約 19,606 件
https://w.atwiki.jp/kashinkoji/pages/132.html
No 参加武将 発生条件 効果 備考 1 上杉謙信、[上杉035]UC村上義清 開幕 - - 2 上杉謙信、[上杉009]SR宇佐美定満 開幕 - - 3 上杉謙信、[上杉009]SR宇佐美定満 戦闘開始 味方士気UP 士気+5 4 上杉謙信、[上杉014]R柿崎景家 一定時間 味方速度UP 兵力UP 柿崎景家がUP97c頃 5 上杉謙信 撃破 味方士気UP、敵士気UP 士気+42体撃破 6 [上杉035]UC村上義清 接触 味方武力UP、敵統率UP 村上義清の武力+11、馬場義清の統率10以上馬場義清と接触 7 [上杉020]R斎藤朝信 特定敵撃破 味方兵力UP 武田信繁を撃破斎藤朝信の兵力+?% 8 [上杉012]R小国頼久 計略 味方武力UP 小国頼久の武力+3 9 上杉謙信 戦闘勝利 - - 10 上杉謙信、[上杉009]SR宇佐美定満 終幕 - - 11 上杉謙信、[上杉035]UC村上義清 終幕 - イベントコンプ必要武将 上杉謙信、[上杉009]SR宇佐美定満、[上杉012]R小国頼久、[上杉014]R柿崎景家、[上杉020]R斎藤朝信、[上杉035]UC村上義清
https://w.atwiki.jp/treborsp/pages/41.html
包括団体名 名称 所在地 電話番号 本務 神職在 朱印 霊場等 二ツ名 神社本庁 菅原神社 八千代市下高野115 047-482-5033 兼務 神社本庁 八坂神社 八千代市下市場1-1-24 047-482-5033 兼務 吉橋八十八所 神社本庁 白籏神社 八千代市下市場2-7-15 047-482-5033 兼務 神社本庁 八幡神社 八千代市吉橋1195 047-477-1224 兼務 神社本庁 八幡社 八千代市吉橋3071 047-477-1224 兼務 神社本庁 熊野神社 八千代市桑橋910-2 047-444-7169 兼務 神社本庁 妙見社 八千代市桑納99 047-444-7169 兼務 神社本庁 高津比咩神社 八千代市高津294 047-459-4586 本務 神社本庁 熱田神社 八千代市佐山1921 0476-46-0040 兼務 神社本庁 駒形神社 八千代市勝田572 047-482-5033 兼務 神社本庁 小池安房神社 八千代市小池463 047-444-7169 兼務 神社本庁 駒形神社 八千代市上高野283 047-482-5033 兼務 神社本庁 白幡神社 八千代市上高野677 047-482-5033 兼務 神社本庁 真木野神明神社 八千代市真木野234 0476-46-0040 兼務 神社本庁 厳島神社 八千代市村上1522 047-482-5033 兼務 神社本庁 神明神社 八千代市村上1648 047-482-5033 本務 神社本庁 稲荷神社 八千代市村上3461 047-482-5033 兼務 吉橋八十八所 神社本庁 七百餘所神社 八千代市村上433-・434 047-482-5033 本務 神社本庁 稲荷神社 八千代市村上4479-6 神社本庁 根上神社 八千代市村上南1-15-1 047-482-5033 兼務 神社本庁 浅間神社 八千代市村上南2-25-1 047-482-5033 兼務 神社本庁 厳島神社 八千代市村上南3-4-2 047-482-5033 兼務 大宇宙教 宗教法人大宇宙教本部教会 八千代市大和田62-5 神社本庁 時平神社 八千代市大和田793 047-472-1213 兼務 神社本庁 八幡社 八千代市大和田新田392 047-459-4586 兼務 吉橋八十八所 神社本庁 神明社 八千代市大和田新田963 047-472-1213 兼務 神社本庁 島田大宮神社 八千代市島田1140 0476-46-0040 兼務 神社本庁 島田台神明神社 八千代市島田台1052 047-444-7169 兼務 神社本庁 諏訪神社 八千代市八千代台西9-3-15 047-472-1213 兼務 平和教 平和教関東教会 八千代市八千代台東3-12-17 神社本庁 熱田神社 八千代市平戸288 047-482-5033 兼務 神社本庁 日宮神社 八千代市米本1278 047-482-5033 兼務 神社本庁 米本神社 八千代市米本1641 047-482-5033 兼務 稀 神社本庁 稲荷神社 八千代市米本2424 047-482-5033 兼務 神社本庁 香取神社 八千代市保品812 047-482-5033 兼務 神社本庁 神久保神明神社 八千代市神久保109 047-444-7169 兼務 神社本庁 熊野神社 八千代市神野750 047-482-5033 兼務 神社本庁 飯綱神社 八千代市萱田476 047-459-4586 兼務 神社本庁 時平神社 八千代市萱田町947 047-472-1213 兼務 神社本庁 日枝神社 八千代市麦丸1336 047-444-7169 兼務
https://w.atwiki.jp/fukumotoroyale/pages/249.html
宣戦布告(後編) ◆uBMOCQkEHY氏 「ふざけるなっ!」 この直後、黒崎が机を叩き、小太郎に問い詰める。 「今まで黙っていたが我慢ならないっ!これのどこが本質だっ!こんな・・・」 しかし、ここで黒崎の音声が途切れる。 小太郎がキーボードの隣にあるボタンを押していた。 「部外者はゲームが終わるまで、黙っていてね☆」 小太郎は和也たちに顔を向ける。 「黒崎さんにはゲームが終わるまで消音設定にしてもらったよ・・・! 彼が口を挟むと、ゲームが興ざめしちゃうからね♪」 「勝手にしろ・・・」 和也はノートパソコンを奪うように掴み、持ち上げた。 「解くぞっ!村上っ!」 「は・・・はいっ!」 和也と村上は金庫の前に座り込む。 和也は村上にノートパソコンを持たせると、“うむっ・・・”と声を唸らせ考え込む。 あまり当てにならないとは言え、まずはヒントから切り込んでいく。 小太郎が示したヒントは“このゲームの本質”。 ――『ハングマン』の本質か・・・ 『ハングマン』で求められていることは英単語を推理し、その単語を言い当てること。 ――いや、そもそも・・・ 「なぁ・・・村上・・・」 和也は村上の方を振り向き、見据える。 「あの・・・なんでしょうか・・・?」 引き込まれそうな和也の眼力に、村上は思わず息を呑む。 “何か思いついたのか・・・”と村上の直感が告げる。 和也の口から飛び出たのは意外な言葉だった。 「悪いが・・・オレ・・・英語・・・苦手なんだっ・・・! スペル・・・一緒に考えてくれないか・・・?」 「は・・・ハァッ!?」 村上の語尾が上ずる。 これは問題を考える以前の問題だ。 たとえ解答が分かったとしても、その単語を知らなければ答えようがない。 村上の不満げな反応に、和也はムッとふて腐れる。 「こっちはまだ、学生なんだっ! 分からない英語があったって、しょうがねぇじゃん!」 「えっ・・・学生って・・・和也様って、もしかして、未成年だったんですかっ!」 「ハァ!?オレをいくつぐらいに思っていたんだっ!お前は!?」 「・・・25、6歳くらい・・・少なくとも一条様より年上・・・」 「お前の目は節穴かっ!!」 ギャンブルが始まって早々のまさかの仲間割れ。 痴話喧嘩のような二人のやり取りに、在全も小太郎もケラケラと腹を抱えて笑い転げる。 在全と小太郎の様子を目の当たりにした村上はばつが悪そうに、和也を諌める。 「と・・・とにかく、今は言い争いをしているときではございません・・・ 答えを解きましょう・・・!」 ここで村上は場の空気を変えるため、ある提案をする。 「アルファベットはよく使われるものとあまり使われないものがございますっ! 確率上、よく使用されるアルファベットを当てはめて、ある程度埋まってから推理するんですっ!」 和也は“ほう・・・”と唸る。 「つまり、初めに入力するアルファベットは・・・」 「・・・「A」「I」「U」「E」「O」です・・・」 村上の言っていることは正しい。 ハングマンにはETAOIN SHRDLUの法則が存在する。 この法則に挙げられた12文字はアルファベットでも使用頻度が高いものであり、 これらのアルファベットを選択すれば、自ずと正解率が上がるのだ。 もちろん、村上はこの法則のことなど知る由もない。 しかし、村上が挙げた「A」「I」「U」「E」「O」――日本語の母音にあたる五つの単語はいずれも該当している。 「アルファベットは26文字・・・解答チャンスは7回・・・1/4ぐらいの確率か・・・」 枠に当てはまるアルファベットがかぶれば確率は若干変わってくるが、それでも確率だけで考えれば決して低くはない。 ――でたらめにアルファベットを選んでも何とかなるかもな・・・ 和也はそんな楽観的な考えを胸に秘めながら、村上の意見に頷く。 「よし・・・それでいこう・・・!」 和也は覚悟を決めると、金庫の「A」のボタンを強く押した。 パソコンに表示されたのは―― 『不正解』 ブーという耳障りな音と画面いっぱいに現れた赤いバツの印。 それと同時に、ピ・・・ピ・・・と、和也の首輪から警告音が時計の秒針の間隔で木霊する。 「何だと・・・!」 和也は思わず首輪を抑える。 慌てふためく和也の様子を見て、小太郎は愉快そうに馬鹿笑いする。 「言い忘れていたけど間違うたびに、首輪の警告音の間隔が短くなっていくよっ! あと、パソコンの絞首台のイラストを見てくれたまえっ!」 絞首台のイラストには人間の頭を連想させる円が書き込まれていた。 「このイラストはハングマンの肝・・・解答制限を表すイラストさっ! 間違うごとに身体が書き込まれ、最後に首輪が描かれた時が和也君の最後さっ!」 ――頭、胴体、右腕、左腕、右足、左足、首輪・・・ だから解答チャンスが7回なのか・・・ 和也は首輪をさすりながら、吐き捨てる。 「爆破するか、吊るかの違いはあるが、首を賭けたゲームであることには変わりねぇ・・・ えげつねぇよ・・・まったく・・・」 「それはとってもホメ言葉・・・!ありがとうね・・・和也ちん☆」 「・・・どういたして・・・」 小太郎の言葉に突っ込む気にもなれず、和也はそっぽを向く。 「時間がない・・・残りの母音を選択する・・・!」 和也は「I」「U」「E」「O」のボタンを押していく。 しかし、いずれもその答えは―― 『不正解』『不正解』『不正解』『不正解』 「はぁ!?」 二人とも開いた口が塞がらない。 理屈上は完璧だった。 それだけに反動の失望感も大きい。 和也はわなわなと拳を震わせたまま、村上に詰め寄った。 「おいっ・・・ちっともかすりもしねぇじゃねぇか・・・!」 「でも・・・それ以外、思い付かなくて・・・!」 あまりに理不尽な和也の問い詰めに、村上は半泣きになりながら意見する。 心なしか語尾も潤んでいる。 「・・・すまない・・・」 村上に噛みついたのは所詮、苛立ちを紛らわすための八つ当たりでしかない。 それを理解しているだけに、和也は黙って村上を突き放した。 二人がそうこうしている間にも、絞首台のイラストには胴体、右腕、左腕、右足が次々と書き込まれる。 気がつくと、警告音の間隔は時計の秒針から早足の歩調にまで短くなっていた。 チャンスは後2回。 ――何が何とかなるだっ! 「くそっ!」 和也が悔しさに任せて、金庫の壁を叩く。 先程まであれほど大口を叩いていた男が見せた、ある種の醜態。 加虐心が満たされるのか、在全は満足そうな笑いで和也に忠告する。 「兵藤和也、安心せい・・・! 今回の問題は英語が分からぬ類人猿でも分かるような解答となっておる・・・!」 「あぁ?類人猿でも分かるような解答だと・・・?」 和也は眉を曇らしながら、ハッと気づいた。 「・・・アルファベットは答えに含まれていない・・・って、ことか・・・!」 「え・・・どういうことですか・・・?」 村上の問いに、和也は手短に答える。 「さっき在全は“英語が分からぬ類人猿でも分かるような解答”と言った・・・ 英語を知る必要なない・・・答えは英単語ではない・・・ じゃあ、ローマ字で表示する日本語かと言えば、それも違う・・・ 何せ、ローマ字を成立するために必要な母音は全て枠に該当しなかったからな・・・ つまり・・・」 和也は金庫のアルファベットの隣にあるボタンを凝視する。 「枠に入るのは・・・数字だっ・・・!」 やっとここで黒崎が激怒した理由が分かった。 答えが数字の羅列だからこそ、黒崎は小太郎のヒントを理解することができなかったのだ。 ――あの頭が働く黒崎でさえ分からないってのはかなり厄介だな・・・ 「なかなかの着眼点・・・」 在全はいいものを見せてもらったと言わんばかりに手を叩く。 「多少は知恵があるようなじゃの・・・ 類人猿から赤子ぐらいには評価を上げてやろう・・・! じゃが・・・残り時間はあと5分を切ったぞっ・・・!」 確かにパソコンの画面上の時間は5分と表示されている。 ――数字でかつ、『ハングマン』の本質・・・ 和也は頭をかきながら、思考をめぐらす。 しかし、どんなに悩み抜いたところで、決定打が見つからない。 「おいっ!村上っ!」 和也から飛び出した言葉はとんでもないものだった。 「お前の好きな数字を言え・・・!」 「えっ・・・エェ!?」 村上はめまいを覚える。 村上の提案のせいで、解答権を5つも失っている。 その人間に選択権を与えるのだ。 正気の沙汰とは思えなかった。 「え・・・えっと・・・」 ここで間違えたら、今後誤答が許されない。 重圧が村上の心を蹂躙していく。 しかし、どんなに避けたいことであったとしても、命令である以上、答えざるを得ない。 ――オレなんかが当てられるはずがないっ! 激流のように掻き乱れた思考から導き出された解答を村上は唇から漏らした。 「「3」・・・「3」はどうでしょうか・・・?」 「「3」・・・だと・・・?」 「あの・・・ゲームの主催者は帝愛、在全、誠京の3グループで、 和也様、利根川様、一条様も3人だから・・・ 「3」は我々にとって、とてもなじみ深い数字で・・・」 パニック状態故にしょうがないことだが、村上の論理はこぎつけでしかない。 普通の人間なら、パートナーの無様な姿を目の当たりにして絶望を覚えることだろう。 しかし、和也はそれに当て嵌まることはなかった。 「確かに、「3」って数字はよく絡んでくるよな・・・」 村上の言葉を受け入れ、「3」のボタンへ指を動かし始めたのだ。 「え・・・」 まさか、失態を重ねた男の言葉を素直に受け入れるとは思わず、村上は防衛本能から理性を取り戻す。 「やめてくださいっ!私の言ったことは支離滅裂っ!もし、間違えたら・・・」 和也の指が「3」のボタンの手前で止まる。 