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MGSごっこ報告書【第一回】 猟団内独自イベントMGS(メタルギアソリッド)ごっこ報告書(レポート)ページ。 我々どすこい喫茶猟団一同(一部)は神奈の発した一言によりとある任務を遂行する事となった。 「裸にハンターナイフでタイムアタックしよう!」 そこで刹那が付け加えた一言。 「クックどうよ?」 クックくらい余裕だろう。 そんな慢心が悲劇の火蓋を切る事になろうとは・・・ MISSION.No1_ イャンクックを討伐せよ 防具は無し、武器はハンターナイフのみでアイテムは支給品のみ。 クエストは定番配信クエの「こだまするは怒りのいななき」 今回の任務は大佐不在。 メンバーは:神奈・刹那・POSS・ぺけ・HAWKS66・馬良(ゲスト参加)の6人。 過酷な条件の下、戦争は始まった。 始まってクックに遭遇。 攻撃、攻撃。 ガキン、ガキンッ ああ・・・なんということだろう・・・ 「クック硬ぇ・・・」 まさかこんなに硬いとは・・・ 予想もしていなかった事態、尽きる回復薬、ベッドのありがたみを知る。 ついには砥石も底を尽き・・・ MISSION FILED_ 我々は戦った、だがしかし・・・無理だった。 そこでこの経験を生かし、話し合い、ルールを再考し・・・もう一度戦いに挑む事となった。 MISSION.No2_ 隊員と協力し、イャンクックを討伐せよ 防具は無し、武器はハンターナイフのみでアイテムは支給品+回復薬・砥石5個ペイントボール2個。 クエストはさっきと同じ定番配信クエの「こだまするは怒りのいななき」 今回の任務は大佐を刹那が行う。 メンバーは:神奈・POSS・ぺけ・HAWKS66・カーツウィル・馬良(ゲスト参加)。 戦闘は2人1組で班を組みクエストを受注。 組み合わせは大佐がアミダで決める。 サブクエ達成の支給品使用許可、現地で回復剤を調合してグレートにするのはアリ。 その他細かいルールは割愛(MGSごっこ詳細ページ)に記載。 出発前風景。 戦士達は戦場へ赴く準備の最中だ。 とりあえず隊員達へルール説明、そして組み合わせ発表。 A班:ぺけ・POSS B班:馬良・カーツウィル C班:神奈・HAWKS66 ホットドリンク・クーラードリンクの持込の許可を問われるが、指定アイテム以外の持ち込みは禁止としているので却下。 「いえ、急に雪が降ってくるかも^^;」 という神奈の意見を「その場合はパートナーと身を寄せ合って検討しろ。」とバッサリ斬ったら、こういうこと?とPOSSとぺけがじゃれあうやらカーツウィルが俺ら男同士・・・とアッー!な発言をするやらその合間にホークスがちゃっかり大佐にコーヒーを淹れるやら・・・ 所々に笑えるネタが随所にあるがあえて割愛(思い出的な意味で。 カウントダウン・・・ 戦場へ赴く隊員達。 大佐は(脳内で)コーヒーを飲みつつ隊員の報告を待った。 一番サブターゲットクリアの報告が早かったのはA班だった。 開始してからおよそ12分、結果は上々だ。 だがしかし・・・ その2分後・・・A班が帰ってきた。 「大佐!ベッドで休憩しようとサブA達成してしまいました!」 ポーン( Д ) ゚ ゚ ゴメン、これにはちょっと笑った。 本人達は軽くヘコんでたようだが・・・ゴメン、面白かったんだwww しばらくして行き詰まり、3乙してB班が戻ってくる。 「ワレ 3乙 セリ マトモナ ゼンシン ママナラズ・・・」 悲痛な報告ですね(ノ∀`) 文の隅々から無念が漂ってくるようだ。 残るはC班。 あまりの過酷な任務にめげたのか通信に入ってきた言葉は 神奈「大佐! 心が赤ゲージでぷ;」 ホークス「スタミナも赤ゲージでぷ;;」 これでぺけさんがツボったようだ。 ごめん、俺もツボったんだ。 流石に心が折れそうなのを察し、サブクリで帰還するのを許可 そして戻ってきた。 帰還を祝い、お互いを讃えあい、こうして第一回MGSごっこは終了した。 その間に銀さんが一人で裸クックにまじってたのはまた別のお話・・・。 ここまでお付き合い下さってありがとうございました!! 稚拙なレポートですが少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 こうやって少しでも盛り上げていけたらいいなぁ、なんて思ってますw From.神威刹那。
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外国人参政権反対 移民受け入れ反対 マスメディアの偏向報道反対 なるべく平和的解決で行きたいと思います。 歴史認識はまだまだ浅めです。 無知で力になれるかわかりませんがよろしくお願いします。
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☆今回予告☆ “小さな寒村でエミュレイター同士の小競り合いが起きている” その知らせを受けた世界安全調停局は、事態の調査と解決を試みる。 調停局の幹部であるアンは実働部隊を編成し、件の寒村にウィザードを派遣した。 村の名前はロックハンド。 ロックハンドには、一つの伝承がある。 大陸を荒らしまわった不死身の怪物を一人の英雄が討ち倒し、地の底に封じた、と。 村人ですらもそれを信じる者は殆ど居ない。ただのおとぎ話である、と誰もが思っている。 赤い月光が、封じられた秘密を照らし出すまでは。 レオン・アークライト ジ・オリジン 第一話「内に潜む者」 ハンドアウト PC①:レオン・アークライト 君は大陸の北方に位置する寒村「ロックハンド」に住む少年だ。 貧しい生活だが、決して不幸ではない。帰る家があり、友人に恵まれ、身を寄せ合うようにして他の村人たちと助け合って生きている。 ある日、君は村の近くの森で奇妙な怪物の死体を見つける。その日を境に、君が信じていた世界は音を立てて崩れ始める。 レオン以外のPCについて:レオン以外のPCは既にウィザードとして活躍している。 ロンギヌスなどのウィザード組織に属している者もいれば、フリーランスとして活動している者もいる。PCの合流をスムーズに行うため、以下の設定を参考にしてください。 世界安全調停局:あらゆる種族、宗教、組織、国家、その他の様々な垣根を越え、優秀なウィザードを招集しエミュレイター事件の解決を図る組織。 調停局に所属する者の多くはイノセントと、情報収集を得意とするウィザードで構成されている。 世界のあらゆる場所に耳と目を持ち、外部のウィザードと連携してエミュレイター事件に対処しているのだ。 局長は元ロンギヌスのウィザードであり、今もロンギヌスと太いパイプを持っている。組織の体制もロンギヌスのそれを参考にしている。 レオン以外のPCは調停局のエージェント・アンに召集され、ロックハンドのエミュレイター事件を調査することになる。 