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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 肩関節軸位撮影(座位) 肩関節窩の形態(接線方向の観察)、関節窩と上腕骨頭の前後方向の適合性、小結節の骨折診断に有用。 臥位に比べ上腕骨頭とカセッテの距離が遠くなるため拡大する。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 座位。 テーブルを検側の側面に置き肘を乗せ、カセッテを挟む。腕を真横(90°外転)にする方法と、30°前に出す(60°外転)方法がある。 テーブルに乗り込むようにし、肩甲上腕関節がカセッテの中央にくるようにする。 (それが不可能である場合、X線を射入射しカセッテの中央に投影されるようにする。) 顔がかからないよう、非検側・前方向に傾ける。このとき、ポジショニングが崩れないように注意。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から肩甲上腕関節に向け、垂直入射。または上記のように30°(近位→遠位方向)で射入射。 60kV/8mAs リス(+)または 55kV/5mAs リス(ー) 呼吸停止。 【チェックポイント】 上腕骨頭の小結節が前方に、骨頭と重なって肩鎖関節が投影される。 肩甲上腕関節の関節間隙の正常値は4~6mm。 関節内の石灰化が評価できること。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) 【画像】 https //radiopaedia.org/cases/normal-axial-view-of-shoulder?lang=us https //radiopaedia.org/cases/normal-axial-shoulder-radiograph-paediatric?lang=us 3D解剖 肩関節軸位撮影(臥位) 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 背臥位。ポジショニングブロックなどの上に寝かせることで高さを出す。 検側上肢を開き90°外転する。 肘関節を90°屈曲させる。 顔を非検側に傾け、カセッテを出来る限り近位につける。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から肩甲上腕関節に向け、射入射。 肩甲骨の内側に沿って入射する。または90°外転の場合は30°(遠位→近位方向)で射入射。 60kV/8mAs リス(+)または 55kV/5mAs リス(ー) 呼吸停止。 【チェックポイント】 上腕骨頭の小結節が前方に、骨頭と重なって肩鎖関節が投影される。 肩甲上腕関節の関節間隙の正常値は4~6mm。 関節内の石灰化が評価できること。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) 肩関節軸位撮影(立位) 撮影室が狭い等の理由により臥位の撮影ができない場合に有用。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 立位。X線管球が下がらない場合は、足台に乗ってもらう。 検側上肢を開き90°外転する。 肘関節を90°屈曲させる。 顔を非検側に傾け、カセッテを出来る限り近位につける。 【X線入射点/距離】 距離100〜120cmの点から腋窩に向け、30°(遠位→近位方向)射入射。 70kV/8mAs リス(+)または 55kV/8mAs リス(-) 呼吸停止。 【チェックポイント】 上腕骨頭の小結節が前方に、骨頭と重なって肩鎖関節が投影される。 肩甲上腕関節の関節間隙の正常値は4~6mm。 関節内の石灰化が評価できること。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) 4 23-
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ソフトバンク 29チーム+駒方1チーム 主催:KINGカニ URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=917584 若鷹軍団! シンジ【鷹】 10枚 株式会社中日新聞社 小出宣昭 23枚 王様・神様・Q様ーズ ズイズイズッキーニ 8枚 福岡エンジェルス 波平課長 6枚 博多ヤマカサホークス KINGカニ 21枚☆ FLY HIGH JOKER 鷹軍団 9枚 南国サンシャインズ純正支店 長谷川 クリステル 15枚 こ孫BankHAWKS こやる 14枚 おはヨーグレッツ ジョン警固 9枚 モビッチホークス【HTC】 モビッチオーナー 23枚 足立プリプリズ かずちん33 6枚 荒鷹ホークス ひなタカ 8枚 MBM48 S-社長 8枚 南海ダ らぴーとβ 6枚 ReddHot ChiliPepppers Kengo 6枚 イーチホークス イーチ 9枚 MATSUYAMA art ART 9枚 ソフトバンクホールズ いさお4号 8枚 福井タイヘイホークス へしこGM 17枚 □影の軍団■ □服部半蔵■ 13枚 海士イノベーターズJr. ★サルゴ★ 10枚 SOFT BANK ショーヤーズ YAMADAモール 6枚 トヨオカズ ソフトバンク トヨオカズ ソフトバンク 29枚 大漁関東爆釣会 1091 28枚 真田九勇士ファーム キンチーニ 13枚 サンヒル柏原 のぶひで 9枚 だだんだん ヒヤリー博士 7枚 やわらか銀行。