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『とある魔術の禁書目録』 発売:アスキー・メディアワークス 販売:角川ゲームス 対応機種:PSP 発売日:2011年1月27日発売予定 価格:初回限定版 9429円(税込)/ 通常版 6279円(税込) ジャンル:対戦アクション
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解説 学園都市における研究者の中でも、一部では有名な一族。 詳しくは禁書wikiの木原一族を参考にされたし。 研究者 木原故頼 木原英雄 木原十志郎 木原公理 木原摩訶 木原虚数 木原因果 木原濾過 木原縮退 木原爆破 木原線型 木原合金 アルクビエレ・木原・アーゾロニウム 木原阿頼耶 木原停止 メイガン=木原=バイスグリップ 木原関数 木原剰余 バーソロミュー=木原=ミューニュートリノ 木原黄泉 木原還元 木原電解 木原乖離 木原算術 木原永遠/永劫 木原乗算 木原夢獏 木原鹸化 木原有理 学生 木原一善 木原分極 木原相似 木原硼砂
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SS 4-9 3-812 とある少年の失くした日常。第一章(10) SS 4-26 アノ時の回想 SS 4-32 4-26 アノ時の回想(2) SS 4-39 とある科学の超弦楽器 SS 4-45 3-857 平行世界(リアルワールド)2日目(5) SS 4-55 3-857 常盤台嬢の恋愛競争(1) SS 4-60 3-857 常盤台嬢の恋愛競争(2) SS 4-64 3-857 とある少女の騒動日記 1 SS 4-88 3-857 とある少女の騒動日記 2 SS 4-91 とある魔術の性別反転 SS 4-103 劇場版 嘘予告。 SS 4-109 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(6) SS 4-125 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(7) SS 4-130 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(8) SS 4-135 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(9) SS 4-152 とある幸福な上条勢力 SS 4-163 3-812 とある少年の失くした日常。第一章(11) SS 4-174 正月用小ネタ SS 4-180 正月用小ネタ SS 4-185 とある組織の平和な一時? SS 4-195 3-812 とある少年の失くした日常。第一章(12) SS 4-204 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(10) SS 4-217 4-214 とある旗男の苦渋の選択 SS 4-230 ビリビリ恋愛事情 SS 4-241 3-857 とある少女の騒動日記 3 SS 4-252 とあるスーパーの姫神秋沙 SS 4-267 4-260 上条灯花のとある日常 SS 4-268 とある科学と竜の出会い SS 4-282 とある能力者の暗躍 1 SS 4-292 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 はじまり SS 4-299 4-282 とある能力者の暗躍 2 SS 4-305 4-252 とある上条と姫神秋沙 SS 4-321 4-282 とある能力者の暗躍 3 SS 4-322 とある科学と逆襲の木原くン SS 4-331 4-282 とある能力者の暗躍 4 SS 4-336 4-282 とある能力者の暗躍 5 SS 4-339 4-338 歪む世界と歪んだ鏡 SS 4-345 4-344 とある河童の居る世界 プロローグ SS 4-348 4-282 とある能力者の暗躍 6 SS 4-350 4-344 とある河童の居る世界 其之一 SS 4-353 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 1 SS 4-362 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(11) SS 4-369 4-344 とある河童の居る世界 其之二 SS 4-379 4-344 とある河童の居る世界 其之三 SS 4-390 4-282 とある能力者の暗躍 7(6改?) SS 4-399 4-344 とある河童の居る世界 其之四 SS 4-405 4-282 とある能力者の暗躍 8 SS 4-435 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 2 SS 4-422 嘘予告 SS 4-447 1-641 次事ネタ SS 4-455 3-812 とある少年の失くした日常。第一章(13) SS 4-471 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 3 SS 4-479 4-441 とある悪魔の真実告知(ビリーブストーリー) 虚章 闇の魔王は裏舞台で笑う Skill_And_Magic SS 4-493 3-812 とある少年の失くした日常。第一章(14) SS 4-502 とある上条の新学期 SS 4-511 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(12) SS 4-526 4-525 とある妹の逢引記録 前編 SS 4-534 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 4 SS 4-542 4-541 終わりを目指した物語 SS 4-552 とある少女とメイド服 SS 4-564 4-291 とあるお嬢の酔いどれ騒動 予告編 SS 4-567 4-525 とある妹の逢引記録 後編 SS 4-570 4-441 とある悪魔の真実告知(ビリーブストーリー) 虚章 闇の魔王は裏舞台で笑う Skill_And_Magic SS 4-574 4-441 とある悪魔の真実告知(ビリーブストーリー) 序章 SS 4-582 4-291 とあるお嬢の酔いどれ騒動 第1章 SS 4-595 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 5 SS 4-603 4-441 とある悪魔の真実告知(ビリーブストーリー) 第一章 若人達は青春を駆ける He_and_Her_father SS 4-652 4-651 幻想殺しと狼少女 第1章 SS 4-667 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 6 SS 4-680 3-37 とある忘却の再認識 (7) SS 4-684 4-291 とあるお嬢の酔いどれ騒動 第2章 SS 4-731 溢れ出す感情 SS 4-735 3-812 とある少年の失くした日常。第一章(15) SS 4-744 無題 SS 4-769 禁書目録・嘘最終巻後日談 SS 4-801 あずまんが大王+とある魔術の禁書目録 SS 4-820 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 7 SS 4-862 無題 SS 4-882 4-291 とあるお嬢の酔いどれ騒動 第3章 SS 4-906 4-905 完全能力者(レベル7)
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19時01分 その後、さんざんな目に遭った。 コスプレ衣装は没収された。描写不可能な形相をした白井に追い掛け回され助けを求めた他の常盤台中学生は敵に周り、上条当麻は『学舎の園』の中を走り回った。休む暇も無く、針や二〇〇〇℃を超す灼熱やカマイタチが襲ってくる。周囲はそんな光景を目のあたりにしながらもいたって驚くそぶりも見せない。つまりこれは上条当麻が起こす『普通の光景』なのだろう。常盤台中学の能力開発の優秀さ感心しつつも敵に回すとこれほど恐ろしいものはないということを上条は実感していた。 もっとも、上条当麻の敵ではないのだけれども。 命からがら逃げ出し、通学路の途中にある人気の無い公園のベンチで少年は項垂れていた。 三時間ほど走り続け、彼女たちを撒いてたどり着いた先がこの公園である。いくら体力のある年頃と言えど足に疲労を感じていた。空はすでに夜。下校時間を過ぎているので人通りは極端に少ない。携帯で時刻を確認すると十九時を過ぎている。 この状況を端的に表すとこの一言に尽きるだろう。 「…不幸だー」 不幸な少年は真っ暗な空を見上げて呟いた。夜空に輝く流れ星(実際は廃棄処分された人工衛星のデブリ)に心奪われながら、先ほど自販機で購入した缶ジュースに口をつけた。 「ぶわっ!?不味っ!」 口に広がる不快な味覚に上条は思わず吐き出した。口元を袖で拭いながら缶シュースの銘柄を見る。 「ゴホッゴホッ…んー、何々…抹茶味のサイダー!?て何だこりゃあ!?しかもホットだし!缶コーヒーを買ったはずなのに、また入れ間違いかよ!」 