約 491,862 件
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/827.html
136 :「高原望の憂鬱」 ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 12 36 03.20 ID mw/Gd73PO ピピピピッ…ピピピピッ… 目覚まし時計の規則的な電子音が朝の訪れを告げる。 「……んむぅ~…」 それをのろのろと止め、俺はベッドの中で小さく伸びをした。 目覚ましは鳴ったものの支度するにはまだ余裕がある。 しばしの微睡みを堪能しながら、俺はふと一昨日のことを反芻した。 恋人である秋野とのすれ違いや痴漢事件などと散々な一日だったけれど、結果的に仲直りも出来て、二人の絆を深めることが出来た日。 (キスもいっぱいしたし、ちょっとエッチなことも……) そこまで思い出して、ぼんっと噴火する俺の顔。 それと同時に(勝手に設定された)秋野専用の着うたが大音量で鳴り響き、俺は本気で心臓が止まるかと思った。 何のことはない恒例のモーニングメールなのだが、こうもタイミングがいいと脳内監視でもされているのではないかと疑ってしまう。 動揺を抑えつつメールを開けば、それは今日の予定を訊ねる内容だった。 そういえば今日は交際一カ月記念日。 放課後デートは断られてしまったものの、代わりにと秋野家の夕食にお呼ばれしたのだ。 交際が一カ月続いたなんて正直大した話ではない。だが始めから障害だらけだった俺たちからすれば、そんな些細なことすら快挙なのである。 『ケーキでも買ってささやかに祝おう』 そう言ってくれた秋野のはにかんだ笑顔を思い出し、俺は頬を緩ませながら返信メールを打ち始めた。 (あれ……?) 気のせいか、腹が痛い。連日の気苦労で胃でも荒れたのだろうか。 しかし痛みは胃ではなく明らかに下腹部。何かがおかしい。 (…何だろ、体もだるい…) おまけに何やら下半身に違和感がある。――かーなーり嫌な予感。 俺は自分の予想が当たらないことを祈りつつ、恐る恐る掛け布団をめくる。 「――っひ!」 刹那、早朝の高原家から壮絶な悲鳴が上がった。 137 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 12 39 59.71 ID mw/Gd73PO 先日の痴漢事件から恋人・高原望とのすれ違いをきれいさっぱり解消した秋野遥は、朝から上機嫌だった。 おまけに今日は交際してから初めての記念日。 (そして何より…高原がうちに来る……!) 秋野は性転換して以来、念願の一人暮らしを許されていた。実家は女ばかり(一部女体化含む)なので、手狭なワンルームでも男体化した彼女にとっては天国である。 (高原呼ぶの初めてなんだよな~…やべー楽しみすぎる!) 初イベントへの興奮に、おかげさまで朝からにやつきが治まらない。 もちろん一番の目的は彼――彼女に手料理を振る舞い、記念日のお祝いをすることだ。 平日だから当然お泊まりもナシ(お互いそこまで非常識でもない) だが秋野とて立派な日本男子である。あわよくばあーんなことやそーんなことを、と目論んでもいた。 まあ元女とはいえ、今や多感な思春期の少年なのだ。可愛いすぎる彼女を前にして下半身と脳が直結してしまうのも致し方ない。 込み上げる過度な期待を抑えもせず、締まりのない笑みを垂れ流す秋野少年。すれ違う生徒は皆その異様さにドン引きしているのだが、今の彼がそれを意に介すはずもなかった。 138 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 12 41 26.99 ID mw/Gd73PO 妄想がクライマックスの秋野にもしかし、一抹の不安があった。 それは高原から朝のメールの返信がなかったこと。 くだらないものならスルーされるのも慣れているが、あの常識人な恋人が質問を無視するとは考えられない。 だからこうしてわざわざ別棟の高原のクラスまで足を運んだわけだ。 (高原高原~…あれ?) 廊下から雑然とした教室内を覗き込む。しかしそこに目当ての人物はいない。 トイレかな?と首をひねった秋野は、一応近くにいた女子に声をかけてみた。 「あ、ちょっとごめん」 途端、周辺の女子たちが小さくざわめいた。しかも声をかけられた当人は薄く頬など染めている。 女受けする外見のせいとは分かっているが、高原以外の女子にそんな反応をされても嬉しくも何ともない。 「高原どこいるか知らない?」 何気なくその名を出した瞬間、目の前の女子どころか周辺の女子たちまでが、さっと顔色を変えた。 「……?」 「高原さんに何の用?」 一変して負のオーラをまとった語調に少々ムッとしつつ「俺アイツにCD貸してて」などと当たり障りのない嘘をつく。 「で、高原は?」 「高原さんなら欠席だよ」 「えっ、何で!?」 「…知らなぁい」 突然冷たい反応になった女子は、予鈴と共にそそくさと自分から離れていってしまう。 