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【拠点建築の基礎知識】 現在アリゾナMAPでのみ拠点建築可能(パイントップでは建築不可→拠点宣言用の銅像設置できない) 建築するには、建築可能な場所でBキーを押し、建築モード切り替える 建築に必要な銅像(HOMEBASE)は1キャラクターにつき3個まで設置可能(バグ(後述)あり) 名前のついている場所(セーフゾーン、街、農場、ミリタリー)+各地のテントから一定距離離れた場所でしか建築できない 【拠点の維持期間】 建築物は、設置後のログアウト期間が7日間を超えると劣化が開始する。 ※ログアウトせずに放置していると耐久値が減少していき自動的に消滅する。 劣化した拠点はレンチを持って修理をすることができる。 ※建築物の耐久値を確認するにはレンチを装備して知りたい建築物の前に立つ。 【銅像設置バグ】 ※一度設置した銅像はYキー長押しで解除できるが、バグで解除されないままの状態になる事がある。 (2個しか銅像設置してないのに、3個目を設置しようとしたときに「3つまでです(既に3つ設置している)」というメッセージが出てしまう)
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炎[勇猛果敢なる謀将]藤堂高虎 (レア) 炎[勇猛果敢なる謀将]藤堂高虎+ (レア) 炎[勇猛果敢なる謀将]藤堂高虎++ (レア) 炎[変節転身の風見鶏]藤堂高虎 (ハイレア) 攻1550 防1770 戦力16 攻1860 防2124 戦力16 攻2170 防2478 戦力16 攻2790 防3186 戦力16 スキル:降伏勧告(耐崩)効果:山属性の攻撃 中ダウン -東軍・諜報役として大活躍-「者どもかかれーぃ!!死にたくなければ、今すぐ退け!!生き残りたくば、調略に乗れ!!俺のやり方はこれ一本だッ!!」 -東軍・諜報役として大活躍-「者どもかかれーぃ!!死にたくなければ、今すぐ退け!俺の槍の前に立つヤツは、新しい世の人柱にしてやるわぃ!」 -東軍・諜報役として大活躍-「者どもかかれーぃ!!死にたくなければ、今すぐ退け!!西軍に属す者はみな薙ぎ払え!先の主君なぞ、関係ないわ!!」 -東軍・諜報役として大活躍-「ドリャァァァァッッ!!俺の戦は主君を守ることじゃねぇッ!俺の武功を上げることだッ!邪魔する奴はこの槍のエジキになりなッ!」 売却価格 貫 売却価格 貫 売却価格 貫 売却価格 貫 [妖艶なる歩き巫女]望月千代女 ← 炎属性武将一覧 → [賤ヶ岳の女七本槍]脇坂安治
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※肉を焼く Camp内などに、小さい焚き火付きの Pan(フライパン) が幾つか設置されています。 取っ手側に立ち、Ctrl+↑で座ったら、 Raw Meat を使用してください。 もう一度↑を押すと肉を焼き始めるので、もう一度↑を押せば調理終了、Grilled Meatが手に入ります。 売るにしても食べるにしても、気持ち程度効果が上がるのでオススメです。 ※武器を作る 詳細はOld CampのHunoから教えてもらえますが、NPCの動きを見れば分かります。 用意するものはRaw Steel。Hunoが売ってくれます。 鍛冶のための施設が埋まっているときは、割り込むように立つと移動してくれます。 1.Smith s Fireの前に立ってアクション。Raw SteelがGlowing Steelに 2.Anvilの前でアクション。Glowing SteelがGlowing Bladeに。 3.Water Bucketの前でアクション。Glowing BladeがBladeに。 4.Grindstoneの前でアクション。BladeがCrude Swordに。 Crude Sword以外の物は作れないようなので、↑キー連打で工程を切り上げても問題ありません。 Crude Swordは売価50ore、Raw Steelは価格40oreなので、低効率ながら無限に稼げる手段として使えます。 ※序盤からいい武器 Old Campの正門手前を右に曲がっていくと、ガード2人の守る関所?