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ワクチン接種と女性 ■ Massacre Nearly Half of Pregnant Women in Pfizer Trial Miscarried 「The FLORIDA STANDARD(August 16, 2022 . 6 32 PM)」より機械翻訳👇 大虐殺。ファイザー社治験の妊婦の約半数が流産 情報公開請求によって公開されたファイザー社の文書30万件を分析するクラウドソーシング・プロジェクトを運営するナオミ・ウルフ博士によると、製薬メーカーのCOVID-19ワクチン試験に参加した妊婦の44%が赤ちゃんを失っているという。 WILL WITT と JONAS VESTERBERG 2022年8月16日. 午後6時32分 American Greatnessが最初に報じたように、フェミニスト活動家で作家のナオミ・ウルフ博士が自身のウェブサイトThe Daily Cloutを通じて発表した研究によると、ファイザー社のCOVID-19ワクチン試験で44%の妊婦が赤ちゃんを失っていた。 テキサス州北部地区のMark Pittman連邦地裁判事による1月の判決で公開を命じられた30万ページのファイザー社文書のクラウドソースによる分析プロジェクトを運営しているWolfは、火曜日にSteve Bannonの番組「War Room」に出演しました。 "女性なら、これがどれほど悲劇的なことか理解できるだろう。ファイザーは、それらの赤ちゃんの死、自然流産や流産を、『回復した結果の副作用』に分類し直したのです。言い換えれば、もしあなたが赤ちゃんを失ったとしても、ファイザーはそれを頭痛が良くなったような解決済みの有害事象として分類したのです」と、ウルフは感情的なインタビューでバノンに語ったのです。 彼女は、情報公開法の要請で公開された文書には、彼女の知る限り、ファイザー社と食品医薬品局やアンソニー・ファウチ博士など他の団体や関係者との間の電子メールやその他のコミュニケーションは含まれていないと説明した。 CDCのウェブサイトでは、現在も妊婦のワクチン接種を推奨している。 "COVID-19 "の接種は、6ヶ月以上のすべての人に推奨されます。これには、妊娠中、授乳中、現在妊娠を試みている人、将来妊娠する可能性がある人が含まれます。CDCは、母親がワクチン接種を受けたか、妊娠前または妊娠中にコビドに感染した6か月以上の乳児にもコビド-19ワクチンを推奨しています。" ワクチン安全性研究財団の創設者で技術系大富豪のスティーブ・カーシュは、月曜日の投稿で、COVID-19ワクチンのいずれかを摂取した結果、世界中で約1200万人が「政府によって殺された」と主張した。 フロリダ・スタンダード紙はファイザー社にコメントを求めましたが、まだ回答はありません。 .
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事件の顛末 部活動での注意や、席替えで発達障害のある生徒や不登校気味の生徒に 配慮したことに不満を持った男子生徒5人が「流産させる会」を発足させる。 ↓ 6人が入会し、合計で男子生徒11人に。 ↓ 「流産させる」ために、呼びかけ人の5人が以下のような行動を行う。 糊やチョークなどを混合して精液を模した液体を担任の車にかける(器物損壊) 理科の実験で出てきた薬品を給食に混入させる 教員が座る椅子のねじを緩めて尻もちをつかせようと画策 ↓ 実行犯の生徒が教諭の給食に何か入れているのを見かけた女子生徒が 別の女子に相談し、その女子が2月25日に別の教諭に相談して発覚。 ↓ 5人が教諭に謝罪。 ↓ 翌26日に残りの6人も謝罪。 ↓ 校長らが会見する。 ↓ 校長のコメントは以下の通り。 「ゲーム的な感覚や友人との付き合いでしたことで、流産させようと本気に画策したわけではないと思う。命の教育を浸透させ、今後二度と起こさないようにしたい」 ↓ ネットで話題となる。 ↓ 誤った実名報道やブログ炎上などもふくめ騒然。 ↓ 学校教育課長なる人物が削除依頼を出す。 愛知県半田市立成岩中学校 2009年3月28日にここに記載されていた個人情報は http //www.narawa-j.ed.jp/index.htm にある6組の名前を抽出しただけの誤報でした。 2009年4月12日クソガキどもを糾弾するHPの葵龍雄氏動く。 半田市流産企て中学生ども(クソガキどもを糾弾するHP内) 実行犯(まだ確定はしてない) 半田市内の中学1年生男子生徒5人 入会者について16人との報道もあったが、11人らしい 主犯格(「会」の発足呼びかけ人・かつ実行犯)は5人の一年生男子 他にサッカー部、野球部 会に入った生徒はほかに6人おり、最終的に半田市立成岩中学校一年生男子生徒11人 被害者先生の部には男子7名 女子4名(部員男子7名のうち実行犯5人だから、参加してない男子2人) ニュースなどから確認できた犯行は計4回 理科の実験で使った薬品(結果的にはミョウバンだった)を給食に入れたり、いすの背もたれのねじをゆるめたり精液を模したらしきものを車にかけたりした
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中日新聞 2009/03/28(土) 16 24 11 愛知県半田市内の中学校で今年1月から2月にかけ、1年の男子生徒たちが妊娠中だった担任の女性教諭に対し 「先生を流産させる会」を結成して、教諭の給食に異物を混ぜるなどの悪質ないたずらをしていたことが分かった。 学校によると、教諭は30代。3学期が始まった1月、席替えの決め方に対する不満や、部活動で 注意されたことへの反発から、生徒ら数人が周りの生徒に声を掛けて反抗しようと計画、 16人 で会を結成した。 同月末には、生徒らがチョークの粉と歯磨き粉、のりを混ぜ合わせたものを教諭の車にふりまいたり、 いすの背もたれのねじを緩めたりするなどのいたずらを始めた。2月4日には理科の実験で使った ミョウバンと食塩をそれぞれ少しずつ持ち帰り、気付かれないようにして教諭の給食の中に混ぜたという。 ミョウバンは食品にも使われている物質で、教諭の体調に異常はなく、混入には気付かなかったらしい。 一連のいたずらは2月下旬に発覚。学校は保護者同席の上で生徒たちに注意した。今は深く反省しているという。 学校によると、教諭は「生徒らが反省をし、それを生かした行動をとれるようになるのを望んでいる」と話しており、 刑事告訴はしない意向。 同校の校長は「ゲーム的な感覚や友人との付き合いでしたことで、流産させようと本気に画策したわけではないと思う。 命の教育を浸透させ、今後二度と起こさないようにしたい」と話している。 http //www.chunichi.co.jp/s/article/2009032890091146.html 読売新聞 17 58 31 ID 愛知県半田市の市立中学校で、1年生の男子生徒 11人が、担任で妊娠中の女性教諭を 「流産させる会」をつくり、この女性教諭の給食に異物を混ぜるなど悪質な嫌がらせを 繰り返していたことが28日、わかった。 同市教育委員会によると、嫌がらせを受けたのは30歳代の女性教諭で、当時は妊娠5か月~6か月。 11人の生徒は席替えに対する不満や、部活動で注意されたことの腹いせに、1月末頃から、 チョークの粉などを女性教諭の車に付けたり、いすの背もたれのネジを緩めて 転倒させようとしたりするなどしていた。 2月4日には、殺菌や食品添加物などに使われるミョウバンを、理科の実験の際に持ち帰り、 教諭の給食のミートソースに混入。女性教諭は気付かずに食べたが異常はなかった。 嫌がらせを見かねた生徒たちが、別の教諭に知らせて発覚。同校は同月下旬、 関与した生徒と保護者を呼んで注意した。生徒は反省の態度を示しているという。 女性教諭は4月から産休に入る予定。 