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蒼星石 初登場話 17 Lapislazuli Garden 登場話数 22話(多部作を含むと32) 現在状況 二日目の朝時点で生存 現データ 第283話死者への誓い時点 初期支給品 板チョコ、ジッポライター、戦輪 所持スキル 説明 ローゼンメイデン 生きた人形。人形だが高い身体能力、飛行能力等を持つ。 契約 人と契約することで、その人から力をもらうことができる。 格闘 薔薇乙女には珍しく、庭師の鋏を使用した大振りな接近格闘が得意。 夢の扉 眠っている人間の夢の扉を開き、精神世界に入る事ができる。 ※金糸雀 ロワ内で金糸雀のローザミスティカを取り込み、その能力を得た。 ※契約 ロワ内でエヴァと人形契約をし、四肢を維持。 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 解説 初遭遇話 翠星石 仲間 双子の姉 ロワ内では再会していない。 タバサ 仲間 一番最初に出会った仲間。再開して謝りたい。 17 Lapislazuli Garden バルディッシュ・アサルト 仲間(物) タバサの所有物。魔法少女リリカルなのはA s出典。 18 SLUM No.5~そして狂を生きる イシドロ 仲間 敵だったが白レンに調教された仲間。 69 変わらぬ微笑み 白レン 険悪 警戒しつつも受け容れた仲間。裏切られた。 85 後悔は後で悔いること リリス 敵対 学校でQ-Beeと話をしていた。 160-1 リリス乱舞/斬、そして……(前編) グリーン 敵対 リリスの仲間。なんとか撃退した。 160-1 リリス乱舞/斬、そして……(前編) 野比のび太 中立 情報交換した。 198 プロパガンダも楽じゃない 太刀川ミミ その他 気絶して倒れていた少女。北東市街で解放した後に死んだらしい。 198 プロパガンダも楽じゃない 金糸雀 仲間 元世界の姉。死んでいたので棺桶に入れた。 227 Humpty Dumpty had a great fall. 真紅 仲間 元世界の妹。片腕のみ発見して棺桶に入れた。 227 Humpty Dumpty had a great fall. ククリ 仲間 金糸雀の仲間の回復呪文の使い手(と思っている)。棺桶に入れた。 227 Humpty Dumpty had a great fall. トリエラ 仲間 金糸雀の殺害犯だと誤解したが、話し合いでどうにか解けた。 227 All the king s horses, 犬上小太郎 険悪 本当のタバサに気付いた人物。 227 And all the king s men, 雛苺 仲間 元世界の妹。トリエラ追跡の時に遠くから見られていたのだが、気付いていない。 227 And all the king s men, レミリア・スカーレット 敵対 QBとの戦いを目撃。接触はしていないが、危険人物と認識。 228 鉄鎚は語る グラーフアイゼン 中立(物) QBとレミリアの戦闘跡に落ちていた。魔法少女リリカルなのはA s出典。 228 鉄鎚は語る 三宮紫穂 同盟 塔で結んだ7人の魔女たちのうちの一人。北に向かった。 248-1 ワルプルギスの夜/宴の支度 ヴィータ 同盟 塔で結んだ7人の魔女たちのうちの一人。北に向かった。 248-1 ワルプルギスの夜/宴の支度 グレーテル 敵対 同盟を組んだが、体をバラバラにされる。西に向かった。 248-1 ワルプルギスの夜/宴の支度 南千秋 同盟? 同盟を組んだ相手だったが、砲撃で撃たれた。 248-1 ワルプルギスの夜/宴の支度 イヴ 中立? 同盟の一人だったはずだが、レックス曰く今はヤミヤミとのこと。 248-1 ワルプルギスの夜/宴の支度 エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル 契約 バラバラにされた体を契約で直してもらう。西に向かった。 248-1 ワルプルギスの夜/宴の支度 メロ 敵対 学校で襲撃。彼らもゲームに乗っている模様。 263-1 遺。(前編) ブルー 敵対 学校で襲撃。彼らもゲームに乗っている模様。 263-1 遺。(前編) ニケ 友好? 彼のためにも何かをしたい。 263-1 遺。(前編) レックス 中立 タバサの兄で捜索対象。 283 死者への誓い 木之本桜 中立 アイゼン曰く、レックス達と戦った相手。今は友好なようだ。 283 死者への誓い 最終状態 【F-3/城門前/2日目/朝】 【蒼星石@ローゼンメイデン】 [状態]:金糸雀のローザミスティカ継承、チャチャゼロの部品と人形契約により四肢を維持、 ローゼンメイデンとしての機能失調、泥塗れ、精神的に激しい衝撃、それでも進む意志 [装備]:庭師の鋏@ローゼンメイデン、戦輪×4@忍たま乱太郎 [道具]:基本支給品×2、金糸雀のバイオリンと弓@ローゼンメイデン、ジッポ、板チョコ@DEATH NOTE、素昆布@銀魂 旅行用救急セット(消毒薬と針と糸)@デジモンアドベンチャー、トンネル南側入り口の鍵 [思考]:雛苺もいなくなっちゃった、か…… 第一行動方針:レックスと一緒にベルカナの捜索 第二行動方針:レックス達と情報交換。不可解な死者発表について意見を聞きたい 第三行動方針:タバサ達に謝りに行く。 第四行動方針:エヴァを引き戻すための何かを探す。 基本行動方針:人の心を護る。 [備考]:現在蒼星石の四肢はエヴァとの人形契約により動いています。 蒼星石の自由に動き、エヴァにとっての負担もほぼ有りませんが、 昼間のエヴァの魔力の減衰や、死亡によって影響を受ける可能性は有ります。 エヴァと情報交換しました。少なくとも島を覆う結界や地下に本拠地があるであろうことは聞いてます。 ※ジェダ達に死亡したと思われています。首輪の中のP-Beeも眠っています。そのことに蒼星石は気付いていません。 ※死者発表で自分の名前が呼ばれたこと、レベッカ宮本の名前が呼ばれなかったことを不審に思っています。 踏破地域 D-3(森)→C-3(塔)→B-3(廃病院)→C-3(塔)→D-2(森)→C-3(塔)→D-1(道路)→H-1(デパート)→G-1(街路)→G-1(民家)→F-1(桜の木と東の橋の間)→D-2→C-3→C-4(神社)→D-4(学校)→E-5(荒地)→F-3(城) A B C D E F G H ■■■□□□□□1 ■■□□■■■■2 ■□□□■□■■3 ■■□□■□■■4 ■■■□□□■■5 ■■■■■■■■6 ■■■■■■■■7 ■■■■■■■■8 考察 85 後悔は後で悔いることにてタバサから塔に関する情報を得ている。 内容は以下の通り。 一つ一つの塔には重要な秘密が隠されており、 怪しい所を調査する必要性がある。 情報 17 Lapislazuli Gardenにてタバサと元の世界での自分たちについて話している。 94 ようこそ悪いユメの中にてタバサに自身の能力について話している。 165 信じるものは -all or nothing-にて自分が一度死んだことを思い出した。 また、ここでタバサの世界の復活の概念についてまともに聞いている。 198 プロパガンダも楽じゃないにてのび太としっかりした情報交換をした。 蒼星石からは少なくともレックスと蘇生について話している。 のび太からは少なくともシャナについてと人形について、グリーンについて聞いており、 シャナが人形を壊すと言ってたことを聞き、警戒している。 リルルとトリエラについても聞いている。 209 キアリクは効きますか?にてバルディッシュが 少なくともフェイトが自分のマスターであるということを蒼星石とタバサに話していたことが判明。 その他の知り合いについて聞いているかは不明。 228 鉄鎚は語るにてトリエラのご褒美でQBから金糸雀を殺した相手がヴィクトリアだと聞いている。 231 幻影(前編/中編/後編)にて、小太郎とトリエラとグラーフアイゼンとのしっかりとした情報交換をしている。 また同作品中にて、タバサに対して致命的かつ激しい誤解を抱いていることが判明。 274 目撃者と追跡者にて、エヴァと情報交換をした。 少なくとも結界のことや地下に敵の本拠地があることは聞いている。