があります。 そこで、ガードに有り金渡すか、近くの崖を上って裏に回ると、OrcやOrc Dogの群れが居ます。 このOrc DogをGuardにぶつければ、序盤からそこそこ使えるJudgement SwordやGuard s SwordにLight Crossbow×2が手に入ります。 (注:剣はStr12、クロスボウはDex25無いと装備できません) 間違えて渡してしまった賄賂の回収方法としても使えます。 ※無料のアーマー Old Campの西、New Campの奥にはFree Mineという露天掘りタイプの鉱山があります (注:New Campから鉱山までの道はScavenger/Molerat/Wolfが出るので注意) Free MineにいるSwineyというNPCと話し、採掘に参加する意思を伝えると 対価や所属の変更などを要求されることなく Digger s Dress という最低ランクの防具をもらえます。 ※チート系コマンドリスト Gothicシリーズのチートはやや敷居の低いものになっています。 ステータス画面(S/B)を開いている間にコマンドを入力するだけでOreが手に入ったり、 テストモードに入ればコンソールで細かい操作も行えます。 詳細はこちらで。
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みゆきは背面黒板に連絡事項を書き留めた。 内容は大したことではない。 文化祭で使う持ち物を書いただけだ。 「みなさん、こちらに持ち物を書きましたので、どうか忘れないようにしてくださいね」 一部の男子がホ~イとやる気のない返事を返した。 みゆきはその返事を聞いて、本当にみんなが聞いていてくれたのかが心配になった。 そこで連絡事項が目立つように、ちょっとした工夫を凝らしてみた。 色とりどりのチョークを使って、花を三つ、持ち物の文字の周りに咲かせてみたのだ。 女の子らしい、シンプルで鮮やかな花だった。 桜とチューリップと、もう一つはよく分からない花丸みたいなものだが、花だとわかればそれで十分だ。 これだけ描いたみゆきは納得すると、席に着いて次の授業に備えた。 次の日 朝一番に登校したみゆきは、まだ誰もいない教室に入った。 特にする事はなく、昨日自分で書いた連絡事項をふと見た。 そこには今日持ってこなくてはいけない持ち物と、それとは全く脈絡のない花。 そして新しく、かわいらしい犬が描かれていた。 耳が垂れていて丸っこい。 尻尾を振っている所まで表現されていて、なんとも人なつこそうな犬だ。 「あら?これは可愛らしいですね、いったい誰が描いたのでしょか」 手がかりはほとんどない。 わかることと言えば、自分が帰った後に描かれたのだろうから、自分よりも後に帰っている誰かだろうと言うことくらいか。 すぐに特定するなんて無理だろう。 一人、教室に入ってくる。二人三人と徐々に人が増えて、教室は賑やかになっていった。 今日も連絡事項があった。 だからいつも通り背面黒板を使ってそれを書き連ねた。 昨日みゆきが描いた花と、誰かの描いた犬は、そのまま消さずに残していた。 みゆきはこのイラストが気に入っていたのだ。 花に戯れる犬。 今度は何を描こうか? 結局悩んだ末、緑色の草を生やして野原を描いた。 花が舞う野原で犬が遊ぶ絵。 次の日もみゆきは朝一番に登校した。 教室に入って、まず一番に背面黒板に目をやった。 昨日みゆきが描いた緑の草原の中に、犬の三分の一くらいの大きさのバッタが描かれていた。 みゆきの心はバッタの様に弾んだ。 その日は授業が終わってから文化祭の準備をする事になっていた。 だからそれに関係した事を背面黒板書き込む事になった。 みゆきにとって、連絡事項を書く事も一つの楽しみだった。 もう、本来の目的など忘れて、心を躍らせてイラストを描いた。 今度は雲と太陽だった。 授業が終わる。 みんなが文化祭の準備を始め、急に慌ただしくなった。 みゆきも委員長という役割上、とても忙しい。 その合間に目撃した。 背面黒板の前に立つ、一人の少女の後ろ姿を。 丁度書き終わったところだったのだろう。 彼女はすぐに立ち去ってしまった。 残された黒板には、みゆきが描いた太陽と雲ににっこり顔が描かれていた。 みゆきは暫く背面黒板を見つめていた。 そしてさっきの子を見やる。 いつも生き生きとしたイラストだけを残す彼女。それが目の前にいる。 彼女は文化祭の準備に戸惑っているらしい、カッターを持って四苦八苦しているようだ。 名前はたしか…… 「柊つかささん、お手伝いしましょうか?」 そう言ってみゆきはテープを手に取る。 「あ…ありがとう。ごめんね、手伝ってもらっちゃって」 これがみゆきとつかさの出会いだった……。
