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【韓国デモ】 デモ内容と無関係の豚を生きたまま引き裂く 1 名前: 付き人(北海道) 投稿日:2007/05/24(木) 06 42 36 ID FKRZyMFG0 ?BRZ 京畿道利川市民一部が軍部隊移転反対デモを起こしながら豚を生きたまま裂いて 殺すパフォーマンスを敢行してネチズンが憤怒している. 生きている動物をデモの性格と無関係なパフォーマンスの小品に悪用したことは 厳然な動物虐待という指摘だ 1次ソース国民日報クッキーニュース/2次はヤフー(韓国)ニュース http //kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=448 articleid=20070523165007912e5 newssetid=1270 (※ややグロ閲覧注意) http //www.youtube.com/watch?v=dm6KXmRGW2o 5 名前: 留学生(アラバマ州)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 44 10 ID uaXVa9SZ0 トンデモない 6 名前: ホームヘルパー(神奈川県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 44 29 ID YnfEzY4p0 これは引くわ…… 9 名前: ピアニスト(愛知県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 46 52 ID 2ouRBHQx0 ブッタまげた 14 名前: 運転士(神奈川県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 48 41 ID D1aar0G/0 お前らもこうしてやるっていう見せしめなんかな? 20 名前: ボーカル(コネチカット州)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 50 02 ID Za5U0Z4qO これは・・・ 殺すにしても、拷問式はねーだろ 26 名前: 漂流者(宮城県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 52 43 ID XeB+k2kE0 今時秘境の民族でもこんなことしない 27 名前: 樹海(大阪府)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 52 51 ID WR8hZxQi0 そもそも軍部隊移転のデモに、なぜ豚を虐殺するのか全く分からん。 画像の豚の顔がマジで可哀想すぎる。 31 名前: エヴァーズマン(大阪府)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 53 26 ID USYraJ1w0 本当に頭がおかしいんだとやっと気が付いた。 ムリだ。なにかもムリだ。 36 名前: バイト(宮城県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 54 36 ID j3ZkIW7a0 何処の未開の文明だよ 41 名前: 芸人(コネチカット州)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 56 14 ID XR3Rg07lO こんなことが出来る民族だ 日本にきて強盗するのも不思議ではない 42 名前: 宅配バイト(静岡県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 56 32 ID eLvnasNv0 気が狂ってるんじゃねーか?こいつら 44 名前: ホームヘルパー(神奈川県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 57 01 ID YnfEzY4p0 一人のキチガイが暴走したのならともかく、明らかに数人がかりで計画的にやってる じゃねえか おかしいってあの国の奴らは 45 名前: 訪問販売(アラバマ州)[] 投稿日:2007/05/24(木) 06 57 36 ID 4Yc7FgNY0 こいつらは来世は食肉用の豚に生まれ変わるに違いない。 53 名前: イタコ(北海道)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 00 07 ID k3MyiKsX0 国ぐるみの集団ヒステリー 55 名前: Webデザイナー(樺太)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 02 06 ID dlP1Al0TO いやこれは基地外とかじゃないだろ まだちょっと文明社会の人間に進化しきれてないだけ 69 名前: ウルトラマン(東京都)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 08 11 ID SlC/PrBa0 やっぱりなにか根本的な部分で朝鮮人と日本人は相容れないモノがあるな 無理だわこんな国と付き合うのは 74 名前: 国会議員(樺太)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 10 27 ID rXufE6rnO これは完全に理解できない。 76 名前: ホームヘルパー(神奈川県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 10 38 ID YnfEzY4p0 昨日の夕食「がトンカツだった俺もこれは許せんね 79 名前: 張出横綱(岐阜県)[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 07 13 11 ID OLYxmKVH0 軍部隊移転と豚の繋がりがわからねぇw 81 名前: カエルの歌が♪(神奈川県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 14 15 ID hLP+bWl+0 食べるわけでもないのに、酷すぎる。 豚の顔… 92 名前: 酒類販売業(中国地方)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 23 49 ID JCwNsBJ80 ほんと最悪だな この豚とデモに何の関係があるんだよ 98 名前: 神主(愛知県)[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 07 26 40 ID ubu4c1pa0 ホントに引きちぎれてるな 109 名前: 会社員(樺太)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 32 56 ID Xtg5Wvh3O ほんとこのキチガイ国家は残虐なことしか出来ないキチガイどもだ 111 名前: 宅配バイト(アラバマ州)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 33 04 ID WAwAQrgl0 まず、意味がわからないw なんなんだ生贄の儀式みたいなもんなのか? 140 名前: 文科相(埼玉県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 07 59 01 ID 3Y5LFloZ0 こういう猟奇的な国民性では先進国になれません 145 名前: スカイダイバー(dion軍)[] 投稿日:2007/05/24(木) 08 13 47 ID k0RVmehy0 引き裂くって、ホントに引っ張る力だけで真っ二つかよオイ 原始人はやる事が凄いな 148 名前: 張出横綱(アラバマ州)[] 投稿日:2007/05/24(木) 08 17 09 ID zyvdctp80 デニムの強度テストみたいな事してんな 166 名前: DQN(東日本)[] 投稿日:2007/05/24(木) 08 29 25 ID IQnvQl6Q0 丶`∀´ 弱いものをいじめ殺すのがウリナラ娯楽の殿堂ニダ 170 名前: 赤ひげ(埼玉県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 08 33 21 ID Expz03rK0 食肉用に即死に近い形で殺すならまだしも引き裂くとか 180 名前: とき(東京都)[] 投稿日:2007/05/24(木) 08 40 08 ID XCHbczYU0 苦痛の少ない処理方法を法律で定める国も多いから 食べる食べないとは別問題だよ・・・ 192 名前: モーオタ(dion軍)[] 投稿日:2007/05/24(木) 08 49 47 ID RGnrNJ5T0 うあ、ひでーな 本土の韓国人の多くは酷いって思っていると信じたいが この抗議団体を非難したら政府の関係者が来て脅しかけられるんだろうし 193 名前: 国会議員(静岡県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 08 51 09 ID GWylP1810 192 多くが酷いと思ってたらこういう文化自体が存在しないと思う。 こうやってアピールする習慣があるんでしょう。 199 名前: 国際審判(兵庫県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 08 59 19 ID xFkpGtpC0 こんな連中が日本に来たら平気で強盗殺人とかやりそう もっと入国制限しないとマジヤバイよ 209 名前: アイドル(大阪府)[] 投稿日:2007/05/24(木) 09 24 01 ID g7YISaUP0 グリンピースは何してんの? 捕鯨より遥かに残虐だろが 215 名前: 今日から社会人[] 投稿日:2007/05/24(木) 09 28 59 ID YtEblQRkO あいつ等はこの現代に於いて 未だに暴力的な脅しが有効だと思ってるからだろ というかそういう(力による脅し)抗議方法しか 思い浮かばない、知らないのかも 227 名前: 工作員(関東地方)[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 09 45 07 ID pkJ4uxxp0 日本人とはもう本質的に違うんだなって感じるわ 239 名前: 接客業(ネブラスカ州)[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 10 02 45 ID FCzrB8oUO 豚が可哀相だろ、自分の血を流せっての 248 名前: 造船業(千葉県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 10 15 40 ID 2B+jE11Q0 つまり現代において未だに蛮行を行っているのはどちらか、ということだ。 251 名前: 農業(アラバマ州) [] 投稿日:2007/05/24(木) 10 18 34 ID 6XGANwDy0 こいつらデモにかこつけて残虐行為したいだけなんじゃね? 