http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20090328-OYT1T00563.htm?from=main1 ロイター 「先生を流産させる会」結成 2009年 03月 28日 00 03 JST 愛知県半田市の市立中学で1月に1年の男子生徒11人が「先生を流産させる会」を結成し、妊娠していた30代の女性担任教諭の給食に異物を混ぜたり、いすのねじを緩めたりする悪質ないたずらをしていたことが28日、市教育委員会への取材で分かった。市教委は、4月から産休に入る予定の同教諭の体調に異常はないとしているが、学校は生徒と保護者を呼んで注意し、生徒らは謝罪したという。 http //jp.reuters.com/article/kyodoNationalNews/idJP2009032801000368 毎日新聞 3月28日14時13分配信 <流産させる会>中学生11人が妊娠教諭にいやがらせ 愛知 愛知県半田市立の中学校で1月から2月にかけて、30代の妊娠中の担任教諭に対して1年生の男子生徒11人が「流産させる会」を作り、食塩やミョウバンを給食に混ぜるなどの悪質ないたずらをしていたことが分かった。 市教委によると生徒らは1月下旬、教室にある教諭の椅子のねじを緩めたり、車にチョークの粉や歯磨き粉を振りまいたりした。2月には、理科の結晶観察で使った食塩とミョウバンを持ち出し教諭の給食に混ぜた。これを女子生徒が目撃し、別の教諭にいたずらが伝わったという。 3学期を迎えるため席替えをしようとして、08年12月と1月に生徒と2度トラブルがあったほか、部活動でもトラブルが起き、注意したところ反発したという。2月下旬に学校がいたずらを把握し、生徒と保護者に注意した。学校側は「学級指導などを通して命の大切さ、事の善悪、他を思いやる心の育成指導を徹底していきたい」という。 ミョウバンは、食品添加物として用いられる。教諭にけがはなく、体調にも異常はないという。【河部修志】 http //mainichi.jp/life/edu/news/20090328k0000e040073000c.html 産経新聞 2009.3.28 12 03 中1が「先生流産させる会」 給食に異物、いすのネジ弛め…愛知の市立中 愛知県半田市の市立中学で1月に1年の男子生徒11人が「先生を流産させる会」を結成し、妊娠していた30代の女性担任教諭の給食に異物を混ぜたり、いすのねじを緩めたりする悪質ないたずらをしていたことが28日、市教育委員会への取材で分かった。 市教委は、4月から産休に入る予定の同教諭の体調に異常はないとしているが、学校は生徒と保護者を呼んで注意し、生徒らは謝罪したという。 市教委によると、席替えの決め方や部活動で注意されたことに不満を持った生徒らが、ほかの生徒に声を掛けて同会を結成。1月下旬から教室で教諭が座るいすの背もたれのねじを緩めたり、理科の実験で使った食品添加物のミョウバンや食塩を持ち出して教諭の給食にこっそり入れたりした。 2月下旬に給食への異物混入を目撃した生徒が別の教諭に報告して発覚した。 フジテレビの動画 http //headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090328/20090328-00000007-fnn-soci.html TBSの動画 (マスク姿の教頭と、黙って見過ごしてた男子生徒のインタビューあり) http //headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090328/20090328-00000040-jnn-soci.html ↓11人のうち、実行したのは5人。(という報道もアリ。見てみぬフリは何人いたのかわかんね) 日刊スポーツ 11人のうち、実行したのは5人。メンバーの1人が部活動でのもめごとを教諭に怒られ、根に持っていた。 2月4日に異物を振りかける男子生徒の行為を目撃した女子生徒が、後日、2年生の女子生徒に 「男子が先生の給食に何かを振りかけた。どうしよう」と相談。 2年生の生徒が2月25日に別の教諭に打ち明け、その日のうちに学校側は実行した5人を徹底指導し、 すぐに保護者を学校に呼んだ。 http //www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20090329-476695.html スポニチ 確認できたいたずらは1月下旬から2月末にかけての計4回。 いずれも実行したのは会結成を呼びかけた5人だった。 http //www.sponichi.co.jp/society/news/2009/03/29/03.html 報知 市教委や半田市の市立中学によると、中学1年の男子生徒11人が「先生を流産させる会」を結成したのは今年1月。担任の女性教諭が、席替えの際に不登校の生徒らに配慮して席順を決めたことや、クラブ活動での出来事を注意したことが発端になったという。 直接いたずらにかかわっていた生徒は11人のうち約半数で、中には 「会の趣旨や目的をわからずに入った」(市教委)生徒もいたようだ。 http //hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090329-OHT1T00019.htm サンスポ 特に“過激派”の生徒数人が他の生徒に声を掛け、 教諭が妊娠5-6カ月だったとみられる同月下旬からイタズラを開始。 http //www.sanspo.com/shakai/news/090329/sha0903290508008-n1.htm 日本テレビ3/30日朝「スッキリ」の報道内容 クラス内で参加した男子生徒11人中、中心メンバーは5人 発案者 1人 見張り役 1人 実行者 3人 他参加者 6人(「会」に入会した状態の生徒) (勝谷誠彦氏の発言については、識者の声をご覧ください。) その他 海外サイト Boys tried to make teacher miscarry http //www.yomiuri.co.jp/dy/national/20090329TDY02309.htm Junior High Students in Japan Try to Make Teacher Have Miscarriage http //newzjapan.com/junior-high-students-in-japan-try-to-make-teacher-have-miscarriage The first grade of junior high-school is alums and works the chair into charge "Meeting to make them miscarry" … school lunch. http //lansky2nwes.blog124.fc2.com/blog-entry-14.html Pupil “Miscarriage Club” Trys to Abort Teacher’s Pregnancy http //www.sankakucomplex.com/2009/03/29/pupil-miscarriage-club-trys-to-abort-teachers-pregnancy/ Japan Boys tried to make teacher miscarry http //66.84.23.86/japan-boys-tried-make-teacher-miscarry Eleven Students Try to Kill Their Teacher’s Baby http //indiehunk.wordpress.com/2009/03/29/eleven-students-try-to-kill-their-teachers-baby/
