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「それにしても晴れて良かったですね」 「ああ、そうだな」 …。 上を見上げれば青い空、周りを見渡すと青い海。春らしい暖かい風が甲板に立つ俺の顔を優しく撫でる。 …。 「ほんの数日前に雪が降ったとは思えませんね」 「……まったくだ‥」 …。 数日前に行われた悪夢を思い出す。春休み直前の休日、季節外れの大雪が俺達の街を襲った。 この雪に大喜びしたハルヒにより校庭で生徒会との雪合戦が行われたのだ。 己の全存在を賭けた総力戦となったその戦いは……ハルヒによる‘F・T・A’(フライング・タニグチ・アタック)の炸裂、それに伴う谷口の裏切り、暴走した二人の宇宙人による地球崩壊の危機、そして最後は……ん?後編はどうしたんだって?。 ああ…とある事情により無期限延期だ。 …勘違いしないでもらいたい……どうやってまとめたら良いかわからなくてなって、悩み、途方に暮れたあげく 「……無かった事に出来ないかな‥」 などと現実逃避を起こしつつ放置していた訳では無い……断じて無い。 ……いつしか後編が発表される時が来るだろう……多分な‥。 …。 …。 …。 「あの…」 「……」 「もしもし?」 「………ん?」 「どうされましたか、ボーッとして?」 …。 古泉が怪訝な表情を浮かべ俺を見ていた、 …。 「ああ、少し言い訳をな…」 「言い訳?」 「……こっちの話だ」 「そうですか、そろそろ到着しますよ」 …。 長い船旅もようやく終わりを遂げようとしていた。 …。 「キョン!古泉君!降りる準備をしなさい!」 …。 客室からハルヒの声が響く……声がデカイんだよ。 …。 「では行きますか」 「ああ」 …。 …。 今の状況を説明せねばならんな。俺達SOS団は多丸圭一さんの別荘へと向かっている。ちなみに去年の夏に行った場所とは別だ。 …。 …。 多丸さんがまた新しい別荘を建てたのですよ、そして是非とも僕らを招待したいと言われまして …。 ……以上、古泉の言葉である。 当然その誘いをハルヒが断る訳も無く、合宿と称してSOS団全員で向かっている訳だ。 無論これは表向きの理由で実際は古泉達機関によるハルヒの退屈を紛らわす為のイベントなのだ。 ……それにしてもわざわざ別荘まで建てるか普通…。 …。 …。 「お久しぶりです皆様方」 「ようこそいらっしゃいました」 …。 港に着いた俺達を出迎えてくれたのはおなじみの新川さん、森さん、前回と同じ完璧に執事、メイドに成りきっている……たいしたものだ。 …。 「それじゃ~しゅっぱ~つ!!」 …。 挨拶を済ませた俺達一行は前回と同じくクルーザーに乗り換え多丸圭一氏の待つ無人島へと向かった。 …。 「ねぇ古泉君、本当にその島に出るんでしょうね?」 「はい、僕はその様に聞いています。そうですよね、新川さん?」 「はい、私も影の様なものを見ました、あれは明らかに人外のものですな」 「本当!?さっそく詳しい話を聞かせてもらえるかしら!」 …。 …。 …おっと、説明していなかったな。今俺達が向かっている無人島はただの無人島では無い、いわく付きの無人島なのだ。 当時その島は島流しに使われていたという話らしい。 島流しとは江戸時代に行われていた刑罰の一つで罪を犯した罪人が島に閉じ込められるというものだ。 あまりにもの過酷な生活で刑期を終え再び本土に戻れる者はほんの一握りのみ。多くの者はその島で死を迎える事となる。 …まったく古泉達はとんでもない所に招待してくれたもんだ。喜んでいるのはハルヒくらいなもんだろう。朝比奈さんはずっと怯えているし、長門は……まぁ、いつも通りか…。 ちなみに妹が今回来ていないのはこれが原因である……ん?俺はどうかって?全くの無問題だ。俺は幽霊など信じていない‥…まだ出会ってないからな。 …。 「見えて来た!」 …。 はしゃぐハルヒの指さすその先に島があったここが? ………!? ……なんだ…この寒気は…。 …。 「……」 「キョンくん、どうしたの?」 …。 朝比奈さんが心配そうな表情を浮かべている。 …。 「……なんでもありませんよ朝比奈さん」 「そう?なんかキョンくん暗い顔してたから…」 …。 ……なんでも無いとは言ったが俺は強烈な予感を感じた…いや、確信と言っても良いだろう。 …。 ……何かが起きる……取り返しのつかない何かが…。 …。 …。 【続・孤島症候群】 …。 …。 「やぁ、遠い所良く来てくれたね」 「お世話になりま~す♪」 …。 島に着いた俺達を出迎えてくれたのは多丸圭一さん、裕さん兄弟だ。圭一さんが会社の社長で裕さんがその社員だ……まぁ表向きはな。 …。 「では部屋に案内いたしますので私に付いてきて下さい」 …。 森さんの言葉だ。 森さん……森さんって一体何歳なんだろうか?そしてその立場は? 以前から抱いていた疑問だ。俺はその疑問を古泉にぶつけてみる事にした。 …。 「古泉」 「はい?」 「聞きたい事があるのだが」 「なんでしょうか?」 「え~とだな……」 …。 さすがに本人の前ではな…。 そんな俺の様子に気付いたのか …。 「森さん、先に涼宮さん達を案内していただいてよろしいですか」 「はい」 …。 さすが古泉だ、空気が読める。 ハルヒ達が見えなくなってから古泉が切り出した。 …。 「聞きたいのは今回の企画の事ですね、今回は……」 …。 あ…たしかにそれも聞きたいが今は…。 …。 「いや、もちろんそれもだが今聞きたいのは…」 「??」 …。 古泉が怪訝な表情を浮かべる。 俺は本題を口にした。 …。 「森さんって一体何歳なんだ?」 …。 その質問を口にしたその瞬間 …。 !? …。 俺は古泉に掴まれ物陰に引っ張り込まれた。 抗議の声を上げようと古泉の方を見るといつものスマイルでは無い必死な表情をした古泉がいた……おお!レア顔! …。 「なんて恐ろしい事を聞くんですか!?」 「……おい、森さんの年齢を聞く事のどこが恐ろ……」 「声が大きいです!」 …。 古泉は囁くように小さな、それでいて迫力のある声で俺の言葉を遮る……しかた無い。俺も小声で…。 …。 「別に良いだろ?前から気になっていたんだ。見ようによっては同じぐらいにも見えるしだいぶ年上にも見えるし」 「……それはプライバシーの事ですから‥」 …。 もう一押しだな。 …。 「絶対言わないし責任は全て俺が取る!お前には絶対迷惑はかけない……頼む」 …。 古泉は暫く沈黙した後 …。 「……絶対に内緒ですよ」 「ああ、約束する……で?」 …。 古泉はキョロキョロと辺りを見回した後、耳元に口を寄せ …。 「……森さんはですね…ああ見えて実は」 …。 実は? …。 「にじゅう……」 …。 古泉がそこまで言いかけた時だった。 …。 …。 ガッ!! …。 …。 俺の目に写ったのは……古泉の頭部に飛び蹴りを喰らわせているメイド服の姿だった…。 メイド服はそのまま古泉の首を足で挟み捻りを加えながら古泉を頭から床に叩きつけた。 …。 …。 ビクン …。 …。 …。 古泉は小さく体を震わせた後……動かなくなった…。 …。 メイド服……森さんは立ち上がり服の埃を払い …。 「あら!古泉君こんな所に倒れて……一体どうしたんですか!?」 …。 俺にそう言った。 …。 …。 ん?俺がなんて答えたかって?当然言ってやったさ!ビシッとな!! …。 「おそらく船酔いでしょう。ずっと我慢してたんでしょうね」 「まぁ!それは大変!?すぐにベッドで休ませますね♪」 森さんは古泉の足を掴み近くの部屋へと引きずっていった。 …。 ……ズー…ズー…ズー…ピタ …。 森さんは途中で振り返り …。 「あ、部屋は階段を登って三つ目の部屋ですから」 …。 笑顔でそう告げた。 …。 「はい、わかりました」 …。 俺も笑顔でそう返す。森さんは笑顔でさらに …。 「あなたはきっと長生きするタイプですね♪」 …。 と……俺も笑顔で …。 「はい、よく言われます」 …。 と返す。森さんはクスっと笑った後…別種の笑顔を浮かべ …。 「……好奇心は猫を殺すって言葉……知ってますよね?」 …。 その笑顔久しぶりだなぁ……朝比奈さん誘拐事件以来か。 …。 「はい、今後は肝に命じておきます」 …。 俺がそう言うといつもの笑顔に戻り…もう振り返る事無く部屋へと入って行った……古泉を引きずりながら…。 …。 俺はまた一つ学習したよ。 …。 人間本当に恐怖を感じた時は笑顔しか浮かべる事が出来ない …。 ってな。 …。 ……さて、部屋に向かうか。 ハルヒ達に古泉は船酔いで倒れたって伝えないとな。 …。 …。 ……まぁ……なんだ……古泉……すまん。 マジで…すまん。 …。 …。 …。 「船酔いだなんてね。そんな感じに見えなかったけど…」 …。 荷物を置いた俺達は談話室へと集まっていた。ハルヒが古泉の具合を森さんに訪ねている。 …。 「はい、どうやら過労に体調不良が重なったみたいですね。でもたいしたことないみたいですしすぐに回復するでしょう」 …。 森さんはにこやかに答えた。 かなり派手な音したからな……古泉の首……まぁ、古泉だから大丈夫だろう。 …。 ガチャ …。 ドアが開き …。 「古泉君!もう大丈夫なの?」 …。 古泉が入って来た。 …。 「どうもご心配をおかけしたみたいで……もう大丈夫です。ご心配をおかけしました」 …。 穏やかな笑顔を浮かべながら俺の隣に座る。 …。 「よ~し!これでみんな揃ったわね!それじゃあこれからの予定を話すわよ!」 …。 …。 …。 ハルヒが言う今後の予定。 今日はこのまま舘で遊び、島の探検は明日行うとの事だ。 ハルヒの事だからこれからすぐ島の探検に行く……と言い出すだろうと予想していたがハルヒはハルヒなりに古泉の体調を考えたらしい。もちろんそれに反対する理由は無いので俺達も了承する。 ……横目で古泉を見てみる……うん、笑顔だな。一応謝っておくか。 …。 「古泉」 …。 小声で古泉に切り出した。 古泉は なんでしょうか? って感じの笑顔を向ける。 …。 「まぁ……なんだ……すまなかったな…」 …。 古泉はニッコリと笑い …。 「いいえ、気にしないで下さい。たいした事ありませんでしたから」 …。 許してくれるのか?……古泉、お前本当に心の広い奴だな…。 …。 「本当にたいした事ありませんでしたよ…ええ…」 …。 ……え? …。 「恐ろしい質問をぶつけられ、頭部に強烈な一撃を喰らったうえに頭から床に叩きつけられた事なんて全然気にしていませんから」 …。 ……古泉? …。 「その後逆さ吊りにされて森さんお仕置きスペシャルのCコースを……僕個人としては ……Aコースで許してもらえるよね…? なんて甘い考えを持っていたんですけどね……まさかCコースだとは……。おっと、話がそれましたね。ええと…そうでしたCコースでしたね」 …。 横目で森さんを見る……森さんはハルヒの問いに穏やかな顔で答えている。 森さん…あなた一体古泉になにを…。 古泉は続ける …。 「そう、Cコースを一通り……詳細は避けます…あまりにも血生臭いので。それらが終わった後に …。 『森さんごめんなさい』 …。 を千回きっちりと言わされましたよ……まぁ、全然気にしてませんから。はははははっ…」 …。 …。 古泉……表情こそは笑顔だが目が全然笑っていない…。 …。 「気にしていませんから…ええ、全然気にしていませんから…」 …。 ……怒ってる…こいつ絶対怒ってる‥。 …。 …ん? …。 視線を感じ振り向くと …。 「……」 …。 長門が無言でこちらを見ていた。 …長門の事だから大体の事情はわかっているんだろうな…。 …。 「さぁて!ここでじっとしてるのもアレだし遊ぶわよ!」 …。 ハルヒの声が響く……遊ぶ? …。 …。 …。 「第二回SOS団卓球大会いいい!!!」 …。 ハルヒはこぶしをブンブン振り回しながら宣言した。 …。 …。 ……卓球ねぇ。 …。 遊戯室に移動した俺達はハルヒの提案により卓球大会を行う事となった。 まぁ提案とは言ったがハルヒの提案=決定…ってのは今更説明するまでも無い訳で…。 しかし何故わざわざ無人島に来てまで卓球をせねばならんのだ? …。 「おいハルヒ、前回もそうだったがお前は無人島に来たら卓球せずにはいられないのか?」 …。 軽く抗議してみるが …。 「古泉君具合は大丈夫?なんなら見学でも構わないわよ」 …。 当然聞いちゃいねぇ。 …。 「いえ、もう具合は大丈夫なので参加させていただきます」 …。 古泉は笑顔でそう答える。 …。 「古泉、本当に大丈夫なのか?」 「ええ、問題ありません……まだ少し頭痛が残っていますけど…おっと、全然気にしていませんからね」 …。 ……全力で気にしているだろお前。 …。 「んなら全員参加って事で良いわね?」 …。 ハルヒが俺達を見回す。その時以外な所から手が挙がった。 …。 「……」 …。 無言で手を挙げているのは……長門だった。 そしてゆっくりと口を開く …。 「……私は辞退する」 …。 長門が辞退!? 長門は基本的にこういった事は言わない…たとえハルヒに「校門でビラ配りするわよ!」とバニーガールの衣装を渡されてもおそらくは文句の‘も’の字も言わず淡々と着替え無言でハルヒに付いて行く事だろう。 どうしたんだ長門? …。 「有希、どうしたの?体調でも悪いの?」 「……そう」 「ちょっと…大丈夫なの有希?」 「たいしたことは無い……少し身体がだるいだけ」 「あの~、長門さん。横になったほうが…」 「フルフル……平気。私は審判をする」 「……まぁ…有希がそこまで言うのなら…でもひどくなる様だったらすぐに言うのよ」 「コクン……了解した」 …。 長門を心配するハルヒ……この優しさを少しでも良いから俺にも向けてくれ。 それにしても長門…体調が悪い?宇宙人製有機ヒューマノイドである長門が体調不良とは…。 ……ん?待てよ!長門は 審判をする と言ったよなさっき…。 長門が自分から何かをする…なんて言うのは滅多に無い事だ。 長門を見る……特にいつもと変化は無い。 何か考えがあるのかも…まぁ、しばらく様子を見よう。 …。 …。 「それじゃ~組分け!」 …。 ハルヒが割り箸をつき出す。 長門は審判だ。 ……さて、俺の相手は…。 …。 …。 「朝比奈さん、お手柔らかにお願いします」 「古泉くん、こちらこそ」 …。 組分けが決まった。 …。 「一回戦からアンタとはね」 「ああ、どうやらそのようだな」 …。 初戦の組み合わせは朝比奈さん対古泉、俺対ハルヒだ。 …。 「絶対負けないからね!キョン!!」 「…へいへい」 …。 そんな気合い入れんでも、俺は勝つつもりはねえよ…適当にやって適当に負ける。 世界の為にもそれが良いんだろ? …。 …。 一回戦が始まった。 …。 「え~い~」 …。 朝比奈さんのポンコツサーブが炸裂した。 まぁ、単純に考えて勝つのは古泉だろうな。 去年の野球や卓球を見て明らかだ。 古泉が手を抜かなければだが…。 …。 俺がそんな事を考えていた時だった。 …。 …。 カツッ! …。 「…って!」 …。 何事かと思ったがなんて事は無い、ピンポン玉が俺の頭にぶつかったのだ。 …。 「おや!申し訳ありません。大丈夫ですか?」 …。 古泉?ああ、古泉の打った玉か。 …。 「ああ」 …。 これくらいで怒る程俺の心は狭くない。 古泉にはさっきの負い目もあるし…。 これでチャラだ……それはさすがに虫が良すぎるか…。 そんな事を考えていた時だ。 …。 カツッ! …。 再び俺に玉がぶつかった。 …。 「おや!申し訳ありません」 …。 古泉がスマイルで俺に言う……まぁ、こんな事もあるだろう。 念のために場所を変えるか。 しかし俺が移動したとたん …。 カツッ! …。 「おや!申し訳ありません」 …。 偶然……だよな? ……そうだ!偶然だ!二度ある事は三度あるって言うじゃないか。 …。 カツッ! …. 「おや!申し訳ありません」 …。 ……はい? …。 「……古泉」 「なんでしょうか?」 「偶然……だよな?」 「ええ、当然ですよ」…。 偶然だ…ああ、偶然だ。まさか狙っているなんて……。 …。 カツッ! …。 「おや、申し訳ありません」 …。 偶然だ。うん、偶然……それにしても偶然が続くなぁ~はははははっ………………ってんな訳あるかこの野郎!!明らかに狙っていやがる! さっきの復讐か!?みみっちい野郎だ!いつまでもグチグチと!! …。 古泉を見ると……なに笑ってんだこの野郎! …。 …。 結局この試合は古泉の勝利で終わった。 …。 …。 …。 「キョン!手加減しないからね!」 「……」 「な…何よキョン、恐い顔しちゃって…」 「……何でも無い…始めるぞ」 …。 俺とハルヒの試合が始まった。 じゃんけんで勝利した俺はサーブ権を手に入れた。狙う所?……わかっているだろ? 俺の狙う場所は! …。 カツッ! …。 「おっ!すまんな古泉」 「…いえ…お気になさらず…」 …。 以下…少し短縮させてもらう。 …。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」 「…いえ、偶然ですから」 …。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」「……偶然…ですよね?」 …。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」 「………」 …。 無言か……こんな所で良いだろう、 ここでニッコリと微笑みかけてやる。 …。 「……!?」 …。 ははっ、コメカミがヒクヒクしてやがるな。 …。 なんてガキなふたりwwww しかしふと気付けばこいつら16とか17なんだよなーがきんちょめww 475 名前: 自衛官(樺太)[sage] 投稿日:2007/04/22(日) 22 52 42.38 ID 6lz64KWRO 「キョン!さっきから何やってんのよ!真面目にやりなさい!」 …。 みんなを見てみる。 俺と古泉の様子に気づいてないのはハルヒだけか……朝比奈さんはさっきから俺と古泉を見てガクガクブルブルしている。長門はジイッと俺と古泉を見ている。 さて、今の俺とハルヒの点差は……アウト連発でかなり開いているな。 だが! …。 「ハルヒ…」 「なによ?」 「すまんが……勝たせてもらうぞ!」 …。 俺は今度こそハルヒのコートに打ち込む。 …。 「…面白いじゃない…そうこなくっちゃ!」 …。 ハルヒはニヤリと笑う……が…すまんなハルヒ。 俺に今見えているのはお前じゃない。 …。 お前の! 後ろの! にやけ顔だ!! …。 待ってやがれよ古泉!!! …。 …。 …。 …。 ~ハルヒ~ …。 …。 …。 アタシ達SOS団は第二回SOS団卓球大会の真っ最中。 初戦は第一試合はみくるちゃんと古泉君との対戦だった。 古泉最初はアウト連発で もしかしてみくるちゃん勝利!? なんて少しだけ期待したんだけど結局は古泉君の勝ち。 まぁ、みくるちゃんだし仕方ないわね。 そして次はアタシとキョンとの対戦だった。 最初からキョンの様子は変だった。なんか恐い顔してると思ったらいきなりアウト連発! なにやってんのアンタ?やる気あんの?あんまりガッカリさせないでよ! …なぁ~んて思っていた訳! そしたらキョンってば急に …。 「ハルヒ、すまんが……勝たせてもらうぞ!」 …。 とか言い出したの。あのキョンがよ!我が目を疑ったわ!だってキョンの全身から 絶対に勝つ!! って意思が見えたんだもの! ええ、嬉しかったわ。だってキョンったらいつも適当でアタシと本気で勝負してくれた事なんてなかった。 だからアタシも全力で答えたわ。それが礼儀ってもんだからね。 アタシはこう見えて運動神経には自信がある。スポーツで負ける事なんてほとんどなかった。 だから負けるつもりなんか微塵も無かったわ。 当たり前よ!アタシは負ける事が大っ嫌いなんだから! でも結果は負け……キョンに負けちゃった。 しかもキョンの勝利宣言からストレート負け。今でも信じられないわ…このアタシがストレート負けよ! 当然悔しいし 今度は絶対に負けない! って思うんだけど……なんだか嬉しいって感覚もある。 それはキョンが初めてアタシに本気出してくれたからかな? まぁ良いわ、こうなったらキョン!絶対に優勝よ! アタシに勝ったからには優勝してもらわないと困るんだから! 負けたら死刑よ!! …。 …。 「あの~…涼宮さん?」 …。 ん? …。 「どうしたのみくるちゃん?」 …。 みくるちゃんの様子がおかしい……なんか怯えてるみたいな。 …。 「その~…キョンくんと古泉くん……何かあったんですか?」 「何かって?」 …。 みくるちゃんは何を言ってるんだろうか…キョンと古泉君がどうかしたの? …。 みくるちゃんはそっと二人を指さした。 二人を見てみると………。 …!? …。 「みくるちゃん……あの二人……何があったの?」 …。 アタシの視線の先……卓球台を挟んでキョンと古泉君の二人が今まで見たこと無いような顔で睨みあっていた。…。 「うぅ…わかりませぇ~ん、気づいたらあんなでした~」 …。 ……一体何なの? …。 「キョンくんも古泉くんも卓球の試合をする雰囲気じゃありませんよぉ」 「……ええ、まるで 今から殺し合いを始めます って雰囲気ね……有希!」 …。 アタシの呼びかけに有希はゆっくりと振り向く。 …。 「なに?」 「あの二人…何があったの?」 …。 アタシの問いに有希はしばらく沈黙した後、再び視線を二人に戻した。 …。 「ちょっと!有希!」 「……静かに」 …。 有希? …。 「……始まる」 …。 二人に視線を戻すと有希の言葉通り、睨みあっていた二人が口を開いた。 …。 …。 「……いつか…こんな日が来るんじゃないか…そう思っていました」 「ああ……俺もだ。お前とは一度本気で決着を付けねばならんと前々から思っていた」 「くくくっ…まさかその日が今日になるなんて…」 「ふふっ…そうだな…」 …。 !? …。 二人の会話を聞いてアタシは直感した。 …。 このままだと血が流れる …。 冗談じゃないわ!このSOS団で私闘なんて許さない! 殺伐なんて吉野家だけで十分よ! アタシは二人の前に飛び出した。 …。 「待ちなさい!」 …。 二人がアタシを見る。 …。 「一体何があったか知らないけどアタシの目の前での殴り合いなんて絶対に許さないわよ!」 「……」 「……」 …。 二人は無言でアタシを見つめている。 …。 「す‥涼宮さん、ファイトぉ~」 …。 みくるちゃん、応援ありがとう、アタシに任せておきなさい! …。 しかし二人の反応は…。 …。 「……ハルヒ、お前何言ってるんだ?」 「涼宮さん、何をおっしゃっているのか意味がわかりませんが…」 …。 ……あれ? …。 「えっ……だって今から殴り合いするんじゃ…」 「は?なんで殴り合いなんてしないといけないんだ?卓球大会だろ?」 「そうです、卓球ですよ」 …。 へ?……二人は呆れた顔でアタシを見ている。 ……もしかしてアタシ痛い子? …。 「涼宮さん、誤解させてしまった様ですね、申し訳ありません。でもご心配しているような事は起きませんのでご安心を」 「そうだぞハルヒ、俺と古泉は今から卓球をするだけだ。心配をするな」 …。 二人は穏やかな顔でアタシに言った。 有希を見るとコクンと頷いた。 …。 「ん~、ゴホン。どうやら早とちりしていたみたいねアタシは。 じゃあスポーツらしく最初は握手から始めなさい」 …。 アタシの言葉に二人は…。 「ああ」 「はい」 …。 と穏やかな顔で言った。 アタシはみくるちゃんと有希の所に戻る。 …。 「涼宮さん…私…誤解しちゃって……ごめんなさい!」 「……みくるちゃん、誰でも誤解するわよアレじゃ…さぁ、二人を応援しましょう」 「はい♪」 …。 キョンと古泉君は笑顔でお互いに手を伸ばした。 …しかし、握手をした瞬間二人の体が一瞬と震えた……何? …。 「ふふ……ふふふふふふ」 「はは……はははははは」 …。 二人が突然笑い始める……何…何なの? …。 …。 二人はしばらく笑い続け……そして二人の手が離れた。 …。 …。 ………な!? …。 ……いや…まさか…幻覚、そう、幻覚よ!……だって…そんな…。 …。 「しゅ…しゅじゅみやしゃん…」 …。 みくるちゃん? …。 「い…今の見ましたか?」 …。 ……みくるちゃんにも見えたのね……OK、幻覚なんかじゃ無い…ええ認めましょう。 …。 アタシとみくるちゃん…おそらく有希も見たもの。 二人の手の平に一つづつ【画鋲】が刺さっていた。 ……落ち着け!涼宮ハルヒ!そう、二人が今からするのは卓球なの!ほら、見てみなさい、二人共何事も無かったようにストレッチをしているじゃない。 そうよ!アタシが動揺してどうすんのよ! ……よし!もう大丈夫! …。 「じゃあじゃんけんね」 …。 ストレッチを止め二人は近づく。 二人が向き合った瞬間……再び遊戯室に張りつめた空気が流れる。 二人の真剣な顔……もうこの時点から二人の闘いは始まっているのだ。 …。 …。 「じゃあいくわよ、最初は…」 …。 場の緊張が一気に高まる。 …。 「グー!」 …。 二人は同時にチョキを出す。 …。 ……ああ!突っ込みたい!なんで最初はグーなのに二人共チョキを出すの? ……ええ、わかっているわよ。お互いの裏の裏を読み合った結果でしょ。 キョンは古泉君がパーを出すと予想してチョキを出した……しかし古泉君も同じ事を考えた。 だから二人共チョキ……この二人性格悪すぎるわ! でも突っ込まない……突っ込んだら負け! …。 「じゃ~んけ~ん!ポン!!」 …。 バッ!! …。 二人の出した手は……パーとチョキ。 キョンがパーで古泉君がチョキ…。 …。 「……ぐっ…」 …。 キョンがくぐもった声を発し膝をつく。そしてそれを見下ろす古泉君。 …。 キョンの様子……痛々しい……でもじゃんけんで負けただけでしょ?試合で勝てば良いのよ! …。 有希が口を開く。 …。 「古泉一樹、1ポイント」 …。 ええ!?……ちょっと待ってよ有希! …。 「有希!どういう事!?」 「先ほどの瞬間、彼と古泉一樹との間で高度な心理の読み合いがあり、結果古泉一樹が勝利した。1ポイントは当然」 …。 ……そんな…確かに高度な心理の読み合いはあったわよ…でもそれだからって…。 …。 「…彼がそれを認めている」 …。 キョンを見ると……有希の言葉に反論するでも無く…ただ…悔しがっていた。 ……そう…キョンが認めているのね…。 …。 「……涼宮さん‥」 …。 みくるちゃん? …。 「これから…一体どうなっちゃうんですかぁ~」 …。 みくるちゃんは目に涙を溜めて……不安なのね…団長のアタシがしっかりしないと! …。 「みくるちゃん…大丈夫よ!これは卓球の試合なんだから!…ね?」 「……そうですよね、卓球ですもんね?喧嘩している訳じゃ無いですもんね?」 「そうよみくるちゃん!大丈夫だから!」 「はい!」 …。 そう、これは卓球。 喧嘩なんかじゃ無い。 …。 …。 …。 長かった前哨戦が終わり、結果古泉君が1ポイント先取した。 これから二人の本当の闘いが始まる。 …。 …。 …。 遊戯室の空気は張りつめていた……もうここは遊戯室では無い。 吉野家以上に殺伐とした戦場なのだ。 アタシ、有希、みくるちゃんはこの殺伐とした戦場で対峙する二人を見ている。 …。 「残念ですが…」 …。 古泉君が口を開く。 …。 「あなたにサーブ権が移る事はありません」 …。 凄い自信……古泉君はアタシにストレートで勝ったキョンを見ているはず…なのに古泉君のこの自信は…何? …。 「御託は良いからさっさと始めるぞ」 …。 大丈夫…キョンは落ち着いている。挑発には乗ってない。 …。 古泉君は笑みを浮かべ後ろに下がる。 …。 「行きます」 …。 古泉君は助走をつけ飛び上がる…頂上付近で玉を宙に上がった玉に右手のラケットを叩きつける。 …。 「ふもっふ!!」 …。 謎の掛け声と共に打ち出された玉はキョンのコートに突き刺さ……え!? …。 「なっ!?」 …。 コートに突き刺さると思われた玉は急に浮き上がり軌道を変え……!?。 …。 ガッ! …。 キョンは吹き飛ばされ…。 ドカッ! …。 後ろの壁に叩きつけられた………嘘…。 …。 …。 戦場に沈黙が流れる…キョンはピクリとも動かない。古泉君はそれを穏やかな笑みを浮かべ見下ろす。 ……何?何が起こったの?コートに突き刺さるはずだった玉が軌道を変えキョンの顔面に…そしてキョンが吹き飛ばされた。 ……って…キョンが吹き飛ばされた!?セルロイド製の小さな玉が人を吹き飛ばす?……ありえない。 それに…これって…アウトよね? アタシは審判である有希を見る……有希は頷き言った。 …。 「古泉一樹、6ポイント」 「ええ!?」 …。 アタシとみくるちゃんの声がハモる。 …。 「ちょっと……有希、何それ?」 「古泉一樹の打った玉は正確に彼の顔面に突き刺さった……ダメージもかなりのもの…6ポイントが相応しい」 …。 ちょっと…だってこの試合は…。 …。 「…卓球なのよね?この試合って」 「卓球」 …。 有希は即答する……あれ?…なんかアタシの知ってる卓球とだいぶ違うような…。 …。 「キョンくん!」 …。 みくるちゃんがキョンに駆け寄ろとするが…。 …。 ガシッ …。 有希はみくるちゃんの腕を掴み阻止する。 …。 「駄目」 「長門さん…だってキョンくんが…」 …。 有希はスーっとキョンを指さし …。 「まだ終わっていない」 …。 キョンを見ると…ゆっくりと立ち上がろうとしていた。口の端から血を流した顔に笑みが浮かぶ……何その修羅の門的な笑み? …。 「…いきなり顔面狙いだとはな……」 「おや、あなたは僕に紳士的な行動を期待していたのですか?」 「……ふん、まさか…まぁ、おかげで目が覚めた」 …。 まだやるつもりなの!?もうフラフラじゃない! アタシは駆け出しそうになったが……必死に堪える。 キョンはそんなの望まない キョンはまだ勝利を諦めていない…ここはアタシの出る幕じゃないんだ。 …。 「さぁ、再開だ」 …。 キョンの言葉に古泉君は頷き …。 「セカンドレイド!」 …。 さっきとは違う動きと掛け声で玉にラケットを打ち込む。 打ち出された玉……ニュートンに喧嘩を売っているような不規則な動きでキョンに向かっていた。 …。 キョン! …。 キョンを見ると……目を瞑っている!?……そうか!この不規則な動きに惑わされない為に…。 でもこのままじゃ…。 …。 古泉君の打ち出した玉の軌道はキョンの顔面に狙いをつけた…正確に向かっていく…。 …。 駄目ッ! …。 その瞬間キョンは目を開け…。 …。 「うおおおお!!!」 …。 ラケットを両手で掴み眼前の玉に振り降ろした…これは大根斬り!? …。 ガコッ! …。 キョンの振り降ろしたラケットは向かって来た威力をそのままに古泉君へと弾き返した。 そして弾き返した玉は一直線に進み…。 …。 ガッ!……ドカッ! …。 古泉君の顔面に吸い込まれた玉は古泉君を吹き飛ばしその体を壁に叩きつけた。 …。 そして再び沈黙が流れた。 「クリティカルヒット、9ポイント」 …。 有希の声が沈黙を破る……もう突っ込まない。アタシは理解した。 これは卓球なのだ。 やっている二人と審判である有希が言うのならばこれは卓球。 ……そう納得するしかない。 …。 「古泉!まさかこれで終わりって事は無いよな!?」 …。 キョンの言葉に古泉君はゆっくりと立ち上がる。 …。 「当然ですよ」 …。 口の端から血を流し修羅の門的な笑みを浮かべる古泉君…そう、まだ…まだ終わらないのだ。 …。 …。 …。 ~X時間後~ …。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 どれくらい時間がたったんだろう。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 この二人はいつまで続けるのだろうか。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 飛び散る鮮血をいつまで見ないといけないのだろう…。 二人は何度吹き飛ばされ何度立ち上がっのだろう……何で立ち上がるの?そのまま寝ていれば楽なのに…。 でも二人は立ち上がる…それが男である事の証明であるかのように……本当に男って馬鹿! 有希はいつの間にかポイントを数えるのを止めていた。理解しているのだ…この二人の闘いはポイントなんかでは勝敗を決めてはならない事に みくるちゃん……ずいぶん前からみくるちゃんは顔を手で覆って目の前の光景を見ないようにしている。 アタシも出来るならばそうしたい。こんな凄惨な光景は見たくない……でも駄目、アタシはSOS団団長涼宮ハルヒ…アタシは最後まで見届ける義務がある。 …。 目を背けてはならない。 …。 …。 …。 …。 ………またしばらく時間が流れた。 目の前の凄惨な光景に変化は無い……一部分だけを除いて。 …。 「みくるちゃん、目を開けて」 「ううぅ…嫌です…私は見たくありません」 「いいから目を開けなさい!そして二人の顔を見て!」 …。 みくるちゃんは恐る恐る目を開ける。 …。 「………あ!…二人の顔…」 …。 そう、二人の顔…あんなに怖かった顔が今では憑き物が落ちたかのように穏やかな顔になっていた。 …。 「……予想通り」 …。 有希? …。 「二人は闘いの中でお互いを認め合いお互いを理解し合えた。今の彼と古泉一樹の間に憎しみは無い」 …。 有希は …。 ほら、その証拠に …。 とでも言う様に二人を指さす。 …。 「あ!」 「キョンくん…古泉君…」 …。 今のアタシ達の目の前の光景。 …。 …。 「やるな、古泉」 「あなたこそ」 …。 二人はお互いの肩を叩き合いお互いの検討を讃え合っていた。 …。 「キョンも古泉君もあんな笑顔で…」 …。 今まで見たことの無いようなさわやかな笑顔……ほんの数時間前の姿からは想像できない笑顔だった。 …。 「しゅ…しゅじゅみやしゃん…」 …。 みくるちゃん…。 …。 「これが…これが男の友情ってやつなんでしゅね」 …。 みくるちゃんの顔は涙でクシャクシャだった。 こんな方法でしかわかり合えないなんで……男って馬鹿…本当に馬鹿なんだから! …。 ……でも、少しだけうらやましい。 …。 「さぁ、これで終わりね!もう闘う必要無いんだから!」 …。 そうでしょ?だってもうわかり合えたんだから……でも二人は。 …。 「まだだハルヒ」 「まだ終われませんよ」 …。 なんで?もうわかり合えたのになんで続ける必要があるの? …。 「勘違いするな…卓球でだ、正真正銘の卓球でな」 …。 え? …。 「古泉、1ポイント勝負だ。それで全て終わり、どうだ」 「良いですね」 …。 二人はそう言って位置に着く。 まるで今までの凄惨な闘いの幕を降ろすかのように。 …。 アタシは有希とみくるちゃんを見る。 有希もみくるちゃんも頷く……みくるちゃんは満面の笑顔で、有希はいつも通りだけど……心なしか…笑っているように見えた。 …。 「本当にサーブは僕で良いのですか?」 「ああ、じゃんけんはお前が勝ったからな」 …。 長く辛い闘いが遂に終わる…本当の卓球で。 さっきまで凶器でしかなかったラケットと玉が喜んでいるかのように見える。 …。 そう、もう血に染まる必要は無いんだよ。 …。 …。 「いきます!」 「来い!」 …。 二人にとって勝敗なんてどうでも良いだろう…終わる為の儀式、そしてこれからを始める為の儀式なのだ。 …。 そして…二人が動いた。。 …。 …。 「あああ!!手が滑ったああああ!!!」 …。 ガッ!! …。 …。 …。 二人同時に叫んだ絶叫……そのわずかに後に響く二つの衝突音…。 …。 「……」 「……」 「……」 …。 無言のアタシ達の目の前に写ったのは…。 …。 それぞれの投げたラケットを顔にめり込ませ、ゆっくりと崩れ落ちていく二人の姿だった。 …。。 …。 …。 …。 今までで一番重苦しい沈黙が流れた……倒れた二人はピクリとも動かない。 …。 「…狙っていたんですね……二人共‥」 「……そうみたいね」 …。 ……コメントしようがない。 …。 「…………かった」 …。 有希? …。 「……ここまでは予想出来なかった」 …。 …。 沈黙の中、有希の声が響く。 …。 「ダブルノックアウト……ドロー」 …。 …。 第二回SOS団卓球大会 第一試合 〇古泉一樹 ×朝比奈みくる 11‐5 …。 第二試合 〇キョン ×涼宮ハルヒ 11-4 …。 決勝戦 時間無制限ルール変則デスマッチ ●キョン ●古泉一樹 禁じ手F・R・A(フライング・ラケット・アタック)によるダブルノックアウトによりドロー …。 優勝者無し …。 …。 …。 ~あの二人~ …。 …。 …。 「……お湯が傷にしみるな」 「……しみますね」 「ところでなんでこんなに広いんだこの風呂は?」 「さぁ、設計者の趣味でしょうね」 「趣味ね……それにしても」 「なんですか?」 「……勝利を確信してたんだがまさかお前が俺と同じ事を考えていたとはな」 「僕も同じですよ……まさかあそこでラケットが飛んでくるとは思いませんでした…まさかあなたの性格があそこまで悪いとは」 「いやいや…性格の悪さでは俺はお前の足下にもおよばんよ」 「いえいえ…あなたもなかなかのものです」 「……古泉」 「なんでしょうか?」 「正直すまなかったな」 「いえ…僕の方こそ……この島に来てから少し僕はおかしいのです…」 「何をいまさら…世間一般的に見てお前はつねにおかしいぞ」 「……一体どの口が言ってるのか非常に興味がわくのですが………予感…ってやつですか?」 「予感?」 「はい…これから言う事はあくまで僕が感じた何の根拠も無い予感です…そこの所は忘れないで下さい」 「……言ってみろ」 「なにか…嫌な予感がするんです。今まで感じた事の無いくらい黒く、重い…」 「……そうか…お前がいつその予感を感じたのか当ててみせようか?」 「え?」 「船でこの島を見た瞬間だ…」 「……なぜそう思うのでしょうか?」 「……俺もまったく同じ予感を感じたからだ」 「……」 「それは予感なんてもんじゃ無く……確信の段階まで行ってるはずだ…違うか?」 「……おっしゃる通りです。なんの根拠も無いんですけどね」 「……長門は何か言っていなかったか?」 「いえ…特になにも」 「そうか……偶然だと思うか?」 「……思いたいですね…杞憂だと」 「ああ…」 「とりあえず注意だけはしておきましょう」 「……ああ、さてそろそろあがるか」 「そうですね」 …。 …。 …。 …。 続・孤島症候群~キョン~ 続・孤島症候群(裏)~古泉一樹~ …。 へ続く。 ここからはこれを読んだ僕が読んでその後を予想したものを書いていきます。もちろん作者には無断です。 申し訳ないと思いつつ適当ですが書いてみました。上の話と切り離して読んでかまいません。それではどうぞ。 その後俺らは風呂から出た。 「じゃあとりあえず長門のところに行ってみるか」 「そうですね。確認してみましょう」 そして長門の部屋にノックをしてみた。 「・・・誰?」 「俺と古泉だ、少し聞きたい事がある。開けてくれ」 ガチャ 何か少し雰囲気というか・・・まぁとにかく少し何かが違う気がした。 「単刀直入に聞こう、長門、俺と古泉に船で何かしなかったか?」 「・・・何、とは?」 「えーと、つまりですね・・・」 俺の代わりに古泉が答えた。 「僕たちに情報改変をしませんでしたか?何か今回のことは少しおかしい気がするのですが・・・」 長門は一瞬驚いた様にも見えたが 「・・・そんな事実はない」 とすぐに答えた。 「そうですか、ならば我々の勘違いでしたね。変な事を聞いてすいませんでした。」 「別にいい」 「では失礼しました。」 「じゃあ長門、また後でな」 「・・・」 ガチャ 「・・・・・・」 この沈黙は俺ら二人分だ。 「古泉、俺が思うに長門が少しおかしかった気がするんだが」 「やはりあなたも感じましたか。僕もです。」 「じゃああれは長門が俺らに何かしたの原因なのか?」 「でしょうね。それに長門さんが自ら審判に来たのもおかしいですね。」 「一体何が目的なんだ?」 「そうですね・・・おそらく男の友情でも観察したかったんじゃないですか?」 「長門がそんな事に興味があるとは思えないな。」 「実は長門さんがここ最近そういう類の本を読んでるんですよね。」 「・・・マジか?」 「えらくマジです。」 「まぁそうであるとしよう。それで古泉、もしかして俺が森さんの・・・」 といっていると古泉が遮った。 「あああああああああああああああ」 「どうした!?」 「いえ何でもありません。ちょっとだけ思い出しただけです。Cコースをね。」 古泉、目が笑ってないぞ。 「で、本題ですね。長門さんがそこから仕組んだっていう可能性も0ではありませんよね。」 「古泉、ちょっと長門に一泡吹かせたくないか?」 「何危険な事言ってるんですか?長門さんですよ?僕の二の舞になる気ですか?」 「大丈夫だって。長門もきっとわかってくれるって。いざという時は俺が何とかするから。」 「今回僕はそのセリフでどんな目にあったことか。」 「まぁそういうなって。」 「仮に僕がOkとしてあの長門さんにどういう手が通用するんですか?」 「古泉、今日の晩御飯は何だ?」 「何ですか唐突に?一応お答えしますとここ周辺の魚介類を使ったシーフードカレーの予定ですよ。」 「ちょうどいいな。」 「何をする気ですか?」 「ちょっと耳を貸せ」 そして俺は長門にとっては悪魔の計画を口にした 「後が怖い気もするんですが。まぁためしにやってみましょう。」 「じゃあ決まりだな。」 「ご飯まで時間がありますし1局どうです?」 といって古泉が見せたのは将棋板だった。 「まぁ暇だしやるか。」 そしておれが古泉に5連勝中の時に 「古泉君、ごはんまだ~?」 ハルヒやかましいボイスが聞こえてきた。 「私もおなかすきましたぁ~」 朝比奈さんかわいいです。 「こらキョン、鼻の下を伸ばさない。またみくるちゃんを見てたんでしょ?」 「そんなわけないだろ」 「どうだか。まぁいいわ」 「ところでハルヒたちはまだ風呂に入ってないのか?」 「私たちはご飯を食べた後入る事にしたから」 「そうかい」 ここで新川さんの登場 「おやおやちょうど全員集まってますな。ご飯ができました」 それを聞いたとたんハルヒは朝比奈さんを引きずってあっという間に見えなくなった。 「僕たちも行きましょう」 ~食堂~ 「いいにおいねぇ。シーフードカレーね」 「左様でございます。この近くで取れた新鮮な魚介類を使っております」 「新川さんありがとう」 「いえいえ。おいしいかどうかはわかりませんが。」 「新川さんが作ったんだもん。おいしいに決まってるわよ。じゃあ早く食べましょう」 ハルヒも元気だねぇと思いつつ俺は古泉を見る小さくうなずいた。 「それじゃあいただきます。」 「「いただきます」」 みんなが食べ始めようとした時、 「長門さん、ちょっとお話があるんでいいですか」 「・・・あとじゃだめ?」 長門ぉその言い方は反則だああ 「できれば今がいいのですが」 古泉よく堪えた。といってもあいつには関係ないか。 「・・・了承した」 「何よ古泉君。早く帰ってきなさいよ。冷めちゃうじゃない。」 「涼宮さんたちは先に食べてていいですよ」 「わかったわ。じゃあ早く帰ってくるのよ」 「了解しました、では長門さんいきましょう」 ここまでは計画通りだ。後は俺ががんばるだけだ。 「じゃあ俺も食べるか。」 そろそろ作戦の種を明かそうじゃないか。それは長門の好きだというカレー(俺談)を先に全部食べてしまおうという作戦だ。ただ真っ向勝負したって無理だからな。古泉には長門を連れ出してもらった。こうすれば恨まれるのも俺だけというわけだ。もちろん好き好んでなったわけじゃないぞ。なんせ古泉にじゃんけんで決めるか?と提案したら古泉が「何かまた頭が痛くなって来ました。誰かさんのせいでね」と顔は笑ってるけど目は笑ってないという怖い状況でこんな事を言われたらおれが引き受ける以外にに道があっただろうか?もしこのときに無理やりじゃんけんをさせると思った奴、俺と代わってやるからすぐに来い。 まぁそんなわけで今はカレーをかなり速いスピードで食べて残り半分になったところで・・・ 「おかわり!」 一瞬何が起こったのか理解できなかった。状況を整理しよう。今の声は誰のだ?朝比奈さんなわけないだろう。そんな事があったら俺はこれから海に飛び込んでくる。もちろんそんなわけはなく当たり前だが声の主はハルヒだった。 「涼宮さん、そんなに早く食べるとおなか壊しちゃいますよぉ」 朝比奈さんやさしすぎです。ハルヒなら牛1頭食べようと大丈夫ですし朝比奈さんに心配されれば俺は 鯨1匹だって食べられます。 「大丈夫よ。それにしてもおいしいわねぇ」 「ありがとうございます。そういわれると苦労した甲斐があります。」 新川さんも律儀に答える。 「ハルヒ、お前ならどんだけ食っても大丈夫だとは思うが腹8分目にしとけよ」 「わかったわよ。じゃああと7杯いけるわね」 正直俺は絶句したね。古泉に長門を連れ出してもらったがその必要はなかったんじゃないか? まぁ念のため俺もたくさん食べなくてはな。しかしこのカレーはホントにおいしいな。 そしてその後朝比奈さんはちびちび、俺とハルヒバクバクというありきたりだがこれ以上表現する言葉がないんじゃないか?という感じで食べている。そこ、ボキャブラリーが乏しいとか言っちゃいけません。 そして朝比奈さんがやっと1杯食べ終わってごちそうさまとかわいく言った後古泉たちが帰ってきた。 既にハルヒは7杯目俺は4杯目を食べている。 「ふぉいずみふんおふぁえり(古泉君帰り)」 「おいハルヒ、食べ終わってからしゃべれ」 「いいじゃないべつに、それでどんな話をしてたの?」 「ちょっとしたことです。帰るときに涼宮さんにだけお話しましょう」 「今じゃだめなの?」 「まぁいいじゃないですか。僕たちにご飯も食べさせてくれないんですか?」 「そっか、ゴメンね古泉君。その代わりちゃんと帰るときに話しなさいよ」 「了解です」 「それでは僕たちもいただきましょう、ねぇ長門さん?」 「古泉既に長門は席についてるぞ」 「・・・では僕もいただきましょう」 とまぁこんな感じで古泉が帰ってきたわけだ。かし何の話をしたんだろうな。後で聞いてみるか。 「「おかわり」」 おれとハルヒの声がハモった。 おい古泉そのにやけ面をやめろ。長門は食べるのに集中してるようだし朝比奈さんはいつもとは違う笑顔でこっちを見ている。そして古泉が 「仲がよろしいですねぇ」 なんて言ってきやがった。 ハルヒが顔を赤くして 「そ、そんなわけないでしょ。い、今のが初めてなんだから。勘違いしないでよね」 「そ、そうだぞ古泉。ただの偶然だ偶然」 「そういうことにしておきます」 古泉のやろぉ。あとで1発なぐってやる。 そしておかわりのカレーを食べていると 「おかわり」と小さい声がした。長門だ。おれが一番期待してたしてた言葉だ。まぁハルヒもあれだけ食べたしもうないだろうと思っていると。 「申し訳ございません。さっきので最後でした」 一瞬空気が凍った。絶対零度を下回った気がする(つっこむなよ) 「・・・そう」 長門ぉそんな悲しい目をしないでくれえ。そして俺を見つめるなぁ。 「あなたたちので最後だったのなら仕方がない」 ・・・俺の気のせいでなければ軽くこの言葉に殺気がこもってたと思う。さすがにやばいと思い 「な、長門、俺の食べかけでよければ食べるか?」 俺は冷や汗をかきながら長門にそう提案した。そしたら長門が少しうれしいそうな顔をして 「たべる」と言ってきた。 「ほらよ」 なんか長門に悪い事をしたなぁと思ってると古泉がおれを見ていた。朝比奈さんならともかくお前は気持ち悪いだけだから見つめるな。おれは古泉の視線を無視しお茶を飲んでると 「でもこれってキョン君と長門さんの間接キスですよね?」と笑顔で言ってきたのだ。 思いっきり吹いたよ。何をかって?お茶をおもいっきりな。これは漫画の世界だけだと思ってたよ。そして隣でハルヒもむせている。古泉が少し顔を引きつらせていたのはどうでもいい。 「キョン君と涼宮さん大丈夫ですかぁ~?」 何のんきな事言ってるんですか。あなたのせいですよ~。古泉はすでに目が死んでいたのは気にしないでおこう。 「み、み、みくるちゃん。な、何言ってるのよ。そんなわけないでしょ。」 朝比奈さ~ん、不思議そうな顔もかわいいですけど空気読んでくださ~い。 「ほえ?」 「と、特に問題はありませんよ。同じ仲間じゃないですか」 古泉が少し復活してなんとかハルヒをなだめようとした。それと森さんと新川さんが携帯で通話しているのは割愛させてもらおう。 「そ、そうよねぇ~仲間だもんねぇ~」 ハルヒもあせりつつ何か場が重くなった。朝比奈さ~んあなたのせいなのにオロオロしないでくださ~い。 長門は満足・・・はしてないとは思うがとりあえずごちそうさまをして俺らは部屋に戻り、ハルヒたちは風呂に行った。 去り際に「のぞくなよ」と軽く俺を脅してな。 さて古泉の部屋にでも行くかな。 「よぉ古泉調子はどうだ?」 「どうだ?じゃないですよ神経が磨り減りましたよ。あの後特大の閉鎖空間が発生したんですからね」 「まぁすまん、それでまぁ一応長門に復讐らしきものはできたかな?」 「あなたがあそこであげてしまわなければね」 「しょうがないだろ?あの状況下で無視して食べられるのはハルヒだけだと思うぞ?」 「そのうちお詫びとしてカレーパーティーでも開いてあげましょう」 「そうだな」 「まぁ長門さんも一応満足したみたいですし作戦は失敗ですけど、まぁ良しとしますか。やはり長門さんをだますのは心が痛みます」 「そうだな。でも長門はあれで満足したのか?明らかに足りなかったと思うぞ」 「さすがあなたです。」 「それはほめてるのか?」 「安心して下さい。けなしてます。」 「古泉、もしかして長門に少しやったけどまだおれのことをおこっているのか?」 「いえいえ全然。長門さんのせいですから仕方ありませんよ。だれも森さんの一撃を受けた後見捨てた事なんか全然気にしてませんから」 おーい目がわらってないぞ~。 「すまん」 「まぁいいでしょう。涼宮さんたちがお風呂を出るまでまで時間がありますし、今度はチェスなんていかがですか?」 「お前もよくやるな。まぁ受けてたとうじゃないか」 そしてコマを並べているといきなりぞっとした感覚におそわれた。 「おい古泉、今なんか感じなかったか?」 「何かありました?僕は別に感じませんでしたよ。」 「そうか・・・じゃあ気のせいってことにしておくか」 「そういうことにしておきましょう」 そして俺らはもどってチェスを始めた。この後に来る悪夢のことを知らずにね。 時間は少し前に戻りハルヒたちが風呂へ行きキョンが古泉と話しているとき。廊下には一つの影があった。それは長門有希。うかつにも着替えを部屋に忘れてとりに戻っていた時の事、廊下を歩いている途中に話し声が聞こえたので聞き耳をたてたといってもすこし呪文を唱えればいいだけだが。 そして聞き始めたら 「・・・・復讐らしきものはできたかな?」 「え?」長門は少し動揺した。復讐?ちょっと情報改変しただけで? 長門はそう思っていると 「あなたがあそこであげてしまわなければね」と聞こえてきた。 長門はそれ以降の会話が耳にはいらなかった。2人のせいでカレーを食べられなかったの? 長門にはエラーという名の憎しみが生まれてきた。 そして長門が中に入ろうとしたとき、後ろから 「長門さんどうしました?お風呂ではなかったんですか?」森さんだ。 「着替えをとりに来ただけ」と淡々と告げる。 「そうですか、ところで古泉の部屋の前で何をやってたんですか?」 「それは・・・」長門がどういえばいいか迷った時名案が浮かんだ。 「森園生、大事な話がある」 「私の質問と関係があるのでしょうか?」 「ある。」 「ではお聞きしましょう」 「実は彼らの話を少し聞いていた。ただその内容が・・・」 「内容がどうしたんです?」 「あなたの年齢にまつわる話」 「ほう」 森さんの笑顔に少し黒がまざった。 「具体的に言って欲しいですね?」 森さんは少し抑えてなるべく普通の口調で言った。 「たとえばあなたが 禁則事項 歳だとか、意外と若作りしているんですねとか言ってた。」 「ほう、私の年齢を知ってるのは機関のものだけですからね。あなたが知っているということはどうやら本当のことのようですね。」 森さんは着いたときにキョンに見せた顔の100倍はすごかった。しかし森さんは失念していた、長門が人の年齢を知ろうと思えばいつでもわかる事を。 「報告ありがとうございます。長門さんは先にお風呂に言っててくださいね」 森さんがすでに目は笑っていない笑顔で長門にいう。流石の長門も恐怖を抱いたらしい。 「りょ、了解した」 長門はすぐに立ち去った。 そしてキョン視点に戻る。 「おい古泉」 「ええ、わかってます。何でしょうこの感覚は」 そう俺らはさっきとは桁違いの殺気(しゃれじゃないぞ)を感じたのだ。古泉も感じたらしい。 「今度は廊下を確認しましょう」 「いえその必要はありませんよ」 「「も、森さん!?どうしたんですか?」」 「好奇心は猫を殺すって言葉知ってますよねぇ。」 「も、もちろん」 おいおいどういう状況だ?誰か説明してくれ。これは確実に死亡フラグだぞ 「それと古泉」 「は、はい」 「女の子の年齢をいうのはタブーですよねぇ?」 「も、もちろんです」 やばい何か森さんは勘違いをしている。 「じゃあ何で言ったんでしょう?」 もうすでに100人ぐらい殺せそうな笑顔になってる。マジ怖い。 「い、言ってませんよ。あんな事があった後に言うわけないじゃないですか?森さんは僕が言ってるのを聞いたんですか?」 「ええ、聞きましたよ。長門さんから」 「「え?」」 「長門が俺たちの会話を聞いてたんですか?」 「はい」 「古泉、もしかしてカレーがなくなったのは俺らのせいだってことがわかったんじゃないのか?それで森さんありもしない事を・・・」 「かもしれませんね。長門さんならば人の年齢を知るのも容易なはずですし。」 古泉の顔は既に笑ってなかった。 「聞いてますか?まぁいいでしょうこれから暫くしゃべれなくなるのですから少しぐらいは許しましょう」 「お、俺たちに何をするんですか?」 「そうですねぇ~。とりあえずお仕置きスペシャルDコースをしましょう」 「森さん誤解です。僕たちはそんな事を言ってません」 「問答無用です♪」 「「うああああああああああああああ」」 そして家中に悲鳴が響き渡った。 何があったのかは俺のボキャブラリーでは説明できない、想像に任せ。 「ごめんなさいもうしませんから」 「おねがいです助けてください。Cコースのが楽に見えてきた」 「そうですね。これで終わりにしましょう」 「「ありがとうございます、やっと帰れる。」」 「何を言ってるんですか?準備運動は終わりといったんですよ?」 「「え???」」 「じゃあこれからが本番です。お仕置きスペシャルXXコースにしましょう」 「それだけやめてくださあああああああい」 「古泉そんなに酷いのか?」 「そんなレベルではありません。森さんが過去に使った例は1回だけですが受けた人は今も昏睡状態です」 「おいおいおいおい、そんなにやばいのかよ。」 「森さんやめてくださああああああああああああああい」 「俺からもお願いです。本当にやめてくださああああい」 俺らの悲鳴もむなしく森さんはこう言った 「それ無理♪」 「「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」」 「ねぇ有希、今悲鳴が聞こえなかった?」 「聞こえない、気のせい」 「そっか。まぁ不思議かと思ったんだけどなぁ。まぁあとでキョンたちに調べさせましょう」 「 いい気味」 さてあの時の事を俺の数少ないボキャブラリーでこう表現しよう。 朝倉ってすごいやさしかったんだなぁ。
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「それにしても晴れて良かったですね」 「ああ、そうだな」 …。 上を見上げれば青い空、周りを見渡すと青い海。春らしい暖かい風が甲板に立つ俺の顔を優しく撫でる。 …。 「ほんの数日前に雪が降ったとは思えませんね」 「……まったくだ‥」 …。 数日前に行われた悪夢を思い出す。春休み直前の休日、季節外れの大雪が俺達の街を襲った。 この雪に大喜びしたハルヒにより校庭で生徒会との雪合戦が行われたのだ。 己の全存在を賭けた総力戦となったその戦いは……ハルヒによる‘F・T・A’(フライング・タニグチ・アタック)の炸裂、それに伴う谷口の裏切り、暴走した二人の宇宙人による地球崩壊の危機、そして最後は……ん?後編はどうしたんだって?。 ああ…とある事情により無期限延期だ。 …勘違いしないでもらいたい……どうやってまとめたら良いかわからなくてなって、悩み、途方に暮れたあげく 「……無かった事に出来ないかな‥」 などと現実逃避を起こしつつ放置していた訳では無い……断じて無い。 ……いつしか後編が発表される時が来るだろう……多分な‥。 …。 …。 …。 「あの…」 「……」 「もしもし?」 「………ん?」 「どうされましたか、ボーッとして?」 …。 古泉が怪訝な表情を浮かべ俺を見ていた、 …。 「ああ、少し言い訳をな…」 「言い訳?」 「……こっちの話だ」 「そうですか、そろそろ到着しますよ」 …。 長い船旅もようやく終わりを遂げようとしていた。 …。 「キョン!古泉君!降りる準備をしなさい!」 …。 客室からハルヒの声が響く……声がデカイんだよ。 …。 「では行きますか」 「ああ」 …。 …。 今の状況を説明せねばならんな。俺達SOS団は多丸圭一さんの別荘へと向かっている。ちなみに去年の夏に行った場所とは別だ。 …。 …。 多丸さんがまた新しい別荘を建てたのですよ、そして是非とも僕らを招待したいと言われまして …。 ……以上、古泉の言葉である。 当然その誘いをハルヒが断る訳も無く、合宿と称してSOS団全員で向かっている訳だ。 無論これは表向きの理由で実際は古泉達機関によるハルヒの退屈を紛らわす為のイベントなのだ。 ……それにしてもわざわざ別荘まで建てるか普通…。 …。 …。 「お久しぶりです皆様方」 「ようこそいらっしゃいました」 …。 港に着いた俺達を出迎えてくれたのはおなじみの新川さん、森さん、前回と同じ完璧に執事、メイドに成りきっている……たいしたものだ。 …。 「それじゃ~しゅっぱ~つ!!」 …。 挨拶を済ませた俺達一行は前回と同じくクルーザーに乗り換え多丸圭一氏の待つ無人島へと向かった。 …。 「ねぇ古泉君、本当にその島に出るんでしょうね?」 「はい、僕はその様に聞いています。そうですよね、新川さん?」 「はい、私も影の様なものを見ました、あれは明らかに人外のものですな」 「本当!?さっそく詳しい話を聞かせてもらえるかしら!」 …。 …。 …おっと、説明していなかったな。今俺達が向かっている無人島はただの無人島では無い、いわく付きの無人島なのだ。 当時その島は島流しに使われていたという話らしい。 島流しとは江戸時代に行われていた刑罰の一つで罪を犯した罪人が島に閉じ込められるというものだ。 あまりにもの過酷な生活で刑期を終え再び本土に戻れる者はほんの一握りのみ。多くの者はその島で死を迎える事となる。 …まったく古泉達はとんでもない所に招待してくれたもんだ。喜んでいるのはハルヒくらいなもんだろう。朝比奈さんはずっと怯えているし、長門は……まぁ、いつも通りか…。 ちなみに妹が今回来ていないのはこれが原因である……ん?俺はどうかって?全くの無問題だ。俺は幽霊など信じていない‥…まだ出会ってないからな。 …。 「見えて来た!」 …。 はしゃぐハルヒの指さすその先に島があったここが? ………!? ……なんだ…この寒気は…。 …。 「……」 「キョンくん、どうしたの?」 …。 朝比奈さんが心配そうな表情を浮かべている。 …。 「……なんでもありませんよ朝比奈さん」 「そう?なんかキョンくん暗い顔してたから…」 …。 ……なんでも無いとは言ったが俺は強烈な予感を感じた…いや、確信と言っても良いだろう。 …。 ……何かが起きる……取り返しのつかない何かが…。 …。 …。 【続・孤島症候群】 …。 …。 「やぁ、遠い所良く来てくれたね」 「お世話になりま~す♪」 …。 島に着いた俺達を出迎えてくれたのは多丸圭一さん、裕さん兄弟だ。圭一さんが会社の社長で裕さんがその社員だ……まぁ表向きはな。 …。 「では部屋に案内いたしますので私に付いてきて下さい」 …。 森さんの言葉だ。 森さん……森さんって一体何歳なんだろうか?そしてその立場は? 以前から抱いていた疑問だ。俺はその疑問を古泉にぶつけてみる事にした。 …。 「古泉」 「はい?」 「聞きたい事があるのだが」 「なんでしょうか?」 「え~とだな……」 …。 さすがに本人の前ではな…。 そんな俺の様子に気付いたのか …。 「森さん、先に涼宮さん達を案内していただいてよろしいですか」 「はい」 …。 さすが古泉だ、空気が読める。 ハルヒ達が見えなくなってから古泉が切り出した。 …。 「聞きたいのは今回の企画の事ですね、今回は……」 …。 あ…たしかにそれも聞きたいが今は…。 …。 「いや、もちろんそれもだが今聞きたいのは…」 「??」 …。 古泉が怪訝な表情を浮かべる。 俺は本題を口にした。 …。 「森さんって一体何歳なんだ?」 …。 その質問を口にしたその瞬間 …。 !? …。 俺は古泉に掴まれ物陰に引っ張り込まれた。 抗議の声を上げようと古泉の方を見るといつものスマイルでは無い必死な表情をした古泉がいた……おお!レア顔! …。 「なんて恐ろしい事を聞くんですか!?」 「……おい、森さんの年齢を聞く事のどこが恐ろ……」 「声が大きいです!」 …。 古泉は囁くように小さな、それでいて迫力のある声で俺の言葉を遮る……しかた無い。俺も小声で…。 …。 「別に良いだろ?前から気になっていたんだ。見ようによっては同じぐらいにも見えるしだいぶ年上にも見えるし」 「……それはプライバシーの事ですから‥」 …。 もう一押しだな。 …。 「絶対言わないし責任は全て俺が取る!お前には絶対迷惑はかけない……頼む」 …。 古泉は暫く沈黙した後 …。 「……絶対に内緒ですよ」 「ああ、約束する……で?」 …。 古泉はキョロキョロと辺りを見回した後、耳元に口を寄せ …。 「……森さんはですね…ああ見えて実は」 …。 実は? …。 「にじゅう……」 …。 古泉がそこまで言いかけた時だった。 …。 …。 ガッ!! …。 …。 俺の目に写ったのは……古泉の頭部に飛び蹴りを喰らわせているメイド服の姿だった…。 メイド服はそのまま古泉の首を足で挟み捻りを加えながら古泉を頭から床に叩きつけた。 …。 …。 ビクン …。 …。 …。 古泉は小さく体を震わせた後……動かなくなった…。 …。 メイド服……森さんは立ち上がり服の埃を払い …。 「あら!古泉君こんな所に倒れて……一体どうしたんですか!?」 …。 俺にそう言った。 …。 …。 ん?俺がなんて答えたかって?当然言ってやったさ!ビシッとな!! …。 「おそらく船酔いでしょう。ずっと我慢してたんでしょうね」 「まぁ!それは大変!?すぐにベッドで休ませますね♪」 森さんは古泉の足を掴み近くの部屋へと引きずっていった。 …。 ……ズー…ズー…ズー…ピタ …。 森さんは途中で振り返り …。 「あ、部屋は階段を登って三つ目の部屋ですから」 …。 笑顔でそう告げた。 …。 「はい、わかりました」 …。 俺も笑顔でそう返す。森さんは笑顔でさらに …。 「あなたはきっと長生きするタイプですね♪」 …。 と……俺も笑顔で …。 「はい、よく言われます」 …。 と返す。森さんはクスっと笑った後…別種の笑顔を浮かべ …。 「……好奇心は猫を殺すって言葉……知ってますよね?」 …。 その笑顔久しぶりだなぁ……朝比奈さん誘拐事件以来か。 …。 「はい、今後は肝に命じておきます」 …。 俺がそう言うといつもの笑顔に戻り…もう振り返る事無く部屋へと入って行った……古泉を引きずりながら…。 …。 俺はまた一つ学習したよ。 …。 人間本当に恐怖を感じた時は笑顔しか浮かべる事が出来ない …。 ってな。 …。 ……さて、部屋に向かうか。 ハルヒ達に古泉は船酔いで倒れたって伝えないとな。 …。 …。 ……まぁ……なんだ……古泉……すまん。 マジで…すまん。 …。 …。 …。 「船酔いだなんてね。そんな感じに見えなかったけど…」 …。 荷物を置いた俺達は談話室へと集まっていた。ハルヒが古泉の具合を森さんに訪ねている。 …。 「はい、どうやら過労に体調不良が重なったみたいですね。でもたいしたことないみたいですしすぐに回復するでしょう」 …。 森さんはにこやかに答えた。 かなり派手な音したからな……古泉の首……まぁ、古泉だから大丈夫だろう。 …。 ガチャ …。 ドアが開き …。 「古泉君!もう大丈夫なの?」 …。 古泉が入って来た。 …。 「どうもご心配をおかけしたみたいで……もう大丈夫です。ご心配をおかけしました」 …。 穏やかな笑顔を浮かべながら俺の隣に座る。 …。 「よ~し!これでみんな揃ったわね!それじゃあこれからの予定を話すわよ!」 …。 …。 …。 ハルヒが言う今後の予定。 今日はこのまま舘で遊び、島の探検は明日行うとの事だ。 ハルヒの事だからこれからすぐ島の探検に行く……と言い出すだろうと予想していたがハルヒはハルヒなりに古泉の体調を考えたらしい。もちろんそれに反対する理由は無いので俺達も了承する。 ……横目で古泉を見てみる……うん、笑顔だな。一応謝っておくか。 …。 「古泉」 …。 小声で古泉に切り出した。 古泉は なんでしょうか? って感じの笑顔を向ける。 …。 「まぁ……なんだ……すまなかったな…」 …。 古泉はニッコリと笑い …。 「いいえ、気にしないで下さい。たいした事ありませんでしたから」 …。 許してくれるのか?……古泉、お前本当に心の広い奴だな…。 …。 「本当にたいした事ありませんでしたよ…ええ…」 …。 ……え? …。 「恐ろしい質問をぶつけられ、頭部に強烈な一撃を喰らったうえに頭から床に叩きつけられた事なんて全然気にしていませんから」 …。 ……古泉? …。 「その後逆さ吊りにされて森さんお仕置きスペシャルのCコースを……僕個人としては ……Aコースで許してもらえるよね…? なんて甘い考えを持っていたんですけどね……まさかCコースだとは……。おっと、話がそれましたね。ええと…そうでしたCコースでしたね」 …。 横目で森さんを見る……森さんはハルヒの問いに穏やかな顔で答えている。 森さん…あなた一体古泉になにを…。 古泉は続ける …。 「そう、Cコースを一通り……詳細は避けます…あまりにも血生臭いので。それらが終わった後に …。 『森さんごめんなさい』 …。 を千回きっちりと言わされましたよ……まぁ、全然気にしてませんから。はははははっ…」 …。 …。 古泉……表情こそは笑顔だが目が全然笑っていない…。 …。 「気にしていませんから…ええ、全然気にしていませんから…」 …。 ……怒ってる…こいつ絶対怒ってる‥。 …。 …ん? …。 視線を感じ振り向くと …。 「……」 …。 長門が無言でこちらを見ていた。 …長門の事だから大体の事情はわかっているんだろうな…。 …。 「さぁて!ここでじっとしてるのもアレだし遊ぶわよ!」 …。 ハルヒの声が響く……遊ぶ? …。 …。 …。 「第二回SOS団卓球大会いいい!!!」 …。 ハルヒはこぶしをブンブン振り回しながら宣言した。 …。 …。 ……卓球ねぇ。 …。 遊戯室に移動した俺達はハルヒの提案により卓球大会を行う事となった。 まぁ提案とは言ったがハルヒの提案=決定…ってのは今更説明するまでも無い訳で…。 しかし何故わざわざ無人島に来てまで卓球をせねばならんのだ? …。 「おいハルヒ、前回もそうだったがお前は無人島に来たら卓球せずにはいられないのか?」 …。 軽く抗議してみるが …。 「古泉君具合は大丈夫?なんなら見学でも構わないわよ」 …。 当然聞いちゃいねぇ。 …。 「いえ、もう具合は大丈夫なので参加させていただきます」 …。 古泉は笑顔でそう答える。 …。 「古泉、本当に大丈夫なのか?」 「ええ、問題ありません……まだ少し頭痛が残っていますけど…おっと、全然気にしていませんからね」 …。 ……全力で気にしているだろお前。 …。 「んなら全員参加って事で良いわね?」 …。 ハルヒが俺達を見回す。その時以外な所から手が挙がった。 …。 「……」 …。 無言で手を挙げているのは……長門だった。 そしてゆっくりと口を開く …。 「……私は辞退する」 …。 長門が辞退!? 長門は基本的にこういった事は言わない…たとえハルヒに「校門でビラ配りするわよ!」とバニーガールの衣装を渡されてもおそらくは文句の‘も’の字も言わず淡々と着替え無言でハルヒに付いて行く事だろう。 どうしたんだ長門? …。 「有希、どうしたの?体調でも悪いの?」 「……そう」 「ちょっと…大丈夫なの有希?」 「たいしたことは無い……少し身体がだるいだけ」 「あの~、長門さん。横になったほうが…」 「フルフル……平気。私は審判をする」 「……まぁ…有希がそこまで言うのなら…でもひどくなる様だったらすぐに言うのよ」 「コクン……了解した」 …。 長門を心配するハルヒ……この優しさを少しでも良いから俺にも向けてくれ。 それにしても長門…体調が悪い?宇宙人製有機ヒューマノイドである長門が体調不良とは…。 ……ん?待てよ!長門は 審判をする と言ったよなさっき…。 長門が自分から何かをする…なんて言うのは滅多に無い事だ。 長門を見る……特にいつもと変化は無い。 何か考えがあるのかも…まぁ、しばらく様子を見よう。 …。 …。 「それじゃ~組分け!」 …。 ハルヒが割り箸をつき出す。 長門は審判だ。 ……さて、俺の相手は…。 …。 …。 「朝比奈さん、お手柔らかにお願いします」 「古泉くん、こちらこそ」 …。 組分けが決まった。 …。 「一回戦からアンタとはね」 「ああ、どうやらそのようだな」 …。 初戦の組み合わせは朝比奈さん対古泉、俺対ハルヒだ。 …。 「絶対負けないからね!キョン!!」 「…へいへい」 …。 そんな気合い入れんでも、俺は勝つつもりはねえよ…適当にやって適当に負ける。 世界の為にもそれが良いんだろ? …。 …。 一回戦が始まった。 …。 「え~い~」 …。 朝比奈さんのポンコツサーブが炸裂した。 まぁ、単純に考えて勝つのは古泉だろうな。 去年の野球や卓球を見て明らかだ。 古泉が手を抜かなければだが…。 …。 俺がそんな事を考えていた時だった。 …。 …。 カツッ! …。 「…って!」 …。 何事かと思ったがなんて事は無い、ピンポン玉が俺の頭にぶつかったのだ。 …。 「おや!申し訳ありません。大丈夫ですか?」 …。 古泉?ああ、古泉の打った玉か。 …。 「ああ」 …。 これくらいで怒る程俺の心は狭くない。 古泉にはさっきの負い目もあるし…。 これでチャラだ……それはさすがに虫が良すぎるか…。 そんな事を考えていた時だ。 …。 カツッ! …。 再び俺に玉がぶつかった。 …。 「おや!申し訳ありません」 …。 古泉がスマイルで俺に言う……まぁ、こんな事もあるだろう。 念のために場所を変えるか。 しかし俺が移動したとたん …。 カツッ! …。 「おや!申し訳ありません」 …。 偶然……だよな? ……そうだ!偶然だ!二度ある事は三度あるって言うじゃないか。 …。 カツッ! …. 「おや!申し訳ありません」 …。 ……はい? …。 「……古泉」 「なんでしょうか?」 「偶然……だよな?」 「ええ、当然ですよ」…。 偶然だ…ああ、偶然だ。まさか狙っているなんて……。 …。 カツッ! …。 「おや、申し訳ありません」 …。 偶然だ。うん、偶然……それにしても偶然が続くなぁ~はははははっ………………ってんな訳あるかこの野郎!!明らかに狙っていやがる! さっきの復讐か!?みみっちい野郎だ!いつまでもグチグチと!! …。 古泉を見ると……なに笑ってんだこの野郎! …。 …。 結局この試合は古泉の勝利で終わった。 …。 …。 …。 「キョン!手加減しないからね!」 「……」 「な…何よキョン、恐い顔しちゃって…」 「……何でも無い…始めるぞ」 …。 俺とハルヒの試合が始まった。 じゃんけんで勝利した俺はサーブ権を手に入れた。狙う所?……わかっているだろ? 俺の狙う場所は! …。 カツッ! …。 「おっ!すまんな古泉」 「…いえ…お気になさらず…」 …。 以下…少し短縮させてもらう。 …。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」 「…いえ、偶然ですから」 …。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」「……偶然…ですよね?」 …。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」 「………」 …。 無言か……こんな所で良いだろう、 ここでニッコリと微笑みかけてやる。 …。 「……!?」 …。 ははっ、コメカミがヒクヒクしてやがるな。 …。 なんてガキなふたりwwww しかしふと気付けばこいつら16とか17なんだよなーがきんちょめww 475 名前: 自衛官(樺太)[sage] 投稿日:2007/04/22(日) 22 52 42.38 ID 6lz64KWRO 「キョン!さっきから何やってんのよ!真面目にやりなさい!」 …。 みんなを見てみる。 俺と古泉の様子に気づいてないのはハルヒだけか……朝比奈さんはさっきから俺と古泉を見てガクガクブルブルしている。長門はジイッと俺と古泉を見ている。 さて、今の俺とハルヒの点差は……アウト連発でかなり開いているな。 だが! …。 「ハルヒ…」 「なによ?」 「すまんが……勝たせてもらうぞ!」 …。 俺は今度こそハルヒのコートに打ち込む。 …。 「…面白いじゃない…そうこなくっちゃ!」 …。 ハルヒはニヤリと笑う……が…すまんなハルヒ。 俺に今見えているのはお前じゃない。 …。 お前の! 後ろの! にやけ顔だ!! …。 待ってやがれよ古泉!!! …。 …。 …。 …。 ~ハルヒ~ …。 …。 …。 アタシ達SOS団は第二回SOS団卓球大会の真っ最中。 初戦は第一試合はみくるちゃんと古泉君との対戦だった。 古泉最初はアウト連発で もしかしてみくるちゃん勝利!? なんて少しだけ期待したんだけど結局は古泉君の勝ち。 まぁ、みくるちゃんだし仕方ないわね。 そして次はアタシとキョンとの対戦だった。 最初からキョンの様子は変だった。なんか恐い顔してると思ったらいきなりアウト連発! なにやってんのアンタ?やる気あんの?あんまりガッカリさせないでよ! …なぁ~んて思っていた訳! そしたらキョンってば急に …。 「ハルヒ、すまんが……勝たせてもらうぞ!」 …。 とか言い出したの。あのキョンがよ!我が目を疑ったわ!だってキョンの全身から 絶対に勝つ!! って意思が見えたんだもの! ええ、嬉しかったわ。だってキョンったらいつも適当でアタシと本気で勝負してくれた事なんてなかった。 だからアタシも全力で答えたわ。それが礼儀ってもんだからね。 アタシはこう見えて運動神経には自信がある。スポーツで負ける事なんてほとんどなかった。 だから負けるつもりなんか微塵も無かったわ。 当たり前よ!アタシは負ける事が大っ嫌いなんだから! でも結果は負け……キョンに負けちゃった。 しかもキョンの勝利宣言からストレート負け。今でも信じられないわ…このアタシがストレート負けよ! 当然悔しいし 今度は絶対に負けない! って思うんだけど……なんだか嬉しいって感覚もある。 それはキョンが初めてアタシに本気出してくれたからかな? まぁ良いわ、こうなったらキョン!絶対に優勝よ! アタシに勝ったからには優勝してもらわないと困るんだから! 負けたら死刑よ!! …。 …。 「あの~…涼宮さん?」 …。 ん? …。 「どうしたのみくるちゃん?」 …。 みくるちゃんの様子がおかしい……なんか怯えてるみたいな。 …。 「その~…キョンくんと古泉くん……何かあったんですか?」 「何かって?」 …。 みくるちゃんは何を言ってるんだろうか…キョンと古泉君がどうかしたの? …。 みくるちゃんはそっと二人を指さした。 二人を見てみると………。 …!? …。 「みくるちゃん……あの二人……何があったの?」 …。 アタシの視線の先……卓球台を挟んでキョンと古泉君の二人が今まで見たこと無いような顔で睨みあっていた。…。 「うぅ…わかりませぇ~ん、気づいたらあんなでした~」 …。 ……一体何なの? …。 「キョンくんも古泉くんも卓球の試合をする雰囲気じゃありませんよぉ」 「……ええ、まるで 今から殺し合いを始めます って雰囲気ね……有希!」 …。 アタシの呼びかけに有希はゆっくりと振り向く。 …。 「なに?」 「あの二人…何があったの?」 …。 アタシの問いに有希はしばらく沈黙した後、再び視線を二人に戻した。 …。 「ちょっと!有希!」 「……静かに」 …。 有希? …。 「……始まる」 …。 二人に視線を戻すと有希の言葉通り、睨みあっていた二人が口を開いた。 …。 …。 「……いつか…こんな日が来るんじゃないか…そう思っていました」 「ああ……俺もだ。お前とは一度本気で決着を付けねばならんと前々から思っていた」 「くくくっ…まさかその日が今日になるなんて…」 「ふふっ…そうだな…」 …。 !? …。 二人の会話を聞いてアタシは直感した。 …。 このままだと血が流れる …。 冗談じゃないわ!このSOS団で私闘なんて許さない! 殺伐なんて吉野家だけで十分よ! アタシは二人の前に飛び出した。 …。 「待ちなさい!」 …。 二人がアタシを見る。 …。 「一体何があったか知らないけどアタシの目の前での殴り合いなんて絶対に許さないわよ!」 「……」 「……」 …。 二人は無言でアタシを見つめている。 …。 「す‥涼宮さん、ファイトぉ~」 …。 みくるちゃん、応援ありがとう、アタシに任せておきなさい! …。 しかし二人の反応は…。 …。 「……ハルヒ、お前何言ってるんだ?」 「涼宮さん、何をおっしゃっているのか意味がわかりませんが…」 …。 ……あれ? …。 「えっ……だって今から殴り合いするんじゃ…」 「は?なんで殴り合いなんてしないといけないんだ?卓球大会だろ?」 「そうです、卓球ですよ」 …。 へ?……二人は呆れた顔でアタシを見ている。 ……もしかしてアタシ痛い子? …。 「涼宮さん、誤解させてしまった様ですね、申し訳ありません。でもご心配しているような事は起きませんのでご安心を」 「そうだぞハルヒ、俺と古泉は今から卓球をするだけだ。心配をするな」 …。 二人は穏やかな顔でアタシに言った。 有希を見るとコクンと頷いた。 …。 「ん~、ゴホン。どうやら早とちりしていたみたいねアタシは。 じゃあスポーツらしく最初は握手から始めなさい」 …。 アタシの言葉に二人は…。 「ああ」 「はい」 …。 と穏やかな顔で言った。 アタシはみくるちゃんと有希の所に戻る。 …。 「涼宮さん…私…誤解しちゃって……ごめんなさい!」 「……みくるちゃん、誰でも誤解するわよアレじゃ…さぁ、二人を応援しましょう」 「はい♪」 …。 キョンと古泉君は笑顔でお互いに手を伸ばした。 …しかし、握手をした瞬間二人の体が一瞬と震えた……何? …。 「ふふ……ふふふふふふ」 「はは……はははははは」 …。 二人が突然笑い始める……何…何なの? …。 …。 二人はしばらく笑い続け……そして二人の手が離れた。 …。 …。 ………な!? …。 ……いや…まさか…幻覚、そう、幻覚よ!……だって…そんな…。 …。 「しゅ…しゅじゅみやしゃん…」 …。 みくるちゃん? …。 「い…今の見ましたか?」 …。 ……みくるちゃんにも見えたのね……OK、幻覚なんかじゃ無い…ええ認めましょう。 …。 アタシとみくるちゃん…おそらく有希も見たもの。 二人の手の平に一つづつ【画鋲】が刺さっていた。 ……落ち着け!涼宮ハルヒ!そう、二人が今からするのは卓球なの!ほら、見てみなさい、二人共何事も無かったようにストレッチをしているじゃない。 そうよ!アタシが動揺してどうすんのよ! ……よし!もう大丈夫! …。 「じゃあじゃんけんね」 …。 ストレッチを止め二人は近づく。 二人が向き合った瞬間……再び遊戯室に張りつめた空気が流れる。 二人の真剣な顔……もうこの時点から二人の闘いは始まっているのだ。 …。 …。 「じゃあいくわよ、最初は…」 …。 場の緊張が一気に高まる。 …。 「グー!」 …。 二人は同時にチョキを出す。 …。 ……ああ!突っ込みたい!なんで最初はグーなのに二人共チョキを出すの? ……ええ、わかっているわよ。お互いの裏の裏を読み合った結果でしょ。 キョンは古泉君がパーを出すと予想してチョキを出した……しかし古泉君も同じ事を考えた。 だから二人共チョキ……この二人性格悪すぎるわ! でも突っ込まない……突っ込んだら負け! …。 「じゃ~んけ~ん!ポン!!」 …。 バッ!! …。 二人の出した手は……パーとチョキ。 キョンがパーで古泉君がチョキ…。 …。 「……ぐっ…」 …。 キョンがくぐもった声を発し膝をつく。そしてそれを見下ろす古泉君。 …。 キョンの様子……痛々しい……でもじゃんけんで負けただけでしょ?試合で勝てば良いのよ! …。 有希が口を開く。 …。 「古泉一樹、1ポイント」 …。 ええ!?……ちょっと待ってよ有希! …。 「有希!どういう事!?」 「先ほどの瞬間、彼と古泉一樹との間で高度な心理の読み合いがあり、結果古泉一樹が勝利した。1ポイントは当然」 …。 ……そんな…確かに高度な心理の読み合いはあったわよ…でもそれだからって…。 …。 「…彼がそれを認めている」 …。 キョンを見ると……有希の言葉に反論するでも無く…ただ…悔しがっていた。 ……そう…キョンが認めているのね…。 …。 「……涼宮さん‥」 …。 みくるちゃん? …。 「これから…一体どうなっちゃうんですかぁ~」 …。 みくるちゃんは目に涙を溜めて……不安なのね…団長のアタシがしっかりしないと! …。 「みくるちゃん…大丈夫よ!これは卓球の試合なんだから!…ね?」 「……そうですよね、卓球ですもんね?喧嘩している訳じゃ無いですもんね?」 「そうよみくるちゃん!大丈夫だから!」 「はい!」 …。 そう、これは卓球。 喧嘩なんかじゃ無い。 …。 …。 …。 長かった前哨戦が終わり、結果古泉君が1ポイント先取した。 これから二人の本当の闘いが始まる。 …。 …。 …。 遊戯室の空気は張りつめていた……もうここは遊戯室では無い。 吉野家以上に殺伐とした戦場なのだ。 アタシ、有希、みくるちゃんはこの殺伐とした戦場で対峙する二人を見ている。 …。 「残念ですが…」 …。 古泉君が口を開く。 …。 「あなたにサーブ権が移る事はありません」 …。 凄い自信……古泉君はアタシにストレートで勝ったキョンを見ているはず…なのに古泉君のこの自信は…何? …。 「御託は良いからさっさと始めるぞ」 …。 大丈夫…キョンは落ち着いている。挑発には乗ってない。 …。 古泉君は笑みを浮かべ後ろに下がる。 …。 「行きます」 …。 古泉君は助走をつけ飛び上がる…頂上付近で玉を宙に上がった玉に右手のラケットを叩きつける。 …。 「ふもっふ!!」 …。 謎の掛け声と共に打ち出された玉はキョンのコートに突き刺さ……え!? …。 「なっ!?」 …。 コートに突き刺さると思われた玉は急に浮き上がり軌道を変え……!?。 …。 ガッ! …。 キョンは吹き飛ばされ…。 ドカッ! …。 後ろの壁に叩きつけられた………嘘…。 …。 …。 戦場に沈黙が流れる…キョンはピクリとも動かない。古泉君はそれを穏やかな笑みを浮かべ見下ろす。 ……何?何が起こったの?コートに突き刺さるはずだった玉が軌道を変えキョンの顔面に…そしてキョンが吹き飛ばされた。 ……って…キョンが吹き飛ばされた!?セルロイド製の小さな玉が人を吹き飛ばす?……ありえない。 それに…これって…アウトよね? アタシは審判である有希を見る……有希は頷き言った。 …。 「古泉一樹、6ポイント」 「ええ!?」 …。 アタシとみくるちゃんの声がハモる。 …。 「ちょっと……有希、何それ?」 「古泉一樹の打った玉は正確に彼の顔面に突き刺さった……ダメージもかなりのもの…6ポイントが相応しい」 …。 ちょっと…だってこの試合は…。 …。 「…卓球なのよね?この試合って」 「卓球」 …。 有希は即答する……あれ?…なんかアタシの知ってる卓球とだいぶ違うような…。 …。 「キョンくん!」 …。 みくるちゃんがキョンに駆け寄ろとするが…。 …。 ガシッ …。 有希はみくるちゃんの腕を掴み阻止する。 …。 「駄目」 「長門さん…だってキョンくんが…」 …。 有希はスーっとキョンを指さし …。 「まだ終わっていない」 …。 キョンを見ると…ゆっくりと立ち上がろうとしていた。口の端から血を流した顔に笑みが浮かぶ……何その修羅の門的な笑み? …。 「…いきなり顔面狙いだとはな……」 「おや、あなたは僕に紳士的な行動を期待していたのですか?」 「……ふん、まさか…まぁ、おかげで目が覚めた」 …。 まだやるつもりなの!?もうフラフラじゃない! アタシは駆け出しそうになったが……必死に堪える。 キョンはそんなの望まない キョンはまだ勝利を諦めていない…ここはアタシの出る幕じゃないんだ。 …。 「さぁ、再開だ」 …。 キョンの言葉に古泉君は頷き …。 「セカンドレイド!」 …。 さっきとは違う動きと掛け声で玉にラケットを打ち込む。 打ち出された玉……ニュートンに喧嘩を売っているような不規則な動きでキョンに向かっていた。 …。 キョン! …。 キョンを見ると……目を瞑っている!?……そうか!この不規則な動きに惑わされない為に…。 でもこのままじゃ…。 …。 古泉君の打ち出した玉の軌道はキョンの顔面に狙いをつけた…正確に向かっていく…。 …。 駄目ッ! …。 その瞬間キョンは目を開け…。 …。 「うおおおお!!!」 …。 ラケットを両手で掴み眼前の玉に振り降ろした…これは大根斬り!? …。 ガコッ! …。 キョンの振り降ろしたラケットは向かって来た威力をそのままに古泉君へと弾き返した。 そして弾き返した玉は一直線に進み…。 …。 ガッ!……ドカッ! …。 古泉君の顔面に吸い込まれた玉は古泉君を吹き飛ばしその体を壁に叩きつけた。 …。 そして再び沈黙が流れた。 「クリティカルヒット、9ポイント」 …。 有希の声が沈黙を破る……もう突っ込まない。アタシは理解した。 これは卓球なのだ。 やっている二人と審判である有希が言うのならばこれは卓球。 ……そう納得するしかない。 …。 「古泉!まさかこれで終わりって事は無いよな!?」 …。 キョンの言葉に古泉君はゆっくりと立ち上がる。 …。 「当然ですよ」 …。 口の端から血を流し修羅の門的な笑みを浮かべる古泉君…そう、まだ…まだ終わらないのだ。 …。 …。 …。 ~X時間後~ …。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 どれくらい時間がたったんだろう。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 この二人はいつまで続けるのだろうか。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 飛び散る鮮血をいつまで見ないといけないのだろう…。 二人は何度吹き飛ばされ何度立ち上がっのだろう……何で立ち上がるの?そのまま寝ていれば楽なのに…。 でも二人は立ち上がる…それが男である事の証明であるかのように……本当に男って馬鹿! 有希はいつの間にかポイントを数えるのを止めていた。理解しているのだ…この二人の闘いはポイントなんかでは勝敗を決めてはならない事に みくるちゃん……ずいぶん前からみくるちゃんは顔を手で覆って目の前の光景を見ないようにしている。 アタシも出来るならばそうしたい。こんな凄惨な光景は見たくない……でも駄目、アタシはSOS団団長涼宮ハルヒ…アタシは最後まで見届ける義務がある。 …。 目を背けてはならない。 …。 …。 …。 …。 ………またしばらく時間が流れた。 目の前の凄惨な光景に変化は無い……一部分だけを除いて。 …。 「みくるちゃん、目を開けて」 「ううぅ…嫌です…私は見たくありません」 「いいから目を開けなさい!そして二人の顔を見て!」 …。 みくるちゃんは恐る恐る目を開ける。 …。 「………あ!…二人の顔…」 …。 そう、二人の顔…あんなに怖かった顔が今では憑き物が落ちたかのように穏やかな顔になっていた。 …。 「……予想通り」 …。 有希? …。 「二人は闘いの中でお互いを認め合いお互いを理解し合えた。今の彼と古泉一樹の間に憎しみは無い」 …。 有希は …。 ほら、その証拠に …。 とでも言う様に二人を指さす。 …。 「あ!」 「キョンくん…古泉君…」 …。 今のアタシ達の目の前の光景。 …。 …。 「やるな、古泉」 「あなたこそ」 …。 二人はお互いの肩を叩き合いお互いの検討を讃え合っていた。 …。 「キョンも古泉君もあんな笑顔で…」 …。 今まで見たことの無いようなさわやかな笑顔……ほんの数時間前の姿からは想像できない笑顔だった。 …。 「しゅ…しゅじゅみやしゃん…」 …。 みくるちゃん…。 …。 「これが…これが男の友情ってやつなんでしゅね」 …。 みくるちゃんの顔は涙でクシャクシャだった。 こんな方法でしかわかり合えないなんで……男って馬鹿…本当に馬鹿なんだから! …。 ……でも、少しだけうらやましい。 …。 「さぁ、これで終わりね!もう闘う必要無いんだから!」 …。 そうでしょ?だってもうわかり合えたんだから……でも二人は。 …。 「まだだハルヒ」 「まだ終われませんよ」 …。 なんで?もうわかり合えたのになんで続ける必要があるの? …。 「勘違いするな…卓球でだ、正真正銘の卓球でな」 …。 え? …。 「古泉、1ポイント勝負だ。それで全て終わり、どうだ」 「良いですね」 …。 二人はそう言って位置に着く。 まるで今までの凄惨な闘いの幕を降ろすかのように。 …。 アタシは有希とみくるちゃんを見る。 有希もみくるちゃんも頷く……みくるちゃんは満面の笑顔で、有希はいつも通りだけど……心なしか…笑っているように見えた。 …。 「本当にサーブは僕で良いのですか?」 「ああ、じゃんけんはお前が勝ったからな」 …。 長く辛い闘いが遂に終わる…本当の卓球で。 さっきまで凶器でしかなかったラケットと玉が喜んでいるかのように見える。 …。 そう、もう血に染まる必要は無いんだよ。 …。 …。 「いきます!」 「来い!」 …。 二人にとって勝敗なんてどうでも良いだろう…終わる為の儀式、そしてこれからを始める為の儀式なのだ。 …。 そして…二人が動いた。。 …。 …。 「あああ!!手が滑ったああああ!!!」 …。 ガッ!! …。 …。 …。 二人同時に叫んだ絶叫……そのわずかに後に響く二つの衝突音…。 …。 「……」 「……」 「……」 …。 無言のアタシ達の目の前に写ったのは…。 …。 それぞれの投げたラケットを顔にめり込ませ、ゆっくりと崩れ落ちていく二人の姿だった。 …。。 …。 …。 …。 今までで一番重苦しい沈黙が流れた……倒れた二人はピクリとも動かない。 …。 「…狙っていたんですね……二人共‥」 「……そうみたいね」 …。 ……コメントしようがない。 …。 「…………かった」 …。 有希? …。 「……ここまでは予想出来なかった」 …。 …。 沈黙の中、有希の声が響く。 …。 「ダブルノックアウト……ドロー」 …。 …。 第二回SOS団卓球大会 第一試合 〇古泉一樹 ×朝比奈みくる 11‐5 …。 第二試合 〇キョン ×涼宮ハルヒ 11-4 …。 決勝戦 時間無制限ルール変則デスマッチ ●キョン ●古泉一樹 禁じ手F・R・A(フライング・ラケット・アタック)によるダブルノックアウトによりドロー …。 優勝者無し …。 …。 …。 ~あの二人~ …。 …。 …。 「……お湯が傷にしみるな」 「……しみますね」 「ところでなんでこんなに広いんだこの風呂は?」 「さぁ、設計者の趣味でしょうね」 「趣味ね……それにしても」 「なんですか?」 「……勝利を確信してたんだがまさかお前が俺と同じ事を考えていたとはな」 「僕も同じですよ……まさかあそこでラケットが飛んでくるとは思いませんでした…まさかあなたの性格があそこまで悪いとは」 「いやいや…性格の悪さでは俺はお前の足下にもおよばんよ」 「いえいえ…あなたもなかなかのものです」 「……古泉」 「なんでしょうか?」 「正直すまなかったな」 「いえ…僕の方こそ……この島に来てから少し僕はおかしいのです…」 「何をいまさら…世間一般的に見てお前はつねにおかしいぞ」 「……一体どの口が言ってるのか非常に興味がわくのですが………予感…ってやつですか?」 「予感?」 「はい…これから言う事はあくまで僕が感じた何の根拠も無い予感です…そこの所は忘れないで下さい」 「……言ってみろ」 「なにか…嫌な予感がするんです。今まで感じた事の無いくらい黒く、重い…」 「……そうか…お前がいつその予感を感じたのか当ててみせようか?」 「え?」 「船でこの島を見た瞬間だ…」 「……なぜそう思うのでしょうか?」 「……俺もまったく同じ予感を感じたからだ」 「……」 「それは予感なんてもんじゃ無く……確信の段階まで行ってるはずだ…違うか?」 「……おっしゃる通りです。なんの根拠も無いんですけどね」 「……長門は何か言っていなかったか?」 「いえ…特になにも」 「そうか……偶然だと思うか?」 「……思いたいですね…杞憂だと」 「ああ…」 「とりあえず注意だけはしておきましょう」 「……ああ、さてそろそろあがるか」 「そうですね」 …。 …。 …。 …。 続・孤島症候群~キョン~ 続・孤島症候群(裏)~古泉一樹~ …。 へ続く。 ここからはこれを読んだ僕が読んでその後を予想したものを書いていきます。もちろん作者には無断です。 申し訳ないと思いつつ適当ですが書いてみました。上の話と切り離して読んでかまいません。それではどうぞ。 その後俺らは風呂から出た。 「じゃあとりあえず長門のところに行ってみるか」 「そうですね。確認してみましょう」 そして長門の部屋にノックをしてみた。 「・・・誰?」 「俺と古泉だ、少し聞きたい事がある。開けてくれ」 ガチャ 何か少し雰囲気というか・・・まぁとにかく少し何かが違う気がした。 「単刀直入に聞こう、長門、俺と古泉に船で何かしなかったか?」 「・・・何、とは?」 「えーと、つまりですね・・・」 俺の代わりに古泉が答えた。 「僕たちに情報改変をしませんでしたか?何か今回のことは少しおかしい気がするのですが・・・」 長門は一瞬驚いた様にも見えたが 「・・・そんな事実はない」 とすぐに答えた。 「そうですか、ならば我々の勘違いでしたね。変な事を聞いてすいませんでした。」 「別にいい」 「では失礼しました。」 「じゃあ長門、また後でな」 「・・・」 ガチャ 「・・・・・・」 この沈黙は俺ら二人分だ。 「古泉、俺が思うに長門が少しおかしかった気がするんだが」 「やはりあなたも感じましたか。僕もです。」 「じゃああれは長門が俺らに何かしたの原因なのか?」 「でしょうね。それに長門さんが自ら審判に来たのもおかしいですね。」 「一体何が目的なんだ?」 「そうですね・・・おそらく男の友情でも観察したかったんじゃないですか?」 「長門がそんな事に興味があるとは思えないな。」 「実は長門さんがここ最近そういう類の本を読んでるんですよね。」 「・・・マジか?」 「えらくマジです。」 「まぁそうであるとしよう。それで古泉、もしかして俺が森さんの・・・」 といっていると古泉が遮った。 「あああああああああああああああ」 「どうした!?」 「いえ何でもありません。ちょっとだけ思い出しただけです。Cコースをね。」 古泉、目が笑ってないぞ。 「で、本題ですね。長門さんがそこから仕組んだっていう可能性も0ではありませんよね。」 「古泉、ちょっと長門に一泡吹かせたくないか?」 「何危険な事言ってるんですか?長門さんですよ?僕の二の舞になる気ですか?」 「大丈夫だって。長門もきっとわかってくれるって。いざという時は俺が何とかするから。」 「今回僕はそのセリフでどんな目にあったことか。」 「まぁそういうなって。」 「仮に僕がOkとしてあの長門さんにどういう手が通用するんですか?」 「古泉、今日の晩御飯は何だ?」 「何ですか唐突に?一応お答えしますとここ周辺の魚介類を使ったシーフードカレーの予定ですよ。」 「ちょうどいいな。」 「何をする気ですか?」 「ちょっと耳を貸せ」 そして俺は長門にとっては悪魔の計画を口にした 「後が怖い気もするんですが。まぁためしにやってみましょう。」 「じゃあ決まりだな。」 「ご飯まで時間がありますし1局どうです?」 といって古泉が見せたのは将棋板だった。 「まぁ暇だしやるか。」 そしておれが古泉に5連勝中の時に 「古泉君、ごはんまだ~?」 ハルヒやかましいボイスが聞こえてきた。 「私もおなかすきましたぁ~」 朝比奈さんかわいいです。 「こらキョン、鼻の下を伸ばさない。またみくるちゃんを見てたんでしょ?」 「そんなわけないだろ」 「どうだか。まぁいいわ」 「ところでハルヒたちはまだ風呂に入ってないのか?」 「私たちはご飯を食べた後入る事にしたから」 「そうかい」 ここで新川さんの登場 「おやおやちょうど全員集まってますな。ご飯ができました」 それを聞いたとたんハルヒは朝比奈さんを引きずってあっという間に見えなくなった。 「僕たちも行きましょう」 ~食堂~ 「いいにおいねぇ。シーフードカレーね」 「左様でございます。この近くで取れた新鮮な魚介類を使っております」 「新川さんありがとう」 「いえいえ。おいしいかどうかはわかりませんが。」 「新川さんが作ったんだもん。おいしいに決まってるわよ。じゃあ早く食べましょう」 ハルヒも元気だねぇと思いつつ俺は古泉を見る小さくうなずいた。 「それじゃあいただきます。」 「「いただきます」」 みんなが食べ始めようとした時、 「長門さん、ちょっとお話があるんでいいですか」 「・・・あとじゃだめ?」 長門ぉその言い方は反則だああ 「できれば今がいいのですが」 古泉よく堪えた。といってもあいつには関係ないか。 「・・・了承した」 「何よ古泉君。早く帰ってきなさいよ。冷めちゃうじゃない。」 「涼宮さんたちは先に食べてていいですよ」 「わかったわ。じゃあ早く帰ってくるのよ」 「了解しました、では長門さんいきましょう」 ここまでは計画通りだ。後は俺ががんばるだけだ。 「じゃあ俺も食べるか。」 そろそろ作戦の種を明かそうじゃないか。それは長門の好きだというカレー(俺談)を先に全部食べてしまおうという作戦だ。ただ真っ向勝負したって無理だからな。古泉には長門を連れ出してもらった。こうすれば恨まれるのも俺だけというわけだ。もちろん好き好んでなったわけじゃないぞ。なんせ古泉にじゃんけんで決めるか?と提案したら古泉が「何かまた頭が痛くなって来ました。誰かさんのせいでね」と顔は笑ってるけど目は笑ってないという怖い状況でこんな事を言われたらおれが引き受ける以外にに道があっただろうか?もしこのときに無理やりじゃんけんをさせると思った奴、俺と代わってやるからすぐに来い。 まぁそんなわけで今はカレーをかなり速いスピードで食べて残り半分になったところで・・・ 「おかわり!」 一瞬何が起こったのか理解できなかった。状況を整理しよう。今の声は誰のだ?朝比奈さんなわけないだろう。そんな事があったら俺はこれから海に飛び込んでくる。もちろんそんなわけはなく当たり前だが声の主はハルヒだった。 「涼宮さん、そんなに早く食べるとおなか壊しちゃいますよぉ」 朝比奈さんやさしすぎです。ハルヒなら牛1頭食べようと大丈夫ですし朝比奈さんに心配されれば俺は 鯨1匹だって食べられます。 「大丈夫よ。それにしてもおいしいわねぇ」 「ありがとうございます。そういわれると苦労した甲斐があります。」 新川さんも律儀に答える。 「ハルヒ、お前ならどんだけ食っても大丈夫だとは思うが腹8分目にしとけよ」 「わかったわよ。じゃああと7杯いけるわね」 正直俺は絶句したね。古泉に長門を連れ出してもらったがその必要はなかったんじゃないか? まぁ念のため俺もたくさん食べなくてはな。しかしこのカレーはホントにおいしいな。 そしてその後朝比奈さんはちびちび、俺とハルヒバクバクというありきたりだがこれ以上表現する言葉がないんじゃないか?という感じで食べている。そこ、ボキャブラリーが乏しいとか言っちゃいけません。 そして朝比奈さんがやっと1杯食べ終わってごちそうさまとかわいく言った後古泉たちが帰ってきた。 既にハルヒは7杯目俺は4杯目を食べている。 「ふぉいずみふんおふぁえり(古泉君帰り)」 「おいハルヒ、食べ終わってからしゃべれ」 「いいじゃないべつに、それでどんな話をしてたの?」 「ちょっとしたことです。帰るときに涼宮さんにだけお話しましょう」 「今じゃだめなの?」 「まぁいいじゃないですか。僕たちにご飯も食べさせてくれないんですか?」 「そっか、ゴメンね古泉君。その代わりちゃんと帰るときに話しなさいよ」 「了解です」 「それでは僕たちもいただきましょう、ねぇ長門さん?」 「古泉既に長門は席についてるぞ」 「・・・では僕もいただきましょう」 とまぁこんな感じで古泉が帰ってきたわけだ。かし何の話をしたんだろうな。後で聞いてみるか。 「「おかわり」」 おれとハルヒの声がハモった。 おい古泉そのにやけ面をやめろ。長門は食べるのに集中してるようだし朝比奈さんはいつもとは違う笑顔でこっちを見ている。そして古泉が 「仲がよろしいですねぇ」 なんて言ってきやがった。 ハルヒが顔を赤くして 「そ、そんなわけないでしょ。い、今のが初めてなんだから。勘違いしないでよね」 「そ、そうだぞ古泉。ただの偶然だ偶然」 「そういうことにしておきます」 古泉のやろぉ。あとで1発なぐってやる。 そしておかわりのカレーを食べていると 「おかわり」と小さい声がした。長門だ。おれが一番期待してたしてた言葉だ。まぁハルヒもあれだけ食べたしもうないだろうと思っていると。 「申し訳ございません。さっきので最後でした」 一瞬空気が凍った。絶対零度を下回った気がする(つっこむなよ) 「・・・そう」 長門ぉそんな悲しい目をしないでくれえ。そして俺を見つめるなぁ。 「あなたたちので最後だったのなら仕方がない」 ・・・俺の気のせいでなければ軽くこの言葉に殺気がこもってたと思う。さすがにやばいと思い 「な、長門、俺の食べかけでよければ食べるか?」 俺は冷や汗をかきながら長門にそう提案した。そしたら長門が少しうれしいそうな顔をして 「たべる」と言ってきた。 「ほらよ」 なんか長門に悪い事をしたなぁと思ってると古泉がおれを見ていた。朝比奈さんならともかくお前は気持ち悪いだけだから見つめるな。おれは古泉の視線を無視しお茶を飲んでると 「でもこれってキョン君と長門さんの間接キスですよね?」と笑顔で言ってきたのだ。 思いっきり吹いたよ。何をかって?お茶をおもいっきりな。これは漫画の世界だけだと思ってたよ。そして隣でハルヒもむせている。古泉が少し顔を引きつらせていたのはどうでもいい。 「キョン君と涼宮さん大丈夫ですかぁ~?」 何のんきな事言ってるんですか。あなたのせいですよ~。古泉はすでに目が死んでいたのは気にしないでおこう。 「み、み、みくるちゃん。な、何言ってるのよ。そんなわけないでしょ。」 朝比奈さ~ん、不思議そうな顔もかわいいですけど空気読んでくださ~い。 「ほえ?」 「と、特に問題はありませんよ。同じ仲間じゃないですか」 古泉が少し復活してなんとかハルヒをなだめようとした。それと森さんと新川さんが携帯で通話しているのは割愛させてもらおう。 「そ、そうよねぇ~仲間だもんねぇ~」 ハルヒもあせりつつ何か場が重くなった。朝比奈さ~んあなたのせいなのにオロオロしないでくださ~い。 長門は満足・・・はしてないとは思うがとりあえずごちそうさまをして俺らは部屋に戻り、ハルヒたちは風呂に行った。 去り際に「のぞくなよ」と軽く俺を脅してな。 さて古泉の部屋にでも行くかな。 「よぉ古泉調子はどうだ?」 「どうだ?じゃないですよ神経が磨り減りましたよ。あの後特大の閉鎖空間が発生したんですからね」 「まぁすまん、それでまぁ一応長門に復讐らしきものはできたかな?」 「あなたがあそこであげてしまわなければね」 「しょうがないだろ?あの状況下で無視して食べられるのはハルヒだけだと思うぞ?」 「そのうちお詫びとしてカレーパーティーでも開いてあげましょう」 「そうだな」 「まぁ長門さんも一応満足したみたいですし作戦は失敗ですけど、まぁ良しとしますか。やはり長門さんをだますのは心が痛みます」 「そうだな。でも長門はあれで満足したのか?明らかに足りなかったと思うぞ」 「さすがあなたです。」 「それはほめてるのか?」 「安心して下さい。けなしてます。」 「古泉、もしかして長門に少しやったけどまだおれのことをおこっているのか?」 「いえいえ全然。長門さんのせいですから仕方ありませんよ。だれも森さんの一撃を受けた後見捨てた事なんか全然気にしてませんから」 おーい目がわらってないぞ~。 「すまん」 「まぁいいでしょう。涼宮さんたちがお風呂を出るまでまで時間がありますし、今度はチェスなんていかがですか?」 「お前もよくやるな。まぁ受けてたとうじゃないか」 そしてコマを並べているといきなりぞっとした感覚におそわれた。 「おい古泉、今なんか感じなかったか?」 「何かありました?僕は別に感じませんでしたよ。」 「そうか・・・じゃあ気のせいってことにしておくか」 「そういうことにしておきましょう」 そして俺らはもどってチェスを始めた。この後に来る悪夢のことを知らずにね。 時間は少し前に戻りハルヒたちが風呂へ行きキョンが古泉と話しているとき。廊下には一つの影があった。それは長門有希。うかつにも着替えを部屋に忘れてとりに戻っていた時の事、廊下を歩いている途中に話し声が聞こえたので聞き耳をたてたといってもすこし呪文を唱えればいいだけだが。 そして聞き始めたら 「・・・・復讐らしきものはできたかな?」 「え?」長門は少し動揺した。復讐?ちょっと情報改変しただけで? 長門はそう思っていると 「あなたがあそこであげてしまわなければね」と聞こえてきた。 長門はそれ以降の会話が耳にはいらなかった。2人のせいでカレーを食べられなかったの? 長門にはエラーという名の憎しみが生まれてきた。 そして長門が中に入ろうとしたとき、後ろから 「長門さんどうしました?お風呂ではなかったんですか?」森さんだ。 「着替えをとりに来ただけ」と淡々と告げる。 「そうですか、ところで古泉の部屋の前で何をやってたんですか?」 「それは・・・」長門がどういえばいいか迷った時名案が浮かんだ。 「森園生、大事な話がある」 「私の質問と関係があるのでしょうか?」 「ある。」 「ではお聞きしましょう」 「実は彼らの話を少し聞いていた。ただその内容が・・・」 「内容がどうしたんです?」 「あなたの年齢にまつわる話」 「ほう」 森さんの笑顔に少し黒がまざった。 「具体的に言って欲しいですね?」 森さんは少し抑えてなるべく普通の口調で言った。 「たとえばあなたが 禁則事項 歳だとか、意外と若作りしているんですねとか言ってた。」 「ほう、私の年齢を知ってるのは機関のものだけですからね。あなたが知っているということはどうやら本当のことのようですね。」 森さんは着いたときにキョンに見せた顔の100倍はすごかった。しかし森さんは失念していた、長門が人の年齢を知ろうと思えばいつでもわかる事を。 「報告ありがとうございます。長門さんは先にお風呂に言っててくださいね」 森さんがすでに目は笑っていない笑顔で長門にいう。流石の長門も恐怖を抱いたらしい。 「りょ、了解した」 長門はすぐに立ち去った。 そしてキョン視点に戻る。 「おい古泉」 「ええ、わかってます。何でしょうこの感覚は」 そう俺らはさっきとは桁違いの殺気(しゃれじゃないぞ)を感じたのだ。古泉も感じたらしい。 「今度は廊下を確認しましょう」 「いえその必要はありませんよ」 「「も、森さん!?どうしたんですか?」」 「好奇心は猫を殺すって言葉知ってますよねぇ。」 「も、もちろん」 おいおいどういう状況だ?誰か説明してくれ。これは確実に死亡フラグだぞ 「それと古泉」 「は、はい」 「女の子の年齢をいうのはタブーですよねぇ?」 「も、もちろんです」 やばい何か森さんは勘違いをしている。 「じゃあ何で言ったんでしょう?」 もうすでに100人ぐらい殺せそうな笑顔になってる。マジ怖い。 「い、言ってませんよ。あんな事があった後に言うわけないじゃないですか?森さんは僕が言ってるのを聞いたんですか?」 「ええ、聞きましたよ。長門さんから」 「「え?」」 「長門が俺たちの会話を聞いてたんですか?」 「はい」 「古泉、もしかしてカレーがなくなったのは俺らのせいだってことがわかったんじゃないのか?それで森さんありもしない事を・・・」 「かもしれませんね。長門さんならば人の年齢を知るのも容易なはずですし。」 古泉の顔は既に笑ってなかった。 「聞いてますか?まぁいいでしょうこれから暫くしゃべれなくなるのですから少しぐらいは許しましょう」 「お、俺たちに何をするんですか?」 「そうですねぇ~。とりあえずお仕置きスペシャルDコースをしましょう」 「森さん誤解です。僕たちはそんな事を言ってません」 「問答無用です♪」 「「うああああああああああああああ」」 そして家中に悲鳴が響き渡った。 何があったのかは俺のボキャブラリーでは説明できない、想像に任せ。 「ごめんなさいもうしませんから」 「おねがいです助けてください。Cコースのが楽に見えてきた」 「そうですね。これで終わりにしましょう」 「「ありがとうございます、やっと帰れる。」」 「何を言ってるんですか?準備運動は終わりといったんですよ?」 「「え???」」 「じゃあこれからが本番です。お仕置きスペシャルXXコースにしましょう」 「それだけやめてくださあああああああい」 「古泉そんなに酷いのか?」 「そんなレベルではありません。森さんが過去に使った例は1回だけですが受けた人は今も昏睡状態です」 「おいおいおいおい、そんなにやばいのかよ。」 「森さんやめてくださああああああああああああああい」 「俺からもお願いです。本当にやめてくださああああい」 俺らの悲鳴もむなしく森さんはこう言った 「それ無理♪」 「「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」」 「ねぇ有希、今悲鳴が聞こえなかった?」 「聞こえない、気のせい」 「そっか。まぁ不思議かと思ったんだけどなぁ。まぁあとでキョンたちに調べさせましょう」 「 いい気味」 さてあの時の事を俺の数少ないボキャブラリーでこう表現しよう。 朝倉ってすごいやさしかったんだなぁ。
