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『永遠に奏でる―――』※作成中 あの頃の私達にはまわりに見えている事が世界の総てで、 私達は、永遠に離れる事はないと信じていた・・・・・・。
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Aじゃないよねー - 2014-05-18 21 17 40 普通のフレンドポイントでの召喚でも出てきましたよ - 2013-07-24 10 21 06 暗黒召還の権利でもでました。 - 2012-12-29 15 59 39
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第ヒーローの資格 第30話 この世界が奏でる音 第31話 決戦!目覚める虚無神 「・・・遂にこのドミテウスを 倒す者が現れるとはなっ・・・!」 漆黒の巨体が宙を舞い、鈍い光を放ちながら かつて魔帝として鎮座していた玉座へ 叩きつけられる! 遂に悪の首領との戦いに 決着をつけたキミは、安堵の表情を浮かべた。 その瞬間! 「私を倒しても、マッド・ワルモーンの魂は不滅! 音楽の力を悪用し、世界を征服する・・・ あのお方こそ真の救世主よ・・・!」 不吉な言葉を残し、魔帝はこの世から消え去った。 音楽の力を悪用し、世界を征服する・・・。 真の悪はマッド・ワルモーン帝国の 世を忍ぶ仮の顔 ワールド・ミュージックレコーズ社にあり! そう気がついたキミは、 かつてオトレン博士と出会った、 あの街へ走り出すのであった! これが本当の最終決戦!になるのかは キミの目で 耳で、 そして世界を救ってきたその指で、 確かめてくれ! 「音楽の力で世界を守ってくれ!」 戦え!オトレンジャー! 第ヒーローの資格 第30話 この世界が奏でる音 第31話 決戦!目覚める虚無神
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シナリオは愉快な学校生活から、戦争にシフトしている感じで ギャグ分が不足してきました、後正直主人公よりも 主人公の相棒の琢馬方が主人公としては好みです、まあそれでも 主人公:あああ(俺命名、デフォネームは忘れた)のキャラは いい感じに立っているので嫌いじゃありません。 みさき氏の作品の特徴であるヒロイン選択システムはそのままに 主人公メイキングやキャラクター育成の要素を詰め込んだロボット系学園物 まだ四話までしかリリースされておらず、これからが期待できるシナシオ ストーリはまだまだ序盤でこれからの展開を期待させてくれる ヒロインはハッカーで淡白な同級生から、天然の天才パイロット、一学年上の生徒会長 事故で留年した先輩と年下ヒロインが存在しないのが弱点か? 主人公機は自分で自由に作れるのでいろいろ試すと面白い 戦闘は、第三話までは敵も味方も同じような量産機が入り乱れることになるが イベントによって飽き来ないように工夫されている。 何はともあれみさき氏が作るシナリオは基本的に良作 地雷生産中のシナリオ作家の卵としては見習いたい …Orz 445 地雷として紹介されるより紹介されないほうがマシだと思う 一回自分が作っていたシナリオが地雷として紹介されたがマジ凹んだ 470 :名無しさん(ザコ):2006/04/14(金) 20 54 20 ID s19qgeUQ0 蒼が奏でる鋼響曲 ストーリー:☆☆☆☆ 戦闘バランス:☆☆☆☆ システム:☆☆☆☆ グラフィック:☆☆☆ 一般的な素材を使いながら、その自由度の高い育成システムと 魅力的なキャラクターによってオリロボ界でも非常にネームバリューが 高い作品、ただシスコンブラコンの割合が異常に多いので そこが気になると、ちょっと微妙、後主人公がよいしょされまくりで あまり落とされていないので、ちょっと微妙な部分もある。 個人的にユナウではなく琢馬を主人公にしていると好みど真ん中 だったのですが、その場合せっかくの魅力的なヒロイン達との絡みが 無くなってしまうので、難しいところ。 すなわち、物語としてではなくギャルゲーとして完成された シナリオなんだと思います。 742 名前:名無しさん(ザコ)[sage] 投稿日:2006/08/26(土) 12 42 23 ID q3gxaujE0 蒼が奏でる鋼響曲ってのをレビューしてみようかと ちょっとプレイしてみたけど…… ごめん、 「耳元の声で、僕は現実に引き戻された。 目の前の窓の外には、深い深い『蒼』……; 果てしない宇宙空間がさっきまでと変わらぬ姿で;広がっている……。 僕は再び『蒼』に意識が行かないように、声の方に目をやった。」 をTalkコマンドでしかも主人公の顔を表示しながら出てきた時点で俺には合わないと思った。 41 :名無しさん(ザコ):2006/05/03(水) 22 38 52 ID 0+NvhabA0 蒼が奏でる鋼響曲 うん、マジであの腐れ外道死ね。 そう思わせてくれるくらいやな感じの神薙忠人理事が素敵 今からどう死んでくれるのか楽しみだなぁ~ ……ミサキ氏、こういうムカつく小悪党を書くのは上手なんだけど 信念を持って強い敵、を書くのが苦手な気がする。 いや、そういうキャラを作ることは出来るんだがボスとして 殺す事が出来ない、といったほうが正しいかも。 まあ、現状でも十分名作なんだけれども。 後、Aルートの十四話、前田氏とむすすだ氏に 是非ともイベント画像を書いて欲しいっ!! いや、文章だけでも萌え転がりましたけどぉ~!! 「蒼が奏でる鋼響曲」 シナリオグランプリ注目作品かつ、やたらプレイヤーの全体中で ファンや信者層が分厚いので、そこを信じて最後までプレイしてみた。 作者さんからすればとても力の入った作品らしいし。 ※ネタバレを含みます グラフィック 等身大での紙芝居(背景+キャラ立ち絵)や人形劇はなし。素材に関してはほぼ全て汎用素材だろうか? そんな一つのサイトからの引用を主体にして、統一感をもたらそうとしているのは評価したい。 まぁコレはユニットの話でキャラクターに関しては、複数から持ってきてるのがよく分かったが。 無茶苦茶なコトかもしれんが、もっと紙芝居(人物立ち絵+背景)の手法を背景だけでもいいので 多用してくれれば、クリックによる早送りも楽になったり、キャラの容姿やリアクション、背景なんかから 作品全体の環境や登場人物のアピールができていたかも。エロゲーとかビジュアルノベルを 気に入っている身としては、この作者さんの作品は人物画像演出で頑張ってもいい気がする。 キャラクター 若者たちあり、大人たちあり、優れた者あり、コンプレックス持ちあり、男あり、女あり、機械ありと バリエーションは豊富だったが、「こいつはいい敵役に出会えたものだ」とか「見守りたい」とか 「これは萌える!」とか「憧れたい、崇拝したいなぁ」とか「いいネタキャラw」と思えるキャラが登場人物の 数を考えると、全体的に足りなかった気がする。お調子者系属性と応援したい系属性を感じた琢馬をはじめとする 新家一家のあたりは妙にツボにはまったけれど。あと全員ノリのせいか妙に若い印象して大学生よりも高校生のような イメージを最初に間違って抱いてしまったりもしたし。というか明らかなオッサンや名無し系が実に割食ってますな。 …終始やっててちと辛い気分に陥れたのは、 主人公であるユナウがあんまりタイプってキャラじゃなかったことだろうか。最初に能力とか技能まで 設定できる主人公にしては、後半になって思ったけれどプレイヤーに対して過去を自らは知っておきながら あんまり公表してくれてない点が気になった。オープンにして内面まで知れるのが速ければ同情から応援に 精神状態もシフトできたんだけど、燃えたり萌えたり憧れたり応援したくなったりするタイプではなかったな。 個人的な心の拠り所であった琢馬のようなタイプでも、このテの恋愛要素込みの作品の主役は勤まるかもしれない。 作者さんからすれば、好みのピントが俺とはズレているような気もするが。 