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【種別】 “ミステス” 【初出】 I巻(『零時迷子』の本来の持ち主である“ミステス”として。名前はIX巻) 【解説】 『約束の二人』の片割れ。通称『永遠の恋人』。宝具『零時迷子』の“ミステス”にして製作者の片割れである。炎の色は“彩飄”フィレスと同じ琥珀色。元人間だが、その実力は強大な“王”クラスだった。 自在法を日々研究している凄腕の自在師で、数年がかりとはいえ“壊刃”サブラクが誇る不破の自在法『スティグマ』を無効化する自在式の元を作った。 “ミステス”となった17歳当時の容貌のまま『零時迷子』の力で見た目が変わっておらず、繊細な面差しの少年で、壊れんばかりの躍動感と生命の鮮やかさを見せつけた。女装が似合っていたようだ。 フィレスと共に放埒を尽くした人間であるゲオルギウスの息子。母譲りの金色の髪と黒い瞳を持っていた。妄想に取り憑かれた父親に殺されかけたところを、フィレスに救われ育てられた。 幼い時から“徒”に育てられ、その力の行使と触れ合っていたためか、物心がつく頃には“存在の力”を明敏に感じられたようだ。 明るく軽やかな性向だが、反面「この世の本当のこと」についてその有り様を見つめ、思索にふける面もあったようだ。 フィレスに連れられて様々な所を旅し、あらゆる物事を見て育った彼は、その中で彼女に恋をした。 「この世の本当のこと」を見つめ続け、研究を続けた末、彼は望みを果たす一つの答えを見つけ出した。 そして、愛する彼女との永遠を過ごすために、時計塔を材料に『零時迷子』の“ミステス”になった。 20世紀初頭には、フィレスや『鬼功の繰り手』サーレ、キアラと共に、ハワイ諸島でクロード・テイラー確保と[革正団]の活動阻止に関わり、その一連の流れの中でハリエット・スミスの生涯を見届けることとなった。そのため、以後100年余り『約束の二人』の消息が途絶えることになった。 本編の数年前からサブラクの襲撃を受けるようになり、その逃亡の途中、中央アジアにて、“徒”の運び屋一味[百鬼夜行]を追っていたヴィルヘルミナと出会い、行動を共にしていた。 二年後、本編の開始直前にサブラクから致命傷を受け、フィレスによって『零時迷子』の内部に匿われ、宝具の無作為転移という形で避難させられた。 この時打ち込まれた『大命詩篇』によって、『零時迷子』の循環部とその中のヨーハンが変異したのを、ヴィルヘルミナとティアマトーが目撃していた。 XIII巻にて、フィレスの干渉によって封印が解けないまでも目覚めたらしく、マージョリーの外から内へ向かう探査の自在式の力の流れを内から外へと逆転させ、一時的にとはいえ坂井悠二の体を乗っ取って自力で封印の外へ姿を見せるという、凄腕を見せ付けての登場となった。 一見、彼自身は打ち込まれた『大命詩篇』による改変の影響を受けずに無事なようだが、実際には完全に変異してしまっており、残った自我の断片をかき集めて、自我が曖昧な状態ながらも変異の根源『大命詩篇』を数十年単位でどうにかしようといじり続けるために、内側には走査と探索の網を常時展開する自在式を張り巡らし、外側には宿主である“ミステス”坂井悠二に鋭敏な感知能力を付与したりもしていた。 『零時迷子』の『戒禁』と『暴君』の休眠していた吸収機能を掛け合わせて、自身に“存在の力”が統御できる分だけ流れ込むようにしたりもしていた。 しかし、そうした対策では間に合わないほど事態は早く進行してしまい、復活は絶望的となった。 XVII巻にて、ラミーがベルペオルから受けた説明の中で、ベルペオルが言った「宝具『零時迷子』に深く絡み付いている不確定要素」とは彼のことであると思われる。 また、『星黎殿』でラミーを通してヴィルヘルミナに『大命詩篇』を解析する為の虎の巻を渡したりもしていた。 御崎市最終決戦終盤に現れたフィレスの助力で、“祭礼の蛇”坂井悠二が保持していた“存在の力”を元にして顕現。坂井悠二から分離して『零時迷子』を彼と奪い合いつつ、その企図について論評を加えた。そして[百鬼夜行]の到着と共に彼らと合流して、主戦場からの離脱を計った。 その逃避行の最中、『零時迷子』を失った自分では永遠を生きられないと判断し、フィレスに改変させた『大命詩篇』を核に、フィレスと存在を縒り合わせて、史上初の『両界の嗣子』ユストゥスを生み出し、自身はフィレスと共に消滅した。 【アニメ版】 第二期から登場。オリジナルシーンとして、クリスマス・イヴにヘカテーによって坂井悠二から抜き取られた『零時迷子』の中から『ヒラルダ』を通して吉田一美に話しかけるシーンがあった。 アニメ第3期では原作通りだった。 【由来・元ネタ】 モデルはドイツに実在したと言われる魔術師ヨハン・ファウスト(Johann Georg Faust)。 父親(ゲオルギウス)もまたファウスト伝説の元となった人物の名が元ネタ。 