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京太郎「誰かを抱きしめたい」 京太郎「抱きしめられるのもいいけど抱きしめたい」 京太郎「むしろこの際抱きしめられてもいいや」 京太郎「憧ー!」 憧「いやぁぁぁぁぁぁあああ!」ゲシッ 京太郎「ぐほぁっ」 京太郎「いきなり腹蹴るなよ~」 憧「そっちがいきなり抱き着いて来るからでしょこのヘンタイ!」 京太郎「俺が変態……だと……?」 憧「そーよ!いっつも宥姉とクロの胸ばっか見て!ヘンタイ!スケベ!バカ!」 京太郎「いや、待ってくれよ憧」 憧「ヘンタイ!スケベ!バカ京太郎!」 京太郎「二回も言わなくてもよくねえか!?」 京太郎「ああそうだよ、確かに宥さんのおもちも玄さんのおもちもグレートさ」 玄「灼ちゃん、二人とも喧嘩してるよ」ヒソヒソ 穏乃「赤土先生がいないから灼さんが止めないと」ヒソヒソ 灼「わかった、善処する」ヒソヒソ 灼「憧、京太郎……」 京太郎「それでも俺は憧が好きだ!大好きだ!」 憧「な、な……」 京太郎「でも酷いじゃねえか!付き合ってから半年経つって言うのにキスすらしてくれないなんて」 灼「え」 憧「それは……恥ずかしいから……」 京太郎「だから今日は抱き着いて俺が恋人であることを認識させようと思ったんだよ!」 京太郎「なのに何だよ……昼飯のカレーうどん吐きそうだよ……」 憧「ウソ……私……」 灼(……そっか、京太郎とキスはまだしてないんだ) 灼(そっか……) 憧「面と向かってじゃ恥ずかしくて、この間京太郎が寝てるときにしちゃった……」 灼「」 京太郎「えぇぇ……」 灼「」 優希「さっさと私を抱きかかえるんだじぇ」 京太郎「でもよ……」 和「」ジトッ 京太郎「なあ和?俺は優希を持ち上げてロッカーの上を掃除させないといけないんだ」 京太郎「だから一回くらい見逃してくれてもいいだろ?なっ?」 和「嫌です」 和「たとえゆーきでも京太郎君に抱きしめられるのは私だけです!」クワッ 京太郎(付き合ってわかったけど……) 京太郎(まさか和がこんなに独占欲が強いとは思わなかったんだぜ!) 須賀「優希」 片岡「ん?」 須賀「はい」スッ 片岡「やんわりと両腕をひろげて……ハッ! さては貴様、とうとう私の愛を受け止める気になったな!?」 須賀「来いッ!!」 片岡「うぉー!」ドーン! 須賀「くぅ……そいっ!」ギュウゥ! 片岡「ふぁっ…!?」 片岡「なっ、なに本当に抱きついてるんだお前!」 片岡「ここは私の体当たりに蒸せて、私が『私の愛を受け止めるには修行が足りなかったようだな』って笑うところだじぇ!」 須賀「はあぁ~……優希のにおいがする」スンスン 片岡「ギャ──!! 京太郎が壊れたじぇ! ついに京太郎が変態にぃ──!!」 須賀「はあぁ…優希って小さいけどあったかくて気持ちいいんだな……このまま抱き枕にしてぇ…」 片岡「ちょっ、ちょっと京太郎…はなせ、いい加減はなせぇ…!!」 須賀「だれがはなすかっ! こんなかわいい生き物!!」 片岡「ふぇっ」 須賀「───」 片岡「…きょ、京たろ、待って、待つんだじぇ。そっちは…そっちはベッドがあるだけ……きゃわっ!」 須賀「決めた。もうこのまま寝る」 片岡「ふえぇぇ…!?」 京太郎「おーい、マホ。ちょっとこっちこい」 マホ「なんですか、京太郎先輩」タタタ ギュー マホ「わわわ//なんで抱きしめるんですか京太郎先輩」 京太郎「マホはあったかいなー」 ナデナデ マホ「うぅ~恥ずかしいですよ」 京太郎「やっぱりマホは最高だぜ!」 咲「いたた……もう京ちゃん抱きとめるならしっかり抱きとめてよ」 京太郎「いきなり階段から落っこちてきたくせに何言ってやがんだ」 京太郎「本読みながら歩くのは危ないからやめろって言っただろ?」 咲「でもこの本面白くて……」 京太郎「お前の本好きも大概だもんな、次からは注意しろよ」 咲「うん!」 ウワー ダイタンー ウワァ コーホー 京太郎「なんか周りから見られてるような……」 咲「京ちゃん……そろそろ離れてくれない……かな」 京太郎(こっ、これは俺が咲を下から抱きしめている状態!) 京太郎(こんなのを麻雀部の誰かに見られたら……!) 久まこ和優希「」ジーッ 京太郎(もう見られてたぁぁぁぁ!) 久「あっ、あの人って龍門淵の……」 京太郎「龍門淵?」 まこ「ああ、執事さんじゃの」 京太郎「えっ、ハギヨシさん!? ホントだ、おーいハギヨシさーん!」ダッ まこ「ちょ、京太郎!?」 ハギヨシ「おや、京太郎君?」 久「まあついでだし、挨拶して……」 京太郎「ハギヨシさん!」ギュッ ハギヨシ「えっ」 久「ちょっ!?」 まこ「何やっとるんじゃあいつは!」 咲「きゅふっ!?」 京太郎「久しぶりですね、ハギヨシさん!」 ハギヨシ「あ、あの、京太郎君……」タジッ 久「……子犬みたいね」 まこ「……おい、どうすればいいんじゃ」 咲「本人同士が良ければ、いいんじゃないでしょうか」カン 京太郎「いや、俺も手伝……」 玄「ほらほら、お姉ちゃんとおこたで待ってて」 京太郎「むう」 宥「えらいね、京太郎君」 京太郎「追い出されちゃいましたけどね」 宥「それでも凄いよ、私なんてこたつから出る気皆無だもん」 京太郎「言い切りますか」 宥「うん」 京太郎「……さいですか」 宥「……ねえ京太郎君」 京太郎「ん、どうしました?」 宥「背中、寒いな~、なんて……」エヘヘ 京太郎「……今行きますよ」 宥「ありがと、京太郎君」ニコ 京太郎(この笑顔に逆らえる訳がない……!) 京太郎「じゃあ、後ろ座りますよ」スッ 宥「うん」 京太郎「どうですか、温かいですか?」 宥「う~ん、もう少しくっついてみて?」 京太郎「もう少しって、言ってもですね……今もう限界でして」 宥「ぎゅってしてくれなきゃ、あったかくない……」 京太郎「ぎゅ、ぎゅっと、ですか?」 宥「うん。ぎゅうっと」 京太郎「では……失礼して」ギュッ 宥「んっ」 京太郎「ぎゅって、しましたよ、宥さん」ギューッ 宥「うん、あったかいよ、京太郎くん」 京太郎「あ、温かいですね」 宥「うん、あったか~い」 京太郎「それと、やわら……」 宥「柔?」 京太郎「いえ、何でもない、何でもないです!」 京太郎(落ち着け、落ち着け須賀京太郎……これしき、苦難ではない……松実家でのあれやこれやのToLoveるに比べれば!!) 宥「ん……ちょっと座り直すね」スリスリ 京太郎「ふおぉっ!?」 宥「あっ、ごめんなさい京太郎くん。どこか踏んじゃったかな?」 京太郎「イエイエ……ナンノモンダイデスカ?」 宥「ごめんね、私お尻大きくて」 京太郎「大きくないですよ! 大きくなってなんかないですってば!!」 宥「あ、ありがとね。京太郎くん」 京太郎(うう……やべえよやべえよ。これ絶対アウトだよ……) 宥(あったかい……あったかいけど、何だろう) 宥(京太郎くんとこうしてると、あったかいというより、むしろ熱く……) 京太郎「宥さん」 宥「きゅ!?」ビクッ 京太郎「だ、大丈夫ですか?」 宥「う、うん。ええと、それで何かな?」 京太郎「リモコンどこにあるか知らないかな、と。ほら、ニュース番組になったので」 京太郎(何とかして気を紛らわさねば……!) 宥「えと、どこかな……あれ、こたつの中?」ゴソゴソ 京太郎(ちょ、また刺激が……!)ビビクン 玄「あーっ! 二人ともー!」 京宥「!?」ビクッ 玄「なんか楽しそう! ズルいのです!」グツグツ 京太郎「よし、落ち着くんだ玄さん。まず落ち着いてその鍋を鍋敷きの上に置くんだ」 宥「楽しいかは分からないけど、あったかいよ」 京太郎「とりあえず食器の支度に移りましょうか」スクッ 宥「あっ……あったかくない」シュン 京太郎「宥さん……あ、後でまたしますから」 玄「ふ~む」 京太郎「玄さん、支度済みましたよ。……玄さん?」 玄「ねえ京太郎くん。そう座ってると……背中、寒くない?」 京太郎「あの、玄さん?」 玄「後ろから、抱きしめてあげよっか?」 京太郎「あの…照さん動けないです…」 照「んー?」ギュー 京太郎「いやだかr」 バーン(ドアを開ける音 淡「あー!!キョータローがテルーに抱きついてるー!!」 京太郎「淡!!いやこれは、照さんがいきなり…」 淡「ずるい!!」 京太郎「」 淡「私もキョータローに抱かれたい!!」 京太郎「待て!!その発言は、誤解を招く!!」 淡「ねぇ、テルーそこどいてよー」 京太郎(スルーかよ…) 照「だめ、京ちゃんは私のもの」 淡「むーじゃあ、私の全部は」 淡「キョータローの物だよ!!」 京太郎「」 カンッ 京太郎「ふふふ、俺も遂に会得しましたよ。“ステルス探知レーダー”を!」 智美「ワハハ、単に匂い嗅いでるだけだけどな」 京太郎「感じる……感じるぞモモ! 確かにお前の存在を感じる!」 モモ「……」 智美「ワハハ(まあ間違ってはないけどなー)」 京太郎「むう……こっちか? それともこっち……?」 モモ「……」スス... 智美(ん? モモの方から……) 京太郎「そこだ!!」ムギュウッ モモ「んんっ!」ビビクン 京太郎「って、モモ!? こんな近くに!!」ギューッ モモ「何するっすか京太郎? 最低っすよ」ジーッ 京太郎「ご、ごめん、まさかこんなに近くにいるとは……」ギュー 智美(どっちか離れるか突き放すかしないのか……) モモ「本当変態っすね、京太郎。これは責任取ってもらうしかないっすよ」 京太郎「取る! 取るから!」ギューッ モモ「本当っすか? 京太郎のことだから怪しいっすね」プイッ 京太郎「モモ! 俺はお前をっ! 愛してるんだ!」ギュムーッ モモ「京太郎……」ジュンッ 智美「勝手にしろよ(ワハハ)」 カン 仁美「……」チュー 京太郎「……」ソワソワ 仁美「京太郎、どげんしたと?」 京太郎「えっ、いや、何でもないでげす!」 仁美「何その語尾」 京太郎「いえいえ、お気になさらず」 仁美「んむ?」 仁美「……」チュー 京太郎「……」ジーッ 仁美「……京太郎、はっきりせんね!」 京太郎「ひっ!?」ビクッ 仁美「男らしくなかとよ」 京太郎「いえ……あの……お願いしたいことがありまして」 仁美「何ね?」 京太郎「ひつ……仁美先輩、もふもふさせて下さい! オナシャス!」 仁美「……よかよ」 京太郎「ですよね、すみませ……って、よかですか?」 仁美「よかよか。よく言われるばってん、触らせろて」メェー 京太郎「なるほど。それでは失礼して……」ギュッ 仁美「ちょっ、なして抱きつくと!?」ビクッ 京太郎「そりゃもふもふする為ですよ!」ギュムギュム 仁美「あ、頭だけでよかとやろ!?」 京太郎「仁美先輩! もふもふ、もふもふ!」カリカリモフモフ 仁美「ふわぁああああ!?」ビビクン ……… 哩「あれはまさか……」 姫子「あの二人もオカルトに!?」 美子「いや、そんな訳……」 煌「仲良きことはすばらですね」ウンウン 京太郎「おい淡」 淡「ん?どうしたのキョータロー」 京太郎「どうしたもこうしたも無い」 京太郎「何で俺の膝の上でお菓子食ってんだ!!」 京太郎「食べカスが落ちてるだろ!!これ掃除すんの俺なんだぞ」 淡「えーだってキョータローずっと本とにらめっこしてるだもん」 京太郎「にらめっこじゃなくて麻雀の勉強だよ」 淡「あーキョータロー麻雀弱いもんねー」 京太郎「うっせ、ほっとけ」 淡「でもキョータロー」 京太郎「ん?」 淡「キョータローは幾ら努力しても幾ら勉強しても幾ら打っても私たちに届かないよ?」 淡「それは、理解してるよね。キョータローは麻雀以外完璧なのに何でそんなに頑張るの?」 京太郎「ああ…それは嫌ってほど理解もしてるし納得もしてる」 淡「じゃあ何で…」 京太郎「それが諦める理由なんかにならないからだ。俺はずっと人の後ろを見てたからさ」ギュ 京太郎「こんな風に追いつきたいんだ」 淡「…るい…」 京太郎「え?」 淡「ずるい…」 淡「そんなこと言われたらもっと好きになっちゃうじゃん…」 京太郎「女の子を抱きしめたいな」 咲「京ちゃんいきなりどうしたの? 頭、大丈夫?」 京太郎「俺はいたって正気だよ」 京太郎「むしろ。怜悧な頭脳の理性と理論がなければこんなことは言えない」 咲「へぇ~」 咲「けど京ちゃん。抱きしめたいって言っても女の子は京ちゃんが思ってるよりとっても華奢で繊細なんだよ?」 咲「京ちゃんはお馬鹿さんだから知らないだろうけど」 咲「京ちゃんみたいな同年代でも比較的恵まれた体格のジャイアントバーバリアンみたいなのに力一杯抱きしめられたら」 咲「女の子は壊れちゃうよ? その匙加減は大丈夫なの?」 京太郎「なるほど」 京太郎「じゃあ俺はどうすればいいんだ?」 咲「そこで私に提案があります」 京太郎「ほう、その心は?」 咲「本番に備えて私で練習してみるっていうのはどうかな?」 京太郎「バカ野郎!」 咲「!?」ビクッ 京太郎「咲を練習台だなんて、そんなこと出来るわけないだろ!」 京太郎「咲は、俺にとって特別な……」 咲「良いんだよ?」 京太郎「ふぇ?」 咲「京ちゃんの為なら、私、良いんだよ? むしろ私にとっては本番といっても過言じゃないよ」 京太郎「なんて、なんて良い子なんだ……」ブワァ 京太郎「今時こんなええ子おるんかい!?」 京太郎「わかった。じゃあ俺は咲を抱きしめよう。それこそ限りなく本番に近い気持ちで」 咲「さっ、京ちゃん。抱きしめて」 京太郎「え? 今ここで?」 咲「思い立ったが吉日だよ」 京太郎「なるほど」 京太郎「では」 咲「改めて」 京太郎「うおおおおお咲いいいいいい!!」ギューッ 咲「京ちゃあああああああああああん!!」ギューッ カン シロ(ぐでーん) 京太郎「・・・シロさん、掃除の邪魔なんでどいて欲しいんですけど」 シロ「ダルいから嫌」グデーン 京太郎「・・・・・・」 シロ「どうしてもどいて欲しければ」グデーン シロ「実力で排除してみたまえ」グデーン 京太郎「・・・・・・じゃあ、遠慮なく」ヒョイッ シロ「まさかのお姫様抱っこ」ウデノナカデグデーン シロ「これはダルくない」ギュッ 京太郎「気はすみましたか?」 シロ「済んでない」 シロ「だから今日は一日このままで」ギューッ カン 京太郎「おーい、起きろー」 シロ「ん……」 京太郎「朝だぞー、諦めて布団を置いて投降、もとい登校しなさーい」 シロ「ダル……寒……あと五時間」 京太郎「確かに日が高く登って、少しは暖かくなるかもしれないけど……」 シロ「あと五ヶ月……」モゾッ 京太郎「確かに暖かくなるけども! シロ姉、いい加減諦めろ!」 シロ「ん……京太郎、ちょっとこっち来て」 京太郎「はいはい、何?」 シロ「隙ありっ」ガバッ 京太郎「へっ? ちょっ、シロ姉、いきなり何を!?」 シロ「……ん、抱きつけば暖がとれるかな、と」ギュッ 京太郎「何でこういう時だけ俊敏なんだよ! 」 シロ「んー……」スリスリ 京太郎「ちょっ、シロ姉……いい加減に」 シロ「……京太郎、反応しないの?」 京太郎「へっ?」 シロ「当ててるのに」 京太郎「故意だったのかよ!」 シロ「うん、まあ恋かな」 京太郎「……いいから、離れて下さい。学校行きますよ」 シロ「違う。学校行くためにくっついた」 京太郎「?」 シロ「動かない布団にくっついてたら学校行けないけど、京太郎にくっついてたら大丈夫」 京太郎「……それが、布団の中で長考して出した結論?」 シロ「うん」 京太郎「……よし、シロ姉。後悔しても知らないからなぁっ!!」ダッコー シロ「温かくて……フットーしそう」 カン 京太郎「シロさん、こたつで寝てると風邪引きますよ」 京太郎「そろそろ塞さんたちも来るんで雀卓座りましょ」 白望「暖かくないからイヤだ、あとだるい」 京太郎「暖房つけて二十分経ってるから暖かいですよ」 白望「じゃあ京太郎が運んで」 京太郎「自分で立ってくださいよ」 白望「だるい、背中から抱きしめて運んでくれた方がだるくない」 京太郎「俺の方がだるいんですが……」 白望「京、みかん食べさせて」ダルーン 京太郎(冬休みの間宮守で麻雀修行をしてこいと部長に追い出されてきたけどもううんざりだ) 京太郎(豊音さんは身長が近くて嬉しいのか、シロさんと胡桃さんの真似して俺で充電しようとしてくるし!) 京太郎(エイスリンさんは俺の全身描こうと服脱がせてくるし!) 京太郎(胡桃さんは……まあ置いておいて) 京太郎(塞さんは何もかもがエロい!)」 京太郎「(椅子に座る動作も、落ちた牌を取ろうとしゃがむ動作も、窓の外を雪を眺めようとするときでさえ抜群にエロい!) 京太郎(腰・尻にまつわるすべての動作がエロい!)」 京太郎「(あとこたつに入ったときにみかんの筋までしっかり剥いて俺に食べさせようとする)」 京太郎「(その途中でハッと顔を赤くして中断するのも可愛くてなんか惹かれるし!) 京太郎(そして最後はこの人だよ……) 白望「…………」 京太郎(まずは、鶴賀の東横さんに少し劣るくらいのおっぱい!)」 京太郎「(前におんぶしたときにめっちゃ柔らかかったから捨てたもんじゃあない!) 京太郎(次にシロさんの省エネ主義が生み出したわがままな太もも!)」 京太郎「(宮守と永水の人たちの海水浴の写真を見たときは水着姿と相まってじつにすばらしいものだった!) 京太郎(なんだろうなぁここまでエロい身体してるのに本人がこれだから全然色気が無いんだよなぁ) 京太郎(……ともかく!今日こそはもう我慢ならん!) 京太郎(俺が男だということを女子高という花園で育ったゆとりの女王様に教えてくれよう!) 京太郎(最初は抱きしめながら胸をわしづかみにしてやる!)フニッ 京太郎(おぅふ、なんだこの柔らかさ……しかもブラジャーしてないだろこれ)フニフニ 京太郎(これなら流石のシロさんも動じるは……) 白望「……早く動かして」 京太郎(ずだったのにぃぃぃ!)フニフニ 京太郎(動じない!?おっぱいシャツ越しにわしづかみにされてるのに!?)フニフニ 白望「京、痛いからはやく運んで」 京太郎「うっす」フニフニ 京太郎(どうすれば……どうすればシロさんを……)フニフニ バタム 塞「おっはよー!」 塞「よーっす京太郎くん、調子はど……う……」 京太郎「」フニフニ 白望「」ダルーン 塞「」ピッピッピッ 塞「あ、すみません目の前に変態がいるんです……はい、はい……宮守女子高校麻雀部です、お願いしまーす」ピッ 塞「……あと十分くらいかかるらしいから、それまで堪能するといいよ」 京太郎「ごめんなさい許してください我慢できなかったんですなんでもするんでホンットお願いします」 塞「まあ冗談なんだけどね」テヘペロ 一瞬、塞さんが天使に見えた よくよく考えれば事の発端が塞さんたちであったのを思い出し、その幻想を振り払い 俺は狂気のあまり塞さんに襲いかかった 抱きしめて塞さんの匂いを嗅いで押し倒そうとしたそのとき、背後にいたシロさんに当身を喰らわされた 俺の目の前は真っ暗になった 涙目の塞さんが天使に見えた 白望「京、みかん」 京太郎「なんだ夢か」 カン 京太郎「誰かを抱きしめたい」 京太郎「抱きしめられるのもいいけど抱きしめたい」 京太郎「むしろこの際抱きしめられてもいいや」 京太郎「…いや、でもやっぱり抱きしめたい」 京太郎「ということで抱きしめてもよろしいでしょうか?」 和「喧嘩売ってるんですか?」 京太郎「…だめ?」 和「駄目に決まっているでしょう。むしろどうしていけると思ったんですか?常識的に考えてください」 京太郎「あー…駄目かー…今年最後の希望だったのになー」ゴロゴロ 和「今年最後…ですか?」 京太郎「んー。実は咲とかタコスにも言ってみたんだよ。そしたら…」 ~~~~ 咲「抱きしめっ…!?そういうのは将来を誓い合った恋人同士がすることでしょ!?」 咲「そりゃ私達は幼なじみだからそれぐらいの距離ではあるかもしれないけど恋人同士じゃないんだからね!」 京太郎「そっかぁ…変なこといってごめんな咲…咲?」 咲「…でもそうなるのはやぶさかではないというか京ちゃんがどうしてもって言うなら別に…」ボソボソ 京太郎「咲ー。おーい咲ー。聞いてないのかー?」 ~~~~ 京太郎「ってなった」 和「それもうゴール目の前だったんじゃ」 京太郎「え?なんだって?」 和「調子に乗るとぶっ飛ばしますよ」 京太郎「ごめんなさいでした」ペッコリン 和「まったく…それでゆーきの方はどうだったんですか?」 京太郎「あー…あいつは…」 ~~~~ 京太郎「なぁタコスー。抱きしめても良いかー?」 優希「じぇっ!?」 京太郎「もしくはお前が俺に抱きつくのも可だ」 優希「ふむ…つまりお前は私のこのないすばでーにメロメロになってしまったということだな!」 京太郎「いやそのりくつはおかしい」 優希「そうかそうか…それは素晴らしいことだ!よし!記念にタコスを十人前買ってこい!」 京太郎「何の関係があるんだ…?」 優希「いーからとっとと買ってこんかーい!」ウガー 京太郎「たくっ…しゃーねーなー」タッタッタ 優希「…」 シーン 優希「京太郎が…私に…メロメロ…」 優希「…」 優希「夢…じゃないよな…」ツネー 優希「痛いじぇ…つまりこれは現、実…」 優希「…」 優希「じぇ~…」ヘナヘナ ペタン ~~~~ 京太郎「買って戻ったら気絶してたから保健室に運んでそのままうやむやになってた」 和「…ちょっと頭痛がしてきました」 京太郎「…抱きつくか?」 和「何でそうなるんです…」 京太郎「噂では半分でも優しさがあればどんな痛みも和らぐらしいからな」 和「この頭痛は比喩ですしそもそも効くのはもう半分の構成成分ですから。優しさが痛みに効くなんてそんなオカルトあり得ませんから」 京太郎「ちぇっ、つれないやつめ」 和「これが私ですから」 和「コホン…それで、染谷先輩や部長には聞いてみたんですか?」 京太郎「染谷先輩には聞いてはみたんだけどな…笑顔で肩をポンと叩いてきて『…今日は早く帰って温かくして寝んさい』って言われた」 和「染谷先輩は優しいですね」 京太郎「ああ、聖人君子だよな」 和「…それで?」 京太郎「それでって…」 和「部長にも聞いたんでしょう?どうだったんですか?」 京太郎「…お前それ聞いちゃう?」 和「まあ…ここまで聞きましたし」 京太郎「お前…部長だぞ?俺にいっさいの連絡なく合宿に向かった部長だぞ?」 京太郎「そんなこと聞いたら間違いなくぎりぎり出来るか出来ないかの条件をふっかけてきたり延々とパシらされたりした挙句」 京太郎「いざその時になったら『あ、ごめんね~?考えるとは言ったけどするとは言ってないのよね~☆』」 京太郎「とかさらっと言ってくるぞ多分いや絶対」 和(…ないとは言えません) 京太郎「ていうか聞いただけでなんか脅迫されそうだし聞くに聞けな」ピリリリリ 和「?」 京太郎「あ、すまん。俺の携た」ピタッ 和「どうしました?」 京太郎「…部長からだ」 和「」 京太郎「…すまんちょっと外で電話してくる」ガラララ 京太郎『あ、もしもし須賀です。どうも部長……え?年明けで買ってきてほしいものって……』 京太郎『その日休みですよね?その時しかないからってそれ部活には関係しな……』 京太郎『待ってそれなんで知って……やめて!わかりましたから!買いに行きますからそれだけは!』 ガラララ 京太郎「…」ルールー 和「…ご愁傷様です」 京太郎「あ、うん…」 和「はぁ…わかりました」 京太郎「え?」 和「須賀君の年始早々不幸せなようですし…せめて年末は幸せになれるように、その…抱きしめてさしあげようかと…思いまして」 京太郎「…マジ?リアリ?ドッキリじゃないよね?そこからカメラ出てきたりとか訴えられたりとかしないよね俺?」 和「…イヤならしませ」 京太郎「いやいやいやいやイヤじゃないですどうかお願いします!」 和「なら最初から素直にそう言ってください」 京太郎「あー、うん…お願い…します…」 和「じゃあいきますよ?」 京太郎「ど、どんとこい!」ドキドキ 和「えい」ギュッ 京太郎「!?」ビクッ 和「ひゃっ!?…どうかしましたか?」 京太郎「あ、いや、ごめん…ちょっと、いきなりだったから…びっくりして…」 和「そうですか…あまり動かないでくださいね?こういうことをするのは初めてなのでよくわからなくて…」 京太郎「そ、そうか…すまん…」 和「いえ…」 ……… 京太郎(だんだん慣れてきたのか少しずつ落ち着いてきた…) 京太郎(座ってる後ろから抱きついてきてるから…なんて言うか母さんの腕の中みたいに温かいんだよな…) 和「須賀君、これぐらいでいいんでしょうか?」 京太郎「…」 和「…須賀君?」 京太郎「…あ、ああ、すまん…ちょっと心地よくてぼーっとしてた…」 和「そうですか…もうそろそろいいですか?」 京太郎「あぁ…すまん、やっぱりもう少しだけ頼む…」 和「わかりました、少しだけですよ」ギュッ… 京太郎「さんきゅーな…」 ……… 京太郎「…っ…っ」ウツラウツラ 和(須賀君…さっきから寝そうになってますけど…もしかして寝不足なんでしょうか?) 京太郎「…すぅ」 和「あ…」 和(寝てしまった…みたいですね…) 京太郎「すぅ…すぅ…」 和(…須賀君の髪の毛って普段は堅そうなのに…あらためて見ると柔らかそう…) 和「…少しくらいなら…大丈夫ですよね…」サワッ 京太郎「んっ…」モゾッ 和「!」ピタッ 京太郎「ん…んん…すぅ…」 和「ほっ…」 和「…」サワ…サワサワ 和(やっぱり柔らかい…それにすごくサラサラしてて…)ナデナデ 和「 男のくせに羨ましいぐらいの髪質ですね…このっ」ツネッ 京太郎「ん…」 和「ふふっ…えいえい」 京太郎「んー…」ブンブン 和「あ…やりすぎてしまいました…ごめんなさいね」ナデナデ 京太郎「…ん」モゾモゾ 和「~♪」 ……… 和「…はっ!?」 和(そういえばすぐに止めるはずだったのに結構な時間が…) 和「須賀君、起きてください」ユサユサ 京太郎「ん…あれ…?和…?」 和「ええ、そろそろ起きてください」 京太郎「…あぁ…寝ちゃってたんだな俺…せっかく俺のわがまま聞いてくれたのにごめんな…」 和「いえ…それに私も楽しんでましたし…」ボソッ 京太郎「え?」 和「いえ、何でもありません」 京太郎「そっか。わがまま聞いてくれたお礼に今度なんか美味いもん作ってやるよ。何かリクエストはあるか?」 和「え?うーん…急に言われても…特に何かあるわけでもないですし…」 京太郎「そうか?じゃあ別に食いもんじゃなくてもして欲しいこととかあったら言ってくれな。出来る範囲でなら何でもするよ」 和「…それなら、今度は須賀君から抱きしめてもらっても良いですか?」 京太郎「えっ?…それぐらいならおやすいご用って言うかむしろ本望ですらあるんだが…それで良いのか?」 和「ええ。抱きしめられるのがどんなものなのか少し気になりますし…それに」 京太郎「?」 和「いえ…何でもありません」 京太郎「それならいいんだが…」 和(須賀君のことが少し気になっているということはまだ言わないでおきましょうか) 和「ふふっ」 カンッ 戒能「きょーおーたーろー!」アスナロダキッ 京「ぎゃあ!?」 戒能「その反応はあんまりです」メソメソ 京「戒能プロ、嘘泣きですよね」 戒能「イエス」スッキリ 戒能「ところで京太郎」アスナロダキ 京「はい?」 戒能「戒能ではなく良子って呼んでって言いましたよね」 京「う」 戒能「ぷりーずこーるみー」ニコニコ 京「…良子、さん」 戒能「京太郎」ニコニコ 京「はい」 戒能「もっと愛をこめて」 京「もうやだこのプロ」 カン 照「京ちゃん、おもち」 京太郎「はいはい、今焼けますから待ってください」 淡「きょーたろー、みかん切れたー」 京太郎「はいはい、今持ってくから」 キョータロー ハイー バタバタバタバタ 菫「……」 菫「須賀!」 京太郎「は、はい!何でしょうか」 菫「ここに座れ」 京太郎「え?いや、あの…」 菫「早くしろ」 京太郎「は、はい…」 京太郎「な、何でしょうか…」 菫「……」ポスッ 京太郎「ちょ、す、菫さん!?」 京太郎「他の部屋にみんないるんですからバレちゃうんじゃ…」 菫「うるさい、お前は私のモノなんだから私の所にいればいいんだ」 京太郎「…知りませんからね?」