約 13,375 件
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/149.html
真紅の話を聞き終えた金糸雀は腕を組み「ん~」と少し考え、言う。 「その話だと水銀燈と白崎は付き合ってはいなかったかしら?」 「うん、だけど後で後輩に聞いた話なんだけど白崎が真紅の声を選び、新しいギターの人を見つけるまでに2~3回ほど一緒に歩いてるのを見たらしいよ。とても仲良くまるで恋人のようだったと言っていたよ」 蒼星石が説明する横で雛苺が相変わらず頬を膨らませて言う。 「真紅と水銀燈はおなじようにスキっていわれたの~」 真紅は紅茶のおかわりを注文しながら雛苺の言葉を訂正する。 「雛苺、前にも言ったように白崎は私の声、水銀燈のトーンをスキって言っただけなのだわ。そこに恋愛感情なんて存在しないわ」 首をかしげる雛苺に翠星石は口に含んでいた氷をプッと飛ばす。 「バカ苺が話しに入ってきたらヤヤコシくなるですぅ、お子様は黙って聞いていやがれですぅ」 「あぁ~ん、汚いのぉ~」 飛んできた氷を避ける雛苺のとなりで金糸雀は真紅に最後の疑問を聞く。 「じゃぁ、あの5月の音楽祭に水銀燈もなぜメンバーとして一緒にヤッてたのかしら?」 それには先ほど氷を飛ばした翠星石が答える。 「それは、この話をまだ真紅から聞いていなかった翠星石が無理やり水銀燈を引っ張っていったですぅ。その後に水銀燈はギターを止めてしまいやがったですぅ」 残念そうに肩を落とす翠星石。まだ納得がいかない金糸雀は薔薇女子高に転校し始めてのイベントであった5月の薔薇女子高 春の音楽祭を思い出していた。 ・・・・吹奏楽部のクラシックや有名な映画音楽、同じ校内の真紅達のようなバンドの演奏を聴いていた。 (みんなどうってことないのかしら~) これが当初の金糸雀の感想。 (そろそろ飽きたのかしら~) そう思ったとき真紅達が現れた。 (あっ、マイケルもいるかしら~) 水銀燈はずっとうつむいたままギターを弾き翠星石のドラムが続き真紅の声が入る。 (あら、U2のDESIREかしらぁ~・・次はNIRVANAのABOUT A GIRLね、なかなか面白い子達かしら~) 金糸雀をはじめ体育館の全員がしだいに真紅達の音の中に入っていく、しかし真紅、雛苺、翠星石、蒼星石には解っていた。 ふてくされた表情の中に諦めのような目をした水銀燈のギターの音色を真紅の声が無理やり引っ張っているのを・・・・。 金糸雀はタメ息交じりで言う。 「もったいないかしら~。水銀燈のギターはイイ感じだったのにぃ~」 「イイエ、水銀燈の本当のギターはあんな気の抜けたトーンではないのだわ」 真紅の言葉に驚きの声を出す金糸雀。 「えぇ、あれでダメなのかしら!本当の水銀燈のギターを聴いてみたいのかしら~。よぉ~し、このカナが明日かならず水銀燈を説得するかしら~!!」 金糸雀が決心した夜、水銀燈は一人あてもなく駅ビル地下にあるショッピングモールを歩いていた。 トンッ、店から出てきた男の肩に引っ掛けているソフトケースが軽く水銀燈の横顔に触れる。 「チッ」不機嫌な顔を男に向けたあと男が出てきた店にも目を向ける。 ショーウインドウにレスポールや年代物のフェンダーなどが飾られていた。 自分では気付かないうちに足は店の中に向かって進む。 壁にかけられているギターを1本1本と見ていく水銀燈。 (シャーベル、グリーンミーニーぃ?翠星石が好きそうな色ねぇ・・フフフ) 自然と笑みが口元に現れる。 知らない間に水銀燈の心の中に独特の振動が芽生えていた。 それはある種の音楽がもつビートのようでもあった。 忘れかけていた、いや無理に忘れ、閉ざしたはずの感情がかすかに甦る。 見ていただけの水銀燈の手が伸びギターに触れてみる。トン、トン、トン、心の中の振動が大きくなる。 水銀燈の顔にはより柔らかくより自然な笑みが広がっていく。 ビンッ・・指で軽く弦を弾く・・ドン、ドン、ドン、振動はより確かなものに変わろうとしているかのように大きくなる。 それはトキメキ、衝動という言葉に近いものかもしれない。 そのとき他の客がギターの試し弾きを始めたのかあるメロディーが水銀燈の耳に入る。 「チッ・・シラケたわぁ~。こんなジャンクメロディーを聴くなんて」 そう独り言をいうと水銀燈はENJUの曲のイントロが流れ出した店から出て行った。 しかし店から出る水銀燈の口元にはかすかに笑みが残されている。 そして心の中の振動は大きなままトキメキと衝動を形取りはじめていた。 * 昼休みを告げるチャイムが鳴るとそれぞれがお気に入りの場所に移動する。 水銀燈は一人いつもの屋上の片隅に行き、そこから見える海を眺めパンを食べていた。 真夏の海からふく熱風に銀色の髪を踊らせ静かに手すりから下を覗くとイチョウの木の下で真紅、雛苺、翠星石、蒼星石が大声ではしゃぎながら昼食を取っているのが見えた。 ほんの数ヶ月前までいた場所を見ていると後ろから突然目隠しをされる。 「こぉんな所に居たのかしらッ、水銀燈」 金糸雀が笑いながら立っている、その金糸雀の手には12月にある薔薇女創立記念祭の出場用紙が握られていた。 「なァに、その紙?」 少し言いにくそうに金糸雀は話を再結成した真紅達のバンドと12月の記念祭について言うと水銀燈はポケットからタバコを取り出しジッポーライターで細長いタバコに火をつけ静かにフゥ~と煙をはきだす。 「興味ないわぁ~、だいたい私ギターもってないものぉ」 「えぇ~、5月のマイケルはどうしたのかしらぁ~?」 「そんなの売っちゃったわァ、結構な金になったわよぉ。それでコレを買ったのぉ。残りはパチンコね。ウフフフ」 と水銀燈は小さな薔薇のレリーフが埋め込まれたジッポーライターを金糸雀に見せる。 「マ、マイケルがライターに・・・」 驚きを隠せない金糸雀はじっと水銀燈の顔を「ありえない」と言いたそうな表情でみる。 「そ、それじゃ、カナが持ってるギターを貸すかしら?」 金糸雀がギターを持っている、その以外な組み合わせに驚く水銀燈。 「貴女ギターもってるのォ~?ウクレレとかはナシよぉ」 「こう見えてもカナは小さい頃バイオリンとか習ってたのかしらッ。ギターも弾けるのよ。もってるのはサンバースト・レスポールでお父様に頼み込んで買ってもらったジョーウオルシュのモデルなのかしら」 「なァに、そのジョーなんとかってギター?まぁ私には関係ないわぁ~。だいたいギターもってるなら貴方が真紅のバンドに入ればイイじゃない?」 そういい残し水銀燈はまだ吸い終わっていないタバコを屋上から投げて去っていく。 その後、水銀燈はサボったらしく午後の授業に姿は現さなかった。 金糸雀は昼休みの一連の話を真紅達につたえる。 「それは初耳ですぅ、金糸雀がギターをヤッていたなんて以外ですぅ!」 水銀燈を説得できなかった金糸雀に向かって真紅がいう。 「今の水銀燈はそっとしておくのだわ。それはそうと水銀燈の言うように貴女がバンドに参加してもらえたら助かるのだわ」 「えぇ、カナが参加してもイイのかしら~」 横で聞いていた雛苺も真紅の案に喜ぶ。 「それがイイの~、さっそく今日から練習なの~」 モヤモヤした気持ちのまま水銀燈の足はいつの間にか楽器屋に向かっていた。 それは初めて自分のギター、金糸雀にマイケルと名づけられたフライングVを買った店に向けられていた。 先日から自分の胸の中で高鳴り始めたあの忘れたはずの夢に少しずつ見えない天井から小さな小さなスポットライトが照らし始めている。 そんな自分がモドかしく、そして少しイラダチはするが心の中の振動は今やはっきりと形になりつつあった。 「いらっしゃい・・あぁ、キミか。どう?ギター弾いてる?」 初老の優しそうな目をした店主が笑顔で水銀燈に挨拶する。 「えぇ、まぁねェ。今日はちょっとよってみただけよぉ」 水銀燈は店内のギターを見て回る。 真新しいボード、張りつめた弦、店のライトに光るアーム、それに触れていく水銀燈。すると今まで水銀燈の中で霧のように覆っていたモヤモヤ、イラダチが不思議と消えていく。 「キミは本当にギターが好きなんだね、目が凄く笑っているよ」 店主の言葉に困惑しつつも笑顔になり答える水銀燈。 「そ、そうかしらぁ?・・私そんな顔してるぅ?」 「あぁ、してるよ。コレでも楽器のプロだよ。