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オリジナル ファンタジア デスティニー エターニア デスティニー2 シンフォニア リバース レジェンディア アビス テンペスト イノセンス ヴェスペリア サプライズ 職業 依頼人 傭兵 他 術技 一覧編集 リバース リバースヴェイグ・リュングベル クレア・ベネット マオ ユージーン・ガラルド アニー・バース コメント欄 ヴェイグ・リュングベル [部分編集] 戻る 「クレアの名前は、天高々に叫ぶべし!!クゥレェアァァァァァァァ!!!」 「暴走するぞっ!」「いいえ、科学です!!」 「くそっ…こんなことなら徹夜でオメガ13Zを開発しておくんだった!」 「でもそんなの関係ねぇ!」 「ここにバンダイナムコゲームスと書いてあるじゃないか! そんな会社がこの世にある訳がない… パッ○マンとマ○ピーに謝れ!」 「OK、ボンバーガール。落ち着きな」 「絶氷の剣…!その身に刻め!セルシウス・キャリバー!」 年齢:18歳 性別:男性 身長:183cm 体重:71kg 声優:檜山 修之 称号:笑顔を失った青年 むっつり青年 絶叫青年 オチ青年 カレギアの剣聖 クール&叫びたがり 『テイルズ オブ リバース』の主人公。 ガレット村のギルドに所属していた剣士。 寡黙なタイプだが、剣の腕は確かな物がある。 村が人の住めるところではなくなったため アドリビトムへ身を寄せることになる。 村の守護人にして精霊セルシウスの番人。 氷の精霊を護るのが至上任務の立場のはずだが、 クレアを護るためならそんなもんポイな姿勢は流石と言うしかないw 川´_ゝ`)「私にそっくり? 何、気にすることはn私のレプリカだとっ!? そんな馬鹿なっ!!」 歴代で最も人を殺さなかった主人公(唯一殺したのはジルバだけ)。しかも細かく言えば同族でもないという… 原作では、『氷のフォルス』の能力者。 愛称は「ヴェイグちゃん」(※ポプラおばさん限定)ネット上ではよく「米具」(ベイグ)と表わされる。「寝具」(シング)と似たようなものだが、シングには『心具』(心を具える)という公式設定の当て字がある。 え? じゃあ、ヴェイグは「米を具える」ってコトなのか…!? じょ、冗談じゃない!! クレアが普通にギルドに同時加入するので全く叫ばない。本編では数え切れないほど叫ばれます。くわしくはコチラ → http //www.youtube.com/watch?v=j_gYfnzZB8Y とにかく真面目、真面目すぎるほど真面目。真面目すぎるゆえによく思いつめる、そして暴走する。 「オレは……、おまえたちを相手に~」の台詞はGVのクエストで聴ける。一度負けないと聴けないので注意? 大剣を片手で持つ怪力男。やはり基本攻撃力トップは伊達じゃないんだろう。だけど楽勝だからって左側の人を斬らないで下さい・・・。 原作では、近所のじいさんに剣を習った模様。それにしても大剣を振り回すのはすごいぞヴェイグ。 龍虎滅牙斬・セルシウスキャリバー・インブレイスエンドはどうした?この中で独自で出来そうなのはセルシウスキャリバーとインブレイスエンドか 「こいつは、クレアに託す絶氷の剣だ!!セルシウス・キャリバー!!」くらいやってくれたらいいのに。しかし、クレアからすれば「託されても…」と言う感じだろう セルシウスキャリバー使用時のヴェイグは妙にカメラ目線。更にちゃっかりポーズを決めているちなみにTOGでの単独秘奥義はセルシウスキャリバー。セリフはヒルダの部分がない以外原作と同じ。 原作での秘奥義タイプは連携。味方と連携して秘奥義を繰りだす例:龍虎滅牙斬ではアニーが唯一攻撃に参加する秘奥義となっている リバース前衛陣の中でただ一人、「秘奥義!」と叫ばない男ティトレイはインフィニティア・ストライク、友人はインフェルノ・ドライブで叫ぶ。 …というか、秘奥義発動時に「秘奥義!」って言う技が他に見当たらないような気が… PSP版リバースの特典DVD内で限定秘奥義を出したことがある「行くぞ、ティトレイ!」「くらえ、俺らのファイナルショット!!」『「クレアァー!」「姉貴ぃー!」』、『「クレアァァァー!」「姉貴ぃぃぃー!」』『「クゥレェェアァァァァー!!」「あぁねぇきぃぃぃぃぃー!!」』『秘奥義!無限絶叫陣!!』その威力はミルハウストを一撃で倒す程である。その時のダメージなんと何の準備もせずに999999。悪夢である但し味方も死ぬ。しかしシステム上、秘奥義を発動すれば確実にトドメを刺せる仕様なので威力があってもあまり意味はない。ちなみにこの秘奥義を使った後に出たリザルトがとんでもない事になっていたTOFのVOL.1で、チェスターとリッドが似たようなのを使っていた。因みにPSP版発売前の4コマでヴェイグとティトレイの秘奥義を想像した人がいたがまさにこれであった。 予約特典DVDではチェルシーにウッドロウと間違えられていたというオチ付き。 ゲーム内GVでもそうだがとにかく扱いの悪さを気にする。なりダン3や前作での扱いや不参戦をかなり根に持っているようだ。よって次期『空気王』ただし、RM2本編内では意外と出番が多いのでファンは安心してください。リメDでさんざんウッドロウのドッペルゲンガー扱いや特典DVDのネタキャラ扱いされてた時点で…しかもリメDの裏ダンジョンではヴェイグの技を使えるフィンレイ(死亡したセインガルドの大将軍の亡霊。プルーストではリオンの剣の師匠)が登場する。なぜ本人じゃないんだ… 中の人が珍しいクールキャラ役だと喜んでいたのに「クレア(ry)」ネタばかりの熱血漢役にされて若干キレ気味。 by特典DVD声優コメント↑適材適所。 byバンナム どれぐらいネタかと言うとアビス予約特典DVDでは他の主人公とジューダスがヒロイン論争で「ミントが一番だよ」とか「マリアンに決まっているだろう!!」とかもめている中一人だけ「クレア…クレア…クレアァァァァ!!!」なぐらいである。 ちなみに「クレア(ry)」の陰に隠れて目立たないが、「反差別、共存主義」や「拳と拳で(ry)」も相当なネタ要素である。しかもサレの策略だった「クレア(ry)」と違い、これらはおそらく天然物。 『テイルズオブバーサス』に参戦けtt・・・あれ? TOIの特典DVDではテレビの前のみんなにサプライズを仕掛けようとしたり(ジェイドに阻止されたが)とかなりはっちゃけている 「クレアァァァァ!!!」もとい「ピーチパァァァァイ!!!」 今作では台詞中のみ登場するポプラおばさんのピーチパイが好物。しかし、パイ好きが高じてポプラおばさんをピーチパイ呼ばわりすると言うネタがあったりする。ちなみに、ピ-チパイ関連だが、ハーツではベリルの祖母(ヘリオ=ベニト)が得意料理だったりする 今作では「クレアァァァァ!!!」は無いが「まぁぁぁずぃぃぃんけん!!」があるから安心である。 声以外はしょぼい魔神剣。でもヴェイグの技では貴重な遠距離から攻撃できる技。魔神剣習得のために主人公やセルシウスにがんばってもらう立場のくせに、クエスト未クリアだろうがVSクエストや闘技場では問答無用で「まぁずィィィんけん!!」してくる。食堂にいるせいか絡んでくれないクレアにかまってほしかったのか、"使えないフリ"をしていたちゃっかり者 「ゆっ!しゅっ!へァッ!むぁずィィィんけん!!」(ヴェイグちゃんはとても喜んでいる様子) てかセルシウスからもらうのは魔神剣じゃなくセルシウスキャリバーでいいだろ・・・ 原作でも特定のアクセサリーを装備すると絶氷刃が魔神剣になる(技名叫んだりはなし)。魔神剣SEはPS版Dのものに近い。ちなみにアクセサリーの名前は「魔神の魂」。要するに魔神の魂に同調云々言ってるこのクエは原作のパロ。 あの大剣はどのようにして鞘に収めているのだろうか…?鞘「らめ・・・そんな反った形のモノ・・・大きすぎて入らな・・・ひぎぃい!」 他にも2キャラ程使えない奴いるのに魔神剣が使えないからって拗ねた。実際は、装飾品装備で使えるというのに…カイル「魔神剣がそんなに良いのかよ!アンタ達は英雄じゃない!!ただの魔神剣だ!!!(涙目)」 ユーリ「何でラピードが使えるんだろ・・・・」ちなみに、ハーツまで考えると、「協力を得て、やっと蒼破刃が使える」レベルにまでなってしまった。エライこっちゃ! おそらく元ネタはアビスの予約特典DVDでこの時に「ヒーローの条件は魔神剣」という会話があった。ただしこの時キレたのはカイルでありヴェイグはその直後登場し勝手に暴走した。というかヴェイグのネタ暴走はここから始まった。カイル「あなた達は英雄なんかじゃない!ただの魔神剣だ~!!」 ヴェイグ「いい加減にしろ!!!鉢巻も剣も関係ない!ヒューマもガジュマも関係ない!!俺たちは同じヒトなんだ!なぜそれがわからない!!」 ハロルド「えと、たしかあんたはテイルズオブリバースの…」 ヴェイグ「ヴェイグ・リュングベルだ…クレアはどんな姿をしていてもクレアはクレアのはずだ!なのに…俺は…俺はぁ!!」 ハロルド「あの?もしもし?」 ヴェイグ「クレアァァァァァァ!!!!(フォルス暴走)」この後ハロルドによって夕日の砂浜でじっくり反省させられたそうです、おそらく叱り役は樹のフォルスを持つ友人。 常にレモンパイを携帯。いやそこはピーチパイだろ パニール曰く『クレアの作ったピーチパイを出すと子供のように飛びつく』らしい。 少年時代はジーニアスの服を剥奪 ルカの大剣を本当に金属なのかと疑っていたが片手でぶんぶん振り回せるお前の大剣こそ(ry原作では2D故に結構薄い刃に見えたが実際の3Dではかなり太くごっついので原作の面影が・・・・ 原作において、彼の剣ファルステヴェルンは「不思議な金属でできている剣。その鋭い刃は風をも切り裂くといわれる」と説明されており、確実にルカの大剣よりも普通じゃないきっと「風をも切り裂く」だから物凄く軽い金属なんだろう。だから素早くぶんぶんと振り回せるに違いない。 「ルーク!いい加減にしろ!ピーチパイを美味しいと思う心に、参戦キャラと、非参戦キャラの違いがあるか?ピーチパイを食べることがあったら思い出してくれ。参戦キャラも、非参戦キャラも手を取り合って歩けるということを。ルーク、あんたの作った道を人は進む。その道しるべになれそうな気がするんだ。俺達なら・・・そう・・・俺達だから・・・」 一見そうとは分からない部類のシスコン。「クレアは妹のようなものだ」にしては五月蠅い辺りそうっぽい。クレアクレア言ってるけど、クレア救出のため急ぐ旅の途中でも行く先々でいちいち街のトラブル解決に奔走したり、そこまで言われるほどクレア一辺倒じゃない気もするんだぜ むしろ恋愛関係でみるとアニーに対してフラグを立てまくった気がするんだ。原作でも今作でも。 原作にはテイルズでは前代未聞の主人公(ヴェイグ)を倒すイベントがあった。というかリバースはPTメンバー全員がボスになるというかなり異色なゲームである。 それ故、別名が『君と殴り合うRPG』。実際に夕暮れの海辺で素手で殴りあうイベントまであるから困る。 その時のみにヴェイグが使える奥義に「クレア烈氷撃」がある。「クレアアァァ!!」と言いながら瞬連塵をした後力いっぱい剣を振り下ろす奥義。ガードすりゃどってことない。 同類に「どおぉぉけえぇぇ衝裂破」が存在する。こちらはサレ&トーマをぶっ飛ばすイベント時のみである。 いつも持ち歩いているクレアの写真を燃やされ、秘奥義を発動した。L!O!V!E!クr(ry というか暴走の原因がクレアを元の身体に早く戻したいが戻せないという焦りからで、逆に言うとパーティメンバーで一番内面ではなく外見に固執したと言う事でもある。しかし、それは原因の一つ。他にも色々あり、偶然が重なった結果①元々フォルス暴走の凶兆はあった ②クレアの姿を別の人だと言われ、クレアだと否定しそこから来た精神不安定 ③シャオルーンにそこに輪をかけて外見の問題を提示され更に悩んでいた為おそらく、後の極端な共存主義者っぷりはその反動 没ボイスの「せいせいせいせいっ!!」が無闇にリズム感あふれている 原作OPとプロローグでは鎧ではない私服姿。出番ここだけ。 実は歴代主人公で最も背が高いのは彼である 18にして23の人と見間違われるほどの老け顔事前情報なしでイラストだけ見せたら、十中八九彼が主人公最年長だと思うだろう よく勘違いする人もいる様だがヴェイグは大剣を片手では振って居ない。片手で持つのは、あくまで構え嘘だと思うのならヴェイグや大剣士の技の動きをよく見てみよう。ヴェイグと同じ様に両手で大剣を振り回して居る確かに勝利ポーズでは片手で振っているが、実際の戦闘中では基本的に両手(振り抜いた時は片手だが) しかし通常攻撃の三連突きや瞬連塵系の突きは片手でやる男。両手では突きがやりにくいといえど、あの重そうな剣を支えるのには尋常じゃない力がいる 冷静に考えると原作ではクレアを助ける理由が大事な家族、妹分を助ける為だけあれだけの大事になっていながらヴェイグはクレアへの恋愛感情が薄く、妹分を助ける為としか思ってない これでクレアが変な勘違いでも起こしてヴェイグの事意識してたら…… だが実際にはクレアはヴェイグの事を大事な家族としか思ってない。何だろう、この微妙な関係大きな原因はただ一つ。ヴェイグとクレアが本編中に一緒に居る事が殆んどないから その証拠として今作のヴェイグは凄く大人しい。心配する事が特に無いからだろう だがなんだかんだで熟年夫婦な雰囲気をかもし出している気がしなくもないヴェイグとクレア… 買い物のリクエストはあるかという問いに対し、一言も発しないヴェイグとなぜか理解してしまうクレア・・・「アレ」という言葉で通じ合う夫婦ってレベルじゃねーぞ一応公式でいつか夫婦になるみたいなこと言われてたからな 特徴が微妙にスタンと対照的銀髪、主な属性が水(氷)、無口で寡黙な性格、故郷が寒い地域、長髪で髪を束ねている…などなど 逆にルカとは共通点が意外とある大剣使い、剣を背負っている、服の色がちょっと似ている、ちょっとネガティブ思考気味なところなど… たまにはザピィのことも思い出してあげてくださいノイシュの事も一緒に思い出してあげて OPのミキハウスと戦っているシーンは実際ゲームでやるとストーリーの都合上ヴェイグがボロ負けする戦闘シーンだったりする。あの互角に戦っているというイメージを再現するなら獣王山のほうがいい。絶対に勝てない戦闘だが、ヴェイグを使いこなすと単独999Hitや無限ハメ可能。でも勝てない。理不尽…詳しくはコチラ → http //www.youtube.com/watch?v=C8kKR1J4OWY feature=related 何故か突き抜けて背後に回る技が多い(幻龍系等)。やたら多いTP消費の原因はこの運動量の多さ故かもしれない。 今作のOPでは小さいながらも一応登場してる。一応EDにも出てるんだからいいじゃないか。ヴェイグ「オレの出番は後姿だけか…!?」 セネル「俺なんか出てすらなかったよ」 リッド「元気出せよ二人とも」 TOGにてゲスト参戦した。レクイエムを振るい、絶氷刃、無影衝、幻龍斬、絶翔斬、幻魔衝裂破、崩龍無影剣、セルシウスキャリバー(秘奥義)を使って戦う。しかも、最初の戦闘では彼一人に対しパーティ4人がかりで戦う。さらにセルシウスキャリバーは食らうとほぼ即死。どんだけ強いんだヴェイグサーン! 「俺は探し物をしている。とても大切なものだ・・・」どう考えてもクレアです本当に(ry↑でも実は…… リバース勢で単独の秘奥義を持てたのはこれで3人目。おめでとう。 +ヴェイグの華麗なるティトレイフルボッコ集 ア「これで一安心です」テ「俺は一休みだ」ヴ「よし置いて行くぞ」 ア「ちょっとは反省してください!」ヴ「そうだ、反省しろ」テ「お、俺は関係ないだろ!?」 マ「マオ、大活躍!の巻!」テ「次回は俺が主役だ!」ヴ「今回で打ち切れ」ア「ちょっと残念かも…」 テ「男前が上がったぜ!」ヴ「腕前は上がってないのか?」テ「…orz」終盤にてティトレイを親友と認めた後の戦闘勝利後の会話でも言う。…本当に親友なのだろうか恐らく毒キノコの件であろう。いい加減許してやれ 上記の様にヴェイグは友人の扱いがとても酷い。と言うか一番友達を無くすパターンじゃないか、これ。親友を置いて行くぞって…… 「俺には今まで親友と呼べる奴がいなかった」と言うが上記のを見る限り寧ろいる方がおかしい。と言うか故郷に親友っぽい奴(スティーブ)が居たはずなんだが……ヴェイグ、友達は大切に もしかするとヴェイグにとっては冗談とか親友同士のふざけ合いとかそういう感覚なのかも知れない。周りから見てそう思われないだけでそれで置いて行くぞ発言……まあ、主役としてどうすれば良いのかとサレのアドバイスを真に受ける様な奴だしな。かなり不器用なんだろう +以下声優・他作品ネタ 考えてみるとヴェイグに声を当てている人は勇者の称号を持つキャラを結構やっている方。サイジェントの勇者、時の勇者、勇者王……ヴェイグにも何らかの勇者の称号を持ってれば…いや。それはただ寒いだけか ヴェイグ、フィリア、ウッドロウでパーティーを組んでも山は震えないしフィリアも妊娠しない。ウッドロウのレプリカ 「アイナァァァァ!!!!」「シロー…シロー・アマダ!」「愛など粘膜が作る幻想にすぎん!!」 俺は、フィリアと、添い遂げる!! 別に銀の翼に望みを乗せてないからリオンをライバルと思ってないし、リオンに対して縦一文字斬りや真っ向唐竹割りなんかは使わない。灯せ平和の青信号! どちらかといえば「愛の翼に勇気を込めて!廻せ正義の大車輪!」なのだが。 そしてアニーのピンチにはかならず駆けつけ初めて会ったときは「名乗るような者じゃないさ」とキザな台詞をはいたナイスガイである。 ちなみにこの作品でも彼(というか彼が乗るロボット)はグレート化することで魔人剣を打てるようになる。 新しいロボットに乗るたびに「そう…その通り!!」と叫んでる。 プレセアに拳銃を乱射したことがある、↓と合わせて僕らの盟主王。ジェイドには陽電子砲をぶっ放したこともある。 「僕は勝つんだ・・・そうさ、いつだって・・!!」 我らが勇者王。でも歴代勇者随一の虚弱体質。クレアがいなくても、勇気は使います。 龍虎滅牙斬はあたま単独で出せる分、ここでこそ勇気を使って欲しかったものである。 国連直属の宇宙防衛勇者隊ギルドの機動部隊長を務めている。 足りない分は勇気で補います。 幼い頃に蒟蒻を喉に詰まらせて死にかけたことがある。 「おじさん」と呼ぶと怒ります。ゲームでガイに「おじさん」と何度も呼ばれて死にかけた。 これでもまだ18歳なんだZE☆ 全長20キロ、全高全幅10キロにも及ぶ武器を片手で扱う。そこは勇気で補っています。 「勝利をこの手に掴むまで…俺の勇気は死なない!」 「俺は一人じゃない……俺たちは…一つだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!」 「勇気ある誓いと共に…進め…!」 「マクスウェル・ドライバァァァァァァー!」 「光になれぇぇぇぇっ!! 」 仲間にロイドやイエガーがいる。ライバルはハスタ。 某魔法学校の生徒。賭け事や勝負事大好きっこである。同級生にジェイド、カーチス、ゼロス、リオン、プレセア、クロエ、シャーリィ、ヒルダ、エステルがいる。 先生はバルバトス、トーマ、フィリア、ノーマ、プロネーマがいる。 OVAではプレセア共々問題児であった。 傭兵の世界では、トップランカーだったりする。「ターゲット確認。排除開始」 愛車は日産のスカイラインGT-R R32剣の勝負ではミルハウストを破ったが、車ではグリップが足らずフロントを壁にこするという無様な負け方をする。 スタンのRX-7と地元でバトルしたが、後一歩のところで負けてしまった。 「ただではそもさん!セルシウス・キャリバー!光になれぇぇぇ!!」 「ディセンダー!勝負だニャーーーーーーー」よくLのフェニモールにフランクフルトの串で刺される 「ガァァァァァィアッ フォォォォォォォォス!!」黄色いそっくりさんがいる。というかこっちがオリジナル。 出てきた途端から、シャオルーン、チャット、アーリアたちをボコメキョにした。さすが究極体なだけある… カウフマン(TOV)に生み出されたが、彼女やダオスの言うことも一切無視。 「オレに命令するな…」 モノから生み出されたにも関わらず、"心"を持っていたため、クンツァイトのように"自身"について思い悩む。 ファン感涙の最期を迎えるが、実際は物語の尺合わせというニャントモなかんじ。一応、最終決戦で重大な意味を果たす また、別の世界では三大天使の一人で、究極体。カルやカロルに、僅かながらも助力した。封印から解放されたのに、ミゲール(ギート)にやられてすぐに退場した。さらにその力を取り込まれて、ブラックミゲール(ギート)に強化させてしまう。かわいそうに・・・ 生まれ変わると、アーリアになった。なぜか腹巻をしており、語尾に「~ハラ」、「~マキ」と付ける。 ヴェイグ「この借りは必ず返す! このままでは済まさないぞ……!」再会時に悪の力でパワーアップするも、結局ジーニアスには勝てず、次回作では出番さえなかった。 「ちょっきんなあ!」正義のゴリラジェイドやネズミティトレイや銀ネジ(?)イエガーとメカ(本人)バトルクモリアラは仲間。「ぴーか、ぴかちゅー(物まね)」 赤い頭巾(ヘルメット疑惑あり)の女の子と旅をしたこともある。「俺は犬じゃねぇ!!」が口癖の狼 最近話題の電車仮面ライダーにも怪人役で登場したが、↑の狼と同じく童話「赤ずきん」に登場する狼がモチーフであるオオカミ金融のウルフさんまた十周年記念作品とのコラボ映画ではユーリと一緒に鬼の手下として登場。一般兵扱いなのにその声質のせいか結構目立っていた。 「出陣じゃあ!独眼竜が出る!」の戦国武将其の壱。英語を喋り、六本の刀で戦うモーゼスとは別人。こちらの武器は今作の海賊(短剣ではなくサーベル。銃は二丁拳銃)で前は今作の双剣士(木刀だけど)ヒアデスとは犬猿の仲。 直江ヒアデス「利に群がる不義の山犬め!」 1では眼から出る「独眼竜ビーム!」が必殺技だが、2では援護射撃に変更された。「『レイ』ではない!『2版独眼竜ビーム』だ馬鹿めっ!」というのも子供キャラの1から、青年になった2とでは1と同様の必殺技ではまずいという理由だろう。ちなみに2の必殺技は二丁拳銃乱れ撃ちである。 魔王ディムロスが創った異世界では、誰もがディムロスを倒そうと士気を上げる中、彼だけは最後までディムロスを慕う所は長い物に巻かれるタイプであろう。他にはスパーダ(傾奇者)もいるが・・・。伊達ヴェイグ「ディムロスの力を認めぬ馬鹿めがっ!」 「ククク、壊しに参ろう・・・」の混沌大好きの戦国武将其の弐。職業は今作の忍者で武器は今作のモンク(ただし伸びます)こちらは魔王ディムロスが創った異世界でアウロラ、ボータ、カウフマンと忍びチームを結成。 邪眼の力をなめるなよ!炎殺・黒龍波!邪王炎殺拳の使い手でリオンみたいなキャラ。妹が1人いる。 カントーのフロンティアブレーンの一人でバトルファクトリーのファクトリーヘッド。旧式の飛行機の製造(というか機械いじり)が趣味。遊びではない! 趣味なのだ! 伝説の冷凍鳥と友達である。ゲットはしてません。 また、シンオウでもバトルフロンティア・フロンティアブレーンの1人で、タワータイクーンである。「男、ヴェイグ! フ〇バタウンに久しぶりのっ! ご帰還だぁーーー!!」 口癖は「なんだかな~」。ちなみに息子は「なんだよなんだよ、何だってんだよー!!」が口癖のお騒がせ罰金ボーイ。 クラトス、カイルと共に死神にもなれる。隊が違うがナナリー(最近リムル)とか丸太、ディムロスも仲間昔はゼロスやミルハウストや空気王も死神だったが、何ry 霊剣ソウルキャリバーの現在の所持者。かつては魔剣ソウルエッジを持っていた。 内藤さんを追いかけてる ナタリアは昔、ソウルエッジに侵された彼を救おうと頑張っていたが結局忘れた様だ EXアタックで入賞したディセンダーに譲ってくれるようである。…そんなにいっぱいあっていいのか霊剣。TOGではヴェイグがレクイエムを持って登場しているが、これの声優ネタだろう。 ハイラルを救った時の勇者でもある。昔はカイルの孤児院の男の子だったが旅に出て、苦難の果てに退魔の剣・マスターソードを手に入れ、時の勇者となる しかし、マスターソードが当時の体には合わず、魂を封印する事で体を成長させ、時を超える勇者となった そして同時に勇気の紋章を手に入れ、神々の認める時の勇者となった 力を手に入れ真の魔王となったサブノックを倒す為の試練を超え、魔王サブノックを打倒した その後、役目を終えたヴェイグは子供に戻り、城に向かったのだった カイルの孤児院の男の子だが、鬼神の仮面を被る事でヴェイグに変身する リオン、カイル、サブノック、アーチェ、イオン、ミント(SFC)と共に大乱闘もしたリーガルとも大乱闘できると思ったのだが・・・・残念、キャストが変更されてしまったのだ。 ついでにルカの母親とも大乱闘していたりする。 「桜花! 雷爆斬!」「みなぎってくるぜィ」おうりゃ!(1)おうりゃ!(2)おうりゃ!(3)おうりゃ!(4)おうりゃ!(5)一撃だぜ!! ジーニアス「さっきからセリフがひらがなばっかりじゃねえか、あたまわるそうなやつだな」アニメではほぼ大半(W主役の一人のジーニアスすら)が声優が変えられた中、ヴェイグのままで出演3にもスポット参戦するが完全にチンピラボイスになってしまい、渋さが消え去った 今回未登場のカロル先生と親友の宇宙探偵。「どぅぅぅぅぅぅぅぅおぁ、癒着ッ!!」 「今だけ・・・半額ビィィィィィィィム!」 白いマント(コート?)をたなびかせ、ギターまで弾くイナズマ眉毛のダークヒーロー。リオンとはライバルっぽい?関係だが、最終的にバルバトスを殺す為に協力する。「俺様しか見えないビィィィィム!!」ヴェ「やあ、君たち!俺様のサインが欲しいのかい?」 リ「誰がサインなんかいるか。俺が欲しいのはお前の命だ!!」 ヴェ「・・・え?何これ、ドッキリ?」 これが始まりであった・・・。ヴェ「うお!この間の通り魔!!」 リ「・・・誰が通り魔だ」 ルーク、エミル、ノーマ、ジェイド、イリヤ、ユーリ等と共闘する事も。 PSP版にて彼のシナリオが追加された。 ダオス等に呼ばれ、魔王か界の意志が体内に入り込んでたりして、呼ばれたその世界を救い、勇者になる 「ザ・世界」というオンラインゲームに巣食うネトゲ廃人もとい、英雄。科学王でもある。主人公の父親であり主人公の姉をサイボーグにしている 「今の大技・・・なるほど、お前も、あのUノザワシンと同類というわけか。」 なんとなく咬ませ犬的な役回りをゲーム・漫画ともにやらされることも 歌手風なセカンドキャラクターもいるが、主人公は気付かない パートナーは足が臭いバカ 続編ではグラフィックがつぎはぎだらけ、特徴である白い羽(とある困難なクエストを突破した時に手に入れたもので、空も飛べる)も黒くてボロボロになってしまった。おまけにうめき声しか出せないが、それには理由がある。 ティア、クラース、メルディ(他数名)と、共に世界を歩き、自分の出生の秘密や世界の成り立ちを知った主人公。 「俺の曲撃ち、見ていきなよ!」←【暁】クラース&メルディのカップルと共にジーニアスと戦った。そう、ここが無限の辺境地。勘違い格好つけキザ野郎。ここまでオープンなおっぱいマニアは見ていていっそ清々しい。 最終的に世界を一つに統合してしまった。続編にも出演決定。統合後の世界にはスタン、コレット、ミリッツァが迷い込んできて共闘するらしい。 女性しか扱えない筈の聖剣を扱えるバトルマニア。ちなみに彼は風(空気)使い。 「おのれヴェイグ・・・両刀だったか・・・!」某男子校の生徒会長。マルタの従兄。 許嫁のリグレットに「僕は男しか愛せないから、君は他の誰かと子供を作って、その子供を自分達の子供として一緒に育てよう」という暴言を吐いた。 宙に浮かぶ魔法学園でノーマ先生やバルバトス先生の元クイズという名の勉学に勤しむ。OVA等では主人公っぽい扱いだがキャラ人気はそこまで高くなかったりする。 ヴェイグ=マキシモフ某吸血鬼。闇の帝王。ミッドナイトブリス… 条件さえ揃えば死者をも蘇らせることが可能なスーパードクターK。「げんきに・なああぁぁぁぁれええええぇぇぇぇぇッ!!」 クレア・ベネット [部分編集] 戻る 「私は皆さんみたいに、戦ったりできないもの」 年齢:17歳 性別:女性 身長:163cm 体重:45kg 声優:安田 未央 称号:演説者 『テイルズ オブ リバース』のヒロイン。 ヴェイグと幼なじみの一般市民。 何に対しても前向きな性格。 ガレット村に人が住めなくなったため、ヴェイグ達と共にアドリビトムに身をよせる。 彼女の仕事は家事などの後方支援と…ヴェイグの通訳(笑) 無口で何考えてるかわからない彼に代わって彼の言いたいことを代弁してくれるのだ。 魔神剣だろうが何だろうがコンプレックスまで 剥き出しに語ってしまうので彼にプライバシーは存在しないらしい。 川´_ゝ`)「ヒロインなのに戦えない?なに、気にすることはない。真のヒロインはポプラおばさんなのだろう。」 非戦闘キャラ(NPC)。だが、チャットから評価を聞くことは出来る。 加入後、パニールやリリスと共にアドリビトムの家事係になる。ポプラおばさん直伝のピーチパイも焼いてくれる 普段の待機場所がヴェイグと違うこともあって意外と絡みが少ない。 リリスに毒されおたまで素振りをしていることをヴェイグは危惧している。 特技は演説 金髪碧眼の器量良しで家庭的、ミントと共にルビアの憧れの的。ちなみにクレアの加入で「これで船内の女子のレベルが上がったな」と言ったのはチェスター。 原作では中盤から中身(心)が入れ替わってるため、篠原恵美さんが大部分クレアの声をやっていたりするそのせいで原作での安田 未央ボイスのクレアの出番はびっくりするほど少ない。 全キャラクターの中で一番首が長い モバイル版ではコレットの天使術を習得していたが残念ながら今回もNPCである。 彼女から受けるクエストで薬草を納品するクエストがあるが、既に薬草を持っていた場合、ちょっと怖いメッセージが聞ける。お試しあれ 氷漬けにされても解除直後から元気なのは原作通り。コールドスリープのフォルスを所持。彼女の辞書に凍死という文字は存在しない。 ジアビスの特典DVDにて、彼女(と言うかヒロイン)自慢大会の中、一人だけ特徴も言われずに名前を叫ばれた人今作出て無い某義妹殿でさえ「メルネスだ!」と言う紹介をされたのに……しかし、そう言っても彼女の大きな特徴は皆無。敢えて言うなら優しく明るく母性溢れる女性、と言うべきか見事に他のヒロイン達と被って居ます。他にあるとすれば…凍死しない? ヒロインなのに特徴が皆無なんてそんな事は無い!彼女だってリバースを難易度GODが出るまでクリアすれば大きな特徴の1つや2つ軽く見つかる筈だ! 意外と相当な度胸の持ち主メインキャラ(しかもヒロイン)なのに非戦闘員だとか、本編の大半でさらわれていて登場しないからといってなめてはいけない。彼女はおそらく、テイルズ屈指の人格者なのである一見、守られるだけのか弱そうな外見をしているが、実際はそうではない。自分を一年も氷漬けにした幼なじみを大して理由も聞かずにあっさり許し、さらわれた先では他の女の子達を勇気づけ、ヒルダに意見してぶたれても全く怯まず叩き返す。迷いながら成長していく他のパーティメンバーに対し、(終盤にヴェイグの事で悩んだ事を除けば)最初から最後までほぼ主張がブレない肝のすわったヒロイン 心の強さだけで言えば、全シリーズキャラの中でもトップクラスじゃなかろうか 加入後の彼女は、それまで一緒にいたクレア(の姿をした陛下)が大人しかったこともあって、ハキハキした受け答えと的確な内容の意見が非常に快活な印象を受ける。マオとトイレの次くらいに明るい称号「恋のキューピット」は彼女の存在なくして得られない。つーかぶっちゃけヴェイグじゃなくクレアに贈られるべき称号だと思うんだが。ヴェイグは文字通り右往左往してただけだったし 勘違いから処刑されかけたと言うのに動じずに演説をしたかと思えば、自ら進んで断頭台に首を置き、終いにはそうなった元凶と向き合っても一切責めもせずに寧ろ状況を楽しむと言う、色んな意味で器の広い人物 自分の体が別に誰かに変わって居ると言うのにも関わらず、そのまま普通に旅をしていた人。しかも主な移動法は徒歩。バイラスに襲われなかったのだろうか 別人の身体に入れ替わっても、ヴェイグや親しい人間に気を遣われることを心配するだけで、彼女自身は特に悲観していない。むしろ陛下の外見は美人だし、ガジュマの身体は毛皮で温度調節できるから快適らしい。此処まで凄い事が出来るのは全てヴェイグに絶対の信用を置いてあるからである。彼女のセリフを察するに、何かやるたんびにヴェイグにフォローしてもらった様子。……ヴェイグがクレアクレア五月蠅い理由がなんとなく分かって来た……下手に目を離すと何しでかすのやら気が気じゃなくなるんですね……あれ、何となくリッドと同じ気配ががが +他作品・声優・その他ネタ {銃なんて捨てて、かかってこいよ! (・L・). | ◎(^ω^)ヽ .| (3⊂∩∩ノ .| | | | | (^ω^;) \WWWWWWWW/ | ∪∪| | ( ̄\ ヽ < 銃なんか捨てて > | || |. | / 7ヽ / < かかってこいよ! > (__)(__) | / ./ `ーi < ベネット!! > | し ⌒i /MMMMMMMMM\ |/ / ̄| | (__) (___) ちなみに中の人の本業はエロゲ声優。 マオ [部分編集] 戻る 「マオ、大活躍!の巻」「若さに嫉妬してるの?」 「真紅の爆炎!彼のものを焼き尽くせ!逃さない…!インフェルノドライブ!」 年齢:13歳 性別:男性 身長:153cm 体重:38kg 声優:渡辺 明乃 称号:炎のウィッチハンター 最強少年(ショタ的な意味で) ガレット村のギルドに所属していた少年。 記憶喪失だが冗談好きで明るく活発な性格で 即興の歌を歌うのが好き。 仲間と共にアドリビトムにやってきた。 川´_ゝ`)「こんな可愛い子が男だとっ!?」 原作では炎のフォルスの能力者、だが今作では特に何の関係も無い。さらに言うと今作では記憶を取り戻すこともない。ちなみに本名は「オルセルグ」(バーサスでは頻繁に呼ばれる)。 武器はトンファーで術士。原作では接近戦でもかなり優秀な術士だった。通常攻撃の出が早く1回2HITで最大4HIT、歴代の術師の中でも足が速い方、F(フォルス)・フレイムやF(フレイム)・エンチャントという優秀な錬術と、ダメージ計算で斬攻・打攻・術攻のうちもっとも高いものが適用されるというシステムのおかげ。しかし今作はトンファーの攻撃力が低く(同レベル帯の杖以下)、リーチは格闘家並でF・フレイムもない。攻撃の早さと4HIT攻撃は健在だが、前衛としては使えたもんじゃない。 着ている服はリバース時と同じだが、なんとユージーンのお下がりだということが判明。昔は生足かユージーン。原作においても衣装はユージーンのお下がりである。しっぽ穴に関しては秘密のベールに閉ざされている。 しかし、原作ではユージーンに会う前から着ている。もしかしたらクレスの為に開けっp(ry 残念ながら男の子。まあこんな可愛い子が(ry 特典DVDにおいてショタキャラが公認された。 お母さん子。だがしかし今作では母親が登場しないので特に描写はない。バーサスではディセンダーと同じ設定。原作での母親(フェニア)はラタトスクにてさりげなくゲスト出演しています。 「フォルスは使うんじゃないぞ」→開幕ブレイジングハーツ 今回勝利台詞の「ヤッター!」がジャニスの助手の声に聞こえるような気がする。 原作で活躍したF・フレイムやF・エンチャントは覚えない。なぜだ「フォルス?何ソレー?」そのかわり、原作で不人気のディザスターロアーが優遇されている。一応、TOHの援護技ではF・フレイムを披露してくれます。カワイイ>ヮ<ノ 原作での秘奥義タイプは連携。前衛と連携して秘奥義を繰り出す例:紅蓮天翔の場合は、ティトレイの秘奥義の中で唯一後衛が攻撃に参加する秘奥義。 原作の通常攻撃(及び特技)のダメージ式には「斬撃」「打撃」「術撃」の中で一番高いものが使用された為、術撃の高いマオの通常攻撃はヒット数、そしてF・エンチャントのダメージ2倍効果で頼りになったが、今作においてはF・エンチャントも無く、計算式も異なるので護身にもならない。 つまみぐいだけでレシピを取得できる神の舌の持ち主。別に名前がマオだからって某中国料理漫画の神の舌を持つ史上最年少特級厨師に掛けてるわけではない…多分。 自称「渋い、独身、カッコイイ!」 歌好き。以下、原作での歌だが「しゅー、しゅー(ry」はユージーンの個人クエストでのフェイスチャットで聞くことが出来る。 今作ではそういう描写が無いが原作では記憶喪失な為か家族愛に飢えている部分があり、メンバーに家族的な繋がりを求めたりするところも例としてはアニーのお姉さんになりたいと言うクレアに対し、アニーにはヒルダが居るからと「僕が弟じゃ……ダメ?」と聞いているこの時のクレアの反応は流石に面食らった様子こんなセリフ言われたらショタコンは誰でも落ちる ちなみに、バーサスにも出演している。(カイウスとコンビでシナリオあり)更に6/2より追加された秘奥義ムービーにてマオ単体での秘奥義『インフェルノドライブ』が確認された。元は友人との秘奥義であり、発動中のボイス「かの者を焼き尽くせ!逃さない…!」は原作には無く、マオ単体用の詠唱である。 ユージーンと二人がかりでやった時より明らかに強かったり… +マオの自作の歌集 「ひょっとして ジャンプして 森のなかー♪」(もりのうた) 「しゅー、しゅー、しゅーてぃんぐすたー♪ボクのお願い叶えてネー♪」(しゅーてぃんぐすたー) 「流ーれーなーがれーてー、なーがれー星ー♪僕も一緒に流れちゃおっかーなー♪」(同上) 「空、ソラ、そらー♪広ーいそーらはどっこまでもー♪おいしそうな雲ー♪ティトレイあとでー料理してー♪」(そらのうた) 「ボクらは葉っぱ♪黄色い葉っぱ♪赤い葉っぱ♪あとは散ってくだけの運命さ~…」(はっぱのうた) 「さらさら♪ふわふわ♪ひゅるるるー…。ゴゴーッ!」(ゆきのうた) 「広い海!ドーンと広がる青い海!宝はどこに眠ってる?ブクブクブクー♪」(うみのうた) 「ティートレーイはー♪メラメラ、ボサボサ、ボワワワワーン。アチョー♪」(ティトレイのうた) 「謎めく過去に包まれてー♪孤独に荒野を旅する男ー♪渋い!独身!カッコイイー!」(マオのうた)バーサスではこれ以外にもいろいろ自作の歌がある。 +AA 、 i il ll ,.....-ー- 、 、l丿 ". ,.. ー 、,- ..、 `.... 、 / /.. , " .` 、 ..ヽ イ, ".. , ハ l .、 .丶 /,. , /i / l ハ ,.i .l .i l l /i / l i i l .l i li l i l l /l l ,l_ l ! _リ__.l;;;lリル l l l ! l lハミi、 ´テ=-l、/ l l /l / ヽl"l。i゛ "o じン .l l=、 / l l - , `ー l lソノ / 楽勝だネ♪ .l i ー-, l /- " l i/ \ ヽノ .// , /"` ! _` ー,=i=--///-, /へ-l li .lー "7、 / ィ // lー- - "` 、 l .l // / ー " `ヽ、_ r / / / / / " _i ! ! ,i ./ l〃l / "゙゙゙゙゙^^゙ -、 _..- >-- .,-‐ " ̄⌒ ゙ ‐、 / .. 、 ` 、 、 .\ / / / ./ ,i!、 ヽ .\ \ /゛ ./ ,- ,l′ | ! .! .、 ヽ .ヽ . ∨ ! l゙ / .! ゛ ,i | l l.l .゙ ` 、 .| ! | i′ ! l l.゙、,! !,!..l ! l .! ! | ! .| l !、.j二ミ;;-、 .l,,ii;;彡 |.lヽ l. i ′.,,! .l ,ッ゙ l.~ミ r " . il二 V /\| ´.l.,、 │.| .! .{ ゙ ,ゞ l、./i .l" `\.l, .l │ .` ゛ `--| .| ゙ `-、 l . iゞア / 、゙l __ ゙゙!、、!ッ ..,,、 `‐゙._- |,,,.,l. ! / `゙ 、 .,,,;;i! !゙‐‐!リイ゙_. .. ".| ! . l;;'-、 | .| ." ゙̄l .,! | ´ .ヽ " i;;|二ト、│ l _/ |..l.ヽ ヽ ./ . ゙‐ ,゙ イ゙‐ .,..r,゙. ヽ ヽ ヽ | ,ノi レ! ./゙´ .,r " ~!、 ヽ .!、 ヽ ヽ ./ ,iリ,/ .,,,,! ヽ .` 、\ヽ .! / l′ ,ゝ l l, l ヽ l ′ / / .,,- " l l ! l / ._.. / ...- "゙;;、 ! . ! .l,,,|、 . ilr‐゙゛ . ,..-" /´ ,ヽ, ,, │ .|, .l....L / ! /.,.. l、_____,.. ‐ " _.-.l l .! .l .,/゛ .゙/ / ./ イ../ ._,, -‐ ′ |、 ! .l'.l、 .,/ `゙ミ_リ゙ ゙ l´ ._,, - ,゙...! i、. l ヽ ./゛ ヽ、.,i゙______,゙ ‐ "゛ | !.ヽl .ヽ .../ ノ゛ ! .「 .ゝ.ゝ .ゝ +以下声優・他作品ネタ 「しゅー、しゅー、しゅーてぃんぐすたー♪ボクのお願い叶えてネー♪」 「流ーれーなーがれーてー、なーがれー星ー♪僕も一緒に流れちゃおっかーなー♪」上記2曲は、夜を切り裂く『銀の流星』が、泣きながら走り去りそうな内容でもある。「あたしは負け犬じゃない!」 ソディア「負け犬め!アル○リオンから降りろ!」 ちなみにリオンの中の人に迫る勢いのゲーム廃人であることも割と有名。上記の元ネタも相当やりこんでおり、それが出演のきっかけとなった。 「僕まだ子供だし」 暗いところが苦手な地の精霊。色んなところがおっさんくさい。ちなみに生○パ○ダに似ている猫社長の声も兼任 マルタが頭を務めている組織に所属するヘタレ剣士。勢い余って人外のファラに刃を向ける。でもヘタレ。ルートによっては出会って四日目の少女と心中する。 実は凄腕の女パースエイダー使い。お金のためなら、何でもする。 ルビア達によって作られたアンドロイドエルマーナの従者 ドナが担任シャーリィが妹だったが、現在ではハリエットに フィリアも教師 クラスメイトにイネス、ミミー、ジェイ、パライバ、インカローズがいる ついでに席は、 01 2 3 4 5 6 1喜緑 リグル ☆インカローズ 森園生 パルフェ あゆ 2あやの ☆ジェイ 河野 ☆パライバ 悟史 シャナ 3ルミア ロレッタ 交代 フェル ローザ リモーネ 4真奈 イネス ミミー 風子マオ エム ☆るびあ 5真紅 萌花 朝倉 カナ 榛名 ☆マオ 6空 ☆エル 喜緑は空席とも判断される。 ユージーン・ガラルド [部分編集] 戻る 「俺はガジュマだ。猫扱いは困るな。」 「質問に質問で答えるのは感心せんな…」 「らーいーんーをーあーわーせーるー、ずぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 「脆弱なヒューマどもめ! 消えろ! 消えてしまえ! にゅおぉぉぉぉぉぉ!!」 「キューバが憎い!消えろぉぉぉぉぉぉ!!!」 「刹那は無限!その一瞬に我が全てを賭ける!翔破裂光閃!」 年齢:40歳 性別:男性 身長:193cm 体重:108kg 声優:石塚 運昇 称号:ダンディズムマキシマム カレギアの黒豹 生きた伝説 ガレッド村でギルドを運営していた歴戦の軍人。 村に人が住めなくなったため、アドリビトムに身をよせる。 非常に信頼の厚い人物で従卒であるマオは父親のように慕っている。 冷静で思慮深く、その的確な洞察力は積み上げた年季の重みを感じさせる。 軍隊を指揮していた時期が長かったために、骨の髄まで軍人気質。 普段は自重しているが、こと訓練の指導等に携わると、昔の隊長時代が顔を出す。 かつて部下を指揮していた頃のスパルタでは人はついて来ないと理解はしていても 長年身につけた習性は中々変えられるものではないらしい。 川´_ゝ`)「私に仕えると?今度は私の部下たちまでシゴキでやめさせるつもりかね」 原作ではガジュマという種族で鋼のフォルスの能力者。派手な技が多い。 愛称は「友人」(※非公式) 「U人」でも可。友人がラルゴ(ユージン・ガ ラルゴ)……ではない。 「まもなく世界は終わりを迎えます」↑それは『友人』ではなくて『ともだち』である 獣繋がりのカイウス、獣嫌いのチャットとの絡みが多め。カイウスからすると憧れらしい。今作ではティアからは無反応に…と思いきや今作でもティアやプレセアのターゲットにしっかり入っています チャットとの関係は、原作におけるアニーの役割をチャットに置き換えている感じか。ユージーン自身が嫌われている訳では無いのが余計精神的にはきつそうだが。 闘技場でミッション名が「轟爆の魔槍」となっているのにインフェルノドライブは使ってくれない決して「轟爆のマスオ」では無い でも実際のミッション名はむしろ「鋼鉄の魔槍」である。 原作での秘奥義タイプは援護、補助。味方の補助、援護しつつされつつ秘奥義を繰り出す例:デュアル・ザ・サンではヒルダの補助に回っている 40代であるが、まだまだ現役だと思ってあげること。ちなみにいまだ独身。好みの女性は「心がきれい」で「可憐な耳としなやかなしっぽ」を持つ女性らしい(マイソロ1より)。でも基本あまり興味はない。 雑食。決して肉食ではない。肉食獣呼ばわりするとお持ち帰りされます。 元は王族警護の軍に属していた設定は一応健在。マイソロ2ではハイデルベルグ王家に仕える忠臣と言う設定に変更されてはいる。仕える主が原作と変わっても武骨な従者ぶりはそのままである。 軍人時代に船の事故ですずの故郷アワユキに漂着、滞在した経験からか異国の文化にも詳しい。ちなみに、アワユキに伝わる『妖怪猫人間』との関連性は不明。 元ギルドマスターという設定が付与されたせいか、原作よりも若干態度や応対が粗い。 GVイベントにてジェイドなどに喝を入れているあたり階級は将官級なのかもしれない? ビリーズブートキャンプばりのテンションで軍隊式筋トレをレクチャーする元隊長。あまりの過酷さに逃げ出す近頃の若者達に嘆息。 紅白手旗信号を使える。これで256ラインでも困らない! 尻尾を包む袋はガジュマ用の装飾具。帽子のようなものらしい。コテカじゃないもん!その尻尾袋をはじめ身だしなみには気を遣っており、尻尾袋も公式の場で着用できるフォーマルなもの。髪の毛だって手入れは怠らない。 少年期は「ユージーンちゃん」と呼ばれてかわいがられていた。そんな少年期のユージーンちゃんの写真がこちらティア「か、かわいい…ハァハァハァハァ」 一応、マオの衣装はユージーンが少年時代に着ていたものである。つまり、マオの服の尻辺りに尻尾用の穴があいてると言う事なのか・・・・?まあ、流石に閉じたのだろうけどよく考えたら、30年近く前の子供服をちゃんと着られるように手入れ・管理していたということである。独身一人暮らし(推定)だったろうに。流石ユージーン さらに言うと原作では少年時代は女の子と間違われるほど可愛らしかったそうだ。時の流れって凄い 口癖は「質問に質問で答えるのは感心せんな…」。今作ではGVのイベントで聞くことができるちなみに↑は原作ではティトレイに真似されている。 原作と比べて紳士分が若干減ってワイルドさが目立っている気がする。でも激しくダンディ。実は「にくきゅうだんでぃ」は彼のための称号かもしれないカイウスとのスキットは素敵の一言。 「我が槍の前に敵はなし!!」と言うと「後ろにいたりして?」と返され悩んでしまう一面も。 股間に謎のカバーが付いている。パーティに入れると戦闘終了後色々とつらい。 メテオはどこへ消えた。今作とバーサスでは削られてしまった迅雷天翔撃は原作では使った人万人が認めるR最強の奥義である 通称メテオ。これ導術じゃね?と言う突っ込みが今なお絶えないと言う噂 威力補正全奥義中最高、広範囲と雑魚戦はこれを使えばほぼ勝てるとまで言われているその内容は天雷槍→友人上昇後巨大な鉄塊を叩き込む。真ん中のラインで撃ち続けると… 鋼のフォルスを最大限利用した奥義なのだろう 錬・鋼体装、錬・鏡銘弾という強力な錬術もある。こちらも今作とバーサスでは削られてしまった 何気に原作では全秘奥義中ヒット数最多の技と全秘奥義中ヒット数最少の技を持っている前者は「翔破裂光閃」、後者は「インフェルノドライブ」。 ちなみにこの二つ、前者が最後におぼえる秘奥義で、後者が一番最初に見れる秘奥義である。 テイルズオブバーサスにも出演。しかし一部のシナリオ以外は暴走しており叫んでばっかである。どうした友人。秘奥義は「翔破裂光閃」に決定。原作ではアニーとの連携で出せる一番最後に習得できる高ヒット数の技である。バーサスでは自力で方陣を展開して重い斬撃を繰り出し、打ち上げた相手を光の槍で貫く(原作では方陣展開はアニーの役割であり、ラストは槍の連撃だった)。 +以下声優・他作品ネタ 初代インディグネイションと「その後、彼らの(ry」の人(PS版以降)。クレスとミントを過去の世界に送り出す。しかし、天光満つる所に我はなし…黄泉の門開くところにダオスあり。TOGにも中の人は登場。(ストラタ大統領のダヴィド・パラディ) エースコンバットXに登場したキャラとは関係無い。 俺たちのサバゲープォータヴォー! 実の息子に乗機ごとビームサーベルで貫かれてしまった。ヒスカ「大佐あああああああああああああああああああ」 年端も行かぬ少年少女に野生動物自動記録装置を手渡して151種全部記録して来いとか言って旅立たせる研究者。過去に151種類と発表したが最近は493種類いるっぽい「こいつは わたしの まご きみの おさななじみであり ライバルである・・・えーと? なまえは なんて いったかな?」 「皆もポ○モン、G○Tじゃぞ~!」 彼の詠む俳句はクレス並のセンスともっぱらの評判である 彼の助手にはポ〇モンウォッチャーのスタンがいる。 同じ研究者としては、クラースやクラトスもいる。 神速の魔術師といわれており、「機械天使」の元・発掘調査団メンバーらしい 某無人戦闘機に特攻して星になってしまった。 ガルドォォォォォーー ゲルトォォォォォォ! 仕事を理由に娘のミミーとなかなか遊んでやれないダメな父親。↑ダメじゃない、不器用なだけだ!悪く言ってやるな・・・ 某国で科学捜査班に所属している。容疑者には容赦なし。そのうち名誉毀損で訴えられるんじゃないかとハラハラする。 「峰打ちじゃ、一応な・・・・・・。」しかし戦闘中は一切刀を抜かずに殴ります。「術師が武器を使って何が悪い。己の未熟を棚に上げおって」あんた武器要らなくね?と思った人は正解である。常に半裸←ここ重要彼よりも娘の方が仲間に入って欲しかったと思う人は、たくさんいるだろう。 あっれ~?おっかしぃね~大将でユウサクな大佐の同僚のクニエ。ピカピカの実の「光人間」。ちなみに大佐はヒエヒエの実の「氷結人間」である。 関東を収める戦国武将で武器は仕込み杖。「ド阿呆が!」 アニー・バース [部分編集] 戻る 「く、空気が重い…。ティトレイさんがいないだけでこんなにも静かになるなんて」 年齢:15歳 性別:女性 身長:155cm 体重:40kg 声優:矢島 晶子 称号:女医志望まっくす 最強の女医 ガレット村でギルドに所属していた少女。 氷の精霊の暴走により村が凍結。アドリビトムに救援を求めてやってきた。 恩返しと村の復興に時間が掛かるのとで現在ではそのままこの船に在籍している。 恋愛小説が好きで、パニールとは頻繁に本の貸し借りをする仲。 娯楽に乏しい簡素な村ゆえに、恋愛小説は彼女にとって何よりの楽しみ。 村の本は読み尽くし、パニールの蔵書も読み尽くし、今では街へ注文まで取っている 二次元にハマる傾向ゆえに結構なドリーマーで、ビックリするほど恋愛脳。 時々自分の世界へトリップするが気にしないであげてほしいw 川´_ゝ`)「歴代の回復術が使えない?なに、気にすることはない。ところで私のグミを食べたのは誰かね?」 原作では雨のフォルスの能力者。おまえら私の能力を忘れてるんじゃないのか?濃霧で方向感覚を失わせる大技を原作の序盤で使ったが、それを最後に彼女のフォルスに輝きは見られない。霧どころか雪も降らせる。雨と言うかあそこまで行くと最早天候のフォルス なにをいう。あのポプラおばさんを冷静にさせた実力が(ry 一応、「特殊な力を持った雨を降らせる」という形で戦闘中はフォルス大活躍。仲間迷惑じゃねコレかいふくシャワー というか原作でフォルス名に触れてたっけ…? 原作での秘奥義タイプは補助・援護専門。陣術の力を味方に付加させて秘奥義を発動する例:ティトレイに限界を超えるほどの力を与えるなど 秘奥義使おうと思えば、龍虎滅牙陣やフェアリーサークルなど陣形の術はけっこうあるのだが··· そもそも原作でも結構攻撃的な陣術は数多くあったのに習得すらさせてくれなかった。ヴェイグはTOGでセルシウスキャリバー、VSでマオはインフェルノドライブ&ユージーンは翔破裂光閃が単独秘奥義化したが彼女が単独秘奥義を出すにはどうするのだろうか・・・本気出せば独りで「浄化の扉、開かれん! 必殺! 龍虎滅牙陣!!」発動出来そうな気もする 前作では戦闘不参加だったが今回はプレイアブルキャラに。しかしよりによって初参戦時に出現敵レベルが40代の場所に一人レベル10で強制加入すると言う惨状だが。さらにルカを使ってない場合、そこにLv1のルカが加わりさらに悲惨な状況に··· さらにあたまが転職云々の関係でレベルが低かったら・・・ おまけに、その状態で暴走したセルシウスと戦闘が、逆にルカが強いと秘奥義でセルシウスを開幕撃破等も軽かったり Lvが上がるにつれて役立つ技を数多く覚える。中でもヒール・レーゲンとR・エリキシルは特筆物。 今作では陣術は発動直後に範囲内に入ってるキャラのみ効果発生。陣が残ってるときに入っても意味はないので注意。原作では発動直後ではなく、陣が残っている間に入れば効果が発生したのでやや弱体化。 占いや香水を教えてくれるような姉が欲しいって…ヒルダ涙目。前作ではそれらしき人物と知り合いだったのだが…… 闘技場の説明によると一応Rのプリマドンナらしい。まぁ、もう一人の女性メンバーよりはしっくり来る 正直用途は多いが後衛キャラが前衛強化のために前衛にこられても死ぬwww 前作では彼女の父親(ケビン・バース)は亡くなっていたが、今作では健在なのでユージーンとのわだかまりは無い。その分、関係も割と浅い。父親が死んでいれば間違いなく彼女もネガ化していただろう。 そのせいかキャラが薄くなってしまったのを気に病んだ結果、GVへ・・・ GVでは原作でPT内の確執ばかり描かれて恋愛要素に繋がるものが一切無かった事に不満を覚え、ヴェイグを巻き込んで闘いを挑んでくる。 でも原作じゃ結構、ヴェイグとフラグ立ってたような雰囲気だったと思うんだが。「クレ(ry」はどっちかっていうとシスコン的な感じで。 でもヴェイグへの失恋的なフラグもあったり・・・(恋愛小説を読むスキットで)なお、その恋愛小説についてはミルハウストとアガーテの悲恋を暗示しているという説もある。 ティトレイとのフラグもあったりする。そのティトレイはヒルダとフラグを立て・・・ 後姿がイリアに似ているのを結構気にしている。実際、イリアが初公開された際にはやんちゃなアニーだとかレプリカだとかまことしやかに噂された。 医者志望だけど大怪我の人間がいても医務室に入れてもらえない。同じ医者志望のルカとは一緒に勉強する仲らしい。 元祖「ちょろ甘」の人。ジェイド版の方がインパクトが強いためか誤解されがちだが、元 祖 ち ょ ろ 甘 。 初代の発言者はこの3人 → ティトレイ「ちょろいぜ!」 マオ「甘いぜ!」 アニー「ちょろ甘ですね♪」 原作での初登場時に近距離とはいえ結構な命中率の投げナイフを使っていたがこれもそれ以降は使っていない。と言うか友人に隠しナイフで胸を刺す事もあったユージーン以外にも使っていれば戦闘でも大活躍できたはずなのに… 今作では原作のノルゼンのような気候の所でリバース陣が皆暮らしていた設定なので、雪と氷に閉ざされた場所なのにアニーの格好は相変わらずヘソ出し 背中出し。地元だから慣れてるとか言い訳してたが、ちょっと苦しいまあシナリオ書いた人も設定へのセルフつっこみみたいな感じであのスキットを作ったんだろうけどちなみに今作には居ないが雪国出身+へそ出しルックはチェルシーもやっているコハクは雪国出身+背中出し+生足だが、これは故郷を離れて暖かい土地に出た事に対する反動で元々の服装ではない。 原作では何気に被ダメボイスがエロい http //www.youtube.com/watch?v=589TV0SWI4M +以下声優・他作品ネタ 通称しんちゃん。理由は声優つながり。(技名を叫んだりする時に多少それっぽく聞こえたりする。)「ぞー○さん♪ぞー○さん♪」アニーにはついてませんのでご心配なく。夫婦喧嘩の時でも声がしん〇すけに聞こえてしまい、旦那に笑われることも多いらしい 「昔のミント」が妹。 塩沢ダオスを創りだした。 ジルバとは幼稚園の友達件ペット。 戦乙女のひとり・グリューネと肉体を共有している王女。父はヴァン師匠。途中でグールパウダーを飲み、人間と不死者の中間の肉体となる。 最終的には、ジェイドの野望を阻止するために、全ての戦乙女の魂と融合するために、自分の肉体と魂を差し出す。 そのうち、ひとりで秘奥義発動して、細身剣出して斬り刻んだり、光の羽根が生えたり、大槍投げたりするかも。「集え、砕氷! 奥義! えいっ!! ニーベルン・ヴァレスティ~!! …何か言い残すことはありませんか?」 実はジェイドの妹であり、リオンに「お前を殺す」と脅迫されている。アニー・ピースクラフト王女 最終的には、リオンに命がけで守って貰うことに リオンを追いかけて、同じ学校に転校してきたどころか南極にまでやってきた 「私はアニー·バース。貴方は?」 「リオーン!私を殺しにいらっしゃ~い」 EDではオスライオン2頭を両腕で軽々持ち上げる ヴェイグとリオンの戦いに幾度となく立ち会うこととなり、リオンがヴェイグの仲間を破壊した際には「リオンさんはそんなことができる人じゃないのに…」と涙した。最後の戦いでは魔法少女の力を発揮し、ヴェイグの勝利の女神となった。だが、アニーの装備にイノセント・ウェーブは無い。所詮はストーリーを盛り上げるためのアイテムなのか。 何故か事あるごとに事件に巻き込まれる不運の貧乏ヒロインのアニーが、嵐を呼ぶ大富豪ヴェイグと結婚するまでを描いたストーリーでもある。 月という名の太陽 スプーンをもたせてはいけないw 手ピカジェル リーガルが居ないため残念ながら彼に諺を披露する機会は無い。 カルセドニーの妹兼同僚兼甥。 青にして群青、6番目の絢爛舞踏、極楽台風。リッド、しいな、ティトレイ、ユアン、SFC版ミント、アガーテ、イオン、ディスト、モルモ、ボッコス、デミテル(TOF2)、キールは同じ部隊所属 媒体が変わるとチャットがいたり、自分がナナリーになったり、ティトレイがデクスになったり、モルモがエミルになったりする。 イナンナとテネブラエは教官 マリーとダリスは学生軍幹部 片思いの先輩ディストを探して世界を移動する 先輩のことを忘れてユアンと付き合っていた時期もあるたまに先輩がグロシュラーになる だからどうした! リッドとは幼稚園が一緒で初恋の相手だが高校で再会したときはお互い気付いていない リッドに派遣されて別の世界に移動 世界移動したときに名前を変えている 世界忍者スパーダに片思いされる。当然断っている ディストと結婚するがそれでもスパーダは思い続けられているらしい 性別不明の狐っ子。あんなに可愛い子が(ry 絶りn おや?誰か来たようだ プレセアの弟。一度死亡するも四魂の欠片で蘇る。ハーツは多分関係無い。 ショタドラゴン。 +アニーの日記(ネタバレ含) ○月○日 文字通りの親の仇と旅する事になった。傭兵達と一緒の時よりは安心かもしれない ○月×日 森の道中で学者らしい所を見せ付ける。感心されて調子に乗っていたらデカい木の化け物に踏み潰された。思えばこの時から私の運命は決まっていたのかもしれない ○月□日 暑苦しいのが仲間になったらいきなり戦闘メンバーから外された。 ○月△日 サニイタウンで虹のフォルスに苦戦中、霧を使う作戦を提示したら根暗とチビ餓鬼が連携プレイ。お前ら、私の能力忘れてるんじゃないのか ×月○日 厚化粧のハーフが仲間になった。ベンチ仲間が増えるかと思ったらチビ餓鬼とローテーションを組んで使うらしい ×月×日 ねつが でて くるしい ×月□日 熱病が治った。でも戦闘には参加しないからあまり変化はない ×月△日 港で戦闘。私も虹のフォルス使いみたいな陣術が使えればいいのに □月○日 城に近づくにつれて根暗がクレアクレアと五月蝿い。 □月×日 ゲオルギアスとの戦闘でメンバーに入れてもらう。が、すぐにやられる。倒れ際に根暗が舌打ちしているのが見えた □月□日 改めて再挑戦してゲオルギアスを倒す。戦闘メンバーに私は居ない □月△日 あの人が発狂したのでチビ餓鬼の頼みで根暗を呼びにいったら説教された。質問に質問で返すとテストで0点なのは常識だ。誰の口癖とかじゃない △月○日 メンバーが4人以下なので戦闘に参加している。でも新しい武器も防具も買ってもらえないのですぐに倒れる △月×日 メンバーが5人になったらやっぱりベンチ入りした。分かってますよ。 △月□日 暑苦しいのとチビ餓鬼が立て続けに聖獣の力とかいうのを手に入れる。私もそれを手に入れたら戦闘メンバーに入れるだろうか △月△日 私が担当する聖獣の目星がついた。どんな奥義を覚えられるのか今から楽しみだ。僅かな希望が刺す ●月○日 絶望した。何で私だけ奥義じゃないんだ。しかも実質これはあの人の強化じゃないか。私のポジションは不動なので披露する機会さえない。 ●月×日 この演説って何か意味あるのかしら ●月□日 全員分の聖獣の力が集まる。やっぱり奥義を習得しないのは私だけだった。思念の浄化とか別にどうでもいい ●月△日 聖獣の力を集めたのに各地で争いが耐えない。しかも何処でも幼稚な争いばかり。何これ ■月○日 各地を回ってたら根暗が暴走。暴走してもいつもとあんまり変わらないと思う ■月×日 四星との総力戦を生暖かく見守る。獣王山の仕掛けは私のフォルスを使わなくても影のつき方で道が分かると思う ■月□日 ユリスとかいうのが出てくる。長かったベンチの旅もようやく終わりだ ■月△日 2人1組で倒すボスが出てくる。珍しく回ってきた出番だと思っていたら根暗が一人で倒した。別にどうでもいい 最終日 ユリスを倒した。結局この日まで私の装備が変わる事はなかった。THE END コメント欄 rネタログ オリジナル ファンタジア デスティニー エターニア デスティニー2 シンフォニア リバース レジェンディア アビス テンペスト イノセンス ヴェスペリア サプライズ 職業 依頼人 傭兵 他 術技 一覧編集
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左利きから右利きに矯正されて、つい最近左利きに戻したんだけど左利きって色々不便だね~ - 名無しさん 2014-08-24 19 36 03 同時に切りあってお互いにダウンした後、相手の方が起き上がりが早くて追撃入れられたのですが原因は何ですか?ラグですか? - 名無しさん 2014-08-24 17 31 10 ラグです。同時に斬ったと思っても、実際は敵のほうが1秒ぐらい先に振ってたってことです。 - 名無しさん 2014-08-24 17 31 51 かっこよく言うとクロスカウンター?俺「入った!」 相手「甘い」 みたいな? - 名無しさん 2014-08-24 17 33 05 これなんよ。 逆に、自分がそうなることがある。 同時にヒットしたと思ったが、自分の格闘だけ当たっているってことが - 名無しさん 2014-08-24 17 33 18 下格して倒れた!と思ったら倒れた姿勢のままスゥっと移動してそのままケツからバズが飛んで来た時はビビったわ。 - 名無しさん 2014-08-24 17 36 24 相手の画面じゃダウンしてないからねえ - 名無しさん 2014-08-24 17 39 09 3ヵ月後には神戸氏の努力で無くなるよ(たぶん) - 名無しさん 2014-08-24 17 41 55 あぁ~関東で軽く揺れた - 名無しさん 2014-08-24 17 27 55 WDばかり乗っていたせいでB Zが全然当てられない体になっちまった。誰か助けて - 名無しさん 2014-08-24 17 18 26 B zは当てるもんじゃない。聞くんだ、感じるんだ。 - 名無しさん 2014-08-24 17 20 46 B z聞いてませんw···すまん普通に間違がえた、BZな - 名無しさん 2014-08-24 17 23 30 ちゃんと足狙ってる?慣れないうちは当てるのは弾じゃなくて爆風。爆風を置いておく感じで打てばおk。そのうちバズの感覚も戻るさ、気長に逝こうや - 名無しさん 2014-08-24 17 26 47 置いておく×→引っかける○ あんなすぐ消える爆風どうやって置けってんだ… - 名無しさん 2014-08-24 17 28 36 ボンバーマンかな? - 名無しさん 2014-08-24 17 31 36 ロマン感覚で足狙ったら股抜けしちゃう感じです。 - 名無しさん 2014-08-24 17 30 24 そういう時は逆に胴体狙ったほうがあたるかもしれないですよ - 名無しさん 2014-08-24 17 32 05 で、BZが駄目だったので砂ll乗ったら脇抜けして散々な結果でしたよ - 名無しさん 2014-08-24 17 36 29 敵に当てるというより敵の足元の地面にあてる感じでやればおk - 名無しさん 2014-08-24 17 45 23 ふと思ったんだけど、補助ジェネはOH回復時間短縮ってのはよくわかるんだ。だけどクイロってあれどうなってんの?何でカスタムすると弾込めるのが早くなるの?わけがわからないよ。 - 名無しさん 2014-08-24 17 12 22 手先が器用になるんだろ - 名無しさん 2014-08-24 17 16 19 そっちか!w - 名無しさん 2014-08-24 17 20 23 クイックブーストも他と比べると浮いてるな。 他のは、「~プログラム」とか「~補助装置」だの物の名前なのに、一つだけスキル名そのままって・・・ - 名無しさん 2014-08-24 17 17 08 まぁゲームなんだし - 名無しさん 2014-08-24 17 18 27 マガジンとかの取り回しをよくするとかじゃない? - 名無しさん 2014-08-24 17 18 49 弾の給弾を早める部品だと推測してる。マガジン取るときの補助パーツみたいな - 名無しさん 2014-08-24 17 18 58 M1ガーランドみたいに勝手にマガジンが出るようになるのか - 名無しさん 2014-08-24 17 23 55 レベルアッパーは何時来る - 名無しさん 2014-08-24 17 20 14 そもそもプログラム組み込むだけで武器の威力上がるっておかしい時点で - 名無しさん 2014-08-24 17 23 22 出撃準備短縮プログラムも・・・ そういうのは整備員とか、パイロット以外の仕事になるんじゃないかと・・・ - 名無しさん 2014-08-24 17 24 20 バトオペのパイロットは強化人間だった・・・? - 名無しさん 2014-08-24 17 25 04 予備パーツが増えるカスパなんでしょ、、、装甲とかコストがかさむのを無視して予備パーツを、、、、 - 名無しさん 2014-08-24 17 26 28 パパパッパッパパ~ン··· テム·レイ回路 - 名無しさん 2014-08-24 17 24 54 クソ回路じゃないですかー!ヤダー! - 名無しさん 2014-08-24 17 26 41 HP-3000 機体コスト-100とかで実装されたら・・・ - 名無しさん 2014-08-24 17 32 59 クソ回路4積みで性能大幅アップ間違いなし - 名無しさん 2014-08-24 17 33 39 ハンガーも仕組みも分からん。セット数を増やすということは、ボルト穴やブラケットが増えるということだと思うんだが。失敗したら取り付け部分が滅茶苦茶になるということか? - 名無しさん 2014-08-24 17 43 28 そう考えると勲章を手にすると強化されるMS&歩兵 - 名無しさん 2014-08-24 17 27 53 まあ気にしだしたら、撃破されたのに戻ってくるパイロットとMSがもう・・・ - 名無しさん 2014-08-24 17 29 42 SFなんて使い捨てなのにリロードとはこれいかに - 名無しさん 2014-08-24 17 44 44 皆さんの今までバトオペやってて『!?』となった編成ありませんか?自分は少将無制限連邦で出撃したらジオン全員がアクト除くザク系で来て落としても落としても相手のコストに勝てずボロボロにされた苦い記憶が… - 名無しさん 2014-08-24 17 03 15 素ゲルのみの学徒兵軍団 - 名無しさん 2014-08-24 17 04 09 LV1部屋でALLマドロックで出撃。 そしてらジオン側はALL支援機だった。 指揮砂とか、ザクキャとかが居たからコストの差で負けたよ - 名無しさん 2014-08-24 17 05 35 ネタ部屋だったから全員アッガイで出たら、まるでスパイでもいたかのように敵が全員デジムだった - 名無しさん 2014-08-24 17 18 56 敵にNTがいたんだろう。 予知が出来るクラスの - 名無しさん 2014-08-24 17 27 23 でも鬼ごっこしてるみたいですごい楽しかったですよ。見つかったらこかされますけどねw - 名無しさん 2014-08-24 17 30 39 よだんたいがイパス - 名無しさん 2014-08-24 17 32 00 ドム ケンプ タンク シマゲル グフカス かな 自分はタンク乗ってたけど、自分はひたすら殴られ続けてその間にシマゲルが落としまくるっていう - 名無しさん 2014-08-24 17 24 09 都市で敵が全機妖精さんだった。先手でポイント上回ったので、拠点籠って圧勝。撃墜しても妖精さんがワサワサ - 名無しさん 2014-08-24 17 53 09 バトオペもエスコン∞みたいに、つけてるエンブレムでBGMが変わるようになればいいのに - 名無しさん 2014-08-24 17 01 59 すごい雨が降っててなんか濡れたくなったから外出てみたら思いのほか雨が冷たかった。隣にいた犬の目が「なにしてんだこいつ」と言ってるように見えた - 名無しさん 2014-08-24 16 58 27 禿げ上がるぞ - 名無しさん 2014-08-24 16 59 58 なんか最近こんま1秒で解除喰らう...ふざけんなってorz.... - 名無しさん 2014-08-24 16 51 18 ガンオンにもゲムや汎鹿がいて偽装が付いてるのかな? - 名無しさん 2014-08-24 16 49 35 あの人数で偽装とかわけわからんことになるぞ - 名無しさん 2014-08-24 16 53 52 50人中49人が偽装持ち!本物の敵を見つけ出せ!(FF合戦) - 名無しさん 2014-08-24 17 01 25 ゲムはいない、汎鹿は産廃。 - 名無しさん 2014-08-24 17 14 18 演習部屋でピクシーが交換するために近づいてきたからコッチも降りて待ってたら攻撃してきた。でもすぐに乗って反撃後、撃墜して拠点で修理終わった頃にまた来たから2回程返り討ち···練習にはなったよ。ありがとうピクシー - 名無しさん 2014-08-24 16 38 54 なんというチラ裏自慢話 - 名無しさん 2014-08-24 16 43 43 仕方がないじゃないか、本当の事なんだから - 名無しさん 2014-08-24 17 15 49 皆様の沢山の投票の結果、シャアに言わせてみたいセリフは - 名無しさん 2014-08-24 16 37 52 「どうだ、ここにストレッチパワーが溜まってきただろう?」に決定しました! - 名無しさん 2014-08-24 16 38 26 シャア「私は炉利コンでもマザコンでもない。私はフェミニストだ」 - 名無しさん 2014-08-24 16 41 26 シャア「その肩は赤く塗らないのか?」 - 名無しさん 2014-08-24 17 00 35 シャア「ん?、パンツが無いじゃないか」 - 名無しさん 2014-08-24 17 21 42 LV1部屋ゲム・カモフ最強説 - 名無しさん 2014-08-24 16 33 11 じょ、じょじょう、じょっじょじじょじょう!! - 名無しさん 2014-08-24 16 23 36 アクトかな? - 名無しさん 2014-08-24 16 33 30 連邦って何かと軍縮するよね、それでジオン残党(大軍)にやられる - 名無しさん 2014-08-24 16 19 27 統治する社会規模がデカ過ぎるんだろ。あちこち手が回らなくて必要なところに予算が足らないからわかりやすい敵国ジオンを排除したらそれ以上の軍拡は必要ないという判断なんじゃないかな - ※超好意的解釈 2014-08-24 16 41 06 その軍縮した連邦にすら一回も勝ったことがないんだがジオン - 名無しさん 2014-08-24 17 18 39 でも連邦が舐めプしてる間に大体戦略目標は達成してるんだよな・・・ - 名無しさん 2014-08-24 17 29 33 ケンプファーのコストの上がり方はすげぇ~な、35も上がるんだぜ。 - 名無しさん 2014-08-24 16 02 59 カスタマイズって実質1択みたいなもんだからじゃあもうやる意味なくね?フルハンしても同じようなカスタマイズにするしかないってこういうの改善しないのは何でなんだろう… - 産廃カスタムパーツ 2014-08-24 16 01 45 高性能走行制御装置に即効課金してた俺は旧世代のバトオペ民 - 名無しさん 2014-08-24 16 04 19 だけど、ガン○ンみたいな機体強化方法にするとさらに廃課金ゲーにならない?今のシステムなら自由が少ないとはいえ、微課金でもそこそこ遊べるし… - 名無しさん 2014-08-24 16 06 16 ゾゴックは凄かったらしいですよ - 名無しさん 2014-08-24 16 07 47 バトオペの課金は良心的だよな そりゃもっと良いやつもあるが - 名無しさん 2014-08-24 16 11 02 大分良心的だと俺も思うよ。少尉まで無課金でいけるのは何だかんだで良い。しかし!ハンガー!テメーは駄目だ!!ポイント解放最優先だろここは - 名無しさん 2014-08-24 16 14 01 たしかにそうしたら皆楽しめるな。考えた事なかったは - 名無しさん 2014-08-24 16 17 20 そうそう!ハンガーをポイント解放できたらいいと思う。もう課金解放したけどな! - 名無しさん 2014-08-24 16 17 43 一回課金したらずっと使えるんだから俺は不満なんてないけどな - 緑枝主 2014-08-24 16 20 15 おいおい自分はカスパパターン3種じゃ足りないんだが?火力盛りHP盛り装甲盛り装甲極盛りネタ1ネタ2で5つは欲しい - 名無しさん 2014-08-24 16 52 03 格闘部屋用も入れて6個な - 名無しさん 2014-08-24 17 26 38 このゲームやってる人に言いたいんだが、本気部屋以外で少しでも性能の劣る機体に乗ると変えろ変えろコールするのやめてほしいのよ。例を上げるとジムスナⅡ、ゲルMとか、、、、ちゃんと実用できる強さなんだから許してほしいのよ。 - タンク強化欲しいです 2014-08-24 15 56 22 ゲーム熱心なんだよ。そないなこと言わんといてやって。 - 名無しさん 2014-08-24 16 01 21 ゲルMが何に性能劣ってるって? - 名無しさん 2014-08-24 16 04 53 カタログスペックは立派なんだよ。ミエナイ・・いや見える場所が極端に駄目なだけなんだ - 名無しさん 2014-08-24 16 06 58 普段ゲルググに慣れてるとなんともおもわんのだがなぁ。蟹系以外の格闘機が細身過ぎるんだよ(暴論) - 名無しさん 2014-08-24 16 11 46 でもね、本気部屋以外だったら許してほしいのよ、、、、だって、ネタも行けないし本気も行けないんだよ?悲しいじゃないか。そんなの - 願わくばビルドルフの追加を 2014-08-24 16 05 48 連戦希望も許しておあげ、あれが一番のガチ向け部屋(野良)になってるので。変えろコールとか見たことねぇよ。Lvが無課金だたり脚無だったり他に理由あるでしょ。Ez8でも変えろコール見たことないよ。タンク強化は賛成 - 名無しさん 2014-08-24 16 04 22 ぶっちゃけ変えろより無言退室のほうが悲しくなる - タンク強化願望を一緒に広めようぜ 2014-08-24 16 07 21 大佐帯なら普通に使えるし結果も残せるよ編成によっては枠譲ることもあるけど。そうじゃなくてもホストやればいいじゃん。 - 名無しさん 2014-08-24 16 08 29 まさかのタンク一筋でカンストなんよ。ホストはやると乱戦時にフリーズ寸前になるんでできるだけやりたくないんですよ。 - 名無しさん 2014-08-24 16 10 29 まじかorz・・・やっぱり少将帯は環境変化が激しくて大変そうだなぁ。自分は機体がそろわなくて大佐 - 名無しさん 2014-08-24 16 18 45 ミスった大佐10で止めてるけどいまだにロケラン汎用やドムが結構な数いてカオスですよ。二色編成にもあまりならないし結構気楽でいいですよ。流石に最近はバズガンと先ゲルが増えてきましたが - 名無しさん 2014-08-24 16 23 52 ほぼジオンの大佐だけどドムとかほとんど見ないよ?編成も割と高い確率で汎格二色になるし、アクトか先ゲルか素ゲル、ケンプにイフぐらいしか見ない。たまにサイサもいるけど。部屋は大体気軽か「大佐まで」の大佐ホストの部屋。 - 名無しさん 2014-08-24 17 04 33 砂Ⅱ乗ってると的にし易いドワッジとか素ドムとかが2試合に一回ぐらいいる気がしたんだけどなぁイメージが先行しすぎてたのかもしれん。あと部屋選ばないとジオンで無理やり支援機入れようとする人が多くて勝つために退出しなきゃならん多い気がする。実際ほとんど格汎二色編成なら連邦格闘機はもっと少なくなってるよ。 - 名無しさん 2014-08-24 17 53 43 まじかorz・・・やっぱり少将帯は環境変化が激しくて大変そうだなぁ。自分は機体がそろわなくて大佐 - 名無しさん 2014-08-24 16 18 45 機体編成自由と書いてあっても蹴られるからなーせちがらいぜ - 名無しさん 2014-08-24 16 18 18 階級上がれば上がるほど機体の選択肢減るのが悲しいね… 今の無制限で一部除く300以下の機体は出したら地雷扱いだし - 名無しさん 2014-08-24 16 50 31 高コスト機の方が戦果だしやすいから仕方ないね - 名無しさん 2014-08-24 17 36 35 桐蔭勝ちかー - 名無しさん 2014-08-24 15 54 12 ねんがんの ぎんじゅうじを てにいれたぞ! …やっぱり基本的には付けとくべき? - 名無しさん 2014-08-24 15 50 08 コスト高いし自分的にはもういらない - 名無しさん 2014-08-24 15 53 15 汎用でHP足らん時とか耐久特化乗る時しか使わんなぁ - 名無しさん 2014-08-24 16 14 21 やっとこさ獲得して半年たたないうちに弱体化した時は、さすがに笑ったw - 名無しさん 2014-08-24 16 32 45 ひゃっはー修理に出してたイヤホンが戻ってきたよ~!これでバトオペ中に音楽が聞ける!! - 名無しさん 2014-08-24 15 38 54 あんまりよく打つからハイライトかと思った - 名無しさん 2014-08-24 15 37 46 最出撃カウントが動かん。 - 名無しさん 2014-08-24 15 36 31 楽天カードってほんとお得なんだなぁ、そういうの疎いから友達が教えてくれるまで知らんかった、今までの公共料金をポイントに換算できたかと思うとすごいもったいない気分... - 名無しさん 2014-08-24 15 27 47 (楽天カードマンかな?) - 名無しさん 2014-08-24 15 29 01 昔は制圧するのに●ボタン必要だった? - 名無しさん 2014-08-24 15 25 07 押しっぱなしじゃないとだめだった - 名無しさん 2014-08-24 15 26 28 しらなかったぜ。 - 名無しさん 2014-08-24 15 32 22 必要だったよ、長押しでその場にとどまってやるから排除されやすかった - 名無しさん 2014-08-24 15 26 33 ほうほう。でもそれかなり最初の方?ヅダキャンペーン後半からやってるけど動けた。 - 名無しさん 2014-08-24 15 31 32 どのくらいだったかなぁ、そこまではよく覚えてないや。まあ最初期はそうだったよってことでw - 枝主 2014-08-24 15 33 42 去年の4月くらいじゃないかな。 - 名無しさん 2014-08-24 15 36 52 ん?○でないんだけど!→うろうろ→あったー!制圧 ここまで30秒とかよくあった - 名無しさん 2014-08-24 15 47 12 (゚Д゚) <「なんだこの乱打戦は???今北産業」 - 伏流 2014-08-24 15 17 52 まだ七回w - 名無しさん 2014-08-24 15 18 48 敦賀気比も大阪桐蔭もどっちもアツいw見ててすっごい楽しい - 名無しさん 2014-08-24 15 21 08 ああ、腹減ったな...早く休憩来ないかな→休憩時間だ、飯が食えるぞおお!!→財布を忘れたことに気づく←今ここ - 名無しさん 2014-08-24 15 13 19 つ[財布] いつか返してくれればOK - 名無しさん 2014-08-24 15 15 10 おう、ありがt...ってほんとに財布だけじゃねぇか!! - 木主 2014-08-24 15 16 39 桐蔭打ちすぎだよー - 名無しさん 2014-08-24 15 11 19 今汎鹿使ってみたんだが・・・ちょっとこれはまずいな・・・ - 名無しさん 2014-08-24 15 05 49 鹿肉は下処理しないと美味しくないからな - 名無しさん 2014-08-24 15 07 04 生で食うのもダメだぞ でも生美味いんだよな~ - 名無しさん 2014-08-24 15 10 03 肉は腐りかけが上手いっていうじゃん。吊るして熟成させようぜ - 名無しさん 2014-08-24 15 12 34 いやいや、鹿肉は燻製が一番だな - 名無しさん 2014-08-24 15 14 42 自分で鹿肉ジャーキー作ろう! - 名無しさん 2014-08-24 15 59 50 ザクキャ「よーし、俺のスモークディスチャージャーで・・・ 暴れんな!おい、やめっ・・・ヤメテ! ・・・アバーッ!」 - 名無しさん 2014-08-24 16 49 10 VRMMOって群雄劇を書くには最適な素材なはずなのに、書店に並ぶラノベの紹介文を見ていると真逆のことしか書いてないんだよなぁ - 名無しさん 2014-08-24 15 05 36 そもそも.hackという割と有名なMMOゲームを題材にした作品群があったわけで。MMOを題材とすると.hackのどれかしらと被るんだろう。 - 名無しさん 2014-08-24 15 31 18 我ラ、戦場ヲ飛ビ廻ル金色ノ鳥ナリ。 - 名無しさん 2014-08-24 14 58 25 さらばアイガイオン!金色鯨暁に死す! - 名無しさん 2014-08-24 15 04 23 デス・ガンのCVが保志総一郎(キラ・ヤマト、K1)でワロタ - 名無しさん 2014-08-24 14 56 32 ブレラさんだったら··· - 名無しさん 2014-08-24 16 07 02 むぅ 33の備蓄と9個の支給でアイマスエンブレムが「春香・千早・雪歩・やよい・律子さん・伊織・あずささん・亜美・真美・真・美希・響・小鳥さん」までしか揃わなかったよ・・・ エスコンのイベント短いよなぁ・・・ - 名無しさん 2014-08-24 14 56 27 kmi - 名無しさん 2014-08-24 14 59 08 社長が手品で消えたと思っておこう - 名無しさん 2014-08-24 15 14 46 「しじょ?」 - 名無しさん 2014-08-24 15 31 03 「スタンバーイ」 - 名無しさん 2014-08-24 15 31 53 まだ一日あるじゃないか - 名無しさん 2014-08-24 15 27 33 明日仕事だし厳しいんじゃないかなw 確か明日の16時59分で終わるんじゃない? - 名無しさん 2014-08-24 15 30 31 そうか。俺は月曜が定休だから忘れてた。 - 名無しさん 2014-08-24 15 39 28 え、あれもう終わるの?社長欲しかったなぁ - 名無しさん 2014-08-24 15 39 00 丼鉢って小さいよな。あんなのてんこ盛りにしたって若い頃には少ないよな。若いやつ専門のタッパく位の丼鉢もっと安ふ普及せんやろか - 名無しさん 2014-08-24 14 53 37 まぁ平均に合わせるとあんなもんじゃね?ガッツリ食べたかったらすた丼行ってすた丼肉飯増し頼むし まぁ基本ラーメンだけど - 名無しさん 2014-08-24 15 00 48 サイストにFAスレイブ追加か、いずれバトオペにも来るんかな - 名無しさん 2014-08-24 14 52 58 なんだそれ - 名無しさん 2014-08-24 15 10 18 マンガ版サイストにプロダクトコードが付いてる。パッと見は2連BR持って右肩にガトリング砲と左肩に下田っぽくミサラン、胸部と腰部にアーマー追加。これ以上は買ってないので不明。 - 名無しさん 2014-08-24 15 17 16 (あれ?バトオペに来てもよろけとれない玄人機体か産廃になるんじゃね?) - 名無しさん 2014-08-24 15 19 03 ミサランが手持ちverの性能なら・・・(滝汗) - 名無しさん 2014-08-24 15 22 53 今必死にVRMMO(分からない人はSAOラノベで検索だ!)について考えてたんだがやっぱあれって後遺症が残らない程度に脳になんか送ってんのかなぁ〜どう思う? - 名無しさん 2014-08-24 14 40 21 ダイレクトマーケティング・・・ - 名無しさん 2014-08-24 14 42 39 VRって一口に言っても実現されてない技術だから研究もいろんな方向からされてるし、どうやってるなんて簡単に説明できるものじゃないな - 名無しさん 2014-08-24 14 44 20 脳への影響についてはよく分からんけど、VRMMOになると寝落ちとかトイレ離席とかなくなるのかね? - 名無しさん 2014-08-24 14 46 06 垂れ流し... - 名無しさん 2014-08-24 14 48 24 ほぅ・・・では直葉のところに 直ぐに行かねば - 名無しさん 2014-08-24 14 52 17 寝落ちは自動ログアウト。トイレは・・・VRの中で済ました気になればおk - 名無しさん 2014-08-24 14 51 32 「パンパース1つ100円」 - 名無しさん 2014-08-24 14 54 54 近代SF読みなさいな。たぶん木主が考えたことや最近のラノベがやってることは当たり前のように出てくるから(まあVRはSFとして使って面白くないから主題にする作品は少ないんだけど) - 名無しさん 2014-08-24 14 55 34 桐蔭逆転したな - 名無しさん 2014-08-24 14 34 03 敦賀逆転しそうだなー - 名無しさん 2014-08-24 14 43 24 すっごい盛り上がってるよなw - 名無しさん 2014-08-24 14 43 40 乱打戦って見てると楽しいですよねw - 名無しさん 2014-08-24 14 53 53 結果は夜の楽しみにしますかな - 名無しさん 2014-08-24 14 58 11 なっ、何故だっ!?何故俺の身体のスキルが「ステルス」なんだ!? - ガータイン 2014-08-24 14 32 57 ぼっちだから。 - 名無しさん 2014-08-24 14 34 21 うん?ここの木何かかいてあるのかい? - 名無しさん 2014-08-24 14 35 28 (突然枝だけ生えてきたんだけど、これ不具合として編集板に報告したほうがいいんじゃね?) - 名無しさん 2014-08-24 14 38 26 ヒント 俺ボッチ - ガータイン 2014-08-24 14 41 41 オレには見えるぞ!(アンチステルス) 君なんでいつも1人なの? - 名無しさん 2014-08-24 14 43 53 ぐさっときた - ガータイン 2014-08-24 14 45 27 マジで痛いよね、その言葉 俺もぼっちなの、ソーナノ - 上の枝の人 2014-08-24 14 46 24 働くようになって自由にできる時間が圧迫されてくるとステルススキルがありがたくなる。 - 飲み会とかいいからゲームやBDの山を崩したいヲタ 2014-08-24 14 53 17 これはアカンと思うのは若くない証拠なのだろうか。本人の勝手と言えばそれで終わるけど - 名無しさん 2014-08-24 14 58 03 飲み会は参加しなくてもいいだろうが、金払ってでもなんらかのコミュニティーには参加すべきだな。まあ、後悔しない自信があるならいいけどさ - 名無しさん 2014-08-24 15 01 26 やべぇ読書感想文が終わらない。ちょっと前までめちゃくちゃ読んでた恥知らずのパープルヘイズで書こっかなぁ… - 名無しさん 2014-08-24 14 31 31 芥川龍之介読むといいよ。羅生門とか超有名で凄い短いからいい点くれる - 名無しさん 2014-08-24 14 34 14 それが今手元にないんだぁ… - 名無しさん 2014-08-24 14 35 08 今羅生門調べてみたら夏休みの宿題用のテンプレあったんだがこれに手を付けるべきか… - 名無しさん 2014-08-24 14 38 03 図書館行けば大体ある。なければ親に読書感想文の本買うってお小遣いもらえ - 名無しさん 2014-08-24 14 38 15 エロ本買いそう - 名無しさん 2014-08-24 14 39 30 青空文庫という手があった。ここ行けばただで読める ttp //www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/127_15260.html - 名無しさん 2014-08-24 14 41 23 読書感想文か。私も苦手だったな。いや、読む文にはいいんだが涙もろくてね。燃えよ剣でも大泣きで読み終わってから書き始めるまでに1日かかった。 - 名無しさん 2014-08-24 14 34 38 読書感想文を書けよ、書評を書くんじゃないぞ - 名無しさん 2014-08-24 14 36 55 絵本というか児童書とかも地味にオススメだったりする - 名無しさん 2014-08-24 14 40 27 最近産経が朝日をおちょくってる感がすごい - 名無しさん 2014-08-24 14 31 01 日本の三大新聞である朝日にとってかわろうとしてるのかね?産経は - 名無しさん 2014-08-24 14 32 39 朝日の客取り込めばかなり伸びるんだろうな - 名無しさん 2014-08-24 14 39 04 朝日もちょっと売り上げ落ちてるからな - 名無しさん 2014-08-24 15 02 18 ゴシップ紙としては世界一売れてると思う - 名無しさん 2014-08-24 15 26 38 何も知らずにE6のHマスの昼戦で一隻大破したから夜戦行ってS勝利したら E5で掘ろうかと思ってた清霜出ちゃったw ちなみにE5のボス7撃破目のS勝利で早霜はすでに貰ってるw そんでもってE6に10回出撃して一度もボスまで行かないので燃料だけ6千(他は2万5千)なので諦めようという空気になってます・・・ - 名無しさん 2014-08-24 14 28 02 俺なんて主力があまりにもいなかったせいでAL作戦だけで精いっぱいだぞ。 - 名無しさん 2014-08-24 14 32 53 なんかここのコテハン - 名無しさん 2014-08-24 14 25 02 途中送信すまん の人って壮絶な過去を持ってる人多いな。 - 名無しさん 2014-08-24 14 25 52 何かしらの重病を抱えている確率、何かしらの家庭の問題を抱えている確率、何かしらの事故や事件に巻き込まれた経験を持っている確率、etc... の期待値をとると、だいたい一人一つくらいは当てはまるらしいよ。あとはそれが笑い話になるか、それとも恥として隠すか、それともトラウマになるかは本人の性格だろうけどね - 名無しさん 2014-08-24 14 33 04 |゚Д゚)………。(俺って幸せなんだなー。あープリンうまい) - 抹茶プリン 2014-08-24 14 41 12 いつも捕食される恐怖に晒されるのが幸せなのか俺にはわからんね。あー抹茶プリンたべたいナー(ちら - 名無しさん 2014-08-24 14 45 03 オレサマ・・ オマエ マルカジリ!! - 名無しさん 2014-08-24 15 08 23 モンハンFって男と女どっちがいいかな? - 名無しさん 2014-08-24 14 24 44 好み - 名無しさん 2014-08-24 14 27 51 やっぱりだめか、かつ丼のかつと丼をべっこに出してくださいってのは無理があったか。仕方ないからとんかつ定食にしちゃった - 名無しさん 2014-08-24 14 21 54 単品ライス追加すればいいじゃん - 名無しさん 2014-08-24 14 23 49 飯多いだろ - 木主 2014-08-24 14 29 03 カツ玉定食って美味しいよね - 名無しさん 2014-08-24 14 25 14 それが無かったからな。あったら注文してたのに - 木主 2014-08-24 14 29 42 壁を蹴っての三角飛び操作でないかなぁw - 名無しさん 2014-08-24 14 21 11 ブックス! ブックス! - 名無しさん 2014-08-24 14 11 55 バッカス!バッカス! - 名無しさん 2014-08-24 14 19 24 未だに女神転生3マニアクスを超えるRPGが出て来ない おかげでPS2が今も現役 - 名無しさん 2014-08-24 14 08 40 甲子園面白いなー - 名無しさん 2014-08-24 14 05 51 日本文理なら・・・日本文理なら最後に逆転してくれると・・・・・・ - 名無しさん 2014-08-24 14 07 00 雨試合多いな - 名無しさん 2014-08-24 14 09 38 一生懸命さがいいな - 名無しさん 2014-08-24 14 09 41 大阪桐蔭 2点入ったな - 名無しさん 2014-08-24 14 31 32 追記 追加で2ランとかw - 名無しさん 2014-08-24 14 33 03 メイン料理の肉と魚、どちらも魅力的だが選ばなければならない。そんなとき、どうすればいい? ・・・単品で頼んでどちらも食べればいいのだ! - 脂肪フラグ 2014-08-24 14 01 55 マクベがシャアの立ち位置だったらガンダムは流行らなかったのか - 名無しさん 2014-08-24 13 59 27 毎回姑息な手を使うマ·クベを愉快に倒して行くんだろうな - 名無しさん 2014-08-24 14 09 47 あらほらさっさ - 名無しさん 2014-08-24 14 10 46 吹いたw おしおきだべぇ~ - 名無しさん 2014-08-24 14 23 43 G3はかっこいいんだよなぁ…ちょっとガンダムと差別化してくれればいいんだけど… - 名無しさん 2014-08-24 13 51 55 謎の耐格の低さ - 名無しさん 2014-08-24 13 57 30 ジムに緊急着艦するときにぶっ壊れたのを再現してるのかっ!?くそぉぉぉ! - 名無しさん 2014-08-24 14 04 29 ジムに緊急着艦するときにぶっ壊れたのを再現してるのかっ!?くそぉぉぉ! - 名無しさん 2014-08-24 14 04 30 バルカンの代わりにハングレなら最高 - 名無しさん 2014-08-24 14 03 26 バルカンをGP02並にしてくても壊れじゃないはず - 名無しさん 2014-08-24 14 12 49 ハイバズ2丁にしよう - 名無しさん 2014-08-24 14 04 13 BRSN持てるようになれば文句ないんだけどな - 名無しさん 2014-08-24 14 45 40 ここにPHILIPS製のディスプレイを使ってバトオペしてるって人いる? - 名無しさん 2014-08-24 13 48 56 フィリップス製の中身はサムチョン - 名無しさん 2014-08-24 13 55 21 だよなぁ。前のやつと比べて明らかにもっさりしてるもん。さっさと買い換えないと - 名無しさん 2014-08-24 14 00 10 素ガン主流でG3なら素ガンのれっていう風潮、2丁バズ実装まだかなー - 名無しさん 2014-08-24 13 38 46 G3専用にダイブルハイバズ、アレックス専用ハイバズ実装でどうにか - 名無しさん 2014-08-24 13 40 38 ダイブルってなんだよ・・・ダブル - 名無しさん 2014-08-24 13 43 31 なお、交互発射、CT5秒となります・・・ - 名無しさん 2014-08-24 13 47 09 ケンプ「じゃあ俺も二丁バズ持てるな」 - 名無しさん 2014-08-24 13 40 56 ケンプ突撃仕様:主兵装SG、副兵装バズ2丁、チェーンマイン、SF、BS - 名無しさん 2014-08-24 13 48 24 すげえ武装の切り替え辛そうなw - 名無しさん 2014-08-24 13 49 29 そしてバンナムなら機動力を取り上げる - 名無しさん 2014-08-24 14 30 11 わーい!通帳のキャッシュカードが届いたぞ! - 名無しさん 2014-08-24 13 32 47 どれどれ見てみたいからこっち送って!番号もね(ゲス顔 - 名無しさん 2014-08-24 13 34 47 1145141919810893931 - 名無しさん 2014-08-24 13 35 49 その次俺な(ゲス顔 - 名無しさん 2014-08-24 13 35 57 おうおめでとう!じゃあそのカード俺に渡してくれるかな - 名無しさん 2014-08-24 13 35 58 昼飯何食おう - 名無しさん 2014-08-24 13 31 12 氷の水割りお湯風味 - 名無しさん 2014-08-24 13 32 11 SMLを両肩同時発射じゃなくて左右交互に撃ったら見た目かっこいいよね - 名無しさん 2014-08-24 13 30 13 撃ったら→撃てたら - 名無しさん 2014-08-24 13 30 34 DPS今のままにするなら、めちゃくちゃ忙しい事になるぞ - 名無しさん 2014-08-24 13 35 25 それなら全部の穴から一気に出そう - 名無しさん 2014-08-24 13 39 25 今日,ログイン中にエラーが発生する事が多いんだけど自分だけ? - 名無しさん 2014-08-24 13 15 28 よし、今こそザクⅡS型(シャア専用機)を出そうではないか。スピード300で移動は全方位100%な! - 名無しさん 2014-08-24 12 53 34 下格闘は蹴りかな? - 名無しさん 2014-08-24 13 18 19 コストはザクⅡの三倍な!…………今じゃ普通のコスト量だった - 名無しさん 2014-08-24 13 18 55 Lv1で300って事はLv8で920か(嘘よ) - 名無しさん 2014-08-24 13 23 39 12時間勤務5日目の齢23の小汚い男さ・・・少将09だぜ - 名無しさん 2014-08-24 13 25 43 間違えた、すみません。無視してください。 - 名無しさん 2014-08-24 13 26 22 通常のザクⅡS型の3倍のスピードですがコストも3倍です! ※3倍のスピードが出せるのは宇宙のみです - 名無しさん 2014-08-24 13 25 48 ハンガーにかかる時間も通常の3倍! - 名無しさん 2014-08-24 13 30 46 リスポも3倍! - 名無しさん 2014-08-24 14 32 22 ペイント不可だろ? - 名無しさん 2014-08-24 13 30 57 おまいら、ありのままの自分を語ってくれ。 - 名無しさん 2014-08-24 12 48 38 最初は木主さんからな - 名無しさん 2014-08-24 12 49 56 誘惑と戦い続ける☆中学生だっ!!! - 名無しさん 2014-08-24 12 56 29 ※好きな機体:微ハンドワッチだっ!!! 今や大佐である!!! - 名無しさん 2014-08-24 12 58 40 スポーツバイク販売店店員で既婚のアラサー。バトオペ課金額は3、4 - 名無しさん 2014-08-24 12 51 33 万円てところ。 - 名無しさん 2014-08-24 12 52 33 ロードレーサー欲しいけど住んでるところマンションで室内保管難しいのが悩み - 名無しさん 2014-08-24 13 00 18 ホイールが前後とも5秒もあれば外せるので130㎝x50㎝くらいのスペースがあれば収納可能ですよ。 - 名無しさん 2014-08-24 13 09 53 軽いから壁にかけたり。以外と邪魔にならないですよ - 隻眼のエース 2014-08-24 13 13 52 うーむ。後は4階まで本体とホイールもって昇り降りする気力があるかどうかか - 名無しさん 2014-08-24 13 22 22 バイク、カッコイイっすね - 名無しさん 2014-08-24 13 21 16 ちな、カンスト。一年半くらいこのゲームやってる。 - 名無しさん 2014-08-24 13 15 25 学生ニート。プログラミングやらイラストやらに手を出してる馬鹿です - 名無しさん 2014-08-24 12 53 59 しがない元研究者で今は会社員です。家族が支えてくれます。なお片目が見えない模様。課金は数千円です。 - 隻眼のエース 2014-08-24 12 59 31 隻眼って本当だったんですか。。。 なんかみなさん敬語ですいませんです - 木主 2014-08-24 13 03 02 いえいえ気にしないで大丈夫ですよ、ここは良い所ですから^_^ - 隻眼のエース 2014-08-24 13 07 51 社会人、男として死んだ者です - アトミックアナベル 2014-08-24 13 02 19 妻に逃げられたとか? - 名無しさん 2014-08-24 13 05 01 いや昔病気にかかって玉を両方摘出した - アトミックアナベル 2014-08-24 13 06 08 ロストボールアトミックバズーカ - 名無しさん 2014-08-24 13 08 43 ”玉を失いし栄光を失った巨砲”(ルビ) - 名無しさん 2014-08-24 13 09 45 もう撃ち出した後の筒じゃん(アトミック) - 名無しさん 2014-08-24 13 18 09 何も目標もなく何もやりたいと思うことがない派遣社員で工場勤務をしている20歳で階級は少尉、G3がつええとか陸ガンが好きだとか聖沙が好きだとかいろいろ書き込んでる。過去に彼女がいたけど8か月でおわったって書き込んだのも俺 - 名無しさん 2014-08-24 13 16 29 ガンバ - 名無しさん 2014-08-24 13 20 12 とある町の整備工場で日々車を弄ってる28歳妻子持ち。階級はカンスト。妻子が寝静まってから夜な夜なバトオペやってます。現在は娘と一緒にトッキュウジャーにドハマりしておりますw - 名無しさん 2014-08-24 13 24 42 12時間勤務5日目の齢23の小汚い男さ・・・少将09だぜ - 名無しさん 2014-08-24 13 26 01 ???「好きに生き、理不尽に死ぬ、それが私だ」 - 名無しさん 2014-08-24 13 36 48 ただのニートだ。 サンドの飯より睡眠が好きだ ちなみに永遠の2等兵 - 名無しさん 2014-08-24 14 27 07 ドアンザク出ないかな… - 名無しさん 2014-08-24 12 46 46 岩投げしたいよなー - 名無しさん 2014-08-24 13 24 51 ロマン砲の対応機として岩投げか・・・転倒効果もありそうだな(錯乱 - 名無しさん 2014-08-24 13 27 43 起きたら着ていた衣服が上下ともに半脱ぎ…暑かったんだね。そしてお布団は…大丈夫、これは汗だよきっと… - ミルドレッド 2014-08-24 12 44 43 協力戦実装梳かないかな? - 名無しさん 2014-08-24 12 37 29 某パスタチェーン店にて、入店後席へ案内される、椅子ガタガタ、まぁそれは別にいい、「すぐお冷をもってまいります」...5分後持ってくる、その時料理を注文、店員すぐオーダーを通さず他の客へ、10分後厨房へ、20分後料理到着、味普通、会計へ、レジ係り小声でボソボソ、笑顔なし「ありがとうございました」なし、うん、もう2度と行かない - 名無しさん 2014-08-24 12 29 17 チェーン店ならホームページとかで言っておいた方がいいかもよ。混雑具合にもよるけど水出すのに5分もかかってる時点でそのバイトがダメかあるいは人が足りてない。まあそのバイトだろうけど。 - 名無しさん 2014-08-24 12 37 01 ジョリーパス? - 名無しさん 2014-08-24 12 51 19 いや、漢字2文字のあそこ - 名無しさん 2014-08-24 12 56 32 新○? - 名無しさん 2014-08-24 13 21 53 鎌〇 - 名無しさん 2014-08-24 13 25 45 発注端末がないのがいけないね。ファミレスなら受注データが即厨房に届くのに。 - 名無しさん 2014-08-24 12 55 19 HPの端数が3みたいになることってあるの? - 名無しさん 2014-08-24 12 27 41 勲章 - 名無しさん 2014-08-24 12 29 38 勲章効果による上昇とかならなるはず - アトミックアナベル 2014-08-24 12 29 48 1を経験した俺に隙はなかった・・・! - 名無しさん 2014-08-24 12 30 20 3は割とよくなる 1はまだない - 名無しさん 2014-08-24 12 32 10 一度0の状態を経験したがなんかよく分からんかった。バグか? - 名無しさん 2014-08-24 12 55 37 サバの水煮缶が安かったので家で収穫したトメェイトォと一緒にカレー作ろう、カレーの具って大抵のものは合いますなぁ - 名無しさん 2014-08-24 12 05 48 具かどうかはちょっと疑問ですがマヨネーズが意外と合う気がする。 - 名無しさん 2014-08-24 12 13 35 隠し味だね。どちらかというと - 名無しさん 2014-08-24 12 16 30 ああ、確かにそうですね。具とか言ってた自分が恥ずかしい… - 名無しさん 2014-08-24 12 17 38 「気にするな!」 - 名無しさん 2014-08-24 12 22 28 ここでこそいうべきセリフがあるだろう!「人参いらないよ!」 - 通りすがりの大根 2014-08-24 12 26 48 バックステップ!かーらーのー緊急回避!ぷへぇ〜〜〜〜い!!その飴、そこからでも届くのね… - 名無しさん 2014-08-24 11 39 11 バトオペの面白い動画ないかなーなんかおすすめない? - 名無しさん 2014-08-24 11 38 36 ロー○ラ○さんの動画全般 - 名無しさん 2014-08-24 11 41 26 あの人動画のストック切れたから来年まで動画投稿しないんだよねぇ 面白い動画作るから新作楽しみにまってるよ - 名無しさん 2014-08-24 11 45 17 でもあの人はゆっくり実況だからゆっくり実況が苦手な人にはダメかもね。 - 名無しさん 2014-08-24 12 38 26 ゆっくり実況が大丈夫ならニコ動のse○uさんも面白い。あのマシンガントークは個人的にすごい好きだわw - 名無しさん 2014-08-24 12 40 24 ドム軽という伝説を創り出した方。 - 名無しさん 2014-08-24 12 41 44 凡人・ヤ=○ダ・禿 - 名無しさん 2014-08-24 12 04 48 禿wかわいそうwwこの3部作はマジで面白いわwww - 名無しさん 2014-08-24 12 15 39 また髪の話してる - 名無しさん 2014-08-24 12 19 51 禿?ふ○いさんのこと? - 名無しさん 2014-08-24 12 36 53 ふぉい「僕のことかい?」 - 名無しさん 2014-08-24 12 38 17 昨日生でSAO見たけどキリト先輩、女になってたね - ガータイン 2014-08-24 10 56 51 竿 - 名無しさん 2014-08-24 10 59 19 え? スターウォーズがどうしたって? - 名無しさん 2014-08-24 11 10 30 あの世界でのネカマは絶滅しかけてるからな、覚えといて損はないぞ - 名無しさん 2014-08-24 11 19 42 いや、普通にいたはずだぞ。第一話広場のシーンで「君たちに1つプレゼントがある。アイテムストレージを確認したまえ」のシーンでネカマだった人がアバターを本人に調整されてもめてたシーンがあったような。 - 名無しさん 2014-08-24 11 28 19 まず、アインクラッドの時には自由に性別変更できたけど、あれは普通のオンラインゲームじゃなくてVRMMOて言うフルダイブ型ゲームなわけで、しゃべる時などはチャットでは無く自分の言葉から言わなきゃいけないため精神に異常がきたす確率があるため、ALOから性別の選択は不可能になり女性は現実の世界でも女性じゃないと使えない。例外として最初にゲームを初めて起動するときにボディータッチみたいのがあるんだよね、そのとき男でもまれに女になることがあるらしく、その方法でしかネカマでやる方法はない - 名無しさん 2014-08-24 11 36 47 アインクラッド?みたいに女キャラ作っても後から本人の顔に変更されないなら、一度でもいいから女になってみたいね。 - 名無しさん 2014-08-24 11 26 30 シノンに女に間違われえて、キリトは女声を作って通常とは違う声でアフレコされてたからな - 名無しさん 2014-08-24 11 41 29 使ってて楽しい機体だと化け物スコア出るのに、先行ゲル、アクトとかだとスコアが死ぬ... さすがに無制限でサイサ、ゲムカモフ、兎はダメだろうしなぁ - 名無しさん 2014-08-24 10 42 29 兎は有りだと思うな・・・・ガンダム瞬間蒸発出来る力が有るしね。だけど柔らかくてヘイト高くて味方に左右され易いのがなーー - 名無しさん 2014-08-24 10 45 34 ガチ勢相手だとカットされやすいんですよね... それでも先行ゲル、アクト、イフ改、指揮Mよりはスコア稼げます(震え声) - 木主 2014-08-24 10 50 43 ゾゴ・ギガン・アクア・デザク・デジム - 名無しさん 2014-08-24 11 07 09 その中の機体、デジム以外大好きですw※デジムむずい - 木主 2014-08-24 11 20 05 何故かエスマのハイスコア撃破18機をBD2で取れた俺が通りますよ~ - 名無しさん 2014-08-24 11 29 10 SUGEEEEEEE - 名無しさん 2014-08-24 11 55 12 前々から思ってたんだが、みんななぜフレ固めとか部隊固めとかって怒るん?ルーム名でだますのは流石にあれだけど、普通に気軽とか本気でやるんならそう怒るものでもなくない?気軽とか本気は意識の問題だし、相手の連携が一枚上手だったと思えばいいんじゃないの? - 名無しさん 2014-08-24 10 42 21 卑怯だからですね。自分は詐欺部屋、カスタム見れない状態での固め以外はまったくイラつきません。むしろ強い相手と戦えることがあるので楽しいですよね - 名無しさん 2014-08-24 10 44 05 フレとワイワイやりたいってのもあるからね。自分も尉官の頃フレ固めしてたし、気軽じゃなきゃいいと思う - 名無しさん 2014-08-24 10 47 18 本気でバトルかルムコメで明記する以外ではやって欲しくないな。野良混ぜ紅白戦とかやりようはあるし。気軽にバトルではさすがに心象が悪いと思いますよー。 - 名無しさん 2014-08-24 11 02 40 個人的にはカスパ見れない部屋や他人の部屋に全凸してくる人はあまり好きではないかな。自分たちで部屋立ててれば問題ないのにほかの人の部屋に凸するから余計揉める。固め嫌いな人はID覚えてる人も多いから部屋立てすれば避けるだろうし - 名無しさん 2014-08-24 11 15 26 あれは「(ホスト側だけ)気軽にバトル!」だと思ってる。部隊・フレがいるなら明記してほしい。 - 名無しさん 2014-08-24 11 28 03 下手クソで誰にもフレ申請してもらえない人は、自分が勝てるまで文句を言うモノ。気にするな。詐欺コメ部屋は反対だが。 - 名無しさん 2014-08-24 11 42 03 単純に地雷プレイヤーが部隊だと少なくまず勝てないから。ルムコメに書いといてくれればわかった上で(負けを覚悟して)入るんだけどそうでないと、開始直後にプレイヤーIDみた瞬間に、はいはいどうせ勝てないねってなる。 - 名無しさん 2014-08-24 13 06 04 ほんとこれ。野良は常に即席チームな上にまともに動ける人がそろうかどうかの運ゲー。はっきり言って野良で固めと戦うこと自体「勝とうと思ったら」ありえないよ。野良は野良同士、固めは固め同士戦えるよう仕組みが整備されてしかるべきなんだが、そういう意味じゃ双方運営の被害者といえる - 名無しさん 2014-08-24 13 43 05 ハンガー×3をレベル1の機体3体にやって全部失敗したんだが・・・64%じゃないやん(笑)後は何で補えば言いねん!! - 名無しさん 2014-08-24 10 36 30 一万回くらいやると64%くらいの数値になるんだよ。きっと。 - 名無しさん 2014-08-24 13 13 51 スーパーGTの決勝ニコ生で見れるってよ 8月31日の鈴鹿の決勝で 料金は1500ニコポインツ(円) JスポをスーパーGTのためだけに契約するよりは・・・安いような気がするw - 名無しさん 2014-08-24 10 19 25 レース? - 名無しさん 2014-08-24 10 21 33 箱車のレースよん - 名無しさん 2014-08-24 10 55 31 高過ぎるな! - 名無しさん 2014-08-24 13 14 09 俺的にはガンダムブレイカースゲー面白かったけどあっというまに過疎ったからな〜 - 名無しさん 2014-08-24 10 01 50 今も人はいるから寿命が長いゲームでもある - 名無しさん 2014-08-24 10 06 36 俺的ってネットのせいで普通に使われるようになっちゃったんだよな。 - 名無しさん 2014-08-24 10 10 14 B版DLしたけど一週間で飽きたわ - 名無しさん 2014-08-24 10 40 46 B版で一週間もったらいい方でしょ - 名無しさん 2014-08-24 10 57 10 現状出てるやつは全部出せ と言いたいがまあ無理だろうな - 名無しさん 2014-08-24 11 00 58 ガンダムBFのゲームがしたいです... - 名無しさん 2014-08-24 11 09 16 事務駒ってポイント解放してたっけ? - 名無しさん 2014-08-24 09 50 28 自分で調べな!ちなみにしてるぞ - 名無しさん 2014-08-24 09 53 18 ありがとうございます。機体板の修正誰かお願いします - 名無しさん 2014-08-24 10 06 16 ポイントいくつか知らせてください.でないと、編集できないので. - 名無しさん 2014-08-24 10 34 07 P解放は全機体120000P共通だろ!!?しっかりしろ! - 名無しさん 2014-08-24 10 42 32 80000もあったと思うよ。 - 名無しさん 2014-08-24 10 44 39 主兵装とカスパじゃないの?あれ、自信無くなってきた・・・・ - 名無しさん 2014-08-24 10 47 23 素ジムですら120000だぜ - 名無しさん 2014-08-24 10 49 35 機体によって違うんじゃないのか - 名無しさん 2014-08-24 11 15 04 いつだったか公式の更新に機体120000pt兵装カスパ80000ptって明記されてたような気がするよ。機体ごとに違うなら課金費用もそうなりますよ。 - 枝主とは関係ないよ。 2014-08-24 11 17 35 勘違いだったか。混乱させてすまない。 - 80000の人 2014-08-24 12 51 46 ソーリー徳さん - 名無しさん 2014-08-24 09 40 18 速報 ガンダムブレイカー2今年の冬発売予定!! - 名無しさん 2014-08-24 09 29 43 昨日からこの話題5かい以上は見た - 名無しさん 2014-08-24 09 33 41 ガンダムLv7そろそろ来ちゃうかね。ハンガーやめとこうかな。 - 名無しさん 2014-08-24 09 27 54 中コスト帯汎用のほうが先だと思うが - 名無しさん 2014-08-24 10 02 59 当分こないだろう - 名無しさん 2014-08-24 11 24 01 今日はなんか調子良すぎる。敵の動きがすべて見えるぞ!?頭の中でひまわりでもはじけたのか!? - 名無しさん 2014-08-24 09 11 35 アドレナリン - 名無しさん 2014-08-24 09 26 46 ???「強化処置は無事成功だな」 - 名無しさん 2014-08-24 09 55 15 低階級ではザク重で無双してたのになぁ…。気づいたら乗らなくなったなぁ…。 - 名無しさん 2014-08-24 09 00 55 (´_ゝ`) 射プロとデタベ積むだけで汎用機の脚をバキボキ折っていたあの頃が懐かしい…。 - 名無しさん 2014-08-24 09 03 05 素ガンなど現役汎用たち「重ザクく~ん、こうかいきゅうであ~そ~ぼ~w」 - 名無しさん 2014-08-24 09 08 32 ザク重ガチ勢「そんなに折られたいか、良いだろう」 - 名無しさん 2014-08-24 10 10 59 サブ垢がこいつに乗って無双するから、自分の中で一番印象悪い。 - 名無しさん 2014-08-24 09 19 45 メイン垢でこれ乗るやつは大抵芋か地雷だけどね。 - 名無しさん 2014-08-24 09 25 11 カンストだけどジオン支援の中で一番肌に合うんだよな。兎も課金したが全く使えん - 名無しさん 2014-08-24 10 12 37 芦田愛菜も小4かー。俺が小4の頃は毎日海で泳いでたわ。濃い人生送ってんなー。 - 名無しさん 2014-08-24 08 59 03 小学生でそんなに感性磨いちゃって成人したらどうなるんだろうかね? - 名無しさん 2014-08-24 09 38 19 西川先生のようになる気がする。 - 名無しさん 2014-08-24 12 15 00 ジオンで一番ガチムチな格闘機は何だと思う? - 名無しさん 2014-08-24 08 57 43 グフかFSじゃない? - 名無しさん 2014-08-24 08 58 57 ギャン「私だ。」 - 名無しさん 2014-08-24 09 02 46 お前だったのか。 - 名無しさん 2014-08-24 09 03 39 暇を持て余した格闘機たちの・・・ - 名無しさん 2014-08-24 09 39 01 戦闘中のBGMがミシンのやつばっかになったのは俺だけか? 個人的には「戦士達の軌跡」やバトオペのテーマ曲やPS2戦記こBGMで戦いたいのに… - 名無しさん 2014-08-24 08 57 14 バトオペのテーマ曲なんてめったに流れなくなったよな。BGM選べるようにしてほしい - 名無しさん 2014-08-24 09 31 37 版権とかからんで無理なのかもしれんが、颯爽たるシャアとか流してほしいな - 名無しさん 2014-08-24 09 44 52 機体にBGMあったらよかったのにね。ケンプのってたらポケ戦とか - 名無しさん 2014-08-24 09 51 41 時代違うけどMOBILE SUITもいいなー - 名無しさん 2014-08-24 10 06 48 戦場で戦ってる感がすごいよな - 名無しさん 2014-08-24 11 24 53 敵に引きうちされたとき格闘乗りはどんな対処してる? - 名無しさん 2014-08-24 08 52 04 状況や敵による汎用なら放置、撃ってくるならジャンプで無敵もらって敵支援まで行く。敵支援なら状況によるが無理に突っ込まないといけないときは遮蔽使って接近などとにかく行動範囲を狭めさせ仕事させない。 - 名無しさん 2014-08-24 09 10 38 引きうちされないようするのが1番だと思うけど、ジャンプ無敵か一旦ヘイトはずす - 名無しさん 2014-08-24 09 14 13 補給33格闘機部屋で味方のナハトLv1に敵が集まって俺のズゴと旧ザクがほぼ無視されててワロタ - 名無しさん 2014-08-24 08 44 47 もしかして、旧ザクの色は黒じゃなかったですか? - 名無しさん 2014-08-24 10 08 52 子供と一緒になって見てるうちにトッキュウジャーにドハマりしてる俺がいた。