約 6,303 件
https://w.atwiki.jp/axisfantasyofworld/pages/367.html
在りし日の老婆ホグヨ 登場弾 第26弾 支配された死界 レアリティ N 属性 光 種族 ゴースト アビリティ 思い出の毎日 パワー 500 魂だけの存在はかつての姿になれる。彼女は遠い昔に想いを馳せていた。 死後、死界へとやってきたホグヨ。 魂だけの存在となった亡者は、自身のイメージで姿を作り上げる。 そのため自身にとって最も印象強かった姿や全盛期の頃の姿になることが多い。 ホグヨは生前一番幸せだった頃の姿になった。 記憶や性格も少女だった時のものになっている。 別バージョン 名前 登場弾 囚われた老婆ホグヨ 第7弾 立ち上がる反乱軍 在りし日の老婆ホグヨ 第26弾 支配された死界 復活した少女ホグヨ 第40弾 生と死が交わる時 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/alian_meise/pages/28.html
「はい、林檎はいかが、お嬢さん」 柔和な微笑みを浮かべたまま、いつもリンゴが沢山入ったバスケットを抱えた老婆。 主にブリガンティア神殿、ジグマールの伝令役を務めているらしく、 神出鬼没。 モブですけどねこいつ
https://w.atwiki.jp/chaken_archives/pages/525.html
youtubeで見る 「恐怖!白髪老婆の家」はチャージマン研!第46話である。 主な登場人物 泉研 泉キャロン バリカン パパ ママ 馬鹿貯金魚の息子 モチ代 白髪老婆 ジュラル星人 あらすじ 研はキャロン、バリカン、友人と一緒にサイクリングに出発していた。そんな中、怪しげな男が無線をしていた。 そんな事を知らない研達がサイクリングをしていると天気がおかしくなりかけ、 研達は雨に降られたら大変と急ぐ事に、そして角度のおかしい雨が降り始めた。 困った研達は家を見つける。そして、雨宿りをさせてもらおうと考えた。 家には白髪老婆が住んでいた。研達は雨宿りのつもりだったが、食事や寝泊まりまでさせてもらう事に。 その夜、奇妙な音がするので、バリカンが音のする所の様子を見ると、白髪老婆は包丁を研いでいた。 それに驚いたキャロン達が寝ている研を起こそうとするが、目を覚ます様子がない。 そこに包丁を持った白髪老婆が現れ、「研は眠り薬で起きない。ジュラル星人の罠にまんまとはまった」と言う。 研の友人やキャロン達は別の所で張り付けにするために連行され、バリカンだけが取り残された。 取り残されたバリカンは眠り薬で眠らせられた研を起こそうとするが、研はなかなか起きない。 雷が光る中、研のいる部屋に毒ガスが注入される。バリカンは偶然頭突きで研を起こし、研に事の全てを伝える。 バリカンに起こされた研はチャージングGO(おそらく雷の光で)をして、スカイロッドでキャロン達の所に向かう。 そして、研は無言でジュラル星人をスカイロッドの攻撃で瞬殺した。 その後、研がキャロン達を助けるシーンもなく、 突如、「もうすぐ海だ」と談笑しながらサイクリングを続ける研達の姿が、 そしていつもの如く笑いオチによる尺稼ぎと尺余りで話が終わるのであった。 概要 相変わらずジュラル星人の回りくどさが目立つ回。 研を眠らせて老婆が研いでいた包丁で直接殺せばいいのに、 毒ガスを注入するジュラル星人の様子は相変わらず回りくどい。その包丁は飾りかと突っ込まざるを得ない。 また、この回の他の特徴としては、SEがちゃんと仕事をしていて、BGMの繋ぎがいい回であること。 「ジュラルの攻撃」→「キチガイレコード」の繋ぎは第48話「孤島の対決!」でも使われている。 他にもバリカンが「おじいさんロボット」である事が発覚したり、モチ代が再登場する回でもある。
https://w.atwiki.jp/saikyoumousou5/pages/3711.html
【名前】対戦相手の10倍いる老婆 【大きさ】対戦相手の10倍の人数の80歳の老婆並み 【攻撃力】対戦相手の10倍の人数の80歳の老婆並み 【防御力】対戦相手の10倍の人数の80歳の老婆並み 【素早さ】対戦相手の10倍の人数の80歳の老婆並み 【備考】対戦相手が人間でなくても個体数の10倍の老婆になる 何らかの要因で戦闘中に敵が増えても開始時の人数から老婆は増えない 945◆n0qGxROT0Q 2023/03/11(土) 20 44 44.93ID uTT5M2nG 対戦相手の10倍いる老婆考察 格闘家の壁からは単独参戦が多い 各個撃破されて負けが続くのでその下から ×拳で抵抗する21歳と頭の悪い人と熱盛 熱盛を素手で倒すので厳しい、老婆では抑え込みもできない ×ちいさなメダル 一方的に攻撃される ×見えない奴 同上 ×グレイウーズ 鞭で無双 ○30人の幼女>15人の幼女 ×反応速度が音速の成人男性 ×オットーとヨーゼフ 一人化負け ○6 ハッキョーセット~ひろゆき オットーとヨーゼフ>対戦相手の10倍いる老婆>ハッキョーセット
https://w.atwiki.jp/junretsuwago/pages/1516.html
日本国語大辞典 大言海 辞書 品詞 解説 例文 漢字 広辞苑 名詞 (「おほば」の略)年取った女。おうな。ろうば。ばば。 老婆・姥 日国と大言海は同じ見出し語の扱い。「おば(祖母)」を参照。 検索用附箋:名詞名称 附箋:名称 名詞
https://w.atwiki.jp/amizako/pages/602.html
その一 老婆と水道 「おばあちゃん、おばあちゃんてば!」 ぐいぐいと肩を揺すられて、村井家の老婆はふっと眼を覚ました。七十五になる中風のお 婆さん、膝の上に本を開いて眼鏡を掛けたまま居眠っていた。 「おばあちゃん、あたちにめがねかちて」 孫娘の君ちゃんは、祖母の肩に両手を置いて言った。 「どうします、眼鏡などを──」 「あたちね、おはりしごとするの。いとがはりにとおらないのよう」 「ホ、ホ、ホ、ホ──」 老婆は笑まし気な声を立てた。右半身が中風でよくいうことを利かない。辛うじて歩けるが 使うのには左手が便利だ。左手を不器用に動かして眼鏡を外した。 「あらおばあちゃん、このめがねこわれてる?」 「どうしてなの」 「あたち、おめがいたいの。みえないわ」 鼻のとっ端へ老眼鏡をかけて、一生懸命糸を針のめどに通そうとする孫娘に、老婆はも一度 声を立てて笑った。 「ホ、ホ、ホ、ホ──」 と、そこへ村井夫人がすらりと現れた。美しいが稍険のある顔、どこかへ訪問にでも出る前 なのか、黒縮緬の紋付に革のオペラバッグ、艶やかな髪が波を打っている。 「まあ、君子さんは! お針なんぞ持つんじゃありません」 村井夫人は不機嫌である。君ちゃんの手から針と糸とを取り上げてしまった。 「おばあさん、気を注けて下さいよ。子供に針なんぞ持たせて危いじゃありませんか」 「いいえねえお前、君子があたしの眼鏡を貸して呉れっていうだろう、ホッホ、ホ、ホ──」 「いいえ、困ります。おばあさんはいつでも不注意なんです。おばあさんが針を出してやったのでしょう」 村井夫人はきっと言って、それでも娘のエプロンをちょっと直してやって、やがてその場か ら姿を消した。 午後二時、老婆は茶の間でうつらうつら、又居眠りを始めていた。 ゴトンという音で、半分落ちかかった顎をがくんと振って眼を開く。茶の間に続いた台所へ 午後の日が一杯にさし込んで、流し元にはお河童頭、孫娘の肩まで見えた。 「おばあちゃん、おばあちゃん!」 「はいはい、何んですえ君子さん」 「あたち、ねぎきってもいいわねえ」 「おやおや、今度はお料理なの。おいたをしてはいけませんよ」 「ううん、あたちねぎきんの」 葱を一本、左手に掴んだ君ちゃんは、俎の上にそれを載せて、仔細らしく小頚をひねる。 何んと思ったか、水道の栓を捩じった。 ピク、ピク、三和土が低いので水の音は高い。老婆は何故ともなく昔を憶い出した。あそこ の流し元に、自分も幾度坐ってお料理をしたことか。あの方はお総菜の六つかしい方だった。 お気に入らないと、黙ったままで箸を置きなすった。この家で、昔のままでいるのはお台所だ けだ。嫁もよくあそこだけ手を付けずに置いて呉れた ふと気が付く。君ちゃんはどこから探し出したか踏台を持って来た。棚の下にそれを置いて よちよちと攀じ登った。棚の上の出刃がキラリと光る。老婆はあっ! と声を立てた。 右足を不自由に引き摺って、老婆は流し元へやっとこさ身を運んだ。 どたん! 君ちゃんが踏台から落ちるのと、すっと空を切って出刃が降るのと、そして老婆がばったり 倒れるのとが、狭い場所で同時に起った。 わーん、君ちゃんは声を限りに泣いた。 「おお、どれどれ」 老婆は言おうと思ったが囗が利けなかった。もがいて、起き上ろうとしたけれど出来なかっ た。 「あわ、あわ」そんな風に声を立てた。 仰向けに倒れたのが水道の下で、三和土にぺったり背を付けて、顔の上から水道の水が落ち た。 だだだだ、だだだだ、水は間断なく老婆の口へ落ちていた。 ××× 十五分後に村井夫人が帰宅した時、小さい君ちゃんはまだ泣いていた。母親の顔を見ると余計に泣いた。 「どうしたの君子さん! あ、あなたおててを切ったのね、あらまあひどい!」 折悪しく大きな子供達は皆学校に行っていた。女中の一人は外へ出て、一人は夫人がお伴に 連れて行った留守中の出来事。君ちゃんの小指は、根元からぶっつりと切れていたのだ。 で、台所の流し元に、もうすっかり冷たくなっていた老婆については、村井夫人も村井氏も、老婆が孫娘に怪我をさせた申訳に、覚悟の自殺を遂げたものとしか信じられなかった訳である。 お葬式は翌々日に行われた。 その二 老婆とアンテナ おいしは六十四である。田舎で生れて田舎で年を取った。