約 1,407 件
https://w.atwiki.jp/airmoto/pages/44.html
パーン動画 東方系 アレンジ 原曲 同人サークル「上海アリス幻樂団」が発表しているSTG、東方ProjectのBGMとその二次創作楽曲を原曲とするもの。 シリーズ名は『東方頭破七分(とうほうずはしちぶん)』。他の東方系MADと同じく、スペルカード名をもじったコメントがつくことがある。 タグ検索 東方頭破七分 東方アレンジ 久本雅美をお嫁にしなさいっ!/ATMGPしなさいっ! 【原曲】IOSYS「東方萃翠酒酔」『お嫁にしなさいっ!』 2種類あり、動画ありVerとグルメレースへの便乗(?)Verがある。 『久本雅美をお嫁にしなさいっ!』はみんみん氏によるものであり、『~カービィのBGMに合わせて~』にインスパイアされたものとしては最古のパーン動画。 最近よく再うpされているものはにれぞぞ氏制作の『ATMGPしなさいっ!』。再うpで『久本雅美を~』にタイトルを変えられる事も多い。 一時期歌詞がつけられていたことがあった。 +歌詞 走らせていただいてます あたま あたまが あた あたま ぱんぱん あたま あたまが あた あたま ぱんぱん 人間革命 頭が PANG☆PANG ここからはじまる (もうほんっとにびっくりした もうほんとに この信心 すごいって ご本尊様凄いって ねえ またひとつ確信させていただきました) 受け止めて そめた,ほほは,あたまのせいだよ べつに,さまさなくてもいいけど ほんけの,どうが,ゆくえふめいでも フェニックス,は,い,る,よ~ (あたまが ぱーん☆ぱーん☆ぱーん☆) おもいをこのおしえ,に~ (人間革命) の,せ,て~ (ぱーん☆ぱーん☆ぱーん☆) (勇気と希望と勇気と希望と) ゆめみるおとめはハ~トの ま,ほ,う~ (ぱーん☆ぱーん☆ぱーん☆) ねらいはじめたら ひゃっぱつひゃくちゅう は,ず,さ,な,い~ (あたまがあたまがあたまがあたまがあたまがあたまがあたまがあた) ぜぇったいミスらないんだからぁ・・・//// (もぉうほんっとにびっくり) 柴田,わたし,どちらが嫁? ひみつ,すてきなご本尊様なの むてき,ふたりひとつになれ きっと,はじめてりょうおもい ぜんぶ,あいしてほしいの ずっと,たいせつにしてほしいの パーンて,させてみてほしいの まちゃみ,たちをおよ,め,に,し,な,さ,い~ (間奏:女子部による結婚行進曲) きえた,どうが,そうかのちからよ しなの,きかくは,まずつぶれないけど よいも,ふけて,まんげつのぼれば またどうが,あ,げ,る,よ~ (あたまが ぱーん☆ぱーん☆ぱーん☆) やわらかく,ぎょうかいを (元気を元気をげげげげ元気を) か,げ,で~ (ぱーん☆ぱーん☆ぱーん☆) {(女子部)しょんしょしょsyしょしょしょyそyそよしょs} ふわふわとける○村プロデュースの う,し,ろ~ (ぱーん☆ぱーん☆ぱーん☆) つぶしはじめたら (なんだかあったかいっていうか) ひゃくてんまんてん (走らせていただいてます) こ~だ~わ~る~の~ ソウカソウカしちゃう~ (ほんとにほんとに) ワハハ,ほんぽ,くちづけて あたま,かんどうで,ばくはつするの いしかわ,ひこまろ,もんきっきー もっと,みらいに,せきにんもてる (未来に責任,公明党) あたまのこどう,げんかいよ ちょっと,どうにかなってしまうの ギュッと,だきしめてほしいの まちゃみ,たちをおよ,め,に,し,な,さ,い~! (ナレーション:わずかな時間を見つけて 女子部の会合に参加するエア本さん 信仰の悦びが胸いっぱいに広がります) うけとめて 儲 (そうかそうか) 久本雅美の頭がフラドルに合わせて爆発したようです。 【原曲】U.N.オーエンは彼女なのか?×ウサテイ『フラドル』 元祖グルメレースに便乗する形で最初期に作られた動画。代表的作者である一条三位のパーンMADデビュー作。 動画は無いが犬作、鳥肌実などが初登場し、後のパーンMADの方向性を決めた動画となっている。 盗んでいきましたシリーズ 【原曲】IOSYS「東方乙女囃子」『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』 創価学会は久本雅美に大変な洗脳を施していきました 言わずとも知れた定番MAD。実は動画は三種類ある。1つは初期バージョンであり、2つ目は1つ目の修正バージョンとなっている。3つ目は既出を知らなかった人が作った作品である。 1つ目の作品は恐らくパーンMADの2つ目に相当し、2番目に古いと思われる。よく聴くと1つ目の作品はグルメレースMADからそのまま切り取った音で作られていることがわかる。修正バージョンでは、素材がちゃんとしたシナノ企画の動画の音源であり、サビ部分等の音階がかなりパワーアップしているが、他の部分は全く違うものになっている。好みが分かれるせいか、今現在でも旧バージョンが再うpされることがある。どちらも良作である。3つ目の作品も実は素材がグルメレースを切り取ったものである。 創価学会は久本雅美に大変な洗脳を施していきましたver.FULL FULLとなって登場したMAD 石川は大変な勧誘をしていきました 石川初MAD。しかし、途中から女子部のMADになっている。 ここは、男子部と女子部のコラボレーションMADと考えよう。 狂気の優曇華院シリーズ 【原曲】IOSYS「東方月燈籠」『患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院』 幹部で止まって頭がパーン!~狂気の久本雅美 元祖に続くシリーズ二つ目のヒット動画にして初期を代表する作品。間奏中に右下に出てくるマークはdeftech(同じく学会員)のものである。 患部で止まってこんばんはー!!~狂気の男子部石川~FULL 最初に投稿された物はお世辞にもうまいとは言えるものではなかったが、入信祭に投稿された修正版は格段に良くなっており視聴者を驚かせた。 オーエンシリーズ M.Y.レボリューションはここから始まるのか?最終鬼畜池田犬作・SGI 【原曲】「東方紅魔郷」『U.N.オーエンは彼女なのか?』+COOL CREATE「東方ストライク」『最終鬼畜妹フランドール・S』 初期版と改訂版あり。後半登場する「万歳教祖様ー」の声はザ・シンプソンズのホーマーの台詞が元である。 動画版が作られる予定だったが、名誉会長が扇子を持って踊りを披露する素材が見つからなかったためお蔵入りとなった。 K.O.んばんはー!!倉地君はいるのか?最終鬼畜18歳クラチトール・F 創価オールスター総出演。オーエンシリーズMAD完成形といえる。 M.Y.Revolutionはここからはじまるのか?Ⅱ 「M.Y.レボリューションはここから始まるのか?」の作者によるセルフリメイク。前半と後半の2つの動画によって成り立っている。 フラン画像集(Sweets Wazukana Time) 【原曲】SYNC.ART S「ゆきうさぎ」『Sweets Time』 動画タイトルの「フラン画像集」は2007年12月29日に投稿されてから2008年6月6日に削除されるまで、権利者の目から逃れ続けた頭がパーン偽装動画のタイトルに由来する。 sweet little master 【原曲】Silver Forest「東方蒼天歌」『sweet little sister』 動画内でエア本さんがドナルドや鎌田吾作に公明党に投票するように電話するが、選挙が近くなると学会員も実際に行う。 創価の怖さがひしひしと伝わってくる仏MAD。 最終鬼畜シリーズ 【原曲】COOL CREATE「東方ストライク」『最終鬼畜妹フランドール・S』 最終鬼畜姉久本・M T.H.実は芸人なのか?最終鬼畜反創価トリハダ.M 鳥肌実の貴重なMAD。 ウサテイシリーズ 【原曲】IOSYS「東方萃翠酒酔」『ウサテイ』 パンテイ パンティーじゃない。初期版と動画付版が存在。ドイツ出身のGさんがゲスト出演する。 フジテレビジョンに権利者削除される。 グサテイ ウサテイシリーズ2作目。約1年ぶりの更新。入信祭に投稿した旨が動画内に記載されている。 フサテイ 手描き非音系MAD。 イシテイ 稀に見る神作品。死ぬまでには1度は見よう たすけてえーりん!シリーズ 【原曲】COOL CREATE「東方ストライク」『Help me, ERINNNNNN!!』 久本雅美が大作先生に助けを求めているようです。(Help me, DAISAKUUUUUU!!) 「えーりん!えーりん!」の掛け声の部分が「先生!先生!」となっており、動画は学会に所属しているという噂(真偽問わず)の芸能人のスライドショーとなっている。 o彡゜(゚∀。)ひさ もと! ひさ もと! ナレーションがエア本さんに変わって( ゚∀。)o彡゜えーりん!えーりん!している。 弾・幕・決・壊シリーズ 【原曲】COOL CREATE「STG×STG」『弾・幕・決・壊』 創・価・学・壊 冒頭に「削除動画【お煎餅ver.】」、締めにグルメレースのラスト(もうほんとに~波平)が組み込まれている。 創・価・学・会 【改】 上記動画よりネーミングを借りた作品。フル尺。第三回音MAD晒しイベント参加作品。 マイロードや24時間テレビ、ポー本さんなどの危ない削除対象リア本素材を網羅した上に波平で〆たエア本史上屈指のカオス度を誇る傑作。 サムネはガチムチ兄貴と池田大作が「平和への対談」をしているというコラだが本編には兄貴は登場しない。 一日で削除されたが、久々の「完成」を喜ぶファンによって動画跡地は削除のお祝いコメントで埋め尽くされた。 素材の削除対象動画が多すぎたためどの権利者によって消されたかは不明。 創・價・學・會【壊】 鳥肌実メイン。上のMADの構造と似ている。 エア本被害届 【原曲】IOSYS「東方真華神祭」『恋色被害届』 行列のできるマイレボリュー所 【原曲】IOSYS「東方真華神祭」『行列のできるえーりん診療所』 『久本雅美をお嫁にしなさいっ!』の右下に定評のある作者、 にれぞぞ氏の二作目。初期版、改訂版、最終版の三種が存在。 サムネと冒頭をガチムチにした再うp版『ガチムチ☆革命』が『週刊SOCALOIDランキング特大号』で17位を獲得。 後にガチムチ、クラッシャー等の派生作品が生まれ、「7月革命」「革命シリーズ」と呼ばれるブームを作り出した。 現在もなお、さまざまな派生作品が製作されている。 ちなみに、創価ネタを使った派生として「カチムチ☆革命」「人間☆革命」の二つが存在する。 「カチムチ☆革命」は頭がパーンしないグルメレースを踏襲した“二番”となっており、 「人間☆革命」は釣りと見せかけてまったく釣らない完全直球勝負の危険な犬作MADである。 ヒサモ⑩ Revolution 【原曲】Silver Forest「東方蒼天歌」『ケロ⑨destiny』 3分超の大作。ガチムチ☆革命に続く兄貴釣りであるが、釣りサムネにとどまらず途中から兄貴もちゃんと登場し、 踊る諏訪本さんの後ろで優雅なケツドラムを披露する。定番のパーン動画から池田大作のスピーチ、 神崎氏の公明党宣伝CM・引っ越しおばさん(MIYOCO)の映像まで使いネタ盛りだくさんの構成。 男子部の石川さんの恐怖を世に知らしめた作品。新キャラクター「だいさ⑨」が生まれた作品でもある。 No Life Souka 【原曲】SOUND HOLIC「SOUND HOLIC MEETS TOHO ~東方的幽々舞踏劇~」『No Life Queen』 わずか9秒の動画である。 東方真華神祭「Border of extacy」PV.flv______________________.exe 【原曲】IOSYS「東方真華神祭」『Border of extacy』 主に兄貴動画を扱う Feuilles mortes氏によって作られた作品。 原曲のPVに似せて作られている。 女子部の会合できゅうり味のビールを飲めばいいのかー 【原曲】IOSYS「東方河想狗蒼池」『きゅうり味のビールを飲めばいいよ!』 『ATMGPしなさいっ!(久本雅美をお嫁にしなさいっ!)』『行列のできるマイレボリュー所』で有名な にれぞぞ氏の東方頭破七分③作目。 後に有志により歌詞が作られた。 +歌詞 純教徒☆純教徒☆純教徒☆純教徒☆純教徒☆純教徒☆純教徒☆純教徒 「走らせていただいてます」 (そーかなのかー) そうか そうか バリバリのそうか そうか そうか すえながくそうか 「カルト教団!」 ふやせ ふやせ 信濃町でふやせ ふやせ ふやせ 折伏してふやせ おしかけ おどし しゃくぶく そのまま入信 たまらない 「に~ん~げ~ん革命♪」 せいきょう しんぶん なげこみ ノルマの達成 とまらない 「ご本尊はいかがですか~ 創価学会のご本尊はいかがですか~」 そうか そうか おぷてぃかる そうか そうか そうか みつからず会合 そうか そうか どこまでもそうか 大作 大作 みつけたら号泣 わずかな じかん みつけて じょしぶの かいごう さんかする 「げげっ、大作が一人あまったよー?」 がっかい なぜか はもんされ にっけん しゅうを ひなんする 「御書に匹敵する小説、人間革命~」 『週刊東方ランキング 7月第2週』で26位(1438Pt)を獲得。 ひれ伏せ愚民どもっ!を実写化してみた 【原曲】PROJECT tM@S「幻想メガ☆ラバ」『ひれ伏せ愚民どもっ!』 聖教新聞を見せられた柴田さん 【原曲】どぶウサギ「弾奏結界 紅魔狂詩曲」『Devil s Go Through the Night』 柴田をMAD素材として使った作品。 ナイト・オブ・ナイツ 【原曲】Unionest.NET「花詠束」『ナイト・オブ・ナイツ』 パーン・オブ・エアモト 速本さん。エア本入信祭の日にマイリストランキング(毎時)で初めに1位を獲得したMADである。 後にドナルドお兄さんがこれを歌っている。 シゴト・オブ・ナイツ 仕事・オブ・無イツ クンツ・ォブ・ふさ子 【MADで分かる】ガッカイ・オブ・ソウカ【創価芸能人】 創価を二人で抜け出す程度の能力 【原曲】IOSYS「東方乙女囃子」『月夜を二人で抜け出す程度の能力』 PV風非音系MAD シナノのパーンフェクトさんすう教室 【原曲】IOSYS「東方氷雪歌集」『チルノのパーフェクトさんすう教室』 そのタイトル、歌詞、映像のパーンホイホイっぷりから元動画が投稿されてまもなく試作品がつくられた。参加者が少ないが一応マハローウィンの第1回エア本MAD統一イベントである。 いぬさ⑨のパーンフェクトさんすう教室 はせな氏作。名誉会長メイン。さんすう教室MAD一番乗りでもある。 ひさも⑩のパーンフェクトざだん会 ^-^氏作。エア本メイン。 エア平のパーフェクト削除教室 にれぞぞ氏作。波平メイン。削除必至のMAD。 【東方頭破七分】無限増殖曲 ~ Earmoto Nocturne 【原曲】どぶウサギ 「弾奏結界 夢幻夜想曲」『無限夜想曲 ~ Eternal Nocturne』 投稿祭の力作。後半のグルメレースとの同時再生は、音程も原曲に依存した高度なものになっている。 フジテレビに削除されたため増殖した。 Bad Atama!! feat. airmoto 【原曲】Alstroemeria Records「Exserens」『Bad Apple!!』 衝撃のフル再生。新素材、沢たまきの毒舌が光る。グロ☆シーン多用につき視聴注意。 後にモザイクフィルターが追加され、下の非表示ボタンでモザイクが外れるようになった。 +歌詞 消されてく 頭の中でも グロ本が ほらグルグル回って WAHAHAから 離れる頭も見えないわ 創価創価 赤字から 消えることなく タイムアウトの狭間に 流され続けて なにそれぇ? 周りのことなど 良いことは良い それだけ 仕事無い? 働いてない? 理解不能な クンツォの言葉 涙出るなんて 疲れるだけよ 信教の喜びが 広がればいいの 戸惑う言葉(クンツォ) 与えられても 自分の頭 ただメルトダウン もし私から 入れるのなら もし入れるのなら 二度と来んじゃねぇ! ↑こんな自分に 出番はあるの↑ こんな動画に 私は要るの? 今上げられたの? 昔作られたの? 自分の設定も 分からないまま 作ることさえ 疲れるだけよ たまきの事など 知りもしないわ こんな私も 入れるのなら もし入れるのなら 鳥になる 上がってく 人気の中でも 赤字職人が ほらグルグル徘徊(まわ)って 私から 離れる赤字も (数)知れないわ そう 最 凶 新 聞 運営が 動くことなく 時の狭間に 忘れ去られて 知らないわ 運営のことなど 私はわずか そう 受話器もって 入ってる? 信じている? 語るも無駄な グロ本ダンス 爆発なんて 疲れるだけよ 工作もせず 過ごせばいいの 戸惑う赤字 流れてきても 自分の頭 ヤマヴォルケイノ もし運営が 動くのならば 全て消すのなら 中止する 無駄な頭に 未来はあるの こんなところに 貴方は要るの? 私のことを 新陳したいならば 言葉で言うなら「エア本さん」 こんなところに マハーローは要るの? エアリスジェイド 私は要るの? こんな私も グロれるのなら もしグロれるのなら 破裂する 今走ってる? 何も食べてない? 食べるも無駄な チェックポイント ホイールなんて 疲れるだけよ ウィング選んで 進めばいいの 戸惑うトマト 与えられても 自分の頭 チェックポイント もし取るのなら 取れるのならば すべてTASならば 走るだけ (視聴)出来ぬのならば 出来ぬのならば すぐに戻るわ すぐに戻るわ 新陳するならば 新陳するならば 私の頭 不夜城レッド 頭のことも たまきのことも グルメレースも まだ知らないの 固い頭を 破裂するなら すべて上げるなら 「 頭 破 七 分 」 【東方頭破七分】ヴォオオヤージュ1992【エア本爆発祭】 【原曲】どぶウサギ 「弾奏結界 夢幻夜想曲」『Voyage 1969』 1992年はエア本さんの頭がパーン┗(^o^)┛した年号。 【東方頭破七分】信濃の町の眠れない夜 【原曲】どぶウサギ 「文弾奏結界 文花風師曲」『東の国の眠れない夜』 豆頁を爆発させる程度の能力? 【原曲】IOSYS 「東方月燈籠」『月夜を隠さない程度の能力?』 原曲の月夜→腋にちなんで、豆頁→頭となる。 グルメレース風遠野幻想物語に久本さんが乱入に動画をつけてみた 【原曲】東方妖々夢『遠野幻想物語』 グルメレースと融合したMAD。 あくまでグルメレース風であり、原曲をそのまま使っていない。 あたまっぱん 【原曲】Silver Forest 東方萃奏楽『つるぺったん』 ナレーション、女子部のシンクロ具合に注目。 東方原曲 久本雅美がリーインカーネイションに合わせて輪廻するようです 【原曲】東方夢時空『Reincarnation』 まさかの旧作出演。 おてんパーン恋娘 おてんパーン恋娘の頭が破チルノ【東方頭破七分】 【原曲】東方紅魔郷『おてんば恋娘』 後者のMADで途中に出てくる霊本さんはオノヅカセブンで使われたものである。 エア本 VS 犬作 in 東方+亡き犬作の為の法蓮華経 【原曲】東方紅魔郷『亡き王女の為のセプテット』 紅魔郷を改造して東方頭破七分のプレイ映像になっている。 スペカ、セリフ、弾、スコアなど細部に至るまで作りこまれている。 +動画内で使ったスペルカード 仏罰「遠いバージンロード」 赤符「千本動画増殖」 与党「公明党幻想」 三色符「トリカラーマイスタ」 「三色の犬作教」 開口一番「面白かったね」 だいさ⑨との激闘の末、久本雅美は創価に入信することになる。 騒価楽団 ~ Airmoto Ensemble 【原曲】東方妖々夢『幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble』 女子部の手拍子の真骨頂が垣間見える良作。 幽雅に割れろ、墨染の頭 〜 Airmoto of Life 【原曲】東方妖々夢『幽雅に咲かせ、墨染の桜 ~ Border of Life』『ボーダーオブライフ』 ループする。 Ata - ma - Parntasia 【原曲】東方妖々夢『ネクロファンタジア』 女子部を執るアタマ妖怪。業界{ギョウカイ)を操る程度の能力を持つ。 最後まで再生すると0 06までループする。 +スペルカード一覧 開始「スキマから現れるエア本」 湯ッ栗「藍と橙のイ"エエ(゚∀。)┛」 漫才「動と静のFOO」 会合「僅かと時間の呪」 罔両「信濃町に棲むカルト」 罔両「ヒサモートとパーンの夢郷」 罔両「信濃町での神隠し」 「人間と妖怪の境界」 境符「現実と宗教の境界」 殺界「魅力的な頭部破裂」 廃人「ぶらり信濃町駅下車の旅」 幻巣「御本尊ネスト」 空餌「狂躁高速破裂物体」 空餌「中毒性のある信心」 外力「無限の超高速 頭破七分」 信心奥義「頭破決壊」 もう愛唱歌しか聞こえない 【原曲】東方永夜抄『もう歌しか聞こえない』 はせな氏(病気P)による誕生祭記念動画。原曲を入れ忘れたらしい。 プレインエアモト 【原曲】東方永夜抄『プレインエイジア』 けーねの能力にちなんでパーン動画の歴史が走馬灯のように流れていく。 動画内でだいさ⑨がスペカを使っている。 変色マスタースパーン 【原曲】東方永夜抄『恋色マスタースパーク』 削除されました。 いわゆる「ゆっくり饅頭」や「┗(^o^ )┓三」に似た ┗ノリ、゚ヮ ゚§┓三 が走っている。 狂気のエア本さん ~ Invisible Full Airmoto~ 【原曲】東方永夜抄『狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon』 同じく消すと増える動画「狂気のイケメン ~ Visual Eiko Kano」の作者による誕生祭動画。東方頭破七分最高傑作との呼び声が高い。 神秘的な女子部のコーラスは観る者を圧倒する。受話器持ってイェ゙エエエするエア本さんの瞳はまさに狂気。 エア本さんがパーンした衝撃で津波が発生したようです 【原曲】東方永夜抄『竹取飛翔 ~ Lunatic Princess』 宇宙戦士バルディオスMAD。後半がバルディオスの映像に合わせた竹取飛翔MADとなっている。 信濃町まで届け、不死の久本 【原曲】東方永夜抄『月まで届け、不死の煙 ~ Brilliant Silkroad』 どうやらまだ未完成のようだ。 ご本尊様に叱られるから 【原曲】東方風神録『稲田姫様に叱られるから』 柴田姫様を励ませるから 運命の創価サイド 【原曲】東方風神録『運命のダークサイド』 ネイティブ久本 ヒサモトフェイス エアティブフェイス 【原曲】東方風神録『ネイティブフェイス』 最近ではエアティブフェイスが有名。 旧地獄街道を行くエア本さん 【原曲】東方地霊殿『旧地獄街道を行く』 吉幾三MADに次ぐ早さで投稿された。 創価のエア本信仰 ~ Parning Head 【原曲】東方地霊殿『霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion』 ☢HONZON!!☢ !!信心融解注意!! ☢HONZON!!☢ +スペルカード一覧 革命「頭破七分制御不能」 驚星「ビックリシター」 革熱「ニュークリアレボリューション」 創火「ヒサメテオ」 爆符「マチャフレア」 扉打「メテオノック・ドアー」 雅星「プラネタリーマイレボリューション」 会合「ニューシンシャ・フュージョン」 「ヘルズイヌサク」 「倉地極楽カルトダウン」 「信濃の信仰太陽」 「ヒサモトマサミサン」 エアヒサモート 【原曲】東方地霊殿『ラストリモート』 速本さんその2。マイレボリュー所に引き続き、ナレーションもラップを披露。 +スペルカード一覧 秘法「久字刺し」 奇声「ミラクルジョシーブ」 神徳「創価学会カルトシャワー」 女子部の洗脳合唱 【原曲】東方地霊殿『ハルトマンの妖怪少女』 ハルトマンMAD完成作としては一番乗り。洗練されたタイトル[カルトウーマンの妖怪老女]がタグで提案される。 +スペルカード一覧 表象「玄関に学会員総立ち」 表象「柴田パラノイア」 無意識「女子部のロールシャッハ」 反応「久本パーングラフ」 反応「学会ポリリズム」 深層「無意識の久本氏」 復燃「石川の勧誘」 本能「イドの革命」 抑制「スーパーアゴ」 「嫌われ者の創価学会」 「ヒサモトニアンロール」
https://w.atwiki.jp/internetkyogakusys/pages/13.html
#1/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/10 19 26 (178) オウム真理教訳語対比表 1 ★内容 苦の詩章 自己の苦しみを喜びとし、他の苦しみを自己の苦しみとする。 オウム真理教では、本来の意味を正確に表わしていない既成の仏教用語は用いず、 パーリ語原点を忠実に翻訳し、吟味した結果、決定した訳語を使っています。以下 に、代表的な言葉の対比表を掲げますので、参照して下さい。 ◎言語対比表◎ 欲界→愛欲界 無間地獄→超期間激苦地獄 叫喚地獄→号叫激苦地獄 針特摩地獄→紅蓮華のような状態になる激苦地獄 阿修羅→不飲酒天 憤怒天→意識堕落天 戯忘天→戯れ堕落天 地居天→地上愛欲神天 四天王衆天→四大王天 持国天→堅固王国天 セイチョウテン トウチヘンゲジザイテンクウテン 増長天→成長天 広目天→統治変化自在天空天 シュショミンガイショウテン 毘沙門天、多聞天→守庶民外傷天 夜叉→人食い鬼神 ユウノウシン とう利天→三十三天 帝釈天→有能神 シ ハイ ルテンソウセイジテン シハイ ルテンソウセイジオウ 夜摩天→支配流転双生児天 閻魔王→支配流転双生児王 ジョレイタンテン 兜率天→除冷淡天 楽変化天、化楽天→創造満足天 イタシンイジンツウソウゾウヨクボウマンゾクジュウジテン 他化自在天→為他神以神通創造欲望満足従事天 悪魔→破滅天 色界→形状界 梵天→神聖天 梵衆天→神聖衆愛欲神天 梵輔天→神聖臣天 大梵天→大神聖天 浄天→美天 遍浄天→総美愛欲本質神天 広果天→偉大果報愛欲本質神天 浄居天→清潔居住天 無煩天→超空間愛欲神天 無熱天→超燃焼愛欲神天 善現天→善安楽愛欲神天 善見天→善現象愛欲神天 色究竟天→超越童子愛欲本質神天 無色界→非形状界 空無辺処→空間無辺境 識無辺処→識別無辺境 無所有処→無所有境 非想非非想処→非認知非非認知境 想受滅→認知経験滅尽 須弥山→完全無欠山 東勝身州→東の高貴なる身体を得る大陸 南せん部州、閻浮堤→南のバラリンゴの大陸 西牛貨州→西の願いがかなう牛の大陸 北倶る州→北の悪しき音の大陸 成劫→再生期 住劫→継続期 壊劫→還元期 シンケン シンリショウシャ クヨウ チコン 釈迦牟尼→サキャ神賢 如来→真理勝者 応供→供養値魂 サイジョウショウカクシャ チトクジョウジュシャ サイジョウゼンゼイ 正等覚→最上正覚者 明行足→智徳成就者 善逝→最上善逝 セケンゲ ムジョウシ 世間解→世間解(変更なし) 無上士→無上士(変更なし) トウタツシンチウンメイコン 菩薩→到達真智運命魂 コウボンノウメツジンタガクナン コウボンノウメツジンタガクニョ 比丘→向煩悩滅尽多学男 比丘尼→向煩悩滅尽多学女 キエ シンナン キエ シンニョ 優婆塞→帰依信男 優婆夷→帰依信女 僧伽→出家教団 長老→高弟 声聞→多学の弟子 沙門→出家修行者 沙弥→少年出家者 遊行者→托鉢修行者 バラモン→祭司 クシャトリヤ→武人 ヴァイシャ→庶民 シュードラ→奴隷 四双八輩→四対の人々-八つの宗教的特性を持つ人々 預流→真理の流れに入ること 一来→(愛欲界に)一度だけ転生すること 不還→不還(変更なし) 阿羅漢→供養値魂 四預流支→四つの真理の流れに入る段階 四聖諦→四つの絶対的真理 苦聖諦→苦しみの絶対的真理 集聖諦→苦しみの生起の絶対的真理 滅聖諦→苦しみの滅尽の絶対的真理 道聖諦→苦しみの滅尽に至る方法の絶対的真理 キオクシュジュウジュツ 四念処→四つの記憶修習述 ニショウダンニショウゴン 四正断→二正断二正勤 断断→現在悪業断 律儀断→未来悪業断 ゴン ゴン 修断→現在善業勤 随護断→未来善業勤 ニョイ 四如意足→四つの如意の基礎 欲如意足→決意如意の基礎 精進如意足→精進如意の基礎 心如意足→思念如意の基礎 観如意足→観慧如意の基礎 五根→五つの潜在性 五力→五つの能力 信根→信の潜在性 信力→信の能力 精進根→精進の潜在性 精進力→精進の能力 念根→記憶修習の潜在性 念力→記憶修習の能力 定根→サマディの潜在性 定力→サマディの能力 慧根→智慧の潜在性 慧力→智慧の能力 七覚支→七つの覚醒段階 念覚支→記憶修習覚醒段階 択法覚支→検討覚醒段階 精進覚支→精進覚醒段階 セイジャク 喜覚支→喜覚醒段階 軽安覚支→静寂覚醒段階 定覚支→サマディ覚醒段階 捨覚支→無頓着覚醒段階 八正道→聖なる八段階の道 正見→正見解 正思惟→正思惟(変更なし) 正語→正語(変更なし) 正業→正行為 正命→正生活 正精進→正奮闘 正念→正記憶修習 正定→正サマディ 三苦→三つの苦しみ 苦苦→苦苦(変更なし) 行苦→悪い構成要素の苦しみ 壊苦→悪化の苦しみ 三受→三つの感覚 楽受→楽の感覚 苦受→苦しみの感覚 不苦不楽受→不苦不楽の感覚 四無量心→四無量心(変更なし) 慈→慈愛 悲→聖哀れみ 喜→聖称賛 捨→聖無頓着 五取蘊→五つのとらわれの集積 色取蘊→形状-容姿のとらわれの集積 受取蘊→感覚のとらわれの集積 想取蘊→表象のとらわれの集積 行取蘊→経験の構成のとらわれの集積 識取蘊→識別のとらわれの集積 五蓋→五つの障害 貪欲蓋→愛欲の興奮による障害 瞋恚蓋→害心による障害 こん眠蓋→頑固と愚鈍による障害 掉挙蓋→興奮と後悔による障害 疑蓋→疑念による障害 五妙欲→五つの愛欲の構成部分 色→形状-容姿 声→声(変更なし) 香→香り 味→味(変更なし) 触→接触 #2/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/10 19 29 ( 78) オウム真理教訳語対比表 2 ★内容 五下分結→五つの下位に結び付けるきずな 有身見→有身謬見 疑→疑念 戒禁取→戒誓のとらわれ 貪欲→愛欲の興奮 瞋恚→害心 五上分結→五つの上位に結び付けるきずな 色貪→形状愛著 無色貪→非形状愛著 慢→慢(変更なし) 掉挙→興奮 無明→悲神秘力 八解脱→八離解脱 八勝処→八勝境 十遍処→十全境 十波羅蜜→十の徹底 十二縁起の法→十二の条件生起の段階 無明→悲神秘力 行→経験の構成 識→識別 名色→心の要素-形状-容姿 六処→六つの感覚要素と対象 触→接触 受→感覚 愛→渇愛 取→とらわれ 有→生存 生→出生 苦→苦しみ 信→信(変更なし) 悦→歓喜 喜→喜(変更なし) 軽安→静寂 楽→楽(変更なし) 三昧→サマディ ニョジツセイツウケンカイ 如実知見→如実精通見解 遠離→現世否定 離貪→離愛著 解脱→離解脱 ゚ク槃→煩悩破壊 般゚ク槃→完全煩悩破壊 中般゚ク槃→中完全煩悩破壊 生般゚ク槃→減少完全煩悩破壊 無行般゚ク槃→形状界にて経験の構成がなく功徳の果報を受けつつある完全煩悩破壊 有行般゚ク槃→形状界にて経験の構成があり真理の実践による完全煩悩破壊 一種者→一種者(変更なし) 家家者→徳の高い家から家へと転生する者 極七返→最高七回流転者 正智→正精通 正解脱→正離解脱 心解脱→心の離解脱 慧解脱→智慧の離解脱 殺生→殺生(変更なし) 偸盗→窃盗 邪淫→愛欲における邪悪な行為 妄語→虚言 綺語→軽薄語 悪口→悪口(変更なし) 両舌→中傷 貪→愛著 瞋→邪悪心 癡→迷妄 愁→不運な出来事 悲→悲嘆 苦→苦しみ 憂→激痛 悩→悩み 五趣→五つの方向 善趣→幸福に向かうこと 悪趣→悲痛に向かうこと カルマ→要素の蓄積 法→法則 梵行→神聖行 布薩→戒誓行 波羅提木叉→約束維持解放 頭陀→断修行障礙 袈裟衣→赤っぽい黄色の衣 衆生→生命体 四大種→四大元素 本生経→輪廻転生談 仏教・ヨーガ言語対比表 愛欲界-現象界 形状界-アストラル世界 非形状界→コーザル世界 愛著-サットヴァ 邪悪心-ラジャス 迷妄-タマス 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第二誦品 #3/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/10 22 4 (111) オウム真理教の世界観 全宇宙の構造 ウパティッサ ★内容 世界観 全宇宙の構成 まず、この全宇宙は、愛欲界、形状界、非形状界、そして大完全煩悩破壊界に 分類することが出来ます。 