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―ここでいったん時間はルイズがくぼみの中に入る場面に戻る ほとんどの生徒がまだ笑っている中、三人の生徒だけはまったく違った反応をしていた。 一人は先ほどの爆発のため起きた爆風をもろに喰らってしまい、壁に衝突、血まみれで反応のできない状態になっているちょっと、いや、かなりぽっちゃりとした少年。 一人は先ほどからの騒ぎの中でもわれ関せずというようにさきほど自分が召喚した風竜にもたれかかって本を読んでいる、透き通るような白い肌と青い髪を持った少女。 そしてもう一人は・・・ 使い魔の兄貴(姉貴)!!~となりのキュルケ~ 「ねぇ、タバサ、見た!?見た!!?あの子成功したわよ!!やっぱりやればできるじゃない!! でもあの子あんな見ず知らずのどこの馬の骨ともわからない平民に近づいちゃって、へんな事されたり怪我したりしないかしら?大丈夫かしら?ねえ!ねえってば!! どうしよう、もしあそこで寝てる男がルイズに襲い掛かったりしたら・・・危ないわ、うん、ものすごく危ない!!ルイズが心に傷を負っちゃったりしたらどうしよう ・・・いや、考えようによってはそれも良いかも。その傷ついたルイズの心を私が誠心誠意癒せば、彼女は私なしでは生きられなくなるってことよね、そうなったらはれてルイズと私は、私はルイズを、ルイズが私で、私がルイズで・・・・・・・・・うふふふふふ」 と召喚したルイズ本人よりもいろんな意味で興奮しているグラマラスな身体と褐色の肌、燃えるような真っ赤な髪を持つ美女。 タバサと呼ばれた少女は腕にまとわりついてくるその美女、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーを振り払い一言 「心配ない」 とだけ言う。 そう、心配ないのだ。召喚に成功すれば後は契約のキスをするだけ。さすがにキスするだけならルイズでも問題なく行えるはずだ。 しかしキュルケの妄言は止まらない。 「え、そう?ほんとに大丈夫かしら?もし、もしよ!あの変なやつに変な事されたら…」 「ミス・ツェルプストー、少し静かにできませんか?」 挙句先生に叱られる。いつものパターンだ。 「でも先生」 「静かにできませんか?」 「・・・すみません」 まったく、何故こんなに溺愛しているのだろう。 隣でまだそわそわしているキュルケを見ながらタバサは思う。 親同士は因縁浅からぬ関係であり、その上ルイズはキュルケのことを毛嫌いしている。 なのに彼女は自分の表現できる範囲で最大限の愛情を彼女に注いでいる。 どういう経緯があったのかは知らないが自分が出会ったころからそうだった。 このままでは穴に飛び込みかねない、そう思いタバサがもう一度声をかけようとした、まさにそのときだった。 「さっきからうっせェーんだよ!!」 ゴチイィィン さわやかな春の風が草むらをゆらした (…なんだろう、今の音は) 明らかに普通じゃない、たとえるのならば精錬された剣同士を競わせた音を三オクターヴほど低くしたような音だった。 さっきまで聞こえていた私語がなくなり一瞬の静寂が訪れる。 皆何が起こっているのか理解できていないのだろう。 タバサは辺りを見回してみた。完全に皆凍りついている。 コルベール先生はみんなの私語をやめさせようとしていたらしい、こちらを振り返って口をあけた状態でとまっている。ある意味滑稽。 隣からはカチカチと歯を鳴らす音が聞こえてくる。何が起こっているのかは見なくてもわかる。 そして・・・ 「イッテエェェェーーーー!!」タバサは聞いた、穴の中の謎の人物の声を。 「あ、あああ、あああああルイズーーーー!!」タバサは聞いた、隣で真っ青になっている友人の声を。 「誰かかまってくれても良いじゃないか・・・」タバサは聞いた、体を張ったのに誰からもいじられなかった少年の声を。 ―場面は再びくぼみの中へ (何なんだ今のは!?) 飛び起きたエルメェスの目の前にあったのは少女の顔。 まずいと思った時にはすでに十分な加速がついてしまっていた。その結果、正面衝突。 しかも頭と頭ではなく顔面と顔面、接触面積が大きい分こちらのほうがかなり痛い。 まったく状況がつかめない。 ここはどこなのか、自分は死んだのではないのか、目の前の少女は誰なのか、仲間はどうなったのか、何が自分に起こっているのか、エルメェスには今自身に起きている出来事のうちひとつも理解できていない。 最初に彼女が考えたのは第三者のスタンド攻撃という可能性。 しかしあの状況で瀕死の自分だけを別の場所に呼び出し、なおかつ落ちていたはずの腕をくっつけることを考える第三者が存在するのだろうか? 答えはNO。よってこの可能性は違うと判断。 次に彼女が考えたのは世界が一巡してしまったという可能性。しかしコレもおかしい。神父が自分を生き返らせることで起きるメリットなどないからだ。 ではどうして自分はこんなところに、とエルメェスが考えているといきなり彼女の左手を焼きごてがあてられたようなような痛みが襲った。 「ん?なあああぁぁぁぁ!!?」 エルメェスは確信した。この現象がスタンドを持つものの仕業であると。 「チクショオ!!『キッス』!!」 先ほど攻撃を受けた左手をかばいながら自身のスタンドを発現させる。 『キッス』、破壊力に優れ、物を二つに増やすことのできるシールを作り出す能力を持っている自分の精神の像(ヴィジョン)。 キッスで周囲を警戒したまま、目の前に横たわっている少女を調べる。 常識はずれな服装と髪の色をはずせば、12~13歳くらいの普通の少女。気絶している点から、彼女が本体ではないと考えられる。 (となると・・・どこかに本体が!?) 自分の目の前の少女が違うということは、マックイィーンのような遠距離でも効果を及ぼすスタンドかリキエルのようなほかの生物を操るスタンドといったところか。 (ほかにスタンドを使ってそうなヤツは・・・) 残念ながらエルメェスの意識もここで途切れてしまう。