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熱月 雉鵠 基本情報 キャラクター名:熱月 雉鵠(テルミドール・じかん) 性別:女性 特殊能力①『時計の中のワイルド・グース』 転校生以前の問題として狂った自分自身の時間感覚を自動補正する魔人能力。 客観的な経過時間を体内時計の調速機で変換し、外界で何千億年が経過していようが、実感としては「結構待たされるなー」程度で済ませる。 転校生特有の特徴も合わせて環境の変化に巻き込まれることもほぼなくなる。 雉鵠本来の固有能力であり、最も信頼する魔人能力。名付け直すまではこちらが「時を翔ける少女(Time×Girl=∞)」だった。 特殊能力②『雉時もぶたれちゃ居られまい』 時そのものをぶつのではなく、彼女の認識する登場人物をぶっ飛ばすだけのメフィスト流バリツの技。 ぶっ飛ばすといっても物理ではなく、時間を吹き飛ばすという非常に単純な認識から成っているため、普通の時間感覚の範疇でしか未来に飛ばせない。 片道のタイムトラベルというには物足りないが、雉鵠は解決に邪魔な登場人物を排除するのによく使っている。 特殊能力③『鴇の娘』 バリツ(※推理戦闘術)の到達点のひとつ。 この世の理を覆すのではなく、推すことで時間という事象を操ることに成功した。 意識して歩み、エネルギーを与える/得ることで時間≒衝撃力を空間に転嫁して過度の負荷を与えることで破壊する。 雉鵠の認識では破壊された空間は今までいた宇宙の一部から切り離され、破壊されることで想像(創造)の余地を生み、新たにな宇宙を生む。 しかし、宇宙はループしているので新宇宙は元になった宇宙と全く同じ歴史を歩む。 ――という認識の下、タイムパラドックスを生まない配慮のため旧宇宙と新宇宙が交わる一瞬(傍から見ると空間が破壊された後すぐ戻ってきたように見える)まで待って自分一人だけで世界間移動を行うことで邪魔な登場人物を排除す。 キャラクター設定 「「「針は落ちた!(Hurry down!)」」」 「「「何があっても三・千・点!絶対貯めるぞ三・千・点!!」」」 †13歳。時空を越える探偵魔人一族、山禅寺家の一人にして2014年現在、妃芽薗学園最強と目される女。 †中学デビューしたので髪を脱色し、長い後ろ髪を雉の尾か時計の針みたいにまとめてみた。 †が、髪が伸びる速度が思ったより早く地毛の赤色が頭頂部に。結果、上から見ると日の丸みたいになって落ち着いた。 †希望崎学園の秘密結社『暦』の妹組織として暗躍する謎の部活『カランドリエ』に属する一人。 †戦闘力においては「雨月星座(プリュヴィオーズ・せいざ)」と並ぶ二枚看板の一人であり、留年を続けている基幹メンバー「芽月リュドミラ」らに次ぐ重要メンバーである。 †妃芽薗には常駐しているわけではなく、『カランドリエ』との間に中二力と引き換えに召喚に応じる形で専属契約を結んでいる。 †今回は呼ばれてもいないのにやって来たため、用意していた中二力(≒応援ポイント)が足りず、活躍が危ぶまれている。 プロローグ http //togetter.com/li/999551
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雨月星座 基本情報 キャラクター名:雨月星座(プリュヴィオーズ・せいざ) 性別:女性 特殊能力『私たちが星座を盗んだ理由』 少女にとって等しく訪れる思春期の訪れ。 愛憎離苦――、日々生まれ変わっていくわたしたちにとってそれは苦痛なのか快楽なのか、きっとわからないんでしょうか? だから、星座はかつての自分を棺に封印する。 凡俗はそばかすが出来たり、ほくろが生まれたり、にきびを作ったりする、そんな下らない一喜一憂をするのだけれど。この体は時間に抵抗する、何億年でも待っていればいい。 未来はいつだって恐ろしいから今を切り刻んで 過去はいつだって美しいから今が惨めになるんだ。 ガラス越しの自分はいつだって微笑んでくれる。 "見る"ことで網膜の鏡像に映った人の姿そっくりそのままな死体を作成する能力。 モデルとなった人物からは黒子の数から遺伝子構造まで寸分違わず複製された死体であるが、あくまで形を模しただけであり魂も命を持たない。 また、この死体はいわゆる不朽体であり、経年劣化や腐敗が見られることはない。 ……本来なら、そこで留まるだけの力だった。 だが、人の姿をした惑星と巡り合った日に「欲しい」と思った星座は"死んだ"星を夜空から奪い取ってしまう。生きている星まで嬉々として掴み取っていたその日の夜、今まで自分が何をしているか気付いた。 星座は魂のない死体を作っているのではなく、作った生体から魂を消していたのである。 転じて魂の輝きに心魅かれるようになり星座は、自分が容易く命の火を吹き消せることを知る。 弱いものは一目されただけで、彼女が愛でるための死体を残して掻き消され。 強いものも一瞥されただけで、己を魂の檻ごと見失うことになるだろう。 それは星座自身とて同じこと、今動いている自分と今止まっているあなた、そこにどんな違いがあるのだろうか? その結果、夜空からは太陽と月こそ見逃されたものの多くの一等星が失われ、彼女の宝石箱に閉じ込められるか髪飾りになるか、どちらかの運命を辿ることになっている。 キャラクター設定 【プロフィール】 年齢:十七歳(七月七日生まれ) 瞳の色:星の色 髪の色:闇の色 好きな物:死んでいる人間、星、自由 嫌いな物:生きている人間、闇、束縛 希望崎学園の秘密結社『暦』の妹組織として妃芽薗学園にて暗躍する謎の部活『カランドリエ』に属する一人。 戦闘力においては「熱月雉鵠(テルミドール・じかん)」と並ぶ二枚看板の一人であり、留年を続けている基幹メンバー「芽月リュドミラ」らに次ぐ重要メンバーである。 暦およびカランドリエ http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=3363563 闇夜のように真暗い黒髪には無数の星が飾られ強い熱を発しているが、反面、肌の色は血の気に乏しく光すべてを溶け込ませる程に色白い。四季を問わず真っ青なセーラー服を着、その上から闇色の外套を肩にかけている。 ぞっとするほど美しいが、全身から不自然さと退廃的な雰囲気を漂わせる。 昼も夜も常に光っていることから仲間内からは「一つきりの星座」とあだ名されている。 感情的な性格に見えるが、実際は冷淡な性質を持ち凡人への興味も薄く己の美意識に耽溺する傾向が強い。 彼女個人に魅かれて集まってくる信奉者も多いが、星座も「カランドリエ」部長の信奉者の一人に過ぎない。 天文部を滅ぼしたその足で学園側に天文委員会の創設を認めさせて部をサポートしているが、独断専行が目立つのも確かであり他の部員からは何をするかわからない危険人物と見られている。 元は"大正時代"から留学してきた令嬢であり、名花十二客のひとつ「茉莉」に連なる探偵家「砲茉莉(つつまつり)」の一員である。 万国の血を注がれた人間として極めて平均的、けれど危うい均整に満ち満ちた風貌に育ち、それを惜しんだ父に女に”させられた”と言う過去を持っている。 その後、醜聞を恐れた一族の物によって異世界の妃芽薗学園へと幽閉され、現代に至る? 名花十二客 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=3467541#2 プロローグ http //togetter.com/li/999551