好きな人はみんな目が笑ってるもんだよ。それ試しに音を出してごらん」 店主は水銀燈が触れているギターとアンプを繋ぎ水銀燈に渡す。 初めてギターを持った時のように水銀燈の手には薄っすらと汗が出る。 今やはっきりと水銀燈にも解るくらいのトキメキと衝動が心の中で大きな風のようになり身体を疾走する。 弦を押さえピックをつまむと自然と疾走していたトキメキと衝動は穏やかな春風のように優しくなり水銀燈の身体の中を満たしていく。 そして静かに息を吸い込み弾き始める。 その水銀燈の指先を通じアンプからはWHERE THE STREETS HAVE NO NAMEが流れ出す。 (私は音が好き、この6本の弦の振動を電気的に音に変えてるだけのカラクリ・・この音の魔法が泣いたり怒ったり笑ったりする・・) 水銀燈はいつしかギター、音、音楽、ロックに対する本当の自分の気持ち、そして夢 を見つけたような気になった。 その夢の中には真紅、雛苺、翠星石、蒼星石、金糸雀と一緒にステージで光を浴びる自分自身の姿があった・・・・。 * 私立薔薇女子高はスポーツや勉学より音楽や美術の方向に力を入れている。 そのため吹奏楽部などは県内屈指の実力で全国大会などで頻繁に表彰されていた。 それは美術部も同じであり、学校としても音楽、美術関係の部屋や部室の数は普通の高校よりはるかに多く設備も整っていた。 その中でもほとんど物置のような状態になっている音楽準備室というのが学校の裏側にあり、水銀燈はよくその準備室で昼寝をしたりタバコとマンガで時間を潰すことがあった。 「あらぁ、無いわぁ・・?あそこに忘れたかしらァ?」 水銀燈は放課後、忘れたタバコとジッポーライターを取りに音楽準備室に近づく。 「これでセットはOKですぅ、今日もヤルですよ」 翠星石の声が聞こえる。それに続き金糸雀や真紅達の声も混じる。そしてストーンズのSTART ME UPのイントロが聴こえてくる。 水銀燈は足をとめ聴き入る。金糸雀をくわえた真紅達のバンドはスタジオに入れない時などはこの準備室で練習していた。それは水銀燈がいた頃からよくやっていたことであった。 水銀燈は準備室の外壁にもたれバンドの出す音を感じていた。 もたれている壁は普通のコンクリートの壁、だが今の水銀燈にはとても厚く積み重なった時間と自分のプライドのようなもので塗り固められた壁のようにも感じた。 (フフフ、金糸雀もなかなか弾けるじゃない) 壁にもたれ水銀燈は目を閉じ金糸雀が弾くギターの音、翠星石のドラム、蒼星石のベース、雛苺、真紅の歌声を確かめるように聴いている。 曲も変わりGUNSN’ROSESのLIVE AND LET DIEが始まとニヤリと笑う水銀燈は壁ごしに聴こえる真紅達の音を捉え足でリズムを取っていた。 (2)へ戻る/長編SS保管庫へ/(4)へ続く
https://w.atwiki.jp/aisare/pages/62.html
第10回決勝戦 組み合わせ 赤木しげる(アカギ) 水銀燈(ローゼンメイデン) 翠星石(ローゼンメイデン) レミリア・スカーレット(東方Project) 朝10時~翌朝10時という24時間決戦。 これは、黒歴史(23時間・・5日連続だったケド)と言われた時代にもなかった最長期戦でもある。 どの陣営にとっても未知の領域を含み、また1回戦からの連戦で疲労もピークに達していた。 勝つために課される数字はすでに支援本隊だけでは賄いきれず、どの陣営も他の応援頼みである。 キャラに対する愛という気力が、個々の戦闘力を支えていた。 予想は多数立ったが、決してどの予想も多数派ということはなかった。つまりは、どのキャラも優勝の目があったのである。 強いて言うなら、2キャラを送り出したローゼンが不利、アカギのラストダッシュは脅威という程度のものであったろう。 いずれも決定的な差になるというものではなかった。 それほど難解な展開が予想されたのだが、はやばやとある程度の大局が決まってしまう意外ともいえる展開になる。 序盤、スタートダッシュを決めたのは赤木(アカギ)と水銀燈(ローゼンメイデン)。 少し遅れてレミリア・スカーレット(東方Project)、さらに遅れて翠星石(ローゼンメイデン)。 ただ、赤木10に対し、水銀燈9、レミリア7、翠星石5程度の速度である。 途中、赤木や水銀燈にわずかながら速度が変化した時間もあり、赤木と水銀燈は夕方~夜まで競り合いを続ける。 が、基本的には赤木優勢であり、水銀燈が優位に立つことはほとんどなかった。これは未来を暗示していたのだろうか。 途中の数字を拾ってみよう。 11時(開戦1時間、()内は分速)、赤木29,959(484)、水銀燈27,016(460)、レミリア23,937(424)、翠星石14,362(244) 12時(開戦2時間)、赤木57,019(473)、水銀燈53,836(424)、レミリア45,792(364)、翠星石29,246(281) 13時(開戦3時間)、赤木82,976(404)、水銀燈79,014(375)、レミリア65,292(329)、翠星石41,939(194) 15時(開戦5時間)、赤木135,087(486)、水銀燈132,190(390)、レミリア103,658(300)、翠星石65,324(178) 18時(開戦8時間)、赤木210,561(430)、水銀燈208,526(491)、レミリア160,533(315)、翠星石98,245(232) 20時(開戦10時間)、赤木265,524(442)、水銀燈263,623(472)、レミリア191,842(248)、翠星石120,359(185) 22時(開戦12時間)、水銀燈325,724(511)、赤木324,125(537)、レミリア222,671(256)、翠星石143,374(182) 24時(開戦14時間)、赤木390,161(515)、水銀燈388,031(513)、レミリア253,110(277)、翠星石162,917(147) 深夜の時間帯となり、水銀燈が強いと言われる時間帯。水銀燈加速。 徐々に差をつめる水銀燈。2時50分にトップに立ち、そのまま差を広げ始める。 最大6000以上のリードを広げたが、早朝に弱い水銀燈という前評判どおり、6時20分には赤木逆転。 そのままリードを広げ始めた。 赤木の勢いは止まらず、8時以降どんどんと加速。この勢いは結局最後までかわらなかった。 最終・・ 赤木752,490、水銀燈722,671、レミリア363,260、翠星石224,413。 最後の20分の平均分速は、赤木1020、水銀燈749、レミリア266、翠星石139。 赤木、1000over。レコード更新。 特に最後の1分では、赤木1136、水銀燈816、レミリア305、翠星石197。赤木は1100も突破。 初のトーナメント。第10回のニコニコ愛されキャラ選手権優勝は赤木しげる(アカギ)となった。 準優勝、水銀燈(ローゼンメイデン)、第三位、レミリア・スカーレット(東方Project)、第四位、翠星石(ローゼンメイデン) ベスト8、柊つかさ(らき☆すた)、キョン(涼宮ハルヒの憂鬱)、長門有希(涼宮ハルヒの憂鬱)、霧雨魔理沙(東方Project) ベスト16、柊かがみ(らき☆すた)、蒼星石(ローゼンメイデン)、チルノ(東方Project)、フランドール・スカーレット(東方Project)、十六夜咲夜(東方Project)、古泉一樹(涼宮ハルヒの憂鬱)、涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)、竜宮レナ(ひぐらしのなく頃に)。 数字を追ってみよう。 26時(開戦16時間)、赤木455,761(528)、水銀燈454,199(592)、レミリア284,818(211)、翠星石180,493(155) 28時(開戦18時間)、水銀燈528,377(618)、赤木522,096(534)、レミリア312,115(205)、翠星石193,408(87)30時(開戦20時間)、水銀燈587,376(526)、赤木584,027(664)、レミリア328,611(122)、翠星石202,959(70)32時(開戦22時間)、赤木657,686(579)、水銀燈647,703(528)、レミリア343,330(97)、翠星石212,093(68) 33時(開戦23時間)、赤木697,144(745)、水銀燈685,022(680)、レミリア350,945(136)、翠星石218,173(82)34時(開戦24時間)、赤木752,490(1020)、水銀燈722,671(816)、レミリア363,260(305)、翠星石224,413(139)
