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ゆ虐カフェ 12KB 虐待-凄惨 ギャグ 理不尽 野良ゆ 赤子・子供 現代 虐待人間 モヒカン鬼威山の朝食 ヒャッハりしていってね 【ゆ虐カフェ】 ・下ネタ注意 ・ヒャッハりしていってね! 或る町の郊外に、一軒の古ぼけたログハウス風の小さなカフェがある。 店の駐車場に、今、二台の大型三輪バイクがやって来た。 乗っているのは、素肌の上にぼろぼろの革ジャンを着た、モヒカン刈りとスキンヘッドの男たちだ。 「ヒャッハー!ここがその店かモヒカン鬼威山」 「ヒャッハー!そうだぜスキンヘッド鬼井山」 その店の名は、カフェ「hyahhaa」 虐待鬼威山たちの間で有名な隠れ家的名店だ。 「「ゆっくりしていってね!」」 入り口の両脇に置かれた、紅白の脇巫女と黒白の魔法使いのマスコット人形のような物、れいむとまりさが二人にゆっくりしたご挨拶をする。 「ヒャッハー!こいつら本物の胴つきれいむと胴つきまりさなのか? それともよく出来た人形なのか?モヒカン鬼威山!」 「ヒャッハー!これはおやっさんの作った胴つきもどきだぜ!スキンヘッド鬼井山! ヒャッハー!胴つきはHENTAIだー!」 そういってモヒカン鬼威山がれいむのスカート(袴?)を捲り上げ、ドロワースの中に 手を潜り込ませて尻を撫で回す。 「れいむのまえでへんなことしないでね!」 それを見ていたスキンヘッド鬼井山も、まりさの胸を揉んでみる。 手のひらに心地よい弾力、その中心にはコリコリした突起の感触があった。 「じじいたちはいったいなにをしてるんだぜ?」 ただ、温もりだけが無かった。 「ヒャッハー!胴体はプラスチックの作り物だ!」 そう、胴体部は(色々と間違った方向に)精巧に作られた模造品だった。 では『頭部』は? 「じじいはでいびゅにあばばばっ!」 モヒカン鬼威山が、れいむの『頭部』に往復ビンタをお見舞いした。 れいむのほっぺが真っ赤に腫れ上がる。 「まりさはつよいんだぜ!いだいめにっぃあっ!まりさのかわいいおめめがぁ!」 スキンヘッド鬼井山がまりさの目に指を突っ込み、眼球を抉り出す。 糖蜜でべとべとになった寒天の感触、ゆっくりの『おめめ』だ。 「「ヒャッハー!!胴無しはGYAKUTAIだァ!!」」 ビンタ!デコピン!しっぺ!パンチ!にぎりっぺ!エルボースマッシュ! ボコボコになった頭部のパーツは、本物のれいむ種とまりさ種のゆっくりであった。 「「ゆっくりできないぃぃぃぃ!」」 胴体と『頭』を繋ぐ首のパーツに仕込まれたばねと振り子の力で、れいむとまりさは きめえ丸種の得意技『きめえ丸シェイク』顔負けのスピードで激しく揺れていた。 このれいむとまりさは、店がサービスの一環として用意した虐待用マスコットである。 わざわざ胴体をつけてあるのは、逃亡防止目的とマスターの趣味である。 金も手間隙も掛かっている胴体部へは、痴漢行為のまねごとで済ませるのがマナーだ。 「れいむは・・かいゆっくりに・・なるんだよ・・」 「かいゆっくりになったら・・どれいにあのじじいをせいっさいっ!させるのぜ・・」 頭部のれいむとまりさは『三日間虐待に耐えて生き残ったら飼いゆっくりにする』契約で来客に『ゆっくりしていってね!」とご挨拶をする『仕事』に雇われた、どこにでも居る野良ゆっくりである。 「かいゆっくりになったら・・れいむのおちびちゃん・・いっぱいつくって・・」 「にんげんをどれいにして・・あまあまをまいにちけんっじょうっ!させるのぜ」 れいむとまりさは『飼いゆっくり』としての未来を夢見て『仕事』の誘いに乗った。 その夢がかなうことは、まず無いだろう。 この『仕事』に就いて二日以上生き延びたゆっくりはまだ居ない。 代わりは幾らでも居る。 「いらっしゃい、モヒカン鬼威山。今日はお友達とごいっしょですか」 「ヒャッハー!おやっさん!いつものやつ二つたのむぜぇ!」 席に座った世紀末風の異様な風体の二人に「おやっさん」と呼ばれた小柄で痩せ型の 初老の男、この店のオーナー兼マスターは、 「ああ、いつもの『アレ』ね、モーニングセットはつけますか?」 「ヒャッハー!お願いするぜ!」 「『アレ』二つにモーニング二つですね、少々お待ちください」 注文を確認すると、何事も無かったかのようにカウンター奥の厨房に入っていった。 カウンターの上段には、インテリア代わりにゆっくり用の遊具が幾つか置かれている。 その中の一つ、椰子の木の周りを四匹のトラが取り囲んでいる、有名な絵本の1シーンを 再現した赤ゆっくり用メリーゴーランドの前にマスターは鳥の巣型の籠を持ってきた。 「むきゅっ!きょれきにょうえほんしゃんでみちゃわ!」 籠の中には、ピンポン玉サイズの赤ぱちゅりーが二匹。 「今日はぱちぇをメリーゴーランドに乗せてあげよう、絵本も読んであげるね」 「「ゆっきゅりしにゃいではやきゅのちぇてね!」」 マスターはミニチュアのトラの背中に作られた、赤ゆっくり用の座席に赤ぱちゅりーを 一匹ずつ乗せると、スイッチを操作してメリーゴーランドをゆっくりと回転させた。 「四匹のトラは輪になって椰子の木の周りを回っています」 「「ゆっきゅりー!」」 メリーゴーランドに乗って絵本を読み聞かせてもらい、赤ぱちゅりーは楽しそうだ。 「ヒャッハー!ストレスがマッハだ!」 「ヒャッハー!もちつけスキンヘッド鬼井山!」 こめかみに血管を浮かべたスキンヘッド鬼井山をモヒカン鬼威山が押さえつける。 「トラの輪は、だんだんとスピードを上げていきました」 「むきゅ?」 メリーゴーランドの座席の上にあるカバーが閉じ、ぱちゅりーが閉じ込められると同時に メリーゴーランドの回転数が上がっていく。 「むっきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」 カウンターの上に置かれたゆっくり用遊具の数々、これらは全てゆっくり用の虐待器具と 調理器具に魔改造されているのだ。 「回り続けたトラたちは溶けてバターになってしまいました」 このメリーゴーランドは、回転で発生する遠心力を利用して、赤ぱちゅりーの中身である 生クリームから余分な水分を抜き、バターを作るための遠心分離機だった。 マスターが絵本を読み聞かせたのは、ゆっくりの『思い込みの力』を利用して、 絵本のトラと同じ状況に置かれたぱちゅりーの中身が生クリームからバターへ変化するのを促進するためである。 そう、この店はゆっくりを使ったメニューが自慢の『ゆ虐カフェ』なのだ。 メリーゴーランドが正常に動作しているのを確認したマスターは、今度はカウンターの 奥側に有るエスプレッソコーヒー用のコーヒーメーカーの前に移動する。 「「むっぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」」 店の中に、新たなぱちゅりー種特有の悲鳴が響き渡る。 「はい、おまちどうさま」 二人の前にマスターが差し出したのは、ソーサーの上に乗せられたソフトボール大の ぱちゅりー種ゆっくり。 その口はこじ開けられ、中には芳醇な香りを漂わせるコーヒーが満たされていた。 これこそがこの店の名物メニュー『ぱちぇラッテ』 ぱちゅリー種をカップ代わりにして、スチームで中身の生クリームを温め、そこに濃く、 そして苦いエスプレッソコーヒーを注ぎ込んだだ一品である。 紫色の長い髪の毛を利用して、カップの『取っ手』を作っているあたり芸が細かい。 「ヒャッハー!噂には聞いていたが!実物を見るとスゲエな!」 今日はじめてこの店に来たスキンヘッド鬼井山が、苦悶の表情を浮かべた 『ぱちぇラッテ』を見ていると、常連客のモヒカン鬼威山が 「ヒャッハー!汚ねえ面してるだろう!」 唐突な一言で、スキンヘッド鬼井山の呼吸が一秒ほど止まる。 「生きてるんだぜ、コレ」 真剣な目をしてモヒカン鬼威山が言った。 スキンヘッド鬼井山は、そこから何も言えなかった。 そう、二匹の『ぱちぇラッテ』は、微かながら震えていた。 刺激物を苦手とするゆっくりにとって猛毒であるコーヒー。 それも、普通のコーヒーよりも濃厚で苦味も強いエスプレッソコーヒーを注ぎ込まれ、 体内のクリームを沸騰させられてもぱちゅりーは生きていた。 脆弱なゆっくりの中でも、ダントツの脆弱さを誇る(笑)ぱちゅりー種。 それを生かしたままこれほどの苦痛を味あわせたのは、優しく微笑む小柄な初老の男、 この店のマスターなのである。 「ヒャッハッハー!スゲエぜおやっさん!」 『ぱちぇラッテ』を一口飲み、生クリームの濃厚なコクと苦痛から生み出される甘み、 それらを纏め上げるコーヒーの芳香と苦味のハーモニーに感動したスキンヘッド鬼井山が 感動のあまり「ヒャッハー」と雄叫びを上げる。 「ふふっ、ヒャッハって貰えるとうれしいですよ、こちらがモーニングのセットです」 テーブルの上に並べられたのは、ぶ厚く切られたトーストと、干からびて大き目の 梅干サイズになった赤ぱちゅりー。 先ほどメリーゴーランドに乗せられたあのぱちゅりーだ。 しわくちゃになった皮を剥くと、中からビー球大のバターの玉がでてきた。 「お好みでこちらもお使いください」 透明なガラス製のサラダボウルの中身は 「ゆんやぁぁぁぁ!れいみゅおうちきゃえりゅ!」 「まりしゃはにぎぇりゅんだじぇ!」 うねうねと蠢く、ピンポン玉サイズの赤れいむと赤まりさだ。 「最後にこれです」 小型の蒸篭の蓋を開けると。 「「うーっ!あじゅいんぢゃぢょぉ!ざぎゅやぁ!ざぎゅやぁ!」」 「「ゆんやぁぁぁ!でびりゃだぁぁぁ!!!!!」」 ホカホカに蒸された、鶏卵サイズの胴無し赤れみりゃが顔を出した。 「「ヒャッハー!朝メシだぁ!いただきまぁす!」」 「「「「ゆんやぁぁぁぁぁ!」」」」 モヒカン鬼威山が、蒸篭かられみりゃをつまみ上げる。 「きちゃにゃいおててでおぜうしゃみゃにしゃわりゅんじゃにゃいどぉ!」 れみりゃの髪の毛が、帽子ごとむしりとられる 「いぢゃいいぢゃいぢゃぢょぉ!でびりゃのえりぇぎゃんちょにゃきゃみぎゃぁ!」 「ヒャッハー!食べちゃうどぉ(笑)」 「うぁぁ!ざぎゅやぁ!ざぎゅやぁ!」 そして一気にかぶりつく! スキンヘッド鬼井山が、パニック状態で尻をぷりぷり振りながらサラダボウルの中で 逃げ惑う赤ゆ達に手を伸ばす。 「「でびりゃきょわぁぁぃ!」」 おリボンを捕まれた赤れいむがつまみ上げられる。 「おじょりゃをちょんでりゅみちゃいぃぃ!」 指先でれいむの額とあんよをはさむようにつまみ、顔面をトーストの上に向ける。 「そおぃ!」 「ちゅぶれりゅぅぅぅ!」 体の上下から圧迫され、れいむの口と両目から餡子が噴出する。 トーストの上に餡子の花が散った。 「ヒャッハー!俺も餡トーストだぎゃぁ!」 モヒカン鬼威山におさげを引きずられたまりさの頭から帽子が転げ落ちる。 「まりしゃのおぼうちぃぃぃぃぃぃぃ!」 まりさの両目に爪を引っ掛け、卵を割る要領で左右に引き裂いて皮を剥く。 また一つ、トーストの上に餡子の花が散った。 「うー!にぎぇりゅんだどぉ!」 もう一匹のれみりゃが、湯気で湿気った翼で飛ぼうとするが、マスターの絶妙の蒸し加減 で体に張り付いた翼はもうはばたかない。 「ヒャッハー!踊り食いだァ!れみ☆りゃ☆うー!」 スキンヘッド鬼井山はれみりゃを丸呑みした。 「くりゃいんだどぉ!せみゃいんだどぉ!くしゃいんだどぉ!」 おぜうさまは新しい『こーまかん』がたいそうお気に召したようだ。 胃液のベッドの寝心地か良くて『すーやすーや』してしまったのだろう、しばらくは 歓喜の声を上げていたがすぐに静かになった。 「「もっとむっきゅりしたかった・・・・」」 二人が最後の口直しに『ぱちぇラッテ』を飲み干すのと同時に、ぱちゅりーのカップも 断末魔を上げ、白目を剥いて永遠にむっきゅりした。 「「ヒャッハー!ご馳走様でした」」 マスターが食器を下げにくるまでの間、モヒカンお兄さんとスキンヘッドお兄さんは、 ゆ虐界の間に流れる噂話について語り合っていた。 加工所が新製品開発のため、大量のドスまりさの生け捕りを計画しているらしいこと。 胴つきゆっくりキャバクラの新入りに、巨乳のらんしゃまがいるらしいこと。 ある加工所の資料館で『れいむ展』が催されるらしいとのこと。 漫画家の『腐リンセス・テンコー』の正体が実は胴つきてんこではないかとのこと。 ガイアお兄さんの兄弟分に、マッシュお兄さんとオルテガお兄さんがいるらしいこと。 外資系ゆ虐企業の新型駆除用具がそろそろ日本でも販売開始になりそうなこと。 エトセトラ、エトセトラ そんな他愛も無い話をしているうちに、後の予定の時間が近くなってきたため、二人は お勘定を済ませて帰ることにした。 「ぱちぇラッテ2杯で800円になります」 この店ではモーニングセットに別料金は必要ない。 朝10時までなら飲み物を注文すれば無料でついて来るのだ、実に良心的である。 「「ヒャッハー!こんどまたくるぜ!」」 「今後ともよろしく、モヒカン鬼威山、スキンヘッド鬼井山」 扉を開けた二人の目に、マスコットのれいむとまりさの変わり果てた姿が映る。 「「おねがいじばず・・・ごろじでぐだざい・・・」」 れいむとまりさは、髪とお飾りを全て剥ぎ取られ、はげまんじゅうになっていた。 目玉を抉り取られ、眼窩に石ころやタバコの吸殻が詰められている。 振動で発情させられてから握りつぶされたのか、顎の下に黒く変色したぺにぺにが 力なく垂れ下がっていた。 頬も毟り取られているので、もうすりすり形の交尾でも子供は作れないだろう。 全身に釘やガラス片が差し込まれ、タバコの火を押し付けられた跡が付けられていた。 地面から『胴体』を伝って、無数のアリがたかっていた。 二人の後から店に来た客たちが、れいむとまりさを痛めつけた結果がこれだった。 「「ヒャッハー!オレンジジュースだぁ!」」 モヒカン鬼威山とスキンヘッド鬼井山が、虐待お兄さんの嗜みとして常時持ち歩いている ゆっくり治療専用オレンジジュース(果汁0%、ゆっくり専用です、絶対に口に入れないで下さい)をれいむとまりさに振り掛ける。 別に仏心を出したわけではない、このれいむとまりさでより多くの人が楽しめるよう、 簡単には死ねない程度に体力を回復させたのだ。 「「おねがいします!ころしてください!ころしてください!」」 れいむとまりさの懇願の叫びを背に、2台の3輪バイクは走り去って行くのだった。 ーあとがきー 虐待お兄さんの何気ない日常のひとコマを書いてみました。 「怖いお兄さんが子猫にミルクを!」っぽい話を狙ってたはずがこんな話に(笑) ゆ虐SSにおける虐待お兄さんの違法行為に読者の目が厳しい昨今、 定番の「モヒカン刈りでバイクに乗ったお兄さん」はノーヘルで交通違反になっちゃうな と思って、法律上バイクではなく自動車として登録可能でノーヘルで運転しても合法な 3輪バイクをお兄さんの愛騎として採用してみました。 最後のモヒカン鬼威山とスキンヘッド鬼井山がしてた噂話は没ネタのリサイクルです。 気が向いたらそのネタも書くかもしれません。 今回も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 673 昆布巻き トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 個人的にトーストにハチミツ掛けたいけど、ゆうかは犠牲にしたくないな 仕方ない、チョコにするかww 「わからにゃいよ~!!?」 -- 2018-01-09 16 08 42 ゆっくりできるところだね 機会があれば私も行ってみよう -- 2015-10-11 21 02 27 こいつは良カフェだぜ ヒャッハー -- 2014-07-21 18 38 38 あー…れみりゃとふらんをダブルで飼って死なない程度に毎日中身を食い続けたい -- 2013-06-17 14 34 56 ヒャッハー!とっても面白かったぜぇ! 「オレンジジュースだぁ!」でツボったwww -- 2012-09-19 23 27 19 面白いカフェだ。気に入ったぜヒャッハー! -- 2010-10-25 17 49 39 ライアンの兜みたいなやつかwwww -- 2010-06-27 23 47 15 モヒカンヘルムwww風で折れるがなwww -- 2010-06-17 13 13 06 虐に、もとい逆に考えるんだ、 『モヒカン付ヘルメットを被れば良いじゃん』と考えるんだ。 -- 2010-01-22 20 49 08
