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前ページ次ページZERO A EVIL お腹いっぱいに朝食を食べて満足したルイズは、使い魔の様子を見に行くことにした。 召喚場所に行ってみると、昨日と同じ場所に石像の姿が見える。 ひょっとしたら、あの変な夢はこの石像と何か関係があるかもしれないとルイズは考えていたが、石像には何の変化もない。 昨日契約のキスをした時、一瞬石像の目が光ったように見えたが、やはり気のせいだったらしい。 ルイズはしばらく石像を眺めていたが、もうすぐ授業も始まるので教室に向かうことにした。 教室に入ると多くの生徒が使い魔と一緒に授業が始まるのを待っていた。 その中にはキュルケとフレイムの姿も見える。 すると、フレイムがこっちを不思議そうな表情で見てくる。 どうやら、もうルイズを怖がってはいないようだ。 席に着こうとすると何人かの生徒が自分を見て笑っているのが目に入った。 いつもの事だと思い、無言で席に着くルイズ。 そんな中、一人の生徒がルイズに対し、侮辱の言葉を投げかける。 「ゼロのルイズ! 使い魔を召喚できないから、土のメイジにゴーレムを作ってもらえるように頼んでたんだろう!」 この小太りの生徒の名はマリコルヌ・ド・グランドプレ。いつもルイズを馬鹿にする生徒の筆頭だった。 頭にきたルイズは思わず立ち上がり言い返してしまう。 「違うわ! 間違いなく私が召喚したのよ!」 「嘘付け! ゼロのルイズに使い魔が召喚できるわけないじゃないか!」 また、あの言葉だ。 ルイズを馬鹿にする生徒が必ず口にする言葉。 『ゼロのルイズ』 その言葉を聞いた瞬間、マリコルヌに対する怒りと憎しみが膨れ上がり、爆発しそうになるルイズ。 だが、丁度そこに教師のシュヴルーズが現れたため、ルイズは黙って座ることしかできなかった。 今日の授業は、魔法の基礎のおさらいをするらしい。 だが、シュヴルーズが授業で話している内容は、ルイズにとっては何の意味もなかった。 魔法の基礎は、すでに一年生の時に必死になって頭に叩き込んであったからだ。 その努力の成果は使い魔を召喚することができたのみだったが…… 授業は何の問題もなく進んでいき、どうやら錬金の魔法の復習に入ったようだ。 「それでは、どなたかに錬金の魔法をやっていただきたいんですが。……ではミス・ヴァリエール、お願いします」 シュヴルーズがルイズを指名したことに生徒達は猛反発する。 「ミセス・シュヴルーズ!それは危険です!」 「ルイズなんかにやらせたら大変な事になりますよ!」 「そうです! ルイズはゼロなんですよ!」 生徒達は反対するが、シュヴルーズは指名を変更する気はなかった。 学院長から出来るだけルイズの手助けをするように言われているし、ルイズが勤勉な学生なのも知っていた。 昨日、使い魔の召喚に成功していることだし、自分の授業で何かきっかけでも掴んでくれればとシュヴルーズは考えていた。 「お友達のことをゼロなどと言ってはいけませんよ。さ、ミス・ヴァリエール、やってみてください」 生徒達は観念したのか、一斉に机の下に隠れ始めた。中には教室から出て行く生徒もいる。 そんな光景を尻目にルイズは教壇に向かう。 自分は使い魔を召喚できた、ということは魔法を使えたということだ。 この錬金の魔法も成功するのではないかという期待がルイズにはあった。 それに夢の中の自分は、最後に敗れはしたが圧倒的な力を持っていた。 自分にだって何か特別な力があっても不思議じゃない。 そんなことを考えながらルイズは教壇の前に立った。 「ゼロのルイズ! どうせ爆発するだけなんだから、やるだけ無駄だよ!」 が、まだルイズに対して文句を言っている生徒がいる。 マリコルヌだ。 やる気になっている自分の邪魔をするマリコルヌに、ルイズは再び怒りと憎しみの感情を抱く。 その時、今朝と同じように左手のルーンが僅かな光を発する。 | こいつはいつも私の邪魔ばかりする!教室に入った時も私を侮辱した!私が魔法を使えないからって、あんたに文句を言われる筋合いはないわ!なんでこんな奴が神聖な魔法学院にいるのよ!ここは魔法だけじゃなくて、貴族としての礼儀や作法を学んで立派な貴族になるための場所でしょ。こいつの行為は、この魔法学院の使命に反しているわ。そうよ……こいつは魔法学院の調和を乱し、私の行動を妨げる…………チョウワヲ ミダスニンゲンハ_ ……ショウキョ シナケレバナラナイ_ ルイズは杖を振り上げた。 …………………… ルイズは一人で教室を掃除していた。魔法を失敗し、教室を爆発させたからである。 だが、教壇の辺りは爆発によって壊れた形跡はない。 その代わり、ある場所が爆発により粉々に吹き飛んでいた。 そこはマリコルヌが座っていた席だった。 ルイズは教壇の上の石ころに錬金の魔法をかけるつもりだったが、気が付くとマリコルヌの座っていた席が爆発していた。 爆風で吹き飛ばされたマリコルヌは重傷を負い、医務室に運ばれていった。 その後、ルイズはシュヴルーズに叱られ、一人で教室の掃除をする罰を受けた。 シュヴルーズが怒ったのはルイズが教室を爆発させたからではない。 ルイズがマリコルヌに向けて、小さな声でサイレントと呟くのが聞こえたからだ。 確かにマリコルヌに苛立ちを感じ、我を忘れそうになっていた。 だが、ルイズにはサイレントの魔法を使おうとした覚えはない。 自分は錬金の魔法を使ったはずだと説明したが、聞き入れられることはなかった。 一向に片付かない教室を見て途方に暮れていた時、通りがかった一人のメイドが声をかけてきた。 「大丈夫ですか? ミス・ヴァリエール」 「あんたは?」 「私はシエスタと申します。良かったら私にも掃除を手伝わせてください」 そう言うとシエスタは教室の掃除を始めた。 命令したわけでもないのに、なぜこのメイドが自分を助けてくれるのかわからなかったが、一人より二人の方が掃除も早く終わる。 そう考えて、特に気にしないことにした。 ルイズは学院で働く平民達から良く思われていない。 なにしろルイズは、自分達と同じように魔法が使えないのに貴族を名乗っているのだ。 平民から妬ましいと思われても仕方がなかった。 貴族に対する不満の捌け口として、陰でルイズの悪口を言う者も少なくない。 魔法が使えないルイズには、自分達が悪口を言っているのを気付かれる心配はないのだから。 だが、シエスタは違った。 彼女はルイズが他の生徒達から馬鹿にされながらも、めげずに努力していたのを知っていたからだ。 ある日の夜、シエスタは妙に目が冴えてしまい眠れなかった。 だから気晴らしに外を少し歩く事にした。 外に出てみると、辺りは静かなもので、多くの生徒達で賑わう昼間とは別世界のように思える。 しばらく歩いていると、学院から離れた所で音がしているのに気が付いた。 不思議に思い音がする方に向かうと、そこには一人の生徒がいた。 シエスタはその生徒と面識はなかったが、生徒が誰なのかは知っていた。 桃色がかったブロンドという特徴的な髪を持ち、同年代の生徒と比べて小柄で細身の体型。 そして、公爵家の三女という立派な肩書きを持った少女。 ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールだ。 シエスタは休憩時間に仕事仲間のメイド達としていた会話を思い出していた。 「今日昼食の時に一人の生徒に文句言われちゃってさー」 「どんなことを言われたんですか?」 「それがね。料理の味付けが濃すぎるとか言われたのよ」 「だからマルトーさんご機嫌斜めだったんですね」 シエスタは昼食後にコック長のマルトーの機嫌が悪かったのを思い出す。 「マルトーさんが怒るのも無理ないよ。これで何回目だろ?」 「貴族様はわがままばっかりで困るよね。礼儀作法にもうるさいし」 「そうそう。私もこの間、デザートのケーキを置く場所が悪いとか文句を言われたよ。お皿の真ん中からちょっとずれただけなのに……」 その話を聞いていた他のメイド達も口々に生徒達への不満を漏らす。 「いくら魔法が使えて偉いからって、限度があるわよね」 「そういえば、貴族なのに魔法が使えない生徒がいなかったっけ?」 「いるいる!態度だけは立派なピンク頭の幼児体型が!」 「そんなことを言ってるのが貴族の方にばれたら大変ですよ!」 平民は貴族には絶対勝てない。 悪口を言っているのがばれたら、貴族にどんな目に遭わされるか考えるだけでも恐ろしかった。 「へーきへーき。魔法が使えなきゃ、私達が何言ってるかなんてわかりゃしないって」 「それに他の生徒達からも馬鹿にされてるみたいだし、友達とかいなそうだよね」 「私、ゼロのルイズとか言われてるの聞いた事ある」 「そういや、ちょっと前まで夜が騒がしかったじゃない。あれ、ゼロが魔法を使おうとして失敗してたらしいよ」 「でも良いわよねー。魔法が使えないゼロでも貴族の暮らしができるんだもん」 他のメイド達はルイズの悪口を言う事によって、貴族への不満を解消しているようだった。 ルイズの事をよく知らなかったシエスタは悪口には参加せず、みんなが話しているのを聞いているだけだった。 やがて休憩時間も終わり、メイド達は仕事に戻る。 ルイズに対し好き放題言えたお蔭なのか、みんな妙にすっきりしているようにシエスタには見えた。 そんな事を思い出しながら、しばらく遠くから眺めていると、急にルイズのいる辺りで爆発が起こった。 驚いたシエスタはルイズに駆け寄ろうとしたが、よく見ると地面が爆発しただけでルイズに怪我はないようだった。 そういえば休憩時間に、ルイズが夜に魔法を使おうとして失敗していたと聞いていたのを思い出す。 その後もルイズは何度も失敗し、爆発を起こしていたが、一向に諦める気配は無い。 そんなルイズの姿を見ながら、シエスタの脳裏にある考えが思い浮かぶ。 ルイズはこうやって夜遅くまで、魔法が使えるようになるため練習していたのだ。 それもみんなに迷惑をかけない様に、わざわざ学院から離れた場所で。 (この方は、あれだけみんなに馬鹿にされながらもめげずに頑張ってるんだわ) そう考えると、ルイズに対して好意的な感情が沸いてくる。 自分が見ている事でルイズの邪魔になっては悪いと思い、シエスタは学院に戻ることにした。 もしルイズが困っている事があれば、出来る限り手助けをしようと思いながら…… 夜空には、二人の少女を優しく照らす様に二つの月が輝いていた。 前ページ次ページZERO A EVIL