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その男はある日、前触れもなく現れた。 鉄で作られた仮面をつけたその男を村人は警戒していたが、気前よく獲物を譲ったりひと抱えもある岩をどかして山道を作ったりして、少しずつ村人に受け入れられていった。 男は猟師であったが、弓も槍もなく狩りをしていた。 ふらりと山に行き、帰ってくる時には大物を抱えて・・・・ 或る時、好奇心に駆られた若者が男をつけると、男が今まさにイノシシを仕留める場面にであった。 男が手をかざすと、急にイノシシが痙攣し泡を吹いて死んでしまった。 「あの男は人間じゃねぇ!化け物だ!!!」 若者は村長の家に駆け込み捲し立てる。 すぐさま男が呼ばれた。 化け物なら殺してしまわなければならない。 男は村の人々に鉄仮面の下の素顔を見せた。 「おおおぉぉぉ・・・なんて神々しい・・・・」 男は語る。 自分はココとは違う場所で生まれ、ココに落された。 そして悪しき存在に無理やり婚姻させられたが、逃げ出すことができた。 もし、このままこの村に置いてくれるならこの村に幸をもたらそう。 男の言葉に嘘はなかった。 開拓村を襲う妖怪は男が手をかざしただけで、全身の肉をそぎ落とされるような苦しみを訴え村を襲うことはなくなった。 死の淵に立つ、病人の痛みを消し安らかに旅立てるようにした。 村人達は天人のようだと噂をしていた。 それは男が訪れた時と同じように、前触れなく起きた。 空から大岩が降ってきたのだ。 驚いたことに、その岩には人間が乗っていた。 村人達は天人が男を迎えに来たと感じ、男の小屋に案内した。 「うふふ・・・やっと見つけたわよ○○」 「天子どうして此処に!」 「やっぱり地上の民は馬鹿だわ。ちょっと力を見せたら快くココを教えてくれたわ」 「畜生!」 ○○と呼ばれた男が手をかざす。 少女はその場に崩れ落ち喘ぎ始めた。 「やっぱりいいわ・・・・その痛覚を操る程度の能力は」 「この変態が!」 「今度は言葉攻め?あまりのドSっぷりに私の四文字も有頂天よ!!!!!!!!」 「悪いが桃のフルコース地獄に戻る気はない!」 喘いでいた少女が男を抱きしめる。 「あまり桃を食べなかったせいね。力は私の方が上ね」 「嫌だァァァ!助けてくれェェェェェ!」 ○○が村人に助けを求めるが・・・・ 「おおおぉぉ・・・天人様が天に戻られる・・・・」 「なんて神々しい・・・・・」 皆手を合わせ彼と少女を拝んでいた。 「天界に戻ったらもっともっとアクメらせてね」 「離せぇェェェェェ!」 男の絶望の声が響く中、少女と男を乗せた大岩はゆっくりと空に浮かび上がった。
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0001:役立つ支給品 ◆lEaRyM8GWs 気がつけば一面銀世界。 肌を切る吹雪の中、大原大次郎は木陰に隠れて身体を震わせていた。 「ああ……悪夢だ、悪夢としか言いようがない……」 頭を抱えて唸る大原。 今までも悪夢のような出来事は両津のおかげで数多く経験してきたが、さすがに殺し合いの経験などない。 市民を守る警察官として日々努力している彼は、凶悪犯を捕らえるため柔道や剣道、射撃の特訓も十分している。 何か打開策を考えねばと、まずは支給された鞄を開けてみた。 「水とパン、コンパス、筆記用具、地図……日本地図!? ここは日本なのか!」 大原や目を丸くし地図を食い入るように見る。 地図に赤い点が一つ付いているが、もしや自分が今いるのはその点の位置なのだろうか? ならばこの寒さと雪も頷ける。赤い点が付いているのは北海道北部なのだから。 「しかし日本列島で殺し合いなど、あの場にいた参加者で行うには広すぎ……おや?」 縮尺に目を留めた大原は首を傾げた。