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番凩 つがいこがらし【登録タグ KAITO MEIKO つ 仕事してP 大人数サウンド 白無常 芸者 黒無常】 nana-music.com 楽曲データ 作詞 仕事してP? 作曲 仕事してP? 編曲 仕事してP? 唄 MEIKO?・KAITO? 歌唱キャラクター 芸者 白無常 黒無常 歌詞 (芸者)かわいた木枯らし (芸者 黒無常)そよそよと (白無常)かわいた木の葉は (芸者 白無常)ひらひらと (黒無常)相見える日を (白黒無常)待ちながら (全員)刻を数え歩く (芸者)綴る言の葉に 彩られ (芸者 黒無常)紅く色めき 刹那に踊る (白黒無常)紅葉一枚 手の平に滑り語るは… (白無常)焼けた故郷に 別れを告げて (芸者)木の葉の手に引かれ 走り去る (黒無常)未だ見ぬ未来への 不安など (全員)感じる暇など ありもせず
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柏の葉キャンパス駅(かしわのはキャンパスえき)は、千葉県柏市若柴にある塩田鉄道千葉線の駅である。 つくばエクスプレスの開業とともに連絡駅として開業した駅ではあるが、次第に利用客は増加している。 2009年秋のダイヤ改正で柏の葉キャンパス行きが新設され、主に埼玉県からの列車を中心に大増発されたため、 本来使用されていなかった2番線が頻繁に使用されるようになった。 なお当駅では基本的に「各駅停車」と案内されるが、葛総線区間ではない。なお、水海道方面に直通する列車に関しては「普通」と案内される。 駅構造 歴史 隣の駅 駅構造 単式ホーム1面1線、その奥に島式ホーム1面2線のあわせて2面3線のホームを持つ地上駅である。 ■塩田鉄道千葉線 柏・成田方面 ■塩田鉄道千葉線 上下待避線 ■塩田鉄道千葉線 西守谷・水海道方面 歴史 2005年8月24日 開業。 隣の駅 ■塩田鉄道千葉線 各駅停車(野田梅郷駅以北および水海道方面へ向かう列車、水海道方面からやってくる列車に関しては普通) 野田梅郷駅-柏の葉キャンパス駅-柏駅 塩田鉄道千葉線 土浦-常陸阿見-東下根-牛久-佐貫-羽根野台-利根新町-安食-龍角寺-成田-酒々井-佐倉新町-臼井-宮ノ台-八千代の杜-千葉ニュータウン中央-北白井-大津ヶ丘-柏- 柏の葉キャンパス-野田梅郷-西守谷-小絹-水海道 成田空港支線 成田-新成田-空港第2ビル-成田空港
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枯木の荒野 枯木の荒野-1 ※AP16 バトル4無属性と氷属性 経験値 1120 戦利品 ゴールド 2,083 カード グリフィン、ハンター、エンジェル バトル HP 敵カード構成 1 3000 フローズン・ユニコーン(641)、マジック・ハンター(220)、アイス・スピリット?(220)、アルカン・ボール(220) 2 3000 フローズン・ユニコーン(641)、マジック・ハンター(220)、アイス・スピリット?(220)、アルカン・ボール(220) 3 3000 ウォー・グリフィン(1956)、アイス・アーマー(641)、マジック・ハンター(220)、アイス・スピリット?(220)、アルカン・ボール(220) 4 9200 エンジェル(3260)、アイス・アーマー(1068)、マジック・ハンター、アイス・スピリット?、アルカン・ボール(368) 枯木の荒野-2 ※AP20 バトル5経験値 1420 戦利品 ゴールド 2520 カード ラバ・ハンター、ハーピー バトル HP 敵カード構成 1 2800 ハーピー・クィーン(650)、?(222)、スピリット(222)?、ヒート・ボール 2 2800 マジック・アーマー(650)、?(222)、スピリット(222)?、ヒート・ボール(222) 3 2800 ラバ・アルケニー(1986)、ハーピー・クィーン、?、スピリット(222)?、ヒート・ボール(222) 4 2800 ラバ・アルケニー(1986)、マジック・アーマー(650)、?、スピリット(222)?、ヒート・ボール(222) 5 11500 フレイム・パイソン、バード?、?、スピリット?、ヒート・ボール 枯木の荒野-3 ※AP20 バトル5経験値 戦利品 ゴールド カード バトル HP 敵カード構成 1 2 3 4 5 枯木の荒野-4 ※AP20 バトル5雷属性と木属性 経験値 1460 戦利品 ゴールド 2,375 カード ライトニング・スネーク、ウッズ・ハーピー、ウッズ・フェアリー・ドッグ バトル HP 敵カード構成 1 2900 ウッズ・スピリット(666)、ライトニング・ボール(228)、木属性スピリット(コア)?、ライトニング・アーチャー(228) 2 2900 ウッズ・ハーピー・クイーン(666)、ライトニング・ボール(228)、木属性スピリット(コア)?、ライトニング・アーチャー(228) 3 2900 ライトニング・アルケニー(2050)、ライトニング・ボール(228)、木属性スピリット(コア)?、ライトニング・アーチャー(228)、ウッズ・スピリット(666) 4 2900 ライトニング・アルケニー(2050)、ライトニング・ボール(228)、木属性スピリット(コア)?、ライトニング・アーチャー(228)、ウッズ・ハーピー・クイーン(666) 5 11600 サンダー・パイソン(3418)、ライトニング・ボール(382)、木属性スピリット(コア)?、ライトニング・アーチャー(382)、ウッズ・スピリット(1112) 枯木の荒野-5 ※AP24 バトル6雷属性と氷属性 経験値 1776 戦利品 ゴールド 2,530 カード アイス・ラクシャーサ、アイス・フェアリー・ドッグ、ライトニング・ハーピー、サンダー・フェアリー・キャット バトル HP 敵カード構成 1 2800 サンダー・ストーン・ガード?(676)、スノー・ボール、ライトニング・ハンター、氷属性のスピリット(コア)? 2 2800 サンダー・ハーピー・クイーン(676)、スノー・ボール(232)、ライトニング・ハンター、氷属性のスピリット(コア)? 3 2800 アイス・オーガ(2082)、スノー・ボール(232)、ライトニング・ハンター、氷属性のスピリット(コア)?、サンダー・ストーン・ガード?(676) 4 2800 アイス・オーガ(2082)、スノー・ボール(232)、ライトニング・ハンター、氷属性のスピリット(コア)?、サンダー・ハーピー・クイーン(676) 5 2800 アイス・オーガ(2082)、スノー・ボール(232)、ライトニング・ハンター、氷属性のスピリット(コア)?、サンダー・ストーン・ガード?(676) 6 14000 アイス・ラセツ(3470)、スノー・ボール(388)、ライトニング・ハンター、氷属性のスピリット(コア)?、サンダー・ハーピー・クイーン(1128) コメント 情報提供お待ちしております。 枯木の荒野4でウッズハーピードロップ -- 2012-12-30 13 35 01 追加しました -- 2012-12-30 15 57 11 1にてエンジェルドロップ。 -- 2013-02-19 03 03 03 枯木の荒野4でライトニング・ボールのドロップ確認 -- 2013-03-07 14 58 13 コメント すべてのコメントを見る
