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中村ゆりをお気に入りに追加 中村ゆりとは 中村ゆりの56%は純金で出来ています。中村ゆりの26%は欲望で出来ています。中村ゆりの12%は知識で出来ています。中村ゆりの3%はツンデレで出来ています。中村ゆりの2%は世の無常さで出来ています。中村ゆりの1%は毒電波で出来ています。 中村ゆり@ウィキペディア 中村ゆり 中村ゆりの報道 早乙女太一主演ドラマ『封刃師』、1月スタート 中島かずき脚本×藤井道人監督がタッグ(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「魔性の女」で片付けられない!理解し難い危ういヒロインを演じる決心をさせてくれたひと言とは?(水上賢治) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <SUPER RICH>“今吉”中村ゆりの秘密が露呈 寄り添う江口のりこに視聴者「衛さんのもとで働きたい」(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 天海祐希が子連れガンマン、鈴木亮平がその愛馬に!蓬莱竜太「広島ジャンゴ 2022」(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 志田未来、『SUPER RICH』共演中の赤楚衛二について「子犬のようにみなさんの所を行き来して、優くんとかぶるところがありますね」<インタビュー>(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <中村ゆり>自然豊かな場所で外気浴「昇天するくらい気持ちがいい」 国内の旅は「サウナ目的」?(毎日キレイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【単独インタビュー前編】映画『愛のまなざしを』で共演!仲村トオルと斎藤工が、驚きの撮影現場を振り返る(Suits-woman.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『言霊荘』西野七瀬、内田理央、堀田真由、中村ゆりからの豪華過ぎる“美女大集合ショット”に絶賛の声「天国か?」「絶対ええ匂いする」 | 話題 | ABEMA TIMES - ABEMA TIMES 声優・山口勝平が『SUPER RICH』第7話に出演 町田啓太の特別動画も配信決定(TV LIFE web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 菅野莉央、『SUPER RICH』で江口のりこから学び 赤楚衛二には驚き!? 『青天を衝け』も語る (1) - マイナビニュース 仲村トオル、妻役の中村ゆりに細やかな心配りを絶賛され照れ笑い(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 江口のりこは“ツンデレ”キャラ?町田啓太ら共演者が明かす素顔「意外と結構…」 - E-TALENTBANK 【TV視てますか?】江口のりこ主演起用に驚き 気になる共演者とのバランス「SUPER RICH」 - ZAKZAK 中村ゆり「“こういう人、いるよな”って。でも、そういう女性って色っぽいんですよ」 映画「愛のまなざしを」(TV LIFE web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 平祐奈、藤井夏恋&中村ゆりかに囲まれた密着3ショット (2021年11月7日) - エキサイトニュース 中村ゆり、儚さと強さが同居する存在感 “薄幸系”の役柄に感じるやりがい - クランクイン! <岡田結実>中村ゆりかと鎌倉へ仲良し日帰り旅 腕を組んで街歩き、グルメリポートも 「土曜はナニする!?」で(毎日キレイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 不自然『SUPER RICH』無理があるwどうにかならなかったのか...設定に違和感の声「1番無理」「見えない」 - goo.ne.jp 『言霊荘』第2話 “栞”中村ゆりか、「記憶にありません」で記憶消去&さらなる恐怖も(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中村ゆり&高橋ひかるが恋愛ドラマを本気で演出! キーパーソンはベテラン俳優・六平直政!? 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美咲ナンバーワン!! 日本テレビ系列 2011年1月~2011年3月 毎週水曜日 22 00~22 54 公式サイト:http //www.ntv.co.jp/misaki/ オープニングテーマ曲「No.1~FIRE BEAT」はKis-My-Ft2のFIRE BEATをアレンジした楽曲である 北山宏光(湊 亮介) 藤ヶ谷太輔(九条和真) 月曜ゴールデン「美食カメラマン 星井裕の事件簿2」 TBS系列 2011年4月25日 21 00~22 52 藤ヶ谷太輔(北條ひかる) 幸せになろうよ フジテレビ系列 2011年4月~2011年6月 毎週月曜日 21 00~21 54 公式サイト:http //www.fujitv.co.jp/shiawase/ 玉森裕太(柳沢優次) 美男ですね TBS系列 2011年7月~2011年9月 毎週金曜日 22 00~22 54 公式サイト:http //www.tbs.co.jp/Ikemen_Desune2011/ 主題歌はKis-My-Ft2 のEverybody Goである 玉森裕太(桂木廉) 藤ヶ谷太輔(藤城柊) 北山宏光(最終話ゲスト・コンサートスタッフ役) 美男ですね ~初回2時間スペシャル・エディション~ [DVD] 美男ですね コンプリートDVD-BOX 2021-12-02 (Thu)Kis-My-Ft2@Wiki
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澪「私の左手にある弓はアルコといって弦を擦るためのものです…///」 律「………」 澪「そして、指で弾く方法があり、これをピッチカートと言います…先ほどのアルコと違って持続音が出ませんが、音としての粒が出しやすくなります…///」 律「なぁ…澪…」 澪「な…何だよっ!律…まだ説明中だろっ!」 律「音量ではコントラバスはアンプを付けたエレキギターに勝てんぞ…」 澪「う…うるさいっ!!///」 唯「ほえ~澪ちゃんの楽器でっかいねぇ~」 律「まぁ…弦楽器の中では最大級のコントラバスだもんな…」 澪「………」キュリキュリキュリ 唯「台車に乗せないと運べないし…教室に置けないなんて…大変だね…」 律「なぁ…澪…いい加減、エレキベースに変えな…」 澪「嫌だっ!!絶対に嫌だっ!!」 律「それじゃ、エレキコントラバスとかあんじゃん…」 澪「嫌だっ!!嫌だっ!!コントラバスじゃなきゃやだっ!!」 唯「澪ちゃん、どうしてこんなにでっかい楽器が良いの?」 澪「……感じるから…///」 唯「ふぇっ…?感じる…?」 澪「そうだよっ!!楽器が鳴っている時、振動が体に直接伝わるんだっ!!」 澪「そ…その振動が好きで……エレキコントラバスなんて振動がしょぼいし、エレキベースなんて論外なんだよっ!!///」 律「でも…大変だろ?家から学校に毎回運んで…」 澪「うぐっ……」 律「しかも、今日の練習…全部唯のアンプを付けたギターに音食われてたじゃんか…」 澪「うぐっ……」 唯「なんかベースの音聞こえないよね…」 澪「………」 律「なぁ…確かにその楽器に澪は思い入れがあるんだろうが…」 澪「うるさいっ!!私がもっと音を出せば良いんだろっ!!」 律「いやっ…そんなことしたら楽器に良くないって…コントラバスにしては出しすぎているんだって…」 澪「!?擦弦楽器をバカにしてんのかっ?フレットがないと弾けない楽器なんかに負けないからなっ!!」ビシッ 唯「えっ!!私っ!?」 澪「覚えてろっ!!」キュリキュリキュリ 秋山家 澪「くそっ…みんなしてコントラバスの良さを分かっていないっ!」 澪「よしっ!『動物の謝肉祭』の『象』で音をもっと出せるよう頑張るぞっ!」 ♪~ 澪「どうだっ!今日の練習よりも音が出てきたぞっ!」 ブチッ 澪「」 澪「ああ…アルコの毛が…」 澪「どうしよう…スペアもなくなってしまった…」オロオロ 澪「仕方ない…明日、松脂ついでに買いに行くか…」はぁ… … 律「今日は練習できない?」 澪「うん…アルコの毛がだいぶやられてしまったし…松脂も減ってきたから…」 律「だから楽器店に行くのか…私は構わんけど…」 唯「私楽器店に行きたい!!」 律「えっ?」 唯「私、コントラバスについて何もしらないし…澪ちゃんの扱う楽器がどんなものかもっと知りたいっ!」 澪「ゆ…唯…」ジーン… 紬「………」 楽器店 唯「うわぁ~コントラバスがいっぱいだぁ~」 澪「このアルコが良いなぁ…でも5万って…無理だよなぁ…仕方ない…修理出して、2万の安いを買おう…」 律(エレキベースのピックならそれの100分の1の値段なのに…) 澪「弦もいつか張り替えたいなぁ…でも今お金ないし…また今度にしよう…」 唯「ああっ!コントラバスよりちょっと小さい楽器があるっ!」 律「ヴァイオリンチェロだな…」 唯「ねぇねぇ澪ちゃん、これなら小さいし、いいんじゃない?」 澪「チェロか…残念ながら、コントラバスよりも音が高いし、調弦も異なるから無理なんだ…」 律「しかもあれだよな…」 澪「あぁ…チェロの方が楽器自体もメンテも値段が一般に高いんだ…」 唯「よ…40万…」 律「なぁ…澪…やっぱりエレキベースを買わないか?」 