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ここはイッシュ地方に位置するとある農場、大小さまざまなタブンネちゃんがたくさん飼われています オボンのみをおいしそうにほおばっている者、友達と仲良く遊んでいる者、ママとお昼寝する赤ちゃんなどみんな幸せそうですね 「おーい、今日はトクベツなおやつをあげるよ」 地主さんが籠いっぱいに木の実をつめてやってきました、ヤタピ・カムラ…イッシュ地方では見られない貴重な木の実ばかりです 愛情たっぷりに育てられ、しつけもバッチリなのでしょう、50ほどもいるタブンネちゃんたちはきれいに列を作って順番に木の実をうけとっていますね 広場中のタブンネに木の実がいきわたりました、みんな普段口にすることのできない実をおいしそうに食べています おやおや?このタブンネちゃんそのまま眠ってしまいましたね、良い子のみんなは食べてすぐ寝ちゃだめですよ、タブンネちゃんみたいなぷっくり体形になっちゃいますからね そんなことを言っている間に全てのタブンネちゃんが次々に眠りに落ちてしまいました 「ンミィ…クッチャクッチャ・・・ブフィ・・・ムィーーップ・・・」 夢の中でもごちそうを食べているのでしょうか、かわいらしい寝顔ですね それを見た地主さん、タブンネちゃん達を巨大なトラックに載せ始めました たくさんのタブンネちゃんを載せたトラックが広場から500メートルほどの工場に運ばれて行きました、これからどうなるのでしょうね さて、タブンネちゃん達を載せたトラックは無事工場へと到着しました 中に入ると、タブンネちゃんが作業員の手によって次々に荷台からおろされていきます 次に、おろされたタブンネちゃんの体をベルトで固定します、締め付けられたピンクの体はまるでハムのようでとてもおいしそうです この時点でも起きるタブンネは一匹もいません、しつけがバッチリとはいえ外敵のいない環境で育てられたタブンネには警戒心など全くないのでしょう すると、作業員達が一斉にチラチーノを繰り出しました「チラチーノ、めざましビンタだ!」 「ミイイイイイイィィィィィィィヤアアアアァァァァァァァ!!!!」タブンネちゃん達の悲鳴がこだましています、ベビンネちゃんなんか恐怖のあまりおもらししちゃってます 自分たちが縛られていることに気付いたタブンネちゃん、その反応は、ブルブル震えることしかできないもの、ミィミィと媚びるように鳴いて助けを求めるもの、「ミィィィ!」と必死に威嚇するものさまざまです いろんな性格のタブンネちゃん、どの子もかわいいですね! そうこうしているうちに作業員達がある機械を取り出し、先端をタブンネちゃんの腕の付け根にあてがいました、いったい何の機械なのでしょうか? 「ミギャアアアァァァァァアアァァァアアアアアァ!!!!!」機械のスイッチを入れると、先端から光が照射され、タブンネちゃんのかわいらしいお手手が焼け焦げて行きました。 この機械はレーザーカッターだったのです、最新式で素早く綺麗に切断できるすぐれもの!傷口もすぐに塞がります! 作業員たちはタブンネちゃん達の右手、左手、触覚、耳を次々と切り取っていきます、素晴らしい職人技と、タブンネちゃん達の悲鳴のコーラスに思わずうっとりしてしまいました ここで切りとったものは同工場の食品加工部門に送られ、タブゼンマイ、タブミミガー、タブ手(豚足のようなもの)に加工されて、私たちの食卓にやってくるのです 残ったタブンネちゃん本体はモンスターボールに回収されました。このタブンネちゃん達は半日ほど放置することになります 半日後、モンスターボールにしまっておいたタブンネちゃん達を外に出します するとどうでしょう…「ミ・・・ミィ・・・・ピュッピュッ♪」 傷口が塞がれて再生しきれなかったタブンネちゃんがマランネちゃんになって出てきました 生まれ変わったマランネちゃんには全身麻酔をかけ、先ほどのレーザーの出力を下げて頭に切れ込みを入れます そう、この工場は「おとこのこも おんなのこも つかえて べんり!」のキャッチフレーズでおなじみ、マランネカンパニー(株)の工場だったのです マランネちゃん達は、毎日のように繁華街のピンクなお店に出荷され、若者を中心に買われていきます この工場では♀のタブンネちゃんだけを生まれ変わらせているので、おとこのこは下の割れ目を、おんなのこは頭を使って日々の自慰行為に勤しむことができるのです しかも、元々はタブンネちゃんなので頭から射精をされてしまうことはありませんし、しっかりしつけられているので迷惑になることもないとの評判です! また、一部のマニアの方からは愛玩動物としての高い人気も得ています こんな便利なマランネちゃんあなたも試しに使ってみてはいかがでしょうか?