女性比率多数なのは配布サイトに登場している人の層からすればウキウキもんだとは思うが、 熱血とかカオスとか愛して男とかメカとか他人同士の恋愛とかそういうのにかなり弱い身からすると、 ちと、恋愛対象として見るのが苦しい印象だった。前述の萌えの傾向なんかを置いておいても、 各ヒロインのルート通っておかないと、シスコンとかブラコン要素とか遠距離感の方が目に付いて、 人によってはちと撃墜(萌えとは違う意味で)される可能性も確かに考えられそう。 本気で知りたい場合は多周回プレイをした方が良さげ。ちなみに自分は大筋の評価が落ちているんで、 適当に目に付いたヒロインと仲を深めて、28話分全てやり遂げておいた。 …後でeveチラ見したら今回直感で選んだリノアルートで正解だったかもしれません。まさかの不意打ちもあったし。 ところでこれ、オフィシャルルートは雰囲気的に沙由佳ルートでいいんだろうか? で、主人公とヒロイン以外だがここらへんはどうも微妙な印象の強い人たちが多く、主人公やヒロインに比べて なんかヨイショして貰えてなくて、落とされる損な役回りだよなぁと感じさせることが多々あった。特に男性陣。 先人が名前出してた神薙理事も腹の立つ小悪党を演じていたけれど、トルナードルートを通った限りだと頭角発揮から退場まで 異様にスパン速すぎやしませんかというイメージだったし。双方のルートを通らないと、全キャラの中身や理解度について 深めるのが難しいのは構成の問題か、それとも多周回プレイを想定している作品故の宿命のどっちなんだろうか。 共通で出てくるマーシナリーの方々だが、結構プログラムしているというか、『英雄』以前のキャラ付けや 露出に関しては、登場前とかそんな期間から図っても良かったと思う。ユベイスは置いといても、 レミットとドライディスに関しては回想シーンか出撃前かなんかで戦場以外での面をアピールしても良かった気が するんだが。あと、信念を持った強い敵や所詮は悲しいやられ役とかは描けても、思い出すだけでなにかが熱くなるような 敵役や、最後の最後まで悪役・敵役として戦場で死ねるキャラはこの作品に関しては描かれていない気がする。 なまじファンが多いだけにキャラを大事にしすぎたが為に、そうなってしまったのかもしれないけれど。 負けられない人間対人間に近い味わいをユイス兄貴との戦いで補充できたのが救い。 あと死の間際のストラウドさんの行動の突飛さには何か負けた気がしました。何かが。 これで庇われた身らしい、ラクネスもEDでなんか危いフラグ立ててそうでオイオイと思ったが… そこまではだいぶ歩数譲って、ちとその後を想像したくなるキャラには思えたんだけどね。 シナリオ シリアスとギャグが混在しているタッチなのだが、どうもシフトに関しては急激すぎる気がする。 シフトするにもちょいと間を置いてからの方が旨味が増すというか、心の準備をした上で笑えたりするのだが この作品はちょっとそれを感知しにくかった。突っ込みどころ全開路線でプレイヤーを呑み込むタイプでもないし。 ギャグの路線も、落とし系が多いというか主人公が落ちない点多数にはヤキモキさせられる感じでした。 明確に突っ込みどころとか超理論とか持ち出されてれば評価変わったかも…で、これがシリアス路線の空気の重みに ギャップを感じさせて、どうも空調のバランスが良くない印象があった。 主人公たちは大学生と兵士のふたつの側面を抱えていることになるんだけど、劇中でこっち置いていって 団結心高めていったり、友情関係を優先しようとしたり、『覚悟』って使われるけれどあまり重みを感じなかったり するあたりで、互いが互いを逃げる理由になってしまっているのが腑に落ちなかったところだろうか。 兵士としての面を重視しても、仲間関係や友情関係を中心に描いたり育んだりできるのではと楽観的に考えると… 言葉は格好良かったり個々の場面で強いアピールや要素の溢れ方が見受けられるけれど、複数の場面と合わせると なんかバランスが取れていない気がした。慣れてる人もいそうだが、こっちは始めて触れた身なので。 一応話の流れ的には第三部以降が一番気分的にもシチュ的にも盛り上がりで最高潮を見せ、これまでの なにかを返上することに成功できていたとは思うが、コード・リバース突入直前のあたりの人間模様については 一波乱ありそうなところで案外何もなかったり(特に演説内の真実に対する対応は、茜ちゃんに違和感を感じてしまった)、 地球で不満がとか以前に戦争がとかそういうのが言葉だけで説明で終わってしまって、どうにも重みを感じなかったり 正規の軍の騒動で主人公たちの出撃をカモフラージュして相手首脳部を破壊するコンセプトとか正直 現実味とかは置いといて主人公陣営と、名前の無い陣営に対する温度差を感じずにはいられなかった。 名前が無くても、顔すら無くても、物語の存在感に貢献できたりするんじゃないかなと思うと尚のことである。 最終局面に関しても、どうも自分としてはついていったり納得したりするタイミングを完全に図り損ねつつ、 プログラムと押し問答しちゃってる雰囲気にはめげそうになったかな。 キャラの置き方組ませ方については評価できるところもあるけれど、背景や過去の描写に関しては苦手なんだろうか? ちなみにこれには紐解けるタイミングとかも含めた意味です。 今回通ったリノアルートの某シーンなんだが…アレに関してはハイペリオン2よりは、エロかったかな…。 あとは琢馬関係のフラグを、該当話のeve覗いても条件分からず立てられなかったのが心残りです。 劇中でのネタにされてたり自爆しちゃったりする様見続けると願わずにはいられなくて、うん。 お話の進行と同時に謎が解けたり時が進んだり新たな謎が出てきたり、いろいろなことに決着がついたりする 気分は、他のシナリオと同じように味わうことができたけれど、惚れ込みや、萌えや、燃えや、欝や、勢いに関しては どれもインパクトが平均的に弱くなっていてなんか微妙な採点に。 戦闘バランス みさき氏の作品がはじめてならば、是非ともな勢いでサクサク版をお奨めしたいところだと思う。 それでもザコ敵の顔ぶれが同じような…という展開は後半、第三部あたりまで続いてしまうので、 耐えれないと辛いかも。自分はそういうのを体験済みだったので耐えれたが。 全体の難易度はボーナス獲得条件を満たそうと思えば跳ね上がるけれど、それを無視するならそこそこの難易度に 落ち着くと思う。乱数系列非保存もあるしね。スペシャルパワー時クリティカル無効オプションがあるせいで、 なんかCTに関わるSPが割を喰っていないかとかそんなこともありましたが。 通常版はあまりの敵のしぶとさに6話あたりでサクサクにチェンジしたので細かくは言えない。 こういう難易度を途中で変更できるという試みは始めてみたけれど、善とも悪とも言えないかな…助かったけれど。 独自システム 結構いろいろ搭載していて人気の要因にもなっているらしいが…とりあえず適当な順番であげてく。 恋愛システム… みさき氏の作品における伝統とのことだが、やはり自分が遊んでいて思ったのだが コレは恋愛対象として選べるキャラクターにツボに嵌ったキャラが一人も見当たらないと地獄であると思った。 キャラに関してはオリオン攻防戦記ハイペリオン2に比べれば、いくらかはいろいろ知ってみたいかなと思わせたり あんまり俺のセンサーから逸脱していないのが救いだったが、エンディングに関与しちまってるらしいのはどうだろう? それも個別のルートごとのEDではなく、物語全体のエンディングパターンに。 SRCである以上AVGだけでなくS・RPGとしての面にも期待されそうなことを考えると、ちと頂けない。 面白く書き損じてお寒く書かれたガチホモENDとかそういうのに突っ走らなかったのは許す。 武器装備システム… ボーナスを獲得できていればいるほど、使える武器が増えて楽しくなるシステム。 改造度が上がって本来の武装に比べて威力でイマイチになっていっても、ランクで武装追加とかコンデンサーとか売却とか そういう救済策や使い道がある点は、評価に値するし、なにかの参考にもなるかも。 調子システム… 一ステージで能力が上がったり下がったりするというシステムなのだが、コレについては必要だったかどうか疑問符。 ターン制限のあるステージや、ボスが突撃してきて乱戦になったりする余裕の無いステージだと、能力変動とか そういうのを実感していられるヒマがあんまり無い気がした。