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【乙一】【恩田陸】【北村薫】【誉田哲也】【西澤保彦】【桜坂洋】【岩井志麻子】【小説】【2008】【1】 七つの黒い夢をアマゾンでチェックする。 裏表紙より 天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗手七人によるアンソロジー。ささやかな違和感と奇妙な感触が積み重なり、遂に現実が崩壊する瞬間を描いたダーク・ファンタジー七篇。静かな恐怖を湛えたオリジナル文庫。 んん、暇つぶしにと思って手に取ったけれど……。 乙一の名前に釣られたかもしれない、微妙かも知れん、うん。 乙一に関しては信者なので、もう言うことはない。 他に名前を知ってるのは恩田陸ぐらい。 恩田陸の本は結構読んだ、けれどどれも微妙だった。 この人は描写力が凄いんだけれど、余りに現実味が無く、読者が脳みそフル回転して映像化するとやばいことになる作家だよね。 でも、それって激しく疲れるよ! 他の作者は全く知らない。説明を読んでもピンと来ない。 でも、一人を選ぶとしたら桜坂洋って人。 これは非常に良い感じだった。 他愛のない話で惹きつけるってのは凄い難しいからねぇ。 で、その他愛のない話の登場人物に坂崎嘉穂という女性が出てくる。 ちょこっと調べてみると、この作家の代表作品のよくわかる現代魔法の登場人物なんだよね。 ただし、本作品では社会人になってるけれど。 よくわかる現代魔法は読んだことはないけど、色々妄想すると結構楽しい。 名前 コメント
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ヨード卵光の黒い温泉卵 2008年12月10日 (水) 2008/12/10 8 17 Canon EOS Kiss Digital X (編集者 注:他サイトからの引用の可能性のある部分を下記のように表示しております。 赤 原文と近似文の為、原文を下に表示しています) 母と妹たちの箱根温泉旅行のお土産。 母の念願だった、星の王子さまミュージアムとガラスの森美術館に行ったようです。 私は仕事もあり、愛犬の調子が良くないため、お留守番でした。 この温泉卵は「黒ちゃん玉子」という商品で、とっても美味しかったです。 写真のように、殻は真っ黒。黄身はなめらか、白身はゼリー状で、大変美味しく、まるでお菓子のような味わいです。 70℃~80℃のラジウム温泉で40~50分長めにゆでたもので、卵内の雑菌がほとんど死滅した状態で長期保存が可能だそうです。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2008年12月 引用元 http //hakone-zaiku.jp/jp/shopping/meisan.html (原文は 「…本物の温泉玉子は、すべて殻が黒く黄身はなめらか、白身はゼリー状で、大変おいしく、まるでケーキのような味わいです。」 「…長期保存が可能です」)
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復讐の黒いマーカー 感想ページ 名前 コメント プレイ時間は1時間ほど。黒いマーカーを拾い、その魔法の力で聖地を治めていく者たちの物語。お互い、相手の額に落書きをし合う真剣勝負の自作戦闘ものです! 相手の攻撃に対して、回避·反撃などの行動を行って勝負する形式で、それらは確率によって判定されます!負けても経験値が入りますが、せっけんが無いと次の勝負に挑めないので、奪ったり宝箱から確保が必要です。カットインするキャラの顔は大迫力! 三人それぞれの個性で有利に進めていけるのが、とても楽しいです。宝箱を全部回収できると達成感ありますし!作者さんの持ち味の独特でどこか抽象的な世界観はクセになるので、もしもよく分からないと思っても、深く考えるよりその雰囲気を感じて味わうのがオススメですね!☆5! -- 啓太 (2020-01-05 11 18 42) 不良議員と旅行者と魔法少女の三人が魔法のマーカーで戦う独自システムのRPG 住人から話を聞いて謎が徐々に明らかになるのが楽しかった 戦闘に負けると変な名前にされるのも面白い クリア時の不良議員の名前は「化粧がホラー」だった 約1時間10分でクリア ミカエルが目隠しをする場面をマップチップを使って表現しているのに驚いた 現在地が分かりにくいがセーブすると何丁目にいるのか分かる 就寝前のぼんやりした頭でプレイしていたので、度々セーブして確認した 以下ネタバレ クリアして他の方々の書かれたツイッターの感想を読んで未見のイベントがあるのに気付き不審者に会いに三界へ行った (全ての不審者に会うと聖地5の女性のセリフが変化する) 監視者のおでこに落書きをして倒すとそこの住人の一人の名前が落書きと同じになり誰が監視者なのか分かるのだが 関連に気付かなくて「変な名前の住人がいるな」と思っていた -- 十嶋ゆうき (2019-08-18 10 43 03) プレイさせていただきました。 エンディングまで大体40分ぐらいでした。 正直、最初は独特な世界観についていけず、何が何やらさっぱりわからなくて、 ぼくの感性じゃ何一つ理解できないまま終わっちゃうんじゃないかと不安になりました(笑) けど、進めているうちに段々何をすればいいかわかってきて、それからは早かったですね。 一番苦戦したのは紫頭巾のガイコツの倒し方がわからなかったところですね。せっけんが無くなる寸前で、あれ?これどうもおかしいぞと感じ、 戦い方を変えたらちゃんと倒せて嬉しかったです! あと、時々入るカットインが凝っていて凄いなと思いました。 面白かったです!ありがとうございました! -- しばみ (2019-07-25 20 43 26) 噂通り、シロヤマ カズさんの世界は独特ですね(笑) しかも、これまた他では類を見ない独自システムが、チュートリアルなしでいきなりスタートですから、最初は本当にちんぷんかんぷんでした(苦笑) サイコロを使ったランダム要素や、全ての区画を同じような風景にするなど、意図的に分かりにくくしている仕様。 住民達も断片的にヒントを言っているのですが、これまた言い回しが独特。 とにかく、理屈で考えるよりも、やりながら要領を覚える新感覚ゲームでしたね。要領さえ飲み込めれば、一気に進んで行きます。クリアまでは一時間弱でした。 あんなややこしいプログラム、私にはとてもマネできませんが、楽しませてもらいました。 ただ、最後の選択肢には、ちょっと騙されましたけど(苦笑) -- DeepSky (2019-07-07 20 56 00) ストーリー、システム、キャラ設定等、何の説明もないままゲームが始まり、最初はとまどうかもしれないが、 ゲームオーバーはないので、とにかく分からないなりに進めていきましょう 段々とゲームの世界観、システムが分かってきます テキストで長々と説明せずにプレイヤーに体感で分からせる、この流れはポイント高い そして何より本作品の一番のポイントは、ゲーム全体に漂う、言葉では上手く表現できない独特のセンス おでこに落書きして敵を倒すとか、天使の名を冠するヤンキー共とか・・・ かっこいいとも、面白いとも違う・・ だからと言ってカオスでめちゃくちゃって訳でもなく、しっかりとまとまっている世界観 この、まこと奇妙で不可思議なセンスを、是非体験してほしい!! 短編なので、サクっと遊べます! -- シンザン (2019-06-18 22 43 43)
