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昼間が夕方になっただけの廃ビルが立ち並ぶステージ もちろん地面は水場になっている上にサメがいる。 昼と同様に高低差が大きいのでストーリーモードでは簡単に高低差ハメが出来る。 画面両端に行くと戦車から砲撃される。 夕日ということもあり対バルディエル戦に使用される(原作では野辺山) ギミック詳細 鮫 噛まれる 戦車 画面両端で砲撃される
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【水没都市】SSその1 1.鳥河津ミサ 異様な光景だった。 眼下に広がる水面。そこから、マングローブを思わせるようにビルが生えている。 林立するそれらのうちのひとつに自分もまた立っていることを、鳥河津ミサは認めた。 「……なにこれ。夢?」 それにしては、いささか現実離れした空間だ。 ミサの記憶にある限り、このような場所が日本にあるとは思えない。 世界広しといえ、さすがにこんな場所があればとっくに観光名所として知れ渡っているだろう。 「夢じゃなければ、魔人能力? ならまたイルカが何か……いや、それでも私に事前に言いはするか」 思い出す。確か研究室を出て、イルカにねだられたシチューの材料は何を買い足せばよかったかな、とか考えながら歩いていたはず。 念のためスマホを取り出してみるが、圏外を表示している。緊急脱出手段は使えない。 ハァ、とため息をつきながら、ビルの屋上を歩いてみる。 コツコツと返ってくる、堅いコンクリートの感触。あまりにも、実感(・・)がある。 (……本当に、夢?) 訝しむミサは、やがて前方に人影があることを知覚する。 最初に抱いた思いは、『警戒』。 当然だ。ここが『魔人能力で生成された空間』である可能性がある以上、遭遇する相手はこの空間を生成、ないしは生成された空間に招待した者であるケースは想定しなければならない。 そうでなければ、大学生にして豊富な対魔人戦闘経験を誇るミサが今日まで生き残れはしなかっただろう。 向こうの人影も、こちらに歩いてきている。 背中を庇うような、ぎこちない歩き方。次第に、姿が鮮明になる。 濃い茶髪の女性。歳は、ミサと同じくらいに見えた。 左腕に提げたハンドバッグを大事そうに掴んでいる。 綺麗だけど、どこか疲れてそうな顔。 自慢の魔人能力に巻き込まれた相手の顔を嬉々として見に来た能力者――には、あまり見えない。 (……だけど。変に落ち着いてる(・・・・・・・・)?) 専攻の影響か、はたまた想い人の影響か――鳥河津ミサは人間観察に長じる。 いわば、心理学に近しい分野だ。イルカの独り言に近い分析と自身の経験則による「理解」こそが、ミサの一番の武器とすら言える。 (突然巻き込まれた――って風には見えない。少なくとも、この空間を知ってる(・・・・)者の落ち着き方だ。さすがに、ここに住んでるわけじゃないだろうけど) 値踏みするようなミサの視線に、わずかに身じろぐ。 警戒。不安。あとは……後ろめたさ、か。 やはり、何か知っている。これまでの戦闘経験が、そう言っている。 「……こんばんは。ここ、どこか知ってる?」 とりあえず話しかけてみることにした。 情報を得るためには、反応を観察するのが一番の近道だ。 「私、気づいたらここにいて――うわっ!?」 突き出された刃を、後ろに跳んで躱した。 ハンドバッグから取り出したのだろう、右手に包丁が握られている。 兆候はあった。だから躱せたが――しかし。 (決まり。普段から包丁を持ち歩いてる異常者か、ここのことを知っていて、私か誰かを殺すために包丁を準備していたか。つまり) スイッチを入れる。 ここからは分析じゃない――『分析+戦闘』、だ。 (敵だ) 2.汐名莉弥 初撃は外した。それは、想定内だ。 汐名莉弥は、冷静に次のステップに移行する。 「っ……いきなり、何だっての!」 足を、手を止めず。攻撃を続ける。 経験上、これが一番長く続く(・・・・)パターンだった。 最初の頃は、もちろん、自分から攻撃なんて仕掛けなかった。 それでもいずれ、殺し合う流れになってしまう。そうなれば、莉弥に勝ち目はない。 魔人の戦闘も、格闘技の観戦すらしたことはなかったが、それでも分かるほどに、目の前の相手は動きが違う。 『凪の状態』からはおおよそ勝ち目がない。一度握った主導権を手放さず、攻め続ける。 (大事なのは、攻撃の角度。円を描くように回避させる……!) いつもそうだったが、目の前の相手――青みがかった髪を揺らしながら、慣れた様子で対応してくる女性は、最初こちらの観察に徹する。 莉弥の攻撃に素直に従い、ビルの端に追い詰められないようにだけ注意しながら、おとなしく対応してくる。 多少の反撃はしてくるが、それでも莉弥とは違い、戦闘の一番の目的を『勝利』においていないような違和感があった。 「っ……はっ!」 そろそろ来るタイミングだ、と分かっていた通り、反撃の蹴りを綺麗に避ける。 分かっていれば、さすがの戦闘素人の莉弥でも避けられる。避けられる――ようになった(・・・・・・)。 以前は、見事に喰らって無様に転がされ、そのまま胸を踏みつけられた。肺の中の空気をすべて吐き出させられる苦しさを、これ以上味わいたくはない。 怪訝そうに眉をひそめた相手は、また少し、回避に徹する時間を迎える。 いくらパターンをなぞっているとはいえ、毎回まったく同じ攻防を再現できているわけではない。 それでも、敵のリアクションは概ね似たタイミングで返ってくることが多かった。 キチッとした人なんだろうな、と浮かびかける感想を、強いて無視する。 相手の人となりを想ってはいけない。 私は、これからこの人を―― 「……ふぅん。じゃあ、これはどう?」 相手が数歩引き、左手を掲げる。 知っている――何度も見て、何度も殺されかけた能力。 4秒(・・)だ。 目の前に、黒いカーテンが下りてくる。 相手との間を遮るように、不吉な色合いが、ここから先の閉鎖を宣告する。 私は緊張に支配されかける手足を奮い立たせ、そこに飛び込む。4秒以内、だ。 「やあっ!」 突き出した刃は、今度は驚く敵の左手を浅く裂いた。 これもまた、あるパターンから何度も繰り返してくるようになった展開だった。 自身の『モノを入れ替える能力』を、バリアとか、そういう能力に偽装しようとしてくる。 そこで生まれる隙で、傷こそ浅いが一撃、入れることができる。 (通算、6回目の成功。順調にいってる……!) 最初の挑戦では動き出しが遅れ、片足だけどこかへ飛ばされてしまったっけ。 あれは痛かった。あれ以外も、全部、この場所には痛かった記憶しかない。 それも、もうじき終わる。終わらせてみせる。 (あとは、このまま『アレ』が来るまで……!) 3.鳥河津ミサ (――『未来予知(・・・・)』。たぶん、そう) ここまでの攻防から、ミサは相手の能力に見当をつけていた。 表層の表れにくい能力ではあるが、交戦経験もある。それで類推できた。 (私の攻撃を、完全に知っている(・・・・・)動きで避けてる。『同時』じゃなくて『先手』の動き方だから、読心能力の線は薄め。『トリック R/L』の偽装も効いてないし) 自分の手札を晒す行為は、魔人戦闘においては概ね下策ではある。 それでもミサは、相手の能力を確定させることを優先した。 以降の戦闘を有利に進める意図。本当に予知能力者であれば『既にバレている』可能性もあったこと。 何より。 ――できるだけ、相手の魔人のことをいっぱい引き出してね 魚峰イルカの言葉は、ミサにとって何よりも優先すべきものだ。 ミサにとっての最優先事項は、勝つことではない。 相手の能力を解明すること。すべては、愛するイルカのために。 (予知能力は、『能力によって何をしたいか』によって性質が変わる) かつて予知能力者と戦ったときの映像を見ながら、イルカは言っていた。 イルカの言葉なら、一語一句間違えずに思い出せる。 (『自分の道を邪魔されたくない』ジコチュー型は、長く、先のことを見通す能力に目覚めやすい。大雑把に外敵を察知するために) 思考をしている間は攻撃に移りにくい。 必然守勢に回らざるを得ないが、目の前の相手は技量が高くない。 左手の出欠も大したことはないのも幸いだった。 (一方、『自分を襲う危機に備えたい』臆病型は、比較的近い、あるいはピンポイントな未来を詳細に見通す。その危機から絶対に逃れたいがゆえに) 対戦相手を見る。 どう見ても素人臭い動きの中で、こちらの攻撃に対してのみ反応が鋭くなる。 よほど詳細に未来を見通さなければ、こうはならないだろう。 (あとは矛盾の解消として『予知した未来を変えられるか否か』とかの軸もあるけど、ほとんどの能力は『変えられる』側だし、ここは重要じゃないかな) 変えられないタイプは、『予知によって未来を確定させる』という向きが大きくなる。 