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▽タグ一覧 ▽【記念日 07月28日】 共同創作の始動日は2018年07月28日である。 無償の愛では重すぎる おきたの方のタイトル。 キャラクター 神園 四季(かみぞの しき) 男性相手に援助交際をしている男子高校生。性格は基本的にクールかつ冷静沈着な刹那主義で、メンタルが異様に強い。人当たりは良いが、周囲に対して無関心。神園咲々良の義理の兄でシスコン。新稲楽生とはニコイチ。 閑野 由祈(しずの ゆき) 女子高生。六年前の誘拐事件の被害者で、現在も週に一度精神科に通院している。クラスメイトの名前と教科書類は全部暗記しており、テストで全教科満点を叩き出す化物。翔杜三兎は同じ誘拐事件の被害者であり、恋人。 神園 咲々良(かみぞの ささら) 女子中学生。神園四季の三歳差の義理の妹で兄妹仲は良い。事なかれ主義だが、いじめっ子を逆にいじめ返すタイプで普段は隠しているが加虐性の持ち主であり、敵と認識した相手には容赦がない。閑野澪は中学校の後輩。 閑野 澪(しずの れい) 男子中学生。閑野由祈の四歳差の義理の弟で過保護なシスコン。バスケ歴は小学校二年生からでバスケ部のポジションはPG。性格は素直で人懐っこくコミュニケーション能力に長け、翔杜三兎や新稲楽生とも交友がある。 空喰 奇令(そらばみ きれい) 臓器売買を行っている組織の解体係の男性。永遠の十八歳を名乗っているが、義理のはとこである四季より四歳年上。神園四季を猫可愛がりしているが本人からは嫌われている。熊野御堂佑子は仕事仲間でよく絡みに行く。 鳴海 青子(なるみ あおこ) 空喰奇令の後輩で放送部所属の女子生徒。空喰奇令を異様なまでに嫌悪している。京都在住だが、訛っていない。医大志望で学校の成績は常にトップクラス。基本は冷静だが、激情しやすく暴走して墓穴を掘ることがある。 貴宮 姫沙(たかみや きさ) 閑野由祈と神園四季の同級生の女子高生。バドミントン部所属でその実力は全国レベルである。普段はテンションが高くノリも良いが強い克己心の持ち主。開木夕露は恋人で校内でも有名なバカップル。父親は海軍自衛隊。 神園 撫子(かみぞの なでしこ) 佳人薄命を絵に描いたような女性。神園四季の実の母親。温和な言動が多いが、大人しそうな外見とは裏腹に計算高く強かで演技上手。先天性の持病を抱えており、身体が弱く、神園四季を産んで間もなくこの世を去った。 神園 圭一(かみぞの けいいち) 神園撫子と神園千紗の夫で神園四季と神園咲々良の父親。システムエンジニアをしている。他者から寄せられる好意に鈍感で素朴な性格。一度寝ると中々起きないタイプで眠る時には枕やクッションを抱きしめる癖がある。 神園 千紗(かみぞの ちさ) 神園圭一の妻、神園四季の義理の母親で神園咲々良の実の母親。大学時代の恋人によるレイプで神園咲々良を妊娠し、神園圭一と出会うまで未婚の母をしていた。死因は神園四季が中学二年生の夏に起きた電車の脱線事故。 A子(えーこ) 見た目は少女、正体は小さなIFを引き起こすことの出来る悪魔。一ヶ月の間に一日三回、名前当てゲームをやることを条件に願いを三つ叶えてくれる。A子という名は偽名であり、本名は人間には発音する事が出来ない。 九重 桃花(ここのえ とうか) 未来編キャラ。景応義塾大学の薬学部の女子大生。大学時代の神園四季の彼女。一途で愛情深い、いつも笑顔を絶やさない天真爛漫な性格。嫉妬という感情が欠落している。家事は万能。新稲楽生達とはグループで遊ぶ仲。 美門 章(みかど あきら) 医学部の大学院生。九重桃花のいとこで事ある毎に「兄」を主張しているが、九重桃花はスルーしている。