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『夜の悩み.TXT』 4KB 愛で 愛情 変態 日常模様 現代 愛護人間 独自設定 2作目 妄想が止まらない 『夜の悩み』 ※かなりアレな作品なので、不愉快になる方がいたら消します。 自己紹介をさせて貰おう。 僕の名前は月神 夜(つきがみ ないと)高校生だ。 名前に関しては親の責任だ、なにも言わないで欲しい。 僕には夢がある。 それは官僚となり、この国を住みよい国にすることだ。 だから大学はもちろんこの国の最高の大学へ行くつもりだ。 そのためには人一倍勉強に励まなくてはいけないし、実際励んできた。 学校でも僕より成績が良い者はいない。 しかし、最近勉強に集中できない。まったく出来ない。 怠け心?勉強がいやになった? そんなんじゃない。 そんなんじゃないんだよ! いつもどうり学校から帰宅し、玄関のドアを開ける。 「じぁおーん。」 すると必ず飼いゆっくりのめーりんが飛びついてくる。 そして豊満な胸を僕の顔に押し付けてくる。 こいつが胴付でなかった頃も、僕が帰宅すると同じように飛びついてきたから、こいつにとっては習慣みたいなものなのだろう。 しかし、何故か分からないが胴つきになった今、同じことをされると・・・その・・・。 いや、僕はゆっくりなんかに欲情する HENTAI じゃないぞ。 ただ変にでかくなって、柔らかくて、笑顔が可愛いから勘違いしそうになるだけだからね。 「いつまでも抱きついてんなよ、このピザまん。」 僕はめーりんを引き剥がし、自分の部屋に向かう。 もちろん授業の復習をするためだ。 「じゃおん・・・。」 後ろの方で寂しげな声が聞こえた。 さて、継続は力なり、普通を続けて特別になる、と言う言葉もあるとおり、勉強は毎日やってこそだ。 僕が机に向かい勉強を始めて30分くらいたったころだろうか。 部屋のドアが開き、めーりんが入ってきた。 手には肉まんとウーロン茶を持っている。差し入れのつもりだろう。 意外なことにこのピザま・・・めーりんは肉まんを作ることが出来る。 味も結構旨いのだ。 ただ時々ダンボールが入っているので気をつけなければいけないが。 「じゃおじゃお。」 「ああ、ありがと。そこに置いといて」 振り向くことなく、めーりんに声を掛ける。 調子が出てきたところだ。中断したくない。 不意に、耳に吐息がかかった。 驚いて振り向くと、僕の顔のすぐそばにめーりんの顔があった。 めーりんが真っ直ぐな目で僕を見つめていた。 自分の顔がほてってくるのが分かった。胸がぐぐぐぐぐっと苦しくなる。 おもわず 「用が済んだら出て行けよ!じゃまだ!」 怒鳴ってしまった。差し入れを持ってきてくれたのに。 「じ・・・。」 めーりんはうつむき、黙って部屋から出て行ってしまった。 めーりんはゆっくりで、ピザまんだ。 世に中にはゆっくりに欲情するやつもいるが、僕は違う。 めーりんは僕が小学生の時に、道端で他のゆっくりにいじめられているところを助けて、そのまま飼いゆっくりにした。 それからいつも一緒にいた。もう家族と同じなのだ。 家の前で昼寝をするめーりん。居間で昼寝をするめーりん、階段で昼寝をするめーりん、廊下で昼寝をするめーりん、台所で昼寝をするめーりん、屋根の上で昼寝をして夕立に遭い死にかけるめーりんなど、思い出も沢山ある。 そんな家族同然のめーりんが、一ヶ月前に行き成り胴つきになったからってなにも変わることはないはずだ。 気がつくと、勉強を始めてからかなり時間がたっていたが、何一つ頭には入っていなかった。 夕飯を食べ、風呂に入り、後は勉強して寝るだけだ。 さっきは、まったく勉強にならなかったから今度は集中しないとな。 気合を入れて机に向かう。 ・・じ・・ゃ・お・・・・・ん・・ 何だろう。何か聞こえる。 部屋の中からじゃない・・・ドアの外・・・。 僕はドアをそっと開けた。 ドアのすぐ横でめーりんが泣いていた。 すぐには分からなかった。なぜなら今まで一度もめーりんが泣いたところを見たことが無かったから。 いじめられてた時だって泣いていなかった。だけど今は泣いている。 なぜ? いや、もうそういう ずるい ことは止めよう。 分かりきっていたことだ。 僕はめーりんが好きなのだ。 僕は、めーりんを部屋に入れ力いっぱい抱きしめた。 めーりんもぎゅむっと抱きついてきた。 めーりんは変わらない、変わったのは僕のほうだ。 それを恥ずかしがって分からない振りをして、無理に拒絶した。 だけどもう僕は吹っ切れた。 「めーりん。好きだよ。」 めーりんに告白をする。 「じゃおん!じゃおん!」 めーりんは満面の笑顔で僕にキスをした。 僕のファーストキスはピザまんの味でした。 そして吹っ切れた僕は、やらなければいけないことがある。 それはめーりんのおっぱいにお仕置きをすることだ! このいけないおっぱいのせいで、ずっともやもやしていたのだ。 復讐して何が悪い。いや、悪くない。 正義は我にあり! 僕は、めーりんの服を胸が出るようにはだけさせ、そのおっぱいを揉みまくった。 さらに吸い付きまくった。 めーりんは顔を赤く染め、されるがままになっている。 そうしているうちに僕の理性は限界を突破し 「右がノドンで、左がテポドンだな。この国は僕が守る!」 と絶叫しながら、めーりんのおっぱいを寄せて両方吸い始めたところで 「うるさいよ夜!なにし・・・て・・。」 母さんが部屋のドアを開けた。 この後開かれた家族会議は、深夜にまで及びました。 おしまい 作品 anko2679 野良のゆうかにゃん.TXT
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象/コメントログ」 理不尽がいやなら虐待お兄さんが「銅バッチ服につけてたから無罪」という理不尽をなくせばよかったでしょおおおおお -- 2010-04-19 16 11 35 良い話だ、ゆっくりできたZE。 -- 2010-06-06 22 55 53 うどんげいいね -- 2010-06-09 23 50 17 「銅バッチ服につけてたから無罪」って…お飾りのない「ゆうか」とか「りぐる」はどうなるんだよ… 合理的に考えて服につけるしかないし…それに、ゆうかは服に付けて良しとしたら、 わざわざ「同じ胴付きだけどゆうかとまりさは、別々のバッチ装着方法にしよう」なんて誰得なんだよ… どう考えても、財産権の侵害による窃盗罪か占有離脱物横領罪が成立するだろう。 -- 2010-06-30 04 44 02 良い話だ…自殺は駄目だよな自分で自分を殺すなんて…… -- 2010-12-06 00 35 49 イイハナシダナー;; -- 2010-12-10 20 00 14 くっそーこんな話を聞いてると、胴つき稀少種がほしくなった。そして、懐かせて 「お兄さん一人じゃ眠れない」っていったとk『HENNTAI』どぼじでぞんなごどいうのおおおお -- 2010-12-12 19 50 36 ↓面白くないよそれ -- 2011-01-22 15 13 18 ↓↓ほかのところでもやってるみたいだけど、面白くない -- 2011-09-10 19 39 01 そのギャグ?のセンスわからないよー -- 2011-12-17 01 34 15 ↓についてつけたし ↓↓ -- 2011-12-17 01 36 19 ↓について訂正 ↓↓↓ -- 2011-12-17 01 38 24 大感激! -- 2012-01-06 00 16 57 みょんは下ネタ言ってくれないとイマイチ個性が出ないな。 -- 2012-12-24 14 20 19 飾りがないのならクリップ使って髪にバッチつければいいだろ -- 2013-04-11 22 38 48 イイハナシダナー -- 2015-06-27 23 48 03 プリズムリバー3姉妹wwwwww -- 2017-09-26 22 30 10 影薄いいらない娘とか、バキューム亡霊とか、自称少女のスキマBBAとか言うな!! ・・・え?そこまでは言ってない? -- 2018-03-26 16 36 25
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「ふたば系ゆっくりいじめ 417 ゆっくりブリーダー/コメントログ」 様々なブリーダーが見れて面白い -- 2010-03-05 16 36 00 ゲスに力の差を思い知らせるのがいいな -- 2010-04-10 18 53 54 いい話でした -- 2010-06-09 21 18 17 自分は絶対ブリーダーに向かないことが分かった -- 2010-06-23 21 52 49 なんか…犬猫のブリーダーが、繁殖させ過ぎたり、売れなかったりした犬猫を 餓死させたり、虐待して殺したり…ってニュースを思い出した…。 -- 2010-07-05 03 31 50 「「ゆ!どれいがかえってきたよ!!」」 こんな第一声放つ饅頭をバッチ試験に出すなよw -- 2010-10-19 16 40 14 人間を鉄拳で沈めるのは犯罪行為なんだよね 人間に厳しい描写と言うより頭の悪い描写だねw -- 2010-10-27 07 29 19 ↓法的に認められた(の設定)の生物を瀕死にして鉄拳で済んだだけでも幸運だってことが分からないの?ブリーダー試験で試験対象の動物を殺しかけるとかアホ以外の何者でもないし、どっちが頭悪いんだかw -- 2010-11-27 21 17 22 ↓↓他人をバカ扱いして悦に入っていたはずが、自分の頭の悪さを露呈することになってるな。 …あれ?これ、なんかゆっくりと似てね?餡子脳理論を堂々と並べ立てるゆっくりに…。 -- 2011-02-12 23 59 07 赤ゆ甘やかしたり躾やりすぎたり…… 研修ではどんなこと教えてるんだろ?? -- 2011-04-15 16 35 39 ↓×4自動車の試験で車をぶっ壊してゲンコツで済めば安いもんだろ? -- 2011-08-24 16 37 45 胴つき100万で飼うのに資格が必要!!! どういう試験をうけるんだろ? -- 2012-08-16 22 01 59 自動車の試験で車ぶっこわしたら確かにひどいことになるわw -- 2012-09-13 13 55 49 タイプミスが多いんだね~わかるよ~ -- 2014-05-04 15 20 28 少しくらいなら気にしないが、あまりにもタイプミスが多いな。 本編のお姉さんの家って元から金持ちだろ? 正攻法の稼ぎで、庭付き一戸建て(ゆっくり50匹近く)っておかしいwww -- 2018-01-25 13 57 53
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・やっと虐待描写がはいります ・ハーフ、胴つきが大量に出てきます ・独自設定あり ・人によっては気分を害する可能性があります。ご注意を ・話の内容が内容のため続編は評価を見て判断します 今度こそこれでおしまいだよ!! 「ふむ。もう時間か。それでは今日のお勉強の時間は終了とする。 この後各自配られたお弁当を食べた後、この短い針が1を指すまでに外にある畑まで来るように」 「「「「今日もありがとうございました!!」」」」 短い針が12を指す頃、先生お姉さんの授業が終わった。 授業中れいむは何度か先生お姉さんから授業を受けることとなった。 授業は群れに長くいるゆっくりから短いゆっくりへと移行していき、最後にはなかなか理解 できないゆっくりに先輩ゆっくりが横で補佐をしながら授業が進んでいった。 最初”あ”で苦戦していたれいむも終わる頃には”お”まで理解出来ていた。 赤ちゃんからすればかなり上等なほうだ。 これも胴つきの影響だろう。 「ゆ~ん、ちゅきゃれちゃよ」 「どうだった。初めての授業は?」 先生お姉さんが話かけてきた。 「ゆ~んちょね、きょわかっちゃけどたのちかっちゃよ!! でみょね、にゃんできょれぎゃゆっくちできるこちょににゃるにょ?」 「それはな、どれも生きていく事に必要な事だし、学べば学ぶ程ゆっくりだけでなく いろんな生き物ともお友達になれるからだ」 「ゆっくちだけぢゃにゃくてぇ?」 「ああ、とっても怖い人間さんや妖怪とも仲良くできるぞ!!」 「ゆゆ~~ん、ちょてぇもゆっくちできりゅねぇ!!」 「ああそうだとも。だが普通のゆっくり達は皆そんなことも分からずに好き勝手やっていくんだ。 これではだれとも仲良くなれない。れいむ、これから働く事をやってもらうから これから言うことを覚えておくといい」 「にゃにをおぼえちぇほうぎゃいいにょ?」 「簡単な話だ」 先生お姉さんはここで一息入れた 「私達はふつうのゆっくりではない。だからここにいるみんなが仲間だ。家族だ。 家族を殺そうとする奴はだれであろうと容赦はするな。たとえ実の親でもだ」 れいむの生まれたばかりの頭ではこの事はよく理解出来なかった。 だが、この言葉の裏に隠された意味をれいむは間もなく知ることとなった。 その後れいむは先生お姉さんと授業中仲良くなったまりさと一緒に朝に配られたお弁当を食べた。 仲良く喋っていると他の胴つきのゆっくり達が途中から入ってきて気付いたら群れのほぼ半数の ゆっくり達に囲まれておしゃべりをする事になってしまった。 どのゆっくりも礼儀正しく、長お姉さんとの出会いについて熱く語ってくれた。 曰く、親に殺されそうになった所を助けられた。 曰く、親と一緒に迫害され逃げ込んだ先で保護してくれた。 曰く、捨てられ餓死寸前の所を救われた どのゆっくりも幸せな生い立ちではなかった。 では何故お姉さんの群れに入る事を決めたのかと聞くとみな決まって同じ言葉だった。 「どんなドスよりもゆっくりできる気がしたから」 そんなこんなで時は流れ気付いたら1時近くになっており、全員そろって移動することになった。 付いた先には非常に広大な畑が広がっており、すでに胴つきのゆうかが汗をかきながら働いていた。 その時、先生お姉さんから道具を渡された。 スコップとジョウロだ。 「おねえしゃん、きょれは」 「これは働くのに必要な道具だ。とはいっても渡しただけではどうすればいいかわからないな? う~ん…」 「先生」 「ん?」 先生お姉さんが声のする方向を見るとれいむより幾分か背が大きい胴つきゆうかが立っていた。 このゆうかはさっきの授業にも参加していた。 「ゆうかの担当場所が大きすぎるからだれか手を貸してほしいの。知識がないのなら私が教えるわ」 「ふむ…まあまだゆうかの所は土を耕す段階だから一人では確かにきついな。 れいむ」 「ゆん?」 「れいむにはまだ農作がどうこう出来る段階じゃないし、今回はゆうかのお手伝いをしてもらう」 「ゆ…ゆ…ゆゆゆゆゆうきゃのぉぉぉぉぉぉ!!」 「そうだ」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!れいみゅころちゃれるぅぅぅぅ!!たちゅけ「れいむ!!」ゆぴぃ!!」 れいむがゆうかへの本能的な恐怖から怯えていると先生お姉さんが叱咤した。 どうやら怒っているらしく、いつの間にか変身していた。 「私たちは普通のゆっくりではない。それは悲しい事実ではある。だが皆が皆を家族と思っている!! そんな家族が野蛮なゆっくり共と同様に醜い同族殺しを何故すると思う!! 私達はあんな奴らとは違う!!何もかも違うんだ!!」 「ゆ…ゆ…」 「先生、落ち着いて。この子は来たばかりで本能的な記憶がそう言わせているだけよ」 「私達は!!…はぁー、はぁー、うぐ。すまないゆうか、久しぶりに吐き気がする言葉を聞いて 少し自分を見失っていた。」 先生お姉さんは一回深呼吸をすると変身が解けた。 「すまない、れいむ。まだ生まれて間もないお前に言っても傷つけるだけだった。 ゆるしてくれ」 先生お姉さんは頭を下げた。 「ゆゆん…れいみゅがゆうきゃをこわがっちゃるようなこちょちちゃったきゃら れいみゅがわりゅいんぢゃよ。ゆうきゃ、ゆっくちごめんにゃちゃい」 「私は気にしてないからいいわよ」 「ゆん、ありがちょ…」 しばらく気まずい空気が流れたが先生お姉さんがちらりと時計を見てもうすでに五分経っている 事に気付き、声を挙げる 「いかん、もう五分もオーバーしている。みんな!!もう時間なので仕事を始めてほしい 各自、昨日の続きをやってくれ」 皆が先生お姉さんの指示を聞いたのを確認すると、先生お姉さんはれいむに話しかける 「れいむ、さっきもいいかけたがお前はゆうかの手伝いをしてくれ。 やることは単純で簡単だ。もし分からなかったらゆうかに聞いてくれ」 「ゆん…わきゃっちゃよ」 「ではゆうか、頼む。私は高台に上っている」 そういうと先生お姉さんは畑の中央にある見張り台のような所に登って行った。 よく見ると、畑の中央と畑を取り囲むような形で見張り台のようなものがあり、一個一個に 双眼鏡のようなものが備え付けられていた。 「ゆうきゃ、あにょたきゃいにょってにゃに?」 「あれは見張り台よ。言っておくけど群れのみんなを監視するためじゃないわ。 外敵を監視するためよ。」 「ゆ~ん、ぎゃいてきしゃんってにゃに?」 「外敵は…「う~、お前たちさぼらない」またあとで教えるわ」 空から飛んできたゆっくりに声をかけられゆうかは仕事に取りかかるようにいった。 だが、れいむはその空から飛んできたゆっくりを知っていた。 「ゆ?ふらんだ!!ゆっきゅりちていってね!!」 「う~?昨日のれいむ!?ゆっくりしていってね!!」 二匹は意外な形で再開した 「ふりゃんはにゃにちていりゅの?」 「う~、ふらんはここで外敵の監視をしている。ところでれいむは決めた?」 「ゆ~ん、まだわきゃりゃないにょ…」 「う~…一生が決まる選択だからじっくりかんがえる。そんな事よりゆうかがおこっている」 よく見るとゆうがこっちをずっと睨み、早く来いと言わんばかりに顔をふっていた。 「ゆ!?ごめんにゃしゃい!!