その数字を信じるならば、この日本は東京都よりもずっと狭いのだから。 「むう……実際に歩いてみないと詳しい事は分からんな。他には……」 鞄を漁ると、参加者名簿と五枚のカードが出てきた。 参加者名簿を見て両津達もこのゲームに参加しているのか確かめようとも思ったが、 それよりこの五枚のカードを調べる手間の方がずっと短く済むだろうと思い手に取る。 「何だこれは? 怪物の絵が描いてあるが……」 そういえば、と大原は思い出す。 孫がこんな感じのカードを集めてはいなかったか? というかむしろ、両津の馬鹿も集めていたような気がする。 確か集めたカードで対戦して遊ぶものだったはずだ。 「何でこんな物が……」 子供のおもちゃを支給されて困惑する大原だが、カードに添えられているメモ用紙に気づき、目の色を変えた。 『支給品名:マジック&ウィザーズのカード 世界的大ヒットしているカードゲーム。 モンスター、マジック、トラップカードなどを活用し、互いのライフポイントを削って戦う。 このカードを掲げながら名前を叫ぶと、カードが実体化して助けてくれる。 モンスターカードを使用すれば、召喚されたモンスターが15分間戦ってくれる。 マジック・トラップカードを使用すれば、書かれている通りの効果が発動する。 一度カードを使用すると24時間使用不可能となる』 カードゲームのルールはよく分からない大原だが、支給品の使い方は理解した。 「なるほど、これは頼りになる。つまりこのカードの名前を叫べば……えぇと、これは青眼の白竜と言うのか」 その瞬間大原の持つカードが輝き出し、眼前に巨大な影が現れた。 雪に溶けるような白い身体を持つ巨大な竜。最強の称号を持つ伝説のモンスター。 「なっ、な……わしは別に使おうと思って言った訳では……」 巨大な異形に腰を抜かしそうになっている大原は、何とかこのモンスターを仕舞えないかとメモ用紙を読み直す。 が、戻す方法など書いてはない。15分間、このモンスターは大原を守り続けるのだ。 「ま、まあ……味方ならば心強いが……」 どうしたものかと悩みながら、とりあえず二枚目のカードを調べる。 人造人間サイコ・ショッカー。間違って召喚してしまわないよう、大原はきつく口を噤んだ。 どうやらこっちのモンスターは罠カードを破壊する能力があるらしい。 これは現実に存在するあらゆる罠も破壊してくれると判断していいのだろうか? だとすれば非常に頼りになる。 なかなか役立つ支給品を引いたようだ。だが、こういった支給品を使いこなす自信は大原には無かった。 「両津なら要領よくこういった物を使えるのだろうが……」 呟く大原に向かって、突然青眼の白竜は口腔を開き強烈な光を溜め出した。 「なっ、何だ!?」 自分を守ってくれるはずのモンスターの予想外の行動に驚きつつ、大原は咄嗟に横っ飛びに逃れた。 次の瞬間、破壊の閃光が大原のいた位置……よりやや上を貫く。先ほどまで吹雪を防いでいてくれた木が倒れた。 雪面が大きく抉れ、土までも削られる。こんなものをまともに食らえば、普通の人間など一瞬で灰と化してしまう。 青眼の白竜は再び口を開いた。大原が「ヒッ!」と悲鳴を上げながら身をすくめた瞬間、背後の雪が盛り上がった。 「クハハハハハハハッ!!」 高らかな笑い声に振り返った瞬間、氷の手が大原の顔面を鷲掴みにした。 「ぐわっ……あっ!」 「おーおー、すっげぇモンスターだな。あんたを守ろうとしてるみてぇだが……」 大原を盾にしながら氷の手の持ち主、氷炎将軍フレイザードは、ニタリと残酷な笑みを浮かべた。 破壊の閃光を消した青眼の白竜は唸りながらかぎ爪をフレイザードに向けている。 「クックック、分かってるようだな。無理に助けようとすればこいつも巻き込まれる。だが……」 吹雪を上回る冷気が大原を包み、全身を氷漬けにした。 「ぐっ……」 「お前が何もしなくてもこいつは死ぬ。残念だったな」 フレイザードが右手に力を込めると、凍り付いた大原の頭が粉々に砕け散った。 すると青眼の白竜の姿が薄れ、雪に溶けるように消え去る。 主のライフポイントが0になれば敗北、召喚されたモンスターも消えてしまう。 大原が死んだ今、青眼の白竜がこの場に存在する理由は無かった。 フレイザードは大原の死体の腕を砕くと、氷の中から五枚のカードを取り出した。 