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金田一少年の事件簿 ~悲報島 新たなる惨劇~ 【きんだいちしょうねんのじけんぼ ひほうとう あらたなるさんげき】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 プレイステーション 発売元 講談社 開発元 デジタルフロンティア 発売日 1996年11月29日 定価 5,800円 プレイ人数 1人 廉価版 PlayStation the Best1997年11月20日/2,800円 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 『金田一少年』初のゲーム化(+アニメ化)作品金田一らしい攻めた作風は健在理不尽な詰みポイントありキバヤシお墨付きの激ムズゲー金田一への当たりが強すぎる一同 金田一少年の事件簿シリーズリンク 概要 あらすじ 登場人物 ゲストキャラクター 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 UI面 演出面 難易度の高さ 総評 余談 迎えに来た剣持警部が、ポツリといった。 「この島から悲しい報らせが届くのもこれで最後だ」――と。 ――だが、その言葉はまちがっていた。この島で再び血まみれの惨劇が幕をあけようとは! 「『山童の使者』の正体は必ず俺が暴いてみせる。」 「ジッチャンの名にかけて!!」 概要 週刊少年マガジンの人気漫画『金田一少年の事件簿』のゲーム化作品。 シリーズ初のゲーム化(*1)に加え、登場人物が初めてアニメで描かれた作品でもある(*2)。 パッケージ側面のタイトルは『金田一少年の事件簿』となっているが、それ以外(パッケージ表面やCD帯の表面、PS Storeのページ名など)は全てサブタイトルが併記されているため、本記事でもそちらに準ずる。 本作品は原作のエピソード『秘宝島殺人事件』(*3)の後日談となっており、その舞台となった「悲報島」にて金田一が新たな事件に立ち向かう。 ただし原作を知る必要は殆どなく、未読のプレイヤーでも楽しむ事は可能である。 説明書には原作エピソードのあらましも書かれているが、事件のネタバレは避けられており、本作を遊んでから原作の謎解きに挑む事も可能。 『金田一少年の事件簿』のメディアミックス作品は殆どの作品に天樹征丸(*4)がシナリオを提供しているが、本作は原案のみの参加でシナリオには関わっていない。 脚本を手がけたのは沢村光彦氏と桧木田正史氏。特に沢村氏は本作がデビュー作となり、のちに『.hackシリーズ』などのライターを務めている。 あらすじ 悲報島の惨劇から月日が経ったある日の事、金田一達は再び島へと招かれる。 島は以前のオーナー・葉月光定の手に買い戻され、更なる財宝を巡る「宝探しツアー」のためのリゾート開発が進められていた。 開発会社の木暮によれば、かつて財宝を見つけ出した金田一達の手を借りて、財宝の在り処に目星を付けたいとの事である。 しかし島には不穏な空気も漂っていた。観光開発を巡って対立する家族、光定の周囲を取り巻く女性関係、そして光定の屋敷には血塗られた呪い唄が書かれていた…。 「朱き手まりの 弾みし晩 あめの刻みを 鳥告げん 山童来たりて こうべ垂れ 皆で見あげん 古城のえにし…」 その晩、呪い唄の言葉通りに最初の犠牲者が現れる。 かくして惨劇の幕が切って落とされた。 登場人物 金田一 一(CV 岩永哲哉) 本作の主人公。またしても殺人事件に遭遇してしまった名探偵の孫。今作でもIQ180の鋭い推理力で事件を解決に導く……事になるかどうかはプレイヤーの力量しだい。 七瀬 美雪(CV 宮村優子) 金田一の幼馴染。今作では殆どの時間を金田一と共に行動し、事件解決の鍵を探し回る。オープニングは帽子を落とし、それが意外な形で事件を変える事に。 剣持 勇(CV 高橋功) どこか抜けているけれど義理堅いオッサン刑事。今作では「何故か生存して原人と化した岩田(*5)の捜索」という妙な役回りで悲報島に向かう。原作ではラストしか出番が無かったが、今作はガッツリ事件に関わって捜査の指揮を執る。 いつき 陽介(CV 二又一成) 『悲恋湖伝説殺人事件』で金田一と知り合った、面倒見のいいルポライター。今作では大企業「葉月コンツェルン」の闇を暴くべく悲報島へと向かう。大スクープを嗅ぎつけたためか、いつになく本気を見せており、部屋にはメモがわりのテープレコーダーが隠してある。 クリス・アインシュタイン(CV ならはしみき) 原作の『秘宝島殺人事件』にも登場した、IQ180の天才少年。自称・ソロモン王の末裔。原作ではその後出番が無かったが、本作は久しぶりの再登場を果たす。今作でも金田一にライバル意識を燃やしており、物語の要所要所で対立する事になる。 ゲストキャラクター 葉月 光定(CV 佐藤治) 悲報島のオーナー。この島は元々彼が『秘宝島殺人事件』の美作大介に売却していたものだったが、美作が死んでから再び買い戻している。大企業「葉月コンツェルン」の社長だが、その裏では複雑な女性関係などの醜聞が絶えない。 葉月 マユラ(CV 天野由梨) 光定の長女。進学や就職をせず、巫女としての道を選んだ18歳。光定とは険悪な関係で、島の開発を巡って対立している。 竹内 灯妙(CV 二又一成) マユラが島に建てようとしている神社の神主。いつも酔っ払っている呑兵衛で、劇中では美雪に敬遠されるシーンも。語尾に「ニョ」と付けて喋る。神主の割には俗物で、島の宝を見つけるために自室の周りを掘り起こしている。 木暮 栄一郎(CV 佐藤治) 木暮開発の社長。葉月の依頼により、島の観光リゾート開発を推し進めている。 遠藤 信(CV 二又一成) 木暮の部下。胃が非常に弱く、いつも胃痛の話ばかりをしている気弱な男。木暮の知らないところで、何かを企んでいる様子を覗かせる。 栗原 真奈美(CV 手塚ちはる) 葉月家のメイド。元は遠縁の親戚で、身寄りが無くなってから葉月家に引き取られている。幼少のころからこき使われていて、家庭内の扱いはよろしくない。人見知りで、物事を最後まで話さないクセがある。 相田 ヨネ(CV 山田美穂) 葉月家の使用人。光定が幼少の頃から仕えている。口数が少なく、いつきをして「喰えんババア」と言わしめるが、時折家族想いな一面を覗かせることも。 三村 翔子(CV 山田美穂) 葉月家の侍医。様々な企みを隠していて、いつきにも危険人物としてマークされている。巨万の富を得るためにあらゆる陰謀をゲーム感覚で押し進めていて、社会的な大物との怪しい噂も絶えないらしい。 東堂 小百合(CV 手塚ちはる) 考古学を研究する大学院生。悲報島には縄文時代の遺跡が眠っており、その調査のため訪問したという。劇中では人に言えない秘密を抱えており、金田一に不安な気持ちを少しずつ打ち明けていく。 特徴 構成 物語は全4日間。悲報島の巨大な屋敷を舞台に、連続殺人事件が繰り広げられる。 プレイヤーの目的は真犯人「山童の使者」を見つけ出し、惨劇に終止符を打つことである。 事件と並行して、暗号を解いて島に眠る財宝を探す要素も存在する。 エンディングを見るにはこちらもクリア必須。 事件が発生すると、金田一が自身の推理を披露する推理パートが開始する。ここで選択肢を間違えるか、正しくフラグを建てられていなければ即ゲームオーバーとなる。 ゲーム中は「探偵ポイント」なるものが測定されている。これはどれだけイベントを回収できたかどうかを示すクリア達成度で、点数に応じてエンディングが分岐する。100点満点。 探偵ポイントはゲームオーバー時や、エンディングを見た場合のみ閲覧可能。 システム 調査パートでは3D空間を探索し、他の人物から証言などを集めていく。 移動は3Dダンジョンのように1マスずつ動く形式。 場所によってはポインタを表示させる事ができ、現場にあるものを調べることが可能。 最低限の情報を調べ終わってから金田一の部屋に戻ると、任意で物語を次のパートに進められる。 セーブデータ数は8つ。 メモリーカードのブロック数が増える事は無いので、躊躇せずすべてのセーブ枠を活用して遊ぶことが推奨される。 後述するが、本作は致命的な「取り返しのつかない要素」を多数含むため、リカバリーのためには再開地点を多めに確保した方が良い。 評価点 原作者不在でありながら、随所に盛り込まれた『金田一』らしさは健在。 犯人の動機や背景はきちんと作り込まれており、ストーリーの評価は概ね高い。 原作は少年誌の作品でありながら、過激な描写も存在していた。それは本作も例外では無く、ソニーが許してくれた事に驚くような描写も存在する。 現在のレーティングの判定で言えば、おそらくCERO Z(18歳以上のみ対象)に相当すると思われる。 例えば葉月家のメイドである真奈美は光定の"性奴隷"にされている事が示唆されており、言動はところどころ異常な部分が垣間見える。光定のもとには別の女が夜の時間を過ごしに来るなど、ドロドロした描写も(オブラートに包みながら)表現されている。 + 特に…(これから遊ぶプレイヤーは閲覧非推奨) 最初の事件は金田一たちの頭上から被害者の生首が降ってくるという凄惨な内容。原作でもこのような惨殺事件はいくつかあるが、プレイステーションで実現できたのは中々の衝撃である。 前情報無しで見た際のインパクトは非常に強く、本作最大の見所の一つである。 ゲームを進めると出てくる新たな家族の存在など、じっちゃんの事件を彷彿とさせるお家騒動も印象的。 ビジュアル面も、当時の原作の画風(*6)を忠実に再現しており、違和感が無い。 原作ネタも細かく拾っている。 金田一のスケベっぷりは本作でも健在で、選択肢次第では風呂を覗くことも。 いつきの水恐怖症設定は本作でも触れられている。「恐怖症をおしてまで船に乗り、闇の深い事件の真相を追いに来た」という表現がなされていて、魅力の掘り下げに一役買っている。 中には「クリスが普段からコンタクトレンズを使用している」という、かなり細かいネタも。(*7) 原作で軽く触れられただけの「島に縄文時代の遺跡がある」という設定から人物設定を掘り下げたり、原作序盤の何気ないシーンを伏線として回収したりと、いい意味での後付け設定も練られている。 エンディングの分岐内容について + 若干のネタバレ注意 本作のエンディングは探偵ポイントによって分岐する。バッドエンドだと原作らしく真犯人が自殺するのだが、グッドエンドでは自殺を阻止する事が出来る。 当時の原作でのお約束(*8)を回避できるのは、作品に慣れ親しんだファンなら胸が熱くなる。 バッドエンドは真犯人だけでなく別の人物も心中するため、その人物の命も救うことになる。 またある条件でゲームオーバーになると更に別の人物も後追い自殺する(*9)ので、結果的にはその人物の命も助けられる。 3Dポリゴンとサスペンスの相性の良さ 舞台となる巨大な洋館は3Dポリゴンで描画されている。当時の粗い造形は怖さを盛り上げてくれていて、雰囲気は申し分無し。 BGMは静かに奏でられ、いずれ起こるであろう惨劇に不安を抱きつつ、緊張感たっぷりに散策できる。 ゲーム『アローン・イン・ザ・ダーク』(*10)の影響を受けた、数あるソフトの一つと言えるかもしれない。 アニメシーンはクオリティが高く、使い所も上手い。 オープニングムービーに登場するレギュラー陣は、原作のプロローグと比べても遜色無い雰囲気。金田一や美雪たちのコメディタッチな様子が自然に描かれている。 アニメシーンの使い所は『金田一』ゲーの模範解答を押さえてくれている。 ショッキングな死体発見シーンは原作の象徴的な要素だが、本作では全ての事件シーンにきちんとムービーが挿入される。 特に『ジッチャンの名にかけて!』『謎はすべて解けた!』は単独でムービーが用意された。原作の名セリフが、揃って初のアニメ化となっている。 個性派揃いな登場人物たち 事件ごとに個性豊かな人物が多数登場する原作であるが、本作でも潔癖な巫女マユラや狡猾な美人女医三村、酔っ払いの神主灯妙といった、原作にも劣らぬ濃い登場人物たちが事件を彩る。一見地味に見える遠藤や真奈美といったキャラも面白い個性付けがされており、登場人物の多い作品にありがちな空気キャラはいないといっても良い。 人物の立ち絵の種類もかなり多い。単純な喜怒哀楽の表情の変化は勿論、ベッドに腰かける、部屋を通せんぼする、書類を破るといった限定的なシチュエーションにすら専用の立ち絵が用意されていたりする。 賛否両論点 ミステリー面 ロジックは丁寧に作られており、後述するアリバイの下りを除けば概ね問題なく楽しめる。 特に終盤において、数々の根拠から犯人を消去法で割り出すシーンは論理パズルのように緻密で、とても鮮やかな作り。 ゲームの都合、犯人や関係者が露骨に証拠を残してしまう展開が多いのだが、解決編ではその理由付けがきちんと示されており、作りの細かさがうかがえる。 ただし原作と比べるとイレギュラーな点もちらほらあり、人によっては気になるかもしれない。 + 核心を明かさない程度のネタバレ含む 今作は見立て殺人が行われるのだが、真犯人がわざわざそうした理由が描かれていない。 原作だとこの手のエピソードは「ミスリードを誘うため」「怪奇現象の仕業にするため」などの理由が必ず説明されるのだが、本作は全く理由が存在せず、ただ回りくどいだけとなっている。 今作の犯人は状況証拠によって割り出されてしまう。 犯人特定に物的証拠が必要なのは多くのミステリーの不文律(*11)であり、『金田一少年の事件簿』も例外では無いため、プレイヤーによっては気になるところ。 原作だと佐木竜二(*12)が同行していなければ成立しないタイプの証拠なのに、本作は登場しない。 真犯人の敗因があからさまな自滅。 他の人が知り得ない情報を、そうと知っていながら堂々とバラして特定されており、思いがけない証拠から犯人を突き止めたいプレイヤーにとっては肩透かし気味。 ただしその背景はエピローグできちんと掘り下げられるため、一概に肩透かしとは言えない。 もっとも金田一の異常な観察力があってこそ特定できる要因なので、まさか犯人もバレるとは思わなかったのだろう。これが『犯人たちの事件簿』なら、間違いなく真犯人が「えぇ……」とドン引きするポイント。 問題点 UI面 本作で特に評価が低い要素。 操作性の悪さに関しては細かいストレス要因が積み重なり、各所のレビューで必ずと言っていいほど批判されている。 移動システム まず、3Dダンジョンのような移動形式が推理ADVと噛み合っていない。 様々な場所を調べるためにわざわざ歩いて移動しなければならず、テンポが悪い。 屋敷が広いため、移動にも結構時間がかかる。実は□ボタンでダッシュできるのだが、本作にはチュートリアルが無く、気づかないままクリアしてしまう人も。 基本は90度単位でしか向きを変えられないのだが、大広間のみ斜めも向けるようになっていて、間違えて移動してしまう事がある。 金田一やいつきの部屋にある引き出しはゲーム内で何度もお世話になるのだが、そこに行くには部屋に入った後、いちいちベッドを迂回して進む必要があり、やや面倒。 屋外では地図上の目的地をカーソルで選択して移動するのだが、その際に金田一のアイコンが移動するアニメーションを長々と見せられる。 移動ルートによってはかなり遠回りするのでじれったい。 指カーソルの操作性が劣悪。 極端に加速度運動する仕様になっており、思ったところに動かすのもままならない。短く押せばろくに動かず、長く押せば遠くに進んでしまう。 後述する詰みポイントに引っかかる原因にもなっている。 決定ボタンを押して調べた後はポインタが非表示に切り替わり、再度ポインタを出すと真ん中に移動してしまう。画面内の物をくまなく調べたいときにはとても不便。 調べられる場所をアラートしてくれるなどの便利機能は無い。 PS用マウスにも対応していない。 探索も色々と不親切。 ゲーム序盤で訪問する時計台が非常に暗く、証拠を探すのもままならない。 ポインタの精度も悪く、証拠を指して決定ボタンを押しても反応しない事がある。 それでいて、一つでも証拠を取り逃すとゲームオーバーが確定するので質が悪い。 特定の方向から歩いて行かないと調べられない場所が存在する。 探索中は屋敷内の地図を表示できるが、見られるのは俯瞰図だけ。プレイヤーの現在地を見ることは出来ない。 プレイヤーの位置に関係無く北が上で固定されているので、道に迷う原因にもなる。 部屋に入って中の様子がイラストで表示された場合、部屋から出るとドアに背を向けた状態になる。この時部屋に背を向ける描写が無く、いつのまにかプレイヤーの向きが180度反転していて混乱をきたす。 意味もわからず、間違えて同じ部屋にもう一度入ってしまう事故が頻繁に発生する。 セーブ回り 本作にはメニュー画面の類が一切存在しない。セーブするには金田一の部屋までわざわざ歩き、奥の机に置いてある手帳まで向かわなければならない。 ゲーム序盤で小百合と同行している時は部屋に入れず、ゲームオーバーになるとかなり前まで戻される。 全部のイベントを調べてセーブしようと部屋に戻ると、美雪がゲームを次に進めるかどうかいちいち聞いてくるのでテンポが悪い。 セーブを終えて次に進めようとすると、今度はわざわざ部屋を出て再度美雪の質問を発生させる必要がある。 セーブ時に開く手帳はアリバイや暗号なども表示されるようになっており、いちいち全て見てからで無いとセーブ出来ない。 暗号を解いていない場合は毎回設問を解かされ、セーブまでに数十秒かかるハメになる。 ファイル管理画面ではセーブ回数が表示されるが、正しく計算されていない。 本来は「今遊んでいるファイルのセーブ回数+1」と計算されるべきなのに、「保存先ファイルのセーブ回数+1」という計算式になっている。ニューデータを既存ファイルに上書きすれば既に何度もセーブした扱いになり、何度もセーブしたデータを新しい枠にセーブすれば回数が1と扱われる。やり直しを要求されるシステムの都合、目に付きやすい。 セーブファイルのデフォルト位置が必ず1番目で、上書き確認も行われない。 異なるデータを身内で共有する場合、データを誤削除してしまう原因になる(この仕様は『聖剣伝説3』でも問題視された前例がある)。 一人で遊ぶ場合でも、序盤のセーブデータを消してしまうリスクは本作の仕様においてかなり問題がある。 ゲームオーバー時にコンティニュー用とおぼしきパスワードが表示されるのだが、ゲーム内で使う機会は無い。おそらく消し忘れと思われる。 何度もやり直させる都合、パスワード制の方が遊びやすいゲームになっていたはずなのだが、なぜ没にしたのかは不明。 手帳を開くたびにアリバイや暗号を見せられる仕様や、部屋で美雪が話しかけてくる仕様も、セーブ機能が存在しなかった頃の名残と思われる。 演出面 中途半端に無口主人公制を採用 『金田一少年』の魅力の一つに、主人公・金田一一のキャラの濃さがある。普段軽薄な彼がここぞと言う時に鋭い明察力を発揮するのがシリーズの魅力でもあるのだが、今作では『ドラゴンクエスト』よろしく、探索パートでは一切喋らない。 代わりに、同伴している美雪や小百合の語りで状況が説明される。 元来ゲームの無口主人公は、プレイヤーの分身に対して感情移入させる意図があって行われるものである。今作の場合は原作が存在し、それも濃いキャラクターの持ち主であり、無口にする意味が全く無い。 それでいて、推理シーンでは普通に喋るシーンが用意されている。意図を汲まずにゲームのお約束をなぞっているようにも見えてしまう。 後年の『星見島 悲しみの復讐鬼』が彼の濃さを存分に引き出したのとは対極にあるかもしれない。 失敗に対して厳しすぎる原作キャラ達 本作ではゲームオーバーになると、原作の面々がかなり厳しい態度で接してくる。 いつきは金田一を迷探偵呼ばわりした挙句それを元に新作ルポを書くと言い出し、クリスは横でそれに同調。メインキャラに至っては、剣持が「お前との付き合い方を考え直さなくてはならん」とまで言い出し、美雪ですら「学校で会っても私に話しかけないでね」とまで吐き捨てる始末。 敢えて原作を無視した(*13)一種のギャグと言えなくもない(*14)が、ギャグなら何でも許されるかどうかはまた別の話である。 いつきは原作初期ならこのような態度でも違和感はないが、このゲームが発売された頃には原作では既に金田一との親交も深まっているので、やはりキャラ崩壊していると言わざるを得ない。 後述の通りこのシーンは難易度の高さも加わって何度も見せられるため、プレイヤーによっては非常に不愉快に感じられるだろう。 