結構面白いな - 名無しさん 2014-08-24 08 37 49 トッキュウジャーは戦隊物の中でも面白いと評判 - 名無しさん 2014-08-24 08 53 29 合体ロボが雑な奴? - 名無しさん 2014-08-24 09 38 03 電話が鳴ってるのでベットから起きて電話に出ようとしたらなぜかまたベットに...そして電話に出ようとしたらまた...それが5回くらいループしてやっと電話に出れた。同じ夢見すぎw - 名無しさん 2014-08-24 08 35 47 昨日味方のグフカスのカスパ見たら、へーそんな装甲盛りのカスパできるんだ〜...HP12000...あっ - 名無しさん 2014-08-24 08 25 37 素ゲルをLV7まで作ったものの、あのロケランに課金すんの嫌だなー。威力低くて弾数少なくてLV4までだもんなー。 - 名無しさん 2014-08-24 08 18 52 でも課金しないとホストによっては蹴られるよ - 名無しさん 2014-08-24 08 48 30 弾数+1は大きいからね。少将帯ではキックされても仕方ないよ。 - 名無しさん 2014-08-24 09 57 04 もしもバトオペで玉が曲がったらどうしよう・・・ - ガータイン 2014-08-24 08 11 29 フォビドゥン「そんなことはない」 - 名無しさん 2014-08-24 08 17 02 ギガン「曲がってるよ」 - 名無しさん 2014-08-24 08 25 54 レクイエム「そんなバカな!」 - 名無しさん 2014-08-24 08 30 28 ザク重「忘れてもらっちゃ困る」 - 名無しさん 2014-08-24 08 33 02 TV版パトレイバー面白い!明日まで無料配信だから、急いで見ないと~; - 名無しさん 2014-08-24 08 02 39 下の広告の猫耳アッガイのキーホルダー(?)かわいい!他のヒロインもウサ耳猫耳つけてるし、管理人さんはケモ耳好きに違いない。モフモフ - 名無しさん 2014-08-24 07 51 04 ケモ耳は正義、異論は認める - 名無しさん 2014-08-24 07 59 47 完全に同意、ケモ耳と尻尾をモフりたいわぁ~ モフモフふもっふ - 名無しさん 2014-08-24 08 15 49 「じょーじ」 - 名無しさん 2014-08-24 08 18 33 テ、テラフォーマー! - 牙龍 2014-08-24 09 51 12 いつの頃でもいい、夏休みの課題を一日で終わらせた奴いるか?もちろん、卑怯な手でもいいから。 - 名無しさん 2014-08-24 07 15 55 中学までなら一日。高校は300ページの参考書が3冊の読書感想文とかあったから2徹かかったかな?卑怯な手?24時間ペン走らせるだけだよ。 - 名無しさん 2014-08-24 07 22 14 俺は姉ちゃんを諭吉で釣って俺の宿題やらせたが - 名無しさん 2014-08-24 07 25 16 朝のジオン勢の紳士っぷりは一体なんなんだ。家族サービス前に早起きしてゲームしてるパパさん勢なのか。チャットでの気配りだけでなく、腕もいいし、連携もバッチリでストレスフリーにプレイ出来て最高だわ - 名無しさん 2014-08-24 06 56 06 起き抜けで頭もまわってない時間をかろうと早起きしてるんだろう - 名無しさん 2014-08-24 07 20 36 君歪んでますね - 名無しさん 2014-08-24 07 22 11 大体中身がジオン専かどうかもわからんのにジオンがとか言ってる時点でいつものアレだろ - 名無しさん 2014-08-24 07 33 13 つ鏡 - 名無しさん 2014-08-24 07 29 00 なんか嫌なことでもあったの?おじさんに話してご覧 - 名無しさん 2014-08-24 07 32 07 そりゃ朝一発目からルムコメ詐欺部屋のジオン部隊に出くわしたところでこんなコメ見たら反論したくもなるわ - 名無しさん 2014-08-24 07 36 25 それ俺よくやるわ。7時過ぎると嫁子供起きて来るからその前までが休日の勝負だと思ってる。あとは夜に嫁子供が寝たらやる感じかな - 名無しさん 2014-08-24 07 42 15 いやー、夏のこの時間にウォーキングするの気持ちええなーー。暑くないし、寝起きすぐなのに目がスッキリと覚める - 名無しさん 2014-08-24 05 35 12 もしもしおまわりさん!!全裸の男が朝早くから、道を歩いてるんです!! - 名無しさん 2014-08-24 06 07 57 フルフロンタル「私が逮捕されるか、逃亡しきるか ここから先は競争だ」 - 名無しさん 2014-08-24 06 12 21 フロンタル「バナージ君、La+の箱で競歩で勝負だ!」 - 名無しさん 2014-08-24 06 24 04 さて、寝るか - 名無しさん 2014-08-24 05 10 20 突然ですが叫びたいので言います! 上半身セーラー服で下半身脱げかけスク水が大好きです - 名無しさん 2014-08-24 03 29 03 俺は阿部さんみたいな人が好みだな。 - 名無しさん 2014-08-24 04 05 29 今日は空が光らないな・・・まあこれが当たり前なんだけどな - 昨日の人 2014-08-24 02 48 50 山も光る時があるぜ....地震~~~ - 名無しさん 2014-08-24 03 06 58 ジャッキー・スタローン - 名無しさん 2014-08-24 02 45 35 俺明日ガンダム展行くんだ!お勧めのお土産教えてください♪ - 名無しさん 2014-08-24 02 45 27 ガンダムとッーショット写真お忘れなく - 名無しさん 2014-08-24 03 05 39 ぼく、こんぱにおんのおねーさんのしゃしんがいい! - 名無しさん 2014-08-24 03 09 07 そっち系!?ww - 名無しさん 2014-08-24 03 40 55 ガンダム扇子ありますよ - 名無しさん 2014-08-24 08 51 21 こんな時間なのに、アクセス数が100近くある……。みんな寝ろよ!今日俺は10時から21時までバイトだ!(白目) - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 42 50 なんのバイトしてるの? - 名無しさん 2014-08-24 03 37 47 ホームセンターで品出し。昨日もバイトで疲れたから寝るわ。お休み……。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 04 12 15 お休み〜! - 名無しさん 2014-08-24 04 16 25 LV9星5の指令書初めてGET! - 名無しさん 2014-08-24 02 40 45 DT仮面は弄られるのを認めた.....次は夜神....貴様だ! - 名無しさん 2014-08-24 02 34 47 なんかデスノ思い出した。 - 名無しさん 2014-08-24 02 39 40 いいか右手(or左手)、トランザムは使うなよ?(スリスリ - 名無しさん 2014-08-24 02 18 48 了解!EXAM!(ステンバーイ……。) - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 20 57 DTシステム - 名無しさん 2014-08-24 02 22 15 D…t!!! - 夜神 2014-08-24 02 22 53 チミは? - 名無しさん 2014-08-24 02 23 52 俺は夜神…パイロットだ - 夜神 2014-08-24 02 26 19 72にのるパイロットなんですかねぇ・・・ - 名無しさん 2014-08-24 02 27 16 MS-072 - 名無しさん 2014-08-24 02 29 11 ふ、悪いがお前はチェリーパイロットだ - 名無しさん 2014-08-24 02 28 09 ステンバーイ…ステンバーイ…ゴーッ!パチュリー、ウッ‼︎ - 名無しさん 2014-08-24 02 22 24 こいつ...!自分の口で...!! - 名無しさん 2014-08-24 02 23 00 HAMシステム、スタンバイ - 名無しさん 2014-08-24 02 23 37 貴様ら全員私が倒す。ゆけっ、ドラグーン! - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 32 10 みんなヤタノカガミだ!! - 夜神 2014-08-24 02 33 40 接近戦もお手の物だっ! - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 34 52 ウィンダム「そこに核ミサどーん」 - 名無しさん 2014-08-24 02 37 17 コンビニも吉野家もなしだ、俺は寝るよあばよ - 名無しさん 2014-08-24 02 17 40 つすき家 - 名無しさん 2014-08-24 02 18 55 つよきす家 - 名無しさん 2014-08-24 02 27 02 なごみんは俺の嫁 - 名無しさん 2014-08-24 02 27 41 つよきすいいよね - 名無しさん 2014-08-24 03 10 42 夜神はエロ神でクルーゼ仮面はDT仮面か・・・ふふ、ここは飽きないぜ - 名無しさん 2014-08-24 02 14 16 DTはどうでもいいが訂正しろ俺のを!! - 夜神 2014-08-24 02 18 22 ちょっと今俺の立ててる部屋に連邦でおいで(ニッコリ) - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 19 06 仲♂がいいですねぇ(ねっとりヴォイス - 名無しさん 2014-08-24 02 20 49 部屋に誰も入ったこと無いからDT - ベリィ・トゥ・ベリィ 2014-08-24 02 21 23 フェミニストが眠い目をコスって入ってみるか - 名無しさん 2014-08-24 02 22 49 そろそろ支給切れ! - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 32 38 なに!!じゃあ自由部屋入って遊んで寝るか - 名無しさん 2014-08-24 02 45 56 と思ったら部屋に入れた・・・連邦だったけどねww - 名無しさん 2014-08-24 02 47 53 みんなSえXし続けろ。 - 女の名前だけど男の人 2014-08-24 02 07 21 キャミソール - 名無しさん 2014-08-24 02 08 04 なんか精神崩壊しそうな顔してるよね君 - 名無しさん 2014-08-24 02 09 05 結果的には崩壊が待ってるんだぜ、ざまぁないぜ - 名無しさん 2014-08-24 02 10 08 歯、食いしばれ!そんな顔修正してやる! - 名無しさん 2014-08-24 02 16 39 やめないかっ! - 名無しさん 2014-08-24 02 11 54 みんなこのネタに飽きずに付き合ってくれてありがとう。特にやめないかっ!の人。 - 女の名前だけど男の人 2014-08-24 02 16 55 寝る前に支給1個溜まってるし軽く一戦やって来よう→指令で支給増加、ワイ「…」 - 名無しさん 2014-08-24 02 05 50 寝なさい - 名無しさん 2014-08-24 02 06 26 でボロ負けした挙句イライラして寝れなくなるパターン - 名無しさん 2014-08-24 02 09 45 俺の息子がピョンピョンしない... - 名無しさん 2014-08-24 02 04 23 俺が手伝ってやろうか? - 名無しさん 2014-08-24 02 20 18 なんとかピョンピョンするようになったわ - 木主 2014-08-24 02 25 11 お休みな \サイクロン!/ \ジョーカー!/ - 名無しさん 2014-08-24 02 00 21 エクストリーム!! - 夜神 2014-08-24 02 01 34 おま、寝なさい - 名無しさん 2014-08-24 02 13 06 ユニコォォォォォォォォォォォォン! - 名無しさん 2014-08-24 01 59 34 撃てませええええええええええん!!! - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 00 46 まnこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん! - 名無しさん 2014-08-24 02 01 21 キャラメルコォォォォォォォォォォォォン♪ - 名無しさん 2014-08-24 02 01 30 ポップコォォォォォォォォォォォォン* - 名無しさん 2014-08-24 02 14 54 んほぉおおおおおおおおおおん! - 名無しさん 2014-08-24 02 33 18 こ、これが真のニュータイプ。ごくり - 名無しさん 2014-08-24 02 41 15 夜のエゥーゴ - 名無しさん 2014-08-24 01 55 27 昼のティターンズ - 夜神 2014-08-24 02 01 06 ねろドスケベ - 名無しさん 2014-08-24 02 01 59 煽りか変態め!! - 夜神 2014-08-24 02 02 38 早く抜いて寝なさい。 - 名無しさん 2014-08-24 02 03 15 …そろそろ寝よう - 夜神 2014-08-24 01 52 11 おう、お休みエロ神さん - 名無しさん 2014-08-24 01 52 43 変態はクルーゼだけで十分だ…てか名無しさんも結構エロよね - 夜神 2014-08-24 01 53 29 ドスケベやがみおねんね。 - 名無しさん 2014-08-24 01 55 01 変態は この板には たくさん いる べつに 俺は 普通だ - やっぱり 2014-08-24 01 56 44 やっぱ寝んな。寝かせない! - クルーゼ仮面 2014-08-24 01 56 10 ┌(┌^o^)┐ホモォ… - 夜神 2014-08-24 01 57 48 別に72をするとは言ってないぞ?ん?んん?(煽り) - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 00 07 27とナニしてきなよ仮面さん - 名無しさん 2014-08-24 02 15 46 ベッドでオッスオッス - 名無しさん 2014-08-24 01 53 43 …俺より名無しさんの方がやっぱり… - 夜神 2014-08-24 01 55 42 寝てなかったのかwおやすー。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 01 55 32 真打登場 - 名無しさん 2014-08-24 01 56 06 俺よりクルーゼをいじれ かれ じられると 喜ぶから - 夜神 2014-08-24 01 58 35 ふっふっふ。今日もやってまいりましたよ・・・・だが、これは色んな意味で破壊力がある・・・注意してください、ふっふっふ http //livedoor.blogimg.jp/newsch777/imgs/8/4/84ff4658.jpg - 深夜のテロリスト 2014-08-24 01 39 49 ドム - 名無しさん 2014-08-24 01 40 47 じ、じ、二郎〜!!!!!! - 名無しさん 2014-08-24 01 44 08 個人的には二郎系は昼間にガッツリって感じなんだよな~ - 名無しさん 2014-08-24 01 46 13 あれ?以前にも見た気が - 名無しさん 2014-08-24 01 47 27 外でラーメンなんてもう何年も食ってないなあ - 名無しさん 2014-08-24 01 50 06 最高だぜ。普段はアブラ・ヤサイ・ニンニク少なめで食ってる。腹減ったなぁ。明日はラーメンだ。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 01 52 10 純粋に質問、コレどうやって食べるの?麺にいくまでモヤシやキャベツが要塞みたいにガードしてるんだけど・・ - 名無しさん 2014-08-24 02 44 36 シュタインズゲートの映画見たけど結末への流れがようわからん(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-24 01 36 40 ヘブンズドアー - 名無しさん 2014-08-24 01 40 19 蒼穹のファフナーのあれかい?? - 名無しさん 2014-08-24 01 51 42 お前!!今までお世話になった右手ちゃんを見捨てて恋人を作るっていうのか!? - 名無しさん 2014-08-24 01 33 11 終生のパートナーと恋人・嫁はまた別。あの角田師範だって嫁とするのと手でするのは別だって言ってるんだぞ。 - 名無しさん 2014-08-24 01 36 06 すまんな、俺にはTE○GAがいる。 - 名無しさん 2014-08-24 01 36 10 ガっていくらぐらい? - 名無しさん 2014-08-24 01 39 06 世の中には左手が恋人の人だっておるんやで - 名無しさん 2014-08-24 01 36 27 隊長。生涯右手ちゃんを大事にしてそれ以外とは結ばれちゃ駄目だぞ。 - 名無しさん 2014-08-24 01 38 43 引き合いに私を出すな!絶対に結ばれてやるからなっ! - クルーゼ仮面 2014-08-24 01 53 10 左手と? - 名無しさん 2014-08-24 01 54 36 もう嬢でも良いや(錯乱) - クルーゼ仮面 2014-08-24 01 56 42 そして結婚した相手の親達にナニを見られる隊長ww - 名無しさん 2014-08-24 02 04 58 いやああああ!せめて嫁の姉妹にして! - クルーゼ仮面 2014-08-24 02 12 45 そ、その展開はまさか・・・! - 名無しさん 2014-08-24 02 47 05 鋼鉄の孤狼ってBGM大好き!!あと白銀の堕天使も。 - 名無しさん 2014-08-24 01 27 07 RのときからOVER THE WORLD WALLが好きだなあ - 名無しさん 2014-08-24 01 29 07 Rはいきなりνガンダムと量産型νガンダム(インコム装備)が使えたよね。 - 名無しさん 2014-08-24 01 35 59 DARK KNIGHTと桜花幻影とWILD FLUGと極めて近く,限りなく遠い世界に(Ver.OG)の4曲だね - 名無しさん 2014-08-24 01 37 34 DARK KNIGHT私も好きです。だけどASH TO ASHの方が好き。 - 名無しさん 2014-08-24 01 39 26 サターン版F・F完バージョンの時を越えてとVIOLENT BATTLEこそ至高 - 名無しさん 2014-08-24 01 45 32 Fはヤったことないな。けど~時を越えて~なら第4次Sで聞いた事あるよ。 - 名無しさん 2014-08-24 01 52 10 第4次SならVIOLENT BATTLEはサウンドテストで聞けるんじゃね? - 名無しさん 2014-08-24 01 54 55 マジ!?それ言われる前から第4次Sのサウンドテストでいろいろ聞いてるけど無いよ。 - 名無しさん 2014-08-24 02 02 16 PS版のFで聞いちゃだめだぞ。PSとサターンでは音質に雲泥の差があるんでね。特に後者の曲はほとんど全く別の曲に成り下がってるから - 赤枝主 2014-08-24 01 56 45 性器の怒りをぶつけろガンダマ - 名無しさん 2014-08-24 01 24 13 リヘナラドール - 名無しさん 2014-08-24 01 21 53 俺はアイアンメイデンのほうがアイドルしてると思う(KONAMI) - 名無しさん 2014-08-24 01 25 42 ツンツンアイドル - 名無しさん 2014-08-24 01 31 47 お、今日は【ろこどる】とM3被ってないのか。今晩のBSアニメマラソンは30分延長だなw - 名無しさん 2014-08-24 01 20 48 食べ過ぎたせいかわからんが胸焼けががが… - 名無しさん 2014-08-24 01 16 40 ガガガ - 名無しさん 2014-08-24 01 19 43 ガール - 名無しさん 2014-08-24 01 21 14 は - 名無しさん 2014-08-24 01 22 10 に - 名無しさん 2014-08-24 01 23 31 ほ - 名無しさん 2014-08-24 01 31 29 わ - 名無しさん 2014-08-24 01 33 27 ががが、ガガガ、と続いたんだからさ、そこはほら、もっとこう・・・・・・あるだろ!? もっとふさわしいのが! - 名無しさん 2014-08-24 01 25 11 ガガガガ - 名無しさん 2014-08-24 01 26 10 まさか流れをぶった切られるとはおもわなんだw ガガガ主 - 名無しさん 2014-08-24 01 26 16 勇者王ネタでいこうとも思ったが不意に思い出したからやった、後悔はしていない - 名無しさん 2014-08-24 01 28 26 ガンダム?(すっとぼけ - 名無しさん 2014-08-24 01 26 57 エスコンのアイマスエンブレムのためだけに久しぶりにやってるのだが 震電Ⅱ出てたのね というわけでF2以降の枝生やし中w なんせF-22のレベル2開放した所で冷めちゃったからね 昔のエスコンでよく使ってたはずのF-22なんかよりずーっと乗ってたレベル9のF-16の方に挙動慣れすぎてしまったのよなw なので震電Ⅱに期待してる - 名無しさん 2014-08-24 01 14 19 慰める時、ホール使ったりする?特に隊長。 - 名無しさん 2014-08-24 01 12 28 良いことある時はホールケーキ買ったりするけど慰める時になんでホールケーキ買うんだよ(すっとぼけ) - 名無しさん 2014-08-24 01 14 27 そんな広いところで慰めてたら落ち着かなくないか? - 名無しさん 2014-08-24 01 17 47 世の中いろんな人がいるんやで - 名無しさん 2014-08-24 01 18 52 理解はしたくないが、そうなのか… - 名無しさん 2014-08-24 01 27 11 その手の物は持ってない。右手が恋人さ(オロロロローン) - クルーゼ仮面 2014-08-24 01 21 53 左利きのおれに隙はなかった・・・! - 名無しさん 2014-08-24 01 27 05 右利きなのに左手が恋人な奴もいるんですよ - 名無しさん 2014-08-24 01 28 30 つ - 名無しさん 2014-08-24 01 29 49 おいおい、隊長のオカズは父上に見られる事だぜww - 名無しさん 2014-08-24 01 48 57 ヘビーガンダム出て欲しい。 - 名無しさん 2014-08-24 01 10 33 ベビーガンダムも - 名無しさん 2014-08-24 01 11 18 ヘビーガンだって? - 名無しさん 2014-08-24 01 14 17 ???「人間だけを殺す機械かよ!」 - 名無しさん 2014-08-24 01 29 18 対応機にパーフェクトジオングで連邦かそ・・・・33メートル!? - 名無しさん 2014-08-24 01 15 30 それなら連邦側はパーフェクトガンダムだろ - 名無しさん 2014-08-24 01 30 29 幼女以外で貧乳キャラってショートカットが多いと思うのは気のせいかな? - 名無しさん 2014-08-24 01 09 00 よせ、またあのアイドルが…はっ!?このプレッシャーは!? - 名無しさん 2014-08-24 01 10 03 バカにされたわけでもないのに危害加えるわけないだろ?大丈夫さ。「バカにしなければ」な - 名無しさん 2014-08-24 01 12 30 ショートカットだからアイドルさん関係無いんだけどね、、まぁアイドルさんで思い出したけど - 木の主 2014-08-24 01 16 51 え?ツインテールは? - 名無しさん 2014-08-24 01 18 18 それウルトラマンの怪獣じゃないの? - 名無しさん 2014-08-24 01 20 42 遊戯王のモンスターかも知れない - 名無しさん 2014-08-24 01 21 15 やめろw久々に思い出したわw - 名無しさん 2014-08-24 01 22 11 初期特有のイロモノ...あの辺りならシーホースが好きだ。スターダスト倒せるんだぜ!(直接倒したとはいってない) - 名無しさん 2014-08-24 01 26 42 あのシリーズの最終回は素直に感動したわ - 名無しさん 2014-08-24 01 27 42 ツインテール貧乳は幼女に多い気がするんだ - 木の主 2014-08-24 01 20 43 ミクとか - 名無しさん 2014-08-24 01 24 34 長髪で貧乳だと速攻でルイズ思い出せるからそんなことないんじゃないかな つってもショートの巨乳は全然浮かんでこなかったけどさw - 名無しさん 2014-08-24 01 20 33 雪歩はショートかな…?巨乳かどうかも微妙なラインだが - 名無しさん 2014-08-24 01 23 06 小さくもないけどな。81だっけ - 名無しさん 2014-08-24 01 24 44 ショート巨乳ならアイマスのあずささんとか、ともみとか - 名無しさん 2014-08-24 01 23 31 メイドちゃんのシエスタくん - 名無しさん 2014-08-24 01 23 48 そうだ、俺達は青髪ちゃんをバカにしたわけじゃ···ぴしゃっ - 名無しさん 2014-08-24 01 21 19 こてはん!?ってあまりよくないらしいからnanashiに戻るよ。どうでもいいね。 - どうでもいいけどユッケ食べたい 2014-08-24 01 06 53 こてつけてると誰だかわかるけど名無しだと暴言、煽り放題だ。 - 名無しさん 2014-08-24 01 08 35 どうでもいいけどユッケ食べたい から nanashi にジョブチェンジした。 - 名無しさん 2014-08-24 01 09 28 ユッケ2人前 - 名無しさん 2014-08-24 01 15 25 なんというか、せっかくの匿名掲示板で自己主張が過ぎると良くも悪くも目立っちゃうからなあ。 - 名無しさん 2014-08-24 01 16 37 整備兵「ドンマイ!」 - 名無しさん 2014-08-24 01 05 30 だれやねん。 - 名無しさん 2014-08-24 01 06 15 整備兵「しくじった!」 - 名無しさん 2014-08-24 01 08 07 整備兵「気にするな!」 - 名無しさん 2014-08-24 01 09 55 バンナム「リベンジだ!」 - 名無しさん 2014-08-24 01 12 44 そういや。整備失敗しまくるような奴よく整備兵になれたよな。それとも手を抜いてるのか。お前らのせいで死んだパイロットが何人いると思っているんだ? - 名無しさん 2014-08-24 01 10 09 最先端兵器の整備だから(震え声) ていうかあの時代なら全部機械が直せるやろって思う - 名無しさん 2014-08-24 01 12 02 戦場で溶接機使うだけで直る代物なんですがw - 名無しさん 2014-08-24 01 15 19 バトオペの整備兵たるんでえるから榊班長に1回しめてもらった方がいいな - 名無しさん 2014-08-24 01 21 26 ノーハン先行配備FSでGP01に勝てる人がいると聞いて・・・ - 名無しさん 2014-08-24 01 04 07 ???「当たらなければどうということはない」 - 名無しさん 2014-08-24 01 05 28 GP01(瀕死) - 名無しさん 2014-08-24 01 05 51 月末はピザ食べ放題の店行ってピザ男になるのが俺の任務です 今日はもうおやすむ - 名無しさん 2014-08-24 01 02 56 時間制限なしのピザ食べ放題の店行って2時間ずっと本を読みながら店員が持ってくるピザを「一枚お願いします」と1ピースも断らずにいた大食いの客は私です - 名無しさん 2014-08-24 01 09 48 お前は今まで食べたピザの枚数を覚えているのか? - 名無しさん 2014-08-24 01 18 52 吉野家で飯食ってくるのとコンビニで飯買ってくるのどっちがクールだと思う? - 名無しさん 2014-08-24 00 58 41 クール? - 名無しさん 2014-08-24 01 00 09 コンビニで買った弁当を吉野家で食う - 名無しさん 2014-08-24 01 00 30 盛大に吹いたw - クルーゼ仮面 2014-08-24 01 02 00 これが若さか・・・ - 名無しさん 2014-08-24 01 06 25 野生の牛を素手で仕留めて捌いて牛丼作る方 - 名無しさん 2014-08-24 01 00 34 コンビニで孤独のグルメのごとく大量Ⅱ飯を買う - 名無しさん 2014-08-24 01 01 16 誰も見てなかったらクールの意味あるか? - 名無しさん 2014-08-24 01 02 23 コンビに弁当を温め断ったらクールだね。 - 名無しさん 2014-08-24 01 04 32 コンビニ行ったらカップルが居て、心がホットになったけどそのカップルがコンビニ内にあるカウンターで二人してカップラーメン食い始めたの見て俺はクールになった・・・ - 名無しさん 2014-08-24 01 05 30 彼女「実は・・・・・出来ちゃったの・・・・」で更にCOOLに - 名無しさん 2014-08-24 01 08 10 吉野家の横にコンビニ建てて戦う - 名無しさん 2014-08-24 01 08 54 女性に友だちんこやった事がある人いますか~?もち犯罪にならん年で、犯罪になる年齢でもやったことある人がいたら教えてください。嫌われましたか? - 名無しさん 2014-08-24 00 56 48 ねたまえ、いい子だから - 名無しさん 2014-08-24 00 57 47 ↓ - 名無しさん 2014-08-24 00 53 00 ↘ - 名無しさん 2014-08-24 00 59 26 ♂ - 名無しさん 2014-08-24 00 59 53 ↑ - 名無しさん 2014-08-24 01 05 47 → - 名無しさん 2014-08-24 01 00 07 ↑ - 名無しさん 2014-08-24 01 06 07 ホバーが好きなんだ。もう機体属性変えるしかないよ。 - 名無しさん 2014-08-24 00 52 49 ドムトロとかドワ乗ってるけどマンネリだなぁ。かと言ってアクトとか乗ってもクセがないから詰まらん。実に虚しい - 名無しさん 2014-08-24 00 50 25 ネタ部屋で - 名無しさん 2014-08-24 00 52 58 途中送信スマン ネタ部屋でMMPトロやら武装変えてみるとか - 名無しさん 2014-08-24 00 55 23 さっき明らかな地雷部屋で出撃しちゃった - 木主 2014-08-24 01 06 57 ペイル「連邦だけど、僕、癖があるよ!!」 - 名無しさん 2014-08-24 00 53 24 切り替以外にか? - 名無しさん 2014-08-24 00 54 06 立ち回りに難儀するよ(メリットがあるとは言ってない - 名無しさん 2014-08-24 00 58 45 ドム系乗っていた経験があるうえで更なる刺激を求めるのは大変そうだな - 名無しさん 2014-08-24 00 53 47 ギガンはどうだ? - 名無しさん 2014-08-24 00 55 07 ギガンたんはどうだい? - 名無しさん 2014-08-24 00 55 24 ギガンかぁ。Lv1以降作ってないなぁ - 木主 2014-08-24 01 05 44 ネタ部屋でマシドムしてむせるごっこ、これに尽きる - 名無しさん 2014-08-24 00 56 28 指揮マリ 楽しいよ - 名無しさん 2014-08-24 00 56 57 ケンプは?俺もドムトロ乗りだけど、アクトとかあんまりおもしろさ感じなくてあまり乗らない無いけど、ケンプはドム系みたいに高火力、高機動で、防御面に不安要素があるから楽しい - 名無しさん 2014-08-24 00 57 22 BDとかどうよ - 名無しさん 2014-08-24 00 57 31 寒ジム・・・ カスパから立ち回りから試行錯誤するにはいい機体。 嫌われてるけどw - 名無しさん 2014-08-24 01 01 14 ドム乗りに寒ジム勧めるのは、ドム乗りに対する最大の侮辱やろw - 名無しさん 2014-08-24 01 05 26 ペズン「何故、俺の名が出ない!」 - 名無しさん 2014-08-24 01 06 53 そういやいたね。忘れてた - 木主 2014-08-24 01 10 26 ガルバ「俺の事は・・・・知ってるよね?」 - 名無しさん 2014-08-24 01 18 15 ジーラインとか面白いぞ、最近こいつに可能性を感じてる。まあ汎用がサッカー始めるとなにもできないのは他の格闘と変わらんがね。 - 名無しさん 2014-08-24 01 09 35 現状の性能だとまだ俺には使いこなすことはできなさそうだなぁ - 木主 2014-08-24 01 26 28 うへぇ、プリンにそばってあわな - 名無しさん 2014-08-24 00 48 00 うへぇ、納豆に牛乳って おぶぉ・・・ - 名無しさん 2014-08-24 00 49 25 ちなみに、ナポリタンにヨーグルトも合いません 昔給食でやってみた - 名無しさん 2014-08-24 00 51 35 むしろなんで試す気になったww - 名無しさん 2014-08-24 00 50 47 賞味期限過ぎてて匂いがやばそくなる前に処理したかったから - 木主 2014-08-24 00 57 27 このマッドサイエンティストwww - 名無しさん 2014-08-24 01 03 20 私昔はホットケーキとラーメンの食べ合わせが多かった - 名無しさん 2014-08-24 00 51 13 カレー(美味い)+パスタ(美味い)=カレーパスタ(不味い) - 名無しさん 2014-08-24 00 56 06 混ぜたの? - 名無しさん 2014-08-24 01 00 20 最近風呂上がる前に、暑いから真水でシャワーを浴びるんだが、似たような事してる人いない?あと、風呂で歯磨きとか。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 46 17 顔も磨こうよ隊長。仮面外して。 - 名無しさん 2014-08-24 00 47 00 仮面は体の一部なんで……。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 48 53 ディー・・・ - 名無しさん 2014-08-24 00 49 58 無理矢理とるとどうなるんです? - 名無しさん 2014-08-24 00 50 01 世界を滅ぼそうとする。 - 名無しさん 2014-08-24 00 53 40 顔の皮も一緒にはがれる - 名無しさん 2014-08-24 00 54 44 仮面さん面の皮暑いから大丈夫だろ(ニッコリ) - 名無しさん 2014-08-24 00 57 17 続きはWebで! - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 56 55 フェイスフラッシュが出る - 名無しさん 2014-08-24 00 58 09 風呂で歯磨きはやるな。健康にいいとか聞いた気が。 - 名無しさん 2014-08-24 00 47 02 そうなのか。要らない情報だが、地味に俺は健康体だよ。中学・高校で皆勤賞。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 50 54 自分は学校行くのめんどくさくなってサボって小中高と皆勤賞逃したw - 名無しさん 2014-08-24 00 53 59 風呂あがる→足に冷水はたまにやる - 名無しさん 2014-08-24 00 48 11 適度に気持ち良さそう。でも俺は、それじゃあ足りないんだ! - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 52 24 あとは使うとスース―する系統のシャンプーとかボディソープとか使うよ、浴槽入る前だけど 「ナイーブ」とか - 名無しさん 2014-08-24 00 54 33 その手のやつは効果はあるが嫌いでね。だからストレートに水被ってるw - クルーゼ仮面 2014-08-24 01 00 06 風呂でお慰めにならないんですか? - 名無しさん 2014-08-24 00 48 30 タンパク質が固まって詰まるからやめたほうがいいぞ - 名無しさん 2014-08-24 00 49 34 それ浴槽で慰めた場合じゃね? - 名無しさん 2014-08-24 00 50 42 いや、排水口に詰まる。後悔した。だからもう風呂ではしない。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 53 38 そんでばれたん?w↑隊長? - 名無しさん 2014-08-24 00 55 00 自分で詰まらせて気付いた。こっちではばれて無いがなぁ……。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 58 33 親父「臭いな···クルーゼめ、また抜いたな」 - 名無しさん 2014-08-24 01 27 10 流しの構造によるかもしれないけど、うちは詰まってカーチャンが怒ってたよ。俺はしてなくて弟だったけど - 名無しさん 2014-08-24 00 56 53 ガンダム「人間だけが神をもつ、今を超える力、可能性という内なる神を」νガンダム「コメントを入れてください(面白い方にはサイコフレームプレゼント)」 - 名無しさん 2014-08-24 00 45 42 (個室から)νガンダム「神より紙をくれ」 - 名無しさん 2014-08-24 00 47 19 ガンダム「人間だけが紙を持つ」 - 名無しさん 2014-08-24 00 50 50 νガンダム「持つじゃなくて待ってるんだけど・・・早くぅぅぅ」 - 名無しさん 2014-08-24 00 52 24 あんさん神様どころかスタンドやら魂になっていろんなとこ出てるやろ - 名無しさん 2014-08-24 00 48 56 ベーコン喰いてえ - 夜神 2014-08-24 00 45 08 ベーコンかぁ。カリカリに焼くと美味しいよね。パンに挟んでもご飯のおかずにしてもGOOD! - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 47 49 活字だけなのに物凄く腹が減ってきた… - 響P 2014-08-24 00 49 50 コテハンみてたら腹が減ってきた・・・ - 名無しさん 2014-08-24 00 53 30 どういう事だw実は書いてて俺も腹減ったwそしてね、響ちゃんだけ好きな歌が無いんだ……。オーバーマスターは好きだが、あれは3人だしなぁ。 - クルーゼ仮面 2014-08-24 00 55 51 TRIAL DANCEとか良いと思うんだけどなあ。さっきは挙げなかったが。そこ、ハム蔵のテーマじゃんとか言わない! - 千早P 2014-08-24 01 02 29 なん…だと…!? - 響P 2014-08-24 01 02 44 なぜばれたし - 名無しさん 2014-08-24 01 13 25 ベーコンは確か今冷蔵庫に3年物のモノがあったような・・・。カルボナーラでも作るかな。 - 名無しさん 2014-08-24 00 56 25 どうしよう最近パズドラの二次創作でスッキリしてまう、、、、末期かな、、、、(反省してるとはいっていない - 名無しさん 2014-08-24 00 41 02 全く交流のないアメリカ人?のフレから今日いきなり「movin day!」とかメッセージ来たんだけどどういうこと・・・ - 名無しさん 2014-08-24 00 38 58 翻訳しにいったら? 私の結果は「移動日!」だった。 - 名無しさん 2014-08-24 00 42 26 引っ越しとかじゃない - 名無しさん 2014-08-24 00 45 53 やっぱり引っ越しだよな。一回しか話したことないのに律儀やなフレや - 名無しさん 2014-08-24 00 53 55 cock禁止ワードかよ!フェラーリよくてこいつがダメとわ - 名無しさん 2014-08-24 00 38 48 がも はいいのか。直接的な言葉なのに。 - 名無しさん 2014-08-24 00 41 34 けっぺ - 名無しさん 2014-08-24 00 44 10 支給を消化消化制圧演習に入ります。最寄りの中継の取り合いで味方同士争いになります。 - 名無しさん 2014-08-24 00 36 49 変な文になったらw(支給を消化しようと) - 名無しさん 2014-08-24 00 38 08 ベーコン食いてぇな、燻製器作るか。 - 名無しさん 2014-08-24 00 36 47 まずは豚を育てるところから始めんと - 名無しさん 2014-08-24 00 40 12 豚を育てるのに畜舎が必要ですな。あと屠殺の設備も。 - 名無しさん 2014-08-24 00 51 31 いやいや、まずは牧草地の手配からだな - 名無しさん 2014-08-24 00 53 10 そもそも役場に畜舎建てて豚育てるって申請しないと - 名無しさん 2014-08-24 00 58 25 その前にまず品種を作らないと 創造 - 名無しさん 2014-08-24 00 59 16 それならまず天地から作らないといけないから七日間必要だね - 名無しさん 2014-08-24 01 02 19 まて、その7日という時間の概念も作らねばなるまい - 名無しさん 2014-08-24 01 05 50 その前に産まれないと - 名無しさん 2014-08-24 01 10 26 0時越えたから言いたい、島風って格好で薄着だの喰い込み云々とか言われてるけど、一番エロいのはお腹とか臍だよな! - 名無しさん 2014-08-24 00 33 27 島風にエロスを感じない今日この頃 - 名無しさん 2014-08-24 00 34 32 大鳳のケツの方がエロいぜ - 名無しさん 2014-08-24 00 35 45 大鳳は興味が湧かないんだ、なんでだろうな… - 名無しさん 2014-08-24 00 37 14 普通に胸元とか大好きです - 名無しさん 2014-08-24 00 49 39 友人が会うと毎回大鳳の腋から胸に手を入れる動きを練習しとるんだが - 名無しさん 2014-08-24 00 56 49 二次でも三次でも女の子のひきしまったお腹大好きです - 名無しさん 2014-08-24 00 36 39 つ - 名無しさん 2014-08-24 00 38 05 ミス、気にしないで - 名無しさん 2014-08-24 00 38 30 同志がいたと思ったのに・・・ - 名無しさん 2014-08-24 00 40 00 俺は大好きだ。引き締まったお腹から脚までのライン、そこからさらに続く脚線美。最高だと思わんかね? - 千早P 2014-08-24 00 45 08 引き締まったまな板が好きです - 名無しさん 2014-08-24 00 46 36 まな板にエロスを感じるとは、料理するときに難儀しそうだな - 千早P 2014-08-24 00 48 42 72 - 名無しさん 2014-08-24 00 51 29 この流れ何回か見たぞ。とりあえず屋上こいや - 名無しさん 2014-08-24 00 55 03 ...オーケー分かった、続きは屋上でやろうか - 千早P 2014-08-24 00 56 32 いや、まぁガチレスするとヒンヌーも好きなんだけどね - 名無しさん 2014-08-24 01 00 06 大鳳みたいな子のなら同意できる 普通の奴のならあんまり - 名無しさん 2014-08-24 00 44 26 分かってないな…太ももに決まってんだろうが!!! - 響P(脚フェチ) 2014-08-24 00 37 31 俺は分かるぜ。 - 名無しさん 2014-08-24 00 39 42 太もももいいけどそれだったら他の子もいるじゃない?だからこそ島風をチョイスしたのさ!太腿を否定はしないぜ! - 名無しさん 2014-08-24 00 41 23 違う・・・違う・・・全部・・・そう可愛いおにゃのこは全部・・・全てエロい!(最近気づいた - 名無しさん 2014-08-24 00 41 52 龍田が一番だと信じている、あの白と黒のコントラスト完璧だろ…ラインがやべえ - 名無しさん 2014-08-24 00 40 19 艦これにはエロを感じないなあ、なんでか - 名無しさん 2014-08-24 00 41 08 人それぞれだから気にすんな - 名無しさん 2014-08-24 00 42 13 俺も今まであまり考えてなかったけどよくよく考えた結果(あと島風フィギュアを見た結果)こうなったんだ、深く考えなければ健全な子多いしな - 名無しさん 2014-08-24 00 42 43 少女中心だから枝主さんの好みがいないだけの可能性 - 名無しさん 2014-08-24 00 43 44 なら木主には飢えた狼がお似合いか - 名無しさん 2014-08-24 00 45 20 枝主だ。ミス - 名無しさん 2014-08-24 00 46 00 いや艦これは好きだよ。ただフェティシズムが艦これにたりない気がする。ただ脱がせたみたいでは興奮しないの - えだぬし 2014-08-24 00 45 59 なぜ艦コレに関してはこのての話が許されるのか・・・少し前に0時過ぎたからってエロ方面の話は気分悪いって紛糾してたというのに。 - 名無しさん 2014-08-24 00 47 38 そうやって艦これだからとか付けないで言えばまだわかったんだけど、正直な所その文面だとあんたが艦これ嫌いなだけにしか見えへん - 名無しさん 2014-08-24 00 50 25 なんか、この一連の流れ見てもそこまでエロいとは感じなくない?感覚がマヒしてんのかな… - 名無しさん 2014-08-24 00 50 38 そんなことになってたなんて知らなかったんだ、すまん - 名無しさん 2014-08-24 00 51 11 問題になってたのは時間外の日中とかに下ネタは止めろ、やるなら時間は守れ、ただ限度は知れよって話じゃなかったっけ? - 名無しさん 2014-08-24 00 53 30 許されるものなにも本来深夜0時以降はこれでおkなんだぜ?一部の阿呆が騒いだだけでな。 - 名無しさん 2014-08-24 00 55 40 お風呂上がった。どうでもいいね、ジョジョ見るまでとりあえず起きておく。 - どうでもいいけどユッケ食べたい 2014-08-24 00 33 07 それコテハンにすんのか・・・・? - 名無しさん 2014-08-24 00 33 46 こてはん!?ナニソレ食べたい。 - どうでもいいけどユッケ食べたい 2014-08-24 00 38 10 2点 - 名無しさん 2014-08-24 00 41 21 固定ハンドルネームのことだったかな。あんまりやると怒り出す人いるから控えめにね。もともとコテハンは2ちゃんの文化的に好まれない物だからってうちのとーちゃんがいってた - 名無しさん 2014-08-24 00 44 03 やーいお前のとーちゃん2ちゃんねらー - 名無しさん 2014-08-24 00 48 11 ちょっと笑った ありがと - 名無しさん 2014-08-24 00 54 49 どうも - 名無しさん 2014-08-24 00 57 03 教えてくれてありがとう。2ちゃんは利用しないから知らなかったよ。 - どうでもいいけどユッケ食べたい 2014-08-24 01 02 07 バンシィ「なんかパクられた - かっこよかったから許すがな 2014-08-24 00 32 57 http //blogs.yahoo.co.jp/orenomeshi/GALLERY/show_image.html?id=58365063 no=0 - 名無しさん 2014-08-24 00 31 50 はぁー - 木主 2014-08-24 00 32 14 突然リンクだけ張られても怖くて踏めないから、最低限の説明をしような、おじさんとの約束だ - 名無しさん 2014-08-24 00 33 15 飯テロ - 名無しさん 2014-08-24 00 34 24 う~ん、肉+炒め玉ねぎだと少しくどさを感じるから個人的にはワサビやしょうが系の何かがほしいですね。 - 名無しさん 2014-08-24 00 34 18 なぜだろう? 本当に気楽にやってくれみたいなデフォの気軽部屋じゃない方が両軍連携出来ていい勝負になってる気がする・・・ 勝ちであるがゆえに尖った思想の持ち主が連携乱すのか? - 名無しさん 2014-08-24 00 29 37 勝ちじゃなくてガチね - 名無しさん 2014-08-24 00 30 19 ガチ戦だど緊張するからねー 味方から叩かれないようにって思うと動きが悪くなんですわ てことで俺はそこそこ真面目にって部屋を建ててる - 名無しさん 2014-08-24 00 33 16 まあ、実際は単に運よくいいメンバーが集まったってだけの話なんだろうけど、俺もそういう経験多く感じるな。 - 名無しさん 2014-08-24 00 32 16 ガチでやるとそれこそやることがガッチガチに固まっちゃうからじゃね?気軽部屋ならある程度余裕持てるし、のびのびできる - 名無しさん 2014-08-24 00 46 04 そういう部屋は自分は好きな機体(ガチじゃないけど手に馴染んだ?機体)使うようにしてるし、そういう人が多くなるからとかかな - 名無しさん 2014-08-24 00 46 24 http //www.nicovideo.jp/watch/sm16146012?ref=search_tag_video - 名無しさん 2014-08-24 00 27 32 この動画は必ず飲み物を飲みながら閲覧してください - 名無しさん 2014-08-24 00 28 12 再生できませんでした - 名無しさん 2014-08-24 00 28 44 ニコどうみれない。 - 名無しさん 2014-08-24 00 29 45 下でエロ画像がセーフかアウトかを議論してるのによくこんな動画のURLを引っ張り出してきたな...(呆れ) - 名無しさん 2014-08-24 00 31 59 ていうかこれってわざわざ貼るようなものじゃないよな。最近知ってテンション上がってるんだろうな。 - 名無しさん 2014-08-24 00 43 39 もう見たことあるし、結構有名だよなコレ - 名無しさん 2014-08-24 00 47 36 なぜダメなものはダメだと理解できないししようとしないのか・・・・・・理解に苦しむ - 名無しさん 2014-08-24 00 23 58 それで済むならこの世界は完全に平和ですぜ - 名無しさん 2014-08-24 00 25 57 (ゴメン、いまさらだけどラジオミスってた) - 名無しさん 2014-08-24 00 27 49 (ゴメン、いまさらだけどラジオミスってた) - 木主 2014-08-24 00 27 54 なぜ新しい木をたててまで煽るか。・・・・・・理解に苦しむ - 名無しさん 2014-08-24 00 27 56 (ラジオ忘れてたことに気づいてなかったんですすみません) - 木主 2014-08-24 00 30 25 ラジオミスだとしてもこれ以上煽る必要はなくね。 - 名無しさん 2014-08-24 00 31 22 指摘のされ方がカンにさわったんだろ? 悪く言うと煽り耐性が極度に低くなってて、ちょっとしたことも攻撃されたように感じる。 - 名無しさん 2014-08-24 00 44 43 格闘機乗りに質問したいんだけど自分が支援とタイマンしてるときにバズ撃ってきたり格闘振ったりする汎用はどう思う?俺としては支援に近づいてるときにバズ当ててよろけとってくれるのは助かる。だけどそのあとの支援への攻撃は後はもう格闘機に任せて汎用を抑えてて欲しいんだよね…。 - 名無しさん 2014-08-24 00 21 48 足止めは助かるが、追撃はいらないかえって邪魔。後は自分を抑えに来た汎用を抑えてほしい - 名無しさん 2014-08-24 00 26 04 わがままな。斬っとけばアシスト入るかも。格闘のためによろけ取る暇はそんなにない。それでスコア低いと怒る(ひともいる)。どうにもならん。 - 名無しさん 2014-08-24 00 26 08 まんまそれ。 - 名無しさん 2014-08-24 00 26 21 それ凄く思う。格闘振られるとFFしそうで格闘振れないし。 - 名無しさん 2014-08-24 00 30 02 汎用だけじゃないけどね。トドメのタイミングで撃ってくる支援機もいるし。それで足止まって敵から攻撃されるとかよくある。 - 名無しさん 2014-08-24 00 35 03 ドムはだいたいこういう事平気でしてくる 本当に多い。 - 名無しさん 2014-08-24 00 43 18 最近はバズのエイム然り状況判断能力然り、いろいろと劣ってしまっていかんね。全然上手くいかないわ - 名無しさん 2014-08-24 00 21 40 皆さんの二次の好きな女性キャラクターはなんですかー? 自分はD.C.シリーズから朝倉音姫、森園立夏 他にもあるんで書いていきます - 名無しさん 2014-08-24 00 18 36 D.C.ってまだ続いてんの? - 名無しさん 2014-08-24 00 19 42 わからん。一応10年続いたし、物語も繋げるとこないから終わりじゃない?でもあの曲芸サーカスが終わるとは思えない - 名無しさん 2014-08-24 00 22 14 まだ杉並の謎が残ってるから終わるの無理じゃね - 名無しさん 2014-08-24 00 27 15 ほんとあいつ謎だよな。杉並は苗字だとして名前でたことあったか? - 名無しさん 2014-08-24 00 29 46 あれはただ単にスタッフのおふざけのような気がする - 名無しさん 2014-08-24 00 29 46 リトルバスターズの棗鈴、二木佳奈多 空のおとしもののイカロスとか! - 木主 2014-08-24 00 20 45 後SAOのアリスもいいな! 未確認で進行系の主人公とか 銀魂の神楽とか月夜とか - 名無しさん 2014-08-24 00 47 24 大正義セシリアちゃん - 名無しさん 2014-08-24 00 20 46 なんだっけそれ・・・・!うおおお思い出せん - 名無しさん 2014-08-24 00 39 59 ヒント:下 - 名無しさん 2014-08-24 00 45 22 すいません教えてください - 名無しさん 2014-08-24 00 48 08 IS - 名無しさん 2014-08-24 00 53 06 Fateのセイバーは俺が頂いたぁあぁぁぁ!!ZEROのはくれてやる - 名無しさん 2014-08-24 00 22 22 あれってちゃんと萌え要素あるの?デレたりするの? - 名無しさん 2014-08-24 00 25 00 staynightのセイバーはデレるというか打ち解けるからニヤニヤが止まらなくなるwZeroのセイバーは可愛くもないし、ただ惨めな存在なだけ。今度やるアニメもセイバーは半分空気の話だから微妙かも - 名無しさん 2014-08-24 00 31 34 まじすか それみよ - 名無しさん 2014-08-24 00 35 17 どうぞどうぞ、CCCCの赤セイバーを貰ってくだせい - 名無しさん 2014-08-24 00 26 57 我那覇響、AB!の遊佐、あずにゃんとかかな - 響P 2014-08-24 00 24 44 プリズマのイリヤちゃん - 名無しさん 2014-08-24 00 25 28 伊波さんが最近のお気に入り、2期見終えたらちょうど3期決まったし嬉しいね 何故か最近俺が見たラノベやアニメが次々とアニメ化決定したり2期制作決定するんだが… あ、佐天さんは昔から好きです - 名無しさん 2014-08-24 00 26 47 すいませんそれはなんの作品ですか・・・・? - 木主 2014-08-24 00 37 35 伊波さんはworking!!ですね - 名無しさん 2014-08-24 00 39 05 メインヒロインみたいな子?なんか可愛いのはわかる - 名無しさん 2014-08-24 00 41 27 オレンジ髪の貧乳の子 男を出合い頭に殴ります - 名無しさん 2014-08-24 00 42 33 wwww - 名無しさん 2014-08-24 00 44 59 じょしらくのマリーさん、艦これの瑞鳳、くるくるのマカロン、ドラクリの梓。一人に絞れと言われるとそこまで好きなのはいないな - 名無しさん 2014-08-24 00 27 02 私のローラ… - 名無しさん 2014-08-24 00 27 36 如月千早ちゃん!あと佳奈多は俺も好きだ、「...死んでやるから...」とか最高だよな - 千早P 2014-08-24 00 29 42 まともに画面見れないレベルだよねw - 木主 2014-08-24 00 36 15 ZENさんの漫画も読んだか?あっちの同じシーンも最高だぞ - 千早P 2014-08-24 00 41 05 読んだ読んだ!絵が超綺麗!何回も読んだわ!三部作買った! - 名無しさん 2014-08-24 00 42 37 君とはうまい酒が飲めそうだ。いや飲める、間違いない - 千早P 2014-08-24 00 46 57 お酒飲めない(小声) - 名無しさん 2014-08-24 00 53 04 72!? - 名無しさん 2014-08-24 00 36 52 なんだその「え、まじかよ」...みたいな反応しながらの千早いじめは!けしからんぞ、屋上で簀巻きにしてくれる! - 千早P 2014-08-24 00 39 53 手伝おうか - 響P 2014-08-24 00 48 40 よくぞ言ったっ!俺のジャスティスは断然アイビス・ダグラス!そのルックスから飛び切り可愛くて素敵なその笑顔からたたき出す数値は計り知れない!次にスバル・ナカジマ!一見ボーイッシュなんだが中身は少女そのもので見れば見るほどかわいくて仕方がない!最後に聖沙・B・クリステレス!初エロゲで初にドストライクをかましやがった張本人で金髪ツインテといえば聖沙以外ありえないという結論まで導いてしまった女性だ! - 名無しさん 2014-08-24 00 32 07 なら闇ちゃんは俺が確保しよう。 - 名無しさん 2014-08-24 00 32 14 一回でいいんだ、火力特化アセンのザクタンクで出させてくれ。一回やったらもう諦めるから - 名無しさん 2014-08-24 00 17 08 つ気軽にバトル!! - 夜神 2014-08-24 00 17 52 つ演習場 - 名無しさん 2014-08-24 00 18 54 d…72…クルーゼ隊長を見てませんか? - 名無しさん 2014-08-24 00 16 52 としくんならさっき扉開けに行ったよ。 - 名無しさん 2014-08-24 00 17 33 ボーイ・ネクスト・door - 名無しさん 2014-08-24 00 18 10 クルーゼ隊にいるんじゃん - 名無しさん 2014-08-24 00 29 07 たまに無性にらき☆すたが見たい - 名無しさん 2014-08-24 00 16 36 男の娘、女の少年? - 名無しさん 2014-08-24 00 14 58 少将上位の人と下位、大佐の人の大きな違いって開幕の展開の違いかなと思うんだがどうだろうか?山岳連邦でやると展開の仕方がまるで違うんだ - 名無しさん 2014-08-24 00 14 41 どういうふうに違うのかkwsk まだ大佐序盤なんだ - 名無しさん 2014-08-24 00 15 59 まず最初の中継(50p)の取り合いで味方同士の争いが起こります。 - 名無しさん 2014-08-24 00 17 46 次に細道から正面衝突派と崖から回り込む派に分かれます。 - 名無しさん 2014-08-24 00 19 26 ちょっと待て、ネタなのかマジなのか区別がつかんw - 名無しさん 2014-08-24 00 19 49 そんなの大佐どころかもっと下階級がいても久しく見たことないんだが・・・・・・、むしろ階級関係なく一定の割合に存在する地雷がかちあった結果だろそれ - 名無しさん 2014-08-24 00 20 22 山岳での話だけど、C広場に開幕出ようとするとこは同じだが、少将下位や大佐の汎用乗りの人は、そこで出てこないでA付近にずっといる感じなんだよな、編成次第ではありだけど全部それだから、味方がバラバラになる - 名無しさん 2014-08-24 00 21 23 サブ垢少尉での事だけど、ジオン側山岳だといつもドム乗って速攻アーチ抜けるんだけど、全然味方が抜けてこないのよねえ そこに籠って何の得があるんだと言いたい、このゲーム山岳だと開幕が命なんだよぉ! - 名無しさん 2014-08-24 00 33 50 はっきり言って機体自体にも大きく差が出てるってのを実感したよ。将6になってから部隊の事情で大佐まで戻ってきたけど、大佐の無制限部屋だとノーハンどころか素ガンLv4とかパジムLv3とかで完了しても許されるからね。そういうとこでも全然違うぞ - 名無しさん 2014-08-24 00 19 46 あ、さすがに大佐でも素ガンlv4とかいる部屋は抜けますわ 許容する人もいるでしょうけど - 名無しさん 2014-08-24 00 21 08 もうどうにでもなれ~みたいな時とかさっさと支給消化させたい時以外は俺も抜けるんだがね - 枝主 2014-08-24 00 23 00 世の中にはパジムlv1やアレックスlv2で準備完了押す奴もいるんだぞ。その程度では驚かないな(白目) - 名無しさん 2014-08-24 00 23 01 機体はのことはもう諦めてる - kinusi 2014-08-24 00 24 08 66バズ汎3人でアレlv1課金BRとかは割と上手い人が多い印象なのでその時は一緒に出撃するかなぁ - 名無しさん 2014-08-24 00 28 43 俺は誕生日の数字を逆から入力してるな。例えば1月23日生まれだったらIDには321tte - 名無しさん 2014-08-24 00 11 03 ごめん枝ミス 途中送信 - 名無しさん 2014-08-24 00 11 30 ネナサイ、アナタニハマダハヤイ - 名無しさん 2014-08-24 00 08 31 僕だってパイロットだ!! - 夜神 2014-08-24 00 10 08 それは一人前の男の娘が言う台詞だ - 名無しさん 2014-08-24 00 12 04 男の娘… - 名無しさん 2014-08-24 00 13 02 それでも・・・・それでも! - 名無しさん 2014-08-24 00 11 37 IDに年号か日付っぽい数字いれてる人結構見るね。例えば1986とか。こういうのってやっぱ自分の生まれた年やら誕生日とかいれてんのかな。だとしたらちょっとアレだな。 - 名無しさん 2014-08-24 00 06 00 バレるよねww - 名無しさん 2014-08-24 00 06 33 …(ギクッ - 夜神 2014-08-24 00 07 11 な、なんでばれたし - 名無しさん 2014-08-24 00 07 38 アレ?こいつ60代じゃね?っての居たな… - 名無しさん 2014-08-24 00 08 44 結構この数字が年齢なら、この人の歳すごいなって人いるよな - 名無しさん 2014-08-24 00 10 46 自分の好きな偉人のなんかに纏わる年とか、考えればいくらでも出てくるがな。まあ、そもそも相手のIDが~なんて考える意味なんかないというね - 名無しさん 2014-08-24 00 14 04 1941とかみたいに元ネタがある数字なんじゃない? - 名無しさん 2014-08-24 00 11 48 72…これで勝つる!! - 名無しさん 2014-08-24 00 14 14 ちょっと屋上行こうか - 響P 2014-08-24 00 17 37 1980台と1990番台はよく見るなあ。まれに1970番台も。 - 名無しさん 2014-08-24 00 11 05 俺は誕生日の数字を逆から入力してるな。例えば1月23日生まれだったらIDは321って感じに - 名無しさん 2014-08-24 00 12 09 私は数字はアトランダムだな。携帯のダイヤル使った暗号の時もあるけど、手持ちのID系な数字がこれまで生きてきていくつかあるからそれ複合してることもある。 - 名無しさん 2014-08-24 00 16 58 付けるのはいいけど小中学生(1998~)っぽい番号見るとPSの心配をしてしまう、深夜帯だと別の心配も - 名無しさん 2014-08-24 00 22 45 そういうのがホストだとキックしまくってたりするからな。 - 名無しさん 2014-08-24 00 32 51 エロ画像駄目なんだっけ? - 名無しさん 2014-08-24 00 05 37 あたりまえですよ(((・・;) - 名無しさん 2014-08-24 00 07 13 煽られるんの覚悟で訊く。何故? - 名無しさん 2014-08-24 00 08 12 逆に聞くが、なぜ普通の掲示板で許されると思った? - 名無しさん 2014-08-24 00 10 04 掲示板なんてここくらいしか使わんからその辺知らんよ。 - 名無しさん 2014-08-24 00 12 15 ならばまずネットでのマナーとルールを学んでください - 名無しさん 2014-08-24 00 13 36 やっぱり一筋縄にはいかに上小馬鹿にされんのね。 - 名無しさん 2014-08-24 00 16 39 小ばかにはしてないかと思うよ。掲示板って要は公共の場だから、公園にエロ写真を張るのと一緒で不特定多数に望まずに見せてしまうのはネチケットに反するかと。 - 名無しさん 2014-08-24 00 20 09 どんな画像かあらかじめ書いても駄目か。まぁ、だいたいわかった。どうもありがとう。 - 名無しさん 2014-08-24 00 22 06 このwikiは規約でR18が禁止されててある程度までの軽いやつが許されてるのは伏流さんが黙認しているって話だったはず つまり限度は知れよって話 - 名無しさん 2014-08-24 00 38 48 そもそもwikiと掲示板は違うんだが 違うよね? - 名無しさん 2014-08-24 00 15 31 上で掲示板と言ってるから掲示板かと思ったわ。悪いそんなに怒らんといて。 - 名無しさん 2014-08-24 00 19 29 それ言ったら終わりやでw 俺もあんまりその辺ガッチガチに言われるのはウザって思うが、知らないってのはそれは知らないほうがダメやでw - 名無しさん 2014-08-24 00 17 45 制限されなきゃなんでもアリとか思ってそうで怖いよね。常識とかモラル知りませんって感じの。 - 名無しさん 2014-08-24 00 18 34 煽り乙です!! - 名無しさん 2014-08-24 00 20 27 まあ、別におかしいこと言ってるわけでは無いし、枝広げて他人の目に付きやすくせずに放置が無難だがな。 - 名無しさん 2014-08-24 00 24 35 ここって青少年も利用するからな - 名無しさん 2014-08-24 00 15 43 程度によるんじゃね。そのまえに写真へのリンク貼ると、それだけでウァルス貼るなとかキレる人いるからオススメしない。 - 名無しさん 2014-08-24 00 07 40 ○ウィルス。 - 名無しさん 2014-08-24 00 08 36 ウァルス禁句になってんのか。見せたい画像貼るだけだが何がついてるかわからんしな。 - 名無しさん 2014-08-24 00 09 59 エロ画像なら程度とか関係なしに一発アウトだろどう考えても - 名無しさん 2014-08-24 00 15 30 エロの程度なんて人によってまちまちなだし。局部が見えてるのをエロと定義するなら分かりやすいがね。それをこの木主が張ろうとしてるならアウトだろうけど。 - 名無しさん 2014-08-24 00 38 35 他所へ行けよ それ専用のもっとふさわしいとこあるだろ 何でここでそれをやる必要があるのか意味がわからん - 名無しさん 2014-08-24 00 21 14 アーマードコアVって面白いですか? - 名無しさん 2014-08-24 00 03 05 クソゲー - 名無しさん 2014-08-24 00 03 50 ただしVDは神ゲー - 名無しさん 2014-08-24 00 04 44 ACVは間違いなくクソゲーだったが、ただのクソゲーではなかった気がする。特に初期~中期の混沌具合や六華解体戦争とかのワクワク感はVDでは味わえないと思う - 名無しさん 2014-08-24 00 09 03 最初期マッチに数時間 ハウザーヘリ凸 高度な情報戦 六華解体戦争 なんだかんだ言って楽しかった - 名無しさん 2014-08-24 00 17 45 VDって探せば中古で売ってるかな? - 名無しさん 2014-08-24 00 17 41 普通にツタヤとかゲオで売ってる - 名無しさん 2014-08-24 00 24 00 オンラインゲームとしては良くも悪くもまあ濃かったな。領地戦は相手のリアルを削る戦いになってたし - 名無しさん 2014-08-24 00 05 17 面白いけど最初期のシステムがクソ過ぎて辞めてった奴が多い マッチするのに2時間とか掛かった - 名無しさん 2014-08-24 00 07 52 久しぶりにゲーセンにいってクレーンで無駄遣いしすぎてしまったorzしかし腕が落ちたということもあるだろうけどそれ以上に貯金箱化がひどすぎる。アームが緩いならまだいい。ぬいぐるみのつま先程度までしかアームが届かないってはじめてみたよ。 - 名無しさん 2014-08-24 00 02 03 羨ましい - 名無しさん 2014-08-24 00 03 38 いえ戦利品がほとんどないのに出費だけなんで大赤字です。ぬいぐるみ系以外たとえばフィギュアなんかはオークションや雑貨屋で買った方が現状お得ですよ。夏休みのせいか設定金額が厳しすぎる。 - 名無しさん 2014-08-24 00 08 12 クレーンゲームってちゃんと取れる様にしてるところと、そうでない所の差が顕著だよね、見ただけで無理そうな奴だって分かるやつもあるし - 名無しさん 2014-08-24 00 05 01 秋葉原のセガとかすごいぞ、ちょっとずつ動かすしかないから、取れるけどある程度は金はかかるようになってる - 名無しさん 2014-08-24 00 06 43 あそこの一応取れるんだ。やっぱり店側も考えているんだね - 名無しさん 2014-08-24 00 07 46 取れるだけまだ良心的だと思うか…難しいところだ - 名無しさん 2014-08-24 00 08 18 一応設定金額で取れるようになってるところはあるんだけど新入荷はまず難しいです。ちなみに平日が個人的にはお勧めです。日によって設定を弄ってるところは比較的設定がゆるくなってることもあります。 - 名無しさん 2014-08-24 00 11 31 友だちんこ しんゆうんこ - 名無しさん 2014-08-24 00 00 28 中距離ハンガーLv7完成はよー - 名無しさん 2014-08-23 23 56 37 そんなあなたーにバットルメモリー - 名無しさん 2014-08-23 23 58 11 そこにバトルメモリーがあるじゃろ? - 名無しさん 2014-08-23 23 58 35 PS4のコントローラーでバトオペ出来るって木をこの前見たから試したけど使い易い! - 名無しさん 2014-08-23 23 50 57 だろ!布教してよかったわ!w - 名無しさん 2014-08-23 23 54 36 エアコンの宗教の後は、リモコンの宗教かい。 - 名無しさん 2014-08-23 23 56 24 ??? - 名無しさん 2014-08-24 00 04 14 わかったわかった何回も同じ話を出すなよ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 54 43 どうしてこう言う言い方しか出来ないのか。 - 名無しさん 2014-08-24 00 01 02 (つ´∀`)つ マァマァ - 名無しさん 2014-08-24 00 01 58 言う言い方→云う言い方 - 名無しさん 2014-08-24 00 02 11 何がどのように違うん? - 名無しさん 2014-08-23 23 55 30 使ってみなされ,,, さすれば道が開けるであろう - 名無しさん 2014-08-24 00 05 07 いまだにラブライブが好きになれない。中身の問題じゃなくて、誕生の仕方のせいで好きになれない - 名無しさん 2014-08-23 23 47 28 サナギから生まれたんだっけ? - 名無しさん 2014-08-23 23 50 15 そうそうあのさなぎから出る直前のヌターってやつが・・・て違うわ! - 木主 2014-08-23 23 51 42 おいおいなに言ってんだよ卵だろ?あのカマキリの卵みたいな - 名無しさん 2014-08-23 23 52 43 カマキリ、卵・・・う、頭がナシ汁ブシャーだ - 木主 2014-08-23 23 54 16 そして卵から孵化して初令幼虫だろ? - 名無しさん 2014-08-23 23 54 27 共食いの始まりか - 木主 2014-08-23 23 56 44 ラブライバーよりラブサバイバー - 名無しさん 2014-08-24 00 02 16 アイマス勢だが、最近アーマードコア×ラブライブなるMADをみかけてから無性に見たくなってきた - 名無しさん 2014-08-24 00 06 44 マクロスを連想しました - 名無しさん 2014-08-24 00 11 05 今見てきたら、にっこにこーのところクソフイタww - 名無しさん 2014-08-24 00 21 20 俺も何故か興味がない。別に嫌いじゃないけど惹かれもしない。 - 響P 2014-08-24 00 12 23 自分が好きじゃないのは、アレのせいで1つの企画ものが終わったことですね - 木主 2014-08-24 00 16 20 アクトの色変えたら動きが悪くなった。なぜだろう - 名無しさん 2014-08-23 23 44 48 きのせい - 名無しさん 2014-08-23 23 45 23 ゴキブリ色じゃなくなったから - 名無しさん 2014-08-23 23 45 44 気のせい - 名無しさん 2014-08-23 23 46 20 ほんのチョッピリいらいらしている私に指揮砂の基本的なことを教えてはもらえないかな?自分の認識が甘いかもしれないので、Lv6のフルハンで皆の意見聞きたい。HPはどのくらい必要? - 名無しさん 2014-08-23 23 42 55 指揮砂でHPなぞ求めない。余ったスロにフレーム入れるだけで十分 - 名無しさん 2014-08-23 23 45 14 なるほど、では体力なんて一切盛らず、無制限に出てもおkということなんですね。※私が乗っているわけではありませんよ。周りのカスパ見て思った事です。 - 名無しさん 2014-08-23 23 48 14 基本火力盛り、余ったスロにフレーム。一切盛らない訳じゃない。 - 名無しさん 2014-08-23 23 51 39 正直無制限はきついかもね まわりがどう思うかだよ - 名無しさん 2014-08-23 23 52 43 ピクシーなんかで見かけるとホントに可哀そうなくらい減るから無制限じゃ辛いと思うよ。儚すぎる - 名無しさん 2014-08-24 00 14 38 木主です。まあイライラした原因がそれなんですけどね。強フレ一切盛らず射補補助ジェネ。まあ即オチ - 名無しさん 2014-08-23 23 54 21 立ち回りが悪いんじゃない?誰がかはわからないけど - 名無しさん 2014-08-24 00 01 40 HP上げるくらいなら火力特化にしろって事じゃないの? - 名無しさん 2014-08-23 23 52 02 支援機で持久力求めるならそもそも指揮陸ゲル乗れって話になるしね。指揮スナは限界まで射プロ積んで余ったら気休め程度にフレームつける感じがメジャーな気がする。リスポもそこまで長くはないからやられてもそこまで痛くはないから最終的にコスト差で元取って勝つ機体なイメージ。まあ、リスポ短縮の称号外せるほど短いとまでは言わないが。 - 名無しさん 2014-08-23 23 53 32 敵の格闘機が来て落ちるまでに、如何に効率よくダメージを与えられるかが指揮砂。 って格闘機で倒してて毎回思う。 - 名無しさん 2014-08-23 23 50 28 火力限界まで振って余りに積む。元が脆すぎて耐久上げてもたかが知れてる…と割り切る。固い支援ならそもそも陸ゲルコンビやタンクに乗る。自分なら指揮砂と一緒に出るときはこう割り切ってる。 - 名無しさん 2014-08-23 23 52 12 木主です。私が守りがいがあるし頼れると思っていたカスパが射補Lv4だけで耐衝HPに後は振っているカスパでした。 - 名無しさん 2014-08-23 23 58 07 もとがもろいとわかっているならばなぜ乗るんですか?射補が高ければ確かに瞬間的に与えるダメージは上がるかもしれません。ただそれはちゅうこ - 名無しさん 2014-08-24 00 16 46 マゼラ持つならHP対格盛り、BSRなら射補特化、残りフレ つーか無制限に出すなと言いたい、決して出すなとは言わないけど無理、部屋が壊れる ホントは無制限で乗りたいけどな - 名無しさん 2014-08-24 00 09 15 野良でやるなら16000ぐらいは欲しいわ 火力特化(笑)とか迷惑だから辞めてほしいっていう - 名無しさん 2014-08-24 00 13 11 いや、射プロ積まないと最近の連邦相手じゃアシストも付かねえんだよ マゼラならダメージ期待しないから話は別だが - 名無しさん 2014-08-24 00 18 48 ほんとそれ。うまいってわかってる人にはやってもらって構わないけど、野良でそのカスパ見た時の汎用の気持ちにもなってほしい。弱点むき出しのままじゃなく補完してからだよね。↑にあったけど、瞬間的な威力のupより継戦能力に特化してあったほうが結局のところ与えるダメージおおいんじゃないん? - 名無しさん 2014-08-24 00 21 26 大佐の人がリミッター付けてたから、なんでリミッター付けてるのって聞いたら「BSのリロードがよくなってる気がする」って言ってたから気のせいって言って本当の効果教えたらショックだったみたい。話の分かる人で良かったわ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 38 58 BS(ビームサーベル) - 名無しさん 2014-08-23 23 40 32 ビームサーベルはリミッター制御により出力を制御できる→威力を抑えればCT短くなるんじゃね?なのかな - 名無しさん 2014-08-23 23 49 50 よくわからないけど、そうなのかな?とにかくまともなカスパに変えてくれてよかった。本人にとってもいいだろうし - 木主 2014-08-23 23 55 57 BS(バナナスムージー) - 名無しさん 2014-08-23 23 43 11 BS(バジルソース) - 名無しさん 2014-08-23 23 46 12 BS(馬鹿な!素ジムだと!?) - 名無しさん 2014-08-23 23 50 58 私も訪ねたことあるけど、リミッターという言葉に惹かれたからって… - 名無しさん 2014-08-23 23 51 14 なんでだろう、その人といい関係が築けそうな気がした - 名無しさん 2014-08-23 23 55 53 「解除」という語句のない限り、機体性能の一部を「制限」するだけでメリットあまり無いのにね。 - 名無しさん 2014-08-23 23 56 18 ブリヂストンの事か? - 名無しさん 2014-08-23 23 57 02 やっぱりBSタイヤが一番早くF1に戻ってきてくれないかな - 木主 2014-08-23 23 59 17 誕生日だからって学校休んでデゼニーランド行くとかさすがに甘やかしすぎでしょ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 35 04 なんじゃそれ - 夜神 2014-08-23 23 35 59 ガンダム風に言うとなんじゃそりゃあああ!!かな、まぁそれはともかく急にどうしたんだい? - 夜神 2014-08-23 23 39 20 ちっちゃい頃誕生日にケーキは食べてた。でもプレゼントはなかった(ケーキだな) が、ある時私はまわりはプレゼントをもらっていると知ることになる・・・まぁ、それから色々あったんだが、それは昔。今見ちまって嫉妬心が蘇っただけ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 49 00 柱を磨くんだ! - 名無しさん 2014-08-23 23 39 36 嘘だよな。高校? - 名無しさん 2014-08-23 23 39 37 スマステ見てるな?母さんサイコー! - マザコン 2014-08-23 23 41 33 その番組。 - 名無しさん 2014-08-23 23 45 34 低コスト部屋行くとMSのコストだけじゃなくPSも低いことも学んだ - 名無しさん 2014-08-23 23 34 36 そりゃコスト低く制限してるおかげでそこまでやりこんでない人でもホイホイ入れますし。もし、階級制限したうえでやっていたのなら、運がなかったんだよきっと... - 名無しさん 2014-08-23 23 37 19 コスト部屋は地雷ホイホイ - 名無しさん 2014-08-23 23 38 23 やっぱゲームキューブのゲーム面白い・・・・いとことナルト激闘忍者対戦で対戦してボコボコにされたけど・・・ - 名無しさん 2014-08-23 23 32 34 ゲームキューブといえばエアライドとガチャフォースが好きだなあ - 名無しさん 2014-08-23 23 34 06 エアライド高いよ~でも面白いよね - 名無しさん 2014-08-23 23 38 53 ソニックアドベンチャー2を未だにやり続けている俺 - 名無しさん 2014-08-23 23 35 23 自分のGCはほぼPSO専用機だった。Rトリガーが最後まで手に馴染まなかったのは良い思い出 - 名無しさん 2014-08-23 23 39 04 ウェーブレースはキューブの方は個人的に微妙だった。カスタム幅が狭すぎて。64の方はピーキーカスタムでオリジナル技(というかただの発展系)でスコアアタック上げしまくってたのだけど - 名無しさん 2014-08-23 23 41 35 バテンカイトスとルーンだな - 名無しさん 2014-08-23 23 57 19 何かオススメのアニソン、ギャルゲソング教えてください。主に好きなのはfripsideのlast fortuneとかです - 名無しさん 2014-08-23 23 29 05 fripsideならfuture gazerだな。やはりAIRの「鳥の詩」だな。 - クルーゼ仮面 2014-08-23 23 30 24 すみません。どっちもiPodに入ってます。いいきょくですよね! - きぬし 2014-08-23 23 32 56 澤野弘之ボーカルプロジェクト [nZk] - 名無しさん 2014-08-23 23 31 42 アニソンならとりあえずアイマス曲とガルデモ聴くべし! - 響P 2014-08-23 23 31 53 岩沢さんは俺の神 - 名無しさん 2014-08-23 23 46 07 song for friends お勧め - 名無しさん 2014-08-23 23 32 48 リトバスだよね なんかしんみりしていいよね。 - 名無しさん 2014-08-24 00 13 18 クル☆くる好きかな?聖沙は可愛い(確信)。マジレスするとstone coldおすすめ - 名無しさん 2014-08-23 23 33 24 マカロン好きです。pss買いたいけど18以下なんです私 - きぬし 2014-08-23 23 37 19 蒼い鳥 - 千早P 2014-08-23 23 35 46 俺はマスターバージョンを勧める。 - クルーゼ仮面 2014-08-23 23 39 56 クルーゼさんアイマスいける口ですか?! - 響P 2014-08-23 23 41 32 蒼い鳥良いですよね!あとは眠り姫とか - 響P 2014-08-23 23 40 22 あ、それと「MUSIC♪」なんか忘れてると思ったらこれだよ、一番好きなのになにやってんだ... - 千早P 2014-08-23 23 43 07 いまだにラブライブが好きになれない。中身の問題じゃなくて、誕生の仕方のせいで好きになれない - 名無しさん 2014-08-23 23 45 47 ミス - 名無しさん 2014-08-23 23 46 46 アルカディアもオススメ - 名無しさん 2014-08-23 23 57 52 ゲーソンでもいい?いいなら「未来への咆哮」。みらいと読むなよ。あす、と読むんだ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 35 53 炎のさだめ - 名無しさん 2014-08-23 23 36 37 fullで歌えるくらい好きですはい。 - きぬし 2014-08-23 23 42 29 ゲーソン省くとか貴様鬼か - 名無しさん 2014-08-23 23 36 51 だよな ゲーソンなら「闇に落ちる涙」とかあるのに - 名無しさん 2014-08-24 00 05 18 「自由の翼」「ライオン」とか あとは個人的には「溝ノ口太陽族」「Break the cocoon」「チクチク Bチク」「 - 名無しさん 2014-08-23 23 37 24 最後空のおとしもののあれかw - 名無しさん 2014-08-23 23 42 42 違ったかもすまん - 名無しさん 2014-08-23 23 43 19 あってるよw - 名無しさん 2014-08-23 23 46 01 おお!やっぱりそれか! - 名無しさん 2014-08-23 23 53 56 最後なつかしすぎるwww - きぬし 2014-08-23 23 45 31 んー…セイクリッドセブンのOPとED…stonecoldと輝跡だったかな - 名無しさん 2014-08-23 23 47 10 リトルバスターズ! My Soul,Your Beats! とか? - 名無しさん 2014-08-23 23 49 46 真っ赤な誓い - 名無しさん 2014-08-23 23 55 10 ウーバーワールドのendscape - 名無しさん 2014-08-23 23 58 04 コスト100部屋建てても人集まらんな 入って来てもすぐ抜ける奴ばっかりだし 部屋名が悪いのかな? - 名無しさん 2014-08-23 23 28 02 シーマさん、タックルからのフルチャ有りなんだ,,,すげえな... - 名無しさん 2014-08-23 23 26 59 それBR系全てに言えるぜ。結構使えるテク。 - クルーゼ仮面 2014-08-23 23 29 18 やたらタックルして来る理由がようやくわかったのぜ、悪あがきめ... - 名無しさん 2014-08-23 23 32 47 ヅダlv6やっとフルハンできたよ。ヅダってHPどれくらいあればいい? - 名無しさん 2014-08-23 23 26 49 テラフォ10巻でついに「ドイツスケベ用語ペラペラ丸」降臨 - じょうじ! 2014-08-23 23 26 29 いま無制限ジオンで乗れる機体ってアクト・先ゲル・ゲルキャぐらいですかね?? - 名無しさん 2014-08-23 23 25 15 ジオンは連邦ほどは編成にガチガチではない気がする。ケンプやドワッジとか他にも色々出せるよ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 30 10 っ…寝てたのに今起きちまったか…折角だし起きてよ - 夜神 2014-08-23 23 24 40 グポン・・・ - 名無しさん 2014-08-23 23 25 24 え、なに?怖い - 名無しさん 2014-08-23 23 26 03 折角だし1 00くらいまで起きてるわ(´・ω・`) - 夜神 2014-08-23 23 27 28 1 00か…まだまだだな。俺はガンオタとSkypeで一年戦争を語り合ってたら気が付けば朝日が昇ってるってのがしょっちゅうある。 - 名無しさん 2014-08-23 23 30 48 うしじまくん見て寝よっと。 - 名無しさん 2014-08-23 23 22 34 今どき陸ガンでエースになってしまったときのやらかした感は異常…orz - 名無しさん 2014-08-23 23 21 39 味方がイケナイ - 名無しさん 2014-08-23 23 22 53 いやむしろ自分がはっきりやらかしたのがわかるくらい味方が上手くて余計申し訳なくて。重キャ援護してるつもりが撃破を3連続で持っていってしまい…陸ガンとしてあるまじき立ち回り&スコアでしたorz - きぬし 2014-08-23 23 35 35 BF4やってるとやっぱりPS3フリーズするなぁ…。フリーズしにくくなるって言う物も試したけど結局3試合程するとフリーズして、PS3再起動→データ破損のチェックになるからもうBF4は諦めようかな - 名無しさん 2014-08-23 23 14 14 そこにPS4があるじゃろ? - 名無しさん 2014-08-23 23 15 49 TDMはフリーズしないけど、コンクエとかは仕方ないね - 名無しさん 2014-08-23 23 21 34 PCで動画を再生し、コントローラーを持てば完璧。 - 名無しさん 2014-08-23 23 21 54 水球いいな、合法的にオニャゴの水着とV字のお股・・・ぬへへ - 名無しさん 2014-08-23 23 13 22 電源を切らないでくださいのとき電源切ったらどうなるん? - 名無しさん 2014-08-23 23 08 49 ゲーム機内のデータが大爆発 - 名無しさん 2014-08-23 23 09 32 そうだな。ロックマンエグゼで考えると、プログラムくんの頭がもげた状態になるのだ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 11 59 ロックマンエグゼ懐かしいwwつづきはもう出ないよね···。 - どうでもいいけどユッケ食べたい 2014-08-23 23 23 45 エグゼ面白かったよね、トマホークマンが好き - 夜神 2014-08-23 23 25 33 きれいに終わったしなあ。でも続編出してくれて良いのよ? - 名無しさん 2014-08-23 23 37 19 OSのファイルがクラッシュするな - 名無しさん 2014-08-23 23 12 52 リセットさん(モグラ)のお叱りを受ける - 名無しさん 2014-08-23 23 14 19 ちっさいおっさんが出てきたキレられる - 名無しさん 2014-08-23 23 22 23 俺一回それ間違ってやっちゃってデータ全部消えた。 そのあとデータ復元がどーだこーだって言われたけどめんどくさいし復元前が伍長だったからまぁいっかーって二等兵から人生歩み始めたよ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 28 23 銃を振って弾を曲げる……か…そんなゲームも合ったな - 名無しさん 2014-08-23 23 07 36 支給+1の特務が出た。イベの影響かな?どっちにしても中尉のアカウントでは安易には使えないよね。。 - 名無しさん 2014-08-23 23 06 03 子供の頃の夏休みの楽しみの一つに深夜映画があって大概色っぽいチャンネーが無駄に脱ぐ大変すばらしい内容だったんだが今の地上波じゃ絶対やらないよな~・・・もしかして都道府県によっちゃ緩いところもあるんかな~?ゆだんしてると昼の2時頃に放送して当然在宅中の親との駆け引きもいい思い出です。 - 名無しさん 2014-08-23 23 03 36 やべっ、この間夢で見た幽霊を今思い出しちまった…裏飯屋… - 名無しさん 2014-08-23 23 02 44 表パン屋、、、、 - 名無しさん 2014-08-23 23 03 48 向かいは居酒屋 - 名無しさん 2014-08-23 23 04 41 隣は惣菜屋 - 名無しさん 2014-08-23 23 08 27 斜向かいは弁当屋 - 名無しさん 2014-08-23 23 14 08 え、じ、じゃあ坂の上には魚屋 - 名無しさん 2014-08-23 23 38 51 いや待て。居酒屋の隣に惣菜屋はないだろう。客層が被る。焼肉かおでんが良いと思う。 - 名無しさん 2014-08-23 23 14 15 おでん屋台なんて絶滅危惧種あるかね? - 名無しさん 2014-08-23 23 15 36 腕を失ったザクを修理する時にザクのパーツがなく、ズゴックの腕のパーツが不自然にも余ってたら整備士さんは使ったのだろうか - 名無しさん 2014-08-23 23 01 06 ツィマッド&ジオニック「解せぬ」 - 名無しさん 2014-08-23 23 02 02 ヒートホークを直接取り付ける方がよさそうだ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 02 08 U型ハンド付にきまってるだろ。ザクタンク見てみろよ。 - 名無しさん 2014-08-23 23 06 08 想像するとシュールだな… - 名無しさん 2014-08-23 23 09 24 共用部品が多い(らしい)アッガイの腕なら使ったかも - 名無しさん 2014-08-23 23 11 25 ローゼン・ズールっぽくなるな。 - 名無しさん 2014-08-23 23 29 48 使ったんじゃね?悪のりしてロケットぱーんち!とかやりそうな気がしなくもないが - 名無しさん 2014-08-23 23 32 43 なつい~ろ、ぷ~れぜんと♪ - 名無しさん 2014-08-23 22 53 04 え?ななついろドロップ - 名無しさん 2014-08-23 22 53 46 二郎が食べたい 二郎が食べたい 二郎が食べたい 二郎が食べたい 二郎が食べたい 二郎が食べたい二郎が食べたい 二郎が食べたい 二郎が食べたい - 名無しさん 2014-08-23 22 52 00 元連邦部隊の俺が昨日ジオン部隊に入隊・・・慣れないぜ - 名無しさん 2014-08-23 22 51 56 あと約1時間 - 名無しさん 2014-08-23 22 49 16 おいおい坊や慌てなさんな。傍にいる小さな10分ちゃんが忘れられてて泣いてるぜ - 名無しさん 2014-08-23 22 51 11 もうすぐ少将で気が重いなーとゆうことで新しい勲章で上級大佐勲章というのはどうでしょうか?この勲章を付けると出世コースから外れた特殊な上級大佐という階級になりますが一緒に出撃した部下(味方)へのポイント支給が増えて部下(味方)から慕われるように!ただ上からは煙たがられてランダムに支給を渋られるみたいな・・・どうでしょうか?運営さん! - 名無しさん 2014-08-23 22 43 48 とある銀河帝国には上級大将なる役職があってだな・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 45 49 よし特務大佐を追加しようじゃないか - 名無しさん 2014-08-23 22 49 09 いや、少将になりたくないならランキングoffにすればいいですが、それは、、 - 名無しさん 2014-08-23 22 51 23 カンスト少将の我は既にOFFってる - 名無しさん 2014-08-23 22 54 43 妖精 戦う理由は見つかったか? 相棒 - 名無しさん 2014-08-23 22 35 03 エスコンだっけ?0やりたいけどPS2無いしな……。アーカイブスはよ! - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 41 57 初めてプレイしたとき、ラストの一騎打ち勝ったとき残り十秒だった。その前のミッション用に地上攻撃向きの爆撃機で飛んでたから「ちょっと待ってくれー!」な展開だったのも良い思い出。 - 名無しさん 2014-08-23 23 29 07 きょうのできごと 「よくわかりません。猫さんです…」 - 名無しさん 2014-08-23 22 34 56 なんとなく想像できた・・・・・猫系ナンバーワントラウマは・・・おっとこれ以上はいけない - 名無しさん 2014-08-23 22 38 26 セーラー服 猫 海、うっ・・・頭が・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 40 19 ダクソ2ってどんな感じ?ダクソ1やったことないけどそれでも大丈夫かな? - 名無しさん 2014-08-23 22 34 49 ダクソ2は恐らくシリーズで一番理不尽。もう恒例だから慣れたけど、そういうゲームが合わないならスルー推奨。ストーリーは空気だから1はやらなくてもいいけど、ちょこちょこ1のキャラとか武器とか似てたりと関係があるが、その程度。グラはシリーズで当然一番良くて、キャラメイクも面白い(髪の毛にセンスを感じないが)。 - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 41 10 キャラメイクする意味のなさもきっとトップクラス(小声) - 名無しさん 2014-08-23 22 46 29 頭装備付けずに死ななきゃ良いんだよ(白目) - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 54 21 アノ指輪を常に装備していた私に死角なし - cccc 2014-08-23 22 59 24 ソウル3000の命。お世話になりました。 - クルーゼ仮面 2014-08-23 23 01 02 あの生者ホログラムです(なおプレイヤーのモチベーション向上以外の意味は皆無である) - cccc 2014-08-23 23 03 16 正直サーバーとかあるし装備とかもたくさんあって良いんだけど…なんか1の方が楽しい;タニムラの罪は大きい… - ミルドレッド 2014-08-23 22 57 15 2はよせ、1のが人多いぞ。でもやはりデモンズソウルを推す - cccc 2014-08-23 22 57 45 刃石がああああああああああぁぁぁぁ・・・・・・! - 名無しさん 2014-08-23 23 03 12 月影石がああああ (マラソンもRPGの醍醐味、ソウルが試される… - cccc 2014-08-23 23 05 07 デモンズってダクソの名前が上がると一緒に出てくるけど、デモンズってどんなゲームなんですか? - 名無しさん 2014-08-23 23 03 26 ダークソウルとは同じシリーズで、~ソウルの元祖たるPS3の革命的ソフト - cccc 2014-08-23 23 08 15 あえて言おう、1も2もどっちも面白い - 名無しさん 2014-08-23 23 02 01 偉そうかもしれないけど、2は正直、がっかりだったかなぁ…。トロフィー100までやったらもうやる気なくなった。デモンズソウルとダークソウル1はトロフィー100なってからも年単位で遊んだけど… スタッフが変わると別ゲーになるね、ゲームとしては面白いがあれはソウルとしては駄目、アーマードコアV VDもこれだねアーマードコアも過去作は素晴らしい物ばかりなのだけど。宮崎D(社長)の凄さがこのゲームのために発売日休み取った私の身にしみるよ - 名無しさん 2014-08-23 23 19 29 シャア・ アース ナブル「情けないコバエホイホイと戦って獲る意味があるのか!? しかし、これはナンセンスだ!」 俺「馬鹿にして・・・!そうやって貴様は、素人のアイデアを見下すことしかしないんだ! ・・・めんつゆコバエホイホイは、伊達じゃない!」 はい、いまだに収穫0ですわw - 名無しさん 2014-08-23 22 31 46 発生源を断たないといくら取ってもしょうがないんだけどね - 名無しさん 2014-08-23 22 38 31 とれねーよな。 - 名無しさん 2014-08-23 22 39 44 やべっうんこ漏らした。 - 名無しさん 2014-08-23 22 31 13 お腹ゆるい時オナラすると出ちゃうよな - 名無しさん 2014-08-23 22 35 24 くっそー!!(悔しい!) - 名無しさん 2014-08-23 22 35 45 うんk・・・涙拭けよ。 - 名無しさん 2014-08-23 22 35 52 う・・・ん・・・k(アスラン - 名無しさん 2014-08-23 22 39 45 水分取り過ぎた時の屁は危険、ガスと一緒に水漏れる - 名無しさん 2014-08-23 23 00 23 損失コストが一定の数値を越えたら負けのルールあってもいいと思うんだよな…死んでもいいから凸るのではなく、長生きするためにはというのが重要の方が面白い - 名無しさん 2014-08-23 22 23 31 格闘機が拗ねる - 名無しさん 2014-08-23 22 25 11 拗ねてるアッガイたんを想像して萌えた… - ミルドレッド 2014-08-23 22 28 02 格闘機の立ち回りがそのルールで何度もやってたら勉強になって良くなりそうだな(一部の人に限る - 名無しさん 2014-08-23 22 32 30 あー、面白そう。あとは、FPSみたいに一回落ちたら再出撃不可みたいな。 - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 25 24 それだと高コスト機が有利だから機体ごとにリスポ回数が決まってる方が良いかと - 名無しさん 2014-08-23 22 30 46 それって制圧s(文字は掠れてこれ以上読めない - 名無しさん 2014-08-23 22 25 40 制圧なんてルールなかったんや… - 名無しさん 2014-08-23 22 29 52 うちの部隊の主格はみんなケンプを使えてジェットストリームケンプができます。ただ問題は部隊員が集まりません - 名無しさん 2014-08-23 22 21 36 何それカッコイイ - 名無しさん 2014-08-23 22 22 40 一人目ショットガンでよろけ、二人目合わせてバズ、三人目もショットガンでよろけ、相手コロコロ、全員で回避狩りSF。あいてはしぬ - 名無しさん 2014-08-23 22 27 39 一対三なら誰でも出来るんじゃないの - 名無しさん 2014-08-23 22 32 05 まあそうなんだけど野良の人と息を合わせるのは辛いんですよ - 名無しさん 2014-08-23 22 33 47 ノラ云々ではなく、いくらなんでも枚数合わせが大変かと。 - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 35 30 おれもケンプお気に入りMSになるまで乗ったぜ (ただ現在スランプ中) - 名無しさん 2014-08-23 22 23 42 ???「おい、ドム乗れよ」 - 名無しさん 2014-08-23 22 42 44 キンキンに冷えたハイボールとゴーヤチャンプル ありだと思います - 名無しさん 2014-08-23 22 21 18 ゴーヤチャンプルーうまいよなあ.あの独特の苦みを抑えずに苦みきった味付けが好き.白州ハイボールはうまかった. - 伏流 2014-08-23 22 26 35 そしてゴーヤの肉詰め、ピーマンとは違った旨さがある - 名無しさん 2014-08-23 22 30 45 なにそれ?喰ったことないわ.ピーマン肉詰めのラスボスか??? - 伏流 2014-08-23 22 56 03 ギャン以外の機体を使い続けるとだんだん立ち回り・エイムなど全てが悪くなっていく俺氏。どうすりゃいいんだ。最近だとGP02十回ぐらい乗ってやっと慣れてきたと思った途端にBB当たらなくなった。 - 名無しさん 2014-08-23 22 16 05 そういう時こそ基本に帰るんだ! さぁコスト戦でザクSに乗ってバズハメの練習だ - 名無しさん 2014-08-23 22 23 28 中コスト機体はいま無制限厳しいよね(コスト350ぐらいの機体)ジムスト使ってた日々が懐かしい・・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 09 34 ガンダムG3が4機とか昔じゃ考えられない環境だよなあ... - 伏流 2014-08-23 22 11 26 G3がBZ→ガンダムがBSって連携されてかなり削られた・・・痛かった - 名無しさん 2014-08-23 22 13 17 リス短くなったし両軍も火力高い機体ばっか出すようになって中コストじゃ火力少なくて殴り合いで不利になるような感じになった感じですね・・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 16 33 BR全盛時代は砂漠でガンビーとゲルビーでやりあったけどあれはあれで楽しかったなぁ。 - 名無しさん 2014-08-23 22 24 37 元ザク1乗り「だよなぁ・・・・」 - 名無しさん 2014-08-23 22 13 35 もっと中堅コストの機体を増やすべきだよね。低階級から使える機体を増やすべき。 - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 15 37 もう調整か上位レベルどんどん出すしか中コストが生きる道がコスト部屋しかなくなってきてますよね - 名無しさん 2014-08-23 22 18 04 ルールが減点方式なら中コスや低コスも活きると思うケドどうかな? - 名無しさん 2014-08-23 22 17 16 コストと性能が比例してないのが問題だと思うな~ - 伏流 2014-08-23 22 18 33 というより高コスト機体の性能がよすぎるor調整で高コストの性能が上がりすぎたのが問題だと思いますね - 名無しさん 2014-08-23 22 21 20 戦力ゲージ的な? - アトミックアナベル 2014-08-23 22 18 56 っ制圧戦 - 名無しさん 2014-08-23 22 19 43 中継制圧で継続減点なくしてあとはベーシックと同じにしてくれればいいのよ - 名無しさん 2014-08-23 22 23 33 詳しくは知らんが絆的な感じ? - 名無しさん 2014-08-23 22 21 27 敵が高コストで押しまくる戦いになって中コストじゃ火力なさ過ぎて結局高コストでどっちが早く減らすかの戦いになりそう・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 19 54 火力カスパの低コス中コスとかでの特攻とか出来るやん? - 枝主 2014-08-23 22 26 17 それも高火力高コストでやられる前にやる感じにならないか? - 名無しさん 2014-08-23 22 21 47 どうせ みんな ガンダムにのる… - ミルドレッド 2014-08-23 22 20 43 なら俺は陸戦型 ガンダム に乗ろう - 名無しさん 2014-08-23 22 22 33 ノーリスクな高コストが多すぎだな。ケンプみたいにピーキーで有る必要があると思う - 名無しさん 2014-08-23 22 29 54 今さっきベシ制限350本気部屋で何故か蹴られたんだけど何でだろう…自分は先ゲルlv4カスパは脚部とHPもり主兵装もlv4回線も5本、晒されたこともないからなんで蹴られたのか全くわからない… - 名無しさん 2014-08-23 22 09 26 うーんたぶん課金機体じゃないからかな・・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 10 45 ノーハンだったとか素ゲルなら課金のlv7使えるからね - 名無しさん 2014-08-23 22 11 06 うーん…制限350では先ゲルはダメかな…周りの人もノーハンの人いたし大丈夫かなと思ってたがダメか - 木主 2014-08-23 22 20 19 まーた自分をお慰めになって。 - 名無しさん 2014-08-23 22 07 06 召喚、DT仮面 - 名無しさん 2014-08-23 22 08 07 DT仮面召喚まで2 29 59 - 名無しさん 2014-08-23 22 09 57 実はもう居るんだけどね……。そしてその考えは安直だ! - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 17 44 へ、変態鬼畜DT仮面が召喚されおった - 名無しさん 2014-08-23 22 20 10 クラン板見たのかな?wせめて0時まではクルーゼ仮面なりなんなりでよろしくw(涙目) - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 21 57 毎日「自分をお慰めになって」の木に現れるなww - 名無しさん 2014-08-23 22 20 37 毎日こんな木があるってのか……。そんな歪んだ木は、この私が修正する! - クルーゼ仮面 2014-08-23 22 23 26 (クルーゼが言うことかー!) - 名無しさん 2014-08-23 22 30 14 今日大曲の花火大会やん!終わったけど…観に行けば良かった(´Д`) - 名無しさん 2014-08-23 22 04 31 三回くらい行ったことあるなあ.脱出タイミング逃すと駅で放置プレイ喰らうw - 伏流 2014-08-23 22 17 51 大会提供花火と,最後の尺玉30連発は圧巻の一言です. - 伏流 2014-08-23 22 21 47 素ゲのBZが当たらない・・・ヤバいぜ - 名無しさん 2014-08-23 22 03 35 BZがB zに見えた。 VCでB zの曲を歌ってるのかと・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 07 01 素ゲルのバズは爆風広いから爆風利用するといいよ。無理に生当て狙わないで地面を撃つ。 - 名無しさん 2014-08-23 22 07 46 360㎜でガンキャⅡの股抜きするレベル・・・でも格闘は当てに行ってます - 名無しさん 2014-08-23 22 11 31 きっと部屋か相手がラグいだけだろ - 名無しさん 2014-08-23 22 17 47 あのね、、、ケータイ変えたの、、、とりあえず親の着信音をFF9のボスのBGMに変えたの - 名無しさん 2014-08-23 22 01 51 ダースベイダーのテーマじゃないのか?w - 名無しさん 2014-08-23 22 02 35 それいいね!姉貴の着信音決めた! - 名無しさん 2014-08-23 22 03 06 栗コーダーカルテットの方のな! - 名無しさん 2014-08-23 22 06 30 「やる気のないダースベイダー」というのがあるぞ - 名無しさん 2014-08-23 22 06 24 俺好きヨ、なんでだろう?? - 名無しさん 2014-08-23 22 07 30 僕はあの脱力感のある感じがいい - 名無しさん 2014-08-23 22 09 33 「ペ~ペ~ペペ~♪ぷ~ぺぺ~ぷぺぺ~♪ペ~ペ~ペペ~♪ピ~ぺぺ~ぷぺぺ~♪」 - 名無しさん 2014-08-23 22 12 56 あれ?この子はペギーかな - 名無しさん 2014-08-23 22 14 27 wwww - 名無しさん 2014-08-23 22 14 40 ヒートホーク投げる機能っていつかなw - 名無しさん 2014-08-23 21 58 32 ゾゴック「ぴくっ」 - 名無しさん 2014-08-23 22 02 01 お前のは手で持って投げさせてくれ - 名無しさん 2014-08-23 22 05 10 ズゴック「俺の手、なげれそうなんだが」 - 名無しさん 2014-08-23 22 08 27 ラム蟹「ちらり」 - 名無しさん 2014-08-23 22 18 45 「この暑い日におでんとビール,あると思います!」 _( 3」∠)_ - 伏流 2014-08-23 21 54 41 セブンにおでんがあってビビる。まあビール飲めないから買わなかったけど。 - 名無しさん 2014-08-23 21 56 07 「なぜか売ってるよね.そのうちクリスマスケーキの予約とか始まるんじゃないか?」 (´・ω・`) - 伏流 2014-08-23 22 08 35 ( 「・д・)「 冷やした温泉卵もありだと思います - 名無しさん 2014-08-23 21 57 04 ヽ(・ω・)/ 「枝豆を忘れて貰っては困る!」 - 名無しさん 2014-08-23 22 00 28 未成年はどうすればいいですか!!(; ・`д・´) - 名無しさん 2014-08-23 22 00 23 子供ビールゥゥ - 名無しさん 2014-08-23 22 02 05 コーラもありだと思います!!(`・ω・´) - 名無しさん 2014-08-23 22 03 52 もちろんコカ・コーラ!! - 名無しさん 2014-08-23 22 12 21 キンキンに冷やした麦茶 - 名無しさん 2014-08-23 22 02 08 「一ヶ月前の麦茶とか発酵してビールになるしな!」 