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勝谷誠彦氏「どこの学校にも多少ある。わざわざ騒ぎたてるほどのことでない」 2009/03/30 問題点はネーミングだけ? 「先生を流産させる会」の深層 もっともスタジオでもコラムニストの勝谷誠彦が「『流産させる会』というネーミングをつけなければ、どこの学校でも多少ある。わざわざ騒ぎたてるほどのことでない」と。 この勝谷のコメントにスタジオは一瞬シーンと。タレントの三船美佳が「この男の子たちは、 大人になり父親になった時に、自分たちのしたことの重大さを知ることになるのでしょう」。 http //www.j-cast.com/tv/2009/03/30038470.html http //katsuyamasahiko.jp/
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【おすすめブログ】マカ、葉酸、ルイボスティーの効果と流産予防レシピ Amazon.co.jp ウィジェット simpleapi_img さっき、気づいたー! 歩くと、良いことあるよ。 私のものだから 近況。 私にとって、とてもありがたいと思う存在 ついにこの日が… ダラダラ最高 明日は女の子の為の日。 元気をもらえる動画 ひだまりの中で・・・ 朝の時間 なぜ、今までこうしなかったんだろう…!?!! 誰かが…。 願望って、叶うもんだよねー 雪の朝、その時ネコは… ぷちぷちぷちハッピー 初“いいね” 朝の呼吸 夕日が背中を押してくる これも“棚ぼた”??? 放置。 音 今年の収穫?! クリスマスの飾りつけ ツリーの飾りつけをしていたら・・・ 最近の“はまり事” 悪夢 プププ。 メールはこちらへ。 “ 潜在願望 ” が叶った日のこと。 関連項目 おすすめブログ 妊娠月別 用語一覧
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2009年1月 半田市立成岩中学校の1年生の男子生徒11人が「先生を流産させる会」を結成し。 妊娠していた30代の女性担任教諭に対する悪戯を行った。 2009年2月 校長が記者会見を行い。 謝罪を行い。事件について以下のコメントをした。 「ゲーム的な感覚や友人との付き合いでしたことで、流産させようと本気に画策したわけではないと思う 。命の教育を浸透させ、今後二度と起こさないようにしたい」 2009年3月… 新聞記事になる 人間のやることじゃない 鬼女・VIP・ニュー速・ニュー速+などでスレが立つ 実行犯を特定中 3/29 学校がHPを閉鎖。ページは削除 各板のまとめ 【鬼女】 粛々とDQNの将来を潰そうと準備中 【ニュー速+】 ミョウバンやチョークの母胎に対する悪影響について討論中 今後の日本の教育についても熱く語っている 【ニュー速】 実行犯を特定中。過去にも数々の実行犯を特定してきた 【ニュー速VIP】 思い立ったらすぐ行動。 夜中に校舎凸する奴も。校門で肛門からうんこをひねり出す 昼間になればニートゆとりが活動するだろう。 とにかくkskする ☆★☆パー速にいきました☆★☆ 【軍板】 胎児の暗殺というミッションとして考えた場合、16人という編成は不適切 作戦参謀は腹切って死ぬべき 【大規模OFF】 一応「女教師に折鶴と安産祈願のお守りを贈るオフ』スレが立っているが具体的な方法などが決まっていないのでgdgd こういう系のオフ慣れてる人間の指揮を求む 最悪、個人ずつで教育委員会などに送ろうかという案も・・・ [2009年3月30日] 『【愛知県半田】女教師を流産させる会』スレ 137氏の提案により折鶴の渡し方がほぼ決まる 詳しくは先生に折鶴を贈ろうをご覧ください 【オカルト】 勢いもなく、まったりと討論中 【エヴァ】 式波アスカラングレー大尉に敬礼! 【各板】 とりあえずスレが立ってます
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アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで高校3年生の石黒莉美さん(18)が 自身のブログで流産していたことを明かした。石黒さんは子供が大好きで、 中絶手術の影響によって「子供が出来ない体になってないかな」などと不安を綴っている。 流産を告白したのは2009年9月21日の「れみ姉ぇの気ままにブログ」。 「今思い返すと高校生活いろんな事があったなぁ。入学して飯田、すずゆ、 福田と仲良くなって 妊娠して、退学届け書いて、流産して 色々悩んで学校戻って・・・」と綴った。 高校3年の石黒さんはあと半年で卒業。友達と別れるのは辛いが、現在付き合っている 彼氏がいて、高校を卒業したら結婚したい、とも書いている。23日のブログには、 結婚して子供が産めるのかどうか、そんな悩みを語っている。 「私って子供産めるのかな 子宮ちゃんと生きてるのかな 手術したから 子供出来ない体になってないかなって 今日子供つくらないと明日には子供作れない 体になってたりしてって思ったりする」 石黒さんは子供が大好きで、自分の子供に会いたいからとても不安なのだという。 石黒さんは2008年3月に「AKB48」の6期オーディションを受け候補生になり、 同年11月に7期生に合格し芸能界デビューを果たした。 しかし、「AKB48」内の所属チームを決めるオーディションを辞退したため、 09年1月16日付けで契約が解除された。「AKB48」を辞めた理由を、 「AKB入って、自分の目指してるところは芸能界じゃないって気付いた」 とブログで説明している。 http //www.j-cast.com/2009/09/28050378.html
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「ゆっくり流産してねっ!」 「あっちぃーねぇ。」 「やめてよ、よけいあっつくなるわ。」 「じゃあ、さむ」 「寒いっていえば寒くなるなんてあほなことゆーなよ。」 二人の少女としえとあきがアイスを食べ、ぶらぶらとだべりながら川沿いの道を歩いている。真夏の太陽の光がさんさんと降り注ぎ、二人の肌からは玉のような汗が噴き出してくる。汗でべったりと張り付くTシャツにとしえは気持ち悪さを感じた。 「……これからどーする?」 「どーって、どうしようか。涼しいとこ、ジョスコかイヲンでも行く?」 「出た、ジョスコ。」あきの言葉にとしえは半ば馬鹿にしたように笑う。 「としちゃん、ひどっ。田舎にとってジョスコは聖地だよ?」 「はいはい。」 いま二人がいるのはあきの母方の田舎であるS県、T市である。県の中心から西に離れたT市は山に囲まれ、今でも多くの緑が残る自然豊かな場所だ。辺りには田んぼや畑がひろがり、二人の歩いている山間の道のそばを流れるA川の水も美しく澄んでおり、二人の住む街を流れる川と同じとは思えない。夏の陽さしが水面に反射してキラキラと輝いている。帰省するあきの家族に誘われ、としえもここにいる。 「さいしょはめずらしかったけどさ。」二人はサンダルを脱ぎ、足を川にいれてつかの間の涼をとる。 「あきには悪いけどさ、やっぱ田舎だわー。やることねーもん。」 「なんどもひどいなぁー、としちゃん。……でもたしかにやることないねぇ。」 「男子ならなんかあるかもしんないけど、うちら女子だし。」 「虫取りとか死んでもしないし。」 「さんぽするのいいけど、なんもないし、あっちーし。」 「そうだねぇ。」 ぱしゃぱしゃと水面をけり、水しぶきをあげる。しばらくの間辺りには蝉のうるさいくらいの鳴き声と、田んぼから聞こえるカエルの鳴き声、そしてあきがたてる水音が響いた。 「あっ、ゆっくりだ。」ふと、あきが声をあげた。 「どこ、あぁ、ほんと。」あき見る方向にとしえも目をむけると確かにそこには一匹のゆっくりれいむがいた。 「田舎にもいるんだぁー。」 「どこにでもいるんじゃない?こどもつくることしか能がないからねぇ。」 「……、てかさ、なんかでかくね?」 そのれいむは二人がいる岸を50メートルほどのぼったところにある木陰にいた。普通のゆっくりの大きさであれば、それだけ離れていればここからでは野球ボール大くらいにしか見えないだろう。しかし、どう見てもそのれいむはそれよりずっと大きい。 