ゲームオーバー以外も、特に剣持や美雪の"当たり"が強すぎる。 剣持は推理を頼んでいる側にもかかわらず、選択ミスする度に「そんなこともわからないのか」「お前にはあてにできない」などといった態度を取ってくる。 美雪に至ってはゲームオーバー後にいちいちボイス付きで煽ってくる。 メッセージは探偵ポイントに応じて変わる。攻略法がよくわからないうちにゲームオーバーになると、会話シーンとほぼ同じ台詞を復唱したり、「あれ~そんなもんなの~?」「私が期待し過ぎたのかしら」と発したりなど、明らかに見下したような発言が多い。(*15) プレイヤーに求める達成度はやたら厳しく、3日目までに全てのフラグを回収してゲームオーバーになった場合(大体70点程度)でも「剣持警部でも頑張ればそれくらいいける」と煽りを入れる。なお本作は緻密な情報取集に長けたADV上級者でも無ければ、4日目を拝むことすらままならない(後述)。このメッセージに従うなら「一部のゲーマーを除くほぼ全人類が剣持以下のポンコツ(*16)」という事になるのだが、実装したスタッフは本当にこのゲームを遊んだのだろうか? ちなみに、選択ミスした際の反応はやたらと種類が多い。金田一が推理を披露し周りが絶賛するが、美雪が推理ミスを指摘した途端に手のひら返しされる「上げて落とす」パターンなどもあったりする。 エピローグの演出 ムービーを入れる容量が無かったらしく、終盤は殆ど紙芝居でエピローグが展開される。 このエピローグはフルボイスなのだが、そのぶん動かない画面が目についてしまい、雰囲気が台無し。 その反省か、次回作はディスク2枚組で発売されている。 難易度の高さ 良くも悪くも本作の象徴的な要素。 原作ほどではないものの、結構な推理力や観察力、記憶力が求められる本格ミステリーであり、ただストーリーを進めるだけではクリアできない歯応えのある難易度になってる。 また、全体的に調整不足が目立ち、攻略情報無しでのクリアは困難を極める。 ただ難しいだけではなく、ゲーム側の不親切さから来る障害も多い。 ただし「隅々まで何度も調べる」という謎解きゲームの掟を押さえつつ、ゲーム内の情報を隈なく押さえ、根気よくやり直し続ければ、一応クリアできない事も無い。 徹底的に硬派な推理ゲームを遊びたいプレイヤーにとっては、クリア後の達成感を得られる要因にもなる。 まともにエンディングを見るには「探偵ポイント」を徹底的に集める必要があるのだが、この事はゲーム内でも説明書でも一切説明されない。 グッドエンドにならなかった場合、あらゆる伏線や登場人物の動機が全く明かされないまま終わってしまう。このためプレイヤーは可能な限りすべての会話を消化しなければならない。 それだけ重要な要素でありながら、説明書にはポイントの存在すら書かれていない。 一見すると単なるやりこみ要素にも見えてしまうので、クリアに必須の要素とは気付き辛い。 ただ全員に話しかけるだけではダメで、中には複数回話しかけないといけない場面も存在する。これも一切説明されない。 RPGのお約束に「イベントが進行しなくなったら村人に何度も話しかけろ」という鉄則がある。しかし90年代からはそこまでしなくてもクリアできるゲームが増えたため、昔のゲームに慣れていないとこの仕様には気付きづらい。 それどころか、話しかけると減点されるシーンまで存在する。 その条件も「とある女性キャラを夜に訪ねると減点」「夜中に外に出ようとする行動を2回行わなければポイントが加算されず、3回やると減点」「1日目に全部の部屋を2回調べると減点」など、緻密に調べようとするプレイヤーを嵌める仕様になっており、難しさと理不尽さをはき違えている節がある。 これはセーブ時のテンポの悪さと相性が悪く、「減点されたと判断したらやり直す」と言ったプレイングだけでも手間がかかってしまう。 減点されたことはプレイ中に明示されない。会話の雰囲気から推測するか、ゲームオーバーになるなどして探偵ポイントを確認する以外で判断できない。 ある種の罠として、後述する詰みポイントの攻略方法を付け焼き刃で入手すると痛い目を見る。 さっさと3日目まで戻ろうとするあまり、それまでの会話を全部放置して進もうものなら、今度はバッドエンドしか見られなくなって詰みが確定する。 ある場面でゲームの展開に従って行動すると、探偵ポイントを取りこぼしてしまう。 ここで指示に従わない道理は全く無く、調整不足の可能性が高い。 エンディングでは100%クリアでしか見られないシーンも存在するため、攻略無しで遊ぶ際にはかなり問題がある。 + 詳細(正解となる行動の記述を含む) 2日目に光定の部屋を訪ねると、小百合が何かに傷ついたような態度で部屋を飛び出し、美雪に「追いかけてあげて」と言われる。雰囲気的にもテキストの上でも小百合を追いかけなければアウトに見えるが、実は小百合を放置してもう一度光定の部屋に入らなければイベントを消化できない。 先に小百合を追いかけてしまうと、部屋に入れなくなってしまう。 調整不足の根拠として、このイベントを消化した場合には若干の矛盾が生じている。 再度光定の部屋に入る際には美雪も同行しているのだが、内部的には美雪と別行動している扱いになっていて、その状態でしか回収できないイベントが通常通り発生する。(*17) 何より「一つでも間違えたら即ゲームオーバー」という仕様があまりにも厳しすぎる。 どれだけ注意深くプレイしても間違える時は間違えるし、入念にメモを取っていても見落とすような知識まで要求される。 しかも複数の選択肢を全問正解しなければ通過できない箇所がいくつか存在する。ミスしてもどこに問題があったか分かりづらく、同じ場所で何度も行き詰まる。 結果、当たりの強いゲームオーバーを見せられては5~20分ほど前のセーブ地点まで戻されるので、ストレスが大きい。 詰みポイントの存在 本作は、1日目と2日目にある事をしないと3日目に正解ルートが出現しなくなり、詰みが確定する。 新聞沙汰になった例もあるように、時間差で発生する詰みは非常に厄介である。進行不能に気付いた時はもう手遅れで、無関係な場所を延々と探し続けた挙句、最初からやり直しを余儀なくされる。というか、初見だと詰んだことに気づくことすらできない。 当然、例のゲームオーバーを不可抗力で何度も見せられる。 + 詳細(軽いヒント含む) 「ある事」とは屋外の"ある場所"を訪問する事なのだが、そこには移動可能を示すアイコンが表示されず、前情報無しで見つけるのは困難。 ここで詰んだ場合、美雪がくれるヒントは「絵をちゃんと見た?」というもの。厄介なことに、このヒントに従っても永久に解決しない。(*18)詰みの原因に気付く導線は全く無いため、意を決してゲームをやり直したプレイヤーにしか打開は不可能である。 誤解を招く映像の存在 あるシーンでは死体の血痕が放射状に広がって見えるのだが、テキスト上では異なる描かれ方がされており、映像の通りに推理を行うとゲームオーバーになる。 映像の元となったアニメシーンではテキストと同様に描かれているのだが、調査シーンでは一部分しか映していないせいで誤解を招きやすい。 ゲーム終盤のアリバイ指摘シーンにやたらと粗が多い。 該当箇所では終盤起きた事件について、8人いる容疑者の中からアリバイの無い人間を全員挙げなければならない。しかし謎解きの不備があまりにも多く、正解としてはかなり怪しい(それでいて、これが事件解決の根拠とされてしまう)。 まずアリバイといえば「事件発生時の不在証明」のはずである。しかしこの事件はそもそも発生時刻が明らかになっていない。 被害者が現場に向かった時間もハッキリしないため、「事件が発生した可能性のある時刻」さえも曖昧である。 このためプレイヤーは「物語の流れとして自然な"アリバイのない人物"」をテキストから推測し、「目撃の直前が事件発生時刻」と仮定した上で答えるしかない。まるで国語のテストのよう。 上記の仮定をもってしても、アリバイの定義がめちゃくちゃである。 容疑者の中には状況証拠(*19)でしかアリバイが成立していない人物が存在し、判別が曖昧なのだが、アリバイがあるものとして扱わなければならない。 第一発見者はアリバイの無い時間で事件を起こすのが困難(*20)なのだが、アリバイ無しとして扱わなければならない。(*21) クリスと、クリスに目撃された人物にはアリバイが無い(*22)のだが、後者にアリバイが無いと答えれば不正解となり、クリスに至っては全く触れる事が出来ない。 これだけ杜撰な出題でありながら、1人でも間違えると「話を聞いてないのか」「お前の記憶力はどうかしてる」と剣持に言われ、その場でゲームオーバー。作り込みの甘さが原因でバカにされるのはちょっと…(*23)。 フォローしておくと、本作のシナリオは制作に1年半かけており、理由もなく大きな粗を見落とすことは考えづらい。 実はこのシーン、金田一が自分の意思で「状況から見て容疑者はこの○人として良いだろう」と推理を進める分には破綻していない(*24)。完成済みのシナリオに後からゲーム性を加えた結果、齟齬が生じたものと思われる。 最後の真相究明がかなり凶悪。 最大で45問にわたる選択肢を用意され、これに全問正解しなければならない。 間違えてもその場でゲームオーバーにはならず、残りの選択肢も一部答え続けなければならない。このため間違えた場所が分かりづらく、ゲームオーバー後に美雪が一つずつ教えてくれるのみなので、根気よくやり直す必要がある。 特に「犯人が特定できる要素の指摘」「宝の在り処の指摘」は揃いも揃って鬼畜きわまりない。 + 以下、謎解きのヒントになり得る記述を含むため、自力で解きたい人は閲覧非推奨 犯人特定の肝となる証拠は8つの中から選ぶ。総当たりで誤魔化そうとするプレイヤーを殺す気満々。 しかも、こちらも3日目まできちんとフラグを立てていなければ詰みが確定する代物。 何より、この1/8の正解の根拠を見つけるのが恐ろしく難しい。 核心に触れない程度に説明すると、ゲーム内の諸要素を隅々まで注目しなければ絶対にわからないレベルの物である。 本作以前に描かれた原作エピソードでも、ほぼ数コマしか描かれていないヒントを元に犯人を断定しなければならない事件は『 首吊り学園殺人事件 』『 金田一少年の殺人 』『 墓場島殺人事件 』などが存在した。しかし今作は漫画と違って該当シーンを見返す手段が存在せず、プレイヤーの記憶だけを頼りに解かなければならない。原作の謎解きに挑んだ読者であれば、上記のエピソードで事件パートを一切読み返さずに謎を解く難しさがわかるはず。 その上で最後は宝の在り処に向かう必要があるのだが、場所と暗号の答えを結び付ける要素もまたゲーム序盤でちらっと出てくるのみ。 これに至っては選択肢が12個存在する上、セーブ地点から選択シーンに映るまでに30分近く浪費する。またしても総当たりを許さない鬼畜仕様であり、攻略情報無しでクリアできたら自慢できるレベル。 総評 記念すべき最初の『金田一』ゲーは、とても硬派でストイック。 原作を解き慣れているからと軽はずみに挑むと、とんだ大火傷をくらってしまう。 誰でも気軽に挑めるADVでは無く、メモ帳傍に腰を据えて謎解きしたい人向けのソフトである。 詰み要素や最終局面はまさに理不尽の一言に尽きるが、そんな難題を解決に導く金田一の頭脳は計り知れない。 もしかすると『星見島』とは違った形で、彼の凄さを実感できるかもしれない…。 余談 2年後にWindows版が発売された。 発売元はシステムソフト。講談社のデジタル版権を所持する企業との契約によりPCへの移植が許諾され、発売へと至った模様。(詳細) 講談社から公式ガイドブックが発売されている。 しかし内部仕様などは細かく記されておらず、肝心の最後の謎解きは自力で解くように要求される。その上、3日目探索解禁以降に探偵ポイントが増減する条件や、エンディングの分岐条件などが全く記されていない。 あくまでガイドブックでしかなく、攻略本としての有用性は低いため、完全クリアを目指すプレイヤーはネットの攻略サイトを頼るのが吉である。 ただし犯人を決定づける要素と最低限の回収イベントについてはしっかりヒントを与えてくれるので、クリアを目指すだけなら全く使えないわけではない。 特典として、原作者3人と宮村氏によるインタビューが収録されているのが見どころの一つ。 その中で樹林氏は編集者の立場からレビューを寄せている。テンポの悪さやゲームの難しさについて難があることを指摘しつつも「全体的にいい」と絶賛し、特にアニメーションで金田一が動いた事については「大満足」と評していた。 本作のいつきは並々ならぬ執念で"葉月"家の謎を追っているが、後の『天草財宝伝説殺人事件』に登場する彼と関わりの深い人物も名前が"葉月"である。 今作とは何の関係もないが、後者を読んでから作中のボイスシーンを聞くとちょっと不思議な気持ちになるかもしれない。 ゲーム終盤、現場に落ちていた証拠品の持ち主を探すシーンにおいて、原作のとある事件の真相に真っ向から反する推理を行う場面がある。熱心な原作ファンはツッコミ必至。 この事件は本作の発売直前に完結しており、食い違いが生じたのは全くの偶然である。 劇中の歴史考証・科学考証に関する小ネタ + 詳細(謎解きや結末の核心を含むため、プレイ後閲覧推奨) 暗号の鍵として手話が使われるシーンがある。豊臣秀吉の時代に手話があったのは不自然にも思えるが、実は手話の発祥年代は分かっておらず、当時から存在した可能性は充分ありうる。 ただし手話の詳細な記録は最も古くて19世紀末の物しか残っていない。文献のない時代の物が現代のそれと一致する保証は無く、暗号のヒントとしては反則気味なところもある。 終盤では、永い時を経ても腐らなかった死体が登場する。劇中では特に説明が無いが、現実でも腐らない死体の事例は数多く存在し、科学的にも裏付けがなされている。(詳細) この現象は滅多に起こるものでは無く、必ずしも情緒が否定されるわけではない。真犯人に呼応するかのように死体が形を留めたのは、いずれにしても大きな奇跡である。 翌年の4月にアニメがスタートし、以降金田一一役は松野太紀氏、七瀬美雪役は中川亜紀子氏で定着した。 この当時はそんなキャスティングが固まっていない時代らしく現在から見ると一風変わって感じられる(*25)。 なおアニメ放送開始以降にPSで発売された「金田一少年の事件簿 地獄遊園殺人事件」と「金田一少年の事件簿 青龍伝説殺人事件」でも、アニメ版ではなく本作と同じ声優となっている(*26)。
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PRIDE誇り(2013シーズン3)一覧 新レア「PRIDE」堂々解禁!!(三塁手) 【村田修一8412、ルナ8435、宮本慎也8317、堂林翔太、新井良太8408、中村紀洋8429、小谷野栄一8370、ヘルマン8483、松田宣浩、C.マギー、今江敏晃8426、バルディリス8410】 新レア「PRIDE」続々解禁!!(抑え) 【西村健太郎、岩瀬仁紀8616、バーネット、ミコライオ、福原忍、ソーサ、武田久、サファテ、ファルケンボーグ、ラズナー、益田直也、平野佳寿】 新レア「PRIDE」続々解禁!! 2(レフト) 【高橋由伸、和田一浩、ミレッジ、ルイス、俊介、多村仁志、中田翔、栗山巧、内川聖一、枡田慎太郎、荻野貴司、坂口智隆】 新レア「PRIDE」続々解禁!! 3(中継) 【マシソン、岡田俊哉、江村将也、横山竜士、加藤康介、山口俊、宮西尚生、岡本洋介、五十嵐亮太、青山浩二、C.ロサ、岸田護】 後半戦の鍵を握るエースの投球 【内海哲也、大野雄大、小川泰弘、前田健太、能見篤史、三浦大輔、吉川光夫、菊池雄星、攝津正、田中将大、西野勇士、金子千尋】 俊足巧打で魅せる存在感!(センター) 【長野久義、藤井淳志、上田剛史、丸佳浩、福留孝介、モーガン、陽岱鋼、秋山翔吾、長谷川勇也、島内宏明、岡田幸文、駿太】 敵地を震撼させる特大の一発!(ファースト) 【ボウカー、森野将彦、畠山和洋、岩本貴裕、新井貴浩、筒香嘉智、稲葉篤紀、浅村栄斗、中村晃、銀次、井口資仁、李大浩】 OB選手のPRIDEレア、ついに登場! 【長嶋茂雄、与田剛、高津臣吾、山本浩二、岡田彰布、駒田徳弘、大島康徳、石毛宏典、門田博光、吉田豊彦、村田兆治、山田久志】 要所で増す打者を抑える闘争本能(先発投手) 【澤村拓一、山本昌、村中恭兵、大竹寛、スタンリッジ、三嶋一輝、武田勝、十亀剣、寺原隼人、ダックワース、グライシンガー、ディクソン】 攻守で示す絶大なる存在価値(捕手) 【阿部慎之助、谷繁元信、石原慶幸、相川亮二、藤井彰人、鶴岡一成、鶴岡慎也、炭谷銀仁朗、細川亨、嶋基宏、里崎智也、伊藤光】 試合を決定づける特大ホームラン(助っ人野手) 【ロペス、クラーク、バレンティン、キラ、マートン、ブランコ、アブレイユ、スピリー、ラヘア、ジョーンズ、ブラゼル、フェルナンデス】 激動のルーキーイヤー、終幕!!(ドラフト1位) 【菅野智之、福谷浩司、石山泰稚、高橋大樹、藤浪晋太郎、白崎浩之、大谷翔平(投・野)、増田達至、東浜巨、森雄大、松永昂大、松葉貴大】 打線に厚みをもたらす存在感(ライト) 【矢野謙次、平田良介、飯原誉士、松山竜平、今成亮太、荒波翔、赤田将吾、金子侑司、江川智晃、岡島豪郎、角中勝也、糸井嘉男】 難なく見せる守備が名手たる所以(二塁手) 【寺内崇幸、荒木雅博、山田哲人、菊池涼介、西岡剛、石川雄洋、中島卓也、片岡治大、本多雄一、藤田一也、根元俊一、原拓也】 大感謝祭で確率大幅UP中!!(ショート) 【坂本勇人、井端弘和、森岡良介、梵英心、鳥谷敬、梶谷隆幸、大引啓次、鬼崎裕司、今宮健太、松井稼頭央、鈴木大地、安達了一】 伝説のOB選手(11/11) 【王貞治、立浪和義、古田敦也、衣笠祥雄、田淵幸一、遠藤一彦、西崎幸広、工藤公康、小久保裕紀、吉岡雄二、牛島和彦、福本豊】