赤毛の美女の跳び蹴りによって。 「私のルイズに何してんのよおぉぉぉ!!!」 エルメェスが最後に見たのは真っ赤なパンティだった。 (予感的中。) タバサは心の中でそうつぶやいた。 謎の人物の声が聞こえるとすぐに、キュルケは素っ頓狂な声を上げた。 褐色の肌が青を通り越して白に近くなるほどである、相当驚いたのだろう。 キュルケはまず私の肩をつかみ何かわからない言語を叫びながらがくがくと私を揺さぶった。 次にコルベール先生のほうへ行って心配だ、心配だと叫ぶこと十三回。 彼女が召喚したサラマンダーを抱えてはおろし、抱えてはおろし、これを繰り返すこと七回。 コルベール先生に落ち着いてといわれ、できるわけが無いと叫ぶこと三回。 穴の中から新しい声が聞こえた。 「キッス!!」 声の主はやはりルイズではなくもう一人の召喚された人物のものだ。 二度目の声の後、ついにキュルケが壊れた。 「私のルイズに何してんのよぉぉぉ!!!」 叫ぶのが早いか、彼女は周りの生徒をなぎ倒し、先の予想どうりくぼみに飛び込み、くぼみの中心、ルイズの召喚した人物の顔にとび蹴りをかます。 召喚された人物は綺麗な弧を描いて吹き飛び、そのまま意識を失ったようだ。ピクリとも動かない。 「先生、ルイズが、ルイズが息をしていないのでじ、じじじじ人工呼吸をしししても良いですか!!?」 キュルケが鼻血をたらしながらコルベール先生に聞く。ここまで下心丸見えな質問も無いだろう。 「ミス・ヴァリエールは気を失っているだけのようですからその必要はありません。 それとミス・ツェルプストー、鼻血をぬぐいなさい。まがりなりにも淑女なのですから身だしなみには気をつけるように。」 「じゃあ、じゃあ、ほほほほほ保健室まで私が運んでもいいいいいですねッ!?」 キュルケは持っていた真っ白なハンカチで出ていた鼻血を拭き、ところどころ声を裏返らせながらこう提案した。 興奮状態の彼女にしては、いい提案である。 打ち所が悪かったらいけないし、こんなところで寝かしておくよりもベッドの上に寝かしておいたほうが回復も早いだろうから。 同じことを先生も考えたのだろう。すぐにその提案を受け入れた。 「それならば、私が運んで・・・」 「先生はあのゲスで野蛮なピチグソ野郎のルーンでも写し取って置いてください!!」 「・・・わかりました、ならばお願いします。それよりもミス・ツェルプストー、言葉遣いはどうにかなりませんか?」 小言になど耳をかさず、ルイズを背負い(このときにもう一度鼻血が出て、それをぬぐったために真っ白だったハンカチは真っ赤になった)そしてそのまま学園のほうへと飛んでいった。 飛んでいったキュルケを見送ったあと、コルベール先生は解散を告げ、ルイズの使い魔を自分の研究室へと運んでいく。 ほかの生徒たちは今までの出来事がまだ飲み込めていないらしく、唖然として、キュルケの飛び去っていったほうを見続けている。 「誰か僕のことも運ぼうって思わないのかい・・・?」 無論、血まみれの肉団子を運ぼうとする人はいない。 さわやかな春の風がもう一度草むらを吹き抜けた。 「・・・ここは?」 顔がひりひりしている、真っ赤なパンティの女のとび蹴りをもろに喰らったからだ。 先ほどとは違いおぼろげながら記憶はある。 しかし、蹴りを喰らったのはこんなにごちゃごちゃした部屋だっただろうか。 エルメェスはゆっくりと上体を起こす。怪我をしているのは顔だけのようだ。 「目覚められたか。」 「ッ!?」 不意にかけられた初老の男性を想像させる声。 「誰だッ!?」見回してみても誰もいない。 「そう警戒しないでくれ、もうすぐ終わるから。」 声の主は意外と、いや、かなり近くにいた。 四十過ぎくらいの毛根死滅頭皮を持つ男が地面に座り込み、あたしの左手を持って一生懸命何かを写し取っている。 左手といえばさっき攻撃を受けた場所だ。その左手を観察しているということは・・・ 「テメェが本体ってワケか!!」あたしは急いで『キッス』を発現させる。 しかしその男はというと 「本・・・体・・・?何のことかはわからないがとにかくルーンの書き写しは終わったよ。それにしても珍しいルーンだ。どこかで見たことがある気もするが・・・ふむ」 とあたしを無視して部屋の奥へと歩いていく。 「ヘイ!無視すんじゃねぇ!それ以上勝手な行動をとればあたしの『キッス』をお前にぶち込むぜ!!さぁ、答えろ。テメェが本体か?」とあたしが問えば、 「何故私が君にキスをされなければいけないかは知らないが、とりあえず質問があるのならば聞こう。」と男は答える。 どうも話がかみ合わない。しかもその男はキッスのほうには見向きもせず、あたしをずっと見つめている。 ためしにキッスを男の目の前まで迫らせたが何の反応も返ってこない。 顔面に拳を打ち込もうとしても男は瞬きひとつせずにこちらを見ているだけ。 もしかして、あたしのキッスが見えていないのだろうか? ならば本当に質問を聞こうとしているだけか。 しかし本体で無くとも、その関係者かもしれない。 あたしはキッスの拳をその男の目の前に構えたままとりあえず質問をしてみた。 「テメェ、あたしの左手に何をしてた?」 「なんてことはない、儀式で刻まれたルーンを書き取らせてもらっていたまでだ。何か問題があるのかね?」 儀式?ルーン?何の事だかさっぱりわからない。視線を左手に落とすと、そこには見慣れない文字が掘り込んであった。 「オイ、どういう冗談だ?コレ。」 「冗談じゃあない。君がミス・ヴァリエールの使い魔だということを表すルーンだ。」 「何だよ使い魔って、大体ここはどこだ!?あんたは誰だ!?あたしは海にいたんじゃあないのか?・・・そうだ、世界はどうなったんだ!? 徐倫は!?アナスイは!?承太郎さんは!?エンポリオは!?神父はどこに行ったんだ!?オイ、答えろ、毛根死滅禿頭親父!!」 言い終わってから気づいた、最後の言葉はNGワードだったのだと あたしの目の前で男の顔(頭)が真っ赤に染まっていく、コレはやばい。 