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▽タグ一覧 Fate フランス 軍師 音MAD素材 ニコニコで【キャスター(Fate/zero)】タグを検索する 概要 Fate/Zeroの登場人物。 雨生龍之介に召喚されたサーヴァント
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今日 - 合計 - EVE ZERO 完全版 ark of the matterの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時55分16秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【ZEROシリーズ共通】 ZEROシリーズ(アーケード版)を全て収録した「ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション」が PS2向けに発売されている。 そちらは移植度も完璧だしロードもほぼ無いので、完全移植派は環境が許すならそちらをプレイしたほうが良い。 廉価版も出ている。 【ストリートファイターZERO3】 ZEROシリーズの集大成。 キャラクター数もストリートファイターシリーズ全体から見ても最多クラス。 さくらのライバル・かりんが漫画版から逆輸入されそれなりの人気を得る一方、 どこを狙ったのかわからない「レインボーミカ」なる迷キャラも生まれた。 オリコンが「攻撃判定のある残像と一緒に相手をリンチ」という今ではおなじみの仕様に変更されている。 残像の動きを計算したテクニカルな操作が要求されるようになったが、 上手い人がやると非常に強力で対処が困難。 攻めるにも守るにもハードルが上がった感がある。 PS移植に当たってかなりの追加要素があり、2D格闘ゲーの移植作としては相当に豪華な内容となっている。 新キャラがさらに増えた(一部グラフィックは後にアーケードの「ZERO3↑」や「カプエス」シリーズに流用された)ほか、 キャラクターを育成・カスタマイズできる「ワールドツアーモード」を搭載。 後のオムニバスソフトなどにも収録されていない独自要素も多いので、 ZERO3が好きならあえてこのPS移植版をやる価値がおおいにある。 -- (名無しさん) 2014-12-09 08 48 06
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前ページ次ページTHE GUN OF ZERO ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは杖を突き出した体勢のまま、震えていた。 場所は、トリステイン魔法学院のすぐ側。 進級試験の一環として、使い魔の召喚と契約の義が行われていたのだが、自身はことごとく失敗を続け、担当教官のコルベールより最後のワンチャンスという宣告を受けていたのにも関わらず、突き出した杖の先で起きたのは、爆発。 「ハハハハハ!」 「やっぱり、ゼロはゼロだな!」 「これで留年だな、留年!」 (そんな……) 脱力し、力なく腕を下ろす。……後ろから投げつけられる罵声が痛い。 うっすらと、涙ぐむ鳶色の瞳が、爆発跡に立ち上る爆煙を睨み付けていた。 そこに、動く者が居る。 「へ?」 何とも間抜けな声を上げてしまったが、煙が晴れるより先にそいつは近づいてきて、ルイズの前に立った。 「俺を呼んだのは、お前か」 そこにいたのは銀髪で翠色の瞳を備え、銀色銀色を基調とした全身を覆う奇妙な服を着た少年だった。 「え……え?」 「助けを呼ぶ声が聞こえた。窮状に陥っていて、どうしようもないから助けて欲しいと懇願していて、ゲートを開いたのは、お前か」 「げ、ゲート?ていうかそれは……」 確かに、助けを請うたかも知れない。他の生徒にバカにされるのが悔しくて、もはや何でも良いから自分の所に来てくれと願ったかも知れない。 「見ろよ!ルイズの奴、平民を召喚しやがったぜ!」 「あはは!流石はゼロのルイズだな!」 「ルイズにはお似合いの使い魔だ!」 散々に笑い飛ばす面々に、ルイズはハッとして担当教官を振り返った。 「ミスタ・コルベール!召喚のやり直しを!平民を使い魔にするなど、前例がありません!」 ルイズの言葉に、ゆっくりとコルベールは首を振った。 「ミス・ヴァリエール。使い魔の召喚は神聖なモノだ。やり直しをする訳にはいかない。それに何より、今の口ぶりでは彼は正に君のために召喚に応じたと言うことになる」 言われて、銀髪の少年に向き直る。 当の彼は首をひねっていた。 「済まない。正直あまり事情が飲み込めていないんだが……」 「君は呼ばれたんだよ。この、ミス・ヴァリエールの使い魔としてね。そしてここは、トリステイン魔法学院だ」 「魔法?そうか、ここは魔法がある世界か」 よく分からない言い回しを少年は口にした。 「だが、必死に助けを求めていたにしては、ここは平和に見えるが」 「うむ。ミス・ヴァリエールにしてみれば必死だっただろう。何しろ、使い魔を呼び出すことが出来なければ、彼女は進級出来ないのだから」 「そうか。話には聞いていたが、大変なんだな、学生は」 しみじみと頷く。 「……では、俺がここに来たと言うことは彼女の危機はもう去ったということか?」 「いや」 コルベールが首を左右に振る。 「使い魔を呼び出した上契約まで果たすことによって初めて、召喚の儀式は完成する」 「契約……つまり、俺が彼女に仕えるということか?」 うむ、とコルベールが頷くと、少年はじっと考えこんだ。 「……わかった。少々条件は欲しいがお前の使い魔に成ろう」 顔を上げ、ルイズの方を見る。コルベールも促すようにルイズを見た。 だが、ルイズの方はそう簡単ではない。そりゃあ、せっぱ詰まったせいで何でも良いから来てくれと願ってしまったが、平民だなんてのは考えの外だ。 第一、契約の方法が方法である。 (そんな……私のファーストキスよ!?ファーストキス!それが……) 平民などに奪われるなど、全くもって冗談ではない。 「うううううぅぅぅ……」 小さくうなり声を上げつつ少年を睨み付けてやる。 「どうした?何か調子が悪いのか?」 全くこちらの葛藤を理解もせずに、脳天気にもこちらの心配などしてきている。 「ええ、そうよ!調子が悪いのよ!アンタみたいな平民を呼んじゃうだなんて!」 「嘘付くなよ『ゼロのルイズ』!」 「失敗ばかりなのはいつものことだろう!?」 「煩いわね!?」 外野のヤジに噛み付く。 「『ゼロ』?」 少年が、その言葉を繰り返した。 「な、何よ……」 「ルイズ、というのがお前の名前か。それに『ゼロ』……えらく強そうな呼び名だな」 「はぁ……?」 何とも的外れな少年の言葉に、怒るよりも先に呆れてしまう。 「それで、契約とはどうするんだ?どうすれば成立する?」 「う……」 唐突に本題を振られ、苦い表情になるルイズ。再び少年を睨み付ける。 「……どうした?」 せめてもの救いなのは、顔は良いことか。 ふかーくため息をつき、ルイズは一歩、少年に近づいた。 「ちょっと屈みなさい」 「こうか?」 片膝を付く少年の頬を掴み、こちらの顔を近づける。 「感謝しなさいよね。普通ならこんな事、されることは無いんだから」 「なに?」 心中、必死に「これは使い魔だからノーカン、これは使い魔だからノーカン」と唱えながら口では契約の呪を紡ぐ。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブランド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」 そっと交わされる口付け。 