約 2,582 件
https://w.atwiki.jp/romaroma/pages/167.html
66Q-“料理サイボーグ”天目 撫子の回答 はじめに (2003.12.6 version) 天目撫子 はじめに 001: あなたのお名前を教えてください。 →天目撫子。「あまのま」と読むから。 002: あなたのスタイルを教えてください(封印スタイルがある場合それも) →タタラレクタ。 003: お年と性別を教えてください。 →14歳の女。 004: 所属とご職業を教えてください。 →料理屋“ナデシコ”の店長。 005: 二つ名はありますか。ある場合、それと由来を教えてください。 →“料理サイボーグ”…とか言われてるけど…。 お仕事についての質問です。 006: どんなお仕事をなさっていますか。 →料理。 007: 今のあなたの仕事に一番必要なものは何ですか? →食材。 008: あなたの武器は? →この舌と料理の腕。 009: どこに行けば、あなたに仕事の依頼ができますか? →何人たりとも、わたしの料理が食べたかったら“ナデシコ”に来て注文すること。出張料理は承っていません。 010: 殺人依頼は受けますか? →無理。 011: あなたと一緒に雇うならお勧めの人はいますか?(個人名でも、スタイルやタイプでも可) →特に居ないわね。強いて言うならいい食材を集められる人。 012: こういう依頼は断る!という仕事の内容や条件はありますか? →料理以外は基本的にお断りよ。 013: 師といえる人や、今の仕事につくことに影響をあたえた人物はいますか? →父ね。父を唸らせる料理を作るためにいまの職を選んだのだから。 014: 今の仕事、自分に向いていると思いますか? →もちろん。 015: 未来のクライアントかもしれない画面の前の方に、ご自分をCMしてみてください。 →美味しい料理が食べたいなら“ナデシコ”に来なさい。 開店時間は朝7時~9時、昼11時~14時、17時~20時まで。 定休日は日曜日。宴会の予約は承っています。 稀に不定期で休むことがあります。 技術についての質問です。 016: お持ちの<特技>は? →スーパードクター、超テクなどなど。 017: 4レベル以上(2ndの場合、合計で)の一般技能は? →料理。 018: よく使う組み合わせは? →料理+超テク+超スピード作業。 019: お持ちの技術は、いつごろ、どこでどう磨かれましたか? →幼い頃から父のために鍛え上げたわ。 020: 苦手(不得手)なことは何ですか。 →イントロン。 021: 隠れた特技を教えてください(例:あやとり、3秒で寝る、etc.) →早口言葉でとちったことがない。 経験についての質問です。 022: 人を殺したことはありますか。 →ないわ。 023: 異性経験はお有りですか。 →……何?…それ…? 024: 超常能力を目撃したことはありますか。アストラルについては知っていますか。 →知らない。 025: ヒルコを見たことはありますか。 →食材でしょ。 026: 軌道がらみと一番接近した経験はどの程度ですか。 →客で何人か軌道の人間が来たわ。 027: N◎VA(あるいは、現在お住まいの都市)から外に出たことはありますか? →死国。 028: 過去最高のピンチといえば? →食材が盗まれたこと。 029: 今までで一番の強敵は? →生理…微妙に舌の感覚が鈍るから。 030: これが私の人生を変えた、という出来事といえば? →父の娘に生まれたこと。 対人関係についての質問です。 031: <コネ>を持っている相手は何人ですか? →4人。 032: 絶対の信頼をおける人は何人いますか? →父ね。 033: 想い人はいらっしゃいますか? →…?…なに? 034: 目標としている人はいらっしゃいますか? →…父を唸らせること。 035: 今まで誰かに言われた中で、心に残っている、あるいは影響の大きかった言葉は? →父が作業半分でも言ってくれた、「ああ、美味いな」という言葉。 036: 近しい人を選び、あなたから見た姿で良いので紹介してください。 →父。天才ね。 過去についての質問です。 037: お生まれはどちらですか? →父のラボの培養層。 038: ご両親のご職業は?また、今はどうなさっていますか? →母はいないわ。父の職業は天才。 039: 家族構成、家庭環境はどうでしたか? →父とわたし。あ、それと妹がいるわ。あまり話さないけど。 040: 今の仕事につくまでの略歴を教えてください。 →料理を作って作って作っていたら、今の環境になっていたわ。。 041: あなたのお仕事が本格的になった(キャストになった)頃、N◎VAはどんな時代(ルール)でしたか ? →D。 042: 最初に入れたサイバーウェアは何ですか?入れた理由は? →いれてない。 043: 初めての仕事は?また、その結果は? →目玉焼き作り…だったはず。なかなか満足のいくものだった気がするわね。 044: 今でも後悔していることは何かありますか? →わたしの生涯に悔いはない。 衣食住についての質問です。 045: お仕事時と、オフ時はそれぞれどんな格好をしていらっしゃいますか? →コック服。いつでもコック服。 046: ファッション上の、ご趣味やコンセプトなどは? →清潔なもの。 047: とくに好きな/嫌いな、食べ物/飲み物などはありますか? →好きなもの…塩辛。嫌いなもの…苦いもの。 048: お酒には強いですか? 煙草は召し上がりますか? →料理に邪魔だから両方ともパス。ただ、酒の方は味見はするけど。 049: どこに、どなたとお住まいですか? →グリーンエリアの料理屋。 050: お気に入りのスポットはどこですか? →我が店。 051: 一度は行ってみたい、あるいは もう一度行ってみたい、N◎VA外の場所はありますか? →稲垣コロシアム。 052: ご趣味は? →料理。 053: 暇な時間は何をしてお過ごしですか? →料理。 054: ウェブ上ではどんな姿(アイコン)をお使いですか? →包丁。 まとめの質問です。 055: 座右の銘、または、好きな言葉は何ですか? →一食即解。 056: いちばん大切なものは何ですか。 →料理。 057: 今いちばん欲しいものは何ですか。 →面白そうな食材。 058: 生まれ変わりがあるとしたら、なりたいものはありますか? →わたし。 シチュエーション問題です。 今からあなたを特定の状況下に放り込みます。とっさの判断で反応してください。 059: あなたは追われています。後方から、追っ手が「待て!」と叫びました。どう反応しますか? →とりあえず、相手を確認する。 060: 目が醒めたら姿も声も今までの自分とは変えられており、 IDや口座の類もすべて奪われていました。 指紋、声紋、網膜パターン、DNA鑑定ですら、 昨日までのあなたと今のあなたの同一性を証明してくれません。 誰に、どうやって自分が自分であることを証明しますか? →料理を作ることに何の不都合もないから大丈夫。困ったことがあれば天才の父がなんとかしてくれるし。 061: 近しい人を一人思い浮かべてください。 その人が、実は自分はヒルコなのだと告白しました。どうしますか? →食材? 062: 依頼人の心からの願いと、その人の命の安全が矛盾しました。 叶えうるのはどちらかひとつ。 どちらを優先しますか? →とりあえず、美味しいものを食べてから考え直すことを勧めるわ。空腹だと判断が鈍るから。 063: 今はとある日の夜明けです。今夜24時、逃れようのない死があなたを待っているとします。 今日をどうやって過ごしますか? →不老長寿の薬膳を調理。 064: 目の前に、あなたの近しい人と、その人を人質に取った敵がいます。ここで一言。 →美味しい料理を作ってあげるからその手を離しなさい。 あ、違うわね。 父さん、なんとかしてよ、天才でしょ。 065: なんでもひとつだけあなたの願いが叶うというチャンスが訪れました。 その代わり、あなたは何らかのそれに見合う代償を差し出さなければなりません。 あなたが差し出すと言った代償が、願いに見合うものでないと判断された場合 このチャンスは失われます。 願いを言えるのも、代償を提案できるのもたった一度。何を代償に何を願いますか? →父が唸る料理が作れるなら命を差し出してもいい。 ありがとうございました。最後にひとつ。 066: あなたはこの街が好きですか? →客が多いし…好き。 質問作成 配布元 for PLAYERZ CASTS ( http //replicant.cool.ne.jp/e_k/nova/ ) webmaster 遥 唯祈 Special Thanks to AKI.R.FALL ありろ えめどん 翠聖 ぺー吉 焼き餅 (50音順/敬称略) また、遥 唯祈をトーキョーN◎VAに導きたくさんの夢を紡いでくださった 空飛ぶハイエナ氏に多大なる感謝を捧げます トーキョーN◎VAは有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ 及び有限会社ゲーム・フィールドの著作物です。 この質問集は TRPG「トーキョーN◎VA」シリーズのキャラクターを対象とするもので、 質問文/回答に登場する人物名や団体名は実在の人物や団体などとは一切関係ありません。 戻る
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1497.html
903 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20 53 53 ID xlp9C.T. ロリで年上で新婚で尊大にいたずらしてみて4レスくらい 誰にでも弱点というものがある。 そして同様に、誰にだってつまらない意地を張るときもある。 そしてこれまた同様に、誰しもその日見た映画に触発されて奥さんに『愛してるって言ってみ?』とおねだりする ようなことがあるに違いない。 「断る」 これが尊さんの返答だった。この年一、二を争える即断具合である。休日にのんびり家でレンタルDVDを鑑賞後、 画面の主人公のつもりで述べてみたところ、これが見事に滑った。 「何が愛してるだ、気色の悪い」 「えー、いいじゃないですか。ケチ」 「ケチとかそういう問題じゃないだろう。大体、もうすこし空気というものを考えろ」 ぷい、と顔をそらしてしまう尊さんは、そのまま 「コーヒーでも持ってくる」 とソファから降りた。『立った』というより、『降りた』と言ったほうがしっくりくる。 なにしろ、うちの奥さんは俺より年上であるにも関わらず、相当に小さく、体操服とブルマをごく自然に着こなせ る容姿をしてらっしゃるのだ。この見た目で社会人の第一線を戦っているのだから、すごいと思う。 しかし、家では別。俺の奥さんであるから、こういうときは悪戯してでも、言わせてみたい。 ということで、そのランドセルが似合いそうな背中を、指一本で撫で上げてみた。 「うひゃぅっ!!」 甲高い声を上げ、爪先立ちになる尊さん。 「にゃ、なにをする!」 「だって~、愛してるって言ってくれないんですもん」 「それとこれとは関係ないだろうが! よ、よせ! 近づくな!!」 両手をわきわきさせながら、にじりよると、明らかに取り乱してみせる。 そう、尊さんの弱点は、ズバリ『くすぐり』。概ね、くすぐりでイメージされるような場所は全部ツボ。わきの下、 足の裏、わき腹、膝の上など等、どこでもOKなのだ。 「や、やめっ! うはっ、ははははひゃぁっ!」 「ほらほら。愛してるって言わないと、やめませんよ~?」 「だ、誰がっ! お前なんかにやぁぁぁははははは!!」 