「いや、よく見るとまだはげてねェな、ちょっとおでこが後退しちまってるだけだな・・・・・・スマン、あたしが言い過ぎた。」 男は仰々しく咳払いをして、ゆっくりと話し始めた。 「ここはトリステイン王国にあるトリステイン魔法学校、私はこの魔法学校で教師をしているコルベールというものだ。 君が召喚される前のことは一切わからない。何故なら平民召喚など前例が無いからだ。 そして使い魔については・・・保健室にミス・ヴァリエールがいるはずだから、彼女に聞いてくれ。それでは。」 コルベールと名乗った男はもう一度立ち去ろうとする。しかしあたしの疑問はまだ尽きない。 「ちょっと待ってくれ、そのミス・バリカン?っていうやつをあたしは知らないし、保健室の場所も知らねぇ。いったいどうしろっつーんだよ。」 「そうか、ならば少し待ってくれ。」 コルベールはさっきまであたしの左手の文字を写し取っていた紙を少し破り、そこに何かを書いてあたしに突きつけた。 「地図だ。コレがあれば迷わないだろう。」コルベールは書いた地図をあたしに突きつけ、また奥のほうへと歩いていく。 「オイ、まだ聞きたいことが・・・」 「後はその地図に従い、保健室へ行き、そこでミスヴァリエールに聞いてくれ。では。」 そのままコルベールは部屋の奥へと姿を消した。 聞きたいことはまだあったのに、コルベールは止まってはくれなかった。 (どこだって言ってた、あいつ・・・トリステイン?アメリカじゃあないのか?・・・マホー?ふざけてんのか?そもそも使い魔ってなんだよ・・・) 一人で考えていても埒が明かない。 とりあえずそのミス・なんとかいうやつから情報を聞き出さなければ。 そう思い、エルメェスは部屋を出て保健室へ行こうとする、が 「・・・おいおい、マジかよ・・・」 地図はぜんぜん知らない文字で書かれていた。 コルベールに聞こうにも彼はもう部屋の奥、出てきてはくれないだろう。 文字なしで理解できるのは地図そのものと目標地点であろう場所につけてある丸印だけ。 仕方なくエルメェスは絵だけを頼りに歩き始めた。 「・・・ここ、どこ?」 真っ白なベッドの中、軽い疲労と頭痛を感じながらルイズは目覚めた。 白を貴重とした部屋作り、鼻を突く独特の薬のにおい、どうやら保健室のようだ。 ルイズはまだうまく働いていない頭で考える。 確か自分は契約をしようとしていたはず。キスをしようとした瞬間に召喚した旅芸人が起きて、そして・・・ 「そうだ!!契約!!」 ルイズの意識は一気に覚醒した。 まだ契約は終了していない、早く契約しなければ二年生をもう一年続行ということになってしまう、留年だけは免れなくてはいけない。 体はまだうまくは動かせないが、がんばれば召喚の儀を行っていたあの草原まではいけるはずだ。 「早くしなきゃ・・・」 ルイズはベッドから下り、靴を履きなおす。 やはりまだふらふらとしている、が休んではいられない。 多少ふらつきながらもドアまでたどり着いた。幸い、担当の先生や付き添いの生徒は今席をはずしているらしい。 あと何百メイルも残っているのだろう、しかしレビテーションやフライの使えない自分はその距離をこの状態で歩いていかなくてはいけない。 (やっぱり最悪だわ・・・)と思いながら保健室のドアを開けると、ドアの外でルイズはとてもやわらかい何かにぶつかった。 (何これ?) とてもやわらかい、マシュマロのような弾力が行く手を阻んでいる。 何とか前へ進もうとルイズがもがいていがそのマシュマロは少しも動こうとはしない。 逆にそのマシュマロはルイズを奥へ進ませようとしないようにその体を羽交い絞めにする。 「何!?マシュマロのくせに邪魔する気!?あんまり私を怒らせないほうが良いわよ!」とルイズは言ったつもりだった。 しかしマシュマロに圧迫されていて実際には「ふがふが」と繰り返しているだけにしか聞こえない。 そうこうしていると急にルイズの体が浮き、そしてそのままルイズをベッドのほうへと運んでいく。 「ちょっと!逆よ!私は外に、契約をしに行かなきゃ行けないのよ!!!」 コレも実際には先ほどと同じような感じだ。 しかし今回はマシュマロからちゃんと返事が返ってきた。 「ダメよ、ルイズ。ちゃんと寝てなくちゃ。 いくら私と一緒に寝たいからって無理して私を探そうとなんてしなくていいの。 ほら、この通りちゃんと帰ってくるからね。さ、ベッドに戻りましょうね。 大丈夫よ、お望みどおりちゃんと一緒に寝てあげるからね。ルイズの甘えんぼさん。」 最高だと思った。 ようやく私の思いが伝わったのだと。 今日はいいことがあるような気がした。 朝起きて最初にしゃべったのがルイズという時点で今日はいいことがあると確信した。 ルイズを背負って保健室まで飛んでくるとき、最高だった。 そして扉を開けると、ルイズの方から私に抱きついてきた。 キュルケは初めて、心から神様に感謝した。 マシュマロの正体はキュルケだった。 キュルケが何故か恍惚とした表情で私をベッドの方へ抱きかかえて連れて行く。 コレは絵的にやばい。私の人生的にはもっとやばい。 「何やってんのよキュルケ!契約しなきゃいけないのよ、放して!」 「うふふ~・・・るいずぅ~、ねんねしましょ~ね~、大丈夫よ、やさしくするから。 力を抜いておけばすぐに気持ちよくなれるわ、ね?」 「ちょ、キモイってば、離れて!!いいから、もう寝なくて良いから! いや、脱がなくても良いから!!や、ダメ、脱、脱がすな!!誰か!誰か助けて!!」 抵抗むなしくルイズはもといたベッドまで戻されてしまう、しかも下着だけになったキュルケとともに。 もうだめだ、とあきらめかけたとき、偶然救いの手は差し伸べられた。 「なんだ!?ふざけてんのか!?」 旅芸人のような格好をした人物の登場により、ルイズの貞操はなんとかまもられた。 TO BE CONTINUED・・・
