだんだからな」 シーモアの立つ広場。 倒壊した建物。 周囲の建築物の位置関係。 魔法の威力。 残った三人の戦闘力。 ルルーシュが導き出す答えは―― ▽ シーモアは顔を顰めていた。 相手にしていなかったイレギュラーによって計画を崩されたのだから、それも当然だろう。 「使いたくなかったんだけどなぁ」 倒壊した瓦礫の下から出てきたのは、漆黒の塊だった。 影そのものが形を成したようなそれが解けると、ティーダ、天化、そしてスアローが姿を見せた。 崩落が始まった時、スアローは残る二本の剣のうちの一本で外壁を叩き壊した。 細い剣で分厚いコンクリートの壁を崩す、常人には到底成し得ない行動である。 そして瓦礫の前で動きを止めていた二人を、〈黒の帳〉で包んでやり過ごしたのだった。 「頼りねえ兄さんかと思ってたのに、あんたやるなぁ」 「いやぁ。たまには働かないと怒られるからね」 悠長な会話がシーモアの神経を逆撫でる中、ティーダが剣を構え直す。 「これで、仕切り直しだ……!」 【一日目昼/渋谷(東部)】 【スアロー@レッドドラゴン】 [所持品]両手剣×1 [状態]軽傷、魔素を消費 [その他] 〈竜殺し〉です。 婁の宣戦布告を目撃 【ティーダ@FFX】 [所持品]アルテマウェポン [状態]MPを消費 [その他] 婁の宣戦布告を目撃 【シーモア@FINAL FANTASY X】 [所持品]不明 [状態]シーモア:異体、死人 [その他] 〈竜殺し〉ではない 【ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [所持品]なし [状態]七殺天凌に魅了されている [その他] 携帯電話を紛失 婁の宣戦布告を目撃 【黄天化@封神演義】 [所持品]莫邪の宝剣、鑚心釘 [状態]左脇腹に傷、軽傷 [その他] ルルーシュの「俺を助けろ」ギアス使用済み(効果が継続しているかは不明) 婁の宣戦布告を目撃 Back 望まぬ再会 Next [[]] 015 望まぬ再会 スアロー・クラツヴァーリ - ティーダ シーモア ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア - 黄天化
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TLD/078 U 髪をいじるララ/デビルーク星人 女性 パートナー ハートの眼帯 ララ/デビルーク星人 女性 レベル 2 攻撃力 3000 防御力 5000 【へへ~わかる?ちょっとね】《宇宙人》《王族》 【スパーク】【自】あなたのリタイヤが相手より多いなら、あなたのターンの終わりまで、あなたの相手より多いリタイヤ1枚につき、このカードを+1500/+1500。 作品 『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』 備考 このカードをパートナーにしているカード 取得中です。 関連項目 取得中です。
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裏切者は誰? トレーラー 昨日と同じ今日。今日と同じ明日。 何か嫌なことがあったって、誰かと笑えば忘れちゃう。 そんな日常がずっと続くと思っていた。 きっかけは一件の爆発事故。 ぼくらのせかいがこわれたひ。 新たな世界が開いた日。 過去など忘れてしまえばいい。 無邪気に笑いあったあの頃に わたしたちはもう戻れない。 ダブルクロス The 3rd Edition Brave New World ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。 ハンドアウト PC1 ワークス:UGNチルドレン 初期ロイス:PC2 ライフパス:出自/経験(UGN)にて「記憶喪失」を選択 ※出自に「記憶喪失」はありませんが、出自を設定しにくいハンドアウトのため改変していただいて構いません。 君は幼い頃に爆発事故に巻き込まれ、オーヴァードとして覚醒した。その後はUGNに保護され、UGNチルドレンとして生活している。UGNにおいて、PC2は君の親代わり/指導員である。なお、事故の衝撃によってか、事故以前の記憶を喪失している。 しかし時折なぜか君の脳裏には、おぼろ気な誰かの顔が思い浮かぶ。君はその顔に見覚えは無い......はずだ。 +8/19用 +8/27用 +9/9用 PC2 ワークス:UGNエージェント/支部長(任意選択) 初期ロイス:PC1 君はUGNに所属するエージェントであり、幼い頃にUGNによって保護されたPC1の親代わり/指導員を務めてきた。(任意選択、PC1PLとの相談は自由) 今回、君の支部の管理区域内にあるFHの拠点候補の一つで動きがあったとの連絡を受けた。急いで駆けつけなければならない。 PC3 ワークス:学年によって決めてください 初期ロイス:初期空欄 君はどこにでもいる一般学生である。学校が終わり、友達と別れて1人帰路についた時、ソレはいきなり起こった。 PC4 ワークス:UGN以外(イリーガル) 初期ロイス:賢者の石 / 依頼人(PC2/霧谷雄吾) 君はUGNからの依頼に応じて活動するイリーガルである。なお君は【賢者の石】と呼ばれる存在を知っており、それに興味を持っている。 今回の事件現場にて不思議な物質が見つかったと聞いた君は、その事件の調査依頼を受けることにした。 追加ハンドアウト 対象PCのPL以外は閲覧しないでください。PC番号を確認してからの閲覧をお願いします。 +PC2用追加ハンドアウト 君はPC1が保護されるきっかけとなった事件について知っている。 その事件が起こった建物はFHの実験施設であったと推測されており、PC1は倒壊した建物内で倒れているところを発見された。他にも生存者はいたようであるが、混乱に乗じて逃げたものと考えられている。君はPC1の親代わり/指導員であると共に、PC1の監視員でもある。 少なくとも現時点で、君はこれらのことをPC1に伝えていない。 +PC4用追加ハンドアウト 君はかつてFHに所属していた。 FHの研究所にて【賢者の石】の研究に関わっていたが、FHの管理下での研究(非道な人体実験、研究内容の悪事利用など任意)に嫌気が指していた。ある日、君の研究所に隣接する実験施設で爆発事故が起こり、研究所ごと建物が倒壊する。君はその混乱のなかで行方をくらませ、FHを抜けることとなった。現在の君はUGNに協力するイリーガルであり、かつて自分が研究していた人造レネゲイドクリスタルをFHから回収したいと思っている。 これらの事情をUGN側に伝えるかどうかは任意である。 レギュレーション等 使用ルールブック:DX3 ルールブック1,2 キャラメイク:各自事前 クイックスタート(サンプルキャラ使用)、コンストラクション、フルスクラッチ130点より選択 上記とは別にイージーエフェクトの取得を2つまで認めます。 ※レネゲイドビーイングはハンドアウトによっては少々改変が必要になるので、やりたい方がいらっしゃれば事前にGMへの相談をお願いします。 PC紹介 設置しておきますが、使用は任意です。DMの方で紹介をしてくださっても構いません。 事前に紹介をしていただけると設定が反映される可能性があるかもしれません。ただしダブクロ初心者なのであんまり期待はしないでください…… wikiにしろDMにしろ事前のキャラ紹介は任意ですが、キャラシは事前にDMにて共有していただけますとありがたいです。 +8/19用 +PC1 [部分編集] PL名: PC名: コードネーム: シンドローム: その他任意記述 +PC2 [部分編集] PL名: PC名: コードネーム: シンドローム: その他任意記述 +PC3 [部分編集] PL名: PC名: コードネーム: シンドローム: その他任意記述 +PC4 [部分編集] PL名: PC名: コードネーム: シンドローム: その他任意記述 +8/27用 +PC1 [部分編集] PL名:Katherine MacArthur PC名:八代魁人(ヤツシロ・カイト) コードネーム:音断つ大剣(サウンドレス・ブレード) シンドローム:ハヌマーン/ノイマン その他任意記述 邂逅:秘密 覚醒:死 衝動:自傷 17歳の高校二年生。