澪「むっ…しつこいぞ、律」 律「エレキベースならコントラバスに出ない音が出せるし、安上がりだし、部としても音楽の幅が広まるんだ…考え直してみないか?」 澪「嫌だっ!!コントラバスじゃなきゃあの振動がないっ!!」 律「音楽性よりも振動かよっ!!」 紬「!!」ピポパ prrrr… 斉藤『もしもし、紬お嬢様、どうかなさいましたか?』 紬「コントラバスみたいな振動がでるエレキベースを開発することが出来ないかしら?」 斉藤『はっ…?』 紬「コントラバスみたいに振動がでるエレキベースよっ!お願いっ!」 斉藤『可能な限り…やってみます…』 次の週 ♪~ 律「よ~し!だいぶ良くなったぞ~唯~!」 唯「えへへ~」 律「澪もそう感じるだろう?」 澪「うん……」(また音が埋もれた…」 律(やっぱりにコントラバスにマイクだよなぁ 律「澪~マイクをかなり近づけたらベースの音、マシな感じだなー聞こえるようになったよ」 澪「よ…良かった…」 唯「やっぱり、マイクがいるんだね♪身体が大きい楽器なのにね」 紬「……」ソワソワ 唯「ムギちゃんどうしたの?」 紬「ちょっと頼んでおいたものがもうすぐ届く予定なんだけど…」 コンコン ガラッ 斉藤「お嬢様…遅れて誠に申し訳ございません」サッ 紬「いいのよ、斉藤。ありがとう」 斉藤「はっ!失礼致しました」 唯「ムギちゃん、それ何…?」 紬「エレキベース…澪ちゃん…ちょっと弾いてごらん?」 澪「だから私はコントラバスだって…」 ブブブブブ 澪「こ…これは…!?」 紬「ふふふっ…澪ちゃんのために用意してもらったの…」 澪「いや…なんというかその…」 紬「?」 澪「ピッキング出来ないし…」 紬「」 唯「ぴ…ピッキングなら私が教えるよ~」 澪「ゆ…唯…」 律「はは…唯が澪に教えるなんて何か変な感じだなぁ~」 澪「で…でもなっ!! 澪「それでも私はコントラバスにするんだっ!!」 唯律紬「………」 唯律紬「ええっー!?」 澪「だいたい、エレキベースはアルコを使わないだろっ!!私のアンドレがもうすぐ帰ってくるんだっ!!」 律「あ…あんどれぇ…?」 澪「私の愛用アルコの名前だっ!!悪いかっ!!///」 唯(コントラバスを使う人って弓にも名前をつけるんだぁ~)フムフム 紬「そんなぁ…せっかく作ってもらったのに…」 律「そうだぞっ!澪!ムギの苦労を無にする気かよっ!」 澪「うるさいっ!!擦弦楽器を見くびんなっ!!」 律「おい…私たちはそんなつもりで言っているんじゃないって…」 澪「だいたい、そんなエレキベース…いっぱいあるじゃないかっ!!」 律「な…なぁ…ムギ…さっきそのエレキベース作ってもらったと言っていたけどいくらしたんだ…?」 紬「1億くらいかしら…ベースの振動を再現するエレキベースを開発してもらったから…」 澪「」 紬「澪ちゃんって確か左利きだし…あと、腕の長さや手の大きさを…」 澪「」 律「は…はは…み…澪…これなら断れないだろ…」(そこまでムギがやるとは…) 唯(エレキベースって1億もするものがあるんだぁ~)フムフム 澪「ぐっ…うっ…」 律「?み…澪?」 澪「うわぁ~ん!エリザベスぅ~!アンドレぇ~!」ダキッ 律「エリザベスって…そのコントラバスにつけた名前なのか…?」 澪「ヒック…グスッ…そうだよっ…悪いかよっ…」 唯(コントラバスを使う人って楽器にまで名前をつけるんだぁ~そこは私と同じだねぇ~) 澪「ごめんよ…エリザベス…アンドレ…グスッ…」 紬「澪ちゃん…」(何か悪いことしちゃったわ…) 律(澪には悪いが、これを機にエレキベースに切り替えてくれるだろう…)ヤレヤレ 次の日から澪ちゃんは力の抜けた感じでした… 唯「み…澪ちゃ~ん~」オロオロ 澪「…はぁ~い…?」だら~ん 紬「み…澪ちゃん…美味しい紅茶をいれたけど…」 澪「はぁ~い…」だら~ん 律(こ…こいつ…) 律「澪っ!!」バンッ 唯紬「!?」ビクッ 律「しゃきっとしろよっ!別にエリザベスとアンドリューを捨てるわけじゃないだろっ!」 澪「アンドレだよ…」 律「ムギが用意してくれたエレキベースも一つの出会いなんだっ!扱ってやらないと楽器にもムギにも申し訳ないだろっ!」 紬「り…律っちゃん…私は気にしてないから…」 澪「……楽器は使われなくなったら…壊れていくしかないんだよ…」 律「えっ…?」 澪「このエレキベースを使い始めたらエリザベスがアンドレがだんだんダメになりそうで嫌なんだっ!」 唯「澪ちゃん…」 澪「律っ!お前にわかるか?弦楽器は思った以上にダメになりやすいのを…」 律「い…いや…」 澪「コントラバスなんて大部分が木で出来ているんだ…気温や湿度、日光についても気をつけないといけないんだっ!」 唯(ぎー太にもそれらについて気をつけないと…)フムフム 律「でも、それはムギが用意したベースにも言えるだろ?」 澪「………」 律「弾いてやらないとかわいそうな楽器はそのエリザベスにもエレキベースにも言えるだろ…」 澪「………」 律「エリザベスを使うなっては言わないから両方使ってやれよ…」 澪「うぐ…グスッ…エリザベスぅ~」 紬(ウッドベースを入れた曲を考える必要があるわね…) さわ子「みんなおっはよー」バーン 律「さ…さわちゃん…」 澪「グスッ…グスッ…良かったな…エリザベス…アンドレ…」 さわ子「?澪ちゃん、何があったの…?」 律「実はかくかくしかじか…」 さわ子「あっそ、そんなことよりムギちゃん、紅茶!」パンッパンッ 紬「あ、は~い!」 律(そ…そんなことって…) さわ子「ふふーん…軽音部もジャズもやれるっていうわけじゃない…」 唯「でも、ジャズ研があったような…」 さわ子「そんなことはどうだっていいのっ!」ビシッ さわ子「要はあなたたちが他の部に負けない演奏をすれば良いのっ!それだけよっ!」 律「さわちゃんにしてはまともなことを言ってる…」 紬(明日大雨になるかしら…) 澪「先生…でも私…エレキベース初めてなんです…」 紬「つい最近までコントラバスでやってましたから…」 さわ子「私が教育してやろう…」ニヤリ 澪「」 数日後 唯「澪ちゃんとさわちゃん先生…まだかな~?」 律「さわちゃんに任せたのは正解のようで間違いな気がする…」 紬(たぶん、間違っている気が…) ガラッ バーン 唯律紬「!?」 さわ子「ふふ…待たせたわね…」 澪「………」 さわ子「さぁ、修行の成果を見せる時よっ!!澪ちゃんっ!!」 澪「………」ニヤッ ギューンドゥルドゥルドゥルドゥルジャジャッジャーン♪ 律「す…すっげぇ…」 唯「澪ちゃんかっこいい~」 紬(どうやら心配は不要だったようね…) 律「これなら…部の音楽性の幅が広まる…や…やったな!澪!」 澪「………///」 律「?み…澪…?」 澪「ふ…ふふ…快感…///」 律「」 さわ子「なんかこのベース、振動が無駄になるせいで澪ちゃん…こんなんになっちゃった☆テヘッ」 澪「ふふ…ふふふ…///」 紬(いっつぁわんだふぉー!) 唯「ありゃりゃ…澪ちゃん、変態さんになっちゃったぁ~」 澪「………」 ドゥーン… 澪「あぁ……///」ゾクゾクゾク 紬(タマリマセンワ~///) 律「……///」 さわ子「さて…私の仕事は終わったことだし…」 ガシッ 律「こら待てい」 さわ子「こればっかりは私じゃ解決できないわよ~」スタコラサッサ~ 律「ちっ!逃げたか…」 唯「どうしよう…律っちゃん…このままだと澪ちゃん練習も出来ないよ…」 律「普通のエレキベースを使うしかないか…」 ドゥーン… 澪「あぁ……///」ゾクゾクゾク 紬(澪ちゃんサイコーだわ…///) 律「なぁ…澪…コントラバスはどうなんだ…?」 澪「……///」ゾクゾクゾク 律「おいっ!澪っ!」 澪「えっ?あ、あぁ…」 ブードゥンッドゥンッドゥドゥンッ 澪「……///」ゾクゾクゾク 律「ダメだこりゃ…」 律「コントラバスもムギが用意したベースもダメとなれば…もう、振動のない普通のベースとエレアプしかない…」 律「澪っ!しばらくお前は違う楽器で弾けよっ!」 澪「え…?何で?どうして?///」 律「そんな変態な顔しながら弾かれちゃ困る。しばらくお前は普通のベースとエレアプで練習してもらうっ!」 澪「嫌だっ!!振動のない楽器なんて嫌だっ!!せっかくエレキベースにもなれたのにっ!!」 律「そんなに振動を感じたら弾けないだろっ!」 澪「うぐっ……」 紬「はい、澪ちゃん、ベースとエレアプよ」 澪「うん…ありがと…」シュン… 律(何だこの落ち込みようは…) 唯「わぁ~澪ちゃんの楽器が四つになったね~」 律「冷静に考えればとんでもない感じだな…」 ドゥルドゥルドゥーン 澪「……振動がない…(涙)」 ドゥッドゥンドゥドゥンブー 澪「……こっちも振動がない…(涙)」 唯(なんかおもしろい…) 澪「り…律ぅ~」 律「練習の際はダメだっ!これは一種の治療なんだよっ!」 紬「それじゃ、一回合わせてみましょ」 ♪~ 澪(振動がないよぉ~振動がないよぉ~)グスッ 律(澪のやつ…)イラッ 唯(ベースの音は聞こえるけど…) 紬(なんか合わせづらいわね…) ジャジャジャーン! 唯「ふぅ……」 2