253 名前: チャイドル(コネチカット州)[] 投稿日:2007/05/24(木) 10 21 15 ID Bu5QOd7JO 国からして引き裂かれてんもんな 260 名前: 40歳無職(東京都)[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 10 26 41 ID 9U6p7nba0 253 うまい 259 名前: スカイダイバー(東京都)[] 投稿日:2007/05/24(木) 10 26 19 ID bMfmV/6D0 韓国では、DVが異常に多いってのも頷けるね。 怒りを即暴力につなげるなんてのは、精神異常だわ。 266 名前: 手話通訳士(大阪府)[] 投稿日:2007/05/24(木) 10 34 24 ID lmahly0P0 発展したフリしてるけど中身は土人だから 287 名前: インテリアコーディネーター(樺太)[] 投稿日:2007/05/24(木) 11 08 49 ID mi9ODVoJO 朝鮮人て流血好きだよね 293 名前: 巡査長(樺太)[] 投稿日:2007/05/24(木) 11 16 24 ID GSV7GqMy0 生き物殺したり、国旗焼いたり どんだけ古代な脳みそなんだよ 305 名前: 通訳(ネブラスカ州)[] 投稿日:2007/05/24(木) 11 25 21 ID P58DY3NaO 韓国人って悪魔とか崇拝してるのか? 319 名前: 中学生(catv?)[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 11 39 40 ID XAR19SZg0 生きたままって・・・ こいつらの血は何色なんすか? 324 名前: 解放軍(長屋)[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 11 43 05 ID ETH3chE90 相互理解は永久に無理 378 名前: 受付(静岡県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 12 46 38 ID sTqdcb+80 殺戮願望が強い民族だよなぁ。 414 名前: すずめ(新潟県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 13 33 37 ID IYjQk55H0 人の血となり、肉となるものに 対して、この仕打ちはないだろ。 感謝せねば 418 名前: ゲーデル(大阪府)[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 13 35 51 ID ioXUwpZt0 朝鮮人が狂ってるって事を自ら証明してくれたなw 439 名前: アイドル(愛知県)[] 投稿日:2007/05/24(木) 14 06 04 ID EepnYKzL0 豚さんの冥福をお祈りします。
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はるかぜにころされる【登録タグ Fukase v flower Δ は 曲】 作詞:Δ 作曲:Δ 編曲:Δ 唄:Fukase・v flower 曲紹介 Δです 春のデュエットまつり(作者コメ転載) 歌詞 (piaproより転載) 僕はあの日死んだ 雲の間に差し込む光に目を焼かれた 吹き過ぎた風に浅はかな自分を呪った 吐き出した言葉の意図も まともに考えられなくなったみたいだ 嫌いだ まるで自分じゃないみたいだと思った 耐えられなくなって飛び出した外の 春の陽気に下向いた 生温い風に苛立ちが募る 頭痛がひどいんだよ このままどうか春の風よ 最低な僕の何もかも全部を ああ 奪って去ってくれよ 優しさなんてもういらないから いつだって間違ってばっかの僕は考える 正しい自分の愛し方/殺し方を 緩やかに死んでゆくのは僕の何だ? 不器用だって片付けられたらどんなに楽だろうな ひとりぼっちが何より怖い僕の言い訳だ それだけだ このままどうか春の風よ 僕を知らないどこかへ連れ去ってくれよ 平等な優しさこそが僕を殺すんだ どうしようもないこの世界だ 僕ら自分以外の全てを疑った なんでこうなっちゃったんだろう もう全てが 遅いことだけ この泥が詰まった脳みそにも 分かってたんだろう 分かってるんだよ あれほど好きだったこの季節も 今の僕には眩しすぎるようで 光が 陽気が 小鳥の囀りが 街ゆく人の笑顔が 憎いんだよ 怖いんだよ 痛いんだよ 辛いんだよ 春の風よ 春の風よ このままどうかお願いだよ 最低な僕の何もかも全部を 奪い去ってくれよ 連れ去ってくれよ 赦してくれよ/殺してくれよ コメント 名前 コメント
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1 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 05 05 27.56 ID bgPOakug 山口県警柳井署は1日、飼っていた巨人小笠原を捨てたとして、金玉愛護法違反の疑いで 柳井市伊保庄、無職の二岡(32)を山口地検岩国支部に書類送検した。 送検容疑は、3月23日午後1時半ごろ、自宅で飼っていた巨人小笠原31匹を生きたまま タッパーに入れて市道脇のがけ下に捨てたとしている。 柳井署によると、二岡は趣味で飼育。「前のバッターが繋いでくれたので、なんとか返そうと思った」と話している。 通り掛かった人が3月24日に巨人小笠原を発見。約半数が生きていた。 なお、残りの半数も検査の結果骨に異常は無く、明日の試合には間に合う模様。 産経msnニュース 2009.5.1 19 14 http //sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090501/crm0905011915025-n1.htm 38 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 08 09 56.18 ID XJJL5nwf キンタマ「怒ってません」ラジオで二岡事件に初コメント 巨人小笠原(36)が1日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「巨人小笠原のWhat’s up キンタマ」で、 二岡容疑者(33)が公然わいせつで逮捕、釈放されたことについて初めてコメントした。 番組は収録だったが、巨人小笠原は番組の後半、リスナーからの悩み相談コーナーの中で出た「キンタマ」というキーワードを 今回の草ナギの事件に結びつけ「キンタマ・キンタマ・アンド・キンタマ」と絶頂、射精した。 40 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 08 10 29.63 ID XJJL5nwf 巨人小笠原は、一部で二岡のモナグセの悪さをかねてから指摘し、今回の件でも快感をあらわにした、と一部で報じられたが、「(打ったタマは)覚えていない」とキッパリ。 「感じるタイミングじゃないでしょ。(事件があって)次にすることは感じることじゃない。各方面に絶頂、射精することが絶対的に最優先ですよ」と、影響が及んだ先にキンタマを見せた。 「元のキンタマに戻るために、今はそれぞれが、それぞれのことを…。今しばらく待っていてほしい」と、支えていく意向を明らかにした。 先月25日には巨人小笠原(36)が、司会を務めるテレビ朝日系「SmaSTATION!!」の番組内で射精している。 45 名前:どうですか解説の名無しさん[sage] 投稿日:2009/05/02(土) 08 17 52.77 ID sHfiFoFn 40 そこは「KasSTATION」にしてほしかった 46 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 08 19 00.90 ID XJJL5nwf 45 気を抜いてしまった 87 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 09 35 46.56 ID 30BCgbZj 改変もいいけどオリジナルこそ至高 88 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 09 37 57.38 ID y0RXaBmv 巨人小笠原マイスターとサンダーオナニーの人が俺の二大ジャスティス 89 名前:どうですか解説の名無しさん[sage] 投稿日:2009/05/02(土) 09 39 07.20 ID yX874CF+ ?2BP(0) 88 正直飽きた 【編集者注:89は巨人小笠原マイスターです】 125 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 11 23 35.74 ID F3occ/AE このスクリプト保守はなんなの? おゲスなの? 135 名前:どうですか解説の名無しさん[sage] 投稿日:2009/05/02(土) 11 36 30.51 ID sHfiFoFn 125 アンチにはおゲスに見えるだろうが おゲスは今お眠の時間なんだよカス 138 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 11 40 18.72 ID uWhkDTx6 わいせつ行為で逮捕の巨人小笠原、無期限謹慎処分に 東京読売巨人軍工業株式会社は、同日付で同社所属の金玉タレント 巨人小笠原道広内野手を無期限去勢処分にしたと発表した。 小笠原は昨年6月、当時16歳の少女の金玉にみだらな行為をしたとして 東京都金玉健全育成条例違反の疑いで今年4月に逮捕。 5月、金玉教会内の裁判所の略式命令(罰金玉30)の処罰を受け、釈放された。 東京読売巨人軍工業株式会社によると 小笠原本人は事件を真摯に受け止め反省しているが 「(金玉を触るのは社会人として許される行為では)いかんのか?」とし、 無期限去勢処分とした模様。 また、一切の金玉活動を停止して今後の金玉人生を 見つめ直したいとの本人の希望もあり、「現時点において、金玉活動再開の予定はありません」としている。 140 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 11 44 05.89 ID 30BCgbZj 138 スレタイの字数制限! 144 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 11 47 44.82 ID 30BCgbZj 巨人小笠原スレはスレタイを20字以内に収めるのが意外と難しい 145 名前:どうですか解説の名無しさん[sage] 投稿日:2009/05/02(土) 11 57 44.78 ID sHfiFoFn 巨人小笠原、○○で絶頂射精 これを美とする変体度派な俺には字数制限など問題なし 真面目なところ、新聞記事の見出しを意識すると意外と収まりが付く 159 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 12 17 20.80 ID IKMcBpcU 145 巨人小笠原、ビデオデッキに股間を突っ込み3倍速で絶頂射精 は個人的最高傑作 163 名前:どうですか解説の名無しさん[] 投稿日:2009/05/02(土) 12 26 19.45 ID /jB4fc95 熱い31匹 なにこれカッス増殖してんの?