https://w.atwiki.jp/yakitoriya/pages/46.html
2011/11/05,06~11/11 第7週 鳥とれな悠と715がぱりんこに侵蝕され始めてヤバイ 結果 最終更新 2011年11月17日 (木) 09時15分27秒 20 七瀬まぐ ゆら キツツキ ちーくん もしゃ 715 水銀 ぱりんこ 勝 負 .ave 七瀬まぐ 2 0 1 2 0 3 2 .600 ゆら ▲ 0 0 1 2 2 3 4 3 .571 キツツキ 1 2 1 2 4 0 1.00 ちーくん 2 0 0 1 2 .333 リョウタ 0 0 0 1 1 0 3 3 4 .428 715 0 0 0 0 2 1 4 .200 水銀 2 0 0 3 2 3 2 5 2 .714 ぱりんこ 0 0 0 0 0 4 .000 報告ログ まぐvsゆら 2-0(2)でまぐの勝ち。 ※ゆらさんの降参 - 七瀬まぐ 2011-11-05 15 42 35 キツツキVSゆら 2-0 キツツキの勝ち - ゆら 2011-11-05 22 57 34 2-0でちーくんの勝ち。 - ちーくぅんVSゆら 2011-11-06 00 40 55 ゆらVSリョウタ 1-0 ゆらの勝ち - ゆら 2011-11-06 01 19 01 リョウタSちーくぅん リョウタの勝ち 1-0 - リョウタ 2011-11-06 01 42 42 リョウタVS7151 リョウタの勝ち 1-0 - リョウタ 2011-11-06 02 13 03 ゆらVS715 2-0 ゆらの勝ち - ゆら 2011-11-06 02 29 23 まぐvsキツツキ 1-0でキツツキの勝ち 勝者が報告してなかったので。 - 七瀬まぐ 2011-11-06 12 56 30 ゆらVS水銀 2-0 ゆらの勝ち - ゆら 2011-11-07 00 05 34 まぐvsいちごん 2-0でまぐの勝ち。 - 七瀬まぐ 2011-11-07 00 07 16 水銀vsまぐ 2-0 水銀の勝ち - 水銀 2011-11-07 00 19 04 水銀vsいちごん 3-0で水銀の勝ち 雪隠れェ・・・ - 水銀 2011-11-07 00 34 01 水銀vsちーくん 3-0で水銀の勝ち - 水銀 2011-11-07 00 47 59 次100戦目だよ! - 名無しさん 2011-11-07 00 54 04 ゆらVSぱりんこ 3-0 ゆらの勝ち 100戦ナノカー - ゆら 2011-11-07 00 55 53 水銀vsもさもさ 2-0で水銀の勝ち - 水銀 2011-11-07 01 14 57 715vsぱりんこ 2-0 715の勝ち 第3週以来とか ハハッ - 名無しさん 2011-11-07 01 16 01 リョータvsぱりんこ 3-0 チョータの勝ち - ぱりんこ 2011-11-07 01 33 16 水銀vsぱりんこ 2-0で水銀の勝ち - 水銀 2011-11-07 01 47 07 チョーヤvsキツツキ - 1-0でキツツキの価値 2011-11-07 02 15 31 水銀vsキツツキ - 2-0でキツツキの価値 2011-11-07 02 15 59 まぐvsリョウタ、1-0でまぐの勝ち。 - 七瀬まぐ 2011-11-10 00 57 53
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/343.html
柿崎めぐ ・・・・設定・・・・ 水銀燈を慕っている数少ない女子生徒。原作では心臓病を患っており、有栖川大学病院に入院している。そして、度重なる短命宣言の為、生きる気力を失ってしまう。原作では水銀燈の事を天使と慕っているが、このスレ的には日本代表選手たちを天使と言っている。そして、極度の嫌韓。 また、水銀燈を慕うというか……何処か間違った方向で慕ってる節がある。 かなり元気溢れる病弱体質という矛盾染みた少女。 何故か脇役の中では一番出番に恵まれている。 ジュンと付き合っているとのうわさが流れているが、本人は完全否定らしい。 注:設定は、絶対にこれ! と、言う訳ではないので設定にとらわれない脇役達を書こう! めぐ感想 病室の木の葉 水銀燈と女子生徒(百合注意) 北海道の集団旅行 めぐと水銀燈のWBC決勝戦実況 球技大会~一回戦第四試合A真紅vsH水銀燈~-ソフトボール- 球技大会~二回戦第二試合E金糸雀vsH水銀燈~-テニス- 水銀燈と尾行とめぐ 水銀燈と尾行とめぐ~mercury side~ 水銀燈とメグ ハリネズミのジレンマ プランK.S 水銀燈と家庭科 節分の豆まき
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/116.html
普段と変わらない時間に家を出て、普段と変わらない時間に学校に到着した水銀燈。 しかし、職員室には水銀燈を除いた全員が、もうすでに集まっていた。 水銀燈の姿を見て、真紅は声を荒げる。 真紅「遅いわよ水銀燈!いったい今まで何をしていたの!」 水銀燈「んー?今日何かあったっけぇ?」 真紅「会議よ!プリントを前もって渡しといたのに、忘れてしまうとはどうしようもない人なのだわ!!」 水銀燈「…どんな内容?」 真紅「春休みに関しての会議をしたいから、早めに集まれーって内容よ!」 水銀燈「…いつそんなの配ったっのぉ?」 真紅「昨日の放課後!!そんなことも忘れてしまうなんて、老けた証拠だわ!だからそんな髪の色になっちゃうのよ!!」 水銀燈「なんですってぇ…?ちなみにコレは地毛よぉ!?」 一触即発の不穏な空気が流れる室内。しかし、予想に反してあっさりと引き下がる水銀燈。 水銀燈「…まぁいいわぁ。遅れた私が悪いんだし、今日だけは許してあげるわぁ。あ、いっけない…これシャーペンの芯入ってなかったわぁ…真紅、あなたの使ってる芯の濃さっていくつ?」 真紅「…?HBだけど?」 「あらそう、じゃあそれ貰っといてあげるぅ♪」 そういい、シャーペンの芯をケースごと奪い取る水銀燈。その顔には、不敵な笑みを浮かべていた。 そして放課後、何やらパソコン室で作業をし続ける水銀燈。気がつけば、もう外は真っ暗になっていた。 蒼星石「水銀燈、もうカギ閉めちゃうよ。さっきから何を一生懸命作ってるのさ?」 水銀燈「え?ふふ…ちょっと待っててぇ…。ふぅ…やっと出来たわぁ♪ちょっとコレ聞いてごらんなさぁい?」 そういって、プレーヤーの再生ボタンを押す水銀燈。聞こえてきたものはとんでもないものだった。 真紅voice「私と(渡しと) H したい人 放課後 集まれー」 蒼星石「…!!」 どうやら、ICレコーダーでこつこつと真紅の声を拾い集め、合成したらしい。 満足そうに、水銀灯は続けて言う。 水銀燈「うふふふ…我ながら良い出来だわぁ♪これ明日の放課後、放送室から流したら、さぞ面白いことになると思わなぁい?」 蒼星石「…さ、流石にそれはマズいと思…真紅!早まっちゃだめだ!!」 水銀燈「そうよねー、あの子すぐ怒るからねぇ。きっと乳酸菌が足りないのよねぇ…だから胸も無いんだわぁ♪」 真紅「…胸が無くて悪かったわね…!!」 そういい水銀燈にヘッドロックをきめる真紅。のどをしめあげられ、声にならない声を上げる水銀燈。 真紅「…水銀燈…今まで散々目をつぶってきたけど、今回ばかりは許せないわ…!さあ、死してその愚行を反省するしなさい…!!」 …その後、水銀燈は蒼星石の説得の効果もあってか、真紅に1ヶ月食事代をおごると言うことで、何とか事なきを得たという… 前回、ICレコーダーで真紅の声を編集したところ、それが見事にばれた水銀燈。 おかげで、1ヶ月は真紅に対し食事をおごることになってしまい、苦しい生活が続いていた。 