愛欲界とは、今現在私たちが生きているこの世も含まれ、熱優位の粗雑な物質で 出来ている世界です。 形状界とは音優位の微細な物質で出来た世界で、上位形状界と低位形状界に 分かれています。そのうちの低位形状界が、愛欲界と重なっています。 重なっているとは、通じ合っているという意味です。 非形状界とは、光優位のデータの世界です。これは、上位・中位・低位と三つに 分かれています。そのうちの低位非形状界が愛欲界、低位形状界と重なっており、 中位非形状界が上位形状界と重なっています。上位非形状界となると、他のどの 世界とも重なっていません。上へ行くほど、透明な光が強くなり、光が情報として 存在しています。 これらの世界は、どれも下から上に行くに従って、そこに存在する魂の密度が 低くなっています。 仏教的アプローチは、心の成熟を主体とし、霊性の向上を従と考えるがゆえに、 低位形状界、低位非形状界、中位非形状界を経験しません。しかし、タントリズムと ヨーガは、心の成熟よりも霊性の向上に重きを置くが故に、それらの経験もします。 愛欲界は六つのパートからなり、下から順に地獄界、動物界、餓鬼界、人間界、 意識堕落天、そして戯れ堕落天に分類することが出来ます。 ・ ・ ・ ・ ・ 大完全煩悩破壊界 ・ (超非物理的世界) ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 上位非形状界 ・ (空) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ 中位非形状界 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 上位形状界 ・ ・ ・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ 低位非形状界 ・ ・ (無) ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ 戯れ堕落天 ・ 低位形状界 ・ ・・・・・・(天界)・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・ 意識堕落天(阿修羅界) ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ 非形状界(無色界 ・ 人間界 ・ ・ (コ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ (超物理的世界) ・ 餓鬼界(低級霊域) ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ↑ ・ 動物界 ・ 形状界(色界) ・・・・・・・・・・・・・・・ (アストラル 微細次元) ・ 地獄界 ・ (非物理的世界) ・・・・・・・・・・・・・・・ ↑ 愛欲界 (現象界 粗雑次元) (物理的世界) 全宇宙の構成図(EX氏作) 我々が瞑想によって愛欲界を経験するときは、愛欲界の裏側の、低位形状界 を通じて経験します。形状界は音(ヴァイブレーション)の世界ですから、そ れぞれの世界に特有の音楽が流れています。 例えば、地獄はロック、ジャズなどが流れています。動物は軽い歌謡曲のよ うな曲、人間界は演歌のような情のこもった曲、意識堕落天は軍艦マーチや軍 歌のような勇ましい曲、天界はクラシックや日本の雅楽のような曲が流れてい ます。ですから、自分がどのジャンルの音楽を好むかによって、愛欲界のどの 世界の要素を持っているのか推し量ることが出来るわけです。 #4/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/11 2 6 (141) オウム真理教世界観 地獄1 ウパティッサ ★内容 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ オーム マニ ペメ フーム これは、愛欲界の六つの世界の要素の蓄積を断ち切るマントラです。 これから、愛欲界の一つ一つの世界について説明をしていきたいと思います。 たとえ天界に生まれたとしても、この輪廻の輪を超えない限り、いつかは悲 痛に向かう世界へ落ちてしまいます。故に、我々はまずこの愛欲界の要素の蓄 積を断ち切り、この愛欲界から離脱しなければなりません。 ◇◇◇◇◇ 地 獄 ◇◇◇◇◇ Hell 苦しみだけの世界 地獄に生まれ変わる条件は、心における嫌悪、言葉における悪口、そして 行為における暴力・殺生である。 また、真理に対する妨害や、真理と称して間違った教えを説いた者なども 地獄に落ちるとされている。 普通、地獄に落ちると永遠に抜け出せないような感じを受けるが、実際は そうではない。確かに地獄は六道の中では最も寿命の長い世界だが、無常の 世界にある以上、必ず死はやってくる。天界ももちろん同じである。 それでは、地獄と天界の寿命の長さを見てみよう。 例えば天界は、 ◎第一天界(四大王天)=九百万年 ◎第二天界(三十三天)=三千六百万年 ◎第三天界(支配流転双生児天)=一億四千四百万年 ◎第四天界(除冷淡天)=五億七千六百万年 ◎第五天界(創造満足天)=二十三億四百万年 ◎第六天界(為他神以神通創造欲望満足従事天)=九十二億一千六百万年 (麻原彰晃著「タターガタ・アビダンマ」参照) また、地獄界はさらに長く、八つの熱地獄を例に取ると、 △第一熱地獄(等活地獄)=四大王の神の寿命が一日に相当し、それを五百年生きる。 △第二熱地獄(黒縄地獄)=三十三天の神の寿命が一日に相当し、それを千年生きる。 △第三熱地獄(衆合地獄)=支配流転双生児天の神の寿命が一日に相当し、 それを二千年生きる。 △第四熱地獄(号叫地獄)=除冷淡天の神の寿命が一日に相当し、それを四千年生きる。 △第五熱地獄(大叫地獄)=創造満足天の神の寿命が一日に相当し、 それを八千年生きる。 △第六熱地獄(炎熱地獄)=為他神以神通創造欲望満足従事天の神の寿命が 一日に相当し、それを一万六千年生きる。 △第七熱地獄(大熱地獄)=炎熱地獄よりさらに長い。 △第八熱地獄(超期間地獄)=人間の六十小カルパが一日に相当し、一大カルパ生きる。 (中村元著「沸教語大辞典」参照) というように、人間の時間の感覚では計り知れないほど長い年月を、これら の世界で過ごすことになっている。 地獄や天界を "永遠”と錯覚するのも無理はないかも知れない。しかし、 必ず終わりは訪れるのである。その時が来れば、その長い寿命も瞬間だった ように感じるだろう。 さて、地獄に生まれ変わるシチュエーションには三つのパターンがあると される。それは裁き、ヴィジョン、エネルギーの三つである。 裁きとは、支配流転双生児神、俗にいう閻魔大王の裁きである。生前に積 んだ悪業によって、支配流転双生児神によって地獄行きの判決が下され、地 獄に生まれ変わる、これが第一のパターンである。もちろんこれは例え話で も冗談でもない。 ヴィジョンによる転生とは、例えば地獄のカルマをたくさん持っている人 は、バルドー(死後の中間状態)でものすごく周りが熱くなり、炎に包まれ たような状態になる。そして、嫌悪の強い者は、それを幻影だということを 知らずに、そこから逃れようという心の働きが出てくる。 そしてその後、その炎に包まれた状態で、雪山の大変涼しそうな景色が見 えてくる。そしてああ涼しそうだと飛び込んだ瞬間、寒冷地獄ということに なる。 反対に、体がものすごい寒さに襲われる。その状態で、暖かそうな炎が見 えてくる。そしてああ暖かそうだと飛び込んだ瞬間、熱地獄ということにな る。これが、嫌悪による転生のパターンである。 このときの条件、心の条件を解析してみよう。もし、その自己の周りの炎、 あるいは寒さというものが、自己のカルマであるということを認めることが 出来たならば、あるいはその炎、寒さに対して嫌悪、憎しみの感情を抱かな かったならば、その人は雪山に、あるいは炎に飛び込まなかったであろう。 しかし、嫌悪の感情を持ったがために飛び込んだ訳である。 勿論他のパターンのヴィジョンもある。 では三番目、エネルギーによる転生とは一体どのようなものであろうか? それぞれの世界にはその世界特有の色がある。そして地獄の色と言うのは、 黒である。現在、黒が好きだという方は、気をつけた方がいい。それは地獄 に生まれ変わる可能性が高いからだ。 バルドーに入って、黒い煙が見えてくる。地獄のカルマの強い人はその黒 に魅力を感じ、飛び込む。その瞬間、地獄に生まれ変わっているという訳で ある。 ちなみに、同じ黒でも光沢のある黒の場合は、愛欲界の王であるマーラ( 破滅天)の色である。 さて、この地獄は大きく三つの世界に分けられる。 それは、熱地獄、寒冷地獄、痛みの地獄の三つである。 嫌悪による怒りを発した者は熱地獄に、嫌悪による冷たさを持った者は寒 冷地獄に、嫌悪により他の魂を肉体的に害した者は痛みの地獄に生まれ変わ る。 #5/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/11 8 35 (199) オウム真理教世界観 地獄 2 ウパティッサ ★内容 では、釈迦牟尼はこの地獄をどのように表現していたのか? 南伝大蔵経の「天使経」の中の地獄の記述をご紹介しよう。 「その人に、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は五種連という名の刑 罰を行うのである。まず、五本の赤く熟した鉄の杭を、それぞれ両手と両足 と胸の中央とに刺す。そのとき、彼は非常に激しい苦痛を受ける。しかもそ の悪業が尽きない限りは、その間命が終わる事はないのだ。また、その彼を 諸々の獄卒は、誘っていき、斧で切る。そのとき、彼は・・・(中略)・・ ・その悪業が尽きない限りは、その間命が終わる事はないのだ。また、その 彼を、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は足を上にし、頭を下に置い て、鋭い斧で切る。そのとき、彼は・・・(中略)・・・その悪業が尽きな い限りは、その間命が終わる事はないのだ。また、その彼を、諸々の向煩悩 滅尽多学男よ、諸々の獄卒は車のくびきに付けて、熱く焼け燃えている地上 を行ったり来たりさせる。そのとき、彼は・・・(中略)・・・その悪業が 尽きない限りは、その間命が終わることはないのだ。また、その彼を、諸々 の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は、炭火が赤く焼け燃えている大きな山 を登ったり降りたりさせる。そのとき、彼は非常に激しい苦痛を受ける。し かもその悪業が尽きない限りは、その間命が終わることはないのだ。また、 その彼を、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は、足を上に頭を下にし て捕まえて、熱く焼け燃えている大きな銅の釜の中に投げ入れる。そして、 彼はそこでぐつぐつ煮られる。彼はそこでぐつぐつ煮られて、上に行ったり、 下に行ったり、横に行ったりする。そのとき、彼は非常に激しい苦痛を受け る。しかもその悪業が尽きない限りは、その間命が終わることはないのだ。 また、その彼を、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は大地獄の中に投 げ入れる。そして、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、その大地獄は、 四隅があり、四つの門があって、 同じ大きさに区分され、 鉄の壁に囲まれ、 鉄で覆われている。 その鉄でできた大地は 燃え盛る炎に敷き詰められ、 上下左右はあまねく百ヨージャナの広がりがあって、 常に存続している。 そして、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、その大地獄の東の壁で炎が燃え上が り、西の壁に突き当たる。西の壁で炎が燃え上がり、東の壁に突き当たる。 北の壁で炎が燃え上がり、南の壁に突き当たる。南の壁で炎が燃え上がり、 北の壁に突き当たる。下で炎が燃え上がり、上に突き当たる。上で炎が燃え 上がり、下に突き当たる。彼はそこで非常に激しい苦痛を受ける。しかもそ の悪業が尽きない限りは、その間命が終わることはないのだ。 諸々の向煩悩滅尽多学男よ、長い時が経過する間のいつかには、その大地 獄の東の門が開かれるときがある。そこで、彼はそこに向かって全速力で走 っていく。全速力で走って行くために、皮も焼かれ、肌も焼かれ、肉も焼か れ、筋も焼かれ、骨も焦がされる。実際に、このような騒乱があるのだ。そ して、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、ようやく彼がたどりつくと、そのとき、 その門は閉ざされてしまうのである。彼はそこで非常に激しい苦痛を受ける。 しかもその悪業が尽きない限りは、その間命が終わる事はないのだ。 諸々の向煩悩滅尽多学男よ、長いときが経過する間のいつかには、その大 地獄の西の門が開かれるときがある。・・・(中略)・・・北の門が開かれ るときがある。・・・(中略)・・・南の門が開かれるときがある。そこで、 彼は全速力で走っていく。彼は全速力で走って行くために、彼は焼かれ・・ ・その門は閉ざされてしまうのである。彼はそこで非常に激しい苦痛を受け る。しかもその悪業が尽きない限りは、その間命が終わる事はないのだ。 諸々の向煩悩滅尽多学男よ、長いときが経過する間のいつかには、その大 地獄の東の門が開かれるときがある。そこで、彼は全速力でそこに向かって 走っていく・・・このような騒乱があるのだ。 そして、彼はその門からでる。 しかし、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、その大地獄にほとんど接するように して、巨大な糞尿地獄が揃って存在している。彼はそこに落ちる。そして、 諸々の向煩悩滅尽多学男よ、その糞尿地獄には針の口を持つ生き物がいて、 皮を破る。皮を破り終わると肌を破る。肌を破り終わると肉を破る。肉を破 り終わると筋を破る。筋を破り終わると骨を破る。骨を破り終わると骨の随 を食らうのである。彼はそのとき、非常に激しい苦痛を受ける。けれども、 その悪業が尽きない限りは、その間命が終わることはないのだ。 そして、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、その糞尿地獄にほとんど接するよう にして、巨大な熱灰地獄が揃って存在している。彼はそこに落ちる。彼はそ こで非常に激しい苦痛を受ける。けれども、その悪業が尽きない限りは、そ の間命が終わることはないのだ。 そして、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、その熱灰地獄にほとんど接するよう にして、一ヨージャナの高さにそびえ、指十六本分の長さのトゲを持った、 熱く焼け燃えている巨大な針の木の林が揃って存在している。諸々の獄卒は、 彼にそこを登ったり降りたりさせるのである。彼はそこで非常に激しい苦痛 を受ける。けれども、その悪業が尽きない限りは、その間命が終わることは ないのだ。 そして、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、その針の木の林にほとんど接するよ うにして、巨大な剣の葉の林が揃って存在している。彼はそこに落ちる。様 々な風に吹き動かされた葉は、彼の手を破り、足を破り、手足を破り、耳を 破り、鼻を破り、耳と鼻を破るのである。彼はそこで非常に激しい苦痛を受 ける。けれども、その悪業が尽きない限りは、その間命が終わることはない のだ。 その彼を、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は釣針を使って引き上 げ、陸地に立たせて、次のように言った。 『おい、男よ、お前は何か欲しいものはあるか。』 彼は次のように言った。 『すみません、私はお腹がすいております。』 その彼を、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は熱く焼け燃えていて 灼熱した金ばさみで口を開き、熱く焼け燃えてい灼熱した鉄丸を口に投げ込 むのだ。それは、彼の唇をも焼き、口をも焼き、喉をも焼き、胸をも焼き、 大腸と小腸とを持ち去って、下部から出るのである。彼はそのとき、非常に 激しい苦痛を受ける。けれども、その悪業が尽きない限りは、その間命が終 わることはないのだ。 その彼に、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は次のように言った。 『おい、男よ、お前は何か欲しいものはあるか。』 彼は次のように言った。 『すみません、私は喉が渇いております。』 その彼を、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒は熱く焼け燃えていて 灼熱した金ばさみで口を開き、熱く焼け燃えていて熱く煮えたぎる銅を口に 注ぐのだ。それは、彼の唇をも焼き、口をも焼き、喉をも焼き、胸をも焼き、 大腸と小腸とを持ち去って、下部から出るのである。彼はそのとき、非常に 激しい苦痛を受ける。けれども、その悪業が尽きない限りは、その間命が終 わることはないのだ。 その彼を、諸々の向煩悩滅尽多学男よ、諸々の獄卒はもう一度大地獄に投 げ入れるのである。」 まさに恐ろしい世界である。しかし、気をつけなければいけないのは、サ キャ神賢(釈迦牟尼)は神通によって実際に地獄を経験していたのであろう が、それはあくまでも2600年前の地獄だということである。この260 0年の間に人間界の様相が大きく変化したように、当然地獄の様相も変化し ているであろう。しかしもちろん、先にあげた原則的なものは変わらない。 例えば、殺生というものを考えてみても、2600年前にはなかったが現 在はあるというものが多く存在する。例えば堕胎、殺虫剤、等々である。 やったことが同じように返ってくるというカルマの法則から考えて、行い が変われば当然結果も変わってくる。例えば殺虫剤で多くの虫を殺した者が、 同じように殺虫剤のようなもので苦しめられる地獄が存在するということで ある。 では、このような恐ろしい地獄に落ちないためには、どのようにしたらよ よいのだろうか。考えてみれば簡単なことである。条件を一つ一つつぶして いけばよいのだ。例えば、嫌悪の心を持たず、全ての魂に慈愛を降り注ぐ。 悪口を言わず、優しい言葉のみを語る。生き物を殺すことなく、慈しむとい うことである。 しかし、実際はやはり難しいであろう。嫌悪の心を取り払うのは、なかな か大変である。例えば夏の暑い時期に、「暑いのは嫌だ。涼しいところへ行 きたい。」などと考えたりしたら、それも地獄へ落ちる因となってしまうの である。 心の統御に比べると、行為と言葉の統御は比較的簡単だろう。 例えば、蚊が刺してきても殺さずに、慈しみの心を持ってじっと耐える。 人に悪口を言われても言い返さないでじっと耐える。地獄に落ちないために も、ぜひ実践して欲しい。 さて、今度はまた違った観点から地獄に落ちる因を見てみよう。 我々が喜びを求めれば求めるほど、苦しみが増大するということにお気づ きだろうか? 例えば、お風呂を考えてみよう。ここに二人の人がいて、一人は、50度 のお湯はちょっと熱すぎる、30度のお湯はちょっとぬるすぎると考えてい た。彼は30~50度のお湯では苦を感じないのである。 しかしここに嫌悪の強い、そして喜びを求める心の強い者がいたとする。 まあ、喜びを求める心が強ければ強いほど、苦に対する嫌悪も強くなるだろ う。彼は40度前後のお湯にのみ喜びを求め、それ以外の温度に嫌悪してい た。つまり、前者が苦を感じなかった温度にまで、後者は苦を感じるのであ る。同じ条件でも苦しみの領域が広いのである。 我々の周りを見ても、喜びを求めている人ほど苦に対しても敏感である。 例えばここに、味覚の非常に鋭い者がいたとしたら、彼は普通の人が感じら れないような素晴らしい味覚を得ることができるかもしれないが、同時に普 通の人が感じないようなまずい感覚も味わわなければならなくなるだろう。 逆に、例えばオウム真理教の高い成就を成し遂げた方達は、日々楽しみを 求めない生活をしている。食事もわずかなものをとり、もちろん性的な行為 は一切行なわず、外見を着飾ることもなく、また心に於いても救済のみを考 える。このように喜びを求めない生活をしていると、逆に苦しみの領域も減 っていく。例えばオウム真理教の成就者が怪我をして傷口を縫う場合、ほと んどの場合、麻酔を使わない。普段から喜びを求めない生活をしているため、 苦の許容量が大きくなっているのである。 そして全てが心の現れであることを考えると、我々が欲求を滅し、苦の領 域を狭めたならば、或いは完全に欲求自体を無くしてしまったならば、我々 が地獄に落ちる因はかなり減少することになる。 しかしこの欲求というものは我々の無始の過去からの経験の積み重ねから きている。よってそう簡単に滅せるものではない。そしてそれを可能にする 日本でただ一つの修行形態を有しているのが、オウム真理教なのである。 みなさんは、六道がピラミッド型になっているのをご存知だったろうか? つまり、底辺ほど広い。広いというか、そこに存在する魂が多いのである。 別の言い方をすれば、我々が死んで最も生まれ変わる可能性の高い世界が、 地獄なのである。 私たちは、この地獄を完全に捨断することのできる、「真理」に巡りあ ったことに感謝しようではないか。そして巡り会ったはいいがまだ実践に までは至っていない人は、今日この瞬間を境に全力で真理の実践に励むべ きである。死神の大群はいつ私たちを襲うか全く分からないのだから。 あのときもしも 修行をしてたら 今の悲しみは なかっただろうに 何故に無智におおわれ 修行をせず 快楽の幻影を むさぼったの 私はあやまちに 気づいたけれど もう遅い 何もかも 手遅れになった 麻原彰晃尊師 作詩・作曲 「さまよえるバルドー」より #6/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/11 9 29 ( 83) オウム真理教世界観 動物界 ウパティッサ ★内容 動 物 The Animal Realm 六道の第二番目は動物界である。 この動物界は、皆さんも知っての通り、皆さんの視覚的に とらえられる動物全てだけではなく、この宇宙には多くの動 物が遍在している。その動物の特徴は、根本的無智であり、 実際、動物の世界から高い世界へ転生する場合、それは積極 的に高い世界へ転生することはできず、消極的な形でいいカ ルマを持っている者のみがそこから脱却することができるの である。 サキャ神賢は、動物の世界へ転生するとは言わず、「動物 としての発生」という言葉を使っている。 動物としての発生とは、動物として生まれ出るということ であり、わざわざ魂が人間として生まれる人間世界と区別し ているのである。つまり、同じこの愛欲界に生まれるにして も、動物の方がより粗雑であるということを言外に含めてい るのである。 現代の生物学に於いても、発生という言葉を使っているの は興味深いことである。 ところで、この動物としての発生へと至る心の機序は、根 本的無智を背景としている。つまり、低級霊域にいた魂が、 より具体的満足を得ようとしてこの動物の世界へと発生する のである。 『哀しみの動物世界』 作詞・作曲 麻原彰晃尊師 楽しければいいじゃないの 楽しければいいじゃない 楽しければいいじゃないの どうして何が悪いの 楽しければいいじゃないの 楽しければいいじゃない 楽しければいいじゃないの どうして何が悪いの なんとなくでいいの ちょっとだけでいいの あなた そんな 恐い顔しないで なんとなくでいいの ちょっとだけでいいの 善行なんて 私はいイヤだ まっぴらゴメンだ ねー 強いことがすべて だー 支配だけがすべてなんだ 強い者が出てきたなら 逃げろ さあ 逃げろよー 速い者だけが得をする 強い者だけが得られる ボス達だけが得をする それが自然の掟 強い者だけが生きられるのー あなたそばにいてほしい この寂しさ なめてよ 一緒にいてほしい 優しければそれでいい 子供はどこへ行くのだろ もしもあのとき私が 戒め を守っていたならば こんなに 辛い思いをせずに済んだのに 無明の闇がすべてを 狂わせた 堅い牙が 体つぶす 光る爪が 体つぶす 開く口が 私を飲む 恐い 恐い 恐いよー 「助けてー」 功徳だけが私の救い 善行積めばいいじゃない 寂止だけが私の救い 真理の教えが すべてだー! 参考文献 マハーヤーナ 真理 えんじょい・はぴねす 真実!六道輪廻 絶対の真理 飛翔 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 #7/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/11 19 21 (121) オウム真理教世界観 餓鬼界 ウパティッサ ★内容 餓 鬼 The Realm of Hungry Ghosts 下から第三番目が餓鬼界である。この餓鬼界は、貪りのカルマの強い魂の行 く世界であり、これは動物界と人間界の間に存在している。 餓鬼のカルマを持つ人の条件を詳しく述べるならば、四つあげることができる。 1.布施の心がない 2.楽をしたがる 3.食べ物の味にこだわる 4.物を集めたがる の四つである。何か現代人にぴったり当てはまるような気がするが・・・ 例えば、人間の形状をしていても、生まれながらにして全く物を食べること ができない、あるいはガンその他にかかり、死ぬ前に物が食べられなくなり、 腹がパンパンに腫れ上がって死ぬ等は、これは餓鬼界へ転生する現われなので ある。 そして、この餓鬼界はお互いがお互いを遮断し、自分の利益のみを考える魂 が存在している世界ということになる。だいたい人にものを施さないで独り占 めし、そして生きた魂は、次の生この世界へ転生するのである。 餓鬼のカルマを切るには、 1.徹底的な財施(真理に対する財産の布施)をすること 2.マニプーラ・チャクラから特殊な方法でエネルギーを上昇させること 3.マントラを唱えることによって餓鬼のカルマを破壊すること という三つの方法を合わせて行なわなければならない。 ただ、餓鬼のカルマを持つ人は、いきなり財産を布施しなさいと言っても無 理だろう。そういう方は一日一円でもいいから、毎日布施をし続ける努力をし てみてほしい。そのうち布施の喜びがわかり、自分のために使うよりも布施し た方がいいという風になるだろう。 ところで、この餓鬼というのは実際はプレータといい、低級霊域を表わして いる。 この低級霊域は、二つの魂の構成から成り立っている。 第一のパターンは、愛欲を有している魂で、具体的な、例えば動物としての 発生とか、人間世界とか、ハッキリと特徴が固定されていない場合である。 第二のパターンは、具体的な世界よりイメージの世界を好む魂で、愛欲を有 している場合である。 前者の方が後者よりこの低級霊域から他の世界へ転生するスピードは早い。 また、餓鬼は人食い鬼神のペットでもあるという。 地獄の色が黒(光のない黒)であることは前に述べたが、餓鬼はどうかとい うと、暗く濁った黄色である。 そして、お気づきになったかも知れないが、この色こそ現代の日本の霊能者 達を象徴する色なのである。