「フィレス、時に悪戯をしよう。巡った時を、零時で迷子にしてやろう。」は ファウスト博士の「瞬間よ止まれ、汝はいかにも美しい(Verweile doch! Du bist so schön.)」が元ネタと思われる。 【コメント】 ☆あの“天目一個”や『異形の戦輪使い』と、どのミステスが一番強かったのだろうか? ☆↑自在師なんだし、相性からして“天目一個”だろうな。 ☆ヨーハンはいつから、どこまで創造神の『大命』について知っていたんだろうか? ☆↑いつからについては、サブラクに『大命詩篇』を打ち込まれたりしたときからかな。 ☆XXI巻までの展開から、最終巻でヨーハンが消滅したのは間違いなかった。 ☆『アズュール』に刻まれた転生の自在式でどうにかなったりしなかった。 ☆↑ヨーハンは構成そのものが改変されたようなので、おそらく無理だったろうな。 ☆生きていたとしても[マカベアの兄弟]や[轍]や[狂気の城]には関心を示さなかっただろうな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやチェルノボーグやモレクやジャリや[マカベアの兄弟]のダーインとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、13話の織姫と彦星で彦星として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、ヨーハン・バッキンガム公爵として登場している。
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【種別】 自在法 【初出】 XI巻 【解説】 “彩飄”フィレス独自の探査用自在法。フレイムヘイズ『万条の仕手』ヴィルヘルミナ曰く「接触による永続的な探査、足を運ぶ出口」と表現していた。 その実は、発動と同時にフィレスの意思総体を転写して世界中に放ち、人間やトーチに触れることで伝播していき、それまでの伝達経路に在ったトーチから集めた“存在の力”で意思総体を維持。目標物に辿り着いたところで、身体となるフィレスに酷似した傀儡を精製する。 傀儡は、遠く離れた本体を呼び寄せる目印となり、同時に状況の調査・確保をして、本体の到達に備える。 傀儡は本体に比べて、トーチから集めた分の力しか持たない格段に弱い存在だが、フィレスの意思総体を転写されているため、フレイムヘイズや“徒”でも、それが傀儡であることを看破するのは難しい。 優れた自在師であるサラカエルの見立てによれば、傀儡は誘導と牽引の複合の自在式で構成されているとのことだった。 XV巻では、伝播させるタイプではなく、人間に偽装した傀儡を作り出し、状況の調査・確保をして本体を呼び寄せるタイプも登場した。時機が来るまでは、気配隠蔽の自在法で、傀儡であることを隠していたようだ。 【由来・元ネタ】 「転輪」とは、通常は輪を回す、または回る輪のことである。ただし、仏教用語になると、天から得た輪宝によって世界を治める、理想的帝王を意味する。 おそらく、「世界を治め経巡る風の王」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆XII巻での本文に挟まれる 「~を~する。~を~にそれは標的を目指す。」は、これの先行させた傀儡を標的に本体がすさまじいスピードで移動する模様。 ☆[仮装舞踏会]が数百年かけて探し出そうとした『零時迷子』を、わずか半年で発見した。探査範囲が全世界だったことも考え合わせると、恐るべき効率の探査能力だ。 ☆傀儡が討滅されたら、どうなったんだろうか。 ☆↑リアルタイムで本体に情報を送ってるんじゃないか?状況によっては、本体登場→情報の受け取りと分析なんて、時間をかけていられないだろうしな。 ☆傀儡を作り出す自在法は他に[仮装舞踏会]の禁衛員ウアルの『ビト』があった。 ☆XX巻では、この自在法で[百鬼夜行]を発見した。 ☆『永遠の恋人』ヨーハンは、フィレスの傀儡が『零時迷子』の『戒禁』に喰われることで、フィレス本人が自分を慎重にサルベージしてくれることを期待していた。本体への情報伝達は、やはりリアルタイムなのだろう。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[宝石の一味]のコヨーテやフックス相手にも使用してほしかったな。 ☆『インベルナ』ほど多用されなかったが、『ミストラル』や『カラブラン』よりは使用されたな。 ☆アニメ第2期から登場・使用されていた。