身長169 cm(なお本人は170と主張している)。長袖が好きで、よく手袋をしている。 記憶を失っていることを除けば、普通のUGNチルドレンで、学校に通いつつ放課後に支部に寄っている感じ。 過去については、いつか向き合わないといけないと思いつつ、新たな情報がないと何もできないしな......って考えている。邂逅のNPCのローザ・バスカヴィルならば、有用な情報を入手するすべがあるのではないかと思い連絡を取っているが、性格的に合わないため、本人的にはだいぶやりづらい。 「記憶の中の誰か」への感情は、○会ってみたい/恐怖。何度も見る相手なのだから、きっとなにかあるのだろうけど思い出せず、興味は強いけれど、真実の内容によっては耐えきれないかもしれないという恐怖を抱いている。 データ的にはダイス数増加を少し多めに積んだ、白兵単体アタッカーです。攻撃力は市販武器のもので大したことないので、当日の出目に期待することとします。 ロマン要素として「ラストアクション」があります。 キャラシ https //charasheet.vampire-blood.net/3362551 裏というほどでもない設定 +... 事故の時に右半身への被害が大きく、オーヴァードの超再生力をもってしても治癒が不完全である。そのため、右耳が聞こえず、右腕に大きなやけどの跡がある。 +PC2 [部分編集] PL名: PC名: コードネーム: シンドローム: その他任意記述 +PC3 [部分編集] PL名: PC名: コードネーム: シンドローム: その他任意記述 +PC4 [部分編集] PL名: PC名: コードネーム: シンドローム: その他任意記述 +9/9用 +PC1 [部分編集] imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 (https //picrew.me/share?cd=sxnSjiW0jl より) PL名:キョンキョン PC名:狭間 龍彦(はざま たつひこ) コードネーム:六冥府の蛇(ファラク) シンドローム:バロール/キュマイラ その他任意記述 経験:記憶喪失 邂逅:殺意- 伊庭 宗一 覚醒:死 衝動:殺戮 年齢:17歳 身長:178cm 面倒臭がりな性格。支部にいる時はよく宙に浮きながら寝ている。興味の唆られない任務が来そうになるとディメンジョンゲートでどこかに逃げるが、大抵PC②に引きずられて赴くことになる。 そんな彼の興味が唆られる任務は決まって非常に危険度の高い任務となる。彼が死の匂いを本能的に嗅ぎつけているのか、それとも死神の悪戯か、その真相は定かではない。しかし彼が「死の国に住う大蛇」「地獄を腹に宿し、そして守る者」ファラクの名を背負っていることは決して無関係ではないだろう。 異形の力を土産に冥府から蘇った彼は、今や自らが冥府であり地獄そのものとして人類の為に戦っている。 +サンプルボイス 「…………眠い。」 「えー……面倒臭い……。それ俺じゃなきゃダメなんすか……?」 「おおっと、よくここがわかりましたね。正解のご褒美に任務に赴いてあげましょう……いてててて!耳引っ張らないで!」 「俺は一回死んだ身だ。だから三途の川の案内人には丁度いいでしょ?」 「冥王の前だ。頭が高い」 「あんたは悪って今俺が決めた。だから飲み込まれろ」 「冥王が命ずる。"動くな"」 +コンボデータ 冥王降臨・・・完全獣化+破壊の爪+斥力跳躍 「選べ。蛇に飲まれるか、冥府で朽ち果てるかをな!」 バハムートのその先へ・・・コンセントレイト:バロール+漆黒の拳 「頭を垂れよ。そして死の国まで落ちていけ!」 ファラク-黎明-・・・時の棺 「冥王が命ずる。"動くな"」 +邂逅 悪人を落とす為の地獄がなきゃ、正義の味方も務まらない。 だから俺はこの 世界(じごく) を守る。罪のない人々が、何も知らない人々が、光の中で暮らせるように。 ……あんたが闇となるなら、俺はいずれそれすらも飲み込む冥王になろう。 闇を地の底に堕とし、そしてこの世界に夜明けをもたらそう。 だから、楽しみにしてろ。"狩猟者(プレデター)"。 ———— "六冥府の蛇(ファラク)" 狭間 龍彦、意識を手放す前に。 +PC2 [部分編集] PL名:まりも PC名:蛇喰麻瑚(じゃばみまこ) コードネーム:エキドナ シンドローム:オルクス/ソラリス +PC3 [部分編集] imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 PL名:りちょう PC名:嵯城 凛碧(さじょう りあ) コードネーム:決定論の亡霊(ラプラス) シンドローム:バロール その他任意記述 一人称:私(わたし) 語尾:~です、~なのです、~ですよ 伝統芸能(舞踊)の名家の娘。とはいえ、彼女自身が何かを継ぐ予定はない。立ち居振る舞いに若干育ちの良さが透けるくらい。 大人の前では成績優秀で大人しいお嬢さん。同年代の前ではぽわぽわした天然さん。その実、内心では冷静にソロバンをはじき、思索を巡らせている。いずれにせよ結構好奇心が強い。そして閉塞的な日常にちょっと飽き飽きしている。 夢はいつか生身で空を飛ぶこと。 まぁどうせ無理なので言ってみただけ。 「人間というやつは、機械が無いとお空を飛べないのです。はぁーあ、お空飛びたいですよぅ」 「……なーんてね。未知のものだから、出来ないものだから夢を見れるのです。手が届いちゃえば、何も面白くないのですよ」 思い出の品は、小学校の修学旅行の時、剣崎詩江(経験:転校で取ったロイス)とおそろいで買った扇子。上質な品ではないが、手になじんだので何かとよく持ち歩いている。 エフェクトを使うときは扇子を翻すのが合図。 +ラプラスの魔 『つまり、世界に存在する全物質の位置と運動量を知ることができるような知性が存在すると仮定すれば、その存在は、古典物理学を用いれば、これらの原子の時間発展を計算することができるだろうから、その先の世界がどのようになるかを完全に知ることができるだろう、と考えた。この架空の超越的な存在の概念を、ラプラス自身はただ「知性」と呼んでいたのだが、後にそれをエミール・デュ・ボワ=レーモンが「ラプラスの霊(Laplacescher Geist)」と呼び、その後広く伝わっていく内に「ラプラスの悪魔(Laplacescher Dämon)」という名前が定着することとなった。 この概念・パラダイムは、未来は現在の状態によって既に決まっているだろうと想定する「決定論」の概念を論じる時に、ある種のセンセーショナルなイメージとして頻繁に引き合いに出された。』 生まれて以降16年、彼女の世界は予測の範囲内。 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。 厳格で保守的な家族、行動原理の見え透いた人々、代わり映えのしない暮らし。変化は少なく、酷く閉塞的で退屈。 良くも悪くも未来は変わらない。 「面倒だから」大きな変化は求めなかった。 綺麗な愛想を振りまいた。 いい加減飽きが来ていたところだった。 空に憧れたのは、未知を、予測不可能なものを見たかったからかもしれない。その意味では、別に空で無くても良かった。 そのはずだった。 オーヴァードになって数日で、全ては彼女の予測を超えた。 日常の裏に潜んでいた世界。超常の現象、未知の力。 決して望んで得た力ではない。 これまで以上に油断すれば足を掬われかねない。 それでもまあ、得てしまったものは使うのみ。生かすのみ。 慣れ親しんだ型に彩りを添え、改変を加え、新たな日常を始めよう。 溺れぬように、怯えぬように、世界と折り合いをつけながら。 敵の、味方の、そして自分の力の向かう先に目(魔眼)を凝らす。 予測困難になった明日を待つ。 もはや全てを予測は出来ない。一部を読み、操るので手一杯。 でもこれはこれで悪くない。 『20世紀初頭より勃興した量子力学によって、原子の位置と運動量の両方を同時に知ることは原理的に不可能である事が明らかになった(不確定性原理)。これによりラプラスの悪魔は完全に否定された』 故に彼女は決定論の“亡霊”。その残滓。 そこからの脱却は、もう始まっている。 ラプラスの悪魔は死んだ(・・・)のだ。 出典https //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94# +PC4 [部分編集] PL名:クロエ PC名:躑躅 莉緒(つつじ りお) コードネーム:ダブルディーリング シンドローム:サラマンダー その他任意記述 PCイラスト (https //picrew.me/share?cd=wid1kCynPjより) 出自:安定した家庭 経験:平凡(同僚) 邂逅:友人(敷島あやめ) 覚醒:無知 衝動:飢餓 設定 UGNに協力しているイリーガルである。普段は大学教授の助手をして賢者の石を探している。 賢者の石となると居ても立っても居られないこともある。 男性ではあるが日常的に女装をしている。趣味でしているというよりは、この方がいいと思ってしているところがある。 両目の色は普段からカラコンを入れているのでオッドアイだが、戦闘中はカラコンが無くてもオッドアイになる。