ヾ( 3ノシヾ)ノシ 三三三 - 伏流 2014-08-23 22 04 45 フライドポテトを放置し乾燥させたポテロング風なやつで・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 08 47 みす ~ポテロング風なやつもどうぞ - 名無しさん 2014-08-23 22 09 47 キンキンに冷えた緑茶なんてどうじゃろ? (-。-)y-゜゜゜ - 名無しさん 2014-08-23 22 02 20 ワインの空き瓶にぶどうジュースでも入れとけ - 名無しさん 2014-08-23 22 02 47 さ、サビチィィー - 名無しさん 2014-08-23 22 06 53 ナハト・妖精・ゲム・夜鹿・アッガイ「レーダーなど信用しているから我々にきずかないのだ!!」 - 名無しさん 2014-08-23 21 53 36 でもレーダー便利なのよ・・・・正面以外で見えない死角の状況把握もできるし・・・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 22 00 21 支援機「頭をブッ飛ばしてやる!!」 - 名無しさん 2014-08-23 22 02 06 Oh my littel ワッパ♪暖めてぇあげよ♪〜∞ - 名無しさん 2014-08-23 21 48 00 一緒に旅行とか飯食いに行く友達が欲しい。っていうか友達欲しい… - 名無しさん 2014-08-23 21 40 51 おう、仲間ならここにいるぜ - 名無しさん 2014-08-23 21 42 28 木主の恋人は俺だけどな - 名無しさん 2014-08-23 21 47 07 実は俺は木主の妹 - 名無しさん 2014-08-23 21 48 36 まぁ~私は愛人だけどねぇ~~ - 名無しさん 2014-08-23 21 50 38 I am his father! - 名無しさん 2014-08-23 21 54 19 わかる - 名無しさん 2014-08-23 21 43 35 仕方ねぇなぁ、一緒にバトオペやろうぜ? - 名無しさん 2014-08-23 21 43 42 じゃあ、明日秋葉集合な。紫のTシャツ着て行くわ - 名無しさん 2014-08-23 21 44 34 遠いなぁ… 自分は関西なんだ。 - 木主 2014-08-23 21 45 55 よし、じゃあ・・・無難に喋るか - 名無しさん 2014-08-23 21 48 51 関西か、、、、姫路城にきなよ。待ってるぜ。行く気はないけど - 名無しさん 2014-08-23 21 53 56 ひっきーにそんな遠いところ無理だZE☆ - 木主 2014-08-23 21 55 43 コミュ症の上にヒッキー、、、、 - 名無しさん 2014-08-23 21 57 00 おいやめろよ… 他人に言われると泣けてくるぜwww - 木主 2014-08-23 21 58 59 ヒッキー、やっはろーー! - 名無しさん 2014-08-23 21 57 22 死の国デスニートランドで会おう… - 名無しさん 2014-08-23 21 58 35 せっかくの秋葉原だし、白衣で行くか - 名無しさん 2014-08-23 21 55 09 パイロットフィルムとかPVとか見てるときが一番楽しめる気がする(作中の面白いシーンだけを切り張りしてるからだろうけど) - 名無しさん 2014-08-23 21 40 09 403の曲は神曲ばっかりや~ - 名無しさん 2014-08-23 21 39 46 ZEROが一番好きだぜ - 名無しさん 2014-08-23 21 43 09 あいぽんだとスクリプトが動かん。ウゴゴゴ。 - 名無しさん 2014-08-23 21 34 27 android「ふっ・・・」 - 名無しさん 2014-08-23 21 39 00 一瞬クリフトに見えたw - 名無しさん 2014-08-23 21 40 20 たった一回のネタ部屋のために、高性能走行制御へ課金する・・・。 フフフ、怖いか? - 名無しさん 2014-08-23 21 31 28 フフッ貴様もやるな 俺もアッガイにのせる為だけに課金した - 名無しさん 2014-08-23 21 33 57 ADSを課金する猛者はおるか!? - 名無しさん 2014-08-23 21 37 43 ちょっと課金してくる - 名無しさん 2014-08-23 21 39 34 猛者✕ 愚者〇 - 名無しさん 2014-08-23 21 39 57 しかも脳波でコントロールでき・・・できないっ! - 名無しさん 2014-08-23 21 52 44 ここって12時過ぎればエロ画像はっていいん? - 名無しさん 2014-08-23 21 25 39 いや、下ネタレベルが許されているだけであって、あからさまなのはギルティ - 名無しさん 2014-08-23 21 27 16 YE GUILTY - 名無しさん 2014-08-23 21 36 14 よく考えて言ってるのかそれ、ここ雑談板だぞ? - 名無しさん 2014-08-23 21 27 52 貼るつもりだったのか!? - 名無しさん 2014-08-23 21 28 38 このコメが最後のコメになるかもしれない - 名無しさん 2014-08-23 21 29 23 もっと後で聞けよ - 名無しさん 2014-08-23 21 32 27 それはダメだろ、ボーダーラインを超えてる - 名無しさん 2014-08-23 21 32 39 今ウォンテッド見てるけどdaigoの吹き替えが糞過ぎてイライラする。ちょっとエスマでボマーしてくるわ。 - 名無しさん 2014-08-23 21 20 47 2か月くらい前にやってたワイルドスピードの武井咲だったっけ?あれの吹き替えも棒読み過ぎて萎えたなぁ - 名無しさん 2014-08-23 21 22 33 全く同意。カーチェイスのところたまたま見たけど、すぐ消したわ。ちょっとハロ部屋荒らしてくる。 - 名無しさん 2014-08-23 21 28 42 おい、荒らすなよw - 名無しさん 2014-08-23 21 29 58 演習ハロを駆け抜けるんだよ - 名無しさん 2014-08-23 21 49 45 あるハロ部屋、そこには歩兵をひき殺す枝主の姿が! - 名無しさん 2014-08-23 21 55 59 駆け抜ける荒らし か - 名無しさん 2014-08-23 21 57 16 ジブリ然り、なんで無難に声優使わないのか...意外性なんか求めてないっての... - 名無しさん 2014-08-23 21 36 47 プロメテウス吹き替えで見ようぜ おれは最後までちゃんと見てやったぜ ちなみにプロメテウスを見ようと思った理由? ゼノグラシアでプロメテウスって単語知ってた ただそれだけw - 名無しさん 2014-08-23 22 01 44 HAHAHA おれは昔レンタルで見て なんだ銃弾の撃ち方だけじゃんって印象なので 見ずに艦これのMMD動画ばっか見てますw - 名無しさん 2014-08-23 21 57 15 昨日TVでエヴァやってたけど、円盤の違いって有ります? - 名無しさん 2014-08-23 21 20 33 1.0のDVD買った直後にBluray版でたからチェックすらしてないしどうでもい - 名無しさん 2014-08-23 21 23 39 おい、それはすごく損をしている 1.0と1.01はだいぶ違うぞ(おもに見やすさが) - 名無しさん 2014-08-23 21 28 06 もうそういう消費者をバカにした販売戦略には釣られない。2.0以降も絶対買わん。どうせボックス版が出てそのあと完全版とか出てくるだろうし。 - 名無しさん 2014-08-23 21 32 45 1.0は映画フィルムをそのまま収録したやつで、1.01はテレビで見たときに見やすいように各シーンの明るさや音量とかを調節したやつだったはず。だからそんなに違わないと思う - 名無しさん 2014-08-23 21 35 58 不覚にも今完成したシン・マツナガ初期に一瞬ウソやろ?と思ってしまった・・・デカールなのに - 名無しさん 2014-08-23 21 18 20 不覚にも昔完成したピクシーに一瞬ウソやろ?と思ってしまった・・・デカールなのに - 名無しさん 2014-08-23 21 19 41 不覚にも昔完成したGP01に一瞬ウソやろ?と思ってしまった・・・デカールなのに - 名無しさん 2014-08-23 21 21 18 連投スマソ - 名無しさん 2014-08-23 21 23 50 これ連投じゃないぞ!? 被ってるだけだこれ!? - 下枝 2014-08-23 21 31 00 え!?マジかよ!? - 名無しさん 2014-08-23 21 34 40 マジかよ!?こんなことがあるのか... - 名無しさん 2014-08-23 21 36 31 ホントだ、よく見たら「?」が違うな - 名無しさん 2014-08-23 21 39 58 なんだとぉぉぉ!? - 名無しさん 2014-08-23 21 41 24 なんだこの偶然w - 名無しさん 2014-08-23 21 43 41 これは殿堂入り? - 名無しさん 2014-08-23 21 42 59 意味理解した。これは凄いしコメ見てちょい鳥肌立った - 名無しさん 2014-08-23 21 49 11 不覚にも昔完成したGP01に一瞬ウソやろ?と思ってしまった・・・デカールなのに - 名無しさん 2014-08-23 21 22 05 狼が出たぞー - 名無しさん 2014-08-23 21 22 14 楽しめればいい部屋で蹴られちった。 (・3・)アルェー? - 名無しさん 2014-08-23 21 09 28 回線じゃね?回線3~なのに1の人がきたからホストがキックしていたけどな。 - 名無し 2014-08-23 21 10 57 いや、有線で5本だったし、試合終わった後だったんだよね・・・ルーム閉じたかと思ったら、ルーム検索で残っていたよ・・・ - 木主 2014-08-23 21 12 09 キックされたら検索にかからないッて聞いたけど違うのか? - 名無しさん 2014-08-23 21 57 11 楽しめればいい(負けてもいいとは言ってない) - 名無しさん 2014-08-23 21 11 27 ?「だって狩りって楽しいじゃん?」ってことか - 名無しさん 2014-08-23 21 13 29 狩りがしたいならモンハンしようぜ!って俺なら言ってるな - 名無しさん 2014-08-23 21 15 52 試合で仲間に負担かけるような戦いしてたから仲間に負担がかかって仲間が楽しめなかったとかかな?(すっとぼけ) - 名無しさん 2014-08-23 21 11 40 ゲスト側で出撃だったから、余計に謎だったり・・・ - 木主 2014-08-23 21 13 42 ラグがあったら楽しめないんだな。 - 名無しさん 2014-08-23 21 12 29 まあ、でも低回線とやるとたまにワープとかされるから俺は嫌かな - 名無しさん 2014-08-23 21 14 41 よくある 「(ホストが)楽しめればいい」だろうな - 名無しさん 2014-08-23 21 18 50 俺なんて演習で蹴られるよw - 名無しさん 2014-08-23 21 20 24 そんなことよりGのレコンギスタについて話しませんか? - 名無しさん 2014-08-23 21 06 01 放送はよ! - 名無しさん 2014-08-23 21 06 38 レーダーとか周りを見て行動する事ってそんなに難しいことじゃないのにどうしてそういうのがそもそも頭に無い人がいるんだろう… - 名無しさん 2014-08-23 21 05 39 頭に血が昇りやすいんだよ(適当 - 名無しさん 2014-08-23 21 08 36 どんなゲームにおいても得手不得手ってあるだろうからね。自分の中で普通だと思っててもその人には出来ないことってあるし - 名無しさん 2014-08-23 21 10 21 キラってなんか言動がはっきりしないって言うかあの僕戦いたくないけど仕方ないなあみたいな雰囲気というか…ラクスの駒なんじゃねえのって感覚で苦手なんだよね、嫌いじゃないけど - 名無しさん 2014-08-23 21 01 55 ならいいじゃん。そういう話をしてるとアンチが飛び付いて来るからやめようや。関係ないがここでアニメやマンガやゲームの批判はやめようや好きな人にとっちゃあ気分が悪いんじゃ。 - 名無しさん 2014-08-23 21 04 49 フレイが死んですぐにラクスに乗り換えたこと以外は別にどうでもいい - 名無しさん 2014-08-23 21 05 01 それだわ - 名無しさん 2014-08-23 21 05 31 仲間を守るから戦うってキャラは別に嫌いじゃないんだけど、そのうえで相手のコクピットを撃たないで加減してやってる、命までは取らないみたいな余裕っぷりを出されるから正直好きじゃないな。仲間の脅威になる奴は誰であろうと全力で潰すみたいな、そういう覚悟があればよかったなぁ - 名無しさん 2014-08-23 21 06 04 聖人君子系主人公ってキラ以外に居たっけ - 名無しさん 2014-08-23 21 12 11 才能 努力の世界で才能を振りかざしてクルーゼの予言の体現者と化しているところ以外は割とどうでもいい。 - 名無しさん 2014-08-23 21 13 48 ゴールデンタイムの時間なのにいい部屋が全然無い!みんな飲みに出掛けてるのかな? - 名無しさん 2014-08-23 20 58 02 多分記憶が無いんだろうw - 名無しさん 2014-08-23 21 00 06 ポッポポポーー! - 名無しさん 2014-08-23 21 01 22 暇だー - 名無しさん 2014-08-23 20 55 48 銀田一中年の事件簿はじまるぞ。 - 名無しさん 2014-08-23 20 53 54 PS4新型か値下げしないかな~ そしたら買う決断が出来るのに - 名無しさん 2014-08-23 20 53 24 薄型が出て安くなるよ! 3年後くらいかな? - 名無しさん 2014-08-23 20 59 35 ???「お前の都合なんて誰も聞きたくない」 - 名無しさん 2014-08-23 20 59 40 最近νガンダムのガンプラ買ったんだが箱にHGもMGも書いてなかったんだ。箱の絵は逆シャア仕様だし鉄パーツ有るしで良く分からんのです。誰か知ってる方いますか? - 名無しさん 2014-08-23 20 48 50 とりあえず箱うp - 名無しさん 2014-08-23 20 50 41 もしやPG!? - ガータイン 2014-08-23 20 51 05 それ1/100の奴じゃないの?大昔の。鉄パーツって多分足首の所だと思うんだけど - 名無しさん 2014-08-23 20 53 45 鉄っていうよりはダイキャストだったと思うけどね 自分も買った事ある - 名無しさん 2014-08-23 21 01 57 パーツの分割が大きくて ヒケがすごかった記憶がある - 名無しさん 2014-08-23 21 06 43 多分昔の1/100のやつだな - 名無しさん 2014-08-23 20 54 51 vガンダムなのに逆シャアなの? - アトミックアナベル 2014-08-23 20 55 55 あ、νガンか - アトミックアナベル 2014-08-23 20 57 46 足に鉄パーツはMGにもあるよ。新しいバージョンなら知らんが初期のはあった。おそらく倒れ防止やと思うが。 - 名無しさん 2014-08-23 21 29 49 GBFTのキャラにラルさんが居たから読んでみたら「 聖鳳学園ガンプラバトル部のコーチ。」ふわ!? - 名無しさん 2014-08-23 20 41 43 ふぁっ!?の間違いかな? - 名無しさん 2014-08-23 20 43 03 突っ込むとこそこかよ - 名無しさん 2014-08-23 20 45 32 SEEDがファーストを、ディスティニーがZ・ZZを元に作ったんであれば、続編は逆シャアじゃないか?とすれば、アスラン率いるザフトとカガリ率いる地球圏との争いに、中立のキラが止めに入ると言う流れで続編は作れる気がする。 - 名無しさん 2014-08-23 20 40 54 無理がある。 - 名無しさん 2014-08-23 20 43 01 アスランがザフトを率いる→デスティニーの時点で無理無理 カガリ率いる地球圏→連合よりオーブの方が立場は下だからまず無理 中立のキラ→もうザフトで白服着てる以上中立なんて無理 - 名無しさん 2014-08-23 20 44 59 本編みてないんだろな。 - 名無しさん 2014-08-23 20 49 23 むしろカガリ云々は種みてる時点でオーブに国力は無いことがはっきりしてるからなあ… - 名無しさん 2014-08-23 20 52 54 やっぱブルーコスモスが妥当かねえ - 名無しさん 2014-08-23 21 00 51 やるなら総帥枠ラクスで戦う枠キラ、ギュネイがシンで…うーん - 名無しさん 2014-08-23 21 04 38 猫好きどれくらいいる? - ネコ好き 2014-08-23 20 40 02 犬より猫 - 名無しさん 2014-08-23 20 40 32 うちに7匹いるぜ - 名無しさん 2014-08-23 20 40 57 いいな~(*´ω`*) - 名無しさん 2014-08-23 20 41 49 お腹に顔うずめてもふもふもふもふもふもふもふ - 名無しさん 2014-08-23 20 46 52 羨ましい!(; ・`д・´) - 名無しさん 2014-08-23 20 55 10 最近うちの猫が腹減ったら猫パンチしてくるようになった。寝てても起こしてくるし、でも幸せ。 - 名無しさん 2014-08-23 20 47 27 運営さんに俺のアカウントだけZガンダムを支給して欲しい限りですな!ハッハッハッハッハッ! - 名無しさん 2014-08-23 20 38 28 じゃあ僕はキュベレイを頂こうかな! - 名無しさん 2014-08-23 20 39 15 俺はサイコガンダムでも頂こうかな!(ゲス顔 - 名無しさん 2014-08-23 20 41 19 じゃあ僕はネオジオングを頂こうかな! - 名無しさん 2014-08-23 20 41 59 俺はαアジールを頂こうかな! - 名無しさん 2014-08-23 20 43 22 こっちにはシャイニングガンダムを頼む - 名無しさん 2014-08-23 20 50 19 俺はデスアーミーを頼みますぞ - 夜神 2014-08-23 20 53 59 ガンダムハンマー持ちの素ガンで蛮族無双したいんや(ニッコリ - 名無しさん 2014-08-23 20 54 17 こっちはザク1lv100を貰おうか - 名無しさん 2014-08-23 21 01 16 じゃあ俺シスクード貰うわ - 名無しさん 2014-08-23 21 10 17 今ならガンダムの三部作が見れるぞ! - 名無しさん 2014-08-23 20 36 56 どこで? - 名無しさん 2014-08-23 20 38 02 最近の運営はアプデが適当過ぎないか? - 名無しさん 2014-08-23 20 32 52 適当にやってても今残ってる人たちは絶対離れないしいいんじゃね? - 名無しさん 2014-08-23 20 33 41 今までやってきたPS3のオンラインゲームは2年が限界みたいな感じだね、予算が回されなくなるんだろ - 名無しさん 2014-08-23 20 35 40 終わるならさっさと終わってくれ。適当に続けてもらっては困る。 - 名無しさん 2014-08-23 20 36 47 ラグ改善で忙しいんじゃね(適当 - 名無しさん 2014-08-23 20 42 28 ドラえもん かわいいか? - 名無しさん 2014-08-23 20 29 14 前の木についてだけど、俺もスナッチャーのデータにマンティスが反応してくれなかったよ。 - 名無しさん 2014-08-23 20 26 44 そう言えば、SEEDの続編は出ないのか?結局SEEDの秘密が良くわからんのだが。 - 名無しさん 2014-08-23 20 13 15 覚醒の説明ってか全く触れられてないよな。 - 名無しさん 2014-08-23 20 14 38 まだスパロボの方がその設定に突っ込んでくれてると言う...あ、本編こっちだったわ - 名無しさん 2014-08-23 20 23 51 次回作にシードガンダムが出ます(適当) - 名無しさん 2014-08-23 20 15 05 Gガンに居そうな名前だなw - 夜神 2014-08-23 20 15 41 俺のこの目が真っ黒に沈む!(レイP目になりながら) - 名無しさん 2014-08-23 20 29 41 出す出す言ってた映画も中止になったし難しいんじゃないの - 名無しさん 2014-08-23 20 15 25 ASTRAYがアニメ化すればいいのになー - 夜神 2014-08-23 20 17 00 え? - 名無しさん 2014-08-23 20 17 37 え?? - 夜神 2014-08-23 20 18 21 OVAなかったっけ - 名無しさん 2014-08-23 20 18 39 いや中途半端な所で終わったからさ - 夜神 2014-08-23 20 19 16 アストレイは何気に作者が打ち切りエンドかましまくってるからちょっと厳しい - 名無しさん 2014-08-23 20 31 26 だって映画の内容キラとラクスの冬のソナタだし - 名無しさん 2014-08-23 20 22 36 そもそもデスティニーの後の話を作れる人がいないとおもう。設定めちゃくちゃになってしまってるからな - 名無しさん 2014-08-23 20 18 09 シンとキラが握手しなければまだ作れたかもね - 名無しさん 2014-08-23 20 21 39 作るとしたらシンキラを筆頭とするラクシズに対抗するレジスタンスの中のトップエースを描く作品。ラスボスはキラ。だめだこれ勝てる気がしない - 名無しさん 2014-08-23 20 25 14 シン、アスラン、キラ3にんで暴れられたら勝てない。ここは世代交代。 - 名無しさん 2014-08-23 20 27 32 ここでEXAの出番ですよ!(作品ぶっ壊れ) - 名無しさん 2014-08-23 20 28 47 と思ったら映画の後半で世代交代側がラスボスになりキラが主人公になるんですねわかります - 名無しさん 2014-08-23 20 29 57 どうせ キラ が 勝 つ - 名無しさん 2014-08-23 20 27 46 主人公まさかのキラを暗殺。MSに入る前に殺ればええんや、幸い身体能力は並らしいし - 名無しさん 2014-08-23 20 29 09 アニメでそんなシーン無かったっけ?ミーアが死ぬ回だったけな? - 名無しさん 2014-08-23 20 35 45 腕相撲、、、 - 名無しさん 2014-08-23 21 08 05 「○○が僕に勝てるはず無いだろ」 - 名無しさん 2014-08-23 20 52 30 アレはケンカレベルだからどうにかなったんじゃ?確か銃の扱いとか下手だったと思う - 名無しさん 2014-08-23 21 08 39 あそこまで風呂敷広げておいて割りとキレイに完結したから(後腐れは色々あるかもだけど)これ以上は・・・作り直すなら種デスから作り直してほしい - 名無しさん 2014-08-23 20 25 38 コロニーまるまる一個落とされた不満をラクスが抑えられるものなんだろうか - 名無しさん 2014-08-23 20 24 48 なんか監督の顔本でOVAが出るとかどうとか言ったって話だけど既に劇場版でやらかしてるだけに信用できねぇ… - 名無しさん 2014-08-23 20 25 11 バンダイはSEEDを新しいガンダムのスタンダードにしたかったんじゃないの?なんで途中で投げ出した? - 名無しさん 2014-08-23 20 26 45 監督と脚本がアレ過ぎて制作費が高騰したのに種死がその見返りが無かったからじゃねーの? - 名無しさん 2014-08-23 21 03 16 セイバーが活躍するアニメがいいな。 - 名無しさん 2014-08-23 20 29 56 Gセイバーというガンダムの映画でセイバー活躍してるよ! - 名無しさん 2014-08-23 20 32 14 ついに課金してしまった・・・!やっちまったかぁ・・・ - 名無しさん 2014-08-23 20 10 45 奇遇やね - 名無しさん 2014-08-23 20 12 15 俺も初課金だ…マインクラフトのあまりで(少将4 - 赤枝 2014-08-23 20 12 55 おいw - 名無しさん 2014-08-23 20 17 49 奇遇だな俺もだ - 名無しさん 2014-08-23 20 35 40 マジ、課金のタイミングが微妙で・・・俺もマインクラフト購入に会わせて課金ですよ。 - 名無しさん 2014-08-23 21 07 14 僕はpc版買おうとして、よくわからなくて結局ps3版マイクラかったお(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-23 21 15 22 ついに課金してしまった・・・!やっちまったかぁ・・・ - 名無しさん 2014-08-23 20 10 44 戦車「怯えろ!(見えない所から攻撃されて)竦め!(主兵装によって)MSの性能を生かせぬまま落ちてゆけ」 - 名無しさん 2014-08-23 20 09 34 今日の晩ごはん小僧寿しの手巻きか…いただきます - 夜神 2014-08-23 20 08 54 おぼっちゃまかよ - 名無しさん 2014-08-23 20 11 57 おれはおぼっちゃまくんじゃないぞ - 夜神 2014-08-23 20 13 35 はいはい、ともだち●こ - 名無しさん 2014-08-23 20 15 15 なぜだ・・・何故元ネタがわかってしまうんだ・・・ - 名無しさん 2014-08-23 20 18 33 小僧寿しってまだあったんだ、軒並み回転寿司にやられて地元には一軒も無い。 - 名無しさん 2014-08-23 20 15 53 マジか、まぁ回転寿司あればそっちいくよね - 夜神 2014-08-23 20 17 54 ドラえもんwww頑張れwwww ドラ「急げww急げww」 子供「頑張れwww頑張れwww」 ドラ「急げwww急げwww」 子供「頑張れwww頑張れwww」 ドラ「ふぅ・・・」 - 名無しさん 2014-08-23 20 27 52 無制限のエースマッチイフ改で行ったけど汎用強すぎィ・・・無制限にトラウマ出来そう - 名無しさん 2014-08-23 20 08 13 でも現状タイマンで安定してガンⅡ狩れんのイフ改くらいなんだよなぁ - 名無しさん 2014-08-23 20 09 55 みんなイベントの指令書出てる?初日の1戦目に☆1のゴミ指令拾って以来音沙汰ないんだけど。 - 名無しさん 2014-08-23 20 07 46 まだ一枚も出てない。かぶりすらしない。 - 名無しさん 2014-08-23 20 09 46 イベント?マジでイベント・・・?普段より出ない様な気が・・・ - 名無しさん 2014-08-23 20 09 46 星5lv4のが手に入りました。ベシスコア7000のキャンペ機7%と設計図3枚でした - 名無しさん 2014-08-23 20 13 21 キャンペーンのって普段から出るのか - 名無しさん 2014-08-23 20 24 07 そもそも指令書ダブルから意味がない - 名無しさん 2014-08-23 20 28 19 地元で祭りがやってるというのに家でPCして夕飯に焼きそばを食べてる俺。少なからず思うところはあるな...何やってんだよまったくw - 名無しさん 2014-08-23 19 59 34 じゃあ一人で祭り行くか? - 名無しさん 2014-08-23 20 01 53 一人で行く気になれないんだよね。インドア学生ニートだし。明日は出かけるからお金も取っておきたいし。祭りなんかいくとセーブ効かなくなって金使いすぎる性だから家から花火の音聞いてるだけで充分かな - 名無しさん 2014-08-23 20 05 32 いや祭りで買うような物無いから金は使わんと思うよ。 - 名無しさん 2014-08-23 20 08 25 食べ物みてるとあれ食べたいなこれも食べたいなでどんどん金使っちゃうのよ(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-23 20 09 20 ようドム - 名無しさん 2014-08-23 20 10 03 どどどドムちゃうわ!! - 名無しさん 2014-08-23 20 11 04 スピリチュアルやね - 名無しさん 2014-08-23 20 11 53 同士、俺のとこなんか盆踊り数メートル先でやっとるけどモスバーガーのタコス食いながらBOしてるよw - 名無しさん 2014-08-23 20 02 28 うちも小学校の横の公園で盆踊りしてる。 - 名無しさん 2014-08-23 20 04 54 盆踊り部屋でも作るか、地価基地か北極基地の中心の周りをみんなでくるくる回る - 名無しさん 2014-08-23 20 08 22 スピード統一にしないと。 - 名無しさん 2014-08-23 20 09 08 ザクタンクとガンタンクに回らせればいいんやな。スピード同じだし散弾が花火っぽいっちゃぽいし。何より見てて和む!これに尽きる!! - 名無しさん 2014-08-23 20 16 30 何それシュールwwwwwwwwww - 名無しさん 2014-08-23 20 09 33 上でゾゴックが素手で音頭を取るんですねw - 夜神 2014-08-23 20 10 05 クリスマスのスレ的に励ますなら「このwikiに俺たちがいるじゃないか」 - 名無しさん 2014-08-23 20 05 38 やめてくれそんなこと言われると余計悲しくなっちゃうw - 名無しさん 2014-08-23 20 11 58 今、深夜にやっているジョジョの3部って、もうすぐ終わるけど最後まで完走できないと思うけど、これって、ガンダム ダブルオーみたいに時期をずらしてまた3部の続きをアニメ化するの?誰か知ってたら教えて。 - 名無しさん 2014-08-23 19 51 45 4クールなんですがそれは… - 名無しさん 2014-08-23 19 52 11 ガンダムとおなじー - 名無しさん 2014-08-23 19 53 02 OOと同じ。 途中でいったん止めて、時期を置いてもう2クールをやる - 名無しさん 2014-08-23 20 00 56 初代ときメモで詩織を攻略できた人は挙手 - 名無しさん 2014-08-23 19 50 53 は~い (^^)/ - 名無しさん 2014-08-23 19 53 25 ちょっとー...その話を拾わないでくれー!(詩織は攻略した) - サイコマンティスに「ときメモが好きなようだな」となぜか言われない人 2014-08-23 19 54 40 一番最初はめがねっ娘を狙う癖があるので如月さん狙ってたのに詩織がねじ込んできたのは良い思い出 - 名無しさん 2014-08-23 19 56 19 ガンブレ2でるんか、どうなるのやら - 名無しさん 2014-08-23 19 45 49 一作目がなぁ…武器だけとか中途半端過ぎる登場の機体ばっかだったし戦闘がほとんど無双だったしなんとも… - 名無しさん 2014-08-23 19 49 07 うそこけ - 名無しさん 2014-08-23 19 50 58 少しだけ洋物って感じがしたのは気のせい? - 名無しさん 2014-08-23 19 51 17 CMの声は... - 名無しさん 2014-08-23 19 50 06 アスラン - 名無しさん 2014-08-23 19 51 14 トゥー!ヘァー!ガンダムブレイカー! - 名無しさん 2014-08-23 19 57 29 貴様が造りたかったのは本当にそんなガンダムかっ!!! - 名無しさん 2014-08-23 20 13 16 とりあえずビルドファイターズトライの話数がそこそこになった頃に相互の援護射撃を考慮しながら投入見込みって感じみたいね - 名無しさん 2014-08-23 20 07 31 バトルも無双もどきじゃなくてビルドファイターズ風にして欲しいな。んでネット対戦導入とかで - 名無しさん 2014-08-23 20 11 54 いや対戦はやめといた方がいい・・・本気でみんな似たり寄ったりになってカスタム要素消える・・・ - 名無しさん 2014-08-23 20 15 46 機動戦士RX-78-2 - 名無しさん 2014-08-23 19 44 50 車か - 名無しさん 2014-08-23 19 45 10 他車とは違うエンジンを積んでそうな感じだから史上初の核融合エンジン車なんだろうな(適当) - 名無しさん 2014-08-23 19 53 29 RXー78星雲からやってきた白い巨人 - 名無しさん 2014-08-23 19 49 48 Zんに倒されそうな - 名無しさん 2014-08-23 20 07 12 金髪やなくて黒髪や、、、、二丁拳銃の方は金髪や、、、 - 名無しさん 2014-08-23 19 43 37 ミスった - 名無しさん 2014-08-23 19 44 02 魔法科高校の魔王バーンとか考えちまったからやめてくれw - 名無しさん 2014-08-23 19 43 21 俺の張り付けた画像がかなり閲覧数いっているだって…!?やっぱり超絶綺麗で素敵で可愛いじゃないか!(歓喜) - 名無しさん 2014-08-23 19 42 13 ガルαって何が圧倒的だったんですか? ヒート率?でかさ? - 名無しさん 2014-08-23 19 41 53 期待度 - 名無しさん 2014-08-23 19 43 16 ゴロゴロインカミーング! - 名無しさん 2014-08-23 19 44 51 世界初の「緊急回避Lv2!」 - 名無しさん 2014-08-23 20 08 06 下格の性能 - 名無しさん 2014-08-23 20 18 38 アーカイブス版のMGSと初代ときメモがある。しかしサイコマンティスは「貴様の記憶はカラッポ」って言うんだ。なぜ言わない...同じメモリーカードにセーブデータがあるのに... - 名無しさん 2014-08-23 19 35 52 初代ときメモの詩織の鬼畜さといったら... - 名無しさん 2014-08-23 19 38 07 それはわかるんだ。「本当に幼なじみか?」と思うくらい冷たいし。だがそれが問題じゃない。サイコマンティスに「ときメモが好きなようだな」と言われないのが問題なんだ。 - 木主 2014-08-23 19 42 14 そのサイコマンティスは無能だ - 名無しさん 2014-08-23 19 45 46 サイコマンティスは悪くないはずだ...なぜだろう...メモリーカードを読み込んでないのかな...そんなわけ... - 木主 2014-08-23 19 48 25 PS版の初代ときメモは作画がおかしいとこまで忠実に移植しちゃったのが残念だったなぁ・・・ - 名無しさん 2014-08-23 19 50 45 仮想メモリーカード1は差込口1に差してある。別の仮想メモリーカードもある。 - 木主 2014-08-23 19 40 05 見たまえ…男たち♂の命の輝きだ - 名無しさん 2014-08-23 19 34 00 今日だけでスパイに3回も出くわしたんだけどスパイ行為のペナルティなんとかして欲しいわー。こういうのって運営に言って効果ある? - 名無しさん 2014-08-23 19 33 58 言っても意味ないと思う - 名無しさん 2014-08-23 19 35 59 どうやって機械に故意だと判断させんの? - 名無しさん 2014-08-23 19 36 02 回線抜きのIDは残して欲しいわ。敵だからIDなんておぼえてられんし。表示残ると思ったら躊躇してくれるんじゃなかろか - 名無しさん 2014-08-23 20 03 43 なんかこのwikiでの機体評価と実際に部屋で会う人達の機体評価、戦闘力に乖離が見られるね、重キャ、ガンキャIIよりFA鬱陶しい~、ドム強ーい。 - 少将10 2014-08-23 19 32 10 そりゃあ今のドム乗りは頑張って仕上げて試合に出してる人だし、FAは護衛ができていれば支援機で一番火力でるさ それができてない人が多いし護衛が完璧な状況がほぼ無いから弱い扱いされてるの - 名無しさん 2014-08-23 19 34 19 実際の兵器と同じ感じだな。 使いこなせる人が乗れば強いが、普通の人には扱えないから安定性に欠けるとされて使われなくなる。 あれ?バトオペにもそんな機体が(ry - 名無しさん 2014-08-23 19 36 06 対艦ヅダとかしっかりサーベル振るアレックスや寒ジムとか、上手い人が使えば戦果の出るような機体は多いよな、ただ周りからの目とかそういう評価があるわけだし嫌われるのは仕方ないね - 名無しさん 2014-08-23 19 39 02 FAが本当に怖いのはキャノン→ビーム×2ではなくいつの間にか撃ち込まれるビーム×2なんだよな…目の前の戦闘で手一杯になってる時にいきなりHPの警告音が鳴り出してビビるうえにミリしか残ってない… - 名無しさん 2014-08-23 19 48 29 よろけからの2連で顔を青くするのはよくある - 名無しさん 2014-08-23 19 49 33 機体は知らんが、戦闘力の乖離は、自慢君のコメの見すぎ。 - 名無しさん 2014-08-23 19 35 13 やっべ、人少なすぎる部屋たてたのに全然来ない。 - 名無しさん 2014-08-23 19 31 13 ザク「ヒャーハハハハハ!ヅダァー!どうしてお前がここにいる!?ヅダァー!! お前は不採用なんだぞ!?駄目じゃないか!不採用になった奴が出てきちゃぁああ!!倉庫にいなきゃぁああああ!!! - 名無しさん 2014-08-23 19 27 32 ヅダ「死を強いる指導者のどこに真実がある、寝言を言うなぁぁぁ!」 - 名無しさん 2014-08-23 19 29 18 0083は本編とジオンの残光のどっちが正史扱いなんだろ?ケリィさん生きてるのかな~。 - 名無しさん 2014-08-23 19 17 40 ヴァル・ヴァロかっこいいよね、ヴァル・ヴァロ!でもブラウ・ブロもジャスティス! - 低コストの人 2014-08-23 19 28 35 アレックス、マドロック、ピクシーみたいに素ガンにも愛称みたいなのつけるとしたらどうする? - 名無しさん 2014-08-23 19 12 25 アレックス、マドロック、ピクシーのどこが愛称なん? - 名無しさん 2014-08-23 19 13 20 愛称みたいなのって言ってるだろう、愛称じゃないなら開発名でも別名でもなんでもいいよ - 名無しさん 2014-08-23 19 14 55 白い奴 - 名無しさん 2014-08-23 19 15 48 冷静に考えると白いって間違いだよね - 名無しさん 2014-08-23 19 19 44 青とか赤とか、他に目立つ色あったよね・・・。 - 名無しさん 2014-08-23 19 21 04 あれって元々ガンダムが白一色って事が由来なんじゃないかと思ってたんだが - 名無しさん 2014-08-23 19 31 52 それの名残っぽいよな - 名無しさん 2014-08-23 19 48 44 だからといって「トリコーロルいやつ」とも言えないじゃろw - 名無しさん 2014-08-23 19 44 26 す - 名無しさん 2014-08-23 19 16 34 ガンダム - 名無しさん 2014-08-23 19 17 33 GUNDUM - 名無しさん 2014-08-23 19 19 17 グンヅム - 名無しさん 2014-08-23 19 20 14 おま、ガンドゥムを知らないのか - 名無しさん 2014-08-23 19 22 21 殺人未遂ゲームやってないからしらん。 - 名無しさん 2014-08-23 19 24 06 あーるえっくすななじゅーはち - 名無しさん 2014-08-23 19 20 17 アムラー - 名無しさん 2014-08-23 19 21 06 ガンダムって付いてるじゃないか。 - 名無しさん 2014-08-23 19 23 47 「アレックス、マドロック、ピクシーみたいに素ガンにも愛称みたいなの」だよな。アレックス、マドロック、ピクシーの愛称見たいなのがアレックス、マドロック、ピクシーならガンダムとちゃんとついてる。 - 名無しさん 2014-08-23 19 26 13 なんていえばいいんだろう。ガンダムが愛称みたいなものではないのか?飛行機も型番何とかでトムキャットとかと一緒で。アレックスとかはのちに戦場に出たあるいは開発されたということでさらに分類わけされてるだけなのでは? - 名無しさん 2014-08-23 19 35 50 区別も何も元々ガンダムNT1とか6号機とかから愛称が生まれたなら元々のRX-78-2の愛称はガンダムなんじゃないの? - 名無しさん 2014-08-23 19 41 10 あれ?ガンダムってRXシリーズの機体を総じてガンダムシリーズっていう感じだと思ってたんだけどそうじゃなくてRXシリーズの78-2だけにガンダムって名前がついてるん?、もしかしてすごい勘違いしてたかも - 名無しさん 2014-08-23 19 44 47 ガンキャノン&ガンタンク「ほう、俺たちもガンダムか…」 - 名無しさん 2014-08-23 19 47 23 RX-78ですw、ごめんなさい僕が間違ってたんだけど座っててくださいw - 名無しさん 2014-08-23 19 50 09 ガンダムタンク「俺はガンダムなのかガンタンクなのか教えてもらおうか!(キャリキャリキャリキャリ」 - 名無しさん 2014-08-23 19 53 59 ガンダムに別名つけるなら?って言ったほうが良かったかもね、マドロックもアレックスも元々ガンダムの6号機と4号機(という説がある)であるうえでそうゆう名前があるわけで - 名無しさん 2014-08-23 19 42 20 それ言えばみんな一応ガンダムだからな、その上でアレックスやらピクシーやら誰が付けたんか知らないが別名ついてる、こう考えよう、もしプロトタイプガンダムにアムロが乗っていたらRX78-2はなんと呼ばれていたか - 名無しさん 2014-08-23 19 31 09 ガンダム - 名無しさん 2014-08-23 19 31 53 ガンダム二号機じゃね? - 名無しさん 2014-08-23 19 32 19 ガンダムマーク2 - 名無しさん 2014-08-23 19 32 28 頑侍 - 名無しさん 2014-08-23 19 25 28 RX-78-2からR.X.-.8.-を抜いて72でどうかな - 名無しさん 2014-08-23 19 28 59 おう、そんなに飛ばされたいか - 名無しさん 2014-08-23 19 33 15 初代様 - 名無しさん 2014-08-23 19 29 02 ぶっちゃけ他の例から考えるとガンダム2号機って呼ばれるのが関の山だな。 - 名無しさん 2014-08-23 19 43 21 なんか人からオススメされたアニメって見る気無くすんだよな・・・魔法何とかの劣等生おもしろいよとか言われても「だから何?」ってなる・・・。うーん天邪鬼なだけなのかなぁ・・・。 - 名無しさん 2014-08-23 19 12 14 Vガン明るいストーリーで見てて元気になるよ(ゲス顔) - 名無しさん 2014-08-23 19 13 25 おいop詐欺じゃねーか! - 名無しさん 2014-08-23 19 14 50 種死「せやな」 - 名無しさん 2014-08-23 19 24 33 中身知ってるからやめてくれww - 名無しさん 2014-08-23 19 14 55 ???「見てください!」 - ミルドレッド 2014-08-23 19 26 55 萌えアニメが嫌いなんじゃね? - 名無しさん 2014-08-23 19 15 06 いや、嫌いじゃないんだよ。 可愛い女の子は大好きさ。でも最近見たのはスラムダンクとマジンガールZとジョジョ、銀の匙くらいかなぁ・・・。 - 名無しさん 2014-08-23 19 16 55 HELLSING(OVA版)あたり見てくればいいじゃない。ショタもいいと思えるぜ - 名無しさん 2014-08-23 19 19 17 ヘルシングってファサリナのエロシーンがあるやつだったっけ? - 名無しさん 2014-08-23 19 20 25 それはガンソード - 名無しさん 2014-08-23 19 22 33 そう、それだ、思い出した。 ヘルシングは飛田大佐か。 - 名無しさん 2014-08-23 19 25 11 惜しい!それはドリフターズだ! - 名無しさん 2014-08-23 19 27 23 あれ(´・ω・`)? じゃあ対○忍のサクラみたいな子が豹変して銃乱射するやつだっけ? - 名無しさん 2014-08-23 19 29 28 多分 - 名無しさん 2014-08-23 19 31 11 金髪の女の子がマスケット銃持ってたような・・・あと十字架とか。友人の家でちらっと見た気がする。 - 名無しさん 2014-08-23 19 36 37 それマドマギや、、、、、 - 名無しさん 2014-08-23 19 37 49 いやいや、その子もマスケット銃だったんですよ。あれ?弐丁拳銃だったかな・・・記憶の混濁が見られますね(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-23 19 40 44 金髪やなくて黒髪や、、、、二丁拳銃の方は金髪や、、、 - 名無しさん 2014-08-23 19 44 20 ご丁寧にありがとうございます。 - 名無しさん 2014-08-23 19 54 02 あなたが言ってる金髪でマスケットのスピリチュアルな少女はマドマギのキャラ。ヘルシングのマスケット使いはリップヴァーン・ウィンクル というソバカスで黒髪でまるでエロビデオのように喘ぎながら主人公に血を吸い殺される大人の女キャラ - 名無しさん 2014-08-23 19 44 51 https //www.youtube.com/watch?v=UyQtqQR_7ww list=PLjkQkBygHSJuDn-iqaU8BbUhSwnFh3Qlo index=4問題のシーンは41分あたりから - 名無しさん 2014-08-23 19 50 07 アニメ無知ゆえにお手数をお掛け致しました。ホントありがとうございます。 - 名無しさん 2014-08-23 19 58 30 なんか有名な死亡フラグを立てて首を食われて死にそうだな。もう何も怖くない。 - 名無しさん 2014-08-23 19 39 43 ガンダム見たあとにスラムダンク見ると、「部活動で必死過ぎ」って冷めた感じになった - 名無しさん 2014-08-23 19 35 14 安西「君は部活動如きと思っているかもしれないが何かに必死になることは物事の大きさで区別することはできないですよ。」 - 名無しさん 2014-08-23 19 40 34 それはアニメがなんだというより貴方が中n・・・いやなんでもない - 名無しさん 2014-08-23 20 00 30 てか劣等生って萌えアニメだったの? てっきり王道魔法バトルアニメかなんかだと・・・。 - 名無しさん 2014-08-23 19 19 31 私の主観では萌えアニメ。 - 名無しさん 2014-08-23 19 21 53 司〇達〇「行きがかり上魔法使い♂始めました!」 - 名無しさん 2014-08-23 19 21 58 いやどう見ても王道じゃないだろ・・・SAOと同じラノベ版俺TUEEEアニメだよ - 名無しさん 2014-08-23 19 21 59 え、主人公がシスコンで妹がブラコンで兄妹でいちゃいちゃしてるアニメだろ? - 名無しさん 2014-08-23 19 23 25 タイトルと「さすおに」っていうキーワードしか聞いた事無かったんで、てっきり魔法学校に入ったのはいいけど才能の無い主人公が、周りの女の子に助けられながら迫りくる悪と戦うアニメかと・・・ - 名無しさん 2014-08-23 19 26 47 「周りの女の子に助けられながら」これ王道バトル? - 名無しさん 2014-08-23 19 28 28 中盤で何らかの力覚醒的な・・・ほら、マケン姫とかそうじゃん? - 名無しさん 2014-08-23 19 30 37 結構最近のは女の子に助けられるのが王道じゃね? - 名無しさん 2014-08-23 19 36 34 才能あり過ぎるんだけど今の学校のシステムじゃ評価されないっていう申し訳程度の劣等を掲げながら「今のはメラゾーマじゃない。メラだ」って感じに基本一人で相手をボコボコにしていくんで王道ではないだろう - 名無しさん 2014-08-23 19 37 11 ホント申し訳程度の劣等ですね・・・ - 名無しさん 2014-08-23 19 41 31 劣等なのが学校内の所属しているクラスだけだから成り上がりを想像してたらたぶん見る気なるくなると思うぜ。相手の魔術を一方的に無効化できたり傷も自己回復できたりとチートをこれでもかって詰め込んでるから。あと「さすおに」てのは主人公を愛しすぎてるヤンデレ妹の「さすがお兄様!」という主人公ageセリフだからどっちかっていうとマイナスイメージ - 名無しさん 2014-08-23 19 59 48 いや心理学からすれば特におかしくない。なんでおかしくないかは糞長くなるんでググってくれ。あと劣等生はホライゾン並の説明書ラノベなのにほとんど説明端折ってるから原作知らないやつが見ても置いて行かれるだけだしジャンル的に好き嫌い別れるから見なくてもいいと思うぞ - 名無しさん 2014-08-23 19 20 26 心理学のキーワードだけでもよろしければ教えてください(´・ω・`) ホライゾンも見よう見ようと思って小説から入ろうとして挫折したなぁ・・・アニメも全く見てないし、マンガでも読もうかしら・・・。 - 名無しさん 2014-08-23 19 23 18 勧めてきた他人に対する印象とか元々そのものに対する関心度とか色々あるからややこしいよ?潜在意識や対人関係でググってみてくれ - 名無しさん 2014-08-23 19 32 32 ありがとうございます。気長に見てみます~。 - 名無しさん 2014-08-23 19 37 36 あのクソ長い理論やら説明やらが楽しくてラノベ読んでる俺がいる、アニメは説明とか足りな過ぎて無理 - 名無しさん 2014-08-23 19 26 06 俺もそうだわ、たまたま見たりとか自分で興味持ったやつは見るけど人に進められても見る気はあまりしない - 名無しさん 2014-08-23 19 20 40 ナカーマ(´・ω・`) 見たら見たでハマっちゃうんでしょうけど、見たくなくなるんですよね・・・。 - 名無しさん 2014-08-23 19 24 32 俺もこれ。マイナー系を制覇していってます。もしくは誰も触れないような古い作品とか - 名無しさん 2014-08-23 19 26 14 結局なのはとか見てないっていうね(´・ω・`) 北斗とかスラムダンクとか最近見たなぁ。おもしろかった。 - 名無しさん 2014-08-23 19 32 06 狼と香辛料とかローゼンメイデンとかあたりに出たアニメは名作揃いだぜ、、、 - 名無しさん 2014-08-23 19 34 57 遠近中全ての属性が固まって戦うのって変だよなぁと思う。適正距離設けてそれ外からの攻撃はあまり通らないようにしたらいいのに… - 名無しさん 2014-08-23 19 06 42 めんどいプログラミングがひつようだな。 - 名無しさん 2014-08-23 19 11 53 1stでもガンダム、キャノン、タンクが固まってたし原作通り - 名無しさん 2014-08-23 19 12 14 ゲームとしての話ね - 名無しさん 2014-08-23 19 15 14 え? - 名無しさん 2014-08-23 19 15 34 確か絆は適正距離あったけどあれはあれで微妙でしたよ。 - 名無しさん 2014-08-23 19 13 51 セクシーコマンドーって実際に使える人いるんですか? - 名無しさん 2014-08-23 19 03 34 知りたいのか。ただし身を以て知ってもらうことになるがいいかい? - 名無しさん 2014-08-23 19 10 47 好きな漫画が完結していくという謎の現象が、、、、 - 名無しさん 2014-08-23 19 01 16 完結?いいじゃないか。私の好きなものはよくて打ち切り。悪くて蒸発だぞ。 - 名無しさん 2014-08-23 19 11 26 正確には打ち切りなんだな。これが。 - 名無しさん 2014-08-23 19 12 20 うちきりと蒸発どうちがうん? - 名無しさん 2014-08-23 19 12 36 打ち切り=今までありがとうございました。○○先生の次回作にご期待ください。 蒸発=続きがあるはずなのに出るのが遅いなと持ったらえらい薄い(内容も本のあつさも)そして明らかに続く形で終わっていて。その後10年待てど続き出ず。出版元に電凸した人曰く生きているとのこと。続きは未定。 - 名無しさん 2014-08-23 19 16 31 それハンターh、、、、、 - 名無しさん 2014-08-23 19 17 12 随分な悪食だな、オイ... - 木主ではない 2014-08-23 19 13 06 悪食というかまあ悪食もあるんですがねw某海賊とかそういうメジャーなものも好きだけど、新人のこれを描きたいんだ!!って生き生きした感じの中に光るものを感じで読み切りから呼んでていざ連載したら変なてこ入れから爆走打ち切り・・・頼むからもう少し育ててくれってよく思うよ。 - 名無しさん 2014-08-23 19 19 42 まぁ俺も某海賊とかの長寿マンガより新人を育ててくれた方がありがたいよ。でも企業がそれで儲かるかといわれたら儲からない訳で、だから仕方ないと割り切ってる - 名無しさん 2014-08-23 19 27 36 「俺たちの戦いはこれからだ!ご愛読ありがとうございました。先生の次回作にご期待ください。」 - 名無しさん 2014-08-23 19 15 42 CCO!CCO!C・C・O!! - 名無しさん 2014-08-23 19 00 08 シャアがギュネイに言った『無理だ、外から見ると分かる・・・よく5thルナの核ノズルを守ってくれたな。』 入渠する時に強がってる艦娘にもかけてあげたい言葉だね。 - 名無しさん 2014-08-23 18 45 47 ??「キラ付けしてもろうたのに一発大破してもうたテヘペロ」 - 名無しさん 2014-08-23 18 49 55 このしたの旭川美容なんたら学校の広告あるけど頭がなんかおかしな連中が写ってるな、まるで高校デビュー果たしてる途中の新入生てきな - 名無しさん 2014-08-23 18 41 50 どれ? - 名無しさん 2014-08-23 18 59 13 めっちゃ長細い鉄橋みたいなMAP欲しい。 - 名無しさん 2014-08-23 18 36 17 ドムいじめダメ絶対 - 名無しさん 2014-08-23 18 44 33 じゃあ平原とかどうかな。障害物無し - 名無しさん 2014-08-23 18 51 14 砂漠が今どういう評価なのかを見ればどうなるかはわかるだろ?ジオン揃わんぞ - 名無しさん 2014-08-23 18 54 29 デカさのメリットがないからなwデメリットを消せないw - 名無しさん 2014-08-23 19 00 26 砂漠は結局1カ所に集中するから大変なんであって全方位から攻められるMAPだと違ってくるだろ - 名無しさん 2014-08-23 19 03 07 下士官でもあるまいし今の連邦は重キャ・キャⅡを中心に固まって動くんだから一緒でしょ。全方位から攻めたって何ら変わらん。むしろキャノン兄弟に的にされて各個撃破されるじゃん - 名無しさん 2014-08-23 19 08 01 障害物や起伏が無いとまともに戦えないということか… - 名無しさん 2014-08-23 19 24 12 それよりも森林マップ欲しいな帰還の孤島みたいなさ、 木が邪魔でビームもバズも使いにくいような感じでさ - 名無しさん 2014-08-23 18 50 12 寒ジム「私の出番だな!」 - 名無しさん 2014-08-23 19 08 00 ジャブローイメージの密林っぽいのはワンチャンあると思うで - 名無しさん 2014-08-23 19 10 45 GP02はBBの威力は高いけどデカいからキャⅡのいい的。落ちるとコストもバカにならんし、リスポン時間も長いからガチでは出せないんだよなぁ…。 - 名無しさん 2014-08-23 18 36 07 紺色と黒のツートーンにして腕から小型の有線チャクラムだして重力のたまぶっぱなすガンダム実装してくれないかなー - 名無しさん 2014-08-23 18 35 54 ヤフーTOP、私「どれどれ、マ・クベのつぼ一日で完売、・・・さすがいいものだ。」 - 名無しさん 2014-08-23 18 27 23 ザビ家のティーカップが欲しいんだけどまだあるかな。 - 名無しさん 2014-08-23 18 36 11 どうせ動画がUPされるんだろうな・・・「 チィ~~ン 」ってw - 名無しさん 2014-08-23 18 48 08 マ・クベは漫画ではノリス並みのイケメン。アニメでは… - 名無しさん 2014-08-23 18 53 41 AC始めたいんだけどACDVからでも大丈夫? - 名無しさん 2014-08-23 18 21 58 LRから始めると良いよ(ゲス顔) - 名無しさん 2014-08-23 18 26 46 NBから始めてもいいと思うんよ - 名無しさん 2014-08-23 19 01 25 Vからしたほうがいいとは思うけどVDでもおっけー。 - 名無しさん 2014-08-23 18 29 00 Vからしたほうがいいとは思うけどVDでもおっけー。 - 名無しさん 2014-08-23 18 29 00 4、5とそれ以前の3つに大きく分けて操作性違うから過去作やらなくても楽しめると思いますけど上の方の言う通り、過去作やると色んな繋がりあるからまた一段と楽しめますよ。 - ミルドレッド 2014-08-23 18 35 43 ようこそ戦場へ。歓迎しよう、盛大にな。Ⅴはオンが終わっちゃったからVDから始めるのもひとつの正解。ストミ詰まったら傭兵雇うといいよ。俺とか、ランカー傭兵とか、俺とか - コジマ粒子は世界一ィィィイイ!! 2014-08-23 18 46 52 オンラインできないと公式サイトで見たのでVDにしようとおもったら一部のルールならいけるらしいですね。でもVDでもいいらしいのでVD買うことにします。ありがとうございました - 名無しさん 2014-08-23 19 03 12 投稿した後表示されないからもう一度投稿したら表示されていたでござる - 名無しさん 2014-08-23 19 06 07 おいおい、お前だけに良いカッコさせないぜ?俺も雇ってくれよ(ゲス顔 - 名無しさん 2014-08-23 19 04 35 ストミは勢力補助金出ないから収入あんまり美味しくないぜ?こういうのは俺に任せときな(ゲス顔) - 唐沢+盾+とっつき 2014-08-23 19 16 45 ようこそ、新たなる傭兵。君を歓迎しよう。 - 名無しさん 2014-08-23 19 00 43 Vをよく聞くのでそっちのほうがいいのかと思いましたが、VDでも大丈夫そうですね。ありがとうございました - 木主 2014-08-23 19 05 05 マドをBM使って開発しようか悩み中…。こいつはガチでも使える機体なのかな? - 名無しさん 2014-08-23 18 21 19 66編成で相方に重キャもしくはキャⅡが居れば出してもいいでしょう。観測が無いのが痛いだけで、十分なスペックだと思いますが・・・。 - 名無しさん 2014-08-23 18 22 29 yahooニュース見たらマ・クベのつぼが1分で完売だってさ 好きな人は4万出すんだね~ - 名無しさん 2014-08-23 18 20 49 1日、じゃなかった? - 名無しさん 2014-08-23 18 25 48 私は買いましたわ。 - 名無しさん 2014-08-23 18 26 39 現在、自分の持ってるMSでフルハンな機体 ジオン汎用:先ゲル、素ゲル、GP01 格闘:グフカス 支援:指揮陸 連邦汎用:陸ガン、BD3 格闘:BD1 支援:砂Ⅱ ガンダムは今ハンガー中でいいとして、無制限少将で生き抜くならジオンは格闘、連邦は支援機を追加した方がいいかね?砂Ⅱはまだ戦えるはずなのにみんなに嫌がられるのよね・・・(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-23 18 20 09 砂ⅡよりキャⅡがいるからねー…。そしてGP01は連邦ではなかろうか? - 名無しさん 2014-08-23 18 23 20 間違えました。GP02でした。失礼(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-23 18 23 49 (前半部分の返信)ビーム系支援(おまけに転倒付き)はキャⅡが最近のトレンドですしねぇ・・・完成はしてるけど作ってないんですよねぇ。今から設計図集めは大変だわ(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-23 18 25 54 無制限少将を本気で生き抜くならジオンはしばらくやらないで連邦でガンダム、パワードジム、ガンキャノン2のどれか手に入れる。 - 名無しさん 2014-08-23 18 23 28 ジオン捨てろとww まぁでも無制限は連邦がちょっと有利なのかな?素ガンはあと中スロ4埋まればロールアウトできるんでなんとかなるかな。 - 名無しさん 2014-08-23 18 26 54 そうだ。ジオンを捨てろ!同じ腕でぶつかりあったら例え勝負が時の運であっても今の連邦には勝てない。 - 名無しさん 2014-08-23 18 28 32 うーむ、先ゲルで凸れば味方さんのおかげか結構勝ててるんですけどね・・・中身同じなら勝つのは難しいとは聞いた事があります。悲しい事実だ・・。 - 名無しさん 2014-08-23 18 30 32 最近ガンダムがかっこよく見える。眼科いってくる。 - 名無しさん 2014-08-23 18 15 29 アニメのガンダムはなんかもっさり?しててあんまし好きじゃない。でも最近の綺麗なガンダムさんはすごくカッコよく見える。 - 名無しさん 2014-08-23 18 21 23 素ガンダムだよ。今まで全くかっこいいと思わなかったのに。 - 名無しさん 2014-08-23 18 24 22 素ガンかっこいいと思うけどなぁ・・・ ttp //blog-imgs-57.fc2.com/p/h/a/phantom12369/img_174362_9848178_1.jpeg ガンプラのパッケージだけど、すごくかっこいい。 - 名無しさん 2014-08-23 18 29 02 下の完成品もずごいかっこいいじゃんかよ。何でだ。 - 名無しさん 2014-08-23 18 30 43 かっこよさに意味は無い・・・そう、感じろ(暴論 - 名無しさん 2014-08-23 18 33 15 みんなカトキさんのおかげ - 名無しさん 2014-08-23 18 37 50 カトキは洗練させるの上手いけど、味は薄くなるのがな~ Hi-νガンダムが特に。まぁVer.Kaでちゃんと出渕風になったから良いけど - 名無しさん 2014-08-23 18 45 54 カトキいなかったらとっくにガンダムなんて過去の遺物と化してるよ - 名無しさん 2014-08-23 18 47 58 ん?MGHiニュー前作の事言ってる? あれカトキさんですら無い筈だけどなぁ 出渕さん本人がリデザインだったはず - 名無しさん 2014-08-23 18 54 57 自分は0083を最初に見たのもあってステイメン大好きなんですが、MGでそろそろGPシリーズVer.Ka出して欲しいなぁ Ver.2.0出ないかなと思ってたがここまで来るとGFixをMGでしてくれれば本望 そしてデンドロビウムVer.Kaへ・・・ - 名無しさん 2014-08-23 18 47 46 おい待て、君はそっちじゃない。外科に行くんだ。ガンダムがカッコよく見えないとは、どこか脳が悪いに違いない - 名無しさん 2014-08-23 18 21 36 落ち着いて読んでくれ。かっこよく見えるようになってしまったのだと。 - 名無しさん 2014-08-23 18 25 36 窓のサーベル細くね?連邦のサーベルってこんなもんだっけ - 名無しさん 2014-08-23 18 15 13 わからん。窓板で聞いた方がいいとおもう。 - 名無しさん 2014-08-23 18 16 27 みんな!どうしたらゲルMが活躍できるか考えようぜ!2発撃てる腕部グレを持ちそれなりの火力もあるイフ改の話は無しだぜ! - 名無しさん 2014-08-23 18 04 45 なにいってんだよ。コストがちょっとわりに会わないだけで活躍はできるだろうに。 - 名無しさん 2014-08-23 18 05 58 デブ過ぎて強制噴射の意味なし。サーベル短い。グレのリロードが遅い。 - 名無しさん 2014-08-23 18 07 58 蟹系「剣持ってるだけましやん。まあ、こっちはCTの短さで勝負するがな」 - 名無しさん 2014-08-23 18 10 23 N格→N格…。あっ、ちょガンダム、こっちくんな。 - 名無しさん 2014-08-23 18 19 26 サーベルは確かに酷いな。見た目は短かないのにモーションのせいでな・・・。めちゃくちゃデカイから扱いにくいのはわかるけど活躍はできるぞ。ただ、他の乗った方がもっと活動できるってだけだ。 - 名無しさん 2014-08-23 18 11 18 GLA「グレのリロが遅い?甘えんなよ(血涙)」 - 名無しさん 2014-08-23 18 20 49 強制噴射でタックルを誘うくらいしか思いつかない - 名無しさん 2014-08-23 18 07 04 乗り手がうまくなればいい。 - 名無しさん 2014-08-23 18 07 37 強制噴射装置 - 名無しさん 2014-08-23 18 08 57 おおざっぱ考えると半分汎用機と割り切って射撃補正を積むしかない。 - 名無しさん 2014-08-23 18 12 57 ば・か・なっ!! - 名無しさん 2014-08-23 18 13 45 そういや最近汎用に射プロ積み多いよな。流行ってるのか? - 名無しさん 2014-08-23 18 23 59 バトオペで地雷になり気分転換のウル4でぼこられるw正に負の連鎖 - 名無しさん 2014-08-23 18 04 06 正(せい)なのに負とはこれいかに・・・。 あ、意味はもちろん知ってるよ。 - 名無しさん 2014-08-23 18 05 04 ( ^ω^)「お~~~~~~~~~~」 - 名無しさん 2014-08-23 18 02 00 コマンドーのターザンのシーン思い出した - 名無しさん 2014-08-23 18 04 13 富野由悠季「オタクだけが喜ぶ声はいらない」に声優ファン激怒 15年ぶり「ガンダム新作」のインタビューめぐり論争 J-CASTニュース 原点回帰するのに当たり前だけどね。一部の顧客の事ばっかり訊いていた演歌業界の二の舞にはなって欲しく無いね! - 名無しさん 2014-08-23 17 59 57 最近の声優の盛り上がり方を見てると自分もそう思うね。声聞くためだけにアニメ見るのは絶対に間違ってる。 - 名無しさん 2014-08-23 18 01 54 別に自由にさせてやれよ。間違ってはないでしょう。 - 名無しさん 2014-08-23 18 03 47 まあ間違ってはないだろうけど、本来声優はキャラにあったのを起用するものだからね人気で選ぶなって意味じゃないの? - 名無しさん 2014-08-23 18 11 06 禿は毎度毎度言葉足らずなくせにファンの神経を逆撫でにするような余計な一言だけ必ず言うのが問題なんだよな・・・Z劇場版でも元の声優が年を取りすぎてイメージの声が出しにくくなったとかちゃんと説明すりゃ荒れなかっただろうに・・・ - 名無しさん 2014-08-23 18 19 23 だね。本来、声優は裏方の仕事のようだし。好きな声優は確かにいるけど、それはそれ。だしなぁ - 名無しさん 2014-08-23 18 04 16 めんどくせぇ奴らが増えたな。不満なら構わずにほっとけばいいのに。ツンデレか何かかよ - 名無しさん 2014-08-23 18 05 03 ほっとけばいいのに。 - 名無しさん 2014-08-23 18 17 35 お禿様飛ばしてんなー、レコンギスタもイデオンとかΖみたいな鬱々とした作品であって欲しい - 名無しさん 2014-08-23 18 05 14 「誰だ?このハゲ!!」って…声優でしか作品選んでないのかな、超大物なのに - 名無しさん 2014-08-23 18 26 09 ふむふむ、えーっとなになに・・今年秋にガンダムブレイカー2発売!?なんだとおおおおおお! - 名無しさん 2014-08-23 17 52 33 2って形で出すのかよ・・・ - 名無しさん 2014-08-23 17 57 06 バトオペみたいにしてほしいね - 名無しさん 2014-08-23 17 58 57 フロムに作らせればガンダム版アーマードコアになるんじゃないかと思った(小並感)……2が面白そうだったら買うけど、期待はしない - 名無しさん 2014-08-23 18 03 43 さぁ諸君、本日の晩御飯を決めようではないか - 名無しさん 2014-08-23 17 45 06 華麗なるカレーを - 名無しさん 2014-08-23 17 47 18 パン - 名無しさん 2014-08-23 17 47 22 蟹鍋 - 名無しさん 2014-08-23 17 48 43 加齢ライスでいこう!! - 名無しさん 2014-08-23 17 51 57 ザク天ぷら - 名無しさん 2014-08-23 17 55 19 鶏のから揚げ。ビールと一緒に食いたい - 名無しさん 2014-08-23 17 55 52 デザートザク豆腐の黒蜜かけ - 名無しさん 2014-08-23 17 56 36 アッガイの踊り食い - 名無しさん 2014-08-23 17 58 21 炒飯 - 名無しさん 2014-08-23 17 58 44 ザク豆腐鍋 - 名無しさん 2014-08-23 17 59 29 焼き鳥(塩) - 名無しさん 2014-08-23 18 00 06 う☆な☆ぎ - 名無しさん 2014-08-23 18 03 06 焼肉 - 名無しさん 2014-08-23 18 04 19 ニラレバ - 名無しさん 2014-08-23 18 17 33 ぺヤングカップラーメン - 名無しさん 2014-08-23 18 19 10 ジオンにも、ジオンにもロマン砲を出してくれぇぇぇえぇぇぇ - 名無しさん 2014-08-23 17 41 23 ザク1「え?」 - 名無しさん 2014-08-23 17 47 14 ゾゴック「ロマンパンチのワシがいるじゃないか。」 - 名無しさん 2014-08-23 17 47 42 アッグが出れば解決すると思うんだ。 - 名無しさん 2014-08-23 18 02 32 ラグワープしてる人からみたら普通の人ってどう見えてるんだろう?格闘当てた瞬間3、4機体分後ろにワープして「ふふふ...残像だよ」状態になったんだよ。これって相手から見たら何もないところで格闘振ってる変な奴に見えるのかな? - 名無しさん 2014-08-23 17 40 44 当てたはずなのにすかると言う状態だろう。夢想転生みたいよ。 - 名無しさん 2014-08-23 17 48 23 ふざけてアッガイを阿部カラーにしたら戻すの忘れてそのまま出撃してしまったw - 名無しさん 2014-08-23 17 36 32 俺のはペイルカラー - 名無しさん 2014-08-23 17 38 48 僕のはドラえもん - 名無しさん 2014-08-23 17 40 55 大丈夫、ネタを知ってるアッガイ乗りなら一度は通る道のはずだw - 名無しさん 2014-08-23 17 41 30 ありがとう、そして僕のアッガイたんが支援機を後ろから突いたよw - 柱 2014-08-23 17 45 56 ネタカラーアッガイvs格闘機部屋とかいいかも(立てるとはいってない) - 木主 2014-08-23 17 53 55 雷近くにおちたっぽい - 名無しさん 2014-08-23 17 35 30 この時間だと夕立っぽい? - 名無しさん 2014-08-23 17 46 20 もうじきに~夕立が~く~る~ - 名無しさん 2014-08-23 17 48 00 ここ数年夕立にあった記憶がない - 名無しさん 2014-08-23 17 49 23 こないだ演習部屋(ほぼ全員放置)を久し振りに利用したときに思った。人少なくなったらこんな部屋しかなくなるのか・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 17 34 22 エリートの短縮に整備成功率100%のアストナージを追加すれば多少高くてもみんな買うんちゃうか?儲けガッポガッポやでバンナム! - 名無しさん 2014-08-23 17 26 07 ジェガンの爆発に巻き込まれるような人は知りません - 名無しさん 2014-08-23 17 41 50 あれカタパルトにビーム当たってその爆風で死んだんじゃない? - 名無しさん 2014-08-23 18 04 04 皆はここ見始めたのっていつ頃?自分は機体板の数値をたまに見てたけど、ちゃんと見始めたのは大尉からだな - 名無しさん 2014-08-23 17 26 03 少佐の後半ぐらいからだったかな。 - 名無しさん 2014-08-23 17 27 48 伍長か軍曹になった辺りかな? - 名無しさん 2014-08-23 17 30 37 俺は少尉になってすぐだな - 名無しさん 2014-08-23 17 31 56 曹長だったと思う。それまではFS型にフィルモ2つ積んだりしてたなーw - 抹茶プリン 2014-08-23 17 32 14 2等兵から前Wiki~現Wiki見てるけど - 名無しさん 2014-08-23 17 34 34 対人ゲーだから始める直前にチェックしてたな、正確にはここじゃなく旧wikiだが - 名無しさん 2014-08-23 17 37 37 存在を知ったのは二等兵の頃。利用を始めた(雑談)のは上等兵の頃、かな。100万DLから復帰してデータ消えてたのを見た時は焦った - 名無しさん 2014-08-23 17 44 08 今BFトライのPV見てきたんだけど、コメントがさすがYouTube、外人ばかりやでぇ。その中で、「オウ!!セカイ is DOMON!!」って言ってる人いて笑ったwGガンって外人にどのくらい需要あるんだ? - 名無しさん 2014-08-23 17 25 54 バーニング『』 - 名無しさん 2014-08-23 17 26 37 Gのバーニングガンダムはこれから立場ないよな、マジで。 - 名無しさん 2014-08-23 18 03 49 FAスレレイか…こっちにも出てくれないかなぁ - 名無しさん 2014-08-23 17 24 31 最近の連邦はパジ2~3普通に居よる・・・3方向からドムゲルの様にタックルしてきた時は昔を思い出したよ - 名無しさん 2014-08-23 17 21 42 てか愚痴板にすげー不謹慎なコメントがあるな・・・右傾がどうの原爆がどうのと・・・ - 名無しさん 2014-08-23 17 21 12 書いた奴朝鮮人だな。 - 名無しさん 2014-08-23 17 22 54 皆はここ見始めたのっていつ頃?自分は機体板の数値をたまに見てたけど、ちゃんと見始めたのは大尉からだな - 名無しさん 2014-08-23 17 25 38 ミス - 名無しさん 2014-08-23 17 25 49 ありえないね、こんなの。内容も不謹慎なら各場所も意味不明。だれか削除依頼だした? - 名無しさん 2014-08-23 17 27 59 俺も不快に思って荒らし報告しといたわ - 名無しさん 2014-08-23 17 28 11 ありがとうございます - 名無しさん 2014-08-23 17 29 26 広島の人間なんでホント悲しいですよ・・・土砂災害もあったばかりだというのに・・・ - 木主 2014-08-23 17 29 00 そうだよな・・・。70年前の事って言ってもまだまだ記憶に残る範囲だもんな。最近の若いのは分かってないのが多い。 - 名無しさん 2014-08-23 18 04 53 あれ書き込んだ奴どこの民族だよ、不愉快極まりない - 名無しさん 2014-08-23 17 35 18 ああはならないようにしような - 名無しさん 2014-08-23 17 51 01 わしの友人が競馬で10万溶かしよった‥アホや‥ - 名無しさん 2014-08-23 17 18 58 反面教師と思って、自分はそうなるまいと言う精神よ - 名無しさん 2014-08-23 17 22 47 なるほど(。_。)φ - 名無しさん 2014-08-23 17 26 00 ドム系なんだけどドワとトロしか見ないんだよね。俺はすごくドム重乗りたいのに出せる空気じゃ無いんだよな。性能もコスト的に合ってると思うから現状でいいんだけど、せめてドム系唯一のスキルを追加して欲しいんだよね。あれば多少なりとも出せやすくなるかもしれないし。 - 名無しさん 2014-08-23 17 13 06 連邦「お、肉ダルマ発見したぞ。全員BZ用意・・・ってー」 - 名無しさん 2014-08-23 17 16 02 支援「ピョンピョンしとこう」格闘「またサッカーか…(遠い目)」 - 名無しさん 2014-08-23 17 17 52 Ⅱ「お前をコケさせる」 - 名無しさん 2014-08-23 17 18 59 連邦「さ、ヨロケさせたぞ。全員下格用意・・・って・・・痛ってー」 - 名無しさん 2014-08-23 17 23 02 (見事な下格ごっつんこに乗じてさっさと逃げる肉ダルマ・・・w) - 名無しさん 2014-08-23 17 26 15 WD「逃がさないと言ったろ」 - 名無しさん 2014-08-23 17 40 37 でもドム重って耐衝積めるし、トロ出せるんなら重も出せると思うんだよね。 - 名無しさん 2014-08-23 17 53 45 SBの手数も多さあるし個人的には全然いけると思うけどな - 名無しさん 2014-08-23 18 00 29 部隊員に被撃墜数は少ないけど撃破数も少ない、要は下手な人がいて副隊長やメンバーが「練習すれば大丈夫!」とか励ましたりとかしてるんだけどボクぁそういう問題じゃない気がするんだよね…当てられないのも死ににくいのも回線0なのが原因dato… - 名無しさん 2014-08-23 17 09 50 ここで思っているだけでは問題は解決しないぞ! 君の口からはっきりと言ってやれ「なんかラグくね?」 - 名無しさん 2014-08-23 17 14 53 それか「ホストやってくれる?」 - 名無しさん 2014-08-23 17 15 56 やっぱ言った方がいいよな。ラグいどころか位置情報ズレまくってるしたまにワープしてるし… - 名無しさん 2014-08-23 17 19 28 もうジオン軍はオワコンだな・・・辛いヨ・・・タ・ス・ケ・テテテテテテテテテてテてテテテテ手テテてテてテてテてテてテてテてテて手 - 名無しさん 2014-08-23 17 05 54 連邦やれ。 - 名無しさん 2014-08-23 17 07 28 運営に連邦VS連邦出来るようお願いしてきな - 名無しさん 2014-08-23 17 09 11 と思うじゃん?連邦もなかなか酷いんだこれが…。肝心要の汎用が終わってるぞ、今。機体じゃなく中身がな。 - 名無しさん 2014-08-23 17 10 27 全然勝てるだろ。勝てない日ももちろんあるけど・・・ - 名無しさん 2014-08-23 17 11 37 もうすぐ一年戦争が終わるんだな。 - 名無しさん 2014-08-23 17 11 42 そして残党狩りの幕開けか - 名無しさん 2014-08-23 17 18 15 ジオンホストでやってるけどめっちゃ勝てるよ?まぁ補給でケンプ使って、カスパとかおかしいやつはキックしているからだと思うけど - 名無しさん 2014-08-23 17 17 43 ドワッジ3全然落ちて来ないや、現在少将1ww - 名無しさん 2014-08-23 17 03 37 さては絞ってないな!? - 名無しさん 2014-08-23 17 05 46 ナニをおっしゃる、開発する機体も無いから気分で放置してワッジさんのLv2開発したんじゃよ。理由は%の上がりの悪さね - 名無しさん 2014-08-23 17 07 59 レベル2はレア度と%微妙に釣り合ってないよなー、開発しようとしてもキャンペ近かったりするから油断できんわー - 名無しさん 2014-08-23 17 09 57 訂正レベル2× ☆2○ - 名無しさん 2014-08-23 17 10 30 一枚でれば最速のトッカータで完成せて貰うのに - 名無しさん 2014-08-23 17 14 02 ガンダムLv6の連続整備はポイントどれくらい使う?12万くらい? - 名無しさん 2014-08-23 16 59 50 それの2.5倍は用意しておいたほうが良いよ - 名無しさん 2014-08-23 17 04 47 30万も使うのかよ。 - 名無しさん 2014-08-23 17 06 39 桁一つ足りないな - 名無しさん 2014-08-23 17 04 56 昨晩の不幸の人ですか?! - 名無しさん 2014-08-23 17 09 55 Lv.7のデザートシリーズフルハンしたいけど真面目にそれぐらいの額に達しそう・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 17 14 10 お、おれは決してジロリアンではない! だが・・・・なんなんだこの胸の高鳴りは・・・・? 俺の体が何かを求めている・・・・あっ足が勝手に・・・!? う、うわぁぁぁぁぁぁっ! ????「へいお待ち」 - 名無しさん 2014-08-23 16 48 33 お前はデロリアンだ!! - 名無しさん 2014-08-23 17 01 53 そのとき、木主の体に電流のごとき衝動が走った(1.21ジゴワット) - 名無しさん 2014-08-23 17 03 21 愚痴板にクラン名晒してる奴いるよ。wikiって晒しダメですよね?通報の仕方わからないから誰かお願いします。晒された本人たちも不快だろうけど、他人も晒しを見るのも不快だわ。ルール守れない奴は書き込むな。 - 名無しさん 2014-08-23 16 38 55 もう荒らし報告されてるよ。 - 名無しさん 2014-08-23 16 42 44 他にも香ばしい書き込みがあるね。やはり愚痴板には近寄らぬが吉よ。 - 名無しさん 2014-08-23 16 48 39 バトオペの愚痴を垂れ流すのはいいんだけどね・・・なんか変な人もいるもんだ - 名無しさん 2014-08-23 16 56 02 愚痴板に書くというルールは守ってくれてるのに何故そっちは守らないのか。 - 名無しさん 2014-08-23 16 56 55 一応教えておくと、→の荒らし報告板に書き込み時刻と一緒に報告したらいいんだよ。「2014-08-23 17 45 06 雑談板」みたいに。 - 名無しさん 2014-08-23 17 52 11 L2R2ボタン壊れたからps4のコントローラ出したらバトオペプレイできるし操作しやすかった、でもコントローラはコードつけながらじゃないと3とは接続できないみたい(;^_^A - 名無しさん 2014-08-23 16 28 20 だよねー 無線接続したい - 名無しさん 2014-08-23 16 50 46 仮説だけどねどうもPS4コントローラーでUSB有線接続すると0.1~0.5フレーム速い操作と位置信号になるみたいだよ。おそらく無段階入力機構なのでPS3が処理出来ず簡易ラグスイッチになってしまうのでは?と推測してます。エイムが向上するのはそれだと説明が尽くし、実際体感したが要検証だけどね。 - 名無しさん 2014-08-23 17 06 44 要するにPS4コンの - 名無しさん 2014-08-23 17 09 57 能力が高すぎて有線接続しないとラグが発生してしまうから無線接続できないってこと? - 名無しさん 2014-08-23 17 10 58 おおざっぱに言えばそうかも? もっと簡単に言えば後出しで攻撃が当たり、後出しで攻撃すかせるのね…。 - 名無しさん 2014-08-23 17 21 05 俺PS3のコントローラー余分にいくつか持ってるから、君のPS4と交換してやるよ。やっぱり無線の方がバトオペ楽しいだろ? - 名無しさん 2014-08-23 16 56 31 嫌だわwww もうすぐディスティニーだしね - 名無しさん 2014-08-23 16 58 10 詐欺師 - 名無しさん 2014-08-23 16 58 12 密かにサイドストーリーのDLC出てて笑った まだプレイしてる人いるのかな - 名無しさん 2014-08-23 16 19 24 まだプレイしていないどころか、まだ一つ目が終わっただけで、ほりっ放しの俺がいるw - 名無しさん 2014-08-23 17 25 04 マ・クベの壺もう完売したのか - 名無しさん 2014-08-23 16 12 39 最近HP13000程度の砂2多すぎない?個人的には16000は必要だと思ってたんだけど、そんなにHP下げてまで火力上げないといけないの? - 名無しさん 2014-08-23 16 12 12 (それ火力にも盛ってない気がする) - 名無しさん 2014-08-23 16 13 59 じゃあ俺の見た砂2は何を付けていたんだ...? - 木主 2014-08-23 16 30 13 HP低い人の思考はHP主義者の僕には分からない - 名無しさん 2014-08-23 16 35 01 クイックローダーとか載せなきゃいけないから大変なんだよ。きっと。 - 名無しさん 2014-08-23 16 15 59 自分も勲章込みで15000~16000くらいにしてるかな。火力足んないのよね・・・。キャⅡ乗れって言われたらどうしようもないけど、それでも砂Ⅱがいいの(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-23 16 18 39 さっさと高コス支援に移って欲しいわ - 名無しさん 2014-08-23 16 42 01 まだ砂Ⅱは戦えるのに、そうやって高コス支援に乗り換えろって言われるのは気に入らんな・・・。 - 名無しさん 2014-08-23 17 04 50 こないだ珍しく早朝にやったんだ。ちなみに愛機は夜鹿なんだけどさ。そしたらたまたま回線の調子が良くて「おぉ!コレが!この速さこそが夜鹿だ!」って感じになってた。 いつもこうならなぁ。 (一応言っときますが光で有線ですよ。) - 名無しさん 2014-08-23 16 11 34 良回線でもたま~にあるよねラグの恩恵。私も一度だけジムストが目前の敵の攻撃を受けてよろけてもダメ入らない時あってこれがウェラブル・アーマーか!って感じになったよ(試合中ボチボチ起こったからFFで無い)もちろん有線光ですよ~ - 名無しさん 2014-08-23 16 25 34 いや~~夏ですね~!まさか少将目前にして無制限でこんなにもLv4以下が出揃うとは思ってもみませんでしたよ~。しかしこの光景も今月いっぱいで見納めか~・・・見納めですよね?・・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 16 09 37 ガンダムブレイカーって色々カスタマイズが出来る無双って感じ? - 名無しさん 2014-08-23 16 07 08 ガンダム無双よりは無双じゃないな。 - 名無しさん 2014-08-23 16 09 23 簡単に言うとミッション初盤は無双、中盤は丁寧にプレイしないと死ぬ、終盤丁寧にプレイしても死ぬ - 名無しさん 2014-08-23 16 11 06 オンラインプレイでやっとこさクリアできる感じだからねぇ…… - 名無しさん 2014-08-23 16 14 48 自分は一応元帥+のミッションも全然ソロで行けるけど全然レア落ちないからね…4人で行けば出やすくなるとか言うけど実感できないし… - 名無しさん 2014-08-23 16 18 11 ガンダムの脚から映し、だんだん上に行くと、その上半身は・・・、シャア専用ズゴックw のやつですね。 - 名無しさん 2014-08-23 16 33 45 今のバトオペゲームバランスが悪いから面白くないの俺だけ?(面白く無いと言いつつやってますが。) - 名無しさん 2014-08-23 16 06 18 つまり面白いわけだな!(Q.E.D) - 名無しさん 2014-08-23 16 10 15 コスト戦は面白い。無制限は機体限定され過ぎて面白くない。 - 名無しさん 2014-08-23 16 20 32 コスト戦でデザクとかヅダとかギガンとかで遊ぶの楽しいよなw - 名無しさん 2014-08-23 16 25 30 ほんとこれ。ガンダムまみれ ゲルまみれ! - 名無しさん 2014-08-23 16 48 39 •白い…バンシィ - 名無しさん 2014-08-23 16 03 39 久々にやったんだが、ちょっとエフェクト変わった?爆炎とか実弾のヒットエフェクトが変わってる気がする… - 名無しさん 2014-08-23 16 03 32 ビルドファイターズトライの新PV つhttps //www.youtube.com/watch?v=XKMwhn7hFhc ラルさんは今日も平常運転です - 名無しさん 2014-08-23 15 58 14 まーた相手ホストさん切断しちゃったよ。今日は切断多いなぁ - 名無しさん 2014-08-23 15 52 41 夏休みだからでは? - 名無しさん 2014-08-23 15 53 53 ワンサイドゲームなってた? - 名無しさん 2014-08-23 15 55 12 カミナリのせいだと思えば・・・今もうちの近く鳴っとるし。 - 名無しさん 2014-08-23 15 58 13 俺は開始前に切断したのが二回だった。故意の - 名無しさん 2014-08-23 15 59 02 ミスして送信しちゃった。故意の切断以外にも通信エラー多い様な気がした - 名無しさん 2014-08-23 16 00 27 続きがなかったら大変なことになってたなw - 名無しさん 2014-08-23 16 11 57 スーパーでガリガリ君買うと結構な確率で割れてたり一度溶けかけた形跡があるよな - 名無しさん 2014-08-23 15 49 21 大尉の本垢にはパジム、ギャン、指揮マリがあって、曹長の垢にはアクト、ケンプ、ペドワ、ピクシー、ナハトを持っているんだけど どちらに力を入れればいいものか、大尉本垢は乱開発&開発ポイント貧乏でカツカツだし、まじでどうしよう頭痛くなってきた - 名無しさん 2014-08-23 15 45 03 つ辞令書 - 名無しさん 2014-08-23 15 45 58 どこの戦場にトばされるのやらw - 名無しさん 2014-08-23 15 48 28 一足先に宇宙に行くんじゃねw - 名無しさん 2014-08-23 15 50 14 ジム砂「おう任せろ!!」 - 名無しさん 2014-08-23 15 54 54 まさかの左遷.....!砂漠はやめてくださいしんでしまいます - きぬし 2014-08-23 15 53 20 つ退職届 - 名無しさん 2014-08-23 15 56 52 この機体たちだと本・サブが逆のほうが理想的なような・・・^^; ま、今話題のパジムがいるからいいのか。 - 名無しさん 2014-08-23 16 01 00 あえて今話題といわせてもらいました。なるべく早めにアプデ修正欄の”話題”になるようにw - 名無しさん 2014-08-23 16 02 02 修正しろ!とかよく聞くけど、 - 名無しさん 2014-08-23 16 03 43 ミス もしパジムが修正されたらそれこそ素ガン一択になってしまうんじゃないか? - 名無しさん 2014-08-23 16 05 11 それゆえに話題として上げとかないと・・・。バンナム様がしっかり目に留めるようにw - 名無しさん 2014-08-23 16 05 32 ほぼジオンで出撃するので曹長垢に力を入れようかなぁ・・・パジムは単調なのであまり乗りませんし・・・ - 名無しさん 2014-08-23 16 12 51 書き忘れました、木主です。 - 名無しさん 2014-08-23 16 14 32 よっしゃぁぁぁぁぁガンダムブレイカー2だぁぁぁぁっ!今度こそセイバーだせよぉぉぉっ!!! - 名無しさん 2014-08-23 15 41 22 俺はヅダが出たら買うかと思う。GNヅダが作りたいなww - 名無しさん 2014-08-23 15 43 25 MG出てないから出てもHGのみ - 名無しさん 2014-08-23 15 44 34 (´・ω・`)そんなー - 名無しさん 2014-08-23 15 45 59 (´・ω・`)じゅあわくるくる - 名無しさん 2014-08-23 15 50 09 大丈夫大丈夫あのゲームそこらへん無視するからでさえすればMGもでるはず - 名無しさん 2014-08-23 15 47 08 そこまで無視してないよPGは既存のPGしか出てないしビルストもHGしか出てない - 名無しさん 2014-08-23 15 51 18 で、でもお髭様とかはでたし・・・ - 名無しさん 2014-08-23 15 58 38 ターン∀はHGもMGもあるからね、多少はね? そして2ではターンXが出ます - 名無しさん 2014-08-23 16 00 08 まず各作品の主人公機体すら全部でない時点で2でも出ないね - 名無しさん 2014-08-23 15 43 43 発売1週間後には値段ブレイカー - 名無しさん 2014-08-23 15 56 03 どうせ、最後になるとみんな同じ見た目と装備になる - 名無しさん 2014-08-23 15 59 01 フルオープンサテキャかな? - 名無しさん 2014-08-23 16 02 23 いまだ体験版をインストしたまんまだ。プラモの組み換えや塗装のシュミレーターとして買おうか迷ってたけど存在忘れてた・・・ - 名無しさん 2014-08-23 16 33 25 温泉に来てるけどすげぇ気持ちいいね - 夜神 2014-08-23 15 40 45 暑い日に熱い温泉入ると、夜は気持ち良く眠れるよね - 名無しさん 2014-08-23 15 43 44 そうだよね、ちなみに今ブランケットかけてねっころがってる炎のさだめイヤホンで聞きながら、 - 夜神 2014-08-23 15 45 25 瓶の牛乳があったら完璧だな - 名無しさん 2014-08-23 15 48 51 あるね…ちょっとのんでくる - 夜神 2014-08-23 15 50 06 織田哲○ 「あれ唄ってるのは俺ではないからな」 - 名無しさん 2014-08-23 16 03 14 当時は大きな力に勝てなかった織田○郎「俺はアニメの曲なんて歌いたくないんだよ。だからオファーがあったけど知り合いのTETSUに任せたんだ」 - 名無しさん 2014-08-23 16 08 20 ガンブレ2-って歓喜してた人居たけど 無印みたいなドロップ率だったら禿げる - 名無しさん 2014-08-23 15 36 52 続編出すほど人気あったのかアレ。っていうかすでに公式サイトできている……ん?! - 名無しさん 2014-08-23 15 42 32 ウチのコントローラー君(白)は左のキノコの首根っこが擦れて細くなってきています。そろそろ買い替え時なのかなぁ。。。 - 名無しさん 2014-08-23 15 34 03 ビルファイ新PVきてるぞ! - 名無しさん 2014-08-23 15 33 52 今初めて知ったのだけどアジムのlv5のスロ上昇近1中5遠5なのね...こういうのいい加減やめろよ運営... - 名無しさん 2014-08-23 15 19 43 キャⅡやべえwガチタンがワンコンで1/3もってかれてたw - 名無しさん 2014-08-23 15 18 31 タンクのHPどのくらいよ - 名無しさん 2014-08-23 15 20 55 18000ぐらいビーム装甲はカンストしてたはず - 名無しさん 2014-08-23 15 22 21 なんだ、たったの6000か。そのくらい覚悟しないとキャIIの相手はできないよ - 名無しさん 2014-08-23 15 24 43 装甲300ってことは実質ダメージはその倍の12000ってことだぜ・・・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 15 28 55 恐ろしいことを考えるんじゃない! - 名無しさん 2014-08-23 15 30 13 格闘はいなかったの? - 名無しさん 2014-08-23 15 31 40 ああ2色編成だった・・・ - 名無しさん 2014-08-23 15 35 04 連邦は格闘無しの編成の方が安定する気がする - 名無しさん 2014-08-23 15 40 05 いかにも的に言わないようにね。 まぁ、それで勘違いする人もどうかとおもうけど。 - 名無しさん 2014-08-23 16 04 42 hgucのクロボンx1は11月発売かー。出てくれるようでよかった。 - 名無しさん 2014-08-23 15 17 01 どこ情報?魔王とかじゃなくて? - 名無しさん 2014-08-23 15 38 39 http //gtoys.blog48.fc2.com/blog-entry-8134.html - 名無しさん 2014-08-23 15 40 14 11月か。サンクス - 名無しさん 2014-08-23 15 47 03 55部屋でアレとGP1どっちもいるのって戦えるんかな?、勝負になりますかね?、階級は大佐あたりで - 名無しさん 2014-08-23 15 15 26 GP01とかまだいるんだね - 名無しさん 2014-08-23 15 25 05 少将でも乗ってる人見かけます今日は、ちな無制限 - 名無しさん 2014-08-23 15 26 03 BRを満足に当てられる腕の持ち主なら戦える、以上 (アクトとかに十分当てられるなら - 名無しさん 2014-08-23 15 29 55 大佐とかなら編成云々よりPS高いほうが勝つ - 名無しさん 2014-08-23 15 29 17 缶詰めのタイカレーあるやん?けっこう高いの。美味いの? - 名無しさん 2014-08-23 15 11 25 イエローは旨い - 名無しさん 2014-08-23 15 12 28 量少なくない? - 名無しさん 2014-08-23 15 25 19 缶詰に量を求めるのってどうなん?w - 名無しさん 2014-08-23 15 26 20 少ないかな? - 名無しさん 2014-08-23 15 26 53 レトルトに比べると少なく見えるのよ、「足りんのか?」って。 - 名無しさん 2014-08-23 15 33 50 俺はあの量で足りてるけどなぁ - 名無しさん 2014-08-23 15 36 00 いなばの奴かな?黄色い奴? 俺はグリーンカレーが好きなんでたまに買うけどさ、ダイソーで売ってるレトルトのほうが好きだし安いw。なんせダイソーだからね。 - 名無しさん 2014-08-23 15 30 39 雷がすんげえずら - 名無しさん 2014-08-23 15 09 25 ひゃあおっかねぇ - 名無しさん 2014-08-23 15 12 00 R2,L2ボタンがなぜかすぐに壊れてしまうので都度買ってたらコントローラー3個になっちゃった。これではいかんとなんとか自力でなおせるように頑張ったらなおせた。なんかコントローラー2個分損した気分だな。 - 名無しさん 2014-08-23 15 04 49 R2,L2の機構部は感圧スイッチ以外かなり仕組みがメカニカルだからね。手先が器用なら直ぐ治せる。 - 名無しさん 2014-08-23 15 09 23 直ったやつをください(ニッコリ) - 名無しさん 2014-08-23 15 11 10 少佐になったぞー!(なお昇格戦は爆弾設置に命を懸けた) - 名無しさん 2014-08-23 14 55 09 少佐とか誰でもなれるやん… - 名無しさん 2014-08-23 15 08 31 まあまあ、落ち着け - 名無しさん 2014-08-23 15 11 00 支給だけで備蓄全く使わずやってたから結構時間かかったの - 名無しさん 2014-08-23 15 14 14 それも煽られるぞww要するにやる時間なかったんだろ? - 名無しさん 2014-08-23 15 20 03 そそ - 名無しさん 2014-08-23 15 22 09 ニコ動で見たんだが、プレイヤー、キックしてそのキックされたプレイヤーがルームから切断されました⇒OK押さないと部屋から出たことにならないってマジかよ… - 名無しさん 2014-08-23 14 47 39 そんなわけない。 - 名無しさん 2014-08-23 14 50 17 あの投稿者、本当におかしい人か小学生かどちらかだよね? - 名無しさん 2014-08-23 14 50 21 やっぱりガセか!ありがとう!ゲームとして大丈夫か…とおもったから(汗 - 名無しさん 2014-08-23 14 51 29 小学生と言えばようつべの小3の実況動画。ただうるさいだけだ。GP02のBBがFAにあたって倒せたらめっちゃつェェやん!?を連呼。 - 名無しさん 2014-08-23 14 52 57 キックされた瞬間に「ルームから退出した」扱いになるから問題ない - 名無しさん 2014-08-23 14 51 39 G-3より今はガンダムのほうがいいよね。ダメージはサーベルで稼ぐのにサーベルの威力、補正が低いなんて駄目じゃん。ただ足回りはいいね!じーさん - 名無しさん 2014-08-23 14 35 11 射補の高さで陸ガンのロケランと似たようなダメになるから、だいたい同レベルの陸ガンと同じ火力。・・・うんもうちょい火力欲しいね - 名無しさん 2014-08-23 14 49 50 でもこれ以上射撃補正あげられても強すぎるし、サーベルや格闘補正上がったらガンダム要らなくなるし。 - 名無しさん 2014-08-23 14 51 43 G3って実装当時はチートとか言われてたのに…(´・ω・`) - 名無しさん 2014-08-23 14 50 29 低階級であばれっからだよ - 名無しさん 2014-08-23 14 55 45 BR - 名無しさん 2014-08-23 15 27 46 ミスった。 BR全盛期にフルノンの嵐で溶解祭りだったからなぁ・・・ よくジオンで丸焼きにされていたのを思い出すよ - 名無しさん 2014-08-23 15 28 45 皆耐衝撃付けまくりだから射撃戦ならG-3に分があるよ! - 名無しさん 2014-08-23 15 33 21 バイオ4のノーマルは絶対他のバイオのノーマルより難しくなってる!しかも説明が国際基準の難易度とか意味わからんw - 名無しさん 2014-08-23 14 24 11 前半はキツイよね。弾足りなくて。 - 名無しさん 2014-08-23 14 39 17 ショットガンの弾が無い!!頭から寄生体でた奴がの攻撃力が高い上にすごいタフ。その上私は閃光手榴弾はもったいなくて使えない貧乏性。 - 名無しさん 2014-08-23 14 49 41 ナイフ使えば超余裕 - 名無しさん 2014-08-23 14 52 15 バイオは前半節約しすぎて後半はラストエリクサー状態になる - 名無しさん 2014-08-23 14 53 32 なるなるw - 名無しさん 2014-08-23 14 56 16 ゲルやゲルキャのバズの持ち方変わったのっていつごろだっけ - 名無しさん 2014-08-23 14 23 34 だいぶ前だったけど、いつだったかな。結構ショックだった。違うだろ!と画面に向かって突っ込んでしまうくらいに。 - 名無しさん 2014-08-23 14 50 09 ちょっとケンカみたいになってずっとその相手に粘着してる人いたんだけど(最後の方は返信ないのにその人1人が書き込んでた)、そういう人ってリアルだとどんなかんじなんだろ?幸いにも今までそういう人周りにいなかったからあんまりイメージできないんだけど、ずっと根に持ってつきまとってネチネチ言ってくるかんじなんかな? - 名無しさん 2014-08-23 14 09 55 ここでは無駄に煽って負けたら木が流れる寸前に暴言吐くような人、現実ではイライラする事あったら奇声あげて物に当たるような人 - 名無しさん 2014-08-23 14 17 33 一回喧嘩したら次の日には水に流すぐらい懐がよくないとね、やってけないんだよ - 名無しさん 2014-08-23 14 18 12 何が気に入らなかったのか演習でずっとFFしてくる奴がいてな。最初は相手してやってたんだが相手側完全放置で制圧しないし、だるいから無視して制圧して歩兵で放置して他の事してたんだがずっと歩兵で殴ってんのよそいつ。ハロで出くわしたこともある。何回急にFFしだす奴がいたからID見てみたらそいつだった。 - 名無しさん 2014-08-23 14 22 41 ネットとリアルが一緒とは限らない。 - 名無しさん 2014-08-23 14 26 15 ネットでは大暴れとかたち悪いな。 - 名無しさん 2014-08-23 14 31 54 ネット弁慶だな。2chの奴らはそんなのばっかりだし - 名無しさん 2014-08-23 14 37 21 ん?アクア板のこと? - 名無しさん 2014-08-23 14 44 51 いや、昨日の雑談でのこと - 名無しさん 2014-08-23 15 48 32 たぶんリアルではごくごく普通の人ですよ。匿名性が高いネット世界では人間の本質的なものやダークサイドのものが出やすくなります。私もバイオリズムの具合によっては、ひどいことを平気で言うこともあります。人間は、良いことをしながら悪いこともできる。人に嫌われることをやっていながら一方では人に好かれたいと思っている。そういう生き物です。人間間のやり取りは、受け取る側の受け取り方でどのようにも解釈ができるので、できるだけご自分の都合の要方向に受け取ることが大切ですね。 - 長くなりました。 2014-08-23 14 46 27 バトオペやるならWikiでの情報収集は欠かせないと思っていたけど、この3ヶ月位はノーチェックでした。でも特に問題なくプレイ出来てます。なんか以外。 - 名無しさん 2014-08-23 14 06 25 新しい機体開発するとかしなければね。 - 名無しさん 2014-08-23 14 40 01 6月からほとんど変化ない、というか変化を起こさない機体しか変化してないからね - 名無しさん 2014-08-23 14 44 25 違うゲームになることはないからね。操作方法とかが変わってしまうわけではないし。ウィキ見てない人も楽しく遊べるってことだよ。ひょっとしたら見ないほうがギスギスせずにもっと楽しいかもしれないね。周りの人はわからんけど。 - 名無しさん 2014-08-23 14 48 56 ボマー楽しいぜFooooooooooo - 名無しさん 2014-08-23 15 09 09 ぎゃやああああ竜巻注意とかマジかよぉぉぉぉぉお!!あの空の光る現象はこの前触れだったのか!? - 精神崩壊してた人 2014-08-23 14 06 17 ガンプラ塗装(スプレー塗装)してて、ある色の塗装がラストー!ってところで無くなった… 新しく買っても確実に余る… おろろ - 名無しさん 2014-08-23 13 54 10 余った色で作れるガンプラを探すのだ。シルバー使いきらない( ノД`)… - 名無しさん 2014-08-23 13 58 33 このゲーム趣味としては金かからない方だよね?ゴルフやギャンブルなんかは1日で数万いくだろうし。みんなバトオペにいくらくらい使いました? - 名無しさん 2014-08-23 13 26 00 MSとカスパに1万いかないくらい。備蓄やブースタは買ったこと無し。だがコントローラー破壊しての交換費に1万5千円成 - 名無しさん 2014-08-23 13 30 57 三つは壊し過ぎだろ・・・俺は2つだぜ。 コントローラーと機体武器カスパ課金で計約3万だな。ガソリン代に比べれば安い。 - 名無しさん 2014-08-23 14 27 43 バトオペをプレイしてると左スティックの支柱がかなり消耗するよね - 名無しさん 2014-08-23 14 57 42 聴きたいかね? 昨日までの時点で、99822円だ - (わりと本当) 2014-08-23 13 32 18 すげえwでもバトオペ始まってからなら2年で約10万だよね?全然いいんじゃない? - 名無しさん 2014-08-23 13 34 41 まあ楽しめてないなら金出す出さないじゃなくて、とっくに辞めてますしねw - 名無しさん 2014-08-23 13 41 23 あなたはトレーズか!? - 名無しさん 2014-08-23 15 13 24 カスパとハンガーだけだなー1500ってとこかな? - 名無しさん 2014-08-23 13 33 24 4万〜5万くらいかなぁ - 名無しさん 2014-08-23 13 39 29 5まんぐらい - 名無しさん 2014-08-23 13 42 01 3〜4万くらい、でも少将になってからはほとんど課金してない。 - 名無しさん 2014-08-23 13 45 33 整備依頼書という悪魔の契約書代にかなり使ってしまっている・・・ - 名無しさん 2014-08-23 13 45 51 上見てると、機体とかに最低限課金して毎日コツコツプレイするタイプだと3000~5000円くらい、備蓄買って週末とかにガーッとやるスタイルだと4~5万とかそんな感じなのかね? - 名無しさん 2014-08-23 13 46 26 自分はサービス開始日から毎日欠かさずプレイしてるけど、MSを2機・カスタムパーツ4つ・ハンガー3つの計2100円てとこだね。皆さんの凄まじい課金ぶりにビックリした! - 名無しさん 2014-08-23 14 41 00 課金に関しては良心的です. エリート整備士とかいう鬼畜がいたなそういや - 名無しさん 2014-08-23 13 48 31 ハンガーシステムだけは外道 - 名無しさん 2014-08-23 13 52 40 課金自慢が現れる前に・・・と思ったが既に手遅れであった・・・ - 名無しさん 2014-08-23 14 18 40 愛機ゲルキャLV4フルハンで蹴られた。機体自由部屋なのに… はぁ… - 名無しさん 2014-08-23 13 23 31 機体自由と称し、狩り部屋なのはよくあること。もしくは回線見て蹴られたとかかね?詳しい事情は分からないけど、そういう時もありますよ。お互い頑張りましょ~。 - 名無しさん 2014-08-23 13 25 28 今更ジャイバズ改に課金しようか迷ってる・・・トロワッジ課金してないけん。ケンプに持たせよかと悩み中 - 名無しさん 2014-08-23 13 15 55 バズケンプorイフに需要あるのだろうか。 - 名無しさん 2014-08-23 13 18 56 割といいよ、バズケンプ - 名無しさん 2014-08-23 13 19 40 ジャイバズ改ってケンプもてた?ドワッジならもてるけれども。 - 名無しさん 2014-08-23 13 32 58 バズケンプ乗るなら他の機体に乗った方がいい気もするけどね…… - 名無しさん 2014-08-23 15 07 52 ダメスクリプトでバズの火力がどうなるか見てみ、これをみてもバズケンを他の方がいいといえるかな? - 名無しさん 2014-08-23 15 21 32 もうカスタムパーツは追加されんのか? - 名無しさん 2014-08-23 13 15 26 EXAMパーツとかどうなったんだろうねぇ。 - 名無しさん 2014-08-23 13 17 44 あてにならねえパーツがざっと50ほどある - 名無しさん 2014-08-23 13 18 12 レーダーとか観測付くカスパあっても良いような。 - 名無しさん 2014-08-23 13 21 35 しょうがないな。高性能スコープLV2でも追加してやるか・・・・・・・ - 名無しさん 2014-08-23 14 52 53 バトオペでみんなが思う「ん?こいつが対抗機なの?」って思う機体ある? - 名無しさん 2014-08-23 13 10 08 GとG3 - 名無しさん 2014-08-23 13 16 14 ドワとガルとPジムの三角関係 - 名無しさん 2014-08-23 13 18 22 ガルバルはそっとしといてやれ - 名無しさん 2014-08-23 13 24 09 んじゃ、ドワとPジムw - 名無しさん 2014-08-23 13 24 48 その二機の中にガルバルを入れるのは可哀想だからな - 名無しさん 2014-08-23 13 34 52 ペイル「俺が対抗機になってやるよ」 - 名無しさん 2014-08-23 13 45 58 じゃあガルバルの対抗機はなんだって言うンデスカ!!? (´;ω;`) - 名無しさん 2014-08-23 13 48 02 対抗機は無いと考えなさい。 オンリーワンの存在だと。 - 名無しさん 2014-08-23 13 50 55 砂カスと陸ゲル - 名無しさん 2014-08-23 13 17 39 コストだけで見るならジムストとグフカス - 名無しさん 2014-08-23 13 19 00 ザクBと寒ジムの関係。マシンガン対抗しながらLv7が出てグレ2発…もう死ぬしかないじゃない。 - 名無しさん 2014-08-23 13 43 42 Ez8とドムトロ。陸ガンとドムの3兄弟的に対応しているはずなのどこで差がついたのか - 名無しさん 2014-08-23 13 49 13 俺のキック基準はほぼ汎用機で条件は → ①格闘の狙ってる支援機にちょっかい出す ②格闘が開幕中継取ろうとしてるのに一緒に(もしくは邪魔してまで)取ろうとする。 ③試合中に戻れ系メッセを打ちすぎる奴 ④どんな状況であれ、味方にニンジンメッセや途中お疲れを打つ奴。 - 名無しさん 2014-08-23 13 01 12 場所間違い申し訳ないっす - 名無しさん 2014-08-23 13 01 53 うん、まぁそれはホストなら個人の自由だろうけどでもこの板に書くことじゃあないよ( ^ω^ ) - 名無しさん 2014-08-23 14 21 57 ゲムカモフの装甲ぺらぺらすぎwwww - 名無しさん 2014-08-23 12 59 42 おっぱいのぺらぺらそーす - 名無しさん 2014-08-23 13 13 09 偽装伝達とステルスで相手にしたらどっちのがやっかいだと思いますか? - 名無しさん 2014-08-23 12 56 59 偽装伝達、汎鹿なら尚更 - 名無しさん 2014-08-23 12 58 14 いまamazonで機動戦士ガンダムUC COMPLETE BESTを予約してきたよ。 - 名無しさん 2014-08-23 12 56 10 わいジオニスト。けれどデブ機体は一切乗れない。 - 名無しさん 2014-08-23 12 40 20 わいスバリストけどレガシィしか乗れない - 名無しさん 2014-08-23 13 03 36 インプはだめなのかよw - 名無しさん 2014-08-23 13 04 51 どこかで見たのですが、有線の場合は4,5本になるんでしたっけ?自分は無線でやってて、変え時に、壁に穴開けて有線つなぎましたが5本にならず、4本です。 - 名無しさん 2014-08-23 12 38 56 俺も有線だけど4本だよ、ケーブルの質の問題か? - 名無しさん 2014-08-23 12 40 46 そういうのに疎い私は、電化製品屋にいって店の人と意思疎通しながらケーブル買ってきたけどよくわからなくなった。木主です - 名無しさん 2014-08-23 12 42 49 俺は値段で買ったからよう分からん - 赤枝 2014-08-23 12 44 43 私有線だけど0だよ。ただ、部屋によっては2とか3になる。 - 0だからって不安定とは限らない 2014-08-23 12 43 26 接続テストして上りと下りの数値を確認したほうがいいよ 自分が安定していると思っていても相手からどう見えているかはわからないから(あと自分にとっての普通がラグいってパターンもあるし) - 名無しさん 2014-08-23 12 45 23 時間によって違った。昼間やったら1300だったけど夜にやると750~800まで落ちる。 - 名無しさん 2014-08-23 12 57 34 バケモノか!? - 名無しさん 2014-08-23 12 59 52 マンションとか団地の集合住宅型とか? - 名無しさん 2014-08-23 13 01 08 うちもそうだよ。PM6~9時あたりが一番重い。他と重なるんだろうね。 - 名無しさん 2014-08-23 13 03 37 一番近いコンビニまで車で20分はかかるクソ田舎ですよ。 - 枝主 2014-08-23 13 05 36 上の1300は単位[Mbps]で源泉の数値ってことで合ってる? でも0本ということは・・・・・・だったらPS3の接続テストでの数値が知りたいかも - 名無しさん 2014-08-23 13 09 52 今やったらUPnPなし NATタイプ1 下り2.5Mbps 登り287.5kbpsでした。 - 枝主 2014-08-23 13 42 10 多分プロバイダが関係してると思う。自分も昼間は快適だけど、夜になると明らかに回線遅くなる。 - 名無しさん 2014-08-23 14 08 42 通信契約自体が遅いんじゃないかな? - 名無しさん 2014-08-23 12 46 00 これかもね もしくはルータの繋ぎ方で損しているとかね - 名無しさん 2014-08-23 12 48 31 ふつうにADSLの8Mnoままとかw - 名無しさん 2014-08-23 12 48 52 無線でも表示は5本になるよ。いまんとこ有線無線を出撃前に判断する方法はない。 - 名無しさん 2014-08-23 12 52 42 俺のフレは皆無線なのに5本‥汗 - 名無しさん 2014-08-23 13 41 30 なによりこのゲームの回線表示は信用度低いw - 名無しさん 2014-08-23 13 47 15 混戦時、たまたま前にいた二機に三連撃(もちろん最後は下格)が入ったときは偶然とはいえかなり気持ちいい。 その後はもちろんトンズラですがw - 名無しさん 2014-08-23 12 29 17 山岳の細道でゲルのナギナタ下格で二人撃墜出来た時は興奮した。まぁそのあと重キャに焼き殺されたんだけどね・・・ - 名無しさん 2014-08-23 12 42 41 そんで、更にダブルキルのおまけつきなら・・・「チョー気持ちいい」 - 木主ちゃうで 2014-08-23 12 44 04 で、重キャに焼き殺されて「なんも言えねェ」(ふたつ↑コメから - 木主ちゃうで 2014-08-23 12 50 26 そこまでできればいいのですが、たいてい目の前にいるのは支援機+汎用機(格闘機)なので両方って言うのはほぼないですね^^; - 木主やでw 2014-08-23 12 50 37 ちょっと違うけど、手前の奴にBR撃ってサーベルに持ち変えて奥の奴に突撃(この時手前の奴が爆散)、そのままサーベルで撃墜、なんてのも。やったことないけど。 - 名無しさん 2014-08-23 12 50 31 みんながホストの時のキックする基準※時間に余裕があるとき - 名無しさん 2014-08-23 12 28 11 4ピン以下はさようならしてもらう - 名無しさん 2014-08-23 12 30 56 強制・冷却システム、強タックル無に近突、一般的な汎用にクイロ、脚部なし、装甲均等盛り - 名無しさん 2014-08-23 12 32 20 地雷カスパと回線4以下、あとルムチャでうるさい奴は蹴る - 名無しさん 2014-08-23 12 32 43 特にない。 敵味方で強要や暴言は否応なしに蹴る。 - 名無しさん 2014-08-23 12 32 54 明らかな地雷カスパ(または機体・武器)、ルムコメ違反、回線2以下。このくらいかな - 名無しさん 2014-08-23 12 35 18 他の人ので思い出した、あと暴言とかマナーのなってない輩 - 名無しさん 2014-08-23 12 36 16 0本は蹴るかなぁ。自分が建てる部屋はコスト戦が多くて低階級の人も遊べる様にしたいから基本的にカスパでは蹴らないな。 - 名無しさん 2014-08-23 12 36 56 階級不相応機体。例大佐でアクトLv4 - 名無しさん 2014-08-23 12 40 09 ハンガーやってるか、編成無視はないか、アンテナは2本以上か。必要なカスパ(脚部とか)が積んであるか。あとは最低限のマナーさえ守ってたら蹴らない - 名無しさん 2014-08-23 12 45 06 基本的にはカスパ地雷以外は蹴らない、機体自由ならどれだけ地雷でも許容する。無制限ベシ(昇格戦)は自分がダメだと思ったら蹴る - 名無しさん 2014-08-23 12 50 47 逆に機体自由で地雷カスパだからって蹴るホストは問題 - 名無しさん 2014-08-23 12 55 11 回線0と地雷カスパ - 名無しさん 2014-08-23 12 58 26 ザク重?がクイックローダー123ガン積みしてるのを見て思わず出撃したくなったことがある。ホストがけっちゃったけどね - 名無しさん 2014-08-23 13 20 18 ひゃっほー、自軍壊滅後G3→パジム→BD1の順番にカウンター決めまくってたらBC転倒後引きガトに蜂の巣にされた。でも3連カウンター面白いww - 名無しさん 2014-08-23 12 24 29 やっぱり非ホスト側に地雷カスパとか疑わしいのがいたら蹴って貰うべきなんだろうか? - 名無しさん 2014-08-23 12 19 16 ホストも非ホスト側のルームブレイカーは教えてほしいと思う。ルームの出て行き方でなんとなくわかるけどね。 - 名無しさん 2014-08-23 12 21 36 最近よくLv1部屋立ててるんだけど、そういうのは言ってくれて構わない。っていうのも、地雷カスパやルムコメ違反が割りと多くて、こっちばかり蹴るのも申し訳ないから。 - 名無しさん 2014-08-23 12 23 08 今度からは蹴って貰う事にするかな - 名無しさん 2014-08-23 12 26 46 本気部屋で相手がクソ弱いとか本当につまらんから蹴って貰うべき - 名無しさん 2014-08-23 12 26 59 味方のゲルググLv7フルハンがLv3武器持ってたらどう思いますか? - 名無しさん 2014-08-23 12 15 13 課金するのにマネーが足りないorチケット買に行ってないのどちらか - 名無しさん 2014-08-23 12 16 25 すみません、これ私なんです。ジャイバズとかに課金は即決できたけど、いまでも文句言われることないし、それなりに戦えているんですよね。耐衝HP格補盛りです。 - 名無しさん 2014-08-23 12 19 35 な、なんだって・・・失礼しました。 - 名無しさん 2014-08-23 12 20 57 いえ、どう思われているのか知りたかったのです。やはり快くは思われてはいないようですね。 - 名無しさん 2014-08-23 12 23 35 でもさ、コイツの持ち方は酷いよな。 - 名無しさん 2014-08-23 12 26 20 バトオペ史上、(ある意味)最悪の仕様変更だと思うw - 名無しさん 2014-08-23 12 28 34 BRの持ち方で良かった。関節の事を考えてくれ。あとアクアのハープーンも肩に担いでるよな - 名無しさん 2014-08-23 12 30 41 腕が折れそうな持ち方とか思ってるの俺だけ? - 名無しさん 2014-08-23 12 29 27 よく爆弾設置するアノ人の初めのころの動画で、抱え持ちしてるゲルキャみたけどかっこいいわあれ - 名無しさん 2014-08-23 12 29 42 てか、基本的にBZ持ちの右手首は、折れてないか?w - 名無しさん 2014-08-23 12 30 38 いや、まだ大丈夫なんだよ。プラモとかでも普通に再現できる。ただ、素ゲルの持つロケランは無理。 - 名無しさん 2014-08-23 12 32 17 てか、バトオペのグラフィック的に完全に折れてるというかw - 名無しさん 2014-08-23 12 32 57 クレイバズーカの様に持ってくれればいいのに - 名無しさん 2014-08-23 12 42 20 脇に挟むヤツか。負けたらその持ち方になってるのは謎だ - 名無しさん 2014-08-23 12 44 45 最初はああいう感じだったんたがな。どうしてこうなった... - 名無しさん 2014-08-23 12 45 19 ゲルバズなら弾一発と威力が100程度違うだけだったかな - 名無しさん 2014-08-23 12 19 15 あ、あと2つ…もう少しでナハトフルハン…少佐だが今までまともにハンガーやってなかったからここままでフルハンするのがめんどいことだとは思わなかった - 名無しさん 2014-08-23 12 09 04 面倒だろ?でも性能が目に見えて上がるぞ、がんばれ。まあハンガーなんか要らんかった、とは思うがね - 名無しさん 2014-08-23 12 16 06 主さんが既知だったらなんだけど、ハンガーも数こなして一定数成功すると、成功率がちょっとだけど上がる(盾もらえる)からね。ポイントに余裕がある時にLv1機体(成功率高いから)とか突っ込んどくといいよ。 - 名無しさん 2014-08-23 12 21 45 ナハトってさ、佐官クラスになるとみんなが言うほど地雷多いかな?俺は会う奴みんなうまい奴ばかりでさ。(制限有り無し関係なく) - 名無しさん 2014-08-23 12 32 28 あんまいないよな、むしろ文句言ってる側が理解してないってパターンが多いんじゃないかと思う。極端な例だと後ろに引っ付いたりとか。 - 名無しさん 2014-08-23 12 40 12 Ω 野(や)良(ら)な い か - 名無しさん 2014-08-23 12 02 42 屋良優作? - 名無しさん 2014-08-23 12 22 06 (ただいま木主がスルーされなかったことにうれし涙中ですw) - 名無しさん 2014-08-23 12 34 01 コストの割りに強いと思う機体何かある?俺はレベル8のジム改かなあ - 名無しさん 2014-08-23 12 02 21 コストの割に高い火力、HP、スラスターを持つアッガイ - 名無しさん 2014-08-23 12 05 14 カタログスペックだけ見てるとけっこうバケモノなのはギガン - 名無しさん 2014-08-23 12 06 49 夜鹿・マツナガだろ。こいつらのLv7追加こそ意義がある。 - 名無しさん 2014-08-23 12 08 46 水ジムは? - 名無しさん 2014-08-23 12 12 34 ギャン、格闘モーションが普通だったらぶっ壊れ - 名無しさん 2014-08-23 12 15 27 汎鹿 - 名無しさん 2014-08-23 12 16 08 連邦ははっきりいってヌルゲー - 名無しさん 2014-08-23 11 50 22 無制限で陸ガンに乗ろう - 名無しさん 2014-08-23 11 54 17 そんなあなたに格闘機 - 名無しさん 2014-08-23 12 02 03 ペイル「ん?」 - 名無しさん 2014-08-23 12 10 39 BZ→BSハメで勝てるからヌルヌルゲーだよね~・・・一方ジオンは - 名無しさん 2014-08-23 12 15 19 汎バズだけ使ってりゃ、そりゃヌルゲーだろうさ。 支援や格闘乗ってからそういうのは言いなさい。 - 名無しさん 2014-08-23 12 19 47 キャIIという壊れがいるではないか - 名無しさん 2014-08-23 12 23 14 当てられなければどうと言うことはない。いくら壊れでも、やっぱ練習はいると思うよ - 名無しさん 2014-08-23 12 26 36 あまり関係ないが、キャⅡには彼奴って漢字が合うと思うのだが・・・w - 名無しさん 2014-08-23 12 26 42 それ流行らせたいなw - 名無しさん 2014-08-23 12 27 53 うまいな - 名無しさん 2014-08-23 12 59 21 その後、格闘に転向した木主。しかし数日後、自分が今までやっていたバズハメという理不尽なものに打ちのめされてやる気をなくす。それを機に木主は汎用にもどり、究極のBR職人を目指したのであったw - 名無しさん 2014-08-23 12 23 52 それよく聞くけど格闘機は全くぬるくないし、仲間汎用機も強い奴あんまりいないから連邦ゲーと感じた事ないわ。連邦格闘乗りの俺にもぬるさを感じさせてくれる汎用機と一度は出てみたいな。 - 名無しさん 2014-08-23 13 39 24