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登録日:2010/06/18 Fri 01 40 07 更新日:2024/01/22 Mon 19 44 47NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 01年夏ドラマ 05年秋ドラマ 14年夏ドラマ 22年春ドラマ 95年夏ドラマ 96年夏ドラマ じっちゃんによる じっちゃんの じっちゃんのための ともさかりえ ほうかごのまじゅちゅし☆ ジャニーズ チガウセイトウボウエイダ トラウマ回だらけ ドラマ 上白石萌歌 上野樹里 亀梨和也 土9 土曜9時 堂本剛 堤幸彦 山田涼介 川口春奈 日10 日曜ドラマ 日本テレビ 松本潤 道枝駿佑 金田一少年 金田一少年の事件簿 鈴木杏 高橋悠也 本項では、『金田一少年の事件簿』を原作にしたテレビドラマシリーズについて述べる。 いずれの作品も日本テレビの制作で放送された。 概要 主な登場人物 各シリーズごとの概要 初代放映リスト第1シーズン 第2シーズン 特別編 劇場版 二代目放映リスト第3シーズン 三代目放映リスト 四代目放映リスト第4シーズン(Neo) 特別編 五代目放映リスト 概要 95年にスペシャルドラマとして第1作『学園七不思議殺人事件』が放送された。 これが好評だったことから、続編として連続ドラマ版が製作決定。本格推理サスペンスを漫画で描くことでヒットした原作を、テレビドラマにすることで相乗的なヒットとなる。 このドラマのヒット、及びその前のドラマ『家なき子』の大ヒットにより、「日テレ土曜ドラマ」はジャニーズアイドルや若手俳優を起用したティーンズ向けドラマといった路線となる。 堂本版の一部を除き明智警視が不在、ミス研の真壁(ワカメ)、友代(ゴム手袋)、佐木(盗撮魔)が準レギュラーとして旅先に同行する事があるなど、原作との相違点や改変が多々ある。 これは、1回しか登場しないゲストキャラの役割をなるべく準レギュラーに兼任させる事で、参加する役者の人数を減らしてオファーやスケジュール調整の手間、ギャラなどを減らす為だと思われる。 その為、特に真壁と友代に関しては完全に別キャラと化しており、前者は金田一の親友ポジションとして散々酷い目に遭い、後者に至っては……。 時間帯の問題から原作にあったお色気方面の描写は完全に規制されている。 堂本版の『学園七不思議殺人事件』に登場した桜樹先輩が「実在のAV女優と名前が被っていた」という理由で名前が変えられる(*1)など、細かな部分まで自主規制の対象になった。 前述のようにゲストキャラが削られたり、放送された季節の都合で真冬の話が夏の話になっていたり、ロケ費用削減のためか物語の舞台が変更されていたり(*2)、話によっては原作に登場したゲストキャラの性別が変更されていたり(*3)、 挙句の果てには主人公の一やヒロインの美雪がそれぞれほとんど出ない回まであったり……。 映像化する際に多かれ少なかれ改変せざるを得ないのはどのメディア作品にも言える事とはいえ、以上のように原作再現という観点から見るとほとんど別物といっていい程の大幅な変更・アレンジは多数存在する。とはいえ怪人のおどろおどろしさや緊張感を煽る演出及びBGM、実際の映像で再現されるトリックの描写といった原作の魅力はしっかりと描かれており、前述のように劇場化される程の大ヒット作品となった。 特に、次回予告や番組開始前のアバンタイトルにて、メインテーマ『the mysterious mallets』に乗せて映し出される怪人や容赦なく殺されていく被害者の姿が非常に強烈な印象を残しており、連載初期の怪奇性・ホラー性が全編に渡って色濃く出ているのが特徴である。 本作に出演した俳優(主に犯人役)は後年のシリーズでレギュラー、あるいは主演作を多数抱える人気俳優となった人も多く、その意味で一種のお宝映像的価値をなすこともある。特に2代目・5代目の七瀬美雪役は両者とも旧シリーズにゲスト出演の実績がある。 その他、ミュージシャンやスポーツ選手など異業種からのゲストも多い。こちらは大抵被害者役だが。 ちなみに1,3,4シーズンでは主演の所属するユニットの他のメンバーも出演している。 また、当時日テレで放送されていた『スーパーJOCKEY』にて、たけし軍団がこの作品のトリックを再現するというゲーム企画があった。 ちなみにやっていたのは『飛騨からくり屋敷殺人事件』のどんでん返しトリックと、『金田一少年の殺人』のドア渡りトリック。 後に『水曜日のダウンタウン』で、上記2つのトリックに『鬼火島殺人事件』での擬似首つりトリックを加えた3つのトリックを、本当に実行可能なのかどうかを『SASUKE』出演者に実際にやってもらうことで検証した。なお、結果は3件全て成功だった。 なお、連続ドラマ第一シリーズの第1話は『異人館村殺人事件』だが、トリックが他作品と極似していたことが問題となり、現在は欠番となっている。 その為、同エピソードを正規の方法で視聴するにはテレビ放送を録画したものかVHS版の初期に発売されたものを手に入れるしかない。 また『異人館村殺人事件』と劇場版以外はDVD化されているが、実は2017年まで1990年代この放送枠で制作された作品でDVD化されているのはこのドラマのみだった(*4) 。 つまり、ジャニーズ系関連の作品はおろか、ジャニーズと関係の無い『家なき子』第一シリーズもVHSと有料配信だけであり、同作よりも前の一般ドラマ作品も1980年代の水谷豊主演作品・『池中玄太80キロ』シリーズを除いて皆駄目。 ちなみに、この枠でDVD化作品が増えるのは、2001年の『明日があるさ』からである。 なお、アニメシリーズは同じ日本テレビ系の読売テレビ制作ということもあり、両者の放送時期が重複する時期には相互で告知放送が行われることもあった。 主な登場人物 金田一一 演:堂本剛(ドラマ1,2シーズン)、松本潤(3シーズン)、亀梨和也(『吸血鬼伝説』)、山田涼介(『香港九龍財宝』、『獄門塾』、『Neo』)、道枝駿佑(5シーズン) 不動高校二年生。IQ180の天才だが普段はさえない高校生。ちなみに、正確にはドラマ版での名前表記は「金田一はじめ」である。原作でもキンダニだのキンダイチイチだの言われてるし、誤読されるのを避けたのだろうか。 横溝正史の推理小説シリーズの主人公「金田一耕助」の孫。 原作と違い髪は短髪で、特に第2シリーズではカッチリ固められた尖ったもみあげが特徴になっている。 堂本版では初登場時に他校から不動高校へ転校してきており、じっちゃんの形見である自転車で通学している。 考え事をしている時によく首の後ろをかいている。これはじっちゃんのオマージュだと思われる。 初期は剣持警部を「刑事さん」と呼んで敬語を使っていたり(後に原作通りの「おっさん」に変更)、 犯人に対する二人称の使い分けが原作より細かかったり(年下なら「君」、年上なら「あんた」、許せないような悪人や親しかった人間なら「お前」)と、原作に比べると少しだけ礼儀正しくなっている。 原作より頻繁にじっちゃんの名にかけたため、作品を代表する名台詞となった。 また、じっちゃんの名にかける際の無駄にグルグル回るカメラアングルは堂本版金田一のお約束である。 じっちゃんゆずりのマジックができるのは堂本版のみ。ただし披露したのは速水玲香にだけ(雪夜叉伝説殺人事件にて)。 松本版では当時の松潤のキャラに合わせたクールな性格となっているが、毎回話の最初に妄想をしている。そして回を重ねるごとに内容が変になっていった。Mr.オクレ「(五木)ひろしや……」 原作よりもナイーブな性格で、『黒死蝶殺人事件』で少女が殺害されてしまった時には、守りきれなかったと思い詰め塞ぎ混んでいたほど。 亀梨版では陸上部に所属している(ただし幽霊部員)。原作より軟派な性格で、何よりの特徴はじっちゃんを嫌いなこと。 山田版ではSP1弾のみ初めて原作と同じ「後ろで小さく髪を結っている」髪型が再現され(短髪なので本当にちょっぴりだが)他の一と比べて運動神経が良いように描かれている(ただし高所恐怖症なのに逃亡の為にビルからビルに飛び移ったりする)。またおっぱいが大好き、かつ他のドラマ版の一よりも美雪と一線を越えたいという思いが強め(原作の暴走している時に近い)である意味一番原作に近い一と言えるかもしれない。 道枝版では「成績が悪い」「大食い」など原作の設定はそのままだが、現代のコンプラ及び道枝氏の淡麗なルックスもあってかスケベな一面はほぼなく、美雪に素の冗談で「一緒に寝るか!」という美雪の思いに気づかない鈍感な一面がある。また、推理に打ち込むと周りの気遣いも受けなくなる所があり、犯人にそれを指摘されたこともある。山田版とは違い運動神経は悪いようで、投げたサッカーボールが全然違う方向へ飛んでいき、小学生に「ノーコン」と馬鹿にされていた。 七瀬美雪 演:ともさかりえ(ドラマ1,2シーズン)、鈴木杏(3シーズン)、上野樹里(『吸血鬼伝説』)、川口春奈(『香港九龍財宝』、『獄門塾』、『Neo』)、上白石萌歌(5シーズン) 一の幼馴染。ヒロインらしくほぼ全ての事件で登場しているが、一部事件では同行してない。 堂本版、松本版では金田一とは子供の時以来久々の再会であり『学園七不思議殺人事件』でのみ『金田一君』呼びだった。 第2シリーズの『異人館ホテル殺人事件』では一が最序盤で急病になってしまったため、美雪が推理を繰り広げ犯人を追い詰めた。 ただし最後の赤い部屋の大ネタを解明できず、復帰した一に美味しいとこ取りされたが。 また、サングラスをかけたまま日焼けしてしまい顔が大変なことになるなど、原作に比べて体を張ったギャグ描写が多い。 松本版の美雪は、子供っぽい言動が多く一への好意はあまり隠しておらず、度々一と良い仲になろうと画策していた。 だがそれが裏目に出る事もあり、『速水玲香誘拐殺人事件』ではある行動をとった事で一に厳しく当たられてしまう。 松本版のみ優等生の描写はない。 亀梨版の美雪は、原作とは違い陸上部に所属。原作よりも一にキツくあたる。 山田版の美雪は基本設定は原作とほぼ同じだが、やや勝ち気な性格となっている。 道枝版は基本原作通りだが、金田一のスケベさが削られ鈍感なイケメン度が増したからか、原作よりもムキになることが多い。また、『はじめちゃんの役に立ちたい』と健気なヒロインさが強調されてる。 ちなみに中の人は、本作以前にも別のドラマで「みゆき」役を演じていたことがある。 なお、原作でのムチムチナイスバディとは対照的にドラマ版ではほぼスレンダー体系の女優さんが演じているのは言わないお約束である。 剣持勇 演:古尾谷雅人(ドラマ1,2シーズン)、内藤剛志(3シーズン)、加藤雅也(『吸血鬼伝説』)、山口智充(『Neo』)、沢村一樹(5シーズン) 警視庁捜査一課の警部。 熱血で泥臭い印象である原作と違ってスマートな雰囲気の非常に紳士的な人物になっており、一を「はじめ(初期は「金田一君」)」と呼ぶ点が原作と大きく異なる(原作での呼び方は一貫して「金田一」なのだが、ドラマ版では「はじめ」で定着している)。 『蝋人形城殺人事件』での三億円事件との因縁、『金田一少年の殺人』での一を撃つ役など、明智警視の設定や役回りの大部分を代わりに担ったため、やたらカッコいい。 本庁警部となる前は、宮城県警管轄の村で駐在勤務をしていた。 松本版の剣持は、容姿や性格等は原作とほぼ同じだが、最近まで独身だった。 また、明智{の役を担っているため、近宮玲子は古い友人となっている。最初は原作通り一を「金田一」と呼んでいたが、途中から「はじめ」と呼ぶようになる。 美雪曰く「世代を超えた友情」 亀梨版の剣持は扇子を愛用している。キャラとしては原作版『オペラ座館』の時の剣持に近い。このシリーズのみ一を「はじめ」と呼ばない。 『Neo』(山田版)は演者も相まって原作に近いコメディリリーフも担当しているが、歴代と同じく明智警視の役割を兼任しており『金田一少年の決死行』で刺されて瀕死になる役だった。 道枝版は堂本版に近い紳士的な人物として描写されており金田一達にも初対面から好意的であり、『聖恋島殺人事件』からは歴代通り『はじめ』呼びになった。 やはり今回も明智警視の役割を兼任しており、堂本版同様『金田一少年の殺人』で一を撃つ役割を担った。 ドラマ版オリジナルキャラクターの部下を連れていることが多く、原作の剣持や他の刑事の役割を担っている事もある。 (1,2シーズンは向井猛夫、3シーズンはワラガイ、『Neo』では畠山高徳という部下が準レギュラーとして登場している) 佐木竜太/竜二 演: 原知宏(ドラマ1.2シーズン)、長谷川純(3シーズン)、有岡大貴(『香港九龍財宝』、『獄門塾』、『Neo』※竜二名義)、岩﨑大昇(5シーズン) 不動高校一年生で一の後輩。常にビデオを回しているビデオオタク。 美雪と並ぶ一の相棒であり、彼のビデオには事件の重大なヒントが隠されている。 1.2シーズンではクールな性格になっている。原作では関わらなかった事件にも登場することがあるが、他のシリーズと比べ一達と行動する機会は少なめ。 3シーズンでは美雪と同級生という設定に変更された。ただし一に対しては原作通り先輩と呼んでいる。『露西亜人形殺人事件』では犬飼高志の役を兼任した。 『Neo』(山田版)では初めて「竜二」名義での出演となった(『香港九龍財宝殺人事件』に瀬川龍太という人物が登場しており、名前を被る事を避けた為)。ただし不動高校の生徒であるなど兄の設定も組み込まれている。 こちらでも原作通り兄の「竜太」がいる可能性は高い。 性格面は良くも悪くも太太しい原作と違い、気弱で怖がっているシーンも多い。『獄門塾殺人事件』では式部清子(原作版)の立場で出演している。 道枝版では再び竜太名義で出演。容姿も原作に一番近くなっている。ハンディカメラがスマホ 自撮り棒に変更され『学園七不思議殺人事件』では鷹島友代が登場しない代わりに真壁のゴーストライターをやっていた設定が追加された。 一への心酔度 幼馴染二人の関係への気ぶり度が増しており今まで以上に舎弟感が強い。 ……原作読者はこれでお察しかもしれないが、ある意味では真壁や鷹島以上に原作と異なっているキャラクターである。 その他、一と同じく歴代の演者が全員ジャニーズ事務所所属である。 真壁誠 演:佐野瑞樹(ドラマ1,2シーズン)、浅利陽介(『Neo』)、細田佳央太(5シーズン) 原作とドラマで別人になっている人その1。 一の同級生で腐れ縁の友人(原作では先輩だが設定が変更されている)。 原作の真壁の面影はほとんど無く、眼鏡(本人曰く「インテリっぽく見えるから」という理由の伊達眼鏡)をかけた優等生になっているなど、同じ名前の別人と考えても差し支えないレベル。 様々な事件のゲストキャラの役割を兼任しているが、脚本家にとって動かしやすいキャラクターだったのか、 『怪盗紳士の殺人』で和泉さくらに片思いしていたり、 『墓場島殺人事件』で緊張状態に耐えきれず暴走してトラップで大怪我を負ったりと、役割兼任と関係ない部分で見せ場が用意されていたりもする。 更に『怪盗紳士の殺人』では、なぜかオリジナルキャラの弟・実まで登場した。 余談だが、真壁を演じた佐野瑞樹は堂本と同じジャニーズ事務所所属で、その後は「最年長の『ジャニーズJr』」として一部で有名となっていた(*5)。 『Neo』では原作通り先輩という設定だが、嫌味な部分がない少々のほほんとした好青年になっている。また、オカルト好きと言う設定が追加されポアロも彼が飼っている。 『薔薇十字館殺人事件』では原作における白樹紅音のポジションとして登場し、容疑者の一人かつ高遠の兄弟候補となっている。 役は18歳だが役者は27歳。 道枝版は原作以上に粗暴で嫌な奴という描写だが、堂本版と同じく一とは同級生。他のシリーズと違いレギュラーではなくゲストキャラになっている。 鷹島友代 演:三浦理恵子 原作とドラマで別人になっている人その2。 一の同級生。『学園七不思議殺人事件』がきっかけで真壁との力関係が逆転しており、彼をこき使っている(*6)。 『学園七不思議殺人事件』では原作をイメージした根暗そうな外見だったが、真壁との力関係が逆転してからは原作と似ても似つかない勝気で高飛車だが世話焼きな女の子になっている。 美雪の親友ポジションで頻繁に登場し、ゲストキャラの役割を兼任する形で事件に関わってもいるが、よりによって『オペラ座館殺人事件』の早乙女涼子と『墓場島殺人事件』の森下麗美の役割を兼任させられた為、『金田一少年』史上もっともカオスな設定のキャラクターとなってしまった。 小説書いたり恨み買ったりしている暇があるなら復讐計画もっと練っときなよ……。 演者は後にアニメ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でアニオリキャラである小野小町役を、『R.O.D』で読子・リードマン役を担当した。 明智健悟 演:池内万作 『雪夜叉伝説殺人事件』にて満を持して登場する。ロス市警ではなくFBIに出向していた。 ……が、原作の明智から華麗さを引いて嫌味さを10倍したようなキャラクターになってしまい、まるで人気が出なかった。 一応、美形キャラが確立される前(初登場時)の「嫌味なインテリ男」の雰囲気は良く出ていたが……。 『金田一少年の殺人』で長島滋の代役として出た事で推理力も原作より劣る事となり、頭から一を犯人だと決めつけ、解決編まで一の言い分を全く聞こうとしなかった。 この事件では、前述通り剣持に見せ場を奪われたばかりか推理シーンの始まりで部下たちに一を逮捕させようとして、 一に「待てっつってんだろ!」と一喝までされた(一応、ラストで犯人の願いを叶えるために一たちに協力するシーンはほぼ原作のまま残されていたが)。 ちなみに、設定上は一たちと年の差が10歳あるが、役者の年齢は真壁役の佐野及び友代役の三浦と1歳しか違わなかった……(ついでに言えばこの年にデビューしたての新人でもあった) 老け顔?いやいや、21歳~24歳まで高校生役やってた2人が若作……おや、誰かが来たようだ。 ちなみに演者の父はホラー映画や「○○の女」シリーズを手掛けた映画監督兼日本初のエッセイスト兼マルチタレントの伊丹十三、母は伊丹映画の主演でおなじみ女優の宮本信子、叔母の夫はノーベル文学賞作家というある意味原作の明智より凄い家系。 この明智が不評で原作読者から苦情を寄せられた為か、キャラクターがテレビドラマ的に扱いづらいせいか、後のシリーズには明智は登場せず、そのポジションは剣持や李白龍が代わりに担っている。 高遠遙一 演 藤井尚之(第3シリーズ) 成宮寛貴(『Neo』) 通称『地獄の傀儡師』を名乗る連続殺人犯かつ犯罪プロデューサー。 堂本版では原作にまだ未登場だったので登場しなかったが、松本版ドラマ単発スペシャルで初登場し、8話、9話にも登場。最初は根暗な雰囲気だったが8話9話で再登場した際は茶髪にサングラスで猟奇的な雰囲気になっている。 『Neo』では初のSP『香港九龍財宝殺人事件』から犯罪プロデューサーとして登場、金田一に初めて謎を解かれライバルとして認め、以降『獄門塾』『決死行』『薔薇十字館』に登場している。一人称は一貫して「僕」で、原作とは違い一に敬語を使わない。成宮氏の柔らかさを纏う演技力から原作よりも愉快犯かつドライさが目立つキャラクターになっている。 なお、『Neo』での高遠と真壁の演者は『相棒』にレギュラー出演していたが、レギュラーだった時期は異なっている。 各シリーズごとの概要 初代 95年春に単発スペシャルとして「学園七不思議殺人事件」が放送され、同年の夏から土曜9時枠の連続ドラマとして放送された。 年末にはスペシャル「雪夜叉伝説殺人事件」が放送され、更に特別版も2本制作された。 さらに翌年の夏にも第2シリーズが放送され、次の年には映画「上海魚人伝説殺人事件」が公開された。 本作はグロ方面の規制には挑んでいるようなところがあり、『首無し村殺人事件』の一と美雪の生首や『墓場島殺人事件』の手榴弾爆発跡などは現在なら放送不可能なレベル。 古い作品なので流石にDVD等の高画質で見ると生首などの作りは安っぽく見えてしまう部分もあるが、子供の頃にアナログ放送の粗めの画質でこれらを見てトラウマとなった人は多いだろう。 これらの演出を手掛け、ドラマの基礎を作ったのはのちに「TRICK」で人気を博す堤幸彦氏。 その「TRICK」では本ドラマのセリフ回しやぐるぐるのカメラワークなど、本作のセルフパロディといえる演出も登場する。 「雪夜叉伝説殺人事件」のエンディングでは、次番組である『銀狼怪奇ファイル』の不破耕助と銀狼が登場した。一と耕助は友人だったようだ。 「異人館ホテル殺人事件」では、耕助からの紹介という形で『銀狼』メンバーが一に調査を依頼し、美雪の推理に協力した。 歴代シリーズで同一キャストで2シーズン、そして劇場版まで制作されたのは堂本版が唯一である。今なお金田一一=堂本剛という印象が強く、『33分探偵』などでパロディされている。 また、2022年5月1日には五代目の枠に、放送予定の新作を延期して本シリーズの再放送が行われた(*7)。この再放送では新撮企画として、堂本と五代目金田一役の道枝がリモートで対談する企画が放送された。 放映リスト 学園七不思議殺人事件(SP) 第1シーズン 異人館村殺人事件 悲恋湖殺人事件 オペラ座館殺人事件 秘宝島殺人事件 首吊り学園殺人事件 首無し村殺人事件 蝋人形城殺人事件(前後編) 雪夜叉伝説殺人事件(SP) 第2シーズン 悪魔組曲殺人事件 タロット山荘殺人事件(前後編) 金田一少年の殺人 怪盗紳士の殺人(前後編) 異人館ホテル殺人事件 墓場島殺人事件(前後編) 特別編 金田一少年の事件簿 永久保存版 お笑い金田一少年の事件簿 劇場版 上海魚人伝説 二代目 01年には嵐の松本潤主演で第3シリーズが放送。(美雪は鈴木杏、剣持は内藤剛志) 前番組の『愛犬ロシナンテの災難』(堂本剛主演)の後枠で剛が松本を「新金田一」と紹介する一コマがあった。 「魔術列車殺人事件」から始まり「露西亜人形殺人事件」までだったので、高遠遙一(藤井尚之)がドラマ初登場したが、後述の理由からか「速水玲香誘拐殺人事件」には登場しなかった。 ふかわりょうが剣持の部下のオリジナルキャラとしてレギュラー出演していた。 原作では2作品で犯人死亡エンドを扱っていたが、これらのエピソードはいずれも犯人生存エンドの結末に変更されており、高遠が「速水玲香誘拐殺人事件」に登場しなかったのはその為だと思われる。 また、準レギュラーのいつき陽介が登場するエピソードも2作品扱っているが、堂本版とは違っていつきは登場していない。 雰囲気は堂本版よりもむしろ古谷一行氏の金田一耕助シリーズに近い。また、学校での事件が映像化されておらず、最終回の下校シーンまで制服姿はお預け。 このシリーズから容疑者の名前と職業がテロップで紹介されるようになる。 放映リスト 魔術列車殺人事件(SP) 第3シーズン 幽霊客船殺人事件(前後編) 仏蘭西銀貨殺人事件 黒死蝶殺人事件(前後編) 速水玲香誘拐殺人事件 魔犬の森の殺人 露西亜人形殺人事件(前後編) 三代目 05年にはKAT-TUNの亀梨和也主演でスペシャルドラマ「吸血鬼伝説殺人事件」が放送。(美雪は上野樹里、剣持は加藤雅也) じっちゃん嫌いの一像などが受けなかったのか、原作ストックの問題か、視聴率は高かったものの連ドラ化には至らず長らくソフト化もされていない幻の作品となっていたが、五代目放送に伴う2022年にブルーレイ DVDで発売されることとなった。 