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サイトへ戻る 名称 URL 説明 1 世論調査,net http //www.yoronchousa.net/ 2 R-NET http //www.rnet.gr.jp/ 拉致問題は「誘拐」、人道問題です。 3 スイス政府「民間防衛」に学ぶ http //nokan2000.nobody.jp/switz/ スイスが永世中立国なのはわりと有名な話です。しかしスイスが軍隊を持っていることはご存知でしょうか?スイスは「軍事力の放棄」ではなく、「軍事力を保つ」ことによってその独立と平和を守っているのです。しかもそれだけではありません。常に独立と平和を守れるように、ここで紹介する「民間防衛」を、スイス政府自らが編集し、全スイス国民に配布していたのです。この本の範囲は、戦時中の避難方法から、占領された後のレジスタンス活動方法まで非常に多岐に渡ります。しかし、このサイトではその一部「戦争のもう一つの様相(P225~P272)」を重点的に取り上げてます。なぜなら、最近の日本と周辺国(中国、韓国、北朝鮮)の状況が、この本に記述されている「敵に武力以外による攻撃を受け、破滅へと導かれる状態」と非常に良く似ているためです。私は日本の独立と平和に脅威を感じたため、この本の内容を広く読んでもらえるよう、このサイトにまとめました。 4 新世紀のビッグブラザーへ http //members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/index.htm 中小企業診断士三橋貴明氏のサイト。著作に「本当はヤバイ!韓国経済」「トンデモ!韓国経済入門」がある。 5 帝國電網省 http //www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/html/index.html 6 ユウコの憂国資料室 http //www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/6112/index.html 7 Doronpa s Page 不思議の国の韓国 http //members.at.infoseek.co.jp/konrot/doronpatop.htm 8 醒めよ日本の朝朗け http //zoome.jp/atatata/ 9 電脳補完録 http //nyt.trycomp.com/modules/news/ 拉致問題解決まで 10 名塚元哉ホームページ http //www53.tok2.com/home2/natsuka/ 11 島根県 Web竹島問題研究所 http //www.pref.shimane.lg.jp/soumu/web-takeshima/ 12 桜花 国防関連リンク集 http //www.defense-link.jp/ 13 檀君 WHO s WHO http //kamomiya.ddo.jp/ 14 「国民が知らない反日の実態」周知、入門サイト http //patriotic.jimdo.com/ 「国民が知らない反日の実態」周知、入門サイト(主にQ Aを転載)初めて反日を意識した方へ。当サイトの目的。主に初めて「民主党」「売国」「反日」「嫌日」「左翼」「マスゴミ」「在日」「嫌韓」「偏向報道」「自民党」「愛国」「保守」「真実」「麻生太郎」「チャンネル桜」に興味を持った人達に、それらを理解して貰えるべく以下の2サイトからの転載、加筆、修正で制作した。 15 【中国市場から撤退せよ(第二次冷戦の構造)】 http //www.amma1.com/info/011.html 米国vs中国の対立がはっきりしてきた。日本はその第二冷戦ともいうべき対立の最前線になっており、さまざまな工作活動が活発化するだろう。すでに武器を使わない戦争は始まっている。グズグズしていると謀略に巻き込まれたり、人質にされる可能性がある。もはや「ネズミ講」と化した中国市場からは、すみやかに撤退すること。1.第二次冷戦は 米国 VS 中国2.中国投資は、もはやネズミ講と同じ3.中国は当然、日米の離間を狙ってくる4.ヤバすぎる「東アジア共同体」 16 プロパガンダ http //adolf45d.client.jp/propaganda.html 戦争映画ってのは国策で作られてるものも多く、その場合、大部分は偏った政治宣伝が発せられています。アメリカ兵が勇敢でタフなのは、悪の帝国(ソ連、ドイツ、日本など)をやっつける正義のヒーローというイメージを定着させるためであって、本当にアメリカ兵だけ特別優秀だったわけではありません。しかし何度も何度もタフなアメリカ兵を見せられると、「ああそういうもんかと」受け入れてしまいますよね。でもおかしいよねーと思う人もいると思います。そんな時ちょっと立ち止まって調べてみましょう。なにげないイメージも巧妙に練りこまれた宣伝かもしれない。ここではプロパガンダ(政治宣伝)の歴史について紹介しています。戦争映画をより楽しむために是非知っておきたいアレコレです。 17 左翼がサヨクにさよく時 http //www9.big.or.jp/~cumy/cgi/list.cgi?number=sayoku ありゃ、俺たちの国日本に、普通の国には見られないヘンな連中がいるぞ。外国の左翼とも違うおかしな連中が。テレビや新聞などの報道や、学校教育を受けていると素朴な疑問がわく。日本や日本の軍事行動のみをこき下ろす妙な報道や教育がなされることである。この報道や教育を行っているのがサヨクである。(日本の敵国工作員の行動等がわかりやすく書かれてます。) 18 日教組を観察する http //www.geocities.co.jp/WallStreet/4759/kyouiku.html 19 2009年衆院選~ひと目でわかる候補者選び http //kokueki.sakura.ne.jp/senkyo2009/ いよいよ衆議院選挙が始まります。しかし、多くの人は、日々の生活に忙しく、どの政党が、どの政治家に入れれば良いのか考える余裕が無いのではないでしょうか?そこで「ここを見れば衆院選で誰に入れれば良いか分かる!」を目的に立ち上げたのが、当コンテンツです。 20 政教分離を考える会 http //sk-bunri.jp/index.htm 21 反日マスコミが伝えない親日の話 http //mikomo.hp.infoseek.co.jp/ 反日の話なら10人いしか集まらない集会を新聞に載せても、親日のいい話なんかはちっともマスコミは伝えませんここでそういういい話集めてみましょう。本で見たのでも個人的体験談でもオッケイ。煽りは極力無視で。 22 大人の無法地帯 http //www.infosnow.ne.jp/~sevas/adu-index.html 「Japan」のページに、なぜか知られていない日本について情報や過去から現在までの偉業、偉人などを紹介することにより、日本人としての自信と誇りを取り戻すことを目的としたコーナーが設けられています。 