当たる未来を見てから銃を撃つ、など。 こちらは、未来予知を『手段』の一つとしてカウントしているタイプに多い。未来予知以前に、信頼を寄せる『何か』を持っている達人などに見られやすい傾向だ。 (まあ、どっちにしろこの子は違うでしょ) 少なくとも戦闘においては、未来を変えながら戦っていることを前提に考えるべきだ。 それを前提に……さて、どこまで観測をすべきか。 相手が格上の場合、さすがに勝ちを優先する。問題は、格下の場合。 舐めプレイをしたいわけではないが、それでも、ミサにとっての『優先順位』というものがある。 (……もうちょっと、見てみる?) 幸い、相手は戦闘の素人だ。覚醒からも、そう日が経ってないのだろう。 いつもの塩梅からして、もう少しこの子の能力を引き出さないとイルカは満足してくれない気がする。 能力効果が表立って現れないタイプの能力はそこの判断が面倒くさいが―― 「――――は!?」 驚愕する。 目の前の相手に対して、ではない。 その先。視界の端に広がる水面が――紅く、染まってゆく。 (何……どういう、何が起こった!?) ミサの思考は急激に回転を速めた。 この不可思議な現象。まず間違いなく、魔人能力による作用。 それを感じただけで、ミサの思考はひとつの焦点に収束する。 (この子の仕業、じゃない。別に術者がいる? ダメ。ちゃんと理解してかないと、) イルカのために―― 「あ、」 ミサの頭を埋めた最優先事項が、隙を生んだ。 広がる紅海に目を奪われた一瞬に、刃が懐に潜り込んでいる。 知っていた動き(・・・・・・・)。この一瞬に全てを賭けた突撃だった。 凶刃の先端が、ミサの服に触れた。 「――ぶ」 その、刹那。 ミサは足元のコンクリートごと、視線の先のビルへ転送されている。 刃は半ばから先を持っていかれ(・・・・・・)、空を切った。 魔人能力『トリック R/L』。 攻防の最中であろうと、思考の最中であろうと、いつだってミサは自分の周囲を不可視の【領域R】で指定し、敵の死角となるビル上を【領域L】で指定している。 対戦相手も、ミサの緊急回避手段を熟知しているかのように、常に足を動かさせるような攻撃で【領域L】の更新をせがんでいた。 攻撃のタイミングも、最後の更新から4秒が経過するか否かの瀬戸際だった。 かすりすらしなかったのは、相手にとって不運でしかなかった。 「なかった……かも」 呟きは、足場だった残骸がコンクリートに落ちる音に掻き消された。 ミサは不確かな着地にステップを合わせながら、元いたビルを振り返る。 ブレーキなど当然間に合うわけもなく、突然崖と化したビルの屋上から滑り落ちていく、哀れな背中が見えた。 「……まあ、うん。あなたの見栄えしない能力より、こっち(・・・)のフィールドワークの方がお気に召してくれそうだから」 どぼん、と鳴った水音に、心の中で小さく謝った。 それきり、落ちた少女には興味をなくしたように視線を戻し、ミサは赤に染まりきった水面に目を凝らした。 4.汐名莉弥 視界が真っ赤に染まっている。 苦しい。悔しい。臭い。 必死でもがけど、なにも掴めない。 水が重い。浮き上がらない。何もない紅い空間に、ただ飲まれてゆくのみだった。 どういった理屈で、どういった作用をしているのかは分からないが――水面が赤く染まりだすタイミングがあることを、ここ何度かの戦いで莉弥は知った。 その時の敵が、明らかに注意を莉弥から水面に移すことも。 絶対の好機――にもかかわらず。 一度目は、自分も呆気に取られていて逃した。 以降の数度は、タイミングを掴みかねて逃した。 そして、それらの終幕は決まって。 (また……また! また、この血の海に沈められるの(・・・・・・・・・・)!?) 莉弥が赤く染まった海に『転送』されて、沈んでいくさまを観察されるものだった。 涙が出る。出た、はずだ。 それも、埋め尽くす赤に溶けた後では証明しようがなかった。 いつも、まるで実験のようにおざなりに海に落とされ。 やっと掴めたと思った勝機も、するりと手の中をすり抜けていく。 嫌だ。 もう少しで、勝てた。 このループを、抜け出せたんだ。 今までの後悔とは、明確に違う想いが莉弥の脳を埋め尽くしていた。 『死にたくない』、じゃない。 ゼロからのやり直しなんて、もう、たくさんだ。 『許せない』。 こんな理不尽を強いる、運命を。 『認めない』。 こんな簡単に失った、好機を。 『負けたくない』。 こんな、ひとを虫けらのように扱う相手になんか。 もう一度やり直せば。 絶対。 今度こそ―――― ―――――――― ―――――――――――― ―――――――――― 「――――は!?」 驚愕に満ちた声に、莉弥は我に返った。 幾度となく踏みしめたビルの屋上。 そこに、莉弥は立っていた。 刃先を失ったはずの包丁を、健在のまま握り締めて。 (……え) 目の前の敵は、口を開けたままよそ見をして、こちらへの集中を欠いている。 絶対の好機。にもかかわらず。 莉弥の頭には、それ以上の困惑があった。 (今……え。私) ドクドクと、鼓動が早まるのを感じる。 さっきまでの自分と、今この瞬間の自分。 何が変わったかなど、頭で考えるまでもなく鮮明に、『認識』している。 (巻き戻した――『朝』じゃない。『失敗の瞬間』へと) 自分の中の何かが、花開いたような。あるいは、羽化したかのような。 そんな高揚を、莉弥は感じていた。 表層に現れ得ぬ能力の進化を、この敵はまだ知らない。 (――あくまで、偶然。もう一度狙って起こせるとは限らない。うん。ああ、でも) 相手は興味を水面へ向けながらも、すでにこちらへの注意を取り戻している。 せっかく巻き戻した勝機は、高揚の内に失われた。 そのことを、莉弥は悲観していない。 (私は、まだ――運命に抗っていいんだ) 5.鳥河津ミサ おおよそ解明しきった、素人の予知能力。 そんなものより、この『紅く染まった水の都』を調べるべきだ。 こいつはさっさと片付けて、いい加減、調査に集中しよう―― そう思ってた。ほんの、少し前までは。 (……おかしい) ミサが違和を覚えたのは、敵の動き方の変化だった。 さっきまでの、正確に未来を予知したような『無駄のない動き』ではなく。 突っ込んでくるような攻撃を見せたり。 そこから、いきなり急ブレーキをかけて下がっていったり。 なんというか、計画性に欠ける動きが増えていた。 (水面が赤く染まったあたりから、かな。そこが予知の終点(・・)で、ここからは未知になっている?) イルカに付き合ううち、分析的になっていった頭が自然と考え出す。 明らかに解き損ねた疑問を残すのは、座りが悪かった。 (それとも、未来が変わった? ……こっちの線もあり得るか) 相手を窺う。 静かに緊張感を湛えた表情。それは、以前とはあまり変化なく。 でも、やはりどこか違う気がする。理論というよりは直感で、差異を感じていた。 (……うん。予知の断絶、あるいは変転。それにしては――ポジティブ(・・・・・)な感じだ) 攻めにも守りにも見られるようになった不可解な動きに、どこか前進する意志(・・・・・・)を感じる。 能力に見捨てられ破れかぶれになった、とはまた異なる印象を抱いていた。 まるで、この変化が好ましいものとでもいうかのような。 (もう少し、掘った方がいいかな。……さすがに考えすぎだろうけど、もしかしたら) 挑戦心に溢れた攻防が、かといって以前よりも有効に働いているというわけではない。 まだ、余裕はある。左手の出血も止まっている。 本命であるこの空間を調べる前に、このモヤモヤだけでも解消しておこう――その程度の気持ちで、ミサは口を開いた。 「――ねえ。もう、未来は見えないの(・・・・・・・・)?」 「っ!?」 戦闘中に相手に話しかけるのは、おおよその場合において悪手だ。 ちゃんと自覚している。そのうえで、やはりミサはそれを選択した。 ミサにとって優先すべきなのは、いつだって『イルカのために』である。 (一般論として――覚醒して日が浅い魔人は、独特の全能感に任せて聞いてもないのに自分の能力をペラペラ解説したり、勝ちを意識した途端に饒舌になったりしがちだ) 研究者の界隈では、すでに定説として成り立っている。 ミサ自身も、これまで相対した魔人の何割かにそういった手合いを確認していた。 (例外は、賢く理性が強いタイプか、自分の能力を嫌っている(・・・・・・・・・・・)タイプ) おそらく、この敵は後者だろう(他意はないぞ)。 いずれにしても、今後も戦いの中から得られるヒントは多くない。 「近い未来しか見えないタイプ? それとも、何か条件がある? たとえば、『自分に関わる未来しか見えない』とか。……あ、もしかして、回数切れた?」 矢継ぎ早の質問に、どんな反応を示すかを観測する。 通常では悪手であっても、それがミサにとっての『最善手』だ。 「私の知り合い(・・・・)にもいたんだけどね、予知能力。