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トップページ 卒業研究Ⅱ This Page updated 2010-09-09 10 58 41 (Thu) 後期 第01回 卒研Ⅱ20100910 上田聡(1),須賀亮治(1),川崎智佳史(1) 第02回 卒研Ⅱ20100917 篠崎丈(1),村上沙織(1),古谷竜太(1) 第03回 卒研Ⅱ20100924 植田豊(1),川添由理子(1),上田聡(2) 第04回 卒研Ⅱ20101001 須賀亮治(2),篠崎丈(2),川崎智佳史(2) 第05回 卒研Ⅱ20101008 村上沙織(2),古谷竜太(2),植田豊(2) 第06回 卒研Ⅱ20101015 川添由理子(2),上田聡(3),須賀亮治(3) 第07回 卒研Ⅱ20101022 篠崎丈(3),川崎智佳史(3),村上沙織(3) 第08回 卒研Ⅱ20101029 古谷竜太(3),植田豊(3),川添由理子(3) OctSatSemi 20101030__________報告: 11/05 大学祭準備のため休講 第09回 卒研Ⅱ20101112 上田聡(4),須賀亮治(4),篠崎丈(4) 第10回 卒研Ⅱ20101119 川崎智佳史(4),村上沙織(4),古谷竜太(4) 11/23勤労感謝の日 第11回 卒研Ⅱ20101126 植田豊(4),川添由理子(4),上田聡(5) 第12回 卒研Ⅱ20101203 須賀亮治(5),篠崎丈(5),川崎智佳史(5) 12/10 学会出張のため休講 第13回 卒研Ⅱ20101217 村上沙織(5),古谷竜太(5),植田豊(5) DecSatSemi&新人歓迎会 20101218_________報告:全員 第14回 卒研Ⅱ20110107 川添由理子(5),上田聡(6),須賀亮治(6) 第15回 卒研Ⅱ20110114 篠崎丈(6),川崎智佳史(6),村上沙織(6) 第16回 卒研Ⅱ20110121 古谷竜太(6),植田豊(6),川添由理子(6) 2011年1月24日(月):懸賞論文提出 第17回 卒研Ⅱ20110128 卒業論文提出
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【登録タグ CD CDF y0c1eCD シャルロCD 全国配信 宮沢もよよCD 村上くるるCD】 前作 本作 次作 Ofeq Fix We are friends,aren t We? 宮沢もよよ 村上くるる シャルロ y0c1e 流通 即売 配信 発売 2012年4月30日 2012年12月21日 価格 ¥1,000 ¥800 サークル QUADROPHENIA CD紹介 4人組クリエイティブユニット QUADROPHENIA の2ndアルバム。 ゲストで シャルロ氏、y0c1e氏 が参加。 ジャケットイラストは あさぎり氏 が手掛ける。 2012年4月30日開催の M3 にて頒布。 2012年12月21日より BandCamp にてデータ配信が行われている。 曲目 We are friends,aren t We? / 宮沢もよよ Purple Film Dreamland / 宮沢もよよ Melancholia / 宮沢もよよ 鼓膜 / 宮沢もよよ Sinewave vs Moyoyo / 宮沢もよよ 耳鳴り / シャルロ delirium / y0c1e Amnesia(Stage-Alpha) / 村上くるる Amnesia(Stage-Delta) / 村上くるる Amnesia(REM) / 村上くるる リンク 特設サイト BandCamp コメント 名前 コメント