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yunanim /// / ユナ色 yuna\nim \ 16 seren klel \ ユナ色 \ [ kirs ] \ ユナに似合う色。ユンク色より若干原色に近く、暖色も取り入れている。その反面、薄いピンクなど、淡さが強い色は排他されている。つまりユンク色を貴重としてやや全体的に原色に近付けて暖色化したものである \
https://w.atwiki.jp/ringoringouser/pages/30.html
拡張された部屋でドロップ 名前 性能 種類 職制限 諸刃 HP+10000精錬値毎に一閃のダメージ+20% 風魔手裏剣 忍者系 爆裂刀 八方苦無のダメージ+50%爆裂苦無のダメージ+50%爆裂苦無のCT-0.3秒 忍者刀 忍者系 魔力刀 雷撃砕のダメージ+50%氷柱落しのダメージ+50%龍炎陣のダメージ+50%Matk+200 忍者刀 忍者系 ガンマン 精錬値毎にラピットシャワーとデスペラードのダメージ+20% ハンドガン ガンスリンガー 光学照準ライフル トラッキングのダメージ+50% ライフル ガンスリンガー バスター フルバスターのダメージ+50%スプレッドアタックのダメージ+50% ショットガン ガンスリンガー エイトロッド 精錬値毎にエスマのダメージ+5%Matk+200 片手杖 ソウルリンカー 降霊の杖 生命力変換lv5取得サクラメントlv5取得Matk+200 片手杖 ソウルリンカー 本型靴 精錬値毎にフェオリチャギとアプチャオルリギのダメージ+10% 本 拳聖 本の角 精錬値毎にクリティカルダメージ+10%精錬値毎にASPD+2%精錬値毎にクリティカル+5 本 拳聖 ノビスノツルギ ウェポンパーフェクションlv5取得オーバートラストマックスlv5取得ボウリングバッシュlv10取得暖かい風lv7取得リプロデュースlv10取得要求lv100 片手剣 スーパーノービス ノビスノツエ リコグナイズドスペルlv5取得魔法力増幅lv10取得ダブルキャスティングlv1取得リプロデュースlv10取得要求lv100Matk+200 片手杖 スーパーノービス
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これまでの白を貴重とした衣装から一転して黒のレオタードに同じく黒のニーハイブーツ。あざとい気もするがやはりそそられるものがある。 - 名無しさん 2012-10-15 19 37 55 黒とのコントラストも相まって絶対領域がスバラスィ(;´Д`)ハァハァ - 名無しさん 2012-10-16 11 00 19 同時実装のティアマットが同じ力貫通で速130。多少のステ差は速さで無視されるのが昨今のフロなので厳しい立場 - 名無しさん 2012-10-15 19 44 47 表情がどう見てもヤンデレのそれである - 名無しさん 2012-10-15 21 59 14 主が楽しそうに女装してればグレるのも無理は無い - 名無しさん 2012-10-16 04 40 16 もっこりしてる? - 名無しさん 2012-10-17 00 03 47 アルカナ(ないわー・・・女装とかないわー・・・) - 名無しさん 2012-10-18 02 34 43 神話じゃ割とメジャーな行為です - 名無しさん 2012-10-18 11 28 52 だからって女装が当たり前の世界設定じゃなかろう - 名無しさん 2012-10-18 12 01 59 だからこそ女装が策として成立する。何も矛盾していない - 名無しさん 2012-10-18 12 49 38 という事はアルカナがドン引きしても不思議じゃないよな - 名無しさん 2012-10-18 17 26 32 アルカナ(ナイカナ・・・) - 名無しさん 2012-10-25 14 32 52 第一弾でどんな姿になってもアークの使い魔って言ってたから女装は関係ないだろ!たぶん - 名無しさん 2012-11-05 19 32 12 ウエハーマンのつぶやきをチェックするんだ! - 名無しさん 2014-11-21 02 26 04 本当に女装でキレててワロタw - 名無しさん 2013-04-14 16 56 09 あんなに大事にしていた帽子はどこにいったんだ・・・アークから贈られたものじゃなかったのか - 名無しさん 2012-11-01 19 24 45 捨ててはいないだろうけど、反逆という意思表示で脱いでるのでは? - 名無しさん 2012-11-01 20 39 50 ヒント:元カレからのプレゼントの行く先は・・・ - 名無しさん 2012-11-01 23 25 29 ログインボーナス画面では、この顔で「よいカードが当たるといいですね」とか言われる - 名無しさん 2012-11-04 13 51 18 アークを女装させたパニッシャーズへの怒りだったのね。いろいろ納得である - 名無しさん 2012-11-08 10 35 47 アルカナからしたら魔族の統率が失われたのもアークの力を奪ったパニッシャーズのせいだしね。嫉妬も大きそうだけど - 名無しさん 2012-11-09 22 42 20 首長くね? - 名無しさん 2012-11-25 19 29 01 ほんとだ首ほそなげぇ 急にきもく見え始めた - 名無しさん 2014-11-20 16 09 26 襟で肩が隠れてるからそう見えるだけだよ。本当に首が細長いのは初代モルテ。 - 名無しさん 2014-11-20 16 24 19 マントの襟外して水着バージョンを実装するべきだな、夏まで続けば - 名無しさん 2014-11-20 21 40 46 大全のワルカナちゃん凄い表情よね - 名無しさん 2016-10-16 23 09 40