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私の選んだ人 第7話 「天にて諮る者」 長門さんが本を閉じると、「今日は用事あるから先に行くわね!」と言いながら、涼宮さんが部室から勢い良く飛び出して行った。その溌剌とした満面の笑顔には「悪くないけど、やっぱり女物じゃイマイチだわ」と書かれていた。 今日も持てる限りの能力を投入して自然な連敗を心掛けたテーブルゲームの後片付けをする僕を尻目に、女性用の香水ではあるものの、柑橘系主体の若々しい香りを漂わせる彼と、長門さんが並んで部室を出て行く。とても涼宮さんらしい、清々しく爽やかな香りだ。 ところで、どうも彼は今日は全く落ち着きが無かった。 「僕」がしつこく香水の件で彼をからかっていたからだ。というのは否定しない。「僕」が何か口を開く度に、「涼宮さん」「わざわざ家から」「持ってくる」「良い香り」「お気に入り」の内から1つないし複数が必ず文章に入っていた為、彼はすぐに口を閉ざした。 しかし透視で得た情報によると、彼がソワソワしていた最大の理由は、今朝どうやら彼の靴箱に未来の朝比奈さんからの長門さんに関するメッセージが入っていたが、どうも具体的には書かれていなかったから。らしい。 十分不安は掻き立てる物なのにも関わらず、かなり曖昧な内容だった模様だが、僕にもそれ以上は解らなかった。 心を読んでいる事を知られる訳にも行かない。こういう時は彼が相談してくるのを待つ他無く非常に歯痒い。まぁ、何か僕の助けが必要なら知らされるだろう。……そう願おう。 それにしても、彼が今日一日あからさまに長門さんに向け視線を送らなかったのは、彼が涼宮さんの扱いが上手になって来ていると言うよりも、昨日の事が響いていたみたいだ。涼宮さんは漠然と「何か違う雰囲気」は察した様子だったけど、結局機嫌を損ねる事は無かった。助かった。いつもこうだと良いんだけど。 片付けを終えた僕は、これから着替えをする筈の朝比奈さんに挨拶を済ませ、帰途に付く。 玄関のロッカーに着いた僕は靴を履き替える。 僕の靴箱には彼の靴箱の様に面白い物が入っていた例は無い。いつもなるべく相手を傷つけない断り方を考えるのに苦労するラブレターが、稀に入っていて困るぐらいだ。 僕も1度ぐらいは未来の朝比奈さんに会ってみたいものだけど、その頃の彼女は既に僕の「透視」技術について知らされているだろう。 『禁則』処理された情報ならば、意識的にも無意識的にも全くアウトプット出来ない為に、透視ですら絶対に読み取る事はできないのだが、未来の彼女は『禁則』が緩和されているそうだし会ってはくれないだろうな。サングラスでもしてくれれば僕からはほぼ安全なのに。 ちなみに、長門さんは他人の記憶を操作できる程だから、『禁則事項』の内容も当然読む。朝比奈さんが長門さんを怖がるのも無理はない。まあ、長門さんや僕に知られてまずい事は朝比奈さん自身教えられて居ない筈だし、朝比奈さんが長門さんを苦手なのはそれだけが理由には見えない。しかし、それもハッキリした所は『禁則』処理されていて解らない。 記憶の本当に知られるとまずい部分だけを『禁則』処理した場合、何が重要なのか、又、その内容は何なのかを、僕ら『現地時間人』が穴埋めパズル的推理で推測できてしまう可能性がある。だから朝比奈さんの様な未来人には、重要性の低い記憶にも所々『禁則』処理されている模様で、これもその一つなのかもしれない。 などと考えながら玄関を出ようとすると、珍しい人物と目が合った。 喜緑江美里。……長門さんの同胞。 彼女の優しげな微笑と、柔らかく物静かな物腰、丁寧過ぎる言葉遣いは正直僕の擬態を想起させるが、そんな目でしか彼女を見られない自分自身の空虚な砂漠の様な内面を、乾いた風が吹き抜ける。 静かに一礼した彼女は、僕の目に視線をまた合わせると、聞き覚えのある控えめな声でこう言った。 「古泉一樹様。折り入ってご相談したい事がございます」 喜緑江美里が僕に「相談」?……恐らく長門さんの事だ。思ったより深刻な事態らしい。 彼女の柔和な笑顔の裏に、強い決意を感じる。胸騒ぎがする。 「長門さんに関する事ですね?」 「はい。とりあえず歩きながらお話しましょう。今日ばかりは、あなた様が何も無い場所で止まっていらっしゃると、長門さんが確認しに来るかもしれませんから」 「とりあえず、分かりました」 喜緑江美里は僕が歩き出すのに合わせて横に並び、歩き出す。彼女の歩むペースに合わせ、僕は少しいつもより歩くスピードを緩める。 「分かった」とは返事したが、僕は歩きながら話す部分に同意しただけ。何故、何を、長門さんが確認に来るのかはまだ解らない。来たらまずい理由も解らない。でも、これから聞かされるのだろう。 「それで、喜緑さん。その相談と言うのは?」 「あまり時間がございません。単刀直入に申し上げます。主流派様が再び長門さんの処分をご検討されている模様です」 ……処分…… 「……どういった理由で、でしょうか」 これは、……もう「その時」が来たのか?……いや、覚悟なら出来ている。喜緑江美里が僕の所へ「相談」を持って来たのなら、僕ならば長門さんを助ける事が可能だという意味だろう。 ただ、自らの「覚悟」を心に再確認すると、答えの代わりに俯いた森さんの姿、青褪めた顔が、順に脳裏をよぎった。 「昨日長門さんがあなた様のお命を救ったそうですが、主流派様としては、その際の報告に整合性が期待値を下回る点がある。と、仰られているそうです。つまり、主流派様は長門さんが事実を正確に報告していないのではないか。裏切ったのではないか。と、お疑いのご様子らしいのです。……昨日、主流派様は長門さんを通してあなた様の上司であられる森様に対し、あなた様の肉体を修復するに当たって交換条件を2つ提示されたらしいのですが、…それについてお聞き及びではいらっしゃらない様ですね」 なんて事だ。長門さんが僕の命を救った事。それが原因で今度は彼女の命が危ないのか……。 しかし喜緑江美里、僕の記憶を読んだな。 会ったばかりの頃の長門さんと会話している様な感覚だ。最近の彼女はどうしてもその必要が無い限り、直接記憶を読まない。 「すみません。本当は余りこんな時にこんな事を言いたくはないのですが、話を続ける前に、ですね。僕達が「この会話」をしている所を機関の人間に見られるだけで、僕は少しばかり厄介な事になります。あなた方は機関が常にマークさせて頂いておりますので、今もどこかから監視されている筈です」 「それにつきましてはご安心ください」 真っ直ぐ前を見据えたまま、喜緑江美里は物静かな声で答える。名前の通りに黄緑色の髪が、歩を進める度にフワリ、フワリ、と揺れている。恐らく彼女が地球上に派遣され、最初に目にした新緑に萌える植物達に心奪われでもしたのだろう。 彼女の周囲の人間の記憶や、学校、市の記録によると、北高にもちゃんと1年生の春から通っている事になっているし、その時分にこの地域に転入して来た事になっている。だが「衛星」に残る記録によると、少なくとも彼女が僕達の前に現れたのは朝倉涼子が『転校』した日だ。 「今私達の唇の動きを読まれましても、差し障りの無い文芸部室の明け渡しについての交渉に見える筈です。それに、私達に対していかなる盗聴器も意味を成さない事は、あなた様にはご説明差し上げるまでも無いでしょう?」 ええ。知っています。窓ガラスの振動を拾うタイプの盗聴すらも通用しなかったそうだし。でも、だからこそ機関は彼女達を常に監視し続ける必要がある訳だけど……。 ちなみに、機関が今までに得た情報を総合すると、喜緑江美里は朝倉涼子が消えた直後から長門さんのメイン・バックアップを務めている。喜緑江美里の所属するだろうと思われている穏健派は、情報統合思念体の中ではかなりの少数派であり、恐らく主流派と長門さんの力添えにより、これ程までに涼宮さんに近い位置に居るのだろうと考えられている。 長門さんは主流派から派遣されてはいるが、今日までの紆余曲折を経てSOS団員という立場の割合を強くして来ているようだし、穏健派と今の長門さんには、お互いの求めるものに重なる部分が多いのではないだろうか。 「それならば、ひとまずは安心ですね。では話を戻しましょう。その森さんが提示を受けた2つの交換条件とは、一体どういった物だったのですか?」 「長門さんが主流派様と協議した後に、森様へと提示されたその2つの交換条件は、1つが無理難題、もう1つは受諾可能な物で、あなた様の存在が消失寸前な状況下で提示するには、主流派様としても十分に合理的な物だったそうです」 なるほど。情報統合思念体もえげつない事をしたものだな。判断を狂わせる為の精神攻撃か。タイムリミットの迫る状況下で、受諾不可能な選択肢とギリギリ受諾可能な選択肢を与える事で、3つ目以降の提示されていない選択肢について咄嗟に考えが及ばない様に仕向ける。……普通の人間相手ならそれなりに効果的だった事だろう。どこでそんな汚いやり口を覚えたのだろうか。まさか、情報統合思念体内部の派閥争いでは役に立たないだろうし。 ……まぁとりあえず、続きを聞くか。 「お続け下さい。2つの交換条件の内容は情報統合思念体に取っては合理的に見えた……しかし?」 「しかし森様は長門さんからその提案をお受けになると、あなた様が涼宮様の周囲から消えてしまわれる事態は、情報統合思念体に取っても避けなければならないのだとほぼ即断され、あなた様が手遅れになる寸前まで平常時の心拍数を維持したままお待ちになられたそうです」 流石、森さん。まあ、森さんならいつでもそれぐらいはやって退けるだろう。 「……主流派様のお考えでは、あなた様方が所属されていらっしゃる組織に取って、森様の方があなた様よりも地位が高く、また、失礼ながら多くの面で有能である事を差し引いても、あなた様が今いらっしゃらなくなれば致命的な問題を引き起こす事は容易に計算できますから、森様のご判断とその速度の理由が理解できないのです。感情という現象については、その概念を知識として保持しているに過ぎませんから」 これだけ聞けばどんな提案だったのか容易に想像が付く。森さんと僕の命の交換だったのだ。但し、交換後の僕の感情を冷静に考えればその交換が最悪の選択である事は明らかだ。 情報統合思念体、つまりTFEIが、僕の中から森さんの記憶だけを完全に消す事は、多分できない筈だから。 恐らく、強い感情を持っている相手に対するヒトの脳細胞の働きが、それを物理的に不可能にしているのではないかな。 もしそれが可能ならば、情報統合思念体は大分前に長門さんの彼に対する想いを消し、SOS団への愛着慈悲心を消して、より従順な傀儡と化す事を図るか、僕ら全員の長門さんに関する記憶を消した後、長門さん自身を扱い易い他の『端末』と摩り替えている筈だと思うし。 ほぼ万能な彼らにも出来ない事はある。まあ、そうでなくては涼宮さんの力を求めたりはしないだろう。って今更言う事でもないか。 ……しかし情報統合思念体も、最初はうまく長門さんを潜入させたつもりで居たのが、逆に僕達の結束が固まり過ぎて手が出せなくなったと云う訳だ。でも今、喜緑江美里は長門さんが処分を検討されていると言っている。実はまだ1つ心に引っかかる事があって、どうにも現実味が無いけど。 それにしても森さんが森さんで本当に良かった。もし彼女の命の重荷を背負わされてしまっていたら、僕にはこれから長門さんを助ける選択肢を取る事は出来なくなっていた。 「……続けてよろしいでしょうか?」 歩きながら横目で僕を見ている喜緑江美里の顔を見ると、彼女の普段の微笑は影を潜め、緊張と憂いの表情を形作り、目は曇っている。そして、それを見た僕にもまた緊張感が伝染する。 彼女の今の表情は、最初に部室へ来た時の物とは違って演技では無い。と、直感した僕は、真剣に長門さんの身を案じているであろうこの来訪者に好感を持った。彼女も長門さんに対しては好意を持っているのだろう。同胞の同胞だ。今回は信じよう。 ……もしこれが演技ならば騙された僕が悪い。 「すみません。どうぞお続けになって下さい」 「はい。主流派様はそれらの長門さんから報告された情報を総合して、長門さんが情報統合思念体より「交渉の成功失敗に関わらず、手遅れになる前に修復せよ」との指令を受けている旨を、森様へ何らかの直接的手段にてお伝えし、それら事実を正しく報告していない可能性が最も高いと結論付けたそうです。交渉の失敗自体は想定されていた結果の最有力候補だったそうですが、長門さんの取ったとされる行動は明確な造反に当たりますので、処分を検討されているのです。……森様の非人類的な思考速度と危機的状況における非人間的冷静さが仇となりました。……あの、どうかお気を悪くなされないでください。私としてはこれは賞賛のつもりだったのです」 え?僕は何も怒ってなどおりませんよ。……大体僕自身その通りに考えていたし。 ……それにしても、昨日僕が死ぬような怪我をしなければ……。長門さんが窮地に陥る事も無かった。 「ところで、1つ気になる事があるのですが。どちらにせよ急に長門さんを消してしまうと、彼が昨年12月にあなた方に対し宣言した事を実行するのでは?今回それは充分な抑止力にはならなかったのですか?その場合には、僕も個人的に彼を応援します。まあ、実際にはただ傍観する事になりますが……?」 当然の疑問を投げ掛けると、喜緑江美里はゆっくりと立ち止まり、消え入りそうな声で答えた。 「……当然その点は考慮されています」 僕から顔を背け、地面に視線を落とした彼女は、躊躇いがちに続きを吐露する。 「……長門さんの……処分が決定された場合、非常に高い確率で、今夜は崩壊因子を組み込むに留め、……実際のタイミングは皆様の高校卒業直後に設定されると思われます。それも「鍵」様がご納得せざるを得ない形になるでしょう。……直接的な手段による消去は「鍵」様の反発も予想され危険ですし、涼宮様がご執心される物を突然取り上げるのは得策ではないとの理解が、情報統合思念体の意識の大部分に浸透しておりますから。「準備」無しでの消去を敢行した場合、長門さんを知る地球人類全ての記憶を改竄したと仮定しても、……危険がゼロになる事は無いとの計算結果が……出ています……」 …………え? なんだって? 俄かには理解できなかった。 僕の全身全霊が、その言葉に潜む闇を直視する事を避けた。 でも心の奥底では、僕が既に理解に達している事を、否定し続ける事もまた、出来なかった。 ……まさか? 理解は少しずつ重みを増して、現実との均衡を取ってしまう。 ……そういう事なのか?それは、僕が今考えた様な事なのか?まさか! まさかっ!? 情報統合思念体は、彼の………… 彼の、純粋に長門さんの幸せを願う気持ちを、利用しようと云うのか?安全な「手段」が見つかったから?碌に事実確認すらせず、一応、大事を取って、長門さんを切り捨てようと云うのか!? ……ただの有機生命なら死ねる。だから? だから……だから彼が望む通りに、彼女を一度生身の人間に仕立て上げ、それを殺害しようと云うのかっ!!! 無力な人間となった長門さんを、偶然を装って殺すと、そう云うのかっっ!? 背中と後頭部の皮膚から、ビリビリと静電気が放電された様な感覚に襲われる。 腹の底から湧き上がる、冥く熱い激情が僕の殻を内側から喰い破り噴出しようと暴れ、目が眩み、景色が歪み赤く滲む。 体中が戦慄き出し、三半規管が茫然自失してしまった僕は、ただ立って居る事すらままならず、右手で近くにあったポールにしがみつき、左手でズキンズキンと拍動に合わせて痛むこめかみを押さえる。 ……激昂した食道が痙攣し逆流させた胃液を無理に飲み下すと、酷い憤怒の味が口中に広がった。 『古泉一樹様?お体の状態が……』 耳が拾ったそのシグナルを熔解した脳が一応受信したが、全然意味が判らない。 ああ。……確かに僕達は、貴様らから見れば塵の如き存在だろう。 そして貴様らは自分で作った「物」が期待通りの成果を上げないのならば、他の「パーツ」に取り替える事が一番効率的だと「計算」しているのだろう。……しかし、計算ぐらいなら半導体にすら出来るぞ。 ……形すら持たず、命の価値すら理解できない「モノ」の分際で……! 何が、『進化の可能性』 だ? ふ ふざけんなあああああーーーッ!!! まるで笑えない冗談だッ!!貴様らは外道鬼畜の類ですらないぞ!!無駄だ無駄だっ!!長門さんを置いて失せろ!消えちまえ!彼女も…本心では…グ…それを、ゲホッ!う…ゲホッゴホッ! 腹が勝手に波打ち、僕は激しく咳き込んだ。……なんだか喉が痛い。胸が、息が苦しい。目が霞んで何も見えない。何故か手まで痛い。……いつの間にか、全力で怒鳴り散らしていたみたいだ。 感情に任せ激怒し、叫び、咽る。周りから見れば完全に危ない奴だ。なんだか他人事の様に感じる。……僕自身が今ゼエゼエ喘いでいて、胸と喉が非常に苦しい事を除けば……。 全速力で限界まで走り続けた後の様に乱れた呼吸が整うには、それなりの時間が掛かった。 こめかみから震える指を離し、光の眩しさに痛みを訴える目を強引に開く。 辺りを見回すと、数人の北高生達が僕を避けて足早に去りつつ、奇異の目を向けて行った。喜緑江美里は僕に向け右手を中途半端に上げかけたままの形で固まっていたが、それを諦めた様に下ろし、また地面を見つめながら言った。 「古泉一樹様。申し訳ありません……私にも、あなた様のお怒り、良く理解出来ます」 「あなたに、理解できるハズが無い!!」 思わずまた怒鳴った自分の声の大きさで、僕は冷水を浴びたようなショックを受け、今度こそ本物の冷静さを取り戻す。 違う。彼女に八つ当たりしても仕方が無いんだ。彼女は長門さんを助けようとしているのに。 僕は無意識の内にギリギリと歯噛みをしていた顎を、意識を総動員してなんとか開き、無理矢理震える息を吸い込むと、強張った舌を動かし、可能な限り感情を押し殺した声を絞り出す。 「いえ……申し訳ありません、でした。……あなたも……長門さんを助けたいと……思っていらっしゃるのに」 「お気になさらないで下さい。私も、同じ気持ちです……。本当はあってはならない事なんですけど」 ……そうか。僕は、本当に酷い事を言ってしまった様だ。 いや、貴方は情報統合思念体とは違う。長門さんの身を案ずる心を持っている。そういう意味では無く、「SOS団に属さないあなたには、僕達の結び付きの強さは解らない。僕のこの気持ちは、到底理解できない」という意味だったのだが……。よく考えればそれも感情的でかなり勝手な言い分だ。 急に冷静になった僕は、強い無力感と脱力感に襲われた。 ……怒りを感じても、その怒りに飲まれてはならない。責任や負い目を感じても、それに押し潰されてはならない。……例え自分が傷付いても、焦っては駄目だ。今こそ冷静になるべき時なんだ。喜緑江美里、いや、喜緑さんと僕が協力し合わなければ、長門さんは助けられないのに。……何をしているんだ。僕は。 「すみません。あなたのお気持ちを疑ってはいません。あなたに当たるつもりは無かったのですが」 「……はい。解っております」 そういえば。先程の北校生達は、どの辺りから僕の言葉を聞いていたのだろうか。まぁ、彼らは意味までは理解できなかっただろうから、もし彼らが透視されても問題ないだろう。 「……その「崩壊因子」が長門さんを高校卒業後に死に至らしめるのですね?そしてそれは当然、あなた方には除去できない……恐らく、彼女は少しずつ情報統合思念体のインターフェースとしての能力を制限され、それと反比例する様に感情表現の制限が緩和され、傍目には普遍的な人間らしくなって行く。但し、そのまま放置しては涼宮さんと彼の関係に対する不確定要素となってしまう為に……」 「その通りです。長門さんが一般的な人間へと近付く事。「鍵」様は、それを求めていらっしゃるそうですから。結果、完全な人間と化した長門さんは……不測の事態で……『死ぬ』事が可能になります……そして同時に観測を……。重ね重ね、本当に申し訳ありません。……こんな事では恐らく、彼らも何も得られませんのに」 いや、僕が、絶対にさせない。そんな事は許さない。 絶対に、長門有希さんは、殺させない。本当ならば僕が死ぬ筈だったのに。 でも長門さんの事だ。もし崩壊因子を組み込まれたら、消されるその日まで記憶操作で僕達からは隠し通すだろう。今日、今すぐなんとかしなければ手遅れになる事は間違いない。 ……目眩が舞い戻って来た。駄目だ。話題を変えなければ。冷静を保たなければ。 「あなたは僕に何を求めていらっしゃるのです?一体僕が何をすれば、彼女を救えると?」 ただ立っている事がどうにも苦痛で、僕は重くなった足を前に進める作業を再開した。 「私が、森様の当該記憶を抽出し、情報統合思念体に報告致します。それだけで主流派様は自らの判断の間違いをご理解なされ、長門さんの処分を撤回するでしょう。そのお手伝いをお願いしたいのです」 彼女は少し遅れて付いて来る。 長門さんを窮地から救えるのなら、今すぐ何でもする。僕の心情的には、もうそれは決まり切った事だ。 だが待て。落ち着け。残される森さんの事を考えると……それに長門さんだって、僕の命の重荷を押し付けられるのは迷惑だろう。その最終手段を選ぶのは、先ずは機関を裏切らずに済む方法、次に裏切っても気付かれない方法を、模索した後だ。 「……そういう事でしたら、僕としましては、できれば貴方お一人で森さんを探し出し、記憶を読んで頂きたいのですが」 こう言ってはみたものの本当は解っている。もしそれが出来るのならば最初から彼女は僕の所へ来ていない。でも今はとにかく情報を集めなければ。 「あなた様の所属する組織は、私達の能力を知り過ぎています。森様も、私一人では現在位置を特定できないばかりか、もしお呼び出しできても私の情報操作圏内に入って頂き、該当する記憶を抽出する事は難しいでしょう。先程も申し上げましたが、あまり時間がございません。あなた様のご協力無くしては間に合わない可能性が非常に高くなります。私が情報統合思念体の制約を破り手段を選ばなければ独力でも可能ですが、その場合情報統合思念体は私の報告が不正確であると見なすでしょう。エラーを起した端末が齎す情報ですから」 確かに、機関のTFEI対抗マニュアルは一定の効果を上げる事が立証されている。携帯電話などの電波を使用する機器類は、特に数多くのギリギリ合法ではない仕掛けが施されている。幾ら喜緑さんでも相手が森さんともなれば簡単には行かないだろう。 「ところで喜緑さん。具体的にはリミットはいつなのですか?」 「長門さんへの処遇が実行されるのは今夜0時です。ですが20時から長門さんは拘束され、有機由来部分が耐えられる程度に制御された段階的スキャンが実行されます。スキャンを受ける間の長門さんをお守りする為にも私はそれに立ち会わなければなりません。そして、もしこのまま私達が座視すれば、長門さんは0時に崩壊因子を組み込まれてしまいます。……今日は私、今まで単独で森様の現在位置特定を試みていたのですけど、いつもの様にダミーの情報ばかりで……。長門さんは主流派様に監視され身動きが取れませんし。もし私があなた様の声色を拝借させて頂いたとしても、昨日の長門さんの報告から推測しますと、森様に気付かれてしまい事態を悪化させる可能性が最も高いですし……」 なるほど。時間がもう少しあれば彼女にも問題無いだろうし、森さんに直接会った事のある長門さんが動ければ簡単に探し出せるのかも知れないが。 しかしよりにもよって、「設定される『処分』の時期」は僕達が高校卒業してからだと彼女は言っていた。機関と情報統合思念体は一時的な休戦協定を結んでいる。でもその期限は丁度僕達の高校卒業日までだ。つまりその時期設定は機関に取っては渡りに船だ。少なくとも今の所はそう判断されている。 「私の所属する派閥といたしましても、長門さんが他の個体に置き換わるのはマイナス要素でしかありません。主流派様に属する長門さんがあの様な立場を取っているからこそ、私は今ここに居られる訳ですから。私としても長門さんとはもう少し長いお付き合いを希望しています。それに、私が古泉一樹様のお力をお借りして森様の記憶を抽出する未来は、私の記憶では、既に決まった事です」 喜緑さんは『異時間同位体』との同期が可能だからか。 だとすると、次は「僕が裏切った事を機関に気付かれない方法」を模索する番だ。とにかく足掻けるだけ足掻く。だから僕の未来については彼女には訊かないで置こう。どちらにせよ最善の努力はするつもりだし、その意思を持ち続ける為にも。そうでなければ僕を守ってくれた人達に申し訳が立たない。森さんや長門さんに、合わせる顔が無い。訊いてしまって僕が助かると言われても、助からないと言われても、必ず心に隙が出来る。 「ならば、僕が森さんと待ち合わせの場所と時間を決めて呼び出しますから、あなたは僕の記憶を操作して、今教えて下さった情報を消して下さいませんか?そうすれば、僕はただあなたに気付かなかった事による処分を受けるだけで済むかもしれない」 「すみません。それは出来ないのです。SOS団の皆様に対して情報改変するには、先ず長門さんが皆様お一人ずつに施した厳重なプロテクトと追跡用マーカーを破らなければなりません。そもそも、私が今何らかの情報改変を行えば長門さんは直ちにそれに気付き、必ず私の前に現れます。長門さんはあなた様が長門さんを救う事で犠牲になる事を恐れておりますので、私が森様の記憶を無事抽出するまでは長門さんに気付かれる訳には参りません。その上、先程のあなた様の反応を拝見した限り、その記憶を完全に消して差し上げられるかどうかも、私にはあまり自信がございません。ですから、私に出来る事は不可視遮音モードで存在的に透明になる事ぐらいの物だと、申し上げる他ありません。助力を請う身でありながら余りお力にもなれず、大変申し訳なく思います」 やはり、強い感情と結び付いた記憶は改竄できないのか。まあ裏づけが取れた程度の事だが。 「では何故、今僕とあなたがこうして会話しているというのに、長門さんは来ないのでしょうか?」 「私が長門さんに私の位置情報を誤認識させた上で、私の持つ処理能力の殆どを割いて私自身の周囲に情報封鎖フィルターを展開している事に加え、長門さんは現在他に意識を向けざるを得ない状況にあるからです」 まだ長門さんは彼と一緒なのか。……だとすると、急がなければ彼女の『エラー』も心配だ。想いの受け容れられる事の無い相手に優しくされる辛さは、僕にも良く解る。……だから森さんは僕に優しく接しないけど。 「その『情報封鎖フィルター』と言うのは、恐らく、あなた方が検知できる情報の波を遮断する物ですね?但し、完全にシャットアウトするのではなく、平常時に観測される部分の情報は通す」 「概ねその通りです」 「情報封鎖フィルターに加え、透明化しながら、森さんの記憶を抽出できますか?」 「可能です。ただ、その状態下での私の能力は非常に制限されますので、予めご了承下さい。……長門さんは私共の中でも特に能力が高いのです。私が気付かれない為に必要なだけの情報封鎖フィルターへの情報操作能力の割り当てを減らせば、局所的時空間凍結の実行に処理能力を回すという愚挙を犯した朝倉涼子の様に、即座に気付かれてしまいます。ただ、それも長門さんを過小評価したのではなく、介入を恐れる余り急いたからでしょうけど」 とにかく、姿を消したままで森さんの記憶の抽出が可能なら、うまく行けば機関には全く気取られずに今回の件を処理できる。でも楽観視は出来ない。彼女は森さんの記憶を抽出するまでは殆ど助けにならない様だし。とにかく、機関の人間は技術に程度の差こそあるが、それぞれ透視技術の遣い手だ。森さんは上部に報告したりはしないだろう。でも、他の機関員に僕の真意を読み取られ、「衛星」に報告を送られたらアウトだ。 おや?さっきから「衛星」とは何だ?ですか。これはとんだ失礼を。説明がまだでしたね。 機関の対TFEI情報改竄の切り札、「The Halo(ヘイロゥ)」の事です。まぁ切り札と言っても、単に改変されない記録媒体程度の物なのですが、これが無ければ、機関自体がいつの間にかTFEIの手によって改変されていたとしても誰も気付く事ができませんので、今や機関に取って必須のアイテムです。 簡単に概要を説明させて頂きます。 「The Halo」とは、幾つかの衛星が全く同じ情報を持ち、互いが互いの変更部分を監視し合うシステムです。今までの所完全に機能しておりまして、情報改竄からもクラッキングからも問題になる程の影響を受けた事はありません。まあ、流石に人工衛星はTFEIの情報改竄の射程圏外ですので、問題とされるのはクラッキングのみですが。ちなみに、情報統合思念体が直々に動いた場合については全く考慮されておりません。対策を練っても無駄でしょう。 構造的に改竄に対しては非常に強いシステムですが、覗き見に侵入される事に対しては脆弱で、長門さん程のハッカーの手による侵入の前には無防備です。手持ちのPCのスペックも改竄できるでしょうし。ただ、それ以前に彼女には読むだけならば侵入する必要が余りありません。直接僕達の記憶を読めますから。 ちなみに、僕の知る限りでは誰もその倒錯した正式名称では呼んではいません。ただ「衛星」とだけ呼んでいます。機関は決して後光(Halo)が射す様な代物ではありませんし、増してや、その衛星が『神』であるとされる涼宮さんを照らす後光そのものなどではありません。 その「衛星」を利用するには、電子手帳ライクな携帯機器を使います。それを媒体として、機関法や、与えられた権限に応じて参照できる膨大な資料をダウンロードする事と、TFEIに改竄されると困る情報を一時的に報告用スペースにアップロードする事ができます。 その端末の正式名称はただ「ガジェット」なのですが、僕達の多くは時折「バイブル」と呼びます。ええ。皮肉です。機関法もヒトが書いたモノですから。 ちなみに「ガジェット」では一時的な情報のアップロードはできても、書かれた内容を削除・改変する事は出来ません。それ以上の変更を加える方法は、例の如く僕は知らされていません。このシステムがいつから存在するのかも知りません。その衛星が何基あるのか、地上に中継地点が存在するのかすらも、知らされていません。 ……ですが、色々と推測する事は可能です。例えば、「衛星自体は、恐らく某国の通信衛星に間借りしている」などですね。幾ら機関が潤沢な資金を持つにしろ、独自に衛星を打ち上げる訳がありませんので。無駄ですから。……いえ、あなたの身の安全の為にも、これ以上は教えられません。ただの推測であっても。 さて、状況は解った。彼女が僕の立場を理解してくれている事も解った。それに、どうやら僕には選択肢が他に無い。 「解りました。手伝います」 「はい。そう仰って下さると存じておりました」 時間も無いそうだし、早速森さんへ電話するか。 ……余り使う事のない番号を呼び出し、発信する。 僕から森さんに直接電話する事は殆ど無い。僕の森さんに対する「感情」は、機関に疑われている筈だから。 森さんはたった3コールで出たが、僕にはその時間がとても長く感じられた。 『どうした?古泉』 ……苗字で呼ばれた。森さんは今機関の人間と居る様だ。でも、今何も言わずに後で掛け直したりすれば、怪しいと自ら公表する様な物だ。そもそも、僕は機関員の携帯は全て盗聴されていると考えている。 「夕食でもご一緒にどうかと思いまして」 『ふぅん?珍しいわね。私、今日あんまり暇じゃないんだけど。……何か問題でもあったのならそっちが優先されるわね。いいわ、7時半にアンタの家の近くの、あの白い屋根のカフェで会いましょう』 「了解です。それではその時に」 『ん。』 彼女との通話はいつもの様に、挨拶無しでそのまま切れた。 確実に機関の人間が内偵に来るだろうな。喜緑さんと会話している所を目撃されている上、僕の森さんに対する行動までも、こうも通常のパターンと違っていては。 「……と、言う事になりました」 「はい。私はこれより一度帰宅して、透明化してから向かいます。その前にもう一つだけ、記憶の抽出を確実に成功させる為のお願いがあります」 「なんでしょうか?」 「あなた様から森様に「昨日の交換条件」に関連する話題を振って頂きたいのです。森様の脳内シナプスの発火現象が目標の記憶を保持している細胞へとリンクしている状態でしたら、記憶の抽出は即座に完了しますから。そうして頂く事で、失敗の可能性をほぼゼロに出来ます」 「解りました。では、機関の人間になるべく不審感を抱かせない様に注意しつつ、森さんにキーワードを投げ掛けます」 「よろしくお願いします。それから、もし万が一気付かれた場合には出来る限りの対処はさせて頂きます。私共としましても、あなた様を今日死なせる訳には参りません」 「その時は、よろしくお願いします」 「では、後ほど。恐らくお目には掛かりませんですけど」 ……とりあえず、森さんにキーワードを投げ掛ける直前までは、なんとか僕の真意を誤魔化す事ができる。 森さんの透視に対抗する最良の手段は目や顔の表情を全く見られない様にする事だが、他に全く手段が無い訳ではない。思考透視は長門さんや喜緑さんの能力の様に記憶を直接読む訳ではなく、心理と思考を追って読んでいる訳だから、読まれたくない記憶は絶対に思い出さなければいい。 ただ、人間の脳はそれ程単純に出来ていない。放置して置けば機能を維持するために色々な情報を適当に処理して暇を潰す。それを読まれてしまう。だから、他の考えを強く意識し思考を埋める必要があり、かなり疲れる。何しろ「~については考えてはいけない」とすら、考えてはならないのだ。 そういう理由で、僕の彼女に対する想いは尊敬の念で塗り潰して隠していた訳だが、それが逆にあの日の一件を引き起こした。 皮肉な事に、長い間森さんに対して感情を隠蔽していた事が実地訓練となり、透視に対抗する技術に関しては、今ではかなり自信がある。 ただ、それだけで本当にあの森さんに対して長い間隠し切れていたとも思えない。実際に勘違いされていたのは、彼女自身もそうであって欲しいと強く願う気持ちがあった為だろう。今なら良く解る。 とにかく森さん以外の人間の透視になら、相手がどんな熟練者でも僕が相当気を抜いていて1秒以上目を合わせ続けたりしなければ、まず大丈夫だろう。森さん相手よりもずっと楽なはず。 うまく森さんにキーワードを投げ掛けたら、次は長門さんに会って森さんと僕の記憶を消してもらう。それで大丈夫だ。 ……大丈夫だ。 家に戻った僕は、私服に着替える前にシャワーを浴びる事にした。 長い一日になる。……身体を洗うチャンスが、2度とは来ない可能性もある。 疲労を訴える身体を覚醒させる必要もある。 万一機関の手から逃れなければならない場合の事を考えて、熱めの湯で流すだけに留める。匂いのする物は使わない。 清潔なバスタオルで身体を拭き、ドライヤーで髪を乾かし、無香料ワックスを使いセットする。 卸したてのシャツの胸ポケットに、希望と闇をセットで移し、忍ばせる。 その上に着るジャケットで、それの存在を覆い隠す。 あまり使わない腕時計を手に取り、時刻が正確である事を確認し、身に着ける。 更に、携帯、生徒手帳、充電されている事を確認した「バイブル」を、身に帯びる。 財布を手に取り、小銭を取り出し、机の上に置く。 キーホルダーから家の鍵を抜き取る。 歩く時、音がしないように。 ……ふぅ。 よし。心機一転。準備万端だ。 少し早いが、本を1冊持って待ち合わせ場所に行こう。普段の僕ならそうする。普段しない事をしてはならない。腕時計は今日は必要だし、たまには使っているから問題無いだろう。カフェの壁時計を何度も見ていては、怪し過ぎる。 家を出て、ドアをロックし、鍵は財布の小銭入れに仕舞った。 段差を降り、道へ出た僕は、思わぬ夕焼けの美しさに心打たれ、天を仰ぐ。 赤からオレンジへのグラデーションに彩られ、空で燃える雲達。 黄金色に輝く太陽と、その光を受け黄色に染まる街。 長く伸びる建物の影達。 穏やかな風が髪を弄び、肌をくすぐる。 呼吸する度、体の内が洗われる。 日暮れ時の埃の匂いすら、芳しく感じる。 耳を澄ませば色々な音が聞こえる。 犬の鳴き声、人の話し声、車のタイヤの音。 ……ああ、僕は生きている。 長門さんを守るのは、僕の周りの世界を守る為だ。 何の事は無い。僕自身の為だ。 神人達と戦うのと、同じ理由だ。 僕自身を守ろうとするのと、全く同じ理由だ。 ……さあ、行こう。 意志の力が抗う為にあり、 信じる心が受け容れる為にあるならば、 今こそ、僕の意思の力が試される時だ。 歩いて10分程で、森さん指定のカフェに到着した。時刻は6時24分。待ち合わせの時刻まで、まだ1時間6分もある。 ガラス戸を押して店内に入り辺りを見渡すと、ちらほらと客の姿が見える。 ……どれも怪しい。どれも内偵に派遣された機関の人間に見える。 レジの横で待機していた20代後半の男性店員が、僕に気付くと営業スマイルを浮かべながら言った。 「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」 「ええ、1時間後に人と待ち合わせてはいるのですが、今は1人です」 「かしこまりました。おタバコはお吸いになられますか?」 「……いえ」 「ではこちらへどうぞ」 まあ私服だし、20歳以上に見えたのかもしれない。……いや、喜んでる場合じゃないな。 店の長方形の壁は、2辺までが大きなガラス張りになっていて、屋外にもほんの少し席がある。 後は、ファミリーレストランに近い構造。と言えば解りやすいだろうか。テーブルとテーブルの間には間仕切りがあり、隣の席の客と目が合う事は無い。 観葉植物が所々に配置されていて、カラーリングは白とクリーム色で統一されており明るい雰囲気だ。のんびりと読書をするのには向いている店だろう。まあ、店員に覚えられない為にも僕にはそんな事は出来ない。森さんと待ち合わせる場所すら毎回違うぐらいだ。機関の息がかかった店ならば話は別だけど、別の意味で落ち着かない。 この店のメニューには飲み物やケーキの他に、ちょっとした軽食もあるようだ。3人組の女子高生が、明るく会話しながらスパゲッティやサンドウィッチを頬張っている。 案内する店員に付いて行く途中、コーヒーを前にノートパソコンを睨んでいる30歳前後のスーツ姿の男性、子供を2人連れた30代中盤の疲れた感じの女性、20代中盤の並んで座ったカップルの横を通り過ぎ、最後に、2面がガラスの角の席で文庫本を熱心に読んでいる老人の手前のテーブルまで来た所で、「こちらのお席にどうぞ」と、窓際の席をあてがわれた。 大人しく言われた通りに座り、とりあえずアイスコーヒーを注文した。 視界の範囲を見渡してみたが、自然に目が合ってしまう位置には席が無い。窓の外は道路に面しておらずちょっとした庭になっていて、窓からは少し離れてテーブルが置かれているが、今は客は居ない。そのまた奥は植込みになっている。悪くない位置だ。店員の目を見ない様に注意すれば大丈夫だな。 とりあえず、必死に「リラックスして本を読んでいる」振りを始めたが、すぐに先程とは違う店員がアイスコーヒーと伝票を運んで来た。20代前半の女性。……いえ、解っています。細かく観察してしまうのは僕が疑心暗鬼に陥っているだけの事です。 もう少し機関の訓練を受ける時間があれば。もう少し緊張しないで済んだのかもしれないのに。 いっそ「僕」と交代してやりたくなるが、こんな所で擬態なんて、普段の僕なら絶対にしない。 アイスコーヒーを一口飲んでみる。……味が全く分からない。とりあえず、シロップとミルクを適当に入れ、ストローでかき回す。 本を読む振りに戻る。全く内容が頭に入らないが、とにかく自然な速度で目を進ませ続けページを繰る。後で読み直しておかなければ。探りを入れられるとまずい。 30分程すると、子供2人連れの女性とカップルは出て行った。 代わりに夫婦風な男女が入って来た様だが、よくは見えなかった。 ……そろそろ喜緑さんは来ているだろうか。いや、もう大分前から来ているだろう。 ああ、それにしても時間が経つのが遅い。時間はどうしてこうも僕らを目の敵にするのだろうか。 至福の時間はすぐに過ぎ、苦痛な時間はいつまでも長い。いかにも「僕」の好みそうな話題だが、そんな話をグダグダ聞かされたらそれこそ時間が経つのが遅くなる。変な話だが、時折僕は「彼」に同情する。 アイスコーヒーの氷がすっかり溶け、2層に分かれた。……もう飲みたくない。 先程から腕時計を見たくて仕方が無いのだけど、見た所で何かが進展する訳でもないし、普段森さんを待つ間に見ていないような気がするので、なんとか我慢している。森さんは遅刻する時は必ず連絡をくれるし。 今度は3人組の女子高生達が出て行った様だ。 代わりに誰かが入って来た。 と、思うと女性の足音が近づいてきた。森さんの通常時の足音のパターンだ。正念場だ。 「待たせたわね。一樹」 至近距離から森さんの声。当然名前で呼ばれた。森さんも周囲に機関の人間が居る可能性を考慮しているのだとしても、普段2人の時は名前で呼ぶ訳だから、そうしなければ不自然だ。腕時計を確認すると7時27分。 自然な動作で僕の向かいのシートに座った森さんは、チラッと2層に分かれたアイスコーヒーを見たが、ぬるくなった僕のグラスの水の方に手を伸ばし、一口啜って喉を潤すと、伝票に手を伸ばしながら言った。 「アンタの方から私を呼び出すなんて、今日部室で何かあったの?」 「ええ。少々興味深い事が」 涼宮さんと香水の事件で思考を満たし、森さんと目を合わせる。 僕の緊張感を読み取った森さんの伝票を掴んだ手が一瞬引き締まるが、すぐ元に戻る。それ以上はまだ読まれていない筈だ。いつも通り、その綺麗な顔からは何も読み取れない。 「じゃあ詳しく聞かせて。とりあえず夕食に行くわよ、出ましょう。私お腹すいちゃった。今日実はロクな物食べれてないのよ」 早速腰を浮かせる森さんに、僕は言った。 「ええ。ところで、何もここの代金まで払って頂かなくても……」 森さんが目にした僕の伝票は絶対に払わせて貰えない。待ち合わせ時間までの物もだ。だから僕は彼女が来る予定時間の15分前に精算しようとした事がある。するとレジの前で突然現れた森さんに伝票をひったくられ、 「やめてよね。結局私は待ち合わせの何時間前に来なきゃいけなくなるのかしら?暇じゃないのよ」 と、言われ、その後法外に高いフレンチレストランに連行され、追加分だけで2人前はありそうなフルコースを残さず食べろと厳命された。だから森さんの前では何であろうと支払おうとするのは諦めた。ちなみに、その一件以来フレンチは少しトラウマになっている。払わせて貰える彼が心から羨ましい。 それを、あえて今更言った意味は一つ。まだ僕はここを離れられない事を森さんに知らせる為だ。 「なぁに?アンタ、上司である私の厚意が不服なのかしらね?度胸だけは1人前になって来たかしら?でも、誰がボスだかもう一度キッチリ解らせて置く必要がありそうね……」 彼女はそう言いつつスッと片眉を吊り上げ、座り直す。 「いえいえ、そんなつもりはありません。いつもとても助かっています。昨日は命まで助けて頂いた程ですし。森さんに対して不服な事など何もありません。とんでもない事です」 森さんがその美しい眉根を寄せる。僕が真意を読まれない様に抵抗しているからだ。 「言ったでしょ。私は何も大した事はしてないわ」 「僕は交換条件などに乗らないで頂けた事が、とても嬉しいんですよ」 森さんの顔から表情が消えた。僕の思考が喜緑さんとの会話と繋がった事で、彼女も僕の真意を読み取ったのだ。そして、それは同時に近くに隠れている筈の喜緑さんも、森さんの記憶を確実に読み取った事を意味する。これで情報統合思念体も納得し、長門さんは危機から解放された筈。……良かった。ここまでは順調だ。ふぅ……。根本的な解決にはならないけど。 後は誰にも目を合わせないよう注意して長門さんと会えばいい。彼女に僕の記憶を読むよう促すだけで、全てを正しく処理してくれるだろう。処理された後は、問題があった事すら僕と森さんは覚えていない筈だ。まだそれまで気を抜く訳には行かない。 ここで喜緑さんに改竄して貰っても良いが、彼女の言う事が正しいならすぐに長門さんが現れるだろうし、そうなると機関の内偵者が益々不審がるだろう。僕と森さんにも常にマークが付くようになるかもしれない。それは願い下げだ。常にマークされている長門さんと喜緑さんには悪いけど……。 また立ち上がりながら、森さんが言う。 「マアいいわ。とりあえず食事に行くわよ。あ!そうだ。長門さんも誘いなさいよ。それぐらいの礼をしても咎められる様な事はないし」 ……森さん。やはり、あなたは素晴らしい。この彼女の透視と機転で、機関の連中から見てもあまりおかしくない流れで長門さんに会える。 「それならば、今日ばかりは僕が……!?」 突然、ゴン!という大きな音が、僕の横、大きな1枚ガラスのウィンドウの方向から響き、森さんを追って立ち上がろうとする僕の動きと言葉を遮った。 僕は緊張し、シートに一度腰を下ろすと、思考を今の物音で埋めてから、ゆっくりと振り向く。 ガラスの音がした辺りには外側からベットリと泥が付き、コンクリートの上にたっぷりと水分を含んだテニスボールが転がり、カタツムリの様に地面に道標を付けている。 ふぅ。……なんだ。子供の悪戯か。驚かさないでくれ。心臓に悪い。しかし内心の安堵を表に出さない様にしなければ。 それにしてもわざわざ泥だらけにしたボールを用意してまで、嫌がらせをしたいものかな。全く、悪ガキはこれだから……。 今度こそ立ち上がろうと机に手をつきながら、ズルズルと滑り落ちゆく窓ガラスに付いた泥に目を戻すと、誰も居ない筈の方向、ガラスの中で誰かと目が合った。 間仕切りの向こう側に座った老人が、僕と同じように泥を見ているのだ。夜の暗闇と店内の煌々たる明かりが、いつの間にか透明なガラスを鏡に変えていたのだ。ウィンドウの中の背中を丸めた老人は僕と目が合うと、顔を皺だらけにして笑った。 ただその笑顔、口も、目尻も、持ち上げられた眉も、どう見ても笑みの形なのだが、二つの洞穴の様な目だけが全く笑っていない。その暗い目の淵から漆黒の闇を垣間見てしまった僕の背筋に、ゾクりと、冷たい抜き身の日本刀をピッタリと押し付けられたような悪寒が走る。 目を逸らさなければと解ってはいるのだが、その異様な表情に思考も身体も凍りついた。 老人の表情が再び一変する。 ……新川さんの顔に。それに釣られ、恐怖で張り詰めていた僕の緊張の糸がブツッと切れた。 ……僕は何を……しまった……新川さんは……既に1秒……まずい!喜緑さん!記憶を 僕が考えるのより早く喜緑さんが彼の記憶を改竄したのか、立ち上がり掛けた新川さんの表情が空虚になる。 しかし、口を手で覆った森さんが怖いような早口で言った。 「遅かった!新川…「アイツ」の口が動いていた!既にバックアップに伝わった!」 新川さんの顔に生気が戻り、恐ろしく慣れた手付きで左胸の内ポケットに右手を入れる。が、その手を出そうとした新川さんの表情が再び消え、彼の左耳の辺りで何かがパチッ!と小さく弾けた。 喜緑さんが再び彼の記憶を改竄し、彼に指示を伝えた通信機を破壊したのだ。 通路を見ると、僕を席へ案内した男性店員が営業スマイルを浮かべいつの間にか近付いて来ていた。森さんが瞬速の動作で振り向きざまにその男のみぞおちへ肘打ちを一閃させると、男は声も上げず悶絶し崩れ落ちる。それを一瞥した森さんが唇を全く動かさずに押し殺した声で言う。 「とにかくここは私に任せて行け!見つけたタクシーの最初の2台は絶対に使うなっ!」 と、とにかく、今は森さんの指示に従おう。 僕は急いで立ち上がった。状況が理解できず呆然とした新川さんは、僕が立ち上がるのと反対にシートに身を沈める。 彼の方を見ると、今まで見えなかった位置、座った新川さんの背中側のガラスに、薄黄色をした幅広のクリアテープが十字に貼られている!あれは衝撃分散の……!狙撃され── 「伏せてっ!一樹っ!」 森さんの声と同時に、テープの十字の交差位置を透かして空気が動いたように感じ、 ガラス全体に映った店内がブレた。 ダメだ 間に合わな── その四半瞬後、先程まで森さんの座っていた場所に、忽然と蜃気楼の様な人影が浮かび上がる。 自分の移動速度で北高のセーラー服を翻し、ショートヘアーをなびかせたその影は、素早く突き出した右腕を折り曲げ、逆手に何かを掴んだ。 ゥゥンギュルルム 異様な音と皮膚の焦げる悪臭が、耳と鼻を抜け、銃弾の代わりに僕の脳に届く。 テープの交差位置にガラスを貫通して小さな丸い穴が開いているが、テープの効果でガラスにヒビは入っていない。 スナイパーライフルに取り付けられているであろうサプレッサーにより、夜の闇の中で目立つ筈だったマズルフラッシュと、発砲音の高音域は消され、微かな低音だけが辛うじて聞こえた。 振り向きながら一瞬何もない方向へ視線を結んだ長門さんは軽く頷き、次に森さんで目を止め、最後に僕と目を合わせると、掌の中の未だ赤熱している弾頭をテーブルの上にポトリと落とし、二言だけ発した。 「来て。今度は私の番」 長門さんは有無を言わさずサッと手を伸ばし僕の右手を強く握ると、突然もの凄い勢いで走り始めた。森さんの感情の表れない目が遠ざかる。ガラスの扉が前もって勝手に開き僕達を通す。店員と他の客達が驚いた表情を形作るより早く、僕達は道路に飛び出した。 僕も足には自信はある方だが、今までこれほど速く走った覚えは無い。恐らく、他のどんな人類の記憶にも無いだろう。長門さんが何かした以外に無い。 風も、走行する車すらも追い抜く程の速度で引っ張られている為に、呼吸もままならず、このままでは酸欠で倒れる!丁度僕がそう思った時、長門さんが急停止して僕の手を離し、右手を僕に向け突き出して何事か聞き取れない声で呟く。 忽ち僕の呼吸が正常に戻り、頭がスッキリしてきた。 僕へ向けられた彼女のその掌には、バーナーで真っ赤になるまで熱した回転中の電動ドリルを強引に握力で止めたかの様な、凄まじい痕が残っている。……僕の呼吸など、どうでもいい。その手を先に治して欲しかった。 しかし、反射的にそう言おうとした僕が目を合わせた彼女の瞳には、明確に不思議な感情が浮かび上がっていて、話かける事を躊躇わせた。 そのまま道路へ向き直った長門さんがその手を真っ直ぐに挙げていると、すぐに流しのタクシーがウィンカーを光らせながら停まり、オートドアを開く。車内灯が光る。 思った通り、その頃にはもう長門さんの手の傷跡は綺麗に消えていた。 「大丈夫。これは4台目。後部座席の下に圧縮ガス噴霧装置は無い。毒物を塗布された針、銃、刃物の類も確認できない」 ……ガス?機関の……いや、そうだ。今はそんな事より重要な事が……! 「長門さん。しかし、森さんが!」 「安心して。喜緑江美里が現場を制圧する。森園生や私があなたの逃走を幇助した形跡と記憶は残らない。周辺に存在する衛星への通信機器も一時的に使用不能にした。早く乗って。私に対するスキャンの予定はキャンセルされていない。時間が無い」 僕は長門さんに促されるまま、タクシーへと乗り込む。 彼女は僕が奥につめるのと同時に乗り込み、シートに腰掛けた。 「お客さん、どちらまで?」 運転手の問い掛けに、長門さんが半ば被る程に即答する。 「光陽園駅前公園へ」 「こんな時間に公園?ああ、もしかしてあの駅前の大きなマンションですかね?」 「そう」 「あれね。分かりました。エントランス側に行きますよ」 小さな音を立ててドアが閉まり、車内が暗くなると、タクシーはエンジンを静かに唸らせて走り出す。 「今直ぐ朝比奈みくるを呼び出して欲しい。私が交渉した場合と比較して、説得に必要とされる時間が短い事が推測される」 長門さんが言った。唐突だ。 「わ、分かりました」 有無を言わせない彼女の雰囲気に気圧された僕は、素直に従うしか無かった。 僕が朝比奈さんに電話すると、すぐに長門さんのマンションへ向かうと約束してくれた。どうせならタクシーで拾いましょうか?と訊いて見たが、彼女はどうやら、丁度今日は学校帰りに食事を済ませて買い物をしていたらしく、15分強で到着するとの事だ。 ところで、すごく気懸りな事がある。 「何故、情報統合思念体は、まだ長門さんをスキャンするつもりなのですか?まだ完全には納得していないのですか?」 「整合性を確認する。私はそう伝えられている」 「なるほど……」 これは、本当の所は彼女にも解らない。そういう意味だ。でも、長門さんが僕を助けに現れる事が出来たという事実が、彼女への冤罪の疑いが晴れた事を示している。崩壊因子さえ組み込まれなければ何も問題はない。まあ喜緑さんを全面的に信用したら。という前提ではあるけど。 それにしても、あの時長門さんが来てくれなかったら、僕は確実に脳を撃ち抜かれていただろう。もう半瞬遅いだけで間に合わなかった。 しかし機関も、数多くの面で情報統合思念体と大差無い。あんな人目のある場所で額に銃創を負って即死した僕の体を、どうやって事後処理だけで「事故」に見せ掛けるつもりだったのか知らないが、叛逆行為が発覚した直後に狙撃だ。一応その冷酷さを知っていたつもりだったが、知識と実体験は違うな。 はぁ……。 考えたく無い事だが、喜緑さんが現場の機関員の記憶を全て書き換えたとしても、既に「衛星」に情報が残されていると考えなければならない。TFEIの介入が予想される場合、いかなる場合も行動に移る前に必ずそうする事が義務付けられている。つまり、新川さんが最初に記憶を失い呆然とした後に、指令を受け胸の内ポケットに手を入れた時には、既に何らかのメッセージがアップロードされていた筈。……だが、それまでの時間は非常に短かった。 「バイブル」を取り出し、電源を入れ、IDとパスワードを入力し、更新ボタンを押す。 ……まだ、僕の権限で閲覧できる階層には、直接僕に関するメッセージは無い。 だが確実に、先程のカフェの隣のビルにでも、新川さんを読唇か盗聴して即、衛星にメッセージを送信、同時に狙撃手と店内の機関員に処分命令を出した機関幹部が居た筈だ。恐らく新川さんの変化を見てTFEIの情報操作を受ける前に「衛星」にメッセージを送るには、メッセージを簡略化して幾つかの単語をアップロードする時間しか無いと判断したのだろう。 ……森さんと同程度の処理判断力だ。 となると、そのメッセージが解読不能であるとは考えられない。 恐る恐る、予定表ページを見てみる。すると予想通り、僕に諦めさせるに足る言葉が、今日の予定の最後の行に追加されていた。 ・2400 零時会議 それは反逆者判定を下す会議。 名前の通り、0時丁度に開会する。閉会するのも0時。いや、24時間続く訳ではない。判定が既に決定された状態で、形式的に開催されるだけだからだ。 そして、処分命令が下されない事に決定した場合は、この予定ごと削除される。つまりこれは実質死の宣告であり、大抵の場合本人は死ぬのが誰だか分かる。だから、諦めて先に自殺するケースが多い。 そして機関の人間は皆、寝不足になる。もしかしたら実は自分かもしれない。よく知るあの人かもしれない。そういった恐怖に苛まれ眠れなくなってしまうからだ。 でも僕は、今夜は睡眠不足になる事は無い。……2度と不足する事は無いな。 これが、機関員間での恋愛が禁止された主な理由だ。機関は、構成員を「処分」する度に、貴重な人材を2人ずつ失いたく無いからだ。 僕はもう一度ポケットから携帯を取り出し、電源を切った。 機関からの呼び出しに応じる訳には行かない。無視するのも面倒ではあるが、静かな場所で位置特定の為に鳴らされる危険がある。 ……何より、森さんとは、もう会えない。言うべき言葉も、見つからない。 あの時、長門さんに手を引かれ走り出す瞬間、森さんと目が合った。 その目は喜緑さんに記憶を消された直後の新川さんの目とそっくりだった。 彼女も喜緑さんの情報操作を受けたのだろうか。 ……それとも、僕の未来を予測したのか。 機関の追跡から逃れるのはTFEIでもなければ不可能だ。匂いを消し、音を消したぐらいでは何も変わらない。もし長門さんに僕の外見を別人に変えて貰っても多分駄目だろう。……客観的に見て、僕はもう絶対に助からない。奇跡でも起きない限りは……。 ……いや、涼宮さんの力は絶対に借りられない。ジョンは必ず止めなければならない。 強大すぎる自らの力の存在を知った涼宮さんの精神が崩壊する可能性がある。わが身可愛さに、涼宮さんを危険に晒すなんて事は出来ない。それに僕らの今までの努力を全て否定する事にもなる。 これは、僕の失敗がそもそもの原因だ。身から出た錆だ。覚悟は出来ている。 そういえば、長門さんに崩壊因子が組み込まれる予定だった時間も、今夜0時だったな。やはり、運命の転機点は重なり易い物らしい。 ふぅ。 思ったより僕は冷静だな。でもその代わりに、僕の隣に座っている彼女が、普段平静を貫き通し感情を殆ど顕にしない彼女が、今は冷静には程遠いピリピリとした威圧感を纏っている。……でも、僕は不思議とそれを怖いとは感じない。 「喜緑さんの新川さんに対する情報操作で、お気付きになられたのですか?長門さん」 僕が訊くと、彼女は真っ直ぐ前を向いたまま答える。 「そう。既に状況は喜緑江美里から伝達され把握している。説明の必要は無い」 少なくとも、彼女の口調はいつもと同じだ。それにしても、彼を介さずにこうもマトモな返事が貰えるのは、初めてではないだろうか。 「喜緑江美里が、記憶の改変が間に合わなかった事について、あなたに謝罪したいとの事だった。ただ、その瞬間喜緑江美里は他に優先度の高い3つの状況に対応していた。記憶改変が間に合わなかった事自体は仕方が無かった。喜緑江美里の責任は、私を騙した事と、密かにあなたに協力させた事」 「ですが、僕が協力しなければ長門さんが。喜緑さんも長門さんに好意を持っている様ですし、助けたかったのでしょう。僕も、同じです」 「……」 長門さんは納得していない様だ。威圧感がピリピリからビリビリに変わった様に感じる。 ……そう考えていると、突然彼女が言った。 「あなたの組織の戦略と戦術は、大抵の場合に於いて合理的且つ効果的」 確かに。 「……そうですね。そうあなたが言ったと上層部が聞いたら、最高の賛辞と受け取るでしょう」 「そうじゃない。私は誉めていない」 そういう意味か……。僕の胸に熱い物が込み上げてくる。彼女は、機関の冷酷さ、理不尽さに対して憤っているんだ。……僕のために。 少しの驚きと、諦観に裏打ちされた喜びを以って彼女を見ていると、彼女は彼女にしては大きく、しかし客観的に見て微かに俯き、その後少しだけ僕の目に目を合わせ、 「……礼を、言う」 ポツリと言った。 狭い空間を圧倒していた彼女の怒りが、引き潮の様に感じられなくなって行く。走行中のタクシーのタイヤの音が、急に大きく、耳に響く。 「やめてください。そもそも全ては僕が招いた事で、僕があなたを巻き込んでしまっただけです。……僕があんな怪我さえしなければ……」 「私の処分が検討された事に関し、私があなたの肉体を修復した事実は間接的要素でしかない。その上あなたはあなたの責務を果たそうとして負傷した。その責任の一端は私にもある。私が事前に彼らの諍いの原因の重要性を正しく理解していれば、あの様な事態には陥らなかった」 こんな話をしていても、運転手はまるで耳が聞こえないかの様に関心を示さない。実際に聞こえていないのかもしれない。 「長門さん。どうか、ご自分を責めないでください。長門さんは出来る限りの事を僕にして下さいました。喜緑さんも。……不甲斐無いのは僕の方です」 「違う。個が対抗出来得るならば、組織に存在価値など無い。あなたこそ出来る限りの事をしてくれた。それに、私の番はまだ終っていない」 長門さんが言うと、重い説得力を孕む言葉だ……。というか、気を遣ってくれているのか。長門さんが、僕に。……。 「では、僕は僕のしたいことをしただけです。あなたが昨日今日と僕を助けてくださったのと、同じで。更に言えば借りは僕の方が1つ多い……最早この借りを返せるかどうか、分かりませんが」 「……私はただ、指示に従っただけ」 「いいえ。あなた自身も僕を助けたかった。そうでもなければ、特に先程のは絶対に間に合っていない。ですから僕もあなたに礼を言います。ありがとう。長門さん、嬉しかった。……でも、本当はこんな言葉、足しにもならない。言語では表現の深度に限度がありますからね。あなたには釈迦に説法でしょうけど」 「……」 彼女が僕を見た。透視できなくても、これぐらいなら彼でなくても分かる。 ならば、言葉はもう必要ない。……だ。 これは彼に向けられる無言と同質の物だ。根源となる感情は別種だけど。 とても嬉しいけど、僕に残された時間は余りに短い。 ここに来て、この長門さんの意思表示は、ただ僕の喪失感を強くさせた。 「ところで、何故朝比奈さんを?」 「……私の部屋には今、彼も居る」 「僕もこれからそこへ?」 「……」 「何故です?」 誰にも、無駄に辛い思いはさせたくない。 「…………」 彼女はまた無言になった。 ただ今度のは、何だか僕が話し掛けるのを拒絶する雰囲気だ。 ……困ったな。 彼らが僕を助けようとしてくれたら、それは、まあ確かに、嬉しい。 でも、ダメだ。どう考えても、無理だ。 彼らが僕を助けようとしても、失敗して余計に傷付くだけだろう。 今、僕が出来る事は2つしかない。 この運命を受け容れず、否定し、目を背け、自分を貶めるか、 全てを受け容れ、静かに待つか。 ……しかしまさか、あの老人が新川さんの変装だったとは。全く気付かなかった。 それに、あの目。ウィンドウに映った、彼のブラックホールの様な目。あんな物は今まで見た事が無い。 その後の彼の行動を見ていても、命令に従い僕を「処分」するのに一片の躊躇も無い様子だった。 ……そう言えば、森さんからこんな話を聞かされた事がある。 僕達が擬態の人格を作る時、鏡の部屋の中で1週間から1ヶ月間という長い時間を掛け、自らに一種のマインドコントロールをする。そうして本来の自分の性格では「なり切れないもの」、「嫌いなもの」にもなれる、本来の自分とは違う嗜好と性格を持った擬似人格を作り出すのだ。それが擬態だ。 でも、擬態中も本来の自分がそれを俯瞰で見ている様な感覚が常にあり、あまり本来の自分と価値観の掛け離れた行動は、やはりできない。 そしてここからが本題だ。以前に、薬物を使って人によっては長過ぎるその擬態作成に必要な期間を、強引に短縮しようという研究があったそうだ。 成功例もあったらしい。しかしその薬物は、人によって効果に顕著な差が生じた事と、その薬物に依って生まれた擬態は完全に本人の精神から乖離し、本物の多重人格者になってしまう危険が付き纏う事が判明した為、その研究の継続は機関の中でも表向き禁止された事になっている。 その乖離した人格は普段の記憶も全て持っているが、元来の人格はその乖離人格で居る間の記憶が全く無い事と、本人はその人格の存在を感じ取れない事から「上位人格」と呼ばれる。 そして、上位人格を持つ人間は、他の擬態も徐々に差別化が進み個性的になり、本物の多重人格者に近付いて行く。 森さんはそう言っていた。 そういえば新川さんの擬態は音楽の趣味、食べ物の好みまで違う。能力まで。全て彼が意識してやっているのだと思っていたけど。ただ、今考えてみれば、どうして森さんがそんな話を僕にしたのか。ガラスに映ったあの彼がその上位人格だったと考えれば、辻褄が合う。彼女は先程「新川」と呼んだ後、「アイツ」と言い直していた。 つまり、森さんは知っていたのだ。新川さんの上位人格を。そしてアレは、恐らく新川という名前ですらないのだろう。 機関が今まで、新川さんの上位人格に何をやらせていたのか。考えなくても判る。 ……なんと云う惨い事を。普段の新川さんは根っからの善人なのに。 確かに、奇麗事だけではどうにもならない物事は存在する。創設当初の機関の混乱を収めるには他に方法が無かった事も理解できる。しかし……。 あの目は……。機関の闇そのものだった。 簡単に透視できた。簡単に透視できたが、何も読み取れなかった。全く感情のある生き物には見えなかった。……目を逸らせなかった。虎と目が合ってしまった野兎の様に、目を逸らした瞬間狩られるのではないかという恐怖に捉えられ、身動き一つ出来なかった。 何の感情も持たず、指令を受けたら直ちにそれを実行する。ただそれだけだった。あれこそ正に情報統合思念体が求めている「人材」かもしれない。 だから平時の新川さんの表情を一瞬見せられた時、不覚にも安堵して自分の置かれた状況を全て忘れ、我に返って、見せてはならない記憶を思い出してしまった。 悔しい。 ……ごめん。森さん。僕はどうやら一番肝心な所で失敗してしまったよ。 ごめん。僕の意志力では運命に抗うには足りなかった。 僕は残された時間、なんとしてでもあなたを避けなければならない。 あなたが何をしようとするかぐらい、見当が付くんだ。 さようなら。森さん。出来る限り早く忘れて下さい。 僕が全てを受け容れると、胸ポケットの中身が、僅かにその重さを増した。 第8話「オセロ」へつづく 私の選んだ人リストページ
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私の選んだ人 第8話 「オセロ」 「今から約19分前、古泉一樹が、情報統合思念体と『機関』の間で半ば暗黙の了解的に認知されている停戦協定に於ける、現時点で設定されている有効期限以後に、わたしの自律行動を停止させようとする情報統合思念体内部での動きを取り消させた。それを受け、『機関』は今回の古泉一樹の行動を明確な叛逆行為であると結論付け、ルーチンに従い今夜12時0分0秒にその処分命令を下す事を予定している」 状況が把握できていない俺、心なしか怒っている風な長門、先程から落ち着きも無く血の気の失せた白い顔の朝比奈さん、珍しく笑顔のストックを切らせているらしい古泉の4人は、長門の部屋のリビングで布団を外されたコタツテーブルを囲み座らされている。 配置は俺の正面が長門、右側が朝比奈さん、左側に古泉。っとまあ、一応参考までにな。 んで、最初に口を開いたのがこの会の主催である長門。そしてその主催者による開会の挨拶が、今のだ。 そもそも俺達が今こうしてハルヒを蚊帳の外にした鬱パーティを開催している理由も俺にはサッパリ見当が付かんのだが、今の長門の発言の意味もまるで解らん。長門にしては長台詞で、1つ1つは辞書がなくとも一応理解できる単語で構成されていた。これは恐らく俺にも解るように説明しようとしているんだろうが。……ははは。誰か解るなら教えてくれ。礼と言っては何だが長門手ずから淹れた煎茶の残りぐらいならやるぞ。どうだ?俺の飲み残しでよければ、だが。 ……ああ悪い。前言撤回だ。一滴も無かった。今飲んじまったからな。 喉もほどよく潤った所で、とりあえずこうなった経緯を説明しておこう。 今朝登校した俺に例によって懸案事項が降りかかった。敢て説明するのも煩わしいが、朝比奈さん(大)が俺の下駄箱に直接投函した手紙だ。いや、投下されたと言ったほうがしっくりくるか。 どうせ知りたくもない内容であろう事は、マイ上履き上に設置された異物を目撃した瞬間から予感していたが、まあ、目に入っちまった物は仕方ない。まさか便箋ごと破って捨てたり、下駄箱ごと爆破したりする訳にも行かないだろ?迷わず俺はその淡いピンク色の爆弾をブレザーの内ポケットに捩じ込み、爆弾処理場、もとい学校唯一のプライベートスペースへと足を向けた。 そして、男子トイレ個室のドアをロックした俺が投げ遣りに開封したその手紙には、既に見慣れた丸っこい文字でこう書かれていた。 『今日はSOS団にとって、本当に大変な1日になると思います。 長門さんを気にかけてあげてください。 例によって詳しい事情は書けません。ごめんなさい。 でもキョン君なら大丈夫だと信じてます。 みくる』 ……またですか。また、肝心の部分が何も解らない、当てる気のない占い師が書いた風合いの怪文書ですか。ここまで予定通りだと実は俺の方が未来人なんじゃないかと思うぜ。 大体こんな説明にもなっていない情報だけ押し付けられ闇雲に「信じてます」と云われましても。嬉しくも無ければ荷が重いだけで、結局俺の頭、肩、気分、授業中限定で瞼(ってそりゃいつもか)、を重くさせる効果しか生じないのですが。……相変わらず、可愛らしいのはレターセットと丸文字と本人のお姿だけで、書かれている内容は俺を心底不安にさせてくれる。 それでも、未来の彼女もまだSOS団を心配してくれているらしい事も伝わってくる文面ではある事だし、長門に気を遣えと言われ俺に否やは無い。むしろこれ以上どう気を遣えばいいのやら分からん程なのだ。少なくとも自分ではそのつもりだが……。まあやってみるか。と、そう思った。 授業も終わり、文芸部室での平穏無事ならぬ平穏無為なる時間が過ぎ……とも言い切れない個人的で些細な事件に見舞われたりもしたのだが主旨から著しく外れるため割愛する……団長閣下様によるありがた~い本日解散命令が下知された後、俺はタイミングを見計らって部室を辞する事で、要領良く長門と並んで下校する事ができた……のだが、そこからが良くなかった。 何しろ、よくある星座占いの「今日の運勢」と似たり寄ったりな内容の手紙一枚を読んだだけで十を知る事が出来る程には俺の頭は出来が良くない。仕方もなしに「最近どうだ」やら「何も問題無いか」など、要領を得ない事この上ない質問を投げ掛けるしか無かった俺は、予想通り、何の目新しい情報も獲得するには至らなかった。 その時の俺に対する長門の返答は、一貫して「普通」「問題無い」「大丈夫」「そう」「……」の5択で、それ自体は長門のステータスがノーマルである事を示すハズなのだが、俺はどうにも心に引っかかるものを感じていた。長門が何か俺に隠している様な気がしてな。それも「本当は言いたいのだが禁止されている」といった雰囲気に感じられ、どうにも収まりが付かず、そのまま長門と俺の帰路の分岐点に到達してしまった俺は、理屈の説明できない焦燥感に捉えられ別れそびれていたのだが……。 立ち去ろうとする長門を引き留めて無意味な質問を繰り返すこと数度、長門から「来る?」との提案を受け、それを「帰る前に、自分の家に寄って行くか?」というセンテンスの長門風省略形だと解釈した俺は、二つ返事でそれに同意し、図々しくも無理やり引き摺り出した感のある招待に甘える事にした。 んでまあ、長門の部屋に上げて貰ったはいいが、特に気の利いた質問を考え付きもしなかった俺は、なんら進展無く、何ひとつ聞き出せぬまま徒に時間を過ごし、煎茶を振舞われ、あまつさえ夕食まで馳走になってしまった。 ちなみにその夕食の献立は、何故か塩コショウのみで味付けされた骨付きステーキ2枚(1人前が2枚だ)と、ライス大盛、巨大な皿に威風堂々と聳え立つキャベツ千切りの山(標高20cm超)と、ナノグラム単位で均等に4等分されているであろうトマト1つという、大胆、且つ、局所的に精密極まりない物で、今回は一応長門の手料理というのもあり、俺の感動がスパイスになっていた為か、長門が上手に焼いたのか、世辞ではなくかなりうまかった。量については流石に「異議あり」だったが、結局俺はどうにか全てを腹に収め、結果として胃腸が突然の暴食に対する囂々たる非難を強い圧迫感を以って表明している。が、馳走になって置いてそんな事を云うとは、無礼者め。……帰宅した暁には必ずや胃散攻めにしてくれよう。覚悟しておけ。 まぁそんなこんなで、結局俺は長門に気を遣うどころか逆に世話になりっぱなしな上、どうも長門の俺を観察する目付きが、何年か前に妹が夏休みに育てていた朝顔を監視していた時の目に酷似している事に気付き、落ち着かない気分になり始めた頃合だったか。突然立ち上がった長門が「帰らないで待っていて」と、不可解な発言を残してトイレの方角へと消え、待つ事おおよそ12分。俺がそろそろ不安を感じ始めた辺りで、トイレへ向かったハズの長門が玄関から古泉を連れて戻って来た時には驚いたね。……1つだけ確かなのは、少なくともトイレではなかったって事だ。 突然古泉を連れ戻った理由に関しても一言の釈明も無く、しかも何やら謎に重苦しい雰囲気の中、「もう少し」とだけ言われた俺であったが、流石に何かが起きたって事ぐらいは察した。まあ、朝比奈さん(大)の手紙もあったしな。 そして待つ事更に数分。俺がなんとなく思っていた通りに朝比奈さんが到着し、今に至る。以上、説明終わり! なにやら前置きがやたら長くなっちまったな。つーことで、ここいらで恐らく多分重要らしい気がする最初の長門の長台詞を改めて思い起こしたい。……所なのだが、理解していない物は当然覚えられないというこの歴然たる事実。テスト期間の都度思い知らされている身である。無理なものは無理だ。無理が通らなければ道理のみが有効性を持つのだ。しかし言ってる本人もよく意味が解らん言い草だね、これは。 今回の長門の説明は、朝比奈さんの反応を見る限り、俺以外には十分理解できる内容だったらしい。先程の長門の第一声を聞いた途端、ここへ来た時から既に不安げに眉を寄せ俯き加減だったその愛らしいお顔が、みるみる内に真っ白になった。心配なのだが、声を掛けるのを躊躇わせる重苦しい雰囲気が朝比奈さん自身を含めたこのリビングを押し包んでいる。 「あー。長門?悪い。さっきのは一体どういう意味だ?もう少し俺にも分かる様に説明してくれ。頼む」 完璧なフォームで正座した長門の白い顔だけが廻り俺を捉えると、薄い唇を小さく開き、 「古泉一樹が、『機関』の意向に反し、未来のわたしに対して延命措置を施した。このままでは今夜12時に古泉一樹は処分される」 と、断言した。 ……ありがとう、長門。今度は判ったぞ。……俺には全く解らないって事がな。 「すまんがまるで解らない。意向とはなんの事だ?んで、未来の長門の延命措置?それから処分だったか」 「彼らが自らを指し『機関』と呼称するその組織は、わたし、あなた、涼宮ハルヒ、古泉一樹が、現在持つ高校生というステータスから開放された後の未来のわたしが自律行動を維持できないのならば、それは彼らに取ってプラスに働くと判断している。古泉一樹はその『機関』の意向を知りながら、意図的にわたしが自律行動を維持不可能になる予定を打ち消す作用を及ぼす行動を取った。それは『機関』への叛逆行為に当たる」 ううむ。これではどうにも。……と、俺を見兼ねたのか助け舟を出してくれたのは、いつものスマイリング・ウンチク垂れ流し野郎ではなく、セラフィック・スマイルの持ち主、朝比奈さんの暗く沈んだ声だった。 「長門さんが、みんなの卒業後に、そのぅ、……統合思念体に……される予定を、古泉くんがキャンセルさせたんです。でもそれは、『機関』を……裏切る事で……」 天界から追放されたばかりの堕天使的な顔付きをして、俯き、ボソボソと喋る朝比奈さんは、まるでアルマゲドンの到来を知らされた様な雰囲気を体現している。これは本気でタダ事ではないらしい。……やっと俺の危機管理ゲージの針が、イエローゾーンからレッドゾーンに入る。 「長門を処分だと?……だが、それはもう解決した。んで、長門を『助けちまった』古泉に、『機関』がケチをつけている。と……。何もかも納得できんのだが」 俺の知らない間に何やら大変な事があった様だ。が、俺が何を言わずとも、古泉の奴、長門を助けたって事らしい。「長門さんが窮地に陥った場合は、一度だけあなたの肩を持つ」とかなんとか、勿体付けやがった癖にな。まあ、そんな所だろうとは思っていたが。 そこまではいい。見直したぞ古泉。……だが、そもそもが長門を処分される予定ってのも納得いかんし、それを助けた古泉が『機関』に処分を受ける?なんだそりゃ? 「先ず確認するが、なんでまた長門は処分とやらをされる予定だったんだ?」 「わたしが犯した失敗が原因。それより今問題にすべき事は他にある」 「僕が原因です。長門さんは僕を助けて、その様な窮地に」 ……長門と古泉が全く同時に、正反対の答えを返した。 おいおい。噛み合ってないな。だが、責任の引き受け合いか。……長門と古泉の親玉共にも、この2人を見習って欲しいもんだ。 自分が喋りながら同時に発言した奴の言葉を理解するという、当然今更驚きはしないがこれまた器用な事をやって退けた長門は、いつものスマイルの代わりに穏やかな真面目顔を晒す古泉へと向き直り、淡々と話し始めた。 「……古泉一樹。わたしはさっきも言った筈。それは直接的な原因ではない。根源的要因は情報統合思念体の対有機生命体インターフェースとしてのわたしに対する不信に因る物であり、直接的にはわたしが森園生の思考速度を見誤った事に起因する」 しかし、先程から長門が苛立ちを抑えている様に感じられるのだが……。いや、気のせいでも無さそうだな。だが何故ここで森さんが登場するのだ? 「それでしたら、長門さんの確実に僕の命を助けたいというお気持ちが判断力を鈍らせたとも……。こう言っては自意識過剰と受け取られるかもしれませんが。それに森さんはああいう方ですし、予測出来ませんよ」 「どちらにせよわたしのミス。あなたが責任を感じるべき事ではない」 森さんはああいう方ってのが、一体どういう方なのかが非常に気になる所ではあるが、それ以前にもっと気になる事がある。 「あー。取り込み中の所悪いんだが、待ってくれ。命を救われるには、順番としてまず死ぬ様な目に合わなければいかんと思うのだが?そりゃ何か?比喩的な物か?」 「いえ、喩えでもなんでもありませんよ。実際に僕は死ぬところでした。長門さんが助けて下さらなければ、僕は今ここに居なかったでしょう」 ……おいおいおい。また「冗談です」とか言うんだろ?大体なんで死に掛けたり…………って、まさか!? 「そう。そのまさか。昨日の閉鎖空間内での負傷が原因で、古泉一樹の肉体は多くの器官が機能を停止、又は機能不全に陥っていた。わたしが情報統合思念体の指示を受け、元通りの状態にまで修正不可能になる寸前に、肉体の損傷を修復した」 それを聞いた朝比奈さんが、自分の膝を見つめたまま小さく「やっぱり」と呟いた。 ……昨日の閉鎖空間って事は俺のせいか?やはり、それは。いや、完全に俺の責任だよな。……すまん。古泉。謝って済む事でも無いが……どう言ったらいいか解らん。 「いえ。怪我をしたのは僕の責任ですから」 「……指輪という物の重要性について認識が不足していたわたしの責任は看過すべきではない。あなたの働きが無ければ、この世界が崩壊し、涼宮ハルヒを消失していた可能性もあった。それを未然に防ぐのはわたしの役目でもある」 どうだかな。長門よ、お前さっきから全部自分の責任だと言っているぞ。少し気負い過ぎてやしないか?もう少し仲間を信じろ……と言いたい所なのだが、実際俺は何かあった事すら気付かなかったし、それどころかどうやら全ての問題の原因、即ち昨日の閉鎖空間の原因すら作っちまってた。とてもじゃないがそんな偉振った上に無責任な口は利けん。……悪いのは俺だ。 しかし確かに、昨日の古泉の電話はかなり変だった。……古泉らしくないと言うべきか。いや、逆に「らしい」って言えば「らしい」んだけどな。……あー。自分でもよく分からなくなって来たぜ。まあいい。 とにかく、あの電話の後俺も不安になってハルヒの機嫌を取っちまったぐらいだしな。何かがいつもと違った事だけは確かだ。ハルヒの機嫌取りだけで言えば、どちらにせよ俺も言い過ぎだったってのもあるし、結局電話はしていたかもしれんが……。言い争いしたままってのはどうにも寝付きが悪いからな。相手が誰にしろ。 だが、まさか古泉が俺とハルヒの諍いのトバッチリを食って死ぬ様な大怪我をしていたとは、な。 ……ハルヒの奴。何があっても死人を出す様な事だけは絶対に無いと俺は思っていたのだが。そう信じていたと言ってもいい。……それを、指輪がどうとかなんとか、そんな下らねえ事で古泉を殺しでもしてみろ。死ぬまで許さねぇぞ。……一生長門に感謝しろ。 しかし実際に感謝も謝罪もさられないのは、やりきれん。クソッ。早く帰ってシャワーでも浴びたいぜ。胸糞悪い。 「ところでな、長門。お前が消されでもしたら俺が何をするって言ったか、お前の親玉は忘れちまったのか?それについては何か聞いてないか?」 ……ギリリッ 突然大粒の飴を噛み砕いたような音が、俺の発言に因って静寂に支配されたらしいリビングに響き渡った。 音の出所、古泉の顔を見た俺は驚いた。どう見ても、今のコイツの顔に浮かんでいる感情は、怒りだ。いや、激怒と言うべきかもしれない。 しかもそれだけに留まらなかった。言葉を絞り出すようにして話し始めた古泉の顎が小刻みに震え、内側で荒れ狂う感情の揺らぎが見え隠れすらしている。古泉がこれ程までに露骨に感情を顕わにするのは初めて見た。2重の驚きだ。 「僕からあなたに……。一生のお願いがあります。これだけは、どうかよく覚えて置いて下さい。もし今後、長門さんが急に普遍的な人間の様に振舞い始める事があったら……、それは喜ぶべき前兆では無いかもしれない。覚えて置いて下さい。……どうやっても消す事ができない程に」 ……は? ええと?まてまてまて、まて。 普遍的人類の様に振舞う長門ってのは、正に俺が選択しなかった世界の、あの長門だよな? あの、恥かしがり屋で、はにかんだ微笑を浮かべながら俺に入部届を差し出した長門。いいじゃないか。この部屋と朝倉から逃げ出そうとした俺を、引っ込み思案過ぎて声も出せず、後ろからちんまりと制服をつまんで引き留めた長門。いいじゃないか。長門自身もそうありたいと願ったからこそ存在したんだろ?俺もあの長門は正直本気で魅力的だと思ったぜ。いや、今が魅力に欠けるなどとは決して言っていないが……。とにかく、それが、喜ぶべきではない?何故だ?抑圧された感情を今より表現出来る様になる事の、何が悪いんだ?人間らしい長門の何が。 長門が普通の人間らしくなったら、確かに今ほど諸々のピンチは凌ぎ易く無くなるだろうが、そん時は俺達みんなで一緒に問題にブチ当たり、一緒に悩んで、一緒に乗り越えりゃいい。乗り越えられなければ慰め合えばいい。それの何が悪いんだ? そりゃあ、辛い思いをして泣く事もあるかもしれない。挫折を味わうかもしれない。人間ならな。でも、俺は長門も笑ってもいいと思うんだ。それの何がいけない?いや、何がそれ程までに古泉の怒りを掻き立てているんだ? 普通の人間なら、笑い、泣き、悲しみ、喜び、そしてまあ確かにいつかは……いつかは……? そして、そうなる?……のか?つまりその…………マジか!? お、おい。……それってつまり!?冗談じゃ……ねぇぞ!?オイッ!? ズバァァン!!!!! その時、長門が思い切りテーブルをぶっ叩いた。無表情のまま。 TVドラマでだってテーブルを叩くのにあんな効果音は付けないだろう。これはむしろショットガン用の効果音だ。テーブル上の急須と湯飲みが跳ね上がった程だ。今のが無ければ、古泉の言葉の意味を理解した俺は完全に怒りに飲まれていただろう。 朝比奈さんも体全体をビクッと震わせ、手と腰を浮かせて今にも泣き出しそうにオロオロしているし、古泉だって怒りの形相を消して瞠目している。俺?なんとかギリギリ漏らしはしなかったが……。 「今は優先すべき問題がある。わたしの話はもういい。済んだ事」 「そうは言ってもだな……」 「わたしはもういいと言った。時間が無い」 淡々とそう言う長門の顔を見ると、一見いつもと変わらない無表情をキープしているのだが、その目の奥で何かが波立っている。静かに見える水面下で猛然と逆巻く荒波の様相だ。いや、これは誰だって判る。先程のテーブル平手打ちが無くとも、シャミセンだってこの雰囲気は察するだろう。明らかに長門が今、激昂している事ぐらいは。 なんだなんだ。どうしたんだ?こいつら揃って怒りウイルスにでも感染したのか? 「……解った。長門。とりあえず今は古泉がまずいんだったよな。良ければ長門の話についてはまたその内教えてくれ。で、古泉はどうヤバいんだ?こう言っちゃなんだが、長門の協力があれば大抵の事はなんとかなる様に思うのだが」 「あなたは理解していない。『機関』は、あなたの考えている様な組織ではない。わたしの能力に関する知識も対抗策も持っている」 「俺の考えている様な組織ではない?長門、度々すまんが具体的に説明してくれ」 「長門さん、その話を彼にする必要は」 「必要」 「……そうですか」 俺はどうやら古泉が隠して置きたかった何かをこれから知らされるらしい。落胆した古泉を見るにそれはかなり深刻な事柄なのだろう。俺はまだよく解っていないなりに緊張し生唾を飲み込んだ。 「おい、何の話だ?『機関』とかいう超能力者の元締め連中の事ならば、金が捨てるほどあるってな事と、あまり信用できん事ぐらいなら俺だって知っているぞ。まぁ、古泉は信用してやらなくもない。この際、森さんと新川さん、多丸圭一さん裕さんも一応信用する側にカウントしてもいい。だが、古泉が長門を助けたってのは、それとは直接関係ないだろ?」 「創設以来、『機関』は有機生命に取って最も根源的とされる恐怖に依って統率されている。問題は、彼らが裏切り行為を許容しない事、有機インターフェースの能力と限界をかなり正確に把握し、対策を持つ事」 ……おいおいマジでか?どうやってただの人間が長門に対抗するってんだ?だがまあ、長門がそんな嘘は言わんだろう。で、恐怖?……益々『機関』が解らなくなって来たぜ。それにしても裏切りやら叛逆やら、さっきからその様な意味合いの言葉を何度か聞かされているが……。 「……裏切りとな?だがな、聞けばそもそも古泉は長門に命の借りがあるんだろう?いかな『機関』だろうと、その個人的な借りを返したぐらいで裏切り者呼ばわりはないだろう」 「情報統合思念体が渇望するデータを涼宮ハルヒから抽出する過程に於ける状況が、『機関』の存在理由と衝突する可能性が高い。情報統合思念体と『機関』は共生不可能な存在であり、貸し借りといった概念は適用外」 長門と俺の言葉の遣り取りを、当事者の古泉と、予備知識がありそうな朝比奈さんは無言でただ見守っている。 片や、冷静に、どこか達観した様な雰囲気で。 片や、見る見る内に憔悴して行き、正視できない様な状態で。 その様子が目の端に映り、俺はかなり本気で焦り始めていた。こめかみの辺りから汗が一筋、顎に向かって流れる。 「ええとだな、つまりあれだろ?長門の親玉はハルヒのイカレパワーを見たがっているが、『機関』としてはそんな事で世界がイカレちまったら困る。だから貸し借りを作らないって事か?悪い、長門。俺が今言いたいのは、情報統合思念体と『機関』の話ではなくてだな、今回はお前達2人の間の問題だろうって事なんだが」 それまで黙って俺と長門とのやり取りを聞いていた古泉が、諦めた様に口を挟んだ。 「……僕も、そう話が単純ならばどれ程良かったかと思います。しかし、長門さんと僕は、それぞれの組織の思惑を背負い、言うなれば最前線へ派遣された身です。『機関』と情報統合思念体は、今は互いの利害が一致している部分もあり、一時的な停戦協定を一応結んではいますが、それも協議の末正式に締結したような類の物ではなく、口約束に近いものですし、その関係性は信頼を基にした物ではなく、互いに協力した場合の利益と敵対した場合の損害を計算しているからに過ぎません」 「……だが、お前らの親玉達がどう考えていようと、その前に、お前ら自身は、お前ら自身だろ」 「僕達からしてみれば、仰る通りです。ですが、僕らの『親玉達』からして見れば、それは全く逆です」 「つまり、個人を尊重しねぇって事か。組織の方が大事だっつぅ事か」 「そうです。大義の前には多少の犠牲も止む無し、です」 「なんだそりゃ。戦争映画の見過ぎか?」 「そして今日、古泉一樹は、停戦協定失効後のわたしの自律行動を守った。わたしの場合とは根源的意味合いに差異がある」 「いいえ。根本的には、同じです」 「……」 なんとなく、俺の理解力ですら事の次第のヤバさが解り始め、今まで散々韜晦していた身でありながら、逆に古泉がどうしてこうも悠長な事を言っていられるのか不審に思い始めた。……お前自身の事なんだろ? 古泉が処分を受けたらどうなるんだ?コイツの態度から察するに転校…いや、もっとこう、ロクでもない罰則があるのかもしれん。いきなり副団長が転校するってのはハルヒとしても許さないだろうな。俺も許さん。コイツの独善的推論ショーは2度と聴講できなかろうが喜ばしいのみだが、いきなり賭けゲームで小遣い稼ぎする相手が居なくなるのは困るからな。 「ああ、もう面倒くせえな!さっきも言ったが、個人的に恩を返す事のどこが悪いんだ?俺は今回ばかりは古泉の肩を持つぜ」 「だから、わたしはあなたは理解していない。と言った。『機関』はそもそも敵に救われた事自体認知しない。わたしの利益になり、『機関』の利益を損なう行動を古泉一樹が取ったならば、それは単に1つの叛逆行為でしか無い」 「だがな、長門。お前がお前の親玉に消されちまうかもしれなかったんだろ?それを、古泉が少し助けてくれた所でまさか命までは取られないだろう?」 「取られる。『機関』に反逆者と判定された人間が、その後生命活動を継続維持した平均時間は約1分17秒」 「…………は?」 ……いや、だが、長門がこんな愚にも付かない冗談や、間違った事を言うハズが無い。俺はとりあえず自分の耳を疑った。次に頭を疑った。 「最短0秒。これは予め本人が自殺するケースと、正式に判定が下された時点で『処分』が完了していたケース。92%がこれに当たる。最長生命活動維持記録は29分32秒。全て事故死とされている。その情報はメディアを通して意図的に拡散させられ、他の構成員が同様の行為を繰り返さない為の心理的な枷の役割を果たしている。黎明期の『機関』は非常に混乱しており、このような人類社会学的に原始的と分類される手段を採らざるを得なかった。最近では全く叛逆者判定を受ける人員は出ていない事から、彼らの期待通りの効果を上げていると言える。また、『機関』の体制が確立された今、既に不要な罰則であるとの意見も多いが、『機関』の構造的にも軌道修正が難しく、技術的な問題もあり、今日までその規則は生き続け、構成員の生命を奪い続けている」 真っ直ぐ俺を見ながら話す長門の目は、俺が見ても真剣そのものだ。だが、すんなり受け容れられる話でもない。 「冗談……だろ?おい、古泉?」 驚愕する俺を余所に、冷静に聞いていた古泉はやがてゆっくりと口を開く。俺の中にはもう朝比奈さんの顔色を気に掛ける心の余裕はもうどこにもない。 「流石、長門さんですね。そこまでの詳細もご存知でしたか。……僕としては、彼には最後まで隠し通すつもりだったのですが」 「そりゃ、マジで言ってんのか……古泉」 頭がクラクラしてきやがった。 「残念ながら、本当です」 今日こそコイツ、一発殴っとくか。 「テメェ……。だから、アン時1回だけつったのか?長門を助けて自分は死ぬってか?……お前、そんなつもりで助けられて長門が感謝するとでも思ってんのか?長門を何だと思ってんだ?……俺達を何だと思ってやがるんだ?」 ここまでは感情を抑えて言った俺はしかし、既に爆発寸前だった。古泉がいつもの調子で「スミマセン」なんて軽く謝りやがったら、本気でブン殴ってやるつもりだった。理不尽なのは百も承知だ。だが、どうしても許せなかった。特に長門の気持ちを考えてねぇ事、事前に俺達に何の相談も無かった事は許せなかった。 ところが、俺に向け静かな視線を注いだ古泉は、どこか諭す様な響きのある口調で、俺の質問に質問で返すという無礼を敢て犯した。 「ならばあなたは、命の危険に晒された涼宮さんが、あなたの犠牲でのみ、しかし確実に命を取り留めると判っていたら、どうなさいますか?」 「なっ……」 それは酷く物静かな口調だったのにも拘らず、俺は物理的に頭部を殴打されたかのような衝撃を受けた。 「実際その時になってみなければ判りませんか?ですが、僕にはそのような悠長な事を言える時間も、他に選べる選択肢もありませんでした。僕は確かに、『機関』の人間です。SOS団へも『機関』から派遣され、潜入しました。しかしあなたの仰る様に、それ以前に僕は僕だ。SOS団の皆さんは既に、僕に取っては嘘偽りなく掛替えの無い友人なんです。自分を犠牲にしてでも助けたいと思える程度には。……それにあなただって本当はその時ご自分がどうされるか、理解されていらっしゃるのではないですか?」 俺はうろたえた。コイツが言っている事に、俺には反論の言葉の持ち合わせが無いってのもある。 しかし、主にはさっきから古泉が平然としていた理由がやっと判ったからだ。 古泉は……コイツは諦めの境地に居やがる。……この野郎、マジでもう死んだつもりで居やがんだ。 「ただ確かに、僕は1つあなたに謝罪しなければなりません。僕が「1回だけあなたの肩を持ちます」と宣言した時、確かに僕はあなたが仰ったように、自己犠牲により長門さんを救うといった独善的で自己陶酔的な考えも持っていました。ですが僕はその頃から少し変わりました。……今更こう言っても信じては頂けないかもしれませんが、僕も決して無為に死にたい訳ではありませんし、今回の件も、うまく行けば何の問題も残さず全てが丸く収まる予定ですらあったのですが、力及ばず……申し訳ありません。長門さん」 「まだ諦めるのは早いだろうが。……ならば、こういうのは」 「無駄」 長門が鋭く俺の言葉を遮った。 「……まだ何も言ってないのだが」 しかし続く長門の言葉は、正に俺が云わんとしていた事に対する回答だった。 「今のわたしのいかなる能力を使用しても、『機関』を完全に出し抜く事は不可能。『機関』は我々有機ヒューマノイドインターフェースの解析を行い、我々のいかなる情報操作に依っても改竄不可能なデータベースを、2年前の11月に完成させた。衛星間リンクを使用し、地球周回軌道上に12基ある完全コピーが相互を監視している。『機関』がその方針の変更が出来ない事態に陥っているのも、昨年5月からその衛星の持つ情報が改変を受け付けない状態で固定化されているから。わたしには、涼宮ハルヒの力を利用する他にそれらを同時に改竄する方法が無い。しかし、今のわたしは暴走でその能力を行使してしまわないように封印している上、平常時のわたしは情報統合思念体の許可無くして涼宮ハルヒの能力を利用した情報改変を行えない。……許可は下りない」 『機関』の連中は、長門達の干渉を恐れて自ら自分らの首を絞めたって事か?なんつー間抜けな話だ……。 ん?何やら古泉の野郎が驚いた顔になっているが、まさか、コイツも知らなかったんだったりしてな。……と、思ったらどうやら図星だった様だ。あろう事か古泉は、対長門用衛星についての情報を、その長門自身に質問し始めた。情報統合思念体もだが、『機関』も大概狂ってやがるな。 「……全く変更はできないんですか?」 「今は。最初からその様に設計されていた訳ではない。元々情報通信プログラム内に存在したバグと人為的ミスが重なって現在の状態になった」 「そんな……それでは余りにも。全てが解決されるまで、彼らが希望を持つ事は許されないのですか?」 「『機関』の衛星情報システムは、過半数が動作不良に陥った場合は全基が地上からの直接操作を待機するよう設計されている。そして今から68時間後、比較的小規模な太陽嵐のコロナ質量放出の影響で、12基ある衛星の内、8基までがその情報通信機能を停止する。それを修復する際に同時にバグも修正される公算が高い。あなたも安心していい」 「太陽嵐が起きるんですか?それは大変だ。……衛星については安心しましたけど。しかし、皮肉ですね。なにせ一度完全に壊れる事でやっと正しい状態に復旧できる訳ですし、TFEIからの情報改竄を恐れて作られたシステムなのに、僕よりあなたの方が余程詳しい」 コイツも自覚はあるんだな。 「……我々が生きる事自体、皮肉であるとも言える」 「フフッ。そうですね」 しかし何をどう安心すりゃいいんだ?なんの事やらさっぱりだ。何やら人生哲学について話し合う時だったか?何を心底楽しそうに笑ってやがるんだ?コイツは。おい古泉。お前の事だ。今は笑うのをやめろ。俺が余計不安になるだろうが。 「その衛星とやらに、古泉の処罰が記録されてるって事なのか?」 「そう。正確には、『機関』の規則、古泉一樹が取った行動の概要、判定結果」 「じゃあいっそ情報統合思念体にやらせるってのはどうだ。それぐらい朝飯前だろ」 「キョン君!ダメです!それは……」 俺の考え無しの発言を遮る様に、何事か思案していた朝比奈さんが慌てて声を上げたが、憔悴し切った彼女のか細い声では全く俺の声を掻き消すには至らなかった。……しかも、長門の事だ。どちらにせよ聞こえていただろう。 俺の発言を聞いた長門の目の中を、なんとも言えない自己嫌悪、苦悩、迷い、そういった全ての負の感情の固まりが通り過ぎ、それを見た俺は、猛烈に自分の間抜けさを悔やんだ。 ……この目は見たことがある。朝比奈さんがあの公園のベンチで、溜め込んだ苦悩を俺に告白した時の目だ。自らの無力さに打ちひしがれ、懊悩している目だ……畜生っ! 「このあと午後10時から3時間、情報統合思念体はわたしに対してスキャンを実行する予定。……わたしは、情報統合思念体主流派に信用されていない。わたしには説得できない。……わたしが…………すまない」 俺は、自分のバカさ加減にはいい加減うんざりしている。だが、今のは本気で頭にキた。長門に辛い思いをさせる奴が居たら躊躇なくぶん殴る予定だったが、俺はどうやら自分に対してそれをやらなければならんらしい。 大体俺が言った事がもしできたのなら、そもそも最初から長門はそうしていたに決まっている。俺が今やったのは、俺が長門を信じていないと言ったも同然な事だ。何度も何度も俺の命を救ってくれた長門に、それこそ俺が命を賭けて信じるべき長門に対してだ。それなのに長門は自分だけを責めて俺に謝った。……俺は、最低、最悪の、クソ間抜けのクズ野郎だ!!自分では何もできねぇクセに文句だけは十人前に吐くウジ以下のカスだ……! しかし猛省の甲斐も無く、俺はこの後、あろうことか更に自ら墓穴を掘り進めてしまった。 「スマン、長門。考えが足りなかった。俺が悪かった。あー。だから頼む。自分だけを責めるのは止めてくれ。その、なんだ。俺達みんなで知恵を絞ればまだきっと古泉が助かる方法は見つかるさ。例えば、そうだな。ハルヒに全部本当の事をブチまけてみたらどうだ?古泉の問題も一気に解決するかもしれんし、情報統合思念体が欲しがっているデータとやらも案外簡単に手に入るかもしれん。それに古泉やお前が面倒な事をせずとも、解ってりゃハルヒだって直接頼めば閉鎖空間を消すと思うが」 「……わたしにそれを止める権利は無い。しかし、……」 長門が心なしか普段より小さい気のする声で答える。 それとは対照的に、古泉はあからさまに大きく溜息を吐くと、先程までとは打って変わり、舌鋒鋭く辛辣で鋭利な正論で、俺の思い付きによる軽はずみな発言を容赦無く滅多斬った。 「申し訳ありませんが、非常に、心外ですね。落胆していると言ってもいいかもしれません。あなたは、『機関』の人間が好き好んで閉鎖空間で遊んでいるとでもお考えなのですか?その様な安易な解決策があるのならば、何故僕達が命を賭してまで戦うと?……では仮に、涼宮さんに全てを暴露し、完全にご納得頂けたと仮定しましょう。しかし、その後に彼女の力を行使できるのが彼女の『無意識』だけだと判明した場合、一体あなたはどうやって責任をお取りになるおつもりですか?もしそうであれば彼女の自我は自らの御し切れない『感情』や『潜在意識』が持った無闇に強大な力を恐れるようになり、その力が他者を傷つける様な事態になれば、彼女の精神は完全に崩壊してしまうかもしれません。運が悪ければそれだけに留まらず、全世界も運命を共にする事になるでしょうね。もし彼女が能力を意識的に使いこなせたとしても、無意識的にも引き続き力は発現する訳ですから同様の危険があります。それに現在長門さんを守っている物が何なのか、よもやお忘れでは無いでしょうね?ここまでハッキリ申し上げなくても、容易に推測可能なだけのヒントは出してきたつもりだったのですが。目先の問題としましても、あなたは涼宮さんになんとご説明なさるおつもりですか?まさか『お前のせいで古泉が死にそうだ。なんとかしろ!』とでも仰るおつもりなのですか?」 むぅ……それは…………。言葉もない。 確かに、ハルヒは別に古泉に恨みがあって怪我をさせたんじゃない。どうしようもない刹那の感情で他人を傷つける可能性があると知ったらあいつは……。元々あいつを責めても仕方なかったんだよな。それなのに、どうやって説明するんだ。これを。それに長門の事もある。 悔しいが、全て古泉の言う通りだ。いや、解っていた。……そのハズなのだが。……だが。 だが。 ふと、俺を見ていた古泉が元の穏やかな口調に戻って言った。 「すみません。言葉が過ぎました。あなたが僕を救おうとして下さっているお心には、感謝を表現する言葉が見つからない程です。ですが……」 「いや、悪りィのは俺だ。古泉も、長門も。スマン。……本当にすまなかった。謝る」 「……いい」 「いえ」 「……」 しかし俺は内心、古泉にフォローされた惨めさを感じる以前に、猛然と腹を立てていた。自分自身と、古泉に対してだ。 「だが古泉。1つ確認するが、もし今のお前の立場に居るのが長門でも、それでもお前は俺を止めたのか?」 「いいえ。もしそうならば、むしろ応援させて頂きました」 そう来ると思ったぜ……このクソ野郎……。 「確かに、涼宮さんがご自分の能力を知る事には大きなリスクが伴います。ですが、長門さんがご健在ならばまだ対処も可能でしょう。その上、長門さんが今の僕の立場にあるのならば、その時には統合思念体に対する『もう一人の貴方』の抑止力は既に効力を失っている筈です。ならば、賭けに出てみるというのも、悪くない。個人として何の能力も無い僕の場合とは、全く前提が違うんですよ。残念ながら僕にはそのリスクを冒すに見合うだけの価値が無いんです」 「…………」 納得できねえ。まるで納得いかねえぜ。長門も俺と同意見らしいぞ?古泉。 お前のクソッタレな理論は、いつもながら少し聞いた限りでは何も間違っちゃいねえ。すぐには反論も思いつかねえ。だがな、正しい事だけが常に正しいと言えるか?常に最善を選択し続けたら、結局やってる事は機械みてぇな情報統合思念体やケッタクソ悪い『機関』と何も変わらねえんじゃねえのか?その方がベターだからなんつう理由で、お前を見棄てろってのか?