どこか釈然としないまま、本鈴に追われた秋野はその場から離れざるを得なかった。 139 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 12 43 00.67 ID mw/Gd73PO 秋野はその後も度々メールチェックをし、昼休みには高原に電話も掛けてみたがへんじがない、ただの(ry (……おかしい) いくら連絡不精の高原とはいえ、電話に出なかったことなど今まで一度もないのだ。 風邪か何かで寝ているのだろうと無理矢理自分を納得させてはみたものの、やはり落ち着かない。 もしかして一昨日の痴漢事件が尾を引きずっているのだろうか。 しかし昨日は至って元気そうだったし……何か他ののっぴきならぬ事態に巻き込まれているのか。 とりあえずミーティングが終わったら高原の家に即行で行こうと決めて、秋野は携帯をポケットに仕舞い込んだ。 141 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 12 45 13.21 ID mw/Gd73PO 「あらぁ、遥ちゃん。いらっしゃい」 そう言って高原家を訪ねた秋野を出迎えたのは、望の母・尚(なお)である。 どこか冷めた印象の強い望とは対照的に、綿菓子のような笑顔が似合う穏やかな美人だ。 「こんばんはおばさん。つか今は『遥くん』っすよ、俺」 苦笑しながら訂正すると、彼女はそうだったわねぇ、と柔和な笑みを浮かべる。 「もしかして望のお見舞いに来てくれたのかしら」 「はい、休みって聞いて。携帯も繋がんないし…あいつどうかしたんですか?」 よほど心配なのだろう、深刻な表情の秋野を見て、尚は頬に手を当てつつ吐息した。 「それがねぇ……」 142 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 12 47 34.95 ID mw/Gd73PO 階下から母の呼ぶ声がする。 掛け布団を頭までかぶりベッドにうずくまっていた俺は、それに反応して重い体を少しだけ起こした。 「……なにー?」 「のぞむー、遥ちゃんがいらしたわよー」 「えッ!?」 今一番会いたくない人物の名前を耳にして、ざぁっと血の気が引く。 「いい…!帰ってもらって!!」 「あらぁ…でも」 のんびりした母の声に合わせて、バーンッと勢いよくドアを開け放つ音。 「もう上がってもらっちゃったわよぉー」 「!?」 「突撃!愛しの高原さーんッ!!」 突如、意味不明なことを叫んで秋野がズカズカと部屋に侵入してきた。 「お前は変質者か!!」 「違うぜ!俺は捕らわれの姫を救いに来た通りすがりのプリンスさ☆」 「捕らわれてねーし姫でもねぇ!!ってか何そのポーズ!?気持ち悪い!キモイじゃなく気持ち悪い!!」 「何とっ!?貴様…俺が長年かけて編み出した秋野式☆求愛のポーズを愚弄致すかァア!」 「んな求愛いるか!!…っ、つぅ~…」 うっかり秋野のテンションに乗せられたせいで、ただでさえひどい腹痛が悪化しやがった。 腹部を押さえて呻く俺に近付き、秋野が静かにベッドの端へ腰掛ける。 「高原、…『始まった』んだって?」 「ッ!……う、うぅ~……」 秋野の言葉に全てを悟り、俺はとうとう泣き出してしまった。 「泣くなよ~。おめでたいコトじゃんか」 しれっと無責任なことを言う相手にも、今は反駁する気にすらなれない。 女体化して一ヶ月。とうとう俺にもこの日がやってきた。 女体化者が恐れる生理現象のひとつ――いわゆる女性につきものの『アレ』が始まってしまったのだ。 143 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 12 49 10.44 ID mw/Gd73PO 「…っんく…せーりが…んな、キツいなんて聞いてないぃ~…ッ」 未経験の痛みに耐えきれず、しくしくと泣き言を洩らす俺。いい歳して情けなさすぎる。 「まぁ始まるのが遅い子は重いって言うしねぇ…お前の場合仕方ないけど」 掛け布団の上から俺の腰をさすりつつ、秋野が小さく苦笑する。 それがひどく恥ずかしくて、俺は秋野の手を振り払うように布団をかぶり直した。 「秋野にだけは知られたくなかったのに…っ」 「何で?これでも経験者なんだから相談くらいしてくれよ」 「…『彼女』に生理痛の相談する彼氏なんてヤダ…」 その呟きに秋野は少々面食らった。 こんな姿になっても自分を彼女だと思ってくれていることが嬉しくもあり、またおかしくもあったのだ。 「――ま、そう言うなって。ところでお姫様、どこが一番つらいか仰って下さいませんか?」 「姫じゃない。……腹と腰」 「了解。ちょっと横向きに寝て、端に寄ってくれる?」 「?」 脈絡のない秋野の言動に疑問符を浮かべつつ、大人しく指示に従う。すると彼はさも当然とばかりにベッドへ滑り込んできた。 「おいっ!?ちょ……!」 (まさかこんな時までエッチな悪戯を!?) 