いまいきゅね!!じゃあねふりゃん!!」 「がんばってね」 れいむはゆうかの所まで行くとゆうかからお説教を貰い、少し涙目になってしまった。 それからゆうかの仕事場まで移動し、ゆうかから仕事の説明が始まった。 「いい?このスコップさんで…こうやって…土さんをゆっくりさせてね」 「ゆゆ…こう?」 そういうと、れいむはスコップを持つとスコップを土にさし、力一杯土を持ち上げ スコップをひっくり返した。 「そうよ、そういう感じでこれだけをやって頂戴」 「ゆ?…ゆぅぅぅぅぅぅぅ!!」 れいむが驚くのも無理はない。なにせ任された面積が家一軒がまるまる入る程広かったのだ。 「おおすぎるぅぅぅぅぅぅ」 「別に今日中にやれとは言わないわ。私の分なんかこれだけあるのよ」 そういってゆうかが示した敷地は庭付きの豪邸が一軒まるまる入る程の敷地だった。 「だきゃらひりょしゅぎりゅでしょぉぉぉぉぉぉ!!」 「私たちはまだお野菜さんを育てるだけの知識がまだないのよ。肉体労働しか今はできないのよ」 ここでれいむはえ?っという顔をした 「ゆ?おやしゃいしゃん?おやしゃいしゃんはかっちぇに「れいむ!!」ゆぴぃ!!」 今度はゆうかがブチ切れた 「私の前、いえ群れのみんなの前で二度とそんな言葉を言わないで!! お野菜さんが勝手に生えてくる訳ないのよ!!みんなが一生懸命お世話をしてやっとできるのよ!! いいわね!!」 「ゆ…ご、ごめんなさい」 「分かってくれればいいわ…ごめんね、ゆうかは散々そんな言葉を聞いたから我慢できなくなっているのよ うまれたばかりのれいむにはまだまだ知らない事ばっかりだというのに」 「ゆん…いいよ。れいみゅがわるきゃっちゃから…」 「うん、ありがとう。じゃあお願いするわね」 「ゆん、わきゃっちゃよ。れいみゅ、ぎゃんばりゅ!!」 そしてれいむのお仕事がやっと始まった。 生まれたばかりのれいむにはやはりこのお仕事はかなりハードだった。 スコップで土を持ち上げる度に腕が重くなり、体が言うことを効かなくなってきた。 だが先生お姉さんやゆうかを怒らせてしまった罪悪感かられいむは弱音を挙げることなく必死に 土を耕していった。 「ゆんしょ、ゆんしょ」 ゆうかはそんなれいむの様子をしっかり見ていた。 「れいむ、ちょっと一服しましょ」 ゆうかがれいむに話しかけてきた 「ゆん!?でも…」 「頑張りすぎて倒れてもらっても困るわ。私も少し疲れてきたし、みんな疲れたら小休止を入れながら 働いているわ」 「ゆん…にゃらちょっとおやちゅみちゅるねぇ!!」 こうしてれいむは少し休憩することを決めた。 ゆうかの顔には一筋の汗も流れていなかった。 「はい、これ」 ゆうかは腰の袋から白い塊のような物を差し出した 「きょれにゃに?」 「これは氷砂糖よ。とっても甘くておいしいからたべてみなさい」 「む~しゃむ~しゃ。しあわせぇぇぇぇぇぇ」 「ふふふふふ、おいしいからってそんなことしていたらゆっくり出来なくなるわよ」 「ゆがっ!!ほんちょ?」 「そうよ、物を食べながら喋る子はみんなゆっくり出来ない子なのよ。れいむはゆっくり出来ない子?」 れいむはあたふたした顔になった。 「れいみゅはゆっくちできりゅんぢゃよ!!だきゃらちゃんとできりゅよ!!ほら…」 そういうと氷砂糖をもう一個口に含み、もぐもぐと食べだした。 「はい良く出来ました」 「ちょうぜんだよ!!」 れいむは何故か誇らしげに言いました。 それから二匹で水筒の水を飲みさて再開しようかと思ったその時であった カーンカーンカーンカーン!! どこからともなく鐘のような音が聞こえてきた。 「ゆぅぅ、きょんぢょはにゃに?」 「しっ!!」 ゆうかはれいむの口を押さえた。 そして大きい声で先生お姉さんの声が聞こえてきた 『偵察きめぇ丸からの情報、北の森から此方にまっすぐゆっくりの一団が向かってきている!! 数は成体から赤含めて約10!!皆作業を一時中断し北に集結せよ!!繰り返す…』 「にゃに?にゃに?」 「敵よ!!れいむ、私に付いてきて!!」 「ゆ?ゆわぁぁぁぁまってぇぇぇぇぇ」 れいむは何が起こったのか分からないままゆうかの後を付いていくことにした 所変わって森の中 「おとうさん!!おかあさん!!ゆるどらどはまだなんだぜ?」 一家の長女まりさは両親に話しかけていた。 まりさは風の噂で聞いたユル・ド・ラドの話を旅のゆっくりからより詳しく聞き、それを両親に話した所 一家と親友のぱちゅりーとその家族で向かう事になった。 ユル・ド・ラドはいつしかゆっくりの間で噂される幻のゆっくりプレイスで風雨に困る事がない家、 見渡す限りに広がるごちそう、そしてそこに群れるできそこないの下僕のゆっくり共 まりさはその話を真に受けたのだ。 「ゆふふふ、もうちょっとだよ!!おとうさんもたのしみでしょうがないよ!!」 「まりさのおはなしはおかあさんがたびのゆっくりからちゃんときいたからまちがいないよ!! あとちょっとでつくよ!!ほらごらん!!ゆっくりできるものがみえてきたよ!!」 親れいむはどうやら瓦を神殿の一部とみなしたようだ。 まああながち間違いではないが… 「まちがいないわ!!あれはゆるどらどのしんでんよ!!ぱちぇたちはついにながいたびのすえに でんせつのとしをみつけたわ!!」 とぱちゅりーはいうが元々いた群れから1キロ程度の距離しか離れていなかった。 だがそんなことなどお構いなし、ぱちぇ親子はさらにヒートアップしていく 「むきゅ!!ぱちぇのちしきがものがたっているわ!!」 そう言い子パチュリーが近くに転がっていた木の板を髪で器用に拾い上げた それはもう何十年も前には寺の案内をするために使用されていたであろう看板であった 「このじは…ようこそゆっくりのみなさま。わたしたちくずはたくさんのごちそうをよういしました… むきゅむきゅ…どうぞたくさんくずなわたしたいをころし、ゆっくりしてください…とかいているわ!!」 読者の皆さまは分かっているとは思いますが、そんな事はどこにも書かれていません。 正しくは「この先100メートル、○×寺」である。 だがそんなこと知ったこっちゃじゃねえと言わんばかりに他のゆっくり達は騒ぎ立てる 「むきゅ!!すごいわ!!おしえてもいないこんなこだいのもじをかいどくするなんて まちがいなくせかいいちのけんじゅだわ!!」 「むきゅ~…てれるわ!!」 「まりさのおともだちはすごいんだぜ!!」 「ぱちゅりーおねえちゃんちゅごぉぉぉぉぉい!!」 「「「けんじゃ!!けんじゃ!!」」」 もうその場にいたゆっくり達はぱちゅりーを絶賛しまくりだった。 そんな中、長女まりさが近寄ってきた。 「ゆ~ん、ぱちゅりー。ゆるどらどについて、いっぱいどれいどもであそんで、いっぱいごちそうを たべたらぱちゅりーにつたえたいことがあるんだぜ」 「むきゅ~~…わかったわ…。たのしみにまっているわ…」 まりさとぱちゅりーは顔を赤らめ、親達は娘達の成長に顔を笑顔にし、 妹達はなに~?なんなの~?という顔をしていた。 ちょっと空気を変えようかと考えた親まりさが妹達に話をふった。 「ゆ!ところでおちびちゃんたちはどれいたちでどうあそぶのぜ?」 「ゆ!まりしゃはまいにちいっぴきずつころしゅんだぜぇ」 「れいみゅはまいにちあまあまをもってこちゃちぇて、れいむのうんうんをたべさせてあげるよ!!」 「むきゅ!!まりちゃたちははっちょうがひんきょんね!!ぱちぇはやちゃちいきゃらまいにち ぱちぇのありぎゃちゃいおはにゃちをききゃせてやって、”きょうえんりょう”とちて まどうちょをけんじょうちゃちぇるわ!!」 「「ゆわぁぁ!!ぱちぇはちゅぎょいはっちょうをちゅるよ!!」」 わいわいと思い思いに喋る子ゆっくり、赤ゆっくり達。 どれもこれも最高のおもちゃで遊ぶ事を夢見る顔をしていた。 そして歩くことを再開すること1時間後 「ゆ!!みて!!すごくりっぱなおうちさんだよ!!」 「むきゅ!!ぱちぇたちのためにどれいたちがせいれつしてむかえにきているわ!!」 「む…むきゅ、おきゃあしゃん。ぱちぇ、あんなきもちわるいのみてたらきもちわるきゅ なってきたわ…」 「がまんしなさい!!すこししたらみんなごみばこにぽいするわ!!」 「ゆぅぅぅぅぅ!!みてあのおやさいさん!!まるでまりさとぱちゅりーのためにあるようだよ!!」 「あんなにあったらまごのまごまでたべきれないわ!!」 もうこの時点でこの二匹には明るい三世代、いや五世代家族による幸せな日々が浮かんでいた。 「それじゃあみんな!!ゆっく~り!!っででてかんげいされるのぜ!!」 「「「「「「「「「ゆっくりわかったよ!!」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっく~り!!!!!!!」」」」」」」」」 れいむはゆうかにつられて北の囲いの前までやってきていた。 そこには畑で働いていたゆっくりのほぼすべてが集結していた。 「ゆうきゃ…がいてきしゃんってにゃに?」 ガサガサ!! 「くるわ!!」 ばっ!! 「「「「「「「「「「「ゆっく~り」」」」」」」」」」 森の茂みからゆっくりが一斉に飛び出してきた。 成体3、子4、赤2という構成であることを考えると2つ以上の家族が来たこととなる。 「ゆぅぅぅぅ!!やっとついたよ!!」 「れいむをこんなにあるかせるなんてほんとうにつかえないごみどもだね!! おわびにあまあまもってきてね!!たくさんでいいよ!!」 「むきゅ!!そんなことよりわたしのむすめがおまえたちのきもいわるいすがたをみてはきけを もよおしているわ!!とくにそこのおおきいのははやくしんでね!!」 「「「「「はやくしね♪はやくしね♪」」」」」 好き放題言っているゆっくり家族 一方名指しで早く死ねと言われた先生お姉さんはというと 「…皆、ここは私と何人かで事足りる。他の皆は作業に戻ってくれ。後は私の方で処理する。」 「「「「ゆっくり分かりました!!」」」」 そういうと胴付きの中でも特に長く生きている数体のゆっくり以外はみな作業に戻った。 れいむは何が起こるのか気になってその場に立ち尽くしていた。 ゆうかは早く戻ろうと言おうとしたが先生お姉さんが制止した。 「いや待て、良い機会だ。どう決断を下しても避けては通れぬ道だ。あえて見せておいた方が良い」 一方親まりさは自分の命令に逆らって勝手に返した先生お姉さんに対して激怒していた。 「おい、そこのとくにきもちのわるいごみ!!なにかってにまりささものがいっせんをむしして かえしているんだぜ!!かってなことを「警告する」ゆ?」 先生お姉さんがまりさの会話に割り込む形で喋った。 「お前達は私達の群れ「なにかってに…」うるさい!!…私たちの群れに勝手に入ろうと「だれがかって…」 うるさいといっているのがきこえんのか!!…むれに勝手に入ろうとしている。そのまま元いた 家に帰るなら良し、帰らぬのならそれ相応の代償を支払ってもらう!!」 風が一瞬止まったように感じられた。 だがその緊迫した空気を突然の笑い声が打ち破った 「「「「「「「「「「げらげらげらげらげらげらげらげらげらげら」」」」」」」」」」 「ああおかしいのぜ!!ごみが!!げらげら!!なにかいっているのぜ!!げらげらげらげら!!」 「それそうおうのだいしょうってなに?うんうんでもめのまえでするの?げらげらげらげら!!」 「ごみがなにかいっているわ!!げらげら!!みをわきまえなさい!!」 「「「「ごみがゆっきゅりにちゃかりゃおうとちているよ!!げらげらげらげら!!」 「むきゅむきゅむきゅむきゅ!!ああもうだめ、おなかがよじれそうだわ!!」 ひとしきり笑いたいだけ笑うまりさ一家。 ひとしきり笑いすっきりーした一家は悪態をつきながら散々罵倒をぶちまけまくった 「ごみ」「くず」「いきるかちなし」etc ひとしきり言うとまりさ一家の末っ子まりさが飛び出し、すぐ近くにいた胴つきまりさに 近づいてきた。 「いきりゅかちのにゃいごみはまりちゃちゃまがぽいちてやるんだじぇ!!」 そういうと胴つきまりさに体当たりを仕掛けてきた。 一方の胴つきまりさはまるでゴミをみるような顔でまりさを見続けていた。 「ゆぴぴぴぴ!!きょわい?ちにちゃきゅにゃい?いちゃい?でみょやみぇないよ!! ゆっくちにちゃきゃらっちゃごみはみちぇちめにちぇいちゃいしにゃいとねぇぇぇぇぇ!! げらげらげらげら!!」 「ゆっゆーん、さすがまりさのむすめなんだぜ!!ごみがちょうしにのらないように ちょうきょうしているよ!!」 「れいむのおちびちゃんはとてもゆっくりしているよ!!」 ひたすら自分の娘の行いに称賛のエールを送る両親に応えるかのようにまりさの体当たりは さらに激しくなる。 「ゆっゆっゆっゆ、やちぇがみゃんはよきゅにゃいんだぜぇ!!いみゃにゃりゃいにょちぎょいちちゃら ぜんごろちできゃんべんちてやるんだぜぇ!!」 散々言われて攻撃され続けている胴つきまりさは先生お姉さんの顔をちらっとみた。 先生お姉さんは首を縦に振った。 それを確認すると胴つきまりさは攻撃されてない方の足を上に上げた。 「ゆ?いにょちごいでみょちゅりゅの?じゃんねんでちた~!!ゆっきゅりおちょきゃったきゃら ちけいけっていだよ!!ゆっくちきょうきゃいちてねぇぇぇぇ!!げらげらげらげら!!」 そしてそのまま足を勢いよく下ろした。 「げらげらげらげゆぴぃぃぃぃ!!…」 子まりさの体は胴つきまりさの足に完全に押し潰され、中身の餡子を散乱させていた。 親まりさには何が起こったのか全く分からなかった。 餡子脳が理解することを拒んでいた。 あれ?おちびちゃんがごみのちょうきょうをしてて、それで、あれ? おちびちゃんは?あれ?まっくろいのはなに?あれはゆっくりのなかみだよ…ね… ゆ!うそだ!!うそだ!!あんなにゆっくりしていたおちびちゃんがごみなんかに!? でもあれは…あれは!! 「おちびちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 まりさの餡子脳がようやく理解し、まりさは叫んだ。 そして他の家族にも理解が伝わっていき、残りの家族も叫ぶ 「おちびちゃんがぁぁぁぁっぁぁぁ!!」 「「「「「「「いもうとがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」」」 ちくしょう!!自分がいながらなんという不始末!!反抗的だったとはいえまさかこのような 暴挙に出るなんて!!許さない!!ゴミ共め!!餡子の1滴も残さない!! 殺してやる!!まりさのおちびちゃんの苦しみの100倍にして返しても事足りない!! 「ごみどもがぁぁぁぁぁぁぁ!!ゆっぐぢぢないでいまずぐじねぇぇぇぇぇぇ!!」 まりさは野を駆ける!!目指すはあのまりさもどきだ!!あの醜い頭から食い破ってやる!! まりさは助走を駆け、一気に跳躍した…だが 「ふん!!」 「ゆぶぅぅぅぅぅぅぅ!!」 先生お姉さんが華麗に蹴りを入れ、まりさは放物線を描き元の場所まで戻った。 「ばりざぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「「「「おどうじゃぁぁぁぁん!!」」」」 「「「まりさぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」 「ゆ…ゆぐぅ…ぐぎぃぃぃぃぃぃぃ!!「最後の警告だ」」 まりさの唸り声に割り込む形で先生お姉さんが語る。 今度はさっきと様子が違い、髪の毛の色が水色から緑色になろうとしていた。 「これでお前達と私たちの格の違いが分かっただろう。今ならただ迷い込んだゆっくりとして このまま見逃そう。後も追わない。だがおとなしく帰れないのなら…」 ここでお姉さんの髪の色が完全に緑色になった。 「生まれてきた事をたっぷり後悔させてやる」 普通のゆっくりならここで並々ならないお姉さんの怒りに怯えそのまま引き返すのだが 怒り狂った一家には感じ取ることが出来なかった。 「ぞんなのでひぎざがるとでもおもっだのぉぉぉぉぉぉ!!」 「ごみどもがじょうじにのるなぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「「「「ゆっぐりぐるじんでじねぇぇぇぇぇぇぇ!!」」」」 その瞬間、お姉さんの角が完全に生えた。 「お前達、このゴミ共を一匹とて生きてかえすな!!こいつらは一匹残らず畜ゆ場送りだ!!」 「「「「了解しました!!」」」」 子まりさは何が起こったのか分からなかった。 あの後、お父さんやお母さんがいきり立ってあのゴミ共に突っ込んでいった。 まりさはぱちゅりーが怪我をしていないか心配に思い、ぱちゅりーのすぐ横にまで行き、 ぱちゅりーを安全な茂みに移した後、お父さん達に加勢しようとした。 お父さんは群れの中では一番強くて、お母さんも群れのかけっこで一番早いゆっくりだ。 万に一つも負ける要素なんてない!!ないはずなのに!! 「だずげでぐだざいぃぃぃぃぃぃ!!いのぢだげは!!いのぢだげはぁぁぁぁぁ!!」 「おねがいじまず!!ばむばむにぞれをいでないでぐだざぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!! ばむばむがぁぁぁ!!ばむばむがぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!」 「まりしゃのゆっくちちたはぎゃ…おぼうちしゃんがぁぁぁっぁあ!!」 「ぱちぇの…けんじゃなきゃみぎゃ…にゃいちょきゃっぴゅしゃんぎゃぁ…」 あるものは徹底的に殴られ、あるものは葉を重点的に殴られ、あるものはゴミのように踏まれた。 どのゆっくりも死んではいないがもう二度とゆっくり出来なくなっていた。 「まりさ…まりさ!!」 まりさは家族がもう二度とゆっくり出来なくなっていく様を見てただ呆然としていたが ぱちゅりーの声で現実に帰ってきた。 「まりさ!!にげるわよ!!」 「なにいってるのぱちゅりー!!おとうさんをみごろしにするのぉぉぉぉ!!」 「ちがうわ!!むれにいったんもどってみんなでほうふくにくるのよ!!」 「ゆぅぅぅ…でも、おとうさんが…いもうとたちがぁぁぁぁ…」 「わたしだってつらいわ…けど!!みんなのむねんをはらしたくないの!!」 ぱちゅりーがまくしあげる 「ゆぅ!!そ、そうだよ!!みんなのかたきをとらなくちゃ!!」 「じゃあいますぐもどってみんなをよびにいくわね!!」 「にしのどすにもおうえんをよぼう!!」 「そうね!!ごみどもめ!!めにものみせてあげるわ!!」 「「ゆっゆっゆっゆ「おお、おろかおろか」ゆゆ!?」」 二匹が突然聞こえた声に驚き振り向いた先には、大量の胴つききめぇ丸がいた。 そして目にも止まらぬ速さで二匹を包囲していった。 「逃げられると思ったのですか?」 「おお、愚か愚か」 「「「「「おお、愚か愚か」」」」」 「「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!!!」」 れいむはその光景をゆうかと一緒にただ見ているだけだった。 「ゆぅ…」 「どうしたのれいむ?」 れいむはその一部始終を見てひたすら暗い顔になっていった。ゆうかは心配そうにれいむに聞く れいむは少し悩んだ顔をしたが重い口を開けた 「れいみゅはぎょみにゃにょ?」 「れいむ?」 「ふつうのゆっくちはみんにゃれいみゅたちをぎょみちょか、いきりゅかちなちとかいうよ… れいみゅちゃちはほんちょうにいきりゅかちにゃんてにゃいにょ?」 「れいむ…」 ゆうかはどう答えれば良いか悩んでいたその時、先生お姉さんがやってきた。 怒りは収まったのかいつもの状態に戻っていた。 「それはここにいるみんなが悩んだ事だ。親や兄弟から散々そんな事を言われ続け、 生きていること認めてもらえないような扱いにここに来た者はみんなそんな事を言うんだ。 だが、私は言ったとは思うがここにいるみんなはそう言われ続けたからものが集まってできた群れだ」 「みんにゃ?」 「そうだ、例外が少しいるがほぼ全員だ。だがそんなものが皆力を合わせて生きている。 だからみんながみんなの顔を覚えている。仲間が一人でも増えたら皆が喜び、誰か一人でも 欠けたら皆がいなくなる事に悲しむ。そんな私達のどこがゴミだと思う? 十分生きる資格がある。ゆっくりなんぞと比べモノにはならない。それだけの価値が!!」 「ゆん、わきゃっちゃよおねえ…ゆんやちぇんちぇい」 「うん?まだ入ると決めたわけではないだろう。お姉さんのままで構わないぞ」 「ゆんや…れいむはきめちゃよ!!」 「そうか、長がよろこぶぞ」 先生お姉さんとゆうかは笑顔で答えた。 そこに網で捕獲されたゆっくり達を持った胴つきみょんがやってきた。 「先生!!全員捕獲出来ました!!」 「うむ!!では畜ゆ場に連れて行ってくれ。あとは何時もと同じように」 「はい!!」 「ちぇんちぇい、ちくゆじょうってなに?」 「ああそうだな。ちと刺激が強いがもう入る気なら避けようがないからな。 みょん!!すまないが中を見せてやってくれ」 「みょん!?本当に良いんですか?」 「おそかれはやかれ中に入る事になるんだ。今見せても問題ないだろう」 「分かりました…」 ゆうかは先に仕事に戻る事にし、畜ゆ場にはみょんとれいむだけで行くことになった。 網の中に入ったゆっくり達はかすれるような声で命乞いをしていた。 「おねがいじまずぅぅぅぅ…もうごみだなんでいいまぜんがらぁぁ……」 「ぱちぇだげはだずげでぐだざいぃぃぃぃ…ばりざはどうなっでもいいがらぁぁぁ…」 「むぎゅぅぅぅ…」 どれもこれもみょんやれいむに媚びているような目で見ていた。 「ねえみょん「同情ならかけないほうが良いよ」ゆぐぅ!?」 「だいぶ前にもそうやって情をかけて離してやったら何をしたと思う? 最悪なことにドスを引き連れて仕返しにきたんだみょん。 あの時はお兄さんやお姉さんがみんなを守りながら戦ったけど何人か犠牲がでたみょん。 それ以来、群れでは侵入して説得…といってもだれも説得をきかずにこいつらみたいな事をするけど そのばで全員殺すか、この」 みょんはとある建物の前で止まった。 建物は日本式の蔵で寺と同様に外見はボロボロであった。 だが、中からゆっくりの者と思われる声が響き渡っていた。 「この畜ゆ場に放り込むかしているよ」 そういうとみょんはダイヤル式の錠を回し、鍵を開け、扉は開けた。 れいむは中の光景を見て、思わず悲鳴をあげそうになった。 そこはゆっくりの行き地獄と言っても過言ではなかった。 ゆっくりが釘で壁に打ち付けられ、管のようなものが二本刺さっていた。 うち一本はなにか臭い箱の中身につながっており、もう一本はただ宙をぶらぶらしていた。 どの個体も瀕死ではあるが死んでいる個体は一体もなく、かすれるような声で助けを求めたいた。 「みょん?…にゃんでこんにゃちょきょろぎゃありゅにょ?」 「ここ?元は野良ゆっくりの収容所だけど先生お姉さんがなにかの役に立てようと考えたのがここで こいつらにみんなからでたゴミや排泄物を食べさせてそれで増えた餡子を取り出して 動物避けにおいたり、畑の肥料にしているんだよ」 「ひりょうってにゃに?」 「肥料は畑さんのごはんさんだみょん」 「しゅぎょいんだね」 れいむはすごく勉強になったような顔をしたがここにいるといやな気分になってくるため みょんに先に戻る事を告げ、先にゆうかの所に戻った。 『皆本日は良く働いた!!これでまたみんなのおいしいご飯がたくさんできるぞ!! 後はそれぞれお家に戻って各自晩御飯までゆっくりしていてくれ!!』 「「「「は~い!!」」」」 夕方頃、あれかられいむとゆうかは休憩なしで働いた。 途中見張り台のふらんが差し入れといってなにか甘いものをくれたりしてくれた。 さすがにその時はいったん手を止めたがあの甘いのはなんだったんだろうか? あとで聞こうかとれいむは考えた。 「ほられいむ。戻るわよ」 「ゆん、わきゃっちゃよ!!」 「これから戻る所を悪いんだがれいむ」 先生お姉さんが話に割り込んできた。 「一緒についてきてもらえないか?長には直接自分の口で言ってもらいたい」 「わきゃっちゃよ!!」 「決断の時…か。私も悩んだ。後悔のないようにね」 「ゆん!!」 先生お姉さんは寺の門の前まで移動し、そこで長を一緒に待つようにいった。 「ねえちぇんちぇい?」 「なんだれいむ?」 「長はどうしてあんなにゆっくりできる気がするの?」 「ふむ、それは私の口からは言えないな。悪いが本人から聞いてくれ。お、噂をすればなんとやらだ」 先生お姉さんは長の姿を確認し、手を振った。 長とお兄さんとお姉さんは応えるように手をふった。むろんれいむもだ。 「は~い、今帰りました。やっぱり我が家はいいわ~」 「俺はあねさんが行く所ならどこだって我が家です!!」 「はいはい、どうどう」 長お姉さんは門の前で先生お姉さんに帰りの挨拶をした。 「長、今日も特に問題なく行きました。途中ゆっくりが10匹程度襲撃してきましたが 契約したきめぇ丸達の行動もあり万事問題なく行きました。」 「はい、分かりました。ですがここ最近ゆっくりの襲撃が多いですね。 もう少し対策を考えた方が良いかしら?」 「それについては俺に考えがあります。近くにあるゆっくりの群れをあるていど掌握し 裏から操作すれば多少は改善できるかと」 「まあ、またれみりゃとふらんにがんばってもらうしかないっしょ今は」 「まあまあ、それは後でじっくり話し合う事にして今は」 「ああそうでしたね」「おお、本日の結果発表!!」 「れいむちゃん。今日一日楽しかった?」 「ゆんとね…ちょってもきょわきゃったけどたのちかったよ!!」 この言葉に一同は先生お姉さんに視線を向けた。 「怖かった?姉さん、またやったんですか?」 「いや、やってはいないぞ。本当だぞ!!群れのみんなに聞いてくれれば分かる」 「ゆん!!ちぇんちぇいはれいみゅにおいおきちてないよ」 「おお、姉さんを先生って呼んでる。これは脈ありだね!!」 「じゃあれいむちゃん。決めた?」 「ゆん!!れいみゅきょきょでみんにゃといっちょにゆっくちちまちゅ!!」 この言葉に四人は笑顔で答えた。 「おお、また一人仲間が増えたぞ!!」 「いえ~い、遊び仲間がまたふえた!!」 「ふふっ、これからも末長く生きていきましょうね」 「教え子が増えるというのはやはりいいものだ」 「さてとれいむちゃん。あなたはこれで私たちの仲間です。なんで改めて自己紹介しますね。 私はこの群れの長をやっている長お姉さんです。長と呼ぶように」 「私はみんなの先生だが参謀も兼ねている。だがみんなは先生と呼んでいるので 参謀と呼ばすに先生と呼ぶように」 「俺はあねさん、つまり長の次の長、つまり副長だ。なんで俺の事は副長と呼ぶように。 まあ面倒だったらお兄さんだけでいいからな?」 「まったくうちの馬鹿なアニキはそんなんじゃ示しがつかないでしょ。アタイは群れの幹部を やっているお姉さんです。といっても幹部をやっている子は他にも何人かいるけどみんな 其々の部署で忙しいから幹部お姉さんと呼んでくれたら通じるから、以降よろしくぅ!!」 「後は、はいコレ」 そういうとお姉さんは懐からバッヂのような物を取り出した 「きょれは?」 「これは群れのゆっくりである事を証明するバッジさんです。これを付けていれば人間さんからは 危害を加えられないから服の一部に必ず付けておいてね」 「ゆん!!わきゃっちゃよ!!」 そういうとれいむはバッジを付けようとするが付け方が分からず 「ゆわぁぁぁぁぁんづげがだがばがらないぃぃぃぃぃぃ!!」 「もうしょうがないなぁ。アタイがつけてやっからおいで」 こうしてれいむは幹部お姉さんに付けてもらった。 寺の中に戻ったれいむはお兄さんにれいむのお部屋を案内してもらった。 「よし、ここがお前のへやだ」 「きょきょ?」 「ああそうだ。れいむ以外にも居候がいるが仲良くな」 れいむは案内された部屋の扉を開けた。 そこにいたのは… 「ゆ?ゆあぁ、れいみゅだ」 「あらほんと、この部屋になったのね」 「う~、ふらんのす~やす~やスペースが。…でもうれしい」 「みょ?さっきのれいむ?」 そこには自分をここに連れてきたフラン。授業の時に一緒になったまりさ。 一緒にお仕事をしたゆうか。一緒に畜ゆ場にいったみょん。 そして後一人 「おいぃぃぃ!!ここでてんこの名前は出てこないのか!! てんこの怒りが有頂天!!」 胴つきてんこがいました。 てんこは今の今まで自分の出番がなかったことに怒り心頭だが、なんだかんだで歓迎してくれた。 その後れいむは夕食時にみんなに紹介され、歓迎のパーティが開かれた。 ゆうかはどこからかギターを取り出し、それに合わせてうどんげが派手な衣装で踊り、 すいかとゆうぎが酔っぱらった勢いで腕相撲をし始めたり、 とにかく凄く楽しかったのは間違いなかった。 かくしてれいむの運命を分ける一日は終わりを告げたのであった。 明日もみんなとゆっくりできるかな?そう思いながられいむは楽しい夢の世界へ旅立ちました。 所変わって長の部屋 「あ~~~~~、飲みすぎちゃったわ」 「まったくお酒弱いのにすいかとゆうぎの酒につきあうからこんなことになるんですよ (よっしゃーあねさんの介抱権ゲットぉぉぉぉぉ)」 「はんせ~してま~す」 「そういって反省したことないんですが(うお~姉さんの息が俺の顔に当たってるぅぅぅぅ)」 「は~い、今度は本気で~す」 「ねえ、あのれいむちゃんを見ているとなぜか昔を思い出さない?」 「昔?…俺とアイツがあねさんにあった時の事とかも含めてですか」 「うん。あのれいむちゃん、昔の私となぜかふいんきが似ているのよ。 せかいの何もかもが明るく照らしてくれると思っていたあのころを。」 「あの天真爛漫というかやさしい性格は確かに昔のあねさんとふいんきが少し似てますね。」 「やっぱり昔の自分とかぶるからかなぁ?他の子達はみんな泣きじゃくったり親を罵倒して どうにか自我を保った状態でくるから」 「さすがにどこのゆっくりにどんなゆっくりが生まれたかを把握する方法なんてありませんから どうしても少し手遅れの状態で来てしまいます」 「もう少しどうすべきか考えるべきね」 「ええ、そう思います」 そこまでいった所で部屋の扉ががらっと開き幹部お姉さんが入ってきた。 「ああぁぁ、アニキ!!またアネキに手を出そうとしてたんでしょ。」 「い、いや俺はそんなことはしようとしてなんか」「問答無用!!」 「みょぉぉぉぉ…」 幹部お姉さんの華麗な蹴りがお兄さんのみぞうちに見事に決まり、お兄さんは失神してしまった。 「まったく油断も隙もないんだから…。じゃあねアネキ、おやすみ」 「はい、おやすみ」 どういって幹部お姉さんは失神したお兄さんを引きずりながら扉を閉めた。 お姉さんは状態が状態だったのでもう寝ようとしたが、 「あ、いけない。お母さんにお祈りしてしてなかった。」 毎日やっている事を忘れていたらしく、飛び起きて部屋のタンスの中からばかでかいヘアバンドを 取り出した。サイズを考えると通常サイズのゆっくりの物よりはるかにでかかった。 「お母さん。今日は仲間が一人増えました。人間さんとの交流も順調です。 どうか天国で私たちを見守っていて下さい。」 長お姉さんはお祈りを済ませるとそのまま布団の中に入って明かりを消した。 二に(続いたら)続く… あとがき 筋書きは出来ていました。それにいろいろ要素を増やしている内にサイズが結構なことに… 後感想にあった「群れの成立の経緯は書いてくれるんですよね」という意見がありましたがそれは 二でやります。気長におまち下さい。 何度も言いますが批判が相次いだ場合続きを上げるかどうか考えます。 一応頭の中で各キャラクターの設定は出来ていますが、書いたら厨二とかいわれそうなんで 現時点では見合せます。 細かいご指摘などは遠慮なくどうぞ。 他に書いた作品 ・ふたば系ゆっくりいじめ 621 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ 序章 ・ふたば系ゆっくりいじめ 914 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~