ギュウ 淡「もうとっくにバレてるよねー」ニヤニヤ 誠子「あんなニヤけた先輩滅多に見れませんね」 尭深「弘瀬先輩の意外な一面」 照「菫はあれで案外独占欲が強いから」 ワイワイガヤガヤ 京太郎(やっぱこうなるよなー…気付いてないのかなー…気付いてんだろうなー) 菫「///」プルプル 京太郎(これはこれで可愛いからいいか) カン 京太郎「つまみ出来ましたよ」 えり「ああ、ありがと」 良子「サンキュー、少年」ジャラジャラ 京太郎「はは、また麻雀ですか。やっぱ皆さん好きなんですね」 はやり「うーん、今回は賭けが賭けだからね☆」ジャラジャラ 京太郎「へ? 賭けってそれまずいんじゃ……」 健夜「大丈夫だよ、お金じゃないから」ジャラジャラ 京太郎「何賭けたんです? みかんとか?」 咏「君だよ、君」ジャラジャラ 京太郎「……へ?」 良子「ソーリー、しかし私も負ける訳には……」 えり「ごめんなさい、京太郎。私にはこの猛獣達を止めることは……」 京太郎「……へ?」 良子「グッド、グッド……!!」 京太郎「おお、戒能さんが勝った……」 良子「……まあ当然ではありますが」 恒子「うあー、すこやんごめんー」 えり「私に代打ち任せるのが悪いですね」 みさき「うーん、上手くいきませんね」 京太郎「野依さん、三人は大丈夫ですか?」 理沙「死亡確認!」プンスコ 京太郎「あっ、そうですか」 良子「ということで、では京太郎君……」 京太郎「ちょっ、ちょっと待って下さいって! 俺は……」 良子「……京太郎君、ギブアップしましょう。そして全てを委ねましょう」 えり「ちょっと待って下さい、賭けたのは“ハグ権”でしたよね?」 良子「……」 京太郎「えっ、そうなんですか?」ホッ 良子「まあイナザーワーズではそうとも言えますね」 えり(この人常識人かと思ってたのに……) みさき(勝手にこんな設定されても怒らないなんて……いい) 良子「それでは、ハグを」 京太郎「あっ、はい(ハグって……そう言えば戒能さんって結構)」 恒子「ムチムチでスタイル良いよね~」ボソッ 京太郎「!? 福与さん!」ビクッ 恒子「あのわがままボディに抱きついて、しこたま揉んでみたい……みたくない?」ボソボソ 京太郎「そ、そんなこと……」 良子(ウィスパーがだだ漏れなんですが……ムチムチとか、わがままボディとか) えり(このアナは……)ピキッ 京太郎「俺は……俺は……」 良子「ソー、ハグ……しますね」ギュッ 京太郎「うはあっ!?」ビクンッ 京太郎(福与さんにあんなこと言われたから、戒能さんの身体が、肉が、俺の本能を刺激してぇ!!) 良子(すごいリアクション……何だかリトル、楽しくなってきちゃいますね) 良子「ねえ、どうですか? 私のボディは」ギュッギュッ 京太郎「ど、どうと言われてもですね……(太ももが、吐息が、おもちがぁ!!)」ピクピク 良子(ボディ、結構たくましいですね……なかなかの高身長ですし、このまま身を委ねても……) 良子「ねえ、京太郎君」 京太郎「は、はい?」ビクンビクン 良子「このまま私と一緒に最後まで……」 えり「ストップ!! ストーップ!! 戒能プロ、ハグまでですから!」 良子「ダミッ!」 京太郎「た、助かっ……うっ」ササッ 恒子「ん? どうしてしゃがんだのかな?」 京太郎「何でもない、何でもないです!」 良子「京太郎君、コンティニューがしたいならいつでも……」 京太郎「あ、あはは……こ、今度は他のゲームしましょうよ、ね? あっ、野依さん、どうしました?」 理沙「邪神降臨!」プンスコ 健夜「次は、初夜権だったかな?」ゴゴゴゴ はやり「身請け権だよ☆」ハヤッ 咏「気分も晴れたし、景気良くいこうかねぃ」ゴゴゴゴ 京太郎「えっ」 カンッ 照「京ちゃん」カモン 京太郎「えーっと、なんすかその広げられた両手は」 照「お姉ちゃんが抱きしめてあげる」 京太郎「そうですか」 照「そうです」 京太郎「ノーサンキューです」 照「……何故?」 京太郎「何故って聞かれても、そもそも抱きしめてもらう理由が無いとしか」 照「京ちゃん。弟にはお姉ちゃんに抱きしめてもらう権利がある」 京太郎「そもそも弟でも無いんだけど」 照「それに、私の胸部は無駄な障害物が無く抱擁に適している」 京太郎「自分からそれを認めるのか……」 照「さあ」 京太郎「謹んで遠慮させていただきます」 以下ループ 京太郎「誰か抱きしめたいな……」 優希「呼んだか?」 京太郎「さて帰るか、お疲れー」 優希「待てい!」 京太郎「なんだよ」 優希「今優希ちゃんを抱きしめたいなって言っていただろう!」 京太郎「言ってねえ!誰か抱きしめたいなとは確かに言ったけどな!」 優希「誰かなら私でいいだろ!」 京太郎「お前抱きしめたって何も得るものないだろ……」 優希「むかっ……じゃあ試してみるか?」 京太郎「タコス買わされそうだから断る」 優希「……」 京太郎「というわけでじゃあな」 優希「……てりゃあ!」ギュウッ 京太郎「ぐえっ!?ば、ばか、首に抱きつくな!」 優希「当ててるんだじぇ!」 京太郎「何をだ」 優希「……」 京太郎「……」 優希「……」ギュウウウッ 京太郎「ぐええっ!?」 優希「もう許さん、抱きしめないならこのまま落としてやるじぇ……!」 京太郎「わ、わかった、抱きしめる!是非抱きしめさせてください!」 優希「わかればよろしい!さあかかってこい、京太郎!」 京太郎「ったく……じゃあいくぞー」 優希「おう!」 京太郎「ほれ」ギュッ 優希「ぁ……」 京太郎「おっ、意外にいい感じ」 優希「……むぎゅ」 京太郎「それにしてもお前暖かいんだな。冬は寒いからこれはなかなか……」サワサワ 優希「ひうっ!」 優希(きょ、京太郎の手が背中這ってるじぇ……くすぐったいけどまだもうちょっと……) 京太郎「あー、確かにこれはいいかも……甘く見てたな俺」サワサワ 優希「んきゅ……!」ビクッ! 優希(ちょっ、京太郎、そこ、ダメだじぇ!そこは弱……!) 京太郎「おっ、また暖かくなった。やべえ、離れがたくなってきた」サワサワサワサワ 優希「っ、ふっ、きょうた……!」ビクッ、ビクッ! 優希(な、なんで京太郎、こんな的確に私の弱いとこぉ……あっ、ダメ、私もう……!) 京太郎「ふうっ、なかなかいい抱き心地だったぜ優希」パッ 優希「……あ」 京太郎「いやあ、悪かったなバカにしちまって。お詫びに今度タコスでも奢って……」 優希「……」プルプル 京太郎「優希?」 優希「京太郎の、バカ……!」 京太郎「えっ、えっ?」 優希「うわああああんっ!!」 京太郎「……」 京太郎「あー……やっぱりやりすぎたか」 京太郎「明日は最低でもタコス作ってやんないとダメっぽいな……はあ」 カン! まこ「~♪」 京太郎「……」ギュッ まこ「……わりゃ、何しとるんじゃ?」 京太郎「先輩……その雑誌、今週のですか?」 まこ「そうじゃけど」 京太郎「俺まだ読んでないんですよ」 まこ「そんなら貸そうか?」 京太郎「いえ、このままで大丈夫です」ギュー まこ(……大丈夫って言われてものう) まこ「もうめくろうか?」 京太郎「先輩のペースでいいですよ」 まこ「ほうかの」ペラッ 京太郎「~♪」 まこ(……まあ、ええか) カンッ 健夜「国内無敗舐めんま!! グランドマスターにひれ伏せい!!」ロォオオォン 良子「配牌……トゥーバッド……」 はやり「捨てる牌捨てる牌……全てツモり返ってくる……」 咏「視覚が……封じられた……」 京太郎「うわあ」 恒子「あちゃー」 えり「麻雀ってこんなでしたっけ」 理沙「地獄絵図!」プンスコ 健夜「勝った、私勝ったよ! 見てたよね、こーこちゃん、京太郎君!」 京太郎「あっはい」 恒子「すこやん……ちょっとやりすぎ」 健夜「勝てばよかろうなのだァアアッ! さあ京太郎君、ご褒美を!」 みさき「この人こんなキャラでしたっけ」 理沙「本性!」プンスコ 京太郎「じゃあ、(俺がした訳じゃないけど)約束は約束なので」 健夜「うん……えっ?」 京太郎「? どうしました?」 健夜「いや……京太郎君って、結構背高いよね」 京太郎「まあ平均よりは。182ですから」 健夜「結構、体つきも……ガッシリしてるよね。何かスポーツとかやってるの?」 京太郎「特にはやってないですけど、雑用で肉体労働とかは」 健夜「へ、へえ~」 恒子「あっ、畜生麻雀モンスターから独身アラフォーに戻った」 えり「打って変わって、ドキマギした様子ですね」 理沙「彼氏いない歴=年齢!」プンスコ みさき「自己紹介ですか?」 理沙「!?」ガビーン 京太郎「それじゃ、ハグしますね……」スッ 健夜「ちょっ、ちょっと待った!」 京太郎「は、はい」 健夜「こ、心の準備があるから」スーハー 京太郎「そ、そうですよね。いきなりはマズいですよね」 健夜「…………よし!」 京太郎「では」スッ 健夜「やっぱちょっと待ってえ!!」 京太郎「また!?」 恒子「すこやん……」 えり「これもう無理ですかね」 みさき「何だこのおばさん」 理沙「……」 健夜「……あの、ちょっと思ったんだけど」 京太郎「は、はい。何でしょうか」 健夜「私と京太郎君って何なの?」 京太郎「何、と聞かれても……」 健夜「だって……ぎゅっとするってことはさ、もう普通の知り合い超えてるんじゃないかな」 京太郎「はい?」 恒子「あのー、これゲーム。すこやーん、これ単なるゲームの景品ですよー」 えり「聞こえてませんね」 健夜「だから、ね? 京太郎君、もし私のことぎゅっとするんなら、責任、取ってもらわないと……」 京太郎「せ、責任?」 理沙「重!」 みさき「深夜の豚骨ラーメン並に重いですね」 健夜「ね、ねえ、京太郎君は……」 京太郎「小鍛治さん」ギュッ 健夜「きょ、京太郎君!?」 恒子えり理沙みさき「!!??」ガタッ 京太郎「ハグって、こんな感じでいいですか?」 健夜「ふ、ふわぁ……(男の人に、抱き締められてる……。ぎゅっとされてる……)」キュンッ 京太郎「小鍛治さん、そんな心配しなくても大丈夫ですよ」ボソッ 健夜「あふぅうう……(耳元で、囁かれてるぅ……)」ジュンッ 京太郎「俺と小鍛治さんは、単なる知り合いじゃなくて、友人ですから!」 健夜「らめぇえええ……いっちゃうのぉ……」ビクンビクン 恒子えり理沙みさき「えっ」 京太郎「だから、遊び相手が福与さん以外いないなんて言わないで、俺とも遊んだりしましょう、ね?」 健夜「……」ビクッビクッ 恒子「……まあ、高校生だし」 えり「……当然、ではありますね」 理沙「無慈悲!」プンスコ みさき「この年で墓場に入れという方が酷ですしね」 京太郎「友人でもハグは照れますけどね、気安い昔馴染みやちびっ子ならともかく……って、小鍛治さん?」 健夜「……京太郎、君」ガシッ ズッキュゥウウウン 恒子「!? やっ、やった!?」 京太郎「ちょっ、ちょっと、こか、小鍛治さん!? いきなり何を……!」 健夜「いいよね? いっちゃってもいいよね、最後まで? いこうよ、いこうよねえ、京太郎くうん!!」ハァーッハァーッ 京太郎「イヤーッ!!」 えり「……守れなかった」 カンッ 京太郎「晴絵さん」ギュ 晴絵「きょ、京太郎いきなり何してんの!?」アタフタ 京太郎「なにって、一緒に炬燵でごろごろしていた晴絵さんを後ろから抱きしめてるんですけど」 晴絵「いや、見ればわかるけどなんでいきなり」 京太郎「えっと………正面に座りながら晴絵さん顔を見てたらなんだかムラムラしちゃって」 晴絵「ちょ!?直球すぎ!?まだお昼だし早いって!で、でも…その吝かでは」 京太郎「まあ冗談なんですけどね」 晴絵「えー…」 京太郎「ただ普段から奈良と長野だから滅多に会えないのもあって、つい抱きしめたくなっちゃったんです」 晴絵「京太郎………ちょっと離して」 京太郎「あ…ご、ごめんなさい!生意気でし『ギュッ』…晴絵さん?」 晴絵「後ろからもいいけどやっぱり正面からの方が嬉しいな」 京太郎「晴絵さん…」 晴絵「もう、こんな時ぐらい普通に呼び捨てにしてよ」 京太郎「うん…ゴメンな晴絵」ギュッ 晴絵「京太郎…暖かいね…」ギュッ カン 憧「ねぇ、次はいつ会える?」 京太郎「今月は無理だから、来月の連休だな」 京太郎「ま、こないだ会ったばっかりだしさ、ちょっと我慢ってことで」 憧「うん・・・」 京太郎「高校生にとってはお金もバカにならないわけで」 憧「・・・・はぁ」 京太郎「憧?」 憧「なんか・・・寂しいのあたしだけみたい」 京太郎「はぁ?」 憧「京太郎はわ、私に会えなくっても平気なのかなって・・・」 京太郎「あのなぁ・・・」 京太郎「俺だって寂しいに決まってるだろ、会いたいに決まってるだろ」 京太郎「直接顔も見たいし、触りたいし・・・」 京太郎「だ、抱きしめたいって思ってるよ」 憧「きょうたろ・・・」 京太郎「だからそんな悲しいこと言うなよ」 憧「うん、ごめん・・・」 京太郎「わかればよろしい」 憧「本当にごめんね、変なコト言っちゃって」 憧「うぅ・・・わたしこんなめんどくさい女じゃないと思ってたんだけどなぁ・・・」 京太郎「そういうところも全部愛してるぜ」 憧「ば、ばか何言ってんのよっ!」 京太郎「照れてる憧もちょーかわいい」 憧「あーもう、うるさいうるさい!!」 京太郎「はは、元気でたみたいだな」 憧「もう・・・・・・ねぇ」 京太郎「ん?」 憧「あの・・・あのね!」 京太郎「おぉ?」 憧「今度会えたときに、その・・・」 京太郎「うん」 憧「さっき言ってたのの続き、していいよ」 京太郎「さっきの続き?」 憧「だからその・・・だ、抱きしめたいの続きッ!」 京太郎「へ?」 憧「あたしも、その、京太郎としたいって思ってる、から・・・」 京太郎「・・・いいのか?」 憧「お、女がいいって言ってるんだから、いいのよ!」 京太郎「・・・わかった」 憧「約束だよ?」 京太郎「あぁ、約束だ」 憧「うん!えへへ・・・」 京太郎「覚悟しとけよ!」 憧「覚悟してるから言ったんですーふふ」 京太郎(ゴム買っとかなきゃ) 憧(京太郎とキスキスきす鱚・・・・ふきゅぅ) カン やえ「抱きしめ、たい……?」 京太郎「はい」 やえ「私を?」 京太郎「はい」 やえ「……一昨日出直してきなさんな」 京太郎「やえさん、俺はマジですよ」キリッ やえ「何でこういう時だけ真面目な顔するのかな」ハァ 京太郎「そりゃもう、大切だからに決まってるじゃないですか」 やえ「私を抱きしめることが?」 京太郎「やえさんのことが、ですよ」 やえ「……こんな状況じゃなけりゃ格好いいんだがね。ともかく、相手をしている暇は無いから、早く勉強に取りかかりなさい」 京太郎「仕方ない……」フゥ やえ「ほら、勉強せんと試験が……」 京太郎「実力行使しか無いようだ」 やえ「は? 須賀君、何を……」 京太郎「うおおーっ! やえさぁーん!!」ガバァッ やえ「きゃあああ!?」 京太郎「やえさん、やえさんスリスリ!!」 やえ「ちょっ、やめ、止めなさいってば!」バシンバシン 京太郎「やえさんのドリル、やえさんのもち肌、やえさんの―――ぶべらっ!」ズバァッシュ やえ「あ、あんたねえ! いきなり何てことすんのよ!!」ガーッ 京太郎「ふみまへん」プシュー やえ「そういうことをするにはねえ、色々手順を踏まないと……」クドクド 京太郎「つまり手順を踏めば、あれやこれやをしていいと……ひいっ、ごめんなさ」 やえ「……ちゃんと、しなさいよね。バカ」 京太郎「へっ?」 カンッ 京太郎「…」ギュ 春「離して、黒糖食べれない」 京太郎「じゃあ、後ろから」ギュ 春「うん、よし」ポリポリ 京太郎「あ、これだと俺が食べれない」 春「じゃあ…」チュッ 初「口移しだ…と…?!」 霞「チェストー!チェストー!!」 巴「ああ、霞さんの立木打ちが一段と激しく…」 小蒔「あの、そろそろ目を開けてもいいでしょうか?」 初巴「まだ駄目です」 カン えり「はぁー……」 京太郎「年末だってのにどうしたんだよ姉さん」 えり「今年も結局恋人ができなかったなぁ……と」 えり「クリスマスは仕事三昧、休む暇もないし、あればこうして弟のいる長野に来てしまう」 えり「出会いも何もないですよぅ……」ウジウジ 京太郎「そんなに俺のこと心配しなくてもいいんだぜ?」 えり「たった一人の弟の世話も焼けなくて何が姉ですか!」クワッ えり「料理を作って来るので京太郎はそこに座っていてください」 京太郎「え……でも」 えり「手伝わなくていいですからね」 京太郎「もうビーフシチュー作っちゃったんだけど……」 えり「一体なんなんですか!洗濯物はしっかりたたみ終わってる!」 えり「お風呂も沸かしてある!料理も作ってる!大掃除する余地もない家の清潔さ!カピの世話もしっかり焼いてる!」 えり「私の存在理由って何なんですか……」 京太郎「そこまで思い詰めることなの!?」 えり「私は出会いすらないというのに、完全に先越されるじゃないですか……」 京太郎「……はぁ、そんなことないよ」アスナロダキッ 京太郎「昔の約束覚えてる?姉さんをもらう人がいなかったら――」 えり「俺が貰ってあげる、ですか?」クスッ 京太郎「そうそうそれそれ」 京太郎「だからさ、こう言うべきなのかどうかはわからないんだけど……焦らなくても、いいんだぜ」 えり「姉弟での結婚はできませんよ?」 京太郎「わ、わかってるよ!」 京太郎「そもそも、姉さんが売れ残れるなんてあり得ないだろ」 えり「……そうですかね」 えり「京太郎に抱きしめられるのはいつぶりでしたっけ、なんだか安心します」 京太郎「俺もだよ」 京太郎「もう少し、こうしててもいいかな」 えり「はい、是非」 カン
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にゃんにゃん共和国 微笑青空勲章一覧 にゃんにゃん共和国 微笑青空勲章一覧るしにゃん王国 akiharu国 フィールド・エレメンツ・グローリー 海法よけ藩国 鍋の国 レンジャー連邦 世界忍者国 玄霧藩国 ナニワアームズ商藩国 キノウツン藩国 紅葉国 無名騎士藩国 リワマヒ国 るしにゃん王国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 るしにゃん王国 鷹臣⇒来須・A・鷹臣来須銀河⇒来須・A・銀河【能力】 08/2/4 入手 緋乃江戌人 朝比奈あやめ⇒緋乃江あやめ 【能力】 09/5/22:取得 上へ akiharu国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 akiharu国 阪明日見日向玄乃丈 08/9/22:仮入手 上へ フィールド・エレメンツ・グローリー 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 フィールド・エレメンツ・グローリー 高渡⇒久珂あゆみ【能力】玖珂晋太郎⇒久珂晋太郎 【能力】ハレキ⇒久珂竜太郎【能力】 12/9:入手①、②08/6/25:ハレキ派生取得 是空とおる【能力】時間犯罪者素子⇒是空素子 【能力】コゼット【能力】 12/13:入手 かすみ⇒霧賀火澄(きりがかすみ)【能力】滋賀小助⇒霧賀小助(きりがこすけ) 【能力】 08/2/5:入手 左木 【能力】是空とおる⇒ぜくうとおる【能力】 08/2/29:入手 藤原ひろ子ヤガミ・ソウイチロー⇒藤原総一郎【能力】 08/3/10:入手 金村佑華⇒多岐川佑華小カトー・タキガワ⇒小カトー・多岐川【能力】 08/4/3:入手 川原雅【能力】千葉昇⇒仟葉昇【能力】 08/9/29:入手 那限逢真・三影⇒那限・ソーマ=キユウ・逢真ピクシーQ⇒ピクシーQ・ソーマ=キユウ 【能力】 08/12/18:入手 松井【能力】ソウイチローヤガミ⇒松井総一郎【能力】 12/2:入手 上へ 海法よけ藩国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 海法よけ藩国 黒崎克哉⇒黒崎克耶【能力】ソウイチロー・ヤガミ:2252⇒ソウイチロー・黒崎 【能力】 11/12:入手①、② 涼華⇒夜國涼華(やごくすずか)【能力】玖珂晋太郎⇒夜國晋太郎(やごくしんたろう) 【能力】 08/2/6:入手 海法 紀光【能力】暁ゆかり⇒海法ゆかり 【能力】 08/4/9:入手 上へ 鍋の国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 鍋の国 棉鍋ミサ⇒矢上ミサ【能力】ヤガミ⇒矢上・M・総一郎 【能力】 11/20:入手 まき【能力】HI⇒石塚弘史 【能力】 12/4:入手 鍋村 藤崎⇒藤村 早紀乃(ふじむら さきの)【能力】トラオ=テンダーブルー⇒藤村 トラオ【能力】 08/2/13:入手、根拠② くま⇒八守時緒(やがみときお)【能力】ヤガミ⇒八守創一朗(やがみそういちろう)【能力】 08/2/27:入手 龍鍋 ユウ⇒銀内 ユウ銀の腕の優斗⇒銀内 優斗【能力】 08/2/29:入手 鍋嶋 つづみ【能力】Bヤガミ 【能力】 08/1/28:入手 鍋 ヒサ子⇒ヤガミ・ユマヤガミ⇒ヤガミ・ソーイチロー【能力】 08/2/25:入手 田鍋 とよたろう⇒若宮 とよたろう 若宮康光⇒若宮泰光 【能力】 09/3/30 入手 サク⇒矢神サク 【能力】ヤガミ・ソウイチロウ⇒矢神総一郎 【能力】 07/12/8:入手() 三つ実⇒古島三つ実 小島航⇒古島航 【能力】 08/4/10:入手() 上へ レンジャー連邦 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 レンジャー連邦 蝶子⇒霰矢蝶子【能力】ソウイチロー・ヤガミ:お見合いヤガミ⇒霰矢惣一郎【能力】スポーツカー【能力】 11/21:入手①、② 萩野むつき⇒むつき・萩野・ドラケン【能力】カール・T・ドランジ⇒カール・瀧野・ドラケン【能力】 08/3/7:入手 上へ 世界忍者国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 世界忍者国 ソーニャ・モウン艦氏族・デモストレータ⇒ソーニャ/ヴァラ/モウン艦氏族/スターチス【能力】エミリオ・スタンベルク⇒エミリオ・スターチス 【能力】 11/12:入手 環月怜夜⇒桂林怜夜 【能力】ロイ⇒ロイ=ケイリン【能力】 08/2/7:入手 カヲリ⇒優羽カヲリ日向玄乃丈⇒優羽玄乃丈【能力】 08/7/30:入手 上へ 玄霧藩国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 玄霧藩国 玄霧⇒玄霧弦耶(クロギリゲンヤ)【能力】結城火焔⇒玄霧火焔 【能力】 12/5:入手 アポロ⇒アポロ・M・シバムラ【能力】芝村英吏⇒英吏・M・シバムラ【能力】クイーンオブハート【能力】 08/3/17:入手 睦月⇒久藤睦月工藤百華⇒久藤百佳【能力】 08/12/1:入手 雅戌⇒階川 雅成 鋸山 信子B⇒階川 敦子 10/8/5:入手 上へ ナニワアームズ商藩国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 ナニワアームズ商藩国 守上藤丸大阪万博⇒暮里藍実【能力】 08/4/3 入手 乃亜1型⇒乃亜・クラウ・オコーネルハリー・オコーネル⇒ヘイリー・オコーネル【能力】 08/6/8:入手 上へ キノウツン藩国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 キノウツン藩国 高原鋼一郎【能力】アララ・クラン⇒高原アララ 【能力】高原翠蓮【能力】高原雷鋼【能力】アントニオ【能力】 8/24:入手 浅田【能力】吉田遥⇒浅田遥【能力】 11/12:入手 青狸⇒比野青狸(くらべの あおたぬき)【能力】結城火焔⇒比野火焔(くらべの かえん) 【能力】 12/9:入手08/2/26:喪失08/4/9:再入手 VZA【能力】鈴木真央⇒VZ・真央 【能力】サーラ先生【能力】 12/10:入手 船橋⇒船橋鷹大 (たかひろ)【能力】柱空歌⇒船橋空歌 【能力】 08/1/30:入手 小宇宙 管理委員長なおみ⇒管理委員長直美 【能力】 11/9/22:入手 上へ 紅葉国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 紅葉国 紅葉ルウシィ【能力】深浦まゆみ⇒マユミ=紅葉=深浦 【能力】 08/1/9:入手08/3/2:喪失08/4/9:再入手 高神喜一郎⇒高守千喜(たかがみちはる)バロ⇒高守バロ【能力】 08/3/10:入手 む~む~⇒日向美弥日向玄乃丈⇒日向玄ノ丈【能力】 08/5/19:入手 舞花⇒舞花・T・ドラッヘン【能力】カール・T・ドランジ⇒カール・T・ドラッヘン 【能力】 12/10:入手 上へ 無名騎士藩国 保有者・個人ACE・派生個人ACE 入手日 無名騎士藩国 黒野無明 ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン⇒黒野ふみこ【能力】 11/4/26:入手 上へ リワマヒ国 藩国名 保有・個人ACE・派生個人ACE 入手日 リワマヒ国 平 祥子⇒琥村 祥子 小村佳々子⇒琥村佳々子 【能力】 10/3/21:入手 個人ACE能力一覧:あ 個人ACE能力一覧:か 個人ACE能力一覧:さ 個人ACE能力一覧:た~な 個人ACE能力一覧:は 個人ACE能力一覧:ま~わ PLACE能力一覧 上へ 戻る 編集履歴 矢上麗華@土場藩国 (2008/10/02)