少年は一瞬面食らったような顔をしていたが、ルイズが離れる時には元の表情に戻っていた。 「成る程、キスが契約のキーか……っつ!」 ルイズが立ち上がったところで、少年は左手を掴んで呻く。 「何だ、これは……っ」 「契約のルーンが刻まれているのよ。すぐに痛みも止むわ」 「ルーン……?」 怪訝な顔で尋ね返しつつ、自身の胸の辺りを弄る少年。するとその体から空気の抜けるような音がし、ガバと彼は胸元を開いた。 「ちょ、ちょっとあんた何考えてんのよ!?」 顔を手で覆いながら、それでも指の間から意外と厚い胸板をしっかり見つつ、批難する。 後ろの女生徒達からも悲鳴が上がっていた。 「ルーンとは、これか?」 袖から腕を引き抜き、調度遠山桜を晒すような姿になりつつ、左手を掲げた。 「随分と脱ぎにくそうな服だね。……それにしても、珍しいルーンだ。私も見たことがない。スケッチしてもよろしいかな」 コルベールがしげしげとそれを見つめる。少年が頷き返すと、そそくさと書き写した。 「ふむ。ではこれにて、春の使い魔召喚の義は終了とする。各自、次の授業に向かうように」 コルベールから解散の礼を受け、教師と生徒達は召喚したばかりの使い魔を伴って学院の方へと飛ぶ。 「ルイズ!お前は後から歩いて来いよ!」 「そうそう!お前はフライもレビテーションも使えないんだからな!」 「その平民の使い魔と一緒にな!」 わざわざ言わずもがなの事を言い残しつつ遠くなっていく生徒達を睨みながら、ルイズは奥歯を噛み締めていた。 服を着直しつつ、ルイズの見ている方向を一緒に見ていた少年は、ルイズが振り返ると少し間を空けて語りかけた。 「――自己紹介がまだだったな。俺の名はクォヴレー、クォヴレー・ゴードンだ」 前ページ次ページTHE GUN OF ZERO
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R-NumberSP ニルヴァーシュ type ZERO(軍用Ver.)(Nirvash type ZERO Millitary Use Ver.) 【にるう゛ぁーしゅ たいぷ ぜろ(ぐんようばーじょん)】 情報 作品名 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい カテゴリ SIDE LFO 定価 3,675円 受注開始 2010年06月25日(土)16 00 受注締切 2010年08月17日(火)16 00 発送開始 2010年10月21日(木) 商品全高 約125mm 付属品 手首:手首:×7(握り手×2、開き手×2、持ち手×2、銃持ち手・右) 武器:ブーメラン型ナイフ×2、大型ライフル その他:リフボード、リフ用エフェクトベース、ライフル用接続ケーブル 商品画像 機体データ 所属: 分類: 開発者: 形式番号: 全高: 重量: パイロット: 幼少ニルヴァーシュが成長し、装甲を纏った姿。 商品解説 劇場版のカラーリングを再現したニルヴァーシュのカラバリ品。 評価点 問題点 不具合情報 関連商品 ニルヴァーシュ type ZERO コメント 名前 コメント
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#blognavi スペック等に付いては他のWEBサイトで散々でているので軽く思ったこと 喜久川氏がターゲットとして「女性を含め、より幅広い層にスマートフォンを受け入れて頂きたい」と言ったのがまんまAd[es]の開発コンセプトだろう。 ようは携帯らしさでありそのまんまサイズに反映されている。 [es]を見せた時の多くの人間の第一声がそれケータイなの?(大きすぎない?)である。 Ad[es]ケータイとして認識してもられるサイズに収まっているのではないだろうか その影響かスタイラスが収納できなくなり、電源アダプタの形状の変わり(小さくなったと見ている)、ソフトキーが表上からなくなった ソフトキーは設定によりWINキー、OKキーと入れ替えれるようだ それ以外として赤外線通信機能の追加 WILLCOMとして東芝機に続きで標準装備を狙っているかもしれないがケータイとのやり取りもそうだがPDAとしても二度美味しい機能ではなだろうか カメラは撮影モードが選べやっとまともなレベルになったところだが手書きメールは付いたところはユーザ側の作成したソフトに影響されたと思われるが良い選択である 残念な点は手書きレベルであるところこの機能到達すべき目標はプリクラレベルである それを考えるとWX310SA以下かもしれない 期待されてたGPSユニット、ワンセグに付いては外付けであるサイズ値段を考えると妥当な落としどころであると思う BlueToothと無線LANにてはケータイらしさをとればBlueToothだと思う、しかしケータイらしくてもPDAであること又WILLCOMは無線LANサービス行ってることから後者を取ったのかもしれない BlueToothは外付けで対応するらしい。 なおXcrawlは売り文句にはならないと思ってる しかし使ってしまったら最後もうXcrawl無しのケータイは考えられないそんな中毒性のある機能であると期待したい 総論 初代ZERO3から[es]への大きな変化を考えると今回の機種はいささか不満であるユーザは多いと思われる 初代愛好はPDA端末を望んでいるし[es]愛好家はキーボードを廃したもっとケータイらしい端末を欲してかもしれない、私のようにSIM端末の特性である端末の入れ替えが容易と言った点を考えると[es]とは又違う方向の端末が欲しいのが本音である その点を考えても、また他社で初代に似た端末があってもAd[es]に似たものがないことから「女性を含め、より幅広い層にスマートフォンを受け入れて頂きたい」=新規ユーザの獲得なのかもしれない カテゴリ [WILLCOM] - trackback- 2007年06月10日 23 22 45 名前 コメント #blognavi
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登録日:2011/11/21(月) 06 34 20 更新日:2023/07/25 Tue 13 59 23NEW! 所要時間:約 26 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate GO TYPE-MOON Zero お願い!アインツベルン相談室 だいたいこいつのせい めんどくさい男 アーサー王燃え派 サクランスロット サーヴァント ストーカー セイバー ダメ人間 バーサーカー ヒトヅマニア ヒトヅマンスロット 不遇 傍迷惑 円卓 円卓の騎士 女好き 完璧なる騎士→裏切りの騎士 寝取り 慇懃無礼 最狂 根暗 残念なイケメン 毒舌 湖の騎士 父親 狂戦士 狂犬 現代兵器万歳 真面目 神聖円卓領域キャメロット 穀潰し 縛鎖全断・過重湖光 置鮎龍太郎 裏切りの騎士 逆ギレ 鎧 間男 駄目人間 騎士 騎士は徒手にて死せず 黒騎士 Aーーurrrrrrッ!! 『Fate/Zero』にて初登場した『第四次聖杯戦争』におけるバーサーカークラスのサーヴァント。 マスターは間桐雁夜。 CV:置鮎龍太郎 ●目次 【Fate/Zero】◆データ ◇キャラクター概要 ◆宝具 ◆人物 ◆戦闘力 ◆活躍 ◆余談(Zero)セイバーとの関係 人物や作中描写について 【Fate/Grand Order】◆バーサーカー ◆セイバー物語での活躍 【Fate/EXTELLA LINK】 【余談】◆過去 【Fate/Zero】 ◆データ 身長:191cm 体重:81kg 属性:秩序・狂 特技:武芸と乗馬 好きなもの:礼節と伝統 苦手なもの:本音トーク 天敵:イスカンダル パラメーター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 A A A+ C B A ◆クラス別スキル 狂化:C 幸運・魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、言語能力を失い複雑な思考ができなくなる。 ◆保有スキル 対魔力:E 魔除けの指輪により対魔力を保有するも狂化によってランクダウンしている。 無効化は出来ず、ダメージを多少削減させる程度。 精霊の加護:A 精霊からの祝福により危機的な局面で優先的に幸運を呼び寄せる能力。発動は戦場限定。 無窮の武練:A+ 一つの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。 ◇キャラクター概要 傷だらけの黒いフルプレートを纏い、ステータスすら隠蔽する黒い霧によってその姿を常に滲ませた謎の騎士。 バーサーカー故に理性を失っており、「狂化」スキルにより言語能力が失われ、発する言葉は常に雄叫びのみ。 「ベテラン声優の置鮎氏に叫び声だけやらせてどうすんだ」という声もチラホラあったんだとか。 