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皇族(こうぞく)とは、時代や国によって定義が異なるが一般的に皇帝、天皇の親族の内、男系の血族及びその配偶者。この項目では、日本の皇族について記述する。 前近代 701年の大宝令、757年の養老令など、律令には皇親(こうしん)として規定。俗には王氏(わうし、おうし)とも呼ばれた。 律令では、親王と王の別があり、とくに性別を分ける記述はないが、女性はそれぞれ、内親王、女王と称せられた。親王号は古くは天皇の子および兄弟姉妹の称であったが、のち親王宣下を受けたもののみに限られるようになった。親王は品位を受け、品によって国家から給田を受けた。 「官位令」によれば、品位には一品から四品までがあり、それぞれ国家から決められた給付を受けた。また任官においても、八省卿(八省の長官)、大宰府帥、一部の大国の国守など、四品以上の親王に留保された官職があり、高官を保障された。いっぽう品位をもたない親王は無品親王といった。罪を得た場合、罰として品位の剥奪が行われることがあった。 皇親の範囲は、「継嗣令」の規定では天皇の四世孫までが皇親とされ、五世孫は王を称したが皇孫にはあたらないとされた。のち慶雲3年(706年)2月の格で、五世孫までが皇親とされ、五世孫の嫡子に王の称が許された。なお、近代の皇族制度とは違い、婚姻によって皇親身分を獲得したり喪失したりすることは無かった。従って、光明皇后(藤原氏)のように、皇后であっても臣下の家の出身者は皇親とは認められず、逆に藤原教通に降嫁した禔子内親王の様に臣下に降嫁後に二品叙位を受けた例も存在する(『扶桑略記』長久2年12月19日条)。 令では、皇親でないものは、姓を賜って臣に下ることが規定されていた。最初の賜姓がいつであったかはさだかでないが、初期の賜姓皇族として橘氏がある。敏達天皇の子孫であった葛城王(橘諸兄)と佐為王(橘佐為)は、聖武天皇の天平8年(736年)に臣籍降下を申し出、母県犬養橘宿祢三千代の氏姓を願い、橘宿禰の氏(うじ)・姓(かばね)を賜った。のち、平安初期以降、皇親を減らして国家の支出を減らす、皇位争いに関する政争を除く、皇室の藩屏となる高級貴族をおくなどの目的で、多くの臣籍降下が行われた。 後一条天皇の時、皇太子敦明親王が皇太子辞退を申し出ると、親王の男子(三条天皇の孫)に特に親王の称号を許して以後厳密な規定がされなくなり、孫以下の皇親でも天皇の養子・猶子となって親王の待遇を受ける事が可能となった。後にこれが世襲化されたのが世襲親王家のルーツと言われている。 江戸時代以降、四親王家から構成されるようになった。伏見宮、有栖川宮、桂宮(現桂宮家とは無関係)、閑院宮の四宮家は世襲親王家として代々各宮家の王が天皇の猶子(養子の一種)となり、親王宣下を受け世襲した。 明治憲法下 大日本帝国憲法下では旧皇室典範によってその範囲を定められた、皇統に属する天皇の一族を皇族とする。天皇は皇族に含めない。天皇と皇族をあわせた全体を皇室という。皇族の構成員は、皇后・太皇太后・皇太后・皇太子・皇太子妃・皇太孫・皇太孫妃・親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王である(旧皇室典範30条)。また、皇室親族令により、姻族の範囲は3親等内と規定された。 律令制の元で皇親と呼ばれていた呼称に変えて、「皇族」という呼称を採用した。また、旧来は皇后と言えども臣下の家に生まれた場合には「皇親」とは認められなかったが、この改正によって皇后・妃なども皇族として扱われるようになった。 現行憲法下と違い、四世孫(皇玄孫)までが親王・内親王とされ、五世孫以下が王・女王とされていた(旧皇室典範31条)。また、非嫡出子も皇族とされた。 皇族会議 旧皇室典範により、成年(皇太子・皇太孫は満18歳。その他の皇族は満20歳。)に達した皇族の男子は、皇室内の事項について天皇の諮詢を受ける皇族会議の議員となった。 枢密院 明治21年(1888年)5月18日の勅命により、成年に達した親王は、枢密院の会議に班列(列席して議事に参加すること)する権利を有した。 貴族院 貴族院令により、成年に達した皇族の男子は自動的に貴族院における皇族議員となった。だが、皇族が政争に関与すべきではないこと、皇族は武官であったことから、皇族議員が貴族院の議席に着いたことは一度もなかった。 叙勲 皇族身位令(皇室令。既に廃止)によって、次の区分に従って叙勲された。 皇后:勲一等宝冠章‐大婚の約がなったとき。 皇太子・皇太孫:大勲位菊花大綬章‐満7歳に達した後。 皇太子妃・皇太孫妃:勲一等宝冠章‐結婚の約がなったとき。 親王:大勲位菊花大綬章‐満15歳に達した後。 親王妃:勲一等宝冠章‐結婚の礼を行う当日。 内親王:勲一等宝冠章‐満15歳に達した後。 王:勲一等旭日桐花大綬章‐満15歳に達した後。 王妃:勲二等宝冠章‐結婚の礼を行う当日。 女王:勲二等宝冠章‐満15歳に達した後。 任官 皇族身位令によって、次の区分に従って任官された。 皇太子・皇太孫‐満10歳に達した後に陸軍及び海軍の武官。 親王・王‐満18歳に達した後に、原則、陸軍又は海軍の武官。 皇族の裁判 民事訴訟 皇族相互間の民事訴訟については、特別裁判所として皇室裁判所が臨時に必要に応じて置かれ、これが管轄することになっていた。他方、皇族と人民(臣民)の間の民事訴訟については、人民の皇族に対する民事訴訟の第一審と第二審が東京控訴院の管轄に属することとされたこと等の外は、一般の法令によるものとされた。 刑事訴訟 皇族の刑事訴訟については、軍法会議の裁判権に属するものを除く外は、大審院の管轄に属するものとされた。軍法会議の裁判権に属するものについては、高等軍法会議で審判された。 皇族の特権と義務 皇族男子は皇位継承資格を、親王妃と王妃を除いた成年に達した皇族は摂政就任資格をもつ。 皇后・太皇太后・皇太后は陛下、それ以外の皇族は殿下の敬称を称した(旧皇室典範17,18条)。 皇族は天皇の監督を受けた(旧皇室典範35条)。 皇族の後見人は、成年以上の皇族に限られた(旧皇室典範38条)。 皇族の結婚は、皇族同士か特に勅許を受けた華族との間に限られ、勅許を必要とした(旧皇室典範39,40条)。また、大正7年(1918年)11月28日皇室典範増補により、皇族女子は王公族(旧韓国皇室)に嫁することができた。 皇族の養子は禁止された(旧皇室典範42条)。 皇族の国外旅行には勅許を必要とした(旧皇室典範43条)。 皇族を勾引し、裁判所に召喚するには勅許を必要とした(旧皇室典範51条)。 皇族が品位を辱める行いをしたり、皇室に対して忠順を欠くときは勅旨を以って懲戒を受け、重い場合は皇族特権の停止、剥奪を受け、臣籍に降されることもあることになっていた(旧皇室典範52条・明治40年-1907年-2月11日皇室典範増補4条)。 王は、勅旨又は情願によって華族となることができた(臣籍降下)。また、勅許によって華族の家督を相続することや、家督相続の目的で華族の養子となることができた。(明治40年-1907年-2月11日皇室典範増補1,2条) 宮号を賜った皇族には、別当・家令・家扶・家従といった職員が附属された。また、武官である皇族には、皇族附武官(佐尉官)が附属された。 