「たしかに。」そういうと二人は面白いおもちゃをみつけたようないたずらな顔を合わせた。 「行ってみるかぁー、暇だし。」 川のほとりから立ち上がり、濡れた足もそのままでサンダルを履き、二人はそのれいむのもとまで駆け出した。二人にとってはただの暇つぶし、れいむにとっては地獄のような苦しみの時間が始まるのだった。 2 「「でっけぇー!」」二人は意識したわけでもなく、同じ言葉を口にした。 「なにこいつ、ちょーでかいんだけど」 「まじだわ、1メートルはあるんじゃね?」 「たぶん、普通のゆっくりの何倍だ?あぁ、こいつがドスって奴?」 「違うと思うよ。ドスってまりさがなるみたいだし。」 「ふーん、それはいいけど、とにかくでっけーな、こんなでっかいの初めて見た。」 「うぅーん。ゆゆうっ、なんだかうるさいんだよぉ。」 木漏れ日が優しげにふりそそぐ最高のゆっくりプレイスでお昼寝をしていたゆっくりれいむが、ふわぁぁとあくびをしながら目を覚ます。 「ゆゆっ、にんげんさんだ。ゆっくりしていってね!」 寝ぼけまなこに二人のにんげんさんの姿をみとめると、まだ眠いのを我慢してれいむはごあいさつをした。 「「ゆっくりしていってね!!」 としえとあきも笑顔でゆっくりのあいさつを返す。 「ゆゆぅー、にんげんさんもとってもゆっくりしているね!!」 嬉しそうにれいむは答えた。よかったわるいにんげんさんじゃあないみたいだ。 「れいむもね。どうあまさまさん、飴しかないけど食べる?」 「ゆっ、あまあまさんくれるの?れいむあまあまさんだいすきだよっ。」 「そっかそっか、はい、じゃーどうぞ。」 「ありがとー、にんげんさん!とってもゆっくりできるよ、ぺーろぺーろ、……し、し、しあわしぇーー。」 にんげんさんからもらったあまあまさんのおいしさに全身で感動をあらわすれいむの傍らで、としえとあきは何事かを話している。 「…ゲスゆっくりじゃないみたいね。」 「飼いゆっくりでもないみたい。バッジないもん。ねぇ、れいむ」 「しあわしぇーー、ゆゆっ、なぁに、にんげんさん?」 「れいむはどうしてそんなに大きいの?」 「ゆゅ、どうしてかなぁ?」少し考えるように小首をかしげたあと「ゆゅー、たくさんごはんさんをむーしゃむーしゃするからだと思うよ!」と元気に言った。 「それはなに?山にそんなにたべものがおちてるの?」 「それもあるけど、おやさいさんもたべたりするんだよぉ。」 「なに、勝手に畑に生えてる野菜を食べてるわけ?」 「ゆゆぅー、ちがうよ。生えてるのはだめだけど、たべていいよっていうちいさいおやさいさんがあるんだよぉ。それにれいむはいまたくさんむーしゃむーしゃしなきゃいけないんだよ!」 「ふぅーん?そうなんだぁ。」れいむの答えを聞くとひそひそと二人だけで話し始めた。 「つまり、売り物になんないよーな捨てられた野菜をたべてるってわけか。」 「田舎の人はやさしいねぇ。でも積極的に世話してるってわけでもないみたい。むかつくねぇ、ゆっくりのくせに。ゆっくりしすぎだよ。」 「そんなゆっくりはさ…」としえがあきの耳元でぼそぼそつぶやく。「ふふっ、くすぐったい。」ばか、と言ってとしえはそんなあきの頬をつまみながら話を続ける。「こうするのはどう?」、「うわぁ、すっごく面白そう。」、「じゃあ、そういうことで。」、「おっけー。」 「れいむ。」あきがれいむに再び話しかけると同時に、としえはその場所から離れていく。 「なぁに、にんげんさん。もしかしてもっとあまあまさんくれるの?」 「うん、いいよ。でもその前に私たちと遊んでほしいの。」 「ゆっ、いいよぉ、なにしてあそぶのぉ」れいむはぴこぴこを左右のもみあげ震わせ期待に満ちた目であきを見る。 「それはねぇ、ぎゃくたいっていうの。」そんなゆっくりしたれいむの様子を見て、あきは満面の笑みで答える。 「ぎゃくたい?ぎゃくたいさんってなぁに?たのしいの?」 「うん、でもそれは私たちにとってだけね」 「ゆゆぅー?」その言葉になにか不穏なものを、はっきりとした形ではないがれいむは感じた。しかし、一方でもあまあまさんをくれて優しくしてくれたにんげんさんがひどいことはしないはずという気持ちもある。 「れいむぅー!」そんな 大きな自分のを呼ぶ声が聞こえた。声の主は先ほどここから離れたもうひとりのにんげんさんだ。なんだろうと思っていると、そのにんげんさんが叫びながらこっちに走ってくる。 「ゆっ、くっ、りっ、しっ、てっ、いっ、てっ、ねぇー」 「ゆゆゅ?にんげんさんもゆっくりしてい、ゆげぇぇええええええええええええ。」 ゆっくりのあいさつを言い終えることなくれいむはゆがんだ叫びをあげざるをえなかった。にんげんさんがこっちに走ってくるかと思うと、ぴょんと飛びあがり自分の頭をふみつけたのだ。 「ゆがぁぁぁあぁぁ、にんげんさんなにするのぉ、こんなおあそびれいむゆっくりできないよぉぉ。」 飛び乗られた衝撃で口から餡子を吐いてしまい、苦しげにれいむはにんげんさんにたづねた。 「へぇー、まだやめろぉーとか、くそにんげんがぁーとかいわないね。」 「ふっーん。田舎だからかな。」 「もぅー、としちゃんさっきから馬鹿にしすぎー」ぷんぷんと少し怒った声色をだすあきに、としえはごめんごめんと謝るしぐさをする。 「にんげんさぁん、きこえてるのぉ、こんなおあそびれいむたのしくないよぉ。」 「ばかだなぁ、さっきいったでしょ、あんたには楽しくないって。楽しいのは私たちだけ。」 「……ゆゆっ?」 「そんなこと話してたん?でも、まっ、ほんとーに楽しいのはこれからなんだけどね。」 としえはにやりと笑うと、れいむの左右のもみあげをつかみ、れいむを地面にあおむけになるような形で倒した。 「よいしょー。っあぁー、おもてぇー、でっかいだけのことはあるわ、このデブれいむ!」 すかさずとしえは倒したれいむの上に馬乗りになり、ぱぁんと鋭い平手をれいむの右頬にお見舞いする。 「きぃーてんのかよ、このでぶまんじゅう。」 「ゆゆうっ、きこえてるよぉ、きこえてるからゆっくりしないではやくやめてね!」 「ざんねんでしたー。やめませーん。おらっ。」あきはさらにもう一発今度はれいむの左の頬をうつ。 「ゆんやぁぁぁ、いたいよぉぉぉ、ゆっくりできないよぉぉぉぉぉぉぉぉ。」 「てめぇー、まんじゅうこのやろー。なんじ右のほっぺたぶんなぐられたら、」今度はあきの履いていたサンダルを手に持ってれいむの頬をうつ。 「さっさと左のほっぺもさしだせや、このくそまんじゅうがぁ!」としえはれいむの頬をぱんぱんぱん滅多打ちにする。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!」 「ゆげぇ、ゆぎゃあぁあ、やめへっ、もう、」 「ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラ ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラーッ!」 「ゆへぇ、ゆっ、ゆぎゃぁ、くだっ、さいっ、もうやっ。」 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁー」 ゆっ、ゆゆっ、やべえ、ゆげぇと頬を張られるたびに短い悲鳴をあげ、同時に口から少量の餡子とよだれをはきだす。痛みのせいで目からは涙が流れ続け干からびてしまうかと思うほどだ。その様子を見るあきが笑顔で息きれないのっと笑ってみていた。 3 「おらっ、どうだれいむ?」 それからもう何十回、いや何百発れいむの頬を張ったのだろうか。今やれいむは頬を叩かれてもびくりと体を震わすだけで、泣き叫ぶこともしなくなった。としえのほうはさすがの体力に自信のある彼女もさすがに息を荒くし、体中から汗がふきだしてTシャツを濡らしている。しかし、先ほどとは違ってその流れる汗も心地よい。一仕事終えたような達成感に包まれているためだろか。ゆっくりいじめに達成感って、とつい自分でも内心苦笑してしまう。 「お疲れ様。」 ふいにとしえの首筋にヒンヤリとした感覚が走る。あきがはいっと、としえの首にあてたジュースを差し出す。 「おっ、さんきゅー」 「どういたしまして。