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Dリーグ 対戦結果 Dリーグ(正順)結果 No 01 02 03 04 05 06 07 08 09 01 \ ○ × × × ○ × ○ ○ 04-04-00 05位 02 × \ ○ × × ○ × × ○ 03-05-00 06位 03 ○ × \ × ○ ○ × × ○ 04-04-00 04位 04 ○ ○ ○ \ ○ ○ ○ ○ ○ 08-00-00 01位 05 ○ ○ × × \ × × × × 02-06-00 07位 06 × × × × ○ \ × × × 01-07-00 09位 07 ○ ○ ○ × ○ ○ \ ○ ○ 07-01-00 02位 08 × ○ ○ × ○ ○ × \ ○ 05-03-00 03位 09 × × × × ○ ○ × × \ 02-06-00 08位 01 松 ま アング+フライド+ラスティ 02 雪下出麦 するが トライ+ラスティ+アラクネー 03 桃太郎チーム パス ネグローニ+犬+イカ 04 ワルキューレの騎行 ヒデー イカ+アラクネー+ホイリー 05 RISCアーキテクチャ隊 バジお バッド+棺桶+ロータス 06 Qe. Qeero 木琴+アラクネー+バッド 07 思考錯誤 ハルゾ イカ+アラクネー+バジ 08 Nagぎりぎりよいおとし ともごろー+Rapier+団ちょ マリア+ホッパー+バジ 09 FTH earl ジェイラー+ホッパー+木琴 Dリーグ(逆順)結果 No 01 02 03 04 05 06 07 08 09 01 \ × × × ○ × × × × 01-07-00 08位 02 ○ \ × ○ ○ × ○ × × 04-04-00 04位 03 ○ ○ \ ○ ○ × ○ ○ ○ 07-01-00 02位 04 ○ × × \ ○ × × ○ × 03-05-00 07位 05 × × × × \ × × × × 00-08-00 09位 06 ○ ○ ○ ○ ○ \ ○ ○ ○ 08-00-00 01位 07 ○ × × ○ ○ × \ ○ × 04-04-00 05位 08 ○ ○ × × ○ × × \ ○ 04-04-00 06位 09 ○ ○ × ○ ○ × ○ × \ 05-03-00 03位 01 FTH earl ジェイラー+ホッパー+木琴 02 Nagぎりぎりよいおとし ともごろー+Rapier+団ちょ マリア+ホッパー+バジ 03 思考錯誤 ハルゾ イカ+アラクネー+バジ 04 Qe. Qeero 木琴+アラクネー+バッド 05 RISCアーキテクチャ隊 バジお バッド+棺桶+ロータス 06 ワルキューレの騎行 ヒデー イカ+アラクネー+ホイリー 07 桃太郎チーム パス ネグローニ+犬+イカ 08 雪下出麦 するが トライ+ラスティ+アラクネー 09 松 ま アング+フライド+ラスティ Dリーグ総合結果 1位 16-00 ワルキューレの騎行 ヒデー 2位 14-02 思考錯誤 ハルゾ 3位 09-07 Nagぎりぎりよいおとし ともごろー+Rapier+団ちょ(正3位、逆4位) 4位 09-07 松 ま (正5位、逆4位) 5位 08-08 桃太郎チーム パス 6位 07-09 雪下出麦 するが 7位 04-12 Qe. Qeero 8位 03-13 FTH earl 9位 02-14 RISCアーキテクチャ隊 バジお コメント (1)「松」・ま・アング+フライド+ラスティ ラスティ「椛」のジャミング下で、アング「楓」とフライド「椚」が突撃 し、敵陣を攪乱。レーダー強化オプションを装備しているのは椛ラスティの みで、後方の闇から支援砲撃を行う、ユニークながらも明快な役割分担のチ ーム。近距離からのパルスと闇からのカノンがなかなかにいやらしい。霧が 晴れた中盤から終盤までに数的有利を確保できるかが勝負の分かれ目。 機種構成上、対空力はもともと高めなので、アングの近接地上戦闘とフラ イドの回避力を磨き上げるともっと恐いチームに化ける可能性あり。 (2)「雪下出麦」・するが・トライ+ラスティ+アラクネー 敵陣に突っ込むトライポッドをラスティとアラクネーが砲撃支援。それに しても光るのはトライポッドの軽快で小気味の良い動き。巧みに敵弾をかい くぐり、積極的に格闘を決めに突っ込む。かと思えば、ひらりと離脱しつつ 地雷散布、距離をとってロケット発射!と、最前線で1機攪乱任務を遂行す る様は必見。 なにげにラスティの回し蹴りがカッコイイ。それとこっそり全機が修復OP を装備しており、終盤意外な粘りを発揮することも。チーム名の由来はここ にあったか? (3)「桃太郎チーム」・パス・ネグローニ+犬+イカ ネグローニ「サル」が切り込み隊長だろうか?突撃っぷりが清々しい。 移動手段が遠距離格闘で、その動きはまさにサル。キャンセル格闘機で はないものの結構格闘を決めており侮れない。イヌは以外にも遠くからの ビーム射撃で支援を行う役…かと思いきや、何かの拍子で突撃に転じる まさに迷犬。チァーイカ「キジ」はいつも最後まで残って、仲間を必死 で守っていた。特殊アクションを使ったムラマサ回避が見事だったりする。 戦いぶり、機体名、桃のエンブレムなど、チームのテーマがわかりやすく て楽しいチーム。 (4)「ワルキューレの騎行」・ヒデー・イカ+アラクネー+ホイリー チァーイカ「ワルキューレ」が空から切り込み、地上のホイリー、 アラクネーが支援砲撃を行うチーム。ホイリー「選ばれし下僕」は 距離をとって角度を散らすようにロケットを掃射するのが特徴的。 敵陣が火の海の中、混乱する状況は見ていて痛快である。 アラクネ「選ばれし射手」はフォーメーションの位置関係だろうか? 何故か障害物越しに遠距離砲撃を行うケースが多かった。上級演習場の 障害物配置の特徴を考えたものだとすると、実にニクイ仕掛けである。 (5)「RISCアーキテクチャ隊」・バジお・バッド+棺桶+ロータス 全機6×6チップでうまくまとめられたチーム。狙ってかどうかはわから ないが、ショットロータスとレールガンバッドの連携が見所。頭上にロー タスが張り付いた状態でレールガンの狙撃を受けてはたまらない。 コフィンのミサイルが残敵の処理にうまく機能していた。折角の動きの 良いロータスが燃料切れで落ちてしまう事があるのが実に惜しい。 (6)「Qe.」・Qeero・木琴+アラクネー+バッド 木琴「ME=GO」が徘徊する囮役で、アラクネーとバッドの火力が 軸となるチーム。若干射撃が控えめなせいか、他のチームに圧倒される 展開が多かった。時折見せるバッド「TSATHOGGA」のロケット一斉掃射が 決まると見事に敵機を返り討ちにすることがある。 アラクネー「ATLACH-NACHA」にループバグありか?静止したまま固まって しまう現象が見られたのが残念。 (7)「思考錯誤」・ハルゾ・イカ+アラクネー+バジ 周回カノンバジと砲撃カノンアラクネーにチァーイカの遊撃が噛み合った チーム。個々の機体それぞれの出来がきちんとしていて火力も充分、まさに 「正当派」ともいうべき混成チーム。この三種のハードは発売当初から強い 強いとさんざん言われながら、それらを組み合わせた混成チームというのは ほとんど見かけなかったように思う。昨年のCHP界を見事に総まとめした チームと言える。 (8)「Nagぎりぎりよいおとし」・ともごろー+Rapier+団ちょ・マリア+ホッパー+バジ バジ「親不知二本目」が突撃し、グラス「Nagelgewehr」がアサルトで支援 射撃、そして、マリア「Jenny*キュート」が囮役を務める役割分担のはっきり したチーム。個々の機体のクォリティも高く、そのうえ独り者同士のチームで これほどの連携がとれるとは驚き。対空・対地とも申し分ない攻撃力を発揮し ている高チーム。 (9)「FTH」・earl・ジェイラー+ホッパー+木琴 もはやearlさんおなじみのローリング木琴「FLEEsage4」にナパームグラホ と拡散砲ジェイラーを組み合わせた混成チーム。Dリーグ内では相対的に 火力が低い構成であるため、他チームに圧倒される展開が多かった。おそらく ジェイラーが突っ込み、グラホがナパームで支援、木琴が囮役となっているの ではないだろうか?木琴が最後まで残って、必死に回避をしていた。各機の カラーリングはなかなか力が入っていると見た。