純正店 →くまさん→ 9枚 DIAMOND★スターズ 四駆郎jr 14枚 西武 8チーム 主催:ZONERICKS URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=920011 タチカワタワーズ 青ヒゲ 12枚 オナズリ甲子園からの刺客 もりPAN 15枚 エル・ジャポン Gwyneth Paltrow 11枚 博多激獅会 HIROKY@LIONS-BLUE 6枚 北海道リオ フィーフィ 8枚 ラウンダーズ ダルニャン 11枚 九州プレミアムモルズ プレミアムモルズ 19枚 東京ゾーンリックス(純正) ZONERICKS 13枚 ロッテ 9チーム+駒方1チーム 主催:リーグ設置用ダミー URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=918824 田尻スピードスターZ ぱぱす 18枚 ロッテえりおんず【KPL】 ☆えりん☆ 7枚 谷津マリーンズ みやぞうM 8枚 尼崎ロッチマーリンズ ナンデM 6枚 鈴鹿Marines Tsubaki 10枚 サウザンリーフマリーンズ サンデー晋吾 9枚 ロッテ☆コアラのマーチ ☆パイの実☆ 9枚 ジュラキュールミホーク【七武海】 鷹の眼ミホーク 12枚 駒方マリーンズ(NPC) リーグ設置用ダミー -- 日本ハム 25チーム+駒方1チーム 主催:リーグ設置用ダミー URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=918903 東京エイプリーズ ジュンエ 8枚 japan ロースハム ファイターズ ロースハムsr 7枚 モッこりハムふぁいたーず もっこjё_ёjjjё_ёjj v上昇v 24枚 千葉よっちゃんと素敵な集団 イーズラ 28枚 牧之原河川敷ファイターズ ハイドシャロー 19枚 湘南平塚クラブ ハム太 9枚 ブライアンズタイム デムーロ 12枚 川越裏ドラーズ おウマ 17枚 日本ハムカツファイターズ 栗山英樹監督 10枚 いけ!100倍界王拳 元気玉太郎 7枚 ロマネコンティーズ ロマネコンティ 8枚 Benfica Lisbon Rui Manuel Cesar Costa 12枚 岡山スネオ・ファイターズ 濱 マイク 6枚 どろどろビーム ドロなげ 29枚 ヨーク ピルクル こてつ 9枚 中山パイガース AZZZZ 6枚 FooFighters X‐Jump 19枚 北海道犬ファイターズ 札幌犬公 7枚 チャパ王遊撃隊 チャパ王 17枚 豊郷ケイオンズ アビス16 9枚 やくファイタンズ やく 13枚 キノコ☆ホテル ストレイキャッツ 6枚 NANO DEVIILL ナノデビル 15枚 ぷちハムあっがいズ きよのさぶろう 15枚 駒方イーグルス(NPC) リーグ設置用ダミー -- オリックス 11チーム+駒方1チーム 主催:り ん URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=917487 法隆寺バファローズ なんたか 8枚 阪急ブルーウェーブ Bs大好き君 8枚 日之出ソフトタウンズ り ん 29枚☆ ロッソネロ・バファローズ はるきゃん推し 6枚 世界三大料理【トルコ料理】 Shish_Kebab 11枚 マンマル●スクエアーズ まんまるー 15枚 オリックスバフアローズ LION DOOR Bu 21枚 戦国☆タイガース ドアラッキー 8枚 HOSSO オリックス長野 PEACH 9枚 芦屋オリックソバファローズ ちょっぱーまんB 11枚 岡山レッドロックス もこしゅけ 8枚 楽天 10チーム 主催:リーグ設置用ダミー URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=918995 山崎武司は、どこへ行く!? 蒟蒻畑はよく噛んで。 6枚 大鷹イーグルス おおたかさん 17枚 天降川インテグラル ツチノコ19 9枚 持丸GTホーキンス Sawa 6枚 ダイワテキサス ダイワ マン 8枚 東京楽天ゴールデンイーグルス 野菜☆ミ 8枚 六本木ライブドアバファローズ(モ なんとかえもん(収監中) 14枚 キャッスルバトラーズ コクラン 27枚 今池サマンサタバサ ともニャン 6枚 駒方イーグルス(NPC) リーグ設置用ダミー -- 巨人 28チーム 主催: URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=917786 チキチキマシンガンズZERO ラオウ 28枚 CAN T BUY MY LOVE 津知也魔 7枚 読売イガグラーズG 競泳界のチャンピオン 11枚 侍GIANTS こんくりーと 9枚 ☆あ、パパね☆ ひこかつ(▼皿▼)Ψカンチョ♪ 27枚 原監GIANTS ハラカン▼G▼ 14枚 東京TKヘレンズ エム・卓広 14枚☆ 京浜フライヤーズ みすたー 7枚 スタージャイアンツ エース 1【巨】 6枚 東京読売巨人軍☆ 伴 宙太 7枚 房総インパクト 超穴 15枚 長崎FNET巨人軍 711HN巨人 7枚 ハワ恋 セレブ 6枚 読売ジャイアンツ豊橋支部 終身名誉監督代行 6枚 オールジャイアンツJr 村中 6枚 ★かめともマシンガンズ★ かめとも 10枚 モンティヴァグス 鍬形兜 18枚 鳥原ジャイアンツ TMアベニュー 7枚 巨人 正力松太郎 12枚 不空ジャイアンツ しまじ 10枚 巨人軍(GIANTS) らぶりん 7枚 史上最多コンボ数ジャイアンツ 常にコンボを追求する男 6枚 ベップマジック ブー太♪ 7枚 ジャイアンツ巨人 番場 蛮。 