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大乱闘スマッシュブラザーズ(この場合は全作品を指す)において複数のプレイヤーで特定のプレイヤー(主にD)を美しい連携で倒すこと。及びモンスターハンター2ndGにおいて目的モンスターにある特定プレイヤー(主にD)が理不尽な連続攻撃によって力尽きること。 なお、後者の場合モンスターだけでなく同パーティのプレイヤーも含まれる。
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今日も僕は殺される (一) 纏った黒衣を翻し、坂上に似た男が迫る。彼は間合いを図り、小刻みに足を送った。すれ違いざま、男の腹を薙ぐ。耳障りな奇声を上げながら、男が床に倒れ伏す。背後には既に幾人もの"坂上"が血溜まりに沈んでいた。 彼は哄笑を上げた。物音を聞き、床を蹴って後退する。寸前まで身体があった位置を銃声が貫いた。 見やれば、玄関から入ってきた男がショットガンに銃弾を込め直している。それが終わる前に、彼は間合いを詰めるべく駆けた。右足の踏み込みと同時に、上段に構えた刀を一気に振り下ろした。踵が地面の砂利を弾き、刃唸りを纏った霜刃は弧を描く。 袈裟懸けに切り込んだ刃は、しかし空を斬った。刃が土間の上で虚しい音を奏でた。余裕をもって体を捌き、刃をかわした男が笑った。彼は嗤い返した。標的は保持していたショットガンを彼に押し付けた。 愚かな相手だ。見た目こそ絶体絶命の構図だが、それは愚民であればこそだ。神に愛された人間には、そんなものは意味を成さない。 腐った肉を奪い合う蛆虫たちと彼との間には決定的な隔たりがある。それを彼は理解している。 蛆虫たちにとって死は全ての終わりだ。 故に、彼以外の塵芥は死を恐がる。死への畏れは、精神を縛り、身体を鈍らせる。それがために、結局は死に追いつかれる。醜く恐怖に歪んだ瞳の数々を、彼は憶えている。 だが、彼にとって死は終わりではない。死を、彼だけは乗り越えられる。彼は死を恐れない。死すら、彼を縛ることはできない。 だからこそ、如何なる状況でも冷静に対処できる。 己が死した瞬間――あの痛み、あの苦痛。 それらはより己を高みに導いてくれると彼は信じている。屈辱的な死の記憶を充足した心地で思い出しながら、彼の身体は――動かなかった。 引き金は引かれ、大量の鉛弾が彼の臓腑を八つ裂きにした。 銃把を握りなおす。持ち主の好みに合うようにカスタマイズされたそれは、己の手には合わない。慣れ親しんだ愛銃とは異なる重みが腕にかかる。 その変化を何処か新鮮に思いながらも、ジルは目の前に突きつけられた選択に頬を歪ませた。 正面に見える光――柔らかく温かみを帯びた光明は、旧時代的なものに見えた。 無理を押して接触する価値があるか、否か――その見極めは、非常に難しかった。 トモエのような一般市民であるならば、まだいい。何らかの理由をつけて置き去りにする手段とて取れる。 単なる見間違いだったとしても、好転となる可能性もある。もしくは、諦める理由ぐらいには。 最悪の状況は、こちらに敵意を持つ存在の場合だ。 ジルは同行者二人に振り向いた。 大男に肩を貸し、足がふらついているトモエ。その彼女に出来るだけ負担をかけないようにと、足を突っ張って身体を支えているケビン。 逃げられない。二人を見捨てれば、あるいは自分だけは助かるかもしれないが、その選択は結局自分自身を殺すことになるだろう。 手元の大型拳銃には三発。ホルスターに仕舞ってある拳銃に再装填したとしても三十発はない。 対処に慣れてきたゾンビにしても、遥かに心許ない残弾だ。弾が切れれば、後は己の身ひとつだ。ゾンビ相手に格闘戦とは、笑えない冗談だ。何の間違いで感染するとも限らない。 だが、ここはラクーンシティではない。ラクーンシティとは別種の異形のものたちが蠢く土地だが。 それにゾンビは道具を使わない。故に、まともな人間である可能性は充分に残されている。 ただ、頭をよぎるのは駅で遭遇した職員だ。ジル本人は見ていないが、ケビン曰く、あの男は死んでいた。死体が動き出すことは、既に珍しいことではない。 しかし、あの男は言葉を発した。呻き声ではなく、確かに喋っていた。一定の知性と意思を感じられた。それに敵意も。 知性があるならば、道具も使えるかもしれない。 そう考えると、あの明かりは愚かな獲物を誘き寄せるための疑似餌か何か見えてきた。 もし、あの駅職員と同類のものが他にいるのだとすれば――知性を持つゾンビというものが他にもいるのだとすれば、人間だと確信が持てない限り徒に接触はできない。または対抗できるだけの準備を整えるか。 ジルは二人に小さく嘆息して見せた。 「接触せず、警察署に行きましょう。武器を揃えないと、迂闊に行動できないから」 「引率の先生に任せる」 「トモエは?」 「ジルを信じる」 「ありがと。だけど、まず、ケビンの怪我の具合を診てからにしましょうね。その恰好で警察署には行けないでしょう、ケビン?」 「……そうだなあ」 ケビンが苦笑を返す。トモエは曖昧な笑みを浮かべていた。 先程上ってきたばかりの階段を折り返し、改札口へと続く通路の中ほどでトモエにケビンを下ろすよう支持した。赤く汚れた床の上に、トモエへ礼を告げたケビンが大きく息を吐いて座り込む。 大型拳銃を元の持ち主に返し、手早く愛銃に弾丸を詰め直す。それらをホルスターに収め、ケビンに目を向ける。 表情に余裕はあるが、呼吸は荒く、血の気の失せた肌は脂汗が浮かんでいた。出血と痛みで大分参っている。トモエが風変わりなハンカチでケビンの汗を拭ってやっていた。 傷の具合を診ると言ったものの、碌な道具を持ち合わせていない。レベッカ・チェンバースなら同じ状況でも最良の判断と処置を実行できるのだろうが、彼女はヨーロッパだ。当然、自分に彼女のような医学知識もない。 「服を脱がせたほうがいい?」 「そうね……いいえ、今はいいわ。動かしていいものか分からないから」 トモエと場所を交代し、ケビンの腕に手を置く。露出している太い腕を彩る血の筋は乾いてきていた。 「……敢えて聞くけど、痛い?」 「多分、おまえさんが想像しているよりもな。引っ張られでもしたら、ちょっと泣くかもしれねえ。ただ――」 「ただ?」 「腕の感覚が鈍って来ているような気がする。それに連れて、痛みも薄れているような……慣れただけかもしれねえが」 「今、あなたの腕に手を置いているんだけど、分かる?」 「………………。参ったね、こりゃ」 ケビンは自嘲した。感覚がないということは、神経に傷を負ったのかもしれない。また、腕への血流に何らかの支障があるのか。 トモエに手伝ってもらいながら、ケビンに制服の留め具を外させる。 ジルは身頃の左半分を広げ、ライトで照らす。それでアンダーシャツの上からでも見て取れるほど、肩は大きく腫れ上がっていた。骨折か脱臼か――いずれにしろ、まともな治療なしで治るような代物ではない。 次いで、背後から傷口を見る。 分厚い布地が上手い具合に傷口を覆ってくれていたからだろう、出血は止まっているようだ。そのことに少し安堵する。 傷口の消毒をと思ったが、無理に引き剥がす必要はないだろう。患部周辺の血を拭い取る程度に留めて置いた方がよさそうだ。再度止血するには、救急キットに入っていたガーゼでは絶対的に量が足りない。 ジルは救急キットから清浄綿を数枚取り出した。 一言断って、服の裂け目から肌を清浄綿で拭う。取り出すと、妙に粘り気のある血液が付着していた。 生乾きの血といえばそれまでだが、どうしても思考は悪い方向へと転がっていく。 直接見たわけではないが、傷は浅くないはずだ。そんな傷の出血が、あの短時間で止まるだろうか。 確実に、ケビンは他のラクーン市民たちと同じ末路に近づいていっている。 強張ったジルの表情を見たのだろう、ケビンが皮肉気に唇を曲げて見せた。 「そんなに具合悪そうに見えるか?」 「……頭は悪そうに見えるわね」 「よっし。いつもの俺だな」 「否定しなさいよ。振りでもいいから」 半眼になりながら、思考を隅に追いやる。遠くない未来のことであっても、それは今ではない。 しかし、今打てる手は何もない。 「名称がよく分からないから見当違いかもしれないんだけど、ケビンの治療に役立つものがないんじゃない?……肩はこれで固定する?」 「そのようね。まあ、これでどうにかできるなら唾つけても同じだから。……これは使えるわ。鎮痛剤よ」 救急キットの中身を丁寧に広げていたトモエから三角巾を受け取りながら、鎮痛剤の小箱を取り上げる。 どこまで効果を期待していいか分からないが、炎症を多少なりとも抑えてはくれるだろう。それがプラシーボ効果であったとしても、今はどんなものでも必要だ。 水の代わりに、拾った栄養ドリンクを、蓋を開けてからケビンに渡した。 赤黒い汚れの浮いたビンの表面を見て、ケビンは嫌そうに顔をしかめた。 「これで飲めってか? 衛生局が乗り込んでくるぞ」 言葉とは裏腹に、ケビンは大人しく錠剤をドリンクと共に飲み込んだ。 トモエと協力して、三角巾でケビンの左肩を包んだ。気休めかもしれないが、無造作に揺れるがままにしておくよりはいいだろう。 「これじゃ現場は無理そうね。事務の勉強でも始める?」 「そいつはぞっとしねえな。想像するだけで退屈だ」 「じゃ、いっそ警官辞めて漁師になるとか。海老とかの」 「……トム・ハンクスが俺の前に現れたら本気で考える」 肩を動かす際にケビンが小さく呻いた。 手を止めたトモエに催促し、しっかりと固定する。ケビンが深く息をついた。彼から視線を外し、ジルは立ち上がる。 「私が見張るわ。しばし、休憩を取りましょう。ケビン、あなたも。ろくに寝ていないでしょう?」 「……そりゃそうだが、今は眠る方が怖えよ」 ケビンが諧謔を含んだ声音で笑った。言葉が見つからず、ジルは彼から目を逸らした。逸らした先で、不安げなトモエと目が合った。 彼女は改札口の方へ顔を向けた後、ジルを見上げた。 「休むぐらいなら、病院に行くべきじゃない? もっと道具があるだろうし……電車なら、速いし」 「見た目によらず、鋼の心臓ね。また出るかもしれないわよ、幽霊。今度こそ逃げられないかもしれない」 「それは、そうだけど……」 敵との遭遇だけは避けねばならない。敵に遭えば、ケビンは戦おうとするだろう。死に急ごうとするだろう。 ケビンは死ぬ。"