約 10,369 件
https://w.atwiki.jp/animanoriginalcard/pages/139.html
Name 給仕用人型機械 マナ・コスト (1)(白) カードタイプ アーティファクト・クリーチャー―ロボット P/T 1/2 効果 このクリーチャーが戦場に出た時、食物・トークンを1つ生成する。 「おはようございます、ご主人様」――とある男の夢 この世界、アーティファクトが結構活用されるので2マナでアーティファクト2つ出るこのカードも何かに使えるかもしれない。 比較対象は色こそ違えど堅いクッキーあたりか。2/2や1/3でもいいのかも?
https://w.atwiki.jp/sousouwa/pages/142.html
作品一覧 作品一覧(プチ) 関連リンク 作品一覧 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 次なる歴史へ 8 嘘から出た安全 8 ひとつの境界 13 そんなエサに俺様がこぁクマー! 32 43kb コメディ パチュリー 小悪魔 こあくまーっ! こ、こーっ、こぁぁーっ! こぁーっ!! 34 38kb コメディ 霖之助 小悪魔 魔理沙 紅魔館ユニゾン 36 20kb シリアス レミリア フランドール 老人と門 37 70kb シリアス 妖忌 美鈴 紫 稲葉そよぎて 44 作品一覧(プチ) タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 【ネタバレ注意】毒魔法少女ぽいずん★メディ(始動編) プチ2 4kb コメディ メディスン 永琳 鈴仙 紅魔館ジョーク プチ11 2kb ギャグ 新ジャンル「東方時代劇」 プチ14 関連リンク 凡用人型兵器氏運営サイト『妄想エリクシル』 東方リレー小説『東方奏送輪』参加 東方SS合同誌『東方七星剣』参加 東方SS合同誌『東方十本刀』参加
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32393.html
登録日:2015/06/15 Mon 18 30 45 更新日:2020/12/28 Mon 04 16 36 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 くろのくろ キャラクター文芸 メディアワークス文庫 小説 御用人 浅葉なつ 狐様もふもふ 神 神様の御用人 神様の御用人とは、浅葉なつを著書とした、アスキーメディアワークス文庫から発売されている文学作品である。 イラストはくろのくろ。 ~あらすじ~ 膝の故障で大好きだった野球から離れ、就職した会社は辞めてしまい、フリーターとして鬱屈とした日々を送る良彦。ひょんなことから、 神様の願い事を叶える“御用人”に指名され、狐の姿の神、黄金とてんやわんやな“御用人”活動を始める――。 ~概要~ しがないフリーターの青年、萩原良彦が、どこまでもマイペースな神様のお願いに頭を抱えつつ、 お狐様の“方位神”黄金とぎゃあぎゃあ言いながら奔走するお話。 神様が主軸なだけあってスケールが大きい物語。のはずなのだが、出てくる神様はどなたもこなたも 下手な人間よりも人間臭く、基本的にコメディのノリで進んでいく。 時にシリアスでしんみりすることもあれば、ふと考えさせられることもある。 1話完結型の物語が複数収録されている形なので、比較的テンポ良く読めることだろう。 ~登場人物~ 萩原良彦 主人公。24歳の青年。 野球のために大学に入り、強豪の社会人野球チームを持つ企業に入るも、右膝の故障により引退を余儀なくされる。 手術後は膝に負担がかかる仕事も出来なくなり、次第に冷たくなる周囲の扱いに耐えきれなくなり辞職。 以降は再就職先を見つけるまでの“つなぎ”としてバイトを続けるフリーターとなる。 重なる不幸に、半年ほどパソコンと向き合うだけの毎日を過ごす引きこもりとなっていた時期もあった。 神様からの頼みをなるべく安く楽な方法で叶えようとしたり、自己を犠牲にしようとまではしない、 ものぐさで面倒くさがりな所もあるが、祖父の影響もあり困っている人を見ると助けようとする性格。 神職の親友や神様や神社に詳しかった祖父を持つが、彼自身は殆どそれらの知識を持っておらず、 黄金の説明や文明の利器の力を借りなければ有名所のこともさっぱり。 諸事情で今代の“御用人”の“緒”が切れてしまったため代理として選ばれる。特段立派な人物ではない、 どころか黄金に酷評される人物な上、神々の知識もさっぱりという異例の抜擢。本来ならば消去法でも有り得ない人選だが、 祖父が倒れてから痛む膝を押して毎日真摯に祈り、なおかつその後「勝手な願いをして申し訳なかった」と わざわざ謝罪をしたことが注目された。 特定の信仰を持たない。神様にもあまり敬語を使わず、時には遠慮のない言葉をぶつける。 しかしそれは同時にどんな相手だろうと対等に接する姿勢の表れであり、例え大国主神だろうと怒るところは怒り、 貧乏神だろうと手伝えることは手伝おうとする。 孝太郎に倣うならば、良彦は“陰陽に親しむ者”だろうか。時に卑屈になる程凹んだ時期もあるので、 落ち込んでいる相手には「一人で閉じこもっていたい時もある」と頭ごなしに否定せず、親しい人と一緒に過ごす幸福も 大切に思っている。