前に雑誌の新興宗教特集を見たとき、みんな同じ 暗く濁った黄色を基調としていたのを見てびっくりした事がある。 『貪りの苦しみ』 作詩・作曲 麻原彰晃尊師 人は どうでもいい 他人は どうでもいい 悲しみ越えて 苦しみ越えて 私は集めた 財産 俺の苦労を 誰にわかるか 俺の楽しみは これしかないんだ お金だけが 味方なんだ 欲張りだった あやまちだった 心しだいで すべては決まる 物は どうでもいい お金は どうでもいい 悲しみいっぱい 苦しみいっぱい ガキの世界は苦しい 食べよう リンゴ 石リンゴ 甘い ケーキ 胃が燃える この世界 すべて皆 私の苦しみ ジュースだ 石油だ 黒こげ 缶詰 爆弾 バラバラ 財施極限 カルマ落ちたよ 私は天界楽しいよ 財施の極限素晴らしい あなたも真理を行って 私と天界行きましょう 天界全てが快楽だ お金のカルマを断ち切って 貪り超越するならば あなたも私も天界だ 正しい見解培って すべてに施しなすならば プレータ世界を脱出し 長命・歓喜の天界だ 現世の観念断ち切って 「すべては功徳の現れ」と 功徳の理論に精通し 天での自由と幸福を これはオイラのものだ すべて私のものだ 《すべて私のものだ!!》 これはオイラのものだ すべて私のものだ 見えない世界 知らない世界 私は知らない 無明 救済 真理の伝播 真理だけが全てを明かす オイラ ガキの世界へ 落ちてしまったけれど あなたはきっと 功徳を積んで 天へと至り 歓喜を 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 マハーヤーナ えんじょい・はぴねす 飛翔 #8/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/11 21 43 ( 89) オウム真理教世界観 人間界 ウパティッサ ★内容 人 間 The Human Realm 下から四番目の世界が、私達の今いる人間の世界である。 この世界は情の世界と言われる。これは、特定のものに対する偏った 執着を意味している。 例えば餓鬼のカルマを持つ者は、何でもかんでも自分のものだという 感じだが、人間の場合はそうではなく、ある特定のものにのみ執着をす るのである。 この情は日本人の一番好きなやつである。人情、愛情、友情・・・た だ、最近は、情よりも嫌悪、無智、むさぼりといった三悪趣のカルマの 強い者がこの人間世界に多いのは否めない事実である。人間界のレベル が落ちているのだ。 この人間界の寿命は、八万才から十才の間を増減すると言われている。 そしてこれはそこに住む魂の善業・悪業の度合いによって決まってくる。 人間界の魂のベクトルが上向きであれば寿命は伸びて行くし、下向きに なれば寿命は減少へと向かうのである。 平均年齢が100才に満たない現代は、相当悪いカルマを持った魂が 集まっていると考えていいだろう。 仏典によると、この人間界は四つの大陸と八つの島々、そして数え切 れない程の名もない島々で構成されている。四つの大陸の名称と形状は、 「東の高貴なる身体を得る大陸(ヴィデーハ州)」という半月形の大陸、 「南のバラリンゴの大陸(ジャンブ州)」という台形の大陸、「西の願 いがかなう牛の大陸(ゴーヤーナ州)」という円形の大陸、「北の悪し き音の大陸(クル州)」という四角形の大陸の四つである。オウム真理 教ではこの大陸というのはプレートを表わしていると考えている。 八つの島々の名称と形状は、東の「身体」という半月状の島、東の「 高貴な身体」という半月状の島、南の「帯状の扇」という台形の島、南 の「別の帯状の扇」という台形の島、西の「動き」という円形の島、西 の「完全な道を踏む」という円形の島、北の「不快な音」という四角形 の島、北の「不快な音の月」という四角形の島の八つである。 この世界に生まれ変わるときのヴィジョンは、セックスである。まず、 後に両親となる男女のセックスのヴィジョンが見え出す。そして男性は 母親にものすごい愛着を持ち、父親に対してものすごい嫉妬心を持つ。 逆に女性は父親に対してものすごい愛着をもち、母親に対してものすご い嫉妬心を持つ。そしてそのときの愛着や嫉妬心というものは生きてい るときの何百倍、何千倍といったものであり、そのものすごいエネルギ ーによって転生先が決まってしまうのである。 人間転生 作詩・作曲 麻原彰晃尊師 あなたと一緒に 苦労をしながら 楽しい家庭を 築きたい 私の すべてを あなたに 捧げたい この愛は 喜びは 無常と知っていながら 求める 安らぎは 幸福は 三苦の形を表し 壊れゆく 子供達は 息子達は あなたのように素適に この夢 壊れさせない 固く守るわ 来世も あなたと一緒に生きたいの 勇敢 ジャンブ州 真理の記憶修習 クル州 千年生きられる エゴが無く 天界のように楽しい 家畜養い ステーキを食べ 焼き鳥 焼き肉 ゴーヤーナ州の楽しみのすべてがここに 五百年生き 巨大身体 ヴィデーハ州 美しい 体持ち 素晴らしい 行動なし 生きるの 人間界へ 生まれたい そのサインは かわら屋根 父母の交わり 家庭のヴィジョン 湖の馬 白い馬 湖のそば 牛がいる 美しい男 美しい女 すべてが道 何度も記憶し 何度も瞑想し 忘れないわ あなたと一緒に 人間世界へ 苦楽と一緒に 暮し育む ジャンブ州だけが 修行の大陸 人の一生は短いぞ 功徳減らして 生きたならば いくら瞑想したとしても おまえの道は 三悪趣だよ 真理を記憶し 真理を行い 功徳を積めば 人間だ 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 えんじょい・はぴねす 真実!六道輪廻 マハーヤーナ #9/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/12 0 34 (107) オウム真理教世界観 意識堕落天 ウパティッサ ★内容 意 識 堕 落 天 The Heaven of Degenerated Consciousness 第五番目は意識堕落天である。一般には阿修羅界と呼ばれている世界である。 この意識堕落天は、一般的に今現代ではUFOブームだが、このUFOに乗っ ている魂、この魂が意識堕落天であると考えるべきである。 この意識堕落天の世界は、大変科学が発達している。ここで要求されるもの は、純粋な論理性であり、そして自分自身の観念の中において認められるもの に対してのみ、積極的に生きる姿勢である。 この意識堕落天の世界は、そこに住む魂は、否定的であり、そして排他的で ある。しかし、自分の得意分野に対しては、大変優れた才能をそれぞれが持っ ている。 つまり、スペシャリスト・タイプが多いわけである。 そして、自分の専門分野において上に立つ者に対して激しい闘争心を燃やす のである。 麻原尊師は、何度もこの世界の王として君臨したことがあるそうである。 意識堕落天はひとりよがりの天界で、自己向上欲求が強い。ひとりよがりと いうのは、批判によりその魂の行動が限定されるからである。 意識堕落天に生まれ変わるヴィジョンとしては、まず右上方から赤いエネル ギーが射し込んでくる。これは、多くのヴィジョンを含んでいる。そのほとん どが闘争のヴィジョンである。例えば、スポーツ、格闘技等である。そしてそ れを見ているうち、自分も相手を打ちのめしたいとかいう心の働きが出てくる。 この慢、あるいは害心によって、気付いたときには意識堕落天へ生まれ変わっ ているのである。 今の意識堕落天は、大変宗教性が発達し、特に密教や仏教が大いに発達して いる世界なのである。しかし、ここの魂は他人を尊敬することをせず、そして、 自分の担当する役割にだれかが干渉しようものなら、即闘争を挑む。よって、 ここ の世界を闘争の天界と呼ぶこともある。例えば、後期『旧約聖書』などの世界 における天の描写は、まさにこの意識堕落天ということになる。 そして、聖書における御使い(ANGEL)とは、実はこの意識堕落天を表 わしているらしい。ANGELには半神という意味があるのだが、意識堕落天 も半神と表わされるのだ。これは、神(戯れ堕落天)と、動物の両方の要素を 持っているということである。動物界の色は緑、戯れ堕落天の色はどんよりと した白であるから、意識堕落天は緑と白で表現されるのである。 そしてこの意識堕落天は、交わった剣、その周りに炎という象徴で表わされ ている。これはユダヤ教のシンボル・マークと同じである。 この世界の寿命は、だいたい二百年から千六百年ぐらいの間である。 この世界の光は、赤紫である。しかし赤紫といいながらも多様の要素を含ん でいる。大体において、この世界へ転生する魂は、赤紫と黄緑のバルドーを持 っている。 真の意識堕落天の主、あるいは上級の魂というものは、黄緑のバルドーがな い。これはどういうことかというと、純粋に知謀、力、あるいは徳を備えてい るということである。 ところが、意識堕落天へ転生するもう一つのタイプの魂は、そこに餓鬼のカ ルマや、動物のカルマを含んでいる。 つまり、この世界には二つのタイプがいて、支配する側とされる側がハッキ リしているのである。そして、支配する側は完全に純粋に赤紫であり、支配さ れる側は黄緑のパターンが多いということである。 無明憤怒天 作詩・作曲 麻原彰晃尊師 戦い疲れ 功徳を漏らし 天への道を 一人閉ざす 策略は 鏡のよう 真理を知らず ただ立ち向かう 功徳の力は すべてを超える 持戒を保持し 布施を為し 真理の教え だけが すべて 戯忘天 快楽は うらやみの 心起こす 戦い 陰謀 誹謗 け落とし だけが すべて 力 智謀 力 布施がこの世界 破戒 快楽が 戯忘と違う 戒 実践 為すなら 戯忘をしのぐ 戒 実践 為すなら 神聖天へ さあ パンチ 両舌 悪口が カルマ落とす がまんが ジャンプ力 悪業落し 神聖天 持戒を守れば 真理を学べば 遥かに 高い天へと いざなう 智謀だけが 頼りなんだ 功徳だけは 積んでもいい 戒律は まっぴらだ 制約はゴメンだね 俺はカルマを信じない カルマの力でまた悪趣 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 真実!六道輪廻 超越神力PART2 前生を知れ!死生智の秘密 #10/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/12 9 7 ( 95) オウム真理教世界観 戯れ堕落天 ウパティッサ ★内容 戯 れ 堕 落 天 The Heaven of Trrestrial Desire Gods 愛欲界の最高の世界、戯れ堕落天の説明の入ろう。この戯れ堕落天は、大き く分けて六つのパートに分かれている。下から順に、四大王天、三十三天、支 配流転双生児天、除冷淡天、創造満足天、為他神以神通創造欲望満足従事天の 六つである。 戯れ堕落天の魂は、この世のカルマを肯定する。例えば田中角栄の金権や、 小佐野賢治や児玉誉士夫等の社会的に批判された事業の仕方などについても、 肯定するのである。 なぜならば、現代人が全く重要だと思ってもいない徳の法則というものがあ るのであるが、実はその徳の法則通りに彼らは出世し、あるいは事業を成功さ せたのであると言うことを知っているからである。 そして、戯れ堕落天の魂は、自分自身も徳を積み、力や物質的豊かさ、多く の官能といったものを手に入れるのである。 つまり、意識堕落天は、自己の周囲の諸々の現象に対する否定により、自己 の清らかさを保全する事を特徴とし、戯れ堕落天は、要素の蓄積を肯定し、そ して自分自身もその要素の蓄積の法則にのっとって生き、善果を楽しむ、とい うことが特徴なのである。 しかし、ここでよく考えてみるならば、排他的な心や積んだ功徳を消耗する という心の働きが煩悩であり、結果的には、この愛欲界であるサムサーラ(苦 界)を流転しなければならないと言うことに気付くべきなのである。 ◇天の修行 天の修行は、何をもって善法を増大させ、何をもって悪法を減少させるか、 この一点にかかっている。なぜならば、天というものは、功徳の消耗の激しい 空間だからである。 つまり、天は欲楽の世界である。この欲楽の世界で、その天より上に上がっ て行くためには、善法を増大させ、悪法を減少させる以外にない。よって、す べての現象に対して、これは善法を増大させるのか、あるいはこれは悪法を増 大させるのかの認識をしっかり持ち、善法を増大させるものをよしとし、悪法 を増大させるものを悪しとするのである。 要するに、天の修行のポイントは、いかにその欲望を満足させながら、ある いは欲望を捨断しながら、善法を増大させ、悪法を減少させるかである。 そして、実は、この善法増大、悪法減少の真の意味、ここにタントラの奥儀 が隠されているのである。 戯忘の悲哀 作詩・作曲 麻原彰晃尊師 布施と 持戒が 天の道 一つはずしても 門閉ざす 真理 修習 だけじゃないが 邪道の道はことなる 布施実践 戒実践 邪道でも 天へ行く 真理と違い また悪趣 真理は天からジャンプする 快楽 楽しみ 欲望天 長命 歓喜 戯忘天 功徳の力 持戒の力 和合 慈しみ 欲望天 従順 善行 戯忘天 功徳の力 持戒の力 真理 記憶修習 真理 記憶実践だ 私と 伴に あなたも さあ行こう 真理の道がすべてだ 俺は この世界の 支配者 快楽 すべてが私のもの 天女の魅力 答えられぬ 五妙欲 大満足 欲望天 とろけそう 天女達 戯忘天 功徳の力 我ぞ知る 至上の快楽 この世界 俺は この世界の支配者 すべての天女は 俺のものだ 光が消えた 功徳が切れた カルマが落ちた 地獄だ 参考文献 真実!六道輪廻 飛翔 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 超越神力PART2 前生を知れ!死生智の秘密 マハーヤーナ 創世期 尊師、インドを行く #11/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/12 10 49 (124) オウム真理教世界観 四大王天 ウパティッサ ★内容 第一天界 四 大 王 天 The Four Kings この第一天界は、四大王天ともいわれている。四大王天は、堅固王国天、統 治変化自在天空天、成長天、守庶民外傷天の四つに分けることができる。 この世界は、四預流支の実践を行なう者が最も行き安い世界である。 堅 固 王 国 天 Strong Kingdom 第一番目の堅固王国天、これはだいたいにおいて、神を信奉する国、一国一 国に一人ずつの担当の神が存在している。その担当の神が、この堅固王国天の 中に統括されるのである。堅固王国天は、天界に対して崇拝している国をしっ かりと守る働きがあるのである。 ここは、前生に於いて善政をなした聖王が転生する世界である。 少し小さくまとめるならば、例えば会社があり、その会社に対して円満経営 を行なわせ、従業員が大変平安に生活している、こういうところの経営者が行 く世界でもある。 この堅固王国天の侍神はガンダッバである。ガンダッバは、鳥のような羽の 衣をつけ、そして音楽を担当している。これが堅固王国天の侍神たちである。 人間界の天才音楽家たちはこのガンダッパの守護を受けているのである。 統 治 変 化 自 在 天 空 天 Naga’s Heaven 第二番目が統治変化自在天空天である。ここの中心的神はナーガであり、つ まり龍であり、これは天候その他を担当している。 今のナーガの国は仏典をもとに統治されているという。大乗仏教に於いて竜 が出てくる理由というのは、そこに多くのサキャ神賢真理勝者の経典が収めら れているからなのである。 ここは、全ての人の幸福のために天候を祈る、例えば神官などが行く世界で ある。 ここの侍神はナーガである。ナーガは自在に変化し――麻原彰晃尊師はこの 世界の王であったこともあるわけだが――このナーガにも侍神が存在している。 ナーガの侍神は白龍、白い蛇たちなのである。白い蛇たちは、大きなナーガの 木で戯れ、楽しんでいるのである。日本の神社などで白蛇が祭られているのは あれはナーガの使いなのである。 成 長 天 Growth そして、第三番目が成長天である。これは、花や木等の生長、生き物の成長 等を司っている天界である。そして、この御使いは妖精たちである。 ここは、生き物を殺さず、生き物の成長(生長)を暖かく見守った人の行く 世界である。 そして、第三番目の成長天の侍神は、クンバンダと呼ばれる。このクンバン ダは、現代でいうところの妖精であると考えてよろしい。 守 庶 民 外 傷 天 Protecting Common People from Injuries 第四番目は、守庶民外傷天である。これは、天界を崇拝する魂が、ケガ、あ るいは病気などにかからないように守護する天界である。 ここは、軍隊の英雄、あるいは外科の名医などが行く世界であるといわれて いる。 そして、ここの侍神は、人喰い鬼神である。この人喰い鬼神は、悪業を積む 魂を食べてしまうのである。そして、餓鬼(プレータ)をペットとして飼って いる。 これが四大王天、つまり第一天界の内容である。 そして、この四大王天は、それぞれ東西南北を守護している。南の守護神が 成長天であり、北の守護神が守庶民外傷天であり、西の守護神が統治変化自在 天空天であり、東の守護神が堅固王国天なのである。 ◎地上愛欲神天 人間に最も近い天界で、地上に住む神である。ただし、身体は人間より微細であるがた めに、肉眼で見ることはできない。 戯れ堕落天の第一天界の支配下に属している。 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 真実!六道輪廻 飛翔 マハーヤーナ えんじょい・はぴねす 創世期 原始仏典講義一 #12/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/12 13 6 ( 30) オウム真理教世界観 三十三天 ウパティッサ ★内容 三 十 三 天 33 Gods 次は三十三天である。この第二天界に属する三十三天は、中央の有能神と、 そして四方に八神ずつ配置し、つまり四×八=三十二の神々の、計三十三の神 々で構成されている。 そして、第一天界は、完全無欠山の裾野で生活し、第二天界は完全無欠山の 頂上で生活しているのである。なぜ彼らの住んでいる山を完全無欠山というの かというと、この山は宇宙の創造のときでき、そして宇宙の破壊のとき完全に 灰になるまで、決して壊れることがないから完全無欠山というのである。 ここで、有能神について少し説明しよう。有能神は、愛欲天界の王といわれ ている。彼は智慧に長け、そして耐える力が優れている。 風貌は長髪で、髭を生やし、マントを身につけている。 才能に溢れ、その才能によって救済活動に貢献した魂は、この有能神に生ま れ変わる。 この三十三天界と意識堕落天とは絶えず闘争を繰り返し、優劣を競い合って いるのである。もちろん、若干徳の高いこの三十三天の方が意識堕落天に比べ て勝率が高いことはいうまでもない。 91カルパ前、ヴィパッシー真理勝者がこの人間界へ降りられていたとき、 麻原尊師はここの王、つまり有能神であった。 #13/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/12 18 25 (159) オウム真理教世界観 支配流転双生児天 ウパティッサ ★内容 支 配 流 転 双 生 児 天 The Twins Who Control Transmigration 次は、第三天界の説明に入ろう。第三天界の神の名前は、支配流転双生児天 といわれている。この支配流転双生児天は人間界を含め、自分たちの下の世界、 つまり有能神の世界までの生と死を司っているのである。 日本でいわれている閻魔大王は、この支配流転双生児天の「優れた支配流転 双生児天子」なのである。彼らは、魂の善業と悪業の量を量り、そして次の生 を決定するのである。 そして、彼らには獄卒がついている。獄卒とは何かというと、支配流転双生 児天の意向により、地獄へ魂を連れて行ったり、あるいは動物の世界へ突き落 としたりしている魂のことである。 「優れた支配流転双生児天子」による魂の裁きは、原始仏典の「天使経(デ ーヴァドゥータ・スッタ」に描かれている。ここで、その天使経にもとづいて 麻原尊師が作詩作曲された「地獄」、それから同じく麻原尊師作詩作曲の「エ ンマの数え唄」をご紹介しよう。 『地獄』 作詩・作曲 麻原彰晃尊師 お前は 私を 知ってるか お前は 私を 知ってるか 三体の御使いを 知ってるか 三体の御使いを 知ってるか 私は 私は 知りません 三体の御使いを 知りません お前は 死人をみただろう お前は 死人をみただろう はいはいエンマ様 私は見ました 見ました 確かにたくさんの 死人を見ました 人は死ぬ 必ず死ぬ だから功徳を積まなければ 地獄の道が開かれる お前は 病人を知らないか お前は 病気を知らないか はいはいエンマ様 知ってます 私のまわりは病人だらけ 病院もたくさん ありました 病は 人の無常を教えてくれる 病は いい時期が終わりを告げると 教えてくれる お前は 老人を見なかったか お前は おいぼれを見なかったのか はいはいエンマ様 私の父も年老いました 私の母も年老いました おいぼれるとは 無常を表す おいぼれるとは 無常を表す どんなに若くて元気でも 必ず年を取るんだ お前は三つの御使いを お前は三体の御使いを !!!!!!!!!!!!!!!8+$FCN$C$?$K$+$+$o$i$ H 悪業をなした よってお前は地獄行き よってお前は地獄行き お前が地獄へ行く前に 一つ聞きたいことがある お前は弁護士を知らないのか はいはいエンマ様 私は エンマ様に対して 弁護士など知りません 知りません お前は菩薩をしらないのか お前は真理の流布者を 知らなかったのか いえいえエンマ様 あの人達は現世の楽しみ捨てて バカなことをやってます ですから私は現世において 彼らを嘲笑しました お前はただ一つの生き方を 無智なるがゆえに 捨ててしまった お前は哀れにも 地獄行き お前は哀れにも 地獄行き 血の池 寒冷 大熱 大寒 ひび割れ 八つ裂き 釜ゆで 大針 小針 大トゲ 小トゲ 多くの苦しみ受けなさい すべての魂 カルマの清算 なしには生きてゆけない 《獄卒共よ ひったてろ!》 《地獄へひったてよ!》 《カルマの清算をなせ!》 『エンマの数え歌』 作詩・作曲 麻原彰晃尊師 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 悪業を数える、悪業を数える、 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 一つ、二つ、裁くぞ! うそをついても、わかるぞ。 私はやってない!潔白だ。 私はやってない!潔白だ。 うそつき、だますな。おまえはうそつき、有罪だ! 大熱、寒冷、大ガキ、小ガキ、畜生。 大熱、寒冷、大ガキ、小ガキ、畜生。 獄卒共よ、ひったてろ! 獄卒共よ、ひったてろ! 獄卒共よ、ひったてろ! ひったてろ! あなたは素晴らしい。 あなたは素晴らしい。正しく生きた、よくやった! 功徳だ!善行だ! 寂静、真理だ! 真理の実践だ! 実践だ! あなたは天へと道ができ、天での生活待っている。 カルマによって、我裁く。 地獄、畜生、プレーダ、人間、天界。 地獄、畜生、プレーダ、人間、天界。 地獄だ!、天界だ!、畜生だ!、人間だ! あなたはカルマを越えられる。 あなた、どこへ行くの? 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・ この世界の住人は、仏像的な体つきをしている。そして、腕をもぎ取っても 腕が生えてくる、首がもげても首が生えてくる。つまり、この肉体そのものが 幻影に過ぎないということがはっきりと分かる世界なのである。 ここでは殺されるということは存在しない。カルマによる死のみが存在する のである。 人々に輪廻の教えを説き、多くの魂をポア(高い世界へ生まれ変わらせるこ と)した魂がここに転生する。 もちろん、葬式をやっている坊さんでも、ポアができなければだめである。 逆に、ポアのできない僧侶、死後の世界を知らない僧侶というのは、死者の魂 を騙しているようなものだから、大きな悪業を積むことになるのである。 参考文献 マハーヤーナ タターガタ・アビダンマ 第一誦品 えんじょい・はぴねす 真実!六道輪廻 創世期 #14/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/12 19 54 ( 47) オウム真理教世界観 除冷淡天 ウパティッサ ★内容 除 冷 淡 天 Absence of Inconsiderateness 第四天界、ここは除冷淡天である。この世界はチベット語の訳では歓喜の園、 歓喜天という訳が与えられている。しかし実際これは結果を論じた訳であって、 正しい訳としては除冷淡天ということができる。つまりこの世界へ転生するた めには、煩悩は有していても、四無量心(慈愛・聖哀れみ・聖称賛・聖無頓着 の四つを指す。)が存在しなければ転生しないのである。そして、あの偉大な 布施をサキャ神賢に対してなしたアナータピンディカ長者も、あるいはマッリ カー妃も、この除冷淡天へと転生したのである。第三天界の支配流転双生児天 までは、冷淡さがあっても徳があれば転生することができた。しかし、いくら 徳があっても冷淡さが存在していれば、この除冷淡天には転生しないのである。 一般的に仏教徒において、在家修行の場合、三十三天や、あるいは第一天界 の四大王天に生まれ変わるか、この除冷淡天に生まれ変わることが多い。あま り、支配流転双生児天へは生まれ変わらない。なぜならば、仏教では裁きとい う言葉が存在しないからなのである。そして、この第三天界、第四天界は、完 全無欠山の上に雲のような形でその空間が形成され、そこで魂は生活をしてい るのである。 一般的に戯れ堕落天というのは、自己の幸福な状態に溺れ、それ以上徳を積 んだり修行をしたりしないため、死後は低い世界に落ちる可能性が高い。しか し、この除冷淡天の神々は、快楽を享受しつつも、徳を積んだり、偉大な指導 者の説法を聞いたりしているため、この天界をさらなる高い世界へのジャンプ 台とすることができるのである。 参考文献 マハーヤーナ 真理 えんじょい・はぴねす タターガタ・アビダンマ 第一誦品 超越神力PART2 前生を知れ!死生智の秘密 創世期 生死を超える #15/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/12 20 56 ( 13) オウム真理教世界観 創造満足天 ウパティッサ ★内容 創 造 満 足 天 Creative Satisfaction 次は、第五天界である。ここは創造満足天と呼ばれ、自分の欲しいものを神 秘的な力によって創造し、楽しむ天界である。ここは、煩悩を満足させるため に修行する魂が行きやすい天界なのである。 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 #16/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/12 21 52 ( 41) オウム真理教世界観 為他神以神通創造欲望満足従事天 ★内容 為 他 神 以 神 通 創 造 欲 望 満 足 従 事 天 Pleasing Others with Divine Powers 次は、第六天界である。この第六天界の名称はやや長い。為他神以神通創造 欲望満足従事天である。この第六天界へ至るためには、自分自身の神秘的な力、 いろいろな才能等を、グルやあるいは徳の高い魂に供養した者が行く世界であ る。この世界では、自分自身が欲したものを、自分にかしずいている神々が供 養する形で生じてくる。 釈迦牟尼の高弟のアヌルッダは、前生に於いてこの世界の住人であったとい われる。 ◎マーラ そして、ここまでが愛欲界である。そして、この愛欲界の王、彼こそはマー ラ(破滅天)と呼ばれる。このマーラとは、日本語で訳すると悪魔である。つ まり、このマーラはすべての神通を持ち、そして、だれもまねのできない大い なる欲望を持ち、それを満足させ、欲望を完成させることを魂に与えることに よって、その魂たちを支配する魂なのである。そして、このマーラに打ち勝た ない限り、神聖世界へ没入することはできないのである。 釈迦牟尼の二大弟子の一人で、神通第一と言われたマハー・モッガラーナは、 前々生においてこの破滅天であり、修行者の邪魔をしたため、地獄に落ちたと いう話が伝えられている。 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 マハーヤーナ えんじょい・はぴねす 飛翔 創世期 滅亡から虚空へ #17/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/13 1 18 ( 91) オウム真理教世界観 形状界 ウパティッサ ★内容 上 位 形 状 界 The Upper Rralm of Form それでは、上位形状界の説明に入ろう。上位形状界は、大きく四つに分ける ことができる。その四つは、修行者がどのような心の訓練をしたかということ が、分類の目安となるわけである。 まず、上位形状界の最も下の世界は慈愛が根本となる。この慈愛とは、煩悩 を滅却した魂が、すべての魂の成長を願う心である。そして、この上位形状界 の天界に属するものは四つある。 第二番目の聖哀れみを実践した魂の行く上位形状界の天の世界は三つある。 そして、嫉妬心を完全に捨断し、すべての魂のすべての善行に対して心から 称賛できる心を実践し、成し遂げた魂の行く世界、この世界は上位形状界に四 つ存在している。 