神園四季達には弄られることが多い。実は初恋の相手は神園四季なのだが、本人は黒歴史としており、隠している。 神園 竜生(かみぞの たつき) 未来編の美門章の同棲相手。神園四季のいとこ。中高時代は剣道部主将。綺麗な言葉が好きでプライベートでは女性的な口調で話す、所謂オネエ。怪我をしていたところ声をかけてから吐博愛郎は家にご飯を食べに来る仲。 朽木 深夜(くちき しんや) 神園四季の一学年上の先輩である男子高校生。弟の朽木透は二歳差で「兄ちゃん」と呼ばれている。美術部に所属しており、数々のコンクールで賞を獲得している。絵画の天才的な才能を持つ反面、普段の生活能力は低い。 朽木 透(くちき とおる) 朽木深夜の実弟で肉体関係がある。朽木深夜に対しては無邪気で素直、好意を全面に押し出し接しているが学校では冷めた性格をしており、時折洒落にならない嘘を吐く事もある。朽木深夜とは別の私立高校に通っている。 北原 隆臣(きたはら たかおみ) 閑野澪の同級生で神園咲々良の後輩の男子中学生。野球部所属のピッチャーで八谷真互とバッテリーを組んでいる。成績は悪くないが授業中は殆ど寝ており、教師から問題児としてマークされている。観察眼に優れている。 交久瀬 星空(かたくせ かなた) 新稲楽生や神園四季の同級生の女装男子。今知喜幸とニコイチ。真面目になると厳しい言葉で核心を突く。マタニティハイの母親から名付けられたキラキラネームを嫌っており、学校のテスト等には平仮名で筆記している。 小西 なじみ(こにし なじみ) ピアノ科在籍の音大生の女性。枝鳩育は幼馴染で恋人。文学や語学方面の知識も豊富なマルチリンガル。絶対音感の持ち主、一度聴いた曲は楽譜無しでも弾きこなせる。生活態度はだらしない。鳴海青子は高校時代の後輩。 橋姫 涼也(はしひめ すずや) 外資系IT企業でWebサービスに関わる仕事をしている男性。性格は基本的に冷静かつ沈着だが、推し(佐渡橘花)が絡むとポンコツ。乙須瑠亜と同じ底辺高校に通っていたが死に物狂いで有名大学に進学した努力の人。 佐渡 橘花(さど きっか) 芸術学部専攻の女子大生。職業はキャバ嬢。源氏名は「星咲もあ(ほしさき)」。酔った同級生を献身的に介抱したり、ストーカー化した橋姫涼也に変わらず接する大きな度量の持ち主。スキンシップが激しい接客をする。 神園 史華(かみぞの あやか) 子世代のキャラ。神園四季と九重桃花の娘。叔母である神園咲々良の影響を受けており、自分の身内や友人に危害を加える者に一切の容赦がない。父親の神園四季の教育方針で女性には紳士的に接し、下手な男性より男前。 不死川 なずな(しなずがわ なずな) 子世代のキャラ。自他共に認める天才であり、数学に特化した非常に偏った才能の持ち主。神園史華と同じ小学校で数学に関して理解を示してくれた神園史華のことが大好き。情緒が非常に不安定で自傷に走る悪癖がある。 蛇目 える(じゃのめ える) 家出少女をたらしこんでカルト化していたJKビジネスの元締めの女性。自称、十九歳。露悪的で猜疑心が強くサディスティックな性格で、他人が苦しんでたり悩んでたりすると内心めちゃくちゃ面白くなっちゃうタイプ。 不二 黒痲(ふじ くろま) 蛇目えるの恋人の一人の男性。蛇目えるから日常的に行われている試し行為を甘んじて受け入れて、彼女を安心させる為ならどんな事も躊躇なく実行し、ゾッとするような加虐的な一面を見せる。熊野御堂佑子は仕事仲間。 尼宿 白廼(あまやど しろの) 蛇目えるの恋人の一人の女子高生。幾度に渡るヤク漬けとペット扱いを経て自身の本当の願望に気づき、蛇目えるに全てを捧げると誓った。不二黒痲との相性は最悪で出くわせばマウントをし合う関係。朽木透と同じ高校。 世界はぼくらを中心に ゆうゆの方のタイトル。 キャラクター () * * * *