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壁:草原の壁紙 青空 床:草原の床 画像募集中 壁:草原の壁紙 夕焼け 床:草原の床
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前ページ次ページゼロと聖石 ミメットが元気に走り回り、シルキスが火の塔の上に立っている。 ほかの使い魔たちと一緒にはしゃぎ回るのがチョコボの日常だ。 チョコボを飼って知ったことは、成長が早いことだ。 一週間で私の背丈を追い越して、乗れるサイズまで育った。 今は、鞍を体になじませている最中である。 その光景を見ながら、私はポーションを飲む。 手元には白紙の本、王家に伝わる始祖の祈祷書だ。 アンリエッタ姫から結婚式の祈祷文を読み上げてほしいと。 今は各属性の同級生に協力してもらって、文章を考えてる最中だ。 普段ならシエスタが紅茶を運んでくるが、今は帰省中。 といった事情で、チョコボの面倒は私が見ている。 野菜をあげたり、羽を整えてやったり、騎乗の練習をしたり。 コルベール先生は相変わらず『エンジン』を弄っている。 労働八号に進行状況を聞くと、 「ゲンジョウデ、ウゴカスコトハ カノウデス タダシ カイセキシュウリョウハ モウスコシダト イッテマシタ」 この分だと、もうしばらく掛かりそうだ。 二週間で間に合えばいいんだけど。 といった事情にも裏がある。 アルビオン方向から来る噂が不穏な空気をはらんでいる。 それも、軍備を進めているという噂が。 情報元はシエスタ。 タルブ村に集まる噂話を手紙にして送ってもらっている。 休暇なのにゴメンなさい。 しかし、今トリステインを攻めるのは得策じゃ無いはず。 気に入らないとはいえ、ゲルマニアとの同盟が有る。 いくらレコンキスタが最強の空軍を持っていた所で、数は覆せないはず。 「休戦で力を蓄えるの? それとも奇策でも使うのかしら…?」 どちらにせよ、開戦まで時間はそう長くは無い。 ここがトリステインの修羅場といったところか。 ところで今まですっかり忘れていたが、ウェールズさまはどうなったかしら? 別れ際に眠らされたからなぁ… 時間はアルビオンからの帰還までさかのぼる。 傷の処置を済ませた後、私ことワルドは『土くれ』フーケと共に、ウェールズの死体を捜していた。 奥の聖堂には、私とルイズ、あの平民―――シエスタとの死闘の後が残されていた。 中身の無い袖が揺れ、あの戦いで奪われたものと敵の姿がよぎる。 ―――アレだけの傷を負わせたのに、生きているということ自体が驚きだ。 地下の港に倒れていたメイジの遺体を見て、確証に変わった。 鋭い斬撃と共に残る焼け焦げ、十中八九シエスタの聖剣技だ。 聖堂から歩き、玉座の間にたどり着く。 ウェールズの遺体はそこに倒れていた。 手には、シエスタが使っていた剣の片方。 刻まれているルーンが何を意味するか解らないが、魔力の増幅効果を意味するものだろう。 「これは、コピーのルーンソードだね。タルブ村でしか売られていないヤツだ」 「ほう、目利きは流石だな。土くれ」 「ちょっとでも旅をしたことあるなら『冒険者の楽園』のことは知ってるさ」 なるほど、冒険者の楽園か。 気になるところだが、たかが小規模の村。 所詮は搾取されるだけの平民集団が肩を寄せ合っている程度。 「気になるのは、聖剣技か。メイジでもない平民が一体なぜ…」 「やぁやぁ! ワルド君、ウェールズの遺体、それとラブレターは見つかったかね!?」 やけにテンションの高い声が響く。 オリヴァー・クロムウェル。 もともとはただの司祭で、今はレコンキスタ総司令である。 「申し訳ございません、腕ごと持ち去られました」 「いや、構わんよ。それ以上に大事なのはこっちのウェールズだ」 倒れたままのウェールズに杖を振り、呟くような詠唱を紡ぐ。 すると、ウェールズの遺体が起き上がり、クロムウェルに対して礼をした。 ―――これが、虚無の魔法か。 会話をするウェールズとクロムウェル。 薄ら寒いものを感じながら、虚無の力に軽い恐怖を覚えるのだった。 シエスタが帰省してから五日が経った。 レコンキスタから休戦協定が持ちかけられ、王家はそれを受けた。 それにアルビオン側からの親善訪問も間近に迫っている。 当面状況は動かないだろう。 クックベリーパイを食べながら、シエスタからの手紙を読む。 噂話は休戦ムードで染まっていて、当面の動きは無いものと見ている。 ただ、一つだけ毛色が違う一言が載っている。 『レコンキスタの元、全ての国が統一され、聖地奪還のために一丸となる』 という一文が書かれている。 この噂は、レコンキスタに参加していたタルブ村の傭兵からだ。 内容の詳細を読むのと同時に、違和感が湧き上がる。 オリヴァー・クロムウェルはただの司祭だった男だ。 そんな男が虚無を手に入れただけで、あそこまでのし上がれるものなのか? 何か、裏を感じる。 クロムウェルの背後もそうだが、親善訪問にも何かの意図が見えてくる。 全ての国を統一して、聖地を奪還する。 今、レコンキスタは勢いに乗っていて、士気も抜群。 加えて虚無の使い手という肩書きだけでも、掲げた看板に箔が付く。 消耗しているとはいえ、殆どは無傷。 アルビオンの空軍戦力は脅威そのもの。 