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草案 楽曲 ジラーチ:星屑の街 アルセウス:あたらしい世界 ホエルオー:八月の鯨 ロズレイド:ひとり アンノーンA~Z:いろは ルナトーンorルナアーラ:Moon glows(on you) 色違いのポケモンor逃げ回るポケモン達:I miss you ホウオウ:金色の翼 ラブカス:FWFL ライコウorエレキブル Tiger Rag ケーシィorゴンベ:シエスタ 前者は図鑑説明文が似ているので。後者はノブナガの野望での特性いねむりから -- (ユリス) 2018-11-27 22 08 05 ブイズで統一するなら 村上てつや→ブースター 黒沢薫→サンダース 酒井雄二→リーフィア 北山陽一→グレイシア 安岡優→シャワーズ -- (名無しさん) 2023-01-06 22 40 59 ワルビアル 村上てつや くろいサングラス必須 サンダー 黒沢薫 ペルシアン 酒井雄二 インテレオン 北山陽一 ルカリオ 安岡優 -- (名無しさん) 2023-01-17 16 19 38 めちゃイケメンバーで統一するなら ゲッコウガ(矢部) 村上てつや ゴウガザル(岡村) 黒沢薫 ウインディ(加藤) 酒井雄二 ジュカイン(有野) 北山陽一 エンブオー(山本) 安岡優 -- (名無しさん) 2023-01-17 22 41 58 ザ・ドリフターズで統一するなら ミュウツー(いかりや) 村上てつや ピカチュウ(志村) 黒沢薫 ペルシアン(加藤) 酒井雄二 ボルトロス(高木) 北山陽一 コジョンド(仲本) 安岡優 -- (名無しさん) 2023-01-18 16 18 28 モーニング娘。で統一するなら バンギラス(中澤裕子) 村上てつや ゼラオラ(後藤真希):黒沢薫 ペルシアン(保田圭):酒井雄二 インテレオン(飯田圭織):北山陽一 ミミッキュ(矢口真里):安岡優 -- (モー娘。GO) 2023-01-29 22 15 44 メンバーを動物ポケモンに置き換えた ワルビアル(鰐):村上てつや ※くろいメガネ必須 キュウコン(狐):黒沢薫 ペルシアン(猫):酒井雄二 インテレオン(トカゲ):北山陽一 カエンジシ(ライオン):安岡優 -- (ゴースペラーズ) 2023-02-02 19 11 32 メンバーを御三家で統一 リザードン 村上てつや メンカラ赤 ジュナイパー 黒沢薫 イケメン マスカーニャ 酒井雄二 猫 メンカラ緑 インテレオン 北山陽一 クール ゲッコウガ 安岡優 メンカラ青 -- (名無しさん) 2023-02-06 12 35 56 メンバーをタイプに分けるなら 村上てつや ほのお メンカラ赤 黒沢薫 でんき メンカラ黄色 酒井雄二 くさ メンカラ緑 北山陽一 こおり 北国出身(青森県) 安岡優 みず メンカラ青 -- (名無しさん) 2023-02-06 16 13 20 楽曲 ほのおタイプポケモン全般︰熱帯夜 ラプラス︰SING!!!!! うたう必須 こおりタイプのポケモン全般︰冬響 クレセリアorゲッコウガ︰月光 フリーザー︰青い鳥 -- (名無しさん) 2024-03-03 23 29 05 草案 楽曲 ギラティナ Platinum Kiss ウソッキー 嘘と魔法 -- (ユリス) 2024-04-20 20 23 03
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出会い 苦手というほどでも、得意というほどでも…一番面白くないタイプですよね。…面白いかどうかは、別に考えなくても?そう、ですよね。それはたしかに。 マイページ 通常 本で見たとおりに作れば、大丈夫のはず。 エプロンが似合う? そうですか? お手伝いを? じゃあ、味見の方を… 登校 朝 ふわ…緊張して昨夜はなかなか寝つけませんでした。 今日のメニューですか? ふふ、内緒です。 [苗字]君と登校すれば少しは緊張もほぐれるかも。 昼 見た目は地味ですが味で勝負…は、どうでしょう。 午後は図書館で静かに過ごしたいですね。 もう人前で何かを披露するということは避けたいです。 