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登録日:2015/10/14 (水) 20 ?? ?? 更新日:2024/04/01 Mon 22 00 24NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 Nintendo Switch PS4 PSVita アクションRPG ゲーム 学園モノ 嶋村侑 日本ファルコム 東亰ザナドゥ 浅沼晋太郎 現代劇 異界 ※ネタバレあり。気になる人はブラウザバックされたし。 ――その日、”日常”は引き裂かれた。 東亰郊外の《杜宮市》に住む17歳の平凡な高校生《時坂洸》は、 ある日のバイト帰りに、深夜の旧市街で"事件"と遭遇する。 柊明日香── 4月に帰国子女として編入したばかりの容姿端麗にして明朗快活、 人気者のクラス委員長が、タチの悪い不良たちに絡まれ、連れて行かれようとしていたのである。 『なんでこんな時間に……!』 舌打ちしながらも、意を決して路地裏へと追いかける洸。 果たしてそこは── この世のものとは思えぬ、おぞましくも美しい空間と、 名状しがたき怪異に喰われかかった不良たちと……。 ──虚空から、 鬼火のように青く輝く"剣"を取り出す"彼女"の姿があった──。 (公式サイトより) と公式サイトのプロローグのページに ゲーム開始直後のことが書かれているが… ネタバレ [部分編集] 本当のプロローグは実は文章の方ではなく 背景の絵の方である、 「いかにも「悪役」な赤い奴と そいつによって引き起こされた災厄と廃墟・・・ そして・・・ 下の方に 二人の子供が描かれている 本当の物語はこのころから始まっていたのだ。」 東亰ザナドゥとは、2015年9月30日に発売されたアクションRPGである。 開発・発売元は日本ファルコム。対応機種はPlayStation Vita。 その後、PlayStation4にて様々な追加要素を盛り込んだ移植版『ex+』が発売された。 2023年6月にex+のNintendo Switch版も発売予定。 間違えられやすいが「東”京”」ではなく「東”亰”」である。(また、東亰以外にも「九州」は「玖州」、「赤坂」は「朱坂」等、いずれの地名も現実と異なっている) なんでも異質感を出すためにあえて異字体にしたとか。 【概要】 日本ファルコムが完全新作として開発した作品。 ファルコム初期のPCゲームとしては空前の大ヒットを起こした「ザナドゥ」の名を冠する作品として、一部では話題になった。 東亰の郊外にある架空の都市「杜宮市」と異界「ザナドゥ」を舞台にしたストーリー。 何気にファルコム作品で初の現代舞台の作品である。 なお、世界観も概ね現代と同じであるが、唯一「第二次大戦時に日本軍が核を落とされて敗北した」という歴史が「核兵器相当の兵器を作り出すまでの粘りを発揮するも、軍上層部のクーデターで継戦が不可能となった」というものに変更されている。 だからと言って日本が不平等条約を結ばされたなどのそれ以降の歴史に影響した様子はほとんどない。表向きは。 基本的にアドベンチャーパートとアクションパートに分かれる。 アドベンチャーパートでは学園や市内を巡って各種イベントやミニゲーム、クエストや絆エピソードをこなしていき、 アクションパートで「ザナドゥ」内部を攻略し、奥にいるボスを倒して次の章へ、というのが基本的な流れ。 無論章によって町巡りも攻略する「ザナドゥ」の数も違うのだが。 ちなみに、アドベンチャーパートの終了は大部分が主人公のバイトの開始による。 主人公には「智・勇・仁」という独自のパラメーターがあり、一定の業績を得ることでどれかが上がる仕組み。 「智」はその名の通り「智識」関連。本を読んだり、イベントで偶にある選択肢にて正しいモノを選ぶと上がる。 「勇」は、基本は「ザナドゥ」攻略にて、ランクがC~Sまで分かれており、高ければ高いほど多く「勇」ポイントが上がる。 その為高ランクを狙うために全てのオブジェクトや敵を破壊したり、受けるダメージを少なくしたりといろいろ考える必要があるが、 後に再攻略出来るようになっており、その時ランクを更新しても問題なくポイントは入るので、初見ではその辺は無視しても構わない。 「仁」は人との繋がり。クエストをこなせば自動的に上がっていくので、ただクエストをこなせばOK。勿論隠しクエストもお忘れなく。 トンチキなルビや多用されるダブルクォーテーションなど、何とも厨二な雰囲気が漂っている。 【登場人物】 メインキャラ 時坂洸(コウ) CV:浅沼晋太郎 主人公。二年生。 ソウルデヴァイスはカタールのような形状をした、剣先が連結しており伸縮自在の奇妙な形状をした「レイジング・ギア」。作中でも何をモチーフにしているか語られない。 比較的近接戦が得意だが、ある程度は遠距離でも戦える。 特に剛撃スキルが強力で、回転しながら高いダメージを叩きだすので乱戦時の露払いはお手の物。近くの敵には2回ヒットする。逆に言うと、場所が悪いと半分の威力となってしまう。 逆に一対一で強力なグリードと戦うのは、他のキャラの方が得意な場合が多い。 ストーリー進行でコア変更によってすべての属性を担当できる、全環境型キャラ。 PS4版で追加されたEXスキルは、超火力の火炎弾を一発正面に飛ばす。わずか1ヒットしかしないが、それだけで他のキャラのEXスキル全ヒットと釣り合う。モーションも少なめの遠距離攻撃なので使いやすい。 性格は言葉遣いこそ少々ぶっきらぼうだが、本作随一のお人好し。 行く先々で困っている人を見かけては首を突っ込みトラブルに巻き込まれる体質で、 物語の発端も不良に絡まれたアスカを見かけて、助けるために後を追いかけたのが原因である。 両親の長期海外出張が決まったので物語開始時には一人暮らし。 ただ幼なじみの倉敷栞が押しかけ女房のごとく世話をしており、倉敷家とは実の家族のように仲が良い。 母方の祖父に九重流柔術の師範である九重宗介が、 従姉に杜宮学園で教師をしている九重永遠が居り、こちらもコウの事を気にかけている。 中学まで祖父の道場で稽古をしていたことから、体術は並以上。 その辺のチンピラ程度ならばまず負けることはない。 部活動をしておらず、日夜バイトに明け暮れている。 部活動や稽古の類を一切やめた中学生の頃からアンティーク屋のユキノからバイトを斡旋してもらい、 今では校則的にアウトな深夜バイトもこなしている。 ぶっきらぼうながら人が良く、その交友関係はアスカもうなるほど。 ただどこぞの攻略王共と違い無差別に恋愛フラグを建てまくる人物ではない。リオンには明らかに惚れさせにいってるようにしか見えないが。 そもそも(本人たちは否定しているが)彼自身がシオリ一筋過ぎる為、他の女性をそういった対象で見做しているかどうかすら怪しい。 ネタバレ [部分編集] バイトに勤しんでいた理由、 それは10年前に目の前でシオリを失ってしまった事による喪失感による。 記憶の改竄により覚えてはいないのだが、どことなく生まれた喪失感を満たすために、バイト代という分かりやすい報酬が得られるバイトに励んでいた。 最終決戦直前では、その喪失感を認めつつ、今目の前にいるシオリを助けるため前に進むことを決意する。 また、中盤では「根拠もないのに迷いなく戦いに身を投じられる異常性」をアスカに指摘されるが、 彼自身が理解していなかっただけで、恐らくその本当の根拠は東亰冥災でシオリを喪ってしまったことにある。 崩壊する町中をシオリと手を繋ぎ歩んでいたが、崩落の振動で手を離してしまいシオリは致命傷を負ってしまう。 その結果精神崩壊を起こしかけるが、夕闇の使徒とシオリが融合して「シオリは生きている」という嘘によって起こった記憶改竄により起こらなかった。 しかしその事実は深いトラウマを残したようで「震災の後から捻くれた」と自分でも無意識に自覚している。 その真実と向き合い、目を背けていたこととバイトに逃げこんだことを認めながらも「倉敷シオリは生きているという「嘘」でしかない」と告げる「シオリ」に対して「その10年間の「嘘」と絆を結んだ者達にとって「嘘じゃない」」、「それを「シオリ」自身にすら否定させない」、「それでも否定するなら幼馴染として力ずくでも認めさせる」と告げ、レイジング・ギアを発現させながら「そして今度こそお前の手を離さない」、「今、目の前にいる「お前」を絶対に取り戻して見せる」と10年前と同じ様に「シオリ」へ手を再び伸ばす。 モチーフが不明で作中でもはっきりとは断言されていない「レイジング・ギア」だが、上記の真実、最終決戦での決意と宣言から推測するに「手を伸ばし、今度こそ掴む腕」という願いが反映されたものである可能性が高い。 柊明日香(アスカ) CV:嶋村侑 ヒロイン。学園の二年生。 ソウルデヴァイスは細身の剣「エクセリオン=ハーツ」。 魔法による遠距離での戦いが得意ではあるが、近接戦も十分にこなせる万能型。あらゆる特性において2,3番目に位置し、どんな状況でも一体ずつなら一定以上の性能を発揮できる。 コウの苦手とする強敵相手の一対一において真価を発揮するが、逆に距離・角度共に近接攻撃範囲に難があるため乱戦は苦手。 悪く言えば器用貧乏でもあり、剛撃スキルの火力と範囲、飛翔スキルの火力、射撃スキルの射程や隙の小ささなど、全方面で他のキャラにどこかしら見劣りしがち。通常攻撃の出の速さはかなりのものなので、この辺りも絡めながら足りない性能は愛でカバーしよう。 またスキル強化で射撃と剛撃のヒット数が増え、特に射撃は総合的に見れば全キャラ屈指の性能に化ける。 全体的に技のモーションがかなり短く、PS4版で実用レベルになった回避の恩恵を最も受けた一人。 EXスキルはターゲットを一旦氷で固めて突進するという技で、基本的にロックさえしていればそいつ相手には100%ヒットする。ラスボスでさえ回避不可。また、他の技と違って相手の攻撃を中断させられる。 さすがプロは格が違った 米国からの帰国子女で、容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群のクラス委員長。 絵に描いたような完璧超人だが、人当たりがいい一方で、どことなくクラスメイト達と壁を作っている。 その正体は異界「ザナドゥ」の管理を目的とする裏の世界の組織「ネメシス」のエージェント。 《執行者》と呼ばれる高い戦闘力を有したメンバーである。因みにコレとは流石に関係はない。 コウは適格者であったので記憶操作が効かず、更には協力を申し出たことから、 ある意味監視も兼ねて協力者として行動を共にする。 仲間が増えるにつれ、執行者として1人で事件を解決せねばという思いが強くなり、 先走った行動をしてしまう。 その後はコウ達に諭されて、本当の意味での仲間となる。 同時にクラスメイトとの間にあった壁もなくなり、シオリと親友同士になる。 また、コウとは決して恋愛関係ではない、それでも互いに信頼し合い、背中を預け合えるパートナーとでも呼ぶべき間柄へ進展していく。 ソウルデヴァイスは10年前にグリードの群れに立ち向かって死んだ母親の形見。 同時に父親もそこで亡くしている。執行者になったのも、母親の跡を継ぐため。 誰が呼んだかファンからの愛称は「プロさん」。 また(≪ネメシス≫の執行者という立場上、秘密を守らなければならないので仕方がないのだが)何かが起きた時にその真相を察した様な言動をしながらその内容を話さず、ハッキリと真実が語られたときに「そうゆうことだったのね。」と話すことが結構な回数あることもネタにされがち。 尤も、これは前述の通り立場上仕方がない上に、似たような立場であるミツキも結構同じ言動を繰り返すので、断じてアスカが知ったかぶっているわけではない。 実は、拘束術式という術によってその力を抑制している。また、いざというときのために霊力を「貯金」しており、有事に開放することで多大な出力を発揮することができる。 ただし、拘束解除は体に負担がかかるらしく、安易に解除することはできない。霊力の消耗も激しい模様。 PS4版ではこの姿を使用することができる。全性能が高まっているが、常にスリップダメージを受けるというピーキーな特性を持つ。まあ、常時回復(大)のエレメントで相殺できるのだが。 SPの消費量が下がっているので、ヒット数2倍のエレメントをつけてやればゲージがガンガン溜まる。移動速度もダッシュ並み。 また、クリア後にはその姿を衣装として適用できるが、他の衣装と違って格好だけでなく通常時でもこのスペックが使用可能となる。 本来一人だけの戦闘向けに底上げされている形なので、他のキャラと一緒に使うと目に見えて性能が違う。 意味深なセリフを「自分だけは知っている」感全開で語ったりする・本来の力を抑えて周りに合わせてる・一人で路地やら繁華街やら妙な場所で探し物をしているなど、傍から見ての厨二感がすごい。 リアルな患者と違って、彼女はマジなのだが。 郁島空(ソラ) CV:加隈亜衣 空手部所属の一年生。ボーイッシュな感じの可愛い妹分。 ソウルデヴァイスは手甲の「ヴァリアント・アーム」。 通常攻撃の連打性、剛撃スキルの火力、飛翔スキルの身軽さなど、近接戦においては無類の強さを誇る。攻撃も小さく早いので、バステ付与によるサポート役もこなせるアタッカー。 ただし、射撃スキルでさえも射程はほぼゼロ距離に近く、遠くの敵と戦ったり、自分の周囲にダメージを発生させるグリードは苦手となる。 EXスキルは連続攻撃を叩き込んで、最後に強撃を放つタイプ。近距離型だが最後の一撃は範囲がやや広め。 玖州(あちらの九州)出身の女の子。 父親は《郁島流》という古流空手の師範で、彼女は後継者。 世をもっと広く知るため、1人上亰してきた。 武術一家同士付き合いがあり、コウはかつての兄弟子にあたる。 現在はコウが中学で稽古を止めたこともあり、組手をするとコウが防戦一方になる。 性格は裏表がない性格で、とても純粋。 武を修めるものとしての正義心も持ち合わせている。 一方で何かしらの雑念があると、それが稽古中の体捌きに顕著に現れるなど、 精神面ではまだまだ未熟な面もある。 空手部では持ち前の高い能力で期待の新人として扱われ、上手いこと鍛錬が積めれば1年にして全国も夢ではないと言われている。 だが高すぎる実力故に空手部の先輩1人といざこざが起きてしまい、 その負の感情に反応して異界化が起こり事件に巻き込まれ、適格者として目覚める。 ちなみに、身体能力は体幹やバネが優れているらしく、腕などはさほど固くない様子。 事件後は先輩と和解し(先輩の方は異界についての記憶を消去したが)、 以後協力者として行動を共にする。 コウを除けば同学年のユウキとの絡みが多い。 クラスが違うのによく話しかけに行っている。どうやら弟ができた気分らしい。 PS4版ではコウへの好意の有無を突っ込まれるも、ない訳ではない様子。 四宮祐騎(ユウキ) CV:山下大輝 学園の一年生。常にヘッドホンをしている眼鏡男子。 ソウルデヴァイスはビットによる砲撃と槌による近接攻撃を使い分ける「カルバリー・メイス」。 射撃スキルを放ちながら移動が出来る、という固有アクションを持つ。このせいで、一部のボスは□ボタンを押しながらぐるぐる回っているだけで一方的に倒すことが出来る、作中屈指のボスキラー。ある程度の広さが確保されている場所で、敵が一体ならば、もはやカモ同然である。 メイスによる近距離攻撃も悪い性能ではなく、ダンジョンアタックにも使える強キャラ……というか、あまりにもあんまり過ぎる射撃スキルの汎用性から、本作最強のプレイアブルキャラとされている。弾幕弾幕! 難点としては、射撃に高度補正がなく単発なので、上記の使い方以外はどうにも使いづらい時があること。連射性能で次点につけるアスカは5ヒットするため、人によってはこちらの方が使いやすい場合も。 EXスキルは正面に四つのビットからビームを放つというもので、ストレートに分かりやすい性能。ただし、旋回性能が非常に悪く、突進攻撃などで射線から大きく離れると下手な攻撃以下のダメージで終わる。 IQ.180を超える天才。高度なプログラミング技術とハッキング術を持っており、 それを最大限に活かしてアプリ開発や株式取引を行っており、 16歳にして高級マンションで悠々自適な一人暮らしを送れるほど儲かっている。 その為基本的に他者を見下しており、学校にも話が合う人間がおらず授業も低レベルだからと、最低限の日数しか出席していない。 ちなみに、インドア派だが運動ができないわけではない。 父親と確執があり、現在一人暮らしなのもその父親から自立するためである。 姉の四宮葵はそんなユウキを気にかける、というか溺愛しており何かと世話を焼きたがる。 ユウキはそんな姉を鬱陶しがる素振りを見せながらも、本心では大切に思っている。彼氏ができたと見るや、ストーカー行為まで決めた。 とある異界絡みの事件に姉が巻き込まれたことから、助けるためにコウ達に協力しソウルデヴァイスが覚醒。以後仲間となる。 仲間になった後は学校へ通うようになる。 同学年のソラからは「ユウキ君」と呼ばれ、本人は四宮と上の名で呼ぶよう要求するが、 いつまでも改善されないので、最終的には訂正するのを諦めた。 PS4版ではお約束通りソラに好意を持つ男子生徒に絡まれた。 北都三月(ミツキ) CV:山崎はるか 杜宮学園生徒会長で三年生。おっぱいがとても素晴らしい御方。 ソウルデヴァイスは魔法攻撃が得意な杖「ミスティック・ノート」。 剛撃スキルで結界を張り、あらゆるトラップを無視できるダンジョン踏破の鬼。この結界自体にも当たり判定(しかも複数回)が存在するので、敵に密着して発動すれば、身を守りながら大ダメージを叩き出すこともできる。射撃スキルはデフォルトで6ヒットする(ただし、隙がアスカよりワンテンポ多い)。更に、通常攻撃も遠距離攻撃なので、遠くのグリードをおびき出したり、そのまま近付くことを許さず仕留めることも可能。……と、遠近両面でほぼ隙が無く、ユウキと並んで最強候補の一人。 ただし、バリアは一回攻撃をまともに受けると解除されてしまうので注意が必要(トラップ床なら大丈夫)。 EXスキルは杖から雷の玉を飛ばす。ユウキのとは違い、最初に周辺に低威力のダメージ場を形成してから放つ。遠距離攻撃なので射線上の敵を巻き込める。 日本を代表する大企業・北都グループの後継者候補であり、現会長の孫。 同時に「異界」について知る裏世界の三勢力の1つ「ゾディアック」の一員である。 誰に対しても敬語を使う、才色兼備の生徒会長だが、 大企業の後継者候補ということで帝王学も学んでおり、何気に黒いことを笑顔で言ったりする。 学業と生徒会の仕事と北都グループでの仕事を全てこなしており、分刻みのスケジュールを送っている。 基本的に能力の高い才媛だが、料理となるとすごい不安そうな様子を見せ、独自料理を作った時も自信なさげである。 「ネメシス」に属するアスカとは対立関係(とはいえ、ミツキ自身は積極的に協力したがっており、どちらかと言えばアスカに一方的に敵視されていた、と言うべきである)にあったものの、 とある事件をきっかけに両上層部からの許可も下りて協力することになる。 同学年であり最強の不良であるシオとは3年前に何かあったようで、本編でも絡みが多い。 秘書兼護衛のキョウカとは、彼女が幼くして両親をなくしていることもあり、立場を越えた間柄である。 高幡志緒(シオ) CV:鳥海浩輔 学園の三年生。長身でガタイがいい大男。 ソウルデヴァイスは、大剣の「ヴォーパル・ウェポン」。 鈍重で全ての攻撃で振りかぶる溜めが明らかに長く、攻撃の出の遅さや移動スピードの低さが目立つものの、単品での火力はピカイチ。また他キャラよりDゲージを溜めやすい特性を持つ。 剛撃スキルを一発撃てる程度、の隙しか見せない相手にはかなりの強さを誇る。無論、攻撃範囲も申し分ない。どんな敵にも対応できる強さはないが、選ぶべき相手をキッチリ選べばこの上なく頼りになるだろう。 ヒット数・ダメージ回避・クリアタイムなど、このゲームのダンジョン攻略で高評価を得るための要素がことごとく苦手なため、もっぱらボス戦向け。でもそうなるとアスカ・ミツキ・ユウキと候補があまりに強すぎるのだが。 EXスキルはわずか3回しか攻撃しないが、その分それぞれの威力が高めで範囲も広い。が、ちょっと最後の一撃までの溜めが長いのでタイミングに注意。 杜宮学園どころか杜宮市でも最強と言われている不良。 「BLAZE」という不良グループのリーダーの1人として知られており、黒い噂は絶えない。 しかしとある事件をきっかけとして、一年前にBLAZEを解散している。 実際は黒い噂とは裏腹に、不要な喧嘩はせず義理堅い人物。 BLAZEが起こしていた暴力沙汰も、警察が対処できない悪どい大人や、 民間人にも危害を加える他の不良グループをボコボコにしていたのが原因である。 解散したはずのBLAZEが何者かに騙られ、恐喝事件等を起こしていることを受け、 単身調査を始めるが、異界絡みの事件だったこともありコウ達と合流。 適格者として覚醒する。 単純な身体能力は化け物クラスで、何の武術も学んでいないのに素手でエルダーグリードとやりあっていた(無論ダメージは与えられないが)。 ちなみに、その時のエルダーグリードは恐竜のような姿で一応人型エルダーグリードだったソラよりきつい条件だったが、尻尾の振り回しもきっちり回避し気絶するまではいかなかったなどそれ以上に応戦していた。 ソラからも「もしも武術を学んでいたら……」とある意味恐れられている。 孤児であり、現在は蕎麦処「玄」にて下宿しており、実の息子のように扱われている。幼少を過ごした孤児院はかつてろくでもない大人が院長であったが、現在はましな様子。 出前の他に丼物の調理なども行っており、仲間内でも非常に好評。 この影響か、プレイヤーキャラの中では飛びぬけて料理が得意(得意とする料理が多い)である。当然丼料理が最も得意。 勉学に対しても真摯に取り組んでおり、オリオン書房に足繁く通って参考書を購入するなど、イメージと反して実は優等生である。本人曰く「伝手で入ったのでハンパはできない」とのこと。 同学年のミツキとは絡みが多い。 3年前何かあったようで、彼女の力を認めながらどこか恐れている。 玖我山璃音(リオン) CV:沼倉愛美 杜宮学園の二年生。コケティッシュな言動が売りだが、素は普通の女の子。 ソウルデヴァイスは背中に羽が生える「セラフィム・レイヤー」。 見た目通り、飛翔スキルやジャンプなど、空中でのアクションに優れる。移動スピードも速めなので、高低差の多いダンジョンには是非連れて行きたいところである。飛翔スキルに目を奪われがちだが、射撃スキルの火力もかなりのものであり、コンボ数も稼げる強スキル。 剛撃スキルはリーチこそ短いものの全キャラ唯一の設置技。敵の突進を読んで剛撃を置いて離脱できる他、上下のリーチが長いので2段ジャンプで安全圏に滞空しつつ攻撃したりできる。 一方、通常攻撃のコンボや剛撃スキルは隙が大きいので、使用には若干注意が必要となる。 EXスキルはエネルギーウィングを展開しての突進。飛翔の上位バージョンだと思うと分かりやすい。アスカのスキル同様、当てた相手は一時的に拘束され、攻撃がキャンセルされる。 人気5人組アイドル「SPiKA」の一員。 同期の2人とは親友兼ライバルで、センター争いをしている。 軽薄な性格に見えて、かなりの努力家。カラオケでの歌の練習は欠かさない。 またとにかくファンに楽しんでいってもらいたいという強い思いを持っている。 コウとはかなり親しげに接触し、自身の立場を利用した悪戯なども仕掛ける一方、彼の行動には心を乱されがち。 とある異界絡みの事件に巻き込まれた結果、適格者として覚醒。 以後コウ達に協力するようになる。 アイドルになったきっかけは10年前の「東亰震災」の時に被災し、 病院のベッドで失意の底に落ちていた時、偶々テレビに映っていた、 今では伝説のアイドルと呼ばれるアイドルグループを見て、生きる気力が湧いたから。 ネタバレ [部分編集] 実は、東亰冥災の際に、「熾天使型グリムグリード」の干渉を受け、「天使憑き」と呼ばれる存在となっていた。 その結果、彼女が不安定になったり、異界化の影響を受けたりすると、彼女の歌が怪奇現象を起こしてしまったり、果ては特異点を作りだしてしまったりしていた。 加えて、グリムグリードの制御技術を使用したトモアキにより、病院を異界化させてしまう。 コウ達と協力し、彼女の中にいたグリムグリードを倒した後は、再びその力を自分の中に受け入れ、以降は不完全ながらも制御するようになっている。 サブキャラ 倉敷栞(シオリ) CV:茅野愛衣 杜宮学園二年生。コウの幼なじみ。そしてヒロイン。 (ただし戦闘パーティには一切参加しない。アスカが仕事上のパートナーで、シオリは家を守ってくれる存在らしい。) 父親が書店の店長で、彼女もその影響からかなりの読書好き。 コウとは幼い頃からずっと一緒で、周囲からは夫婦と囃し立てられている。 しかし当人達は既に一緒にいて当たり前というレベルの境地にまで至っているので、 否定はするが気に留めてもいない。 一般人なので異界絡みの事件には関わらないし、たとえ関わっても関わっても記憶を消される。 しかし長年の付き合いからかコウが何か裏でやっていることに気付いており、 そこを敢えて追求せず、体に気をつけるよう言うだけに留まるというもはや正妻の域。 ついでにコウが疲れて眠った時は公共の場で膝枕を敢行した。 ネタバレ [部分編集] その正体は本作のラスボスであり、神話級グリムグリード……否、SSSSS級XXXグリード「冥禍の神姫シオリ」。 本物のシオリは10年前の「東亰冥災」にてコウの目の前で死亡している。 逃げ遅れて瓦礫に押し潰され、命が消えかかっていた際に、死ぬことに後悔はなかったが、 自分の死でコウの精神が崩壊することを恐れた彼女は、「これが全部嘘でありますように」と願う。 それを聞き届けたのは神でも悪魔でもなく、実力者達に討伐されかかっていた神話級グリムグリード「夕闇ノ使徒」であった。 つまり、10年前のその時より、杜宮市全体はごっそり侵食に巻き込まれていたのである。 因果を書き換えシオリの死を文字通り嘘にしたのだが、これはあくまで杜宮市限定の話。 つまり杜宮市以外ではちゃんとシオリは10年前に死亡したことになっている。 そしてインターネットの発達により情報が簡単に流れるようになり、 死んだはずのシオリが生きているという矛盾の齟齬が限界を迎えようとしていた。運悪く、最も近くにいるコウの両親が仕事で杜宮市の外に出てしまっていたことも要素の一つだったと考えられる。 杜宮市で異界化が劇中で多発したのはコレが原因。 よって彼女はその矛盾を解消すべく、日本全てを覆うことで「シオリが生きている」という嘘が通用する範囲を拡大しようとした。 当然それは日本全土が異界化してしまうことなので、容認するわけにもいかず、最終決戦の幕開けとなる。 最期はコウの事を皆に頼み、笑顔で消滅していったが…。 なお、異界化が完全に解除された杜宮市では、おそらくは彼女の生まれ変わりと思しき幼女がおり、因果を捻じ曲げたというよりは本来の世界の上から偽りの真実をかぶせたような形だったと思われる。 グリードとしての彼女は「夕闇ノ使徒」の脅威度とされていたSSS級を遥に上回るSSSS~SSSSS級の怪異。もはや神話級グリムグリードとすら見做されていないようで、戦闘中はXXXグリードと称されている。 神話級の「夕闇ノ使徒」ですらその被害は杜宮市で、三組織の尽力があって数万人の被害であった事に対し、 彼女の範囲は日本全体で最悪億単位の被害が出ることを考えると、確かに既存の枠で収められる存在ではない。 一戦目は凶獣の姿でコウ達と戦闘し、HPが一定値を下回る度に強制的に仲間の一人を戦闘外に弾き出して次のメンバーが戦列に加わる……という全パーティメンバーで挑む特殊な総力戦となっている。二戦目は真の力を解放し、多彩な攻撃とHPが減ると展開するバリアによってプレイヤーを苦しめる。当然どちらも高いHPを持っているので、長期戦の準備を整える必要があるだろう。 なお、彼女が既に死亡している、という伏線はかなり序盤から存在する(語られている範囲ではコウは、東亰冥災時には何も失っていないのに「もうあんな思いはしたくない」と何度も強く思っている等)。 終盤においても、異界属性の暴走事件が発生した際、駅を中心として一定距離にある地域で特異点が出現していたが、該当箇所を十字で結ぶと該当地点に彼女の家がある住宅街もある(この段階では住宅街がマップに表示されないため分かりづらいが)。 むしろ、彼女と同じ距離の個所に問題が発生しているともとれる。 鋼属性のエルダーグリードが駅に出現していたのも、本来自分の縄張りに当たる地点により強大な特異点がいたため、そこに異界化を引き起こせなかったと思われる。なんかかわいそう。 【ノーマルエンドの結末】 栞を救えなかったという結末はコウの罪悪感として残り続ける程に傷跡は深かった 周囲の助けもあって何とか立ち直ろうとした時、居なくなった栞に瓜二つな少女の姿を見つける。 栞は転生したのか?それともただ似ているだけなのか?どちらなのかは判らない。 栞に似た少女の元気な姿に励まされたコウは活力を取り戻すのであった。 【ハッピーエンドの結末】 条件を満たすとこちらに分岐する選択肢が表れる。 レムの導きによって『栞を取り戻す』という奇跡へと至る可能性を手にしたコウ達は試練に挑む。 その先には本当の意味で『神』と呼ぶ存在である九尾ノ白獣が待っていた、そしてその傍には栞の魂も。 九尾は栞に永劫の時を自分と共に過ごす巫女になってもらうつもりでいたが 先の異変でコウ達が見せた心地良き因果の響きに免じて、一度だけ栞を取り戻すチャンスを与えようと語る。 そして失った命を取り戻す奇跡を望むのならば、自分にその力を示してみせろと。 壮絶な死闘の末に九尾の試練を超えたコウ達の元に栞は無事に帰って来るのであった。 九尾はその際『栞が10年前に死ななかった』という因果を紡ぎ直しているが これは栞が本編で行ったような嘘で無理矢理に現実を改変するというレベルの物ではなく 圧倒的な神の力によって、どこにも一切の歪みが発生しない正真正銘の復活を果たしている。 …しかし、この『栞が10年前に死ななかった』という事実は、3ヶ月後にもう一つの異変を生み出す事になる。 伊吹遼太(リョウタ) CV:阿部敦 杜宮学園2年生。小学生の頃からのコウとシオリの親友。 実家は杜宮商店街で八百屋をやっている。 可愛い女の子やアイドル、流行に目がない今時の男子高生。 現在は「SPiKA」に熱を上げており、本人達を目の前にするとえらく興奮する。 