で、不調にばかり目がいってしまったり。 そういえばFE蒼炎や暁でも、バイオリズムというこのシステムの前身になったであろう要素があったんだが あれってプレイヤー側からいい評判が飛んでいるのを見かけない気がするんだがどうなんだろう。 コレ導入するなら、不調の人を好調の人を盾にして逃がせるマップ構成とか移動力の高さとかが求められる気がする。 パイロット養成システム… 何気なく初体験。とりあえず勘だけでSP回復をチョイスしたが正解だった模様。 これについては何とも言えないが通常版だったら利用は必須だろう、多分。 アイテム売買システム… 資金を一切関与させない点に関しては素直に褒めたいというかいい印象。これなら改造と両立もできる。 前の補足になるけれど、STPもPPも共有制度で正解だったと思う。 BGM選曲 激しいの流しっぱなしでうるさかったりするとかそんなことはなく、普通に物語を演出するものとして認識できた。 トータルバランス キャラ、音楽、ユニット、ギャグ方面とかに関してはズレを感じることはなくまとまっていて、良評価。 しかし、一部のシステムや、シリアス方面、シナリオ背景、画像演出の濃さや多さに関してはまとまりを 見せていて、疑問や気になる点や新事実が気力を呼び起こさせてくれる…とは言いがたい気がする。 トータルバランスのいい作品は、シナリオを構成する要素についてどこか浮いたり沈んだりした点が無く、 アラが目立ったり、他の要素が追いついてなくてすごく惜しい雰囲気を感じさせず、この作品はこの作品なんだという 安心感からいい評価でまとめたくなるが、この作品に関しては両方とも感じさせてしまった気がする。 勢いか、世界の広さと主人公たちの外面を実感させる要素が強くなっていればここは良くなってた気がするが… まぁトータルバランスという項目自体がこのレビューしてみた人間独自の歪んだ価値観のあらわれかもしれないが。 総評 当初は「プレイ人数多いのに評価の割れない作品…どんなんだろ」という思いをもとにプレイしてきたが、 前半~中盤ってか第二部まではどうも微妙な感じで進めたが、第二部ラストから第三部までは 気力が復帰して勢いで進むことができた。エロスで燃料補充しちまった自己嫌悪もあるが。 これはギャルゲーやキャラゲーに浪漫を求めていて、ヒロインか主人公に共感できさえすれば その線から最後まで楽しむことはできる筈の作品。ここら辺は数本の作品を完結させた信頼感を醸し出す技。 逆に、そこら辺で外すと途中で脱落する危険も考えられる。特に物語を求めていると、 キャラ描写の比重の大きさに対してそこがおざなりに感じる人もいるかもしれない。自分とか。 高くまとまった評価の声の多さも、物語としてよりギャルゲーとして完成されたシナリオというのも 確かに事実ではあったと思う。個人的には、まだツボに嵌れる路線があるとは思うが… 次は、自分の好きな作品をレビューできるように、シナリオ探しやプレイを頑張ってみようと思う。
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アニメ:うた∽かた(うたかた) 歌手名:savage genius(サヴィッジ・ジーニアス) 曲名:想いを奏でて(おもいをかなでて) 曲はこちら
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31 :奏でる旋律は哀しみの音 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 13 25 ID 5QB8COJA 僕が音楽を始めたきっかけは、中学時代にとあるバンドとの衝撃的な出会いを果たしたことだった。 そのバンドは90年代でもっとも輝いたとされる有名なグループだった。友人から、余分にとったというチケットをもらい、彼らのライブに赴いた。 そこで初めて聞いた生の音に、力強いヴォーカルに僕は一瞬で魅了された。 それからは、必死に音楽を学んだ。が、当時金がなかった僕はギターなど買うことができず、軽音楽部ではヴォーカルに割り当てられたのもある意味必然だった。 結局、中学時代の僕のバンド活動は高校受験の前に日の目を見ることはなかった。しかし高校入学を果たしてからはひたすらバイトと部活に明け暮れた。 たびたび先輩にカラオケに連れていってもらったこともあった。その時歌ったのはもちろんあのバンドの曲。 先輩曰く、「カラオケの採点なんかあてになりゃしない。お前はいいものを持ってるから、自信を持て」だそうだ。 高校最後の文化祭でようやく僕たちは舞台に立った。コピーバンドとしての登場だったが、オリジナルもいくつか交えた。 観客の反応は僕の予想をはるかに上回り熱狂し、ホールは今までにない最高潮の盛り上がりをみせた。 あの時の感動が忘れられず、僕たちは同じ夢を追い続けてきた。 僕らは皆同じ大学に入り、同じようにバンドを続けていた。コピーバンドはとうに卒業し、オリジナルだけを手掛けた。 そんな中、大学最初の夏にとある無名のレコード会社と契約をした。それからはたびたびライブを行ってきた。 回数を重ねる度にファンも増えていき、初めての単独ライブのころには1万人もの観客を動員した。 その1ヶ月後には念願のメジャーデビューを果たし、シングルは初登場第1位に輝いた。 それから1年が経ったところからこの物語は始まる。 僕の名は、柏木 冬真。ロックバンド"fourth×force"通称「フォース」のヴォーカルだ. 32 :奏でる旋律は哀しみの音 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 14 34 ID 5QB8COJA 最近僕はあることに悩まされていた。それは、一部の狂信的なファンのことだ。 デビューしてから、ファンレターの量はは何倍にも増えた。量だけじゃなく、質も重く、苦しいものが多々見られるようになった。 マネージャー兼ファーストギター担当で4人の中で紅一点の赤城 羅刹によると、髪の毛入りの手紙やら怪しさ満点の手作り菓子、果ては小瓶いっぱいにつまった …な液体と、とても僕には理解できない物ばかりだそうた。そういったものはマネージャーである羅刹が処分しているので実際にお目にかかったことはあまりないが…。 「ほんっと、どうかしてるわ。いつもいつも懲りずにこんなもん送ってきて…そう思わない?冬真。」 「…そうだね、羅刹。応援してくれるのは嬉しいけど、さすがにこれはちょっと…」 「ええ。それにしても、あんたって本当にもてるわね…。ファンレターの半分以上が冬真宛てよ? まあ、冬真は歌うまいし、かっこいいし。なんとなくわかる気もするわ…。」 「おだてたって何も出ないよ、羅刹。」 羅刹とは、中学の時以来の付き合いだ。僕が軽音部に入部したのと同時期に入ってきた子だ。 当時から何度かふたりで話をしたことがあった。彼女もまた、あのバンドのファンだというのだ。 お互いよく気が合い、息も合い、辛いときも支えあった。僕の歌…いや、夢は彼女に支えてもらったと言っても過言ではないくらいだ。 言っておくが、羅刹は恋人とかそういうんじゃない。一応フォースはグループ内の恋愛は禁止となっている。 まあ、ドラム担当のノリトもベーシストのソウジも外に恋人を作ってるからもしそうだとしても問題はないのだが…ちなみにこの事は超企業秘密だ。 「ところで冬真、クリスマスのライブだけどプログラムどうするの?」 「うーん…やっぱノリトたちと相談しないとな…ん?」 ふと僕は、テレビのニュースに気をとられてしまった。 内容は、最近多発している連続殺人。 その事件は半年前から起きている。ターゲットはみな女性だ。そして、もうひとつ共通項があった。 それは、被害者はみんなフォースのファンだということ。これに気付いているのは僕らと、おそらくファン達の同盟だけだろう。 なぜ気付いたかというと、彼女たちはいつも最前列を競っている常連だからだ。だから必然的に顔も覚える。 ニュースは、8人目の被害者が出た事を告げていた。被害者は全員、左耳から右耳に向けて鋭利な刃物で貫かれて殺されていた。