そして、いかなるカルマのリアクションに対しても、つまり、いかなるカル マの流れに対しても、そのカルマに対して全く頓着しない心を有している魂の 行く上位形状界の世界は六つ存在しているのである。 十 七 上 位 形 状 界 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・清・超越童子愛欲本質神天 ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・潔・善現象愛欲神天 ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・居・善安楽愛欲神天 ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 500カルパの寿命 ・ ・住・超燃焼愛欲神天 ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ 形 ・天・超空間愛欲神天 ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ 偉大果報愛欲本質神天 ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・総美愛欲本質神天 ・ ・ ・美・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ 状 ・ ・無量美愛欲神天 ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 4カルパの寿命 ・ ・ ・少美愛欲神天 ・ ・ ・ ・天・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・美愛欲神天 ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ 界 ・光・無量光愛欲神天 ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・少光愛欲神天 ・ 2カルパの寿命 ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・天・光愛欲神天 ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・大神聖天 ・ ・ ・神・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・神聖臣天 ・ ・ ・ ・聖・・・・・・・・・・・・・・・ 1カルパの寿命 ・ ・ ・ ・神聖代議愛欲神天 ・ ・ ・ ・天・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・神聖衆愛欲神天 ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ カルパとは、時間の単位である。 この宇宙は、創造・維持・破壊・虚空を繰り返している。この内創造の時期 を再生期、維持の時期を継続期、破壊・虚空の時期を還元期という。ちなみに、 オウム真理教のオウム(AUM)の3文字は、それぞれ宇宙の創造・維持・破 壊を表わしている。 この愛欲界の創造・維持・破壊・虚空のそれぞれの期間の長さを1小カルパ という。そして1小カルパが四つ集まって、1大カルパとなる。つまり、宇宙 の創造・維持・破壊・虚空の1サイクルの長さが1大カルパなのである。そし て、ここでもそうだが、普通1カルパという場合、この1大カルパを指すので ある。 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 マハーヤーナ えんじょい・はぴねす 創世期 転換人生 #18/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/13 2 54 (181) オウム真理教 四無量心 ウパティッサ ★内容 四 無 量 心 The Four Immeasurables それでは、この四無量心について少し説明をしよう。四無量心は、真理の実 践者が煩悩を滅却した後、実践しなければならない四つの偉大なる心の実践で ある。この実践は、慈愛、聖哀れみ、聖称賛、そして聖無頓着の四つから形成 されている。 これは、この順番通りに習得されていく。 では、何故にこのような形で順番が形成されているのであろうか? それは、まず第一の慈愛、これは皆さんの周りにいる人達、皆さんの知って いるすべての魂に対して本当に真理に巡り会って欲しいと思う心、これは最も 思いやすい心なんです。 第二番目に真理と縁の遠い人、あるいは真理に対して非望・中傷している人 に対して悲哀の実践を行なうことは、これは対象に対して憎しみが減少してい なければ生じない心ですから、これは慈愛に比べてちょっと難しいと言える。 第三番目の称賛の心、これは私たちが修行を進めていく場合、当然使ってい るチァクラが上に上がってくる。そして、闘争心という心は、これは五番目の ヴィシュッダ・チァクラと関係がある。ということは、このヴィシュッダ・チ ァクラを本当に超えない限り、心からの称賛は不可能であるから、もっと難し いということになる。 そして、最後の聖無頓着については六番目のアージュニァー・チァクラの現 世における願望、つまり何かを目的とした生き方、これを超越することになる わけだから、最高に難しい修行ということが出来る。 この瞑想及び実践は、この修習をすることにより、転生を変えてしまうほど の大きな力を持つ瞑想及び実践である。 慈 愛 Benevolence この慈愛は、キリスト教でいう愛と全く同じ意味合いである。つまり、すべ ての魂の成長を願う心。例えば、あなた方の隣人、あなた方の知人、あなた方 の友人、あなた方の親族等が、一人一人が本当に真理を知り、そして真理を実 践することにより、心が浄化され、言葉が浄化され、行為が浄化され、高い世 界へ至ってほしいと願う心、これが慈愛なのである。 ここで、愛情との区別をしなければならない。愛情とは煩悩である。つまり、 相手を好きになりたい。あるいは、その相手が物質的に豊かになってほしい。 あるいは、好きな相手が出世してほしい等である。しかし、これらはすべて見 返りを求める心が対象となっている。よって、慈愛と愛情とは違うのである。 真理における慈愛とは、すべての衆生、縁深きすべての生命体を、そして最 終的には縁の薄いすべての生命体をも、そのカルマをしょい、そして修行させ、 そして神聖世界へ没入させる。そして、神聖世界から次にはより高い教えを実 践させることにより煩悩破壊させ、大完全煩悩破壊させる。これが慈愛の意味 なのである。そして、すべての魂がその真理を実践することに対して心から喜 ぶ心、これが慈愛なのである。 聖 哀 れ み 第二番目の偉大な心の実践、これは聖哀れみである。聖哀れみというのは、 悲、悲しみという言葉で表現される。この悲しみという言葉でなぜ表現される のかというと、哀れみの心と、そして悲しみの心とは大変似ているからである。 しかし、大きな違いが存在している。聖哀れみは、自分自身の不幸、あるいは 自分自身の苦しみについて悲しむのではない。これは、すべての魂の苦しみに 対して悲しむ偉大な心なのである。 例えば、皆さんの周りの魂が、真理に気付かない、あるいは煩悩で苦しんで いる、それを見て悲しむのである。では、なぜ悲しみ、哀れむのかと。それは、 その魂が迷妄なるがゆえに悲しんでいることを知っているから、迷妄なるがゆ えに苦しんでいることを知っているから、悲しみ、哀れむのである。これが、 第二番目の聖哀れみなのである。 聖 称 賛 第三番目は、聖称賛の偉大な心である。この偉大な心は、その心を実践する 魂を偉大な人物へと変えてくれる。もちろん、この上位形状界に入るような魂 に成長していくわけだから、当然偉大な心を有しているといってよいのである。 この偉大な心とは、わたしたちがわたしたちのライバルを否定せず、そしてそ のライバルを心から称賛する心であり、それにより、ライバルの持っている要 素をわたしたちも内在できるようになってくるわけである。 例えば、ある人が偉大なる功徳を積んだと。ところが、自分はまだ功徳を積 むことができないと。それに対して称賛する。そうすると、相手の偉大な功徳 を積むという実践を称賛する心から、自分もそれをまねようとする心が出てく る。そして、いずれ、称賛の対象となった功徳の実践、これを自分自身も行な うことができるようになるのである。 あるいは、ある魂が不殺生の戒を徹底的に守ったと。いかに他人に傷付けら れようとも、じっとそれを耐える。あるいは、いかに他の生き物が自分を害そ うとも、それをじっと耐えると。それに対して称賛の心が生じると、その称賛 の心の生じた人も同じように、じっといろいろな生き物や、あるいは人から被 害を被るようなことがあったとしても、それに対して耐え、そして不殺生の戒 が守れるようになってくるわけである。 このような形で、称賛というものは、わたしたちの心を、知能を、そして智 慧を増大させるのである。 逆に、嫉妬心というのは、相手のいい要素をねたみ、そねむがゆえに、自分 自身もその努力ができなくなってくる。そうなると、このそねみ、ねたみは、 対象に対する妨害の心を生起させるだけではなく、自分自身の知能や智慧の疎 外にもつながるわけである。よって、この聖称賛の心の実践は大変難しいとい うことになる。 聖 無 頓 着 そして第四番目、これは聖無頓着の実践である。聖無頓着とは、いかなるカ ルマの解放に対しても、それに対して頓着しない実践ということになる。 カルマの解放に対して頓着しないとはどういうことであろうか。 わたしたちの構成要素は五つである。これを「五つのとらわれの集積」とい っている。この五つのとらわれの集積は、まず外側から順に、形状-容姿、感 覚、表象、経験の構成、識別である。そして、これらはすべて、過去および過 去世のカルマの蓄積なのである。 ということは、当然わたしたちが修行に入る以前は、大きな悪業をいろいろ と積んでいるわけだから、修行の途上、善業をいくらなしたとしても、あるい は徳の修行をいくらなしたとしても、あるいは心を平安にする修行をいくらな したとしても、あるいは宇宙の大法則にかなった修行をいくらなしたとしても、 過去においてなしたカルマが当然返ってくる時期があるわけである。そのカル マの返りに対して全く頓着しないという修行なのである。 このカルマに対して全く頓着しないということは、どういう結果をもたらす のだろうか。 例えば、わたしたちは苦しいからそこから逃れたいと思い、逃れたいがため に新しい悪業を積む。これを繰り返しているわけである。 しかしもし、ここに真理の実践者がいて、その真理の実践者が、悪業の結果 として苦しいことが今生じていたとしても、それに対してとらわれず、ひたす ら行為において善行をなし、言葉において善行をなし、心において善行をなし ていたならばどうだろうか。悪業は必ずその終焉を迎え、そして善のみの集積 になるわけである。そして、この善のみの集積の完成の段階が、上位形状界最 後の六つの天界なのである。 私達が在家において修行する場合、この聖無頓着の修行こそ、私達をエンラ イトさせるかさせないかの分かれ目となる。なぜならばこの聖無頓着こそ、わ たしたちの悪業を断滅し、その悪業を善業へと変えていく素晴らしい秘法だか らである。 例えば、私達が真理施を行なう。そうすると、縁の薄い魂、あるいは逆縁の 魂はそれに対して反発する。しかし、反発されるが故に、非難されるが故に、 中傷されるが故に、私達はそれによってカルマを落としてもらえる。そしてわ たしたちは、言葉において身において、その魂に対して善業を積むわけだから、 悪業が落ち善業が満ちることになる。もし、私達が心を乱すならば、その善業 の部分がやみ、そして相手に対して嫌悪・邪悪心といった心のけがれが生起し、 結果的に私達にとって、あるいは対象との関係にとってマイナスになる。よっ て、この聖無頓着とは、私達が心を完成して行くための最後の心の実践という ことになる。 北伝仏教においては、この四無量心の四番目は、平等心ということになって いる。オウム真理教でも以前はこの北伝の平等心を採用していたが、検討の結 果、南伝仏教の聖無頓着の方が正しいということで、現在はこの聖無頓着の方 を採用している。 参考文献 タターガタ・アビダンマ 第一誦品 マハーヤーナ・スートラ えんじょい・はぴねす マハーヤーナ 超能力・秘密の開発法 蓮華の心 #19/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/13 11 19 (107) オウム真理教 五つのとらわれの集積 1 ウパティッサ ★内容 私はこのように聞いた。オウム真理教ネットにおいて。 五 つ の と ら わ れ の 集 積 The Five Accumulations of Grasping ついでにここで、五つのとらわれの集積について説明をしよう。五つのとら われの集積とは、まずこの肉体、形状-容姿である。第二番目の感覚。そして 第三番目の表象、イメージ。第四番目の経験の構成。そして第五番目の識別で ある。 そして、この五つのとらわれの集積の働きによって、私達は苦楽を経験させ られている。言い方を変えれば、この五つのとらわれの集積の中に、苦楽の源 が存在しなければ、いかなる状況であろうとも、私達に苦しみというものは存 在しない。 形 状 - 容 姿 Form-Appearance この第一番目の形状-容姿というのは、わたしたちの姿形を表わしている。 これは、わたしたちの言葉がいかに綺麗な言葉であるかが、わたしたちの形状 -容姿の美しさを決めるといわれている。 そしてこの形状-容姿は老いるもの、病むもの、滅びるものである。つまり無 常なのだ。 形状-容姿の無常性を理解できない者は、形状-容姿に対して喜んで貪ってし まう。女性が美しくなろうとして、エステティックや化粧品などにお金をつぎ 込んでしまうことなど、そのよい例であろう。この場合、美しくなろうと貪る わけだ。そして、形状-容姿の無常性を理解していないものだから、それに喜び を感じるので ある。そんな心の状態であれば、今生でもその貪りの程度はエス カレートしていくだろうし、来世においてもそのカルマによって、いっそうの 迷いの生を受けてしまうことになるのである。 反対に、形状-容姿の無常性を完全に理解しきってしまった者の場合はどうで あろうか。たとえ貪ったとしても、そこには空しさが残るのみであるというこ とを知っているから、こういう人は形状-容姿から徐々に離れていくことが出来 る。それが心の解脱をもたらすのである。 これは同じように感覚・表象・経験の構成・識別についても、無常であると 見なければならない。そして、それが最終的には心解脱へと至らしめるのであ る。 ★形状-容姿における二つの苦しみ 例えば、生まれながらにして不具を経験する。これは第一の苦しみである。 次に、身体が健康であったにかかわらず、その身体が、例えば老いや、病や、 事故によって不具になる。あるいはもともと美しい形状-容姿をもっていた者が、 老いや、病や、事故によって不具になる。これが第二の苦しみである。 感 覚 Sensation 第二番目の感覚は、これは強い感覚、弱い感覚、全く感覚がない状態の三つ に分類することができる。 ここでなぜ、フィーリングのいい状態、フィーリングの悪い状態、つまり感 覚のいい状態、感覚の悪い状態が取り上げられていないのかというと、感覚は 元来良い悪いは存在しない。これは、鋭いか鋭くないかだけなのである。 そして、例えばわたしたちが感覚を強く求めようとすればするほど、いい感 覚を強く求めようとすればするほど、必ず悪い感覚、嫌な感覚も強く感じなけ ればならない仕組みになっているわけである。 それはちょうど、大きな波と小さな波を考えていただきたい。大きな波は、 その波の高い部分がある代わりに逆に低い部分が存在する。感覚もこれと同じ なのである。そして、真理の実践は、この波を少しずつ平坦にしていき、最後 は真っすぐな一本の線にする。つまり、一切の感覚を捨断できる状態をつくっ ていくわけである。これによって、苦楽が捨断されるのである。 感覚が無常であることは、認識し安いと思う。例えば視覚。今まで見えてい たものが見えなくなる、あるいは見えづらくなるというのはよくあることであ る。事故や病気等の場合だ。老化による視力障害もこれに含まれよう。この無 常性が苦をもたらすわけである。 つまり、いくらある時喜んでいても、この五つのとらわれの集積は必ず移り 変わり、果てるものなのだ。だから、喜貪すればするほど、それから離れると きの苦しみは大きいのである。それだけでなく、愛欲界に生まれる条件という ものもどんどん増すことにもなる。それは、喜貪することによってつぎの貪り を呼び、愛欲界のカルマが蓄積されるからである。 ★感覚における三つの苦しみ 小さい頃からもともとカルマが悪く、貧しい家に育ち、そして物が食べられ ない。あるいは衣服にしも、あまりないがゆえに、寒さ暑さを経験しなければ ならない。これが感覚における第一の苦しみである。 第二の苦しみは例えばいきなり殴りつけられることによって痛みを経験させ られたり、あるいはいきなり寒い、もしくは暑い場所に移動しなければならな いことによって寒さ暑さを経験するといった、そのものの苦しみである。 第三番目の苦しみは、もともと備わっていた苦しみが、例えば病気によって、 老いによって、事故によってなくなる。あるいは弱くなる。これが第三の苦し みである。 #20/999 資料室 ★タイトル (MQM47158) 92/ 1/13 13 26 (164) オウム真理教 五つのとらわれの集積 2 ウパティッサ ★内容 このように私は聞いた。オウム真理教において。 表 象 Imagery 第三番目が表象、イメージである。これは、わたしたちがいろいろなものを イメージする。そのイメージすることによって内在するデータ、これが三番目 の表象である。 そして、これはダイレクトに心の影響を受けるといわれている。心の影響を 受けるとはどういうことかというと、例えばわたしたちは日々の生活において、 心にいろいろな想念を生起させる。しかし、その想念のすべてを実践するわけ ではない。ところが、この表象にはそのすべてが投影されるのである。 そして、このイメージの世界は形状界の世界と通じており、わたしたちが心 において偉大なる心を実践するならば、十七上位形状界のどこかへ転生するこ とができるし、あるいは、悪い、不徳のイメージを、不徳の心を訓練するなら ば、わたしたちは、愛欲界の低い世界へと生まれ変わらなければならないので ある。 このイメージは、私達に肉体的悪業を積ませないで、いろんな経験をさせて くれる。例えば暴力のシーン、例えばセックスのシーン、例えばグルメのシー ン。これは、目でみる喜びという形で、この現代の日本では、大いに称賛され ている。しかし、このけがれなるがゆえに、わたしたちは、心の傾向というも のを、一つの方向に向けられてしまう。 それはちょうど、動物における学習と同じである。この動物における学習と は何かというと、例えばここに犬を用意して、その犬に食事を出す。そのとき 必ずベルを鳴らす。しまいには食事を出さなくても、ベルを鳴らすだけでよだ れが出てくる。 これと同じように、例えば異姓を見たら、心を磨きあげる対象として見るの ではなく、性的な対象としてしか見られなくなる。例えば、お金イコール綺麗 な服を買う、あるいはおいしい食べ物を食べるといった、パターン化された心 しか持てなくなってしまう。 ということは、この表象、イメージというものは、対象に対して正確に理解 させるものではないと言える。そこで、この表象というものは、実際のところ、 私達に正確に対象を理解させるための条件を与えてくれるものではなく、苦し めるものである、誤謬見解をいだかせるものであると証智しなければならない。 この表象においてもその無常姓を知らないと、心に次々と涌いてくるイメー ジにどんどん巻き込まれていってしまう。イメージに巻き込まれるとは、雑念 にとらわれるということである。ふと気づくと違うことを考えていた、などと いうのがそれである。誰もが経験していることだろう。しかし、もちろんこの イメージも無常である。 ★表象における三つの苦しみ 例えば、もともと暗い家に生存した場合、父母や兄弟、親族等の争いにいつ も耳を傾けるが故に、イメージとしてそういう暗いイメージしか存在しない。 これは、第一の苦しみである。 第二の苦しみは、もともと見たくないものや、聞きたくないもの、それを見 たり聞いたりしたが故に生起するイメージの苦しみである。 第三の苦しみは、今まで対象に対して、こうあってほしい、あるいはこうだ ろうなと思っていたものが、壊れ去るときの苦しみである。 経 験 の 構 成 Formation of Experience 第四番目は、経験の構成である。これはわたしたちが、身・口・意、身の行 ない、言葉の働き、そして心の働きという三つ、この三つの経験を日々培って いるわけだが、その培っている経験がデータとなってインプットされ、次の経 験を呼び起こす、そういう集まりなのである。 例えば、ここにアイスクリームがあったとして、このアイスクリームを一回 食べると。おいしいと考えると。二回食べると。もっとおいしいと考えると。 そして三回目が食べたくなると。あるいは、一回目アイスクリームを食べると。 下痢をすると。二回目アイスクリームを食べると。また下痢をすると。よって、 三回目はアイスクリームを食べないと。これがなぜ起きるのかというと、一回 目、二回目のアイスクリームを食べたときの喜び、あるいは苦しみ、これがデ ータとなって内在し、そして三回目を決定させるわけである。これが第四番目 の経験の構成なのである。 そしてこれは、漢訳仏典では「行」と訳されている。なぜ行と訳されるのか というと、もうおわかりと思うが、つまり経験の構成が、次の動きを決定する からなのである。 経験というのは、それをなすことによって、ひとつの結果をなす事はできる かも知れない。しかし、その経験にとらわれることによって、それより発展し たものについては、とらえることが出来ない。逆に、その発展的なものの考え 方というものを捨断することになるのである。 例えば、その典型的な例が、アインシュタインの登場である。アインシュタ インが登場したとき、その当時の教授陣は、アインシュタインの理論に対して 反発した。そういうことはありえないと。つまり、教授というのは、その経験 を土台として教えている。ということは、その経験が、逆の言い方をすれば、 固定的な観念になっているから、アインシュタインの理論がわからなかったわ けである。 つまり、このような形で、経験というものも、私達に絶対的な幸福を与える ものではないということを証智しなければならないのである。 ★経験の構成における三つの苦しみ 第一の苦しみは、まず前生からの引き継ぎによって挫折し、挫折をすること によって卑屈を修習する苦しみがあげられる。 第二は、目標を設定し、その目標が達成できなかったときの苦しみである。 第三は、目標を達成した後もそれを維持しなければならない場合、それを維 持することが出来なくなったときの苦しみである。 識 別 Discrimination そして第五番目は識別である。この識別作用がもしなければ、わたしたちは この愛欲の世界へと転生することはない。 では、一体この識別とは何かというと、対象に対して、これはいいとか、こ れは悪いとか、これは美しいとか、これは醜いとかいったような心の働きの背 景となっているものである。つまり、四番目の経験の構成は行動にダイレクト に影響を与え、五番目の識別はわたしたちの心の働きにダイレクトな影響を与 えるわけである。 ★識別における苦しみ この識別については、例えば美しい醜い、例えば綺麗な声、醜い声、綺麗な 音、醜い音。あるいは、好きな味覚、嫌いな味覚。あるいは、好きなフィーリ ング、嫌いなフィーリング。あるいは法則やしきたりが、好きである、嫌いで ある。つまりこの識別というものは、もともと二極化しているわけだから、必 ず半分は苦しみであるということになる。 これが、五つの構成要素である。ということは、よく検討してみるならば、 この五つの構成要素は、総じて苦であるということになる。 そして、これらの五つの要素をすべて浄化し、捨断したならば、当然わたし たちがこの愛欲の世界に、あるいは他の世界へ生まれ変わることはないのであ る。 参考文献 仏教真理・五蘊無我 尊師、聖地インドを行く タターガタ・アビダンマ 第一誦品 タターガタ・アビダンマ 第二誦品 マハーヤーナ 実践真理 マハーヤーナ・スートラ
https://w.atwiki.jp/studykorea/pages/118.html
トップページ>日本>日本近代学研究 『日本近代学研究』20, 2008.5 金姫廷「韓日流行歌の賛美を表す語彙考察:1925年から1960年までを中心に」 한상룡「韓国語「바리(bari)」と日本語「ぱり(pari)」についての考察」 朴才煥、이은주、현선령「大学教養日本語授業の改善方向に関する研究:教材分析を中心に」 남가영、権奇洙、조영호「形式名詞「こと」「もの」「の」の意味・用法に関する考察」 宋恵仙「日本語のやりもらい動詞の構造:元になる文との関係から」(日) 甘栄煕「中世の尼の一考察(1):出家の諸形態について」(日) 李相福「近代作品に現れた女性の自我:韓日女性作家の作品を通じて」(日) 이행화、박옥련「浮世絵に表現された小袖の紋様特性に関する研究」 諸点淑「東アジア植民地における日本宗教の「近代」:植民地朝鮮における日本仏教(浄土宗)の社会事業を事例として」(日) 孫正権「ネーション認識にみる「民族改良主義」(日) 김태훈「『おふでさき』と「こふき」の疾病治癒:近代天理教疾病治癒の転換点に着目して」 임순록「韓日死生観研究の現況と課題:インターネット検索資料の調査・分析を通じて」 『日本近代学研究』19, 2008.2 이경규「日本語読解教育に関する一考察:中級以上の読解教育を中心に」 安貞淑「『和泉式部日記』考:女の魅力」(日) 徐東株「中野重治と他者の政治学」 岡田良平「『風の谷のナウシカ』:漫画版からアニメ版へ:アニメ版が宗教的な結末になった理由について」(日) 박승호「遠藤周作小説の動因」 李英和「受容するキリスト教から発信するキリスト教へ:遠藤周作『深い河』論」(日) 최연주「『高麗大蔵経』の韓日交流と認識推移」 鄭夏美「セスペデス神父(Gregorio de Cespedes)の行跡と准管区(Catholic Province)日本西洋人の地理認識と異域」 김채수「宇宙中心時代の映画と芸術」 高吉嬉「「韓流」と「嫌韓流」から見た日本の若者の変化」 許晃会「日本酒名に関する一考察」(日) 임순록「韓日死生観比較:儒教と神道を中心に」 朴逢圭「医療観光目的地決定要因に関する探索的研究:釜山訪問日本観光客を中心に」 이동철、진금옥、김윤정「東洋文化圏のアナバダプロジェクト活動と幼児の購買活動との関係研究」 長江庸泰「日本型イノベーション戦略の変遷」(日) 한기조、박태진「中韓日鉄鋼産業の競合度分析」 『日本近代学研究』18, 2007.11 坪井美樹「現代日本語における性差の源流:明治期の資料と言説」(日) 김유범「漢字語「屍体」と「死体」の歴史的考察」 金姫廷「韓日流行歌の性別を表す語彙の比較考察:1925年から1960年までを中心に」 조영호、박은남「相手の発話を「否定」する意味公式の形式と使用:心理的負担程度を中心に」 安龍洙「日本語学習者の現場指示の習得に関する研究」(日) 甘栄煕「『今昔物語集』で見られる結婚意識:婿取段階の庶民の実態を中心に」(日) 李相福「『青鞜』創刊号の小説における女の新しさ:生血」「死の家」「七夕の夜」を中心に」 한승민「初期西欧象徴主義受容過程に現れた韓日間の展開様相比較」 최정원「コロニイと韓国モダニズム小説の形成:李箱の『翼』をめぐって」(日) 金美卿、黄止玧「在日コリアン高齢者福祉の現状と課題」(日) 崔長根「国際司法裁判の特性と独島解決の「政治的要因」分析」 김진숙「日本の高度成長期以後社会意識の変化」 채명진、선혜진「JETROの海外PR活動に関する研究」 崔聖伯「花王(株)の合理主義経営の危機についての考察」 劉亨淑、李姫「韓日大学生の「大学進学の動機」と「大学生活の適応」間の関係」(日) 『日本近代学研究』17, 2007.8 三浦昌代「初級日本語教科書の外来語と韓国人学習者の外来語習得について」(日) 金妵衍「「부끄러움(恥)」に関する言語表現様相考察」 이희정「日本語複合動詞に対応する韓国語表現に関する一考察:新聞記事対訳文対照を中心に」 黄珍「『月に吠える』における「浄罪詩篇」:「浄罪詩篇」と「竹とその哀傷」」(日) 高吉嬉「日本の「韓流」と「嫌韓流」から見た韓日関係:「多元化内ナショナリズム」を模索して」 양은용「韓国円仏教の日本布教現状と展望」 최석완「明治前期日本政府の清国認識と政策論」 정은희「日帝強占期茶産地に関する研究」 선혜진、임순록「韓国と日本の国際広告活動に関する研究」 정수원「韓流烈風と日本消費者行動に関する研究」 長江庸泰、洞内祥次「福祉機器における戦略的技術経営:日本における先端技術と要素技術」(日) 崔勝淏「日本における雇用形態の多様化と働く女性のキャリア形成」 윤정헌「日本の観光魅力性、観光態度及び行動意図間の関係に関する研究」 최금진「日本ホテル従業員の感情不調和発生原因に関する研究」 김창대「釜山と京都の中小企業経営革新成功事例分析」 『日本近代学研究』16, 2007.5 