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フライトラップの葉 Flytrap Leaf 飛行植物フライトラップ族の翼となる葉。 食虫植物の一種フライトラップ族の葉。 主に錬金術の素材であり、苦味が強いらしい。 使用料理 ブラッディチョコ
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DQⅧ Ⅷに登場する敵専用の特技。 自らが生い茂らせる魔界樹の葉を使い、仲間一人を生き返らせる技。 成功率100%で、HPは最大値まで回復した状態で復活する。 要するに効果自体は【せかいじゅの葉】と全く同じ。 使用者は【まかいじゅ】のみで、こいつの固有技となっている。
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柏の葉への道のり (編集中)
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概要 出現条件 出現アイテム 出現モンスター 特定敵の出現時刻 イベント 最低ダメージ 概要 静かにただずむ城。←黒い霧に覆われた城。 階数 1階あたりの経過時間 アイテム種類 敵種類 難易度 44 15分 37 14 13 出現条件 闇のほこら最終階踏破 出現アイテム 武器 宝箱 敵ドロップ エンハンスソード ○ ルーンブレイド ○ クレイモア ○ レイピア ○ 漆黒の剣 ○ 鉄のナイフ ○ 鉄の剣 ○ ○ 鉄の斧 ○ 防具 宝箱 敵ドロップ エンハンスメイル ○ ルーンメイル ○ ハイランドメイル ○ チェインメイル ○ 甲冑 ○ 漆黒の鎧 ○ 鉄の鎧 ○ アイテム 宝箱 敵ドロップ 運気の木の葉 ○ 生命の木の大葉 ○ ○ 豪腕の木の大葉 ○ ○ 守りの木の大葉 ○ ○ 回避の木の大葉 ○ 運気の木の大葉 ○ ○ 生命の木の実 ○ ○ 豪腕の木の実 ○ ○ 守りの木の実 ○ ○ 回避の木の実 ○ 運気の木の実 ○ ○ 体力の木の実 ○ 守護の木の実 ○ 生命の木の熟実 ○ 豪腕の木の熟実 ○ 守りの木の熟実 ○ ドラキュラ酒 ○ ツチノコ豆 ○ 強化鉱40 ○ 強化鉱20 ○ 合成鉱4 ○ 合成鉱5 ○ 出現モンスター 出現階 モンスター ノーマルドロップ レアドロップ -5F -10F -15F -20F -25F -30F -35F -40F -44F 1F~ 荒ぶる燭台 生命の木の大葉 生命の木の実 1-5F 2F~ Mr.ナイフ Ms.フォーク 豪腕の木の大葉 豪腕の木の実 2-11F 3F~ ベタつくソファー 守りの木の大葉 守りの木の実 3-13F 8F~ 甲冑 鉄の剣 甲冑 8-22F 12F~ 城主の杖 生命の木の実 生命の木の熟実 12-33F 12F~ タイガーカーペット 豪腕の木の実 豪腕の木の熟実 12-40F 16F~ 漆黒のシャンデリア レイピア チェインメイル 16-22F 25F~ ブラック・アイ 運気の木の葉 強化鉱20 25-38F 28F~ しゃべる鹿首 チェインメイル レイピア 28-40F 35F~ 堕錬金術師 合成鉱4 合成鉱5 35-38F 33F~ バタフライの標本 運気の木の大葉 運気の木の実 33-44F 33F~ 城主の肖像画 ドラキュラ酒 ツチノコ豆 33-44F 36F~ グリフォンの剥製 強化鉱40 強化鉱20 36-44F 40F~ ダークドラゴン 漆黒の剣 漆黒の鎧 40-44F 特定敵の出現時刻 モンスター ノーマルドロップ レアドロップ 出現時間 甲冑 鉄の剣 甲冑 00 00-03 59 / 12 00-15 59 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 ブラック・アイ 運気の木の葉 強化鉱20 01 00 - 02 59 / 13 00 - 14 59 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 堕錬金術師 合成鉱4 合成鉱5 03 00 - 04 59 / 15 00 -16 59 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 ダークドラゴン 漆黒の剣 漆黒の鎧 04 00 - 05 59 / 16 00 - 17 59 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 イベント 聖なる泉 毒の霧 最低ダメージ 防御力をどんなに高くしても『階層数+1~5』のダメージを受ける ページに追加・訂正する情報がある場合、その報告はWiki運用・編集関連で(スクリーンショット付推奨) 質問やイベント絡みは2ch又は雑談で
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【検索用 はんしゅうあいかきせつをつけるほうろうにん 登録タグ 2011年 UTAU は 曲 曲は 望月うさぎ 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:望月うさぎ 作曲:望月うさぎ 編曲:望月うさぎ 唄:重音テト 曲紹介 過ぎ行く秋を惜しんで、 木の葉の妖精と北風の刹那の恋物語的なイメージで(どんな?)書いた曲です。 曲名:『晩秋哀歌~季節を告げる放浪人~』(ばんしゅうあいか〜きせつをつげるほうろうにん〜) 望月うさぎ氏の処女作。 歌詞 木の葉が色づく 秋風たなびく 紅に染まる 紅葉の木の下 茜の衣と桔梗の髪飾り 黒髪輝く 木の葉の妖 ああ 夕暮れと共に君を迎えに行こう 季節を超えられぬ双つの灯火 燃え上がれ さあ 歌いましょう踊りましょう この月明かりの下で ひらり ゆらり 風に舞うは あの紅葉より鮮やかに 咲かせましょう 叶えましょう 此の夜が明ける前に 君とボクの儚く鮮やかな物語 秋風冷たく 身に沁みわたりて 夜明けの野原に 薄霜ぞ降りて 真白の季節を 告げる旅人よ 散りゆく此の葉に 何を憶うのか ああ 明け方の空に私は旅立ちます 南の大地に 此の秋の色 染めあがれ さあ 歌いましょう踊りましょう 月が沈みゆく時迄 ひらり ゆらり 溢れ落ちる 涙は露となり果てる 身もこゝろも紅く深く彩る終焉の宴 時をとめる事など 不可能と知りながら.... ああ 東の空が明らんでゆく朝に 木枯らしの歌声 秋の終わりを 告げとくれ 高らかに さあ 別れましょう旅立ちましょう 気高き歌に 身をまかせ ひらり ゆらり 遥か彼方 秋を運ぶ流浪の路 木の葉の妖と北風の刹那の恋の戯曲 また明くる年 この場所で 君と逢えるなら... さあ 歌いましょう踊りましょう この月明かりの下で ひらり ゆらり 風に舞うは あの紅葉より鮮やかに 咲かせましょう叶えましょう 此の夜が明ける前に 君とボクの儚く鮮やかな ものがあたあありいいいい........ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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合歓木の蔭 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)奈尾《なお》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)四|半刻《はんとき》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)※[#「目+旬」、第3水準1-88-80] ------------------------------------------------------- [#6字下げ]一[#「一」は中見出し] 誰かが自分を見ている。