思わず身構える俺だったが、それは杞憂に終わった。 144 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 12 52 36.29 ID mw/Gd73PO そつない動きで俺に腕枕した秋野は、後ろから抱き締めるように痛む下腹部へと掌を当てる。 するとどうだろう。すぅ、と苦痛が軽くなったのだ。 「え…何か楽になった…」 驚いて秋野を顧みる俺を見て、彼はにっ、と相好を崩した。 「なんつーの、ヒーリングってヤツ?一回すげー重かった時に母さんにやってもらったんだよ」 効き目抜群だろー?と胸を張る秋野に、こくこくと何度も頷く。 「秋野すげー……」 素直に感嘆を口にすると、秋野が突然噴き出した。 「えっなに?俺何か変なこと言った?」 「や、うん、まー…高原かわいーなっつうね」 笑いを堪えながら答えにならないことを言う秋野。 (何で可愛かったら笑うんだ?意味が分からん) そもそもこいつの可愛いの基準自体がおかしい。俺の何をもってして可愛いなどとほざくのだろう。 納得いかない様子の俺に、秋野はくすくすと笑い続けるばかり。 愛らしい外見と、男としての矜持を捨てきれない初心なリアクションとのギャップがいかに男心をくすぐるものか、まるで自覚のない望であった。 「気に入ったんなら毎回コレやったげようか。高原がつらいのは俺もヤだし」 「…ん、悪い。頼む」 「ありゃ、高原もしかして眠い?」 彼の問いとほぼ同時に、俺は盛大に欠伸をかましてしまった。 朝から痛みと不快感に緊張しっぱなしだった体は、予想以上に疲労していたようだ。 苦痛が和らいだ途端にそれが睡魔となって一気に俺を襲う。 おまけに背中から伝わる温かさがひどく心地好くて、俺の目は今やまともに開けていられない状態。 「しばらくこうしとくから。ゆっくり休みなよ、高原」 「ごめ、秋野…寝る……」 そう言い残して、俺は夢の世界へと旅立った。 145 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 13 00 13.21 ID mw/Gd73PO 早くも寝息を立て始めた望に小さく笑いを零し、秋野は彼女の黒髪に優しく指を通した。 さらさらの手触りに、髪質まで女の子なんだなぁ、と妙な感動を覚える。 そこで今さら約束のことを思い出した。 (そういや記念日…、…まぁいっか) せっかくの計画はオジャンになってしまったが、添い寝できた上にこんなにも可愛い寝顔が見られたのだ。それだけで良しとしよう。 (あーあ、無防備な顔しちゃって……) これは男として喜ぶべきか悲しむべきか。 「おやすみ、俺のお姫様」 そっと呟いてから、あまりの臭さに苦笑する。 いつから自分はこんなにも気障な人種になってしまったのだろう。 高原を見ていると、まるで自分が彼女の騎士にでもなったかのような気分に陥るのだ。 たまに愛が暴走してセクハラ紛いになってしまうのは、ご愛敬ということにしてもらいたい。 しばらく愛らしい寝顔を眺めた後、秋野は彼女のこめかみにキスを落として、華奢な身体をぎゅっと抱き締めた。 (どんなことがあっても、絶対に『私』が守ってあげるからね…高原――) 148 : ◆JUZWQ1Mxt. :2008/03/29(土) 13 09 38.06 ID mw/Gd73PO 「――母さん」 「あら、お帰りなさい」 いつの間にやら帰宅していた夫・忍に驚く風もなく、尚はいつも通りにこやかに彼を出迎えた。 「ただいま。一つ訊きたいんだが、玄関にある男物の靴は一体……」 神妙な面持ちの夫に、尚はと可愛らしく小首を傾げる。 「靴?…ああ、そういえば忍さんはまだ会ったことなかったかしら。いまね、望の彼氏さんがいらっしゃってるのよ~」 のほほんと尚が答えるや否や、忍の双眸がぎらりと底光りした。 「なん…だと…?」 そこに浮かぶのは、明らかな敵意。 「俺の可愛い一人息子…じゃなく一人娘をたぶらかすとは不届き千万!その男、成敗してくれりゃぁああ!!」 「あらあらダメよ忍さん」 「ヒョギフッ!」 いざ鎌倉!とばかりに娘の部屋へ突撃しかけた忍の背後から、尚が強烈な延髄斬りをかます。 「ふふ、ひとの恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじゃうのよぉ~?」 床に崩れ落ちた夫の横に膝をつき、あくまで穏やかに物騒な発言をする彼女。 半死半生の忍が「…馬じゃなく妻に蹴られて死にそうです…」と呻くのを笑顔で黙殺する。 「それにね、彼氏さんは彼女さんでもあるのよ」 「……?」 「あなたならこの意味、分かるでしょう?」 にっこりと笑んだ妻に忍はしばし眉を寄せていたが、その顔が徐々に驚きのそれへと変化していく。 まさか、と呟いた夫に、尚は小さく頷いた。 「若い二人を温かく見守るのが『俺』たち先人の務めじゃねーの?忍」 懐かしい口調で笑いかける妻に、忍もまた懐かしい名を口にして頷き返す。 「分かったよ、……『尚斗』」 Fin.