ケビン"として死ぬ。それは確実に近い未来だが、まだ諦めたくはなかった。諦めるには早すぎる。思い出になるにはまだ早すぎる。 だが、本当にそれだけかと投げかける己もいた。 あらゆる"未来"と戦う。その決意は、まだ水面のような揺らぎがあった。 だからこそ、純粋にケビンを気遣っているトモエを見るのは辛かった。結局彼女からも視線を逸らし、汚れた天井を見上げた。 口ごもったトモエに向け、ケビンが右手を軽く振ったのが目の端に映る。 「どのみち、武器がなきゃどうにもならねえよ。俺のこたぁ気にしねえで、少しでも休みな。せっかく怖ぁい先生が目ぇ光らせてくれてんだから」 「………………」 トモエが不満げに吐息をついた。ちらと見やれば、彼女は目を瞑っている。ケビンの言葉に素直に従うつもりのようだ。と、その直後、びくりとトモエの身体が跳ねた。 目を見開いた彼女の顔は、それこそ悪夢でも見たかのように強張っていた。呼吸も大きく乱れている。 「どうかした?」 「……な、なんでも、ない」 鼓動を整えるように、トモエが胸に両手を当てた。そうしてから髪飾りにも触れる。やがて、静かな寝息が聞こえてきた。 それを確認してから、低い声でケビンに呼びかける。 「なんだ?」 「あなたには恰好つけさせやしないからね」 「……あいよ」 ケビンの苦笑がやたらと耳に残った。 (二) 彼は目覚めた。荒れ果てた屋敷の中を吹き抜ける風音だけが鼓膜を振るわせる。あれほど聞こえていた銃声や爆音は何処へ消えたのだろうか。斬り捨ててきた男たちのその残骸は何処にも見当たらなかった。 現れたときと同じように、陽炎のように消え失せてしまったらしい。 鈍痛の残る頭を振りつつ、彼は腹部に手を当てた。触り心地のいい、清潔なワイシャツの手触りが返ってくる。撃たれたというのに、その痕跡は跡形もない。 眼下に奔った閃光と、無数の異物が体内に潜り込む感触。ふいに湧き上がった記憶を払うように、彼は頭を振った。 身体が動かなかった。死が眼前に置かれたとき、四肢は強張り、彼の命令を拒否した。あたかも、数多の愚かな獲物たちが見せてきた反応と同じように。 違う――。 彼は胸の奥で叫んだ。あれは油断だ。驕りが生んだ、僅かな失敗だ。それを正せばいいだけだ。難しいことではない。彼は、己が容易に失敗を血肉に出来ることを知っている。 同じ轍は踏まない。 ストレスだ。不快なる澱みが腹の内に溜まったのを感じる。それを吐き出さなくてはならない。 魯鈍なる黒ずくめの男は、彼を仕留めたと誤解し、ここを去ったのだろう。追って仕留めるか。それは容易いことだが、わざわざ己が出向くという行為は相応しくない。 獲物の方から来るべきなのだ。愚者の後を追うなど、神に選ばれた人間が為してよいものではない。 転がっていた刀を拾うと、彼は屋敷を早足で出た。あれほど斬ったというのに、蝋燭に照らされた刀身には血脂ひとつ付いていない。刀までが特別性なのだ。 興奮のままに古びた棟門を抜けると、吼え声を耳が拾った。あの汚らわしい畜生どもだ。剥き出しになった筋肉と、腐った内臓を引きずりながら駆け寄る不浄な獣たち。 連中を一刀の元に両断する。それで多少は気が晴れる。万能な、いつもの自分自身に戻ることが出来る。 腰を落とし、彼は脇に刀を構えた。鋭い牙に彩られた顎が迫る。今度はしくじらない。油断もしない。己は死を乗り越えしものなのだから――。 先頭のポメラニアンを、きらめく半月が迎えうった。甲高い悲鳴をあげて、力を失った肉が架け橋の上で跳ねる。翻弄されぬよう上手く勢いを逃がしながら、手首を返す。返す刀が、続いて飛び掛ってきたチワワの首を刎ね飛ばした。 刀はまるで抵抗が存在しないかのように、肉を、骨を切り裂いた。その感触に、興奮で肌が総毛だっていく。 愉悦を刻んだ彼は三匹目のドーベルマンを見定めた。鋭い呼気を共に、腕を絞り込む。突き出した切っ先の目前で、犬が欄干を蹴って軌道を変えた。 門に掲げられた仄明かりに、両あごの間で糸引く唾液が見えた。 死が迫る。それに踏み込み、活路を得る。彼の喉は気勢の声を上げようと震えた――しかし、前へと進んだのは彼の意識だけだった。 強張った身体はやはり動かなかった。喉から漏れたのはか細い悲鳴だった。彼の喉笛に鋭い牙が喰らいついた。 吹き上がる己の真っ黒い血潮に彼の視界は覆われた。 彼女は自由を求めて身体を大きく撓らせた。頭を振り、所構わず叩きつける。周囲の構造物は容易に砕け、瓦礫が彼女の身体に降り注いだ。 もう幾度同じことを繰り返してきたのか。そんなことは彼女の頭の中には無かった。 ただ、己を不快にするものを取り除く。その一点だけに全身は取り憑かれていた。 漸く、彼女を煩わせていた根源が消えた。 自由を取り戻した彼女に中に生まれたのは歓喜ではなく、憤怒だった。 彼女は女王だった。その行く手を遮るものなどあってはならない。 憎むべき糧たちの臭い。その僅かな名残を彼女の舌が絡め取った。 赦せるものか。 赦してなるものか――。 彼女は頭をもたげると、臭いの方向に向かって前進を始めた。 (三) 頭が酷く重く、歩くたびに鈍痛が響く。身体に力は漲っているのにも関わらず、指先を動かすことにさえ集中力を要した。呼吸も荒い。まるで幾日も寝ていないかのような倦怠感が身体を包んでいた。 彼は手近な民家の中で体を休めていた。刀は犬が咥えていったのか、何処にも見当たらなかった。 どこかで犬の遠吠えが聞こえた。無意識に身体が跳ねる。 食い破られた腹腔から引きずり出される腸の感触も、牙が肉を切り裂いていく痛みも、全て彼は記憶している。それだけではない。首を脊椎ごと引き抜かれたことも、長い時間をかけて窒息したことも――それらは追体験できるほど鮮明に、頭と身体の中に残っていた。 犬の爪が敷板を掻く音は聞こえてこない。安堵のため息が漏れた。 直後、彼は怒りに身を震わせた。これでは、まるで己が狩られる側ではないか。エリートたる人間は常に狩り、奪う側に立つ。それがこの世の論理であり、真理だ。 そのエリートの頂点に立つのが彼のはずだ。 おかしい。 何かがおかしい。 どこかで普遍の理が乱れた。その大罪を犯したのは誰だ。 彼は弾かれた様に顔を上げると、憎悪に鼻面を歪ませた。 あの女か――。 記憶の中に浮かび上がったのは、和服を纏った細身の女だ。あの女と出会い、汚らしい縄を振るわれ――全てが狂った。霧絵と名乗ったあの雌豚が、己の輝かしい道程を穢したのだ。 あの女は何処だ。 彼は立ち上がり、外へと出た。 通りは静寂そのものだった。爆発炎上する車も、飛び交う砲弾も何もない。その痕跡すら残っていなかった。まるで夢か何かのように、全て消えてしまっている。あるのは、滞留する闇だけだ。 踏み出そうとした足が何かに引っかかった。それが何か確認する暇もなく、彼は地面に引きずり倒された。強かに顔面を打つ。衝撃で眼鏡が外れた。 低い呻き声と饐えた臭いが鼻をついた。見えずとも分かる。あのゾンビたちだ。ゾンビに足を掴まれ、あまつさえ地面に倒された。 憤怒に任せて振り払おうとするが、駆け巡る激情とは裏腹に足は力なくアスファルトを叩くだけだ。 ゾンビが彼の腹部を鷲掴みする。先ほど喰い散らかされたばかりの肉を指が突き破り、中の臓腑が引き抜かれる。悲鳴を激痛が押し潰した。殺人クラブの面々が彼を見下ろしていた。侮蔑に満ちた表情だが、それに怒りを覚える余裕は彼に残されていなかった。 何かが眼窩に潜り込んだ。ゾンビの指だ。抵抗するも、腕はびくともしない。ついに眼球がつぶれ、生暖かい液体が溢れ出して頬やこめかみを濡らした。 絶叫が口腔から飛び出そうとしたが、その前に喉は噛み千切られた。己の耳に届いたのは、水が泡立つような喘鳴だけだった。 薄皮を剥ぐように夜闇を脱ぎ捨てた警察署を視界に納め――ジムは口をあんぐりと開けて佇んだ。 背の高い古風な格子門の向こうに、荘厳な雰囲気を漂わせる大ぶりの建築物が泰然と構えている。建物の入り口を照らす電燈は迷い人を招き入れる慈悲の導に見える一方で、半開きの扉は獲物を誘い込む甘い罠にも見えた。 魂なき亡者の呻き声が耳元で聞こえたような気がした。四人で逃げ込んだときの記憶が――大量のゾンビたちとの攻防が鮮明に蘇る。 この建物を、ジムは知っていた。いや、彼と同郷の人間であれば見覚えのないものなどいないだろう。 見間違えるはずはない。しかし、有り得ない。 この町は、彼の故郷ではない。見も知らぬ――名前すら知らなかった町だ。 だから、今目の前にある建物は"ラクーンシティ警察署"であるはずがない。 そのはずなのに、重苦しいアーチの上にはでかでかと"ラクーン警察署"と掲げられていた。まるで悪趣味な冗談を目の前で披露されているような心地だ。只でさえ混乱しそうな頭が、これでは一気にオーバーヒートしてしまう。 「趣味の悪い警察署だな。何かを履き違えているようにしか思えない」 少女の亡骸を背負ったハリーが朴訥とした調子で呟いた。 彼に背負われた美耶子の死に顔は眠っているかのように美しいままだった。ふとすると、本当に眠り姫か何かのように思えた。 彼女をこのしみったれた最低の糞町に置き去りには出来ないが、かといって彼女を背負ったまま彷徨い歩くのも現実的とはいえない。 あの狂った軍人の同類や正体不明の怪物に襲われることは大いに有りうる。その際、咄嗟の行動に支障が起こるかもしれないし、何より彼女の亡骸を徒に辱めることにも繋がりかねない。 この点については、ハリーも同意してくれてはいた。現に、今の彼は銃を構えることすらできないのだから。 「……本当にな。見た目通り、ローマ法王の金玉みたいなもんだよ。あるにはあるけど、まったくもって役に立たねえ」 自分の混乱を隠すように、ジムは悪態をついた。ハリーが小さく眉をあげる。 「辛辣だな。警察に嫌な思い出でも?」 「俺は生まれてこの方ずっと善良な一市民さ。たださ、警察ってのは、個人はともかく、いざってときに組織として役に立ったことがあるかい?」 「何事も起こらないことが、つまりは警察が役に立っている証拠だと思うよ。そうでなくなってしまったら、期待するほうが酷だ」 ハリーの面白くもない答えにジムは鼻を鳴らした。 ラクーン市警の個々の奮闘は目にしている。だが結局、彼らは事態を収拾することができなかった。結果的に見れば、やはり警察は役に立たなかったと見るより他にない。 と、こちらに近づく物音が聞こえた気がした。ハリーもそうだったらしく、二人は一斉に音へと体を向けた。