対するトリステイン側に対抗しうる航空戦力は無い。 この状況で掛けられる奇策は唯一つ。 ―――騙し討ち。 親善訪問でイチャモンをつけ、先制攻撃で数少ない航空戦力を黙らせる。 その後は援軍の来ないうちに、煮るなり焼くなり好きなように調理。 いくらなんでも親善訪問を騙った奇襲など、恥さらしな真似… いや、やりかねない。 レコンキスタは、聖地奪還のためになら何でもやりそうだ。 それこそ、聖地奪還のためには仕方が無いことだという言い訳と共に。 その結論に至った私は、シルキスとミメットを呼び寄せた。 帰省から七日目。 今日の分の手紙を書き終わり、ベットに寝転がる。 やはり、故郷はいい。 しばらくはこうやって、自分の剣を磨いたりしてのんびりと過ごしたい。 起き上がり、村のメインストリートを歩く。 商いの声に、噂話をする近所の人たち、はしゃぎまわる子供の声。 それらを耳にしながら、村を出て、草原にたどり着く。 風が吹き、草の香りが私を包む。 平穏な日常、これらがずっと続いていけばいい。 そう思っていた。 空には親善訪問を行うトリステイン空軍の船が飛んでいる。 ラ・ロシェールよりタルブ寄りで行われる親善訪問のお出迎えは、ここからだとよく見える。 ロイヤル・ソヴリン号から祝砲である空砲が放たれ、返答の空砲がトリステイン側から発せられる。 次の瞬間目にしたものは、レコンキスタ側の船が爆煙をあげる瞬間だった。 その光景を見た瞬間、私は村まで走った。 ここはもうじき―――戦場となる。 その前に村の人を避難させないと! 口笛を吹き、呼ぶのは私の愛羽。 「来なさい、トウホウフハイ!」 凄まじい勢いで飛んできて、隣に降り立つ黒チョコボ―――トウホウフハイに跨り、村へと急いだ。 前ページ次ページゼロと聖石
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ばかげたじかん【登録タグ は もわもわP 曲 鏡音リン】 作詞:もわもわP 作曲:もわもわP 編曲:もわもわP 唄:鏡音リン 曲紹介 うぇぶたまの「卒業式にみんなで歌う歌」というテーマに基づいてもわもわPが作った曲。 歌詞 (ピアプロより転載) ばかげたおしゃべりいつまでも続けた ばかげた冗談に笑ってみたり みんなと過ごした ばかげてはいたけど大切な時間が 今日で終わる 想像さえできなかった お別れの日が来るなんて 終わってしまってはじめてわかった ばかげた時間のかけがえなさが 会うことはいつでもできるとはいっても みんで送った時はもどってこない さけびたくなるほど悲しいけれども せめて前に向かおう 思い出を胸に 想像さえできなかった 旅立ちの日が来るなんて 新しい未来の世界へと飛び立つ みんなに幸せありますように さようなら…みんな… コメント 名前 コメント
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【作品名】こげぱん やさぐれマンガ 【ジャンル】漫画 【共通設定】全員手足は付いている。 こげぱんはいつも牛乳飲んでやさぐれたり、売れるために色々努力したり キレイパンに説教したりしている。 【名前】こげぱん 【属性】焦げたアンパン 【大きさ】全体的に焦げてるので普通のパンより大きい 【攻撃力】大きさ並 【防御力】焦げたパン並みにもろい 【素早さ】大きさ相応の人並 【特殊能力】焦げているので腐敗しない 【長所】中身は高級あんこ 【短所】買われない 3スレ目 328 :格無しさん:2012/01/10(火) 14 44 16.35 ID it8vnvfu こげぱん考察 ○○○てんとう虫、ゴキブリ師匠、クロゴキブリ 踏み潰し勝ち ○卵 持ち上げて地面に叩きつけて割る ×ソーセージ 焦げて脆くなった体にソーセージの体当たりはきつい ×ムサシ 刺されて負け ソーセージ>こげぱん>クロゴキブリ
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きーんこーんかーんこーん…。 時計は4時を指して、教室には赤い夕日が差し込む。 窓際に二人。 センパイはあたしの肩に頭を乗っけてもたれかかったまま。 「センパイ」 「んー」 「いいの?」 「んー」 動く気配なし。 それはそれでうれしいんだけど、いいの? まっつー、けっこうヤキモチ焼くじゃん。 いつのころからかわかんないけど、生徒会のまっつーを待つ間、暇つぶしにあたしのところに来るようになったフジモト先輩。 16時のチャイムはシンデレラの鐘。そんな感じ。 生徒会の仕事も終わるから、愛しい恋人をお迎えに行かなきゃいけないから。 だけど、今日もセンパイは動く気配なし。 いいんだよ。ごとーは。うれしいし。 でも、いいの? 夕焼けに染まった横顔。 ぼんやりと外を眺めてる顔はきれいで、なんかどこかせつなくて、さみしげで…。 「センパイ?」 「…」 「ミキティ」 「ん?」 それでも顔はこっちを向かなくて、でも目だけがこっちを向いた。 見上げるその目は、不思議。なんか泣きそうに思えた。 どうしてだろう。夕焼けが赤いからかな。 「いいの?」 「…」 今度は答えなくて、すっと視線を逸らす。 また外をぼんやりと眺める横顔に、ずっとドキドキしてたあたしの心臓はきゅっと掴まれた。 しらないよ? ずっとドキドキしてるんだよ? 