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○月×日 22:00(日本時間) 「薔薇十字団」ヨーロッパ本部 か~~~~~っらからからからからからからからからからから!! グゥゥゥッドナァ~~~~~~~~~ッイツ!!!! 我輩、ただ今日本を離れてヨーロッパの「薔薇十字団」本部に来ているのである うん?なぜかって? なぁんとなぁぁぁんっと!! 世界同時多発毒系都市伝説大量発生がようやく落ち着いてきたので、「薔薇十字団」の方でマッドガッサーの女体化ガスの解毒剤を作る事になったのである!! で、我輩、それが完成し次第学校町にもっていかねばならぬので、ここで完成を待っているのであるよ いやはや、みんな忙しそうなのである まぁ、我輩、今回の仕事は完成品を運ぶ事であるから、今は優雅にティータイムであるがな か~~~~~~~~っらからからからからからからからからからからから!!! やはり、ここで飲む紅茶は美味いのである! …おぉっと、エンちゃん、そんなに怒っちゃいやんであるよ アグちゃんも、そんな殺気だった視線を向けてきちゃいやーーーん! ローちゃん!へるぷみーなのであるよ! ………オーマイガっ!? っちょ、ま、皆、それはちょっと洒落にならな ~ただ今フルボッコされ中です。しばらくお待ちください~ ………からからからからからからからからから!! まぁ、我輩、いくらフルボッコにされても死なないであるがな! でも、やっぱり痛いのはいやんであるよ、ちょっぴり反省である 大人しくしているのであるよ …さぁて この調子だと、解毒剤の完成はどれくらいになるであるかなぁ? まぁ、完成しても量産しないといけない訳で……ふんふんふん なるほど、日付変更ギリギリ、であるか 教えてくれてありがとうであるよ、ミスタ・シモン そうなると、我輩が解毒剤を学校町に持っていけるのは……日付変更とほぼ同時か、日付変更直後であるなぁ どうやら、あの街ではたった今、マッドガッサー達が何か色々やっているらしいであるが… まぁ、その辺は我輩、心配してないである あの街には友人がいるし、そもそも、たくさんの組織が集まりまくっているのである きっと、どうにかなるのであるよ、ノープロブレーーーーーーッム!! …さぁて、解毒剤が完成したら、せっかくあの街に増えていたビューティフルレディ達の数が減るのは名残惜しいであるが これも仕事である、仕方ないのであるよ 完成まで、我輩待機なのである ………退屈であるよ to be … ? 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ
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…黒服が、「夢の国」の元へ向かおうとした、その時 携帯に、着信が入った 誰かと思いきや……「首塚」とあまりかかわりあいたくないからと、この会場には来ていない、同僚からである どうしたのだろうか? 会場の外へ移動し、電話を受け取る 「どうかなさいましたか?…………………え?「第三帝国」が?」 …その名前に、彼は表情を険しくした 「第三帝国」は、「組織」としても注意を払っている組織の一つだ 日本での活動報告はあまり聞かれないが、南米や南極では活発に活動し、「薔薇十字団」などと衝突している事も多いという …その「第三帝国」が、何故、日本に…それも、この宴に参加している!? 「はい……はい、わかりました。将門公に、お話を通しておきます………あの方は、基本的に国内以外の組織に対して、何か嫌な思い出でもあるのかいい感情をもっていませんので……諦めてください。せめて、そのトラブルにこちらが巻き込まれないよう、祈るしかありません」 悲観的な声を出した同僚に、電話でそう告げて 黒服は、「夢の国」の元へ向かう前に、将門に今の話を伝えに行く事にした …間に合えばいいのだが そう、願いながら 「…悪いねぇ。ゆっくりさせられなくて」 …電話を切った後、その黒服は苦笑した 缶ビール片手に、携帯を見つめる 「いやね?俺だって、あんたを過労死させたくないんだけどさぁ……ぶっちゃけ、俺は「首塚」と接触したら死亡フラグまっしぐらな訳よ。かと言って、ゲデから「第三帝国」の使者が会場に入っちまったと報告されたら…「組織」としても「薔薇十字団」としても黙っておけないんだ、これが」 だから、あの生真面目な黒服に、その存在を伝えた 将門に気に入られている彼ならば、将門に直接、その存在を伝えられる …それで、「第三帝国」がどうなろうと知った事ではない 「組織」の人間として、「薔薇十字団」の人間として …「首塚」が「第三帝国」に友好的になられては困る だから、接触させたくない ただ、それだけなのだ 「…ドクター、あんたみたいな美人な姉ちゃんは嫌いじゃあないが…こっちも、仕事なんでねぇ」 ここにはいない彼女に対し、そう、苦笑しながら 黒服Hは、もう何本目になるかわからぬ缶ビールを、また開けたのだった 終わっておけ 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱
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GM:次いきましょう。アイドル魔王の、ユッタちゃん!どぞ! PC3、ユッタ=エーデル ユッタ:ユッタ=エーデル ユッタ:光翼騎士/アムルタート・コラプサー・オリジン/プレデター・キマイラ・ロードモナーク ユッタ:永遠のアイドルにしてリオフレードを見守る神。 ユッタ:魔法学院を卒業したものならば、所属しているものならば知らない人はいないと言われている。 ユッタ:ダメージが 肉体 と 社会 しか出せないので通らない可能性大。 ユッタ:そもそも突き返し型なのか耐久型なのかはっきりしていないという。 ユッタ:以上。 GM:ええと。シナリオパス:「アイドルへの執着」についてはOKかな? GM:ベクトルが合致してれば、自由に微修正してもいいけど。 ユッタ:問題ないです GM:ほい。個人パスは「カシス先生からの共感」かな ユッタ:あいあい GM:キミは「魔法学院創設当初から生徒をやってる」ので、永遠の中学生っぽいが‥‥w GM:他のPC達とは別クラス扱いで問題ない? GM:PC1、PC2、ヒロイン素子は同じクラス。そして、PC4さんはそこの担任教師です。 GM:まぁ、キョウジくんや素子ちゃんは古株なので、キミと個人的に面識あっても違和感ないけどねw ユッタ:問題ないでせう GM:では、そのあたりでいきましょう。 GM:次、PC4! 担任教師をお願いします。シスター! PC4、シスター・ソフォーラ シスター:シスター・ソフォーラ(本名、草尾ミツコ)、28歳独身。 シスター:星詠み/フォーリナー・美酒町・テオス・サンドブロゥ/協力者・魔法少女・ドミニオン・シスター、 シスター:のクアドラブルミームです。 シスター:「先生」、もしくは「シスター」とお呼びください。 シスター:シスター・ソフォーラとして振る舞うときは"あの日"のように清く明るい人柄です。 シスター:よく魔法で物事を解決しようとして事態を悪化させる魔放少女(?)を 演 じ て い ま す。 シスター:その正体は「薔薇十字の指輪」にまつわる全てを憎み、それを根絶するために手段を選ばぬ魔女です。 シスター:「薔薇十字の指輪」にまつわる者たちの戦いを煽り、 シスター:《盾の乙女》で裏から達成値を操作して手加減させないようにして殺し合わせています。 シスター:以下、よくわかる年表ぉー -... 1980年(当時18歳)、親友・馬場虎宗(女装子、愛称:ラムネ)と共にオリジンへ。 (エラーハアースができて暫くたったぐらいのリオフレード学院3年B組)へ。 オリジン歴(エラーハアースができて暫くたったぐらい) 命の薔薇をめぐる争いが世界の隅で始まる 1カ月後 戦いのさなか親友と友情を確かめ合う。しかしこの時、彼女は親友を愛していた。 半年後 命の薔薇戦争終結 親友は第八の黒薔薇人形とともに墓標校舎で散る。 親友の残したMTを元に人間大のMT、"闇薔薇の乙女"幽女(ゆめ)を作る。 薔薇十字の指輪の相当品と引き換えにその他数体の人形を作ったが、 それらと共にある日忽然と姿を消す。(実は2000年の地球へ世界移動) この日より「草尾ミツコ」の存在を示すものが学院から消失する。 2000年(戸籍上38歳(死亡扱い)) 彼女が行方不明になった後、家族はおかしな宗教にのめりこんでいた。 彼らはあの日のままの姿(肉体年齢18歳)で戻ってきたミツコを教団への貢物にした。 「新興宗教団体虐殺事件」発生。事件関係者が全員死亡。ミツコは行方不明に。 2010年(肉体年齢28歳) 再びあの日から数週間後のオリジンへ世界移動。 闇薔薇十字の指輪に選ばれ、PC1達の担任「シスター・ソフォーラ」になり替わる。 失われていた「あの日の記憶」を思い出したシンシアはシスターに問いただすが、喧嘩別れになる。 シスター:そういったわけで、設定上「慕情」のライフパスは親友以外には取りませんw シスター:以上で GM:‥‥ええと。