夜 お料理も大変でしたが、後片付けが一番大変でした。 [苗字]君と一緒にお料理をしてみたいですね。 ふわぁ。急に寝むくなっちゃいました。おやすみなさい。 アルバイト [苗字]君のおかげで色々な仕事が覚えられて…楽しいですよ。 好感度レベルアップ できたら、その…味見をしてもらっても、いいでしょうか? デート 約束 今は本を読んでいただけなので、大丈夫ですよ。はい、そんな感じで。お料理の本を探しに行ってもいいですか? …良かった、楽しみですね。 当日 おはようございます。今日はお天気がいいので、外でも平気かな?…いえ、ほら、これ…お弁当を作ってきたので…どこかで、食べましょうね。 ボス戦 開始 料理中にバトルなんて…断れないんですよね、きっと。はぁ… 勝利 敗北 緊張のあまり、普段の力が出せなかったです… バトル 開始 味見は大切ですよ。 声援 おいしくいただきましょう 勝利 今度はもっと本を読んでもっともっと美味しいお料理を作りますね。 敗北 やる気はあるんですよね、やる気は…きっと。 タッチボーナス やりますか 普通、ですよ 面白みはないです
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新潟県内にあるサポステ(3箇所) 1 三条サポステ 2 新潟サポステ 3 村上サポステ 1 三条サポステ 施設名 三条地域若者サポートステーション 連絡先・所在地・ホムペ 新潟県三条市 ttp //blog.canpan.info/saposute-sanjo/ 公式ブログ等 ホムペの方式がブログ 運営委託先 ささえあいコミュニティ生活協同組合新潟 利用対象者 本人 家族 その他 フリースペースの有無 unknown アウトリーチ事業の有無 ○ 有資格相談者 社会福祉士3名(うち常勤2名) キャリア・コンサルタント(非常勤)1名 臨床心理士(非常勤)1名 精神保健福祉士1名(三条市費事業担当者) 相談料 無料 就労系? 生活支援系? unknown 近隣のサポステ 新潟 村上 特記事項 2 新潟サポステ 施設名 新潟地域若者サポートステーション 連絡先・所在地・ホムペ 新潟県新潟市 ttp //saposute-niigata.net/ 公式ブログ等 unknown(ブログ閉鎖済) 運営委託先 NPO法人 Maid in 越後 利用対象者 本人 フリースペースの有無 ○ アウトリーチ事業の有無 ○ 有資格相談者 産業カウンセラー2名 産業カウンセラー/キャリアコンサルタント1名 臨床心理士1名 相談料 無料 就労系? 生活支援系? unknown 近隣のサポステ 三条 村上 特記事項 「電話でも来所でもお気軽にいらして下さい。お待ちしています。」の一言がありがたい 3 村上サポステ 施設名 村上地域若者サポートステーション 連絡先・所在地・ホムペ 新潟県村上市 ttp //www.murakami-saposute.com/ 公式ブログ等 unknown 運営委託先 unknown 利用対象者 本人 ご家族 その他 フリースペースの有無 unknown アウトリーチ事業の有無 ○ 有資格相談者 産業カウンセラー2名 キャリアコンサルタント1名 相談料 無料 就労系? 生活支援系? unknown 近隣のサポステ 三条 新潟 特記事項
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八代健太郎 KENNTAROU YASHIRO 生年月日 1985年9月15日 星座 おとめ座 血液型 O型 出身地 岡山県岡山市 学部 商学部 出身高校 岡山県立岡山操山高等学校 ポジション お父さん 愛称 ヤシケン 趣味 釣り・ダーツ 神様 村上晴彦・赤松春彦 好きな歌手 BUMP・wrong scale・dust box・big mama 好きなスポーツ選手 村上晴彦・赤松春彦 好きなゲラ 赤松春彦 好きな音楽 J-POP・インディーズ 好きな色 黒・ナチュラルプロブルー 好きな言葉 涼くん、正直どうなん? 好きな動物 犬・ハムスター 尊敬する人物 宮本侑典・村上晴彦 座右の銘 日々修行 休日の過ごし方 ショッピング・釣り 好きな場所 野池・隅っこ・暗いとこ 好きな学問 村上式常吉学 将来の夢 良き父になる