つい去年までは稲扱のお手伝いを した程で、大変丈夫なお婆さんだ。指などは小若い百姓よりずっと節くれ立って太い位だ。 ある晩、総領夫婦と口争いをした。おいしの方に理がなくてたちまち言い負される。その 揚句、東京にいる二番息子の準平が恋いしくなって、どうしても東京へ行くと頑張り始めた。 「きく、お前が言い過ぎただ。おっ母様の前に于をついて謝って来い」 そういう声を襖越しに聞いて、おいしは余計我を張った。総領の嫁が叮寧に謝ったけれど諾 かなかった。 「なにね、わしは謝ってなど貰い度くはござんしねえ。おきくには理屈があるでな、わしが負 けたことにして置きますだ」 「ねえおっ母様、わしも言い過ぎたしきくだって悪い。きくにはわしが後でよく言い聞かせる で、もうそんなに大きな声をしねえでおくれや」 「大きいのは地声でござんす。悪かったらわしが謝りますだ。親に謝らせたらお前も気持がい いずら。準平のところへ行けばな、お前様達夫婦は気楽になれるで、まあ、そう止めずに置い とくんなんしよ」 「準平のところへは、また暇になったらわしが連れて行きます。おっ母様はまだ汽車に乗った ことはねえし、危いずらに」 「いんえ、わしだって一人で行けます。こんな家にはもう一時でも居ることは出来ましねえ」 おいしは、丁度準平から東京見物に出て来いという手紙の来ていた折でもあるし、いっそう 気が強くなってこう言いつのってしまった。 「そんねに言うなら明日にでも出かけるがいいだ。おきく、準平のところへ電報を打って来い。母、明日一番で立つ、こう打つのだ」 とうとう、総領息子も腹を立てて、こう言い捨てたまま奥の部屋に這入る。で、次の囗の朝 おいしは信玄袋を肩にして、汽車に乗り込んだのである。 汽車に乗ってしばらくすると、おいしは少し悲しくなった。初めての一人旅というばかりで なく、何だか途方もない失敗をした様な気がして来た。もう準平のところへ行きっきりに行っ ていようという気もあって、善光寺詣りの費用の積りで貯えてあった二百円も持ち出して、当 分要るだけの着物も持って来た。が、段々に淋しくなる。いっそ、次の駅から切符を買い換え て、家へすぐに帰ろうか、或る時はそうも思った位だが、総領の嫁の小憎いことを一生懸命憶 い出しては、その気弱さに打ち勝とうとした。 三十五銭の弁当を買った頃は、それでももう東京の方が近くなった。お弁当のお茶の残った のを、ちゃんと始末して信玄袋に入れてしまうと、何だか妙に気が落ち付く。準平のところへ とに角行って見た上で、それから帰ったっていいずら、そう思って窓から移り変る景色を眺め るだけの余裕が出来た。 そして、いよいよ東京へ着いて見ると、おいしはほっと安心してしまった。準平は昔ながら の愛くるしい靨を浮べて自分を迎えて呉れるし、寄席や浪花節もすぐ近所にあった。天丼とい う御飯は、見たことも聞いたこともない程おいしいものであった。汽車の中で、何故あんなに 気弱いことを考えたか、おいしは時々自分の心を可笑しく思った。 だが、おいしのこの喜びは長く続かなかった。十日、二十日一ヵ月の終りになるとおいしは 東京に飽き飽きしてしまった。何故と言って、準平が外出すると後はおいし一人きりである。 田舎と違って無駄話しに来て呉れる人もない。準平が帰るまで、じっとしているより他ないの であった。それに、もっと悪いことがある。おいしが準平に気を許せなくなったことだ。 「おっ母さん、今夜会社の人達が集って宴会をやるんですがね、お金を貸して呉れませんか。ええ、十円要るんです」 準平が最初にそう言った時は、十円の会費は少し過ぎると思っだけれど、持って来た二百円 のうちから快く出してやった。 「おっ母さん、今度県人会があるのですがね、五円ばかし貸して下さい。今月末には会社のボーナスが出ますし、おっ母さんにもお小使いを沢山あげますよ」 二度目にも、快く出してやった。 なんだかんだと言って、準平の手へおよそ五十円ほども渡してしまったが、月末になっても ボーナスはどうなったのか、準平は三日程家へ帰らなかった。 心配していると、四日目の朝になって準平は蒼い顔で帰って来た。 「おっ母さん済みません。ボーナスがあんまり少いのでやけを起してしまったのです。堪忍し て下さい。その代りにね、おっ母さんがいつも留守の時は退屈だって仰有るから、ラジオを買 って来ましたよ」 「………」 おいしは呆れて返事が出来ない。 「これはアンテナってものです。レシーバーってものは後で買って来ます」 準平に、果たしてラジオのセットを全部買う意志があったかどうかは解らない。おいしの御 機嫌をとるために、田舎者にはちょっと珍らしく見える銀色の針金だけを買って来だのかも知 れない。とに角凖平は、そのギラギラ光るアンテナ用の針金を、壁の帽子掛へ投げる様に引掛 けて、再びぷいと外出してしまった。 おいしは泣きたくなった。もう準平を信じることは出来ない。このままでいると、いまに二 百円を皆取られてしまうだろう。田舎の家へは、あれだけ立派な口を利いても来たし、せめて 三月位は東京にいてから帰り度い。あああ、来るのじゃなかったによ、おいしはどうしていい か、途方に暮れた。 で、さしずめ残りの金を取られない算段をしようと思った。準平から言われれば、口の巧ま さに釣られてどうしても出してやることになる。隠して置いて、失くしてしまった。そう言う より他無いと思った。 どこに隠そうかと思って、あちこち探すうちに天井へ目を付けた。机をあそこまで持って行 って、天井板を一枚押し上げよう。あそこなら大丈夫だ。 机に乗ったが天井へは手が届かない。本箱から洋書を出して積み重ねた。やっとのことで新 聞紙に包んだ紙幣束を隠すと、天井板を元通りに直し、本の上から足を下ろそうとしたが、そ の途端である。洋書がつるっと滑っておいしは前へよろけた。 準平が帽子掛へ掛けて行った買ったままのアンテナ線、ぐるぐる大きな輪に巻いたのがどう したものか二本の釘に渡っていて、おいしはそこへ自分の頸を持って行ったのである。 バタバタ、バタバタ、おいしはしきりに〓《もが》いた。 田舎から兄が来た時に、おいしが家をどんな工合で出て来たかは解ったけれど、矢張り自殺 の理由はぼんやりしている。 「なあ準平、おっ母様は百五十円を失くしたのかも知れねえぞ。それで気を落したんずらい。俺ア、おっ母様を東京へ寄越すのじゃなかった」 「そうですね、そうでしょうよ」 準平はそう返事をして、涙をぽろぽろ濡している兄の顔を見ていた。 その三 老婆と鼠 七十という声を聞いて、源六婆さんはめっきり弱ってしまった。 その年のお彼岸には、それでもまだお寺詣りに行くことも出来たし、お萩を作って仏壇に供 えるだけの元気があった。 お盆になると、もうとてもそれが出来ない。お墓へ魂迎えに行くのがやっとのことで、お供 えものも碌に作らなかった。雨戸を閉めきりにして、寝ていた方が楽であった。 お婆さんのほんとの名はたきよというのだが、村の人達は誰もたきよ婆さんとは呼ばない。 源六婆さん、それで通っている。無論、源六というのはこのお婆さんの連合で、今から二十年 前に監獄で死んだ。死刑になる前の日に、どういう隙を見出したものか、自分で首を縊って死 んでしまった。で、それ以来、お婆さんは一人っきりで淋しく暮していた。 「源六がよ、あいつはまあ死ぬところで死んだってものだ。だが、源六婆さんもよ、どうせ碌 な死に態はしまいてなあ」 村の人達はどうかするとこんなことを言った。 お婆さん夫婦が、どれだけ惨虐な性質を持っていたか、また、その一生涯のうちにどれだけ の悪事をして来たか、それはわざとここには言わないが、源六が監獄で首を縊って死んだ時、 お婆さんもまた監獄にいた。源六のことを聞かされてしなびた唇をびくびくと動かせただけだ ったそうだが、とに角、その後二年してお婆さんは娑婆に出て来た。 「わしもな、年は取ったし、今迄の業がつくづく恐ろしくなった。村の人には憎まれたくれえ て。これからせいぜい仏いじりでもしますでな、お仲間にして置いておくれなよ」 海岸にあるその村へ、お婆さんは帰って来るとすぐにそう言った。逢う人には誰にでもそう 言って眼をしょぼつかせた。 事実、お婆さんはその積りだった。連合の源六爺さんのことにしても考えれば考えるほどあ あした死に態をするのが当り前だと思った。で、それだけにまた源六爺さんがいとおしく、朝 晩のお勤めも十分にして、せめて大叫喚地獄とやらへだけは行かせ度くないと念じていたも のだが自分が死んだら、いったい誰がお水を上げて呉れようぞ。生きてる間、そうだ、老いさ らばえた自分の息が続く間だけでも、後世を願って置かずばなるまい。お婆さんは出来るだけ、 現世の悪業を薄くしたいと思っていた。 お婆さんがその積りになったけれど、村の人達は相手にしなかった。 「源六婆アめ、何をぶつぶつ言ってるんだろ」 「お経だとよ。仏心が出たのだとよ」 「なにを鬼婆め。年をとったからいい様なものの、あれでまだ何をするか知れやしねえぞ」 村の人達は誰一人お婆さんを信じるものはなかった。 駐在所の巡査からの言葉もあって、村の人はお婆さんを追い立てなかったし、畑を売った金 がいくらか手に有っだのでお婆さんはたった一人きりでも、まず、食うには困らずにいた。 で、七十になってその年の夏、お婆さんはひどく弱り込んで来た。どうせもう、村の人に 交際って貰おうということは諦めていたけれど、源六爺さんのお墓参りは続ける積りだったの が、今はそれも出来ない。お向いにある米屋へ、米を買いに行くのがやっとこさで一週間位ぶ っ続けに、寝通したこともあった。 寝る日の方が多くなった頃、お婆さんはふと大きな慰めを見出した。壁の穴や、押入れの隅 から、ちょろちょろ、ちょろちょろと出て来る鼠である。鼠とお友達になろう。お婆さんはそ う決心した。 鼠はなかなか人に馴れなかった。追わないものだから、段々図々しくはなって来るけれど、 お婆さんがちょっと身を動かすと、パアッと逃げ散る。