なお、亀梨氏…というかKAT-TUNはアニメ『金田一少年の事件簿R』第2シリーズのOP第2弾、『TRAGEDY』を歌っている。 ある意味亀梨和也R 放映リスト 吸血鬼伝説殺人事件(SP) 四代目 13年1月にHey! Say! JUMPの山田涼介主演で日本テレビ開局60周年記念番組として「香港九龍財宝殺人事件」が放送。(美雪は川口春奈、佐木は有岡大貴) 1年後の14年1月には「獄門塾殺人事件」もスペシャルドラマ化された(高遠役は成宮寛貴)。この2本の脚本は原作者である天樹征丸が担当。 全体的に原点回帰が強く意識されており、雰囲気は堂本版にかなり近く、評判は上々。 劇中のBGMも堂本版のものをそのまま、またはアレンジして使っており、不動高校の制服のデザインも堂本版を忠実に再現している。 というか「香港九龍財宝殺人事件」で山田が着ている制服は堂本が当時着ていたもの(お下がり)である。 シリーズでは初めて一のちょんまげ頭が再現されており(香港九龍財宝殺人事件のみ)、佐木が竜二名義で初出演している。 そして2014年7月19日に「金田一少年の事件簿Neo」のタイトルで連ドラ復活を果たした。 キャッチコピーは「今年の夏は、事件が多い。」そんな夏は嫌だ。脚本は後に『仮面ライダーエグゼイド』で有名となる高橋悠也が全話執筆している。 剣持警部役は山口智充、真壁役は浅利陽介。連ドラではおなじみの剣持の部下役は元水泳北京五輪銅メダリストの宮下純一。 事件解決の手掛かりとなる言動や物品等が登場した際には、「How done it?」や「What done it?」といった文字と枠が表示される演出がある。 放映リスト 香港九龍財宝殺人事件(SP) 獄門塾殺人事件(SP) 第4シーズン(Neo) 銀幕の殺人鬼(初回1時間拡大) ゲームの館殺人事件 鬼火島殺人事件(前後編) 金田一少年の決死行(前後編) 雪影村殺人事件 薔薇十字館殺人事件(前後編) 特別編 ZIP!殺人事件 五代目 22年春になにわ男子の道枝駿佑主演で放送開始(美雪は上白石萌歌、剣持は沢村一樹、佐木は岩﨑大昇)。 4代目放送時には連載中だった「リターンズ」シリーズがドラマ化されたほか、過去に放送された作品も新たにリメイクされている。 また、これに伴い「春の金田一祭り」として四代目・Neoからシリーズを遡る形でセレクション方式での再放送が実施。また、段階を追って歴代作品のTVer無料配信及びhulu有料配信がスタート。 さらに放送期間中には初代から三代目までの作品のブルーレイBOX及びDVDの発売が決定。 これにより前述の通り封印作品となった「異人館村」以外の全作品の視聴が容易に可能となった。 ゲストとはいえ、いつき陽介(渡辺大)が堂本版以来の登場となった。 本シリーズではドラマ化された原作漫画の書影イラストを実写で再現する企画が行われている。 また、歴代『金田一』で使われていた小道具がさりげなく登場している等、オールドファンなら思わずニヤリとする小ネタも盛り込まれている。 なお、単発のスペシャルドラマが製作されず、最初から連ドラとしてスタートしたのはこのシリーズが初となる。 また、これまでの連ドラシリーズでは小説版やCDブックなど、漫画以外のエピソードも最低1回は映像化していたが、今回は全て漫画からのチョイスとなった。 その代わり、シリーズで初めて原作が短編シリーズのエピソードがドラマ化している。 堂本版以来犯人死亡エンドが扱われる。ただし、1作品だけ原作では死亡エンドだったのが生存エンドに変更されている。 放映リスト 学園七不思議殺人事件(初回30分拡大) 聖恋島殺人事件(前後編) 白蛇蔵殺人事件 トイレの花子さん殺人事件 金田一少年の殺人(前後編) 首狩り武者殺人事件 オペラ座館・ファントムの殺人(前後編) この項目、俺が必ず追記修正してみせる。名探偵と呼ばれた、じっちゃんの名に賭けて! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 長くなったのでリセットしました -- 名無しさん (2014-09-22 07 45 34) 金田一「急にオッサンがいなくなったんだが・・・」 -- 名無しさん (2014-09-22 09 03 24) おっさんどっかの森にいくってよ。 -- 名無しさん (2014-09-23 11 10 57) 4代目金田一って演じる役者さんの人柄に合わせたキャラの変更多かったな。原作以上に気さくなぐっさんの剣持警部とか。 -- 名無しさん (2014-09-25 05 23 28) 自分の中の実写化作品の基準点はこの作品。キャストや事件の内容が多少変わっていても受け入れられる。(3代目はあれだったが……) -- 名無しさん (2014-10-15 02 26 54) 『ぬ~べ~』を?な実写化するなら、金田一を2クールやったほうが良かったんじゃ…… -- 名無しさん (2014-10-19 18 42 39) 明智をまた登場させて欲しい 設定は雪夜叉以降のクールな明智で 役はV6の長野が適任かな? -- 名無しさん (2014-10-19 22 02 43) 堂本版人気なのに今じゃ見れないんだよね。 -- 名無しさん (2014-11-26 21 03 26) ↑3しかも中の人「絶鬼」になっちまったぞ。 -- 名無しさん (2014-11-26 21 08 45) ドラマ版鷹島ある意味酷いよね オペラ座の月島自殺の原因作ったり スペシャルの葬式で負け惜しみみたいな事行ってたし -- 名無しさん (2014-11-30 14 21 59) 殺害方法が結構エグい記憶が・・・ 悲恋湖なんて顔ズタズタにするときには釘で肉をえぐるんだしそのときの音が今でも・・・ -- 名無しさん (2014-12-02 22 00 54) ドラマにする上で変えてはならない所をよくわかってたドラマだった。剛クンは全然似てないんだけど、間違いなく、一ちゃんだった。 -- 名無しさん (2014-12-03 04 08 22) 佐野くんは本当は整った顔だったけど真壁のキャラハマッてた -- 名無しさん (2014-12-03 04 51 36) NEOだがあんなに性格の良い真壁を見たのは初めてだ。堂本版も原作に近かったし(いくらかマシな上にしっかり者の弟の「実(みのる)」がいる) -- 名無しさん (2014-12-03 08 53 56) 認めたくないのが堂本版の「墓場島」勝手に犯人変えるな!(怒) -- 名無しさん (2014-12-03 13 13 06) ↑逆に評判が悪かった3代目の亀梨版の「吸血鬼」は結構原作どおりでよかったと思う。 -- 名無しさん (2014-12-03 13 14 14) 堂本版とマツジュン版雰囲気違うのわかるが古谷一行風って? -- 名無しさん (2014-12-28 13 41 38) ↑堂本版よりも演出がややおどろおどろしい感じになってる。ちょうど並行して古谷一行氏の金田一耕助シリーズのスペシャルもやってて、偶然か必然か雰囲気が似てるんだよ -- 名無しさん (2015-01-16 16 15 33) 今後サプライズとしてともさかさんに一の母親を演じてもらうとかあってもいいかも -- 名無しさん (2015-01-16 16 25 24) 真壁の役者さんの年齢初めて知ったわ、もうそんな年齢なのね…。で、友代先輩はR.O.Dの読子さんの中の人とか… -- 名無しさん (2015-01-16 16 47 45) トリック検証で、タロット山荘の殺人現場から自分の部屋へ戻るトリックをやって欲しかったな。 -- 名無しさん (2015-01-16 16 50 55) 古谷一行氏の「トランプ台上の首」のドラマがオープニングで唐突に2000年の東京が出てるんだが、個人的には本編は孫の一にせがまれて耕助が聞かせた昔話なのかなと解釈してる。ちょうどマジックの話でもあるし。「じっちゃんにはマジックの先生はいたの?」「ああ、実はな…」って感じで。 -- 名無しさん (2015-01-23 00 06 55) アニメも(無印から数えて)第3期放送始まるみたいだし山田版第2期もあるかな。10月からの放送は無理でも1月からの放送だったらできるかも。 -- 名無しさん (2015-07-23 22 39 57) ↑6美雪が陸上部なのはまだ多目に見れても、何で「じっちゃん嫌いのハジメ」なんて設定つけたんだろうな亀梨版…。コナンでたとえたら「ホームズ嫌いの新一」もしくは「両親と関係最悪新一」みたいなもんだったからなアレ…。 -- 名無しさん (2015-11-11 18 39 33) ↑すまん↑9だった -- 名無しさん (2015-11-11 18 41 42) 4代目金田一の -- 名無しさん (2015-11-11 21 49 35) キレた。嫌味なところを削って温厚な部分を加味した好青年真壁はあれはあれで味があった。 -- 名無しさん (2015-11-11 21 51 50) 金曜ロードショー枠で定期的、映画やるとかして欲しいけど難しいか。映画でやるほどボリュームがある事件っていいのあったっけ? -- 名無しさん (2015-11-12 01 02 13) ドラマ内でバラバラ死体があったのって、堂本版だけですよね? -- 名無しさん (2015-11-15 00 12 15) 次は3代目一ちゃんのいるKAT-TUNがアニメ主題歌担当するらしい。アニメとドラマのコラボ多いよな -- 名無しさん (2016-01-17 02 25 22) ↑3実際にアニメで映画になったオペラ座2とかディープブルーとかなら。動機変えたりグロシーンカットしたり津波シーン削ったりしないとまず不可能だけど -- 名無しさん (2016-01-24 11 53 27) 堂本版は今でもたまに見たくなるから漫画の実写化としては成功してるよなぁ。 -- 名無しさん (2016-06-03 06 13 24) シリーズ化は90年代にドラマ化してた(しかも大ヒット)のが大きいな。2010年代初ドラマ化だったら堂本版でもここまで好評にはならなかっただろう -- 名無しさん (2016-06-19 22 09 31) ↑グロ規制とか当時としては原作に忠実な出来だったとかアニメ化前だったとかネットが無いとか時代とタイミングの恩恵を受けたのは大きい。 -- 名無しさん (2016-07-08 17 49 32) 剣持警部の殺人がドラマ化されたら明智のポジションは誰になるかな? -- 名無しさん (2016-09-10 19 13 02) 青井刑事の設定と性格を改変して明智の役割を担当させると思う -- 名無しさん (2016-11-03 22 31 05) ↑青井はドラマオリキャラでおなじみ剣持の部下が兼任する気がする。もちろん容疑者入り。 -- 名無しさん (2016-11-04 02 39 18) 堂本版が存在せず、亀梨版が初めてのドラマ化だったらどうなっていた事か…。不評どころじゃ済まなくなりそう -- 名無しさん (2016-11-17 23 27 26) 亡霊教頭と蟻地獄はドラマ化されたら怜香誘拐みたいに高遠絡みの部分はカットされそう -- 名無しさん (2017-02-15 09 08 34) 明智警視の扱いがネタにされるけどいつきさんの扱いも地味に悪いよね -- 名無しさん (2017-02-25 10 11 25) ↑1 怪盗紳士での出番が美雪に変更されたことか。 -- 名無しさん (2017-02-25 10 29 35) 堂本版にしか登場しない事じゃない? -- 名無しさん (2017-03-07 09 31 26) 原作無印でも電脳山荘とか天草財宝あたりはドラマ化しやすそうなんだけど -- 名無しさん (2017-03-07 10 49 22) どれぐらい後になるか分からないが5代目が作られるなら、次はジャニーズ以外から来るかもしれない。有力な若手がいないし力も衰えてるから発掘できる見込みもない -- 名無しさん (2017-03-09 17 02 21) 電脳は当時のパソ通と現代のネットに差が出過ぎてしまった、天草はロケが面倒という理由が -- 名無しさん (2017-03-12 22 12 21) 新オペラ座と第三のオペラ座も無理だな。もう一度初代オペラ座をやらないといけなくなる -- 名無しさん (2017-03-17 00 01 20) ↑その辺は少し設定いじればどうにかなる。過去シリーズでもあったし(班目邸にはちょっとした縁で招かれました!香港九龍は高遠の計画でした!) -- 名無しさん (2017-03-17 11 13 06) 初代が成功した理由の一つは堂本がかつてお笑いを目指していたところにあるな ギャグシーンも堂本のアドリブがあったくらいだし、ギャグシーンと推理シーンのギャップがちゃんと表現されていた -- 名無しさん (2017-04-19 02 05 27) 一役はやっぱり堂本剛と山田涼介が上手い。ギャグキャラを自然体でこなして、シリアスはビシッと決めて二面性のあるキャラにリアリティを持たせてた。 亀梨版はギャグぎこちないし、松潤はそもそも長いセリフ回しにいっぱいいっぱいで見ていられなかった。 -- 名無しさん (2017-04-22 00 16 47) のじっちゃん嫌い設定って実は亀梨版特有のものじゃなくて松潤版のパイロット版スペシャル(魔術列車)が最初だったりする。余計だと思ったのかTVシリーズ化した段階でほぼ無かった事にされたけど。 -- 名無しさん (2017-04-22 00 33 12) 山田版またやってほしいなあ。まだ高校生役いけるだろ…と思ったけど高遠をどうするかだな -- 名無しさん (2018-01-03 00 10 06) 堂本版の金田一って一人称「僕」だったよね。なんでだろ? -- 名無しさん (2018-05-11 11 00 49) 37歳の設定なら堂本剛・ともさかりえのコンビで実写化も夢じゃない…と思ったが古尾谷雅人を霊媒で呼び戻すわけにもいかないからやっぱり駄目なのかなあ。 -- 昼太郎 (2018-09-22 20 24 06) ↑初代は剣持が鬼籍、直近の4代目は高遠が引退、3代目は評判云々以前にSP一作なので非現実的。そうなるとあり得そうなのは2代目か? -- 名無しさん (2019-05-30 12 40 51) 犯人達の事件簿である女性犯人がはじめを見て歴代中の人全員挙げて似てるとドキドキしてたネタがあったが、ここで挙げるには蛇足かな -- 名無しさん (2019-09-28 06 48 38) 顔は松潤が一番似てる気はする -- 名無しさん (2020-02-11 16 09 46) ↑4古尾谷剣持と原作剣持のキャラは違うし明智のキャラも違うし高遠いるしで事件のノリも堂本版時代とは違うので原作知らない堂本版懐かしい層に向けて実写化するのは止めた方がいい気がする。堂本とともさかが一と美雪演じてれば後はなんでもいいかもしれんが。 -- 名無しさん (2020-02-11 16 49 18) 堂本版タイトルの時に自転車ベルを鳴らすのが何故かずっと印象に残っている。 -- 名無しさん (2020-12-06 12 25 11) 全体的に女性の裸やバラバラやらがあるから、この作品がドラマ化されていたことにびっくりする -- 名無しさん (2021-11-26 14 31 47) 剣持が沢村一樹ということは五代目の剣持も明智の役割兼ねたポジションなのかな -- 名無しさん (2022-01-30 10 46 46) 堂本版で脇役だった人が次で美雪役になった事例はあったけど、犯人役からの抜擢は草 -- 名無しさん (2022-01-30 11 08 15) 5代目美雪の上白石萌歌って銀幕の殺人鬼で犯人だった子か。鈴木杏、成宮寛貴に続くゲスト→後世代メインの法則か。 -- 名無しさん (2022-01-30 17 46 05) 37歳はドラマ化目指してたけど頓挫した可能性ありそうだなぁ -- 名無しさん (2022-01-30 18 04 52) ↑堂本剛で37歳金田一やりたかったのかもしれないけどそもそも堂本版は演出 堤幸彦であの雰囲気出せてたのであって、その当人が映画界に立ち位置移している今はもうやってくれないだろう -- 名無しさん (2022-01-30 18 53 05) 原作でまだやっていない話って魔人遺跡と天草財宝と怪奇サーカスと電脳山荘と後何があったっけ? -- 五代目情報追加したもの (2022-02-04 19 11 31) ↑1期限定だと後は、雷祭、ディープブルー、邪宗館かな。ディープブルーは規模が大きいからスペシャルドラマか劇場版じゃないと無理だろうけど -- 名無しさん (2022-02-04 19 55 19) ↑後はRの話からかな? -- 五代目情報追加したもの (2022-02-04 21 49 23) セレクション方式ってことは、まーたオペラ座で惨劇起きてオーナーがキレるのかな -- 名無しさん (2022-02-15 13 34 28) パイロット版もなしにハナから2クールってマジか?思いきったなーこれはコケられんぞ -- 名無しさん (2022-02-19 02 56 54) セレクションということは過去にドラマ化された事件ももう一回やるのかな? -- 名無しさん (2022-02-19 04 53 43) かもね。オペラ座館とか2,3やるには1作目やらないとならないし。しかし過去リメイク作に取られる回もあるだろうから、今回もまた実写化が見送られる事件もありそう。 -- 名無しさん (2022-02-19 21 24 04) ↑まあやろうと思えばオペラ1抜きで2と3やることは可能だと思う(香港九龍は高遠が絡んでた設定で高遠との宿敵関係を築いた山田版の例もある)オペラ座2、3はプロの劇団が舞台で美貌と演技力を兼ねた犯人が魅力だから実写化したら映えるし犯人役の俳優にも箔になると思うんだけど「歴代の有名事件」だからオペラ座1リメイクに留まりそう -- 名無しさん (2022-02-19 21 51 01) 道枝版の「金田一ドラマシリーズでは初の最初から2クール予定」って探しても見つからないんだけ、どどこ情報? -- 名無しさん (2022-02-24 14 40 00) 金田一と全く関係のない作品の情報はいらない -- 名無しさん (2022-03-29 15 40 00) 五代目の初回は七不思議か。過去ドラマやアニメでもそうだったけど高校生探偵の最初の舞台としても剣持との出会いとしても妥当ではあるわな -- 名無しさん (2022-03-30 22 08 50) 五代目の聖恋島ってどこ情報ですか?可能性は高いって言われてるけど確定じゃないから追加しない方が良いのでは? -- 名無しさん (2022-04-13 23 31 10) 5代目金田一 剣持のオッサンは絶対零度で共演してたね。 -- 名無しさん (2022-04-29 10 23 54) 五代目は本格ミステリ×ホラーと銘打ってるからか、ちょいちょいオカルト要素入れてきてる -- 名無しさん (2022-05-16 00 40 01) 五代目、美雪が一の役に立つことを意識してたり(ベースである原作Rからしてそうだったから当然といえば当然か)、一が美雪を大事にしてないと指摘されたり、佐木が毎回付いてくるとは限らないあたり、狐火流しをアニメ版設定でやる可能性があるかも。美雪の大切さを改めて思いしらされるみたいな -- 名無しさん (2022-05-16 15 30 16) 五代目でも初代のBGM(アレンジ)使ってくれてるのうれしい -- 名無しさん (2022-05-16 16 03 06) マガジンの最後の希望 -- 名無しさん (2022-05-21 11 20 50) やっぱりドラマでは最低限のメンバーなんだな 明智さんと高遠とか期待薄 -- 名無しさん (2022-05-23 19 38 02) もしこれからも若手ジャニーズで金田一ドラマがリメイクされ続けて、堂本剛がこれからもジャニーズ事務所所属だったら、剛に回想シーンとかでじっちゃん役で出てほしい -- 名無しさん (2022-05-27 16 44 21) 「~の殺人」ははじめ本人が標的にされる数少ないエピソードだし「選りすぐりのエピソード」としては相応しいだろ…「スケールの大きさは感じない」は完全にOSS。