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切迫流産(せっぱくりゅうざん) 関連サイト 切迫流産・切迫早産(せっぱくりゅう・せっぱくそうざん) - gooベビー 切迫流産|妊娠・出産の用語集・体験談|プレママタウン 切迫流産|みんなの妊娠用語・出産用語辞典|-たまひよweb- 切迫流産-妊娠用語辞典 切迫流産・流産-妊娠・出産のお金大辞典- 進行流産-よくわかる用語辞典|赤ちゃん 子育てインフォ 切迫流産-よくわかる用語辞典|赤ちゃん 子育てインフォ 関連用語 流産 早産 心拍 子宮収縮抑制剤
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稽留流産(けいりゅうりゅうざん) 関連サイト 稽留流産(けいりゅうりゅうざん)|みんなの妊娠用語・出産用語辞典|-たまひよweb- 稽留流産-よくわかる用語辞典|赤ちゃん 子育てインフォ 関連用語 流産
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化学的流産(かがくてきりゅうざん) 受精卵がうまく着床せず妊娠に至らないこと。 正常な妊娠に発展しない原因のほとんどが、染色体異常による化学的流産だといわれています。 医学的には流産には含まれません この場合、何も気がつかない人がほとんどです。 関連サイト 化学的流産|みんなの妊娠用語・出産用語辞典|-たまひよweb- 化学的流産(科学的流産)-妊娠用語辞典 関連用語 染色体異常 受精卵 着床 流産 切迫流産 習慣流産 後期流産 早産
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ワクチン接種と女性 ● mRNA Covid-19ワクチンの妊娠中の安全性に関する予備的知見について この研究では、covid-19 ワクチンの安全性に関する研究に参加した 827 人の妊婦のうち、115 人の妊婦が赤ちゃんを失ったことを指摘しています。 ● ワクチン接種後に不正出血・流産などのツイート 「裏コロナ」より + ※イギリス:COVID-19 ワクチン有害事象概要 ※イギリス:COVID-19 ワクチン有害事象概要 ● ワクチン 流産〔DukDukGo検索〕 ● Q.「ワクチン接種で流産」の情報、真偽は?【デマに注意】 「NHK」より ご意見は承りました。打ってからでは遅いと言うこともありますので、一人でも1回でも多く打つ前に止めたいのです。https //t.co/HndT7GyTRc — jinpeiishii (@jinpeiishii) May 25, 2023 昨日、妊娠5週目の進行流産の患者が来院した 子供は1人産んでいるが 2年前の夏コロナワクチンを接種してから 今回で3回連続での流産だ 不育症の原因に「コロナワクチン」を加えなければならない時代がやってきた https //t.co/qwV3H0iPxg — 池澤孝夫 (@gomaki19531) May 17, 2023 久しぶりに浮上。 3回目のワクチンを接種した頃に実は妊娠したことがわかりました。 しかし12月に死産しました。 順調に育っていたら2月には出産予定でした。 一番体調が酷かった頃よりは少しづつですが体調も戻ってきていたので出産に向けて過ごしていました。 でも12月の下旬に突然の激痛 — NAO@ワク💉接種後から体調不良 (@_koukai4106) March 15, 2023 NAO@ワク💉接種後から体調不良@_koukai4106 ·3月16日 返信先 @_koukai4106さん 止まらない出血と激痛で緊急搬送 病院に運ばれた時にはお腹の中で亡くなっていました 8ヶ月の女の子でした 亡くなって原因は不明、私がワクチンを打ったせいなのか何なのかわからない でも私のせいで娘は亡くなった 自責の念でいっぱいです 本当に申し訳ないと思っています NAO@ワク💉接種後から体調不良@_koukai4106 ·3月16日 年末年始を病院で過ごし、気が狂うほど毎日泣いていました 亡くなったのはワクチンのせいではないかもしれない。 でも私がワクチンを打たなければ、体調がもっと良ければ… ちゃんと産んであげられたのかなと思えて仕方ありません 娘は亡くなってしまったのに私は生きているのがつらいです #ジェームズ・ソップ 博士は、ワクチン接種の義務化に伴い、不妊症、流産、胎児死亡、胎児奇形がかつてないほど劇的に増えているのをわかった。#流産 #胎児死亡#死亡ピーク#ワクチン人口削減 #ワクチン永久障害 🥶😱😭🤬😓🤧😰 (1) pic.twitter.com/BLx57MDE26 — 布布酱 (@8TPxfa6fVuOFsZq) February 17, 2023 James Thorp博士 「270人の妊婦のうち、238人は追跡調査を受けていない。妊婦は流産を訴えていた。政府の連中は、このワクチンの恐ろしい結果を不正に削除したのである」 どこの政府も同じことをしている。 