いきなり過酷な設定だなぁw キョウジ:あぁ「偽名を使ってる」じゃ無くて「シスター・ソフォーラに成りすましてる」のか GM:つまり本物は別にいたのだな?w GM:夏休みが明けると別人のようになっていた。何があったんだ、シスター!w シスター:「ミナサン、ヨロシクー」 ← おめ―日本人だろ キョウジ:そりゃ、クラスに二人も指輪持ちが居れば、担任のセンセも狙われるなぁw GM:シナリオパスは「秩序へのあこがれ」ですが‥‥ GM:ええと。あなたホントに秩序を護る側?w シスター:シスター「薔薇十字のない未来、それが秩序なのでス」 GM:ああ納得w GM:個人パスは「シンシアからの友情」だね。 GM:友情を示してくれている‥‥と思っていながらも拒絶するあたりが、とってもアレですね?w GM:なお、シスター化する前のあなたとリューヤくん、キョウジくん、素子ちゃんは同学年ですが別クラス扱いです。 GM:なので、面識はなくてもOK。 シスター:了解 次のページへ
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ハヤカゼ ハヤテ ハリス ハレ ババァ バー(提供屋) バーディーン バーン パメラ 疾飛 羽音チル 薔薇仮面 薔薇十字正教
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あ行 大魔術 か行 現代魔術 黒薔薇十字騎士団 さ行 七大罪 た行 魔形具 な行 は行 ま行 ら行 わ行
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戦技披露会の試合と試合の、その合間の事 「しっかし、死者は出さない事ってなってるって聞くが。派手にやる奴が多いな」 試合を見た感想として、慶次が一番強く抱いたのはそれだった 思ったより、かなり派手に能力を使っている者が多い あれでも、「切り札」や「隠し玉」は出さなかった契約者もいるのだろうが、それでもかなり容赦なく能力を使っていた者がいた印象がある 一歩間違えば死者が出ていたのでは、とも 「まぁ、治療係として「先生」が呼ばれているそうだからね。それを知っている人なんかは、ちょっとくらいの大怪我でも大丈夫と判断したんじゃないかな」 慶次のつぶやきにそう答えたのは郁 「ちょっとくらいの大怪我」はだいぶ矛盾しているのではツッコミを入れたくなったが、ぐっと、押さえ込み 「先生」、と言うその名前に、脳裏に浮かぶのは診療所の某白衣が頭に浮かび、「あれか……」と言う心境だ 「あのセクハラの権化、そんなに優秀なのかよ」 「そうだね。色々と問題もある人物だが、優秀ではあるよ。色々と問題もある人物だが」 2回言っている 大事な事なので2回言った、と言う奴なのだろうか 「「薔薇十字団」所属だったよな、あの白衣。学校町にいる「薔薇十字団」メンバーは数が少ないからあいつが優秀なのかどうか判断し難いんだが」 「優秀だよ。彼、アハルディア・アーキナイトは能力だけを見れば優秀なんだ………だからこそ、「薔薇十字団」も「組織」も、他の組織も困っているんだろうけれどね」 そう言いながら、郁は苦笑してきた 慶次は、あの「先生」が元指名手配だった事くらいしか知らないし、どのような罪状で指名手配を食らっていたのかも知らない ただ、三年前に天地が盛大に頭を抱えていた事を覚えているだけだ 愛百合から「あの男は信用しちゃ駄目よ」と言われていたので、常に警戒するようにはしていたが 慶次がそう考えていると、郁がふぅ、と小さくため息を付いて 「……そう。優秀だ。それ故に。天地も今回の「狐」の件で、彼相手の交渉に頭を悩ませているのかもしれないね」 と、そのように口に出したのだから 「あ?………どういうことだよ」 慶次は、その言葉に反応する 「あぁ、君はANo所属だから聞いていなかったかもしれないね………「狐」が、今年に入って学校町に侵入したらしい。そこは把握しているね?」 「当たり前だろ。確か、3月だったか?「狐」が学校町に侵入したらしいのは」 周辺がバタバタしていたから覚えている かなえが青い顔になっていて、ひどく不安そうであったし ……もっとも、それ以降、「狐」の所在はわからないままのようだが…… 「そう、3月の「狐」が学校町に入り込んだと言うその日。「狐」の反応が消えた、その時………その場に、あの「先生」がいたらしいんだよ」 「……どういうことだ?」 「どういうことなんだろうね?」 肩をすくめてくる郁 「狐」の反応が消えた、その時 その場に「先生」がいた? 「当人は、その場にいた事は認めているけれど「狐」がいた事は知らない、って言っているらしくてね」 「ただ、問題人物でもあるし怪しい、ってか?」 