水銀燈「全く…なんで紅茶のくせにこんな高いのよぉ…しかも何よ、このベノアティーって…」 翠星石「ププーッ!聞いたですよ!天下の水銀燈ともあろう者が、真紅にたかられてるとは!!!」 水銀燈「…うるさいわねぇ、お馬鹿さぁん…」 不機嫌そうに答える水銀燈。 翠星石「全く、何でそういう面白そうなことに私を誘わないですか?ほれ、協力してやるから、もう1回やってみるですぅ♪」 …そうだ、この子の存在を忘れていた…。 イタズラかけてはエキスパート、陰謀の影に翠星石ありといわれたこの子の存在を… 無言で握手を交わす2人…それは、悪だくみに関しては史上最凶の2人が手を組んだ瞬間であった。 こうして、水銀燈の家で今後の計画について話し合う2人。 翠星石「まずおめーの欠点として、作業を学校でしちまったのが原因ですぅ。こーいうのは、家でこそこそやるもんですぅ♪」 水銀燈「…確かに。でももうICレコーダーも壊されちゃったしぃ、買いなおすお金なんて無いわよぉ?」 翠星石「それです。」 水銀燈「へ?」 翠星石「そんなの、誰がやったかすぐにバレちまうですぅ。ほれ、コレを使うですよ。」 それは、以前学校行事の一環として山登りに行ったときの写真であった。その写真には、山登りで疲れ、けだるい顔をして山を登っている真紅の姿が映っていた。 翠星石「これをちょこちょこっと改造して、どこぞのエロエロな画像と合体させてネットに流しちまうですぅ♪これなら絶対身元はバレないですぅ♪ 水銀燈「…名案だわぁ♪」 止める人がそばにいないと言うのは、かくも恐ろしいことなのだろうか。2人の常軌を逸した考えは、もはや修正不可能なところにまで達していた 早速、作業を始める2人。しかし、思うように上手く出来ず、気がつけばそのまま眠りこけてしまい、そのまま朝を迎えてしまったのであった。 次の日、何か頭に違和感をおぼえ、目覚める水銀燈。どうやら頭を足で踏まれてるらしい。 激しい怒りと共に何かを言おうとしたが、それを見た瞬間言葉を失った。先に起きていたのか、翠星石も凍りついた表情でそれを見上げていた。 そう、部屋には不敵な笑みを浮かべる真紅と、心配そうな顔で見守る蒼星石の姿があった。 真紅「お昼になっても全然学校に来ないから何事かと思えば…あなたたち、またいけないことをしていたようね…?」 翠星石「あわわわわわ…し、真紅!違うですよ!!こいつが私を脅してやらせたですよ!?私は無罪ですぅ!」 水銀燈「な、何言ってるのぉ!?あなたが持ち掛けてきたんじゃなぁい!」 互いに責任を押し付けあう2人。もはや前日までの麗しい(?)友情の姿はそこには無かった。 真紅「あら、そんなに怯えなくてもいいのよ?」 真紅は不敵な笑みを浮かべながら続ける。 真紅「あなたたちが寝ている間に、色んなところをケータイで写してやったのだわ。 …もちろん、合成じゃなくて本物を。さぁて、今度はどんな風にこの償いをしてくれるのかしら? まあ、でも今以上に生徒の人気が欲しいのなら、何もしていただかなくても結構なのだわ…♪」 2人「…!!」 その後、学校で、そして街で真紅に良いように使われる2人の姿があったそうな。 そしてそれは、蒼星石に「本当はそんな写真とってないよ」と告げられるまで続いたという。
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/207.html
1曲目を歌い終わると真紅はステージの前に歩み寄る。 スポットライトが後ろから真紅を照らす。 無数の突き上げられた腕と歓声がホールを揺らしている。 フゥ~、大きく息を吸い込とマイクに向かって・・・。 「ねぇ、真紅ぅ、真紅ったらァ~」 水銀燈に肩をゆすられた真紅は眠りから覚める。 「あらッ、私、眠っていたのだわ・・・フゥワァァ~」 大きなアクビをして背伸びをする真紅を横目で見る水銀燈。 「もう東京に入ったわよォ~。それにしても凄い街ねぇ~」 真紅達が住んでいた海沿いの地方都市とは比べ物にならないスケールで 東京は真紅と水銀燈の目の前にその存在感をもって現れた。 バスの窓越しに流れる高層ビルの群れを見ながらニヤリと笑う水銀燈。 「ウフフ、今日からこの街が私達のぉ街になるのねぇ~」 「そうよ、私達のロックでこの街を取ってやるのだわ!」 真紅は力強く言った後、水銀燈の顔を覗き込むように見る。 「ところで水銀燈?貴方、お金いくら持ってるの?」 「けっこう持ってるわよぉ~、ほぉら」 水銀燈は札が詰まったサイフとバックの中から出した小型のセカンド バックの中身を真紅に見せる。 「水銀燈、これはどういう事なの? 貴女、まさかライブの前の日に あったコンビニ強盗の犯人じゃないでしょうね?」 「何を言うのぉ~。これは家にあったァ壷とかぁ、絵画とかぁ、色々 売っちゃったァァ~。ウフフフ」 「凄いわね水銀燈。これなら住む所も悩まなくてイイのだわ」 「真紅はいくら持ってるのぉ?」 「お腹がすいてきたのだわ」 「ねぇ、お金どれくらい持ってきたのぉ~?」 「ホラ、見て水銀燈、あのビルって都庁なのだわ」 「真紅ぅ、せめてぇ10万単位のぉ金は持ってるんでしょうねぇ~?」 「さっきから見てるけど芸能人はいないのだわ」 「真紅ぅ!」 無言のまま真紅はサイフを出すと水銀燈に渡す。中身を確かめる水銀燈の 顔色が変わっていく頃、真紅と水銀燈の夢を乗せたバスは東京駅へと着いた。 東京駅で口論を始める真紅と水銀燈。 この2人が中心となったバンドがやがて全てのミュージックシーンを 塗り変えることになるとは道行く人々は気付いていなかった。 Legend of Rozen Maiden(最終章・序幕 完) ~最終章・夢の扉編に続く~ 前章「旅立ち編」へ戻る/長編SS保管庫へ/最終章「夢の扉編」へ続く
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/1299.html
それはまだ、ローゼンメイデンのメンバーが薔薇学園高校に通っていた頃… 「ぜ…全治一ヶ月ですってぇ!!?」 有栖川大学病院に水銀燈の声が響いた。 … …… ……… 「まぁ…良かったじゃない。あれだけ無茶して、それだけですんだのだから…」 真紅が苦笑気味に言う。水銀燈はベッドでトホホと項垂れている。 右足にはギブスが巻かれていた。 彼女はつい先日、メンバー達と一緒に学園祭のステージでライブを行ったのだが… 「まったく、ステージから飛び降りて転けるなんて…水銀燈はホント馬鹿ですぅ」 ローゼンメイデンのドラマー、翠星石は呆れ顔である。 「まぁまぁ、翠星石。ロックっぽくて良いじゃないか」 同じくベーシストの蒼星石はそう言うものの、顔は完全に苦笑していた。 「もう、水銀燈…無茶したらめっめっ!なの」 コーラスの雛苺はぷりぷりと怒っていた。 「…銀ちゃん…大丈夫?」 キーボーディストの薔薇水晶は、心配そうに水銀燈を見つめた。 「大丈夫よ、ばらしぃー」 そういって、水銀燈は微笑む。情けないのか、若干苦笑気味ではあるが… そのまま、メンバー達はしばらく談笑し、夕方には帰っていった。 「…ふぅ、暇ねぇ…病院でギター弾くわけにも行かないしぃ」 と言いつつ、真紅が差し入れで持ってきてくれたDVDプレーヤーでスレイヤーのライブDVDを見ていたが、ジッとしながら見ても少々盛り上がりに欠ける。 「…散歩でもしようかしら?」 そう呟き、水銀燈は車椅子に乗ると病室を出た。 有栖川大学病院はなかなか大きな病院で、水銀燈はあちこちを回った…が… 「…そもそも、病院にそんな変わった物が有るわけ無いわよねぇ…」 と、彼女が完全に退屈して部屋に戻ろうとした時… 「「もういいから出てって!!!」」 いきなり大きな怒鳴り声が聞こえ、水銀燈は驚き、目を丸くした。 辺りにいた患者や看護士は、「またか」という表情をする。 「あぁ、まためぐちゃんね」 近くに居た看護士がそう呟いた。 「めぐぅ?その娘、いつもこんなに騒いでるの?」 「えっ……そうなのよ…私たちが部屋に入るのをよく嫌がってね…」 その看護士はウンザリした様子で言った。 「へぇ…」 水銀燈はニヤリと笑った。 「ねぇ、看護士さぁん。その娘の病室連れてってくれなぁい?」 そう水銀燈が頼むと看護士は一瞬変な顔をしたものの、めぐの病室へと水銀燈を連れて行った。 「ここよ…私は、入ると嫌がられるからここまでね」 と言って、看護士はその場から逃げるように立ち去った。 水銀燈はその病室のドアを開ける。 …からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ… 中にいた少女、めぐは歌を歌っていて水銀燈に気づかなかった。 「…」 …からたちのとげは痛いよ 青い青いはりのとげだよ… 水銀燈はしばらく少女の歌に聴き入る。 「…めぐぅ」 そして、いきなりファーストネームで名前を呼んだ。 めぐは驚き、水銀燈のほうを見る。 「…素敵な歌声ね」 水銀燈はニッと笑って見せた。 「…あなた、誰?」 めぐは不審者を見る目で水銀燈を見る。 水銀燈は、何もかもを見抜くような鋭い視線をした。 びくっとめぐは一瞬怯える。 「私は水銀燈。よろしくね」 長編SS保管庫へ/(2)へ続く