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【名前】 ガーディアン(西都Ver.) 【読み方】 がーでぃあん(せいとばーじょん) 【声/俳優】 不明 【登場作品】 仮面ライダービルド 【登場話】 第22話「涙のビクトリー」 【分類】 機械兵/ガーディアン 【特色/力】 集団戦闘 【モチーフ】 不明 【名前の由来】 守護者(英:Guardian) 【詳細】 難波重工が開発し、東都の要所に配備されている人型機械兵。 西都に配属されているバージョン。 「セーフガードライフル」で武装し集団による活動を行うのは他のガーディアンと同様。 顔面に装着されたセーフティーパネル及び、身につけている衣服は赤を貴重としたもの。 他の都に配備されているガーディアンと比べると割と派手なカラーリングをしている。 【余談】 理由は不明だが、現時点で本編に登場済みだが公式サイトに置けるスマッシュのページのガーディアンの項目に個別ページが存在しない。
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「わしはリャン族が姫、イリアなるぞ!」 プロフィール 名前 リャン・ウィル・イリア 性別 女 年齢 13 身長 154cm 体重 秘密 趣味 秘密 好き 肉 嫌い 不自由 大切 特になし 能力 【中心行使】(授与時の名前) 無害な核を創り出す この核は引斥が発生していて能力者の意図通りに操作することが出来る また引力を利用して周りの物質を引き寄せ扱う 斥力を発動することによって集めたものを一気に爆破させることができる 中心核だけでは直接攻撃力を持たない 核の周りに空気や炎や土などを停滞させることによって初めて攻撃能力を得る 見た目と性格 真っ白な身体に銀色の髪、眼は澄んだスカイブルー 濃い青を貴重としたへそ出しルックに黒いホットパンツ 明るく奔放な性格 猫又に育てられたため若干猫っぽい所があるが人間である 持ち物 刃が炎で出来た鉄ほどの硬さの刀
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登録日:2020/06/20 (土) 10 02 45 更新日:2023/05/29 Mon 01 21 02NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 12年春ドラマ ドラマ フジテレビ ミステリードラマ 佐藤浩市 大野智 実写化 密室パズルミステリー 密室殺人 戸田恵梨香 月9 貴志祐介 鍵 鍵のかかった部屋 防犯 防犯探偵・榎本シリーズ 密室は、破れました。 『鍵のかかった部屋』とは、かつてフジテレビ系列で放送されていたミステリードラマである。 概要 貴志祐介原作の推理小説『防犯探偵・榎本シリーズ』を原作とした月9ドラマ。 タイトルは同シリーズの3作目のタイトル『鍵のかかった部屋』がそのまま使用されている。 大野智演じる鍵マニアの榎本径が、弁護士の青砥純子達が持ち込む謎めいた密室事件を膨大な防犯・鍵の知識を駆使し解明していく姿を描いている。 主題歌は嵐が歌う「Face Down」。 サブタイトルに「密室パズルミステリー」とあり、原作と同じく全エピソードで密室殺人を扱っている。 恋愛ドラマの多い月9枠では珍しい本格ミステリードラマであるが、2012年4月期の連続ドラマにおいて平均視聴率と最終回視聴率がトップとなっている。 なお月9枠のミステリードラマは『ガリレオ』以来となる。 本作ではドラマオリジナルキャラとして純子の上司の芹沢豪弁護士が登場。 またドラマ化にあたり、各エピソードごとのゲストキャラの設定も若干変更されている。 榎本・純子・芹沢の3人組で行動し、純子と芹沢が密室トリックをあれこれ考察している横で榎本が事件の真相に辿り着くというのが基本的な流れとなっている。 アバンタイトルではエピソードの舞台となる事件現場に3人揃って登場。榎本がエピソードにまつわる話や注目するべきポイントを視聴者に語ってからエピソードが始まる。 その後のタイトルバックの画面では、各エピソードにまつわるもの(蜘蛛、人魂、拳銃等)が登場している。 『古畑任三郎』や『ガリレオ』と同じく、毎回豪華芸能人がゲスト出演している。 だが本作は犯人当てよりも密室トリックの解明に時間を費やしているので、ほとんどのゲストが犯人役として出演しており、「倒叙形式」に近い形式で話が進んでいく。 エピソード3『盤端の迷宮』には、原作者である貴志祐介が棋士竜王・毒島薫役で出演している。 登場人物 榎本径 演:大野智 本作の主人公。 原作では防犯ショップの店長兼防犯コンサルタントの泥棒だったが、ドラマ版では警備会社「東京総合セキュリティ」の研究員となっている。 眼鏡をかけた常に無表情の青年。 膨大な防犯・鍵の知識を有しており、洞察力にも長けている切れ者。冷静かつ論理的で、淡々とした話し方をする。 常駐している備品倉庫には珍しい鍵を幾つも置いている鍵マニアであり、防犯の事になると途端に饒舌となり相手に有無を言わせないほどのスピードで語り出す。 普段は全く表情を崩さないが、開錠が難しい鍵を開けた時やクライアントとの謎の取引を終えた時等にはニヤリと笑う。 化学知識も有しているが、法医学等の知識は一般人レベルな模様。 芹沢が閉じ込められた銀行大金庫の開錠を依頼された時に純子と芹沢に出会う。 その後で彼らに密室殺人の解明を依頼され、この後も幾つもの密室事件に関わる事となる。 「解けない密室はない」を信条としており、密室の解明の際には必ず現場を訪れ、必要に応じて現場を完全再現した模型を作成し密室解明に取り組む。 情報を整理する時には右手の親指と人差し指を擦り鍵を開けるような動作をし、トリックが解けるとサムターンを回すように右手を捻り「密室は、破れました」と言い放つ。 だがあくまで興味があるのは密室の謎を解く事であり、真犯人を追い詰める証拠や動機等には密室トリック解明に必要でなければ興味を示さない。 