「……なるほど、このカードから出やがったのかあのモンスターは」 五枚のカードとメモ用紙を確認しながら、フレイザードは裂けた口をさらに裂いて笑う。 あれほどの力を持つモンスターが配下になるとは、なんと役に立つ支給品だ。 フレイザードは大原の残りの荷物を焼き払うと、ゆっくりと雪原を歩き出した。 【北海道・北部の雪原 /1日目】 【フレイザード@ダイの大冒険】 [状態]:健康 [道具]:荷物一式(フレイザードの支給品は不明だが、本人はすでに確認済み) 遊戯王カード『青眼の白竜(次の0時過ぎまで使用不能)・サイコショッカー(罠破壊)・他三枚』 [思考] 基本行動方針:南に向かいながら出会った参加者を出来る限り殺す。ダイ、ポップ、マァムを優先。 最終行動方針:優勝してバーン様から勝利の栄光を 【大原大次郎 死亡】 【残り129人】 時系列順に読む Back プロローグ Next 焦熱の大地 投下順で読む Back プロローグ Next 焦熱の大地 GAME START フレイザード 16 武装強化 GAME START 大原大次郎 死亡
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「しかしこれだけの敵をどうやって?」 ヤンが訪ねる。例え助けが来たとはいえ相手は膨大だ。このまま戦っても百パーセント勝てるとは言い切れないだろう。 「僕が突破口をつくります」 セシルは自分の剣の先に左手を添え、精神を集中させる。 「よし……」 剣先をモンスターに向けると、仮初めの意識を持った黒き衝撃が剣から飛び出す。 それは獣のように目の前に立つもの全てに対して容赦なく襲いかかった。 モンスター達は悲鳴上げ、黒き血の雨がセシル達に降りかかる。 弱いモンスターならこれだけで倒すことができるだろう。 「すごい……」 その技を初めて見るヤンは少しばかり驚いている。 「今だ!」 セシルは立ち眩みを押さえながら叫ぶ。 暗黒剣を極めし者だけが使えるこの技はこのような集団のモンスターと戦うケースにおいて 非常に有効に働く事は間違いない。 だが、仮にも新しき意志を生み出す技である。同時に使用者の体にもそれ相応の負担を与えるのである。 「よし」 ヤンは手薄になった敵の懐に飛び込んでいく。そして目にも止まらぬ速さで幾多の敵を蹴りつける。 その蹴りは大変正確なセシルの攻撃で弱っていたモンスター達に止めを指していく。
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眠らない街ニューヨーク。 情報が光の速さで飛び交い、科学が発達した現代に、血を吸う化け物なんて。昼も夜もないこの街で、吸血鬼だなんて馬鹿げてる。市民のデータは全てデジタル化され、国が管理しているし、弟のキラだって小さいが情報産業の会社を持つ身だ。スーパーでの買い物記録から地下鉄の乗車記録まで突き止められるのだといつも言っている。 まあ、それはちょっと大げさだが。 だけど・・・。 カガリはキラにああ言ったものの、不安を消せないでいた。ニューヨークは毎日サイレンの絶えない、犯罪都市でもあるからだ。人知れず犠牲となっている人がどこかにいるのかも知れない。 無言でテレビを見つづけるキラに話し掛けづらくて、今日はもう寝ることにしたと、リビングを後にしてバスルームでコックを捻る。 しっかりしろ、カガリ! 私が不安になってどうする。 両手で頬を叩いて、曇ったバスルームの鏡を手でぬぐった。 しかし、真っ先に飛び込んできたのは、見慣れた自分の顔ではなかった。 「そんな・・・」 カガリは胸にある痣をなぞる。 昨日まではなかったのに胸のふくらみの間にある黒い痣。キラに刻印が出たのと同時に現れたそれは紛れもなく、狩人の印、一族の使命。 少しだけホッとして、頭からシャワーを浴びる。 「私も一族の人間だったんだよな・・・」 カガリには難しいことは分からない。頭を使うよりは身体を動かしているほうが好きで、キラが学生の身分で起こした会社のこともノータッチだった。弟に刻印が出たこともどこか頭で納得していた。自分はできそこないだから、と。 だが、先祖はそんな甘えを許してはくれなかったようだ。 うん。 会社だってこれからなんだ。 吸血鬼を追い続ける宿命なんて、これで終わりにしてやる。 