「確かに・・・お前の言ったことは間違っているな・・・」 和也の言葉に、思い留まってくれたかと村上は安堵を覚える。 「そうですよ・・・だから、もっと冷静になって・・・」 和也は呆れたような溜息をつくと、“どうも・・・オレとお前の認識は少しずれているようだ・・・”と呟く。 「お前が間違っていることは・・・お前も含めて、オレ達は「4」人ってところだっ!」 和也の指が弾かれたように移動し、「4」を力強くプッシュした。 「なんですかっ!その理屈はっ!」 村上は和也が目上の人間に当たることも忘れ、金切り声で叫ぶ。 先ほどの村上の選択理由も半ば投げやりなものであったが、和也の理由も負けず劣らず、いい加減極まりない。 サイコロの目のような運だめしで正解を当てられるはずがない。 “終わった・・”と、心の中で村上が嘆いたその時だった。 『正解』 ピンポンという軽い機械音とともに五つの枠の最後の欄に「4」が浮かび上がる。 ちょうど、画面で見ると、 □□□□4 このように表示されている。 「う・・・うそ・・・」 村上は口を中途半端に開いたまま、画面を見つめる。 しかし、枠の中に4という数字が入っていることと、イラストに線が追加されていないことから、 これが現実であることを認識する。 「や・・・ヤッター!!!」 村上は喜びを体現するが如く、雄叫びをあげる。 今まで不正解が続いていただけに、負のスパイラルから抜け出した解放感は格別である。 それを横目で見ながら、和也は緊張を緩めたような吐息を漏らす。 ――やっと、オレ達に流れが来たかっ! 村上に大事な局面を委ねたのは特に理由はない。 しいて理由を問われれば、ヒントが当てにならない状況下で、誰が数字を選択しても同じこと。 ならば、あえて自分ではなく、村上に選ばしたら正解を当てるかもしれない・・・という 直感が働いたからとも言うべきだろうか。 和也はこうしたら事態が大きく動くかもしれない、面白い展開になるかもしれないという直感が恐ろしく働き、 それを形として生み出すことに長けている男である。 それを表わすように、和也が考えた拷問ショーが日夜開催される会員制レストランは常に客が絶えることがない。 また、その才能は「愛よりも剣」などの展開が読めない小説においても遺憾無く発揮されている。 その直感が今、勝利を確信している。 ――この波に乗って、オレは這い上がるっ! 「村上っ!次の数字を指定するんだっ!」 「はいっ!では「1」とかどうでしょうか!」 村上も流れがあると感じているのか、張りのある声で返答する。 「構わないが・・・どうして・・・?」 「それは・・・」 村上の心に一条とともに、働いてきた裏カジノの日々。 一条が黒服によって、地下王国へ連れて行かれる瞬間が走馬灯のようによみがえる。 「・・・私を導いてくださった数字ですから・・・」 ――“一”条だからか・・・ 「いいぜ・・・!」 和也は金庫の「1」のボタンを押した。 何も考えない方が上手くいくときもある。 何より、村上の言葉に秘められた意志の強さが更なる前進の予感を覚えさせた。 そして、パソコンの画面に現れたのは―― 『不正解』 ここまでだった。 運命は和也の予感、村上の希望をもろくも決壊させた。 「あ・・・あぁ・・・」 村上の視界が水の上を漂う油のように、ぐにゃあと歪む。 画面のイラストに左足が追加された。 村上は立ち眩みにも似た感覚を覚え、額に手をやる。 「もう・・・チャンスは・・・」 「キャハハハハハ!」 小太郎がふんぞり返って呵々大笑する。 「さっきから村上の馬鹿の意見を聞いてチャンスを無駄に消費してばかりだね♪ 不憫だよね・・・!か・ず・や・ち・ん☆」 ――そうだ・・・その通りだ・・・ 村上は拳を震わせ、歯をぐっと噛みしめる。 小太郎が言葉を発するたびに、村上の胸には刃が突き刺さるかのようだった。 その刃は自分への不甲斐なさであり、一条や和也への罪悪感であった。 村上はその場で土下座をせんばかりに深々と頭を下げる。 「和也様、私が至らぬばかりに申し訳・・・」 「謝る必要はねぇ・・・」 「えっ・・・」 全員が和也を見つめる。 和也は彼らと目線を合わせることなく、武器庫のテンキーを見入ったまま、口だけを動かす。 「言っておくが、お前に選択権を委ねたのも、それを了解したのもオレだ・・・ だったら、お前の選択はオレが責任をとる・・・当然だろ・・・?」 「か・・・和也様っ!申し訳・・・ござ・・・いませんっ・・・!」 ――オレの失態なのに・・・ 村上は膝を屈し、声もなく嗚咽する。 責められる立場のはずの村上を庇う一言。 村上は改めて和也の懐の深さを思い知ると同時に、今の和也がヨーロッパを統治した伝説のアーサー王や シリア、エジプトを破竹の勢いで征服したアレクサンドロス大王などの英雄に匹敵するように思えてならなかった。 「自分で責任を負う・・・かっこいいね☆」 小太郎は舞台の役者が感動を表現するかのように両手で胸を押さえ、白々しい感嘆の声をあげる。 「僕・・・そんな和也ちんに心打たれちゃった☆ だから、特別にヒントあげちゃおうかな~♪」 「なんだって・・・!」 小太郎の甘い誘惑に村上は思わず食いつく。 小太郎は“教えてあげてもいいんだけど~”と勿体ぶると、ここが重要と指を左右に振ってジェスチャーする。 「土下座してくれたら、教えてもいいよ・・・和也ちんがね☆」 この屈辱的な言葉に、村上の胸に殺意が沸き起こる。 「ふ・・・ふざけるなっ!」 村上は画面を叩き割らんばかりの勢いでノートパソコンに掴みかかる。 しかし、悲しいかな、目の前にいる小太郎は所詮、液晶画面に映し出された映像でしかない。 いかに村上が力で訴えたところで何の意味も持たなかった。 小太郎は“カカカ・・・”と、弱者の無駄な足掻きに対する憐憫と嘲笑がこもった声でせせら笑う。 「だって、部下を守るんだろ・・・それくらいしてもらわなくっちゃ・・・☆」 村上は小太郎に牙を剥きながら叫ぶ。 「土下座なら、いくらでも私が・・・!」 「村上っ!」 煙毒によって淀んでしまった空気をなぎ払うような、和也の低く力強い声。 嫌な予感に駆られて、村上が振り返ると、そこには膝と手を床についた和也の姿があった。 「ヒントを・・・教えてくれ・・・」 「和也様・・・」 これまでの和也は常に覇者としての貫録を見せつけながら、このゲームを先導してきた。 その貫録を一人の部下のためにあえて投げ出したのだ。 村上は目の前の光景がもやに浮かび上がる幻のように現実から乖離したもののように思えた。 「キャハハハッハ!!!」 この直後、小太郎は鬼の首を取ったような高笑いを響かせる。 「さっすが、和也ちん・・・☆どう?どう?どんな気分っ?」 和也が下手に出たと分かるや否、小太郎はここぞとばかりにプライドを粉砕するような心無い質問を浴びせてくる。 「き・・・貴様ぁ・・・!これ以上の屈辱を・・・!」 怒りが沸点に達した村上はいよいよ画面を叩き割らんと、ノートパソコンを握りしめた。 その時、和也があの唯我独尊を体現したような尊大な笑みで顔を上げた。 「頭下げてやったんだから、早くヒントを出せよ・・・このパシリがっ・・・!」 「なっ・・・!」 小太郎はガクガクと歯を震わせる。 和也は無意識に“パシリ”という言葉を使ったが、 小太郎にとっては不良にこき使われ、辛酸を舐めてきた学生時代の象徴である。 思い出したくもない屈辱の過去が嘔吐のように胃から逆流する。 「何それ、土下座したから悔しいんでしょ!とっても見苦し・・・」 「オレは別に何とも思っちゃいねぇよ・・・」 和也は小太郎の雑言に横やりを入れる。 「オレは優勝するためなら、何だってするって決めている・・・殺人だって辞さない・・・ 頭を下げたのも、オレと村上の生存率を上げるため・・・ 土下座は目的のための手段でしかない・・・」 ――そうきたか・・・ 小太郎はかつての経験から知っている。 いじめなどで精神的に痛めつけられた人間は己の心を守るために、 標的にされたのはたまたま自分がその場に居合わせただけなどと自己弁解をして己を慰める。 先ほどの和也の高言も弁解でしかないのだと。 「強がりはよくないなぁ・・・やっぱり見苦しいっ!僕には分かっちゃうんだからっ!」 「そうだ・・・いいこと教えてやるぜ・・・」 和也は小太郎の言葉を無視するように立ちあがると、椅子に座り、足を組む。 「お前さ、ヒントを与えるために、あえて土下座を要求したよな・・・ それは言われた相手がどんだけ腹立たしさを覚えるのか知っているから・・・ つまり、経験・・・いじめにあった経験がある・・・ この状況でそれを望むのも、自分より下の人間がいるっていう優越感に浸かりたいからなんだろ・・・ かつて粉々に砕けたプライドを満たすために・・・」 小太郎の息が過呼吸の如く荒々しく乱れる。 和也の言葉は小太郎の過去を見透かしているかのように的を突いてくる。 ――こいつに何が分かるっ! 「和也ちんの想像力は貧困だなぁ! 自慢じゃないけど、僕が卒業した高校は地元じゃ超有名なワルの巣窟ヤンキー高校っ! 僕はその不良グループの中核・・・! 舎弟もいたっ・・・! この頭も中核だからこそのステータスっ!」 小太郎は和也達に後頭部を見せる。 そこには「城」を逆さにした文字が髪の毛で書かれていた。 「皆、この文字を入れた僕を恐れ、傅いたっ・・・! そんな僕がいじめられていたなんて、とってもおかし・・・」 「墓穴を掘ったな・・・」 小太郎の悲痛とも言える否定を、和也は失笑ひとつで一蹴する。 「何が中核だ・・・! 普通、後頭部に文字を入れるっていう格好悪い事、誰がする! 本当は強要させたんだろ・・・!お前だけ・・・!」 「や・・・やめろ・・・」 小太郎は和也の言葉から逃れるために耳を塞ごうとする。 しかし、和也は“まだまだ、証拠があるぜっ!”と、その暇を与えることなく、更なる追撃をする。 「お前の芝居じみた態度! 素顔が分からなくなるほどのメイク! 奇抜すぎる衣装っ! それは素の自分を否定する過程で生まれた虚栄の結果だっ! 弱い自分はもういない・・・! 今、いるのはゲームの司会者として輝いている自分・・・! そう己に言い聞かせ、事実から目をそらす・・・! 己の傷を抉らないようにするためになっ!」 尋問するかのごとく、小太郎の暗部の記憶を暴き続ける和也。 小太郎にとって、今の和也の行為は胸をかっさばかれ、 臓物という名の過去を引きずり出されていると言ってもよい。 抉られた傷にもがき苦しむ小太郎に対して、和也は止めを刺す。 「なんだ図星か・・・赤いぜ・・・顔が・・・!」 「がはっ・・・!」 殺意の念が旋風のように頭の中で吹き荒れる。 やがて、その旋風は心の殻を破り―― 「があ~~~~っ!」 小太郎は頭を押さえながら、テーブルに何度もぶつける。 かつての己を否定するが如く。 ――兵藤和也っ!殺すっ!殺すっ!殺すっ! 小太郎は最終手段に出る。 「今のでお前のイメージ、超ダウンっ!超ダウンっ! 僕に暴言を吐いちゃうと、貰えるヒントも貰えなく・・・」 「兵藤和也・・・その洞察力・・・気に入ったぞっ!特別にワシからヒントをやろう・・・」 在全が朗らかに小太郎の言葉を遮った。 小太郎は戸惑いながら在全に申し立てる。 「けど、こいつは僕に対して暴言を・・・」 在全から年と不釣り合いな無邪気な笑みが消える。 「こやつはお前の約束通り、土下座をした・・・ 今更、お前の感情で反故にする気か・・・ 貴様は自分をこの場を支配する神とでも思っておるのか・・・」 氷片を散りばめたような在全の嗄れ声。 小太郎は体中から汗をだらだら流しだす。 これ以上、逆らえば命がないかもしれない。 そんな直感から押し黙ってしまった。 在全はその沈黙を肯定と受けとると、再び朗笑を浮かべ、それを和也たちに向ける。 「ヒントは・・・嫌なヤツと嫌なヤツが出会うと起こること・・・と言えばよいかの・・・」 「え・・・嫌なヤツ・・・」 村上は在全のヒントに困惑の色を見せる。 答えの数字とまったく結びつかないからだ。 ――のらりくらりとかわされているだけじゃ・・・ 在全たちに疑心を抱いたその時だった。 和也は村上に手を差し出した。 「メモ帳を貸してくれ・・・それとペンも・・・」 「え・・・はい・・・」 ――こんな時に突然・・・ 村上は和也の意図が分からないが、時間が押し迫っているため、 テーブルにあったメモとボールペンを急いで渡す。 和也はそれに何かを書き、睨みつける。 「確かに・・・本質だな・・・」 「和也様・・・?」 村上は謎めいた呟きを問い質したくなる衝動にかられるも、 メモを一刀両断するかのような和也の鋭利な眼光に、言葉が竦んでしまった。 時間が1分を切った時だった。 和也がその重い口を動かした。 「答えは分かったが・・・確証はない・・・」 和也はドアの方へ指差す。 「今すぐお前は外へ逃げろ・・・そうすれば、爆発からは免れる・・・」 突然の和也からの提案。 万が一、和也の首輪と金庫内の時限式爆弾が同時に爆発したとしても、外に逃れれば致命傷を避けることはできる。 「そ・・・それは・・・」 死へ恐怖か、生への執着か。 迷いが村上の身体をガチガチと震わせる。 ――今、逃げ出せば・・・助かる・・・ 甘い言葉が村上の心をくすぐるように囁きかける。 しかし、その甘い言葉に覆いかぶさるように一条の言葉が脳裏に浮かび上がる。 ――翼は・・・両翼が揃わなければ、飛翔できない・・・ 共に生き抜き・・・このゲームから飛び立とう・・・ 「嫌ですっ!」 村上は奥歯の震えをかみ殺すと、キッと顔をあげた。 「私は黒服っ・・・このギャンブルルームを守るのが仕事ですっ! それに・・・」 村上の表情が凛然と輝く。 「これから戻られる一条様に・・・誰がコーヒーを淹れるのですかっ!」 ――こいつの一条への崇拝ぶりはオレの範疇を超えているな・・・ 呆れながらも、和也は村上の意志の強さに感服を覚える。 「なら・・・一緒に死んでくれっ!」 和也は指を動かした。 「答えは「3」「5」「6」「7」だっ!」 ――爆発するっ! 主君のために殉死する決意を固めたところで、生きたいと願っている部分も存在する。 その思いが村上の耳を塞がせ、目を瞑らせる。 ――ああ・・・死にたくはない・・・むしろ、死ぬならひと思いに・・・ 人間故にしょうがないことではあるが、俗物的な考えが頭をよぎる。 早鐘のような鼓動を身体で感じながら、やがて村上はあることに気づく。 ――あれ・・・痛みを感じない・・・ 村上は薄く眼を開ける。 事務室は黒こげになった様子もなく、あの無機質さと無個性さを維持している。 和也が生気に溢れた瞳で村上を見上げていた。 「村上・・・武器庫、開いたぜ・・・」 「えっ・・・」 武器庫の扉が重厚な金属音を響かせ、ゆっくり開いていく。 村上は耳から手を離す。 いつの間にか、和也の首輪の警告音も消えていた。 「まさか・・・正解・・・」 「そうだ・・・正解だ・・・」 「正解・・・」 様々な感情が交錯しすぎたあまり、村上の思考は半ば停止している状況に近い。 