その人は、受験に大失敗したことで『事前に問題が分かっていれば』って思いから魔人になったんだって」 共感は、口を緩ませる。 かつて倒した能力者の覚醒経緯に、確かに、目の前の女性は表情を崩した。 小さく驚いた表情から、やがて、わずかに笑みを浮かべる。 このアプローチが正解だったか。 より歩み寄るため、ミサも微笑を貼りつけて言葉を続ける。 「ね。あなたは、」 「その人が」 遮られた言葉の続きは、ミサの予想だにしないものだった。 「イルカさん(・・・・・)?」 ざわり、と総毛立つようだった。 「は……え、は?」 思考が白く明滅する。 どうして、ここでイルカの名前が? 何を知っている。何を見た――? 「あなたが」 今度こそ明確に、反応が遅れた。 「言ったんだよ!」 振るわれた包丁に、苦し紛れに庇った右腕を深く裂かれる。 熱が走るような痛みに顔をしかめている暇すら、ミサには厭わしかった。 考えなければならないことは、山ほどあった。 (饒舌になった――やっぱり後者(・・)だった、じゃなくて! 勝機を見た!? 私の発言が、何かを歪めてしまった? 『あなたが言った』――攪乱? それとも、本当は読心能力者だった? いや、そんなはずは……ああ、もう!) 千々に乱れる思考の最中でも、ミサは能力を発動している。 とにかく今は退避しなければならない。 思考を正し、傷口を縛り、状況を整理――しなければ、いけないのに。 「逃が、さない!」 「っ……!!」 迷いなく踏み込んできて、能力の解除を余儀なくされる。 魔人能力『トリック R/L』の4秒のタイムラグ。このようなリアルタイムでの戦闘では、相性が悪い。 (後方に【領域R】を置いといて、退避先の【領域L】が完了したら飛び込めば――いや、こいつの予知の全貌が開いてない! 転送の瞬間に服でも掴まれたら私が死ぬ! なら、これは……!) 不可視の【領域R】を、足場と平行に薄く広く展開。高さは膝の位置。 黒い【領域L】は、バレないように向かいのビルの側面に引く。 気が遠くなるような4秒を切り抜け、転送を行う。 同時に、上へ跳んで領域外へと脱する。 首尾よくいけば、敵の脚を切断するが―― 「ッッ……そんな、の!」 眉をひそめ、苦痛に耐えるかのような表情で、敵もまた同時に跳んでいる。 攻撃は不発。やはり、リアルタイムでの予知を行っている。 悪態が漏れそうになる。このままでは、ジリ貧―― (…………いや) ともすれば見逃してしまいそうな、デジャヴュ。 確かに回避したはずなのに、まるで攻撃を喰らったかのような反応(・・・・・・・・・・・・・・・・・)。 このシーンを知っている。 いつだ。どの戦いだ。 記憶の書架を無我夢中で調べ――たどり着いた。 過去、出会った。同じく幻肢痛じみた反応を見せた、その相手の能力は。 (――『回帰能力(・・・・)』。事象を、巻き戻す能力) かつて戦った回帰能力者は、発動時に独特のエフェクトを発するタイプだった。 ここまで結びつかなかったのは、その印象が強かったのかもしれない。 予備動作なく回帰を行う能力者。 であれば、いろいろな違和感にも説明がつく気がした。 (……当時の相手は、自分の意志で強く回帰を望んで発現したから、それを喧伝するような能力を得た) 心の中で、推論を組み立てていく。 覚醒のルーツを検証することは、戦闘においては『未知の能力を究明するため』に行うものだ。 能力の仕様を見てからルーツを想うことは、実際的には意味の薄い行為ではある。 (この人は、なにかのアクシデントの中で、自分でも訳が分からないままに回帰能力に目覚めたから、傍目では発動が分からない能力になった――) それでも。 (っていうのは、どうかな? イルカ。合ってる?) あの、憎たらしくも愛しい横顔を想えば。 悔しいけど、無限の力が沸いてくる。 いつだってそうだ。 鳥河津ミサは、あの顔がいい魚峰イルカに負け続けるために、勝ち続ける――! 「【領域R】!!」 声高に宣言し、血濡れた右腕を掲げる。 敵の女性は面食らった様子で、一時、硬直する。 戦闘中に口を開くことは、概ね悪手である。 例外のひとつとしては、相手を牽制し、何が何でも4秒を捻出したい場合。 もうひとつの例外としては、誤謬を誘う場合だ。 「――【領域、L】!!」 またも、左腕を前方に掲げながら叫ぶ。 発声と動作。両者を併せ、あたかも後方に領域を展開したかのように思わせる。 その実――次第に、ふたりに影が掛かる。 展開した【領域L】は、遥か高き頭上。 自分たちふたりを包み込んで余りある、巨大な転送域を形成している。 (回帰能力者の弱点は――こんなもの、誰でも弱点だけど。それは、一撃必殺(・・・・)) 事前に予見し攻撃を回避する予知能力とは違い、回帰能力は喰らってからなかったことにする(・・・・・・・・・・・・・・・)。 事象の巻き戻しなどという莫大な能力、いつでも自在に発動できるはずがない。 魔人能力構成指標(ガイドライン)でいえば、効果値200は下るまい。 大甘に見ても、必ずなにがしかの制約が付属する。 一度使ったらしばらく使えないだとか、攻撃を喰らった後で、だとか。ゆえに、幻肢痛が伴う。 すなわち、一撃必殺が効く。 (上空に放り出して、私だけ『トリック』で逃げる。足場がない空中で、私に追い縋る手立てはない) そのために、大げさなアクションで足を止めさせた。 未知の攻撃に対処するために、相手はもう距離を詰めることはままなるまい。 もうすぐ、4秒が経過する(よるがおとずれる)―― 「な」 指先が、服の袖を摘まんだ。 そこからもう一歩、負傷した右手を、左手で掴まれる。 眼前に迫った顔。イルカとは似ても似つかない、必死の形相が叫ぶ。 「分かる、から! 知らなくても……それくらい。私が、何度……!」 支離滅裂な言葉に気圧されつつも、思考は止めない。 どうする。転送を、するか。それ以前に、この距離は危険。 せめてこれだけは、と左の手刀で相手の包丁を叩き落しつつ、それから―― 「あなたのことは! 私が、一番分かってるよ!!」 その言葉で。 自分でも驚くほど、血液が冷えていくのを感じた。 (確かに。私の頭の中を一番覗いている相手は、別にいる) でもそいつは、私本人には一切の興味を持っちゃいない。 大事なのは、私の交戦データのみ。私の想いなんか、道端の石コロと同程度にしか思ってないだろう。 ここで私が死んだとして、何の感情も動かされまい。 せいぜい、便利な助手兼シェフ兼足がいなくなって面倒が増えるな、とため息ひとつ吐くくらいだ。 だとしても。 そんなセリフを吐くような相手じゃないと、分かっていても。 「……あんたじゃ、ないんだよッ!!」 激情のままに転送を行う。 刹那、ふたりの姿が掻き消える。 ゼロ距離で掴み合ったまま、戦いは終盤へ。 舞台は上空、数百メートル―― -99.汐名莉弥 「……んー。ビルの中は、ほんとにフツーのオフィスビルって感じなのね」 独り言ちながら、うち捨てられたデスクの抽斗を開けたり、PCの電源を点けようとしたりしている。 私になんか、もう、目もくれちゃいない。 それが、私を殺す女。 「電気も通ってない、か。スマホが圏外だからそんな気はしてたけど。イメージ的には、なにかの災害で海に飲み込まれた……『水没都市』ってところかな」 さらさらと手帳にペンを走らせている。 その姿を――両腕を切断され、下半身は切り崩された屋上の瓦礫に押し潰され、刻一刻と死んでゆく私は。 ただ、恨みがましく見ていることしかできない。 「これ、イルカのやつも来たがるだろうな……『私も連れてけ!』なんて駄々こねて。ふふ、無理だろーなぁ」 イルカ(・・・)。 何度か口に出しているその単語は、あの、実は哺乳類である動物のことではないだろう。 人名。それも、この殺人女の頬を緩ませるような、トクベツな相手。 そいつのことばかりを、こいつは考えて。 死にゆく私のことなんか、何も思っちゃいない。 自分の中に、こんなにもどす黒い感情があったことを、今知った。 イルカ。その存在を、上書いてやりたい。 この女に、私を見させる。 私で、埋めてやる。 6.鳥河津ミサと汐名莉弥 ふたりとも、この感覚を知っていた。 鳥河津ミサは、かつて回帰能力者を同じ手で倒した時に。 汐名莉弥は、サークルの友人たちとスカイダイビングをした時に。 バタつく髪を抑える余裕なんか、まったくなく。 互いに互いの服を、腕を、掴み合い。 ただ、重力の命ずるままに落ちていく。 剥き出しの想いを叫びながら。 「あんた……なんなわけ!? なんでそんな、私を殺そうとするの!」 「そっちが先にやったんでしょう!? 何度も、何度も私を!!」 「知らないっつの! てか、ここなんなの!? 誰がこんな大掛かりな……!」 「私だって知りたいよ!!」 大した意味もない、やかましいだけの罵り合い。 それが分かっていながらも、ふたりは共に、それぞれの理由で激情に身を任せていた。 「これ! このままじゃ死ぬけど! 何、死にたいの!?」 