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外国の参政権を得ていない在外邦人は大勢おり、日本が認める義理は無い。国際ルールにでもならない限りは外国人参政権は認める必要がない。 また、母国と弊国で二重の参政権を得る事は過度な特権になりうる。国民や弊国のためではなく母国に有利になるような参政を行う事で、国民や弊国が理不尽に不利になるような事があってはならない。 これは主権と国家の独立性の問題であり差別ではない。
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霞波冬花(かすなみとうか) O.W.Lに登場するキャラクター。髪色は白銀色(はくぎんいろ)。 霞波雪那の妹で、ショートカットが特徴。わずか6歳の幼い少女で、雪那に褒められたり、可愛がられたりするのが大好き。 雪那は孤児院から霞波夫妻に養子として引き取られたが、冬花は霞波夫妻の間で生まれた子供なので、血縁的には雪那は義理の姉妹の関係にあたる。 (このページは書きかけの項目です)
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要地上庸の戦略的価値を下げているボンクラ兄弟の弟。S16で蒋エンでなくこいつがかかるとイラっとくること必定。 なぜか兄より内政性能が少しだけ高いが、どっちみち数合わせ程度の存在である。兄弟そろって弩Bはあるのでよほど人手不足なら第二戦ぐらいは敷けるかもしれないが、基本は内政要員だろう。 兄より裏切り回数が1回多い割りに義理は同じだが、低目なのには変わりないので要注意。 -- (名無しさん) 2015-02-05 23 50 05
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基本データ バイオグラフィー メンバーリスト キャッチフレーズ 1st Stage パジャマドライブ 2nd Stage 逆上がり 出演リスト アンダー対応表 寸劇 演劇部編演劇部編 書き起こし チームE編チームE編 書き起こし MCなど 逆上がり口上 自己紹介MC わがままな流れ星コメント ユニット明けMC(梅藤望華) 後半MC 上野・高木の漫才 不義理口上 2013年 書き初め 4th Stage 手をつなぎながら 出演リスト(4th) アンダー対応表(4th) MCなど(4th) 趣味 こあみ用語 ここを編集
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【名前】グレイア・ナージェ 【性別】男 【年齢】34 【職業】傭兵 【特徴】金髪で無精髭のおっさん 【好き】死ぬ一歩手前のスリル 【嫌い】義理を通さないこと、民間人への危害 【特技】林檎でウサギを作ること 【趣味】軍用レーションを使ったアレンジ料理研究 【詳細】 傭兵集団『マゼンタ騎士団』の一員で国籍はイタリア。ナイフを使った室内戦闘を得意としており、アジア各地の紛争地域で活動している 金さえ貰えば誰にでもつくが、武器を持たない民間人は絶対に殺さない主義。また、契約した相手は裏切らない義理堅さも持つ ナイフの腕を磨くため日本料理のかつら剥きの特訓をしていたこともあり、その関係で料理は得意。けが人には林檎のウサギを作るのが流儀 【人間関係】 トリスメギストス 商売敵