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風月すず 基本情報 キャラクター名:風月すず 性別:女性 特殊能力『鉄葉の心臓』 心臓を破壊されない限り、絶対に“死ねない”能力。 この心臓はスズと鉛、その他諸々の不純物からなる合金でそんなに綺麗なものではない。 傷つき、人間としての姿を保てなくなったときは周囲の“きれいなもの”を取り込み、綺麗な女の子になって再生する。 彼女がどんなモノであるかは、霊感の強い人ならうっすらとわかるらしい。 心臓はありとあらゆる物理的手段はもちろん論理的な魔人能力の干渉さえ受け付けないが、実は誰にでもできるたったひとつの方法さえ知っていれば破壊することが出来る。 苦痛も、苦悩も、遮断されない。 恋慕も、狂気も、すべて貴女のものだ。 キャラクター設定 キャラクター名:風月 すず よみ:ふげつ すず 性別:女性 体型:普通 学年:高等部1年 部活:『カランドリエ』 委員:天文委員 武器:空の宝石箱と絵筆 初期ステータス 攻撃力:1 防御力:1 体力:3 精神:1 FS(開かれた結末):24 アビリティ:逸脱[abnormal] 『カランドリエ』の一員。 長らく所在が不明になっていた「風月」の座に新たに座った新入生。 元は美術部に所属していた魔人でもなんでもない普通の女生徒だったが、ある日を境に光り輝くような美貌を手に入れてからは『カランドリエ』の一員として迎え入れられる。 その際、芽月リュドミラのところに足繁く通っていたことから他のメンバーからは彼女の情婦なのでは? と陰口を叩かれている。 プロローグ ――あなたの肌に絵筆を乗せるたび、途方もないよろこびと怖気に身をよじらせる。 体をくすぐり、ほほえみを浮かべるあなたを見て魂を震わせ、身体を抱きしめる。ああ、なんて私はしあわせなのだ、満ち足りているのか――と。 人形すずはなにものでもない。なんでもないただの女子生徒だ。 生まれつき足の片方が不自由で、なんでもない容姿と名前に生まれ付いた、平凡平均なおんなのこ。 妃芽薗学園に中途入学したのにもさしたる理由があるわけではない、ただ、あの何も特徴もない、子どもから顔を忘れられていてもおかしくないこの両親にそんな甲斐性があったのかと驚いたくらいだ。 だけど、それは彼らから見ても同じことなんだろう。 きっと、私は誰からも見てもらえない。顔を覚えてもらえない。 朝、鏡を見ても一対の目と耳、口と鼻がひとつずつ。そんななんでもない人並程度の容姿でどうして天上天下、雲上人の戯れに雑じることが出来たと思うだろう。 私は――ここにいる。私はみなと違うのだ。 「人形君、そこだ。そこ、そこをお願い」 私は今、この世で一番美しい生きものを描き上げているのだ。人形すずは同性愛者というわけではないけれど――、そんな通り一辺倒の常套句を使わなくても彼女には触れられない、触れたくても触れたくない何かとわかっただろうか? “彼女”の背筋に筆を這わせ、こらえる嬌声、空気の震え、それを愛した。 「近頃は、血色がいいようです。赤を混ぜたからでしょうか?」 「人血なぞ使ってくれるなよ。気色悪くてたまりやしない。クレムソンレーキがいい、私が最初に描かれた時には既にこの世にあったものだ」 私は――、一幅の絵、先輩の名の通り、先輩そのものを手に取った。手に取ることを絵自身に許された。 絵筆の先から雫を落とすと、肌に染み込んで消えた。図らずも赤みが増したようだ。横たわる裸婦というには肉厚が足りない、未成熟な乙女の骨肉は絵筆に沿って形作られていく。いらない色気は肌の水気に負けて流れ落ちる。 カンバスはあなた自身、百号を越える生きた人物画が立って歩く。 川辺に遊ぶ水妖『リュドミラ』は百年前の無名画家が魂を込めて描き出した傑作だった。もし、彼女が処女作であったとして生みの親が首をくくる結末は変えられなかったはずだけど、言葉を結ぶことも叶わなかった水辺の可憐にそのことを告げるのは酷というもの……らしい。 ――これも、すべて教えてもらったこと。 私と貴女、それ以外は白紙に等しいここ部室の中、散乱するガラスのかけら。気にしたこともなかったなにかのトゲ。ここまで歩んで来いと裸足を強いられた。足跡を残す。 今日も私は地面に水平に立てかけられたイーゼルの上、彼女と睦み合う。 課業後の一時間、呼ばれた時だけの関係、傷を舐めるだけの関係、私たちを貴人の方々はそしるのでしょうが、それに言い返すことはできないし、たとえ御方が庇い立てようと私だけは受け入れる。 私は、特別なのだから。いつもの特別な一時間が過ぎる。 特別に囲まれた普通、普通を囲う(描こう)格別、傷口は増えていく。傷口を隠そうと絵具を塗りたくろうと、おみとおし。流石です。 「帰りなさい」 「私は絵じゃない。先輩と一緒になれないし、魔人じゃないからこのまま卒業までここにいることさえ出来ないです。だけど、一緒にいようとすることはできるはずです。違いますか! おかしいんです、私は!」 こんなにきれいな人(絵)ですもの。 先輩を愛した人はそれこそ星の数ほどいたはずです。きれいなひとが集まって――それでも私みたいなただの女の子を傍に置いてくれたのだから、そこには何か理由があるはずでそれはきっと、 「ありふれた物言いだね。可笑しくもなんともない。探偵どもと風紀委員がいがみ合っている今、いつ巻き込まれても仕方がない。校外に出る手続きはしておいたから親御さんの許に帰りなさい」 「でも、」 「しつこい。すず、君は何に憧れているんだい?」 いつも体を委ねているベッドからシーツを一枚取り上げると、先輩は歩んでいこうとする。 待って、待ってください。追いかけようにも今のこの脚は、私は思い出してしまった。痛い、ということ、私は人間ということ、だから手を伸ばした先、絵とその先、かつていっしょに連れて行ってもらった絵の中の世界にはたったひとりでは行けないということに。 熱、痛み、ジクジクと両脚から腰骨を通って全身を焼く痛みに気を失ったのはそれからすぐのことだった。 人形すずは夢を見ました。 まるで真白の夢に、色の無い夢の中にあって、落下し続ける夢を。 その中ですずは本当にスズの人形になっているのです。 そして、意識を数えることも忘れた頃になってスズ人形はお姫様の胸元に抱きしめられていることに気づきました。 「なんてかわいそうなんでしょう」 「なんてかわいそうなんでしょう」 夢の中で人形になっている彼女に難しいことはわからなかったので、耳に入ったのはそれだけでした。 実際はもっと違うことを言っていたのかもしれませんが、すべて理解したら狂ってしまうでしょうから、きっと丁度いいのです。 ところでお姫様はスズ人形が今まで遊んでもらった人たちの中でも一番きれいな人でした。 お姫様はきれいな黒髪をくるくると指先で巻いて、抜いた一本の髪の毛でスズ人形をぎゅっと結ぶと、お転婆にも放り投げました。行く先は暖炉でしょうか? 気づくと、暖炉の中で一枚の絵が燃えていました。 それは先輩です。スズ人形はそれも悪くないなと思いました。 けれど、それは違いました。よくよく見ると燃えているのはすずの絵です。 暖炉の中でスズ人形がすっかり燃えてしまうと、先輩は燃えさしのブリキの心臓を掻き出します。悲しそうな顔で摘まむと宝石箱に仕舞い込み、恭しく顔の見えない王子様に差し出しました。 王子様の顔を目も耳もない心だけのスズはわかりませんが、この人こそが先輩が一番好きな人なんだなあと思うと、冷たいはずのハートがうずくのです。 悲しくて、悔しくて、そしてこれが現実でした。 「悔しい? 美しいものが憎い?」 お姫様が語り掛けます。気づけば、お姫様のきれいな黒髪は真っ白になっていました。 宝石箱の中で綺麗な石に囲まれて、スズのハートはねたみます、にくみます。 どうして? どうして! と、いくら叫んでも叫んでも声にもならないのです。もう、スズの心は見たいものしか見ることはできないし、聞きたいものしか聞くことが出来ません。 それが、死ぬということなのですから仕方ありませんね。 だからお姫様の言葉は最後まで耳に入ることはありませんでした。 ≪この物語は『幸福な王子』? それとも『しゃんとしたスズの兵隊』かしら? どちらにしても私はページをめくるだけ、ハッピーエンドのその先を絵本が終わったとしても、ね。≫ 一本の古びた匙からつくられた二十五人のきょうだいたち、図らずもアンデルセンが語ったのは最後スズが足りずに一本足で放り出された恋する兵隊でした。 これは偶然でしょうか? それから三日後、人形すずは風月すずと呼び名を変えてここにいた。 まるで別人のようにきれいになった娘の姿を見て、両親は驚き、詰め寄った。 けれど、すずは二人を何か汚らしいものを見るような目で見ると、触れることさえ疎んで二人を振り払います。妃芽薗学園に向けて身を翻す娘だったものを見て父と母は泣くことしかできなかった。 『電話住まいの探偵茶会』、『剣劇怪盗』、『公平なウォールブレーカー』、『一つきりの星座』、『薄暗がりに潜んだ血河』、『日和見する女王』、『気色のいいサボテン女郎』、『三千点探偵』。 奇妙であったり、華麗であったり、構成員各々が二つ名で彩られる謎の部活動『カランドリエ(革命暦)』、痛む心臓を庇いながら『幸福なスズの兵隊』は引きずることのなくなった両足で行進を続ける。 振り向いてもらうのは『絵の中の水妖』芽月リュドミラ。 手柄のために旧校舎を目指すスズの目に、悲しさに曇る絵の中の瞳は映らない。