「もう、慣れてるから! そっちこそ、死にたくないくせに私を殺してたんだ!?」 「それ、別に両立するでしょ!?」 「両立するから何!? っ……どうせ、『イルカ』って人への気持ちも、そんな風に大したことないんでしょう!?」 「は……ァアッ!?」 ミサが拳を振り上げる。 能力を使うでもなく、あるいはミサのために少しだけ齧った護身術の打撃作法もクソもない、純粋に衝動的な暴力。 鈍い音が響いて、莉弥の額が割れる。流れる血に、それでも莉弥は勝ち誇るような笑みを浮かべる。 「ほ、ほら、すぐ暴力に訴える! そういうところだよ……いつも、いつも!」 「何なの、本当! あんたが、私の何を知ってるっての!?」 「だから言ってるじゃない! あなたのことは一番、」 「だからッ! あんたじゃないって、言ってるでしょ!! このッ……ああ痛ッ!」 「み、右手! そんななのに殴ったら痛いに決まってるじゃない! 何も考えてないんじゃない!?」 「るっさい! これでも、そこそこいいとこの大学生だよ!」 「私、のとこの方が! ランク、上に決まってる!」 「言ってろッ!!」 ミサが再び拳を振り下ろせば、莉弥が顎を引いて頭で受ける。 お返しに、莉弥は背後、ベルトに挟んでいたピックを抜き、まっすぐ突き刺す。 その動きを分かっていたかのように、ミサは針を掴んで止める。今度は、ミサが勝ち誇った笑みを浮かべた。 「ハッ――見え見え、だったから! 動き方で……最初から! 背中になんか仕込んでることくらい!」 「だっ……だから、何……? このまま、押し切れば、同じでしょう……!?」 「さ、せ、な、い、っての……!!」 じりじりとした押し合いの中で、ミサはひそかに『トリック R/L』を発動する。 自分たちの落下速度を計算し、4秒後に自分が収まる地点へ、広めに【領域R】を指定。 莉弥の四肢がそれで千切れようと構わない。むしろ歓迎だ。あとは上空に【領域L】を―― 「……だからっ!」 不意に、大きく重心を揺さぶられる。 莉弥が全霊の力を以てミサを掴み、己ごとぐるりと動かす。 「そろそろ(・・・・)だって、分かるんだから!」 「ああ、もう――ホント、何なわけ!?」 応じるように、ミサも莉弥を掴んで力を籠める。 ふたりは頭から落下しながら、時に上下すらもぐるりと回って、何度も位置を入れ替え続ける。 手から零れたピックを上空へ置き去りにして。 展開した領域をそのまま通過して。 まるで、不格好なダンスでも踊っているかのように。 ふたりは、落ちていく。 やがて、眼下にビルの屋上が映り。 ふたりはとうとう、互いの手を離した。 それぞれ、失い難きものを守るために。 汐名莉弥は、命を守るために四肢を盾にし、それらを屋上の赤い染みに変えた。 鳥河津ミサは、脳だけは傷つけまいと全身で頭を庇い、背中から墜落した。 7.汐名莉弥 「…………まだ」 振り絞るように、呟く。 全身をひたす生暖かさと、それが徐々に冷えていくような感覚。 その自覚すらも、意識を繋ぐよすがだ。 「まだ、終わってない……こんなところで、……」 きっと、今の私を上から見たならば。 赤い水たまりに浮かんだイモムシのように映ることだろう。 結局、虫けらのままだった。それでも、文字通り虫の息でも、まだ生きている。 「こんなところで……能力を(・・・)、発動してたまるか(・・・・・・・・)っ……!!」 敵の、あの人は。もう、ぴくりとも動かない。 もうじき死ぬ。 あとちょっとで、念願の勝利が掴める。この繰り返しを、終わらせられる。 だから、未練なんてない。後悔なんてない。 もう、発動させやしない。 なかったことになど、させてたまるか。 死なない。 生きて、勝つ。 勝てば、次のページ(・・・・・)に行けるはずなんだ。 私たちに遅れて、取りこぼしたピックが落ちてきて、キンと落下音が鳴った。 みんなで、私の部屋でタコ焼きパーティをした時に買ったピック。 幸せだった日常。あの日々へ、私は、帰るんだ。 「こんな、痛み……もう、慣れてるって、言ったでしょう……!?」 血の塊を吐きながら、言って聞かせる。 このラストシーン。痛み、苦しさ。 何度も開いて、覚えてるのにまた開かされて、ページが縒れてしまった脚本の。 ここから先の白紙は。 「私が……汐名、莉弥が、埋める……!!」 それが、私たちを繋ぐ、最後の言葉だった。 「っっ……ああーーッ! とうとう終わったな、試験!」 「はぁーー、しんどかった。でもこれで、次の公演に集中できるな」 「それね! アタシさー。莉弥の脚本、超楽しみにしてッかんね!」 試験会場の教室を後にして、賑やかしく話す男女たちの姿があった。 話を振られた濃い茶髪の女生徒が、遠慮がちに笑う。 「あんまり期待されると、プレッシャーだけどね。でも、頑張るよ」 「へへーっ。アタシ、莉弥に声かけて良かったー。興味ない他サーの新歓で意気投合しただけだったのにさ、」 「文学部ってだけで連れてきたんだろ? 莉弥、押しに弱いからなァ」 「何度も聞いたっつの。まあ実際、そっから他の連中も認める脚本担当になっちまうのがスゲーんだけどさ」 「何度話したっていいじゃん! アタシらの友情エピ! ねえ、莉弥?」 「……うん。何度だって、ね」 莉弥と呼ばれたその女性は、ぴたりと立ち止まる。 それから力ない笑みを浮かべて二言三言しゃべり、他のメンバーとは手を振って別れた。 踵を返して、近くのトイレに入る。 (……あれから、二週間) 流しっ放しの洗面台に手をついて、汐名莉弥は俯いている。 思考を埋めるのは、『あの日』のこと。 死闘の末、自身も死に瀕していた莉弥は、いつの間にか戻ってきていた(・・・・・・・)。 あのビルの屋上に招かれる前、祈るように自室のベッドに座っていた自分に重なるように、健在な四肢でベッドにしなだれかかっていた。 (なんだったのかな、あれ) 戦いの後どうなるかなんて、知らなかった。 勝負の終着を迎えたことなど、なかったのだから。 傷もすべて治っていて、夢なのかと疑ったのも一度や二度ではないが、家から持ち出した包丁もピックも失われたままで。 (……あの人も。結局、名前も知らなかったな) 思えば、比較的穏やかに始まった最初の頃でも、不思議と自己紹介などはしなかった。 聞いとけばよかったかな、と思いつつ、聞いてどうなるのか、という思いもある。 お互い大変でしたね、なんて言って、飲みにでも行くのだろうか? (あの人も……たぶん、生きてるよね。私が元に戻ったんだから、あの人だって元に戻ってるかも) きっとそうだろう、と頷けば、急に笑いがこみ上げてくる。 (……もしそうだったら、私。……なんであんなに必死だったんだろう。バカ、じゃん) 洗面台に俯いたまま、ひとりでクスクスと笑っていた。 傍から見れば、情緒不安定な不審者としか映らないだろう。 ああ、でも、と莉弥は思い出す。 相手の名前は知らないままだったが、ひとつだけ、覚えている名前がある。 あの人の、ご執心の相手。確か―― 「――――さっきから、見てたけどさ」 「へっ」 後ろからかけられた声に、莉弥はビクリと飛び上がった。 振り向けば、腕を組んだ女性がこちらを見ていた。 莉弥の知っている相手だった。話したことはないけど、一方的に知っている。 同じ大学の、名物准教授。主に、その息を呑むような美貌によって、有名な。 魚峰准教授だ。 「なんか面白かったけど。もしかして、疲れてる?」 「え、っと……」 「薬、飲む? 水いらないやつだから。あげるね」 言葉に窮してる間に、ヒョイと錠剤を手渡される。 魚峰准教授はマイペースな性格で、研究室のメンバーも振り回されていると風のウワサに聞いていた。 とはいえ厚意自体はありがたいもので、断るのも気が引けると、莉弥は手渡された薬を飲み下した。 「……ありがとう、ございます。魚峰准教授」 「いいっていいって。野暮用のついでだし」 「野暮用、ですか?」 話しながら、莉弥はつい、魚峰准教授の姿を眺めていた。 研究室の違うこの校舎にいるのも珍しかったが、それよりも目を惹いたのは。 まるで喪服のような、黒一色の服装。 「落ち着いた? 汐名莉弥さん」 「あ、はい、おかげさまで……え?」 「それはよかった! じゃ、ひとつ講義をしよっか」 それよりも、気になったことがあった。 なんで、私の名前を。 莉弥は確かに、そう聞こうとした。 そう、言ったはずだった。 「 ごぼっ 」 出てきたのは、言葉ではなく、血の塊だった。 幾度となく味わってきた感触には違いなかった。 でも、終わったはずのことだ。なんで、また、そんなことに。 めぐらせようとする思考は、すべて、血の海でもがいた手のように、何も掴めぬまますり抜ける。 「思考や想いをトリガーにする魔人能力。単純に『効果を使うぞ!』って意志よりも深化させて、想いによって形態の変わる能力。まー、ちょくちょくいるんだけど、結構強いんだよね。頭の中のことだから、止めらんないし」 コツコツと、トイレの床を歩きながら、ただひとりのために行われる講義。 