牧野英二「近代日本文化の諸問題:学問の進歩と心の成熟」(日) 李京珪「中世期日本漢語の敬語性に関する考察:体系本『平家物語』と天草本『平家物語』の漢語対照を中心に」 尹男淑「日本人韓国語初期学習者の作文上の誤謬分析:助詞と連結語尾の形態的誤謬分析」(日) 金順煕「翻訳の問題点:韓国語版『雪国』を中心に(その二)」(日) 曺永湖「格助詞「ニ格」の解釈に見られる述語予測」(日) 朴柔培「学習者中心の日本語教育の一考察」(日) 李相福「人形の様な生き方を拒否する女:平塚らいてうと羅蕙錫」(日) 이정현「方定煥の翻訳童話と『新訳絵入模範家庭文庫』」(日) 한승민「三木露風の瞑想的象徴詩の一考察」 申允珠「芥川龍之介の作品『猿蟹合戦』考察:「猿」と「蟹」を通じて見た社会層考察」 甘栄煕「女人禁制の社会学:家と家父長制の成立を中心に」 李元範、南椿模「組織社会学的観点からみた日系新宗教教団の小集団活動:小集団活動としてKSGI座談会の分析」(日) 劉亨淑、朴逢圭、尹太煥「日本人訪問者のデモグラフィック特性と訪問性向間の関係」(日) 崔聖伯「商法改定による日本企業文化の変化」 『日本近代学研究』15, 2007.2 高吉嬉「「韓流ブーム」と韓半島イメージ両極化現象考察」 関根英行「韓流と韓日民族の系統関係認識」 朴美賢「日本書紀の一人称代名詞について:「吾」「我」の使い分けを中心に」(日) 朴才煥「『捷解新語』の語彙考:副詞を中心に」(日) 李暻洙「複合動詞の結合性と意味特徴」(日) 河京勲「助動詞「れる・られる」の意味分類再考」(日) 金昌烈「中学校教科書の敬語表現実態について」 裵晋影「韓日動詞の対照研究:韓国語の「漢語+hada」動詞に対応する日本語の動詞を中心として」(日) 金妵衍「日本語感情表現の様相考察「厭」に関する表現を中心に」 임종석「遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』の世界:棄てられた女森田ミツを中心に」 権赫建、徐美景「夏目漱石と李光洙の幼年期体験比較考察」 岡田良平「『風の谷のナウシカ』における世界観と音楽:映像と音楽の相乗効果について」(日) 김양희「「君が代」と日本伝統受容の意味」 崔長根「近代日本の国際公法受容と認識に関する研究」 金暎根、신동식「東北アジア物流構築のための国内港湾の戦略的活用方案」 정수원「中国投資戦略に関する韓日比較研究」 朴泰珍、韓東佑「日本の現先市場の関連性に関する一考察」(日) 『日本近代学研究』14, 2006.11 羅工洙「張赫宙の日本語小説に現れたカタカナ訓」 李京珪「日本語作文に現れる誤謬類型に関する考察:「漢字語+하다」の作文を中心に」 安貞淑「『和泉式部日記』考:恋のカタチ」(日) 甘栄煕「中世後期の家の妻の立場と役割:室町期『狂言』を中心に」(日) 김순희「川端康成『伊豆の踊子』論」 崔殷景「三島由紀夫『橋づくし』論:作品構造の表象を中心に」(日) 金福子「『彼岸過迄』の研究:母からの欠落に始まる「淋しさ」について」(日) 南銀美「芥川とゴッホにおける内面的監禁」(日) 阿武正英「北原白秋の1900年代末:東京の表象を中心に」(日) 박호영「『晩菊』の主題考察:女主人公の意識変化を中心に」 黄止玧「大阪における民族学級の形成過程:聞き取り調査を中心に」(日) 육근효、박영강「日本地方政府の新公共管理システム導入事例と示唆点:千葉県の広域及び基礎自治団体を中心に」 윤정헌「ホテル企業従業員のリーダーシップと担任パワーメント及び製菓の構造的関係」 金賢志、李奉求、安範容「釜山地域観光企業の危機影響認識及び危機官吏実態に関する研究」 『日本近代学研究』13, 2006.8 이한섭「近代国語語彙と中国語日本語語彙との関連性:19世紀末資料を中心に」 李京珪「『平家物語』の死亡表現に関する考察:敬語性を中心に」 安貞淑「『蜻蛉日記』の研究:「みゆ」と「ものす」を中心に」 김희조「『トロッコ』論」(日) 申允珠「エゴイズムを通じた人間像考察:芥川龍之介『羅生門』と夏目漱石『こころ』を中心に」 노근숙「日本茶の湯の形成と展開」 崔長根「戦後日本の独島認識の誤解に関する検討:田中邦貴氏の『竹島問題』への批判(その2)」(日) 류성경「天気派生商品(Weather Derivatives)の国内導入方案」 김홍률「韓米FTAが日本に及ぼす影響」 신용경、김천서「為替変動がホテル経営成果に及ぼす影響に関する研究:客室部門を中心に」 『日本近代学研究』12, 2006.5 이원범「日本人文学振興政策の現況と展望」 李光秀「「てもらう」態について」(日) 崔震甲「『古事記』の展開過程研究:須佐之男命の神性を中心に」 감영희「『今昔物語集』「本朝世俗部」の女性観:嫉妬・愛欲・執念を中心に」 朴馥遠「芭蕉の不易流行に現れた杜甫の影響」 金福子「『吾輩は猫である』論:母からの欠落に始まる「淋しさ」について」(日) 崔殷景「逆説の劇:三島由紀夫『サド侯爵夫人』を視座にして」(日) 李相福「『青鞜』と『新女子』に映し出されたフェミニズム:平家らいてうと金一葉を中心に」(日) 黒木了二「夢野創作における文学観」(日) 南景姫「田山花袋の戦争体験と文学」 金順煕「川端康成「油」論:失った記憶を埋める「油」をめぐって」(日) 朴晟希「「我々マルクス主義者」の諸様相について:中野重治の『一つの小さい記憶』を中心に」(日) 関根英行「古代韓日関係研究における日鮮同祖論の後遺症」 신태섭「日本放送及び放送観光販売制度研究:西ヨーロッパの放送公共性保護装置との比較分析を中心に」 劉亨淑「長崎県の観光地イメージの構造:KJ法を用いて」(日) 윤정헌「ホテル従業員のセルフリーダーシップと組織市民行動が成果に及ぼす影響」 이원행「失職への対処過程模型」 長江弘晃、洞内祥次「リハビリテーション技術の戦略経営:日本におけるリハビリテーション装置のABC統計」(英) 『日本近代学研究』11, 2005.11 呂博東「韓日関係の歴史的再吟味」 감영희「中世武家社会の人妻象(4):『平家物語』の小宰想、巴、維盛の妻を中心に」 金順煕「梶井基次郎『過古』論:作品中における「旅情」をめぐって」(日) 김채수「日本の右翼:団体・運動・思想についての研究:敗戦~1960年代を中心に」 朴晟希「日本転向文学と中野重治」 芝田耕太郎「土壌汚染問題と不動産鑑定評価」(英) 坂本眞一郎、大谷毅、藤本孝一郎「プロジェクトデザインの研究:日本における「プロジェクトデザイン部門」の構築」(英) 長江弘晃、洞内祥次「リハビリテーション装置技術の戦略経営:日本におけるリハビリテーション装置のABC統計」(英) 윤정헌「ホテル企業のCRMシステム、顧客関係プログラムと成果間の関係」 李京珪、李希貞「日本語語彙教育の現状と問題点」 石毛順子「韓国語を母語とする日本語学習者の作文における母語の効果」(日) 李栄順「安部公房『砂の女』論:「男」の脱出を中心に」 鄭寅汶「太宰治『南京の基督』論」(日) 『日本近代学研究』10, 2005.5 桂島宣弘「近世(朝鮮王朝後期・徳川日本)における日朝自他認識の転回」(日) 桂島宣弘「近世(朝鮮王朝後期・徳川日本)における日朝自他認識の転回」 甘栄煕「『平家物語』の人妻たち(2):維盛の正妻を中心に」(日) 鄭寅汶「芥川龍之介『地獄変』論」(日) 金福子「『坊ちゃん』論:坊ちゃんの淋しさを中心にして」(日) 李柤福「『青鞜』と『新女子』:両雑誌の創刊辞を中心に」(日) 한승민「記憶の文芸活動の中に現れる創作と翻訳の混同様相の一面」 金愛景「1607年通信使行「饗応」考」(日) 이원범「近代韓日関係と民衆宗教運動:開港期天理教運動を中心に」 이현경「日本新宗教社会福祉活動の現況と課題:天理教の福祉活動を中心に」 諸点淑「世俗化プロセスからみた日本新宗教の社会活動」(日) 용석인「島崎藤村の自然主義小説」 김채환「オンライン新聞利用の重要性認識が民族に及ぼす影響」 長江弘晃、洞内祥次「テクノロジーの戦略環境経営:日本と韓国における協力接続経営」(英) 윤정헌「ホテル調理従業員の意思疎通と役割要因、職務ストレス、消尽、移職意図の関係」 홍순복「対人間信頼が課税業務遂行に及ぼす影響」 長江弘晃、洞内祥次「テクノロジーの戦略環境経営:テクノロジー・ロードマップ化とテクノロジー・ロードマップの利用」(英) 長江弘晃、洞内祥次「戦略的環境技術経営技術工程表(テクノ・ロードマップ)の活用」 『日本近代学研究』9, 2004.11 柏原司郎「日本の近代化と辞書編纂の変遷」(日) 柏原司郎「日本の近代化と辞書編纂の変遷」 姜容慈「日本の上代文学の中に現れた道教思想考察:その序説」 甘栄煕「狂言にあらわれた室町期の庶民の正妻たち」(日) 朴馥遠「芭蕉の禅と自然観」 鄭寅汶「芥川龍之介『杜子春』論」(日) 崔殷景「『わが友ヒットラー』論」(日) 金順煕「韓国語版「伊豆の踊子」:翻訳のとばをめぐって」(日) 임태홍「柳田国男の日本民間信仰理解:『石神問答』に記載された雑神を中心に」 정기룡「日本学教育におけるマルチメディア活用方案に関する研究」 池田茂「日本の製造業のおける今日的課題と産業構造:エレクトロニクス産業と自動車産業を中心とした視点から」(日) 長江庸泰、洞内祥次「戦略的環境技術経営:日韓企業のサステナブル・マネジメント」(日) 이원행「公正性理論(Justice Theory)の分類」 윤정헌「ホテル調理従業員の職務ストレス、消尽、移職意図の関係に関する研究」 倍和博、YOSHIDA KENICHIRO「CSR活動の経営と発露について」(英) 廣田伝次郎「行政ウェブサイトにおけるウェブサイト接続性と評価」(英) 『日本近代学研究』8, 2004.5 名波弘彰「物語文学を「読む」という行為」(日) 名波弘彰「物語文学を「読む」という行為」 허미애「副詞「あたかも」(「あだかも」)についての一考察」(日) 金姫廷「韓日両国流行歌語彙の比較考察:愛憎を表す語彙を中心に」 한상룡「日本語「-ぼう」と韓国語「-보」の対照研究」 강덕구「「가다・いく」と「오다・くる」の文法化過程研究」 飯島有美子「日本語教育における文章表現能力向上に関する実践的事例」(日) 廣田伝次郎「利便性に焦点を当てた行政ウェブサイトのヒューリスティック評価」(英) 黄命天「『萬葉集』の歌壇研究:大津宮歌壇と筑紫歌壇を中心に」 감영희「日本中世文学の中の遊女の姿と展開」 鄭寅汶「芥川龍之介『蜘蛛の糸』論」(日) 金福子「『彼岸過迄』論:須永市蔵の人物像を中心にして」(日) 김채수「近現代日本人達の愛の方式:『雪国』の島村と駒子の場合を通じて」 朴晟希「メタ小説としての解釈可能性とその要素に関して:中野重治の『小説の書けぬ小説家』を中心に」 張晋洙「三島作品における思想考察:『潮騒』の神道思想と黒住教を中心に」(日) 全彰煥「斎藤茂吉の戦争短歌研究」 成海俊「小瀬甫庵の思想:『明心宝鑑』引用を中心に」 廣田伝次郎「情報経営とウェブサイト:日本地方自治体におけるデータベース・マネジメント・システムに基づいて」(英) 岩田智「日本の廃棄物処理事業におけるPFIの活用:一般廃棄物処理事業を中心に」(日) 『日本近代学研究』7, 2003.12 安丸良夫「戦後日本知識人における「近代」認識:丸山真男を中心に」(日) 金貴錫「韓国古小説に現れた女性人物の一生と意味」 金大植「広池千九郎思想の意義」 金邦龍「韓国仏教界の動向を通じて見た時代認識」 長江庸泰、洞内祥次「循環型社会の創造と環境マネジメント工学:「持続可能な開発(Sustainable Development)のための工学的スキルと戦略」(英) 長江庸泰、洞内祥次「循環型社会の創造と環境マネジメント工学:「持続可能な開発(Sustainable Development)のための工学的スキルと戦略」(日) 倍和博「CSR(企業社会責任)に関する会計測定モデルの構築」(日) 櫻井義秀「日本の「カルト」問題:韓国に嫁いだ日本統一教会女性信者の事例」(日) 櫻井義秀「日本の「カルト」問題:韓国に嫁いだ日本統一教会女性信者の事例」 石楿「日本における女性学の展開過程についての考察:日本の高等教育機関における女性学講座を中心として」(日) 小笹克行「初級レベルの学習者が望む作文指導:韓国の大学でのアンケート調査から」(日) 宇野田綾子「「地蔵盆」の成立:「地蔵盆」という呼称に注目して」(日) 李元範「「大学マーケティング」の韓日比較」 李遠行「圧縮勤務制についての韓国労働者の選好性向」 李希貞「日韓両国語における複合動詞の対応パターン考察」(日) 任重彬「『檸檬』の解学と風刺性」 任重彬、朴晟希「『一つの小さい記録』小論(1)」(日) 殿崎正芳「ベンチャー企業のファイナンス:知的財産権を活用した証券化と融資について」(日) 洞内祥次「持続ネットワーク社会における環境経営」(英) 黄慶順「慶州地域明紬織りの伝承様相」 兵頭晶子「「精神」をめぐる相克:大正期の『変態心理』と大本教を中心に」(日) 南景姫「『田舎教師』論Ⅱ:「平面描写の屈折」を中心に」 『日本近代学研究』6, 2003.5 朴京夏「韓国人文学の現況と課題」 吉田勇「大学の先端技術移転(TLO)と「ベンチャー・ビジネスの創出」」(日) 朴晟希「中野重治の『第一章』論」 岩田智「日本におけるPFI導入の現状と課題」(日) 野堀正雄「『神社仏閣願懸重宝記初篇』今昔:その変容と世相」(日) 尹一「『奉教人の死』における語り手の問題:小説家たる語り手「予」」(日) 李遠行「Flexitime制に対する韓国労働者の選好性向」 정기룡「高齢社会における生活保障資源に関する研究」(日) 최인옥「高村光太郎の『猛獣篇』研究:ない敵秩序把握を通じて」 黄美珠「日本帝国主義と柳宗悦の韓国観:前半期「朝鮮論」の展開を通じて」(日) 『日本近代学研究』5, 2002.10 岩井宏実「[基調講演]歴史研究における「世相史」の視点」(日) 방극철「明治期における終助詞「よ」「な」」(日) 최판림「現代韓日両国語の造語法比較研究:身体語「배(服)」と「はら(服)」を実質形態素とする合成語の語彙化を中心に」 감영희「『今昔物語集』と庶民女性:その容貌と美意識について」(日) 김병두「竹取物語の考察:かぐや姫の神性と人間性を中心に」 朴晟希「中野重治の『鈴木・都山・八十島』論」 장수진「谷崎文学における「自己不確実性」に関する一考:「刺青」「春琴抄」を中心に」 진명순「夏目漱石の作品に示されている「無心」について」(日) 한승민「媒介地体験による転身者の受容姿勢考察:朱耀翰の日本留学体験を中心に」 韓輝源「川端康成「舞姫」論:「魔界」を中心に」(日) 이원범「明治政府の「国民教化」と民衆宗教:「三教会同」政策を中心に」(日) 이차석「青少年達の日本文化認識に関する研究:馬山・昌原地域高等学生を中心に」 임순록「近代日本神道についての一考察:国家神道の制度化過程を中心に」 中川登史宏「明治期の山陰地方の世相①」 岡嶋隆三「老舗企業における保守と革新:大阪・岡山での実態調査を中心に」(日) 『日本近代学研究』4, 2002.5 강종식「系譜の数を数える事について」 이현만「芸術大衆化論争:中野重治と蔵原惟人を中心に」(日) 李相福「『行人論』お直の自我の揺れについて」(日) 김경정「『枕草子』回想場面研究:前後期回想場面の特色を中心に」 高橋光広「『沈黙』に見る遠藤周作の弱者の論理」(日) 홍병기「安部公房の『砂の女』の主題論:自閉的逃亡から社会的関係回復へ」 감영희「『平家物語』の恋人たち:横笛を中心に」(日) 守屋美佐子「韓日両語の「ねぎらい」表現:感謝表現との使い分けを中心に」(日) 한승민「西欧成長主義詩受容様相を通じて見た転身者の意識:金億と上田敏の転身者としての姿勢比較を中心に」 成海俊「日本儒学の受容と変容」 洪潤杓「三島由紀夫『憂国』の主題:中心人物を通じて見た作品の主題」 박승호「遠藤周作の『侍』論」 김두운、최판림「韓国学生の初級日本語作文における誤用事例調査研究」 1-20 21-30 31-40 41-60
https://w.atwiki.jp/p_mind/pages/22.html
概説 思考実験の意味 中国語の部屋に対する反論 コンピューターは「心」を持てるか? 概説 中国語の部屋(英 Chinese Room)とは、ジョン・サールが機能主義を批判し、強いAIの実現可能性を否定するため考案した思考実験である。 中国語が理解できない英国人に、沢山の中国語のカードが入った箱と、そのカードの使い方が書かれた分厚い英語のマニュアルを持って部屋に入ってもらう。部屋には小さな穴が開いていて、そこから英国人は中国語で書かれた質問を受け取る。そして英語のマニュアルに従って、決められた中国語のカードを返す。その英国人は中国語の質問と返答の「意味」がわからないにも関わらず、中国語によるコミュニケーションを成立させており、外部の人からは中国語を理解しているかのように見える。 この思考実験でサールが主張するのは、コンピューターが「計算」することと、「意味」を「理解」することは違うということである。 思考実験の意味 この思考実験全体はコンピューターのアナロジーになっている。すなわち小部屋全体がコンピューターを表し、マニュアルに従って作業する英国人は、プログラムに従って動くCPUに相当する。 心の哲学の観点からこの思考実験を見ると、物理主義の一種である機能主義に対する批判となっている。中国語の部屋では、意味の理解を一切行うことなしに、純粋に機能的なシステムの使用を通じて知的活動を模倣することができるということが証明されている。すなわち「意識体験は機能に付随しないから機能主義は間違っている」ということである。 またサールは言語哲学の観点から以下のように論じている。 1、コンピューター・プログラムは統語論的である。 2、統語論がそのまま意味論なのではない。 3、心には意味論がある。 4、ゆえに、プログラムの実行がそのまま心なのではない。 人間の心は記号以上のなにかを備えており、心が記号に意味を与えている、となる。 哲学の観点からは、チューリングテストに合格するような高度な人工知能でも意識(心)を持つことはありえない。これは強いAIの実現可能性の否定である。 なおこのサールの中国語の部屋は、プログラムでは知能を実現できないということを証明するための喩えとして引用される場合があるが、中国語の部屋は、マニュアルに沿うという固定的な処理で理解を実現しているという点で、むしろ逆であり、その引用方法は適切でない。 なお、当初サールは意図しなかったかも知れないが、この思考実験は機能主義への批判を通じて意識のハードプロブレムの主張と、物理主義への批判にもなっている。つまり現代の科学技術によって脳細胞を観察しても、そこで明らかになるのは個別のニューロンたちの連続的な活動だけである。ここではコンピューターのアナロジーが別の意味で適用できる。ニューロンたちが順番に発火していくその過程で、現象的意識やクオリアが現れる様子を見ることはできない。それはコンピューターの活動と同じであり、現象的意識やクオリアは、ニューロンたちの発火という物理現象に、論理的に還元する事はできないのである。 中国語の部屋に対する反論 強いAI支持者は、「中国語を理解していない」と断定するためには中の人間だけでなく、箱全体が中国語を理解していないこと、すなわち中の人とマニュアルを複合させた存在が、中国語を理解していないことを証明すべきだ、と考える。また「理解」や「意識」の基準となっている人間の場合でさえ、脳内でいかにして意識が生じるかという仕組みが明らかになっていないのだから、中国語の部屋も、中身がどうであれ正しく中国語のやり取りができている時点で、中国語を理解していると判断して良いのでは、という反論も存在する。つまり部屋全体は中国語を理解しているということである。 以上のような反論に対してサールは、中国語の部屋を体内化、すなわち部屋の中にある中国語のマニュアルを英国人が丸暗記することを想定して反論する。部屋の中での実験と違うのは、文字でなく発音のマニュアルの暗記ということであり、中国人が特定の発音をしたら、それに対応した特定の発音を返すということである。その英国人は、中国語を理解していないにもかかわらず、傍から見れば中国語のネイティヴのように会話ができている。もちろんその会話には意味論が欠けているということである。 なおコネクショニズムによるシステムでは、古典的計算主義のような、統語論的性質をもつ表象に対して、統語論的規則を逐次適用するという様式とは異なる仕方で計算を実行するので、サールの批判は当てはまらないという見解がある。 サールはコネクショニズムによっても強いAIが実現不可能なことを示すため、「中国語のジム」という思考実験を行っている。これは中国語の部屋の思考実験と類似のマニュアルに従った中国語の応答を、中国語を理解しない複数の英国人で行うというものである。もちろん複数の英国人とはニューラルネットワークの比喩になっている。意味の理解(クオリア)がない者たちをいくら集めても意味は生じない。つまりゼロをいくら足しても乗じてもゼロである、ということである。 コンピューターは「心」を持てるか? (以下は管理者の見解) 私にはコンピューター・プログラムの知識があるが、中国語の部屋の思考実験についてプログラマーとしての見解を述べれば、強いAI支持者の「部屋全体は中国語を理解している」という反論は的外れであり、「理解」という言葉を、意味論を除外して解釈し、矮小化していると思う。すなわち「理解」という語をより厳密に「意味の理解」とするならば、部屋全体は確かにシステムとして中国語を理解しているように動作するが、それはシステムを作った人物が英語と中国語の「意味」を理解できるからであり、従って正確にいうなら「部屋を作った人間は中国語の意味を理解している」、または「部屋は意味を理解できる人間の動作面(機能)を実行できる」となるのである。つまり部屋がシステムとして中国語を理解するよう機能しているよう見えても、その機能にはサールがいうように「意味」の理解をともなっていないし、またクオリアがともなっていないのである。 これはコンピューター・プログラムについても同様であり、プログラムの具体的なソースコード(関数、演算子、記号、数値)を記述する者は、「意味」を理解できる人間である。プログラマーはコンピューターの実行結果――出力されたものが、人間にとって「意味のあるもの」になるようにソースコードを記述するのであり、関数や演算子や数値、その処理過程自体やコンピューターそのものに意味が与えられているのではない。「意味」とはあくまで人間が読み取るものなのである。仮にコンピューターのディスプレイが「今日は凄く暑い」と表示していても、その文字を読む人がいないなら、そこに「意味」は生じない。その文字はプログラムによる「出力(output)」に過ぎないのである。 「意味」の「理解」こそが「心」であると定義するなら、強いAIは実現し得ないことになる。しかし逆に、「理解」という語を限定的に解釈し、「心の機能の実現」と定義するなら、いわゆる「弱いAI」が実現する可能性は十分あるだろう。サールもそのことは否定していない。 AI研究者が「心の機能の実現」を目指しているのならば、サールの批判に対して、「理解」という語の定義に(揚げ足取りのように)拘ってまで無理に反論する必要はないはずである。AI研究者はクオリアを持てるコンピューターの制作を目論んでいるのではないはずだからだ。しかし機能主義的な哲学者はサールに対し、合理的に反論する必要があるだろう。中国語の部屋の思考実験では、心の機能的側面と現象的側面(クオリア)が峻別されているからであり、なおかつ心の本質は現象的側面である「意味の理解」であり、機能的側面ではない、とサールは主張しているからだ。ならば「心とは機能である」と考える機能主義は間違っていることになる。 機能主義を批判する思考実験には、中国人民、マリーの部屋、逆転クオリア、哲学的ゾンビなど多様なものがあるが、中国語の部屋は「クオリアの不在」を実際に「理解」できる点で、他の思考実験とは決定的に異なっている。逆転クオリアや哲学的ゾンビは思考可能性に訴えるものであり、あくまで可能性を示すものでしかない。また中国人民やマリーの部屋はクオリアの不在を示唆するものであり、実際にクオリアが不在であることは論証できない。しかし中国語の部屋では、実験者が実際にクオリアの不在を体験できるのである。 たとえば中国語ができない英国人が、マニュアルに従って中国語のカードを一回受け取り、返答のカードを一回出したとする。もちろんそれは英国人にとって意味不明なカードの交換に過ぎない。しかしその受け取ったカードには、実は「世界一青く澄んだ海はどこだ?」という意味の中国語が書かれてあったとし、返答のカードには「南太平洋のタヒチあたりだ」という意味の中国語が書かれてあったとする。その中国語の意味を、後になって英国人が教えてもらったなら、自分に「意味の理解」が欠如していたこと、つまり「世界一」「青く澄んだ」「海」といった、「意味(クオリア)」が欠如していたことを端的に理解でき、また心の機能的側面と現象的側面の歴然たる違いを理解することができるのである。 思考実験の結論として、「心」を「機能」だとする機能主義とは、クオリアや現象的意識の存在を無視する行動主義と同じ難点を抱えていることが証明されたはずである。機能主義とは脳科学に吸収さるべき立場であると私は考える。 ※ここで述べた「意味の理解」とは、言葉の意味とは心的イメージであるとする「心理主義」を含意しているわけではない。言葉の意味が私秘的なものでなく公共的なものであったとしても、その「公共」なるものは人々によって構成されるのだから、言葉の意味が人に理解されて初めて存在できるとするサールの見解は、心理主義を前提にしなくても成り立つことになる。なお心の哲学では心的イメージを「クオリア」と呼び、言葉の「意味」と区別することもあるが、サールは両者をともに「意識」という概念の範疇で理解している(詳細は意識とクオリアの違いを参照のこと)。上述の私の見解もサールと同じ立場であり、「意味」と「クオリア」を同一視して論じている。 参考文献・論文 ジョン・R・サール『MiND 心の哲学』山本貴光・吉川浩満 訳 朝日出版社 2006年 デイヴィッド・J. チャーマーズ『意識する心―脳と精神の根本理論を求めて』林一 訳 白揚社 2001年 柴田正良『ロボットの心 7つの哲学物語』講談社現代新書 2001年 服部裕幸「「中国語の部屋」とその後」『アカデミア』人文・社会科学編(南山大学)第77 号、2003, pp.81-103 参考サイト http //ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B
https://w.atwiki.jp/gensouutage_net/pages/11561.html