10枚 ミラクル巨人・巨人純正 巨人純正 9枚 ジャイアンツーだ @純正 ジャイアンツの原さん 9枚 高田馬場巨人軍 V-ロート 20枚 藤沢読売ジャイアンツ えむしー 9枚 中日 18チーム 主催:☆SEAR☆ URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=917679 十尾 写輪眼’S 別天神 8枚 中日アンモナイツ イヒ石 12枚 バズライン デザートワン 9枚 ウラドラ チートイドラドラ 7枚 博多セアドラゴンズ ☆SEAR☆ 9枚☆ Bシェンロンズ オレ流太 9枚 蒼冴 蒼冴 9枚 Heavy Hitter All Stars【A/H】 麦わらボーイ 11枚 海底探索 みやのゆき 11枚 メロメロめろーんず 青井ジュン 6枚 岡山どうでしょう軍団 ミスター・どうでしょう 9枚 中日野茂トルネーズ ☆野茂竜巻☆ 10枚 GODZ CHILD ゴッドチャイルド 7枚 和田越ファッカーズ MSM-04 24枚 ポケモンハンターズ プラズマ団 23枚 ホワイトホークス ジャック&ぐれーぷ 24枚 sskpaulgiantsLE SSKPAUL 8枚 茂原モックス 茂原彦星 10枚 ヤクルト 15チーム+駒方1チーム 主催:☆キヨラス★ URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=917730 (燕 ̄ー ̄)ゞ こまっぴー ver.S1 9枚 越冬つばめ やえがし 6枚 天高く屹立した俺のタフマン ミルミルうちにおっきくなったねぇ 8枚 浮雲川きっとんスワローズ ムエンGO!@森岡天使 14枚 ●アモーレ・スワローズ● ☆キヨラス★ 10枚☆ 八王子ブロックフォース type YS おりじ(YS) 28枚 キョウチャンズ K&Y 11枚 延岡バンバ Little Witch 14枚 ハイアット・スワローズ ハイアット・スワローズ 8枚 ティコ ティコティコタック 6枚 マウントフリーダム わとソン 9枚 飛び出せヤクルトスワローズ 小さな大打者 6枚 スワろうぜ 青木のりちかー 6枚 鹿屋ビッグベアーズ ZIIPPEI 17枚 ゲッコー・モリアーズ モリモリア 9枚 阪神 21チーム+駒方1チーム 主催:ボボ・ブラゼル URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=918195 ■赤坂猛虎会■ 赤坂猛虎会 23枚☆ 真・リトルバスターズ アランスミシ 11枚 阪神タイカースー akihiko taiki 19枚 ブルートタイガース ジェームスK 14枚 誰が抜けてもタイガース魂 お疲れサマーズ 18枚 貴様と俺と阪神タイガース ボボ・ブラゼル 11枚☆ 大和路線阪神タイガース ちゃらちゃん 12枚 埼玉新座タイガース 狂虎 29枚 肩鎖関節脱臼 こなゆき(がんばろう、日本!) 19枚 ひみくらタイガース【オナ甲】 KAZKI OHSHIMA.Jr 17枚 チームはめ 6363 8枚 牧之原ニャンキース るん 19枚 あなたは何のための戦うのですか? Lacus Clyne 9枚 元祖あみ&さら 元祖あみ&さら&そら 17枚 アパッチ 野球軍 ☆かづき☆ 13枚 東京阪神ライオンズ 必勝ナイン 6枚 いざこ いざこタイガース 7枚 キザ虎タイガース 神NO虎 6枚 黒ほっぴーず たくまーとん 7枚 ビビちゃんタイガーっちゅ! ネフェルタリ=ビビ 7枚 カチナエデーズ KND 17枚 広島 12チーム 主催:たーちゃん URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=917638 多摩センターCATS 多摩市長のヒラ 29枚 新劇場版大仏RKK 改 ペンペン? 14枚 琢朗軍団 柴山 瑠璃 23枚 八丁堀8.6ers MARS YURYTHMICS 9枚 こま★カー サーワ 19枚 上杉軍直江隊 直江 兼続 12枚 メチャ鯉らんまん☆ ラズリ@さや姉推し 25枚 藤沢湘南カープ たーちゃん 25枚☆ 広島東洋カ-プ カ―プぼうや 6枚 広 島 広島カープグリナーズ 8枚 広島東洋カープ16 こーへー16 14枚 三津浜ランナバウト 実琥桃 8枚 横浜 15チーム+駒方1チーム 主催:オヤジダンサーズ(純正) URL http //ownersleague.jp/league.php?leagueid=917551 BlueSharks あおざめ 14枚 アバクロベイスターズ モサお 7枚 横浜Bスターズ ダディー 23枚 横浜大栄高校 上木 鷹山 11枚 岡山超平和ベイスターズ ゆーか† 10枚 横浜大洋BUZZ デニー 友利 15枚 月刊ベイスターズ ベイスターズ友の会 18枚 うるまベイスターズ りょーた#087 7枚 お笑いまんが道場 車 だん吉 8枚 スズカゼミヤビーズ スズカゼミヤビ 16枚 直江津ガンバーズ 石田 捨吉 18枚 横浜サーモンバスターズ 有明のハーパー♪ 16枚 相武台シーレックス リチャード・ワッツの孫 23枚 横浜大洋グレートホエールズ 新浦 11枚 YB会 オヤジダンサーズ(純正) 23枚☆
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Z 関節痛,関節腫脹 100H35(試行問題) 15歳の男子。右膝痛を主訴に来院した。3週前,走っていた際に突然右膝痛が出現した。安静によって一時軽快したが,1週前から痛みが再発し増悪傾向にある。初診時の右膝エックス腺単純写真と大腿骨遠位部の骨生検H-E染色標本とを別に示す。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (100H35a.jpg) 診断はどれか。 a 骨巨細胞腫 b 骨肉腫 c 軟骨肉腫 d Ewing肉腫 e 悪性線維性組織球腫 × a ○ b × c × d × e 正解 b 診断 骨肉腫 100I8 72歳の女性。左股関節痛と歩行困難とを主訴に来院した。1年前から歩行開始時に左股関節痛を自覚し,最近では歩行時に跛行と強い疼痛とを伴うようになった。先天性股関節脱臼の既往がある。下肢長は右75cm,左74cm,大腿周径は右43cm,左41cmである。左股関節エックス線単純写真を別に示す。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (100I8.jpg) 考えられる疾患はどれか。 a 関節リウマチ b 変形性股関節症 c 大腿骨頭壊死症 d 滑膜骨軟骨腫症 e 大腿骨頭すべり症 × a ○ b × c × d × e 正解 b 診断 左変形性股関節症