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前ページ次ページゼロのロリカード 時の止まった世界――――――。 ――――――否、時の流れぬ・・・・・・時の存在しない世界。 実数ではなく、虚数のみで構成された世界。 虚無の空間。そこには何も無い。空間すらも無い空間。 生物と非生物を問わず。物質と非物質を問わず。 あらゆる存在が"無"と同義となる世界。 ――――――だが、それでも確かに"いる"。 侵入することも脱出することも不可能である存在しない筈の世界。存在の許されぬ空間。 拒絶され、隔絶された宇宙に、全てが融けている。 有意識と無意識の境界もなく、ただただ凍った中空を漂い続ける。 光も闇もない、白でも黒でもない・・・・・・ただ"無色"の空間に――――――何かが浮かび上がる。 それは・・・・・・ソレ自体が発光する鏡、のようなもの。 虚数空間に干渉するという行為。 本来であれば考えられないこと、ありえないこと。 "彼"は・・・・・・、意識のないままに、混濁したままに、その光鏡へと導かれる。 その先に何があるかを知覚することは当然出来ない。 しかしそれでも――――――。 ◇ 「なんなんだ・・・・・・」 爆発によって起きた土埃が晴れ、"少女"は口を開く。 何か強烈なショックをその身に受けたような感覚は残っている。 底なし沼に沈められたような、ぐちゃぐちゃな意識のままに。 その発した言葉だけが、"彼女"を取り巻くあらゆる全てを端的に表現していた。 頭の中はまるで回復していないが、身体の方は問題なく地に足をつけていた。 悠然と立つ一人の少女、見ようによっては幼女とも言えるかもしれない。 白いスーツに身を包み、黒い髪を腰まで伸ばした少女と――――――そして棺桶。 周囲からは嘲笑と罵倒が聞こえてくる。 それは黒髪の少女に向けられたものではなく、その対面にいる少女の方であった。 桃色の髪を伸ばし、鳶色の瞳を潤ませて、苦虫を噛み潰したような顔をしている。 その桃色少女は暫し黒髪の少女を見ていたかと思うと、すぐに踵を返して駆けていく。 そして頭髪が寂しい、有り体に言えばハゲの年長者になにやら抗議をしているようであった。 嘲笑の渦中に一人残された黒髪の少女。 あからさまな場違い感。少女は疎外感をその身に受けながら、周囲を観察する。 先の桃色少女と同じようなローブを着込んだ若い男女が数十人、そして各人に付き従うように存在する様々な生物達。 中には今までに見たことのない生物もいて、長い年月を生きた彼女にとっても初めての光景であった。 (いよいよ以て、わけがわからんの・・・・・・) 少女は心の中で呟いた。と、そうこうしているうちに桃色少女が近づいてきた、丁度良いタイミングである。 「私はルイズ・フランソワー――――――」 「そこな人間、ここはどこだ」 傲岸不遜な態度で少女は、もう一人の少女の声を遮った。 それと同時に発せられた人間のそれではない、黒髪の少女の言い知れぬ異常な威圧感。 それは図らずも、その場にいる全ての生物の本能に直接的なナニカを訴えかけ、結果的に騒がしかった周囲を一瞬で静寂へと変える。 「ト・・・・・・トリステイン魔法学院、です」 桃色少女ことルイズは、その雰囲気に気圧されると反射的に敬語で答えていた。 『トリステイン魔法学院』。頭の中で反芻する。 まるで聞いたことがない。そういった知識量には些か自信があったものの、己の記憶の中には該当するものは無かった。 そもそも魔法学院なるものが、現代に存在するのだろうか。 遠く昔を思い出す。"魔女狩り"の時代であれば、そのようなモノの一つや二つはあったかも知れない。 だがこと近代世界に於いて――――見る限り、ここまで大っぴらな魔法の学校など――――あるとは思えない。 「ミス・ヴァリエール、下がりなさい」 誰よりも早く我に返り、その黒髪の少女の異常性・・・・・・そして危険性に気付いたのは、先ほどのハゲの年長者。教師風の男であった。 その顔は険しく、俄かにだが敵意を顕しているのが窺える。 「皆さんは今すぐ自室に戻りなさい、召喚の儀はこれで終了です。直ちに解散するように」 頭の中では納得していなかったが、本能的に悟った生徒達はまばらにであるが戻っていく、同時に付き従う生物達も。 数刻の後、残ったのはルイズとそのハゲな教師風の男だけになっていた。 「ミス・ヴァリエール、君も早く戻りなさい」 「ミスタ・コルベール、その・・・・・・私は一体何を・・・・・・召喚してしまったのですか?」 「バ ケ モ ノ だよ」 これ以上ないくらいにサディスティックな笑みを顔全体に浮かべ、黒髪の少女がその問いに答える。 状況は未だ読めないものの、何者なのかと言われて答えることは一つしかない。ある種のお約束のようなもの。 黒髪の少女はクスクスと笑い、コルベール教師は反射的にルイズを背に庇った。 一瞬怯んだルイズであったが、すぐに気を取り直す。 「この際貴方が何者でも構わない、私は貴方を召喚した。貴方は私の使い魔であり、私に従うべきなの」 「・・・・・・ほぅ、この私が使い魔と」 あらゆる未知が・・・・・・要素が、告げている。 己が今現在置かれている世界の差異。払拭出来ない厳然たる違和感。 そしてどこか・・・・・・何の問題もなく、現況を受け入れつつあろうとしている自分に気付く。 黒髪の少女は何がおかしかったのか、自嘲的に声を上げ笑い始めた。 何がそこまで少女に笑いを掻き立てるのかわからなかったが、ルイズは言葉を続ける。 「召喚してしまった以上、あなたが人間でもこの際しょうがないのよ」 そうルイズが言った瞬間、ピタリと笑い声が止まる。数瞬の後、黒髪の少女は喋り出した。 「いやいや、私は歴としたバケモノさ。人間に倒されなければならない化け物。なに、姿形など私にとっては至極無意味なものさ」 ルイズは震えていた。無論、目の前の自分の事をバケモノと言う少女への畏怖にである。 しかしそれでも質問を続けた。彼女を支えていたのは、今にも崩れそうな尊厳のみだった。 姿はどう見たって、自分よりも年下の少女。それでも彼女は己のことを化物だと言う。 だがそれでも感じる。普通の人間には無い存在感。その言葉が嘘ではないと感じ入るナニカを。 「・・・・・・強いの?」 「そうさの、普通の人間の尺度から見れば強いかも・・・・・・な」 ルイズは瞳を輝かせた。劣等人間街道驀進中ルイズにとって、それは願ってもないチャンスなのだから。 黒髪の少女が視線をはっきりとルイズへと向ける、吸い込まれそうな程に、その紅く澄んだ瞳に射抜かれる。 だがその奥深くには、得体の知れない何かが渦巻いているような・・・・・・不可思議な錯覚に囚われた。 目を逸らすことが出来ない。どうしようもな魅力がその双眸に宿っている。 しばらくの間、二人の少女は視線を交わしながら見つめ合っていた。 ふと、黒髪の少女は口を開く。 「もう少し情報が欲しいな、説明せい」 「え~・・・・・・と、あなたは私に召喚されて、その・・・・・・これから契約をするんだけど」 「ふむぅ・・・・・・」 黒髪の少女は少し逡巡した様子を見せる。 「えっ・・・・・・でも、貴方は私に召喚されたわけだし・・・・・・」 少女の態度にそう呟きながら、ルイズは不安を孕んだ瞳でコルベール教師を見た。 召喚された時点で、被召喚者は召喚者の使い魔となるのがルールである。 