ここじゃなくてチラシの裏にでも書こうな? -- 名無しさん (2022-06-01 20 47 15) 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-06-02 19 19 09) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2022-06-05 00 58 48) 佐木がどんどんカオスになっていく… -- 名無しさん (2022-06-13 19 59 06) 白蛇蔵で兄弟の後継者争いネタやったのに同じワンクールの中で飛騨からくりやるのはネタ被り過ぎないか?七不思議と聖恋島と金田一の殺人で薬で身体実験ネタや病気の娘ネタを改変で被らないよう気を使ったのに -- 名無しさん (2022-06-13 19 59 37) 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-06-14 19 49 59) 「トイレの花子さん」があったから『短編からもドラマ化するのか』と思って、未ドラマ化の中から何来るか楽しみにしてたら【金田一少年の殺人】【首狩り武者】と来てちょっと残念。旧作リメイクするならオペラ座館とか速水玲香関係とか、未実写もドラマにできる話にしてほしかったな。 -- 名無しさん (2022-06-15 02 07 40) ↑トイレの花子さん(亡霊学校)は元々短編としては長めだしがっつり殺人事件だしいけたけど他の短編は二本立て三本立てにしないと…。Hulu限定配信で短編をドラマ化(円盤化の際に特典として入れる)できないかな? -- 名無しさん (2022-06-15 06 30 14) 今回の金田一は2話以降は必ず「仮面ライダーシリーズの出演者が被害者役で登場」という展開が。 -- 名無しさん (2022-06-15 07 28 46) ↑2 短編は「瞬間消失の謎」と「不動高校学園祭殺人事件」を『不動高校殺人事件』みたいにして一緒にしたり、「殺人レストラン」と「女医の奇妙な企み」でギャグ満載の回にしたりもできるし、「怪盗紳士からの挑戦状」で出会ったことにしてから怪盗紳士の殺人もできるから、正直やり方次第だと思うんだ。もっと最大スケールを見せてくれよと。 -- 名無しさん (2022-06-16 02 27 58) 道枝版も来週で終わりか。無難に出来良かったと思うし、またやらないかな。 -- 名無しさん (2022-06-28 09 53 28) 視聴率がね‥‥。無難に良かった+初手使い古されまくった学園七不思議だったせいで大爆死してんだよ。聖恋島か白蛇蔵を掴みにしとけばまだマシだったと思うけど -- 名無しさん (2022-06-28 10 03 07) ↑時間帯の影響もあったと思う。続編決定したら土9に戻してほしいな。 -- 名無しさん (2022-06-28 10 10 20) コナンに比べたらアニメ続かなかった金田一だけどこうして実写ドラマという方向で元気なの面白いなぁと思う -- 名無しさん (2022-07-02 08 42 37) 道枝版は放送前cmとかでやたらミステリーホラー推してたのに、正直ホラー要素弱いなと思った。直前にやってた傑作選がホラー色強めの堂本版だから特に -- 名無しさん (2022-07-06 18 52 09) ホラー押しなら雪夜叉あってもよさそうなのにな 橋も今ならcgで楽々解決するし -- 名無しさん (2022-07-06 18 57 36) 道枝版の続編を示唆するような記事があったけど、魔神遺跡、電脳山荘、天草財宝をドラマ化してほしい -- 名無しさん (2022-07-07 20 41 41) ↑天草財宝はロケが大変そうだからやるとしたら単発スペシャルになりそう。 -- 名無しさん (2022-07-11 10 39 33) 5↑名探偵コナンのばあいはアニメ展開しやすい設定が多いけれども実写にするにはむずかしい設定があったるけれど、金田一シリーズの場合はアニメよりも実写のほうが違和感がないからかな -- 名無しさん (2022-07-11 10 47 39) 今異人館村のドラマ見る方法って何があるの? -- 名無しさん (2022-08-26 22 35 48) 名前 コメント
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一階・大浴場 三日目、午後21時過ぎ 律「……ふい~」 澪「はあ、二度目二度目っと」 美雪「気持ちいいわね。私、ここのお風呂使わなかったから……ちょっと驚き」 紬「あら、遠慮しないでよかったのに~」 美雪「なんか、一人だと利用しづらくて……」 唯「じゃあ明日は一緒にお風呂入ろうよ!」バシャッ 律「うぺっ。お湯を飛ばすな唯!」 憂「もうお姉ちゃん、お風呂ではしゃいじゃ危ないよ」 唯「えへへ、は~い」 美雪「……ふふっ」 澪「……」ジーッ 律「ん、どったの澪しゃん。美雪ちゃんのお胸なんて見つめちゃって……」 澪「えっ! い、いや、その」 律「美雪ちゃんスタイルいいもんね~。身長高くて、胸もあって……そりゃあ見ちゃうよね~」 美雪「そ、そんな事……」カアッ 唯「でも本当にスタイルいいよね~。うらやましい」 憂「それは私もだよ、お姉ちゃん」シューン 美雪「そ、そんな事ないわよ。最近ちょっと太っちゃったし……澪ちゃんとか唯ちゃんの方がよほど立派よ」 律「……お胸が~?」 美雪「……もう! からかわないの!」 ……。 二階・金田一の部屋 三日目、午後21時50分 金田一「……ん、廊下が騒がしいな」 佐木「多分みんなが戻ってきたんですかね」 金田一「みたいだな」 コンコン。 ガチャッ。 美雪「はじめちゃん、お風呂開いたわよ。よかったら……」 金田一「ああ、俺たちはもうシャワーですませちゃったからよ」 佐木「あとは寝るだけですよ」ジー 美雪「そうなんだ。じゃあ……」 金田一「あ、待ってくれ美雪。もう、みんな戻ってきたのか?」 美雪「ん。多分みんな部屋にいると思うわよ」 金田一「……」 美雪「じゃあ、私寝るからね。おやすみなさい」 金田一「ああ、おやすみ」 美雪「ちゃんと戸締まりはするのよ」 佐木「じゃあ、僕もそろそろ。おやすみなさい、先輩」 金田一「ああ、おやすみ」 佐木「先輩はまだ眠らないんですか?」 金田一「……ああ、俺はちょっと、な」 佐木「あんまり無理はしないで下さいよ。じゃあ、おやすみなさい」 金田一「ああ」 バタン。 金田一「……」 金田一「さて、どうすっかな……」 二階・唯の部屋前 三日目、午後22時10分 金田一「……う~ん」ウロウロ 金田一「……よし」 コンコン。 金田一「……」 唯「は~い」 金田一「あ、夜にすいません。金田一なんですけど……」 唯「あ、今開けま~す」 ガチャッ。 唯「? どうかしたの~?」 金田一「ちょっと話があるんだけど。いいかな?」 唯「ん~……まあ、まだ眠くないからいいかな。どうぞ~」 金田一「すんません、お邪魔します」 唯「……それで、お話って? やっぱり事件の事かな?」 金田一「ああ」 唯「もしかして犯人がわかったとか!?」 金田一「犯人……犯人ね」 唯「うん。あずにゃんと純ちゃんを……その、殺した犯人……早く見つかるといいな」 金田一「……」 金田一「そもそも、どうして犯人は殺人を犯したんだろうな」 唯「ん~、その人の事が嫌いだから……かな?」 唯「あとは、その人がいたら嫌なんだよきっと」 金田一「純ちゃんも誰かに嫌われていた?」 唯「……それはあんま無いと思うよ~。嫌いだったら呼ばないしさ」 唯「あずにゃんだって、みんなのアイドル的存在だよ。殺される理由なんて……」 金田一「もし……殺される理由が無いとしたら」 唯「……」 唯「……」 唯「事件じゃ、ない?」 金田一「そう、もう一つの可能性。最初の殺人が……もし事件でなく事故だったら」 唯「事故……」 金田一「あれから自分なりに調べてみたんだ。今のところ、純ちゃんが殺される理由は……俺にはわかっていない」 金田一「そこで俺はこう考えたんだ」 金田一『彼女は……本当に事故で死んだんじゃないか、と』 唯「……あの、地下の階段から落ちて?」 金田一「いや、純ちゃんがあの階段から落ちた可能性は低いと思うんだ」 唯「え、どうして?」 金田一「彼女の格好さ」 唯「……あ、そう言えばちょっと話していた気がするね」 金田一「あれ~、そんな話したっけか?」 唯「ほら~。みんなで事件のおさらいをしてた時……話題に出たじゃん」 金田一「……ああ、唯ちゃんと憂ちゃんが話してくれたやつか」 憂『純ちゃんは……毛布がかかっていたくらいです。それ以外は何も……ううっ』 唯「……あれ? 憂のその話は覚えてるけど、私何か言ったっけか?」 金田一「唯ちゃんは……ほら」 唯『ええ~。でもあんな格好で冷蔵庫開けたくないよ~……』 金田一「自分の発言なのに、忘れちゃったのかい?」 唯「ああ~、ね。結局私も憂とおんなじ事言ってたから、思い出せなかったよ」 金田一「……」 金田一「本当に……憂ちゃんはそれと同じ意味で言ったんだろうか?」 唯「え……」 金田一「考えてもみろよ。憂ちゃんは、地下で梓ちゃんと純ちゃんが死んでいるのを見たはずさ」 唯「……」 金田一「だから、横になっている純ちゃんの様子を知っていてもおかしくない」 唯「わ、私も……ほ、ほら。憂が話していたのはみんなで聞いたから」 唯「だから、純ちゃんの格好に関してはみんな知ってるはずだよっ」 金田一「……でも、それだと変じゃないかな。さっきの発言の中で唯ちゃんはこう言っていた」 金田一「『あんな格好で』と」 唯「……」 唯「だ、だってさ。地下だよ? おっきな冷蔵庫だよ?」 唯「パジャマと毛布だけじゃあとっても寒いんじゃないかなあ~、って思っただけだよ?」 金田一「ん……なるほどな」 唯「えへへ~」 金田一「なあ、どうして純ちゃんの格好がわかったんだ?」 唯「……?」 金田一「どうして君が、純ちゃんがパジャマを着ていたのを知っているのか……」 唯「だ、だってそれは憂が言ったから……」 金田一「憂ちゃんは『毛布がかかっていた』としか言ってないぜ。その下の格好までは……」 唯「っ……!」 唯「そ、それは……も、もう夜中だったんだもん。格好がパジャマだと思うのは当たり前だよ~」 金田一「……なるほど、確かにそうかもしれないな」 唯「それに、みんな憂の話聞いてさ、毛布を被ってるのは知ってるはずだよね?」 唯「あの時間で、毛布の下に何を着てるか、なんて聞かれたらみんなパジャマって答えるはずだよ~」 金田一「……」 唯「……」 唯「もう、いいかな。ちょっと疲れちゃった……眠りたいな」 金田一「ああ……夜中に、悪かったね」 金田一「おやすみ」 唯「……」 唯「……」 唯「はぁ……」 金田一『俺は、今回の事件のきっかけは事故だと思ってるんだ』 金田一『できれば、みんなの前で犯人を暴くような事はしたくないんだ……』 金田一『放課後ティータイムの事を知ってから、あまり時間は経ってないけれど……とても仲のいい人たちだったと感じているんだ』 金田一『俺が言えるのは、それだけさ』 金田一『おやすみ、唯ちゃん』 唯「……」 唯「だって、さ……」 唯「……」 唯「よしっ」 10
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【ゲーム】金田一少年の事件簿~悲報島 新たなる惨劇~(PS) 【作者名】トト 【完成度】完結(08/06/30~08/09/14) 【動画数】23 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/7345505 名前 コメント
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ハ ヒ フ ヘ ホ ハ 通常 月間/年間 スペシャル 2012年版 朴賛浩[投手/G] 橋本将[捕手] 長谷川勇也[外野] 長谷川勇也 12[外野/S] 長谷部康平[投手] 畠山和洋[内野/S] 畠山和洋[内野/月間] 畠山和洋[内野/CH] 畠山和洋 12[内野/S] ハミルトン[投手] 早川大輔[外野] 早坂圭介[内野] 林昌範[投手] 林昌樹[投手] 原拓也[内野] 原辰徳[内野/P] 原辰徳 12[内野/P] 張本勲[外野/P] バリントン[投手/G] バリントン[投手/月間] バリントン[投手/CP] バリントン 12 バルディリス[内野/S] バルディリス 12[内野/S] バレンティン[外野/G] バレンティン[外野/月間] バレンティン[外野/NK] バレンティン 12[外野/G] ハーパー[内野] バーネット[投手/S] 板東英二[投手/P] ヒ 通常 月間/年間 スペシャル 2012年版 比嘉幹貴[投手] 東尾修[投手/P] 東尾修 12[投手/P] 東出輝裕[内野/S] 聖澤諒[外野/S] 聖澤諒[外野/CH] 聖澤諒 12[外野/S] 日高剛[捕手] 英智[外野/S] 英智 12[外野/S] ヒメネス[投手] 桧山進次郎[外野/S] 桧山進次郎 12[外野/S] 平井正史[投手/S] 平井正史 12[投手/S] 平尾博嗣[内野] 平石洋介[外野] 平田良介[外野/S] 平田良介 12[外野/S] 平野恵一[内野/S] 平野恵一[内野/B9] 平野恵一 12[内野/G] 平野将光[投手] 平野佳寿[投手/S] 平野佳寿 12[投手/G] 広澤克実[内野/P] 廣瀬純[外野] 廣瀬純 12[外野/S] B.W.[内野/P] フ 通常 月間/年間 スペシャル 2012年版 ファルケンボーグ[投手/G] ファルケンボーグ[投手/B9] ファルケンボーグ 12[投手/G] フィガロ[投手/S] フィガロ 12[投手/ 12開幕投手] フェルナンデス[内野/S] 深江真登[外野] 福井優也[投手/S] 福浦和也[内野/G] 福浦和也 12[内野/G] 福田秀平[外野] 福田秀平 12[外野] 福地寿樹[外野] 福原忍[投手/S] 福原忍 12[投手/S] 福本豊[外野/P] 福本豊[外野/メモリアル] 福本豊 12[外野/L] 福良淳一[内野/P] 福良淳一 12[内野/G] 藤井彰人[捕手/S] 藤井彰人[捕手/月間] 藤井淳志[外野] 藤井淳志 12[外野] 藤井秀悟[投手] 藤江均[投手] 藤岡好明[投手] 藤岡好明 12[投手] 藤川球児[投手/G] 藤川球児[投手/B9] 藤川球児 12[投手/P] 藤田一也[内野] 藤田太陽[投手/S] 藤巻誠人[投手/P] 藤巻誠人 12[投手/P] 藤村大介 12[内野] 藤本敦士[内野] 藤本敦士 12[内野] 藤原紘通[投手] ブラゼル[内野/G] ブラゼル[内野/CH] ブラゼル 12 ブランコ[内野/G] ブランコ[内野/月間] ブランコ[内野/CH] ブランコ 12[内野/G] ブランドン[投手] ブランドン 12[投手] 古川秀一[投手] 古城茂幸[内野] 古城茂幸 12[内野] 古谷拓哉[投手] ヘ 通常 月間/年間 スペシャル 2012年版 ペン[投手] ペン 12[投手] ホ 通常 月間/年間 スペシャル 2012年版 帆足和幸[投手/S] 星孝典[捕手] 星野仙一[投手/P] 星野仙一 12[投手/G] 星野智樹[投手] 星野伸之[投手/P] 星野伸之 12[投手/G] 細川亨[捕手] 細川亨[捕手/月間] 細川亨 12[捕手/S] 細山田武史[捕手] ホフパワー[内野/G] ホフパワー 12[内野/S] 堀内恒夫[投手/P] 堀内恒夫 12[投手/L] 塀内久雄[内野] 塀内久雄 12[内野] ホワイトセル[内野] 本多雄一[内野/S] 本多雄一[内野/B9] 本多雄一 12[内野/G] ホールトン[投手/S] 更新日:2012-07-08
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レギュラーカード 073 源田壮亮(西武) 109 鈴木誠也(広島) 074 木村文紀(西武) 110 野村祐輔(広島) 075 森友哉(西武) 111 床田寛樹(広島) 076 髙橋光成(西武) 112 菊池涼介(広島) 077 平井克典(西武) 113 小園海斗(広島) 078 内海哲也(西武) 114 西川龍馬(広島) 079 内川聖一(ソフトバンク) 115 原樹理(ヤクルト) 080 東浜巨(ソフトバンク) 116 近藤一樹(ヤクルト) 081 森唯斗(ソフトバンク) 117 寺原隼人(ヤクルト) 082 デスパイネ(ソフトバンク) 118 青木宣親(ヤクルト) 083 嘉弥真新也(ソフトバンク) 119 五十嵐亮太(ヤクルト) 084 甲斐拓也(ソフトバンク) 120 村上宗隆(ヤクルト) 085 中田翔(日本ハム) 121 中島宏之(巨人) 086 西川遥輝(日本ハム) 122 坂本勇人(巨人) 087 鶴岡慎也(日本ハム) 123 山口俊(巨人) 088 宮西尚生(日本ハム) 124 岡本和真(巨人) 089 横尾俊建(日本ハム) 125 炭谷銀仁朗(巨人) 090 王柏融(日本ハム) 126 メルセデス(巨人) 091 大城滉二(オリックス) 127 梶谷隆幸(DeNA) 092 吉田一将(オリックス) 128 筒香嘉智(DeNA) 093 増井浩俊(オリックス) 129 上茶谷大河(DeNA) 094 アルバース(オリックス) 130 伊藤光(DeNA) 095 吉田正尚(オリックス) 131 宮﨑敏郎(DeNA) 096 小田裕也(オリックス) 132 ソト(DeNA) 097 荻野貴司(ロッテ) 133 高橋周平(中日) 098 中村奨吾(ロッテ) 134 平田良介(中日) 099 涌井秀章(ロッテ) 135 吉見一起(中日) 100 田村龍弘(ロッテ) 136 祖父江大輔(中日) 101 レアード(ロッテ) 137 鈴木博志(中日) 102 ボルシンガー(ロッテ) 138 ビシエド(中日) 103 藤田一也(楽天) 139 木浪聖也(阪神) 104 田中和基(楽天) 140 鳥谷敬(阪神) 105 銀次(楽天) 141 近本光司(阪神) 106 嶋基宏(楽天) 142 糸井嘉男(阪神) 107 高梨雄平(楽天) 143 糸原健斗(阪神) 108 辛島航(楽天) 144 ガルシア(阪神) 開幕投手カード OP-01 多和田真三郎(西武) OP-07 大瀬良大地(広島) OP-02 千賀滉大(ソフトバンク) OP-08 小川泰弘(ヤクルト) OP-03 上沢直之(日本ハム) OP-09 菅野智之(巨人) OP-04 山岡泰輔(オリックス) OP-10 今永昇太(DeNA) OP-05 石川歩(ロッテ) OP-11 笠原祥太郎(中日) OP-06 岸孝之(楽天) OP-12 メッセンジャー(阪神) チェックリスト C-05 中田翔(日本ハム) C-07 杉本裕太郎(オリックス) C-06 丸佳浩(巨人) C-08 佐野恵太(DeNA) スターカード(全種に金箔サイン版、ラッキーカード交換による赤箔サイン版) S-25 山川穂高(西武) S-37 田中広輔(広島) S-26 秋山翔吾(西武) S-38 長野久義(広島) S-27 柳田悠岐(ソフトバンク) S-39 山田哲人(ヤクルト) S-28 上林誠知(ソフトバンク) S-40 バレンティン(ヤクルト) S-29 大田泰示(日本ハム) S-41 丸佳浩(巨人) S-30 近藤健介(日本ハム) S-42 上原浩治(巨人) S-31 山本由伸(オリックス) S-43 ロペス(DeNA) S-32 T-岡田(オリックス) S-44 山﨑康晃(DeNA) S-33 角中勝也(ロッテ) S-45 京田陽太(中日) S-34 井上晴哉(ロッテ) S-46 大島洋平(中日) S-35 松井裕樹(楽天) S-47 大山悠輔(阪神) S-36 浅村栄斗(楽天) S-48 福留孝介(阪神) HITS LEADERカード(通販限定) HL-01 秋山翔吾(西武) HL-07 田中広輔(広島) HL-02 柳田悠岐(ソフトバンク) HL-08 山田哲人(ヤクルト) HL-03 近藤健介(日本ハム) HL-09 岡本和真(巨人) HL-04 吉田正尚(オリックス) HL-10 宮崎敏郎(DeNA) HL-05 中村奨吾(ロッテ) HL-11 ビシエド(中日) HL-06 銀次(楽天) HL-12 糸原健斗(阪神)