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XIII巻 【解説】 真名は“朧光の衣”(ろうこうのきぬ)、炎の色は灰白色。 [仮装舞踏会]の捜索猟兵。白衣の女の姿をしており、どことなく人を食った風な物言いをしていた。 巡回士オロバスと共に『三柱臣』シュドナイの副官として従軍してきた自在師で、能力は元より、場の空気を読む周旋の才に長けている点でも重宝されていた。 『星黎殿』帰還後の作戦会議にも出席していた。使用する自在法は防御用の『ニムロデの綺羅』。 割と正反対ともいえる性格のオロバスとは、酒保で酒を酌み交わすほどに仲は良い。 フレイムヘイズ陣営との戦争では、西部戦線の第二軍に従軍し、オロバスの副官として補佐しているが、指揮官自ら突撃して戦うオロバスを、総司令官であるデカラビアと共に諫めていた。 XIX巻で『星黎殿』へ撤退するに当たって、オロバスが撤退中の西部方面各軍の総指揮官となってからも、その役目は変わっていなかった。 テヘラン近郊のイラン軍基地で『鬼功の繰り手』サーレたちの追撃を受けたときには、自身の『ニムロデの綺羅』に途中合流したマモンの『貪恣掌』の力を借りて、炎弾の弾幕をはね除けていた。 フレイムヘイズ兵団に大勝した後に『星黎殿』に合流した。御崎市決戦では、オロバスとともに井之上原田鉄橋に北部守備隊の陣を張り、『大地の四神』の一人ウェストショアと交戦に入った。その後、さらに膨大極まる数の“徒”が遅れて流入してきて以降は、対処にかかり切りになっているウェストショアにオロバスと共に『ニムロデの綺羅』でウェストショアが操る水の干渉を防いで奇襲を仕掛けるが、ウェストショアに上手く捌かれてしまった。 前進しないウェストショアの意図を訝りつつ、戦線は膠着状態に陥った。そして新世界『無何有鏡』創造によって戦火が止むと神殿のベルペオルらの元に引き揚げ、オロバスを初めとする他の将兵達と共に『天梯』を通って新世界へ旅立った。 新世界へ渡り来た後もオロバスと行動を共にしているようで、先の戦争での戦功からオロバスと共に“王”と認められるようになった。そして、新世界へ渡り来てから一年後の春までの間に“紅世”から新世界へ渡り来た大量の新来の“徒”たちが結成した集団のなかでも極めて厄介な集団[マカベアの兄弟]の一派とチェンマイで小競り合いを引き起こしていた。しかし、そこに現れた坂井悠二に共闘を持ちかけられ、オロバスが承知したことで共闘した。しかし、坂井悠二に対してはピルソインほど明確ではないが少々警戒心を抱いており、リベザルに自分たちから先に[マカベアの兄弟]と小競り合いを起こしたことを報告しなかったようだ。 新世界へ渡り来てから二年弱、オロバスと共に豪華客船『ロード・オブ・ザ・シーズ』号を占拠していた人間の武装集団の一部と遭遇し、対処に困っていたオロバスに両手足を折って行動不能にした上で通信機を全部壊しておいてとアドバイスした。そして貴賓室のベルペオルの下にオロバスと共に参上し、[マカベアの兄弟]の内部で[真なる神託]という小さな一派が発生し内部抗争を起こしていることを報告した。また、オロバスが軽々しく「人喰い」を口にしたことをベルペオルと共に窘めていた。騒動の終結後、ベルペオルたちと共に修復と改装の完了した『星黎殿』へ空を飛んで戻っていった。 外伝『ローカス』では、ロード・オブ・ザ・シーズ号の戦闘指揮所で行われようとしている『両界の嗣子』ユストゥスの御披露目の式典を妨害しようとする“徒”たちへの対処を、LotS統括として対応している。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタは、ソロモンの72柱の悪魔 “射手の公爵”レライエ(Lerajie)と思われる。 序列14番の悪魔で、緑の服を着た狩人で、弓矢を構えて現れると言う。 召喚の際は、味方の傷を癒し、敵の傷を化膿させると言う。 「朧」は、月光が薄ぼんやりと霞んだような様を言う。「光」と一塊と見るべきであろう。「衣」は当然衣服のことであり、それは内側のものをくるみ覆い隠すものを意味する。 真名全体で、「薄ぼんやりと霞んだ光によって内部の本質を覆い隠すもの」という意味だと思われる。自在師である彼女の特性は、欺瞞隠蔽に向いているのかもしれない。 【コメント】 ☆オロバスや布告官ストラスとも対等に口を聞いてるので、結構古株と思われる。 ☆彼女は巡回士ではなく捜索猟兵であることがはっきりした。 ☆炎の色は薄香色ではなかった。この色は上海外界宿総本部を襲撃した時に展開された封絶の色だった。 ☆↑少なくとも後ろの方で引っ込んでる“徒”に封絶張らせるべきだからな。 ☆↑レライエも描写されてる限りはシュドナイの背後に居るだけだ。後ろで引っ込んでる“徒”とやってる事自体は大差ないから、レライエが張ってもおかしくは無い。 ☆↑大規模な戦闘で封絶を張るのは雑兵レベルの役目なので、指揮官補佐が出来るほど有能なレライエの炎の色が薄香色というのは根拠が怪しくなった。 ☆仮に真名の解釈が正しいとするなら、彼女がシュドナイの気配を隠していたのかもしれない。そうでなければ、シュドナイほどの“王”の接近に討ち手たちが気づかないはずはないだろう。