お婆さんが眠ったふりをしていると、 大胆な奴が枕元へ来る。時によると皺だらけの顔の上まで昇って来る。それでも眼を覚ますと たちまち逃げた。 だが、一週間経ち十日経つうちに、鼠共はお婆さんを次第に信頼して来た様に見えた。ほん とに信頼したのか、それとも見くびったのか、それは誰にだって解らないけれど、とに角、鼠 はお婆さんを怖がらなくなった。寝床で、お婆さんがもぞりっと身を動かすと、鼠はきょろっ として、首を振るけれど、たった二尺程走っただけでこちらへ向き直る。おどけて鬚を掻いて 見せる奴もいた。 お婆さんが喜んで、枕元へ集まる五六匹の鼠のために、切ない身体を動かしては何かと餌を 集めて置くと、鼠の数は段々に増した。五匹が十匹となり二十匹となる。生んだのか集まった のか、一月程のうちにお婆さんの家は鼠で真黒になってしまった。 村の人達は何も知らなかった。相変らずお婆さんのところへは誰一人お客さんが来ない。 「雨戸がもう長い事閉まってるが、なに、まだ生きてはいるよ」 「生きてるのなんのって、昨日は米屋へ餅米を買いに来たそうだ。息をせいせい切らしてはい たがな、なんでも三日目に二升ずつ買ってくとよ」 「ほう、鬼婆め、まだえらい元気だな」 村の人は憎々しげにこんな噂をし合っていた。 八月十日の朝、源六婆さんは、ひどく身体のだるいのに気が付いた。 嘔き気があって熱がある。頭が痛いな、そう思っているうちはまだよかった。恐ろしく暑い 日で蝉がじんじん鳴いている。お婆さんはありったけの布団を出して見だけれど、それでもひ っきりなしにがたがた慄えた。顔の前の鼠が無暗に大きく見える。猫の様に膨大な一匹がキュ ーッと言って自分の額に飛びかかって来る。お婆さんはそれを追い払うことも出来なかった。 夢とも現ともなく、お婆さんは薄暗い部屋の中をのだ打ち廻って苦しんだのを覚えている。 身体中に腫物が一面に出来て、それをボリボリ、ボリボリ引掻いたのを覚えている。 そして、 「ああ、夜になったぞ」 そう思ったのを最後として、それっきりすべてが不明瞭になってしまった。 翌日の朝まで生きていたのか、それともその夜の中に息を引取ったのか、それは最後まで解 決出来なかったことである。 × × × 源六婆さんが、米を買いに来ないというので、まず米屋の亭主が騒ぎ出しか。外から雨戸に 耳を押し付けると、確かに何かの音はする。それでもどこか様子が変である。亭主は思い切っ て中に這入って見た。 「あ!」 亭主はのけ反るばかりに驚いて、蒼い顔をして巡査駐在所に駈け込んだ。巡査、お医者さん、 そして消防隊の組長、皆んながどやどやと源六婆さんの家に乗り込む。 鼠、布団、肉、骨、歯莖、そして掌骨! 人々は、わっ! と言って一散に逃げ出した。 そして話はまだあるのだ。 村の人々は、たった三人だけを残して、皆ペストで死んでしまった。 (一九二七年八、九月号)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29267.html
登録日:2014/07/23(水) 10 48 07 更新日:2024/02/04 Sun 20 56 54NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 たまにヒューマンドラマ たまに涙腺崩壊 アニメ シリーズ項目 バッドエンド ホラー 堀絢子 笑ゥせぇるすまん 老婆 謎の老婆 週刊ストーリーランド 露天商 「謎の老婆って 一体何者なんだ?」 「それはこの項目をお読みになった方だけがわかるのでございます」 謎の老婆シリーズとは、週刊ストーリーランドにて放送されたアニメシリーズの通称の1つである。 ■概要 その内容は簡単に言えば「笑ゥせぇるすまん」と似ている。 『謎の老婆』が露店で販売する『商品』を購入した人物が最初は幸福になるが、最終的に『商品』で身を滅ぼす様を描いたバッドエンド物語である。 ただし「笑ゥせぇるすまん」と違って、購入者が自身の過ちに気づいたり、他人を救うために『商品』を使ったりすればハッピーエンドになる場合もあるため、どちらかといえば教訓的な意味合いが強いと思われる。 なお、いくつかのエピソードは星新一のSSを原案としているが、言われないとわからないほど原型をとどめていなかったりする(同じ効果の道具が出てくる程度)。 ■登場人物 老婆 CV:堀絢子 道端で不思議な『商品』を販売し、原則的にいくつかの定型的な一言しか喋らない寡黙な人物。本名・生年月日・出身地・年齢ともに全く不明。 扱ってる商品からして一般の人間ではないと思われるが、最後の最後までその正体が明らかになることはなかった…… 一度彼女から買った品は返品不可。また、一度購入の意思を見せ、その後に値段が思った以上に高額だったために購入をやめようとした際には法外なキャンセル料(売値の9割)を要求されたため、結局強引に買う羽目になったことがある。 一話だけ通信販売で商品を売っていたこともある。 語録・・・ 「『○○』という意味でございます。」 「それはお買いになった方だけが解るのでございます。」 「○○円でございます。」 「高いか安いかは、お客様のお考え次第でございます。」 「お買い上げありがとうございます。」 「一度お買いになったものは返品できないのでございます。」 「○○(商品名)はあれだけでございます。」 「それは、よろしゅうございました。」 「それは、ようございました。」 「商品をどう使うかはお客様のお考え次第でございます。」 ■客の結末 エンディング判定基準 ○:ハッピーエンド △:ニュートラルエンド ×:バッドエンド 第1話:使えないライター 名前:田中一郎 職業:サラリーマン(平社員→副社長) CV:古谷徹 判定:×(使えない棺桶の効果を「永遠の命を得られる」と過信して崖から海へ身投げ、身柄が行方不明のまま死亡) 第2話:ほんとうのゴミ箱 名前:山田末吉 職業:廃品回収業者→エステティックサロン経営 CV:二又一成 判定:△~×(壊れたほんとうのゴミ箱から今まで廃棄したものが溢れ出る。稼いだ金を瓦礫の撤去費用で全て使い果たし、元の木阿弥) 第3話:使えないカサ 名前:鈴木一 職業:サラリーマン CV:田中秀幸 判定:△~○(火災に巻き込まれた少女を救うため傘を燃やし元の雨男に戻るが、鈴木本人は清々しい気分に) 第4話:ほんとうの留守番電話 名前:丹下慎三郎 職業:作家 CV:納谷六朗 判定:△(電話に貢がされる人生を過ごすが、作品が直木賞を受賞するなどとりあえず生活は安定の様子) 第5話:ぴったりのベルト 名前:佐藤あかね 職業:大学生→芸能人 CV:久川綾 判定:△~○(テレビ版:ぴったりの時計により遅刻するがビル火災を回避し命拾い。ただし後の第17話で他の商品の効果により人気が急落) ×(完全版:怒って時計を破壊、何とか予定に間に合うもビル火災に巻き込まれ死亡) 第6話:すすんでいる帽子 名前:円王寺敏夫 職業:浪人生(三浪生) CV:松本保典 判定:×(道具に頼り過ぎることなく自らを戒めながら生活するが、すすんでいる新聞受けの記事通り橋の崩落に巻き込まれ死亡。敏夫自身は調子に乗って商品を悪用したりしていないので、おそらく全エピソード中最も理不尽かつ悲惨な結末) 第7話:正直なパソコン 名前:小林まゆみ 職業:OL→主婦 CV:渕崎ゆり子 判定:×(正直なパソコンの返答に腹を立て、破壊しようとしたが感電死。その後自らの買った株に価値が付き、残された夫に遺産として10億円が渡った) 第8話:終わらない水 名前:酒井孝 職業:ヤクザ→新興宗教教祖 CV:戸谷公次 判定:×(終わらない水で大勢の人間に永遠の命を与え大儲けするが後に客たちから「病も不死になった(体内の病原菌まで不死になったため一生病気の苦しみに蝕まれることになる)」と苦情が来てしまい袋叩きに。本人も不死のため袋叩きの苦痛を永遠に受ける事に) 第9話:しつけのパジャマ 名前:菊池彩香 職業:主婦 CV:桑島法子 判定:△~○(しつけのフォークの効力で息子に食い殺されそうになるが、息子を身を挺して救ったことで「きらいなもの」ではなくなり命拾い。その後、自身の過ちを悟り商品をすべて処分する。菊池は「自分が息子をしつけていた」のではなく「自分が謎の老婆にしつけられていた」と語っていた。) 第10話:謎の通信販売 名前:吉田正人 職業:サラリーマン CV:飛田展男 判定:×(世界の運命を左右するボタンにハメられ、世界が破滅したと大喜びで勘違いしつつ家ごと爆死) 第11話:ついているハンカチ 名前:城田秀子 職業:大学生→スチュワーデス CV:嶋村薫 判定:○(「ついている香水」を活用し自身だけでなく乗客乗員の命も救う。香水はなくなってしまったが、スチュワーデスとしての自信がついた) 第12話:おくれるリモコン 名前:鈴島勇二 職業:フリーター CV:岩永哲哉 判定:×(未来の自分を見て全うに努力しようと決意し現代に戻ろうとしたが時代を巻き戻しすぎて江戸時代までタイムスリップしてしまい、そこでリモコンが電池切れ、江戸時代から戻れなくなる) 第13話:はやくなるサングラス 名前:朝井浩一 職業:サラリーマン(陸上部所属) CV:神奈延年 判定:×(はやくなるスプレーのおかげで100メートル走日本記録保持者となるがドーピング疑惑をかけられてしまいやけになって強盗を働き逃走するが、速くなりすぎて空気摩擦で燃え尽き灰となって死亡、遺体すら残らなかった) 第14話:ひかる地図 名前:金子正 職業:警察官(巡査→刑事) CV:松本保典 判定:×(ひかる地図の表示に従い張り込んでいたが、自分の行いで火災が発生し放火の罪に問われ逮捕。