しかし、それが現実だと理解すると、霧が晴れていくように心の中が澄み渡り、 勝利した喜びが全身に伝わっていく。 「か・・・和也様っ!!!!」 嬉しさのあまり、村上は叫びながら和也に抱きつく。 “オレはそんな趣味持ってねぇよ・・・”と苦笑するも、 村上の気持ちも分からなくもないため、あえてなすがままに受け入れる。 「どうして・・・どうして・・・分かったのですか・・・!」 「ああ・・・決定打は在全からのヒントだな・・・」 嬉し涙を流しながら問う村上に和也はメモ帳を見せる。 そこには―― 18782 +18782 ――――― 37564 という計算式が記入されていた。 「正解は37564・・・“皆殺し”だっ!」 「正解は“皆殺し”!皆殺しなんですねっ!・・・・・・って、これ、語呂合わせ・・・ですよね・・・」 あまりに突拍子もない解答に、村上はほとばしる熱き感動が急速に冷めていくのを感じる。 「だから、確証がないって言っただろ・・・馬鹿馬鹿しすぎて・・・」 「馬鹿馬鹿しいとは何じゃい・・・!」 在全が画面から憤慨だと言わんばかりに拗ねた表情で和也たちを睨みつける。 「ワシはヒントで言ったじゃろ・・・ 嫌なヤツ(18782)と嫌なヤツ(18782)が出会う(+)と起こることと・・・ わざわざ“英語が分からぬ類人猿”と言って、日本語の解答であると暗に示しておるし、 何より、小太郎が冒頭で言ったわい・・・ ヒントは“このゲームの本質”――“バトルロワイアルの本質”とな・・・それが・・・」 在全の細い眼球に針のような光が宿る。 「・・・お主の目的じゃろ・・・兵藤・・・」 ――オレの嘘ルールについて示しているのか・・・ 最終的に一条も利根川も殺すってことを・・・ 和也は在全の眼光に不快な棘を感じる。 しかし、それをぼかして和也に伝えたということは露呈する気はないらしい。 和也も“まぁ・・・間違いはねぇかな・・・”と在全と同じように濁した返答でその場を誤魔化す。 「まったく・・・ワシが一生懸命考えたのにのぉ・・・」 未だに“馬鹿馬鹿しい”という酷評が気になるのか、在全はぶつぶつと小言を呟き続ける。 ――そりゃあ・・・命をかけた問題の解答がトンチってのはあり得ないだろ・・・ ゲーム開始直後、腹を立てた黒崎の気持ちが今となってはよく分かる。 和也は複雑そうな面持ちで頬を掻いた。 「和也様・・・おめでとうございます・・・」 ゲームが終了して、やっと音声機能が回復したらしく、黒崎は深々と頭を下げる。 「あぁ・・・黒崎もお疲れ様・・・」 時間としては10分きっかりであったが、黒崎も心労が溜まってしまったのだろう。 幾分、やつれたようにも見える。 「ところでさ・・・村上の件なんだけどよ・・・」 探りを入れるかのように尋ねる和也に、黒崎は肩の力を抜いたような微笑を浮かべる。 「和也様はご自身のお力で権利を獲得されました・・・ 今更、私がとやかく言う筋合いはございません・・・ 村上の行動はマニュアルからよほど逸脱したことがない限り、目を瞑りましょう・・・」 「それってさ・・・勿論・・・」 黒崎は一瞬、キョトンとするも、和也の言いたいことをすぐに察した。 「ええ、勿論・・・ギャンブルルームの備品の貸し出しは自由・・・ 盗聴器や武器庫・・・我々からの特別支給品です・・・」 “ただ、あくまでも今回だけですから・・・”と付け加える。 「分かってるぜっ!」 弾んだ声で和也は了解する。 それだけあれば、次の戦略の幅が大きく広がるというもの。 和也の眼にはその期待が赤々と燃え上がっていた。 ――まさか、本当に当ててしまうとはな・・・ 黒崎が解答の意味に気付いた時、すでに音声が切られた後であった。 もともと和也は頭が切れるとは言え、今回の問題はあまりにもミスリードが多すぎた。 その上、和也の首輪は本当に作動していた。 もし、和也が間違った解答を選択していれば、首輪は爆破していたのだ。 ――これが・・・帝王の血というものか・・・ その逆境を撥ね退けた和也の肝勇に、黒崎は呆れと敬意を含めた苦笑をする。 しかし、苦笑しながら、すでに黒崎の心は別のことを考えていた。 ――あの男は何を考えているっ・・・! あの男とは勿論、在全のことである。 和也は殺し合いに手を染める数少ない者――バトルロワイアルの潤滑油である。 その貴重な潤滑油を、己の欲求を満たすためなら、結果的に潰れてしまっても構わないという在全に、黒崎は憤懣を覚える。 ――このゲームを早々に破綻させる気かっ! 「黒崎殿・・・随分、お疲れのようじゃの・・・」 在全が画面から覗き込むように黒崎を確認する。 “貴様が全ての元凶だ”という沸き起こる暴言をなんとか押さえると、 “予想外のことが多すぎましたので・・・”と失礼がない程度の皮肉で答える。 しかし、在全にはその意味がまるで伝わっていないらしく、 “どうやったら、黒崎殿の気力が回復できるかの・・・”とありがた迷惑なことに真剣に考えてくれている。 ――貴様がすぐにでも画面から消えてくれれば済むことだ・・・ 在全への不満が湯水のように溢れてくる。 1時間前に戻って、後藤に渡した書類を処分してしまいたいと望んだ直後だった。 在全は何かを思い付いたらしく、手をポンと叩いた。 「そうじゃ!コーヒーを今すぐ飲むのじゃっ!黒崎殿っ!」 「はぁ・・・」 大方、村上が一条のためにコーヒーを準備していることからヒントを得たんだろと、 毒にも薬にもならないアドバイスに黒崎は力のない返事で答える。 嫌気が差したことを露骨に示す黒崎の抵抗も空しく、 在全は“唾液の中のクロモグラニンAという成分がコーヒーによって低下しての・・・”と勝手に講義を始めてしまった。 「あの・・・私は明日の準備もありますので、これで・・・」 黒崎の言葉にやっとその意志を理解したのか、不平を鳴らす。 「まったくツンツンしおってのぉ・・・ワシはお主の意志を承知してこんなギャンブルを仕組んだというのに・・・!」 ――そんなこと誰が望むかっ! と、叫びそうになった時、ある考えが黒崎の脳裏をよぎった。 「・・・とにかく明日の準備がございますので・・・」 黒崎は在全の“コーヒーを飲むのじゃぞ!”という言葉を受け流すようにモニターの画面を切ってしまった。 黒崎はパソコン画面をデスクトップにすると、近くのリクライニングチェアに身を預けた。 「つかの間の休息か・・・」 しかし、黒崎はそれがすぐに終息することも理解していた。 黒崎はリクライニングチェアの近くのマイクに囁く。 「コーヒーを一杯・・・」 黒崎が全てを言い終わる前に扉をたたく音が部屋に響く。 ――やはり・・・早かったな・・・。 黒崎は在全の言葉を振り返る。 ――ワシはお主の意志を承知して、こんなギャンブルを仕組んだというのに・・・! 勿論、ギャンブルに関して、黒崎は在全に何の意志も示してはいない。 この言葉は自分勝手な在全が己を正当化するための押し付けがましい言い訳のように聞こえる。 しかし、それにしても状況上、不自然すぎる言い回しである。 ――在全が承知した私の意志とは、ギャンブルを執り行いたいという意志ではなく、 私の意志――提案に対する返答っ・・・! 黒崎は1時間程前にギャラリーへのクレームの返答文書を後藤に渡した。 その際、文章の最後にこのような内容を付け加えたのだ。 『今回のギャンブルが成功しました折には兵藤和尊を会長の座から引きずり落とし、 帝愛と在全、そして、誠京・・・その三者で手を結び、更なる発展を築きましょう』 ――もし、返答があるならば、何らかの手段で伝える必要がある・・・ 黒崎は気だるそうに身を起こし、扉を開けた。 扉の先には、普段見慣れない黒服がコーヒーの用意された盆を持って立っていた。 暗い部屋の中、壁全体を覆いつくすように配置されたテレビ画面の人工的な光だけがその男を照らし出す。 男の名は兵藤和尊。 兵藤は先ほどの和也たちのギャンブルのある場面を繰り返し確認していた。 その箇所は在全が解答を和也たちに説明した時の最後の言葉。 『・・・お主の目的じゃろ・・・兵藤・・・』 この言葉は一見、和也に向けられたものに思われる。 しかし、それまで在全は和也のことを“兵藤和也”とフルネームで呼んでいた。 この場になって、それを変えるのは不自然である。 つまり、これは和也に向けられたものではなく―― 「ワシに向けられたもの・・・ワシの計画は予想がついておると言いたいのか・・・」 ――37564・・・“鏖” 兵藤は忌々しく眉をひそめる。 兵藤の最終目的は主催者と対主催がぶつかり合い、共倒れになること。 在全がその計画をどこまで把握しているのかは分からない。 だが、これだけは言える。 今回の和也たちのギャンブルは連絡を遮断している兵藤への―― 「宣戦布告か・・・」 【E-5/ギャンブルルーム内/深夜】 【兵藤和也】 [状態]:健康 [道具]:チェーンソー 対人用地雷残り一個(アカギが所持) クラッカー九個(一つ使用済) 不明支給品0~1個(確認済み) 通常支給品 双眼鏡 首輪2個(標、勝広) [所持金]:1000万円 [思考]:優勝して帝愛次期後継者の座を確実にする 死体から首輪を回収する 鷲巣に『特別ルール』の情報を広めてもらう 赤木しげるを殺す(首輪回収妨害の恐れがあるため) 盗聴を続ける、利根川、一条に指示を出す ※伊藤開司、赤木しげる、鷲巣巌、平井銀二、天貴史、原田克美を猛者と認識しています。 ※利根川、一条を部下にしました。部下とは『和也同盟』と書かれた誓約書を交わしています。 ※遠藤、村岡も、合流して部下にしたいと思っております。彼らは自分に逆らえないと判断しています。 ※『特別ルール』――和也の派閥のみがゲームで残った場合、和也の権力を以って、その派閥全員を脱出させるという特例はハッタリですが、 そのハッタリを広め、部下を増やそうとしています。 ※首輪回収の目的は、対主催者の首輪解除の材料を奪うことで、『特別ルール』の有益性を維持するためです。 ※しづかの自爆爆弾はアカギに解除されましたが、そのことに気づいていません。盗聴器はアカギが持っています。 (今は和也のみ盗聴中) ※第二放送直後、ギャンブルルーム延長料金を払いました。3人であと3時間滞在できます。 ※武器庫の中に何が入っているかは次の書き手さんにお任せします。 【E-5/病院/深夜】 【一条】 [状態]:健康 [道具]:黒星拳銃(中国製五四式トカレフ) 改造エアガン 毒付きタバコ(残り18本、毒はトリカブト) マッチ スタンガン 包帯 南京錠 通常支給品×6(食料は×5) 不明支給品0~3(確認済み、武器ではない) [所持金]:3600万円 [思考]:カイジ、遠藤、涯、平田(殺し合いに参加していると思っている)を殺し、復讐を果たす 復讐の邪魔となる(と一条が判断した)者、和也の部下にならない者を殺す 復讐の為に利用できそうな人物は利用する 佐原を見つけ出し、カイジの情報を得る 和也を護り切り、『特別ルール』によって村上と共に生還する 利根川とともにアカギを追う、和也から支持を受ける ※利根川とともに、和也の部下になりました。和也とは『和也同盟』と書かれた誓約書を交わしています。 ※『特別ルール』――和也の派閥のみがゲームで残った場合、和也の権力を以って、 その派閥全員を脱出させるという特別ルールが存在すると信じています。(『特別ルール』は和也の嘘です) ※通常支給品×5(食料のみ4)は、重いのでE-5ギャンブルルーム内に置いてあります。 【利根川幸雄】 [状態]:健康 [道具]:デリンジャー(1/2) デリンジャーの弾(残り25発) Eカード用のリモコン 針具取り外し用工具 ジャックのノミ 支給品一式 [所持金]:1800万円 [思考]:和也を護り切り、『特別ルール』によって生還する 首輪の回収 遠藤の抹殺 カイジとの真剣勝負での勝利・その結果の抹殺 アカギの抹殺、鷲巣の保護 病院へ向かう 一条とともにアカギを追う、和也から支持を受ける ※両膝と両手、額にそれぞれ火傷の跡があります ※和也の保護、遠藤の抹殺、カイジとの真剣勝負での勝利・その結果の抹殺を最優先事項としています。 ※鷲巣に命令を下しているアカギを殺害し、鷲巣を仲間に加えようと目論んでおります。(和也は鷲巣を必要としていないことを知りません) ※一条とともに、和也の部下になりました。和也とは『和也同盟』と書かれた誓約書を交わしています。 ※『特別ルール』――和也の派閥のみがゲームで残った場合、和也の権力を以って、 その派閥全員を脱出させるという特別ルールが存在すると信じています。(『特別ルール』は和也の嘘です) ※デリンジャーは服の袖口に潜ませています。 ※Eカード用のリモコンはEカードで使われた針具操作用のリモコンです。電波が何処まで届くかは不明です。 ※針具取り外し用工具はEカードの針具を取り外す為に必要な工具です。 ※平山からの伝言を受けました(ひろゆきについて、カイジとの勝負について) ※計器からの受信が途絶えたままですが、平山が生きて病院内にいることを盗聴器で確認しました。(何かの切欠で計器が正常に再作動する可能性もあります) ※平山に協力する井川にはそれほど情報源として価値がないと判断しております。 ※黒崎が邪魔者を消すために、このゲームを開催していると考えております。 ※以前、黒崎が携わった“あるプロジェクト”が今回のゲームと深く関わっていると考え、その鍵は病院にあると踏んでおります。 ※E-5ギャンブルルーム前には、勝広の持ち物であったスコップ、箕、利根川が回収し切れなかった残り700万円分のチップなどが未だにあります。 【D-1/地下王国/深夜】 【兵藤和尊】 [状態]:健康 興奮状態 [道具]: ? [所持金]: ? [思考]:優勝する 黒崎の足を引っ張る 主催者達を引っ掻き回す ※次のようにスパコンの予測が出ました。 何らかの要因で予測が外れることもあれば、今後条件を満たせばさらに該当者が増えることも考えられます。 大型火災が発生したことで、高熱となった建物の内部及びその周囲にいた参加者の首輪は電池の水分が蒸発し、失われた。 それによって、0時30分現在、田中沙織は約18時間。遠藤勇次は約2時間30分後に首輪が機能停止する。 ※在全が兵藤の思惑を察していると考えております。 129 強運 投下順 131 一致 124 光路 時系列順 129 強運 124 光路 兵藤和也 136 ひとつの決着 124 光路 一条 131 一致 124 光路 利根川幸雄 131 一致 127 帝域 兵藤和尊 133 猩々の雫 124 光路 村上 144 願意 113 第二回定時放送 ~起爆~ 黒崎義裕 132 抜道 初登場 在全無量 161 巨獣 初登場 城山小太郎
https://w.atwiki.jp/nada50/pages/13.html