今回も同じ手口だそうだ。 33 :奏でる旋律は哀しみの音 前編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 15 13 ID 5QB8COJA 「ひどいな…また被害者が出たのか。」 「…そうね。気分が悪いわ。」 そう言って羅刹はチャンネルを変えた。番組は、「人気ラーメン店特集!in東京」なるものだった。ん?このパターンは… 「あー!これおいしそー!ねえ冬真!今度一緒に食べに行こうよ!」 「う、うん…そだね。」 やっぱり。 羅刹は、極度のラーメン好きなのだ。今までも何度か連れてかれたことがある。 普段クールな彼女も、この時は子どものように無邪気にはしゃぐ。そして僕は、そんな羅刹が好き(父性愛に近い意味で)なのでいつも断れないのだ。 休日、僕らは例のラーメン屋に来ていた。"僕ら"とはフォース全員を指している。カウンター席の右から順に松田 創路、桜庭 祝詞、羅刹、僕だ。 あのあとプログラムについてノリトたちと電話したら、いつの間にか一緒にラーメン屋に行くことになったのだ。羅刹は「目立つ」とか言って機嫌を損ねていたが。 「ちぇっ…せっかく二人きりだったのに…ぶつぶつ…」 「ん、どうかした?羅刹。」 「…なんでもないもん!」 「ラセツは一途だからな。邪魔したかな?」 「ソウジ、どういう意味だ?」 「…ほんっと鈍いよなトーマは。クスクス…」 「ノリトまで…いったい?」 よく分かんない。僕は再び麺をすすり出した。あれ、チャーシューが一枚ないや。こういう時は大抵… 34 :奏でる旋律は哀しみの音 前編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 16 06 ID 5QB8COJA 「羅刹、おいしい?僕のチャーシュー。」 びくっ、と羅刹が震えた。顔が茹でたこのように真っ赤だ。 「欲しかったらあげるよ、ほら。」 僕はもう一枚のチャーシューを差し出した。 「…ありがと。」 羅刹はチャーシューにスープをよく絡め、食べた。さらに顔が赤くなっていく。 そんなにチャーシューが好きだったのか。ならチャーシュー麺にすればよかったのに。 「ほどほどにしとけよトーマ。ラセツが死んじゃうぞ?」とソウジが言った。 「チャーシューで人が死んだらなんにも食えなくなるよ。」 「トーマ…鈍感もそこまでいくと犯罪だぞ?」 「え、なにが?」 「…はぁぁ。まあがんばれ。」 みんなして、今日は変なことばかり。いったい、どうしたんだろうか? 35 :奏でる旋律は哀しみの音 前編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 17 51 ID 5QB8COJA ラーメン屋をあとにした僕らはゲーセンに来ていた。みんなはサングラスや帽子をつけている。僕の場合は、染めた銀髪を隠すためのかつらだ。案外、ばれないものだな。 ノリトは早速太鼓のゲームに手をかけた。さすがドラマーだけあって、相変わらずすごい。 羅刹は、UFOキャッチャーに夢中だ。実は羅刹はこれが妙にうまい。僕の知る限り、ミスをしたことはない。 僕とソウジはアーケードゲームをすることにした。出た当時は青いロボットがタイトルだったのに、 最近は白いロボットが長いライフルを構えるものになってしまったのが残念だ。あの青いの、好きだったのになあ。 僕らが20戦目でようやく敗退したころ、切り上げることにした。ノリトとソウジは北側、僕と羅刹は南側に別れて解散した。 「じゃあ冬真、私はこの辺で。」 「うん。またね、羅刹。」 羅刹とも別れた。僕は1人で家路につく。今日は楽しかったな。羅刹も、あんな 一面があるなんて…かわいいやつ。 でも、この幸せは長くは続かなかった。 翌日、ソウジが死んだと連絡を受けた。 37 :奏でる旋律は哀しみの音 中編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 20 38 ID 5QB8COJA ソウジが死んだ。いや、殺された。耳を貫かれて。 連絡を受けた僕はすぐに警察に向かった。別れたあと、あるいはその前の詳しい状況を訊かれたが、それでも、いつもと変わらなかったとしか答えるほかなかった。 羅刹とノリトの事情聴取は先に済んでいたようだ。 僕らは、深く悲しんだ。高校時代からの大切な仲間を失ったことは、計り知れない無念さと、悲しさをもたらした。 クリスマスのライブは…中止にしようか。僕はそう切り出した。すると… 「だめよ!ソウジのためにも、ライブはやるわ…!」 「でも、そんなこと…」 「わたしからもお願いします。」 声のした方へ振り向いた先には、1人の女性がいた。たしか彼女はソウジの…… 「創路くんと…この子のためにも、歌ってください!」 お腹に手をあててそういう彼女。ソウジ…そうだったのか。 「わかりました…ライブは、必ず成功させます。」 僕は、歌う決意をした。 38 :奏でる旋律は哀しみの音 中編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 22 11 ID 5QB8COJA 当日、観客はいつもの何倍もの動員数だった。前売り券はネット上では2秒で売り切れ、チケット売り場には2日前から列ができていた。 武道館というあまりに広い空間で立ち見が続出している。こんなことは今までなかった。 僕は精一杯歌った。いつも傍らで心地よく響いていた重低音は、今日は僕の手元から聞こえる。ソウジの愛用していたベースで、僕が弾いていたからだ。 ソウジのテクニックには遠く敵わないが、それでも力の限り弾き、歌った。 最後の曲は、ソウジが作詞作曲を手掛けたバラードにした。不思議と、今日はいつもより声が出た。ソウジが支えてくれているからかな。 ふと、羅刹の方をちらっと見る。羅刹は…涙を流しながらギターソロを弾いていた。 観客もみな、涙したようだ。僕らの歌をただ静かに聞き入っている。演奏が終わると凄まじいまでのスタンディングオベーションが沸いた。 その中には、ソウジの彼女もいた。 なあソウジ、これでよかったんだよな。僕は青のベースギターにそう問いかけた。 ステージを終え、僕らはミーティングをした。その席でノリトがこう言った。 「…解散しないか。」 言うまでもないが、僕もそう思っていた。ソウジがいない今、実質フォースをやっていくのは難しいし、なによりソウジの存在が大きかった。 この哀しみは消えないだろう。歌うたびに、僕の手の中でベースが踊るたびにそれを痛いほど実感した。でも… 「…いや。」 39 :奏でる旋律は哀しみの音 中編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 24 37 ID 5QB8COJA 羅刹は反対した。 「羅刹…悪いけど僕も同じ気持ちだ。…解散しよう。」 「いやよ!今までだってずっとやってこれたじゃない!冬真が弾かないなら私が弾いたっていい!だから…おねがい、解散だなんて…言わないで…!」 「ラセツ…ソウジの代わりなんて誰にもできないよ。」 ノリトは羅刹にそう言った。 「いや!私は…私にはフォースが全てなの!ねえ冬真…続けるよね…?なんとかいってよ…冬真……。」 「…ごめん。僕はもう、歌えないよ。次のライブで終わりにしよう。」 羅刹は、その場にへたりと崩れ落ち、泣いた。僕は、そんな羅刹を抱き締めてやった。 「ごめん…羅刹。」 あれから一週間。その間僕は部屋にこもりっきりで、フォースの最後を締めくくる楽曲を書いていた。そしてついさっきようやく書き終え、久しぶりに部屋を出て風呂に入ったところだ。 タオルで水滴を拭い、衣服を身に付け部屋に戻ったとき携帯が鳴った。―――会社からだ。 「はい、冬真ですけど…」 41 :奏でる旋律は哀しみの音 中編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 25 51 ID 5QB8COJA 「トーマくん、落ち着いて聞いてくれ…。ノリトが…殺された。」 ―――その言葉の意味を理解するのに数秒かかった。 「例の殺人犯だろう…ノリトもまた耳を刃物で貫かれて死んでいたそうだ。