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Yama-Jin(やまじん)はテレビキンキ制作の深夜番組。 概要 2014年4月放送開始。 MC新山宏行が大阪を中心に関西に特化した「おもろい」バラエティを深夜にできないかとTKIに上梓したことでスタートした。但し実際には大阪と新山の郷里である奈良に主眼が置かれている(が、10月から兵庫、京都の物産や旅についても取り上げ、また三重県でTKIが近鉄とタイアップした企画にも便乗している)。 タイトルの「やまじん」には新山を逆さま(山新)にしたことと、当年初頭に他界した新山にとって心の師匠だったやしきたかじんをかけたと新山本人が語っている。 出演 新山宏行 スタッフ プロデューサー 石崎敬三(TKI)米津 守(BVJ) ディレクター 斉藤良英/高橋誠也/金村公男 総合演出 平松信也/板野和義(BVJ) 制作 テレビキンキ/ブエナビスタジャパン ネット局 HNB(北海道)-TAP(青森)-IOT(岩手)-NAT(秋田)-TSD(南東北)-TNG(新潟)-TNK(北関東)-MKN(南関東)-TCC(東海)-HRT(北陸)-KST(京滋)-TKI(阪神奈和)-CST(山陽・四国)-SAB(山陰)-TFC(九州)-NaHo(沖縄) 関連番組 クラ・くらパーティー(TNG|テレビ信越?制作・倉石と新山が年に数回コラボする機会がある)
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SHOOTING STARS 作詞:成海カズト・NAGAE 作曲:成海カズト 2010年04月02日 ザ少年倶楽部(NHK-BS) 2010年06月11日 ザ少年倶楽部(NHK-BS) Kis-My-Ft2 Debut Tour 2011 Everybody Go at 横浜アリーナ 2011.7.31 収録 Kis-My-LAND 作詞・作曲:浅利進吾 2010年05月07日 ザ少年倶楽部(NHK-BS) Kis-My-Ftに逢えるde Show vol.3 at 国立代々木競技場第一体育館 2011.2.12 収録 Kis-My-Ft2 Debut Tour 2011 Everybody Go at 横浜アリーナ 2011.7.31 収録 ROCK U 作詞:HusiQ.K・白井裕紀 作曲:Ryoma Kitamuro 2011年04月15日 ザ少年倶楽部(NHK-BS) 2011年10月14日 ザ少年倶楽部(NHK-BS) 北山宏光のソロ曲である HUSIQ.Kは北山宏光のペンネームである Kis-My-Ftに逢えるde Show vol.3 at 国立代々木競技場第一体育館 2011.2.12 収録 Think u x. 作詞:T.Fxxx・白井裕紀 作曲:重永亮介 2011年07月08日 ザ少年倶楽部(NHK-BS) 藤ヶ谷太輔のソロ曲である T.Fxxxは藤ヶ谷太輔のペンネームである Kis-My-Ftに逢えるde Show vol.3 at 国立代々木競技場第一体育館 2011.2.12 収録 2021-12-02 (Thu)Kis-My-Ft2@Wiki
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憂「い…良いんですか…?」 律「良いよ…今日は使わないし…今日使うんだろ?」 憂「はい…」 律「ならやるよ…まぁ、といってもまだレジ通してないから『やる』という言葉は間違いかもな」 憂「律さん…」 律「ほら…唯が待っているんだろ?」 憂「は…はいっ!ありがとうございます!」ペコッ 律「はは…憂ちゃんに喜んでくれればそれで良いよ」 憂(本当に律さんは頼れるなぁ…カッコいい…) 憂「今日は本当にありがとうございました」ペコッ 憂「また律さんに借りができましたね…」 律「良いって!良いって!鶏肉ぐらい!」 憂「……あの…帰りついでに相談があるんですが…///」 律「?」 律「ええっー!?放課後、同級生に初めて告白されたっー!?」 憂「あ…余り大きな声を出さないで下さい…///」 律「ご…ごめん…」 憂「それに…さっきの驚きようは私が告白されるなんて意外だったということですか…?グスンッ」 律「あ…いや…そういう意味じゃなくて…『初めて』ということが意外だなぁ、と思って…」 憂「あっ…すいません…早とちりしてしまって…///」 律「大丈夫だって気にしてないからさ…」 憂「律さん…私…どうしたら良いのでしょう…?」 律「………」 律(うぐっ……そういう経験がまだない私に聞かれても……) 憂「…律さん…私はいったい…」 律「あ…そ…それは…」アセアセ 律(何も…言わないわけにもいかないしな…) 律「憂ちゃん…その子のこと…好きなのか?」 憂「…分かりません…ただ…」 律「ただ…」 憂「告白されて…嬉しかった…でも…不安なんです…///」 律「な…何だよ…それ…?」 憂「…すいません…こんな気持ち…初めてですから…///」 律「………」 憂「告白されるのも初めてなんです…///」 律「………」 憂「…律さん…?」 律「あぁ…ごめん…私もさ…そういうの体験したことがないからさ…」 憂「………」 律「はは…恥ずかしながら…」 憂「ふふ…私と同じ立場で私と悩んでくれるなんて…律さん面倒見が良いですね」ニコッ ドキッ 律「あ…あぁ…うん…///」 律(何だろう…この気持ちは…///)ドキドキドキ 秋山家 ♪~ 澪「うん…練習はこんな感じだろ…」 澪「………」 澪「それにしてもスレタイから私が主人公のはずだったのに梓がメインになっている…」 澪「………」 澪「まぁ…いっか…」 澪「おっと…エリザベス、アンドレ、私は忘れていないよ…」ギュッ 澪「ふふふふ…///」サスリサリ 澪「やっぱりお前らは私のかわいい子どもだ…///」サスリサリサスリサリ 澪「ふふ…ふふふふふ…///」サスリサリサスリサリ 憂「あ…すいません…時間をこんなにとってしまって…」 律「良いって良いって!そんじゃ、またあれば私にメールでも何でもしてくれ~!あんまり深く考え過ぎるなよ~!」 憂「はい。ありがとうございました」ペコッ 律「………」 律「……///」ドキドキドキ 律「な…何なんだ…この気持ち…///」ドキドキドキ 平沢家 唯「………」 唯「………」ぐうぅ… 唯「お腹空いたぁ~…」 唯「出前にすれば良かった…」ぐうぅ… ガチャッ 憂「ただいまぁ~!」 唯「憂!!待ってたよぉ~!!」キラキラ 憂「ごめんね。お姉ちゃん。今から作るから」イソイソ 唯「………」 ヒョイ 憂「あ……」 唯「憂は良いよぉ~材料から鶏肉のソテーだと分かっているから後は私がやるよぉ~!」 憂「お姉ちゃん…そんな…私のせいでこうなったというのに…」 唯「憂は休むのっ!!」フンスッ 憂「わ…分かった…」 唯「受験終わってから憂は作ってばっかじゃん…私もやらないと!」ニコッ 憂「お姉ちゃん……」 唯「さあさあ!休んだ休んだ!」 憂「ありがとう…お姉ちゃん…」 憂「…とはいったものの…」 憂「疲れているわけじゃないんだけどね…」 憂「でも、お姉ちゃんの配慮もムダにしたくないなぁ…」 憂「告白の返事…考えようかな…///」 憂「………///」 憂「ダメ……自分の気持ちさえ分からないのに…///」 憂「梓ちゃんは私の友達で嫌いじゃない…むしろ好きだけど…でも…梓ちゃんの言う『好き』とは違う……///」 憂「『好き』かぁ…はぁ…」 憂「何が困るかって、私も梓ちゃんも女の子じゃない……お…女の子同士って変じゃないかなぁ…///」 憂「でも…私…嫌な気分にならない…///」 憂「……//////」 憂「ど…どうしよう……//////」ドキドキドキ ドアの外 唯「………」 唯「………」 唯「………」 コンコン 唯「憂~!できたよぉ~!」 憂「あっ…うん!ありがとう!お姉ちゃん!///」 憂「わぁ…良い匂い…」 唯「えへへ…でも憂には及ばないけど…」 憂「そ…そんなことないよっ!!」 唯「そう…」 憂(あれ?) 唯「さあさあ!いただきまぁ~す!」 憂「いただきます…」 唯「う~ん~この味噌汁良いよぉ~!」ズズッ 憂(何だろう…お姉ちゃんに違和感が…) 唯「おいしいねぇ~!」パクパク 憂「………」 唯「あ~良いねぇ~!」パクパク 憂「あ…あの…お姉ちゃん……?」 唯「ふぅ~…おいしかったぁ~…」カチャカチャ 憂「お…お姉ちゃん…!!」 唯「何……?」 憂「そ…その…私…お姉ちゃんに相談しt…」 唯「ごめ~ん!明日英語のテストがあってさぁ~また落としたら澪ちゃんに怒られちゃうの~!」 憂「そ…そうなんだ…」 唯「本当に困っているなら呼んでねぇ~!」タタタ 憂「う…うん…あ…お姉ちゃん!」 唯「………」 唯「何……?」 憂「今日の夕ご飯…ありがとう…」ニコッ 唯「どういたしましてぇ~!」ニコッ タタタ 憂(お姉ちゃん…急にそっけなくなったような……でも、さっきは普通の感じが…) ジャーカチャカチャ 憂「お姉ちゃんに聞きそびれちゃった……」 憂「そういえば梓ちゃんへの返事…どうしよう……///」 憂「こ…こういうのって今日中に返さなきゃいけないのかなぁ……///」 ジャーカチャカチャ 憂「純ちゃんに聞いて…いや!ダメ!何か恥ずかしい……///」 憂「毎日必ず会う人じゃない方が良いよね……///」 憂「それと、同時に信頼できる人が……///」 憂「もう一回…律さんに聞いてみよううと……」 田井中家 律「ちぇっー…なんでぇ…割引タイムに鶏肉取り損ねただけなのになんで怒られるんだよ…」 律「文句あるならがめついおばちゃんに言えよなぁ…」 律(本当は憂ちゃんに渡したんだが…ま…いっか…) 律「さぁーてと…寝るとするかぁ…」 律「いけね…明日英語の豆テストがあるんだった…」 律「………」 律「こういう時の澪ちゃん☆だぁ~!」 律「早速ピポパ!」 prrrrrrrrr… ガチャッ 澪『どうしたんだ律?』 律「こちらスネーク…大佐…厄介なことが起きた…至急、次の言う情報を送って欲しい…!」 澪『………』 律「ん…?反応がないだと…?大佐!大丈夫か!?大佐!!」 澪『切って良いか…?』 律「み~お~!お願いだからさぁ、そんな冷たいことを言わずに…」 澪『あぁ…明日の英語について以外なら教えてやっても良いがな…』 律「おいっ!!わざとだろっ、それっ!!」 澪『自分でしろよ…それじゃあ切るぞぉ?』 律「待てっ!!何が欲しい?金か?権力か?」 澪『……時間だ…切るぞ…』 律「わぁっー!!