銃も同時に向けるも、機関銃のずっしりとした重みに銃口はすぐ下に垂れてしまった。 闇をくり抜いたように、懐中電灯のものらしき光が近づいてくるのが見えた。 歩調に合わせて上下に揺れる光は鬼火のように見えた。 「動かないで。話が通じるのなら、動かないで」 よく通る声が夜気を震わせた。静かだが、鋭さを含んだ女の声だ。相手が人間であることに安堵しそうになるが、それをとっさに堪えた。 化け物は言葉も喋るのだ。そして何より、相手が人間だからと言って安全とは限らないのだ。 ラクーンシティは新興都市だ。それ故に、治安は実に不安定だ。あの夜がくるまで、一番危険な存在は人間だった。そして、双方の導く最悪の結果が死であるならば、人間も化け物も、危険性は大して違いはしない。 ジムは下がっていた銃口を再び持ち上げた。 「あんたこそ止まりな。こっちはランボーみてえな銃持ってんだ。クライマックスを飾りたくなかったら、それ以上近づんじゃねえ」 内心を気取られないよう気をつけながら、できる限り声にドスを利かせて告げる。引き金にかかる指に力が籠った。 と、ふいに聞き慣れた失笑を耳が拾う。 「――エディ・マーフィーに凄まれてもな。チャーリー・シーンよりハクがありゃしねえ」 「ケビンっ!?」 雑な足音と共に、闇の中から見慣れた優男の顔が現れた。 「よぉ。トモエの言った通りとはな。しばらく見ない間に、ちったぁ男の顔になったじゃねえか」 「ほんの何時間か前まで一緒だっただろ? よりによって、またあんたとかよ」 「ご挨拶だな。聞屋の姉ちゃんのがよかったか?」 「せっかく逃げ延びたってのに、次の取材先がここじゃ可哀相だろ」 ケビンは銃を握った右手を軽く挙げた。顔に血の気はなく、左腕は血で汚れた布で吊っている。人を食ったような表情は相変わらずだが、それもどこか無理をしているように見えた。 彼のあとから二人の女が現れた。一人は見覚えのある若い白人だ。彼女は警察署を見上げ、呆けたように口を開けた。ラクーン市民の一人なのかもしれない。ケビンもいるのだから、それはありえないことではない。 そして、もう一人を――ジムはヨーコが来たと思った。 だが、すぐに違うと分かった。顔はヨーコに比べればきつめで、服装もニッポンの伝統衣装だ。似ているのは背格好と、東洋人であることぐらいだ。 ラクーン大学で忽然と消えてしまった彼女のことを、まだ諦めきれていないようだ。彼女の失踪が意味するものは一つしかないことは分かっているのに。ラクーン大学で再会したジョージの変わり果てた姿が、そのままヨーコに入れ替わる。 ケビンの連れは、ジル・バレンタインと太田ともえといった。彼らは武器を調達しに、ここまで来たらしい。 ジルはあの"S.T.A.R.S."だという。道理で見覚えのあるはずだ。ラクーンシティの住民で"S.T.A.R.S."を知らないものはいない。アンブレラ社と同じく、彼らは市の象徴となっていた。 発展と安全。市が向かうべき未来を約束する証――。 所詮、それは泡沫の夢であった。 一番必要な時に必要なことができなかった"S.T.A.R.S."。滅びを運んできたアンブレラ社。夢を、ただの"夢"だと悟るのが遅すぎた自分たち。 これが現実の姿だった。夢は覚めた。炎の弾ける音と亡者の呻き声によって――。 華奢なジルの立ち姿は、ラクーンシティの見る無残な夢の欠片そのもののように見えた。 彼女は銃を持ち帰ると、自嘲的な笑みを浮かべた。 「最悪の挨拶の仕方をして、ごめんなさい。チャップマンさん、メイソンさん」 差し出されたジルの右手を握る。 その力強さに、ジムは離された後で自分の掌をまじまじと見つめた。なんとなく、内心を読まれたようでばつが悪い心地がした。 彼女はまだ敗けていない。そういう意思が伝わってきた。 「君は撃たなかったんだ。それでいいじゃないか」 握手をしながらハリーが微笑む。 ジルの質問を受け、ハリーが簡単にことの顛末を説明した。 サイレントヒルのこと。大量の化け物たちの死体。轟いた銃声と爆音。路面に空いた大穴。そして、牧野と美耶子の亡骸――。 「それで、あの爆音だったわけね。……色々ありすぎて、もう勘弁してほしいわ、全く」 「ところで、君たちは私の娘を見なかったか? 歳は七つ。髪の色は黒なんだが」 「いいえ。三人で行動を始めてから、まともな人間に会ったのはあなたたちが初めてです。何か手がかりは?」 深刻な顔で話し始めたジルとハリーから目を逸らし、ジムは塀に寄り掛かるケビンとともえに目を向けた。大きく肩を上下させるケビンの額を、ともえが変わったハンカチで拭ってやっている。 その仕草も、どこかヨーコに似通って見えた。いつからだったか、ヨーコが一枚のハンカチを大切そうに扱うようになった様子もありありと思い出された。 語りかけるともえにケビンが自嘲じみた返事を返すが、それも半ば以上、上の空の様子だ。 あれはマークの知り合いだったか。名前は思い出せないが、屋上でゾンビになってしまった禿頭の男の姿が今のケビンに重なる。 デビッドと並んで死にそうにない男が今、亡者の列に加わろうとしている。それが、とてつもなく寂しく思えた。 ジムは無理やり笑みを浮かべた。親指で門扉を指す。 「ケビン、一体いつあんたの職場は引越ししたんだ?」 「……おまえの職場もだよ。おめでとう。今なら巨大なヘビのペットもついてんぞ。ジェニファー・ロペスはいないがな」 「なんだ、そりゃ」 ケビンの言っている意味が分からず呻く。彼はにやりと笑っただけだった。 「ラクーンシティの地下鉄駅があるのよ、この町に」 ハリーから事情聴取していたジルが口を挟んだ。 「私たち三人の職場とそっくりなものが、この町にある。これって偶然かしらね? まるで縁の深い場所がわざわざ選ばれているみたい」 最後は独りごちるように呟いたジルに、ハリーが首を傾げた。 「つまり、この警察署は君たちの町のものなのか?」 「そっくりですね。観光地と言いましたが、他所の町をコピーして観光の目玉にでもしているとか?」 「旅行の前に調べたが、そういう話は聞かなかったな」 ハリーは顎に指を当てて眉間に皺を寄せた。ケビンが大仰に右肩を竦めた。 「まあ、うちの署長と同レベルのアホがいるのかもしれねえよ。アホの中じゃアイアンズの糞署長はプレスリーみたく崇拝されてたりしてな」 「丸々建物が移動してきているって考えるよりは筋が通るかもね。駅の説明にはならないけど」 知らない町並みの中に、唐突に現れる見知った場所。繋がらない理屈。既視感とは違う理不尽さは、悪夢のそれと似ていた。ラクーンシティの見せられていた夢の続きに入り込まされているような違和感があった。 加えて、これはラクーン市民に限ったことではない。ミヤタやマキノたちのことは分からないが、あのチサトという少女の見知る場所は此処にある。 「言いたくはないんだけど、まだ夢のように思えるんだ。ラクーンシティは悪夢みたいな現実だったけど、こっちは現実みたいな悪夢っていうか」 「これが夢なら人は死なない。そもそも誰の夢になるんだ?」 ハリーが幾分厳しい声音で言った。彼の肩から美耶子の白い顔が半分見える。それから目を逸らして、ジムは口をとがらせた。 「分かってるよ。だけど、正直な感想なんだよ。全部ちぐはぐだ。ニッポンの高校があって、ラクーンシティの駅と警察署までありやがる。夢に出てくる風景と同じ脈絡のなさだ。どこにも成りきれていないってかさ」 「ニッポンの高校まであるの?」 「なるほど。つまり、俺たちゃ全員ベトナムに居て、これから息子が迎えに来てくれるってわけか。めでたしめでたしだ」 「君は……ベトナム帰還兵なのか?」 「…………。マジな顔してそういうことを言うのは犯罪だ」 ハリーの憐憫を帯びた言葉に、ケビンが悔しそうに呻く。その仕草に、ジムは甲高い声で噴出した。 「良かったじゃない。テイラー二等兵ならハクつくわよ」 「俺は兄貴の方が好きなの。ビリー・ザ・キッドだし」 にやと笑ったジルが付け加え、ケビンは更に口をへの字に曲げた。彼らの反応に、ハリーはただ目を瞬かせていた。おだやかな空気が通りを漂った。 その俄かな笑声を、短い悲鳴が貫いた。 back 目次へ next Against the Wind 時系列順・目次 Open Your Eyes Unknown Kingdom 投下順・目次 Open Your Eyes back キャラ追跡表 next その誇り高き血統 ジル・バレンタイン Open Your Eyes その誇り高き血統 太田ともえ Open Your Eyes その誇り高き血統 ケビン・ライマン Open Your Eyes R Death13 日野貞夫 Open Your Eyes Collapse ハリー・メイソン Open Your Eyes Collapse ジム・チャップマン Open Your Eyes
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Q: 223 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/08/01(水) 04 10 12 ID iQvlFy7o 闘技場に詰め込まれて爆弾やら何やらで虐殺されるカニ二匹が理不尽です 黒龍から逃げてるだけなのに砦に迷い込んでは殺されるラオシャンロンが理不尽です A: 224 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/08/01(水) 13 08 13 ID ssZMOXNn 223 蟹二匹は後できちんと調理されて美味しく頂けるので大丈夫です。 スペインの闘牛を見ればわかりますが、闘技場というのは基本的に娯楽です。 歓声などはありませんがきちんと他の市民に公開されています。 可哀想といえばそれまでですが、人間の伝統ある愚かな遊びです。 ラオシャンロンは可哀想ですが、彼に人間の街の価値はわかりません。 彼にとっては理不尽ですが、人間も生きるためには必死なのです。 カニ ラオシャンロン