カガリは髪から滴る湯をバスタオルでガシガシと拭いて、リビングへと向かった。 20XX NewYork 3 冷蔵庫を開けて、ポケットに入った1Lのボトルを取り出す。 シャワーの熱いお湯がすっかり冷えてしまって、髪の端からぽたりとタオルの上に落ちる。キッチンのグラスにボトルから波波と注ぎ込んで、しっかり腰に手を当てて口に運ぶ。 喉を潤すのは、有機栽培100%トマトジュース無塩。 「ぷは―――っ」 一息でごくごくと飲み干して、タンっとグラスを置いた。盛大に息を吐き出して、キッチンの窓から見える夜景を見上げた。遠く見える百万ドルの夜景は地上の星のように輝き、夜を照らす。もうすぐ日付が変わると言うのに、まるで夜の闇を覆い隠すようにひたすら明るく、騒がしく、休むことなく動き回っている。 追い立てられているのは俺達も同じだけど。 彼らも生きるために必死なんだよな。 その生への飽くなき欲望が吸血鬼のエナジーとなるのだ。 たかがトマトジュースで気分を良くしたアスランは、久々のスリルに意気揚揚と部屋の姿身の前に立つ。勿論それは虚しく背後の壁を映すのみであったが、つぅ・・・と指で触れた。波紋が広がるのと同時に、吸い込まれるように鏡の中に踏み出した。 鏡の道は吸血鬼に限らず夜の眷属が良く使う移動手段で、上級に属するものなら出口さえ開いていれば手軽に行き来できる。出口が開いてない場合は仕方なく戻るしかないが、アスランは強引にこじ開けて、出口の鏡から這い出した。 「よっこらしょっと」 片足づつ床につけて、今出てきた鏡に背を向ける。 壁を埋め尽くすマホガニーの本棚とかび臭い匂い。年代者の書物が意味もなく部屋にいるものを圧する部屋で、頭をぐるりとめぐらして肩の力を抜いた。 「いないのか」 口から出たセリフは落胆するものなのに、声音に安堵が混じる。 あいつ・・・一々口うるさいからな。とは、絶対に本人の前では言えない。 「どこに行ったんだ? ライブラリでまた本のカビになってたりして」 むしろ展示品のミイラと間違われてたりしてな。 アスランが気持ち笑いながら鏡を離れようとした時、右後方から声が投げつけられた。 「残念だったな」 びくっとして、振り向く。 今確認したばかりの本棚の前に、男が一人、腕を組んでもたれかかっている。真っ直ぐな銀髪から大きく傾いた月の光が零れ落ちた。 「イザーク! 驚かすなよ・・・」 「不法侵入しておいて驚かすな、か? 貴様、何度言ったら分かる。連絡くらい寄越せ。礼儀を弁えろ。何時だと思っている! 大体、そのだらしない格好は何だ。手ぶらで来るんじゃない」 こいつ。今、何気に手土産を催促しなかったか? アスランは相手を伺い、とは言え、自然と笑みが零れるのを止められなかった。久しぶりに会った友人のいつもと変わらない態度。不敵な仕草と物言いが懐かしい。 イザークと呼ばれた銀髪の男も言い方はきついが、にやりと笑う。まるで部屋が動いているかのように歩いてくるイザークと鏡の前で再会する。 「久しぶり」 「ああ」 その部屋にあったのは、アスランの部屋の何の変哲もない姿見とは違う、年代物の、それこそ骨董的価値のありそうな大きな鏡。 しかし、今は真っ暗な部屋だけが、静かに映っていた。 前へ 次へ ひたすらカッコイイんじゃなかったのか? 今更ながらナビゲーションを付けてみました。
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恐怖のサンタ クリスマス編 01 西区にあるとある廃ビルの一室。 月明かりの届かないその部屋を、数本の蝋燭が照らしていた。 その仄かな明かりの前に立つ人間が、一人。 隙間風に揺らめくその炎を見つめて、その人物は小さく呟いた。 「♪クーリスマスが今年もやってくる……か」 その言葉、その息に合せて、炎が揺れる。 「ふん……何がクリスマスだ。何が聖夜だ。何が恋人たちの夜、だ」 延々と紡がれる彼の恨み言に答える人間は、いない。 「全部壊してやる……何もかもだ」 そう言って、男は何かを探すかのように、ぐしゃぐしゃと着ていたコートポケットを漁り始めた。 ……少しして、目当てのものが見つかったのか、男がコートがら手を引き抜く。 その手には写真が一枚、握りしめられていた。 今それと握りしめている男と、一人の女性が寄り添うように写っている写真。 