いやぁ、でもすごいねぇ」 何百回も打たれ続けたれいむの両頬、いやその体は血が通っていないにも関わらず真っ赤になっている。口には漏れたあんことよだれでぐしょぐしょになり、顔には流した涙の跡がはっきり残っている。としえに馬乗りになられたままのれいむ既に気絶しているのか、それとも痛みで動けないのかぐったりとし荒い呼吸を繰り返している。 「でしょ、体がでっかいからちょー叩きがいがあったわ。」 「そうだね、普通のゆっくりだったら死んでるかも。」 「うん、でもさ、見てみ?」としえはれいむの頬を指差す。 「もし拳固でなぐってたらもう皮から餡子が出てると思うんだけどさっ。」 「うん?」 「平手で打ち続けたからそんなに皮もやぶれてないっしょ?」 「ほんとだー。」 「でも、その割に体の中自体にダメージは与えられたと思うんだけど。…ほら、れいむっ!」 としえはれいむの口に飲んでいたオレンジジュースを流し込んでやる。 「……ゆぅぅぅ、ゆんやぁぁぁぁぁっぁぁぁ、もうやめてくださぃぃぃぃぃ。」 目を覚ましたれいむは叫び声をあげるが、すぐにうるさいと叩かれた。 「ゆぅつ、ゆぇ、ゆぇえぇ、どうしてぇ……。」 「あん?」 「どぼちてこんなことしたのぉぉぉぉぉ、れいむなにかわるいことしたぁぁぁ?あまあまさんほしがったせいですかぁぁぁぁ?したならあやまりますからぁぁぁ、もうやめてくださぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。」 「いやぁ?べつになんもしてないけど?ていうーか、あんたなんかしたっけ?」 「……ゆっ?わからないよぉ、ならどうしてこんなひどいことしたのぉぉ?」予想外の答えにきょとんとするれいむ。 「いや、やることなかったから、暇つぶし、みたいな?あんたみたいなでっかいゆっくりはじめて見たし、なんかたたきがいありそうだなぁーって。」 「ひっどー、まじ鬼だわ。て、見てたわたしもだけど。」あきはクスクスと二人のやりとりを見て笑みをこぼしてしまう。 「でも、もう飽きたわ!」笑顔でそう言い放つと、としえは馬乗りになったままであったれいむから降りた。 「…………。」 「別に殺すつもりはないからさっ、もうどこにでもいけば?」 「ヤリ捨てってやつだぁー、あきちゃんまじレイパーだよ。」 「聞いてる、れいむ?もう視界から消えて、うざいから。」 うつむいたままで二人の言葉を聞いていたれいむが急にぶるぶると体を震わせたかと思うと、二人に向かい叫んだ。 「このぉぉぉぉぉぉ、くしょにんげんがぁぁぁっぁぁぁ、なにがひまつぶしだぁぁぁぁ、 こんなくずはせいっさいしてやるぅぅぅぅぅぅ!」 としえに向かい渾身の力をこめ、体当たりしようとするが、悲しいかなしょせんはゆっくり。ゆっくりの動きが人間の速さを凌駕することはない。ましてこのれいむは1メートルを超すような巨大ゆっくりである。どんなに自身が速く動いているつもりでも決して二人に追いつくことはない。 「にげぇるなぁぁぁ、ゆっくりしないでさっさとせいっさいされろぉぉぉぉぉぉ!」 「うわぁぁ、こわっ、れいむまじおこぷんぷんまるなんだけど。ゲスになったの?おお、怖い怖い。」 「ていうか、ムカ着火ファイアーじゃない?ほらほら、ゆっくりしないで早くこいよ。」二人はおにさんこちらのように手のひらを鳴らしてれいむを挑発する。 「こんのぉぉぉぉぉ、ばかにするなぁぁぁっ!………ゆっ!」 原住民のような、まるでゆっくりに似つかわしくない叫びをあげて二人を追っていたれいむが急にその動きを止める。 「あれ、どうしたんだろ、急に止まったよ、あいつ。」 「わなじゃね、なにか企んでるとか。」 「かなぁ?いやっ、なんか違うみたい。」 よく見るとれいむは粘着質な汗をかきながら顔をひきつらせ、自身の体にむかってなにか話している様子だ。 「だめだよぉ、あかちゃん、まだでてきちゃだめだよぉぉぉぉぉおぉ。」 「どうしちゃったの?」 「ゆっ、くそにんげんがぁぁぁぁ、ゆっくりしないではやくきえろぉぉぉぉ。」 「追いかけてきたり消えろって言ったり、忙しいやっちゃな…。れいむー、あかちゃんが産まれそうなのー?」 「そうだよぉ、赤ちゃんまだおかあさんのなかにいなきゃだめなんだよぉ。まだうまれるのははやいからねぇぇぇぇぇ」 「ふーん、あんたの体のなかに赤ゆっくりがいて、そいつは産まれたらすぐ死んじゃうような未熟児ってわけなんだ?」 そのあきの言葉を聞き、としえはにんまりと笑う。そして、痛みで動くことのできないれいむに近づき、おもむろにその腹を蹴った。 「ゆっ、やめろぉぉぉ、ばかなのぉぉぉぉ、赤ちゃんがでてきちゃうでしょぉぉぉ。」 「いんだよ、流産しちまえ。」そういうと今度は何度も執拗にれいむの腹を蹴りあげる。 「りゅうざん?」 「そうだよ、予定よりはやくうまれちゃうことを流産っていうんだよ。おまえみたいなくそまんじゅうの子供なんか生きてたってしかたないからさ。」 まるで猫がネズミをいたぶるかのような目をして、それでいてとても優しげな声で言う。 「ゆっくり流産してね!」 としえに蹴りに合わせるかのように、あきも囃子声をあげる。 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」としえもれいむの腹部を蹴るたびに声をあげ始めた。 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 そんな声にかこまれたれいむ。 「やめろぉぉぉぉ、だまれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、あかちゃんだめだからね。おかあさんはあかちゃんをりゅーざんしたりしないからね。」 「さっさとながれろよ!おらっ!」続けてれいむの腹を蹴る。 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 れいむは二人の呪いの言葉をまるで人間が耳をふさぐようにして両方のもみあげを顔に当てる。 「やめろおぉぉぉぉ、やめろぉぉぉぉぉぉぉ、やめろぉぉぉぉぉぉぉ。………ゆっ?」 叫ぶために力を入れてしまった、まさにその瞬間まむまむから嫌な感触がれいむの体に走った。 「ゆっ、ゆっ、ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ、おちびちゃぁぁぁぁっぁぁぁん、うまれてきちゃだめっていったでしょぉぉぉぉぉぉ。りゅうざんしちゃったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」 「ゆゅ、ゆやぁぁぁ」 未熟な体で―眼も口もはっきりしない、髪の毛もほとんんど生えておらず、かろうじてお飾りの形からまりさ種とわかる―生まれてしまった赤まりさが苦しげに小さなうめき声をあげる。 「あかちゃぁぁぁん、ゆくっりしていってね、ゆっくりしていってね!……いってね、ゆっくりしてねっていってよぉぉぉぉぉぉ。」 未熟児赤まりさはれいむのほうを見ようとするが、体を動かすこともまともにできないのだろう、コロンと転がったかとおもうと、そのまま短い間隔で体を震わせる。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。」 始めから小さかった声がまるでろうそくの炎が消えるかのようにどんどん小さくなっていく。そしてついにうめき声もあげなくなり、未熟児赤まりさはゆっくりすることなく―そもそも意識があったかすらわからないが―死んだ。 「いっぇーい、りゅうざん成功―。」 「死んだまりさにかんぱーい!」 その様子を見て、としえとあきはぱんと小気味のよい音をたてハイタッチをする。 「ねぇ、れいむ、いまどんな気持ち?りゅーざんしちゃっていまどんな気持ちぃ?」 「赤ちゃんをりゅーざんするなんて、れいむはさいってーのお母さんだね!赤ちゃんもあんたみたいなくそおやに育てられなくなってよかったね!」 二人はくるくるとれいむの周りをまわりながら、声をあげる。 「さいてーのくずおや?……れいむはくずなおやなの?」 自分の子供の死を受け入れられず、呆けていたれいむが二人の声に反応する。 「そうだよっ、自分の子供も守れないなんてさいってーだよ。」 