https://w.atwiki.jp/tsurucale/pages/922.html
みんなの投票で決まる!鶴田謙二『チャイナさんの憂鬱』複製原画 商品化プロジェクト開催中!『チャイナさんの憂鬱 <漫画原稿再生叢書>』が好評な中、今度は新たに、同作品の「豪華複製原画」が登場。最も多くの票を獲得した上位2点が商品化されます。詳しくはこちらhttps //t.co/e9KAEqTZpt pic.twitter.com/K6EmvRSL7R — 復刊ドットコム (@fukkan_com) May 19, 2020 もう、あまり時間は無いですが、欲しい人は投票してみてはいかが? 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3526.html
「詩織じゃなくて、赤マントの力で?」 「はい。 COA世界に引き込まれた愛美を救い出すためにも、その世界へと侵入する準備をしていた望 詩織の能力でそこに入り込もうとしていた望に、大樹が人間時代の友人である赤マントの能力を使っての転移を提案してきたのだ 「詩織さんの能力で、鏡を介して進入する事も可能でしょうが…ただ、万が一その鏡が何らかの特殊な鏡であった場合、危険ですし…」 「あー、まぁ、確かにねぇ」 ノロイにちょっかいだして遊んでいた詩織が頷く 何せ、移動先はファンタジーの世界 うっかり、悪魔が出てくる鏡とか、映ったとたん「ドキ☆ドッペルケンガー大量発生祭」になる鏡がないとも言い切れない それを考えると、確かに、赤マントの転移の方が安全か 「それと……私も、あなたに付き添って、構いませんか?」 「え、あ、その…」 …大樹の言葉に、ほのかに頬を赤らめる望 あぁ、もう、それどころじゃないと言うのに 「そ、それは、ありがたいけど……いいの?大樹さん、「組織」の仕事もあるでしょう?」 「COAの異変に関しましては、「組織」も動いていますからね。ジェラルドさんに報告すれば、問題はないはずです」 それは、つまり 堂々と二人で進入していいと言う事かそう言う事か 仕事の一環になるのなら、大樹に迷惑はかからない 「ねぇ、翼は連れて行くの?」 「ちゅちゅー?」 えぇい、余計な事を言うな、詩織 戦力的に心強いと思えなくもないけれど 「翼には先ほど連絡して、空条さんに今回の事を伝えるよう、お願いしています」 「空条って…空条 恵?爆発する携帯電話の契約者の?」 ついでに、翼の義理の姉……いや、兄……いいや、面倒だから姉で……だった? 「はい。空条さんは、スーパーハカーとも契約していますから」 「…なるほど。場所的に、サポートには最適、って訳ね」 「そうです。ただ、空条さんがいつまでも、我々のサポートに着き続けるというのには、体力的な問題がありますので…」 なるほど 恵の代わりに、スーパーハカーの手伝いを翼とかもする、と言う事か それならば、現実世界に残っていてくれた方がいいだろう 万が一の時は、赤マントの能力で来て貰えばいいのだ 臨機応変に対応できる 「それで、よろしいですか?」 「えぇ、問題ないわ」 向かう先に待ち構えるは、蛇か悪魔か ……愛美と言う名の鬼…と言う可能性が捨て切れないのはさておき 大樹が赤マントに連絡を取ろうとしている姿を見ながら、望は気を引き締めるのだった to be … ? 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1080.html
賑やかな気配とともに、「夢の国」が旅立っていく その様子を、黒服は静かに見送っていた かつて、救えなかった少女 一度は狂気に操られてしまった少女 ……しかし、もう大丈夫だ 彼女にはあんなにも、支えてくれている存在がいるのだから あの時救えていれば、と後悔した 黒服となり、人間であった頃の記憶を失ってもなお、その後悔だけが残り続けていた …その感情に ようやく、一区切りがついたような ……そんな気がした 「行ったのか?」 「…はい」 「夢の国の黒服」としての能力が混じっている自分だから、その姿を見る事ができたのだろう 既に人避けの結界を発動している彼女の姿は、他の者たちには見えなくなっているはず 青年に声をかけられ、黒服は振り返る 「それでは、帰りましょうか。送りますよ」 「えぇ…」 黒服の言葉に、はないちもんめの少女が、少し嬉しそうな表情をした …もっとも、時刻は日付変更直前 灯りなどほとんどないなか、その表情は黒服にも青年にも、見えなかったかもしれないが 「いっそ、こっちの寝床に泊まっていきゃいいのに」 「いえ、ご迷惑をかける訳にはいきませんから」 「別に迷惑じゃないぞ。なぁ?」 「え?……そうね。迷惑なんかじゃないわ」 青年と少女の好意は嬉しいが… 本当に、いいのだろうか? そもそも、今、2人が寝床として使っているあの部屋は、寝台が一つしかなかったような 青年の方はソファーで寝ているようだし、寝床が足りないのでは… 「お前は細いし、こいつはちっこいし。