さらには缶の種類、サイズ、デザインの色合いも似ており、薄暗い公園で確認できなかったのも無理は無い。 ようやく訪れた静かなひと時を堪能したかった上条だが、ジュース一本でその雰囲気はものの見事に崩れ去ってしまった。カクテルバーで粗茶を飲むようなものである。 「うう、不幸すぎますー」 「不幸不幸と言っておるとまた味あわせてやるぞ?上条」 後ろからふいに声をかけられた。 振り返ろうとすると頬に暖かいものが押し付けられた。缶ジュースである。 「おしるこは嫌いか貴様?私は気に入っているのだがな」 見覚えがある。『今』の上条当麻にとってはつい最近会ったばかりだ。 「バードウェイ!?何でここに!?」 「……ふむ。私がここにいることがそんなに不思議か?」 先日帰ったばかりだろ!とは言えなかった。ここは一年後の未来。あの時から会っていないとすれば、一年ぶりの再会といえる。 しかし、上条は妙な親近感を覚えた。 高級感ある紺色のコートに白のプリーツブラウス。デザインの良い薔薇の刺繍が入った黒のストレッチベロアパンツを履いていて大人びた印象を受ける。 だが、その容姿はまるで変わっていなかった。可愛らしい容姿にひそむ鋭い目つきが。 「ひ、久しぶりだなー。突然の再開に少し驚いているだけだよ」 「ああ、それだ。それだよ。その『ヒサシブリ』という日本語を忘れてしまってな。貴様にどう話しかけようか思考を巡らせていたところだ」 「…また何かあったのか?」 外見は十二歳前後の少女とはいえ、『明け色の陽射し』のボスとして君臨する魔術師である。 この学園都市に観光目的で来日していないのは明白だ。さらに彼女ほどの実力と地位を持つ者が入ってくる事自体、ただ事ではない。 バードウェイは上条の変化を察したらしく、ニヤァ、と口を大きく引きつらせながら言った。 「なあに、大それた用事ではない。確かにここに来た目的は仕事の為だが、貴様に頼らずとも安易に完遂できるモノだ。私が貴様を訪ねたのはkotatsuをもう一度堪能しくなっただけだ。ウチにもあれを取り寄せたのだがな。アンティークが並ぶリビングでは案外つまらなくて、鬱憤晴らしに部屋ごと吹き飛ばしてしまった」 そう言って軽く舌を出すバードウェイのイタズラ心満点の笑顔に、上条当麻はギョッとした。片目を閉じながら、いつの間にか右手に持っている杖をクルクルまわしている。何かの拍子で術式が発動するかもしれない。 「そ、そうですか。今はまだコタツは出していないんでー、サヨナッ!?」 ガシイッ!襟首をつかまれた。かなり強い力で。 「貴様、どこに行く気だ?」 悪意たっぷりの笑顔を浮かべながらバードウェイは言う。 「い、いやー、カミジョーさんはただ家に帰ろうとしただけですよ?インデックスが腹を空かせてるかもしれないから、早く家に帰って夕飯の準備をしなくちゃならないのでェッ!?!」 足のつま先を踏まれた。かなり強い力で。 「それは奇遇だな。私もまだ夕食が済んでいないんだよ」 「…つまり」 「そこまで言ってもまだ分からぬか。やはり貴様は私の下僕にしてやったほうがいいな」 「…つまりつまり」 「喰わせろ」 ハイ、ワカリマシタ。 「お帰りなさいとうま(当麻)」 そこに二人のエプロン姿の美少女がいた。 上条当麻がとった行動は一つ。カバンをズリ落とした。それはもうドコかの漫画みたいに。 19時23分 バードウェイと共に見慣れない自分のアパートに戻ってきた。第七学区にある高級住宅地で十四階建の高級マンション。セキュリティの優秀性は知らないが、仄かに彩られる和風庭園を一望できる玄関があるだけでもその高級感は理解できるだろう。管理人のお姉さんも気立てがいい人で上条とバードウェイを見るなり「あららー?当麻ちゃんったらー『また』?」などと話しかけてきた。その直後にバードウェイが上条の足を踏みつけた。学生寮であれば男女揃って部屋に入ろうとしようものなら即刻先生たちに捕まり両親に知らせがいく。 しかし、上条は気にすることは無いだろうと思った。 管理人はアルコールの匂いをプンプンと発し、目の焦点が合っていないほど泥酔していた。 監視カメラを見過ごすあたりが上条らしいが、少年はそんなことを考えながらエレベーターに乗り最上階へと昇った。財布にあった二枚の黒色のカードキーを見る。一枚は玄関口を開けるカードキー。二枚目は「一四〇二号」と書かれたカードキー。上条の家である。 そして彼は見た。 エプロン姿の銀髪碧眼少女と茶髪茶眼少女が笑顔で上条を出迎えるのを。 上条の後ろに立っていたバードウェイを見るなり二人の笑顔が凍り付いたのは言うまでもないだろう。 そして今に至る。 四人用にしては比較的大きいテーブルに男一人と女三人が座り夕食を取っていた。 ハヤシライスがメインディッシュでサラダにチーズフォンデュ。加えてインデックスには蒲焼の缶詰が二パックある。 「ちょっとアンタ、食べすぎ」 「これくらい普通だよ。ね?とうま」 「あ、ああ、今日は少ない方じゃないかな」 「え!?」 「禁書目録よ。それは太るぞ」 「太らないもん!」 そんなやり取りをしながら夕食は進んでいた。上条の箸もすすんでいた。ハヤシライスもチーズフォンデュも舌をうならせる絶品だからだ。上条は三杯目に突入し、インデックスに至ってはルーを5回もつぎ足している。ハヤシライスはインデックス。チーズフォンデュとサラダは美琴が作ったらしい。しかもこのチーズ。一口食べただけでも分かるが、そこらのスーパーで売っているようなチーズは使っていない。おそらくそれに加えて美琴の腕もあるのだろう。とても美味しい。 「どうどう?とうま。美味しいでしょ、私が作ったハヤシライス!」 「ああ、美味え。インデックスが作ったとは思えないくらい…」 「ふっふ~ん。そうでしょそうでしょ。とうま、おかわりいる?」 「ああ、頼む」 得意げに話すインデックスは上機嫌で上条の食器を手に取った。 ご飯をつぎにキッチンに向かうインデックスを薄目で見ていると御坂美琴から脇腹を横から肘で小突かれた。 割と強い力で。 「いてっ、どうした?」 「…何か言うことはないの?」 インデックスとは反対に不機嫌そうな御坂美琴。 流石の上条も察することが出来た。自分の料理の評価が聞きたいのだ。 「ああ、美味いぜ。これ、チーズと牛乳の割合と加熱加減が難しいんだよな。いや、これはワインか。チーズも良いもん使ってるし、今度レクチャーしてくれよ。俺も作りてぇ。こんな美味いやつは初めてだからな」 上条の絶賛の言葉を聞いて面食らう美琴。それから少し間をおいてワザとらしく、コホンと咳をはいて、 「…フ、フン。いくら褒めたってもうお替わりは無いわよ」 「そうか。そりゃ残念だ」 なっ、と口を噤んだ美琴は顔を赤めると腕を組んでプイッと顔を背けた。 何だコイツ?と上条は美琴の挙動不審に首をかしげた。まあ、美琴がおかしいのいつものことだと考えてその疑問を放棄する。 「このチーズ、グリュイエール・アルバージュとみた」 「っ!!貴女、結構通ね…」 「もしかして一〇〇グラム八〇〇円もするあの!?」 「ああ、スイス産の安物だ」 美琴の予想以上の料理に対する入れ込みとバードウェイとの金銭感覚の違いに唖然とする上条はギギギ、と首を回して美琴の顔を見た。 赤い顔をしたまま美琴は上条の方をチラチラ見て、何かに気づいたような表情をした。 「あ、口についてるわよ」 美琴はナプキンで優しく上条の口を拭った。彼女の思わぬ行動にドキッとする上条だったが、そういう彼女の顔にも人に言えないものがある。 「…お前もついてるじゃねーか」 上条は仕返しのつもりで美琴の口元に付いている米粒を取った。 ごく自然に、それを口に含んだ。 そして気づく。 「「あ」」 事実を確認するや否や二人はみるみる顔が赤くなり、すごい勢いで顔をそらした。 恥ずかしすぎる!二人は心情まで一致した。 しかし、そんなやりとりは向かい側からは丸見えだ。 「何だそのツンデレ娘は?貴様の下僕か?」 ガチャン!とテーブルに頭をぶつける美琴。食器に直撃しなかったのは幸いだ。 そう言うバードウェイは退屈そうな顔をしていた。 「ななななな何言ってるのよアンタは!」 「図星か」 「ンなワケないでしょ!私は当麻のこ、恋人なの!」 「なら愛人の間違いだ。上条の正妻は禁書目録だろう?」 「「はぁ!?」」 ハモる上条と美琴。 「同棲しているではないか」 「ど、同棲!?」 『居候』の間違いだと上条は言いたかったが、若い男女が一緒に暮らしていること自体そのように受け取られていても不思議では無い。むしろ居候という方が異常だ。だがそんな事はお構いなしに口論はますますヒートアップしていく。 「インデックスはそっち側にとって危険なものなんでしょ?当麻はお人よしだから匿ってるだけよ!」 「何を言っている。禁書目録はイギリス清教の人間だ。上条は『枷』としての役割はあるが、安全性としては教会にいるほうがずっと高い。実際は禁書目録の意思が反映されているだけで、ここにいなければならないという適切な理由はない。そうだろう?」 少し驚いたようにインデックスは肩を震わせた。手元にあったハヤシライスを落としそうになる。上条はそれをキャッチした。 「…そうなの?アンタ」 「う、うん。それはそうだけど…で、でも私はここにいたいもん!」 「なっ!前にアンタの居候の理由を聞いた時は半信半疑で仕方無いことだと思ったけど、ここにいる理由はそれだけ!?」 「短髪には関係ないじゃん!」 「大アリよ!私は当麻の恋人なのよ!他所の女が恋人の家に住んでるなんてそんなの認められるかぁ!」 「心は私のものだ、などという勘違いは愛人にはよくあることだ」 ピタリ、と美琴の動きが止まる。 