舞台、人物紹介 ☆ロックハンド☆ レオン・アークライトの生まれ故郷。大陸の北方に位置する小さな寒村。これと言った観光資源も無く、 生活基盤もあまり整っていないため、時代から取り残されたかのような雰囲気を醸し出す。街へのバスは1日1本しか無い。 大人だけでなく子供も労働力として駆り出される。 ☆防人と怪物の伝説☆ ロックハンドに伝わる伝承。諸説あるが、大陸を荒らしまわった不死身の怪物を一人の英雄が封じ、無辜の人々を守った、と言う大筋は共通している。 ロックハンドの住人は、死ぬことのない怪物を地の底に封じ祠を建てて封印を守り続けてきた英雄の末裔とされているが、 それを証明する歴史的事実は存在しない。 人物紹介 ☆サクラ・アークライト☆ 74歳/女 レオンの祖母。数十年前にアークライト家に嫁いだ日本人。お世辞にも愛想がいいとは言い難いが、さっぱりとした性格で彼女を慕う村人も多い。 夫は流行病で早逝し、息子夫婦(レオンの両親)はレオンが5歳の時に事故死して以来、女手一つでレオンを育てている。 ☆オルガ・バトロック☆ 23歳/男 ロックハンドに住む若者。村の子供たちの兄貴分であり、気風と威勢の良い青年。5年前に村を飛び出したが、半年ほど前にふらっと戻ってきた。 現在は村の近くの森に出入りし、マタギ(狩猟を専業とする者)のような生活を送っている。 ☆ライド・カービン☆ 13歳/男 レオンの幼馴染の少年。村の外での生活に憧れている。血の気の多い性格だが、電子機器に強いという意外な一面を持つ。 村を出て外の世界を見てきたオルガを慕っている。 ☆タカキ・ホド☆ 13歳/男 レオンの幼馴染の少年。人当たりの良い穏やかな性格。夢は教師になり、村の子供たちに勉強を教えてあげること。 ☆フウカ・ホド☆ 9歳/女 タカキの妹。兄に似て優しい性格の少女。ピーチパイ作りが得意。 ☆アン☆ 22歳/女 ご存じユニオンのボスで可愛いものが大好きなあの人。ただしユニオンはこのシナリオの時点ではまだ設立されていない。 世界安全調停局の幹部の一人で、フリーランスまたは他組織に所属するウィザードを招集し、実働部隊を指揮する権限を持っている。 そのため、指揮官であると同時に交渉役としての顔も持つ。戦闘力は未知数。レオン以外のPCを召集し、ロックハンドに調査部隊を派遣することになる。 ☆ジョン・ウェラー☆ 29歳/男 世界安全調停局に所属するエージェントであり、主に後方支援を担当している。 PC達のロックハンドでの任務をサポートする。ウィザードだが戦闘は不得意。 ☆ノア☆ 世界結界を破壊し、イノセントを放逐してウィザードの世界を作り、エミュレイターを一掃しようと目論む“裁定者” ☆ギュンター・クライスト☆ 19歳/男 ノアに心酔するウィザード。ベール=ゼファーと契約した侵魔召喚師。 ☆花房 典孝☆ 75歳/男 元ロンギヌスのエージェント。ロンギヌスから独立し、世界安全調停局を創設。現在は同組織の局長を務める。 独立後もロンギヌスとの関係は良好で、有形無形問わず様々な形で相互協力を行っている。 ☆ジェラルド・ブリッジス☆ 25歳/男 絶滅社のウィザード。世界安全調停局とは別の指揮系統でロックハンドのエミュレイター事件を調査し始める。 由緒正しい貴族の家柄出身であり、やや高慢なきらいはあるが正義感の強い好漢。 ☆オーランド・スミス☆ 31歳/男 絶滅社のウィザード。ジェラルドの補佐役として共にロックハンドの調査に乗り出す。 華々しい戦果を挙げるジェラルドを内心では疎んでいる。 ☆セドリック・コーデュロイ☆ 44歳/男 絶滅社北欧支部・第8支局を統括する男。野心家で、自身の目的の為に他者を利用することを顧みない狡猾な男。 実際のセッションでは
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・ 南一局終了時点での集計結果 傀 ・・・ 13700 (※祝儀 - 6枚) 成金A ・・・ 32100 (※祝儀+2枚) ナナ ・・・ 26400 (※祝儀+2枚) 成金B ・・・ 27800 (※祝儀+2枚) ナナ(対面の彼は未だ動く気配が無い。それならこの半荘は遠慮なく貰うわ) 傀 「……」 …南二局、ドラは九萬。 四巡目 成金A(……)タンッ 八 萬 ナナ 「……チー」 パタッ 六七 成金B「……」 タンッ 8p ナナ 「ポン」 パタッ 8p8p 成金A「積極的だねぇ」 成金B「喰いタンかな?」 六巡目 成金B(……聴牌だ) 一二三三四五3p4p赤5p79白發 白 成金B(役無しだし両面になるまで待っても良いけど……ここは3着4着に圧を掛けとくのもありか?)タンッ 發 成金B「リーチ!」 ナナ 「……ロンです」 パタッ 發發中中 (赤5↑55)(8p8p8p→)(八六七) ナナ「2000点の1枚ですね」 成金B「役牌バックか!ヤな打ち方するなぁ……」 ナナ 「これが最終形だったんで」 ニコッ 傀 ・・・ 13700 成金A ・・・ 32100 ナナ ・・・ 28400 (+2000) 成金B ・・・ 25800 (-2000) 成金A(ナナちゃんの親番か。このままの流れだと捲られちゃうかもな) 成金B(すぐ流してやる……!!) 社長(もうラス前だよ傀くん! 少しは焦って!!) ナナ(まだ一回戦目なのに皆さん穏やかじゃないわねぇ。おー怖い怖い) ……南三局、ドラは2p チャッ… ナナ 「……リーチ」 タンッ 東南6八(リーチ) 成金A「ぬぐっ……」 成金B「は、早いよナナちゃん!」 傀 「……」 三七八九1p2p5p7p9p24北北 五 社長(こ、こんなの当たったら交通事故だよ! ここは取りあえず北対子落としで様子見か!?) 傀 「……」 ツッ… 八 萬 社長(八萬抜き打ちって事は……完全にオリたの!? 断ラスなんだよ!?) 成金A(こんなリーチ分かるか!)タンッ ナナ 「……あら、一発ですね」 成金A「!?」 …パタッ 一一七七4499赤5p5p西發發 ナナ 「裏無しですけど親満……それと祝儀は2枚です」 成金A(ま、捲られた……!) 傀 ・・・ 13700 成金A ・・・ 20100 (-12000) ナナ ・・・ 40400 (+12000) 成金B ・・・ 25800 ――――――――――――――――――――――――――― 黒服A(……結局、南場に入ってからナナさんの連続和了で逆転、一回戦目は無事トップ終了だった) ・ 集計(一回戦終了時) 傀 ・・・ 13700 (チップ - 6枚) → ▲ 58万円 成金A ・・・ 22700 (チップ ± 0枚) → +3万円 ナナ ・・・ 44600 (チップ+5枚) → +74万円 成金B ・・・ 19000 (チップ+1枚) → ▲19万円 成金A「さぁ次次!」 