過去に買った商品で行った余罪と共に法の裁きを受ける事に) 第15話:ふえるほうき 名前:梅田サチ 職業:主婦 CV:大島榎奈 判定:×(「世界一の金持ちになるまで入れた金は出せない」と言うふえる貯金箱に激怒、破壊しようとして貯金箱の下敷きになり圧死) 第16話:かえすマスク 名前:田辺マサル 職業:高校生 CV:関俊彦 判定:×(かえすシャツで無敵になり不良グループのトップになるが、メスをも通さぬシャツのせいで盲腸を手術できなくなる(生死は不明)) 第17話:なくなるファンレター 名前:速見翔 職業:芸能人(歌手) CV:三木眞一郎 判定:×(翔本人に殺意はなかったのだが誤ってマネージャーを殺害してしまい、なくなる石鹸で透明人間になり殺害現場に残っていた証拠も隠滅した後、調子に乗っていた所をトラックにはねられ、3日後に雨で石鹸が洗い流されるまで誰にも気付かれないまま死亡) 第18話:おちるワイン 名前:山本桂子 職業:OL CV:富沢美智恵 判定:×(意中の相手をおちるワインで虜にすることには成功するも不注意でクルーザーの床にこぼした結果、恋に落ちて暴走したクルーザーに連れ去られ消息不明に) 第19話:集めるまんじゅう 名前:新谷悟 職業:陶芸家 CV:鈴置洋孝 判定:△~○(自分の意思で集める絵筆を焼き捨て、結局無名な陶芸家に戻ったが、自力で良い作品を作ろうと鋭意努力) 第20話:最後の年賀状 名前:酒井みゆき 職業:フリーター→医大生 CV:今井由香 判定:○(最後の家庭医学書で医大合格&最後の年賀状を送った幼馴染と結婚) 第21話:かくワラ人形 名前:宮本健介 職業:AD→ドラマプロデューサー→音楽プロデューサー CV:神奈延年 判定:×(かくワラ人形で自分を批判した評論家・田中徹の足を刺すが、田中と同姓同名の863人が足を刺される事件が発生。なぜか全員の足にナイフが残っており史上最悪の連続傷害犯として世界的に悪名が知れ渡る有名人に) 第22話:生み出すニワトリ 名前:森嶋ミドリ 職業:OL→農家 CV:佐久間レイ 判定:×(最初こそ真っ当な方法で商品を活用していたがてっとり早く儲けるために生み出すビニールハウスで500円玉を複製量産し大富豪となるが、コピー元の500円玉が偽物だった事に気付かず、通貨偽造の罪に問われ逮捕) 第23話:あこがれのカーテン 名前:丸山アキオ 職業:フリーター CV:中原茂 判定:△(あこがれのポスターにキスをした結果紙コップに変身し、アイドルと本当にキスを果たした後は消息不明。本人は満足そうだが…) 第24話:もどるパラシュート 名前:森下鉄 職業:無職(高齢者) CV:依田英助 判定:△(もどるパラシュートで若返ろうとしたが退化して猿になってしまう。しかし「若返る」という当初の目的は果たしているからか、猿仲間と共に野生的な力強い人生を送ることに森下本人は満足げな様子) 第25話:当たる虫眼鏡 名前:松島ケンジ 職業:占い師→結婚相談所経営 CV:関俊彦 判定:○(当たる虫眼鏡の効果で新しい仕事が成功、更にかなり年下の女性と結婚) 第26話:節約するおにぎり 名前:安藤明子 職業:主婦 CV:篠原恵美 判定:△(節約するおにぎりを食べて小人化、夫ともども小人になったままの生活を送る。明子は憧れの家(のミニチュア)での生活に満足していたものの、夫は最後まで「これでいいのか」と疑問を抱いていた) 第27話:美人のシャワー 名前:橋本ケンタロウ(源氏名:シャルロット) 職業:オカマバー勤務 CV:山寺宏一 判定:×(美人のシャワーで極限まで色白になろうとした結果、生きたまま白骨化した姿に。美人になるどころかまともな人間として生活できなくなる結果となり生死は不明) 最終回:きびしい出席簿 名前:兵藤雅俊 職業:高校教師 CV:松本保典 判定:○(厳しい出席簿で生徒たちを救うと共に自身も改心。生徒に慕われる教師になる) ■客以外の登場人物 第1話:使えないライター 矢野課長 CV:加藤治 第2話:ほんとうのゴミ箱 山田まり子 CV:くじら 強盗 CV:楠大典 第3話:使えないカサ 鈴木直子 CV:鵜飼るみ子 久美 CV:白鳥由里 第4話:ほんとうの留守番電話 山本 CV:大西健晴 第5話:ぴったりのベルト プロダクション社長 CV:岸野一彦 マネージャー CV:飛田展男 第7話:正直なパソコン 青木英男 CV:堀秀行 第8話:終わらない水 親分 CV:なし 子分 CV:保志総一朗 宮部(役名は政治家) CV:渡部猛 第9話:しつけのパジャマ 菊池大樹 CV:鉄炮塚葉子 菊池正浩 CV:関智一 第10話:謎の通信販売 中西健一 CV: 第12話:おくれるリモコン 20年後の鈴島勇二 CV:加賀谷純一 第13話:はやくなるサングラス コーチ CV:大滝進矢 第14話:ひかる地図 先輩(警官) CV:中村大樹 第16話:かえすマスク 不良グループ(4人組) CV:花輪英司、山岸功、今村卓博、立木文彦 第17話:なくなるファンレター マネージャー CV:大滝進矢 第18話:おちるワイン 桜田明 CV:置鮎龍太郎 重役 CV:阪脩 第19話:集めるまんじゅう 宗教団体(女と男) 女 CV:久川綾 男(黒服) CV:屋良有作 第20話:最後の年賀状 松下祐一 CV:岩永哲哉 第21話:かくワラ人形 田中徹(評論家) CV:柴田秀勝 第22話:生み出すニワトリ 刑事 CV:江川央生 第23話:あこがれのカーテン 松山ゆき CV:松井菜桜子 第24話:もどるパラシュート 若者(3人組) CV:陶山章央、伊藤健太郎、花輪英司 第25話:当たる虫眼鏡 公園のオバさん CV: 第26話:節約するおにぎり 安藤真一 CV:太田真一郎 第27話:美人のシャワー ヒビキ CV:子安武人 最終回:きびしい出席簿 相田省吾 CV:三木眞一郎 尾崎和豊 CV:江川央生 渡辺千絵子 CV:西原久美子 ■紹介された商品と効果 第1話 使えないライター 価格1万円 持っているだけでタバコを吸いたいと思わなくなる。禁煙したいお父さん垂涎の一品。 使えない消しゴム 価格1万円 持っているだけで文章のミスが無くなり、完璧な書類が作れるようになるので誤字脱字が多い人にオススメ。 劇中では明言されていないが、手書き以外では効果は発揮しないと思われる。 使えない定期券 価格5万円 持っているといきなり副社長に昇進。会社の車の送迎で出退社出来るようになり、電車通勤せずに済む大出世アイテム。 使えない棺桶 価格10万円 鉄骨が落ちてきても間一髪で直撃を免れるなど棺桶を使わずに済む、つまり死ななくなる効果かと思われていたが・・・実際には「死体が発見されないため棺桶が使えないから」という意味だった。 逆に言えば、「死体が確認できる状態の死因は免れる」ということかもしれない。 第2話 ほんとうのゴミ箱 価格100円 直接中に物を捨てる事は出来ないが、紙に捨てたいものを書いてゴミ箱に投入すれば、その物が消えてなくなる。 体の一部(余分な脂肪・贅肉など)や人間さえも消せるなど地味に恐ろしい商品。ただし、壊れてしまうと再び現れる。 第3話 使えないカサ 価格1万円 持っている限りどんな雨男でもずっと晴れてくれる。農家の人には無用の長物? 使えない消火器 価格2万円 持っている限り自分の周りに火災が寄り付かなくなる。しかし、やはり普通の消火器としては全く作動せず、壊れると効果も消滅する。 第4話 ほんとうの留守番電話 価格5万円 CV:岡村明美(女性の声での応対時) 人工知能を搭載した高性能留守番電話。購入者不在のときは代わりに電話に出てくれて、泥棒が入ってきても追い返してくれる。 でも反抗するとコードで縛られる。FAXで送る文章が気に入らない時は、勝手に内容を書き換える。 最終的に購入者は電話のヒモ(コードという意味ではなく、貢がされる者という意味で)になった。 第5話 ぴったりのベルト 価格5000円 巻くだけで、このベルトにちょうどいい体格になれる究極のダイエット商品。 ぴったりのメガネ 価格1万円 かけると視力アップするだけでなく、ファッションに対する眼力も良くなる。 ぴったりの口紅 価格5万円 塗るだけで芸能人顔負けなトーキングができるようになる。 ぴったりの時計 価格100万円 どんなに多忙でも遅刻せず、きっちりスケジュールをこなせる上、持ち主に危機が迫ると時間を遅らせて回避させてくれる。 第6話 すすんでる帽子 価格1000円 かぶるだけで勉強がはかどる。どこぞの眼鏡の五年生がほしがりそうな商品である。 すすんでるマスコット 価格1000円 選択問題の正しい答えを教えてくれる、小人か雪だるまに似た姿のキーホルダー。ただしどう見ても、直接記述する形式の問題には全くの無力。 すすんでる自転車 価格1000円 自分の移動先に先回りする自動追尾システム搭載自転車。デザインは、あまりよろしくない。 すすんでる新聞受け 価格10万円 明日の新聞を出し、今日これから起こる出来事を教えてくれる、早い話が一日一回限りの未来日記。 ただし、それが破滅的な内容であっても覆すことはできない・・・ 第7話 正直なパソコン 価格5万円 質問形式で未来を予知してくれる電子預言書。預言書のお約束か答え方が非常に曖昧なため、解釈のしかたを間違えるとえらい目に会うことも。 壊そうとした使用者に電撃を放ったが、自我によるものか漏電によるものは不明。 第8話 終わらないピストル(モデルはM1911) 価格1000円 無限に弾丸を撃てるので弾切れにならないが、弾丸はゴム製なので殺傷力は低い。でも量産すれば暴動の沈静化に役立つかもしれない。 終わらない本 価格1万円 見た感じは薄めだが、読んでみると限りの見えないボリュームと面白さの内容の本。ただしすごく続きが気になるのでなかなか抜け出せず、最悪餓死しかねない。ぶっちゃけほぼデメリットしかない商品の一つ。もしかしたら「本当の『2999年のゲーム・キッズ』」だったりして・・・。 