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/518.html
お題『殴り合い そのあと夕日に向かって走る』 女子A「…で、これが部活動費の割り当てで、新入部員の名簿はこちら…それと…」 水銀燈「…分かったわぁ…。そこに置いといて…」 春…何かと忙しいこの季節、水銀燈は日々の業務に忙殺されていた。 一昔前…少なくとも、大学にいた頃には全く想像できなかった光景である…。 水銀燈「…どこで道を間違えたのかしら?夏休みは多いし、生徒なんか適当にあしらえばいいしって思ってたのに…」 真紅「何をブツブツ言ってるの?お疲れのところ悪いんだけど、明後日の全校朝礼で喫煙に関するスピーチをして頂戴。いいわね?」 また仕事が増えた…と、ため息をつく水銀燈。 今抱えている仕事の量を数えるだけで、思わずめまいがする。 三日三晩、徹夜で仕事をこなしたのに、仕事の量は増える一方… 水銀燈「…頭おかしくなりそう…。ちょっとヤクルトでも飲んでこよ…」 そう言うと、水銀燈はふらふらと席を立った。 水銀燈「…はぁ…」 そうため息をつくと、水銀燈は自室のベッドに倒れこんだ。 今日は最悪だった…。仕事は増えるわ、ヤクルトは金糸雀に飲まれてるわ、視聴覚室で見ようと思っていた『ファイトクラブ』は、雛苺に別のものを上から録画されているわ… 例を挙げれば、本当にキリがない。 水銀燈「…とにかく、シャワーだけでも浴びないと…」 よろよろとバスルームに向かう水銀燈。 ふと、洗面台の鏡に映った自分の姿を見ると、そこには自分の疲れきった顔が映っていた。 そこには、かつての美貌など見る影もなかった。 水銀燈「…もう、これ以上耐えられないわ…。」 苦悩に満ちた顔で、水銀燈はそうつぶやいた。 薔薇水晶「銀ちゃん!!いつまで寝てるの!?早く学校に…」 いつもと変わらぬ朝…。ただ1つ違うことがあるとすれば、ベットの上に水銀燈の代わりに手紙と携帯電話が置いてあることだった。 まさか…と思いつつ、薔薇水晶は手紙を読み進める。 薔薇水晶「…『しばらく旅に出ます。正直、私には教師はむいていないと思います。みんなによろしく。じゃあね。』…。銀ちゃん…学校、辞めちゃうの…?」 それは火を見るより明らかだった。 ましてや、今回は自分たちと連絡を絶つため、携帯電話も置いていっている…。 薔薇水晶「…もう、私たちとは話もしたくないって事…?」 その時、薔薇水晶の目から、大粒の涙があふれだした。 真紅「そう…困ったわね…。」 薔薇水晶の報告を聞き、真紅はため息をつきながらそう言った。 雛苺「は、早く水銀燈を連れ戻すの!!」 翠星石「そうですぅ!!今すぐその首根っこをつかんで、引きずり戻すですぅ!!」 真紅「待ちなさい!!多分、今水銀燈は何かで悩んでいるの…。今はそっとしておくのが一番だわ…。」 でも…と反論する翠星石と雛苺。真紅は続けてこう言った。 真紅「そりゃあ…私だって、水銀燈にこの学校を去られちゃ寂しいわよ…。だけど…」 翠星石「じゃあ、やっぱり今すぐ探すです!!この翠星石に、何の挨拶もなしに去ろうなんて絶対許さないですぅ!!」 蒼星石「…でも、どこを探したら…」 その時、一人の用務員と生徒が、職員室の中に入ってきた。 水銀燈「…変わってないわね…。ここも…。」 丘の上にそびえ立つ、古い礼拝堂を見て水銀燈はそうつぶやいた。 寂しいことや辛いことがあると、いつもここで遊んでいたっけ…。 つい昔のことを思い出し、感慨にひたる水銀燈。 さて、これからどうしようか…と考えていた時に、突然後ろからけたたましい音を立てて、ヘリがやってきた。 そして、そこから次々とどこかで見たことのある顔が飛び出してくる。 この場所のことを知っているのは、昔からの親友のあの子しかいない…ということは…! 水銀燈「メイメイ…!余計なことを…!!」 翠星石「なーにが余計なことですかぁ!!この翠星石に何の断りもなく、いなくなりやがってぇー!!」 水銀燈の胸ぐらをつかみ、揺さぶる翠星石。見ると、その目はうっすらと潤んでいた。 翠星石が落ち着いたところで、真紅はあるものを水銀燈に見せた。 真紅「…見なさい、私の服の袖を…!あなたがいなくなったと知った生徒が、涙や鼻水まみれの手で私の手を握ってくるものだから、こんな酷い事になってしまったのよ!?何で、前もって相談しないの!?」 翠星石「そうですぅ!!勝手にいなくなるなんて卑怯ですぅ!!あとケータイも、『携帯』電話って言うぐらいなんだから、しっかり携帯しやがれですぅ!!」 蒼星石「水銀燈…もし君が辛くなった時は、いつでも僕が手助けするよ…?だから…」 雛苺「き、昨日はごめんなさい…。ちゃんと『ふぁいとくらぶ』のDVD買っておいたから、帰ってきてほしいの…」 金糸雀「ヤ、ヤクルトもあるかしらー!!」 めぐ「先生…今私がここにいられるのは、あなたのおかげなんです…。それを、何もいわず…こんな形で去られてしまったら…私…」 薔薇水晶「銀ちゃん…お願いだから、帰ってきて…。」 雪華綺晶「帰ってこないと…やだ…。」 ある者はうつむきながら、そしてある者は涙を流しながら自分の思いを、水銀燈にぶつけた。 そんな光景に、水銀燈はただ呆然とするばかりだった。 それを見て、真紅は水銀燈に声をかける。 真紅「見なさい。あなた一人がいないだけで、こんなにも悲しむ人がいるのよ?それを何もなしに出て行ってしまうなんて、あんまりじゃない?」 水銀燈「…。」 真紅「…それに、辛い時は辛いって言って頂戴。昔からそうだけど、何であなたはそう、自分1人で全てを解決しようとするのよ…。みんな仲間なんだから、少しは信頼しなさい…。悪いようにはしないから…。」 水銀燈「…機会があればね。」 真紅「そう…で、どうするの?学校には戻るの?それとも…」 水銀燈「…そうね。学校に忘れた荷物もあるし、取りに戻るのも悪くないかもね…」 そういうと、水銀燈はヘリへと乗り込んだ。急いで、みんなもそれに続く。 やがて、全員が乗り込んだところで、ヘリを発進させる雪華綺晶。 その行く手には、綺麗な夕焼けが広がっていた。 真紅「水銀燈!もう2時間19分も遅刻よ!!今まで、一体何をしていたの!?」 次の日、学校ではいつも通りにぎやかな声が響いていた。 朝から元気な真紅とは対照的に、水銀燈は目をこすりながらこう答えた。 水銀燈「何って…私はあなたと違って繊細だから、朝は弱いの。分かる?それに、来てやってるだけでも有難いと思いなさぁい♪」 真紅「なっ…!!」 水銀燈「それに、昨日辛い時には無理するなって言われたしねぇ♪」 そう言うと、水銀燈は雛苺から貰ったDVDを手に、視聴覚室へと向かった。 そんな姿を見て、「やっぱり甘やかすんじゃなかった…」と、真紅は昨日の行動を後悔したそうな。 完 注:殴り合い=『ファイトクラブ』で逃げてみました。 その数日前の話
https://w.atwiki.jp/baragakuen-highschool/pages/78.html
はいはい、メニュー2ですよ メニュー? 水銀燈 水銀燈2 水銀燈3 水銀燈4 水銀燈5 水銀燈6 水銀燈7 水銀燈8 金糸雀 金糸雀2 薔薇水晶 薔薇水晶2 薔薇水晶3 薔薇水晶4 薔薇水晶5 薔薇水晶6 巴 巴2 海苔 海苔2 ベジータと愉快な仲間達 ベジータと愉快な仲間達2 ベジータと愉快な仲間達3 げんしけんと薔薇水晶 他クラスの話 先生のお話 全員 全員2 全員3 全員4 全員5 全員6 全員7 全員8