執筆中→編集中(○回目)→編集チェック中(○回目)→印刷所待ち→印刷所→校正中(○回目)→→校正完了→校閲完了→完成 ついてるページ数はapproximately キヨシ 25 JOJO 印刷所 表紙アリ キヨシ 15 VS生徒会 印刷所 表紙アリ キヨシ 3 豆π 印刷所 OK ハシムラ 10 パネポン 印刷所 表紙アリ ハシムラ 8 大喜利 印刷所 表紙アリ 阪上 13 マインスイーパ 印刷所 表紙ツクタ 阪上 15 生地化合同 印刷所 表紙ツクタ 阪上 23 漫画 印刷所 表紙未 山下 29 役員紹介 印刷所 表紙ツクタ 清水 10 新聞 印刷所 表紙アリ 清水 17 図書 印刷所 表紙アリ 清水 10 物理 印刷所 表紙アリ 早川 10 JR 印刷所 表紙ツクタ 早川 10 PC組み立て 印刷所 表紙ツクタ 早川 3 レンジ 印刷所 表紙アリ 村上 20 PC 印刷所 表紙アリ 村上 15 オタ 印刷所 表紙アリ 村上 5 環境 印刷所 表紙ツクタ 村上 13 生オリ 印刷所 表紙アリ 廣田 5 クイズ 印刷所 表紙ツクタ 廣田 6 スパコン 印刷所 表紙未 廣田 26 地オリ 印刷所 表紙アリ 廣田 45 文藝 印刷所 表紙ツクタ 廣田 15 ボドゲ 印刷所 表紙ツクタ 山下 8 大局将棋 印刷所 表紙ツクタ 西川 ぶろっこり 印刷所 表紙ツクタ 村上 8 写真 印刷所 表紙アリ 残り160/355P CCC40Pとかいろいろコミで400ぐらい 落ちたもの 情オリ、アマ無、生徒会長、RPG、Prits
https://w.atwiki.jp/asamikuchisaki/pages/56.html
案外詰まらない むーみん 全文字数 ひらがな 表記 み+必要文字 み+必要文字数 意味 5 むーみんえ ムーミン柄 え 1 誤検出語。 むーみんか ムーミン家 か 1 誤検出語。 6 むーみんがら ムーミン柄 から 2 ムーミンの描かれた柄。→むらかみ~ むーみんすき ムーミン好き すき 2 誤検出語。 むーみんたち ムーミンたち たち 2 誤検出語。 むーみんだに ムーミン谷 たに 2 「ムーミン」シリーズの舞台。 むーみんのひ ムーミンの日 のひ 2 記念日の一つ。8月9日。作者ヤンソンの誕生日。 むーみんぱぱ ムーミンパパ は 1 「ムーミン」シリーズの登場人物。ムーミンの父。 むーみんまま ムーミンママ ま 1 「ムーミン」シリーズの登場人物。ムーミンの母。 * むつなみなみ 六名南 つな 2 愛知県岡崎市の地名。 7 むーみんいっか ムーミン一家 いつか 3 「ムーミン」シリーズに登場するムーミンの家族。 むーみんざっか ムーミン雑貨 さつか 3 「ムーミン」シリーズをあしらった雑貨? むーみんぷれい ムーミンプレイ ふれい 3 iPhoneアプリの一つ。 むーみんやしき ムーミン屋敷 やしき 3 埼玉県飯能市あけぼの子どもの森公園にあるムーミンの家を模した建物。 8 むーみんしりーず ムーミンシリーズ しりす 3 トーベ・ヤンソンの小説シリーズ。 むーみんはんかち ムーミンハンカチ はかち 3 ムーミンが描かれたハンカチ。 むーみんれっしゃ ムーミン列車 れつしや 4 いすみ鉄道を走る列車。 むーみんわーるど ムーミンワールド わると 3 フィンランド、ナーンタリにあるテーマパーク。 9 むーみんぬいぐるみ ムーミンぬいぐるみ ぬいくる 4 ムーミンのぬいぐるみ。 むーみんべーかりー ムーミンベーカリー へかり 3 東京都文京区にあるパン屋。 むらかみ~ むーみんがらから派生できるね 全文字数 ひらがな 表記 らかみ+必要文字 らかみ+必要文字数 意味 5 むらかみけ 村上家 け 1 日本の武家。 むらかみし 村上市 し 1 新潟県北部の市。 6 むらかみえき 村上駅 えき 2 新潟県村上市にあるJR東日本羽越本線の駅。 むらかみかな 村上歌菜 な 1 日本の声優紗上唄菜の旧芸名。 むらかみだい 村上大 たい 2 日本のバスケットボール選手。 むらかみてい 村上邸 てい 2 鎌倉市にある和風木造住宅。 むらかみひら 村上平 ひ 1 袴地の一種。新潟県村上市で織られる。 むらかみまき 村上真紀 まき 2 日本の漫画家。 むらかみまち 村上町 まち 2 新潟県岩船郡に存在した町。現在は村上市に合併。 むらかみみな 村上三奈 な 1 日本のタレント。→むらかみみなみ むらかみりこ 村上理子 りこ 2 日本の女優。 むらかみれい 村上令 れい 2 日本のラグビー選手。 7 むらかみあやか 村上文香 あや 2 日本の元アイドル。NMB48に所属していた。 むらかみかがく 村上華岳 く 1 大正-昭和期の日本画家。 むらかみかずし 村上一志 すし 2 日本の俳優。 むらかみかずや 村上和也 すや 2 日本の男性声優。 むらかみかつら 村上かつら つ 1 日本の漫画家。 むらかみかなこ 村上佳菜子 なこ 2 日本のフィギュア選手。 むらかみけんじ 村上賢司 けし 2 日本の映画監督。 むらかみしんご 村上新悟 しこ 2 日本の俳優。 むらかみたかし 村上隆 たし 2 日本の現代美術家。 むらかみそうた 村上想太 そうた 3 日本の俳優。 むらかみちょう 村上町 ちよう 3 全国各地にある地名。 むらかみてつや 村上てつや てつや 3 日本のミュージシャン。 むらかみなつみ 村上夏美 なつ 2 「魔法先生ネギま!」の登場人物。 むらかみはるか 村上遥 はる 2 日本のタレント。 むらかみひさし 村上寿 ひさし 3 日本の俳優。 むらかみひろき 村上大樹 ひろき 3 日本の俳優。 むらかみひろこ 村上浩子 ひろこ 3 日本のバレーボール選手。中村紀洋の妻。 むらかみみなみ 村上南 な 1 千葉県八千代市の地名。 むらかみりゅう 村上龍 りゆう 3 日本の小説家、映画監督。 むらかみるみな 村上瑠美奈 るな 2 日本のモデル、タレント。 むらかみれいこ 村上玲子 れいこ 3 日本の女優。 8 むらかみしょうじ 村上昭二 しよう 3 日本のお笑いタレント、村上ショージの本名。 むらかみしょーじ 村上ショージ しよ 2 日本のお笑いタレント。 むらかみしんいち 村上信一 しいち 3 日本の元プロ野球選手。 むらかみりょうこ 村上涼子 りようこ 4 日本のAV女優。 むーんらいと 全文字数 ひらがな 表記 らいと+必要文字 らいと+必要文字数 意味 6 むーんらいと ムーンライト - 0 JRの夜間快速列車の愛称。 8* むーんらいだーず ムーンライダーズ たす 2 日本のロックバンド。→むーんらいとだんす むーんらいとごう ムーンライト号 こう 2 京都・大阪・神戸・北九州・福岡を結ぶ高速バス。 むーんらいとらぶ ムーンライト・ラブ ふ 1 アニメ「ぱにぽにだっしゅ!」のエンディング。 9* むーんらいてぃんぐ ムーン・ライティング てく 2 三原順の漫画。 むーんらいとえちご ムーンライトえちご えちこ 3 新宿―新潟間を走る夜間快速列車。 むーんらいときっす ムーンライト・キッス きつす 3 河合奈保子の楽曲。 むーんらいとこうち ムーンライト高知 こうち 3 京都―高知間を走っていた臨時快速列車。 むーんらいとたんご ムーンライトタンゴ たこ 2 競走馬。 むーんらいとだんす ムーンライトダンス たす 2 競走馬。 むーんらいとながら ムーンライトながら なか 2 東京―大垣間を走る夜間快速列車。 むーんらいとはにー 月下美人 はに 2 ラッツ スターのシングル。 むーんらいとまいる MOONLIGHT MILE まる 2 太田垣康男の漫画。 むーんらいとれでぃ ムーンライトレディ れて 2 NECホームエレクトロニクスの発売したPCエンジン用ゲーム。 10 むーんらいとくーらー ムーンライト・クーラー く 1 カクテルの一種。 むーんらいとさんよう ムーンライト山陽 さよう 3 京都―下関間を運行していたJR西日本の臨時快速列車。 むーんらいとしゃわー ムーンライトシャワー しやわ 3 NHKラジオ第1放送で不定期放送される音楽番組。 むーんらいとせんだい ムーンライト仙台 せた 2 東京―仙台の間を運行していたJR東日本の臨時快速列車。 むーんらいとでんせつ ムーンライト伝説 てせつ 3 DALIの楽曲。 むーんらいとまつやま ムーンライト松山 まつや 3 京都―松山間を走っていた臨時快速列車。 むーんらいとろまんす ムーンライトロマンス ろます 3 大地真央の楽曲。 むこう 全文字数 ひらがな 表記 こう+必要文字 こう+必要文字数 意味 5 むかえこう 迎え講 かえ 2 浄土信仰における法会の一つ。 むこうがわ 向こう側 かわ 2 物を隔てて反対側。 むこうじま 向島 しま 2 東京都墨田区の地名。 むこうそう 無光層 そ 1 湖沼や海で太陽光の届かない場所。 むこうぶち むこうぶち ふち 2 天獅子悦也の麻雀漫画。 むこうまち 向日町 まち 2 京都府向日市にあるJR西日本・JR貨物東海道本線の駅。 むこのそう 武庫之荘 のそ 2 兵庫県尼崎市の地名。 6 むこうがおか 向ケ丘 かお 2 北海道江別市・奈井江町の地名。 むこうきょく 向日局 きよく 3 向日町郵便局のことか。 7 むこのそうえき 武庫之荘駅 のそえき 4 兵庫県尼崎市にある阪急電鉄神戸本線の駅。 むせんこうほう 無線航法 せほ 2 電波を利用する航法。電波航法。 8 むしゃのこうじけ 武者小路家 しやのけ 4 日本の公家。 むさし 全文字数 ひらがな 表記 さし+必要文字 さし+必要文字数 意味 5 むさしおう 武蔵王 おう 2 「境界線上のホライゾン」の登場人物ヨシナオの役職。 むさしかい 武蔵改 かい 2 艦これに登場する艦娘の一人。武蔵の改造艦。→むさしさかい むさしがわ 武蔵川 かわ 2 日本相撲協会の年寄名跡の一つ。 むさしせき 武蔵関 せき 2 東京都練馬区にある西武鉄道新宿線の駅。 むさしだい 武蔵台 たい 2 埼玉県日高市、東京都府中市の地名。 むさしのし 武蔵野市 の 1 東京都多摩地域東部の市。 むさしまち 武蔵町 まち 2 大分県に存在した町。現在は国東市に編入。 むさしやま 武蔵山 やま 2 日本の力士。武蔵山武。 6 むさしがおか 武蔵ケ丘 かお 2 熊本県熊本市・菊陽町の地名。 むさしのくに 武蔵国 のくに 3 令制国の一つ。東山道、のちに東海道に属する。 むさしのしょ 武蔵野署 のよ 2 武蔵野警察署の略称。 むさしますこ 武蔵増戸 ますこ 3 東京都あきる野市にあるJR東日本五日市線の駅。 7 むさしこうこう 武蔵高校 こう 2 東京都練馬区にある私立高校。完全中高一貫。 むさししらいし 武蔵白石 らい 2 神奈川県川崎市川崎区にあるJR東日本鶴見線の駅。 むさしせきえき 武蔵関駅 せきえ 3 東京都練馬区にある西武鉄道新宿線の駅。 むさしだいがく 武蔵大学 たいかく 4 東京都練馬区にある私立大学。 むさしのしない 武蔵野市内 のない 3 武蔵野市のなか。 むさしのしりつ 武蔵野市立 のりつ 3 武蔵野市が設立運営する。 むさしふじさわ 武蔵藤沢 ふわ 2 埼玉県入間市にある西武鉄道池袋線の駅。 8 むさしこすぎえき 武蔵小杉駅 こすきえ 4 神奈川県川崎市中原区にあるJR東日本・東急の駅。 むさししんじょう 武蔵新城 よう 2 神奈川県川崎市中原区にあるJR東日本南武線の駅。 9 むさしえーびーしー ムサシ・エービーシー えひ 2 東京都中央区にあるデータ入力代行企業。 むさししらいしえき 武蔵白石駅 らいえき 4 神奈川県川崎市川崎区にあるJR東日本鶴見線の駅。 むさしのしけいさつ 武蔵野市警察 のけいつ 4 かつて存在した東京都武蔵野市の自治体警察。 むさしふじさわえき 武蔵藤沢駅 ふわえき 4 埼玉県入間市にある西武鉄道池袋線の駅。 むさしらんざんえき 武蔵嵐山駅 らえき 3 埼玉県嵐山町にある東武鉄道東上本線の駅。 10 むさししんじょうえき 武蔵新城駅 ようえき 4 神奈川県川崎市中原区にあるJR東日本南武線の駅。 むさしのせんのしまい 武蔵野線の姉妹 のせまい 4 ユキヲの漫画。 むそう~ 全文字数 ひらがな 表記 そう+必要文字 そう+必要文字数 意味 5 むこうそう 無光層 こ 1 湖沼や海で太陽光の届かない場所。 むこのそう 武庫之荘 この 2 兵庫県尼崎市の地名。 むばんそう 無伴奏 は 1 伴奏がないこと。 6 むそうそせき 夢窓疎石 せき 2 鎌倉末・室町初期の臨済宗の僧。 むとうはそう 無党派層 とは 2 特定の政党を支持しない有権者のこと。 むらさきそう 紫草 らさき 3 ムラサキ科の多年草ムラサキの異名。 7 むこのそうえき 武庫之荘駅 このえき 4 兵庫県尼崎市にある阪急電鉄神戸本線の駅。 むそうとうろう 夢想灯籠 とろ 2 2009年に日本一ソフトウェアから発売されたPSP用アドベンチャーゲームソフト。 9 むしんろんろんそう 無神論論争 しろ 2 1779年に起きたドイツの哲学者フィヒテに関する騒動。 むらさき 全文字数 ひらがな 表記 らさき+必要文字 らさき+必要文字数 意味 5 むらさきか ムラサキ科 か 1 双子葉植物の科のひとつ。 むらさきの 紫野 の 1 京都府京都市北区の地名。 6 むらさきえき 紫駅 え 1 福岡県筑紫野市にある西鉄天神大牟田線の駅。 むらさきがい ムラサキガイ かい 2 二枚貝の一種。 むらさきそう 紫草 そう 2 ムラサキ科の多年草ムラサキの異名。 むらさきゆう 村崎友 ゆう 2 日本の小説家。 7 むらさきがおか 紫ケ丘 かお 2 茨城県土浦市の地名。 むらさきしきぶ 紫式部 しふ 2 平安時代の女性作家、歌人。 むらさきしめじ ムラサキシメジ しめ 2 キノコの一種。 むらさきにっき むらさき日記 につ 2 ジャッキー吉川とブルー・コメッツの楽曲。 10 むらさきしきぶにっき 紫式部日記 しふにつ 4 紫式部による日記。源氏物語の作者を紫式部とする通説の根拠の一つ。 むらた~ 全文字数 ひらがな 表記 らた+必要文字 らた+必要文字数 意味 5 むらたえき 村田駅 えき 2 千葉貨物駅の旧称。 むらたまち 村田町 まち 2 宮城県柴田郡にある町。 むらたまゆ 村田真優 まゆ 2 日本の漫画家。 6 むらたあきこ 村田彰子 あきこ 3 アメリカの歌手。 むらたあやこ 村田綾子 あやこ 3 日本の女優、村田綾の旧芸名。 むらたけんじ 村田健司 けし 2 日本の歌手、翻訳家。 むらたしょう 村田翔 しよう 3 日本のサッカー選手。 むらたたつや 村田達哉 つや 2 日本の元プロサッカー選手。 むらたちょう 村田町 ちよう 3 千葉県千葉市中央区の地名。 むらたななこ 村田奈々子 なこ 2 日本の西洋史学者。 むらたひでお 村田英雄 ひてお 3 日本の演歌歌手、俳優。 