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやチェルノボーグやモレクやジャリや『両翼』のメリヒムや[宝石の一味]のコヨーテやフックスとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆[轍]や[狂気の城]や『色盗人』とも小競り合いを起こしてそうだな。 ☆『ニムロデの綺羅』に色の描写があれば、その時点で炎の色も分かっただろうにな……。公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で判明した。 ☆アニメ第3期で登場した。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、天人の一人として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、[黒い蛇団]の一員として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、カレー総督ドレルの副官として登場している。
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【種別】 自在法 【初出】 XIV巻 【解説】 “壊刃”サブラクの、秘奥にして不破と位置付けられていた自在法。 所持する刀剣(宝具である必要はない)により敵につけた傷全てに掛かる自在法で、与えた傷の治癒を封じ、時と共に深め広げていく効果があった。 初撃で死ななかった敵もこれにより加速度的に疲弊していき、いずれ力尽きるという非常に厄介な力であった。 この自在法の効果は、サブラクから離れることで消滅する。この性質から逆説的に、『スティグマ』の効果が途切れれば、サブラクの居場所から離れられたことが分かった。 「秘奥にして不破」とサブラクが誇るだけあって、マージョリー・ドーの解呪や妨害の自在法もまるで通じなかったが、自在師である“ミステス”『永遠の恋人』ヨーハンが二年の逃避行の中で作り出し完成が近かった式を元に、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルがさらに研究と試行錯誤を重ね完成させた自在式により、解除されることとなった。 御崎市での敗戦後は、解除不能の一点を強化した『スティグマ』である『スティグマータ』に改良された。 【アニメ版】 原作だと効果が切れたところで傷の治療には自身の治癒力が必要だが、アニメ第2期では『スティグマ』を解除した時点で深められた傷も治ったような演出となっていた。 【由来・元ネタ考察】 元ネタは奴隷や犯罪者の烙印や刻印、または聖痕の意味を表す『スティグマ(stigma)』と思われる。 ソロモンの72柱の悪魔サブノック(=サブラク)の能力が、そもそもの由来と推測される。 →サブラクの【由来・元ネタ】の項参照。 【コメント】 ☆効率が悪いけど、“徒”とかがコレをくらった時に傷口の周囲の肉体(?)ごと大きく抉り取ってしまったら効果無さそうに思えるんだが、どうだろうか?フレイムヘイズとかなら傷が治るのに時間掛かるから現実的じゃ無いけどな。 ☆“徒”の場合は、保有する“存在の力”がHP&MP。サブラクを前に自傷とか、自殺行為としか思えなかった。 ☆[仮装舞踏会]の捜索猟兵ザロービみたいな能力持ったやつが食らったら、どうなるんだろうか?合体後にも分身が負った傷と同じ場所を負傷するのか、それとも治ってしまうのか。 ☆ザロービは一発当たれば即死として、考察してみたかったのは巡回士オルゴンだったな。自在法『レギオン』一枚に『スティグマ』がかかったとして、紙の騎士一体が消滅するだけだろうな。 ☆『スティグマ』の効果範囲=サブラクの浸透範囲なんだろうか? ☆浸透範囲から更に効果範囲があるんじゃないか?浸透範囲が街の一角を覆うほどといっても、逃がさず仕留めきるにはまだ狭い。 ☆いや、どう考えても浸透範囲は街の一角どころか都市一個分位だろ。半径5~10km位は浸透してると思われる。ゆえに効果範囲もそんなもんだったろうな。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアやゾフィー・サバリッシュやアレックス相手にも使用してほしかったな。 ☆ソラトと坂井悠二の『吸血鬼』やダンタリオン教授が改造した『ヒュストリクス』やフリアグネの『ラハット』とのコラボが見たかったな。