つい先刻コルベールに確認した時も、再召喚をすることは駄目だと言われたばかりであった。 しかし黒髪の少女の様子を見るに、明らかに迷っている。それどころか否定のニュアンスすら感じられる。 コルベールは一時も気を許さず様子を見ながら、ルイズの言葉に答える。 「い・・・・・・いや、私は反対だ。彼女と契約するのは危険な気がする、まずはオスマン学院長に――――――」 明確な理由は分からない、説得する言葉が見つからない。 否、強いて言えば誰しもが感じる威圧感。それ自体が根拠と言える。 そしてコルベール自身の、かつて修羅場を潜り抜けてきた独特の勘と言えるだろうか。 少なくとも、ただの平民ではない(・・・・・・・・・)のは確かである。 先刻ミス・ヴァリエールに、使い魔召喚は神聖な儀式ゆえに再召喚は認めないと言った。 如何なる例外も許されず、召喚の儀はあらゆるルールに優先するのがルールであるが・・・・・・。 全身が警鐘を鳴らしている。しかし"彼女"を特例とするにも、自分の裁量を超えている。 「惜しい喃・・・・・・コルベールとやら」 いきなりコルベールは自分の名前を呼ばれ、ギクリとする。 そして何が惜しいのか、ルイズとコルベールは疑問符を浮かべた。 黒髪の少女は続ける。 「私は危険過ぎる(・・・)」 「ど・・・・・・どういう意味よ?」 「なぁに、そのままの意味さ」 その言葉の意味、リスク、メリット、様々な要素をルイズは考える。 そしていつの間にか少女への畏怖が、少しずつ薄れていたことに気付いた。 彼女の瞳を見てからだろうか・・・・・・まだ体は僅かに震えていたものの、それを無理やり抑え込んでルイズは言った。 「わ・・・・・・私の使い魔になってくれませんか?」 またも敬語になっていたが、言葉遣いをいちいち気にするほどの余裕はなかった。 コルベールの判断は正しいのだろう。けれどきっとこれは・・・・・・千載一遇の好機。 次また新たに召喚したとしても、目の前の少女ほどの存在が召喚されるだろうか?否、そんな保証はない。 眼前の少女を見てもわかる。自分の感覚からもわかる。コルベールの反応を見てもわかる。 その少女姿は、一種の擬態のようなものなのだ。能ある鷹はなんとやら。 確かに不確定要素は多すぎる。背後の棺・・・・・・?のようなものもそうだ。 しかし・・・・・・強力な使い魔だ。それだけは、間違いないと確信する。 「使い魔を使役する側である主が、使い魔とする対象に懇願か?」 黒髪の少女は唇の端を上げニヤリと笑う。その様子にルイズはキョトンとした。 少女の言葉も尤もであったが、それよりも少女が次に何を言うのか、なんとなくわかってしまったからだ。 「主なら主らしく命令(オーダー)を下すがいい、"我に従え"と!」 先ほどは迷っている意を示していたようたが、目の前の少女はいつの間にか肯定の意を示してくれている。 ミスタ・コルベールは危険だと言った。本人もそう言った。勿論私もそう思う。 契約したらとんでもないことになるのでは?と、憂いは拭いきれない。しかしルイズは契約の意思を強固なものにした。 自分を肯定してくれた。こんな私と契約を結んでくれると。・・・・・・思えば、他人に初めて認められたような気がする。 「・・・・・・本当に、いいの?」 黒髪の少女はルイズの言わんとしてることを悟ったようで、無視して口を開く。 「ふっ、別に契約しないとは言ってないぞ」 年相応のいたずらっ子が見せるような笑みだった。 自分はからかわれただけだったのか。先程逡巡してたのもただ遊ばれたのかも知れない。 「貴方の名前は?」 「アーカード」 その名を心中で何度も呟く。 自分の使い魔になってくれると言ってくれた少女。 己を化け物だと言う少女。 意を決し、ルイズは叫んだ。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え我の使い魔と為せ! アーカードよ!我に付き従い、其の目となり、其の手足となり、其の意思の体現者となれ!」 「了解した、我が主(マイマスター)」 口上を終え、アーカードへと近付く。 女同士ということもあり、多少の抵抗はあったものの・・・・・・ゆっくりとその唇を重ねた。 (ほぅ・・・・・・) 契約に必要なその行為は、黒髪の少女アーカードの悪戯心を揺さぶる。 アーカードはルイズの頭と体を両手で押さえ込み、舌を強引に捻じ込んだ。 「ん・・・・・・んむむぅっ!!?」 突然の事に慌てふためいたルイズは、ビクリと体を跳ねらせアーカードの拘束から逃れようとする。 しかしその細腕からは信じられないほど、驚異的な力で押さえ込まれていて動けない。 そうしている間にも、アーカードは容赦なくルイズの口内を舌で蹂躙した。 生まれてからこれまで一度も味わったことのない、快楽と、羞恥と、狼狽と、呼吸困難で・・・・・・ルイズは気絶した。 「はっはっは、呆気ない。もう終わりか」 離された唇と唇は艶やかに糸を引き、アーカードは笑っていた。 「おいっ、マスターの部屋はどこだ?」 あまりの光景に我を忘れて魅入っていたコルベールはその言葉で我に返る。 知らず顔が真っ赤になっていた。 「くくく・・・・・・なんだ、貴様もして欲しいのか?」 少女が放つとは思えないほどの、圧倒的な妖艶さにコルベールは頭頂部まで、茹で上がったタコが如く真っ赤に染まる。 「お・・・・・・大人をからかうもんじゃない!」 常日頃から誰にでも敬意を払うコルベールだったが、アーカードのあまりの行動と己の恥ずかしさでつい声を荒げた。 「大人・・・・・・ね。なぁに、お前なんぞまだまだガキだよ。私からすればな」 その言葉の真意は分からなかった。とりあえずコルベールは一つだけアーカードに質問をした。 「何故、ミス・ヴァリエールと契約を・・・・・・?」 なんとなくだが、アーカードは使役されるのではなく、使役する側であると感じたゆえの疑問だった。 「己が無能である事を自覚し、その為に必死にもがく。ククッ、実に可愛いじゃないか」 「そんなもので・・・・・・?」 「そんなものさ、所詮生きることなぞ突き詰めれば児戯に過ぎん。長い生の中、無条件で誰かに仕えてみるのも悪くはないと思っただけさ」 何故まだ会って間もない筈のミス・ヴァリエールのことがわかるのか。 さらにはよくわからない理由を聞かされ、納得のいかない様子であった。 コルベールはそれ以上何も言わずに、教師棟の方へと向かった。 ルイズを棺桶の上に乗せると、そのまま棺桶ごとアーカードは器用に持ち上げた。 暫くして、ルイズの部屋を調べてきたコルベールが戻ってくると、そのまま何事もなく案内される。 コルベールは終始何か悩んでいる様子であったが、特に何も言わない。 それならばと、アーカードも特段会話を交わそうとは思わなかった。 部屋に入ると音も無く棺桶を置き、その上で気絶しているルイズを掴むと、そのままベッドへと放り込む。 とりあえず眠い。考えるのは後回しにして、陽が落ちるまで棺桶で眠ることにした。 (ふっ・・・・・・) アーカードは心の中で微かな笑みを浮かべ、新たな刺激ある生活が始まることに俄かな期待を膨らませた。 前ページ次ページゼロのロリカード