傍から見れば、どう見ても犯罪者なのだが、これは夫婦にコミュニケーションの様子です、とあらかじめお断りし ておく。尊さんは小さい身体をばたつかせ、必死に俺から逃げようとするが、俺はわき腹をがっちりホールドしつつ、 指をうごめかせているので、それは叶わない。 904 :2/4:2010/03/30(火) 20 55 00 ID xlp9C.T. 後ろから抱きつく姿勢でくすぐっていると、脚が震えてきた。 「おやぁ? もう立ってられませんか? 尊さんともあろうお方が」 「や、やめっにゃあぁっ!」 「ほらほら、早く言っちゃった方が、楽になると思いますよ?」 「お、お前なんかに、屈するものかっぅひんっ!」 ほらほら、短めのTシャツなんか着てるから、おへそがお留守ですよ。とか思ってると、膝がかくんと落ちた。 「あぅぅ……」 「ははは、ほら、愛してるって言ってごらん?」 「だ、だれがぁ……あはははは、や、やめっ! やめろぉっ! ひゃっははははは!!」 ちっさいあんよを握って、足裏攻撃。靴下の上からこの有様である。必死に俺を蹴飛ばそうと反対の足を伸ばして くるが、力がない。 「さぁ、靴下の上からこんなに感じてたら、直接触ったらどうなるのかな?」 「ひぁ、や、やめろぉ……この、卑怯者っ……はぁ、はぁ……」 「ふはは、その卑怯者の指で感じてるじゃないか。ほら、靴下を脱がせたぞ? 早く吐いたほうが楽なんじゃないか?」 「う……ぐぅ、あ、や、やぁぁぁぁぁはははははははははは!! んうぅぅぅっ!!」 びくん、と魚のように跳ねる身体を、無理やり抱きしめて押し倒し、さらに脇の下を攻める。どう見ても犯罪者な のだが、これはあくまでも夫婦のコミュニk(略 「はぁっ、はっ、はぁ…うぅ、ばかぁ……」 「はぁ、はぁ……どうですか? まだ言いませんか?」 正直な話、暴れる人を押さえ込んで無理やりくすぐるってのは、結構いい運動になる。こっちも息が切れてきた。 あまり強くないとはいえ、ところかまわず蹴られたり引っかかれるのもしんどい。 なので、これにて終了とする。 905 :3/4:2010/03/30(火) 20 56 23 ID xlp9C.T. 「尊さん……」 「な、なんだ、この鬼畜めぇ……」 「愛してます」 「ふぇっ!?」 鳩が豆鉄砲食らったような顔で、尊さんは俺をまじまじと見る。 「いや、尊さんが言わないなら、その分俺が言えばいいかなって」 「う……ぐ」 みるみるうちに真っ赤になる顔。あぁ、可愛いなぁ。本当、いつ見ても飽きない。思わずため息を漏らしそうになる。 こちらも付き合いは長いから、これしきのことで願いが達せられるとは思っていない。俺もそこそこ意地になるタイプ だが、この人には到底叶わないので、いつも折れるのは俺のほうだ。それでもいいと思えるから、不思議なものである。 年甲斐もなく暴れて乱れた息を整え、からかいすぎたことを謝ろうと口を開く。 ――その瞬間だった。 「……あいして、りゅ」 それは恐ろしく早口で、言葉の意味が持つイメージとはかけ離れた吐き捨て口調だった。声自体も小さかった上に、 最後も微妙に噛んでいたが、それ以上にこちらが追い詰められるような必死の形相に、言葉を失ってしまう。 続けて、怒涛のような言い訳が始まる。 「か、勘違いするな! 大体、お前にできて、私にできないことがあるわけないだろう。ただ、ちょっと『愛してる』 と戯れに言うくらい何だと言うんだ。お前のような万年精神年齢幼稚園児が、私を見下すなど100年早い。解ったか! こら、なにをニヤけている!!」 とても『愛してる』の一言を噛んだ人とは思えない滑らかな説教だが、俺の顔はもはや蜂蜜漬けになったんじゃない かと思うほど、甘く崩れてしまっていた。喉の奥から出てくる笑いが止められない。 「ふふ……ははは……」 続けて『可愛いなぁ』と言いそうになったが、思いとどまる。そのカードを切ったら、多分この人は耐えられなくな って、全力で今の体勢から抜け出そうとするだろう。覆いかぶさられて、真っ赤な顔を見られているという状況から、 なりふり構わずに逃げ出そうとするだろう。それは、まだ後でいい。 「こら、聞いているのか! ニヤニヤするなーーー!!」 叫び声を聞きながら、俺は奥さんがその発想に気付くまでの間、可愛い姿を網膜に刻み続けたのだった。 906 :4/4 終わり:2010/03/30(火) 20 57 38 ID xlp9C.T. ――さて、しばし経って。 「で、これは一体どういうこってす?」 「うん、お返しだ」 尊さんは笑顔でこちらを見た。俺はといえば、椅子に荷造り用のビニールテープでぐるぐる巻きにされている。身動 き一つ取れません。ついでに言えば、シャツの襟元からどこからか持ってきた棒切れを突っ込まれ、それに頭も縛り付 けられているため、首すら動かせない。 そして、俺の正面にはテレビの画面がある。尊さんはDVDプレーヤーにディスクを入れた。 「ま、ゆっくり楽しんでくれ。本当は私も愛するお前にこんなことはしたくないのだが、やはり躾というのは重要だか らな」 Sっ気たっぷりの笑みだった。 やがて、画面にはおどろおどろしいタイトルが現れる。 ――そう、誰にだって、苦手なものはある。 「じゃぁ、私は買い物に行って来るから」 「え、待って! 尊さん! 一人にしないで!!」 ここ何年か、ハロウィンの時期に公開される、シリーズものの映画だった。画面では憐れな被害者が、台の上に大の 字に繋がれて居るところだった。時間が来れば、彼の上を振り子式で往復している刃物は、確実に腹を両断してしまう だろう。 「それじゃ、ゆっくり楽しんでくれ」 「み、尊さん! せめて灯りは!!」 「安心しろ、ちゃんと消していってやるから」 パチン、と照明が落とされる。 そう、俺の苦手なもの、それは『ホラー映画』。特にスプラッタっての? 痛い系はマジで無理。この状態では、耳 をふさぐことも目をそらすことも出来ない。目を閉じても、声だけで十分すぎる。いや、むしろそっちの方が―― 「あ、しまった。私としたことが忘れていた。ほら」 無情にも、ヘッドホンがセットされた。凄まじい臨場感で、刃が空を切る音が鼓膜を蹂躙する。その合間に、尊さん の声が聞こえた。 「買い物から帰ってきたら、ちゃんと相手してやるからな?」 「いや、待って! 行かないで! 死にたくないぃぃぃ!!」 「ゲームオーバー」 尊さんの影が消える。廊下からの灯りが細くなる。 ――そして、暗闇になった。
https://w.atwiki.jp/cccc/pages/25.html
アイテム名 落とす敵 多く含まれている敵パーティーがいる階数とその数 コボルトの眼帯 コボルト 1F・3体 銅の剣 勇者アルシェスLv1 1F~4F・1体 見習い魔女の帽子 魔法使いヒルダLv1 1F~4F・1体 溶けた剣 スライム 1F・3体 人骨 スケルトン 2F・4体 白帯 武闘家フェイLv1 3F・5体 見習い僧侶の法衣 僧侶シエルLv1 2~4F・1体 普通の矢 弓使いロビンLv1 2~4F・1体 蝙蝠の羽根 大蝙蝠 3F・2体 トカゲ戦士の腕輪 リザードマン 3F・3体 炎将の兜 ブレイザー将軍 4F・1体 リリーのスカート 初心者魔道士リリー 5~7F・1体 初心者用魔導書 訓練用マジックブック 6F・5体 ねばねばする液体 邪悪スライム 5F・5体 アリシアの靴下 Cクラス魔道士アリシア 6・7F・1体 ゴルバン先生のローブ ゴルバン先生 6F・1体 邪悪な腕輪 邪悪いぬ 7F・5体 魔石 ドレイク 7F・1体 ネクタイ ルーク博士 8F~11F・1体 ハーピーの羽根 ハーピーのセイラ 8F~11F・1体 綺麗なねばねばする液体 スライムのニーナ 8F~11F・1体 ラミアの腕輪 ラミアのラミ 8F~11F・1体 ネックレス エイミー博士 9F~11F・1体 赤い尻尾 フレイムドッグ 10F・4体 トレントの葉 トレント 10F・2体 蜂の針 キラービー 10F・4体 弾丸 メリル 11F・1体 鉄バット 獣人将ガルバー 14F・1体 包帯 屍人将ルドルフ 14F・1体 付けひげ 悪魔将グラハム 14F・1体 竜の爪 竜将ドルバギアス(変身前) 14F・1体 炎竜の鱗 竜将ドルバギアス(変身後) 14F・1体 棍棒 オーク 12F・3体 骸骨騎士の盾 スカルナイト 12F・5体 小悪魔の腕輪 プチデビル 12F・1体 小竜の角 ミニドラゴン 14F・4体 シーフナイフ 盗賊ミーアLv20 13・15F・1体 聖騎士の紋章 聖騎士ウォルフLv20 13・15F・1体 鋼の剣 勇者アルシェスLv20 13・15F・1体 とんがり帽子 魔法使いヒルダLv20 13・15F・1体 銀の矢 弓使いロビンLv20 13・15F・1体 僧侶の帽子 僧侶シエルLv20 14・15F・1体 魔王の角 魔王ダークキング 15F・1体 大悪魔のハンマー アークデーモン 15F・3体 リリーのぱんつ Bクラス魔道士リリー 16F~19F・1体 雪の結晶 スノーマン 16F・5体 アリシアのスパッツ Bクラス魔道士アリシア 16F~19F・1体 氷竜の鱗 アイスドラゴン 16F・1体 歪な花びら 邪悪はな 18F・2体 蜘蛛の糸 邪悪くも 18F・2体 鳥の羽根 邪悪とり 17F・5体 ゾンビの毛 邪悪ゾンビ 18F・5体 魔女の杖 魔女モーラ 18F・1体 闇の書 ドレイク 19F・1体 悪魔の尻尾 邪悪あくま 19F・3体 エイミー博士のぱんつ エイミー博士 21~24F・1体 スライムの結晶 スライムのニーナ 21・23・24F・1体 たこあし オクトパス 24F・5体 翼竜の翼 ワイバーン 24F・5体 フラスコ ロバート博士 23・24F・1体 スーツ ルーク博士 23F・1体 キマイラの核 ロバート博士 24F・1体 蛙の卵 蛙 25F・2体 蝶の羽根 蝶 25F・2体 鼠の尻尾 鼠 25F・3体 鳥の頭 鳥 25F・2体 複眼 羽虫 25F・2体 心霊写真 霊 26F・2体 南瓜の欠片 南瓜 26F・2体 小鬼の腕輪 小鬼 26F・2体 蚯蚓のミイラ 蚯蚓 27F・2体 猿の手 猩々 27F・2体 首 人 27F・5体 少女の髪 少女 28F・5体 ハンマー ハンマーレックス 29F・2体 吸血鬼のマント ヴァンパイア 29F・2体 網膜 イヴィルアイ 29F・2体 赤いバンダナ バンデッド 29F・2体 階級章 王国軍兵士 30F・4体 金の銃弾 傭兵イザーク 30~32F・1体 鉄兜 王国軍重戦士 31F・3体 裏切りの魔女ヒルダ 魔女の秘薬 31・32F・1体 火トカゲの舌 フレアブラス 31F・2体 牛肉 グレートホーン 31F・2体 闇の剣 闇に落ちた勇者アルシェス 32F・1体 王冠 国王オーランドⅥ世 32F・1体 邪悪な魔導書 ドルイド 32F・3体 リリーの毛 Sクラス魔道士リリー 33・34F・36F・1体 アリシアの足 Aクラス魔道士アリシア 33F・1体 髑髏の杖 死霊術師ゲーバ 34F・1体 気味の悪い石 邪悪ゴースト 33F・5体 腐った肉 邪悪グール 34F・2体 ろうそく 邪悪ろうそく 34F・4体 猫の舌 邪悪ねこ 34F・3体 火の魔石 火の精霊 35F・2体 氷の魔石 氷の精霊 35F・2体 雷の魔石 雷の精霊 35F・2体 光の魔石 光の精霊 35F・2体 闇の魔石 闇の精霊 35F・2体 虚無の欠片 虚無の精霊 36F・3体 セイラだったもの 崩れゆくセイラ 37F・1体 ラミだったもの 崩れゆくラミ 37F・1体 ニーナだったもの 崩れゆくニーナ 37F・1体 注射器 ルーク博士 38F・39F・1体 鳥肉 失敗作(ハーピー) 38F・39F・1体 蛇肉 失敗作(ラミア) 38F・39F・1体 ゲル状の何か 失敗作(スライム) 