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登録日:2009/05/27 Wed 21 10 16 更新日:2023/01/29 Sun 07 51 28NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 Missing アイルランド リャナンシー 伝説 地雷女 妖精 民間伝承 灼眼のシャナ 神話 足首痛いんす〜! ①アイルランドの民間伝承に登場する妖精の一種。 男性の精気を吸い取る代わりに、芸術方面の才能を与える。 リャナン(恋人な)シー(妖精)。 その名の通り、常に人間の恋人を求めてさまよっている。 御多分に漏れずその姿は非常に美しく、出会い頭に交際を求めてくる。 美少女にいきなり、 「初めまして、付き合って下さい」 と言われてしまっては、大抵の男は 「オーケーベイベー」 と答えるであろう。 ちなみにここで 「No!!」 と答えると、リャナンシーは男の事を何とか振り向かせようと必死にアプローチをかけてる。 さらに 「絶対にNo!!」 と答えると男の気を引くために召使いとして押し掛けてくるとか何とか。 ちなみにこの求婚に 「Yes!!」 と答えた場合、リャナンシーとの間に契約が成立。 夜毎、死ぬまで精気を吸われてしまう。 代わりに、「詩」や「絵画」など芸術的な才能を与えられる。 アイルランドでは微妙に「地雷女」的な扱いを受けている。 しかし、妖精の美少女を嫁に出来るうえ、芸術方面で名声も手に入る。 「寿命が減る?私は一向に構わん!! てか、アイルランドへ行ってくる!!」 てなレベルの素敵な話である。 だが、注意点が… リャナンシーは、その意中の男にしか見えないのである。 虚空を指差し 「俺の嫁」 と言われても、ただの統合性失調なので注意していただきたい。 余談 ゲーム「女神転生」では種族・鬼女に属する。 流れるような金髪と黒いドレスを纏い、宙に浮いて知恵の輪をもてあそんでいる。 おおよそレベル10代後半から20代前半の低レベルながら判りやすい美形悪魔故に、人気はそこそこ高い。 ②灼眼のシャナの登場人物。 “屍拾い”ラミーこと、紅世最高の自在師“螺旋の風琴”の通名。由来は①。 ラミーの時の姿は老紳士(CV.清川元夢)だが、本来の姿は翠髪の美少女。 こんなかわいい美少女を鳥籠に閉じ込めたアシズはけしからん。 追記・修正はリャナンシーと契約してからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] SW2で知りました(ハニトラエロメイド) -- 名無しさん (2015-02-26 12 10 57) 第三者の目に見えないのが非常......。見えれば地雷女とは呼ばれんだろうに。 -- 名無しさん (2016-04-16 18 13 14) 名前 コメント
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 短編『クイディティ』 【解説】 “紅世の王”。真名は“踉蹌の梢”(ろうそうのすえ)。炎の色は極彩色。 『色盗人』の首領である“王”で、人化した姿は様々な生地を継ぎ接ぎしたコートを纏った青年。 旧世界では、息を潜めて生きる半端な自在師でしかなかった。 新世界『無何有鏡』へ渡り来た後に”存在の力”が無限に満ちているのを利用して改良した自在法『啖牙の種』『隠羽織』を使い、罠にかかった本人たちに気付かせないまま『隠羽織』の被施術者たちを自身の分身にして支配し、支配と勢力拡大を続けていた。 しかし、新世界へ渡り来てから数年後にシャナと坂井悠二に根拠地『桃源』を発見されて、『隠羽織』で自身を極彩色のキメラに変化させて対抗しようとしたが、シャナの『真紅』で顕現した天罰神の疑似神体の拳の一撃で叩きのめされて身動きもできなくなった。 バロメッツ自身は新世界で殺害行為を行った形跡がないため降伏が勧告され、受け入れて自身の名を名乗った。 降伏後は、根拠地であったゴーストタウンに呆然と立ち尽くしていた。 その後、坂井悠二の補佐として『ロード・オブ・ザ・シーズ』号で『両界の嗣子』ユストゥスをフレイムヘイズや“徒”達にお披露目する際の司会を務めていたことから、“紅世”関係者の間で居場所を見つけられたようである。 【由来・元ネタ】 中世ヨーロッパで、アジア、モンゴル、ヨーロッパなど各地の荒れ地に実在すると信じられた半植物半動物の存在「バロメッツ(Barometz)」。 比重は植物の側にあるらしく、羊が入った実を実らせる植物として知られていた。 「踉蹌」とは「ふらふらとよろめくさま」を表す言葉である。「梢」は「こずえ」と読んだ場合は樹木の天辺を意味するのだが、「すえ」と読む場合は、「末端」「終末」を意味する。 合わせて考えた場合、「ふらふらした足取りで終末を持ち込むもの」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆炎の色は、本当に元から極彩色だったのか、奪った炎の色のつぎはぎで極彩色となっていたのか判然としない。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやモレクやチェルノボーグやジャリや『両翼』のメリヒムや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のギータや[狂気の城]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