男はそれをじっと見つめ……何かを断ち切るように、写真から目を逸らした。 「恋人なんて……この世には必要ない。俺が粛清してやる」 そのまま、写真を宙へと放る。 初めしばし停滞していたそれは、風に煽られ、ひらひらと舞い、 それが蝋燭に照らされた僅かな空間から抜け出た、その時―――― パンパンパンパンパンパンパンッ! ――――唐突に銃声が数発、部屋の中に響き渡った。 それによって生じた風が、蝋燭の灯りを一瞬部屋の隅、壁の側にいる人物にまで届せる。 一瞬照らし出されたのは、赤い装束を纏い、顔に白い髭を蓄えた男達。 彼らが手に持った拳銃から放たれた球と共に、写真は舞い、貫かれ、小さくなっていく。 …………そして 「血濡れのサンタ……この能力で俺は今宵、モテない男の神となる」 床へと散らばった写真の破片を見て、男は小さく、呟いた。 時刻は23時54分。血に濡れた狂乱の宴が始まるまで、後数分―――― 【続】 前ページ次ページ連載 - 恐怖のサンタ
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character episode3-1 孤児ミリア 「ここが…教会…」 町のはずれにある割にはデカイ その大きさに、僕はただ呆然とするしかなかった 「うわぁ…でっけぇなぁ…どれくらいあるんだ?」 ヴェルンが手をサンバイザーのように当ててジャンプをしてみてる それ見そうだろう、ヴェルンが見てたとしても、これほど大きな教会は見たことはないだろう その時だった 「あの~…」 と、扉のそばでか細い声が聞こえた 見てみると、水色の髪の女の子がこちらを恐る恐る見ている 「この教会に、何かご用でしょうか…?」 「あ…えっと…お祈りです…」 そう言いながら、大きな扉―といっても、普通の教会の扉よりもちょっと大きいぐらい―の前に立つ これほどの大きさの扉だ、さぞ重いだろう… そう思っていると、フィリムが僕の目の前に立って 「あぁ、もう、イライラする!!ほら、さっさとあける!!」 と、思いっきり引いた、が、扉はびくともしなかった まぁ、幼い子、しかも女の子が引くんだからそりゃ僕よりも何倍も重く感じるだろう 自分も引いてみたが、やっと普通に引けるくらいだ そう思いながら、中に入って行った 中はすごく明るい、シャンデリアというのか…それっぽいのが天井に何個かつるされていて、とてもきれいだ ただ、シャンデリアにしては明るいと思う、そう考えると、それに似た電灯と考えるのが自然だろう 奥のほうに進んでいくと、神父さんが立っていた 「あ、こんにちは神父さん」 「おお、迷えるものですかな?何でも聞いてくだされ」 そう言ってくれたので、僕はとりあえず質問してみた 「あの…このあたりで、何か変わったことはありませんか?」 「変わったことですか…そういえば、セントシュタインの城のほうで、何やら大事が起こってるらしいですぞ、行って話を聞いてきた方が、貴方にとっても、そしてセントシュタインも幸せに導かれるでしょう」 「わかりました、ありがとうございます!!あと、一つ聞きたいのですが…」 「…?何ですかな?」 「扉の前にいた、水色の髪をした小さな女の子…できれば、誰なのかを教えてほしいんですが…」 神父さんは、少し考えたが、すぐに思いついたように 「…ああ、ミリアのことですね、ミリアは実は孤児なのですよ」 「…孤児?」 そう僕が聞くと、神父さんは重々しく話した 「ミリアは、とてもよい子です、しかし小さいころ、魔物の総攻撃に村があいまして…両親が亡くなったのですよ」 「…!!おじさん、それ本当か?!」 ヴェルンが激しく反応する、自分も両親どころか身寄りがいないので、同じ気分になってるのだろう 「…はい、彼女は大けがを負っていましたが、奇跡的に一命を取り留めて、今はこの教会で聖女になるためのいわゆる勉強をしてるところなのですよ」 「そうなんですか…ありがとうございました、それとヴェルン、神父さんにおじさんといったこと謝ったら?」 「うう…ごめんなさい…」 「別に大丈夫ですよ、では、神のご加護があらんことを…」 そういうと、神父さんが祈りを僕らにささげた 僕らは教会を出ようとしたその時 「ドカアアアン!!」 と、大きな音が教会に響いた