FFO Replay Version 2.1 hai//けーね//慧音(人間)-慧音(人間)-慧音(妖怪)-慧音(妖怪)- 冥加//主力スペルは必ず確保するんだって藍さまが言ってた//八雲 藍-八雲 紫-橙-古明地 こいし- 賽が投げられて、haiの先攻になりました。 冥加 dz hai では #配置:《産霊「ファーストピラミッド」》 オートドローがスキップされました。 Turn 2 - 冥加//体力22( 20) 呪力1( 1) 手札6( 5) 山34( 34) スペル0( 1) タイマー00 01(00 08) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 #配置:《式神「橙」》 Turn 3 - hai//体力20( 22) 呪力3( 1) 手札6( 6) 山33( 33) スペル1( 1) タイマー00 08(00 05) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//三種の神器//パターン避け//産霊「ファーストピラミッド」//新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」// #配置:《産霊「ファーストピラミッド」》 オートドローがスキップされました。 Turn 4 - 冥加//体力22( 20) 呪力3( 3) 手札6( 5) 山33( 33) スペル1( 2) タイマー00 03(00 13) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 #配置:《式神「八雲藍+」》 Turn 5 - hai//体力20( 22) 呪力6( 3) 手札6( 6) 山32( 32) スペル2( 2) タイマー00 12(00 09) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//三種の神器//パターン避け//新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」//産霊「ファーストピラミッド」// #配置:《産霊「ファーストピラミッド」》 オートドローがスキップされました。 Turn 6 - 冥加//体力22( 20) 呪力6( 6) 手札6( 5) 山32( 32) スペル2( 3) タイマー00 08(00 16) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 Turn 7 - hai//体力20( 22) 呪力10( 6) 手札6( 7) 山31( 31) スペル3( 2) タイマー00 16(00 24) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//三種の神器//パターン避け//新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」//フェムトファイバーの組紐// #配置:《新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」》 ↑起動:《新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」》 オートドローがスキップされました。 Turn 8 - 冥加//体力22( 20) 呪力9( 5) 手札7( 5) 山31( 31) スペル2( 4) タイマー00 21(00 28) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 #配置:《心符「没我の愛」》 ↑起動:《心符「没我の愛」》 冥加は《式神:八雲藍+》を冥加の《心符「没我の愛」》に配置しました。 Turn 9 - hai//体力20( 22) 呪力9( 4) 手札6( 6) 山30( 30) スペル4( 3) タイマー00 27(00 34) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//三種の神器//パターン避け//フェムトファイバーの組紐//葵符「水戸の光圀」// ☆戦闘:hai - 《新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」》 vs 《心符「没我の愛」》 - 冥加 冥加は《式神:八雲藍+》の2番目の特殊能力を使いました。 ★戦闘結果:hai - dmg 2 2 dmg - 冥加 haiはリーダーを慧音(妖怪)・上白沢 慧音に設定しました。 #配置:《葵符「水戸の光圀」》 ↑起動:《新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」》 オートドローがスキップされました。 Turn 10 - 冥加//体力20( 18) 呪力7( 4) 手札6( 5) 山30( 30) スペル3( 5) タイマー00 34(00 51) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 ↑起動:《心符「没我の愛」》 Turn 11 - hai//体力18( 20) 呪力9( 5) 手札6( 7) 山29( 29) スペル5( 3) タイマー00 50(00 55) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//三種の神器//パターン避け//フェムトファイバーの組紐//転世「一条戻り橋」// ☆戦闘:hai - 《新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」》 vs 《心符「没我の愛」》 - 冥加 ★戦闘結果:hai - dmg 2 3 dmg - 冥加 #配置:《転世「一条戻り橋」》 ↑起動:《新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」》 オートドローがスキップされました。 Turn 12 - 冥加//体力17( 16) 呪力9( 4) 手札7( 5) 山29( 29) スペル3( 6) タイマー00 56(01 11) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 ↑起動:《心符「没我の愛」》 #配置:《式神「八雲藍+」》 Turn 13 - hai//体力16( 17) 呪力10( 7) 手札6( 7) 山28( 28) スペル6( 4) タイマー01 12(01 09) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//三種の神器//パターン避け//フェムトファイバーの組紐//虚史「幻想郷伝説」// ☆戦闘:hai - 《新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」》 vs 《心符「没我の愛」》 - 冥加 冥加は《式神:八雲藍+》の2番目の特殊能力を使いました。 ★戦闘結果:hai - dmg 2 2 dmg - 冥加 #配置:《虚史「幻想郷伝説」》 ↑起動:《虚史「幻想郷伝説」》 haiは《三種の神器》をhaiの《虚史「幻想郷伝説」》に配置しました。 オートドローがスキップされました。 Turn 14 - 冥加//体力15( 14) 呪力11( 4) 手札7( 4) 山28( 28) スペル4( 7) タイマー01 05(01 26) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 #配置:《仙符「鳳凰卵」》 ↑起動:《心符「没我の愛」》 Turn 15 - hai//体力14( 15) 呪力11( 9) 手札5( 7) 山27( 27) スペル7( 5) タイマー01 24(01 49) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//パターン避け//フェムトファイバーの組紐//隠蔽// ☆戦闘:hai - 《虚史「幻想郷伝説」》 vs 《心符「没我の愛」》 - 冥加 haiは《三種の神器》の1番目の特殊能力を使いました。 haiは三種の神器の『攻撃UP』を選択しました。 冥加は《式神:八雲藍+》の2番目の特殊能力を使いました。 ★戦闘結果:hai - dmg 2 3 dmg - 冥加 ↑起動:《虚史「幻想郷伝説」》 オートドローがスキップされました。 Turn 16 - 冥加//体力12( 12) 呪力14( 5) 手札7( 5) 山27( 27) スペル5( 7) タイマー01 44(01 49) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 #配置:《表象「弾幕パラノイア」》 ↑起動:《心符「没我の愛」》 冥加 今度こそじっくり考えられる・・・というわけで暫く考えます;; hai はいな~ ↑起動:《式神「八雲藍+」》 冥加は《式神:八雲藍+》を冥加の《式神「八雲藍+」》に配置しました。 冥加 これで決定です。 Turn 17 - hai//体力12( 12) 呪力12( 4) 手札6( 6) 山26( 26) スペル7( 6) タイマー01 47(05 09) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//パターン避け//フェムトファイバーの組紐//隠蔽//虚史「幻想郷伝説」// ☆戦闘:hai - 《虚史「幻想郷伝説」》 vs 《心符「没我の愛」》 - 冥加 イベント(hai):《パターン避け》 冥加は《式神:八雲藍》を手札から捨て札に置きました。 イベント(冥加):《パワーアップ》 haiは《三種の神器》の1番目の特殊能力を使いました。 haiは三種の神器の『攻撃UP』を選択しました。 ★戦闘結果:hai - dmg 2 4 dmg - 冥加 #配置:《虚史「幻想郷伝説」》 ↑起動:《虚史「幻想郷伝説」》 ↑起動:《葵符「水戸の光圀」》 オートドローがスキップされました。 Turn 18 - 冥加//体力8( 10) 呪力9( 1) 手札4( 4) 山26( 26) スペル6( 8) タイマー05 27(02 35) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 ☆戦闘:冥加 - 《式神「八雲藍+」》 vs 《葵符「水戸の光圀」》 - hai ★戦闘結果:冥加 - dmg 1 6 dmg - hai ↑起動:《心符「没我の愛」》 ↑起動:《式神「八雲藍+」》 Turn 19 - hai//体力4( 7) 呪力9( 2) 手札5( 5) 山25( 25) スペル8( 6) タイマー02 33(06 48) シーン なし 手札:歴史喰い//プレインエイジア//フェムトファイバーの組紐//隠蔽//未来「高天原」// hai 遅いのよねぇ… #配置:《未来「高天原」》 ↑起動:《未来「高天原」》 オートドローがスキップされました。 Turn 20 - 冥加//体力7( 4) 呪力7( 4) 手札5( 4) 山25( 25) スペル6( 9) タイマー06 22(03 43) シーン なし 冥加はカードを 1 枚引きました。 ☆戦闘:冥加 - 《式神「八雲藍+」》 vs 《虚史「幻想郷伝説」》 - hai ★戦闘結果:冥加 - dmg 1 5 dmg - hai hai ありがとうございました~ 冥加 ありがとうございました。 冥加 確かに遅かった・・・ hai ちなみに、シーンありました? hai まあ、そりゃああるw 冥加 事故った時から有りましたね・・・ hai では、戻りますね hai ありがとうございました~ノシ 冥加 貫通が出てこなかったのが救いだったか・・・ 冥加 ノシ hai www 切断されました。
https://w.atwiki.jp/schwartzcberewiki/pages/106.html
クトゥルー神話に語られる世界でもっとも有名なネクロマンサーの一人 ネクロノミコンの著者としても知られ、創作であるにも関わらず専門家の間では、その実在が噂されている。 【狂える詩人】あるいは【真なる久遠の戯弄】の狂名で恐れられるカゴモリの養父にして師 七人の魔法使いの一人であり、同時に最狂の魔法使いとして知られる人物。 本来、魔術系統として認知すらされることの無い禁断の魔術、死霊術を編み出した鬼才の持ち主であり、魔道書〝アルアジフ(魔物の咆哮)〟と〝ネクロノミコン(死者の掟の表象)〟の著者としても知られる。 ネクロノミコンは地獄の兵を復活させたとか、時を越えたなどという話もある。この世界に現存する魔道書の中で、間違いなく最高峰の一冊である。 年齢、実に二千三百歳にせまると言われるが、友人でもあるエンペドクレスよりは数百歳ほど若いらしい。(現在の転生後のエンペドクレスよりはやや年上ではあるが) 年齢を重ねているにも拘らず若々しく、初見であれば十七、八歳と見紛うほどだ。 その姿は端麗艶治と呼ぶに相応しいほどに、艶かしく美しい容貌、燃えるような深紅色の頭髪と同系色の真紅の瞳を持つ。 エンペドクレスの長身痩躯の貴翁ともいうべき容姿に比べ、アブドゥルの身の丈は丁度百七十ほど、容姿も若々しく正反対、例えるなら艶治の美童といったところか。 どちらにせよ、何も知らぬ者が見れば、二人が古き友と解る者はいないのだろう。 それ以前に、この少年の年齢が、まさか二千歳を超えているなどとは誰にもわかるまい。 エンペドクレスが集落の長に治まった頃に、多少は住みやすくなったとして魔法使いの集落【木末隠る語り部】フロプトメハシェファに戻ってきた。 それ以前は、エンペドクレスは【英知と探求】の空中都市エリエスファルナにて学院長をしており、アブドゥルに至っては、世界各地を渡り歩いていたことしか解っていない。 その後、しばらく集落の更に奥地に古くよりかまえる自宅、虞骸館(ぐがいかん)と呼ばれる外装の赤煉瓦を年中季節の果実が収穫できる不思議な蔦で覆われ、屋根の風見鶏が特徴的な館に舞い戻っていた。(住民には蔑みの意味を込め、嘲弄館と呼ばれていた) その後、とある事情から一人の赤子を拾いカゴモリと名づけて自らの娘としている。 アブドゥルがこの世界で狂人と恐れられる理由は少なからず存在するが、その中でも伝統やそれに連なる古い教示に何の感慨もないどころか、笑い飛ばしてすらいたことが集落での村八分扱いの理由でもある。 魔術とは、本来、この世にユグドラシルが根付いた頃より始まったとされており、新神暦に至るまでの旧暦では、魔術を行使できるのは、この集落に住む者たちだけの特権でもあった。 その力は秘匿とされ、永きに渡り戒律をもって守られてきた。 当然、いかな赤子といえど集落の外の者を集落に入れることも戒律を破る行為だったが、アブドゥルはそんなこと毛ほども気にしていなかった。 今回のことだけに限らない。こうした態度の全てが住民の反感を買っていたのだろう。 更には、アブドゥルは未だかつて誰一人考え得なかった。或いは、考えたとしても成功し得なかった復活に連なる魔術を作り出した人物でもあるが、これも生命の醜く歪んだ結果であり、死の延長とされ蔑まれた。 もちろん、人間や動物の死体を使ったり、邪精霊や幽霊の類を弄するのだから、この意見ももっともだったのだろう。だが、アブドゥルはエンペドクレスのように万人に優しく、常に耳を傾けるような賢人ではなかった。 むしろ、自らと周り、自分が気に入った者、愛した者以外は他の無機物と大差が無かった。 故に、彼には幽霊や死体を触媒として使うことの不道徳が理解できなかったのだ。 そういった意味では、十二分に狂人と言えたろう。 カゴモリを引き取って以後は、度々集落の中心街に下りてきており、その度に他者に聞こえるほどに『あれの魔術の才は、やはり俺が見込んだとおり素晴らしいものだった』とか『拾ってやって正解だった』とか『いずれは、面白い実験に使えるかもな』とか『どれだけ痛めつけても文句も言わん、つまらん話だ』などと言った話をしながら街を歩く姿が目撃されていた。 この言葉どおり、カゴモリは五歳になる頃には、上位精霊魔術を操り、幼馴染でエンペドクレスの養女でもあったトグマの力量すら凌ぎ、集落の成人すら超えるほどの腕前だった。 だが、実際には、カゴモリに魔術の才などそれほど多くはなかった。 すべてはアブドゥルの計略だったのだ。 アブドゥルは気づいていた。コイツを引き取って育てたところで、俺の子では満足には暮らせまい。と、そこでアブドゥルは考えた。つまりは、コイツが庇護されてしかるべき条件を整えれば問題はクリアされる。そう考えたのだ。 そして、アブドゥルはその日から街へ言っては出鱈目な話を繰り返した、人々の頭から話が忘れ去られる頃には、植えつけるように現れて、また人の耳に入るように話して歩いた。 いつしか噂は一人歩きを始め、アブドゥルの狂人ぶりに尾ひれがつき、同じようにカゴモリの悲壮ぶりと魔術の才に尾ひれがついた。 その後、アブドゥルは虚偽を真実に変えるべく、カゴモリにしつこくも根気よく魔術を系統立てて教え、実演で教え、自然から教え、机上から教えた。 十を聴き十を身に付ける無茶を押し付ける傍らで、自らは百を伝え、千を理解してもらう努力をつづけた。 その結果、カゴモリは高い魔術を身に付けるに至った。 魔力の総量はトグマに遥かに敵わなくとも、研ぎ澄まし変質させる術を徹底させたアブドゥルは、カゴモリを他者よりも突出した魔術師に育て上げた。 カゴモリ曰く、アブドゥルは魔術を教える師といても父としても優しい男だったらしい。 アブドゥルにしてみれば、子供が知らないことは当然のことで叱ることで子供は思考力を落とすのだから、叱らず諭して、回り道により時間をかけて教えれば、結果習得は早まるという合理性の結論なのだそうだが、しかし、朝日と共に我が子を起こし、食事を作り、教え導き、時に遊び、そして夜は眠りに落ちるそのときまで童話を読んで聞かせた姿は、父親そのものであった。 幼少期のカゴモリには不思議に思い、憤ることが多かった。 父であるアブドゥルが集落の中で酷い扱いを受けていることが、返って自分自身の扱いは手厚いもので、集落の人々から可愛がられていることが、不思議であり怒りの対象でもあった。 小父さん(カゴモリはエンペドクレスのことをそう呼んでいた)に聞いても苦い顔をして皺を刻んだ口元を優しく歪めると彼女の頭を撫でるだけだった。 エンペドクレスはその理由を理解していた。簡単なことだったのだ。 古い思想を持ち、新神暦が始まって今だ百年、魔術師たちのプライドは高かった。 それと同時に、優れた魔術の才を持つものは、始祖の魔法使いの血統にそれだけ近いと信じられていた。 つまり、カゴモリに優れた魔術の才があるならば、よそ者であったとしても、それは集落の血身ということだ。 そして、何より、カゴモリはアブドゥルによって実験動物さながらの扱いを受け、そのためだけに拾われ生かされており、アブドゥルはカゴモリを人とは思っていないと皆が信じていた。 もっとも、すべてアブドゥルが語ったことで、同時にそう仕向けるのが目的でもあったが、集落の中では、高度な魔術を駆使し、悲劇的な生活の中でも凛と立つ悲壮感を持つカゴモリと悪魔のような狂人アブドゥルという図式が既に出来上がっていた。 エンペドクレスは、そのことを話すことが出来なかった。 今の、この誰もが真実を知らぬ状況だからこそ狂人の娘はこの集落で生きていけるのだから、アブドゥル以外が引き取っていればよかったのか? しかし、それこそ叶わぬ夢だ。 この集落には、掟に背いてまで外の捨て子を拾い育てる奇特な輩などいないのだから。 カゴモリは、幼い頃、一度父にそのことを尋ねたことがあった。 父はなんでもないことのように『それは、幸福を得るために必要なことだ』と話した。 カゴモリにとっては、この世界は生まれたときからこの形を保っており、誰かがそう仕向けているなどとは思いもしなかった。 そこにある幸福は日常であり、そして間違いなく彼女に与えられた幸福であったからだ。 だから、カゴモリは純粋に、父の言う幸福が父に繋がるものだと信じた。 カゴモリは『父様が酷い扱いを受けることが、父様の幸せにつながるの?』と尋ねた。 アブドゥルは一拍もおかず、淀みなく『ああ』と答え、柔らかく微笑した。 真実を語れば、それはカゴモリの幸せに繋がっていたのだが、今にすれば、それが当時のアブドゥルの幸せだったのかもしれない。 それ以後、カゴモリは、父の幸せに繋がるならと、住人の話に口をつぐんだ。 そして、誰よりも優れた魔術師になることに励んだ。 それから十年ほどが経ち、カゴモリの容姿が父を追い越し始めた頃、彼女は父にネクロマンシーの伝授を願い出た。 彼女にしてみれば、口には出さずとも、父が自分のために責め苦を受けていたことを成長と共に悟っていたのだろう。理解してもおかしくない年齢だった。 それでも、例え問い詰めてもアブドゥルは『知らん』とだけ答えるだろうことも理解していた。 故にカゴモリは、より優れた魔術師に、父の後継足りえるネクロマンサーにという思いを強めていった。 逆にアブドゥルにしてみれば、その魔術だけは永遠に教える気はなかったため、始めは頑なに譲らなかったが、相手は自分の娘、根競べではいい勝負だったようで、最後にはアブドゥルが折れる形で言葉を一つ授けた。 『それは永久に横たわる死者にあらねど、計り知れざる永劫の許に死を超えた者。久遠に伏す引き換えに、死ぬことはなく、その怪異の内では死ですらも終焉を迎える』 この言葉を理解するならば、多少は手解きをしてやる。と約束を交わし、それから三十年以上、カゴモリは根気よく研究を続けた。 その頃には、よく旅に出ては帰ってこなくなった父の帰りを待っては研究を披露したものだった。 そして、最後には『それは死者ではない。永遠の嘘、或いは奇妙な永劫、その内では死さえも死に至る』という結論に行き着き、研究の成果を認めたアブドゥルが死の殺し方、永遠の嘘の作り方とも呼ぶべき手法を学ぶことを許した。(一種の開き直りだったともとれる) その後は、いかにも怪しげなカルドロン(魔術用大釜)やスクライングミラー(黒鏡)などの道具と、破壊を強化するバッドブラッド(蝙蝠の血)愛を強化するドヴズブラッド(鳩の血)能力そのものを強化するドラゴンブラッド(竜の血)などの各種血、死体と死霊の使い方を七十年がかりで教えたらしい。 エンペドクレスはアブドゥルのことをアル、アブドゥルはエンペドクレスのことをクレスと呼んでいた。(カゴモリの見た目が父を追い抜いた頃から、カゴモリもアルと呼ぶことが多かったようだ) 現在から二百年前、カゴモリが一流の魔法使いへと成長すると、古き友エンペドクレスと共に集落を旅立った。 現在は、エンペドクレス共々【果たされざる旧約】バベルの塔で暮らしているらしいが、既に死にリッチとなっているなどと言う噂もある。
https://w.atwiki.jp/tmushajin/pages/55.html
斎藤俊介/Shunsuke SAITO 在学期間 修士 (2014.4‐ 2016.3), 博士 (2016.4‐) 連絡先:sukeshun1115[at]gmail.com 関心テーマ/Research Interests タイ研究、エスニシティ、ヒトと動物の関係 Thai Studies, Ethnicity, Human Animal Relations 関心地域/Research Fields タイ、青森県津軽地方、新潟県佐渡島 Thailand, Tsugaru (Aomori), Sado Island (Niigata) 所属学会 首都大学東京・東京都立大学社会人類学会(2014‐) 日本文化人類学会(2015-) 日本タイ学会(2016-) IUAES(The International Union of Anthropological and Ethnological Sciences:2016‐) 現地調査/Primary Fieldworks 2012.6‐2013.3 タイ・バンコク/Bangkok, Thailand 2014.8、2015.8、2016.8、2017.8 日本・新潟県佐渡市/Sado, Niigata, Japan 2017.1‐ タイ・バンコク、チェンマイ/Bangkok Chiang Mai,Thailand 研究業績 論文 【学位論文】 2014 斎藤俊介「タイ社会における妖術信仰の様相と現在」(筑波大学 人文・文化学群比較文化学類、学部学位論文) 2016 斎藤俊介「ラーンナー主義―北部タイ平地社会におけるエスニシティの再領土化をめぐって―」(首都大学東京大学院人文科学研究科、修士学位論文) 【論文(査読有)】 2018 斎藤俊介「北部タイ平地社会におけるラーンナー主義の現代的再定位」『年報 タイ研究』18号、pp.73-92、日本タイ学会。 【論文(査読無)】 2017 Shunsuke SAITO “Analyzing the Context of Lanna-ism", E-Proceedings, pp.1422-1433, 13th International Conference on Thai Studies. 調査報告書 2015 斎藤俊介、「稲鯨祭り見取り図、その変化の過渡期」『非日常性と〈つながり〉の社会誌』、pp.1-10、首都大学東京社会人類学教室 2017 斎藤俊介、「周縁からタイを考える」『2016年夏期北部タイ・フィールドスタディ予備報告書』、pp.50-52、首都大学東京社会人類学教室 2019 斎藤俊介、「タイ北部コン・ムアン社会におけるマス・メディアがもたらす民族的複合/排除の人類学的研究」、放送文化基金『報告書』平成29年度助成、https //hbf.yoshida-p.net/search/pdf/2017/293042.pdf 2019 斎藤俊介、「タイ東北地方における生魚料理「コイプラー」の食習慣をめぐる人類学的研究」、味の素食の文化センター研究成果報告書<2017年度研究助成>、https //www.syokubunka.or.jp/research/pdf/17004.pdf 新刊紹介・書評 2015 斎藤俊介、「新刊紹介 津村文彦『東北タイにおける精霊と呪術師の人類学』」『社会人類学年報』41号、pp.161-162、弘文堂。 国際学会発表 4/May/2016 Shunsuke SAITO, “Reterritorialization of Ethnicity On the Discourse of ‘Lanna-ism’ in Northern Thailand”, IUAES Inter-Congress 2016, at Hotel Dubrovnik Palace, Dubrovnik, Croatia, 4-9 May 2016. 17/July/2017 Shunsuke SAITO, “Analyzing the Context of Lanna-ism", 13th International Conference On Thai Studies, at Chiang Mai International Exhibition and Convention Centre, Chiang Mai, Thailand, 15-18 July 2017. 20/July/2017 Shunsuke SAITO, “Articulated Localism The Process of Identity Movement and Social Change in Lanna-ism in Northern Thailand”, The 10th International Convention Of Asia Scholars, at Chiang Mai International Exhibition and Convention Centre, Chiang Mai, Thailand, 20-23 July 2017. 国内学会発表 2014.10.26 斎藤俊介、「14 人間の安全保障」『公共人類学』、日本文化人類学会課題研究懇談会・東アジア公共人類学懇談会、於:東京大学駒場キャンパス。 2016.3.23 斎藤俊介、「ラーンナー主義:北部タイ平地社会におけるエスニシティの再領土化をめぐって」、日本文化人類学会関東地区研究懇親会2015年度修士論文・博士論文発表会、於:筑波大学東京キャンパス文京校舎。 2016.5.29 斎藤俊介、「ラーンナー主義の興隆」、日本文化人類学会第50回研究大会、於:南山大学名古屋キャンパス。 2018.6.3 斎藤俊介、「同じ祖霊を祀ること:北部タイ、コン・ムアン社会における母系出自原理と祖霊祭祀集団」、日本文化人類学会第52回研究大会、於:弘前大学文京キャンパス。 国内・海外研究会発表 2014.4.20 斎藤俊介、「タイ社会における妖術信仰の様相と現在」、東アジア人類学研究会、於:東京大学駒場キャンパス。 2014.4.25 斎藤俊介、「タイ社会における妖術信仰の様相と現在」、第830回東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会、於:首都大学東京南大沢キャンパス。 2016.1.22 斎藤俊介、「ラーンナー主義:北部タイ平地社会におけるエスニシティの再領土化をめぐって」、第852回 東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会、於:首都大学東京南大沢キャンパス。 2017.7.13 斎藤俊介、「北部タイ平地社会における「ラーンナー主義」の現代的再定位」、第21回 BKK東南アジア研究会、於:京都大学東南アジア研究所 バンコク連絡事務所。 2019.2.20 斎藤俊介、「タイ東北地方における生魚料理「コイプラー」の食習慣をめぐる人類学的研究」、公益財団法人味の素食の文化研究センター・2017年度食の文化助成研究中間報告会、於:TKPガーデンシティ品川。 研究活動/職歴 2014.8 佐渡 廃校プロジェクト合同調査 RA 2014.9 2014年度北タイスタディーツアープログラム RA 2015.5- 2016.7 首都大学東京・国際交流センター アカデミック・ライティング指導員 2015.10- 2017.1 首都大学東京・図書館本館 スタディ・アシスタント 2016.9 2016年度北タイスタディーツアープログラム RA 2017.1- タイ国立タマサート大学社会学・人類学学部人類学学科 客員研究員 外部資金(奨学金・競争的資金等) 2016.4- 2016.12 首都大学東京大学院、博士後期課程研究奨励奨学金 2016.5 首都大学東京大学院、平成28年人文科学研究科大学院生旅費支援(第1回)による国際学会派遣、IUAES Inter-Congress 2016, at Hotel Dubrovnik Palace, Dubrovnik, Croatia, 4-9 May 2016 2016.5 日本学生支援機構第一種奨学金、特に優れた業績による返還免除(半額免除:免除額1,056,000円) 2017.1- 2018.12 公益財団法人松下幸之助記念財団(2015年度松下幸之助国際スカラシップ)、課題名:「北部タイ平地社会の漸進的エスニック・ナショナリズムに関する社会人類学的研究」 2017.4- 2018.2 公益財団法人日本科学協会(平成29年度笹川科学研究助成)、課題名:「ラーンナー主義の先鋭化―北部タイ平地社会におけるエスニック・ナショナリズムの生成過程にまつわる社会人類学的研究」 2018.4- 2019.3 公益財団法人味の素食の文化センター(2017年度食の文化研究助成事業)、課題名:「タイ東北地方における生魚料理「コイプラー」の食習慣をめぐる人類学的研究」 2018.4- 2019.3 公益財団法人放送文化基金(平成29年度助成)、課題名:「タイ北部コン・ムアン社会におけるマス・メディアがもたらす民族的複合/排除の人類学的研究」 2018.4- 2020.3 公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団(2017-2018年度調査研究助成)、課題名:「北部タイにおけるコン・ムアンの民族的アイデンティティ生成過程に関する人類学的研究」 2018.8- 2019.7 富士ゼロックス株式会社小林基金(2018年度小林フェローシッププログラム)、課題名:「「民族」表象の力学:タイ北部コン・ムアン社会にみる自己認識の現代的諸相」 2019.4- 2020.3 旅の文化研究所(第26回公募研究プロジェクト)、課題名「象をめぐるツーリズム―タイ北部のエレファント・キャンプ観光に関する人類学的研究―」 アウトリーチ活動 2015.05.04 特定非営利活動法人『Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN』公式HP http //yumyam47.com/ にコラム「『エスニック』を消費する」を掲載。 2015.05.04 特定非営利活動法人『Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN』公式HP http //yumyam47.com/ にコラム「生産者と消費者を『つなぐ』」を掲載。 2015.05.04 特定非営利活動法人『Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN』公式HP http //yumyam47.com/ にコラム「仏舎利講」を掲載。 2015.05.24 特定非営利活動法人『Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN』公式HP http //yumyam47.com/ にコラム「共感をよびこむ」を掲載。 2015.08.19 NHK BSプレミアム「ワイルドライフ―タイの熱帯林 コブラ来襲!美しきクジャクの危険な戦いに迫る―」通訳・翻訳・取材協力。 2016.02.23 NHK BSプレミアム「井川遥 スープひとくちの幸せ」通訳・翻訳・取材協力。 2016.11.30 「『バーン・タム』のタイ料理―Food news vol.132」、『an an』No.2031、p.7、マガジンハウス(通訳・取材協力)。 2016.12.03 日本テレビ「メレンゲの気持ち 石塚英彦の通りの達人・新大久保編」通訳・取材協力。 2016.12.12 「東京エスニックレストランガイド」、『GINZA』2017年1月号、p.58-65、マガジンハウス(通訳・取材協力)。 2017.01.06 「”ギャザ映え”レシピを振る舞え!(特集 男を上げるギャザリングの掟)」、『buono』2017年2月号、P.64-67、エイ出版社(通訳・取材協力)。 その他(受賞歴等) 2013.12.14 斎藤俊介、1等賞、「カテゴリー3:6ヶ月より長いタイ留学経験を持つ学生」部門、『第8回 日本でタイ語を学ぶ大学生のためのタイ語弁論大会』、於:神田外語大学、 http //www.kandagaigo.ac.jp/kuis/kuis_news/detail/0570_0000001552.html 29/Jan-05/Feb/2015 Shunsuke SAITO,“ Advanced Seminar on Southeast Asian Studies –Focus on Thailand”, The Southeast Asian Studies Regional Exchange Program Foundation (The SEASREP Foundation), Chiang Mai, Thailand.(タイ研究国際セミナー参加:選考審査合格後、国際交流基金アジア財団助成により派遣) 19/Nov-22/Nov/2016 Shunsuke SAITO, “The Promise and Challenge of Democracy in 21 Century Southeast Asia", the 40th Southeast Asia Seminar, organized by University of Yangon and Center for Southeast Asian Studies at Kyoto University (CSEAS), Yangon, Myanmar.(第40回東南アジアセミナー参加:選考審査合格後、京都大学東南アジア研究所助成により派遣)
