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「・・・ほお」 慌てて建物の中に入ったリバストは思わず感嘆の声を漏らした。 外から見た時にはわからなかったが、中はわりと広く、おそらく倉庫だったのだろう、 スコップ等の日用品が主に目に付いたが、 棚にはこの世界では一般に教会で使われる祭具が並んでいたし、 床に置いてある大きめの麻袋には穀類や野菜等が入っているようだ。それも、かなり豊富に。 「・・・ルビス系統の祭具か・・・・・・。なら、ここはアレフガルドのどこかか? しかし、こんな雪山があるとは聞いていなかったが・・・・・・」 リバストはオルテガが独り言を呟いている方を向くと、 彼は棚の上にある神像を手にとって調べている所だった。 「どうした? なにか気になる事でも?」 「いや、気にしないでくれ」 オルテガは神像を元の位置に戻し、手についたホコリを払った。 「それより、どうする?」 オルテガは食料の入っているいくつもの麻袋を見渡した。 「全部持っていくワケにはいかんしな。自分が必要だと思う分だけ持っていけばいいだろう」 補給のままならなかったリバストにとっては、ここで食料を補給できる事は大変な僥倖だった。 「匂いがしたのはここら辺でござるな? ガウ殿」 「ガウガウ!」 「でも、それっぽい建物は見当たりませんけど…」 ガウの案内でここまで来たのだが、どうみても祠らしき建物は見えない。 周囲は森に比べたら木が少なくなっているが、それ以外気になる所は見つからない。 「目に見えるモノが全てではないでござるよ。『見えないモノには体当たり』 という格言もあるくらいでござるしな」 そう言ってメルビンは足元から雪をすくい、それを丸めた。 3人はそれを不思議そうに眺めていたが、メルビンは気にせずにソレを山側の方に投げた。 斜線軸上にある木に当たって砕けるだろうと他の三人は思っていたが、 雪球はそれより少し手前で、壁に当たったかのように四散した。 「やはり目に見えないだけでござるな。入り口を探すでござるよ」 「ドアノブみたいなモノがありました!」 あれから程なくして、少し窪んだ所にある壁を調べていたモニカが入り口を発見した。 これらの作業を一人でやったとしたら、大分時間がかかってしまっただろう。 「鍵は開いてるみたいですし、入りますよ」 「!!! モニカ! そこから離れろ!」 開きかけたドアの隙間から漏れる微かな気配。 今の今まで気付けなかった何者かの気配に、アーロンの脳が全身に危険信号を送る。 ガードとして、決して会わせてはいけない事柄の一つ。 アーロンは中に入ろうとしたモニカに慌てて手をのばした。 しかし、それより一瞬早くドアの隙間の暗闇から伸びた太い腕が 不思議そうな顔をして振り返ったモニカを掴んで、建物の中へ引きずり込んだ。 ほんの一瞬、瞼の裏に自分が護れなかった二人の姿が浮かんだような気がした。 【オルテガ 所持品:水鉄砲 グレートソード 覆面 第一行動方針:メルビン達と話し合う 第二行動方針:離れの探索 基本行動方針:アルスの存在を確認し、合流する(ただしイッちゃったらこの限りではない)】 【リバスト 所持品:まどろみの剣 第一行動方針:メルビン達と話し合う 第二行動方針:離れの探索】 【現在位置:ロンダルキアの祠の離れ】 ※チョコボが奥に隠れています 【モニカ 所持品:エドガーのメモ(ボロ) 第一行動方針:??? 第二行動方針:アーロンの傷を完治させる 第三行動方針:仲間を探す】 【アーロン 所持品:鋼の剣(中古) 第一行動方針:モニカを助ける 第二行動方針:仲間を探す】 【メルビン 所持品:虎殺しの槍 第一行動方針:モニカを助ける 第二行動方針:仲間を探す 基本行動方針:仲間を集める。冗談を飛ばす。】 【ガウ 所持品:なし 第一行動方針:モニカを助ける 第二行動方針:仲間を探す 第三行動方針:ホフマンの仇をうつ】 ※モニカがオルテガに掴まっています 【現在位置:ロンダルキアの祠の離れの外】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV ガウ NEXT→ ←PREV アーロン NEXT→ ←PREV オルテガ NEXT→ ←PREV モニカ NEXT→ ←PREV リバスト NEXT→ ←PREV メルビン NEXT→