成金B「絶対巻き返すよ!」 ガラガラガラ… ナナ(……結局傀さんは全く動かず、か)チラッ 社長「か、傀くん! いきなりラス引いたけど大丈夫なの!? ちゃんと打ってよ!」 傀 「……打牌については口出し無用だった筈ですが?」 社長「うっ……! そ、そうだけどさ……」 ナナ(……そろそろ動いてくるだろうし油断は出来なさそうね) 二回戦開始 起親 ・・・ 成金A 南家 ・・・ 白築ナナ 西家 ・・・ 成金B 北家 ・・・ 傀 東一局、ドラは1索 十一巡目 チャッ… ナナ(……うわー、赤っ) 234赤56赤5p7p7p7p六七七八 赤五 黒服A(初っぱなから赤3か。確実にアガりたいな) ナナ(赤5p切りが一番手広いけどここは……)タンッ 八 萬 傀 「……」 ツッ… 4p ナナ(……高目引きで聴牌った) 234赤56赤5p7p7p7p赤五六七七 7 ナナ(できれば6pツモ……まぁ、この際安目でも良いけど)タンッ 七 萬 ……次巡 成金B(……よ、よし! 張ったァ!) 4p4p4p6p8p8p111西西發發 西 黒服B(ツモ四暗刻聴牌……! ダマでも倍満だ!!) 黒服B(役満祝儀はツモで5枚オール、直撃で10枚だが……) 成金B 「リーチィィ!」 タンッ 6p ナナ 「……ロン」 234赤567赤5p7p7p7p赤五六七 ナナ 「高目でハネ満とチップ3枚です」 成金B「たわあ!!」 ガタッ 黒服A(よし! 出だし最高の―――) 傀 「 ――頭ハネです 1300 」 ナナ(え……?) 一一二二三三5p5p6p6p南南南 成金B「よよよ良かったぁ! 十分の一の点棒で済んだ!!」 黒服A(5p・6pのシャボ? 仮聴か…!?)チラッ ・ 傀の捨牌 九北中2p9p2 東8六四4p 黒服A(いや、違う……!) ナナ(直前に4p切り……高目平和・二盃口を崩してる!) 傀 「……」 チボッ… ナナ(二盃口に受けても4pは純カラ、7pも1枚しか残ってなかった) ナナ(薄い待ちよりも私の待ちに合わせて意図的に頭ハネを狙ったのね?) 成金A ・・・ 25000 白築ナナ ・・・ 25000 成金B ・・・ 23700 (-1300) 傀 ・・・ 26300 (+1300) ナナ(やるじゃない。そーこなくっちゃ) 傀 「……」 ニヤリ 東二局、ドラは東 八巡目 ナナ(……)チャッ 2233578二四七八5p7p 9p ナナ(一転してドラも赤も来なくなって面子も出来ない……)タンッ 四 萬 ナナ(相対的に他家に赤牌が行ってるはず。その筆頭はやっぱり傀さんかな) 傀 「……」 ■■■■■■■■■■■■■ ナナ(だとするとここでアガらせる訳にはいかないわね) 二巡後 傀 「……」 チャッ… ■ ■■■■■■■■■■■■■ 社長(き、来たっ……!!) 傀 「……」 ツッ… 8 索 ナナ(……ふむふむ) 傀 「……」 社長 「……」 ニヤニヤ ナナ(傀さんは無表情だけど社長さんが分っかりやすいほどニヤニヤしてるわねー……こりゃ張ってるかな? しかも勝負手を) チャッ… ナナ(……となると……) 2233578二七八5p7p9p 7p ――打、2索 黒服A(え……?) 成金B「ポォン!」 ガッ ■■■■■■■■■■ (←222) ナナ(……) 233578二七八5p7p7p9p 4p ――打、4p 成金B「チィッ!」 ガッ ■■■■■■■ (4p3p赤5p)(←222) 次巡… 成金B「――ツモったぁ!」 ガッ 二二三四666 五 (4p3p赤5p)(←222) 成金B「500,1000の1枚!」 ナナ(……1000点の親っ被りで済んだなら上出来かな。社長さんも悔しがってるみたいだし)チラッ 社長(ぐぬぬ……勝負手だったのに……!!)ギリッ 傀 「……」 1p2p3p赤五六99東東東白白白 パタリ… 成金A ・・・ 24500 (-500) 白築ナナ ・・・ 24000 (-1000) 成金B ・・・ 25700 (+2000) 傀 ・・・ 25800 (-500) 東三局、ドラは7索 九巡目 傀 「……」 チャッ 6788三四五五六七3p赤5p7p 3p ――打、8索 社長(567の手変わりもあるしダマが正着打だね。役はあるしなんならこのままアガっても良いんだ) チャッ… 傀 「……」 678三四五五六七3p3p赤5p7p 7p 傀 「リーチ」 ナナ(!) 黒服A(……初めて曲げて来たか) タ…ンッ 12中1北1p 9p九8赤5p(リーチ) 社長(え……!? な、なんでその待ちなの?) 傀 「……」 成金B「赤切りリーチか」 成金A「鳴きたいけど鳴けないなぁ」 ナナ(社長も驚いてるし変な打ち筋だったのかしら)スッ… 3p3p6p6p6p7p8p3456二三 一 ナナ(……3-6索が通せれば聴牌だけど厳しい。筒子が通りそうだけど社長の表情を見る限りわりと怪しくもある) 黒服A(安牌無しか。ここは何切りだ……? 筒子あたりが良さそうか?) ナナ(赤5pは2枚入ってる訳だし3-6p、4-7p待ちもまだあり得る) ナナ(この筋を切るくらいなら……9pが4枚見えてて嵌8pが無いコレね) 3p3p6p6p6p7p8p3456二三 一 ――打、8p 傀 「……」 ナナ(ふぅ……通った通った。次も安牌引けないようなら7p切りかな) 成金B「こりゃ無かろ」 タンッ 6p ナナ(……ありゃ、結構あっさり通るのね) 傀 「……」 ト… 2p ナナ(筋引っ掛けはどっちも無しか。他の色かしら) 成金A(筒子は安全……と)タンッ 7p 傀 「 7p……ロンです 」 ぱたり… 678三四五五六七3p3p7p7p 傀 「裏が乗って満貫です」 成金A「ぬあぁ! よりによってそこか!」 ガシャッ 成金B「おいおい若いの、そりゃ赤切る必要ないだろ」 ナナ(3p・7pのシャンポン……?) 3p3p6p6p6p7p3456一二三 ナナ(……あっぶな……) 社長(よし! 訳分からないリーチだと思ったら上手いこと嵌まったァ!) 成金A ・・・ 16500 (-8000) 白築ナナ ・・・ 24000 成金B ・・・ 25700 傀 ・・・ 33800 (+8000) 傀 「 では東ラスですね 親番を引きました… 」 ニヤリ ナナ(……さっきの頭ハネといい、いよいよ本気って訳ね? ならこっちも全力で行かせてもらおっかな)