https //t.co/6ne2M1M9Wy pic.twitter.com/jLybJs946X — You (@You3_JP) November 29, 2022 以前回覧したものだけど、映像の全編が日本語に吹き替えられているので、もう一度回覧しておこう。 JAMES THORP博士 「追跡調査が行われた妊婦の80%が流産していた」 https //t.co/7I71aAIYyr pic.twitter.com/ueE45BA0J7 — You (@You3_JP) February 14, 2023 不正出血患者の 問診の途中で患者がポツンと言った この8月に子宮内胎児死亡で死産したと 週数は33週で体重は1800gあまり 外表奇形はなく 胎盤や臍帯には異常はなかったが 死産時の解剖は病院側から勧められなかったという 私はすぐコロナワクチン接種の有無を尋ねた — 池澤孝夫 (@gomaki19531) December 15, 2022 ※ 「Thread Reader」で読む ■ 大量の奇形児、流産~コロナワクチン接種で sakurako21 レポート 48 VAERS – 過去 30 年間のワクチン関連の流産の 76% は、妊婦が COVID-19 ワクチンの接種を開始した後に発生しました 2022 年 12 月 1 日 • チーム 5 のマリア・ジミンスキーとリネア・ウォール https //t.co/Cdi6yOyWnu — まりりんDX (@4JNHXsanx0ZV79j) December 7, 2022 ワクチンで流産、 十分すぎる証明。https //t.co/pMbOU6L5Wn pic.twitter.com/c6Dx2oD1HA — Laughing Man (@jhmdrei) November 14, 2022 ■ Massacre Nearly Half of Pregnant Women in Pfizer Trial Miscarried 「The FLORIDA STANDARD(August 16, 2022 . 6 32 PM)」より 大虐殺。ファイザー社治験の妊婦の約半数が流産〔機械翻訳〕 ※サイト内ページ ■ ワクチン接種後に不正出血・流産などのツイート 「裏コロナ」より + ※イギリス:COVID-19 ワクチン有害事象概要 ※イギリス:COVID-19 ワクチン有害事象概要 .
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病気・流産・死についてのFB投稿 2016/2/6
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※漫画あきさんのネタふりに触発されて書きました ※独自設定垂れ流し 「ゆぎゃああああああ!」 ゆっくりの巣の中。れいむの絶叫が響いた。 ほんの昨日まで、この巣の中を占めていたのはしあわせな音だけだった。 胎生型のにんっしんしたれいむ。出産まであと少しになったれいむは、毎日ゆっくりとし たおうたをお腹の中の子供に聞かせていたものだ。 ツガイのまりさもまた、赤ちゃんが産まれるのを楽しみにしていて、毎日お腹のあかちゃ んに明るく話しかけていたものだ。 「れいぶぅぅぅ、れいぶぅぅ!」 今、まりさの口から出るのもまた苦しげな声だ。その頭の中には赤ちゃんの心配など無く、 れいむの身を案じるだけだった。 なぜなら、赤ちゃんを心配する必要はもうないからだ。 赤ちゃんは、死んでしまった。 流産だった。 しあわせは無くなった。苦しみと悲しみだけが、この巣を占める全てだ。 「む、むきゅ……!」 産道半ばで死んでしまった赤ゆっくり。このまま放置しては、赤ゆっくりの腐敗と共に母 体まで雑菌に犯され、腐って死ぬことになる。 そう判断したのは群れの長ぱちゅりーだ。 そして今、れいむを救うべく長パチュリーは「摘出手術」を行っていた。 まりさのオールを使って、腐った赤ゆっくりを掻き出す。ただそれだけの、原始的な手術 だった。 知識はあっても力と技術のないぱちゅりーのすること。れいむのまむまむはどんどん傷つ いていく。それなのにず赤ゆっくりの摘出は遅々として進まない。 だが、それでもやるしかない。 この過酷な選択をしたのは、 「れいむをたすけてほしいよ……!」 れいむを本心から心配したまりさだった。 ぱちゅりーは長として辛い役目を必死に務めようとする。 悲惨な出来事だった。 誰もが同情すべき、不幸な事故のハズだった。 だが、周りで見守るゆっくりの中には、まりさへ冷ややかな視線を送るものが何匹か居る。 この悲劇のの原因が、同情を阻む。 にんっしん中のれいむに、まりさがすっきりーをしたことが、流産の原因だったのだ。 流産の果てに 手術は辛うじて成功した。 ぱちゅりーにより、赤ゆっくりは摘出された。 だが、「それ」を見ても誰も赤ゆっくりとは思うまい。バラバラに砕け散った餡子。その 中に散らばる目になりきれなかった白玉。歯になり損ねた無数の飴細工。それらが混ざっ たものは、ゆっくりをして同族とはわからない状態だった。 れいむの状態もまたひどいものだった。 あかゆっくり摘出の際、オールでかき回されたまむまむはもはや再生不可能な状態だった。 今は湿った葉をつけられ餡子の流出を押さえられている。気休めのようなものだ。 だが、それでも。 