皇族は満6歳から満20歳まで普通教育を受けるものとされ、原則として学習院又は女子学習院で就学するものとされた(皇族就学令)。 皇族の班位 皇族の班位(順位)は、皇族身位令により、次の順序によるものとされた。 皇后 太皇太后 皇太后 皇太子 皇太子妃 皇太孫 皇太孫妃 親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王 また、以上の順序の中でも細かな点については以下のようになっていた。 親王・王の班位は、皇位継承の順序に従う。 その順序は、以下のとおりである。 天皇の長子 天皇の長孫 その他の天皇の長子の子孫 天皇の次子及びその子孫 その他の天皇の子孫 天皇の兄弟及びその子孫 天皇の伯叔父及びその子孫 それ以上の皇族 以上においては、同等内では、嫡出子及びその子孫の系統を先にして、庶出の子(非嫡出子)及びその子孫の系統を後にする。また、嫡出子・庶出の子それぞれの中でも、先に生まれた者及びその子孫の系統を優先して、後に生まれた者及びその子孫の系統を後にする。(嫡庶長幼の順) 内親王・女王の班位は、親王・王の班位に準じる。 親王・王・内親王・女王で同順位にある者は、男を先にし、女を後にする。(男女の順) 親王妃・王妃の班位は、夫の次とする。内親王・女王であって親王妃・王妃となった者も例外としない。 故皇太子の妃の班位は、皇太子妃の次とし、故皇太孫の妃の班位は、皇太孫妃の次とする。 親王・王の寡妃(未亡人)の班位は、夫生存中と同じとする。 摂政に就任している親王・内親王・王・女王の班位は、皇太孫妃の次とする。但し、故皇太孫の妃があるときは、その次とする。 皇太子・皇太孫が皇位継承の順序を変えられたときは、その班位は、皇太孫妃の次とする。但し、故皇太孫の妃があるときはその次とし、摂政に就任している親王・内親王・王・女王があるときはその次とする。 親王・王が皇位継承の順序を変えられたときは、その班位は、順序変更前と同じとする。 本来は王であるが、旧皇室典範制定前に親王宣下を受けて親王となっている者(宣下親王)は、宣下された順序によって、王の上とする。 現行憲法下 現在の法令では法律たる皇室典範によってその範囲を定められた、皇統に属する天皇の一族を皇族とする。皇族には天皇を含めず、天皇と皇族をあわせた全体を皇室という。皇族の構成員は、皇后・太皇太后・皇太后・親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王である(皇室典範5条)。この内、皇后・皇太后・皇太子・皇太子妃などとその独立していない子女の「天皇家」に属する皇族は内廷皇族と呼ばれ、「天皇家」から独立した宮家に属する皇族は宮家皇族と呼ばれる。 現行の皇室典範では、嫡出の皇子及び嫡男系嫡出の皇孫が親王・内親王とされ、三世以下この場合の「三世」は、自己を一世とし孫を三世とするのではなく、子を一世とし曾孫を三世とする解釈が用いられている(第87回国会・衆議院内閣委員会での政府委員答弁(1979年4月10日・内閣法制局長官真田秀夫、同月19日内閣官房内閣審議室長清水汪など))。したがって、言い換えると「ある天皇(当代の天皇に限らない)の曾孫以下の子孫」で傍系のため親王・内親王に該当しない者が王・女王になるということであり、ここでの「三世以下」は自己を一世とする用例であれば「四世以下」に相当することになる。の嫡男系嫡出の子孫は王・女王とされる(皇室典範6条)。非嫡出子は皇族とされない。天皇の母方の血族や姻族に関しては特別の規定がなく(上述の皇室親族令には規定があったが昭和22年に廃止)、民法の規定により、天皇の外戚の内、皇后から3親等内の者が天皇の姻族となる。天皇の姻族は皇族ではないが民法上は天皇の親族である。このように皇族=天皇の親族・血族というわけではない。皇族以外の親族には下記「一般国民と皇族の差異」は当てはまらないが、近親婚の禁止等の規制等は適用される。 皇族の身分の取得 天皇又は親王・王の嫡出の子女として生まれた者以外が皇族となることができるのは、女子が天皇・親王・王のいずれかと結婚する場合のみに限られる(皇室典範15条)。 皇族の身分の離脱 満15歳以上の内親王・王・女王は、本人の意志に基づき、皇室会議の承認を経て、皇族の身分を離脱できる(皇室典範11条1項)。 皇太子・皇太孫を除く親王・内親王・王・女王は、やむを得ない特別の事由があるときは、本人の意思に関わらず、皇室会議の判断で、皇族の身分を離れる(皇室典範11条2項)。 (1)皇族の身分を離れる親王・王の妃(2)皇族の身分を離れる親王・王の子孫(3)皇族の身分を離れる親王・王の子孫の妃は、その親王・王と同時に皇族の身分を離れる(他の皇族と婚姻した女子とその子孫を除く)。但し、(2)と(3)の皇族の身分を離れる親王・王の子孫とその妃については、皇室会議の判断で、皇族の身分を離れないものとすることができる(皇室典範13条)。 皇族女子は、天皇・皇族以外の者と結婚したときは、皇族の身分を離れる(皇室典範12条)。 皇族以外の女子で親王妃又は王妃となった者が、その夫を失って未亡人(寡妃)となったときは、本人の意思により、皇族の身分を離脱できる。また、この場合、やむを得ない特別の事由があるときは、本人の意思に関わらず、皇室会議の判断で、皇族の身分を離れる(皇室典範14条1, 2項)。 皇族以外の女子で親王妃又は王妃となった者が、離婚したときは、皇族の身分を離れる(皇室典範14条3項)。 皇族の身分を離れた親王・王の子孫で他の皇族と結婚した女子が、その夫を失って未亡人となったときは、本人の意思により、皇族の身分を離脱できる。この場合、やむを得ない特別の事由があるときは、本人の意思に関わらず、皇室会議の判断で、皇族の身分を離れる。また、この者が離婚したときは、皇族の身分を離れる(皇室典範14条4項)。 一般国民と皇族の差異 皇族男子は皇位継承資格を有する(皇室典範1,2条)。 親王妃・王妃を除く成年皇族は摂政就任資格と国事行為臨時代行就任資格を有する(皇室典範17条・国事行為の臨時代行に関する法律2条)。 養子をすることができない(皇室典範9条)。 皇族男子の結婚は皇室会議の承認が必要である(皇室典範10条)。離婚に関しては承認不要。また、皇族女子の結婚についても承認不要である。 皇太子・皇太孫の成年は満18歳とされている(皇室典範22条)。それ以外の皇族は民法に従って満20歳である。 皇室典範上、皇后・太皇太后・皇太后は陛下、それ以外の皇族は殿下の敬称を称することとなっている(皇室典範23条) 但しマスコミにおいては、これに従わず、平仮名の「さま」をつけて「**さま」と呼ぶことが多い(漢字の「様」をつけて「**様」と呼ぶことは少ない)。 皇后・太皇太后・皇太后の死は「崩御」と、それ以外の皇族の死は「薨去」と称されることとなっている。 但しマスコミにおいては、「ご逝去」などの表現も使われる。 成年皇族は皇室会議の議員・予備議員(各2人・任期4年)の互選人となり、当選すれば議員・予備議員に就任することができる(皇室典範28,30,32条)。 選挙権・被選挙権を持たない。 氏を持たない。 通常の戸籍には登録されず、身分に関する事項は皇統譜に登録される(皇室典範26条)。住民登録は住民基本台帳法に基づき国民同様に為される。 通常のパスポートを用いず「皇族」という官職名で公用旅券の発給を受ける。