https://w.atwiki.jp/aisare/pages/79.html
第12回 ニコニコ愛されキャラ選手権 予選結果 本戦結果 予選が実施された初の大会である。 misakichi氏作成の予選結果動画はこちら toga氏作成の本戦結果動画はこちら n0419氏作成の本戦データ動画はこちら 当ページの訪問者数 合計 - 人 本日 - 人 昨日 - 人 【予選】 2/9 15~18時 総当たり戦 上位40位までが本戦へ 第12回予選参加動画数 103 第12回予選コメント総数 [予選戦歴] 募集中 予選開始前、上位争いをすると思われた注目参加キャラ(※主観含※) ◎本命:東方陣営、ハマーD、SOS団 ○対抗:ドアラ、古手梨花、岩崎みなみ、ムスカ、自演チーム ▲単穴:江頭、クラナド陣営、姫、DIO、鷲巣様 △注目:デP、若本、カミナ、クーガー 予選期間中、新規枠で本戦出場が内定しており予選に参加しなくてもよいはずの諸葛孔明にどういうわけか4000ものコメントが集まった。 待てあわてるなこれは孔明の罠だ。 予選結果まとめ・・・陣営視点編 【本戦】 第1部2/23 7~18時 第2部2/24 0~12時 前半11h後半12hの23h 総当たり戦 本戦出場100 /シード枠40/新規枠20/通常(予選)枠40/ 第12回本戦参加動画数 100 第12回本戦総コメント数 4395279(平均43953) シード権を獲得できる男性キャラ・性別不明キャラが大幅に増加した。 (シード枠に入った40キャラのうち、11キャラが男性もしくは性別不明のキャラ。前回の5/40に比べて倍増している) [本戦戦歴] 前回に引き続き、水銀燈と赤木しげるが首位争いを繰り広げた。今回の首位争いは稀に見る接戦となり、途中何度も順位が入れ替わったが、最終的に水銀燈が末脚の差で逃げ切り二度目の連覇を果たした。 順位変動の大きかった前回に比べ、今回はコメント数大インフレの中、新規参戦組の奮戦が目立った。6位にランクインしたデッドボールPをはじめ、クーガー、藤林杏、保坂、弱音ハクが上位に食い込んだ。新規組以外では、天海春香や銭形警部などが健闘していた。その他、今回の傾向としては、男性キャラの健闘があげられる。 選手権の規模は順調に拡大し続けており、今回は7位までが10万コメントを超えるハイレベルな闘いとなった。予選によって本選出場数が100に絞られたためか、上位だけでなく下位のコメント数も大きく増加している。また、1位グループ、3位グループといった集団が形成されつつあるようだ。 ちなみに、選手権開催中の24日9:51の集計で麻生太郎が分速17,579という空前のコメントスピードを叩き出し、AiSAREへの自由民主党の介入が囁かれたが、後に集計システムのバグということが明らかになった。詳しく知りたい方は麻騒動のページへ。 12回本選観戦記 赤木陣営視点編 12回本選観戦記 水銀燈陣営視点編 12回予選結果のまとめ 陣営視点編 +クリックすると表示されます 注意:非常に長いです 所属名 通過数/予選参加数 (シード+新規枠、に拠る本戦確定数) ・東方 8/8 (14+4) 計26 東方はなんと8キャラが全員通過。数が多く不利、と言われては覆すのはもはやお約束か? 既に確定している分とあわせて本戦出場数がなんと26。数だけ見れば化け物みたいになってきている。 これでいて、まだ愛されに登録されていないラスボスがいるというのだから恐ろしい。 ・らきすた 4/7 (5+0) 計9 らきすたは4キャラ通過だが、一方で3キャラが落選。上位キャラに人気が集中しすぎか。 東方はともかくらきすたは固い、と言った意見も出ていたが逆の結果となった。 ネタにされやすいらっきーちゃんねるの二人が揃って落ちてしまったのも意外なところ。本編にほとんど出ないのが原因か。 ・ひぐらし 4/4 (3+2) 計9 ひぐらしは安定して全員が予選通過。順位がバラけた東方と違って全体的に上位に近い位置。 確定済みのキャラとあわせると9キャラと、らきすたに並ぶ大所帯になりつつある。 新規枠で沙都子も本戦確定済であり、部活メンバーが揃う今回、躍進なるか。あとトミーに期待。 ・ローゼン 0/0 (8+0) 計8 ※予選参戦キャラ無し 全員シードに残ってるってどういうことよw 東方がすごいことになっているが、それでもここが最大勢力であろう。 ・ハルヒ 3/3 (4+0) 計7 ハルヒも全員が予選通過。3人とも10位前後と安定して高い位置に居る。 まぁ正直この3人なら予選落ちはないだろう、といえそうな面子ではある。 3人ともシードに入れる可能性を十分持っているので、本戦では頑張って欲しいところ。 ・CLANNAD 4/5 (0+0) 計4 今回の目玉といえそうなクラナド。メインキャラ5人が参加し4人が通過。 通過順位は低いので、まず目指すは次回のシード権を手に入れることか。 アニメ放映中&出来の良いMADも出てきているのでこれからに期待がかかる。 ・この青空に約束を 0/0 (0+3) 計3 ※予選参戦キャラ無し 全員新規枠ということで実力は未知数。アニメ放映当時ならともかく現在では厳しいか。 ・アイマス 1/2 (0+1) 計2 閣下こと天海春香が本戦出場。 ニコニコのウマウマ祭の震源動画に出ていたやよいは残念ながら予選敗退。 新規枠のとかちと二人で、愛されにもアイマス旋風を巻き起こせるか。 ・アカギ 1/1 (1+0) 計2 鷲巣様が本戦出場。個人的に要注目キャラ。 10回大会後、鷲巣や天が参戦したら票が割れるのではないかとの危惧があったがどうなるか。 本戦ではアカギを殺そうと追いすがり票が伸びる、といった原作的な流れも期待できるかもしれない。 ・VOCALOID 1/1 (1+0) 計2 鏡音リンが下位ながら本戦出場。 年末年始にはロードローラーネタなどで盛り上がったが、ミクほどの人気はまだ無いか。 陣営としてはまだ頼りないが、最近ブレイク気味のKAITOの参戦やみっくみくのような人気曲の登場があれば強豪勢力と化す可能性も。 ・エヴァ 1/1 (1+0) 計2 綾波が本戦出場。 未だに根強い人気のエヴァだが、愛されではアスカが中堅レベル。人気からすればもう一声欲しいところ。 綾波はシード獲得、アスカは上位進出が目標になりそうだ。 ・デスノート 0/0 (0+2) 計2 ※予選参戦キャラ無し 新規枠が二人。原作人気は高いが愛されではどこまで通じるか。 ・はぴねす! 0/0 (0+2) 計2 ※予選参戦キャラ無し こちらも新規枠が二人。こんにゃくと同じく未知数な部分が大きい。 12回本選観戦記 赤木陣営視点編 +クリックすると表示されます 注意:非常に長いです 前半戦(23日7 00~18 00) 赤木は2位からスタート。 前回の4位スタートに比べて、好調な滑り出しといえる。 そして前回と同様に、じわじわと水銀燈との差を詰めていった。 11時40分 水銀燈を逆転し赤木がトップに立つ・・・! この逆転劇の前後で赤木は分速300オーバーを記録。 赤木は最大2600まで差を広げるが、赤木失速・水銀燈加速によりすぐに詰められる。 15時00分 再度逆転され赤木は2位に転落──票差わずか72。 しかし水銀燈は追撃の手をゆるめず、さらに加速・・・! 15時20分時点で515まで差が広がる。 ちなみに、この時点で長門と3位争いをしていた翠星石とは5万以上の差が開いていた。 15時40分、赤木加速により再び差が24まで詰まる。 両陣営ともに分速300を越える接戦となるが、勢いづく赤木がこれを制する。 16時00分、赤木再び逆転し300差でトップに躍り出る・・・! 水銀燈は360まで加速したが、380まで加速した赤木を抑えることはできなかった。 ここから赤木はじわじわと差を広げる。 17時以降、倍プッシュ発動。赤木は分速429に到達。 水銀燈も分速417を叩き出すが、一歩及ばなかった。 そして前半戦が終了っ・・・! 赤木しげる 202,435 水銀燈 201,061 わずかながら1374リードを確保し赤木が1位っ・・・! 