「そういう事さ。怪しい、けれど黒とも言い難い。だから、君達にはその情報が渡っていなかったんだよ」 なるほど、と悔しいが慶次としてもその意見は認めざるをえない この情報を愛百合が知ったら、「先生」に対して徹底的に尋問を開始し、少しでも怪しいと判断したら処分すべき方向で考えたはずだ 問題の多い人物とはいえ、「薔薇十字団」所属である 喧嘩を売られない限りはどの組織に対しても中立を保つあそこに、喧嘩を売りたくないだろう 「一応、君には話したが。愛百合には伝えないでくれよ」 「わかってるよ。それに、あの「先生」が本当に優秀なら、愛百合がヘタに動いたとして、俺と愛百合じゃ太刀打ちできねぇんだろ」 「だろうね」 「わかってても、即答されるとムカつくな」 事実なら、仕方ないのだが ……さて、この情報をどう判断すべきか 慶次は考え込みながら………郁に気づかれないように、ひっそりとスマホを操作して、メールを送っていた to be … ? 前ページ次ページ連載 - 次世代の子供達
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…不安がなかった訳ではない しかし、不思議と、何とかなるのではないか?…と言う、妙な安心感があったのも、事実で その黒服は、学校町の隣町にて、とある人物の下を訪れていた 日本でも有数の財産家 通常ならば、アポなしならば門前払いであろう …しかし 人間であった頃の名前を名乗った所 彼は、すんなりと屋敷の奥に通されていた 屋敷の奥に居たのは、膝に不思議な生物を抱いた男性 「……お久しぶりです」 「久しぶり…あの頃と、顔立ち、あまり変わっていないね」 男性に、そう声をかけられて、苦笑する 男性のほうは…あの頃は少年だったから、随分と大人になった それでも、面影が残っているから、わかる 「僕は…老けたよね?」 「いえ、まだ、若々しいですよ」 「お世辞はいいよ」 困ったように笑う男性 撫でられた膝の上の生物が、くぅ、と小さな鳴き声をあげる その生き物の額には…キラリと光る、赤い宝石が輝いていた 「僕を訪ねてくれた、という事は…思い出したんだね?」 「………はい」 人間の頃の記憶 完全ではないものの、この黒服は思い出した だから、こそ 「薔薇十字団」の日本支部の責任者の名前に、気づけたのだ 「ご立派になられましたね」 「僕の力というより…ほとんど、この子の力だよ」 男性は、困ったように笑っている 男性が膝に抱く生物は…都市伝説「カーバンクル」 その額の宝石を手に入れた者は、富を手に入れ、幸福になると言われている しかし、その存在を求めた者は不幸な最期を遂げる… この男性は、自ら求めてカーバンクルを手に入れたのではない たまたま、カーバンクルと出合ったのだ そして…カーバンクルの額の宝石を、彼は求めなかった ただ、その可愛らしい姿に惚れ込み、懐いてもらえるようになるまで必死の努力を積み重ね… …とうとう、カーバンクルの方から、自分の元にくるように仕向けさせたのだ まぁ、これがカーバンクルである事には、後で気づいたようだが 彼が今の財産を気づけたのは、彼自身の才能とカーバンクルの幸運 その二つが合わさった結果だろう 「…他の方々は、やはり…」 「………うん」 こちらの言葉に、男性は悲しそうに俯いた …やはり 「赤いはんてん」の契約者も、「さっちゃんの歌の四番目」の契約者も…「全身を金粉で覆われたら死ぬ」の契約者も 皆、死んでしまっていたか …考えたくは無かった しかし、彼らもまた、「夢の国」に敵対していた ……自分が死んだ後に、戦った可能性は極めて高かったのだ この男性が生き残ってくれていた それだけでも…かつての友人たち全員が、命を落としたわけではなかった 悲しいが、その事実だけが、嬉しい 「…自分のせいに、しないようにね?」 「え…」 「あなたは、昔から何もかも、自分のせいにしてしまう。それは駄目だよ?……あの人達が、悲しむから」 …小さく、頷く 自分が、「夢の国」と戦わなければ… そう、考えなかったわけではない でも、きっと…遅かれ早かれ、自分たちは、「夢の国」と戦っただろう そして…どちらにせよ、命を落としてた事に、悲しいが変わりはないのだ 「「夢の国」は、正気に戻ったんだってね?」 「はい…もう、大丈夫です」 もう、彼女は悪夢に飲み込まれたりしない 新しい「夢の国」の王様は、もはや悪夢に侵されない …もう、大丈夫だ 「「薔薇十字団」としても、それは嬉しいよ。「夢の国」は日本以外でも、問題視されていたから」 「…隠さないのですね。