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#blognavi 初体験してきました!・・・エアロビクス 結果:惨敗 いやーリズムに乗れないって 3分の1くらいでスタジオを脱出してきました。 一緒に行ったえりねえは汗かきだしてるのに 俺は汗ばんだ背中から汗が引く始末(汗 バスツアーによく来る、保母さんをやっている通称「友近」が 「お遊戯しててリズムに乗れない子は、動きが違う(パターンが異なる)ところだけ、その動作(踊り)をする」 なんていってたけど、そんな状態のおゆうぎ(?)でした。 昔からリズム感無かったしなぁ。。。 というわけの初体験でした。 カテゴリ [日記] - trackback- 2005年11月28日 08 33 11 名前 コメント #blognavi
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45話 初体験(殺害的な意味で) 鐘上真生は市街地を歩いていた。 自分がいる近辺は恐らくエリアF-2であろう、エリアF-2は禁止エリアに指定されている。 早々に避難する必要があると、真生は足を早めていた。 何しろ地図上では線引きされてはいるが実際はどこからどこまでが何エリアか分かるようにはなっていない。 自分が今、F-2エリアにいるのかどうか、それとももう離れているのか分からない以上、とにかく歩くしか無いのだ。 「とにかく南の方に歩いておきゃどうにかなるだろ……」 ひたすら南の方向に歩く真生。 しかし、途中、交差点を通りかかった時、銀髪の犬耳尻尾を持った女性と鉢合わせとなった。 「うおっ」 「あっ……」 突然の遭遇に真生も相手も驚いた。 だがすぐに戦闘態勢に入る、先手を打ったのは女性――マリア・ベーラヤ。 持っていた小銃の銃口を真生に向け引き金を引こうとした。 「ぐっ!」 真生は咄嗟に小銃の銃身を掴み明後日の方向に向けた。 直後、銃声と共に銃口から銃弾と黒煙が飛び出す。 その銃弾は、真生の後方十数メートルにあった建物の看板に命中した。 「このアマ!」 「《放しなさいよ!》」 「あ!? なんだって!?」 装備したスナイドル銃の自由を封じられ、余裕が無かったのか、マリアは母国語のロシア語で真生をなじる。 しかし、真生はロシア語など理解出来なかった。 出来たところで素直に言う事を聞く筈も無かったであろうが。 マリアの持つスナイドル銃は一度発砲すると、銃身後部のブリーチを開いて空の薬莢を取り出し、 新しい弾薬を装填しブリーチを閉じ撃鉄を起こさなければ次の発砲が出来ない単発式の小銃。 つまりは真生が銃身を掴んでいる限りそれは難しい。 「《放せって言ってるの!!》」 「いってえ!」 業を煮やしたマリアを真生に思い切り蹴りを放った。 だがそれは逆効果となった。 「オラァ!」 「ぎゃっ……!」 逆上した真生がマリアの腹目掛けて蹴りを入れる。 鍛えている訳ではないが、男性である真生の力は女性のマリアよりも強く、マリアはたまらず地面に倒れる。 その際、手からスナイドル銃がすっぽ抜け、銃身を握っていた真生の手に渡る事となった。 真生はもう片方の手でスナイドル銃の銃把部分を握り、銃床でマリアの顔面を殴り付けた。 「ぎいっ!」 小さな悲鳴があがり、マリアの鼻から大量の血が溢れ出る。骨折したかもしれないがそんな事は真生には関係無かった。 悲鳴があがろうが、女性の鼻が砕けようが、何度も何度も、殴打を繰り返した。 「《や……メ……》」 顔が直視出来無い程になった頃、掠れた声で、マリアは命乞いをした。 それに対する真生の答えは、止めの一撃。 一際鈍い音が響き、マリアは二度と声を発する事は無くなった。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……!」 真生の呼吸は乱れきっていた。 生まれて初めて人を殺したのだから無理も無い。 殺し合いに乗った以上いつかは殺す事になるとは思っていたが実際に行うとやはり、違う。 妙な興奮、高揚感、罪悪感、後悔、色々入り交じった複雑な感情が沸き起こる。 これでもう後戻りは出来ないのだと、鐘上真生は実感した。 「……急がねぇと」 まだエリアF-2から脱出したかどうか分からない、もたもたしてはいられない。 