奈尾《なお》はさっきからそのことに気がついていた。もちろん右側の男たちの席からである、さりげなく振り向いてみるが、その人はすばやく視線をそらすとみえて、どうしてもその眼をとらえることが出来なかった。――こんど完成した二の丸御殿の舞台で、こけら落しとかいう、江戸から観世《かんぜ》一座が呼ばれ、殿さまも安宅《あたか》の弁慶をおつとめになる演能《えんのう》に、寄合以上の者が家族といっしょに拝見を許された。母のない奈尾は叔母のまさ女に付き添われて来たのだが、席へつくとすぐ叔母は知合いの婦人と会い、その婦人がさらに三人ほどつれを呼んできた。旧友がひとかたまりになったというかたちで、奈尾はいつか会話の外へ残されてしまった。……市蔵という兄だけでおんな姉妹《きょうだい》もないし父が厳しくて稽古ごとなどもみんな師匠を家へ呼んで習ったから奈尾には友達というものがなかった。まわりを見ると同じ年ごろの娘たちはたいていつれがあって、おかしそうに耳こすりをしたり、ささやいたり※[#「目+旬」、第3水準1-88-80]《めま》ぜをしあったりしている、慎ましくとりつくろっているだけ余計に楽しそうである。なかには男の席から会釈をおくられて、羞《はず》かしそうに赤くなる者や、勇敢に挨拶を返してつれの娘に叩かれる者などもいた。 「さあこんどは安宅ですよ奈尾さん、殿さまの弁慶は江戸ではたいそうな評判だそうですから、よく気をつけて拝見しましょうね」 叔母がそう教えてくれた。奈尾は黙ってうなずいたが興味はわかなかった。もう三番ほど能役の演《や》るのを見るのは見たけれども、言葉もしぐさもよくわからず、物語の筋もはっきりしないから少しも面白くないのである。――またあの眼が見ている。こっちの視野にははいらないが、その凝視が自分の顔に向けられていることはたしかだ。不愉快ではないがいらいらしてくる、舞台では安宅が始まった。見物席はこれまでと違った緊張におおわれ、鳴物もひときわ高く冴《さ》えて聞こえる。しかしやはりあの眼はこっちを見ていた。ときどき脇へそらすがまたすぐにこっちをじっとみつめる、右の高頬《たかほお》のあたりにそれがはっきりと感じられてるのである。……奈尾はその視線の当たるところが熱くなるように思った。するとそれが胸に伝わって、しぜんと動悸《どうき》が強くなり、あまやかに唆《そそ》るようなふしぎな幸福感に躯《からだ》ぜんたいを包まれた。 ――どなただろう、兄上のお友達かしら、奈尾を知っていらっしゃる方かしら。 見覚えのある人を思いだしてみた。岩田半三郎の顔も想像したが、どれもいま見られている感じとはぴったりしない、その人たちなら見るにしてももっと違った見ようをするであろう、たしかに知らない人である、そしてそれは無礼なことなのだが、奈尾には少しも怒りの感情が起こらなかった。むしろあやされるような秘《ひそ》やかな歓びが胸にあふれて、十七になる今日までかって知らなかった一種のするどい快楽のような感じにとらえられるのであった。 安宅が終わると席がざわざわとくずれだした。多くの人たちが手洗いに立ち、どの席でもにぎやかに弁当をひらいた。奈尾はそっと振り向いて、このあたりと思うところを限で捜した、するとこちらへ会釈をする者があった、ちょっとどきっとしたが、それは岩田半三郎であった。兄の市蔵や藤巻三之助や池田伊兵衛など、いつもの仲間が四五人いっしょにいた。奈尾は半三郎の会釈を気づかない風によそおってそらしてしまった。 ――たしかに、あの人たちではない。 能はそれから二番あって、婦人たちはお城をさがることになった。それからは賜餐《しさん》の宴《うた》げが張られるのである。持ち物を始末して叔母といっしょに席を出た。萩《はぎ》のお廊下は往来する人で混雑し、中ノ口へ出るまでは叔母とはぐれそうになったこともある。叔母はつれの婦人たちと殿さまの弁慶のすぐれてよかったこと富樫《とがし》をつとめた観世なにがしの美貌であったことなどを、その混雑のなかで話し興じていた。 「あなた今日はお行儀が悪かったのね」叔母は外へ出るとすぐにこう云った、「おちつかなくて脇見ばかりしておいでじゃないの、ああいう席ははじめてだろうけれど、もっとしゃんとしていなければおかしいことよ」 「お能って退屈なものだわ」奈尾はこうこたえながら、顔が赤くなるのをおさえられなかった、「あの声を聞いていると眠くなってしまうの、がまんするのに困ってしまいましたわ」 「あなたにはどこかに怖《こわ》いようなところがあるのね、亡くなったお祖母《ばあ》さまに似たのかしら、――」叔母はこう云って疑わしげにとっちを見た、「花を見ても美しい衣装を見ても満足しないような眼だわ、あなたの眼はいつも途方もなく遠いところを見ているようなのね、……そういう気質《きしつ》はあぶなくってよ、気をおつけにならないと、本当にあぶないわ」 口数の多いうわ[#「うわ」に傍点]調子な、云うあとからすぐに云ったことを忘れてしまう叔母だ。奈尾は聞きながしにして、はな紙を出そうと思い、左の袂《たもと》へ手を入れた、すると妙な物がさわったのでそっと出してみた。――それは結び文《ぶみ》であった。 [#6字下げ]二[#「二」は中見出し] 叔母はすぐ帰ると云いながら、ばあやのその[#「その」に傍点]と長いこと話しこみ、日の傾いたのに驚いてあわてて座を立った。――袂に火でも入れているような気持で辛抱づよく待っていた奈尾は、叔母が去るとすぐに居間へはいり、その結び文を解いて読んだ。 ――今宵十時よりお庭の合歓木《ねむ》の蔭にてお待ち申し上げそろ、神ぞしろしめせ、おいでなくばとの命ひとつ今宵かぎりにそろ。 新古今からでもとったらしい恋歌《れんか》を一首添えて署名はただ「き」とだけ記してあった。奈尾の顔は蒼《あお》ざめた、けれども眼は酔ったように恍惚《こうこつ》とうるみを帯び、それがしぜんと閉じられた。まちがいはない、あの眼のぬしである、烈しくいちずに、じっとこっちを凝視していたあの眼のぬしである。おそらく萩の廊下で袂へ入れられたものだろう、とすれば自分はその人を見たかもしれない。――奈尾の躰《からだ》をしびれるような感覚がはしり深いあえぐような溜息《ためいき》が出た。 むろんそれは長い時間のことではない、奈尾はすぐに身震いをして眼をあけた。罪を宣告するように叔母の言葉が思いだされたのだ――あなたにはこわいようなところがある、お祖母さまに似たのかも知れない、気をつけないとあぶない。……叔母は父のただ一人の妹である、数馬五郎左衛門という五百石の大寄合へ嫁《か》したが、娘時代から明けっ放しのがらがらした性質で、無遠慮になんでもずばずば云う癖がある、云ってしまえばさっぱりするらしい、人はごくいいので、そのために憎まれるほどのこともないが、深い付合いをする人もないようだ。今日もいきなり「お祖母さま」と云いだしたが、椙原《すぎはら》の家では奈尾の幼いじぶんからお祖母さまのことには話しを触れないのが習慣である、病身でいつも寝たり起きたりしていた母がまだ生きていたころ、ばあやのその[#「その」に傍点]とそれらしい話をしているのを聞いたこともあるが、子供ごころになにか綺羅《きら》びやかに美しい罪という感じがしただけで、くわしいことはなにも覚えていない。