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参加者名簿 No. マスター サーヴァント 名前 出展作 クラス 真名 出展作 No.01 言峰綺礼 Fate/zero セイバー オルステッド LIVE A LIVE No.02 真玉橋孝一 健全ロボ ダイミダラー セイバー 神裂火織 とある魔術の禁書目録 No.03 聖白蓮 東方Project セイバー 勇者ロト DRAGON QUESTⅢ~そして伝説へ~ No.04 シャア・アズナブル 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア アーチャー 雷 艦これ〜艦隊これくしょん No.05 東風谷早苗 東方Project アーチャー アシタカ もののけ姫 No.06 シオン・エルトナム・アトラシア MELTY BLOOD アーチャー ジョセフ・ジョースター ジョジョの奇妙な冒険 No.07 ジョンス・リー エアマスター アーチャー アーカード HELLSING No.08 衛宮切嗣 Fate/zero アーチャー エミヤシロウ Fate/stay night No.09 アレクサンド・アンデルセン HELLSING ランサー ヴラド三世 Fate/apocrypha No.10 岸波白野 Fate/extra CCC ランサー エリザベート・バートリー Fate/extra CCC No.11 遠坂凛 Fate/zero ランサー クー・フーリン Fate/stay night No.12 ミカサ・アッカーマン 進撃の巨人 ランサー セルベリア・ブレス 戦場のヴァルキュリア No.13 寒河江春紀 悪魔のリドル ランサー 佐倉杏子 魔法少女まどか☆マギカ No.14 ホシノ・ルリ 劇場版 機動戦艦ナデシコ-The prince of darkness- ライダー キリコ・キュービィー 装甲騎兵ボトムズ No.15 本多・正純 境界線上のホライゾン ライダー 少佐 HELLSING No.16 狭間偉出夫 真・女神転生if... ライダー 鏡子 戦闘破壊学園ダンゲロス No.17 暁美ほむら 魔法少女まどか☆マギカ キャスター 暁美ほむら(叛逆の物語) 漫画版魔法少女まどか☆マギカ-叛逆の物語- No.18 間桐桜 Fate/stay night キャスター シアン・シンジョーネ パワプロクンポケット12 No.19 ケイネス・エルメロイ・アーチボルト Fate/zero キャスター ヴォルデモート ハリーポッターシリーズ No.20 足立透 PERSONA4 the Animation キャスター 大魔王バーン ダイの大冒険 No.21 野原しんのすけ クレヨンしんちゃん アサシン ニンジャスレイヤー ニンジャスレイヤー No.22 宮内れんげ のんのんびより アサシン ベルク・カッツェ ガッチャマンクラウズ No.23 ジナコ・カリギリ Fate/extra CCC アサシン ゴルゴ13 ゴルゴ13 No.24 電人HAL 魔人探偵脳噛ネウロ アサシン 甲賀弦之介 バジリスク~甲賀忍法帖~ No.25 武智乙哉 悪魔のリドル アサシン 吉良吉影 ジョジョの奇妙な冒険 No.26 美遊・エーデルフェルト Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ バーサーカー 黒崎一護 BLEACH No.27 ウェイバー・ベルベット Fate/zero バーサーカー デッドプール X-MEN No.28 テンカワ・アキト 劇場版 機動戦艦ナデシコ-The prince of darkness- バーサーカー ガッツ ベルセルク No. 裁定者 裁定者 名前 出展作 クラス 真名 出展作 Other カレン・オルテンシア Fate/hollow ataraxia ルーラー ジャンヌ・ダルク Fate/Apocrypha 出典別参加者名簿 +... 5/5【Fate/Zero】○衛宮切嗣/○言峰綺礼/○ウェイバー・ベルベット/○ケイネス・エルメロイ・アーチボルト/○遠坂凛 3/3【Fate/stay night】○間桐桜/○エミヤ/○クー・フーリン 3/3【Fate/EXTRA CCC】○岸波白野/○ジナコ=カリギリ/○エリザベート・バートリー 3/3【HELLSING】○アーカード/○アレクサンド・アンデルセン/○少佐 2/2【悪魔のリドル】○寒河江春紀/○武智乙哉 2/2【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-】○ホシノ・ルリ/○テンカワ・アキト 2/2【ジョジョの奇妙な冒険】○ジョセフ・ジョースター/○吉良吉影 2/2【東方Project】○東風谷早苗/○聖白蓮 2/2【魔法少女まどか☆マギカ】○暁美ほむら/○佐倉杏子 1/1【Fate/Apocrypha】○ヴラド三世 1/1【Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!】