素性は謎に包まれており、知人に元泥棒がいたり、警察にある容疑をかけられ密かに身辺調査をされていたり等、原作と同じく本職が泥棒であるかのような描写が幾つかある。 『硝子のハンマー』の後で謎の臨時収入が入り、ふらりと海外旅行に出かける。 帰国後は東京総合セキュリティを退職し、防犯ショップ「F&Fセキュリティ・ショップ」の経営者となった。 店の内装は警備会社時代にいた備品倉庫とよく似ているが、何故か一般の客は入れず、窃盗に使えそうなものばかりが並んでいる。 青砥純子 演:戸田恵梨香 本作のヒロイン兼ワトソン役。 フリードマン・芹沢総合法律事務所の弁護士。 かつては小規模の個人事務所に所属しており、そこでの約2年の経験を経て芹沢総合法律事務所で働く事となる。 芹沢のアシスタントとして働いているうちに、徐々に芹沢への尊敬の念が薄れていく。 芹沢が美人に見とれたり事件に非協力的な態度を取ったりするとズケズケとした物言いでツッコミを入れる事も。 純粋でまっすぐな性格。何事にも真面目に取り組むが、興味本位で押してはいけないスイッチを押してしまう等、後先考えずに行動するところもある。 天然なところもあり、突拍子のない発言をして周囲に呆れられる事もある。 密室トリックの解明時にはよく迷推理を披露しているが、その発想が事件解決のヒントとなる事もよくある。 時々榎本に「恋人はいますか?」等の恋愛関係の話をし、榎本を困惑させる事も。 榎本の事は信用しているが、頭の片隅では彼の正体が泥棒ではないかと疑っているようである。 芹沢豪 演:佐藤浩市 ドラマオリジナルキャラクター。 フリードマン・芹沢総合法律事務所の弁護士。 専門は企業法務で、業界ではやり手として有名である。 典型的な合理主義者。時間にとても厳しく、自分のためにならない事に時間を費やす事を嫌っている。 推理物も「探偵の勿体ぶるような言動が嫌」という理由で嫌いであり、榎本が推理物の主人公よろしく勿体ぶるような言動をとると「今言えよ!今すぐ言えよ!!ここで言えよ!!!」と声を荒げる。その際には芸人のように途中で切られるのがお約束。 だが徐々に榎本に対して信頼を置くようになり、榎本・純子・芹沢の3人を合わせて「チーム榎本」を自称するようになる。 その場の状況に応じて平然と掌返しをするお調子者で、マスコミの前で「解けない密室はない!」と大見えを切った後で後悔した事もあった。 また美人にも弱く、美人に見とれる度に純子に突っ込まれている。 刑事事件は専門外であるが、『佇む男』でクライアントから密室事件の調査依頼をされたのを皮切りに幾つもの密室事件に関わるようになる。 密室事件に遭遇するたびに榎本に協力を要請。基本は事件の真相解明に非協力的だが、正義感が強いので何だかんだで最後まで関わっている。 そしていつしか密室事件を幾つも解決した弁護士として認知されるようになり、朝の生放送番組で密室事件の解明を依頼された事もあった。 鴻野光男 演:宇梶剛士 警視庁刑事部捜査一課刑事。 『盤端の迷宮』で芹沢を容疑者と疑って以降、芹沢とは犬猿の仲となる。 原作では榎本が泥棒である事を認知していたが、ドラマ版では榎本の知識量を目の当たりにした事で榎本に興味を示し、密かに彼の素性を調査するようになる。 水城里奈 演:能年玲奈 フリードマン・芹沢総合法律事務所秘書。 父親の勧めで芹沢の下で働いている。 学生時代には演劇をしており、今でも時々舞台出演をしている。 スピンオフ企画『純子の手帳』の主役。 立川 演:夙川アトム 東京総合セキュリティ勤務。 榎本の同僚だが別のセクションで働いており、出番は少ない。 スピンオフ企画『純子の手帳』にも出演。 エピソード一覧 連続ドラマ(2012年4月16日~6月25日) タイトル ゲスト 備考 佇む男 風間杜夫 鍵のかかった部屋 高嶋政宏 盤端の迷宮 相武紗季 黒い牙 白石美帆 鍵のかかっていない部屋 新井浩文 原題は『歪んだ箱』 密室劇場 坂本昌行 狐火の家 吉田鋼太郎 犬のみぞ知る MEGUMI 原題は『犬のみぞ知る Dog Knows』 はかられた男 哀川翔 原題は『ゆるやかな自殺』 硝子のハンマー(前編・後編) 玉木宏 テレビスペシャル タイトル ゲスト 放送日 備考 鏡の国の殺人 藤木直人黒木瞳佐野史郎 2014年1月3日 原作は『鏡の国の殺人』と『二つの密室』(未発表作) そうか、そうだったのか、 項目は、破れました。 えっ? どうやって? それは…明日追記・修正します。 (間) 出たよ、出ちゃったよ。 俺が一番苦手なやつ! 何で明日なんだよ? もったいぶるなよ! 今やれよ!! すぐやれよ!!! ここでやれ(ry △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 原作の硝子のハンマーを初見したときトリックにびっくりしたなあ -- 名無しさん (2020-06-20 10 53 01) 硝子のハンマーって大胆すぎるタイトルだよね。まさかそういう意味だとは -- 名無しさん (2020-06-20 18 24 22) 嵐主演なのに手が込んだトリックとキチンとした解決で驚いた記憶 -- 名無しさん (2020-06-20 23 55 00) 鴻野光男ってオーズの鴻上光生をパロってたのか… -- 名無しさん (2020-06-21 00 43 21) ↑3その硝子のハンマーってダブルミーニングなのに、ドラマ版だと片方の意味が無くなってるのが残念だったり -- 名無しさん (2021-04-11 15 05 05) 名前 コメント