23 サルでも分かる?人権擁護法案 http //blog.livedoor.jp/monster_00/ 人権擁護法案の危険性の解説と反対運動支援するサイトです、何も知らずにここへ来てしまった人も少し読んでいってください。日本にいる全ての人に関係のある事です。今、世間に知られることなく危険な法案が作られようとしてます。 24 真中行造のページ http //www7b.biglobe.ne.jp/~senden97/ 『歴史』と『教育』を糾すサイトです。正しい歴史観⇔健全な教育の実施⇔自主憲法の制定⇔真の独立国家。【カテゴリ一】侵略の問題 、植民地の問題、左翼問題、サヨク問題、マスコミ問題、男女共同参画、教育の問題、文部行政、教職員組合、国民各層の声、教科書の問題 25 マスコミ関係者向け 民主党ブーメラン記録 http //yasz.hp.infoseek.co.jp/log2/boomerang.htm 民主党が与党のスキャンダルを攻撃する行動を起こすと、100%以上の確率で同じスキャンダルが民主党内に発生する。発現条件:菅直人が問題を指摘・攻撃する発言を始めると、ブーメラン発生率が跳ね上がる。 26 永住外国人参政権反対 http //www.geocities.jp/bluej/index.html 27 日本人よ! 誇りを持て http //www.mars.dti.ne.jp/~saitota/ 28 日本再生倶楽部 http //www.nippon-saisei.com/ 29 日本戦略研究所 http //plaza.rakuten.co.jp/kaz1910032/ 30 あの人をほめよ! http //www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/3906/ 世間では、反日マスコミ、売国団体が叩かれています。ネタが豊富で、香ばしいのになぜでしょう。そこで、ほめます!このような人たちをほめたたえます。 31 ネット発 声を挙げよう http //hp1.cyberstation.ne.jp/negi/DEMO/index.htm 32 九九九のホームページ http //www.geocities.co.jp/WallStreet/4759/index.html 33 鐵扇會 http //www.tetsusenkai.net/ 34 電波349 http //www.geocities.co.jp/WallStreet/8354/349.htm 35 政治雑学研究所 http //www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/8786/ 36 故人献金関連情報まとめ http //l20.chip.jp/kojinkenkin/ 37 明るい!?国家公務員のページ http //www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/index.html <ご挨拶>私たちふーふのお仕事は国家公務員と呼ばれるものです。世間の皆様には「お堅い」「まじめ」「融通が利かない」などなど誤解されている部分が多いなぁ、と感じる今日このごろ。 私たちのページを通じて、「ふつーのまじめな国家公務員」の姿を知っていただければ、と思います。お気軽にいらして下さいまし。 38 クライン孝子のホームページ http //www.takakoklein.de/ こんにちは。クライン孝子です。ドイツより様々な話題をお届けしますので 御意見・ご感想を メールにてお寄せください。 39 ほそかわ・かずひこの<オピニオン・サイト> http //homepage2.nifty.com/khosokawa/ 「日本の心」を世界に伝えよう! ~人に思いやり、地球にやさしく~ 40 国益.com http //www.kokueki.com/ 国益.comはイデオロギーを超えて純粋に国益を論じる場を提供することを目的としています。 総ては日本国の為に。 41 パワーアップ国民運動 https //www.powup.jp/ 反日組織の活動で日本が崩壊していくのを食い止めるため、多くの自発的国民運動が展開されつつあります。当サイトでは、そういった活動を支援し、または率先して活動することを目的としています。日本の民主主義が育ち、健全な国家として生まれ変わることを祈念し、少し先の未来が明るいものでありますように・・・ 42 ”ele-log(エレログ)”選挙情報専門サイト http //www.election.ne.jp/ "ele-log(エレログ)" 選挙情報専門サイトElection.がお送りする政治家ブログ 43 環境情報案内・交流サイト http //www.eic.or.jp/ 環境問題について知りたい、取り組みたい人のための情報サイト 44 選挙情報専門サイト「ELECTION」 http //www.election.co.jp/ 45 開け電網政治の時代 http //www.hirake.org/ 46 国際法からみる竹島問題 http //takeshima.cafe.coocan.jp/wp/ 本サイトでは既往の主張のような上滑りの国際法に陥ることを防止するため、まず国際司法裁判所等の判例をベースに国際法が要求する領有権(権原)取得、維持の条件や証拠を明らかにし、その上で見出された国際法に基づき日本及び韓国の資料や主張の検証を行ってみたいと考えている。 47 酒たまねぎやホームページ http //www.tamanegiya.com/index.html 48 酒たまねぎやURAホームページ http //www.tamanegiya.com/ura.html 49 秋津嶋案内所 http //haniwa82.hp.infoseek.co.jp/index.html 古事記の記述によると、「秋津嶋」は本州の名称として使用されていました。しかし後にはこの「あきつしま」という名称自体が日本の国自体を指す名称としても使用されるようになりました。ちなみに「秋津」というのはトンボの古名で、トンボが多数飛び回るほど作物が豊かに実る国、という意味です。 50 朝銀って何?公的資金投入って何? http //chogin.parfait.ne.jp/ 當サイトでは、いまだ北朝鮮への不正送金等の疑惑が払拭されない朝銀信用組合への公的資金導入に断固反対しています。 同時に、日本人拉致、大量破壊兵器開発等重要な安保問題の解決なしでの日朝国交正常化にも反対しています。 50 松尾光太郎の海馬之玄関 http //www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/newpage2.htm エッセーリスト:http //www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/EL.htm ブログhttp //blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba 51 FreeJapan.TV http //freejapan.tv/ 52 橋下知事にかみついた女性職員まとめサイト http //gazou61.hp.infoseek.co.jp/andou.html 53 憂国サーチ http //posting.hp.infoseek.co.jp/yukoku-search/ 54 那田尚史の部屋 http //www.geocities.jp/nada123jp/index.html 朝鮮http //www.geocities.jp/nada123jp/criticism.73.html 55 ずっとずっと麻生前総理大臣を応援するサイト http //homepage2.nifty.com/freebird/asousiji/ 56 日本売国党ホームページ http //baikokudo.fc2web.com/ 売国奴の売国奴による売国奴のためのサイト 57 自衛隊の災害派遣について知ることのできるページ http //www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/5761/index.html 58 ちょっと待った!