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92〜93年の【第一期】間に約50体、94〜98年の【第二期】間に約250体、98〜02年までの【第三期】間に約300体、合計約600体のGCが生み出されました。 GC計画終盤では、最早GCは使い捨てが常識となっており、命を落とすほど過酷な実験もなされていました。 製造されたおよそ600体のうち、1612年現在、生存が確認されてるのは98体です。 GCの生産は10年前より中止されており、現在GCに代用品はありません。とても貴重な存在となっています。 製造番号は自由に決めてもらって構いません。前の人の製造日を目安に記入していってください。 名前が『---』となっているのは番号の目安に入れました。 『---』で埋まっている番号の中に使いたいものがあれば、自分のキャラクターと名前を差し替えてください。 製造日 年齢 製造番号 個体名 1592年1月7日 20 001 エリック 1592年1月7日 20 002 エピック 1592年2月14日 享年11 003 オシリス 1592年4月1日 20 005 チスイ 1592年7月5日 20 007 アリョーシャ 1592年7月11日 20 008 ラーノ 1592年9月9日 享年6 009 05103 1592年12月31日 19 022 シャル 1593年1月12日 19 023 なし(エスパー) 1593年2月14日 19 024 ホルスティリア 1593年6月15日 19 027 フェアギス 1593年7月11日 19 030 アルスト 1593年9月20日 19 036 シア 1594年1月30日 享年8 051 ランビリス 1594年7月 18 078 --- 1594年11月20日 18 099 ヨダ 1595年7月 17 105 --- 1595年9月1日 享年16 111 ヤプー 1595年9月29日 17 113 カイム 1596年7月7日 16 150 クオリア 1596年11月14日 16 177 アルマ 1597年1月3日 16 185 雪兎 1597年9月22日 15 225 レーン 1597年12月14日 14 245 エストレーラ 1598年7月 14 284 エリダ 1599年7月 13 359 --- 1599年10月31日 13 369 ドグマチール 1600年2月11日 12 414 伊予 1600年6月3日 12 425 リトリム 1600年7月7日 12 436 オルク 1600年12月12日 12 444 リコリス(現在は人間) 1601年7月 11 503 --- 1601年12月21日 11 528 ヘレン 1601年3月31日 11 543 フィナーレ 1602年7月 10 564 --- 1602年12月31日 10 600 モニカ 親神一覧 GCは神様から『核』を提供され、それを元に作られます。 ここでは、各GCがそれぞれどの神様に核をもらったのかをまとめています。 1月/雨月(プリュヴィオーズ) 2月/風月(ヴァントーズ) 【永久機関】カイム(17) 【一般人】レーン(15) 【ユグドラシル】ライム(13) 【王国軍】リトリム(12) 3月/芽月(ジェルミナル) 【永久機関】エリック(20) 【永久機関】エピック(20) 【永久機関】ヘレン(11) 4月/花月(フロレアル) 【王国軍】ヤプー(享年16) 【ユグドラシル】チスイ(20) 5月/牧草月(プレリアル) 【王国軍】アリョーシャ(20) 【ワルキューレ】ヨダ(18) 【一般人】オルク(12) 6月/収穫月(メスィドール) 【ユグドラシル】エスパー(19)【永久機関】フェアギス(19)【一般人】シア(19) 【永久機関】ランビリス(享年8) 7月/熱月(テルミドール) 【永久機関】エリック(20) 【永久機関】アルマ(16) 8月/果実月(フリュクティドール) 【王国軍】05103(享年6) 9月/葡萄月(ヴァンデミエール) 【永久機関】アルスト(19) 【永久機関】ドグマチール(13) 10月/霧月(ブリュメール) ※霧月は永らく失踪中です。霧月の核を持ったGCは存在しません。 11月/霜月(フリメール) 【永久機関】エピック(20) 【ユグドラシル】ラーノ(20) 【王国軍】ホルスティリア(19) 【ワルキューレ】カイデュアル(19) 【ユグドラシル】エストレーラ(14) 【永久機関】オシリス(享年11) 12月/雪月(ニヴォーズ) 【ワルキューレ】シャル(19)
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提出〆切はございません。作品が完成し次第登録してくださいませ。 (イベント名の横の★をクリックすると、企画説明ページが開きます。) 第一回〜第三回目 +... 第一回公式イベント【パーティー】★ 新たなる『パンドラ計画』の準備が完了しました。 これを祝して、来たる9月25日、永久機関主催で盛大なパーティーを開催致します。 このめでたい日を共に楽しみましょう! (開催期間 9月1日 0 01~9月30日 23 59) 漫画作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 交香 ハヴェン 壬吉 はかりの男 P1/P2/P3/P4 ガルキリア、ロズ 他 ミトコン あのことは当分秘密 キャンディーヌ、k 香椎 おかしな軍人さん まだら、ファウスト、ライカ 玉川 小説作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 アンダーザローズ 00、難波 しらたまきなこ 飽き人は賽子の一を求め 牧草月、熱月 ゆうな 溜息 ウォルター、00 シギ 第二回公式イベント【ハロウィン】★ 10月31日の夜。 仮装パーティーでお菓子をねだる、誰もが知ってるあのイベントです。 それぞれ思い思いの衣装に身を包み、ランタン片手に夜の街を練り歩きましょう。 (開催時期 10月1日 0 01〜10月31日 23 59) 漫画作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 てんびんの暗さ P1/P2/P3 ガルキリア、幸福、エスパー ミトコン 小説作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 修道少女と無口と鎧 カスタネア、メルチェーデ、オルフェ 他 シギ 【公式企画ハロウィン:番外編】黒猫が二匹 ホヅミ、00、難波 しらたまきなこ 第三回公式イベント【オークション】★ 11月25日のオークションにて、リミッターの原材料である大理石12枚が出展されます。 なんとかして入手しましょう。 また、地下では怪しげな競売も開かれているようです。 詳細は『こちら』から。 (開催時期 11月1日 0 01〜11月30日 23 59) 漫画作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 三枚おろしVS剣の雨 カチェス、リンダ、他 ネムリ 休日爆発 クライド、ガラ、フラッツ ネムリ 小説作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 蠕動 ウォルター、クロエ、ホヅミ シギ 真空、秋空の事 ホヅミ、まだら、アルジャーノン、ウォルター しらたまきなこ 第四回公式イベント【雪月事件】★ 12月15日、永久機関の13人の神々が各組織を襲撃し、GCを奪ってゆきました。 補足ページは『こちら』から。 (開催時期 12月1日 0 01〜11月30日 23 59) 漫画作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 小説作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 賽子に8の目を見つけたり 芽月、ホヅミ しらたまきなきこ 忘れられない日 ガラ、ルカシュ、シア他 トウネ 99番目のヨダ ヨダ、ハヴェン 屍碕シギ 切望とうらぎり リコリス、ヴェリア、アフティ トウネ 第五回公式イベント【パンドラ計画】★ 1月7日、三組織の人間が永久機関に突撃、永久機関の壊滅と、神様の確保を果たしました。 補足ページは『こちら』から。 (開催時期 1月6日 0 01〜1月31日 23 59) 漫画作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 小説作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 融解する私達 00、難波、ホヅミ しらたまきなこ 突発イベント【ゲートルーネ中央学会】★ 毎年10月10日、11日に魔法の街ゲートルーネタウンにて開催されている、研究発表の場です。 組織所属関係なく、研究に従事する者が集います。 ここで成果を認められれば将来の可能性がぐんと広がります。 細かいプログラムは『こちら』から。 (開催期間 9/25 0 01~10/20 23 59) 漫画作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 小説作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 ゲートルーネ学会:前編、中編、後編、最終幕 00、難波、ルカ、藍、ウォルター しらたまきなこ 魔法陣と学会 ウォルター シギ 突発イベント【アルヴァドール・マネーウォーズ】★ 11月30日、軍内にてコインを奪い合うイベントが開かれます。 上位者にはボーナスや昇進のチャンスも! 順位などの詳細はこちらから (開催期間 11/15 0 01 〜 12/15 23 59) 漫画作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 小説作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 さらなる上へ… スプモニー、ヴェネイッツァモヒート、他 トウネ 突発イベント【クリスマス舞踏会】★ GC大量確保とクオリアの奪還を祝して、豪雪の中永久機関でパーティーを開きます。 最後の平和な時間を、思い思いにすごしてください。 (開催期間 12/1 0 01 〜 12/30 23 59) 漫画作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 マイ・フェア・レディ オルフェ、ルイン 玉川 小説作品 作品タイトル 登場キャラクター 作者名 セイブザクイン 00、難波 しらたまきなこ
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神様別行動リスト ワルキューレ:芽月、雪月、果実月 ユグドラシル:牧草月、葡萄月 アルヴァドール軍:花月、霜月、熱月 一般GC:雨月、風月 備考欄 収穫月は個人的な理由から別行動 森でGC保護をしているので森で有利そうな牧草月は来ないで欲しい 花月と花片に接点を持たせたい GC確保に協力する永久機関員 (希望がありましたら各自登録してください) ワルキューレ:ヒースコート ユグドラシル:ビジュ、アカツキ、ハイド アルヴァドール軍:オルフェ、セージェル、ルイン、ハヴェン、亥 一般人GC: 組織移動しないGCリスト 永久機関に移動したくないGCは、12/10 18 00までにこちらのリストに登録してください。 このリストに名前のないキャラクターは全員『永久機関へ誘拐された』という扱いになります。 見本 キャラクター名 元の組織 12月中の所在地 移動しない理由 ** ワルキューレ ローデリア遺跡 研究者に庇ってもらい、どさくさに紛れて逃げ出すことに成功。遺跡に身を潜めている。 ** 一般市民 アルヴァドール軍基地 間一髪で逃げ延び、アルヴァドールに保護を求めた。 +... キャラクター名 元の組織 12月中の所在地 移動しない理由 エスパー ユグドラシル ローデリア遺跡最深部 「自ら逢いに来てほしい」という収穫月の意向により拉致を免れる。ビジュに焚きつけられ調査のために遺跡へ向かうが、待ち構えていた収穫月に敗北・洗脳されてしまう。 シア 一般市民 アルヴァドール軍基地 オルクと共に襲撃に合い、オルクの意志でルカシュ、ガラの協力により逃走、保護される。 アリョーシャ アルヴァドール軍 ローデリア遺跡洞窟奥 事件発生時共にいたオトギに庇われ、その後朔太郎に保護される。 シャル ワルキューレ アルヴァドール軍基地 襲撃当時ワルキューレ本部を抜けだしていて不在だったために拉致を免れる。軍で拉致を免れたGCが保護されているのを聞いて身を寄せることに。 ミシュリア 一般市民 森 当日バイセンと共に出かけていたが襲撃の際守護される。その後はバイセンと別れアルメリアと合流。軍には行かず彼女と行動を共にする。 ジャブ アルヴァドール軍 アルヴァドール軍基地地下倉庫迷宮 廃棄済みナンバーであり、回収対象にならない。 エストレーラ ユグドラシル ローデリア遺跡~永久機関 襲撃のどさくさに紛れ、庇われる形で逃亡・しばらく遺跡に潜伏していた。だが自分を忘れたエスパーに出逢い遺跡を飛び出した後、永久機関に捕まってしまう。 ドロシー アルヴァドール軍 アルヴァドール軍基地内 神様の襲来により捕獲されかけるが、朔太郎が駆けつけ救出、難を逃れ保護される。 カイデュアル ワルキューレ アルヴァドール軍基地 襲撃当時、シャルと一緒にワルキューレを抜け出していて、不在だったため拉致を免れる。そのまま軍に身を寄せる。 アルスト 永久機関 森 とある女性研究班と一緒にどさくさ紛れに脱走。森のどこかにいるらしいが正確な場所は、不明だったが。1月ごろに死にかけていた時に、デルに見つけられる フェアギス 永久機関 ローデリア遺跡最深部 エスパーを捕らえた収穫月から連絡を受け、遺跡に招待される。 ルビー・モチヅキ アルヴァドール軍 アルヴァドール軍基地 ちょっと本気出して自衛しとく、時代考証もあったもんじゃないクレイモア地雷とか色々使って徹底抗戦。 特殊な行動をする人一覧 裏切り、逃亡、スパイ行為など、何かしら特殊な行動がある人はこちらに登録お願いします。 強制ではないですが、あると執筆の補助になるのではと。 キャラクター名 所属組織 行動内容 ナギ ユグドラシル ユグドラシル基地襲撃直後にウォルターと接触・自分に与えられていた間諜としての役割を聞かされ、耐えきれず仲間達の前から姿を消す。その後ソルの元に身を寄せ永久機関との戦いに参加している。 トロイメライ ワルキューレ アルヴァドール王国軍の会議にて暴走し、クオリアの制止を聞かず永久機関に単身で突入。 チェルシー ユグドラシル 森に住んでおり、その住居を逃げ延びたGCのために解放している。 8/1(ホヅミ) ワルキューレ ワルキューレ作戦や各組織の内密情報を十三人の神々に報告。雪月事件のきっかけを作る。裏切りではあるが周りは気がつかず。 フォニ ユグドラシル ユグドラシル襲撃後、永久機関の内部を探るために医療班として潜入する ガラ アルヴァドール王国軍 15日にとある方の誕生日プレゼントを買いにルカシュくんと一緒にシアちゃんのお店へ行き襲撃騒動にあいシアちゃんを保護しそのまま軍へ戻る。 ハヴェン 永久機関 襲撃に参加、暴走したルインを逃がすため囮になり一人軍に捕まる。 ノン 永久機関→軍 ジルオール家から家出→永久機関脱退。その後、アルヴァドール軍に所属する事になる。 ガーネット ユグドラシル ユグドラシル襲撃後、自分の記憶を取り戻すため、GCを救うために誰にも言わずに永久機関へ。カメリアにはそれを知られてしまい、彼女を護衛しつつ一緒に潜入。 オトギ 永久機関 襲撃には参加せず遺跡にいたが、そこでアリョーシャと再会。後に花月によりアリョーシャが攫われそうになる所を庇い、探しにやって来ていた朔太郎に彼女を預けた後、そのまま花月と戦闘へ。 ブリュト 永久機関 雪月事件がおきる前に神様にお願いをしそのまま永久帰還を離脱後息子と再開し、キャロム・モーテルの管理人として勤しむ事に ガルキリア ユグドラシル 果実月によって操られ、ワルキューレにて永久機関側として戦闘に参加する。 結城タクミ 永久機関 数年間捜索していたGCシアとの接触に成功。永久機関は用済みとなり脱退する。
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参加キャラクターの個別ページにジャンプします。 (使いやすく編集してくださるとうれしいです) キャラクター個別ページテンプレート ★付きは公式キャラクターとなります。 永久機関 +... 十三人の神々 1月:雨月(プリュヴィオーズ) 2月:風月(ヴァントーズ) 3月:★芽月(ジェルミナル) 4月:花月(フロレアル) 5月:牧草月(プレリアル) 6月:収穫月(メスィドール) 7月:熱月(テルミドール) 8月:果実月(フリュクティドール) 9月:葡萄月(ヴァンデミエール) 10月:★霧月(ブリュメール) 11月:霜月(フリメール) 12月:★雪月(ニヴォーズ) 研究班 00 難波 セシル ルカ・ディクラエル アムリタ 藍 ブリュト・アスモデュース シオ・クルン デル ハヴェン・ローウェル マリモ=リンネイ シェイド 西の魔女 アスチェ・ドゥステル 結城タクミ 雑務班 オルフェウス・フェリンドール カスタネア・ウィンクラー 亥 ルリッツ・ユウェル ティトナ=アン=グランツェ シナリー・アレット カチェス・ゼノアル ルイン・フィリエテット アカツキ ヒースコート・イエイツ メリ 森元ピエール 梅宮オトギ Δ(デルタ) ビジュ・セラータ 群青のクレアシオン いましめラビット セージェル アリベルティーナ アリべルメイ 医療班 メルチェーデ・シーカ ゲヘナ=レダン マリティス・ギフト ゴッドチャイルド フェアギス アルスト・メルゥラディオ アルマ ヘレン マキナ カイム 雪兎 sai トレーネ・シュヴァルツ Λ(ラムダ) エリック.F エピック.F ワルキューレ +... 