○美遊・エーデルフェルト 1/1【MELTY BLOOD】○シオン・エルトナム・アトラシア 1/1【エアマスター】○ジョンス・リー 1/1【X-MEN】○デッドプール 1/1【ガッチャマン クラウズ】○ベルク・カッツェ 1/1【艦隊これくしょん~艦これ~】○雷 1/1【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】○シャア・アズナブル 1/1【境界線上のホライゾン 】○本多・正純 1/1【クレヨンしんちゃん】○野原しんのすけ 1/1【健全ロボ ダイミダラー】○真玉橋孝一 1/1【ゴルゴ13】○ゴルゴ13 1/1【進撃の巨人】○ミカサ・アッカーマン 1/1【真・女神転生if...】○狭間偉出夫 1/1【戦闘破壊学園ダンゲロス】○鏡子 1/1【戦場のヴァルキュリア】○セルべリア・ブレス 1/1【装甲騎兵ボトムズ】○キリコ・キュービィー 1/1【とある魔術の禁書目録】○神裂火織 1/1【DRAGON QUESTⅢ そして伝説へ…】○勇者ロト 1/1【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】○大魔王バーン 1/1【ニンジャスレイヤー】○ニンジャスレイヤー 1/1【のんのんびより】○宮内れんげ 1/1【バジリスク~甲賀忍法帖~】○甲賀弦之介 1/1【ハリー・ポッターシリーズ】○ヴォルデモート 1/1【パワプロクンポケット12】○シアン・シンジョーネ 1/1【BLEACH】○黒崎一護 1/1【ベルセルク】○ガッツ 1/1【Persona4 the ANIMATION】○足立透 1/1【魔人探偵脳噛ネウロ】○電人HAL 1/1【魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語】○暁美ほむら 1/1【もののけ姫】○アシタカ 1/1【LIVE A LIVE】○オルステッド 56/56
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見えない地形 青 エンチャント (クリーチャー) 瞬速 対象のクリーチャーはこのターン攻撃、ブロックに参加できず 起動型能力もプレイできない。 ~をエンチャントしているクリーチャーのコントローラーはアップキープに1支払ってもよい。 そうしたならばそのコントローラーは~をエンチャントされてないかのようにクリーチャーをコントロールする。 FT ドラッグ ドロップをすれば見えるだろ常考 32版の412
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タウロ 目次 更新日:2023/08/02 Wed 10 00 28NEW! タグ一覧 企画ルール 他の方のキャラの行動を制限する場合は、その作者さんと企画主へ一言相談してから創作しましょう よその子の話の展開を大きく変える場合は要相談で 例1:悪役等への過剰な制裁 例2:チート能力を使用した無双展開 創作注意事項 ネタやパロディOK 各種創作に自由に使ってOK カラーや服装のアレンジ可 概要 プロフィール 本名 アメノ タウロ(旧姓はフウライ) 愛称 タウロ 種族 ハイドエルフ 年齢 ナツメより5つ上 誕生日 5/15 身長 145㎝ 体重 体重計にスルーされました... 好きなもの 珍味 メイド 嫌いなもの 子供を泣かす人 趣味 メイド 人物像 ナツメのお姉さんで孤児院の管理人をやっているメイドさん。相棒のチュー太とはいつも一緒。 メイドという仕事にはかなり拘りがあり、半端な奉仕には容赦なく指導を入れてくる。まるで小姑 孤児院の子達には自作のメイド服や執事服を着せてくる筋金入りの大のメイド好き。「メイドこそ至高!!最高!!!」 遠距離攻撃のエキスパートで、銃でも弓でも大砲でもなんでもござれで、どんなに遠くでも確実に当てられる目を持ち、しかも腕は弾や矢は素手でぶん投げて当てられる程の豪腕と精度を持っている。