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第一回テーマ小説大会:DON・MY※ 甘く見てくれ。 『この世界…、地球は一度滅んでいる。いや、地球ではなく文明が滅んだのだ。生物が棲めなくなったのだ。そして、人類は生きるため地球を捨て、逃げたのだ……。 何百年か後…くわしい年月は分からないが、人類は戻ってきた、地球に。地球には、まだ生物の生き残りがいた。学者が言うには、「進化を遂げたんじゃな~い?」らしい。さらに、人類も進化を遂げていた。異能の力…、俗に言う超能力や魔法、気などの類いだ。また、前文明の遺産が地底より掘り起こされた。異能の力もあり、科学技術は爆発的な発達を遂げた。前文明よりも高度な技術だ。しかし、………』 「そんなものばっか見てないで~、学園に行きなさ~い。」 「へぇ~い。しっかし、暇つぶしに見てたがおもんねぇな。」 俺は、幸村、幸村幸信だ。読み方は、ゆきむらゆきのぶ、だ。……。やはり、違和感がある。名前がどうのこうの、ではない。俺は自他共に認める不幸野郎である。そんな俺の名前に、しあわせ、という字が二重で入ってんだぜ。違和感しかねぇよ。………。自分で言ってて悲しくなってきた。この話はお終いだ。 しかしだ、さっきの番組はおもんねぇ。何がおもんねぇって、みんな知ってるような知識しか言わないからだ。そのうえ、ギャグも微妙だ。……。ギャグだよな?あの学者。 俺も異能の力は使える。俺だけじゃない、両親や学友も使える。そんなことは特別なことではない。前文明にも、Mr.マ○ックとかマギー○司とかいう超能力者がいたらしいが、今の人類は9割ぐらいの奴が使える。父さんは、気だ。急にムキムキになる。正直、かなり気持ち悪い。そして、母さんは、魔法的なものが使える。本人は、「魔法少女よ~。」と言ってはいるが、そんな歳ではない。断じて。しかし、年齢は年齢だが、見た目は結構若い。と思う。家族の贔屓目が入っている可能性もあるが。 「はやくしなさ~い、って言ってるでしょ~。」 母さんが呼んでいる。そうだった、これから学園だった。はぁ、学生やめてぇ…。 学園は割と近い。徒歩で十五分ほど、だと思う。思うと言った理由は、不幸のせいでほとんど歩いて学園に行ったことがないからだ。犬に追っかけられるのは日常茶飯事、車に撥ねられ登校出来ずに病院に送られたこともある。ふぅ~。何時語っても悲しいものだ。 学生服を着て朝食をとって、家を出た。不幸に遭わないように細心の注意を払いながら走るのが、俺の日課だ。 「お~い、ユキじゃねーか。待ってくれよ。」 さっそく不幸になってしまった…。このことが顔に出てしまったのか、ヤツはこう言ってきた。 「何変なつくりの顔してんだよ。」 「変なつくりの顔ってどんなけ失礼なんだよ!変な顔だろ、普通!変な顔もしてないけど!…ハァ…ハァ…。」 こいつは、俺の友人で、三澄幸也。これで、みすみたつや、と読ませる。こいつも、幸せ、という字が入っているが、こいつはぴったりだ。何せ、こいつの能力は、気を使えること。ともう一つ、周りの人間の幸せを無意識のうちに搾り取ることである。それにくわえて、もともとこいつはすごい運の持ち主である。強運とかでは言い表せれないほどである。言うなれば、豪運、だろうか。とにかく、すさまじい運を持っている。問題はこいつに近くにいられると、少ない運がガシガシ減っていく。ということだ。幸也は根はすごくいいやつだ、だからこそ困る。無下に追い払えない。しかし…。とそのとき。 「じゃあどうしたんだよ?そんな『不機嫌だ!』みたいな顔して。」 と、幸也は質問してきた。それに 「お前のせいで今、ガシガシ不幸になっていってるからな!バーカ!バーカ!」 と少し幼い感じだけど文句を言ってみる。…。かなり幼いか。まぁ、それはどうでもいい。俺はあいつのせいでかなり不幸になっているんだから、文句の一つや二つも言いたくなる。 「お前…、バーカ!バーカ!て子供かよ。」 ……。言われてしまった。人に言われると案外傷つくな。 そんな感じで、俺たちは学園に向かった。 この学園はちょっと特殊である。試験の内容が、だ。何が特殊かというと、試験の内容がガチャガチャというもので決定されるのだ。このガチャガチャは地底から掘り起こされた前文明の遺産だ。100円を入れてレバーを回すと丸い容器が出てきて、容器の中にいろんなものが入ってる、といったものだ。何故、試験を決めるものなのに100円を入れないといけないのか?と、学園側に質問してみたことがある。その時の返答は、「現在、学園の経営が困難なんですよ。だから、集められるとこからは集めないと。」だった。……。それでもなんか納得できない。まぁそれよりも、だ。試験内容は、入っていた課題を1カ月以内にクリアすること、だ。試験の内容も色々あり、単純に問題集をやったり、必殺技を習得する、異能の力を使わずに生活する、など様々だ。空っぽで何もしなくても良いというのもあった。そして、2カ月に一回の試験の内容を決める日が今日だ。 「ユキ、この日はいつも嫌そうな顔してるよな。」 「嫌なんだよ実際。不幸のせいでいつも変なのばっかり来るからな。」 「前回は『青春する』だっけか。かなりアバウトだったよな。」 「あれはつらかった。河川敷で何十人もと殴り合い『お前、なかなかやるな。』『おまえこそ。』ってやらなきゃいけないんだぞ。知りあいに見られて少しの間あだ名が、熱血君になったんだぞ。…もう少し捻ってくれても良かったのに。」 「僕は今回も空だったらいいんだけどね。」 「異能の力で楽なやつばっかだしやがって。せこいよな。」 「ひゅ~。あれ?ユキ見てみなよ。壁があるよ。」 「雑すぎるよ!話の逸らし方!」 「おっと、もうこんな時間だ。試験内容決めに行かなくちゃ。」 と、幸也はダッシュで逃げて行った。……。俺も行くかな。俺も急いで教室に向かった。 教室では、みんなそわそわしていた。もう始まってるらしい。出席番号順に教室から出ていく。ガチャガチャは別室に置いてあるのだ。ボーっと過ごしていたら俺の番が回ってきた。俺は席を立ち別室に向かった。 チャリン、ガチャ、ガチャ、コトン。出てきた、出てきた。確認すっかな。………?……空?空っぽ?マジでか。不幸体質のせいでこんなこと起きるわけがないと思っていたが、たまには良いことあるんだな。 俺はこの幸運を………幸運だと思っていたものを噛み締めながら、教室に戻った。 俺はあまり社交的ではない。それは、分かり切ったことだ。しかし、友達がいないわけではない。幸也は親友といってもいいほどだし、クラスメイトともそこそこいい感じに打ち解け合っていた。……はずなんだが、今日はどうも様子がおかしかった。話しかけても無視されるか、曖昧な返事しかしてくれないのだ。少数だと何か機嫌を損ねたのかなと思えるけど、クラス全体はちょっとわからん。まぁ、考えててもしょうがない。帰るとするか。 ん?あれは幸也じゃないか。 「おーい、幸也。」 「………。」 ……。あいつも無視か。いや、聞こえなかっただけかもしれない。 「おーい待ってくれよ、幸也。」 「………。」 もう一度呼んでみたが返事はない。やはり無視されているようだ。よくは分からんが、一人で帰るしかないか。………。べっ…別にあいつと帰りたいわけじゃないんだからねっ。 