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ゆっくりの進化 一 後半 31KB 虐待-普通 制裁 愛で 観察 考証 ギャグ パロディ 自業自得 差別・格差 群れ 野良ゆ 赤子・子供 ゲス 捕食種 希少種 幻想郷 人間なし 創作亜種 独自設定 お待たせしました。これで最後です。いろいろアレだよ… ・やっと虐待描写がはいります ・ハーフ、胴つきが大量に出てきます ・独自設定あり ・人によっては気分を害する可能性があります。ご注意を ・話の内容が内容のため続編は評価を見て判断します 今度こそこれでおしまいだよ!! 「ふむ。もう時間か。それでは今日のお勉強の時間は終了とする。 この後各自配られたお弁当を食べた後、この短い針が1を指すまでに外にある畑まで来るように」 「「「「今日もありがとうございました!!」」」」 短い針が12を指す頃、先生お姉さんの授業が終わった。 授業中れいむは何度か先生お姉さんから授業を受けることとなった。 授業は群れに長くいるゆっくりから短いゆっくりへと移行していき、最後にはなかなか理解 できないゆっくりに先輩ゆっくりが横で補佐をしながら授業が進んでいった。 最初”あ”で苦戦していたれいむも終わる頃には”お”まで理解出来ていた。 赤ちゃんからすればかなり上等なほうだ。 これも胴つきの影響だろう。 「ゆ~ん、ちゅきゃれちゃよ」 「どうだった。初めての授業は?」 先生お姉さんが話かけてきた。 「ゆ~んちょね、きょわかっちゃけどたのちかっちゃよ!! でみょね、にゃんできょれぎゃゆっくちできるこちょににゃるにょ?」 「それはな、どれも生きていく事に必要な事だし、学べば学ぶ程ゆっくりだけでなく いろんな生き物ともお友達になれるからだ」 「ゆっくちだけぢゃにゃくてぇ?」 「ああ、とっても怖い人間さんや妖怪とも仲良くできるぞ!!」 「ゆゆ~~ん、ちょてぇもゆっくちできりゅねぇ!!」 「ああそうだとも。だが普通のゆっくり達は皆そんなことも分からずに好き勝手やっていくんだ。 これではだれとも仲良くなれない。れいむ、これから働く事をやってもらうから これから言うことを覚えておくといい」 「にゃにをおぼえちぇほうぎゃいいにょ?」 「簡単な話だ」 先生お姉さんはここで一息入れた 「私達はふつうのゆっくりではない。だからここにいるみんなが仲間だ。家族だ。 家族を殺そうとする奴はだれであろうと容赦はするな。たとえ実の親でもだ」 れいむの生まれたばかりの頭ではこの事はよく理解出来なかった。 だが、この言葉の裏に隠された意味をれいむは間もなく知ることとなった。 その後れいむは先生お姉さんと授業中仲良くなったまりさと一緒に朝に配られたお弁当を食べた。 仲良く喋っていると他の胴つきのゆっくり達が途中から入ってきて気付いたら群れのほぼ半数の ゆっくり達に囲まれておしゃべりをする事になってしまった。 どのゆっくりも礼儀正しく、長お姉さんとの出会いについて熱く語ってくれた。 曰く、親に殺されそうになった所を助けられた。 曰く、親と一緒に迫害され逃げ込んだ先で保護してくれた。 曰く、捨てられ餓死寸前の所を救われた どのゆっくりも幸せな生い立ちではなかった。 では何故お姉さんの群れに入る事を決めたのかと聞くとみな決まって同じ言葉だった。 「どんなドスよりもゆっくりできる気がしたから」 そんなこんなで時は流れ気付いたら1時近くになっており、全員そろって移動することになった。 付いた先には非常に広大な畑が広がっており、すでに胴つきのゆうかが汗をかきながら働いていた。 その時、先生お姉さんから道具を渡された。 スコップとジョウロだ。 「おねえしゃん、きょれは」 「これは働くのに必要な道具だ。とはいっても渡しただけではどうすればいいかわからないな? う~ん…」 「先生」 「ん?」 先生お姉さんが声のする方向を見るとれいむより幾分か背が大きい胴つきゆうかが立っていた。 このゆうかはさっきの授業にも参加していた。 「ゆうかの担当場所が大きすぎるからだれか手を貸してほしいの。知識がないのなら私が教えるわ」 「ふむ…まあまだゆうかの所は土を耕す段階だから一人では確かにきついな。 れいむ」 「ゆん?」 「れいむにはまだ農作がどうこう出来る段階じゃないし、今回はゆうかのお手伝いをしてもらう」 「ゆ…ゆ…ゆゆゆゆゆうきゃのぉぉぉぉぉぉ!!」 「そうだ」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!れいみゅころちゃれるぅぅぅぅ!!たちゅけ「れいむ!!」ゆぴぃ!!」 れいむがゆうかへの本能的な恐怖から怯えていると先生お姉さんが叱咤した。 どうやら怒っているらしく、いつの間にか変身していた。 「私たちは普通のゆっくりではない。それは悲しい事実ではある。だが皆が皆を家族と思っている!! そんな家族が野蛮なゆっくり共と同様に醜い同族殺しを何故すると思う!! 私達はあんな奴らとは違う!!何もかも違うんだ!!」 「ゆ…ゆ…」 「先生、落ち着いて。この子は来たばかりで本能的な記憶がそう言わせているだけよ」 「私達は!!…はぁー、はぁー、うぐ。すまないゆうか、久しぶりに吐き気がする言葉を聞いて 少し自分を見失っていた。」 先生お姉さんは一回深呼吸をすると変身が解けた。 「すまない、れいむ。まだ生まれて間もないお前に言っても傷つけるだけだった。 ゆるしてくれ」 先生お姉さんは頭を下げた。 「ゆゆん…れいみゅがゆうきゃをこわがっちゃるようなこちょちちゃったきゃら れいみゅがわりゅいんぢゃよ。ゆうきゃ、ゆっくちごめんにゃちゃい」 「私は気にしてないからいいわよ」 「ゆん、ありがちょ…」 しばらく気まずい空気が流れたが先生お姉さんがちらりと時計を見てもうすでに五分経っている 事に気付き、声を挙げる 「いかん、もう五分もオーバーしている。みんな!!もう時間なので仕事を始めてほしい 各自、昨日の続きをやってくれ」 皆が先生お姉さんの指示を聞いたのを確認すると、先生お姉さんはれいむに話しかける 「れいむ、さっきもいいかけたがお前はゆうかの手伝いをしてくれ。 やることは単純で簡単だ。もし分からなかったらゆうかに聞いてくれ」 「ゆん…わきゃっちゃよ」 「ではゆうか、頼む。私は高台に上っている」 そういうと先生お姉さんは畑の中央にある見張り台のような所に登って行った。 よく見ると、畑の中央と畑を取り囲むような形で見張り台のようなものがあり、一個一個に 双眼鏡のようなものが備え付けられていた。 「ゆうきゃ、あにょたきゃいにょってにゃに?」 「あれは見張り台よ。言っておくけど群れのみんなを監視するためじゃないわ。 外敵を監視するためよ。」 「ゆ~ん、ぎゃいてきしゃんってにゃに?」 「外敵は…「う~、お前たちさぼらない」またあとで教えるわ」 空から飛んできたゆっくりに声をかけられゆうかは仕事に取りかかるようにいった。 だが、れいむはその空から飛んできたゆっくりを知っていた。 「ゆ?ふらんだ!!ゆっきゅりちていってね!!」 「う~?昨日のれいむ!?ゆっくりしていってね!!」 二匹は意外な形で再開した 「ふりゃんはにゃにちていりゅの?」 「う~、ふらんはここで外敵の監視をしている。ところでれいむは決めた?」 「ゆ~ん、まだわきゃりゃないにょ…」 「う~…一生が決まる選択だからじっくりかんがえる。そんな事よりゆうかがおこっている」 よく見るとゆうがこっちをずっと睨み、早く来いと言わんばかりに顔をふっていた。 「ゆ!?ごめんにゃしゃい!!いまいきゅね!!じゃあねふりゃん!!」 「がんばってね」 れいむはゆうかの所まで行くとゆうかからお説教を貰い、少し涙目になってしまった。 それからゆうかの仕事場まで移動し、ゆうかから仕事の説明が始まった。 「いい?このスコップさんで…こうやって…土さんをゆっくりさせてね」 「ゆゆ…こう?」 そういうと、れいむはスコップを持つとスコップを土にさし、力一杯土を持ち上げ スコップをひっくり返した。 「そうよ、そういう感じでこれだけをやって頂戴」 「ゆ?…ゆぅぅぅぅぅぅぅ!!」 れいむが驚くのも無理はない。なにせ任された面積が家一軒がまるまる入る程広かったのだ。 「おおすぎるぅぅぅぅぅぅ」 「別に今日中にやれとは言わないわ。私の分なんかこれだけあるのよ」 そういってゆうかが示した敷地は庭付きの豪邸が一軒まるまる入る程の敷地だった。 「だきゃらひりょしゅぎりゅでしょぉぉぉぉぉぉ!!」 「私たちはまだお野菜さんを育てるだけの知識がまだないのよ。肉体労働しか今はできないのよ」 ここでれいむはえ?っという顔をした 「ゆ?おやしゃいしゃん?おやしゃいしゃんはかっちぇに「れいむ!!」ゆぴぃ!!」 今度はゆうかがブチ切れた 「私の前、いえ群れのみんなの前で二度とそんな言葉を言わないで!! お野菜さんが勝手に生えてくる訳ないのよ!!みんなが一生懸命お世話をしてやっとできるのよ!! いいわね!!」 「ゆ…ご、ごめんなさい」 「分かってくれればいいわ…ごめんね、ゆうかは散々そんな言葉を聞いたから我慢できなくなっているのよ うまれたばかりのれいむにはまだまだ知らない事ばっかりだというのに」 「ゆん…いいよ。れいみゅがわるきゃっちゃから…」 「うん、ありがとう。じゃあお願いするわね」 「ゆん、わきゃっちゃよ。れいみゅ、ぎゃんばりゅ!!」 そしてれいむのお仕事がやっと始まった。 生まれたばかりのれいむにはやはりこのお仕事はかなりハードだった。 スコップで土を持ち上げる度に腕が重くなり、体が言うことを効かなくなってきた。 だが先生お姉さんやゆうかを怒らせてしまった罪悪感かられいむは弱音を挙げることなく必死に 土を耕していった。 「ゆんしょ、ゆんしょ」 ゆうかはそんなれいむの様子をしっかり見ていた。 「れいむ、ちょっと一服しましょ」 ゆうかがれいむに話しかけてきた 「ゆん!?でも…」 「頑張りすぎて倒れてもらっても困るわ。私も少し疲れてきたし、みんな疲れたら小休止を入れながら 働いているわ」 「ゆん…にゃらちょっとおやちゅみちゅるねぇ!!」 こうしてれいむは少し休憩することを決めた。 ゆうかの顔には一筋の汗も流れていなかった。 「はい、これ」 ゆうかは腰の袋から白い塊のような物を差し出した 「きょれにゃに?」 「これは氷砂糖よ。とっても甘くておいしいからたべてみなさい」 「む~しゃむ~しゃ。しあわせぇぇぇぇぇぇ」 「ふふふふふ、おいしいからってそんなことしていたらゆっくり出来なくなるわよ」 「ゆがっ!!ほんちょ?」 「そうよ、物を食べながら喋る子はみんなゆっくり出来ない子なのよ。れいむはゆっくり出来ない子?」 れいむはあたふたした顔になった。 「れいみゅはゆっくちできりゅんぢゃよ!!だきゃらちゃんとできりゅよ!!ほら…」 そういうと氷砂糖をもう一個口に含み、もぐもぐと食べだした。 「はい良く出来ました」 「ちょうぜんだよ!!」 れいむは何故か誇らしげに言いました。 それから二匹で水筒の水を飲みさて再開しようかと思ったその時であった カーンカーンカーンカーン!! どこからともなく鐘のような音が聞こえてきた。 「ゆぅぅ、きょんぢょはにゃに?」 「しっ!!」 ゆうかはれいむの口を押さえた。 そして大きい声で先生お姉さんの声が聞こえてきた 『偵察きめぇ丸からの情報、北の森から此方にまっすぐゆっくりの一団が向かってきている!! 数は成体から赤含めて約10!!皆作業を一時中断し北に集結せよ!!繰り返す…』 「にゃに?にゃに?」 「敵よ!!れいむ、私に付いてきて!!」 「ゆ?ゆわぁぁぁぁまってぇぇぇぇぇ」 れいむは何が起こったのか分からないままゆうかの後を付いていくことにした 所変わって森の中 「おとうさん!!おかあさん!!ゆるどらどはまだなんだぜ?」 一家の長女まりさは両親に話しかけていた。 まりさは風の噂で聞いたユル・ド・ラドの話を旅のゆっくりからより詳しく聞き、それを両親に話した所 一家と親友のぱちゅりーとその家族で向かう事になった。 ユル・ド・ラドはいつしかゆっくりの間で噂される幻のゆっくりプレイスで風雨に困る事がない家、 見渡す限りに広がるごちそう、そしてそこに群れるできそこないの下僕のゆっくり共 まりさはその話を真に受けたのだ。 「ゆふふふ、もうちょっとだよ!!おとうさんもたのしみでしょうがないよ!!」 「まりさのおはなしはおかあさんがたびのゆっくりからちゃんときいたからまちがいないよ!! あとちょっとでつくよ!!ほらごらん!!ゆっくりできるものがみえてきたよ!!」 親れいむはどうやら瓦を神殿の一部とみなしたようだ。 まああながち間違いではないが… 「まちがいないわ!!あれはゆるどらどのしんでんよ!!ぱちぇたちはついにながいたびのすえに でんせつのとしをみつけたわ!!」 とぱちゅりーはいうが元々いた群れから1キロ程度の距離しか離れていなかった。 だがそんなことなどお構いなし、ぱちぇ親子はさらにヒートアップしていく 「むきゅ!!ぱちぇのちしきがものがたっているわ!!」 そう言い子パチュリーが近くに転がっていた木の板を髪で器用に拾い上げた それはもう何十年も前には寺の案内をするために使用されていたであろう看板であった 「このじは…ようこそゆっくりのみなさま。わたしたちくずはたくさんのごちそうをよういしました… むきゅむきゅ…どうぞたくさんくずなわたしたいをころし、ゆっくりしてください…とかいているわ!!」 読者の皆さまは分かっているとは思いますが、そんな事はどこにも書かれていません。 正しくは「この先100メートル、○×寺」である。 だがそんなこと知ったこっちゃじゃねえと言わんばかりに他のゆっくり達は騒ぎ立てる 「むきゅ!!すごいわ!!おしえてもいないこんなこだいのもじをかいどくするなんて まちがいなくせかいいちのけんじゅだわ!!」 「むきゅ~…てれるわ!!」 「まりさのおともだちはすごいんだぜ!!」 「ぱちゅりーおねえちゃんちゅごぉぉぉぉぉい!!」 「「「けんじゃ!!けんじゃ!!」」」 もうその場にいたゆっくり達はぱちゅりーを絶賛しまくりだった。 そんな中、長女まりさが近寄ってきた。 「ゆ~ん、ぱちゅりー。ゆるどらどについて、いっぱいどれいどもであそんで、いっぱいごちそうを たべたらぱちゅりーにつたえたいことがあるんだぜ」 「むきゅ~~…わかったわ…。たのしみにまっているわ…」 まりさとぱちゅりーは顔を赤らめ、親達は娘達の成長に顔を笑顔にし、 妹達はなに~?なんなの~?という顔をしていた。 ちょっと空気を変えようかと考えた親まりさが妹達に話をふった。 「ゆ!ところでおちびちゃんたちはどれいたちでどうあそぶのぜ?」 「ゆ!まりしゃはまいにちいっぴきずつころしゅんだぜぇ」 「れいみゅはまいにちあまあまをもってこちゃちぇて、れいむのうんうんをたべさせてあげるよ!!」 「むきゅ!!まりちゃたちははっちょうがひんきょんね!!ぱちぇはやちゃちいきゃらまいにち ぱちぇのありぎゃちゃいおはにゃちをききゃせてやって、”きょうえんりょう”とちて まどうちょをけんじょうちゃちぇるわ!!」 「「ゆわぁぁ!!ぱちぇはちゅぎょいはっちょうをちゅるよ!!」」 わいわいと思い思いに喋る子ゆっくり、赤ゆっくり達。 どれもこれも最高のおもちゃで遊ぶ事を夢見る顔をしていた。 そして歩くことを再開すること1時間後 「ゆ!!みて!!すごくりっぱなおうちさんだよ!!」 「むきゅ!!ぱちぇたちのためにどれいたちがせいれつしてむかえにきているわ!!」 「む…むきゅ、おきゃあしゃん。ぱちぇ、あんなきもちわるいのみてたらきもちわるきゅ なってきたわ…」 「がまんしなさい!!すこししたらみんなごみばこにぽいするわ!!」 「ゆぅぅぅぅぅ!!みてあのおやさいさん!!まるでまりさとぱちゅりーのためにあるようだよ!!」 「あんなにあったらまごのまごまでたべきれないわ!!」 もうこの時点でこの二匹には明るい三世代、いや五世代家族による幸せな日々が浮かんでいた。 「それじゃあみんな!!ゆっく~り!!っででてかんげいされるのぜ!!」 「「「「「「「「「ゆっくりわかったよ!!」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっく~り!!!!!!!」」」」」」」」」 れいむはゆうかにつられて北の囲いの前までやってきていた。 そこには畑で働いていたゆっくりのほぼすべてが集結していた。 「ゆうきゃ…がいてきしゃんってにゃに?」 ガサガサ!! 「くるわ!!」 ばっ!! 「「「「「「「「「「「ゆっく~り」」」」」」」」」」 森の茂みからゆっくりが一斉に飛び出してきた。 成体3、子4、赤2という構成であることを考えると2つ以上の家族が来たこととなる。 「ゆぅぅぅぅ!!やっとついたよ!!」 「れいむをこんなにあるかせるなんてほんとうにつかえないごみどもだね!! おわびにあまあまもってきてね!!たくさんでいいよ!!」 「むきゅ!!そんなことよりわたしのむすめがおまえたちのきもいわるいすがたをみてはきけを もよおしているわ!!とくにそこのおおきいのははやくしんでね!!」 「「「「「はやくしね♪はやくしね♪」」」」」 好き放題言っているゆっくり家族 一方名指しで早く死ねと言われた先生お姉さんはというと 「…皆、ここは私と何人かで事足りる。他の皆は作業に戻ってくれ。後は私の方で処理する。」 「「「「ゆっくり分かりました!!」」」」 そういうと胴付きの中でも特に長く生きている数体のゆっくり以外はみな作業に戻った。 れいむは何が起こるのか気になってその場に立ち尽くしていた。 ゆうかは早く戻ろうと言おうとしたが先生お姉さんが制止した。 「いや待て、良い機会だ。どう決断を下しても避けては通れぬ道だ。あえて見せておいた方が良い」 一方親まりさは自分の命令に逆らって勝手に返した先生お姉さんに対して激怒していた。 「おい、そこのとくにきもちのわるいごみ!!なにかってにまりささものがいっせんをむしして かえしているんだぜ!!かってなことを「警告する」ゆ?」 先生お姉さんがまりさの会話に割り込む形で喋った。 「お前達は私達の群れ「なにかってに…」うるさい!!…私たちの群れに勝手に入ろうと「だれがかって…」 うるさいといっているのがきこえんのか!!…むれに勝手に入ろうとしている。そのまま元いた 家に帰るなら良し、帰らぬのならそれ相応の代償を支払ってもらう!!」 風が一瞬止まったように感じられた。 だがその緊迫した空気を突然の笑い声が打ち破った 「「「「「「「「「「げらげらげらげらげらげらげらげらげらげら」」」」」」」」」」 「ああおかしいのぜ!!ごみが!!げらげら!!なにかいっているのぜ!!げらげらげらげら!!」 「それそうおうのだいしょうってなに?うんうんでもめのまえでするの?げらげらげらげら!!」 「ごみがなにかいっているわ!!げらげら!!みをわきまえなさい!!」 「「「「ごみがゆっきゅりにちゃかりゃおうとちているよ!!げらげらげらげら!!」 「むきゅむきゅむきゅむきゅ!!ああもうだめ、おなかがよじれそうだわ!!」 ひとしきり笑いたいだけ笑うまりさ一家。 ひとしきり笑いすっきりーした一家は悪態をつきながら散々罵倒をぶちまけまくった 「ごみ」「くず」「いきるかちなし」etc ひとしきり言うとまりさ一家の末っ子まりさが飛び出し、すぐ近くにいた胴つきまりさに 近づいてきた。 「いきりゅかちのにゃいごみはまりちゃちゃまがぽいちてやるんだじぇ!!」 そういうと胴つきまりさに体当たりを仕掛けてきた。 