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【種別】 “燐子” 【初出】 X巻 【解説】 [とむらいの鐘]の『右翼』“虹の翼”メリヒムの使役する道具タイプの“燐子”。意思は持っていない。 形状は宙を飛ぶガラスの盾型。外伝漫画『ES』では、縦長の平べったい八面体のように描かれていた。 攻撃系自在法『虹天剣』を自在に反射・変質させる能力を持つ「攻撃のための盾」。メリヒムの半身とまで呼ばれ、彼はこの“燐子”を無数に空に飛ばすことにより、『虹天剣』を最大限に活用した。 [とむらいの鐘]の制空権の要であったが、宝具『小夜啼鳥』争奪戦において、マティルダによって殲滅された。 ブロッケン要塞最終決戦において、『九垓天秤』モレクは作戦を組む際にこれさえあればと何度も思ったようだ。しかしメリヒムは、生き残りか新造かを中世の『大戦』最終決戦まで使わずに隠しており、これによってマティルダは窮地に立たされた。 【由来・元ネタ】 元ネタは、地獄の九階級の第六位、『アエリアエ・ポテスタテス(Aeriae potestates)』と思われる(「空の軍勢」の意)。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆これをいったいどうやって破ったのか、気になって仕方なかった。 ☆マティルダに残らず殲滅されたということなので、自在法『騎士団』によって殲滅された可能性が濃厚。『空軍』VS『騎士団』というのは見てみたかった。 ☆中世の『大戦』最終決戦の『空軍』がもし新造なら、五日もあれば“燐子”はできるのか。ただ、自在師ティリエルは、一瞬であの『ピニオン』を作っていたから、メリヒムが『空軍』を大量に造らなかったのは、複雑難解な自在法が得意でないことの証左といえそう。空を覆うほどの『空軍』は、どれだけの年月で生み出したんだろう? ☆↑短期間に材料となるガラスの盾が大量に手に入らなかっただけでは?当時は中世だしな。 ☆メリヒムはマティルダ達に懸かりきりになる前提の上で、モレクが制空に使おうとしていたことを考えると、単独でも何かしらの攻撃手段を持っていたとも考えられる。 ☆『空軍』を展開。一発だけメリヒムに『虹天剣』を撃ってもらい、それを上空で延々反射させ続ければ威力が減衰しない特性も合わせて鉄壁になるのでは? ☆↑ならまさにヤ○トの反射衛星砲だな。 ☆↑↑まぁ『虹天剣』は距離による威力の減衰が無いだけで、込めた分の“存在の力”が無くなればぶっつり消えるだろうが。 ☆ティリエルの『ピニオン』や[革正団]のドゥーグの『黒妖犬』や[仮装舞踏会]の“紅世の王”ガープの『四方鬼』や大筒型“燐子”よりは格好良かったかな。 ☆ノースエアや『棺の織手』ティスや『儀装の駆り手』カムシンやザムエル・デマンティウスや『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやフリーダーやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニや『極光の射手』カール・ベルワルド相手にも使用してほしかったな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』でも、メリヒムが磨いていた。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』にも登場しなかった。
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【種別】 自在法 【初出】 III巻 【解説】 優秀な自在師である“愛染他”ティリエルが使っていた独自の自在法。ティリエルの、他者に愛情を注ぎ守る本質『溺愛の抱擁』に基づいている。 内部に山吹色の木の葉が舞い、霧で満たされた防御陣を作り出す。この内部は因果を外部と断絶した因果孤立空間となり、封絶の変種に含まれる。独自の特性として、内部の“紅世の徒”や自在法の違和感や気配を、外部から完全に隠す事が出来る。 このため、探知系の自在法で探らない限り、どんなに近くにいようとも“徒”の存在を感知できない。 通常は身体の表面を覆うように常時展開されており、その際は視認もできない。 また、封絶の様に広範囲に展開し、捕食や戦闘の場を作り出すことも可能で、その際には内部の存在を決して逃がさない隔離空間にもなる。 