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前ページ次ページゼロのロリカード アーカードは棺桶の中ででひたすら眠り続けた為、アンデルセンと衝突することもなく。 特にトラブルも無いまま、時に休みながらも飛行し続ける。 そしてシルフィードがアーハンブラ城を視界に捉えたのは、丁度陽射し強い昼時であった。 一旦、小高い丘の麓の宿場町からガリア軍の布陣を確認し、作戦を立てる。 町で情報を収集した上で推察するに、敵軍兵士の数はおよそ連隊か旅団規模と言ったところ。 空に布陣する艦隊はない。 表立った戦争でもないから、艦隊を動かすのは難しかったのか。 或いはエルフの土地が近い為に、刺激しないよう布陣していないのか。 理由は定かではない。哨戒が見当たらないのも不可解であった。 だがどのような理由にせよチャンスであることに、違いはなかった。 シルフィードがいるおかげで、空中から直接アーハンブラ城に乗り込める。 高高度から攻めれば、魔法による哨戒にも引っ掛からない。 完全な不意を突ける分、零号開放するよりもリスクは少なく確実だった。 情報収集と作戦立案が終わる頃には、既に黄昏時になっていた。 いざ乗り込んで奇襲をかけるべく、シルフィードは五人と棺桶を乗せて飛行する。 アーカードは精神を集中する。 (ふ~む・・・・・・) 主のピンチに使い魔の視覚が共有されることがある。 かなり前のことだが、アルビオンでワルドにルイズが迫られた時に見えたことがあったのだった。 丁度ウェールズが、ワルドに胸を貫かれる辺りから視覚が共有されたのである。 それ故にルイズの危急に間に合った節もあった。 もし今、ルイズの視界を得られたのなら、居る位置を探す際の重要な情報となる。 敵戦力や配置がわかるだけで、作戦成功率はグッと高まる。 そのことから、同様にアンデルセンも集中していた。 ルイズにせよティファニアにせよ、その視覚が共有されれば楽になる。 もし別々の場所に囚わているのであれば、尚の事であった。 しかし二人共その視界には一向に見えない。 それは主人である二人に危機が迫っていないからなのか。 それとも主人と使い魔を繋ぐ筈のルーンが、二人には刻まれていないからなのか。 出来得ることであるならば、前者であって欲しいと願っていた。 もし仮にアーハンブラ城にいないのなら・・・・・・城にいる者を締め上げ、新たに聞き出す。 そして万が一、既に二人の命が無かったとしたら・・・・・・ガリアを滅ぼすだけであった。 アーカードとアンデルセンは、ひたすら神経を研ぎ澄ませ続ける。 ――――――その所為で、一歩、遅れた。 自分達に迫り来る"殺意"に。襲い掛かる"糸"に。 気付いた時には、それを咄嗟に防ぐという行動しか残されていなかった。 アーカードとアンデルセンは他の者に被害がいかないよう、それぞれ糸を掴む。 しかし勢い余って二人はそのままシルフィードから落下する。 突然の攻撃に驚いたシルフィードがとった回避行動で、さらに全員が振り落とされる。 棺桶も背中から落ちて、シルフィードはそのまま離脱するしかなかった。 シルフィードは作戦を立てていた時のことを思い出す。 ガリア国内から全員が脱出する為にも、自分だけは絶対に傷ついてはいけない。 たった今の襲撃は、アーカードとアンデルセンが何とかしてくれたものの、自分だけではどうしようもない。 全員を空中で拾っても、あの糸のようなものがある限りこのまま飛行を継続するのは困難。 故にこそ自分は、一刻も早くこの場を離れることが優先される。 作戦成功した時に、いつでも、すぐに、全員を回収できるように・・・・・・。 浮遊感を味わいながら、アーカードとアンデルセンは揃って舌打ちをした。 さらにアーカードは心の中で毒づく。 艦隊がいなかった理由――――――それは必要ないからだったのだ。 ウォルター一人で、十二分に制空圏を取れるのだ。 だが自分もアンデルセンも神経を集中させていたとは言え、周囲にも気を張っていた。 吸血鬼となり、視力が強化されたアニエスも周囲を見張っていた。 (なのに何故、ウォルターは我々に気付けた・・・・・・?) しかして時既に遅し、そんなことは最早考えても詮無いことだった。 アーハンブラ城に直で乗り込めなかったのはまだいい。 だがアンデルセンの存在を知られてしまったのが、何よりも痛かった。 本来であるならば、相手方にとって警戒すべき駒は自分だけ。 当初考えていた作戦は、零号開放で敵軍を引き付け、その隙にアンデルセンが救出するというもの。 空中艦隊が布陣してないこと、哨戒を担っているガーゴイルや使い魔も見当たらなかった。 それ故に直接乗り込むことを選択したのだが、完全に裏目に出てしまった。 アンデルセンという隠し札は露呈し、警戒も確実に高まる。 このまま地面に降り立ち、零号開放をしたとしても策としては既に死んでいる。 アーカードは迷う。今この場で、ウォルターを殺しておくべきか否か。 否、倒せるとは限らない。ウォルターが持つ力、ミョズニトニルンは侮れない。 殺すにしても、時間が掛かりすぎる。・・・・・・今は、捨て置くしかない。 それに――――――こうなった以上、次の作戦遂行の為には誰一人として欠けてはならなかった。 零号開放して自分だけが残るという選択肢も最早ない。 そもそも開放したところで、ルイズが戻る確約があるわけでもない。 故にこそ、零号開放は交渉材料として残しておく。 それに・・・・・・アンデルセンが、自分への殺意を抑えられなくなったら困る。 零号開放の瞬間を狙われでもしたら、策がどうのというレベルですらなくなる。 (ルイズに何かあった時は・・・・・・) まぁ殺すことはないだろうが・・・・・・手足の2,3本でも千切られていたら、いっそ吸血鬼にしてもいいか。 人間としての強さを持つルイズを吸血鬼にするのはあまり気が進まないが、それはそれで面白いかも知れない。 (はてさて、どう転ぶものやら・・・・・・) † 『遠見』の魔法による哨戒網に掛かったので、すぐに空へと上がり強襲した。 自分がミョズニトニルンとガーゴイルで、何日も寝ずに哨戒し続けるのはきつ過ぎる。 なるべく体調は万全を期していたいし、城攻めしてくるアーカードに対して空中艦隊なぞ置いても殆ど無意味。 空中にいるアーカードを堕とすには、自分の糸が最も確実。 故にアーカードが攻めてくる可能性が高い夜中は自分が、昼間はメイジが哨戒する分担であった。 ――――――本来『遠見』の魔法は、見張り続けねばならない哨戒任務には向いていない。 四六時中魔法を使い続けるには、絶対的にメイジの魔力も足らない。 それを補ったのは、元素の兄弟がトリステインのアカデミーで入手してきた、とあるポーションであった。 虚無の担い手を探す情報収集任務の時に、手に入れたという特殊な効果を持った魔法薬。 副作用として感情を必要以上に高めてしまうが、同時に魔力を増幅させるという。 とりあえず適当なメイジで試験的に使って欲しかったらしく、魔法薬を預けていったのだった。 結果はなかなかのもの。遠見は高高度までも的確に捉える射程となり、持続力も素晴らしかった。 ポーションの副作用は個人差あるようで、廃人も同然になるものもいれば、ギリギリで崩壊を免れる者もいた。 さらに精神が破壊された者も、別の手で回復させることができた。 それはティファニアが持っていた、先住の水の指輪の強力な治癒効果である。 ティファニアから奪い、ミョズニトニルンである自分ならば容易に扱えた。 おかげで廃人同然になったメイジも、使い捨てることなく任務を継続させることが出来た。 (あっぶねェ~・・・・・・) ウォルターは堕ちゆく面々を見つめながら、胸中で呟く。 攻撃する瞬間に気付いたが、まさかアンデルセンまでいるとは思わなかった。 アーカードとアンデルセンが共闘するなんて、二人を知っている者からすればありえない。 さらにマチルダもいた上にタバサと・・・・・・もう一人、フードを被った謎の人物の五人。 フードの人物は、最低でもトライアングルメイジクラスの実力者であるのは間違いないだろう。 (にしても二人にとって、それほどまでにルイズとティファニアが大事・・・・・・なのかね) 出会えば殺し合わねばならぬ業、と言えるほどの因縁を持った宿敵同士。 そんな二人が争わず、しかも共に乗り込んできた、今のところ考えられる理由はそれしかない。 そもアンデルセンらにはアーハンブラ城のことは教えてないから、ここにやって来るとすら思わなかった。 順当に考えれば――――――奇襲のつもりだったのだろうか。 (零号開放をせずに、城に乗り込んで来ようとしたってことは・・・・・・) アーカードは開放を渋っているのか? それとも、ルイズの安否を確認するまではしないつもりなのか。 命が一個になったらアンデルセンが殺しに掛かるから、封印しているのか。 もし地面に降り立っても零号を開放しなければ――――――。 (最終手段は・・・・・・使いたくないなぁ) 開放しないとルイズを殺すと脅す。だがそれをやれば心象が最悪になるだろう。 