真生は女性の所持品を漁り、小銃の弾薬と、手榴弾を回収した。 放送前の交戦で武器を失い、先に隠れていた民家で包丁を調達してはいた。 もっとも女性との争いでは包丁を出す暇さえ無かったが。 小銃と手榴弾の心強さは、包丁など比較にならない。 装備をスナイドル銃に切り替え、真生は再び南下を始めた。 【マリア・ベーラヤ 死亡】 【残り24人】 【F-2/市街地/午前】 【鐘上真生】 [状態]右肩に矢傷(応急処置済)、精神的ショック(大) [装備]スナイドル銃(0/1) [持物]基本支給品一式、.577スナイドル弾(9)、RGD-33手榴弾(2)、出刃包丁(調達品) [思考] 基本:皆殺しにして優勝する。 1:あのライオン野郎(ウラジーミル・コスイギン)は次会ったら絶対に殺す。 2:紫竜(エマヌエル)は次会ったら逃げる。 3:南へ行き、F-2から避難する。 [備考] ※ウラジーミル・コスイギン、福島愛沙、エマヌエル、成沢由枝の容姿のみ記憶しました。 ※初めて殺人を犯し、精神的にかなりショックを受けていますが余り自覚していません。 044:DISSIDENTS 目次順 046:無垢とも言える欲求、それに晒された少女の末路 030:三人の修羅 鐘上真生 056:血霧の向こう 029:爆裂スル恐怖 マリア・ベーラヤ 死亡
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547 :初体験ツンデレ(1/4):2006/11/09(木) 01 14 37 ID d.TTIqxo 私はあの人が嫌い。 自分勝手で、自由奔放で、人の気持ちを考えてくれない彼が嫌い。 「よっ! 今日、帰りに遊びに行ってもいいか?」 『……何を…いきなり……』 「今日は予定ないって言ってたじゃん、だから遊びに行ってもオッケーかな、って」 『……予定は無いけど…だからって……キミと遊ぶ理由も…ない……』 「でも俺は遊びたい。 いーよね、ちゃんとお土産にケーキ買って行くからさ」 『……だから…何で勝手に話を……!』 「という事で! ちゃんと部屋の掃除しとけよw じゃ、また後でっ」タッタッタッ… 『……あっ……――』 こんな感じで。 私のプライバシーは無いに等しくて、いつもいつも、嫌になる。 それなのに、私は…… 『――……えっと……雑誌はちゃんとしまったし…あとは……』 ……なんで、言われたままに掃除なんかしてるんだろうね。 ホント……嫌になっちゃうよ。 だから私は……、ある時考えたんだよ。 「ピンポーン)ちゃーす! 遊びに来たぞー」 『ピッ)……今…開けてやるから……少し静かにしてて……』 「ほいよー」 『…………(……何も知らないで……!』 私の自由を脅かす彼に、復讐する事を。 未だかつて体験した事のないような、とんでもなくビックリするような出来事をあの人に。 ……嫌われたって、構わないんだから…… 548 :初体験ツンデレ(2/4):2006/11/09(木) 01 16 10 ID d.TTIqxo 「ガチャッ)……おー、本当にキレイに片付けてたんだなー」 『……これくらい…女の子は……当たり前……』 「俺の部屋とはえらい違いだw ……ほい、約束のケーキ」 『……お礼…言わないから……』 「いーよ。 ……そのかわり、なんか飲み物宜しくね?」 『……最低。……それくらい…用意してくるべきだよ……』 「財布が暴落中でねw じゃあ待ってるんで」 『……信じられない……バカ……――』パタン そう言って、部屋を出る。 ……いいんだよ? どうせこの後酷い目に遭うんだもん、今だけは言うこと聞いてあげるよ。 余裕たっぷりのその顔が、驚愕に満ちるその時の為に……我慢してあげるよ……。 『――……お待たせ……』 「サンキュ! おっ、コーヒーじゃん。 甘いケーキにはぴったりだよな!」 『……大人ぶるな…ガキ……』 「はいはい同い年同い年。 まー頂きますよ」 『……ふんっ……』 「ゴクッ…ゴクッ…)……んー、やっぱここのケーキは美味いよなー」 『………………それで?』 「…ん?」 『……何しにきたの?……何をして…遊ぶつもりだったの……?』 