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肩甲上腕リズム Scapulohumeral Rhythm 肩関節は肩甲骨の運動なしには自動運動で90°他動運動でも120°しか動かず、内旋位にいたっては60°しか外転できない。肩の運動において肩甲骨の運動は大きな役割を担っている。 ♯1.歴史 上肢の躯幹との間の運動は古くから観察され、1899年にはSTEINHAUSENによる肩関節と肩甲骨の共同運動arm trunk mechanismが測定されている。 一方、当時“まず上腕骨が90°まで挙がった後に初めて肩甲骨が動く”という誤った考えが根付いていたが、1934年CODMANは上腕骨挙上に付随して回旋する肩甲骨の連動現象を肩甲上腕リズム Scapulohumeral Rhythm と名付けた。 1944年INMANらは、上のリズムを研究し、肩複合体3°の運動に対し、肩甲上腕関節2°肩甲胸郭関節1°の2:1の割合で動いていることなどを発表した。 1961年SAHAは、諸家の報告をまとめ肩の運動を3つに区分した。 1970年DOODY、FREEDMANはINMANの2:1という比を1.74:1、90°以上の挙上では2.729:1という関係であるといったことが発表された。 1988年BaggとForrestは、肩外転21°と82°の間の肩甲上腕関節と肩甲骨回旋の平均的比率を3.29:1、外転82°と139°の間のそれは0.71:1、139°と170°との間では1.25:1と報告しているという。 2001年、信原は体の各部にLEDを貼り、その動きを分析することで肩甲上腕リズムの計測を行い、挙上時66.3%、下降時66.5%とINMANの2:1(66.6%)の直線傾向に一致したという。 ♯2.Scaption(肩甲骨面) それぞれの研究を検討したくても、肩関節の屈曲に関するもの、外転に関するもの、scaption(肩甲骨面挙上)であったりと一貫して対比することはできない。 現在、比較的に肩自体の運動に近いscaptionで解析が行われているようである。 ♯3.INMANのリズム INMAN(1944)の研究は、coronal plane(前顎面)、よって外転の研究である。 彼は外転0~30°は肩甲胸郭関節の上方回旋が起こらない静止期とした上で、肩甲上腕リズムは3°の肩外転が起こる時、2°の肩甲上腕関節の外転、1°の肩甲胸郭関節の上方回旋からなるとし、さらに肩甲胸郭関節は胸肋鎖関節と肩鎖関節からなるとした。 また、彼は肩甲上腕リズムを大きく早期相と後期相の2つの相に分けた。 早期相 (0~90°) 肩甲上腕関節60°外転 胸肋鎖関節 20°挙上 肩鎖関節 10°上方回旋 後期相 (90~180°) 肩甲上腕関節60°外転 胸肋鎖関節 10°挙上 肩鎖関節 20°上方回旋 )
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肩関節周囲炎 肩関節周囲炎 Ⅰ基礎知識 ①肩関節の構造 ア)肩複合体(図1、2) 臼蓋(肩甲)上腕関節 肩鎖関節 胸鎖関節 肩甲胸郭関節 第2肩関節(三角筋下関節) C―Cメカニズム(第2肩鎖関節) イ)肩関節のそれぞれの動きにおける主動作筋 屈曲:三角筋前部線維、烏口腕筋 伸展:広背筋、大円筋、三角筋後部線維 外転:三角筋中部線維、棘上筋 水平外転:三角筋後部線維 水平内転:大胸筋 外旋:棘下筋、小円筋 内旋:肩甲下筋、大胸筋、広背筋、大円筋 ウ)臼蓋上腕関節:球関節(図3) 臼蓋は外側・上・前方を向く浅い不規則な陥凹である。関節窩表面積は骨頭面積の1/3~1/4に過ぎず、両者の曲率半径も異なり、不安定な構造になっている。骨頭は内側・上・後方を向いており、骨体軸と135°(頚体角)、前額面30°(後捻角)との角度をもつ。関節は、関節窩周囲炎の関節唇、上腕二頭筋長頭腱、腱板、関節上腕靭帯、烏口上腕靭帯、骨頭の2倍に達する関節包などにより補強されている。 エ)肩関節周囲の靭帯(図4,5,6,7) <作用> ①骨の結合を強める ②運動の支点となり運動を一定の方向に導く ③骨の動揺や過度の運動を抑制 <種類> 関節上腕靭帯 上:下垂位で緊張 中:外転とともに緊張は下方に 烏口上腕靭帯 烏口肩峰靭帯 肩鎖靭帯 関節を保護し、鎖骨が肩峰上に乗り上げることを防ぐ 烏口鎖骨靭帯(菱形靭帯、円錐靭帯) 円錐靭帯:上肢の前挙・肩甲骨の挙上上方回旋時緊張 菱形靭帯:上肢の後挙・肩甲骨の内転時緊張 <機能> ①肩鎖関節の保持 ②肩甲骨の支持 ③鎖骨と肩甲骨の動きを介達、緩衝する ・肩鎖靭帯 ・胸鎖靭帯 ・肋鎖靭帯 ・肋骨間靭帯 オ)腱板の機能(図8,9,10) 安定作用 肩関節挙上の際、上腕骨等を関節窩に引きつけて固定し、三角筋の働きを助ける。 下降作用 肩関節挙上の際、関節窩に対し骨頭を下方へ滑らせ、骨頭が肩峰へ衝突するのを防ぐ。同時に三角筋の働く方向を上腕骨長軸と直角方向に近づけ、三角筋の効率を高める。 旋回作用 棘上筋を除いた回旋筋群として、肩甲下筋は内旋、棘下筋と小円筋は外旋筋として働く。