研究班 ★ギア ザッハトルテ ゲオルギ・レフスキ バジーリア・ポラローロ グローリィヒル・シェリー ウォルター・メルカトライズ エキャルラット・クルール アフティ・アリスティオン 戦闘班 ★跋(バツ) トロイメライ・ケルル ヴェルヴェット=アストゥーラ フフル・クライノート ルナール 猫(マオ) 塚音はつか k シルヴィス・ディリバース マール・ディンスタック 8/1 ルーディ・クレータ ルヴィア・レイセン・マシエルア ツカサ ソル・ネフロディス ルフト レド 救護班 ヴェロニカ・カルリーニ レオナード・カーマイン チェリカ・ポーン 志紀リョータ ゴッドチャイルド イーリス パラリューゼ ヨダ・エイムズ・モルトエッジ シャル フレイ カイデュアル 聖樹の革命団(ユグドラシル) +... 戦闘班 ★枢(クルル) ゼロ 李幸福 キノ ラムウ・マーシュリ アロウ・クリミナーレ ベル・ルフ・バニーユ ティナ・ルフ・バニーユ ガーネット・リリー オラクル・レダン レオネ・ユダルト リュナ・ルフ・バニーユ ナギ シュガテール・グランジャー ヴァーミリオン ヴォルフ・クレール・ドゥ・リュヌ レイシー ツヴァイレライ=ディール 護衛班 ★クオリア レアトバルド・レン・レグナント・レキシントン ガルキリア=アルモニオ ロズ・フライト 壱 雪之進 ヴィクター アキ・メイナード デュナミス・ルフ・バニーユ ドロシア・ルベンティーナ ヴェンケイ・イグナーツ ラヴィアン・ルフ・バニーユ 司馬莉玖 シャーロット・キャロルテア 救護班 ケルベロ フォニ・ヘレディウム ドロテーア・ドルチェ 大宮チェルシー カメリア・グランディ 鈴ノ宮 花片 炊事班 真鳥 レジ アトレー リンドーロ・トッド イヴァーノ・バルディ ゴッドチャイルド エスパー 胆振伊予 エストレーラ ライム アルヴァドール王国軍 +... 戦闘班 シンビジウム・ロスタニカ ガラ・トルフェニドルア マリアンナ=バスカヴィル スプモニー・エアフロルド クリス=ミストロード フラッツ・アルムホルト ラム・キッド ユダ・エルキュム クライド・カルナック レイナード・ヘリオドール ニーナ=コレット バイセン・クリフォード ノウェム・リンネ アドラーストス・フェリンドール ゼノ・リンネ 天原雛乃 エース シャウディ・エウセンラケナリア シャロン・ロス コウヤ 天原霜司 白井雪白 情報処理班 ★三宮(ミミヤ) ミザリィア=アイゼンディアス クロム=ジルオール ゲーネ=ジルオール アルジャーノン=フェルバース サミュエル・カルリーニ ファルべ・ヴァイス ノエル=ジルオール ヴォミット・シュリュッセル 研究班 ヨゼフィーネ・メレンゲ エリアム 椎束朔太郎 ルカシュ・イペリア・フェルナンデス 医療班 アルフォンソ・ニコロ・ロベルタ シェイミー・ラヴィナーレ ダニエル・ノイマン イェリザベータ・フロワ フィーカ 食堂 まだら シュシュ・ハートマン イフリート・アンフェール ノン・ジルオール クリーム・ド・ブリュレ ゴッドチャイルド リトリム アリョーシャ ジャブ ドロシー ルビー・モチヅキ ディドルデタルリディア 一般市民 +... 【人間】 マルシェ ヴェリア リコリス モニカ ルカシュ=イベリア・フェルナンデス ロードライト・ジルオール ヴィルヘルミナ・ジルオール オセロ=ジルオール オルク トリスティール・エーキュラス フォルロット ディノン ルーク・シャンドラー ライ キャンディーヌ メイル・ヴィリジア ライラ 桃李 アルエラ・イシュタール ディミータ・ペンプティ カイザ=シザール X(エクス) トト・カネ・ダ・グアルディア 山本六華 アリーチェ・アッガルド アルメリア・エルアイシュ ダディ クロード チュチュ ポポ・ジルオール 壱悟 ファウスト・インドール ゼファー=シアーズ ヴィルジリオ・カルデローニ シエロ・ネフェロディス ヴェルグ・カルディア ホワイト・チャペル 【ゴッドチャイルド】 モニカ オルク シア フィナーレ ミシュリア レーン NPC +... 【永久機関】 末那識ライカ ハシバ 【ワルキューレ】 【ユグドラシル】 【アルヴァドール軍】 エメラルド TORON TERU アラン=バスカヴィル ネーレウス・フェリンドール ガンディート・フォン・カラヤン 水翁 ジーベル・ヴァルター ヴェネツィアモヒート・エアフロルド ジュイ・ドルフェニドルア レーヴェ・リスティヒ テラ・ヘイスティングズ ベイリーズアイリッシュクリーム・ソンブレスグレディ コープス 【ゴッドチャイルド】 リオ アヤ チェレンロ ドクマチール ラーノ・アルテミス ユア 【一般市民】 三吉 一二三 エリカ ファラカ・ルレイス ロウ オレイエ サヴォン ホワイト・チャペル サイモン=ベル ラントゥール スノウアディア=フェルバース ベネット・デ・ヴァロアーデ イフィーゲニエ・リトリー シェルリ 棗 ユリシーズ・アストゥーラ バンス・ハーク ビューネスト・ハーク エマ 聖御琴 死亡済NPC 【永久機関】 ディオール・エイディウ グレナ・アレット ハリエット・アイオライト エリオット=カナッド 【ワルキューレ】 【ユグドラシル】 フレデリック・ソルジャータ・ヘイスティングズ 【アルヴァドール軍】 メイリオ 南街幹 ルクウィル・アイリス 【ゴッドチャイルド】 05103 オシリス ヤプー チャーリィ ランビリス 【一般市民】 ウェルテル・ミューラー キルタンサス・フォンデール ティアマト
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用語集 このページではダンゲロス流血少女SSで使われる特別な用語や固有名詞について説明します。 なお、用語集は今後も適時追加される可能性があります。プレイヤーはこれらの用語を参考にしても参考にしなくても構いません ダンゲロスの世界観について ダンゲロス独自の世界観や用語についても知っておきたい方はダンゲロス総合wikiの魔人とはをご確認ください。今回のゲームに投稿されたキャラクターは(基本的に)この魔人として扱われます。 用語集ダンゲロスの世界観について 血の踊り場事件 高二力フィールド 固有技能 蓮柄 円(はちすがら まどか) 皐月咲夢 卯月言語 霜月サビーネ 『暦』 『カランドリエ』 鮫氷しゃち 転校生 血の踊り場事件 妃芽薗(ひめその)学園内で起こった最初の殺人事件。 この事件を契機に、妃芽薗(ひめその)学園は血みどろの争いにまきこまれていく。 高二力フィールド 妃芽薗(ひめその)学園敷地内に張り巡らされたフィールド。 このフィールド内では、魔人能力は打ち消され、使用できなくなります。 強力な能力の魔人ほど、このフィールドの影響を受ける傾向があります。 固有技能 修練や天性によって現れる特殊な技能および才能。 魔人としての素質を、いわゆる特殊能力に限らず、技術や才能に昇華させることで発現します。 高二力フィールド内は、魔人にとって極悪な環境であり、高ニ力フィールドの設置されている学園の生徒らは、それに適応するかのように、自らの身体能力や技術などを積極的に活かそうとします。 蓮柄 円(はちすがら まどか) 白いフードつきのパーカーを着たボーイッシュな体型の女の子。切れ長の目に、髪型はセミロング。 生前は妃芽薗(ひめその)学園・環境美化委員・死体処理班・班長。 責任感が強いため、困っている人がいると放ってはおけない性格であり、人の嫌がる「死体処理」という仕事を率先して引き受けていた。 血の踊り場事件において、何者かによって殺害される。 死後、冥府から召喚され、妃芽薗(ひめその)の地における理不尽な戦いに巻き込まれた者たちへの水先案内人を務めていることから、案内人と呼ばれている。 皐月咲夢 本編(DF)におけるハルマゲドンを引き起こした実行犯。本編(DF)のラスボス。 才色兼備で何でもそつなく熟してしまえるクールな美少女。 一度見た戦闘パターンを取得する特殊能力を持ち、歴代『暦』メンバーの中でも屈指の実力者と目されるが、自分が主体となって動くことを嫌う。 言語とは幼馴染の腐れ縁で幼少の頃に咲夢が口舌院家に引き取られてからの付き合い。 『暦』での役割は副部長補佐だが、基本的には欠員メンバーの代理で各役割を行う程度。 