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金田一少年の事件簿(テレビドラマ、連続ドラマ期・1997~、スペシャルドラマ期・2005) スペシャルドラマ期(2005.09) 「金田一少年の事件簿 吸血鬼伝説殺人事件」(2005.09.24) A枠1'00″…NISSAN(日産自動車)、花王、Canon 0'30″…Coca-Cola、Meiji(明治製菓)、NTT DoCoMoグループ B枠1'00″…HONDA 0'30″…JACCS、森永製菓、vodafone、Chamisul チャミスル(JINRO JAPAN INC.)、JT、ほのぼのレイク、マクドナルド、大塚製薬
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<宮田一穂の2/14> 2月13日、南風大学セントラルタワー地下三階・研究書庫にて。 「あ、いたいた シースさん」 書庫に入ってきたキキが、大きな体を活かし棚の上のほうの本を取ろうとしていたシースに話しかける。 「にゃ……キキちゃん。 研究書庫ではお静かに、だよ」 「ごめん、ちょっと聞きたい事あって」 「……?」 「……そっか、キキちゃんも明日みやっちゃんにチョコあげようとしてたのね。 バレンタインだものね」 用事を済ませ、カール=ケンド研究室に戻ってきたシースはキキの話を聞いていた。 「うん、それで……私が自分で作ったりとかできないかな、って」 「なるほどね。 ただ、実はさキキちゃん……」 「?」 シースの言葉に首をかしげるキキ。 「今の段階で四人ばかしみやっちゃんにあげることになってんだ。 秋さん、七美さん、パラさん……でもってあたし」 「そ、そうなの。 全部渡して…… 宮田さん、食べきれるかな?」 「食べきれないだろーね、あの食の細いみやっちゃんのことだから」 少し考えて、シースは言葉を続けた。 「……渡すのは一人一粒ずつにして、あとはみんなのおやつとして冷蔵庫にしまっとこうか。 もっと欲しかったらそっから持ってくってコトで」 その後、ある者は購入し、またある者は自作し、各々宮田に渡すチョコを用意していった。 そして2月14日、バレンタインデーがやって来たのだった。 南風大学は交流所世界にも研究所を設けており、宮田たちSPPメンバーの活動拠点として機能している。 その研究所のロビーで秋がシースに話しかけていた。 「すいません、宮田のヤツ見てません?」 「にゃ、見てないよ。 あたしも探してんだけどさ」 「電話かけても出なくて。 ちょっと交流所も見てきたんですが、いませんでした」 「んー。 そのうち帰ってくるとは思うケド……」 「……別にチョコ渡すのなんて、いつでもいいんだけど」 つぶやく秋。 「……渡すん?」 「日頃のお礼ってことで、ね」 「みやっちゃんもずいぶん頑張ってくれてるもんねー。 あたしもホントならいっぱいあげたいとこなんだけどさー」 「……相変わらず好きですね、アイツのこと」 「うん……みやっちゃんは可愛すぎてもう…… うふふー」 「ああ……じゃまた後で」 愛する宮田のことを考え微笑むシースを残し、秋はその場を後にした。 さてその宮田がどこに行ったかであるが、彼はトリエルドシティに散在する書店を回っているところだった。 知っている限りの店を回ったのち、宮田はスマートフォンを取り出し、同じSPPメンバーの村田に電話をかけた。 「もしもし、村田くん? ……ごめん、どこ探しても見つからなかったよ、その雑誌」 「ああ、そうか。 やはりちびしぃのキーホルダーとあっては……」 村田が探していたのは交流所世界のアニメを取り扱う週刊誌であった。 この週は「ちびしぃがみんなと一緒に都市を作るアニメ」の特集が組まれており、付録として主人公のちびしぃのキーホルダーがついていた。 このアニメは交流所世界で大変な人気を博しており、関連商品はどれも飛ぶように売れていたのだった。 雑誌もまた例外ではなかった。 おまけがついているとあれば、なおさらだ。 「すまない、先輩…… 手間をかけさせてしまって。 じゃあ研究所でまた」 「ごめんね村田くん、力になれなくて。 あ、そうだ、帰ったらみん わっ!?」 直後、がたっ、という衝突音が聞こえた。 「動くな……お前らみんな動くんじゃねーぞ。 動いたらコイツの命はないぜ!!」 書店の中、客たちの前で紫のマスクの男が宮田の首を腕で押さえ、頭に拳銃をつきつけている。 客も宮田も動けずにいる中、マスク男は模様の書かれた札を取り出し、自分と宮田に貼り付けた。 「そうら! 飛ぶぜ!!」 男が叫ぶと札が光りだした。 ギュン、という音と共に空間が歪み、宮田と男はその中に吸い込まれて消えてしまった。 男の声は通話中のままだった宮田のスマートフォンを通じ、村田にも聞こえていた。 「……先輩!!」 大きな窓のついた部屋があった。 窓からはまた別な部屋が見え……そこには機械のアームで柱に固定され、力なくうなだれている宮田がいた。 「さてガキさらってきたが、これでいいのか?」 部屋の中で、先ほどのマスクの男が隣に座っているゴテゴテとした装飾のついたメガネをかけた小柄な男と話していた。 「上出来だッチ。 ほれ、報酬」 メガネの男―――ドクター・アッチがマスク男に、金の入った封筒を手渡した。 マスク男は早速中身を取り出して数える。 「ひい、ふう、みい…… 確かに受け取った。 だがなんでこんな、ひ弱そうなガキをわざわざ……? 確かに一部じゃ有名だが」 「一つには、ボクはこいつとその取り巻きに三回ばかし痛い目に遭わされてるッチ。 その仕返しッチね。 で、もう一つは……」 「……もう一つは?」 首をかしげるマスク男の前で、アッチは壁にかけてあったカレンダーの、今日の日付を指さした。 「今日は2月の14日。 何の日だか知ってるッチね?」 「バレンタインデー……だよな」 「うむ。 ……ボクはもう四十年以上もチョコをもらってないッチ」 「俺ももう二十年ちょっとはもらってないぞ、チクショー……」 つらい現実に、悲しみに暮れるマスク男。 だがすぐに、当然の疑問を口にした。 「でもそれとこの件に何の関係が?」 アッチはメガネを直し、男の問いかけに答え始めた。 「こいつ、ボクの調べじゃ少なくとも合計五人からチョコ貰う予定らしいッチ。 まごうことなきリア充だッチ。 許せんッチ」 「……」 「ボクはこいつを…… 宮田一穂を、おもいックソ辱めてやりたいッチ!!」 黙ってしまったマスク男を前に、アッチは拳を握り締めて強く言った。 「……ウワサ通りのボケナスだなこいつ」 ボソリ、とマスク男がつぶやく。 「ん? 何か言ったッチか?」 「いや別に何も?」 「……まあいいッチ。 さてこっからはボクの開発した素敵なマシーンの出番ッチね。 世紀の大発明、せっかくだから見ていくッチよ」 「……なんか仕事来たら抜けさせてもらうからな?」 アッチは手元にある、機械の操作パネルをビシバシと叩き始めた。 「ええーっ!! み、みやっちゃんがっ!?」 ナリに似合わぬ慌てっぷりのシース。 「宮田さん……さらわれちゃったの!?」 とキキ。 宮田がさらわれた後すぐ、村田は研究所にそのことを知らせていた。 連絡を受けたのはロッシュだ。 「落ち着けよお前ら」と皆を制し、ロッシュは話を続けた。 「……村田が言ってる状況からすると、転移の術でも使ったっぽいンだよなその誘拐犯。 行き先がわかりゃ宮田を助けにも行けるだろう」 「で、でも……どーすれば」 「ちょっと待ってな」 そう言ってロッシュはタブレットPCを取り出して操作し、あるテキストファイルを開いた。 そのタイトルは「転移逆探知技術メモ」であった。 「最新の研究成果を試すときが来た」 ロッシュはタブレットから顔を上げて言い、立ち上がった。 「キキ、パラさん、シッスー、出かけるぞ! 秋は留守番頼むぜ!」 「あ、はい」 四人は出て行き、秋は一人残された。 「……しょうがない、掃除でもしとくか」 ロッシュ、シース、キキ、パラの四人は事件現場となった書店にいた。 事件現場にはすでに警察がいて、客や店員に聞き込みをしていた。 辺りには野次馬も集まっている。 「ロッシュさん達!」 野次馬の中から村田が駆け寄ってくる。 あの後ここまで来たらしい。 「村田か」 「すみません、先輩が……」 「気にすんな。 今から助けに行ける……かもしれないから」 「……かもしれない?」 不安になる村田をよそに、ロッシュは事件現場を軽く眺め、警察に話しに行った。 「すんません」 「わ! ……どなた?」 ロッシュに声をかけられた警官が返事をする。 何とも頼りなさそうな感じだ。 「すまない、ここは今立ち入り禁止なんだぜ」 隣にいた、水色のAA族の警官もロッシュに話しかける。 「あー、南風研のモンです。 犯人の行方がわかるかもしれない方法持ってきたんで試させてもらえません?」 とロッシュ。 「……ハァ?」 「犯人の行方がわかるかも……でありますか?」 「はい。 ちょっとうちのモンをそこらへんに立たせていただければ」 「……だがなあ、調査中だしな」 ロッシュはパラの方を向いて言う。 「なあ、何か転送術使った痕跡とかわからねーか?」 「やってみる」 そう言って、パラは眼をつむり意識を集中させ始めた。 やがてパラは再び目を開いて、何もない床を指差した。 「あそこね、あそこから魔力が放たれた感じがするわ」 「よしきた」 ロッシュとパラのやりとりを聞いていた先ほどの警官が、彼に話しかけてきた。 「あのー……犯人はひょっとして魔法使いの方なのでありますか?」 「術符使っただけって可能性もあるけどな」 「うう、本官たち魔法はニガテなのであります。 ちょっと先輩に相談してくるのであります」 頼りない警官は、先輩と呼ばれたAA族の警官と話に行き、すぐに二人で戻ってきた。 「……魔法がらみじゃしょうがない。 その方法、ちょっと試してくれないか」 「あい、試させていただきます」 ロッシュはタブレットPCを再び取り出し、パラに手渡した。 画面には先ほどのテキストファイルが表示されている。 「この中じゃあんたが一番魔力強いだろうから頼むぜ。 そこに書いてある手順の通りにやってみてくれ」 「……わかったわ」 パラはタブレットに表示された手順を読みながら、実行していく。 パラはまず目を閉じ、集中した。 続いて先ほど指差した地点に立ち、何かを念じた。 すると、パラが一瞬輝きだした。 ……かと思うと、空間のゆがみが起こり、近くにいたシースとキキも巻き込んで消えてしまった。 「……アレ? 俺おいてけぼり?」 呆然とするロッシュ。 キキは背中に冷たい物が触れたことで目を覚ました。 辺りを見回す。 ここは森の中で、今は雪が降っているようだ。 そして、キキは木の枝の上に引っかかっていた。 下を見るとシースが倒れているのが見えた。 しかし、パラの姿はない。 キキはとりあえず飛び上がり、シースの頭の近くまで行った。 「起きて、シースさん」 「ん……がぅ……っ」 シースはむくりと起き上がった。 そして下を見下ろすと、自分が倒れていたところで大の字になって雪の中に埋もれているパラがいた。 「……」 「……」 「……きゃーーー!? パラさぁーん!!」 潰されてしまったパラだったが割とすぐに復活した。 彼女は頑丈なのだ。 「……ほ、ほんと、ごめんなさい パラさん」 シースは涙目で謝っている。 「いいのよ、しょうがない…… まだまだ改善の余地ありそうね、この転移逆探知。 帰ったらロッシュさんに伝えときましょう。 ……さて」 パラは辺りを見回し、何かに気づいた。 「……ねえ、あの建物」 パラは何かの建物を指差した。 角ばった構造をして、大き目の煙突があり、工場のようにも見える建物だった。 「あそこ、怪しくない?」 工場らしき建物に人の気配はなく、入り口にも鍵はかかっていなかった。 「……じゃ、開けるわよ」 パラは扉を開き、建物の中に入っていく。 その肩にはキキがしがみついていた。 後ろからシースが四つんばいになり、縮こまりながら中に入った。 中に入って少し進んだところで、何かの音が聞こえてきた。 「……ねえ、何か聞こえない?」 キキがパラに話しかける。 「……聞こえるわね」 顔の向きを変えないままパラが言う。 「ウィーン、とか、ビリビリッ、とか…… するね」 とシース。 三人がさらに進むと今度は笑い声が聞こえてきた。 「……」 立ち止まるパラとシース。 「あれ、どしたの?」 キキはパラに尋ねた。 「……この笑い声、まさか…… ったく、またアイツかッ!!」 パラは駆け出した。 「げひゃひゃひゃひゃ! うひゃひゃひゃひゃ!!」 アッチはバカ笑いしながら操作パネルのボタンを乱打していた。 彼の隣に座るマスク男は目を細め、窓から下の部屋を眺めている。 「くきゃきゃーっ! 写真写真! 写真撮っちゃうッチー!! 売りさばいて金の足しにするッチー♪」 「ふぅむ……これは……」 アッチとマスク男が何かの話をしていると、彼らの後ろにあったドアに突然切れ目が入った。 少し間をおいて、大きな音と共にドアが破られ、シースが倒れこんできた。 体当たりしたらしい。 続けてパラとキキがその背を乗り越え、室内に飛び込む。 パラの両手には、鋭い氷の刃が形成されている。 振り向いたアッチはアゴが外れたかのごとく口をあんぐりと開けていた。 「ドクター・アッチっ!」 叫ぶパラ。 「あ、あわ、あわわわわ……」 おびえ、動けないアッチ。 「……そこのマスク男、あんたの仲間!? 宮田くんをさらった奴なの!?」 両手の刃をアッチとマスク男に向け、パラは問い詰める。 アッチは答えず、震える手を操作パネルに伸ばした。 そして黄と黒のストライプに囲まれたボタンを…… 「ポチっとぉーっ!!」 押した。 アッチとマスク男が座っていたイスは突然思いっきり伸び、天井をぶちやぶってしまった。 アッチ達がいなくなってしまった後で、シースはゆっくり起き上がった。 前を見ると、パラとキキが窓の下をじっと見下ろしている。 「どしたんです、パラさ……」 尋ねつつ自分も窓の下を覗くシース。 窓の下では宮田が柱にアームで縛り付けられていた。 フリルがつき、胸元の見える紺と白のドレスを着せられ、大きな青いリボンを頭につけられた状態で。 その後、パラたちは窓を破って飛び降り、宮田を解放した。 「大丈夫?」 パラが宮田に尋ねる。 「はい。 ……こんな服着せられてしまったけど」 と宮田。 「何があったのよ」 「気がついたら、僕、柱に縛り付けられてて…… その後上の窓みたらアッチがいて、何か機械動かして…… そしたらマニピュレータがたくさん出てきて僕に無理やりこの服着せたんです」 「……」 三人は女装させられた宮田を見つめる。 シースに至っては少々息が荒い。 「……どうしたんですか?」 「…… 何でもないわ。 早く出ましょ、こんなとこ。 あなたの服取り戻してね」 その後パラたちは宮田が元々着ていた服を見つけ、彼は無事に着替えることができた。 四人は工場から出た。 工場の入り口からは二車線しかない細い道路が続いている。 歩いていけばどこかの街に出られるだろう。 「ありがとうございます、皆さん」 歩きながら、宮田はパラたちにお礼をした。 「ううん、気にしないで」 「……」 パラとキキは平常心だがシースは様子がおかしい。 宮田から目をそらしているように見える。 「どうしたの、シースさん」 「……ごめん さっきのが頭からはなれなくて」 そう言って白っぽい顔を赤らめるシース。 「確かにかわいかったよね、宮田さん!」 「そうねー。 あなた、割と女装似合ってた」 とキキとパラ。 宮田は特に返事はしなかった。 そんなことを話しながら道路を歩き続けていると、一行の上を大きな影が通り過ぎた。 影からワイヤーが放たれ、宮田の胸に絡みつく。 「!? わ、わーっ!」 宮田は空中へと連れ去られてしまった。 影の主は全長12mほどの、銀色の翼竜のロボットであった。 しかし全体的にずんぐりしたフォルムであまり格好がよくない。 「ぐひょーひょひょーん! あーのまま逃げたとでも思ったッチかー? 宮田一穂はいただいてくッチー!」 「悪いがこれも仕事だ! 追加でカネくれるっつーからな!」 翼竜ロボの胴体にあるコックピットから大声をあげるアッチとマスク男。 「返しなさいッ! フリーズボルトッ!」 パラとシースはそれぞれ手を突き出し、氷の弾丸を翼竜ロボに向けて放つ。 しかし翼竜ロボは口を開くとそこからものすごい勢いの炎を放ち、弾丸をかき消してしまった。 「ふひゃははー! このアッチワイバーンSKYでキミら全員コゲカスにしてやるッチー!」 翼竜ロボは長い首をグイグイ動かしながら炎を吐き続け、道路の左右の森の木を燃やしていく。 「っく……! このままじゃホントにコゲカスにされる!」 「どーすんのパラさん……!」 苦戦するパラとシース。 「ふひ、ふひ、ふひぃー!」 コクピットの中で、汗だくのアッチが操縦を続ける。 左手で掴んだレバーを奥に倒したまま、右手のレバーをガシガシと動かしている。 「お、おい、これ排熱失敗してんじゃねーのか? 暑すぎだぜ! 顔が蒸れちまうよ」 「はひ、はひぃ、ふむっ! そうッチね、べ、別な攻撃するッチ……」 アッチは火炎放射をやめにしようと、左手のレバーを手前に倒そうとした。 しかし、レバーはすっぽ抜けてしまった。 「……」 しばしの沈黙ののち、コックピットにとうとう火がついてしまった。 「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃー!!」 「だ、脱出だ! 脱出装置使えィ!」 「作ったっけそんなのー!?」 「はぁーッ!?!?」 直後、アッチワイバーンSKYこと翼竜ロボは爆発四散した。 ワイヤーで吊り下げられていた宮田はやわらかい雪の上に投げ出され、無事だった。 だが森が大火事だ。 「パラさん、森が……!」 慌てるキキ。 「落ち着いて……!」 そう言ってパラは目をつむり、両の手に魔力を集中し始める。 パラの手の中に水球ができた。 水球は見る見るうちに大きくなり、それに合わせてパラも手を広げていく。 やがてパラは両手を開ききるが、それでも水球は膨れ上がっていく。 今度はパラは手の向きを変え、天を仰ぐような格好になった。 すると、それに合わせて水球もパラの頭上に移動した。 水球は膨れ続け、ついにはパラどころかシースよりも大きくなって……破裂した。 魔力を帯びた水があたりに飛び散り、全ての火を消し去った。 パラが翼竜ロボの残骸に目をやると、メガネが割れ、アフロになったアッチがふらふらと立ち上がっていた。 「……さて」 「う、う、お、覚えてろーーーッチ!!」 パラが何かする暇もなく、ズタボロのマスク男を引きずりアッチは走り去った。 森は再び静かになった。 四人は雪の中道路を歩き続け、やがて街が見えるところに出た。 見慣れたトリエルドの街だった。 宮田たちが研究所に戻った頃には、夜も更けていた。 宮田は研究所のテーブルでノートPCを開き、この日のレポートを書いていた。 彼の手元にはチョコレートが六粒あった。 一つ目は、デパートの地下で買ってきたらしい秋のチョコ。 二つ目は、小指に乗ってしまうくらいの大きさのキキのチョコ。 三つ目は、キキの協力のもと作ったという、下手な宮田の顔の絵が描かれたシースのチョコ。 四つ目は、唐辛子の粉が入っているという七美のチョコ。 五つ目は、なぜか非常に冷えているパラのチョコ。 六つ目は…… 忙しい合間を縫って研究所を尋ねてきたアキハラから貰ったチョコ。 それぞれ味わいながら、宮田はレポートを書き終えた。 宮田はレポートを確認してもらいに、ロッシュやシースのいる部屋に行った。 部屋に入ると、ロッシュと七美がいた。 「おー宮田。 聞いたぜー、女装させられたンだってな?」 早速声をかけるロッシュ。 「……大丈夫、だったか? 他にヘンなことされなかったよな?」 心配する七美。 「……悪かったな。 肝心なときに助けに行けなくて」 彼女は宮田の頭を軽くなでた。 「それじゃロッシュさん、レポートの確認お願いします」 宮田はレポートのデータが入ったUSBメモリをロッシュに渡した。 「あいよ。 ……しっかし見たかったなあ、お前の女装」 「あたしもちょっと興味…… あ、スマンスマン」 ロッシュと七美に挨拶をして、宮田は部屋を後にした。 部屋を出ると、そこにはシースがいた。 「あっ ……あ、おつかれ、みやっちゃん」 少し驚いたような様子を見せるも、挨拶するシース。 「……大丈夫ですか、シースさん?」 「うん、まあ、ね……」 「……あの時、僕が女装していたのが忘れられないのですか?」 「……うん。 その……すっごく、かわいかったんだ、うん。 だけど…… ちょっと…… かわい、すぎて……」 「……」 少しの沈黙のあと、シースは突然宮田を抱きしめた。 宮田の華奢な体が彼女の白い腹にめり込む。 「!」 「……ごめん、ガマンできないや。 しばらくこうさせててよ。 どうせこの時間だと誰もいないし」 「……はい」 その時七美が部屋から出てきた。 「……スキンシップですかい」 「あっ……」 「……その、アタシも混ざっていいかい?」 と七美。 その夜、宮田一穂少年は雌竜と女傑に抱かれたり撫でられたりした。 最後は女傑に膝枕をされて心地よい眠りについたという。 まあ、別に変なことはされていないらしいので、大丈夫だろう。 <おわり>