終わらない財布 価格1万円 一度入れたお金がいくら使っても無くならなくなる財布。 ただし借金の借用書などを入れてしまうと、何回返済してもそのたびに同額を再び借りたことになる(つまり借金も無くならなくなる)。 終わらない水 価格1万円 瓶に入った、無限に出てくる水。そして不老不死の秘薬でもある。生物に限らず電子機器などが壊れなくなる効果も。 ただし、使用者がガン患者やウイルス持ちだった場合、ガン細胞や病原菌も不死身になってしまう。そうなると永遠に病気に苦しむことになるのでカーズ様or蝶人状態に・・・。 第9話 しつけのパジャマ 価格1000円 おねしょ癖のある子供に、夜中に強制的にトイレに行かせ、トイレに行く習慣を作るようしつけてくれる。 (因みに現実には、幼少期のおねしょはホルモンの不足による生理現象の一種であり、夜中強制的に起こすとホルモンの向上を妨害させるので逆効果である) しつけのぬいぐるみ 価格5000円 部屋が散らかっている時に動き出し、子供に「片付けろ…片付けろ…」と囁きながら襲いかかって、無理矢理部屋を片付けさせる。 しつけの箸 価格5000円 箸の正しい持ち方ができるようになる。 しつけのフォーク 価格1万円 嫌いなものでも食べたくなるようになる。ただし、嫌いなものは「食べ物」とは限らないようで・・・ 第10話 いずれも通信販売の商品で、価格も不明。 幸せの鏡 割ると自分に幸運が訪れるが、その代わりに身近な誰かに不幸が訪れる。1回限りの使い捨てな様子。 日本のおみくじ 箱から棒を引くタイプのおみくじ。おみくじの結果によって、日本全体を左右する幸運、もしくは災難がふりかかる。 世界のボタン 押すと全世界の運命を左右する破滅が訪れる…が購入者は押したときの衝撃で日本のおみくじが大吉を出した影響か、はたまた「世界」とは押した人物にとっての世界であり、世界全体を指す意味は無かったのか、その威力は家一軒が吹き飛ぶ程度。 「他人のことを考えない危険思想の持ち主を抹殺することによる世界の保護」が目的の道具であった可能性がある。 第11話 公式サイトでは下記3つとも「ついてる~」になっていた。 ついているハンカチ 価格1000円 風に飛ばされたその商品を追いかけると目的地に着ける。 ついているピアス 価格1000円 星型のピアス。つけると英会話が身に付く。ただし一度つけると外すことができない。・・・呪いの装備? ついている香水 価格5万円 ふりかけた者は、どんな事件や事故に巻き込まれても無傷で済む。複数の人物に対しても使用可能。また、機械にも振りかけることができる。 第12話 おくれる紙袋 価格450円 中に荷物を入れると、指定の場所に一瞬で送れる。ただし、紙製ゆえに破れやすいようで、そうなると使えなくなる。 おくれる靴 価格2000円 履くとその場から動けなくなり、また紐もほどけなくなり、待ち合わせなど予定に遅れることになる。 脱ぐには靴を破るしかないようで、全商品中唯一、どう見ても欠点しか見当たらない、全くの役立たず・迷惑なマイナスアイテム。 おくれるリモコン 価格1万円 タイムマシンの一種。早送りボタンを押すと未来に、巻き戻しボタンを押すと過去に行ける。 ただし、電池式(単三電池2本)のため、電池が切れるとその時代に取り残されてしまう。 乾電池の入手が難しい時代に取り残されたら、自力で電池を作るしかない。(*1) 第13話 はやくなるサングラス 価格1万円 かけると猛獣に追われる幻覚に襲われ、速く走れるようになる。 はやくなるハチ 価格3万円 使用者の後ろで羽ばたき、強力な追い風を発生させて速く走れるようになる。(でもそれって「追い風参考記録」になったりするのでは・・・) はやくなるスプレー 価格6万円 足に吹きかけると足の筋力が増し、速く走れるようになる。吹きかければ吹きかけるほど速くなり、 しまいには音速を超える速度になるが、そうなると制御がほぼ不可能になり、最悪の場合、空気との摩擦熱で燃え尽きてしまう。 ドーピングはダメ、ゼッタイ! 第14話 ひかる懐中電灯 価格5000円(購入者が強引に100円に値切った) 人に向かって光を照らすと、その人の弱点を示してくれる。 ひかる布 価格5000円 物を磨くと、その物が表す職業の威厳で相手をひれ伏させ、賄賂も望める。 購入者は警察官だった為、警察バッジに使用した。 ただし、その物の本来の価値を知っている人(同業者)には効かない。 ひかる地図 価格10万円 近いうちに事件が発生する場所が光る。ただし、他人が起こす事件とは限らず、地図の使用者が起こす事件の場合もある。 第15話 ふえるほうき 価格100円 掃除をすると自然と掃除をする範囲が増え、それに伴い友達が増える。ただし、会話が増えることにより笑いジワも増えてしまう。 ふえるハンガー 価格100円 ハンガーにかける服が無くなると、人から貰えるなどして服が増える。しかし、洗濯物の量も増えるので、電気代・水道代まで増える弊害も。 ふえるエプロン 価格500円 付けると料理のレパートリーが増える。それにより、食費と体重も増えてしまう。 ふえる貯金箱 価格1000円 CV:水谷優子 招き猫型貯金箱。音声機能(そして持ち主と会話するAI)と貯金額表示を内蔵するなど、かなりのハイテク。 お金を入れると一晩経つごとに増やしてくれる(正確な比率は不明だが一晩で1000円が1500円になっている)。中に入った金額によって貯金箱自体の大きさも変動する。 ただし、一度目標金額を設定すると、その額に達するまで途中で取り出すことができない。 第16話 かえすマスク 価格1000円 つけると気が強くなって、相手に毅然と言い返すことができる。しかし、別に自身の能力までは強くならない。 かえすブーメラン 価格2000円 相手に取られた物を取り返すことができる。 かえす九官鳥 価格3000円 CV:永澤菜教 本物の九官鳥同様に言葉を繰り返すほか、持ち主に加えられた痛みが、加えた相手に跳ね返る。 ただし、九官鳥本体に攻撃を加えられても跳ね返すことが出来ず、壊れると効力が無くなる。 かえすシャツ 価格5000円 相手の攻撃を全て跳ね返すことができる。ミラーアーマーの上位互換。 ただし、一度着ると脱ぐことが出来ず、シャツを切ったり破ったりすることも出来ない。 要するに呪いの装備。 第17話 なくなるファンレター 価格1000円 これで手紙を出すと、出した相手の人気が無くなる事態が発生する。第5話の佐藤あかねは、この商品の効果で人気が急落した。 なくなるテレフォンカード 価格5000円 公衆電話に入れると、自分に関するニュースが流れてくる。その際、ニュースを保存するか消去するか尋ねてくるので、 ボタン操作により保存/消去を選ぶ。消去すると、そのニュース(起こったこと)が社会から全て無かったことになる。 通常のテレフォンカード同様、度数制限あり。 なくなる石鹸 価格1万円 これで体を洗うと透明人間になれ、水ですすぐと元に戻る。 ただし、使用者は透明の状態で車にはねられて誰にも気づかれないまま死亡したため、結果的には「亡くなる」という意味だった可能性も・・・ 第18話 おちる一万円札 価格1万円 これを使って物を買おうとすると、急にその物の値段が落ちるなど、値引きサービスが受けられる。 おちる扇子 価格1000円 煽ぐと、服の汚れや肌のシミが落ちる。 おちるカセット 価格5000円 再生すると美しさに関する話が流れ、自然と眠りに落ちる。長時間眠り続けた後、起きると肌のシワが落ち綺麗になる。 おちるワイン 価格5万円 飲ませた相手は自分に対して恋に落ちる。 ただし、効果のある相手は人間どころか、生物か無生物かをも問わないようで・・・ 第19話 集めるちりとり 価格100円 このちりとりに壊れた物の破片を集めると、それが元の形に戻るが、その後更に原料にまで戻ってしまう。 集めるスポンジ 価格300円 部屋の中に聞こえてくる音を吸い取り、外からの騒音や自分の声までも聞こえなくなる。 集めるまんじゅう 価格500円 地面に落とすと、陶芸に最適な良質な土をアリたちが集めてきてくれる。ただし、人間が食べても美味しくない。 集める絵筆 価格5000円 この筆で絵を描くと、その絵に人を集める効果が発生する。また、筆を燃やした場合、その煙にも同様の効果がある。 これさえあれば神絵師になれる!! 第20話 最後のパチンコ玉 価格50円 この玉でパチンコを打つと、パチンコの欲求が再び起こることが無くなる。当たりが出やすくなったりする効果は無い様子。初期の使えないライターと似た効果を持つ。 最後のアイロン 価格500円 服にこのアイロンをかけると、しわや汚れがつくことがなくなる。ただし、使用も1回限りなのか、使い終わると壊れてしまった。 最後の医学参考書 価格5000円 本自体は開くことができない。ただし、これを持っているだけで急に勉強意欲が湧き、医大に合格して医師免許を取得するほどの学力が身に付く。(*2) 最後の年賀状 価格50円 出した相手と一生会えなくなる…のではなく、その相手と家族になり、年賀状を出す必要が無くなる。 第21話 かく名刺 価格100円 氏名と肩書きを記入すると、その肩書きに就くことができる。ただし、あくまで肩書きだけで、その肩書きに適した能力は身につかない。 かくビデオテープ 価格500円 そのまま再生しても映らないが、タイトルラベルに見たい映像の内容を書いて再生すると、その通りの映像を見ることができる。 かくカエル 価格1万円 卵を産み、生まれたおたまじゃくしが音符の形になり作曲してくれる。 もしかして:メロディーお玉 かくワラ人形 価格10万円(※購入者は老婆が値段を言う前に勝手に10万円払った) 人形の名札に名前を書くと、人形がその人の分身となり、人形に危害を加えるとその通りの結果が発生する。 