犠牲は大きかったものの、れいむの命は繋がった。 「れいむぅ……れいむぅ……」 ツガイのまりさはれいむにすり寄る。 涙を流し、れいむの命が助かったことを喜んでいる。 「まりさ……」 傷ついたれいむには、その優しさが嬉しかった。それが唯一の救いだった。 「むきゅ……あとはえいようをつけて、ゆっくりすることね……」 仲睦まじくよりそう二匹をあとに、長パチュリーを初めとした群れのゆっくり達は去って 行った。 昨日まではしあわせが占めていた巣。そこは、過酷な苦しみを経て今は、深い悲しみに覆 われている。 だが、まだ暖かさを失ってはいない。 先ほどまりさを冷ややかな目で見ていたゆっくり達も、考えを改めた。 すっきりーしてしまったのは何かの間違い。このツガイなら流産の不幸を乗り越えられる に違いない。 傷つきながらも微笑むれいむと、涙を流しよりそうまりさは、そう思わせるに十分なほど ゆっくりしたものだったのだ。 × × × 「れいむ! すっきりーするのぜ!」 翌日の夜のことだった。まりさが必死に集めてきた栄養のあるごはんの数々。それを口に し、れいむがようやく少しばかり元気を取り戻した頃。まりさはそんなことを言い出した。 「ま、まりさ……何を言っているの……?」 「すっきりしたいのぜ! むらむらなのぜ!」 「なにいっでるのぉぉぉ!? きのうあかちゃんがしんじゃったばっかりでしょぉぉぉ!?」 れいむにはまりさが何を言っているのか理解できなかった。 まりさはれいむのことを愛していてくれるはずだった。「いっしょにゆっくりしよう」と プロポーズしてきたのもまりさの方からだった。 それに、まむまむが完全に壊れたれいむは、もう普通のすっきりーができない。それを承 知でまりさは摘出手術を受け入れたはずだ。 もう子供ができなくても、れいむを大事にしてくれる。まりさは昨日、そう誓ったはずな のだ。 流産は辛いでき事だった。だが、二人でそれを乗り越えたのだ。 それなのに、不幸の元凶である忌まわしいすっきりーを。それも流産手術の翌日にしたい なんて。れいむの餡子脳にはまるで理解できない。 しかし、まりさの餡子脳はあまりにも単純明快だった。 「れいむとすっきりしたいのぜ! もうあかちゃんができるしんぱいもないし! りゅう ざんすることもないからおもうぞんぶんすっきりできるのぜ! まむまむがなくても、す ーりすりならできるのぜ! まったくもんだいないのぜ!」 まりさはれいむを愛していた。群れ一番の美ゆっくりであるれいむを愛していた。 だが、愛していたのはゆっくりとしてれいむではない。その外見だけだった。 だから、あの手術には問題なかった。確かにまむまむは再生不能になってしまう。 しかし、れいむの綺麗な髪も素敵なおりぼんも、野生にしてはもちもちした美しい肌も変 わらない。まりさの好きな場所はそのままだったのだ。 オマケに面倒な子育てをする心配もなくなった。まりさにとってはいいことずくめなのだ。 「すーりすり! やっぱりれいむのおはだはさいこうなのぜ! きもちいいのぜ!」 まりさは一方的にぬるぬると性欲に濡れた身体をれいむへとこすりつけた。 摘出手術の影響で、れいむはあんよも傷つきまともに動かなくなっている。逃げることは できない。 いや、仮にあんよが無事だったとしてもれいむは逃げようとしなかっただろう。 理解のできない絶望に満たされたれいむにできることは、ただ涙を流すことだけだったの だ。 だが、れいむの絶望はそこにとどまらなかった。 「まりさ……そのありすはだれなの?」 「まりさのすっきりーふれんどなのぜ!」 ある日、まりさはゆっくりありすを連れてきた。れいむに継ぐ群れで評判の美ゆっくりだ。 妙になれなれしくまりさにすり寄るありすをれいむが見咎めたのだが、二匹は悪びれる様 子もない。 「すっきりーふれんど……?」 「れいむとすーりすりするのはきもちいけど、ぺにぺにがさびしいのぜ! だからありす のまむまむがひつようなのぜ!」 れいむは目を剥いた。もはやまりさの倫理観は理解の及ばないものだった。 「あ、ありすは……それでいいの……?」 「ありすはとかいはだから、べ、べつにまりさとすっきりーしてあげてもいいわっ!」 そして、まりさとありすはれいむの目の前ですっきりーを始めた。 その光景は理解の範疇を逸脱していて、れいむはただ、「ゆ、ゆ、ゆ……」と、壊れた機 械のようにうめくばかりだった。 やがて、まりさとありすのすっきりーはクライマックスを迎える。 まりさはもう子供を持つのは嫌なのか、精子餡をありすの中に注ぐことはなかった。 「ん、んほぉぉぉ! すっきりー!」 すっきりーの直前、まりさはぺにぺにを引き抜く。 その向く先は……こともあろうに、れいむだった。 れいむの肌に、髪に、おりぼんに。汚らしいまりさの精子餡が飛び散る。 「れいむぅぅぅ! せくしーでかわいいのぜぇぇぇ!」 そして今度はれいむへとすり寄ってきて、性的なすーりすーりを始める。 もはや絶望のあまり思考すら手放したれいむは、身体をすり寄せてくるまりさに反応する ことなく、ただうつろな目で地面を眺めるだけだった。 そんな狂った日々がしばらく続いた。 狂気の地獄はずっと続くかと思えた。 だが、ひとつ。決定的な変化が訪れた。 まりさがにんっしんしたのだ。 