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登録日:2015/01/29(木) 02 49 37 更新日:2024/04/29 Mon 10 36 14NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 みんなのトラウマ スピンオフ主役 ネタバレ ネタバレ項目 一部だけ高遠の被害者 中二病 二つ名 怪しい人 怪人 怪人名 犯人 犯人たちの事件簿 犯人項目 金田一37歳の事件簿 金田一少年 金田一少年の事件簿 金田一少年登場人物項目 漫画『金田一少年の事件簿』に登場する怪人とは、事件の真犯人の代名詞である。劇中で正体不明の真犯人に対する便宜上の呼称として用いられる。 【概要】 長編となる事件にはほぼ毎回、いわゆる「怪人名」が登場し、登場人物の中で誰がその怪人なのかを当てるのが読者の醍醐味となっている。 基本は犯人自身がそう名乗るケースと、登場人物から呼称される形で定着するものの2パターンがある。 怪人の由来はほとんどが事件が起こる地に伝わる伝承や噂によるところが大きいが、中には怪人の風貌をした謎の登場人物が紛れていることもある。 たまに短編でも「怪人」が登場することがある。 長編における彼らを主人公に据えたスピンオフ作品、『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』がマガジンポケットにて連載。 内容はトリック等はしっかり原作に沿ってはいるが、本編で悲劇的な背景を背負って事件を起こしていった彼らの舞台裏とも言うべき部分をギャグ風味に描いている為、いささかキャラ崩壊気味と言えるかもしれない。 (そして言うまでもないが、その作品を読んだことがない人達にとっては、この作品そのものがとんでもないネタバレなので、もしこの作品に興味がある人は是非とも元の作品を読むか、あるいはアニメやドラマを見るかしてから読むといいだろう。) 犯行時の彼等の苦悩とギャグは終わらないー。 ※当然ですが、ネタバレ注意。 ■目次 【概要】 【犯人】■第一期■Fileシリーズ ■Caseシリーズ ■短編 ■ノベルス■ノベルス短編 ■金田一くんの冒険 ■第二期■長編 ■短編 ■20周年 ■R ■37歳の事件簿 ■30th ■TVアニメ版(アニメオリジナルエピソード) ■CDブック版 ■ゲーム版 ■パチンコ ■番外編 ■マーダーミステリー ■例外 ■スピンオフ 【余談】■怪人の動機 【犯人】 ■第一期 ■Fileシリーズ 歌月(かげつ)/ファントム(オペラ座館殺人事件) 演劇「オペラ座の怪人」に登場する仮面の男。 「歌月」とは覆面をした謎の宿泊客で、事件が起きると同時に姿を消した。 かつて自殺した演劇部員・月島冬子の亡霊が「ファントム」となり、自身を死に追いやった人間に復讐に来たと考えられた。 正体は有森裕二/神矢修一郎(アニメ版)。 七人目のミイラ/五人目のミイラ(ドラマ版)(異人館村殺人事件) 青森県の山中にある六角村には6つの館と教会が並び、各館には体の一部が切り取られたミイラが一体ずつ安置されていた。 ミイラは館の主たちが7人の少女を殺した“罪の証”。だが一人だけ生きのびた者がいた。 正体は小田切進(本名:六星竜一)。 雪夜叉( 雪夜叉伝説殺人事件) その昔、身売りされた女が赤ん坊と共に逃げ出し、北海道の背氷村に戻ってきた。 女は助けを求めたが、人買いの仕返しを恐れた村人や家族は彼女を家に入れることはなかった。 やがて赤ん坊は死に、女は呪いの言葉を残して吹雪の中へ消えたという。 以来、酷い吹雪の日になると、夜叉に姿を変えた女が村人を斧で殺しに来るという伝説が生まれた。 正体は綾辻真理奈。 放課後の魔術師( 学園七不思議殺人事件) 戦時中、猟奇的な人体実験を行い、異常者として処刑された神保博士のなれの果てといわれる。 不動高校に伝わる「七不思議」の全てを知った人間を殺しに来ると噂された。 正体は的場勇一郎/浅野令子(ドラマ堂本版)。 招かれざる客(秘宝島殺人事件) 九州地方のとある島・悲報島には、推定20億を超える財宝が眠っているという。 島のオーナーである美作は、その財宝を見つけてもらうべく6人の人間を招待した。 しかし、実際に島に集まった人間は7人。 招待状を受け取っていない7人目の「招かれざる客」が、次々とトレジャーハンターを殺害していく。 正体は美作碧(本名:佐伯舩一郎)。 ジェイソン(悲恋湖伝説殺人事件) 10年前、埼玉県S村で13人の人間を惨殺し、その顔を斧で潰したといわれている猟奇殺人犯・ジェイソン。 そのジェイソンが長野の刑務所を脱獄し、悲恋湖を臨むリゾート地に潜伏した。 ホッケーマスクを被り、手にした斧で宿泊客を次々と殺していく。 正体は遠野英治。 赤髭のサンタクロース/冥界の道化師(ドラマ版)(異人館ホテル殺人事件) かつて函館の異人館ホテルに宿泊していたという奇妙な客。 部屋を赤一色に塗り替え、自身の服や髪、髭までも赤一色に染め上げていた。 10年間部屋を貸し切って暮らしていたが、一年前に失踪し、死亡したといわれている。 正体は不破鳴美/兵藤鳴美(本名:北見蓮子/文月蓮子)。 地獄の子守唄(首吊り学園殺人事件) 名門予備校・四ノ倉学園に伝わる怪談の一つ。 50年前に戦犯収容所であった頃、戦犯が集団首吊りをした時から、首吊り自殺が多発する地となってしまった。 現在でも首吊りは続いており、現場には常に子守唄が流れているという。 正体は浅野遙子/小野弓子(ドラマ版)。 首狩り武者/呪い武者(アニメ版)(飛騨からくり屋敷殺人事件) その昔、柊兼春と呼ばれる武将が関ヶ原の戦いに敗れた落ち武者として、奥飛騨のくちなし村に流れ着いた。 しかし保身を図る部下の手により殺され、恨みの言葉を残して息絶えた。 その後、村の住人となった部下が次々と首なし死体で見つかり、人々は祟りを恐れて生首神社を立てて祀った。 兼春を殺した張本人である巽家の子孫に、「首狩り武者」の名で脅迫状が届く。 正体は巽紫乃。 見えざる敵/見えない敵(アニメ版)(金田一少年の殺人) ノンフィクション作家・橘五柳殺害の現場には、彼の部屋へ向かった一の足跡しか残されていなかった。 犯人は足跡を残すことなく橘を殺害し、また足跡を残すことなく立ち去ったのである。 姿なき「敵」は全ての罪を一に着せ、彼の向かう先々で次々と標的を手にかけていく。 正体は都築哲雄。 陰の脅迫者(タロット山荘殺人事件) タロット山荘のオーナー・速水雄一郎を脅迫し、殺人を行わせていく影の黒幕。 怪人名はタロットカード「隠者」に見立てて一に名づけられた。 正体は小城拓也。 Mr.レッドラム(蝋人形城殺人事件) 中世ドイツの城をモチーフとした「バルト城」の主人。 探偵や推理作家、犯罪心理学者などを集め、「ミステリーナイト」を計画した。 不気味なアナウンスで参加者にクイズを出題し、同時に連続殺人を繰り広げる。 「REDRUM」=「MURDER」の名の通り… 正体は多岐川かほる。 もう一人の怪盗紳士(怪盗紳士の殺人) 美術品と、そのモチーフとなったものを盗む神出鬼没な怪盗。 「家族でなければわからない」精巧なメイクで、鮮やかに「仕事」をこなす。 しかし、今回の事件で殺人を犯したのは、「怪盗紳士」の名をかたる「もう一人の怪盗紳士」だった。 正体は和泉さくら。 亡霊兵士/生き残り兵士(ドラマ版)(墓場島殺人事件) 絶海の無人島・墓場島で、戦時中激しい戦闘を繰り広げたと言われている旧日本軍の兵士。 部隊は玉砕し全滅したとされていたが、唯一生き残った兵士が今も島に潜み、「戦争」を続けている。 正体は檜山達之、森下麗美/鷹島友代(ドラマ版)。 地獄の傀儡師(魔術列車殺人事件) フードを被り仮面をした道化師風の男。 「血のように赤いバラをどうぞ」が決め台詞で、マジックの達人でもある。 「幻想魔術団」に紛れ込んでいたが、その裏では警視庁にねじれたマリオネットを送り付け、魔術列車を舞台にした殺人マジックショーへ招待していた。 正体は高遠遙一。詳細はリンク先へ。 不死蝶(黒死蝶殺人事件) その昔、とある夫婦の女房に目を付けた庄屋の息子が、夫を殺して彼女を横取りした。 やがて彼女は3人の娘をもうけたが、娘たちが適齢期になる頃に共に自殺。 4頭の黒死蝶となって村を飛び回り、村人は疫病にかかって次々と死んでいった。 そんな死を呼ぶ黒死蝶が集まる斑目邸に、地獄から甦りし死の翅をもつ「不死蝶」が現れる。 正体は小野寺将之(旧名:須賀徹)。 葬送銀貨(仏蘭西銀貨殺人事件) 死と結婚が密接なものと考えられているフランスでは、死者に婚礼の衣服を着せて埋葬する風習があるという。 その衣服の胸元に置かれる特徴的な銀貨が葬送銀貨であり、いわば死者のための死に装束ということになる。 怪人はターゲットの死に装束をあつらえた上で、高森ますみを脅迫して、自分の代わりに次々と殺人を犯させた。 正体は鳥丸奈緒子。 凶鳥ノ命(マガドリノミコト)(魔神遺跡殺人事件) 出雲の磨陣村の宗像家で祀られている神。 「3つの戒め」を守らなければ、三種の神器を以て災いをなすと言われている。 その名の通り、禍々しい鳥のような姿をしている。 正体は村西弥生。 道化人形/影法師(ドラマ版)(速水玲香誘拐殺人事件) 速水玲香と安岡保之を攫った誘拐犯。 道化師の格好をしており、ボイスチェンジャーで喋る。 潔癖症らしく、安岡に毎日髭を剃ることを強要した。 正体は安岡真奈美。 ■Caseシリーズ ケルベロス(魔犬の森の殺人) 昔、山梨のとある研究所で生み出されたといわれる、ライオン程もある巨大な犬。 今では研究所は廃墟となったが、その怪物犬は今でもそこに棲みついていると噂される。 研究所へと入り込んだ人間を、地獄の番犬さながらに惨殺するという。 正体は千家貴司/千堂恭子(ドラマ版)。 スコーピオン(銀幕の殺人鬼) 不動芸術高校の映画研究部がかつて作ったホラー映画「サソリ座の惨劇」に登場する人物。 映画の中の殺人鬼「スコーピオン」が、スクリーンを抜け出し次々と殺人を犯していく。 映研部の予告映画に突如現れ、死の予告を残した。 正体は遊佐チエミ。 白髪鬼(天草財宝伝説殺人事件) 天草に眠るデウスの宝を守っていると噂される怪人。 真っ白な白髪を持ち、胸には十字架をつけ、宝を見つけようとする者の命を狙う。 その正体はいつきたちの仲間で、落盤事故で死亡した竜崎三郎の亡霊ともいわれる。 正体は和田守男。 指揮者(コンダクター)(露西亜人形殺人事件) 露西亜館に安置された5体の人形を指揮する「指揮者」。 「楽団は朝礼で前から順に首を狩られた」の言葉通り、次々と楽団メンバーの首を切り落としていく。 正体は桐江想子。 MONSTER(怪奇サーカスの殺人) サーカス団「ゴブリンサーカス」にかつて所属していた団員の舞台名。 異常なほどの巨躯と怪力を誇っていたが、ある日ショーの練習中の事故で行方不明となる。 それから一年後、自らを事故に見せかけ殺そうとしたサーカス団の人間に復讐するべく再来する。 正体は小椋顕人、小椋乃絵留。 なお犯人ではないが、実は本物のモンスターも生存していた。ちなみに正体(と言うか本名)は石川隆。 巌窟王(金田一少年の決死行) 10年以上もの間、香港の某所にある光の差さない暗い洞窟の中に閉じ込められ続けた人間。 地獄の傀儡師により救出され、自分を酷い目に遭わせた人間に復讐することを誓い、現代の岩窟王となる。 地獄の傀儡師の指示で一に疑いがかかるような状況で次々と標的を手にかけていく。 正体は周龍道(本名 狩谷純)。 ■短編 聖なる復讐者(セイント・リベンジャー)(聖なる夜の殺人) クリスマスの夜に現れる復讐者。 何故カタカナ読みするのかは謎。 正体は秋吉梢。 花子さん(亡霊学校殺人事件) 8年前、廃校となった校舎に伝わる怪談。 トイレの一番奥の個室を開けると、花子さんに赤いちゃんちゃんこを着せられて殺されるといわれる。 正体は鳴沢研太。 ホームズの孫(瞬間消失の謎) 文化祭の準備に勤しむ美雪の元に、一と思われる人物の事を侮蔑し、挑戦する様な内容の手紙を送る。 その後一瞬の停電の隙にホームズ全集を瞬間消失させる。 正体は京谷雅彦。 魔弾の射手(殺意の四重奏) 悪魔の弾丸を射る狩人。 ドイツの作曲家・ウェーバーにより作られた傑作に登場する。 7発の弾丸のうち6発は命中するが、最後の1発は自らを殺める死の弾丸となる。 正体は石山征爾。 幽霊剣士(幽霊剣士殺人事件) 大学のフェンシングの強化合宿でその昔、練習中に何者かに刺殺された学生がいた。 それ以来、殺された学生が幽霊となって現れ、恨みを晴らすために人を殺すと噂される。 正体は宇佐美乙也。 ゴースト(幽霊ホテル殺人事件) 5年前の火災で多数の死者を出し、幽霊の巣窟となっていると噂される、ロサンゼルスにある曰くつきのホテル。 日本人少年が命を落とした部屋で発見された死体は次の瞬間には忽然と姿を消していた。 消えた死体はただの幽霊だったのだろうか…。 正体はボブ・デイヴィス。 ■ノベルス ファントム(オペラ座館・新たなる殺人) 「オペラ座の怪人」に登場する悲劇の悪・ファントムが再び登場。 正体は能条光三郎。 幽霊船長(ゴースト・キャプテン)(幽霊客船殺人事件) 船内にはたった今まで人がいた形跡があるのに、誰も乗っていない幽霊客船。 その状況と同じく、豪華客船の乗組員を次々と消していく、幽霊船の船長。 正体は香取洋子。 トロイの木馬(電脳山荘殺人事件) コンピュータウイルスの俗称で、無害を装い標的の懐へ侵入しシステムを破壊する。 吹雪で閉ざされた山荘を舞台に殺人ゲームを企画し、シナリオ通りに殺人を行う。 正体はアガサ(本名 琢磨ゆり)。 午前零時の悪霊(鬼火島殺人事件) 房総沖にある小島・不知火島にある、かつてサナトリウムだった建物の一室。 午前零時に鍵穴からその中の見ると、窓の外に鬼火が飛び交う中、人間が首を吊っていた。 しかし、改めて開けてみると死体も鬼火も存在せず、全ては勘違いだったということで片づけられた。 だがその翌日、鍵穴から中をのぞいた人物が、死体で発見された…。 正体は椎名真木男。 魚人(上海魚人伝説殺人事件) 上海のとある中国雑技団に、「魚人」に扮する凄腕の団員がいた。 しかしその「魚人」ぶりは周囲の人間に拒絶され、ついには自分の居場所である雑技団を追われてしまう。 自分を陥れた人間に復讐を誓った「魚人」は、雑技団に呪いをかけ自らの頭を撃ち抜き、海へと沈んだ。 死体も凶器も見つからず、人々は彼女が本当に「魚人」となって、復讐に来ることを恐れた。 正体は楊麗俐(本名 小林千恵)。 キング・シーサー(殺戮のディープブルー) インターネット上のオンラインゲームで君臨する神のごとき存在。 自らを支持する人間を手足となるテロリストに仕立て上げ、沖縄のリゾートホテルを舞台にした大規模なテロを引き起こす。 正体は三井文也/遠藤由明(本名:那国直人、アニメ版)/周防武(本名:倉田卓也、映画版)。 ■ノベルス短編 共犯者X(共犯者X) 机の落書きを利用し、交換殺人を持ちかける。だがそれは自らの手を汚さず標的を消すための卑劣な罠であった。 正体は男性教師/浜岡健一(アニメ版)。 殺人鬼“デモン”(迷い込んできた悪魔) 雪山に逃げ込んだ指名手配中の殺人犯の俗称。奴は一達がいる山荘に紛れ込み、美雪の命を狙っていた…。 正体は恩田(本名:出門章一)。 ■金田一くんの冒険 島姥(からす島の怪事件) からす島に伝わる伝説の登場人物。 からす島を荒らしにきた人間をつかまえて殺し、喰べてしまうという。 どくろ先生(どくろ桜の呪い) 不動小学校に植えられた桜は花が咲くと、どくろの顔に見えることから『どくろ桜』と呼ばれている。 その木の下には、どくろ先生に食べられた生徒の骨が、埋まっているという。 ■第二期 ■長編 吸血鬼(ヴァンパイア)(吸血鬼伝説殺人事件) 秋田県のとある村に伝わる伝説の怪人。 夜な夜な村を徘徊しては人を襲い、その血を吸い取るといわれている。 正体は湊青子。 ファントムの花嫁(オペラ座館・第三の殺人) 演劇「オペラ座の怪人」ファントムを演じきった天才俳優。 舞台から降りても顔の火傷を仮面で隠し、クリスティーヌを追い求める「ファントム」であり続けた。 彼はやがて本物の怪人「ファントム」になり、殺人を重ねていく。 正体は湖月レオナ。 スパロウ(獄門塾殺人事件) 童謡「マザーグース」の一篇に登場する殺し屋スズメ。 その羽を弓に番え、クックロビンを殺したように、極問塾の合宿所で次々と殺人を犯していく。 地獄の傀儡師に操られながら…。 正体は氏家貴之、濱秋子。 雪霊(雪霊伝説殺人事件) かつて雪山で遭難し、命を落とした登山家の亡霊。 同じく雪山に迷い込んだ人間を、氷漬けにして殺すと噂される。 正体は黒沼繁樹。 なお怪人とは別に本物の雪霊タカハシこと高橋もチラッと登場。こちらは怪人とは真逆に死してなお登山者の危機を救う勇敢な漢であった。 死刑執行人(剣持警部の殺人) 女子高生を拉致、拷問し、殺した挙句死体を遺棄した少年たち。 しかし彼らは「未成年だった」という理由で、大した刑罰も受けずに釈放された。 法で裁けない彼らを断罪するべく、「死刑執行人」が当事者を次々と処刑していく。 正体は毒島陸。 錬金術師(錬金術殺人事件) かつて恋琴島に渡った孤独な研究者・絵碕蔵人のなれの果てといわれる。 研究所内を自由自在に行き来し、巨大な剣で人を殺して回る。 正体は神丘風馬。 ゲームマスター(ゲームの館殺人事件) 三角の覆面を被った謎の人物。 廃病院に拉致した参加者に、クリアできなければ死ぬという「恐怖の脱出ゲーム」を執り行う。 正体は麦林美佳(本名:菊川早苗)。 ■短編 飛込プールの悪霊(飛込プールの悪霊) 昔、スイミングスクールで練習中の事故によって再起不能になった女の子がいた。 その女の子は、水を抜いたプールに飛込台のてっぺんから飛び込んで自殺したという。 以来、スイミングスクールで様々な怪現象が起こるようになる。 正体は潮美波留。 ■20周年 ヒトクイ(人喰い研究所殺人事件) 戦時中、青森のある研究所で研究員が次々と自殺するという現象が起こった。 人々はこの連続自殺を「ヒトクイ」と呼んで恐れた。 「ヒトクイ」は全員の命を食いつくすまで終わらない。 「ヒトクイ」は厳密には怪人の名前ではないため、解決編でも一は「ヒトクイを行った人物」と言っている。 正体は中神深志。 毒龍(香港九龍財宝殺人事件) かつて香港で一大勢力を築いたマフィアが、政府と取引して手に入れたものがあった。 マフィアのボスは殺されたが、その「龍」は全てを焼き尽くすまでとまることはない。 誰も毒龍からは逃げられない。 正体は楊蘭。 ローゼンクロイツ(薔薇十字館殺人事件) 地獄の傀儡師に挑戦状を叩き付けた謎の人物。 薔薇十字館の招待客に「薔薇」と「死体」を披露していく。 意味はドイツ語で「薔薇十字」。 正体は月読ジゼル(旧名:美咲ジゼル)。詳細はリンク先へ ■R 雪鬼(雪鬼伝説殺人事件) 東北のとある村で行われていた伝統行事で「なまはげ」の一種。 しかし50年ほど前の大晦日、この雪鬼の手によって村人がほとんど殺されてしまったという。 唯一助かった12歳の少女以外の人間は跡形もなく姿を消した。 人々はこう噂した。「村人は雪鬼に喰われてしまった」と。 正体は月見里光。 亡霊教頭(亡霊校舎の殺人) 伊豆沖のとある島の中学校で30年間教頭を勤め上げた人物。 彼はミイラとなって発見されたが直後に姿を消した。 以後30年間、彼はその島に眠る金塊を守り続けていると噂される。 正体は遠間もえぎ。 蟻地獄(蟻地獄壕殺人事件) 流砂が集まる場所で、獲物を待ち構える怪物。 一度ハマったものは二度と抜け出せず、蟻地獄のエサとなるのみである。 正体は舞谷かえで。 血吸い桜(吸血桜殺人事件) 「治水桜」と呼ばれる美しい桜が見られるとある名所で、その昔起こった猟奇殺人事件における伝説。 犯人の医師は自分の患者をバラバラにして桜の木の下に埋め、その血を吸わせて「血吸い桜」を作ろうとした。 医師は犯行の発覚と共に逃亡するが、桜はその後血を吸ったかのような真っ赤な花を咲かせたという。 正体は葉崎栞(本名:青桐夏美)。 祟り人形(人形島殺人事件) 伊豆沖の孤島・火吐潟島に、かつて首代胴玄という名の村長がいた。 彼は島が立て続けに災害に見舞われた際、自らを首、胴、下半身に分け、それぞれ海、山、畑に埋めさせた。 