あまり物事を難しく考えず(考え無しという意味ではない)、人として当然のことは善悪問わず是とする。 だからか、負い目があって気まずい場合を除いて、人によっては恥ずかしくなってしまう正直な思いを、包み隠さず伝えられる。 孝太郎を「達観している」と羨望している節もあるが自身も大概である。 色々融通が利かない立場故自分の生活を犠牲にはしたがらず、解決への近道であっても渋る。いざという時の行動力はあり、 相手を説得する際には熱い一面を覗かせる。 そんな彼だからか、多くの神と友人、もしくは家族のような関係になっていく。 “方位神”/“黄金” 黄金の毛並みが美しい、狐の姿をした神。良彦の最初の依頼主で、なんだかんだあって現在は相棒のような関係。 御用は「日本の人の子が再び神祭りに目覚め、神に畏怖と敬いを持ってもらうように取り計らうこと」。 ……だったがそちらは受理されず、代わりに「抹茶パフェが食べたい」という内容が受理されてしまい、 本神は変更するよう嘆願したが聞き入れてもらえず、妥協した履行にしたってあんまりな扱いだと認めなかったので 再履行を求めて良彦と行動を共にしている。 神様らしい尊大な口調と態度で、他の神からもお堅いと言われる性格。ただしキレると乱暴な口調になる。 プライドが許さないので自身の俗っぽい部分は必死に否定する面倒でツンデレな部分も。 余程の事情がない限り触られるのを嫌い、引っ掻く。……「神は理不尽なものだ」と自分で語っておきながら 引っ掻くだけで済ませているあたり、やっぱりツンデ(ry 「神とはかくあるべき」と古代の偉容を語り誇りとするが、現代の神々は揃って見る影もなかったり、そもそも元々がアレだったりして、 人間である良彦以上に毎回言葉を失う程のショックを受けていて、本神も掲げる理想に自信を失いかけている。 「俗世には染まらない」と言って憚らないが、長い間社にいたので知識はあっても現代の文明(特に西洋のもの)には疎く、 毎日何かしらの新しい発見をしては目を輝かせている。本神は決して認めようとはしないが。 とりわけ甘いものが大好きで、二重の意味で喰らいつき様は半端ない。決して認めようとは(ry 御用人ということを抜きにしても敬意が足らない良彦とは度々衝突し、口喧嘩は絶えない。 とはいっても深刻な仲違いをしたことは一度もなく、今となってはじゃれ合いに近い。恐らく黄金からしてみれば真剣だろうが。 教養も礼儀もお粗末な良彦に呆れるばかりだが、時に思いやりや真っ直ぐな心から意外な行動を起こす部分に関して 興味を向けている。 誰よりも役目を重んじ、神らしく生きてきた為理屈でしか物事を考えられないと自負しており、人情に疎いことも自覚している。 そのような情動について、理解できないことでも自分なりに考えて助言することも。 ―“方位神”― 人間からは陰陽道の神とされる。文字通り“方位”を司り、人の振る舞いによって吉神、あるいは凶神の姿を取る。 紀元前の神代から存在する、“この世”と同時に生まれた古神。 そのため彼からすれば大半の神はひよっこ同然に見え、神からの知名度も高い。 どこであろうが方位や道が手に取るように分かるため、良彦からは「モフモフ狐ナビ」扱いされている節も。 藤波孝太郎 良彦の親友の神職。位は権禰宜(ごんねぎ)。 色々うだうだとしている良彦とは正反対に出世コースをひた走るエリート。 恵まれた容姿も手伝って外面は大変良く、周囲はもちろん、下手すると良彦家において良彦よりも立場が上。 神前に立てば誰よりも真摯な祈りを捧げる敬虔な人物だが、同時に「超」と書いて「スーパー」と読む現実主義者で、 「清貧? 何それ」と言わんばかりにお金の獲得には余念がない。それも単に神社の存続の為の必要悪だが それにしたってギラギラし過ぎている。自身が営業することも厭わずスポンサーの獲得に奔走する姿には 貧乏神ですら恐怖し、「恵比寿神がお似合いだ」と言わしめた。 黄金からは“清濁併せ飲む男”と称され、面白いとも言われているが、度が過ぎて呆れられてもいる。 親友で気の置けない仲の良彦には遠慮ない物言いをし、基本的に容赦がない。騙すこともやり込めることも日常茶飯事。 しかし落ちぶれた彼がほぼ唯一付き合いを続けていて、口は悪いながらも彼の将来を心配していること等から互いの友情が垣間見える。 順風満帆に成功を続ける彼に良彦は嫉妬混じりの羨望を向けているが、実は孝太郎も同じで、 「決めたれた道を走ってきただけ」と思っている彼からすれば自由にできる良彦を羨ましく思っている。 吉田穂乃香 孝太郎が奉職する大主神社の宮司の娘。 街を歩けば男なら思わず振り返ってしまう美しい容姿を持ち、水色のマフラーを口元を覆う高さで巻いている。 滅多に表情を変えない上に無口で、何の感情も見せない瞳を持つ。後述の境遇もあって近寄りがたい雰囲気があるが、 その容姿故に密かにファンが多いとか。 生まれつき神性や霊が視える『天眼』の持ち主。幼少の頃は自分の特異性を理解していなかったが、 現在では能力を公言することはない。 普通視えないものが視えてしまうため、ふと立ち止まったり虚空に目を向けたりする不可解な動作が原因で 周囲からは距離を置かれがちで、本人も眼を疎ましく思っていた。 