マスターの指示した相手に遮二無二襲いかかる、ギルガメッシュ曰く「狂犬」のようなサーヴァントだが、 生前に因縁でもあったのか、アルトリアに対して異様な執着心と敵愾心を持っており、 アルトリアが視界に入ると、今の今まで刃を交わしていた相手が目の前にいてもその戦闘を放棄して彼女に襲いかかる。 狂化してはいるがスキル「無窮の武練」により卓越した武芸を保ち、ギルガメッシュが『王の財宝』から射出した16の宝具のうち一つを掴み取り、 それをまるで長年使い慣れた武器のように扱って残りの武具を捌き、躱して、無傷のままにアーチャーの猛攻を凌ぐ神業を見せている。 ◆宝具 ○『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』 自身が手にしたものの所有権を一時的に奪い、自身の武器とする宝具。 掴んだものが例えその辺のポールであってもこの宝具によって一時的にDランク相当の宝具に昇華されるため、掴めばなんであれサーヴァントに通用するようになる他、 相手の宝具を掴めば一時的に自分の宝具にしてしまえるというトンデモ宝具。なお、真名解放できるのかは不明。 詳しくは個別項目にて。 ○『己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』 ランク:B 種別:対人宝具 本来は他人に変装する能力。だが、狂化している事より劣化し、自分の姿を滲ませ隠す黒い霧による視覚妨害と、マスターの透視能力を妨害する「隠蔽」に留まる。 但し令呪を使えば本来の能力を一時的に使用できる。 ○『魔剣』 漆黒の剣。『騎士は徒手にて死せず』と『己が栄光の為でなく』の二つの宝具を破棄することで本来の宝具としての能力を解放できる。 項目参照。 ◆人物 以下、激しくネタバレ ……Ar(アー)……thur(サー)……!! 彼の正体はかつてのセイバー(アーサー王)の盟友であり、円卓の騎士の中でも最強と謳われた『湖の騎士』サー・ランスロット。 彼がセイバーを見かけた途端にいつも叫んでいた謎の咆哮の意味とは、狂化して言語能力を失ってもなお忘れなかった自分の王の名前だった。 優雅な立ち居振る舞い、礼節溢れる姿から『完璧なる騎士』の異名を持つが、 主君アルトリアの妻である王妃ギネヴィアとの姦通をきっかけに王を裏切り、国を崩壊させる一因を作った事から『裏切りの騎士』という悪名を持つ。 まさしく中世以降のアーサー王伝説の負の象徴たる人物でもある。 王であるアルトリアに尊敬の念を抱いていたが、 国の為に形式だけの結婚をさせられたギネヴィアと彼女の心配をしたランスロットはやがて愛し合うようになってしまう。 アルトリアはその事実に気付いていたが2人を信頼し、 また、ギネヴィアに関しては『男ですらない王の妃にさせてしまった』ことに負い目を感じていた事からそれを黙認し続けた。 しかし、その事が明るみに出たことでアルトリアは国の為に2人を処刑しなければならなくなり、 ランスロットはギネヴィアの処刑を許せず、円卓の騎士数名を斬り殺し彼女を強奪し、母国フランスに逃亡したという。 こうした蛮行に及んだものの、アルトリア本人が『清廉潔白な王』であり、彼も王に忠誠を誓っていたことから、 ギネヴィアが苦しむ原因になったアルトリアに対して、ランスロットは彼女を恨むことも、憎むことも出来なかった。 むしろ、その忠誠心から偉大な王に反逆を起こしたことを後悔し、自己嫌悪を深めていった。 ランスロットの離脱を切っ掛けに円卓の騎士は瓦解し始めるが、アルトリアはギネヴィアへの罪悪感からランスロットを責める事はなかった。 だが弟達を殺された上に敬愛するアルトリアを裏切った事に激怒したガウェインはランスロットへの怒りを抑えきれず決闘する事となり、彼を打ち破る。 その後、アルトリアは改めてランスロットに和解交渉の申し出を出すものの、王不在の間にモードレッドの叛乱が勃発。 ランスロットはアルトリアの窮地を知り救援に向かおうとするも、憎しみからランスロットを受け入れられないガウェインに拒まれてしまい、断念。 結局、アルトリアは戦死し、ブリテンは崩壊。 ランスロットとギネヴィアは国を崩壊に導いた元凶の一人として汚名を被る事になる。 ギネヴィアはランスロットが汚名を着せられ国を滅ぼす原因となった自身の罪に苦しみ、 ランスロットもギネヴィアと同じ自身の罪に苦しみ、また愛する女を救えなかった事にも苦悩し続けた。 死後「英霊の座」に渡ってもその苦悩は消えず、ランスロットは文字通り永遠に、アルトリアを裏切ったこととブリテンを滅ぼしたことを悔やみ続ける事になった。 こうした経緯を経て、第四次聖杯戦争で狂戦士として呼ぶ声に応じ召喚された。 なお、原作では触媒の存在を示唆されていないがアニメでは触媒を使った事になっている。 召喚に応じた理由は、「騎士ではなく獣として畜生として生きれたなら、救いがあったのではないか?」という思いから。 そして、偶然の再会を果たしたアルトリアに正気では出来ない理不尽な怒りと罪人である自身を裁いて欲しいという願いを抱き、彼女に襲いかかる。 色んな意味で無理して頑張り過ぎた人と言えるだろう。 なお、劇中の素顔は狂戦士として召喚されている為、酷く歪んでいるが本来は黒い長髪と彫りの深い顔立ちの美丈夫。 狂化前がトキなら、狂化後はアミバとか…… サウンドイラストのアルトリアの横にいる騎士の一人はランスロットだったりする。 ◆戦闘力 原典でアーサー王を上回る騎士とされるだけにその技量は超一流。 Fate/EXTRAで登場する円卓の騎士の一人、『太陽の騎士』ガウェインとは生前にギネヴィアの処刑を防ぐために彼の弟たちを殺した因縁があり、 2度の決闘を行い彼に勝利している。 彼にはユリウスと似て堅物と、またチェスの腕前も相当のようで円卓上位に位置する彼をして思い出したくない戦法と評されている。 因みにその戦略は「慇懃無礼」なものらしい。……実は揉め事が起きる前から仲が悪かったんじゃ…… 数々の才能と素質により、ハイスペックを通り越してチートの域に達する厨スペックになっている。 そして上記2つの宝具を封印することで使用可能になる3つ目の宝具として、 『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』と同じ神造兵装である『無毀なる湖光(アロンダイト)』を携える、まさに最強クラスの英霊である。 ◆活躍 その圧倒的なスペックでギルガメッシュを相手に『王の財宝』の宝具を分捕ったり、F-15をパクって小林じゃない方のパイロットを犠牲に空中戦を繰り広げたりと大暴れした。 セイバーとの最後の戦いでは、とうとう自らの素顔を晒し宝具化した銃器やアロンダイトを使い、戦意喪失した彼女を圧倒したもののマスターの魔力が枯渇し自滅。 行動不能になった所をセイバーに無意識に突かれ、致命傷を受け敗北。 消滅の寸前に狂化の呪いは解ける為、正気に戻り自身の心情を語り終え、アルトリアの腕の中で安らかに眠った。 本人としてはセイバーに一切恨みはなく絆も本物であり、彼女に罪人である自分を裁いて欲しかっただけなのだが、 セイバーはコレが原因で自分の「王」としての在り方が間違っていたと結論づけてしまう。 ◆余談(Zero) 起源 因みに作者曰く彼の起源は『傍迷惑』との事。 ネタみたいな言い回しだが、『Zero』中の彼の行動を総括すると生前を含めて実にその通りだったり……。 相性 上記の通り、作中で最強のサーヴァントであるギルガメッシュ相手に初戦、2戦目共に善戦したが、それは狂化による能力増幅があったればこそ。 またディルムッド相手だと『破魔の紅薔薇』で『騎士は徒手にて死せず』の擬似宝具が破壊されるため、相性が非常に悪く分が悪いとされている。 更にディルムッドの逸話はランスロットの逸話の原典とされ、そういう意味でも相性が悪いとか… 最強はどのクラス? 「どのクラスが最強(最適)」かで意見が分かれ、度々ファンの間で議論が交わされていた。 狂化による能力上昇の代償である技量喪失をスキルで打ち消せるバーサーカー 知性があり真っ当な剣士であるセイバー FGOによると本来の姿に近いセイバーこそが彼に最も相応しいクラスであるとされている。 とはいえ『Zero』において、ギルガメッシュにあそこまで対抗できたのは狂化による能力上昇があったからこそ。 未熟なマスターである雁夜では例え別のクラスで呼び出したとしてもこれ程の善戦は出来ないと言われているので、結果オーライとも言える。 だが狂化の状態による理性喪失や『己が栄光のためでなく』の変身能力が令呪なしでは使えないデメリットもあるので、戦略の幅を狭めるのは間違いないだろう。 ちなみに、当の本人はバーサーカーこそが裏切り者である自分にふさわしいクラスと(自嘲込みで)考えているようだ。 同時に奥の手である筈のアロンダイトがショボい戦果しか挙げられなかった為に不遇ぶりがよくネタにされている。 2015年エイプリルフール企画にてモードレッドにビームを出せない事を馬鹿にされた。公式にまでしっかりとネタにされる始末。 但し同時に、「アレ?