「ん……、ああいや、別段これといってしたいことがあったわけじゃなくて……」 『……だったら…何で……』 「ただお前と一緒の時間を過ごすのもいいかなーって……」 『……そんな事…言われて喜ぶとでも思う?……――』 そう、今更そんな事言ったってもう遅いんだもん。 もう私は止められないよ。 キミにも覚悟を決めてもらわなきゃ…… ケーキを食べた後。 その時が、私の決戦の時……!! 549 :初体験ツンデレ(3/4):2006/11/09(木) 01 17 36 ID d.TTIqxo 「――……っぷは、美味かった、美味かったwww」 『……役にも立たないのに…食べるのだけは一人前……』 「ちょwww自分が殆ど食ってないからって俺に当たるなよw」 『……別に……――』 さあ。 いよいよその時はやってきた。 私の……初めての、復讐。 今までの関係を根底から刈り取る、決意の復讐…… 「――……なんだよ、人の顔ジロジロ見て。 なんか付いてるか?」 『……別に。……不細工なのは…変わってないけど……』 「いちいち刺があるのな。 ……で、何?」 『……私、キミに復讐しようと思って……』 「ふく…復讐? 俺はなんか恨まれるような事してたっけ?」 『……した。……私の自由を奪って…好き勝手……もう…うんざりだよ……』 「……真剣みたいだな。 本当にそこまで邪魔者だと思ってたのか?」 『……それ以外の…何者でもない……』 「そ……っか。 そこまで思わせていたんなら、調子に乗ってたのかも知れないね」 『……今頃謝っても…もう遅いよ……。……覚悟して……』 「よく分かんないけど、ここで言い訳するのは男らしく無い気がする。 なら、言う通りにするよ」 『……いい覚悟…。……じゃあ…痛いかもしれないから……歯を食いしばって……』 「………っ!!」キュッ… ついにやって来たこの時。 目の前のあの人は歯を食いしばって、私の言うがままになっている。 積もった気持ちを晴らすには、まさに絶好の機会。 『…………!!』 深呼吸をして、高鳴る心臓を押さえながら、私は右手を振り上げて……―― 550 :初体験ツンデレ(4/4):2006/11/09(木) 01 19 01 ID d.TTIqxo ギュッ…… 「?! …ちっ……、な、何をっ…」 『/////……黙れ…!……復讐してるんだから……大人しくしてて……!!/////』 「で、でもこれっ……」 『/////…うるさいっ……、うるさい…うるさいっ……!!/////』 私が1番分かってるんだから。 この心臓の高鳴りも、キミの肩から回した腕が震えてしまっている事も、 全部全部私が1番良く分かってるんだからっ……////// 「ふ、復讐って……///」 『/////…キミなんか嫌いだもん…!……私の自由なんか考えもしないで……!/////』 「い、いや……」 『/////…私の言いたいこと、一つも真面目に聞いてくれなくて……!/////』 「け……ど、よ……/////」 『/////だから……今は私がキミの自由を奪うんだもん…!!/////』 「た…確かに身動きはできんけどっ……」 『/////それが……私の復讐…!……そ、それからっ……!/////』 「ッ?!/////」 『/////も、もう二度と今日の復讐を忘れられないようにっ……!///////』 「んむっ…」 『/////わ……わふれたら…///ゆ…ゆるははいんらからっ……///////…―――』 ――それが私の復讐。 そして、復讐の最後を締め括る、私の初体験。 なるべく印象に残るように頑張ったのに、キミはあの後言ったよね…… 「――……好き? …………知ってたよ、俺もなんだからさ……――」 ……だからキミなんか嫌いなんだよ。 私の一歩先を歩いているんだから。 復讐という名の初体験。……いいよね?私らしくて。 これから先、キミが私の歩調に合わせて歩いてくれるなら…… また違う初体験も、……き、キミにあげちゃうんだから……////// 終。