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/9596.html
日本 +ニュースサーチ〔日本の分断〕 米、民主主義の要 担えるか - 日本経済新聞 「野党議員をおとしめる政治的意図がある」 Dappiを提訴した立民議員、刑事告訴も検討(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ベルリンの壁」全貌を1000枚の写真とインスタで再現 世界からも反響の企画、なぜ実現?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 温暖化ガス・民主主義サミット・全固体電池 - 日本経済新聞 パシフィックビジネスコンサルティング、アフターコロナにおける中小企業のDXを加速化させるERP・CRM導入支援サービスを販売開始 | 株式会社パシフィックビジネスコンサルティング - デジタルPRプラットフォーム 「国境のエミーリャ」新刊とTWEEDEESのコラボミニアルバム、本日同時発売(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 過激な日本批判も 韓国大統領選で見えてくる「彼の国独自の政治事情」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 人が戻り始めたオフィスをどう使う? 今問われる次世代オフィス空間の在り方とハイブリッドなコラボレーション“インフラ”の築き方 - ITmedia 【対談連載】ハンブル・マネジメント 代表 宮田一雄(BCN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 韓国で2人目のノーベル平和賞に執念を燃やす文大統領 「南北の終戦宣言」のために「北の誠意に報いない米国を挑発」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 西岡研介/部落解放同盟の研究(1)〈水平社創立から100年、組坂繁之委員長にその存在意義を問う〉――文藝春秋特選記事【全文公開】(文春オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 第3回「核軍縮の実質的な進展のための1.5トラック会合」の開催(結果) - Ministry of Foreign Affairs of Japan 勝敗を分けた下位打線と外国人選手【日本シリーズ検証】(ベースボールキング) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「フジ住宅」の在日女性に対するレイハラ訴訟 控訴審でも原告勝訴(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 東京栄養サミット2021 アクションプラン:農林水産省 - 農林水産省 第98話 リンカーンが殺られちまった - Onlineジャーニー - ジャーニー 北朝鮮高官役を「“悪役”とは思わないで」と監督、『スティール・レイン』のメイキング&インタビュー解禁!|スポーツソウル日本版 - スポーツソウル日本版 冗談を言えない米中関係 金融にも広がる分断 - 日本経済新聞 「真珠湾攻撃で敵国の人間に」日系人“英雄”の葛藤(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース グーグル、100万台超のデバイスからなる「Glupteba」ボットネットを分断(ZDNet Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 続発する地震、噴火…「スーパー南海地震」との戦慄の関係(FRIDAY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース デフレと低金利が常識だった日本人に、「価値観の転換」が迫られる - Newsweekjapan ものすごい速さで新型コロナワクチンを開発した「トランプ前大統領の功績」を忘れてはならない(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 好調な建機業界に原料高の影、カギ握る「中国」の生かし方(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『無理ゲー社会』橘玲が語る、自由な社会の生きづらさ 「自分らしく生きられる世の中になったからこそ、利害が対立する」(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 韓国を植民地支配したことの重さ 日本はまだ十分理解していない | | 内田雅敏 - 毎日新聞 ワクチンパスの「意外なデメリット」…国内で「分断」を進めるかもしれない - 現代ビジネス 中国「アメリカの民主主義」連日非難 “民主主義サミット”前に(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「コールでも回し飲みでもない」保健所が見落としていた歌舞伎町の 本当の感染経路 (プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 外国人市場を拡げた3社の事例にみる、多言語対応による顧客体験の向上──WOVNが目指す多言語DXとは - Biz/Zine Dropbox、「バーチャルファースト」で日本をデジタル化(Impress Watch) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【書評】『冬』アリ・スミス著、木原善彦訳 英国のEU離脱とXマス - 産経ニュース 8日に太平洋戦争開戦80年 長崎で平和を考えるつどい 改憲や核禁条約の現状説明(長崎新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース “親ガチャ”の観念が社会の分断を加速させる? 堀潤が問題点を指摘(ananweb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 大混乱の岸田政権に米は“見限り寸前” 韓国・文政権のような「二股外交」にしっぺ返し…就任2カ月経っても訪米日程決まらず(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 歌手ニナ・ハーゲンが日本に本格的に紹介されたのは、一九八〇… - 東京新聞 TM NETWORK、再起動後第2弾となるライブ『How Do You Crash It?two』を12月11日に配信(THE FIRST TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「転職」を考える時に確認すべき「9の質問」自分の市場価値を知るために重要な“思考方法”とは?(with online) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 12月3日は巨匠ゴダール監督の91歳の誕生日 OVER90の監督作品が続々公開(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本でのBEVモデル初投入を機に…ボルボの日本社長がEV戦略をおおいに語る[トップインタビュー](レスポンス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本人も帰国不能の“非情政策” 「邦人保護」の責任果たさず、失墜しかねない岸田政権への信頼 八幡氏「国民の分断を助長する」 - ZAKZAK すべてを「粉々」にする覚悟はあるか?DXで国と企業が身につけるべき考え方とは(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本は敵性国家…韓国大統領選、文在寅“後継候補”の信じ難き「ド反日語録」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース SDGsに取り組まないと10年後にはビジネスができなくなる!?(JBpress) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日米政治ドーナツ化現象 空白の中道に分断の芽 - 日本経済新聞 詩で今を見つめる 詩人・岡田哲也さん(MBC南日本放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 坂上忍 政府のオミクロン株対応に 安倍&菅両政権の「二の舞を踏んじゃいけないという思い強いのかな」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース グループウェアが解決! テレワークで深刻化した「3つの分断」とは? - ITmedia [FT]米国の分断を深める「意識の高さ」論争に歯止めを(写真=ロイター) - 日本経済新聞 リンダ・グラットンが語る「柔軟性ある働き方の重要性」(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 投の二枚看板に白星なし 日本一逃したオリの誤算(産経新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【大石大二郎】オリックス先手奪われ続けた結果の2勝4敗(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 全試合2点差以内 前年最下位から日本シリーズ優勝は61年ぶり(毎日新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 386世代の台頭から続く新たな北朝鮮観 映画「スティール・レイン」は監督の政治思想も反映(児玉愛子)(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国「抑止」へ軸足移す米政権 ライオネル・バーバー氏(写真=ロイター) - 日本経済新聞 今週の本棚:『米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界』=佐橋亮・著 - 毎日新聞 職場の飲み会「不要6割」をあおる風潮に疑問な訳 - 東洋経済オンライン 世界で強まるワクチン実質義務化 「分断」に揺れるイタリアは今 - 毎日新聞 - 毎日新聞 「フランスのトランプ」極右のエリック・ゼムールがフランス随一の知性エマニュエル・トッドと激論(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「火山」としての富士山 17年ぶり改定のハザードマップ 溶岩流の噴出口を確認して早急に避難開始を(サンデー毎日×週刊エコノミストOnline) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 分断に分断を重ねた給付議論で 分配 どうなった? 困窮者が「使える制度」解説(今野晴貴) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「分断」生んだ民主化弾圧 韓国の全斗煥元大統領死去(写真=聯合・共同) - 日本経済新聞 棄国(キコク)…若い世代に日本を捨てる選択を迫る現状(鈴木崇弘) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日米韓共同会見を辞した日本、もう竹島問題で韓国に一切妥協せず(JBpress) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 橋下徹氏、維新に期待「僕にはできなかった地方議員と国会議員の感情的分断が真になくなる党運営に」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本にあふれる「無意味な労働」、生産性が低いのはこれのせいだ【怒れるガバナンス】:時事ドットコム - 時事通信 「ワクチンの隠された『真実』」に光を当てた一冊が[新書ベストセラー]3位に登場(Book Bang) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 米抗議デモ参加者射殺事件、18歳被告に無罪評決 銃規制議論で分断も - BBCニュース 韓国の「中枢」で、いま「文在寅批判」と「反日・嫌米」が盛り上がっているワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【アジア】【アジア本NOW】『超加速経済アフリカ LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図』(NNA) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース スペインの名指導者が日本代表の戦術的不具合や数々の問題を指摘。「いつか痛い目を見ることになる」(webスポルティーバ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本はすでに切れかかっている? 大国にも存在する「賞味期限」(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) - Yahoo!ニュース 奥平大兼『MOTHER』以来の映画出演、クルド人少女との出会い描く『マイスモールランド』(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 李在明候補の「韓国併合米責任論」に北メディア「歴史的真実」(THE Korea Economic Daily Global Edition) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 立憲代表選に立候補した泉健太が目指す「分断を超える日本」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【サクラと星条旗】スポーツと政治が絡み合う米国 インディアンスの改名、ブレーブスへの批判…国を分断した時のような社会的闘争の真っただ中に - ZAKZAK ワクチン「3回目」戦略をどうするか(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 分断のCOP26、日本は守勢に:日経ビジネス電子版 - 日経ビジネスオンライン 岸田政権「デジタル田園都市国家構想」の歴史と注目8銘柄(会社四季報オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 経済と人命、道徳とタブーの狭間。自己肯定感の低い日本人は激動する社会に「自分なりの答え」を見出せるか。写真家・小田駿一の挑戦(FINDERS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース SNSによる分断に危機感…米イリノイ州の高校で「メディアリテラシー教育」が義務化、後れをとる日本の現状(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 分断のCOP26、脱石炭や脱エンジン車の有志連合で日本は守勢に - 日経ビジネスオンライン 『日本沈没』自衛隊の“災害派遣シーン”に反響「とても心強い」「心から誇りに思います」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 訂正-焦点:経済安保、対応急務も企業は手探り 人材難で支援ビジネスも(ロイター) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 今、非常にみんな内向的な音楽になっている――日本のポピュラー音楽史を更新してきた細野晴臣が見た「コロナ禍」(Yahoo!ニュース オリジナル 特集) - Yahoo!ニュース 学校の教師も露骨に無視…暴力団の息子たちが語る「差別の現実」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 李在明候補、米議員に「韓国が日本に併合されたのは米国の承認のせい」(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【沖縄が危ない!】「沖縄独立派」と「中国」の闇 「日本国内の分断を図る戦略的な狙いが潜んでいる」 フランス軍事学校戦略研究所報告書が指摘 - ZAKZAK 習近平国家主席「アジア太平洋が冷戦時代の対立と分断に戻ってはならない」 - people.com.cn 日本に潜む分断 衆院選分析、40歳未満で自民300迫る - 日本経済新聞 コロナ禍でますます激化するアメリカ社会の分断 - Newsweekjapan 学歴による社会の分断 「日本人の3人に1人は日本語が読めない」調査結果も(マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本社会に巣くう「格差と分断」を乗り越えるために、いま、何ができるのか|じんぶん堂 - 朝日新聞デジタル 日本保守政界に「反省」要求 植民地支配の痛み強調―韓国大統領選・与党候補 - 時事通信ニュース 三浦瑠麗氏「日本にはもっと分断が必要」 日本民族「和」の精神は? - BLOGOS 分断する世界で日本に求められる役割とは何か - 東洋経済オンライン 三浦瑠麗「スキャンダル攻撃だけでは政権交代は実現できない理由」 イメージ戦略だけで政治は動かない - PRESIDENT Online 民主主義の敵とは何か?「分断」ははたして悪なのか? - 論座 「学歴」が分断する現代日本社会 『日本の分断』吉川徹教授インタビュー WEDGE Infinity(ウェッジ) - WEDGE Infinity 日本は学歴分断社会である――真の共生社会に向けて/『日本の分断』著者、吉川徹氏インタビュー - シノドス ● 日本の分断〔ノイズレスサーチ〕 ● 日本の分断〔blog Google検索〕 ■ 「ネットが社会を分断」は不正解、10万人の調査結果が明かす真相 「全国新聞ネット(2019/11/20 07 00) 」より / 読むに堪えない罵詈雑言がはびこるインターネットの世界。意見や表現をめぐり「炎上」という言葉が目立つようになって久しい。自由にものを言えるはずのネット上では、SNSなどを通した過激な意見同士の殴り合いが日常茶飯事で、人々の分断は深まるばかり。安倍政権の対韓輸出管理や、日本赤十字社がポスターで採用した女性のアニメキャラクターの是非をめぐるネット論争は、最近の顕著な例だろう。しかし、驚くべきことに、ネットの世界ではむしろ穏健な人が増えている。10万人の調査で分かったのは、意外な結果だった。どういうことなのか。『ネットは社会を分断しない』(角川新書)の著者の一人、慶応大経済学部の田中辰雄教授(計量経済学)に、解説してもらった。 ■「ネトウヨ」「パヨク」過激な意見の応酬 (※mono....略) ■「ネットが社会分断」説が説明できぬ大きな事実 (※mono....略) ■SNSの利用開始、意見の変化はあるのか そもそも「ネットを利用すると意見が過激化し、分断が進む」という現象は、本当にあるのだろうか。これを確かめるため、回答者10万人に対し、6カ月後に再度同じ調査を行った。6カ月の間にSNSやブログ等のネットメディアの利用を開始した人がわずかながらいるので、その人たちの意見の変化を見れば、ネットのせいで分断が進むかどうかが調べられる。 10万人のうち、再度調査ができたのは5万人で、そのうち、フェイスブックを始めたのは251人、ツイッターを始めた人が536人、ブログを読み始めた人が1659人いた。その人たちの分断度合いがネットを利用していない人に比べて上がったかどうかを見たのが、図2である。見てわかる通り、いずれもマイナスである。ネットメディアの利用開始とともに過激になるのではなく、逆に穏健になったことになる。 ■荒れるネットの世界で、驚きの「4割」という数字 (※mono....以下略、詳細はサイト記事で) ■ 日本の分断 - 可視化されない分断、「パヨク」と「ネトウヨ」 「世に倦む日日(2019-11-13 23 30)」より 米国の分断は深く、欧州の分断も深い。社会が二つに分断され、対立する双方は相手の言葉も通じないほど不信と拒絶が極まった状態にある。ウォーレン支持者とトランプ支持者とでは、向き合ってもまともな議論にはならず、誹謗中傷を飛ばし合う、いわゆる negative campaign の応酬にならざるを得ない。米国人の得意な discussion や debate を展開し合う関係にならない。民主主義のお手本の国である英国でも、EU離脱に賛成派と反対派とではほとんど互いを理解する余地がないほど溝が深まっていて、説得とか妥協とかいう民主政治の契機が消えてしまっている。だが、どうやら日本も、そうした分断が激しくなっていて、欧米と似た政治的様相にあることを強く感じる。日本の場合はその現象形態が特殊で、欧米のように可視化されないのである。可視化されないけれど、社会が二つに分断され、コミュニケーション不能になっている/ ■日本の分断 日本の分断がどういうものかというと、単純に言えば、親安倍と反安倍の対立、親右翼と非右翼の間の緊張と相克ということになるだろう。日本の分断というものを強く感じさせられ、その日本的な特殊性を考えさせられたのは、9日の「国民祭典」と10日の祝賀御列の儀をテレビを見てである。「国民祭典」はまさしく日本会議(極右)のイベントで、戦前日本の体制復活を賞揚し示威するものだった。国家神道がこの国のスタンダードな体制思想であることを、国民に確認させ、国民に教育する壮絶なイデオロギー祭典だった。あの映像を見て、気分が悪くなった嫌悪感を感じた者は多かったはずだ。普通の、戦後の社会科教育を学校で受け、日本国憲法の理念を常識として身につけている中高年ならば、仰天して腰を抜かすような不気味な政治的場面の進行に見え、正視に耐えられなかったり、恐怖感を覚えるという反応だっただろう。 だが、あの映像こそが日本の真善美の神髄であり、国家の正義だと信じる者は非常に多いのである。また、その価値観をNHK(有働と谷原)がオーソライズし、中立的で国民的なものだと納得づける正統性の根拠を与えているため、テレビの前の一般国民はその価値観の噴射の前でどうしようもなく、その現実を認めざるを得ない。反発ができないのなら、順応するか、沈黙するかしかない。「国民祭典」を拒絶する者は、それを肯定する者から見て、「パヨク」とレッテル貼りして唾棄する対象である。他方、「国民祭典」に狂喜している者は、それを否定する者から見て、「ネトウヨ」と軽蔑する無知で傲慢な表象である。「パヨク」と「ネトウヨ」。言語のコミュニケーション不能な二者間の対立が深まっていて、中間の地平がなくなり、個々が両陣営のどちらかに所属せざるを得なくなっている。そして、日本の場合は、欧米と違って、NHKなどマスコミが親安倍の陣営にあるため、「ネトウヨ」の側が多数派となり、「中立」の表象を奪い取ってしまう。 ■可視化されない分断 ■安倍支持が多数となる世論調査の意味 いろいろな原因はあるけれど、日本人が嘗てのような市民的主体性を持てなくなっている点に、注目を当てなくてはいけないと私は思う。自立的な市民としての基盤と自信を失っているため、巨大な力の前で沈黙してしまい、抗えず、諦めて流されざるを得ないのだ。著名な左派系の学者や文化人たちが、「国民祭典」の悪夢と狂気を前にして無言なのは、言葉を放っても、影響が広がって効果が波及する市民社会がないからである。言葉が通らないからであり、言葉を受け止める知的市民の確かな世界がないからだ。今、そこにあるのは、単に敵認定した相手に脊髄反射で「ネトウヨ」「レイシスト」の語を投げつけ、暴力の正義で威勢を張るだけの、貧相で粗野なしばき隊の左翼世界なのである。言葉は薄っぺらな「ヘイト」と「マイノリティ」しかなく、「安倍やめろ」のワンフレーズしかない。知識と能力がない。右の「ネトウヨ」を左に持ってきただけの相似形のパターン。凶暴な彼らは、少し複雑な分析と考察が入ると、それを「妄想」だの「陰謀論」だのと切り捨てる。 今の左翼は思考の持続力がなく想像力がない。貧すれば鈍するという諺があるが、日本人は貧して鈍してしまった。世界中がそうなのかもしれない。新自由主義によって中産階級が没落し、中産階級の生き方ができなくなってしまったため、余裕のある柔軟で健全な思考力を失った。そうなると、視野が狭くなり、不満の捌け口を求めたくなり、自前の思考と認識で踏ん張ることができなくなる。長いものに巻かれやすくなり、自分より弱い者を攻撃して精神の均衡を保持する習性に陥る。 ■ 「学歴」という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えている 「BUZZFEEDNews」より / 日本は学歴で分断される社会になっている。さまざまな「格差」の根にあるのも学歴……。分断から共生へ、舵をきれるのか? (※mono....詳細はサイト記事で) 18歳で引かれる分断線 大卒と非大卒 それぞれ偏った「日本」が見えている 大卒は勘違いしがち、学歴=学校歴ではない 出席した結婚式、そこが大卒ばかりなら偏った人間関係になっている 学歴が再生産されていく 低学歴は自己責任、というウソ 「格差」を押しつけられる高卒 下流、絶望…… 学歴で分断から共生へ どの「格差」が問題なのか? 「高卒者にだけ高いリスクを押しつける社会は、もう持たない」 「貧困と学歴が結びつくのは、学歴が足りないから、ではなく、貧困対策が足りないからです。そこを間違えてはいけない」 「格差も同じです。奨学金を出すのもいいのですが、生まれ育った家庭の文化的影響は0にはなりません。解決しないといけないのは、分断によって大卒だけが有利になる社会であって、全員が大卒になる社会ではないのです」 (※mono....以下略) .