一方の胴つきまりさはまるでゴミをみるような顔でまりさを見続けていた。 「ゆぴぴぴぴ!!きょわい?ちにちゃきゅにゃい?いちゃい?でみょやみぇないよ!! ゆっくちにちゃきゃらっちゃごみはみちぇちめにちぇいちゃいしにゃいとねぇぇぇぇぇ!! げらげらげらげら!!」 「ゆっゆーん、さすがまりさのむすめなんだぜ!!ごみがちょうしにのらないように ちょうきょうしているよ!!」 「れいむのおちびちゃんはとてもゆっくりしているよ!!」 ひたすら自分の娘の行いに称賛のエールを送る両親に応えるかのようにまりさの体当たりは さらに激しくなる。 「ゆっゆっゆっゆ、やちぇがみゃんはよきゅにゃいんだぜぇ!!いみゃにゃりゃいにょちぎょいちちゃら ぜんごろちできゃんべんちてやるんだぜぇ!!」 散々言われて攻撃され続けている胴つきまりさは先生お姉さんの顔をちらっとみた。 先生お姉さんは首を縦に振った。 それを確認すると胴つきまりさは攻撃されてない方の足を上に上げた。 「ゆ?いにょちごいでみょちゅりゅの?じゃんねんでちた~!!ゆっきゅりおちょきゃったきゃら ちけいけっていだよ!!ゆっくちきょうきゃいちてねぇぇぇぇ!!げらげらげらげら!!」 そしてそのまま足を勢いよく下ろした。 「げらげらげらげゆぴぃぃぃぃ!!…」 子まりさの体は胴つきまりさの足に完全に押し潰され、中身の餡子を散乱させていた。 親まりさには何が起こったのか全く分からなかった。 餡子脳が理解することを拒んでいた。 あれ?おちびちゃんがごみのちょうきょうをしてて、それで、あれ? おちびちゃんは?あれ?まっくろいのはなに?あれはゆっくりのなかみだよ…ね… ゆ!うそだ!!うそだ!!あんなにゆっくりしていたおちびちゃんがごみなんかに!? でもあれは…あれは!! 「おちびちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 まりさの餡子脳がようやく理解し、まりさは叫んだ。 そして他の家族にも理解が伝わっていき、残りの家族も叫ぶ 「おちびちゃんがぁぁぁぁっぁぁぁ!!」 「「「「「「「いもうとがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」」」 ちくしょう!!自分がいながらなんという不始末!!反抗的だったとはいえまさかこのような 暴挙に出るなんて!!許さない!!ゴミ共め!!餡子の1滴も残さない!! 殺してやる!!まりさのおちびちゃんの苦しみの100倍にして返しても事足りない!! 「ごみどもがぁぁぁぁぁぁぁ!!ゆっぐぢぢないでいまずぐじねぇぇぇぇぇぇ!!」 まりさは野を駆ける!!目指すはあのまりさもどきだ!!あの醜い頭から食い破ってやる!! まりさは助走を駆け、一気に跳躍した…だが 「ふん!!」 「ゆぶぅぅぅぅぅぅぅ!!」 先生お姉さんが華麗に蹴りを入れ、まりさは放物線を描き元の場所まで戻った。 「ばりざぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「「「「おどうじゃぁぁぁぁん!!」」」」 「「「まりさぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」 「ゆ…ゆぐぅ…ぐぎぃぃぃぃぃぃぃ!!「最後の警告だ」」 まりさの唸り声に割り込む形で先生お姉さんが語る。 今度はさっきと様子が違い、髪の毛の色が水色から緑色になろうとしていた。 「これでお前達と私たちの格の違いが分かっただろう。今ならただ迷い込んだゆっくりとして このまま見逃そう。後も追わない。だがおとなしく帰れないのなら…」 ここでお姉さんの髪の色が完全に緑色になった。 「生まれてきた事をたっぷり後悔させてやる」 普通のゆっくりならここで並々ならないお姉さんの怒りに怯えそのまま引き返すのだが 怒り狂った一家には感じ取ることが出来なかった。 「ぞんなのでひぎざがるとでもおもっだのぉぉぉぉぉぉ!!」 「ごみどもがじょうじにのるなぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「「「「ゆっぐりぐるじんでじねぇぇぇぇぇぇぇ!!」」」」 その瞬間、お姉さんの角が完全に生えた。 「お前達、このゴミ共を一匹とて生きてかえすな!!こいつらは一匹残らず畜ゆ場送りだ!!」 「「「「了解しました!!」」」」 子まりさは何が起こったのか分からなかった。 あの後、お父さんやお母さんがいきり立ってあのゴミ共に突っ込んでいった。 まりさはぱちゅりーが怪我をしていないか心配に思い、ぱちゅりーのすぐ横にまで行き、 ぱちゅりーを安全な茂みに移した後、お父さん達に加勢しようとした。 お父さんは群れの中では一番強くて、お母さんも群れのかけっこで一番早いゆっくりだ。 万に一つも負ける要素なんてない!!ないはずなのに!! 「だずげでぐだざいぃぃぃぃぃぃ!!いのぢだげは!!いのぢだげはぁぁぁぁぁ!!」 「おねがいじまず!!ばむばむにぞれをいでないでぐだざぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!! ばむばむがぁぁぁ!!ばむばむがぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!」 「まりしゃのゆっくちちたはぎゃ…おぼうちしゃんがぁぁぁっぁあ!!」 「ぱちぇの…けんじゃなきゃみぎゃ…にゃいちょきゃっぴゅしゃんぎゃぁ…」 あるものは徹底的に殴られ、あるものは葉を重点的に殴られ、あるものはゴミのように踏まれた。 どのゆっくりも死んではいないがもう二度とゆっくり出来なくなっていた。 「まりさ…まりさ!!」 まりさは家族がもう二度とゆっくり出来なくなっていく様を見てただ呆然としていたが ぱちゅりーの声で現実に帰ってきた。 「まりさ!!にげるわよ!!」 「なにいってるのぱちゅりー!!おとうさんをみごろしにするのぉぉぉぉ!!」 「ちがうわ!!むれにいったんもどってみんなでほうふくにくるのよ!!」 「ゆぅぅぅ…でも、おとうさんが…いもうとたちがぁぁぁぁ…」 「わたしだってつらいわ…けど!!みんなのむねんをはらしたくないの!!」 ぱちゅりーがまくしあげる 「ゆぅ!!そ、そうだよ!!みんなのかたきをとらなくちゃ!!」 「じゃあいますぐもどってみんなをよびにいくわね!!」 「にしのどすにもおうえんをよぼう!!」 「そうね!!ごみどもめ!!めにものみせてあげるわ!!」 「「ゆっゆっゆっゆ「おお、おろかおろか」ゆゆ!?」」 二匹が突然聞こえた声に驚き振り向いた先には、大量の胴つききめぇ丸がいた。 そして目にも止まらぬ速さで二匹を包囲していった。 「逃げられると思ったのですか?」 「おお、愚か愚か」 「「「「「おお、愚か愚か」」」」」 「「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!!!」」 れいむはその光景をゆうかと一緒にただ見ているだけだった。 「ゆぅ…」 「どうしたのれいむ?」 れいむはその一部始終を見てひたすら暗い顔になっていった。ゆうかは心配そうにれいむに聞く れいむは少し悩んだ顔をしたが重い口を開けた 「れいみゅはぎょみにゃにょ?」 「れいむ?」 「ふつうのゆっくちはみんにゃれいみゅたちをぎょみちょか、いきりゅかちなちとかいうよ… れいみゅちゃちはほんちょうにいきりゅかちにゃんてにゃいにょ?」 「れいむ…」 ゆうかはどう答えれば良いか悩んでいたその時、先生お姉さんがやってきた。 怒りは収まったのかいつもの状態に戻っていた。 「それはここにいるみんなが悩んだ事だ。親や兄弟から散々そんな事を言われ続け、 生きていること認めてもらえないような扱いにここに来た者はみんなそんな事を言うんだ。 だが、私は言ったとは思うがここにいるみんなはそう言われ続けたからものが集まってできた群れだ」 「みんにゃ?」 「そうだ、例外が少しいるがほぼ全員だ。だがそんなものが皆力を合わせて生きている。 だからみんながみんなの顔を覚えている。仲間が一人でも増えたら皆が喜び、誰か一人でも 欠けたら皆がいなくなる事に悲しむ。そんな私達のどこがゴミだと思う? 十分生きる資格がある。ゆっくりなんぞと比べモノにはならない。それだけの価値が!!」 「ゆん、わきゃっちゃよおねえ…ゆんやちぇんちぇい」 「うん?まだ入ると決めたわけではないだろう。お姉さんのままで構わないぞ」 「ゆんや…れいむはきめちゃよ!!」 「そうか、長がよろこぶぞ」 先生お姉さんとゆうかは笑顔で答えた。 そこに網で捕獲されたゆっくり達を持った胴つきみょんがやってきた。 「先生!!全員捕獲出来ました!!」 「うむ!!では畜ゆ場に連れて行ってくれ。あとは何時もと同じように」 「はい!!」 「ちぇんちぇい、ちくゆじょうってなに?」 「ああそうだな。ちと刺激が強いがもう入る気なら避けようがないからな。 みょん!!すまないが中を見せてやってくれ」 「みょん!?本当に良いんですか?」 「おそかれはやかれ中に入る事になるんだ。今見せても問題ないだろう」 「分かりました…」 ゆうかは先に仕事に戻る事にし、畜ゆ場にはみょんとれいむだけで行くことになった。 網の中に入ったゆっくり達はかすれるような声で命乞いをしていた。 「おねがいじまずぅぅぅぅ…もうごみだなんでいいまぜんがらぁぁ……」 「ぱちぇだげはだずげでぐだざいぃぃぃぃ…ばりざはどうなっでもいいがらぁぁぁ…」 「むぎゅぅぅぅ…」 どれもこれもみょんやれいむに媚びているような目で見ていた。 「ねえみょん「同情ならかけないほうが良いよ」ゆぐぅ!?」 「だいぶ前にもそうやって情をかけて離してやったら何をしたと思う? 最悪なことにドスを引き連れて仕返しにきたんだみょん。 あの時はお兄さんやお姉さんがみんなを守りながら戦ったけど何人か犠牲がでたみょん。 それ以来、群れでは侵入して説得…といってもだれも説得をきかずにこいつらみたいな事をするけど そのばで全員殺すか、この」 みょんはとある建物の前で止まった。 建物は日本式の蔵で寺と同様に外見はボロボロであった。 だが、中からゆっくりの者と思われる声が響き渡っていた。 「この畜ゆ場に放り込むかしているよ」 そういうとみょんはダイヤル式の錠を回し、鍵を開け、扉は開けた。 れいむは中の光景を見て、思わず悲鳴をあげそうになった。 そこはゆっくりの行き地獄と言っても過言ではなかった。 ゆっくりが釘で壁に打ち付けられ、管のようなものが二本刺さっていた。 うち一本はなにか臭い箱の中身につながっており、もう一本はただ宙をぶらぶらしていた。 どの個体も瀕死ではあるが死んでいる個体は一体もなく、かすれるような声で助けを求めたいた。 「みょん?…にゃんでこんにゃちょきょろぎゃありゅにょ?」 「ここ?元は野良ゆっくりの収容所だけど先生お姉さんがなにかの役に立てようと考えたのがここで こいつらにみんなからでたゴミや排泄物を食べさせてそれで増えた餡子を取り出して 動物避けにおいたり、畑の肥料にしているんだよ」 「ひりょうってにゃに?」 「肥料は畑さんのごはんさんだみょん」 「しゅぎょいんだね」 れいむはすごく勉強になったような顔をしたがここにいるといやな気分になってくるため みょんに先に戻る事を告げ、先にゆうかの所に戻った。 『皆本日は良く働いた!!これでまたみんなのおいしいご飯がたくさんできるぞ!! 後はそれぞれお家に戻って各自晩御飯までゆっくりしていてくれ!!』 「「「「は~い!!」」」」 夕方頃、あれかられいむとゆうかは休憩なしで働いた。 途中見張り台のふらんが差し入れといってなにか甘いものをくれたりしてくれた。 さすがにその時はいったん手を止めたがあの甘いのはなんだったんだろうか? あとで聞こうかとれいむは考えた。 「ほられいむ。戻るわよ」 「ゆん、わきゃっちゃよ!!」 「これから戻る所を悪いんだがれいむ」 先生お姉さんが話に割り込んできた。 「一緒についてきてもらえないか?長には直接自分の口で言ってもらいたい」 「わきゃっちゃよ!!」 「決断の時…か。私も悩んだ。後悔のないようにね」 「ゆん!!」 先生お姉さんは寺の門の前まで移動し、そこで長を一緒に待つようにいった。 「ねえちぇんちぇい?」 「なんだれいむ?」 「長はどうしてあんなにゆっくりできる気がするの?」 「ふむ、それは私の口からは言えないな。悪いが本人から聞いてくれ。お、噂をすればなんとやらだ」 先生お姉さんは長の姿を確認し、手を振った。 長とお兄さんとお姉さんは応えるように手をふった。むろんれいむもだ。 「は~い、今帰りました。やっぱり我が家はいいわ~」 「俺はあねさんが行く所ならどこだって我が家です!!」 「はいはい、どうどう」 長お姉さんは門の前で先生お姉さんに帰りの挨拶をした。 「長、今日も特に問題なく行きました。途中ゆっくりが10匹程度襲撃してきましたが 契約したきめぇ丸達の行動もあり万事問題なく行きました。」 「はい、分かりました。ですがここ最近ゆっくりの襲撃が多いですね。 もう少し対策を考えた方が良いかしら?」 「それについては俺に考えがあります。近くにあるゆっくりの群れをあるていど掌握し 裏から操作すれば多少は改善できるかと」 「まあ、またれみりゃとふらんにがんばってもらうしかないっしょ今は」 「まあまあ、それは後でじっくり話し合う事にして今は」 「ああそうでしたね」「おお、本日の結果発表!!」 「れいむちゃん。今日一日楽しかった?」 「ゆんとね…ちょってもきょわきゃったけどたのちかったよ!!」 この言葉に一同は先生お姉さんに視線を向けた。 「怖かった?姉さん、またやったんですか?」 「いや、やってはいないぞ。本当だぞ!!群れのみんなに聞いてくれれば分かる」 「ゆん!!ちぇんちぇいはれいみゅにおいおきちてないよ」 「おお、姉さんを先生って呼んでる。これは脈ありだね!!」 「じゃあれいむちゃん。決めた?」 「ゆん!!れいみゅきょきょでみんにゃといっちょにゆっくちちまちゅ!!」 この言葉に四人は笑顔で答えた。 「おお、また一人仲間が増えたぞ!!」 「いえ~い、遊び仲間がまたふえた!!」 「ふふっ、これからも末長く生きていきましょうね」 「教え子が増えるというのはやはりいいものだ」 「さてとれいむちゃん。あなたはこれで私たちの仲間です。なんで改めて自己紹介しますね。 私はこの群れの長をやっている長お姉さんです。長と呼ぶように」 「私はみんなの先生だが参謀も兼ねている。だがみんなは先生と呼んでいるので 参謀と呼ばすに先生と呼ぶように」 「俺はあねさん、つまり長の次の長、つまり副長だ。なんで俺の事は副長と呼ぶように。 まあ面倒だったらお兄さんだけでいいからな?」 「まったくうちの馬鹿なアニキはそんなんじゃ示しがつかないでしょ。アタイは群れの幹部を やっているお姉さんです。といっても幹部をやっている子は他にも何人かいるけどみんな 其々の部署で忙しいから幹部お姉さんと呼んでくれたら通じるから、以降よろしくぅ!!」 「後は、はいコレ」 そういうとお姉さんは懐からバッヂのような物を取り出した 「きょれは?」 「これは群れのゆっくりである事を証明するバッジさんです。これを付けていれば人間さんからは 危害を加えられないから服の一部に必ず付けておいてね」 「ゆん!!わきゃっちゃよ!!」 そういうとれいむはバッジを付けようとするが付け方が分からず 「ゆわぁぁぁぁぁんづげがだがばがらないぃぃぃぃぃぃ!!」 「もうしょうがないなぁ。アタイがつけてやっからおいで」 こうしてれいむは幹部お姉さんに付けてもらった。 寺の中に戻ったれいむはお兄さんにれいむのお部屋を案内してもらった。 「よし、ここがお前のへやだ」 「きょきょ?」 「ああそうだ。れいむ以外にも居候がいるが仲良くな」 れいむは案内された部屋の扉を開けた。 そこにいたのは… 「ゆ?ゆあぁ、れいみゅだ」 「あらほんと、この部屋になったのね」 「う~、ふらんのす~やす~やスペースが。…でもうれしい」 「みょ?さっきのれいむ?」 そこには自分をここに連れてきたフラン。授業の時に一緒になったまりさ。 一緒にお仕事をしたゆうか。一緒に畜ゆ場にいったみょん。 そして後一人 「おいぃぃぃ!!ここでてんこの名前は出てこないのか!! てんこの怒りが有頂天!!」 胴つきてんこがいました。 てんこは今の今まで自分の出番がなかったことに怒り心頭だが、なんだかんだで歓迎してくれた。 その後れいむは夕食時にみんなに紹介され、歓迎のパーティが開かれた。 ゆうかはどこからかギターを取り出し、それに合わせてうどんげが派手な衣装で踊り、 すいかとゆうぎが酔っぱらった勢いで腕相撲をし始めたり、 とにかく凄く楽しかったのは間違いなかった。 かくしてれいむの運命を分ける一日は終わりを告げたのであった。 明日もみんなとゆっくりできるかな?そう思いながられいむは楽しい夢の世界へ旅立ちました。 所変わって長の部屋 「あ~~~~~、飲みすぎちゃったわ」 「まったくお酒弱いのにすいかとゆうぎの酒につきあうからこんなことになるんですよ (よっしゃーあねさんの介抱権ゲットぉぉぉぉぉ)」 「はんせ~してま~す」 「そういって反省したことないんですが(うお~姉さんの息が俺の顔に当たってるぅぅぅぅ)」 「は~い、今度は本気で~す」 「ねえ、あのれいむちゃんを見ているとなぜか昔を思い出さない?」 