しかし眼がなければ、この世ならざる美しい神々を視ることも叶わず、友達の泣沢女神と出会うこともなかったのは 事実なので複雑な思いを抱いている。 本来は不器用ながらも優しい性格で、泣沢女神の件が解決してからは少し表情が柔らかくなった。 一言大主 良彦の二番目の依頼主。明言されなかったので正確な御用は不明。眷属である 杏からは「一言大主様を助けて欲しい」と依頼された。 全盛期は眉目麗しい美大夫だったが、力が落ちた今は中学生並の体格になっている。 服装こそ水干だったりで昔の装いだが、不釣り合いな程でかいヘッドフォンをつけていたりゲーミングキーボードや マウスを駆使していたりその他文明な利器は部屋に溢れていたりで、部屋だけ見ると本当に中学生男子にしか見えない。 多分1番現世に適応している神。つーかどっから持ってきた。 過去引きこもりで現フリーターの良彦よりもゲームのやりこみは上。 気さくで初対面の良彦にタメ口を使われようが気にしない度量の大きい神。 というよりは、黄金に対して「これだから古いだけの神は嫌なんだよ」と包み隠さず言う辺り誰であれ態度を変えない性格。 引きこもっていた間は自分の伝承が微妙に不遇なことをぼやいたり、「どーせ人の子には僕の声は届かないし」と 臍を曲げていたりした。 人の子に肩入れする傾向にある国津神の中でも例外の部類に入る程人の子に優しく、 健気な願いには神託という形で助言を与えていた。 「人の子は弱い」「我よしの願いは褒められたものではないが、ここで想いを語るくらいはいいだろう」と述べ、 かつてのように言葉が届かなくなった今でも訪れた人の子を励ます言葉を送っている。 しがらみが解けてからはまた願いを聞いては励ます毎日を送っており、良彦とメールアドレス等を交換しているため、 黄金以外ではすぐに連絡が取れる数少ない神友達。 ―“一言大主”― かつて苛烈な武を我が物としていた雄略天皇を跪かせた名神。 『吾は雖悪事、而一言、雖善事、而一言、言離之神』との言葉通り、「善も悪も一言で決める」“言霊”の神様。 大神霊龍王/橋姫 良彦の三番目の依頼主。御用は「ボート部の撤退」。 当時はそれこそ瑞々しい絶世の美女であったが、今は四十代程の女性の外見。 額に桜の花びらのような痣がある。 気持よく寝ていたところを踏まれて痛い思いをしたといえ、力を失っていなかったら 犯人を殺していたかもしれない、という、ある意味神様らしい神様。 そもそも人通りの多い場所で、蛇の姿で寝ていた彼女にも責任はあるはずなのだが、 曰く「神とは理不尽なもの」。 本来の姿が龍だけあって這って動くことも多く、夜中に人の姿でにゅるにゅる不法入室したため、 危うくバットで殴打されそうになったり。道中では何度も車に轢かれそうになったらしい。 手厚く祀られ、敬われてはいたものの、神からすれば小さな人の子のことを意識したことはなく、 大百足の件で知り合った秀郷が初めて膝を突き合わせた人の子だった。 当時は薄々勘付いても、神の立場を考え、胸に抱いていた本心を打ち明けられずに、時が過ぎてしまう。 御用が終わり、吹っ切れた後は、人が勝手に名付けたものではない、本当の名前「お華」を良彦に教えた。 ―大神霊龍王/橋姫― 橋に住まう守護神にして龍神。色々と有名な“丑の刻参り”の元になった神様でもある。 大幅に力を失った今でも天候、水流を操ることが可能。 大年神 良彦の四番目の依頼主。 人間と見分けのつかない普通の外見の男性。 とにかくまあ陽気な性格で、神様らしい近寄りがたい威厳等はあまり感じられない。 しかしタメ口されることも多い黄金に、珍しく敬語を使い敬意を払うなどしっかりするところはしっかりしている。 須勢理毘売の腹違いの兄で、連絡は取り合っている模様。 ―大年神― 歳徳神とも言う。新年に福をもたらす年神。 門松や根引松を依代として現れる。 少彦名命 良彦の五番目の依頼主。御用は「心の芯までほどけるような湯に浸かりたい」。 わずか十センチ程の体長で、当時は本人曰く「それなりの美丈夫」だったが現在は老人の外見をしている。 大体スマートフォン程度の重さ。高齢の肉体と背丈故に、自身の社内を動き回るだけでも一苦労。 しかし動物の助力を取り付けられるようで、リアルねこバスやカラスヘリコプターで長距離を移動する。 ガガイモの葉で海を渡ったエピソードは半ば持ちネタのようで、引き合いに出しては笑いを取っている。 人のいい好々爺といった風の性格で、人の子である良彦にも優しい。 親しい仲間と過ごした日々を何よりも大切に想っていて、仲間の有難さを良彦や黄金に説く。 ―少彦名命― 国造りにあたり、大国主命に穀物・酒造等の様々な知識を授けて助けた博識の神。古事記にもそう書いてある。 一寸法師の元になった神でもある。 貧乏神/“窮鬼” 良彦の六番目の依頼主。御用は「次の家を捜すこと」。 力を失っていることを差し引いてもみすぼらしい身なりで、事前に貧乏神だと分かっていても、 良彦が確信を持てなかった。曰くただの浮浪者のおっさん。 「人間が裕福から貧乏に転落する際の落差」を糧とする貧乏神の性質は備えているものの、個神の趣味として、 「例え貧乏になろうともそこから希望を失わず這い上がろうと前を向いて進む姿を見る」のが好き。 ……なのだが、どうにも貧乏神にしては繊細で優し過ぎる性格をしており、例え豪邸を構える裕福な家庭であろうと 家族仲が悪くドロドロとしてる所は住んでおられず、他諸々の自身が心安らかに暮らせない理由は多い。 ドラマや小説の登場人物のように、極貧でも夢を追いかける、条件には見合った物件もあったのだが、 「わ、わしには、これ以上あの家を貧乏にすることなど、……できん!」と号泣する有り様。 それでいて御用人である良彦にもあまり迷惑はかけられないと遠慮する。 他神に対しても気が弱く、競争相手である疫病神には一応抗議するもののへっぴり腰。 本人も性格的に貧乏神に向いていないことは自覚しており、時流に沿って消えることも覚悟していた。 ―貧乏神― その名の通り、憑いた人物、家を貧乏にする神様。 一見人間からすれば害しかないような神様だが、貧乏になることで、 恵まれていることその幸せを教えてくれる有り難い神様。 泣沢女神 良彦の七番目の依頼主。御用は「井戸から出して欲しい」。 小学二年生程の幼女の姿。昔は儚げな美神であったそうな。 「泣くことが役目」ということもあってか、はたまた性格のせいか、非常に泣き虫で、 別に怒っていなくても少し語気が強いだけで涙をこぼす。小さい女の子の姿をしている上、 神様を泣かせるのはこれ以上なくバツが悪い。 そんなこんなで性格はびくびくしているものの、与えられたお役目を健気にこなし、それでも謙遜して 「他の神々と比べたら、全然人の子の役に立てなくて……」と泣き出す。健気という言葉しか出てこない。 臆病にも見えるが芯は強く、良彦と黄金の喧嘩(いつものじゃれ合い)を「喧嘩はやめてください!」と止める。 そして泣きそうになる。 お役目を果たす関係上、なかなか井戸から出られず、普段はか細く、物悲しくも美しい声で歌っている。 昔は少しなら外に出ることも出来たが、力が落ちた今となっては自力では無理で、 長年悲しみの涙に浸かり、悲しみを纏った現在は他力でも引き上げるのが困難な程重くなっている。 ひょんなことから穂乃香と知り合い、今では親友と呼び合う仲となっている。 ―泣沢女神― 人の子の悲しみを半分引き受け、代わりに泣く神様。 彼女が人の子のために泣いてくれるおかげで、人は早く立ち直れると言われている。 須勢理毘売 良彦の八番目の依頼主。御用は「夫を改心させて欲しい」。 見目麗しい美女ながら豪快かつ奔放で、神様なのに人の子に紛れて大いに飲み食いし、 道端で潰れて眠るなどヤケになったOLのようなこともしくさる。 かなり力は削がれているはずだが、任意で可視化したり不可視化したり、恐らく現存する中で最高の力を持つ夫を 蹴り飛ばしたり、若さをそこまで失っていないなど、あまり衰えを感じさせない。 笑う声は何物にも優る天上の調べ。 “そういうもの”なので仕方ないのは重々承知しているが、それでも嫉妬深い故に夫の女癖の悪さには 呆れ果てて辟易としている。 ―須勢理毘売― 須佐之男命が娘であり、大国主命の正妻。 豪快な性格ではあるが非常に機転が利き、 彼女の知恵がなければ大国主命は須佐之男命に殺されていただろう、と評される。 大国主命 家出した須勢理毘売を追って穂乃香に求婚し、結果的に良彦の元を訪れた。 現代風のカジュアルな格好をした優男で、ぱっと見は良彦も穂乃香も神様だとは分からなかった。 どこまでも陽気な性格で、浮気して妻を怒らせたばかりなのに穂乃香に迷わず求婚する困ったお神。 美人への求婚は礼儀で挨拶で、プロポーズは日常茶飯事にしてよくあること。キャバクラ、合コン、ガールズバーはお手の物。 極度の女好きのよくある傾向として男の良彦をぞんざいに扱うこともせず、神様相手とは到底思えない 不躾な態度もむしろ好意的に受け入れている。 現代においてもそこまで力を削がれてはいないらしく、怒りと共に熱風が起き白銀のプラズマが迸る。 須勢理毘売から人間なら死んでいた程の蹴りを喰らってもさしてダメージはない。 “繁栄”という性質を持っているため、女遊びについては悪びれはしても、やめる考えなど端からなく、 そういう性質なんだから仕方ないと思っている。 一方で妻のことは大切に思っており、良彦が手を出しているのではないかと疑った時は大人げなく怒った。 どの口が言うんだと思わないでもない。 ―大国主命― 日の本を築いた国造の神。 “繁栄”のために多くの妻を持つことから、縁結びの神ともされる。 大神 姿こそ現さないが、全てを見通すとされ、他の神々はほぼ例外なく敬っている。 “宣之言書”のシステムを管理しており、何らかの法則に従っているようにも見えるシステムも、 実際はこの御方の采配。 【用語解説】 『御用人』 神だけではどうしようもなくなった困り事を解決するために神々から選ばれる人間。 本来は大体神だけでどうにかなるが、力が落ちた神となるとそうもいかないので、必然的に 御用が発生する神は一定以上力を失った神となる。 選ばれた人間は後述の宣之言書から不可視の『緒』が首の後につながる。 また、御用の遂行のために普通は不可視の神の姿を視認出来るようになる。 従来ならば、代々神と関わりの深い家系の人間が選ばる。良彦の祖父はその行いと心によって例外に選ばれた。 わざわざ神々から選出された人間が断るとも思えないが、御用を遂行しないことにより神罰の類が下るとか、 そういったことがあるのかは不明。 