咲夢がいなければ計画を進めることは難しかっただろうと言語に言わしめるほどその影響力は大きい。 理論派の言語と違い、直感で動く感覚派。 卯月言語 本編(DF)における黒幕。 『暦』副部長。旧姓、口舌院。姉と妹がいる。 学園の秩序維持や平和を重んじるハト派の魔人だが、タカ派の魔人や一般生徒、さらには反魔人派の教師からも信頼されていることから、“学園の良心”と呼ぶ者も。 しかし、その実態は目的のために他者を利用することを厭わない冷酷な人物。 応用力が非常に高く、様々な策謀を張り巡らして状況を支配する能力に長ける。 一部の政治家や十束(とづか)学園、スズハラ機関らと共謀して、魔人に関しての人体実験や『暦』史上最悪の虐殺事件などを利用してある計画を企てている。 霜月サビーネ 本編(DF)におけるハルマゲドンのきっかけを作った元凶。 常にハイテンションな魔人。 妃芽薗(ひめその)学園に強制転校させられ、現在は『カランドリエ』に所属。担当は雑用。 『カランドリエ』では、役立たず、存在が迷惑と散々な評価で、毎日のようにトラブルを引き起こしては芽月リュドミラらに怒られている。 その正体は、妃芽薗(ひめその)学園の動向および『カランドリエ』の監視目的で『暦』から派遣されてきたスパイ。祭壇の情報も彼女から言語に伝えられた。本来の担当は“暗部”で殺した相手に自分と同じ格好をさせるのが趣味の異常殺人鬼。 『暦』 希望崎学園に存在する部のひとつ。部員は様々な事情から部室内で生活している。 部室は旧校舎地下に存在しており、生活住居の他、鍛錬場や研究室なども兼ね備えている。とても広い。 大々的に新入生を勧誘しないため学園内でも活動を知っているものは少数。 不定期に新部員をスカウトする他、学園の様々なレクレーションのお手伝いをしている。 部員は12名+部長1名。12名にはそれぞれ暦が苗字として使用されている。 部員の苗字に各暦が割り振られていることから分かるように、全員なんらかの事情で苗字が無い又は名乗れない状況にある。 部長は人前に出ないので、ほとんどの部員は顔も知らない。実際、存在しないのではないかとも噂されている。 実質、副部長が部内全ての権限を握っている。 『カランドリエ』 『暦』の妃芽薗(ひめその)学園支部。 フランス革命暦に倣い、葡萄月(ヴァンデミエール)から果実月(フリュクティドール)までの姓を与えられた十二名の部員で構成される。 基本的な性質は『暦』に準じて部長も同一人物であるが、月名はバラバラに付与されるため部員間に序列がなく立場は平等である。 希望崎の『暦』副部長に彼女らの指揮権も付与されるが、学籍を盾に一定の拒否を示すことも可能である。 基本的に『暦』部長には絶対服従なのだが、現在は部長派と副部長派に割れており派閥争いの懸念が生じている。 鮫氷しゃち 妃芽薗(ひめその)学園の地下大空洞の祭壇から目覚めた少女。転校生。 細身かつ色白の黒髪ロングストレート。白と黒を基調にしたセーラー服にセーラーキャップを着こなす。 アイドル的な元気さと明るさに加え、清楚で可憐な容姿をしている。 趣味は、テーマパーク巡りと人間観察。 公式戦の舞台となっている、木造校舎の主。 数十年前に学校管理者に召喚された際、全校生徒を虐殺し、当校舎に設置されていた中学校を廃校に追いやっている。 今回、再び、何者かによって呼び起こされた。 転校生 現実世界より高位の世界から現れるとされる、強力な能力者達。 魔人や侍とは全く異なる強さをもち、通常の方法で彼らを殺害するのは不可能とされる。
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涼原 カヤ+絵肌の人魚プロローグSS 前編『白と黒の相克』 (掲載元:https //www.pixiv.net/novel/show.php?id=13385055) 結論から言おう。 私は負けた。 「負けた」という結論を述べるために、どれほどの紙幅を割けば許されるのか? 一行どころか一音節で事足りると、口さのない奴なら言うだろう。 だが、これは所詮は独白だ。 笑ってくれとは言わない、怒ってくれとも言わない。 ただ、つぶやくのを許してくれるそれだけでいいんだ。 改めて紹介しておこう、私の名はリュドミラ。姓は今はない。 数える単位は本来「人」ではない、一幅の絵画であるとも付け足しておこう。 今から百年前――つまりは二十世紀のはじめ、この世界でもヴィクトリア女王への手向けた弔いの鐘は同じ時分に鳴ったらしい。 この言い回しを誰が言い出したのかはわすれてしまったけれど、誰か見知った人がいたならリュドミラがこう言っていたよと笑ってやってほしい、もしくは怒ってやってほしい。 それくらいの折に私は生まれた/描かれた、それだけを覚えてくれればいいんだ。 そうさ、生みの親足る画家の名は知らずここまで生きてしまった。わかっているのは「リュドミラ」というこの名前だけ。 「彼」は私を生み出すにあたって死んだ娘の名前を付けたらしい。 私が生きる「もう一つの世界」で彼が妻帯した記録はなかったが、「リュドミラ」という娘がもう少しだけ長く生きたようだった。 ……少しナーバスになってしまったようだ、話を続けよう。 『Sの肖像』という絵画がある、 私のホームである『画廊(ガルリ)』に船便で送られてきた、イニシャルは「S・S」、この時点でしゃれているとは思わないかい? そうさ、私たちは酔狂で生きている。 『画廊』とは君が想像しての通り、私たちの売り場でありきっと住処(すみか)でもある。 何度だって言おう。私もまた、画だ。 白いキャンバスを離れてこの子の肌を終の棲家とさだめても、私は絵画であることに誇りを、自負を感じているのだ。 ケルメスの虫、アズールの海岸、砕いた煉瓦、それに「#C0C0C0」――、私の顔と手肌指、からだの一切合切を描く顔料はありふれていたとしても、だ。 そうだね、昔話を続けようか。 エナメル塗装の手すりを指伝いに辿って、床の上を歩いた。そうだ、この時はまだ紅いビロードを避けて、ワックスの利いた木肌の上を両の足を付ける感触のことを覚えていた。 窓を覗き込めば、外は雪。私に言わせてもらえれば、白は色。確かに色づいて要る雪の白。 「リューダ」 私は呼びかけに応じて顔を上げる。 「ココン・コラ」 彼女は――額縁から身を乗り出した深窓の少女。私と違って、まだこの現世に全身を抜け出すのは叶わない。 だから、額縁をベランダの手すりに見立てた動作を取る。 身を乗り出してこちらを覗き込み呼びかける。きっと、今が夏ならば形の良い脚を組んでベランダ越しに腰掛けるのだろうか。 だけど、今は彼女について話をする時ではないわ。 手を振って、振り返す。 「リューダ」 扉の前には私の仲間、リューダは私の愛称。 「サリシャ・グロッタ」 彼女は、世界で最も強く、素早く動くマネキン人形。もっとも、他に動く仲間を見つけられていないから暫定的な称号に過ぎないのだけど。 しかし、最も美しいマネキンであることは否定できない。 白磁で出来た全身にできた罅(ひび)は問題ない。金で継がれ、まるで葉脈のような線を走らせているから。そのことが彼女の美しさを損なうことは全くなかった。 だけど、今は彼女について話をする時ではないわ。 会釈を、会釈で返す。 「リュドミラ、服を着ろ」 「ヴァン・マイフ」 彼は――、まぁいいか。 永遠のソプラノ・ボイスを剥き出しの背中で受けながら、後ろ手に鍵を閉める。水彩でできたこの体を守るように、ぎゅっと絹布を握った。 絵画はその真価を発揮するまではシーツを被せられ、包まれ覆い隠され守られているものだ。二本の足で地を蹴るようになってもきっと私は変わらない。 麻地に描かれた肌の上に「絹」を巻きつけるのは、せめてもの高級志向だったりする。すべては私に値付けをしたこの世界に対するささやかな反抗だった。 まぁ、そんなことはどうでもいいのだけれど。 やってきたのは私の自室、円形の部屋。中央にはベッド代わりに置かれた水辺の風景画――私の故郷、私の住処、私の絵画。 その前には、梱包が施された等身大の額縁がデンと置かれていた。 話が早い。さすれば客室未満の船旅を堪能した我らが同胞を出迎えようかと梱包を解こうとして、ふと白いキャンバスを見る。 「『白い三日月』……」 ……ここで余談を挟もう。 私の当時の氏名は「芽月リュドミラ(リュドミラ・ジェルミラル)」、日本の妃芽薗(ひめその)学園・高等部に通う女学徒として名を挙げるならこちらになる。 詳細は今は伏せるのだけれど、芽月の姓は返上して久しい。今の私ではお受けできないから。 私はぐるりとこの部屋に展示された一連の絵画を見る。私は絵だ。ならば言葉ではなく、画で語るとしようか。 「『天の科刑』、『悪魔の花』、『海を渡る女神』、『憂鬱な人魚』、『儀の乙女』、『紅椿(カメリア)』……そして、『流血少女』」 これら一連の作品群は色盲画家「ストル・デューン」が描いた。