それで……」 そこから先は聞き取れなかった。ただ僕は意味も分からないまま相槌をうち、電話を閉じた。 あれから何時間が経ったろう。僕はただ呆然としてベッドに腰かけていた。何も考えず、屍のように存在していた。 ふいに、ドアのチャイムが鳴った。誰だろう。…誰でもいいや。もし殺人犯ならむしろ歓迎したい。もう疲れた。殺すならさっさと殺してくれ。 そんな気持ちでドアを開く。が、客人は殺人犯ではなかった。それは、とても良く見知った顔。灰色をしたとても長い髪の、女の子。…羅刹だった。 「…電話、聞いたわね。心配だから来てあげたわ。」 「羅刹…っ!僕は…」 「いいから…ほら。」 そう言って羅刹は、僕を抱き締めてくれた。温かかった。そこでようやく僕は泣いた。羅刹の胸の中で、涙が枯れそうなほどに。 42 :奏でる旋律は哀しみの音 中編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 26 51 ID 5QB8COJA 「冬真…いま、楽にしてあげるから…。」 ふと、羅刹はいきなり服を脱ぎ出した。僕はそれを止めるでもなく、ただ見とれていた。 綺麗だった。白い肌に灰の髪、まるでこの世のものでないようだった。 ―――この世のものでない。そう思ったとき、僕はある恐れを抱いた。 羅刹まで、いなくなるのだろうか?僕を独りぼっちにして。 思い始めたら止まらない。自分でも体の震えが増していくのがよくわかった。 「大丈夫よ、冬真。私はいなくならないから。だから…おいで?」 その言葉はまるで天使の囁きのようだった。僕は言われるままに羅刹のもとへ行き、その体を求めた。 羅刹は純潔だった。それを、下腹部から滲み出たかすかな鮮血が証明していた。 でも、今の僕は羅刹を気遣うことなんかできなかった。ただ自分の欲望のままに、乱暴に抱いた。羅刹は、目尻に涙を浮かべて歯を食い縛っている。それでも決して、痛みを訴えることはなかった。 43 :奏でる旋律は哀しみの音 中編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 28 05 ID 5QB8COJA 与えられる一方通行の快楽に、僕はついに限界を迎えた。その全てを、羅刹は受け止めてくれた。 「はぁ…はぁ…冬真…気持ちよかった…?」 「羅刹っ…ごめん…僕は…」 「いいのよ…私も、冬真とひとつになれて嬉しかったから…おあいこよ。」 「え…?それってどういう…んっ」 言葉は、途中で遮られた。唇を塞がれ、羅刹の舌がなかに入ってくる。僕も同じように返す。 「私、冬真が好きなの。だから…冬真の全てが欲しかった。冬真の歌声をずっと間近で聞いていたかったの。私には、冬真が全て。だから…」 「…わかってる。次のライブ、二人のためにも最高のものにしよう。」 葬式を終えた僕らは、その次の日から打ち込みの製作に入った。ドラムとベースの穴をふさぐためにどうしても必要だった。 不思議と、もう悲しくはなかった。今は羅刹がずっとそばにいる。それがこんなにも心強いなんて。 夜になれば僕らは互いに求めあった。傷を舐めあうような行為だが、僕らはそれで満足だった。 そして僕らはついに、fourth×force最後のライブの日を迎えた。 46 :奏でる旋律は哀しみの音 中編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 31 59 ID 5QB8COJA ステージには主を失ったドラムとベースが置かれている。今のfourth×forceは、僕と羅刹の二人だけだった。それでも、観客は前回のライブの倍はいた。 僕はそんな観客たちに応えるべく切り出した。 「こんばんは、フォースです。」 瞬間、歓声が沸いた。そのまま僕は舞台裏のスタッフに合図を送り、打ち込みの音を流した。この前まではシンセサイザーとセカンドギターのみ。 今日は、新たにドラムとベースの音が加わっているものだ。 やはり物足りない。が、その空虚さは羅刹のギターが埋めてくれた。そうして、順にプログラム通りに曲をこなしていく。 今日はあえて二人の作った曲を多めにプログラムに入れた。観客は、たびたび涙した。 最後は、僕が先日書き下ろした曲。観客は今だかつてないほどに歓喜し、感動していた。 「みんな、今までありがとう!」 僕は観客に向けてそう言った。凄まじい密度の拍手の海に僕らは見送られた。 ライブが終わったあと羅刹は、用事があるとかで外していた。なので僕は、1人で先に家に帰った。 あの日以来、羅刹と二人で過ごしている。ここは僕の家であり、羅刹の家でもあるのだ。 47 :奏でる旋律は哀しみの音 後編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 34 51 ID 5QB8COJA ベッドに横たわり、今日のライブを思い返す。 羅刹…今日はすごく調子よかったみたいだ。やっぱり最後だからかな…?表情も心なしか上気したみたいだったし…そんなこと言ったら怒られるかな。 呼び鈴が鳴る。僕はベッドを降り、ドアのスコープを覗く。羅刹だ。 すぐに鍵を開けてやった。 「おかえり……え…?」 「ただいま、冬真。」 そう言った羅刹。しかし僕はその姿に言葉を失った。 羅刹は、全身血まみれだった。手には長いナイフが握られている。そう、ちょうど人間の顔を横から貫通させることができそうな…。 「ら…せつ…?いったい…なにが…?」 「なにって…ああ、心配しなくていいよ。発情期の雌猫を2、3匹駆逐しただけだから。」 「めす…ねこ…?」 「そう、雌猫。あんなやつらに冬真の歌を聴く資格なんてないわ。だから、何も聞こえなくしてやったの。あはははっ…」 それこそ歌うように嬉々として話す羅刹。 「まさか…連続殺人犯って…羅刹が?」 「人聞きが悪いわね。あくまで雌猫を駆除しただけよ?ふふ…」 「ノリトも…ソウジも何で殺した!?」 「だってノリトったら、私と冬真を引き裂こうとしたんだもん…当然よ。ソウジは、冬真の隣にずうずうしく座ってたのがいけないの。 冬真のそばにいていいのは私だけなんだよ?」 ―――羅刹は、狂っていた。少なくとも、僕にはそう見えた。 48 :奏でる旋律は哀しみの音 後編 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 36 04 ID 5QB8COJA 「ねえ…これからは私のためだけに歌ってね?ほら…今日だって、冬真の歌を聞いてたらここもこんなになっちゃったんだからぁ…。」 スカートをめくり、下着のなかに僕の手を導きながらそう言う羅刹。手には、ぬるぬるとした感触があった。 それも、半端な量じゃない。まるで粗相をしたかのようだった。 今度こそ何も考えられなくなった。そんな僕を羅刹はゆっくりと床に押し倒し、唇を奪ってきた。 「―――…。――――。――――………」 羅刹が何か言っている。でも、もう何も聞こえない。僕は少しずつ、しかし確実に羅刹に犯され、侵されていった。 無意識のうちに、僕は歌を口ずさんでいた。それは、僕がはじめて聞いた彼らの曲。 "僕はあなたを照らしたい、あの輝ける太陽のように。僕が貴方を守ろう、すべての暗闇から。それは心からの真実――――" 了
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autolink VA/WPR-P28 カード名:君と奏でる明日へのうた カテゴリ:イベント 色:赤 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 集中 あなたは自分の山札の上から3枚をめくり、控え室に置く。あなたは自分の控え室のレベルX以下の《ビジュアルアーツ》?のキャラを1枚選び、手札に戻す。Xはそれらのカードの《ビジュアルアーツ》?の枚数に等しい。 花音「20周年ありがとー!次は30周年だね!」 詩音「だといいね……」 花音「不吉!もっと明るくいこうよ!」 レアリティ:PR illust.樋上いたる 「ビジュアルアーツ」参戦告知ページより。