『宣之言書』 “御用人”に託される、神々の名前が記された書。 御用が必要な神の名前が最初に薄く浮かび上がり、御用人が御用を聞き入れるとはっきり黒く記される。 そういうシステムのため元々は全て白紙だったと思われ、今でも三分の二程は白紙。 必ずしも神が本心を語るとは限らず、また必要な手助けを自覚しているかどうかもまばらなので、 本神が語った内容と、達成されるべき内容が一致していることはあまりない。 全ては大神の采配次第である。 『神』 神。我々が思い描く神と特に相違ない。 だが神とて人間と精神性はそう変わらないので、自分勝手で利己的な願いにはうんざりしていて好まれない。 人間を「人の子」と呼び、よほどの例外でない限りは単体として認識せず、多くの神々は 流れる滴や落ちる葉のような存在として捉えている。 信仰、ひいては神に感謝する気持ちを存在の糧とする。神祭りが激減し、信仰も教養も 失われつつある現代となっては多くの神々が力を失ってしまっている。 『天眼』 生まれながらにして神や精霊、霊魂などを視ることが出来る能力、あるいはその人物。 穂乃香の例からも分かるように、必ずしも本人にとって嬉しいものとは限らない。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 大神霊龍王は瀬田の橋姫だから丑の刻参りの元になった神様じゃないよ。 -- 名無しさん (2016-07-30 21 10 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/whidworks/pages/77.html
(WH)(240914)DogManPoweredSuit 犬種用人型作業スーツ 第一版:2024/09/04 第二版:2024/09/11 第三版:2024/09/14 執筆者:Wyrd=紘也 ■犬種用人型作業スーツ 【第三版】2024/09/14 名前:犬種用人型作業スーツ「コボルト・ハンズ」 スケール:0 能力:C 種別:パワードスーツ 仕様: アイテム: 装備: HP:0 設定:(208字) 犬士や犬種族用の人型作業機械。満天星国が甲殻型ウォードレスの応用で設計し、宇宙服も兼ねている。 犬士基準の操縦席と操作系であるが、様々な犬種族の体格と足に対応する余地を予め取っている。 人型だが頭部は無く、搭乗犬が頭を出す。オプションで気密・防護メットや、嗅覚業務用の外気吸引ノズルを用意できる。 犬知類が人型適正の作業を行う為の物で、Wyrd=紘也がポイポイダー氏のパワードスーツを思い浮かべながら設計提案を行った。 #文章の整形と、宇宙服効果の追記。現状の満天星国では、宇宙服機能は不可欠に思える。 ■犬種用人型作業スーツ 【第二版】2024/09/11 名前:犬種用人型作業スーツ「コボルト・アーム」 スケール:0 能力:C 種別:パワードスーツ 仕様: アイテム: 装備: HP:0 設定:(200字) 犬士や犬種族用の人型パワードスーツ。満天星国の甲殻型ウォードレスの応用技術で設計。 大士基準の操作系・コックピットであるが、様々な体格の犬種族に対応する余地を予め取っている。 人型となっているが頭部は無く、オプションで気密・防護メットや、嗅覚業務用の外気吸引ノズルを用意できる。 犬知類が人型適正の作業を行う為の装備で、Wyrd=紘也がポイポイダー氏のパワードスーツを思い浮かべながら設計提案を行った。 【第一版】2024/09/04 名前:犬種用人型作業スーツ スケール:0 能力:C 種別:パワードスーツ 仕様: アイテム: 装備: HP:0 設定:(195字) 犬士や犬種族用の人型パワードスーツ。満天星国の甲殻型ウォードレスの応用技術で設計。 大士基準の操作系だが、超小型・小型・中型・大型を想定した犬知類の搭乗対応も要整備ながら想定。 人型となっているが、頭部は無く、オプションで気密・防護メットを付ける為の場所となっている。 犬知類が人型適正の作業を行う為の装備で、Wyrd=紘也がポイポイダー氏のパワードスーツを思い浮かべながら設計提案を行った。 #満天星国で過去に起こった犬士虐殺の一因として、敵の根源力メタによる犬士部隊の機能不全化で役立たず扱いが広まった事から #現在のワールドシュミレーターでは犬士はより広範囲の仕事を担っているように見受けられるが、宇宙環境への移動に伴い、作業の大半が人型基準になっている可能性を考えて、同じ評価による事を繰り返さない為のパワードスーツ #甲殻型ウォードレス基礎技術の民生利用による維持・発展・修練も目論んでいる。
https://w.atwiki.jp/distanceofthehorizon/pages/71.html
ミスです^^; 申し訳有りません^^;
https://w.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/29.html