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516 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/10/07(木) 04 06 54 ID ??? ボッシュ「見るのだハル君、この太くて固くて長いモノがゆっくりと……の身体の中に入っていく姿を!」 ハル「……ゴクッ」 テム「ええい、そんなモノはいい!もっと……を映せ!」 刹那「この……の中で……が弾け飛ぶ所はスローで見るべきだ」 グラハム「流石だな、少年!……が飛び散って……の身体が汚される部分、許し難くもあるが、しかし興奮する!」 ニナ「イレイ君、貴方もこれに挑戦するのよ」 ハル「で、でも、こういうのは初めてで……」 ニナ「大丈夫、私が指導してあげるわ」 ハル「そうじゃなくて、お金が……」 グラハム「愛があれば問題ない!!」 刹那「道具もある」 ダリー「この中から好きなもん使って良いぜ!これなら長さも丁度いいだろ」 ニナ「これなんて大きさも丁度良いわ。あとはコレで中をガンガン掻き出すの!」 ハル「す、凄い震動!?」 刹那「左手は添えるだけだ。あとはゆっくり力を入れて先を沈めていけ」 テム「……の中には…ーターを仕込むのだ」 ハル「これって……の膜?」 グラハム「だが実弾には弱い!」 ダリー「あとは適当に箱つくって……このイボイボなんて埋め込めばそれっぽいだろ」 ボッシュ「うむ、凶悪さが滲み出ているな」 ハル「でも、持続できるか自信ないや。いきなり……なんて」 ボッシュ「若いのだから、すぐに果てることもあるだろう。だが何度でも挑戦すればいいのだ」 コウ「ガンプラ初心者にデンドロフルスクラッチとか無理だろ、みんな……」 517 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/10/07(木) 06 46 23 ID ??? アル「ルーター使うなら粉を吸い込まないようにマスクした方がいいよ」 ハル「あ、ありがとう(手慣れているなぁ)」 ハム「私のフラッグも、設定通りギリギリまでルーターで装甲を削ってあるのだよ!」 ぺきっ ハム「折れたーーーー!!」 ハル「これはどう使うの?」 つ接着剤 ボッシュ「それはパーツをくっつける時に……」 コウ「接着剤、いらないよ」 ボッシュ「なんだと!」 コウ「合わせ目も分からないように作られていることがおおいから」 ハル「合わせ目?」 ???「だー吾輩も参加させるでありますよ!確かに今のガンプラは接着剤は不要! しかし昔のキットには昔のキットの良さがあるのであります! それに昨今のキットの場合肉抜き穴が存在するパターンがあるのでありますよ! そう言うときには、コレ!光硬化パテであります!このパテならそれまでの……」 劉備「軍曹ー!入って来ちゃらめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 519 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/10/07(木) 10 33 19 ID ??? 517 ウッソ「カテジナさん・・・何してるんですか?」 カテジナ「(ビクッ)アハハハハ!とち狂ってお友達にでもなるつもりかい!?」 ウッソ「(言ってる事が)おかしいですよカテジナさぁーん!?」
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海水浴初体験!「エステル・フリージア」 読み:かいすいよくはつたいけん!「えすてる・ふりーじあ」 カテゴリー:Chara/女性 作品:夜明け前より瑠璃色な 属性:地光 ATK:3(+3) DEF:2(+2) Battle 〔【スタンド】から【レスト】にし、自分のアリーナのセットカード1枚を控え室に置く〕相手のアリーナのセットカード1枚を手札に戻す。 これでも一生懸命やっているんです illust:オーガスト AU-017 U 収録:ブースターパック 「OS:オーガスト1.00」