前半戦を通して、赤木は長門、江頭、ハマーD支援者やうろたんだーなど様々な層からの支援を受けた。 また、フィルターによるコメントが多い中、零ネタ、カイジネタ、天の台詞、チーやロンを表現した顔文字のコメントをする者もいた。 なお、電流走りすぎた矢木は黒コゲになった。 同作品キャラである鷲巣は終始伸び悩み、77位付近を射命丸やえーりんや外山やカナリアやLなどと一緒にうろうろしていた。 端から、ほとんどの赤木しげる支援者の眼中になかったようである。 後半戦(24日0 00~12 00) 午前零時、後半戦開始。 赤木、分速427と好調な出だし。 しかし水銀燈はそれすら上回る489もの分速を叩きだしており、赤木を一挙に抜き去るっ・・・! 0時23分の中間集計 水銀燈 212,325 赤木しげる 212,272 差はわずか53に過ぎないとはいえ、赤木再び2位に転落──! さらに0時40分、夜戦を得意とする水銀燈の分速が500を超えるっ・・・! 赤木は401の分速しか出せず、差は2500に拡大。 1時00分、水銀燈は分速500を維持。 逆に赤木は400をきり、5000近いリードを許す。 両者の分速差は100を超えるっ・・・! 圧倒的っ・・・! 圧倒的な速度差っ・・・! 時間経過に伴い両者脱落者を出しつつも、差は広がり続けた。 1時15分 6336差 1時30分 7533差 1時45分 8922差 2時00分 10607差 2時15分 11624差 2時30分 12093差 2時45分 12468差 後半開始3時間を待たずに水銀燈12000リードっ・・・! 致命傷か・・・? これは・・・! しかし、同時に、少しずつではあったが変化が起きていた。 一時100以上あった両者の分速差がじわじわ縮まっていったのだ。 選手権の恒例と称すべきか、水銀燈支援者が一気に脱落し始めたのである。 この間、赤木陣営は早朝以降の逆転にかけるため、ひたすら防戦に徹した。 黒コゲになった矢木は発火し、ついでにダメギまで黒コゲになる有様であった。 3時00分、赤木はついに分速で水銀燈を逆転。 わずかながら差を縮め、12378差とする。 しかし3時45分、水銀燈の分速が復活。 午前4時近くだというのに359もの分速を叩き出し、差を12742に広げる。 だが4時には再び赤木が分速で逆転。 しばらく両陣営の数字は一進一退を繰り返し、両者ともに予断を許さない状況が続く。 5時15分、ようやく赤木が水銀燈の分速を大きく上回ることに成功する。 銀258-赤307 11630差 赤木の猛追は続く。 5時30分 銀249-赤281 11156差 5時45分 銀269-赤316 10454差 みなみけ、東方の援護射撃もあり、差は確実に縮まっていった。 そして6時00分、銀253-赤317 9491差 両者の差は1万をきった─── 6時以降、水銀燈は時間経過とともに支援者が増加し加速するが、 みなみけ、江頭、デスノート陣、池上、ハマーD、レナなどの支援者から強力な援護射撃を受けた赤木の加速はその上をいった。 6時15分 銀230-赤325 8070差 6時30分 銀272-赤342 7025差 6時45分 銀291-赤377 5729差 7時00分 銀312-赤401 4388差 7時15分 銀304-赤375 3326差 7時30分 銀312-赤372 2440差 7時45分 銀325-赤378 1646差 8時00分 銀327-赤416 311差 そして8時15分、ついに赤木は水銀燈をとらえ、3度目の逆転に成功する。 8時15分 赤450-銀336 差1409 赤木再びトップに立つ・・・! 一時12000以上もあった水銀燈のリードを喰らい尽くした・・・! 逆転っ・・・! 未曾有の逆転っ・・・! その後も赤木は水銀燈を分速で大幅に上回り差を広げ続け、勝負は決まったかに思えた。 だが8時40分ごろ、水銀燈が一気に加速。 9時00分、赤416-銀417 となり両雄の分速が並ぶ。 この短時間の間に赤木が得られたリードはわずか4200・・・! 勝負の行方は再び霞の彼方へ─── 9時15分 赤427-銀406 4523差 9時30分 赤427-銀467 3936差 10時00分 赤506-銀517 2480差 10時15分 赤490-銀548 1615差 10時30分 赤506-銀576 571差 赤木も加速はしているが、水銀燈の異様な加速度には及ばない。 そして10時45分・・・ 終了目前で再び水銀燈が逆転っ・・・! 360差っ・・・! その後、水銀燈が分速716を記録するも、赤木は610に止まる。 最後の一時間、赤木は全力で逆転を目指し、分速715を達成する。 しかし水銀燈はさらにその上をいき、分速830を叩き出す・・・! 結果・・・ 水銀燈 506166 赤木しげる 497322 8844という僅差で、赤木は敗れ去った─── 水銀燈、2度目の二連覇達成っ・・・! おめでとう・・・!おめでとう・・・!二連覇達成おめでとう・・・! そして、豪運で77位を勝ち取った鷲巣様っ・・・! 77位シード枠入賞おめでとうございますっ・・・! 端から支援者の眼中になかったなんて書いてごめんなさい・・・! 最後に。 赤木を支援してくれた多くの援護射撃に感謝っ・・・! 圧倒的感謝っ・・・! 赤木に家族はいずとも・・・友はいたのだ・・・! 12回本選観戦記 水銀燈陣営視点編 +クリックすると表示されます 注意:もっと長いです ■ 始めに 第12回の優勝争いは逆転6回、最後の逆転は終了1時間15分前という大接戦でした。 最終的に優勝したのは水銀燈ですが、 そこに至るまでの道のりは非常に険しいものでした。 以下は1水銀燈支援者の視点によるこの熱戦の観戦記です。 なお、赤木戦記よりかなり遅れてのアップですので 赤木戦記の単なる裏返しにならないように配慮して編集したつもりです。 また後半データは赤木戦記を参考にしています。 ■ 前半 (08/02/23 07 00 - 18 00) 前半開始直後は水銀燈1位、赤木2位。 この先23時間、前回同様この2者で優勝を争うこととなる。 正午前に赤木が加速し逆転するが午後には水銀燈が再逆転。 夕方になると赤木陣営に得意の倍プッシュが入り水銀燈を突き放し三度目の逆転。 そして前半終了まで倍プッシュの勢いは止まらなかった。 1位 赤木 202,435 2位 水銀燈 201,061 その差1374 赤木は強い。前回よりも更に強い。 水銀党員達はこのことを改めて思い知らされる。 ■ インターバル (08/02/23 18 00 - 24 00) ここでローゼンメイデンのドールズたちの前半結果を見渡してみる。 雛苺(25位)、蒼星石(28位)はまずまずの位置をキープ。 真紅(39位)、薔薇水晶(41位)、雪華綺晶(42位)はシード権周辺の厳しい位置におり 金糸雀(72位)は大きく出遅れていた。 そして翠星石は前半開始直後から長門有希と熾烈な3位争いを繰り広げていた。 前半終了時点での両者の結果を見ると 3位 長門有希 121386 4位 翠星石 120953 差はわずかに433 翠星石の健闘は喜ばしいであることと同時に 水銀燈含むローゼンのドールズたちにとって 翠星石からの支援が期待できないということも意味していた。 第11回では早期に4位確定した翠星石からの手厚い援護により 水銀燈優勝と全ドールズのシード権獲得を達成することができた。 だが今回は優勝を目指す水銀燈もシード権争いをする 姉妹たちも翠星石からの援護は期待できない。 翠星石も姉妹からの援護をあてにすることなく 強豪長門有希との3位争いに挑まねばならない。 ローゼン姉妹それぞれが厳しい状況で後半の戦いが始まる。 ■ 後半その1 (08/02/24 00 00 - 08 30) 0時。後半最初の中間集計で水銀燈は分速489を出し赤木を大きく上回りいきなり逆転。 更に最大で分速500以上に達し赤木を突き放す。 前半2位で折り返したため多くの水銀党員の危機感に火をつけた結果であろうか。 一方3位争いではまず長門が優位に立つ。 3時。水銀党員達に離脱が目立ち始め分速で赤木に並ばれる。 獲得したリードは12000強。このまま逃げ切れるのか。 4時。コメ鯖停止。 