本編時のティリエルは、彼女の分離体とも言える多機能の“燐子”『ピニオン』と、込められた自在式を維持し続ける宝具『オルゴール』を用いることで、街一つを覆うほどに『揺りかごの園』を拡大させて相手を捕らえ、さらに仕掛けられた『ピニオン』を使って周囲の人間を喰らい、“存在の力”を自分たち“愛染の兄妹”に供給させていた。 取り込み兼放出口となっている、人間に偽装された『ピニオン』により、『玻璃壇』からの視界は、黴のように密集した斑の部分を蔓草のような紋様が結び合わせているように見えるほど、無茶苦茶に絡み合った装飾紋と撹乱と偽装の自在式で埋め尽くされ、通常の感覚では『ピニオン』と人間を見分けることが出来ない他、この自在法の特性も正確に把握できない。 また、放出口となっている『ピニオン』を発見して破壊したとしても、“燐子”としての正体を現した『ピニオン』は、破壊されると同時に様々な罠が起動する仕掛けとなっており、単独で対処するのは困難といえる。 一度はまってしまえば非常に強力だが、欠点として、『揺りかごの園』の維持、“存在の力”の供給、武器である蔓の大規模な顕現や維持や制御を行うピニオンを多数設置する下準備が必要なこと、『ピニオン』作成の自在式が相当複雑なものであるため、多数を維持するには宝具『オルゴール』によるサポートが不可欠な点が挙げられる。 IV巻で坂井悠二の異常に鋭敏な知覚により『ピニオン』の偽装を見破られ、彼の指示を受けたフレイムヘイズ『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーによって『ピニオン』を次々と破壊(正確には改変)されていき、最後には『揺りかごの園』の維持が不可能になって、“愛染の兄妹”の敗北へと雪崩れ込んでいった。 【コメント】 ☆アニメ版で登場・使用された。 ☆RPGでも時たま見られる、自分に有利な結界空間だった。 ☆結界の自在法は、他に『大地の四神』の一人センターヒルの『トラロカン』があった。 ☆封絶の変種は他にメアの『ゲマインデ』があった。史上最悪のミステス“天目一個”が、自身の周囲に張り巡らせていたのもそうだった。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアやザムエル・デマンティウスやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやフリーダーや『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディや『儀装の駆り手』カムシンやドレル・クーベリックやパウラ・クレツキー相手に発揮したら面白そうだったのにな。
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【種別】 “紅世の徒” 、通称 【初出】 SII巻 【解説】 真名は“坤典の隧”(こんてんのすい)。炎の色は竜胆色。 ギュウキやパラと共に、“徒”の運び屋集団[百鬼夜行]を営む。団内での役割は用心棒。 二十代半ばの女性の姿で、ざんばら髪を雑に束ねて眼に隈取をした和装姿の“徒”。 常にゴツいツルハシを持ち歩いている。[百鬼夜行]の用心棒ではあるが、実は外見に反して荒事はそれほど得意ではなく、自在法を用いて逃げ回る方が得意な自在師。強大な“王”やフレイムヘイズと張り合えるほどではない。 地面に大穴を掘る遁走の自在法『地駛』を使う。地面から遠いと使えない。 本編開始の二年前、中央アジアにて『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルと『約束の二人』に遭遇し、戦闘する事態にまで陥ったが、運んでいた乗客を囮に仕立て、ギュウキやパラ共々逃走した。 最終巻では、フィレスからの依頼で他の二人と共に『真宰社』の頂上に現れて、吉田一美と『約束の二人』をライトバン型“燐子”『苦尽甘来号』に乗せて離脱し、新世界『無何有鏡』が創造されるまで逃げ切った。新世界が創造された後は、他の二人と共にドゥーグの事を話しながら『天梯』を通って新世界へ旅立った。 新世界が創造されてから数年後の外伝『ローカス』では、ヴィルヘルミナ・カルメルの依頼で『両界の嗣子』ユストゥスを豪華客船ロード・オブ・ザ・シーズへと運んでおり、小型バス型の“燐子”『春風駘蕩号』の車内でレベッカ・リードやユストゥスと到着まで、ババ抜きで遊んでいた。 【元ネタ】 名前の元ネタはリトアニアの民間伝承に登場する自然の女の精霊『ゼミナ(Zemyna)』。名前は「土の女主」を意味し、豊穣や肥沃を司るとされる。 「坤」は大地または土の下に引っ込むこと、「典」は司る・一定の仕事をあずかること、そして「隧」は奥へと入り込むトンネルを意味する。 真名全体で、「地中の深奥への遁走を司るトンネル」という意味だと思われる。その名前は自在法『地駛』によって地下を逃げる彼女の能力の本質を表している。 【コメント】 ☆フィレスには敵わなかった。 ☆[百鬼夜行]の中で唯一、本性のまま人の姿をしていた。[とむらいの鐘]の『右翼』メリヒムのように。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤』チェルノボーグやソカルやウルリクムミやフワワやニヌルタやモレクやジャリや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやイナンナやフックスやトンサーイや[仮装舞踏会]の盟主“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期では人化した姿に続いて、人化を解いた姿でも登場した。人化すると隈取が無くなるようだ。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で炎の色が判明した。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』でも、運び屋として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、幕間3で登場している。
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【種別】 “紅世の徒” 、通称 【初出】 SII巻 【解説】 真名は“深隠の柎”(しんいんのふ)。炎の色は唐紅。 パラやゼミナと共に、“徒”の運び屋集団[百鬼夜行]を営む。団内での役割は頭目。 大きな布地に木彫りの角ばった獣の顔をつけた、獅子舞のような姿の異形の“徒”。人化した姿は、がっしりした体格の大男。 フレイムヘイズや外界宿の人間よりも「人間」を理解しており、その手腕で情報収集などを行い、事を避けている。 自分や他人に複数使用可能で、サイズも調節できる気配隠蔽の自在法『倉蓑笠』を使う。他にも幻術を扱う自在師でもある。 本編開始の二年前、中央アジアにて『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルと『約束の二人』に遭遇し、戦闘する事態にまで陥ったが、運んでいた乗客を囮に仕立て、パラやゼミナ共々逃走した。 最終巻では、フィレスからの依頼で仲間二人と共に『真宰社』の頂上に現れて、吉田一美と『約束の二人』をタクシー型“燐子”に乗せて離脱し、久しぶりに自ら戦闘に参加するまで苦労しながらも、新世界『無何有鏡』が創造されるまで逃げ切った。新世界が創造された後は、仲間二人と共にドゥーグの事を話しながら『天梯』を通って新世界へ旅立った。 【元ネタ】 名前の元ネタは日本の妖怪『牛鬼』。「ぎゅうき」または「うしおに」と読む。牛頭鬼身、または牛の頭に蜘蛛の身体を持つ異形の妖怪。非常に残忍で、毒を吐き、人を喰い殺すことを好む。海岸や湖沼地帯、森林などに出没する。 「深」は、日常的な「深さ」の他に、はなはだしい、奥深いなどの意味を持つ。「隠」は、表面に現れない、人目に触れない、知らない振りをする、重々しい様子という意味を含む。「柎」とは、欄干の脚、筏、弓柄(ゆづか)、花萼の房(花弁を支える部分)などのことであり、「支え」という共通点を持つ。 真名全体で考えれば、「とても深く隠れ、誰にも知られることのない土台」という意味だと思われる。ギュウキの、ひいては彼が率いる[百鬼夜行]そのものの本質を表した真名だといえる。 【コメント】 ☆どういう経緯で[百鬼夜行]を結成することになったのか気になるな。公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』でその詳細が判明するかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。 ☆『儀装の駆り手』カムシンとマージョリー・ドーを『真宰社』に侵入させた時にも同行した。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやモレクやチェルノボーグやジャリやウルリクムミや『両翼』や[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のギータとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期では人化した姿に続いて、人化を解いた本性の姿でも登場した。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で炎の色が判明した。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』でも、運び屋として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、幕間3で登場している。