対魔人戦用人型攻性兵器イ号の13 識別コード“ナミダ” 性別 : 女 所持武器 : 各種内蔵武器 フリースキル : 一般常識の欠如 攻撃力 : 15 防御力 : 0 体力 : 7 精神力 : 2 残弾数 : 1 特殊行動:『最適化』 人間のように生活していた今までの記憶データをフォーマットし、ただの機械へと戻る。 戦闘に不要なデータを消去することにより、より精密な、容赦の無い攻撃が可能になる。 また、心が無くなるため精神に関する影響を受けなくなる。 ただし、記憶データのバックアップは取れないため、これを行うと「オオツキ ナミダ」という人間はいなくなる。 本来クールダウンが必要だが、今回はムリに再起動させたため耐久力の低下を招いている。 [命中率:80%] <計算式> 基本 : 100% 範囲(自分のみ) : 0% 対象(自分のみ) : 5% 時間(永続) : -50% 弾数1 : 25% 1回休み無し : -20% 特殊能力無効化(精神攻撃のみ) : -30%(擬似精神10) 攻撃力2アップ : -50% 科学室でしか使えない : 60% 体力3消費 : 30% 弾数回復不可 : 10% キャラクター説明 科学教師 オオツキによって造られた対魔人戦用の戦闘アンドロイド。 複雑な戦況に対応できるよう、"心"と呼べるプログラムを備えている。 さまざまな日常の経験を通し、効率的な運動・神経回路を構築していく仕様。 心の経験値を上げるため、以前より希望崎学園に学生として通っている。 ぱっと見人間と変らないが、時折駆動音がしたり、突然内蔵武器を使用したりするので、 彼女がアンドロイドであることはみんな知っている。 学校での名前は「オオツキ ナミダ」 遠縁の子という設定らしい。
https://w.atwiki.jp/sinorenou/pages/39.html
名前 対異能戦闘用人型兵器・特殊高性能試作型ナンバリング無し 性別 女性ベース 年齢 製造後15週間程 身長 165cm/105kg 中身 せいヴち 容姿 白い肌、青銀の無感情な瞳、グレーの短めのボブカットの髪 衣服は適当に購入した物で、現在はシャツにジーンズ 地肌の上に柔軟性の高いゴムのようなレオタード状の密着式専用バトルスーツを着用している 外見上は20代半ば程の冷たい雰囲気の女性 現在左腕を失い、漆黒の布を外套の様に羽織りそれを隠している 性格 ロストナンバー式思考ユニットに基づく、命令を第一とする中でもある程度の社交性を発揮する性格 能力名 【無零機人】 近接系能力 対能力者を想定した完全兵士を目指して改造手術を施された元無能力者の人間 人を超越したパワー、身体能力を誇るが強い電撃を浴びると数秒行動不能に陥る 一目見るだけで能力者を察知する事が可能でその能力もある程度解析可能 軍人として英才教育を受けており特に剣術に秀でる 武器は弾丸をも切り捨てる高周波ブレード 非生物として扱われる 特性 半機であるため毒や冷気にある程度の耐性を持ち、反面熱や電撃に弱い 基本的に思考ユニットの判断を優先し行動するため心理戦に掛かり辛い スペック上の最大出力を発揮した場合、排熱が追い付かずに熱暴走を起こす可能性がある 武装としているブレードは専用のカートリッジを使用して高い切断力の高周波モードを発動出来るが、燃費が悪く基本は通常剣として扱っている 概要 文字通り、能力者に対抗するべく開発された兵器 優秀な遺伝子のクローンをベースに改造した半人半機でありその戦闘性能面での完成度は高く、また通常の会話程度であれば問題なくこなせる程度の社交性も併せ持つ 開発者達の技術力の結晶であり、その有用性の最終試験として実戦に投入される事となった 因みに心臓部に能力宝石が使われているようで、機能停止時にはこれが露出する形となる 情報 思考ユニットの開発コードは「タェンティース」でありこれを名前として名乗る 現在はアグラーヤに敗北して同盟関係を持ち掛けられ、行動を共にしている 通常モード、スキャンモード、戦闘モードの少なくとも3種のモードが存在し これらを切り替える事でそれぞれ以下の特徴を発揮 通常モード →消費エネルギーが極めて少なく、また異能探知のレーダーが広範囲に展開 対話システムにエネルギーを費やす事が出来るため、饒舌な会話が可能 スキャンモード →視界内に捉えた異能に対してその情報を読み取る 大まかな判別が可能であり、危険度の判別も精密に行える 戦闘モード →通常戦闘時のメインモードであり、 対話システムなどの戦闘に不要なモノの一切を遮断し敵の排除に全力を尽くす 戦歴 △スコッチ・エキストーム&如月 当麻 +戦闘内容 戦闘データ収集の為に街を徘徊している途中、スコッチと出会い交戦 途中に如月も乱入して加わり、1対2の状況になる 対抗するために全力稼働モードとブレードの高周波モードを使用するものの 不利を覆す事は出来ずに撤退 △常与儀 華凜(狂魅) +戦闘内容 華凛の通う学校の付近を通り掛かり発見、襲撃を行う 途中狂魅が目覚めて魔剣の力を発動する しかし気絶してしまった常与儀にブレードを一太刀浴びせそのまま終了 ×アグラーヤ +戦闘内容 怪しげな裏路地で異能の気配を感知 追跡を行うと自身の大敵とも言える電撃能力者のアグラーヤを発見 やり過ごそうと試みるも失敗、戦闘を開始するが歯が立たず敗北 △ルビー +戦闘内容 雑踏の街中で強襲を掛ける 消耗戦の末、火力と無機物に対する効果の高さに根負けし撤退
https://w.atwiki.jp/22shisakki/pages/185.html