「そうそう、さいってー」 「れいむはさいってー、りゅうざんして、こどももしなせるようなくずゆっくり…。」 「わかってんじゃーん。そうだよ、このク、ズ!!!」 「………ゆへぇぇぇぇぇ、そうです。れいむはくずです、くずなゆっくりです、赤ちゃんをころしたさいってーなゆっくりです……。ごめんねぇ、赤ちゃん。こんなくずからうまれてごめんねぇ。ごめんねぇ、ごめんねぇ、ごめんねぇ、ごめんねぇ、ごめんねぇ。」 「あらら、壊れっちゃたねぇ。」 「うん壊しちゃったねぇ。メンタル豆腐すぎ。そんなんじゃ、平成の世は生きていけないよー。」 赤ゆっくりの死骸を前にして、目の焦点もあわずよだれをだらだらと流しながらぶつぶつごめんねごめんねとつぶやくれいむをみて二人は顔を合わせた。 「……でもっ、まっ、ゆっくりがどうなっても知ったこっちゃないかー。むしろこの世からごみが消えたみたいな?」 「そうだねぇ、そろそろ日も暮れてくるし帰ろうっか。」 「帰ろうっか、今日のご飯なんだろうね?」 「お寿司とってくれるっていってたよ。」 「まじで、やったー田舎サイコー!」 「現金だなぁ。」 としえの変わり身の早さにあきはついつい苦笑してしまう。そして楽しげな様子で二人は家路についた。 いつの間にか空はオレンジ色の見事な夕焼けに染まっている。その光が壊れたれいむの体ににもオレンジ色に染め上げる。れいむはいつまでもぶつぶつと赤ゆっくりの亡骸のまえで謝り続けていた。 選択肢 投票 しあわせー! (401) それなりー (114) つぎにきたいするよ! (353)
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生徒らが「担任を流産させる会」を結成した点 刑法222条 脅迫罪 ※教師が会の存在を知らなかったため不成立の可能性有。 チョークの粉や歯磨き粉などを混ぜたものを教諭のマイカーに掛けた点 刑法261条 器物損壊罪 ※未成年者であることや被害の程度を鑑みても、刑罰は軽いであろう。 理科の実験で使った食塩やミョウバンを持ち出した点 刑法235条 窃盗罪 ※学校側は生徒を擁護するであろう為、不起訴だろう。 教諭が食べる給食の中に食塩やミョウバンを混入させた点 刑法204条 傷害(未遂)罪 刑法199条 殺人(未遂)罪 ※胎児に対して:議論はあるが刑法判例上人の始期は一部露出説が有力となっており 実際に裁判を行ってもまず不成立であろう。 ※教師に対して:死亡の因果関係が認められない場合、殺人罪は成立しない。(例:呪いなど) ただし嫌がらせにより精神的な損害(及びそれに基づく身体的損害)には傷害罪、 自殺の決意を抱かせる事によって人を自殺させた場合には自殺教唆罪、 脅迫などの心理的・物理的強制を与え自殺者の意思と関係なく自殺させた場合には 殺人罪に問われることがある。 教諭を無理矢理堕胎させようとした点 刑法215条 堕胎罪 未遂の者も罰せられる(同条2項) 以下元レス 724 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 :2009/03/29(日) 12 47 25 ID pGNwjPJ+0 720>「流産させる会」を結成刑法222条 脅迫罪>チョークの粉や歯磨き粉などを混ぜたものを教諭のマイカーに掛けた刑法261条 器物破損>理科の実験で使った食塩や「ミョウバン」の一部を持ち出し刑法235条 窃盗>教諭が食べる給食のミートソースの中にひとつまみ分ずつ混入させた刑法204条 傷害(未遂)罪刑法199条 殺人(未遂)罪女子の嘱託を受けないで、又はその承諾を得ないで堕胎させた者は、6月以上7年以下の懲役に処せられる(刑法第215条1項)。未遂も罰せられる(刑法第215条2項)。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/5273.html
「ゆっくり流産してねっ!」 「あっちぃーねぇ。」 「やめてよ、よけいあっつくなるわ。」 「じゃあ、さむ」 「寒いっていえば寒くなるなんてあほなことゆーなよ。」 二人の少女としえとあきがアイスを食べ、ぶらぶらとだべりながら川沿いの道を歩いている。真夏の太陽の光がさんさんと降り注ぎ、二人の肌からは玉のような汗が噴き出してくる。汗でべったりと張り付くTシャツにとしえは気持ち悪さを感じた。 「……これからどーする?」 「どーって、どうしようか。涼しいとこ、ジョスコかイヲンでも行く?」 「出た、ジョスコ。」あきの言葉にとしえは半ば馬鹿にしたように笑う。 「としちゃん、ひどっ。田舎にとってジョスコは聖地だよ?」 「はいはい。」 いま二人がいるのはあきの母方の田舎であるS県、T市である。県の中心から西に離れたT市は山に囲まれ、今でも多くの緑が残る自然豊かな場所だ。辺りには田んぼや畑がひろがり、二人の歩いている山間の道のそばを流れるA川の水も美しく澄んでおり、二人の住む街を流れる川と同じとは思えない。夏の陽さしが水面に反射してキラキラと輝いている。帰省するあきの家族に誘われ、としえもここにいる。 「さいしょはめずらしかったけどさ。」二人はサンダルを脱ぎ、足を川にいれてつかの間の涼をとる。 「あきには悪いけどさ、やっぱ田舎だわー。やることねーもん。」 「なんどもひどいなぁー、としちゃん。……でもたしかにやることないねぇ。」 「男子ならなんかあるかもしんないけど、うちら女子だし。」 「虫取りとか死んでもしないし。」 「さんぽするのいいけど、なんもないし、あっちーし。」 「そうだねぇ。」 ぱしゃぱしゃと水面をけり、水しぶきをあげる。しばらくの間辺りには蝉のうるさいくらいの鳴き声と、田んぼから聞こえるカエルの鳴き声、そしてあきがたてる水音が響いた。 「あっ、ゆっくりだ。」ふと、あきが声をあげた。 「どこ、あぁ、ほんと。」あき見る方向にとしえも目をむけると確かにそこには一匹のゆっくりれいむがいた。 「田舎にもいるんだぁー。」 「どこにでもいるんじゃない?こどもつくることしか能がないからねぇ。」 「……、てかさ、なんかでかくね?」 そのれいむは二人がいる岸を50メートルほどのぼったところにある木陰にいた。普通のゆっくりの大きさであれば、それだけ離れていればここからでは野球ボール大くらいにしか見えないだろう。しかし、どう見てもそのれいむはそれよりずっと大きい。 「たしかに。」そういうと二人は面白いおもちゃをみつけたようないたずらな顔を合わせた。 「行ってみるかぁー、暇だし。」 川のほとりから立ち上がり、濡れた足もそのままでサンダルを履き、二人はそのれいむのもとまで駆け出した。二人にとってはただの暇つぶし、れいむにとっては地獄のような苦しみの時間が始まるのだった。 2 「「でっけぇー!」」二人は意識したわけでもなく、同じ言葉を口にした。 「なにこいつ、ちょーでかいんだけど」 「まじだわ、1メートルはあるんじゃね?」 「たぶん、普通のゆっくりの何倍だ?あぁ、こいつがドスって奴?」 「違うと思うよ。ドスってまりさがなるみたいだし。」 「ふーん、それはいいけど、とにかくでっけーな、こんなでっかいの初めて見た。」 「うぅーん。ゆゆうっ、なんだかうるさいんだよぉ。」 木漏れ日が優しげにふりそそぐ最高のゆっくりプレイスでお昼寝をしていたゆっくりれいむが、ふわぁぁとあくびをしながら目を覚ます。 「ゆゆっ、にんげんさんだ。ゆっくりしていってね!」 寝ぼけまなこに二人のにんげんさんの姿をみとめると、まだ眠いのを我慢してれいむはごあいさつをした。 「「ゆっくりしていってね!!」 としえとあきも笑顔でゆっくりのあいさつを返す。 「ゆゆぅー、にんげんさんもとってもゆっくりしているね!!」 嬉しそうにれいむは答えた。よかったわるいにんげんさんじゃあないみたいだ。 「れいむもね。どうあまさまさん、飴しかないけど食べる?」 「ゆっ、あまあまさんくれるの?れいむあまあまさんだいすきだよっ。」 「そっかそっか、はい、じゃーどうぞ。」 「ありがとー、にんげんさん!とってもゆっくりできるよ、ぺーろぺーろ、……し、し、しあわしぇーー。」 