ちゃらんぽらんな性格なようで(実際そうなのだが)、やる時はやる男。 コウが裏で何かやっていることにも気付いており、親友として見守っている。 コウとシオリを指して夫婦と呼んでいるが、 彼も彼で幼なじみのチヅルと夫婦漫才をしている事に気づいてないようだ。 ネタバレ [部分編集] 一人はラスボス、一人は本作最強候補でキーパーソンなコウの友人たちの中で、彼だけは正真正銘の一般人。 だからこそ、というべきか日常シーンでの活躍の場は多目であり、6話など重要な局面で意外な活躍を見せることも多い。 また刻印騎士の正体に最初に気付いたのも彼とコウである。 ex+のアフターストーリーでは霊木の木刀を携えてパーティキャラとして参加する。 ステータスこそクリティカル率の一点を除き総じて最低クラスだが、 エレメント装備数が全キャラ最多の7枠でかつ装備制限無し。 事前に装備とエレメントを用意しておけば加入時点でクリティカル率は驚異の80%に達し、ステータスからは想像もつかない高火力を発揮できる。 攻撃モーションも手数重視のスピードタイプで扱いやすく、バステ付与も得意。 愛と装備があれば十分に戦力になる。 ついさっきまで一般人だったのにレベル50から始まるし。 最大の欠点は攻撃属性を霊属性から変更できないこと。 アスカとユウキの射撃キャラ2トップがライバルになる上に、 そもそもリョウタと同時期に加入する追加キャラが影属性以外全部有利とかいうトンデモ性能、 影属性も主人公コウが担当、じきにミツキやアスカも合流するので ぶっちゃけリョウタを操作する意味が愛以外にない。 小日向純(ジュン) CV:伊藤かな恵 杜宮学園二年生。コウ、シオリ、リョウタの親友。 高校に入ってからの付き合いである。 性格は穏やかで、容貌は下手な女子よりも可愛い、いわゆる男の娘。 クラスの女子からはえらく可愛がられており、町を歩けば女と間違われスカウトされる。 入学当時リョウタが女と勘違いしガチ惚れし、告白したのは今でも黒歴史として語り継がれている。 何気にオカルト好き。サブカルチャーにも精通している準オタクで、 ガチオタクのサブローからは同志として扱われ、行動をよく共にしている。 ネタバレ [部分編集] その正体は聖霊教会所属の武装騎士団「クロノス=オルデン」の1人で刻印騎士。 本編に途中から登場する白装束と呼ばれるキャラクターの正体。 人間離れした戦闘能力と回復力を誇る本作最強候補の一角。 四章で絡んだ不良は命拾いしました。 温泉や水泳の授業の際に右上腕部に治療用の防水パッドをしていたが、 これは刻印騎士の体に刻まれる教会の印を隠すためだった。 杜宮市での異変をネメシスやゾディアックより早く気付いており、 国防軍と一時的な同盟関係を結び異変の解決に当たっていた。 魂を主に、血肉を聖霊に捧げた冷酷無比に目標を排除する存在であり、「夕闇の落とし子」の居場所を割り出すために、教会の禁書を持ち出して「魔女型グリムグリード」による浸食事件の遠因となる等していた(もっとも、本人的には「まさかこうなるとは思っていなかった」とのこと)が、 学園生活でコウ達に感化され、大分甘い性格になったようだ。 その甘さたるや、普段から≪X・R・C≫の活躍をさりげなくフォローするのはもちろん、最終章では次元の歪に巻き込まれた仲間たちを救出して目立ちやすい場所に転移させたり、魔女が学園に現れた時は、学友を救う為に一人で魔女とその眷属に立ち回ったりするほど。 全てが終わった後は、次の任務が下るまでの間に限りだが杜宮に残留することにした模様。 ex+のアフターストーリーではリョウタと共にパーティに参加。影属性以外の4属性を全て弱点扱いにしてくれる光属性が猛威を振るう。逆に、影属性相手では他の属性よりダメージが重い。 剛撃は射程が長い上にある程度近くで撃てば3ヒットする。雑魚なら距離を取ってこれを振り回してるだけで勝てる。 九重永遠(トワ) CV:野中藍 杜宮学園の新任教師。コウの従姉にあたる。 専門は数学及び情報処理。新任ながら優秀すぎるので、クラス担任を任されている。 中の人も含めてどこからどう見てもこの人な人物。 まぁスタッフの悪ふざけというかファンサービスというか、そういった類である。 野中女史も演じる前に「『閃』から2、3年たって社会人として働き始めたトワの気持ちで」と言われたとのこと。 大学時代は情報処理関係の研究をしており、その道のお偉いさんから高く評価されていた。 ぶっちゃけ高校教師の枠に収まる人物ではないのだが、他にやりたいことがあったと言い教師となる。 因みに大学時代に、カードゲームのブレード好きな学友が居たようで、それを題材にしたゲーム「ゲート・オブ・アヴァロン」の開発にも携わっている。 実家が九重神社なので、偶に巫女服姿も見られる。可愛い。 また武術一家の九重家の人間なので当然武術の心得もある、というか師範代である。 ネタバレ [部分編集] 異界については何も知らなかったのだが、血筋が血筋だからか高い霊感があったようで、とある異界事件に巻き込まれた後も記憶消去が出来ず、以後は協力者となる。 流石にソウルデヴァイスを覚醒まではしなかったが、高い情報処理能力でコウ達をサポートする。 佐伯吾郎(ゴロウ) CV:森川智之 杜宮学園の臨時教諭。担当は英語。 眼鏡を掛けた長身のイケメンで、ユーモアの効いた授業で生徒からの人気も高い。 そのルックスと性格から女子生徒からの人気は凄まじいものであるが、 誰に対しても真剣に、かつ的確なアドバイスを送ることから男子生徒にも人気がある。 ガッチリした体格をしており、海外留学中は治安が悪い地域に居たそうで、 そこでその辺のチンピラ程度ならひと睨みで退散させるほどの胆力を得たらしい。 眼鏡で善人、しかも何故か存在する絆エピソードから99%何か裏がある人物だとプレイヤーからは思われているが、果たして。 ネタバレ [部分編集] もちろん裏はあり。 その正体は日本国・国防軍、対零号特戦部隊(タスクフォース・ゼロ)《イージス》の隊長、佐伯吾郎特務三佐。零号とは対策予算が計上できない特異存在を指す。 今回の異界化の多発を、かつて甚大な被害を与えた「夕闇ノ使徒」の眷属「夕闇の落とし子」が原因であるといち早く突き止めており、 刻印騎士と協力関係を結び事件の解決に臨んでいた。 杜宮学園に教師として潜入していたのは杜宮内部で生活するための隠れ蓑の為であり、教師となる以前の経歴は全て偽装していた(ただし教員免許はきちんと所持している)。これだけ徹底しておきながら何故か本名を名乗っていることに関しては気にしてはいけない。 そんな怪しい経歴と彼や彼と手を組んでいる刻印騎士が意味深で怪しい立ち回りばかりするせいで、≪X.R.C≫からは正体判明までは黒幕扱いされたりしていた。 その実力は圧倒的。恐らくパーティーキャラでは最強。 武闘派で知られるヤクザの若頭ゴトウや、元傭兵で間に合わせの装備でグリードを瞬殺できるトガシなどから、 「修羅場をくぐっている」「敵対するな」と忠告されるほど凄まじい実力を誇る。 アフターストーリーでは「分断されたメンバーの窮地にコウ達が駆けつける」という流れを繰り返す中で、 この三佐殿だけはXスキルをぶっぱして一人で殲滅する。 もう全部ゴロウ先生だけで良いんじゃないかな。 特殊部隊の隊長なので当たり前の評価だが。 10年前に「東亰冥災」に恋人と共に巻き込まれ、ソウルデヴァイスに覚醒するが恋人を亡くしてしまう。 以後勧誘があったこともあり、通っていた大学を辞め国防大学に進学し、事件のケリをつけるため軍人としての道を歩むことになる。 公式サイトやここではサブキャラとして紹介されるが最後の仲間枠は彼。ちなみに、前話までにどうあっても作成できない独自料理があるため、仲間になることは割とバレバレだったりする。 ソウルデヴァイスは「アーク=トリニティ」。 状況に合わせて形状が変化するタイプで、ライフルや槍、斧(ハルバード)といった形に変化する。 最後に仲間になるだけあって、全方面で隙の無い万能キャラ。通常攻撃は射程の長いショットガンをぶっぱしてHit数の暴力でボーナスを稼ぎ、剛撃スキルは範囲も火力も非常に高い。そもそもステータスが仲間になった時点では飛びぬけて高い、とまさに頼れる男。 強いて言うならば武器の変形機構のせいか各種スキルの前動作が長いことが欠点。SP減少に応じて通常攻撃力が強化されるエレメントをつけ、他キャラの射撃の合間に通常攻撃をさせると便利。 ちなみに、軍隊の武器らしく、同じソウルデヴァイスを同隊員全員が装備している。この技術はゾディアックが絡んでおり、元アングレカムメンバーにも支給された。 レム CV:門脇舞以 正体・国籍・所属・目的など一切不明の少女。そもそも人間かも疑わしい。ボクっ娘。 シオリを救うために力を求めたコウの目の前に現れ、ソウルデヴァイスの覚醒を促した。 別名「異界の子」。異界化が観測されるようになってから、世界各地で目撃されており、 未だ謎が多い異界について何か知っているものとされているが、裏の三勢力でも捕捉に至っていない。 ましてや存在が画像などで記録までされることはほとんどない。 時間の停止すら行使できる超常的な存在で、自らを”観測者”と語るが、やはり目的は不明。 コウ達が重要な決断をする場面になっては現れ、その選択がどのような結果をもたらすのか見守ると告げては姿を消す。 ネタバレ [部分編集] ぶっちゃけ本作では正体が全くわからない。 そもそも異界や怪異についての正体も謎のままなので、恐らく続編を想定していると思われる。 コウの祖父であるソウスケに何十年も前に会っているようで、その頃から姿は全く変わらない。 その時もやたらと意味深な言葉を告げては姿を消す謎の存在だったらしい。 エピローグでは、杜宮市でのやることは終わったと告げ、別の場所でまた会おうと杜宮市を去る(その割には最後の夏祭りの写真でちゃっかり写っているが)。 ex+のアフターストーリーの事件はレムも予想してなかった出来事だが、結局謎のままに終わった事件の真相は知っているらしい。 狐面を被った謎の少年 ex+のアフターストーリーにて姿を現し、コウ達を異質な杜宮へと誘う。 トワやコウはこの少年に何故か既視感を抱いているが…? ネタバレ [部分編集] 正体は10年前に東亰冥災を引き起こした夕闇の使徒そのもの。 素顔は少年の頃のコウの姿を模しているが、これは夕闇本人が意図したものではなく 死に逝く栞が最後に見たコウの姿が焼き付いた結果。 本来の歴史では討伐され、瀕死の栞に融合するという最期を迎えたのだが 九尾の力によって『栞が10年前に死ななかった』因果が紡がれてしまった事で 『夕闇の使徒は栞に融合せずに生き延びた』という事実に改変されてしまう。 栞の中に逃げ込めなくなったんだから普通に狩り殺されてそうなんだけど、誰も突っ込まないからそういうことらしい。 生存を果たした夕闇は過去に干渉を始め、本来なら存在してなかったはずの異物である異質なゲートを楔として打ち込んだ(*1)。 その結果、因果律に矛盾が発生して時空間が崩壊してしまう事になってしまう。 世界の全てを無に帰すという夕闇の目的を阻止する為にコウ達は戦いを挑み勝利する。 侮っていたただの人間に敗北した夕闇は完全に消滅する寸前に悲しげに呟く。 10年前に自分が何故生まれたのか、その理由は自分にも理解らないと つまり、これほどの力を持った存在が、人を食って力をため込んだでもなく唐突に出現したということである。夕闇が引き起こした騒動全般から考慮すれば、とんでもない話である。 幾多の謎を残し、10年前から続く東亰冥災の因果は今度こそ本当の意味で終わりを迎えたのであった。 なお、夕闇を打倒した異界はそれまで見つかった異常なゲート全てに繋がっており、源である異界の消滅によって異常なゲートはすべて存在しなかった扱いとなり、時空間崩壊は回避されたと思われる。 用語 ◯ソウルデヴァイス 「適格者」と呼ばれる存在のみが発現させる事ができる特殊な武器。 適格者になるのは完全に才能なので、例え霊感が強く異界に関わりを持つものでも才能がなければ適格者にはなれず、ソウルデヴァイスを発現できない。 ソウルデヴァイスに覚醒した適格者は、今まで武術の心得がなくても脳内で使い方が”分かる”ようになっており、即座に戦闘を行うことが出来る。 その形状は千差万別で、一つとして同じものは存在しない。ただし、「誘導」によりある程度の規格化は可能であり 血縁などの適性があれば他の誰かからソウルデヴァイスを受け継ぐ事も出来る(アスカの所持しているエクセリオン・ハーツは元々はアスカの母の物) 異界素材と霊子体で構成されており、怪異にダメージを与えられる数少ない手段の一つ。 武器と適格者は対として存在しているのでソウルデヴァイスが無事ならば持ち主もまだ生存しているという証拠になる。 ◯異界化(イクリプス) 「門(ゲート)」と呼ばれる特異点を起点として、 本来交わることのない異界と現実世界が重なってしまう現象。 異界内部は迷宮となっており、怪異が多く徘徊している。 一般人には「門」を見ることが出来ず、適格者や霊感が強いもののみ把握できる。 「門」に一般人が巻き込まれることもあり、その筋の人に救出されればともかく、 されなかったらそれは「神隠し」や自然災害、都市伝説の類として片付けられてしまう。 ……と、ここまではエルダーグリード以下のグリードが迷宮の主を務めている場合の話。 グリムグリードになると、門を触媒にせずに直接現実世界そのものを異界化してしまう。その結果、グリムグリードに浸食された現実世界の場所そのものが、異界のダンジョンとして成立し、その最奥でグリムグリードが主として鎮座する。 ◯怪異(グリード) 異界内部に存在している謎の存在。 形状も種類も行動パターンも異なっているが、成長・生殖はしないということは共通している。 霊的な存在なのか普通の攻撃では一切ダメージが与えられず、 ソウルデヴァイスか霊的力を帯びた武具、または聖別処理された武具ぐらいでしかダメージが与えられない。 脅威度によって呼称が分かれており、その中でもさらにA級やらS級などといった具合に分かれている。それなりに有名なミツキでも、A級はハードな様子。 脅威度の基準そのものは不明だが、「黒鳥」がA級、「魔女」がS級の判定を受けていることから、 グリムグリードの眷属レベルでA級に相当する模様。 グリード いわゆる雑魚。遠距離攻撃をしてきたり突然突進してきたり、メカっぽい奴やらゴブリンっぽい奴やら千差万別の雑魚。 何発か殴れば倒せるので、冷静に処理しよう。 Sグリード いわゆる中ボス。 通常のグリードの突然変異体みたいなもので、姿や攻撃パターンは同じだが、デカさと火力としぶとさが向上している。 終盤はSグリード専用のグリードも登場する。 エルダーグリード その異界のボス。 「門」を起点に現実世界にも影響を与えかねないので、早急に処分する必要がある危険性の高いグリード。 各話最終ダンジョン以外では多くが通常グリードの大型版。 グリムグリード もはや起点に「門」すら必要なく、直接現実世界に影響を与えることが出来る化け物グリード。入り口となる門も、物質的なパーツが増えた物々しいものとなる。 村の住民が丸々犠牲になった事案もあり、危険性は最も高い。劇中で登場したグリムグリードの中で最も下位であった「魔女」ですらS級の判定を受けており、「街一つ滅ぼせる災厄」と評されていた。 町や村どころか都市一つ、下手をすれば国一つ滅ぼしかねないものは「神話級グリムグリード」と呼ばれ、危険度もSSS級になる。 ◯ネメシス 「異界の管理」を目的とする裏の三勢力の一つ。アスカが所属している。 執行者という腕利きの異能エージェントを抱え、事件の解決に当たっている。 そういった異能関係でのネットワークが広く、在野の魔術師や霊能力者、霊具職人など協力者を何人も確保している。 アスカがグリムグリードに囚われた際、資質を問う試練とみなして一時静観を決め込むなど、スパルタ。 なお、目的や能力が一致する人間によってなる組織であるため、現地で理解者による協力も肯定的なスタイルである。 目的上、「ゾディアック」とは協力することも多いが、衝突することも少なくないらしい。 ◯ゾディアック 世界の経済産業を主導してきた12の超企業からなる組織。準ゾディアックと呼ばれる加入予備軍や関連企業も含めれば数千社にも上る。 「異界の利用」を目的として、各分野で協力しつつも競い合っている。 ネメシスとは逆に、身内・同業だけで事態に対応することを主としている様子。ミツキも、最初はグリムグリード相手だと判明した際はコウたちの協力提案を却下した。 日本では「北都グループ」と「天乃製作所」が本拠となっている。 「ネメシス」とは時に協力し、時に暗闘する間柄。 ◯聖霊教会 表向きは欧米諸国を中心に信仰されている宗教。 裏ではネメシスやゾディアックとは別の方向で異界に携わっている。 「クロノス=オルデン」という武装騎士団を保有しており、 単純な戦闘力ではネメシスの執行者を上回る化け物集団。 「異界を封印」するために活動しており、一応は協力しあう事もある上記の組織と違い、冷酷に事態の収拾をはかる。 軌跡シリーズで言う所の七曜教会。星杯騎士団みたいなのもいるし ◯東亰冥災 10年前に東亰を中心に起きた大震災「東亰震災」を、裏の事情を知る者が語る際に用いる。 その際は、直前に空が緋色に変わるという不思議な現象が目撃されている。 ネタバレ [部分編集] 実は自然災害などではなく、当時も多発した異界化の影響により生じたもので 『夕闇の使徒』と呼ばれる神話級グリムグリードが降臨した事が原因である。 暗い赤に染まった空になぞらえて、関係者からは東京冥災と呼ばれる。一字しか変わってないじゃん 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「どこぞの攻略王共と違い~」ってあるけどリオンに関してはどう見てもフラグ立てに行ってる感じなんだがw -- 名無しさん (2015-10-15 03 16 41) ミニゲームのリィンとアリサのノリノリのタイトルコールは何回聞いても吹くw -- 名無しさん (2015-10-15 04 44 05) そのうち、大阪ソーサリアンとか出そうだな……。 それと、ザナドゥのロゴは無印ザナドゥのものにしてほしかったなぁ。 あと、OPでの片腕にけがして片膝ついているアスカたんに萌える(爆 -- 名無しさん (2015-10-15 08 44 06) 売れたし続編は確実だろうね -- 名無しさん (2015-10-15 09 42 35) これ、面白いの?少し調べた感じ閃の軌跡をペルソナや女神転生風にしました!って感じだけど -- 名無しさん (2015-10-15 10 25 56) 全体的なゲームのテンポは軌跡より上。ストーリーはかなり綺麗にまとまってる。露骨な未回収伏線はないし普通に続編が欲しくなるゲーム。 -- 名無しさん (2015-10-15 10 49 52) ↑ども。ふむ、買ってみるか。 -- 名無しさん (2015-10-15 11 27 00) まあバトル関係以外のシステム面はほぼ閃の軌跡と同じでサブキャラクターの大半が只者じゃない感なのも軌跡と似てるけど、軌跡みたいに風呂敷広げまくるわけではないからストーリーもある程度完結していってるし面白いよ。・・・まだクリアしてないけど -- 名無しさん (2015-10-15 12 29 58) RPG故にレベル上げが必須になる軌跡シリーズと違ってアクションRPGなのでプレイヤー次第ではかなりサクサク進められるんじゃないかな。難易度もそんなに高くないし本体持ってるなら十分勧められる -- 名無しさん (2015-10-15 13 46 37) ↑9まぁ本人は幼なじみ一筋だし、多少わね? -- 名無しさん (2015-10-15 16 39 27) 一つ質問。未プレイなんだけど、シオリたん生存はやはり条件満たしてないとダメなの? -- 名無しさん (2015-10-15 17 23 20) ペルソナのステータスみたいなのがあって、それをある程度まで上げてればクリア後にエピソードが追加されるとかなんとか。 -- 名無しさん (2015-10-15 17 29 37) ↑12 あの2人は、息をするように口説いてるから(自覚はないけど) -- 名無しさん (2015-10-15 17 31 27) しかし、惚れるだけ惚れさせといて自分は本命に一直線とか、攻略王ズより性質が悪いような気がしないでもない。 -- 名無しさん (2015-10-15 18 01 38) 意外なことにちゃんと綺麗に終わった、終了時期が微妙に中途半端だし二学期編とか作れそうではあるけど -- 名無しさん (2015-10-15 19 16 48) つってももうコウの話は終わりだろうと思うが。やるとしたら軌跡シリーズみたいな主人公&舞台変更みたいな感じになるんじゃね。 -- 名無しさん (2015-10-15 19 27 05) コウの話っていうか杜宮での話は終わりやろうね。レムがそう言ってるし。 -- 名無しさん (2015-10-15 19 34 34) フィーのくのいちは分かるけど、なぜけもみみ?似合うし、可愛いだろうけど -- 名無しさん (2015-10-15 19 43 34) この人たちがファルコム学園のザナドゥに行ったら浮くんだろうか? -- 名無しさん (2015-10-15 23 15 43) ↑ 一応ダンジョン以外の異界もあったし認識事態は問題ないだろうが…まぁオーブメントがサイフォンみたいなもんだし導力ネットとか軌跡シリーズが近い部分あるしそこまで浮きそうにない気がする -- 名無しさん (2015-10-15 23 59 24) マップを確認しながらコンボを箱で維持しつつ進むのは変な中毒性があって面白かったな。四話までは全スキップでも良いくらいテンプレ展開なのはもっとどうにかして欲しかったけど -- (2015-10-16 01 19 09) こんな風に突っ込んではいけないんだろうが、男の娘な親友が実は……→ワジ?、先生が実は……→副長? 軌跡の影が見え隠れしてますなw そういえば、副長もメガネでしたよね。 -- 名無しさん (2015-10-16 17 55 12) 最後のほうはご都合主義もいいとこだろうけどそんなの関係ねぇ!ハッピーエンドでなにが悪い!ってか通常エンドはアレはアレでいい味あるがあのままだとコウの頑張りが報われなさ過ぎでちょっとな。 -- 名無しさん (2015-10-16 18 47 45) ↑まあそうだが伏線があってもよかったと思う。あと通常エンドは内容が薄すぎると思う。最後以外エピローグへの繋ぎだし、ただシオリが冥災の時の年齢で転生したと思うとなんか泣けた。 -- 名無しさん (2015-10-16 19 00 05) でもバッドエンドは一つぐらい欲しかったかも。 -- 名無しさん (2015-10-16 22 21 20) CMのナレーション聞いてるとボトムズ思い出すw -- 名無しさん (2015-10-17 00 15 35) 攻略王先輩の家が大火事を起こした] -- 名無しさん (2015-10-18 06 35 17) 誤爆した。「攻略王先輩の家が大火事を起こした」ってどういう事?過去作の事か? -- 名無しさん (2015-10-18 06 36 07) コウとシオリは報われて本当に良かった -- 名無しさん (2015-10-20 00 36 10) 夕闇の使徒がシオリの願いを聞き入れたのって、単に自己保存に利用する為だけだろうか -- 名無しさん (2015-10-24 23 23 30) 仲間が増えるごとにだんだんプロさんが性能面で埋もれていくんだよなぁ・・・。霊属性持ちでも使いやすいユウキがいるし、影属性ではバ火力のミツキがいるしで -- 名無しさん (2015-10-28 14 17 38) 攻略王先輩=テイルズオブシリーズのこと、向こうのアーウィングとこちらのバニングスは先輩・後輩の関係に当たる -- 名無しさん (2015-11-03 22 15 44) 格闘が得意な娘枠がいたり、不良枠がいたり、アイドル枠がいたり、主人公たちがチームを組んで解決のために活動する、とか、もしかして制作スタッフの頭の中では、P4を意識していた可能性が微レ存……? とりあえず、空と千絵は気が合いそうだよねw -- 名無しさん (2015-11-15 09 19 06) ↑うああああ、そう思うと、ぜひアトラスとファルコム合作で、世界樹のシステムで、東ザナとP4のクロスオーバー作ってほしい気が猛烈にする!>< -- 名無しさん (2015-11-15 09 20 24) 何度見てもリオンとの初遭遇が学園モノのギャルゲにおけるヒロインとの出会いにしか見えない件w しかもコウはリオンを惚れさせに行ってるようにしか見えないしなw -- 名無しさん (2015-11-15 14 43 53) 実際、ペルソナ部分はあると思うな。もちろんパクリとかじゃなくて、似てるor似せた部分がある、ってくらいだが -- 名無しさん (2015-11-15 19 36 01) 軌跡シリーズのネタもでてくるが普通ならファンサービスとだと思うが外の理という単語とかあるから本当につながっていそうで怖い -- 名無しさん (2015-12-11 20 58 13) 下手に続編出すと高確率でgdりそうだよね -- 名無しさん (2016-04-14 02 25 08) まぁ、オリジナルのザナドゥ自体、ストーリーが形ばかりのものしかないゲームだったしね。 -- 名無しさん (2016-04-28 19 30 42) 栞ちゃんがマジで正妻すぎる。俺にはコウちゃんと栞ちゃんがふっつーに結婚している未来しか見えない…… -- 名無しさん (2016-05-27 15 53 04) PS4でeX+発売オメ!ただ追加ストーリーなんだから有料DLCでも全然良いからVITAでも出してほしかったなぁ、携帯機じゃ容量足りなかったのかね? -- 名無しさん (2016-06-16 16 00 57) ↑サイドストーリーとかも付けてるからクロスセーブできないとかなんとか、せめてクリアデータとか引き継げればなあ… -- 名無しさん (2016-06-26 12 31 29) Vitaプレイ済みで正体知ってるから白装束のセリフに笑うしかない。なんでこんなキャラにしたしwww -- 名無しさん (2016-09-22 22 34 54) 無印のザナドゥもリメイクしていただきたいなぁ……。ネクストがそれに当たるんだろうか。 -- 名無しさん (2016-09-23 07 58 28) 今更感あるけど今月末までMMORPG『エミルクロニクルオンライン』でエフェクト装備のレムとパートナー装備の明日香が入ったコラボパッケージ販売中。なおスカートの中までしっかり再現。 -- 名無しさん (2016-10-06 18 04 49) ミニゲームやらサブキャラやらパンツやら妙に凝ってて好きだった…まあ、キャラのページ埋める為に自由時間は呼ばれてようが構わず行ける所を駆け回ってたが… -- 名無しさん (2017-07-31 23 02 34) 今さっきようやくクリアしたけど、よく聞いたらこれOPの歌詞ネタバレやんけ! -- 名無しさん (2017-08-31 00 23 15) アクションは凡作、ストーリーは良作、キャラ含めた世界観は傑作という印象。伸びしろは高そう -- 名無しさん (2017-11-19 00 16 28) 導力ネットというのも出てきたし、いよいよもって、東ザナ世界が、閃4で語られた『可能世界(可能性世界?)』の一つではないか、という疑念が沸き上がってきたぞ…… -- 名無しさん (2019-02-04 13 52 00) 安売りしてたから買ってみたら普通に面白かったな。続編来てほしい -- 名無しさん (2019-04-07 13 50 26) ↑面白いんですよ、ただ据え置きでリメイクでクロスセーブなしは当時文句言われてた。無理もないけど。 -- 名無しさん (2019-05-06 11 54 10) ストーリーとか敵の名前グリードとかめっちゃ某オーズを下地にしてる感。この世界に鴻上会長いたらアスカ先輩は5103みたいにケーキ食わされたり、後ウヴァさんは相変わらずウヴァさんしてるのが容易に浮かぶ。アンコはコウと凸凹やれそう -- 名無しさん (2020-09-12 05 41 57) 完全版を1年後にクロスセーブなしで出したのが一番イタイ。あれでめっちゃ叩かれた。作品としては面白いんだ・・・ -- 名無しさん (2020-09-12 11 12 17) アスカ先輩ゴリラ説。…中の人アキレウス絶対殺すアマゾネスCEOだしなw -- 名無しさん (2021-07-17 21 27 52) まさか10年越しに新作が出るとはなぁ……ちゃんとパンツあってくれ -- 名無しさん (2024-03-08 20 58 22) 「何気にファルコム作品で初の現代舞台の作品である」女子大生プライベートが先 -- 名無しさん (2024-03-08 21 11 07) 名前 コメント