けれどもその「綺羅びやか」に「美しく」しかもそれが罪であるという印象は、奈尾にとって胸のときめく秘やかな憧憬《あこがれ》の一つだったのである。 花を見ても美しい衣装を見ても満足しない眼、いつも途方もない遠いところを見ているような眼。叔母はそう云った。自分ではわからないが、そんなところがあるかもしれない。小さいときから現実の自分とは別に、本当の自分がどこかに生きているような気持をときどき感じることがあった。それは乞食《こじき》のように哀れな身の上であったり、王姫のように耀《かがや》かしい生活であったりするが、どっちにしてもそういう空想のほうが現実よりなまなましく、実感がこもっているように思えたのはふしぎである。岩田半三郎と婚約ができ、祝言の日どりが定ってからも、ふとすると誰かが遠くから自分を呼んでいるような錯覚におそわれる。 ――さあ早くおいで、なにを迷っているんだ、早く来ないと取り返しのつかないことになるよ。その声はこういう風に呼ぶ。早く早くさあ、そのまま出て来ればいいんだよ。 奈尾は今じっと反省してみる、自分のこういう性分は本当にあぶないことかも知れない、婚約者があるのに、袂へ入れられた見も知らない人の文を隠れて読むなんて、普通の娘ならこんなことはしないであろう、すぐに親へ告げるか、読まずに裂いて捨ててしまうに違いない、――奈尾は持っていた文を裂こうとした。けれどもそれより強い感情がそうさせなかった。ためらっているうちに足音がして、「奈尾さま」と、ばあやの呼ぶのが聞こえた。 「はい、ばあや、ここよ」 彼女はそう答えながら、手文庫の中へその文をしまった。「旦那さまのお帰りでございます」 ばあやはこう告げて玄関のほうへゆく、奈尾は片手でそっと手文庫の蓋を押え、五拍子ばかり息をひそめていた。 父は成田将監《なりたしょうげん》という碁友達をつれて帰り、客間へ酒のしたくをさせて碁を始めた。兄は賜宴《しえん》からよそへまわったのだろう、九時になっても戻るようすがない、……奈尾は蒼白《あおじろ》い顔をして、居間の小机にもたれたままじっと眼をつむっていた。ばあやは台所で下女や小間使たちを指図しながら、まだ客間の接待をつづけている。酒を入れた君はいつも長い、しばしば夜半を過ぎることがある、――庭へ出る。ことは出来ないだろうか、いや奈尾は少しもそんなことを躊躇《ちゅうちょ》してはいない、自分を戒しめる声ももう聞こえない、ただ時間のくるのを待っているだけだ、やがて寝間へはいるだろう、それから燈《あかり》を消し出てゆけばよい、どんな障害も起こらないことを奈尾は知っている、理由《わけ》を証明することは出来ないが、決して障害の起こらないことが感じられる、……蒼白《そうはく》めいた透きとおるような奈尾の顔に、あるかなきかの微笑がうかんだ。 客間の障子には明るく燈がさしていた、夜空は暗く、一つの星も見えなかった。寝間をぬけ出た奈尾は、庭の片隅にある合歓木《ねむ》のほうへ、静かにすべるように歩いていった。 [#6字下げ]三[#「三」は中見出し] 「奈尾は躯のぐあいが悪いんじゃないのか、四五日こっち顔色も冴えないし、なんとなくぼんやりして精がないようにみえるが」 「兄の市蔵がそう云って眉をひそめた。奈尾はじっくりと振り返った、そして哀《かな》しいほど深いまなざしで兄の眼を見ながら云った。 「十八日までにあと六日しか残っていませんわ」 市蔵はその意味を悟るとひどくこた[#「こた」に傍点]えたような眼をした。それから寄って来て、妹の髪の毛からなにかをつまんで取った、なにもついていたわけではない、単純ないたわりの表現である。 「知っているだろう、岩田は温厚ないい人間だ、心配することなんかなにもありはしない。ばあやもついてゆくんじゃないか」 「いいえ、ばあやには来てもらわないわ」奈尾はそっと首を振った、「そんなことではないの、お兄さまにはおわかりにならないことよ」 「そうだろうけど、――それでも心配だよ」 奈尾は笑いながら兄の手をそっと撫《な》でた。 「大丈夫よお兄さま、あちらへいらっしゃいまし、本当はただ気がふさぐだけなんですから、おんな[#「おんな」に傍点]って、――おかしなものだわ」 その夜もまた奈尾は寝間からぬけ出ていった。うす月の光を吸って、合歓木の花が夢のようにおぼろに夜空を暈《ぼ》かしていた。三歩を隔てて垣根があり、男はその外に来て待っていた。――奈尾は合歓木の樹蔭へ身を寄せた。昼の日光で暖められた土や雑草が、ほのかに唆《そそ》るように匂っていた。男はああと声をあげた、喉《のど》から出るのではない、口のなかで、ほとんど舌のさきだけでささやくのであった。 「あなたはまた来てくださいました、私はあなたの足音が、母屋《おもや》からここへ来るまでの、一歩一歩を数えることができました、軽くてやさしい地面に触れるか触れないような、たおやかな足音、――私は今夜で三晩それを聞きました、それでもやはりあなたがそこへいらっしゃるまでは、あなたではないだろうという疑いで血が凍るように思うのです」 男は深い嘆息をもらした、それから奈尾がなにか云おうとするのを恐れるもののように、臆病な哀願の調子でこう続けた、 「いいえなにもおっしゃらないでください、私は自分を知っています、私は卑しい無能な人間です、こうして名も知られず姿も見られないからこそ、あなたにものを申し上げることが出来るんです、私はこの世に生きるねうちのない人間です、生まれて来ないほうがよかったと、どれほど考えたかしれません、あなたに御想像がつくでしょうか、人間が自分を生まれて来ないほうがよかったと考えるなんて、――けれども今は違います。私はあなたのお姿を見ました、こうしてあなたに話すことができる、はじめて私は生きて来たことを、自分が生きていることを神に感謝しました」 男のささやきはおよそ四|半刻《はんとき》も続いた。奈尾の全神経はしびれたようになり、合歓木の幹にもたれた躯は地上から浮きあがって、泡沫のように空間へ消えてゆきそうに思えた。 「お手をとは申しません」男はやがてささやきの哀訴をした「せめてお袖の端に触らせてください、あなたが私を怒ってはいらっしゃらないということが知りたいのです」 「いいえお寄りにならないで」奈尾はおののくように云った、「わたくしここへまいるだけで精いっぱいなのです、これだけでさえ、もし人に知られたら」 「ああそのあとをおっしゃってはいけません、私はよく知っています、あなたがもうすぐお輿入《こしい》れをなさるということをね、――私が絶望したり泣いたりするとお思いですか、いいえあなたはただよそへお輿入れをなさるだけです、境遇が変わり姓が変わるだけです、本当のあなたはそのまま少しの変化もなく私の心に生きていらっしゃる、私の眼にはあの日のお美しい姿がいつまでも残っているのです……なにものも、どんなちからも、私のなかに生きているこのあなたを、持ち去ったりうち消したりすることはできません、これでも私が仕合せでないでしょうか――」 「人が来ます」奈尾はこうさえぎった、「兄かもしれませんわ、おいでになってください」 話しごえと足音がこっちへ来る。垣根の外から男がささやいた。 「あすの晩もういちど、どうかもういちどだけ」 忍び足に去ってゆくのを聞きながら、奈尾は合歓木の幹に背をもたせ、放恣《ほうし》な姿勢でじっと眼をつむった。――話しごえはもうそこへ来た、兄のほかに池田伊兵衛と藤巻三之助が一緒らしい、そのあとからばあやが下女たちになにか運ばせて来る。