にんげんさんからもらったあまあまさんのおいしさに全身で感動をあらわすれいむの傍らで、としえとあきは何事かを話している。 「…ゲスゆっくりじゃないみたいね。」 「飼いゆっくりでもないみたい。バッジないもん。ねぇ、れいむ」 「しあわしぇーー、ゆゆっ、なぁに、にんげんさん?」 「れいむはどうしてそんなに大きいの?」 「ゆゅ、どうしてかなぁ?」少し考えるように小首をかしげたあと「ゆゅー、たくさんごはんさんをむーしゃむーしゃするからだと思うよ!」と元気に言った。 「それはなに?山にそんなにたべものがおちてるの?」 「それもあるけど、おやさいさんもたべたりするんだよぉ。」 「なに、勝手に畑に生えてる野菜を食べてるわけ?」 「ゆゆぅー、ちがうよ。生えてるのはだめだけど、たべていいよっていうちいさいおやさいさんがあるんだよぉ。それにれいむはいまたくさんむーしゃむーしゃしなきゃいけないんだよ!」 「ふぅーん?そうなんだぁ。」れいむの答えを聞くとひそひそと二人だけで話し始めた。 「つまり、売り物になんないよーな捨てられた野菜をたべてるってわけか。」 「田舎の人はやさしいねぇ。でも積極的に世話してるってわけでもないみたい。むかつくねぇ、ゆっくりのくせに。ゆっくりしすぎだよ。」 「そんなゆっくりはさ…」としえがあきの耳元でぼそぼそつぶやく。「ふふっ、くすぐったい。」ばか、と言ってとしえはそんなあきの頬をつまみながら話を続ける。「こうするのはどう?」、「うわぁ、すっごく面白そう。」、「じゃあ、そういうことで。」、「おっけー。」 「れいむ。」あきがれいむに再び話しかけると同時に、としえはその場所から離れていく。 「なぁに、にんげんさん。もしかしてもっとあまあまさんくれるの?」 「うん、いいよ。でもその前に私たちと遊んでほしいの。」 「ゆっ、いいよぉ、なにしてあそぶのぉ」れいむはぴこぴこを左右のもみあげ震わせ期待に満ちた目であきを見る。 「それはねぇ、ぎゃくたいっていうの。」そんなゆっくりしたれいむの様子を見て、あきは満面の笑みで答える。 「ぎゃくたい?ぎゃくたいさんってなぁに?たのしいの?」 「うん、でもそれは私たちにとってだけね」 「ゆゆぅー?」その言葉になにか不穏なものを、はっきりとした形ではないがれいむは感じた。しかし、一方でもあまあまさんをくれて優しくしてくれたにんげんさんがひどいことはしないはずという気持ちもある。 「れいむぅー!」そんな 大きな自分のを呼ぶ声が聞こえた。声の主は先ほどここから離れたもうひとりのにんげんさんだ。なんだろうと思っていると、そのにんげんさんが叫びながらこっちに走ってくる。 「ゆっ、くっ、りっ、しっ、てっ、いっ、てっ、ねぇー」 「ゆゆゅ?にんげんさんもゆっくりしてい、ゆげぇぇええええええええええええ。」 ゆっくりのあいさつを言い終えることなくれいむはゆがんだ叫びをあげざるをえなかった。にんげんさんがこっちに走ってくるかと思うと、ぴょんと飛びあがり自分の頭をふみつけたのだ。 「ゆがぁぁぁあぁぁ、にんげんさんなにするのぉ、こんなおあそびれいむゆっくりできないよぉぉ。」 飛び乗られた衝撃で口から餡子を吐いてしまい、苦しげにれいむはにんげんさんにたづねた。 「へぇー、まだやめろぉーとか、くそにんげんがぁーとかいわないね。」 「ふっーん。田舎だからかな。」 「もぅー、としちゃんさっきから馬鹿にしすぎー」ぷんぷんと少し怒った声色をだすあきに、としえはごめんごめんと謝るしぐさをする。 「にんげんさぁん、きこえてるのぉ、こんなおあそびれいむたのしくないよぉ。」 「ばかだなぁ、さっきいったでしょ、あんたには楽しくないって。楽しいのは私たちだけ。」 「……ゆゆっ?」 「そんなこと話してたん?でも、まっ、ほんとーに楽しいのはこれからなんだけどね。」 としえはにやりと笑うと、れいむの左右のもみあげをつかみ、れいむを地面にあおむけになるような形で倒した。 「よいしょー。っあぁー、おもてぇー、でっかいだけのことはあるわ、このデブれいむ!」 すかさずとしえは倒したれいむの上に馬乗りになり、ぱぁんと鋭い平手をれいむの右頬にお見舞いする。 「きぃーてんのかよ、このでぶまんじゅう。」 「ゆゆうっ、きこえてるよぉ、きこえてるからゆっくりしないではやくやめてね!」 「ざんねんでしたー。やめませーん。おらっ。」あきはさらにもう一発今度はれいむの左の頬をうつ。 「ゆんやぁぁぁ、いたいよぉぉぉ、ゆっくりできないよぉぉぉぉぉぉぉぉ。」 「てめぇー、まんじゅうこのやろー。なんじ右のほっぺたぶんなぐられたら、」今度はあきの履いていたサンダルを手に持ってれいむの頬をうつ。 「さっさと左のほっぺもさしだせや、このくそまんじゅうがぁ!」としえはれいむの頬をぱんぱんぱん滅多打ちにする。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!」 「ゆげぇ、ゆぎゃあぁあ、やめへっ、もう、」 「ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラ ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラーッ!」 「ゆへぇ、ゆっ、ゆぎゃぁ、くだっ、さいっ、もうやっ。」 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁー」 ゆっ、ゆゆっ、やべえ、ゆげぇと頬を張られるたびに短い悲鳴をあげ、同時に口から少量の餡子とよだれをはきだす。痛みのせいで目からは涙が流れ続け干からびてしまうかと思うほどだ。その様子を見るあきが笑顔で息きれないのっと笑ってみていた。 3 「おらっ、どうだれいむ?」 それからもう何十回、いや何百発れいむの頬を張ったのだろうか。今やれいむは頬を叩かれてもびくりと体を震わすだけで、泣き叫ぶこともしなくなった。としえのほうはさすがの体力に自信のある彼女もさすがに息を荒くし、体中から汗がふきだしてTシャツを濡らしている。しかし、先ほどとは違ってその流れる汗も心地よい。一仕事終えたような達成感に包まれているためだろか。ゆっくりいじめに達成感って、とつい自分でも内心苦笑してしまう。 「お疲れ様。」 ふいにとしえの首筋にヒンヤリとした感覚が走る。あきがはいっと、としえの首にあてたジュースを差し出す。 「おっ、さんきゅー」 「どういたしまして。いやぁ、でもすごいねぇ」 何百回も打たれ続けたれいむの両頬、いやその体は血が通っていないにも関わらず真っ赤になっている。口には漏れたあんことよだれでぐしょぐしょになり、顔には流した涙の跡がはっきり残っている。としえに馬乗りになられたままのれいむ既に気絶しているのか、それとも痛みで動けないのかぐったりとし荒い呼吸を繰り返している。 「でしょ、体がでっかいからちょー叩きがいがあったわ。」 「そうだね、普通のゆっくりだったら死んでるかも。」 「うん、でもさ、見てみ?」としえはれいむの頬を指差す。 「もし拳固でなぐってたらもう皮から餡子が出てると思うんだけどさっ。」 「うん?」 「平手で打ち続けたからそんなに皮もやぶれてないっしょ?」 「ほんとだー。」 「でも、その割に体の中自体にダメージは与えられたと思うんだけど。…ほら、れいむっ!」 としえはれいむの口に飲んでいたオレンジジュースを流し込んでやる。 「……ゆぅぅぅ、ゆんやぁぁぁぁぁっぁぁぁ、もうやめてくださぃぃぃぃぃ。」 目を覚ましたれいむは叫び声をあげるが、すぐにうるさいと叩かれた。 「ゆぅつ、ゆぇ、ゆぇえぇ、どうしてぇ……。」 「あん?」 「どぼちてこんなことしたのぉぉぉぉぉ、れいむなにかわるいことしたぁぁぁ?あまあまさんほしがったせいですかぁぁぁぁ?したならあやまりますからぁぁぁ、もうやめてくださぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。」 「いやぁ?べつになんもしてないけど?ていうーか、あんたなんかしたっけ?」 「……ゆっ?わからないよぉ、ならどうしてこんなひどいことしたのぉぉ?」予想外の答えにきょとんとするれいむ。 「いや、やることなかったから、暇つぶし、みたいな?