約155°の挙上位で、この回旋筋群の走行は上腕骨長軸と一致し、回旋筋として機能しなくなる。この肢位をzero positionと呼び、腱板修復術後の固定肢位にも利用される。 靭帯作用 腱板は関節包に密着し、関節包を補強して骨頭の脱臼を防止するとともに、関節の大きな動きを許容している。 カ)第2肩関節 ①肩峰、烏口肩峰靭帯、烏口突起②肩峰下滑液包③腱板(二頭筋腱を含む) ④上腕骨骨頭の4群からなり、作用としては、腕下垂時には、骨頭の上方移動を防止、腱板のpulley、活動時には、挙上に際して自働的に外旋し、大結節は肩峰の後下方に逃げる ②バイオメカニクス ア)肩甲上腕リズム 肩関節屈曲では60°以上、外転では30°以上の運動について臼蓋上腕関節と肩甲骨の回旋は関連して動き、およそ2 1くらいである。屈曲60°、外転30°までは肩甲骨の動きが極めて小さく、肩甲骨が胸郭に固定される静止期(setting phase)である イ)外転時の筋活動(図11) 0°~90° :(主動)三角筋、棘上筋(安定)棘下筋、小円筋、僧帽筋横行線維 90°~150° :(主動)前鋸筋、僧帽筋(下行線維、上行線維)が加わる (安定)棘下筋、小円筋、僧帽筋横行線維、菱形筋 150°~180° :対側脊柱起立筋の活動が加わる ウ)屈曲時の筋活動(図12) 0°~50°~60°:三角筋前部線維、烏口腕筋、大胸筋鎖骨部線維 60°~120° :僧帽筋(下行線維、上行線維)、前鋸筋 120°~180° :腰部筋 エ)臼蓋上腕リズム ①Ship roll 腕下垂時に骨頭が上下に移動する運動 ②Ball roll 臼蓋上を骨頭が転がる運動 ③Gliding 臼蓋上を骨頭がすべる運動 ④Rotation 臼蓋上での回旋運動 挙上時 0°~30° :転がり優位 30°~90°:転がりと滑り等しく安定 90°~ :転がりと滑り交互に優位になり不安定 *挙上80°~120°を移行帯として懸垂関節から要支持関節に変化する ?何故、屈曲、外転、外旋ができないのでしょう? ストレスを受けやすい棘上筋や棘下筋や小円筋の腱が変性、不全断裂、血行障害、靭帯などによる圧迫などによりうまく働かず、大結節が肩甲骨にあたりうまく動かない ③概要 肩関節周囲炎は退行変性を基盤とし、肩関節周囲の疼痛と運動制限を主症状とする1つの症候群と考えられている この症候群に含まれる疾患としては*腱板炎*腱板部分断裂による炎症*有痛性肩関節制動症(五十肩)*烏口突起炎*石灰沈着性腱板炎*肩峰下滑液包炎*上腕二頭筋長頭腱炎*腱板疎部損傷などがある ④病因 病因としては、筋腱や靭帯が骨に付着する部位での炎症、腱の滑動機構障害、筋や腱の間隙部位での炎症があげられる。夜間痛の原因は、就眠時には痛みをかばう防御反応がなくなることや就眠時の肩内転位姿勢で肩甲上神経の緊張が強まること、関節内圧が高まることなどが上げられる。 ⑤病態 腱板炎 腱板に病変を推定できるような自発痛、運動痛、圧痛があるが、運動制限は痛みのためで局麻剤の注射で症状が軽減するもの 腱板部分断裂による炎症(図13) 肩関節挙上を中心に筋力低下が起こり、関節可動域が制限されることも多い 疼痛は外転時に強く、夜間痛も見られる 有痛性肩関節制動症(五十肩) 中年以後、50歳代に多く発症し痛みと運動制限とを主訴とするもので、急性時は疼痛が強く次第に肩の動きが悪くなり、慢性時には頑固な運動制限と痛みが併存して外旋、結髪、結帯動作が困難となるもの 烏口突起炎 運動制限が全くなく烏口突起に限局する痛みのあるもの 石灰沈着性腱板炎 急激に発症し、やり場のない夜間痛があり、痛みはどんな肢位を取っても楽にならず運動制限が強い。X線で石灰沈着像が認められるもの 肩峰下滑液包炎 肩峰下滑液包に液が貯留し腫脹が強く、時に熱感があり自発痛や各方向への運動痛があるもの 上腕二頭筋長頭腱炎 上肢を側挙した状態で肘関節を屈曲するときや下垂位で外旋するとき、あるいは物を持って上肢挙上するときの関節部痛で、結節間溝に圧痛があるもの 腱板疎部損傷 腱板疎部(肩甲下筋腱と棘上筋腱との間隙、図14)の損傷の影響が関節外に波及し、炎症・癒着という経過をとる拘縮群とその影響が同部にとどまり弛緩して不安定性を示す群の二つがある +これらが一つ一つで現れることはあまりなく、痛みが現れたときには複数のものが一緒になっている。可動域は自動および他動運動制限があり、特に外転、回旋制限が著明である。日常生活では更衣や結髪、結帯動作が困難となる。肩の運動痛とともに睡眠障害を来す夜間痛も特徴で、肩だけでなく頚部や上肢にも放散する。 Ⅱ評価項目 1)カルテ・他部門からの情報 ①氏名 ②性別 ③住所 ④年齢 ⑤診断名、障害名 ⑥現病歴 発病時期 発病の誘因 発病からの経過 痛みの種類 症状を左右する因子(天候、気温、肢位など) ⑦既往歴 ⑧合併症 ⑨医学的処置 ⑩術式(行った場合) ⑪服用薬 ⑫生活環境(家族構成、職業、経済状況、住居環境等) ⑬利き手 ⑭X線検査・臨床検査(関節造影等) 2)患者自身・家族からの情報 ①問診(ニーズ等) ②視診・触診(変形、熱感、位置関係等) ③疼痛テスト(部位、程度、種類等)(表1) ④感覚テスト ⑤ROM-T(上肢、体幹) ⑥MMT(上肢、体幹) ⑦GMT(握力等) ⑧形態的評価<周径(上腕、前腕、胸囲)><四肢長(上肢、上腕、前腕、)> ⑨ADLテスト(FIM) ⑩肩関節疾患治療成績判定基準(表2) ⑪補助検査 Yergason’s test(図15) 被検者に肘を屈曲、前腕を回内位に保持させ、検者が前腕を把持し被検者に回外をさせる。このとき、抵抗を加えることで疼痛を誘発させる。結節間溝部に疼痛が増強すれば二頭筋腱炎が疑われる Speed’s test(図16) 患者に前腕を回外、肘を伸展したまま上腕を前方挙上させ、検者が患者の前腕部に抵抗を加えることで疼痛を誘発させる。