「この辺がいい」兄が芝生の端まで来て立ちどまった、「毛氈《もうせん》をこっちへもらおう、それはそこへ置いといていいよばあや、いやもう少しこっちだ」酒宴のしたくである、合歓木の花を眺めながら、庭で夜宴を催すのは毎年の例であった。 「岩田はまだ来ないね」池田伊兵衛のこう云うのが聞こえた、「おれより先に来ているはずなんだがね、――いい月だ、燭台《しょくだい》はいらないぜ」 [#6字下げ]四[#「四」は中見出し] 彼らが席を設けているうちに、植込みの蔭を伝って、奈尾は家のほうへまわっていった。すると前庭のところで岩田半三郎に会った。彼は急いで来たとみえ、珍しく息をせいていたが、奈尾を見ると立ちどまって声をかけた。 「ああ、あなたもいらっしゃるんですか、今夜は」 奈尾はふしぎな戦慄《せんりつ》を感じた。その言葉のずっと奥のほうに、さっきの垣根の外の声が隠れているように思えたのだ。もちろんそんなことがあるはずはない、奈尾はええとうなずいた。 「お待ちしていましたの、どうぞおつれくださいまし」 「そんな薄着でいいのかな」半三郎は包むような眼で見た、「もうすぐ夜露がおりますよ」 「だって、そんなに長くはおりませんわ」 奈尾はとつぜん浮き浮きした声になり、つと自分の手を半三郎の腕にからんだ。 「さあまいりましょう、きれいな月だわ」 夜宴の席は奈尾を迎えてにぎやかになった。ばあやも盃《さかずき》を持たせられ、藤巻三之助が小謡をうたったりした。奈尾は絶えず空想と現実とのあいだをたゆたい、思いがけないときに声をあげて笑った。 「お庭に合歓木を植えましょう、ねえ」奈尾はとう半三郎にささやいた。 「そして花の咲くころにはわたくしたちもこのように宴げを催しましょう、わたくしたちがお爺さんになりお婆さんになったら、誰も招かずに二人だけで静かに宴げをいたしましょう、――ねえ」 「お望みならすぐにそうします」半三郎はそっと笑った、「けれどもまだ結婚の式もあげないうちから、爺さん婆さんの話は早すぎるでしょう」 奈尾の眼はうっとりと夜空を見ていた。耳のすぐ側であの声がささやいていた。――あすの晩もういちど、どうかもういちどだけ。 六月十八日に奈尾は岩田へ輿入れをした。椙原は八百五十石の年寄肝入役《としよりきもいりやく》であり、岩田は七百石の納戸《なんど》奉行である、婚礼の式には藩主からとくに使者を賜わり、祝宴は三夜にわたって催された。岩田家にも主婦がいなかったので、ばあやが小間使をつれてゆき、岩田椙原両家の親族の婦人たちと謀《はか》ってすべての世話をした。――奈尾はその時間を夢の中にいるような気持で過ごした。土地の習慣で、祝宴のあと二日は、新嫁が主になって親族知己の婦人たちを招待する、この日は客たちの望みによって、新嫁はたしなみだけの芸事を披露しなければならない、音曲とか舞とか、茶、華、香、ときには歌、俳諧なども所望されることがある、奈尾も琴だけは弾いたが、あとはなにを望まれても「ふたしなみでございます」と云って辞退しとおした。ばあやがとりつくろって、座の白けることだけは救われたが、客たちの不満は明らかであった。叔母のまさ女は幾たびも蔭へ呼んでは怒った。 「それは高慢というものよ奈尾さん、そんなことではすみませんよ、来てくだすった方たちみんなを敵《かたき》にしてしまうつもりですか」 「もうわかったわ叔母さま、わたくし厭《いや》なの、気の向かない芸事なんてそらぞらしくって」 「それはお客さまを辱《はず》かしめることになるのよ、取り返しのつかないことになるのよ奈尾さん、せめて島川さまがお望みの舞だけでもなさいな、御家老の奥さまだということは知っておいでじゃないの」 「それではほかのかたがたになお失礼だわ」奈尾は平気で首を振った、「もうたくさん、わたくし厭なの、厭なの、厭なの――」 ばあやは十日めまでいたが、持って来た衣装や道具も片つき、奈尾が岩田家の召使たちに慣れ始めたのをみて帰っていった。――岩田には三郎左衛門という隠居した舅《しゅうと》がいた、中風を病んだのだそうで、ずっと別棟の隠居所に寝起きをし、孫兵衛という老人の家僕がいっさいの世話をしていた。舅の姉で赤松という家へ嫁している婦人が、ときどき家政のことで注意をしに来た、「お姑《しゅうと》のいるのも辛いが、いないのも別の意味で辛いものですね」などと云いながら、まだ奈尾などにはわからない細かしいことをくどくどと教えるのであった。どこかへ客にでも来ているような気持でうかうかと夏を越した。毎朝いちど、隠居所へいって舅に茶を点《た》てるのが日課だったがこれが父だという実感はなかなかわいてこなかった。良人《おっと》に対しても同じようであった、長く知り合っていたので遠慮はないけれども、これが身も心もささげる生涯の良人だという感じがぴったりと身につかない。つい「岩田さま」と呼びそうになって驚くことが多かった。――約束の合歓木も庭の西の端に植えられた、椙原の庭のよりも大きい樹で、枝も充分に張り、花が咲いたらどんなにみごとかと想像された。根づいたことがはっきりすると、半三郎は楽しそうにその樹蔭へ茶を運ばせたりした。 「来年はあぶないが再来年は咲くそうだ」彼は奈尾にこう云った、「そうしたらひとつ趣向を凝らして夜宴をするかね」 しかし奈尾はまったく別のことを考えていた。 [#6字下げ]五[#「五」は中見出し] あすの晩もういちど、――そういわれた夜は雨であった、そのうえ嫁入りじたくのことでばあやにおそくまでつかまり、とうとう庭へ出ることが出来なかった。岩田へ来てからはあわただしい日が続いて、夏のうちはふと思いだす程度であったが、秋風の立つころになって生活もおちつき、根づいた合歓木の葉が哀しく枯れだすのを見ると、しばしばあの夜のささやきの声が思いだされ、あやしく胸のときめく時間がかえって来た。 ――あの夜あの方はひと晩じゅう雨にぬれて立っていらしったに違いない、そうだ、その次の夜もその次の夜も、きっと……。 その想像はあざやかになまなましく眼に描くことができる、すると水を吸いあげる草花のように神経がめざめ、動悸が高く緊張して打ちだし、筋肉にこころよい収斂《しゅうれん》が起こる、そして奈尾は自分が生きていることを感じるのであった。一日一日と生活は平板で退屈になるばかりだった、良人は予想したよりはるかに善良で、思いやりが深くゆき届いた愛情を示してくれる。召使たちもこれといって気に入らぬ者もない、赤松の伯母と数馬の叔母は苦手であるが、だんだん来る度数が少なくなるし、来てもはいはいとうけ流していればすんでしまう。明けくれは無風帯のように平穏である、――世間の新嫁たちには最も望ましいであろう、この静かな恵まれた日々が、奈尾には壁のようにあじきないいらいらしたものに思われた。なにかいちばん大切なもの[#「もの」に傍点]が足りない、との生活は自分にとって本当のものではない、絶えずつきまとうこうした疑惑を、空想だけがわずかに救ってくれた。垣根の外からのささやき声は、現実より強くはっきりと奈尾をよびさます、お祖母さまの秘められた物語、綺羅びやかな罪の真相が、いつか空想のなかでしだいにかたちを成し、放恣な情景を描きだしてみせる、……眠りは絶えず夢に妨げられた。昼間も日のさすところを嫌って、居間に閉じこもってはもの思いにふけった。 良人は奈尾の変化に気づいたようであった。しかし娘じぶんからの性質を知っているので、くどくきいたりことさらいたわったりする態度を控えているようにみえた。召使たちもいつか不安そうなおどおどした動作になり、なるべく奈尾の前から逃げていようとした。