「…バードウェイ、だったけ?よっぽど死にたいらしいわね。アンタ」 「貴様こそ誰に向かって口を聞いてるつもりだ」 頭からピリピリと静電気を放つ美琴に平然と答えるバードウェイ。何故か口ごもるインデックス。 非常にまずい。 今、ここにいる御恩方を紹介しよう。 一〇万三〇〇〇冊の魔道書を保有する禁書目録―Index-Librorum-Prohibitorum。 魔術結社『明け色の陽射し』の首領であり他の魔術師を圧倒する強大な魔術師、バードウェイ。 学園都市「超能力者(レベル5)」の第一位。『超電磁砲(レールガン)』の異名を持つ御坂美琴。 学園都市最強の「絶対能力者(レベル6)」第一位。世界の英雄。上条当麻。 一見、女性関係のもつれによる口喧嘩だが、実際は国際問題に発展しかねない火ぶたがお茶の間のテーブルの上で切って落とされようとしている。原因は上条の女性関係という些細なものだが、古代文明の戦争なども案外似たようなものが発端なのかもしれない―――――――― などと現実逃避している上条当麻だった。 「インデックス。アンタ、覚悟しなさい」 「それはこっちのセリフだ、愛人。貴様こそ立場をわきまえてモノを言ったらどうだ」 「アンタは関係無いでしょ。部外者は黙ってなさい」 「禁書目録には借りがあるのでな。貴様が彼女に危害を加えようとするなら容赦はせんぞ。愛人」 「っ!愛人愛人って違うっつってんでしょ!」 ビリビリバチィ!と御坂美琴の頭から高電圧が放たれた。同時に電子レンジと液晶テレビから黒い煙が出る。 上条当麻以外は席を立ってお互いにらみ合っている。明るいムードから一転、いつの間にか一発触発の緊急事態に陥っていた。 どうしよう、と上条は考えていた。 事の発端はバードウェイの下僕発言でありそこからインデックスの居候の理由に矛先が向き美琴が上条の彼女であってインデックスの居候を快く思わないからでありバードウェイの愛人発言が美琴の神経を逆なでして今にも食ってかかりそうな勢いになってインデックスをかばうようにバードウェイが立ちはだかっており何でこんなことになったかというと上条当麻が御坂美琴という彼女がいながら年頃の美少女ことインデックスを家に置いているからであり、 結局、事の発端は「上条当麻」に帰結するのだ。 しかし、ここで上条が謝ったとしてもインデックスか御坂美琴の意見を聞くかで大きく事態が変わってしまう。しかし、上条はこの食事を楽しみたかった。だから何気なく呟いたのだ。 「お前ら、いいかげんにしろよ」 「っ!!!」 上条の言葉に三人の表情が凍り付いた。 あれ? と首をかしげる上条。 三人は渋々と席に着きながら、 「…そうね、ちょっとどうかしてたわ私」 「…フン、まあこれはお主の問題だ。客人の私が口を出すのはおこがましいな」 「…私はここにいたいもん」 皆、恐縮している。 一番恐縮しているのは上条当麻本人だ。 (あれー!?何で皆さんそんなにビビってんのー!?『うるさい!っていうかそもそもアンタが悪いんでしょうがあああ!』的展開を予想していたんですが!?) 「ごめんさない。インデックスがここにいる理由、前にも話し合ったもんね」 「気にしてないよ、美琴ちゃん。とうまの彼女なんだから、私のこと気にしないほうがどうかしてるもん」 「…中々、複雑な恋愛事情だな」 「……………………………………………………………この空気は一体何なんでせうか?」 「そ、そういえば、当麻。当麻は何で私の作った料理が分かったの?」 いきなりの話題転換。この暗い雰囲気を打破するために美琴があわてて上条に話題を振った。バードウェイもインデックスも苦笑している。 しかし、この期待を見事に裏切ってくれるのも他ならぬ上条当麻だ。 「んー…美琴の味がしたから、かな」 皆、絶句した。 硬直から五秒後。最初に口を開いたのはインデックスだ。 「とうま、それは一体どういう意味かな?」 「えっ!!!?い、いやそのっ!別に深いイミなんて無くってですね!?言葉のアヤというかなんというか!」 「そんなに挙動不審なのはどうしてなの!?ちゃんと説明してほしいかも!!」 怖い。向かい側の席でインデックスがとても怒ってらっしゃる。整った顔立ちをしているので余計に迫力があった。美琴は、というと上条の隣で耳まで赤くしてうつむいている。 バードウェイに目を見やると、これまた退屈そうに頬づえをついていた。 「禁書目録よ。言わずもながら分かるだろう?」 「!!!な、何を!?」 「…つまり、そういうことだ。なあ?御坂美琴嬢?」 「う、うん」 小さな声で、顔を真っ赤にした美琴はコクリと頷いた。 …短い人生だったな。 「とうまあああああ!いつ、どこで短髪に手を出したのおおおおおおっ!今日という今日はとうま殺す!カミコロス!私の腹の中で溶けちゃえええええええ!」 「では私がチョコ味にしてやろう」 「そんな魔術があんの!?っていうか皆で食事の続きをしましょうよ!結局こういうオチになるわけ!?やっぱ不幸ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!」 「ちょっとー!!私の当麻に何すんのよー!!!」
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【初出】 禁書SS自作スレ>>952 ◇◇◇ ピーーーーーーーーー わぁぁぁわぁぁぁ グラウンドでは棒倒しが絶賛進行中だ 時折閃光やら漫画みたいに吹っ飛んでいく生徒も見える 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「「・・・・・・・・・・」」 (誰か、誰かヘルプミー、この無言空間には上条さんは耐えれません) 沈黙に耐えかねて口を開こうとして 「「あのさ・・・」」 ハモった。 気まずい・・・なんというか気まずい、木陰で木にもたれ掛かり目の前にいる美琴になんとなく目を合わせずらくて チラチラと見ては罰があるそうに目を反らして、口笛を吹く。 「ちょっとアンタ」 ビクゥゥ!!と音速で身を反らし美琴の視線から逃れようとする。 (ああ、まずい、これはまずいですよ、なんだか知らないけどきっとご機嫌斜めなんですよー) 「怪我してるでしょ、見せてみなさいよ。」 上目遣いで顔は真っ赤になりやはりチラチラと見ては目をそらしながら常盤台中学のレベル5[超電磁砲]はそんなことを言ってきた。 はい?っと3秒ほど上条当麻の思考は停止した。 「怪我を見せろ、とおっしゃいましたか?美琴さん」 無言で左手を出す美琴、ここに手を置けということなのだろう。 「えーと・・・新しい拷問?」 「なわけあるかぁぁぁ!!」と満身創痍の上条の右頬に捻りの利いた右が叩き込まれた。 ◇◇◇
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学園都市。 別名実験都市とも呼ばれるその街は、能力者達が集まっている都市だ。 無能力者(レベル0)から、超能力者(レベル5)まで、様々な人達が集まる場所。 故に、非現実など存在するはずのなかった都市。 しかし、禁書目録(インデックス)の来訪によって、そんな基盤もゆがみ始めた。 そして、新たなる噂が流れ出す。 「ねぇ知ってる?」 「魔術と能力を両方使える人がいるらしいよ」 そんなはずはない。 魔術と能力とでは、頭の回路が違うはずだから。 曰く、魔術師ながら能力者としての回路も持ち合わせているらしい。 曰く、能力としては水を操る力で魔術は何を使用するのかは不明らしい。 曰く、そいつに勝てる相手は誰一人としていないらしい。 いるはずのない存在で、二つの回路を持ち合わせていることから、 「プライラルサーキット」 という異名をもつらしい。 実力で言えば、一方通行(アクセラレータ)よりも上とのことだ。 将来、絶対能力(レベル6)になるのも夢ではないとのことだ。 そして、そいつを使ってある人物を殺させようとしているとのことだ。 再び始まる惨劇。 何も知らない街の人々。 開幕するは、殺人事件。 それらを食い止めるべく、上条当麻は再び戦いの渦の中へと入りこんでいくのであった。 そして、当麻を取り巻く様々な人達も、この戦いの中に巻き込まれることになるのだった・・・。
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【初出】 禁書SS自作スレ>>999 やべェな、素敵にきまッちまッたぞッ、ぎャッはははは!!前衛的なオブジェにしてやるよォ三下がァ!!」 「お姉さんはまだまだイケルわよ、坊や」 「間に合わない!? とりゃああああああああ」 「お、お姉様、いくらなんでもそれは!?」 「奇遇だね、僕も君とは馴れ合うつもりこれっぽっちもないのさ、出番だ・・・[魔女狩りの王]」 「指先に電気を集めて・・・・ばーん、ミサカは新必殺技を披露してみます」 「よければ一緒に昼食をいかがですか?」 「いやぁ、それは助かります丁度場所を探していたところでして、あははは」 「あらあら、刀夜さんたら、どこにいってもこんな感じ一体どうして欲しいのかしらバスケットごとお弁当を投げつけて欲しいのかしら?」 「いろいろと事情がありけるのよ、いろいろとね」 「お、おいちびっ子、そっちはあぶないぞ!なんていうかとにかく危険が危ない!!不幸の気配がする」 「ダー!!ミサカはミサカはこれで世界が取れるかもって戦慄してみる」 「ゲブゥ、カミやん、それはアカンやろ・・・パタ」 「あ、青髪ィィィ、お、オリアナ=トムソン・・・・まずは貴様のその腐った幻想を打ち殺す!」 「フフフ。また出番無し・・・・本当に救われない・・・」 次回 Festival of large star IF 第24話 「フェイク ザ エスケープ」