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ころされている【登録タグ Guiano IA VOCALOID こ 曲 曲か】 作詞:Guiano 作曲:Guiano 編曲:Guiano 唄:IA 曲紹介 『 僕は僕なんだよ 』 ぐいあの 氏の13作目。 イラストはNanon 氏が手掛けている。 歌詞 (piaproより転載) 中学校からの帰り道、このまま死んでしまえたらって思うんだ そしたらどんなに幸せなことか、どんなに恵まれていることか そんなこと考えたって仕方ない、どうせうまくいくことなんてないからさ そんな世界 みんな僕を見ないでよ 片目つむった心 希望なんてないんだよ 正解なんてないんだよ みんなみんな同じだよ だから閉じこもらないでいいんだよ そんな訳があるか、僕は僕なんだよ 明日を見て生きれたら、違う未来にいたのかな 今ばかりを見てたから僕はこんなになってしまったのかな 5年前、教室で謳ったあの時 僕はどうすれば? 正解なんてないんだよ それならば人生は神様のエピローグ そんな訳があるか僕は僕なんだよ あの町の最果てでさ僕は宇宙船に乗って 見たこともない世界へ僕は打ちあがる そんな世界で僕は一人夢を描いている そんな世界で僕は一人 なんで僕を見ないんだよこんなに苦しんでいるのに そのわけに気づけない僕は殺されて 果てしない未来へ向かって歩いてる 涙は流せよ 時には逃げろよ あの時苦しんで もがいて泣いていた 僕は殺される、殺されているんだよ コメント この曲すごく好き。 -- 名無しさん (2017-04-13 20 06 39) 切ない気持ちになる。 -- 名無しさん (2017-04-13 20 07 07) もっと評価されるべき!!! -- 名無しさん (2017-06-18 09 10 35) 同じ中学生としてとても共感できる -- 名無しさん (2017-11-22 22 51 47) 死にたい -- 名無しさん (2022-06-26 10 28 25) 名前 コメント
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1 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 21 58 24.94 ID Az13BSKs (神竜に)切り替えていく。 2 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 21 58 55.37 ID mFyaqgIU サンダガが効くとは知らなかった 3 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 21 59 00.80 ID CtqMwYiN (雷が弱点とは)知らなかった 4 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 00 48.75 ID lXKnGReP 二岡、プロトタイプを倒してオメガを倒したと言い張る 5 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 02 45.20 ID Az13BSKs 二岡、矢野をすっぴんにする 7 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 03 50.70 ID 1fvYH6Uk 二岡「(魔法剣に)切り替えていく」 10 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 04 47.97 ID SXgtGZB3 二岡、ベイガンの両腕に苦戦 11 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 04 54.02 ID N+7Z6IZI (パターンがあるとは)知らなかった 12 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 04 53.63 ID m4E+Fm/J 二岡、半笑いで「ドゥドゥフェドゥってどんな名前だよ」とひとりごと 14 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 06 20.16 ID j3UqpJ0m 二岡、オメガ戦が通常の戦闘曲であることに疑問を抱く 16 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 06 39.96 ID PAt7Kd0s 二岡、ネプトりゅうを倒すためにパーティー全員をLv99まで育てるも撃沈 18 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 08 59.48 ID lXKnGReP 二岡、ティンカーベルを売ってしまって涙目 20 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 10 06.07 ID PAt7Kd0s 二岡、レナの初期装備のナイフをうっかり売ってアイテムコンプできず 21 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 10 53.86 ID dWOAWa50 二岡、9800円拾うがギルガメに殺される 24 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 11 53.72 ID lXKnGReP 二岡、ファリスの寝顔をのぞく 29 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 13 59.35 ID lXKnGReP 二岡、ぜになげでネオエクスデスを倒す 30 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 14 20.65 ID 6h9nDGU3 二岡「(初期レベルでクリアできるとは)知らなかった」 32 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 15 08.65 ID AJSd2KCJ 二岡、カルナック城で焚き火をする 33 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 16 24.00 ID lXKnGReP 二岡、ケルブの村自慢の料理がネタ切れで激怒 34 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 17 14.30 ID IA1d0QDP 二岡、レベル5デスをラーニングしようとして全滅 36 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 18 27.46 ID KPYDL4TW 二岡、ものまねの極意が会得できずメテオで瞬殺される 37 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 18 44.46 ID e9leKHMF 二岡、チキンナイフ強えええええええ!と喜ぶ 40 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 25 09.27 ID AJSd2KCJ 二岡、アトモスに吸い込まれる 42 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 26 41.83 ID FbBJw7D6 二岡 ギルガメッシュからげんじシリーズを盗むると知らずプレイをする 47 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 27 33.56 ID ufIcz0/C リフレク対策?やってねぇよそんなもん! 49 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 30 56.01 ID V55fsmkK 二岡ちょうごうを間違える 50 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 33 45.30 ID ufIcz0/C 二岡「(ムーバー戦に時間制限があるとは)知らなかった」 54 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 43 21.98 ID 6OFiK8Qm 二岡、ガラフを育てるが強制離脱しソフトをぶん投げる 55 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 44 19.25 ID bni2KzU+ 二岡、暗黒騎士セシルをレベル99にする (レベルがリセットされるとは)知らなかった 56 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 45 35.27 ID 558WMY1D 二岡、黒チョコボで長老の森の真ん中に降りてしまう 57 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 46 47.38 ID PAt7Kd0s 二岡、エリクサーを大切に温存するも結局使わずにクリアする 61 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 51 50.05 ID Frd1jSkP 二岡、「けんをおさめ」の意味がわからずごり押しで倒す 63 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 52 04.70 ID dKKEojLg なんで二岡がでてくるの?? 二岡関係ないだろが! 