開き直られでもすれば、それは非常に困る。 (それに零号開放させたとして、もしもアンデルセンに先を越されたら・・・・・・) 悔やんでも悔やみ切れない。 アンデルセンにお膳立てした形で、自分が馬鹿を見るだけじゃないか。 ウォルターは葛藤する。交渉するか?ルイズという切り札を使うか? 「う~ん・・・・・・」 思わず声が漏れる。 (本当の本当に最終的には、トリステインに攻め込めばいいんだろうけど・・・・・・) ガリアとトリステインの戦力差は歴然。戦争をすればその結果は火を見るよりも明らかである。 国を守るにはアーカードという切り札を切る必要があるだろう。その時を狙う――――――。 そうだ、別に今が最後のチャンスってわけじゃない。 その気になれば、まだまだ機会は十分に作れることは可能なのだ。今ここで焦る必要性はない。 (・・・・・・まっとりあえず、ヨルムンガントをけしかけて様子を見るとするか) ウォルターは決断すると・・・・・・右手の親指に血を滲ませ、左手をポケットに突っ込んだ。 ◇ 突如空から降って現れた、五人の人間と棺桶に、ガリア軍は困惑した。 しかもその内の三人はレビテーションすら使わなかった。 豪快な音と共に土埃を巻き上げ、地面を陥没させ着地したというのに平然と立っていたのだ。 棺桶も破損することなく、地面に突き刺さり立っていて、異様過ぎる状況。 「このまま突っ切るぞ~」 黒い長髪の少女が声を上げ走った。 その言葉に呼応するように、他の四人もそれぞれ走り出す。 ガリア軍は、ようやくそこで異分子を排除する為に動き出した。 完熟訓練と称して集められた大部隊。 常に完全武装でありながら、今までやってきたのは陣形の確認などばかり。 さらにアーハンブラ城とその周辺に紛れ込んだ者は、容赦なく攻撃せよという不可解な命令も下っていた。 非常に良く訓練されたガリア兵士は、すぐに指揮官の号令に従い、五人の異分子を囲むように布陣し始めた。 アーカードとアンデルセンが先駆けとなり、敵陣を中央突破する。 少女姿のアーカードは、いつの間にか青年の姿をとっていた。 ヘルシング教授に倣い着ている、赤色のコート。 つばの広い赤い帽子と、サングラスは身につけていない。 少女形態の時よりは短くなったものの、長めの髪の毛を無造作に。 両の手には、カスール改造銃とジャッカル。 しかし、アンデルセンを殺す為の銃は・・・・・・アンデルセンには向けられてはいない。 そして、化物を倒すアンデルセンの銃剣も・・・・・・アーカードには向けられてはいない。 互いが互いを滅ぼす為の武器は、一つの目的の為に、別の標的を狙う。 アーカードの二挺拳銃とアンデルセンの双銃剣。 微塵の躊躇無く、一片の後悔無く、一切の容赦無く。 ガリア軍兵士達を思うさま蹂躙し、鏖殺し、薙ぎ倒していく。 ――――――アニエスは近付き攻撃してくる兵士を、的確に斬り裂いていく。 吸血鬼のスペックを有したアニエスを、止められる人間はいない。 血がこびりつき、鋭さを失った刃でも、吸血鬼の膂力で強引に斬り伏せ、刺突で貫いていく。 女だてらに剣士として磨いた技術と、吸血鬼の能力が合わさったアニエスに敵はいない。 アニエスは思う。 吸血鬼になって、思うさま暴れるのは・・・・・・これが初めてであった。 まだ夕暮れの日があるおかげで、完全に力を出し切れてるとは言い難い。 それでも自分でも怖くなるくらいのその強さに、少しだけ身震いした。 吸血鬼になって、そこそこ時間も経つ。 未だに血液を飲むのは憚られたが、棺桶で眠るのには慣れてしまった自分がいた。 敵を殺す度に、前方にいるアーカードとアンデルセンを何度も横目に捉える。 自分が強くなって、初めてわかる戦力差というものがあった。 やはりマスターであるアーカードは、血を飲まない己と違って完全な吸血鬼であり、さらにはその年季も違う。 はっきり言って強さは比べ物にならない。夜でなくともまるで関係ないような強さを見せている。 そしてそれよりも驚くべきは、アンデルセンという男。 アーカードに負けず劣らずの強さを見せている。 聞けば純人間であり、化物退治がその職務の一つらしい。 シルフィードの上で一度だけ睨まれた。その時に内に隠された強さを垣間見て、知らず全身が震え上がった。 どれほどの研鑽や鍛錬を積み重ねればああなるのか。 そもそも同じ人間でも、別世界であるだけで、こうも搭載されているものが違うのか。 これから闘う敵の一人、ウォルターとかいう男も似たような強さを持っていると言う。 自分は吸血鬼であるものの、それ以上に化物だらけなのが向こうの世界のようだった。 ――――――アニエスを中心に配し、守られるような形でタバサとフーケは走っていた。 魔力を温存しておく為に、最低限の魔法のみで矢や魔法に対して防御する。 近付く敵は前衛のアニエスが全て斬り倒し、間接攻撃は後衛のメイジ組が対処する。 そして殿を務めるのは――――――棺桶であった。 無数の手足を生やして、傍若無人に暴れ回る。 あらゆる攻撃をものともせずに、片端から敵をぶちのめしていく様は、非常にシュールな画であった。 アーカードとアンデルセンは互いに背中合わせになるような形をとっていた。 廻転するようにガリア兵を粉砕し、その路を開いていく。 まるで長年連れ添った夫婦の如く、ピッタリと息の合った連携。 正確にはアーカードがアンデルセンに合わせている。 その為にアーカードは少女から青年へと姿を変えた。その方が背格好的にも、都合が良かった。 宿敵であるが故に相手の呼吸がわかる。 救出するという目的の為に、最も効率の良い方法を実行している。 こんなような・・・・・・協力して敵陣を突破していくような日が来ようとは、夢にも思わなかった。 アーカードはそう嫌でもなかったが、アンデルセンにとって本来ならば虫酸が走るほどの行為。 だが・・・・・・アンデルセン自身、それほど悪い気はしていなかった。自分でも・・・・・・驚くほどに。 ――――――アーカードとアンデルセン、二人が生み出す暴力は圧倒的過ぎた。 ガリア軍には恐慌が拡がり、まともな応戦も少なくなってきている。 頭では駄目だとわかっていても、本能が死を回避し、敵前逃亡という選択をさせていた。 軍としての形すら保てなくなった集団は、烏合の衆と化し・・・・・・。 アーハンブラ城が立つ小高い丘を、あっという間に難なく登り切る。 いよいよ以て入城するという矢先、城の敷地内から跳躍して現れる影があった。 音も静かに着地したのは、天を突く巨人。 落ちかけた夕暮れとのギャップが、より一層の不気味さを醸し出していた。 「ヨルムンガント・・・・・・」 アーカードは確認するかのように呟く。やはり・・・・・・まだストックがあった。 とりあえず一体だけのようだったが、虚無がない以上は脅威以外の何者でもない。 案の定、肩には悠々と立つウォルターの姿。 アーカードは、どう対処したものかと思考を巡らせる。 拘束制御術式321号を開放して、力押しでもするか。 開放するまでのタイムラグは、アンデルセンが何とかしてくれることだろう。 若しくは、操っているウォルターだけをぶちのめすか。 片方がヨルムンガントを、片方がウォルターを相手にする。 やってやれないことはない筈。 と、アンデルセンが命令ではなく告げるように口を開いた。 「合わせろ」 その――――――・・・・・・たった一言だけ。だがそれだけで全てを察した。 以心伝心とはこのことか。アーカードは一瞬驚いた表情を見せ、次いで微笑を浮かべる。 瞬間――――――無数の銃弾と銃剣が、横殴りする暴風雨の如く、ウォルターへと一斉に降り掛かった。 ウォルターは全霊で糸を編みこみ、何重もの盾でそれを防ぐ。 その間隙を縫うように、アーカードとアンデルセンは全くの同時に跳んでいた。 今より放たれる攻撃こそ、真の連携。 その位置も、そのタイミングも、ほんの少しでもズレれば・・・・・・ヨルムンガントには通じまい。 しかして寸分違わず完璧な攻撃であるならば。 例え反射が掛かっていようとも。鉄の厚みがどれだけあろうとも。 どんな物だろうとも、突破する。そう確信出来た。何一つ憂いはない。 