98.三國之主用人各不同 人才莫盛於三國,亦惟三國之主各能用人,故得衆力相扶,以成鼎足之勢。而其用人亦各有不同者,大概曹操以權術相馭,劉備以性情相契,孫氏兄弟以意氣相投。後世尚可推見其心跡也。曹操以權術相馭荀彧、程昱爲操畫策,人所不知,操一一表明之,絶不攘爲已有,此固已足令人心死。劉備爲呂布所襲,奔於操,程昱以備有雄才,勸操圖之。操曰:「今收攬英雄時,殺一人而失天下之心,不可也。」然此猶非與操有怨者。臧霸先從陶謙,後助呂布,布爲操所擒,霸藏匿,操募得之,即以霸爲琅邪相,青、徐二州悉委之。先是操在兗州,以徐翕、毛暉爲將。兗州亂,翕、暈皆叛,後操定兗州,翕、暉投霸,至是操使霸出二人,霸曰:「霸所以能自立者,以不爲此也。」操歎其賢,並以翕、暉爲郡守。(霸傳)操以畢諶爲兗州別駕(刺史佐官,隨行另乘車駕,故稱別駕)。張邈之叛,劫諶母、妻去,操遣諶往,諶頓首無二,既出,又亡歸從呂布。布破,操生得諶,衆爲之懼,操曰:「人能孝於親者,豈不忠於君乎,吾所求也。」以爲魯相。操初舉魏种爲孝廉。兗州之叛,操謂种必不棄我。及聞种走,怒曰:「种不南走越,北走胡,不汝置也。」及种被擒,操曰:「惟其才也。」釋而用之。(本紀)此等先臣後叛之人,既已生擒,誰肯復貸其命,乃一一棄嫌録用。蓋操當初起時,方欲藉衆力以成事,故以此奔走天下。楊阜所謂曹公能用度外之人也。及其削平群雄,勢位已定,則孔融、許攸、婁圭等,皆以嫌忌殺之;荀彧素爲操謀主,亦以其阻九錫而脅之死。甚至楊修素爲操所賞拔者,以厚於陳思王而殺之。崔琰素爲操所倚信者,亦以疑似之言殺之。然後知其雄猜之性,久而自露,而從前之度外用人,特出於矯偽以濟一時之用。所謂以權術相馭也。劉備以性情相契至劉備一起事,即爲人心所嚮,少時結交豪傑,已多附之。中山大商張世平、蘇雙等,早資以財,爲糾合徒衆之用。領平原相,劉平遣刺客刺之,客反以情告。救陶謙,謙即表爲豫州刺史。謙病篤,命以徐州與備,備不敢當,陳登、孔融倶敦勸受之。後爲呂布所攻,投奔於操,操亦表爲左將軍,禮之甚重。嗣以徐州之敗奔袁譚,譚將歩騎迎之。袁紹聞備至,出鄴二百里來迓。及紹敗,備奔劉表,表又郊迎待以上賓之禮,荊州豪傑多歸之。曹兵來討,備奔江陵,荊州人士隨之者十餘萬。是時身無尺寸之柄,而所至使人傾倒如此。程昱謂備甚得人心。諸葛亮對孫權亦謂劉豫州爲衆士所慕仰,若水之歸海。此當時實事也。乃其所以得人心之故,史策不見,第觀其三顧諸葛,咨以大計,獨有傅巖爰立之風。關、張、趙雲自少結契,終身奉以周旋,即羈旅奔逃,寄人籬下,無寸土可以立業,而數人者患難相隨,別無貳志,此固數人者之忠義,而備亦必有深結其隱微而不可解者矣。其征呉也,黄權請先以身嘗寇。備不許,使駐江北以防魏。及猇亭敗退,道路隔絶,權無路可歸,乃降魏。有司請收權妻、子,備曰:「我負權,權不負我也。」權在魏,或言蜀已收其孥,權亦不信。君臣之相與如此。至託孤於亮,曰:「嗣子可輔,輔之;不可輔,則君自取之。」千載下猶見其肝膈本懷,豈非真性情之流露。設使操得亮,肯如此委心相任乎?亮亦豈肯爲操用乎?惜是時人才已爲魏、呉二國收盡,故得人較少。然亮第一流人,二國倶不能得,備獨能得之,亦可見以誠待人之效矣!孫氏以意氣相投至孫氏兄弟之用人,亦自有不可及者。孫策生擒太史慈,即解其縛,曰:「子義青州名士,但所託非人耳。孤是卿知己,勿憂不如意也。」以張昭爲長史,北方士大夫書來,多歸美於昭。策聞之,曰:「管仲相齊,一則仲父,二則仲父,而桓公爲霸者宗。今子布賢,我能用之,其功名不在我乎?」此策之得士也。周瑜薦魯肅,權即用肅繼瑜。權怒甘寧粗暴,呂蒙謂鬭將難得,權即厚待寧。劉備之伐呉也,或謂諸葛瑾已遣人往蜀。權曰:「孤與子瑜,有生死不易之操,子瑜之不負孤,猶孤之不負子瑜也。」呉、蜀通和,陸遜鎮西寧,權刻印置遜所,毎與劉禪、諸葛亮書,常過示遜,有不安者,便令改定,以印封行之。委任如此,臣下有不感知遇而竭心力者乎?權又不自護其非。權欲遣張彌、許晏浮海至遼東,封公孫淵。張昭力諫,不聽,彌、晏果爲淵所殺。權慚謝昭,昭不起,權因出,過其門呼昭,昭猶辭疾,權燒其門以恐之,昭更閉戸,權乃滅火,駐門良久,載昭還宮,深自刻責。倘如袁紹不用沮授之言以至於敗,則恐爲所笑而殺之矣!權用呂壹,事敗,又引咎自責,使人告謝諸大將,曰:「與諸君從事,自少至長,髮有二色,以謂表裡足以明露,盡言直諫,所望於諸君,諸君豈得從容而已哉?凡百事要,所當損益,幸匡所不逮。」陸遜晩年爲楊竺等所譖,憤鬱而死。權後見其子抗,泣曰:「吾前聽讒言,與汝父大義不篤,以此負汝。」以人主而自悔其過,開誠告語如此,其誰不感泣?使操當此,早挾一「寧我負人,無人負我」之見,而老羞成怒矣!此孫氏兄弟之用人,所謂以意氣相感也。 前頁 『廿二史箚記』巻七 次頁 借荊州之非 98.三國之主用人各不同 禪代
https://w.atwiki.jp/mitamond/pages/608.html
蟹 越後柏崎の穀屋・増右衛門の用人が見慣れぬ小僧から買い取った三匹の蟹。うち一匹を食べた犬は変死。小僧を追った用人と、依頼されて蟹の絵を描いていた絵描きは海に転落し、蟹に食い散らかされた死骸となって発見された。増右衛門も後々まで残る二匹の蟹の幻影に苦しめられたという。
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/1055.html