38F・39F・1体 イカ足 クラーケン 39F・1体 トサカ コカトリス 39F・2体 グリフォンの肉 グリフォン 39F・1体 手 箱詰めの人間 39F・1体 悠紀の縞パン 久遠悠紀 41F・1体 ゴルフクラブ 白咲深春 41F・1体 リストバンド 紀史元ひかり 41F・1体 デザートイーグル 未至麿ツネヨ 41F・1体 蝶ネクタイ 黒違和慶介 41F・1体 一ノ瀬さんのぱんつ 一ノ瀬可夜子 41F・1体 木刀 紺藤数馬 41F・1体 奈良の大仏 神河史記 41F・1体 時山先生の名言集 時山時雨 41F・1体 吏架ちゃんのニーソックス 抹白吏架 41F・1体 マッチ 美弥乃宮都古 41F・1体 髑髏模様の着物 久遠くおん(H) 41F・1体 ガーターベルト イリス・クレセント 41F・1体 煙草 喪神象事 41F・1体 テンガロンハット カルロス・リンドバーグ 41F・1体 インディアンの羽根飾り リカルド・ザ・ブラックウィング 41F・1体 洗い立てのシャツ 丸橋千夏 41F・1体 馬肉 ヒンデンブルグ 41F・1体 パイプ 尾張伊呂波 41F・1体 『リアル白雪姫』脚本 奈多彰人 41F・1体 バタフライナイフ 舞坂霧子 41F・1体 フランスパン 風原夏樹 41F・1体 肉じゃが 久遠可憐 41F・1体 大人パンツ 真里真理 41F・1体 大人の玩具 逆本麻紀 41F・1体 ツァラトゥストラはかく語りき 久遠悠紀(ロリ) 41F・1体 聖司のもみあげ 霧村聖司 42F・1体 BL同人誌 冬木陽子 42F・1体 ローレグ ユウ 42F・1体 メイド服 シズ 42F・1体 ウサギの耳 シド 42F・1体 至高剣アロンダイト 御厨えんじゅ 42F・1体 くおんの毛 久遠くおん(S) 42F・1体 セクシーなドレス 氷川真那 42F・1体 ミニスカ巫女服 蹂躙坂芙深 42F・1体 づら 大石神威 42F・1体 ボンテージ 朱雀 42F・1体 青龍えん月刀 青龍 42F・1体 コサック帽 白虎 42F・1体 喪服 玄武 42F・1体 鋲付きジャケット クラブ 42F・1体 アロハシャツ ダイヤ 42F・1体 ハンバーガー スペード 42F・1体 マイブロマイド ハート 42F・1体 狐面 ジョーカー 42F・1体 単衣 三日月菖蒲 42F・1体 サッカーボール 藤堂灯夜 42F・1体 大太刀 エシュター・ハミルトン 42F・1体 呪符 蓮池睡蓮 42F・1体 頭蓋骨 二句河梨ましろ 43F・1体 委員長の眼鏡 佐伯さん 43F・1体 エロゲー 白い恋人主人公 43F・1体 ソリス ソリスの眼鏡 43・44F・1体 マシロ リボン 43・44F・1体 アホ毛 メイ 44F・1体 呪いの人形 ヒカリ 44F・1体 竹刀 キャロル 44F・1体 ぺろぺろキャンディー シェンファ 43・44F・1体 マナ 割烹着 44F・1体 魔剣 朱雀 アイザック 44F・1体 髑髏の髪留め ゲルニカ 43・44F・1体 よれよれのコート ロジャー 43・44F・1体 愛の剣 愛の勇者アルシェスLv99 45F・1体 愛の杖 愛の魔女ヒルダLv99 45F・1体 愛のフレイル 愛の僧侶シエルLv99 45F・1体 愛の魔王の剣 愛の魔王ダークキングLv99 45F・1体 愛のパンツ 愛の魔道士リリー 46F・1体 愛のスパッツ 愛の魔道士アリシア 46F・1体 愛のマント 愛の魔道士ドレイク 46F・1体 愛の博士ルーク 愛のスーツ 47F・1体 愛のハーピーのセイラ 愛の翼 47F・1体 愛のラミアのラミ 愛の手首 47F・1体 愛のスライムのニーナ 愛の細胞 47F・1体 スク水 愛されなかった少女 49F・1体
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1506.html
――数百年前・月面 単刀直入に言えば、彼は死にかけていた。 満身創痍の身体は鉛のように重く、傷口から溢れ出る大量の血が全身を真っ赤に染める。眼は霞み、手足の感覚すらない。 だが、彼は止まらない。朦朧とする意識を気力で繋ぎとめ、限界などとうに超えた身体を無理矢理動かして狂ったように戦い続けた。 敵のどてっ腹に銃剣を突き刺し、柄の根元にあるトリガーを引く。瞬間、零距離で放たれたビーム光弾が敵を撃ち抜いた。一発、二発。 断末魔の絶叫が耳をつんざき、漂う肉の焦げる匂いに吐き気が込み上げる。 辺りはまるで地獄のような有様だった。 荒涼とした大地には見渡す限りに血の海が広がり、散乱する肉片の山は最早敵の死骸か味方の亡骸かも分からない。 動きを止めた彼の隙を衝き、周りの妖怪達が一斉に襲いかかった。四方から殺到する弾幕から、彼は串刺しにした敵の死骸を盾にして身を守る。 同時に銃剣のエネルギーをチャージ。弾幕に撃ち抜かれ、盾としての機能すら失った肉塊を放り捨て、彼はトリガーを引き絞った。 瞬間、銃剣から放たれた大火力のレーザー光線が、周囲の敵を消し炭に変えた。足元に転がる肉塊に銃剣を突き立て、彼は獣のように咆哮を上げる。 その時、爆炎の中から金色の影が突如彼に襲いかかった。九本の尻尾を生やした狐の妖怪である。 瞬く間に距離を詰め、九尾の妖狐が彼に肉薄。鋭い爪の生えた右手が彼の腹を貫いた。おびただしい量の血が口から吐き出され、銃剣が手から滑り落ちる。 殺ったか? 右手に感じる確かな手応えに、妖狐は勝利を確信した。だが次の瞬間、まるで太陽のように激烈な光が妖狐の網膜を焼いた。 銃剣を手放した彼の右掌に、霊力の光が集束している。拙い! 妖狐は咄嗟に彼から離れようとした。が、引き抜こうとした妖狐の右腕を、彼の左手ががしりと掴まえる。 「吹っ飛べ……!」 血の気の失せた顔をにやりと歪め、彼は右手を妖狐に叩きつけた。瞬間、光が――爆ぜる。 眩い光が妖狐の視界を真っ白に染め上げる。だがそんな中で、自身を見据える彼の真紅の双眸だけは、彼女の眼に焼きついて離れなかった。 結果として、地上の妖怪・八雲紫による月面征服計画は、たった一人のイレギュラーによって失敗に終わった。 月侵略のために用意した妖怪軍団を壊滅させ、自らの計画を台無しにした謎の月人を、紫は畏怖と屈辱を込めて“月の獣”と名づけ、いつの日かの復讐を誓った。 そして、数百年後――。 東方儚月抄異伝~ツキノケモノ~ 第一話「楽園の女狐」 「――レミリアさん。月面旅行に興味はありませんか?」 紅魔館を訪れるや、八雲紫の式――九尾の狐の八雲藍は、開口一番にそう切り出した。突然の藍の言葉に、吸血鬼・レミリア=スカーレットの眉がぴくりと動く。 「話を聞いてあげないでもないわよ?」 傍に控えるメイド――名前を十六夜咲夜という――に紅茶の用意を命じ、レミリアは藍に話の続きを促す。 ちょろいな。レミリアが食いついたことに内心ほくそ笑みながら、藍はゆっくりと語り始めた。 月の都には、毎日遊びながら無限のエネルギーを得られるような技術がある。それは幻想郷の外の世界や、中途半端に外の世界を真似た天狗や河童の技術とはまるで違う。 藍の主人・八雲紫は停滞してしまった幻想郷の妖怪の生活向上のため、月の技術を盗み出して妖怪の技術に活かしたいのだという。 「実は紫様も数百年前に一度、その技術を奪おうかと思って月に行ったのですが、その時は「不慮の事故」で手に入れることはできなかったのです」 不慮の事故、ねぇ? 藍の科白をレミリアは鼻で笑った。 「聞いたことがあるわ。月の民にコテンパンにされて逃げ帰ってきたんですってね? ――何で今更そんな計画を持ちかけてきたの?」 レミリアの問いに、藍は人のよさそうな微笑を浮かべる。あ、これは誤魔化してくるな。レミリアが直感的にそう判断する中、藍は口を開いた。 「簡単な話です、あの頃に比べて妖怪の数が増えたからですよ。皆が協力してくれれば、今度は負けることはないでしょう。そう――」 不意に藍の顔から笑みが消えた。まるで仮面のような無表情で、しかし眼だけは激情に燃えている。今まで見たこともない藍の顔だった。 「――今ならあの忌々しい“月の獣”を狩れる。今度こそ、必ず……!」 ぽつりと紡がれた藍の呟きは、きっと誰にも聞かせるつもりのないただの独り言。だがレミリアの耳には、はっきりと届いていた。 「……どんな計画か、詳しく聞かせてくれないかしら?」 レミリアの言葉に、藍はハッと我に返ったように顔を上げた。「失礼しました」と恥ずかしそうに謝罪し、藍は計画の概要を話し始める。 計画を実行するのは今年の冬、満月の夜。紫の能力で湖に映った幻の満月と本物の満月の境界を弄り、月の都と幻想郷を繋げる。 レミリアの役目は、紫が結界を見張っている間に月の都に忍び込み、めぼしい物を盗み出してくることだという。 「何それ。私に空き巣をやれって言ってんの?」 不満そうに口を尖らすレミリアに、藍は「あはは」と苦笑いを浮かべる。返す言葉もなかった。 その時、レミリアが何か思いついたように「あ」と声を上げた。 「ちょっと訊きたいんだけどさぁ――」 藍の眼を覗き込むように身を乗り出し、レミリアはにやりと意地の悪い笑みを浮かべる。 「――忍び込むのは構わないんだけど、別にそのまま乗っ取っちゃってもいいわよね?」 藍は思わず息を呑んだ。レミリアの真紅の双眸が藍の眼を射抜く。 レミリアの言葉、それは紫への露骨な挑戦だ。かつて紫が失敗した月の侵略、それを自分ならば成功させると言っているのである。 数秒の沈黙の後、藍はにっこりと笑った。レミリアにとっては肩透かしの反応である。 「ええ。ご自由に」 「……言質は取ったわよ?」 念を押すレミリアに笑顔で頷き、藍はソファから腰を上げた。 「さてさて、では私はお暇させて頂きますね。これでも忙しい身分なので。――ああ、そうそう」 まるで何かを思い出したように、藍がレミリアを振り返る。 ぞっとするような笑顔だった。細められた双眸はギラギラと輝き、溢れ出る殺気を隠そうともしていない。 「――月を征服するのは構いませんが、紅い眼の月人には手を出さないで貰えますか? アレは私の獲物なので」 「あら? 私を脅すなんていい度胸してるじゃない」 「いえいえ。これはただのお願いですよ。私の個人的な、ね」 人を食ったような笑顔でぺこりと一礼し、藍は咲夜に連れられて退室した。応接室に残ったのはレミリアと――もう一人。 「……今の話を聞いた? パチェ」 声を落として囁きかけるレミリアに、彼女の腹心である魔法使い・パチュリー=ノーレッジが無言で頷く。 「月の獣、紅い眼の月人……。どうやらあの女狐は随分とそいつにご執心みたいね」 「……どうするつもり? レミィ」 淡々とした声で尋ねるパチュリーに、「決まってるじゃない」とレミリアは笑う。 「月の都に攻め込んだら、真っ先にその“月の獣”とやらを探し出してボッコボコにしてやるわ!」 天井を指差して高らかに宣言するレミリアに、パチュリーはこっそり溜息を吐いた。 現代の裏側に存在する楽園、幻想郷。結界で隔てられたこの世界には、妖精や妖怪、神などによる様々な勢力が存在する。 まず紅魔館。白玉楼の亡霊姫・西行寺幽々子が治める冥界。天狗や河童が支配する妖怪の山。他にも天界、地底、彼岸など、数え始めたらキリがないだろう。 勿論、結界を守護する幻想郷の要、絶対中立の博麗の巫女も忘れてはいけない。 幻想郷を文字通り飛び回り、藍が各勢力との交渉を終える頃には、夜もすっかり更けていた。 「お帰りなさい、藍しゃま! ご飯にしますか? それともお風呂にしますか?」 交渉の結果を主人である紫に報告し、重い身体を引きずって邸に帰宅した藍を、猫又の少女が出迎えた。藍の式・橙である。 「ただいま、橙。そうだな……疲れたし、今日はまず風呂にするよ」 暫しの黙考の後に答える藍に、橙は「あいっ」と満面の笑顔で頷く。橙の頭をくしゃりと撫で、藍は風呂場へ足を進めた。 脱衣所で服を全て脱ぎ去り、白い裸身が露わになる。豊かに実った胸の谷間、絹のように細やかな肌には、痛々しい大きな傷跡があった。 数百年前、月面での戦いで負った古傷である。 (布陣は済んだ……) たっぷりと湯の張った浴槽に身を沈め、藍は黙考する。 紅魔館は協力を確約してくれた。白玉楼も恐らくこちら側につく。博麗の巫女は紫が直々に鍛えている。竹林の月人達も動き出した。言わば盤上に駒が出揃った状態である。 ならば後は、駒を動かすだけだ。藍は胸の傷痕を指先で撫でた。始まるのだ。数百年前の戦いの続き――第二次月面戦争が。 (待っていろ。獣め……) 思い出すのは真紅の双眸。数百年前、深手を負いながらも毅然と睨み返してきた強い瞳。藍はあの眼を、欲しいと思った。 (貴様を屈服させ、私の前に跪かせてやる……!) 雪辱に燃える藍の顔は、どこか恋する乙女にも似ていた。 ――続劇