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【種別】 年表 【解説】 とある科学の超電磁砲の各巻で起こった主な出来事を巻数と日付でまとめたもの。 本編(禁書目録)版は本編 年表、 禁書目録と超電磁砲を交えた時系列は統一年表を参照。 一巻第一話 七月十六日 第二話 七月十七日① 第三話 七月十七日② 第四話 七月十八日① 第五話 七月十八日② 第六話 七月十九日① 第七話 七月十九日② 二巻第八話 七月二十日 第九話 七月二十一日① 第十話 七月二十一日② 第十一話 七月二十四日① 第十二話 七月二十四日② 第十三話 七月二十四日③ 三巻第十四話 七月二十四日④ 第十五話 七月二十四日⑤ 第十六話 七月二十四日⑥ とある学徒の後日談集 第十七話 七月二十五日 番外編 とある二人の新人研修[前篇] 番外編 とある二人の新人研修[後篇] とある科学の超電磁砲SS(「禁書目録」目録)八月一日 アニメとある科学の超電磁砲八月二日~九日? 四巻第十八話 八月十日① 第十九話 八月十日② 第二十話 八月十一日 第二十一話 八月十五日① 第二十二話 八月十五日② 第二十三話 八月十五日③ 五巻第二十四話 八月十五日④ 第二十五話 八月十六日 第二十六話 八月十九日① 第二十七話 八月十九日② 第二十八話 八月十九日③ 第二十九話 八月十九日④ 第三十話 八月十九日⑤ 六巻第三十一話 八月二十日① 第三十二話 八月二十日② 第三十三話 八月二十一日① 第三十四話 八月二十一日② 第三十五話 八月二十一日③ 第三十六話 八月二十一日④ 第三十七話 八月二十一日⑤ 七巻第三十八話 八月二十一日⑥ 第三十九話 八月二十二日 『鉄橋は恋の合図』 第四十話 派閥① 第四十一話 派閥② 第四十二話 Rainbow's End 第四十三話 交渉 第四十四話 開会 八巻第四十五話 伏兵 第四十六話 胎動 第四十七話 遭遇 第四十八話 浸蝕 第四十九話 信頼 第五十話 開戦 第五十一話 解析 第五十二話 暗部 九巻第五十三話 瑕庇 第五十四話 連携 第五十五話 同舟 第五十六話 分進 第五十七話 捜索 第五十八話 疑心 第五十九話 追憶 第六十話 友達 第六十一話 SYSTEM 十巻第六十二話 参戦 第六十三話 渾沌 第六十四話 抗戦 第六十五話 敗北 第六十六話 誤算 第六十七話 右手 第六十八話 DOLLY 第六十九話 閉会 第七十話 約束 十一巻第七十一話 インディアンポーカー 第七十二話 BLAU 第七十三話 注視 第七十三.五話 とある少年の幕間挿話(エピソード) 第七十四話 予知 第七十五話 阻止 第七十六話 我儘 第七十七話 夢 第七十八話 胸 第七十九話 啓示 十二巻第八十話 奇縁 第八十一話 強襲 第八十二話 遊猟 第八十三話 Ha det bra 第八十四話 遊戯 第八十五話 魂魄 第八十六話 茶番 第八十七話 出勤 第八十八話 痛撃 十三巻第八十九話 厄日 第九十話 欺瞞 第九十一話 折衝 第九十二話 巨像 第九十三話 犠牲 第九十四話 推量 第九十五話 初心 第九十六話 再会 十四巻第九十七話 心馳 第九十八話 宣戦 第九十九話 緒戦 第百話 鉄壁 第百一話 院長 第百二話 蠱毒 第百三話 間者 第百四話 潜兵 第百五話 大穴 第百六話 開放 十五巻第百七話 怪生 第百八話 思惑 第百九話 風狂 第百十話 性悪 第百十一話 虚実 第百十二話 洞察 第百十三話 狂愛 第百十四話 苦肉 第百十五話 跳躍 とある科学の超電磁砲SS(アニメ禁書目録BD DVD初回特典)第一話 九月三日・昼 第二話 九月三日・夜 第三話 九月四日・朝~昼頃 第四話 九月四日・夜 第五話 九月五日・朝 第六話 九月五日・夜 第七話 九月六日・昼頃 第八話 九月六日・昼頃 とある科学の超電磁砲SS②(アニメ禁書目録2期BD DVD初回特典)第一話 七月一日 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 とある科学の超電磁砲SS③(アニメ禁書目録3期BD DVD初回特典)第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 とらドラ!vs禁書目録番外編 とある暗部の下着論争(○月×日) 一巻 第一話 七月十六日 朝、御坂美琴と白井黒子が路地裏で不良を一蹴。 美琴の期末能力測定が常盤台中学のプールで行われる。 放課後、美琴・黒子と初春飾利の目前で丘原燎多ら三人が銀行強盗を行う。 丘原ら二人を黒子が確保。同時に、車で逃走を目論んだもう一人の男を美琴が超電磁砲で車ごと吹飛ばす。 第二話 七月十七日① ファミレスにいた美琴と初春の前に黒子が現れ、初春を仕事に連れて行く。 美琴が風紀委員に間違われ、子供が無くしたバッグを探す事になる。 バッグを爆発物と勘違いしていた美琴が、児童公園でヌレヌレのグチャグチャになりながらも回収に成功する。 上条当麻がコンビニのATMにカードを飲み込まれる。 第三話 七月十七日② 【回想】六月十七日ごろ、美琴が不良に絡まれていた所に上条が乱入。逆に美琴を怒らせ雷撃を喰らうが無効化。以後数回遭遇→逃亡を繰り返すことに。 美琴の電撃で上条のカードが戻ってくるが、ATMの警報が鳴ったため逃げ出す。 河原で美琴が上条に決闘を仕掛ける。上条は途中で逃亡し、一晩中追いかける。 第四話 七月十八日① 【回想】七月十七日夕方、とある店で虚空爆破事件が発生。前兆を探知した固法美偉ら風紀委員が発生前に駆けつけるが、男性風紀委員一人が客をかばって負傷。 【回想】七月十一日、連続虚空爆破事件が始まる。 【回想】七月十日、レベル4の量子変速能力者である釧路帷子が原因不明の昏睡状態に陥る。 佐天涙子と初春が、美琴と共にセブンスミストに向かう。 第五話 七月十八日② 美琴がセブンスミストで上条に遭遇。 セブンスミスト店内で虚空爆破事件が発生するが、上条の活躍により人的被害は防がれる。 美琴が犯人の介旅初矢を確保する。 第六話 七月十九日① 初春が熱を出して寝込み、佐天に看病される。 御坂美琴と白井黒子が、佐天から幻想御手の情報を入手する。 美琴が、ネット上で幻想御手を使用したと実名で書き込みをしていた、スキルアウトらしき集団とファミレスでコンタクトを取る。 第七話 七月十九日② 上条の介入により、美琴が情報の入手に失敗する。 スキルアウトらしき集団が美琴に焼かれる。 上条相手に、人間相手では初めとなる全力を出した美琴の雷により、周辺地域で停電等が引き起こされる。 【翌日】介旅初矢が取調べ中に意識不明となり、水穂機構病院に搬送される。 【翌日】大脳生理学の専門チームとして、木山春生らが招聘される。 【翌日】佐天が、ネット上で幻想御手を入手する。 二巻 第八話 七月二十日 木山が病院内と喫茶店で服を脱ぎだす。 黒子が木山に幻想御手事件調査への協力を依頼する。 佐天が初春たちに幻想御手を見せびらかそうとするが、結局見せられずに終わる。 美琴が上条と勝負しようとするが、美琴が躊躇したため未遂に終わる。 黒子がスキルアウトらしき集団をぶちのめし、幻想御手の情報を入手。 第九話 七月二十一日① 黒子・初春、木山が幻想御手だと言われている音楽ソフトを手に入れ、本格的に捜査を開始する。 佐天が、幻想御手を鋼盾掬彦相手に金銭で売買しようとしていたスキルアウトらしき集団と遭遇。 スキルアウトと黒子が戦闘を開始。 黒子、テレポートでの戦闘が通じないスキルアウトのボス相手に苦戦。 第十話 七月二十一日② テレポートを無効化する能力は、自身の周囲の光を捻じ曲げる偏光能力だと判明。 黒子が、手傷を負いながらもビルそのものを破壊する事で偏光能力を動揺させ、拘束する。 佐天が友人のアケミ、むーちゃん、マコちんと会い、幻想御手を持っていることを告白。 第十一話 七月二十四日① 【二十一日】佐天と友人たちが、幻想御手を使用し能力者になる。 美琴と黒子が、幻想御手は共感覚性を利用したものだと気づく。 佐天と友人たちが幻想御手の影響で意識不明になり、冥土帰しの病院に収容される。 幻想御手の作成に使用されている脳波が、木山の物だと判明する。 第十二話 七月二十四日② 幻想御手を利用し、木山が擬似的に多重能力となる。 警備員を壊滅させた木山が、御坂美琴と対峙する。 第十三話 七月二十四日③ 美琴と木山が戦いを繰り広げる。 美琴、木山に敗北する? 三巻 第十四話 七月二十四日④ 木山春生が幻想御手を作成する事となった、理由と過去が語られる。 不意打ちで手痛いダメージを受けた木山春生から謎の胎児(?)らしきものが出現する 第十五話 七月二十四日⑤ 低能力に絶望して幻想御手に手を出した、生徒達の過去。(この日以前の回想、単行本加筆内容)野球に打ち込んで居た男子生徒が、試合で能力者の投手に惨敗。 とある女生徒が能力の使い方を教え、可愛がっていた後輩に身体検査で抜かれ、もう教わる事はないと後輩が言っているのを聞いてしまう。 レベル5を目指して地道に努力をしていた眼鏡の男子生徒が、偶然削板軍覇のすごいパーンチを目撃し、自分の目指す道に努力だけでは越えられそうもない壁があると悲観して向上心を失い、以後、能力開発から落ちこぼれた無気力な学生達に「諦めるな」等と励ますフリをして、上も前も見ずに自分よりも下の者を見る事で安心するようになる。 