「薔薇十字団」に所属している事を」 「うん。別に、いかがわしい団体でもないからね。僕は主に資金提供しかしていないし」 くー カーバンクルも鳴き声をあげた ぱたぱたと、その長い大きな耳を機嫌良さそうに動かしている 「何せ「薔薇十字団」は、錬金術や魔法の研究に打ち込む、内側に篭るタイプが多いからね。でも、研究するんだから資金がいる訳で…僕みたいな存在が、必要なんだって。対価として、身辺警護はしてもらっているから…僕は戦えないから、助かってるよ」 「そうですか…」 「だから、ね」 男性は、じっと、黒服を見つめた 男性の精神がシンクロしているかのように、カーバンクルも愛らしい大きな瞳で、黒服を見つめる 「あなたは…バックアップがいるんだよね?「組織」からのそれは、もう期待できないから」 「……ご存知なのですね、もう」 「こちらには、こちらなりの情報網があるからね」 …まったく、「組織」の情報が何処から漏れているのだろう? 胃の痛い問題である まぁ、もれてしまった情報は仕方ない 今後、そんな事がないよう、対策を考えなければ… 「……お願いいたします」 静かに 静かに…頭を、下げる 「お願いいたします…今後も、都市伝説との戦いで…今回の「夢の国」との戦いの準備のように、何らかのバックアップが必要となる機会は、あるでしょう…その時に…お力を、お貸しいただけないでしょうか?」 「いいよ。あなたは、僕の友達だから…唯一生き残ってくれている、あの頃の友達だから」 だから、いいよ、と 男性は、あっさりと、そう言い切った くぅくぅ、カーバンクルも声をあげる 「我々「薔薇十字団」は、あなたを支持する。こちらの力が必要になったら、すぐに連絡してね」 「……申し訳ありません」 「謝る必要なんてないよ」 男性は、そう言って笑ってきた 申し訳なさを抱えている黒服の、その後ろめたさを払拭するように ただただ、明るく笑ってくる 「僕ね、嬉しいんだよ?……僕は、皆に護られてばかりだった。その僕が、頼られている…それが嬉しいんだ」 だから、と 男性は、こう続けてきた 「遠慮なく「薔薇十字団」を頼って、さんざこき使ってよ?その気になれば色々とできるのに、なかなかやらない連中だから」 「……機会が、ありましたら」 「さて、仕事の話は、これくらいにしようよ」 にこり、男性が笑う …この、笑い方は 記憶が、若干の嫌な予感を伝えて… 「時間、あるよね?少しお茶していこうよ。何せ時間だけは余ってるからさ。お菓子作ったんだ」 「あ、いえ、その…」 「なのに、みんな食べてくれないしさ。カーバンクルも食べてくれないし………あ、カーバンクル、相変わらず可愛いでしょ?ブラッシングしてあげてる時なんてまた可愛くて…」 ……あぁ 嫌な予感、的中 そうだ、この男性、菓子作りが趣味だった… ………が、確か、彼の作る菓子は…全て、生物兵器的に甘かったような そして、彼はカーバンクルを溺愛している 俗に言うペットバカレベルなどとうに超えたレベルで溺愛している さて、カーバンクル自慢話は…かつて自分が経験したのは一時間程続いた記憶があるが 今は、その記憶も塗り替えているのだろうか? そんな事を考えながらも、黒服は誘いを断る訳にはいかず 「メイドに、お茶とか淹れさせるから。少し待っててね」 「……それでは、お言葉に甘えて」 と、その誘いに、応じるしかないのだった fin 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱
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日付 2009/10/25 名前 †薔薇十字団† スコア 15616380 機種 Play Station 投入クレジット数 1 設定変更の有無 無 感想 鳥頭発動で大変でしたwww 画像
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クリスチャンローゼンクロイツ(クリスチャン・ローゼンクロイツ) 中世から伝わる秘密結社、薔薇十字団の創立者とされる伝説上の人物。 別名: クリスティアンローゼンクロイツ (クリスティアン・ローゼンクロイツ)
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暗殺者からの派生 基本 派生一段階目 二段階目 三段階目 四段階目 暗殺者 祕密結社薔薇十字 茨城雷蔵 山梨良狼 千葉奈穂からの派生はココ参照 朝比奈あやめ 紫聖号 佐賀栄介 ラブ使い 次の派生はココ参照