切らないでくれっー!!お願いしますっ!!澪様ぁー!!」 澪『……はぁ……分かったよ…』 律「サンキュ~澪!」 澪『次からはちゃんと勉強しろよ?』 律「へへっ…当ったり前だろう~!!」 澪『まったく調子いいんだから…』 …… ツーツーツー… 憂「律さん出ないなぁ……」 憂「律さんも忙しいのかな……」 憂「でも…どうしよう……?」 憂「………」 憂「お姉ちゃんに…聞いてみようかな…?」 唯「うん!ありがとう!ムギちゃん!うん…またね~!」ピッ 唯「ムギちゃんのお陰で明日はバッチリだぁ~♪」 コンコン 唯「ん…?」 憂「お姉ちゃん、入っても良い?」 唯「………」 唯「いいよ」 ガチャッ 憂「えへへ…ごめんね。勉強中に…」 唯「良いって良いってぇ~」 憂「ちょっと……相談したいことが……」 唯「………」 唯「知っているよ……」 憂「え……?」 憂「ど…どういうこと…お姉ちゃん…?」 唯「憂はさぁ~そんなんじゃ良くないよぉ~」 憂「うん……」 唯「人のことになると憂はすごいよね……でも自分のことになると憂は戸惑っちゃうよね……」 憂「う…うん……」 唯「自分について正直になってみなよ~」 憂「自分について…正直に…?」 唯「それが憂に足りないこと…かな…?」 憂「私……」 唯「あ…でも憂はそれ以外は自慢できる妹だからさ…」アタフタアタフタ 憂「お姉ちゃん……」 唯「憂は控えめ過ぎるからもっとわがままを言って欲しいな、と思ってね…私たち姉妹じゃん…私…憂のわがまま一度も見たことない…!」 憂「………」 唯「せっかくだからさ…今悩んでいることで自分に正直になってみなよ」 憂「だけど私……」 唯「私が言っても憂が決めないといけないけとでしょ?だから私はあえて言わないよ」 憂「初めてのことだから…どうしても不安で…」 唯「相手だって初めて告白したんじゃない?」 憂「! そ…そうかも…」 唯「なら憂は心配する必要はないよ…」ニコッ 憂「で…でも……」 憂(女の子同士って良いのかな…?なんか聞きずらい……) 唯「大丈夫だよ…何があっても憂には私がいるんだから!」ニコッ 憂「お姉ちゃん……」 憂(律さんが頼れるなぁと思っていたけど…やっぱりお姉ちゃんが一番頼りになるね…) ナデナデ 憂「ん…?」 唯「あはは~憂はできる子なんだよ?だからもっと自信を持って!」ナデナデ 憂「う…うん…ありがとう…お姉ちゃん…///」 憂(そうか…私はお姉ちゃんが『好き』なんだ…///) 唯「ふぁいとぉ~憂ぃ~!」 中野家 梓「………」 梓「………」 梓「まだ来ない……」 梓「もしかして…遠回しに断っているんじゃ……」ガーン 梓「それにしても返事がないなんて…」 梓「………」 梓「うぅ……」 prrrrrrrr… 梓「あっ!あの子からかな?」ガバッ 紬『ムギでぇ~す♪』 梓「何だ…ムギ先輩ですか…」 紬『梓ちゃん冷たぁ~い(泣)』 梓「あの…用はなんですか?」 紬『もう!決まっているじゃない!告白…できたかしら?』 梓「えぇ…ムギ先輩のお陰で思いを伝えられましたよ…」 紬『その様子だと上手くいったわけなのね…おめでとう♪』 梓「あ…いえ…返事待ちなんです…」 紬『そうなの……』 紬(返事待ちにしても長すぎるわ…もしかして…梓ちゃんは…) 梓「待ちます…私はあの子に返事をいつまでも待つって伝えましたから…」 紬『そこまで梓ちゃんが言うなら…辛いかもしれないけど待ち続けるしかないわ…』 梓「はい…!」 紬『ふふ…安心して…梓ちゃんには私がついているから(いろんな意味を込めて)…』 梓「……ありがとうございます。ムギ先輩…」 梓(何か一瞬電話ごしから邪なオーラが来たような……) …… 唯「頑張ってね…憂…」ナデナデ 憂「お姉ちゃん……」 唯「あぁ~やっぱり無理だったなぁ~」 憂「え…何が…?」 唯「憂に自然と分からせようとわざとそっけなくしていたのに…えへへ…やっぱ無理りだったぁ~」テヘッ 憂「どうりでさっき……」 唯「憂ごめんね…」 憂「ううん…お姉ちゃんは私のためだと思ってくれたのだから…」 唯「あぁ~ダメだよぉ~憂~!本音を言わないと~!」 憂「クスッ…本当だってば…」 唯「…本当……?」じぃ~ 憂「……ちょっと寂しかった…かな……?///」 唯「それで良いんだよぉ~」ナデナデ 憂「も…もう…お姉ちゃんったら…///」 唯「あははは…」ナデナデ 憂「ふふふ…」 33
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翌日 唯「軽音部で~す!お願いしまぁ~す!」 学生A「わぁ~軽音部だって~!」 学生D「バンドを組んでやるやつだよね!格好良さそう!」 唯「新歓コンサートもやるからぜひ聞いてね!」 学生A・D「ありがとうございま~す!」 唯「えへへ…宣伝!宣伝っと!」 律「………」 紬「どうしたの律っちゃん?」 律「いや…唯があんなに頑張ってくれていると思うと…嬉しくなってな…」 紬「ふふふ♪梓ちゃんが入ってくれたからよ♪」 律「それに引き替え…澪は…」 澪「け…けいっ…けっ…軽おっ…軽音部…ですっ…///」ガチガチ 学生E「……え…?あの…?」 律「あれじゃあ…宣伝にもならないなぁ…」 紬(澪ちゃん…文化祭でステージの上に立てたのに…) … 律「あ~あ…今日も不作かぁ…」 唯「明日があるよ!律っちゃん!まだ頑張ろうよ!」 律「唯……そうだな…あんがとよ!」 唯「えへへぇ~」 澪「…なぁ…新歓コンサートの練習しないか?」 紬「そうね!軽音部らしい姿を見せられるのはその日だもの!」 律「そこでも新入生をゲットできるようにしないとなっ!」 唯「ダル~い…力出ないよぉ~…」 澪「やっぱりな…」 律「だろうなぁ…」 帰路 律「はぁ…明日で捕まえるしかないかぁ…」 澪「入学してすぐだ。まだ部活を意識する時期じゃないだろ…」 律「でもよ?Cみたいに軽音楽に憧れて入っていた奴がいるかもしれないんだぜ?」 紬「そうねぇ…たくさん(かわいい子が)入って欲しいわぁ…」 唯「頑張ろ!頑張ろ!梓ちゃんの仲間を増やそうよ!」 律「まぁ…諦めるにはまだ早いってことだな…」 秋山家 ♪~ 澪「うん。今日もエリザベスとアンドレは好調だな」 澪「最近アントワネットばっかり相手しているからごめんな…///」サスリサリ 澪「素直なお前が一番好きだよ…///」サスリサリ 澪「ふふ…///」 平沢家 唯「う~い~!」 憂「どうしたの?お姉ちゃん?」 唯「今日新歓で宣伝したんだぁ~!」 憂「そうなんだ!頑張ってね!いっぱい新入生が入ると良いね!」 唯「うん…宣伝では感触は良いんだけど…人がさっぱりなんだぁ~憂のクラスでは軽音部の印象はどんな感じかなぁ?」 憂「う~ん…分かんないけど…音楽に興味ある友達を連れてみるよ」ニコッ 唯「お願いしやすっ!」 翌日 純「え…?軽音部…?」 憂「うん…純ちゃん音楽系の部活に入りたいって言っていたから…どうかな?」 純「へぇ~面白そ~!行ってみよう!」 憂「梓ちゃんは入部しているけど、一緒に行く?」 梓「えっ…?あ、うん…///」 梓(しまった…つい見とれてうっとりしていた…それにしてもこの子はかわいいなぁ…///) 憂「それじゃ放課後になったら行こうね!」ニコッ 梓「う…うん…///」 梓(君とならどこまでもついていくよ…///) 音楽室 唯「いらっしゃ~い!憂!純ちゃん!」 律「よし、ムギ!早速、おもてなしだっ!」 紬「はいは~い♪」 純「わぁ~!すごい!」 憂「………」 憂(よし…この調子なら純ちゃん、入ってくれるかも…) 梓(ああ…横顔も素敵だなぁ…でも…もっと顔を見ていたいなぁ…///) 澪「とりあえず…私達の演奏を見てもらうか…」 純「はい!お願いします!」ワクワク 紬(まぁ…まぁまぁな顔ねぇ…我がユートピア計画の支障にはならない程度ね…)フッ… 律「………」 律(気のせいかムギが一瞬黒かったような…) ♪~ 律(おぉっ!順調!順調!) 純「わぁ~…」キラキラ 憂「………」 憂(よし!これで純ちゃんは入ったのも当然だよ!やったね!お姉ちゃん)ニコニコ 梓(あぁ…良い…その笑顔…もっと…もっと近づいてみよう…かなぁ…///)モゾモゾ 憂「……!」 憂「梓…ちゃん…?」 梓「あっ…いや…その…えっと…あの…い…良い曲だね…///」 憂「…うん…そうだね…」ニコッ 梓(ふおおおおおおお…!!!!!この顔良い!!良いよ!!微笑と言えるこの感じ!!) 梓「………」 梓(微笑…?) 憂(梓ちゃん…私よりも純ちゃんを入れるように促してよ…) ♪ジャーン… 唯「ふぅ……」 澪「ど…どうだった…かな…?」 純「かっこいいです!ぜひとも入ってみたいです!」 律「くぅっ~やったぜぇー!!」 唯「純ちゃんなら大歓迎だよぉ~!」 純「あっ…ですが…」 唯「へ…?」 純「まだいろいろな音楽系の部活を見て回りたいんです…せっかく、良い演奏を聞かせて頂いたのにすいません…」 澪「そうか…それは仕方ないな…」 律「むぅ~…せっかくの入りたいと思わせられたのにぃ~」 紬「仕方ないわよ。律っちゃん。でも、純ちゃん…私達はいつでも待っているから…」ニコッ 純「は…はいっ!///」 純(よく見たらこの人…キレイだなぁ…憧れる…///) 純「すいません。今日はありがとうございました!」ペコッ バタンッ 律「うぅ~惜しい~惜しい~」 澪「ダダこねたって仕方ないだろ…」 律「はぁ…早く新入生を入れないと梓一人だけになってしまう…一人じゃ寂しいじゃないか?」 梓(!…律先輩…私のことを思ってくれていたんだ…!)ジーン 紬「はぁ…律っちゃん、そうよね…梓ちゃんだけになっちゃうわ…」 紬(我がユートピア計画で日本人が梓ちゃんだけなんて…!そんなの…いやっ!!) 紬(せめて…せめて…新入生を…!ダメだったら律っちゃん、澪ちゃん、唯ちゃんを…) 唯「どうする?