幻想御手のネットワークの暴走により出現したAIMバーストと御坂美琴が交戦を開始する。 初春が現地の警備員と連携して、幻想御手のワクチンソフトを学園都市中に流そうと行動を開始する。 ファミレスでだべっている、アイテムのメンバーがちょい役で出演する。 第十六話 七月二十四日⑥ 学園都市中に幻想御手のワクチンソフトが流される。 弱体化したAIMバーストが核を撃ち抜かれ、御坂美琴に撃破される。 木山春生が警備員に捕縛される。 佐天涙子が意識を取り戻す。 とある学徒の後日談集 第十七話 七月二十五日 美琴と黒子が常盤台中学学生寮に帰るが、寮監に見つかりプール掃除の罰を受ける。 番外編 とある二人の新人研修[前篇] 風紀委員の訓練所にて、白井黒子と初春飾利が出会う。 郵便局に強盗が現れ、黒子と初春が巻き込まれる。 番外編 とある二人の新人研修[後篇] 白井黒子が絶対等速と応戦し左足首を砕かれるが、美琴の陰からの援護により無事に捕縛する(美琴との出会いはなし)。 この時点では白井黒子は自身を空間移動させる事が出来ない事が判明。 とある科学の超電磁砲SS(「禁書目録」目録) 八月一日 テロリストによって衛星誘導車の『将軍』がジャックされる。 警備員の要請により、風紀委員から初春が派遣される。 黄泉川愛穂と初春が、最悪の事態を防ぐ為に奮闘する。 事件の顛末を見届けた美琴と黒子が、首謀者を制裁しに向かう。 アニメとある科学の超電磁砲 八月二日~九日? 『ポルターガイスト』事件。(アニメ最終話が九日。当てはめるとなるとこの時期が正しいと思われる) 四巻 第十八話 八月十日① 幼少の頃の、美琴がDNAマップを提供する経緯が明かされる。 第七学区にマネーカードを撒いていた長点上機学園の少女がスキルアウトに絡まれるが、話術と演出だけで鎮圧する。 第十九話 八月十日② 美琴が能力を使用して、長点上機学園の学生名簿にハッキングを仕掛け、寿命中断の少女の名前が、布束砥信だと判明する。 注:電撃大王連載時、下記の部分は次月に掲載され、こちらも「第十九話」の表記になっていた。単行本で統合した模様。 美琴が樋口製薬・第七薬学研究センターに進入。妹達の事を知るが、実験は行われる前に永久凍結されたと残されていた為にそれを鵜呑みに。 美琴と入れ違いで妹達の一人が現れ、残されていたデータを消去。 第二十話 八月十一日 美琴、当面の心配事が消えてハイになり、黒子に不審がられる。 三ヶ月前(おそらく五月一一日)、研究場内にてミサカ9982号が生まれる。 女性研究員により、施設内で殺害された、妹達最低でも10人の後片付けを命じられる。 第二十一話 八月十五日① 美琴、妹達の一人ミサカ9982号と遭遇。 第二十二話 八月十五日② 美琴、ミサカ9982号が自分のクローンであることを知る。 初春が美琴から実験の符丁(パス)についての相談を受ける。 ミサカ9982号、白髪の少年と合流。第九九八二実験に向かう。 第二十三話 八月十五日③ 21時00分、第九九八二次実験開始。 美琴、初春の手を借り、符丁(パス)から絶対能力進化計画の存在を知る。 第九九八二次実験、白髪の少年によるミサカ9982号の殺害で終了。 美琴、白髪の少年がミサカ9982号を殺害する現場を目撃。我を忘れ、白髪の少年に戦いを挑む。 五巻 第二十四話 八月十五日④ 美琴、白髪の少年と交戦。 白髪の少年の能力の前に美琴の攻撃はことごとく無力化、切り札の超電磁砲すら反射される。 白髪の少年の反撃前に、計画外戦闘を止めるべく妹達が到着。白髪の少年が警告を受け入れ戦闘終了。 美琴、相手が一方通行であることを知る。 第二十五話 八月十六日 (電撃大王連載時の表記は「八月十五日~十八日」。単行本で修正された模様) 美琴、布束と再会。 美琴、絶対能力進化計画関連施設に対し直接間接両面から破壊活動を開始。残り2基まで迫る。 実験の外部研究施設への引継ぎと施設の防衛が申請され、結果上層部からアイテムに施設の防衛が依頼される。 第二十六話 八月十九日① (電撃大王連載時の表記は「八月十八日②」。単行本で修正された模様) アイテム、キャンピングカーにて電話相手から依頼の詳細を聞き、分散し防衛に当たることに。 美琴、絶対能力進化計画関連施設の破壊に向かうが、施設内で待ち構えていたフレンダと交戦。 第二十七話 八月十九日② (電撃大王連載時の表記は「八月十八日③」。単行本で修正された模様) もう1基の研究施設のデータ移設作業の関係で、布束が研究施設に呼ばれる。 美琴、フレンダを撃破。 第二十八話 八月十九日③ フレンダの救援に麦野、滝壺が到着。美琴と戦闘になる。 布束、妹達に感情データを入力することで実験への妨害工作を試みるが、絹旗に捕縛される。 第二十九話 八月十九日④ 布束、絹旗の隙を突いてミサカネットワークに感情データの入力を行うが、セキュリティに阻まれ失敗。再度捕縛され連行される。 麦野、侵入者が美琴であることを察し、自分一人で勝負をつけるべくフレンダと滝壺を後退させる。 第三十話 八月十九日⑤ 美琴、麦野と交戦。フレンダの置き土産を利用し撃退に成功。 研究施設の破壊後、再度麦野の奇襲を受けるがフレンダの置き土産を利用し撃退。施設からの撤退に成功。 麦野、施設の研究員から資料を奪い絶対能力進化の全貌を知る。 (以下、日付的には八月二十日) 美琴、もう一方の施設に潜入。施設が稼働していない事を確認。 美琴、自販機前で悪戦苦闘中の上条に出逢う。 六巻 第三十一話 八月二十日① (電撃大王連載時の表記は「八月二十日」。単行本で修正された模様) 美琴、自販機に二千円札を飲まれた上条の前で裏技を敢行。その後上条の分を取り返すべく自販機に電撃、警報を鳴らす。 黒子、初春や佐天と自販機の警報を確認。方角から事態を察した黒子が単独で向かい、美琴の仕業であることを確認。 美琴、警報から逃亡した上条に追いつき電撃で入手したジュースの山を渡す。 黒子、美琴が上条と一緒にいる所を発見。 美琴、ミサカ10031号と遭遇。第一〇〇二〇次実験まで終了しており、計画が未だ進行中であることを知る。 第三十二話 八月二十日② スフィンクスのノミ取りをしようとしていたインデックスと姫神が、上条と一緒にジュースを運んできた御坂妹と出会う。 美琴、絶対能力進化計画が183もの外部施設に引き継がれたことを知り、施設への破壊工作を断念。 美琴、計画が学園都市主導の物であることを察する。 (以下、日付的には八月二十一日) 美琴、補習から帰宅中の上条と出会う。 美琴、計画を導き出した樹形図の設計者への破壊工作を決意。 第三十三話 八月二十一日① (電撃大王連載時の表記は「八月二十一日」。単行本で修正された模様) 美琴、樹形図の設計者ハッキングのため第二三学区へ向かう。 ミサカ10031号、道路脇に捨てられた黒猫に気づかず通りすぎる。 一方通行、自分に喧嘩を売った武装無能力集団の殲滅中に上条と一緒にいる御坂妹を発見。第一〇〇三一次実験に向かう。 美琴、施設への潜入に成功。ハッキングにより樹形図の設計者がすでに失われていることを知る。 第三十四話 八月二十一日② 美琴、半ば自棄気味に絶対能力進化計画の引継ぎ施設の一つを襲撃。 美琴、施設襲撃中に第一〇〇三一次実験の中継映像を発見。ミサカ10031号の最期を目撃する。 黒子、寮を訪ねてきた上条に応対。寮内に招き入れる。 上条、橋の上に佇む美琴を発見。寮のぬいぐるみから発見した書類を見せ、妹達や計画について知った事を告げる。 美琴、計画中止の最後の手として、自身が一方通行と戦い予測より早く自滅する計画を上条に明かす。 第三十五話 八月二十一日③ 上条、第一〇〇三二次実験へ向かおうとする美琴の前に立ちふさがる。 美琴、上条を排除するため電撃を放ち、上条は幻想殺しを使用しなかったため直撃。昏倒する。 上条、美琴の膝枕で目覚める。 上条、計画中止のため無能力者の自分が一方通行を倒すことを決意。第一〇〇三二次実験へ向かう。 上条、第一〇〇三二次実験中の操車場にて御坂妹と一方通行を発見。一方通行に戦いを挑む。 第三十六話 八月二十一日④ 上条、操車場にて御坂妹を保護。一方通行と戦闘を開始。 美琴、黒猫と共に操車場に向かう。 一方通行、上条の右拳で殴られる。 第三十七話 八月二十一日⑤ 美琴、操車場にて一方通行を殴る上条を発見。 一方通行、上条の言葉に最初の実験を思い出す。 (単行本化に際し研究者からの絶対能力進化計画への勧誘と、第一次実験の詳細が加筆される) 一方通行、風向操作による暴風で上条を吹き飛ばし、そこから風向操作による高電離気体の発生を思いつく。 美琴、上条を救うため一方通行に超電磁砲を向けるが、自滅して実験を止めても高電離気体の試し撃ちは止まらないと悟る。 美琴、高電離気体発生の妨害のための助力を御坂妹に懇願し、御坂妹はそれを承諾。 妹達により、学園都市各所の風車による高電離気体発生の妨害が開始される。 七巻 第三十八話 八月二十一日⑥ 妹達による風車を利用した妨害により、一方通行の高電離気体発生が阻害される。 美琴、『妹達』を守るため御坂妹をかばい、一方通行の前に立ちはだかる。 上条、満身創痍の身体を引き摺り立ち上がる。 一方通行、上条を倒すべく接近。右手をかわされ、左人差し指を右拳で折られる。 一方通行、上条の右拳を喰らう刹那、『絶対』を目指した最初の理由を思い出す。 上条、右拳を一方通行の顔面に叩き込み、撃破。上条も倒れる。 第三十九話 八月二十二日 美琴、上条の病室へ見舞いに行き、帰りに御坂妹と会い公園で子供らと遊ぶ。 (病院の廊下を歩くインデックスの後ろ姿が一コマあり) 美琴、御坂妹からの「ワガママ」を受諾。 