ふざけんな。寝言は寝てから言え。 俺だってお前を助けるのにリスクを冒すぐらいはしてやる。でもな、全員無事なハッピーエンドを目標にするのが前提だ。ああそうさ、確かに奇麗事かもしれん。でも俺はそうする。ハルヒだって間違いなくそうするぜ。 「それでも、今回涼宮さんに対しまともに説明できない以上、そもそも涼宮さんのお力に縋るのは無理があるでしょう。遠まわしの手法、例えば、僕が転校させられそうだという嘘などを並べ立てたとしても即効性も期待できませんし、もし全てを暴露してしまえば最悪の結末を迎える可能性が一番高いですよ。結局、涼宮さんがご自分が僕を殺してしまったと思い込まれるだけです。まあ、あなたが今から涼宮さんに会いに行くと仰るならば、僕が命に代えてでも絶対に止めさせて頂きますが」 既に死んだ気で居る奴に、「命に代えてでも」なんて言葉で凄まれるとはな。……汚ねえぞ。古泉。 「本当にそうなのか?長門。コイツが言う様に、そうなっちまう可能性が一番高いのか?」 俺が藁をも掴む思いで問いかけると、 「………………そう」 かなりの間を取って、長門が静かに呟いた。 ……クソッ!どうにか、なんとかなんねえのか?本当にどうしようもねえのか? 畜生!お前の事なんだぞ?古泉!俺とタメの癖に全てを悟った様な顔してんじゃねえ!……駄目だ。今こいつの顔を見ていると、いつもにも増してイライラしてきやがる。……ダメだ。耐えらんねえ。 「よし、俺の出した結論を言うぞ。ふざけんな、だ。俺は諦めねぇ。俺のこの1年を通じて得た経験から1つだけ確実に解った事がある。「諦めが肝心」なんて言うがな、あれは、戯言だ。俺は諦めねえからな。んで、必ず助けてやる。必ずだ。お前はもう諦めたんなら寝っ転がって果報でも待ってろ」 俺はそう言い捨て、長門の部屋を飛び出した。 アテは無い。解決策など見当も付かん。ただ、諦めちまった奴と一緒に居ても、脳がネガティブになって行くだけだと思ったからだ。無駄に格好つけちまった手前、なんとしてでも方法を見つけ出さなければなるまい。いや、そんなもの関係無しにそもそも全力は尽くすけどな。 ああ、クソッ!無性に腹が立つ!何もかもだ! ……しかし、首尾良く解決方法を見つけたとしても、SOS団の誰かの力が必要なのは間違い無いだろう。そしてその誰かから自分の足で遠ざかっている俺。どうすんだ?この後。 丁度1階から上がって来たエレベーターに乗った時、息を切らせた朝比奈さんが駆け込んで来た。大した距離では無いが、見るからに体調が悪そうだ。肩で息をしているのは、それが原因だろう。 「……待って。キョンくん。待って下さい。ふぁ、はぁ、ふぅ」 もうエレベーターの中だ。待つも何も無いのだが、ここでそんな事を言う奴が居るなら出て来い。殴ってやる。虫の居所が悪いんでな。……だがその前に、俺は俺自身に1発分貸しがあるんだったな。2発か。いやいっその事、将来を見越して5発ぐらいやっとくか。 「キョンくん」 「どうしました?朝比奈さん。それより大丈夫ですか?」 「あたしの事は、ふぅ、いいんです」 彼女はそう言って、大きく深呼吸……少々目のやり場に困る……した。 「……それより、さっき長門さんの言ってた事を聞いてて、あたし、気付いた事があったんですけど……それに長門さんが、」 「何ですか?何か妙案が?」 1階に向け移動を始めた密室の中で、俺は思わず勢い込んで朝比奈さんに詰め寄り、肩を掴んでしまった。……慌てて直ぐに離したが。 しかし、朝比奈さんはそれを恐れるでもなく、怒るでもなく、青白い顔を真っ直ぐ俺に向けて、言葉を続けた。 「長門さん、『機関』の衛星を使ったデータベースが完成したのは、2年前の11月って言ってましたよね」 「ええ……。ああ……!と言う事は、もしかして?」 「はい。2年前の10月以前なら、まだそれって無いんですよね。それに長門さん「今のわたしは無理」とも言ってましたから」 「そうか。その時より前の長門なら、何かを変える事が出来るかも知れない!」 「でも、それだけではダメなんです。古泉くんが今日取った行動は全く関係ないですから、変更できるとしても、長門さんの言ってた『機関』の規則だけなんですけど……」 「……その時から今までの間の歴史が食い違う」 「そうなの。だから、断裂した時間平面に置ける変更という事になっちゃいますから、この時間平面には影響が出ません。でも、長門さんのあの言い方、何かあるはずなんです。あたしが今キョンくんを追いかけて出てくる時に、長門さんから暗号化された情報ファイルを受け取ったんです。時間も無かったし、長門さん何も教えてくれませんでしたけど、あたしの考えはきっと、ううん、必ず、半分は当たってるはずなんです」 早速、希望が見えてきたって事だな。見たか古泉!んで、ありがとうよ、長門。さっきは本当にすまなかった。そして、こう言っては悪いですけど、つまりその、見直しました。朝比奈さん。 あんな啖呵を切った割に、俺だけが全く何もしてないのが恥ずかしいやら情けないやらだが、まあなんだろうと細かい事を気にしている場合では無い。既にあって無い様な俺の体面などどうでもいい。 「それから、古泉くんから、あの、伝言が。……『ありがとう、ギリギリまで果報を待たせて頂きます。どうか、助けて下さい。お願いです』……だそうです」 ……何を言ってやがるんだ。アホか?いや、完全にアホだな。今更殊勝な態度を見せたって遅せえぞ。俺は許さん。絶対にな。とりあえず明日は1ゲーム300、いや、500円は取ってやる。財布でも洗って待ってろ。 「よし。行きましょう。とにかく、それから考えればいい。解らない事は向こうの長門に聞けばいいですし」 「はい……あ、許可下りました。2年前の7月7日で良かったですよね?一応、余裕を見ておきました。七夕なのには深い意味はありませんけど、ほら、長門さんも、あの、2年間も、その、逢えなかったら、寂しかったんじゃないかなって。だからちょっとだけ早めに……」 「はい……?ってあれ?今、朝比奈さん、俺が何も言う前に、許可を?」 「えぇ?……あっ!」 朝比奈さん、唖然。どうやら無我夢中で自覚が無かったらしい。 俺もつられて呆然。 1階に到着したエレベーターのドアが開き、誰も乗り降りしないまま、また閉じた。 唖然呆然が見詰め合う事しばし。少しだけ湧いて来た希望と、初めて自分の考えで申請した時間遡行の許可が下りた事による自信で、顔色も大分良くなり輝くような笑みになった朝比奈さんが、感極まったのか俺の手を取って小さく数回ピョンピョンと跳ねた後、なんと抱きついていらっしゃった。 それに対する俺の反応はと言えば、何も無し。一足早い太陽嵐とやらにやられたのか、彼女が余りにも可愛らしい挙動を始めた辺りでショートした俺の脳の回路は、その時の感触すら記録し損ねやがった。なんと勿体無ない! すぐに我に返った朝比奈さんが慌てて身を離し、頬を赤らめつつ、顔を少し背け、可憐に俯く。 そのポジションからの上目遣いミクルビームの追撃で、完全にトドメを喰らった俺は、頭の中まで白旗で一杯だ。先程までのイライラも一発で吹き飛んじまった。……なんつぅ破壊力だ。このお人は天然でここまでやるのだ。全力でお守り致します、マム!と、やおら叫んで最敬礼したい気持ちにもなるだろ?いやいや、実際にはやらん。流石にな。 完全に思考がフリーズしていた俺は、はにかんだ天使の微笑を浮かべ俺を見る朝比奈さんの言葉、 「うふっ。キョンくん、いい匂いがしました!」 で、ハルヒの往復平手打ちを喰らったかの様に覚醒した。 うむ。こんな時は何と返答すればいいのだ?誰かアドバイスしてくれ。俺にはレベルの高過ぎる設問だ。この場合、誉められているのはやはりハルヒなんだろうな?俺は一体どうすればいいのだ? ああ、そうか、しまった。先程説明を割愛したのだった。失念していた。是非、忘れてくれ。なに、全然大した事じゃない。 しかし折角のチャンスだったものを、抱きしめ返すというキザで甘美なアイデアにも全く思い至らず、実に勿体無い事をした。古泉の野郎ならそつなく自然に抱き返しやがるんだろうな。不愉快な奴だが、だからと言って死んでいいハズがない。 アイツは、仲間だ。アイツ自身も俺達の事をそう思っている事だけは認めてやる。やり方は全く納得できねえがな。長門も、朝比奈さんも、当然の様に古泉を仲間と認めているし、ハルヒだってもし全てを知らせてやる事ができるならば、迷わず古泉を助ける為に奔走した事だろう。 とりあえず明日アイツに嫌味の一つも言ってやらんと気が済まねえ。戻って来るまで生きてろよ?勝手に死んでたら今度こそ本気で殴ってやるからな。 「よし、行きましょう!」 「はい!」 目を瞑った俺は、即座に無重力空間に放り出され「ああ、エレベーター内だけは止めて置けば良かった」と、込み上げる吐き気に翻弄されつつ大後悔した。体感的には、エレベーターシャフトをまっさかさまに落ちて行くのとなんら変わりない。 …………。 っつうか、食い過ぎがこんな形で祟るとはね。……うっぷ……こりゃ、マジでヤバい。 機関法 [規律] 第4章 機関への忠誠 第55条 機関への叛逆行為に対する処遇 故意により機関の存在理由[憲法1章1~18条]を害した機関員、及び準機関員、もしくは過失により同条項を著しく害した機関員、及び準機関員は 一.行為が明らかな故意に因る物であると現場指揮者が判断した場合、直ちに叛逆行為と看做し、対象の処分に際しては召喚、査問の手順を経る必要を認めない。 一.行為が明らかな故意に因る物であると現場指揮者が判断できない場合、又は現場指揮者が判断できる状態に無い場合、零時会議を召集し、多数決に拠り判定を下す。対象の処分に際しては召喚、査問の手順を経る必要を認めない。 当IDでの該当項目の閲覧可能範囲は以上で終了 20時18分 ……はぁ~。 暗い闇の中、私は今自分が無意識にした事に驚いた。 演技でもなんでもなく、本物の溜息を吐くなんて何年ぶりだろう。 強いストレス。まあ、それでいいわ。それぐらいで。私だって人間だから。 できるだけフィルターは使わないでおこう。そんなの、悪いもの。……今更、悪いも何もあったものじゃないけど。とんだ偽善ね。 私は今、長門さんのマンションの裏手で、壁に背をもたれさせている。 控えめに虫の音が聞こえる。こうもあちこち舗装されていては、それほど多くは生き残らない。感傷的になっている私は少し共感してしまう。 見晴らしの良くない場所に隠れている為、空は余り見えない。星が出ているのは判るけど。 風は無い。とても静かな夜。このまま何も無ければ、ただの平穏な一夜。 背後の壁から、ヒソヒソと囁く声が聞こえる。でもそれに耳は貸さない。 トッ 壁の上から地面へと、なるべく音を立てない様に誰かが飛び降りた。見なくても、誰だかなんて決まってる。 やっぱり来ちゃったのね。一樹。 もう……。詰めが甘いのよ。アンタ。逃げるつもりならちゃんと逃げ切ってよ。 私は音を立てずに、その背後に素早く忍び寄る。 驚いた事に、一樹は私に背中を向けたまま気付いたらしく、動きを止めて、肩を落とした。 私はそのまま近付いて、背中側から、腕をその身体に廻す。 ……捕まえた。温かい背中。匂いはしない。何も。 一樹の身体は触った瞬間すらも全く緊張しなかった。彼はもう、全てを受け容れてしまっている。……彼の背中に押し付けた胸が苦しい。 「普段の僕なら、裏を掻いて、表から出るんだけど……」 「だから、ここで待ってたのよ」 「……はは。そうかぁ」 そう言う一樹の声は、とても穏やか。 「どこへ行くつもりだったの?」 「解らないけど。……どこか、遠くへ」 「……そう」 胸が、苦しい。背後の囁き声が大きくなる。 私は腕を解き、一樹の前に回る。でも、顔は見ない。目を合わせたくない。頭を彼の胸に押し当てる。……私、なんて勝手なんだろう。一樹は絶対にそうしなかったのに。 でも、あの時みたいに一樹の想いが直接流れ込んで来たら、きっと私耐えられない。少しぐらいフィルターしても、無駄。全部の感情を殺すぐらいしないと、駄目。彼の目を見るのが、……怖い。 やっぱり、こんな能力、欲しくなかった。でもそれは一樹も同じ。 涼宮さんが本物の『神』だったら、絶対に一樹にこんな結末は用意しない。 どうしよう。私の中の機関への忠誠心が急激に冷めて行くのを感じる。 でも、駄目。私は死ねない。 大切な人が居るのは一樹だけじゃない。居なくなっていい人なんて1人も居ない。 私が、守らないと。みんなを。 でも、一樹を生贄に捧げたのは、私。 守れなかったんじゃない。私が……。私が。 それなのに、一樹の目は語る。 私を、愛しているって。……私、壊れそう。 償いようなんて無い。今の彼に効くモルヒネも無い。それに、彼はもう痛みを感じてすらいない。私には彼にしてあげられる事が無い。 本当は1つだけあるけど………… 「ねえ、一樹」 「はい」 「私と、寝たい?」 「……いえ」 「そう」 そう言うと思った。……胸がキリキリと締め付けられる。 「行くわよ、来なさい」 「……はい」 私は一樹の手を取る。すると驚いたみたいだった。 21時~22時 私の部屋に着いた後、一樹のリクエストで私が簡単な食事を作った。 私は食欲が無かった。 彼は「とてもおいしい」と言って食べた。 残さずに食べた。 そんな彼を見ていると、食欲がある事が哀れで、痛々しくて。胸が一杯になった。私は一口も食べる事が出来なかった。 込み上げてくる涙を抑えるので精一杯だった。必死に顔の表情を消した。 私が苦しんでると知ったら、彼は余計に辛くなる。私のせいなのに。 耳元で囁く声は、もう何を言っているか聞き取れる程に鮮明になっている。 ……来た その日が来た その日が来た その日が来た その…… 判ってる。解ってる。もうやめて。 私は、少しだけ、耐え難い心の痛みをフィルターした。 こっそり確認した「バイブル」の予定表に変化は無い。 23時 窓を通して見上げる夜空に浮かぶ、血の色をした不気味に大きな満月。それはまるで天蓋に穿たれた冥い宇宙からの覗き穴。そこから赤い目をした何かが私達を見下ろしている。いや、あの向こうは地獄なのかもしれない。 その周りでは星共まで一緒にザワザワと揺らぎ、矮小な存在が演じる悲劇の出来映えを嘲笑している。 ……強い寒気を感じて、私は身体を抱く様に両腕を組み合わせた。 それなのに、 「綺麗だなぁ」 私と同じ物を見上げている筈の一樹が言った。 「……そうね」 私は一体、彼にいくつの嘘を重ねて来たのだろう。知らない。覚えていたくない。 心が乱れる。フィルターする。 無言で一樹の手を引き、ソファに座らせる。 私はその左隣に座り、寄り添う。 彼は慌てて何か言ってた。 私は耳を貸さなかった。 「泣きたかったら、胸を貸すわよ」 「……いや。大丈夫。かな」 彼の左太腿を、左手で強く擦り上げてみる。彼の全身に電流が奔ったのを感じて、私はもう一度だけ訊いてみる事にする。 彼の耳朶に唇を当て、囁く。……目を見たくないから。 本当に、いいの? すると、彼は、困惑した様な表情で、 「……僕は……僕の気持ちは、そんないい加減なものでは……。逃避主義的な理由から森さんを利用するなんて、絶対したくない。できない」 って言った。 どっちが、私が楽になるかなんて、やっぱりあなたには解らないのね。……でも、あなたのそういう所、好きかな。 だから私は、「好き」をフィルターした。 23時53分 「では、行ってきます」 一樹が言った。 「ダメ」 私は即答する。彼の顔には「筋弛緩による失禁を防ぐためにトイレへ行く」と書いてあるけど、嘘。彼はアレを使うつもり。 驚く一樹に身体を圧し付け、その背中に左手を回すと、彼は一瞬身体を強張らせた。 その隙に右手で左胸ポケットを探る。……彼は、諦めた。脱力する。 思った通り、ポケットにはソレが入っていた。 手に取って黒を押し出す。 白が残ったケースは、一樹のポケットに戻す。そうして置かないと、他の誰かが白の可能性を考慮して「念を押す」かもしれない。それは許さない。私には、彼を背負う義務がある。 彼の身体には、誰にも、指一本、触れさせない。 決意が揺らがないように、私は自分の弱さをフィルターする。 23時54分 「バイブル」を確認。遂に最後の1行が消される事はなかった。 囁き声は、一段と大きくなり、少し言葉を変えた。 ……その時が来た その時が来た…… うるさい!誰も頼んでない!こんな機能要らない! 一樹はまだ、私の手の中の物を取り返す方法を考えているみたい。 ……バカねぇ。フフ。そんな事、させる訳ないでしょう? 私は、彼の見ている前で、黒いカプセルを、自分の口に含む。 彼の目が驚愕に見開かれる。 「森、さん?何を……一体……」 恐怖に青褪める彼の顔。 私の選んだ人の顔。 散々ヒヨコなんて言って、ごめんね。私、間違ってた。 ……ううん。本当は最初から解ってた。 私、嘘ばっかり。 何も正しくない。私は、何ひとつ、彼に対して正しい事をしてない。 でも、これからする事が、きっと一番間違ってる。 ただ、こうするしか、思いつかない。 こうする事でしか、表現出来ない。 ……それだけ。 「一樹。大丈夫よ。飲んでない。でも、このままじゃ、あと5分で溶けて、私、死んじゃうわ。だから……」 私は少し背伸びをして、彼の肩に両手を置き、目を瞑る。 「……奪って」 彼が躊躇いがちに合わせた唇は、細かく震えていた。 彼の舌が恐る恐る、コレを探しに来る。 でも、私はまだ渡さない。自分の舌の裏側に挿んで隠す。 一樹、怖いのね。水溶性カプセルって、唾液の中でもどんどん脆くなるの、あなたも知っているものね。 私がああすれば、あなたは、こうするしかない。 ……ごめんね。辛い思いばかりさせて。 私は表面が既にベトつき始めたカプセルを転がし、わざと彼の舌に触れさせる。 彼の舌が、彼の焦燥を反映して必死さを増す。 歯と歯がカチカチ当たる。 ……ごめんね。一樹。……ごめんね。 こんなの、嫌よね。あなたのファーストキスが、こんなだなんて。 それなのに、あなたは文句の一つも言わない。 ただ黙って、愚直に薬を探しに来る。 言葉遣いも直させてたのに、気を抜いて思わず愚痴の一つを溢したりもしなかった。 いつも黙って、私を見ていた。……その目で。 ねぇ、恨んでよ。……嫌ってよ。 私、こんなに酷い事してるのに。 彼の舌をわざと邪魔する様に、舌を動かす。絡ませる。 でも、彼はカプセルを探す事に必死。他には何も考えてない。 ……そのまま、私を置いて行くつもりなの? 私、どうすればいいの? 私、あなたが思ってる程には、強くないのよ? 彼がカプセルを探し当て、持って行こうとする。 私はギリギリでそれを取り返す。 イヤ……。 こんな結末。 ねぇ、助けて……誰でも、何でもいい。 神でも仏でも思念体でも悪魔でもいい。 ……お願い。……助けて。 魂だって身体だって命だって差し出します。 だからお願い。せめて、私を身替りにさせて……お願いです。お願いします! ガツガツと乱暴に歯が当たり出す 助けて! 誰か! 衝撃で頭が痺れた様になる いやだ! とめて! それでも私はこれを放さない やめてっ! お願い……。 なんでこんな事に? この人が何をしたって言うの? 世界の安定を守る為に戦う。 それは、誰だってやってる事。「世界」の規模が違うだけ。 この人がやった事も、同じ事。 機関がやっている事と同じ事なのに。 平和を守るなんておこがましい事は言ってない。 ただ、大切な物を守っただけなのに。 ……私も一緒に狙ってくれたら。 この人と一緒に逃げたのに。 彼は自分から探すのを諦めた。強引にしたらもう崩れるかもしれないから。息も苦しそう。見てみると顔も真っ青。 いっそ、コレを噛んでしまおうか。2人分なんて余裕で足りる。 そうすれば一緒に逃げられる。……ずっと一緒に。 ……そうしようかな。 ……うん。そうしよう。 心が軽くなった私は、最後に彼の目を見る。 彼の瞼もまた開き、間近で視線が溶け合った。 滲む視界を通して、彼の思念が押し寄せて来る。 許してください 生きてください 忘れてください できない!全部、無理よっ! 私はソレを噛もうとした。一樹の舌が邪魔をした。 私が選んだからなのよ? 解ってるのに、なんで? ……どうして? あなたが死んでしまったら どうなりますか 知らない! どうなりますか やめて!考えたくない! 土台は盤面 あなたはカド お願い。一緒に行かせて。私だけ置いていかないで……。 カドが崩れて ピースが割れる 1列 そして2列 さらに3列 やめて!イヤッ!知らない! カドは取られて ピースが返る 割れたピースは 除かれる 新たなピースが また割れる タテ ヨコ ナナメ ……みな 割れる ……私が居なくなったら、残るのは白い残骸の山……。 あなたは それを 許せない ……そう。私は、死ぬことも許されない。 ……そうだった。一樹の身替りになんて、なれないんだった。 ごめん。……ごめんね。一樹。……最初からこうなるって、判ってたのに。 私は彼の弛緩した舌を吸い、愛撫した後、最後に下唇を強く引っ張ってから、…………それをそのまま渡した。 受け取った一樹はすぐに口を離し、テーブルの上からグラスを取ると、一気に呷った。 煩かった囁き声が、静かになった。 彼は私の方を向かずに、動揺し切った声で言う。 「……すみませんでした。探すのに必死で。……歯を立てたりしてないと良いけど」 やめてよ。この期に及んで、私の心配?言ったじゃない。傷なんて生きていれば治るのよ。一樹。……傷なんて。 「酷かったですよね。すみません。もし…………いえ、忘れてください。では、行ってきます」 「良かったらもう一度って?フフ……。それも悪くないかもね。でも、ダメ。恋愛は『禁則事項』でしょ。どっちにしろ私はアンタじゃダメ……」 レストルームへ行こうと背を向けた一樹に、私はそんな残酷極まりない言葉を投げ付ける。 それを、立ち止まり黙って聴いていた彼は、振り向きもせず、何の反応も示さずに立ち去ろうとする。 「……なんとか言ったらどうなのよ」 「いえ。安心しました」 彼はそれだけ言って、私の視界から消えた。 独り残された私はまた夜空を見上げる。 相変わらず赤い月。相変わらず明滅する星達。 ……そうね。悪くもないかもしれない。綺麗と言えなくもないかもしれない。 覚えて置こう。あの色を。 胸がまた激しく痛み出したから、フィルターをまた強くした。 23時57分 一樹を連れ寝室へ入り、私のベッドに寝かせて、自分もその隣に寄り添う。 耳を彼の胸に押し当てると、その中にある心臓が、心地よく愛らしい音を立てて鼓動している。 彼は、空いた腕をどうしたらいいか少し逡巡した後、私の身体には廻さず、自分の身体の前で手を組んだ。 『森さん。どうか、僕の分まで』 その様な意味の篭った低い音が、頭を乗せた胸から聴こえた。 自分の心臓が壊れた早鐘の様に打ち始めたから、「未来」をフィルターしてみたら、収まった。 23時58分 トクン トクン トクン とくん とくん とくん トクン トクン トクン とくん とくん とくん トクン トクン ト……。 とくん とくん と……? 23時59分 私は呼吸の止まったソレから身体を離す。 1が0になっただけ。よくある事。大した事じゃない。 ほら、手も震えてない。 涙も出ない。 全然悲しくないし、 辛くも苦しくもない。 孤独には慣れてる。だから大丈夫。ちっとも寂しくなんてない。 鬼には感情なんて無い。そう。 もっとフィルターを。 全部フィルターを。 0時00分 ベッドの影が魔物の様に動き出し、アイツになった。 ソイツは、慎重さも丁重さも荒っぽさも無い、何の感慨も無い機械の様な手でソレの脈拍を計り、素早くポケットを調べ、割れたピースを取り出しながら、天気の話をするかのような感情を交えない声で言った。 「悲劇にしては半分残ったな」 ……どうでもいい 私が何も言わずに見ていると、ソイツは手にした薬のケースにぼんやりした白い光を放つペンを向けて、浮かび上がったIDを読む。そのついでに、ソレの網膜も調べる。 「念を押す必要も無さそうだが、念を押すと言うのはそもそもこの様な場合の為の言葉だろう」 ……好きにすれば 私が何の反応も示さないで居ると、ソイツはゆっくりと私に向き直り、言った。 「いや、残ったのは4分の1以下だった様だ。無駄をしたものだ。……まあいい。お前の行動が予測できない。一応念を押すのは止めておこう。どうやらその必要も無い」 ソイツは歩いて出て行き、玄関のドアが開き、閉まった音が聞こえた。 ガチャン 一緒に、色々な物が閉ざされた。 寝室の窓際に立ち、もう1度、天を見上げる。 そうよね。月は、やはり白がいい。 大分暗い白だけど。 窓に少し被る様に伸びる灰色の植物の葉先に触れると、指先に小さな黒い点が生まれ、大きく、大きく、膨らんで行く。 じっと見ていると、表面張力の臨界を超えたそれは、やがて一筋の黒い流れとなって零れ落ち、黒い絨毯に吸われて見えなくなる。 私は鬼。 鬼に種類なんてない。みんな同じ灰色。 それだけ。 私はまだ死ねないから。 この閉鎖空間が崩壊するまでは、我慢する。 いつ?……知らない。 今だけ考えてればいい。そうすればいつか終る。 今を我慢すればいい。そうすればいつか終る。 大丈夫。きっとすぐに終る。 第9話「秤で量れん物」へつづく 私の選んだ人リストページ
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私の選んだ人 第7話 「天にて諮る者」 長門さんが本を閉じると、「今日は用事あるから先に行くわね!」と言いながら、涼宮さんが部室から勢い良く飛び出して行った。その溌剌とした満面の笑顔には「悪くないけど、やっぱり女物じゃイマイチだわ」と書かれていた。 今日も持てる限りの能力を投入して自然な連敗を心掛けたテーブルゲームの後片付けをする僕を尻目に、女性用の香水ではあるものの、柑橘系主体の若々しい香りを漂わせる彼と、長門さんが並んで部室を出て行く。とても涼宮さんらしい、清々しく爽やかな香りだ。 ところで、どうも彼は今日は全く落ち着きが無かった。 「僕」がしつこく香水の件で彼をからかっていたからだ。というのは否定しない。「僕」が何か口を開く度に、「涼宮さん」「わざわざ家から」「持ってくる」「良い香り」「お気に入り」の内から1つないし複数が必ず文章に入っていた為、彼はすぐに口を閉ざした。 しかし透視で得た情報によると、彼がソワソワしていた最大の理由は、今朝どうやら彼の靴箱に未来の朝比奈さんからの長門さんに関するメッセージが入っていたが、どうも具体的には書かれていなかったから。らしい。 十分不安は掻き立てる物なのにも関わらず、かなり曖昧な内容だった模様だが、僕にもそれ以上は解らなかった。 心を読んでいる事を知られる訳にも行かない。こういう時は彼が相談してくるのを待つ他無く非常に歯痒い。まぁ、何か僕の助けが必要なら知らされるだろう。……そう願おう。 それにしても、彼が今日一日あからさまに長門さんに向け視線を送らなかったのは、彼が涼宮さんの扱いが上手になって来ていると言うよりも、昨日の事が響いていたみたいだ。涼宮さんは漠然と「何か違う雰囲気」は察した様子だったけど、結局機嫌を損ねる事は無かった。助かった。いつもこうだと良いんだけど。 片付けを終えた僕は、これから着替えをする筈の朝比奈さんに挨拶を済ませ、帰途に付く。 玄関のロッカーに着いた僕は靴を履き替える。 僕の靴箱には彼の靴箱の様に面白い物が入っていた例は無い。いつもなるべく相手を傷つけない断り方を考えるのに苦労するラブレターが、稀に入っていて困るぐらいだ。 僕も1度ぐらいは未来の朝比奈さんに会ってみたいものだけど、その頃の彼女は既に僕の「透視」技術について知らされているだろう。 『禁則』処理された情報ならば、意識的にも無意識的にも全くアウトプット出来ない為に、透視ですら絶対に読み取る事はできないのだが、未来の彼女は『禁則』が緩和されているそうだし会ってはくれないだろうな。サングラスでもしてくれれば僕からはほぼ安全なのに。 ちなみに、長門さんは他人の記憶を操作できる程だから、『禁則事項』の内容も当然読む。朝比奈さんが長門さんを怖がるのも無理はない。まあ、長門さんや僕に知られてまずい事は朝比奈さん自身教えられて居ない筈だし、朝比奈さんが長門さんを苦手なのはそれだけが理由には見えない。しかし、それもハッキリした所は『禁則』処理されていて解らない。 記憶の本当に知られるとまずい部分だけを『禁則』処理した場合、何が重要なのか、又、その内容は何なのかを、僕ら『現地時間人』が穴埋めパズル的推理で推測できてしまう可能性がある。だから朝比奈さんの様な未来人には、重要性の低い記憶にも所々『禁則』処理されている模様で、これもその一つなのかもしれない。 などと考えながら玄関を出ようとすると、珍しい人物と目が合った。 喜緑江美里。……長門さんの同胞。 彼女の優しげな微笑と、柔らかく物静かな物腰、丁寧過ぎる言葉遣いは正直僕の擬態を想起させるが、そんな目でしか彼女を見られない自分自身の空虚な砂漠の様な内面を、乾いた風が吹き抜ける。 静かに一礼した彼女は、僕の目に視線をまた合わせると、聞き覚えのある控えめな声でこう言った。 「古泉一樹様。折り入ってご相談したい事がございます」 喜緑江美里が僕に「相談」?……恐らく長門さんの事だ。思ったより深刻な事態らしい。 彼女の柔和な笑顔の裏に、強い決意を感じる。胸騒ぎがする。 「長門さんに関する事ですね?」 「はい。とりあえず歩きながらお話しましょう。今日ばかりは、あなた様が何も無い場所で止まっていらっしゃると、長門さんが確認しに来るかもしれませんから」 「とりあえず、分かりました」 喜緑江美里は僕が歩き出すのに合わせて横に並び、歩き出す。彼女の歩むペースに合わせ、僕は少しいつもより歩くスピードを緩める。 「分かった」とは返事したが、僕は歩きながら話す部分に同意しただけ。何故、何を、長門さんが確認に来るのかはまだ解らない。来たらまずい理由も解らない。でも、これから聞かされるのだろう。 「それで、喜緑さん。その相談と言うのは?」 「あまり時間がございません。単刀直入に申し上げます。主流派様が再び長門さんの処分をご検討されている模様です」 ……処分…… 「……どういった理由で、でしょうか」 これは、……もう「その時」が来たのか?……いや、覚悟なら出来ている。喜緑江美里が僕の所へ「相談」を持って来たのなら、僕ならば長門さんを助ける事が可能だという意味だろう。 ただ、自らの「覚悟」を心に再確認すると、答えの代わりに俯いた森さんの姿、青褪めた顔が、順に脳裏をよぎった。 「昨日長門さんがあなた様のお命を救ったそうですが、主流派様としては、その際の報告に整合性が期待値を下回る点がある。と、仰られているそうです。つまり、主流派様は長門さんが事実を正確に報告していないのではないか。裏切ったのではないか。と、お疑いのご様子らしいのです。……昨日、主流派様は長門さんを通してあなた様の上司であられる森様に対し、あなた様の肉体を修復するに当たって交換条件を2つ提示されたらしいのですが、…それについてお聞き及びではいらっしゃらない様ですね」 なんて事だ。長門さんが僕の命を救った事。それが原因で今度は彼女の命が危ないのか……。 しかし喜緑江美里、僕の記憶を読んだな。 会ったばかりの頃の長門さんと会話している様な感覚だ。最近の彼女はどうしてもその必要が無い限り、直接記憶を読まない。 「すみません。本当は余りこんな時にこんな事を言いたくはないのですが、話を続ける前に、ですね。僕達が「この会話」をしている所を機関の人間に見られるだけで、僕は少しばかり厄介な事になります。あなた方は機関が常にマークさせて頂いておりますので、今もどこかから監視されている筈です」 「それにつきましてはご安心ください」 真っ直ぐ前を見据えたまま、喜緑江美里は物静かな声で答える。名前の通りに黄緑色の髪が、歩を進める度にフワリ、フワリ、と揺れている。恐らく彼女が地球上に派遣され、最初に目にした新緑に萌える植物達に心奪われでもしたのだろう。 彼女の周囲の人間の記憶や、学校、市の記録によると、北高にもちゃんと1年生の春から通っている事になっているし、その時分にこの地域に転入して来た事になっている。だが「衛星」に残る記録によると、少なくとも彼女が僕達の前に現れたのは朝倉涼子が『転校』した日だ。 「今私達の唇の動きを読まれましても、差し障りの無い文芸部室の明け渡しについての交渉に見える筈です。それに、私達に対していかなる盗聴器も意味を成さない事は、あなた様にはご説明差し上げるまでも無いでしょう?」 ええ。知っています。窓ガラスの振動を拾うタイプの盗聴すらも通用しなかったそうだし。でも、だからこそ機関は彼女達を常に監視し続ける必要がある訳だけど……。 ちなみに、機関が今までに得た情報を総合すると、喜緑江美里は朝倉涼子が消えた直後から長門さんのメイン・バックアップを務めている。喜緑江美里の所属するだろうと思われている穏健派は、情報統合思念体の中ではかなりの少数派であり、恐らく主流派と長門さんの力添えにより、これ程までに涼宮さんに近い位置に居るのだろうと考えられている。 長門さんは主流派から派遣されてはいるが、今日までの紆余曲折を経てSOS団員という立場の割合を強くして来ているようだし、穏健派と今の長門さんには、お互いの求めるものに重なる部分が多いのではないだろうか。 「それならば、ひとまずは安心ですね。では話を戻しましょう。その森さんが提示を受けた2つの交換条件とは、一体どういった物だったのですか?」 「長門さんが主流派様と協議した後に、森様へと提示されたその2つの交換条件は、1つが無理難題、もう1つは受諾可能な物で、あなた様の存在が消失寸前な状況下で提示するには、主流派様としても十分に合理的な物だったそうです」 なるほど。情報統合思念体もえげつない事をしたものだな。判断を狂わせる為の精神攻撃か。タイムリミットの迫る状況下で、受諾不可能な選択肢とギリギリ受諾可能な選択肢を与える事で、3つ目以降の提示されていない選択肢について咄嗟に考えが及ばない様に仕向ける。……普通の人間相手ならそれなりに効果的だった事だろう。どこでそんな汚いやり口を覚えたのだろうか。まさか、情報統合思念体内部の派閥争いでは役に立たないだろうし。 ……まぁとりあえず、続きを聞くか。 「お続け下さい。2つの交換条件の内容は情報統合思念体に取っては合理的に見えた……しかし?」 「しかし森様は長門さんからその提案をお受けになると、あなた様が涼宮様の周囲から消えてしまわれる事態は、情報統合思念体に取っても避けなければならないのだとほぼ即断され、あなた様が手遅れになる寸前まで平常時の心拍数を維持したままお待ちになられたそうです」 流石、森さん。まあ、森さんならいつでもそれぐらいはやって退けるだろう。 「……主流派様のお考えでは、あなた様方が所属されていらっしゃる組織に取って、森様の方があなた様よりも地位が高く、また、失礼ながら多くの面で有能である事を差し引いても、あなた様が今いらっしゃらなくなれば致命的な問題を引き起こす事は容易に計算できますから、森様のご判断とその速度の理由が理解できないのです。感情という現象については、その概念を知識として保持しているに過ぎませんから」 これだけ聞けばどんな提案だったのか容易に想像が付く。森さんと僕の命の交換だったのだ。但し、交換後の僕の感情を冷静に考えればその交換が最悪の選択である事は明らかだ。 情報統合思念体、つまりTFEIが、僕の中から森さんの記憶だけを完全に消す事は、多分できない筈だから。 恐らく、強い感情を持っている相手に対するヒトの脳細胞の働きが、それを物理的に不可能にしているのではないかな。 もしそれが可能ならば、情報統合思念体は大分前に長門さんの彼に対する想いを消し、SOS団への愛着慈悲心を消して、より従順な傀儡と化す事を図るか、僕ら全員の長門さんに関する記憶を消した後、長門さん自身を扱い易い他の『端末』と摩り替えている筈だと思うし。 ほぼ万能な彼らにも出来ない事はある。まあ、そうでなくては涼宮さんの力を求めたりはしないだろう。って今更言う事でもないか。 ……しかし情報統合思念体も、最初はうまく長門さんを潜入させたつもりで居たのが、逆に僕達の結束が固まり過ぎて手が出せなくなったと云う訳だ。でも今、喜緑江美里は長門さんが処分を検討されていると言っている。実はまだ1つ心に引っかかる事があって、どうにも現実味が無いけど。 それにしても森さんが森さんで本当に良かった。もし彼女の命の重荷を背負わされてしまっていたら、僕にはこれから長門さんを助ける選択肢を取る事は出来なくなっていた。 「……続けてよろしいでしょうか?」 歩きながら横目で僕を見ている喜緑江美里の顔を見ると、彼女の普段の微笑は影を潜め、緊張と憂いの表情を形作り、目は曇っている。そして、それを見た僕にもまた緊張感が伝染する。 彼女の今の表情は、最初に部室へ来た時の物とは違って演技では無い。と、直感した僕は、真剣に長門さんの身を案じているであろうこの来訪者に好感を持った。彼女も長門さんに対しては好意を持っているのだろう。同胞の同胞だ。今回は信じよう。 ……もしこれが演技ならば騙された僕が悪い。 「すみません。どうぞお続けになって下さい」 「はい。主流派様はそれらの長門さんから報告された情報を総合して、長門さんが情報統合思念体より「交渉の成功失敗に関わらず、手遅れになる前に修復せよ」との指令を受けている旨を、森様へ何らかの直接的手段にてお伝えし、それら事実を正しく報告していない可能性が最も高いと結論付けたそうです。交渉の失敗自体は想定されていた結果の最有力候補だったそうですが、長門さんの取ったとされる行動は明確な造反に当たりますので、処分を検討されているのです。……森様の非人類的な思考速度と危機的状況における非人間的冷静さが仇となりました。……あの、どうかお気を悪くなされないでください。私としてはこれは賞賛のつもりだったのです」 え?僕は何も怒ってなどおりませんよ。……大体僕自身その通りに考えていたし。 ……それにしても、昨日僕が死ぬような怪我をしなければ……。長門さんが窮地に陥る事も無かった。 「ところで、1つ気になる事があるのですが。どちらにせよ急に長門さんを消してしまうと、彼が昨年12月にあなた方に対し宣言した事を実行するのでは?今回それは充分な抑止力にはならなかったのですか?その場合には、僕も個人的に彼を応援します。まあ、実際にはただ傍観する事になりますが……?」 当然の疑問を投げ掛けると、喜緑江美里はゆっくりと立ち止まり、消え入りそうな声で答えた。 「……当然その点は考慮されています」 僕から顔を背け、地面に視線を落とした彼女は、躊躇いがちに続きを吐露する。 「……長門さんの……処分が決定された場合、非常に高い確率で、今夜は崩壊因子を組み込むに留め、……実際のタイミングは皆様の高校卒業直後に設定されると思われます。それも「鍵」様がご納得せざるを得ない形になるでしょう。……直接的な手段による消去は「鍵」様の反発も予想され危険ですし、涼宮様がご執心される物を突然取り上げるのは得策ではないとの理解が、情報統合思念体の意識の大部分に浸透しておりますから。「準備」無しでの消去を敢行した場合、長門さんを知る地球人類全ての記憶を改竄したと仮定しても、……危険がゼロになる事は無いとの計算結果が……出ています……」 …………え? なんだって? 俄かには理解できなかった。 僕の全身全霊が、その言葉に潜む闇を直視する事を避けた。 でも心の奥底では、僕が既に理解に達している事を、否定し続ける事もまた、出来なかった。 ……まさか? 理解は少しずつ重みを増して、現実との均衡を取ってしまう。 ……そういう事なのか?それは、僕が今考えた様な事なのか?まさか! まさかっ!? 情報統合思念体は、彼の………… 彼の、純粋に長門さんの幸せを願う気持ちを、利用しようと云うのか?安全な「手段」が見つかったから?碌に事実確認すらせず、一応、大事を取って、長門さんを切り捨てようと云うのか!? ……ただの有機生命なら死ねる。だから? だから……だから彼が望む通りに、彼女を一度生身の人間に仕立て上げ、それを殺害しようと云うのかっ!!! 無力な人間となった長門さんを、偶然を装って殺すと、そう云うのかっっ!? 背中と後頭部の皮膚から、ビリビリと静電気が放電された様な感覚に襲われる。 腹の底から湧き上がる、冥く熱い激情が僕の殻を内側から喰い破り噴出しようと暴れ、目が眩み、景色が歪み赤く滲む。 体中が戦慄き出し、三半規管が茫然自失してしまった僕は、ただ立って居る事すらままならず、右手で近くにあったポールにしがみつき、左手でズキンズキンと拍動に合わせて痛むこめかみを押さえる。 ……激昂した食道が痙攣し逆流させた胃液を無理に飲み下すと、酷い憤怒の味が口中に広がった。 『古泉一樹様?お体の状態が……』 耳が拾ったそのシグナルを熔解した脳が一応受信したが、全然意味が判らない。 ああ。……確かに僕達は、貴様らから見れば塵の如き存在だろう。 そして貴様らは自分で作った「物」が期待通りの成果を上げないのならば、他の「パーツ」に取り替える事が一番効率的だと「計算」しているのだろう。……しかし、計算ぐらいなら半導体にすら出来るぞ。 ……形すら持たず、命の価値すら理解できない「モノ」の分際で……! 何が、『進化の可能性』 だ? ふ ふざけんなあああああーーーッ!!! まるで笑えない冗談だッ!!貴様らは外道鬼畜の類ですらないぞ!!無駄だ無駄だっ!!長門さんを置いて失せろ!消えちまえ!彼女も…本心では…グ…それを、ゲホッ!う…ゲホッゴホッ! 腹が勝手に波打ち、僕は激しく咳き込んだ。……なんだか喉が痛い。胸が、息が苦しい。目が霞んで何も見えない。何故か手まで痛い。……いつの間にか、全力で怒鳴り散らしていたみたいだ。 感情に任せ激怒し、叫び、咽る。周りから見れば完全に危ない奴だ。なんだか他人事の様に感じる。……僕自身が今ゼエゼエ喘いでいて、胸と喉が非常に苦しい事を除けば……。 全速力で限界まで走り続けた後の様に乱れた呼吸が整うには、それなりの時間が掛かった。 こめかみから震える指を離し、光の眩しさに痛みを訴える目を強引に開く。 辺りを見回すと、数人の北高生達が僕を避けて足早に去りつつ、奇異の目を向けて行った。喜緑江美里は僕に向け右手を中途半端に上げかけたままの形で固まっていたが、それを諦めた様に下ろし、また地面を見つめながら言った。 「古泉一樹様。申し訳ありません……私にも、あなた様のお怒り、良く理解出来ます」 「あなたに、理解できるハズが無い!!」 思わずまた怒鳴った自分の声の大きさで、僕は冷水を浴びたようなショックを受け、今度こそ本物の冷静さを取り戻す。 違う。彼女に八つ当たりしても仕方が無いんだ。彼女は長門さんを助けようとしているのに。 僕は無意識の内にギリギリと歯噛みをしていた顎を、意識を総動員してなんとか開き、無理矢理震える息を吸い込むと、強張った舌を動かし、可能な限り感情を押し殺した声を絞り出す。 「いえ……申し訳ありません、でした。……あなたも……長門さんを助けたいと……思っていらっしゃるのに」 「お気になさらないで下さい。私も、同じ気持ちです……。本当はあってはならない事なんですけど」 ……そうか。僕は、本当に酷い事を言ってしまった様だ。 いや、貴方は情報統合思念体とは違う。長門さんの身を案ずる心を持っている。そういう意味では無く、「SOS団に属さないあなたには、僕達の結び付きの強さは解らない。僕のこの気持ちは、到底理解できない」という意味だったのだが……。よく考えればそれも感情的でかなり勝手な言い分だ。 急に冷静になった僕は、強い無力感と脱力感に襲われた。 ……怒りを感じても、その怒りに飲まれてはならない。責任や負い目を感じても、それに押し潰されてはならない。……例え自分が傷付いても、焦っては駄目だ。今こそ冷静になるべき時なんだ。喜緑江美里、いや、喜緑さんと僕が協力し合わなければ、長門さんは助けられないのに。……何をしているんだ。僕は。 「すみません。あなたのお気持ちを疑ってはいません。あなたに当たるつもりは無かったのですが」 「……はい。解っております」 そういえば。先程の北校生達は、どの辺りから僕の言葉を聞いていたのだろうか。まぁ、彼らは意味までは理解できなかっただろうから、もし彼らが透視されても問題ないだろう。 「……その「崩壊因子」が長門さんを高校卒業後に死に至らしめるのですね?そしてそれは当然、あなた方には除去できない……恐らく、彼女は少しずつ情報統合思念体のインターフェースとしての能力を制限され、それと反比例する様に感情表現の制限が緩和され、傍目には普遍的な人間らしくなって行く。但し、そのまま放置しては涼宮さんと彼の関係に対する不確定要素となってしまう為に……」 「その通りです。長門さんが一般的な人間へと近付く事。「鍵」様は、それを求めていらっしゃるそうですから。結果、完全な人間と化した長門さんは……不測の事態で……『死ぬ』事が可能になります……そして同時に観測を……。重ね重ね、本当に申し訳ありません。……こんな事では恐らく、彼らも何も得られませんのに」 いや、僕が、絶対にさせない。そんな事は許さない。 絶対に、長門有希さんは、殺させない。本当ならば僕が死ぬ筈だったのに。 でも長門さんの事だ。もし崩壊因子を組み込まれたら、消されるその日まで記憶操作で僕達からは隠し通すだろう。今日、今すぐなんとかしなければ手遅れになる事は間違いない。 ……目眩が舞い戻って来た。駄目だ。話題を変えなければ。冷静を保たなければ。 「あなたは僕に何を求めていらっしゃるのです?一体僕が何をすれば、彼女を救えると?」 ただ立っている事がどうにも苦痛で、僕は重くなった足を前に進める作業を再開した。 「私が、森様の当該記憶を抽出し、情報統合思念体に報告致します。それだけで主流派様は自らの判断の間違いをご理解なされ、長門さんの処分を撤回するでしょう。そのお手伝いをお願いしたいのです」 彼女は少し遅れて付いて来る。 長門さんを窮地から救えるのなら、今すぐ何でもする。僕の心情的には、もうそれは決まり切った事だ。 だが待て。落ち着け。残される森さんの事を考えると……それに長門さんだって、僕の命の重荷を押し付けられるのは迷惑だろう。その最終手段を選ぶのは、先ずは機関を裏切らずに済む方法、次に裏切っても気付かれない方法を、模索した後だ。 「……そういう事でしたら、僕としましては、できれば貴方お一人で森さんを探し出し、記憶を読んで頂きたいのですが」 こう言ってはみたものの本当は解っている。もしそれが出来るのならば最初から彼女は僕の所へ来ていない。でも今はとにかく情報を集めなければ。 「あなた様の所属する組織は、私達の能力を知り過ぎています。森様も、私一人では現在位置を特定できないばかりか、もしお呼び出しできても私の情報操作圏内に入って頂き、該当する記憶を抽出する事は難しいでしょう。先程も申し上げましたが、あまり時間がございません。あなた様のご協力無くしては間に合わない可能性が非常に高くなります。私が情報統合思念体の制約を破り手段を選ばなければ独力でも可能ですが、その場合情報統合思念体は私の報告が不正確であると見なすでしょう。エラーを起した端末が齎す情報ですから」 確かに、機関のTFEI対抗マニュアルは一定の効果を上げる事が立証されている。携帯電話などの電波を使用する機器類は、特に数多くのギリギリ合法ではない仕掛けが施されている。幾ら喜緑さんでも相手が森さんともなれば簡単には行かないだろう。 「ところで喜緑さん。具体的にはリミットはいつなのですか?」 「長門さんへの処遇が実行されるのは今夜0時です。ですが20時から長門さんは拘束され、有機由来部分が耐えられる程度に制御された段階的スキャンが実行されます。スキャンを受ける間の長門さんをお守りする為にも私はそれに立ち会わなければなりません。そして、もしこのまま私達が座視すれば、長門さんは0時に崩壊因子を組み込まれてしまいます。……今日は私、今まで単独で森様の現在位置特定を試みていたのですけど、いつもの様にダミーの情報ばかりで……。長門さんは主流派様に監視され身動きが取れませんし。もし私があなた様の声色を拝借させて頂いたとしても、昨日の長門さんの報告から推測しますと、森様に気付かれてしまい事態を悪化させる可能性が最も高いですし……」 なるほど。時間がもう少しあれば彼女にも問題無いだろうし、森さんに直接会った事のある長門さんが動ければ簡単に探し出せるのかも知れないが。 しかしよりにもよって、「設定される『処分』の時期」は僕達が高校卒業してからだと彼女は言っていた。機関と情報統合思念体は一時的な休戦協定を結んでいる。でもその期限は丁度僕達の高校卒業日までだ。つまりその時期設定は機関に取っては渡りに船だ。少なくとも今の所はそう判断されている。 「私の所属する派閥といたしましても、長門さんが他の個体に置き換わるのはマイナス要素でしかありません。主流派様に属する長門さんがあの様な立場を取っているからこそ、私は今ここに居られる訳ですから。私としても長門さんとはもう少し長いお付き合いを希望しています。それに、私が古泉一樹様のお力をお借りして森様の記憶を抽出する未来は、私の記憶では、既に決まった事です」 喜緑さんは『異時間同位体』との同期が可能だからか。 だとすると、次は「僕が裏切った事を機関に気付かれない方法」を模索する番だ。とにかく足掻けるだけ足掻く。だから僕の未来については彼女には訊かないで置こう。どちらにせよ最善の努力はするつもりだし、その意思を持ち続ける為にも。そうでなければ僕を守ってくれた人達に申し訳が立たない。森さんや長門さんに、合わせる顔が無い。訊いてしまって僕が助かると言われても、助からないと言われても、必ず心に隙が出来る。 「ならば、僕が森さんと待ち合わせの場所と時間を決めて呼び出しますから、あなたは僕の記憶を操作して、今教えて下さった情報を消して下さいませんか?そうすれば、僕はただあなたに気付かなかった事による処分を受けるだけで済むかもしれない」 「すみません。それは出来ないのです。SOS団の皆様に対して情報改変するには、先ず長門さんが皆様お一人ずつに施した厳重なプロテクトと追跡用マーカーを破らなければなりません。そもそも、私が今何らかの情報改変を行えば長門さんは直ちにそれに気付き、必ず私の前に現れます。長門さんはあなた様が長門さんを救う事で犠牲になる事を恐れておりますので、私が森様の記憶を無事抽出するまでは長門さんに気付かれる訳には参りません。その上、先程のあなた様の反応を拝見した限り、その記憶を完全に消して差し上げられるかどうかも、私にはあまり自信がございません。ですから、私に出来る事は不可視遮音モードで存在的に透明になる事ぐらいの物だと、申し上げる他ありません。助力を請う身でありながら余りお力にもなれず、大変申し訳なく思います」 やはり、強い感情と結び付いた記憶は改竄できないのか。まあ裏づけが取れた程度の事だが。 「では何故、今僕とあなたがこうして会話しているというのに、長門さんは来ないのでしょうか?」 「私が長門さんに私の位置情報を誤認識させた上で、私の持つ処理能力の殆どを割いて私自身の周囲に情報封鎖フィルターを展開している事に加え、長門さんは現在他に意識を向けざるを得ない状況にあるからです」 まだ長門さんは彼と一緒なのか。……だとすると、急がなければ彼女の『エラー』も心配だ。想いの受け容れられる事の無い相手に優しくされる辛さは、僕にも良く解る。……だから森さんは僕に優しく接しないけど。 「その『情報封鎖フィルター』と言うのは、恐らく、あなた方が検知できる情報の波を遮断する物ですね?但し、完全にシャットアウトするのではなく、平常時に観測される部分の情報は通す」 「概ねその通りです」 「情報封鎖フィルターに加え、透明化しながら、森さんの記憶を抽出できますか?」 「可能です。ただ、その状態下での私の能力は非常に制限されますので、予めご了承下さい。……長門さんは私共の中でも特に能力が高いのです。私が気付かれない為に必要なだけの情報封鎖フィルターへの情報操作能力の割り当てを減らせば、局所的時空間凍結の実行に処理能力を回すという愚挙を犯した朝倉涼子の様に、即座に気付かれてしまいます。ただ、それも長門さんを過小評価したのではなく、介入を恐れる余り急いたからでしょうけど」 とにかく、姿を消したままで森さんの記憶の抽出が可能なら、うまく行けば機関には全く気取られずに今回の件を処理できる。でも楽観視は出来ない。彼女は森さんの記憶を抽出するまでは殆ど助けにならない様だし。とにかく、機関の人間は技術に程度の差こそあるが、それぞれ透視技術の遣い手だ。森さんは上部に報告したりはしないだろう。でも、他の機関員に僕の真意を読み取られ、「衛星」に報告を送られたらアウトだ。 おや?さっきから「衛星」とは何だ?ですか。これはとんだ失礼を。説明がまだでしたね。 機関の対TFEI情報改竄の切り札、「The Halo(ヘイロゥ)」の事です。まぁ切り札と言っても、単に改変されない記録媒体程度の物なのですが、これが無ければ、機関自体がいつの間にかTFEIの手によって改変されていたとしても誰も気付く事ができませんので、今や機関に取って必須のアイテムです。 簡単に概要を説明させて頂きます。 「The Halo」とは、幾つかの衛星が全く同じ情報を持ち、互いが互いの変更部分を監視し合うシステムです。今までの所完全に機能しておりまして、情報改竄からもクラッキングからも問題になる程の影響を受けた事はありません。まあ、流石に人工衛星はTFEIの情報改竄の射程圏外ですので、問題とされるのはクラッキングのみですが。ちなみに、情報統合思念体が直々に動いた場合については全く考慮されておりません。対策を練っても無駄でしょう。 構造的に改竄に対しては非常に強いシステムですが、覗き見に侵入される事に対しては脆弱で、長門さん程のハッカーの手による侵入の前には無防備です。手持ちのPCのスペックも改竄できるでしょうし。ただ、それ以前に彼女には読むだけならば侵入する必要が余りありません。直接僕達の記憶を読めますから。 ちなみに、僕の知る限りでは誰もその倒錯した正式名称では呼んではいません。ただ「衛星」とだけ呼んでいます。機関は決して後光(Halo)が射す様な代物ではありませんし、増してや、その衛星が『神』であるとされる涼宮さんを照らす後光そのものなどではありません。 その「衛星」を利用するには、電子手帳ライクな携帯機器を使います。それを媒体として、機関法や、与えられた権限に応じて参照できる膨大な資料をダウンロードする事と、TFEIに改竄されると困る情報を一時的に報告用スペースにアップロードする事ができます。 その端末の正式名称はただ「ガジェット」なのですが、僕達の多くは時折「バイブル」と呼びます。ええ。皮肉です。機関法もヒトが書いたモノですから。 ちなみに「ガジェット」では一時的な情報のアップロードはできても、書かれた内容を削除・改変する事は出来ません。それ以上の変更を加える方法は、例の如く僕は知らされていません。このシステムがいつから存在するのかも知りません。その衛星が何基あるのか、地上に中継地点が存在するのかすらも、知らされていません。 ……ですが、色々と推測する事は可能です。例えば、「衛星自体は、恐らく某国の通信衛星に間借りしている」などですね。幾ら機関が潤沢な資金を持つにしろ、独自に衛星を打ち上げる訳がありませんので。無駄ですから。……いえ、あなたの身の安全の為にも、これ以上は教えられません。ただの推測であっても。 さて、状況は解った。彼女が僕の立場を理解してくれている事も解った。それに、どうやら僕には選択肢が他に無い。 「解りました。手伝います」 「はい。そう仰って下さると存じておりました」 時間も無いそうだし、早速森さんへ電話するか。 ……余り使う事のない番号を呼び出し、発信する。 僕から森さんに直接電話する事は殆ど無い。僕の森さんに対する「感情」は、機関に疑われている筈だから。 森さんはたった3コールで出たが、僕にはその時間がとても長く感じられた。 『どうした?古泉』 ……苗字で呼ばれた。森さんは今機関の人間と居る様だ。でも、今何も言わずに後で掛け直したりすれば、怪しいと自ら公表する様な物だ。そもそも、僕は機関員の携帯は全て盗聴されていると考えている。 「夕食でもご一緒にどうかと思いまして」 『ふぅん?珍しいわね。私、今日あんまり暇じゃないんだけど。……何か問題でもあったのならそっちが優先されるわね。いいわ、7時半にアンタの家の近くの、あの白い屋根のカフェで会いましょう』 「了解です。それではその時に」 『ん。』 彼女との通話はいつもの様に、挨拶無しでそのまま切れた。 確実に機関の人間が内偵に来るだろうな。喜緑さんと会話している所を目撃されている上、僕の森さんに対する行動までも、こうも通常のパターンと違っていては。 「……と、言う事になりました」 「はい。私はこれより一度帰宅して、透明化してから向かいます。その前にもう一つだけ、記憶の抽出を確実に成功させる為のお願いがあります」 「なんでしょうか?」 「あなた様から森様に「昨日の交換条件」に関連する話題を振って頂きたいのです。森様の脳内シナプスの発火現象が目標の記憶を保持している細胞へとリンクしている状態でしたら、記憶の抽出は即座に完了しますから。そうして頂く事で、失敗の可能性をほぼゼロに出来ます」 「解りました。では、機関の人間になるべく不審感を抱かせない様に注意しつつ、森さんにキーワードを投げ掛けます」 「よろしくお願いします。それから、もし万が一気付かれた場合には出来る限りの対処はさせて頂きます。私共としましても、あなた様を今日死なせる訳には参りません」 「その時は、よろしくお願いします」 「では、後ほど。恐らくお目には掛かりませんですけど」 ……とりあえず、森さんにキーワードを投げ掛ける直前までは、なんとか僕の真意を誤魔化す事ができる。 森さんの透視に対抗する最良の手段は目や顔の表情を全く見られない様にする事だが、他に全く手段が無い訳ではない。思考透視は長門さんや喜緑さんの能力の様に記憶を直接読む訳ではなく、心理と思考を追って読んでいる訳だから、読まれたくない記憶は絶対に思い出さなければいい。 ただ、人間の脳はそれ程単純に出来ていない。放置して置けば機能を維持するために色々な情報を適当に処理して暇を潰す。それを読まれてしまう。だから、他の考えを強く意識し思考を埋める必要があり、かなり疲れる。何しろ「~については考えてはいけない」とすら、考えてはならないのだ。 そういう理由で、僕の彼女に対する想いは尊敬の念で塗り潰して隠していた訳だが、それが逆にあの日の一件を引き起こした。 皮肉な事に、長い間森さんに対して感情を隠蔽していた事が実地訓練となり、透視に対抗する技術に関しては、今ではかなり自信がある。 ただ、それだけで本当にあの森さんに対して長い間隠し切れていたとも思えない。実際に勘違いされていたのは、彼女自身もそうであって欲しいと強く願う気持ちがあった為だろう。今なら良く解る。 とにかく森さん以外の人間の透視になら、相手がどんな熟練者でも僕が相当気を抜いていて1秒以上目を合わせ続けたりしなければ、まず大丈夫だろう。森さん相手よりもずっと楽なはず。 うまく森さんにキーワードを投げ掛けたら、次は長門さんに会って森さんと僕の記憶を消してもらう。それで大丈夫だ。 ……大丈夫だ。 家に戻った僕は、私服に着替える前にシャワーを浴びる事にした。 長い一日になる。……身体を洗うチャンスが、2度とは来ない可能性もある。 疲労を訴える身体を覚醒させる必要もある。 万一機関の手から逃れなければならない場合の事を考えて、熱めの湯で流すだけに留める。匂いのする物は使わない。 清潔なバスタオルで身体を拭き、ドライヤーで髪を乾かし、無香料ワックスを使いセットする。 卸したてのシャツの胸ポケットに、希望と闇をセットで移し、忍ばせる。 その上に着るジャケットで、それの存在を覆い隠す。 あまり使わない腕時計を手に取り、時刻が正確である事を確認し、身に着ける。 更に、携帯、生徒手帳、充電されている事を確認した「バイブル」を、身に帯びる。 財布を手に取り、小銭を取り出し、机の上に置く。 キーホルダーから家の鍵を抜き取る。 歩く時、音がしないように。 ……ふぅ。 よし。心機一転。準備万端だ。 少し早いが、本を1冊持って待ち合わせ場所に行こう。普段の僕ならそうする。普段しない事をしてはならない。腕時計は今日は必要だし、たまには使っているから問題無いだろう。カフェの壁時計を何度も見ていては、怪し過ぎる。 家を出て、ドアをロックし、鍵は財布の小銭入れに仕舞った。 段差を降り、道へ出た僕は、思わぬ夕焼けの美しさに心打たれ、天を仰ぐ。 赤からオレンジへのグラデーションに彩られ、空で燃える雲達。 黄金色に輝く太陽と、その光を受け黄色に染まる街。 長く伸びる建物の影達。 穏やかな風が髪を弄び、肌をくすぐる。 呼吸する度、体の内が洗われる。 日暮れ時の埃の匂いすら、芳しく感じる。 耳を澄ませば色々な音が聞こえる。 犬の鳴き声、人の話し声、車のタイヤの音。 ……ああ、僕は生きている。 長門さんを守るのは、僕の周りの世界を守る為だ。 何の事は無い。僕自身の為だ。 神人達と戦うのと、同じ理由だ。 僕自身を守ろうとするのと、全く同じ理由だ。 ……さあ、行こう。 意志の力が抗う為にあり、 信じる心が受け容れる為にあるならば、 今こそ、僕の意思の力が試される時だ。 歩いて10分程で、森さん指定のカフェに到着した。時刻は6時24分。待ち合わせの時刻まで、まだ1時間6分もある。 ガラス戸を押して店内に入り辺りを見渡すと、ちらほらと客の姿が見える。 ……どれも怪しい。どれも内偵に派遣された機関の人間に見える。 レジの横で待機していた20代後半の男性店員が、僕に気付くと営業スマイルを浮かべながら言った。 「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」 「ええ、1時間後に人と待ち合わせてはいるのですが、今は1人です」 「かしこまりました。おタバコはお吸いになられますか?」 「……いえ」 「ではこちらへどうぞ」 まあ私服だし、20歳以上に見えたのかもしれない。……いや、喜んでる場合じゃないな。 店の長方形の壁は、2辺までが大きなガラス張りになっていて、屋外にもほんの少し席がある。 後は、ファミリーレストランに近い構造。と言えば解りやすいだろうか。テーブルとテーブルの間には間仕切りがあり、隣の席の客と目が合う事は無い。 観葉植物が所々に配置されていて、カラーリングは白とクリーム色で統一されており明るい雰囲気だ。のんびりと読書をするのには向いている店だろう。まあ、店員に覚えられない為にも僕にはそんな事は出来ない。森さんと待ち合わせる場所すら毎回違うぐらいだ。機関の息がかかった店ならば話は別だけど、別の意味で落ち着かない。 この店のメニューには飲み物やケーキの他に、ちょっとした軽食もあるようだ。3人組の女子高生が、明るく会話しながらスパゲッティやサンドウィッチを頬張っている。 案内する店員に付いて行く途中、コーヒーを前にノートパソコンを睨んでいる30歳前後のスーツ姿の男性、子供を2人連れた30代中盤の疲れた感じの女性、20代中盤の並んで座ったカップルの横を通り過ぎ、最後に、2面がガラスの角の席で文庫本を熱心に読んでいる老人の手前のテーブルまで来た所で、「こちらのお席にどうぞ」と、窓際の席をあてがわれた。 大人しく言われた通りに座り、とりあえずアイスコーヒーを注文した。 視界の範囲を見渡してみたが、自然に目が合ってしまう位置には席が無い。窓の外は道路に面しておらずちょっとした庭になっていて、窓からは少し離れてテーブルが置かれているが、今は客は居ない。そのまた奥は植込みになっている。悪くない位置だ。店員の目を見ない様に注意すれば大丈夫だな。 とりあえず、必死に「リラックスして本を読んでいる」振りを始めたが、すぐに先程とは違う店員がアイスコーヒーと伝票を運んで来た。20代前半の女性。……いえ、解っています。細かく観察してしまうのは僕が疑心暗鬼に陥っているだけの事です。 もう少し機関の訓練を受ける時間があれば。もう少し緊張しないで済んだのかもしれないのに。 いっそ「僕」と交代してやりたくなるが、こんな所で擬態なんて、普段の僕なら絶対にしない。 アイスコーヒーを一口飲んでみる。……味が全く分からない。とりあえず、シロップとミルクを適当に入れ、ストローでかき回す。 本を読む振りに戻る。全く内容が頭に入らないが、とにかく自然な速度で目を進ませ続けページを繰る。後で読み直しておかなければ。探りを入れられるとまずい。 30分程すると、子供2人連れの女性とカップルは出て行った。 代わりに夫婦風な男女が入って来た様だが、よくは見えなかった。 ……そろそろ喜緑さんは来ているだろうか。いや、もう大分前から来ているだろう。 ああ、それにしても時間が経つのが遅い。時間はどうしてこうも僕らを目の敵にするのだろうか。 至福の時間はすぐに過ぎ、苦痛な時間はいつまでも長い。いかにも「僕」の好みそうな話題だが、そんな話をグダグダ聞かされたらそれこそ時間が経つのが遅くなる。変な話だが、時折僕は「彼」に同情する。 アイスコーヒーの氷がすっかり溶け、2層に分かれた。……もう飲みたくない。 先程から腕時計を見たくて仕方が無いのだけど、見た所で何かが進展する訳でもないし、普段森さんを待つ間に見ていないような気がするので、なんとか我慢している。森さんは遅刻する時は必ず連絡をくれるし。 今度は3人組の女子高生達が出て行った様だ。 代わりに誰かが入って来た。 と、思うと女性の足音が近づいてきた。森さんの通常時の足音のパターンだ。正念場だ。 「待たせたわね。一樹」 至近距離から森さんの声。当然名前で呼ばれた。森さんも周囲に機関の人間が居る可能性を考慮しているのだとしても、普段2人の時は名前で呼ぶ訳だから、そうしなければ不自然だ。腕時計を確認すると7時27分。 自然な動作で僕の向かいのシートに座った森さんは、チラッと2層に分かれたアイスコーヒーを見たが、ぬるくなった僕のグラスの水の方に手を伸ばし、一口啜って喉を潤すと、伝票に手を伸ばしながら言った。 「アンタの方から私を呼び出すなんて、今日部室で何かあったの?」 「ええ。少々興味深い事が」 涼宮さんと香水の事件で思考を満たし、森さんと目を合わせる。 僕の緊張感を読み取った森さんの伝票を掴んだ手が一瞬引き締まるが、すぐ元に戻る。それ以上はまだ読まれていない筈だ。いつも通り、その綺麗な顔からは何も読み取れない。 「じゃあ詳しく聞かせて。とりあえず夕食に行くわよ、出ましょう。私お腹すいちゃった。今日実はロクな物食べれてないのよ」 早速腰を浮かせる森さんに、僕は言った。 「ええ。ところで、何もここの代金まで払って頂かなくても……」 森さんが目にした僕の伝票は絶対に払わせて貰えない。待ち合わせ時間までの物もだ。だから僕は彼女が来る予定時間の15分前に精算しようとした事がある。するとレジの前で突然現れた森さんに伝票をひったくられ、 「やめてよね。結局私は待ち合わせの何時間前に来なきゃいけなくなるのかしら?暇じゃないのよ」 と、言われ、その後法外に高いフレンチレストランに連行され、追加分だけで2人前はありそうなフルコースを残さず食べろと厳命された。だから森さんの前では何であろうと支払おうとするのは諦めた。ちなみに、その一件以来フレンチは少しトラウマになっている。払わせて貰える彼が心から羨ましい。 それを、あえて今更言った意味は一つ。まだ僕はここを離れられない事を森さんに知らせる為だ。 「なぁに?アンタ、上司である私の厚意が不服なのかしらね?度胸だけは1人前になって来たかしら?でも、誰がボスだかもう一度キッチリ解らせて置く必要がありそうね……」 彼女はそう言いつつスッと片眉を吊り上げ、座り直す。 「いえいえ、そんなつもりはありません。いつもとても助かっています。昨日は命まで助けて頂いた程ですし。森さんに対して不服な事など何もありません。とんでもない事です」 森さんがその美しい眉根を寄せる。僕が真意を読まれない様に抵抗しているからだ。 「言ったでしょ。私は何も大した事はしてないわ」 「僕は交換条件などに乗らないで頂けた事が、とても嬉しいんですよ」 森さんの顔から表情が消えた。僕の思考が喜緑さんとの会話と繋がった事で、彼女も僕の真意を読み取ったのだ。そして、それは同時に近くに隠れている筈の喜緑さんも、森さんの記憶を確実に読み取った事を意味する。これで情報統合思念体も納得し、長門さんは危機から解放された筈。……良かった。ここまでは順調だ。ふぅ……。根本的な解決にはならないけど。 後は誰にも目を合わせないよう注意して長門さんと会えばいい。彼女に僕の記憶を読むよう促すだけで、全てを正しく処理してくれるだろう。処理された後は、問題があった事すら僕と森さんは覚えていない筈だ。まだそれまで気を抜く訳には行かない。 ここで喜緑さんに改竄して貰っても良いが、彼女の言う事が正しいならすぐに長門さんが現れるだろうし、そうなると機関の内偵者が益々不審がるだろう。僕と森さんにも常にマークが付くようになるかもしれない。それは願い下げだ。常にマークされている長門さんと喜緑さんには悪いけど……。 また立ち上がりながら、森さんが言う。 「マアいいわ。とりあえず食事に行くわよ。あ!そうだ。長門さんも誘いなさいよ。それぐらいの礼をしても咎められる様な事はないし」 ……森さん。やはり、あなたは素晴らしい。この彼女の透視と機転で、機関の連中から見てもあまりおかしくない流れで長門さんに会える。 「それならば、今日ばかりは僕が……!?」 突然、ゴン!という大きな音が、僕の横、大きな1枚ガラスのウィンドウの方向から響き、森さんを追って立ち上がろうとする僕の動きと言葉を遮った。 僕は緊張し、シートに一度腰を下ろすと、思考を今の物音で埋めてから、ゆっくりと振り向く。 ガラスの音がした辺りには外側からベットリと泥が付き、コンクリートの上にたっぷりと水分を含んだテニスボールが転がり、カタツムリの様に地面に道標を付けている。 ふぅ。……なんだ。子供の悪戯か。驚かさないでくれ。心臓に悪い。しかし内心の安堵を表に出さない様にしなければ。 それにしてもわざわざ泥だらけにしたボールを用意してまで、嫌がらせをしたいものかな。全く、悪ガキはこれだから……。 今度こそ立ち上がろうと机に手をつきながら、ズルズルと滑り落ちゆく窓ガラスに付いた泥に目を戻すと、誰も居ない筈の方向、ガラスの中で誰かと目が合った。 間仕切りの向こう側に座った老人が、僕と同じように泥を見ているのだ。夜の暗闇と店内の煌々たる明かりが、いつの間にか透明なガラスを鏡に変えていたのだ。ウィンドウの中の背中を丸めた老人は僕と目が合うと、顔を皺だらけにして笑った。 ただその笑顔、口も、目尻も、持ち上げられた眉も、どう見ても笑みの形なのだが、二つの洞穴の様な目だけが全く笑っていない。その暗い目の淵から漆黒の闇を垣間見てしまった僕の背筋に、ゾクりと、冷たい抜き身の日本刀をピッタリと押し付けられたような悪寒が走る。 目を逸らさなければと解ってはいるのだが、その異様な表情に思考も身体も凍りついた。 老人の表情が再び一変する。 ……新川さんの顔に。それに釣られ、恐怖で張り詰めていた僕の緊張の糸がブツッと切れた。 ……僕は何を……しまった……新川さんは……既に1秒……まずい!喜緑さん!記憶を 僕が考えるのより早く喜緑さんが彼の記憶を改竄したのか、立ち上がり掛けた新川さんの表情が空虚になる。 しかし、口を手で覆った森さんが怖いような早口で言った。 「遅かった!新川…「アイツ」の口が動いていた!既にバックアップに伝わった!」 新川さんの顔に生気が戻り、恐ろしく慣れた手付きで左胸の内ポケットに右手を入れる。が、その手を出そうとした新川さんの表情が再び消え、彼の左耳の辺りで何かがパチッ!と小さく弾けた。 喜緑さんが再び彼の記憶を改竄し、彼に指示を伝えた通信機を破壊したのだ。 通路を見ると、僕を席へ案内した男性店員が営業スマイルを浮かべいつの間にか近付いて来ていた。森さんが瞬速の動作で振り向きざまにその男のみぞおちへ肘打ちを一閃させると、男は声も上げず悶絶し崩れ落ちる。それを一瞥した森さんが唇を全く動かさずに押し殺した声で言う。 「とにかくここは私に任せて行け!見つけたタクシーの最初の2台は絶対に使うなっ!」 と、とにかく、今は森さんの指示に従おう。 僕は急いで立ち上がった。状況が理解できず呆然とした新川さんは、僕が立ち上がるのと反対にシートに身を沈める。 彼の方を見ると、今まで見えなかった位置、座った新川さんの背中側のガラスに、薄黄色をした幅広のクリアテープが十字に貼られている!あれは衝撃分散の……!狙撃され── 「伏せてっ!一樹っ!」 森さんの声と同時に、テープの十字の交差位置を透かして空気が動いたように感じ、 ガラス全体に映った店内がブレた。 ダメだ 間に合わな── その四半瞬後、先程まで森さんの座っていた場所に、忽然と蜃気楼の様な人影が浮かび上がる。 自分の移動速度で北高のセーラー服を翻し、ショートヘアーをなびかせたその影は、素早く突き出した右腕を折り曲げ、逆手に何かを掴んだ。 ゥゥンギュルルム 異様な音と皮膚の焦げる悪臭が、耳と鼻を抜け、銃弾の代わりに僕の脳に届く。 テープの交差位置にガラスを貫通して小さな丸い穴が開いているが、テープの効果でガラスにヒビは入っていない。 スナイパーライフルに取り付けられているであろうサプレッサーにより、夜の闇の中で目立つ筈だったマズルフラッシュと、発砲音の高音域は消され、微かな低音だけが辛うじて聞こえた。 振り向きながら一瞬何もない方向へ視線を結んだ長門さんは軽く頷き、次に森さんで目を止め、最後に僕と目を合わせると、掌の中の未だ赤熱している弾頭をテーブルの上にポトリと落とし、二言だけ発した。 「来て。今度は私の番」 長門さんは有無を言わさずサッと手を伸ばし僕の右手を強く握ると、突然もの凄い勢いで走り始めた。森さんの感情の表れない目が遠ざかる。ガラスの扉が前もって勝手に開き僕達を通す。店員と他の客達が驚いた表情を形作るより早く、僕達は道路に飛び出した。 僕も足には自信はある方だが、今までこれほど速く走った覚えは無い。恐らく、他のどんな人類の記憶にも無いだろう。長門さんが何かした以外に無い。 風も、走行する車すらも追い抜く程の速度で引っ張られている為に、呼吸もままならず、このままでは酸欠で倒れる!丁度僕がそう思った時、長門さんが急停止して僕の手を離し、右手を僕に向け突き出して何事か聞き取れない声で呟く。 忽ち僕の呼吸が正常に戻り、頭がスッキリしてきた。 僕へ向けられた彼女のその掌には、バーナーで真っ赤になるまで熱した回転中の電動ドリルを強引に握力で止めたかの様な、凄まじい痕が残っている。……僕の呼吸など、どうでもいい。その手を先に治して欲しかった。 しかし、反射的にそう言おうとした僕が目を合わせた彼女の瞳には、明確に不思議な感情が浮かび上がっていて、話かける事を躊躇わせた。 そのまま道路へ向き直った長門さんがその手を真っ直ぐに挙げていると、すぐに流しのタクシーがウィンカーを光らせながら停まり、オートドアを開く。車内灯が光る。 思った通り、その頃にはもう長門さんの手の傷跡は綺麗に消えていた。 「大丈夫。これは4台目。後部座席の下に圧縮ガス噴霧装置は無い。毒物を塗布された針、銃、刃物の類も確認できない」 ……ガス?機関の……いや、そうだ。今はそんな事より重要な事が……! 「長門さん。しかし、森さんが!」 「安心して。喜緑江美里が現場を制圧する。森園生や私があなたの逃走を幇助した形跡と記憶は残らない。周辺に存在する衛星への通信機器も一時的に使用不能にした。早く乗って。私に対するスキャンの予定はキャンセルされていない。時間が無い」 僕は長門さんに促されるまま、タクシーへと乗り込む。 彼女は僕が奥につめるのと同時に乗り込み、シートに腰掛けた。 「お客さん、どちらまで?」 運転手の問い掛けに、長門さんが半ば被る程に即答する。 「光陽園駅前公園へ」 「こんな時間に公園?ああ、もしかしてあの駅前の大きなマンションですかね?」 「そう」 「あれね。分かりました。エントランス側に行きますよ」 小さな音を立ててドアが閉まり、車内が暗くなると、タクシーはエンジンを静かに唸らせて走り出す。 「今直ぐ朝比奈みくるを呼び出して欲しい。私が交渉した場合と比較して、説得に必要とされる時間が短い事が推測される」 長門さんが言った。唐突だ。 「わ、分かりました」 有無を言わせない彼女の雰囲気に気圧された僕は、素直に従うしか無かった。 僕が朝比奈さんに電話すると、すぐに長門さんのマンションへ向かうと約束してくれた。どうせならタクシーで拾いましょうか?と訊いて見たが、彼女はどうやら、丁度今日は学校帰りに食事を済ませて買い物をしていたらしく、15分強で到着するとの事だ。 ところで、すごく気懸りな事がある。 「何故、情報統合思念体は、まだ長門さんをスキャンするつもりなのですか?まだ完全には納得していないのですか?」 「整合性を確認する。私はそう伝えられている」 「なるほど……」 これは、本当の所は彼女にも解らない。そういう意味だ。でも、長門さんが僕を助けに現れる事が出来たという事実が、彼女への冤罪の疑いが晴れた事を示している。崩壊因子さえ組み込まれなければ何も問題はない。まあ喜緑さんを全面的に信用したら。という前提ではあるけど。 それにしても、あの時長門さんが来てくれなかったら、僕は確実に脳を撃ち抜かれていただろう。もう半瞬遅いだけで間に合わなかった。 しかし機関も、数多くの面で情報統合思念体と大差無い。あんな人目のある場所で額に銃創を負って即死した僕の体を、どうやって事後処理だけで「事故」に見せ掛けるつもりだったのか知らないが、叛逆行為が発覚した直後に狙撃だ。一応その冷酷さを知っていたつもりだったが、知識と実体験は違うな。 はぁ……。 考えたく無い事だが、喜緑さんが現場の機関員の記憶を全て書き換えたとしても、既に「衛星」に情報が残されていると考えなければならない。TFEIの介入が予想される場合、いかなる場合も行動に移る前に必ずそうする事が義務付けられている。つまり、新川さんが最初に記憶を失い呆然とした後に、指令を受け胸の内ポケットに手を入れた時には、既に何らかのメッセージがアップロードされていた筈。……だが、それまでの時間は非常に短かった。 「バイブル」を取り出し、電源を入れ、IDとパスワードを入力し、更新ボタンを押す。 ……まだ、僕の権限で閲覧できる階層には、直接僕に関するメッセージは無い。 だが確実に、先程のカフェの隣のビルにでも、新川さんを読唇か盗聴して即、衛星にメッセージを送信、同時に狙撃手と店内の機関員に処分命令を出した機関幹部が居た筈だ。恐らく新川さんの変化を見てTFEIの情報操作を受ける前に「衛星」にメッセージを送るには、メッセージを簡略化して幾つかの単語をアップロードする時間しか無いと判断したのだろう。 ……森さんと同程度の処理判断力だ。 となると、そのメッセージが解読不能であるとは考えられない。 恐る恐る、予定表ページを見てみる。すると予想通り、僕に諦めさせるに足る言葉が、今日の予定の最後の行に追加されていた。 ・2400 零時会議 それは反逆者判定を下す会議。 名前の通り、0時丁度に開会する。閉会するのも0時。いや、24時間続く訳ではない。判定が既に決定された状態で、形式的に開催されるだけだからだ。 そして、処分命令が下されない事に決定した場合は、この予定ごと削除される。つまりこれは実質死の宣告であり、大抵の場合本人は死ぬのが誰だか分かる。だから、諦めて先に自殺するケースが多い。 そして機関の人間は皆、寝不足になる。もしかしたら実は自分かもしれない。よく知るあの人かもしれない。そういった恐怖に苛まれ眠れなくなってしまうからだ。 でも僕は、今夜は睡眠不足になる事は無い。……2度と不足する事は無いな。 これが、機関員間での恋愛が禁止された主な理由だ。機関は、構成員を「処分」する度に、貴重な人材を2人ずつ失いたく無いからだ。 僕はもう一度ポケットから携帯を取り出し、電源を切った。 機関からの呼び出しに応じる訳には行かない。無視するのも面倒ではあるが、静かな場所で位置特定の為に鳴らされる危険がある。 ……何より、森さんとは、もう会えない。言うべき言葉も、見つからない。 あの時、長門さんに手を引かれ走り出す瞬間、森さんと目が合った。 その目は喜緑さんに記憶を消された直後の新川さんの目とそっくりだった。 彼女も喜緑さんの情報操作を受けたのだろうか。 ……それとも、僕の未来を予測したのか。 機関の追跡から逃れるのはTFEIでもなければ不可能だ。匂いを消し、音を消したぐらいでは何も変わらない。もし長門さんに僕の外見を別人に変えて貰っても多分駄目だろう。……客観的に見て、僕はもう絶対に助からない。奇跡でも起きない限りは……。 ……いや、涼宮さんの力は絶対に借りられない。ジョンは必ず止めなければならない。 強大すぎる自らの力の存在を知った涼宮さんの精神が崩壊する可能性がある。わが身可愛さに、涼宮さんを危険に晒すなんて事は出来ない。それに僕らの今までの努力を全て否定する事にもなる。 これは、僕の失敗がそもそもの原因だ。身から出た錆だ。覚悟は出来ている。 そういえば、長門さんに崩壊因子が組み込まれる予定だった時間も、今夜0時だったな。やはり、運命の転機点は重なり易い物らしい。 ふぅ。 思ったより僕は冷静だな。でもその代わりに、僕の隣に座っている彼女が、普段平静を貫き通し感情を殆ど顕にしない彼女が、今は冷静には程遠いピリピリとした威圧感を纏っている。……でも、僕は不思議とそれを怖いとは感じない。 「喜緑さんの新川さんに対する情報操作で、お気付きになられたのですか?長門さん」 僕が訊くと、彼女は真っ直ぐ前を向いたまま答える。 「そう。既に状況は喜緑江美里から伝達され把握している。説明の必要は無い」 少なくとも、彼女の口調はいつもと同じだ。それにしても、彼を介さずにこうもマトモな返事が貰えるのは、初めてではないだろうか。 「喜緑江美里が、記憶の改変が間に合わなかった事について、あなたに謝罪したいとの事だった。ただ、その瞬間喜緑江美里は他に優先度の高い3つの状況に対応していた。記憶改変が間に合わなかった事自体は仕方が無かった。喜緑江美里の責任は、私を騙した事と、密かにあなたに協力させた事」 「ですが、僕が協力しなければ長門さんが。喜緑さんも長門さんに好意を持っている様ですし、助けたかったのでしょう。僕も、同じです」 「……」 長門さんは納得していない様だ。威圧感がピリピリからビリビリに変わった様に感じる。 ……そう考えていると、突然彼女が言った。 「あなたの組織の戦略と戦術は、大抵の場合に於いて合理的且つ効果的」 確かに。 「……そうですね。そうあなたが言ったと上層部が聞いたら、最高の賛辞と受け取るでしょう」 「そうじゃない。私は誉めていない」 そういう意味か……。僕の胸に熱い物が込み上げてくる。彼女は、機関の冷酷さ、理不尽さに対して憤っているんだ。……僕のために。 少しの驚きと、諦観に裏打ちされた喜びを以って彼女を見ていると、彼女は彼女にしては大きく、しかし客観的に見て微かに俯き、その後少しだけ僕の目に目を合わせ、 「……礼を、言う」 ポツリと言った。 狭い空間を圧倒していた彼女の怒りが、引き潮の様に感じられなくなって行く。走行中のタクシーのタイヤの音が、急に大きく、耳に響く。 「やめてください。そもそも全ては僕が招いた事で、僕があなたを巻き込んでしまっただけです。……僕があんな怪我さえしなければ……」 「私の処分が検討された事に関し、私があなたの肉体を修復した事実は間接的要素でしかない。その上あなたはあなたの責務を果たそうとして負傷した。その責任の一端は私にもある。私が事前に彼らの諍いの原因の重要性を正しく理解していれば、あの様な事態には陥らなかった」 こんな話をしていても、運転手はまるで耳が聞こえないかの様に関心を示さない。実際に聞こえていないのかもしれない。 「長門さん。どうか、ご自分を責めないでください。長門さんは出来る限りの事を僕にして下さいました。喜緑さんも。……不甲斐無いのは僕の方です」 「違う。個が対抗出来得るならば、組織に存在価値など無い。あなたこそ出来る限りの事をしてくれた。それに、私の番はまだ終っていない」 長門さんが言うと、重い説得力を孕む言葉だ……。というか、気を遣ってくれているのか。長門さんが、僕に。……。 「では、僕は僕のしたいことをしただけです。あなたが昨日今日と僕を助けてくださったのと、同じで。更に言えば借りは僕の方が1つ多い……最早この借りを返せるかどうか、分かりませんが」 「……私はただ、指示に従っただけ」 「いいえ。あなた自身も僕を助けたかった。そうでもなければ、特に先程のは絶対に間に合っていない。ですから僕もあなたに礼を言います。ありがとう。長門さん、嬉しかった。……でも、本当はこんな言葉、足しにもならない。言語では表現の深度に限度がありますからね。あなたには釈迦に説法でしょうけど」 「……」 彼女が僕を見た。透視できなくても、これぐらいなら彼でなくても分かる。 ならば、言葉はもう必要ない。……だ。 これは彼に向けられる無言と同質の物だ。根源となる感情は別種だけど。 とても嬉しいけど、僕に残された時間は余りに短い。 ここに来て、この長門さんの意思表示は、ただ僕の喪失感を強くさせた。 「ところで、何故朝比奈さんを?」 「……私の部屋には今、彼も居る」 「僕もこれからそこへ?」 「……」 「何故です?」 誰にも、無駄に辛い思いはさせたくない。 「…………」 彼女はまた無言になった。 ただ今度のは、何だか僕が話し掛けるのを拒絶する雰囲気だ。 ……困ったな。 彼らが僕を助けようとしてくれたら、それは、まあ確かに、嬉しい。 でも、ダメだ。どう考えても、無理だ。 彼らが僕を助けようとしても、失敗して余計に傷付くだけだろう。 今、僕が出来る事は2つしかない。 この運命を受け容れず、否定し、目を背け、自分を貶めるか、 全てを受け容れ、静かに待つか。 ……しかしまさか、あの老人が新川さんの変装だったとは。全く気付かなかった。 それに、あの目。ウィンドウに映った、彼のブラックホールの様な目。あんな物は今まで見た事が無い。 その後の彼の行動を見ていても、命令に従い僕を「処分」するのに一片の躊躇も無い様子だった。 ……そう言えば、森さんからこんな話を聞かされた事がある。 僕達が擬態の人格を作る時、鏡の部屋の中で1週間から1ヶ月間という長い時間を掛け、自らに一種のマインドコントロールをする。そうして本来の自分の性格では「なり切れないもの」、「嫌いなもの」にもなれる、本来の自分とは違う嗜好と性格を持った擬似人格を作り出すのだ。それが擬態だ。 でも、擬態中も本来の自分がそれを俯瞰で見ている様な感覚が常にあり、あまり本来の自分と価値観の掛け離れた行動は、やはりできない。 そしてここからが本題だ。以前に、薬物を使って人によっては長過ぎるその擬態作成に必要な期間を、強引に短縮しようという研究があったそうだ。 成功例もあったらしい。しかしその薬物は、人によって効果に顕著な差が生じた事と、その薬物に依って生まれた擬態は完全に本人の精神から乖離し、本物の多重人格者になってしまう危険が付き纏う事が判明した為、その研究の継続は機関の中でも表向き禁止された事になっている。 その乖離した人格は普段の記憶も全て持っているが、元来の人格はその乖離人格で居る間の記憶が全く無い事と、本人はその人格の存在を感じ取れない事から「上位人格」と呼ばれる。 そして、上位人格を持つ人間は、他の擬態も徐々に差別化が進み個性的になり、本物の多重人格者に近付いて行く。 森さんはそう言っていた。 そういえば新川さんの擬態は音楽の趣味、食べ物の好みまで違う。能力まで。全て彼が意識してやっているのだと思っていたけど。ただ、今考えてみれば、どうして森さんがそんな話を僕にしたのか。ガラスに映ったあの彼がその上位人格だったと考えれば、辻褄が合う。彼女は先程「新川」と呼んだ後、「アイツ」と言い直していた。 つまり、森さんは知っていたのだ。新川さんの上位人格を。そしてアレは、恐らく新川という名前ですらないのだろう。 機関が今まで、新川さんの上位人格に何をやらせていたのか。考えなくても判る。 ……なんと云う惨い事を。普段の新川さんは根っからの善人なのに。 確かに、奇麗事だけではどうにもならない物事は存在する。創設当初の機関の混乱を収めるには他に方法が無かった事も理解できる。しかし……。 あの目は……。機関の闇そのものだった。 簡単に透視できた。簡単に透視できたが、何も読み取れなかった。全く感情のある生き物には見えなかった。……目を逸らせなかった。虎と目が合ってしまった野兎の様に、目を逸らした瞬間狩られるのではないかという恐怖に捉えられ、身動き一つ出来なかった。 何の感情も持たず、指令を受けたら直ちにそれを実行する。ただそれだけだった。あれこそ正に情報統合思念体が求めている「人材」かもしれない。 だから平時の新川さんの表情を一瞬見せられた時、不覚にも安堵して自分の置かれた状況を全て忘れ、我に返って、見せてはならない記憶を思い出してしまった。 悔しい。 ……ごめん。森さん。僕はどうやら一番肝心な所で失敗してしまったよ。 ごめん。僕の意志力では運命に抗うには足りなかった。 僕は残された時間、なんとしてでもあなたを避けなければならない。 あなたが何をしようとするかぐらい、見当が付くんだ。 さようなら。森さん。出来る限り早く忘れて下さい。 僕が全てを受け容れると、胸ポケットの中身が、僅かにその重さを増した。 第8話「オセロ」へつづく 私の選んだ人リストページ
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私の選んだ人 第8話 「オセロ」 「今から約19分前、古泉一樹が、情報統合思念体と『機関』の間で半ば暗黙の了解的に認知されている停戦協定に於ける、現時点で設定されている有効期限以後に、わたしの自律行動を停止させようとする情報統合思念体内部での動きを取り消させた。それを受け、『機関』は今回の古泉一樹の行動を明確な叛逆行為であると結論付け、ルーチンに従い今夜12時0分0秒にその処分命令を下す事を予定している」 状況が把握できていない俺、心なしか怒っている風な長門、先程から落ち着きも無く血の気の失せた白い顔の朝比奈さん、珍しく笑顔のストックを切らせているらしい古泉の4人は、長門の部屋のリビングで布団を外されたコタツテーブルを囲み座らされている。 配置は俺の正面が長門、右側が朝比奈さん、左側に古泉。っとまあ、一応参考までにな。 んで、最初に口を開いたのがこの会の主催である長門。そしてその主催者による開会の挨拶が、今のだ。 そもそも俺達が今こうしてハルヒを蚊帳の外にした鬱パーティを開催している理由も俺にはサッパリ見当が付かんのだが、今の長門の発言の意味もまるで解らん。長門にしては長台詞で、1つ1つは辞書がなくとも一応理解できる単語で構成されていた。これは恐らく俺にも解るように説明しようとしているんだろうが。……ははは。誰か解るなら教えてくれ。礼と言っては何だが長門手ずから淹れた煎茶の残りぐらいならやるぞ。どうだ?俺の飲み残しでよければ、だが。 ……ああ悪い。前言撤回だ。一滴も無かった。今飲んじまったからな。 喉もほどよく潤った所で、とりあえずこうなった経緯を説明しておこう。 今朝登校した俺に例によって懸案事項が降りかかった。敢て説明するのも煩わしいが、朝比奈さん(大)が俺の下駄箱に直接投函した手紙だ。いや、投下されたと言ったほうがしっくりくるか。 どうせ知りたくもない内容であろう事は、マイ上履き上に設置された異物を目撃した瞬間から予感していたが、まあ、目に入っちまった物は仕方ない。まさか便箋ごと破って捨てたり、下駄箱ごと爆破したりする訳にも行かないだろ?迷わず俺はその淡いピンク色の爆弾をブレザーの内ポケットに捩じ込み、爆弾処理場、もとい学校唯一のプライベートスペースへと足を向けた。 そして、男子トイレ個室のドアをロックした俺が投げ遣りに開封したその手紙には、既に見慣れた丸っこい文字でこう書かれていた。 『今日はSOS団にとって、本当に大変な1日になると思います。 長門さんを気にかけてあげてください。 例によって詳しい事情は書けません。ごめんなさい。 でもキョン君なら大丈夫だと信じてます。 みくる』 ……またですか。また、肝心の部分が何も解らない、当てる気のない占い師が書いた風合いの怪文書ですか。ここまで予定通りだと実は俺の方が未来人なんじゃないかと思うぜ。 大体こんな説明にもなっていない情報だけ押し付けられ闇雲に「信じてます」と云われましても。嬉しくも無ければ荷が重いだけで、結局俺の頭、肩、気分、授業中限定で瞼(ってそりゃいつもか)、を重くさせる効果しか生じないのですが。……相変わらず、可愛らしいのはレターセットと丸文字と本人のお姿だけで、書かれている内容は俺を心底不安にさせてくれる。 それでも、未来の彼女もまだSOS団を心配してくれているらしい事も伝わってくる文面ではある事だし、長門に気を遣えと言われ俺に否やは無い。むしろこれ以上どう気を遣えばいいのやら分からん程なのだ。少なくとも自分ではそのつもりだが……。まあやってみるか。と、そう思った。 授業も終わり、文芸部室での平穏無事ならぬ平穏無為なる時間が過ぎ……とも言い切れない個人的で些細な事件に見舞われたりもしたのだが主旨から著しく外れるため割愛する……団長閣下様によるありがた~い本日解散命令が下知された後、俺はタイミングを見計らって部室を辞する事で、要領良く長門と並んで下校する事ができた……のだが、そこからが良くなかった。 何しろ、よくある星座占いの「今日の運勢」と似たり寄ったりな内容の手紙一枚を読んだだけで十を知る事が出来る程には俺の頭は出来が良くない。仕方もなしに「最近どうだ」やら「何も問題無いか」など、要領を得ない事この上ない質問を投げ掛けるしか無かった俺は、予想通り、何の目新しい情報も獲得するには至らなかった。 その時の俺に対する長門の返答は、一貫して「普通」「問題無い」「大丈夫」「そう」「……」の5択で、それ自体は長門のステータスがノーマルである事を示すハズなのだが、俺はどうにも心に引っかかるものを感じていた。長門が何か俺に隠している様な気がしてな。それも「本当は言いたいのだが禁止されている」といった雰囲気に感じられ、どうにも収まりが付かず、そのまま長門と俺の帰路の分岐点に到達してしまった俺は、理屈の説明できない焦燥感に捉えられ別れそびれていたのだが……。 立ち去ろうとする長門を引き留めて無意味な質問を繰り返すこと数度、長門から「来る?」との提案を受け、それを「帰る前に、自分の家に寄って行くか?」というセンテンスの長門風省略形だと解釈した俺は、二つ返事でそれに同意し、図々しくも無理やり引き摺り出した感のある招待に甘える事にした。 んでまあ、長門の部屋に上げて貰ったはいいが、特に気の利いた質問を考え付きもしなかった俺は、なんら進展無く、何ひとつ聞き出せぬまま徒に時間を過ごし、煎茶を振舞われ、あまつさえ夕食まで馳走になってしまった。 ちなみにその夕食の献立は、何故か塩コショウのみで味付けされた骨付きステーキ2枚(1人前が2枚だ)と、ライス大盛、巨大な皿に威風堂々と聳え立つキャベツ千切りの山(標高20cm超)と、ナノグラム単位で均等に4等分されているであろうトマト1つという、大胆、且つ、局所的に精密極まりない物で、今回は一応長門の手料理というのもあり、俺の感動がスパイスになっていた為か、長門が上手に焼いたのか、世辞ではなくかなりうまかった。量については流石に「異議あり」だったが、結局俺はどうにか全てを腹に収め、結果として胃腸が突然の暴食に対する囂々たる非難を強い圧迫感を以って表明している。が、馳走になって置いてそんな事を云うとは、無礼者め。……帰宅した暁には必ずや胃散攻めにしてくれよう。覚悟しておけ。 まぁそんなこんなで、結局俺は長門に気を遣うどころか逆に世話になりっぱなしな上、どうも長門の俺を観察する目付きが、何年か前に妹が夏休みに育てていた朝顔を監視していた時の目に酷似している事に気付き、落ち着かない気分になり始めた頃合だったか。突然立ち上がった長門が「帰らないで待っていて」と、不可解な発言を残してトイレの方角へと消え、待つ事おおよそ12分。俺がそろそろ不安を感じ始めた辺りで、トイレへ向かったハズの長門が玄関から古泉を連れて戻って来た時には驚いたね。……1つだけ確かなのは、少なくともトイレではなかったって事だ。 突然古泉を連れ戻った理由に関しても一言の釈明も無く、しかも何やら謎に重苦しい雰囲気の中、「もう少し」とだけ言われた俺であったが、流石に何かが起きたって事ぐらいは察した。まあ、朝比奈さん(大)の手紙もあったしな。 そして待つ事更に数分。俺がなんとなく思っていた通りに朝比奈さんが到着し、今に至る。以上、説明終わり! なにやら前置きがやたら長くなっちまったな。つーことで、ここいらで恐らく多分重要らしい気がする最初の長門の長台詞を改めて思い起こしたい。……所なのだが、理解していない物は当然覚えられないというこの歴然たる事実。テスト期間の都度思い知らされている身である。無理なものは無理だ。無理が通らなければ道理のみが有効性を持つのだ。しかし言ってる本人もよく意味が解らん言い草だね、これは。 今回の長門の説明は、朝比奈さんの反応を見る限り、俺以外には十分理解できる内容だったらしい。先程の長門の第一声を聞いた途端、ここへ来た時から既に不安げに眉を寄せ俯き加減だったその愛らしいお顔が、みるみる内に真っ白になった。心配なのだが、声を掛けるのを躊躇わせる重苦しい雰囲気が朝比奈さん自身を含めたこのリビングを押し包んでいる。 「あー。長門?悪い。さっきのは一体どういう意味だ?もう少し俺にも分かる様に説明してくれ。頼む」 完璧なフォームで正座した長門の白い顔だけが廻り俺を捉えると、薄い唇を小さく開き、 「古泉一樹が、『機関』の意向に反し、未来のわたしに対して延命措置を施した。このままでは今夜12時に古泉一樹は処分される」 と、断言した。 ……ありがとう、長門。今度は判ったぞ。……俺には全く解らないって事がな。 「すまんがまるで解らない。意向とはなんの事だ?んで、未来の長門の延命措置?それから処分だったか」 「彼らが自らを指し『機関』と呼称するその組織は、わたし、あなた、涼宮ハルヒ、古泉一樹が、現在持つ高校生というステータスから開放された後の未来のわたしが自律行動を維持できないのならば、それは彼らに取ってプラスに働くと判断している。古泉一樹はその『機関』の意向を知りながら、意図的にわたしが自律行動を維持不可能になる予定を打ち消す作用を及ぼす行動を取った。それは『機関』への叛逆行為に当たる」 ううむ。これではどうにも。……と、俺を見兼ねたのか助け舟を出してくれたのは、いつものスマイリング・ウンチク垂れ流し野郎ではなく、セラフィック・スマイルの持ち主、朝比奈さんの暗く沈んだ声だった。 「長門さんが、みんなの卒業後に、そのぅ、……統合思念体に……される予定を、古泉くんがキャンセルさせたんです。でもそれは、『機関』を……裏切る事で……」 天界から追放されたばかりの堕天使的な顔付きをして、俯き、ボソボソと喋る朝比奈さんは、まるでアルマゲドンの到来を知らされた様な雰囲気を体現している。これは本気でタダ事ではないらしい。……やっと俺の危機管理ゲージの針が、イエローゾーンからレッドゾーンに入る。 「長門を処分だと?……だが、それはもう解決した。んで、長門を『助けちまった』古泉に、『機関』がケチをつけている。と……。何もかも納得できんのだが」 俺の知らない間に何やら大変な事があった様だ。が、俺が何を言わずとも、古泉の奴、長門を助けたって事らしい。「長門さんが窮地に陥った場合は、一度だけあなたの肩を持つ」とかなんとか、勿体付けやがった癖にな。まあ、そんな所だろうとは思っていたが。 そこまではいい。見直したぞ古泉。……だが、そもそもが長門を処分される予定ってのも納得いかんし、それを助けた古泉が『機関』に処分を受ける?なんだそりゃ? 「先ず確認するが、なんでまた長門は処分とやらをされる予定だったんだ?」 「わたしが犯した失敗が原因。それより今問題にすべき事は他にある」 「僕が原因です。長門さんは僕を助けて、その様な窮地に」 ……長門と古泉が全く同時に、正反対の答えを返した。 おいおい。噛み合ってないな。だが、責任の引き受け合いか。……長門と古泉の親玉共にも、この2人を見習って欲しいもんだ。 自分が喋りながら同時に発言した奴の言葉を理解するという、当然今更驚きはしないがこれまた器用な事をやって退けた長門は、いつものスマイルの代わりに穏やかな真面目顔を晒す古泉へと向き直り、淡々と話し始めた。 「……古泉一樹。わたしはさっきも言った筈。それは直接的な原因ではない。根源的要因は情報統合思念体の対有機生命体インターフェースとしてのわたしに対する不信に因る物であり、直接的にはわたしが森園生の思考速度を見誤った事に起因する」 しかし、先程から長門が苛立ちを抑えている様に感じられるのだが……。いや、気のせいでも無さそうだな。だが何故ここで森さんが登場するのだ? 「それでしたら、長門さんの確実に僕の命を助けたいというお気持ちが判断力を鈍らせたとも……。こう言っては自意識過剰と受け取られるかもしれませんが。それに森さんはああいう方ですし、予測出来ませんよ」 「どちらにせよわたしのミス。あなたが責任を感じるべき事ではない」 森さんはああいう方ってのが、一体どういう方なのかが非常に気になる所ではあるが、それ以前にもっと気になる事がある。 「あー。取り込み中の所悪いんだが、待ってくれ。命を救われるには、順番としてまず死ぬ様な目に合わなければいかんと思うのだが?そりゃ何か?比喩的な物か?」 「いえ、喩えでもなんでもありませんよ。実際に僕は死ぬところでした。長門さんが助けて下さらなければ、僕は今ここに居なかったでしょう」 ……おいおいおい。また「冗談です」とか言うんだろ?大体なんで死に掛けたり…………って、まさか!? 「そう。そのまさか。昨日の閉鎖空間内での負傷が原因で、古泉一樹の肉体は多くの器官が機能を停止、又は機能不全に陥っていた。わたしが情報統合思念体の指示を受け、元通りの状態にまで修正不可能になる寸前に、肉体の損傷を修復した」 それを聞いた朝比奈さんが、自分の膝を見つめたまま小さく「やっぱり」と呟いた。 ……昨日の閉鎖空間って事は俺のせいか?やはり、それは。いや、完全に俺の責任だよな。……すまん。古泉。謝って済む事でも無いが……どう言ったらいいか解らん。 「いえ。怪我をしたのは僕の責任ですから」 「……指輪という物の重要性について認識が不足していたわたしの責任は看過すべきではない。あなたの働きが無ければ、この世界が崩壊し、涼宮ハルヒを消失していた可能性もあった。それを未然に防ぐのはわたしの役目でもある」 どうだかな。長門よ、お前さっきから全部自分の責任だと言っているぞ。少し気負い過ぎてやしないか?もう少し仲間を信じろ……と言いたい所なのだが、実際俺は何かあった事すら気付かなかったし、それどころかどうやら全ての問題の原因、即ち昨日の閉鎖空間の原因すら作っちまってた。とてもじゃないがそんな偉振った上に無責任な口は利けん。……悪いのは俺だ。 しかし確かに、昨日の古泉の電話はかなり変だった。……古泉らしくないと言うべきか。いや、逆に「らしい」って言えば「らしい」んだけどな。……あー。自分でもよく分からなくなって来たぜ。まあいい。 とにかく、あの電話の後俺も不安になってハルヒの機嫌を取っちまったぐらいだしな。何かがいつもと違った事だけは確かだ。ハルヒの機嫌取りだけで言えば、どちらにせよ俺も言い過ぎだったってのもあるし、結局電話はしていたかもしれんが……。言い争いしたままってのはどうにも寝付きが悪いからな。相手が誰にしろ。 だが、まさか古泉が俺とハルヒの諍いのトバッチリを食って死ぬ様な大怪我をしていたとは、な。 ……ハルヒの奴。何があっても死人を出す様な事だけは絶対に無いと俺は思っていたのだが。そう信じていたと言ってもいい。……それを、指輪がどうとかなんとか、そんな下らねえ事で古泉を殺しでもしてみろ。死ぬまで許さねぇぞ。……一生長門に感謝しろ。 しかし実際に感謝も謝罪もさられないのは、やりきれん。クソッ。早く帰ってシャワーでも浴びたいぜ。胸糞悪い。 「ところでな、長門。お前が消されでもしたら俺が何をするって言ったか、お前の親玉は忘れちまったのか?それについては何か聞いてないか?」 ……ギリリッ 突然大粒の飴を噛み砕いたような音が、俺の発言に因って静寂に支配されたらしいリビングに響き渡った。 音の出所、古泉の顔を見た俺は驚いた。どう見ても、今のコイツの顔に浮かんでいる感情は、怒りだ。いや、激怒と言うべきかもしれない。 しかもそれだけに留まらなかった。言葉を絞り出すようにして話し始めた古泉の顎が小刻みに震え、内側で荒れ狂う感情の揺らぎが見え隠れすらしている。古泉がこれ程までに露骨に感情を顕わにするのは初めて見た。2重の驚きだ。 「僕からあなたに……。一生のお願いがあります。これだけは、どうかよく覚えて置いて下さい。もし今後、長門さんが急に普遍的な人間の様に振舞い始める事があったら……、それは喜ぶべき前兆では無いかもしれない。覚えて置いて下さい。……どうやっても消す事ができない程に」 ……は? ええと?まてまてまて、まて。 普遍的人類の様に振舞う長門ってのは、正に俺が選択しなかった世界の、あの長門だよな? あの、恥かしがり屋で、はにかんだ微笑を浮かべながら俺に入部届を差し出した長門。いいじゃないか。この部屋と朝倉から逃げ出そうとした俺を、引っ込み思案過ぎて声も出せず、後ろからちんまりと制服をつまんで引き留めた長門。いいじゃないか。長門自身もそうありたいと願ったからこそ存在したんだろ?俺もあの長門は正直本気で魅力的だと思ったぜ。いや、今が魅力に欠けるなどとは決して言っていないが……。とにかく、それが、喜ぶべきではない?何故だ?抑圧された感情を今より表現出来る様になる事の、何が悪いんだ?人間らしい長門の何が。 長門が普通の人間らしくなったら、確かに今ほど諸々のピンチは凌ぎ易く無くなるだろうが、そん時は俺達みんなで一緒に問題にブチ当たり、一緒に悩んで、一緒に乗り越えりゃいい。乗り越えられなければ慰め合えばいい。それの何が悪いんだ? そりゃあ、辛い思いをして泣く事もあるかもしれない。挫折を味わうかもしれない。人間ならな。でも、俺は長門も笑ってもいいと思うんだ。それの何がいけない?いや、何がそれ程までに古泉の怒りを掻き立てているんだ? 普通の人間なら、笑い、泣き、悲しみ、喜び、そしてまあ確かにいつかは……いつかは……? そして、そうなる?……のか?つまりその…………マジか!? お、おい。……それってつまり!?冗談じゃ……ねぇぞ!?オイッ!? ズバァァン!!!!! その時、長門が思い切りテーブルをぶっ叩いた。無表情のまま。 TVドラマでだってテーブルを叩くのにあんな効果音は付けないだろう。これはむしろショットガン用の効果音だ。テーブル上の急須と湯飲みが跳ね上がった程だ。今のが無ければ、古泉の言葉の意味を理解した俺は完全に怒りに飲まれていただろう。 朝比奈さんも体全体をビクッと震わせ、手と腰を浮かせて今にも泣き出しそうにオロオロしているし、古泉だって怒りの形相を消して瞠目している。俺?なんとかギリギリ漏らしはしなかったが……。 「今は優先すべき問題がある。わたしの話はもういい。済んだ事」 「そうは言ってもだな……」 「わたしはもういいと言った。時間が無い」 淡々とそう言う長門の顔を見ると、一見いつもと変わらない無表情をキープしているのだが、その目の奥で何かが波立っている。静かに見える水面下で猛然と逆巻く荒波の様相だ。いや、これは誰だって判る。先程のテーブル平手打ちが無くとも、シャミセンだってこの雰囲気は察するだろう。明らかに長門が今、激昂している事ぐらいは。 なんだなんだ。どうしたんだ?こいつら揃って怒りウイルスにでも感染したのか? 「……解った。長門。とりあえず今は古泉がまずいんだったよな。良ければ長門の話についてはまたその内教えてくれ。で、古泉はどうヤバいんだ?こう言っちゃなんだが、長門の協力があれば大抵の事はなんとかなる様に思うのだが」 「あなたは理解していない。『機関』は、あなたの考えている様な組織ではない。わたしの能力に関する知識も対抗策も持っている」 「俺の考えている様な組織ではない?長門、度々すまんが具体的に説明してくれ」 「長門さん、その話を彼にする必要は」 「必要」 「……そうですか」 俺はどうやら古泉が隠して置きたかった何かをこれから知らされるらしい。落胆した古泉を見るにそれはかなり深刻な事柄なのだろう。俺はまだよく解っていないなりに緊張し生唾を飲み込んだ。 「おい、何の話だ?『機関』とかいう超能力者の元締め連中の事ならば、金が捨てるほどあるってな事と、あまり信用できん事ぐらいなら俺だって知っているぞ。まぁ、古泉は信用してやらなくもない。この際、森さんと新川さん、多丸圭一さん裕さんも一応信用する側にカウントしてもいい。だが、古泉が長門を助けたってのは、それとは直接関係ないだろ?」 「創設以来、『機関』は有機生命に取って最も根源的とされる恐怖に依って統率されている。問題は、彼らが裏切り行為を許容しない事、有機インターフェースの能力と限界をかなり正確に把握し、対策を持つ事」 ……おいおいマジでか?どうやってただの人間が長門に対抗するってんだ?だがまあ、長門がそんな嘘は言わんだろう。で、恐怖?……益々『機関』が解らなくなって来たぜ。それにしても裏切りやら叛逆やら、さっきからその様な意味合いの言葉を何度か聞かされているが……。 「……裏切りとな?だがな、聞けばそもそも古泉は長門に命の借りがあるんだろう?いかな『機関』だろうと、その個人的な借りを返したぐらいで裏切り者呼ばわりはないだろう」 「情報統合思念体が渇望するデータを涼宮ハルヒから抽出する過程に於ける状況が、『機関』の存在理由と衝突する可能性が高い。情報統合思念体と『機関』は共生不可能な存在であり、貸し借りといった概念は適用外」 長門と俺の言葉の遣り取りを、当事者の古泉と、予備知識がありそうな朝比奈さんは無言でただ見守っている。 片や、冷静に、どこか達観した様な雰囲気で。 片や、見る見る内に憔悴して行き、正視できない様な状態で。 その様子が目の端に映り、俺はかなり本気で焦り始めていた。こめかみの辺りから汗が一筋、顎に向かって流れる。 「ええとだな、つまりあれだろ?長門の親玉はハルヒのイカレパワーを見たがっているが、『機関』としてはそんな事で世界がイカレちまったら困る。だから貸し借りを作らないって事か?悪い、長門。俺が今言いたいのは、情報統合思念体と『機関』の話ではなくてだな、今回はお前達2人の間の問題だろうって事なんだが」 それまで黙って俺と長門とのやり取りを聞いていた古泉が、諦めた様に口を挟んだ。 「……僕も、そう話が単純ならばどれ程良かったかと思います。しかし、長門さんと僕は、それぞれの組織の思惑を背負い、言うなれば最前線へ派遣された身です。『機関』と情報統合思念体は、今は互いの利害が一致している部分もあり、一時的な停戦協定を一応結んではいますが、それも協議の末正式に締結したような類の物ではなく、口約束に近いものですし、その関係性は信頼を基にした物ではなく、互いに協力した場合の利益と敵対した場合の損害を計算しているからに過ぎません」 「……だが、お前らの親玉達がどう考えていようと、その前に、お前ら自身は、お前ら自身だろ」 「僕達からしてみれば、仰る通りです。ですが、僕らの『親玉達』からして見れば、それは全く逆です」 「つまり、個人を尊重しねぇって事か。組織の方が大事だっつぅ事か」 「そうです。大義の前には多少の犠牲も止む無し、です」 「なんだそりゃ。戦争映画の見過ぎか?」 「そして今日、古泉一樹は、停戦協定失効後のわたしの自律行動を守った。わたしの場合とは根源的意味合いに差異がある」 「いいえ。根本的には、同じです」 「……」 なんとなく、俺の理解力ですら事の次第のヤバさが解り始め、今まで散々韜晦していた身でありながら、逆に古泉がどうしてこうも悠長な事を言っていられるのか不審に思い始めた。……お前自身の事なんだろ? 古泉が処分を受けたらどうなるんだ?コイツの態度から察するに転校…いや、もっとこう、ロクでもない罰則があるのかもしれん。いきなり副団長が転校するってのはハルヒとしても許さないだろうな。俺も許さん。コイツの独善的推論ショーは2度と聴講できなかろうが喜ばしいのみだが、いきなり賭けゲームで小遣い稼ぎする相手が居なくなるのは困るからな。 「ああ、もう面倒くせえな!さっきも言ったが、個人的に恩を返す事のどこが悪いんだ?俺は今回ばかりは古泉の肩を持つぜ」 「だから、わたしはあなたは理解していない。と言った。『機関』はそもそも敵に救われた事自体認知しない。わたしの利益になり、『機関』の利益を損なう行動を古泉一樹が取ったならば、それは単に1つの叛逆行為でしか無い」 「だがな、長門。お前がお前の親玉に消されちまうかもしれなかったんだろ?それを、古泉が少し助けてくれた所でまさか命までは取られないだろう?」 「取られる。『機関』に反逆者と判定された人間が、その後生命活動を継続維持した平均時間は約1分17秒」 「…………は?」 ……いや、だが、長門がこんな愚にも付かない冗談や、間違った事を言うハズが無い。俺はとりあえず自分の耳を疑った。次に頭を疑った。 「最短0秒。これは予め本人が自殺するケースと、正式に判定が下された時点で『処分』が完了していたケース。92%がこれに当たる。最長生命活動維持記録は29分32秒。全て事故死とされている。その情報はメディアを通して意図的に拡散させられ、他の構成員が同様の行為を繰り返さない為の心理的な枷の役割を果たしている。黎明期の『機関』は非常に混乱しており、このような人類社会学的に原始的と分類される手段を採らざるを得なかった。最近では全く叛逆者判定を受ける人員は出ていない事から、彼らの期待通りの効果を上げていると言える。また、『機関』の体制が確立された今、既に不要な罰則であるとの意見も多いが、『機関』の構造的にも軌道修正が難しく、技術的な問題もあり、今日までその規則は生き続け、構成員の生命を奪い続けている」 真っ直ぐ俺を見ながら話す長門の目は、俺が見ても真剣そのものだ。だが、すんなり受け容れられる話でもない。 「冗談……だろ?おい、古泉?」 驚愕する俺を余所に、冷静に聞いていた古泉はやがてゆっくりと口を開く。俺の中にはもう朝比奈さんの顔色を気に掛ける心の余裕はもうどこにもない。 「流石、長門さんですね。そこまでの詳細もご存知でしたか。……僕としては、彼には最後まで隠し通すつもりだったのですが」 「そりゃ、マジで言ってんのか……古泉」 頭がクラクラしてきやがった。 「残念ながら、本当です」 今日こそコイツ、一発殴っとくか。 「テメェ……。だから、アン時1回だけつったのか?長門を助けて自分は死ぬってか?……お前、そんなつもりで助けられて長門が感謝するとでも思ってんのか?長門を何だと思ってんだ?……俺達を何だと思ってやがるんだ?」 ここまでは感情を抑えて言った俺はしかし、既に爆発寸前だった。古泉がいつもの調子で「スミマセン」なんて軽く謝りやがったら、本気でブン殴ってやるつもりだった。理不尽なのは百も承知だ。だが、どうしても許せなかった。特に長門の気持ちを考えてねぇ事、事前に俺達に何の相談も無かった事は許せなかった。 ところが、俺に向け静かな視線を注いだ古泉は、どこか諭す様な響きのある口調で、俺の質問に質問で返すという無礼を敢て犯した。 「ならばあなたは、命の危険に晒された涼宮さんが、あなたの犠牲でのみ、しかし確実に命を取り留めると判っていたら、どうなさいますか?」 「なっ……」 それは酷く物静かな口調だったのにも拘らず、俺は物理的に頭部を殴打されたかのような衝撃を受けた。 「実際その時になってみなければ判りませんか?ですが、僕にはそのような悠長な事を言える時間も、他に選べる選択肢もありませんでした。僕は確かに、『機関』の人間です。SOS団へも『機関』から派遣され、潜入しました。しかしあなたの仰る様に、それ以前に僕は僕だ。SOS団の皆さんは既に、僕に取っては嘘偽りなく掛替えの無い友人なんです。自分を犠牲にしてでも助けたいと思える程度には。……それにあなただって本当はその時ご自分がどうされるか、理解されていらっしゃるのではないですか?」 俺はうろたえた。コイツが言っている事に、俺には反論の言葉の持ち合わせが無いってのもある。 しかし、主にはさっきから古泉が平然としていた理由がやっと判ったからだ。 古泉は……コイツは諦めの境地に居やがる。……この野郎、マジでもう死んだつもりで居やがんだ。 「ただ確かに、僕は1つあなたに謝罪しなければなりません。僕が「1回だけあなたの肩を持ちます」と宣言した時、確かに僕はあなたが仰ったように、自己犠牲により長門さんを救うといった独善的で自己陶酔的な考えも持っていました。ですが僕はその頃から少し変わりました。……今更こう言っても信じては頂けないかもしれませんが、僕も決して無為に死にたい訳ではありませんし、今回の件も、うまく行けば何の問題も残さず全てが丸く収まる予定ですらあったのですが、力及ばず……申し訳ありません。