結節間溝部に疼痛が増強すれば二頭筋腱炎が疑われる Painful arc 肩甲骨面で挙上して60~120°の挙上域で疼痛が増強し、その前後で疼痛のない現象で、検査が陽性の場合は、腱板損傷、肩峰下でのimpingementが疑われる Drop arm sign 他動的に挙上した上肢を検者が支えながら下降させ、外転90°ぐらいで支えてを離すと上肢が落ちてしまう現象で、陽性の場合は、腱板断裂などが疑われる Impingement test(図17) 検者が肩甲骨を上から下方に押さえて上肢を他動的に前方挙上させると、疼痛が出現する。陽性の場合はsubacromial impingement syndromが疑われる Coracoid impingement test(図18) 肩を90°前方挙上位から水平内転・内旋させると疼痛が出現する。陽性の場合、烏口突起と小結節間でのimpingementが疑われる プロカインテスト 疼痛の責任病巣が関節包内か滑液胞内の原因によるものかを鑑別するのに有用である High arc test(図19) 他動的に上肢を前方挙上させる。160°~最大挙上位の範囲で肩鎖関節部に疼痛が出現するものが陽性で、その場合、肩鎖関節内の損傷が疑われる Horizontal arc test(図20) 検者は肩甲骨を固定し、他動的に肩関節を水平内転させ、肩鎖関節に前後方向への負荷を加える。このとき肩鎖関節部に限局する疼痛が誘発するものを陽性とし、肩鎖関節内の損傷が疑われる Distraction test(図21) 検者は肩甲骨を固定し、上肢を他動的に下方、内転方向に引くことで上下方向の負荷が加えられる。このとき肩鎖関節部に限局する疼痛が誘発するものを陽性とし、肩鎖関節内の損傷が疑われる Ⅲ問題点 Impairmentレベル #1疼痛 #2ROM制限 #3筋力低下 #4睡眠障害(疼痛の為) Disabilityレベル #5ADL能力低下 #6基本動作能力の低下 Handicapレベル 様々な因子によって異なる(生活環境等) Ⅳプログラム・治療 ①物理療法 寒冷療法 急性期の疼痛が激しい時に用いり、持続的にアイスパックを用いたり,クリッカーにてアイスマッサージを行う。凍傷に注意して1日に数回、3日ほど続けて使う 温熱療法 急性期の強い炎症期が過ぎた後に使い、ホットパック、極超短波、超短波、超音波などを用い、血流の改善、疼痛の軽減、軟部組織の柔軟性の効果がある その他 TENSやレーザー光線などを用いることで鎮痛を図りながら運動療法を行う ②運動療法 急性期の中でも特に疼痛が激しい時期以外は運動療法の適応となり、疼痛が増悪しない範囲でする 抵抗運動 肩関節内転、内旋、伸展内旋などの方向に抵抗を加える。等尺性収縮を5~10秒間行わせた後、リラックスさせる。これを数回繰り返す 他動運動 凹凸の法則に基づき、骨頭の滑走方向に注目し、関節包や靭帯の癒着、短縮による可動域制限に対して、筋・腱などの軟部組織の伸張を痛みのない範囲で行う コッドマン体操(アイロン体操)(振り子運動)(図22、23) 健側の手で椅子や机を持たせ、前かがみとなり、重錘を持った患側の上肢を下に垂らし、この姿勢で体幹の反動を利用して、上肢を前後、左右、回転方向へ揺り動かす。この姿勢では棘上筋に負担がかからず、上肢と重錘の重さにより関節周囲組織へ牽引を加え、関節包に伸張を加えることができる プーリー体操(滑車運動)(図24、25) 頭上に滑車(プーリー)を1個固定し、健側で患側を挙上する運動であるが、できれば仰臥位で2個以上の滑車による訓練が重力を避けた負担の軽い方法として患者に好まれ、かつ支点が安定するためにより効果がある 棒体操(図26) 1本の棒で腱板を介助させていろいろな肩関節の動きを導き出すことができるが、両手で棒を握らなくてはならない為自然な動き、特に回旋運動が妨げられる コノリーのストレッチング体操(図27) ①挙上運動 ドア・タンスの縁などに挙上した手を乗せる。通常は健側上肢の介助が必要である。その位置で膝を屈伸させる ②内旋・後挙運動 腰のところで患側の手首を健側の手でしっかりとつかみ、これを上方に繰り返し引き上げる ③外旋・外分回し運動 体の前で組んだ手をそのまま後頭部にまわし、上腕を開閉する これら3つの運動を家庭内では風呂上りに行わせる 棘上筋訓練 ①外転運動(図28) a)運動方向 scapula plane上で運動 b)運動範囲 上肢下垂位から45°挙上位まで c)運動強度 肩甲骨の代償運動が著しく増えたりする為、腱板訓練としての最大抵抗はまでとし、肩甲上腕リズムが維持されている範囲で実施させる。棘上筋と三角筋との活動バランスが保たれている範囲 d)運動回数 好ましい運動は、開始から20回程度である為、1セット20~30回を勧めている e)注意点 体幹の側屈や肩甲骨の過剰な挙上や肩甲骨の下制などの代償 ②内転運動(図29) a)運動方向 腋窩に柔らかいボールまたはクッションを挟み、scapula plane上で運動 b)運動範囲 45°挙上位から上肢下垂位まで c)運動強度 棘上筋と三角筋との活動バランスが保たれている範囲 d)運動回数 外転運動と同様。1セット20~30回 e)注意点 肩甲骨の下方回旋が伴うのに注意 棘下筋・小円筋訓練 ①外旋運動(図30) a)運動 肩甲骨が運動に参加しない範囲での外旋運動 b)肢位 基本肢位は坐位机上での実施。そのほか、仰臥位や立位にて壁面に寄りかかり肩甲骨の運動を抑制しての実施、空間位での実施などから症例に最も適した訓練方法を選択する c)運動強度 活動バランスが保たれている範囲が好ましいが、負荷が強すぎると肩甲骨の運動が参加するので、参加しない範囲の強さを選択する d)運動回数 1セット20~30回 e)注意点 時として上肢を体幹に固定する為、広背筋が過剰に活動することがあるので、訓練実施側と逆の手で活動のないことを確認しながら実施させることもある。