でも確か……ま、いっか、今のうちにあのフランス野郎を馬鹿にしておこう」と意味深な発言がされており、 ファンの間では「ひょっとして救済フラグでは?」と推測する声もあった。 そしてFGO第6章にてその真の力が明かされることとなる。 『お願い!アインツベルン相談室』 本編において絡みが殆どなかったが、DVD特典映像の『お願い!アインツベルン相談室』によるとマスターである雁夜については、 「あれほど困った御方はそうはいませんよ」「不審者、ストーカー、ロリコン、思い込み、犯罪者」と散々な評価であり、相性はあまり良くない模様。 花札においてもマスターに対する扱いは大して変わらない。 ただしFGOで明かされた彼の性格を見る限り完全にお前が言うな状態であり、ある意味似たもの同士お似合いとも言える。 あくまで相談室はネタの倉庫でギャグ寄りではあるが、きのこの脚本ということは……? 花札で正気の状態で相対した際も駄目な人扱いをしている。また魔力供給がショボすぎ、小兵のような姑息な戦略など評している。 セイバーとの関係 『お願い!アインツベルン相談室』でランスロットが発言した「正直言ってギネヴィア様より王の方が―――」という台詞についてはかなり物議を醸している。 これは敬愛的な意味なのか、それとも… ギャグ寄りの相談室の発言なので真偽は定かでは無い。 相談室では「誰かが彼女(セイバー)を救わなければいけなかったのです。」と発言しているが、 花札では「集団の中で孤立しているのを生暖かく見守るのが通なんだ」と発言していたりと、 全てを本設定と考えると明らかに矛盾が生じる為、(他のキャラに対しても言える事だが)ギャグ寄り時空のネタで批判するのもほどほどに。 尚、奈須きのこはアインツベルン相談室の件については、後に公式ブログである「竹箒日記(2012年10月3日分)」にて補足しており、 この本文中に「虚淵ランス」と自分の描くランスロットは別として分けている旨の記述がある。 (実際、ランスロットがギネヴィアに対し想いを抱いた経緯等が『Zero』(原作)とで異なっている) この為、セイバーが『Stay night』と『Zero』とで解釈が異なるのに対し、 ランスロットも『Stay night』と『Zero』とで異なるのではないかと考察する視聴者も居る。 因みに本編でセイバーは「アーサー王は、人の気持ちが分からない」と言って離反した騎士がいると語っており、 またFate/Zero materialには武内氏が描いたランスロットが「王は人の気持ちがわからない……」と言っているラフに近いイラストが掲載されているが(*1)、 実際にこのセリフを言ったのはトリスタンである。 寧ろ、彼本人は王の気持ちを理解しない者達に憤りを感じたとか後のZeroに関する解説で言及されている。 人物や作中描写について 燃える戦闘描写がある一方で、その内面はかなりどうしようもない人のために色々と批判を受けがちなキャラでもある。 TYPE-MOON設定で明かされている限りでも 「不義密通の現場をモードレッドらに押さえられた際には、潔く投降するでもなく逃走」 「ガウェインの弟等かつての仲間を斬殺」 「王妃を巡る葛藤で度々発狂」 等の凶行・奇行に及んでいるのは確かである。 因みに公式上も「王妃を巡る葛藤で度々発狂」した事が「バーサーカーのクラスとはそれなりに相性がいい(=狂化ランクC)」とされる理由。 スキルや宝具等にも批判的意見はある(*2)が、 それらの詳細な条件については後発の作品やインタビュー等で一切触れられていない為、あまり深く考えず作者(物語)の都合と割り切るのが無難か。 実際作者から 「『あらゆる武器を侵食して自分のものにする』という能力も、 すべては『王の財宝』に対抗しうる空中戦のスペックを発揮するために、でっち上げたようなもんですよ」 と言われている為、『Zero』という作品とランスロットというキャラクター、いずれを中心に語るかでその辺を考慮に入れた方が良いだろう。 また、実際の戦闘描写も作者の趣味が大いに反映されている為に主に使用した武器が近代兵器ばかりで、 本来の円卓最強とされる彼の本領たる剣を用いての戦闘は殆どなく、 最大の切り札たる『無毀なる湖光』が最後のセイバー苛めくらいにしか役に立っていないことも含めてフォローを望む声も少なくはなかった。 その為か最近ではFGOやモードレッドの発言などで彼の救済処置が行われている。 この様に、生前起こした事が事であり、召喚されてからも基本的にやっていることは八つ当たりの為に批判が噴出するのは当然ではある為か、 後の特典である「お願い!アインツベルン相談室」や「Garden of Avalon」などで彼の背景や苦悩を見せたり、彼の心境をある程度フォローしている。 【Fate/Grand Order】 ◆バーサーカー ◆ランスロット(狂) ☆4(SR)のバーサーカーのうちの一人として登場。2015年8月末にガチャに恒常枠として追加された。 スキルは「精霊の加護」(スター発生率強化)と「無窮の武練」(スター集中)で、クリティカルを活かした火力が特徴である。 特に「無窮の武練」のスター集中倍率は異常なまでに高く、素のスター集中の低いバーサーカーでありながらもスターをほぼ回収でき、 スターさえ発生させられればクリティカル連打で大火力を叩き出せる。 宝具「騎士は徒手にて死せず」はQ属性の全体攻撃であり、雑魚を殲滅しつつスターを発生させられる。 ブレイブチェインに宝具を組み込めば中ボスクラスならボスもまとめて殲滅できる。 ボスキラーとしては同じ☆4狂戦士のヘラクレスに敵わないが、汎用性では☆4バーサーカーの中ではトップクラスと言えよう。 ちなみに「狂」属性持ちはヘラクレスとランスロットだけという地味にレアな属性。とある敵と戦う際の耐性を貫通できるので地味にありがたい。 しかし、自身のカード構成はスター発生にはあまり向かないB3枚型で、スターを出すには宝具か、PTメンバー・礼装頼みが実情。 加えてランスロットはNPが非常に貯まりにくく、宝具を使うのであれば「カレイドスコープ」などのNPチャージ礼装はほぼ必須である。 強化クエストにより「魔力逆流」(NP獲得量UP+クリティカル威力UP)のスキルが追加されたことで、NP獲得量の低さには若干フォローが入ったが、 元々の打たれ弱さもあってやはり宝具を使うには礼装やPTのカバーは必要。 なお魔力逆流の効果量自体はかなり高く、宝具に合わせて使えばそれなりのNPは戻ってくるので、PTで補助してやれば2連射くらいは可能。 2018年7月に実装されQ属性の救世主となったスカサハ=スカディを自前とフレンドで運用する通称「Wスカディシステム」(*3)の恩恵を受け、 凸カレスコや魔術礼装が縛られるなど他の3連射が容易なQ宝具持ちに比べれば難易度が上がるものの3連射が可能になった。 2018年9月時点では凸カレスコにレベル10「2004年の断片」が理想(*4)とされているが一部NP回収率の悪い属性(*5)には50に満たないこともあるため過信は禁物。 しかし連射ができれば弱点であるフォーリナー以外にはバーサーカーゆえに幅広く運用でき、 Wスカディの強力なバフにプラスして自身の宝具攻撃前に乗るバフが3ターン持続しそれが3回重ねがけ出来る3wave目などではボス級相手に宝具だけで落とすことも容易になる。 同じく幅広く使えるスカスカ要因には巌窟王がいるが、星4故にコストが安い点と入手性で差別化は容易。 絆レベルを考えて両方使うマスターも珍しくない。 マイルームでは狂化されている為に会話は奇声だらけだが、好きなものと嫌いなものにアーサー王の名を呟き、聖杯に付いて尋ねると息子であるギャラハッドの名を洩らす。 シナリオでは1章に登場するが、バーサーカーなのでほとんど理性がなく、自軍にいるジャンヌを見てくれは似ていないもののその魂が良く似ているとして騎士王と誤解して暴走。 敵方には「どうせ制御できないしほっとこう(意訳)」と放任され、通り魔的に主人公たちに襲い掛かってやられるというちょっと可哀想な扱いをされた。 この戦いで、マシュの宝具を見るや否や、唐突に反応して襲い掛かる場面があり、アーサー王と同じくマシュに同化した英霊と面識があることが示唆されている。 なお、ランスロットにはアルトリア系列のサーヴァントに優先的に攻撃するというAIがあるため、 1章で戦う際はNPCサポートとして参加しているジャンヌを入れていれば彼女が倒れるまで彼女にしか攻撃しない。 キャラクエでは何故かマシュと主人公のピクニックに同行。マシュが呼んだのだろうか? エネミーの襲撃に対し、お弁当の割り箸やその辺にあった丸太を宝具化させて敵をなぎ倒したが、丸太が駄目になる度に次々と追加の丸太を投げ渡され、 マシュが通訳するに「そろそろまともな武器がほしい」とでも言いたそうな、不満げな態度を取っていた。キャラクエの舞台は彼岸島じゃないしね! バトルでは霊基再臨第二段階までは「騎士は徒手にて死せず」で宝具化した鉄パイプのようなものを武器として振り回しているが、 第三段階ではアロンダイトを使用する(*6)。 