笑ってる時も怒ってる時もまっつーのこと話してる時だって。 ねぇ、止まんなくなっちゃうよ? 「ミキティ?」 「…」 また顔をこっちに向けて、じっと見つめる瞳。 「…」 どうせ人のものなんだ。 わかってる。だから、せめて…今だけは…。 「美貴」 センパイが体をこっちに向ける前に抱き寄せて、唇を重ねた。 せめて…今だけ。 わかってるけど、それでもふわっとしたセンパイの唇はやさしかった。 ちょっと胸が痛いけど、でも、うれしい。 離れた唇をどこか名残惜しそうに見つめているセンパイがかわいくて、もう一度。 コツンと額をつけて、なんか恥ずかしくって、二人で笑った。 そして、ぎゅって抱きしめて…。 赤い夕焼けが眩しくて、せつないね。 だって、センパイはあたしのものじゃないから。 わかってるから、この時間だけのワガママ。 「じゃ、行くわ」 「うん」 センパイがカバンを手にして相変わらずちょっと背中を丸めてかったるそうに歩きだす。 さて。じゃあ、あたしも帰るかな。 んーって、なんとなく空気を変えたくて両腕を上げてのびをしたら、センパイが笑ってた。 「ごっちん」 「ん?」 「明日ね」 またねって、手を振って、センパイは教室を出て行った。 明日。 ちょっと苦しくて、痛くて…。 なのにうれしくて。ごとー、ひどいヤツかも。 それでも期待しちゃう明日。 真っ赤な空。ゆっくりと街の向こうに沈んで行く夕日。 とりあえず、明日も晴れればいいなって…思った。 (2006/2/8)
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SFRS LSM-337 レザインⅠ級航宙輸送艦 era2後期、ソレグレイユ軍が旧世界遺物のデータを元に開発した宇宙艦。 輸送艦と銘打ってはいるが、魔法素砲や対空砲を始めとする十分な武装も搭載している。 建国以来、旧世界遺物の解析を進めてきたソレグレイユは、 領内に残った遺跡の一つ『ランガト遺跡』の発掘調査の際、 偶然にも稼動状態にある旧世界の小型宇宙艇を発見した。 この発見の報せに軍をはじめ多くの国民が沸き立ち、さらなる発展への期待が否応なしに高まった。 そうして兵器産業省兵器開発局によって試作された小型宇宙艇の稼動データを元に開発されたのが本級である。 単艦で大気圏を脱出できる推力と、完全武装の兵員一個師団、殲滅特化型重機装化騎士20名に、 次元戦闘機6機を搭載できる輸送能力を兼ね備えている。 era2期の艦艇としては比較的大型の部類に入る。 随伴する小型艇はウェランⅡ級連絡艇で、小規模人員輸送など多用途に用いられる。 画像は完成したレザインⅠ級3隻すなわち『レザイン』『ワイアス』『アレンヌイ』の試験航行の様子で、 奥の惑星は旧世界においてルベディ・ウヌスと呼ばれた赤鉄の惑星である。 しかしこの艦隊はルベディ・ウヌスに着陸することは出来なかった。 "次元の壁"の存在が邪魔をしたのだ。 旧世界の人類によって次元航行が確立された頃、丁度地球周辺宙域に"次元の乱れ"が生じ始めていた。 逆に言えば旧世界の人類が次元航行という技術を確立させた一つの要因が、この次元の乱れ、 すなわち地球上の各所で巨大な惑星が上空に出現するという現象の解析なのである。 ジャッジメントデイ以降もそれは続き、主に『オールグリーン』の多くの地域で 所謂“惑星信仰”が生まれることとなった。 この結果は、これ以降のソレグレイユの宇宙開発技術にさらなる発展をもたらした。 しかし、それにもかかわらずソレグレイユの科学者たちは、唇を噛んで悔しがったという。 長い間追い求めてきたものに、すんでのところで届かなかったからだ。 そしてまた、この結果がソレグレイユの久平に対する疑念を、さらに強めてしまったのである。 外宇宙から忍び寄る巨大な影は、まだその姿を見せてはいなかった。 ―性能諸元― アサント社製42口径中型連装高角砲 42基 レウト社製八連装対空噴進弾発射管 6基 ワルナー社製78口径三連装魔法素砲 8基 動力 スクラウディック社製 エイヴァル・ランガトGE-355A推力三連変動式 2基 『何故だ!?何故辿り着けない!! 私はこの研究に命を賭けた! なのにまだ、何が足りないというのだ!!!』 ―――ある老科学者の手記より era2 era3 ソレグレイユ 兵器 技術
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『もう戻らない』 12KB 虐待 制裁 飼いゆ 現代 独自設定 ※独自設定垂れ流し ※理不尽制裁ものです 制裁されないゆっくりがいます もう戻らない 「おにいざああああん! やべでええええええ!」 部屋の中にゆっくりまりさの声が響き渡る。 まりさにできるのはそれだけだった。まりさがいくら暴れようと意味が無い。まりさの抵 抗をびくともせずに阻むのは、ゆっくり加工所特製の透明な箱なのだ。 まりさの声を背に受け、しかし、おにいさんは振り向きもしない。おにいさんの向く先に は、まりさの愛しい番のゆっくりれいむがいる。 「おちびちゃんたちはれいむがまもるよ! ぷくううううう!」 ゆっくり特有の威嚇行動。全身をふくらませる「ぷくう」をするれいむの背後には、小さ な三つの生首饅頭。生まれて間もない、赤ゆっくり。