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大蔵優 おおくら まさる大蔵 優 キャスト 山本 裕典 性別 ♂ 年齢 22歳 生年月日 昭和61年 11月10日 職業 モデル 大蔵家の四男。 ファッション誌専属のカリスマモデル。 ゲイではないが、女性っぽい振る舞いで、化粧をしている。 裸を見られるのが苦手。 初恋で酷い仕打ちを受けたことがトラウマとなり、女性恐怖症に。 女性が半径1m以内に近づくとパニックになる。 初恋の女性を見返したくてモデルになったらしいが、女性と絡めないため、仕事に支障が出ることもしばしば。 ファンからも逃げ出してしまう。 シャイで人見知りなため、友達もいないらしい。 モデルとして成功しているにも関わらず、基本的には全く自分に自信がなく、優柔不断で卑屈なところもある。 自分は期待されていないと思い込んで、後継者も辞退してしまったらしい。 しかし千里と出会ってからは成長し、化粧も止めて、男らしい部分も見せ始める。 勘違いから千里に好意を寄せるように。 ライバルであることもあってか、智を何かと気に掛ける。 ■まとめ 岸田家の長男として誕生。 7歳の時、火災で両親を亡くす。祖母の元へ。 10年前に祖母が他界し、大蔵新造の養子になる。祖母は亡くなる前に、高校の教え子だった新造に優のことを頼んでいた。 小学生の時、初恋の相手に告白しOKをもらうが、陰で悪口を言っているのを聞いてショックを受ける。それが原因で女性恐怖症に。 新造が他界。千里がやって来る。 真央の騒動で千里に励まされ、女性恐怖症が快方に。千里のついた嘘のせいで、千里が自分を好きだと勘違い。彼女を意識し始める。 温泉騒動のときに勘違いしていたことを知るが、翔に指摘されてはっきり千里を好きになる。 新造の遺した巻き物がきっかけで、故郷を訪ね、両親の死の真相を知る。火事になったとき、優の家族はみんな避難して一度は助かったが、優が大事にしていたぬいぐるみを取りに戻ってしまい、その優を助けるために両親は再び火事の家に戻って犠牲になった。優は真実にショックを受けて自分を責めるが、みんなに打ち明けて痛みを分かち合う。 ■人間関係 関係 名前 備考 実父 (名前不明) 故人 母 (名前不明) 故人 妹 (名前不明) 養父 大蔵新造 故人 義理の兄弟 大蔵風大蔵猛大蔵翔大蔵智大蔵明 継母義理の妹 峯田千里 戸籍上の繋がりは無い
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登録日:2012/09/10 Mon 08 28 18 更新日:2023/07/23 Sun 19 55 56NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 347 『だい』じゃない ポニーテール メカヲタ メカ好き 三科・大 修理技師 境界線上のホライゾン 川上稔作品登場人物リンク 後輩 武蔵アリアダスト教導院 豊口めぐみ 黒髪 「ヘイヘイヘイ、その言い方は無いんじゃない?」 三科・大(みしな・ひろ)とは、境界線上のホライゾンの登場人物。 初登場は2下。 アニメでの登場は2期8話。 cv豊口めぐみ 所属:覚羅教導院→武蔵アリアダスト教導院 役職:修理技師 戦種:――― 字名:――― 通神名:347 武蔵機関部の重鎮、泰造爺の孫娘。 小柄な体格で、明るくノリのいい性格。 清武田の制服の上に大きな作業用の長衣を羽織っており、首元には作業用ゴーグルをかけている。 髪型は黒髪ポニテに大きな髪飾りが特徴的。 清武田の覚羅教導院から出雲の浮遊島にある極東教導院に留学していたが、アルマダ海戦に向けて備える武蔵に、IZUMOから地摺朱雀の修理技師として派遣されて来た。 ちなみに公開された設定資料では、清武田制服の背部が大きく開いているのが見れる。 