『鉄橋は恋の合図』 (日付は八月二十二日以降と推測) 美琴、佐天の部屋で台所を借り上条に渡すためのクッキーを作る。 美琴、鉄橋にて退院してきた上条と出会うが、クッキーは渡せず。 上条、別れ際に美琴を「ビリビリ」ではなく「御坂」と呼ぶ。 第四十話 派閥① (以下、日付的には八月二十七日頃と推測) 婚后、常盤台へ転入手続きのため来訪。学舎の園内部の寮に向かおうとして外部の寮に行ってしまう。 美琴、海原光貴と遭遇。アステカ展に誘われる。 黒子、間違えて外部の寮に来た婚后と口論になり、二人とも寮監のげんこつを喰らう。 美琴、学舎の園への道に迷っている婚后光子を発見。海原光貴からの誘いを断るダシに使い、二人で学舎の園へ向かう。 婚后、美琴の名前を海原美月と誤解。 美琴、婚后と学舎の園を遊び歩き、最終下校時刻に別れる。 (以下、日付的には九月一日と推測) 婚后、湾内と泡浮に出会い『派閥』について聞き、食蜂の派閥を見て自分の派閥を作る事を宣言。 (以下、日付的には九月十四日と推測) 婚后、能力測定の授業中に超電磁砲の片鱗を肌で感じる。 第四十一話 派閥② (以下、日付的には九月十四日以降と推測) 冒頭、婚后が幼い頃に父と交わした友達についての会話が描かれる。 (婚后の幼少期は単行本化に際し全面的に描き直され、盛大だが友人席に誰もいない誕生会の光景も加筆されている) 婚后、派閥を作ろうといろいろな生徒に声を掛けるも玉砕。 婚后、美琴との会話から自身の勘違いに気づき、派閥ではなく友達を作ることに方針転換。湾内や泡浮とも友達になり、美月=美琴であることに気づく。 食蜂、図書館にて美琴を牽制する。 第四十二話 Rainbow s End (以下、日付的には九月十四日以降と推測) 佐天、初春を誘い虹の根本を目指して出発する。 佐天と初春、途中で大覇星祭の準備を行う学生(吹寄と姫神)を見かける。 第四十三話 交渉 (以下、日付的には九月十四日以降・九月十九日以前と推測) 上層部から大覇星祭運営委員会に、あることを超能力者にやらせるよう指令が下る。 Case#1 一方通行の元にネゴシエーターが向かうが、依頼を告げる前にぶちのめされる。 Case#3 美琴に依頼すべく運営委員が常盤台に向かうが、前学期末に他人の目を気にしてノイローゼ気味だった事(恐らくOVAの事件)を心配した教師により辞退。 第六位を探しに行った山根は、依頼どころか見つけることも出来ず委員会に帰還。 Case#2 垣根帝督にエージェントから依頼が来るが、一蹴。その際に能力について茶化され激昂し、部屋を破壊する。 Case#4 麦野にも依頼が来るが仕事の関係もあり当然却下。同業のフレンダがお気楽に立候補して麦野にとっちめられる。 Case#5 美琴の代打ということもあり最初は乗り気でなかった食蜂だったが、絶対能力進化計画研究者の後押しもあり依頼を受諾。 Case#7 削板軍覇に依頼をするため運営委員が学校へ出向くが、欠席。だが削板の性格を考慮した教師により依頼が受諾される。 結果、食蜂操祈と削板軍覇により大覇星祭の選手宣誓が行われることが決定する。 第四十四話 開会 (日付は九月十九日) 大覇星祭開会。食蜂操祈と削板軍覇により選手宣誓が行われるが、文言を忘れた削板のアドリブ+能力でぐだぐだに。 佐天、不在金属(シャドウメタル)を探そうとして黒子に説教される。 美琴と婚后が二人三脚に参加。 (以下、電撃大王連載時は「第四十五話 開会②」となっていた部分。単行本化に際し統合された模様) 二人三脚中に吹き飛んだ羽場跳高(未編集)の生徒を美琴と婚后が救助。二人三脚は常盤台の勝利に終わる。 ショチトル、佐天と遭遇。偽装していたため佐天は気づかず。 ショチトル、博士からの電話を受け『メンバー』としての初任務に向かう。 食蜂、能力使用に必要なリモコン入りカバンを実行委員に取り上げられる。 八巻 第四十五話 伏兵 (電撃大王連載時は上記「第四十五話 開会②」部分と合わせて第四十五話という扱いだった 美鈴、美琴や初春、佐天と出会う。 美鈴、初春や佐天と、美琴の『アイツ』の話題で盛り上がる。 御坂妹、美鈴や初春らとすれ違うが、双方気づかず。 御坂妹、大覇星祭の観戦に来た所湾内に美琴と間違われる。 美琴、美鈴らを撒いて競技会場に戻ってきたが、常盤台の生徒が御坂妹を自分と思って競技に参加させてるのを見て隠れる。 (競技会場に戻る途中の一コマに、オリアナと思われる後ろ姿あり) バルーンハンター開始。相手学校の作戦により戦力が分散され、大能力者の切斑(未編集)が無能力者の重石と相打ちになる。 第四十六話 胎動 (日付は九月十九日) 口囃子(未編集)を始めとする常盤台の生徒が、馬場の戦術により各個撃破されていく。 御坂妹、妹達が対一方通行戦で蓄積した実戦経験を生かして奮戦。美琴はそれを遠くから見守る。 御坂妹に対し、馬場の提案による『対美琴』戦術が発動。御坂妹は奮戦するが、馬場の本命である蚊を模したロボットによる薬物注入を受け、それにより出来た隙を突かれ撃破。勝負は常盤台の敗北となる。 勝負より服の汚れを優先した常盤台生徒の行動に対し寮監から寮のトイレ掃除を当番制にする提案がなされ、綿辺が賛同。 御坂妹、美琴と別れた後に注入された薬物の効果で昏倒。そこに食蜂と片言の研究者(未編集)と思われる人影が現れる。 第四十七話 遭遇 (日付は九月十九、二十日) 御坂美琴、美鈴と昼食にチーズフォンデュを食べる。(このとき手前でインデックスが食事している) 美琴と上条が話していると食蜂と遭遇する。食蜂、自己紹介をする。 佐天と初春、不在金属(シャドウメタル)を調べる。美琴、勘違いから清掃員に電撃を浴びせる。 大覇星祭一日目のナイトパレードが行われる。 翌日の朝、美琴はミサカ10032号が湾内に体操服を返していないことを知る。 第四十八話 浸蝕 (大覇星祭二日目) 美琴が防犯カメラをハッキングし、ミサカ10032号が搬送されたことを確認する。 ミサカ10032号を搬送した救急隊員の証言とカーナビの記録が食い違っており、美琴は食蜂操祈による記憶の改竄を疑う。 白井黒子、初春飾利、佐天涙子が食蜂操祈によって『御坂美琴との思い出』を消される。 美琴の救急隊員への詰問が『公共機関への脅迫』となってしまい、綿辺先生(心理掌握で洗脳済み)に食蜂派閥の見張りをつけられる。 第四十九話 信頼 美琴が白井らに協力を頼もうとするが、馴れ馴れしい赤の他人としてあしらわれる。 いつもの3人に頼れないため、美琴は競技の最中に婚后光子に相談。ミサカ10032号本人を連れて帰ることを約束される。 『メンバー』の馬場芳郎が『上層部』の命令でミサカ10032号の捜索を開始する 第五十話 開戦 婚后が御坂妹の捜索をしていると御坂妹の猫を発見する。 馬場芳郎が婚后に接触し戦闘を仕掛ける。婚后がT GDに能力で善戦するも御坂妹の猫という隙をつかれ敗北。 佐天涙子、湾内絹保、泡浮万彬が駆けつける。 第五十一話 解析 湾内、泡浮が馬場と交戦。馬場は二人の能力の弱点を把握したつもりになる。 傷だらけで運ばれた婚后を見た美琴が食蜂派閥の生徒を押し切って湾内らの元へ向かう。 第五十二話 暗部 湾内と泡浮に敗北し、大型ロボットのT MTを持ち出すが、本物の御坂美琴に破壊される。 『メンバー』の指示役である警策看取が動き出す。 九巻 第五十三話 瑕庇 湾内らの知り合いの能力者が、御坂妹の猫の記憶を対動物戦闘の読心能力で読み取る。 初春飾利と御坂美鈴が再び出会い、同行することになる。 (御坂美鈴との記憶は消されていないため、違和感無く接することができる。) 御坂美琴との思い出が消された可能性に気づいた佐天が美琴と連絡を取る。 第五十四話 連携 警策看取が水銀でできた等身大人形で初春と御坂美鈴を人質に取り、御坂や白井と交戦。 第五十五話 同舟 美琴、ダミーサイトで埋め尽くされていた都市伝説サイト『Auribus oculi fideliores sunt.』の本物を能力で発見し、食蜂操祈の隠れ家を発見し彼女に接触する。 美琴、食蜂から一連の事件に関わっている組織の概要やミサカネットワークが狙われていることを聞かされる。 第五十六話 分進 美琴と食蜂、ミサカネットワークを狙う木原幻生が秘密裏に来場している公演会場に潜入。木原幻生を捕えるべく洗脳や襲撃を開始。 第五十七話 捜索 白井、初春、佐天が『大質量の水銀を精密に操れる高位能力者』を特定するべく『書庫』を調べ上げる。 第五十八話 疑心 佐天、借り物競走で御守りのクジを引いてしまった上条当麻に御守りを貸す。 佐天、液体金属を扱っていた廃工場に侵入。警策看取らに襲われる。 食蜂らが木原幻生を捕えるが読み取った記憶から、それが変装させられた別人であることや木原幻生に『外装代脳』が狙われていることが判明。 第五十九話 追憶 『御坂美琴を殺さず捕らえる』という命令に疑問を抱いた『メンバー』のリーダーが独自に調査を行った結果、警策看取が『統括理事会』と繋がっていないことが判明。 (メンバーは統括理事会から勅命を受けて活動する組織であるため警策と敵対することとなる。) ショチトル(四十四話で佐天が携帯電話の使い方を教えた女性)が襲われていた佐天を防護する。 ショチトルが魔術の存在を仄めかし、警策を退かせる。その後佐天を外に連れ出す。 『外装代脳』の所在地に向かう途中で渋滞に巻き込まれるが、食蜂が数千人を操って道を切り開く。 第六十話 友達 【回想】食蜂、ドリーと出会う。以前のドリーの友達だった『みーちゃん』に成り代わるよう研究者から頼まれる。 