ぶっちゃけ投げた方が強い 冥土殺法なるナイフ術で近接も隙が無い。メイドだけに 大の珍味好きで月一で施設の食卓に珍味が出る。ピオリアの魔法少女の恰好の遠因 動物に好かれるタイプで孤児院の周りには動物が凄い多く、他の人のペットも預かっている。 その陰の薄さから、諜報や暗殺の裏の仕事を請け負ったりもしてる。 影の薄さの原因はかつて魂を齧られて欠けてしまった為。 影の薄さも筋金入りで例を挙げると セリフを喋り出したりアクションを取っている時に、画面が暗転したりシーンが変わって遮られる 画面に姿が映らない(他のキャラのフキダシや他のキャラに隠れる) 映っても顔や全身にモザイク、挙句の果てに真っ白く輝いたりするという扱いをかけられる 嘘を看破して言おうとしたらスルーする為に相手が真実を言った事がある。そんなバカな スルーされすぎて、敵の攻撃を受ける相手が変わったり(主に後ろの人)見当違いの方に攻撃が飛んでいったりする 罠やセンサー、感圧版が反応しなかった後々不貞寝した 存在そのものがスルーされた事がある流石に泣いた + ここだけの話 中の人がツクールで作ったプレイアブルキャラ。 ヘイトが他のキャラの半分しかなく、さらにヘイトを減らすことも出来た。 主な武器は銃。2丁装備できて、他に銃を扱えるのは吉野のみ。 そして唯一銃の技が使えるキャラだった。 実はもともと敵キャラで、色々あってナツメの姉になった経緯がある。 モデルはブロリーmadのトランクス 故にトランクスルーネタをこれでもかってくらい入れてるw + 過去 かつて境界魔界の当時の魔王の右腕である風雷将軍という悪魔に拾われたハイドエルフの赤ん坊、それがタウロである。 タウロが5歳の時に戦争が起きたが、風雷将軍や当時の姫(エアリーの母)は魔王の態度を不自然に思って秘密裏に勇者や人間の王やナインを魔王城へ連れて行っている時に風雷将軍は凶弾に倒れた。風雷将軍を探しに来たタウロは風雷将軍の遺体と傍に居たナインを見てナインが殺したと思って逃げ出した。 その後親の仇(と思ってる)であるナインを恨みながら同志を募り、ナツメを人質に...取ろうとしてボコボコにされた上に根っこの優しさを看破されて心身ずたずたされる羽目になってしまった。 その後懲りずにナツメを追って過去の境界魔界に行きつく。そこでメイドに扮して魔王城に入ってナツメを消そうとしたが...、 メイド好きが発動してメイド好きは生まれつきだった城の大掃除を始めてしまい、偶然とある封印を解いて吹っ飛ばされてしまい、吹っ飛んだ先で過去のナインを見つけて射殺しようとするが...撃たれたのは風雷将軍だった。 最悪の形で真実を知ったタウロはパニックになって逃走。その後虚ろになってさまよってる所をナツメ達が見つけて現代に連れ帰るが、ふらりと何処かへ居なくなる。 暫くあてもなくふらついていたが、ヤバいテロ組織に捕まって寄生生物を植え付けられて生物兵器に改造されてしまう。 ナツメの抹殺に向かわされるも、ナツメは容赦なくタウロをボコボコにして、寄生生物を駆除した。顔の傷跡はその寄生生物によるもの。 その後ナインに養子縁組書類を渡されるが(風雷将軍の代わりに育てて欲しいという遺言を守るためにずっとタウロを探していた)、今までの事を考えて遠慮しかけるが、ナツメの一言、 「あなたみたいなお姉ちゃんがずっと欲しかった。あたいのお姉ちゃんになって欲しい。」 という言葉を聞いてナインの養子になった。 ...これはナツメとタウロだけの秘密だが、ナツメがタウロを助けた時、既に寄生生物に魂を齧られて危険な状態だった。 ナツメはタウロを助けるために自分の魂の欠片(9つ目の頭を作ろうとして失敗した)を補填していた。 一人称・二人称 一人称 私 二人称 あなた 台詞例 「あと一人誰か忘れちゃいませんかってんです!!」 「おーーーーーーい!!!」 「ハァッ☆」 「あぁーーん!!」(泣) 「全て嘘で(シーン変化でカット)あぁ~~~ん!!(泣)」 容貌・服装 デカいポニーテールにメイドの恰好をしているのがデフォ。 裏の仕事の時は目のような模様を付けた青いタイツみたいなぴっちりスーツを身に纏う(実は普段からメイド服の下に着てる。ごわごわが嫌だかららしい)。 固有魔ビ 空気女(狙われにくい 他者の攻撃に巻き込まれない) 各作品での活躍 登場作品名 それ行け!メイ道!!タウロさん 店の店員の関係やお客さん同士の関係(メイドとしての評価) 店員さん プラムちゃん ふふっ、元気ですね。