むらたみのる 村田実 みのる 3 大正・昭和期の映画監督。 むらたたけひろ 村田雄浩 けひろ 3 日本の俳優。 む~えき 全文字数 ひらがな 表記 えき+必要文字 えき+必要文字数 意味 5 むらいえき 村井駅 らい 2 長野県松本市にあるJR東日本・JR貨物篠ノ井線の駅。 むらたえき 村田駅 らた 2 千葉貨物駅の旧称。 むらのえき 村野駅 らの 2 大阪府枚方市にある京阪電気鉄道交野線の駅。 むろとえき 室戸駅 ろと 2 阿佐線に設置予定であった駅。 6 むらかみえき 村上駅 らかみ 3 新潟県村上市にあるJR東日本羽越本線の駅。 むらさきえき 紫駅 らさ 2 福岡県筑紫野市にある西鉄天神大牟田線の駅。 むろやまえき 室山駅 ろやま 3 三重県四日市市にあった近鉄八王子線の駅。 むろらんえき 室蘭駅 ろら 2 北海道室蘭市にあるJR北海道室蘭本線の駅。 7 むこのそうえき 武庫之荘駅 このそう 4 兵庫県尼崎市にある阪急電鉄神戸本線の駅。 むさしせきえき 武蔵関駅 さしせ 3 東京都練馬区にある西武鉄道新宿線の駅。 8 むさしこすぎえき 武蔵小杉駅 さしこす 4 神奈川県川崎市中原区にあるJR東日本・東急の駅。 9 むさししらいしえき 武蔵白石駅 さしらい 4 神奈川県川崎市川崎区にあるJR東日本鶴見線の駅。 むさしふじさわえき 武蔵藤沢駅 さしふわ 4 埼玉県入間市にある西武鉄道池袋線の駅。 むさしらんざんえき 武蔵嵐山駅 さしら 3 埼玉県嵐山町にある東武鉄道東上本線の駅。 10 むさししんじょうえき 武蔵新城駅 さしよう 4 神奈川県川崎市中原区にあるJR東日本南武線の駅。 む~やま(むらやま) 全文字数 ひらがな 表記 やま+必要文字 やま+必要文字数 意味 5 むかわやま 六川山 かわ 2 高知県四万十町にある山。 むさしやま 武蔵山 さし 2 日本の力士。武蔵山武。 むらやまし 村山市 らし 2 山形県の市。→むらやましんや むらやまだ 村山田 らた 2 福岡県宗像市の地名。 6 むらやまがわ 村山川 らかわ 3 三重県伊勢町・鹿児島県曽於市を流れる川の名前。 むらやまちよ 村山千代 らちよ 3 日本のアナウンサー。 むらやまめい 村山めい らめい 3 日本のモデル。 むろやまえき 室山駅 ろえき 3 三重県四日市市にあった近鉄八王子線の廃駅。 7 むらやまあさみ 村山亜沙美 らあさみ 4 日本のタレント。 むらやまがすり 村山絣 らかすり 4 東京都武蔵村山市付近で産出した木綿絣。 むらやまけんた 村山謙太 らけた 3 日本の陸上競技選手。 むらやましんや 村山真哉 らし 2 日本のパントマイム師。 むらやまたつや 村山達哉 らたつ 3 日本の作曲家。 むらやまはるな 村山春菜 らはるな 4 日本の芸術家。 むらやままゆみ 村山真弓 らゆみ 3 日本の研究者。 む~まち 全文字数 ひらがな 表記 まち+必要文字 まち+必要文字数 意味 5 むこうまち 向日町 こう 2 京都府向日市にあるJR西日本・JR貨物東海道本線の駅。 むつみまち 睦町 つみ 2 山形県鶴岡市の地名。 むらいまち 村井町 らい 2 栃木県鹿沼市・石川県白山市の地名。 むらたまち 村田町 らた 2 宮城県柴田郡にある町。 むろたまち 室田町 ろた 2 室田町(むろだまち)の誤読。 むろまちき 室町期 ろき 2 室町時代。 1字で通るもの 全文字数 ひらがな 表記 必要文字 意味 3 むーく ムーク く 大規模オンライン公開講座。Massive Open Online Course。 むーさ ムーサ さ ギリシャ神話で文芸を司る女神たち。ミューズ。 むーす ムース す 生クリームを泡立てて作るデザート。 むーず ムーズ す フランス、ロレーヌ地域圏の県。 むーと ムート と エジプト神話の女神。ラーの妻。 むーど ムード と 雰囲気。 むーば ムーバ は NTTドコモの2Gサービスの名称。 むーら ムーラ ら スウェーデン中部の都市。 むーる ムール る 洋菓子や西洋料理に使う型の総称。 むしし 蟲師 し 漆原友紀の漫画。 むっつ 六つ つ 数の名。五つの後、七つの前。 むんこ むんこ こ 日本の女性漫画家。 4 むーばー ムーバー は ファイナルファンタジーシリーズに登場するモンスター。 むーびー ムービー ひ 映像。映画。 5 むーんりー ムーン・リー り 香港出身の女優。 派生 元単語 発展語 むけい (+1)むかんけい,むけいざい,(+2)むけいぶんか,(+3)むなかたけい,むけいのわいろ むかく (+1)むきかがく むしゃ,む~じんじゃ (+1)むしゃくしんく,むしんろんしゃ,(2)むしゃぞうし,(+3)むなかたじんじゃ,(+4)むしゃのこうじけ むほう (+2)むほうまつ むまい (+1)むせんまい むきょう (+1)むきょうそう むしゅう (+0)むしんしゅう むしょう (+0)むしょうしょ,むじょうしょ,(+2)むらたしょう むちょう (+1)むこちょう,むろちょう,(+2)むらたちょう,(+3)むらおかちょう むりょう (+1)むりょうじ,むりょうこう む~がわ (+1)むかいがわ,(+2)むかわやま,(+3)むらやまがわ,(+4)むらかわあつこ む~えき (+0)むきえんき,(+1)むかええき その他 全文字数 ひらがな 表記 必要文字 必要文字数 意味 5 むーにんぐ ムーニング にく 2 公衆の場でズボンを下し尻を出すこと。 むーびんぐ ムービング ひく 2 埼玉県戸田市の運送会社。丸井グループ傘下。 むーらんど ムーランド らと 2 ポケモンの一種。ハーデリアの進化形。かんだいポケモン。 むくほーく ムクホーク くほ 2 ポケモンの一種。もうきんポケモン。ムクバードの進化形。 むろちょう 牟婁町 ろちよう 4 和歌山県西牟婁郡にあった町。現在は田辺市に編入。 6 むーでぃーず ムーディーズ ていす 3 アメリカの格付会社。 むーぶめんと ムーブメント ふめと 3 社会運動。 むーんすたー ムーンスター すた 2 福岡県久留米市にある靴メーカー。 むーんりばー ムーン・リバー りは 2 「ティファニーで朝食を」の主題歌。 むーんびーち ムーンビーチ ひち 2 沖縄県恩名村にある海水浴場。 むせいせだい 無性世代 せいた 3 世代交代を行う生物で、無性生殖を行う世代。 むちゃくちゃ 無茶苦茶 ちやく 3 道理に合わないこと。無茶。 むろいしんじ 室井慎次 ろいし 3 ドラマ「踊る大捜査線」の登場人物。 7 むーどめーかー ムードメーカー とめか 3 場の雰囲気を盛り上げる人。 むーびーすたー ムービースター ひすた 3 映画俳優。 むーんうぉーく ムーンウォーク うおく 3 前に進んでいるようで後ろに滑るストリートダンスの技法。 むーんびーなす 月光淑女! ひなす 3 シブがき隊のシングル。 むーんれいかー ムーンレイカー れいか 3 大型帆船で最も高い位置に取り付けられた帆。 むすめーかー むすめーかー すめか 3 2008年にDigital Cuteから発売されたアダルトゲーム。 8 むけいぶんかざい 無形文化財 けいふかさ 5 人類の活動によって生み出された無形の文化的所産。 むーびーめーかー ムービーメーカー ひめか 3 マイクロソフトのビデオ編集用ソフト。 むーびんぐらばー ムービングラバー ひくらは 4 GATSBYのワックス。 むーらんるーじゅ ムーラン・ルージュ らるしゆ 4 フランス、パリにあるキャバレー。
https://w.atwiki.jp/heisei-rider/pages/327.html
time――liner ◆.ji0E9MT9g ◆ 「ぐぁッ!」 薔薇の大群による少しばかりの移動を終えて久しぶりに地面と対面したグレイブは、思わず呻き声を上げた。 オーガという鎧がありながら何故最初からオルフェノクとしての能力を用いるのか疑問に思ったが、何てことはない、能力を利用して自分とフィリップたちを分断しようと言うことか。 しかし移動させることに重きを置いたためか今の薔薇によるダメージはない、故に存分に戦うことが出来ると言うことだ。 「お久しぶりですね、志村純一」 「村上……!お前は今ここで俺が――」 「そんな見え透いた芝居はやめたらどうです?どうせここには貴方の“仲間”もいない」 仲間という言葉を強調しつつも、その丁寧な口調と裏腹に怒りを隠そうともせず、ローズは告げる。 それを受け、志村もまたこの愚か者に自分の愚かしさをわからせてやるのも悪くはないか、と意地悪く笑った。 「それもそうだな。……今を逃すと何時言えるかわからないから、最初に礼を言っておいてやるよ村上。お前が元の世界で人類と敵対していたおかげで、俺はすんなり仮面ライダー共に受け入れられたんだからな」 「何を勘違いしているかわかりませんが、この状況で貴方に勝ち目はない。そして私にここで貴方を逃がす選択肢も、ありません」 告げるローズに対し、グレイブはクツクツと笑う。 それに対し怒りより先に苛立ちと不愉快さが浮かんで、ローズの影に現れた村上は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。 「それはこっちの台詞だ、村上。お人好しの野上は無関係の奴らに手加減するだろうが、姉と仲間の知り合いを殺されたと思っているあの二人にそれはない。今にでも奴を殺してここに駆けつけてくるだろうよ」 「思っている、ということはやはり、二人を殺したのは貴方だったのですね」 「ふん、思っていたより察しの悪い奴だ。決まっているだろう、俺が殺したよ、二人ともな」 「下の下ですね……!」 珍しく人の死に憤りを見せるローズは、そのままグレイブに向かって薔薇の花弁を飛ばす。 そこに込められた殺意からそれを無防備に食らうのはまずいと判断したグレイブが横に転がって避けると、先ほどまで後方に立っていたはずの木が消え失せていた。 一体どれだけの威力が、と戦慄しかけるが、しかしライジングアルティメットの脅威を見た後であれば可愛らしいものだ、とグレイブは仕切り直す。 その手に馴染んだグレイブラウザーを構え直すと、そのままローズに斬りかかった。 避けるまでもないとばかりにそれを白羽取りの要領で受け止められるが、構わずローキックを見舞う。 しかしそれすら予想通りと言わんばかりにローズが足を上げたために、結局待ち受けるのはその強固な膝によるカウンター。 それに対し小さく嗚咽が漏れるが、その程度だ。 無理矢理にラウザーを引きはがし、今度は至近距離から切り上げる。 流石にこれは受け止めきれないと判断したか大きく上体を反らしたが、しかし予想通り。 返す刀で突きを放てば、剣先はローズの右手に掠った。 本来ならもっと深々と突き刺さるはずだったが、どうやらそれを見越して後ろに飛び退いたようだ。 しかしオーガが非常に優れたライダーギアだっただけで、全力の自分が纏うグレイブで今のこいつの相手は十分か、と志村は仮面の下でまた笑う。 それを仮面越しに読み取ったかローズは不快そうな声を上げて、その掌に青いエネルギー弾を生じさせた。 二撃、三撃、続く青の衝撃をやり過ごしつつグレイブはその手に自身の持つ切り札を握る。 怒り故か、随分と読みやすい軌道で放たれるエネルギー弾を躱し、時にはラウザーでかき消しつつ、彼は切り札をラウズする。 ――MIGHTY 瞬間目前に生じた金色の壁をラウザーで突き破れば、彼の剣に宿るは最強のアンデッド、ケルベロスの力の一片。 カード一枚のみのラウズながら3800AP、つまり旧式のライダーにおけるコンボ相当の威力を持った剣を、逆手に構えて。 明らかな必殺の一撃を避けようとローズは光弾を乱射するが、しかしそれさえも切り裂いて彼はローズに肉薄する。 「くッ!」 ローズは短い嗚咽と共に後ろに飛び退くが、それすらも読んでいたとグレイブはその距離分をきっちり詰めるように跳んだ。 「――甘いぞ、村上」 「なッ――!」 嘲るような笑いを浮かべるグレイブに対し、最早ローズは碌な回避手段も取れず……。 そして最高の間合いでその黄金の剣を横凪に振るったのだった。 「ぐぁぁ……!」 マイティ・グラビティの衝撃でその身を木に打ち付けながら、ローズは呻く。 その身を必殺の剣で切り裂かれながら彼はなおも存命であった。 どうやら直撃の寸前で彼が薔薇を生じさせたことで少々狙いがずれたようだが、しかし問題ない。 オーガを装着する隙も与える気など全くないし、今の彼なら容易く殺すことが出来るだろう。 一方で死神による刑の執行を待つのみとなったローズは、寄りかかる木の影に生身の村上を映した。 「志村純一、あなたは、この場で一体どれだけの参加者を殺したというのですか」 下らないことを聞く奴だ、とグレイブは思う。 オーガギアを装着する為に自分の注意をそらす時間稼ぎか、或いは純粋にプライドの高さ故に生じる死への拘りか。 そのどちらであってもこいつの話に付き合う理由もないが、しかし自分をいたぶってくれたこの男の死に際を惨めなものに出来るなら、それは面白いかもしれない。 「正直、数えてないな。ただまぁ天美あきらの仲間のヒビキも殺した。2人も俺が殺したんだ、あの世界の滅亡は俺の手柄みたいなもんさ。――あぁ、それから言ってて思い出したがな、お前の世界もこれで二人目だ。園田真理、あのお人好し女にお前の情報を聞いていたおかげで対処が楽になったよ。あっちで礼でも言ってやってくれ」 告げつつ、グレイブは自分の声音が弾んでいるのを自覚する。 その世界の参加者の内半数を殺し一つの世界を滅ぼした後に、またこうして一つの世界が滅亡に向かう。 残る乾巧と三原とかいう男はいつでも殺せるだろうし、既に555の世界も滅亡と同義だ。 世界毎に首輪が別れているなら自分の首輪解除には何ら躊躇はされないだろうし、最早この殺し合いに自分は勝利したも同然だった。 「……っと、いけない、いけない。お前を殺し損ねるわけにはいかないからな」 一瞬意図して作った隙を逃がさず利用するだろうローズを見越して、意地悪く笑う。 しかし自分の意図に反して木に凭れたままのローズを見て、諦めたか、とグレイブは嘲笑した。 まぁ、それならそれでこの男のプライドも砕けたはずだし、“仲間”が来る前にさっさと終わらせるか、とラウザーを構え。 「――あなたへの評価を改めましょう、志村純一」 突然のローズの言葉に耳を傾けることもなくそれを振り下ろした。 「やはりあなたは、下の下……以下ですね」 しかし瞬間、その言葉と共にローズがかき消える。 残されたのは、大量の薔薇のみ、一体奴はどこへ……? 「――こちらですよ」 背面から聞こえた言葉に思わず振り返れば、それを迎えくるのは狙い澄ました裏拳。 堪らず後ずさったグレイブに、ローズはその手を翳して。 (ふん、どうせ光弾か薔薇かの単調な攻撃。