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3475.html
朝倉涼子が輪郭線を完全に喪い、跡形も残さず消滅する。 長門の与えた彼女へのラストワードが、消え失せ乖離してゆく彼女の鼓膜にまで届いたかどうか、確かめる術は最早ない。己の力で滅した元同胞に対し長門が覚えた感情は、単純な勝利への喜びに満ちて終われるものではなかった。 他に選びようがなかったとはいえ、後味の悪さは付随する。葬った彼女に対し、寂寞と羨望を抱いていたかつての己を長門は思った。 言うなれば彼女は模範だったのだ。 後退して行く未来を憂いて、思念体の意向に反した行動を取った。ヒューマノイドインターフェースとしては欠落しているようでいて、其の実どの情報端末より活き活きと「人間」の感情を、それは主に負に傾いたものではあったけれども、自前のものとして持ち合わせていた。朝倉当人は、その事実を自覚しきらぬままに。 朝倉によって改変されていた空間情報は、スノードーム内に組まれていたプログラムによって自動修正が始まった。溶解した飴のように周辺一切を同色に染めていた銀が伸びあがり、うねりながら元の廊下を模って修復を行ってゆく。 連結を解除される寸前までいった長門自身の肉体も、プログラムの影響下にてどうにか回復するが、貫かれた足腰のために喪ったバランスまではすぐに取り戻せなかった。立ち上がろうとしてよろめき倒れ掛かった身を、さり気なく細い両腕が抱き止める。 「相変わらずの無茶ぶりですね、長門さん」 穏当な女性の声が、長門を労ってやんわりと降る。長門は瞬き、琥珀の瞳の表層にその姿を映した。 喜緑江美里――長門と同じくTFEIの一人。長門は自分を助け起こすようにする喜緑を物言いたげに見据える。 朝倉の言質が正しいのであれば、彼女も既に長門を切り捨てていておかしくない存在なのだ。喜緑は元々、長門の暴走を未然に阻止するための監査を目的の一つとして、此の学校に派遣されていたのだから。 「誤解があるようです。情報統合思念体は貴女を見捨てた訳ではないんですよ?」 お転婆な妹を案じる物静かな姉の様に、喜緑はおっとりと微笑んだ。 「朝倉涼子から急進派『主』の位置をトレース、捕捉を完了。一斉掃討が始まっています。――つまりは、この計画自体が釣堀ということです。主流派は元々、急進派を容認するつもりはありませんでした」 淑女らしい微笑のもと、紡がれる解説は長門の推測をまた、越えていた。喜緑ののんびりとした解説が正気ならば、主流派が急進派を滅する為に、古泉の「機関」とその救援に向かう長門の行動までを見越し、策を弄して急進派を『嵌めた』ということに他ならない。 「何故」 長門の問いは端的だった。 「涼宮ハルヒの情報フレアの観測が成せない事は、主流派にとっても致命的。急進派の主張にも思念体からすれば正当性はあった。それなのに主流派は敢えて、急進派を掃討までして現状維持を貫いた。……それは、何故?」 「自律進化の可能性は、涼宮ハルヒ本人のみでなく、その周辺に波及していることに思念体が気付いたからです。――長門さん、貴女のことですよ」 「……わたし?」 鸚鵡返しにするしかない長門の呟きに、長門の髪を梳かすように手をやった喜緑は何処か嬉しげでもあった。 「感情という概念。地球上で貴女が獲得したそれは、思念体に随時送信され、分析を受け続けました。それは人類に見るべき価値を持たなかった思念体にとって理解の範疇を超えたもの。貴女がそれを得たことによって、思念体は可能性を夢見た。――その『感情』こそが、涼宮ハルヒの力の源に直結し、進化の鍵足り得るのかもしれないと」 それは同時に退化の可能性をも含有するものではあるけれど。 進化の方向性を見失い、停滞していた情報統合思念体が見出した、小さな人間の奇蹟。 「長門さん。貴女の未来を『既定事項』にするのは、貴女の選択です。……もう、気付いているのでしょう? そのスノードームが、何時、どの時代から齎されたものかについても」 長門は、己の窮地を救った硝子の球体に眼を遣った。古びたアンティーク物、古泉一樹が長門に託した雪の結晶のような贈答品。けれど朝倉涼子を瞬時に打ち倒し、空間再生を図ることの出来るプログラムを内臓したそんなものが、この時代に残存している筈がない。 「貴女の規制は解除されました。全情報端末が貴女の支援に回ります。――長門さん」 巣立つ子を見送る親の眼差しをもって、喜緑は長門を後押しした。 涼宮ハルヒの可能性の波紋に飲み込まれ、『感情』を得た長門有希に朝倉涼子の他に。彼女らを見守って来た一端末の喜緑江美里までもが、確かに、人の持つそれと等価の親愛を形にする。存分に暴れて構いませんよと、茶目っ気を混ぜた一声と共に。 「貴女の大切な人を見つけに、いってらっしゃい」 憂慮する事項は、情報制御能力を再び取り戻した今、長門有希には何一つとして有りはしない。 長門は言われるまでもないと主張せんばかりに喜緑を見つめた。 「――同期を申請する」 『機関』傍に配置された情報端末に、その身をもって、古泉一樹を救いにゆく。統合思念体は愛娘の意思に、 ただ一言、 ―――「許可」の、返礼をした。 怒号と、叫喚が飛び交っている。 銃声に伏す仲間。機関銃の耳障りな騒音。古泉一樹は草叢に潜ませた身を縮め、散り散りになった仲間を案じながらグリップを握り直す。 非常時に備えて一通り、扱えるように訓練ならば積んでいたものの、まさか高校生の身分の内に手にすることになるとは思っていなかった拳銃。借り物のようにしっくり来ない黒光りするそれの重みが、古泉に否応なしに戦線を意識させた。 機関所有の山奥。他の支部との中継地が置かれた其処には、今から政府転覆を宣言しゲリラ活動に身を投じられそうなレベルの武器庫、弾薬庫があった。涼宮ハルヒ抹殺をもくろむ過激派が要所押さえにまず狙ったのはそこであり、機関の現状維持主張派と攻防戦が続いている。 応援要請は疾うに発されているから、暫く待てば各地から支援部隊が回ってくる。そうなれば過激派を抑え込むも容易だ。必要なのはそれまでの時間稼ぎであり、可能な限り犠牲を減らすことだった。 古泉はすっと深呼吸をする。 今回の彼等の反旗には、謎が多い。急に過激派が動き出したことも、それを機関の上層部が事前に察知し、食い止めることが叶わなかったことも、考えれば考えるほど奇妙な話だった。 立てられるのは一つの仮説。何らかの介入、人間の手に及ばないような上位の力が加わった事により、過激派が成功を過信し行動に踏み切ったとしたならば。 「死ぬ」未来を古泉自身に先に提示した未来人の思惑も気に掛かっていたが、手元にあるのは状況証拠ばかりで情報が不足している上、ゆっくり思考に浸る暇もなさそうだ。――敵が、倉庫を占領する為に近付いて来る。 古泉は身をやや持ち上げ、後退しながら低姿勢で狙いを定めた。 網膜の裏に、SOS団の面々の姿がちらつく。帰って、皆と一緒にパーティーを。長門さんを祝し、クラッカーを鳴らし、皆で騒いでケーキを食べて。涼宮さん、朝比奈さん、「彼」もきっと楽しく過ごせる一日になる。 解散時になったら、そう、改めて彼女に言おう。 「――!おい、向こうだ!」 古泉が引き戻した意識の先で、男が別方面の仲間に向けて銃を突きつけている。古泉はまずい、と反射的に引き金を引いた。乾いた音に、衝撃の反動が手首にかかる。ずうんと指先の痺れる感触、手が震えて痛んだ。弾は運よく反乱分子の一人の脚を貫通していたが、男の上げた痛烈な叫び声が、敵を此方に引き寄せていく。 古泉が慌てて視線を走らせると、仲間の方は無事に逃げたらしく、先程まで棒立ちになっていた姿は見えなくなっていた。 とはいえ、ぐずぐずしているとすぐにまた群がってくる。離れなければと古泉が踵を返すその先に、見慣れぬ男が血走った眼で走り込んできた。違う角度から攻め込んできていたらしい敵の一味。 「野郎!」 唾棄するような叫びが聞こえ、駆け付けた男の銃口が古泉に牙を剥く。逃げろ、走れ、叱咤すべき脚が動かない。 まるで時を逸したような、スローモーションの中のような光景だった。口径何ミリの弾丸か、そんな事までは把握仕切れなかったにせよ、一直線に走るその一撃が古泉に目掛けて飛来して来ることをほんの一秒僅かの間に、古泉自身が理解した。銃弾が己の胸に、吸い込まれるように飛び込んでくる。視界が、刹那に白く染まった。――激痛は、遅れて古泉の半身を灼いた。 「あっ……ぐ…!」 呻き声が漏れたが、それすら聞こえない。自分が倒れたのかどうかさえ、古泉には判断が効かなかった。フラッシュを焚かれたままの世界、視神経が焼き切れたように何も見えない。 か細く人の名を、彼自身が切望するように呼ぶ。現実に彼の腹部を赤く染めていた鮮血が、留まりを知らずに古泉の唇までも浸食して濡らし、地に染みこみゆく。 古泉一樹は遠退く意識をそのまま手放す寸前、――真っ白に埋もれたなかに薄い影を見たような気がした。 ひとひら春の日に舞い降りる、それは、雪のように。
https://w.atwiki.jp/papayaga0226/pages/259.html