停止期間中、及び復帰後の中間集計で 1~4位の相対的な分速に際立った変化は無し。 5時。水銀燈にとって苦しい時間帯が始まる。 コメ分速は250前後。一方赤木は300以上をキープ。 分速差は時間とともに開き、12,000以上あったコメ差が次第に詰め寄られていく。 一方3位争いでは深夜の苦境を乗り越えた翠星石がここにきて3位浮上。 水銀燈とは対照的にこちらはよい展開。 7時。コメ差は既に5000以下。 水銀燈自体の分速は06 15の230を底にして その後上がっているが赤木には遠く及ばない。 苦しい状況の中でも党員達は最後まで銀様への愛を貫き通す覚悟を持ち 互いに励ましながら離脱者を出さずに支援を続ける。 8時15分。中間集計でついに赤木が逆転トップに立つ。 しかもこのときの分速差は100以上。 続く8時30分の集計でも分速差は変わらず わずか30分で赤木は3000以上のリードを獲得する。 勢いの差が違う。あまりにも違いずぎる。 深夜に優位に立った水銀燈が早朝に失速し逆転を喫する。 この展開はまさに赤木が優勝を勝ち取った第10回と同じである。 歴史は繰り返すのか。 なお、3位争いでは翠星石が分速で長門を上回り続け このころには5000近いリードを手にしていた。 ■ 後半その2 (08/02/24 08 30 - 09 30) 9時。なんと水銀燈は赤木の分速に追いついた。 たった30分で100以上の分速差を詰めたのである。 水銀燈は2位に落ちたことで危機感を持った潜在的支援者が駆けつけたためか加速し、 赤木は逆転の瞬間のお祭り状態が終ったためか少々ペースダウンしたためである。 そして9時30分にはおよそ5時間ぶりに水銀燈が分速でリードを得た。その差+40。 残り2時間30分で差は約4000。逆転に必要な分速差は+30。 終了直前の爆発力に定評のある赤木に対して これだけの差をつけ続けない限り優勝は不可能。 厳しい条件だが希望がないわけではない。 乳酸菌の差し入れをする支援者、「疲労なんてジャンクにしてあげる」と 銀様口調で活を入れる支援者から元気をもらいながら 水銀党員たちはひたすらコメントする。 3位争いでは翠星石のリードが更に広がる。 こちらはすでに決着がついたか。 ■ 後半その3 (08/02/24 09 30 - 12 00) 10時。両者の分速が500を突破(水銀燈517、赤木506)。 さらにこの後も両雄のコメ分速は増加する。 白熱した優勝争いに他キャラ支援者が次々に駆けつけてきたのである。 これまで水銀党員からのコメントにより紫一色だった水銀燈支援動画が 他キャラからの応援コメントによってみるみる色鮮やかになっていく。 ローゼンの姉妹達、ミク、つかさ、みさお、デP、ドアラ、長門、かがみ、etc 各方面からの支援を受けた水銀燈の勢いは増し続け赤木との分速を広げていく。 支援者を鼓舞するための煽りコメントがいつのまにか 「銀様のために最後までがんばれ水銀党員」といったスタンスから 「優勝するためにはみんなの力が必要だ」といった趣旨に変わる。 もはや銀様の支援者は水銀党員だけではない。 今この瞬間銀様の動画にコメントしているすべての支援者が結束するしかないのだ。 10時45分。水銀燈コメ数1位奪還。 2時間前には想像すらできなかったまさかまさかの再逆転。 これは奇跡なのか!!! 水銀燈の勢いはまだまだ止まらない。 12時。 最後の1時間で赤木は715という驚異的な分速をたたき出し逆転に望みをかけるが 水銀燈はそれをも上回る分速830を記録。 終了直前には50万コメも突破し2大回連続6度目の優勝に花を添えた。 翠星石は見事3位でフィニッシュ。おめでとう翠星石。 ■ 最後に なぜ水銀燈が最後に逆転できたのかいまだにわかりません。 ラスト2時間はほんとに色んなキャラからの支援があり 銀様はこんなにも愛されていたのかと心強く思ったものです。 (もちろん赤木も事情は同じだっただろうけど) 特にローゼンの姉妹のうち5キャラは 最終順位がシード権ライン付近の35位~42位であり 水銀燈を支援できる余裕はなかったはずです。 それでも全姉妹から支援者が駆けつけてくれました。 ほんとにありがたかったです。 そして水銀燈支援に力を使いすぎたのか 雪華綺晶は惜しくもシード権を逃してしまいました。 (でも第13回予選を2位で突破。おめでとうキラキー。) 第12回の優勝争いが盛り上がったのは もう一方の雄、赤木しげるとその支援者達のおかげです。 赤木がいたからこそ、こんなにも強かったからこそ 水銀燈もそれに負けじとコメを積み重ねました。 個人的にはそれぞれの陣営にとって最も優勝が絶望的であった 1時~3時の赤木 7時~9時の水銀燈 を投げ出さずに支え続けた支援者がいたからこそ 最後の大接戦に繋がったのだと思っています。 この時間帯を共に支え続けた支援者達は「戦友」とすら呼びたくなります。 さて、この戦記ではあくまで優勝争いという点に着目して書きましたが 愛されキャラ選手権の醍醐味は何も優勝とか順位に一喜一憂することだけではありません。 楽しみ方は人それぞれです。 第12回でも色々な考え方を持つ支援者がいました。 選手権の趣旨はあくまでキャラへの愛を示すことであり 他キャラとの相対的な順位は2次的なものにすぎないと考える愛深き支援者。 自分がどれだけのコメ数を記録できるかに最も重きを置く もはや本末転倒してそうな廃人的支援者。 数多くの動画に顔を出し、渡り歩く支援者。 キャラについて、あるいはとりとめもない話題でチャットに興じる支援者。 ライバルキャラの動向をこまめにチェックしコメントやタグで仲間に伝える支援者。 他の支援者を激励し、労い、笑わせようとする支援者。 みんなそれぞれの思いをこめて 愛されキャラ選手権を精一杯楽しんでいました。 本当に楽しい選手権でした。 ■ 後半05 45~ラストの水銀燈と赤木の記録 時刻 相対コメ差 相対分速差 水銀燈分速 赤木分速 補足 05 45 コメ+10454 分速 -47 (水銀燈269、赤木316) 06 00 コメ +9491 分速 -64 (水銀燈253、赤木317) 06 15 コメ +8070 分速 -95 (水銀燈230、赤木325) 水銀燈後半最低分速(04 15除く) 06 30 コメ +7025 分速 -70 (水銀燈272、赤木342) 06 45 コメ +5729 分速 -86 (水銀燈291、赤木377) 07 00 コメ +4388 分速 -89 (水銀燈312、赤木401) 赤木400突破。倍プッシュ発動? 07 15 コメ +3326 分速 -71 (水銀燈304、赤木375) 07 30 コメ +2440 分速 -60 (水銀燈312、赤木372) 07 45 コメ +1646 分速 -53 (水銀燈325、赤木378) 08 00 コメ +311 分速 -89 (水銀燈327、赤木416) 08 15 コメ -1409 分速 -114 (水銀燈336、赤木450) 赤木が逆転トップに立つ 08 30 コメ -3119 分速 -114 (水銀燈334、赤木448) 8 15に続き分速差100以上 08 45 コメ -4235 分速 -75 (水銀燈371、赤木446) 09 00 コメ -4223 分速 +1 (水銀燈417、赤木416) 分速で水銀燈が赤木に並ぶ 09 15 コメ -4534 分速 -21 (水銀燈406、赤木427) 09 30 コメ -3936 分速 +40 (水銀燈467、赤木427) 分速で水銀燈が赤木を上回る 09 45 コメ -???? 分速 +52 (水銀燈479、赤木427) 集計トラブル発生?数字は不正確かも 10 00 コメ -2480 分速 +11 (水銀燈517、赤木506) 10 15 コメ -1615 分速 +58 (水銀燈548、赤木490) 10 30 コメ -571 分速 +70 (水銀燈576、赤木506) 10 45 コメ +360 分速 +62 (水銀燈???、赤木???) 水銀燈が逆転トップに立つ 11 00 コメ +1964 分速 +107 (水銀燈717、赤木610) 12 00 コメ +8844 分速 +115 (水銀燈830、赤木715)