たるんでます!! メローナさん 一緒に見守りましょうか。ハウスキーパーとか向いてそうですね! フロートちゃん 働き者ですね。これぞ正にメイド!!メイドの模範!!!! アイベリーちゃん 溶けないのが不思議です。もうちょっとお淑やかにしてください!! シトロンちゃん 庇護欲...と言う奴が出てきますね自身さえつけばいい線行くと思うんですよ!! マーマレードちゃん ちゃん...?君じゃなくて?良いです...良いですよ!!! ピオーネちゃん お姉ちゃんに甘えても良いんですよ完璧なメイドに仕立て上げてあげましょう...!!ふひひひ....!!!! のじゃロリ猫 喉を良く撫でてますやめた方が良いですね カリー・パドーラ 似合ってますよ(カリーのメイド服を作ったのはタウロ) チョコ 肉食獣から絶賛されてますよ。主人を間違えなければ平気ですよ マーロン なーんか胡散臭いような...風呂入ってますか? ミラちゃん 私は一体...どう接すればいいんですか...。 サル野郎 特にこれといって.... ショコラータ ....ただの苦労人ですかね? ブレッドさん この私を唸らせるなんて...やりますね。父の事は諦めてください。 お客さん エアリー・ルナ・デモニウム 孤児院のスポンサー、いつも助かってます。 ヘティア・タートス 妹の親友。 アデス ヘティア同様妹の親友。 ピオリア 孤児院で育った子、死んだ時は血の気が引きましたね...。 アーテラス 孤児院の職員、開ける時に頼りにしてます。 岳人 その...私をスルーしない男性で...えっと、あうう.../// エタルガ・ムジャキ 『エタちゃん』って呼んでます。スルーしないんで嬉しいですよ。 家族 父 本当に...色々ありましたね。 母 自重してください。 妹 大事な妹です。頭が上がりませんよ。 その他 関連イラスト
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746 血は争えない New! 2009/10/05(月) 12 13 59 ID Gck+QvAt ガチャン あ、帰ってきた。 「なんだまた来てたのかよ。テスト近いんだから勉強しろよー?」 今、私はお兄ちゃんのアパートに学校帰りにいつものように入りこんでゲームをしている。お兄ちゃんが最近買ってきたやつなんだけど私のほうがハマっちゃってるの、なぁんてのは嘘。お兄ちゃんにはそう言ってここに来る口実にしてる。 「ベットにねっころがるなよ。座ってやれ。」 『別にいいじゃん。男くさい布団に乙女の香りがついて兄貴嬉しいでしょ?』 昔は「お兄ちゃん」って呼んでたのだけど最近は照れくさくて「兄貴」って呼んでる。昔中学の時、友達に「今どきお兄ちゃんなんて呼んでるなんてブラコンだよぉ?」なんて言われてからぐらいかもしれない。まぁ私はブラコンなんかではないのだけれど。寧ろそれ以上。 『はぁ!?嬉しくねぇし……。つかパンツ見えてるぞ。』 「変態……。最低。」 ううん。ごめんねお兄ちゃん。見せてるのよ。 『そんな格好でうつぶせんなってたら見えるっつうの。』 うふ、お兄ちゃん顔はそらしてもチラチラこっち見てるのテレビ画面に映ってるよ。だってお兄ちゃんの好きな縞々パンツだもんね。もっと見ていいのよ? 「兄貴、お腹減った。なんか作ってぇ?」 『何言ってんだよ。冷蔵庫にはなんもねえぞ。いつもコンビニだからな。』 やっぱりそんな偏った食事ばっかしてる。でもそれが嬉しかったり。 「うわぁ、そんなんじゃ早死にするよ~?……仕方ないなぁ。お金ちょうだい。ちょっと食材買ってくるから。」 『別にいいよ。それよりもう帰れよ。』 「私が晩御飯作ってあげるから。ね?分かったら早く!」 747 血は争えない New! 2009/10/05(月) 12 18 30 ID Gck+QvAt 『あぁ。んじゃ俺も行くよ……。』 やったぁ。お兄ちゃんとお買い物! 『結構買ったな。しかも野菜ばっかりかよ。』 「これが普通なの。ほぉら、兄貴また腰細くなってない?」 そういってお兄ちゃんの腰に抱き着く様に手を伸ばす。 『うわっ、なんだよ。いきなり。』 えへへ、ドキドキしたでしょ?お兄ちゃん? 「ちゃんと食べないから。こんなひ弱そうな体じゃモテないよ?」 『うるせー。いいから晩飯作ろうぜ。俺でも作れそうなのなんか教えてくれよ。』 私今お兄ちゃんに頼られてる!嬉しいなぁ 『すげえな。一時間でこんな沢山作れるなんて。やっぱ美咲は母さんの娘だな。』 