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京太郎(牌に愛された奴らってのがいるらしい) 京太郎(咲とかもそいつらの一部とかなんだとか) 京太郎(……) 京太郎(俺も牌に愛されたい) ―部室― ガチャッ 京太郎「ちーっす」 シーン 京太郎「……ありゃ」 京太郎(誰もいないのか……皆遅いのかな) スタスタ ガタ、ストン 京太郎「ふー……」 京太郎「……」 京太郎(皆が来るまで暇だな……) 京太郎「……」 京太郎「……」チラッ 牌「……」 京太郎「……」 京太郎(……“牌に愛された奴ら”……か) 京太郎(俺もそんな星の下に生まれたかったな……) 京太郎(……) 牌「……」 京太郎(……ん) 京太郎(待てよ……) 京太郎(確かに、牌は俺を愛してないみたいだけど) 京太郎(俺が牌を愛したことがあったか?) 京太郎(いや、無い) 牌「……」 京太郎(……そうだよ) 京太郎(自分の事を愛してくれない奴を、愛せはしないんだ) 京太郎「……そうか」 京太郎「俺が……牌を愛すればいいんだ」 京太郎「……」 牌「……」 京太郎「……こんにちわ」 牌「……」 京太郎「……いい天気だな」 牌「……」 京太郎「…………突然だけど」 牌「……」 京太郎「……好き、です」 牌「……」 京太郎「ずっと、好きでした」 京太郎「第一印象から決めてました」 京太郎「フォーリンラブというヤツです」 京太郎「オナシャス」 牌「……」 京太郎「……へへっ、照れるな」 牌「……」 京太郎「でも……本当の事だから」 牌「……」 京太郎「なんだよ……なになに、何か言えよ~」ツンツン 牌「……」 京太郎「ははっ、お堅いヤツだぜ」 牌「……」 京太郎「……ふっ、もう半荘ってとこか」 ―部室外― 咲「……」 和「あ、咲さんいらしてたんですか」 咲「和ちゃん、帰ろう」 和「えっ」 咲「帰ろう、今日の所は帰ろう」 ―次の日― ガチャ 京太郎「ちーっす」 シーン 京太郎「……」 スタスタ ガタ ストン 京太郎「はぁ……また今日も」 京太郎「俺とお前だけか」 牌「……」 京太郎「……」 牌「……」 京太郎「……ふたりきり、だな」 牌「……」 京太郎「……」 京太郎「……お前って、綺麗だよな」 牌「……」 京太郎「嘘じゃねえよ?嘘じゃねーって」 牌「……」 京太郎「……なんていうか、すげえ、白いし」 牌「……」 京太郎「丸っこくて、可愛いし」 牌「……」 京太郎「竹みたいに、しなやかで」 牌「……」 京太郎「鳥っぽいし……」 牌「……」 京太郎「東西南北揃ってるし……」 京太郎「最強、じゃん」 牌「……」 京太郎「……なあ」 京太郎「…………触っても……いいか?」 牌「……」 京太郎「……いいん……だな……?」 京太郎「……」ゴク 京太郎「さわ……る、ぞ」 ソッ 牌「……」 京太郎「……っ」 サワッ 京太郎「……」 牌「……」 京太郎「……すべすべ、してる」 京太郎「……」サワ 牌「……」 京太郎「……っふ……ん」サワワ 牌「……」 京太郎「……」サワサワ 牌「……」 京太郎「……」ピタ 牌「……」 京太郎「や、わりぃわりぃ……つい熱中しちまったよ」 牌「……」 京太郎「……いつも、乱暴に触れてただけだったけど……」 京太郎「お前を想って触れたら……」 ニコッ…… 京太郎「こんなにも……愛おしいもの、なんだな」 牌「……」 京太郎「……はは、悪かったよ悪かったって」 牌「……」 京太郎「……少しずつ」 京太郎「少しずつ……近づいていけばいいから」 京太郎「今日は……ここまで、な」 牌「……」 京太郎「……なんだよ、何か言えよ~」ツンツン ―部室外― 和「……」 優希「お?のどちゃんどうした?入らんのかー?」 和「優希」 優希「ん?」 和「帰りましょう」 優希「え?」 和「疲れてるのは彼じゃなく私なんでしょうか……いえ、帰りましょう」 ―次の日― ガチャッ 京太郎「ちわす」 シーン 京太郎「また皆いないのか」 京太郎「……まあ」 スタスタ ガタッ ストン 京太郎「そっちの方が……好都合とか思ってたり……する?」 牌「……」 京太郎「……ちぇっ、無反応なヤツー」 京太郎「…………ま、そこが……可愛いんだけどな」 牌「……」 京太郎「……ふふっ」 京太郎「しっかし、今日もあっついなぁー」 京太郎「服が汗びっしょりだぜ」パタパタ 牌「……」 京太郎「……」 京太郎「……あ」 京太郎「…………もしかして、今」 京太郎「俺のYシャツのはだけた所、じっとみてたろ」 牌「……」 京太郎「え、何」 京太郎「もしかしてお前って、むっつりさんなワケ?」 牌「……」 京太郎「おいおーい、だんまりかー?」 京太郎「いやーん、牌ちゃんのスッケベー」 牌「……」 京太郎「ははははっ、冗談だって!悪かったよ、そんな怒るなよ」 牌「……」 京太郎「だから悪かったって言ってるだろー」 牌「……」 京太郎「……えい」ツン 牌「……」 京太郎「……何か言えよ」 牌「……」 京太郎「……もしかして、本当に怒った?」 京太郎「…………ごめん、な」 牌「……」 京太郎「……つい、さ」 京太郎「好きなヤツには……ちょっかいだしたくなるんだよ」 京太郎「……お前の事、本当……好きなんだ」 牌「……」 京太郎「……」 ソッ… ギュッ 牌「……」 京太郎「ふふ……冷たいヤツだな……」 京太郎「ま……でも、丁度いいのかもな」 牌「……」 京太郎「この俺の……すげえ、熱い想いと」 京太郎「お前の冷たさで……きっと、丁度いいんだよ」 京太郎「二人で、一つなんだ……俺達」 ―部室外― 優希「……」 まこ「お?なんじゃそんなところで」 優希「先輩、帰ろう。帰りましょう、本当、冗談抜きにして」 まこ「どうしたんじゃ、ってか口調おかしい」 ―次の日― ガチャッ 京太郎「おーっすっす」 シーン 京太郎「……おはよ」 スタスタ ガタッ ストン 京太郎「寂しかったか?」 牌「……」 京太郎「……素直じゃないヤツだな」 京太郎「……」 京太郎「俺は……寂しかったよ」 京太郎「お前に…………会えなくて」 京太郎「………………寂し、かった」 牌「……」 京太郎「……」 牌「……」 京太郎「……なぁ」 牌「……」 京太郎「あのさ……」 牌「……」 京太郎「お前、お前ってさ……」 京太郎「他に……好きなヤツとか、いるのか……?」 牌「……」 京太郎「やっ、あの、違うんだ、なんていうか、その、さ!」 京太郎「……なんていうか」 京太郎「…………お前、結構、素っ気無いっていうか」 京太郎「なんていうか……無機質っていうかさ……もしかして……」 京太郎「……俺の他に……好きなヤツがいるから……そんな態度、なのかな、とか、思ったり、したワケ、です。はい」 牌「……」 京太郎「……そ、そうなの、か?」 牌「……」 京太郎「……な、なぁ、なんとか言ってくれよ」 京太郎「不安になるじゃんか……」 牌「……」 京太郎「……っ!」 京太郎「何とか言えよぉっ!」ガシャーン!! 牌「……」ガラガラ 京太郎「お前がそんな……思わせぶりな態度じゃ……」 京太郎「もう……俺……!」 京太郎「もっと……もっと、お前の事、好きに……なっちまうよ……!!」フルフル 京太郎「迷惑なら!迷惑だってハッキリ――……!!」 京太郎「……――え?」 牌[中] 京太郎「……」 京太郎「……この牌……」 京太郎「……え?」 京太郎「中…………って」 京太郎「……」 京太郎「えぇ~~~~~っ!!!?」 牌 [中] 京太郎「ちゅう、ちゅうって」 京太郎「俺と!?お前がか!!?」 牌 [中] 京太郎「い、いやいや!!いやいや!!嫌なわけないし!!!!」 京太郎「で、でもっ!!でもでも!……」 京太郎「………………俺、で……いい、のか……?」 牌 [中] 京太郎「わ、わかってるよぉっ!そんな急かすな!」 京太郎「お、お、俺……初めて、なんだからな?」 牌 [中] 京太郎「わかってるってば!!」 スッ 京太郎「……い、いきます……よ?」 牌 [中] 京太郎「……っ」 京太郎「あ、あの、さ」 牌 [中] 京太郎「……キスの前に……コレだけ、言わせてくれ……」 京太郎「……………………大好き」 チュッ 京太郎「……――ん……!」チュゥッ 牌「……」 京太郎「……んはっ……んぅ」チュッ 牌「……」 京太郎「……っは、駄目、止まらな……んぷ」チュパァ 牌「……」 京太郎「牌……んぅ、んぴゅ、牌っ……ぷふ」チュポ 牌「……」 京太郎「んっ、んっ、んっ……」キュポキュポ 牌「……」 京太郎「ん――…………っは」キュポキュポ ポン 牌「……」 京太郎「はぁ……はぁ……」 牌「……」 京太郎「……ごめん……なんか、好きすぎて……わからなく、なっちまった」 牌「……」 京太郎「……」モジモジ 牌「……」 京太郎「……しちゃっ……た……な」 牌「……」 京太郎「……」 牌「……」 京太郎「…………しばらくは」 京太郎「しばらくは……自分に歯止め効かなくなりそうだから……おあずけ、な」 ―部室外― まこ「……」 久「あら?どしたのまこ」 まこ「帰ろう、きっとアンタがこき使いすぎたせいじゃ」 久「えっ?な、何が?え?」 ―別の日― ガチャ 京太郎「……」 スタスタ ガタ 京太郎「ふう……びしょ濡れになっちまった」 牌「……」 京太郎「すげえ雨だよ……こんな時間なのにまるで夜だ」 牌「……」 京太郎「っくし!……あー……ん?」 牌「……」 京太郎「あはは、大丈夫だっての。この俺にかかれば風邪なんて」 京太郎「っくし!!」 牌「……」 京太郎「わかったよ……ちゃんと体拭くっての」 ゴソゴソ 牌「……」 京太郎「っと……ん?」 牌「……」 京太郎「……別にいいだろ、脱がなきゃ体拭けないし」 牌「……」 京太郎「へーへー、私がわるうござんすよー」 牌「……」 京太郎「……」ゴソ 京太郎「……」 京太郎「……何」 牌「……」 京太郎「…………何、見てんだよ」 牌「……」 京太郎「……お前、ほんとにスケベな」 牌「……」 京太郎「いや、だって実際そうじゃん!この前もさ!」 牌「……」 京太郎「俺は別に誘ってねえよ!なんだよその目!」 牌「……」 京太郎「なんだってのその冷たい態度は!っていうか」 京太郎「そうやって色目で俺を見てきて……誘ってるのはお前のほうだろ!!!」 牌「……」 京太郎「まーた御得意のだんまりですか!」 京太郎「そうやっていつもいつも――……!」スタスタ ガタッ 京太郎「わっ!?」 ガシャーン パラパラ…… 京太郎「いてて……」 京太郎「すまん、置いたバッグに躓いて――……」 京太郎「!!」 牌「……」 京太郎「……」 牌「……」 京太郎「……わ、悪い」 牌「……」 京太郎「すぐ、どく」 牌「……」 京太郎「…………ごめん」 京太郎「体………………動かせないや」 京太郎「………………――お前から…………目が、離せない」 京太郎「……」 牌「……」 京太郎「……お前」 牌「……」 京太郎「……やっぱり、肌……凄く」 京太郎「………………白い」 牌「……」 京太郎「……」 ガバァッ!!!! 京太郎「牌ぃ!!!!」 牌「」 ゴソゴソ 京太郎「牌ぃ、牌ぃっ」ハァハァ 牌「」 京太郎「ごめ、も、止まらない……!」 京太郎「気持ちっ」 京太郎「抑えらんな……っ!!」 牌「」 京太郎「はぁっ、んちゅっ」 京太郎「んはぁっ」 京太郎「牌っ、牌っ」 牌「」 京太郎「な、いいだろ?いいだろ?なぁっ」 京太郎「いいだろ!?な!?」 牌「」 京太郎「んちゅっ!!」 京太郎「ぷはっ!!!!はぁっ!はぁっ!」 京太郎「お前の、真っ白で……綺麗だ……!!」 牌「」 京太郎「う、くっ……!」 京太郎「も、駄目」 京太郎「もう、抑えられねえっ!!」 ボロン 京太郎「ふーっ……!ふーっ……! 京太郎「お前を…………抱く……!」 牌「」 京太郎「へ……へへっ……!」 京太郎「こんな時までだんまりかよ……!お得意のよぉ!」 ゴソッ 京太郎「ほら!お前がそんなだから……!こんな事になってんだ!!」 京太郎「何か言わねぇのかよ!!」 京太郎「“嫌だ”とか“やめて”とか!!」 牌「」 グイッ 京太郎「“離せ”とか!“死ね”とか!!!」 グイッ 京太郎「“お前の事なんて、好きじゃなかった”とか!!」 グイッ! 京太郎「“今までのは遊びだった”とか!!」 グイッ!! グイッ!! 京太郎「“京太郎の事なんか”……!オレの事なんか……っ!!」 グイッ!! ピタ…… 京太郎「……“嫌い”……とか……!」ポロポロ 牌「……」 京太郎「言え……よ……!!」ポロポロ 京太郎「ひぐっ……!!ぐすっ……!!」 京太郎「オレを……オレを……!!」 京太郎「愛して、くれないならっ!!!!」 京太郎「嫌いだって!!!!言っでぐれよぉ!!!!!!!!!」 グイッ グイッ 京太郎「ぐぞぉっ!!ぐぞぉっ!!!」 京太郎「ぐぞぉっっ!!!!入らねぇっ!!!!!!」 牌「……」 京太郎「お前は!!」 京太郎「お前はオレの事なんか!!!!!」 グイッ パタン 京太郎「愛して――……」ピタ 牌「……」 京太郎「………………――え?」 牌 [萬子] 京太郎「……」 牌 [萬子] 京太郎「……おま、え」 牌 [萬子] 京太郎「……」 牌 [萬子] 京太郎「……」 京太郎「自分から……見せるって」 京太郎「そんな大事な所見せるって……ことは」 京太郎「……」 京太郎「…………いい、のか?」 牌 [萬子] 京太郎「……牌!!」 グニュッ!!! 京太郎「うっ……!!」 牌 [萬子] 京太郎「うっ、くっ!!あぁっ……!いいっ……!!」グイッ グイッ!! 牌 [萬子] ―部室外― スタスタ 久「だからー、なんなのよー」 咲「ですから!部室はなんというか駄目なんです!」 和「多分須賀君、今日も部室にいます!!」 久「須賀君が部室に居たっていいじゃない。みんないじわるねぇ」 優希「そういう問題じゃないんだじぇ!!」 まこ「とにかく悪い事は言わん!!今日はわしらだけでわしん家で部活を!!」 久「だーめだってば。理由も教えてくれないし」 久「それにこの雨じゃまこの家まで行くので疲れちゃうわよ」 まこ「それは、そうじゃがっ」 久「もう、皆変よ?気持ちをビシっと入れ替えて部活するわよ!」 ザッ 久「さあ、着いt」 ギュッ ギュッ ギュッ!! 京太郎「あああああ――――っ!!!!!!!!」 ヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ 京太郎「いっ……いいっ……!!!!」 京太郎「いいよぉ!!!気持ちっ!!!!!」 京太郎「気持ちいいっ……!!!!牌っ!!!!!!」 京太郎「 愛 じ で る ッ ッ ッ !!!!!!!」 久「 」 咲「 」 和「 」 優希「 」 まこ「 」 京太郎「はぁっ!はぁっ!」 牌「」 京太郎「お前の、肌っ!!!」 京太郎「眼差しっ!!匂いっ!!」 京太郎「全部、全部っ!!」 牌「」 京太郎「万子も……!!!!索子もっ!!!!」 京太郎「筒子も!!東西南北白發中も!!!!!!」 牌「」 京太郎「全部!!!全部!!!」 京太郎「全部全部っ!!!!あぐっ!!!!」 京太郎「全部!!!!!愛おしい!!!!!!」 牌「」 京太郎「あひぃっ!!!!!!めくれるッッ!!!!!!」 京太郎「牌!!!!!……うっっ!!!!!」 京太郎「イグッ!!!!イグゥッ!!!!!!」 京太郎「牌ィ!!!!!!出すぞっ!!!!!!!」 牌「」 京太郎「牌!!!!!」 ドポォォォ!!!!!!! 京太郎「愛してるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぁアァァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」 ボピュゥゥッ!!!!ピュパァァァッ!!!! 京太郎「アァァァアアアア」 牌「 」 久「」 咲「」 和「」 優希「」 まこ「」 ビュルゥッ ピュフッ ピチュッ…… 京太郎「オォォアアアアアアア」 京太郎「オアアアアアアアアアアア」 京太郎「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」 ガシッ!!!! 京太郎「こんなんでッッ!!!!!!!!!!!!」 ガッッッッシャアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 京太郎「麻雀が上手ぐなるがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」ゴッシャアアアアアアン!!!!!!!! 久「ちょちょっ!!!!須賀くん!!!!!」 京太郎「ボゲがあぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!!」ガッシャアアン!!!!! まこ「お、落ち着け!!落ち着くんじゃ!!!!!」 京太郎「ごんなもんっっ!!!!!!!!!!!」ガシィ!!!!! 咲「あぁっ!!!!!雀卓が!!!!」 京太郎「ベランダに"っっっっ!!!!!!!!!!!!!!」 ゴシャアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 京太郎「こうじゃああああああい!!!!!!!!!!!!!!!!!」 和「きゃあああああ!!!!!」 久「なんて事を!!!!」 京太郎「やあああああああ!!!!!!!!!!」ガシィィィッ!!!!!! 優希「ロッカーが!!!!」 京太郎「全部!!!!!!!全部!!!!!!!!!!!!」ブォン!!!!!!!! 京太郎「ごうじゃボゲエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!」ガッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!! 咲「あぁっ!!染谷先輩が巻き添えに!!!!!!」 和「落ち着いて下さい!!須賀君!!落ち着いて!!!!」 京太郎「死ね糞があァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」 優希「京太郎!!お願い!!落ち着いて京太郎!!!!」 京太郎「うあぁぁっ!!!!!!うぁああああアアアアアアアアアアアアアアアアああああ!!!!!」 咲「京ちゃん!!京ちゃぁん!!!!!」 ピタ 久「……え?」 咲「……きょ、京、ちゃん?」 京太郎「……」 京太郎「……呼んでる」 咲「え?」 京太郎「…………呼んでる」 京太郎「牌が……俺の、名前……呼んでる」 バッ!!!!! 和「あっ!!!?」 優希「京太郎!!!?」 京太郎「牌ぃ!!!!!牌――――!!!!!」タッタッタ 久「須賀君!!!?」 咲「京ちゃん!!!?京ちゃ――ん!!!!!!」 タッタッタ…… ッタ…… … ・ ザァァァァ…… 和「……」 優希「ひぐっ……!!ぐすっ……」 久「……行っちゃった……わね……」 咲「…………京、ちゃん……」 ザァァァァァァ…… タッタッタ… 京太郎「はぁっ……はぁっ……!!」 京太郎「頑張っちゃったっ」 京太郎「頑張ったわれわれっ」 京太郎「東西南北っ」 京太郎「ワ――――イ!!!ワ―――――イ!!!!!!」 タッタッタ…… …… … 壊れたベランダから飛び出して 全裸で雨の中を走って それから、京ちゃんはもう……帰ってこなかった ………… …… … ・ スタスタ…… ピタ… 咲「ふう……」 ヒュゥゥ…… 咲「……」 和「咲さん?」 咲「あ、和ちゃん」 和「大丈夫ですか?早く部室に行きましょう」 咲「うん」 咲「……」 でも、きっと京ちゃんは帰って来る あの日、あの時……牌と過ごした日々は 京ちゃんの中で、偽りでもなんでもなく……存在していると思うから ビュゥゥゥ… 咲「……」 ――――冬が来る 和「咲さん!」 咲「あ、ごめんっ、すぐ行く!」 咲「……」 タッ 咲「待ってー」タッタッタ ――――――全裸の京ちゃんが、凍えないといいのだけれど カン
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特別編 和とクリスマス ※本編との関係も一切ない特別編です。普段と違う形で書いてます ※メインヒロインは和です。多少キャラのねつ造等がありますので気になる方はスルーでお願いします 京太郎(和と付き合い始めて数ヶ月……今日は待ちに待った12月24日、クリスマスイブ) 京太郎(親父もお袋もちょうどいないが、あの和をどうやってうちに誘うか悩んだ……が) 和『クリスマスイブは……うちに来ませんか?』 京太郎(ぶっちゃけ大チャンスだと思ったね!あの和が誘ってくれるんだし!期待したよ!) 京太郎(なのに……なのにっ!) 和父「…………その皿とコップはこっちだ」 京太郎「…………はい、これですね」 京太郎(なんで俺は和の父親とテーブルの準備してるんだ!!) 数十分前 京太郎「よし、こっちは仕上げだけだな」 和「京太郎くん、これは?」 京太郎「あぁ、そっちはまた食べる前に火を通せばいいだけだ」 和「はい……でも、本当に料理上手ですね。少し彼女として複雑ですよ」 京太郎「和の料理だって美味いだろ。この前の弁当とか、毎日でも食べたいくらいだ」 和「ふふ、御世辞を言っても何も出ませんよ?」 京太郎「本音だって。っと、そろそろテーブルの方準備するか?」 和「そうですね……料理も後は仕上げたり盛り付けたりするものばかりですしね。時間もそろそろですし」 京太郎「そろそろ?何が?」 和「えぇ、実は…」 ガチャ 和父「和、今帰った……ぞ……」 和母「ただいま。あら、料理もほとんどできてるのね」 和「2人とも、おかえりなさい」 京太郎「…………はい?」 和母「あなたが和の彼氏?へー、和が言ってたよりかっこいいじゃない」 和「も、もう!そんなこと言うくらいなら手伝ってください!」 和母「はいはい。それじゃあなた、2人でテーブルの用意よろしくね?」 和「お願いしますね、京太郎くん」 京太郎「…………え?」 和父「…………」 現在 京太郎(何故だ!何故クリスマスイブにご両親と対面からの父親と2人きりという状況にしたんだ和!!) 京太郎(つーかさっきから滅茶苦茶怖いんですけど!なんかプレッシャーやべーんですけど!!) 和父「…………」ゴゴゴゴゴゴ 京太郎(ただ食器とか置いてるだけだよな?だけだよな!?) 和父「…………京太郎くん、といったかな」 京太郎「は、はい!須賀京太郎です!!」 和父「…………和のことだが」 京太郎「こ、高校生らしい健全なお付き合いをさせていただいておりますっ!!」 和父「…………まだ何も言ってないが、まぁいい」 京太郎(よ、良かったのか?) 和父「もしもの場合はしかるべき対応をするだけだからな」ゴゴゴゴゴゴ 京太郎(やっぱ良くなかったっ!!) 和父「君も、清澄の麻雀部だったか?」 京太郎「は、はい」 和父「一応試合結果などに目を通してはいる。君の名前は無かったようだが」 京太郎「それは……その、俺初心者で、部でも男子が俺1人な状況で、試合らしい試合も初戦敗退の個人戦だけだからでして……」 京太郎(やべ、言ってて悲しくなってきた) 和父「なるほど……同じ部だから和と親しくなったと……」 京太郎「そ、そうですね」 和父「そうか……最近、いや、9月に入ってから、和は楽しそうにしている」 京太郎「楽しそう?」 和父「あぁ。こちらに残ることが決まってからだ」 京太郎「あぁ……全国制覇してから……」 和父「私は今も和は東京の進学校に行くべきだと思っている」 京太郎「!?」 和父「だが……今のように楽しそうなら、それも悪くないと思っているよ」 京太郎「そ、そうですか」 京太郎(良かったな、和) 和父「だが娘はまだやらん」ゴゴゴゴゴゴ 京太郎「は、はいっ!?」 和父「いいか?和に何かあってみろ。私は弁護士で妻は検察官だ。分かるな?」 京太郎「そ、それはもう!」 京太郎(社会的に抹殺される!!) 和父「……泣かせるような真似をしたら許さんからな」 京太郎「……当然です。和を悲しませるようなことはしません」 和父「……ならばいい」 京太郎(お義父さん……) 和父「それと間違えてもお義父さんと言うな。心の中でもだ」ゴゴゴゴゴゴ 京太郎「は、はいっ!!」 和「それでは、メリークリスマス、と言うべきでしょうか?」 和母「あんまり気にすることじゃないでしょう?さぁ、食べましょう」 和「ですね。はい、どうぞ」 和父「うむ」 和「はい、京太郎くんも」 京太郎「お、おぅ」 和母「あーん、とかしていいのよ?」 和「も、もう!でも、京太郎くんがいいなら……」 和父「」ギロッ 京太郎「ふ、普通でいいって!ほら、和も食べな」 和「むぅ……では二人きりの時に、ですね」ニコッ 和父「……ほーぅ」 京太郎(和さーん!?なんで今そういうこと言う!?ご両親の前で言っていいの!?) 和母「あ、これ美味しいわね」 和「それ、私が作ったんですよ」 和母「腕上げたわね」 和父「これも中々だな」 和「それ、京太郎くんが作ったんですよ」 和父「……そうか……君が作ったのか」 京太郎「え、えぇ……まぁ」 和「京太郎くん、料理は私より上手で……この前も京太郎くんのおうちでご馳走になってしまいました」 京太郎(今言う!?それ今言っちゃう!?できれば今言っちゃ駄目なことだよね!?) 和父「彼の家で……ねぇ?」ギロッ 和母「いやー、和にこんないい彼氏さんができるなんて、嬉しいわねー」 和「いいんですか?父に送ってもらわなくて」 京太郎「まだそんな遅くないし、大丈夫だって」 京太郎(これ以上和父と同じ空間に居たら胃に穴が空きかねん。さっきもほとんど料理の味が分からなかったし) 和「……その、ごめんなさい」 京太郎「お、おい。なんで謝るんだよ」 和「京太郎くんのご両親が留守だったといえ、私の両親も一緒にクリスマスを過ごしてしまって……」 京太郎(あ、一応悪いって考えはあったんだな) 和「……久しぶりに、父と母も揃う日でしたし……京太郎くんとも居たかったので……」 京太郎「……いいって。和がそうしたかったんなら、そうしてやりたいし」 京太郎「それに……こんな形だけど、和とクリスマス過ごせて俺は嬉しかったし」 和「京太郎くん……」 京太郎「次こういうことになるなら事前に言ってくれよ?ちゃんと、親父さんとお袋さんの好みのもの作るからな?」 和「……はい。でも……」グイッ 京太郎「ちょ、引っ張って…」 和「つ、次は……2人きりがいいです……これは予約ということで……」チュッ 京太郎「……和、今……」 和「そ、それではおやすみなさい」 京太郎「あぁ、おやすみ、和」 和母「もう、そんな顔して。彼なら大丈夫じゃない?」 和父「ふん、どうだか」 和母「少なくともそこいらの男よりはいい男だったわよ?」 和父「……まぁ、それはそうだな」 和父「……だがまだ娘はやらん」 カンッ!!