できたてのちっちゃな黒いお帽子を かぶった赤まりさが一匹。可愛らしいリボンで黒髪を飾る、赤れいむが二匹。 まりさとれいむの必死の行動は、しかし、おにいさんの酷薄な表情を崩すことはなかった 。 「だめだ。まりさ。お前は約束をやぶったんだから」 まりさは生まれて間もない頃、幸運にもおにいさんに拾われた。飼いゆっくりとしてのび のびと育ち、そして街で出会った野良のれいむと「ずっとゆっくり」することにした。お にいさんも喜んでれいむを迎え入れてくれた。 だが、ひとつだけ約束があった。 おにいさんに無断で「すっきりー」してはならない。子供を勝手に作ってはならない。も しその約束を破ったら、制裁する。 二匹の飼いゆっくりは、愚かにもそれを破ってしまった。 まりさもれいむも、ゲスどころかわがままを言うことない、善良で素直なゆっくりだった 。おにいさんとの仲も良く、しあわせに暮らしていた。 だが、それでもなお抗えなかった。 「すっきりー」はゆっくりにとって最上級の快感。なにより、愛する番と本当の意味で「 ずっとゆっくり」することを決定する神聖な儀式。 そして愛しあうもの同士の「すっきりー」によって授かるおちびちゃんは、この世の何に も代えがたい、最高にゆっくりできる存在。 魅力的だった。蠱惑的だった。抗えるものではなかった。 だから二匹は約束を違えた。 しかしおにいさんは約束を違えなかった。 「約束を破ったゆっくりは制裁だ」 「やべでえええ! おにいいざんやべでえええ! まりざのれいぶどっ! おちびぢゃん にっ! ひどいごどじないでえええええ!」 「ぷくうううううう!」 懇願するまりさ。抵抗を示すれいむ。ヒートアップする二匹とは対照的に、おにいさんは あくまで静かだった。 そして、静かに告げた。 「制裁はする。だが、れいむ。お前にはチャンスを与える」 「ぷくうううう……ゆ?」 「お前は約束を破った。だが、お前が本当に子供を守る母性にあふれたゆっくりなら、お 前も子供も助けてやろう」 「ゆゆゆ!?」 突然の申し出に、「ぷくう」を解き、怪訝そうにするれいむ。それを、まりさが後押しし た。 「れいぶうううう! おにいざんのいうごどをぎいでね! れいむならだいじょうぶだよ っ! いっしょにゆっくりしようよおおおおお!」 愛する番の後押し。そして、れいむは自分の母性に疑いなど持っていなかった。 迷う理由など、どこにもなかった。 「ゆっくりりかいしたよ!」 元気よくれいむは答えたのだった。 ・ ・ ・ 「ゆっぎゃああああああ!」 「おにいいざあああああん! なにじでるのおおおおお!?」 れいむの叫ぶ前、おにいさんは、キッチンに向かいフライパンを振っていた。 チャーハンを炒るように、鋭く早く、リズミカルに、実に慣れた手つきだった。 火にかけられたフライパンには焦げ付かないようたっぷり油がひかれている。 そして、その油を全身に浴びてフライパンの中で踊るのは、赤れいむだ。 「おちびぢゃんをだずげでぐれんじゃなかっだのおおおおお!?」 れいむの餡を吐くような問いかけに、 「ああ、チャンスはやるさ」 おにいさんはひどく蛋白に答え、フライパンの中身をれいむの口の中に注ぎ込んだ。 「!?」 煮えたぎる油がれいむの口内を灼いた。 「あっぢゅううううううううううう!?」 れいむは吹き出した。ただれた口内の饅頭皮を吐き、咳き込み、餡子まで吐き、のたうち 回って苦しんだ。 ごろごろと転げまわって苦しむれいむを、おにいさんはただ静かに見下ろしていた。 たっぷり苦しみ、ようやく痛みが引いたのか。れいむはぐったりとし、うめくように問い かけた。 「お、お、おにいざん……どぼじでごんなごどずるの……?」 「お前にチャンスをやった」 「ちゃ、ちゃんすって……?」 「だから、お前の子供を助けるチャンスだ。お前の子供を油で焼いた。だが、死んじゃい なかった。生き残る可能性は十分あった」 おちびちゃん、という言葉に反応し、れいむは飛び上がった。 「おちびちゃんは!? おちびちゃんはどこおおおお!?」 「お前がぺーろぺろしてなめてやれば助かったかも知れないのに……」 おにいさんは壁の一点を指さした。れいむは目を向け、そして目を剥いた。 「れいむのおちびちゃんがあああああああ!?」 壁には餡子のシミができていた。その下に落ちた、焼け焦げた小さなおリボンは、まぎれ もなく赤れいむのものだった。 「どぼじでごんなごどにいいいいいいいい!!」 「お前があそこに吹き飛ばしたんだ」 フライパンの中で炒られていた赤れいむは、油ごとれいむの口に注ぎ込まれた。 れいむはそれを全力で吐き出した。結果、赤れいむは壁に激突。ただでさえもろい赤ゆっ くりが焼かれた上に叩きつけられては耐えられるハズもなかった。 「ごべんねええええ! おちびぢゃんごべんねえええええ!」 れいむは餡子の染みになったおちびちゃんにすりより、泣き濡れた。そんなれいむに、お にいさんはただ淡々と告げた。 「次は頑張れ」 ・ ・ ・ 「おかあしゃああああん! たすけちぇええええええ!」 大きなジョッキの中、半分ほどが紅い液体で満たされている。 その上で、自らのおぼうしによって頼りなげに浮かぶのは、赤まりさだ。 「さあ、れいむ。今度はちゃんと助けてやれ。早くしないと落ちちまうぞ」 まりさ種はそのおぼうしで水に浮くことができる。