もう勧誘に出ても新入生帰っちゃっている時間だよ~」 律「はぁ…明日にかけるかぁ…」 澪「なら、練習を…」 律「あ…私パス…もう疲れたから…」 澪「おい…律…」 バタンッ 紬「きょ…今日はこれでお開きってことね…」 唯「どうしたんだろ~?律っちゃん」 … 律「はぁ~…全然集まんね…」 律「このままじゃ、一年生は梓一人だけになってしまう…部としての幅が広がらないだけじゃなくて…私達が引退したあとはアイツ以外全員後輩になっちまう…」 律「寂しいというか…辛くなるんじゃないのか…自分と同じ立場でものを言い合える奴がいないって…」 律「…私には唯やムギがいるし…澪は幼い頃から一緒だ…同じ立場で言い合える仲がいないっていう体験は…私にはない…」 律「体験してないから…怖いのかなぁ…せっかく入ってくれたかわいい後輩にそんな思いをさせたくはないな…」 律「でも…どうしたら…」 律「…………」 律「だっー!もう、明日頑張るって言ったってこれ以上何を頑張れば良いんだよっー!」 律「ダメだ…もう帰ってご飯食ったら早く寝よ…」 … 唯「律っちゃんもう帰っちゃったの?」 紬「そうみたいね…」 澪「えらく落ち込んでいたな…よほど今日逃した魚はでかかったわけだな…」 紬「そうね…今日は律っちゃんのドラム、スゴく良かったし…」 梓「あの…先輩方…」 澪「どうした?梓」 梓「私に…出来ることはないですか…?まだ会って間もないのですが、いつも明るいはずの律先輩があんなに落ち込んでいるんです…見ていられません!」 唯「梓ちゃん…」 澪「………」 澪「新入部員だ…」 唯「そっかぁ…新入部員ができれば律っちゃんもきっと…」 紬(律っちゃん…そこまで新入部員にこだわっていたのね…好みじゃないから入部を阻止しようとしたから…申し訳ないことしちゃったわ…) 澪「みんな!明日は頑張って新入部員を確保することに専念しよう!とにかく新入生に入りたいと思わせるんだ!私達に精一杯のことをしよう!」 唯紬「お~!」 梓「わ…私も出来るだけ誘ってみるですっ!」 …… 唯「よろしくお願いしまぁ~す!!」 学生E「すいません…もう決めてあるので…」 紬「全然チラシ貰ってくれなくなったわね…」 唯「う~ん…メイド服姿にみんな飽きたのかなぁ~?」 澪「そういう問題じゃないと思う…」 梓「あっ!先輩!おはようございます!」 唯「梓ちゃ~ん!」ギュッ 梓「ちょっ…!ちょっと!こ…ここは外ですよっ!止めてくださいっ!///」 唯「ちぇ~…梓ちゃんのけち…」ブー 梓「あれ…?律先輩は…?」キョロキョロ 澪「そういえば…どこに行ったんだ…?教室にはいたはずなんだが…」 律「お願いしまーす!!」 学生F「あ…すいません…」スタスタ 律「はぁ…別の場所でやっても変わりないかぁ…ならいっそのことコンサートに…でも、それでも来なかったら…」 律「……はぁ…なんか朝から元気出ねぇ…」 … 梓「…結局…捕まりませんでしたね…」 唯「うん…」 澪「はぁ…何故なんだ…やはり人数の少ない部活だからか…?」 紬「どうしましょ…」 ガラッ 律「お疲れっす…はぁ…」ドサッ 澪「おい、律…今まで何していたんだよ…」 律「っるせぇ…私の勝手だろ…」 澪「なっ…!おいっ!」 紬「澪ちゃん!」 澪「………」 律「ちっ…はいはい私が悪うございました!」 澪「律……」 梓「律先輩……」 澪「何だよ…律のやつ…」 紬「澪ちゃん…律っちゃんの機嫌が悪いだけよ…」 唯「律っちゃ~ん!一緒に宣伝しに行こう~よぉ~!」 律「はぁ…ごめん…私いいや…」 紬「律っちゃん…まだ残っているお菓子いる…?」 律「それもいいや…ごめん…」ゴロン 唯「ありゃりゃ…律っちゃん、ソファの上に寝転んじゃったよ…」 澪「おい、律!どうしたんだよ!お前らしくもない!」 律「うるさいなぁ~…疲れたから休憩しているだけだろ?休めばまた宣伝か練習するって…」 澪「そういう問題じゃないだろっ!部長が部員のテンション下げてどうすんだよっ!」 律「じゃあ、どうすれば良いんだよっ!!このままじゃ、後輩は梓だけだぞっ!!不安じゃねぇーのかよっ!!」 唯「ふ…二人とも落ち着きなよぉ…」オロオロアタフタ 律「何がいけないかもわからず、同じように宣伝しても…新入生捕まりゃぁしねぇじゃん!」 澪「それなら方法を変えるしかないだろっ!!がむしゃらにやってもだめなら別の方法を考えるしかないっ!」 律「何らか変えるといったって、どうすべきか全っ然分かんねーんだよっ!」 梓「お…落ち着いてください…先輩方…」オロオロ 唯「………」 唯(慌てふためく梓ちゃんかわいいなぁ~…そうだ!) 梓「律先輩…焦る気も分かりますけど落ち着いて下さい!」 唯「………」そ~ ピタッ 梓「澪先輩も…ってうん…?何ですか…これ…?」 梓「こ…これ…耳?ネコミミ…?」 唯「あはは~!やっぱり梓ちゃん似合うね~!」 紬「本当似合うわぁ~」 澪「ゆぅぅぅぅいぃぃぃぃ!!!!」 唯「うぅ…澪ちゃん怖いよっ…」 律「…何やってんだか…」 律(待てよ…耳…耳…そうか…!) 唯「うっ…うっ…澪ちゃん…ごめんなさい…(泣)」 澪「まったく…ムギもだぞ!」 紬「は~い♪」 律「おい!澪!」 澪「ん?な…何だよ…?」 律「私達は音楽の部活だ!音楽を聞かせなきゃ意味がない!」 澪「だ…だから、何だよ…?」 律「学園祭でやった曲を流しながら宣伝すれば良いんだよ!そうすれば私達の部のアピールができる!」 澪「…なるほど…一理あるな…」 紬「そうね…学園祭でやったのを流せば聞耳を立てて人が集まるかも…」 唯「おぉ~!律っちゃん、スッゴ~い!」 21
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梓「………」ゴクッ 梓「う…嘘……だよね……」 梓「でもこれ…二日前のものだし……」 ベーシスト「はぁ…見つかっちまったか…」 梓「!?お…お父さん!!」クルッ ベーシスト「あぁ…それは俺の楽器の買取証明書さ…」 梓「な…なんで…?」 ベーシスト「………」 梓「なんで…あんなに大事にしていた楽器を売ったの…?」 ベーシスト「………」 梓「また黙ってないで何とか言ったらどうなのっ!!」 ベーシスト「…けじめ…ってやつだ…」 梓「はあ!?」 ベーシスト「母さんがなんで倒れたか分かるか?あれは音楽を続けたいという俺のわがままのせいなんだ…」 梓「………」 ベーシスト「そりゃあ…夢と現実の区別くらいは俺にだってつくさ…だけどよ、俺はやってみたかったんだ…音楽をよ…もちろん、母さんも同意した…」 ベーシスト「まぁ、しかし、夢とギャップがあるからこそ現実なんだろう…その埋め合わせを母さんにはきつかったのだろう…だからあんなことに…いつまでも俺が音楽を続けるから…」 梓「………」グッ… ベーシスト「だから決めたんだ…この歳まで夢を追い求めることなんかしないで守るべき人を守ることに専念しようと…!」 梓「………」ググッ ベーシスト「はは…母さんが倒れてからやっとこんな当たり前のことに気づくなんて…本当にアホだな俺は…はは…」 梓「……もの…」 ベーシスト「……ん?今なんて…」 梓「臆病者って言ってんのよっ!!」 ベーシスト「!?」 律『逃げるんですか…?』 ベーシスト「くっ……」 梓「お母さんが倒れたから夢を諦める?ふざけるんじゃないわよっ!!お父さんの夢ってそんなに安っぽいものなの?」 ベーシスト「そ…それは…」 梓「そんな夢とお父さんにお母さんが振り回されたというわけ?お母さんを…お母さんをバカにしないでよっ!!」 ベーシスト「っるせぇっ!!ガキがごちゃごちゃと分かったように言うなっ!!」 梓「………」 ベーシスト「………」 梓「…ち、違うよね…?本当はお父さん…こんなこと…決めたくなかったんだよね…」 ベーシスト「う……」 梓「あ…あのさ…私、バイトするからさ…お父さんだけ家のこと…背負いこまないでよ…ね?私も手伝うことがあれば手伝うからさ…」 ベーシスト「………」 梓「だから…私だけ何も気にしないで良いなんて…言わないでよ…家族じゃない…私もう高校生なんだよ…?」 ベーシスト「だがお前は…まだまだ子どもだ…そんなことをさせるわけには…」 梓「臆病者っ!!分からず屋っ!!もう、お父さんなんて…お父さんなんて……グスッグスッ…」 ベーシスト「………」 梓「……だいっきらい…」ダッ ベーシスト「………」 ベーシスト「本当…俺ってアホだよな…」 ~~ 梓「こ…これがあったことの全てです…グスッ…グスッ」 澪「…実はムギから昨日、梓のおじさんの楽器らしきベースが楽器屋に買取されたということを聞いたんだ…まさか本当に梓のおじさんのベースだったとは…」 梓「グスッ…グスッ…」 澪「………」 梓「わ…私……」 澪「ん…?」 梓「私…お父さんのベースを弾く姿を小さい時から見てきました…」 澪「………」 梓「お父さんの様なずっとずーと好きなことに諦めない…そんな人になりたかったんです…いつか…お父さんとお母さんとでセッションしてみたい…あのライブハウスで演奏してみたかったんです…グスッ…」 梓「なのに…グスッ…なのに…お父さん…勝手だよ…勝手すぎるよ…うぐっ…うっ…」 澪「梓……」 ギュッ 梓「! み…澪先輩…」 澪「気が済むまで私に抱きついていいよ…そして思いっきり泣けばいいさ…」 梓「…うっ…うっ…む…むねぜんぶぁ~い!!」ギュー 澪「」 梓「ヒック…グスッ…グスッ…」 澪「…もう落ち着いた?大丈夫か?」 梓「は…はい…でも……」 澪「ん?どうしたの?」 梓「私…お父さんに酷いこと言っちゃっいましたね…」 澪「………」 澪「梓…謝りに行こう?私も一緒に行くからさ…ね?」 梓「む…胸先輩…!はい!」パアァ… 澪「………」 澪(もうつっこまないからなっ!) 澪「梓、そろそろ行こうかと思うけど、大丈夫?」 梓「は…はいっ!すいません…澪先輩…忙しいのに…」 澪「そういうことは気にしないの!