【回想】食蜂は『みーちゃん』としてドリーと親しくなるが、ドリーが間もなく亡くなり、研究所のすべての人員を心理掌握で支配する。 第六十一話 SYSTEM 食蜂が美琴に『外装代脳』について打ち明ける。 御坂妹を看病していた施設が特殊部隊に襲撃され、カイツが御坂妹を連れ出す。 木原幻生に『外装代脳』が乗っ取られ、その力でカイツが無力化される。ミサカネットワークに特製ウイルスが撃ち込まれ、世界各地の学園都市協力機関に移っていた妹達が昏倒する。(アニメでは一方通行が倒れる描写もあり。) 上条と佐天は、ショチトルから木原幻生と警策看取の狙いが『御坂美琴を絶対能力者(LEVEL6)に進化させること』であることを聞かされる。 妹達から発生した力が御坂美琴に注ぎ込まれ、『もう一つの絶対能力進化計画』が開始する。 十巻 第六十二話 参戦 警策看取が精神世界で御坂美琴を唆し、諸悪の根源である『窓のないビル』に雷を落とさせる(が、傷一つつかず失敗に終わる)。 御坂美琴を元に戻すため、食蜂は警備員の上層部を操り第二学区の一画からあらゆる人間を避難させ、上条当麻を参戦させる。 第六十三話 渾沌 白井がカイツと御坂妹を敷地外に、食蜂を『外装代脳』を所有する施設にテレポートさせる。 御坂美琴の操る大質量の瓦礫を削板軍覇が粉砕し上条に助太刀する。 第六十四話 抗戦 食蜂が『外装代脳』の迎撃システムを発動させるが、木原幻生は『多才能力』でそれに対抗。御坂美琴の精神をこの世に縫い止めるための『外装代脳』の『リミッター解除コード』を狙う。 次の段階(Phase5.2)に進化した御坂美琴に不意打ちを受け、削板が額に深傷を負う。 白井黒子と警策看取が交戦。 第六十五話 敗北 上条当麻と削板軍覇の介入に興奮した木原幻生が食蜂を取り逃がす。 食蜂が自らの『自壊コード』と『リミッター解除コード』の認識を入れ替え、その発想と行動した記憶を消去する。 初春と佐天、警策が『警備員』の避難確認用カメラを利用していることに気づく。 呼吸を封じられ意識が断絶した食蜂は『心理掌握』で精神干渉を妨害することができなくなる。 木原幻生が食蜂の脳から『外装代脳』の『リミッター解除コード』を入手する。 警策はハッキングしたカメラで、水銀の人形が白井の胸を貫いたことを確認する。 (実際には初春飾利がそうなったかのように映像を操作しており、白井黒子は生存している。) 御坂美琴がPhase5.3に到達し、木原幻生が『リミッター解除コード』を使用。 白井黒子が、下水道に潜む警策を発見する。 第六十六話 誤算 白井、警策に勝利。警策はドリーの姿を思い出す。 木原幻生が『自壊コード』を入力し精神崩壊。 第六十七話 右手 御坂美琴に別世界からの力が入り込み、精神が侵食され始める。 削板が御坂美琴の暴走する力を抑え込み、上条がその隙に御坂美琴を覆う別世界の力を幻想殺しで打ち消そうとするが、打ち消しきれず右腕が吹き飛ぶ。 上条の右腕から八柱の『竜王の顎』が出現し、別世界の力を喰らい尽くす。 第六十八話 DOLLY 【警策の回想】研究所の人間に媚を売っていた結果、ドリーの世話役を任せられる。 【同上】ドリーと次第に打ち解けていったが、ある日ドリーがクローンであることや非道な実験に統括理事会が関わっていることを知り、研究所に歯向かい監禁される。 【同上】見張りが突然消えた為研究所から脱出。統括理事長暗殺計画が失敗し少年院に入る。 【同上】とある日、木原幻生に極大の憎悪を認められ協力者となる。 警策、食蜂に連れられドリーと記憶や経験を共有する『妹』の元に向かう。 第六十九話 閉会 美琴、病院で婚后と面会。その後白井らと談笑する。 順調に大覇星祭が進行し最終日となる。 上条と美琴がフォークダンスをする。 第七十話 約束 警策と食蜂、ドリーと再会。海に行く約束をする。 御坂妹、病状が完治し海に行きたいと思う。 十一巻 第七十一話 インディアンポーカー 美琴、帆風潤子とゲコ太トークをする。食蜂と喧嘩し、帆風からお詫びに最近広まりだした『他人の夢を見られるカード』を贈られる。 美琴、佐天との会話で需要の高い夢を安定供給できる『天賦夢路』の存在を知る。 美琴、帆風から贈られたカードで食蜂操祈に仕える悪夢を見る。 第七十二話 BLAU 帆風潤子、美琴と食蜂の親睦を深めさせようとお茶に誘う。 BLAU(ブラウ)が取り巻きに、美琴と食蜂が登場する性的な夢を紹介していたため壁の向こう側からやってきた本人達が彼らに制裁を下す。 風紀委員の白井と初春、近々事件が起こる座標と時間が分かるアプリについて話す。 第七十三話 注視 白井と初春、アプリにあった座標に向かい事件を死亡者0で食い止める。 白井、屋上から事件を見ていた美山写影と接触。 第七十三.五話 とある少年の幕間挿話(エピソード) 美山、バス停でショタコン疑惑アリのとある女子高生に話しかけられたり、制服のズボンに茶をこぼした途端に家に迎え入れられそうになる。 美山は、待つバス停を間違えていたためその場を去る 第七十四話 予知 白井と初春は美山に能力の詳細について説明を受ける。 川に溺れる、復讐、看板の落下、ワニの脱走、暴力沙汰など数多の予知された事件を食い止める。 『夢で勉強した』女子高生が桜の木に怪しげな薬品を注入し一年中桜を咲かせようとする。 既に発火による事件が予知されていた公園でもう一つ事件が起こるという新しい予知が出る。 第七十五話 阻止 風紀委員総勢40人で、出入り口での検問や危険物の有無、『書庫』による能力照合を行い、付近の消防も警戒態勢に入る。 不自然に桜が開花していることが確認される。 美山、能力の酷使で倒れる。 【美山の回想】同級生が建物の崩落に巻き込まれるという予知を回避しようとするが失敗する。その後愛犬のペロが公園の発火事件に巻き込まれる予知が出る。 第七十六話 我儘 公園が発火。火が異常な速度で燃え広がる中、白井ら風紀委員が人々を救助する。 白井によって桜の木の根本にあった引火性の高い植物アンプルが公園全体に浸透している可能性が指摘される。 警備員が到着し消火を開始。白井、固法先輩と共にペロを救助する。 第七十七話 夢 植物アンプルを注入した女子生徒が自首し『インディアンポーカー』で学んだと供述。 美山、手紙で大川内と仲直り。ペロを引き取ってもらうこととなる。 (未来予知編(仮)はここで終了) 佐天、美琴に『インディアンポーカー』で会得したけん玉の大技を披露。 美琴、インディアンポーカーのトレーダーの元に向かうと絹旗最愛と遭遇。 第七十八話 胸 【絹旗の回想】『アイテム』のとある下部構成員に体型をバカにされたと勘違いする。 美琴と絹旗、最上位のSランクカードの『巨乳御手』を取り合う内に売られていたカードの中に混ざってしまう。仕方なく二人ですべてのカードを買い、近くのネットカフェで『巨乳御手』探しを始める。 第七十九話 啓示 美琴と絹旗、数多くの夢を消費する内にコンプレックスを過度に刺激され発狂。 美琴と絹旗、ネットカフェから追い出されホテルの野外ラウンジに移動。 美琴、誰にも乗り移らず『放置できない脅威に直面したとき君ならどうする?』と少女に問われる謎の夢を見る。 『巨乳御手』が偶然カラスに持ち去られどこかの少女の手に渡る。 絹旗、例の下部構成員の発言を誤解していたことに気づく。 初春と佐天、驚異の胸を持つどこかの少女と遭遇。 十二巻 第八十話 奇縁 佐天、スーパーで残っていた最後のサバ缶を買うがベテランの水煮サバ缶愛好家のフレンダにせびられもう一つのサバ缶を渡す。 その場でフレンダが誤って着火器で焦がしてしまった為、佐天がサバカレーをフレンダにご馳走する。フレンダ、サバカレー好きとなり佐天とSNSでやり取りをする。 佐天、『箸さばきの超絶技巧の使い手のカード』を入手。フレンダにSNSでこれを話す。 目的のため『ピンセット』を求める暗部組織『スクール』がインターネットを捜査。佐天の書き込みが『ピンセット』との関連が疑われる会話の一つとして浮上する。 第八十一話 強襲 フレンダがとある少年へのプレゼントを選んでいた最中、『スクール』の末端が佐天を連れ去る瞬間を目撃。ロケット弾やぬいぐるみ爆弾を駆使し佐天を救出。 暗部組織『スクール』の念動使いである誉望万化が『ピンセット』との関連が疑われる研究所に侵入し、インディアンポーカーの情報をスキミングする。 『スクール』のスナイパーである弓箭猟虎がフレンダを狙撃。 第八十二話 遊猟 弓箭、群衆の中に溶け込むなどして佐天とフレンダに反撃の隙を与えずに攻撃を続けるが、偶然すれ違ったクラスメイトに気を取られ取り逃がす。 佐天、時限式のぬいぐるみ爆弾(もどき)を持って弓箭の前に現れる。 弓箭が爆弾から身を護る行動を取ったためフレンダが奇襲をかける。 第八十三話 Ha det bra フレンダ、戦闘集に仕掛けておいた爆弾を一斉起爆。割れた窓から酸素を吸おうと弓箭が開けた口に小型爆弾を詰め込み、ビルから突き落とし爆破する。 佐天、安全のため警備員の施設に数日ほど宿泊することになる。 弓箭、直前で滑り込んだ誉望のおかげで一命を取り留める。 弓箭、『スクール』のリーダーである垣根帝督の命令に背きフレンダを殺害しに行く。 佐天、フレンダに一週間後に家で夕飯をご馳走することを約束する。 佐天、一向にやってこないフレンダを待ち続ける。 第八十四話 遊戯 美琴、佳茄ちゃんと出会う。食蜂が彼女を操り幼女にふさわしくないことを言わせる。 美琴、気を取り乱して食蜂の胸を鷲掴みする。 第八十五話 魂魄 インディアンポーカーによる『学舎の園』の情報漏洩が問題になる。 