ただし同姓同名を判別できないため、全世界の同じ名前の人物が同じ被害を受けることになる。 例えばナイフを突き刺した場合、同名の人物全員にそのナイフ(ただ同じ種類というだけでなく、全てに握っていた時と同じ指紋がつく)が刺さる。 要するに、のろいのカメラやDEATH NOTE(漫画)の劣化版。 第22話 生み出すクワ 価格500円 土地に置くとその区画だけ豪雨が降り、田んぼを生み出してくれる。 生み出す植木鉢 価格1000円 土を入れて水をやると、植木鉢がなる木が生える。 生み出すニワトリ 価格1000円 食べさせた物の原料が入った卵を生み出す。なお、同時に二種類のものを食べさせると、両方の特徴を併せ持った種を生んでくれる。 ただしその特徴が長所とは限らないようで、作中では、メロンとブドウを食べさせたところ、 ブドウのような小さい実がメロンのように少ししかならない果物(しかも美味しくない)の種が生まれた。 生み出すビニールハウス 価格100万円 要は立体コピー機であり、元のものと全く同じものを生み出すことができる。本物の硬貨であればバレない偽造が可能。 第23話 あこがれの写真 価格100円 封筒に入った5枚の写真。自分が憧れている人物の「封筒から取り出した時点」での様子が写真に映る。 あこがれのカレンダー 価格1万円 憧れの人物のスケジュールがカレンダーに現れる。また、書いている日記の内容も表示される。 あこがれのカーテン 価格5万円 憧れの人物が身に着けていた服が出てくる。また、逆に自分から相手に物を送ることもできる。 あこがれのポスター 価格30万円 憧れの人物が写る、等身大ポスター。 ポスターの人物にキスをすると、本当に本人とキスすることができる。 …ただし、本人が口を付けるもの(例:紙コップ)に変身するという形で。 その後は、人間に戻ることは(恐らく)二度とできないと思われる・・・ 第24話 もどる首輪 価格1000円 犬の首にかけると、どこからか自分が昔無くした懐かしいものを口にくわえて持ってきてくれる。 もどる蓄音機 価格1万円 レコードをかけると、逆回転した上元の曲とは全く違うラップが流れ、機械から発生した煙に包まれると、 気持ちも若々しくなり、ラップも好きになる。 もどるペンダント 価格5万円 ダルマの形のペンダント。転びそうになってもすぐに直立の姿勢に戻る(それにより、ブレイクダンスなどを踊っているように見える)。 もどるパラシュート 価格10万円 これをつけて高所から飛び降りると、昔の姿に戻ることが出来る、 しかし意志が強すぎると、身体が人間から原人、高度によっては猿にまで退化してしまう様子。 記憶・知能は元のまま残る模様(言語機能については不明)。 第25話 当たるロウソク 価格100円 火をつけると、相手の心の中にあることが文字になって現れ、人の悩みなどを知ることができる。 ただし悩みの解決法などがわかるわけでもなく、すぐにロウソクも燃え尽きてしまう。 当たる鉄格子 価格1000円 この格子から相手を覗くと、相手の星座と血液型が分かる。 当たる鉛筆 価格1万円 転がすと、縁起の良い方角と数字が分かる。ただし、使うたびに短くなっていく。 当たる虫眼鏡 価格10万円 この虫眼鏡で手の小指を見ると、いわゆる「運命の赤い糸」が見える。結ばれている相手が生まれる前の胎児でも効力がある。 第26話 節約するシャンプー 価格98円 1人につき1日1滴しか使えないが、その1滴で非常に泡立ち、また1回流すだけで落ち切る。また、髪の毛がサイヤ人よろしく必要以上に伸びなくなる。 そのため、水道代と散髪代の節約になる。 節約するブラインド 価格3980円 ブラインドを閉めると、部屋が冷房を使わなくても良い程度に涼しくなる。また、日中に太陽光を吸収し、夜には明かりを つける必要が無いほど発光する。そのため、光熱費の節約になる。 節約する携帯電話 価格9800円 これで電話をかけようとすると、その相手が目の前に現れ、電話を掛ける必要が無くなる。 また、電話で物を注文しようとした場合には、その物がタダで手に入る。 ただし、充電器が付属しておらず予備バッテリーも存在しないため、バッテリーが切れたらそれっきり使えなくなる。 節約するおにぎり 価格10万円 食べるとアリエッティ小人になり、食費などを節約できる。 しかし、おそらく元の大きさには戻れない(と思われる)・・・。 第27話 美人のストッキング 価格100円 履くと、全身の無駄毛が綺麗に処理される。 美人の風船 価格1000円 膨らませると自分と同じ体型の人型になり、風船の体型を変えると自分の体形も変わる。 美人のビデオカメラ 価格1万円 自分の喋っている姿を撮影し、早送りして映像の声を高くすると、自分の声も高い女声(CV:松井菜桜子)になる。 美人のシャワー 価格10万円 このシャワーを浴びると肌が色白になる。しかしあまりにも長時間浴び過ぎると、生きながらにして「白い骨」の姿になってしまう。 最終回 きびしいチョーク 価格100円 教室での授業中、居眠り・私語など授業をさぼっている生徒に対し、チョークが伸びて生徒を攻撃し、注意する。なお教室外では効果が無い。 きびしいきりふき 価格500円 タバコなどの煙に吹きかけると、重い綿に変わる。「きびしい」という意味合いが薄れているが・・・。 きびしいバケツ 価格1000円 内側に付いた線に沿って水を入れ、校則違反の生徒に浴びせると、その生徒の外見が校則にそった姿に変化する。 例:染めた髪→黒髪、ロン毛→短髪(女子の場合は結わえた髪)、スカートの丈がミニ→膝丈。 きびしい出席簿 価格2000円 出席簿の日付欄に丸を付けると、たとえ学校に来ていなくても自動的に教室にワープさせられ、強制的に出席させられる(着ている服も制服に)。 なお、生徒名を二重線で消すとその生徒はどこかに消え、名前を書き直すと再び姿を現し、いい態度に変わる。 購入者の兵藤はボールペンで書いたため、日付欄の丸を消しゴムで消そうとしても消せなかったのである。実際に鉛筆で書いた日付欄の丸を消しゴムで消した場合、生徒名を二重線で消したものと同様の効果になるのかは不明。 追記修正は老婆の店によってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\お買い上げありがとうございます/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-11-05 14 40 21) 女はハッピーエンドもバッドエンドもあって、男は最終回除いてバッドエンドばかりだと思ってたけどそうでもなかったみたいだ。オカマとアイドルの話が印象的 -- 名無しさん (2016-11-11 18 03 20) 最後の先生の話は普通に感動したな。 -- 名無しさん (2016-11-11 18 30 23) ↑どんな話? -- 名無しさん (2016-11-11 20 23 24) ↑それはご覧になった方だけがわかるのでございます -- 名無しさん (2016-11-15 12 00 30) はやくなるサングラスの回はなぜかオチで爆笑した覚えがある -- 名無しさん (2016-11-15 12 09 05) すすんでいるシリーズの主人公は、可哀想だったな。受験を頑張っていたのに、最後あんなことになるとは -- 名無しさん (2016-11-18 11 20 28) 道具で大きな悪事を犯したわけでもないし、道具に頼り切りではなく自分でもそれなりに勉強を頑張っていたんだけどね…そしてあの最期が、道具を使った事が原因というわけではなく、あくまで運命だったというのもやり切れないよね -- 名無しさん (2016-11-18 22 37 57) ドラえもんの道具も使い方を誤ると、逆に損してしまったというオチになるが、似たようなもんか -- 名無しさん (2017-05-09 11 44 32) この老婆SCP世界だと要注意人物にされてそう -- 名無しさん (2017-08-07 22 16 08) ほんとうのゴミ箱や正直なパソコン、なくなるテレカ辺りは使い方次第で余裕のThaumiel指定だろうなぁ -- 名無しさん (2017-08-07 22 52 09) 最終話の厳しい出席簿は、かなり涙腺が壊れました。最後に感動をありがとう! -- 名無しさん (2017-10-05 19 42 12) 「しつけのフォーク」や「なくなる石鹸」はよく覚えている。逆に言うと、それだけだが。 -- 名無しさん (2017-10-19 18 09 55) 終わらない水…不老不死について色々考えさせられるぜ…。 -- 名無しさん (2017-10-19 21 19 11) もどるパラシュートのオチは、バッドエンドと思いきやハッピーエンドになったことには驚いた。 -- 名無しさん (2017-10-19 21 52 29) かえすシャツは脱げないということは、マサルは風呂に入らなかったことになる… -- 名無しさん (2017-11-05 16 52 27) 今でも覚えてるエピソードが多い。 -- 名無しさん (2017-11-11 09 07 09) 使えないライターの田中は35歳で副社長に出世。クレしんのひろしと同じ年齢なのに凄いな。 -- 名無しさん (2017-11-19 23 23 17) ”ついてる”と”きびしい”を見るに買い手に自分から切り開こうという意志がある場合は上手くいくパターンが多そう。 -- 名無しさん (2017-12-14 18 32 26) 終わらない水で、不老不死になった連中が病原菌も不死身になったぞ怒っていたが、自分達から酒井に不老不死にしてくれと頼んだから、逆恨みなんじゃないのか -- 名無しさん (2018-01-14 11 22 16) 「生み出すビニールハウス」は金塊を増やした方がいいんじゃね? -- 名無しさん (2018-01-14 12 29 39) ↑2人間の愚かな部分を現してるんだろう -- 名無しさん (2018-03-14 20 39 37) おくれるリモコンは未来から商品持ってこようとしたけどバックトゥザフューチャーのビフ見たいにスポーツ年鑑購入してtotoや競馬で稼げば良かったんじゃ・・・正直なパソコンも同様に -- 名無しさん (2018-03-15 00 34 39) 終わらない財布は、借用書を入れなくても「産み出すビニールハウス」みたいに、財布から出る札の、紙幣の番号が同じだったら偽札偽装で逮捕されそう -- 名無しさん (2018-04-18 07 08 24) 主人公役結構兼ね役多いのね -- 名無しさん (2018-05-18 21 50 50) 使えない傘の話は、雨男も悪くないって言ってたけど、人助けすりゃあそう思うわ -- 名無しさん (2018-08-02 22 17 08) あの骸骨になったオネエの人、山ちゃんだったのか… -- 名無しさん (2018-08-24 21 02 39) あかねは芸能界に入ったけど、翔の「なくなるファンレター」のせいで人気が急落してしまった。まぁ火災に巻き込まれるよりはマシな方だと思うけど。 -- 名無しさん (2018-11-18 21 45 29) 見づらい項目だな。客の顛末と商品の効果は一纏めにしたほうがいいだろこれ。 -- 名無しさん (2018-11-18 22 32 38) ↑×2 ということは正史は生存ルートの方か。 -- 名無しさん (2019-01-12 12 32 11) 生み出すニワトリは組み合わせを色々と試す余地があっただろうに勿体無い。ブロン(仮)も食用には適さずとも観賞用に売り出せば良かったんじゃないか? -- 名無しさん (2019-01-27 20 22 17) 占い師のあんちゃんが一番の成功者では -- 名無しさん (2020-02-29 00 22 18) 終わらない水でコロナウイルスまで不死になったら最悪だ -- 名無しさん (2020-03-30 17 07 17) ↑普通の風邪の時点できついよ -- 名無しさん (2020-03-30 18 16 46) ストーリーランド自体がバッドエンドとハッピーエンドの差が激しいからこのシリーズはその象徴って感じ -- 名無しさん (2020-05-31 21 14 52) 終わらない水の酒井役の人、名前からまさかと思って調べたら仮面ライダーディエンド・海東大樹役の戸谷公人さんのお父さんだった。海東も盗まないだろうね。 -- 名無しさん (2020-12-24 10 22 24) かくビデオテープは欲しいな。アニメ未完の作品のラストまでとか見てみたい。 -- 名無しさん (2020-12-24 11 15 14) 骸骨だから白くする肌、無いんですけど!!ヨホホホホホホ!!! -- 名無しさん (2021-04-12 16 08 01) 進んでいるシリーズは自分の運命が「病院に搬送される途中で救急車ごとドボンの方向に行くようにすすんでいた(意訳)」というのは、少し気の毒にも思えた -- 名無しさん (2021-04-12 20 16 11) 使えない消しゴムが文章作成だけじゃなくてテストや絵を描く(下書きなしで一発描き)ことにも通用するなら欲しい -- 名無しさん (2021-04-20 16 51 13) 「ふえるハンガー」って、服が増えても一日に何着も着るのでもなければ、洗濯物の量は増えないのでは……? 実際の話を見ないと伝わらないニュアンスなのかな? -- 名無しさん (2021-04-20 17 35 15) なくなるファンレターの話は完全に因果応報としか言いようが無いよな・・・ -- 名無しさん (2021-06-21 07 19 02) なくなるファンレターのオチは昔からジャンプでやってたアウターゾーンって漫画でも似たようなラストのエピソードあったけど、こちらは永久に効力続くので死体が見つからずどこからともなく腐臭がするってかなりエグいオチだった -- 名無しさん (2021-06-21 08 35 09) オカマの話は今流すとLGBT団体から抗議されそう -- 名無しさん (2021-08-17 06 03 56) 虫歯がある時に終わらない水を飲んだら一生痛みに苦しむことになるのか。 -- 名無しさん (2021-11-05 17 22 39) ↑8髪が抜けるけどいいのか? -- 名無しさん (2021-11-05 17 48 44) ほぼ全部覚えてたわ(思いだした)足速くなるやつのえぐさが印象的だったなぁ -- 名無しさん (2022-05-08 20 12 33) 2017-10-19 21 52 29宛 戻るパラシュートのオチは、バッドエンドと思いきやハッピーエンドだったのには驚きました。なのにこの記事だとニュートラルエンド又はメリーバッドエンド扱いは酷いですよ。これもハッピーエンドに数えてもいいのでは? 2017-12-14 18 32 26宛 ”躾の”もそうでしたね。購入した母親は最後「躾を物任せにしちゃいけない」と反省しましたし。ただ”厳しい”はどうなのと思います。理由は次レスを参照。 2016-11-11 18 30 23宛 あの話どこが良かったか私にはわかりません。作り手も何が面白くてあんな話を作ったのでしょうか。生徒を指導するとはいえ、教師が自分勝手を楽しんでおり、あまりに残酷で不愉快です。結局生徒達は何も抵抗できず、教師の傲慢さしか心に残りません。最後は生徒が放火で逮捕されるという後味の悪い、というよりは教師への憎悪感が増す結末にしてくれた方がよっぽどマシです。しかもその教師は自分の利益のためにしか商品を使っておらず「自分の利益に使うと失敗する」という法則が最終回で破られてしまったのも遺憾です(それと逆の意味で法則が外れたのが進んでいるの回とおくれるの回)。教師自体も昔は早弁の常習犯だった癖に人のこと言えませんし、厳しいというよりは甘いですよ。しかも教師の顔が今で言うチー牛なのも気味が悪いです。兵藤先生、「教育の正しい姿だ」とか「教師としての喜びだ」と仰っておりましたが、正しくは「僕の考えた教育の理想の姿」「僕としての喜び」でしょ。本当に臆病な教師でした。最終回に不似合いな話ですし、ゲストの苦笑いにも呆れました。しかもこの頃になるとどの作品、いやどの回も結末がマンネリ化の傾向。放送回数もまばらで、何がしたかったのかわからない番組でした。 2017-10-05 19 42 12宛 ただ生徒が教師に何も反抗できず、教師の犬になるだけだったのが不憫でしたが。あと「最後の年賀状」もおすすめです。むしろ「最後の」とあるからそちらが最終回だったら良かったかも(逆にあっちは最終回に不似合いな話でしこりが残る)。しかも購入者は商品を購入する度に良い人になっていくので好感が持てます。老婆シリーズとしては珍しい購入者が幼馴染との恋を進展していくストーリーです。 2021-08-17 06 03 56宛 それだけではなく、厳しい出席簿も今だったら不登校児の人権侵害になりますし、結局病気の生徒も強制的に出席させられてしまうので問題あります。放送当時ですら教師の態度の問題や生徒の人権尊重は叫ばれていたのに... 2021-06-21のなくなるファンレターについて意見を送った方々へ 彼は最初から柄が悪いですよ。商品を妨害行為や悪事の揉み消しにしか使っていませんし、石鹸なら滑るのは子供でもわかるのに転倒して事故に遭うとか、無知で情けないと思いました。でも車椅子生活しながら生きていくよりはマシだとは思いますが。もしこの話がなければ今頃デスノートもなかったかもしれません(書く藁人形も同様)。 2018-04-18 07 08 24宛 生み出すビニールハウスの500円玉偽造も仮にあれが本物でも「平成元年製(だったはず)の500円玉がこんなに出回るはずがない!」と言われて逮捕されると思います。あと「金塊を増やした方がいい」と仰った方もいますが、例え本物でもどこから採掘されたかで怪しまれるので逮捕されるのは同じだと思います。つまり、商品で合法な金儲けはできません。終わらない水も人々の命を救うというよりは金目当てで使っただけですから。 2017-10-19 21 19 11宛 終わらない水は同じバッドエンドでも意味のある結末だと思います。もし不老長寿が当たり前だとしたら、地球環境は悪化し、食糧難やエネルギー不足が深刻化し、人類が滅びないまま地球が滅ぶ...なんてことも否定できません。これこそハッピーエンドの話よりも見事な傑作だと思います。 2020-02-29 00 22 18宛 その占い師は悪いことに商品を使っていなかったので、相応の結末といっても良いでしょう。このように自分の利益を犠牲にしてでも他人の利益のために商品を使った人にはハッピーエンドは当然だと思います。あと、ついている香水、集める絵筆、使えない傘も各々の購入者が「自分だけが救われていいのか?」「こんな奴らに魂を売ってたまるか!」「雨男に戻ってもいい。雨よ、降れ!」と思って商品を手放す決断を下したのも見事だったと思います。 2018-11-18 22 32 38宛 自分は客の顛末と商品の効能は分けてもいいと思いますが、本家と同様に、商品の効能を先に紹介して、その後に客の顛末を紹介するべきだと思います。 2016-11-11 18 03 20宛 ただ、逮捕オチだと、女主人公ではミドリ(生み出すニワトリ)のみです。男主人公では、正(光る地図)、宮本(書く藁人形)、あと未遂ですが朝井(速くなるスプレー)と翔(なくなるファンレター)がいます。でも宮本の場合はナイフから指紋が出たとはいえ、800人余りの人々を一斉に傷害するのは不可能であることから不起訴処分にはなりそうです。一応フィクションとはいえ設定は現実世界と同じですので。 2022-05-08 20 12 33宛 あれはバッドエンドというよりは痛快エンドでしたね。商品の効果よりはオチを楽しむ回でした。 2021-11-05 17 22 39宛 そうですね。特に脊髄損傷又は脳性麻痺など車椅子に乗らないと移動できない障害をお持ちの方は飲まない方がいいです。飲んだら死ねないので永久に車椅子で過ごさざるを得ませんから。 特に削除理由もなく、コメント入力欄が消えていたので復帰しました。 -- 名無しさん (2023-06-19 16 05 25) 終わらない水は子犬かなんかに与えれば、絶対死なないペットとして販売できそう -- 名無しさん (2024-01-03 16 15 00) 使えない傘は今思うと本当の自分を受け入れなきゃ駄目だよという教えなんじゃないのかな -- 名無しさん (2024-02-04 20 56 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/otomadstar/pages/803.html