長門さん」 「まだ諦めるのは早いだろうが。……ならば、こういうのは」 「無駄」 長門が鋭く俺の言葉を遮った。 「……まだ何も言ってないのだが」 しかし続く長門の言葉は、正に俺が云わんとしていた事に対する回答だった。 「今のわたしのいかなる能力を使用しても、『機関』を完全に出し抜く事は不可能。『機関』は我々有機ヒューマノイドインターフェースの解析を行い、我々のいかなる情報操作に依っても改竄不可能なデータベースを、2年前の11月に完成させた。衛星間リンクを使用し、地球周回軌道上に12基ある完全コピーが相互を監視している。『機関』がその方針の変更が出来ない事態に陥っているのも、昨年5月からその衛星の持つ情報が改変を受け付けない状態で固定化されているから。わたしには、涼宮ハルヒの力を利用する他にそれらを同時に改竄する方法が無い。しかし、今のわたしは暴走でその能力を行使してしまわないように封印している上、平常時のわたしは情報統合思念体の許可無くして涼宮ハルヒの能力を利用した情報改変を行えない。……許可は下りない」 『機関』の連中は、長門達の干渉を恐れて自ら自分らの首を絞めたって事か?なんつー間抜けな話だ……。 ん?何やら古泉の野郎が驚いた顔になっているが、まさか、コイツも知らなかったんだったりしてな。……と、思ったらどうやら図星だった様だ。あろう事か古泉は、対長門用衛星についての情報を、その長門自身に質問し始めた。情報統合思念体もだが、『機関』も大概狂ってやがるな。 「……全く変更はできないんですか?」 「今は。最初からその様に設計されていた訳ではない。元々情報通信プログラム内に存在したバグと人為的ミスが重なって現在の状態になった」 「そんな……それでは余りにも。全てが解決されるまで、彼らが希望を持つ事は許されないのですか?」 「『機関』の衛星情報システムは、過半数が動作不良に陥った場合は全基が地上からの直接操作を待機するよう設計されている。そして今から68時間後、比較的小規模な太陽嵐のコロナ質量放出の影響で、12基ある衛星の内、8基までがその情報通信機能を停止する。それを修復する際に同時にバグも修正される公算が高い。あなたも安心していい」 「太陽嵐が起きるんですか?それは大変だ。……衛星については安心しましたけど。しかし、皮肉ですね。なにせ一度完全に壊れる事でやっと正しい状態に復旧できる訳ですし、TFEIからの情報改竄を恐れて作られたシステムなのに、僕よりあなたの方が余程詳しい」 コイツも自覚はあるんだな。 「……我々が生きる事自体、皮肉であるとも言える」 「フフッ。そうですね」 しかし何をどう安心すりゃいいんだ?なんの事やらさっぱりだ。何やら人生哲学について話し合う時だったか?何を心底楽しそうに笑ってやがるんだ?コイツは。おい古泉。お前の事だ。今は笑うのをやめろ。俺が余計不安になるだろうが。 「その衛星とやらに、古泉の処罰が記録されてるって事なのか?」 「そう。正確には、『機関』の規則、古泉一樹が取った行動の概要、判定結果」 「じゃあいっそ情報統合思念体にやらせるってのはどうだ。それぐらい朝飯前だろ」 「キョン君!ダメです!それは……」 俺の考え無しの発言を遮る様に、何事か思案していた朝比奈さんが慌てて声を上げたが、憔悴し切った彼女のか細い声では全く俺の声を掻き消すには至らなかった。……しかも、長門の事だ。どちらにせよ聞こえていただろう。 俺の発言を聞いた長門の目の中を、なんとも言えない自己嫌悪、苦悩、迷い、そういった全ての負の感情の固まりが通り過ぎ、それを見た俺は、猛烈に自分の間抜けさを悔やんだ。 ……この目は見たことがある。朝比奈さんがあの公園のベンチで、溜め込んだ苦悩を俺に告白した時の目だ。自らの無力さに打ちひしがれ、懊悩している目だ……畜生っ! 「このあと午後10時から3時間、情報統合思念体はわたしに対してスキャンを実行する予定。……わたしは、情報統合思念体主流派に信用されていない。わたしには説得できない。……わたしが…………すまない」 俺は、自分のバカさ加減にはいい加減うんざりしている。だが、今のは本気で頭にキた。長門に辛い思いをさせる奴が居たら躊躇なくぶん殴る予定だったが、俺はどうやら自分に対してそれをやらなければならんらしい。 大体俺が言った事がもしできたのなら、そもそも最初から長門はそうしていたに決まっている。俺が今やったのは、俺が長門を信じていないと言ったも同然な事だ。何度も何度も俺の命を救ってくれた長門に、それこそ俺が命を賭けて信じるべき長門に対してだ。それなのに長門は自分だけを責めて俺に謝った。……俺は、最低、最悪の、クソ間抜けのクズ野郎だ!!自分では何もできねぇクセに文句だけは十人前に吐くウジ以下のカスだ……! しかし猛省の甲斐も無く、俺はこの後、あろうことか更に自ら墓穴を掘り進めてしまった。 「スマン、長門。考えが足りなかった。俺が悪かった。あー。だから頼む。自分だけを責めるのは止めてくれ。その、なんだ。俺達みんなで知恵を絞ればまだきっと古泉が助かる方法は見つかるさ。例えば、そうだな。ハルヒに全部本当の事をブチまけてみたらどうだ?古泉の問題も一気に解決するかもしれんし、情報統合思念体が欲しがっているデータとやらも案外簡単に手に入るかもしれん。それに古泉やお前が面倒な事をせずとも、解ってりゃハルヒだって直接頼めば閉鎖空間を消すと思うが」 「……わたしにそれを止める権利は無い。しかし、……」 長門が心なしか普段より小さい気のする声で答える。 それとは対照的に、古泉はあからさまに大きく溜息を吐くと、先程までとは打って変わり、舌鋒鋭く辛辣で鋭利な正論で、俺の思い付きによる軽はずみな発言を容赦無く滅多斬った。 「申し訳ありませんが、非常に、心外ですね。落胆していると言ってもいいかもしれません。あなたは、『機関』の人間が好き好んで閉鎖空間で遊んでいるとでもお考えなのですか?その様な安易な解決策があるのならば、何故僕達が命を賭してまで戦うと?……では仮に、涼宮さんに全てを暴露し、完全にご納得頂けたと仮定しましょう。しかし、その後に彼女の力を行使できるのが彼女の『無意識』だけだと判明した場合、一体あなたはどうやって責任をお取りになるおつもりですか?もしそうであれば彼女の自我は自らの御し切れない『感情』や『潜在意識』が持った無闇に強大な力を恐れるようになり、その力が他者を傷つける様な事態になれば、彼女の精神は完全に崩壊してしまうかもしれません。運が悪ければそれだけに留まらず、全世界も運命を共にする事になるでしょうね。もし彼女が能力を意識的に使いこなせたとしても、無意識的にも引き続き力は発現する訳ですから同様の危険があります。それに現在長門さんを守っている物が何なのか、よもやお忘れでは無いでしょうね?ここまでハッキリ申し上げなくても、容易に推測可能なだけのヒントは出してきたつもりだったのですが。目先の問題としましても、あなたは涼宮さんになんとご説明なさるおつもりですか?まさか『お前のせいで古泉が死にそうだ。なんとかしろ!』とでも仰るおつもりなのですか?」 むぅ……それは…………。言葉もない。 確かに、ハルヒは別に古泉に恨みがあって怪我をさせたんじゃない。どうしようもない刹那の感情で他人を傷つける可能性があると知ったらあいつは……。元々あいつを責めても仕方なかったんだよな。それなのに、どうやって説明するんだ。これを。それに長門の事もある。 悔しいが、全て古泉の言う通りだ。いや、解っていた。……そのハズなのだが。……だが。 だが。 ふと、俺を見ていた古泉が元の穏やかな口調に戻って言った。 「すみません。言葉が過ぎました。あなたが僕を救おうとして下さっているお心には、感謝を表現する言葉が見つからない程です。ですが……」 「いや、悪りィのは俺だ。古泉も、長門も。スマン。……本当にすまなかった。謝る」 「……いい」 「いえ」 「……」 しかし俺は内心、古泉にフォローされた惨めさを感じる以前に、猛然と腹を立てていた。自分自身と、古泉に対してだ。 「だが古泉。1つ確認するが、もし今のお前の立場に居るのが長門でも、それでもお前は俺を止めたのか?」 「いいえ。もしそうならば、むしろ応援させて頂きました」 そう来ると思ったぜ……このクソ野郎……。 「確かに、涼宮さんがご自分の能力を知る事には大きなリスクが伴います。ですが、長門さんがご健在ならばまだ対処も可能でしょう。その上、長門さんが今の僕の立場にあるのならば、その時には統合思念体に対する『もう一人の貴方』の抑止力は既に効力を失っている筈です。ならば、賭けに出てみるというのも、悪くない。個人として何の能力も無い僕の場合とは、全く前提が違うんですよ。残念ながら僕にはそのリスクを冒すに見合うだけの価値が無いんです」 「…………」 納得できねえ。まるで納得いかねえぜ。長門も俺と同意見らしいぞ?古泉。 お前のクソッタレな理論は、いつもながら少し聞いた限りでは何も間違っちゃいねえ。すぐには反論も思いつかねえ。だがな、正しい事だけが常に正しいと言えるか?常に最善を選択し続けたら、結局やってる事は機械みてぇな情報統合思念体やケッタクソ悪い『機関』と何も変わらねえんじゃねえのか?その方がベターだからなんつう理由で、お前を見棄てろってのか?ふざけんな。寝言は寝てから言え。 俺だってお前を助けるのにリスクを冒すぐらいはしてやる。でもな、全員無事なハッピーエンドを目標にするのが前提だ。ああそうさ、確かに奇麗事かもしれん。でも俺はそうする。ハルヒだって間違いなくそうするぜ。 「それでも、今回涼宮さんに対しまともに説明できない以上、そもそも涼宮さんのお力に縋るのは無理があるでしょう。遠まわしの手法、例えば、僕が転校させられそうだという嘘などを並べ立てたとしても即効性も期待できませんし、もし全てを暴露してしまえば最悪の結末を迎える可能性が一番高いですよ。結局、涼宮さんがご自分が僕を殺してしまったと思い込まれるだけです。まあ、あなたが今から涼宮さんに会いに行くと仰るならば、僕が命に代えてでも絶対に止めさせて頂きますが」 既に死んだ気で居る奴に、「命に代えてでも」なんて言葉で凄まれるとはな。……汚ねえぞ。古泉。 「本当にそうなのか?長門。コイツが言う様に、そうなっちまう可能性が一番高いのか?」 俺が藁をも掴む思いで問いかけると、 「………………そう」 かなりの間を取って、長門が静かに呟いた。 ……クソッ!どうにか、なんとかなんねえのか?本当にどうしようもねえのか? 畜生!お前の事なんだぞ?古泉!俺とタメの癖に全てを悟った様な顔してんじゃねえ!……駄目だ。今こいつの顔を見ていると、いつもにも増してイライラしてきやがる。……ダメだ。耐えらんねえ。 「よし、俺の出した結論を言うぞ。ふざけんな、だ。俺は諦めねぇ。俺のこの1年を通じて得た経験から1つだけ確実に解った事がある。「諦めが肝心」なんて言うがな、あれは、戯言だ。俺は諦めねえからな。んで、必ず助けてやる。必ずだ。お前はもう諦めたんなら寝っ転がって果報でも待ってろ」 俺はそう言い捨て、長門の部屋を飛び出した。 アテは無い。解決策など見当も付かん。ただ、諦めちまった奴と一緒に居ても、脳がネガティブになって行くだけだと思ったからだ。無駄に格好つけちまった手前、なんとしてでも方法を見つけ出さなければなるまい。いや、そんなもの関係無しにそもそも全力は尽くすけどな。 ああ、クソッ!無性に腹が立つ!何もかもだ! ……しかし、首尾良く解決方法を見つけたとしても、SOS団の誰かの力が必要なのは間違い無いだろう。そしてその誰かから自分の足で遠ざかっている俺。どうすんだ?この後。 丁度1階から上がって来たエレベーターに乗った時、息を切らせた朝比奈さんが駆け込んで来た。大した距離では無いが、見るからに体調が悪そうだ。肩で息をしているのは、それが原因だろう。 「……待って。キョンくん。待って下さい。ふぁ、はぁ、ふぅ」 もうエレベーターの中だ。待つも何も無いのだが、ここでそんな事を言う奴が居るなら出て来い。殴ってやる。虫の居所が悪いんでな。……だがその前に、俺は俺自身に1発分貸しがあるんだったな。2発か。いやいっその事、将来を見越して5発ぐらいやっとくか。 「キョンくん」 「どうしました?朝比奈さん。それより大丈夫ですか?」 「あたしの事は、ふぅ、いいんです」 彼女はそう言って、大きく深呼吸……少々目のやり場に困る……した。 「……それより、さっき長門さんの言ってた事を聞いてて、あたし、気付いた事があったんですけど……それに長門さんが、」 「何ですか?何か妙案が?」 1階に向け移動を始めた密室の中で、俺は思わず勢い込んで朝比奈さんに詰め寄り、肩を掴んでしまった。……慌てて直ぐに離したが。 しかし、朝比奈さんはそれを恐れるでもなく、怒るでもなく、青白い顔を真っ直ぐ俺に向けて、言葉を続けた。 「長門さん、『機関』の衛星を使ったデータベースが完成したのは、2年前の11月って言ってましたよね」 「ええ……。ああ……!と言う事は、もしかして?」 「はい。2年前の10月以前なら、まだそれって無いんですよね。それに長門さん「今のわたしは無理」とも言ってましたから」 「そうか。その時より前の長門なら、何かを変える事が出来るかも知れない!」 「でも、それだけではダメなんです。古泉くんが今日取った行動は全く関係ないですから、変更できるとしても、長門さんの言ってた『機関』の規則だけなんですけど……」 「……その時から今までの間の歴史が食い違う」 「そうなの。だから、断裂した時間平面に置ける変更という事になっちゃいますから、この時間平面には影響が出ません。でも、長門さんのあの言い方、何かあるはずなんです。あたしが今キョンくんを追いかけて出てくる時に、長門さんから暗号化された情報ファイルを受け取ったんです。時間も無かったし、長門さん何も教えてくれませんでしたけど、あたしの考えはきっと、ううん、必ず、半分は当たってるはずなんです」 早速、希望が見えてきたって事だな。見たか古泉!んで、ありがとうよ、長門。さっきは本当にすまなかった。そして、こう言っては悪いですけど、つまりその、見直しました。朝比奈さん。 あんな啖呵を切った割に、俺だけが全く何もしてないのが恥ずかしいやら情けないやらだが、まあなんだろうと細かい事を気にしている場合では無い。既にあって無い様な俺の体面などどうでもいい。 「それから、古泉くんから、あの、伝言が。……『ありがとう、ギリギリまで果報を待たせて頂きます。どうか、助けて下さい。お願いです』……だそうです」 ……何を言ってやがるんだ。アホか?いや、完全にアホだな。今更殊勝な態度を見せたって遅せえぞ。俺は許さん。絶対にな。とりあえず明日は1ゲーム300、いや、500円は取ってやる。財布でも洗って待ってろ。 「よし。行きましょう。とにかく、それから考えればいい。解らない事は向こうの長門に聞けばいいですし」 「はい……あ、許可下りました。2年前の7月7日で良かったですよね?一応、余裕を見ておきました。七夕なのには深い意味はありませんけど、ほら、長門さんも、あの、2年間も、その、逢えなかったら、寂しかったんじゃないかなって。だからちょっとだけ早めに……」 「はい……?ってあれ?今、朝比奈さん、俺が何も言う前に、許可を?」 「えぇ?……あっ!」 朝比奈さん、唖然。どうやら無我夢中で自覚が無かったらしい。 俺もつられて呆然。 1階に到着したエレベーターのドアが開き、誰も乗り降りしないまま、また閉じた。 唖然呆然が見詰め合う事しばし。少しだけ湧いて来た希望と、初めて自分の考えで申請した時間遡行の許可が下りた事による自信で、顔色も大分良くなり輝くような笑みになった朝比奈さんが、感極まったのか俺の手を取って小さく数回ピョンピョンと跳ねた後、なんと抱きついていらっしゃった。 それに対する俺の反応はと言えば、何も無し。一足早い太陽嵐とやらにやられたのか、彼女が余りにも可愛らしい挙動を始めた辺りでショートした俺の脳の回路は、その時の感触すら記録し損ねやがった。なんと勿体無ない! すぐに我に返った朝比奈さんが慌てて身を離し、頬を赤らめつつ、顔を少し背け、可憐に俯く。 そのポジションからの上目遣いミクルビームの追撃で、完全にトドメを喰らった俺は、頭の中まで白旗で一杯だ。先程までのイライラも一発で吹き飛んじまった。……なんつぅ破壊力だ。このお人は天然でここまでやるのだ。全力でお守り致します、マム!と、やおら叫んで最敬礼したい気持ちにもなるだろ?いやいや、実際にはやらん。流石にな。 完全に思考がフリーズしていた俺は、はにかんだ天使の微笑を浮かべ俺を見る朝比奈さんの言葉、 「うふっ。キョンくん、いい匂いがしました!」 で、ハルヒの往復平手打ちを喰らったかの様に覚醒した。 うむ。こんな時は何と返答すればいいのだ?誰かアドバイスしてくれ。俺にはレベルの高過ぎる設問だ。この場合、誉められているのはやはりハルヒなんだろうな?俺は一体どうすればいいのだ? ああ、そうか、しまった。先程説明を割愛したのだった。失念していた。是非、忘れてくれ。なに、全然大した事じゃない。 しかし折角のチャンスだったものを、抱きしめ返すというキザで甘美なアイデアにも全く思い至らず、実に勿体無い事をした。古泉の野郎ならそつなく自然に抱き返しやがるんだろうな。不愉快な奴だが、だからと言って死んでいいハズがない。 アイツは、仲間だ。アイツ自身も俺達の事をそう思っている事だけは認めてやる。やり方は全く納得できねえがな。長門も、朝比奈さんも、当然の様に古泉を仲間と認めているし、ハルヒだってもし全てを知らせてやる事ができるならば、迷わず古泉を助ける為に奔走した事だろう。 とりあえず明日アイツに嫌味の一つも言ってやらんと気が済まねえ。戻って来るまで生きてろよ?勝手に死んでたら今度こそ本気で殴ってやるからな。 「よし、行きましょう!」 「はい!」 目を瞑った俺は、即座に無重力空間に放り出され「ああ、エレベーター内だけは止めて置けば良かった」と、込み上げる吐き気に翻弄されつつ大後悔した。体感的には、エレベーターシャフトをまっさかさまに落ちて行くのとなんら変わりない。 …………。 っつうか、食い過ぎがこんな形で祟るとはね。……うっぷ……こりゃ、マジでヤバい。 機関法 [規律] 第4章 機関への忠誠 第55条 機関への叛逆行為に対する処遇 故意により機関の存在理由[憲法1章1~18条]を害した機関員、及び準機関員、もしくは過失により同条項を著しく害した機関員、及び準機関員は 一.行為が明らかな故意に因る物であると現場指揮者が判断した場合、直ちに叛逆行為と看做し、対象の処分に際しては召喚、査問の手順を経る必要を認めない。 一.行為が明らかな故意に因る物であると現場指揮者が判断できない場合、又は現場指揮者が判断できる状態に無い場合、零時会議を召集し、多数決に拠り判定を下す。対象の処分に際しては召喚、査問の手順を経る必要を認めない。 当IDでの該当項目の閲覧可能範囲は以上で終了 20時18分 ……はぁ~。 暗い闇の中、私は今自分が無意識にした事に驚いた。 演技でもなんでもなく、本物の溜息を吐くなんて何年ぶりだろう。 強いストレス。まあ、それでいいわ。それぐらいで。私だって人間だから。 できるだけフィルターは使わないでおこう。そんなの、悪いもの。……今更、悪いも何もあったものじゃないけど。とんだ偽善ね。 私は今、長門さんのマンションの裏手で、壁に背をもたれさせている。 控えめに虫の音が聞こえる。こうもあちこち舗装されていては、それほど多くは生き残らない。感傷的になっている私は少し共感してしまう。 見晴らしの良くない場所に隠れている為、空は余り見えない。星が出ているのは判るけど。 風は無い。とても静かな夜。このまま何も無ければ、ただの平穏な一夜。 背後の壁から、ヒソヒソと囁く声が聞こえる。でもそれに耳は貸さない。 トッ 壁の上から地面へと、なるべく音を立てない様に誰かが飛び降りた。見なくても、誰だかなんて決まってる。 やっぱり来ちゃったのね。一樹。 もう……。詰めが甘いのよ。アンタ。逃げるつもりならちゃんと逃げ切ってよ。 私は音を立てずに、その背後に素早く忍び寄る。 驚いた事に、一樹は私に背中を向けたまま気付いたらしく、動きを止めて、肩を落とした。 私はそのまま近付いて、背中側から、腕をその身体に廻す。 ……捕まえた。温かい背中。匂いはしない。何も。 一樹の身体は触った瞬間すらも全く緊張しなかった。彼はもう、全てを受け容れてしまっている。……彼の背中に押し付けた胸が苦しい。 「普段の僕なら、裏を掻いて、表から出るんだけど……」 「だから、ここで待ってたのよ」 「……はは。そうかぁ」 そう言う一樹の声は、とても穏やか。 「どこへ行くつもりだったの?」 「解らないけど。……どこか、遠くへ」 「……そう」 胸が、苦しい。背後の囁き声が大きくなる。 私は腕を解き、一樹の前に回る。でも、顔は見ない。目を合わせたくない。頭を彼の胸に押し当てる。……私、なんて勝手なんだろう。一樹は絶対にそうしなかったのに。 でも、あの時みたいに一樹の想いが直接流れ込んで来たら、きっと私耐えられない。少しぐらいフィルターしても、無駄。全部の感情を殺すぐらいしないと、駄目。彼の目を見るのが、……怖い。 やっぱり、こんな能力、欲しくなかった。でもそれは一樹も同じ。 涼宮さんが本物の『神』だったら、絶対に一樹にこんな結末は用意しない。 どうしよう。私の中の機関への忠誠心が急激に冷めて行くのを感じる。 でも、駄目。私は死ねない。 大切な人が居るのは一樹だけじゃない。居なくなっていい人なんて1人も居ない。 私が、守らないと。みんなを。 でも、一樹を生贄に捧げたのは、私。 守れなかったんじゃない。私が……。私が。 それなのに、一樹の目は語る。 私を、愛しているって。……私、壊れそう。 償いようなんて無い。今の彼に効くモルヒネも無い。それに、彼はもう痛みを感じてすらいない。私には彼にしてあげられる事が無い。 本当は1つだけあるけど………… 「ねえ、一樹」 「はい」 「私と、寝たい?」 「……いえ」 「そう」 そう言うと思った。……胸がキリキリと締め付けられる。 「行くわよ、来なさい」 「……はい」 私は一樹の手を取る。すると驚いたみたいだった。 21時~22時 私の部屋に着いた後、一樹のリクエストで私が簡単な食事を作った。 私は食欲が無かった。 彼は「とてもおいしい」と言って食べた。 残さずに食べた。 そんな彼を見ていると、食欲がある事が哀れで、痛々しくて。胸が一杯になった。私は一口も食べる事が出来なかった。 込み上げてくる涙を抑えるので精一杯だった。必死に顔の表情を消した。 私が苦しんでると知ったら、彼は余計に辛くなる。私のせいなのに。 耳元で囁く声は、もう何を言っているか聞き取れる程に鮮明になっている。 ……来た その日が来た その日が来た その日が来た その…… 判ってる。解ってる。もうやめて。 私は、少しだけ、耐え難い心の痛みをフィルターした。 こっそり確認した「バイブル」の予定表に変化は無い。 23時 窓を通して見上げる夜空に浮かぶ、血の色をした不気味に大きな満月。それはまるで天蓋に穿たれた冥い宇宙からの覗き穴。そこから赤い目をした何かが私達を見下ろしている。いや、あの向こうは地獄なのかもしれない。 その周りでは星共まで一緒にザワザワと揺らぎ、矮小な存在が演じる悲劇の出来映えを嘲笑している。 ……強い寒気を感じて、私は身体を抱く様に両腕を組み合わせた。 それなのに、 「綺麗だなぁ」 私と同じ物を見上げている筈の一樹が言った。 「……そうね」 私は一体、彼にいくつの嘘を重ねて来たのだろう。知らない。覚えていたくない。 心が乱れる。フィルターする。 無言で一樹の手を引き、ソファに座らせる。 私はその左隣に座り、寄り添う。 彼は慌てて何か言ってた。 私は耳を貸さなかった。 「泣きたかったら、胸を貸すわよ」 「……いや。大丈夫。かな」 彼の左太腿を、左手で強く擦り上げてみる。彼の全身に電流が奔ったのを感じて、私はもう一度だけ訊いてみる事にする。 彼の耳朶に唇を当て、囁く。……目を見たくないから。 本当に、いいの? すると、彼は、困惑した様な表情で、 「……僕は……僕の気持ちは、そんないい加減なものでは……。逃避主義的な理由から森さんを利用するなんて、絶対したくない。できない」 って言った。 どっちが、私が楽になるかなんて、やっぱりあなたには解らないのね。……でも、あなたのそういう所、好きかな。 だから私は、「好き」をフィルターした。 23時53分 「では、行ってきます」 一樹が言った。 「ダメ」 私は即答する。彼の顔には「筋弛緩による失禁を防ぐためにトイレへ行く」と書いてあるけど、嘘。彼はアレを使うつもり。 驚く一樹に身体を圧し付け、その背中に左手を回すと、彼は一瞬身体を強張らせた。 その隙に右手で左胸ポケットを探る。……彼は、諦めた。脱力する。 思った通り、ポケットにはソレが入っていた。 手に取って黒を押し出す。 白が残ったケースは、一樹のポケットに戻す。そうして置かないと、他の誰かが白の可能性を考慮して「念を押す」かもしれない。それは許さない。私には、彼を背負う義務がある。 彼の身体には、誰にも、指一本、触れさせない。 決意が揺らがないように、私は自分の弱さをフィルターする。 23時54分 「バイブル」を確認。遂に最後の1行が消される事はなかった。 囁き声は、一段と大きくなり、少し言葉を変えた。 ……その時が来た その時が来た…… うるさい!誰も頼んでない!こんな機能要らない! 一樹はまだ、私の手の中の物を取り返す方法を考えているみたい。 ……バカねぇ。フフ。そんな事、させる訳ないでしょう? 私は、彼の見ている前で、黒いカプセルを、自分の口に含む。 彼の目が驚愕に見開かれる。 「森、さん?何を……一体……」 恐怖に青褪める彼の顔。 私の選んだ人の顔。 散々ヒヨコなんて言って、ごめんね。私、間違ってた。 ……ううん。本当は最初から解ってた。 私、嘘ばっかり。 何も正しくない。私は、何ひとつ、彼に対して正しい事をしてない。 でも、これからする事が、きっと一番間違ってる。 ただ、こうするしか、思いつかない。 こうする事でしか、表現出来ない。 ……それだけ。 「一樹。大丈夫よ。飲んでない。でも、このままじゃ、あと5分で溶けて、私、死んじゃうわ。だから……」 私は少し背伸びをして、彼の肩に両手を置き、目を瞑る。 「……奪って」 彼が躊躇いがちに合わせた唇は、細かく震えていた。 彼の舌が恐る恐る、コレを探しに来る。 でも、私はまだ渡さない。自分の舌の裏側に挿んで隠す。 一樹、怖いのね。水溶性カプセルって、唾液の中でもどんどん脆くなるの、あなたも知っているものね。 私がああすれば、あなたは、こうするしかない。 ……ごめんね。辛い思いばかりさせて。 私は表面が既にベトつき始めたカプセルを転がし、わざと彼の舌に触れさせる。 彼の舌が、彼の焦燥を反映して必死さを増す。 歯と歯がカチカチ当たる。 ……ごめんね。一樹。……ごめんね。 こんなの、嫌よね。あなたのファーストキスが、こんなだなんて。 それなのに、あなたは文句の一つも言わない。 ただ黙って、愚直に薬を探しに来る。 言葉遣いも直させてたのに、気を抜いて思わず愚痴の一つを溢したりもしなかった。 いつも黙って、私を見ていた。……その目で。 ねぇ、恨んでよ。……嫌ってよ。 私、こんなに酷い事してるのに。 彼の舌をわざと邪魔する様に、舌を動かす。絡ませる。 でも、彼はカプセルを探す事に必死。他には何も考えてない。 ……そのまま、私を置いて行くつもりなの? 私、どうすればいいの? 私、あなたが思ってる程には、強くないのよ? 彼がカプセルを探し当て、持って行こうとする。 私はギリギリでそれを取り返す。 イヤ……。 こんな結末。 ねぇ、助けて……誰でも、何でもいい。 神でも仏でも思念体でも悪魔でもいい。 ……お願い。……助けて。 魂だって身体だって命だって差し出します。 だからお願い。せめて、私を身替りにさせて……お願いです。お願いします! ガツガツと乱暴に歯が当たり出す 助けて! 誰か! 衝撃で頭が痺れた様になる いやだ! とめて! それでも私はこれを放さない やめてっ! お願い……。 なんでこんな事に? この人が何をしたって言うの? 世界の安定を守る為に戦う。 それは、誰だってやってる事。「世界」の規模が違うだけ。 この人がやった事も、同じ事。 機関がやっている事と同じ事なのに。 平和を守るなんておこがましい事は言ってない。 ただ、大切な物を守っただけなのに。 ……私も一緒に狙ってくれたら。 この人と一緒に逃げたのに。 彼は自分から探すのを諦めた。強引にしたらもう崩れるかもしれないから。息も苦しそう。見てみると顔も真っ青。 いっそ、コレを噛んでしまおうか。2人分なんて余裕で足りる。 そうすれば一緒に逃げられる。……ずっと一緒に。 ……そうしようかな。 ……うん。そうしよう。 心が軽くなった私は、最後に彼の目を見る。 彼の瞼もまた開き、間近で視線が溶け合った。 滲む視界を通して、彼の思念が押し寄せて来る。 許してください 生きてください 忘れてください できない!全部、無理よっ! 私はソレを噛もうとした。一樹の舌が邪魔をした。 私が選んだからなのよ? 解ってるのに、なんで? ……どうして? あなたが死んでしまったら どうなりますか 知らない! どうなりますか やめて!考えたくない! 土台は盤面 あなたはカド お願い。一緒に行かせて。私だけ置いていかないで……。 カドが崩れて ピースが割れる 1列 そして2列 さらに3列 やめて!イヤッ!知らない! カドは取られて ピースが返る 割れたピースは 除かれる 新たなピースが また割れる タテ ヨコ ナナメ ……みな 割れる ……私が居なくなったら、残るのは白い残骸の山……。 あなたは それを 許せない ……そう。私は、死ぬことも許されない。 ……そうだった。一樹の身替りになんて、なれないんだった。 ごめん。……ごめんね。一樹。……最初からこうなるって、判ってたのに。 私は彼の弛緩した舌を吸い、愛撫した後、最後に下唇を強く引っ張ってから、…………それをそのまま渡した。 受け取った一樹はすぐに口を離し、テーブルの上からグラスを取ると、一気に呷った。 煩かった囁き声が、静かになった。 彼は私の方を向かずに、動揺し切った声で言う。 「……すみませんでした。探すのに必死で。……歯を立てたりしてないと良いけど」 やめてよ。この期に及んで、私の心配?言ったじゃない。傷なんて生きていれば治るのよ。一樹。……傷なんて。 「酷かったですよね。すみません。もし…………いえ、忘れてください。では、行ってきます」 「良かったらもう一度って?フフ……。それも悪くないかもね。でも、ダメ。恋愛は『禁則事項』でしょ。どっちにしろ私はアンタじゃダメ……」 レストルームへ行こうと背を向けた一樹に、私はそんな残酷極まりない言葉を投げ付ける。 それを、立ち止まり黙って聴いていた彼は、振り向きもせず、何の反応も示さずに立ち去ろうとする。 「……なんとか言ったらどうなのよ」 「いえ。安心しました」 彼はそれだけ言って、私の視界から消えた。 独り残された私はまた夜空を見上げる。 相変わらず赤い月。相変わらず明滅する星達。 ……そうね。悪くもないかもしれない。綺麗と言えなくもないかもしれない。 覚えて置こう。あの色を。 胸がまた激しく痛み出したから、フィルターをまた強くした。 23時57分 一樹を連れ寝室へ入り、私のベッドに寝かせて、自分もその隣に寄り添う。 耳を彼の胸に押し当てると、その中にある心臓が、心地よく愛らしい音を立てて鼓動している。 彼は、空いた腕をどうしたらいいか少し逡巡した後、私の身体には廻さず、自分の身体の前で手を組んだ。 『森さん。どうか、僕の分まで』 その様な意味の篭った低い音が、頭を乗せた胸から聴こえた。 自分の心臓が壊れた早鐘の様に打ち始めたから、「未来」をフィルターしてみたら、収まった。 23時58分 トクン トクン トクン とくん とくん とくん トクン トクン トクン とくん とくん とくん トクン トクン ト……。 とくん とくん と……? 23時59分 私は呼吸の止まったソレから身体を離す。 1が0になっただけ。よくある事。大した事じゃない。 ほら、手も震えてない。 涙も出ない。 全然悲しくないし、 辛くも苦しくもない。 孤独には慣れてる。だから大丈夫。ちっとも寂しくなんてない。 鬼には感情なんて無い。そう。 もっとフィルターを。 全部フィルターを。 0時00分 ベッドの影が魔物の様に動き出し、アイツになった。 ソイツは、慎重さも丁重さも荒っぽさも無い、何の感慨も無い機械の様な手でソレの脈拍を計り、素早くポケットを調べ、割れたピースを取り出しながら、天気の話をするかのような感情を交えない声で言った。 「悲劇にしては半分残ったな」 ……どうでもいい 私が何も言わずに見ていると、ソイツは手にした薬のケースにぼんやりした白い光を放つペンを向けて、浮かび上がったIDを読む。そのついでに、ソレの網膜も調べる。 「念を押す必要も無さそうだが、念を押すと言うのはそもそもこの様な場合の為の言葉だろう」 ……好きにすれば 私が何の反応も示さないで居ると、ソイツはゆっくりと私に向き直り、言った。 「いや、残ったのは4分の1以下だった様だ。無駄をしたものだ。……まあいい。お前の行動が予測できない。一応念を押すのは止めておこう。どうやらその必要も無い」 ソイツは歩いて出て行き、玄関のドアが開き、閉まった音が聞こえた。 ガチャン 一緒に、色々な物が閉ざされた。 寝室の窓際に立ち、もう1度、天を見上げる。 そうよね。月は、やはり白がいい。 大分暗い白だけど。 窓に少し被る様に伸びる灰色の植物の葉先に触れると、指先に小さな黒い点が生まれ、大きく、大きく、膨らんで行く。 じっと見ていると、表面張力の臨界を超えたそれは、やがて一筋の黒い流れとなって零れ落ち、黒い絨毯に吸われて見えなくなる。 私は鬼。 鬼に種類なんてない。みんな同じ灰色。 それだけ。 私はまだ死ねないから。 この閉鎖空間が崩壊するまでは、我慢する。 いつ?……知らない。 今だけ考えてればいい。そうすればいつか終る。 今を我慢すればいい。そうすればいつか終る。 大丈夫。きっとすぐに終る。 第9話「秤で量れん物」へつづく 私の選んだ人リストページ
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「どうしたんですかキョンくん。キツネにつままれたタヌキみたいにぽかんとしちゃって」 だから豚もおだてりゃ木に登るを目の当たりにしたって言うほうが今の心境にドンピシャだって言ったろうが。 似たような会話をここ最近した気がする。と言うか昨日だ。あの時はあの時で驚いたが、今回も負けちゃいない。大統領候補選出のために躍起になる候補者同士のナンセンスな闘争にも匹敵する。 「ほんと、昨日から変ですよ。やっぱり精神科の病院にいった方がいいのです」 昨日はここで英語で答えた気がする。今日は何語がいいんだ? フランス語? ドイツ語? 奇を衒ってサンスクリット語やエスペラント語なんかで話した日にゃ驚くだろう。目の色変えて俺のネクタイをゆする橘(ハルヒ)の顔が目に浮かぶ。 だが生憎の勉強不足のためそのどの言語も未修得で話すことができないんだ。期待にこたえられなくて申し訳ない。 ――んなことはどうでもいい。 こいつは一体何者だ? 橘京子の姿をした『彼女』が、涼宮ハルヒを名乗りやがった。ここまでなら昨日と同じだ。 だが、こいつは昨日までの『ハルヒ』と一つ違う点がある。 それは喋り方だ。 昨日までの『ハルヒ』ならば体や髪型、それに声は橘のものであるが、唯一オリジナルの部分があった。それこそが同じ姿に分裂した皆を見分ける唯一の方法と言っても良かった。 しかし、この『ハルヒ』は俺からその唯一の方法までも奪い取りやがった。これでは本当に橘京子なのか涼宮ハルヒなのか区別がつかない。 もしかしたら本物の橘京子が嘘ついて涼宮ハルヒを名乗っていることもありうる。そう考えた方が手っ取り早いし、納得もできる。 しかし…… 「橘。お前こんなところで何をやっている?」 昨日と全く同じ質問を投げかけた。 「へ?」 お惚け顔の『ハルヒ』……いや、『橘』でいいのか? ……が、本物そっくりの素っ頓狂な声を出した。 「キョンくん、何を言ってるんですか。やっぱりお医者さんに行った方がいいのです。古泉さんに紹介してもらったあのお医者さん、あそこなら見てくれるかも」 『古泉さん』か……一人称や俺の呼称だけでなく、三人称まで橘になってやがる。これでは本当に区別がつかん。 「さあキョンくん、行きましょう!」 「な……おい! 待て!」 そして橘は、俺の制服の裾を引っつかみ、強引に坂を下りだしていた。 「授業はどうするんだ!」 「昨日も言ったじゃないですか。後から幾らでも取り戻せばいいのです」 「別に授業が終わってからでもいいだろうが!」 「それはダメですぅ。団活の時間と重なっちゃう。昨日も言いましたけど、団活の時間は勉強と違って取り戻せないの。学校で授業を受けるよりもはるかに貴重な時間なの。だから今行くの」 「ああ……そうかいそうかい」 半分、いや、8割5分ほど投げやりになった俺は、サンタクロースが運んでいる大きな白い袋のようにもぐいぐいと引っ張られながら橘(ハルヒ)と共に他の北高生の逆方向を突き進んでいた。 何だが、事態は更にややこしいことになってきたみたいだ―― 途中で谷口と国木田に会った。 簡単な挨拶と欠席を担任に伝える旨をほんの二言三言交わしただけで、しかしそのままスルーされたことは伝えておこう。一応念のため。 確かに暴走した橘(ハルヒ)を止めるために体をはろうなんて奴はうちのクラス、いや、北高全生徒前教員を見渡してもいるとは思えないし、それならば110番や自衛隊などの応援を呼んでくれればそれだけで万事OK牧場だったのだがそんな俺の淡い期待はものの見事に肩透かしを食らい、例えではなく市中引き摺り回しの刑を言い渡され、その後打首獄門の刑にも似た懲罰を受けるかもしれない俺を見たらならば、いっそのこと関わりにならない方が良いんじゃないかと思って誠心誠意を尽くして力の限り無視する気持ちは存分に分かる。 だが、少しは俺の立場になって考えて欲しいものである。俺だって、やりたくてこんな子としてる訳じゃないんだぞ。 とまあ、俺の唯一無二……とまでは言わないが、そこそこ心を許せるクラスメイトですらこんな対応であるから、そこまで親しくも無いクラスメイトやその他同級生、果ては我が後輩たちが取る行動は唯一つ。それは即ち見てみぬ振りをし、知らぬ存ぜぬを決め込むことであり、当然と言いうべき事象にカテゴライズされる。 皆が皆、力の限り俺たちを空気や石ころのように扱って普段と同じように丘の上の学び舎を目指しててくてくと歩いているのである。 そんな風景をみてますます気が重くなるが、勿論俺の心境などわかる筈もなくひたすら坂を下り続けるツインテール。 「やれやれだ……」 俺の一段と溜息が深くなった。 だが、一つ分かったことがある。 こいつはやっぱりハルヒだ。この突拍子も無く、見た目を気にしない行動は俺が知っている涼宮ハルヒと同じである。昨日俺に保健室に行くように命じた、あいつと同一人物であるのは間違いない。 何より、こいつは昨日の出来事を明確に覚えていた。もし本物の橘が入れ替わってハルヒを自称したのならばそこまで頭が回らないだろう。あいつは馬鹿だし。 同じ人物(橘の姿をした涼宮ハルヒ)が、更に変貌を遂げている。 昨日は姿のみ。今日はさらに喋り方が加わった。 「つまり……」 そこから導き出される結論。それは―― ――ハルヒが橘へと変化している。 「…………」 かなり重い議題のような気がする。 現状では性格そのものはハルヒのものをかろうじて残しているような印象を受けるが、もしかしたらこれは明日にも消えてなくなってしまうかもしれない。 もしそうなった場合、ハルヒという個人、個性は消えてしまうことになる。 それは涼宮ハルヒの存在が無くなること……死んだも同然である。 ――今までの世界が、消えてしまう―― 心の中で反芻した。 俺が望んでいた世界、俺が散々苦労して取り戻した、日常的で且つ非日常的な世界が全て消えてしまう。 入学式に電波発言をした涼宮ハルヒ。その力を重要視した宇宙人未来人超能力者。そして各勢力から派遣され、今や立派に涼宮ハルヒの愉快な仲間達となった、SOS団の面子。 強硬派の宇宙人端末に殺されかけた事もあった。麗しき部室専属メイドと一つ屋根の下で添い寝をしたこともあった。超党派のアクション劇にヒートアップした事もあった。 それら全ての出来事、そしてこれから起きる出来事。全てデリートされてしまうのだ。 ――それだけは避けなければ……―― 悠長に構えていたが、どうもそんなわけにも行かなくなった。元の世界に戻る方法を、なんとしてでも見つけなければいけない。 リミットは……わからないが、できれば今日中。 「さあ、きりきり行くのです!」 細くて白い腕に似合わず、やたらと強い力でグイグイ袖を引っ張られ、ふと我に返った。 俺の右腕から伸びる袖の先を見る。空いた方の腕で携帯を取ってなにやら電話をしている橘(ハルヒ)の姿。聞くからに、古泉に連絡を取って医者にコンタクトを取ろうとしているらしい。 その光景は、姿や声、そして喋り方まで橘になってしまったハルヒが唯一ハルヒとしてアイデンティティを保持するために力を発揮しているようにも見えた。 ハルヒよ。お前もこんな姿になって不本意だろう。なるべく早く元の姿に戻してやる。頼むからあまり暴走しないでくれ。 坂の下までてくてくと歩くとそこには黒塗りのハイヤーが待ち構え、運転手が侍られていた。以前何度か見たことのあるこのハイヤーは勿論…… 「あのね、古泉さんが手配しますって言ってくれたのです。これで長距離を歩く必要はなくなったのです」 っと、先に橘(ハルヒ)に説明されてしまったが、つまりは古泉の差し金だ。そういえば古泉はまだ橘の姿をしているのだろうか? 他の奴らの姿も気になる。 確認をしたいとは思うが今の状況ではそれを許してくれそうに無い。 「早く検査しに行きましょう。今の状態なら通院くらいで治療できそうです。入院するにしても検査入院で数日くらいで済みそうなのです」 ハイヤーに乗り込みながらもなぜか楽しそうに言葉を続ける橘(ハルヒ)。悪いが入院している暇なんてものは無い。一日でも早く元の世界に帰えらないと、それこそ取り返しのつかないことになる。 医者に何とかして話をつけ、少しでも早く脱出しよう。その方がいい。 ただ問題は医者が俺の言うことを聞いてくれるかどうかだ。変なことを言ったらそれこそ精神的にアレな人と勘違いされ、そのままベッドに直行されかねない。古泉辺りに連絡を取って、算段をつけたいのだが…… 「どうされましたか? どうぞお乗りになってください」 あ? は、はい。すみません。 朗らかな笑顔を見せる白髪の混じり始めた運転手の柔和な一言によって、俺は今後の予定を練る事を中断させられた。仕方なく橘(ハルヒ)の横に腰をかけ、発進を待つことにした。 仕方ない、移動中に対策を考えることにしよう。 全然考える時間など無かった。 橘(ハルヒ)は運転手のことなど気に求めず俺に話を振ってくるため、それの対応で忙しかったのだ。 無視しようモンなら『ちょっと聞いてるんですかキョンくん!』と車の中にもかかわらず大声で怒鳴られ、自分の話を聞けと言わんばかりの吊り上った顔を俺に向けてくるのだ。 話の内容は、別段注意して聞くようなものではない。最近の受験勉強の進捗状況について。朝比奈さんの大学の大学祭で会場を占拠してSOS団を宣伝する計画について。今日のイベントについてエトセトラエトセトラ…… 以外にも上機嫌でまくしたてる橘(ハルヒ)の太鼓持ちを程々にしつつ、俺はあることに気がついた。 寝たふりをしていればよかったかもしれない、と。 「ここですね。……なんか地味」 お目当ての病院は俺達が車に乗り込んでから30分もしないうちに到着した。以前俺が階段からこけて意識を失った(という事になっている)時に担ぎ込まれた総合病院とは異なり、それと比べて二周りほど小規模の医院であった。 「文句を言うな。医者に地味も派手も煌びやかも関係ないだろ。重要なのは腕だ」 ただし――この医院は脳外科専門に扱っているらしく、総合病院と比べると大きさこそ見劣りするかもしれないが単科病院としてはかなりの規模をもっている。新設なのだろうか、外装も殆ど汚れてなく綺麗な状態を保っている。 「それもそうですね。それにここは古泉さんのお勧めなのです。前の総合病院よりもここの方がら最新設備がそろってて具合がいいんですって。だから脳の異常も直ぐに発見できるそうなのです」 ハイヤーでの移動中、俺の携帯に受信したメールの内容がそのままそっくり説明された。 要らない所の気配りが用意周到な好青年のポテンシャルは健在であり、普段なら舌打ちして削除するこのメールにむしろ有難味を感じてしまったが、あいつにそんな事は絶対言わないつもりだ。 「でもラッキーです。こんなに直ぐ近くに脳外科の専門医がいたなんて。しかもイの一番に診察してくれるそうよ。よかったですね、キョンくん」 にこやかな顔を浴びせる橘(ハルヒ)。恐らく――というより、間違いなくその病院は機関の息がかかっているだろう。以前から機関は有事に備え様々な分野に進出してきている。ハルヒを退屈させないために。この病院もおそらくその一環だ。 機関の息がかかっているのであれば、医師も間違いなく機関の同胞か協力者と見ていいだろう。 それなら話は早い。 どこぞの訳のわからない大学病院の教授が出てきて延々と専門用語を並べられた挙句、様子見でもう一週間後に来てくださいなどと言われないだろう。 診察中と偽って早い段階で抜け出し、皆と合流することも可能だ。もしかしたら古泉はもう既にそこまで来ているのかもしれない。頼むぞ古泉。SOS団の副団長であるそのニヤケ面、今回ばかりは早く拝ませてくれ―― さすがに今回ばかりはそう願ったね。 受付で簡単な手続きを済ませた後、待合のソファーに座るまもなく診察室へと呼ばれた。そのまま医師の待つ部屋へと直行することとなり、 「ハルヒ。そこで待ってろ」と言葉を残してそこから離れる予定だった。しかし、 「あたしもいくのです」 と言うもんだから、俺が必死の思いで立てた病院脱出プランは早々に変更せざるを得なかった。 「子供じゃないんだ。一人で診察くらい受けられるさ。だからそこで待っててくれ」 一応念のために反抗してみる。どうせ徒労に終わるんだろうがな。 「何言ってるんですか! あたしは団長なのです。団員の健康状態を把握するのもトップとしての責任なのです!」 ほら予想通りだった。なら仕方ない。 「わかったよ。ならついてきてもいいが、お菓子をもらえるわけじゃないぞ。それに注射器を見て泣き出すなよ?」 「あたしがそんなことする訳ないじゃない! いい加減にしないと怒りますよ!」 よかった。『いい加減にしないと泣きますよ!』と言い出すんじゃないかと思って内心ビクビクしてたぜ。その辺はやっぱり橘京子と違うところだ。完全に橘京子化するまでには至ってない。 「早くしてください。異常が無かったら今日のイベントは決行するんだから、宜しくお願いしますよ!?」 ……そういえばそんなことを言ってたっけな、橘(ハルヒ)の奴は。 昨日の夜、いきなり俺に電話をかけてきて、速攻でとある準備する様に命じられた、アレ。 だから俺はあんなに重い荷物を抱えて坂を登ろうと頑張っていたんだったっけな。今となってはその荷物は先程のハイヤーのトランクで静かに眠りについているわけだが。 「はいはい、分かりましたよ。でももし入院することになったらどうするんだ?」 「そうねえ……その際は、ここでやればいいじゃないですか? ああ、その方が面白いかもね。滅多に体験できないことでしょうし、そっちの方がいいかもしれません」 おい、ちょっと待て。それはさすがに迷惑だろうが。他の入院患者さんや看護士さんの身にもなって考えろ。 「大丈夫なのです。先生に話をつけて、1等個室を借りることにするのです」 たかが検査入院でそんないい個室を貸しきってドンチャン騒ぎをするってのか? 本末転倒だろうが。 「どうせ金持ちか要人用しか使われない部屋でしょうし、そんなに需要は無いはずです。ならば皆で楽しく使った方がいいに決まってるのです!」 需要があれば騒いでもいいって訳でもないだろうが。 「とにかく! キョンくんあなた今日一日入院することにしなさい! あたしが医師の先生に打診してあげるから!」 先程は少しでも早く退院するように打診していた橘(ハルヒ)であったが、何時の間にか一転、本日一日は絶対入院しなければいけなくなってしまった。となると、今日一日俺は本当に入院しないといけないのだろうか……? いや、間違いなくその通りになるだろう。 この病院は機関の息がかかっており、機関はハルヒの機嫌を損ねることは決してせず、ハルヒの望みどおりに事を運ばせようとする習性がある。ハルヒの今の心境が一日入院を望んでいる以上、その通りにしなければいけないはずだ。 アレを決行させるために。 ――そろそろ説明もなしに事を運ぶのがきつくなってきた。本日何をやる予定だったのか。あいつが望んでいたアレとは一体何だったのか。昨日俺に様々なものを準備させて、一体何をしでかそうとしたのか。 実は言いたくなかったのだが、状況を見る限り説明せざるを得ないだろう。俺は橘と違って空気が読める方だ。場の雰囲気を読んで行動することには長けている。 いいか皆の衆。耳の穴かっぽじって良く聞くがいい。 何と! 本日はSOS団結成から丁度2年目である! その栄誉を称え(ハルヒ談)『SOS団創立二周年記念パーティ』なるものを開催しようと言い出したのだ! ……ああ、分かってる。これを言うだけのために散々引き延ばしたのは悪かったさ。だけど少しは俺の見せ場も必要かと思ってだな…… ……頼むから、橘京子並に意味不明だな、何て言わないでくれ。腫れ物に触るような目で見ないでくれ…… 『ほら、昨日鶴屋さんが作ってくれたストロベリーパイが美味しくて、すっかり忘れていたのよね。こういうイベントはきっちりとこなして行かなきゃね。祭りってのは神が人間に与えた最大級の娯楽の内の一つだし』 とは昨日の電話で、まだ橘口調になる前のハルヒが述べた文章だ。 そのパーティを円滑に進めるためと称して、俺は様々なパーティグッズ並びに必要小物を持ってくるように言われたのだ。 パーティグッズは多岐にわたっている。マイク、スピーカー、ラジカセ、ハリセン、模造紙、油性マーカー、蝶ネクタイ、カツラ、ラメ入りタキシード、現役を引退した妹のランドセル、紅白帽子エトセトラエトセトラ…… それらを旅行用のボストンバッグに全てつぎ込んで、ひいこらと地獄坂をよじ登っていたのが本日の朝のことである。 スピーカーや妹のランドセルはともかく、カツラやラメ入りタキシードが一般的家庭である俺の家にあったのかは聞かないでくれ。 ……まあ、新入生の入団案内の時に使用したものを俺の家に置き去りにしていただけなんだけどな。 本来は去年と同じく、鶴屋さんの家の敷地内で行う予定であった。去年は山桜だったから、今年は水芭蕉を愛でながら執り行おうと昨日いきなり鶴屋さんに連絡を入れていたのだが、あっさりとOKをだした鶴屋さんの懐の広さには最早脱帽するしかない。 しかし、突然会場を病室に変更することになったのだが、それでも鶴屋さんは許してくれるのだろうか? いや、多分OKをだすんだろうな。そしてパーティに必要な様々な料理や部材を病室に運び込んでくるに違いない。 ――やれやれ。参ったぜ。 「あのですね。この子頭がおかしいんです」 診察室にはいるや否や、開口一番に医師に向かって言ったセリフがそれである。 「馬鹿野郎。それじゃ俺がお馬鹿さんみたいに聞こえるじゃないか」 「お馬鹿さんなのは確かでしょ? センター試験の模擬で未だ満点の半分以上も獲得したことが無いんだし」 まだ未修得の内容もあるからいいんだよあんなもんで。ってそんなことはどうでもいい。 「事の次第は既に聞いております。記憶を司る神経細胞に異常が見られるかもしれないとの事でしたね。では早速ですが診察しましょう」 俺が言葉を切り出す前に、総髪姿の医師が喋り始めた。 「今から簡単なアンケートをします。少し前の記憶をきちんと把握できているかの確認になりますので、分かる範囲で答えた下さい。それでは始めますね。今日は何時頃起きましたか?」 えー、と。7時前くらいかな? 「今日の朝ごはんは何を食べましたか?」 ご飯とお味噌汁と、くさやの干物ですね」 「そうでうすか、アレはなかなかの美味なんですよね。臭さも病み付きになってしまう」 あ、先生もそうですか? 実は俺もそうなんですよ。身を千切りにしてご飯に入れて、お茶漬けにして食べたらもう…… 「キョンくん、話をそらさないで、ちゃんと先生の質問に答えて欲しいのです。先生、次の質問を」 「あ、ああ、そうだね。先生としては焼酎との組み合わせが最高なんだが……失敬。では続いての質問です。それでは3日前の夕食の内容は覚えていますか?」 3日前? うーん、いきなり言われて直ぐには出ないぞ。3日前……3日前と言えば日曜か。あの時はたしか…… 「あ、思い出しました。外食です。外食」 「ほう、では何を食べたか覚えているかい?」 「ええと、結局烏龍茶一杯くらいですね。昼に食べ過ぎて」 「なるほど。ではその昼食は何を食べたか。答えられますか?」 「あの時は……」 「ストーップ!!」 絶叫とまでもいかないが、そこそこ五月蝿い叫び声がそれほど広くない診察室を揺るがした。突然問診をストップさせたのは勿論、 「どうしたんだ、ハルヒ?」 「そ、そんなことどうでもいいじゃないですか。夕食の内容を覚えていたからその質問はクリアって事でいいのです。ですよね、先生!」 「いや、しかし……」 「い い で す よ ね ?」 橘(ハルヒ)の剣幕に圧倒され、一瞬たじろぐ先生。口調までは橘京子なのだが、こう言った第六感に左右される行動は涼宮ハルヒのそれを残しているのがわかる。やっぱりハルヒなんだな。こいつは。 だがおかしい。いや、気のせいかもしれないが…… 「あ、ああ……そうだね。それじゃあその質問は終わりと言うことで……他の質問に移ろう」 やたらとビクビクしながらその質問に触れない先生。女子高生のガン見にびびったと言うわけではないだろう。恐らくハルヒの機嫌を損ねることによる、組織の制裁を恐れてのことだろう。何となくだがそんな気がする。 そんなこんなのハプニングがありつつ俺が感じ取った疑問点も無視しつつ、脳内異常を測るアンケートは続けられた。 と言っても結局記憶に関することばっかりである。クラスの奴の名前を5人言ってみてくれとか、最近習った数学の公式を言ってみろだとか、自分や家族の名前を漢字で書いてみろとか、今何問目だとか……少々馬鹿にしているような質問もあったな。 その一つ一つの質問の内容を先生はカルテに書き込み、そして俺とカルテと、そしてなぜか橘(ハルヒ)を交互に見ては唸っていた。未だにビクついているようにも見えるが、気のせいだろうか? 「先生、どうなんですか?」 橘(ハルヒ)が痺れを切らして質問する。 「……えーと、うーん……そうだねえ……」 やっぱりなぜか驚いたような返答をする先生。その小さい声が閑静な診察室に響き渡る。 あまり良くない症状なのだろうか? というか、俺は今まで健常人だと思っていたのに、もしかして何か異常が見つかったとか? そう思うと不安が大きくなる。 「うん、君の症状だが……」 ゴクリ。 鳴ったのは、俺の喉の音か、それとも橘(ハルヒ)の音なのか? そして…… 「君の症状だが、特に何とも無いね。健康そのものだよ」 …………。 「おや、どうしましたか?」 えらく不安を煽ったその言い回しは今時流行らなさそうなじらし戦法でしたかそうでしたか……。勿体つけて言うからビックリしたぜ。何とも無いなら軽く言って欲しいもんだ。 「いやいや、ごめんごめん。だけど、もしかしてと言うこともあるし、一応機械で検査をしてみよう。既に準備もしているから、あとはオペレーターの指示を仰いでくれたまえ」 そう言うと先生は椅子をくるりと半回転させ、 「CTおよびMRIの準備を」 診察室の裏側、医療用の機器を洗浄している看護士の一人にそう伝えると、「はい」と答えたその看護士はさらに奥の部屋へと急ぎ足で向かっていったようだ。 一瞬その看護士さんの声が森さんの声に聞こえたが……気のせいだろう、多分。機関が暗躍しているとなると、何故か森さんが全て裏で操っていると考えるのは病気の前兆かも知れない。 「では君は診察用の服に着替えて」 「あの……こんなものまで来て診察するって事は、結構時間がかかるんでしょうか?」 「そうだねえ……検査には数時間、多分昼過ぎには全部終わると思うけどね。ただ、その検査の結果が出るまでもう一日かかるから、今日一日は入院という形をとってもらうよ」 やはり、ハルヒの望むとおりの結論になってしまったか。しかし、俺は元の世界に戻るために奔走しなければいけない。 「今日は用があって……入院だけは勘弁できませんか?」 「定時検診をしたいので、その意見は受け入れられないね。でも、それ以外の時間であれば自由に外出してもらっても構わないが」 「そうですか……わかりました。」 ここで折れることにした。あまりしつこく入院を断ると、橘(ハルヒ)が不審に思ってしまう可能性大である。それに抜け出せさえすればこっちのもんだ。定時検診など無視して元の世界に戻る調査をするまでだ。 「うんうん、あたしの予想通りの結果になったのです。それじゃあ本日16時より、ここで行うことにするのです! 先生! この病院で一番いい個室を借りますね。あと、他に何人か呼びますから、よろしく!」 橘(ハルヒ)はプラズマ級の勢いと笑顔で先生にそう答えた後、ドアを蹴飛ばして外へと出て行った。 おおーい、本気でここでパーティをやる気なんですか……? 未だ許可も何ももらってないんですが…… 「ご心配には及びません」 へ? 「既に部屋は確保してあります。病院の離れにある特別防音壁を用いた一室をご用意してあります。どうぞごゆるりとご歓談ください」 俺の目の前に現れた、淡水色のナース服を着こんだその人は、先程機器を洗浄していた看護士さんであり―― 「それと、診察の準備ができましたので、ご移動をお願い致します」 「森さん!?」 ――やっぱり見間違いではなかった。 ある時は富豪に雇われた臨時メイド。ある時はWRC級のドライブテクニックにも動じないオフィスレディ。 森、園生さんだ。 「…………」 俺の呆然とした顔を見て、彼女は清純な少女特有の笑みを見せていた。 「どうですかこの衣装? ちょっとわたしには似合わないかも。それに少し恥ずかしいですし……」 ちょっと照れくさそうに笑うその人は、言葉とは裏腹にばっちりとナース服を着こなしている。 ナース服と言えばマイクロミニでピンクのフリフリってのを思わず想像してしまうが、もちろんそんなわけはなく、森さんが着ていたのは至って普通の、悪く言えば野暮ったい衣装である。 しかし森さんの着こなしは完璧だった。派手さは無いものの、女性特有の美しさを壊すことなく、最大限引き出している。そう言えば、メイド姿の森さんもそんな感じだったしな。 いや、もっと言うと、森さんはセーラー服を着ていようが着物を着ていようがリクルートスーツを着ていようが違和感を微塵も感じさせることなく着こなすだろう。そう言うお方だ。それは森さんの年齢が不詳と言うこともあるが。 「どうしてここに?」 「看護学校を卒業して、今は見習いとしてこちらに勤めています……じゃ、納得しませんよね。実は、現在発生している元の世界との位相のずれをこちらで調査しているのです。そして、その件であなたに報告しなければならないことがあります」 森さんは続けた。 「現在、涼宮さんを始め、あなたに関連のある何人かが橘京子の姿へと変貌させられています。詳しい事はまだ調査中ですが、やはり大いなる力が作用していると考えられます」 「大いなる力……」 ハルヒが所有している、後天性願望成就能力のことだろう。 「ええ。その通りです。涼宮さんの例の力によって世界が大きく改変されたと機関内でも意見が一致しております。ですが彼女の力だけでこのような事になったとは思えないのです。誰か……別勢力の介在により、世界が変貌を遂げたとしか思えません」 軽い微笑みを絶やさずも、抑揚のない口調で話す森さん。演技なのかも知れないが、努めて平然としているこの態度は逆に不安を煽られる。堪らず森さんに質問を浴びせる。 「別勢力って、機関と対抗している組織とか、長門とは別の宇宙人とか、御子孫様々とか……ですか?」 「ええ……」 力なげに下を向き、申し訳なさそうに返答する。 「宇宙人や未来人の方はともかく、我々機関の仇なす組織はいくつかあり、監視の目はいつも向けています。そんな中、橘京子の所属する組織がここ数日で活発な活動を始めたのです」 みんなでスイーツバイキングに行くとかなら、橘の所属する組織に限ってはあり得ない話ではなさそうだ。 しかし森さんは首を横に振り、 「組織が活動源とする居所、俗に言うアジトですが、そこに人や物資の出入りが頻繁に行われるようになってきたのです。とは言え、軍事兵器とかではなく主に食料でしたので、それほど緊急警戒態勢をしく必要もないと思い監視のみ続けていたのですが……」 ここで一段落し、森さんはさらにトーンを下げ、俺に一礼をした。 「一昨日ですが、突然組織のメンバーが忽然と消えてしまったのです。どこに消えてしまったかは……申し訳ありません。未だ発見できておりません」 今度は逆に頭を上げた。 「ですが、機関の人間、および協力者を通じて、組織の行方を追っています。今回の事件のキーとなる人間、橘京子を何としてでも探し出さなければ行けません」 「やっぱり今回の事件は、橘の奴が鍵を握っているのですか?」 「外見があの忌々しき橘京子になってしまったという以上、彼女に責任がないとは思えません」 眉をピクピクと動かすナース姿の元メイドさんのその表情に、その場に居た人間達は戦慄を覚えたはずだ。ほら、さっきまで俺を診察していた先生が硬直しきっている。 やっぱり機関の差し金で動いていたか、先生。 「何としてでも彼女を見つけ出し、今回の真相を洗いざらい吐かせますので、ご安心を」 森さんが見せる美しい笑顔の中に、何故か俺はおぞましき憎悪の念を感じたんだが……気のせいだろうか? 「いえ、そんなことはございません。前回頂いたカカオ100%チョコレートのお礼に、激辛カレーラムネを1ダースほど飲ませようなんて考えていませんから。あれもスパイスタップリで、橘さんの健康によろしいかと存じまして」 …………。 「では、検査室まで案内いたします」 待ってください。本当に診察するのですか? 「ええ」 ですが、俺は特に悪いところなんてありませんよ? 「承知しております。ですが、演技だけですませるわけにはいかないのです」 森さんは語った。 「涼宮さんの精神状態は、現状あまり良いものではありません。古泉から既にお聞きかとは思いますが、我々は彼女に精神的な負担をかけることをよしとしないのです。今あなたを診察していると考えている以上、我々はそうせざるを得ません」 言いたいことは分かりますが、でもなるべく早く元の世界に戻さないと、大変な目に遭うんじゃないですか? 「では、ちょっとしたたとえ話をしましょう。今あなたが外に出かけたとします。そこで万一にも涼宮さんとあなたがばったりと遭遇した場合、涼宮さんの機嫌どうなると思いますか?」 良くはならないでしょう。『何勝手に抜け出したんだ』って怒るでしょうね。 「ええ。我々もそのように推察しています。そしてそれは、この世界の崩壊へと着実に足を進めてしまうことになるでしょう。不安定なこの領域に於いて、そのスピードは通常の何倍、何十倍といった速度で」 確かに。あいつはそう言うときに限って勘の働く奴だ。こちらの嘘を徹底的に暴き出す可能性は高い。 「だけど、それなら出会わないように仕向ければ良いじゃないですか。監視の目は、どうせハルヒのところにもあるんでしょ?」 「ええ、仰るとおり。確かに可能です。ですが診察が終わった後の事はお考えになっていますでしょうか? 涼宮さんはきっと、あなたの元に来て、診察結果を尋ねて来るでしょう。その時、あなたは一人で芝居を続けられますでしょうか?」 「どこも異常が無かったとか、あるいはわからなかったと言えば良いでしょう?」 「言い方を変えます。実際に診察もしていない装置の体験談を、あなたは明確に伝えられますか? 「あ……」 「涼宮さんのことです。一般人が体験出来辛い体験をしたあなたに、瞳を据えられることとなるでしょう。もしそうなった場合、あなたは返答に思慮することとなり、それを見た涼宮さんが怪訝に思う……違いますか?」 森さんの推察にぐうの音も出ない。 これから受ける検診がどんなものか知らないと、人に聞かれても答えられないだろうし、それで本当に検診してきたのか? と不審に思うのも当然である。これはハルヒでなくても一般的成人なら誰だってそう思うだろう。 「だけど、橘の捜索はどうするんですか?」 「我々が捜査範囲を広げて尽力を尽くしております。ですからご安心を。急改に至るまであと数日は猶予があると思いますが、その後あなたのお力をお貸し頂くことになるでしょう。それまでしばし休養を。今日はこちらでゆっくりとしていって下さい。」 森さんは安らぎを振りまくようなスマイルを俺に当てた。誘拐された朝比奈さん(みちる)を取り戻したときと似た微笑み方である。古泉も見習って欲しいものである。……ま、男がそんな笑い方したら気持ち悪いだけかも知れないが。 「わかりました。お願いします。それでは森さん、検査室まで案内をお願いします」 「了解致しました……あれ? 検査室ってどっちだっけ……?」 不安げにきょろきょろと辺りを見回す。 「森さん、機関の仕事がメインなのは分かっていますけど、ナースのお仕事もちゃんとしてくださいね」 「……えへ、ごめんなさい」 俺のちょっとしたからかいの言葉に、森さんは更にはにかんだ笑みを見せてくれた。 検診はそれから数時間行われた。 全部機械がやってくれるから直ぐに終わると気楽に考えていた。しかし、現実はそう甘くない。 何だかよく分からない薬を飲まされ、変な台に乗せられ、撮影中は息を止めろだとか、微塵も体を動かすなとか、ともかく面倒くさかった。 何よりも驚いたのが、この検査は放射線を使用して撮影を行った件である。 放射線を全身に浴びせるのは非常にまずいんじゃないかと先の医者に申し出たのだが『レントゲンみたいなものだから大丈夫。はっはっは』と乾いた笑いが俺に届き、むしろ不安を煽ったのだ。 森さんの睨みにビクビクする医師の言うことなどあまり当てにも出来ないし……失敬、人のことは言えないな。 そんな俺の心境を汲み取ってか、どこからとも無くやってきた森さんが『撮影に必要のない部分は、鉛を主とした防護壁でエックス線を遮蔽しましたからあなたの大事な部分の影響もほとんど無いはずです』と付け加えた。 大事な部分? 一体どこですかと聞くと、森さんは『さあて、どこでしょうかね』と答えをはぐらかしていた。 何故かそこにいた医師や看護士達もくくくと笑っているように見えるが……まあいい。 しかし思ったよりも疲れたな。昼飯も食わずにずっと診察していたから腹も減ってきた。 「お疲れ様でした。お食事のご用意は整っていますので、病室の方に案内いたします」 そう答えたのは身近にいた看護士さん。ただし森さんではない。森さんは橘及び関連組織の捜索隊を指揮するため、この場から離れた(らしい)。 というわけでご飯を食べるべく、早速病室へと向かったのだ。 「こちらでございます」 まるでメイドさんのように病院内を案内され、そして最後に今後お世話になる(といっても一日だが)離れの病室へとたどり着いた。 看護士さんがドアも開けてくれるもんだから俺のやることと言ったらそのまま病室の中に入り込むことくらいしかない。あまりにも仕事熱心な看護士さんに感謝しつつも扉をくぐり、部屋に入って辺りを見回した後の一言。 「広ぇ……」 なんつう広さだ。俺の部屋はもとより、俺たちが根城としている部室よりも大きい。フットサルをするには少々狭いかも知れないが、スリーオンスリーなら余裕で出来るだけの広さがある。 しかも装備も豪勢だ。ベッドが普通のより大きいのは言うに及ばす。テレビはプラズマだし、ビデオレコーダやPCまで置いてある。少し遠くには冷蔵庫にキッチン、ならびに洗面台。そして更に奥には何とトイレとバスルームまでついてやがる。 極めつけはベッドのとなりにソファーとテーブルまで鎮座している。しかも複数。これは病室と言うより、高級ホテルのスイートルームと言った方が早いかも知れない。 ハッキリ言おう。もったいない。 この部屋を大部屋にしたらベッドはそれこそ何十台とはいるだろうし、検査入院なんかじゃなくてもっと必要な患者のために割り当てた方がいいと思うんだけどな。 「要人用の個室でございます」 要人……所謂VIPの人たちが使用する病室って事だ。確かにそう言った人たちのためには必要な設備かも知れない。しかし、もっと大きな総合病院ならともかく、何故それ程大きくもない単科病院にこれほどの施設があるのだろうか? 「あまり大きい施設では目立ちすぎまして、要人を狙う族共の格好の的になってしまいます。ですから住宅や商店街などと入り組んだこの場所にこぢんまりとした施設を建設したのです。狙われにくいので、この部屋の需要は結構あるんですよ」 にこっと微笑む看護士さん。まだ幼さの残る彼女は、笑い方、姿、そしてオーラ。全て森さんに酷似していた。さらっと怖い事言う辺なんかそっくりだ。もしかしたら森さん直属の部下なのだろうか? 怖いので聞く気にはなれない。 「せっかくですけど、俺は検査入院ですし大部屋で構いませんよ」 「いえ、あなたは既に要人と化しています。そのためにはこの部屋の提供を惜しみません」 「要人ってったって、別に命を狙われてるわけじゃないですし。俺には必要ないですよ」 「あなただけ、ではありません」 にこやかな顔が、一瞬まじめさを取り戻した。 「あなたの周囲にいらっしゃる皆様方が要人です。その方達を全てお招きするにはこれくらいの広さが必要でしょう」 皆様……招き入れる……まさか。 「ええ。こちらで行うと伺っております。記念パーティを」 再びからっとした笑顔で喋る看護士さん。まさか本気でここでやるとは思わなかったぜ。 計画を考える方も頭のネジが緩んでいるが、それを受け入れる方も同罪だ。やれやれ。 「なるべく、静かにやりますんで……」 「あら、じゃんじゃん騒いでもらっても構いませんよ。シアタールームに匹敵する遮音性を兼ねそろえておりますから。他の患者さんの迷惑になることは御座いません」 ニコニコと笑う彼女に、俺は再び溜息をついた。 機関関連の女性ってのは、こんな人ばっかりなのかね。 その後、病院より供給された飯を食べ、食後のお茶を嗜みつつ、一人で寝るにはやや広すぎる感のあるベッドへと移動した。 テレビを見ること以外何もすることのない昼下がり。最初は普段見ることのない昼ドラをこれ楽しみと暫く見ていたがそれもやがて終わり、暫くして始まったワイドショーを暫くつけっぱなしにしていたが、それもだんだんつまらなくなった。 やがてテレビの電源を切り、ぽけーっと突っ立って今後の方針を数学の実践問題を解くよりも深く悩んだあげく、その場に寝ころんだ。 「暇だ……」 早急に橘を探した方が良いのは確かなのだが、如何せん手がかりがない。よく考えたらあいつの高校の場所を知らないんだ。 長髪のハルヒを探した時みたいに、高校の門を見張る方法は採用できない。 それに森さんを始め、機関が橘と関連組織の発見に全力を注いでいる以上、俺がやるべきことは取りあえずこれから行われるパーティに参加して、皆の動向を掴むことくらいだ。 が、それまでまだ二時間程度時間がある。この微妙な時間を潰すためには、普段学生ができない事……そうだな、平日の昼間に堂々とベッドで寝る。これもまた一興。 そう言えば昨日もこの時間に寝てた様な気がするが、その件は対岸の火事と同じ認識をして頂ければこれ幸いである。 座布団代わりにしていた枕を手繰りよせ、真っ白なシーツに包み込まれる。こうしていればカップラーメンにお湯入れて待つ時間よりも早くα波を脳から放出してくるのは今までの経験論から言ってほぼ間違いない。 しかし。思わぬ誤算で俺の計画は早速頓挫してしまった。 「全然眠くねえや……」 昨日寝過ぎた事による弊害なのか、それとも授業中異様に眠くて眠くて仕方ないのに、いざ家に帰ってさあ寝ようとするとなかなか寝れない時と同じ症状が発生しているのか。あるいは意外と豪奢だった昼食に覚醒剤でも入っていたのか。 言葉通り、全然眠くならないのであった。 さて困った。寝ること以外にやることが見つからない。テレビもゲームも、ネットサーフィンもする気が起きない ちょっと散歩でもしようかと思って外に出るとタイミング悪く皆がやってくる可能性大だし、それ以前に機関の連中が俺をここから出してくれるとは思えない。 退屈な時間を潰す良い方法。何かないもんかね。ハルヒが常日頃から言っていることも強ちわからんでもない。 ハルヒと言えばさっき状況報告の催促を旨とするメールがハルヒから届いていたのだが、今送り返しても授業中だろうから送り返しても直ぐには見てくれないだろうし、それによる弊害(着信音やバイブが教室に響くこと)が発生したら俺が叱られる。 ならば向こうから連絡を待つしかないだろう。これも暇を持て余す原因の一つなのだが致し方ない。 あれ、待てよ? ハルヒは学校に戻るとは言ってなかった気がする。だとすれば……今日一日は授業さぼる気満々でいたから他のこと、恐らく今日のパーティの準備をすべく、部室か鶴屋邸に潜入しているかもしれない。 姿形が他人と入れ替わってもやることが変わらない奴だ。とは言え、姿形通りの行動をしてもらってもそれはそれで困る。お菓子を貪りながら『ふぇぇ~ん、ひどいですぅ』という声をハモらせるくらいなら朝倉を復活させた方がまだマシだ。 ……スマン、言い過ぎた。冗談だから復活だけは勘弁な。 トントン 考えを改め、橘京子が2人になった場合にのしかかる俺の負担は、うちの妹が2人になった場合とほぼ同等じゃないかという結論に達したその時、扉をノックする音が聞こえた。 「開いていますよ。どうぞ」 努めて丁寧な口調でまだ見ぬ来訪者に答えた。扉をノックするという時点で来訪者がハルヒを始め、谷口や妹といった乱暴者か狼藉者である可能性は完全に消え、残るはナースか或いは朝比奈さんと言った『天使』が枕詞にふさわしい人物に違いない。 願わくばナース姿の朝比奈さんがニッコリと笑みを振りまいて入室して欲しいと言う俺の願望は声帯にも影響を与え、いつもより15dB程凛々しく発音することとなったのは全くの余談である。 ガチャリとドアノブが稼動する音が聞こえ、続いてコツコツと廊下をはたくような音が病室にこだまする。 音の方に目線を向けると、そこには見知った顔。 「やあ、キョン。涼宮さんから連絡を賜ったよ。受験勉強によるストレスでついに脳内神経が短絡し、短期記憶のみならず長期記憶にも障害が出始めたそうだね。トランスフェリン内のアルミニウムイオン濃度が過多の可能性があるね? いや、愚問だった。確かあの論文は信憑性が無いというお偉方の判断が下っていたはずだ。理論から要因を導き出す演繹的手法はいくらでもこじつけが可能だけど、ある推測から狙ったとおりに答えを導き出す帰納法的手法は得てして上手くはいかないものだ。 だから僕のような凡人は、ただ事実をそのまま素直に受け入れるべきかもしれない」 この回りくどく、同意を求めるようでその実嘲け笑うかのような言い回し。こんな喋り方をする奴は、この世に生を受けて若干17年強の間で一人しかいない。 しかし。 「お前、誰だ?」 俺の深層心理に眠る答えとは全く異なる言葉を投げかけた。俺の予想通りの人物ならば、この後喉を震わせて得意気に語り出すからだ。まるで弟子に説法を聞かせる孔子のように。 「くくくっ、何を今更言っているんだい? それは一目見れば火を見るより明らかじゃないか。獲物を狙う猟犬のような鋭い眼光で睨まれるとこっちが参ってしまうよ。それとも目に携わる病気だったのかい? シックネスと言うよりはディズィーズ、いやシンドロームといった感じかな。ならばクリニックライクなここよりも、すぐ先にあるホスピタルに御幸なされるべきだね」 俺の予想は当たった。しかし、手放しでそれを喜ぶことはできなかった。 「そうかもな、そうしたい気分だよ」 何故か垂れ下がる頭を右手で受け止め、ふぅと一息吐く。 ……見ただけで誰かを判別できるなら苦労はしない。少なくとも俺には不可能なこった…… ……眼科に行って治るものなら是非治療して欲しい。その際邪眼か邪気眼か、はたまた三ッ眼とかに変化するのだけはごめん被りたい…… ツッコミだけは何とかできた。ただし心の中で、と付け加えさせてもらう。 考えてみて欲しい。 喋り方でその人を断定しているにもかかわらず、何故俺は『お前誰だ』と問いかけたのかを。 さすがにもう見慣れてそんなに驚くことはなくなったが、それでも情報改変あるいは異世界の相違点による俺の心理的ダメージは小さくない。 様々な疑問やツッコミが入り交じって俺の五感を力なくさせようとする中、どうしても一つだけ聞きたいことがあった。 なんでこいつまで――――佐々木まで、橘の姿になってるんだ? 教えてくれ、ハルヒよ。 「気分でも悪いのかい?」 お前を見て気分が悪くなりました。だから出て行け。 ……などとは言えるはずもなく、その代わりといっちゃ何だが、皮肉な笑いを浮かべることにした。 しかし、その顔を見た橘(佐々木)は、両親に先立たれてまだ幼い兄弟を気丈に養う姉に心打たれたような表情で一瞥し、なにやら考え込むような仕草をした後、 「ふむ……この部屋は少々暑くて、しかも湿気が高いような気がする。換気をすれば少しは気分も良くなるだろう。開けてあげるよ」 そう言ってそそくさとベッド後方に控えている窓側へと移動した。二房の髪の束が揺れるのが印象的だった。 信楽焼の狸のように黙りこくって佇む俺を、まるで地面に転がっている小石のように気にもとめず過ぎ去り、目的地までたどり着く。サッシに手を掛け、そして地面と水平方向にそれをスライドさせる。 窓は少女の力でも難なく開いた。そこまでは彼女の計算通りだったのだろう。 しかし、誤算があった。 サアアアァァァ…… 思ったよりも強い風が、部屋の中に舞い込んできた。 「きゃっ……!」 俺の前では凛々しく喋っていたその声が一転、何の誤魔化しもない年相応の女の子っぽい悲鳴を上げていた。 かく言う俺も悲鳴こそ上げなかったが、一瞬たじろぎ、その後目をそらす。 「キョ…………ァ……閉め……」 風に逆らって声のするの方に目を向けると、俺……いや、俺の向こう側を指さす彼女の姿があった。体を反転、更にシーンを切り替える。そこで目にしたのは半開き状態で孤立する入り口のドア。 なるほど、こっちが開いていたからあんなに風が入ってきたのか。やれやれ。 風にたじろぐ橘(佐々木)を背に、ベッドから降りてドアまで向かい、そして開いた口を塞いでやった。瞬間、この部屋を席巻しようと文字通り荒れ狂っていた風は治まり、今や窓越しのカーテンが軽く靡くだけである。 文字通り嵐が過ぎ去り……ちょっと言い過ぎかもしれないが……一瞬の沈黙が続く。 ただ黙っていても仕方がない。均衡を破るために何か言おうとしたが、先手を取られた。 「ふう……すまないね。キョン。今回ばかりは僕のミスだ」 安堵の息と謝罪の言葉を吐くその態度は、まさに佐々木そのものである。 「いや、礼には及ばないさ。しかし佐々木。髪の毛がかなり乱れているぞ」 「ん……」 呟いた後、太陽の反射光によってドアに映し出された自分の姿を見、 「いやはや、これはひどい。自慢のツインテールが台無しになってしまったよ」 感情を露骨に表すことのない彼女は、楽しそうに笑顔を押し出した。 ――ちょっと待て。 「佐々木」 「どうしたんだい?」 「お前、以前からその髪型だったか?」 いきなり本質を問い掛けるその質問に、橘(佐々木)は一瞬の間をおいて、 「そうだね。この世界ではそう言う事になっているみたいだ」 「事になっている……って、じゃあお前は、この改変された世界と元の世界の相違点が自覚できているのか?」 思わず言い寄ってしまった。 そんな態度を見てどう思ったのかは知らないが、橘(佐々木)は更に間をおいて連々と語り出した。 「ああ。そのつもりだよ。その事も含めてキョンに相談しようと思って馳せ参じたんだ。本来の自分と異なる姿に戸惑う三界無安たる心境と、そのために午後の授業を無断欠席した僕の背水の陣と言うべき心境、どうにか理解して頂きたくてね」 気持ちは分かる。他にも同様な症状に陥った人間を何人か見てきたからな。正確にはうち一人はオーガニックインターフェイスだが、同じようなもんだ。 「異変に気付いたのは今日の朝だ。どちらかと言うと気持ち良く目覚めることに成功した僕は、今日一日の脳の活力を向上させるためにシャワーを浴びようと、バスルームに向かったんだが、脱衣場で服を脱ぐ際両耳の後方に違和感を感じた。それが異変を感じるきっかけとなった。シャツの布地と髪が擦れる感覚。いつもよりもより明確に、そして敏感に伝わってきた。何だろうおかしいぞと思い、触って見るとそこあったのは栗色の髪の束二つ。よもやと思って鏡をみると、そこにはこの姿が存在してたってわけさ」 ――話の途中だが、本日佐々木が感じた異変をダイジェストでお送りした。申し訳ないがこれ以降の話は端折らせてもらう。話が長いから――ではない。その殆どが古泉や朝比奈さんから聞いたものと同じ内容だったからだ。 すなわち、姿が入れ替わっている自覚があること。今まで過ごしてきた記憶は俺の記憶と遜色ないこと。自分以外の人はこの姿に何の動揺もなかったこと。これら全てが橘の姿に変異した紳士淑女の当然の理として存在していたのだ。 って、こっちがダイジェストか。 「先ず真っ先に連絡をとろうと思ったのは橘さん。彼女なら何か知ってるかもしれない。この姿を見て直ぐに気づいてくれそうだったし、それに何だかんだ言っても僕の深層心理を一番理解してくれる人だからね」 だけど、とややトーンを落とした。 「彼女に全然連絡が取れないんだ。ずっと着信拒否にしてたから怒ったのかなと思って、公衆電話や他人の携帯電話を使用してかけても結果は同じ。直ぐに留守番電話に転送されてしまうんだ」 「ああ」と俺。「俺も同じ事をしてみたが、やっぱり同じ結果だったんだな」 後者は心の中で呟いた。理由はわからない。 「ならばキョンに相談しようと思ってたところ、タイミング良く涼宮さんから連絡があってね。本日のパーティの件は聞いたよ。だから涼宮さんよりも早くこちらに参らせてもらったよ」 「そう言えば、パーティをここでやるとか抜かしていやがっていたな、あいつは」 「くくく……俗世間や浮世に屈することのない姿勢、僕にはなかなか真似できそうにもないね」 真似なぞする必要性はないぞ佐々木。「それよりも、お前は今回の件はどう思う?」 「こんな奇々怪々な出来事は初めてだから、何とも意見しにくいかな……でもキョンを始め、宇宙人未来人超能力者から聞いた話を考慮すると、これはやっぱり涼宮さんが引き起こした事件だと捕らえるのが妥当だね。涼宮さんが何かを思い立って自分を始めとして姿を変えたのかもしれない。関係者の霊魂のみ、このパラレルワールドと元の世界にエクスチェンジした可能性だって考えられる。或いはこれが真の世界で、今までの世界は虚構の世界だったかもしれない」 水を得た魚の如く、生き生きと喋る。語り出したらなかなか止まらない。古泉と組ましたら朝までどころか、24時間生テレビに耐えられるかもしれない。 「で、どれがビンゴなんだ?」 「さあてね。僕にはさっぱり分からない」 おいおい。 「さっきも言ったじゃないか。結論に達するまでの仮定はいくらでもできるけど、それが正しいかどうかなんて分からないし、仮定を証明するのは至難の技だ」 そうは言ってもな、その仮定……ハルヒが情報改変するきっかけとなった出来事を理論立てて把握しないことには対処のしようがないぜ。 「それは正論だ。だけど正論だけでは潤滑油のない歯車と一緒だ。無理に回せば壊れてしまう。円滑な問題解決には繋がらない」 ならどうすれば良いんだ。潤滑油でも探して歯車に差せばいいのか? 「良くわかっているじゃないか。今僕たちがすべき事はまさにそれだよ。正論と正論を結ぶ潤滑油を手に入れる必要がある」 冗談のつもりで言ったつもりだったのだが、橘(佐々木)にとっては百点満点の回答だったらしく、満面の笑みを浮かべて答えた。 燦々と照りつけるような真昼の太陽の如きハルヒの笑みとは違い、暗闇を優しく且つ艶やかに照らす満月の如き笑みが佐々木の特長だ。姿が変わっても内面まで変わることはそうそう無い。 「なんだ、その潤滑油ってのは?」 「この場合、『情報改変となった理由』と『その理由を把握する事』。それを繋ぐ架け橋ってことになるかね。その他のとらえ方もあるけど、ここでは都合がいいので限定して説明させてもらうよ」 ――真理というものは例外なくひとつであり、どんな形であれそれは受け入れないといけない。今回のように世界が改変した事実も同様さ。この世界に移住することになった理由も然り。理由やら原因やらを模索する前に、この事実を把握し、受け入れなければならない。だけど人間は意外と脆い生き物だ。どんな人であれ、心に弱い部分が存在している。聖人君子とて例外ではない。もし情報改変の原因がその弱い部分を強く揺さぶったなら人はそれを拒絶するだろう。聞こえないフリをしたり、無視したり……だけど、それじゃあ何の解決にもならない。姑息な方法でその場をしのいだとしても、事件は再び起こりえる。根本的な解決をしていないのだから当然だ。真に事件を解決するには、時には非情に徹しなければいけないこともある。聖人君子がそう言われる所以は、それすら乗り越えたからなんだ―― 「……!」 佐々木の言葉にはっとし、同時に過去の記憶が蘇えってきた。 それは、長門と朝比奈さん。二人の過去の事件。 長門は自分が暴走する未来を知っていた。しかも事件が発生する3年以上前からである。 万能人型インターフェイスを他称するあいつに不可能なんてない。対策手段はいくらでもあったはずだ。 手段さえ選ばなければ、あるいはあの世界は無かったことにできたかも知れない。親玉に言って一時的に能力を封印し、普通の人間のように振る舞えばそれで終わりだ。それくらいなら俺にだって考えつく。 しかし、長門はそれを実行することはなかった。 例えその場は回避できたとしても、長門が暴走することになった情報瑕疵はそのままだ。後日違う形でエラーが暴発する可能性だってある。もしかしたら長門や親玉でさえどうすることもできず、それによって世界は玉石同砕してしまうかもしれない。 だからこそ敢えてそのまま暴走する運命を選んだ。 道標を追って来る、俺や朝比奈さん、そしてもう一人の長門を信頼して。 その時の朝比奈さん(大)だってそうだ。俺が朝倉に刺されることは(小)の時に既に経験済みで、止めようと思えば止められたはずだ。 実際彼女は自己嫌悪に陥っていた。それは痛みで意識が薄れる時の俺と、その光景をまじまじと見ていた時の俺。双方が記憶している。 『既定事項だから』と結論づけるのは簡単だ。実際彼女はそのために未来から派遣されたエージェントだし、そうしなければいけないってのは俺だって分かる。 しかし――である。 同じ光景を過去に見たからといって、いくら自身が成長したからと言って、自分に関わりの深い人が深手を負う事実に躊躇いを生じない物だろうか? 図らずも朝倉に刺し殺されそうになったとき、我を忘れて俺のところまで駆けつけ、俺の命が危ないって言うのにやたら揺さぶった心配性の朝比奈さんにそんな大層な真似ができるとは思えない。いくら彼女が精神的に強くなったとしても、だ。 もし自分が逆の立場になった場合、その『既定事項』という曖昧な言葉だけで小動物にも似た可愛さを持つ上級生が刺し殺されるのを笑って見て過ごせることなどできない。 くそ寒い時期にやった指令ごっこだって同じ事が言える。 あの一件以来、俺は朝比奈さん(大)を目敏く思ったのは事実で、その反動で愚痴を朝比奈さん(小)に度々漏らしていたのもこれまた事実である。『あなたの上司は、あまりいい人ではありませんね』と暴露したことさえある。 その時朝比奈さん(小)は苦笑いをしながらも『既定事項ですから……ごめんなさい』と申し訳なさそうに謝罪していたのが印象的だ。 しかし、いずれ気付くはずだ。 数年後立派に成長し、朝比奈さん(大)となって俺の前に再び姿を現す。その時に、俺が当時嫌っていた未来人というのは他ならぬ自分自身だと。 その時朝比奈さんはどう思うだろうか。在りし未来へと紡ぐために遂行するミッションのせいで、人に――俺に嫌わなければならない。未来人が重要視する『鍵』に対して、侮蔑の目を向けさけなければいけない。 自身の命令の意義を分からず、その不甲斐なさに泣き出す彼女にとって、いくら成長したからと言ってもそれは酷というものだ。 でも、彼女はその道を選んだ。俺や朝比奈さん(みちる)が、『既定事項を』やり遂げると信じて。 二人とも、『過去』から『未来』へ繋ぐために、それぞれ多大なる十字架を背負っていた。 そして見事に切り抜けていた。 「っ……」 毒気を抜かれた眼差しで、白い掛け布団に鉄槌を下しながら呟く。楽しげに演説していた橘(佐々木)が眉を顰める。 「キョン?」 ……いや、気にしないでくれ。少々自己嫌悪に陥っているだけだ。 長門はともかく、申請方式でしか自身の能力を行使できず殆ど普通の女の子と変わらない朝比奈さんでさえ、しなやかで強靱な精神を所有している。 持ち前の真面目さ故身につけた能力なのかも知れないが、それにしたって普通の女子高生がそんな力を欲して所有していたわけではない。不甲斐ない自分を変えようと、自身の力で自身の問題を解決しようとする気概。これがなければ話にならない。 だからこそ、彼女は未来人を代表して俺を操る身分まで出世できたのだろうし、過去に存在した自分を良いように扱っているのだろう。 対して俺はどうだ。自分の気に入らないことにやれやれとつぶやき、面倒臭いことは他の人に任せっきりだ。今回だって、最初は長門の力をあてにし、それが駄目だと分かれば今度は機関におんぶにだっこだ。自分の力で解決しようとしてないじゃないか。 もちろん自分の力だけじゃどうしようもないのは分かってる。けど、こんな調子じゃいざって言うとき何もできないし、非日常が直面した事実に押しつぶされてしまう。 ――まるで今のようにな。 「……みっともない。俺は何の努力もしてないじゃないか。他人の力に頼ってばっかりで……」 「キョン……」 優しい声が聞こえた。めったにしない自己嫌悪をしている姿をどう捉えたか、橘(佐々木)が俺の側に近づいてきたのだ。普段とは驚く程異なる、熟成しきった、慈母溢れる表情で。 「キョン。聞いたところによると君は重要人物ではあるが普通の人間だ。気に病むことはない。むしろよくやってるんじゃないかと思っているよ。僕だってこんな能力が無ければもっと普通の高校生らしく、そして女の子らしい生活を送ることができるんだ」 だけど、それを受け入れる気分にはなれなかった。 「お世辞はいい。それよりお前こそすげえじゃないか。橘に神宣言を下されて、それでもなおかつ気丈に振る舞ってんだから」 こちらはお世辞でなくそう思っている。しかし俺の言葉の中に琴線に触れる物があったのか、『キョン!』と語調を強めた。 「そんなつもりは毛頭無い。僕だって一緒さ。それに、さっきの話はまだ途中だよ」 俺の手を取り、子供をあやす母親のように優しく言い添った。 「僕やキョンを含む大多数の人間は、特殊能力のない普通の人間なんだ。むしろこの場に超常能力者が居すぎると言っても過言じゃない。僕たちみたいな普通の人間が困難にぶち当たったとき、状況を打開するのに必要なのが潤滑油なのさ。分かるかい?」 文字通り頭を捻ってしばし考えるが、良くわからない。何が面白いのか、例の笑い声が聞こえた。 「何度も言うけど、人間は弱い。だから有事に備え、見聞を広め主観的考えを捨て客観的に物事を捉える。だけど、これでもまだ不足している。人間一人でできることは限界がある。一人で可能にするのは、聖人君子や神だけだよ」 「…………」 「……何でもかんでも一人で考えないで、キョン。君は一人じゃない。僕が力を貸すよ」 「え……?」 「君は普通の人間なんだ。特殊な能力があって、何でもできるスーパーマンじゃないんだ。皆と――僕と力を合わせて、問題を解決していけばそれで良いじゃないか」 「佐々木……」 「とは言っても、力を貸せるほどのものじゃないかも知れないけどね。でも、一人で悩むことだけはしないで欲しい。二人で努力していこう。その方が早くこの世界にも慣れるしね」 潤滑剤……言葉の例えに語弊があるかも知れないが、そう言うことか。歯車を一人で力任せに回すのではなく、皆で回した方が効率も良いし、押しつぶされることもない。 自己嫌悪になる必要はない。力を合わせることが大事なのだ。 「……わかった。こちらこそお願いしたい」 「ああ、宜しく頼むよ」 力強く頷いた彼女は手を差し伸べた。もちろん、快く受け入れた。 暫くして橘(ハルヒ)がけたたましい音を立ててドアを蹴破り、病室は再び喧噪で溢れかえっていった。 俺が坂の途中で運ぶのを断念したボストンバッグを抱え、さらにトートバッグを両手にそれぞれ握りしめ、『さあ準備しますよ』と言って佐々木を強引に働かせたためだ。 俺も手伝った方が良いかと思ってトートバッグの一つに手を掛けたが、制止したのは我らが団長(改変)である。曰く『病人だからいいのです』との事だ。ただし、『その代わり』と言葉を付け加えられ、『今日一日はしっかり休んで療養するように』と命じられた。 本当に心配してくれるのならわざわざ何もこんな場違いのところでパーティなぞ執行せず、もっとお誂え向きなところでやればいいじゃないかと思うんだが、どうせ俺がそれを直訴したところ無駄なのは分かっている。 むしろ普通とか尋常とかはたまた凡々たる様を嫌うこいつは、通常禁忌とされることがおおっぴらにできることからこの場所を選んだわけで、やっぱり俺如きが嫌だと言っても無駄なんだろう。 そうこうしているうちに他のメンツがやってきた。そのメンツというのは、SOS団の残りの部員3名、麗しき長髪が印象的な上級生、そしてもう一人。 「――――」 そう、不思議ちゃんキャラがすっかり身に付いたアナザー宇宙人である。彼女はパーティの手伝いに参加することもなく、またそれを咎められることもなく氷筍のように突っ立っていたが、 「――ここは……暖かい――あなたも――そう」 ステレオグラムでも見るかの様な目線で俺をロックオンし、抑揚のない口調で話しかけた。 「念のために聞いておこう。元の世界の復帰方法、わかるか?」 「――――」 だめか、やっぱり。 「――元の――世界――戻りたい――」 何も考えてなさそうなお前でもそう思うんだな。 「俺だって戻りたいさ。その方法を聞いているんだ」 「――戻りたい――そう思わせるのが……大事――」 え……? 「もしかして、お前知っているのか?」 「――彼女の……弱点――」 はぁ? 「鍵は――橘――京子――」 その言葉を最後に、お嬢様学校の制服を着たそいつは何も言わなくなった。 「よくは分からんが、あいつが鍵になるってのか。やっぱり」 口を噤む黒ずくめ。しかし、長門に負けないくらい微少な角度で頷いたのだけは確認した。 そうか……やっぱりあいつを探し出さないと駄目か。 機関に頼って何もしないってのはやっぱりよくない。少しでも手がかりを掴んだ方が後々楽になるかも知れない。 佐々木にはああ言ったものの、俺一人でもできることはしておいた方がいいと思う。そのために策を考えねば―― ――ああ、分かっているとは思うが念のため補足しておく。 全身黒ずくめとは言っても、体のある一部分は他の部位とは場違いな色を醸し出している。明るい栗色の髪を2つに括り付けたその顔は、一人を除いてこの部屋にいる全員と同じ顔である。 もう説明するのも面倒臭くなったが……つまりそう言うことだ。察してくれ。 昨日は皆が皆橘の姿に変形させられていることに驚き、頼むからこれ以上増えないでくれと切に願ったものだが、俺の真摯たる願望は砂で作り上げた城の如く脆く崩れ去る。 本日は昨日に比べて約二名ほど橘京子が増えていた。連日高値更新、ストップ高といってもやぶさかではない。この調子で行くと、明日は更なる橘京子が俺の前に立ちはだかるだろう。 「いや、さすがにそれはないか」 心の中で呟く。 確かに橘京子の姿になった奴の数はは増えてはいるが、無差別無尽蔵に絨毯爆撃を繰り返しているわけではない。ハルヒも、そこんところはちゃんと考慮しているみたいだ。 それが証拠に、姿が変わっていない人もいるのだ。 一人は我らが名誉顧問の鶴屋さん。それに我らが雑用係である俺……って、自分自身を褒めてんだか貶しているんだかよくわからない表現だなこりゃ。 他にも我が妹、谷口、国木田エトセトラエトセトラ……これら全て変更なし。 姿が変わっているのは宇宙人未来人超能力者、そしてハルヒや佐々木と言った、人外的能力を身につけている彼ら彼女らに限られている。 何故特殊能力を持っている奴等だけこんなことになったのか。普通の人間とそうでない人間との篩い分けをしているのか? いや、違う。佐々木ならともかく、ハルヒはそれらが本物の能力者であることは知らないはずだ。 普通の人間に興味はないと言ったのは既に二年以上前の事であり、最近はそんな事を言い出すのは稀になってきた。それを今更思い出した……これも苦しい。 宇宙人未来人超能力者が姿を変更したという事実がある一方、しかし完全にそうとも言い切れないのももどかしい。俺の知る範囲で、まだ姿を見せていない特殊能力者が一体どんな姿でいるのかそれを見ないことには如何ともしがたい。 まずは朝比奈さんとは異なる未来を導こうとするもう一人の未来人、仮称藤原。 奴は今回全く姿を表していない。このパーティにも甚だ遺憾ではあるが招待されており、皆と同じくこいつも馳せ参じるものだとばかり思っていた。 しかし、奴は来なかった。理由は橘(佐々木)から聞いた。 佐々木の回りくどい言い回しと藤原の未来的優越感に浸った口調がごっちゃになったものを一字一句そのまま説明するのは敢えて避けるが、結局のところ高飛車な態度をを全面に押し出した奴が『俺にはやるべき事がある』と言って行方を眩ましたらしい。 やるべき事……か。時定数の入力し間違えを補正すべく、過去に戻ってこの奇妙な世界を未然に防いでいるのであれば俺の中で信頼度は上昇するんだがな。それでも古泉の身長三つ分くらい下のレベルだ。 だが、あまり期待するのも野暮ってもんだ。家に帰って憧れの彼女の姿になったから、服を脱いでまじまじと全身を見ているのかもしれない。 ……ただの変態だな、そりゃ。 他に比較的近しいところで言うと、長門の第二代目バックアップであろう、喜緑さん。彼女の姿もまだ一度も見ていないが、果たしてどんな姿になっているのだろうか? 興味があると言えばある。無いと言えば無い。 姿を拝もうにも俺たちとは多少距離を取って観測しているためだろうか、ハルヒや俺との関わりは希薄になっている。高校を卒業した後一体どこで何をしているのか全く分からない。長門に聞けば教えてくれるだろうが、聞く気にもならない。 何となくだが、あの喫茶店でバイトをしながら観測を続けているのだろうと考えている。あの事件以来一度もあの喫茶店でバイトをしているのを見たことはないが、そんな気がする。 まあどうだって構わないけどな。 ……少し前までは、そう思っていた。 しかし、ここに来て彼女の存在のありがたみが五臓六腑に染み渡る程分かってきた。 これも何となくだが、長門が非協力的な今、その力をフルに発揮しているのだろう。表だって活動することは無いが、裏では手や足や髪を伸ばして俺たちを敵の攻撃から守り、様々な情報戦を繰り返している。そんな気がするんだ。 あのフワフワしたウェイブが、ツインテールに変わっても能力は健在なのだろう。 栗色の双尾を情報操作で伸ばして敵の首を締め付け…… 「ん?」 そこで妄想がストップ。あることを思い出した。ツインテールとは言えない、ただ二つに髪を束ねたあの人の顔が脳裏に広がった。 「そう言えば森さん、姿が変わってなかったな……」 おかしい。 特殊能力所有者が皆姿を変えているというのに、何故森さんは姿を変えてないのだ? ハルヒが森さんの特殊能力を知ってない……違う。さっき言ったとおり、ハルヒは特殊能力を持つ人物の存在を信じていない。 森さんは実は普通の人間だった……それは考えられなくもない。俺は彼女が古泉見たく紅い玉になってびゅんびゅん飛び回る姿を見たことがない。 となると、やはり…… ――姿が変わらないのは、普通の人間のみ―― ……なのか? そう言われれば辻褄が合う。 だが、それなら尚の事…… いや、余計な詮索はよそう。下手な事を言って爆裂変態ツインテールになる気はさらさらない。 答えは、橘京子が知っている。 真相を知っているはずだ。橘の姿をした宇宙人がそう教えてくれた。恐らく間違いはないはずだ。 だが。 あいつは依然として行方不明。いったいどこにいるのだろうか? 存在しているのは確かなようだが、しかしこれ程姿を表さないというのはいくらなんでもおかしい。 ハルヒの超人的パワーを一身に食らってばたんきゅ~してしまったか、或いは組織が機関に制圧され、『森園生による教育講座 全15回』出席に忙しいのかもしれない。もちろん冗談だ。 様々な疑問点や問題点を残しつつ、時間のみ刻々と過ぎて行く。膠着状態と言えば格好いいが、単なる手詰まりだ。決して良い状況ではない。 ならば、どうするか…… 「じゃあ一番手、トップを飾るのは、SOS団が誇るマスコット、朝比奈みくるさんなのです。それじゃあ朝比奈さん、よろしくお願いするのです~!」 どこか間の抜けた、しかしながらすこぶる上機嫌な声が白塗りの部屋一面に染み渡った。 本来ならば猪突猛進、草木をなぎ倒すような罵声になるのだろうが、それは本人の意思によって抑え込まれ、先述の声が代理出席していた。 もちろん、声帯どこか口調まで橘に似せてしまった橘(ハルヒ)である。 「あ……は、はい! 頑張りますので、評価の程よろしくお願い致します!」 振動数を全く変える事なく別人が声に出す。 橘(朝比奈さん)だ。 皆が集まり、部屋中をパーティ用の飾りでデコレーションした後、団長による二周年を迎えた事による賛辞と今後の抱負、そして本来副団長がやるはずだった乾杯音頭まで敢行し、この部屋は場違いのお祝いムード一色に染め上がった。 食べ物飲み物もそこそこに(言うまでもなくソフトドリンクオンリーだ)、本日のメインイベント『SOS団創立二周年記念パーティ兼北高ものまねフェスティバル』が執り行われた。 トップを飾るのはアンバランスな体付きの上級生……もとい、今や誰かさんのせいでスレンダーな体型へと生まれ変わった上級生。 「あの……えと……よ、吉崎先生のまねです。『えっきすわぁ~、え~がぁ~、ずぃ~ろ~の、ときぃ~……」 独特のイントネーションで俺達を失笑の渦へと巻き込んだ我らが数学教師吉崎氏は一年上級の先輩方にも鞭撻を奮っており、より北高生徒の笑い者と化していた。 そんな数学教師のものまねも、SOS団のマスコット兼メイドにかかれば可愛く見えてしまうから不思議なものである。 当たり前だが、吉崎が可愛いわけではない。何に対しても一生懸命なこのお方がやるから可愛いんだ。必死になって『ああ……こうかな?』とか『ふぅわ……あ』とかって声が愛しさ倍増である。 もう一回念のために言っておくが、吉崎がそんなことを言うわけではない。もし言おうもんなら留年してでもその場を逃げ出してやる。 とまあそんな感じでものまね大会は何の問題もなく進んでいった。 橘(長門)の演じる人間味が全く感じられない元コンピ研部長や、やたらハイテンションになってしまった朝比奈さんを演じる鶴屋さんまで、似ている似ていないに拘らず、ありとあらゆる演技が疑似壇上となったソファーの上で行われた。 意外にもはまり役だったのは橘(古泉)演じる元生徒会長だ。そのモノマネの上手さに橘(ハルヒ)昔を思い出したのか、あまり怖くない顔でぷんすかとしていたくらいだ。惜しくらむは、声帯が女性の物のため、迫力が今ひとつ欠けていることくらいか。 また、そんなローカルネタにも関わらず、他校の二人も一緒になって盛り上がっていた。そして闘争心に火がついたのか、ついには俺のモノマネをしやがる始末だ。二人が二人ともだ。 『やれやれ……』 このボヤキは俺のものではない。橘(佐々木)と橘(九曜)が発したアンサンブルだ。 他ならぬ俺自身の名誉のために言っておこう。似てないぞ、お前ら。 なあ、似てないって本人が言ってんに何でそんなに腹を抱えて笑ってんだ、橘(ハルヒ)、鶴屋さん? 凄く悔しい思いが沸き起こって来たので、俺は自身の演技で挽回することにした。去年から一年間練習して来た我が担任岡部の真似、生き写しとも言える演技を見て感心するんだな。 「うわぁ、最悪なのです」 「似てないです……」 「……落胆した」 「これは……何と申しましょうか……」 …………。 ああ、いいさ。どうせ俺なんか…… などと落ち込んでいる暇は無かった。それよりもここからだ本番だ。モノマネも一通り終わり、丁度頃合。気合いを入れ覚悟を決め、俺は橘(ハルヒ)のそばに寄った。 「なあ、ハルヒ」 「はい?」 「1つ聞きたいんだが、いいか?」 「へえ? なんですか、いきなり改まっちゃって。何でも聞くといいのです」 あのな、ハルヒ…… 「橘はどうしたんだ?」 ――和やかな雰囲気が一転、全員が凍りついた。 「あ、いや、キョン。彼女は昨日から連絡が取れなくてね……一応誘っては見たんだが、やはりというかなんというか、今日も音信不通で……」 一番始めに我に返ったのは橘(佐々木)。しかし狐につままれたようなおっかなびっくりの表情は、いつものすました顔とは大違いである。加えて自慢の流暢な口調も影を潜めている。まるで熱々おでんを銜えたまま早口言葉を喋っているみたいだ。 「そうか。あいつがいた方が楽しかったんじゃないか? ハルヒのモノマネをやるとか言って、実際見ると朝比奈さんのほうが似ているんじゃないかって言うようなしぐさをする奴だ。ボケっぷりとしてはこれ以上ない逸材だと思うんだが」 「え……えと、あの……キョンくん、その……」 自分の名前を出されてしどろもどろの橘(朝比奈さん)。手振りとアイコンタクトで何かを必死になって伝えようとしている。 「…………」 「…………」 「――――」 対照的に澄ました顔をして見せるのは、ハルヒを除く残りの橘の入れ物に入った三人。 ただしそのうち一人は俺を諌めるような表情を取っているが、無視する事にする。 そして橘(ハルヒ)。こいつは微動だにせず、じっと俺の方を見ていた。顔も首も腕も足も、動き出そうとする気配は無い。 ただ1つ。アヒルのように尖った唇を除いて。 ――大体、俺の予想通りの反応だな、みんな。 「いないならしょうがないが……だが、俺個人としてはあいつの芸を楽しみにしてたんだ。何とかして召喚できないものかね」 再び、辺りは沈黙した。 「なら、ここに来るように祈ればいいじゃないですか」 ……いや、個ここで予想外の奴が喋りだした。喋りだしたそいつは、相変わらずのアヒル口のあいつであった。 「あの痛快変態女がいいなんて、どうかしてるのです。あんなのをまともに相手をしていたら、SOS団は衰退の一途を辿ってしまうのです」 こいつの言うことももっともだ。即答で頷きたくなるがここは我慢のしどころである。 「そう言うな、あいつもああ見えて意外に常識人なところもあるんだ。もう少し鍛えれば団に入れてやってもいいんじゃないか?」 「……なら、あなたが一人で面倒を見てください。あたしは声を掛ける気なんてさらさらないのです。一生雑用係でもやってるといいのです」 橘の口調のため分かりにくい事この上ないが、彼女の内に潜んでいるオーラは決して慈母あふれるものではなく、むしろその正反対である事はひしひしと感じられた。 「ああ、そうするかな」 俺の言葉にその場は三度沈黙した。 「……帰ります」 橘(ハルヒ)がそう呟いたのは、それから暫く経ってからのことだった。 あいつが帰った後、皆が一様に黙りこくり、そして誰からというわけでもなくその場の後片づけが行われていた。 黙っていると言っても決して何も喋らないというわけではない。実際燃えるゴミはどうとか、この飾りはまた使うからとか、そう言った会話は成立しているし、足音や清掃のざわつきはいつもと変わりない。 しかし、先ほど俺がしでかした爆弾発言がよほどの禁句だったのか、逆に俺の行動を諫める奴が一人としていなかったのだ。先の発言に同意してくれているとは考えにくいので、ただ非難する機会を伺っているだけなのかも知れない。 だが、少なくとも今はそう言うわけにはいかなかった。ここにはまだ一人、無関係な御仁が存在している。 「よぉーっし、これで全部終わりかいっ! それじゃあ悪いけど、ゴミは任せたよっ、キョンくん!」 そのお方は俺やその他の奴らの考えなどお構いなしに、いつも彼女が持っているテンションを全く変えることなく掃除に励んでいる。この人がしょぼんとした姿を見るのは、ハルヒが同じ事をするより重大事件だと思う。 なお、ゴミ云々の話だが、このまま持って帰るのも大変だろうし、裏で機関が働いているのならここで処分してもらった方が早いだろうと思って俺から提案したものだ。 『…………』 その他橘ご一行様は何故か全員が全員疲れたような顔をして鶴屋さんの前に控えていた。少々睨みを効かせている奴もいるにはいたが、やっぱり気にしないことにする。 同じ顔の奴数人に睨まれると結構恐怖だな。今までそんな経験がなかったから分からなかった。普段出来ない貴重な体験をできたし、ハルヒに感謝せねばなるまい。勿論嘘だ。 まあそんな一人ノリツッコミはともかく、皆の気持ちが分からんでも無い。事なかれ主義を主張する各勢力の代表者がそれとは相反する事態――より重い方向へ導くことになってしまったのだから、それはごめんなさいと謝っておこう。 だけど、俺にも考えがある。 鶴屋さんが帰ってから話すつもりだ。帰ったら真相を話してやるから、間違っても早まった真似をしないように。 「ところでさキョンくん」突然切り出した。「橘さんって人は何者なんだいっ!? その名前が出てからみんな赤い顔だったのが真っ青になっちゃってびっくらこいたよっ! もしかして重要参考人の一人か何かかいっ!?」 『……!』 一斉に沈黙した。 まさかここで直球ど真ん中ストライクを投げてくるとは、地蔵や弥勒ですらお見通し出来ませんでしたよ……等と心の中で呟く。ええい、とりあえず適当な言い訳で誤魔化すとしよう。 「ええとですね、鶴屋さん、橘ってのは……」 「あたしは初耳だったんだけど……ん? 昨日キョンくんがそんな名前出してたっけ? 知り合いかなっ?」 余計なことを覚えて……などといえるはずもない。 「ええ、まあ。ちょっと問題児ですが」 「うーん、問題児かいっ。でもそれはそれでぶちおっけー! パーティはみんなで楽しむものだからねっ! うんうん、キョンくんの意見ももっともだと思うんだ、お姉さんも。問題児だからって、扱いづらいからって無視しちゃ何も解決しないもんねっ!」 「…………」 「……あっ」 「う……」 「くっ……」 「そういったことは面と向き合って、本音をぶつけ合って解決していくのが青春だと思うのさ! 逃げちゃダメ! 真っ向勝負あるのみ! ……っと、関係ないことベラベラ喋りすぎたかな!? みんなゴメンゴ!」 『…………』 鶴屋さんの言葉に、一斉に黙り込む一味。無論、俺もである。 俺が言たかったことを全部代弁してくれるとは、さすがハルヒに選ばれし名誉団長様である。 「お姉さんちょっと調子に乗りすぎて喋りすぎたみたいさねっ。どうしても誘惑に勝てなくてさ! おりょっと、もうこんな時間かいっ!? 今からまたお稽古があるからおさきっ!! みくる~! 通り魔には気をつけるんだよっ!」 矢継ぎ早にまくし立て、皆にさよならの一言すら与えずその場を去り、刹那の時を置いてその存在は霞のように消え去った。小型のハリケーンや、くのいちの様に俊敏である。 「……キョン、それじゃあ僕も帰るね」 「――帰る」 「……右に同じく」 「あ……わたしも。それじゃあまた」 次々に扉を後にするクローン人間達。俺に対する非難の視線もどこへやら。既に過去のものとなっている。先程の鶴屋さんの言葉に感銘を受けたのかどうかは知らないが、俺の言わんとすることはある程度理解してくれたようだ。 しかし、まだ一人帰らない奴がいた。そいつはとても男がしているとは思えないほど可愛らしい微笑みを携え、 「機関のすることが全て正しいとは僕も思っていません。信じていますよ。元の世界に帰ったとき、あなたのなさったことが正しかったと、胸を張って言えるように」 そして皆に遅れて病室の扉から姿を消した。 異世界に飛んでしまったのか、それとも個々の時間軸に対して姿形が同じ値をとるように仕向けられたかは知るよしもないが、少なくとも皆が皆、橘の姿に変わってしまったのは紛れもない事実である。 それは決して望まぬ定めだと思っているし、元に戻したいと同時に願ってもいる。そのために何が必要か?どうすれば俺の住む世界に戻れるのか? ――元の世界に戻りたいと思う気持ち? その通り。実際俺は何度かそれを頼みにして平常ならぬ世界から戻ってきた実績がある。 しかし、残念ながらそれは無理だ。この世界ではその法則が当てはまらない。 なぜならば、ハルヒはこの世界が当然の世界として、常識として捉えているからだ。 『ああ見えて普通の女の子なのですよ、涼宮さんは』 古泉の言葉が蘇る。非常識なことを求めながらも常識というものを驚く程わきまえているふしがある。その常識というのは普通の人間にとって言葉通りの意味であり、当たり前のこととして存在している。 これでは俺が『元の世界に帰りたい』と言ったところで「はぁ?」みたいな顔をされるのは当然である。前回と同じ手は使えない。 ならばどうするか? 散々考えたあげく導き出した答えが先ほどのアレである。 つまりハルヒにとって忌み嫌う対象となっている、そして今回の事件の発端となっているであろう、橘京子の記憶をハルヒの脳内から呼び起こしたのだ。 何となくではあるが、ハルヒは橘京子の存在を否定し、逃げ続けているような気がした。だから現実を見せるためにも彼女の名を出して事態を動かそうと思い立ったわけだ。波一つ立たない湖に投石して波紋を広げるかのように。 だが、これをすると他の奴……宇宙人未来人超能力者共、といっても長門や朝比奈さんや古泉ではなく、各勢力の急進派等と揶揄される少数派に目をつけられ、安定していた世界を崩すような俺の行動に制裁を加えようとする輩つきまとわれ…… 最悪、暗殺されるかもしれない。 だけどな、だからといってこの世界を受け入れる程悟った人間じゃないんだよ、俺は。 涼宮さんがそう望んだからとか、既定事項ですからとか、情報観測のためなんて言い訳は聞き飽きた。用はこいつの好きにさせろってことを言いたいんだろ、みんな。 それは分かっている。そうしないとぐちゃぐちゃにかき混ぜてしまうんだろ、三歳児のお子様ランチみたいに。 だけどな、好き勝手にやらせていたらろくな大人にならないぜ。叱ってやるのも重要なことだ。 誰かが言い出さないことには、このイカれて尋常じゃない世界がありきたりで平凡な世界になってしまうんぞ。本当にそれでいいのか? エイリアンやエスパーやタイムトラベラーがいいって言っても、俺は嫌だね。 一か八かの賭であったことは否定しない。下手をしたらこの世界どころか、俺の存在自身も危ぶまれることになるだろう。 しかし、俺は何とかこうして生きながらえているし、先ほどの橘(古泉)の様子から見ても神様の心理的状況に危機的状況は迎えてなさそうである。 これで事態が動けばいいのだが…… 懸念材料もある。ハルヒが橘の存在を忘れようとしているのならば、何故あいつは皆を橘の姿に変えてしまったのだろうか? 本当に存在を消したいのであれば、俺たちと関わりのない、他校の生徒にでもすればいいわけだ。 それに、未だ姿を現さないのも気にかかる。存在そのものが確認されているのに、これは時間がかかりすぎだ。 昨日から名前は出てくるものの、この世界にやってきて一度たりとも姿を見せない。少なくとも存在はしていると思うのだが、もしかしたら違う生き物になってその辺を徘徊している可能性だってありえるが……そこは考えないようにしよう。 やっぱり、あいつを見つけないことには事態は動きそうにないのか。 「やれやれ」 今回ばかりは長期戦になるかも知れないな…… しかしこの後、俺の思いとは裏腹に、全く予想しなかった出来事が発生した。 皆が帰って暫くした後、橘(ハルヒ)から連絡を受けた俺の家族が見舞いに来てくれた。 検査入院なので何も心配は要らないね、着替えだけ置いていくから、他の患者さんに迷惑を掛けないようにとだけ言い残して俺の母親はものの30分程度で病室を後にした。 確かに心配するような症状は無いのだが、それでも重病の可能性だってあるんだから少しは心配しろと軽いツッコミを心の中で入れたりもした。 意外だったのが妹で、かなり心配そうな顔つきをしたかと思えば『キョンくん大丈夫? 痛くない? リンゴ剥いてあげるね』と俺の涙腺を緩和させるような発言と行動をしてくださったのだ。兄として、初めて妹を持った嬉しさを感じたね。流石は中学生だ。 これであと俺を呼ぶときの呼称が『お兄様』とか『お兄ちゃん』になったら、将来結婚するとき挨拶に来た婿殿に『お前に大切な妹はやれん!』と言ってやれるぞ。親父に代わって。 もちろん冗談だ。 家族との面談が終わったあとは特に特別なことはしていない。据え置きのDVD(洋画のアクション映画だった)を見て、配給された夕食を食べ、シャワーを浴びて、ニュースを見ながら眠くなったのでそのまま床についた。 おいおい、昼間は橘京子を探しに行くって言ったのに、もう諦めたのか? 他人にまかせっきりにすることは止めて自ら行動することを誓ったんじゃないのか? って意見もあるとは思う。 そうしたいのは山々なのだが、俺が外に出ようとすると慌てて病院のスタッフが止めにはいるのだ。士長さんや医長さん総出で『あと一日の猶予を』等と言うもんだから、不作なのにも拘わらず年貢を取り立てに来た極悪非道の悪代官になった気分だ。 しかし何の罪もない一般市民を苛めるような度胸は生憎持ちあわせていない。実際俺は仏道に帰依した後の鬼子母神並に慈悲深いのだ。 ……本当だって。でなきゃハルヒや佐々木、そして橘にあれだけ関わりになろうなんて思わない。 それはともかく、そんなわけだから俺はこの部屋から出ることが出来きず、ただただこうやって一日が過ぎるのを待っていた。 もしかしたら監視されているのかもしれない。そんなことも考えるには考えが、この人たちは普通の人間だ。森さんによって病院のスタッフ全員が脅されたと考えた方が納得がいく。 その森さんだが、昼に会ってから一度も姿を現していない。恐らく必死になって橘一派を捜しているのだろう。そう信じたい。 機関からの連絡がないと言うことは、事態が大きく動いていない。それと同義だと思う。世界改変を着々と進めているであろう涼宮ハルヒは、今のところ深層心理内で特別な事件を起こそうとはしていない。そう結論付けた。 早く元の世界に帰りたいのは山々だし、俺も散々同じ事を申し上げている。 しかし、タイムリミットはまだありそうだし、それに機関が全力を挙げて元凶である橘京子の存在を追っている。 ならば俺がすべき事は、来たる日に備えて体力をつけることだと思う。だから今日は早めに寝る。 決してこの世界の居心地が言い訳じゃないからな。重ねて言っておが、俺は元の世界に早く戻りたいんだ。 というわけだ。それじゃあおやすみなさい…… ……… …… … ――目を覚ましたのは、それから何時間経ったときのことだろうか? 窓をそっと見る。中天に光り輝く満月は、カーテン越しからもその存在をアピールしていた。 俺が目を覚ました理由。それは満月の光があまりにも眩しかったから――ではない。 ガサッ ゴソッ ――物音が聞こえる。 音の感じからして、今俺が背を向けている側、即ちソファーやテーブルが並んでいる場所の辺りか。 (泥棒か……?) 機関直轄の病院に潜入して物盗りとは……なかなか勇気のある奴である。 このまま黙って見過ごすか、それともナースコールで呼び出して泥棒をとっつかまえるか。 決心がつかないまま、数分の時が流れる。泥棒は未だ物色をしているのか、小さな音を立てているもののこの部屋から退散しようとする気配はまるで見られない。 (通報した方が良いな) ようやく決心し、ベルを鳴らそうと……あ。 (しまった、呼び出しベルは逆方向じゃないか) 俺は今、窓側を向いて寝そべっているが、呼び出しベルはその逆側にあった。しかも長いこと入院しているわけではないため、正確な位置も分からない。 つまり、一度反対側に顔を向けなければベルを鳴らすこともままならない。反対向きに手を伸ばすのは明らかに不自然だ。かといって急に半回転するのも怪しい動きだと懸念されかねない。 (寝返りの真似をするしかない。うまくできればいいだが……) むずむずと体を小刻みに動かし、今にも寝返りを打とうとする仕草を軽くアピールする。こういった小芝居は重要で、相手の注目も逸れやすい。 何度かそのモーションを反復した後、えいやっと寝返りを打つ。やる時は一気にした方が後腐れもないし、逆に怪しまれない。 成功だ。 だが向こうに見える人影は特別なリアクションを取る出もなく、ひたすらガサコソと微少な雑音を奏でている。むしろ拍子抜けだ。 こっちが苦労して寝返りを打ったってのに、全く反応なしかよ。人様のところに泥棒に入って身動きする物を見つければ、多少なりとも身動き止まるぞ、普通。 何だか腹が立ってきた。コールする前に間抜け面を拝んでやる。明日の新聞の写真に載るであろうその顔に悪戯書きでもしてやろうか。 等と思いつつ、薄目を空けて物音を立てる方へと目をやった。 そこには、確かに揺れ動く人影があった。だが全容を知るのは不可能に近い。いくら月明かりがあろうとも、絶対的な闇の前では些細な物に過ぎず、ついでに薄目の状態ではきっちり見ることはできない。 せめて、もう少しこっちに来てくれれば助かるんだが…… 『!? ……ぁぇ!!』 そう思った矢先。影は性急且つ鋭敏な動きを見せた。 悲鳴だか鳴き声だか分からない、だけど押し殺した悲鳴を上げたかと思えば、辺りをきょろきょろと見渡し、そしてこちらに近づいてきたのだ。 俺の事存在などなりふり構わず近づき……そして通り過ぎた。 (???) 俺はあまりの事に、寝ているふりすら中断し、通り過ぎた方向……洗面台の方へと目をやった。 洗面台に設置された鏡は月の光を反射し、犯人の顔を艶やかに照らし出す。 照らし出された顔は再び鏡に映り込み、俺の視線へとその情報を伝達する。 「な……」 絶句した。 泥棒は――俺の部屋に忍びこんだ彼女は、俺の声に気づいているだろうか? 「あ゛あ゛……辛かったですぅ……」 続いて聞こえるの少女の悲鳴(?)。 「シュークリームの中に唐辛子とマスタードを入れるなんて、フランス文化を冒涜していますよ~」 どうやら、昼に行ったパーティのイベントの一つ、『ロシアンルーレットで今後の運試し』で使用したアタリ用シュークリームがお気に召さなかったようだ。 「ううう……ひどいです、ひどいです~。色が似ていたからカスタードクリームと間違えちゃいました。一生の不覚なのですぅ」 このひどい天然っぷり。さしもの神様も、性格まで一緒にさせるには時間と勇気が必要だ。そしてその二つとも未達成のはずだ。 間違い、ない。 「こうなったら訴えてやるのです」 「じゃあ俺も訴えるかな。住居侵入と窃盗の罪で」 「ふぇ? ……ああっ!」 突如聞こえた声に振り向き、感嘆とも驚愕ともとれる叫び声を上げる少女。 「きょ、キョンくん……キョンくんですか?」 「そう言うお前は本物のお前なのか?」 「あったりまえなのです! あたしを誰だと思ってるんですか!」 「誘拐少女に続く窃盗少女……いや、ただ食い少女の方が良いのか?」 「ひ、ひどいですぅ!!」 「冗談だ。……しかし、無事だったんだな。お前」 「ううっ、キョンくん……会いたかったです~」 少女は――栗色の髪を二つに束ねた少女は、目を潤ませながら、手を広げて俺に迫ってきた。 彼女の思いに答えるべく、俺も両手を挙げ―― 「せいりゃ!!」 「へぶしっ!!!」 ――両手で振りかぶった特大ハリセンを、こいつの後頭部目がけて思いっきり殴ってやった。 「勝手に他人の部屋に入り込んで、人様のものを盗み食いするな」 ……この、馬鹿橘。 「いったーい! 何するんですかぁ!!」 橘(恐らく本物だがまだ断定できない)は、思ったよりも早く復活した。 「何でそんな物持ってるの! 聞いてないです!」 言った覚えはないから当然だ。 「そうじゃなくて!」 「昼に使った道具の一つだ」 パーティの片付けが終わって皆が帰った後、俺のベッドの上に忘れていったのをそのままにしてたんだ。今思うと、神様のお告げだったのかも知れないな。お前の頭を殴るようにって。 「そんなふざけた神様いません!」 佐々木なら案外そう思っていたりするわけだが……それは敢えて口にしないようにしておく。さすがに可愛そうな気がしてきた。橘(何だか本物の気がしてきた)を失墜させるのはもう少し後になってからの方がいい。 「それより、お前丈夫だな」 「当たり前です! これくらい佐々木さんの繰り出す黄金の右フックに比べたら屁でもありません!」 ……そうですか。 「敵を倒すには一撃必殺なのです! もっと腰を入れなきゃ、相手に与えるダメージが半減してしまいます。……ちょっと貸してください」 橘(アホさは本物とうり二つ)は、俺からハリセンを奪い取った。そしていきなり素振りをし始めたのだ。 「ふぅん!!ほいっ!! こうですよ、こう!! 分かりましたか、キョンくん!!」 「…………」 「あれ? どうしたんですか? そんなにまじまじとあたしを見て。て、照れるじゃないですか……」 ……うむ。 「橘」 「は、はい。何でしょうか?」 「お前……」 「そ、そんなに見つめないで……」 「やっぱり馬鹿だな」 「え゛」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「う、うわぁぁぁ~ん!!!」 暫く固まっていた橘(本物率120%を突破。なおも上昇中)は、いつもの如く泣き出して、そして俺のベッドを占領した。 いやあ、本物かどうか確認するためにまじまじと見ていたのだが、ここまでお馬鹿さんだと疑いの余地もないな。 決定。こいつはモノホンの橘京子である。特典として、これから橘(〇〇)のカッコの中は省略して呼ぶことにしてあげよう。 「あたし一生懸命やったのにぃ~! 『こらっ、まったくお茶目さんなんだから☆』って言ってもらって、好感度アップ♪ すると思ってたのにぃ~!!!」 本物と認定したとたんそれか……絶対突っ込んでやらん。 「キョンくんを助けようと、監視の厳しいこの病院を必死になってここまで潜入したのにぃ~! こんな扱いじゃ元の世界と何も変わらないじゃないですかぁ!! ふぇええ~ん……」 ……お前はどの世界にいても変わりない……って? 「元の世界だと?」 誓いを早速反故にして思わず突っ込んだ。 「あ……」と布団から体を離し、ベッドの上で正座する橘。「そうなのです。あたしがここへ来た理由は、元の世界に戻るために力を貸して欲しいからです」 お前は、元の世界の記憶があるのか? この世界で何が行われているのか把握しているのか? いや、それ以前にお前は何をしたんだ!? 「そんなにいっぺんに質問しないでください、今から説明しますね」 橘は普段のおちゃらけ具合とは正反対の真面目な顔を見せた。 「あたしや、あたしが属する組織は、世界がおかしくなってからずっと調査をしていたのです。その結果、この世界はある一つの価値観に収束していくことがわかったのです」 ある一つの価値観? 「それは、没個性の世界――言うなれば、全て同じ顔、性格、姿をした世界。この数日で、あたしたちが元にいた世界とその世界が徐々に入れ替わりつつあるようなんです。そしてその価値観の代表として、何故かあたしが選ばれたのです」 ――このまま放っておくと、そのうち世界が完全に入れ替わり、存在する人間はあたしだけになってしまう可能性が出てきました。それをどうにかして防ごうと思って、キョンくんにお願いしにきたんです―― 突如、寒気が俺の全身にまとわりついた。超臨界ヘリウム流体すら凍り付かせる戦慄が、俺を雁字搦めにして離れない。 「橘だけの世界……だと?」 ちょっと考えて見て欲しい。 朝起きたら橘がボディアタックをかまして、授業が始まったら点呼を取る橘がいて、嫌みったらしい声で数式を説明する橘がいて、昼飯は橘二人と飯を食い、放課後にゃ進路指導室で橘に説教される。 俺と談話を繰り広げる相手は橘しかいなくて、体育の着替えの時間も橘が一斉に服を脱ぎだし、橘と橘のカップルが仲睦まじく下校する。そんな光景が当たり前になっていく。 家に帰ってテレビをつけたら橘の顔をした政治評論家が同じ顔の総理大臣を非難し、バラエティでは、大御所俳優の橘が新人漫才師である橘をいじって大笑い。 そして……そして……。 青少年の生きる糧である、あんなものやこんなもの。それら出演しているのは全て貧―― 「絶対それだけは避けたい! 命に代えてでも阻止してやる!」 気づくと、絶叫に絶叫を重ねていた。 「ありがとうございます……ですが、素直に喜んだら負けかな、なんて考えが一瞬過ぎったのですが気のせいでしょうか……?」 考えるな。多分落ち込むぞお前。 「それより、どうやって知ったんだ、そんなこと。機関の連中だってそこまで正確なことは把握してなかったと思うんだが」 「それは……ちょっとまだ言えません。ごめんなさい。でも、涼宮さんの能力が関係しているのは確かです。今のところ涼宮さんに近しい人と本人にしか力は発動してないようです。特に本人に関しては進行状況が著しいみたいですね」 「だからハルヒだけ橘になる進行速度が速かったんだな。……たく、相変わらず変なことを考えやがって……」 「まだ猶予はあるとは思いますが、不安定なこの世界では状況が一転する可能性だってあります。早めに行動するに越したことはありません。早速ですが行きましょう」 行くったって、どこにだ? 橘はにっこりと笑みを浮かべた。 「もちろん……」 皆まで言わなくても分かった。閉鎖空間なんだろうな、やっぱり…… 「……そう、ですね。まあそんなところです。そのためにキョンくんの力が必要なのです。だから元の世界の戻れるように努力しましょう。今回ちょっと出演するのが遅れましたから、出遅れた分いつもの3割……いえ、3倍の力を振り絞って働きます!」 3倍ボケをかますのだけは止めてくれ。せっかくここまでボケらしいボケはない方向でやってきたんだから、俺の努力を無に帰す事だけは慎んでいただきたい。 「何の話ですか?」 「いや、何でもない。こっちの話だ」 「まあ、いいでしょう。あたしが頑張らなくちゃ!」 気合い一閃、橘は頬をパンパンと叩いた。いつものオトボケお馬鹿KYキャラは姿を顰め、真剣でまともで素直で、そしてなかなかのリーダーシップを発揮していた。 やるじゃないか。いつもこうだったら俺だって…… 「ん? どうしましたか?」 ……何でもない。 「ふふっ、変なキョンくんですね。では行きましょう!!」 そう言って橘は立ち上がり―― 「うきゃ!」 こけた。 「い……いたたたたっ、足が痺れたぁ……。た、助けてください、キョンくん……」 ――一瞬でもこいつを賞賛した俺が馬鹿だった。付いていく気力がまるっきり無くなったんだが…… ……キャンセルは無理だろうな、これ。 ※橘京子の分裂(後編)に続く