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施錠された部屋 ポルベルト・リタムリー 著 アースカミュは指導者として、ヤナのような生徒が一番嫌いだった。ヤナは素人でいることの玄人だった。アースカミュは彼の砦で、あらゆる種類の犯罪者を指導していた。一般的な泥棒から知能的な脅迫犯まで、彼の生徒たちはみな野心あふれる若者や子供たちで、錠前破りの技と原理を学び、それを仕事に生かそうという意欲があった。そのため、彼らはより単純明快で簡単な方法を知りたがった。しかし、ヤナのような生徒はいつも例外や発展的な方法、奇抜なやり方を見つけたがり、実践的な技術を重視するアースカミュをいらつかせるのだった。 このヤナというレッドガードの少女はいつも、錠前の前に何時間も座りこみ、針金やピックで突っついてみたり、幾種類ものピンやドライバーをとっかえひっかえしてみたり、普通の犯罪者が見向きもしないような部分を観察することに夢中だった。他の生徒がとっくに実習用の錠前を開けて次の段階に進んでいても、彼女だけはまだ自分の錠前をいじり続けていた。しかし、最終的にはどんな難しい錠前であっても開けてしまうので、そのことが逆にまたアースカミュをうんざりさせた。 「お前は簡単なことを難しくやりすぎなんだ」アースカミュはよく彼女に平手打ちをくらわせ、声を荒げた。「仕事の速さが大事なんだ、技術だけ覚えたって仕方ないだろ。もし、この錠前に合う鍵をお前の目の前に置いてやっても、お前はそれを使おうともしないんだろうな」 ヤナはアースカミュの罵倒にも理性的に耐えていた。何といっても、授業料は先に払ってあったのだ。確かに、巡回の衛兵に追われながらどこかに忍び込むために錠前を破るときなどは速さがものをいうだろう。だが、それは彼女には当てはまらなかった。彼女は純粋に、知識だけを求めていたのだ。 アースカミュはあらゆる方法でヤナに早く作業を進めることを教えようとした。体罰や叱責は驚くほど何の効果もなかった。彼女が錠前を開けるのにかかる時間は新しい錠前に向かうたびにどんどん長くなり、それぞれの錠前の特徴や性格をじっくりと調べなければ気がすまないのだった。そしてとうとう、アースカミュは我慢できなくなった。ある日の午後遅く、ヤナが完ぺきにありふれた種類の錠前の前でぐずぐずしていると、アースカミュは彼女の耳をつかんで砦の中にある部屋へ引っ張っていった。その部屋は他の生徒たちの立ち入りが禁じられている区域にあった。 真ん中に大きな木箱が置かれている以外、部屋には何も無く、扉は入り口の一つだけで、窓もなかった。アースカミュは彼女を木箱のほうへ乱暴に押しやり、外から扉を閉めた。鍵のかかる音がはっきりと聞こえた。 「優等生にテストを受けてもらうよ」彼は扉の向こうで笑った。「そこから出られるかな」 ヤナはにっこり笑って、いつものようにゆっくりと錠前をいじり回し、調べはじめた。数分がたったころ、また扉の外でアースカミュの声がした。 「教えといてやるよ、これは速さのテストだ。後ろに木箱があるだろ? その中に、吸血鬼の爺さんが入ってるんだ。何ヶ月もここに閉じ込めてあるから、もう完全に腹ぺこだろうな。あと何分かで日が暮れる。もしそれまでにこの扉を開けられなけりゃ、皮だけになるまで血を吸われるぞ」 ヤナは一瞬、アースカミュが冗談を言っているのかと考えた。彼は極悪人だが、いくらなんでも指導のために生徒を殺そうとするだろうか? しかし、次の瞬間木箱の中から衣ずれの音が聞こえたので、彼女はこれが冗談ではないと理解した。彼女はいつもの試行錯誤をとばして、針金を錠前につっこみ、釘を圧力板に突き立て、扉を押し開けた。 アースカミュが廊下の向こうで意地悪く笑った。「さっさと仕事を終わらせることの大事さがわかっただろ」 ヤナは涙をこらえながら、アースカミュの砦を飛び出した。アースカミュは、彼女が二度と彼の砦へ戻らないだろうと思っていた。そして、最後に非常に重要なことを教えてやったのだとも。次の朝、予想に反してヤナが砦に戻って来たとき、彼は驚きを顔には表さなかったが、内心は腹立たしさでいっぱいだった。 「そんなに長居はしません」と、彼女は静かに語った。「でも、新しい種類の錠前を発明したんです。それで、先生の意見を聞けたらと思って」 アースカミュは肩をすくめ、その錠前を見せるように促した。 「これを、あの吸血鬼の部屋に取り付けてみてもいいでしょうか。実際の錠前として使えるかどうか見てもらいたいので」 アースカミュは訝しく思ったが、このやっかいな少女とこれ以上関わらなくてすむと思うと気分がよく、最後なのだから好きなようにやらせてやろうという気持ちになっていた。彼はヤナにあの部屋へ入る許可を与えた。ヤナは朝から午後遅くまでかかって、吸血鬼が眠っている部屋で古い錠前をはずし、彼女の新しい錠前を取り付けた。そして、彼女の元・指導者に錠前を見るように頼んだ。 彼は専門家としてその錠前を調べたが、目新しい特徴はほとんどなさそうだった。 「これは、世界で最初の、そして唯一の破れない錠前なんです」と、ヤナが説明した。「正しい鍵が無ければ絶対に開きません」 アースカミュは嘲笑し、ヤナに自分を部屋に閉じ込めるように言った。扉が閉まり、鍵のかけられる音がして、彼は仕事にとりかかった。錠前は思ったよりも開けにくい構造になっており、彼はうろたえた。知っている全ての方法を試したが開けられず、どうやら、あの憎らしい生徒のようにゆっくり時間をかけて錠前全体を徹底的に調べなければいけないらしかった。 「そろそろ行かなくちゃ」と、ヤナが扉の向こうから言った。「行って、町の衛兵をこの砦につれて来ます。ここの決まりに反することになるけど、腹ぺこの吸血鬼が逃げ出したら村の人たちにも危険が及びますから。もうすぐ暗くなるし、もし先生が錠前を破れなくても、吸血鬼のほうは体面なんか気にせず鍵を使ってそこから出るでしょうし。覚えてますか? 『もし目の前に鍵を置いても、それを使おうともしないだろうな』と、言われましたよね」 「待て!」と、アースカミュは叫んだ。「俺は鍵を使うぞ! どこにあるんだ? 鍵を渡すのを忘れてるぞ!」 しかし、返事はなかった。扉の向こうで、廊下を去ってゆく足音だけが聞こえた。アースカミュは必死に錠前に取り組んだが、恐怖のために手が震えた。