四頭立ての馬車が、お屋敷の門をくぐってきたとき、ルチェラも思わず声を上げた。ルチェラと同じように総出で並ぶ召使たちもだ。 この一月ばかり、忙しく支度をしていたのは、そのお客様のお迎えのためだ。 導きの騎兵に続いて、馬車はゆっくりと廻ってくる。 椅子で待っていた奥様が待ちきれないように立ち上がり、側仕えのものが脇で助ける。奥様はもう五十歳を半分ほど過ぎて、膝が良くなかった。三人いたお子様も皆「内戦」で皆亡くされてもいた。 帝都からやってくるのは「本当の御世継」だと聞いていた。もちろんちゃんと聞いたことじゃない。ルチェラたち用人にそんなことが教えられるはずもない。特にルチェラみたいな小間使いの小娘には。 でも用人たちは皆、噂話が大好きだ。ルチェラにはその話の何を信じればいいのか、わからない。 だって、お館様のもう亡くなられた弟君のお子様で、帝都の母上様のところでお育ちになって、何年か前のレヌス河向こうのいくさに出征なさって、副帝陛下お手ずからお褒めを賜って、しかも古人であるなんて、どこまで本当でどこまで嘘なのかもわからない。 もうすぐ噂が本当のことなのかどうかわかる。騎兵に続いて、馬車回りをゆっくりと廻ってくる。四頭立ての大馬車は奥様の前でゆっくりと止まる。馬車の後ろに立って乗っていた御者の一人が隙無く降りると、踏み台を置いた。さらに扉を開く。 お客様の姿が見えたとき、辺りがすっと静まった。ルチェラも思わず息を呑んでいた。 きれいな人だった。 日差しの中にうねる髪が輝く。その髪は一本束ねに高く結われている。身に着けているのは、男の、というより軍勢の服だった。綺麗で、あざやかで、その胸元には見たことも無い不思議な色に輝く飾り物をつけている。 踏み台を踏んで降り立つ。背も高い。 ルチェラははじめて、古人という人を見た。男でもあり、女でもあると聞いていたけれど、女の人にしか見えなかった。それも天使みたいにきれい。何だか力が抜けて、ふう、と息をついてしまう。あたりもそんなざわめきが起きている。 「よく来てくれたわ。待っていたのよ」 奥様が歩み寄ってゆく。古人の人はかかとを合わせ、背を伸ばし、左胸に手をやって一礼する。 「お招き賜り、ありがたく存じます。母上様」 「ええ、そうよ、ええ」 奥様はうつむきかけ、また再び顔を上げる。 「そう呼んでくれてうれしいわ。アレクシア。ここはあなたの家でもあるのだから。力にならせてちょうだい。帝都などにいたら、よくなるものもよくならないわ」 奥様は、古人の人に歩み寄って抱き寄せ、背を抱える。 「遠い道で疲れたでしょう。さあ、中へ入りましょう。こういう時なのに、うちの人は宗家に行ってしまっているのよ。ごめんなさいね」 「御役目ですから」 「そう言ってくれると助かるわ。皇帝陛下のご軍勢と聞けば、あの人は若い人たちを差し置いてゆかねば気が済まないのよ」 いいえ、いいえ、と奥様はかぶりを振る。 「そういう事から離れてゆっくり休めるようにとここへ呼んだのに。このようなことでは先が思いやられるわね。奥にお茶の用意をさせているの。帝都の贅沢には及ばないでしょうけれど」 「いいえ、母上様」 「そう言ってくれてうれしいわ」 そうして古人の人は奥様の手を取って歩きはじめる。初めは紳士がご婦人を導くように取っていた手は、奥様の方から強く握りしめて、やがて母娘が手をつなぐようにして歩いてゆく。 用人らの列の前を通り過ぎ、玄関へと入ってゆく。すると、用人たちの間からざわめきがあふれ出てくる。静まれ静まれと執事が叱るが、だれも聞いてもいない。 一騒ぎの中でわかったのは、噂がだいたい本当らしいということで、本当の御世継、というのもだいたい合ってるらしい。 聞いた話だと、御家の血のつながりのあるのは、もうあのアレクシア様だけになっているのだそうだ。皆が声を潜めて言う「あの弟君」、つまりお館様の年の離れた弟君のお子様であるのだという。その弟君も随分前にご病気で亡くなられたのだそうだ。お屋敷の御世継は「内戦」で亡くなられている。 それでお館様と奥様は何とかしてアレクシア様をお家に呼び戻したかったと聞いた。お館様が養子をとられたのも、ようするにアレクシア様をお嫁様として家に迎えるためで、それがためにご養子は、アレクシア様とお知り合いだった騎士の者だったのだそうだ。実際、ルチェラはご養子の姿を見たことが無い。帝都におられるのだという。 貴族というのは、大変なのだとルチェラは思った。運び込まれる荷物も沢山ある。その多くはアレクシア様の連れてきた用人たちが運んだ。帝都の人は、用人でも何かちょっと違う。お仕着せもあでやかに見える。もっとも、お屋敷の用人たちからは評判が悪いようだったけれど。 お茶の時間が終わるころ、お館様は早馬を飛ばしておかえりになった。出仕の装束すら解かぬまま、お屋敷を大股で歩きながら、今帰った。もう来ているのか、などと大声で言い立てる。 昔気質で気難しいお館様で、用人の粗相にも厳しい。耳をそばだてて様子をうかがっていることが知れたら、折檻のお叱りを受けるかもしれない。 でも、お館様はここ何年かないくらいご機嫌な大声だった。一つ一つの受け答えが屋敷中に響くくらいに。よく来たよく来たと、辺りはばからぬ大声が聞こえる。 お前を伴い、宗家にあいさつに行かねばならぬ、そんな声が聞こえた。 内緒、でもないけどこういうのも書いていたりw