無機質な印象しか与えない廊下を全速力で走り抜ける女がいた。 おっとりした顔立ちに似つかわしくない吊上げたまなざしを貼り付け、 その動線にばたばたという激しい音を立てながら。 やがてその音は止む。 どうやら目的のものを見つけたようだ。 「―――これはどういうことですかっ!」 薄闇の中、心底面白そうな表情の女が鏡の前で何かを観察している。 その口元は弓型に歪み、最高のエンターテイメントを見やるのに相応しいもので。 そこにバンッ!と空を切り裂くが如く飛び込んだのはドクターマルシェ。 麗しい黒髪が衝撃で乱れるのも気に留めた様子はない。 「ノック位しなさい。マルシェ?」 ちらりと突然発生した音源を見やると腕を組み視線を元に戻す。 薄く笑うのを止めない女にマルシェは少しのいらつきを感じ、不快だというアピールをする。 女の視線の先。 それはマジックミラーになっており、その向こう側にはマルシェが先ほどまで血眼になり捜していた里沙の姿があった。 先ほど鍵がかけられていたため侵入できなかった部屋に居たことにマルシェは小さく舌打ちをする。 里沙の意識はあるように見えた。 だが意識の有る無しなどは別に、明らかに様子がおかしい。 身に纏うものは多少破れがあり、戦闘の後というのを伺わせる。 何よりその表情は……そう、必死で何かに耐えているような。 同時に湧き出す疑問。 この姿を見て女が何故こんなに面白いものを見るのような目線で見るのかが解せない。 ずれた眼鏡をかけ直す仕草もつい神経質なものになる。 ひとつ深呼吸をし、女に向き立つ。 「貴女とRが里沙ちゃんを浚ってきたと部下から聞きましたが?」 「あら、お耳が早いこと。でもあの子は自分から、自分の意思で戻ってきたの。 浚ったなんてどこから出た話かしらね?」 そんなはずはないだろう。 第一、こんなすぐに露見する嘘で誤魔化される訳にはいかない。 残された者たちがそれを知ったとあれば…… ―――ひと波乱どころでは済まないだろうともう一人の、かつての知人を想う。 「では、今の彼女の様子の原因は?」 「全ての質問にいちいち答えなければならない道理はないわね。私だって忙しいの。 ……あぁ、マルシェ。そうそう、薬品ちょっと借りたわ」 「……はぁ?」 会話が噛み合っているようには思えない。 ……完全に遊ばれている……もしくは本題をかわされている事にまた不快感。 それに薬品を借りたとは? 何を、とは言わない。 これ以上単純に聞いたところで答えは返ってこないだろうと踏んだマルシェは別の角度から攻めることにした。 「誰の指示ですか、一体向こうで何が起こっているんですか!」 「少し落ち着きなさい、あれは完全に向こう側に……敵側についている」 「そう言ったのですか!?里沙ちゃんが」 「啖呵きられたわよ。組織へは戻らないんだって。 一応言っておくけど手を出さないでね」 「……っ」 里沙が造反しつつある。 そんな噂ぐらいはマルシェも聞いていた。だが、まさかこんな方法をとるとは――― 目の前に広がる一方的な支配は仮定を肯定へと導くものでしかなく、苦々しいものが胸の奥から込み上げる。 しかし表情でそれを露出する程に場数を踏んでいないわけではない。 ポーカーフェイスは嫌というほど叩き込まれてきたのだから。 マジックミラー越し、里沙の姿から一時も視線を外さない女はそんなマルシェの意図に気付く筈もなく。 「なんてことを……」 「裏切り者だけど、せめて死体は奇麗な方がいいからね」 「……ほう」 「まぁ、3日後にはミティと同じね。何度も復活できる不死者(アンデッド)へと。 そして、永遠にその魂をあの方の為に捧げることになる」 あの方。 言葉どおりにとるならこの組織を統べる存在であるダークネスを指すだろうが それには弱冠……含みに違和感がある。 この女と里沙を繋ぐもの。推測が正しいならば。 「……前から聞きたかった、貴女が安倍さんをそこまで神聖視する、その理由を」 「………………答える道理も義理も貴女にはないわね」 重く、冷たく言い放たれる。 だが、一瞬瞳が泳いだのをマルシェは確認した。 お互い視線が正対していなかったからこその綻び。 正直、答えが返ってくることなど期待していなかったからこそ、 その態度で何か幾分かの思惑があるのだと推し量るには容易い。 勿論一瞬の後、ポーカーフェイスを繕う女も犯した失態に気付きばつが悪かったのだろう。 邪魔が入り気が削がれたと言わんばかりにこの空間で二度目の視線をようやく投げかけると その場を後にしようと、出口と女の直線上に立つ乱入者を横切りすれ違う。 「もう一度言う。あれに手出しは無用。聡明なマルシェ様」 そう、マルシェの耳元で言い残して。 ギィィ と錆び付いた蝶番の擦れる音が不協和音を奏でる。 まるでマルシェの心に渦巻く疑心を代弁するかのように。 マジックミラーの向こうでは里沙がハンカチかタオルのようなものを口に当て、 顔をしかめ必死に何かに耐えている。 暫く見ない間に、里沙は痩せすぎと表現されるほど、袖から覗く腕は細い。 外傷は額。脚。腕。だがあの様子からすると外傷は関係ない。 例えるならば、薬品を吸入しているかのような――― 女が言っていたことが本当ならばこのままだと里沙は……絶命するだろう。 それに思考が行き着いたと同時にマルシェの身体は必死に壁を叩いていた。 マルシェの耳に弱々しい空気音―――例えるならば風船から空気が抜けるようなそれが微かに聞こえた。 隣の部屋、つまりこちらからでも聞こえるのだ、向こうでは既にどれだけ充満しているのか。 こうしていてもらちがあかない。 そう判断すると同時に身体は動き出していた。 ……命は失われてからでは遅いのだ。 「里沙ちゃん!聞こえる?匂いはどんな感じ?」 壁を叩く。力の限り。 「答えて!痛い!?」 弱々しく、一時の猶予も持さないであろう里沙が弱々しく頭を上下に振る。 ガスは刺激臭の気体と仮定する。 かつ痛みを伴う毒性があり、うちのラボに存在していた薬品だとしたら…… (何だっけ、早く) (考えろ、思い出すんだ!) (何のためにこの頭脳があるんだ!) (守るためじゃないのか!大切なものを!) ……っ!! まさか、正体は塩酸ガス!? 気体の状態で吸い込むと肺の中の水分と反応し、塩酸と二酸化炭素を生む薬品! もしそれなら、早くしないと手遅れになる……っ! 「里沙ちゃん!今すぐ少しでも高いところへ上がって!聞こえる!?里沙ちゃん!」 あれは空気より重かったはず。 マルシェは全力で鏡を叩く。拳くらいで済むなら壊れても構わなかった。 鏡の向こうの身体はどうやら聞こえているのだろうか、ふらふらと口元を押さえ逃げ惑う。 危なっかしい足取りで簡素な机の上に這いずり上がる。 ほんの少し、時間が稼げたのか。 いや、実際問題彼女の命がは崖っぷちに立たされているのは未だ何も変わっていない。 馬鹿正直にこの部屋の鍵を取りにいっている間に里沙の容体が悪化して手遅れになってはいけない。 残された一つの方法。 この向こうにある、里沙を蝕み続けるものの正体の構成を突き止めることができれば。 直ぐにドアをこじ開けることは出来る。 だが根本的な解決にはならないだろう。 生身では薬品名が解ったとしてもどうにもできない状態だからこそ迷っている暇は無い。 かっと目を見開き、能力を解き放つ。 (能力……忌わしいチカラ……でも、でも) (助けたいんだ、里沙ちゃんを) (今から私は―――能力を使う) その網膜に映るもの全てを構築しているものの正体を―――視る。 勢い良く大量の情報が強制的に流れ込んでくる。 その眩暈を遣り過ごすとミラー越しの空間には 自然中の大気にはあってはならない種類・量の原子が暴れている様が写る。 ―――視えた。 「―――原子たち、私に従いなさい!」 宣言に応えるように暴れまわるそれらはぴたりとなりを潜める。 その様にニィ、と口角が無意識に引き上げられた。 「よろしい。君達は私の支配下にある」 まず行うべきは空間に浮かぶ水素と塩素を認めると分離させ、引き離す。 目に映る全ての物質はマルシェの操るまま式を変えていき 彼女の身体の周りに充満する劇薬物を中和させていった。 「いい子達ね。しばらくじっとしてなさい」 再び全力で壁を叩く。 満足に呼吸も出来ず、今にも崩れ落ちそうな里沙の顔色はチアノーゼが現れ始めていた。 「もう大丈夫。息をしてもいいよ!」 それが向こうにも聞こえたようで、瞬間ためらったのち大きく呼吸を取り返す。 酷い咳音がこちらまで届いた。 同時に崩れ落ちる彼女。 もし、自分がここに辿り着かなかったら――― と想像すると 背筋にぞくりと悪寒が走る程、恐ろしくなった。 リゾナンターは誰が欠けてもいけない。 彼女たちにとって一を失うこと、それは全てを失うと等しいから。 ……その中に己が居ることは既に叶わず、叶えるつもりもないけれど。 もしかしたら誰も見ることが叶わなかった世界に彼女たちなら辿りつけるのではないか。 非科学的な事は信用するに値しないが、科学ですら100%の事象など碌にありはしないのだし。 マルシェの思考はこの行動の理由をそう意味付けた。 何よりマッドサイエンティストに不可能はないのだ。 そう言い聞かせる。 白衣は翻り、今度こそ里沙の元へ赴くべく歩を進めた。 * * *
https://w.atwiki.jp/gumdamblackcat/pages/621.html
ブラックキャット大地に立つ オーガスタ基地内にある施設のゲートの前で佇むナガモン ゲートには「立ち入り禁止 無断侵入者は射撃される 撮影禁止」と書かれた看板が掲げられ、周囲には鉄条網と高圧電流の二点セットが付けられたフェンスが続いてる ここも一応基地内なのにこんな看板表示に意味はあるのか?と疑問に思いつつ手持ちぶたさに佇むナガモン 前線では「天使の掃除機」とも称されるミデアのエンジン音もここでは耳障りだ 警備兵がチラチラと彼女の方を見ている それはそうだろう(ナガモンの容姿説明) 当の本人は気づいているのかいないのか、腕時計と手に持った紙を眺めていた 彼女の手に持った辞令書には「オークリーベースエリア88に赴任し、テストパイロットの任につくことを命ずる」と書かれている 待ち合わせの時間まで後15分ほど時間がある、施設に入るためのIDを持ってくる乃人が来るのを待っている 黒猫と出会う 「ねぇキミ、キミも新任の士官なの?」 視点はナガモンのまま黒猫の容姿説明 「オレのことなら、答えはノーだ。オーガスタ基地の人間だよ、ってこのベレー帽とジャケットを見ればわかるかお前は?」 亜人種の少女、おそらくケットシーだろう 尻尾フリフリ猫耳ぴょこぴょこ 「実はルナツーから来たところ。良かった、今日着任するもう一人のテストパイロットって君のことだね。わたしは黒猫。よろしくね。」 「オレはシン・ナガモンだ。よろしく。」 右手で握手。シン・ナガモンのほうがわたしより10センチは背が高い。わたしは終止彼女を見上げて喋っていた。 出身や戦歴などききたいことはいろいろあったが、お迎えが来た 容姿説明 ラコタトラックで迎えに来る乃人 許可証を渡され、セキュリティゲートを抜けるが許可証は回収される 「ねぇねぇ、あれ回収されたけどいいの?」 「ええ、あれはゲートを一回通れるだけのものですから、ちゃんとしたものはまた後で渡します」 「ご苦労なことだ」 ラコタトラックhttp //www.msigloo2.net/data/で基地内を進む http //item.rakuten.co.jp/card-museum/gw21-bl-u-369-uc/コジマ基地みたいな? MSの使用を前提にした格納庫が並んでいる 向こうには滑走路が見える Lー12格納庫と書かれた門の前で車をとめ、守衛室に入るが少しして出てくる乃人 社内で初めてIDカードが渡されるが、これはあくまでLー12格納庫内に入るためだけにしか使えないらしい。 というか、このエリア88から出るにはいちいち許可をもらわなければならないらしい。 黒猫が初耳だと文句を言っている、乃人は苦笑しつつ、この中に何もかも揃っているからそうそう出ることはないと宥めていた。 施設内に入り車を止め格納庫に入る、格納庫前には警備兵がいるのでもらったばかりのIDを見せて中にはいる 通路にもまた警備兵がいる、会釈し前を通る ナガモン(屋内なのにマガジンをセットしてる…いやな感じだ) 屋内では暴発時の危険があるため、マガジンは抜いているのが普通である ナガモン(射殺は警告じゃないってことか) 通路をしばらくいくとあるドアの前に立ち、IDと網膜、指紋照合でロックをひとりずつ外し中に入る。 中は真っ暗であった、足元だけが微かに照らされている 大きな機械が稼動状態にあるブゥーンという音がしている 「大きな機械…MSみたい、ていうかこれでMSじゃなかったら詐欺」 「面倒だから突っ込まないが…とりあえずザクじゃないな、初めて聞く音だ」 「ここです。度肝をぬかれますよ!」 乃人はそう言うと、壁際に移動し何かの端末を操作したようだ 「ッ!!」 黒猫が息を呑んだのは決して急に明るくなったからではあるまい。 目の前にはまさに鉄巨人が直立していた。 「これが・・・、ガンダムか。」 RX-79[BC]、BlackCatガンダム。RX-78の細身で流れるようなボディラインとは異なり、BlackCatのそれからはかなりがっしりとした印象を受ける。 機体はその名の通り全体に黒っぽく塗装されており、頭部の黄色いV字アンテナだけが妙に目立っている。 