家の様子もおかしい。いつもならベタベタと絡んでくる父さんが絡んでこない。むしろ、俺を避けてる感じだ。母さんも色々おかしい。いつも夕飯中に学園であったことを根掘り葉掘り聞くくせに今日は聞いてこない。というよりも、帰ってきてから会話ができていない。 …おかしい。このことに関して思い当たるフシは一つしかない。……試験だ。カバンの中をあさり丸い容器を探す。あった……。捨てなくて良かった。もう一度容器の中をよく見てみる。 「……。んっ?これは。」 何回も折りたたまれた紙が容器の底に貼られていた。……なんで気付かなかったんだ、俺。紙を開いてみる。すると、音声が流れ始める。書いてる言葉を音声にする術式が施されているようだ。 『はっはっは、これを読んでいるのは幸村君だろ。これを引き当てるような不幸なやつは君しかいないだろうからね(笑)。』 イライラする。(笑)も、しゃべり方も、言ってることが外れてないあたりも。 『君が不思議に思っていることの説明をすると、君の知り合いの好感度を0にさせてもらった。つまりは空っぽだ。』 「何てことしてくれてんの!?」 『容器の中が空っぽだったのもそのことを示唆しているんだよ。どうだね?素晴らしいだろ?』 聞くな……。それと示唆してることも言わなくていいよ…。大して素晴らしくもないし。 『ここからが本題だ。試験の内容はこの状態から、家族の愛、家族愛。友人を大切にする心、友愛。男女間の愛、恋愛。……最後のは君には関係ないか。』 うるせぇよ!確かに、生まれてからこの17年間そういうことはちらりともなかったけど!他人には言われたくねぇよ! 『君にはこのすべての愛、プラス僕の趣味で同性同士の愛、同性愛を取り戻してもらう。』 えっ!?それ取り戻すというか足してるじゃん!俺は新たな扉は開かないよ!? 『最後に、この手紙は……』 あぁ?よくあるやつか。爆発するとかいう。それは困るな。 『君が照れてる時のしぐさなど、君の恥ずかしい秘密を大音量で再生しながらとんでいくから。』 それはめっちゃ困る!なんでそんなことされなきゃいけないんだ!いじめか!? 「あっ!待て、コラ!」 紙はひらひらと、窓からでて飛んでいく。ここはマンション。さらに、13階である。窓から手紙への距離は15mくらいだろうか。 「くそっ。今ものすっごい不幸だから大丈夫だよな!?」 と俺は、跳んだ、窓から、13階の窓から。 「もう…、ちょい…!」 人差し指と中指で何とか紙をキャッチする。「うおっ!?」がくんっ、と体が引っ張られる感覚におそわれる。落ちていく。地面に引っ張られる感覚の中、俺は姿勢を安定させる。地面が近くなってくる。全神経を足に集中させる。「だらぁ!」膝をクッションにして衝撃を緩和する。……。はぁ……、疲れた。足がしびれてるな。少し足りなかったかな。このくらいですんでラッキーと言ったとこか。 「やはり君の力は凄いな。驚かされるばかりだよ。」 そこには、手紙の主と思われる人物がいた。 「威濤…先生…。ぜんぜん驚いてるように見えないですよ?」 その人物は俺のクラスの担任教師、威濤煌輔。この字でいとうこうすけ、である。 「はっはっは、そんなことはないと思うけどな~。」 …今すぐ殴りたいが、今の自分じゃ確実に勝てないだろう。それに勝てたとしても停学、下手したら退学になってしまう。それは勘弁して欲しい。 「あの試験、どういうことなんですか?マインドコントロールは犯罪でしょう。」 「あれはマインドコントロールじゃないよ。それに心配しなくても最悪の場合僕も何とかするから。」 最悪の場合というのは、俺が試験に合格できなかったとき、ということだろう。とりあえず気になってることを質問しよう。 「で、どうやってその…愛を取り戻すんですか?」 愛を取り戻す、って言うの恥ずかしいな。 「さぁ?それは自分で考えなきゃ。意味ないじゃん。」 それを言われるとどうしようもない。 「それじゃ、もう用がないようなら家に戻りますよ。」 と言って手紙を破りながら家の方を向く。 「あぁ、最後に結果によっては退学してもらうから。」 「なっ!?」 振り向いたとき先生はもういなかった。 俺は部屋のベッドに寝転がり考えていた。 「どうやったら戻るんだろ。」 はぁ…。しかし、どうやって好感度をいじくったんだろうな。マインドコントロールじゃない、と言ってたし。ん?…なんか見落としてる?そう言えば先生は、最悪の場合僕も何とかするから、と言っていた。この言い方だと好感度をいじくったのは先生じゃないみたいだ。じゃあ誰が?……。頭が痛くなってきた。明日考えるかな。 翌日も両親は冷たく、クラスメイトも冷たかった。今日改めて両親やクラスメイトにあって違和感があった。俺に対して冷たいというよりかは…。「おはよう。号令かけて。」先生が来たようだ。…あとで違和感について話そう。 「じゃあ、今日の連絡だけど……」 「先生!」 「ん?…君か。」 「不満そうですね。」 「不満ではないさ、君のことがあんまり好きじゃないだけさ。で、なんか用かい?」 「教師が生徒を嫌いと言っていいんですか?ちょっと話があって。」 「嫌いなんていってないじゃん。話って?告白かな?僕は同性愛者だからウェルカムだよ?」 「嘘ですよね!?」 「ん?アタリ前ジャナイカ。」 少し挙動不審だ。 「納得いかないけど、まぁいいです。本題なんですが、」 「まず場所を変えよう。」 「?ここでいいと思うんですが。」 「人に聞かれたくないじゃないか。」 少し頬を赤らめている。…危険だ!顔にでていたのか先生は弁解してきた。 「冗談だって、…これは。」 これは、の部分が気になったが触れないことにする。先生、昨日は結構シリアスだったのに。いつもの調子に戻ってる。 先生は場所の指定をしてくる。 「体育館裏で…」 「イヤです!!」 「何もしないって。」 「当たり前ですよ!外にでてその辺の木陰でいいです。」 もうイヤだ!!疲れる…!何でこの人こんな会話してるとき生き生きしてるんだろう。 「別にいいよ。さぁ行こうか?」 頼れる人がこの人しかいないなんて不幸だ…。心配でもあるな。だが、仕方がない。行くか。 「で、本題というのは?」 真剣な顔で先生は尋ねてくる。心配は無駄だったようだ。 「それなんですが、みんなの雰囲気がおかしいな、と思って。」 「………。おかしい、というのはどんな感じに?」 先生の態度が少しおかしいな。 「何か俺に対して無関心というよりも、みんながみんなに対して無関心、みたいな。」 「…その通りだよ。」 声のトーンを落として先生は言った。 「はい?その通りとはどういうことで?」 「だから、君への好感度だけじゃなく、この街の全ての人の好感度が0になっているんだよ。」 「はぁ?」 なにを言ってるのか分からない。 「それっておかしくないですか?先生は普通に接しているじゃないですか。