モチーフは妃芽薗学園で十年強の間に群発的に発生した事件……。 と、されている。 男子不出入の環境において、一般生徒はおろか学園首脳部ですらその真相を掴めたという話は聞いたことがなかった。部外者である男性の画家ならなおさらのこと。 また、ストル・デューンが公的には2014年に消息を絶ったとされている以上、信憑性は甚(はなは)だ落ちこんでしまうというのが正直なところだ。 その上、これら事件らのいくつかは位相のズレた「異界」で発生したものも複数含まれている。かろうじて、私に伝手があったから裏は取れているのだけれど、これらタイトル自体が後付けではないかと疑問だった。 彼が実際にこれら事件を見聞きにしたという確証はなく、又聞きの伝聞、憶測とゴシップを手掛かりにこれら一連の絵画が制作された。それが妥当な推理だろう。 筆致は一貫しているので別人が制作を引き継いだという線は薄い。 けれど、その奥行きは素晴らしかった。ひとつの世界の窓にはふさわしいほどに。 これは、私が絵だからといううぬぼれもあるのだけど。 だって、私は「絵(ひと)」を見る目は確かなのだと自負しているのだから。 さて、特筆すべきは、そうだろう……。 スタンダールなら、赤と黒。 紅白めでたしなら、赤と白。 つまりは白と黒と、それと赤。色盲の肩書に恥じずと言うべきか、これら三色のみを使って描かれた色の妙はそれ以外の「色」を現出させるに足りるものだった。 話が長くなったようだけれど、私は一連の絵画の中でも一面の雪野原を描いたこの『白い三日月』という一枚が好きだった。 たとえば、野原から白い花びらを見つけてくるとしてもその一枚一異なった白い色合いを見せるように、降り積もった雪の白も、その白い雪に光を浴びせる白い三日月も、それから、それから……。 まったくの白一色で表された――という、言葉ひとつで片づけてしまえば手抜きにしか思えなくても実像は大違いなのだから! この世界にはすべての「白」という色があったということ。そういうこと。 よって、視界の片隅に雪原の絵、さまざまな白一色に塗りつぶされながらも存在を示す白い肌の少女をにらみながら、本当の本当に私は『Sの肖像』の梱包を解いた。 結論を言おう。もう一度言おう。 私は負けた。 ここからは「負けた」という結論を述べるために、どれほどの紙幅を割いたかという疑問に答えることになる。どうか容赦してほしい。 「……なんだ……、鮫氷(さめすが)しゃちじゃないか……」 震える声でそうつぶやいた言葉を覚えている。努めて消し去ろうとする記憶の中でその怯えと怒りとある感情はいつだって鮮明だった。 両の手で額縁を持つ私はまず、わなわなと震えた。 彼女の絵姿を観たときにまず覚えた感情を言おう。それは嫉妬だった。 一目見た瞬間だった。ないはずの胸の内側が熱を帯びる。指先の震えを抑え込むべく、ぎゅっと握った片側の拳を胸に当てて力を籠め続けた。 「鮫氷しゃち、鮫氷しゃち……!」 『彼女』のことを知らないわけではなかった、なぜなら「そのうちのひとり」を目にしたこともあれば、直接言葉を交わしたことだってある。 にもかかわらず、だ。 モノトーンの色彩に呑まれたことを覚えている。白と黒、境界線を描くための最低条件と考えればもしかすればそれは色ですらなく。 彼女は、私たちを取り巻く色彩の世界の前で立ち塞がった冒涜に等しかった。 けれど、彼女は美しい。 「ああ認めよう、鮫氷しゃち、貴様は可憐だと!」 白と黒だけで出来上がった境界線上の少女、そちら側にいるからこそ手を出せない美しさは、こちら側にいる私にはけして届かないのだろう、そう言いたいのだろう! 同じ絵姿だからこそ、私は嫉妬する。 久しく忘れていた感情を前に私の心は躍った、むしろ楽しんでいたように思う。 「奔放に振舞えど、いいや狂奔に振舞うな」とは誰の言葉だったか、いいえそれは私の言葉を踏みにじれ! そのことが同輩へ、同胞への裏切りになると知っていても水妖(おんな)にも取らないといけない手のひらがあった。 どれほど愚かな行為かと知っていても、きっと同じ場所と同じ時間で彼女と遭えたなら私にはそうするだろうという自信がある。 この後の振る舞いも含めてだけど、取った行動に後悔はなかった。 私は、私は……、私は! 最大限の力を込めて、精緻にして微細、柔肌にして水を撥ねる瑞々しさを備えた彼女の指を、手を鮫氷しゃちの手を取った。 すべては鮫氷しゃちの絵を私と同じ地平に押しやるため、なんて子どもじみた考えだった。 結局のところ――、この世界に居場所を知ってしまった「私」は鑑賞されるだけでのうのう同じ「絵画(はらから)」が許せないのかもしれない。 それでも、ここまで心が掻き立てられる経験はないのだけれど、私は乱れ狂う感情に全身をゆだねて、渾身の力で彼女の手を引いた。 彼女は、鮫氷しゃちは、私のことをどう見返しただろうか。 私の能力『隠れ画(エルミタージュ)』は、世界をキャンバスに見立てて渡り歩くことができるというもの、つまりは世界とはキャンバスに他ならない。 肖像画の数だけ、魂の似姿がそこには在り、極小の世界で彼ら彼女らは暮らす。 そこにいると気付けないまま、いずれ朽ち果てて逝く世界と人間のことを私は哀れに思わない。 一枚の絵として生きて、人の視線を浴びず浴びされ、いずれの時か死んでいくことを羨ましく思うのだから! すべてを知ってしまった私はあの水辺で佇み、道行く人々の足を止め、魂の一部であれそこに置き去りにしてしまえるあの頃の、ただの絵だったころには戻れないのだから! どう? その時の一瞬で私の心から全身にまで走った感情を言葉に描き出すとここまで長くなったでしょう? 実に滑稽だわ。 絵が絵の手足を引っ張ってどうなるというの!? 引っ張り返されるのが必然じゃない。 あどけない表情を浮かべた鮫氷しゃちの「肖像画」は途端にぎょっとする顔をするのも一瞬の事、なんだか面白そうな顔をして私のことを「観察」したわ。 その時の私がどれだけ間抜けた顔をしているのか、今の自分に見せてあげたいと思うのだけど、それはいいわ。 鮫氷しゃちの握り返しは思ったよりも何倍も強くて、思わず「あっ」と叫びそうになる。 私を正気に引き戻したのは「痛み」という原始的なサインだったことにいささか歯噛みをするわ。 だけど躊躇も一瞬、我に返ると、私は全力で部屋備え付けの伝声管に向けて叫んだ! 「ヴァン! サリシャ! ココン! 私は死んだと思ってここから離れろッ!!」 一瞬という時間が一体何秒だったのか数えることは今になっては出来やしない。 けれど、数えられるだけだったことは確か。 ついで、最悪の事態を避けるべく、私は立てかけられたイーゼルのひとつを蹴倒す。 私の指から手を辿り、肩口にまでやってきた鮫氷しゃち共々に倒れ込んだ。 絵の世界から現世へとやってこれるんだもの、身を乗り出して、彼女は嬉しそうだった。 もし、この瞬間で時間を止めてしまえば、私という少女に巻き付くトルソーのような形でまた固まったのだろうけど、それは叶わない妄想ね。 猛烈に床を蹴り、倒れ込む私を見たしゃちは私共々に床に身を打ちつける想像をしたのか、手を懸命に伸ばすのだけど、行先は床じゃなかった。 だって、私も懸命に手に伸ばしていたんだもの。 行き先は『白い三日月』、蹴倒したイーゼルは腰掛けていた絵を吐き出して、その犯人である私に抗議するかのようにその面を私の方に向けた。 そう、とても都合がいいことに。 白い雪化粧が施された麻のキャンバスは私たちを拒まずに飲み込んだの。 そう、それはまるで溺れ方を知っている人間のようにもがくしかなかった光景だったと言っておくわ。 「ね、カヤ」 「嫌味ではないですよね?」 「もちろん、あの時は寒かったけど、私は肌の冷たさを知ったのだから。感謝しているよ」 言葉を返す彼女の名は「涼原(すずはら)カヤ」、今の私を温める居場所。 その意味については、後ほど彼女の口から語ってもらうとして……、なら話をもうやめなくちゃいけない。 そうだね、一枚の絵という窓をくぐった私たちはまず猛烈な勢いで天空から落下することになる。巻き込むつもりだった「鮫氷しゃち」もまたきりもみに耐えられずに私から手を離すのだけど。 わたしも風圧に負けてもみくちゃにされるのだから同じく負けている。 かろうじてまぶたを開けることができた。額縁のなごりからは言いつけを守らずに部屋の中へ雪崩れ込むヴァンたちの絵が見えて、やがて視界から消えていった。 ここまでくれば「負ける」ってなんの意味だかわかりはしないな、今だから笑えるけれど、その時に漏れた笑いは苦しいものだったわ。 だけど、私は感謝している。 昇る月すら白くおぼろに塗り替える猛烈な吹雪の中で、私は肌の色を見つけたんだから!