ようやくアロンダイトさんにも日の目が…!と思いきや、宝具は「騎士は徒手にて死せず」なのでただの武器であり、宝具もどこからともなく降ってきたJM61A1をぶっぱなすというモーション上、 アロンダイトはその辺にポイ捨てされる。(後で拾われるけど) アロンダイトさんェ… 2018年9月にはFate/zero復刻イベントのピックアップに合わせて予告なしでモーション変更が行われ、鉄パイプであってもZeroのように巧みに扱い、 アロンダイトを使う第三段階時はEXTELLA LINKで披露したような『縛鎖全断・過重湖光』のような攻撃が追加され、バーサーカー時でも宝具としての勇姿は拝めるようになった。 さらに駐車場戦で使用したH&K MP5やバレットM82A1をぶっ放すようになり、 極めつけに宝具はF-15Jを召喚・飛び乗りミサイルを発射、そして機体の上からJM61A1をぶっ放すド派手なものに変更された。LINKでもF-15を持ち出していたし気に入ったのだろうか? なお等速での場合や機種によっては読み込みにより時間が長くなったが、倍速ではアンジョ=サンの周回愛用者への気遣いでむしろ短くなっている。繰り返し殉職する仰木一尉と酷使されるF-15ェ… ◆セイバー ◆ランスロット(剣) サーヴァント、セイバー。ランスロット、参上いたしました。 ひとときではありますが、我が剣はマスターに捧げましょう サービス開始当初からイラストが発表されていたが、稼働開始から約1年後の第6章配信と同時にセイバークラスのランスロットも参戦を果たした。 こちらもレアリティは☆4(SR)。 ちなみに2021年7月にパーシヴァルが追加されるまでは円卓の騎士の中で唯一の恒常枠であった。 『Zero』と変わらず真面目で自虐的な性格だが、容姿は短髪になっている。 実はバーサーカーの姿は森で彷徨っていた時のもので、こちらが騎士としての本来の姿とのこと。 もっとも、本人は自分のような男には、騎士であるセイバークラスなどよりバーサーカークラスの方が己には相応しいと自嘲している。 ◆パラメーター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 B A B C B+ A++ 狂化分もあったバーサーカー時に比べてやや低下しているが、幸運が上昇している。 単純なステータス自体は他の円卓に比べ抜きん出ている訳ではないものの、特筆した技量に加えて宝具とスキルを併用時は円卓筆頭の名は伊達ではない屈指のステータスに変貌する。 ◆クラススキル 対魔力 B 騎乗 B どちらもセイバークラスのサーヴァントとしては平均的な数値。 ◆保有スキル 湖の騎士 A 生前に湖の乙女に育てられたことから得た祝福。 使用すると幸運以外のステータスのいずれか一つの数値を一時的に倍増させられるという破格の強化をもたらす。 無窮の試練 A+ 上記参照。 騎士は徒手にて死せず A+ 同上。 精霊の加護 A 同上。 ◆宝具 〇『無毀なる湖光(アロンダイト)』 エクスカリバーの姉妹剣。 使用時に全ステータスを1ランク上昇させ、ST判定を二倍にする。 加えて、竜殺しの聖剣なので竜種に対して追加ダメージ効果がある。 バーサーカー時は漆黒の魔剣と化しているが、霊器再臨を行うと聖剣としての格を取り戻すのか純白の剣になる。 〇『縛鎖全断・過重湖光(アロンダイト・オーバーロード)』。 決して折れることはないという「無毀なる湖光」の特性を生かしたランスロットの秘技。 本来アロンダイトはエクスカリバー同様に極光の斬撃……即ちビームを放てるが、ランスロットはビーム用の魔力を敢えて剣に留めて斬り付ける事で、 切り口から湖を連想させる澄んだ水色の魔力を発生、炸裂させる事で強烈なダメージを与える。 要するに切り付けた箇所を爆発させる宝具である。 本来は過剰に込められた魔力による負担に剣が耐えられずに砕け散るが、折れる事はないアロンダイトの特性によって実現させ、円卓随一の剣技とされる彼の技量を活かした宝具といえよう。 ゲームでの性能はアーツ属性の単体宝具。攻撃前に1ターンアーツの性能が上がり、攻撃対象に『被ダメージ増』のデバフを与えるという効果を持つ。 宝具そのもののダメージもそれなりにあるが、他の攻撃と合わせればかなりのダメージを稼げる。 アーツ宝具であること、クリティカルを稼ぎやすいことから宝具の連発も容易。 この『被ダメージ増』のデバフは地味に貴重な状態異常であり、次に付与できるキャラが実装されたのは5年後である。 性能面では★4でも屈指の強サーヴァント。実質レアリティは★4.5とも。 カード構成はB2A2Q1のセイバーの典型だが、アルトリアやモードレッドなどの「Buster」の火力で押すタイプではなく、スターを稼いでクリティカルを決める、どちらかといえばテクニカルなタイプ。 なのだが、実際はそんな皮を被ったクリティカルお化けである。こいつに限っては比較対象に★5セイバーが出てくるレベル。 本編に実装された円卓の騎士の中でも随一のスペックである。円卓最強は伊達じゃなかった。 ちなみに現在ではかなり古いほうな実装時期(2016年)かつ、一切の強化が行われていないながら未だに現役であり、 後の単体セイバーは星5だろうがコイツが引き合いに出され、比べられる辺り、如何に彼のスキル性能及び構成・カード構成が完成度が高いかうかがわせる。 スキルは「湖の騎士」(NPチャージ+スター獲得)、「無窮の武練」(スター集中状態を自身に付与)、 「騎士は徒手にて死せず」(毎ターンスター獲得+クリティカル威力UP)の3つで、 ランスロットの性能ともカード構成とも噛み合った無駄のないスキル構成。 自身のスキルによってスターを生成し、そのスターをスキルで自身に集める、そしてスキルで火力の上がったクリティカルを叩き込む…というクリティカルアタッカーに求められる性能の全てが備わっている。 しかも、「無窮の武練」はバーサーカー時と、狂ったスター集中倍率も含めて全く同じなので、他のクリティカルアタッカーと組み合わせる場合はスターを根こそぎ奪ってしまうという徹底した自己完結ぶり。 運用方法は至極単純。 スキルを使ってランスロットで殴る。相手は死ぬ。以上。 瞬間火力は申し分ない反面、防御スキルを持たないため、集中攻撃を受けると沈みやすいのが難点。 また、スキルが全てともいえる性能の為、効果が切れると途端に大人しくなってしまうのも難点か。 パートナーとしては彼の防御面を補いつつ火力アップが可能で同じアーツ宝具を持つ孔明やマシュ(特に第6章の強化イベントクリア後)、 アーツパのエンジンの玉藻の前やアルトリア・キャスター、火力と継戦力ならマーリン、レディ・アヴァロン辺り。 他にはスターを稼ぎやすいセイバーである沖田さんやアサシンと組ませてクリティカル連打というのも面白い。 また、彼以上に数ターンに渡ってスターの生成が可能なスキルは殆ど存在しないため、(*7)スター供給役として使うのもあり。 惜しむらくはその使い方の場合、彼で殴ったほうが早いのが多々あることだが。 物語での活躍 シナリオには6章「神聖円卓領域キャメロット」で登場。獅子王と化したアルトリアに従う円卓の騎士の一人として姿を現わす。 セイバーとして登場している為にバーサーカーでは真価を発揮出来なかった『己が栄光の為でなく』を使用して優秀な千里眼を持つアーラシュでも察知出来ない奇襲を行い、 上記の宝具で一撃で致命傷を叩き込むなど、円卓の筆頭に相応しい力量を見せつけた。 その力量と人柄から獅子王からの信頼は厚いが、同僚であるアグラヴェインとは生前から互いに忌み嫌う犬猿の仲であり、内心では王を利用とする卑劣者と見ていた。 実は自らが選んだ民のみを救い、他は見捨てるという獅子王の方針には否定的な考えを抱いていたのだが、 かつての後悔と忠誠心から反抗の道を選ぶ事が出来ずに苦悩していた(因みに序盤から「騎士王に」忠誠を誓ったと洩らしている)。 迷いながらも主人公達に立ち塞がるも…… 「おーこーりーまーしーたー!」 「!?」 「サー・ランスロット!それでもアーサー王が最も敬愛した騎士なのですか!?」 「待て、待つんだ。待ちなさい!親を親とも思わない口ぶり、片目を隠す髪……君は、もしや――!」 息子ギャラハッドが宿るマシュ・キリエライトによる説得(物理)によって心を改め、主人公達の味方になる。 実は獅子王に狙われた民をキャンプに匿っており、また彼と同じく獅子王に疑問を抱く騎士達をまとめ上げ、彼独自の軍勢として密かに保持していた。 これにより、主人公たち一行は太陽王オジマンディアスや獅子王と戦う兵力を手に入れることになった。 シナリオで戦う際は獅子王から「凄烈」のギフトを与えられたことにより、耐性がルーラーと同じになり、弱体状態をほぼ無効にする。 が、ぶっちゃけそれだけであり、さらに「現在体力の一番多い敵を優先的に攻撃する」というAIがあるため、宝具以外の攻撃は簡単に誘導できる。 そのため、ルーラーに対して弱点を付けるアヴェンジャー・バーサーカーを連れて行けば簡単に倒せるため、 超耐久力のゴリラ、毎ターン宝具連発する叛逆の騎士、初見殺し力の高い弓兵といった他の円卓メンバーに比べて簡単だったという声が多い。 