66 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 52 44.83 ID yLHF3EKl 二岡、エアリス派の小笠原を殴る 73 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 55 53.92 ID 0VH4yoNf 二岡、Xの前にX-2をやる 75 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 56 49.41 ID a2IKFY9J 二岡、エクスカリパーを最強武器だと思い装備する 80 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 22 59 45.55 ID Yv3YblSj 二岡、大人になったリディアに愕然 87 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 04 27.53 ID 0VH4yoNf 二岡、ヒュージマテリアを1個もゲットできず 88 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 04 34.89 ID Rbw3G0Ok 二岡 おれはしょうきにもどった 99 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 14 51.69 ID OoJD8M85 二岡、「寝取る」をラーニング 100 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 15 09.59 ID Gv/tVCDR 二岡、間違えてオルランドゥを除名 115 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 22 09.67 ID Gv/tVCDR 二岡、バナンを後列に下げず蛸足でゲームオーバー 「(隊列の存在を)知らなかった」 119 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 23 39.92 ID BCf66++H 二岡、とれとれチョコボをクリアできず戦力外通告 126 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 28 07.30 ID YNEBX80/ 二岡、河原にアドバイスを求める 140 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 37 29.66 ID iSGbttPB 二岡、ギルガメッシュの自爆に巻き込まれる 141 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 40 19.51 ID Yv3YblSj 二岡、とくれせんたぼーびが解読できず 142 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 40 46.61 ID 5fb7e24E 二岡、トウホウフハイに勝てない 145 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 41 13.79 ID DwYn8VEK 二岡、タイダルウェイブで即死 「(さんごのゆびわが買える店があるのを)知らなかった」 160 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/18(火) 23 58 15.57 ID wlDBTlgv 二岡、セルフィにライブラ
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【検索用 いきたい 登録タグ 2012年 UTAU い いぬわた インスト曲 曲 曲あ 雪歌ユフ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:いぬわた 作曲:いぬわた 唄:雪歌ユフ 曲紹介 曲名:『生きたい』(いきたい) 歌詞 (インスト曲のためなし) コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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2013年08月14日(水) 22 21-K 皆さんは、気になったことがあったらちゃんと調べるだろうか。今はスマートフォンとインターネットと検索エンジンなんていう便利な物があるので、その場で大抵のことは調べられる。もちろん検索エンジンで調べたくらいで終わってもらうと困ることも多いが、それすらもしないよりはずっとましだ。私の職場の佐藤さんは、考え方が古いので「生きた化石」だなんて呼ばれているが、ふと気になってググってみると、本当に彼が生きている化石であることが分かった。彼は50年以上前に生息していた山田さんの化石だったのだ。いわゆる置換という現象で、樹木やアンモナイトの貝殻などが一度溶けて空洞になったところに、鉱物を含んだ地下水が流れ込んでオパール化したものなどが有名である。今回は、山田さんが溶けて空洞になったところに、佐藤さんを含んだ地下水が流れ込んで、こんな奇妙な事態になってしまったのだ。佐藤さんは、現代社会のどこにでもいるありふれた人間に過ぎないが、山田さんはすでに絶滅していて、しかも標本もほとんどない珍しい種類だったので、たちまち佐藤さんは化石ハンターの恰好の標的となったのだ。彼の生活は一変した。貴重な研究材料を手に入れるために四六時中彼を捕獲しようとする厚顔無恥な科学者どもに悩まされて、職場を追われ、妻子とも別れ、南は南極から北は北九州まで世界中を逃げ回らなくてはいけなくなったのである。 そんな別に何ということはないある日、佐藤さんの分の業務まで引っ被って平日てんてこまいで家では寝るだけだった私に、奇妙な男が会いに来た。 「可世木さん?」 その男が差し出した名刺に書いたある名前を、寝惚けまなこのまま読み上げる私。 「ええ。化石ハンターの可世木です」 「はあ。その化石ハンターさんが、私に何のようです?」 「またまたとぼけて。もちろんあのことについてですよ」 なんだか溜息が出そうだ。 「彼の居場所なんて全然知りませんよ。連絡も取り合っていないし」 「いえいえ、そんなことではありません。標本の所在地はこちらで調べます。それよりも標本の確保にご協力願いたいのです」 「確保? どういうことです?」 「あなたは標本と一番気の合う仲間だったと聞いております。そのあなたの説得なら、聞いてくれるかも知れません」 「なかなか手こずってる模様ですなあ」 「できるだけ標本を傷つけずに確保したい、と考えるとですね」 「私のところに来た、ということはすでに数人に断られてるってことですよね。少なくとも奥さんには」 「ほう。噂には聞いておりましたが、なかなか強烈な理解力をお持ちのようですね、あなたは」 その男は不敵そうに口角を上げると、机に肘をついて居住まいを崩し、先ほどまでよりも親しげに話しかけてきた。 「私はねえ、彼のことがうらやましくてならないんですよね」 こいつは一体何の話を始めたのやら。 「追いかけられことが? もしや、追いかけっこマニアですか?」 「そうじゃありません。考えてもみてください。彼は人類の知識の更新に全身で貢献する、偉大なチャンスを与えられたのですよ。それをむざむざ無駄にするなんて……私にはとても理解できませんね」 そう言うと男は片眉を上げながら、私に 「あなたなら分かって頂けますよね」 などと合意を求めてくる。私が言葉を濁していると、男はあと一押しのつもりだろうか、聞いてもいない自分語りをはじめた。 「私もですね、将来的に是非とも化石になりたいと考えていましてね」 「はあ……それはまた」 「学者の使命は、過去の成果から自分の研究を推し進めることだけでなく、未来の研究のために資料を残すことです。私は、遠い未来の人類、そうおそらく姿も思考も何もかも変わってしまっているだろう我々の子孫のために、自ら化石となって彼らの研究材料になりたいと思っているのです。そう考えるだけで、さあて私は一体どんな化石になるのだろうか、と想像が膨らんでわくわくしてきますよね。ワジの鉄砲水に押し流されて無酸素の泥に埋もれてしまうのだろうか、それとも突然の火山噴火に巻き込まれそのまま地下深くに埋葬されてしまうのたろうか。どんな特徴を残して遠未来の後輩達に謎解きをさせよう。胃の中に何かが残っている化石だろうか、皮膚の痕跡や足跡などの生痕を残せるだろうか、もしやDNAも残っているかもしれない。より多くの情報を残すためにはミイラや凍り付けも手だが、それでは何万年も後までは残念ながら残らない。いや、琥珀ならどうだろう? なんてね。実は、もう計画は立てているんですよ。聞きますか?」 「へえ、なんなんですか?」 別にさほど興味があったわけではないが、迫力に気圧されて聞き返してしまい、すぐさま後悔する。 「化石という物の性質上、非常に珍しいのが交尾している最中の化石なんですよ。ドイツのメッセル近郊にある元は採掘場だったラーゲルシュテッテンから発掘された亀のカップルの化石なんかが数少ない例外でしてね。どうやらその付近一帯は5000万年ほど前の始新世ころ火山湖だったらしく、1986年にカメルーンにあるニオス湖で約1800人もの住人を犠牲にした火山ガス噴出と似たようなことが起きて、繋がったまま湖の底に沈んでしまい、その形のまま化石になってしまったんですよ。ロマンチックだと思いませんか?」 「えっと……何がですか?」 「彼らがあえなく命を絶たれながらも、中断された愛の行為を半永久的にこの世界に刻みつけたことですよ。私も必ずや後世の人たちにまさに愛を育んでいる姿をとって現れたいと切に願っているのです」 特殊な露出狂かな? 「でも、それって一人ではできませんよね」 私は念のために聞いておく。 「肝心のお相手はいるのですか?」 男は顔の横で両手を広げて、 「それがなかなか難しくて。世の女性達は、私の高尚な趣味を理解してくれないようです」 と自嘲気味に笑う。そりゃそうだ。 「で、結局何の話でしたっけ?」 本題が行方不明になったのか、それとも本題は動かずに我々が行方不明になったのか、私は分からなくなってしまって、周囲を見回すが、そこは当然私の部屋だ。 「標本の説得に協力してくださいますね」 男が念を押すように言う。それを聞いて、とうとう我慢していた溜息が漏れた。断ってもそれはそれで面倒なことになりそうな雰囲気だ。私は面倒なことは嫌いなのでが、面倒なことは私のことを好きなようで、これだからもてる男は困る。 「分かりました。