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希望崎学園『暦』設定 ・『暦』 希望崎学園に存在するサークルのような団体 →「ダンゲロス・ニュージェネレーション~睦月涼子 プロローグ~」参照 ・部長について 希望崎学園では、どの時代でも一貫して暦の部長として君臨。 組織のことは副部長に丸投げ、本人が介入することは基本的に無い。 希望崎学園設立前から存在しているらしい。 最近、部長と思わしき人物が写っている60年前(AD1954)の写真が見つかった。 姿形が昔から全く変わっていない。能力はいまだ不明。 一説には、平行世界を自由に渡り歩いているとも推測されているが、真相は不明。 「一体何者なのだろうか……」 ・副部長について 卯月の苗字が継承される。基本的には同学年で一番早くに入部した部員が受け継ぐ。 副部長は、部長から暦でのあらゆる権限を与えられる(組織の方向性の決定や活動内容、部員のスカウトetc...)。 ただし、絶対に部長になれない。 ・部員について 部員は苗字に暦が割り振られていることから分かるように、全員なんらかの事情で苗字が無い又は名乗れない状況にある。 苗字の暦は学年が上がるにつれて変更される。 副部長は、卯月の苗字を継承。 以下、入部順皐月→……→弥生の順で暦が継承される。 各学年の人数はその年度によって異なる。1学年が1人の時もあれば、半数以上が同学年ということもある。 ごく稀に部員と入部推薦者の入れ替えが発生する。入れ替えは一対一の決闘により決定されるが、決闘内容は毎回異なる。 ~AD2014~ *一部のキャラが、「2年生次に暦の継承が2回になっている」、「1年生次と2年生次の暦の継承が変化していない」ことは“一年前の『暦』史上最悪と語られることになる惨殺事件(『暦』幕間SS参照)”が起きたことが関係している。 言語(旧姓:口舌院)<副部長> 3年生 副部長(暦の継承 1年:如月→2年:水無月→卯月→3年:卯月) 男 能力:???(声に関連する魔人能力?) 初出:ダンゲロス・ニュージェネレーション(睦月涼子プロローグSS) 咲夢<副部長補佐> 3年生 (暦の継承 1年:弥生→2年:文月→皐月→3年:皐月) 女 能力:???(複数の魔人能力?) 初出:ダンゲロス・ニュージェネレーション(睦月涼子エピローグSS) 女?として登場 劫穉 3年生 (暦の継承 2年:水無月→3年:水無月) 男 能力:纏畏 初出:ダンゲロスホーリーランドクラブ ひさぎ<2年生統括> 2年生 (暦の継承 1年:神無月→文月→2年:文月) 男 能力:狂獣覚醒 初出:スパイダンゲロス2 葉月<戦闘特務「三撃士」> 男 今後記載予定 メルデサム<財務処理> 2年生 (暦の継承 1年:長月→2年:長月) 男 能力:アイテマ 初出:ダンゲロスバーゲンセール 神無月<研究、調査(人体実験)> 今後記載予定 サビーネ(旧姓:ヴォルフガング)<伝達、雑用(兼 暗部)> 2年生 (暦の継承 1年:霜月→2年:霜月) 女 能力:今後記載予定 初出:スパイダンゲロス2(ジャン=マリー・クロワザールプロローグSS) <提供者>翻訳者様 師走<戦闘特務「三撃士」> 女 今後記載予定 涼子<戦闘特務「三撃士」> 2年生 (暦の継承 1年:睦月→2年:睦月) 女 能力:永久凍縛陣 初出:ダンゲロス・ニュージェネレーション 豪雨(旧姓:雨竜院)<本部防衛> 2年生 (暦の継承 1年:如月→2年:如月) 男 能力:呪禍降雨 初出:ぷちダンゲロス2 舞子<本部防衛兼本部内家事全般> 2年生 (暦の継承 1年:弥生→2年:弥生) 女 能力:黒き精霊の誘い 初出:ぷちダンゲロス2 ~AD2013~ *AD2014の時代とは活動が異なり、個人個人に細やかな役割もない。副部長のジャンヌを筆頭に学園の治安を護ることが主な活動であった。生徒会と番長グループによるハルマゲドンも何度も未遂で済ませるなど、学園側からも一定の信頼を得ていたようである。さらなる活躍が期待された矢先、ある事件(『暦』幕間SS参照)によって……。 ジャンヌ<副部長> 3年生 (暦の継承 1年:弥生→2年:師走→3年:卯月) 女 能力:重力剣界 初出:『暦』~幕間~SS 梓馬<副部長補佐> 3年生 (暦の継承 2年:睦月→3年:皐月) 男 能力:募集中 初出:『暦』~幕間~SS 手鞠 2年生 (暦の継承 2年:長月) 女 能力:募集中 初出:『暦』~幕間~SS ~AD20XX~ 冥呼(旧名:牡丹命子) 2年生(唯一) (暦の継承 1年:弥生→2年:神無月→3年:卯月(暫定)) 能力:多重幻影身 初出:スパイダンゲロス ・ カランドリエ 『暦』の妃芽薗学園支部のこと。 フランス革命暦に倣い、葡萄月(ヴァンデミエール)から果実月(フリュクティドール)までの姓を与えられた十二名の部員で構成される。 基本的な性質は『暦』に準じて部長も同一人物であるが、月名はバラバラに付与されるため部員間に序列がなく立場は平等である。なんか無駄にキラキラしてる部員が多いらしい。 希望崎の『暦』副部長に彼女らの指揮権も付与されるが、学籍を盾に一定の拒否を示すことも可能である。性質上ほぼ全員が女性である他、統制のとれた『暦』と異なり、組織に捉われない自由人が多いのも特徴。ただし部長には絶対服従。 <提供者>翻訳者様 ・メンバー アマリリス(旧名:伊藤園あまり→ジャン=マリー・クロワザール) 暦の継承:葡萄月(ヴァンデミエール) 能力:ポケット・ビスカッセ 初出:スパイダンゲロス2 <提供者>翻訳者様 槭 暦の継承:霧月(ブリュメール) 能力:? 初出:ダンゲロスSS4(柊時計草(風月藤原京)プロローグSS) <提供者>翻訳者様 サビーネ(『暦』のサビーネと同一人物) 暦の継承:霜月(フリメール)? 能力:今後記載予定 初出:スパイダンゲロス2(ジャン=マリー・クロワザールプロローグSS) <提供者>翻訳者様 杏花 暦の継承:雨月(プリュヴィオーズ) 能力:?(涙を豆乳に変える) 初出:ダンゲロスSS4(柊時計草(風月藤原京)プロローグSS) <提供者>翻訳者様 柊時計草(藤原京) 暦の継承:風月(ヴァントーズ) 能力:オリカミ(柊時計草)、花刑法庭 -フラワーコート-(風月藤原京) 初出:ダンゲロスSS4 <提供者>翻訳者様 リュドミラ 暦の継承:芽月(ジェルミナル) 能力:隠れ画 初出:スパイダンゲロス2(?????・????????プレリュードSS) <提供者>翻訳者様 藤之本格古笹ヶ菖蒲 能力:臙脂紫 初出:ダンゲロスSSR <提供者>翻訳者様 ・補完庫 現時点『暦』腕力ランキング~AD2014 ver~(キャラ追加に伴い、変動します多分) 1劫穉(現時点、トップ。嫌いなものは暴力!!) 2涼子(超重量級の大刀振り回せるので、この位置) 3メルデサム(色々な武器扱えるので、腕力はある) 4豪雨(鉄傘が武器だしね、ヤワなわけがない) 5サビーネ(2人も背負って普通に歩ける) 6言語(腕力は標準クラス) 7咲夢(まぁ、このあたりでしょう) 8ひさぎ(病弱だし) 9舞子(腕力はない) あとの三人は後々追加 このページのトップに戻る|トップページに戻る