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ラーメンのギモン(らーめんのぎもん) ■∞のギモンにて2005年04月12日・19日に放送 【前編】04月12日放送 スタジオに村上信五が別仕事の都合上いなかったため 渋谷すばるから「基本的にこの番組自由参加なんで」というフォローにならないフォローが入る 代わりに実物大の村上信五パネルあり 【ラーメン屋数珠つなぎ】 自分のラーメン屋よりも美味いと思うラーメン屋を教えてもらい、次のお店でも同じ質問をし、 「自分の店が一番」という店に行き着くまで続ける企画 ロケ:村上信五・矢内アナウンサー たちばな家 ↓ 赤のれん ↓ AFURI ↓ 多賀野 ↓(村上信五別仕事のため離脱) はるばるてい ↓ しなぞば 嚆矢(こうし) ↓ 風来居 ↓ 蒙古タンタンメン 中本 ↓ 麺屋ごとう ↓ 後編に続く ◆前回募集した丸山隆平・安田章大・大倉忠義の3人のユニット名 こんなお便り届きました→「無限ボーイズ」「ラブラブラブ」 【後編】04月19日放送 【ラーメン屋数珠つなぎ】 前編からの続き ↓ 道頓堀 ↓ 五行 ↓(村上信五ここから再び合流) 大喜 ↓ 多賀野(2回目) ↓ 共楽(ここで数珠繋ぎ終了) ◆前回募集した丸山隆平・安田章大・大倉忠義の3人のユニット名 こんなお便り届きました→「アイ・マイ・ミー」「歯磨き粉」
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登録日:2021/04/14 (水) 23 01 14 更新日:2023/12/26 Tue 13 46 41NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 M-12017年10位→2020年王者 M-1チャンピオン お笑いコンビ お笑い芸人 つり革 マヂカルラブリー マヂラブ マッチョ 吉本興業 大宮セブン 村上 野田クリスタル 高円寺芸人 村上でーす! wiki籠りです。 マヂカルラブリーです! wiki籠りーです。 お願いしまーす! wiki籠りでーす。 マヂカルラブリーとは、吉本興業所属のお笑いコンビである。大宮ラクーンよしもと劇場所属のお笑い芸人で結成されたユニット・大宮セブンのメンバー。 コンビ名の由来は結成当時2人とも巨漢で男臭いビジュアルだったため、コンビ名だけでもかわいくしようとして2人が考えるかわいい単語を組み合わせた結果と語っている。マジカルではなくマヂカルなのは検索したら誰も知らなさそうなアニメが出てきたからとのこと。 メンバー野田クリスタル 村上 経歴 芸風野田ゲー 余談 メンバー 野田クリスタル ボケ担当。 1986年11月28日生まれ・神奈川県横浜市出身。 R-1ぐらんぷり2020チャンピオン。 漫画やゲームが好きで地下芸人時代にはHUNTER × HUNTERの会を組もうとしていた他、格闘ゲームや東方Projectのファン。(*1) はむはむというハムスターを飼っている。 昔はマッチョではなく、松本人志への憧れや変な女ファンが付くからという理由で体を鍛えた。 現在はそのノウハウを生かし、貧弱だった吉本の福利厚生向上も兼ねてトレーニングジムも経営している。 高校時代からお笑い芸人をやっており、当時は「周りはみんな素人で面白くない」と考えていた。その影響で中学時代はクラスの人気者だったが、高校時代の友人は少なかったと語っている。 経歴は セールスコント(高校の同級生とのコンビ。『学校へ行こう!』内の企画で優勝した) ↓ ピン芸人 ↓ 役満(このコンビを組んでいた時に高校を卒業した。