そんな広くないベッドだけど、二人で寝れるだろ?」 「!!??」 っば!!と 青年の言葉に、少女が驚いた様に顔をあげた 黒服は、小さく首をかしげる 「そこまで、なさらなくとも……あなたも、寝る時に狭い思いはしたくないでしょう?」 「え、あ、その」 ……? 何やら少女が慌てているようだが、どうしたのだろうか? 理由が思い当たらず、黒服は首をかしげるばかりだ …この黒服、色恋沙汰にはある種天才的と言っていいほど、鈍い よって、少女からむけられている好意にも、気づいてはいないのだ 「…べ、べつに、いい、わよ?それくらい?」 「そうですか?ですが…」 「いいって言うから、いいのよ」 きゅう、と 少女が、黒服の手を掴む その小さな手を、黒服は優しく握り返した 「ほら、行きましょう」 歩き出す少女に手を引かれ、黒服は引っ張られるように歩き出した 青年も、慌ててその後を追う 都市伝説と、それと契約した人間2人 三人が並んで歩く様子は…どこか、家族のようにすら見えたのだった fin 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱
https://w.atwiki.jp/legends/pages/578.html
「はい、中の作りはこうして……はい、人体模型と骨格標本は、前日に運ばれますので…」 秋祭り用のお化け屋敷の設置会場で、テキパキと指示を出す、少々線の細い黒服一人 元々、そんな少々ひょろりとした体格なせいもあるのかもしれないが…ここ数日、さらに若干痩せていた 顔色もあまり芳しくなく、このところ、食事も休息もまともにとっていないであろう事が窺える それでも、彼はまだ休む訳にはいかなかった 「夢の国」との対決、「組織」の暗部の闇 とるべき対策は、全てとっておくべきなのだ お化け屋敷の設置場所から離れ、他の場所も見回る 「そちらの準備は、問題ありませんか?」 「あぁ、はい。問題ありませんよ」 やや、ヤル気なさげな印象の黒服に声をかける ………? ここは、休憩所ではなかったような…? …まぁ、いいか 休息場所も、必要だ 「あの、頭頂部が若干寂しい人は、まだ帰ってきてないの?」 「…はい。どころか、連絡も取れません」 …本当、彼がいてくれれば、もう少し助かるのだが… 以前はヒマラヤにいたらしい事をテレビで確認したが…どうやら、今度は北極での目撃談があるようで ……そして、そこで何かとんでもない事をやらかしたような予感がして、胃が痛い つい最近、誰か都市伝説契約者を狙ったのか…一般人すら巻き込むように、それを消しにかかり、しかも失敗した黒服もいるようで ………胃が痛いどころの話ではない 「…何か、今にも倒れそうに見えるけど。休んだら?」 「いえ、そう言う訳には」 軽く頭を振って、ぼんやりしかけた意識をはっきりとさせる 休む訳には、いかないのだ …正直、いい機会なのである 「夢の国」の侵攻にあわせ、「組織」の暗部が、動く これは……チャンスなのだ 「組織」の暗部に打撃を与える、決定的な、チャンス この黒服は、「組織」の暗部にあまりいい感情を持っていない 一枚岩ではない「組織」 その中でも……その機能に、打撃を与えれば もしかしたら…「組織」は、ほんの少しでも、人々の為になる「組織」になってくれるかもしれない そんな、かすかな希望 彼は、その希望を捨てる事ができない 「それでは、そちらはお任せしますね」 他の黒服にこの場は任せ、少し離れる …自分に出来る事は、もっとないか? もっと、準備すべき事はないか? どんなに、自分の体力、気力が限界になろうとも ……彼は、目的の為ならば、自分のことなど平気で犠牲にできるのだ 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱
https://w.atwiki.jp/kensakukinshi_kamina/pages/439.html
八頭身モナーの憂欝 目が大きく歯並びが悪い顔と叫び声が再生される。音量注意。
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/333.html
「はああぁぁ、これからどうするべきかね……かったりい」 深い闇が広がる森の中。月明かりさえもかすかな明かりを灯す程度だ。 動物の鳴き声さえ聞こえない静寂な空気が辺りを包み込んでいる。 その森の中をとぼとぼと歩きながらぶつくさと文句を言う赤紫色の髪の眼鏡をかけた少年がいた。 名は浅月香介。呪われた子供と呼ばれているブレードチルドレンの一人である。 「それに、亮子に理緒、ラザフォード。新聞部の嬢ちゃんに鳴海弟、なぜかあの騒がしい女もいやがるし。 俺ら、ブレードチルドレンが呼ばれる理由なんて……数えきれねえな」 過去を思い出しても、悪いことしか思い浮かばないことに浅月は心の中で悪態をつく。 生きるためとはいえたくさんの人を殺したこと。 