夫婦別姓 http //syphon.bonyari.jp/index.html 59 宇和島の再生を目指して http //wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/ http //wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/kindaishi.htm#1_1 60 日本人台湾独立促進会 http //taidoku.fc2web.com/ 61 鳩山年表 http //www16.atpages.jp/htym/ 62 反左翼徒然草 http //www1.u-netsurf.ne.jp/~ttakayam/turedure.htm 平成13年度は教科書、靖国、米中枢同時テロなど世論が割れる問題が多発しました。徒然草は小生がその年,友人たちと取り交わしたメール論戦や小生の意見をテーマ別に纏めたものに更に14年度以降の出来事について思いつくままに意見を述べたものです。 63 もう黙ってはいられない http //www.interq.or.jp/earth/lucifer/mirror/damattehairarenai/index.html 64 日本政治総合サイト 国益チャンネル http //kokueki.k-server.org/ 65 政治ポータル「日本の政治.jp」 http //www.politica.jp/ 66 選挙前.com http //senkyomae.com/ 選挙へ行く前に知りたい、放送されない政治家の思想と実績 67 http //www.animation.or.jp/~kaori/CAN/ 68 爲藏の【世のため人のため】 http //www.ne.jp/asahi/unko/tamezou/
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信じる者、信じない者(Ⅱ)◆guAWf4RW62 住宅街の一角で、未だ周囲に立ち込めているドス黒い煙。 焼け焦げた肉より放たれる、酷く吐き気を催す悪臭。 激戦の傷痕が深く刻み込まれた地で、状況説明を受けた前原圭一は苛立たしげに声を洩らす。 「クソッ! 武さん、一体どうしちまったんだよ……っ」 先の死闘で、自分達は堅い信頼関係を活かして咲耶を打倒し、難敵佐藤良美すらも撤退せしめた。 倉成武は窮地に陥っていた自分を救ってくれたのだ。 その武が突如暴走し、事もあろうに手榴弾まで投げつけてきたと云う事実は、圭一に大きな衝撃を与えていた。 (焦るな……クールになれ、前原圭一!) 圭一は奥歯を噛み締め、ともすれば溢れ出しかねない感情の奔流を必死に抑え込む。 否定したかった。 武が仲間に攻撃を仕掛ける筈が無いと、全力で声を張り上げて主張したかった。 だが出会ったばかりの白鐘沙羅はともかく、遠野美凪が嘘を吐くとは考え難い。 それに何より焼け焦げた大地の惨状が、此処で爆発があったという事実を証明している。 今は目の前の現実を認め、的確に対処しなければならない時だ。 「ク……こうしちゃいられねえ! 早く武さんを探しにいこう!」 武を捜し出し、凶行の理由を聞き出す――それが圭一の判断だった。 だが駆け出そうとした圭一の後ろ手を、しっかりと沙羅が掴み取る。 「ちょっとアンタ、落ち着きなさいよ! 何処に行ったのかも分からないのに、無駄に走り回ってもしょうがないでしょ!」 「っ…………」 沙羅の言葉に対し、圭一は何の反論も返せなかった。 事実自分達は武を完全に見失っており、今何処に居るかまるで把握出来ていない。 そんな状況で闇雲に捜し回った所で、悪戯に体力を浪費するだけなのは明白だった。 圭一は今度こそ頭を冷やし、一つの結論を弾き出す。 「なら最初の予定通り神社に向かおう。俺達は、殺し合いに乗った土見禀を止めなくちゃいけない」 「倉成さんはどうするんですか?」 「……行き先が分からない以上、今は探しても仕方無い。神社で合流出来る可能性に賭けよう」 「……分かりました」 不安の種は尽きぬものの、まず神社に向かうという方針で一致する美凪と圭一。 だがそこでまたも沙羅が制止の声を上げる。 「それは危険なんじゃないの? 武は、圭一達が神社に向かおうとしていたのを知っている……。 もし武が殺し合いに乗ってるなら、待ち伏せされる可能性があるわ」 「な――! 武さんがそんな事する訳……」 「――無いとは言い切れない、でしょ? 私と美凪は実際に攻撃されたんだから」 仮にも探偵助手、予測可能な不安要素は決して見逃さない。 圭一の言葉を途中で遮り、己の心に沸き上がった疑心を吐き出す沙羅。 自分は何もしていないにも関わらず、問答無用に手榴弾で攻撃されたのだ。 運良く無傷で済んだものの、一歩間違えれば殺されてしまっていたかも知れない。 そのような蛮行に及んだ武など、信用出来る筈も無い。 同じ目に遭った美凪もまた、沙羅の言葉を否定出来ないまま俯いている。 だがそんな二人の疑心を吹き飛ばす程の勢いで、圭一は心の奥底から思い切り叫んだ。 「違う――――そんな風に考えちゃ駄目だ!! 武さんは殺し合いに乗ったりしない!!!」 圭一の心より溢れ出る怒号が、周囲一帯の空気を振動させる。 その凄まじい剣幕、凄まじい語気を目の当たりにし、思わず沙羅は息を呑んだ。 「いきなり攻撃された沙羅が、武さんを疑いたくなるのも無理は無いさ。でも……それでも! 皆で力を合わせなきゃ、この殺し合いは止められない! 信じるのは難しいけど、信じなきゃ始まらないんだッ!!」 それはループ世界での経験による恩恵か、もしくは彼自身が元より持ち合わせていた資質なのか。 美凪ですら疑心を捨て切れぬ今も尚、圭一は武を――仲間を信じようとしていた。 そして圭一の言葉は子供のような主張にも聞こえるが、道理が通っている部分もある。 実際問題この殺人遊戯を覆すには、出来るだけ多くの戦力が必要となるだろう。 その為には、己の内に巣食う猜疑心を捨て去らなければならないのだ。 迸る想いを真正面より向けられた沙羅は、呆れたかのような溜息を洩らす。 「はあ……分かったわよ。しょうがないから、アンタのやり方に付き合ってあげる」 未だ武への疑惑が晴れた訳では無いが、今の圭一を説得するのは不可能だろう。 それに何より――何処までも純粋な圭一の想いが、自分もまた人を信じてみようという気にさせる。 親しい人間を殺し尽くされてしまった自分にすら、そう思わせる。 「そうと決まったら、こんな所でグズグズしてても仕方無いよね。急いで神社に行こう」 「……サンキュー、沙羅」 「お礼なんて要らないわ。ほうもう、早く車に乗って!」 ぶっきらぼうな言葉を返す沙羅だったが、その表情は心無しか柔らかくなっている。 それは沙羅が、圭一を仲間として認めた証なのかも知れない。 沙羅達は手早く荷物を纏め、出立の準備を整えた。 まず最初に沙羅が運転席へと乗り込み、遅れて美凪と圭一が車の後部へと移動する。 「救急車なんて運転した事無いけど……何とかやってみる。圭一と美凪は後ろで休んでていいわよ」 「おう、悪いな」 「……ご苦労様で賞、進呈します」 特殊車両の操縦経験がある者など居ないのだから、誰が運転しても大差無いだろう。 故に運転は五体満足である沙羅が請け負い、疲労の色が濃い圭一達は後部座席で休憩するという形になった。 沙羅が慎重にアクセルペダルを踏み込むと、救急車はゆっくりと動き出した。 「ふう……ちょっと疲れたな……」 戦場を離れた事でやっと緊張が解けたのか、圭一は珍しく弱音を零す。 それも仕方の無い事だろう。 思えば第一回放送以降、緊張と戦いの連続だった。 佐藤良美と二度に渡る激闘を行い、病院では土見稟の襲撃を受けた。 その全てを仲間達とのチームワークで乗り切ったものの、流石に無傷という訳にはいかなかった。 