だが、それには訓練が必要だ。生まれ て間もない赤まりさに、そんなことはは無理な芸当だった。波もないのにゆらゆら揺れて 、今にも落ちてしまいそうだ。 「ゆっくりしないでたすけるよ!」 れいむは慎重にジョッキに近づくと、舌をそろそろと伸ばした。ゆっくりの舌は意外に長 く伸びる。赤まりさを舌からすくい上げるのは十分可能だ。 れいむは集中して、ゆっくり確実に舌を伸ばした。 泣き叫んでいた赤まりさも、今は期待に目を輝かし、しかし不安に身体をふるわせ、れい むの舌の動きをじっと見つめている。 そして、波を立てないようにそっと。ようやくれいむの舌が、ジョッキの水面に触れた。 瞬間、 「ゆっ……びゃあああああああ!」 れいむの悲鳴が爆発した。 今までの慎重な動きはどこへやら。暴れまわる舌は、ジョッキを横倒しにしてしまう。 「ゆっきゅうううううう!?」 赤まりさは悲鳴をあげながら紅い水に飲まれた。だが、ジョッキ半分程度の液体だ。すぐ に床に広がってしまい、赤まりさを溶かすには至らない。 赤まりさの水没死はまぬがれた。 それなのに、 「ゆぴぃいいいいいいいいい!?」 赤まりさは死にそうな悲鳴を上げた。 ジョッキの中にあった紅い液体は、たっぷりとタバスコを混ぜた水だったのだ。辛味はゆ っくりにとって劇物だ。赤まりさはそれを全身に浴びてしまったのだからたまらない。 目が引き裂かれるように痛む。口の中は火がついたよう。未成熟なまむまむは過剰な刺激 にただれて開き、反対に痛みのあまりあにゃるはぎゅっとしまった。体中がヒリヒリとし 、まるで全身やすりにかけれているかのようだった。 「ゆぴゃああ! ゆぴゃああ! ゆぴゅああああ……ああああ!?」 いつまでも止まりそうにない赤まりさの悲鳴は、しかし唐突に止められた。それは、 「ゆげえええええええ!」 れいむの吐餡だった。れいむの吐いた餡子が赤まりさを埋め尽くしたのだ。 体内に入った辛味という劇物を吐き出し、しばらくしてれいむはようやく落ち着いた。 「お、おぢびぢゃんは……?」 れいむの問いに、おにいさんは無言でれいむの吐いた餡子を指さした。 「お、おぢびぢゃああああん!」 れいむは自分の吐き出した餡子を必死に掘り返した。 時折、自分の吐いた辛味に触れたり、床に広がったタバスコに触れてぴりぴり震えながら 、それでも耐えてれいむは必死に餡子をかき分けた。 掘り進んだ。急がなくてはと、とにかく掘り進んだ。 餡子をどかした。餡子をどかした。ちぎれたお下げをどかした。くしゃくしゃになったお ぼうしをどかした。金髪をどかした。取れてしまったおめめをどかした。 どかして、どかして、そして……何も残らなかった。 辛味にさらされすっかり脆くなった赤まりさの身体は、れいむの吐餡に押しつぶされてあ っさりと破裂していた。 赤まりさは、とっくの昔に「永遠にゆっくり」していた。 「まだ赤れいむが残ってる。次は頑張れ」 おにいさんは、やはり、淡々と告げた。 ・ ・ ・ 「おきゃあしゃああん!! おきゃあしゃああああん!」 れいむは見ていた。 呆然と見ていた。 最後のおちびちゃんになされる凶行を、ただ呆然と眺めていた。 最初は抗議した。「ぷくう」をした。体当たりだって何度もした。 でも、ある段階を過ぎたとき。 れいむは、諦めてしまった。 「おきゃああしゃああああああああああん!」 赤れいむは生きている。はっきりと声を出せるほどに、生きている。 それが不思議だ、と言えるほどの状態で、生きている。 赤れいむには、数えきれないほどの針がびっしりと刺されている。 巧みな角度と深さで、ゆっくりの急所である中枢餡を避けて針は次々と差し込まれていっ た。暴れそうになったらあんよを重点的に、餡子を吐きそうになったら吐かないよう喉の 奥を狙い、あくまで殺さないよう着実に、実に慣れた手つきで次々とおにいさんは針を刺 してやった。 「さあ、助けてあげるんだ」 ついに赤れいむが悲鳴をあげなくなったところで、おにいさんはそれを差し出した。 れいむにはそれがなんだかわからなかった。びっしりと針が突き立てられたそれは、まる でイガグリのようだった。いや、違う。わずかだが、呻いている。かろうじて、生きてい る。赤れいむは、まだ死んではいない。 だが、れいむにはどうしていいのかまったくわからなかった。 「さあ、助けてあげるんだ」 呆然とするれいむを無視し、おにいさんはれいむの口のなかにそれを放り込んだ。 「!?」 口内を突き刺す痛みがれいむの意識を覚醒させた。 だが、悲鳴をあげることは出来なかった。 「さあ、助けろ」 おにいさんの足がれいむを上から踏みつけたからだ。 身体がひしゃげ、赤れいむの身体から飛び出た針がれいむの口内を蹂躙した。先程油でた だれたこともあり、れいむの口の中はあっという間にボロボロになった。 「助けろ、助けろ、助けろ」 言葉と共に何度も何度も足を叩きつける。ましてや赤れいむを助けるどころか、れいむは 逃げることも抵抗することもできない。 「助けろ、助けろ、助けろ」 おにいさんの足は止まらない。れいむはなすがまま、されるがまま。声すら出せず、痛み に震えるだけだった。 そして、ついにそれすらもできなくなった。今までのダメージもある。なにより、何度も 踏まれたことで体中を針が暴れまわり、中枢餡に致命的な損傷を負った。 