また、訓練回数が進むと肩甲骨または手関節の運動となる症例があるため注意を要する 肩甲下筋訓練 ①内旋運動(図31) a)運動 肩甲骨が運動に参加しない範囲での内旋運動 b)肢位 基本肢位は坐位机上での実施。そのほか、仰臥位や立位にて壁面に寄りかかり肩甲骨の運動を抑制しての実施、空間位での実施などから症例に最も適した訓練方法を選択する c)運動強度 活動バランスが保たれている範囲が好ましいが、負荷が強すぎると肩甲骨の運動が参加するので、参加しない範囲の強さを選択する。 また大胸筋、広背筋が過剰に活動することがあるため、訓練実施側と逆の手で活動のないことを確認させながら実施する d)運動回数 1セット20~30回 Ⅴゴール 個人のさまざまな因子によって異なる(生活環境、Handicapレベル等) Ⅵ参考文献 (1)米本恭三他;JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION、 リハビリテーションにおける評価Ver.2、医歯薬出版、2000、pp122-124、pp329―334 (2)嶋田智明;理学療法評価-そのクリニカルアプローチ、メディカルプレス、1997、pp213-217 (3)山元総勝;理学療法学テキストⅣ-運動療法Ⅱ-、神陵文庫、1999、pp137―145 (4)山嵜勉;整形外科理学療法の理論と技術、メジカルビュー、2001、pp202―251 (5)室田景久他;整形外科体操療法実践マニュアル、全日本病院出版会、1996、pp11―32 図2 図1 図3 図4 図5 図6 図7 図9 図8 図10 図11 図12 図13 図14 c:滑液包面部分断裂 d:腱内断裂 e:関節包内部分断裂 図15 図16 図17 図18 図19 図20 図21 図23 図22 図24 図25 図26 図27 図28 図29 図31 a:前方から b:側方から a:無負荷で b:輪ゴムで 図30 表1 表2
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 鎖骨正面撮影 単独でオーダーされることはほとんどなく、斜位撮影とセットで撮影する。肩鎖関節の観察には適するが胸鎖関節には不適。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 受像面に背中を付けた立位、または座位。 検側上肢は中間位とする →「検側上肢を内旋することで、鎖骨と肩甲骨棘上部との重なりを減らす」という資料もある 【X線入射点/距離】 距離100〜120cmの点から鎖骨に向け、垂直入斜。 70kV/16mAs リス(+) 呼吸停止。 照射野の左右:外側の皮膚~胸鎖関節、上下:頭側の皮膚~肩甲骨中央 【チェックポイント】 鎖骨全体が明瞭に投影されている事。 必要十分な範囲に照射野が絞られている事。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) 【画像】 正常 鎖骨骨折 【解剖】 3D
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既に終わったもの スカプラY 肩関節 p201-202 前方脱臼の場合、上腕骨頭は烏口突起の下方に位置する。 後方脱臼(まれな)の場合、上腕骨頭は肩峰突起の下方に位置することが確認されています。 肩甲骨の上角と肩鎖関節を触る 画像チェック 肩峰と烏口突起は、ほぼ左右対称のY字の上肢に見える 上腕骨頭がY字の付け根に重なって見える 顆間窩撮影 セラピストが見るレントゲン所見 初級編1 ~頸椎・腰椎~ https //www.c-rehab.com/pdf_auth/fresh/2011/20111124_newprogram_no6_ppt.pdf セラピストが見るレントゲン所見 初級編2 ~股関節・膝関節~ https //www.c-rehab.com/pdf_auth/fresh/2011/20111124_newprogram_no6_ppt2.pdf 股関節撮影(false profile view) https //www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4972716/ 股関節・骨盤撮影の標準化 https //www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2255497115303189 https //www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4972716/ 肩関節、膝関節、足関節撮影のコツ http //www.hok-art.or.jp/sapporo/wp-content/uploads/2015/05/START55.pdf