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中京大中京VS南陽工 Result 試合開始8 30 試合終了10 26 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E 南陽工 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 8 1 中京大中京 0 0 0 0 0 0 2 0 × 2 7 1 南陽工 投手:岩本 輝 中京大中京 投手:浅野 文哉→森本 隼平 本塁打:出ませんでした。。。 南陽工スコア 守備 選手名(○…背番号) 打 安 1 2 3 4 5 6 7 8 9 RF 岡野 晋太郎⑨ 4 1 二ゴ 遊直 遊失 左飛安 C 河村 隆太② 4 1 投ゴ安 遊ゴ 中飛 右飛 CF 久保 勇人⑧ 4 1 二併 左直 右飛3 一飛 SS 目代 新⑥ 4 2 右飛安 左直安 右飛 三邪飛 1B 安達 直紀③ 3 0 捕ゴ 投犠 二直 三ゴ LF 家重 太誓⑦ 3 1 二併 空振 三ゴ安 四球 PR 中原 大喜⑯ 0 0 P 岩本 輝① 4 2 三ゴ 右直安 中ゴ安 左飛 2B 新出 竜也④ 3 0 遊ゴ 三振 空振 3B 田上 徹⑤ 3 0 三ゴ 右飛 投ゴ 投順 選手 投球回 対戦打者 被安打 奪三振 四死球 自責点 1 岩本 輝 8 33 7 3 3 1 中京大中京スコア 守備 選手名(○…背番号) 打 安 1 2 3 4 5 6 7 8 9 RF 小木曽 亮⑨ 4 1 空振 左飛 投ゴ 左飛3 1B SS 川本 毅⑥ 3 1 右ゴ安 一ゴ 投犠 空振 SS P 森本 隼平① 4 0 一ゴ 遊ゴ 中飛 一ゴ C 磯村 嘉孝② 3 0 中飛 遊ゴ 中飛 一ゴ LF 岩井川 雄太⑦ 4 1 遊ゴ 三振 右直安 二ゴ 3B 堀井 保裕⑤ 4 2 左飛 中直安 左直安 中飛 2B 藤浪 大輔④ 3 1 遊ゴ安 中飛 三併 P 浅野 文哉⑩ 1 0 二ゴ 四球 1B 福島 大剛③ 0 0 四球 CF 岩月 宥磨⑧ 2 1 左飛 一ゴ安 一犠 投順 選手 投球回 対戦打者 被安打 奪三振 四死球 自責点 1 浅野 文哉 6(2/3) 25 7 2 0 1 2 森本 隼平 2(1/3) 9 1 1 1 0
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京太郎「この後は何をしよう」 京太郎「誰かを誘って勉強するか」 京太郎「誰を誘おう」 京太郎「そうだな、照と怜さんを誘うか」 京太郎「ねえねえ怜さん、俺と勉強していきません?」 怜「なんや唐突に、まあええけど」 京太郎「あとは、照か」 京太郎「まあメールでいっか」 京太郎「お、来た。おーい照ー!」 照「また勉強するの?」 京太郎「おう!赤点だけは回避しないといけないからな」 照「なるほど、園城寺さんだけじゃ飽き足らず私もってことなのね」ヨヨヨ 怜「ああ、悪い男に騙されたわ~」ヨヨヨ 京太郎「はいはい、早く行きますよ」 怜「それでな、オスプレイっちゅうんは……」 照「この方程式を連立させて……」 京太郎「はぁ、疲れたー」ドサーッ 京太郎「夜は…何をしよう……」ゲッソリ 京太郎「まだ勉強するぞー!」 京太郎「国語をやろう!」 京太郎「範囲は…またこれか……」つセメント樽 京太郎「うぅ…悲しい物語だったぜ…」 【6月第1週 休日】終 【6月第2週 平日】 京太郎「試験はいよいよ明日からか」 京太郎「気を引き締めていくぞ!」 京太郎「今日は…やっぱり曇りか」 京太郎「嫌な天気だな」 エイスリン「オッハー、スガクン!」 京太郎「なかなか古いですね」 エイスリン「クモリゾラトカ、マジチョベリバー」 京太郎「さらに古いですし、その言葉遣いはしないでください」 京太郎(何を話そうかな) 京太郎「エイスリンさん、勉強の調子はどうですか?」 エイスリン「エッ、ウーン」 エイスリン「マァボチボチデンガナ」 京太郎「どっからそんな言葉覚えてくるんですか…」 京太郎「それで、どうなんですか?」 エイスリン「ウン、English、mathematicsとscienceハイインダケド……」 京太郎「国語なんか出来ないですからね……」 エイスリン「ウン……」 京太郎「じゃあ放課後、俺と勉強しませんか?」 京太郎「俺が国語と社会を手伝うので、エイスリンさんは英語を教えてくれませんか?」 エイスリン「ウン!イイヨ!」 エイスリン「ジャアホウカゴ!」フリフリ 京太郎「はい!」 京太郎「昼は…どうするかな」 京太郎「おっくじょうにきったぞー!」 郁乃「お、またおった~」 京太郎「あ、郁乃さん、今日も霞さんの弁当ですか?」 郁乃「せやで~この前霞ちゃんに『『京太郎くんが美味しい』って言ってたで』って言ったら急に張り切るようになってな~」 郁乃「ほんま役得やで~」 京太郎「なんともうらやましい」 京太郎「じゃあ食べますか」 京郁「「いただきます」」 郁乃「ん~おいし~」モキュモキュ 京太郎「郁乃さんの好きなタイプってどんな感じなんですか?」 郁乃「あれ~?それを乙女に訊いちゃうん~?」 郁乃「ん~好きなタイプか~、優しくって、私を大事にしてくれる人かな~」 京太郎「案外普通なんですね」 郁乃「え~、京太郎くんは私をどう思っとるん?」プンスカ 京太郎「わけのわからない人だな~って」 郁乃「むー、なんやそれ~!」 郁乃「可愛いとか綺麗とか、かっこいいとか出てこないんか~!」 京太郎「そう言われたって、郁乃さんが可愛いのはいつものことじゃないですか」 郁乃「へ?」 京太郎「いつも可愛いんだったら別に言うことはないんじゃないかなーって」 郁乃「う~~!」ポシュー 京太郎(おっ、そろそろ勝てそうだな、もう一押し!) 京太郎「ほんと、郁乃さんみたいに可愛い人と2人きりで昼飯を食べられて……」 郁乃「~~///」シューシュー 京太郎「ちょー幸せですよ」ニコッ 郁乃「」ボンッ 京太郎「さて、放課後は何をしようかな」 京太郎「公園に行こう!」 京太郎「なんか忘れてる気がするけど、まあいっか」 京太郎「曇り空の公園かー、なんか微妙だなー」 泉「えっほ、えっほ、お、須賀君やないですか」 京太郎「よう、何やってんだ?」 泉「何ってランニングですが」 京太郎「いや、そういうことじゃなくて、なんで制服のまんま走ってんのかなーって」 泉「でもこれ結構走りやすいんですよ」 京太郎「それは見ればわかるんだが、その…今日は風が結構強いぞ」 泉「なっ!///」バッ 泉「うっ……」 泉「じゃ、じゃあ私はもう帰りますねー」タタタタ 京太郎「なんだったんだ、あいつ」 京太郎「あんな服で風邪引かないのかな」 京太郎「この後は…どうしようかな」 京太郎「エイスリンさんと勉強する約束してたんだ!」 京太郎「どこに呼ぼう」 京太郎「すみません!約束忘れてました!」 エイスリン「イイヨ!ソノブンガンバッテネ!」 京太郎「はい!」 エイスリン「エイ!エイ!オー!」 エイスリン「Is this a pen?」 京太郎「Yes, it is.」 エイスリン「Is this サイコウニ チョウドイイ ホンダ?」 京太郎「No, it isn tって、何の話してるんですか…」 【6月第2週 平日】終 【6月第2週 試験日】 京太郎「よっし!試験頑張るぞ!」 国語 100 数学 99 化学 93 社会 100 英語 87 赤点→69 【6月第2週 休日】 京太郎「試験は結構できた気がするぞ!」 京太郎「それはさておき、今週は千里山との合同体育祭があるらしい、楽しみだな」 京太郎「朝は何をしようかな!」 京太郎「大阪の中心街に行ってみるか」 京太郎「ひっかけ橋に来てみたぞ!」 京太郎「なんでも女の子をナンパする男が多いからひっかけ橋と呼ばれているらしいな」 京太郎「俺は、まあそんなことする勇気無いからやらないけど」 京太郎「にしても人が多いな、おや、あの人は……」 ??「……何処へ行った……」ブツブツ 京太郎「なんていうか…奇抜な服装の人だな、あ、目合っちゃった」 京太郎「う、近づいてくるぞ」 ??「…だが、しかし……」シドロモドロ 京太郎「どうかしたのかのかな?」 京太郎「あのー」 ??「ひっ!」 京太郎「えっ!?」 ??「き、貴様は、わ、私に何用だ?」 京太郎「いや、近づいてきたのはそっちでしょうに」 ??「あ、そうだった」 京太郎「それで、どうしたんですか?」 ??「こほん、貴様、我が眼を覆いし染色の膜を知らぬか?」 京太郎(なんか変な話し方してるな……) 京太郎(それで、眼を覆いし…膜?染色?) 京太郎(ふむ……) 京太郎「ああ、カラーコンタクトのことか」ポン ??「!」コクッ 京太郎「おおよそここを歩いていたら人にぶつかって外れた、とか、そういうことか」 ??「!」コクッコクッ 京太郎「そういうことだったんですか……それじゃあ探すの手伝いますよ」 ??「本当に、いいの?」 京太郎(ちょくちょく普通の話し方に戻るな) 京太郎「別にいいですよ」 京太郎「えーっと、君の名前は?」 ??「よくぞ聞いたな、我が名は対木もこと云う、よろしくな少年」 京太郎「対木さんですか、あと俺は少年じゃありません、須賀京太郎といいます」 もこ「なるほど、須賀か、では貴様は彼方を探してくれ」ユビサシ 京太郎(彼方ってどこだよ) 京太郎「うーん、中々見つかんないなー」 もこ「須賀……」トボトボ 京太郎「どうでしたか、見つかりましたか?」 もこ「見つかった、けど……」つグチャア 京太郎「割れていたんですね」 もこ「うっ……せっかくお小遣い貯めて買ったのに……」グスッ 京太郎「すみません…俺がもっと早く見つけていれば……」 もこ「気にしなくて、いいよ……じゃあね…ありがとう……」ポロポロ 京太郎「っ…対木さ……ん」 京太郎(一人に…してあげよう……) 京太郎「次はどこに行こう…」 京太郎「気を取り直して大阪城に来てみたぞ」 京太郎「どこを見て歩こうかな」 ??「おーい絹ーこっちやでー!はよせーや!」 ??「待ってよお姉ちゃんー」 京太郎「はぁ……」 ??「ひっさしぶりの大阪城やー!」 ??「ちょっとお姉ちゃん前!前!」 ??「え?」 京太郎「え?」 ドシーン 京太郎「痛たたた……」 ??「痛いなぁ!ちゃんと前向いて歩けや!」 ??「お姉ちゃんの方が前見とらんやったろ……」 ??「それと、体、大丈夫ですか?」つ 京太郎「あ、ありがとうございます」 ??「なんや、絹はそんなチャラチャラした奴の味方するんかいな」ジトー ??「お姉ちゃんがいけないんやろ!」 ??「うっ…」 京太郎(この2人、なんか見覚えがあるような……)ウーン 京太郎「あ、愛宕監督だ」 ??「なんや、お前オカンのこと知っとるんかいな」 京太郎「少し、お世話になったことがあります」 ??「監督ってことは、君…えーっと」 京太郎「須賀です、須賀京太郎」 ??「じゃあ、須賀君は千里山の生徒なん?」 ??「千里山は女子高や、男子生徒がいるわけないやろ」 ??「あ、確かにそうやね」 ??「せやった、私は愛宕絹恵、その愛宕雅枝の娘なんや」 絹恵「それでこっちがお姉ちゃんの愛宕洋榎やで」 京太郎「愛宕監督の娘さんっていうことはお2人は船久保さんの従姉妹なんですか?」 洋榎「なんや、浩子のことも知っとるんか」 京太郎「ええ、何回か打ったことがあります」 絹恵「へー、そうなんやー」 絹恵「あ、せや!なあ須賀君、あそこの喫茶店で話さへん?」 絹恵「さっきのお詫びもかねて、どうかな?」 京太郎「いいですね、行きましょう」 絹恵「ねえお姉ちゃん何頼む?」 洋榎「うーん…大豆…パフェやな…」 絹恵「お姉ちゃんほんま大豆好きやなー」 絹恵「じゃあ私は夏パフェやな!」 京太郎「それじゃあ俺はアプリコットパフェにしますかね」 絹恵「なんやそれ、おしゃれなもの頼むなー」 京太郎「いや、俺もあんまりわかんないんですけど、おいしそうだったんで」 京太郎「そういえば、愛宕監督ってどんな人なんですか?」 絹恵「どんな人って言われてもなー」 絹恵「いいお母さんやと思うで」 洋榎「そんなに良いかー?いつもガミガミうるさいやん」 絹恵「それはお姉ちゃんがだらしないからやろ」 絹恵「まったく、お姉ちゃんは人のことあれこれ言う前に自分に気ぃつけや」 洋榎「む!絹ー!よう言いおったな!」 洋榎「そんな絹は、こうや!」ガバッ 絹恵「ちょっと、お姉ちゃん、こ、んなと、ころでやめ、あっ」モミモミ 洋榎「うるさいわー!この!この!」モミモミ 絹恵「あっ、須賀、君が、あっ、見とるから、やめ、あんっ」 洋榎「そんなん知るか!」モミモミ 絹恵「お姉ちゃ、ん、ら、らめぇ」 京太郎(おお、何ともすばらな光景……) 絹恵「はぁ……はぁ…」 京太郎「あのー大丈夫ですか?」 絹恵「う、ん…大丈夫…やで…」 京太郎「あの後洋榎さんが絹恵さんを連れて帰って行ったけど…」 京太郎「絹恵さん、大丈夫だったかな……」モゾモゾ 京太郎「おっといかんいかん」 京太郎「次は何をしよう」 京太郎「またひっかけ橋に来たけど、やっぱり、いないよな」 京太郎「はぁ…」 ?「はぁ…」 ドン 京太郎「あ、すみません、大丈夫ですか?」 ?「ええ、大丈夫です、ごめんなさい…私なんかがここにいて……」 京太郎(自らの存在否定!?) 京太郎「えーっと、どうかしたんですか?なんか困ってるみたいですけど」 ?「いえいえ!こんな雌豚にお構いなさらず!あなたの時間が無駄ですから」 京太郎「え、えぇー」 京太郎(なんでこの人こんなに卑屈なんだ…) 京太郎「いやー別に大丈夫なんで、話してくれませんか?あなたの悩み」 ?「いいんですか?私に近寄ると腐りますよ?」 京太郎「なんでそんなに自分を卑下するんですか…」 京太郎「あなた、名前は?」 ?「私のことですか?」 京太郎「他に誰がいるんですか」 ?「私は霜崎絃と申します、生きててすみません」 京太郎「はぁ……それで、霜崎さんには何があったんですか?」 絃「その…ですね、私、不幸なんですよ」 絃「下駄箱に置いてあった靴はすぐ無くなるし、新しく買ったペンは1日で壊れるし」グスッ 絃「私と水泳の授業でペアを組んだ人は死にかけるし、さっきだってぶつかった人が川の中に落ちていきましたし…」ウルウル 京太郎(なんだよそれ……) 絃「私は生きてちゃいけない人間なんですよおおおおおお!」ポロポロ 京太郎「ちょ、霜崎さん、見られてますって」 絃「ほら、こうしてあなたも群衆の好奇の目にさらされてるしー!」 京太郎「と、とりあえず落ち着きましょうよ、ね」 絃「ヒッグ、はい、ヒッグ」 京太郎「もう落ち着きましたか?」 絃「はい、お見苦しい所をお見せしてしまいました……ごめんなさい」 京太郎「もう謝らないでいいですよ、霜崎さんは謝りすぎなんです」 京太郎「こういうときはありがとう、でいいんですよ」 京太郎「これ、俺の連絡先です、困ったことがあれば連絡してください」 絃「すみま……いえ、ありがとうございます」 絃「それでは、ケータイは……」 絃「…落としちゃったみたいです…」シュン 京太郎「おお、もう……」 京太郎「三箇牧に戻ってきたぞ!」 京太郎「夕方は何をしようかな」 京太郎「勉強をしよう!」 京太郎「勉強に集中するためにテレビは消そう」 アコガレヲイマー ツカンダー 京太郎「あれ、この時間枠のアニメ変わったのか」 京太郎「どれ、観てみよう」 京太郎「なかなか面白かったな」 京太郎「なんかあの青い髪の男の子の声、聞き覚えがあるような…」 京太郎「まあいっか」 京太郎「あれ、俺何しようとしてたんだっけ」 京太郎「次は何をしよう」 ヴーッ ヴーッ 京太郎「お、メールだ、誰からだろう?」 絃『こんばんは、霜崎です。携帯が見つかったのでメールしてみました』 絃『こんな私ですが、登録をお願いします』 京太郎「霜崎さんからか、さて何を話そう」 京太郎『こちらこそよろしくお願いします』 京太郎『そういえば、霜崎さんは標準語でしたが、大阪の人じゃないんですか?』 ヴーッ ヴーッ 絃『私は千葉に住んでいます、今日は家族で旅行をしていたのですが、迷子になってしまいました、そこで出会ったのが須賀さんだったのです』 京太郎『そうなんですか、あと、霜崎さんて何か部活とかに入っていますか?』 絃『麻雀部に入っていますが、どうして?』 京太郎『いや、部活仲間がいるのなら霜崎さんのことを助けてくれるのではないかな、と思ったので」 絃『なるほど、色々と心配してくださって、その、ありがとうございます』 絃『またいつか、須賀さんと会って遊びたいです』 絃『それでは、おやすみなさい』 京太郎「ふむ…『俺もです、おやすみなさい』っと」 京太郎「じゃあ誰かとメールするか」 京太郎「愛宕監督に送ってみるか」 京太郎『こんばんは、須賀です』 京太郎『今日、娘さんに会いましたよ』 ヴーッ ヴーッ 雅枝『そうか、キヌにちょっかいだしたんは須賀やったんやな』 京太郎「は……!?」 京太郎『え!?どういうことですか!?』 雅枝『ヒロが言うとったで、「キヌがオカンの知り合いの男に体を触られた」って』 京太郎「体を触った、ってあの当たったときのことか?確かにそうだけど……」 京太郎「事情を話してみよう」 京太郎『実はかくかくしかじかで』 京太郎『信じてくれますか?』 雅枝『なるほどな、私は須賀を信じるわ』 雅枝『今からヒロをとっちめて来るわ』 雅枝『いい夢見ろよ、あとこれキヌのメアド渡しとくで』 京太郎『いいんですか?』 雅枝『キヌが今「須賀君に渡してやー」って言っとるからな』 雅枝『それじゃあ、いい夢見ろよ』 京太郎「『おやすみなさい、と絹恵さんにも伝えておいてください』っと」 京太郎「さて、次は誰に送ろうかな」 京太郎「絹恵さんに送ってみるか」 京太郎『こんばんは、早速送ってみました』 京太郎『お母さんってどんな人ですか?』 ヴーッ ヴーッ 絹恵『あのー須賀君?昼にこんな話せえへんかったっけ?』 絹恵『でも、メールありがとな、嬉しいで』 京太郎『そういえば、お二人はやはり麻雀部に入っているんですか?』 絹恵『うん、私が麻雀始めたのは高校入ってからなんやけど、お姉ちゃんはずーっとやってきとったから、強いでー!』 京太郎『じゃあ今度みなさんでヤりましょうか』 京太郎『俺も結構自信あるんですよ!』 絹恵『お、それは楽しみやな!なんなら今から…』 絹恵『でも、お母さんが寝ろ、言うてるから、もう寝るな』 絹恵『おやすみ、須賀君』 京太郎「『はい、おやすみなさい』っと」 京太郎「よっし、俺も寝るかー!」 【6月第2週 休日】終 【6月第3週 平日】 京太郎「朝だー!」 京太郎「いよいよ明後日が千里山との合同体育祭か」 京太郎「今日も頑張って行こう!」 京太郎「今日は珍しく晴れてるな」 京太郎「ここから4日間は晴れるらしい」 照「お、京か」 京太郎「よお照、そういえばもう傘は買ったのか?」 照「うん、一応は」 京太郎「そうか、でもなんであの日は傘を持ってなかったんだ?」 照「ああ、あの日の前に吹き飛ばされちゃったんだよ」 京太郎「吹き飛ばされた!?」 京太郎「そんなに強い風が吹いてる日はあんまり無いだろうに…」 照「私もよくわからん」 京太郎「そうか」 京太郎(こっから何を話そうかな) 京太郎「照は、テストの出来どうだったんだ?」 京太郎「ああ、俺は国語と社会が満点だったぜ!」ドヤァ 照「私は国語と社会は微妙だったな」 京太郎「何点くらい?」 照「両方とも95点とかだったかな、それ以外は全部満点だったけどね」ドヤァ 京太郎「な!?」 照「あーあ、物足りないなー」 照「それで、京は国語と社会以外はどうだったのかなー?」 京太郎「ぐぬぬ……」 京太郎「上には上がいるんだなぁ」 京太郎「昼飯は、どこで食おう」 京太郎「今日は教室で食べるか」 咏「お、京太郎が教室にいるなんてめずらしいねぃ~」 京太郎「一緒に食べるか?」 咏「いいんか?じゃあそうさせてもらうよ~」ドシン 京太郎「重箱?」 咏「結構腹減るからねーこんくらい食わねえと持たねえんだよ」 京太郎「中身は…煮物、焼き魚、おにぎり、黒豆…」 京太郎「和風だな」 咏「和風料理しか作れないんだよねぃ、なんでか知らんけど」 京太郎「んー、この大根もらっていいか?」 咏「おう、いいよー」 京太郎「それじゃ」パクッ 京太郎「うん、味がよくしみてておいしいな」 咏「だろだろーもっと褒めろー」 京太郎「ほんと、おいしいわ、毎日食べたいくらい」 咏「それって…どういう意味…なんだ…?」 京太郎「ん?毎日食べても飽きないくらいおいしいってことだが?」 咏「まあ、ふつーそうだよな、知らんけど」 京太郎「咏って、俺の知り合い以外に友達はいるのかい?」 咏「京太郎はずっとどっか行ってたからわっかんねーだろうけど、私は毎日友達と食べてんだぜぃ」 京太郎「ハハッ、ご冗談を。どうせエア友達とかいうオチなんだろ?」 咏「はぁ……お前とは違うんだよ、誰と食ってたかは知らんけど」 京太郎「えっ、本当なの?」 咏「なら私の携帯見てみるかぃ?」 京太郎「う、うん」 咏「ほらよ」 京太郎「……」 京太郎「嘘…だろ……?A子さんから暗めなG子さんまで、このクラスの女子全員のメアドを持ってやがる……」 咏「だぁから言ったろぃ?」 咏「格が違うんだよ、格が」パシパシ 京太郎「ぐぬぬ……俺はまだ誰のメアドももらえてないのに……」 京太郎「なんか今日惨めな気分になってばっかだな……」 京太郎「放課後か…どうしよう」 京太郎「街に行こう」 京太郎「適当にぶらつくか」 京太郎「喫茶店に来たぞ!」 京太郎「確か前に咏と一緒に来たな」 咏「あれ、京太郎じゃん」 京太郎「おお!咏か!」 咏「なんでそんなに騒ぐんだよ、もう少し静かにしろよー」 京太郎「お、おう」 店員「えーと、お2人様でよろしいでしょうか?」 京太郎「えーと、どうする?」 咏「2人でいいんじゃね?知らんけど」 京太郎「あれ、ここニシンパイなんてあるのか食べてみよう」 咏「ニシンパイって、確か魔女宅だったっけか?」 京太郎「あのお婆さんが作ってたやつだな」 咏「あれはおいしそうだったよねぃ~」 京太郎「そういえば、最近部活に行ってない気がするんだが、どんな感じなんだ?」 咏「別にー、いつも通りみんなで打ってるだけだよ、知らんけど」 咏「そうそう、なんか来週遠征に行くらしいぜぃ」 京太郎「遠征?」 咏「来週の金曜日は開校記念日で休みだったろ?霞がそれを使って2泊3日の遠征に行こう!ってさ」 京太郎「へぇー、そりゃあ楽しみだな」 京太郎(この後はどうするかな) 京太郎「ごちそうさまでした」 京太郎「じゃあ帰るか」 咏「おう!」 京太郎「なあ、咏」 咏「なんだぃ?」 京太郎「咏って彼氏とかいるのか?」 咏「えっ?」 咏「な、なんでそんなことを、訊くんだ?」 京太郎「よく考えたらさ、俺って咏のことあんま知らないんだよな」 京太郎「咏がいつも部活に行ってたこととか」 京太郎「咏に友達がたくさんいることとかさ」 京太郎「だからもっと咏のことをもっと知りたいなって」 咏「ならもっと別のこときくだろ、ふつー」 京太郎「あー確かにそうかもな」 京太郎「なんできいたんだろな、こんなこと」 京太郎「わっかんねー」 咏「あー!私の口癖真似すんじゃねえよ!」 京太郎「えー、わっかんねー」ニゲッ 咏「待てよ!こらー!」タッタッ 京太郎「ほーら、捕まえてみろー」 【6月第3週 平日】終 【6月第3週 体育祭当日】 京太郎「体育祭だー!」 京太郎「会場は三箇牧のグラウンドでいいのか」 京太郎「今日は誰と会えるかなー」 京太郎「今日は、天気予報の通り晴れたな」 泉「あれ?須賀君やないですか!」 京太郎「おお、二条!そうか、千里山の生徒も三箇牧に向かってるから二条に会えたのか」 泉「朝から須賀君に会えるとは、幸先いいですわ」 京太郎「俺も、二条に会えて嬉しいぜ!」 京太郎「お互い頑張ろうな!」 泉「は、はい!」 泉(う、嬉しいって言ってもらえた!須賀君に!) 京太郎(さて、何を話そうかな) 京太郎「ふと思ったんだが」 泉「はい?」 京太郎「二条って彼氏とかいるのか?」 泉「へ?いやいやいや、そんな人いませんって!」 京太郎「じゃあ気になってる人とかは?」 泉「そ、それは……その…」モジモジ 京太郎「なんだ、安心したー」 泉「あ、安心?」 京太郎「いや、同級生に咏っているじゃん?あいつに友達がたくさんいるっていうのがわかってさ」 京太郎「二条も咏みたいに友達がたくさんいる、とか、彼氏がいる、とかだったらなんか嫌だなって思ったんだ」 京太郎「二条は大事な友達だから、なんか知らないうちに置いて行かれる、みたいなのは嫌なんだ」 京太郎「二人で一緒に頑張っていきたいって思うんだ」 泉(ちょっと、それって…なんか……うぅぅぅ)カァァ 泉「す、須賀君すみません!用事があったの忘れてました!」ビュン 京太郎「え、あ、おう!じゃあな!」 京太郎「またぼっちか…」 ドン ドン 実況「さあ、いよいよ始まりました!三千体育祭!」 実況「この三千体育祭では、生徒は高校関係なく赤組と白組に分かれて戦います!」 実況「その競技で勝つと決勝戦へ進めます、そこで勝ったチームにその競技の点数が与えられます!」 実況「それでは早速一番最初の種目!1500m走をはじめます!」 京太郎「俺が出る種目は…二人三脚、借り物競争、部活対抗リレーか」 京太郎「チームは、白か、そうだな、まずは白陣営に行こう」 【白陣営】 京太郎「ここが白陣営か」 竜華「お、須賀君もこっちなん?」 京太郎「こっちもってことは他に誰かいるんですか?」 竜華「誰か…ていうよりも全員…かな?」 竜華「三箇牧の麻雀部も千里山の麻雀部も全員白組なんや」 京太郎「なんすかその偶然…」 実況「二人三脚に出場する人は、集合場所に来てください」 京太郎「あ、もう行かなきゃ!」 京太郎「清水谷さん、俺のパートナーって誰かわかりますか?」 竜華「たしか……泉とやったよーな」 京太郎「二条とですか?」 竜華「うん、1年同士やから泉と須賀君にしたんよ、たしか」 京太郎「わかりました、それじゃあ行ってきますね」 竜華「いってらっしゃーい」 泉(どどどど、どうしましょう!?どうして須賀君と私が二人三脚をすることになっているんですか!?) 泉(あかんあかん、須賀君の前ではクールに、クールにしないと) 泉「冷静冷静、集中しゅうちゅ「おーい二条!」ひっ!?」 泉「や、やあ、須賀君やないですか」 京太郎「なんか俺とお前でペアらしいな」 泉「へ、へえー、それは知らんかったですー」 泉(なーにを言ってるんでしょうか私はああああ!?) 京太郎「そろそろ俺たちのレースだから、足結ぶぞー」 泉「は、はい!」 京太郎「よし、連結完了!」 京太郎「じゃあ前に進んでみようぜ」 京太郎「右足は1で上げて2で下げる、左は逆な」 泉「はい!ラジャーです!」 京太郎「じゃあ行くぞー、いっちにーいっちにー」 泉(須賀君の呼吸が、鼓動が、体温が!どんどん伝わってくる!なんですかこれぇ!?) 京太郎(二条がなんか変な汗かいてるけど、大丈夫かな) 京太郎「二条、大丈夫か?」 