運転免許証の「本籍」欄にも在日外国人の出身国同様「日本国」と記載される。 皇后・太皇太后・皇太后を葬る所は「陵」、その他の皇族を葬る所は「墓」と呼ばれる(皇室典範27条)。 内廷費や、皇族としての品位保持の資に充てるために皇族費が国庫から支出される一方で、財産の賜与(贈与)及び譲受に関して憲法と皇室経済法による強い規制がある。 内廷には侍従職・東宮職がある外、各宮家には、宮務官や侍女長といった職員(特別職国家公務員)が付けられている。 戦前の皇族身位令に準じて叙勲が行われ、戦後でも、成年に達したときや結婚の際に、親王には大勲位菊花大綬章が授けられ、親王妃・内親王には勲一等宝冠章(現、宝冠大綬章)が、王には勲一等旭日桐花大綬章(現、桐花大綬章)が、王妃・女王には勲二等宝冠章(現、宝冠牡丹章)が授けられる。 現在の皇族 現在の皇族は、以下の通りである。班位は、戦前の皇族身位令に準じる。但し、兄弟姉妹間では出生の順による。 班位名身位敬称宮号称号皇位継承順位摂政就任順位勲等勲章 1美智子皇后陛下 第7位勲一等宝冠章内廷皇族 2徳仁親王(皇太子)殿下 浩宮第1位第1位大勲位菊花大綬章内廷皇族 3雅子親王妃(皇太子妃)殿下 勲一等宝冠章内廷皇族 4愛子内親王殿下 敬宮 (未成年) 内廷皇族 5文仁親王殿下秋篠宮礼宮第2位第2位大勲位菊花大綬章宮家皇族 6紀子親王妃殿下(秋篠宮) 勲一等宝冠章宮家皇族 7眞子内親王殿下(秋篠宮) (未成年) 宮家皇族 8佳子内親王殿下(秋篠宮) (未成年) 宮家皇族 9悠仁親王殿下(秋篠宮) 第3位(未成年) 宮家皇族 10正仁親王殿下常陸宮義宮第4位第3位大勲位菊花大綬章宮家皇族 11華子親王妃殿下(常陸宮) 勲一等宝冠章宮家皇族 12崇仁親王殿下三笠宮澄宮第5位第4位大勲位菊花大綬章宮家皇族 13百合子親王妃殿下(三笠宮) 勲一等宝冠章宮家皇族 14寬仁親王殿下(三笠宮) 第6位第5位大勲位菊花大綬章宮家皇族 15信子親王妃殿下(三笠宮) 勲一等宝冠章宮家皇族 16彬子女王殿下(三笠宮) 第8位勲二等宝冠章宮家皇族 17瑶子女王殿下(三笠宮) 第9位勲二等宝冠章宮家皇族 18宜仁親王殿下桂宮 第7位第6位大勲位菊花大綬章宮家皇族 19久子親王妃殿下(高円宮) 勲一等宝冠章宮家皇族 20承子女王殿下(高円宮) 第10位宝冠牡丹章宮家皇族 21典子女王殿下(高円宮) 第11位宝冠牡丹章宮家皇族 22絢子女王殿下(高円宮) (未成年) 宮家皇族 皇統譜には宮号と称号は登録されない(宮内庁告示の形式によって官報で公表はされる)。なお、宮号は天皇がその親王に賜るものであって、その親王のみがこれを称するものであり、当該親王の妃や子女等が自らの宮号としてこれを称することはない(たとえば、眞子内親王や寬仁親王は宮号を賜っていない)。但し、上表では妃や子女等についても便宜のため括弧書きしている。 皇族の称呼は、内閣告示・宮内庁告示や官報の皇室事項欄では、歌会始などの特別な場合を除き、次のようになっている。宮号や称号が表記されないことに注意が必要である。 皇后・太皇太后・皇太后については、「皇后陛下」と、身位+敬称の順。 皇太子については、「皇太子徳仁親王殿下」と、「皇太子」+名+身位+敬称の順。 皇太子妃については、「皇太子徳仁親王妃雅子殿下」と、「皇太子」+夫の名+夫の身位+「妃」+名+敬称の順。 親王・内親王・王・女王については、「文仁親王殿下」や「愛子内親王殿下」と、名+身位+敬称の順。 親王妃・王妃については、「文仁親王妃紀子殿下」と、夫の名+夫の身位+「妃」+名+敬称の順。 皇族が「崩御」ないし「薨去」した後は、「故皇太后」や「故宣仁親王妃喜久子」と、上記に「故」が冠され敬称が省かれる。 夫が「薨去」して未亡人となった場合でも、親王妃や王妃の称呼については「憲仁親王妃久子殿下」と、夫の名に「故」を冠さない。 法律や叙勲においては、「皇太子徳仁親王の結婚の儀の行われる日を休日とする法律」など、敬称は省かれる。 皇族の班位は、ほぼ戦前の皇族身位令に準じるものとなっているが、兄弟姉妹間では、女よりも男を優先する場合と、男女関係なく出生順による場合とが見られる。前者の例として、昭和41年(1966年)の歌会始において三笠宮崇仁親王の子である甯子内親王(1944年生)が、彼女よりも出生順では後の寬仁親王(1946年生)の後の席次となっている例がある。後者の例としては、昭和52、53年(1977年、1978年)の歌会始において、同じく三笠宮崇仁親王の子である容子内親王(1951年生)が、出生順どおり憲仁親王 (1954年生)の前となっている例がある。 脚注 関連項目 Template Wikiquote? Template Wiktionary? 皇室の系図一覧 宮内庁 皇室 宮家一覧 天皇家 内廷皇族 旧皇族 華族 王公族 皇太子 皇子 皇女 陵 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年11月7日 (金) 20 20。
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速攻の黒い忍者(OCG) 効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1200 自分の墓地の闇属性モンスター2体をゲームから除外する事で、 このターンのエンドフェイズまでこのカードをゲームから除外する事ができる。 この効果は相手ターンにも使用する事ができる。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 モンスター除外 下級モンスター 忍者 戦士族 闇属性 闇属性補助 同名カード 速攻のブラック忍者(アニメ)
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人を動かすのはなんだろうか。 それは、一言で言ってしまえば『感情』。 人間が、いや生物が持っている言うなれば本能。 ましてや人間は他の生物に比べて非常に感情が豊かである。 感情にも様々なものがある。 喜び、悲しみ、怒り、楽しみ。 俗に言う喜怒哀楽と呼ばれる感情は、人間の感情を端的に、そして完璧に言い表している。だがそこにもう一つ加わってしかるべき感情がある。 それは―― 森の中を疾風の如き速度で駆け抜ける、一つの影があった。 端麗なその顔は涙と汗でぐじゃぐじゃになり、見るに堪えない。 腹部から溢れる血は、制服を汚す。 千草貴子は、恐怖していた。 先程受けた襲撃と、死んだはずの自分が生きているという奇妙な現実に。 そして、襲撃を受け思い出してしまった、自分の死の瞬間に。 それを恐れるのはもはや、人間のではなく生物の本能。 本能の前に理性など、塵芥の如きもの。 死を恐れる本能は、まだ中学生である千草貴子の未成熟な精神を侵すのには十分すぎる。 だから彼女は行くあてもなく、ただ肉体が動くがままに壊れて暴走した機械のようにただただ走っていた。 それゆえに、見えなかった。 すぐそこに、見知らぬ少女がいた事に。 どかん、と千草は少女に強烈な体当たりをぶちかましてしまった。 ごろん、と少女はもんどり打った。 そして千草も衝撃を受け止めきれずに派手に転んでしまった。 転んだ際に盛大に打ち付けた足が切れ、血が溢れる。 紅い。 ただ、紅い。 その色は、自分が死んだ時――否、殺された時に嫌というほど見た、あの色。 