――これらも気の毒というよりも退屈で、暗くもの哀しく、いらいらと満ち足りない日が息苦しいほど緩慢にたっていった。 年が明けて二月に、奈尾の亡母の七年忌があり、七日はど椙原の家に滞在した。三月にはいって間もなく兄の市蔵が結婚し、ついで奈尾自身が風邪で十日ほど寝た。もちろんたいしたことではなかったが、とのあいだにだいぶ見舞いをうけたり、手紙や贈り物をもらったりした。もうほとんどなおってからのことである、「絢《あや》」という覚えのない名の手紙が届き、すぐにひらいてみたが、奈尾はたちまち蒼くなった。一年まえのあの筆跡であった、それはこう書いてあった。 ――合歓木をお植えなされ候ことわが身のいのちを覚えそろ、御いたつきの趣き承まわり及び候より、夜々、合歓木の樹蔭にて御平癒《ごへいゆ》を祈りまいらせそろ、おはこびある折のありや否やは知らず、せめて祈りの夜々のみは赦《ゆる》したまわり候え。 文字ではなくそのままあのささやきの声であった。奈尾はそれをまざまざと耳で聞いた。それからの時間をどう過ごしたか覚えていない、夜になって、良人も召使たちも寝てしまい、家じゅうがしんと鎮まりかえったとき、奈尾は寝所をぬけて庭へ出ていった。春ではあるが夜気は冷え、あやめもつかぬ闇であった。まわってゆくと隠居所の障子に燈《あかり》がさしていて、庭の樹立がほのかな片明りに浮いてみえた。魔に憑《つ》かれたような足どりで奈尾は合歓木の側までいった。 「ああ来てくださいましたね、やっぱり」からたち[#「からたち」に傍点]の生垣《いけがき》の外から、すぐにこうささやく声がした、「御病気はいいのですか、こんな時刻に出てお悪くはないのですか」 奈尾はわれ知らず合歓木の幹によって身を支えた、全身がしびれて、そのまま倒れるかと思えたのである。ささやきは続いた。 「あなたはゆるしてくださいますね、こうしてまた私がお会い申しに来ることを、あなたに会うことの出来なかった一年、私がみじめで生き甲斐《がい》のない日を送ったとお思いですか、いいえ私は仕合せでした、あなたはいつも私のなかにいらしったのです、醒《さ》めていても夢のなかでも私は絶えずあなたの姿を見ることができ、お声を聞くことができます。――そしてとうとうまたこうしてお会いするときがめぐって来ました」 言葉の意味はほとんど理解しなかった、その必要もなかった。舌のさきだけで語られるささやき、思いをこめたその調子が奈尾を酔わせ云いようのない恍惚感にひきいれるのだ。 「幸福をこわさないようにしましょう、五日めの夜ここでお待ちしています、五日めごとに、お願いです、来てくださることを信じていますよ」 その明くる朝、寝所から起き出た奈尾の、生き返ったように元気な、さえざえと明るい顔に半三郎は驚きの眼をみはった。 [#6字下げ]六[#「六」は中見出し] 奈尾は熟睡するようになり、眼に見えて快活になった。なおざりにしがちな良人の世話もまめまめとするし、召使たちにも笑顔をみせた。ただ一つ欠けていた夢が与えられたのである、日々はもう退屈ではなかった、いつも身内に生きる歓びが感じられた。――五日めごとのささやき、それが平板な灰色の生活をいやしてくれる、躯じゅうの神経に火を放ち、しびれるように感覚を陶酔させてくれる。もちろんいかなる恋もそこでとまっていることはできない、いつかは危険の近づいてくることを、奈尾はようやく感じ始めた。 ――そのとき自分はどうしたらいいだろう、拒みとおすことができるだろうか。 四月の中旬を過ぎて、七たびめの夜のことであった。男はいつものように綿々とささやき続けたのち、自制のちからの尽きたような調子で、このまま耐え切れなくなったと訴えた。 「それ以上なにもおっしゃいますな」奈尾はおびえたように身震いをした、「さもなければわたくしいってしまいます」 「あなたは私に死ねと云うのですか、私に悶《もだ》え死にをさせたいのですか」 「あなたは出来ないことをお求めなさいますわ、わたくしもうなにも伺いません、そんなことをおっしゃるのでしたらもうここへもまいることはできません」 「待ってください。ああいかないで――」 しかし奈尾は足早に去っていった。 からたち[#「からたち」に傍点]の生垣の外で、男はじっと耳を澄ませていた。けれども遠く去った足音が、そのまま戻って来ないのをたしかめると、舌打ちをしながら生垣を離れた。嘲《あざ》けるように、もういちど舌打ちをして振り返った、するとすぐ眼の前に人が立っていた。月の光が、上からその人間の姿を照らしている、男は「あっ」と低く叫んだ、立っているのは岩田半三郎であった。男はうめいた、じりじりと後ろへ退《さが》ったが、身をひねったとみると、絶叫しながら抜討ちに半三郎へ斬りつけた。刀はぎらりと青白く閃光《せんこう》をとばしたが、そのままがっしと腕ごと相手にかかえこまれた。「――卑劣なやつだ」半三郎はかかえた腕を逆に絞りあげた、「おまけに馬鹿者だ、ここでおれを斬ってどうする、――貴様の悪い癖は聞いていたがこれほど底ぬけの馬鹿とは知らなかった、狐め」こきっと骨が鳴り、半三郎の手に男の刀が奪い取られた。男は右腕を曲げたまま獣のようにうめきごえをあげて横ざまにすっとんだ。 「二度と来るな、世間へは云わずにおいてやる、帰って自分の顔をよく見ろ」 男は鼬《いたち》のように逃げ去っていった。 半三郎はもぎ取った刀を提げたまま生垣をまわってゆき、塀《へい》の切戸から庭へはいった。彼の眉はしかんでいたが、怒りや悲嘆の色は少しもなかった。――すでに三度、ひそかにその密会にたちあって、二人の関係がどのようなものかを知っていた。男は老職なにがしの二男で、そういう悪癖のあることでは定評のある人間だった。これは一喝くれれば片がつく、だが妻をどうしたらいいか、どうすれば悲劇が避けられるか、どうしたら妻を無事にそこから救い出すことが出来るか。 問題はそれだけであった。半三郎は三度まで彼らの側に身をひそめて、会話のなかにその鍵《かぎ》をみつけだそうとした、そして今その唯一の方法を発見したのであった。 「たしかにそのほかに方法はない」眉をしかめながら、半三郎はこう呟《つぶ》やいた。「それで破綻《はたん》が避けられるなら、それだけの努力を払う値打ちはある」 奈尾は熱を病むような日を送った。男の切迫した情熱、焔《ほのお》のようなささやきが耳について離れない。ひとりでいると片ときもやすまずその声が聞こえるのである、――死ねと云うのですか、悶え死にをしろと云うのですか。奈尾はたまりかねてあえぐ、呼吸が苦しくなる。 ――決してもう庭へはゆくまい、決して。 追い詰められた者のように、ただそこからのがれようともがいた。けれどものがれることは出来ない、毒の快楽はそれが毒だとわかっているところにある。五日めが来ると血が騒ぎだした。おさえようもなく不安な、けれどぞっとするような歓びが身を包んだ。 ――いいえ庭へはゆくまい、どんなことがあっても、こんどあの人に会ったら、それで自分は破滅してしまう。宵のうちまでこう思い続けた。しかし、それが不可能であることはわかっていた。奈尾は十時になると寝所をぬけだしていった。――雨もよいの暗い夜であった、隠居所の窓も燈が消えて、樹立のあたりでは虫の音《ね》がしていた。奈尾は合歓木の樹蔭へゆき着いた。全身が氷のように冷たくなり、くらくらと眩暈《めまい》がしそうになった。 「ああやっぱり――」からたち[#「からたち」に傍点]の生垣の向こうで、男の低いささやき声が起こった、「やっぱりあなたは来てくだすった、私がどんなに苦しんだかおわかりでしょうか、どんなに苦しんだか」 [#6字下げ]七[#「七」は中見出し] 奈尾はわなわなと身を震わせた。 