その唯一の聴講生は、もはや自分の体重を支えることもできず、吐き出す夥しい量の血に溺れるように、床に伏せていた。 「手っ取り早いのは、脳を破壊すること! 物理的にやればついでに死ぬし、薬で脳をぶっ壊すのも有効。実演して見せよっか? ……ってね」 ふう、と息を吐く。 普段、目を爛々と輝かせながら講義を聞かせてきた魚峰イルカは、なんともつまらなそうに足元の聴講生を見下ろしている。 ……思えば。 まだ小さかったあの頃から、いつも後ろをついてくる可愛くて仕方がない幼馴染のためだけに、イルカの言葉はあったのだった。 「『あなたが言ったんだよ』、だっけ。そう。お前が言ったんだ。自分の名前を」 忘れがたきあの日。 研究室の外で騒ぎが起こって、何があったと駆けつけてみれば、鳥河津ミサが死んでいた。 自身の脳を、命よりも大事にするように庇った姿勢で。 「……バカ。バーカ。ミサのバカ。大バカやろう」 周りの猛反対を普段以上の強引さで押し切って、魔人能力『D.Liveレコーダー』でミサの記憶を見た。 彼女の、最後の戦い。最後の想い。 そして、彼女に手を下した仇の、名前と風貌、それと能力を。 所在を特定し、メタとなる薬を手に入れるまで二週間。案外近くにいたことには、やや驚いたものだったが。 「『できるだけ』、って言ったじゃんか。データ守って死ねなんて、誰が言ったんだよ」 歩き出す。もう、ここに用はない。 イルカには、まだ討たねばならない相手がいる。 あの空間へ、ミサを連れ去ったやつだ。 手がかりはない。 それでも見つけて、必ず、報いを受けさせる。 そうして、後に残ったのは。 血の海に沈んだ、運命の成れの果てのみだった。 <了>
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アイテムシート一覧 ギフト アイテム ジーン 青 Ⅰ BG スターフルーツ Aローション【炎】 N トムソーヤー 緑 Ⅱ G 生命の樹 グラン・ヴァンブリュレ N ネロ 赤 Ⅲ BG 星の落としもの 力の欲求Ⅱ N オトヒメ 青 Ⅳ G スターパール 守りの欲求Ⅱ N クルーソー 青 Ⅴ G 鷹の羽衣 プラム N シャーロック 緑 Ⅵ G 背徳のモルドレッド 記憶の雫 コンプリート報酬 R ダルタニャン 名前 コメント
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ステージ 第三新東京市(昼) 第三新東京市(夜) 空母 水没都市(昼) 水没都市(夕) ジオフロント 本部・司令室 秘密会議室 セントラルドグマ Endless Mode Endless Mode Shop Gallery Shop List 更新履歴 取得中です。
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戦場B:【水没都市】STAGE試合結果 戦場B:【水没都市】STAGE試合結果投票結果 投票コメントSSその1 SSその2 投票結果 試合結果 【水没都市】SS その1 戦場B:【水没都市】STAGE 【水没都市】SS その2 汐名莉弥 VS 鳥河津 ミサ 20 ポイント 3 2018/10/14 19 31 SS最終投稿時間 2018/10/14 22 57 勝利 勝敗 敗北 投票コメント SSその1 おぉい勝者死んじゃってるんDeashけど!?あ、巻き戻るからいいか。 ええーっ……何これ……ヤバい…… それぞれ見ず知らずの相手に、思考回路をフル回転させて立ち向かう戦闘が、なんというかスリリングで凄かったです。やっと終わった、とほっと一息ついたところでぶち込まれるラストの展開がヤバさ溢れていました。 その1の異能バトル濃度……めちゃくちゃ好みの異能バトル駆け引き……! これをあの短期間で描いたとかすごいな……。ロジックの積み上げと、特大のエモ。文字数は少し多めですが、一気に読まされました。個人的にデッドエンドは好みではないはずなのですが、このSSはめちゃくちゃ好きでした……。相手の描き方が強すぎる。最後の最後まで、どっちのSSか読めなかった……。その1にポイント入れたけど、その2も好きなんですよ。魔人能力研究のエキスパートが、死の運命と絡み合う魔人能力の機序を明かして人を救う。いい……。この難しいキャラをよくこの切り口で調理した! おつかれさまでした! 空中キャットファイト ガチの能力バトルをしつつ、そこから自然な流れでクソデカ感情のぶつけ合いに移行させる技術力に感服させられました。壮絶極まりないラストにも驚きました。 読みごたえで1だなー。2の方が読みやすかったけど短いよー SS内で突然能力が変化するのあまり好きではないんだけど、それを差し引いても相手側描写の拾い方、バトルの絵的な盛り上がり、ハードな結末、バチバチッとパンチラインが決まっている。つよい 百合が強い…! 最近5000字に慣れていたところがあったので、しっかりとした分量、それに見合った質、二転三転する展開に唸らされました。汐名莉弥が自分の都合のいいように現実を捉える最期の展開が物悲しくって物悲しくって。 なんだこれは なんだこれは 相手が悪かったとしか言いようがありません。その2は、共闘ものとして、水準以上の出来でした。起承転結もしっかりついているし、二人のやり取りはすごく魅力的なものになっていたと思います。ですが、その1が好みすぎる。ループするという能力を完ぺきに使いこなし、ただの少女がミサを追い詰めていく過程が、理詰めとエモさを見事に兼ね備えています。決着も、その後のオチも、まさに好み。素晴らしいものを読ませていただきました。 SSその2 コメントなし
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E アルマ タイプ M HP 28000 弱点 雷 金 0 Ex 5750 Pt 480 落 ナノジスト 落(レア) ナノリペアZ 盗 Eブースター 盗(レア) Cシール 出現 機動要塞(第17話)・第二ミルチア(第19話・第20話 ※キャラ戦) クゥフガ リリー タイプ M HP 19000 弱点 金 0 Ex 4550 Pt 136 落 ガイストジストE 落(レア) 無 盗 ジャンク回路B・Cシール 盗(レア) 無 出現 機動要塞(第17話) ケーラ セクス F タイプ M HP 20000 弱点 気 金 0 Ex 5600 Pt 200 落 ゼータリペア 落(レア) ゼータリペアDX 盗 軽量装甲 盗(レア) スナイパー回路 出現 機動要塞(第17話) ケーラ セクス S タイプ M HP 21000 弱点 気 金 0 Ex 5900 Pt 228 落 ゼータリペア 落(レア) ゼータリペアDX 盗 軽量装甲改 盗(レア) サーチデバイス 出現 機動要塞(第17話) ケーラ セプテム F タイプ M HP 18000 弱点 気 金 0 Ex 5450 Pt 224 落 ナノリペアA 落(レア) ナノリペアB 盗 10mm追加装甲 盗(レア) Eブースター 出現 機動要塞(第17話) ケーラ セプテム S タイプ M HP 19000 弱点 気 金 0 Ex 5500 Pt 240 落 ナノリペアA 落(レア) ナノリペアB 盗 20mm追加装甲 盗(レア) 高速駆動回路 出現 機動要塞(第17話) ヤクド カノン タイプ M HP 17000 弱点 雷 金 0 Ex 4100 Pt 156 落 ケルバージストE 落(レア) 無 盗 薬莢・ジャンク回路B 盗(レア) 無 出現 機動要塞(第17話) クゥフガ・ヴァリー タイプ M HP 18000 弱点 金 0 Ex 5270 Pt 124 落 ジャンク回路B 落(レア) 無 盗 無 盗(レア) 無 出現 水没都市(第18話) レビヤタ タイプ M HP 20000 弱点 雷 金 0 Ex 6140 Pt 198 落 ジャンク回路B 落(レア) ナノジスト 盗 無 盗(レア) 迫撃ユニット 出現 水没都市(第18話) レビヤタ指揮官機 タイプ M HP 27000 弱点 雷 金 0 Ex 6500 Pt 224 落 ジャンク回路B 落(レア) 毒リンゴ 盗 無 盗(レア) 突撃ユニット 出現 水没都市(第18話) 自動迎撃ポッド タイプ M HP 16800 弱点 B 金 0 Ex 4400 Pt 120 落 ジャンク回路B 落(レア) 無 盗 無 盗(レア) 無 出現 水没都市(第18話) ストォールマリーネ タイプ M HP 19000 弱点 無 金 0 Ex 5700 Pt 185 落 ジャンク回路B 落(レア) ガイストジストE 盗 無 盗(レア) 軽量装甲 出現 水没都市(第18話) O-88 デルピヌス タイプ M HP 39000 弱点 気 