「うあっ……あ……」 嗚咽ともつかぬ声が、喉の奥から絞り出される。 血を流し続ける傷口に空気がふれ、焼けるような痛みが千草の頭脳を蹂躙する。 ――嫌だ。 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 死にたくない―― 遠くで、何かがはじけるような音が 聞こえた気がした。 ―――殺せ。 それは、悪魔のささやきか。 千草は持っていたダーツをぎゅっと握りしめていた。 もう彼女に理性は一片も残っていない。 死の恐怖という本能から逃れるために、千草は武器を手に取った。 ――そうだ、殺せ。 みんな殺せばいい。 そうすればお前は、生き延びる。 生きる為に、殺すんだ。 さあ――やれ。 その囁きは誰が言ったわけでもない。 千草以外の人間には、誰にも聞こえない言うなれば千草自身の声。 普段の千草であれば、決して流れる事のなかった声が千草に殺人という禁忌を犯させようとしている。 目の前で倒れている少女に一歩、一歩と近づいていく。 そしてついに制空権へと入った。 ――さあ、その矢を突き刺せ! 刺せ! 刺せ! 刺せ! シュプレヒコールのように、声が脳内に反響していく。 汗と泥が混じって汚れた手で、もう一度ダーツをしっかり握りしめ、千草は少女にダーツを振りおろし―― その鏃は少女に刺さる事はなかった。 突き刺すより早く、少女の前蹴りが千草の腹部に深く入っていたためだった。 ただでさえ負傷していた個所を強烈に蹴られ、千草の内臓が悲鳴を上げる。 「…ガ、ガァッ……!」 野獣のような呻き声をあげ、千草の喉の奥から胃液が溢れだす。 それと同時に蹴られた腹部から血が噴き出し、壮絶な痛みが――それこそ悲鳴もあげられなくなるほどの痛みが、千草の全身を電流のように駆け巡った。 「…テメエ、何しやがる。」 ひ弱そうな見た目からは想像もできない、ドスの利いた声が千草の耳に届いた。 一瞬第三者が現れたのか、と思ったのだがその声を発したのは他でもない、先ほど自分が殺そうとしていた少女自身だった。 涙と汗で滲む目でその方を確認すると、なにやら禍々しいオーラが少女を包んでいた。 悪魔にも似たその雰囲気に、千草の脳内を再び恐怖が占拠する。 それも先ほどの比ではない。 文字通り動くことすらできなくなるほどの恐怖だった。 「……テメエが今何したか、分かってんのか?」 純粋な怒りを、言葉の一語一語から感じる。 それは千草の心を抉り、さらなる恐怖を生み出す。 恐怖はついに、肉体の抑制すらも弛緩させる。 涙はとめどなく流れ、鼻水も溢れだす。 嗚咽を漏らす口からは、だらしなく涎が垂れだしていた。 「情けねえな、本当に情けねえ。そんなんでこの俺様を殺そうとしていたのか?」 目の前の少女は、純粋な怒りをこちらに余すことなくぶつけていた。 そこに存在するのは絶対的な自信。 唯我独尊。 その四文字が浮かび上がるほどの圧倒的な自信と怒りが、少女の実に溢れ出ているオーラであった。 「…オイテメエ。」 「ヒッ?!」 地の底からにじみ出るような声は、千草の精神を容赦なく穿つ。 逃げたくとも、全身を駆け巡る激痛と恐怖は千草の身体をピクリとも動かさない。 ただ出てくるのは涙と鼻水、そして脂汗だけだった。 「…『殺す』ってのがどういうことか、教えてやるよ……」 その言葉を言い放ち、少女は持っていたデイパックに手を突っ込んだ。 そして出てきたそれを見た時――千草の精神は完全に壊れた。 鎌だった。 否、それは鎌と呼ぶにはあまりにも大きすぎた。 人の背丈ほどあるその鎌の名は、桜舞。 戦国時代に、殺戮と阿鼻叫喚を至上の愉しみとしていた男――明智光秀の、呪われた武器。 数々の血と命を吸いとり続けてきたその鎌を、少女はいともたやすく千草に向けた。 その切っ先の鋭さが、反射された木漏れ日の光が、千草の恐怖を加速させる。 じりじりと、じわじわと、その刃が千草の肉体に迫る。 「イ゛ッ、嫌ア゛……」 ついに千草は、人間としての尊厳すらも放棄し始めていた。 しゃがみ込んでいた地面に水たまりができる。 圧倒的恐怖から、千草はついに失禁してしまったのだ。 溢れ出て、止まらない尿に少女は顔をしかめた。 「ケッ、ほんと情けねえな……オラ!」 凍るような冷たい感覚が、太ももに走る。 そして間髪入れずに焼けるような感覚が、太ももに走る。 それとほぼ同時に襲いかかったのは、激烈な痛みだった。 深々と、鎌の刃が太ももに刺さっていた。 「アアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」 無惨な悲鳴が、木霊した。 ざく、と刃が肉を斬りながら動く。 斬られた肉は熱を帯び、外気に触れた先から新たな痛みを生み出す。 やがてその痛みは千草の全てを奪って行く。 痛みは力を奪い、奪われた力は肉体の尊厳を保てなくなる。 尿の次に溢れだしたのは、大便だった。 辺りに先ほどよりも強烈な異臭がまき散らされる。 「おーおーきたねえな、全く、クソ漏らしやがって。」 「ガ……ア゛ァ……」 ぱくぱくと、空気を求め魚のようにただ漫然と動かすだけの口から声にならない声が漏れた。 もうこいつはダメだな、と少女は確信した。 「……お前さ。」 「…ェ」 「死ねよ。」 ぽつりと、少女が告げた。 太ももから引き抜かれた刃が千草の喉笛にあてがわれた。 刃は、血でまみれていたにもかかわらずなぜか千草には異様に冷たく感じられた。 「…オイ、何か言う事はあるか?」 「…………ァ」 「ん?」 蝋燭の炎というものは、消える直前が一番激しく燃えると言う。 それは、命の炎もまた、同じだったのかもしれない。 全ての力を使い果たしていたはずの千草の喉から、これまでの責め苦を受けていたとは思えないぐらい力強い、悲しい叫びが溢れ出た。 「死゛に゛だぐ……無゛い゛っ!!助げで!!死゛に゛だぐ」 「だが死ね。」 蝋燭の炎を吹き消すよりたやすく 刃は深々と千草の喉を突き刺した。 千草が最後に見せた炎の揺らめきは、呆気なく非情な刃にかき消された。 「…ケッ、クソが。」 少女は鎌の血を拭いながら、汚物を見るかのように変わり果てた千草を見下ろしていた。 辺りに血と尿と大便をぶちまけたそこに、人間としての尊厳は一片も存在していない。 そしてそれを見る少女の眼も、人間としての優しさや愛情といった感情は全くなかった。 彼女――否、『彼』の名は翔。 御堂島優という少女の自己防衛から生み出された、もう一つの人格だった。 御堂島優は、心優しき少女だった。 だがそれゆえに、傷つきやすいガラス細工のような繊細な心を持っていた。 だからだろうか。 彼女自身の身を守るために、翔は生まれた。 優という存在を守るために生まれた『彼』は、幽からは考えられないほどに残虐で狡猾で冷徹だった。 そんな『彼』は、ただただ怒っていた。 この殺し合いというもの自体が。 状況に流され自分を殺そうとしてきた愚かな少女が。 何もかもが気に入らなかった。 「……ぶっ壊してやるよ。」 鎌を、ヒュンとふるった。 拭いきれていなかった千草の血が、ピッと飛び散った。 その瞳には、メラメラと燃える、どす黒い炎があるかのようだった。 「…すぐ終わらせてやるよ、優……」 翔の持つデイバックの中に、『それ』は存在した。 まるで紫水晶のような『それ』は、異様な雰囲気と存在感を醸し出している。 それは『黒ノ焔』というものだった。 第六天魔王を自称し、恐怖と覇道にて日本を統一しようとしていた男、織田信長の切り札とも言うべきその焔は、冷たく熱く燃え滾っていた。 