ナイフで刺され銃弾で貫かれた左肩は酷く痛み、全身の至る所には細かい傷が刻み込まれている。 限界寸前まで酷使された圭一の身体は、満身創痍と表現するに相応しい状態なのだ。 圭一が憔悴し切った表情を浮かべていると、すぐ横から優しい声が聞こえてきた。 「……大丈夫ですか、前原さん? お疲れのようでしたら、もう少し眠りますか?」 「――遠野さん」 振り向いた圭一の目に飛び込んできたのは、気遣うような視線を送ってくる美凪の姿。 だが良く注視すれば美凪もまた、疲弊の色を隠し切れぬ様子となっている。 それは何故か――考えるまでも無く、先の戦いで名雪との激闘を繰り広げた所為だろう。 美凪は、圭一の周りには居なかったタイプの女の子。 底無しに優しい、お世辞にも戦いに向いているとは言えぬ女の子なのに、それでも懸命に戦ってくれた。 (こりゃヘコたれてる場合じゃないな……。こんなトコをレナや魅音に見られたら、絶対怒られちまう) そうだ――こんな時こそ男である自分が、周囲を元気付けてやらねばならないのだ。 圭一は己の心を強引に奮い立たせ、にこりと笑ってみせた。 そのままおもむろに手を伸ばし、美凪の艶やかな髪を無造作に撫で回す。 「平気平気。遠野さん、いつも心配してくれて有り難うな」 「え、あの……っ!?」 予期せぬ圭一の行動を受け、美凪は見る見るうちに頬を紅潮させてゆく。 圭一はその事に気付かぬまま、続けざまに口を開く。 「俺、この島に来てから何度も遠野さんに助けられた。レナや詩音が死んだ時も、遠野さんのお陰で立ち直る事が出来たんだ。 改まって言うのも何だけど、本当に感謝してる」 「……前原さん」 嘘偽りの一切無い純真な言葉が、疲弊した美凪の心を癒してゆく。 髪の毛越しに伝わる圭一の体温が、美凪の心を暖めてゆく。 美凪は圭一の手を優しく握り締めて、言葉一つ一つの意味を噛み締めるように、ゆっくりと想いを伝える。 「……私だって何度も前原さんに助けられました。 突然殺し合いを強要されて……それでも前原さんが居てくれたから、これまで生きてこれました。 だから、感謝してるのは私も一緒です」 殺人遊戯の開始以来、ずっと行動を共にし続けてきた二人。 その道中で二人はお互いに支え合い、庇い合い、信頼を深めていった。 今や圭一も美凪も互いに対して、仲間と云う枠組みを超越した感情を抱きつつある。 「…………」 「…………」 二人は顔を赤らめたまま、それでも笑顔を浮かべて見つめ合う。 互いの手を取り合い、様々な想いが籠められた視線を交錯させる。 それは傍目から見ればきっと、仲睦まじい恋人同士のように映るだろう。 だが――そこで圭一はある事を思い出し、運転席の方へと身体を動かした。 疑問の表情を浮かべる美凪を余所に、圭一はゆっくりと右手を伸ばし、運転中の沙羅の頭を撫で回す。 「沙羅も有り難うな。出会ったばかりなのに、もう何回か助けられちまった」 「ちょちょちょ、ちょっと圭一!? うう、運転中にそんな事したら危ないよ!」 「あ……そうだな。悪い悪い、運転に集中してくれ」 感謝の気持ちを伝えるのは大切な事だが、それが原因で事故を引き起こしてしまっては元も子もない。 運転の邪魔をするのは不味いと判断し、圭一はすぐに手を引き戻した。 再び視線を後方に向けると、そこでは何故か美凪が不機嫌そうな顔をしていた。 土見稟を止める為に、武との再会を果たす為に、神社へと向かう圭一達。 だが圭一達は知らない――武は未だ住宅街で気絶しているという事実を。 ◇ ◇ ◇ 多くの命が散った惨劇の地に、今尚留まり続ける一つの影。 血染めの巫女装束を纏った少女――佐藤良美は足音を押し殺し、住宅街を慎重に進んでいた。 民家の塀を存分に利用し、身を隠しながら目標地点に近付いてゆく。 良美の耳に爆発音が届いたのは、約二十分程前の出来事だった。 聞こえてきた方角、場所は、先程圭一達と一戦交えた地点の辺りだ。 (圭一君達どうしちゃったのかな? 誰か新しい襲撃者が現れたのかな? それとも――仲間割れしちゃったのかな?) 可能性は幾つか考えられるが、いずれにせよ爆発音が圭一達に関係しているのは確実。 これは自分にとって、またとない絶好のチャンス。 人数の面では圧倒的に不利だが、今の圭一達はこれ以上無い程に消耗し切っている筈。 そこを漁夫の利の形で急襲すれば、労せずして殲滅する事が出来るだろう。 (待っててね、圭一君。まだ死んじゃ駄目だよ……貴方は私が殺すんだから) 間もなく訪れるであろう再戦の時に思いを馳せ、良美は凄惨に口元を吊り上げる。 全てを失った良美にとって、未だ仲間と行動を共にする圭一は許し難い存在だった。 自分はもう二度と幸せになれぬと云うのに、何故圭一だけが次々と仲間を得ているのだ。 的確に動いてきた筈の自分だけが不幸になるなど、絶対に認めない。 ただのお人好しに過ぎぬ圭一が幸福になるなど、絶対に許さない。 どのように絶望させてやろうかと、どのように殺してやろうかと、そんな事ばかりが頭に浮かんでくる。 だがそんな良美の思考は、突如視界に入った男の姿によって中断される。 「この人は確か……武さん、かな?」 良美の前方10メートル程の路上に、圭一と行動を共にしていた男――倉成武が倒れていた。 見れば武は身体の至る所に傷を負っているが、生きてはいるようである。 恐らくは先の爆発音がした時に戦闘となり、必死に逃げてきたのだろう。 この男も圭一の仲間である筈だから、優先殺害対象だ。 手早く排除して、本命である圭一を殺しにいかなければならない。 そう判断した良美は鞄の中から地獄蝶々を取り出して、その切っ先を武の首に押し当てた。 そのまま武の首を貫こうとして――刹那のタイミングで、最高の名案を思い付いた。 ……思い付いてしまった。 「うん、そうだよね。このまま殺しちゃうなんて勿体無いよね」 自身が考え出した案に満足した良美は、嬉々とした様子で周囲の状況を確認し始めた。 付近を歩き回ってみたが、自分と武以外の人影は見受けられない。 耳を澄ましてみても何も聞こえて来ないのだから、この近辺で戦闘が行われているという事は無い筈。 恐らくはもう皆移動して、何処か別の場所に戦場を移したのだろう。 ならば無理に遠くまで移動する事もあるまい。 「うーんと……、やっぱり拘束する為の道具が欲しいかな」 幸い此処は住宅街、一般人が持ち得る範囲の道具ならばすぐ手に入る。 良美は近くにあった民家の小屋に侵入し、程無くしてロープを発見した。 それを用いて、武の両腕両足をしっかりと拘束する。 作業中に意識を取り戻してしまうのでは無いかと云う危惧もあったが、それは杞憂に終わった。 かくして全ての準備を済ませた良美は、おもむろに足を振り上げて――武の顔面を思い切り蹴り飛ばした。 ◇ ◇ ◇ 「……うがあああああッッ!?」 顔面を強打された武が、悲痛な呻き声を洩らしながら跳ね起きようとする。 だが両手両足を拘束されている所為で、起き上がる事は叶わず、ただ地面を転げ回るに留まった。 激痛に悶える武の視界に入ったのは、少し前に戦ったばかりの良美の姿だった。 「ぐっ……お前は、佐藤良美……!」 「――お早う武さん。駄目だよぉ、こんな路上で寝てちゃ」 のた打ち回る武を見下ろしながら、心底愉しげに微笑む良美。 慌てて武は臨戦態勢を取ろうとするが、縛られてしまっている以上それは不可能だ。 キュレイウイルスの恩恵で、常人より多少優れた膂力を持っているとは云え、力任せにロープを引き千切れる程では無い。 精々、倒れたままの態勢で相手を睨み付けるのが精一杯だった。 「畜生、こんな事になるなんてっ! 俺をどうする気だ……このまま嬲り殺すつもりか!?」 自分が気絶するまでの経緯は、朧げではあるが覚えている。 自分は一時の激情に身を任せて暴走し、圭一達の下を離れてしまった。 そして酷く消耗した状態での全力疾走が長続きする筈も無く、すぐに意識を失ってしまったという訳である。 恐らくはそこを良美に発見され、無防備のままに縛り上げられてしまったのだろう。 孤立無援、身動きが取れぬ状態での、殺人鬼との対峙。 掛け値無し、正真正銘の絶体絶命的状況だ。 しかし取り乱す武を余所に、良美は冷静な口調で話を進めてゆく。 「落ち着いてよ武さん。私のお願いさえ聞いてくれれば、別に何もしないよ?」 「お願い……? それはどういう事だ……?」 