素晴らしい。 直政とは先輩後輩の関係で、『マサ先輩』と呼び慕っている。 地摺朱雀の『事情』についてもある程度知っている様子。 かなりのメカスキーで、その情熱は、「毎日武神や航空艦を弄るなら本場の武蔵が一番」と言う程。 もちろんただのメカスキーというわけではなく、腕のほうも確か。 清武田では馬鹿やっていた(直政談)らしく、出雲に来てからはIZUMO本社にも出入りしていたらしい。 地摺朱雀も前から弄りたかった模様。 海戦後はアリアダスト教導院に留学転属という形で武蔵に残り、以後も武神等の整備に携わる等、陰ながら活躍している。 ◆関連人物 ○三科・泰造(みしな・たいぞう) 大の祖父。武蔵機関部部長。 通神名は『メカ夫』。 よく義理の息子と言い争う(仲が悪いわけではない)。 ○三科・翔一(みしな・しょういち) 大の父親で、泰造爺の義理の息子。関東IZUMOの長。 通神名は『481』。 よく義理の父親と言い争う(仲が悪いわけではry)。 ○直政 地摺朱雀の使い手の義腕女。 大の先輩で、大からは『マサ先輩』と呼び慕われて(?)いる。 ○里見・義康 大曰く『変な先輩』。 一方義康は、大を『変な後輩』と呼んでいる。 ◆劇中の活躍(つか出番) ○2下 初登場。直政に若干酷い反応をされるも武蔵入り。地摺朱雀を修理改修。ついでに飛翔パーツを追加する。 地摺朱雀改修時には、 「勝って私を迎えに来てくれると嬉しいな」 と、直政に中々アレな発言をしている。 白虎との戦闘の際は、泰造爺と共に朱雀の戦闘を見守っていた。 ○3中 章扉絵で全身デザ初公開。 ヨッシーこと里見・義康の武神の整備に携わる。 その際、義康自身から義康の過去について話を聞いている。 ○4下 恒例ぶち抜き挿絵にマサ先輩、ペルソナ君と共に(小さいが)載る。 ○5下 虎秀戦にて、義康の武神に大楯を追加装備する。 ちなみに大楯は祖父製。 ○6全体 ノリキが対北条・氏直用の術式をくみ上げるために諏訪神社へ行く際、 輸送艦を出し、大が案内役となることで (父親偉いし、あの辺何度も言ったことがあるから、地理も解っていた) 安全に航海が出来るようにした。 この際、武蔵・改には不必要となった装甲板を輸送艦に積み込んでいる。 一同からは「この子、デキる……」と言われた。 「もう項目は立ててきてるんだよ。だから追記してみて、文脈の繋がりとかを確認するだけ。相手がwiki篭りとなると面倒だけど、まあ、グダグダにならない程度にはしておくよ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] キャラが薄い訳ではないけど、この子の後里見総長・代表委員長と侍女・柳生と前線に立つ梅組後輩陣が増え、続編ではまさかの梅組ジュニア陣も編入したせいで結果的に影が薄いという…。 -- 名無しさん (2019-10-05 19 52 14) 名前 コメント
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七誌◆7SHIicilOU氏の作品 怖かった。 ハルヒが、じゃない。 神人でも狂乱宇宙人でも謎の敵対組織でもない。 怖かったのは雰囲気だ。 この教室、いや学校中に広がる圧倒的な高揚感と期待感、谷口の屍。 どこからか香る甘い匂いとそれに混じる苦い絶望、谷口の屍。 幾度も机や靴箱を覗く男子に挙動不審な女子、谷口の屍。 普段通りの会話の合間に行われる牽制、殺伐とした睨み合い、谷口の屍。 正直に白状すると俺は登校直後に帰ろうかとすら思った。 こんな物がロマンチックの代名詞、バレンタインデーなのか―― チョコなんかいらない、俺は家に無事に帰りたいとひたすらに祈った。 「あっ、先輩見つけた!」 