元相方はゲームプランナーの仕事をしている) ↓ アンビシャス(2ヶ月で相方が失踪したため自然消滅した) ↓ ピン芸人(この時芸名を野田クリスタルに変更) ↓ マヂカルラブリー。 村上 ツッコミ担当。 1984年10月15日生まれ・愛知県新城市(旧鳳来町)出身。 ちなみに、村上は芸名で本名ではない。本名は鈴木崇裕で、先輩・タカアンドトシのタカの本名と一字違いの同姓同名。 芸名の由来は東京大学物語の主人公である村上直樹からとっており、売れている芸人に村上が多いから等、本人が複数語っている。正式な芸名は村上飛車角抜きで斉藤であるが、名乗ったところで滑るからと普段は言っていない。 Twitterのアイコンを長い間トップをねらえ!のタカヤノリコにしていたが、2021年3月3日頃から自身の顔の自撮り画像に変わっている。 美少女フィギュアが好きで部屋に飾っているが、一度に飾るのは一人だけというマイルールがある。 法政大学卒の秀才で、大学時代はお笑いサークルに所属。かなり名の知られた存在だったようだ。 見た目とは裏腹に酒・ギャンブル・女遊び等が好きで、プライベートでは村上ガールズと呼ばれる女性がいつもくっついているらしい。 経歴 2007年2月、ピン芸人として活動していた野田クリスタルのファンだった村上が誘う形でコンビ結成。 M-1グランプリには2007年から出場しており、2年目に準決勝に進出する等成績は良かった。 2017年には初めて決勝へ進出するも、607点という得点に終わった。この時上沼恵美子からはこっ酷く怒られており、翌年度からは出場する度に「えみちゃん、待っててねー!」と言っていた。 2020年、再び決勝に進出。 ネタの精度が向上したのはもちろんのこと、似た芸風の霜降り明星が2018年に優勝し、スタイルが受け入れられやすくなったことも影響してか、見事に優勝を勝ち取った。 しかし従来の漫才とはあまりに違いすぎるスタイルが議論を呼び、各所でこれは漫才だ、いやこれは漫才じゃないという漫才論争が巻き起こってしまった。 本人達は自虐として「キングオブコントで漫才やって優勝します」と言い、松本人志から「それは違うやろ」とツッコまれた。 そのキングオブコントには有言実行で2021年に早くも決勝進出、見事9位に沈んだ。但し来年以降も参戦を表明している。 芸風 主にコント漫才。 あらびき団で見せたラッパーネタ等、稀にコントをやることもあり、その際にはボケとツッコミが入れ替わることもある。2018年・2021年のキングオブコントでは決勝に進出している。 漫才のつかみでは、項目冒頭のように村上が普通に名乗ってから野田が変な名乗り(変な虫でーす、でっかいエビでーすetc)をし、その後の村上の「マヂカルラブリーです」にそれを再度被せるのが恒例。 最初に野田が「◯◯が、したいよ〜!」等と宣言し一人芝居に入り、村上がそれを見守りながらツッコミを入れていく。というスタイル。 2人ともアニメや漫画やゲームが好きなこともあり、どことなく言い回しや設定が漫画チックなネタが多い。 コントではもっと直接的にそれらをネタにすることもあり、「ブタ野郎」への返しが「シャケ野郎」(*2)であったり、カービィが人を食べるというネタも持っている。 野田ゲー 野田クリスタルが2013年頃から独学でプログラミングを学び、1人で制作したゲーム。 これを実況プレイするという陣内智則のような芸を披露し、2020年のR-1ぐらんぷりで優勝した。 モンスト(モンモンとするぜ!ストッキング姉さん)、もも鉄(太ももが鉄のように硬い男てつじ)、あつ森(あつまってくるファンにモルックを投げつけるさらば森田)等、略すと有名ゲームの略称と同じになるタイトルが多い。 一部のゲームはアプリストアで配信されていた。(*3) クラウドファンディングで資金を集め、2021年4月29日に総集編がNintendo Switchで発売された。 