金 0 Ex 15480 Pt 250 落 ジャンク回路B 落(レア) ゼータリペア 盗 30mm追加装甲 盗(レア) 殲滅ユニット 出現 水没都市(第18話)・第二ミルチア(第19話 ※キャラ戦) マラナタ タイプ M HP 35000 弱点 雷 金 0 Ex 5500 Pt 178 落 ジャンク回路B 落(レア) ナノジスト 盗 ナノリペアA・ケルバージストE 盗(レア) スナイパー回路極 出現 Ωシステム(第19話) アナテマ タイプ M HP 26000 弱点 B 金 0 Ex 5500 Pt 178 落 ジャンク回路B 落(レア) ナノリペアZ 盗 ナノリペアA・ガイストジストE 盗(レア) 高速駆動回路 出現 Ωシステム(第19話) アナテマ指揮官機 タイプ M HP 34000 弱点 気 金 0 Ex 5950 Pt 210 落 ジャンク回路B 落(レア) ゼータリペアDX 盗 ナノリペアB・ナノジスト 盗(レア) サーチデバイス極 出現 Ωシステム(第19話) オルテュ L クフリ タイプ M HP 48000 弱点 雷 金 0 Ex 6040 Pt 500 落 無 落(レア) PドラッグΩ 盗 光の盾・金の霊石 盗(レア) 強襲ユニット 出現 Ωシステム(第19話) オルテュ L ルキア タイプ M HP 52000 弱点 氷 金 0 Ex 6700 Pt 515 落 無 落(レア) PドラッグΩ 盗 光の種・金の霊石 盗(レア) 奇襲ユニット 出現 Ωシステム(第19話) オルテュ L ヒンス タイプ M HP 44000 弱点 炎 金 0 Ex 7000 Pt 555 落 無 落(レア) PドラッグΩ 盗 気の盾・金の霊石 盗(レア) 殲滅ユニット 出現 Ωシステム(第19話) クレスケンス タイプ M HP 31500 弱点 氷 金 0 Ex 5450 Pt 400 落 ゼータリペア 落(レア) 無 盗 銀の霊石・ガイストジストE 盗(レア) Cスペックダウン 出現 Ωシステム(第19話) ノワ タイプ M HP 30500 弱点 炎 金 0 Ex 6250 Pt 432 落 ナノリペアB 落(レア) 無 盗 銀の霊石・ケルバージストE 盗(レア) Cシール 出現 Ωシステム(第19話) エル・エックス タイプ M HP 43000 弱点 気 金 0 Ex 4870 Pt 120 落 ゼータジストDX 落(レア) 無 盗 サーチデバイス 盗(レア) 無 出現 宇宙(第19話・第20話) セプテムトリオン タイプ M HP 40000 弱点 気 金 0 Ex 6500 Pt 350 落 ナノリペアB 落(レア) 無 盗 高速駆動回路 盗(レア) 無 出現 宇宙(第19話・第20話) デナンベルガ タイプ M HP 37000 弱点 無 金 0 Ex 6870 Pt 285 落 ガイストジストE 落(レア) 無 盗 軽量装甲 盗(レア) 無 出現 宇宙(第19話・第20話) ブリュンヒルド タイプ M HP 87654 弱点 無 金 0 Ex 30000 Pt 1200 落 無 落(レア) 無 盗 無 盗(レア) 無 出現 宇宙(第19話・第20話) レビヤタバイン タイプ M HP 44000 弱点 無 金 0 Ex 7500 Pt 324 落 毒リンゴ 落(レア) 無 盗 突撃ユニット 盗(レア) 無 出現 宇宙(第19話・第20話)
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基本的に回復系アイテムは買うか変換で手に入る 補助系は破砕プラグインなど ポイントアップ系は買うか敵やミニゲームなど 換金は敵が落とす通常アイテム(レアではない場合が多い) 店売りのアイテムは、ストーリーの進行状況によって変わっていきます。 初期に買えていたアイテムも、途中で買えなくなるので注意を。 種類 アイテム名 効果 価格 入手方法 回復(キャラ) アクアジスト HP200回復(E.S.不可) 100 アクアジストS HP400回復(E.S.不可) アクアジストDX HP800回復(E.S.不可) アクアMAX HP完全回復(E.S.不可) ローズジスト EP20回復(E.S.不可) 400 ローズジストS EP40回復(E.S.不可) ローズジストDX EP100回復(E.S.不可) ローズMAX EP250回復(E.S.不可) アクアローズ HP&EP全回復(E.S.不可) 5000 ゼータジスト 戦闘不能&HP小回復(E.S.不可) ゼータジストDX 戦闘不能&HP全回復(E.S.不可) 1000 エクストラジスト 全ステータス異常回復(E.S.不可) ケルバージスト ステータス異常回復(E.S.不可) 40 ガイストジスト ステータス変化回復(E.S.不可) スペーステント HP&EP全回復 500 回復(E.S.) ナノリペアA HP5000回復(E.S.用) 300 ナノリペアB HP10000回復(E.S.用) 500 ナノリペアZ HP20000回復(E.S.用) 800 スペースガレージ E.S.全機のHP全回復(E.S.用) 1500 ゼータリペア 戦闘不能&HP小回復(E.S.用) 300 ゼータリペアDX 戦闘不能&HP全回復(E.S.用) ナノジスト 全ステータス異常回復(E.S.用) 100 ケルバージストE ステータス異常回復(E.S.用) 50 ガイストジストE ステータス変化回復(E.S.用) 50 補助 ボルテージ ブースト回数+1 300 エスケープボール バトルから逃走 80 武神の札 STR25%アップ 毒リンゴ 味方1人のHPを1にする ボーグマンS AGL10%アップ ハードスター DEF10%アップ スピードスター AGL25%アップ 女神の盾 ETL10%ダウン 戦神の盾 ETL10%アップ 炎の種 一定ターン中「炎」の属性を付加 150 雷の種 一定ターン中「雷」の属性を付加 150 氷の種 一定ターン中「冷」の属性を付加 150 気の種 一定ターン中「気」の属性を付加 150 光の種 一定ターン中「B」の属性を付加 200 炎の盾 一定ターン中「耐炎」の属性を付加(25%) 雷の盾 一定ターン中「耐雷」の属性を付加(25%) 氷の盾 一定ターン中「耐冷」の属性を付加(25%) 気の盾 一定ターン中「耐気」の属性を付加(25%) 光の盾 一定ターン中「耐B」の属性を付加(25%) ポイントUP Pドラッグα POINT+50 2000 水没都市ショップ1 Pドラッグβ POINT+100 5000 水没都市ショップ1 Pドラッグγ POINT+250 7500 水没都市ショップ1 PドラッグΣ POINT+500 10000 水没都市ショップ1アーチェリー PドラッグΩ POINT+1000 換金アイテム 薬莢 売価200 ジャンク回路A 売価300 ジャンク回路B 売価500 ユニコーンの角 売価600 コボルトの包丁 売価500 きれいな石 売価1500 青の霊石 売価1800 緑の霊石 売価2000 銀の霊石 売価4500 金の霊石 売価5000
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No 名前 属性 ★の数 入手方法 1 ビスマルク 火 ★ 花吹雪く戦艦遺跡 2 ミカエル 氷 ★ 夢の世界樹 3 ノブナガ 地 ★ 夢の世界樹 4 ヒッチコック 雷 ★ 夢の世界樹 5 サロメ 光 ★ 6 ロンギヌス 闇 ★ クリスマス・マウンテン 7 トムソーヤー 火 ★ 珊瑚に愛された水没都市 8 オトヒメ 氷 ★ 珊瑚に愛された水没都市 9 クルーソー 地 ★ 珊瑚に愛された水没都市 10 シャーロック 雷 ★ 珊瑚に愛された水没都市 11 ガリレオ 光 ★ 花吹雪く戦艦遺跡 12 アッティラ 闇 ★ 夢の世界樹 13 ネロ 火 ★ 珊瑚に愛された水没都市 14 ホクサイ 氷 ★ 花吹雪く戦艦遺跡 15 ティターニア 地 ★ 花吹雪く戦艦遺跡 16 チンギスハン 雷 ★ 花吹雪く戦艦遺跡 17 イッスン 光 ★ 18 ファウスト 闇 ★ 19 ソウセキ 無 ★★ クリスマス・マウンテン 20 マリア・テレジア 火 ★★ 夢の世界樹 21 メーテルリンク 氷 ★★ クリスマス・マウンテン 22 シートン 地 ★★ クリスマス・マウンテン 23 ゲンナイ 雷 ★★ 24 クロムウェル 火 ★★ 25 ハンニバル 氷 ★★ 26 ピーターパン 地 ★★ クリスマス・マウンテン 27 インドラ 雷 ★★ 28 クフ 光 ★★ 29 ロダン 闇 ★★ 30 ツァラトゥストラ 火 ★★ マグマオーシャン 31 グリム 氷 ★★ マグマオーシャン 32 コウシ 無 ★★★ 33 