京太郎「きつかったら言ってくれていいんだぜ」 泉「いえいえ、大丈夫ですから!さあ行きましょう!」 ソレデハ、イチニツイテ ヨーイ ドン! 京太郎「よし、いくぞ二条!」 泉「はい、須賀君!」 京太郎「いっちに、いっちに」 泉「いっちに、いっちに」 京太郎(うっ、なんだ!?この感覚!) 泉(まるで、須賀君と一緒になってるみたい!) 京太郎(まさか!) 泉(これが!) 京泉(合体!!!) ―――――二人三脚――――― ――――――合体!―――――― パンッ 実況「第3種目二人三脚、第334レース!1位は!二条・須賀ペアだあああああ!」 京太郎「よっしゃ!やったぜ!二条!」ダキッ 泉「須賀君、こんなところで……///」ポシュー 京太郎「次は借り物競走か」 京太郎「次も勝つぞ!」 イチニツイテ ヨーイ ドン! 京太郎「えーっと、お題は……」タッタッ 京太郎「男っぽい女子か……難しいな」 京太郎「お、あそこにちょうどいい人がいるじゃないか」 京太郎「女子はブルマなのに1人だけ短パンだし、よし」 京太郎「すみませーん、ちょっと借りさせてもらっていいですか?」 ???「な、なんやお前」 京太郎「借り物競走のお題なんで……あ、急がないと!すみません!」 ???「ちょっと待てやー」 京太郎「結局3位だった……」 ???「ったく、なんやいきなり!」プンスカ 京太郎「突然すみませんでした……って」 京太郎「あ、あなたは麻雀部のセーラー江口さんじゃないですか!」 セーラー江口「惜しいけどちゃうわ!オレの名前は江口セーラや!」 セーラ「そんでお前は確か、須賀だったか?」 京太郎「覚えていたんですか!?」 セーラ「まあ、竜華や怜と仲良うしとったしな」 京太郎「なにこれ超うれしい」 京太郎「でも、さっきは本当にすみませんでした」 セーラ「ええってええって、ところで須賀の次の種目は何や?」 京太郎「次は…部活動対抗リレーですね、これから結構時間があります」 セーラ「じゃあオレたちと勝負やな!絶対勝ったるで!」 京太郎「受けて立ちますよ!」 京太郎「随分と時間があるな……さて、どうしたものか」 京太郎「怜さんを捜しに行くか」 京太郎「ベンチの下とか、塀の上とか捜してみたけど」 京太郎「見つからないなー」 京太郎「怜さーん、どこですかー」 怜「ここにおるでー」 京太郎「おお、案外普通なところにいたんですね」 怜「まったく、京くんはウチをどう思っとんねん」 京太郎「えーと……猫?」 怜「にゃーにゃー」 京太郎「かわいい」 怜「そ、そうかにゃ?ってなに言わせんねん」 京太郎「怜さん超絶かわいい」 怜「ええ加減にせんと殴るで」 京太郎「むしろご褒美ですって」 怜「にゃんやと?」 京太郎「かわいい」 怜「うぅ…噛んでもうた」 京太郎「そういえば、体調のほうは大丈夫ですか?」 怜「最近は結構調子ええで」 怜「家で一人で頑張ったからな」 京太郎(家で?一人で!?) 京太郎「が、頑張ったって何をですか!?」 怜「そんなん麻雀に決まっとるやろ」 京太郎「で、ですよねー」 怜「でも今日は少しだけ悪いなぁ」 京太郎「なら、無理はしないでくださいね」 京太郎「怜さんに苦しい思いはしてほしくないですから」 怜「うん、おおきに」 「部活動対抗リレーに参加する人は集合場所に来てくださーい」 京太郎「じゃあ、敵同士ですけど頑張りましょうね」 怜「もちろんや!目にもの見せたるわ」 京太郎「集合場所は……ここか」 照「あ、京だ」トテトテ 照「うわっ」 ドンガラガッシャーン 京太郎「照!大丈夫か!?」 照「痛た…大丈夫だよ」 京太郎「でも、足かなり赤くなってるけど」 照「このくらい、平気……のわっ」グラッ 京太郎「大丈夫じゃねえじゃん、休んでろ」ガシッ 照「でも、そうしたらリレーが…」 霞「あら、別に気にしなくていいわよ、京太郎くんに参加してもらえばいいだけだし」 京太郎「あれ?確かリレーには女子しか出れないんじゃ……」 霞「あら、そんなこと簡単よ」 霞「女子じゃないなら、女子にしちゃえばいいじゃない」ニッコリ 京太郎「いやいや、そんな無茶な」 霞「それじゃあ、郁乃ちゃん、やっちゃいなさい」 郁乃「おまかせあれ~!」 京太郎「ちょっ、郁乃さんどこから!」 郁乃「まずは着替えからやな~」 ヤ、ヤメテクダサイヨ エエカラエエカラ チョッアーッ 郁乃「これで完成や~」 京子「うぅ……」 霞「あらかわいい、それじゃあよろしくね、京子ちゃん」 京子「嫌だ~~~!」 京太郎「リレーは結局1位、誰にもばれなかったぜ……」 京太郎「二人三脚とリレーの決勝戦は午後から、これから昼休みか」 京太郎「さて、何をするかな」 京太郎「照、もう立てるか?」 照「うん、一応は」 京太郎「じゃあ昼飯食べに行こうぜ」 照「わかった」 京太郎「どこに行こうかな」 京太郎「最近できたファミレスに行ってみるか」 【ファミレス 足の具合】 イラッシャイマセー 京太郎「変な名前の店だな」 照「でも、雰囲気はいい」グラッ 京太郎「本当に大丈夫か?」 照「京と昼を食べられるなら、大丈夫だ、問題ない」 京太郎「何を食べようかな」 メニュー アカマムシハンバーグ 800円 激辛うどん 700円 大阪チャーハン 600円 東北名産かきふらい 600円 関東名産づくしランチ 600円 長野特産そば 600円 博多ラーメン 600円 関西ライス 600円 孤島カレー 600円 スイートポテト 600円 京太郎「俺は…アカマムシハンバーグにしてみるか、照は?」 照「私は、スイートポテトでいいかな」 京太郎「いただきまーす」 照「いただきます」 照「……」モグモグ ジーッ 京太郎「このラーメンおいしいな!」 照「…」ジーッ 京太郎「…照も、食べるか?」 照「え、いいの?」 京太郎「さすがにハンバーグとこれは多すぎるからな」 照「ありがとう!」パァァ 京太郎「へへ、あ、すみませーん」 店員「何でしょうか?」 京太郎「取り皿もらえますか」 店員「はい、かしこまりましたー」 京太郎「いよいよ二人三脚の決勝だ!頑張るぞ!」 京太郎「今回の相方は、咏か」 咏「おう、よろしくな~!」 イチニツイテ、ヨーイ ドン! 京太郎「行くぞ!いっちに、いっちに」 咏「いっちに、いっちに、うっ」グギッ 京太郎「大丈夫か?」 咏「うっ、なんとか……」ズキッズキッ 京太郎「痛そうだな……よし、咏!俺に捕まっとけ!」 咏「ど、どうするつもりだよ?」 京太郎「そんなん決まってんじゃねえか!お前をゴールラインまで運んでってやるんだよ!ついでに勝ってやる!」 咏「でも、そんなことしたら京太郎の負担が……」 京太郎「俺の都合なんか関係ねえ!俺は咏が大事なんだ!」 京太郎「さっさと行くぞ!」 咏「お、おう……よろしく…な」 京太郎「任せろ!」 パンッ 京太郎「よし!1位でゴールしたぜ!」 京太郎「咏は保健室まで運んで行って診てもらってるし、もう一安心だな」 京太郎「リレーまで何をしようかな」 京太郎「保健室に行くか」 コンコン 京太郎「失礼しまーす」 京太郎「あれ、先生は……いないのか」 京太郎「咏は、どこだろう?」 京太郎「ベッドで寝てるのかな…っと」シャッ 京太郎「お、いたいた」 咏「すぅ……」 京太郎「幸せそうに寝てるな、良かった」 京太郎「さて、何をしよう」 咏「うーん……」 京太郎「このおでこ、何か書きたくなるな……」 京太郎「あーこんなところに水性ペンがあるぞー(棒)」 京太郎「しまったー手が滑ってしまったぞー(棒)」カキカキ 京太郎「米っと、うん、満足満足」 咏(くすぐったいから起きてみたけど…何やってんのかわっかんねーな) 咏(おでこに何か書かれたのはわかるけど…) 咏(じゃ、仕返しでもするかねぃ) 咏(それじゃあ……) 咏「痴漢だーー!知らんけどーーー!」 京太郎「な!」 千里山「なに!?」 三箇牧「なんだと!?」 教師「痴漢だと!?」 三箇牧男子「くそっ!せっかく俺らが我慢してるってのに!」 先生「皆のもの!であえー!」 三箇牧「うおおおおおお!」 京太郎「ここは……逃げる!」 京太郎「なんとか部活動対抗リレーの集合場所まで来れたぞ……」トントン 京太郎「はい?」 霞郁「……」ニッコリ マタデスカ!? ダカラチョットマッテッテ アーッ 京子「結局こうなるのか……」 京子「まあいいさ、とにかく優勝するぜ!」 京子「うおおおおおお!」ズルッ 京子(なんでバナナの皮がっ!) 京子「ぬわっ」 京太郎「しまった、カツラが!?」 千里山「あ、あの人!ブルマ履いてるわ!」 三箇牧「へ、変態だー!」 教師「まさか彼奴が先の件の痴漢か!?」 教師「皆のもの!捕まえろー!」 教師「で、なにか言い残すことは?」 京太郎「だから何もしてませんって!」 教師「ならこの子の証言はどうなんだ!」 京太郎「お、お前は!咏!」 咏(さて、どうする?京太郎) 咏(私がここでお前を庇えば、お前は解放されるけど) 京太郎(頼む!俺が悪かった!許してくれ!) 咏(じゃあ、今度私に食事作ってよ) 京太郎(そ、そんなんでいいのか?) 咏(へーまだ条件増やしてほしいんだー) 京太郎(え、ちょっ、ま) 咏(あれ?さっきなんでもするっていってなかったっけ?) 京太郎(言ってねえよ!) 咏(いや、やっぱり許してやるよ) 京太郎(いいのか?) 咏(京太郎は助けてくれたからな) 教師「さあ、三尋木、証言を」 咏「私は京太郎に何もされてない!ただ、今朝教師が千里山の生徒に手を出していたのは知ってる!」 三箇牧「な、なんだと!?」 教師「ま、待て!私はそんなことをしてはいない!」 三箇牧「問答無用!」 教師「やめろ!来るんじゃない!」 三箇牧「さあ!リンチの時間だあああああああ!」 教師「アーッ!」 京太郎「なんとか解放してもらえたな」 咏「へへ、どうだ、この咏ちゃんの凄さを思い知ったろ?」 京太郎「おう、ありがとな、咏」 京太郎「閉会式まで時間あるけど、どうしよう」 京太郎「お姫様だっこ……って言われてもどういうときにすればいいんだ?」 京太郎「うーむ」 京太郎「ん?あれは……咏か」 京太郎「咏ー、何やってんだー?」 咏「おっ、京太郎か、少し探し物をなー…うっ」ズキッ 京太郎「まだ足痛いんだろ?無理するなって」 咏「でも、あれは…大事な物なんだよ……」 京太郎「で、何探してるんだ?手伝ってやるよ」 咏「いいのか?」 京太郎(今日は、なんか似たようなやり取りを何回もやってる気がするな…) 京太郎「もちろんだぜ!で、何探してるんだ?」 咏「扇子……なんだ」 京太郎「扇子ってお前がいつも持ってるやつか?」 咏「うん、神奈川の友達から貰ったやつなんだけど……」 京太郎「そうか、じゃあ頑張って探し出さないとな!」 京太郎「お、こんなところにあったぞ」 咏「おお!ありがとな!京太郎!大好きだ!」ダキッ 京太郎「そ、そんな抱き着いたらおもちが…」 京太郎「そういえば無いんだったな」 咏「むっ!これでも努力はしてるんだよっ!」ペシッペシッ 京太郎「悪い!悪かったから!」 京太郎「次は何をしよう」 【白陣営】 京太郎「陣営に戻ってきたけど、あんまり人いないなー」 照「みんな3年の全員リレー見に行ってるから」 京太郎「お、いたのか」 京太郎「そういえばお前も怪我したんだっけな」 照「そう、だからリレーには出れない」 京太郎「じゃあ何か話して時間潰そうぜ」 照「うん」 京太郎「照の怪我の具合はどうなんだ?」 照「少し腫れてるだけ、2日くらい安静にしとけばダイジョーブらしい」 照「咏の方は?」 京太郎「咏は軽い捻挫だってよ」 京太郎「なんにせよ、どっちも軽傷でよかったぜ」 照「そう、今日はありがとね」 照「レストランに連れてってくれたり、私の代わりに走ってくれて」 照「本当にありがとう」 京太郎「次は何をしよう」 京太郎「ふぁぁ、照はなんか寝ちゃったしどうするかな」チョンチョン 泉「須賀君、ちょっといいですか?」 京太郎「二条か、どうしたんだ?」 泉「少し手伝ってほしいんです、物探し」 京太郎「またかよ…」 京太郎「で、なに探してるんだ?」 泉「その……水筒が無くなってしまったんですよ」 京太郎「水筒?どうして水筒なんか無くなるんだ?」 泉「それがわからないんですよ」 京太郎「ふむ…まあ探すか」 京太郎「なかなか見つかんないな」 泉「そうですね」 京太郎「一旦戻ってみるか」 泉「はい」 【白陣営】 教師「」ササッ キョロキョロ プット 泉「あ!あれは、私の水筒!」 京太郎「あの人は……」 泉「やった!見つかりましたよ!須賀君!」 泉「あれ、いない」 教師「へへっ、女子高生と間接キスしちゃったぜ!」 教師「あの子中々可愛かったからな、ぐふふ」 京太郎「なるほどな、生徒が3年のリレーを見に行ってがら空きになった陣営に忍び込み」 京太郎「そこで女子の飲みかけの水筒なりペットボトルなりを盗んで舐めまわしてたってことか」 教師「お、お前はさっきの!」 京太郎「全く、見た目からして怪しいやつで助かったぜ、咏のブラフは予言だったのかもな」 京太郎「それに、おっさん、教師じゃないだろ?」 京太郎「教師だったら部活動対抗リレーの後の教員対抗リレーに出てるはずだし」 京太郎「その足を見る限りは怪我したとかそんなんじゃなさそうだしな」 京太郎「ってことでおっさん、年貢の納め時だぜ」 変態「い、いったい何なんだよ!お前!」 京太郎「俺か?俺はな……」 ――――――――――――――― 京太郎「さて、警察にも突き出したし、閉会式も終わったし、帰るか」 京太郎「事情聴取とかで遅くなっちゃったな」 京太郎「通学路にはもう誰もいないし」 京太郎「結局ぼっちか…」 京太郎「今日は頑張ったつもりだったんだけどな」 【6月第3週 体育祭】終
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4-243-244、246 その頃のアンゼロット宮殿 『ワールド・オーダー』ーー“世界の秩序” それは力を求めた末に世界と融合し、「この世界そのもの」となった存在である 「やあ、“守護者”アンゼロット。いつも世界(僕)のために働いてくれてありがとう。感謝しているよ」 毒気を抜かれるようなあまりにも潔白な笑顔。それは、平時であれば人の心を落ち着かせるものだったろう。 「……おもてなしも出来ずに申し訳ありません。ーーなんの御用でしょうか?」 しかし、この場にあっては不気味意外のなんでもない。彼こそが今やセプテントリオンさえ操りし、この事件の黒幕ーー間違えようのない“敵”なのだから! 「ああ、たいした事じゃないんだ。君にいくつかお願いがあってね」 ーーお願いだと?敵陣の中央に乗り込んできて何を言っているのか 「君にするお願いは二つ。一つ目は、君に世界を救って欲しいんだよ」 「………は?」 あまりの事に隙あらば飛びかかろうとしていたふみこ達やロンギヌスも呆気にとられてしまう それが敵に頼むことか?この混乱を操っている張本人が!! 「それは、どういう……」 さしものアンゼロットも相手の意図を掴みかねていた 困惑を隠せずに問う 「今、この世界には危機が迫っている。ーー赤羽くれはがセプテントリオンの手に堕ちた」 驚愕する一同を尻目に微笑しながら晋太郎は続ける 「まぁ、僕が彼らに引き渡したんだけどね。彼らは星の巫女の力を使って災厄を振り撒くしーー当初の計画通りに柊蓮司も殺すだろう」 笑みを深める晋太郎。 ーーこの男は一体…… 「ーー何を考えいるのかしらねぇ、ワールド・オーダー?」 質問を放ったのは今まで傍観していた紫だった 彼女には元々、人情というものが欠けている。単純に興味を持ったのだろう 「ーーさて、どうでしょうか?僕にとっては他の次元の方々は全て敵。貴方もーー」 ふみこ、ニーギへと目を向ける 「そこの風渡り達も、ね」 教える必要はない、と言う晋太郎。 「……そう、ならーーこれでどうかしら!!」 言い放つと同時、紫は凄まじい数の弾幕を晋太郎へと撃つ。それは周囲の全てを巻き込み、破壊して晋太郎へと迫る 射線上にいたふみこをロジャーが抱えて跳び、アンゼロットはロンギヌス達が身を挺して護り、ニーギは慌てて猫を盾にする。 「可笑しいな。この程度で、ーー世界の秩序と戦うなどと!」 晋太郎は笑みを消すことさえせず、お返しとばかりに紫の生み出したそれにも匹敵する程の弾幕を繰り出した。 それを受け、紫は更に弾幕の勢いを上げる ーー幻想郷最強の大妖怪と世界の秩序が生み出す弾幕の嵐は、もはやアンゼロット宮殿の半分以上を呑み込み敵味方の区別なく破壊をもたらしていた 「……や、やめなさいあなた達ーー!?」 アンゼロットの悲痛な叫びも弾幕にかき消され、弾幕の主達にも、生き残るのに必死な皆の耳にも届かなかった。 4-248 一方世界の外側@OVERS矢野 流れを読まずそろそろこの男を介入させてみる <OVERS OVERS OVERS OVERS> パソコンにメッセージが表示される 「OVERS-SYSTEM Ver0.85起動完了。いつでもいけますぜ!」 「そっちの準備はどうだ?」 「・・・あともう少しだ。もう少し待ってくれ」 紙束を引っ掻き回し、1枚の紙に何かを書き写す (「おそらくこのままいけば、どっちに転んでも敵の思惑のままだ だが――その思惑すら走り抜けてしまえば、まだ打つ手はたくさんある そのためには今の柊のままではちと力不足だ」) あの男、芝村が言っていた言葉が思い出される 小太刀と三輪は言った。「道は我々がなんとかする」 社長とかわたな、小暮さんやみかきさんは言った。「俺たちも後から行く!」 ならば彼も、やるべきことをやるだけだ 最後の文字を書き終える その紙には、およそ考えられる最適解としてのデータが書き起こされている NW1stのデータをNW2ndへコンパートし、 さらにまだ未完成であるS=Fメビウスすら使用し、 未公開シナリオや身内シナリオで稼いだレベルや経験点まで総動員し 現レベルで最大限の力を発揮できるようにしたものだ だがしかし、まだこれだけでは足りない たとえOVERS-SYSTEMで柊を、このデータのままに成長させたとしても、 おそらく戦闘がちょっとだけ楽になる程度、 なぜならばその場合柊は・・・ただの強力な魔剣使いに過ぎない 柊の力、それは攻撃力でもなければ柊力でもない クレバー王子という臨機応変に最適戦術を組めるプレイヤーがいてこそ、その力を最大限に発揮できるのだ!! 「レベルアップ完了だ!」 「よし!実行を始めるぞ!」 パソコンのエンターキーが押される。 <This Omnipotent Vicarious Enlist a Recruit Silent System(それは全能の代理を徴募せし物言わぬ機構) OVERS-SYSTEM Ver0.85…ok> 「行くんだな?矢野」親友が問う 「あぁ、柊と共に世界を救ってくる」 「・・・必ず勝って来いよ?」 言葉は心配しているが、実際にその顔に浮かんでるのは不敵な笑顔 「もちろんだ」 こちらも、サムズアップして不敵に笑い返す 「選別だ。持って行け!」 渡されたのは封をされた書類 「正直、お前からのプレゼントなんて受け取りたくないが ありがたく貰って行くぜ」 「この期に及んでツンデレか・・・」 「うるせぇ!!こんな時もまたそれか!」 ―――そして、彼は介入を開始した 親友、田中天が渡した書類が、実はアルシャードやダブルクロスなどの各種コンパートを施した柊のキャラシートだとは知らずに 4-254 __ ,. ´ `丶 / _ノ `ー 、ヽ / , {__==========__| /Jヽ三三ノ´ `ヽ三三ノト、 {.イ; 〃〃; ; 〃〃; |r} これが勝利の鍵。OVERS支援。 フ 「 / \ ,ィ マニ ァ ミ ,八 / ≧イyvyvyvyx≦ \ . / ト、厶r‐ミ,ノ/ ∧ / レ´ て Y ∧ . / | f´ | ∧ / t`ー― ― ‐y ∧ . i  ̄ ̄ ̄ ̄ i | | | ! 4-268-271 少女たちの戰い できた…orz 何もさせないのは可哀想なので、舞ーHiME組に乗っからせてもらいます。 「"幻想舞踏"……!」 緋室灯は機会仕掛けの箒を操り、人間とは思えない超常の動きで次々と魑魅魍魎を撃ち抜く。 その背を守るのは神狩りの巫女、結城小夜。彼女の式神"ヤタ"が青い炎を散らして空を翔る。 ふたりは既にかなり疲弊していた。 「これでは何時までたっても…」 「……!!小夜たん、危ない…!」 「えっ?」 強化された感覚故か、いち早く反応できた灯が小夜をひっさらって離れたのと同時に、二人の居た場所を巨大な漆黒の火球が直撃した。 「あれは…」 暗雲渦巻く大空を黒焔を纏った巨竜が覆った。 その側には、黒き天輪を持つ"姫"が下界を冷たい瞳で見つめていた。 「コードシルバーカートリッジッ!」 火竜と"姫"に気を取られたふたりをもう一人の"姫"が強襲する。 「てぇーッ!!!」 空気ごと凍らせるような、絶対零度の弾丸が無数に降り注ぐ。 「くっ!」 ヤタの炎によって辛うじて直撃は防げたものの、逸れた弾丸がアスファルトを穿ち氷柱を作り出した。 砲撃を繰り出した"姫"は、黒き猟犬の姿をしたしもべと共に悠然と現れた。 「ふん、さすがにここまで来ただけのことはあるか」 「敵…」 箒、ガンナーズブルームを構える灯。彼女を見て"姫"は眉間を寄せ、不機嫌そうに言い放った。 「……その胸…気に食わんな」 「──ッ!?」 灯の僅かな狼狽の隙を突き、"姫"は引き金にかけた指を動かした。 ──その刹那。 凛とした銃声が辺りに響きわたった。 「くっ、何者だ!」 声を荒げたのは"姫"、拳銃を弾き飛ばされた事に動揺を隠せない。 「ふっ…「何者だ」だと…?」 答えるは青髪の少女。 従えるは白銀色に輝く忠犬"デュラン・マックスハート"。 「私は、真の宇宙一の美少女だ!」 「同じ顔……」 「でも、その…」 「それ以上言うな!アレは詰め物だっ!」 後から現れた自称"真の宇宙一の美少女"、久我なつきが小夜に銃口を向け、睨み付ける。 「ちょっとなつき!味方に銃口向けてどうするの!」 黒き火竜に紅蓮の火球が炸裂する。 「!!」 冷たかった天輪の"姫"の表情が苦悶に崩れる。 「こんな状況じゃ何が起こってもおかしくないけど…」 上空より灼熱の火竜"カグツチ"が火粉を散らせて舞い降りた。その頭上には火竜の主、鴇羽舞衣。 「こうも鴇羽と久我にそっくりなのは、な」 そして舞衣となつきの"鍵"、楯祐一。 「バカを言うな祐一、あんな紛い物のどこが私に似ている」 「あらなつき、珍しく意見が合うじゃない」 祐一の言葉にふたりは不敵に答える。 そして、さらに言葉を紡いだ── 「私はもっと美人よっ!!」 「私はもっと美人だっ!!」 見事にハモった二人のセリフに祐一以下、灯や小夜はもちろんのこと、ふたりの黒い"姫"も言葉を失っている。 「えーっと…」 「こほん。オマエたち、この紛い物は私たちに任せて先に行け」 「あ、はい」 「わかったわ……」 灯と小夜がこの場を離れ、城へと向かおうとしたその時── 「残念やけど、そうはいきまへんえ」 ふたりの前方のビルが倒壊し、その煙の中から複数の首を持つ巨大な蛟が鎌首を擡げた。 「静留の紛い物まで…、芸の細かいことだ」 「うちはなつきの知ってはる静留とちゃいます。うちの名前はSHIZURU、そしてこの子は清姫」 清姫と呼ばれた大蛇は威嚇の咆哮をあげた。衝撃で周辺のビルの窓ガラスが砕け散った。 「あんさんらにはここで止まってもらいます。堪忍な」 「そう、なら……」 「貴女を倒して押し通ります!」 銃口を大蛇に向ける灯、小夜とヤタも戦闘態勢をとる。 今まで黙っていた天輪の"姫"──MAIが口を開いた。 「あなたたちは騙されてる。その男に弄ばれて裏切られて捨てられるのよ」 そう言って祐一を指差す。 「……それは…」 「ふふっ…何を言うと思ったら」 「まったく、だからおまえたちは紛い物だと言うんだ」 舞衣となつきも自分自身の影…いや、偽りの塊に向かい合う。 「特別サービスだ。私と祐一のハート、とくと味わえっ!」 「そうよ、私は祐一と一緒だから戦える──この力、あんたたちなんかには絶対、負けない!」 ふたりのセリフに祐一は嬉しいのか苦笑しているのか、よくわからない表情を浮かべていた。 「お前ら…こっ恥ずかしいことを」 表裏一体、二対の"チャイルド"が同時に咆哮をあげた。 「「カグツチーッ!!!」」 「「コードシルバーカートリッジッ!!!」」 灼熱と氷結の渦が辺りを包んだ── 4-285-286 そろそろ、聞こえて来る筈だ。 あの、西の彼方からやって来る高笑いが…… 「うわははははははははははは! 東方の猛者達よ、今こそ『締め切り戦士ショウブレード』が共に闘う時ぞ!!」 「……いや、その……」 「ここ、病院なんでお静かに……」 「いや、失礼。これ、見舞いの果物です」 「いやいや、災難だったそうだな」 「あ、鈴木銀一郎先生!」 「よく、ここまで来られましたね」 「何、来たら駄目だと、言って聞かせただけですよ」 銀爺の『ナイスミドル』オーラが、東京中に満ち渡る。 暴走レイバーは電池が尽き、暴徒は鎮静化し、DMCのライブも終わりを迎えた。 怪物達の増殖にも歯止めがかかり、邪気眼達はその過剰スペックを持て余した。 東方不敗と劉蒼月は存分に拳で語り合い、まけん君はきょうかちゃんに回収された。 世界は、少しずつ良くなる…… 「待て!この“世界の秩序”を差し置いて……」 「……偉そうな事を言っても、柊蓮司並に頭が悪いわね」 現れたのは、ぽ……蠅の女王。 「貴方はもはや、“変わり過ぎたこの世界の”秩序で無いの」 「な、なんだと……?」 「分からない?今のこの世界は、貴方が君臨していた世界に無いもので満ち溢れている。 車を作るのに電車の部品を使えば、それは電車なのよ」 魔王は、そう宣告する。愉快さと不愉快さを讃えた笑みで。 「……解説ご苦労様、ベール=ゼファー。後は、私がやります」 「あら、貴方は“世界の守護者”、墜ちたりとはいえ“世界の秩序”を相手にして戦えるの?」 「ふっふっふ、このような時の為に、切り札を一枚、伏せておきましたの」 アンゼロットが紫に合図すると、彼女は“世界の守護者として越えてはならない”境界を一時的に変更する。 「さぁ、無限の力を与えられた私の『全力全壊』、存分に味わって頂きましょうか……」 4-289 舞台裏: アキバから少し離れた病院の一室にて 二人の男がまだ、いた。 そのひとり、菊池たけしは窓辺に立って、呟いた。 「矢野君が介入を開始したか…うひひ」 今更だが、菊池たけしはベテランGMである。 数多のリプレイで(笑)と感動をもたらした局地戦型物書きである。 その彼に声をかける患者服の男、井上純弌。 「ところで、菊池さん」 今更だが井上純弌はプロのゲームデザイナーである。 数々のゲームを手掛ける兼業イラストレイターである。 「なんだね、井上先生」 「柊達がえらいカッコイイと思いませんか」 いわばTRPGの達人の二人。 無数のセッションの荒野を歩いて来た二人である。 「ああ、カッコイイね! まるで、主人公のようだ!?(笑)」 「そう、まるでPC①! ユーアーヒーロー!?