できる限りのことはやりましょう」 佐藤さんの件に関しては、責任の一端が私にあるので、丁度気になっていたところだったのだ。彼の去就が今度どうなるにしろ、見届ける義理が私にはある。 「感謝します。長い旅になるでしょうから、お勤め先の方には弊方からも連絡しておきます」 「へ?」 な、長い旅って……マジで? 「それでは、一週間後、今度は車でお迎えに上がりますから、それまでに職場や家族等、身辺整理を済ませておいてください。ごきげんよう」 「へ? へ!? へ??」 私が何も言い返せないうちに、男はさっさと帰って行ってしまった。残された私は閉じられたドアに向かって、 「へ、へいへいほー」 と意味のないことを呟くしかなかった。 吐いた唾は飲めぬ、というわけで私はそれから佐藤さんを追って西の果てから東の果てまで奔走することになる。 あるときはニューヨークの下水道で鼠と暮らす佐藤さんをあと一歩のところまで追い詰めたが、私の誤射で何十匹もの白い鰐が暴走して取り逃がし、別のときにはバビロニアの王がアラブの王を閉じ込めた罪深い迷宮に佐藤さんを追い込んだのだが、迷宮を解くために私が作った実物大の完全な地図に我々が迷い込んでいるうちに佐藤さんは、アラブの王がバビロニアの王を放置した行き止まりも分かれ道も壁もない、砂だけでできた神の作りし迷宮の果てに逃げ去って行ってしまっていた。 こうして五年の歳月が過ぎた。私は式を挙げてすぐに置いてきてしまったチベットで出会った妻のことを思いながら、いい加減この長旅にうんざりしながらも、座布団の暖まることのない日々を続けていた。 しかし、そんな生活もようやく終わるのであろうか、逃げに逃げ続けた佐藤さんが最後にたどり着いたのは阿蘇の火口だった。あと一歩でも後ずされば真っ逆さまに落ちていくしかない。まさに後がない。彼を囲んで断つ黒服の男達をかき分けて、可世木と私は佐藤さんに面と向かう。こうやって彼と目と目を合わせて話すのも、実に五年ぶりだ。 「お久しぶりです」 私の第一声に佐藤さんは皮肉げに顔を歪ませる。 「久しぶり? 俺はお前の存在を感じ続けていたぞ。世界の果てまで俺を追いかけ回すお前のな」 そんな風に敵意剥き出しにされると少し困る。 「まずはお詫びからさせてもらいます。あなたの人生を無茶苦茶にしたことは、本当に済まなかったと思ってるんですよ」 「お前が謝って、俺の人生が戻ってくるのか?」 「戻ってこないからこそ、これからの人生をどう生きるかが大切なんですよ。もう逃げなくていいのです。これ以上、お互いに人生を無駄にするのは止めましょう!」 「それは俺に、その男の実験材料になれ、と言うことか?」 佐藤さんが歯を剥いた。 「断る。俺は俺だ。他の誰でもない! 見も知らぬ男の化石なんかでは絶対にない!」 「佐藤さん、そんなことを気にしてる問題ではないでしょ。現代では、誰もが誰かが夢見た夢に過ぎず、誰もが誰かの痕跡に過ぎない。独立し自律した個人、内部構造も窓も持たないモナドなどというものは、結局は幻なのです」 「そんな机上の空論など知るか。俺にとって俺は俺だ。この感覚以外に真実はない。もし俺が何かの化石や痕跡なら、それは俺自身のであって、他の誰かでは絶対にない!」 私は溜息をつく。本当にこの世は面倒くさい人々で満ちている。 「あなた本当に考え方が古い」 そのとき、私の後ろでくさくさし始めていた可世木が我慢できなくなって私の肩を叩く。 「いい加減にしろ。説得する気があるのか。ないなら突入するぞ」 「もう少し待ってください」 私が佐藤さんから目を離した瞬間、彼が叫ぶ。 「お前の言うとおり、もう止めにするぞ!」 「止めろ!」 「そいつを捕まえろ!」 振り返ると、佐藤さんが空中に身を躍らせる瞬間だった。黒服の男達が急いで駆けつけて、彼を捕獲しようとするが、もう間に合わない。佐藤さんは煮えたぎるマグマの中に落ちていく。火口からは小さな塵ほどにしか見えなくなった佐藤さんの体は、奇妙にゆっくり落下していくように感じられたが、最後にはマグマの表面にぽっと小さな煙が上がり、五年間の逃亡生活の末尾を飾る送り火となる。 「かつて、何千年も細々と生き残っていた古代の翼竜が飲み込まれたこの火口に身を投げるとは……とことん皮肉な人ですね、あなたも」 旧友の悲劇的な最後を見届けてしまったことに、ちょっとおセンチな気持ちになって慨嘆していると、可世木は突如烈火のごとく怒り出して、私の襟首を掴んで無理矢理立たせる。 「貴様のせいで、貴重な標本が! スポンサーにどう言い訳しろというのか!」 私はその手を振り払いながら、襟をなおす。 「私はできる限りのことをやったさ。こんな結末なんて、私だって望んでいない。あなたが彼を追い込んだんだ」 可世木は顔を真っ赤にしながらまくし立てる。 「ずっとそうじゃないかと思っていたが、今確信した。お前は俺の邪魔をしてきたんだ。ニューヨークでもバビロニアでも、もう少しで捕獲できるっていうときに、お前が作戦を台無しにしたんだ。お前さえいなければ、俺たちはあの標本を無事手に入れることができ、すばらしい研究をして学会でも喝采を受け……」 「そして佐藤さんは、内蔵を綿に変えられ、剥製になって展示される、というわけか?」 「そんな乱暴な研究を私はしない!」 「もちろんただの例えだ。しかし、調査が終わらないうちに、佐藤さんをあなたの手に渡すことはどうしてもできなかった。もう少し早く調べが付いていたら、こんなことにはならなかっただろうに」 「調査? なんのことだ?」 そのとき私の携帯が鳴り始める。私は、通話ボタンを押し、聞こえてくる報告に耳を傾けながら、話を続ける。それはだいたい予想通りのものだった。 「可世木さん。あなたについてどうしても気になることがいくつかあってね。それでググってみたところ、あなたが重度の石化フェチであることが分かったんですよ」 「何の話をしている? その電話はなんだ?」 「お前がカーボン凍結やヒッポリトタールなどの禁じられた研究に勤しんでいることは、お見通しなんだ。今丁度インターボールがお前の隠し部屋に突入して、生きたまま石にされた被害者達を発見した報告を聞いているんだよ。これがあと数分早ければな……」 電話の向こう側の声に礼を言った私は、通話を切りながら、可世木に告げる。 「あなたは終わりだ」 可世木は茫然としたまま、その場に崩れ落ちてしまう。 「あいつらが悪いんだ。あいつらが俺の高い志を理解しないから悪いんだ。むしろ感謝するべきだ。俺の手で、彼女たちの移ろいやすい美しさは永遠のものになったんだ。半永久的に残り、遠い未来の人類に、貴重な情報をいくつも残せるんだ。人類の長い歴史に貢献できるなんて、これほど幸せはない! そうだろ? な、あんたなら分かるだろ?」 すがるような視線で私を見上げてくるので、思わず思い切り眉を顰めて見下ろしてしまった。 「え、もしかして、ちょっと引いた?」 心配そうに尋ねてくる男に、決然と言い放つ。 「引いたとか引かないとかじゃなくて、正直つまんない」 「は?」 男はその言葉が、理解できないようだ。 「つまらないとは、つまり、つまるところどういう意味だ?」 「なんていうか、ありきたりというか。さんざん使い尽くされたネタをいまさらって感じがするわけ。もっと、他のこと言えないの、って思う」 「な? べ、別にお前を面白がらせようと作った理由ではない!」 「ほら、そういうことを言う。別にあなたの意図を聞いているわけじゃないんだから、面白いことを言おうとしたわけじゃないからと言ったって、言い訳にはならないでしょう。つまらないことを言う奴に限って、そういう後出しじゃんけんみたいな言い訳するんですよねえ」 「ちょ、ちょっと待て! 言い直すから! 別の理由を考えるからちょっとだけ待ってくれ!」 慌てて考えはじめる可世木の背後から、我々をずっとつけていた捜査官が近づいてその手首に手錠をかける。 「頼む! もう一回チャンスをくれ! 次はちゃんと面白いことを言うから!」 「いい。いいんだ。ちょっと休め」 最初は抵抗しようとした可世木も、捜査官になだめられて、肩を落としておとなしく付いて行く。登場人物としての存在意義を否定された男の背中は心なしか小さく見えた。雇い主を失った黒服の男達もすごすごと下山していくなか、私はしばらく一人風に吹かれてみようと、そこに残る。ポケットからゴールデンバットを出して口に加えると、横から火の付いたイムコのオイルライターが差し出される。 「また、嫌な事件だったな」 私はオレンジ色の火に顔を寄せ、安っぽい煙草の煙を吸い込む。 「本当に吸うたびに味が違うな、バットは」 吐き出す紫煙と雲を見比べながら、誰に言うともなく呟いてしまう。 「あんたはどう見る、この事件の教訓を。好奇心は猫を殺す、なんて言葉があるだろ。世の中にはやはり知らない方がいいことがあって、そんなものは知らないままにしておけばいいってことか。でも、そこで知らぬ振りをしたって、結局他の馬鹿な誰かが、寝た子を起こしてやっかいごとを起こすんだったら、俺たちがそうなる前に面倒な真実を掘り起こして、無害化しておくべきなのかも知れない。どっちにしたって、損な役回りだよな、俺たちって」 私はまるで人生のようにゆっくりと確実に不可逆的に煙草を灰にしてゆく火を眺めながら、ただ黙ってその話を聞いていた。 「そう考えると、あの佐藤って男、俺たちの仕事を減らしてくれるなんて、なかなかありがたいことをしてくれるじゃないか。真実なんてのは、燃やして、灰にしてしまうに限るものなんだ。それこそ、俺たちがこれから仕事にしなくてはいけないことなんじゃないか? そうすると、あの佐藤って男、死なせるにはもったいない男だったのかも知れないな。人が本当に自由になるためには、人が本当に自分自身になるためには、世界中のあらゆる隠された真実を灰燼に帰さなくてはいけないってことを、あいつは教えてくれたんだ。そうじゃないか?」 そこまで聞いて、とうとう我慢できなくなった私は、灰を地面に落としながら、口を開く。 「すまんが、ずっと気になってることがあるんだ。訊いていいかい?」 「なんだ? みずくさいな」 私は、それをどう口にするのが適切か一瞬逡巡したが、結局一番直接的に言うことに決めた。 「あんた、誰ですか?」 どうやら私のことを、知り合いである別の誰かと勘違いしていたらしいその通りすがりの男は、恥ずかしさに顔を真っ赤にしてぺこぺこ平謝りしながら、頭を掻き掻き山から降りていった。 めでたしめでたし