しかしそれを妨げたのは皮肉にも普段俺の疲弊した精神の癒しであるはずの 可愛らしい、外観小学生の後輩だった。 当然と言うと自惚れの度合いが強まるが、やはりその手には小さな紙袋が握られていて。 俺が声をかけられると同時に周囲の気配がこちらに対し牙を向いた気がした。 「ど、どうしたゆたか? 早くしないと遅刻だぞ?」 いたって普通に返事してみた、どもったが。 「えっと先輩…。あのこのチョコ、私が一人で作ったんです。貰ってくれますか?」 俺が死んだ。少なくともこちらに意識を向けていた男子の脳内で俺は死んだ。 が、後輩にそう照れながら渡された紙袋を払いのけることなどできるはずもなく。 俺は背中に矢を受けながらも、そのチョコを受け取りゆたかの頭を撫でてやり。 「ありがとうゆたか、家で美味しく食べるさ。ホワイトデー、なにがいいか考えて置いてくれ」 そう言って、逃げる様にその場を離れた。 そうして決死でたどり着いた教室は上記の通り。 そこで渡される新たなチョコ。 「はいこれ、勿論手作りだよ?」 とこなたに渡された空色の包装紙で包まれて薄黄色のリボンの巻かれた四角い箱。 「えへへ~、私もキョン君にチョコ作ったんだー」 と思いっきりハートの形をしたチョコレートがピンクの包装紙で包まれつかさから。 どうやってハートの谷間のラッピングをしてるのだろう? 「甘い物ばかりでは胸焼けしてしまいますからね、血糖値も上がってしまいますし… だからクッキーを作って見たんですけど…、なにぶん勉強不足で」 いびつですみません、と中身の見える透明な袋の中には綺麗なハートや星の美味しそうな クッキーが詰まっていて、紅いリボンで結ばれていた。 「はい、義理」 と、ハルヒが前述の三つを受け取り戦々恐々席についた俺に 円盤状の厚さ5センチはある板を投擲してきて。 「あっ、おはようキョン君。はいこれチョコ、ハッピーバレンタインね」 「キョン君これあげる」 後頭部が割れてないかと擦っている俺に坂中と朝倉が高いだろう、 疎い俺にもわかる銘柄のチョコをくれて。 谷口の屍。 すでに俺の鞄は、教科書を置き勉してて空だったにも関わらず飽和状態で。 教室のどこよりも甘い匂いを発していて、俺はクラスメートが普通に俺と会話してくれるまで 一体何日かかるのか早々に考えるのを辞めた。 それから、四時間目の世界史が終わると同時に 「キョン、これやるわ。どうせ大量に手作りもろとるだろうからビターチョコやで」 と、黒井先生から(一応バレンタイン用として売られてる)市販のチョコを そのまんまで渡されて、ついでに丈夫そうな紙袋を頂き。 ついで昼休みには、 「こ、これあげるわ。ほら、つかさがあげて私があげないってのもアレだし、 普段世話になってるからね。義理よ! ド義理!」 そう言って、火傷痕に絆創膏を貼った手でかがみから 不器用に包装されたチョコを(丁寧にメッセージカードにもでっかく義理の文字)貰い。 案の定その後昼休みは飯を含めて孤独に過ごして、午後の授業に移行。 その際消しゴムをちぎったのが飛んで来る苛めに合う。時々クシャクシャの紙。 そしてその紙には呪いの言葉。仕方ないので窓から呪いの言葉を撒く作業に授業中没頭。 そして放課後。 「あの、先輩……これ…」 みなみから薄い緑の紙に包まれた、まるい箱を頂戴し。 「日本のバレンタインはチョコを送るなんて面白いネ! と言うコトでわたしも日本の習慣に習ってチョコ作って見たよ! モチロンほんめーデス」 意外な器用さが見え隠れする大きなほんめーチョコをありがたく貰い。 「私こういうイベント苦手なんですよね…。 まっ一応ハッピーバレンタインんス、キョン先輩」 困った様に頬をかくひよりからは、なんとチョコパウンドケーキを授かった。 