「どうしてなのぜぇぇぇ!?」 まりさには身に覚えがなかった。 すっきりーふれんどのありすがにんっしんするのならまだわかる。 ゆっくりの避妊に完璧などありえないからだ。 だが、まりさがにんっしんする。これはまったくありえないはずなのだ。 しかも、異常はそれだけにとどまらなかった。 「むきゅ……これはりゅうざんね……」 まりさは胎生型のにんっしんをしていた。普通なら生まれておかしくない日数が経ったの に、一向に生まれる気配がない。長に相談したところ流産であることがわかった。 「れいむ……どうする?」 あの日。 れいむが流産した日。まりさにしたのと同じ質問を、ぱちゅりーはれいむへ問いかけた。 れいむは希望に満ちた瞳できっぱりと答えた。 「しゅじゅつはしないよ! もしかしたらまだうまれるかもしれないし、まりさならきっ とだいじょうぶだよ!」 「れ、れいむぅぅぅ!?」 まりさが驚きの声を上げるが、れいむは微塵もゆるがない。 誰にとっても予想外の回答だった。 こうなるとぱちゅりーにも手は出せない。流産の手術は、ツガイの了解を取らなくてはな らないというのが群れの掟だったのだ。 「むきゅ! それならあかちゃんがうまれるかどうかはっきりするまで、むれでえんじょ するわ!」 ぱちゅりーはれいむを摘出手術で苦しめた負い目からか、そんな約束をした。 これであんよが不自由で動けないれいむと身重のまりさのツガイでも、どうにか生きてい けるだけの食料が手にはいることになった。 そして。 まりさのくるしみの日々が始まった。 「れいむぅぅ……まりさ、ぽんぽんがいたいよぉぉぉ……」 「あかちゃんががんばってるんだよ! まりさもがんばらないとだめだよ!」 「ゆぅぅぅ……まりさのおはだ、へんないろになってきたよぉぉ……くさってるんじゃな いのぉぉ!?」 「ちょっとちょうしがわるいだけだよ! よわきになっちゃだめだよ! 「でいぶぅぅ……まりざおがじぃのぉぉぉ……! へんなうんうんがでだのぉぉぉ! お めめみたいなのがまじってたのぉぉぉ……! いろもへんだったのぉぉぉ!」 「にんっしんちゅうはいろいろかわったことがあるんだよ! しんぱいしなくていいよ!」 まりさがいくら苦しもうとれいむはとりあわず、ただただ励ました。 食料を運びに群れのものが訪れることもあったが、苦しむまりさを甲斐甲斐しく世話する れいむを見て安心して帰っていく。すっきりーふれんどのありすはまりさと縁を切り、巣 に近寄ることすら無くなっていた。 だから、まりさの苦しみは終わらない。 赤ゆっくりの助かる見込みなど、初めからなかった。完全な流産であり、中の子供はとっ くの昔に腐って死んでいた。そしてまりさの身体もまた、ゆっくりと腐っていったのだ。 だが。 そんなまりさのそばで、れいむはしあわせだった。 苦しみ少しずつ少しずつ腐っていき、ゆっくりと死に近づいていくまりさの世話をするの がしあわせでたまらなかった。 そして、まりさは、 「もっど……ずっぎり……じだがった……」 最悪な遺言を残し、れいむに見守られながら、永遠にゆっくりした。 まりさがにんっしんした理由。 それは、れいむとのすーりすりだった。通常ゆっくり同士の交尾では、主導権を握ったも のがにんっしんすることはない。また、すーりすりでにんっしんするのは植物型にんっし んが普通だ。しかも特になにをするでもなく流産となった。 まりさのにんっしんは何からなにまで異常だったのだ。 それがれいむの壊れた性機能によるものか。 あるいはれいむの壊れた心によるものだったのか。 それは、わからない。 ただ、れいむは最後までしあわせに微笑んでいた。 まりさの死を看取ったあと、動かないあんよにむち打ち崖までいき、そこから身を投げた ときも。 れいむはしあわせな気持ちで、実にゆっくりとした顔で微笑んでいた。 了 by触発あき 元ネタ:漫画あき
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補足:未来とは子供のことです まだ未来が産まれない時のことだ。 産婦人科の病院の個室にアスカは切迫流産のために緊急入院していた。 ブドウ糖の点滴の様子を見ながら不安な表情をしているシンジ。 鎮静剤が効いているのかアスカは眠っている。 シンジは医師の説明をアスカにどう話したらいいか考えている。 「五分五分ですね。 今のところ赤ちゃんは無事ですよ。18週目に入っていますから、赤ちゃんの体には異常はみられないし、心音もはっきり聞こえます。 エコーで確認しましたが元気です。 ただまた出血する可能性や早産の可能性があります。 このことは奥さんには少しの間言わないでおきましょう。」 医師はアスカの流産の処置をした後、渋い顔をしながらシンジに、万が一、子どもが早産で産まれてくる場合は帝王切開で産ませることや理由を詳しく説明した。 赤ん坊が障害児になるかもしれないなんて言うわけにいかないと思った。 「シンジ、ごめんね」鎮静剤がきれたのか、目を覚ましたアスカは泣きそうな声で謝った。 「赤ちゃんは無事だよ。だから安心してアスカ。謝らなくていいんだよ」シンジはアスカの手をそっと握った。 「どうして怒らないの?アタシ、赤ちゃんの管理できなかったのよ」アスカは泣きながらシンジに言った。 