食蜂、インディアンポーカーの作成者の情報を得る。 美琴と食蜂、操歯涼子のサイボーグ実験(詳細は操歯涼子のページを要参照)について話す。 第八十六話 茶番 第八十七話 出勤 第八十八話 痛撃 十三巻 第八十九話 厄日 第九十話 欺瞞 第九十一話 折衝 第九十二話 巨像 第九十三話 犠牲 第九十四話 推量 第九十五話 初心 第九十六話 再会 十四巻 第九十七話 心馳 第九十八話 宣戦 第九十九話 緒戦 第百話 鉄壁 第百一話 院長 第百二話 蠱毒 第百三話 間者 第百四話 潜兵 第百五話 大穴 第百六話 開放 十五巻 第百七話 怪生 第百八話 思惑 第百九話 風狂 第百十話 性悪 第百十一話 虚実 第百十二話 洞察 第百十三話 狂愛 第百十四話 苦肉 第百十五話 跳躍 とある科学の超電磁砲SS(アニメ禁書目録BD DVD初回特典) 第一話 九月三日・昼 御坂美琴、白井黒子、佐天涙子、初春飾利たちが広域社会見学としてアメリカの学芸都市へ滞在開始。 御坂美琴ら、爆乳映画監督少女のビバリー=シースルーに遭遇。 学芸都市を来襲した雲海の蛇(ミシュコアトル)とラヴィーゼ飛行隊が戦闘を繰り広げる。 第二話 九月三日・夜 雲海の蛇(ミシュコアトル)に疑問を抱いた御坂美琴が学芸都市のシステムをハッキングする。 御坂美琴と偶然その場で出会った佐天涙子がラージランチャーに進入。 『係員』オリーブ=ホリデイに遭遇。戦闘になりかけるが、上層部の「手出し無用」の指示により事なきを得る。 第三話 九月四日・朝~昼頃 白井黒子が学園都市製のハイテクフェロモン水着で悩殺テロを起こしかける。 佐天涙子がショチトルに遭遇。拷問用具を鼻の穴に突っ込んで脅され、彼女の水着を買いに行くことに。 水着を買いにでた佐天がビバリーに出会う。結果、ショチトルの水着はジュエリービキニとなる。 ミシュコアトルが学芸都市を再び襲撃。ショチトル、トチトリに救助されて帰還。 第四話 九月四日・夜 夕食のケーキバイキングで初春飾利と白井黒子が大ハッスル。 学芸都市の不審点が気になる佐天涙子が御坂美琴を尋ねるが、出会えずに終わる。また、美琴の部屋の前でビバリーに遭遇。 佐天、唯一の心当たりとしてラージランチャーへ向かう。 美琴がこの後どう動くべきかを思索する。「昨夜一度しくじっている為、一人で動くべきではない」としてまだ動かず。 佐天、砕かれたミシュコアトルの安置部屋で巨大な扉ならびに『汚染注意』の警告を発見。直後、『係員』らしき女性に声を掛けられる。 第五話 九月五日・朝 美琴たち、佐天が部屋から消えていることに気づく。 佐天、オリーブ=ホリデイに殺されかける。 ミシュコアトルの襲撃により、ついに街がパニックを起こす。 佐天、ショチトルに助けられる。 第六話 九月五日・夜 美琴たち、佐天の言葉を聞き、学芸都市の客たちを救命艇で避難させることを思案。 美琴たちの部屋が『係員』によって襲撃されるが、失敗に終わる。 経営陣、プロジェクト凍結の指令を受ける。 アレイスター、経営陣に学園都市からの増援を提案する。 第七話 九月六日・昼頃 太陽の蛇(シウコアトル)が学芸都市への進撃を開始する。 一般の観光客・従業員がサーモンレッドに退避する。 美琴、シウコアトルのうち3機を撃墜する。 美琴、水の翼を展開し、最後のシウコアトルを撃墜しに向かう。 第八話 九月六日・昼頃 美琴、学芸都市に突入した最後のシウコアトルを半壊させる。 ショチトル、落下するシウコアトルを破壊し、佐天を助ける。 ショチトルとトチトリ、テクパトルの命令に背き、救命艇を守るため組織のミシュコアトルと戦闘する。 学芸都市の経営が破綻、学園都市の協力を受けて解体作業が始まる。 広域社会見学が切り上げられ、美琴たちが学園都市への帰路へ着く。 ショチトルとトチトリに、制裁として『原典』が執行される。 とある科学の超電磁砲SS②(アニメ禁書目録2期BD DVD初回特典) 第一話 七月一日 御坂美琴、『ショッピングセンター』で起きたオレンジの事件に巻き込まれる。 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 とある科学の超電磁砲SS③(アニメ禁書目録3期BD DVD初回特典) 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 とらドラ!vs禁書目録 番外編 とある暗部の下着論争(○月×日) 妹達の研究に関わる男性研究員達が、妹達をよりオリジナルに近付ける為に、御坂美琴がどんな下着を着用しているか論議する。 樹形図の設計者に申請を出すが却下され、猟犬部隊に出動を要請する。 猟犬部隊が常盤台中学学生寮に潜入するが、寮監により瞬く間に撃退される。 芳川桔梗の采配により、妹達の下着が縞パンになる。
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【種別】 魔道書 【初出】 新約十九巻 【解説】 エイワスが『リーディングトート78』の記述を 別の器に移し替える事で誕生した新たなる魔道書の原典(オリジン)。 エイワスがミナの右手を操り、ルーズリーフの束に自動筆記させた。 コロンゾンの割り込みすら許さない、レーザープリンターすらも上回るスピードと精度で書き上げられたそれは、 ミナ自身の単独での行動を実現するものであった。 外観はルーズリーフの分厚い紙束をホルダーバインダーに綴じた、書物とは言いにくい代物。 ただし、直々にエイワスの手で作られた『原典(オリジン)』だけあって魔道書の特性はしっかりと有しており、 たとえ雨の中に無防備に晒されてもプラスチックのように水滴を全て弾く。 『問答型思考補助式人工知能』および原典のトートタロットの記述を纏め直し、 全ての記載を転写することで出力元を演算装置からこちらに移し替えている。 これにより『窓のないビル』および演算装置が失われても、ミナの自意識が失われる事はなくなった。 また、ミナが本書を持ち運ぶことで、魔道書でありながらも自分の意思で自由に移動することが可能。 宇宙に打ち上げられた『窓のないビル』の崩壊とともに、 『問答型思考補助式人工知能』およびミナの意識は消滅するはずだったが、 せっかく芽生えた自意識を踏みにじるコロンゾンへの対抗および、 エイワス自身の惜しいという気持ちから、このような形で消滅を免れ、学園都市へ舞い戻った。 (その後の行動や意識体であるミナ=メイザースについては関連項目を参照のこと) コロンゾンと激突してミナは清く正しく散り、後の事はアネリに託そう…と考えていたアレイスターの思惑は、 エイワスの「だがつまらん、全くキレを感じない」という辛口なレビューとこの魔道書によって覆された。 上条達とコロンゾンに『首輪』で操られたインデックスの対峙においては、 『禁書目録』の機能を逆手に取って自身の記述を記録させ、目録の103,001冊目の魔道書となった。 その際、記録時に生じる魔道書の毒素をもって『首輪』を制御する悪意プログラムを破壊し、 コロンゾンの制御からインデックスを開放する事に成功した。
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【種別】 建築物 【元ネタ】 月の女神セレネに愛され、永遠の眠りについたというエンデュミオン Wikipedia-エンデュミオーン 【初出】 とある魔術と科学の群奏活劇 劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟- 【解説】 オービット・ポータル社が建設した青い宇宙エレベーター。正式な発表があったのは9月13日。 学園都市に建設するのは赤道直下に作るよりはるかに困難であったが、 学園都市の技術力により、それを物ともせず実現不可能と言われるほどの速さで建てられた。 建設場所は第二三学区のオリオン号が墜落した場所で、近くにその慰霊碑がある。 宇宙空間に突き出ている部分にはスペースデブリ対策の迎撃装置が数多く設置されている。 しかし、その正体はレディリー=タングルロードが不死の呪いを解くための大規模魔術装置。 レディリーは鳴護アリサを核にして発動させようとしたが、インデックスの歌により術式を解体された。 なおインデックスやステイル曰く「シュメールのジグラット」「バベルの塔」といったものに類する物であり、 ここまで大きすぎる建造物は存在自体が魔術的な意味を持ってしまう。 魔術的な力の流れも大きく変わってしまい、結果的に科学側と魔術側の協定違反。 ウレアパディー(未編集)はこれを利用し、建設途中であったエンデュミオンを使って宇宙空間に魔力を伝えようとしていた。 魔術サイドには建設計画が隠匿されていた模様で、 ステイルは「もし建設前に存在を知っていたら外交努力で潰していただろう」と語っている。 本編から三年前に建設開始のはずだが、 知識の記憶は失っていないはずの上条がステイルから教えられるまで存在を全く知らなかったあたり、 何らかのステルス技術が使われていた可能性もある。 尚、劇場版公開より制作が後のアニメ『超電磁砲S』では、時々背景に空まで伸びるエンデュミオンが描かれている他、 後半のストーリーである革命未明編では建設途中の姿が登場する。 また、エンデュミオンの存在・設定やその派生技術や劇場版での出来事は、 「原作と同じ時系列で発生した事件」として正史に取り入れられている。 劇場版の時系列は9月15日~18日にあたり、原作八巻(残骸編、9月14日)と原作九巻(大覇星祭初日、9月19日)の間となる。