部屋に窓がないので、時間がわからなかった。何分ぐらいたったのだろうか、それとも何時間? わかっているのは、吸血鬼が日暮れと同時に起きてくるだろうということだけだった。 アースカミュが狂乱状態でいたるところを捻ったり叩いたりしているうちに、道具が役に立たなくなった。針金が鍵穴に入ったまま折れてしまった。まるで、彼の生徒がやるような失敗だった。アースカミュは叫びながら扉を叩いたが、誰にも聞こえるはずはなかった。もう一度叫ぼうと息を吸い込んだ瞬間、後ろで木箱がきしみながら開く音がはっきりと聞こえた。 吸血鬼の老人は飢えて正気を失った目で熟練の錠前師を見すえ、狂ったように彼に飛びかかった。アースカミュが死ぬ直前、彼は鍵のありかを知った。それは鎖につけられ、吸血鬼が眠っている間にその首にかけられていたのだった。 小説・物語 緑3
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拡張された部屋でドロップ 名前 効果 部位 ドロップするモンスター 八方カード 八方苦無のダメージ+50% 武器 忍者♂ 爆裂カード 爆裂苦無のダメージ+50% 武器 忍者♂ 忍法カード 雷撃砕、氷柱落し、龍炎陣のダメージ+50% 武器 忍者♀ 乱華カード 風魔手裏剣乱華のダメージ+50% 武器 忍者♀ トラッキングカード トラッキングのダメージ+800% 武器 ガンスリンガー♀ スプレッドアタックカード スプレッドアタックのダメージ+100% 武器 ガンスリンガー♀ フルバスターカード フルバスターのダメージ+200% 武器 ガンスリンガー♂ ピアーシングショットカード ピアーシングショットのダメージ+500% 武器 ガンスリンガー♂ アプチャオルリギカード アプチャオルリギ使用時90%の確率でネリョチャギ発動ネリョチャギ使用時70%の確率でトルリョチャギ発動トルリョチャギ使用時70%の確率でフェオリチャギ発動 武器 拳聖 蹴カード ネリョチャギとトルリョチャギのダメージ+50% 武器 拳聖 エスマカード エスマのダメージ+70% 武器 ソウルリンカー カウプカード カウプ使用時対象にオーディンの力lv2付与 武器 ソウルリンカー スーパーノービスカード 1秒毎にSP50回復(重複しない) 武器 スーパーノービス 天使様カード 死亡時50%の確率で復活する(重複しない) 武器 スーパーノービス
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セレスとは「P.N.B.」に出てくるキャラクターである。 概要 「RefRain~Prism Memories~」で初登場。「C.C.S.B.」で初めて主人公を勤める。以降も「三千界のアバター」「RefRain~Lmimas Memories~」「家族艦隊シリーズ」「真夏の夜の淫夢」などに出ている。 外見と性格 水色のロングヘアーに書きにくい白いドレスが特徴。三編みが髪飾りから出ているが、これは地毛ではなくエクステンションとの事。 ドレスは白を貴重とした装飾が多い物だが、これは彼女が新世界の女王として作り出された為。 性格はプライドが高く他の人物と馴れ馴れしくしない好戦的な娘。彼女のライディングプリズムであるジェイムズは彼女のお手製。 本来は次世代の当事者用のバイオロイド人格としてとして生み出されたが、M.R.S.の暴走により計画が挫折し、不必要と判断された彼女は追われる身となり、逃げるようにセントラル1に居座り、セントラルキーパーの真似事をやっていた。 因みにソックスは白。 各作品での活躍 RefRain~Prism Memories~ 初登場作品。セントラル1セントラルキーパーとして登場。セントラルキーパーではないのだが。 ミリア達と交戦し破れる。ミリアに意味深な事を呟いていたが、それは後に明かされる。 C.C.S.B. 初めて主人公を勤めた作品。M.R.S.から脱出する為にジェイムズや、管理プログラムの協力を借りてコワレプリズムと戦うという内容。 実際に操作する事が出来るが、戦うのはほぼジェイムズで、彼女は投げるだけである。 RefRain~Pararell Memories~ 成田章吾による小説作品。主な主人公として登場。 バイオレットにより平行世界のM.R.S.へ召喚され、そこで出会った平行世界のミリア達と共に行動する。 当初はプライドの高さから孤立していたが、徐々に絆になれていき三人と仲良くなる。 平行世界におけるセレスも登場し、重要な立場に居る。 三千界のアバター コラボイベント「完璧究極蒼~RefRainLemnant~」にミリア共々実装。所属世界は「P.N.B.」。 異形と化した「異形電脳 M.R.S.」のセントラル1に何時も通り居座っており、何時も通り侵入者である主人公達に襲いかかる。 ミリア同様、異形とかしてしまった他の面々とは異なり影響が少ないようであり、異形化しない様に主人公達により異形に対するワクチンを打つように言われるが拒否し、異形化したティの襲撃に紛れて姿を消した。 以降も度々彼女と出会うが、異形化が進んでいる様であり、言動が怪しくなっていく。そしてついにセントラル4で主人公達に襲いかかり、破れた後の隙を見計らってワクチンを打たれた。その後、主人公達に命を救われた事を感謝しながら「一度きり」という条件下で主人公達と行動を共にする。全て終わった後は生きる意味を見出だすために主人公達に付いていく事にし、それと同時にフェローも手に入る。 入手条件はイベント完遂。気になる性能は原作再現の低性能で最弱の星5となっている。使えないだろうと思うが彼女の見所は驚異的な成長率である。 その後、「絶望世界・ブランク」にて登場。ブランクの住民からは「電霊」と呼ばれている。ブランククリアで通常ガチャに追加。 真夏の夜の淫夢 外伝「Dt.バーミィの野望!反撃の意思」にて名前のみ登場。