その焔を手にしたものは、圧倒的力を得る代わりに、守る事を失う。 否、守るに使う力さえも、破壊へと昇華する、恐るべき焔だった。 その焔と同調するかのように、翔もまた、メラメラと燃え滾っていた―― 【千草貴子@BATTLE ROYALE 死亡】 【B-2河川敷/1日目午前】 【御堂島優@クロックタワーゴーストヘッド】 [状態]:『翔』の人格、肉体疲労(中) [装備]:桜舞@戦国BASARA [道具]:基本支給品一式、黒ノ焔@戦国BASARA、タチバナのダーツ@まほらば(5本)、千草の支給品(アイテム未確認) [思考]1:優を守る。邪魔する奴は殺す。 2:ミコシサマは見つけたくない。 [備考]:この思考は翔の人格の思考です。 【支給品情報】 【桜舞@戦国BASARA】 御堂島優に支給。 元々は明智光秀愛用の大鎌。 鋭利な弧状の刃の他に、柄の先端に鋭い穂先がある。 【黒ノ焔@戦国BASARA】 御堂島優に支給。 本来は織田信長の専用装備アイテム。 防御力の全てを攻撃力に変える力を持つ焔。 防御力の全てを攻撃力に変える為、防御力はゼロとなる欠点がある。 036 剣と鎌と 前編 投下順 038 トラブル・イン・ホスピタル 036 剣と鎌と 前編 時系列順 038 トラブル・イン・ホスピタル 021 神様、あなたってとっても残酷 千草貴子 GAME OVER GAME START 御堂島優 [[]]
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赤い文字 話リンク ・ストーリー ・内容 コルベットの謎 セダン・クエスターの黒い野望 真実にたどり着く前に
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『南の島の黒いカップル』 月明かりがいつもより綺麗な夜だった。 突如訪れた絶頂感に身体をうち震わせ、俺は彼女の体内に己の欲望の権化を解き放った。 向かい座りの格好で繋がったまま、心地好い愉悦の余韻に浸っていると、彼女が俺の首筋に顔を押し宛ててきた。 「どうした?」 黒い獣毛に覆われた腰に腕を回すと、雇い主は静かに息を吐いた。 「不思議だな、と思って」 「何が?」 「最初は仲良くしようとも思わなかったのに。それが仕事が終わる今頃になって、こんな関係にまで発展するなんて・・・・・・正直、予想も出来なかったから」 右肩から左脇腹にかけて、胸元を斜めに走る巨大な傷痕。その太い線を、黒く細い指で這うようになぞられる。 「確かに、最初の頃は仲悪かったもんな」 当時を思い浮かべ、俺は軽く相槌を打った。 今回の仕事は、衝突の繰り返しから始まったようなものだった。事ある毎に反発しあい、一時は決裂寸前まで行ったこともあった。 それでも幾多の危険を潜り抜け、互いに助け合って困難をはね除けてきた。 植物学者のクロヒョウと、用心棒のセーブルアンテロープ。 全く接点の無かった俺達の距離は、いつの間にか手が届く位にまで縮まっていた。 「なるほど、護衛との別れがそんなにつらいのか」 「そ、そんなことないけど・・・・・・!」 「そう言うわりには顔が真っ赤だぜ?」 「え!?」 慌てて自分の獣顔に手を宛てる。その愛嬌ある仕草に、思わず吹き出した。 「冗談だ。真っ黒な顔してるのに、真っ赤かどうかなんて分かるわけないだろ」 「っ・・・・・・馬鹿にしないでよ、もう!」 「くっく、ほんとからかい甲斐のある奴だな」 ケダマ特有のしなやかな身体を抱いてベッドに押し倒し、有無を言わせず口を重ねあわせる。 ザラリとした舌を絡ませ合い、口内を蹂躙しつつ互いの唾液を交わらせる。 「ん・・・・・・ねえバライル、いつまでこっちにいられるの?」 「10日後の豊穣祭、までだ。仕事の契約が切れ次第、扇の大陸に戻る約束だったからな」 「それ、もう少し延ばせない?」 「もう少しって、どのくらいだ?」 「あと150年位」 肩から一気に力が抜けた。 「あ、あのなぁ・・・・・・」 「駄目?」 「当たり前だ! 俺に失職しろっつってんのと同じだぞ?」 「そしたら、私がボディーガードとして一生雇ってあげる。それで良いでしょ?」 「そういう問題じゃ」 「そう・・・・・・なら、バライルは私を初めて女にした責任は取れない、って言うのね?」 「ちょっと待て、それとこれとは話が」 彼女の相眸に涙が浮かび上がる。俺が女の涙に弱いことを知ってか、この半泣きの手をよく使ってくる。 「だあぁもう、分かった、分かったから泣くな!」 それでも本当に泣かれるとすごく困る。 嘘泣きだと分かっていても、結局は俺から折れる羽目になる。 「明日、本業のボスと相談するから。それで良いだろ?」 「うん」 ニコリと微笑んだ彼女の瞳には、もう涙の欠片も残っていなかった。 この感情の切替の速さに、俺は毎回精神的に振り回されているのだ。 「ねえ」 「今度は何だ?」 「なんで、私の事好きになったの?」 後ろに大きく反った角を優しく撫でられる。弾力のある肉球が触れて妙にくすぐったい。 「・・・・・・気が強くて肉付きの良い女が好みだから」 「それだけ?」 「でなきゃケダマ女と一緒に寝たりするかよ」 「なっ!」 黒い鼻先を指で突いてやると、ひどいと言わんばかりに睨み付けてきた。 「で、お前はどうなんだよ。こんな巨漢の俺のどこが気に入ったんだ?」 「教えるわけないでしょ!」 いじけたのか、そっぽを向いて目を合わせようともしない。冗談の通じない奴だ。 「そうか、なら力ずくで聞き出すまでだな、ユファ嬢」 「ひあう!」 腹いせに腰を曲げて突き込んでやると、見た目とは不釣り合いな可愛い声で啼いた。 結合部の隙間から溢れ出す白濁液が、潤滑油となって動きを滑らかにし、更なる快感を生みだす。 「だ、ダメよ、ずるいぃ!」 「へっ、言っとくけどな、俺の責めに耐えられないような奴に、そう簡単に雇われる気はないぜ?」 「ふぐ、ぅ、い、意地悪ぅ!」 打ち寄せる快感の波にユファ自ら腰を振り、顔をしかめて喘ぐ。 その悶える姿が、俺の内に眠る野獣の魂に火を点けた。 「っ、ユファ」 「なに、ぃ?」 「ぐぅ・・・・・・今夜は、眠らせねえからな」 半ばまで引き抜いた巨塊を一際強く挿し込むと、ユファが身体を仰け反らせて悲鳴を上げた。 内からせり上がってくる感覚に幸福を感じながら、俺達の濃密な夜はあっという間に更けていった。