「アスカが悪いんじゃないんだ。赤ちゃんは女の子だってさ。元気だって。たまたま体調が悪かっただけだよ」というシンジの言葉にアスカは首を振って否定した。 シンジは自分を責めているアスカに何も言えなかった。 もし、母が生きていたらアスカみたいに自分を責めるのだろうかとシンジは思った。 自分は男だし、いまだ父親としての実感はないし微妙だった。 ただ、アスカの切迫流産の時、赤ん坊の障害についてのリスクを医師から話された時、無事に産まれてほしいと思ったことは確かだ。 時々、産科での検診で一緒にエコーの画像を見ながら不思議な気持ちで胎児の成長を見ていた自分には父親の自覚はなかったようだ。 ふたりの命を自分は抱えているのにアスカより成長や自覚が足りない自分が歯がゆかった。 アスカの容態が安定して退院が決まったのは一週間後だった。 アスカはシンジにおなかを触ってと言った。 シンジはアスカのおなかに手をおいた。 ピクピクっとなにか動いた感触がした。 胎動だった。 パパ、ママ、元気に生まれるからねと赤ん坊から言われた気がしたシンジだった。
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流産の果てに 9KB ※漫画あきさんのネタふりに触発されて書きました ※独自設定垂れ流し 「ゆぎゃああああああ!」 ゆっくりの巣の中。れいむの絶叫が響いた。 ほんの昨日まで、この巣の中を占めていたのはしあわせな音だけだった。 胎生型のにんっしんしたれいむ。出産まであと少しになったれいむは、毎日ゆっくりとし たおうたをお腹の中の子供に聞かせていたものだ。 ツガイのまりさもまた、赤ちゃんが産まれるのを楽しみにしていて、毎日お腹のあかちゃ んに明るく話しかけていたものだ。 「れいぶぅぅぅ、れいぶぅぅ!」 今、まりさの口から出るのもまた苦しげな声だ。その頭の中には赤ちゃんの心配など無く、 れいむの身を案じるだけだった。 なぜなら、赤ちゃんを心配する必要はもうないからだ。 赤ちゃんは、死んでしまった。 流産だった。 しあわせは無くなった。苦しみと悲しみだけが、この巣を占める全てだ。 「む、むきゅ……!」 産道半ばで死んでしまった赤ゆっくり。このまま放置しては、赤ゆっくりの腐敗と共に母 体まで雑菌に犯され、腐って死ぬことになる。 そう判断したのは群れの長ぱちゅりーだ。 そして今、れいむを救うべく長パチュリーは「摘出手術」を行っていた。 まりさのオールを使って、腐った赤ゆっくりを掻き出す。ただそれだけの、原始的な手術 だった。 知識はあっても力と技術のないぱちゅりーのすること。れいむのまむまむはどんどん傷つ いていく。それなのにず赤ゆっくりの摘出は遅々として進まない。 だが、それでもやるしかない。 この過酷な選択をしたのは、 「れいむをたすけてほしいよ……!」 れいむを本心から心配したまりさだった。 ぱちゅりーは長として辛い役目を必死に務めようとする。 悲惨な出来事だった。 誰もが同情すべき、不幸な事故のハズだった。 だが、周りで見守るゆっくりの中には、まりさへ冷ややかな視線を送るものが何匹か居る。 この悲劇のの原因が、同情を阻む。 にんっしん中のれいむに、まりさがすっきりーをしたことが、流産の原因だったのだ。 流産の果てに 手術は辛うじて成功した。 ぱちゅりーにより、赤ゆっくりは摘出された。 だが、「それ」を見ても誰も赤ゆっくりとは思うまい。バラバラに砕け散った餡子。その 中に散らばる目になりきれなかった白玉。歯になり損ねた無数の飴細工。それらが混ざっ たものは、ゆっくりをして同族とはわからない状態だった。 れいむの状態もまたひどいものだった。 あかゆっくり摘出の際、オールでかき回されたまむまむはもはや再生不可能な状態だった。 今は湿った葉をつけられ餡子の流出を押さえられている。気休めのようなものだ。 だが、それでも。 犠牲は大きかったものの、れいむの命は繋がった。 「れいむぅ……れいむぅ……」 ツガイのまりさはれいむにすり寄る。 涙を流し、れいむの命が助かったことを喜んでいる。 「まりさ……」 傷ついたれいむには、その優しさが嬉しかった。それが唯一の救いだった。 「むきゅ……あとはえいようをつけて、ゆっくりすることね……」 仲睦まじくよりそう二匹をあとに、長パチュリーを初めとした群れのゆっくり達は去って 行った。 昨日まではしあわせが占めていた巣。そこは、過酷な苦しみを経て今は、深い悲しみに覆 われている。 だが、まだ暖かさを失ってはいない。 先ほどまりさを冷ややかな目で見ていたゆっくり達も、考えを改めた。 すっきりーしてしまったのは何かの間違い。このツガイなら流産の不幸を乗り越えられる に違いない。 傷つきながらも微笑むれいむと、涙を流しよりそうまりさは、そう思わせるに十分なほど ゆっくりしたものだったのだ。 「れいむ! すっきりーするのぜ!」 翌日の夜のことだった。まりさが必死に集めてきた栄養のあるごはんの数々。それを口に し、れいむがようやく少しばかり元気を取り戻した頃。まりさはそんなことを言い出した。 「ま、まりさ……何を言っているの……?」 「すっきりしたいのぜ! むらむらなのぜ!」 