私が好きでやっているだけなんだから…」 梓「胸s…あ、澪先輩!」 澪「……な…何かな…?」 澪(落ち着け私!梓はちょっとあれなところもあるけど基本良い子なはず…!うん、そうだ!) 梓「澪先輩に出会えて本当に良かったと思っています…」 澪「梓……」 梓「もし澪先輩に相談していなかったら私…不安でいっぱいいっぱいだったと思います…本当に相談して良かったです!ありがとうございました!」ペコッ 澪「あ…あ…いや、そ…そんな…私…梓の話を聞いただけだし…///」 梓「それだけでも嬉しかったのですよ!えへへ…」 澪「……///」 梓「…澪先輩がお姉ちゃんだったらいいなぁ…///」 澪「そ…それは私を買いかぶりすぎだって…!///」 ――― 澪父「……///」モジモジ 澪母「……///」モジモジ 澪「ギャーッ!」 澪父「……///」モジモジ 澪母「……///」ササッ 澪「ママ…何これ…?」 澪父「……///」パッパッパッ 澪「え?梓の親に渡してほしいの?何これ?」 澪母「……///」ゴニョゴニョ 澪「へ…赤飯…?」 澪母「……///」コクコク 澪「………梓、さっさと行こう」 梓「は…はぁ…」 澪母・澪父「!?」ガーン 澪(まったく…///) 道中 梓「………」スタスタ 澪「………」スタスタ 梓「……///」チラッ 澪「……ん?どうしたの?」 梓「いえ…なんかむn…澪先輩と二人きりでいるの…久しぶりだなと思いまして…///」 澪「そういえば入学祝い以来だったな…」 梓「……あ…あの…///」 澪「ん?どうしたの?」 梓「手を…つないで良いですか?///」 澪「………」 澪「へ…?///」 梓「あ…そそその…決して寂しいとかそんなんじゃないんです!そ…そう!暗いからこけてしまいそうだったので…その…///」 澪「………」 スッ 梓「え…澪先輩…?///」 澪「ほら、行くよ」 梓「は…はいっ!///」ギュッ 中野家前 澪「着いたな……」 梓「はい……」 澪「私は着いて来たけど、謝るのは梓本人じゃないといけないのは分かるよね…?」 梓「……はい…」ギュッ 澪「大丈夫…きちんと謝れば伝わるよ…」 梓「…ありがとうございます…今のでなんだかほっとしました…」 梓「…スー…ハー…」 ガチャ… 梓「ただいまぁ…」 澪「お…おじゃまします…」ドキドキ 梓「お父さん…いる…?」 パチッ 澪「いないようだな…」 梓「私、お父さんの部屋見てきます!」タタタタ 澪「………」 澪(そういえば梓の家って初めてだったな…) カサッ 澪「ん?何か落ちているな…」 澪「!? こ…これは…!?」 梓「もー、せっかく澪先輩まで来てもらったのにぃー」 澪「!!」ササッ 梓「澪先輩?どうしました?」 澪「あ…はは…な…何でもないさ…」 澪(思わずポケットに入れてしまった…早く梓に返さないと…!) 梓「そうですか…すいません…お父さん今出かけちゃっているみたいですね…」 澪「そ…そうなのか…」 梓「すいません…せっかく来てくださったのに…」シュン 澪「あ…私のことは気にしなくていいって…」アセアセ 梓「………」 梓(お父さん…どこ行っちゃったんだろう……) 澪「な…なぁ…梓…」 梓「何ですか…?」 澪「わ…私の家でと…泊まらないか…?そ…その…なんというか…ゆ…夕ご飯とかまだじゃないか?もしおじさんから連絡が来ればその時に帰ればいいし…」 梓「………」じぃ~ 澪「うぅっ…」 梓「………」じぃ~ 澪(ば…バレたかな…?) 梓「行きますっ!!お手柔らかにお願いしますっ!!///」 澪(最後の一言はなんなんだ…) 秋山家 ガチャ… 澪「ただいま…」 澪父「♪~///」パタパタ 澪母「♪~///」トトトト 澪父・澪母「!?」 澪「あ…この子を泊めさせて良いかな…?」 澪父「……///」サッサッサッ 澪「え…?だからこの子のところに挨拶に行っただけだって!…ってこの子を貰いに行ったわけじゃないっ!///」 澪母「………」シュン 澪「なぜ落ち込む…」 梓「………」 澪「梓…」 梓「は…はい…!」 澪「二階に行こう!私の部屋はそこにあるからさ」 梓「………」 梓「はい!」 トトトト 澪父・澪母「……///」ワクワクワク バタン… 澪「まったくあの親は…///」 梓「………」 澪「あ、くつろいでいていいよ。ご飯ももうすぐできるみたいだし…」 梓「は…はい…!」 梓(胸先輩と二人きりの部屋…そしてディナー…!///)ドキドキドキ ~~~ 澪「梓…今日のご飯のメインはなんだと思う?」 梓「え?何ですか?」 澪「分からないのか?」スッ 梓「にゃっ…せ…先輩…何をするんですか…!///」ドキドキドキ 澪「ん~…」 ペロッ 梓「ひゃうっ!///」 澪「はは…答えは…耳が弱いあ・ず・さだよ…///」ニンマリ 梓「せ…先輩…じょ…冗談ですよね…?あは、あはは…///」 澪「…信じられないの…?」 梓「へ…?///」 澪「それならこうだ…!ん…んんっ…ん…」 梓「!? ん…んん…ん…///」 梓(胸先輩から私にき…きき…キスを…!?私…心の準備とかまだだったのに…!!///) 澪「ん…んんっ…ん…///」サスリサリ 梓「んんっ…!?ん…ん……ん………///」 梓(胸先輩から…舌が…私の舌を絡めとってくれる…///) 澪「んん…んっ…ん…ん…///」 梓(だ…だめ…脳が…脳がとろけちゃいそう…///)ぽー… 澪「ん…ぷはっ…これでも信じられないとでも?///」 梓「あ…あう…わ…分かり…まひたぁ…///」とろーん 澪「ほーら梓…今度は首が美味しそうだよ…///」ツー 梓「あふんっ…あっ…そ…そこはだ…だめっ…///」 澪「んー?梓は首まで感じちゃうのか?えっちだなぁー」ツー 梓「あふっ…え…えっちなんか…えふっ…ないれしゅ…///」 澪「ふふ…かわいいな…やっぱり梓は私のかわいい妹になってもらわないとな…そうだな、これからは『お姉さま』と呼ぶんだぞ///」ハムハム 梓「あふっ…ひぇんふぁい…ひゃ…ひゃめてふらはい…///」 澪「『先輩』じゃなくて『お姉さま』だろ」ツー 梓「ひゃっ…ひゃいっ…お…おへーはみゃ…///」 ~~~ 梓「えへ…えへへ…えへへへ…///」 澪「………」 澪(なんであのおじさんとおばさんからこの子が生まれたんだろう…) 60
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キンコンカンコーン 試験官「それでは始めてください!」 カリカリカリカリ こんな調子でその次の理科の科目へ キンコンカンコーン 試験官「やめ!後ろから用紙を回してください。なお、今から昼休憩をはさみます」」 梓「………」 梓(物理分野…難しかったなぁ…) 憂「お弁当…ふふ…お姉ちゃんったら」 梓「………」 梓(この子の弁当美味しそぅ~) 憂(あとは英語と社会…頑張らなきゃ!) 梓(良いなぁ~あの弁当~かわいいし~)じ~ 憂(ん?再びあの子から見つめられているような…///) 梓「あ…あの…すいません…? 憂「ん…?」 梓「私と一緒に食べませんか?」 憂「へぇ~そこの中学校出身なんだぁ~」 梓「うん…遠くなりそうだけどね…」 憂「一緒に頑張ろうねっ!」ニコッ 梓「う…うん…///」 梓(この子なんか…かわいい…///) 憂「あ…そうだ…梓ちゃん、これあげる」 梓「消しゴムとシャーペン芯ケース…いいの…?」 憂「うん!私…こんなに持っているから…」 梓「!……///」ドキッ 梓(今まで…桜ヶ丘の先輩方が良いと思っていたけど…この子も…いい…///) 梓「ありが…とう…///」 試験官「もうすぐ試験の準備をしてください」 憂「あ…もうそろそろ始まるみたいだね…あと2つ頑張ろうね!」ニコッ 梓「う…うん…そっちも…///」 梓(この子と一緒に合格したいなぁ…///) …… 唯「う~い~…憂は大丈夫だよね?和ちゃん?」 和「もう…あんたが信じなきゃ誰が信じるのよ…」 唯「うぅ…憂…がんばってぇ…」 和「まったく…」 和(まぁ…本当に合格して欲しいと願っての心配なのよね…) キンコンカンコーン 試験官「やめ!用紙を前に回してください。以上で試験は終わりになります。お疲れさま」 憂「ふぅ~…終わったね!梓ちゃん!」 梓「う…うん…///」 憂(どうしてさっきから梓ちゃん、顔が真っ赤なんだろう…?) 梓(うぅ…この子を見ると…ドキドキする…///) 憂「それじゃ、梓ちゃん。次会う時は桜が咲いた時にしようね!」 梓「あ…うん!///」 唯「う~い~!」 憂「あっ!お姉ちゃん!」 和「試験お疲れさま」 憂「ありがとうございます。和さん!」 唯「うぐっ…憂は絶対に出来る子なんだもんっ!グスッ…」 憂「お姉ちゃん…」 …… 梓「………」 ベーシスト「よぉ…お疲れさん…」 梓「………」 ベーシスト「全力出せたか…?」 梓「………」ニッ ベーシスト「さすが、俺の娘だぜ…」ニッ 中野家 梓「………」ぼ~ 梓(そういえばあの子の名前聞いてなかったなぁ…) 憂『一緒に頑張ろうねっ!』ニコッ 梓「……//////」かぁ… 梓「また…会いたい…ふふ…会えるよね…ふふ…///」 ベーシスト「………」 ベーシスト(入らない方がよさそうだな…) 秋山家 澪「そっかー試験なんとかやれたみたいなんだな」 唯『えへへ…なんとかね~後は祈るだけだよぉ~』 澪「そうだな…憂ちゃんによろしく伝えて」 唯『うん!澪ちゃんありがとう~!ばいば~い!』 ピッ 澪「私も頑張らないとなぁ…」 ♪ジャッキジャキジャシャジャ… 翌日 律「やった~!学校に行けるぜ~!」 澪「………」 澪「ついに律の頭が壊れたか…」 唯「律っちゃんごめんね…グスッ…」 律「だっー!!どついたろか!!お前らー!!」 紬「ふふ♪律っちゃん、合奏の練習をしたくてたまらなかったのよ」 律「うぅ~…ムギだけだぜ…私の気持ちを分かってくれるのは…」 紬「それじゃ…私と一緒に…///」 律「いや、それは良いです…」 澪「そうは言ってもたったの2、3日しかスパンはないだろ?