それに俺もみんなに対しての感情は変わってないと思うんですけど。」 先生は説明口調で喋り出す。 「それはね、君が不幸だからだよ。好感度…つまりは人の繋がりっていうのは幸せなことだろ。君は不幸だ。つまりこの公式は君の場合ノットイコールなんだよ。」 「別にそんなことは…」 「あるんだよ。君はあの子、三澄っていう子の友達だろ。あの子の側にいると幸せが搾り取られる、そのことを君は不幸だと思っている。それに僕といることも不幸だと思っているだろ?」 「それは…。でも!他の人に対してはそんなことは!」 「…君は心のどこかで人を拒絶しているんだよ。」「……。」 何も言えない。俺は他人を拒絶しているのだろうか? 「僕と同…だ…。」 「えっ?今なんて?」 考え事してたからよく聞こえなかった。 「何でもないよ。」 何でもないような表情していない。どうしたんだろうか。 「それはそれとして、そんなこと誰が?学園側はそんなことしないでしょうし。」 「うん、信じてもらえないと思うけど。」 そこで先生は言葉を区切り、続けた。 「地底人、なんだよね~。」 一瞬思考が止まる。 「ふへっ!?」 やっとでた言葉はそんな間抜けな言葉だった。 「地底人って、悪い冗談……じゃないですよね。」 確かに信じられない。どういうことなのだろうか?すると、先生は俺の思考を読みとったのか語り出した。 「地底人って言うのは今も地底に住んでるわけじゃない。昔…前文明が滅ぶとき人類は宇宙に逃げたのは知ってるね?」「はい、一般知識程度には。」 「そのとき逃げれなかった人類もいたんだよ。考えてみたら簡単なことだけどね。全員が逃げれる訳ないんだから。そして、」 「逃げれなかった人々は地底へと移住した…。」 「その通り。けれど一カ所に集まることはできなかったからみんなバラバラに暮らした。まぁ大体、数十人から百数十人くらいで暮らしていたと思われる。そしてコロニー同士の関係性は皆無だ。違う文化を持ち、違う考えを持っている。非常にやっかいだよ。味方をしてくれるコロニーも有ると思うけど。」 「けれども異能の力は無いんじゃ?」 「そうだね。けど彼らは基本の身体能力が高いんだよ。」 「それは何故です?」 「文明が滅んだとき大気の汚染がひどかったからね、彼らは空気をろ過したり、酸素を生成しながら生きてきたんだよ。それでも酸素は足りなかった。それにあわせて進化していったからね。今のこの酸素がたくさんある中では動きやすいだろうね。バテにくいし。それに加えて僕たち逃げた側は重力の無い空間で進化してきたからね。体力面では圧倒的、だよ。そして、逃げた人類を恨んでいる、あるコロニーが恨みを晴らすために行動を開始したってところだね」 なるほど。頭の中がゴチャゴチャだがだいたいわかった。信じるかどうかは別として。 「でも、どうしてそんなこと知ってるんですか?」 そうだ、このことが気になっている。この人は何者なのだろうか? 「どうしてって…、教師だからね。」 ……。教師だからってそんなことは知らないだろう。誤魔化したいのだろう。言いたくないのなら誤魔化されてあげよう。だが、これだけは聞いておこう。 「先生は味方ですよね?」 先生は少しの間呆けたように口を開けていたが、笑って、初めて信頼できるような声で、言った。 「教師は生徒の味方。当たり前のことだろう?」 「僕の情報網によると、みんなの絆を吸い取った奴らはここにいるらしい。」 地底人の存在を知った日から二週間ほどたった。あれから、俺は自分なりの方法でみんなとの絆を取り戻そうと奮闘したが、結局知り合い程度の関係しかない。地底人の行動もあった。襲撃を受けたのだ。絆を消したのは情報の行き来や連携をさせないためだった。そして、秘密を知っていて、よく二人で行動することになった俺たちが邪魔になったようだ。地底人の刺客たちは何とか撃退することはできた。しかし、その襲撃は俺たちに危機感を抱かせるには充分だった。速度、攻撃の威力などのそれらは普通の気の使い手のそれらより数段上だった。さすがの先生も焦り、先に仕掛けて短期決戦に持ち込もうと提案してきた。反対する理由もないし、正直、自分のやり方に限界を感じ始めていた。それなら、絆を奪い取っていった張本人のところにいき何とかするのは、当然のことのように思えた。 「その情報網は例の味方をしてくれるコロニーの、ですか?」 その質問に 「まあ、そんなところ。」 と曖昧な返事をする先生。一緒に行動するようになって分かったが、先生はいってもいいことははっきりと言ってくれるが、言いたくないことは曖昧に答えてくる。曖昧に答えられたら何度質問しても避けられる。……。絶対に答えたくないなら曖昧にしないでほしい。 「まぁ、疑いたくなるのも無理はないと思うけどね。」 そう言う先生の視線の先には、40階はあろうかというビルが建っていた。 「まさか、地底人がこんなに地底から離れて、空に近いところに潜んでいるとはね。」 先生は半ば呆れたように言っている。このビルはこの街のほぼ中央に建っている。 「盲点だったね~。まさか、こんな目立つ場所だったなんて。…さぁ行くかな。」 「えぇ、こっちは準備オッケーです。」 俺は靴のひもを強く結びなおしながら言った。 「……。前から思ってたんだけどタメ口でいいよ。もう戦友みたいな関係なんだし。名前も煌輔の最初をとってコウでいいよ。」 「イヤ、でも……」さすがにそれは…。 「僕は年齢で人の上下は決めないよ。僕もユキって呼ぶからさ。」 少し考えてから口を開く 「わかった。でも名前は煌輔さんと呼ぶし、俺を呼ぶときも幸信君あたりにしてくれ。」 先生は…いや煌輔さんは快活に笑った。 「はっはっは、わかったよ。さて、本当にいきますか。」 30階あたりまで上っただろうか?だがしかし、何もない。迎撃も罠も。不気味なくらいに静かだ。 「煌輔さん、おかしくないか?罠も迎撃も何もない。情報は嘘だったんじゃ?」「そんなことはない。罠は全て僕が発動しないようにしてるだけだよ。」 「………。」 改めてすげぇなと思ってしまった。簡単そうにいうんだもんな。会話しながらでも足は動かし階段を上る。ちなみにエレベーターは動かなかった。また5階ほど上っただろうか。その階は何もなく壁だけしかないだだっ広い部屋だった。そこには蠢く大量の人影があった。 「やっぱりね、一カ所に集まって僕たちを一網打尽にしようとしていたわけだ。」 煌輔さんは笑いながらそう言った。 すると人影の一つが言う。 「なに笑ってんだよ。今からおまえたちは死ぬんだぜ。前文明の映像のように一人ずつ襲いかかってやられるようなバカな真似はしねぇよ。」 くっ、少し期待してたのに。そうやって一人悔しがっていると煌輔さんが 「幸信君は先に行きな。前の襲撃の時、僕は戦わなかったしね。それに…、一人でボスと戦わないといけないのってかなり不幸じゃない?」 俺はその言葉に笑って答える。 