なお、味方になると同時に美人の女性に対して、ついついプレイボーイな言動を行うという悪癖が明らかになる。 ダ・ヴィンチちゃんを格好良く助けた理由が「いやぁ、美人だったから、体が勝手に」などといけしゃあしゃあと言ったりしている。 尚、本人としてはあくまでもフランス騎士の「女性を尊び、困っているようならば騎士として力になるべき」という風習に準じているだけであり、意識して女性を口説いているつもりは一切ない。 ……が、明らかに度を越しているので周囲には完全に見境なし扱いされている。 そんなナンパじみた言動を行うランスロットに対し、宿ったギャラハッドの残留意識が影響しているのか、 全サーヴァント中でランスロット(セイバー)にだけ態度が厳しい『娘』のマシュから、 「穀潰し」「頭の病気ですか?」と辛辣なコメントを述べられてショックを受け、とどめの「お父さん」発言に愕然とし、 「すまない、その呼び方は心臓に悪い。心の準備ができていないとショック死しかねない……」とボロっと発言したりと、 かつてないコミカルな一面も見せた。 とはいえ、ランスロットとしても父親としての親心は持ち合わせていたようでギャラハッドと仲良くしていきたいとは思っていたものの、 複雑な家庭事情(と、ランスロットの女に対する言動)から彼から敬遠されていたようで「親が相手とは思えない態度」で接しられたようで不仲だったという。 本心では「お父さん」と呼ばれる事を渇望していたらしく、生前叶わなかった夢が叶った事については喜んでいるかもしれない。 カルデアに召喚されて以降はマシュのことが心配でたまらないらしく、若干親バカ気味。 マシュからの評価をいちいち気にしたり、マシュの教育上よくないこと(主にはスーパーケルトビッチの宝具とか)に関しては、ロマンに文句を言ったりしている。 肝心の娘からの対応は塩対応だが、マシュもマシュで父親を知らない身なので、周りから見てる分には微笑ましい。 2016年のハロウィンイベントではトリスタンとともにクレオパトラの配下として登場。 奇行を繰り返すトリスタンに絶句しつつ真面目に働いていたが、トリスタンが「酒場の美女」について口にした途端に猛烈に食いついたりと相変わらず女性絡みで問題がある男。 エリちゃんにはトリスタンと合わせて「ヒトヅマニア」、クレオパトラには「ヒトヅマンスロット」という凄まじいアダ名を付けられている。 終盤主人公パーティを2人で強襲する際には『己が栄光の為でなく』を使ってバーサーカー時の鎧を纏い謎の黒騎士として現れるが、普通に喋っている上にクラスはセイバーのまま。 マシュも理由は分からないが怒りを感じると述べていた。 メタ的に言えば6章のネタバレ防止のためだろうが、娘(息子?)と真正面から対面するのが恥ずかしすぎて姿を偽装することで逃げたようにしか見えない。己が名誉の為である マイルーム会話では好きなことについては燃えるような恋と剣術を挙げ、嫌いなものに自分、聖杯について尋ねると王に裁いて欲しいと語り出す。 特殊会話はセイバーオルタ(乳上含む)やモードレッドといった円卓組に反応する。 アルトリアorマシュに対しては「合わせる顔がない」と会うのも拒否したり、 オルタには「なんたる邪悪」と戦慄しつつも「王をここまで追い詰めたのは我々か…」と悔恨の念を募らせる。 モードレッドには「誰だ?」と困惑し、その名前を聞いて「待て待て待て、貴様……モードレッド?貴様が……!?」とさらに困惑する。 伝承において、ランスロットはモードレッドの反乱前に円卓から離脱しており、その素顔を知らない。 後に追加されたモードレッドの対ランスロット宛の会話を見る限り、この反応は「おまえ女だったの!?」「おまえ騎士王に似過ぎじゃないの?」のいずれかだと思われる。 ガウェインにはチェス勝負を持ち掛けている。 なお、ガウェイン本人はランスロットとのチェス勝負は思い出したくないと語るほどに彼の打ち筋に苦手意識を持っている。 ガレスに対しては、彼女を殺めた自責の念に苛まれており、「私のようにはなるな」と助言している。 逆にランスロットに反応するメンバーはトリスタンとガウェイン。 トリスタンは昔のようにまた禁断の恋について語り合おうと持ち掛けられ、 ガウェインには共に王を救えなかった者同士として、非があったのはランスロットを憎み続けた自分として謝罪される。 【Fate/EXTELLA LINK】 EXTRAシリーズの一作にも登場。 今回はバーサーカーで登場している。 アルトリアへの執着を今回も持ち合わせているようで、彼女の名を叫んでいる他、因縁あるガウェインとの絡みが期待されている。 なお、公開されたプレイ画面では『縛鎖全断・過重湖光』らしきものや、『己が栄光の為でなく』を使って征服王に化ける姿が確認できる。 【余談】 ◆過去 特典小説『Garden of Avalon』によると若い頃はかなりの自信家だったようで理想の騎士の呼び名に相応しいのは自分だけだと自認していたが、 丁度その頃に名を広げ始めていたアーサー王の噂を聞き、 自分とアーサー王の何方かより優れた騎士か比較される事を不愉快に感じていた模様。 当初は騎士王だがなんだか知らんが自分こそが真の騎士だと自負していて気にしないフリをしていたが、周囲の風評が大きくなるにつれて段々気になってきたようで、 そこまで噂される騎士ならどれ程のものか自分の目で確かめに赴いたという。 そこで異民族を相手に剣を振るうアーサー王の有り様に心を奪われ、助太刀に入り以後友人として招き入れられた。 当初は自信家であった彼も、友人であるトリスタンが王の苦悩を察しない事を嘆いたり、若い頃のようにいかない自分も老いたと語ったりと年月と共に自信を失っていったようだ。 色々とネタにされていたギネヴィアへの問題発言もやっぱりギャグ時空故だったらしく、 彼女を侮辱するアグラヴェインに対して「ほざいたな、アグラヴェイン……!」と普段の口調が崩れる程の怒りを見せている。 元々出身地であるフランスにおける騎士とは国よりも個人に比重がおくのが習わしであり、女性を尊び尊重するのが彼の有り様であった。 しかし、ブリテンにおける騎士とは個より国に忠を置くのが常であり、彼自身の人柄で周囲には慕われていたもののその点でいざこざが多かったという。 またアーサー王に対して深い敬愛と尊敬を抱いている一方で、 普通なら憎悪するであろう自分の暴挙すらも許すと言う彼女の余りにも清廉な在り方に対して、常人とは違いすぎると恐怖心を抱いていた様子。 「―――■■■■■■■■■■■■!!(追記・修正お願いします)」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ↑2仕方ないとはいえ子供産めてないからな……そら周りからの扱いも悪くはなるよ……関係発覚後のブチ切れアっくんは置いとくが。 -- 名無しさん (2016-12-28 21 26 38) ↑そしてそれはギネヴィアの責任じゃないからな。アルトリアとギネヴィアの結婚にギネヴィアのメリットはなにもなかったからな。だからアルトリアはランスロに感謝すらしてたんだよね -- 名無しさん (2016-12-29 18 30 00) NPチャージと礼装次第でアロンダイト即ぶっぱ出来るのですごく使いやすい -- 名無しさん (2017-01-05 23 08 48) ↑ それだけでも優秀だけどチャージスキルの即宝具ブッパは剣スロットの長所の中では強力な部類ではないのが恐ろしいところ。コイツの最大の長所は星出し、スター集中、自分で出して集めたスターによるクリティカルダメージ+アーツクリティカルでNPチャージによる宝具回転率。 -- 名無しさん (2017-01-06 00 51 36) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-01-06 23 52 31) ↑4 ↑5 マーリンの魔術で男体化してアルトリアもギネヴィアとヤってたし、子供が出来なかったのはギネヴィア側の問題じゃ。…まあ、ストレスで不妊だったらどうしようもないけど。 -- 名無しさん (2017-01-07 00 07 26) ↑そんな設定あんの? -- 名無しさん (2017-01-07 20 15 50) その辺アルトリアさんも躊躇してたからな子供まで作っていいのか、って -- 名無しさん (2017-01-07 21 18 03) ↑×2ないないあんたの上の人の妄想だから気にしなくていい -- 名無しさん (2017-01-12 22 11 45) ヤッたのはギネヴィアじゃなくてモルガン(アルトリアの姉)だぞ、妄想もほどほどにな -- 名無しさん (2017-01-12 22 15 40) ↑いや、型月wikiのモルガンの項目にあったわ。確かにマーリンの魔術で男体化させて夫婦生活成立させてたってある。 まあ、そんなのでガキできるわけねーし作っていいわけねえとも思うが。 