まぁ、私と唯は持って帰って練習は出来るから問題は全くないが…」 律「はっはーん…澪甘いな…私のパッショネイトは止められないぜ?」 唯「おぉ~律っちゃん何かかっこいい~!」 澪「とりあえず、律の英語力がヤバいことは分かった…」 紬(パッショネイトは形容詞、名詞はパッションね…) 律「昨日は何があったかわかるか?」 唯「はいはい!我が校の入試日!憂も受けました!」 律「そのとーり!」 澪「で、それと律のそのパッショネイトに何の関係があるんだ?」 律「たくっ…澪は鈍感だなぁ…」 澪「なっ…!」 律「四月になれば新入生が入ってくるっ!」 澪「そんなの当たり前だろ?」 律「何だよ…本当に分かんねぇか…つまり、新歓時期!新歓コンサートがあるんだよっ!これで分かったか澪!」 澪「ふふ…分かってたさ…」 律「ちぇっ…人聞き悪…」 澪「お前も部長らしくなったな…」 唯「わぁ~律っちゃん部長みた~い!」 律「私はも・と・から部長だぁ~!」 律「っつうわけで新歓気合い入れっぞー!おっー!」 唯「お~!」 紬「後輩かぁ…」 澪「ムギも期待しているんだな」 紬「ええ♪」 紬(私のユートピア計画…ふふふ…) 澪(ムギから邪なオーラが…) 平沢家 憂「合格していると良いなぁ…発表は明日かぁ…」 ガチャッ 唯「ただいまぁ~!!」ドタドタ 憂「お姉ちゃん、おかえり!もうすぐご飯出来るよ!」 唯「あっ、そうかぁ!憂試験が終わって早く帰れるんだっけ!」 憂「え…?まさか…」 唯「食材買って来ちゃった…えへへ…」 憂「ふふっ…」 憂「はい、お姉ちゃん」コトッ 唯「わぁ~い!久しぶりに憂のご飯だぁ~」 憂「ごめんね。お姉ちゃんに作らせて…」 唯「憂…そこは気にしちゃダメだよ…」 憂「あっ…うん…そうだったね…」 唯「………」 唯「う~い~!大丈夫だよ~!私や律っちゃんだって受かったんだからぁ~」 憂(お姉ちゃんは良いとして律さんの扱いが…) 中野家 梓「んー…」 梓「肩凝っちゃったかな…」 猫「ニャー」ピョン 梓「あ…また…勝手に…」 猫「ニャーニャー」ゴロゴロ 梓「ふふっ…かわいい…」ナデナデ 猫「ブニャー」ゴロンゴロン 梓(あ~あ…あの子と一緒だったらどんなに良かったことか…) ~~~ 猫「ニャー!」 憂「梓ちゃん猫飼っていたんだぁ~!」 梓「ううん。勝手に住み着いているだけ…」 憂「わぁ~かわいいねぇ~」 梓「うん…かわいいよね…」 梓(君の方がね…///) 憂「私…猫も好きだけど…」 梓「ん…?うん…」 憂「梓ちゃんの方がかわいいよ…///」スッ 梓「えっ…?ちょっ…ちょっと…///」 憂「え…梓ちゃん…こういうの…嫌…?///」ギュッ 梓「い…嫌じゃない…///」 憂「ううん~?聞こえないよぉ?///」サスリサリ 梓「あっ…も…もう…///」 憂「あっ…だなんて梓ちゃんかわいい~///」 ~~~ 梓「……//////」 梓「っくぅ~!!///」ダンダンダンッ 梓「さいっこ~!///」タラー←鼻血 ベーシスト「梓~どうした~?何か物音がさっきしたんだが…」 梓「な…何でもないっ!!///」 ベーシスト「そうかぁ…何だったんだ?」 梓「はあ…はあ…私のユートピアタイムが…はぁ…はぁ…」 …… 憂「!……」ゾクゾク 唯「う~い~どうしたの?」 憂「う…ううん…何でもないよ…お姉ちゃんおかわり要る?」 憂(なんだったんだろう…今一瞬寒気がした…) 唯「うん!ちょ~だ~い!」 憂「ふふっ♪」 合否発表日・掲示板前 憂「………」 唯「………」ハラハラオロオロ 憂「………」 唯「………」ハラハラオロオロ 憂「あっ…あったぁ!!」パァー 唯「ほ…ほ…本当?」ガクガクブルブル-スリー 憂「本当だよ!ほらぁ!」 唯「あ…あぁ…本当だっほんだね!う~い~!」ガバッ 憂「ちょ…ちょっと恥ずかしいよぅ…///」 … 梓「ふわぁ…」 ベーシスト「余裕そうだなぁ…受かっている前提かぁ~?」 梓「むぅ…寝てないだけだよ…」 ベーシスト「!夜更かしはあれほどするなって言ってたのに…」 梓「はいはい、分かった分かった…私合否見てくるね…」 ベーシスト「なぁ…ここで言うのもあれだけどよ…」 梓「ん…?」 ベーシスト「見たら車の中まで走ってこい…途中で立ち止まるなよ…俺はどんな結果でも受け入れるさ…」 梓「………」 ベーシスト「行って来い…!」ニッ 梓「ふー…ばっかじゃないっ…子どもじゃないんだからっ…」ニッ 梓「………」 学生A「ああっ!あったぁー!」 学生B「私もよー!やったー!」 梓「………」 学生C「グスッ…ヒック…」 学生D「泣かないで…他の高校があるでしょ?ねぇ…」 学生C「ヒック…ヒック…うぐっ…おえええええええええええええ…」ビチャビチャビチャ 学生D「きゃー!!Cちゃん大丈夫?ねぇ?ねぇったら!」 梓「………」 職員「救急車は呼んだかー!!」 学生C「うぐぐっ…おえええええええええええ…」ビチャビチャビチャ 梓「……あ、あった…」 梓「あった…あった…」 学生D「Cちゃん大丈夫よ!今救急車呼んであるから!」 学生C「うぇっぐ…うぇっぐ…」 梓(私…桜ヶ丘に通えるんだぁー!!) 憂「あれ?梓ちゃん…?」 梓「へ…?」 憂「梓ちゃん!合否どうだった?」ニコニコ 梓「……///」 憂(あれ?何も言わない…もしかして…) 梓(昨日のユートピアタイムを思い出してしまう…///) 唯「う~い~待ってよ~…あっ…梓ちゃん!」 梓「あ…先輩…」 憂「お姉ちゃん梓ちゃん知っているの?」 唯「うん!この前言っていた受験のアドバイスをした憂と同い年の子だよ~」 憂「偶然だ…私試験の時たまたま梓ちゃんの隣だったんだよ!」 唯「おぉ~まさにミラクルだぁ~!」 梓「………」 憂「でも…梓ちゃん…もしかして…」 梓「へっ…?あっ…あぁ…私合格したよ…///」 憂「やったぁ~~!!」ブンブン 梓「ちょっ…ちょっと…!///」 憂「あ…ごめんね…嬉しくてつい…///」 梓「き…嫌いじゃない…///」 憂「?」 唯「でも良かったぁ~!憂だけじゃなくて梓ちゃんも合格したなんて!今日は良い日だぁ~!」 憂「梓ちゃん…」グッ 梓「へっ…?///」 憂「これからもよろしくね!」ニコッ 梓「……//////」 梓「か…かわ…い…すぐる…///」バタッ 憂「!あ…梓ちゃん!梓ちゃん!しっかりして!」 唯「ありゃりゃ…梓ちゃん感極まって倒れちゃったよ…」 梓(し…幸せだぁ…///)へにゃ~ … ベーシスト「………」 ベーシスト「梓の奴おっせぇなぁ…」 ベーシスト「まさかっ…あいつ…!ショックで…」 唯「梓ちゃんのおじさぁ~ん!!」 ベーシスト「ん?確か君は…」 唯「はぁ…はぁ…梓ちゃんのおじさん…あ…梓ちゃんが…」 ベーシスト「な…何だって!?」 唯「梓ちゃんはこっちです!」タタタ ベーシスト「はぁ…はぁ…バカやろう…早まるんじゃねぇ!」タタタ 唯(早まる?倒れただけなのに?) 憂「梓ちゃん!大丈夫?しっかりして!」 梓「ん…あれ…?そっか…私倒れちゃったんだね…」 憂「大丈夫?もうすぐ、おじさんが来るみたいだよ!」 梓「うん…ん…あれ?私の頭の下…何か柔らかい…」 憂「ん?そのまま地面の上で寝かせておくのは危ないからせめて私の膝の上に…」 梓「もう…殺して…//////」ガクッ 憂「きゃっー!!梓ちゃーん!!さっきまで大丈夫だったのに!!」 15
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紬『じゃ…それじゃ…私の日本に戻ることも……』 紬父『保証するさ……!』ニコッ 紬『グスッ…グスッ……』 紬父『おっと…ここでの入学もなしにするよ……まぁ、もとからするつもりではなかったがな…』 紬『え…?それは…どういうことなの…?』 紬父『ムギがやったのと同じブラフさ……』 紬『!き…気づいていたの…!?』 紬父『何年親子をやっていると思ってんだ?ウソの顔ぐらい…知っているさ…』 紬『………』 紬『ふふっ♪』 紬父『ムギ……日本に行って……成長したな……』 紬『………』 紬『ふふ♪当たり前じゃない…そのために日本に行ったのだから……』 紬父『良かった…これで…良かった……』シミジミ 紬『………』 紬(!…ふふ♪) 紬『お父様……』ニコニコ 紬父『ん…何だ……?』 紬『このままで済ませる気なのかしら…?』ニコニコ 紬父『え…?』 紬父(あれ…?何かムギのオーラが恐い…) 紬『ふふ♪私…最初に言いましたよね?この契約書をもとにお父様を訴えますと…?』ニコニコ 紬父『!?ほ…本気だったというのかっ!?』 紬『だってさっきお父様は契約に違反したの認めたじゃない♪』ニコニコ 紬父『………』 紬父『本気で訴えるのか…?』 紬『そ~ね~…お父様次第かしら?』ニコニコ 紬父『………』 紬父(ムギ…お前は予想以上に成長したな…)フッ 紬父『良いだろ……お前の望みなら何でも聞いてやろう…!』 紬『………』 紬『………』ニコッ 紬『それなら…二つお願いします…』 紬「……クスッ……」 紬(今思えば斎藤やニーナ、エカテリーナからの助けがなければ私は今こうして笑ってられなかったかもしれないのよね……) 紬「………」 斎藤「Zzz……」 紬(でも……) 紬(これが『協力』なのね…) 紬「クスッ…ちょうどあの時の様に四人の力が文字通りに合わさった『協力』だったのね……」 紬「そう言えば…去年に挑んだ学園祭も四人だったわね…あの時はみんな心一つだったから…」 紬「日本に行って良かった……」 紬「そして……日本に戻れて良かった……」ホロリ 紬父『え…?それだけで良いのか…?』 紬『ええ♪』ニコニコ 紬父『一つは分かる…契約書の「高校を卒業するまでに帰国した際に日本での就学を諦めたものと見なす。通信での接触も同様である」という部分を削除すればムギは帰国も連絡も自由にできる…だが……』 紬父『斎藤を解雇するというのは…何故なんだ…?