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チャリン―― 厳重に閉ざされた扉の向こう。静寂が支配するその空間に、無常の金属音が響き渡る。 ホールの奥、ステージの中心。そこに座する金の女神像。 その女神像を前にして、一人の男が声を震わせながら蹲った。 「…………どうして…………こんなことが…………」 彼――元生徒会長の彼は、金策尽きた中小企業の社長のように絶望の淵へと追いやられていた。 ニヒルスマートとも言うべき端正なマスクも、今となっては見る影もない。 だがそれも当然である。今ここで起きたことを鑑みれば、誰しもこの生徒会長のように取り乱してしまうのは吝かではないはずだ。 その証拠に、彼の言動を――偽りの仮面に潜む素顔を知る『彼ら』でさえ、どのように対処し良いか分からず立ち尽くし、じっと彼の方向に目線を向けるに留まっていた。 突然の来訪者である俺、漆黒の振袖を身につけた九曜、紋付袴を着込んだ藤原、……そして。 「会長……」 蹲った会長を励ますかの如く、傍に寄った喜緑さんもまた。 皆が皆、どう行動すればよいかわからずオロオロとしながら震える生徒会長に事の次第を判断しようと近づいた――その時。 「誰だ……一体誰だ…………」 指輪――宝石の無い婚約指輪を手にし、会長の震える声は次第に大きくなる。 「俺の……我が家の…………家宝を……宝石を………………盗みやがったのは…………」 そして、遂に―― ――どこのどいつだぁぁぁぁっ!!!!―― 彼の邸宅、大ホール。事件はそこで発生した。 何と言うフィールソーバッド、いや、バッドアクシデントだろうか。とてつもなく嫌な予感がする。 一体、何故こんなことになってしまったのだろうか。何故またややこしい事件に巻き込まれてしまったのだろうか。どうして俺はこうも面倒ごとと相性がいいのだろうかね。 しかし、そんな愚痴を言ったところでどうしようもない。特にここ数年の経験から鑑みるにそれは明らかだ。 必要なのは、この事件を早期に解決して後へと残さないこと。そのためにも、時間を戻して経緯を説明する必要がありそうだ。 というわけで、いつもの得意技であるバックトゥザフューチャー、いや、逆向き瞑想を開始してみる。 あれは、今日の午前中。勉強に飽きた俺が淀んだ空を見て昔の出来事を思い起こしてた後のこと。 二人の少女が俺の家に乱入し、強制的に初詣に行く羽目になったんだった…… ……… …… … インターネットの天気予報とは裏腹にダウナーでメランコリーだった空色は少しずつ明るさを取り戻し、雲の切れ間から今年一番の天照様、つまり初日の出を拝見可能となった元日の朝。 年賀状配達を装ってまんまと家の玄関に侵入した極彩色コンビ――オレンジ色の振袖にクリーム色の巾着を手にした橘と、漆黒の振袖にこれまた漆黒の巾着を手にした九曜の悪たれ二人組――は嬉しそうに、 「行かないとこの振袖、キョンくん着せますよ!」 と、手にした水色の振袖とかんざし付きのウィッグをフリフリちらつかせた。 「いやだぁぁぁぁ!! 誰が着るかぁぁぁ!!!」 あの時のトラウマを鮮明に思い出した俺は絶叫に絶叫を重ねた。 「ああ……なんか本気で嫌がってますねえ……」 「当たり前だぁ!」 やや身じろぎしながら腫れ物に触るかのような表情で言う橘に本気で拒絶の態度を見せた。好き好んで女装する男なんぞ危ない趣味を持っている奴か、或いは職業柄着ている奴しかありえん。 そのどちらでもないノーマルな俺が女装するなどはっきり言って三本の指に入るくらい人生の汚点だ。 「えー」 えー、じゃない! それにな、 「そんな暇があったら勉強に専念させてくれ。そっちの方がよっぽどタメになる!」 「大丈夫なのです!」何故だか自身満々で平たい胸をドンと叩いた。「信じるものは救われるのです! 祈れば大学に合格できるのです! ですからキョンくんもお祈りを捧げましょう! さあ! さあ!」 危ない宗教かお前は……って、強ちそうではないと言い切れないところがとっても橘である。 「佐々木さんと一緒の大学に入学したいと言う信念を見せ付ければ、それは絶対叶うのです。なんたって佐々木さんは神様なのですから!」 遺憾ながら同感である。佐々木と、そしてハルヒの力が混成すれば俺が勉強しなくとも大学に合格できてしまうのは何となく既定事項っぽくも思える。 だが、それに甘えるってのもかっこ悪いぜ。形だけでも二人に猛勉強しているところをアピールしなければ合格もへったくれもあったもんじゃない。 「意外と義理堅いんですね、キョンくんってば」 お前とは違うんだよ。 「さらっと酷いこと言いましたね」 まあな。 「うううう…………なんか悔しいのです。こうなったらあたしにも考えがあります! 九曜さん!」 「――――――――」 呼ばれて出てきてジャジャジャジャーンと言うわけではなくずっとその場にいたのだが、あいも変わらず存在感の無い九曜はいきなり存在感を露にした。 「やっちゃってください!」 橘の命を受け、漆黒のマトリョーシカは俺に向かって手を振り上げた。「一体何をする気だ!?」 「―――こう――――する――」 「!!?」 ……なっ…………体が…………動かない………… 「かな…………しばり………………か………………?」 痺れて動かない舌と唇を必死に動かして言葉を紡いだ。 「ふっふっふっ…………これであなたはあたし達が今することをただじっと見てなければいけませんね……」 勘輔の策略を見破った謙信の如く鋭い目つきをした。「まさか…………無理矢理………………つれて行く……気か…………?」 俺の言葉にしかし口を歪め、奥に見える歯を白く輝かしていた。 「いいえ!」 しかし橘は俺の目論みをを否定し、それ以上の戦慄を植えつけた。 「そんなことよりキョンくんの家にあるおせち料理、全部食べ尽くしてやるのです!」 こらお前ちょっと待てぇ! 俺の言葉も空しく、疾風怒濤の如きダッシュを見せたオレンジ色のソレは、ダイニングに整然と並ぶ正月料理を目の前に燦々と目を輝かせ、そして見つけた重箱の一つに手を伸ばし料理を鷲掴み! 「ムグムグムグ……うん! このられまき、あまくてほいひい! こっひのきんときもあんまいれすう!」 「結局たかりに来ただけかこの大飯喰らいがぁ!」 ゴス、と目の前にあった重箱の隅が橘のドタマにめり込んだ。 「いったーい! 何するんですかぁ!! てかどうして動けるんですか!?」 「九曜に解いてもらったんだっ!」それより! 「何するんですかはこっちのセリフだ! いきなり上がりこんで電波な宗教論を語った挙句人様のうちのおせち料理を平らげるなぁ!」 「あー、いえいえ。お構いなく。ところでお雑煮はまだですか?」 「――――こっちに……ある――――白味噌……――――京都風――――」 「わあ、甘くていい香りがしますぅ! 九曜さん、こっちにも早く早く!」 「――――どうぞ……」 「いっただっきまーす! うーん、おいしい!」 「――――こってりしていて――――――それでいて――さっぱりして――――口の中で――とろけるような…………――――」 「ふう、美味しかったのです。そう言えばデザートはまだですか?」 「もう――ちょっと……――――待って…………今から――――――お汁粉――――――――作る――――――――」 「やったぁ! 期待してますよ、九曜さん!!」 こいつら……本気でたかりに来たのか? それ以上無銭飲食を続けるなら警察に通報しちゃるがな。いやマジで。 「とまあ、腹ごなし……もとい、冗談はここまでにして」 とても冗談とは思えないくらい程がっついた橘は、食事に満足したのかようやく(?)当初の目的を思い出したようで、「そろそろ初詣に行きましょうか」 だから俺もさっき言ったとおりヤダっていっただろうが。 「一年の計は元旦にあり、なのです。初詣は元日の午前中に行くのがスジってものなのです」 決して意味不明なことを言っているとは思わないが、だがどんなに名文句も橘が喋ると全て台無しになってしまう気がするのは俺の気のせいだろうか。それはともかく、 「なるほど、お前の言う事も一理ある」 「じゃあ……」 「だがな、もう済ませてきたんだ」 「……へ?」 「実は今朝方、ハルヒや佐々木達と一緒に行ってきた。だから二度も行く必要は無いだろ」 「ええええー!!!」 何故か橘は驚いた様子で 「そんなぁ! あたし呼ばれてませんよ!」 「そりゃあ、呼ばなかったからな」ハルヒと佐々木が断固として拒否したから仕方あるまい。 「ひっどーい! あたしの人権はどうなるんですか!?」 さあ、その辺はお前を無視した二人に問い質すか、人権擁護団体に訴え出てくれ。正直俺の知ったことじゃない。 「うううう……キョンくんってば最近冷たい……あたしを人間扱いしてないなんて……ひぐっ…………」 ヨヨヨと泣き崩れたように見える振袖姿のツインテール。しかし俺はコレが演技であることはとうに見抜いていた。伊達にこいつとの付き合いも長いわけじゃないぜ。 「くっ……やりますね。あたしの渾身の演技を見破るとは……」 渾身の演技をするつもりならば、先ずは口の周りの汚れをふき取ってからしていただきたい。 「それは後々の課題として組織に提案することにします。……で、キョンくんは初詣に行ったのに、あたしと九曜さんは初詣に行かないなんて我侭、許されると思いますか?」 いや、許されるも何も。 「九曜は初詣に行ったぜ。俺達と一緒に」 「…………へ??」 「だから、俺とか、ハルヒとか、佐々木とか。その他にもいたけど、とにかくお前以外の奴らで初詣に行ってきたんだよ」 「……えー……と……」 口の周りを汚したままの橘は、ギギギと言う効果音を立てて首を九曜の方に曲げた。 「本当、ですか……九曜さん!?」 九曜は橘を凝視した後俺の方を見据え数ナノ単位で首を動かした後、再び橘に目線をロックオン。 「――――本当…………行ってきた――――初詣――――皆と一緒に……――――」 「………………え゛」 鏡開き時の鏡餅宜しくカチンコチンに固まった。 まあ……九曜は別段俺たちに害を成すことは無かったし、ハルヒも佐々木も得に問題なく誘ってたみたいだぞ。気にするなって。その代わりと言っちゃ何だが藤原はいなかった。ほら、お前と同じで。よかったなー。ともかく初詣には一人で行ったら…… 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」 あ、泣き出した。 「ひどいぃぃぃ!! ひどすぎますぅぅぅ!!! みんなであたしをいぢめるぅぅぅ~!!」 ギャン泣きする様は演技でなく、ガチで泣いているようだった。 「そ、そんなに泣くなって! 誘われなかったくらいなんてこと無いだろ!? 俺達だってお前を除け者にしたわけじゃ……あるけど……いやそうじゃなくて……あ、そうだ。藤原はまだ行ってないだろうから二人で行けば……」 「う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~ん゛! う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~ん゛!」 橘の鳴き声は更にヒートアップした。高周波を醸し出す嗚咽音は俺の家だけならまだしも近隣住民の皆様の平穏なる元日を脅かすのは間違いなかった。 「わ、分かった分かった! 行く! 行ってやる! だから泣くのは止めろ!!」 「本当ですか? やったぁ!」 あれだけ激しく号泣していたツインテールは嘘のようにピタリと泣き止んだ。 「わーい! キョンくんと初詣だぁ! たのしみだなあ!」 もしかして、あの涙も演技だったの? ……マジ!? こうして俺は、本日というか本年二度目の初詣(二度目なら初じゃなくて二詣でとでも言うのか?)に借り出されることなり……そして。 実りの無い事件に巻き込まれる羽目になるのだ。 渋々と言うか橘の姦計に見事引っかかってと言うべきかはさておき、最寄の神社へと向ったのは十時を三十分程過ぎていたことだけは記憶の隅に留めている。何故そんなこと覚えているかって? 単に家を出るとき何となく時計を見たからだ。 俺の自宅から目的の神社までは歩いて三十分くらいのところにあるので、このまま何事もなく移動できれば十一時には到着するだろうし、そこからお祈り等何やかんやしたところで十二時には自宅に戻ってこられるはずだ。 避けるのが無理ならば、一刻も早く事を終わらせるに限る。残り少ない高校生活、いや、受験生生活を有意義に過ごすためには一分足りとも時間を無駄にする事はできないのだから。時間にシビアになるのは仕方ないことだと思うね。 「……キョンくん、さっきから何ブツブツいってるんですか?」 ぴこぴことツインテールを揺らしながら、俺の顔を覗き込むように橘が訪ねてきた。 「どんな願い事をするか考えてたんだ。何せ二度目だからな」とは俺の弁。正直嘘なのだが、本当のことを言っても仕方ない。代わりに「そう言えばお前はどんな願い事をするんだ?」と質問する形で返してやった。 すると橘は…………って、無言かよおい。 「……え? あ?」 一人でブツブツ言うのも良くないが、人の質問に答えないってのもどうかと思うぞ。 「あ……失礼しました。誰かついて来てる気がしたんで……」 「ストーカーかもな」絶対ありえんが、と心の中でだけ付け足しておく。 「ストーカーですか……是非一度経験してみたいですね。記念に」 何の記念だよ、変な奴め。 「ああ、それよりさっきの質問ですけど、そうですねえ……今年もみんなと仲良く遊び回りたいです」 ニカッとはにかんだ彼女の表情がやけに眩しく感じられた。 「お前の願いはハルヒの能力を佐々木に移管することじゃなかったのか?」 「うん、そうですけど」何故か悲しそうな表情で「でも、無碍に実行する必要も無いかなって」 およそ橘らしくない発言をしでかした。頭、大丈夫か? 「大丈夫ですよっ! ノータリンみたいな扱いはしないで下さい!」 ぷくっと頬を膨らませた。冗談だよ、冗談。俺がそう言うと橘は、 「あたしの願いは本気ですよ。確かに『組織』にとっては、涼宮さんの能力が佐々木さんに移行されることに何の懸念もありませんし、あたしの主旨も初志から変わることなくここまで来続けています。でも……」 でも……何だ? 「あたしは佐々木さんの良き理解者であり、パートナーとしてありつづけたいのです。ですから、佐々木さんの望むべくも無いことをむやみやたらに差し迫るのは、組織のためにも、そして佐々木さんのためにも良くないんじゃないかって思い始めてきたんです」 それはそれは。橘にしては良い心がけだ。そうしてくれれば佐々木も大助かりだろうよ。それだけ佐々木のことを気に掛けてくれれば何をすべきなのか普通見えてくるもんだがな…… 「何か言葉に刺があるように感じますが……まあいいです。古泉さん達が主張する、『涼宮さんが望んだことが現実となる』ように、あたし達も『佐々木さんが望んだことが現実となる』ように仕向けなければいけないのです」 で、具体的にはどうするんだ? 「さあ、わかりません」 おいおい、何だそりゃ。 「分からないからこそご神託を聞きに神社でお参りをするんですよ。ねー、九曜さん」 「――――そう――――――」 俺達の後ろを、足音も立てずに歩く九曜が肯定の反応を示した。 「いずれ――分かる――――日が……来る――――」 何時だ、それは? 「その――うち――――」 そうかい。ならその時に備えて構えておくことにするよ。 「それよりも」 俺は目線をチラリと横にずらし、「まずは目先の懸念を払拭することにするか」 「そうですね。先ずは大学合格が重要なのです!」 ……いや、それも重要だが、俺の言いたい事はそうじゃない。遠くに見える違和感を尻目に、横に侍る女性陣にだけ聞こえるようぼそっと喋りかけた。あ 「(お前の言ってたのは本当っぽいな)」 「……ん? 何がですか?」 「(確かに誰かついて来てるようだ)」 「えええええっ!!」 こ、こら! 声を上げるな! 俺の言葉に橘は、 「だってうれしいですもん。本物のストーカーさんに付きまとわれてこそあたしの人生にも箔が作ってもんです!! やったぁ!」 ……だから喜ばないでくれ。 それは俺達の後ろ、道路の路側帯に組み立てられた物置程度の網小屋――所謂ゴミの集積小屋。野生の動物達がゴミを漁るのに苦慮して市が立てた小屋の一つだが……その周りを確かにうろちょろしている人物がいた。 「(どう見ても犬や猫の類ではないぞ……浮浪者か?)」 「なんだ、ストーカーさんじゃないんですか……残念」 まだ言ってるのかお前は。 「まあいいや、とにかくゴミを漁っているかも知れませんし、あたし注意してきます!」 馬鹿! 無視しろ! 構うなそんな変な奴! 「いいえ! 公序良俗に違反する行為をする輩はとっちめなければいけません!」 お前は『公序良俗』なんて四字熟語を使うに値する人間なのか、ゴミ漁りはダメでストーカーはオッケーと言う判断基準はどこからきたのかというツッコミが即座に思い浮かんだが、そんな言葉攻めをしたところででおずおず引き下がる橘京子ではない。 俺の制止を振り切り、カパンパカンと軽快な下駄音を立てて一直線。 「こらーっ! そのこあなたー! 出てきなさーぃ!」 「――――!!?」 響き渡るハスキーボイスに驚き、慌てて小屋の中へと隠れる。それを見るや否や、彼女も一緒になって小屋の中へと駆けて行った。 やれやれとは思いつつ、トタトタと走り出す俺、そして九曜。因みに九曜は橘と同じく下駄を履いているはずなのに足音は全く無かった。さすが長門も舌を巻く別世界の宇宙人である。 「そんなとことに隠れても無駄よっ! 出てきなさい!」 「うおわぁ!」 大量のゴミに埋もれた人物を難なく引っ張り出した。そこにいたのは、 「あ、ポンジーくんじゃないですか」 「うっ……」 そう。この寒い中、燃えるゴミと一体化して姿を眩ましていたのは一風変わったオシャマな未来人、ポンジー藤原だった。驚くこと無かれ。何故か紋付袴姿の正装でご登場だ。 「何してんだ、お前。そんな格好で」 「ふん、別段何をしてても構わないだろう。そんな目で見るんじゃない」 確かに何をしててもお前の勝手だが、そんなところに隠れている時点で周りの人間から奇異な目で見られるだろうし、何事かと声を掛けられるのは仕方の無いことだぞ。 「それに頭の上に魚の骨が乗ってるその姿はいくらなんでもみっともない」 俺が親切にも頭の上にのっかったソレを取ろうとすると、何故かそれを制止した。「これも規定事項だ」 ああそうですかそうですか。じゃあ外すなよ絶対にな! 「言われなくてもそうする!」 『ふんっ!』 と、どうでもいい事で口論となった俺達だが、「まあまあ、いいじゃないですか」という何がいいのかさっぱりわからない橘の宥めによってこの場はそれ以上の惨事は回避された。 「で、何してたんですか? 本当に」 「……いや、その……」 「いいじゃないですか、教えてくださいよ。あたしとポンジーくんの仲じゃないですか」 「ふっ、知りたいのなら教えてやる。えーと、実はな……初詣に……そう、初詣だ。及びそれに係る神への祈祷。そんな古典的風俗を勉強しようと思ってたんだ」 若干言葉を詰らせながらも答えた。俺には決して言わなかったのに橘相手になるとあっさりと口を割りやがったな、こいつ。何だこの差は……と言いたいところだが、橘にお熱なのだから仕方ない。悔しくなんかない。絶対にない。 「文献によると『神社』の『本殿』という建造物に祈祷を捧げることになっているのだが、如何せんその文献には『本殿』の写真が無くてな。記述からソレらしきものに目星をつけて探索を行っていた。そして見つけたのが……」 未だ頭の上に魚の骨をのっけながら、藤原は自信満々に集積小屋を指差した。「この建造物だ」と。 「…………」 思わず沈黙。っていうか何て言えば良いんだよ。 「文献に依ると、それほど大きくもない木造建築物は観音開きとなっており、その中には御神体が祭られているとのこと。然るにこの建造物も同様の造りになっているではないか!」 ええっと……その…… 「だからここでお祈りを捧げようとしていたところなのだ。現地人はこのような格好を正装とし、二礼二拍の後御神体にお祈りを捧げる……ふっ、どうだ。どこからどうみたところで初詣に違いあるまい!」 「そ、そうか……そうだよな……お疲れさん……」 何と答えて良いか分からなかったので、とりあえず労いの言葉をかけることにした。 「んー、そうだったのですか」 対照的に納得したたのか、橘は二房の髪をふわふわ揺らして鷹揚に頷いた。 「初詣に対する心がけ、大したものです。キョンくんとはえらい違いですね」 うるさい。 「でも……それなら何故あたし達の後をついて来たですか?」 「は!?」 「最初は気のせいかと思ってましたが、でもあたし達の後をずっとつけてくる気配がありました。初詣をするのが目的なら、あたし達に付きまとう必要は無いですよね」 「……い、いや……別に付きまとってなど……」 「ならどうしてあたしが追いかけた瞬間、隠れたりしたんですか?」 「うっ……いや! 追いかけてなどいない! たまたまだ神殿に身を委ねたのがそのタイミングだっただけだ!」 「怪しい……」 「怪しすぎる……」 「怪しさ――――大爆発――――」 「そこまで言わなくても!」 いいや、だって余りにも不可解な解答なのだから仕方あるまい。 「怪しいと言えば……そうそう」橘は手の平でポンと音を立てて言葉を紡ぎだした。「古典的風俗を勉強している割に、神仏に対する基本的なことをご存知無いようですね」 「何……だと?」 「例えば御神体。普通御神体って、目のつかない場所に保管されているんです。神様が人目を気にしているとか、人間が神様を見たら目が潰れるとか……諸説色々有りますが、簡単に目の入るところにはいないのです。文献に書かれていませんでしたか?」 「うっ…………いやいや、そんなことは書かれてなかった気がするが……あ、いや!」 何かを思い出したか、 「そのような文献も読んだことはある。だが、古来御神体と言うものは自然そのものであったり、または風光明媚な土地・地形が御神体となるケースもあるはず! 決して依り代となった物質が姿を晦まさなければいけないと言うわけではない!」 「うわ、すっごい! よくご存知ですね!」 「へ……へへ。まあな」 若干照れたように笑う藤原。うん、きしょい。 「でも……それだけご存知なら、ますます怪しい。だってそうでしょ? 本当に神社や御神体についての知識があるなら、こんな場所が神社の本殿なんて言うはずずもないし、それに魚の骨が御神体だなんて言うはずがありません」 「ぐ…………」 「それに関してはどうお答えしますか?」 「いや……だから…………」 「――――彼の…………言う事も…………――――一理――――ある――――骨を…………――奉る……――――――地域も――――――あることは――――…………ある――――――」 「ほ、ほら見ろ! 僕の言う事も強ち嘘じゃないだろうが!?」 なんともまあ、往生儀が悪い奴だ。いくら九曜が代弁してくれたからと言っても、不利なことは間違いない。 「分かりました。ポンジーくん、あなたはその小屋が御神体を祭っている神社、そして頭の上にあるお魚さんの骨がご神体であると。そう信じて疑わないのですね」 「ああ、そうだ」 「ならば……」 藤原の返答に、橘は獲物を捕らえたような野獣のような表情で、 「今すぐそこでお参りをして下さい! お魚さんの骨に向かって二礼二拍して祈祷を上げてください!」 「なっ!!」 「お魚さんにきちんと願い事を言えたならばあなたの仰ることが本当であると信じましょう」 「くっ…………」 とうとう藤原の口が沈黙した。なるほどそうきたか。橘にしては上手い誘導尋問だ。 「さあ、どうしたんですか、お辞儀してください! お手を叩いてください! お魚さんの骨に向かって! ゴミの山に向かって! さあ!」 「……い……いや…………」 「遠慮は要りません! 通りすがりの方達が白い且つ哀れむような目線でポンジーくんを蔑むかもしれませんが気にしないで下さい! あなたはあなたなりの神様がいるんですから!『トラッシュイズゴッド! ボーンイズジャスティス!』と請い願うのです!」 「わ、悪かったぁぁぁぁ!!!! 許してくれぇぇぇぇ!!!!!」 あーあ、とうとう泣かせたか。顔をくしゃくしゃにしてまで懇願させるとは……結構容赦の無いヤツである。 「だって、本当の事言ってくれないんだもん……そう言うの見るといぢめたくなっちゃう。もうっ」 再び頬を丸く膨らませた橘は、結構可愛く……絶対気のせいだ。 観念した藤原はポツポツと事の詳細を語り始めた。 ――神社や初詣について文献を調べたことは本当であり、実際に参拝してみたいと言う気持ちはあった。 もちろん神社が分からない訳でもない。いくらこの時代の地理に疎くても、地図を調べれば『○○神社』ってのが出てくるからな。 だが、懸念事項もある。生まれて初めて、しかも遠い異国で自分のそ知らぬ文化行事を万事上手くこなせるか? もちろん他人と同じような行動をすればいいのだが、ちょっとしたミスで笑いものにされるのはいただけない。こと過去の人間に笑われるなど屈辱の極みである。 行くべきか、行かざるべきか。 神社までの往路をウロチョロして対策を練っていたところ、ふと自分の目の前によく知る人物(俺達のことだ)がいるではないか。思わず隠れてしまい……だがよくよく見ると、女性陣は文献にあった和服の着物を召している。 『まさかあいつらも初詣に行くのではないか? いや、そうに違いない』 これはチャンス。奴らの後を追い、偶然を装って出会ってやる。そしてそれとなく初詣の話へと持っていき、後はあいつらに合わせていればいいだろう。 『ふ、なんて完璧な計画なんだ。最高だ』と自画自賛していたまでは良かったのだが……。 ここで想定外の事件が起こった。やおら方向転換をした橘があれよあれよと言う間にこっちに近づいてきたのだ。 ちょ、待て! 僕の計画じゃ出会うのはもっと先のはずだ! どうやって言い訳するか考えてないんだこっちは! 等と心の中で叫びながら、近くにあった小屋に隠れ―― 「……後は知ってのとおりだ」 少々不機嫌な様子で、藤原は不快感を露にした。 「理由は分かった。だがそれならそうと言ってくれればいいのに」 「ふん」 ったく、本当にツンデレ野郎だな、こいつは。 「なあんだ、それだけですか」残念そうな顔で橘は「もっと大事件を隠しているのだと思ってました。この集積所に遺体を遺棄しにきたとか、とても言えないところから強奪した金銀財宝を隠しにきたとか」 頼むから正月そうそう物騒なことを言わないでくれたまえ。 「しょうがないですね。ともかくあたし達と目的は同じみたいですし、ポンジーくんも初詣行きますか?」 「はい、喜んで!」 今の今までしょぼくれてたくせに、立ち直りも早い奴ではある。っていうかお前、現地の人間と行動するのは嫌だっていってなかったか? 「ふっ、目的のためには多少の羞恥心は目を瞑る必要がある」 お前の羞恥心の基準が分からんわ。見つかるまではまるで俺達を監視するかのようにつけまとい、見つかったら見つかったで一緒に行くと言い出して……ああ! そうか! 「橘、藤原のの本当の目的がわかったぞ」 「へ?」「なっ!?」 「何やかんや言ってるが、要するにこいつは俺たち、というかお前と一緒意に初もう……」 「わー! わー! わー!」 どうした藤原。いきなり奇声を上げて? 「本当、どうしたんですか?」 「あーいや、わー……わー……わーたしのお名前ーなーんだっけ?」 「大丈夫か藤原?」いや俺は分かってからかっているんだが。 対照的に橘は頭にクエスチョンマークを浮かべ、訝しげな顔をしてポンジーを見つめている。そのポンジーはもう面白いくらいにしどろもどろだ。ふふふ、ふっとからかってやる。 「お前の名前は自称藤原じゃないか。橘のことがす」 「とがすー!!」 「ど、どうしたのよポンジーくん!?」 「とがす……とがす…………都ガスでエ○ファーム! コージェネでエコな生活を! 未来人からのお願いです!」 「――――ユニーク――――」 「……あの、一体なにが楽しいんでしょうか……?」 「ちょっとした余興さ」 「くはーっ……くはーっ…………くそ、覚えてやがれ…………」 やだ。絶対忘れる。そう心に留めながら恨みがましい目を向ける野郎から目をそらた。 「しかし、よくこいつの言い分に突っ込めたな、お前」 「えへん、これでも洞察力には優れているのです。言葉や時制、そして行動の矛盾を読み取り、明朗にそれを指摘する。これこそあたしが最も得意とする技なのです」 全く自覚の無い答えを返しやがった。 俺が言いたいのは、あんな突拍子も無い嘘をしれっと流さずよく突っ込めるなって事なんだが。大体神社の神殿がゴミの小屋なんて言う奴は280%くらい妄言を吐いているとしか思えないぞ普通に考えて。 「その顔。信じてないですね?」 じっと覗き込むように見上げた橘はあからさまに不満の色をにじませた。 「いやだから、信じる信じない以前の問題で……」 「それ以前の問題!? そこまで馬鹿にしますかキョンくんは!?」 ダメだ、聞いちゃいねえ。 「ふふふ……わかりました。ならあたしの明晰な頭脳を披露してやるのです。疑問難問珍問いくらでもかかってきなさい! この名探偵橘京子が全て解いて見せます! おーほっほっほっほっほ……って、あれ? 皆さんどこですか?」 一頻り高笑いをする橘からそっと距離をとり、重たくなった頭を左手でぐっと支えながら俺は二回目の初詣でお願いすることを決定した。 願わくば、今年はあいつとの関わりを尽く断ってください、と。 とまあ、サプライズゲストと言えば聞こえが良いかもしれないが実質ただの腰巾着、橘のパシリとも言うべき藤原も仲間に入れた俺たち一行は再び歩みを始め――そして、彼と出会うことになる。 男女二組、ダブルデート状態になった俺達は他愛も無い話を繰り返し、程なく神社に辿り着いた。社の領地内は時期が時期だけあってかなりの人で覆い尽くされていたが、それでも身動きできないほど込んでいるわけでもない。 所詮は田舎の一神社。こんなものであろう。 というわけでサクサクっと事を終わらせよう。参道の脇に立ち並ぶ屋台を尽く無視し(途中橘が何回か立ち止まったが無理矢理引っ張ってきた)、祝詞をあげる神主さんも華麗にスルーし(こっちは藤原が興味心身だったが以下同文)、そして祭壇へと並んだ。 カランコロンと鈴を鳴らし、パンパンと手を叩いてお辞儀。藤原が前もって調べたらしい二礼二拍をしたのち手を合わせてお参りする。橘、藤原、九曜もまた同じ行動を繰り返した。 藤原がやたらと人目を気にしていたことと、探偵気取りで他の参拝者の願い事を推理し始めた橘を除けば特に問題なくお参りは終了し、これで晴れて自由の身になったわけである。 「やれやれ。それじゃあ俺は帰るぞ。後は任せた」 時刻は十一時半。ほぼ俺の予定通りの時間である。今から帰って勉強すれば何とか遅れを取り戻せるだろう。 「えー!」しかしと言うかやはりと言うか、空気の読めないこいつがあからさまに不満の色を醸し出した。「せっかくのお正月なんですし、もうちょっと遊びましょうよ! 探偵ごっことか!」 せっかくの正月に探偵ごっこをしなければいけない理由は一体なんだろうか。そこんところ問詰めて見たいがこいつに付き合うとろくな事が無いので、 「だから何度も言ってるが、俺は受験生なんだ。それに遊ぶなら藤原がいるじゃないか。探偵ごっこするには打ってつけだ。頼んだぞ」 「お……おう! 任せとけ! 犯人役でも被害者役でも何でも演じきってみせる!」 着物の上から胸をドンと叩いた。しかもなんだか嬉しそうである。 「と言うことだ。頑張ってくれ」 「でもお……」 どうした。不満でもあるのか? 「ポンジーくんって、一生懸命なのはいいんですが……なんて言うか、必死過ぎてちょっと引いちゃいます」 「がーん!!」 ……あ、ポンジーが硬直した。 「いくら遊びとは言え、長いことやってるとこっちが疲れるのよねえ」 「ががーん!!」 今度は白い砂と化した。 「あたしはもっとクールで冷静沈着な人を抜擢したいな、と思いまして」 「ががががーん!!!」 そして崩れて木枯らしに吹かれ舞い散り……いくらなんでも藤原がかわいそうである。 なあ橘、人の振り見て我が振りなおせ、って諺知ってるか? 「ああ……どこかにいないですかね、クールでヒールな役がピッタリな王子様♪ 実はさっきお願いしたのです。今年こそきっと白馬に乗った王子様があたしをお迎えに来てくれると!」 はいはい、それはよかったね。きっと直ぐに来るぜ。白馬に乗った王子様がな。お前を迎えに来てそのままさらって行って二度と俺の目の前に現れないで欲しい。 ――なんて、心にも無いことを言った俺は自分を呪った。 まさかこの後すぐにそんな人が現れるなんて思っても見なかったからだ。 「きっと、あっちの方向くらいから!」 橘が参道の向こう――俺達がやってきた道を指差した、まさにその時。 ――ドドドド ドドドド ドドドド―― 胸を突くような重低音が俺達……いや、周りにいる全員の心臓に響き渡った。車かバイクの排気音だと思うが……ビートを刻むような胸の高鳴りはどういうことか。大きい音量は胸が苦しいどころか、むしろ心地よくも聞こえてくる。不思議な音だ。 一体どんな車なんだろうね。 「あたしが推理してみましょう」 再び探偵気取りになった橘がしたり顔で言い放った。 「ふむふむ……独特の不協和音……それが奏でるエクゾースト、排気干渉――――これは水平対向エンジン! ポル○ェかス○ルね!」 ビシッ! と俺に向かって指差した。 「――違う――――――この音は――――空冷Vツイン…………――――ハ○レ○――――ダ○ッド○ン――――――」 ……だ、そうだ。 「あ、あたしだってたまには間違えます。恥ずかしくないですもん!」 の割に顔は真っ赤だ。 やがてそのVツインとやらの音はこちらに近づき、そして音を出しているものの正体……かなり大型のバイク――鈍く光る黒のボディと鮮やかに光るメタル部分がコントラストとなってより存在感アピールしている――が、俺達の目の前現れた。 九割以上が歩行しているこの参道でバイクはただの一台。季節柄というのもあるが、その個体とも相まって注目度抜群。殆どの歩行者はその威圧感からか、恐れおののくように道を譲っている。 俺達も例に洩れず、同じく道を空ける……が。 こともあろうにバイクは俺達の目の前で停止した。 「え? え?」 「――――――」 意味が分からず思わず言葉を失った。 ライダーは恐らく男性。恐らくと言うのは他でもない。身を包んだ革製のジャケットとパンツ、そしてスモークシールドに覆われた全体から性別を認識するのは困難だからだ。 しかし、古泉に迫る長身とスタイルの良さから男性であることはほぼ間違いないだろう。 そのライダーは俺達を一瞥し、納得した様子でジェットヘルメットを脱ぎ、 「よう、久しぶりだな」 排気音が鼓動する中に、彼の渋い声が響き渡った。 「もしかして……会長!? 生徒会長さんか?」 「ああ。今では『元』と言う方が正しいが……そんな細かいことはどうでもいい。そう、私だ」 生徒会長……元生徒会長は、胸ポケットに入れてあったタバコを取り出し、ライターで火をつけた。まるで自分の言動を思い出させるかのように。 ああ、思い出したぜ。彼が学校を卒業してもう一年近くなるんだから仕方ないだろう。 「(ちょっとちょっと、あの人誰なんですか?)」 くいくいと俺の袖を引っ張り、初顔合わせの力士みたいに顔を強張らせた橘に、 「去年卒業した、俺達の学校の生徒会長だ」 「元、だ。今は違う。と言うかもう金輪際やる気は無いぜ。あんな面倒な仕事はヨ」 ぷうと吹かした煙が木枯らしによって吹き散らされた。 「古泉に唆されて生徒会長になったのはいいが、あの女のせいでかなり振り回されたからな。お前は知らないかもしれないが、古泉からの注文はかなりウザかったんだからな。……ふっ、でもまあ」 ここで更に一息。 「おかげで首尾よく進学できたわけだ」 そう。確かにこの人は古泉……正確に言うと『機関』の助力もあって、都心にある某有名大学に進学したんだった。「一年間、『機関』の言うことを聞いてくれた褒美です」と、去年の春に古泉から聞かされた覚えがある。 全く、『機関』というのはどこまでパイプを巡らせているんだろうかね。 余談だが、この話を聞いた時に俺の大学受験の時も頼むってお願いしたんだが見事に断られた。曰く『彼の在籍している大学はともかく、あなたが受験する大学はそこまでの関係を持っていないので』らしい。本当かどうかはしらないが。 「それで、今日はどうしたんですか? 実家で初詣をしに来たんですか?」 「いいや、送迎しに来ただけだ」 「送迎?」と俺。「ああ。そこに――」 その時ようやく気付いた。会長のバイクのセカンドシートに、誰かが乗っていることを。 会長よりも一回り小さいその人は、居住まいを正し、被っていた大き目のフルフェイスヘルメットを脱ぐ。ふさぁ、と緩やかなウェイブが肩の下まで垂れ――って、まさか 「明けましておめでとうございます」 「き、喜緑さん!?」 ワンピースにレギンス、そしてパンプスと言うおよそ普段着のせいか、ゴツイ装備の会長に目が行っていた俺はその存在をすっかり見落としていたが、優しい微笑みを見せる彼女は、俺が思わず言葉を漏らしたその人に間違いなかった。 「どうしたんですか、一体?」 同じような質問を繰り返す俺に、彼女は暖かい瞳をこちらに向けて微笑んだ。 「こちらでアルバイトをしておりまして」 「アルバイト? どんな?」と聞き返そうとした瞬間、 「(ちょっとちょっと、こっちの人は誰ですか!?)」 ええい、黙れ橘。今はお前に構ってる時間はないっ! 「(…………)」 よし、黙ったな。 「……すみません、続きを」 「あ、はい。そこの社務所で他の神官や巫女のお手伝いをしております」 「助謹巫女ってやつだ」 助謹巫女……つまり年末年始や祭りの際など、忙しい時に手助けする臨時雇いの巫女さんである。 巫女さん姿の喜緑さんか……朝比奈さんの巫女姿も秀麗だったが、それに劣らぬ見事なものだろうな。 「会長も、結構好きですなあ」 「ふっ……何のことだ?」 若干ニヤケながらも否定するところがとても彼らしかった。 「昼から夕方までの約束で働くことになっているんだ。大学生たるもの、勤労に対する理解も必要になってくるからな」とは会長の弁だ。だけど高校生の時から働いていた喜緑さんは既に勤労の大変さを知っているのでは…… ……っと、いけねえいけねえ。高校生時代のバイトはオフレコだったな。 「そう言う訳だ。もうすぐ時間なのでこれでお暇させてもらおう。では」 再びヘルメットを被りなおし、アクセルを吹かし、鼓動音を響かせてこの場を立ち去る――と思いきや。 「そうだ、丁度いい」 何かを思い出したようにシールドを開けて喋りだした。 「ここで会ったのも何かの縁だ。これから私の家に来ないかね。年始のパーティに招待しよう」 「パーティ……ですか?」 「ああ。本当は身内だけで行う予定だったんだが、両親が急な用事が入って出席できなくなってな。急遽出席者を募っていたんだ。せっかくの各国の最高級食材ももったいないしな。無論他に用事があるなら強制はしないが……どうだ?」 うーん、せっかくですが、俺は受験ですし、最後の追い込みもしなければいけませんし。残念ですが今回は 「行きます!」 『!!?』 「是非お呼ばれさせていただきます! あ、あたし橘京子っていいます! 宜しく!」 「あ……ああ……よろしく……」 「――――――九曜―――――…………周防――――九曜……――――夜……露――死苦――――――」 「もうっ! 九曜さんたら高級食材が食べられるからって言って舞い上がりすぎですよ!」 「―――失敬……失敬――――」 「はは……はははははは…………」 さすがの会長も額に汗を垂らして苦虫を潰したような顔をしていた。その表情から『人選、間違えたかな?』という雰囲気がありありと出ている。 ここだけの話、正解です。会長。止めるなら今のうちですよ。というか拒否してくださいお願いします。 俺がそう願う中、残った喜緑さんは顔色一つ変えずニコニコと微笑みを続けている。この人もかなりの大物だ。以前の対決はどこ吹く風で三人の様子をにこやかに見守っていた。 ああ、因みにポンジーくんだが、ずっと固まったままだったことは付け加えておかなければなるまい。 『先ずは喜緑くんをバイト先まで送る。それから合流しよう。この先にある店で待ってくれないか? ついでに案内人も呼んでおこう』 会長はそういい残して再びバイクを走らせ、残った俺達は会長の言いつけどおりの場所まで歩き始めた。 「楽しみです! 最高級料理!」 笑顔がこぼれんばかりの橘とは対照的に、俺の気持ちはブルー一色に染まりかけていた。やっと束縛時間が終わったと思ったのに、また面倒なことに巻き込まれた俺のこの気持ち。分かるか? 「まあまあ、最高級食材があるからいいじゃないですか」 こいつの脳みそは喰い気が何よりも優先されるらしい。 「まあそれはそれとして」コホンと咳をついた後、彼女は両手を頬に添え、顔を赤らめて衝撃的な一言を発した。 「それにあの人、かっこいい!」 『なにぃぃぃぃぃぃっ!?』 橘を除く全員の声があたりにこだました。恐ろしいことに九曜もだぜ。 「マジでそう思ってるのか!?」 「――――かなり……想定GUY……――――予想GUY――害害害――――――」 「ほら、クールでヒールっぽくて。さっきあたしが言ったとおりの方です! 彼こそあたしの白馬に乗った王子様なのです!」 白馬じゃなくて黒い単車だったんだが、そこは問題ないのだろうか? 「コブ付きだったのが残念でしたけど、あたしは諦めないのです! 絶対あたしの虜にしてやるのです!」 いや無理だろ普通に考えて。お前と喜緑さんとじゃ人間としての器が違いすぎる。喜緑さんが人間かどうかと言う突っ込みはさておいて俺はそう思う。 そして困ったことに、勘違いしている人物は一人だけではなかった。 「僕も行く! あんないけ好かない野郎に僕の大切な人を上げるわけにはいかない! 奪い返してやる!」 もちろんもう一人の勘違い大王、いつの間にか復活したポンジー藤原。こいつも橘のことになると目先が見えなくなるからな……。 現に今、「大切な人? 誰ですか?」と突っ込まれ、「うあ! き、禁則事項だ!」としどろもどろで言葉を返しているくらいだからな。 「ふふふーん。ポンジーくんにもそう言う人がいたんだ。ふふふふーん……」 いやらしい笑みを浮かべたまま、 「ではあたしが誰なのか、推理してみましょう。と言うかスバリさっき会長さんの後ろに乗っていた女性ですね!」 「いや、その……」 「いやいや、照れなくてもいいから! 全然知らなかったんですけど二人はそんな仲だったんですね! あたし応援しますから!」 「…………」 というわけで、勘違いに勘違いを重ねた一行は会長の指示した場所へと向かうのだった―― 「ここは……ジュエリーショップですね」 会長が示した店は、俺達高校生にはとても縁がなさそうな宝石店だった。それもかなり高級の。 店に入ったわけでもないのに高級と断定した理由は二つある。一つは作りがいかにも高級そうだったから。そしてもう一つは入り口に常時張り付いている警備員。 いくら縁が無くとも、これだけ豪奢で厳重な建物を見れば高級ショップであることは一目瞭然だ。 しかし、一体なんでこんなところに俺達を呼んだのだろうかね。 「あたしの推理によりますと、あたしを一目見て気に入った会長さんがあたしにプレゼントをするため」 「あれ、古泉じゃないか」 「これはこれは。皆さんおそろいで」 「ふん」 「――――――――――」 「に、きっとこう」 「まさか案内人って言うのはお前か?」 「ええ。彼の気まぐれにも困ったものです。何故このような面子をパーティに……失礼。あなたのことを言ったわけではありませんよ」 「分かってる。気にしちゃいないさ」 「――――当然――――」 「あんたに贔屓目をされる筋合いも無いけどな」 「にゅうしてくだ」 「それにしても意外なのは事実です。偏屈で気に入ったものしか家に呼ばない彼がこうも簡単に招待するとは思っていませんでしたから」 「ああ見えて案外いい人なんだろ」 「――――料理――――食べる……――――」 「ああっ! もうっ! 聞いてくださいっ!!」 おいおい、次は藤原のセリフの番だろうが。割込みはいかんぞ。 「割込みも何も、話し始めたのはあたしです! あたしの話を聞いてくださいよっ!」 そうだっけ、古泉……? 「さあ、存じ上げません」 「――――――」 「ほら、三対一」 「うわぁぁぁん! みんなであたしをいぢめるぅぅぅ!!!」 「ぼ、僕はあんたの味方だぞ。いつだって助」「もういいです! どうぞ好き勝手やったらいいじゃないですか! 一人でも平気ですよーだっ!」 「……うう……どうせ僕なんか……いいんだいいんだ……」 「苦労、してんだな」 「お察しします」 「――――良きに……計らえ――――」 誰にも構ってもらえない橘にすら構ってもらえない藤原。彼の背中に漂う哀愁は並半端なものじゃない。 「……す、すまん。みんな」 藤原、俺、古泉、そして九曜。皆が皆お互いの手をガッシリと取り、友情を高めあう。宇宙人未来人超能力者という相反する勢力ながらも微かな友情が芽生え、俺達は―――― 「って! 何なんですかこの流れは!? いい加減にして下さい!」 ……確かに。ちょっと調子に乗りすぎた。いい加減元の流れに戻すことにしよう。 「で、俺達をここに呼んだ理由は何だったんだ?」 「恐らく、見せびらかせたいのでしょう、アレを?」 「アレ?」と橘「何ですか?」 「橘さんには一生縁の無いものですよ」 なるほどそれもそうだな。この店でお世話になるような宝石が購入できるとは思えんし。 「反論できないのが悔しい……」 「ま、それはともかく。僕は会長から賜った言い付けを遵守することに致しましょう。それでは皆さん、中に入りますよ」 古泉に言われるがまま店の中へと促されると、阿吽の呼吸で門を護っていた二人の警備員はスッと道を開き、特に止められることもなく店内へと入り込んだ。 店のショーケースに広がる宝石と豪奢な佇まいはさながら金殿玉楼。宝の御殿である。いくら宝石・装飾品に疎いとはいえ、これだけのものが整然と並んでいるとさすがに身悶えするばかりである。 橘なぞは舐めまわすようにショーケースに張り付いているもんだから警備員に相当睨まれている。気持ちはわかるが若干はしたないのでちょっと距離を取らせて欲しい。 そんな中、古泉は悠々と近くにいた店員と話しを始め、そしてさらに別の店員――見た目からして貫禄のある、店長レベルの店員――と二言三言交わす。 そして、 「お待たせしました。僕についてきてください」 となった。さて移動だ移動。橘、いつもでもガラスに張り付いてるんじゃない。 連れられた先は、店内とは全く異なる一室だった。 部屋の奥、中央の壁には白黒二色で描かれた幾何学的抽象画が飾られており、右壁には煉瓦造りの暖炉がパチパチと音を立てて燃えている。 そして左壁。建物の外壁に面するこちらには全面に遮光カーテンが敷き詰められている。カーテンの向こうは恐らく窓になっているのだろうが、分厚いソレに阻まれて窺い知ることはできなかった。 燦燦と照りつける程日差しが強くなってきた昼時だというのにそれを全く感じさせないくらいだから、その遮光性能は推して知るべしである。この部屋に灯りがついていなければ闇夜の如き漆黒に覆いつくされるんじゃないだろうか。 その灯りだが、完全シャットアウトされた太陽のピンチヒッターとなって部屋を照らし出しているのは、天井高くに設置されたシャンデリアだ。太陽光に遠く及ばない明るさだが、暖色系の光は厳寒の季節に温かみをもたらしている。 ……ん、よく見るとあのシャンデリア、電気ではなく蝋燭っぽいぞ。炎が瞬いているのがなによりの証拠だ。なかなか気合の入った照明である。 部屋の中央に目をやると、豪奢な外装とは異なりテーブルとそれを囲むソファーが数席並んでいるのみ。至ってシンプルなのだが、返って高級感を煽られるのはソファーとテーブルが価値ある逸品なのか、それとも演出なのか。そこまではわからない。 「欧風カブレした貴族が好みそうなところだな」 心の中でそう野次を飛ばして呆然としていると、それを察したのか店長風の店員に「こちらへどうぞ」と促された。 言われるがままソファーに座り、出されたロイヤルミルクティーと高級そうな洋菓子を配り、深深と頭を下げ退席し――。 弦が切れたハープのように一気にまくし立てた。 「何だ、ここは」 楽しそうに目を細めた古泉はカップを手にとって一言。 「VIPルームです」 「ひっぷるーむ? はんれすかほれ?」 お茶請けに出された高級菓子を喰らいつきながら訪ねるは……説明する必要は無いな。 「そのままの意味ですよ。重要なお客様を接待するために儲けられた特別室です。こう言った高級店には店の品揃えやサービスに関わらず存在するものですよ。 ああ……そう言えば聞いたことがあるな。 「最も、」と手を上げて制止した古泉は「僕はその重要なお客様の一使用人に過ぎませんが」 会長のパシリってわけだな。 「ええ。そのとおりです」 あっけらかんと言い放った。まあこいつに口で勝とうとは思ってないが……。 「で、あの会長さんはそんな高い宝石を買ったと言うわけか?」 「いえ、購入したわけではありません。ですが、それに近しい依頼をこの店にしたことは事実です」 で、何なんだその依頼とは。 「そうですね……」 カップを皿の上に置き、すくっと立ち上がった古泉は俺達が入ってきたドアの前まで来て、 「直接お聞きになってみたら如何ですか?」 ノブを開いてドアを開けた。すると―― 「くくくっ、そうだな。俺から話すことにするさ」 ダテ眼鏡を外し、ペン回しの如く回しながら長身の男性は喉を震わせていた。もちろんこの店に来るよう指示した会長である。 「お迎えの方はお済みですか。しかしあなたのことだから心配でずっと神社に張り付いていると思いましたが」 「バイトの邪魔になっては元も子もなかろう。終わる頃にはまた戻るさ。それよりもパーティのセッティングが先決だ」 「彼女が気にならないのですか?」 「アレはそんなにヤワな女じゃない」 「それもそうですね」 二人して同時に喉を鳴らした。 ったく、何が面白いんだか。お楽しみのところ悪いが、話の骨を折らないでくれ。 「失敬。俺が依頼した宝石についてだったな。実はな、」 ズカズカとまるで自分に家のように歩いてきた会長は、誰も座っていないソファーの肘掛に腰掛け、胸元のポケットから何やらゴソゴソと取り出した。 「これを磨いてもらってたんだ」 指で弾いたソレは放物線を描きながらテーブルの上、丁度橘の目の間に落ちた。 「これは……宝石ですよね。うわ、凄く大きい……」 爽やかな草原の如く美しい翠色を呈したその宝石は、シャンデリアの光にも負けず劣らず燦々と輝いていた。大きさもかなりのもので、綺麗に光らせるためのブリリアントカットも施されている。相当高価なものに違いない。誰の目から見てもそれは明白だった。 ただ……何かひっかかる。 「こ、これ……もらっちゃってもいいですか!?」 「ああ、構わない。俺からのささやかなプレゼントさ、お嬢さん」 ニヒルな会長の笑みがくくくと釣りあがった。 「ありがとうございますっ! やったぁ! これであたしも大金持ちです!」 「くくくっ、喜んで貰えて幸いだよ」 舞い上がる橘の姿をみて、会長はその笑みをさらに歪めた。 ……なるほどね。何となく分かった。 「橘」 「ん、何でしょうか? この宝石ならあげませんよ」 「いらんわ」と俺。何故なら会長の企みが分かったからだ。その企みとは恐らく……こういうことだ。 「その宝石はイミテーション。偽者だ」 「へ……ええっ!?」 「どう考えてもおかしいだろ。ポケットの中から出した宝石を放り投げて、しかも他人にいとも簡単に上げるようなものが本物のわけがない」 「そ、そんなあ……しゅん」 本気で落ち込んだ。てか気付けよそれくらい。 「さすがです。よく気がつきましたね。いや、橘さんがちょっとアレなだけかもしれませんが……」 「攻めるな古泉。確かに扱いはぞんざいだが、イミテーションにしてはよく出来てるんだ。素人目なら見間違える事もあろう」 諭した後、橘が抱えていた宝石――偽者の宝石を指差して、 「お前の言うとおり、それは偽者。本物が磨きあがるまで家に飾っていた代用品さ。よく出来てるだろ? 因みに本物はこっちだ」 パチンと指を鳴すと、控えていた店員さんは重厚なジュラルミンケースから中身を取り出した。中にあるのは、更に小柄なケース。 会長はその小柄なケースを手にとり、開錠した後カパッと蓋を開け―― 中から出てきたのは、イミテーションそっくりの宝石。形も大きさも、そして輝きも全く同一。 ただ一つ、決定的な違いを除いて。 「これ……色が違いますよ」 彼女が手にした偽者と会長が手にした本物を見比べて、その決定的な違いを口にした。確かに、イミテーションが青みがかかったグリーンなのに対し、本物の宝石は真っ赤に燃えるような紅色。 さながら、エメラルドとルビーといったところか。いや、構造が同じならばサファイアとルビーを言った方がいいかもしれない。 ともかく、いくら形や大きさが同じでもこれではイミテーションの意味を成さない。贋作を作ろうとしたのなら明らかに失敗である。 「ふっ、今度は引っかかったな」 さも嬉しそうに、狡猾な笑い声を上げた。「引っかかった?」何を言ってるのかさっぱりわからない。 「確かに、今のままでは分からないだろう。ならこれならどうだ?」 そう言うと会長はドアの反対側、カーテンが並ぶ壁へと近づき、そしておもむろにカーテンを引っ張った。 カーテンの奥にあったのは、俺の予想していたとおりの窓。そこから毀れる、晴れ渡った昼の太陽が部屋の中を、俺達を、そして宝石を照り付け―― 「……あっ!?」 ソレが驚くような変身を遂げたのは、この時だった。 会長が持っていた紅い宝石は、太陽の光を浴びた瞬間その輝きを変化させたのだ。 俺が今手にしたイミテーションの宝石と同じ、青みがかかった緑色に。 「驚いたか? これはアレキサンドライトという宝石だ」 胴体切断マジックに引っかった観客の如く呆然としている俺達に対し、会長は見事に騙しきったマジシャンの如く悠々と語りだした。 「蝋燭や電球など赤みの多い光に対しては燃えるような紅玉色を呈し、太陽光や蛍光灯など、青みが強い光に対しては優しい翠玉色を呈す。これがアレキサンドライトの面白いところであり、高価である所以だ」 再び片手を動かし、カーテンが閉まる。すると翠色の輝きはなりを潜め、再び真っ赤に燃える宝石が浮かび上がった。 「すごい……不思議な宝石ですぅ……」 お菓子を頬張っていた橘ですら手を止め、その不思議な現象に釘つけになっていた。 「ましてやコレだけ大胆にカラーチェンジするものは滅多に見られない。時の皇帝ですら手にできなかっただろう」 えらく自信満々な発言が鼻につくがそれに見合った逸品であるのも間違いない。 「それで、その宝石を俺達に披露して、一体何がしたかったんだ?」 「簡単なことだ。ちょっとした立会いをしてもらいんだ」 「立会い?」と俺。「何のために?」 「この宝石は代々我が家に伝わってきたもので、一族の仲間になる人間に継承されてきた。つまり婚約の儀式に使用されてきたものだ」 ほうほう。それで? 「それで……って、ここまで言えば分かるだろう」 「いいえ、彼は筋金入りのニブチンですから。最初から最後まで説明しないと分かりません」 橘、それはどういう意味だ? 「ほら」 「……なるほど…………」何故か納得した様子で、「実は、だ。俺ももうすぐ二十歳。家の家督を継ぐ妙齢になってきたわけだ。そうなると、人生の中で切っても切れぬ人間関係というのも出てくるものだ」 はあ……それで? 「そ、それで……だな。そんな人間を……まあ、何と言うか……自分のパートナーとして…………うん、そう言うわけだ」 珍しく照れたように吃りながら何とか言葉を紡いでいる。「つまり、どういうことですか?」 「どういうこともこういくこともありませんっ! どこまで鈍いんですかキョンくんは!」 バンッ! と両手を着いて橘が立ち上がった。どうでもいいがお前に鈍いとか言われたくない。 「なら会長さんが何をおっしゃりたいのか分かるんですか!?」 「む……」と、思わず黙り込む。 「こら御覧なさい。答えられないじゃないですか!」 ならお前は分かったというのか? そう言うと橘はえっへんと胸をそらし、「当たり前です!」と大きく出た。 「いいですか、よく考えてください。あの宝石は婚約の儀式に使うもので、そのためにここで磨いてもらったんじゃないですか。そして『切っても切れぬ人間関係』とか『人生のパートナー』とか思わせぶりな発言。そこから推理するのは簡単ですっ!」 コホンと咳を一つついたあと、 「つまりっ!」 橘はビシッと指を差し、自信満々に叫んだ。 「あたしに対するプロポーズですっ!」 ――瞬間、暖炉の焚き木すら凍りつくような寒さが此処にいる全員を襲った。 「ああっ! お気持ちは嬉しいのですが……出会ってからまだ二時間も経ってないのに……。溢れんばかりのあたしの魅力……これって罪ですね。どうしたらいいのでしょうかキョンくん!」 「アホかおのれはぁぁぁぁ!!!」 バコンッ! 「きゃん!」 先ほど買ったおみくじ型特大ハリセン(天誅大凶バージョン)で橘のドタマを叩きつけた。 「いったーい! 何するんですかぁ!」 新年早々意味不明なギャグをかますんじゃねえ! 「んん……もう。やだなあ、キョンくんたら。妬いてるんですね」 違うわ空気読めぇぇぇぇ! 他の皆をよく見ろぉぉぉ! 「あれ……みんな机に突っ伏したり紅茶を吹き散らしたり。どうしたんでしょう?」 あまりにもKYな発言で橘以外の思考回路が停止したとは露にも思わないのだろうか。 そんな中、ソファーの脇で蹲っていた会長が何とか起き上がり、ギリギリ平静を装って 「…………な、なかなか楽しいお嬢さんだ。フランクと言うよりはケセラセラと言ったところだな……」 とは言え、額から滲み出る汗は相当なものだ。恐らくこう言った人間と接するのは始めてらしい。 ふっ、いくら生徒会長とは言えまだまだ人生経験が浅いな。俺なんか長年付き合ってるせいかよほどのことじゃなきゃ動揺しないぜ。 ……と、自慢にもならない自慢を思い浮かべて自己嫌悪に陥ったのは言うまでも無い。 「ま、まさかとは思うが、」多量の額の汗をハンカチで拭いながら、会長は小指を突き出し、 「お前のコレか?」 「絶対にち」「いやだぁ! 会長さんったら!!」バンッ!!「ふぐべしっ!」 「もうっ! 妬かないで下さいって言ってるでしょ! キョンくんとはまだ何にも無いんですから♪ 彼ってばホント奥手で困りますぅ! でも会長さんのアプローチに妬いちゃって可愛い……いやだ、何言ってるのかしら! きゃはっ!」 橘の強烈なビンタ……いや、あれは張り手だな……をまともに喰らい、会長さんは今度こそ沈黙した。 「今年は初日からいいことばっかりですね! あたし嬉しいです!」 こっちは初日からトラブル続きで泣きたいです。おまけに勘違いした藤原がおぞましい殺気を込めて睨みつけるし…… カンベンしてください、いやホントに。 「お、お嬢さんの気持ちは嬉しいが……もう既に心に決めた人がいてね」 それでもめげずにヨロヨロと立ち上がり、今度は橘を直視しないよう若干視線をずらしながら再びソファーについた。何故直視したくないのかと言われれば……その辺は察して欲しい。 「喜緑くん……さっき神社まであった際、後ろに乗っていた女性がいただろう。その彼女にプロポーズしようと思うんだ」 ああ、なるほど、そう言うことでしたか。今更ながら全てを理解した。 「お二人の仲睦まじい関係は、生徒会では暗黙の了解でしたからね。いや、それだけじゃない。あなたを慕って同じ大学、同じ学部に入学した喜緑さんも実にいじらしいじゃないですか。そして遂に彼は彼女の想いに答えることにしたんですよ」 古泉の茶々に、「うるさい、黙れ」と照れながら怒鳴る会長がとても微笑ましい。 「まあ……大筋で古泉の言ったとおりだ。今日俺は彼女にプロポーズする。宝石を磨いたのも、今日のパーティも、全てはそのためだ。そして、」 改まって身だしなみを整え、 「キミたちにはその立会人になってもらいたい。先にも言ったが両親は火急の用で席を外してしまうから、誰か他に信用できる人間が必要だったんだ。どうか頼む」 と頭を下げた。 会長さんもなかなか人道的な御仁である。ただのアウトロー気取りじゃないって事か。ただ、何でそんなに接点のない俺達を立会人なんかに選んだのだろうか? 他にもっと適切な人がいるだろう。例えば、 「言っておくが、『機関』の人間ならお断りだ。アイツらに任せるとロクな事が起きん」 ――ピクッ、と古泉の微笑が蠢いた。 「どういう意味ですか?」 「そのままの意味だ。アイツらほど下らん人間もザラにいるもんじゃない。この宝石だってお前じゃない他のヤツに取りに来させたら、そのまま盗んで自分の懐に置き去りにする可能性もあるからな」 「……その信用ならない『機関』配下の僕に取りに行くよう命じたのは、どこのどなたでしたか?」 「ふっ、安心しろ。お前はまだ信頼している方だ」 「他の『機関』の仲間は信用できないと?」 「そう受け取って貰って構わん」 二人の会話に、辺りの空気が一気に淀んだ。 ちょっと待て。何だこの言い争いは? 会長と古泉は反発している? 以前はそんな雰囲気はなかったじゃないか。どうしたんだ一体何があったんだ? 「ふっ、何か知りたいようだな」 余りにも訝しげな顔をしていたのか、会長は含み笑い一つして問い掛けた。 「見てのとおり、俺や俺の家族は『機関』の連中に良いようにこき使われてきてな。最初は報酬に釣られてこいつらの木偶人形と化してやったが、最近じゃうっとしくてしょうがねえ。俺の役目も終わったのに何時までも束縛するんじゃねーっつーの」 「その件は以前にもお話したとおりです。涼宮さんと偶然接触する機会が潰えたわけではありません。四六時中偽りの仮面を被っていろとは言いませんが、緊急時も対処できるようご留意願いたいのです」 「ご留意ね……もう涼宮との接触を断って一年が過ぎるが、その間あいつからコンタクトを取りに来たことがあったか? 答えてみろ」 しかし、古泉は貝のように口を閉ざしたままだった。 「答えられないだろ。どうしてだか分かるか?」 会長の野次に、古泉は更に沈黙を続け――代わりに会長の口が饒舌になっていく。 「『涼宮が望めば、それは全て実現する』。お前達はそう主張してたよな。だが逆に言えば、『アイツが望まないことは、全て実現しない』ってことになる。古泉、俺の言うことは間違っているか?」 「……いえ、仰るとおりです」 「だろうが」ネチリといやらしく笑った会長は勝ち誇ったように「ならば、俺との再来を望んでいるとは思えないアイツが、今後俺と接触をする理由を述べてみろ。俺がまだ操り人形でいなければならない理由を答えてみろ。『機関』の立場としてな」 「……確かに、涼宮さんとは接触されてないようですが、今こうして彼と接触を……」 「話を摩り替えるな。俺が聞きたいのは今後俺が涼宮と接触するかどうか、だ。無関係なヤツを巻き込むんじゃねえ。それに言っておくが、こいつと接触を取ったのは俺の自発的行動だ。無視することも出来たんだぜ。まさかこれも」 蔑むような表情で、 「涼宮が望んだからなんて戯けたことを抜かすんじゃないだろうな?」 「…………」 「ったく、『機関』とは本当に付き合いきれん」 再び懐から取り出した煙草に火をつけ、いきり立った自分の心を落ち着かすように一服し始めた。 俺達はといえばあまりの展開に何も出来ず、ただひたすら時が流れるのを待つのみ。 沈黙が――正確には、会長が煙草の煙を吐く時の吐息のみが静まり返った部屋に響き渡り―― ――どれくらい経っただろうか。 実際は煙草の長さが半分程度になる程度の時間だったのだが、それ以上に長く感じたのはこの沈黙のせいだろう。 しかし、その沈黙も遂に終止符が打たれるときが来た。 「……古泉。いい加減『機関』を止めろ。お前はまだ見所がある」 先ほどの鋭い口調はなりを潜め、何時に無く優しい口調で諭すように言った。 古泉もいつの間にかいつも通りのスマイルを取り戻し、 「いいえ、そう言うわけにはいきません。『機関』に必要な人間と自負しております。そして、それはあなたも同じだと考えております」 「……けっ」 「我々はあなたを必要としています。できるだけあなたの望みを叶えています。ですから――」 悲痛な表情を浮かべながら深深と頭を下げる古泉に、会長は何も答えなかった。 「申し訳ありませんでした」 店を出た俺達に『先に戻る。家の場所は古泉に聞け』と言って一人バイクに跨って走り去った後のこと。古泉はそう言って深深と頭を下げた。 先ほど会長にしたそれと同じように、悲痛な表情を浮かべながら。 「気にしちゃいないさ」 それが俺に言える精一杯のフォローだった。 「……聞かないんですか? 彼と『機関』の間に何があったのか」 それはお前に任せる。言いたければ言え。言いたくなければ黙ってればいい。 「そうですか、わかりました」いつも通りのハンサムボーイはどうとも取れる俺の返答に対して、「歩きながら説明しましょう」となった。 「彼は僕達『機関』の学内……いえ、今は学外協力者とでも言うべきでょうが、ともかく協力者であることは以前申し上げたと思います。彼は涼宮さんのイメージどおりの生徒会長として、我々が在籍する北高の生徒会トップに君臨しておりました」 ああ、確かにそうだったな。ハルヒが変なことを思いつく前にこちらから情報を提供してご機嫌伺いを取る、言わばかませ犬のような存在だ。 「彼はこちらの予想以上によく働いてくれました。それは彼が命令に忠実だけと言うわけではなく、ある程度の野心、或いは報酬といった見返りを期待してのことです。もちろん我々としては取り立てて問題にはしていませんでした」 していませんでした、って言うことは問題になったって訳だな。 「……遺憾ながらその通りです」古泉は声のトーンを鎮め、 「実はこちらのミスで、彼が大切にしていたあるモノを壊してしまったんです」 なんだ、それは。 「それはちょっと……すみませんがお察しください」 そうかい。まあ別段聞く気もないが。 「つまりそれが原因で会長と『機関』の信頼関係にヒビが入ったってわけだな」 「はい」 「何を壊したか知らんが、直すことや買い換えることは出来んのか?」 「それができればここまでこじれたりはしません」 確かに。 「彼は怒り心頭に発し、一時は『機関』との関係を拒絶されそうになりました。彼の協力無くして『機関』の活動に多大なる影響が出ると感じた上の人たちは彼を必死に説得し、出来る限りの要望を受け入れ――首の皮一枚繋がった状態で今日に至っているのです」 ふむふむ……ん? 「ちょっと待て。会長は『機関』の協力者だってことは聞いたが、何故そこまで彼との関係を重要視してるんだ? あの人自身も言ってたが、ハルヒとの接触が無い今となっては寧ろお払い箱状態じゃないか」 「その理由は簡単です。実は……」と言って後ろの橘達の様子を見て、「失礼、耳をお貸しください」 更に俺に近づき、後ろの三人聞こえないよう、細心の周囲を払って出た彼の言葉は―― 「―――――――」 「…………なるほど」 大きく一つ頷いた。 「それは確かに重要な問題だ」 「つきました。こちらが会長の自宅になります」 あれから約一時間後。河川敷の公園に程近い会長宅に到着した時には午後二時をゆうに回っていた。 こんなに時間がかかったのは単に会長の自宅が遠いだけではなく、普段履き慣れてない草履や下駄で歩いたため足に負担がかかってしまったことも理由に上げられる。 橘なぞはついさっきまで『もう歩けない、おんぶして』と駄々を捏ねていたのだが、結局誰も手を貸さず(無論藤原は手伝おうとしたのだが自分も靴擦れが痛くてそれどころじゃなかったらしい)、終いにはハダシで歩き出したりしてた。 おまけに『キョンくんが悪いんですからね! 責任とって下さい!』だとか『困っている女の子を助けないなんて、古泉さんって絶対ガチホモよね』だとか散々罵詈雑言を浴びせるもんだから場の空気はとても悪くなってたりする。 しかし、 『…………』 見事なまでの三点リーダが揃いも揃ってアンサンブルを奏でた。橘も、藤原も、そして普段ダッシュ記号の九曜でさえ、である。 「こ、ここ……」 「あの会長の……」 「――――自宅…………?」 皆が驚くのも無理はない。 俺達の二倍はありそうな柵とそれ以上に高い門。そこから数十メートル先に聳える白亜の如き邸宅。 「そうです。ここが彼の自宅です」 『……………………』 古泉の言葉に一同がさらに沈黙した。 よくよく見ればここ一帯はは高級住宅街で、どの家もそれなりの大きさでそれなりに立派な佇まいをしている。前に行った事のある阪中の家もそれほど離れていない。 その中でも一際大きい、まるで城のような邸宅が彼の家だったのだ。 「すごい……お金持ちだったんですね……」 呆気に取られた橘がポツリと呟いた。そりゃそうだ。でなきゃあんな高級ジュエリーショップで宝石研磨の依頼なんてするわけがない。 斯く言う俺も、古泉から話を聞いて驚いたんだけどな。 「『機関』が縁を切りたくない第一の理由――それは財力。スポンサーのひとつなんですよ、彼の家は」 俺だけに分かるよう話し掛けたのはそんな内容だった。 これ以上なくわかりやすい理由であった。恐らく鶴屋家と同じような立場なのだ、会長は。 「ただ、『機関』の活動に干渉するきらいがありますけどね。そこが鶴屋家と大きな違いです」と古泉は付け加えたが、それは些末な問題にしか過ぎない。少なくとも俺にとってはな。 ただ一人平然としている古泉は門の横にあるインターホンに手を伸ばし、二言三言言葉を交わした。すると門は自動で開き、俺達を奥へと促した。 玄関まで移動する中でもサプライズは点在している。管理された芝生や木々、奥の方に見えるプライベートプールやテニスコートなど、さながら公園のようである。 鶴屋家とはまた違った意味で金持ちを実感させる場所である。 やれやれ。金があるとことにはあるもんだ。『機関』じゃなくてもスポンサーとして協力していただきたいものだ。 「ようこそいらっしゃいました」 ようやっと建物の中に入った俺達を最初に迎え入れてくれたのは、朗らかな笑みが眩しい老紳士。もちろん俺の知っている人物であった。 「新川さん。お久しぶりでございます」 「これはこれは、お久しぶりでございます」 まさか新川さんの本業はここの執事ってことは…… 「まさか。そんなわけありません」と古泉。「今日のパーティのために借り出された臨時雇い人です」 古泉が言うには、今日のパーティを盛り上げるため、そして会長のプロポーズを成功させるために『機関』からスペシャリスト達が派遣されてきたらしい。 「新川さんは執事兼給仕係兼調理師としてこの場に派遣されました」 「どうぞよろしくお願いします」 あ、ああ。こちらこそ。 「ではあなたが最高級料理を作ってくださるんですね!」 そしてしゃしゃり出るはやっぱりこの女。和服姿で謙虚さが少しでも染み着いてくれればと思ったのだがそう言うわけにはいかないらしい。 「おやおや、可愛らしいお嬢様だこと」 「はい! よく言われます!」 嘘つけ。 「こちらは初めてですね。……ふむ、どこかでみたことのある顔ですが……」 「さあ、あたしはとんと記憶にありませんが」 「そうでしたか、他人の空似でしょう。申し送れました、わたくし執事の新川と申します。どうぞよろしくお願い致します」 「あ、あたしは橘京子って言います。よろしくお願いしますっ!」 「――――!?」 瞬間、新川さんの動きが止まった。 「あれ? どうしたんですか?」 「ま、まさか……あの…………あの、橘京子か……!?」 引きつったままの新川さんは、言葉を漏らすように橘の名前を口にした。バドラーオブバドラー、執事の代名詞とも言うべき新川さんが、客を呼び捨てにするなど普通に考えたらありえない。 ――そう、普通なら。 「あの、ってのが若干引っかかりますが、多分その橘京子です」 「!!!?」 新川さんの顔が完全に強張った。 無理も無い。新川さんからしてみれば彼女は『機関』の敵である。しかも橘はその幹部を務めているのだから、その名は『機関』の中でも有名なのだろう。 そんな相手が自分達の陣地に単身――乗り込んできたのだ。驚くのも無理は無い。 しかし……である。 いくら敵対するもの同士とは言え、いくらアポなしで乗り込んできたとは言え、冷静沈着を擬人化したような新川さんがあそこまで驚愕の念を出すとは思えない。 ならば一体……? 等と考えていたその時、想いも依らぬ行動に出た。何と新川さんはいきなり橘の肩を掴み、軽々と持ち上げたのだ。 「――ひいっ!?」 実力行使で排除する気か!? 「た、助け……!」 くっ……何だというんだ!? 「新川さん! 落ち着いてください! 一体どうしたんですか!? 敵対しているとは言え、強引に追い返すのは新川さんらしくありません!」 思わず古泉も声を荒げ―― 「どうしたの新川。玄関が騒がしいわ」 ホールの先、螺旋階段の踊り場。凛とした女性の声が響いたのはちょうどその時だった。 『――――!!?』 ここにいる全員、静かな絶叫を上げた。 そこに立つのは――メイド姿の森 園生……さん。 「……ん? そこにいるのは……橘京子!!」 三日間何も食べてないライオンがシマウマの群れを見つけたような視線でツインテールを睨めつけた。 「ひえっ! た、助けてぇ~!」 慌てて踵を返し、やたらと怖いオーラを発するメイドさんから遠ざかる。怖いものみたさってやつだ。 しかし森さんは神速の如きスピードで階段を駆け下り、あっという間に橘京子の背面に回りこんだ。 「!! いつの間にぃ!」 「ふっふっふっふっ……ここであったが百年目。いや実際は半年振りくらいだけどそんなことはどうでもいいわ。あなたには散々お世話になったわね」 渾身の笑みを込めて橘に微笑んだ。俺はと言えばあの時のトラウマが全身に駆け巡り、反射的に顔をそらした。見れば新川さんも古泉を同じ行動をしている。やっぱみんな怖いんだな。 九曜は相変わらずのポーカーフェイスでなんのその。さすがは長門以上の無表情エイリアン。唯一森さんの笑みを知らないポンジーは直撃を受け敢え無く失神。ご愁傷様でした。 そして、失神することすら許されない橘は蛇に睨まれた蛙宜しく、 「いやあのお世話になったのはむしろあたしの方で」 「ふふふふ、そんなことはどうでもいいの。あなたに会えただけでこの上なく嬉しいのよ」 「あのあのあの、嬉しいなら何で目がそんなに据わってるんですか……?」 「気のせいよ」 嘘だ。絶対嘘だ。 「そうそう、今とっても忙しいの。例のパーティの準備でね。そこでちょっとお願いがあるんだけど、手伝ってくれないかしら?」 「あの……あたしはむしろお呼ばれされた方で……」 「そんなつれないこと言わないで、お願い。んふっ」 ウィンク一つ繰り出した。 「ひゃ、ひゃい!」 「そう、良かったわ。それじゃこっちよ」 ガシッ、と、まるで手錠をはめるかのようにガッチリと腕を掴んだ。 「あの……因みにどんな仕事を……? 前みたいに全身しもやけになるようなことはちょっと……」 「ふっふっふっ……大丈夫よ」 森さんの笑みが、やたらと猟奇的に映った。 「寒かったら唐辛子のペースト塗ってあげるから。全身に」 いっ………… 「いやぁぁぁぁぁぁ――――――――ぁぁぁぁぁぁ――――――ぁぁぁぁ――――ぁぁ――――…………――――――」 「……遅かったか」 くっ、と顔を顰めながら、新川さんは自分の不甲斐なさに自責の念を感じていた。 「森が彼女を……橘京子を敵対視していたのは前々から存じていたのですが……まさか本日いらっしゃるとは思っていませんでしたので。何とかして森に見つかる前にご退場願おうと思ったのですが……」 『………………』 一同、沈黙。 「あの分ですと、かなりこってりと絞られそうですな、橘嬢は」 ええと、新川さん、どんなことされるんでしょうか……? 「……聞きたい、ですかな?」 え? 「森のスパルタ教育、いいえ、慈善活動の内容を、それほどまでに聞きたいですかな?」 …………。 止めときます。 とまあ一人ほど森さんの毒牙にはまってしまったが、俺を含めて他の人間には何一つ危害が無かったのでここは一つ運が悪かったと言うことにして橘を見捨てる……もとい、慈善活動に頑張ってもらうことにして、俺達は宅内を案内されることになった。 若干藤原が不機嫌そうな顔をしていたが、あの森さんに反旗を翻すほどの抵抗力はなかったらしく、ブーブー文句を垂れながらも俺達の後をついてくるに留まった。 まあ拷問を受けるわけではないし(多分)、これ以上橘の暴走を蔓延らせるわけにもいかないので、この件は森さんに一任しようと思う。 決して橘の相手をするのに飽きたとか、そんなわけでは……あるが、その辺はオフレコで頼む。 新川さんに連れられて案内されたのは、本日のイベント会場になるホールだった。 大きさはバスケットコートくらいの大きさだが、天井も高く中央に設置されたステージも意外にしっかりしたもので、小さいながらもアリーナ型ホールといって差し支えの無いものだ。 そのステージの中央には白い布が被せられた何かが鎮座し、そしてその横には会長の姿があった。 白い布の周りをうろうろしながらうんうん唸っていた彼は、俺達の姿に気がついたようで「よう、来たか」と陽気に声をかけた……のだが。 次の瞬間、会長の顔色が一気に変化した。 「新川。何をしている。料理の下ごしらえは終わったのか?」 ここまで案内してくれた新川さんに対しては礼をするでもなくつっけんどんにあしらった。 「お客様がお見えでしたので、案内をしておりまして……」 「それは俺の仕事だ。いいから早く戻れ」 「……畏まりました。では、わたしはこれで」 逃げるように新川さんはその場を立ち去った。 再び悪くなった空気で俺は古泉の言葉を思い出した。機関の人間をかなり嫌っているというのはどうやら本当のようだ。 「失礼した。新川の無礼、お許しいただきたい」と、自ら謝りながら場の空気を入れ替えるように話題を切り替えた「どうだ、我が家は。自慢ではないがこの周辺でこれ以上の家はそう多くはあるまい」 会長に、俺も話を併せることにした。 「たしかに、素晴らしいと思います」 これ以上の邸宅として真っ先に思い浮かんだのは鶴屋さんの家だったが、由緒正しい日本家屋の鶴屋家とはまた違う赴きなのでどちらがどうと一概に言えるものではない。 「ふ、そうだろそうだろ」 お世辞に気をよくしたようだ。結構単純なのかもしれない。 「それで、何をしてたんですか? その白い布の前で何かしてたようですが。というかそれは何ですか?」 「これはだな」と言いながら、隠していたと思われるその布をいとも容易く引っ張る。 青銅の台座の上に居座るのは、黄金に輝く女神像。大きさはほぼ等身大で、台座に乗っている分俺達よりも頭一つ、いや五つ分ほど高い位置にあった。 両手を前に出し、何かを冀うかのようにしてひざまつくその姿は、女神を模していると言う事もあってか神秘的に感じる。 一体どの女神がモデルなのかね。アテナとか、ヴィーナスとかか? 「ヘラだ」 ヘラ……ヘラ……とんと記憶が無い。 「――――オリュンポス――――十二神…………――――筆頭――――ゼウス……――――の――――…………妻――――――」 「その通り。彼女は結婚の女神。その彼女の前でプロポーズを行い、永遠の愛を誓うのだ」 グッと握りこぶしを作り力説した。会長も意外とロマンチストである。 「まさかそれだけのためにこの女神像を用意したと?」 「いや、彼女にやってもらう事は他にもある。おい!」 会長が声をかけると、ゴゴゴッと音を立てながら金の女神像が沈み込んだ。よく見ると、その周りの床も一緒に下降している。どうやらここはエレベーターになっているようだ。 そのエレベーターと共に下降しつつあるヘラの像は台座分の高さ……およそ一メートルほど下がった時点で停止し、頭の高さを俺達を同じ位置にした。 「この手の部分はな」会長は女神の両手を指差し、「ちょっとした窪みが掘ってあるんだ。何のためかというと、これをはめ込むための窪みだ」 と言って、手にしていたリング――指輪のようなリングだが、頂上に爪のようなものがついていて格好悪い――を、その窪みに当てはめた。リングはその窪みにしっかりと入り込み、ちょっとやそっとのことじゃ動かないくらいピッタリ埋もれている。 「これに合わせて作ったんだから当然だな」 で、その指輪みたいなリングは何の余興ですか? 「こうするのさ」 今度は懐から出したケースを開けた。天窓の光を受けて青緑色に光るのは……先ほどの店で貰い受けた宝石。 丁寧にソレを取り出し、傷をつけないようリングの中央に持っていき、爪に引っ掛けて微調整。少し離れて見てはまた調整しなおしを繰り返し、「よし」納得したのか満足げに頷いた。「これで即席婚約指輪の完成だ」 なるほど。確かに指輪だったようである。宝石が大きくてアンバランスな感はあるものの、婚約指輪と言われればそう見えなくも無い。 だが、一つ気になる点もある。 「爪に引っ掛けてるだけじゃすぐ外れてしまいそうですが、本当に婚約指輪として使えるんですか?」 「即席と言っただろう。本物の婚約指輪じゃない。これは我が家に伝わる儀式なのだ」 儀式? 「結婚の女神から受拝領した指輪……それも家宝の宝石をあてがった指輪を、求婚する女性に託す。これが我が家伝統のプロポーズの方法だ」 なかなか手の込んだプロポーズである。 「喜緑さんには何も伝えてないのですか?」 「当然だ。サプライズイベントだからこそ価値があるのだ。皆に賞賛されながら俺のプロポーズを受け入れ、はにかむ喜緑くん……どうだ、最高だとは思わんかね?」 もし喜緑さんが会長のプロポーズを受け入れなかった時の空気の不味さの方が最高に面白そうだが、さすがにこの場で言うわけにはいかないので声を押し殺す。 「本日のメインイベントはその儀式だからな。楽しみにしてくれたまえ」 ええ。楽しみにしています。色々と。 「説明は以上だが、他に見たい場所や聞きたいところはあるかね?」 「すまない、少し知りたいものがある」 申し訳なさそうに手を上げたのは、以外にも藤原だった。 「先ほど床が下がっていったが、あれはどういう仕組みで動いているんだ? どういったときに使われるんだ?」 どうやらエレベーターの仕掛けに甚く興味深々のようである。 それに対し「ああ、奈落のことか。なんてことはない普通のエレベーターさ」と至って尋常の答えを返す。 「いや、そうではなく……どうやって床が動くのかとか、せり上がるのか……僕にはよくわからない」 もしかしてエレベーターがどういうものか分かってないのか? 「そうだな……なら見てみるか?」 ということで、俺達全員エレベーターに乗って降りることになった。 男三人と女一人、そして金の像が乗ったエレベーターは会長の一言でゆっくりと下っていった。地下は闇に閉ざされ――というほど暗いわけではないが、それでも吹き抜けから太陽の光が入ってくる上の階に比べれば暗いと言わざるを得ない。 「うお……これは……なんというか……結構揺れるな…………」 藤原はやっぱり乗ったことがないのか、珍奇な声を上げて物珍しそうに声を上げている。未来にはエレベーターが無いなんてことはまずあり得ないのだが、単にこいつが知らなかっただけだろうかね。 やがてエレベーターは地下の床へと降り立つ。コンクリートむき出しの壁と申し訳程度の照明が、この部屋の雰囲気を寒々としたものにさせていた。 エレベーターの周りには大なり小なりの機材や工具が点在しており、壁際にはエレベーターの制御盤と思われるボックスがある。少し間を取ってあるのは、これまた大小様々なダンボール。何が入っているのかまでは暗くて見えないが。 所謂、舞台裏って感じの光景である。 そして、裏方として働く人物が二人。一人は制御盤の前で何やら動かし、もう一人はダンボール箱の整理をしている。暗くて少々分かりにくいが、輪郭やこれまでの登場人物から推測することは可能であった。 俺はその内の一人、エレベーターから近かった壮年の男性に声をかける。 「圭一さん……ですよね?」 「おや、キミは……久しぶりだね」 声を聞いてはっきりした。別荘のオーナー兼パトカーのドライバーという異色の肩書きを持った『機関』の諜報員、多丸圭一さんに間違いない。 「どうしたんだい、こんなところに現れるなんて」 ああ、それはですね…… 「余計な話をするなっ!」 再び会長の檄が飛んだ。 「彼らは俺の客人だ。お前ごときが口を聞くなど、どういうつもりだ」 「……申し訳、ありません」 「わかったら口を開くな。俺の言うことだけ粛々とこなせ。いいな」 「了解、致しました」 会長の『機関』の人間嫌いはとことん徹底しているようだ。新川さんの時もそうだったが、少し会話をするだけでこんなに怒るなんて…… 「お前も、分かっているな」 「……はい」 逆の方向を見れば、大小様々ば箱を整然させていたもう一人の人物――もちろん多丸裕さんだ――が、彼に侍りながら答えた。 「それより屋根の修理は終わったのか?」 「いえ、まだですが……」 「何をやってるんだこのトンマどもが! 今日中に直せと言ってたはずだ!」 「ですが、こちらの……エレベーターの調整も必要かと」 「言い訳はいい。さっさと直せ! 日が暮れるまでにな!」 「……わかりました」 またしても場の空気を悪くしながら、その原因ともなった多丸さん達兄弟はすごすごと奥にあったドア――階段が見えるから多分上の階に繋がっている階段だな――から出て行った。 ふう、と溜息をついた会長はまたしても俺達に詫びを入れ、 「ここはこんなもんだ。あまり人様にみせるような場所ではないんだがな」 トストスとエレベーターから降り、先ほど圭一氏が調整していた制御盤の前で 「これで上げ下げができる。パーティのクライマックスで操作する予定だ」 そこで指輪を取って喜緑さんに渡すってわけか。 「その通りだ」 ふうん、色々な演出を考えるものだ。 「演出なら他にもあるぞ。スポットライトやドライアイスなんかも手配済みだ」 やれやれ。そこまで出来れば喜緑さんも本望だろう。 「……ふ、そ、そう思うか?」 ……あ、会長赤くなってる。宝石と同じだ。 「う、うるさい」 怒ったり照れたり、忙しい人ではある。 そんなこんなでもう一度舞台の上へとのり、エレベーターを元の位置まで戻した。ちなみに操作主がいなくなった制御盤の前でスイッチを押したのは藤原。操作してみたいと言う本人たっての希望でこうなった。 操作といってもボタンを押すだけなので特に難しいことも無い。会長も二つ返事で藤原の要望を受け入れた。 ゴゴゴゴゴと音を立てながら上昇するエレベーター。徐々に近づく太陽の光。暗いところにいたせいかやたらと眩しく感じる。 目が眩みそうになりつつも、地上の光恋しさに天窓を望み…… 「ん?」 何かが光を遮った。 「あー! みなさんこちらにいたんですか!」 プンスカと怒りながら、手にしたモップをトンと床に突くその影は――橘!? 「何をしてるんだお前その格好で!?」 「えへへ、どうですか? 森さんからこれに着替えなさいって言われて」 エレベーターが上の階についたころ、視力が完全に回復した俺はその不可思議な姿に思わず問い返してしまった。あろうことか、橘は森さんとおそろいのメイド服に身を包んでいたのだ。 いや、心持ちエプロンとカチューシャのフリルが多い気がするが……気のせいか? 「そこら辺は森さんの趣味なのです」 多分、と注釈をつけた。「森さんはああ見えてそユーモアがある人ですから」 マジか古泉? 「恐らく、橘さんの仰るとおりだと思います」 古泉は俺に近づいて耳打ちした。 「(彼女には他人を和ませる効力があります。森さんはそこを見込んだのでしょう。ほら、会長の『機関』嫌いの一件もありますし。自分の仕事を手伝わせると言うよりは、むしろエンターテイメントとして会長の心を解そうとお考えのようです)」 むう、と内心舌を巻いた。こいつの言うことも最もな気がしたからだ。 そして当の橘だが、会長の前で立ち止まり、ぺコリと頭を下げた。 「こちらの掃除をするよう仰せつかって参りましたので、よろしくお願いします」 「客人に仕事をさせるなど、一体どういうつもりだ……いやまて。これはヤツの……そう言うことか。ふふっ、あの女狐、色々と企んでやがる」 一頻りブツブツ言った後、「森がやるよりはマシだろう。よろしく頼む」と頭を下げた。 完璧無比な妙齢のメイドより、ややもすると全てを破壊しつくしかねないKYメイドを称えるとは、さすが『機関』嫌いの会長さんである。さっきあれほど橘の変態っぷりを目の当たりにしたと言うのに、なかなか大した人である。 或いは……悔しいが、橘や古泉の言ったとおりの展開なのかもしれない。 「ついでと言っては何だが、この辺りの見回り……平たく言えば警備もお願いしたい」 警備? 昼間から? 俺がそう聞くと、 「そうだ」愉快そうに口を歪ませた。「『機関』の人間がいるからな」 「……さすがにおいたが過ぎますよ」 「怒るな。ちょっとした冗談だ。器物破損はしても、窃盗までは範疇外だろうしな。アハハハッ」 古泉が唇を噛むのが目に見えて分かった。珍しく顔がマジになっている。あの古泉がここまで敵対心を露にするなど、余程のことがないと現れないはずだ。 それに、いくらなんでも会長の『機関』嫌いは度が過ぎている。はっきり言って異常だ。後でもう少し詳しく聞いた方がいいかもしれない。良くないことが起きなければいいがな…… 「ともかく、警備もよろしく頼むぞ」 「はあ、でも森さんに色々仕事を頼まれていますので……サボると怖いですし」 「むう……それもそうか。森を怒らすと後が怖いしな……」 さしもの会長も、パーフェクトかつ年齢不詳のメイドさんは怖いようである。 「本当は俺自身がやればいいのだが、もうすぐ喜緑くんの迎えにいかなければいけない。こればかりは他の人間にいかせるわけにはいかないしな」 チラと時計を見ると、もう十五時半になっていた。喜緑さんのバイトは十六時までと言うことなので、確かにそろそろいかないと彼女を待たせることになる。 「それまでの間でいい。誰か他に代わりはいないだろうか……」 「なら、僕が手伝ってやろう」 「藤原?」と俺。「どういう風の吹き回しだ?」 「パーティの時間までまだ結構あるのだろう? 暇つぶしにはもってこいだ」 「だが、客人に仕事をさせるなど……」 「あの、あたしはいいんですか?」 「森園生の管轄については治外法権だ」 うむ、納得。 「うう……あたしってとことん不幸……」 そんな橘の叫びは華麗にスルーされた。まあ当然だな。その代わりと言っては何だが、ずいっと前に出た藤原が、 「僕は一向に構わん。他に使える人間がいないのなら仕方ないだろう」 「そうか……まあ、確かに『機関』の人間よりはためになるだろう。わかった。では申し訳ないが監視の方を頼む」 「ああ、任せてくれ」 となったわけだ。 「ポンジーくん、ありがとうございます!」 「いやあ、これほどのこと、お茶の子さいさいさ。なんならここの掃除を手伝ってやろう。一緒に頑張ろうではないか」 「ポンジーくんさっすが! 分かってる!」 橘はモップとちりとりをポンジーに渡し、 「あたし他にも仕事あるからそっちやってきます! それじゃお願いね!」 エプロンとツインテールをはためかせてこの場を去って言った。 「……へ!?」 「俺達も、いくか」 「そうですね」 「そうだな」 「――――戦線…………――――離脱――――」 残るはモップとちりとりを手にした紋付袴姿のポンジーのみ。 「えええっと……僕は……一体何を…………?」 「掃除を頑張ってくれればそれでいいさ」と俺。 『変な下心は全て自分に帰ってくるぞ。今後気をつけるんだな』 本当はここまで言うべきだったのかもしれないが、反省を促すため敢えて黙っておいた。 その後は特に見たい場所もなかったので、このホールに程近いロビー兼休憩室で一人寛いでいた。 そう、一人。 藤原がガードマン兼会場の掃除係、橘が森さんの下働きに出たのは先にも説明したが、古泉も別途会長から仰せつかった買い物に出かけ、九曜はホールの外でマネキン人形と化していたのだ。 ガラス製のドアを開けて休憩室に入る。部屋は俺の自室よりも二回り大きく、プロジェクターやブルーレイプレイヤー、インターネットに繋がるパソコンやコミックまで設置され、小さいながらも高級漫画喫茶と言ったイメージが近い。 ただ一つ違うとすれば、漫画喫茶がパーティションで仕切られているのに対して、この部屋はパーティションどころか全てガラス張りで、廊下からも何をしているのか丸分かり状態ってことくらいか。 俺はテーブルに設置されたPCの前に座り、適当にネットサーフィンをすることにした。学校のトラフィックとは異なり、非常に快適な速度である。 これでガラス張りじゃなければ如何わしいイメージビデオがスイスイ再生できるんだが……その辺はぐっとこらえることにしよう。 代わりに開いたページは、先ほど見せてもらった宝石、アレキサンドライトについてである。あの不思議な光り方をする現象に興味が湧いた。ちょっと調べて見よう。 検索サイトを開き、キーワードに適当な言葉を入力し、サーチ開始。一秒も待たずに結果が現れた。検索結果の最初のページクリック。 ええと、なになに……『アレキサンドライトの最大の特徴であるカラーチェンジは、赤色成分と緑色成分がほぼ同程度存在するために発生します』か。ふーん、イマイチよくわからんな。 マウスのホイールを回し、ページをスクロールさせ次の文章を読む。 『蝋燭や電球など、赤みの強い(色温度の低い)光の前では赤色となり、太陽光や蛍光灯など、青みの強い(色温度の高い)光の前では緑色に光ります』 ふむふむ。確かに説明されたとおりだ。ではなぜそんな風に光るんだろうか。次……っと。 『アレキサンドライトは含まれるクロムの影響で黄色と紫のスペクトルが』 カチッ。 『スペクトル』と言う言葉が出た時点でこのページを閉じることにした。難しい言葉にはついていけん。 その後も他のサイトを見渡したのだが、結局書いてあるのは同じようなことばかり。詳しくかかれているサイトは波長がどうたらとか分光分析がどうたらと、やたら難しくなるのでそこで読むのを断念する。 まあ、いっか。光の色で宝石の光り方が変わるってことで十分だ。それがわかっただけで良しとしよう。実は最初に会長から説受けた説明以上の知識が身についたわけでもないんだが。 それはそれとして、パーティの開催までまだ一時間以上ある。何をするかね。 「寝るか」 本当は帰って試験勉強の続きがしたいのだが、ここまで来たら帰らせてくれそうも無い。話し相手もいないし漫画を読む気にもならん。それに朝から橘のテンションに当てられっぱなしで少し疲れた。 休むのも受験生にとっては重要な仕事だ。特に勉強ができない今としては打ってつけだ。 ここで俺は近くの三人がけソファーに移動する。肘掛に頭を乗せ、ガラス越しに廊下を見ながらボーっと寝転んだ。 ここからは大ホールの扉、そしてそこに連なる廊下が見渡せる。先にも言ったとおり、九曜は入り口前で身じろぎせずその場に立ち尽くしている。身動き一つ取らない姿はザルな守衛といっても過言ではない。 そして何分か置きに往来するのは橘。手に抱えているのはモップだったり大きな皿だったり、よく分からん工具箱だったり……森さんに言われて何か運んでいるのだろうな。 その他にも新川さんや多丸さん兄弟も訪れては出て行く。色々と手にしているようだが……ん、あのでっかい竹は何に使うんだ? 後で聞いてみるか。 因みに藤原の姿は見えない。恐らく中で警備、あるいは橘に使われて仕事しているんだろう。 しかし、皆が皆忙しく働いているのに俺だけこうも惰眠を貪っていいものかね。とは言え働く気は全く無いからやっぱりこのまま動かないわけだが。ふぁあ……いかん。本気で眠くなってきた。 ガラスで遮られながら、しかし微かにパタパタと鳴る足音を子守唄にして俺の意識はそのまま途絶え………… 「起きてください。そろそろ式が始まりますよ」 そう言って起こされたのは、十七時も半分が過ぎていた。外はすっかり暗くなり、ガラス越しに見える廊下も人工の光で照らされている。 俺は寝ぼけ眼で起き上がり、声をかけた人物――古泉に視線を送った。先ほどまで私服だった彼のスタイルは、何時の間にかダークグレーのスーツに変わっていた。もしかしてパーティための正装だろうか? 「いいえ、平素の格好、略装で結構ですから。お構いなく」 略装を通り越してカジュアルスタイルで出席してもいいのだろうかね。まあ古泉が良いって言うならそれでいいのだろう。必要なら『機関』が全て用意してくれるはずだ。 とは言え、跳ねているであろう髪を何とか戻し、くしゃくしゃになったコートは脱ぎ、襟を正してパーティに望むことにする。それくらいは常識だよな。 ガラス製のドアを開け、俺が寝る前から一糸乱れることなくその場に鎮座していた九曜にも声をかけた。「いくぞ」 会場は明るくも温かみのある色調で彩られており、冬だと言うのにそれを感じさせない光で覆われていた。 「これはLEDですよ」 LED? 聞いたことあるようなないような…… 「ライトエミッションダイオード。日本語で言えば発光ダイオードです。昨今のエコブームで取り入れられた新しいタイプの光です。この照明に使われる白熱球は数年後には製造が中止してしまいますので、その代替品として取り入れられたようです」 ふうん。つまり明るくて消費電力も低い照明ってことか。 「家庭用照明としての課題はまだ多く残っていますが、概ねその通りです」 そうかい。 「さて、与太話にはこれくらいにして席につきましょうか。早くしないと会長に叱られます」 その与太話を始めたのはお前なんだが、と突っ込む前に古泉はそそくさと自席に移動した。 席は中央のステージを囲むようにして配置されており、そこに一番近い席に会長と喜緑さんが座ることになっている。俺達はゲスト扱いなので、やや後方のテーブルである。 警備を終えた藤原、手伝いを追えた橘も既に席についており、俺達もそこに着席した。ちなみに橘は未だメイド姿のままである。着替える時間がなかったのだろうか。 「どうだ、橘。森さんにこってりしぼられたか?」 「…………」 「おい、橘?」 「……っへえ!?」 おいおい、変な声を上げるな。どうせこれから出てくる料理のことばっかり考えてたんだろ。 「……うあう。そのとおりです。もう腹が減って腹が減って」 白いエプロンの上を弄りながら、橘はやや疲れた様子で喋りだした。どんな仕事をさせられたのだろうか。 「パーティのセッティングはもちろんですが、何故か個室の掃除やベッドメイキング、おまけにペットの散歩と色々です」 それはご苦労なこった。だがそれでこそ飯が上手いってもんだ。 「そうですね。頑張って平らげます。会長の家の資金がなくなるまで食べ尽くしてやるのです」 そうか、まあ頑張ってくれ。 などと他愛も無い会話をしていると、 「お待たせ致しました」 開いた扉から出てきたのは、淡いブルーのパーティドレスに見を包んだ喜緑さんだった。肩や背中を大胆に露出したドレスと白いバラのコサージュがなんとも魅惑的である。 その後ろ、ドアを開けていたのはなんと会長だった。そのままドアを閉め、彼女の手を取ってエスコートする姿はいかにも紳士である。自席まで到着した後も、喜緑さんの椅子をサッと引いて着席を促すのも忘れない。 あれほど不良じみたヤサグレ男がああも変わるとは。この状況をハルヒが見たらどう思うかね。ちょっと呼び出してやろうか。 「それだけはカンベンしてください。僕達も事後処理が大変なんですから」 冗談だ古泉。泣くな。 会長の挨拶と乾杯を皮切りに、表向き年始パーティは盛大に行われた。 盛大といっても人数にして十人もいないから大盛況と言うわけにはいかないが、古泉の意味不明な説法に始まり、藤原のどこか抜けた常識、九曜の日常など話題に事欠くことはなかった。 中でも食前酒を一気のみしてフラフラになった橘がいきなり会長に向かって『あたしを捨てるなんてひどいですぅ!』と大絶叫した時は腹を抱えて笑った。引きつる会長と朗らかな笑みを見せる喜緑さんのコントラストが絶品だ。 なお、この後数分もしないうちに橘は撃沈した。彼女の楽しみにしていた料理はまだきていない。あれだけ最高級料理を食べると騒いでいたのに……かわいそうではある。 その料理だが、会長が『最高級料理』と銘打っただけあり、俺が今まで経験したことの無いような豊穣の味わいで、舌鼓を十六ビートで叩きつけるような絶賛の嵐を口にした。 もちろん素材だけではない。新川さんの料理もかなりのものであることは忘れてはいけない。会長は調理が下手だと詰っていたが、それは無碍に嫌おうとする彼の歪んだ心が成せる技であり、無論俺はこの料理に瑕疵があるだなんて微塵も思っていない。 森さんはと言えば、おなじみの給仕係となってデカンターからワインを注ぐのに専念している。せっかくの年始パーティなんだから皆で楽しめばいいのにと思うんだが。まあ、あの会長がいる限り楽しくパーティなんかできないだろうな。 残りの『機関』のメンバーである多丸さん達兄弟はこの場にいなかった。恐らくはエレベーターの上下搬送係りとして、この地下でスタンバイしているのだろう。 全く、働き者のメンバーである。あれだけ嫌われているのによくもこれだけ健気に働けるものだ。 「皆様、お待たせいたしました。本日のメインイベントでございます」 と、スピーカー越しの新川さんの声と共に辺りの照明が暗くなった。 「喜緑江美里様、当家の主人よりお渡ししたいものがあるとのことです。どうぞ、中央のステージにお寄りください」 クエスチョンマークを点灯しながら、喜緑さんは会長に手を取られてステージ前まで行く。 「それでは……どうぞ!」 声と共に照明が完全消え、代わりにスポットライトがステージ中央を照らし出す。瞬間、大地が割れたかのようにステージが開き、その代わりといっちゃ何だが白い煙がもくもくと吹き上がる。 その煙を割って這い上がったのは、例の女神像。とはいえ、現状は白い布にかぶさっているが。 ガシャン、と音を立てて一番上についた時、会長は白い布を勢いよく引っ張り――そしてようやく冒頭の時間軸へと繋がるのだ。 延々長い思い出話で済まなかった。では早速本題に入ろうじゃないか。 ……… …… … ――ふふふ、あたしの出番でしゅね―― 若干ろれつの回っていない、状況判断を全く逸脱した声が響き渡った。 声の主――答えるまでも無い。メイド姿のまま、何故かモップを手に取った……というより、フラフラしてるから支えられてと言った方が正しいか……橘京子。 「あたしが……はんにゅいんを……宝石を盗んだはんにゅいんを……探し出して見せましゅ……なんたってあたしは……めいたんてぇい…………なんれすから!」 ああああ……あの馬鹿……酒飲んでるからいつも以上に空回りしてやがる。しかもご丁寧に昼間の与太話をまだ引き摺ってやがる! 「ほ……本当か……?」 そして会長もそんな酔っ払いの言うことを信じるな! 「ふふふふ……まかせなしゃい…………真実は一つしかないんでしゅ……みてなさい!」 そして橘は思ったよりもしっかりした足取りで、モップを構えた。 「悪の汚れ、おしょうじさせていただきまぁしゅ!」 『……………………』 ふんと鼻息一つ鳴らした橘に対し、俺達は位相を揃えて三点リーダを紡ぎだした。 「ふぇへへへへへへ…………うみゅ…………」 バタン。 「くう…………くう…………」 場の空気を見事なまでに白くした張本人はそのまま倒れこみ、そして再び寝息を立てた。 「な、なあ…………一体どうすればいいんだこの場合…………」 激昂していた会長も素に戻り、努めてシンプルなツッコミを入れるが……悲しいかな、誰も答えることが出来なかった。 こうして、会長宅の家宝、アレキサンドライトが盗まれると言うハプニングと、その犯人を探し出すと言う爆弾発言のせいで、俺は年始早々橘の恐ろしさを嫌と言うほど知らされることになるのだった。 ※橘京子の動揺(捜査編)に続く