支援者には同業者のすゑひろがりず、天津向や、木多康昭、柚木N'等の漫画家も名を連ねている。 詳細は項目参照。 余談 村上の法政大学在籍当時、学園祭のライブに出演した野田クリスタルがあまりにも滑りすぎて問題になり、呼んだ張本人の村上は『こいつを呼んだのは誰だ!』と怒っている偉い人を見てビビっていた。 有吉の壁に初出演した際、野田が大遅刻をやらかしてしまったためにコンビでのその日最初で最後のネタでは村上も巻き込み×判定を受けた。その後も度々出演しており、コンスタントに〇判定を獲得している。 あまりに特異なスタイルでM-1グランプリを勝ち抜いたせいか、不祥事を起こしていたり性格が悪かったりネタに悪意があったりする訳でもないのにサジェストには『嫌い』と出てしまっている。 M-1の決勝で披露したつり革ネタで、その急カーブと振動ぶりを箱根登山鉄道と譬えたところ、箱根登山鉄道から本物のつり革が贈呈されている。 追記・修正が、したいよ〜! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 地上波でエロゲーなはずのぬきたしを推しまくった猛者、野田クリスタル -- 名無しさん (2021-04-14 23 23 46) 勇者ああああとかいう野田の為にあった番組 -- 名無しさん (2021-04-15 00 09 20) 有吉の壁では思った以上に活躍してるな -- 名無しさん (2021-04-15 11 55 51) 「ボクと彼女(ナース)の研修日誌」や「ぬきたし」を地上波に引っ張り出した野田は間違いなく勇者だった -- 名無しさん (2021-04-15 17 53 05) 村上は大学でお笑いチャンピオンだったらしいな -- 名無しさん (2021-04-15 19 02 59) あらびき団の時にやってるラップのネタ好き。野田さんがツッコミの奴 -- 名無しさん (2021-04-15 20 17 43) アニヲタWikiで旬な芸人の項目が立つのは珍しい。野田が目立つけど村上も村上で結構なキャラしてる。 -- 名無しさん (2021-04-16 01 31 48) すまんやがあれは漫才じゃない。そういう意味では見取り図が一番よかった。 -- 名無しさん (2021-04-16 03 21 54) 村本が自分の主義主張をまくしたてるだけで相方はほぼ突っ立ってるだけのウーマンラッシュアワーよりは漫才してたよ -- 名無しさん (2021-04-16 07 42 21) セールスコント懐かしい、当時見てたわ -- 名無しさん (2021-04-27 22 03 55) キングオブコント決勝に残ったけど果たして優勝するかどうか。 -- 名無しさん (2021-09-07 03 51 22) ブレイク前から魔法のiらんどで書いてた日記好きだった。本になって残ってるから興味ある人は今からでも買ってみ -- 名無しさん (2022-12-21 19 00 14) 名前 コメント
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宣戦布告(後編) ◆uBMOCQkEHY氏 「ふざけるなっ!」 この直後、黒崎が机を叩き、小太郎に問い詰める。 「今まで黙っていたが我慢ならないっ!これのどこが本質だっ!こんな・・・」 しかし、ここで黒崎の音声が途切れる。 小太郎がキーボードの隣にあるボタンを押していた。 「部外者はゲームが終わるまで、黙っていてね☆」 小太郎は和也たちに顔を向ける。 「黒崎さんにはゲームが終わるまで消音設定にしてもらったよ・・・! 彼が口を挟むと、ゲームが興ざめしちゃうからね♪」 「勝手にしろ・・・」 和也はノートパソコンを奪うように掴み、持ち上げた。 「解くぞっ!村上っ!」 「は・・・はいっ!」 和也と村上は金庫の前に座り込む。 和也は村上にノートパソコンを持たせると、“うむっ・・・”と声を唸らせ考え込む。 あまり当てにならないとは言え、まずはヒントから切り込んでいく。 