あんたみたいなでっかいゆっくりはじめて見たし、なんかたたきがいありそうだなぁーって。」 「ひっどー、まじ鬼だわ。て、見てたわたしもだけど。」あきはクスクスと二人のやりとりを見て笑みをこぼしてしまう。 「でも、もう飽きたわ!」笑顔でそう言い放つと、としえは馬乗りになったままであったれいむから降りた。 「…………。」 「別に殺すつもりはないからさっ、もうどこにでもいけば?」 「ヤリ捨てってやつだぁー、あきちゃんまじレイパーだよ。」 「聞いてる、れいむ?もう視界から消えて、うざいから。」 うつむいたままで二人の言葉を聞いていたれいむが急にぶるぶると体を震わせたかと思うと、二人に向かい叫んだ。 「このぉぉぉぉぉぉ、くしょにんげんがぁぁぁっぁぁぁ、なにがひまつぶしだぁぁぁぁ、 こんなくずはせいっさいしてやるぅぅぅぅぅぅ!」 としえに向かい渾身の力をこめ、体当たりしようとするが、悲しいかなしょせんはゆっくり。ゆっくりの動きが人間の速さを凌駕することはない。ましてこのれいむは1メートルを超すような巨大ゆっくりである。どんなに自身が速く動いているつもりでも決して二人に追いつくことはない。 「にげぇるなぁぁぁ、ゆっくりしないでさっさとせいっさいされろぉぉぉぉぉぉ!」 「うわぁぁ、こわっ、れいむまじおこぷんぷんまるなんだけど。ゲスになったの?おお、怖い怖い。」 「ていうか、ムカ着火ファイアーじゃない?ほらほら、ゆっくりしないで早くこいよ。」二人はおにさんこちらのように手のひらを鳴らしてれいむを挑発する。 「こんのぉぉぉぉぉ、ばかにするなぁぁぁっ!………ゆっ!」 原住民のような、まるでゆっくりに似つかわしくない叫びをあげて二人を追っていたれいむが急にその動きを止める。 「あれ、どうしたんだろ、急に止まったよ、あいつ。」 「わなじゃね、なにか企んでるとか。」 「かなぁ?いやっ、なんか違うみたい。」 よく見るとれいむは粘着質な汗をかきながら顔をひきつらせ、自身の体にむかってなにか話している様子だ。 「だめだよぉ、あかちゃん、まだでてきちゃだめだよぉぉぉぉぉおぉ。」 「どうしちゃったの?」 「ゆっ、くそにんげんがぁぁぁぁ、ゆっくりしないではやくきえろぉぉぉぉ。」 「追いかけてきたり消えろって言ったり、忙しいやっちゃな…。れいむー、あかちゃんが産まれそうなのー?」 「そうだよぉ、赤ちゃんまだおかあさんのなかにいなきゃだめなんだよぉ。まだうまれるのははやいからねぇぇぇぇぇ」 「ふーん、あんたの体のなかに赤ゆっくりがいて、そいつは産まれたらすぐ死んじゃうような未熟児ってわけなんだ?」 そのあきの言葉を聞き、としえはにんまりと笑う。そして、痛みで動くことのできないれいむに近づき、おもむろにその腹を蹴った。 「ゆっ、やめろぉぉぉ、ばかなのぉぉぉぉ、赤ちゃんがでてきちゃうでしょぉぉぉ。」 「いんだよ、流産しちまえ。」そういうと今度は何度も執拗にれいむの腹を蹴りあげる。 「りゅうざん?」 「そうだよ、予定よりはやくうまれちゃうことを流産っていうんだよ。おまえみたいなくそまんじゅうの子供なんか生きてたってしかたないからさ。」 まるで猫がネズミをいたぶるかのような目をして、それでいてとても優しげな声で言う。 「ゆっくり流産してね!」 としえに蹴りに合わせるかのように、あきも囃子声をあげる。 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」としえもれいむの腹部を蹴るたびに声をあげ始めた。 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 そんな声にかこまれたれいむ。 「やめろぉぉぉぉ、だまれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、あかちゃんだめだからね。おかあさんはあかちゃんをりゅーざんしたりしないからね。」 「さっさとながれろよ!おらっ!」続けてれいむの腹を蹴る。 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 「りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん、りゅーっざん。」 れいむは二人の呪いの言葉をまるで人間が耳をふさぐようにして両方のもみあげを顔に当てる。 「やめろおぉぉぉぉ、やめろぉぉぉぉぉぉぉ、やめろぉぉぉぉぉぉぉ。………ゆっ?」 叫ぶために力を入れてしまった、まさにその瞬間まむまむから嫌な感触がれいむの体に走った。 「ゆっ、ゆっ、ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ、おちびちゃぁぁぁぁっぁぁぁん、うまれてきちゃだめっていったでしょぉぉぉぉぉぉ。りゅうざんしちゃったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」 「ゆゅ、ゆやぁぁぁ」 未熟な体で―眼も口もはっきりしない、髪の毛もほとんんど生えておらず、かろうじてお飾りの形からまりさ種とわかる―生まれてしまった赤まりさが苦しげに小さなうめき声をあげる。 「あかちゃぁぁぁん、ゆくっりしていってね、ゆっくりしていってね!……いってね、ゆっくりしてねっていってよぉぉぉぉぉぉ。」 未熟児赤まりさはれいむのほうを見ようとするが、体を動かすこともまともにできないのだろう、コロンと転がったかとおもうと、そのまま短い間隔で体を震わせる。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。」 始めから小さかった声がまるでろうそくの炎が消えるかのようにどんどん小さくなっていく。そしてついにうめき声もあげなくなり、未熟児赤まりさはゆっくりすることなく―そもそも意識があったかすらわからないが―死んだ。 「いっぇーい、りゅうざん成功―。」 「死んだまりさにかんぱーい!」 その様子を見て、としえとあきはぱんと小気味のよい音をたてハイタッチをする。 「ねぇ、れいむ、いまどんな気持ち?りゅーざんしちゃっていまどんな気持ちぃ?」 「赤ちゃんをりゅーざんするなんて、れいむはさいってーのお母さんだね!赤ちゃんもあんたみたいなくそおやに育てられなくなってよかったね!」 二人はくるくるとれいむの周りをまわりながら、声をあげる。 「さいてーのくずおや?……れいむはくずなおやなの?」 自分の子供の死を受け入れられず、呆けていたれいむが二人の声に反応する。 「そうだよっ、自分の子供も守れないなんてさいってーだよ。」 「そうそう、さいってー」 「れいむはさいってー、りゅうざんして、こどももしなせるようなくずゆっくり…。」 「わかってんじゃーん。そうだよ、このク、ズ!!!」 「………ゆへぇぇぇぇぇ、そうです。れいむはくずです、くずなゆっくりです、赤ちゃんをころしたさいってーなゆっくりです……。ごめんねぇ、赤ちゃん。こんなくずからうまれてごめんねぇ。ごめんねぇ、ごめんねぇ、ごめんねぇ、ごめんねぇ、ごめんねぇ。」 「あらら、壊れっちゃたねぇ。」 「うん壊しちゃったねぇ。メンタル豆腐すぎ。そんなんじゃ、平成の世は生きていけないよー。」 赤ゆっくりの死骸を前にして、目の焦点もあわずよだれをだらだらと流しながらぶつぶつごめんねごめんねとつぶやくれいむをみて二人は顔を合わせた。 「……でもっ、まっ、ゆっくりがどうなっても知ったこっちゃないかー。むしろこの世からごみが消えたみたいな?」 「そうだねぇ、そろそろ日も暮れてくるし帰ろうっか。」 「帰ろうっか、今日のご飯なんだろうね?」 「お寿司とってくれるっていってたよ。」 「まじで、やったー田舎サイコー!」 「現金だなぁ。」 としえの変わり身の早さにあきはついつい苦笑してしまう。そして楽しげな様子で二人は家路についた。 いつの間にか空はオレンジ色の見事な夕焼けに染まっている。その光が壊れたれいむの体ににもオレンジ色に染め上げる。れいむはいつまでもぶつぶつと赤ゆっくりの亡骸のまえで謝り続けていた。 選択肢 投票 しあわせー! 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