「なにいっでるのぉぉぉ!? きのうあかちゃんがしんじゃったばっかりでしょぉぉぉ!?」 れいむにはまりさが何を言っているのか理解できなかった。 まりさはれいむのことを愛していてくれるはずだった。「いっしょにゆっくりしよう」と プロポーズしてきたのもまりさの方からだった。 それに、まむまむが完全に壊れたれいむは、もう普通のすっきりーができない。それを承 知でまりさは摘出手術を受け入れたはずだ。 もう子供ができなくても、れいむを大事にしてくれる。まりさは昨日、そう誓ったはずな のだ。 流産は辛いでき事だった。だが、二人でそれを乗り越えたのだ。 それなのに、不幸の元凶である忌まわしいすっきりーを。それも流産手術の翌日にしたい なんて。れいむの餡子脳にはまるで理解できない。 しかし、まりさの餡子脳はあまりにも単純明快だった。 「れいむとすっきりしたいのぜ! もうあかちゃんができるしんぱいもないし! りゅう ざんすることもないからおもうぞんぶんすっきりできるのぜ! まむまむがなくても、す ーりすりならできるのぜ! まったくもんだいないのぜ!」 まりさはれいむを愛していた。群れ一番の美ゆっくりであるれいむを愛していた。 だが、愛していたのはゆっくりとしてれいむではない。その外見だけだった。 だから、あの手術には問題なかった。確かにまむまむは再生不能になってしまう。 しかし、れいむの綺麗な髪も素敵なおりぼんも、野生にしてはもちもちした美しい肌も変 わらない。まりさの好きな場所はそのままだったのだ。 オマケに面倒な子育てをする心配もなくなった。まりさにとってはいいことずくめなのだ。 「すーりすり! やっぱりれいむのおはだはさいこうなのぜ! きもちいいのぜ!」 まりさは一方的にぬるぬると性欲に濡れた身体をれいむへとこすりつけた。 摘出手術の影響で、れいむはあんよも傷つきまともに動かなくなっている。逃げることは できない。 いや、仮にあんよが無事だったとしてもれいむは逃げようとしなかっただろう。 理解のできない絶望に満たされたれいむにできることは、ただ涙を流すことだけだったの だ。 だが、れいむの絶望はそこにとどまらなかった。 「まりさ……そのありすはだれなの?」 「まりさのすっきりーふれんどなのぜ!」 ある日、まりさはゆっくりありすを連れてきた。れいむに継ぐ群れで評判の美ゆっくりだ。 妙になれなれしくまりさにすり寄るありすをれいむが見咎めたのだが、二匹は悪びれる様 子もない。 「すっきりーふれんど……?」 「れいむとすーりすりするのはきもちいけど、ぺにぺにがさびしいのぜ! だからありす のまむまむがひつようなのぜ!」 れいむは目を剥いた。もはやまりさの倫理観は理解の及ばないものだった。 「あ、ありすは……それでいいの……?」 「ありすはとかいはだから、べ、べつにまりさとすっきりーしてあげてもいいわっ!」 そして、まりさとありすはれいむの目の前ですっきりーを始めた。 その光景は理解の範疇を逸脱していて、れいむはただ、「ゆ、ゆ、ゆ……」と、壊れた機 械のようにうめくばかりだった。 やがて、まりさとありすのすっきりーはクライマックスを迎える。 まりさはもう子供を持つのは嫌なのか、精子餡をありすの中に注ぐことはなかった。 「ん、んほぉぉぉ! すっきりー!」 すっきりーの直前、まりさはぺにぺにを引き抜く。 その向く先は……こともあろうに、れいむだった。 れいむの肌に、髪に、おりぼんに。汚らしいまりさの精子餡が飛び散る。 「れいむぅぅぅ! せくしーでかわいいのぜぇぇぇ!」 そして今度はれいむへとすり寄ってきて、性的なすーりすーりを始める。 もはや絶望のあまり思考すら手放したれいむは、身体をすり寄せてくるまりさに反応する ことなく、ただうつろな目で地面を眺めるだけだった。 そんな狂った日々がしばらく続いた。 狂気の地獄はずっと続くかと思えた。 だが、ひとつ。決定的な変化が訪れた。 まりさがにんっしんしたのだ。 「どうしてなのぜぇぇぇ!?」 まりさには身に覚えがなかった。 すっきりーふれんどのありすがにんっしんするのならまだわかる。 ゆっくりの避妊に完璧などありえないからだ。 だが、まりさがにんっしんする。これはまったくありえないはずなのだ。 しかも、異常はそれだけにとどまらなかった。 「むきゅ……これはりゅうざんね……」 まりさは胎生型のにんっしんをしていた。普通なら生まれておかしくない日数が経ったの に、一向に生まれる気配がない。長に相談したところ流産であることがわかった。 「れいむ……どうする?」 あの日。 れいむが流産した日。まりさにしたのと同じ質問を、ぱちゅりーはれいむへ問いかけた。 れいむは希望に満ちた瞳できっぱりと答えた。 「しゅじゅつはしないよ! もしかしたらまだうまれるかもしれないし、まりさならきっ とだいじょうぶだよ!」 「れ、れいむぅぅぅ!?」 まりさが驚きの声を上げるが、れいむは微塵もゆるがない。 誰にとっても予想外の回答だった。 こうなるとぱちゅりーにも手は出せない。流産の手術は、ツガイの了解を取らなくてはな らないというのが群れの掟だったのだ。 「むきゅ! それならあかちゃんがうまれるかどうかはっきりするまで、むれでえんじょ するわ!」 ぱちゅりーはれいむを摘出手術で苦しめた負い目からか、そんな約束をした。 