小太郎が示したヒントは“このゲームの本質”。 ――『ハングマン』の本質か・・・ 『ハングマン』で求められていることは英単語を推理し、その単語を言い当てること。 ――いや、そもそも・・・ 「なぁ・・・村上・・・」 和也は村上の方を振り向き、見据える。 「あの・・・なんでしょうか・・・?」 引き込まれそうな和也の眼力に、村上は思わず息を呑む。 “何か思いついたのか・・・”と村上の直感が告げる。 和也の口から飛び出たのは意外な言葉だった。 「悪いが・・・オレ・・・英語・・・苦手なんだっ・・・! スペル・・・一緒に考えてくれないか・・・?」 「は・・・ハァッ!?」 村上の語尾が上ずる。 これは問題を考える以前の問題だ。 たとえ解答が分かったとしても、その単語を知らなければ答えようがない。 村上の不満げな反応に、和也はムッとふて腐れる。 「こっちはまだ、学生なんだっ! 分からない英語があったって、しょうがねぇじゃん!」 「えっ・・・学生って・・・和也様って、もしかして、未成年だったんですかっ!」 「ハァ!?オレをいくつぐらいに思っていたんだっ!お前は!?」 「・・・25、6歳くらい・・・少なくとも一条様より年上・・・」 「お前の目は節穴かっ!!」 ギャンブルが始まって早々のまさかの仲間割れ。 痴話喧嘩のような二人のやり取りに、在全も小太郎もケラケラと腹を抱えて笑い転げる。 在全と小太郎の様子を目の当たりにした村上はばつが悪そうに、和也を諌める。 「と・・・とにかく、今は言い争いをしているときではございません・・・ 答えを解きましょう・・・!」 ここで村上は場の空気を変えるため、ある提案をする。 「アルファベットはよく使われるものとあまり使われないものがございますっ! 確率上、よく使用されるアルファベットを当てはめて、ある程度埋まってから推理するんですっ!」 和也は“ほう・・・”と唸る。 「つまり、初めに入力するアルファベットは・・・」 「・・・「A」「I」「U」「E」「O」です・・・」 村上の言っていることは正しい。 ハングマンにはETAOIN SHRDLUの法則が存在する。 この法則に挙げられた12文字はアルファベットでも使用頻度が高いものであり、 これらのアルファベットを選択すれば、自ずと正解率が上がるのだ。 もちろん、村上はこの法則のことなど知る由もない。 しかし、村上が挙げた「A」「I」「U」「E」「O」――日本語の母音にあたる五つの単語はいずれも該当している。 「アルファベットは26文字・・・解答チャンスは7回・・・1/4ぐらいの確率か・・・」 枠に当てはまるアルファベットがかぶれば確率は若干変わってくるが、それでも確率だけで考えれば決して低くはない。 ――でたらめにアルファベットを選んでも何とかなるかもな・・・ 和也はそんな楽観的な考えを胸に秘めながら、村上の意見に頷く。 「よし・・・それでいこう・・・!」 和也は覚悟を決めると、金庫の「A」のボタンを強く押した。 パソコンに表示されたのは―― 『不正解』 ブーという耳障りな音と画面いっぱいに現れた赤いバツの印。 それと同時に、ピ・・・ピ・・・と、和也の首輪から警告音が時計の秒針の間隔で木霊する。 「何だと・・・!」 和也は思わず首輪を抑える。 慌てふためく和也の様子を見て、小太郎は愉快そうに馬鹿笑いする。 「言い忘れていたけど間違うたびに、首輪の警告音の間隔が短くなっていくよっ! あと、パソコンの絞首台のイラストを見てくれたまえっ!」 絞首台のイラストには人間の頭を連想させる円が書き込まれていた。 「このイラストはハングマンの肝・・・解答制限を表すイラストさっ! 間違うごとに身体が書き込まれ、最後に首輪が描かれた時が和也君の最後さっ!」 ――頭、胴体、右腕、左腕、右足、左足、首輪・・・ だから解答チャンスが7回なのか・・・ 和也は首輪をさすりながら、吐き捨てる。 