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 肘関節正面撮影 肘関節を正面から観察する 骨折、脱臼、変性など( チェックリスト ) 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 目的とする場所はどこか(上腕骨側か前腕骨側か)確認する。 【ポジショニング】 座位。 上腕を肩の高さで地面と平行にするようカセッテを配置する。 肘関節を伸展し、検側上肢をやや外旋する。(肘関節を真上に向ける) →この姿勢が難しい場合は、体全体を傾ける。 →それすらも難しい場合(救急など)は X線を水平入射する 上腕遠位および前腕近位の1/2を含める。 【X線入射点/距離】 肘内側のしわから1横指遠位に垂直入射。 100cm 【撮影条件】 50kV/4mAs リスなし 【チェックポイント】 上腕骨の遠位に重複する尺骨(肘頭)が観察できる。 腕橈関節と腕尺関節の間隙が明瞭に観察される。 橈骨と尺骨の重なりは一部(橈尺関節)であり、重なりが多い場合は外旋が不足している。 骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。 側面撮影をする前に キャリーアングル を確認する。側面撮影の際にその角度分だけ前腕を上げる。 【画像】 https //radiopaedia.org/cases/normal-radiographic-anatomy-of-the-elbow https //radiopaedia.org/cases/normal-elbow-radiographs?lang=us http //uwmsk.org/RadAnat/Elbow.html 脂肪層の変位は骨折を示唆する 肘関節脱臼(16歳) 【参考書籍】 救急放射線診断のABC(amazonへ飛びます) 肘が伸展しない場合 ①橈骨・尺骨近位が目的の場合 肘関節を90°程度から動かせない場合は、X線入射を肘関節に向けて10~15°傾けて斜入射する。(近位方向) ②上腕骨遠位が目的の場合 肘関節を90°程度から動かせない場合は、X線入射を肘関節に向けて10~15°傾けて斜入射する。(遠位方向) 肘が全く伸びない場合 軸位撮影 をする。
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8 上肢および下肢の運動器疾患,非感染性骨・関節・四肢軟部疾患 約15% A 先天性肩甲骨高位症〈Sprengel病〉 B 肩関節周囲炎,腱板障害 C 肘内障 D 上腕骨外側上顆炎 E 外反肘,内反肘 F Dupuytren拘縮 G 手指形成異常 H 手指変形 I 先天性股関節脱臼,臼蓋形成不全 J 大腿骨頭すべり症 K Perthes病 L 大腿骨頭壊死症 M 外反膝,内反膝,反張膝 N Osgood-Schlatter病 O 半月板障害 P 膝蓋軟骨軟化症 Q 先天性下腿偽関節 R 足部変形 S 変形性関節症 T 特発性骨壊死症 U 滑膜炎,関節炎 V 筋炎,滑液包炎,腱鞘炎 W 関節リウマチ X 痛風,偽痛風 Y 離断性骨軟骨炎 Z 四肢軟部病変 腱付着部炎,異所性骨化,ガングリオン,FOP〈進行性骨化性線維異形成症〉 AA 神経病性関節症 AB 血友病性関節症
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 肘関節側面撮影 肘頭突起を側面から観察する Radiocapitellar line ・ Anterior humeral line ・ fat pad sign の確認 90度屈曲させることでfat padが圧迫されない。部分的/完全伸展位ではfat padを上昇させ、関節の病変と見間違う恐れがある。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 正面撮影の画像から キャリーアングル を確認しておく。 キャリーアングルはおよそ5~15度。 【ポジショニング】 座位。 上腕を肩の高さで地面と平行にするようカセッテを配置する。 肘関節を90°に屈曲する。 手・前腕外側をカセッテに付けたあと、 前腕をキャリーアングル分だけ上げる(反対の手を添えて固定するか、補助具を使う) →この姿勢が難しい場合(救急など)は X線を水平入射する 上腕遠位および前腕近位の1/2を含める。 【X線入射点/距離】 上腕骨小頭に向けて垂直入射。 100cm 【撮影条件】 50kV/4mAs リスなし 【チェックポイント】 上腕骨上顆 が重なって投影されている。 腕尺関節が接線で描出される。 橈骨頭の半分が鈎状突起に重なる。 肘頭突起が側面で描出されている。 骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度(fat pad signが観察できるよう)。 → 脂肪層の変位(脂肪体徴候:fat pad sign)は骨折を示唆する (動画) 1.前脂肪体徴候陽性:関節液貯留が見られ、関節内骨折が疑われる。 2.後脂肪体徴候陽性:関節液が大量に貯留している。より強く関節内骨折が疑われる。(正常例では見えない脂肪層) 3.脂肪体徴候陰性:骨折を否定することはできない。 3つの同心円(内側:滑車溝、中間:上腕骨小頭、外側:上腕骨滑車)とそれを囲う尺骨滑車切痕が観察できれば、正しい側面といえる。( Fig.6-3 ) 橈骨近位2~4cmの長軸の中心線は,上腕骨小頭を通過しなければならない.この線が上腕骨小頭から外れた場合,橈骨頭脱臼である. (引用:救急診断撮影のABC) https //radiopaedia.org/articles/radiocapitellar-line?lang=us 上腕骨前縁に沿って引いた線よりも前方に,ホッケー・スティックの刃にあたる部分(すなわち上腕骨小頭)の1/3以上が存在しなければならない.これから逸脱した場合,遠位骨片の後方転位を伴う顆上骨折が示唆される.骨折が明らかなときは,前上腕骨線は後方転位の程度を評価するのに役立つ. (引用:救急診断撮影のABC) 参考 https //radiopaedia.org/cases/anterior-humeral-line?lang=us https //radiopaedia.org/articles/anterior-humeral-line?lang=us 【画像】 正常例 解剖(CT画像のMPR) 肘関節脱臼(16歳) 橈骨頭骨折① 【動画】 【関連資料】 脂肪体兆候(日本語) 救急放射線診断のABC 上腕骨顆上骨折