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《奏でる調べ アクエリア》 プログレスカード レベル4/白/P10000/G4000/S1 【アンドロイド】/【武器】 リンクフレーム なし 《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(7)-ΣΣΣΣ】 相手のターンの終わりまで、このカードのパワーを+4000。 このカードのバトル相手がレベル2以下のプログレスなら、 さらに相手のターンの終わりまで、このカードのパワーを+2000。 「ご主人さまとこれからも一緒にいたい……。それが私の全てです」 illust ササギ コウシ 蒼空の変転世界で登場のレベル4の白色のプログレスカード。 収録 蒼空の変転世界 B4-093 SR
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奏でる日常の音色 配布元 http //nanachi.sakura.ne.jp/ 分類 ツール 喫茶店 女性 切替反応一覧 ラベンダー畑から れいちぇるのれすとらん~ねこのいるおみせ~ 奈落の王 碧野遼子 雫 となりの羽山さん きずつき +編集中 日付反応一覧 2月3日 3月3日 5月2日 5月5日 7月7日 10月31日 11月11日 12月24日 連携反応一覧 うしろのやまひこさんの山彦 メニューボードの絵を消すのが楽しい (2020-07-24 16 06 47) コメント すべてのコメントを見る ここを編集
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|ON.AIR|2011/02/21| 690 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 03 56 17 ID OpTmpdwU エイラ「うーん…うーん…」Zzz がさごそ エイラ「んふぇ、さあにゃか…? えへへ、今日だけだかんなー」 俺「何が今日だけなんだ?」 エイラ「、うわっ!」がばっ エイラ「な、なんでオマエがわたしたちの部屋に…!?」 俺「しーっ…ちょっと静かにしてろ」 エイラ「こ、こんな夜中に人目を忍んでなんて…こんなのオマエらしくなもががっ」(; ̄b ̄) シーッ 俺「だから静かにしてろというに」 エイラ「だ、ダメだ、よ…信じてたのに、こんなの、いや、だ…」びくびく 俺「さっきから何やってるんだお前は…まぁいいや。んでわ」 かちっ 俺「すとらいくうぃっちーず すたーらいとすとりーむ!」 エイラ「…こ、これは…」 俺「だから、ラジオ。今日はこの部屋でやらせてもらおうかと、ね。 …って、エイラそのおっきい水晶玉を思いっきり振り上げて何をしようとしてるのかな…!?」びくびく エイラ「…思わせぶりな事しやがって!」ごがっ! 俺「」チーン エイラ「…とゆーわけで『俺ストライクウィッチーズ スターライトストリーム』、出撃するゾ!」 691 :俺スタラ 第四回目 規制という甘い罠:2011/08/20(土) 03 59 01 ID OpTmpdwU エイラ「寝起きを襲われたと思ったらいきなりラジオが始まってた…わけわかんね。 ん、ごほん…改めて、エイラ・イルマタル・ユーティライネンと」 俺「いってて…あ、<俺>でお送りします今回の俺スターライトストリーム、第四回目です。 ではエイラ、早速今回のウィッチを紹介してくださいなー」 エイラ「今回は『君と奏でる歌』ダナ。 ところで、なんで今回は私の部屋でやるんだよ、いつもサーニャと一緒にやってるだろ」 俺「それはだな、今回取り上げるボクくんはサーニャさん√だからなのだよ。 一度普通にサーニャさんと一緒にやるシナリオで書いてみたら途中でサーニャさん真っ赤になっちゃってさ、 番組にならねーっていうことでリテイク入っちゃって…という設定なわけだ。 っていうかさ、ぶっちゃけた話、√の子に紹介させるのキツいだろ 仕方ないから今回はお前と一緒にやろう、という事なのだよエイラ」 エイラ「なんというメタな。 ところで、サーニャ√って事は…つまりコイツはサーニャといちゃいちゃするヤツという事か。 …敵だナ!」 俺「こら、エイラ的にはそうなのかもしれんがラジオなんだからそういう事言っちゃダメだろーが! それにまだいちゃいちゃっていうところまでは行ってないから安心しろ」 エイラ「そーいう問題なのか?」 俺「そういう問題ってことにしておけ。 …それに、サーニャさんに仲のいい友だちが増えることはいい事じゃないか?」 エイラ「うっ! た、確かにサーニャに友達が増えるのは、いい事だな…。 仕方ないな、今回は特別に付き合ってやる」 692 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 00 23 ID OpTmpdwU 俺「…と、小芝居でレスもとい時間を潰すのももったいないので早速あらすじいくぞー」 エイラ「小芝居って…むむ、まあいいから続きを話せ」 俺「日本に住む高校生のボクくんは、ご両親を早くに亡くし、姉とふたりで生きていた。 しかし、ある日ただ一人の家族である姉が病気により命を落としてしまう。 生きる気力を失い日々を鬱々を過ごすボクくんは、ある日交通事故に巻き込まれた。 死んだと思ったその時、何故かボクくんはこっちの世界の501基地に来ていたのだった、というお話」 エイラ「家族みんな死んじゃったのか…それじゃ天涯孤独じゃないか」 俺「うん、そのせいで生きる意味を見失っていた頃に、謎の現象でこっちの世界に現れたという 物語の種類でいうと異世界モノ、来訪モノにあたるお話だね」 エイラ「第三回目の『やっぱり俺は俺』みたいな話だなー」 俺「ちょっと違うところは、俺俺くんは魔力がなかったのに対して、ボクくんは高い魔力を持っていたこと。 あとボクくん自身はストライクウィッチーズの世界を知らないから、異邦人モノの物語でもあるのかな」 エイラ「確か、ボクのヤツが基地のハンガーで寝てるところをサーニャが見つけたんだよな…」 俺「余談だけど、最初にサーニャさんを見た時、ボクくんはサーニャさんのことを天使だと思ったらしいよ」 エイラ「むむ…ま、確かにサーニャは天使だけどな」 俺「自分以外のヤツがそういうのはちょっと悔しい、と?」 エイラ「えへへ。か、からかうなよなー」 俺「いやあ、サーニャさんは天使すなあ」 エイラ「お前は言うなああああ!」ガタッ 693 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 02 17 ID OpTmpdwU 俺「さて、結果として彼はその魔力を見出されてストライクウィッチーズの一員になるわけだけど… その時にちょっとした悶着があったわけだが、彼の一面をよく表すエピソードだから紹介しようか」 エイラ「ミーナ隊長の決定でストライカーを履かせてその結果でボクを基地に置くかどうか決めることになった後 晩ご飯の時にバルクホルン大尉が『魔力がなければここにはいられない』ってクギさしたときに もういい、って言ってそのまま出て言っちゃったんだよな」 俺「その後、寂しさ紛れなのか、歌を歌っていたところをサーニャさんに見つけられて、 サーニャさんとの合唱をきっかけにみんなとは仲直りしたわけだけど…」 エイラ「大尉にちょっとキツく言われたからって行くあてもないのに出て行っちゃうんだからな、 あんなあっさり出ていくボクのやつにはびっくりしたよ。 基地飛び出してその後、一体どうやって生きてくつもりだったんだろ」 俺「お、エイラ良いポイントを突いたな。ご褒美をやろう」なでなで エイラ「ちょ、おま…!あたま撫でるな! それより良いポイントってなんだよ」 俺「つまり、ボクくんは『どうやって生きてくつもりか』なんて考えてなかったんだな。 まるで理解の及ばない異世界に来たにも関わらず、それほど深く考えてなかったし… つまり、自分自身を含めたすべてに対して、執着する感情が極端に薄かったんだ」 エイラ「生きる気力がないってことか。 まあ、考えてみればここに来る前からそうなんだから環境が変わってもあんま意味が無いのかなあ?」 