(笑)」 かつてこそ、その仲は険悪と言われていたいたが、なんだかんだで似た者同士である。 「シリアスだよね。登場タイミングも心得、戦術もツッコミもバッチリ!?(爆笑)」 「さっすが、クレバー大先生!俺達に出来ないことをやってのける!?(爆笑)」 共通点は色々あるが強いて挙げるなら、そのプレイスタイルである。 頷き合う二人。いそいそと紙束を用意し始める。 「……でも、ねぇ? こう、シリアスだと、ねぇ?」 「ええ、そうです。そうですとも」 “きくたけダイス”を握り締め、性別欄に“萌えキャラ”と書き込む。 そう、その共通点はGMではなくPLの時に如何なく発揮される。 「ネタが足りないよね!!?(一同爆笑)」 「セッションを破壊します!!?(一同爆笑)」 そう、ネタとダイナシである。何を隠そうこの二人。 かつて、謳われた“地獄のセッション面子四人衆”そのうちの二人である。 「うひひ……!」 「くっくっく……!」 後に人々は語る。 この時の二人の笑顔は実に良い笑顔だったと。 【誰か止めれ】 4-291 がらっ! 小暮「じゅんいっちゃ~ん、お見舞い(遊び)に来ちゃった~♪」 4-295、297-299、301-303 ナイトウィザード!クロス群雄伝 道を切り開く者たち/前編 激戦は続いていた。 「おぉおおおおおおおおおおお!」 風の如く。 疾風の如く。 白亜の翼が空を舞い、閃光の如き剣閃を持って駆け抜ける。 斬り飛ばされる異形、化け物、悪魔、巨躯。 黒い血潮と幻想のように掻き消える肉片を撒き散らし、暗き空に絶叫が溢れかえる。 幾十もの戦いの火花が入り混じる異形の戦場において、ただ一機の機械仕掛けの巨人はもっとも 異形を刈る死神と化していた。 「チッ、数が多すぎる!」 だがしかし、その死神の速度を持ってしても悪夢たちの数が尽きる様子が見えない。 見れば、地上で戦う者たちも悪夢たちの数に押され始め、生じる爆炎よりも殺到する悪夢たちの 勢いの方が増しているように思えた。 「マズイわよ、マサキ!」 「このままじゃ、負けてしまうニャ!!」 「分かってる!!」 咆哮を上げながら、残ったカロリックミサイルを全て射出する。 爆炎が上がり、白亜の巨人へと殺到しようとしていた悪夢たちを一時的に薙ぎ払うと、巨人は翼を はためかせ、その全身に輝きを帯びた。 ――サイコ・コンバーター、リミッターカット。 ――フルカネルリ式永久機関、出力120%。 「俺の声に答えてくれ、サイフィス!」 群れ集う悪夢たちの歓声。 醜悪なる歌声が包みこむ戦場。 ――“ ” 「!」 その中で、マサキは確かに声を聞いた。 誇り高き咆哮を上げ、自らの選んだ操者の決意に応える風の精霊の意思を。 世界を護るために生み出された誇り高き半身の力を。 「いくぜ!」 故に、それは放たれた。 「サイ、フラァアアアアアアアシュッ!!」 それは明けぬ空に昇る日輪。 絶望に満たされた闇への希望。 黒を染め上げる純白。 白亜の巨人――風の魔装機神が全身から放つ閃光が、戦場を埋め尽くした。 どこぞの高層ビルの屋上で、相変わらず観戦しながらのティータイムに入っていた三人が声を上げる。 「む?」 「わあ」 「ピュー♪」 遥か高き上空。 人間の視力では見えない遥か上空の一点を、魔界を支配する魔王とそのお供の堕天使とその地位を狙う魔神ならではの視力で見ていた三人。 その元まで太陽の如き白き光は降り注ぎ…… 「温かい光です……ファルガイアに居た時みたいです」 「んー、ポカポカするねぇ~」 堕天使と魔神の少女は白き光を浴びて、まどろむように目を細め。 「熱、熱ぅうううう!? なんだこれはぁあああ!!!」 一人、魔王の少年のみがゴロゴロと白き光に軽く焼かれて転げまわっていた。 どうやらサイ・フラッシュの邪悪判定に引っかかった模様です。 「ん?」 「おや?」 ヒーローに相応しきビームサーベルを振るうレッド、魔法少女とはまったく関係のない拳で戦って いたべホイミの二人が上空の異変に気付いて目を見開いた。 「なっ、これは?!」 「ば、化け物が消滅していくッス!?」 白き光――サイ・フラッシュの光に飲み込まれた異形たちが、次々と絶叫すら上げる暇もなく消滅 していく。 「な、なんたるヒーロー的な必殺技!! 俺も見習わなくては!」 「そんなこと言ってる場合じゃないッス! 敵が手薄になった隙がチャンス! 今こそ攻め込む時ッスよー!」 魔法少女とヒーロー。 幻想の中にしかいないはずの存在は、確かな存在感を持ってねじれた城に向かって走り出した。 数々の戦場に、その輝きは届いていた。 悪夢を振り払い、希望を運ぶ命の輝き。 それこそが、風の魔装機神の力だった。 「ハァ、ハァ……ッ!」 だがしかし、その輝きを放った使い手――マサキは荒い息をコクピットの中で吐いていた。 滝の如く噴き出し、流れ出す脂汗。 死人と見間違う血の気の引いた蒼白の顔色。 「だ、大丈夫、マサキ!?」 「只でさえ消耗が激しいサイフラッシュニャのに、リミッターカットまでするニャんて無茶ニャ!!」 「う、うるせえ……これぐれえしねえと倒せなかっただろうが……」 掠れ掠れの声で、マサキが毒づく。 先の見えない戦場。 数の知れない軍勢。 それらに対して、消耗を抑えていたプラーナを消費した渾身の一撃。 半径数万メートルにも及ぶ破魔の極光は、確かに戦場から悪しき夢たちを一掃していた。 「これで城へ行ける……!」 マサキはカサカサに乾いた唇でそう呟くと、空を見上げた。 あの時。 破壊神ヴォルクルスの分身体を倒した柊 蓮司と玖珂 光太郎が門をくぐりぬけ、それに便乗 するように数人の人物が内部へと飛び込んだ。 そして、マサキもまた後を追うように飛び込もうとしたのだが、瞬く間に膨れ上がり、強化された 異形たちの防衛網に突破が出来なかったのだ。 既に招き入れるべき客を入れ、招かざる客を閉め出すかのように。 だがしかし、もはやその防衛網はない。 あるとしても未だに交戦を続ける数人の門番たちのみだが、彼彼女らも相対する相手に気を取られ、 行く手を阻むことは出来まい。 「いっくぜええええええええええ!」 歯を食いしばり、フルカネルリ式永久機関を稼動させ、なけなしのプラーナを機体に供給する。 白亜の翼が羽ばたき、一直線に空を翔る。 ――その瞬間だった。 「悪いね」 翼を広げたサイバスターの方に、一人の赤髪の女性が降り立ったのは。 「なっ?!」 「ここから先は立ち入り禁止だよ」 白銀に煌くハルバート。 それを片手で掲げるその力はまさしく怪力。 だがしかし、それだけならば鋼の巨人であるサイバスターには何の障害にもならなかったであろう。 しかし、彼女は“姫”だった。 「来な、――【愕天王】!!」 虚空より出現した鋼の巨体が、反応するよりも早くサイバスターの胴体に激突する。 「ぐがっ!!!」 本来ならば躱すことならともかく、直撃は避けられたであろう一撃。 だがしかし、多大なプラーナを消費したばかりのマサキの反応は遅れた。 それが致命的だった。 ――翼が砕けた。 バーニアを噴射し、鋼の砲弾と化した特攻に白き翼は折れたのだ。 「ぁああああああああああ!!」 落ちる。 堕ちる。 堕ちる。 本来ならば風となり、空を支配するべきはずのサイバスターが落下する。 風が堕ちた。 低高度の空。 咆哮を上げる三体の巨獣と二体の炎竜と銀狼が激突する戦場。 「マズイ!!」 その場においてただ一人戦う術が無く、故に冷静に指示を飛ばしていた少年――楯 祐一が空を見上げた。 「鴇羽!!」 「っ、なつき。お願い!!」 少年の声を聞き、炎の円環を操る少女――鴇羽 舞衣が、相方の少女に声を飛ばし。 「ふん。この程度の偽者私一人でお釣りが来る、さっさといけ」 白銀の銀狼を繰る黒髪の少女――玖我 なつきが、怒声をもって応えた。 「わかった!」 「玖我、任せたぞ!」 「ああ、二人共さっさといけ! 雑魚は私が片付ける!!」 共に居た二人が、黒き龍に跨って飛び上がるのを見届けたなつきは、自らの肌を突き刺す敵意 に目を細めた。 敵意の発生源は、紛れも無い目の前の――“二人”。 「ひどいどすなぁ、なつき。うちを雑魚扱いかい」 八本の首を持つ異形の大蛇に乗る和服姿の少女が、クスクスと苦笑する。 「黙れ、静留の偽者め! デュラン、シルバー・カートリッジ――ロード!」 なつきの声に答え、白銀の銀狼――デュランの背部砲身が音を立てて、砲弾を装填し。 「甘い! デュラン、クローム・カートリッジ――ロード!」 それとほぼ同時になつきそっくりの風貌(一部を除く)NATUKOの声に、漆黒のデュランが砲身に砲弾を装填する。 装填音が重なり、放たれる声もまた同時だった。 「「てええっ!!」」 あらゆるものを凍てつかせる冷気の砲弾とあらゆるものを粉砕する爆炎の砲弾が、真っ向から激突した。 空から落ちてくる白き翼の巨人。 それを受け止めるのは、灼熱の剣龍――カグヅチでも苦労した。 「くぅうう!」 「うおっ!」 自然落下の速度に加え、軽量化されているとはいえ金属製の鋼の巨人の質量を受け止めた衝撃は覚悟していた二人を驚かすのには十分だった。 『ギィイイイイ!』 「カグヅチ! 頑張って!!」 『ギシャアアッ!!』 翼をはためかせ、二度三度ホバリングして、ようやく止まる。 鋼の巨人を受け止めたカグツヂは軽く咆哮を上げ、楯と舞衣が鋼の巨人に目を向けた。 「えーと、だ、大丈夫ですか?」 「これって……中に誰か乗ってるのか?」 恐る恐るといった様子で、巨人の頭部に話しかける二人。 その時だった。 『だ、誰だ? あんたら』 拡声された若い少年の声が響いた。 同時に巨人の胸部が開き、中から緑色の髪をした少年が顔を覗かせる。 「よ、よおっ」 「えーと、あなたは……」 楯と舞衣がどうやって挨拶をするべきか戸惑っていると、巨人の操縦者――マサキが先に声を上げた。 「ん? お前らは……確か地上で戦っていた連中だな」 「あ、ああ。お前はさっき上空で戦った奴だよな?」 「そのロボット、なんなの? 見たこともないんだけど」 「……それはこっちの台詞だ。お前らこそ、その龍はなんなんだよ――、ッ!?」 返事を返そうとしたマサキが、突然視線の向きを変えた。 「――離れろっ!!」 「え?!」 剥き出しの胸部のまま、鋼の巨人――サイバスターが動いた。 腕を押し上げ、装甲を掴んでいたカグヅチを押し飛ばす。 「なっ?! にを――」 なにをするんだ。 カグヅチに掴まりながら、そう叫ぼうとした楯の言葉が文字通り掻き消される。 目の前を貫いた“漆黒の灼熱によって”。 白き巨人が、彼方より飛来した黒炎に一瞬で呑み込まれ、燃え上がる。 黒い炎の塊と化して、地上へ落下していった。 「ぁああああ!!」 「これ、はっ!!?」 悲鳴を上げかける舞衣に、楯は咄嗟に視線を変えて、黒い火球が飛んできた方向を見据える。 そこにはカグヅチとそっくりの……しかし、より禍々しい“黒のカグヅチ”が羽ばたいていた。 そして、その龍の前に浮かぶのは黒き姫――“MAI” 「私を忘れたノ?」 「こ、のぉおおおおおおおおお!!」 壊れた笑みでそう告げる舞衣とそっくりな少女の笑みに、楯は咆哮を上げ。 「カグヅチィイイイイイイイイ!」 そして、涙を振り払い、舞衣は叫びを上げた。 ――後編に続く! 4-328 よし、ではこちらはちょっとダイソード組を動かしてみる。 ついでに前スレでオデットが看破していたセプテントリオンの陰謀ネタも拾ってみた。 「Hyahahahahahaha! それはグレートなプロジェクトデース」 ぶっ壊れた声が東京上空に木霊する。 「そうです。敵の狙いが人に神を倒させることなら……神の力で神を倒してしまえばいいんですっ!」 ヴィオレットの傍らで、千導会長が作戦の指示を下す。 それはあまりにも単純な、しかしそれ故に筋の通った理屈であった。 「王太君、聞こえる?」 「会長、すいません。柊さんと分断されてしまいました」 「いいの、それより上空を見てください。巨大な船が見えませんか?」 「上空ってええっ」 驚愕する王太の視界に飛び込んできたのはレイヴァーティンの巨体であった。 「Yeahhh!!トランスフォーーーーム」 とても正気とは思えないテンションの掛け声と共に、巨艦は見る見るうちに人型へと変形していく。 「む、むちゃくちゃだ……」 「この巨大ロボにダイソードを振るってもらいます。 神の武器でなら「神」を倒すことが出来るはずです」 「……王太」 「わかってる、ダイソード。会長さんの立てた策だ。のってみて損はないだろうぜ」 まとわりつく雑魚を振り払いながら、ダイソードはその名の通り巨剣へと変形する。 それを 「HAHAHAHAHA!ゴッドフォースゲットダゼッ」 レイヴァーティンは器用に掬い上げた。 同時に、ダイソードと同じ神の武器であるヨゴが、本来の機能である巨大な盾となり左腕に装着される。 「スバラシイ……。まさに人を超え獣を超えカミをも超える力デース」 「……大丈夫……だよな」 避難民の誘導を終えた桃月学園生達と元九江州中の一向 4-334 「ねえ、E-MIYAだっけ」 『最強の戦闘員』の一撃を受けたE-MIYAの後ろより、静かな声が掛けられた。 「何者だ!」 痛みを堪えて振り向いた先には大剣を構えた一人の金髪の少女が立っていた。 その言葉を無視し、少女は言葉を紡ぐ。 「君の考える正義って何なのかな? ボクからも聞いて良いかな?」 「繰り返すが、人がより幸せになる事だ」 全く揺るぎなく答える。 「うん、君の言うことは間違って居ないと思うよ。で、君は何をしているのかな?」 続けて 「壊れかけ、軋みをあげ」 続けて 「もう限界だと君が判断したこの世界で」 続けて 「『次』の世界の為に今の世界を滅ぼす」 続けて 「一刻も早く」 そして 「でも、君は切り捨てた側を救う事は考えて無いよね」 切り返す。 「何を言っているのだ?」 E-MIYAが不思議そうに聞き返す。 「何故、君は『虐殺』で締めくくろうとしているの? 一人でも多く『追放』しようとは考えないの?」 一息付き、付け加えた。 「これだけ多くの『界渡り』がいるんだから、人をこの世界から少しでも避難させる事は可能」 E-MIYAの顔が強張った。 「要するに君は人を救いたくなんか無いんだね。……見下し、踏みにじりたいだけ」 少女は剣を握る手に力を込め、 「ならば、君は『悪』ですら無く、破滅の種子に憑かれた只の『外道』だ」 E-MIYAを睨み付け、 「だから、ボクは君に布告する。君を滅すると!」 『力有る言葉』を放つ! 「コースーモース! 我に力を!!」 召喚器『コスモス』と共にメサイア候補クリミア参戦! 「この世界が壊れかけてるのはアヴァターの修復の余波を受けてるのもあるからね、少しはボクも戦わないと」 最後に小さく呟く。 「たたる、後でこの世界の修復もお願いね。ゴメン」 あの状況でメサイア候補を一人存在消滅させたら、ほぼ確実に破滅側の勝利だと思う。 メサイアパーティーから一人減り、破滅の将は健在ってなんて敗北フラグ。 と言うわけでたたるは今、必死こいて「エンジェルブレス」でアヴァター修復中。 かなり都合の良い世界改変なので、歪みが出てる。そして何故かFTEに影響が出てるって追加設定。 その地獄のデバック作業が 68 4-343、345-346 その頃のアンゼロット宮殿 そこは廃墟だった 「なんと、マァ…」ロジャーが周囲を見渡し、呟く 「……典雅ではないわね」 かつての栄華に思いを馳せてか、ふみこが囁く 「こんな戦場たくさんあったなぁ~……」 あまりの変わり様に苦笑しつつニーギが言う 「……………」 言葉もなく惨状を見渡すアンゼロット そう、ここはかつてアンゼロット宮殿と呼ばれていた場所。その成れの果てである 月の女神の居城であった頃の絢爛豪華さなど微塵もなく、広がるのは激しい戦闘の跡を残す廃墟だけだ。城内のロンギヌスもどれだけが無事かわからない ウィザードの本拠地、アンゼロット宮殿はその機能を完全に停止していた これはゆゆしき事態であった。今回の事件でも各方面と連携をとり、後方支援の要だった城が機能停止したのだ。どれほどの影響がでるか予想も出来ない そこらのウィザードや魔王程度に攻められても墜ちるはずがなかった城 その城を単なる「戦闘の巻き添え」で壊滅させてしまうほどの力を持つ者同士の戦闘。今、それは止まったいた 八雲紫と玖珂晋太郎。二人は瓦礫の上で向かい合っていた。 これほどの戦いを繰り広げても両者健在。体に目立った外傷があるようには見えない。 「……なかなか、やるじゃない」 戦いの前より少しだけ汚れた姿で紫が言う 「やれやれ、乱暴な人だ」 こちらは先程と変わらず、微塵も汚れのない白い装束の晋太郎が笑みを向ける。 それから、晋太郎は周り見渡し、アンゼロット達の方を向き言った 「一つ目のお願いは少し難しくなってしまったかな?」 「……世界を守る。それは私達の当然の役目です。貴方に言われるまでもありません」 晋太郎を睨みつけ、毅然と言い放つアンゼロット 象徴たる宮殿が崩れたとて、守護者の心は折れはしない 「貴方の目的は何なのですか!?世界でありながら自ら危機を招き、何を考えているのです!?」 未だ覇気を失わぬ守護者に笑みを深め、晋太郎は答える 「僕の目的は、光太郎と殺し合うことだ」 その場の全員が動きを止めた 目の前の男は、そんな事のためにーー実の弟と殺し合うためにこんな事を仕出かしたと言ったのだ。 「そしてこれが二つ目のお願いだよアンゼロット。ーー僕と光太郎の兄弟喧嘩を決してじゃましないで欲しい」 晋太郎は語る。全てそのために舞台作りをしたと。セプテントリオンに赤羽くれはを渡したのは自分の邪魔をしない契約の対価だと。 「何故、そこまでして……」 「僕と光太郎が殺し合うのは、言わば運命だ。この世界のためーーより良い世界を創るための、ね」 「……その様な戯言に、私達が素直に従うと思っているのですか?」 晋太郎の正面には未だ紫が隙を伺っており 「まだ決着はついてないわよ」 背後からふみこが銃を構え 「私が求める世界は光太郎よ。あなたじゃないわ」 左方からはロジャーが刃を抜き 「コウを巻き込むな」 右方ではニーギが精霊の光を集めている 「こいつラスボスでしょ?ここでやっちゃえば」 しかし、その状況にあっても晋太郎から余裕は消えない 「“世界の守護者”である君が僕に剣を向けるのか?」 「ーーっ!!」 アンゼロットは顔を歪める。 目の前にいるのは世界に危機をもたらす敵だ。しかし、それと同時に自分が護るべき「世界そのもの」なのだ。 守護者であるアンゼロットには、玖珂晋太郎をどうすることも出来ない。 晋太郎は全員を見回し、言った 「焦らなくても、舞踏会の舞台は用意してありますよ。とびっきりの世界の危機がね」 段々と晋太郎の身体が薄れていく 「それでは、皆さん。頑張って世界を救ってください」 そう言いのこすと、晋太郎の姿はは消えさった 「……いいでしょう」 脅威が去りアンゼロットは呟く 「世界を救います。そして、もしも世界が世界を生きる人々を脅かすのならーーその時は」 決意を、固めた。 「アンゼロット殿、拙者達はすぐにでも城へ向かうでゴサルよ」 改めて準備を整えたロジャーがアンゼロットへ声をかける 「そうして頂きたいところなのですが、生憎と今はサポートが……」 無事だったロンギヌスの数はそう多くない。 増援の選抜隊だけでなく、サポート要員にも少なからず被害が及んでいる。 だがーー 「問題ないわ。ミュンヒハウゼン」 「はい、お嬢様。柊様と光太郎様の座標は特定しております」 現れたのはふみこが従える万能執事ミュンヒハウゼン。彼にかかればこの程度は造作もない。 「わかりました。では、紫さん」 アンゼロットの言葉に紫は頷くと、その能力を発動する 式神の城とこの場所。二つの空間の境界は曖昧になりーー繋がった 道は開いた。ならばあとは進むだけだ 「よし、いっくぞ~!!」 「いざ、友のもとへ!!」 「乗り込むわよ」 ニーギ、ロジャー、ふみこ 三人は式神の城へと転送された 「頼みましたよ」 アンゼロットは静かにそれを見守っていた 4-347 その頃のアンゼロット宮殿・おまけ ところで。 「…紫さん、よくも宮殿をこんなにしてくださいましたね!!」 「え?い、いや、それは……私だけの責任じゃないでしょう?」 「あそこで喧嘩売る必要なんかなかったじゃないですか!!無駄にお年を召して短絡的になったのでは!?」 「んな!?アンタにだけは年のことでとやかく言われたくないわよ、このオバサン!!」 「な、なんですってぇ~!!」 「私は少女だぁ~!!」 ぎゃあぎゃあ、と。取り残された廃墟では醜い仲間割れが起こっていたが、本筋とは何の関係もない。 ← Prev Next →
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注意点 #1・個人保有の職業に対しては、着用アイドレスの組み合わせではなく職業単体に対してHQが与えられることになりました #2・個人保有の着用アイドレスについては、最後に組み込んだ職業1つのHQ効果のみが適用されます。組み込み前の着用アイドレスのHQや国で取得したHQを引き継ぐことは出来ません #3・HQ、SHQの効果を重ねても、評価値なら元の3倍・生産等なら元の2倍より上にすることはできない。この際、元の評価値が0もしくはマイナスのものについては、上限を3とする。またARを増やすことは出来ない。 ハイクオリティーボーナスルール変更のお知らせより引用 個人アイドレスリスト 国全体の枝 所有者名 名前 体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 取得日 申請日 HQ/()=世代・S=SHQ 是空とおる ダガーマン 3 3 3 3 3 5 5 5 3 08/6/13 体格+1:時間犯罪者素子(3) ワンダーダガー 5+1 5 5 3 3 3 3 3 3 08/6/25 08/7/16 体+1:時間犯罪者素子(3) 久珂あゆみ 撃墜王 0 2 2 4 4 6 8+4 1 4 08/6/7 08/7/10 感+1:あゆみの晋太郎(2)感+1:久珂晋太郎(3)感+2:久珂晋太郎(新婚)S(1) 多岐川佑華 加藤屋の守り 3 3 3 3 3 3 3+1 3 3 08/7/11 08/7/11 感+1:小カトー・多岐川(1) 松井 はぐれメード 0 0 0 2 2 1 1 1 -1 08/6/15 ?+1:松井総一郎(3)?+1?:松井いつか(2)?+2 メード姿S(1)*全特殊使用可能 魔術師に仕える者 3+1 3 3 -1 3 0 1 -1 0 08/6/15 08/7/16 体+1:松井いつか(3)?+2 メード姿S(2)*全特殊使用可能 川原雅 猫使い 1 1 2 5 2 4 3 3 2 08/5/30 広瀬都 スペーススターシップオフィサー 2 2 2 2 2 2 4 4 4 08/7/10 霧賀火澄 のほほニスト 2 2 3 2 1 1 4 3 5 08/07/14 古河切夏 FEGの騎士 4 5 4 0 0 0 0 0 3 08/7/19 高梨ひひひ FEGの騎士 4 5 4 0 0 0 0 0 3 08/7/19 国東愁胡 FEGの騎士 4 5 4 0 0 0 0 0 3 08/7/19 竜乃麻衣 槍使い 3 3 3 0 2 2 2 2 3 08/10/8 個人置き換えリスト※置き換え後欄に記載する個人取得職業欄は省略不可 PL 置き換え元 置き換え先 根拠 多岐川佑華 高位西国人+WSO+パイロット+名パイロット 高位西国人+WSO+加藤屋の守り+名パイロット 08/07/11 久珂あゆみ 高位西国人+バーニングパイロット+撃墜王+チューニングマスター 高位西国人+バーニングパイロット+撃墜王+チューニングマスター 08/07/11 松井 高位西国人+ドラッガー+ウォードレスダンサー+舞踏体 高位西国人+はぐれメード+魔術師に仕える者+舞踏体 08/07/14 是空とおる 高位西国人+ドラッガー+WDダンサー+舞踏体 高位西国人+舞踏体+ワンダーダガー+ハードボイルド 08/07/15 川原雅 高位西国人+パイロット+猫使い+チューニングマスター 高位西国人+バーニングパイロット+猫使い+チューニングマスター 08/07/12 古河切夏 高位西国人+ドラッガー+ウォードレスダンサー+舞踏体 高位西国人+ドラッガー+FEGの騎士+舞踏体 08/7/19 高梨ひひひ 高位西国人+ドラッガー+ウォードレスダンサー+舞踏体 高位西国人+ドラッガー+FEGの騎士+舞踏体 08/7/19 国東愁胡 西国人+パイロット+整備士+名整備士 西国人+パイロット+FEGの騎士+名整備士 08/7/19 竜乃麻衣 高位西国人+ドラッガー+ウォードレスダンサー+舞踏体 高位西国人+ドラッガー+槍使い+舞踏体 08/11/24 番号 保有者 アイドレス 体格 筋力 耐久 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 HQ 03-00041-01 是空とおる 高位西国人+舞踏体+ワンダーダガー+ダガーマン 13 12 12 9 9 10 12 12 9 体格+1 03-00043-01 広瀬都 高位西国人+WSO+スペーススターシップオフィサー+名パイロット 4 5 5 8 6 6 8 8 5 03-00044-01 古河切夏 高位西国人+ドラッガー+FEGの騎士+舞踏体 8 9 7 2 3 5 6 4 5 03-00045-01 久珂あゆみ 高位西国人+WSO+撃墜王+名パイロット 2 5 5 10 8 10 19 5 5 感覚+7 03-00046-01 川原雅 高位西国人+バーニングパイロット+猫使い+チューニングマスター 4 3 5 9 4 12 8 14 2 器用+1 03-00058-01 多岐川佑華 高位西国人+WSO+加藤屋の守り+名パイロット 5 6 6 9 7 7 8 7 4 感覚+1 03-00060-01 高梨ひひひ 高位西国人+ドラッガー+FEGの騎士+舞踏体 8 9 7 2 3 5 6 4 5 03-00067-01 竜乃麻衣 高位西国人+ドラッガー+槍使い+舞踏体 7 7 6 2 5 7 8 6 5 03-00073-01 霧賀火澄 高位西国人+のほほニスト+ウォードレスダンサー+舞踏体 6 7 7 4 4 6 10 7 7 03-00268-01 松井 高位西国人+はぐれメード+魔術師に仕える者+舞踏体 9 7 7 6 8 5 6 4 2 外見+2 , 体格+2 03-00773-01 国東愁胡 高位西国人+パイロット+FEGの騎士+名整備士 4 5 5 1 0 2 3 5 1 | 過去の記録 PL 置き換え元 置き換え先 根拠 久珂あゆみ 高位西国人+パイロット+名整備士+チューニングマスター 高位西国人+バーニングパイロット+撃墜王+チューニングマスター 08/06/07
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