この時点で黒井先生から貰った紙袋と鞄の両方が許容量一杯になった。 廊下を針の筵状態で部室に向かう。 扉を開けるなり古泉が笑顔で俺を迎える。 指定席に座り鞄と紙袋を置き朝比奈さんにお茶を貰う。と同時に 「はい、キョン君チョコレートです」 朝比奈さんから、至上の微笑みとその御手で作られたチョコを頂く。 「チョコ」 それを見ていた長門が、調理用のでかい板チョコをくれる。 一瞬自分のキャラを際立たせる演出かと思った、もしくは長門一流の冗談。谷口の様に。 そして古泉から―――は、流石に貰ってない。勘弁してくれ。 そうじゃなくて、名誉会長。鶴屋さん。 ハルヒと爆笑の渦を起こしていた彼女も、わざわざ俺と古泉にチョコをくれた。 高そうなチョコで、実際高いんだろうなぁ。 俺は自分からチョコの匂いが消えるまでどれ位かかるだろうのか考えてみて早々に考えるのを辞めた。 ………デジャブ? パタン、と長門が本を閉じる音で解散するのがパターンのSOS団。 今日もそれに従い解散する。 助かった事に下駄箱に果たし状の山は無く、すんなり帰れそうだとほっとしたのも束の間。 「あっ、やっときたわねキョン君。放課後すぐに教室に行ったらいないんだもん。 靴があるから待ってたけど、こんなに待たされるとは思わなかったわ。上履きで帰ったのかと思っちゃった」 少し怒った様に頬を膨らませるあやのからチョコとクッキーを貰う。 栗色の蝶々結びされたリボンが可愛らしい。 「んで私も付き合って待ってたんだぜー ほれ、義理チョコなー」 ついでにみさおからも貰う。どうやってもって帰るか思案する。 思考放棄。 二人にとりあえず部活で遅れた事を説明し謝罪、後帰宅。 ラストスパート、途中で委員会で遅れた喜緑さんに遭遇。 「まさかこんな帰り道で会えるとは思いませんでした、 これ手作りではないですけれどよかったらどうぞ」 と、穏和な笑みと共に箱を受け取り、数秒眺めて。 「これ本当に手作りではないんですか?」と聞こうとしたら、先回りして 聞かない方が身のためと言われる。 ひきつった笑みでそれに答え、そのままなんとなく一緒に下校する。 「キョンくーん、おかえりー!」 帰宅と同時に愛すべき妹がすてみタックルを敢行。 両手をチョコで防がれた俺はそれを腹で受け止め、痛みに耐える。 抱き付く妹を引き剥がして、靴を脱ぐ。最後の最後で加害を受けたが 無事家にたどり着いたと嘆息し、靴を脱ぎ、見慣れた我が家以外の靴を発見。 「こんにちはお兄さん、………たくさんチョコ貰ったみたいですねぇ?」 ミヨキチがそう顔を哀しそうに歪めて、背中になにかを隠す。 それを見た妹がまず 「はいこれキョンくんにチョコ!」 不可思議な茶色いオブジォを寄越し、 「ミヨキチと二人で作ったの!」と言った。 ミヨキチはそれを受けて、おずおずと先刻隠した 妹の物と同じ素材でできてるのか不思議なほど見事なチョコを俺に差し出した。 俺は今日何度目になるかわからない「ありがたくいただくよ、 ホワイトデーになにが欲しいか決めておいてくれ」と言う台詞をはいて。未来の自分の破産する姿を描きながら本日最後のチョコを受け取った。 作品の感想はこちらにどうぞ
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サブタイ「旅への支度」 ピンキーに連れて来られた花穂を追って奥から充矢もついて来るが罠の多さに息が上がっている。 ハーネル城では侵入者を防ぐために罠を設置している(ただしほぼ効果なし)。 充矢は颯の義理の弟。 充矢と花穂は恋人同士でラブラブである。 薫子と麗子に話しかけられてどぎまぎする優。 でも颯がなんかしゃべってる間にイチャつきだす。 結衣「大丈夫だよ!きっと!颯なら!」 4話←5話→6話