騙して。奪って。殺して。 「最も、そのことから逃げるつもりはねえけどな。ラザフォードも理緒もそれぐらいわかってるだろ。 だけど、じゃあなんで亮子が呼ばれるんだ? あいつはブレードチルドレンとはいえ何もやってねえだろうが! それに……鳴海弟がいるってことは、清隆か?こんなふざけたことを平気でやりそうだが……」 考えても考えても思考の底なし沼に沈んでいく。 浅月はしばらくいろいろと考えたが。 「あああああ、もういい!考えるのは後回しだ、早く亮子たちと合流するために動き周るか。 こんな殺し合いやってられるかっての」 足元に転がっている小石を軽く蹴り上げながらぼやく。 思考放棄。だんだん、めんどくさくなり考えるのをやめた。 そして、結局は乗らないことに一応は決めた浅月。 浅月香介が殺し合いに乗らない理由? 浅月香介は、残虐、挑発的、嘘はつかないが約束は守らないなどと嫌な奴だ。 だが、性根までは腐っていない。 本質は仲間思いで義理堅い。 そんな浅月はこの地にいる仲間を殺してまで生き残ろうとは思わない。 とすると、最終的には一応は殺し合いには乗らないで、脱出を目指すということになる。 方針も決めた所で何が支給されているか確認をする。 できれば銃が欲しいが、護身用の武器が入ってればいいなという気持ちで。 「はぁ、武器になりそうな物ぐらい入れろよな……役に立ちそうも無いものばかり入れやがって……」 彼のデイパックに入ってたのは携帯電話、小銭のたくさん入った大きな袋、 そして、 「何でこんなのが入ってるんだよおおおおおおおおおおお!!!!」 スクール水着。 ご丁寧に名前のワッペンまで付いてある。 『えぶぁ』と。 「というか、えぶぁって誰だよ!俺がロリコンだって言いたいのか、なぁ主催者さんよ! スクール水着が殺し合いで何の役に立つんだよ!もしかして服が汚れた時用の着替えか? ああそうかそれなら納得……できるかあ!!!俺は男だ! どう考えてもこれは武器として使えねぇだろ……スクール水着だぞ、スクール水着!!! しかもこれだけかよ!?この三つで乗り切れと?無理に決まってるだろ! こんなんで生き残れるわけねぇだろうがあああああああああああ!!」 さっきまで静寂だった森に慟哭が響く。 周りを気にせずに一人で騒いでる姿は傍から見れば異様だ。 それもスクール水着を手に持ちながら。どう見ても変人にしか見えない。 こんなところ誰かに見られたら…… 「…………っ!」 運命は残酷だ。ばっちりと見ていた少女が一人。 あれだけ大きな声で騒げば人が寄ってくるのも当然だ。 この浅月のバカな行為をしっかりと見ていた少女、片岡優希もそのような理由だ。 大きな声が聞こえたので行ってみたらスクール水着を持ちながら騒いでる同年代の少年がいました。 もはやコントの域だ。 浅月の顔から血の気が引くのがわかる。顔は青ざめ、口は震えている。 人はかれのことをこう呼ぶ。 「変態だじぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 【G-5/森/一日目深夜】 【浅月香介@スパイラル~推理の絆~】 【状態】健康、精神的ショック(大) 【装備】月臣学園の学生服 【所持品】支給品一式 携帯電話 大量の五百円玉@魔法先生ネギま! スクール水着@魔法先生ネギま! 【思考】 基本:知り合いとの合流 1:ああああああああああああああああ! 2:とりあえず殺し合いには乗らない 3:あれ怪我は? ※参戦時期は12巻終了後 【片岡優希@咲-Saki-】 【状態】健康、精神的ショック(大) 【装備】 【所持品】支給品一式 不明支給品1~3 【思考】 基本:??? 1:変態だじぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!! 【携帯電話】 最新式の携帯電話。 施設の電話番号が全て入っている。 【大量の五百円玉@魔法先生ネギま!】 龍宮真名がまほら武道会で使っていた五百円玉。 かなりの量が入っていて重い。 【スクール水着@魔法先生ネギま!】 12巻の101時間目でクワネルが出していたスクール水着。 ちゃんと名前も入ってます。 Back 親友 時系列順で読む Next それでも生きたいから Back 親友 投下順で読む Next それでも生きたいから GAME START 浅月香介 Next GAME START 片岡優希 Next
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3488.html