これであんよが不自由で動けないれいむと身重のまりさのツガイでも、どうにか生きてい けるだけの食料が手にはいることになった。 そして。 まりさのくるしみの日々が始まった。 「れいむぅぅ……まりさ、ぽんぽんがいたいよぉぉぉ……」 「あかちゃんががんばってるんだよ! まりさもがんばらないとだめだよ!」 「ゆぅぅぅ……まりさのおはだ、へんないろになってきたよぉぉ……くさってるんじゃな いのぉぉ!?」 「ちょっとちょうしがわるいだけだよ! よわきになっちゃだめだよ! 「でいぶぅぅ……まりざおがじぃのぉぉぉ……! へんなうんうんがでだのぉぉぉ! お めめみたいなのがまじってたのぉぉぉ……! いろもへんだったのぉぉぉ!」 「にんっしんちゅうはいろいろかわったことがあるんだよ! しんぱいしなくていいよ!」 まりさがいくら苦しもうとれいむはとりあわず、ただただ励ました。 食料を運びに群れのものが訪れることもあったが、苦しむまりさを甲斐甲斐しく世話する れいむを見て安心して帰っていく。すっきりーふれんどのありすはまりさと縁を切り、巣 に近寄ることすら無くなっていた。 だから、まりさの苦しみは終わらない。 赤ゆっくりの助かる見込みなど、初めからなかった。完全な流産であり、中の子供はとっ くの昔に腐って死んでいた。そしてまりさの身体もまた、ゆっくりと腐っていったのだ。 だが。 そんなまりさのそばで、れいむはしあわせだった。 苦しみ少しずつ少しずつ腐っていき、ゆっくりと死に近づいていくまりさの世話をするの がしあわせでたまらなかった。 そして、まりさは、 「もっど……ずっぎり……じだがった……」 最悪な遺言を残し、れいむに見守られながら、永遠にゆっくりした。 まりさがにんっしんした理由。 それは、れいむとのすーりすりだった。通常ゆっくり同士の交尾では、主導権を握ったも のがにんっしんすることはない。また、すーりすりでにんっしんするのは植物型にんっし んが普通だ。しかも特になにをするでもなく流産となった。 まりさのにんっしんは何からなにまで異常だったのだ。 それがれいむの壊れた性機能によるものか。 あるいはれいむの壊れた心によるものだったのか。 それは、わからない。 ただ、れいむは最後までしあわせに微笑んでいた。 まりさの死を看取ったあと、動かないあんよにむち打ち崖までいき、そこから身を投げた ときも。 れいむはしあわせな気持ちで、実にゆっくりとした顔で微笑んでいた。 了 by触発あき 元ネタ絵 by漫画あき 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓お前もどうかと思う -- 2016-03-28 22 25 38 まあ確かに↓の人に一理あるけど書いてあるよね 他人が不快になる発言はよそうってさ まあ確かに人には一人一人個性がある 俺が言うような事じゃないんだけどもね? それがゆっくり虐待が好きだったり 嫌いだったりするだけの事 -- 2013-07-29 07 28 45 ゆっくりをいじめやつ しねーーーーーーーーーーー!!!!!!! 主にコメントしてるやつしねーーーーーーーーーーー!!!!!!! ゆっくりをいじめてなにが良い かわいそうだよ バカなのしね! -- 2013-07-17 21 59 37 SSに出てくるゲスなやつって人間でも有り得る奴が結構居るな、最後の台詞も最低だしまりさざまぁだな -- 2012-12-13 06 09 12 ↓x2新しい言葉を作りおってwww -- 2012-11-25 17 57 04 ↓x6ドナルド汚すなw -- 2012-09-03 21 13 02 すっきりふれんど略してすふれ -- 2012-07-27 12 12 48 ひでえまりさだな… -- 2012-01-15 19 32 32 Wiiこれみてたが 「もっど………すっぎり…………じたかった」 これ見た瞬間Wii投げつけたわww 死に際の言葉がなんじゃいなww、さすがゆっくり言いたくはないが体積分の4の1程度しかない頭(←俺設定)だからなw -- 2012-01-15 02 58 36 ↓×5荒らすなKS死ね -- 2011-12-23 11 15 08 あいうえお -- 2011-07-29 15 42 00 アラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -- 2011-07-29 15 41 12 死ね死ね消えろ-☆ -- 2011-07-29 15 40 47 ランランルー☆ -- 2011-07-29 15 37 59 ドナルドです。 -- 2011-07-29 15 37 03 まりさややりちんなんだぜ。だから、やりたいときにやるんだぜ。 -- 2010-09-13 01 38 55 どっちもゲスだから死んで当然 まぁ所詮ゲスの番はゲスだってことだ -- 2010-07-25 22 18 24 初めてれいむ種が可哀想と思ったよ しかも心情どうであれ、結果として群れの重荷にならず自決・・・ゆっくりにしておくのには余りに惜しい -- 2010-07-12 00 42 25 おお、ぶざまぶざま -- 2010-06-19 16 25 22 やはりまりさ種はクズだな -- 2010-06-17 00 49 33