美咲、私の名前。因みに苗字は三枝。お母さんには嫁入り修業よ、とか言われて料理を半強制的に教えられた。最初は面倒臭かったけど今お兄ちゃんに褒められたからお母さんには感謝ね。 「兄貴もお母さんの息子なんだから料理くらい覚えなさいよ。」 『いや無理だよ、美咲には敵わないって。めっちゃ美味いよこれ。』 「当然でしょ、私が作ったんだから。」 やった!!お兄ちゃんに私の料理美味しいって褒められた!! 『いやぁ、もうお前いつでも嫁に行けるな。』 「は!?何それ!?結婚なんかしないし!」 もう!お兄ちゃん、ほんとデリカシーない!!!それって今私が他の男に貰われてもいいってことじゃん!……何よ。普通「美咲みたいなお嫁さんが欲しいなぁ」とか言うべきでしょ。こういうとこほんと鈍感。 『えっ、すまん。なんか気に障る様な事言ったか?』 「ううん。別に。はぁ~もう外真っ暗だね。」 『あ、ああ。家まで一人じゃ危ないだろ?送ってくか?』 送ってくか?だって。お兄ちゃんはやっぱり優しい。私の、美咲の事女の子だからちゃんと心配してくれるんだ。嬉しいよ。……でもそれじゃあまだ正解じゃないのよね。 748 血は争えない New! 2009/10/05(月) 12 20 04 ID Gck+QvAt 「えぇ~もう遅いし帰るのめんどいし~。今日は泊まるよ。」 我ながら大胆。 『はぁ!?何言ってんだよ!?明日学校どうすんだよ!?』 「明日は創立記念日で休みだよ。兄貴も卒業生なんだから覚えてるでしょ? お兄ちゃんとは二つ歳が離れてる。だから中学も高校も一年しか同じ学校にいられない。その点小学校はよかった。四年間毎日一緒に手を繋いで通学したのは今でも愛する人とのよき思い出。 『そういやあこの時期だったな。でも俺明日大学あんだけど?』 「それがなによ、別に私は兄貴が学校行ったら勝手に帰るから、気にしないでいいわよ?」 『ん……まあ、いいか。じゃあ先にシャワー入って来ていいぞ。』 「へっ!?え、ああ、うん……。入ってくる……。覗くなよぉ?」 『誰が覗くか!ほれ行ってこい。』 シャー シャワー先に入ってこい、なんて急に言われちゃって驚いちゃった……。お兄ちゃんは普通に発した言葉だったろうけど私にはそういう意味に取れるんだからね……。はぅ……まだ顔赤いかも。 「あがったわよ。次兄貴どうぞ。」 『おお。美咲なんかやけに顔赤くね?のぼせたか??』 「うっ、うるさいわね!いいから入ってきなさいよ!」 はあ、まだ顔赤かったかぁ……。もう!お兄ちゃんのせいなんだから! 『つか母さん達に俺んとこ泊まるって連絡したか?』 「あ、忘れてた……。」 『じゃあ早く連絡しとけよ。心配するぞ。んじゃ俺は風呂入ってくるよ。』 「うん。」 さて、家に電話しなきゃ。 プルルプルル 「あ、もしもし?美咲だよ。お父さん?」 父「ああそうだよ……。今、友紀人のとこだろ?」 友紀人(ゆきと)、お兄ちゃんの名前。ステキな名前だよね。 「え?なんで知ってるの?私言ったっけ?」 父「え、ああ、いや母さんが、いやなんでもないぞ!こんな時間だからどうせ友紀人のとこだろうと思ったんだ。」 「そう……。私今日は兄貴んとこに泊まるから。」 父「ああ、わかったよ。それじゃ頑張りなさい。」 プープープー 何を頑張るのかしら。それにお父さん、なんだか様子がおかしかった様な。まあいいか。あ、お兄ちゃん出てきた。 『よし寝るか。んじゃお前ベット使え。俺は床に布団敷いて寝るから。』 「え、別にそんな事しなくてもいいわよ。……いっ、一緒にベットで寝ればいいじゃない!」 うわぁ……これは我ながら大胆過ぎるわね。でもさすがのお兄ちゃんもドッキリするかな?? 『まあそうだな。布団敷くスペース確保するのめんどいし二人でベットで寝るか。』 「そうね……」 至って平常。なんかムカつく。 749 血は争えない New! 2009/10/05(月) 12 21 41 ID Gck+QvAt 『二人で一緒に寝るとか何年ぶりだろうな。』 「さあ、7、8年ぶりじゃない?」 『そういやあ、俺と美咲が個室になった時最初のころは「一人じゃ寂しいからお兄ちゃんと寝たい」とか夜に俺の部屋来てたよな。』 「うっ、うるさいなぁ!もう!そんなくだらない事忘れなさいよ!」 そう、お互い個室が与えられたすぐは夜寂しくて寂しくていつもお兄ちゃんの布団に潜りこんでいた。 ……今考えると私はあの頃から、いやもっと前からお兄ちゃんのことが好きだったんだ。 「兄貴、覚えてる?」 『うん?』 