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2022年11月12日 出題者:たくみん タイトル:「初体験」 【問題】 タカフミは身体の真ん中にアレをぶら下げてマイと向き合う。 タカフミ「これでいいかな?」 マイ「違うでしょ。こうやるの」 タカフミ「ごめん。初めてだからよくわからなくて」 いったいナニをしている? 【解説】 + ... 高校1年生のタカフミ。 制服を着るのにネクタイを締めるのだが、初めてなのでうまくいかない。 姉であるマイに「そうじゃない」と教えてもらっているのだ。 《エロ》《瞬殺》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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24歳♀だが、初体験(未遂)の話を聞いてくれ。 1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/03/16(火) 08 49 50.02 ID gOwRG05a0 初カキコだがつきあってくれ。ちょい長い。 スペック 自分 24歳♀ 学生 155cm50kg Cカップ 恋愛に支障が出ない程度のブサイク 付き合った人数は6人だが処女 相手A タメ♂ 後輩 中肉中背 フツメン ニコ厨 自分が処女だということは知らない http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1268696990/
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「一年の計は元旦にあるのよ!」 会長がいつものように小さな胸を張って何かの本の受け売り……ではなく格言を言っていた。 時季外れも甚だしいので俺は適当に相槌を打っておく。 「そうですねー」 俺の無感情な返事に会長は不満だったようで、いきなり俺の胸倉を掴んできた。 なんだ!? これはヤン(キー)デレとでも言うのだろうか? 全然、迫力もないが俺にM属性はないし、会長がぐれてしまうと 俺のハーレム的にも大損害を被りかねないので早いうちに更生させなければ。 「会長、今俺が何かしても正当防衛ってことでいいんですよね?」 会長は一瞬怯んだように見えたが、すぐに虚勢を張る。 「う……で、できるもんならしてみろー」 こ、これはかわいいぞ。 でも、この人はちょっと危なっかしいな。 本当に危険な時に自ら進んで、その中へ飛び込んでしまいそうだ。 こういう状況は本意ではないので、俺は会長がツッコミやすいように紳士的に対応することにした。 「あ、それじゃここで襲って深夏《みなつ》たちが来ちゃったら嫉妬されちゃうんで、場所移動していいですか?」 しっかりくみ取ってくださいよ。 しかし会長はここで予想外の行動に出る。 「そ、そんなことされるくらいならこっちから襲ってやる!」 そんなこんなで俺と会長はくんづほぐれつ……ではなく、会長は短い脚で俺の股間を蹴り上げた。 「どうよ!杉崎!私の恐ろしさがわかった?」 「会長、俺は今まで会長のことを誤解していました」 会長の脚はだいぶ短いので、実はかすりもしていないのだが。 「ふふん、今更、思い知っても遅いのよ。杉崎はもう私に屈するしかないのよ」 何の根拠があってそう言っているのか知らないが、会長は自信満々にのけぞりながら主張した。 改めて思うが、この人、本当に子供だな。いろんな意味で。 「今までロリな会長はMだとばっかり思ってましたが、実はSだったんですね。 でも大丈夫です。俺はそんな会長を攻めてみたいですから」 「私はそんなキー君を屈服させてみたいわね」 不意に声が聞こえたので振り返ると、生徒会室の入口には 不敵な笑みを浮かべた知弦《ちづる》さんがこちらを見ながら立っていた。 その後ろにいる深夏と真冬《まふゆ》ちゃんはあからさまに引いている。 「鍵《けん》、お前の性癖なんて私にとっちゃどうでもいいんだが、流石にそれはないと思うぞ」 「真冬、先輩のことは確かに好きですが、ちょっと考え直したいと思います」 えと、みんないつから聞いていたの? そしてそんな汚いものを見るような視線を俺に向けないで!俺にM属性はないんだからっ! 「それはそうと、」 何の弁解の余地も与えることなく、知弦さんはヤン(キー)デレと化した会長に質問を向ける。 「アカちゃん、どうしたの?いきなり元旦の話をしたと思ったら 今度はそんな暴力的になって……まるで別人みたいよ」 いろんなものに影響されやすい会長のことだから気にしていなかったが、 確かに何に影響されてもこうはならないな。いったい、何があったんだろうか? 