やはりマーリンには人の心が分からない(確信) -- 名無しさん (2017-01-14 09 37 10) マリーレベルの奉仕精神があれば、ランスとも適度な距離を保ったままブリテンの王妃としてやってけたかもしれないけど、あれはもう女神に例えられるレベルで、一人の女性として考えれば境遇がいくらなんでも辛すぎる -- 名無しさん (2017-01-25 16 10 05) 正直アッ君にぶちギレて斬りにいったの割りと分かるな アッ君もあの時冷静じゃなかったんだろうけど………… -- 名無しさん (2017-02-06 18 19 54) ↑2 マリーは普通に男と結婚出来てたしなー、正直比べられるものではないかと。極論アルトリアさんとの結婚ってギネヴィアに何も得ないんだよな -- 名無しさん (2017-02-23 04 11 46) マシュもといギャラハッドは父の女癖を敬遠してたがだからと言ってあっ君みたいに無礼になれじゃないだろうな、そこはもーさんと似た心情か。というか円卓の子勢は反抗期多いよな。 -- 名無しさん (2017-04-29 22 43 01) マシュやアッ君の件は動揺した隙をつけたからだが逆に生前のギネヴィアを侮辱された際にキレた時はアッ君を瞬殺するレベルだから怒らすと怖いタイプだな。 -- 名無しさん (2017-05-25 19 31 48) VSアグラヴェインに関してはキレた側が毎回勝利してんね。まぁアグラヴェインはドーピングして満身創痍、ランスロットは無傷で瞬殺だけど -- 名無しさん (2017-05-25 20 57 15) ウィークポイントはメンタル面 -- 名無しさん (2017-06-02 21 10 03) 花のみやこを読み返していたら、ランスロットが眼鏡してた······。 -- 名無しさん (2017-11-06 18 17 20) アルトリアは不義にブチギレる程度のギネヴィアへの執着心とかは無かったのか?それを許容できてしまうような人間との結婚には確かに同情するのも無理はないかも -- 名無しさん (2017-12-07 18 41 30) ↑ 何言ってんだ? -- 名無しさん (2018-01-02 01 07 32) NPさえなんとかできれば全体宝具持ちのバーサーカーとして種火周回に便利…とはいかないのが悲しい所(天地人の影響で天属性の腕には弱い) -- 名無しさん (2018-01-02 08 42 24) 花札世界とはいえ、アルトリアに略奪愛云々と詰め寄らせたのもなんだかなあ。 -- 名無しさん (2018-01-02 11 35 00) なぜかやたらバーサーカーばかり召喚に応じてくれる我がカルデアではなかなか育成素材を狂スロットに回してあげられず心苦しい思いをしている -- 名無しさん (2018-02-12 21 03 36) もし不倫バレずに上手くやれてれば次代の王の父になったのか? ランスロ。 ・・・あれ、大問題? -- 名無しさん (2018-02-24 17 35 57) ↑どっちにしろモードレッドに恨まれる運命だな -- 名無しさん (2018-02-24 17 59 25) モーさんはもう、どうあがいても反乱するからね…フェイトだとどうか知らないけど、原点じゃ反乱する為にランスロットの不義を利用した話もあるし -- 名無しさん (2018-03-08 11 03 27) 正直原典(マロリー版)の理想の騎士(失笑)ランスロットよりよほど好感持てると思うんだけど -- 名無しさん (2018-03-08 11 14 28) ↑7とはいえある程度重なっていれば種火を吹き飛ばしてくれるのも事実。宝具Lv3のフレ狂ランスにはいつもお世話になってます。 -- 名無しさん (2018-03-08 14 51 39) ガレスとか斬ったときどんな顔してたんだろうな。こいつくらいの腕あれば殺さなくても無力化できたろうに -- 名無しさん (2018-03-24 20 13 15) 武器を振り回すだけだった前よりも格段にモーションがかっこよくなったな。FGOで。 -- 名無しさん (2018-09-11 00 30 05) ↑4そりゃ原典ではただの尻軽女だったギネも「ノンケなのに女と結婚させられた」っていう同情できる部分あるしNTRもある程度納得いくものになるからな。というかマロリー版が不倫カップルの分際でデカイ顔しすぎ -- 名無しさん (2018-09-20 11 56 46) 実は理性があるが、喋ったりすると面倒だから狂化されてるフリしてる説すこ -- 名無しさん (2019-09-10 12 08 14) 剣スロはスキル2をレベル6までしか上げなくて済むから嬉しい。 -- 名無しさん (2020-06-29 13 42 55) ランスロットがRealta nuaのラストエピソードを見たらどうなるんだろうか。王が救われた事を安堵するのか士郎に嫉妬するのか -- 名無しさん (2020-09-04 01 18 02) シナリオライターの都合でエリザにヒトヅマニアとか言わせてんじゃねえと思う こういうところ殺意わくわ ランスロットやガウェインにキャラの口を通して変なあだ名付けんな -- 名無しさん (2021-05-04 15 43 43) 映画後編では正に最強の実力を発揮、完成されたスキルセットで聖杯戦線大暴れ、マイルームでは我が王としっかり向き合えるように…今月になって株の上がり方が凄い -- 名無しさん (2021-05-19 17 45 07) 記事で 捨てゲーに触媒を使用~ は触媒は召喚で失われるわけじゃないので、文の意義がなさそうなのでそこだけ削除しました -- 名無しさん (2021-05-19 18 49 07) 改正されたモーションもかっこいいの一言。あの枝は卑怯。 -- 名無しさん (2021-05-19 19 21 58) 全体的に重苦しい空気の強い6章、その中で時間的制約の多い映画の中でマシュとのやり取りは貴重なコミカルシーンである。というか、映画見てこの人ちょっと可愛いなと思った。 -- 名無しさん (2021-05-23 06 32 22) アッくんと致命的に相性が悪い。逆にトリスタンとは話が合うみたい。 -- 名無しさん (2022-06-26 18 43 58) 見た目からして暗黒騎士なものだから、ニコ動で牙狼の呀のテーマ曲でMADが投稿されていた。 -- 名無しさん (2022-07-24 23 01 07) 謎丸での嘆きが切実。アニメに出る度ネタ扱いされるなこの人。キャメロットでもマシュにボコられたし。 -- 名無しさん (2023-07-25 13 59 23) 名前 コメント
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超侵星ZERO・ドラゲリオン LEG 闇 進化クリーチャー コスト8 パワー11000 ティラノ・ドレイク/ドラゴン・ゾンビ/フェニックス/S級侵略者ZERO □超・進化GV:ドラゴンまたはティラノ・ドレイク3体を自分の墓地、手札またはマナゾーン選び、それらの上に重ねつつバトルゾーンに出す。 □S級侵略ZERO[侵星]:相手のターンの終わりに、そのターン、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出しており、まだ他の「S級侵略ZERO」を使っていなければ、手札、墓地またはマナゾーンにあるこのクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。 □メテオバーンX(このクリーチャーが攻撃するとき、このクリーチャーの下にあるカード3枚まで墓地に置いてもよい。こうして捨てたカード1枚につき、このターンの間、すべてのクリーチャーのパワーを-3000する) □W・ブレイカー 作者:satori060 DMST‐02「ベスト・リバイバー 再世篇」で登場した、強力な踏み倒し効果を持つフェニックス。 《超侵星DEATH・ドラゲリオン》のマイナーチェンジ版で、種族が限定されているかわりに墓地、手札のクリーチャーも進化元にできるようになった他、相手の踏み倒しに反応し、広いゾーンの何処からともなく寄り集まり、奇襲を掛けることができる。 相手の出方によっては早期に出せるもののリソースの消費は荒く、デュエプレ版と異なり自身と味方を巻き込むリスクは据え置きなので、安易に投げ付けると大きな隙を生む、本家と同様に《黒神龍グールジェネレイド》を進化元にするなどして、リカバリを図る必要があるだろう。 元はドラグノワが蘇らせた大悪の一人《暗黒凰ゼロ・フェニックス》の転生体だったが、龍炎凰、超聖竜との度重なる戦闘で負った傷が深かったことで完全な復活に至らず、ユニバースゲート経由時に支配下に置いた不死鳥に憑依させ、付け焼き刃で復活させた姿、という設定。 フレーバーテキスト 再世の時、来たれり……我こそは転臨せし黒き太陽、破界の先を望む者なり! ---超侵星ZERO・ドラゲリオン カードリスト:satori060 名前 コメント