シーン変更 http //www.gizmodo.jp/2011/01/post_8343.html参考 オーガスタ基地地下監視司令部 「哨戒機からレーザー通信、『定期便』と接触した模様、座標データ受信開始」 「インターセプト部隊にスクランブル、目標地点が割り出しでき次第避難警報発令」 「座標データ、および画像データ受信メインスクリーンに出します」 「いつものごとくの定期便か…」 「ミノフスキーレベル上昇、レーダーホワイトアウトします。」 シーン変更 「その通り、RX-79[BC]、通称BlackCatガンダムよ」 ハルヒとMKⅡが登場 ハルヒ「はじめまして、SOS団団長涼宮ハルヒよ、あなたがシン・ナガモン?聞いてた印象とだいぶ違うわね」握手 ナガモン「男子3日会わざれば刮目して見よとも言いますから」 乃人「涼宮さんはここの技術「超」…超技術主任なんです」 MK「一応ここの整備主任をしているー…本名は長いからMK-Ⅱと呼んでくれ、他のもそう呼んでる」 ちらりと胸元のネームプレートを見る『M.K.Ⅱ』と略されていた、どうやら相当長いらしい 向こうで黒猫が超技術主任とやらに抱きつかれている、めんどうだからスルーしよう ハルヒ「あなたが黒猫ねーケットシーって初めて見るのよー」 ナガモン「よろしく、ところでこの機体はファーストロット系列のようですが、あれは今ジャブローにいると聞いてますが」 MK「敬語はいい、当たらずとも遠からずかな、あれの予備パーツを使って製作した機体だからな」 ナガモン「そういえば、腕や腰の部分が少し2号機と違うかな?腕は1号機ににてるが」 猫「どんどんガンダムって増えてるよね…なんでナガモンは知ってるの?」 ナガモン「前に映像と写真を見たことがある、シュミレーションで動かしたこともあるしな」 MK「腕と腰はオプションパーツ用のアタッチメントなんだ」 ナガモン「腕はともかく股間にねぇ…」 ハルヒ「別に人型だからって、何もかも「人間」の形に拘る必要はないわ、そろそろ他のみんなにも紹介したいから上まできてくれるかしら」 「ちょっと待ってくれじゃあなんでわざわざ格納庫に連れてきたんだ」 ハルヒ「出会いは劇的な方がいいからよ、後私が楽しいから」 黒猫「じゃあ、炉に火が入ってるのは?」 ハルヒ「さっそく乗ってもらうから」 乃人「ええ幾ら何でも無茶じゃ」 ハルヒ「なんで?黒猫少尉はルナツーのコバイユ隊でRGMに乗ってたテストパイロット、ナガモン少尉はそもそもセカンドロットシリーズのパイロット候補だった逸材よ」 爆撃音 ハルヒ「定期便…か」 黒猫「定期便?」 ナガ「なんだ聞いてないかったのか、ここオーガスタ基地は地球上ではジャブローにつぐ規模の基地というのもあるが、簡単にいえばジオンの重要拠点のど真ん中に取り残されてるんだ」 黒猫「取り残された地オーガスタ…自分で言ってりゃ世話ないよね」 こういう会話している間も爆撃音が続く。 ナガ「ルナツーの人間だけには言われたくないな」 乃人「でも今日はなんか近くないですか?」 ハルヒ「そう?」 再び基地司令部 「別方向からも航空部隊が侵入!」 「メイポート、ケープカナベラル両基地からの攻撃か!だからメガ粒子高射砲台を建設すべきだったんだ!」 「ドダイ部隊確認!ガウはMSを投下しているもよう」 『こちらA-1地区!MS投下を確認数は3機!数は3機、いや違う他のガウも投下してる!』 『Fー5地区、こちらはドダイに乗ったザクだ!数は数は…くそ!空軍はなにしてやがる!これも魔女のばあさんの呪いか!』 「Fー5地区、報告は簡潔にせよ」 ひときわ大きな爆撃音、司令部がゆれる 「なんだ!今のは!」 「ミサイル攻撃です!おそらくメキシコ湾からの攻撃です!」 「くそっ姉弟での共同作戦だとでもいいうのか!全基地防衛体制発令!白兵戦もあるぞ!ザクハンター共はどうした!?ファンファン隊もだせ!戦車隊はもう出てるな!?」 シーン変更 格納庫内にキョンが慌てて入ってくる 「あらキョン何そんなに慌ててるの?」 「何って、オーガスタ基地が今攻撃をうけてるんだ」 「定期便でしょ?」 「違う!たった今全基地防衛体制が発令された、ジオンの本格的侵攻…」 「・・・来る!」 「え?」 刹那、ものすごい爆音と同時に搬入口が爆砕した。オレ達は爆風でなぎ倒され、地面にはいつくばった。耳鳴りがひどい。 乃人がこっちを向いてしきりに何かを叫んでいるが、何を言っているのかまったくわからない。しきりに外を指さしている。 オレはそちらに目を向けた。灼熱の炎の中、悪魔か化け物のように、一つ目の巨人がこちらを睨んでいた。 キョンはハルヒを守るように覆いかぶさってる 「ザク!!」 外はドダイやドップに友軍機が飛び回っている 乃人「これがガンダムの力」 ナガモン「…乃人、今俺たちはエースが誕生する瞬間に立ち会ってるのかもしれない」 ぽつりとつぶやいた自分の言葉に、オレはなぜだかひどく納得したような気持ちになっていた。 はい黒猫無双 3機潰して、このシーンは終わり。 バルカンはペイント弾かな?メインカメラ潰すくらいはできるだろ ビームサーベルは訓練用のモードだったため一回切って、実戦モードで起動 ブラックキャット大地に立つ終了
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/559.html
251 ねえたんファッション16 sage 2008/11/06(木) 17 26 14 ID PI0QYe1p 茶葉の香りだけが酷くのどかに流れている。 水を吸った綿のような沈黙が二人の上に重苦しくのし掛かっていた。 政人は湯呑みを机に置き、どこか遠くを眺めたままの未来の顔色を窺う。 唇を結び、陶磁器の仮面を纏っているかのように固く閉じた貌。 その冷たい面差しの奥には普段の未来が居る筈なのに、厚い殻に隠されて一片の熱も感じ取れない。 未来は静けさをもて余すように床に広がるスカートの裾を白い指先で撫でた。 やがて、唇から吐息程の声を漏らす。 「政人…」 「…うん」 未来は黒炭の髪を肩に滑らせ物憂げに俯く。 「今まではギャルを装っていたけど、これが本当の私の姿なのよ…」 「…」 政人の口がへの字に曲がった。 何故にその胡散臭い後付け設定を押し通すつもりなのか。 「でも、これからは髪も服装もありのままの私に戻すの。地味乙女系着回しコーデもバッチリ準備できているわ」 だからその言い回しが根本的に間違ってるんだってば。 (ギャルだった昨日までをなかった事にしてやがるな…) 何考えてんだか。ヤンキーだった過去を隠す芸能人じゃあるまいに。 政人は俊巡した。未来自身のためにも未来の仕事のためにも、ここは釘を刺すべきか。 252 ねえたんファッション17 sage 2008/11/06(木) 17 27 24 ID PI0QYe1p ―ああ、彼女は身内なのだから弟である自分が言ってやらなきゃならない。 皮肉な事に、未来の異変を前にして政人は初めて家族の絆を感じていた。 意を決し、未来の顔を真っ直ぐ見つめる。 「イメチェンは自由だけどギャルの方が未来ちゃんらしい――」 「違う」 政人の言葉を冷たく断ち切る低い声。まるで他人の声だ。 「違うよ、政人。私はギャルじゃない。今までもこれからも」 前髪の下からこちらを凝視する異常な双眸。まるで顔を覆いつくしてしまいそうに飛び出た白眼に浮かぶ縮み上がった瞳。 苦悶の末に事切れた死者の形相を思わせた。 この目…。限界まで膨張した風船が内側からの圧力をギリギリに抑えているように、未来は何かを耐えている。 今彼女に刺激を与えてはならぬと本能が訴えるが、政人は悔しさのあまり姉に歯向かっていた。 「何で嘘つくんだよ、別にギャルでいいじゃん」 ブツリ―何かが千切れた音がした。 未来が両手を机に叩き付ける。振動で茶筒が倒れ湯呑みの茶に乱雑な波紋が走った。 塞き止めていた感情を一気に決壊させた未来は、―笑っていた。 「政人はギャルより黒髪清楚が好きなんでしょ?私ギャルじゃないギャルじゃないギャルじゃない!!」 253 ねえたんファッション18 sage 2008/11/06(木) 17 28 18 ID PI0QYe1p 口元は笑みの形に吊り上がっているのに、その顔はどこか泣き出しそうにも見えた。 怒り、悲しみ、怨嗟。未来の髪の色よりもドス黒い物があっという間に部屋を覆い尽くす。 乱れた髪が顔に掛かるのも気にせず、未来は噛みつくように叫び続けた。 「ほら!ちゃんと見て政人!私古風な女の子だよ?私だってあの人と違わないよ!?ねえ、どうかな?ねえ!?」 ―いや、どうかなって。 今まで硬直していた政人の体は足元から徐々に震え出した。 痙攣する筋肉を抑えられず、やがて歯までガチガチと鳴らし出す。 未来の言う「あの人」。それはやはり、あの日あの街で政人が目を奪われた黒髪の女性の事だろう。 あれか。あれが発端か。 まるで雪山で雪玉を蹴り落としたら雪崩になってしまったようだ。何であんな小事がこんな大事に! 「政人ほら見て?政人政人政人の大好きな黒い髪!ねえ!政人!!政人政人、ははは、ほら!!」 鎌の形にぽっかり開いた口の向こうにあるのは、闇。 乱れた黒髪が顔の半分を覆い、眼窩から飛び出しそうな白い眼が隙間から覗いている。 (…チビる) さっき美味しく戴いたお茶が異常な回転率で排出されそうだ。 政人は恐怖のあまり固く瞳を閉じた。 254 ねえたんファッション19 sage 2008/11/06(木) 17 30 04 ID PI0QYe1p ―誰か、誰かうちの姉を助けて下さい!! その呼び掛けに呼応するように、政人の瞼の裏にうっすらと顔文字が浮かんで来た。 『我等が未来姫!大好き(*>∀<)』 一つ。 『o(=゚ω゚=)oイメガ決定おめでとにゃん.*☆・.;・ 』 二つ。 闇の中に明かりが点くようにメッセージを灯してゆく。 『コラボのポーチさっそくGETしたよ( -^*)b☆ハートのデコが未来チャンぽくて超かわいい(≧з≦)』 『今日の写真のみぃchanの前髪の編み込みヵゎぃぃ!真似したいです(癶∀癶)』 『未来ちゃんのポエム泣ける、、、(;_q)グス。詩集出してほしーな』 未来のブログに書き込められたコメントの数々が網膜に押し寄せる。 政人の恐怖に凍った体に、彼女達の言葉が血潮となって駆け巡った。 政人は拳を握り締める。 全国の未来ファンの英霊(生きてるけど)がこの背に付いて闘魂を注いでくれる。 この力強さはどうだ。まるで面の皮が二倍くらい厚くなったような…。これがギャルのパワーか。 政人は瞳を開き、前を見据えた。 「政人まさとまさと政人まさと…」 机の上に這うように身を伏せ、壊れた人形のように名を呼び続ける未来。 カリスマモデルの面影などない。ジャパニーズホラーの出涸らしだ。 255 ねえたんファッション20 sage 2008/11/06(木) 17 30 54 ID PI0QYe1p 政人は腹の底から一喝した。 「俺は、政人じゃない!!」 闇を孕む空気が払い除けられる。 未来すら息を飲んで呪詛の言葉を止めた。 「俺はまーちゃんだ!!ねえたんの弟のまーちゃんだ!」 政人は立ち上がり、胸を張った。 「俺の姉はねえたんただ一人。お姉さんなんて人は知らない! 俺の、俺のねえたんは! 緑茶淹れる練習をわざわざする時間があるなら爪の甘皮取ってペディキュア塗ってる人だ! 三つ折りソックスなんてない!くるぶし丈はスニーカーの時あるけど三つ折りは履かない人だ! こんな似合ってない服着るくらいなら下着で過ごすのを選ぶ人だ!! それなのに…なんだよ。たかが身内一人の好みに合わせて自分のスタイル変えるのかよ。 ファンの皆を裏切ってほいほいギャルの信念曲げるのかよ?ギャルの魂どこやったんだよ? 他人の見た目を丸々パクッてそれまでの自分を否定しちまうのかよ!? そんな人は俺の姉じゃない!!」 未来は肩で息をする政人を呆然と見上げていた。 目玉の中で瞳孔が緩やかに膨らみ生気ある眼差しを戻してゆく。 ―姉。姉。姉…。政人の言葉が胸の中に残響していた。 未来は政人のたった一人の姉なのだ。 256 ねえたんファッション21 sage 2008/11/06(木) 17 31 43 ID PI0QYe1p やがて、暗い海の底から人魚が海面に浮かび出るように、本来の美しい顔がゆっくりと表皮に蘇った。 綺麗だ。 さっきまでの顔が顔だけに、綺麗さ三割増の未来ちゃんである。 「…ねえたん」 そっと、壊れそうな桜の花弁に触れるように未来の呼び名を口にした。 「……まー…ちゃん?」 未来は未だ呆然としながらも、反射的に政人の名を返す。耳慣れたその響きに政人は思わず涙ぐむ。 ねえたんの帰還―。 あの怨霊は無事に黄泉へと帰ったのだ。 嗚呼。この和室は後ほど四隅に塩を盛ろう。今日のお風呂には日本酒を入れてお清めしよう。 そして、自らの肩からも、役目を終えた戦神達が引き上げて行くのを感じる。 (ありがとう…。ギャルの皆さんありがとう…) と、一見落着といった所で政人は気付いた。 先程溢れ出るアドレナリンに任せてつい熱血教師みたいに語ってしまったが、自分は何を言っていた? 声高にねえたん愛を叫んだ気がする……。 「嬉しい…!」 嫌な予感通り、未来がブワッと涙を溢れさせた。 熱烈な愛を受けたねえたんは幸せが爆裂して富士山から花火が噴火し桜吹雪が吹き荒れ大海原が桃色サンゴ礁だった。 対する政人は紙みたいに真っ白でカサカサである。 257 ねえたんファッション22 sage 2008/11/06(木) 17 32 56 ID PI0QYe1p 「まーちゃん!まあちゃああん!!」 叫びながら未来は自らも立ち上がろうとした。しかし足に力が入らず前のめりに倒れ込む。 「うぉあ危ねっ!」 熱湯の入った鉄瓶に激突しそうになった未来の上半身を政人が抱き止めた。 さては未来、足が痺れてるな。 …もう!慣れない正座なんか長時間するから!政人は悪い意味で泣きたくなった。 未来は政人に抱かれたままひっしと腕を首に絡めてくる。 「まーちゃんはこんなにもギャルの私を求めてくれてたのに…私、私…」 「ちょちょちょ、そっ、それは後で聞くから首離して」 今二人は机を挟んで見事な『人』の字を描いている。 未来は全体重を政人の首に預けてくるし、踏みしめた座布団が畳の上を滑っていって徐々に角度が開く。 政人の背骨はミシミシ鳴った。正に苦行。 「痛…痛い痛い痛い!首と腰に来た!」 「こんなにも…こんなにも私の事を見てくれてたのに……」 「あの!だから後で聞くから今はこの危機を乗り越えようね、ほらっ、お、降ろすよ。よいしょと」 政人はなんとか未来の体を机の横にズルリと横倒しにする。 しかし未来が首を離さないので政人も引きずられて被さるように倒れてしまった。 もみゅっ 続く
https://w.atwiki.jp/romaroma/pages/42.html
”岩飛びの”鎧 はじめに 001: あなたのお名前を教えてください。 →鎧って書いてガイだよ? 002: あなたのスタイルを教えてください(封印スタイルがある場合それも) →婆娑羅、影、車鞍だね。 003: お年と性別を教えてください。 →18歳、男だけど。 004: 所属とご職業を教えてください。 →フリーランスで何でも屋をやってるよ。 005: 二つ名はありますか。ある場合、それと由来を教えてください。 →”岩飛び”だね。動きが早いからさ。 お仕事についての質問です。 006: どんなお仕事をなさっていますか。 →何でも屋です。 007: 今のあなたの仕事に一番必要なものは何ですか? →依頼によって違うけど、健康だね。うん。 008: あなたの武器は? →運動能力だね。 009: どこに行けば、あなたに仕事の依頼ができますか? →俺が必要なら、見つかるよ。 010: 殺人依頼は受けますか? →受けてないね。 011: あなたと一緒に雇うならお勧めの人はいますか?(個人名でも、スタイルやタイプでも可) →ハゲマ…クーとか弾王さんかな?基本的には一人だけどね。 012: こういう依頼は断る!という仕事の内容や条件はありますか? →殺人。あとは、女の子をさらうとか…。正義の味方がやりたいからね。 013: 師といえる人や、今の仕事につくことに影響をあたえた人物はいますか? →親でもあるアデプタス・フェイタスだね。 014: 今の仕事、自分に向いていると思いますか? →うん。他は知らないからね。 015: 未来のクライアントかもしれない画面の前の方に、ご自分をCMしてみてください。 →縁があったら、会おうぜ。 技術についての質問です。 016: お持ちの<特技>は? →元力と猿飛び、鉄拳、錬気だね。 017: 4レベル以上(2ndの場合、合計で)の一般技能は? →無いー。 018: よく使う組み合わせは? →えー、元力+白兵かな?相手によっては、猿飛びも組み合わせないと死ぬかも(笑 019: お持ちの技術は、いつごろ、どこでどう磨かれましたか? →小さい頃から師匠に習ったね。あと、炎怒のおっさん。 020: 苦手(不得手)なことは何ですか。 →頭を使う事かな? 021: 隠れた特技を教えてください(例:あやとり、3秒で寝る、etc.) →本人が出来る事を隠れた特技と言われても…判らないね。 経験についての質問です。 022: 人を殺したことはありますか。 →無いよー。 023: 異性経験はお有りですか。 →無いよー。 024: 超常能力を目撃したことはありますか。アストラルについては知っていますか。 →使えるし、師匠も使えるよ。師匠、たまには教えてくれないかなぁ… 025: ヒルコを見たことはありますか。 →いや、見たこと無いね。あ、でも、ホムンクルス?は見た事あるよ? 026: 軌道がらみと一番接近した経験はどの程度ですか。 →無いよー。貧乏だからね(笑 027: N◎VA(あるいは、現在お住まいの都市)から外に出たことはありますか? →あるよ。カムイST☆Rとか。師匠のお使いでね。 028: 過去最高のピンチといえば? →エクスカリバーの剣を受けた時かな?さすがに一回死んだよー。 029: 今までで一番の強敵は? →うーん。エクスカリバーさんみたいな、剣客かな?みんな、殺す気十分なんだもん。 030: これが私の人生を変えた、という出来事といえば? →師匠のお陰で、生きているって思うよ。後は…知ってる人全てかな。ウン。 対人関係についての質問です。 031: <コネ>を持っている相手は何人ですか? →師匠のアデプタス・フェイタス、こないだ助けた篠原郁ちゃん。かわいかったなぁ…。あ、結構、顔は広いんだよー? 032: 絶対の信頼をおける人は何人いますか? →知り合いの殆どは信頼してるよ?あ、ここだけの話、兄弟子だけはどうも…。本当に内緒だよ? 033: 想い人はいらっしゃいますか? →…高嶺の花だけど、郁ちゃん。…これも内緒だよ? 034: 目標としている人はいらっしゃいますか? →師匠。 035: 今まで誰かに言われた中で、心に残っている、あるいは影響の大きかった言葉は? →郁ちゃんの「ありがとう」かな?ま、基本的には感謝されるって良いよね。 036: 近しい人を選び、あなたから見た姿で良いので紹介してください。 →クー。剥げてるけど、剃ってるだけだよ?あと、背中を預けられる少ない友達だね。 過去についての質問です。 037: お生まれはどちらですか? →ここ(N◎VA)だよ。 038: ご両親のご職業は?また、今はどうなさっていますか? →師匠が両親代わりだからなぁ。誰が俺の親だろ? 039: 家族構成、家庭環境はどうでしたか? →師匠。あとは、師匠の家族と友達達が家族同然の付き合いだよ。 040: 今の仕事につくまでの略歴を教えてください。 →うーん。気が付いたら、この仕事をしていたよ? 041: あなたのお仕事が本格的になった(キャストになった)頃、N◎VAはどんな時代(ルール)でしたか ? →Rだね。舞台は1st前だけど(笑 042: 最初に入れたサイバーウェアは何ですか?入れた理由は? →IANUSだね。他のをつけるのに必要だからね。 043: 初めての仕事は?また、その結果は? →小さい箱を運ぶのを師匠に頼まれたよ。もちろん成功。 044: 今でも後悔していることは何かありますか? →特には無いね。 衣食住についての質問です。 045: お仕事時と、オフ時はそれぞれどんな格好をしていらっしゃいますか? →仕事の時は、光学迷彩と黒装束、後は白面だね。普段は、TシャツにGパンだね。 046: ファッション上の、ご趣味やコンセプトなどは? →動きやすさと丈夫さだね。 047: とくに好きな/嫌いな、食べ物/飲み物などはありますか? →緑茶は好きだね。コーヒーは好きじゃないね。一番好きなのはビールだね。 048: お酒には強いですか? 煙草は召し上がりますか? →日本酒が好きだね。あと、ビール!煙草も吸うね。 049: どこに、どなたとお住まいですか? →師匠の持ってるアパートに一人で。 050: お気に入りのスポットはどこですか? →VIVAはらいそは大好きだね。 051: 一度は行ってみたい、あるいは もう一度行ってみたい、N◎VA外の場所はありますか? →うーん。特には無いね。 052: ご趣味は? →ビールを飲む事だね。 053: 暇な時間は何をしてお過ごしですか? →ビールを飲んでるか、クーと遊んでるよ。 054: ウェブ上ではどんな姿(アイコン)をお使いですか? →瞼の無い燃え盛る炎で縁取られた眼(嘘! まとめの質問です。 055: 座右の銘、または、好きな言葉は何ですか? →「あきらめない」 056: いちばん大切なものは何ですか。 →絆かな? 057: 今いちばん欲しいものは何ですか。 →愛! 058: 生まれ変わりがあるとしたら、なりたいものはありますか? →俺の細胞で作られたホムンクルスかな? シチュエーション問題です。 今からあなたを特定の状況下に放り込みます。とっさの判断で反応してください。 059: あなたは追われています。後方から、追っ手が「待て!」と叫びました。どう反応しますか? →逃げる。 060: 目が醒めたら姿も声も今までの自分とは変えられており、 IDや口座の類もすべて奪われていました。 指紋、声紋、網膜パターン、DNA鑑定ですら、 昨日までのあなたと今のあなたの同一性を証明してくれません。 誰に、どうやって自分が自分であることを証明しますか? →それなりに生きるよ。自殺はしたくないからなぁ。 061: 近しい人を一人思い浮かべてください。 その人が、実は自分はヒルコなのだと告白しました。どうしますか? →気にはしないね。 062: 依頼人の心からの願いと、その人の命の安全が矛盾しました。 叶えうるのはどちらかひとつ。 どちらを優先しますか? →心からの願いだね。 063: 今はとある日の夜明けです。今夜24時、逃れようのない死があなたを待っているとします。 今日をどうやって過ごしますか? →好きな人に思いを伝えるね。うん。 064: 目の前に、あなたの近しい人と、その人を人質に取った敵がいます。ここで一言。 →すぐに済むよ。任せて。 065: なんでもひとつだけあなたの願いが叶うというチャンスが訪れました。その代わり、あなたは何らかのそれに見合う代償を差し出さなければなりません。あなたが差し出すと言った代償が、願いに見合うものでないと判断された場合このチャンスは失われます。願いを言えるのも、代償を提案できるのもたった一度。何を代償に何を願いますか? →郁ちゃんともっと良い仲になりたいね。代償?大概の事は何でも! ありがとうございました。最後にひとつ。 066: あなたはこの街が好きですか? →うん。何で?