アーカードが右腕を弓のように引き絞る。 アンデルセンが左腕を弓のように引き絞る。 二人の腕がビキビキと軋むような唸りを上げる。 内包する力の全てを溜め込み、一点に集約する。 狙うはヨルムンガントの心臓部分。 アーカードの貫手と、アンデルセンの銃剣が。 刹那のズレも無く、ヨルムンガントへと――――――突き立てられた。 その鉄鎧の表面部分に、反射の光が一瞬だけ輝く。 何物よりも鋭き、"二つの刃"の重なり。 螺旋を描くかのように、一つの大きな衝撃となった"刺突"。 その"窮極の矛"は。 放たれた――――――聖槍ロンギヌスもかくやというその"一撃"は。 先住の反射を、鋼鉄の鎧を、その躯を、突き貫く。 そして巨大な穴を、その心臓部分に穿った。 アーカードとアンデルセン。 最凶の宿敵同士が組み、放つ"それ"に、貫けぬモノなど存在しない。 ウォルターは絶句した。 虚無なしに反射が破られるなど、ありえないと。 落ちゆく陽に追従するかのように、機能を停止したヨルムンガントが倒れゆく。 そして――――――気付いた時には、ウォルターの目前に拳が迫っていた。 破壊し倒れるつつあるヨルムンガントを足場に、アーカードは距離を詰めていた。 防御しようにも回避しようにも、時既に遅し。 アーカードの拳がウォルターに炸裂する。 顔面が粉砕され、首から上が消し飛んだかのような錯覚を覚えた時。 ――――――ウォルターは既に、息絶えていた。 目下の障害を退け、アーカードは少女姿へと変わる。 そして絶命したウォルターを一瞥した。 「・・・・・・ふむ、今ので死んだか」 感じた手応えに少し違和感を感じるも、一応は殺す気で放った攻撃。 しかも完全に無警戒の顔面に叩き込んだのだ、死んだとしても別段不思議はない。 再生せずに死んだということは・・・・・・ウォルターは吸血鬼ではなく人間、ということか。 聖釘を刺して茨と化したアンデルセンが、人間のままこちらへと召喚されたように。 ウォルターの本質が吸血鬼ではなく人間に近かった為に、人間として召喚されたのか。 それとも無理な施術で吸血鬼になった所為で、そのまま召喚されなかったのか。 理由は・・・・・・わからない。 そもそも召喚されること、それ自体がおかしいので深く考えてもしょうがない。 それに・・・・・・既に死した者について、考えるのも無駄であった。 ウォルターには気の毒だが、運が悪かったと思って諦めてもらうしかない。 (尤も・・・・・・既に死んでいるから諦めるも糞もない、か) いずれにせよ、最大の脅威は消えた。 これでもう、ヨルムンガントにさらなるストックがあったとしても、大した脅威にはなりえない。 あれほどのデカブツを操るのは、ミョズニトニルンの効果あってのものだろう。 仮に使えても、ウォルターなしのヨルムンガント単体であるならば、力押しでも何とかなる。 (残念だったな、ウォルター君。まっ、裏切り者の末路などこんなものだ) アーカードは死体に語りかけるように、心中で呟く。 人は死ねばゴミになる、ゴミに弔いは必要ない。 (・・・・・・お前が言った言葉だったな、ウォルター。ばか踊りも今日で仕舞いだ) 少佐のように、零号開放を引き出すには至らなかった。 それに・・・・・・ルイズを攫った時点で、こういう結果になることも予想出来た筈。 そして今の自分は、自ら進んで他者を喰らい、その身の内に取り込むことはしない。 ――――――故に、ウォルターを喰ってはやらないし、このまま野晒しである。 長いようで短いような付き合いだった気がする。だが不思議と何の感慨も湧かなかった。 「さてと・・・・・・」 ここまで来れば、あとは考えていた作戦の一つを実行するのみ。 アーカードは背後を振り向く。 追いついてきたタバサ達と合流し、一向は夜闇に包まれつつあるアーハンブラ城へと歩を進めた。 前ページ次ページゼロのロリカード
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1 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 44 39.80 ID wEIoJI5p (来世に)切り替えてゆく。 2 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 45 07.55 ID 0k0103s+ 二岡をスレタイに入れただけの野球と関係ない馴れ合い雑談スレ 3 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 45 23.02 ID eWswF68F 残念だが当然。北海道らしい最期といえる。 4 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 45 26.39 ID LK1ZYk9F ワロタ 5 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 45 45.05 ID K74tEz+s 「朗報だね(ニコリッ)」 6 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 45 50.52 ID phVkApXR 二岡、道民を舐める 7 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 46 29.75 ID 98084Ez0 二岡棺桶に眠る 9 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 47 36.05 ID zSrZEsL4 二岡、ぶっ生き返す 12 :L Arc命琢朗信者@ハマ ◆LArc/xQysg :2008/11/28(金) 16 49 40.07 ID W16raRfW 二岡、L ArcのDriver s highの最後の歌詞を歌う 『来世でまた会おう YEAH!』 13 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 52 49.72 ID Ve9M6A/7 二岡、免許証を晒す 14 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/28(金) 16 53 19.91 ID LK1ZYk9F . 12 四つん這いになれよ
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2.つきもちもちにて124エ技3_棺桶のフタ投げ出ました。 -- (名無しさん) 2013-01-08 11 11 41 ステージ1「死孔明扇、走生探偵」にて、No.193「特上寿司」が出ました。 -- (名無しさん) 2013-01-14 12 15 44 かつてはカステラで コ技3_バーサク化が出ました -- (名無しさん) 2013-01-14 12 36 47 かつてはカステラで シ技3_木の葉浮遊攻撃 出ました -- (名無しさん) 2013-01-15 11 49 25 正論せいろで 013シ技3_よみがえるトイズ ドロップ確認しました -- (名無しさん) 2013-01-23 22 26 59 正論せいろで 021シ心3_あなたが犯人ですね! ドロしました -- (名無しさん) 2013-01-24 10 15 32 正反対なふたりで 092ネ心3_野望のうまうま棒 ドロしました -- (名無しさん) 2013-02-01 11 54 33 3.正論せいろでネロ体2 ゆさぶり攻撃 -- (名無しさん) 2013-02-10 11 00 02 正論せいろでコーデリア技3 ラフレシア! -- (名無しさん) 2013-02-10 14 13 22 ステージ1「死孔明扇、走生探偵」にてお花パンデミックでました -- (名無しさん) 2013-02-13 13 59 16 死孔明扇、走生探偵でエリー赤3暴力反対です・・・ -- (名無しさん) 2013-02-17 23 00 33 5.正反対なふたり ネロ ☆1「ひっぱり攻撃」 ☆1コーデリア「ひっ」 ドロップです -- (p) 2013-02-19 14 14 29 3.正論せいろで 078ネ技2_モチベーションアップ 出ました -- (名無しさん) 2013-04-01 22 59 48 カステラで 011シ技1_滝がー!キター! 出ました -- (名無しさん) 2013-04-02 18 27 14