俺「まぁ、魔力があることが確認されて、ちょっとナゾな専用ストライカーも手に入れて、 それなりに波乱を含みつつボクくんの501での生活は始まったわけだ。 その中で、ボクくんも少しずつ変わっていったりしていくはず、っていう事かな」 694 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 03 42 ID OpTmpdwU 俺「さて、もうちょっとボクくんについて掘り下げてみようか」 エイラ「なんか、ここまで聞いたヤツは、ボクのやつってとても暗いヤツなんじゃないか、って思いそうだけど 実際はぜんぜんそんなワケじゃないんだぞ! なんていうか…そう、普通なヤツなんだよ」 俺「ボクくんは良くも悪くも一般的な高校生だよ。得意な事は歌と料理で、見た目はちょっと小さめで女の子っぽい顔。 料理が褒められれば喜ぶし、初めてストライカーで飛んだ時には感動する。 女の子みたいって言われりゃちょっと怒るし眠いときには寝ちゃう。 …それに、風呂と女の子とばったり出くわしたら真っ赤になっちゃうウブな少年だしね」にしし エイラ「ば、ばか…!」 俺「物語全体は、明るさと暗さを普通に共有するこのボクくんが語っていく。 一応体裁としては地の文が若干ありということにはなってるけど、実際にはほぼボクくんのモノローグであって、 そういう意味ではこの物語はボクくんが語り部の一人称の物語というべきだろうね」 エイラ「なんか、物語読んでみると全体として妙にほのぼのとしてるんだよなー。 ちょっと暗いところもあるヤツなんだけど、なんでそう感じるんだろう」 俺「ボクくんの性格として、あまり大きな感情の動きがないからかな、全体的に淡々とした語り口調なんだ。 それに、なんだかんだいって普段は普通に一生懸命、生活を頑張ってるんだよね。 だからじゃないかな、物語全体をなんともほっこりとした空気が包んでるんだよね。 物静かなボクくんの息づく姿が雰囲気として伝わっているのかも知れない」 エイラ「さっき話にでてきた、コイツのねーちゃんの事もそうだけど、もっと話の本筋になるかとおもったけど あんま引っ張ってない感じだよな」 俺「お姉さんについては、その存在を常に心の端に置きつつも、でも普段は特に意識しすぎるでもなくって感じ。 まあ、お姉さんにまつわる話はもうちょっと後に回そうか」 695 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 05 31 ID OpTmpdwU 俺「さて、ここでようやくこの話の見どころというか、テーマを紹介してみようか」 エイラ「ずばり、『歌』か」 俺「うん。この物語には、さまざまな形で歌、音楽が関わってくる。 ざっと紹介すると、謎のボクくん専用ストライカー『アンノウン』にお姉さんのバイオリンを感じること、 ボクくんが好きなものが歌だという事、そして固有魔法にも歌が絡んでくるんだな」 エイラ「歌を聞いたヤツの魔力を増幅する能力、ダナ」 俺「ただ魔力を底上げするだけじゃなく、みんなの士気を向上させる要素もあるみたいだけど、 それはどっちかというと魔法じゃなく、ボクくんの歌声それ自身のチカラというべきかも知れないな」 エイラ「アイツの歌、まあサーニャほどじゃないけどうまいからな。 聞いててチカラが湧くってのは、わかる気がするぞ」 俺「おだやかな歌声っていうのは人の心を癒すし、力強い歌ならやる気が沸く。 歴史的にみても、昔から歌というのは人とともにあり、人を力づけてきたんだ。 ボクくんの固有魔法は、そうした音楽の根源的なちからが魔法として発現したもの、なのかも。 望みをカタチにする魔法の性質からみても、ボクくんらしい固有魔法だね」 エイラ「そういえば、ボクのやつが話の中で歌ってる歌って、アニメのテーマ曲とか 私たちウィッチーズのキャラソンだよな」 俺「そうそう、表紙の各話タイトルの部分に曲名が載ってるね。 個人的には第一部最終話のテーマ曲に『わたしにできること』を持ってきたのはベストチョイスだったと思う。 話のスジ的にはちょっとベタだけど、だがそれがいい」 エイラ「まあマジで自分にできることを叶えてたもんな、あの話は」 俺「まさしくわたしにできることをひとつづつ叶えていくわけですよ。 この後もたぶん音楽っていうのは物語の焦点になっていくんじゃないかと思うね。 ストライカーユニットにもボクくんの歌に反応して動作するナゾの機構も付いているし」 696 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 07 13 ID OpTmpdwU 俺「おっと、ボクくんのストライカーに触れたところで、そろそろもう一つのテーマに触れてみようか」 エイラ「アイツのねえちゃんの事だな」 俺「ボクくんのお姉さんは、ご両親が亡くなった後ずっとボクくんをたった一人で育て守ってきた。 いっぽうボクくんも、料理や家事とかで、お姉さんを一生懸命支えてきた。 いろいろとキツい世の中を、ふたりでちからを合わせて歩いてきたわけだけど…」 エイラ「病気で死んじゃうんだよな」 俺「たった一人の家族がいなくなるっていうのは、高校生のボクくんにはちょっと耐え切れないよな」 エイラ「だからか、最初は暗かったよなアイツ」 俺「お姉さんがいつか音楽の道に進めるように、こつこつバイトしてたりもしてたんだよ。 たぶん、お互いがお互いにとって世の中で唯一の繋がりだったんじゃないか、っていうくらいの 濃密な兄弟関係だったんだと思う」 エイラ「お姉ちゃんとボク、両方が相手のために生きてたような雰囲気だよな」 俺「だからなんだろうな、現実世界からSW世界にいきなり飛んだ時にもたいして動揺してなかったのは。 『お姉さんがいない世界だ』という意味においては現実もSW世界もなんの違いもないわけだから」 エイラ「でもアイツ、サーニャのおかげで少しずつ明るくなっていってる…よな?」 俺「お姉さん以外にもちゃんと自分を受け止めてくれる人がいる、っていう事がわかったんだろう。 それにサーニャさんとは歌でもつながれるからね、501のなかじゃ一番ボクくんに近づきやすい立場だ。 そして、サーニャさんと心を通わせることができたら、サーニャさんを通じて501のほかのみんなともつながれる。 お姉さんがいなくなっても、決して自分は世界にひとりぼっちじゃない、と言うことに気づく物語。 それが、この物語の第一部(第一楽章)のアウトラインだ」 697 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 08 33 ID OpTmpdwU エイラ「第二部では、ついにボクのヤツがサーニャに、ねーちゃんの事とか話すんだよな」むー 俺「お前が隅っこで寝てる間、ふたりでしっとりといいムードになりながら、 静かにしっとりと…っていう、いいシチュエーションで語られた話だったな」にしし エイラ「にゃあああああっ!」じたばた 俺「あはははははは!! まあ、お前だってボクくんの事を心配して部屋に押しかけてたんだから仕方ないな」 エイラ「わわ、わたしが心配してたのはサーニャの事であってだな…!」 俺「はは、まあそういうことにしておくか。 でも、作中じゃお前だって結構ボクくんのこと心配してるじゃんか」 エイラ「そ、そうだったかなー」めくりめくり 俺「エイラの立ち位置は何気に面白いよな。 サーニャさんを取られたくないっていう反発はもちろんあるんだけど でもボクくんの妙に寂しげな目線に気づいてつい気にしてしまう。 お前の立ち回り方次第でまた物語が面白い方向に転がっていくんじゃねえかな」 エイラ「それをここにいる私にいってどうする…」 俺「えーっと、まあ、そうなんだが」 エイラ「…げふんげふん。 まあ、アイツはイイヤツかも知んないけど、サーニャは渡さないかんな!」 俺「あはははは、まあお前の頑張り次第でもっといろんな展開もありえるだろうな、がんば」 698 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 10 20 ID OpTmpdwU 俺「でも、ボクくんとサーニャさんが本当の意味でいちゃいちゃ出来るようになるには」 エイラ「いちゃいちゃなんてお父さん許さないゾ!」 