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「流産になるリスクが高くなる」という噂はこの論文が発祥です。 「 Risk of miscarriage with bivalent vaccine against human papillomavirus (HPV) types 16 and 18 」 日本語では「ヒトパピローマウイルス(HPV-16/18)に対する2価ワクチンによる流産のリスク」という論文です。 この論文のAbstract(要約)部分の結論には次のように書かれています。 Conclusion There is no evidence overall for an association between HPV vaccination and risk of miscarriage. 日本語訳 結論 全体的にみてHPVワクチン接種と流産のリスクとの間に連想されうるいかなる証拠も存在しない。 しかしながら、これだけではどうなのか?という疑問も残るかと思いますので、論文の内容をもう少し詳しく紹介します。 この論文では、15歳~25歳の女性、26130人が対象とされ、HPVワクチン接種群と比較群(正確にはA型肝炎ワクチン接種群)とを比較しました。この実験の参加者26130人のうち、妊娠した3599人を対象にデータをまとめました。その結果は以下の通りです。 出産状態 HPVワクチン摂取群 比較群 無事出産したもの 1401(78.4) 1449(79.9) 中絶したもの 127( 7.1) 128( 7.1) 死産であったもの 15( 0.8) 13( 0.7) 流産したもの 197(11.0) 176( 9.7) このデータを見て、流産が多いのか少ないのか?という判断はどうすればよいのでしょうか。 流産 - Wikipedia には、次のように書かれています。 全妊娠の8 - 15%に生じる。 他にも「流産」「確率」で検索してみると、一般的な流産確率を調べることができます。 この論文で示された流産の確率が高いのか低いのか、ご自身で判断なさって下さい。 次に、この論文ではワクチン接種時期と流産の割合との関係も調査しています。(流産数は累計) 接種時期 HPVワクチン摂取群 比較群 妊娠前1ヶ月以内計 8(10.3) 7( 9.9) 妊娠前2ヶ月以内累計 32(14.3) 18( 9.3) 妊娠前3ヶ月以内累計 50(14.7) 28( 9.3) 接種時期 HPVワクチン摂取群 比較群 妊娠直後1ヶ月以内 24(16.6) 11( 8.9) 妊娠後1~2ヶ月 18(15.4) 10( 9.4) 妊娠後2~3ヶ月 16(13.9) 13(10.9) 妊娠後3ヶ月以降 130(11.3) 147(11.0) 妊娠後6ヶ月以降 95(10.8) 95(10.5) 、 そしてその比較結果は次のようにまとめられています。 Results The estimated rate of miscarriage was 11.5% in pregnancies in women in the HPV arm and 10.2% in the control arm. The one sided P value for the primary analysis was 0.16; thus, overall, there was no significant increase in miscarriage among women assigned to the HPV vaccine arm. In secondary descriptive analyses, miscarriage rates were 14.7% in the HPV vaccine arm and 9.1% in the control arm in pregnancies that began within three months after nearest vaccination. 日本語訳 結果 流産の推測値は、HPVワクチン接種群の妊娠女性では11.5%であり比較群では10.2%であった。一次的解析に対する一方のP値は0.16だった。従って、全体的にみて、HPVワクチン接種群の女性の中に流産の有意な増加はみられなかった。二次的な叙述的分析では、最も近いワクチン接種後3ヶ月以内に始まった妊娠においての流産の確率は、HPVワクチン接種群で14.7%、比較群では9.1%であった。 これらのデータ・結論から判断すると、妊娠前後3ヶ月においては、流産のリスクが比較群より高いと考えられます。 よって、妊娠を計画されている方がワクチン接種を希望する場合、3ヶ月以上前に接種を終えておく方が望ましいと言えます。 また、妊娠中の方は、出産を終え、授乳期間終了後までワクチンの接種を延期されることが望ましいと言えます。 原則、担当の産科婦人科医の先生とよくご相談下さい。 なお日本国内では、そもそも妊娠中の投薬は、利益が副作用を上回る場合のみ投与されるため、ワクチン接種は行わないのが通例です。