良美の意図を図りかねて、訝しげな表情となる武。 良美にとって自分は邪魔者でしか無い筈なのに、何故すぐ殺そうとしないのか理解出来なかった。 だがそんな武の疑問は、次の良美の言葉で一瞬にして吹き飛ばされる事となる。 「前口上なんて意味が無いし、単刀直入に言うね。武さん――――私の下僕として働いてくれないかな?」 「下僕……だと?」 「そう。私の命令通りに人を騙し、裏切り、殺し続ける操り人形になって? 勿論、ずっととは言わない。圭一君を殺すまでで良いよ」 武を眷族として従え、圭一やその他の邪魔者達を排除する――それが良美の目的だった。 そちらの方が、武一人を殺すよりも遥かに有益だ。 優勝を目指す上でも、圭一を苦しませて殺すといった意味でも、これ以上無いくらい最高の一手だ。 しかし当然武も素直に頷いたりはしない。 「ふん、馬鹿らしい。そんな条件、俺が呑むとでも思ってるのか?」 「まさか断る気? それなら此処で殺しちゃうよ?」 「……殺したきゃ殺せよッ! 俺はお前みたいな奴の悪事に加担する程、落ちぶれちゃいねえんだ!」 雛見沢症候群の影響もあり、冷静な判断力を欠いている武だったが、それでも我が身惜しさで屈服したりはしない。 たとえどれだけ痛めつけられようとも、道を曲げるつもりなど毛頭無かった。 だがこの武の反応は、良美の予想通り。 圭一と組むような偽善者の懐柔が容易で無いのは、火を見るより明らかだ。 故に良美は、間髪置かず本命の策を発動させる。 頑強な意思を秘めた人間さえも陥落させ得る、悪魔の策を。 「ふーんそっか、断っちゃうんだあ……。一つ確認するけど、貴方は武さんだよね?」 「ああ、そうだよ! 俺は倉成武、こう見えたって人並み程度の正義感はあるつもりだ! 絶対お前なんかに屈したりしねえ!」 良美の機嫌一つで殺されかねない状況だというのに、気丈に啖呵を切る武。 そして――良美の口より放たれる、武にとって最悪の言葉。 「そんな事言って良いのかな? もうちょっと慎重に発言しないと、貴方の大切な人まで死んじゃうよ?」 紡がれた言葉が鼓膜を震わせ、情報として脳に伝達される。 良美が言わんとする事を正しく把握するや否や、武は掠れた声を絞り出した。 「――――な……ん……だと……?」 大切な人とは誰か――そんなの決まっている。 自分にとって大切な人間は、何を差し置いてでも守るべき者は、小町つぐみ以外に存在しない。 良美は、そのつぐみの身に何らかの異変が起きたと示唆しているのだ。 武はカッと目を見開くと、あらん限りの声で絶叫した。 「お前、それはどういう事だッ!!! つぐみに……つぐみに何かしやがったのか!?」 「……だいぶ前に会った時、今の貴方と同じように拘束させて貰ったよ。 凄い分かり辛い場所に隠してきたから、誰かに発見されて殺されるって事は無い思う。でもね――」 言葉を途中で止めて、良美は鞄の中から島の地図を取り出した。 もう禁止エリアに指定された場所を指差しながら、何処までも愉しげに告げる。 「この殺し合いには『禁止エリア』っていうのがあるよねえ? 拘束された状態で自分の居る場所が禁止エリアになったら、どうなるかな?」 「――――――――!!」 そこまで聞いた武は、全身から血の気が引いていく感覚を覚えた。 実際に試した訳では無いが、主催者が嘘をついていない限り、禁止エリアに入れば首輪は爆発してしまう筈。 このまま放って置けば、いずれつぐみは禁止エリアにより殺されてしまうかも知れないのだ。 「『つぐみ』さんを助ける方法はたった一つ……ここから先は、わざわざ言わなくても分かるよね? もう一度言うよ――私の下僕になって。私の命令通りに動いて邪魔な連中を、圭一君を殺してよ」 「けど……お前が本当の事を言ってるとは限らない――あのつぐみがそう簡単に捕まるとは思えない」 「なら試してみる? 別に私はこの場で貴方を殺して、そのままつぐみさんを殺しに行っても構わないんだよ?」 「ぐっ…………!」 余裕の表情で見下ろされ、武は忌々しげに奥歯を噛み締める。 勿論良美が虚言を吐いているという事も考えられるが、真実である可能性もまた否定出来ない。 もし真実であった場合、この広大な島の中、巧妙に隠された人間を見つけるのはまず不可能。 そしてつぐみの居場所を知る人物は、今の所良美だけだ。 即ち良美の助力を得ない限り、つぐみは救えないという事になる。 此処で良美に従わなければ、自分は確実に殺されるだろうし、つぐみも死んでしまうかも知れない。 それでも――それでも、武は懸命に抗おうとする。 「それでも圭一を殺すなんて……そんなの出来る訳ねえだろ! 知らない奴を殺すのはまだ良いさ……。 だけど圭一は一緒に行動した仲間なんだ、裏切れねえよ!」 「へえ……」 正義感という名の城壁は、つぐみの命を握られてしまった所為で粉々に打ち砕かれた。 最後に武を支えるのは、これまで圭一と培ってきた信頼関係。 仲間として行動する事により育まれた、掛け替えの無い大切な友情だ。 だが良美は――少女の皮を被った悪魔は、それすらも易々と破壊してのける。 「本当に立派な心掛けだね。でも報われないと思うよ? 何しろ、圭一君は武さんを見捨てたんだから」 「何……? 圭一が俺を見捨てただと?」 「だってそうじゃない。何で武さんは、こんな所で眠ったまま放ったらかしにされていたの? 何で圭一君は、何時まで経っても助けに来ないの?」 「それ……は……」 武はどうにかして反論しようとしたが、適切な言葉が何も思い浮かばなかった。 良美の言う通り、誰も助けに来ないのはおかしいのだ。 確かに自分は信じられないような蛮行をしでかしてしまったし、美凪と沙羅に見限られるのは分かる。 しかし圭一には攻撃を仕掛けていないし、先刻の戦いでは命を救いもしてやった。 それならば当然圭一は、命の恩人である自分を信じようとしてくれる筈だ。 にも関わらずその圭一すらも助けに来ないのは、一体どういう事か。 「ま……まさか……圭一は……」 思い起こされるは、救急車のミラー越しに垣間見た圭一の表情。 悪鬼の如き笑みを湛えた顔。 そうだ――そうだったのだ。 あの時から感じていた圭一に対する僅かな不信感は、決して気のせいなどでは無かった。 あの時から既に、本当の意味では信用などされていなかった。 自分はこれまでずっと、騙され続けていたのだ。 圭一にとって自分は、生き延びる為の駒でしか無かったのだ。 「ふ、はははははは……そうか……そうだったのかっ…………。圭一は……ずっと俺を騙してたのか……! 善人面して、莫迦なお人好しを利用し続けてきたって訳か……っ!!」 そこまで気付いてしまえば、怒りよりも寧ろ笑いがこみ上げて来た。 年下の子供にアッサリと騙され、良いように利用された自分自身が、滑稽で仕方無かった。 傷の痛みも気にならなくなる程に、目に映る物全てを破壊し尽くしたくなる程に、可笑しかった。 最早良美の提案を拒む理由など、何処にも存在しない。 所詮こんな島で作り上げられた信頼関係など、偽物に過ぎなかったのだ。 見せ掛けだけで実の伴わぬ、薄っぺらいハリボテのようなものだ。 それは相手が宮小路瑞穂であろうが、涼宮茜であろうが、春原陽平であろうが変わらない。 共に死地を潜り抜けた圭一ですら裏切ったのだから、もう他人など信用出来る筈も無い。 どれだけ努力して信頼を得ようとしても、最後には裏切られてしまうだけなのだ。 信じられるのは自分自身と、愛しいつぐみのみ。 つぐみと共に生き延びる為ならば、誰だって殺してやろう。 一頻り笑い終えた武は、もう何の躊躇も無く、それこそ雑草を踏むくらいの気軽さで言い放つ。 「分かったよ、良美……お前の提案に乗ってやるよ。俺は絶対に圭一を殺す。 他の連中も全員殺して、つぐみと一緒に生き延びてやるっ……!」 とうとう放たれた服従の言葉に、良美は満面の笑みを以って応える。 「――うん、期待しているよ武さん」 良美は思う――予想以上に上手くいったと。 言うまでも無く良美はつぐみを拘束などしていないし、そもそも出会ってすらいない。 ただ適当な出鱈目を並べただけに過ぎぬ。 良美が行った作戦は、そう複雑なものでは無い。 あたかも相手の想い人の命を握っているかのように振る舞い、上手く行けばそのまま従属させる。 何らかの理由により目論見が失敗したならば、その場で撃ち殺してしまえば良いだけの事。 