大事なおちびちゃんを一匹も助けることもできず、最後まで苦しみぬき、悲しみぬき、れ いむは「永遠にゆっくり」した。 そんなれいむを、おにいさんは無表情に見下ろした。 数分ほどそうしていただろうか。そして、おにいさんは見た。 目があった。 透明な箱の中、震えるまりさと目があった。 まりさは見ていた。ずっと見ていた。自分のおちびちゃんたちが惨殺されるさまを、苦し むれいむの姿を、ずっと見ていた。 だが、声は上げなかった。 それは、あまりにも凄惨だったからか。あまりにも絶望的だったからか。あまりにも恐ろ しかったからか。 「まりさ」 おにいさんの呼びかけに、まりさはびくりと震えた。 ここで無表情だったおにいさんが、初めてその顔に感情を見せた。 それは穏やかな微笑だった。 「悪いことをすると、こんな目に遭うんだ。これからは、ちゃんといい子でいるんだよ」 優しく語りかけながら、まりさをそっと透明な箱から取り出した。 そして、おにいさんはまりさを抱きしめ、問いかけた。 「わかったよね、まりさ」 まりさはゆっくりと頷いた。 「これでもう、10回目になるんだから」 おにいさんの笑みが変わった。深く、甘く、無垢で……しかし、濁った笑み。 「ゆっくりりかいしたよ! おにいさん!」 まりさは快活に答えた。 おにいさんと同じ笑みを、浮かべながら。 ・ ・ ・ 普通のゆっくりは知らない。 なぜならゆっくりは愚かだから、自分がどれほど下等であるか自覚的ない。ゆえに傲岸不 遜かつ無分別に生きる。危機感というものが決定的に欠如している。身の程知らずだから 、無謀に人間に挑んでくる。その結果は多くの場合、悲惨なものだ。 善良なゆっくりが普段の日常をしあわせに思うこともある。だが、ゆっくりの生活など所 詮おままごとのようなものだ。飼いゆであろうと野良ゆであろうと野生ゆであろうと、日 常をしあわせに思うゆっくりなど本当の意味での「死」の恐怖を知らない。それで感じる しあわせなど、たかが知れている。 本当の意味での、「安全」であることのしあわせ。それを実感することの快楽。それらを 、ゆっくりが知ることは通常ありえない。 だが、まりさは知ってしまった。 ずっとゆっくりすると約束した愛する番と、その子供たち。それらが、虐待の末に殺され る様を、透明な箱の中に閉じ込められて見せられた。次は自分の番、となったとき、まり さはなぜか許された。ゆっくりは愚かだから、そんな扱いをうければ「自分は特別」とい う勘違いをすることがある。 だが、まりさは違った。 知ってしまったからだ。「安全」というしあわせ。それを実感する快楽。ゆっくりが通常 知り得ないそれを、まりさは知ってしまったのだ。 まりさは、禁断の快楽を得た。 そして、おにいさんもまた知ってしまった。 悲鳴。苦しむ顔。ゆっくりのあまりにも悲惨で、それでいて滑稽極まりない姿。あっけな くしあわせを奪われるゆっくりを見ることで、自分がしあわせであることを実感できるこ と。虐待という昏い愉悦。 だが、おにいさんはそれで壊れるほど強くも脆くもなかった。まともな人間でありたかっ た。だからまりさを生かした。悪いことをしたまりさに教育するため。――そんな空虚な 建前が、おにいさんいは必要だったのだ。まりさを生かすことで、おにいさんは自分がま だまともだと、「安全」だと安心するのだ。 おにいさんは、禁断の快楽を得た。 一人と一匹は、当たり前の飼い主と当たり前の飼いゆっくりだった。 だが、今は違う。 きっとこれからも、同じことを繰り返す。前のようにはなれない。 だがそれは、戻れないのではない。 もう、戻らないのだ 了 by触発あき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKI - 触発あきの作品集 http //www21.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/32.html ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー - 触発あき http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/1379.html 感想はこちらにいただけるとうれしいです 触発あき - ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278666597/l50
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第245話:可能性 「ねぇ…お兄さん……」 「あら、名前で呼んでくれないの?」 「やっぱり…恥ずかしいから駄目!」 「えー?そこまで否定するかなぁ」 「だって、初対面があんな恥ずかしい感じだったんだもん…」 「んー、残念だなぁ。でもまぁいいか…名前のほうが気楽でよかったけど」 ちょっと残念がるセージ。 でもまぁ…信じてくれてないとかいう問題じゃなさそうだしね…と無理やり納得させる。 そしてタバサはまたセージの方に視線を戻す。 現在の状況。 現在、タバサ達は見張りをしながら夜が明けるのを待つ形となった。 ついでに時間も持て余していたので、タバサに少しだけ魔法を教授することになった。 