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【名前】カボ・ビアンコ 【性別】わからない 【年齢】死んでる(?) 【容姿】ほぼ人型のガイコツ。 目の部分は紫色の光を宿し、肋の中央に半透明の核がある。 一応胴体等には汚れた布などを巻きつけてはいるが、頭や手は剥き出しである。 【性格】見た目はアレだが多分いい人。笑い方は独特で、たまに笑えない冗談を言ったりするけど。 【能力】 謎構造その1……筋肉がないのに力はあるし、パーツ毎に分離できて、ある程度なら動けるらしい。砕かれたりするとどうしようもないらしいが。 謎構造その2……飲食した物がどこへ行ってるのかは謎。ただ意識しないと垂れ流しになってる。謎。 謎構造その3……ミルクや他の生物の骨を摂取すると自分の骨が治る。治す部分が無かったら硬くなるし、小さな規模なら新しく作れたりする。 謎構造その4……核がやられない限りは死なないっぽい。本人談では全パーツバラバラになっても復活したとか。 【持ち物】 骨……何の骨かはわからないけど持ってる。多分非常食。多分。 汚れた布(?)……身体に巻いてる薄汚れた細長い布。防御力とかは特にない。 古びたランタン……中に赤い魔石が入ってる手持ちランタン。夜の灯りっぽい。 【職業】墓の人 【背景】廃教会の裏にある墓地に住んでいるスケルトン。寝床は土の中の棺桶で一つだけ剥き出しになっているものがそれ。名前は偽名。 随分前から出てきていて、いつの人かもわからないが、それを気にした素振りもなく迷子や探検者を驚かしたり、街近辺まで驚かしに行ったりして過ごしてる。曰く付きのとこにもたまに出向いてるらしく……? 骨のためか、犬の類いが苦手で、その亜人にも苦手意識を持っている。
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プリースト 補正…攻-1 防-1 避-3 命+2 魔法攻撃強化 MP+300 ALI…L MP…900以上 HIT…B以上 熟練度Dになってからの撃破数が15体以下 聖なる神フィラーハとイシュタルの加護により回復魔法と攻撃魔法の両方を行使する僧侶。 ぶっちゃけクレリックよりかなり弱くなってる謎のクラス ビショップorプリンセスorブラッククイーンへの通過点その2。 弱武器の棺桶に捨て身を使うとお釣りを貰うなど想像すらできなかった、いや忘れていただけか。 体感的にも柔らかさが増した気がするのだが、クレリックからのRU後の攻撃力は、同じ弱武器カンストをより 少ない捨て身回数で撃破できることから増していると見ていいだろう。 ストレスなく110体撃破するならMP2000は欲しいところ。もちろん攻撃に耐えうるHPも必要である。 頑張った後Ali調整もバッチリなら、上級魔法職への分岐点で大いに悩んで欲しい。 (名も無き僧侶) 通過点2にして最大の難関。この補正はまさに意味わかんね。 戦士職から禁呪や竜言語ひろって姫や女王目指すものにとっては今までとのギャップにもっとも頭を抱えさせるであろう職。実際カンストで始めたにもかかわらず何度返り討ちにあったことか・・・。 そのまま禁呪とか使っても弱い軟い遅い当たらないと4点そろってる。どうせ110体狩ればCCできるのでここに行き着くまでに狩り武器を作っておくといいだろう。 ただし功-1だけあって威力が低い低い。狩り武器は魔法にしておくことをお勧めする。女王を目指すならともかく姫を目指すならALIにも気をつけなければならない。 なにはともあれ次のクラスに進めば戦略でも活躍できるような戦力にはなれるので、プリーストの皆がんばれ。超がんばれ。 (名無し)
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(投稿者:suzuki) 「見るがいい、これが神の意思、神の力である!」 ザハーラ国防軍所属、カーメンの所有するMAIDの一人。 彼の権威の集大成であるとされ、最古の蘇生技術と最先端の機会技術をふんだんに詰め込んだ文明の結晶体。 その素体には王墓から出土した彼の祖先のミイラが使用されている。 しかし如何せん素体の劣化が著しいため、ボディの維持にも一苦労。 特に臓器系が弱く、最低クラスの継戦時間と最高クラスの維持コストを誇る神クラスのお荷物でもあったりする。 当然軍での評判も最悪だが……権威の集大成であると言う事は、つまりそういうことだ。 持ち主に似たのか、やっぱり性格は傲慢で唯我独尊。 常に「さん」或いは「様」付けを要求する。 出身 ザハーラ共和国 装備 アヌビス・ユニット 身長 220cm 誕生 1945年1月8日 素体年齢 不明 教育担当 カーメン・アサド・ハラフ=ホルアクティ 神々しさ ★★★★★ 禍々しさ ★★★★★ 図々しさ ★★★★★ コスト ★★★★★ 装備 アヌビス・ユニット EARTHとカーメンの共同開発による、最新型呪術戦略兵装。 背部の「オベリスク・ユニット」「ラー・ユニット」「オシリス・ユニット」を総合してこう呼ばれる。 オベリスク・ユニット 背部の角柱状の装備。 アヌビス・ユニットの主砲でもあり、大出力のコアエネルギー弾を発射する。 ラー・ユニット 背部の翼状の装備。 副砲、或いは主戦闘装備。計8基の砲門から追尾性のあるビームを発射する。 翼の形をしているが、飛行には使用されない。 オシリス・ユニット 腰部後方にある棺桶状の装備。 コア・エネルギーの粒子を散布し、範囲内にいるMAIDのコア出力と自然治癒力を増幅させる。 素体劣化の激しいアヌビスは常にこれを起動させており、維持コスト増加の一端にもなっている。 関連設定 登場作品
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種族:悪魔 年齢:?歳(本人曰く数えてない) 性別:女 身長:169cm 体重:61kg 役職:教会のシスター、ソロモン72柱序列52番 大侯爵 イメージCV: 「戦いとは常に対等な条件、そして全力を尽くしてこそ意義がある」 「セラフ、頼むからこれ以上私の頭痛を増やさないでくれ……」 レベル:83 属性:闇と火の混合 筋力:B 技量:S 耐久力:B 魔力:B 素早さ:S 持久力:C 知性:A 判断力:B 協調性:C 運:C 戦闘スタイル:背負った棺桶型収納兵器「パンドラ」から取り出す多彩な武器を使った戦闘。 セラフとの連携。 設定 異世界からやってきた、イァルハ教とは違う宗教のシスター。今回の勅命を受けて参上した。 向こうでは地獄の36の軍団を率いるソロモン72柱序列52番の強大なる大公爵なのだが、セラフと契約したことにより、普段はただのシスターを装う事になってる。 契約者であるカーディナル・セラフと共にとある人物の回収、及びある人物の抹殺を命じられこの世界に来た。 悪魔ではあるが正々堂々を信条としており、勝負事は常に対等の状態だったり、むやみに命を取らないなど、その性質は騎士道にに近い。 相棒のセラフの方がよっぽど悪魔に近いとは彼女の弁。 普段はシスター服の下は銀髪の女性なのだが、戦闘時にはシスター服から鎧姿に変わり、燃えるような目と真っ赤な髪に変わり、馬に乗る。 その目を覗き込んだ者は自分の死に様が見えるとされ、ショックでしばらく目が見えなくなると言われる。 なお、部下である地獄の36の軍団は異世界では呼べないらしい。 また、天文学や教養学が得意であり、頼めば優れた使い魔を与えてくれる。 関係者 カーディナル・セラフ 契約者。毎回何かやらかすので体が持たない。 小ネタ 創作者 零史