「昔?…俺とアイツがあねさんにあった時の事とかも含めてですか」 「うん。あのれいむちゃん、昔の私となぜかふいんきが似ているのよ。 せかいの何もかもが明るく照らしてくれると思っていたあのころを。」 「あの天真爛漫というかやさしい性格は確かに昔のあねさんとふいんきが少し似てますね。」 「やっぱり昔の自分とかぶるからかなぁ?他の子達はみんな泣きじゃくったり親を罵倒して どうにか自我を保った状態でくるから」 「さすがにどこのゆっくりにどんなゆっくりが生まれたかを把握する方法なんてありませんから どうしても少し手遅れの状態で来てしまいます」 「もう少しどうすべきか考えるべきね」 「ええ、そう思います」 そこまでいった所で部屋の扉ががらっと開き幹部お姉さんが入ってきた。 「ああぁぁ、アニキ!!またアネキに手を出そうとしてたんでしょ。」 「い、いや俺はそんなことはしようとしてなんか」「問答無用!!」 「みょぉぉぉぉ…」 幹部お姉さんの華麗な蹴りがお兄さんのみぞうちに見事に決まり、お兄さんは失神してしまった。 「まったく油断も隙もないんだから…。じゃあねアネキ、おやすみ」 「はい、おやすみ」 どういって幹部お姉さんは失神したお兄さんを引きずりながら扉を閉めた。 お姉さんは状態が状態だったのでもう寝ようとしたが、 「あ、いけない。お母さんにお祈りしてしてなかった。」 毎日やっている事を忘れていたらしく、飛び起きて部屋のタンスの中からばかでかいヘアバンドを 取り出した。サイズを考えると通常サイズのゆっくりの物よりはるかにでかかった。 「お母さん。今日は仲間が一人増えました。人間さんとの交流も順調です。 どうか天国で私たちを見守っていて下さい。」 長お姉さんはお祈りを済ませるとそのまま布団の中に入って明かりを消した。 二に(続いたら)続く… あとがき 筋書きは出来ていました。それにいろいろ要素を増やしている内にサイズが結構なことに… 後感想にあった「群れの成立の経緯は書いてくれるんですよね」という意見がありましたがそれは 二でやります。気長におまち下さい。 何度も言いますが批判が相次いだ場合続きを上げるかどうか考えます。 一応頭の中で各キャラクターの設定は出来ていますが、書いたら厨二とかいわれそうなんで 現時点では見合せます。 細かいご指摘などは遠慮なくどうぞ。 他に書いた作品 ・ふたば系ゆっくりいじめ 621 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ 序章 ・ふたば系ゆっくりいじめ 914 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 種族名を書いてないから分かりにくい。 ・長はありす(親はくいーんありすか?) ・参謀兼先生はけーね ・副長はみょん ・幹部の一人はめーりん?(お飾り無し?) って感じか? ※今さらながら、胴付きの発生率多くね!? -- 2018-01-26 03 03 17 もう6年か.待つのもいいなwwww -- 2016-01-09 12 26 27 ん?先生ってけーね? -- 2013-01-06 13 50 48 >ゆうかはどこからかギターを取り出し、それに合わせてうどんげが派手な衣装で踊り ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー アノノアイノノォオオオォーヤ ラロラロラロリィラロロー ラロラロラロリィラロ ヒィーィジヤロラルリーロロロー♪ -- 2012-08-04 02 20 21 ゆっくりいいいぃぃ ぞくへんさんちょうだいね!たくさっ はっ ちょ、ちょっとでいいよ…ガタガタブルブル -- 2012-07-26 11 03 54 ゆっくりできましたぁあぁぁぁ 悪者ゆっくりをゆ虐するのもいいね -- 2012-02-19 22 52 04 生まれただけで迫害されるって悲しいな‥‥。こういう話も好きです。是非続きを見てみたい。 -- 2012-01-26 19 51 30 ゆ虐じゃないような気がするけど、良いんじゃないかな。ゆっくりできたよ。 -- 2010-11-28 17 27 45
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「ふたば系ゆっくりいじめ 471 えーき様とお義母様/コメントログ」 いい話だなぁ…。この家族が、末永く幸せでありますよーに。 -- 2010-06-16 07 45 24 えーき様話でこんなに感動したのはじめて。感動、ヒャッハー、戦闘のすべてみれてとてもゆっくりできました。 -- 2010-07-22 23 44 27 生まれて(?)くるのは所詮饅頭、犬猫や人形と結婚するのと同じ -- 2010-07-30 18 52 02 このえーき様が胴つきになったらお義母様も正式な嫁として認めてくれるかな? -- 2010-08-09 11 32 55 活き活きしたお母さんが魅力的。 -- 2010-08-28 01 16 01 いろんな作者のネタが混じってるw -- 2010-09-09 17 57 19 後半、何かよくわからんもんを召還しておった気がしなくもないが、 混ぜすぎ危険w原作者さんに許可通しときなよ。 -- 2010-10-07 00 01 36 やだ、面白い…イイハナシダナー! お婆さんが尋常じゃなければ、お爺さんの助けっぷりも素敵だった。 とても面白かったです! -- 2010-10-11 22 04 41 初めて希少種を好きになりましたwww ところどころで見かけるネタが絶妙すぎゆwww -- 2010-11-11 02 07 18 犬猫や人形と結婚 何か問題でも? -- 2011-06-30 19 01 01 ゆっくりとだっていいじゃない!こまけぇこたぁいいんだよ!! 世界には無機物と結婚した人だっているんだからさ… そんな俺も今では立派なHENTAIお兄さんwww -- 2011-10-14 10 35 07 なん・・だと・・ -- 2012-05-27 23 13 46 いい(≧∇≦)b -- 2012-06-11 00 01 19 ばあさん張り切りすぎwwww でも、いい話でした。 -- 2012-07-14 16 10 09 しろっしろっくろっよいぞっよいぞっしろっぜんこーよ!しろっ! -- 2013-06-18 16 19 06 よいぞよいぞー! -- 2014-01-26 19 18 09 この息子…獣姦したのか いや饅姦か? -- 2014-05-08 14 42 07 ゆ虐とか関係なしに泣いていた私がいた。 -- 2016-08-07 07 10 06 「どうしてお兄さんがお兄さんの格好しているのぉ!?」→同一人物が一人二役する漫画だったな~ ・・・・・・って作品違うでしょ!(ノリツッコミ -- 2018-01-02 16 21 08
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・36回目 ・愛でです。 ・でも、ぬるくいじめてるかもしれません。 ・こがさこがさ。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス 傘の妖怪、唐笠小僧のような形をした紫色の傘を持つゆっくり。 ゆっくりこがさ。 彼女達は、人を驚かすことを好み、それこそが一番ゆっくりしている事だと思っている。 今現在、公園の木の上から、真下のベンチで読者をする青年の隙を伺うこがさもその一つである。 「ゆふふ・・・ひさしぶりのにんげんさんだからうでがなるわよぅ・・・!」 器用に木に傘をひっかけてぶら下がり、不敵に笑うこがさは30分ほど前からずっとその姿勢を保っている。 最高のタイミングを狙っているのだ。 やがて、青年はベンチに仰向けになり顔に本を乗せて眠りはじめた。 「いくわよぅ」 今しかないと覚悟を決めた真剣な表情を浮かべ、傘と共に自由落下するこがさは、顔面から青年の腹部へ着地した。 「ウッ」 傘を開いたままだった為、落下速度は緩やかだったが青年が呻く程度には衝撃があったようだ。 何事かと青年が本をどかして腹部を見ると、こがさがキリッとした笑みで、目線を合わせ、 「いないいない」 傘で自分を隠し、 「ばぁ!!!」 完全に決まったと思い、こがさはほくそ笑む。 が、 「・・・なんだ、ナスか」 「えぇえええぇ」 青年は、特に驚いた風もなくまた眠る態勢に戻ろうとする。 それを必死に傘で阻止しながら、こがさは先程のどや顔は何処に行ったのか涙目で、 「どぼじでおどろかないのぉ!? いないいないばぁはびっくりするでしょお!?」 半泣きになりながら講義するこがさを見てキョトン顔になりながら、青年は傘を押しのけ、 「どうしてって・・・今日び普通のゆっくりで驚くやつはいないだろう? 逆に言えば普通じゃないやつだと驚く。ていうか、いないいないばぁで驚く年齢じゃない」 「ふつうじゃないゆっくりってなんなのよおぉ!!」 納得出来ないこがさに示すように、青年はある方向を指差した。 「おにいさん。おさんぽたのしいね」 「そうだなー。天気も良いし快適快適」 「相変わらず、器用に歩くもんだな・・・」 「ゆふふ。てれるよぉ~」 「褒めてない褒めてない」 男二人と、豚の蚊取り線香のような体型のれいむが微妙に突き出した足でちょこまかと直立二足歩行している。 「歩くゆっくり。普通じゃないだろ?」 「・・・・・・」 「ほら、あっちも」 無表情になるこがさを余所に、青年は更に指をある方向へ指す。 「ちぇーん。後、三周したら一旦休憩いれよー」 「わかったよー・・・! えぐりこむようにっ!!」 「内角スレスレ・・・またタイム短縮かな」 半球型スィーに乗ったちぇんが、複雑に置かれたミニコーンを高速で走り抜けている。 「速さを恐れないゆっくり。これも普通じゃない」 「・・・お、おにいさん」 「あ、ほら。あれなんか特に驚く」 顔を引き攣らせ始めるこがさを気にすることなく、またも指を指す青年。 「ゲラ。ゲラゲラゲラ?」 「今日の夕食かぁ・・・どうしようか?」 「・・・ゲラゲラ?」 「えっ!? いや、ほらこんな往来でそんなはしたないこと言っちゃだめだよ! ほ、ほらはやくにんじんカレーの材料でも買いに行こうそうしよう!」 まるでカップルのように、熱っぽい目付きの胴つきうどんげにすり寄られてどぎまぎしながら歩く少年。 「胴つきゆっくりって、普通というかもはやゆっくりじゃないよな。ていうか、実物初めて見たよ。あんだけ可愛いけりゃ、ウン千万するわけだ。いろいろ驚く」 「・・・っ・・・っ」 青年は、小刻みに震えるこがさが転がり落ちないように両手で抱えながら身を起こし、問い掛ける。 「そんな訳で、お前が驚かれない理由分かったかい?」 「もうやだおうちかえるぅっ・・・」 青年の言葉を聞いているのか聞いていないのか、憔悴しきった顔を浮かべるこがさ。 青年は、親切心で理由を教えたつもりだったが予想外にこがさが落ち込んでいることに軽い罪悪感を感じてしまい、フォローを入れる。 「あー・・・ほれ。あれだ。驚かすなら、そもそも小さい子供を狙ったほうが良いだろ? ・・・あ、そうだ」 青年は、何かを思い付いたように片手で携帯を取り出し、小さい女の子が映る画面をこがさに見せた。 「よかったらうちの子を驚かせてやってくれないか? まだ三歳なんだけど、きっと喜ぶ」 「っ!」 驚かせるという単語に反応したこがさは、目に光を取り戻し、興奮したように傘を振りつつ。 「びっくりさせられるんですかー!? やったー!」 顔にがしがし傘を当てられつつ、現金なやつだと思う反面、元から娘のためにペットを飼いたいと思っていた青年は、ふとこのゆっくりの種類を見たことがないことに気付く。 「そういえば、名前は何だい?」 「こがさはこがさよぉ! びっくりしていってね!!!」 「はいはい。びっくりびっくり」 こうして、一つ屋根の下に暮らすことになったこがさと青年も、様々なゆっくりと人が触れ合う公園の一風景だった。 「かさちょーだいっ! かさちょーだいっ!」 「だめよぅ! こがさのかさはだぁめ! ていうか、びっくりしていってね!びっくりしていってね!」 「ほら、手段を考えないといけないって前から言ってるだろう? 頑張れ。超頑張れ」 「この子全然、こがさの怖がってないんだけどね」 「びっくりさせられないじゃないですかー!? やだー!?」 こがさが、仲睦まじい家族との新しい生活に満足出来たかどうかは、別の話だったり。 アトガキ こがさのはぶられポジションはおいしいと思います。 なにげに弾幕の速度はいやらしいですし。 種族一本たたらだったらもっといろいろ書けたのに・・・。 こがさのイメージ像はだいたいこんなんでした。でした。 タイトル的に、野良ゆっくりでした。 ご読了ありがとうございました。 やまめあき(仮) 【妄想で書いたもの】 かり ・ト● ・くちばしにチェリー ・デスクトップガジェット ・ゆっくりつくーる ・夢想天生 ・スペクタクルスパイダーウーマン ・つるべおとし ・ゆっくりのおもちゃ ・いまじん ・スポイラー ・ラブドール ・益虫? 害虫? ・スィークリング ・てゐ! ・ゆっくりは生首饅頭の夢を見るか? ・箱、無音、窓辺にて ・世はまこと遊技である ・かえるのこはかえる ・川辺の海賊 ・水橋姫 ・トス ・ちょっとの時間にゆっくり虐め ・げんそうきょーのみこ ・狼は良い獣 ・四股ふみれいむ ・みょみょの奇妙な冒険 ・ゆんやー機 ・ぼくらのヒソーテンソク ・ソウルいーたー ・どう付き? ・あつがなつい ・一年捨て傘に注意 (スキマ送り) ・(スキマ送り) (スキマ送り) ・(スキマ送り) ・(スキマ送り) ・(スキマ送り)
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「「ゆ゛っ!」」 私はいつものように、ゆっくりまりさとゆっくりありすの頬を引きちぎる。 何度やっても肉体が引きちぎられる痛みに慣れることはないのだろう。ゆっくり達は思わず声を出し涙目になる。しかしこのゆっくり達は、それ以上泣きわめく事は無い。 その後、私は2人のゆっくりに豪華な食事を出してやる。そんな少し奇妙な関係が2年ほど続いていた。 私はゆっくり加工場の研究室に勤務している。 2年前、ゆっくり加工場の新商品開発に向けての研究素材として、加工場からいただいてきたのが、このゆっくりまりさとゆっくりありすだ。 ゆっくりまりさとゆっくりありすは、他の野生のゆっくり達と同様、山にいる所を職員に捕まって加工場まで連れられてきたそうだ。 捕まったゆっくり達の中から数匹を研究用素材として拝借して良いという話になった。そこで、あえて私は研究や実験に協力する意思があるゆっくりを募ることにしてみた。その際、研究と実験に伴って様々な危害を加える事も、はっきりと明言した上で、である。 とはいっても、自分勝手なゆっくり達である。 わざわざ立候補する者はでないであろうと私は考えていた。 ゆっくり達を加工する前に、恐怖を与えると餡子の甘みが増すという話を実際に試してみるためのハッタリだったのである。 立候補者がいなかろうが、強引に2匹のゆっくりを引っ張りあげるだけの話なのである。 しかし、私の予想は裏切られた。 「俺がいくんだぜ!」 少し震えながら独特の口調で、ゆっくりまりさが名乗り出た。 「……わたしもいってあげる」 かなり震えながら、大人しそうなゆっくりありすも名乗り出た。 私は意外な展開に首を傾げながらも、このゆっくり達を私の研究素材として我が家に迎え入れることになったわけだ。 このゆっくり達はいずれにせよ加工場に捕まった時点で死を覚悟したのであろう。少しでも長く生きる可能性に賭けたのかな、程度に私は考えていた。しかし、実際のところ、理由は他にあった。 この2人のゆっくりは加工場の檻の中で、他のゆっくり達に囲まれた中でさえも、孤独だったのである。 ゆっくりまりさはいわゆる、俺まりさと言われる種別のようだ。一人称が「俺」。語尾には「だぜ」。この口調が原因で、出会うゆっくり達すべてに偽者の烙印を押され、弾劾を受けながら生きてきたそうだ。 ゆっくりありすに至っては、ゆっくりありすであるというだけでまわりのゆっくり達から蔑まれてきたという。特に近くに住んでいたゆっくりれいむ一家からの扱いはひどかったそうだ。恐らくその家族は過去に他のゆっくりありすによって、大変な被害を被ったのだと察するが、それにしても残酷な話である。 そんな2人が加工場で研究素材に立候補した理由は共通していた。 自分のことはどうでもいいから、他のゆっくり達は最後まで仲良く一緒にいさせてあげたい、というのだ。 長年、孤独に生きてきたからこその、悲しい発想である。 ちなみに私の研究の内容は、主に食事と餡子(およびクリーム)の関係性についてである。手順は基本的に以下の流れで行った。 1:1週間同じ食物を与え続ける。 2:1週間後、両頬をちぎって、味を確かめ、成分を分析する。 