とは言っても派手なことはできないので、本当に簡単な座学の様な感じだったが。 しかもタバサが既に知っている事も多かったので、実は少し梃子摺っていたりする。 「そういえば…お兄さん」 「ん?どうしたの?」 「お兄さんの仲間が…もし殺し合いに乗ってたら……どうするの?」 「んー…考えたこともなかったなぁ」 「お兄さん…殺されたりしないよね?絶対そんな事ないよね?」 タバサが泣きそうな顔で問い詰める。それを見て、セージは微笑んでこう言った。 「大丈夫。君のお兄ちゃんも見つけないといけないしね、そうそう死なないさ、僕はね」 「うん!私もレックスと一緒に帰って…将来……って、私何言って…!」 「ん?今なんて?最後の方声が小さすぎて…」 「な…ななな何でもない!!何でもないの!!また機会があったらいうねっ!!」 耳まで赤くなって必死に何かを訂正するタバサを見て、セージは本気で困惑していた。 「ギルダー…か」 「全身赤尽くめか…目立つ格好の割に、大胆なことしてやがるな」 「まぁ…これなら早く見つかりそうだ。それには感謝しよう」 ――――ここは、レーベ。 窓を開け、壁越しにアルスとシドは会話をしていた。 見張りとはいうものの、焼け焦げてここら一帯はボロボロ。 誰かが来れば一発でわかりそうなものだ。だからこうして余裕ができ、会話もできる。 「アルス、もしコイツに出会ったらどうする?」 「……なるべく危害は加えないつもりだったが…今回は仕方が無いな」 「………斬る、のか?」 「必要であれば」 「………もし、そいつがお前の仲間と手を組んでても、か?」 「急に何を…」 「可能性の話だ、可能性の。ありえない話じゃねぇだろが」 勿論俺にとってもな。と付け加えて、シドはそう言った。 アルスの顔が曇る。 「それでも、僕は斬る。場合によっては…だが」 「ほう…」 「悪党と手を組んでいるのなら…危険だ。必要であれば排除も厭わない」 「………覚悟はあるのか?」 「あるさ…」 暗い夜空を見上げ、そう言った。 そう、この地で同じ釜の飯を食べた仲間を…必要ならば切り捨てる、と。 このゲームが始まった瞬間の彼の思考とは、まるで正反対だ。 自分でも自覚はしていた。自覚するしかなかった。 イクサスの話を聞いて、残される人間の悲しみがわかったから。 「ちょっと、一人で考え事がしたい…いいかな?」 「ああ、わかった」 「すまないな…」 シドは静かに窓を閉めてくれた。 アルスは座り込んだ。夜空を見上げながら。 「もし…僕の仲間と行動していたとしたら…か」 今はただ…風の音が、聞こえるのみ。 【タバサ 所持品:ストロスの杖・キノコ図鑑・悟りの書 第一行動方針:魔法について勉強 基本行動方針:家族を探す】 【セージ 所持品:ハリセン・ファイアビュート・ライトブリンガー・雷の指輪・手榴弾×2・ミスリルボウ 第一行動方針:魔法について教授 基本行動方針:タバサの家族を探す】 【ギルダー 所持品:なし 第一行動方針:睡眠 第二行動方針:ビアンカとタバサに全てを説明する 基本行動方針:セージと行動し、存在意義を探す/自分が殺した人の仲間が敵討ちに来たら、殺される】 【ビアンカ 所持品:なし 第一行動方針:見張り 基本行動方針:家族を探す】 【現在位置:いざないの洞窟近くの祠内部の部屋】 【イクサス(軽度の人間不信) 所持品:加速装置、ドラゴンオーブ、シルバートレイ、 ねこの手ラケット、拡声器、紫の小ビン(飛竜草)、ラリホー草 第一行動方針:毒薬作り 第二行動方針:ギルダー・アーヴァイン・スコール・マッシュを殺す/生き残る】 【バーバラ(両足負傷、気絶) 所持品:ひそひ草、他に様々な種類の草たくさん(説明書付き) エアナイフ 第一行動方針:? 第二行動方針:エドガー達と合流/ゲーム脱出】 【シド 現在位置: 所持品:ビーナスゴスペル+マテリア(スピード) ロープ 第一行動方針:朝まで待機 第二行動方針:イクサスの言う4人を探し、PKを減らす 最終行動方針:ゲームの破壊】 【現在位置:レーベ村の魔法の玉があった老人の家】 【備考:食料多】 【アルス 所持品:ドラゴンテイル ドラゴンシールド 番傘 ダーツの矢(いくつか) 第一行動方針:見張り 最終行動方針:仲間と共にゲームを抜ける】 【現在位置:レーベの村の老人の家の外】
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【作品名】こげぱん やさぐれマンガ 【ジャンル】漫画 【共通設定】全員手足は付いている。 こげぱんはいつも牛乳飲んでやさぐれたり、売れるために色々努力したり キレイパンに説教したりしている。 【名前】こげぱん 【属性】焦げたアンパン 【大きさ】全体的に焦げてるので普通のパンより大きい 【攻撃力】大きさ並 【防御力】焦げたパン並みにもろい 【素早さ】大きさ並 【特殊能力】なし 【長所】中身は高級あんこ 【短所】買われない 3スレ目 328 :格無しさん:2012/01/10(火) 14 44 16.35 ID it8vnvfu こげぱん考察 ○○○てんとう虫、ゴキブリ師匠、クロゴキブリ 踏み潰し勝ち ○卵 持ち上げて地面に叩きつけて割る ×ソーセージ 焦げて脆くなった体にソーセージの体当たりはきつい ×ムサシ 刺されて負け ソーセージ>こげぱん>クロゴキブリ