https://w.atwiki.jp/studykorea/pages/48.html
トップページ>東アジア・東洋>東洋史学研究 『東洋史学研究』80, 2002.10 論文 李成九「漢武帝時期の皇帝儀礼:太一祀・明堂・封禅の二重性についての検討」 李錫炫「宋代隷属民の労働形態:家内労働を中心に」 呉金成「1607年の南昌教案と紳士」 崔韶子「中国から見た西洋:伝統時代を中心に」 兪長根「近代中国における国家権力と宗教」 朴敬石「南京国民政府救災行政の近代的変貌と民間義賑:救済水災委員会と民間義賑の関係を中心に」 南基鶴「中世日本の外交と戦争:モンゴルの日本侵略を素材に」 『東洋史学研究』79, 2002.7 論文 徐栄教「羅唐戦争と吐蕃」 金澔「唐前期皇帝侍奉機構殿中省」 李平来「『アルタン・ハーン法典』研究」 李銀子「義和団運動以後の山東、1901-1910:省当局の対民政策を中心に」 鄭址鎬「伝統中国合夥の債務負担に関する商事慣行:近代法律との衝突を中心に」 車雄煥「沈鈞儒と憲政問題」 『東洋史学研究』78, 2002.4 論文 朴俸住「郭店楚簡の君臣論とその楚国史的意味」 李承律「郭店楚簡『唐虞之道』の「尊賢」思想と先秦儒国の尚賢論」 崔徳卿「『斉民要術』の高麗豆普及と韓半島の農作法についての一考察」 李玠奭「郝和尚拔都(1204-1252)伝記資料の中の1240年代大蒙古国中央権力の残影」 河世鳳「模型の帝国:1935年台湾博覧会に表象されたアジア」 崔秉旭「19世紀中盤南部ベトナムの対外交易とベトナム商人層の成長」 『東洋史学研究』77, 2002.1 論文 金正烈「西周の異姓諸侯封建について:西周支配体制の一面」 崔宰栄「唐前期三府の政策とその性格:唐朝の京畿強化策と関連して」 鄭淳模「隋唐時期寺院統制と賜額」 鄭惠仲「山西票号の帳簿に表れた支店経営の特徴:1906年日昇昌山西票号支店帳簿の分析を中心に」 孫承会「1920年代河南治安行政の紊乱と「土匪世界」の形成」 朴薫「幕末水戸藩における封書の政治的登場とその役割:「討議政治」の形成と関連して」 『東洋史学研究』76, 2001.10 論文 尹在碩「秦代の物勒工名と漆器銘文」 李啓命「姚秦政権と漢化政策」 金裕哲「梁陳時代嶺南統治と種族問題:「俚」の性格を中心に」 丁載勲「ウイグル遊牧帝国(744-840)の崩壊と遊牧世界の再編」 金栄済「浮梁から橋梁へ:宋代江南の橋梁建設を景観変化の一面」 金誠賛「太平天国平均理念の展開とその近代的変貌:「天朝田畝制度」平均論の「資政新篇」に対する影響」 姜明喜「閻錫山政権時期金融通貨の改革と統制」 『東洋史学研究』75, 2001.7 論文 金慶浩「漢代河西地域豪族の形成とその性格」 鄭哲雄「清代湖北省西部と陜西省南部環境変化の比較研究」 金裕利「清末書院の学堂改編と近代学制の成立過程」 李丙仁「国民政府の労働政策と上海労働界」 姜抮亜「1930年代広東省の輸入米課税論争と南京政府」 『東洋史学研究』74, 2001.4 論文 方香淑「漢代の政策決定過程」 陸貞任「宋代養子の財産継承権」 朴元熇「明代中期の徽州商人方用彬:ハーバード燕京図書館所蔵の「方用彬書札」を通じて」 呉金成「明清時代河口鎮居民の存在様態」 李俊甲「清中・後期四川三費局の設立と運営:「慣行」の秩序から「章程」の秩序へ」 田炯権「清末民国期湖南の米穀市場と商品流通」 柳鏞泰「国民会議運動の新しい展開:革命武力と国民の結合」 先学回顧 金衡鍾「故閔斗基先生の学問的業績」 『東洋史学研究』73, 2001.1 論文 裵真永「西周前期燕国の成立と姫燕文化の形成」 李明和「春秋時代呉国の覇権に関する分析」 鄭炳俊「隋唐時代の廷杖と士人の反発」 李錫炫「宋代隷属民の成立と身分性格」 劉仁善「前近代ベトナム人の歴史認識:黎文体と呉士連を中心に」 宋堯厚「嘉慶期の邪教対策についての一考察:清茶門教の処理を中心に」 研究動向 朴秀哲「織豊政権の寺社支配について:研究動向と課題」 『東洋史学研究』72, 2000.10 論文 李成珪「漢武帝の西域遠征・封禅・黄河治水と禹・西王母神話」 金成奎「宋代東アジアにおける賓礼の成立とその性格」 徐仁範「明中期捐納制について:捐納額の地域差とその比重等を中心に」 李啓煌「織田信長政権末期天皇の政治的地位」 田寅甲「1930年代上海労働者社会と同郷・同業網:上海国民党政権の労働政策と関連して」 池賢婌「北平市の中学男女分校令(1935年)実施を通じて見た賢母良妻教育」 『東洋史学研究』71, 2000.7 論文 金宗變「唐・五代幕職官の任用方式と役割」 崔煕在「光緒初(1875-1885)の鴉片問題論議と禁烟運動」 元智研「1910・20年代日本内務官僚の社会認識形成過程」 文明基「中日戦争初期(1937-39)汪精衛派の和平運動と和平理論」 『東洋史学研究』70, 2000.4 論文 朴永哲「出土資料を通じて見た中世中国の死後世界と罪の観念」 曺永憲「明代塩運法の変化と揚州塩商:徽商と山陝商の力学関係の変化を中心に」 孫承会「河南紅槍会と地域社会:「会・匪世界」の成立と関連して」 金鉉球「百済の加耶進出に関する一考察」 朴昔順「日本古代国家における「化」の概念」 崔秉旭「19世紀前半(1823-1847)ベトナムの東南アジア官船貿易」 『東洋史学研究』69, 2000.1 論文 閔厚基「戦国秦の爵制研究:爵制における官僚制への移行を中心に」 金秉駿「漢代の節日と地方統治:伏日と臘日を中心に」 朴漢済「五胡赫連夏国の都城統萬城の選址とその構造:胡族国家の都城経営方式」 朴基水「清代仏山の手工業・商業発展と市鎮の拡大」 李永玉「アヘン戦争時期道光帝のアヘン政策」 金宗郁「フランス植民支配下のベトナム私的土地所有:河東省(Hà Ðông)米池社(Mễ Trì)の事例」 『東洋史学研究』68, 1999.10 論文 李俊甲「清中期四川嘓嚕の活動と地方治安:士・客共存と関連して」 林相範「陳独秀の国民国家論:新文化運動時期を中心に」 李在鈴「南京国民政府(1927-1937)の言論管理実態と言論界の対応」 丁載勲「ウイグル初期(744-755)「九姓回紇」の部族構成:「トクズ・オグズ(Toquz Oruz)」問題の再検討」 金浩東「ミールザー・ハイダル(Mîrzâ Haydar、1500-1551)と『ラシド史』(Târîkh-i rashîdî)」 함동주「戦後日本の歴史学と民族問題:占領期(1945-1952)を中心に」 『東洋史学研究』67, 1999.7 論文 李晟遠「古代中国の刑罰観念と肉刑:「非人化」観念を中心に」 裵京漢「上海・南京地域の初期(1911-1913)韓人亡命者と辛亥革命」 李丙仁「南京国民政府の上海商人団体統合とその性格:武昌起義・討袁運動への参与と孫文・革命派人士との交流を中心に」 鄭文祥「国共合作以前上海中国社会主義青年団の青年運動模索とその実相」 河世鳳「1910-30年代東アジア市場における大阪製品対東京製品」 『東洋史学研究』66, 1999.4 論文 沈載勲「商末周初山西省の勢力版図を通じて見た晋国封建の新しい理解」 林炳徳「秦・漢時期の城旦春と漢文帝の刑法改革」 池培善「皇甫真について」 양종국「北宋初の実力者晋王趙光義と帝位継承問題」 李瑾明「南宋時代福建一帯の海賊と地域社会」 車惠媛「清初考課制度の性格変化:巡按御史の廃止を前後して」 박선영「満州省委解体を通じて見た中共とコミンテルン」 『東洋史学研究』65, 1999.1 論文 権仁溶「明末清初徽州の丈量単位の啚正:里甲制との関連を中心に」 金誠賛「太平天国「天京」民間社会再編の実状と「百姓条例」」 曺秉漢「康有為の初期ユートピア観念と中西文化認識:近代改革イデオロギーの探索」 閔斗基「万宝山事件(1931)と韓国言論と対応:相異する民族主義的視角」 朴正絃「1930年代江南の地主-小作関係」 崔碩莞「日本政府の東アジア秩序再編政策と清日戦争」 『東洋史学研究』64, 1998.10 論文 曺永禄「近世東亜三国の伝統社会に関する比較史的考察:崔溥の『漂海録』と日訳『唐土行程記』を中心に」 김희교「「滅洋」から「反米」へ:民衆説話(narratives)から見た清末民衆社会Ⅰ」 구범진「ジェンクス(Jenks)の幣制改革案(1904)と清末の幣制問題」 林相範「5・4運動時期までの陳独秀の暮らしと思想:近代的個人観の出現」 姜京洛「1920-30年代農産物商品化と華北農村」 丁載勲「ウイグルの北庭地域進出とエディズ・ウイグル(Ediz Uyghurs、795-840)の成立」 『東洋史学研究』63, 1998.7 論文 李錫炫「宋代雇傭奴婢の登場と奴婢観の変化」 権仁溶「明末徽州の土地丈量と里甲制:祁門県「謝氏紛争」を中心に」 李銀子「1861-1863年山東西部八卦教反乱と地域社会」 金衡鍾「清末地方自治の成立と地方紳士層:江蘇省における自治準備過程」 朴羊信「明治中期「国民主義」の政治観と世界認識:陸羯南の政治思想」 河政植「1530年済州漂着琉球民送還の意義」 『東洋史学研究』62, 1998.4 論文 池培善「東晋と前燕の関係について:前燕慕容廆在位時を中心に」 李俊甲「明清時代四川社会の連続性に関する一考察:「屠蜀」から清中期まで土着人の活動と存在形態を中心に」 宋美玲「清代軍機処の確立過程(1726-1737)」 車瓊愛「1900年前後列強の対中国政策」 林相範「国民革命期共産党北京支部の連合戦線形成」 田寅甲「1920年代上海労働者社会と地縁網の機能:都市社会適応機制としての同郷帮口」 『東洋史学研究』61, 1998.1 論文 朴永哲「獬豸考:中国における神判の向方」 徐銀美「北宋前期東南茶専売の運営方式と茶の積滞問題」 朴志焄「南宋考宗代隆興和議と和戦論」 朴敬石「南京国民政府の税収政策と財政基盤の樹立:釐金・統稅政策を中心に」 李在碩「大化前代の大臣制」 1-20 21-40 41-60 61-80 81-100 101-120 121-140
https://w.atwiki.jp/kusamura/pages/35.html
このページはhttp //bb2.atbb.jp/kusamura/topic/65929からの引用です kusamura(叢)フォーラム @BBの閉鎖(2015.5.31)に伴い、 @WIKIへ移動します。(作業中)http //www9.atwiki.jp/kusamura/ ログインユーザ登録 メンバーリストグループ設定 2015-05-14 04 38 57 トップ»「母型論」(5章まで)吉本隆明(1995)» (第三章)「大洋論」~言葉の発生 母音の波だち All times are JST(+900) 「母型論」(5章まで)吉本隆明(1995) Page1of1 [ 10 posts ] 1 投稿者 メッセージ kusamura 題名 (第三章)「大洋論」~言葉の発生 母音の波だち 時間 2010-07-13 15 39 32 no rank Joined Posts 一 人間の音声が発せられて言葉にまで分節される器官の場所は、 誰にもはっきりと指さすことができる。 まず 喉頭(腔)(のどぽとけ)で発せられた音声が、 口(腔)と鼻(腔)をぬけたり、こもったり、渦巻いたり、ひらかれたり、つぽめられたりしながら 分節された吐息になってゆく 複雑で微妙な過程のあいだに、 意味をもった種族語 あるいは 民族語の話し言葉に変わること だけは確かなことだ。 なお発生学があきらかにしていることをつけくわえれば、 この喉頭(腔)から口(腔)、鼻(腔)にかけての部分は、 腸管(鰓腸)のいちばん前端の部分でありながら、 複雑で微妙な運動と変形の感覚が高度に分化している。 喉頭(腔)(のどぼとけ)から下の 食道や胃や十二指腸の管には、 すくなくとも鋭敏な体壁系の感覚はないから、 熱い液体や固体を呑み込んでも喉頭(腔)から下ではそれほど熱さを感じない。 反対に熱さに敏感なのは、のどぽとけから上の口(腔)の部分ということになる。 ここでひとつ言うべきことが出てくる。 喉頭(腔)から口(腔)や鼻(腔)までの、 言葉がそれぞれの種族語や民族語としてつくられる管腔の鋭敏な部分は、 すこしずつの相違はあっても、ヒトの類として同じ構造をもっている。 そうだとすれば この同じ構造に対応する言葉の同一性は、 どこに由来するかかんがえられるべきだ。 この同じ構造に対応できる言葉の素因子があげられるとすれば、母音がやっとそれに該当するといえる。 母音はそれぞれの民族語や種族語で八母音を数えたり、 三母音でまとめられたり、六母音だったりしている。 だがこれは ヒトの類に共通した言語の原音とみなされるものの ヴァリェーションとかんがえてよいとおもえる。 Top リンク kusamura 題名 一、(2_顔) 時間 2010-07-13 15 56 12 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 発生学者三木成夫によれば 顔の表情は、 腸管の末端があたがも 肛門の脱肛のようにめくれ返って腸管の内面を露出したものにあたっている。 だから顔の表情は 内臓管の視覚的な表象 とみなしてよいものだ。内臓管の不全のため心がくもって不機嫌なときは、 顔の表情も色調もくもって快活な情感のときのようにはならない。 それとおなじように 喉頭(腔)(のどぼとけ)の発する音声と、 それが分節化され話し言葉になった音声は 内臓管(腸管)の聴覚的な表情といっていい。 いいかえれば 声は音声でできた顔の表情であり 内臓管(腸管)がくぐもって心が萎えているときは、 音声もくぐもって活き活きしないし、 内臓管(腸管)が内攻していれば 音声も外部に向かって押し出されずに内攻する。 わたしたちはここで、 種族語や民族語の差異を超えた母音の共通性を、 ヒトの類としての共通性に対応するという仮定にたてぱ、 その共通性は 喉頭(腔)(のどぼとけ)から口(腔)や鼻(腔)にかけての 洞腔の構造が同じということに帰着する とかんがえるのが、いちばん理に適っているようにおもえる。 そしてこの仮定はもっとさきまでおしすすめることができる。 ひとつは母音は 波のように拡がって 音声の大洋をつくる というイメージだ。 そして母音が 喉頭(腔)(のどぼとけ)から口(腔)や鼻(腔)までの 微妙に変化する洞腔のあいだでつくられ、発音されたにもかかわらず、 大洋の波のような拡がりのイメージを浮べられる理由は、 この母音が 内臓管(腸管)の前端に跳びだした心の表象というだけではなく、 喉頭(腔)から口(腔)や鼻(腔)の筋肉や形態を微妙に変化させる 体壁系の感覚によってつくりだされるものだからだ。 いいかえれば 母音の大洋の波がしらの拡がりは、内臓管の表情が跳びだした心の動きを縦糸に、 また喉頭(腔)(のどぼとけ)やロ(腔)や鼻(腔)の形を変化させる 体壁系の筋肉の感覚の変化を横糸にして 織物のように拡がるため、 大洋の波のイメージになぞらえることができるのだ。 わたしたちが展開してきた論議に沿って、 それぞれの種族語や民族語における 母音の共通性と末端でのヴァリェーションが どこから生れ、どんな根拠をもっているかをいってみれぱ、母親と胎乳児のあいだの関係の本質と その種族や民族の習俗のわずかな、 あるいはおおきな差異のほかからは生みだされないことがわかる。 いいかえれば母音とは 胎乳児と母親の関わりの、種族や民族を超えた共通性と、習俗の差異のつみ重なりから生みだされた 言語母型の音声にほかならないといえる。 Top kusamura 題名 大洋論 二 (1) 時間 2010-07-13 16 38 31 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 二 大洋のような母音の音声の波の拡がりは、それ自体で言語といえるだろうか? ごく普通にいえば、内臓(腸管)系の情感の跳びだしである心の動きと、 喉頭(腔)(のどぼとけ)から口(腔)や鼻(腔)にかけての管状の洞腔の筋肉の動きの表出である感覚の変化 から織りあげられた母音の波は、 「概念」に折りたたまれた生命の糸と出合えないかぎり、 言語と呼ぷことはできないはずだ。 だがここで特異なことが起りうる。 母音の波を 言語に近い状態で感受する種族語群や民族語群と、 この母音の波を、ただの感覚音や機械音に近い状態として感受する種族語群や民族語群とに 分極されてしまうことだ。 角田忠信の研究によれぱ(角田忠信『脳の発見』)、 母音「あ」の音声を聞かせたばあい、 日本人は左脳(言語脳)優位の状態で聴いており、 たとえば米国人は右脳(非言語脳)優位の状態で聴いていること が確かめられている。 (*図および解説 略 -引用者)ここで日本人と米国人の被験者は、比喩とかんがえてよい。 日本人はポリネシア語族と旧日本語族(縄文語族)を象徴し、 米国人は、ひろく西欧のインド=ヨーロッパ語族と、もっと拡大して 旧日本語族とポリネシア語族以外の語族を象徴する とかんがえてよいことを著者角田忠信は確定している。 Top kusamura 題名 大洋論 二(2 母音と日本語) 時間 2010-07-13 16 54 02 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 なぜ 母音の波の響きを 旧日本語族やポリネシア語族は 左脳(言語脳)優位の側で聴き (このことは母音を言語に近い素因として聴いていることを意昧する)、 それ以外の語族では 右脳(非言語脳)優位の側で聴いているのか? 角田忠信は、 旧日本語族やポリネシア語族では、母音がそのまま意昧のある言語になっているために、 この母音の言語化の現象が起きたと推定している。 わたしたちはこの推定をもうすこしおしすすめることができる。 旧日本語族やポリネシア語族では、自然現象、 たとえば山や河や風の音や水の流れの音などを、 すべて擬人(神)化して 固有名をつけて呼ぶことができる素因があり、 また 自然現象の音を 言葉として聴く習俗のなかにあったことが、 母音の波の拡がりを 言語野に近いイメージにしている根拠 のようにおもえてくる。 日本神話のうち旧日本語の世界を語るところでは、 「語(こと)問ひし磐(いわ)ね樹立(このたち)、草の片葉(かきは)をも語(こと)止(や)めて」(「祝詞」)、いってみれば 〈言葉をしゃべっていた岩や木立や、 草の葉のようなものも言葉をやめて〉 という世界であり、 高い山、ひくい山から落ちて泡立つ水の瀬は 「瀬織つ比売(ひめ)」という神であり、 海の潮がより集まるところは 「速開(あき)つ比売」という神であり、 根の国のしぶきが立ちこめてひろがるところは、 「速さすらい比売」という神だということだ。 そこでは自然現象は擬人化され、自然物の発する音は、 言語になった音の世界だとみなされる。 この特性は 母音の波の拡がりが 白然音とともに言語化された世界になぞらえられて左脳(言語脳)優位でうけとられる世界をつくる根拠だと みることができる。 Top kusamura 題名 大洋論 二(3 シニフィアン=記号表現) 時間 2010-07-13 18 22 06 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 わたしたちはここで何をしようとし、 どんな問題に当面しているのだろうか。 母音がそれだけでは意昧をなさない音声の波であるように、母音の波の拡がりであるイメージの大洋は、意昧をもたず、言語ともいえない世界なのだが、それにもかかわらず 言語優位の脳で感受されるとともに意昧(前意昧といってもよい)をもってしまう特異な領野に当面している。 この領野は わたしたちに新しい地平を垣間見せているようにおもえる。 たとえばソシュールや その心的な理念化の世界であるラカン の方向づけによれば、 いくつかの原則をとりだすことができる。 ひとつはソシュールのいうシニフィアン(*記号表現=言葉の表記や音声)は、 それだけでは意昧をもたないこと。 それにもかかわらずシニフィアン(*記号表現)という設定自体に 意昧がなくてはならないのだが、この設定が意味をもつためには、 ひとつは シニフイアン(*記号表現)は 理由づけの不可能なヒトの存在の仕方、 たとえばヒトの存在が 男性と女性、と名づけられるものに分けられることにたいして、 シニフィアン(*記号表現)という設定が意昧をもっているらしいこと。 もうひとつは いつでもヒトの存在が理由づけられるところでは シニフイアンが何か(たとえばシニフィエ(*記号内容=記号のイメージや概念・意味))を 呼び込むための素因となりうることだとおもえる。 だがソシュールや その心的な拡がりを設定したラカンのシニフィアン(*記号表現)が、意昧を形成するために実力を行使するものを 「神」に求めないとすれば、 「父」という概念にそれを求めるよりない。 なぜなら 「神」に求めたりすれば、「神」は言葉をつくり、 その言葉はどこかに目的因をもつ宗教的な世界 になってしまうからだ。 またシニフィアン(*記号表現)は はじめから 何ものも意昧する可能性がないもの として設定すれば、それは科学的な素因ではありうるだろうが、外界はすべてのっぺらぽうの自然界 という以外になくなってしまい、 物質の自然を対象としてつくる ことができなくなる。 Top kusamura 題名 大洋論 二(4 シニフィアン*記号内容=音声 と大洋=母音の波 時間 2010-07-13 18 30 56 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 わたしたちがここでかんがえてきた 母音の波の拡がりである大洋のイメージは、 ソシュールやその心理的な理念としてのラカンのシニフィアン(*記号表現=音声や文字)にはなりえたとしても、 おなじ意味はもっていない。 ただシニフィアン(*記号表現)という概念との対応をしめすことはできる。 ひと口に 「神」の代りに擬人化され命名されたすべての「自然」の事象と現象が登場し、 「父」の代りに胎乳児に反映された「母」の存在が登場するところに、 わたしたちの大洋のイメージがある。 そしてわたしたちが設定させたいのは前意味的な胚芽となりうる事象と現象のすべてを包括し、 母音の波をそのなかに含み 拡張され普遍化された大洋のイメージなのだ。 そのために 完全な授乳期における母と子の 心の関係と感覚の関係が織り出される場所を段階化してみなくてはならない。 Top kusamura 題名 大洋論 三 時間 2010-07-14 00 46 16 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 三 完全な授乳ともいうべきものにおける母と子の関わり方、 いいかえれば母の「写し」と「刷り込み」の 乳児における織物の拡がりを、注意ぶかく数えあげてみる。 第一に、 乳児は 鰓腸の内臓感覚が一面にひろがった顔の表情面を押しつけて、 母親の乳房の肌触りを四六時中、典型的にいえば一年のあいだ毎日のように体験する。 第二に、 乳児の舌と唇は 内臓系の鰓感覚である昧覚の奮によって 母親の乳汁の味を知りつくし、 同時に体壁系の舌の筋肉の微妙な動きで乳頭をとらえ、 また乳房の表面をなめまわす感覚を体験する。 第三に、 乳児の手は 授乳のとき母親の乳房を撫でたり把んだりして、 触覚によって乳房の形を確かめている。 第四に、 口(腔)の周辺の嗅覚器である鼻(腔)は、 母親の匂いや乳汁の香りにひらかれるし、 眼はま近の距離で母親の乳房を環界の全体のように視たり、 すこし距離をおいて母親の顔の表情を読みとったりしているとみなされる。 素因子としていえば、すくなくともこれらの内臓系の感受性からくる心の触手と、筋肉の動きからくる感覚の触手とは、 大脳の皮質の連合野で交錯し、拡張された大洋のイメージを形づくっているとみなすことができよう。 この大洋のイメージの拡がりは、すこしも意味を形成しないが、その代りに内臓(その中核をなす心臓)系の心のゆらぎの感受性のすべてと、感覚器官の感応のすべてを因子として包括していることになる。 この拡張された大洋のイメージは、 言語に集約されるような意昧をもたず、それだけで意味を形成したりはしない。 だが、それにもかかわらず 心の動きと感覚のあらゆる因子を結んだ前意昧的な胚芽の状態をもっている。 そこでは 顔の表面と舌や唇と手触りのすべてが触覚を形成し、 この触覚の薄れの度合いが距離感として視覚と協働している。嗅覚の薄れの度合いもまた距離感や空間の拡がりの認知に、 無意識のうちに加担していることになる。 おなじことを心の動きについていえば、この 内臓系の感受性の薄れの度合いは、記憶という作用に連合しているとみなせる。 感受性の薄れの度合いの極限で、 心の動きは記憶として認知されるといっていい。 もうひとつ発生学者の考え方から汲みとるべきことがあるとすれば内臓感覚には自然な自働的なリズムがあり、 これは心音や呼吸のような小さな周期のリズムから、日のリズムや季節のリズムまで 多様なリズムを表出し、体壁系の感覚もまた睡眠と覚醒のようなリズムをもち、 これは 心の動きに規範を与えることに加担し、 やがて大洋のイメージが意味形成にむかうことにつながってゆく。 Top kusamura 題名 大洋論 四(1 時間 2010-07-14 00 56 10 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 四 わたしたちは大洋のイメージの世界を、 ソシュールのシニフィアンやラカンのシニフィアンの意昧づけを拡大した 「父」の世界のエディプス複合とはちがい、 「母」と(胎)乳児との関係から発生した 心と感覚の錯合した 前意味的な芽ばえをもった世界とみなしてきた。 そしてその世界では 母音は言語的な皮質の優位で感受され、 また「母」の像の根源には あらゆる自然事象と現象を擬人化し、命名せずにはおられない 発生機の習俗が関わってくるものとみなしてきた。 それは 母音そのものが言語として意味をもつという 二重の機能をもった個有言語の世界へと 展開されてゆく。 Top kusamura 題名 大洋論四(2 時間 2010-07-15 19 00 21 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 だがそれ以前に、 この大洋のイメージの世界は すくなくとも二つの段階を包括している。 これをわかりやすくするために、(前)言語的な事例になぞらえてみれば、 第一段階は、いわゆる乳児の「アワワ」言葉の段階だということができる。 第二段階は、幼児言語の世界に対応している。 乳児の「アワワ」言葉の世界は、 純粋な母と乳児のあいだの内コミュニケーションの世界といっていい。 ある契機で母親が偶然、 意昧をつくらない「アワワ」とか「アババ」とかいった擬音喩の音声を 乳児にむかって発音する。 すると乳児は笑いの表情と音声を発し、これに応答する。 母親はそのつぎからは乳児の笑顔を誘いだすために おなじ「アワワ」とか「アババ」とかいう意昧をつくらぬ音声を発するだろう。 乳児はそれにたいして笑顔と笑いの音声で答える。 これは笑いについての内コミュニケーションが 母親と乳児のあいだに成り立ったことを意昧している。 この内コミュニケーションのばあい、 母親が意昧のある成語を発してもたぶん無効だといっていい。 乳児がいるのは 大洋のイメージの世界の渚にある水準線であり、 意味をつくっている言葉を感受しないからだ。 このばあい、乳児にとっては 「アワワ」や「アババ」は自然の事象、現象の音とおなじに 言語脳優位で感受されるものとみなされる。 わたしは確かめたことはないが、 母音を非言語脳優位で感受する種族語や民族語の世界でも 「アワワ」や「アババ」が乳児の笑いの表情を誘いだすことがあるにちがいない。 ただ理路として推量すれば、 もっと純音や機械音に近い音声のほうが 乳児の笑いを誘発しやすいとおもえる。 第二段階は幼な言葉、耳言葉と呼ばれるべきものにあたっている。 これは一般的にいえば擬音語あるいは感覚と感情の織物といえるものだ。 柳田国男(「幼言葉分類の試み」)は、 この種の習俗が生みだした幼な言葉をいく種類かあげている。 そのなかからここでいう第二段階に包括させて大過ないとおもえるものをとりだしてみる。 乳児にとって身近であり、母親の言葉にすぐ感応できる家畜の例をあげれば、 関東ではニワトリをトトということがあるが、 中国以西ではトトは小犬のことだと柳田は指摘している。 このことはトトという言葉が、もとは意味を形成しない音声だったことを暗示しているとおもえる。 また 舟のことは肥前平戸ではヨイヤ、伊豆ではエンヤというが、 これは舟を海浜にひきあげるときの掛け声の擬音から生みだされたもので、 それ自体が意昧のある呼称でないとおもえる。 また 母親のことは伊豆や佐渡や山形などでウンマイ、ウマヤイ、ウメアなどと 幼な言葉で呼ばれているが、 柳田の指摘では 年上の女性の総称であったウバという言葉に発して、 幼児がその音を模倣し変化させたものだと推定している。 このばあい、 幼児には模倣の自覚も意味形成の自覚もないとすれば、 母親の自称が反映したものだとかんがえることができる。 Top kusamura 題名 大洋論四(last 時間 2010-07-15 19 26 54 no rank Joined 2013-12-06 19 50 08Posts 322 柳田国男は、 幼な言葉よりもすこし年長の段階に耳言葉という分類を設定している。 いわば幼な言葉と児童語のあいだに 母親によって高次に修飾をうけ、 子どもに伝えられる言葉というべきものを指している。 たとえば幼児をいい子だといって悦ばせるとき母親が 「オタカラマンチン」と言ってみたり、ケガをして痛がっている子どもに「チチンプイプイ」 という呪いを称えながら撫でてやったり、子どもの動きにつれて「ギッコマンマ」といっ た調子のいいたとえを称えて間拍子をとったりする言葉を指している。 母親が意識したとしても、この種の耳言葉と呼んでいるものは、 本質的には母と子の内コミュニケーションに属するもので、 その意昧では柳田国男が設定した時期よりも ずっと乳児に近いところで想定されたもの、 大洋のイメージの波のうえに 母親が意識的に外力によってつくりだした波動のようにみなされる。 この大洋的な心の動きと感覚の動きとが織り出す イメージの世界には、言語がつくられるために、 このイメージに対応できるような「概念」の凝集された 天抹線が生れてこなくてはならない。 これを母親と乳児との関わりのところで 小鳥を例にいえば、 乳児が大洋のイメージのなかの小鳥と、空をとぶ実在の小鳥と、紙のうえに描かれた小鳥とを、 おなじ小烏の「概念」として同定できるようにならなくてはならない。 だが母親の乳房をなめまわし、触れたり、嗅いだり、昧わったりした 感受性と感覚の胚芽ともいうべきものの体験は、 つぎの段階ではこの「概念」の同定を容易にするにちがいない。 第一段階の「アワワ」音声の水準も 第二段階の擬音や前意昧的な音声の段階も、 この第三の段階にきて 言語としての意昧形成にむかうことになるが、 それと同時に大洋のイメージの世界は、その特色のうち、とても重要とおもわれる波動を失ってゆくことになる。 Top リンク Page1of1 [ 10 posts ] 1 新しい記事有り 新しい記事無し 重要トピック 新しい記事有り(人気) 新しい記事無し(人気) 告知トピック 新しい記事有り(ロック) 新しい記事無し(ロック) 新規投稿 不可 返信 不可 自分の記事の編集 不可 自分の記事の削除 不可 投票への参加 不可 Powered by SuwaBB as @BB like phpBB ©2013 atfreaks