…それは、プールでの騒動があった日の、夜の事 「……う~……」 ベッドの上にうつ伏せに横たわり、うーうー唸っている望 …大樹と 想いが、通じ合って それが、嬉しい 嬉しい、けれど ………その これから、どうしていけばいいのか 大樹と、どんな感じで、接していけばいいのか 具体的に、思い浮かばない ぐ~るぐ~るぐ~るぐ~る 色々と、頭の中をぐるぐるぐるぐるぐるぐる回って 考えが、いつまでたっても、まとまらない 「……う~……」 「首塚」所属側近組の某ショタのように、うーうー唸り続ける そんな事しても、考えがまとまらないのはわかっている けれど、そうする事しか、できなくて 「焦ってる…つもりは、ないんだけど」 少しずつ 少しずつ、で、いいのだろうか? …恋人同士、らしくなるのは もやもや、もやもや しばし、唸りつつ考え込み続けていると ……こんこん、と 部屋の扉が、ノックされた 「望」 「!!!」 びびくーーーーん!! 驚きから、思わず跳ね上がってしまう望 扉の向こうから聞こえた声は、大樹のもので 「だ、大樹さん!?ど、どうしたの!?」 「いえ、お風呂、空きましたので…」 どうやら、呼びにきてくれたらしい それじゃあ、これからいく、と返して、ベッドから起き上がる 「…お風呂…」 ……… …一緒に、入りたいな… ……… 「……って、言えるかぁああああああああ!!??」 いや、今までも、大樹が入浴中に突撃した事はあるけど!! 一度や二度じゃなくなるけど!!!! それと、こっちから一緒に入ろうと誘うのは別だっ!!?? 己の抱いた考えに、自身で突っ込みいれながら 望は悶え転げてしまった 「望っ!?どうしたんですか、突然叫んで……望!?」 突然の望の叫びに、部屋の前で心配そうにしている大樹 その、様子に 「…なんつーか、望が叫んだ理由とか、俺でも容易に想像できるんだけど……手、貸すべきなのか?」 「い~んじゃない?ほっといても。手を貸すべき瞬間には、まだ早いでしょ」 「ちゅっちゅちゅー」 同居人達は、和んでいるような呆れているような、まぁ、そんな様子なのだった 終われ 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/990.html
平成世界と憂鬱世界がゲートでつながりました a.黒セイバーtsネタ注意 b.動乱への前奏曲 『第二次日本海海戦』 1.日本列島がもう一つ 2.史実日本 1.未知の遺跡 2.派遣軍 3.『初めてのおつかい』 4.『統合学術都市』整備計画 1.かの伝説の宰相の息子 2.平成世界の日本の行動は複雑怪奇 3.アメリカと欧州各国 4.ゲートの管理 5.帝国と米国 6.大西洋大津波 IFネタ 『元帥閣下は女子高生!?』tsネタ注意 a.第二日本 大日本帝国、ハルケギニアへ 憂鬱日本が異世界に召喚 by earthさま 7.どうしてこうなった? by New ◆QTlJyklQpIさま 8.平成世界――20XX(平成XX)年 某日 大英帝国 帝都ロンドン a.ロシア国歌 b.日本帝国海軍の戦力 c.「平成世界」東シナ海 by ひゅうがさま 1.韓国海軍の殲滅。新たなる夜明作戦 2.韓国サイド 進歩的文化人の末路:カリー編 by 雑談スレ その2 842名無しさま TSネタで支援tsネタ注意 大宰相TSのネタ〜『アホ毛を抜いたら?』tsネタ注意 TS大宰相ネタ~「セイバーがいっぱい」tsネタ注意 by 第三帝国さま a.異世界と繋がり続ける憂鬱世界の最前線 1.天孫たちの憂鬱 2.天孫たちの憂鬱2 by 名無しさま(雑談2の846レス)さま 韓国の憂鬱 平成世界と憂鬱世界 by 名無しさま(雑談3の155レス)さま 短編・読み切り 1.TSネタ平成日本tsネタ注意 2.平成アメリカ ロシア帝国 平成ネタ by earthさま 開通後の日常:史実世界日本国のある大学生の場合 開通後の日常:憂鬱世界大日本帝国のある野球愛好家の場合 開通後の日常:史実世界イタリア共和国のある商社マンの場合 by グアンタナモの人さま 異世界横浜交流戦 2と99とファストフード by テツさま 反夢幻会の逆襲? カリフォルニア共和国の乖離 自衛隊とは 平成日本が転移しました さらば、ルー●ー!up2012.07.18 ゲートネタ?SS ~美少女元帥=嶋田繁太郎~up2013.01.05 by New ◆QTlJyklQpIさま a.憂鬱のヴァルキュリア 1.ゲート冷戦 2.トルーマンの憂鬱 1.大魔王 嶋田誕生 2.風雲、魔王城! by New ◆QTlJyklQpIさま あの場所にゲートが出来ました by 弥次郎さま 世界のあちこちにゲートが開いてしまった世界 世界のあちこちにゲートが開いてしまった世界 日本編 世界のあちこちにゲートが開いてしまった世界 アメリカ編 世界のあちこちにゲートが開いてしまった世界 欧州編 by 名無しさま ネタ128_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界 ネタ128_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界 その後 ネタ128_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。 