直球で攻められた会長は顔を紅らめて俯いたまま、もじもじし出した。 「まさか、会長……」 「アカちゃん、もしかして……」 目が合う。どうやら知弦さんも俺と同じことを考えているようだ。 アレをすると女は変わるというのは本当だったのか!? 「アカちゃん、まさかとは思うけど……」 知弦さんが恐る恐る尋ねると、会長は恥ずかしがりながら呟いた。 「ごめんね。私、知弦より先に大人になっちゃったんだ……きゃっ、言っちゃった」 えと、その、なんだ。死んでもいい?もう俺、生きる希望を見失いました。 作品的には「絶望したっ!」とか言うべきなんだろうけど、そんな気力もないっす。 「なんだ、そんなことか。容姿は幼くても桜野ももう婚約できる年齢ではあるしな。そういうこともあるだろう」 いつものようにどこからともなく現れた真儀瑠《まぎる》先生が生徒会室の中に流れていた沈黙を破った。 「ただ、ライトノベルのヒロインとしてはあまり褒められた行為ではないな」 悲しそうに、真儀瑠先生は続ける。 「よって、『生徒会の一存』シリーズは終了することになった。 事が事だけに生徒会も解散となるそうだ。みんな、今までご苦労だった」 再び、沈黙が室内を支配する。 だが、会長はそうなる理由が理解できていないかのように困惑している。 「ど、どういうこと?なんで生徒会が解散しなくちゃいけないの?私は何も悪いことはしてないよ?」 「会長……それが世の中なんですよ。正直、俺もショックを受けています……」 「アカちゃん、それはしょうがないわ。そんな相手がいたのに気付けなかった私のミスだわ」 「会長さん、もう汚れちまったんだな。私は、受け入れるのにちょっと時間がかかるかもしれない」 「真冬もお姉ちゃんほどではないですけど、少し戸惑っています。 でもそれを抜きにしても、この措置はしょうがないと思います」 予想外の反応だったのか、みんなから責められて会長は動揺している。 「え、みんなどうしたの?そんなにいけないことだったの?」 「桜野、本気でそう言っているのか?もしそうなら、私はお前についての認識を改めなければならない」 「本気……ですけど。え、みんな、なんで? 私だってそのつもりはなかったけど、お父さんが『そろそろいいだろ?』って言うから、いいかなと思って……」 お父さん……だと!? これは流石の真儀瑠先生も予想外だったようで、 会長以外の全員が驚愕のあまり何の言葉も発することができないでいる。 「きのうの夜、お風呂に入ろうとした時に言われたんだけど……え、おかしいの?」 生徒会室に漂っていた沈黙の空気が一際、濃いものとなる。 それはまあ、しょうがないかもしれないが、会話がないんじゃこの小説が成り立たないので、 俺は思い切って今まで秘めてきた秘密を打ち明けてみることにした。 「会長、いや、くりむ。今まで隠しててごめん。俺が、本当のお父さんだよ」 「てめーは黙ってろ!」 ぎゃふん。 間髪入れずに深夏の裏拳が炸裂した。 深夏、相変わらずいいツッコミだぜ。 最初の頃は手加減してくれてたのに最近は容赦ないな。 それも俺に怪我をさせて、『自分が怪我させちゃったから』とか言って、 一人で見舞いに来てラヴ度を上げようという作戦なんだろ? まったく、独占欲の強い奴だ。でも、お前のそういうところ、かわいいぞ。 そんなことを考えながら見つめていると、 心は常にデレのくせに外面はだいたいツン状態の深夏は、ぷいっと顔を逸らしてしまった。 そうかそうか。愛ゆえとは言え、俺を傷つけようとしたのが忍びないのか。 でも安心していいぞ。俺はお前の多少歪んだ愛でもきちんと受け止めるから。 さて、深夏の好感度は順調に上がっているし、真冬ちゃんはほぼ攻略済みで、 会長はこう言っちゃなんだが、結構いい線いってると思う。バ……単純だし。正ヒロインっぽいしね。 だが、知弦さんは正直、それなりに頑張らなくちゃいけないと思う。 やはり当初の予想通り、攻略最難関はこの人だな。 今は会長のイベントっぽいが、ここらで知弦さんのポイントも稼いでおくとしよう。 「知弦さ――」 「キー君は黙ってて」 あう……。 どうしたらいいんだ。まさか、これはエロゲマスターたる俺への試練なのか!? 流石、知弦さんだ、そのSっ気、恐るべし。 ドSな知弦さんは俺に挽回の機会を与えることなく話し出した。 