どちらにせよ回避は容易い) そう考え、笑みすら浮かべて彼の攻撃を軽く回避――出来ない。 「なッ、何ィィィ!!」 先ほどまでの攻撃とはまるで練度の違うそれに、最早視界すら封じられながら、彼は薔薇の中、火花を散らしながら舞う。 やっとのことで視界が晴れた、と思えば、それはどうやらグレイブの鎧がダメージにより解除されただけのようであった。 呻き声と共に地に伏せながら、彼は思う。 一体、ローズのどこにこれほどの力が。 その答えを掴めぬまま、彼は悠然と自身のデイパックより黒い携帯電話型ツールを取り出す。 ローズの変身も解けていないというのにオーガに変身するというのか。 制限を知らないというなら、それも好都合か、とまた笑みを浮かべて。 そうして、ローズはオーガフォンの名を持つそれを開き、そのまま――自分の耳に持って行った。 「――事情は彼が今、全て述べた通りですよ。ご理解いただけましたか?乾さん」 その言葉に、志村純一は初めて血の気が引くという言葉を、身を以て理解した。 ◆ 時間は、数十分前に遡る。 放送で亜樹子の名前が告げられた時、良太郎の身体は自然と膝を折った。 その時の身体の主導権は前述したようにウラタロスのものだったが、恐らく誰が主導権を握っていてもそうなっただろう。 自分がこの場で初めて会った参加者、鳴海亜樹子。 自身の憑依体質を芸として紹介したことで、大阪人の彼女はこんな状況ながら気丈に振る舞いスリッパを用いてその“ボケ”にツッコんでくれた。 その時欲を言えば彼女の笑顔を見られればもっとよかったのだが、こんな惨状ではそれも無理な話かとそう自分を納得させたのだ。 今思えば、あのファーストコンタクトから。 自分は、この場で信じるべき人を信じられていなかったのではないか、とウラタロスは思う。 IFの話に意味はないが、もし彼女を嘘でごまかさず特異点の話から憑依するイマジンのものまで正直に語っていたなら。 或いは「私聞いてない」と連呼しながらも、最後には飲み込み、彼女が自分の“芸”に怒りチームを離脱するなどという結果を、避けられたのではないか。 彼女を探しに行った葦原を責めることなど出来はしない。 元々彼が彼女を探しに行かなければいけない理由を作ったのも、全て自分たちが、いや、自分が悪いのだから。 (ウラタロス、そんな風に抱え込んじゃ駄目だよ) (せやで亀の字、お前が悔やんだところで、何にもならんやろ) 消えない後悔を悔やみ続ける自分に声をかけるのは、宿主である野上良太郎と、仲間のキンタロス。 彼らだって辛いはずなのに、必死に戦おうとしている。 それをいつもは心強いとしか思わないはずなのに、何故だか今は少し鬱陶しかった。 そもそも彼らがいなければ。 自分がモモタロスやリュウタロスの代わりに実体化して参加していたなら、自分だって芸などという苦しい言い訳を使わずに済んだはずだ。 (おい、亀の字、何か物騒なこと考えてへんやろな。お前が黙ってるときは碌な事がない) (……やだなぁ、人聞きの悪いこと言わないでよキンちゃん。僕はいつも通りの僕、嘘好きで磯の香りが女性を魅了する、そんないつものウラタロス――) (無理しないでよ、ウラタロス) キンタロスの追求にお得意の嘘で乗り切ろうかと思ったが、あの良太郎にさえ見破られてしまう。 良太郎が嘘の見分けがつくようになったのか、自分の嘘が衰えたか。 そのどちらでもないことは、ウラタロスにだってすぐにわかっていた。 「――ウラタロスさん、急いでください。このまま病院で奴を倒さなくては、或いはますます犠牲者が増えることにもなる」 思考に落ちるウラタロスを現実に引き戻したのは、同行者である村上の声だった。 望みの綱である殺害数ランキングさえあの男の味方をした以上、もうこの場で士たちを説得するのは不可能だと判断したのだろう。 そしてそれは、さほど見当違いでもないだろうとウラタロスは思う。 自分にとって読み切れない要素である村上と巧の確執を、身を以て知っているだろう村上が“相容れない”と判断したなら、それに逆らってまでここに残っても彼を一人で行かせるだけ。 ならば、あちらの二人が自分たちに襲いかからない今のうちに、自分も離脱するのが正解ではないか。 そうした思考を終えて、彼は立ち上がる。 ふらふらと、まるで芯のない足取りながら、ゆっくりと志村への怒りのみをその胸に抱いて。 (何考えとるんや亀の字!お前かて士と巧っちゅー二人を置いて志村を倒しに行ったらあいつの思い通りやってわかってるやろ!) (当然でしょ、キンちゃん。それでも今ここで僕らにやれることはもうない。それなら、あきらちゃんと冴子さんを殺した志村だけでも僕が――) (……駄目だよ、それじゃ) 半ばやけになった思考でキンタロスと口論を繰り広げるウラタロスの耳に入ってきたのは、自分の宿主である野上良太郎の声。 それは、何度か自分も聞いた、弱々しいながらも、彼が絶対に自分を曲げない時の声。 第一回放送の時も聞きながら、しかしあの時より強い気さえするそれに思わず身構えながら、ウラタロスはあえていつもの調子で軽く返した。 (駄目って、何が駄目なのさ?志村は人殺しで、僕たちを騙したんだよ、それを倒すのが駄目なわけ?) (違うよ、そうじゃなくて……、でも、駄目なんだ) (だから何がさ?良太郎の身体を粗末に扱おうとしてるように聞こえたなら謝るけど――) (それも違うよ、でも駄目なんだ、僕が言いたいのは――) 「このままで終わるのは、駄目えぇぇぇぇ!!!」 瞬間、良太郎の身体から青いオーラのようなものが弾き飛ばされる。 思わぬ大声に村上も巧も士も、その場にいる全員が振り返った。 しかし、その姿に対し既に事情を知っている村上は苦々しい表情を浮かべ。 「野上さん……ですか。早くウラタロスさんを出してください。貴方ではまた志村のような男に足下を掬われるだけだ」 「嫌……です」 「ほう、何故ですか」 「僕は、決めたんです。自分に出来ることは、できる限り自分でやるって……!」 そう言って拳を握りしめる良太郎は、しかし頼りない印象を受けた。 所在なさげに身体は震えているし、その声も震えている。 だが、その瞳だけは唯一、村上を見つめて離さない。 そんな存在に会うことが珍しいのか、村上もまた良太郎から目を反らすことはしなかった。 「貴方の思いは理解しました。しかしそもそも何が気に入らなくて貴方は今出てきたのですか?まさか志村純一を殺すことを今更反対することもないでしょう」 「それは……確かに、志村さんは倒さなきゃいけないと思います」 「なるほど、では何がご不満なのですか?」 「このまま、志村さんの嘘が、皆に信じられ続けることと、それで僕たちがあの人に負けることです」 真っ直ぐに村上を見据えて良太郎が、今度は声を震わせずにそう言い切った。 それにさしもの村上も不機嫌そうな表情を浮かべて、鼻で一つ笑う。 「何を言い出すかと思えば、私が志村純一に敗北するとでも?……東京タワーでは確かに逃しましたが、私の実力を以てすればあの程度の男に二度目の敗北はない」 「そういうことじゃないんです。僕が言いたいのは、今志村さんの嘘を信じている人たちの誤解を解かないままであの人を倒しちゃったら、きっと志村さんは志村さんを信じた人たちの中で、正義の仮面ライダーとして“記憶”されたままになる。それは多分、間違ってます。……本当に皆のために戦った人たちと志村さんが同じように扱われるなんて、僕には耐えられない」 そう言って、彼は拳を握りしめる。 彼の脳内によぎるは、自分の親友であった赤いイマジンのこと。 あのぶっきらぼうであったが心優しい彼のような存在と、志村のような嘘つきがどちらも善良な存在であったと記憶する人は、出来ればいてほしくなかった。 良太郎なりに必死に述べた言葉を聞いて、村上は失笑する。 全く以て、彼の言う言葉に何の意味も見いだせないとでも言いたげに、彼はわざとらしく目線を彼方へと走らせた。 「あなたのご意見はわかりました。しかし、私には彼の他者からの評価など正直、全く以てどうでもいい。企業を背負うならともかく、この場で私にとって最も重要なのは私の判断だ。そして私を利用するという愚を犯した彼には、私自らが死をもたらす……、それで何も問題ないのではありませんか?」 「駄目です。それじゃ結局、志村さんの嘘の通り、僕たちは人殺しになっちゃう。志村さんを倒すなら、まずあの人の嘘を暴かなくちゃ、僕たちはあの人に負けたってことになる」 会話を続ける内徐々に膨れつつある村上の殺気に、外野として見ているだけであった士と巧すら警戒を強いられる中、良太郎はイマジンの力も借りず、その圧に一人堂々と立ち向かっていた。 しかしそんな彼を前にこのやりとりに疲労しか感じないと言いたげに目元を抑えた村上は、その瞳を仲間に向けるものから邪魔な弱者に向けるそれへと、静かに変貌させる。 「――もう結構です。あなたとの会話に恐らく両者が求める終着点は存在しない。早くウラタロスさんを出してください」 (そうだよ良太郎、村上を相手に意地を張っても意味ないって!今は僕に任せて!) 「嫌です。あなたが志村さんの嘘を暴くのに協力するって言うまで、僕はウラタロスには変わらない」 村上と、脳内のウラタロス。 両者に向け明確に否定を宣言した良太郎の目は、しかし未だ真っ直ぐに村上を貫く。 それを聞いて村上は数瞬考えるように顔を伏せたものの、しかしすぐにその顔を上げた。 ――その瞳を、興味を一切失った対象に向ける、冷酷な目へと変えて。 「残念ですよ、ウラタロスさんとは良い関係が築けると思ったのですが。……あなたがそうまで言うのなら、私の貴重な時間を奪った罰として、ここで死んでいただきます」 そう言って、村上はその掌に青い光弾を発生させる。 制限により生身の状態では幾分かその威力は抑えられているようだが、しかしそれでも生身の良太郎を殺すのには十二分。 「ではさよならです。野上さん」 放たれた光弾を前に、しかし良太郎はその場から大きく動くことはしない。 脳内でイマジンたちが叫ぶのが聞こえるが、彼らが身体に入ることすら拒否して、彼はその場に堂々と立ち尽くしていた。 そして、その身に光弾は一瞬にして到達――しない。 「――そこまでだ、村上」 言いながらその手に持つシアンの銃で光弾を打ち消しながら良太郎の前に悠然と現れたのは、士であった。 敵であるはずかもしれない良太郎を庇うような行為に、思わずその場の全員が目を見開く。 「……一体、何のつもりです。あなたは先ほど彼を信用していないと言い切ったはず」 「俺が信用してないって言ったのはこいつにじゃない、こいつの中のウラタロスにだ」 悠然と村上に告げる士に対し、しかし村上は呆れたようにため息をつく。 「それは結構。しかし、先ほどの彼の弱々しい、理論の欠片もないような言葉のどこに、貴方が心動かされたのか、是非ともお教え願いたいものですね」 「俺が信じたのはこいつの言葉じゃない。こいつの……目だ」 皮肉を述べる村上に何てことのないように返しながら、士は振り返り良太郎の目を見つめた。 困惑の色を隠しきれない良太郎の、しかしその奥に何かを見たかのようで、彼は満足げな表情を浮かべ、続ける。 「俺には正直、ウラタロスとお前、それから志村の誰の言葉のどれが正しいのかわからない。だが、こいつの目は、お前らの語った全ての言葉を大きく上回るほどに俺に訴えかけてきた。それは、こいつが元々持っているものだ。……確かに、こいつはお前たちより口は巧くないかもしれない。それでも、こいつのことを俺は信じる」 それを聞いて、村上はこの場に来て初めて驚愕と興味の入り交じったような、複雑な表情を浮かべた。 「それだけで、貴方が助けなければ死んでいたような愚かな彼を信じると?全く以て理論が破綻しているとしか言い様がない」 「――何か勘違いしてるみたいだな、お前」 すっ、と指を地面と平行に持ち上げて、士は村上を指さす。 村上はそれに特別動揺もしなかったが、しかしその表情にはより強い困惑が浮かんでいた。 「確かにこいつは、俺が助けなければ死んでいたかもしれない。だが、助けを求めればすぐに助けてくれる、そんな仲間が身体の中にいるのに、それをせずお前に立ち向かったのは、こいつの弱さじゃない。こいつの……“強さ”だ」 士の告げる言葉に、村上は何も言わない。 呆れ果てているのか聞き入っているのか、そのどちらなのかは見当もつかないが、しかし何も言わない。 そんな村上を尻目に、士は言葉を紡ぎ続ける。 「こいつが仲間を頼らなかったのは、頼りっきりなままじゃなく、自分の力で出来ることを成し遂げたいとそう考えたからだ。自分より強い奴を前にしてそれが出来るこいつは、強い。……少なくとも、自分の邪魔者は全部消してしまえばいい、なんて考えるお前なんかより、ずっとな」 士の途切れぬ言葉を受けて、村上はその顔を真っ直ぐに向ける。 それは先ほどまで良太郎に向けていた、侮るようなそれを撤回するような真剣な眼差しだった。 「そして俺は、そんなこいつの瞳を信じる。少なくとも、こいつの言う志村の嘘とやらの真偽を確かめてやってもいい、そう考えてる」 そこまで良太郎を振り返りつつ言い切って、今度は村上をしっかりと見据え。 「――お前はどうだ、村上。ここまでこけにされた礼に、俺らと戦うか、それとも、志村の嘘を暴いて、お前の身の潔白を示すか、どちらを選ぶ」 明らかな挑発を、言い放った。 先ほどまでなら戦わなくて済んだ相手とわざわざ戦闘を望むようにも聞こえるそれに後方に控える巧が僅かに抗議の声を上げるが……。 しかしそれを遮って、村上はゆっくりとその顔を持ち上げた。 「――私を相手にここまで言い切るとは。貴方は一体、何者なんですか?」 そうして口から出た疑問は、純粋なものだ。 オルフェノクの総統としての一面も持つ自分を相手にここまで言い切るこの男は、果たしてただ者ではないだろう。 しかし、それを受けて士は幾分覇気なくその手を左右に払って。 「通りすがりの仮面ライダーだ、今は覚えなくて良い」 いつもの決め台詞を言い放った。 しかしそれに対し、村上は噛みしめるようにもう一度小さく復唱して。 「……いえ、通りすがりの仮面ライダー。その名前、覚えておきましょう」 そうして士に一瞥をくれたかと思えば、彼はそのまま彼の後方に待つ良太郎の元へ歩み寄る。 しかし今度は士も止めはしない。 村上の出した結論を、知っているかのように。 「――野上さん」 「はい」 「貴方の言う考えは本来甘く無駄なものだ。しかしこの閉鎖空間を考えれば一理あるかもしれません。……私も、貴方の言う、志村の嘘を白日の下に晒す考えに協力しましょう」 その言葉を聞いて、良太郎は静かに微笑む。 村上が意見を変えたのは士の力もあるとはいえ、自分の意見をウラタロスたちに頼らず貫き通せたのだから。 「……おい、門矢、お前まさか本当に志村を疑ってるんじゃねぇだろうな」 一瞬和やかな空気が流れかけた瞬間、それに静かに割り込んできたのは巧だった。 