マタ・ハリ 火 ★★★ 34 コペルニクス 氷 ★★★ マグマオーシャン 35 アツヒメ 地 ★★★ 36 シェヘラザード 雷 ★★★ 37 アマデウス 光 ★★★ マグマオーシャン 38 ハーメルン 闇 ★★★ マグマオーシャン 39 ガンクツオウ 火 ★★★ 40 エイハブ 氷 ★★★ 41 ノーベル 火 ★★★ 42 ラスプーチン 氷 ★★★ 43 カグヤ 地 ★★★ 44 ワット 雷 ★★★ 45 ロムレス&レムス 光 ★★★ 46 カーリー 闇 ★★★ 47 ベイオウルフ 無 ★★★ 48 ヒッポリュテ 地 ★★★ 49 リンカーン 火 ★★★ 50 フランクリン 光 ★★★ 51 モチヅキ 闇 ★★★ 52 ヘイシチ 火 ★★★★ 花吹雪く戦艦遺跡のアイテムシートコンプリート報酬 53 ダルタニャン 氷 ★★★★ 珊瑚に愛された水没都市のアイテムシートコンプリート報酬 54 バショウ 地 ★★★★ 夢の世界樹のアイテムシートコンプリート報酬 55 ダッキ 雷 ★★★★ クリスマス・マウンテンのアイテムシートコンプリート報酬 56 マリー 光 ★★★★ 57 シェイクスピア 闇 ★★★★ 58 ダ・ヴィンチ 無 ★★★★ 59 ノストラダムス 火 ★★★★ マグマオーシャンのアイテムシートコンプリート報酬 60 ラプンツェル 氷 ★★★★ 61 ミケランジェロ 地 ★★★★ 彷徨える播種宇宙船【アルカ】彷徨える播種宇宙船のアイテムシートコンプリート報酬 62 シコウテイ 雷 ★★★★ 要塞戦艦ジャターユのアイテムシートコンプリート報酬 63 ルー 光 ★★★★ 原初の地のアイテムシートコンプリート報酬 64 ツタンカーメン 闇 ★★★★ 星の最果てのアイテムシートコンプリート報酬 65 ソロモン 無 ★★★★ 第二衛星テイア【中枢】のアイテムシートコンプリート報酬 66 ケンシン 火 ★★★★ カグヤ+リンカーン 67 マサムネ 氷 ★★★★ カグヤ+モチヅキ 68 スパルタカス 地 ★★★★ ギフト合成(その他) 69 イシュタル 雷 ★★★★ イシュトバーン+コロンブス 70 イキュウ 光 ★★★★ ギフト合成(その他) 71 J・ザ・リッパー 闇 ★★★★ ナポレオン+シェヘラザード 72 アレイスター 無 ★★★★ ギフト合成(その他) 73 ゴエモン 火 ★★★★ ギフト合成(その他) 74 ジョウベエ 氷 ★★★★ ギフト合成(その他) 75 ヨシツネ 地 ★★★★ ギフト合成(その他) 76 スサノオ 火 ★★★★ ギフト合成(その他) 77 アマテラス 光 ★★★★ ギフト合成(その他) 78 ツクヨミ 闇 ★★★★ ギフト合成(その他) 79 ゴクウ 火 ★★★★★ ヨシツネ+スサノオ 80 アカズキン 氷 ★★★★★ ジュウベエ+ナポレオン 81 アフロディーテ 地 ★★★★★ ダンテ+ライオンハート 82 リョウマ 雷 ★★★★★ シズカゴゼン+マサムネ 83 エジソン 光 ★★★★★ ジョンドゥ+リンカーン 84 アラジン 闇 ★★★★★ ゴエモン+イゾルデ 85 イヴ 光 ★★★★★ 86 アダム 無 ★★★★★ 87 ショカ 火 ★★★★★ ケンシン+ゴエモン 88 ナポレオン 氷 ★★★★★ ジュウベエ+マサムネ 89 ニュートン 地 ★★★★★ スパルタカス+ヨシツネ 90 アレクサンダー 雷 ★★★★★ イシュタル+スサノオ 91 シズカゴゼン 光 ★★★★★ イッキュウ+マテラス 92 ジョンドゥ 闇 ★★★★★ J・ザ・リッパー + ツクヨミ 93 ライオンハート 火 ★★★★★ ノストラダムス+ヘイシチ 94 ジキルハイド 氷 ★★★★★ ダルタニャン+ラプンツェル 95 カメハメハ 地 ★★★★★ バショウ+ミケランジェロ 96 クレオパトラ 火 ★★★★★ ダッキ+シコウテイ 97 イゾルデ 光 ★★★★★ マリー+ルー 98 ジュリエット 闇 ★★★★★ シェイクスピア+ツタンカーメン 99 コジロウ 無 ★★★★★ ダ・ヴィンチ+ソロモン 100 マザー 光 ★★★★ ストーリー 101 ヨハネ 雷 ★★★★ ストーリー 102 ダーウィン 無 ★★★★ ジーンBOX 103 コウメイ 火 ★★★★ 1月のラッキーBOX 104 プラトン 氷 ★★★★ 2月のラッキーBOX 105 パールヴァティ 地 ★★★★ 3月のラッキーBOX 106 ライト 雷 ★★★★ 4月のラッキーBOX 107 シラユキ 光 ★★★★ 5月のラッキーBOX 108 ソウソウ 闇 ★★★★ 6月のラッキーBOX 109 ムサシ 火 ★★★★ 7月のラッキーBOX 110 アルキメデス 氷 ★★★★ 8月のラッキーBOX 111 カエサル 地 ★★★★ 9月のラッキーBOX 112 ロビンフッド 雷 ★★★★ 10月のラッキーBOX 113 アリス 氷 ★★★★ 11月のラッキーBOX 114 ハンゾウ 闇 ★★★★ 12月のラッキーBOX 115 ヒミコ 火 ★★★★ 1月の限定BOX 116 コロンブス 氷 ★★★★ 7月の限定BOX 117 オキタ 地 ★★★★ 3月の限定BOX 118 オーディーン 雷 ★★★★ 5月の限定BOX 119 バレンタイン 光 ★★★★ 2月の限定BOX 120 ヴラドツェペシュ 闇 ★★★★ 11月の限定BOX 121 ブリュンヒルデ 火 ★★★★ 6月の限定BOX 122 サンタクロース 氷 ★★★★ 12月の限定BOX 123 ドンキホーテ 地 ★★★★ 10月の限定BOX 124 ゲオルギウス 雷 ★★★★ 8月の限定BOX 125 イシュトヴァーン 光 ★★★★ 9月の限定BOX 126 モリガン 闇 ★★★★ 4月の限定BOX 127 ジャンヌダルク 火 ★★★★★ 6月のジーンBOX 128 カリプソ 氷 ★★★★★ 7月のジーンBOX 129 セイメイ 地 ★★★★★ 2月のジーンBO 130 アガメムノン 雷 ★★★★★ 7月のジーンBOX 131 アテナ 光 ★★★★★ 12月のジーンBOX 132 ブラックプリンス 闇 ★★★★★ 2月のジーンBOX 133 キシボジン 火 ★★★★★ 3月のジーンBOX 134 ダンテ 氷 ★★★★★ 3月のジーンBOX 135 ガガーリン 地 ★★★★★ 10月のジーンBOX 136 ワーグナー 雷 ★★★★★ 5月のジーンBOX 137 ゲンジョウ 光 ★★★★★ 10月のジーンBOX 138 アルテミス 闇 ★★★★★ 5月のジーンBOX
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アクエリアス 収録作品:悪魔城伝説[FC] 作曲者:コナミ矩形波倶楽部 概要 ステージ6「水没都市」とステージ7「ドラキュラ城別館(*1)」で流れるBGM。 『悪魔城伝説』はステージが分岐するのが特徴で、ステージ3の途中で上を行くか下を行くかによって中盤のステージが全く異なる。 上ルートを選択した場合はドラキュラ城別館、下ルートを選択した場合は水没都市のステージへ行くことが出来る。 「Aquarius(水がめ)」というタイトルのことから、どちらかというと水のステージである水没都市をイメージした音楽だと思われる。 本作の中でも随一のアップテンポな音楽で、ゲームも中盤を越え緩みがちなプレイヤーを意気を再び引き締めるかのような勇猛果敢な曲調。 VRC6のぶ厚い音色による流れる様な美しいメロディーも印象的で、水のステージの流麗なイメージともよく合っている。 若干ループの短い曲ではあるがそのインパクトはとても強く、「Beginning」と並んで本作における代表曲として人気が高い。 ただし下ルートの場合ステージ5でもう一度分岐が発生し、上へを選択すると別ステージの「ドラキュラ城地下水路」へ行ってしまう。 そこのステージで流れるのはもちろん「Aquarius」ではなく、陰鬱で不気味な雰囲気に包まれた「Demon Seed」である。 こうなるともうこの曲を聴く機会は無くなるので、この曲が聴きたくてゲームをプレイするなら下ルートの分岐には注意しよう。 この曲は以下の作品でアレンジされている。どれも良アレンジばかりなのでファンなら要チェック。 作品 編曲者 補足 悪魔城ドラキュラCircle of the Moon 戸島壮太郎 地下回廊エリアで使用。追加パートあり。 ドラキュラ伝説 ReBirth 並木学 時計台ステージで使用。 悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair 浅田靖 DLCの追加曲。 パチスロ悪魔城ドラキュラIII 倉持武志? 曲名「Aquarius Ver.972」追加パートあり。 