「私がまだ小学校低学年の時にクラスの男子達に靴取られて泣いてた時、兄貴が私のクラスに飛び込んで来て私をいじめてた男子達を殴って泣かせた事。」 当時私は男子達から意地悪されてばかりだった。今思えばあれは気のある娘にちょっかいを出したくなる子供特有のあれだったのだろう。しかし当時の私はそんなこと知るよしもなく、本当に嫌だった。 そんな私の事を心配してお兄ちゃんがクラスの男子達を懲らしめてくれたのだ。そのあとお兄ちゃんは先生達にすごく叱られてたけど、その時からお兄ちゃんは私にとってヒーローだったのだ。 「私ね、あの時ほんとに嬉しかったよ。美咲は兄貴の妹で幸せって思ったし、今も思ってるよ?ね?……あれ?」 『グーグーzzZ 』 「はぁ……、ほんとデリカシーない人だね……。」 もう完全に寝てるかな……? ツンツン よし。大丈夫だ。 ンチュ!チュッチュッ! 私はお兄ちゃんの柔らかい唇に自分の唇を重ねる。 「ん……好きよ、お兄ちゃん。美咲は友紀人さんを愛してます。」 それからしばらくお兄ちゃんにキスしてから寝た。途中であそこがぐしょぐしょだったからそのまま自慰行為に浸ろうかと思ったがさすがにお兄ちゃんが隣ですやすやと寝ている横でそんな事をするのはなんだか言いようのない罪悪感を感じたのでやめた。 「いつもはクール気取ってるくせに寝顔は昔から変わらないね。かわいい……。チュッ」 今は最愛の人の幸せそうな寝顔を見ているだけで私も幸せ。 トントン 『んむにゃ……ああそういえば、お前うちに泊まってたんだっけ。』 やっと起きたみたいね。 「ほら、そろそろ起きて。朝ごはんもうできるよ?」 『おお。この部屋で朝飯なんて初めてだよ。』 「えっ?いつもは朝ごはん食べないの?」 『いや食べるけどいつもは駅で買って食ってんだよ。』 「そんなのダメだよ。ちゃんと自分で作りなさいよ。そのうち体壊すわよ?」 『ああ、努力するよ……。美咲みたいに面倒見のいい彼女でもいれば楽だけどな。』 「かっ……バカじゃないの!?妹にそんな事言うなんて兄貴も末期だね。」 『あはは……、かもな。女に飢えてるのかもな俺。』 750 血は争えない New! 2009/10/05(月) 12 24 10 ID Gck+QvAt お兄ちゃんはこういう恥ずかしい事をサラっと言う時があるから油断ならない……。昔からそう。女の子がキュンってなる言葉を無自覚で発するというたちの悪い癖がある。 まあお兄ちゃんは無自覚だからしょうがないけどそんな調子だからクラスの女子から果ては女教師までがお兄ちゃんの虜になっていた。 中学も高校も、お兄ちゃんを狙うこいつら雌ハイエナ達の毒牙からお兄ちゃんを守るためにどれだけ私が苦労したことか。でも兄を守るのは妹の務めだものね。 「ほら、出来たからとっとと食べちゃって。」 『美味かったよ。んじゃ俺大学行くから。帰る時はちゃんと鍵閉めてくれよ?』 「わかってるわよ。ほら、襟折れてるよ。……よし。じゃあいってらっしゃい。」 私はまるでお兄ちゃんの奥さんみたいにお兄ちゃんを見送る。制服にエプロンだから奥様は女子高生状態だけど。でもお兄ちゃんもこういうシチュは好きなはず。 『おお、行ってきます……。(なんだこのシチュ、不覚にも妹にドキッとさせられるなんて。いかんいかん!) ふう。お兄ちゃんも居なくなったし。さあて!お兄ちゃんのベットでお兄ちゃんのパジャマ来て自分で慰めでもしよ。 「ひゃうん!……お兄ちゃん、ダメだよぉ。美咲初めてなんらからぁ、優しくしてぇ……いやぁん!そんなとこらめらよぉ!好きぃ!らいしゅきらよぉ!お兄ちゃぁん!! やあぁん、美咲の赤ちゃんのお部屋とお兄ちゃんのがチューしちゃってるよぉ~。ダメ~ダメだよぉ~!ひっ、ひぃぐううぅぅうう~~!!!」 母「あの娘、うまくやれたかな?どんな感じだった?あなた?」 父「ああ……普通だったと……思う……。」 母「美咲は案外かなりの純情だからね-。私みたいに夜中に兄を襲ったりはできないかもね。」 父「それはお前が異常だったんだよ……。友紀人が、実は自分は母親が自分の実兄を夜這いして孕んだ子供なんだ、なんて知ったらノイローゼにでもなるぞ。しかも今なんて自分で子供達を結ばせようなんてどうかしてるぞ……。」 母「あら、心外ね。私はあなたと、お兄ちゃんと結ばれて幸せなんだから。あの子達にも同じ幸せを感じて欲しいだけよ?お兄ちゃんは今幸せじゃないの?」 父「いや、そんな事はない……です……。」 母「よろしい!ならあなた、いってらっしゃい。」 父「ああ行ってきます……。(はぁ、血は争えないな……)」