お前のために一番命を張った執事だろ……?』 紬『……だからなの……』 紬父『………』 紬『私は…本当に…斎藤に感謝しているの……』 紬父『………』 紬『だから…斎藤を自由にしてあげたいの……!』 紬父『………』 紬父『そっか…分かった…斎藤の解任宣告はムギに任せる…』 紬『ええ♪』 紬「クスッ…私が斎藤を今こうして自分の執事にしていることを知ったらさぞかしびっくりするんじゃないかしら……」 斎藤「Zzz……」 紬「権利はあるから価値があるんじゃなく、使うから価値があるのよ……」 紬「………」 紬「ふふ♪」 …… 律「………」 澪「………」 律「本当に……良いんだな……?」 澪「う…うん……」 律「本当の本当に良いんだな……?」 澪「うん……」 律「………」 律「~~~~!!」ポリポリ 律「あ~っ!!もうっ!!澪っ!!それぐらい胸を張って言えよっ!!」 澪「!?」ビクッ 律「お前なぁっ!!今からスッゴい大変なことをやろうとしているんだよっ!!しかもそれは自分で決めたことだろっ!!」 律「自分で決めたのにそんな態度じゃ…私だけじゃなく唯や梓だって不安になるだろっ!!」 澪「………」 律「がむしゃらにやってみたいのなら、自信持った顔してみろよっ!!バカ澪っ!!」 澪「なっ……」(バカ澪って……) 澪「………」 澪(でも…律の言う通りだ……でも……) 澪(いや、このままじゃだめだっ!!自分を変えないとっ!!) 澪(せっかく認めてくれた唯と梓にも申し訳ないっ!!)キッ 澪「律…私…やってみせるよ…!」 律「………」 澪「絶対に…私…やってみせるから……」 律「ん…?」 澪「律も…がむしゃらにやれよ…!」 律「!………」 澪「あ、でも頭を使った上でがむしゃらになれよ…私が来れない日は…リズム隊は律だけになるんだ…」 律「………」 澪「その時は律のテンポで曲は決まる…!」 律「何で…今それを……?」 澪「メロディ部隊を惑わさないためだよ…いつも律のツッコミ気味のテンポは私が抑えていたんだからな?」 律「うぅ…文句言えねぇ…」 澪「だから、練習の時は必ずメトロノームを使うことっ!」 律「へ~い…」シブシブ… 澪「ふふ……」 澪(本当は…私が来れなくなった時に備えてなんだけどな…) 澪「律………」 澪「私たち…なんだかんだでできそうな気がするんだ…」 律「………」 律「当ったりめぇ~よ!」ニカッ 澪「ふふ……」 律「はは……」 和「で…結局はやることになったのね…」 律「お騒がせしました……」 澪「ごめん……」 和「まぁ、結果オーライだからいいんじゃない」 律「わ……」 和「だから私は和だってば…」 澪「ありがとう!わ!」 和(前言撤回しても良いかしら…?) …… 唯「あずにゃん良い子良い子~♪」ナデナデ 梓「グスッ…グスッ…ヒック…///」ギュー 唯(あずにゃん…こんなに悲しんでいたんだね…なんとしても、あずにゃんとは楽しい部活生活にしよう!)フンス 唯「ん…?そういえば、あずにゃん…」 梓「グスッ…は…はぃ…?///」 唯(………) 唯(このあずにゃん…持って帰りたい……) 梓「唯先輩…?グスッ…///」 唯「あ、ごめんね…あずにゃん…あれ…渡してくれた……?」 梓「え…?」 唯「『え?』って……あずにゃん……」ジー 梓「あ…いえ、その…何と言いますかその……///」アセアセ 梓「すいません…渡していません……///」 唯「………」 唯「あずにゃん…忙しかったの…?」 梓「い…いえ…単純に忘れていただけで…その……///」アタフタアタフタ 唯「え~…あずにゃ~ん、それはないよぉ~」 梓「す…すいません……///」 唯「まっ…いいや、どうせ直接会って言えばいいし…」 梓「唯先輩…本当にすみません……」 唯「いいよ、いいよ~!あずにゃんって意外と抜けているんだねぇ~!」 梓「うぐぅ……///」 唯「いつもとは違うあずにゃんが見れたし~♪」ギュー 梓「うぅ~…///」 ガラッ 唯梓「!?」 澪「あ…唯に梓……」 律「待たせたな!」 梓「澪先輩、律先輩…結局は……」 律「………にっ」 梓「?」 律「小文化祭も澪のオケも同時にやるぜっ!」ブイッ 唯「え?でも…?」 澪「唯…大丈夫だよ。私は覚悟しているから…!」 唯「………」 澪「私の夢と…梓の仲間を作るため、そしてみんなのためにに私は頑張る…!絶対に…!」 澪「だから…唯も安心して欲しい…!」 唯「………」 唯「…応援しているね!澪ちゃん!」ニコッ 澪「唯…!ありがとう…」 梓「………」 澪「梓……」 梓「はい……」 澪「梓のお陰だよ…」 梓「え……?」 澪「梓が私を背中から押してくれたんだ…苦しいことかもしれないけど、梓のお陰で私の夢もこの部の将来についても諦めることなく決意できたんだ…」 梓「澪先輩…」 澪「ありがとう…梓……」ギュッ 梓「澪先輩…頑張ってくださいね…///」 澪「うん!」 梓(ぬほおおおおお!!!!!胸先輩あったけえええええ!!!!!///)ハアハア 帰路 澪「………」キュリキュリキュリ 律「へぇ~梓がそんなことをねぇ~」 唯「そうなんだぁ~あずにゃん本当にかっこよかったんだぁ~!」ギュー 梓「………///」 律「ははっ…本心じゃなくても偉いぞ!梓!」ナデナデ 梓「むうぅ…子ども扱いしないでくださいっ!///」 律「ははっ…!かわいい奴め…!」ナデナデ 梓「ぶむぅ~…///」 澪「………」 澪(ムギがこれを見たら浮かれ顔だろうなぁ……) プップー 唯「あれ?あそこに手を振っている人がいるよ?」ギュー 澪「あ…コントラバスの人…」キュリキュリ… ベース奏者「ボンジュールっ!秋山君っ!」 梓「………」 梓(誰…?) 澪「すいません。やっと決心できました!」 ベース奏者「ふふ…君の瞳を一目見れば分かったさ…共に音楽を支えようではないかっ!」 澪「はいっ!よろしくお願いしますっ!///」 唯「あはは~澪ちゃん気合い入っているねぇ~!」ギュー 律「……そうだな…」 律(良かったな…澪……) 梓「あの…あの人誰ですか…?」 唯「澪ちゃんやりたいって言ってたオケの人だよぉ~あずにゃんもいつかオケ聞きに行こうよっ!」ギュー 梓「え…?軽音部なにクラシックを聞きに行くんですか?」 唯「かっこいいんだよぉ~!ずばぁ~んどばばぁ~ん!とか、迫力あるんだぁ~!」ギュー 梓(結局、ここは何部なんだろう……) 律「かぁ~…梓、お前全然分かってねぇ~な…」 梓「な…何ですかっ!」 律「軽音楽しか知らない奴はその軽音楽も知らないんだよ。それを澪が一番分かっているからコントラバスをやっているんだよ…」 梓「そ…そうだったんですか……」 澪「はいっ…明後日の午後に挨拶を…はいっ!///」 ベース奏者「ふふ…緊張はする必要はないさ…楽団と言えどアマチュア楽団なものだからな…」 澪「でも…アマチュアと言えどスゴい人はたくさんいますから…///」 梓「………」 梓(胸先輩…スゴいです…) 唯「それじゃあ~ね!律っちゃん澪ちゃん!」ギュー 梓「お疲れさまです!」 律「じゃ~なぁ~!」 澪「また明日な」キュリキュリキュリ 律「………」 澪「………」キュリキュリキュリ 律澪「「あのさ……」」 律「はは……またかぶったな…」 澪「ふふ…そうだな…」キュリキュリキュリ 律「頑張れよ…澪…」 澪「うん……」 律「言っておくが…がむしゃらに頑張れって言ってんじゃない…無理しないように頑張れって言ってんだ…」 澪「律……」 律「澪は私だけじゃなく唯や梓、ムギにとっても必要な存在なんだからさ…私の夢は後回しにしても…身体だけは気をつけろよな……///」プイッ 澪「…うん…ありがとう…律…///」ニコッ 律「そっ…そんでよ…澪は何を言おうとしていたんだよ…?///」 澪「あ…今のことにちなんで…ありがとう…私の夢…やらせてくれて…///」 律「…私には澪の夢を奪う権利なんてねぇよ……///」 澪「ふふ…ありがとう…律…本当に律と知り合えて良かったと思っているよ…///」 律「な…なんだよ…いきなり…///」 澪「人のために頑張ってくれるんだもん…私はいつも自分のわがままを言ってばかりで……///」 律「なんだよ…そんなことかよ…///」 澪「だってぇ……///」 律「澪は自分の道を貫く方が良いんだよ…///」 澪「律……///」 律「澪は努力を惜しまない、うんや、惜しまずにはいられないんタイプなんだよ…人に影響を与えるほど…///」 律「私は澪の頑張りを見ていつもすごいなぁ、と思っていたんだ…私には真似できない…だから応援したくなるんだ…///」 澪「………///」 律「それに…澪はわがままと言っていたけど…私にとってそれはわがままには思えないんだ…///」 澪「え……?///」 律「私が応援した分、澪は努力するじゃんか…私はそれが嬉しくてよ…///」 澪「ふふ…私が律を見てきたと思っていたけど、実は逆だったのか…ふふっ…ははっ…あははは……///」 律「そんなにおかしいことかぁ?澪…///」 澪「ふふ…だって…こんな逆転的な話…想像さえしていなかったもの…ふふふ…///」 律「ふふ…そうかもな…ははっ…///」 澪「それじゃあ…また明日な律……///」 律「ああ…またな…///」 澪「………///」キュリキュリキュリ 律「………」 律「み~お~!」 澪「……ん…?///」キュリキュリ… 律「私ら二人って本当にいつまでも一緒だよなぁ~っ!!///」 澪「は…恥ずかしいことを大声で聞くなよっ…!///」 律「性格がこんなに違うのになんでこんなに一緒にいるんだ~!なんか私たちの間にあるんだろ~なぁ~…はははっ…!///」 澪「……///」 澪「分かっているクセに…バカ律……///」 律「え?何て言ったぁ~?」 澪「何でもな~い!じゃ~な~!///」キュリキュリキュリ 澪(答えは『心友』だからだよ…律…///) 澪「ふふ…///」キュリキュリキュリ 43