https://w.atwiki.jp/vipsonavip/pages/35.html
76 【ペルソナ名】ガマ 【得意属性】水 【弱点属性】土 【能力傾向】守重視、やや回復系より 【スキル】ガマの油 味方全員のHPを中回復 【説明】 霊山の麓で育ったガマからとれる油は傷薬として重宝されるという 77 【ペルソナ名】デシルフル・グランデ 【得意属性】万能系魔法 【弱点属性】バットステータス攻撃全般 【能力傾向】魔力 【説明】誓いの守護天使。ゲーテと対を成す。 78 【ペルソナ名】デシルフル・ゲーテ 【得意属性】バットステータス系魔法 【弱点属性】呪殺系魔法 【能力傾向】物理 【説明】邂逅の守護天使。グランデと対を成す。 79 【ペルソナ名】第六天魔王信長 【得意属性】物理・火 【弱点属性】火 【能力傾向】力・魔の攻撃特化。逆に他は低め 【説明】信長様。種族は魔王 歯向かう敵にはとことん容赦ない。なまぐさ坊主にも容赦ない 神や仏は信じないけど、キリスト教の宣教師とは仲良し 焼き討ちのイメージから得意属性に火を追加 でも本能寺の変もあるから弱点も火 【簡単な見た目】フルプレートと赤マント 三連火縄銃とか持ってる 80 【ペルソナ名】リア充 【得意属性】疾風、ガイア 【弱点属性】氷結 【能力傾向】中二 【簡単な見た目】ガイアが俺にもっと輝けと囁いている 【説明】ゆとりが成長した姿 ガイア教徒 81 【ペルソナ名】ショウワシンザン 【得意属性】火吸収、物理吸収 【弱点属性】氷 【能力傾向】力、速特化 【説明】北海道の山の名を冠すペルソナの一人。力と速さで敵を正面から薙ぎ倒す 【簡単な見た目】赤褐色の肌、そこそこムキムキ髪ツンツン 【スキル】 大噴火:敵全体に火属性ダメージ。消費HP25% 82 【ペルソナ名】眉輪王 【得意属性】物理 【弱点属性】闇 【能力傾向】速・力 【説明】5世紀頃の皇族、父を穴穂天皇によって殺されたと知り暗殺する 【簡単な見た目】目の周りに隈取がついたイケメン系 83 【ペルソナ名】ウスザン 【得意属性】風吸収 【弱点属性】雷 【能力傾向】魔法、体力特化 【説明】北海道の名を冠すペルソナの一人。普段は冷静だが一度怒ると止まらない。昭和新山とは兄弟。 【簡単な見た目】冷静さが滲みだすような、スッキリ体型 【スキル】 沸点突破:敵味方関係なくランダムに2~5回攻撃。自分は除く。必ずクリティカル。消費HP50% 84 【ペルソナ名】刈り取られるもの 【得意属性】無し 【弱点属性】物理 【能力傾向】魔は全ペルソナ中トップクラス ただし魔法スキルは覚えない 【説明】最終レベルでP4の八艘飛びみたいなチートスキル覚えるのもいいかも 【簡単な見た目】はにわとかサボテンダーみたいに触れたら死にそうな感じで 85 【ペルソナ名】 魔人アリス 【得意属性】 万能 呪殺 【弱点属性】 なし 【能力傾向】 魔法型 【説明】 目立った弱点はないが体力と力が低い 六本木の豪邸で黒おじさんと赤おじさんと一緒に暮らす女の子 独占欲が強く欲しいものは手に入れる主義 【簡単な見た目】 金髪ロング 可愛い女のコ もともと死んでいるため顔色は良くない(ように見えるだけ) 86 【ペルソナ名】コトリバコ 【得意属性】闇 【弱点属性】聖 【能力傾向】魔法特化 【説明】人と違って生まれたが故に、一族の呪いの為に殺され小さな小箱に入れられた。数々の怨念が篭り、ついにその怨念が具現化してしまった。 【簡単な見た目】小さな木箱から黒い靄がでてて、赤く光る目二つ 【スキル】 ムド系全般 闇激化(闇属性攻撃×1.5倍に) 87 【ペルソナ名】パシヘ・ロンダス 【得意属性】無し 【弱点属性】物理 【能力傾向】HP特化 【説明】精神病院で死んだ池沼の念よりいでしペルソナ 88 【ペルソナ名】くねくね 【得意属性】無し 【弱点属性】物理 【能力傾向】速、魔法特化 【説明】なにからなにまで不明なペルソナ。いつの間にか接近している。一説では正体がわかると精神が崩壊するらしい。 【簡単な見た目】白くてぐにゃぐにゃしたヒトガタ 【スキル】 崩壊の踊り:敵全体のMPを半分に 89 【ペルソナ名】メリー・サン 【得意属性】物理無効、風耐性、雷耐性 【弱点属性】火、聖 【能力傾向】力、速、運の伸びに優れる 【説明】だれもが知ってる有名な都市伝説が人々の恐怖より具現化。背後に回られたらもはや死を覚悟するより他はない。 【簡単な見た目】フランス人形みたいで目は真っ赤 【スキル】 惨殺:敵一体に斬属性の大ダメージ。稀に即死追加。消費HPは最大HPの1/5 コールフォーユー:敵一体を高確率でSHOCK、CLOSE 90 【簡単な見た目】病院の服 【スキル】 ボキ・テンシ:敵一人に現在HPの半分を万能ダメージで与える。消費MPは1/4 大暴れ:敵一体にHP半分にする割合ダメージ。消費HP半分。ボスにはもちろんきかない 91 【ペルソナ名】アイナ 【得意属性】風、物理反射 【弱点属性】雷 【能力傾向】魔法、MP、素早さが伸びやすい 【説明】自然をこよなく愛する人々から生まれたペルソナ。雷が大の苦手。 【簡単な見た目】頭に花の冠、服はワンピース、18くらいの娘。髪は金髪。おっぱいそこそこ 【スキル】 お花畑:味方全体HPを中回復、敵全体にチャーム。消費MP20くらい。 大自然:味方全体MP小回復 92 【役割】用務員のおっちゃん 【名前】岡本 【見た目】はげ 【説明】元プロボクサー その当時のフェザークラスチャンピオン、F・アドニスとのタイトルマッチにて 強烈な一撃を受け網膜剥離、脛椎損傷を引き起こしプロを引退 その後、各地のジムでトレーナーのオファーがくるが彼は拒否 現在に至る 93 【ペルソナ名】イ・オン 【得意属性】雷・風吸収、物理無効 【弱点属性】火、氷 【能力傾向】魔法、速がよく伸びる。 【説明】某英語のアレじゃないよ。マイナスとかつくほうだよ。 【簡単な見た目】靄に目 【スキル】 疾風迅雷:敵ランダムに2~4回ダメージ。消費HPは最大HPの1/3。追加効果~SHOCK 風神雷神:敵ランダムに風か雷ランダムの魔法を1~5回ダメージ。消費MP48くらい。 94 【ペルソナ名】トイレノハナコ 【得意属性】氷無効 【弱点属性】雷 【能力傾向】力、魔法が伸びやすい 【説明】言わずと知れた都市伝説が、マンネリ化を防ぐべく引きこもりから脱出。「べ、別に遊んでほしいとか、淋しいから構ってほしいわけじゃないんだからっ!」 【簡単な見た目】古い制服、前髪はパッツン。ひんぬー。 【スキル】 引きこもり:HPMP回復 95 【ペルソナ名】アクロバティックサラサラ 【得意属性】闇耐性 【弱点属性】光、火 【能力傾向】 速度特化 【説明】街中や走っている電車の中など、あらゆる場所に出現するペルソナ。話しかけたりしてしまうと、とり殺されてしまう。 【簡単な見た目】赤い帽子に赤いコート、長い黒髪、目は真っ黒 【スキル】 ムド系、デビルタッチ、デビルスマイル、亡者の嘆き 96 【ペルソナ名】八尺様 【得意属性】闇 【弱点属性】光 【能力傾向】 速度、魔法特化 【説明】ぽぽぽという声と共に現われるペルソナ。魅入られた男性は数日の内にとり殺されてしまう。 【簡単な見た目】白いワンピースに帽子。高い塀の上から肩より上が見え続ける。口が大きい 【スキル】 ムド系、マリンカリン ぽぽぽぽぽ…:悩殺状態の敵を即死 97 【ペルソナ名】ジャック・ザ・リッパー 【得意属性】物理吸収 【弱点属性】聖 【能力傾向】万能型、若干速が伸びやすい 【説明】ロンドンの町を恐怖に陥れた、恐ろしい殺人鬼が、死してなお影として存在しつづける。 【簡単な見た目】私服にナイフ 【スキル】 切り刻み:敵ランダムに3回攻撃。消費HPは最大HPの25% 天職:与えたダメージの25%回復。自発スキル 98 【ペルソナ名】キメラ 【得意属性】物理・状態異常 【弱点属性】火 【能力傾向】速度、力、体力 【説明】人間の子供にエアガン等で殺された動物たちが融合したペルソナ 【簡単な見た目】いろんな動物のいろんな要素が散りばめられてる。例)尻尾=蛇 足=かえる 頭=猫と犬 【スキル】 イタイヨ=自らが食らった物理攻撃を数倍にして返す渾身の一撃 99 【ペルソナ名】平景清(たいらのかげきよ) 【得意属性】物理 【弱点属性】氷結・電撃 【能力傾向】呪殺・破魔無効 【説明】平とついているから平家かと思えば、その実は藤原氏 凄まじい剛腕で素手で兜の飾り(?)部分をへし折ったとされる 壇之浦の合戦にて義経の八艘飛びで平氏は壊滅的被害を被り 仲間の殆どは海底に沈み、自身は捕虜となるが 景清は敵の情けを受けずに自ら飢死を選ぶ 後に悪魔と化した頼朝を成敗するために天帝の命により復活 単身鎌倉へと向かう 【見た目】武者鎧を着たクラウザーさん 100 【ペルソナ名】トンカラトン 【得意属性】斬撃反射、貫通反射 【弱点属性】火 【能力傾向】力、速度 【説明】自転車に乗り、不気味な歌を歌いながら現われるペルソナ。トンカラトンに斬られた者はトンカラトンになってしまう。 【簡単な見た目】全身包帯、自転車に乗っている、日本刀を装備 【スキル】 トンカラトンと言え:魔法を唱えていない相手に斬撃大 勝手にトンカラトンと言うな:魔法を唱えた相手に斬撃大 集団トンカラトン:斬撃大