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剣士 大剣 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 太刀 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 片手剣 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 双剣 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 ハンマー 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 狩猟笛 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 ランス 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 ガンランス 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 スラッシュアックス 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 燼滅斧グリマルス 12`14`78 エリアル エネルギーチャージⅢ 業物 弱点特効 超会心 飛燕 ネコの特殊攻撃術 ネコの短期催眠術 ネコの乗り上手 Gurley 画像 チャージアックス 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 操虫棍 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 ガンナー ライトボウガン 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 ヘビィボウガン 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 弓 順位 武器名 タイム スタイル スキル 食事 HN 備考 1位 ニャンター 猫 順位 武器名 タイム サポート スキル 食事 HN NN 備考 1位
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ゲッターの黒い影 ◆6O/b6a0evc 体育館裏。 呼び出しの場に使われそうなその場所から言い争う声が聞こえる。 声の主は二体のロボット、一方が怒りもう一方がなだめているらしい。 「俺にはメカトピアの一員としての記憶も、あの忌々しい人間達の事も覚えている!これが偽物だというのか!」 「だからさ、偽物ってわけじゃなくて俺達はそういう物なんだって!」 ザンダクロス――ジュドとZZは当面同行する事が決まってからお互いに情報交換をしていた。 情報と言っても電源が入ってから間もない為、原作記憶から得られたデータによる自己紹介程度の物だが。 そこでジュドがまるで作中のキャラクター本人のように話すのでZZはつい聞いてしまったのだ。 もしかしてフィギュアの自覚がないのか、と。 自身をメカトピアの生き残りだと信じているジュドにとって、ZZの話す内容は許せなかった。 自分が人間達の娯楽作品のキャラクターをモデルにした玩具で、この殺しあいの為だけに自我を与えられたなどと。 そんな事が信じられるだろうか…いや、信じるわけにはいかない。 自分はジュド、鉄人兵団の一員だ。 この身に宿る屈辱の記憶と、人間達とドラえもんへの怒りは間違いなく自分の物だ。 非道な行いで消滅せられた鉄人兵団の無念を晴らす、その為に自分は復活したはずなのだ! 「いいかZZ…例え仲間であってもそれ以上の愚弄は許せんぞ!」 「愚弄じゃないって!あーもう、俺の言ってる事が嘘だと思うならネットツールで自分の事を調べてみてくれよ!」 「そこまで言うなら調べるが、俺が納得できない時は酷いぞ!」 ジュドは以前の自分にはなかったネットツールなる物を起動。 検索を開始しようとしたとき、衝撃を受けジュドの意識は真っ暗になった。 ZZはジュドの説得に疲れ切っていた。 情報交換の際に人間を抹殺だのメカトピアの恨みだの言っていたから気になったが、まさか『フィギュアの自覚』がない参加者だったとは。 主催がデータのインストールに失敗したのか、それとも意図的にやったのかはわからない。 立ち尽くしたまま検索を始めるジュドを見ながら、彼が真実を知った後どうフォローするか… そう考えているときに視界に入ってしまった。 赤い悪魔のようなロボットがこちらに接近し、背負った針のような物を向けているのを。 「…ジュドッ!」 気づいてない同行者に声をかけるが時既に遅し。 針先から放たれた電撃がジュドとZZを襲った。 ------ ゲッターアークは目の前の状況を確認する。 先程放ったサンダーボンバーが直撃したのは無防備だったザンダクロスのみ。 モデルから戦闘経験も引き継いでいるZZは防御が間に合ったらしく、ダブルビームライフルをこちらに向けている。 元々二対一になる状況を防ぐ為に放った牽制の一撃…問題はない。 ゲッターアークはダブルトマホークを呼び出し、己の内から沸き上がる怒りを込め突撃した。 ハイパービームサーベルとトマホークが打ち合っては火花を散らしていく。 戦場はZZがゲッターアークを誘導する形で路上へと移っていた。 あの場で戦い続けたら電撃を受けたまま沈黙しているジュドに被害が及ぶと思ったからだ。 それにこの赤い悪魔は自分の想像以上に強い…ZZの中の戦闘経験にはないタイプの敵だ。 「こんのぉぉぉぉ!!!」 ZZはビームサーベルを力尽くで押し込み、目の前のロボットにキックを放つ。 当然避けられるが、その隙にバーニアを全開にすることで久方ぶりに間合いが取れた。 人間にとっては数歩で済む至近距離…だが、フィギュアである二人にとっては十分離れた距離でにらみ合う。 「なぁ、あんた…なんでこんな戦いをするんだよ」 目の前のロボットは答えず、トマホークを構える。 「こんな戦いして何になるんだよ!それとも、アンタのパイロットはこういう戦いをする人間なのかよ!」 「……ッ!」 「アンタにも原作の記憶とフィギュアの自覚があるんだろ!だったらこの戦いが無駄だってこと自体…」 自分はジュドーのようなニュータイプではなくただのロボットだが、戦いの相手が元は有人のロボだろうという事だけはなんとなくわかった。 ジュドのような元々自我のあるロボをモデルにしたフィギュアと会っていたからかもしれない。 相手が元の人間の考えを引き継いでるなら、少しでも言葉が通じるはず…そう思っての行動だった。 「…ZZガンダム。貴様は、完全に破壊してやる!」 今まで一言も発さなかったゲッターアークは文字通り口を開き、ZZガンダムに今までで最大の殺意を向けた。 ゲッターアークはダブルトマホークを構え再度ZZに突撃する。 ビームライフル、そしてZZの背部にあるダブルキャノンからビームが飛んでくるが、それもトマホークを盾にする事で防ぐ。 「おい!それ以上無茶するとビームが直撃するぞ!」 ZZは殺しあいに乗っているわけではない。だが、もちろんこの相手の様に襲ってくる相手には生きる為立ち向かう。 だからといって機能停止になるまで追い詰めるつもりもないのだ。 やがてビームサーベルとの打ち合いですでにダメージのあったトマホークは罅割れ崩壊する。 盾が無くなった事を確認すると、ゲッターアークは拡張パーツを転送しZZめがけて投げつけた。 "それ"はトマホークとは違いビームを物ともせずZZの胴体に直撃。予想外の事態と、その重量に重MSのZZも耐えきれずに体勢を崩す。 「うわっ!? なんだこれ…金ピカの…秤…?」 主催が何を考えてこれをゲッターアークに支給したのかはわからない。 単なる強力な武器として見ていただけなのか。 それとも、ジョーカーとして善も悪も、男も女も、人型もロボットも『公平』に破壊するようにとのメッセージか。 ほぼ全てを超合金で作られたそれは、ビームを物ともせずその場に輝いていた。 ――『天秤座』の黄金聖衣。 本来女神を守る為のその力は、この場にいる全ての存在を破壊する為に呼び出された。 ゲッターアークはオブジェ状態の天秤座からスピアを引き抜くと、体勢の崩れたままのZZの右脚に突き刺す。 ZZの人工知能に、ロボットが味わうはずのない"痛み"が伝わり…絶叫した。 この会場にいる2機のマジンガーは操縦者の記憶をモデルにマジンガーとしての自我が与えられた。 