「アカちゃん、私はもう起きてしまったことをとやかく言いたくはないのだけれど、 一つだけ聞かせて。お父さんに言われた時、アカちゃん自身はどう、思ったの?」 知弦さんはいつになく真剣に尋ねたが、会長は大したことじゃないかのようにいつものトーンで答える。 「私の気持ち?うーん……まあ少しは嫌だと思ったけど、 私たちももう、高校生じゃない?自分でもそろそろかなーって思ってたし。それに最初は大変だけど、そのうち慣れるから大丈夫だと思って」 「それじゃ、後悔してないの?」 「後悔?あの気持ちよさを知ってしまったらもう辞められないなー。 そういう意味では後悔してるかも」 「か、会長!初めてなのに気持ちよかったんですか!?」 会長の衝撃発言にたまらず俺は大声で叫んでしまった。 最初から気持ちよくなるのはエロゲだけじゃなかったのか。 「う、うん……そうだけど。目が少し痛かったくらいで、あとは別に」 目!?まさか顔sy(自主規制)!? あまりの過激さに衝撃を受けた俺が見やると、 知弦さんと深夏は普通に驚いていたが、真冬ちゃんは驚きながら顔を真っ赤にしていた。 二人は知らないのに真冬ちゃんはアレを知っていたのか。 まあBLとかやるしな。知識は多いのか。まったく、けしからん!えっちな子!大歓迎です! あ、ちなみに真儀瑠先生は素晴らしくひきつった笑顔をしている。これはこれで珍しい。 みんなが何も言えないでいると、会長は「そういえば」と言って大人な質問を始めた。 「先生、気になってたんですけど、あれって目に入ったらやっぱり悪いんですか?」 「ど、どうだろうな?そ、その。わ、私は国語教師だからなー。す、杉崎は、そういうの詳しいんじゃないのか?」 「え、俺ですか?まあ、もちろん保健は常に一〇〇点ですけど。 その……体に触れるものだから特に害はないと思いますよ」 「そうだよね。でも今日は気をつけなくちゃ」 「え、今日も……ですか?」 「え~杉崎は毎日できないの~?軟弱だな~」 泣いた。俺の中の全男が泣いた! 俺が会長を満足させるにはドーピングしなければいけないのか!? ちょっと、会長が怖くなってきた。 今発覚したハーレム運営についての懸案事項を泣きながら考えていると、 落ち着きを取り戻した真儀瑠先生が若さゆえの過ちを犯しかけている会長を諭し始めた。 「桜野。正直、驚いたがそういう年頃だからな。それ自体については口出しはしない。 でもな、毎日というのは聞き捨てならないな。自分のしていることが、 どういう可能性を持っているのかはわかっているだろう?その時、傷つくのはお前自身なんだぞ?」 「そんな大げさですよー。今までもしてきたんだから大丈夫ですっ」 「今までも!?お前、昨日が初めてだったんじゃないのか?」 「昨日は、『つけないで』したのが初めてって意味ですよ?」 もうみんな色々と絶望しました。 あのロリでお子様だと思っていた会長がこんなだったとは……。 俺たちが通報したら、会長のお父さんは捕まるよね?でも会長は特に嫌がることもなく、 それにこんなに健康で幸福そうに成長しているよ……。 それじゃ、その幸せを壊すのは悪いことなのかな?もう俺、よくわからないよ……。 深夏、どう思う? あ、駄目だ。深夏の奴、石化してるや。 真冬ちゃん、どう思う? あーこっちも駄目そうだ。BLな本で現実逃避してるや。 知弦さんはどう思いますか? お、まともに会話ができそうだ……けど、目には涙が溢れている。 今までの蜜月が偽りだったってことだからな。そっとしておこう。 もうあなたしかいないんです。真儀瑠先生、どう思いますか? て、あれ?あの人どこ行った?職場放棄しやがったな。俺も逃げたいです。 もう俺一人で何とかするしかないのか。 いつもみたいに『特に何もしない』じゃ、いけないんだろうし、 こういう時あの御厨《みくりや》君ならどうするんだろう?ちくしょう、単行本、破かなきゃ良かった。 会長を見る。 うん、ロリだ。みんなのおかしな様子を見て戸惑っている姿もかわいい。 でも、まさかあの会長が…………。 話しかけられそうなのが俺だけなので、必然的に会長は俺を見てくる。 完全に困惑した表情。「なに、私って何かいけないことしたの?」という感じで段々、泣きだしそうになってきた。 くそ。俺も男だ。ハーレムの主だ。