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 関河義人 追加パートあり。 過去ランキング順位 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 739位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 692位 ファミコン名曲ベスト100 54位 第2回ファミコン名曲ベスト100 137位 みんなで決めるKONAMIのゲーム音楽BEST100 32位 みんなで決める横スクロールアクションステージBGMベスト100 197位 みんなで決める2018年の新曲ランキング 89位(スマブラSP) みんなで決める大乱闘スマッシュブラザーズBGMランキング 202位(スマブラSP) みんなで決めるアレンジBGMランキング 113位(ReBirth)、163位(Circle of the Moon) みんなで決める1980年代の名曲ランキング 18位 サウンドトラック 悪魔城ドラキュラ ベスト 悪魔城伝説 SOUNDTRACKS (FC国内版) ダウンロード配信 Castlevania III Dracula’s Curse(NES海外版) SOUNDTRACKS ダウンロード配信
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DRAGON SABER 機種:AC, PCE, PS, NS, PS4 作曲者:細江慎治 (MEGATEN.HOSOE) サウンド (PCE):坂田圭司 (NOBI) 開発元:ナムコ (AC)、ナウプロダクション (PCE) 発売元:ナムコ 発売日:1990年12月10日 (AC)、1991年12月27日 (PCE)、2022年7月14日 (NS, PS4) 概要 『ドラゴンスピリット』の続編として発売した縦スクロールシューティングゲーム。 スタッフロールにも"DRAGON SPIRIT 2"という記載がある。 時代設定は近未来で、環境破壊による地球の劣悪化がテーマだったりする。このことは悪い意味で現実味を帯びてきている。 クレジットを投入して1Pの両方のボタンを押しながらスタートすると前作のアレンジBGMでプレイすることが可能。 PCエンジン版ではOPTIONからSOUND TESTが可能。 太鼓の達人シリーズではBGM水没都市が収録されている。 (前作:ドラゴンスピリット) 収録曲 (最新サウンドトラック順) 曲名 (*1) 補足 順位 アーケード(通常)版 ストーリー・オブ・ドラゴンセイバーストーリー オブ ドラゴンセイバー アトラクトデモ前作より「エンディング」を一部に引用 COINクレジットサウンド ドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用 オープニング ヴィジュアル ドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用原曲:前作より「オープニング」(PCE)「OPENING」 水没都市 STAGE 1(PCE)「STAGE 1 (水没都市)」 第4回704位アーケード60位第2回アーケード4位シューティング95位第2回マイナーレトロ27位 親玉 AボスA STAGE 1, 5ボスドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用(PCE)「STAGE 1,5 BOSS (アキラ,ロックヘッド)」 火山 STAGE 2(PCE)「STAGE 2 (火山)」 第2回アーケード210位 親玉 BボスB STAGE 2, 3, 6ボスドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用(PCE)「STAGE 2,3,6 BOSS (ヒッポカンパス,エイリアンキング,アイススネーク)」 化石 STAGE 3(PCE)「STAGE 3 (化石)」 エイリアンキングウッディ STAGE 4ボスドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用(PCE)「STAGE 4 BOSS (ウッディ)」 地じん STAGE 4(PCE)「STAGE 4(地蕈)」 アーケード38位第2回アーケード271位 溪谷 STAGE 5(PCE)「STAGE 5(溪谷)」 氷穴 STAGE 6(PCE)「STAGE 6(氷穴)」 アーケード57位第3回マイナーレトロ98位冬・雪・氷32位 魔界 STAGE 7ドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用(PCE)「STAGE 7(魔界)」 ドラゴンゾンビ STAGE 7ボスドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用(PCE)「STAGE 7 BOSS(ドラゴンゾンビ)」 暗黒 STAGE 8ドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用(PCE)「STAGE 8(暗黒)」 ウルティマ STAGE 9ドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用(PCE)「STAGE 9(ウルティマ)」 カオス STAGE 9ボスドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョンでも使用原曲:前作より「ラストボス」(PCE)「STAGE 9 BOSS(カオス)」 エンディング (PCE)「ENDING CREDIT」 コンティニュー (PCE)「NEXT PLAY(コンティニュー)」 ネームランキング A ネームランキング B (PCE)「BEST OF BRAVES(ネームエントリー)」 アーケード版 ドラゴンスピリット・システム2アレンジバージョン 海上(未使用) 基板未収録音源スーパースィープ版には収録なし原曲:前作より「出発」 ROUND 1ステージ1 STAGE 1原曲:前作より「エリア 1」 ROUND 2ステージ2 STAGE 2原曲:前作より「エリア 2」 ROUND 3ステージ3 STAGE 3原曲:前作より「エリア 5」 ROUND 4ステージ4 STAGE 4原曲:前作より「エリア 3」 ROUND 5ステージ5 STAGE 5原曲:前作より「エリア 4」 ROUND 6ステージ6 STAGE 6原曲:前作より「エリア 6」 ENDING裏エンディング エンディング原曲:前作より「エンディング」 裏ネームランキング ネームランキング原曲:前作より「おまけ」(PCE)「EXTRA NAME RANKING (AC版ドラゴンセイバー隠し曲)」 『ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス Vol.4』収録楽曲 水没都市(アレンジ・バージョン) 編曲者:米光亮 火山(アレンジ・バージョン) 編曲者:米光亮 氷穴(アレンジ・バージョン) 編曲者:米光亮 『ナムコ ビデオ ゲーム グラフィティ Volume 7』収録アレンジ・バージョン ドラゴンセイバー 化石 (アレンジ・バージョン) 編曲者:米光亮 ドラゴンセイバー 地じん (アレンジ・バージョン) 編曲者:米光亮 『細江慎治WORKS Vol.3』収録アレンジ 水没都市 -YOUSUKE YASUI ARRANGE VERSION- 編曲者:安井洋介 地じん -YUZO KOSHIRO ARRANGE VERSION- 編曲者:古代祐三 サウンドトラック ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス Vol.4 ドラゴンセイバー アーケード版、米光亮氏によるアレンジ・バージョンを収録 ナムコ ビデオ ゲーム グラフィティ Volume 7 米光亮氏によるアレンジ・バージョン2曲を収録 細江慎治WORKS Vol.3~ドラゴンセイバー~ DISC.1をDRAGON SABER SIDE、DISC.2をDRAGON SPIRIT II SIDEとし新規Arrange versionも収録 HuCARD Disc In BANDAI NAMCO Games Inc.Vol.1 PCエンジン版を収録 ドラゴンセイバー オリジナルサウンドトラック 各種サブスクリプションサービスでの配信。 アーケード版を収録。 関連動画 AC版 (Wii VC AC) プレイ動画 『細江慎治 WORKS VOL.3 ~ドラゴンセイバー~』