それを士はしっかりと見据えて、しかし動じはしなかった。 「何も、志村が犯人だって決めつけたわけじゃない。俺はどっちが嘘をついてるのかはっきりさせたいだけだ」 「んなの考えるまでもねぇだろ!こいつはオルフェノクを使って人を襲わせてる企業の社長だったんだぞ、こいつが霧彦の嫁とあきらを殺したに決まってんだろうが」 思わず語調が強くなるのを自覚しながら、巧は吠える。 正義の仮面ライダーであり、あきらと冴子を守るため戦ったという志村と、元の世界から並々ならぬ人間への憎悪を剥き出しにしていた村上。 どちらを信じるべきかなど、巧には論ずるまでもないことだった。 しかしそれに反論を述べようとする士を制したのは社長“だった”という言葉を特に気にすることもなく一歩前に歩み出た村上であった。 「……乾さん、確かに我々には大きな確執があります。しかし、この際それは一旦水に流しませんか。この場に巣くう卑怯者を炙り出すまでの間だけ、あなたの力をお借りしたい」 「答えなんざ聞かなくてもわかってんだろ、俺はアンタとは絶対に組まねぇ」 そうして取り付く島もなくそっぽを向いた巧に、村上は数瞬考えるように視線を走らせて、それから息を大きく吸い込んだ。 「それならそれで結構ですが……、あなたは、私に一つ返していない借りがあるはずだ」 「借り……だと?」 その言葉に心底予想外という風に表情を強ばらせた巧に対し、村上は続ける。 「――園田真理さん。彼女は以前ここに連れてこられるより早くに一度死亡し、そして私どもスマートブレインの技術でそれを蘇らせてさしあげた。それを、忘れたとは言わせませんよ」 「……俺も言ったはずだぜ、お前らを騙したところで全く心が痛まねぇってな」 巧はなおもつっけんどんに返すが、しかしそれを横で聞いている士は何かを疑問に思うように顔を歪めた。 それを横目で見やりつつも村上は続ける。 「ええ、確かにそう仰ったのも覚えています。しかしこう考えたことはありませんか?あなたがスマートブレイン、いえ上の上たるオルフェノクの集まりであるラッキークローバーの一員になりながら、我々の敵で居続けられたのは私のおかげでもある、と」 「はぁ?どういう意味だ」 それを聞いて、村上は余裕を滲ませながら一度唾を飲み込み口調を整える。 「あなたがラッキークローバーに入った時点で、私は人間や、木場勇治の殺害を依頼して園田さんの蘇生を先延ばしにしてもよかったのに、それをしなかった。そう言った行為をした後であったなら、あなたはどう足掻いても人間には受け入れられなかったはずだ」 その言葉に幾分かの後悔を含ませつつ、村上は言う。 それを受けて巧はしかしこの会話が始まってから始めての動揺を見せた。 「……もちろん、それはあなたを信用しすぎた私の瑕疵だ。本来敵同士だと認識しているあなたの行動ももっともではありましたが、しかしそれをした時の私には、あなたへの敵意よりも同族としてあなたの苦しみを早く和らげて差し上げたいという気持ちしか存在していなかった。そうでなければ実利主義の私がそのような行動を取るはずがない」 「……結局、何が言いてぇんだよ」 「――私には私なりの、果たさなくてはならない義務と正義がある、ということですよ。それがあなたたち仮面ライダーと決して交わらないとしても、ね」 「こうして巧を説得するのも、その正義のため、ってことか」 村上の長々とした宣言に横から入ったのは、士だった。 彼の言葉からは、確かに村上を敵の一人としてだけではない存在として認めているのが見て取れる。 それに対し裏切られたと感じたか巧は一層声を荒げて。 「門矢、お前本当に志村を疑ってこいつらを信じてんのか?……それともそれは、お前が世界の破壊者とかいう奴らしいことと関係あんのかよ」 「……その話は後だ。さっきも言ったが、俺はまだどっちも信頼しきったわけじゃない。けどこいつらの話を端っから否定する理由もないだろ、今はただ確かめるだけだ、真実をな」 仲間と信じた男の行動に納得がいかないと巧は声を荒げ、思わず世界の破壊者という先ほど金居が発したワードを口にする。 それに村上が一気に興味の瞳を向けてきたのを感じて、士はあからさまにため息をついた。 そしてそんな仲間の様子を見て、流石の巧も今この状況で冷静でないのは自分だけであることを察したのか、少し俯いて。 そんな巧を一瞥して、だめ押しとばかりに村上は大きく息を吸い込む。 「園田さんが元の世界で生き返られた時、以前の彼女と何か代わりはありましたか?それこそ王を守るベルトを使用できるようになった、性格が変わったと言った症状は」 「……ねぇよ。前のあいつのまんまだ、何から何までな」 「何度も言うようですが私にあのタイミングで彼女を蘇生させるメリットはなく、そしてもし私が用心深ければあなたが逆らったとき彼女を遠隔操作で殺せるようにでも出来た。それこそ、今の私たちのようにね」 首にずっとその存在を主張してくる冷たい銀の輪を指しながら、彼は言う。 それを聞く巧は、村上の話術に圧倒されたか、それとも話をするだけ無駄だと断じたか何も言わない。 「園田さんの無償、かつ安全な復活。そしてあなたに人や仲間を殺す罪を犯させなかったこと。そのどれかに少しでも恩義を感じるというのなら、少しの間だけ、私のことを信じていただけませんか、乾さん」 そう言い切って差し伸べられた手を、巧は掴まない。 しかし数瞬目を閉じ、葛藤するかのようにその拳を強く握った後、彼は決意を固めたように目を見開いて、一歩足を進めた。 「……先に言っとくが、お前らのじゃない、志村の身の潔白を明白にするためだ」 「結構ですよ。願わくば、もっと早く貴方と手を取り合いたかった」 「勘違いすんな、俺が信じたのはお前じゃない。野上と門矢だ」 そこまで言って、巧はつまらなそうに顔を背けた。 それをしかし満足げに見やりながら手を戻す村上が考えているのは、果たして言葉通り巧を仲間として受け入れられたためか、駒として利用できるためか。 そのどちらか判別はつかないながらも、士は一歩村上に歩み寄る。 「……うまくいったようだが、もちろんお前らの装備は必要最低限まで没収させてもらうぞ。村上、お前のオーガギアもな」 「……仕方ありませんね」 流石に幾らかの躊躇を含ませながら、村上はオーガドライバーとポケットのメモリを投げる。 同様に良太郎もベルトとパス以外の装備を士たちに渡した。 だが、それを受けてなお士は村上に警戒の目を向ける。 「おい、誤魔化せると思うなよ、オーガフォンもよこせ」 「いえ、これは私が預かっておきます。幾ら私が上の上たるオルフェノクとはいえ、乾さんにオーガを纏われれば危うい。最低限の装備ということなら、これで構わないでしょう」 それに、と村上は続け、画面と液晶を士たちに公開しながら、数桁の番号をオーガフォンに入力する。 最後に通常の携帯電話にも見られる通話ボタンに手をかけると、周辺から軽快な音楽が流れ出す。 何事かと辺りを見渡せば、巧がデイパックから驚いた表情でファイズフォンを取り出していた。 「……おわかりいただけましたか?これこそが志村純一の正体を暴く切り札というわけですよ」 そうして村上は自信に溢れた敏腕社長の笑みで、三人を見渡した。 ◆ 村上の説明した作戦は、解き明かせば簡単なものだった。 村上はタワーで垣間見た本来の志村の性格を、相手を追い詰めた際自分の功績をしゃべり出す、そういった自尊心の塊だと判断し、全ての罪を彼に自白させることを考えた。 もちろんそれを又聞きで巧たちに伝えたのでは意味がなく、またその場に彼らがいては話すはずもない。 故に考えたのだ、“その場にいないままに、彼らが話を聞けたなら、と。 そんな奇跡を可能にする手段は、既に彼らの手の内にあった。 そう、ファイズフォンと、オーガフォン。 ただの変身アイテムでなく通話機能を持っている携帯電話としても使用できることを志村は失念、或いは覚えていても自分と巧が繋がっていると考えもしない以上思考にも浮かばないはずだと、村上は確信していた。 そうして、オーガフォンを持った自分は志村のみを引きつけ、残るフィリップと橘、そして涼を一瞬でも良太郎が引き受け、本格的な戦闘になる前に巧と士が現れて止める。 その場で良太郎が変身を解除しもう変身手段がない状況になった上で志村と村上の会話を聞き、天美あきらと園咲冴子の殺害犯を特定、シロであった参加者の援護と或いは生身の良太郎の殺害という形になることを、全員が同意した。 そして作戦を決めて一時間ほど経ち、病院近辺についた彼らは、病院に残るのが志村、橘、フィリップの三人のみであることをキバーラによる偵察で把握した後、手順通り良太郎と村上のみでその姿を現した、ということである。 「準備はいいですか?ウラタロスさん」 「もちろん、ドッキリは大得意だしね」 小声で確認を取る村上に同じく小声で茶化しつつ、ウラタロスは答える。 今度こそ誰も失わない、その決意だけは嘘ではないとそう決意して。 「――見つけましたよ、志村純一」 一世一代の大化かしが、始まった。 志村も敵ながら見事としか言い様がない演技で自分たちに怒りをぶつけているところを見ると、ここにいる五人の内三人が何かを演じているのは、全く以て皮肉だと思う。 しかしそんな中で誰にも見透かされず自然体を装いつつ、ウラタロスは自身に憤りをぶつけてくる二人の仮面ライダーに視線を送る。 姉である冴子と、友の仲間であるというあきら。 その二人を殺されたと怒る彼らの正義心を弄んだ志村への怒りがぶり返し思わず叫びそうになるが、持ち前のクールを崩さず彼は静かに呟いた。 「変身」 ――ROD FORM ◆ 「どけ、お前の相手をしてる暇はない」 「そんな釣れないこと言わないでよ。って言ってもまぁ、僕が君たちを釣るんだけどさ」 村上が手順通り志村のみを引きつけた後、ギャレンとサイクロン、二人を前に電王は不適に言い放つ。 その言葉に特に何を返すでもなく、ギャレンは油断なくラウザーを構え、そのトリガーに指を――。 「そこまでだ、橘、フィリップ」 かける前に、後ろから現れた巧と士にそれを阻まれた。 そして、手順通りに動いている彼らと違い、橘とフィリップはこれ以上ない困惑を見せる。 何故、冴子とあきらを殺した相手と彼らが一緒にいるのか? 状況に一切理解の追いつかないギャレンを尻目に、電王はその腰からベルトを外し、そのままギャレンたち越しに士にデンオウベルトを投げ渡す。 それを見届けウラタロスが良太郎の身体から弾かれると同時、そこにいるのは先ほどまでの余裕の欠片もないただの青年。 「……これは一体、どういうことだい?ディケイド」 「悪いが、今は説明してる時間がない。取りあえずこれを聞いてくれ。話はその後だ」 ますます困惑を深めるサイクロンの絞り出したような疑問に、しかし士は巧が手に持つファイズフォンを指さす。 何事かと良太郎から視界と銃口を外さぬままギャレンがそれに近づいたその時。 『そんな見え透いた芝居はやめたらどうです?どうせここには貴方の“仲間”もいない』 その電話越しに、しかし鮮明に聞こえる声に、彼らの中で、幾らかの疑問は自然と氷解した。 117 time――trick 時系列順 117 time――rebirth 投下順 門矢士 乾巧 村上峡児 野上良太郎 橘朔也 志村純一 フィリップ
https://w.atwiki.jp/dreamxkiss/pages/563.html
むちゃ∞ブリ(むちゃぶり) ■放送期間:2007年04月03日~ 24 12~24 53 ■スカ☆J枠をそのまま引継ぎ 07年04月03日から放送、ゲストの方の無茶振りに答えおもてなしをする「おもてなし音楽バラエティ」番組 2007年 放送日 ゲスト ロケメンバー 04.03 第1回 石井竜也 渋谷すばる・村上信五 04.10 第2回 吉川晃司 横山裕・錦戸亮 04.17 第3回 大黒摩季 丸山隆平・安田章大 04.24 第4回 RIZE 横山裕・大倉忠義 05.01 第5回 小柳ゆき 渋谷すばる・安田章大 05.08 第6回 川嶋あい 丸山隆平・大倉忠義 05.15 第7回 Crystal Kay 渋谷すばる・村上信五 05.29 第8回 TRF 横山裕・錦戸亮 06.05 第9回 大友康平 渋谷すばる・村上信五 06.12 第10回 山田優 丸山隆平・安田章大 06.19 第11回 河村隆一 渋谷すばる・安田章大 06.26 第12回 中川翔子 横山裕・大倉忠義 07.03 第13回 abingdon boys school 村上信五・丸山隆平 07.10 第14回 藤井フミヤ 07.17 第15回 松下奈緒 村上信五・大倉忠義 07.24 第16回 BONNIE PINK 横山裕・錦戸亮
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/4043.html