「違いないな。それは不幸だ。」 二人で会話をしていたら、邪魔が入った。 「なに仲良く話してんだよ!!」 言いながら人影は一斉にこっちに跳びかかってきた。 「ぐあっ!」 「ガハッ!」 しかし、跳びかかってきた人影は一つ残らず後方に吹っ飛ばされた。 「幸信君行きな。」 俺は階段まで走り駆け上った。背中越しに煌輔さんの上機嫌な声が聞こえた。 「君たち前文明の映像がどうとか言ってたけど、一斉に跳びかかって全員吹っ飛ばされる映像なかったの?」 俺は最上階と思われるところに到達した。周りを見渡してみると大きな人影を見つけた。 「お前がトップか?」 少し強気に言ってみたがかなり怖い。がたいがかなりいいし身長は二メートル以上ありそうだ。俺より40センチほど目線が高いので見上げるようになってしまう。 「その通りだ。」 大男はその外観にふさわしい野太い声でそう言った。 「俺たちの街の絆はどうした?」 「フハハ、絆という言葉は胸くそ悪いが、いいエネルギーになるのでな。取り込ませてもらった。」 「と言うことは、お前の腹をぶち抜いたら、絆は戻ってくるんだな?」 「貴様にぶち抜けるのか?」 「ぶち抜いてやるさ。」 そこからは言葉もなく睨み合う。足がすくむ。しかし、俺がやるしかない。先に動いたのは俺だった。体重をあまりかけずにジャブを打つ。しかしながら、大男も流石にトップなだけはある。その巨体で軽やかによける。右手でパンチを打つ。大男は左によけた。ここで俺はすかさず回し蹴りを繰り出した、が大男は後ろに跳んで避ける。しかし、大男の後ろは壁だった。大男は逃げ場がなくなる。これはついている、と全体重を乗せた右ストレートを繰り出す。そこで、誤りに気づく。何がついている、だ、そんなことを思ったら――。しかし、俺のミスはもっと大変なものだった。大男は俺の右手を受け止めた、その瞬間俺の右腕は吹き飛んだ。 「なっ!!?」 俺は驚き、後ろに跳んだ。右腕は肩からまるまる吹き飛んでいる。苦痛に耐えていると、大男はにやにやしながら話しかけてきた。 「驚いているようだな。しかし、異能の力は珍しいものじゃないだろう?」それもそうだ、けれどやつは地底人のはず。どうして? 「お前は地底人だろ?なぜ力が使えるんだ!?」「それは昔のことだ。今は科学技術の発達で人工的に力をつけることができるんだよ。もともと力の使える貴様たちは知らないかもしれないがな。」 「く…そっ。」 これは俺のミスだろう。少し考えたらわかったことだったのだろう。この状況は絶望的で…不幸だ。自然に笑みがこぼれてくる。 「?何を笑っている。」 大男は不愉快そうにそう言った。 「不幸だ、今最高に不幸だ。一人で親玉と戦い、利き腕を吹き飛ばされてるんだからな。」 「なら何故笑っている?」「俺が勝つからだ。」 瞬間――。俺は大男の懐に跳び込んだ。左腕に体重を乗せて前に突き出す。…そう言えば、俺の力について詳しく話していなかったな。俺の力は、幸せと基礎能力が反比例する、だ。幸せなら能力が下がり、不幸せなら能力が上がるのだ。つまり、今の俺はすんげぇ強い。 相手は反応できていない。そのまま左手を振り抜く!「ぐほぁ!?」大男の巨体に風穴があいた。それだけではすまず巨体は吹っ飛び、壁をぶち抜き、空中に放り出された。大男の風穴から光が漏れだし、視界が真っ白になる。視界が戻り目を開くと光の粒子が降っていた。「よくやったね。」声がしたほうを見ると、さっき別れたときと同じ姿、汚れ一つない姿で立っていた。 「楽勝だったみたいだな。こんなことなら煌輔さんが戦った方がよかったんじゃ?」 「いや、僕には無理だよ。倒せても命を奪う力がないからね。」煌輔さんは残念そうに言う。 「はぁ!?倒すだけじゃだめだったのか?最初は殺すつもりはなかったんだぞ。」 「ゴメンゴメン。言い忘れてた。しかし、すごい怪我だね。治そうか。」 「ああ、わるいな。」 煌輔さんの能力は、不完全な破壊と不完全な再生、だ。命を消すこともできないし、造ったりする事もできないが、神の奇跡もどきなことはできる。腕を治すことくらいどうってことないだろう。「治ったよ。」 煌輔さんの言葉通り右腕は元に戻っている。まだ少し鋭い痛みが残っているが。 「さて帰りますか。」煌輔さんはそう言って歩き出す。ああそうだ、と言いながら煌輔さんは振り返って言った。 「試験合格おめでとう。」 それから十日ほどたったある日のこと。 「やっぱりこの生活の方がいいな。」 と独り言を言っていると 「君が取り戻した生活だからね。」 と煌輔さんが話しかけてきた。続けて煌輔さんが言ってくる。 「同性愛には目覚めなかったねぇ。取り戻したものは家族愛と友愛だろ。華がないな。」 思わずにやけてしまう。 「ふふん、それが手に入れちゃったんだな。」 「同性愛を?」 「違うよ!男女愛、彼女だよ!」 なんて恐ろしいことをいってくるんだ! 「そっかぁ、君に彼女か。これは驚いたなぁ。」 「煌輔さん、驚いてるように見えないよ。」 …あれから煌輔さんとは友達みたいな感じで接している。 「あの時100円を入れたからこうなったんだとしたら、やすい買い物したな、と思うよ。」 「僕は100円のほうがいいな。」 「夢がないし、安いな煌輔さん。」 最近、力が弱くなっている。理由は分かり切っている。俺がいるこの場所は、とても幸せな場所だから――。
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基礎データ ブランド名 第一楽器 会社名 株式会社第一楽器 電話番号 Fax番号 メール 企業分類 小売 現在の問合せ結果 × 現在のコメント メール返信なし 最終更新日 2008/12/26 特記事項 基礎データ特記事項 第一楽器2008年12月17日の毎日朝刊に広告あり 2008年12月10日の毎日朝刊に広告あり 2008年12月01日の毎日朝刊に広告あり 2008年10月02日の毎日朝刊に広告あり 2008年9月25日の毎日夕刊に広告あり 2008年9月17日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月07日の毎日朝刊に広告あり 12/25 ×(メール返信なし) 関連ページ 特に新聞に広告を出している企業は毎日新聞にとって泣き所となるようです 問合せ 問合せ先一覧 / 毎日新聞に広告を出していた企業(日付別) / 毎日jpに広告を出していた企業 / 電話問合せのコツ 結果別一覧 ◎◎-◎-○ / △ / ×(記号、数字、ローマ字) / ×(ひらがな) / ×(カタカナ・ア行~ナ行) / ×(カタカナ・ハ行~ワ行) / ×(漢字・あ行~か行) / ×(漢字・さ行~た行) / ×(漢字・な行~は行) / ×(漢字・ま行~わ行) 分野別一覧 製造業 / 製造業その他 / 小売、卸売 / サービス業、娯楽 / 医療、医薬 / 建設、不動産 / 金融、運輸、IT、その他 / マスコミ、出版 行政等一覧 行政、各種団体等 / 教育機関等 / 政治家、著名人 毎日新聞系列 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】 【その6】 【その7】 【その8】 【その9】 問合せ報告 毎日新聞関係の凸結果を淡々と張り続けるスレ7 ※「電凸」とは「電話問合せ」のインターネットスラング(俗語)です。