それ以降災害は収まり、島には平穏が訪れたが、島民は年に一度、島の人形供養祭に参加しなければならないとされた。 もしこの掟を破れば、首代胴玄が祟りをもたらし、祟られた者は彼と同じように首、胴、下半身のいずれかが欠損して死亡したといわれる。 正体は星坂花梨。 黒い悪霊(黒霊ホテル殺人事件) 箱根の黒陵ホテルで時折目撃されるという、全身真っ黒の幽霊。 悪霊が姿を現すと、何かしら良くないことが起こると噂されている。 正体は志月豹馬。 白蛇(白蛇蔵殺人事件) 江戸時代より続く老舗酒造メーカー、白神屋白蛇酒造が拠を構える白蛇村。 その昔、白蛇のお告げに従って掘り当てた清水を使い、酒造りを発展させてきた白神屋だが、 酒造りに邪心あれば白蛇が天罰を為すと畏れられた。 白神屋社長の前妻及び前々妻は、白蛇の祟りになぞらえたかのような、奇怪な死を遂げたと伝えられているが…。 正体は鷺森弦(本名:白神黄介)。 セイレーン(聖恋島殺人事件) かつて人間魚雷の訓練所があった島、聖恋島。 戦後まもなくアメリカ軍に占領されるが、同じ頃から島の中で泣き声のような不気味な音が響き渡るようになる。 アメリカ兵達はその音を「海の亡霊・セイレーンの呪いの声」と噂し、 聞き続けると心が侵されて死ぬと言った。 嵐の中で現れ、大胆不敵にも一達の目の前で次々と人を襲い、死に追いやっていく…。 正体は伊豆丸険。 沖田総司(金田一二三誘拐殺人事件) 新撰組まつりが開かれる高幡不動。 新撰組の一番隊組長を勤めた剣士の名を騙り、一の従妹・二三を誘拐して警察に3000万円の大金を要求してきた。 受け渡し人には祭りの参加者で新撰組の剣士と同姓同名の人物を指定。そして彼らに複雑な電車の移動を要求して、次々と追手を振り切らせ、最後まで付いてきた一も脅迫して追手をなくしたところで受け渡し人の1人を突如殺害する。 正体は永倉新八。 ■37歳の事件簿 第4のファントム(歌島リゾート殺人事件) 3代目ファントム出現から20年後の歌島に現れた4代目のファントム。 これまでのファントムとは違い場当たり的な犯行で、婚活ツアーの参加者達を次々と手にかけていく。 正体は麻生早苗。 碧血鬼(函館異人館ホテル新たなる殺人) 箱館戦争で死んだ土方歳三ら旧幕府軍の兵士たちを祀った慰霊碑「碧血碑」。 「函館で箱館戦争を題材にしたイベントをやると祟られる」というジンクスが起きる時、碧の血の鬼・『碧血鬼』が出ると言う。 正体は岡倉純。 騒霊(ポルターガイスト) (騒霊館殺人事件) バブル期にスコットランドから移築され、開発会社倒産により廃屋と化した山奥の洋館「壮麗館」。 この館には「騒霊館」という俗称があり、館に棲む「騒霊」がポルターガイスト現象を起こすと言われている。 正体は白鳥麗桜。 殺人二十面相(殺人二十面相) 江戸川乱歩展に残されていた一枚の名刺カード。 そこには怪人二十面相ではなく殺人二十面相という文字が記載されていた。 最初は誤字だと思われていたが、内覧会当日に江戸川乱歩展の仕掛けを利用して次々と参加者を殺害していく。 正体は億野冴月(本名:御堂力也)。 リアル人狼(人狼ゲーム殺人事件) 長野県飯山市の山奥にある閉鎖されたテーマパーク「ドイツの森・シュヴァルツ村」。 そこを舞台に人狼ゲームイベントが開催されるが、イベント中に本物の殺人事件が発生する。 参加者の中に紛れた「リアル人狼」は、ゲームに見立てて「村人」を次々と喰い殺していく。 正体は鬼屋敷剣。 ■30th 八咫烏(八咫烏村殺人事件) 和歌山県・熊野にある八咫烏村では、戦国時代にある武将が欲を出した村人達に隠し持つ財宝目当てに殺される事件が発生する。 裏切った村人達は八咫烏によって成敗され、その亡骸は鳥葬にされるが、河原に亡骸の首だけが並ぶという伝説が残っている。 だが、2週間後に湖の底に沈む八咫烏村で、伝説のごとく殺害された被害者達の首だけが現場に残されていた…。 正体は花鳥知不美。 墓獅子(鬼戸・墓獅子伝説殺人事件) 青森県の山奥に存在する鬼戸村で崇められている漆黒の獅子。死者の荒ぶる魂を鎮める神獣は怨念に怒り狂う魔物へと変貌し、死の舞をもって罪深き者を墓穴へと誘う。 正体は星宮つむぎ。 ■TVアニメ版(アニメオリジナルエピソード) 死の天使(聖バレンタインの殺人) バレンタインの夜、復讐のために現れ死をもたらす天使。 元ネタは「白い天使」である。 正体は二宮瑞穂。 嘆きの鬼(嘆きの鬼伝説殺人事件) はるか昔、とある城に美しい女がいた。 彼女は子宝に恵まれず、ついには魔物に子を祈願するが、その行為が行き過ぎて魔物の怒りに触れてしまう。 狂気に走った彼女は井戸に身を投げ、数年後に発見されたときは鬼のミイラとなっていた。 その年、周囲では原因不明の疫病が流行り、大勢の人間が死んだという。 正体は辻口美奈子、江波勝彦。 ヤマタノオロチ(出雲神話殺人事件) 大昔の神話に登場する、8本首を持つ大蛇の化け物。 精霊たちにより封印され、彼らの末裔が現代にいたるまでその封印を守り続けている。 しかし、一方で人間の心の闇に巣食い、人を狂気に走らせることもあった。 正体は坤田知代。 ■CDブック版 御堂周一郎の亡霊(悪魔組曲殺人事件)※ドラマ版のみ怪人名が設定 偉大な作曲家・御堂周一郎の亡霊とされる怪人。 石膏のようなマスクを着け、黒いフードを纏う。 アーチェリーの達人。 正体は紅亜里沙。 死神(死神病院殺人事件) かつて医療ミスにより大量の死者を出した病院があった。 その病院には死神が棲みついており、鈴を鳴らすと誰かが死ぬといわれている。 正体は聖正景太郎/聖正映子(アニメ版)。 ■ゲーム版 復讐の歌姫、審判の使徒(星見島 悲しみの復讐鬼) 非業の死を遂げたある女性が自殺ではなく殺されたことを知り、殺人者となる道を選んだ2人の復讐鬼。 絶海の孤島を舞台に復讐を完遂できるかどうかはプレイヤー次第。 正体は桂木なお、阿佐桐卓也。 山童の死者(悲報島・新たなる惨劇) 財宝を巡って多くの血が流された悲報島に伝わる、宝を狙う者を八つ裂きにするという半獣人「山童」。 新たなオーナーの下でリゾート開発が進められる中、山童の使者を名乗る人物によって島は再び惨劇の舞台となる。 正体は葉月マユラ。 禍いのローレライ(地獄遊園殺人事件) 歌で人を惑わせるといわれる妖精の名を騙った爆弾魔。 禍いのローレライが死の調べを奏でるとき、「シェルパーク(SHELL PARK)」は血塗られた「地獄遊園地(HELL PARK)」へと変貌する。 正体は白石幸子(本名:左近雅)。 実は「禍いのローレライ」は殺害された5人も含めた複数犯。そのため、厳密には真犯人の怪人名ではない。 ■パチンコ 吟遊詩人(長崎十字架島事件) 正体は美和絢也。 ■番外編 死神マジシャン(高遠少年の事件簿) 「死のマジックショー」を生きがいとするマジシャン。 人間を殺すとともに、その死体を使ったマジックを披露して人々を嘲笑う。 正体は霧島純平。 ■マーダーミステリー 怪盗刑事(宝石盗難殺人事件) とあるオークション会場のリハーサル中に事件を起こした怪人物。その目的及び素性は不明である。 血染めのピーターパン(夢見島殺人事件) ピーターパンの物語を彷彿させる島「夢見島」に降り立った殺人鬼。その身を赤く染めながら、物語に準えて次々と事件を起こしていく。 ■例外 以下は、登場人物が犯人を示す呼称として使ったものではないが、 ストーリーの設定や週刊誌版のアオリ文等で呼称されている怪人名。 厳密には「怪人名なし」として扱われる。 全員の共通点として、「一の友人」という点がある。 邪宗門(邪宗館殺人事件。正体は常葉瑠璃子。) 黒魔術の呪い(黒魔術殺人事件。正体は井沢研太郎。) 白狐(狐火流し殺人事件。正体は神小路陸。) また、 雪影村殺人事件(犯人は島津匠。) 雷祭殺人事件(犯人は朝木時雨。) タワマンマダム殺人事件(犯人は姉小路牧子、九条美音子、園森紗英。) 京都美人華道家殺人事件(犯人は京極薫子、黒樹左京。) 綾瀬連続殺人事件(犯人は小美野悠人(本名:如月悠次)。) に関してはアオリ文などでも怪人名の呼称がない。 長編シリーズで公式側が本編中のみならずアオリ文などでも怪人名を定めないのは少年時代はごく少数だったが、37歳時代になってからは増加傾向にある。 ■スピンオフ 剣持勇(金田一少年の1泊2日小旅行) 別に何か犯罪を行った訳ではない。と、言うかただ単行本の巻末オマケの楽屋裏的ネタ漫画での「第1回怪人慰労会」に呼ばれ、参加していた。そして、何故自分が参加していたのか疑問を持っていたが、逆に怪人たちは誰も疑問を持ってくれなかった。 【余談】 ■怪人の動機 原作版の長編のみについて犯人たちの動機をまとめてみると復讐がダントツで多く35件(七人目のミイラや不死蝶や巌窟王など、純粋な復讐と呼べるかは微妙なものもいるが)。 中でも恋人のための復讐が13件を占める(ジェイソンは一応恋人にカウント)。 また血縁者では家族を複数まとめて失ったケースが8件(母親以外と直接の面識が無い七人目のミイラ、被害者が直接手を下した訳ではない死刑執行人と血吸い桜、綾瀬も一応カウント)、更に父親絡みのケースが7件となっている。 逆に兄弟姉妹のための復讐は意外と少なく、姉妹単独は長編では吸血鬼(異母姉)・ジェイソン・錬金術師・騒霊(いずれも妹)のみ、男兄弟単独にいたっては金田一シリーズ全体から見てもスコーピオン(兄)しかいない(複数を含めた場合、血吸い桜・綾瀬(いずれも兄と両親)、祟り人形(姉と姪)も該当する)。 ちなみに家族・恋人以外の人物のための復讐は、かつてはノベルスの午前零時の悪霊とアニオリの嘆きの鬼しかいなかったが(どちらも親友のための復讐)、最近はヒトクイ(上司)・亡霊教頭(恩師)など原作でも増加傾向にある。 復讐にプラスして別の動機(口封じ以外)も含まれているパターンは3件(いずれも形は違えど身近な人間を守るため)。 他の動機では、遺産相続がらみが4件(うち首狩り武者、白髪鬼、ゲームマスターは子供に遺産を相続させるためのもので、自己のために遺産を欲したのはコンダクターとなぜ暖炉は燃えていたのか?のみ)、特に同情されにくい過去の犯罪の隠蔽が4件(放課後の魔術師、赤髭のサンタクロース、見えざる敵、葬送銀貨)、自分を暴行した人物への報復が1件(道化人形)、結婚詐欺及び保険金殺人絡みが1件(4代目ファントム)、日頃の恨みが爆発が1件(タワマンマダム)、自分の出自を暴いた者への報復が1件(殺人二十面相)で最も珍しいパターンとなっている。 また、勘違い・誤解・すれ違いなどもある。 他のミステリーや現実世界ではよくある動機である「権力を握るため」「男女関係のもつれ」といった動機での殺人は、長編では今のところない。「会社を手に入れる」という動機では葬送銀貨が当てはまるかもしれない。 一方短編はあまり話を壮大に出来ないからか割と身勝手な動機や小さい動機が多い。 しかし中には長編に匹敵するような悲しい復讐もある。 最も同情されないであろう、いわゆる「快楽殺人鬼」はほとんどおらず、短編小説(殺人鬼“デモン”)とスピンオフ(死神マジシャン)に1人ずつしかいない。 (地獄の傀儡師に快楽殺人鬼の傾向はあるが、彼自身が引き起こした事件自体は復讐であり、自分が手を貸す相手も復讐に燃える人物ばかりである) 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ネタバレ項目で有る事を明記、もしくは犯人の名前を白にしてドラッグしないと見えないようにしておいた方が良いかと -- 名無しさん (2015-01-29 03 00 32) 一番最初はファントムじゃなくてオペラ座の怪人じゃなかったか?今手元にないから確認出来んが、犯人名の使い回しはなかったハズ -- 名無しさん (2015-01-29 05 38 59) ゲーム版の審判の使徒と復讐の歌姫の追記が出来る方はお願いします -- 名無しさん (2015-01-29 09 55 37) 山童の使者もゲーム版でいたな -- 名無しさん (2015-01-29 10 20 24) 蟻地獄の項目に興味が湧いた、プリーズ -- 名無しさん (2015-01-29 13 57 49) 聖バレンタインの殺人の「死の天使」も入れていいんじゃない? -- 名無しさん (2015-01-29 18 00 51) 出たな!ショッカーの怪人!! -- 名無しさん (2015-01-29 19 19 06) ゲーム版もなら山童の使者とか禍いのローレライとかも出来ますか? -- 名無しさん (2015-01-29 22 12 47) 狐火流し殺人事件の白狐もお願いします -- 名無しさん (2015-01-29 23 02 59) ネタベレ回避ご苦労様です・・・と思ったらなんかどっかの兄妹だけ丸見えだぁ!w いや、リンクあるから仕方ないんだろうけどさw -- 名無しさん (2015-01-30 01 04 35) それぞれの事件の犯人に怪人としての異名があるところが中二心をくすぐるんだよなぁ -- 名無しさん (2015-01-30 09 50 57) ファントム系はともかく雪関係おおいな。あと、怪人名のない雪陰村はやっぱり特殊な雰囲気だ。 -- 名無しさん (2015-01-30 10 09 14) そして俺はそんな奴のことを「お肉切りたい君」と呼んでいる -- 名無しさん (2015-01-30 14 42 58) ↑5確認してみたけど、狐火流しは雪影村と同じで怪人名では呼んでないよ。強いて言うなら「白狐」ではあるけど。 -- 名無しさん (2015-01-30 17 41 27) 改めて「招かれざる客」は秀逸だな。タロット山荘はストレートすぎるが「隠者」でもいけたかと思う。 -- 名無しさん (2015-01-30 21 16 28) 怪人名『ゴーレム』、『オモチャの兵隊』 -- 名無しさん (2015-02-19 19 40 15) 今やってる吸血桜の怪人名はどうなるんだろ?「ちすい桜」になるのかな? -- 名無しさん (2015-05-18 19 50 29) そして俺はそんな奴のことを「お肉切りたい君」と呼んでいる -- 名無しさん (2015-06-02 09 30 05) 秘宝島の怪人名は「山童」と誤解されることがけっこうある 作中で印象強いしね -- 名無しさん (2015-06-02 12 26 47) 最近「怪人の変装」が見えなくて寂しい・・・ここ最近だと「雪鬼」と「錬金術師」位だし。「ゲームマスター」は変装じゃないし。 -- 名無しさん (2015-07-09 00 13 56) 雪影村は今井達也とか神送りの矢とか言われる場合もあるね。雷祭は例えさえ聞いたことが無いけど。 -- 名無しさん (2015-08-05 00 12 55) 怪人達で、無関係な人間を殺めたのは長編で8名。 ちなみに一の友人達(犯人)は無関係な人間を殺めていない。 -- 名無しさん (2015-10-08 21 45 23) 無関係な人間を殺めていない小城と高遠(マネージャー時代)。 しかし、一を躊躇なく殺そうとする姿勢はいかがなものかと。 -- 名無しさん (2015-10-09 22 38 33) ↑ でも、一ピンチを切り抜けてる事から、本気で殺す気があるのか疑ってしまう。 -- 名無しさん (2015-10-09 22 40 10) 今度の怪人は祟り人形でいいのかな? -- 名無しさん (2015-10-26 16 16 31) あれ、「兄弟姉妹の復讐」のところ、スコーピオンとジェイソンの他に、吸血鬼も当てはまるんじゃないのかな?それとも異母姉妹だからノーカンなのか…? -- 名無しさん (2015-10-26 17 54 48) 物凄く格好良いのから黒歴史レベルのダサイのまで盛り沢山ですな。 -- 名無しさん (2015-12-04 04 07 19) ↑というより後期になるにつれ酷くなっている。ネタ切れなのかな -- ローゼンクロイツ (2015-12-04 04 23 09) 「赤髭」のサンタクロース、怪盗「紳士」、「Mr.」レッドラムと男性をイメージさせる怪人名ほど女だったりする -- 名無しさん (2015-12-04 05 13 45) こんなに怪人がいるのに宿敵扱いされる高遠の別格さよ -- 名無しさん (2015-12-04 22 39 09) 「権力を握るため」はキングシーサー、葬送銀貨とかは? -- 名無しさん (2015-12-23 21 40 21) 「殺戮のディープブルー」での怪人名"キングシーサー"…ゴジラ「!?」 -- 名無しさん (2016-03-06 14 11 59) 連続殺人の実行者という意味ではその通りだけど、怪人の正体や裏工作者いう意味では、首狩り武者=仙田猿彦、血吸い桜=冬部蒼介という方がしっくりくる気がする。 -- 名無しさん (2017-03-03 14 53 53) 真犯人ではないミスリード要員はどのくらいいますか?(電脳山荘のスペンサー、幽霊客船にナカムライチロウ、みたいな) -- 名無しさん (2017-07-21 20 16 53) 犯人総選挙に投票するとファントムから巌窟王までの犯人が描かれているポスターがもらえるらしい。そのポスターに書かれている『この中には犯人しかいない!!』で滅茶苦茶笑ったwww -- 名無しさん (2018-02-16 20 09 18) ↑巌窟王どころか沖田までの長編の犯人全員映っていたは……。 -- 名無しさん (2018-02-17 12 11 42) 犯人総選挙に高遠、六星、千家は入って来ると予想できたけど、刈谷と村西が3、4位に入って来るとは思わなかったな。 -- 名無しさん (2018-02-24 10 01 07) 「怪人の由来はほとんどが事件が起こる地に伝わる伝承や噂によるところが大きいが」 ←悲恋湖とジェイソンって、あんま関係ないよね。 -- 名無しさん (2018-10-21 22 35 11) 「ただの殺人犯のくせにかっこつけて変な名前名乗ってバカじゃねーの」って本人(まだ正体がばれる前)の目の前で言ってやりたい -- 名無しさん (2018-11-07 21 10 16) ↑2 本家ジェイソンはクリスタルレイクという湖で殺人をやってるから関係ないともいえん。 -- 名無しさん (2018-12-26 11 23 53) スマホだと犯人バレバレだな。スマホでも白抜きで隠れるやり方かオープンクローズで隠せるか、あるいは名前を書かずに各事件のリンク先に行かないとわからないようにした方がいいんじゃないか。 -- 名無しさん (2019-02-27 00 46 30) 4月の第3週に怪人のガシャポンが出るらしい。公式サイトに載ってた。 -- 名無しさん (2020-04-01 18 56 35) 金田一の犯人達の動機を見て復讐心は分かるのだが、殺人で訴えてしまったら被害者がやった事と大して変わらないし、無関係の者でも証拠がバレそうになれば口封じで殺害する事もあるからあんま同情できない。 -- 名無しさん (2020-12-25 21 51 46) 招かれざる客の正体は佐伯航一郎だよ。美作碧ではないよ -- 名無しさん (2022-01-21 22 05 23) 出た.....〇〇の仕業だおじさん! -- 名無しさん (2022-05-08 18 03 42) 金田一の犯人達は一が説得で済ませてくれるからいいが、バーローや謎を喰らう魔人の前で悪あがきをしたら、前者は麻酔針か顔面サッカーボール、後者は謎喰いによる廃人化の制裁が待っているのだし。 -- 名無しさん (2022-11-10 07 05 08) ↑でも説得の暇がなく推理の後で更なる被害者を出した七人目のミイラのような犯人だったら、それぐらいの保険があっても良いように思う。廃人化はやり過ぎだけど。 -- 名無しさん (2022-11-10 07 29 40) 怪盗の三代目だったら犯人に対し自首するように促すが、往生際が悪ければ命を奪う事も辞さない。特に地獄の傀儡子と殺人二十面相には容赦しないだろう。 -- 名無しさん (2022-11-14 06 47 06) 星見島は倒叙型ゲームだから犯人の名前(=プレイヤーキャラ名)見えててもいいのでは -- 名無しさん (2023-10-10 18 55 38) 殺人二十面相こと御堂力也。高遠とその配下ですら持て余してる状況でこれからあいつどう話に関わってくるんだろう?絶対自分の復讐は果たしたからといって恥をかかされた金田一を放っておくタイプじゃないよな。 -- 名無しさん (2024-04-29 10 36 14) 名前 コメント