3:だいたい2~3日で頬が完全に回復する。 以下、再度1~繰り返す。 この研究から、様々な味の餡子の商品化に着手しようというわけだ。 1年ほどすると2人のゆっくり達は良い仲になっていた。朝になると頭から子ゆっくりのついた蔦を生やすこともあった。残念ながら、これも研究に活用させていただくのではあるが。 それなりに太い蔦を根っこから折り、赤ちゃんゆっくり達の味と成分を調べる。 「な゛んでぞんな゛ごどずるのお゛お゛お゛お゛」 「あ゛り゛ずのあ゛がぢゃんがあ゛あ゛あ゛あ゛」 最初の頃は相当抵抗された。当然といえば当然の反応ではある。そこで私はゆっくり達に言い聞かせた。この研究が進めば、もしかしたら他のゆっくり達を無駄に捕まえる必要がなくなり、ゆっくりさせられるかもしれないと。 それが効いたのか、最近では「「ゆ゛っ!」」と一言だけ声を漏らし、目に涙をためてなんとか堪えている。私が心情的に搾取しやすいようにという配慮のようだ。あいにくと私はそんな感情を持ち合わせてないつもりだが、それでもこのゆっくり達の配慮は少しうれしい。せめてもの情けで、先にも記したように頬を搾取したり、子を搾取した後には、いつもより豪華な食事を出すようにした。 そんな生活が2年ほど続いた。 2人のゆっくりも慣れたようで、搾取の事を踏まえた上でも、2人なりにゆっくりできているようだった。時には2人を連れて山に散歩にいったり、川で遊んだりもした。 その中で気づいたことがある。 本当にゆっくりできているゆっくりの餡子は甘さこそ控えめなのだが、深みのある味わいを持つのである。特に年配の方に好まれる味で、この事は早速研究所に報告した。3人による研究成果の1つである。 とある夏の日。 得意先の古物商から花火という物を頂いた。私は早速花火を家に持ち替えり、その晩に3人で楽しむことにした。ゆっくり達が特に気に入ったのが線香花火とねずみ花火という物だった。 2本の線香花火に火をつける。 左手に持つのがまりさの分、右手に持つのがありすの分。 どちらの花火が最後まで残るか競争のはじまりである。 「ゆっくり落ちないでね!!」 まりさは騒がしく跳ねながら、自分の線香花火を応援する。 「……ゆー……」 ありすは祈るようにじっと線香花火を見つめている。 結果、まりさの線香花火が先に落ちた。まりさは実力勝負で負けたわけでも無いのに、異常に悔しがっていた。それほど勝負事に真剣なのであろう。 一方のありすは今までに無いような無邪気で晴れやかな表情を見せていた。 ねずみ花火に火をつけて地面に放す。ねずみ花火はもの凄い勢いで庭中を駆け巡った。 まりさは目を輝かせ、わざわざ花火に向かっていっては、跳ねて飛び越えるなんていう遊びをしている。 一方のありすは怖がって隅っこでじっとしている。そこにねずみ花火が迫ってくると、途端にらしくないほどの大声できゃーきゃーと叫びながら、全速力で逃げていった。 他の花火も綺麗な物ばかりで、3人の楽しい時間を過ごすことができた。 一通り花火を楽しんで、後片付けをしていると、2人のゆっくりは庭に出て体を寄せ合っていた。どうやら花火で楽しんだこともあり、良い雰囲気になったようだ。独身男の私にはやや目の毒である。2人のことは放っておいて、風呂に入ることにした。今度子供が生まれたら、育てさせて良いかな、などと考えながら私は湯船に浸かってゆっくりとしていた。 風呂から上がった私は庭の異変に気がついた。2人のゆっくりの声が聞こえてこないのだ。 庭の方にでてみると、2人の姿は無かった。 ただ1匹のコウモリのような羽をつけた豚まんが浮かんでいるだけであった。 ……地面にはまりさの帽子とありすのヘアバンドが落ちていた。 「うー♪ うー♪ もっち、もっち」 私は絶句した。 なぜ? なぜここに、ゆっくりれみりゃがいるのか。 私はその時になって、初めて自身の認識違いに気づかされた。 あの2人は私にとって、もはやただの研究素材や家畜ではなかったのだ。 しかし、家族とも少し違う。言うなれば、戦友だったのである。 それを失ってしまった事実に、私は一瞬へたれこんだ。 考えてみれば私だって、あのゆっくり達と同じ孤独の身ではないか。 早くに両親を無くし、職場でも必要最低限の会話しかしない。 だからこそ、2人に共感を覚えたのだろう。 だからこそ、2人をなるべくゆっくりさせたい気持ちがあったのだろう。 家畜であるはずのゆっくりにそんな感情を抱くのは研究者失格ということか。 それをゆっくりれみりゃは私に教えてくれたというのか。 たしかに……たしかに少しゆっくりに流されすぎていたのかもしれない。 私が家畜を家畜として扱っていれば、こんな虚脱感に襲われることも無かったのであろう。間違っていたのは私なのかもしれない。 そう、家畜は家畜として扱わなければいけなかったのだ。 そんな事が頭をぐるぐると回っている中でもなお、我が家の庭ではコウモリ豚まんが食後の余韻に浸っていた。 ゆっくりれみりゃには希少種と呼ばれる胴つきの種類がいるのだが、私の目の前にいるのは頭と羽のみのそれであった。胴つきのそれであったら、街外れの豪邸に住んでいる変態爺に高値で売りつけてやったのだが…… しかし胴つきは紅魔館に保護されているという噂も聞く。胴つきのゆっくりれみりゃにひどい事をした人間は、紅魔館のメイド長によって、凄惨な最期を迎えるという噂も聞く。そういう意味では胴つきでないことは不幸中の幸いである。 心置きなく、このゆっくりれみりゃを新たな家畜にできるのだから。 私は食事に満足しきっているゆっくりれみりゃの背後から近づき、両方の羽に手をかけ、左右に一気に引っ張った。羽を失った豚まんが、庭に下りるための小さな石段の上に落下し、顎にあたる部分を思いっきり強打した。 ……すぐには反応はない。鈍感なのであろうか。 3秒ほどしてからようやく羽を失った豚まんが泣き出した。 「う”あ”あ”あ”あ”あ”」 叫び声が煩わしい。近所迷惑にならないように、手際よくゆっくりれみりゃの口を紐で縫い付け、風呂敷に包んだ。翌日から加工場で、家畜とはなんたるかを、このゆっくりれみりゃとともに実践していこうと、私は考えたのだ。 その後、自宅の庭にゆっくりまりさとゆっくりありすの墓を仲良く並べて作ることにした。遺品は帽子とヘアバンドのみだが、一緒に小銭を入れてやった。小銭に気を良くした三途の渡しの死神が、川を渡る間だけでも、一緒にゆっくりしてくれるかもしれないではないか。 ゆっくりれみりゃという研究素材は、それまでの研究素材と戦友を同時に失った私の心を埋めてくれた。というより、私が無理やり埋めさせてもらったと言った方が正しいのだが。 私が注目したのは、ゆっくりれみりゃの羽である。 肉体をちぎると再生に時間がかかるのだが、羽だけであれば、ものの10分程度で生え変わるのだ。これを利用しない手は無いであろう。私は以前のゆっくり達と同様に、食事と羽の味わいの関連性について研究することにした。 研究所に運んだばかりのゆっくりれみりゃは、食事に対する好き嫌いがとにかくひどかった。基本的に甘い物しか食べず、それ以外の食べ物は吐き捨てるのである。仕方がないので、ひとまず飴やクッキーなどのお菓子を中心にした餌を与える事にした。甘い物を与えた時の変化もいずれ研究するつもりだったのだし、順番が変わっただけであろう。 「うー♪ うー♪ むしゃむしゃ♪」 ゆっくりれみりゃは、これ以上ない幸福の表情でお菓子を食べる。 そして食べ終わった直後、余韻に浸ろうかというところで…… ゆっくりれみりゃから羽をもぎ取る。 幸福の瞬間を掻き消す痛みが豚まんボディにかけめぐり、ゆっくりれみりゃは泣き出すのだが、私はそれどころではない。迅速に羽の成分を調べる必要があるのだから。その後も10分毎に羽を採取して、これを調査した。 その度に「う”あ”あ”あ”あ”あ”」「う”あ”あ”あ”あ”あ”」と泣き叫ぶのがうるさいが、家畜に鳴き声は付き物である。 しかし、ゆっくりれみりゃの10分毎の鳴き声に近隣の部署から苦情がきた。私は仕方なく、食事時以外はゆっくりれみりゃの口を紐で縫い付けることにした。 食事の際には紐をはずしてやるのだが、採取のスケジュールもあるためあわてて多少強引にはずすことになる。そんな時はゆっくりれみりゃの唇がひどいことになってしまうのだが、食事を与えればすぐに鳴きやむため、さほど問題は無かった。 お目当ての研究結果はというと……甘い物を与えれば甘い羽になる。 なんともお粗末だが、わかりやすい結果となった。 さらに残念ながら、甘い羽は商品としては成り立たないのである。 この羽にはそれなりの硬度があり、そのまま食すには適さない。 そこで主な用途にと考えていたのが、スルメとダシである。 スルメ同様に加工すれば、独特の歯ごたえがあり、酒のつまみにもってこいの食材となる。また、水につけて30分ほど置けばエキスが抽出されて汁物のダシの役割を期待できるのである。 そして、そのどちらの用途も、お菓子のような甘みが求められるような物ではないのである。このため、私はゆっくりれみりゃの餌にお菓子を出すことをその日限りで打ち切った。このゆっくりれみりゃが甘い物を口にすることは未来永劫無いであろう。 翌日から、唐辛子などの辛い物を与えるようにした。 もちろん、ゆっくりれみりゃは嫌がって吐き出すのだが、諦めずに口に餌をぶちこんでやり、強引に口を縫い付けることにした。こうして10分も経てば、ゆっくりれみりゃがのたうちまわる拍子に飲み込んでくれるのだ。 口を縫いつけた紐をはずす際に失敗して、ゆっくりれみりゃの唇を引き裂いてしまったときは、さすがに食事がつらそうだった。が、餌をやらずに死なれてしまっては元も子も無い。私は泣く泣く唐辛子スープを口に流し込んでやり、その後再び口を縫い付けてやった。 その翌日はゆっくりれみりゃの唇がひどいことになっていた。 避けた唇を再生する際に、縫いつけていた紐を中にいれたまま再生してしまったらしく、皮の向こうに紐が入ってしまっている。私は仕方なく、包丁を持ってきて、強引に口を作ってやった。以前より多少下方に移動してしまった感もあるが、問題無いであろう。餌をやらずに死なれてしまっては元も子も無いのだから。 辛い物ばかりを与えて取れるようになった辛い羽は、これ以上無いほど酒のつまみに最適であった。これは商品化すべきである。ダシとしても悪い素材では無いが、用途が限られそうであった。 翌日からはゆっくりれみりゃがもっとも嫌がっていた、野菜を餌に出す事にした。ゆっくりれみりゃは口を閉じて抵抗するのだが、餌をやらずに死なれてしまっては元も子も無い。 私は仕方なく、口は縫い付けたまま、包丁で頬を切り開き、餌のくず野菜をぶち込んで頬を縫い付けてやることにした。やはり10分もすれば、何かの拍子に飲み込んでくれる。その瞬間の顔のしかめっぷりは、なかなか見ものでもあった。 一応、ゆっくりれみりゃが自ら食してくれるように工夫は凝らした。 ゆっくりれみりゃの好物である、プリンという物に似せて作った野菜汁たっぷりの寒天である。アクもとっていないので苦味やシブ味、エグ味も強烈であろうが、どっちにしろ野菜味は嫌われるのであるから同じであろう。これを出した時のゆっくりれみりゃの顔が、期待から絶望に変わる瞬間は、なかなか見ものであった。無理やり口に突っ込んだら案の定吐き出しそうになったが、いつもどおり、口を紐で縫い付けてやった。餌をやらずに死なれてしまっては元も子も無いのだ。 こうしてできた野菜成分たっぷりの羽は、体に良いつまみとして、また栄養満点なダシとして、商品化が見込める物であった。 ここまでの研究で、ゆっくりれみりゃの羽を商品化するめどはついた。 後はいかにして量産するかである。 1匹のゆっくりれみりゃから、10分毎に2枚。これだけではさすがに量産性に問題があると言わざるを得まい。用途が用途だけに、安価にして数を多く出荷したいのだ。 となると、必然的に次にやることは決まっていた。 繁殖である。 幸いなことに、このゆっくりれみりゃは研究期間を経て充分な栄養を得て育ち、繁殖に耐えうる程度には成体していた。 その日からゆっくりれみりゃは10分毎に断続的に羽をもがれる地獄から開放された。変わりに、毎日毎日、発情した繁殖用ゆっくりの大群を相手にすることになったのだ。普通のゆっくりでは強引な繁殖はその身を滅ぼすだけだが、ゆっくりれみりゃには再生機能があるから大丈夫であろう。 これからは1時間毎にすっきりできるのだから、天国のようなものだ。 人間であれば、見知らぬ他人、しかも複数に襲われるなど、おぞましいことこの上無いのであるが、相手は家畜である。 「うあ”っ! うあ”っ! うあ”っ!」 行為中、ゆっくりれみりゃは泣き叫んでいたが、それが産みの苦しみというやつだろう。 その後誕生した子ゆっくりれみりゃと他種の子の割合は大体半々だった。 他種の子ゆっくりは隣の部署に差し上げることにした。 1ヵ月もすると、生まれた子供達も大きくなっていた。丁度、私があの時に自宅の庭で見たあのゆっくりれみりゃと同じ位の大きさになっている。 すなわち、羽のもぎ取り時である。 これらのゆっくりれみりゃ達には2通りの運命がある。 野菜味担当となるか。唐辛子味担当となるか。 この日から新たに10数匹のゆっくりれみりゃ達の、10分毎に羽をもがれる生活が始まるのである。 いずれ成体したら、今度はこの子供達が新たなゆっくりれみりゃを生み出す機械となるのだ。相手はおそらく、生き別れの他種ゆっくり達となる。 なぜなら、私が他種の子ゆっくり達をあずけた隣の部署は、繁殖用ゆっくりの育成機関だからである。他種の子ゆっくり達はそこでエリート性教育を受けるのだ。 最初のゆっくりれみりゃは、今日も元気に子作りに励んでいる。 いや、励んでいるのは相手のゆっくり達だけのようにも見えなくもないが。 しかし、心配はいらない。もうしばらくすれば、子供達もそこに行くのだから。 もし不測の事態により子供が生めなくなっても行き先はある。 加工場内で育成している、ゆっくりふらんの遊び相手となるのだ。 こうして、あの日私の庭に迷い込んだゆっくりれみりゃは、加工場の中で大家族を形成し、その全てを加工場のために捧げている。 このゆっくりれみりゃこそ、まさに家畜の鑑であると言えよう。 このSSに感想を付ける
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※まさにインスタントというものです。 「ゆっきゅりしゅんしゃちゅしゃれりゅりょ!(ゆっくり瞬殺されるよ!)」 とある一匹のゆっくりのお腹の中・・・ その一匹の饅頭のお腹で小さな饅頭が生を受けていた。 (ゆっきゅりちていっちぇにぇ!) 大体の形はもうそろそろ生まれてもいい頃に整形されている。 ついでに二匹生まれていて、種族はれいむ種とまりさ種だ。 (まりしゃ!きょうみょゆっきゅりちていっちぇにぇ!) (ゆっきゅりちていくのじぇ!) (ゆぅ~んもうしょろしょろおきゃあしゃんのまえでゆっきゅりできちょうだにぇ!) (ゆぅ~んしょうにゃのだじぇ!) するとぐぐっと穴が開くここから飛び出せばお母さんに会えることは本能的に知っているのだ。 しかし、妙なことが起こった。 開いた穴がみるみると縮んでいく。 (ゆ?どうちたんだりょ?) (ゆ!わきゃったのじぇ! おきゃあしゃんはまだここりょのじゅんびができてにゃいのじぇ!) (ほんちょ?) (しょうにゃのだじぇ!だからはやくでてきておきゃあしゃんをゆっきゅりしゃしぇるのじぇ!) (しょうだにぇ!) と小さくなり完全に閉じようとした穴をこじ開けようとした。 さすがのお母さんも抵抗してくる。 今生まれるとゆっくりできなくなると語っているかの如く。 (おきゃしゃああああああんん!!!どうちてうみゃれしゃしぇてくれにゃいのおおおおおおおおおお!!) (ゆううううううううううう!!!ゆっきゅりちたいよぉぉぉぉおおおおお!!) すぽん! 空中に舞いながら瞳を閉じれいむは思った やった。 やっと生まれることができた! これからどうしよう! お母さんと遊ぼうかな?ご飯でも食べようかな?それともまりさと一緒にすりすりでもしてゆっくりしようかな! そんなことを胸にこれからのゆん生に心を躍らせていた。 そして地面についたことを感覚で確認した後、目を開け仲良しのまりさと叫んだ。 「「ゆっきゅり『しねえ!』」」 挨拶をし終わらないうちに鉄拳が飛んできた。 「ゆぶぇっ!」 「ゆべしっ!」 ついでにれいむとまりさはお母さんのほうではなくフラン(胴つき)の目の前に立ち堂々と挨拶をしていた。 そしてれいむとまりさは壁に打ち付けられ、最後までの母親の姿を見ることもなく絶命した。 あとがき 三分間クッキングの感想をの中に インスタントな感じがした という感想があったので本気でインスタントなものを書いてみた。 インスタントとなると設定とか忘れやすいな。 byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 ゆっくりいじめ系2889 ゆっくりべんじゃー ゆっくりいじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん いじめ小ネタ562 ゆっくり草野球