(詳細は用語集) 対応評価の大まかな目安 ◎◎ 広告打ち切り・今後広告を出さない・今後広告を出す予定はない ◎ 良対応・厳重な抗議 ○ 普通、中立対応・対応検討中、今後注視 △ 保留・問合せの返答結果待ち(3日以内に回答なければ×) × 悪対応・無回答・処分は十分毎日の姿勢を容認・広告続行 このテンプレを編集 第一楽器 2008年12月17日の毎日朝刊に広告あり 2008年12月10日の毎日朝刊に広告あり 2008年12月01日の毎日朝刊に広告あり 2008年10月02日の毎日朝刊に広告あり 2008年9月25日の毎日夕刊に広告あり 2008年9月17日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月07日の毎日朝刊に広告あり 12/25 ×(メール返信なし) 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事154 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1229166042/651 651 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/25(木) 14 50 35 ID yUt+WXGE0 メールを送ってから一週間経ってもお返事をいただけない企業名です 第一楽器→メール無視。 関連ページ 検索 2008年12月10日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月25日の毎日夕刊 広告一覧 2009年10月06日の毎日朝刊 広告一覧 2009年10月24日の毎日朝刊 広告一覧 2009年11月06日の毎日朝刊 広告一覧 2009年11月17日の毎日夕刊 広告一覧 2009年11月25日の毎日朝刊 広告一覧 2009年12月08日の毎日朝刊 広告一覧 2009年12月10日の毎日朝刊 広告一覧 2009年12月16日の毎日夕刊 広告一覧 2009年3月18日の毎日夕刊 広告一覧 2009年3月25日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月04日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月29日の毎日夕刊 広告一覧 2010年1月21日の毎日朝刊 広告一覧 2010年4月22日の毎日朝刊 広告一覧 2010年7月05日の毎日朝刊 広告一覧 2010年7月15日の毎日朝刊 広告一覧 2010年9月09日の毎日朝刊 広告一覧 2011年10月22日の毎日朝刊 広告一覧 2011年11月18日の毎日朝刊 広告一覧 2011年12月05日の毎日朝刊 広告一覧 2011年1月14日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月09日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月12日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月15日の毎日朝刊 広告一覧 2011年3月22日の毎日朝刊 広告一覧 2011年3月24日の毎日朝刊 広告一覧 2011年4月04日の毎日朝刊 広告一覧 2011年4月18日の毎日朝刊 広告一覧 2011年5月12日の毎日朝刊 広告一覧 2011年7月12日の毎日朝刊 広告一覧 2011年8月02日の毎日朝刊 広告一覧 2011年9月07日の毎日朝刊 広告一覧 2012年11月06日の毎日朝刊 広告一覧 2012年12月14日の毎日朝刊 広告一覧 2012年2月07日の毎日朝刊 広告一覧 2012年3月12日の毎日朝刊 広告一覧 2012年4月11日の毎日朝刊 広告一覧 2012年5月29日の毎日朝刊 広告一覧 2013年2月09日の毎日朝刊 広告一覧 問合せ結果分野別一覧その2 問合せ結果別一覧 ×対応の企業(漢字で始まる企業名・さ行~た行)
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第一回Champions League 試合結果(敬称略) 優勝 バチ艦隊(ポルトガル代表) バチ 秋睡 アーレス さんした ハマちゃん 第2位 MDLA第一艦隊(フランス代表) ベロン MIT リューバ Viqxer ミケーネ 第三位 おしゃぶり商会二番艦隊(イングランド) ラーズ=ウルリッヒ コート はったり大工 wolf ナシェル 第4位 クラーベル(ヴェネチア代表) 唯一ネ申 Taro-tmp4 BetterHalf ちゃいか COGNAC 参加艦隊 グループA グループB グループC グループD ネーデル第3会議室 ぱぱーん第二艦隊 バルトフェルド艦隊 ミルカフェルケナ艦隊 ぱぱーん第一艦隊 WonderSwan艦隊 レウルーラ艦隊 ばんぷぅ艦隊 げげん艦隊 サイクロプス第3艦隊 雑談しょうかい MDLA第一艦隊 たまご組・地中海総本部第二艦隊 リッデルザール フレンチ・コネクション =Z・E・O・N= グループE グループF グループG グループH 蒼牙艦隊 蒼海の尖兵艦隊 フランツ商会 バチ艦隊 サイクロプス第一艦隊 サイクロプス第2艦隊 MATRIX総合商社 たまご組・地中海総本部第一艦隊 MDLA第二艦隊 MDLA第三艦隊 長崎村第一艦隊 長崎村第二艦隊 FATE ψICBMψ =TITAN= クラーベル スポンサー商会/個人 フランス人一般人k 50M バザールでござーる 30M デンパ商会 10M ヒースグリフ 10M MDLA 60M 偽中華艦隊M 100M ヴェネの粋な総帥 20M ティアーナ=ヴァルク 30M 負曙 10M
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***[[人物紹介]] ***[[プロローグ]] ***[[一章]] ***[[二章]] ***[[三章]] ***[[四章]] ***[[五章]] ***[[エピローグ]]