▽タグ一覧 チャージマン研! ババア 包丁 毒ガス 白髪 音MAD素材 ニコニコで【白髪老婆ファンの聖地】タグを検索する 概要 チャージマン研!第46話「恐怖!白髪老婆の家」に登場するキャラクター。 ツーリングの最中雨に降られ困っていた研たちを小屋に泊めてあげた親切なおばあさん。正体はジュラル星人。 まず包丁を研ぎ、その包丁を片手に一行の恐怖心を煽った。そして研とバリカンを除く3人(キャロン、モチ代、馬鹿貯金魚の息子)を連れ出し、火あぶりにしようとした。研とバリカンは部屋に閉じ込め、毒ガスで殺そうとした。 せっかく研いだ包丁は未使用。
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/999.html
/ \ / , ./ |! | ., ./ \ ヽ ヽ |! / ., / \; . . .. . .. . .. . .. . .. . .. . .. . ./ ., ./ ; ; ; /⌒ ヽ--------⌒\. . .. . , .!、 / ー--------一 .\. . . ! .!. . ‐‐―. ! ,___ , ‐--- ', ! ', . . .! .|; . . . , ,,-ゝ -ノ ィニニニニ ヽ /ニニニニ''` {. . .. . .. /‐-、 ,. . .' .7 .} ≡ 弋`'ア }ノ ヽ弋`'.ア ≡ ∨ /' , .,. . .{ .! `ー‐ / | } 气- 〃\ ., .,. . ヽ ト /. } l 、 ,.'. . . \ / {/∥ ヽ ';;,,,,/ヽ、 / \,,; '' /. . . } ヽ 、 イ/ | 斗 . . . | { |\!l l !゚ | / .}リ ./. . .. }| ヽ \ .f. . .. .| |'. . . ..', .{ ヽ ¨¨¨¨,,;'' / /}. . .. . }. . .. . , .!. . .. . { 斗 . . . \ '; ̄ .//. . .斗 /. . .. . ., }. . .. . ..ヽ /{ {. . .. . .\.\ / / /气 /. . .. . .. | .,. . .. . .. . .. ヽ | | 乂リ \ \___ イ / `!f // /! /; ; . . .. . ./! ,ニ| |', ヽ\ |! ヘ \ / /| / { 丿/ /. . .. . .. . ./ |' ., ヘ!. . .| ',. . .. . .. .\ヽ!| 乂ソ \≧┬ / | | / } / , .,. . .. . .. .| ',. . .. . .. . .\ | ヽ、. ! ./ ! { /. . ./ /; . . .//. . ..., 名前:老婆(ろうば)/謎の老婆(なぞのろうば) 性別:女 原作:週刊ストーリーランド 一人称:不明 二人称:あなた 口調:丁寧語/語尾にございます AA:週刊ストーリーランド.mlt 「週刊ストーリーランド」でシリーズ化している謎の老婆シリーズのキャラで、その内容は女版「笑ゥせぇるすまん」。 何らかの悩みを抱えている人々に特殊な効果を持つ商品を販売しているが、 詳しい効果は買って使用するまで分からず、値段もピンキリ。 最初こそ購入者はその商品で人生が上手くいくものの、段々満足いかなくなって次の商品に手を出していき、 最終的に死亡ないし破滅するのがほとんど。 ただし他者の為に道具を使う客は改心したり幸せになるケースもある。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 笑ゥせぇるすまんwith老婆&キュゥべえ 笑ゥせぇるすまん週刊ストーリーランド 本人役 常 まとめ R-18 あんこエター IFはキル子を導くようです オリジナル カード屋 常 まとめ wikiやる夫Wiki 完結 レミリアは新世界を旅するようです オリジナル 闇の世界で様々なSCPをレミリアたちに売りつける 脇 まとめ rsswiki 安価 完結 レミリアは世界を旅するようです オリジナル 地の国で様々な商品をレミリアたちに売りつける 脇 まとめ rsswiki やる夫Wiki 安価 完結 純狐は魔術学園を卒業したいようです オリジナル 商人 脇 まとめ rsswiki あんこ 完結 やる夫はプロ野球選手(兼球団交渉人) 実況パワフルプロ野球10 実演販売している老婆 脇 まとめ R-18 あんこ 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考 ひかる地図 週刊ストーリーランド 本人役 まとめ 予備 短編
https://w.atwiki.jp/legends/pages/184.html
ちゃぷんっ… ゆったりと、肩まで湯に浸かる 檜の香りが、静かに思考を落ち着けてくれる 家の浴室にて、今時珍しい檜風呂に浸かって、彼女は一日の疲れを癒していた ちゃぷり 彼女はぼんやりと、浴室の大きな鏡へと、視線を向ける 「…おばーちゃん、どうしても鑑からは出られないの?」 彼女は、鏡に映る自身へと… …否 鏡には、何時の間にか、白い着物を纏った老婆が映っていた 老婆は、少し残念そうな表情を浮かべて、彼女の問いかけに答える 「そうだねぇ。せいぜい、腕を少し出せる程度だよ」 「そっか」 それじゃあ、この風呂を貸してやる事もできない 世話になっているのだから、風呂くらい入れてやりたいのに 残念そうな彼女に、老婆は笑ってくる 「いいんだよ。私は都市伝説だからねぇ。汚れるって事がないし」 「でも、お風呂くらいは、入りたいでしょ?」 鏡に、おのれとは全く違う老婆の姿が映る そんな怪異に、彼女は動じる事はない 彼女にとって、老婆は契約相手である 老婆は都市伝説 彼女は、都市伝説と契約した人間 そんな関係なのだ 「本当、気にしなくていいんだよ。ゆっくり、疲れをとってなさい」 「ん~…」 そうは、言われても 同じ女として、ちょっとは気になるのである 老婆が、こちらに気を使わせないように言ってきているのも、何となくわかってしまって ……後で、鏡から出せる腕だけでも、浸からせてあげたないな、と思う 「…それにしても、立派なお風呂だねぇ」 「そう?」 ちゃぷぷん 顎の辺りまで湯に浸かりつつ、彼女は小さく首をかしげた 何せ、小さな頃から、家の風呂はこれだった だから、あまり気にならない …まぁ、自分の家が、普通の家とは色々違う、と言うのは充分、自覚しているが 普通とは、どこか違う家 自分の兄は、家のことを学校の同級生とかに、必死に隠している まぁもっとも、小学生のころに、色々あって一部にバレたりもしたが… …自分の場合、隠している訳ではないが、一応バレてはいない バレたら、どうなるだろうか あまり考えた事はないが、少し怖い バレてしまったら、友達がみんな、離れてしまうんじゃないか ……そんな、恐怖心 「ねぇ、お婆ちゃん」 「何だい?」 ちょこんっ、と 老婆は鏡の向こうで正座して、のんびりとお茶を飲んでいる …自分のお婆ちゃんも、生きていたらこんな感じだったのかな そんなことを考えながら、彼女は尋ねてみる 「…家、さ。あんな感じなんだけど……引いてない?」 「おや?家族仲良くて、いい家だと思うけどねぇ」 「…その、そうじゃ、なくて…」 …ぶくぶく 何となく、口にだしにくくて 彼女はぶくぶく、口の辺りまで湯に浸かる そんな彼女の様子を見て…おやおや、と老婆は笑って見せた 「あぁ、そのことかい?…私は都市伝説だからねぇ 怖い、とか、そうは思わないよ?」 「……本当?」 「あぁ、そうさ」 優しく笑ってくれる老婆 まるで、孫に接するかのように、接してくれる鏡の中の老婆 ……鏡さえあれば、どこにでも出現できるようになったその老婆は、鏡を通して、この家の事も見れるようになって …だから この家のことを知られたら、距離をとられるのではないか そんな恐怖を、かすかに抱えていたが 「…そっか」 ざぱ、と湯船から、あがる …抱えていた悩みが一つ、晴れた 「ありがと、お婆ちゃん」 「おやおや、私はお礼を言われる事なんて、何もしてないよ?」 いいの、と彼女は笑う 都市伝説との、契約 自分は、他の都市伝説と戦い続ける運命におかれた …兄と、同じように 不安がなかったわけじゃない でも、兄にできるのなら、自分だって大丈夫 そう、自分に言い聞かせ続けてきた …でも 今、確信する …このお婆ちゃんとなら、都市伝説との戦いも、きっと乗り越えられる 彼女は、そう、確信して にっこりと、鏡の中の老婆に、笑いかけたのだった fin 前ページ連載 - 花子さんと契約した男の話