2023年12月30日23時13分のカオスバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 日向千夏 Donald-2nd-R 30 守備重視 1 1 村上宗隆 おかか 30 攻撃重視 1 0 栗山英樹 横浜ふるき・さえき 10 堅守高速 1 0 トラウマガメラ 戒 22 攻撃重視 1 0 第2521回C-BR杯がスタートです! 前回優勝したのは日向千夏です! 果たしてタイトルを防衛できるでしょうか!? 栗山英樹の攻撃!(命中率95%/会心率5%) 栗山英樹 「I LOVE YOU…」 トラウマガメラに2のダメージをあたえた!! トラウマガメラ 「ヤラレ…ルカァ…ッ」 残り体力( 日向千夏 30 , 村上宗隆 30 , 栗山英樹 10 , トラウマガメラ 20 ) 日向千夏の攻撃!(命中率35%/はいぱー千夏あたっく率5%) 日向千夏 「今日もとつげーき!びゅーん~!」 栗山英樹に2のダメージをあたえた!! 栗山英樹 「オフの間は妄想ばかりしている」 残り体力( 日向千夏 30 , 村上宗隆 30 , 栗山英樹 8 , トラウマガメラ 20 ) トラウマガメラの攻撃!(命中率95%/会心率5%) トラウマガメラ 「皆消す、コロス…コロス…!グォオオッ!(村上宗隆にプラズマ火球を鬼連射)」 村上宗隆に17のダメージをあたえた!! 村上宗隆 「(攻撃は)あかんすよ!」 残り体力( 日向千夏 30 , 村上宗隆 13 , 栗山英樹 8 , トラウマガメラ 20 ) 村上宗隆の攻撃!(命中率75%/会心率5%) 村上宗隆、痛烈な一撃!!! 村上宗隆 「あかんすよ!」 日向千夏に11のダメージをあたえた!! 日向千夏の防御 が10ダウンした!! 日向千夏 「うぅ...!」 残り体力( 日向千夏 19 , 村上宗隆 13 , 栗山英樹 8 , トラウマガメラ 20 ) 栗山英樹の攻撃!(命中率95%/会心率10%) 栗山英樹、連続攻撃!!! 栗山英樹 「I LOVE YOU…」 トラウマガメラに1のダメージをあたえた!! トラウマガメラに1のダメージをあたえた!! トラウマガメラ 「ヤラレ…ルカァ…ッ」 残り体力( 日向千夏 19 , 村上宗隆 13 , 栗山英樹 8 , トラウマガメラ 18 ) 日向千夏の攻撃!(命中率39%/はいぱー千夏あたっく率6%) 日向千夏 「今日もとつげーき!びゅーん~!」 栗山英樹に4のダメージをあたえた!! 栗山英樹 「オフの間は妄想ばかりしている」 残り体力( 日向千夏 19 , 村上宗隆 13 , 栗山英樹 4 , トラウマガメラ 18 ) トラウマガメラの攻撃!(命中率81%/会心率7%) トラウマガメラ 「皆消す、コロス…コロス…!グォオオッ!(日向千夏にプラズマ火球を鬼連射)」 日向千夏に19のダメージをあたえた!! 残り体力( 日向千夏 0 , 村上宗隆 13 , 栗山英樹 4 , トラウマガメラ 18 ) 日向千夏のLIFEは0になった! 日向千夏はプラズマ火球で灰となった・・・ 日向千夏 「う~。負けちゃったぁ...」 村上宗隆の攻撃!(命中率17%/会心率8%) 村上宗隆、痛烈な一撃!!! 村上宗隆 「あかんすよ!」 栗山英樹に14のダメージをあたえた!! 栗山英樹の防御 が9ダウンした!! 残り体力( 村上宗隆 13 , 栗山英樹 -10 , トラウマガメラ 18 ) 栗山英樹のLIFEは0になった! 栗山英樹は爆散した・・・ 「村上宗隆とは監督室でガッとやって別れた、甘い言葉はいらない」 トラウマガメラの攻撃!(命中率95%/会心率9%) トラウマガメラ、会心の一撃!!! トラウマガメラ 「忌まわしき人間どもめが…ギャオス共々滅してやるわ!!(極大ウルティメイトプラズマを村上宗隆に向けて発射))」 村上宗隆に48のダメージをあたえた!! 残り体力( 村上宗隆 -35 , トラウマガメラ 18 ) 村上宗隆のLIFEは0になった! 村上宗隆は極大ウルティメイトプラズマで消し炭となった・・・ 村上宗隆 「科学する、ヤクルト。」 勝ち残ったのはトラウマガメラです! トラウマガメラが見事にC-BR杯を制覇しました! トラウマガメラ 「人間もギャオスも皆消す、次に消されたい奴はどこだ!」 男々道バトルやないかw 2023年12月31日02時12分のバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 Windy Bee LragR 10 堅守高速 1 1 nas-ayukas Donald-2nd-R 19 スピード 1 0 井之原小星 Donald-2nd-R 20 速攻重視 1 0 トラウマガメラ 戒 22 攻撃重視 1 0 第488回D-BR杯がスタートです! 前回優勝したのはWindy Beeです! 果たしてタイトルを防衛できるでしょうか!? Windy Beeの攻撃!(命中率90%/会心率5%) Windy Bee 「ビュン!(nas-ayukasに強力な風)」 nas-ayukasはギリギリかわした。 nas-ayukas 「絶好調だわ。」 残り体力( Windy Bee 10 , nas-ayukas 19 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 22 ) nas-ayukasの攻撃!(命中率95%/大魔法率5%) nas-ayukas、連続攻撃!!! nas-ayukas 「行くわよ!(ナイフでトラウマガメラに攻撃)」 トラウマガメラに2のダメージをあたえた!! トラウマガメラに1のダメージをあたえた!! トラウマガメラ 「ヤラレ…ルカァ…ッ」 残り体力( Windy Bee 10 , nas-ayukas 19 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 19 ) 井之原小星の攻撃!(命中率95%/おやすみのうた率5%) 井之原小星 「→たたかう たたかう たたかう たたかう」 トラウマガメラに9のダメージをあたえた!! トラウマガメラ 「ヤラレ…ルカァ…ッ」 残り体力( Windy Bee 10 , nas-ayukas 19 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 10 ) トラウマガメラの攻撃!(命中率22%/会心率8%) トラウマガメラ 「皆消す、コロス…コロス…!グォオオッ!(nas-ayukasにプラズマ火球を鬼連射)」 nas-ayukasはギリギリかわした。 nas-ayukas 「絶好調だわ。」 残り体力( Windy Bee 10 , nas-ayukas 19 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 10 ) Windy Beeの攻撃!(命中率94%/会心率10%) Windy Bee 「ビュン!(nas-ayukasに強力な風)」 nas-ayukasに4のダメージをあたえた!! nas-ayukas 「やられるもんですか......!」 残り体力( Windy Bee 10 , nas-ayukas 15 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 10 ) nas-ayukasの攻撃!(命中率95%/大魔法率6%) nas-ayukas 「行くわよ!(ナイフでトラウマガメラに攻撃)」 トラウマガメラに2のダメージをあたえた!! トラウマガメラ 「ヤラレ…ルカァ…ッ」 残り体力( Windy Bee 10 , nas-ayukas 15 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 8 ) 井之原小星の攻撃!(命中率59%/おやすみのうた率7%) 井之原小星 「→たたかう たたかう たたかう たたかう」 nas-ayukasは素早くかわした。 nas-ayukas 「絶好調だわ。」 残り体力( Windy Bee 10 , nas-ayukas 15 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 8 ) トラウマガメラの攻撃!(命中率26%/会心率16%) トラウマガメラ 「皆消す、コロス…コロス…!グォオオッ!(nas-ayukasにプラズマ火球を鬼連射)」 nas-ayukasに21のダメージをあたえた!!←そ、即死... 残り体力( Windy Bee 10 , nas-ayukas -6 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 8 ) nas-ayukasのLIFEは0になった! nas-ayukasはプラズマ火球で灰となった・・・ nas-ayukas 「ぐっ...負けられない...のに......もっと強くなるわ。(光となって消滅)」 Windy Beeの攻撃!(命中率95%/会心率18%) Windy Bee 「ビュン!(トラウマガメラに強力な風)」 トラウマガメラに2のダメージをあたえた!! トラウマガメラ 「ヤラレ…ルカァ…ッ」 残り体力( Windy Bee 10 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ 6 ) 井之原小星の攻撃!(命中率95%/おやすみのうた率10%) 井之原小星 「→たたかう たたかう たたかう たたかう」 トラウマガメラに8のダメージをあたえた!! 残り体力( Windy Bee 10 , 井之原小星 20 , トラウマガメラ -2 ) トラウマガメラのLIFEは0になった! トラウマガメラはやられた・・・ トラウマガメラ 「俺は…幻か…?消える、キエルノハオレノホウ…カ…」 Windy Beeの攻撃!(命中率95%/会心率22%) Windy Bee 「ビュン!(井之原小星に強力な風)」 井之原小星に4のダメージをあたえた!! 井之原小星 「うぎゃー!」 残り体力( Windy Bee 10 , 井之原小星 16 ) 井之原小星の攻撃!(命中率64%/おやすみのうた率12%) 井之原小星 「→たたかう たたかう たたかう たたかう」 Windy Beeに3のダメージをあたえた!! Windy Bee 「(井之原小星の攻撃が当たった!)」 残り体力( Windy Bee 7 , 井之原小星 16 ) Windy Beeの攻撃!(命中率95%/会心率26%) Windy Bee 「ビュン!(井之原小星に強力な風)」 井之原小星に3のダメージをあたえた!! 井之原小星 「うぎゃー!」 残り体力( Windy Bee 7 , 井之原小星 13 ) 井之原小星の攻撃!(命中率66%/おやすみのうた率14%) 井之原小星 「→たたかう たたかう たたかう たたかう」 Windy Beeに5のダメージをあたえた!! Windy Bee 「(井之原小星の攻撃が当たった!)」 残り体力( Windy Bee 2 , 井之原小星 13 ) Windy Beeの攻撃!(命中率95%/会心率42%) Windy Bee 「ビュン!(井之原小星に強力な風)」 井之原小星に3のダメージをあたえた!! 井之原小星 「うぎゃー!」 残り体力( Windy Bee 2 , 井之原小星 10 ) 井之原小星の攻撃!(命中率63%/おやすみのうた率30%) 井之原小星、おやすみのうた!!! 井之原小星 「お菓子良し、充電良し、それじゃあ、スイッチオン!」 Windy Beeに42のダメージをあたえた!! 残り体力( Windy Bee -40 , 井之原小星 10 ) Windy BeeのLIFEは0になった! Windy Beeはやられた・・・ Windy Bee 「(「ウィンディーバチが逃げていく・・・」)」 勝ち残ったのは井之原小星です! 井之原小星が見事にD-BR杯を制覇しました! 井之原小星 「やったぜ、ご褒美をくれー!」 トラウマを克服できたりできなかったり。 トラウマを完全に克服するのはまだ時間がかかりそうです。 あ、大晦日ですね。2023年お疲れ様でした。 by.Donald-2nd-R(井之原小星と日向千夏とnas-ayukasの人)
https://w.atwiki.jp/scswave08/pages/49.html
【日時】 5月24日(日) 18 30~ 【場所】 北G 【集合時間】 17 30 【審判】 線審1名必要(村上敦さん) 【審判の集合時間】 16 30 【対戦相手】 オニック 【過去対戦成績】 なし(でも強い。。。) 出欠状況 名前 登録名 ポジ 出欠 水色 ピンク 備考・コメントetc 五月女 雅一 五月女 雅一 GK × 0 0 ゴメン、またオヤジと重なった・・・ 佐藤 玲門 佐藤 玲門 CB ○ 00 00 稲垣 恒之 佐藤 賢司 DF ○ 12 45 橋詰 公一 橋詰 公一 DF,FW 19 31 渡辺 彰 渡辺 彰 DF ○ 63 42 下村 元樹 清原 哲也 CB × 31 32 両国国技館・相撲 藤本 勇人 藤本 勇人 CB ○ 26 26 西川 徹 西川 徹 SB ○ 7 16 村上 亮二郎 藤田 剛尚 SB ○ あり 13 村上 敦 村上 敦 SB × 33 村上 章隆 村上 章隆 DH × 21 西尾 一樹 西尾 一樹 SH × 25 仕事 成瀬 勇樹 平嘉 章 UT ○ 17 27 谷口 学 池田 明広 CE × 2 34 井上 光晴 加藤 隆広 MF ○ 55 松永 寛治 松島 浩吉 FW × 25 7 綿貫 憲一 綿貫 憲一 FW ○ 8 2 川端 和雅 川端 和雅 FW,MF × 5 5 すんません。 西 晃佑 西 晃佑 FW ○ 10 10 児島 達也 児島 達也 FW × 11 11 脱臼・骨折・虫歯 松尾 幸一郎 松尾 幸一郎 FW 20 20 寺尾 誠 寺尾 誠 FW 73 73 千田 春樹 FW 99 中山 裕士 FW 29 柿沼 豊 UT 40 舟山 一星 FW 15 澁谷 武郎 SH,SB 30 30 沖 尚子 MG -- 7 加藤 美奈 MG -- 37 高村 顕子 MG -- 8 福嶋 聖子 MG -- 25 前川 知愛 MG -- 85 宮本 亜沙未 MG -- 77 西村 いづみ MG -- 67 UT ユーティリティー CE センターならどこでも ?:不明 その他登録名(メンバー表用) 松島 浩吉 金子 圭吾 犬塚 雄之 渡辺 健 桐生 義宏 小島 淳 小島 洋 宮島 修
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/51826.html
【検索用 てんちゅうれいわ 登録タグ VOCALOID v flower て 曲 曲た 村上蔵馬】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:村上蔵馬 作曲:村上蔵馬 編曲:村上蔵馬 唄:flower 曲紹介 曲名:『天誅令和』(てんちゅうれいわ) 村上蔵馬氏のVOCALOID初投稿作。 村上蔵馬氏本人によるコーラスが入っている。 歌詞 (動画説明欄より転載) どんちゃん騒ぎで あなたは 今日も綺麗に染まった アイボリー つまりは 満身創痍か? 誰も気づいてくれやしないのさ 結局いつもの景色に 病んで 寂しくなって メランコリック 手首に今を刻んでは 過去の忘れた自分に 問うのさ 今日も僕ら 何を見つけるの 1人2人 死んでは生まれて 悲しい夜だ 声も届かずに 落ちてく感情 耳済ませばほら そうさ 感情的になって 痛い痛いの飛んでいけ この日々の最中で 溢れていく愛の歌 僕ら 嫌になって 繰り返して 思い切っては 吐き出して こんな夜は あっはっはって 頭抱えて笑ってろや たちまち誰かが 言うのさ 僕ら妄想に浸る毎日 それでも現実逃避か? バカなあなたの鼾に 目が醒める どうでもいいけど 今夜は 下手に愛を歌って ラランデブー いつかのあなたに届くまで 足掻け 世界のど真ん中でさ 手と手 繋いで 上手に踊りましょう 沈む街に 愛を重ねて 切ない夜だ 足もフラついて 崩れる純情 君が手を離した だから 失踪おやすみグンナイ 居ない居ないよホッといて まだ君の寝息がさ 響き渡る街の中 僕ら 遠くなって わがままに 思い出しては 苦しくて こんな日々はあっはっはって 耳を塞いで眠ってろや そうさ 感情的になって 痛い痛いの飛んでいけ この日々の最中で 溢れていく愛の歌 僕ら 遠くなって わがままに 思い出しては 苦しくて こんな日々はあっはっはって 頭抱えて笑ってろや コメント 名前 コメント