ネタ128_リラックスさま_天の涙事件、小ネタ とある無政府地帯の話 ネタ128_リラックスさま_天の涙事件、小ネタ We are not demon's food! ネタ128_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。【欧州編】 ネタ129_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界で、神崎青年は三度目の人生を歩むようです。 ネタ129_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。【アメリカの憂鬱】 ネタ129_リラックスさま_天の涙事件、小ネタ 『魔物と食料事情』 ネタ129_リラックスさま_天の涙事件、小ネタ 『幸福な我が家』 ネタ129_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。【β世界に派遣された男の憂鬱】 ネタ130_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界で、とある特撮映画とそれに纏わるエピソード【ある映画のファンな転生者達の憂鬱】。 ネタ130_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。【そして、終わりの話】 ネタ130_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。【崩れる時は早い、そして不幸は畳み掛ける話】 ネタ130_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。【一つ火がつくとアチコチに飛び火するよねって話】 ネタ130_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。【不屈って時に厄介よねって話】 ネタ130_リラックスさま_魔法や魔物が発生してしまった世界ですが、今度はゲートが開いてしまったようです。【終わり、或いは新たな夜明けの話】 ネタ131_リラックスさま_天の涙事件、小ネタ 合成獣と二重雑種の話 ネタ132_リラックスさま_小ネタ ゲートの向こうについて語るスレ ネタ151_リラックスさま_天の涙世界における競馬事情 ネタ153_リラックスさま_天の涙世界における漆黒のステイヤー~皐月賞まで~ ネタ153_リラックスさま_天の涙世界における漆黒のステイヤー~東京優駿~ ネタ153_リラックスさま_天の涙世界における漆黒のステイヤー~菊花賞~ by リラックスさま 遺憾の意 1.遺憾の意 2.「遺憾の意」シリーズ第二弾。 by yukikazeさま 「極めて遺憾である」 遺憾の意 by 雑談スレ その2 846名無しさま 日本人の怒りのレベル by 「神道パニック」兼「外交格差」作者さま 小規模限定ゲート 1.宇宙人 2.ゲートが狭い 3.東部の現地調査 4.カリフォルニア共和国 by earthさま 対米戦争に勝利 by 232名無しさま a.洞窟ゲートネタIF ~アンダーグラウンド~ by New ◆QTlJyklQpIさま 反民主運動 議員たちの憂鬱 by アドニスさま a.嶋田総理の食生活(若しくは辻による総理改造記録) by Monolith兵さま 超帝国日本(列島版)new2016.03.15 超帝国日本(列島版引き籠りルート)new2016.03.15 by ハニワ一号さま ゲート1971 1.開通tsネタ注意 2.睨み合い 3.色々と大変です ゲート1971ネタSS ~軍事協奏曲~ by New ◆QTlJyklQpIさま 冷戦時代にゲート by earthさま
https://w.atwiki.jp/16seiten/pages/206.html
「おにいちゃん見て見て~新しい服買ってもらったの~」 「へえ、かわいいじゃん。まあこれからの時期コートは必須だからな」 「露出しても寒くないしね」 「そういう問題じゃねえ!!だいたい明らかに犯罪だろ!!」 「馬鹿なことを言わないでください。今のあいかは人間を超越した存在なのです。人間の法に縛られるいわれはありません!」 「なんか凄いこと言ってるわりにやることはショボいな」 「安心してください。露出→輪姦のコンボはずっと俺のターンです」 「言ってることは分からんが凄い自信だ……って言うか児ポ法的に禁止だろ!!双葉ごと潰されるぞ!!」 「今さらナニを恐れるあいか様ではないのです。一時は魔王とすら呼ばれた存在ですよ?と言うか過剰なパロディネタはネタ切れの前兆だってばっちゃが言ってました」 「まあ中の人がパネキットにはまったってんだからしょうがないよな」 「で、オチは無いんですね」 「まあ楽屋オチってことで一つ」 ~明楽いっけいの憂鬱外伝にすら入らない話~