「わたくしがまいったのは」彼女はけんめいにこう答えた、「ただあなたにお断わりするためだったのです、わたくしこれ以上もう」 「おっしゃらないでください」ささやきは哀願の音をおびた、「私が悪かったのです、私はあの夜どうかしていたのです、あんなことを望んではならないと初めから知っていて、つい愚かな情に負けてしまったのです」 「あなたは間違っていたとお思いですの」 「こんなに美しい恋を」と、ささやき声は歌うような調子になった、「なんのためにこわすことがあるでしょう、あなたはそこにいらっしゃる、私はこうしてここにいます、私が胸にあふれる思いを語るとき、あなたはそこにいて聞いてくださる、――私たちのあいだには現実の壁はあるが、お互いの心を隔てるものはなにもありません」 「ああおっしゃって、おっしゃって」奈尾はうっとりと眼をつむり、酔ったように合歓木の幹へ身をもたせた、「どうぞ今のようにおっしゃって、わたくしそういうお言葉で聞きたかったのですわ、どうぞおっしゃって――」 「そうです、これが私たちの恋なのです、ここには煩瑣《はんさ》な生活も世間の義理もありません、夜のしじまと樹や草のほかには、との恋を妨げるものはなにもありません、現実の中へはいればどんなに深い真実の愛もいつかは冷たくひえてしまうものです、――私は二度とお手を求めもしますまい、これで充分です」 頬に涙の流れるまま、奈尾はこの時間が永久に続くようにと祈っていた。危険の去ったことに疑いはなかった。五日めごとに、男はこれまでになく美しい言葉で愛をささやく、歌のように絵のように心の思いを語る。しかしそれ以外のことは求めなかった。――奈尾はよく眠り、満ち足りた快活さで家の中を明るくした。秘めたる歓びが、謝罪のかたちで良人に歌われる、半三郎が戸惑いをするほど、奈尾の愛情は強くなっていった。 こうして季節は梅雨《つゆ》にはいろうとした。ひどく空気の湿ったむしむしする夜のことだったが、男のささやきの中にふしぎな言を聞きとがめた。 「来年になったら、との合歓木は」とう男が云った、「――私たちを夢のようにおぼろな花笠でおおってくれるでしょう……」 来年になったら。奈尾はふと眼をあげた、いまはまだ花期には早いのに、どうして今年咲かないことがわかるのだろう、そう思ったとき奈尾はああと口を押えた、眼に見えぬ手で躯を真二つに裂かれたような、非常な驚愕《きょうがく》にうたれたのである。 ――まさか、まさかそんなことが。 彼女は全身を耳にしてささやきの声を聞いた、舌のさきだけで語るごく低い、かすかな声である。生垣を隔ててからくも聞きわけられるだけだ、しかし心をとめて聞けば隠しようのない抑揚に気がつく、言葉の切り方にある癖もその人のものだ。奈尾は喪心したように合歓木の樹蔭をはなれた、ほとんど夢中で、よろめきよろめき家に帰った。 寝間の夜具の上に坐り、眼をつむって初めからのことを思い返した。――そうだ、椙原の家の庭で夜宴のあったとき、あの人は誰よりも遅れて、それもあんなに急いでかけつけて来た。あの人は奈尾をよく知っている、奈尾になにが必要だかということも……あの人は喜んで合歓木を植えてくれたではないか。同じ家に寝起きをしていて、五日めごとの庭の忍び会いを気づかないはずもない。 ――お祖母さまに似たのね、気をつけないとその気性はあぶなくってよ。 こう云った叔母の懸念を、あの人はそれ以上によく理解してくれたのだ。――垣根の外のささやきは良人であった。奈尾がそこまで考えたとき、廊下に忍び足の音が聞こえ、良人の寝間へ誰かが入った。 奈尾は震えながら立って、襖《ふすま》を明けた。半三郎がびっくりしたようにこっちを見た。刀は差していないが、明らかにいま帰った姿である、 「――どうした、まだ寝なかったのか」 微笑をうかべた温かい眼である。なにもかも知っている眼だ、奈尾の心のどんな片すみをも知って、しかも柔らかく包んでくれる眼だ。奈尾は頭から足の爪尖まで赤くなるように思い、羞恥《しゅうち》と歓びにおののきながら、声をあげて良人の胸へ倒れかかった。 「あなた、……あなた、――」 「そんな声をあげて、向こうへ聞こえるじゃないか」半三郎はそっと妻を抱いた、「どうしたんだ、なにを泣くんだ」 「申し上げてもいいでしょうか」 奈尾は激しく頬を良人の胸へすりつけなかば笑いなかば泣きながらこう云った。 「申し上げてもいいでしょうか、わたくしがあなたをこんなに愛していることを――こんなにこんなに愛しているということを……」 底本:「山本周五郎全集第二十一巻 花匂う・上野介正信」新潮社 1983(昭和58)年12月25日 発行 底本の親本:「新読物」 1948(昭和23)年9月号 初出:「新読物」 1948(昭和23)年9月号 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
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ステータス補正アイテム 特殊アイテム 鉱石 ステータス補正アイテム 赤 宝箱のみ 青 モンスタードロップのみ 黄 宝箱とモンスタードロップ 灰 ショップ 緑 サバイバルタワー賞品 太字 忍の館賞品 名前 基本値 成長補正 価格 売却価格 取得ダンジョン ☆ 生命の木の葉 HP+10 - 500 50 店 冒 試 財 飛 死 戦 染 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 ☆1 豪腕の木の葉 攻+5 - 500 50 店 試 財 飛 死 戦 染 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 ☆1 守りの木の葉 防+5 - 2,500 250 店 試 財 飛 死 戦 染 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 ☆1 回避の木の葉 回+50 - 500 50 店 財 飛 死 戦 染 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 ☆1 運気の木の葉 運+3 - 7,500 750 試 財 死 戦 染 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 経験の木の葉 運+3,経験値+50 - 10,000 1,000 王 鍛 沈 ☆5 生命の木の大葉 HP+100 - 5,000 500 水 王 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 豪腕の木の大葉 攻+50 - 5,000 500 水 王 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 守りの木の大葉 防+30 - 25,000 2,500 水 王 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 回避の木の大葉 回+200 - 5,000 500 水 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 運気の木の大葉 運+30 - 75,000 7,500 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 体力の木の大葉 攻+50,防+15 - 20,000 2,000 鍛 ☆2 守護の木の大葉 防+15,回+50 - 20,000 2,000 鍛 ☆3 経験の木の大葉 運+3,経験値+100 - 100,000 10,000 王 鍛 沈 サ30 ☆5 生命の木の実 - HP+5 5,000 500 財 飛 死 戦 染 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 豪腕の木の実 - 攻+2 5,000 500 財 飛 戦 染 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 守りの木の実 - 防+2 25,000 2,500 戦 染 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 漆 サ10 ☆2 回避の木の実 - 回+5 5,000 500 戦 染 水 王 鍛 竜 光 忍 漆 ☆2 運気の木の実 - 運+1 75,000 7,500 試 死 水 闇 王 鍛 竜 光 忍 漆 ☆3 体力の木の実 - 攻+2,防+1 20,000 2,000 闇 鍛 竜 光 忍 漆 サ20 ☆2 守護の木の実 - 防+1,回+2 20,000 2,000 闇 鍛 竜 光 忍 漆 ☆3 生命の木の熟実 - HP+8 10,000 1,000 忍 漆 ☆2 豪腕の木の熟実 - 攻+4 10,000 1,000 忍 漆 ☆2 守りの木の熟実 - 防+4 50,000 5,000 忍 漆 ☆2 回避の木の熟実 - 回+10 10,000 1,000 忍 ☆2 運気の木の熟実 - 運+2 150,000 15,000 忍 ☆3 生命グミ HP+50 - 5,000 500 店 ☆1 豪腕グミ 攻+25 - 5,000 500 店 ☆1 守りグミ 防+15 - 25,000 2,500 店 ☆1 回避グミ 回+25 - 5,000 500 店 ☆1 生命キャンディ - HP+1 10,000 1,000 店 ☆1 豪腕キャンディ - 攻+1 10,000 1,000 店 ☆1 守りキャンディ - 防+1 50,000 5,000 店 ☆1 回避キャンディ - 回+1 10,000 1,000 店 ☆1 毒草 - HP攻防回運-1 2,000 200 鍛 竜 ☆1 チョコ HP攻防経がランダム+30 - 1,000 100 イベントアイテム ☆3 高級チョコ HP攻防経がランダム+50 - 5,000 500 イベントアイテム ☆3 手作りチョコ HP攻防経がランダム+100 - 100 10 イベントアイテム ☆3 スタミナドリンク HP+80 HP+5 25,000 2,500 冒 ☆4 ニンニク 攻+15 防+10 攻+2,防+1 25,000 2,500 試 ☆4 力餅 武器基本値100%増(*1) - 25,000 2,500 財 ☆4 桜餅 - HP+2,攻防回運+1 25,000 2,500 イベントアイテム ☆4 クリスマスケーキ 攻防回運+5 攻防回運+1 25,000 2,500 イベントアイテム ☆4 短冊(赤) 攻+30 攻+3 10 1 イベントアイテム ☆4 短冊(青) 防+20 防+3 10 1 イベントアイテム ☆4 短冊(黄) 運+20 運+2 10 1 イベントアイテム ☆4 特殊アイテム 名前 効果 価格 売却価格 取得ダンジョン ☆ 毒消し草 毒草の効果を打ち消すことがある(約7割を無効にする→草考察) 2,000 200 鍛 竜 光 ☆1 ワカメ塩 竜神の古都での薬草・毒草の効果2倍 2,000 200 沈 ☆3 煙玉 ピンチ時に逃走する(1個あたり2回まで発動) 10,000 1,000 忍 ☆4 短冊(白) 各階層のはじめにHP10回復出発時補正HP+80 10 1 イベントアイテム ☆4 短冊(黒) 各階層のはじめに攻+10,被ダメ10 10 1 イベントアイテム ☆4 短冊(金) 宝箱出現率1.5倍(*2) 10 1 イベントアイテム ☆5 名酒・斬 鍛錬の森4階名工の効果が+2〜5になる(*3) 25,000 2,500 忍 ☆4 名酒・護 鍛錬の森8階名工の効果が+2〜5になる*3 50,000 5,000 忍 ☆4 ツチノコ酒 ツチノコの出現率増加(*4) 25,000 2,500 忍 サ40 ☆4 ドラキュラ酒 ドラキュラの出現率増加*4 25,000 2,500 忍 漆 ☆4 天狗酒 天狗の出現率増加*4 25,000 2,500 光 忍 ☆4 リトルザウルス酒 リトルザウルスの出現率増加*4 25,000 2,500 沈 ☆4 グリフォン酒 グリフォン系の出現率増加*4 25,000 2,500 鍛 ☆4 龍酒 ドラゴン系の出現率増加(*5) 25,000 2,500 竜 忍 サ50 ☆4 白酒 ツチノコ酒+ドラキュラ酒+天狗酒+リトルザウルス酒+グリフォン酒+龍酒の効果 25,000 2,500 イベントアイテム ☆4 ツチノコ豆 冒険者の洞窟で全フロアにツチノコが出現するようになる 25,000 2,500 漆 ☆4 天狗豆 財宝の島で全フロアに天狗が出現するようになる 25,000 2,500 忍 ☆4 龍除け ドラゴン系に全くエンカウントしなくなる。 25,000 2,500 忍 ☆4 すこしくさい蜜 動物系モンスターのエンカウント減少。くさい蜜よりも効果は低い(*6) 12,500 1,250 鍛 ☆2 くさい蜜 動物系モンスターのエンカウント半減*6 25,000 2,500 鍛 ☆3 豪鬼の石 各階層のはじめに攻+20,被ダメ20(*7) 25,000 2,500 サ70 ☆4 生命の石 各階層のはじめにHP20回復 25,000 2,500 光 サ60 ☆4 金貨 クエスト効果無しの売却用アイテム。共鳴効果でも入手可能 200,000 20,000 沈 竜 光 忍 ☆3 小判 クエスト効果無しの売却用アイテム。 500,000 50,000 忍 ☆3 銀の鍵 銀の宝箱を開ける 10,000 1,000 沈 ☆3 金の鍵 金の宝箱を開ける 50,000 5,000 沈 ☆4 ダイヤの鍵 ダイヤの宝箱を開ける 150,000 15,000 沈 ☆5 つめあわせクッキー 2012年ホワイトデーイベント用アイテム。クエスト時持参するとイベントが発生する。 100 10 ☆1 ふるびた小さな箱 ? 5,000 500 (*8) ☆2 鉱石 名前 効果 価格 売却価格 取得ダンジョン ☆ 強化鉱60 +1につき60分で武具を強化 20,000 2,000 店 沈 竜 忍 ☆1 強化鉱40 +1につき40分で武具を強化 100,000 10,000 沈 竜 光 忍 漆 ☆2 強化鉱20 +1につき20分で武具を強化、共鳴効果でも入手可能 400,000 40,000 漆 ☆4 合成鉱2 合計レア度☆2以下の武具を合成 20,000 2,000 店 忍 ☆1 合成鉱3 合計レア度☆3以下の武具を合成 40,000 4,000 店 忍 ☆2 合成鉱4 合計レア度☆4以下の武具を合成 100,000 10,000 店 忍 漆 ☆2 合成鉱5 合計レア度☆5以下の武具を合成 200,000 20,000 忍 漆 ☆3 合成鉱6 合計レア度☆6以下の武具を合成 300,000 30,000 忍 ☆3 ページに追加・訂正する情報がある場合はWiki運用・編集関連で 質問は2ch又は雑談で