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ネウロが言っている事…。つまり第一発見者である明日菜が最も犯人に近いことになる。 しかし… 「も、もしかしたらその穴はフェイクで、犯人が私に罪をなすり付けようと…。」 そう、所詮は推理。こう言われてしまえば、決定的な証拠がない限り明日菜を犯人にすることはできない。 「ど、どうよ。覆せるもんなら覆してみなさいよ!名誉棄損で訴えてやるからね。」 明日菜は勝ち誇った顔でネウロを見つめている。 「…右手どうなさったんですか?」 「え?」 明日菜の顔が一変する。 ―あれ?明日菜さん、ケがなんてしてたっけ…? 気付かないのも無理はない。明日菜は右手の包帯に注意が行かぬ様、うまく右手を庇っていたのだ。 「あ、ああ、これ?これはちょっと体育の時、擦り剥いちゃって…。」 「ほう…。」 明日菜の様子が急におかしくなったのはネギと刹那も気付いていた。 そして二人は確信した。明日菜が犯人だと… 「すいませんが、包帯を取って、傷口を見せてくれませんか?」 「え?」 こうなるともう明日菜は逃げられない。王手だ。 恐らく、プラスチックパイプに傷をつけるほど、ピアノ線を引っ張ったのだ。糸が軽く手に食い込んで、肉が軽く切れてもおかしくない。 ストン 明日菜は膝をついてその場で崩れ落ちた。 次の瞬間 「い た だ き ます 」 なにかが…この場所から何かが喪失した様な気がした。 ついさっきまでこの空間を形成していた何かが、もう無いのだ。 「さすが先生、先生の言うとおり喋ったら…。」「…ですか…?」 「え?」 「なんでですか…、明日菜さん…。」 ネギの目から自然と涙が流れる。 ネギの目にはネウロはすでに見えていなかった。 ネギの目に映るのは、目の前で情けなくうなだれる明日菜だけ。 大切な人が大切な人を殺す…。子供には辛すぎる状況である。 「あんな奴、死んで当然よ…。」 ―え? 「きっ、キサマァァァァァ!!!!」 ボコッ… 刹那の拳が明日菜の頬を陥没させる。 殴られた明日菜はたいして表情も変えず、口から流れた血を手で軽く拭き取り、そして今まで見せた事のない濁った目で刹那を睨み付ける。 「…なによ。なによ!何も知らないくせに!なんで私が悪いのよ…。」 何も知らない?私が悪い? エ?ナンノコトデスカ? ネギの頭は混乱して、訳が分からなくなってしまっている。 たしかにこのかが死んで、クラス全体の不陰気が暗くなってしまったが、まさかこのかが死ぬ前にも… 「え…それはどういう意味…。」 「ひぃ!」 「「!?」」 「もう…、もういや…。怖い怖い怖い怖い怖いわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 明日菜はブツブツと呟くと、突然発狂したように悲鳴をあげ、部屋を出て行ってしまった。 「あ、明日菜さん!」 「追いましょう、ネギ先生!」 ネギと刹那も狂った明日菜を追っかけ、部屋を出て行ってしまった。 「全く、人間とはめんどくさい生き物だ。仲間がどんな悪党でも馴れ合う事をやめない…。」 一人残されたネウロは半開きになったドアを見つめ、軽い溜め息をついた。 「ところで…」 ネウロは振り返り、天井を見上げる。 「どこの馬の骨かは知らぬが、盗聴とはふ・と・い・や・ろ・う・だ!」 ネウロは机の上に転がっていたボールペンを手に取ると、天井に向かって思いっきり投げつけた。 バキッ! 「!!」 ボールペンは天井の壁を楽々貫いている。 すると、天井から突然、ドタドタと騒音が鳴り始め、しばらくするとその音も聞こえなくなっていった。 「うむ、どうやら逃げたらしい。人間の分際でなかなか面白い…」 ネウロは誰もいない部屋で気味の悪い笑顔を浮かべている。 天井からは真紅の液体がポタポタと垂れていた。 次のページへ
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月曜ドラマスペシャル 夫婦の危機シリーズ3 消えない記憶 ~ある日病魔が夫を襲った!愛の記憶が失われて行く…信州安雲野へ思い出をさがす二人旅~ 放送年 :1994 放送日 :0516 放映局 :TBS 区分 :単 役名 : 出演話数:- ソフト化: 備考 : 1994 TBS 月曜ドラマスペシャル
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