俺「…なにそのキャラ」 エイラ「…続けろよ」ぐすん 俺「こほん。ボクくん、一見するとずいぶん落ち着いてきているようだけれど やっぱりその根底にはどこかでお姉さんを引きずっているというか…」 エイラ「さっき話してたけど、ただ一人の肉親なんだから心に残ってんのは当然じゃないか?」 俺「まぁ、そりゃそうなんだけど。 ただ、ストライカーユニット『アンノウン』からお姉さんの意識のようなものを感じてるし たぶん、この先お姉さんが物語に関わってくる可能性ってかなり高いと思うわけよ。 まあ、直接登場するとかしないとか、細かい部分は予測しようがないんだけど」 エイラ「で?」 俺「ボクくん、普段はそうでもないんだけどふとした事でお姉さんを思い出してしまうんだよなあ。 それを悪いことだとは絶対に思わないけど、でもボクくんとサーニャさんの関係を ここから一歩進めるために、ひょっとしたらお姉さんの存在の大きさが障害になるかもしれないな、と。 もちろん、俺の考えすぎかもしれないけどね」 エイラ「考えすぎだナ。 だいたいボクにとってはねーちゃんは大切な人なんだから、それをどうしろってんだよ」 俺「俺にもわからん」 エイラ「投げっぱなしかよ!」 俺「死者への思いと生者への思いっていう…こういうのは難しい問題なんだよ。 俺みたいな他人がどうこう言える話じゃねえの。 だからこそこのお姉さんに関わる話は今後のエピソードで注目すべき部分になるだろう、という予想だ」 699 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 12 21 ID OpTmpdwU 俺「ごほん、そろそろまとめに入ろうかね」 エイラ「このボクの物語は、いまントコ第一部、全5話がおわって、いまは第二部の3話目だ。 第一部がボクのヤツが私たちの仲間になるまでのエピソードだとするなら、今続いてる第二部は 少しずつ馴染み始めたボクが501でガンバる姿を描くエピソードって事だな」 俺「思った以上にうまいまとめじゃねえか。 しかも三行とはやるな」 エイラ「ふっふーん、わたしを甘く見るなよ」 俺「1エピソード1ページ、いまならwiki8ページ分だから充分イッキ読みできる分量だから 今から読み始めてもあっという間に追いつけるよ」 エイラ「な、なあ…だけどなんか、ずいぶん更新がないんだけど?」 俺「うぐっ! そーなんだよなあ、実は今年の一月くらいから続編が来ないのだ…」 エイラ「なにー、サーニャを置いてけぼりにするなんて許されないゾ!」 俺「あっははは、お前ホント、サーニャとボクの事についてどういうスタンスなんだよ! …とは言え、この灰色の脳細胞は次の投下について、ある程度予測しちゃったりしているんだナ!」 エイラ「とゆーと?」 俺「ふっふっふ…実はだなエイラくん。 2012年劇場版公開に先駆け、今年キャラソンCDの第二弾が発売される予定なのだっ!」 エイラ「おおー」ぱちぱち 俺「そして『君と奏でる歌』は歌がテーマの物語。 このふたつがしめすものは、つーまーりー…?」 エイラ「次のキャラソンに向けて待機中って事かっ!?」 俺「ずばりそういう事なんだな! 恐らく次の投下の時には新キャラソンをテーマにした話が出てくるに違いあるまい」 700 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 13 33 ID OpTmpdwU ☆――おまけというか、orzな補足―― エイラ「オマエあたまいいな! …とか言ってるところ悪いんだけどさ、なんか、出ないかも知れないらしいぞ」 俺「でないって、何が?」 エイラ「きゃ…キャラソンCD…」 俺「なっ…!?」 エイラ「…………。 おい、どうすんだよ」 俺「い、いや大丈夫だ! SW関連商品は1度や2度延期するのはデフォルトだし」 エイラ「出なかったら?」 俺「…え、えーっと…」 ぽくぽくぽくぽくちーん 俺「そうだ! いっそのことボクくんが新しいキャラソン書いちゃえばいいじゃん!」 エイラ「おー! …おー?」 俺「…というわけで、どっちにしろ戻ってくることに決まってよかったよかった」 エイラ「そ、そーだナ!」 701 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 14 55 ID OpTmpdwU エイラ「エンディングだぞ」 俺「今日はありがとなーエイラ。 なんだかんだ言ってお前とは結構やりやすいかもしれんなあ」 エイラ「オマエがラジオのたびにどれほどサーニャに迷惑をかけてるかよくわかった」 俺「その総括はねえだろ…まあいいや。 さて、つらい過去を胸の奥に秘め、お姉さんの面影と飛ぶボクくん。 一波乱が終わって、しかし物語のそこかしこに時折感じる不穏な予感。 題名のみが明かされた、第二楽章残りの3つの歌の、その内容は如何に!」 エイラ「とにかく、サーニャをずっと待たしてないで早く帰ってこいよ!」 俺「…さて、まいど拙い紹介ではありましたが、『君と奏でる歌』くんの魅力が少しでも伝わりましたでしょうか」 エイラ「番組ではみんなのお便りを待ってるぞー」 俺「おハガキは、郵便番号552-8501 ラジオ扶桑 俺ストライクウィッチーズスターライトストリーム、メールはサーニャ・V・リトヴャクの魔導芯宛に電波を送ってください。 出来ればQSLカードをあわせて送っていただくと、サーニャさんが喜びます」 エイラ「それじゃ、今夜はここまで。 今夜はエイラ・イルマタル・ユーティライネンと」 俺「<俺>でお送りしました」 「「ばいばーい!」」 702 :俺スターライトストリーム 第四回目:2011/08/20(土) 04 18 16 ID OpTmpdwU エイラ「やれやれ、終わった終わったー」 俺「今日はいきなり押しかけちまって、悪かったなエイラ」 エイラ「ま、まったく、びっくりしたぞ…わたしはてっきり」どきどき 俺「てっきり?」 エイラ「い、いわせんなバカー! …ところで、ホントはこのラジオ、8月18日にやりたかったんだよな?」 俺「そーだなあ、サーニャさんと宮藤の誕生日だったからな。 できれば誕生日当日に放送して『今日中に帰ってこい!』みたいな風にやりたかったんだけど」 エイラ「オマエの筆の遅さでこうなった、と?」 俺「いや、ラジオってだいたい一日二日でどばっと書くから、どっちかというと純粋に書く時間がなかった罠でな…orz …ところでさ、ラジオ本編では敢えて触れなかったんだけど、個人的に一番気になってた事、ここで言っていい?」 エイラ「なんだ、言ってみろよ」 俺「んとね、トップページに『?高校一年生の作った下手な物語です、見てくれたのなら嬉しいです』って書いてあんの。 そしてボクくんって高校生っていう設定でしょ?」 エイラ「だからなんだよ?」 俺「自分を投影させたキャラ設定で物語書くのって、サイコーに楽しいよな!」 エイラ「あー…」 俺「今回この作品を選んだ理由の一つに、せっかく作者さん自身が楽しそうに書けそうな話だし 続きが欲しいな、っていうのがあってな。半分は催促のようなもんなのだよ」 エイラ「へー…まあ、そういうのわかる気もするなー。 あ、そういえば、オマエの歳も確か中の人と同じ…」 俺「おいやめろ馬鹿」 いーつか、いーつか、やーくそーくのそら、きみとーならーまたーとべるよー… 704 :名無しの俺:2011/08/20(土) 04 19 57 ID OpTmpdwU オフレコ。 エイラ「…って、大切なこと忘れてないか?」 俺「な、なにかな?」びくっ エイラ「ラジオ名、変えるんだろ! あれからずいぶん間が開いたけど、いい機会だから発表しちまえよ」 俺「あ、あー…その事なのですが」 エイラ「ん?」 俺「じ、じつはですねその。 原稿書いてる間に気がついたんですが、結構この俺スタラっていうタイトルに愛着が湧いてる自分をハケーソしまして」 エイラ「つまり?」 俺「し、しばらくはこのままでいこうかなあ、なーんて。 あは、あはははは」 エイラ「あはははは」 俺「あははははははは」 エイラ「違うだろ」 俺「誠に申し訳ございません…」 終わりなんダナ