つまり良美はリスクの無い賭けを行い、そして勝利を掴み取ったのだ。 雛見沢症候群と良美の策略により、決して後戻りの出来ぬ道を選んでしまった武。 武は知らない――圭一は未だに自分を信じてくれているという事実を。 【F-4左 住宅街/1日目 午後】 【前原圭一@ひぐらしのなく頃に祭】 【状態:精神安定、右拳軽傷、体全体に軽度の打撲と無数の切り傷、左肩刺し傷(左腕を動かすと、大きな痛みを伴う)】 【装備:悟史のバット@ひぐらしのなく頃に】 【所持品:支給品一式×2、折れた柳也の刀@AIR(柄と刃の部分に別れてます)、キックボード(折り畳み式)、手榴弾(残1発)】 【思考・行動】 基本方針:仲間を集めてロワからの脱出、殺し合いには乗らない、人を信じる 1:まずは神社に向かう。 2:美凪を守る。 3:土見稟の凶行を止める。 4:倉成武との再会を果たす 5:知り合いとの合流、または合流手段の模索 6:良美を警戒 7:あゆについては態度保留、但し大石を殺したことを許す気は今のところない。 8:土見稟を警戒 9:ハクオロを警戒 【備考】 ※倉成武を完全に信用しています。 ※宮小路瑞穂、春原陽平、涼宮茜、小町つぐみの情報を得ました ※救急車(鍵付き)のガソリンはレギュラーです。現在の燃料は残り1/2くらいです。 ※沙羅の事は信用しています 【遠野美凪@AIR】 【状態:軽度の疲労】 【装備:包丁】 【所持品:支給品一式×2、救急箱、人形(詳細不明)、服(詳細不明)、顔写真付き名簿(圭一と美凪の写真は切り抜かれています)】 基本方針:圭一についていく 1:まずは神社に向かう 2:知り合いと合流する 3:佐藤良美を警戒 4:土見稟を警戒 ※倉成武を信用するかどうかは保留。 ※宮小路瑞穂、春原陽平、涼宮茜、小町つぐみの情報を得ました ※あゆのことは基本的には信用しています ※沙羅と情報交換しました。 ※沙羅の事は信用しています 【白鐘沙羅@フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン】 【装備:永遠神剣第六位冥加@永遠のアセリア -この大地の果てで- ワルサー P99 (16/16)】 【所持品:支給品一式 フロッピーディスク二枚(中身は下記) ワルサー P99 の予備マガジン8 カンパン30個入り(10/10) 500mlペットボトル4本】 【状態:軽度の疲労・強い決意・若干の血の汚れ】 【思考・行動】 基本行動方針:一人でも多くの人間が助かるように行動する 1:まずは神社に移動する。 2:情報端末を探す。 3:首輪を解除できそうな人にフロッピーを渡す 4:前原にタカノの素性を聞く。 5:混乱している人やパニックの人を見つけ次第保護。 6:最終的にはタカノを倒し、殺し合いを止める。 タカノ、というかこのFDを作った奴は絶対に泣かす。 【備考】 ※FDの中身は様々な情報です。ただし、真偽は定かではありません。 下記の情報以外にも後続の書き手さんが追加してもOKです。 『皆さんに支給された重火器類の中には実は撃つと暴発しちゃうものがあります♪特に銃弾・マガジンなどが大量に支給された子は要注意だぞ☆』 『廃坑の入り口は実は地図に乗ってる所以外にもあったりなかったり(ぉ』 『海の家の屋台って微妙なもの多いよね~』 『H173を打たれても早めにC120を打てば症状は緩和されます(笑)』 少なくともこの4文はあります。 H173に基本的な情報や症状についての情報が載っています 場合によってはさらに詳しい情報が書いてある可能性もあります ※“最後に.txt .exe ”を実行するとその付近のPC全てが爆発します。 ※↑に首輪の技術が使われている可能性があります。ただしこれは沙羅の推測です。 ※双葉恋太郎の銃“S W M60 チーフスペシャル(5/5)”は暴発しました。 ※港には中型クルーザーが停船していますが、エンジンは動きません。 ※パソコンに情報端末をつなげるとエンジンが動くというのはあくまでも沙羅の推測です。 ※図書館のパソコンにある動画ファイルは不定期配信されます。現在、『開催!!.avi』のみ存在します。 ※図書館についてある程度把握しました。 ※隠しフォルダの存在を知りました。実際にパソコン内にあるかどうかは書き手さんにおまかせ。 ※武たちと情報交換しました。 ※圭一と美凪を信用しました。武については保留。 【F-4 住宅街/1日目 午後】 【倉成武@Ever17】 【装備:投げナイフ2本、永遠神剣第四位「求め」@永遠のアセリア】 【所持品:支給品一式 ジッポライター、貴子のリボン@乙女はお姉さまに恋してる、富竹のカメラ&フィルム4本@ひぐらしのなく頃に】 【状態:L5侵蝕中。中度の疲労。極度の疑心暗鬼。頭蓋骨に皹(内出血の恐れあり)。頬と口内裂傷。頚部に痒み。 脇腹と肩に銃傷。刀傷が無数。服に返り血)】 【思考・行動】 基本方針:つぐみ以外誰も信用する気はありませんが、人質を取られている可能性がある為、良美の指示には従う。 1:圭一を殺害する 2:良美の指示に従い、他の参加者達を殺害する 3:圭一の殺害後、つぐみを救い出す 【備考】 ※キュレイウィルスにより、L5の侵蝕が遅れています、現在はL3相当の状態で若干症状が進行しています。 ※前原圭一、遠野美凪の知り合いの情報を得ました。 ※富竹のカメラは普通のカメラです(以外と上物)フラッシュは上手く使えば目潰しになるかも ※永遠神剣第四位「求め」について 「求め」の本来の主は高嶺悠人、魔力持ちなら以下のスキルを使用可能、制限により持ち主を支配することは不可能。 ヘビーアタック 神剣によって上昇した能力での攻撃。 オーラフォトンバリア マナによる強固なバリア、制限により銃弾を半減程度) ※沙羅と情報交換しました。 ※キュレイにより少しづつですが傷の治療が行われています。 ※つぐみが捕まっているという話を、完全に信じた訳ではありません。 【佐藤良美@つよきす -Mighty Heart-】 【装備:S W M627PCカスタム(8/8)、地獄蝶々@つよきす、破邪の巫女さんセット(巫女服のみ)、ハンドアックス(長さは40cmほど)】 【所持品:支給品一式×3、S W M36(0/5)、錐、食料・水x4、可憐のロケット@Sister Princess、タロットカード@Sister Princess、 大石のデイパック、 S W M627PCカスタムの予備弾53、肉まん×5@Kanon、虎玉@shuffle、ナポリタンの帽子@永遠のアセリア、 日本酒x1(アルコール度数は46)、工事用ダイナマイトx1、発火装置、首輪(厳島貴子)】 】 【状態:軽度の疲労、手首に軽い痛み、左肩に銃創(出血は収まりつつある)、重度の疑心暗鬼、巫女服の肩の辺りに赤い染み】 【思考・行動】 基本方針:あらゆる手段を用いて、優勝する。 1:武を利用し尽くして、優勝を目指す 2:いつか圭一と美凪を自分の手で殺してやりたい 【備考】 ※メイド服はエンジェルモートは想定。現在は【F-4】に放置されています。 ※ハクオロを危険人物と認識。(詳細は聞いていない) ※千影の姉妹の情報を得ました(名前のみ) ※名雪の第三回放送の時に神社に居るようようにするの情報を得ました (禁止エリアになった場合はホテル、小屋、学校、図書館、映画館の順に変化) ※ネリネを危険人物と判断しました(名前のみ) ※大空寺あゆ、ことみ、亜沙のいずれも信用していません。 ※未成年が日本酒を飲んではいけません。 ※大石の鞄に、未確認支給品が1~2個入っています。 122 コンパスを失い道に迷った人間は、こんなにも愚かになるの 投下順に読む 125 魔法少女の探索。 126 私の救世主さま(後編) 時系列順に読む 125 魔法少女の探索。 120 サプライズド・T・アタック(後編) 佐藤良美 141 約束の場所へ 120 サプライズド・T・アタック(後編) 倉成武 141 約束の場所へ 120 サプライズド・T・アタック(後編) 白鐘沙羅 141 約束の場所へ 120 サプライズド・T・アタック(後編) 前原圭一 141 約束の場所へ 120 サプライズド・T・アタック(後編) 遠野美凪 141 約束の場所へ