どんな会長でも受け入れてみせるっ! 「会長」 「杉崎。みんなどうしたの?」 不安に満ちた表情で会長は尋ねてくる。 「みんな少し驚いただけです。でも安心してください。俺は、今までと変わりませんから」 「?」 決心して言ったのに反応がない。まだ言葉が足りないのか。 「会長!」 「へ?」 「確かに驚きはしましたけど、俺、それでも大好きですから! 会長が、処女じゃなくっても!」 会長は顔を抑えながら涙を流し、そして俺と抱き合い……かと思ったら、 「す、杉崎ーーー!不潔!な、なんで私が、その、しょ、しょ……じゃないのよーーー!」 顔を真っ赤にして、そんなことを言い出した。 「え、いやだって……ねえ?」 三人に同意を求めると、みんな頷いてくれた。それを見た会長は更に真っ赤になりながらその場にへたり込む。 「な、なんで?私ってそう思われていたの?」 「いや、俺たちもそんなこと全然思ってませんでしたよ。でも……」 「でも……って何?」 「その……会長、自分で言ったじゃないですか。『大人になっちゃった』って」 …………………………。 …………………………。 …………………………。 …………………………。 …………………………。 …………………………。 「えーーーーーーーーーーーーーーーー!?」 いや、あれだけためた挙句、そんなに驚かなくても。むしろこっちがそうしたいですよ。 「言いました……よね?」 「ちがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!」 その時、生徒会室が、いや、校舎全体が揺れたと思う。 「そう言ったけど、ちがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!」 ぜえぜえ息をついているのに会長はまた必死に叫んだ。 「え、何が違うんですか?」 「はあ、はあ……。私が……言ったのは……その、……『大人』ってのは……」 「「「「『大人』ってのは?」」」」 「聞いて驚かないでね。 『シャンプーハットを辞めた』ってことよーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!…… げほっげほっ」 再度、みんなの表情が凍りつく。 咳き込みながらも会長は自慢げな表情でこちらを見つめている。 会長のあまりの大人ぶりに俺たちがとんでもなく驚いているとでも思っているのだろうか? まあ、違う意味でなら驚いているんだけど。 「どう?私のあまりの大人っぷりに、みんな言葉もないようね」 そう言われると、言葉ありありな俺たちは正直な気持ちを吐露した。 「ええ、アカちゃんはもう立派な大人よ。私、自分が恥ずかしいわ」 「ああ、流石は会長さんだな。まったく、敵わないぜ」 「そうですね。二つも年下の真冬なんかじゃ足元にも及ばないです。してやられました」 「会長。やっぱり、会長は会長なんですね」 会長は満足したようで、小さな胸を張って威張っている。 俺は、今日くらいは(想像で)会長を靴下だけ残しの全裸にするのはやめとこうと思う。神聖なお胸は守られたのだから。 みんな、暖かい気持ちになっていた。 今日も生徒会は平和だ。 本日の結論。みんなの貞操は俺が守る。 …… 余談だが、途中で姿を消した真儀瑠先生は意外にも教師の自覚があったらしく、 その日の夜に会長の家に殴り込んだ。 会長のお父さんは多少の怪我を負ったが、 会長の必死の呼びかけで真儀瑠先生は戦意喪失し、とりあえず事なきを得たそうだ。 現実から逃げずに正義感溢れる行動を見せた真儀瑠先生は今も真相を知らず、 「私は生徒を救いたいだけなんだ!」と言っているらしい。 塀の中で。 そりゃそうですよねー。かわいそうだけど。
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結婚して早1年半。 そろそろベイビーをと思い、解禁と同時に不妊治療を始めようかと思いました。 私の妊娠までなど、最近の出来事などもこまめに更新していけたらなと 思っております(^-^)/ 何しろブログなどは生まれて初めての経験でして((((((^_^;) 不慣れで皆さんにご迷惑を掛けることも多々あるかと思いますが、 どうか最後まで見守って下さいまし・・・m(__)m