しかしこのZZはパイロットのジュドー=アーシタの記憶と人格をそのまま与えられてしまった。 おかげで彼はZZというよりジュドー本人のような思考をし、様々な事項を"ジュドーという人間として"処理してしまう。 そのせいで今の彼はジュドー…生身の人間が脚を貫かれた…そのようにデータ処理をしてしまい、他のロボットタイプよりも生々しい"痛み"を味わってしまっていた。 本来感じるはずのない感覚で混乱しているせいでさらなる隙が生まれる。 ゲッターアークはZZの巨体を踏みつけ、2本のソードを両手に構えるとZZの両腕に突き刺す。 「原作の記憶と言ったな…お前にその原作を奪われた俺の気持ちが理解できるか」 ツインロッドを手に取り、標本のようになったZZに打撃を浴びせていく。 ZZの各部に傷がついていき、ガンダムの特徴であるアンテナが折れる。 「ガンダムシリーズというタイトルの中で、自分の物語を持つお前に…俺の怒りが理解できるか!」 ZZはゲッターアークの逆鱗に触れてしまった。 原作の記憶もそれに準ずる人格も与えられなかった彼に対し、原作の存在を持ち出して説得する。 ジュドーの取った方法は他の相手には通じても、この相手にだけは火に油を注ぐ物となってしまった。 痛みに耐えつつ、攻撃から逃れようと足掻くZZに更なる攻撃を加える。 これはすでに戦闘と呼べる物ではなく、強者が弱者をいたぶっているだけだ。 本来ライブラの武器は弱者を虐げる為の武器ではない…だが、ゲッターアークにはそんな事は関係なかった。 彼からしてみれば支給品に過ぎない物でさえ原作があり物語を持つ、そんな忌々しい事に気づかされるだけだ。 (くっそぉ…何か、何か手は…) 全身の痛みに襲われながらZZはこの状況からの脱出の手を考える。 撃てば相手を必ず破壊してしまう…そう思い先程の戦闘でも使わなかった武装がある。 しかし今は逆に自分がいつ殺されてもおかしくない状況だ。 使うなら、相手が自分を痛めつける事に気をとられている今しかない。 頭部に残された電力を集中させる。ZZガンダム最大の武器、ハイメガキャノンがチャージされていく。 「――そういえば、ZZガンダムというのは"コレ"が最大の特徴だったな」 ゲッターアークは2本目のスピアを呼び出し、無造作にZZの頭部に突き刺した。 「ぐ、ぐあああああああ!?」 チャージ中の電力がZZの内部で暴走し、コアとCSCに想像を絶する痛みを与える。 「お前達の基本データは全て知っている…当然このハイメガキャノンについてもな」 ゲッターアークはハイメガキャノンの発射口を念入りに抉り破壊していく。 「どうだ、原作からの特徴を失い無様に破壊されていく気分は…もはや話す気力もないか」 ダメージに耐えきれずフリーズ状態になったZZに興味を失った。 未だ怒りは治まらないが、こいつを完全に壊せば変わるかもしれない。 頭部に刺していたスピアを引き抜き、ZZのコックピットへと向ける。 瞬間、ゲッターアークの体は黒い巨体に弾き飛ばされた。 「大丈夫かZZ! ええい、これでもくらえ!」 次いでこちらを狙ってきたレーザーとミサイルをシールドで防ぎつつ、上空へ逃れる。 「チッ…時間をかけすぎたか!それとも、奴が復帰するのが早かったのか」 ゲッターアークの視線の先には、サンダーボンバーを受け気を失っていたはずのザンダクロスがいた。 ジュドはZZを見て言葉を失った。 自分が気を失っていた間に同行者はこんな状態になるまで戦っていたのだ。 それに対して自分はなんと不甲斐ない…自分と、ZZをこんな状態にした襲撃者に対し怒りがわいてくる。 しかし戦闘用ロボットであるZZをここまで追い込んだ相手に自分が勝てるはずもない。 先程は拡張パーツを呼び出しての奇襲だったからうまくいっただけだ。 残る拡張パーツ『龍咆』は強力な武器だが当たらなければ意味がない。 今はこの場からの撤退が最優先。そう結論を出したジュドはZZを抱え、先程呼び出した乗騎に近寄る。 「俺はジュド!貴様がどういうつもりか知らんが…例え同じロボットであっても、仲間を傷つけた礼は必ずさせてもらう!」 再度ミサイルを発射、空にいる襲撃者は回避するだろうが元々目くらましのつもりだ。 合わせて放ったレーザーでミサイルを爆発させる。 「行くぞ、黒王号!」 フィギュアとなってもその巨体を誇る世紀末覇者の愛馬は、主の命に従う。 ジュドとZZを乗せ一刻も早くこの場から離れるべく駆けだした。 【黎明/エリアY (路上)】 【ジュド(ザンダクロス)@ROBOT魂】 【電力残量:70%】 【装備:腹部レーザー・肩ミサイル】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(ピッポのフィギュア)、黒王号(ラオウ 黒王号)@リボルテック、龍咆(凰鈴音)@AGP】 【状態:黒王号に騎乗。ダメージ小】 【思考・行動】 基本方針:ドラえもんと人間達への復讐 1:ドラえもんの破壊 2:この場から離れる 3:ゲッターアークを敵と認識 補足:人間型フィギュアにも人間への憎悪により敵視する可能性があります 【備考】基本パーツとして支給されたピッポには現在自我は宿っていません。扱いはお任せします。 ただしジュド自体の記憶は旧盤及び原作漫画版がベースのようです。 ネットツールによる自身の検索に制限がかかってるかはお任せします。 【ZZガンダム@ROBOT魂】 【電力残量:20%】 【装備:2連装メガビームライフル】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(ビームサーベル×2)、拡張パーツ×1~2(未確認)】 【状態:気絶中。黒王号に騎乗。ダメージ大。頭部破損。両腕と右脚に傷】 【思考・行動】 基本方針:仲間を集める。どうすべきかは悩んでいるが、壊し合いには否定的。 1:??? ゲッターアークは煙が晴れた後も、ザンダクロスとZZを追う事はしなかった。 追撃戦となればこちらもゲッタービームなどのエネルギー兵器を使うしかなく、それには電力残量が心許ない。 とりあえず一体…ZZを戦闘不能まで追い込んだ。その結果で妥協するしかない。 倒すべき敵はまだ50体以上いるのだから。 ゲッターアークは民家に入るとクレイドルを設置し、充電に入る。 その力を存分に振るい、一切を破壊し尽くす為。 【深夜/エリアY(民家2階)】 【ゲッターアーク@リボルテック】 【電力残量:40%(充電中)】 【装備:なし】 【所持品:クレイドル、天秤座の黄金聖衣(天秤座の童虎)@聖闘士聖衣神話、拡張パーツ×0~1(確認済み)】 【状態:損傷軽微】 【思考・行動】 基本方針:戦いに勝ち残り、自分だけの物語を獲得する 1:敵は手当たり次第破壊する ※最初の60体に含まれないイレギュラー・モデルです。 ※原作の記憶を持たされていません。代わりに他の参加者に対してある程度の知識を持っています。 ※ダブルトマホークは破壊されました。 ※天秤座の黄金聖衣はオブジェ状態から各パーツに分解可能です。 前:ELECTRIC ANGEL 投下順に読む 次:INSIDE IDENTITY 前:ELECTRIC ANGEL 時系列順に読む 次:INSIDE IDENTITY 前:逆襲のザンダクロス ジュド(ザンダクロス) 次:SilentVoice 前:逆襲のザンダクロス ZZガンダム 次:SilentVoice 前:失われた伝説を求めて ゲッターアーク 次: ▲上へ戻る