「爆破するか、吊るかの違いはあるが、首を賭けたゲームであることには変わりねぇ・・・ えげつねぇよ・・・まったく・・・」 「それはとってもホメ言葉・・・!ありがとうね・・・和也ちん☆」 「・・・どういたして・・・」 小太郎の言葉に突っ込む気にもなれず、和也はそっぽを向く。 「時間がない・・・残りの母音を選択する・・・!」 和也は「I」「U」「E」「O」のボタンを押していく。 しかし、いずれもその答えは―― 『不正解』『不正解』『不正解』『不正解』 「はぁ!?」 二人とも開いた口が塞がらない。 理屈上は完璧だった。 それだけに反動の失望感も大きい。 和也はわなわなと拳を震わせたまま、村上に詰め寄った。 「おいっ・・・ちっともかすりもしねぇじゃねぇか・・・!」 「でも・・・それ以外、思い付かなくて・・・!」 あまりに理不尽な和也の問い詰めに、村上は半泣きになりながら意見する。 心なしか語尾も潤んでいる。 「・・・すまない・・・」 村上に噛みついたのは所詮、苛立ちを紛らわすための八つ当たりでしかない。 それを理解しているだけに、和也は黙って村上を突き放した。 二人がそうこうしている間にも、絞首台のイラストには胴体、右腕、左腕、右足が次々と書き込まれる。 気がつくと、警告音の間隔は時計の秒針から早足の歩調にまで短くなっていた。 チャンスは後2回。 ――何が何とかなるだっ! 「くそっ!」 和也が悔しさに任せて、金庫の壁を叩く。 先程まであれほど大口を叩いていた男が見せた、ある種の醜態。 加虐心が満たされるのか、在全は満足そうな笑いで和也に忠告する。 「兵藤和也、安心せい・・・! 今回の問題は英語が分からぬ類人猿でも分かるような解答となっておる・・・!」 「あぁ?類人猿でも分かるような解答だと・・・?」 和也は眉を曇らしながら、ハッと気づいた。 「・・・アルファベットは答えに含まれていない・・・って、ことか・・・!」 「え・・・どういうことですか・・・?」 村上の問いに、和也は手短に答える。 「さっき在全は“英語が分からぬ類人猿でも分かるような解答”と言った・・・ 英語を知る必要なない・・・答えは英単語ではない・・・ じゃあ、ローマ字で表示する日本語かと言えば、それも違う・・・ 何せ、ローマ字を成立するために必要な母音は全て枠に該当しなかったからな・・・ つまり・・・」 和也は金庫のアルファベットの隣にあるボタンを凝視する。 「枠に入るのは・・・数字だっ・・・!」 やっとここで黒崎が激怒した理由が分かった。 答えが数字の羅列だからこそ、黒崎は小太郎のヒントを理解することができなかったのだ。 ――あの頭が働く黒崎でさえ分からないってのはかなり厄介だな・・・ 「なかなかの着眼点・・・」 在全はいいものを見せてもらったと言わんばかりに手を叩く。 「多少は知恵があるようなじゃの・・・ 類人猿から赤子ぐらいには評価を上げてやろう・・・! じゃが・・・残り時間はあと5分を切ったぞっ・・・!」 確かにパソコンの画面上の時間は5分と表示されている。 ――数字でかつ、『ハングマン』の本質・・・ 和也は頭をかきながら、思考をめぐらす。 しかし、どんなに悩み抜いたところで、決定打が見つからない。 「おいっ!村上っ!」 和也から飛び出した言葉はとんでもないものだった。 「お前の好きな数字を言え・・・!」 「えっ・・・エェ!?」 村上はめまいを覚える。 村上の提案のせいで、解答権を5つも失っている。 その人間に選択権を与えるのだ。 正気の沙汰とは思えなかった。 「え・・・えっと・・・」 ここで間違えたら、今後誤答が許されない。 重圧が村上の心を蹂躙していく。 しかし、どんなに避けたいことであったとしても、命令である以上、答えざるを得ない。 ――オレなんかが当てられるはずがないっ! 激流のように掻き乱れた思考から導き出された解答を村上は唇から漏らした。 「「3」・・・「3」はどうでしょうか・・・?」 「「3」・・・だと・・・?」 「あの・・・ゲームの主催者は帝愛、在全、誠京の3グループで、 和也様、利根川様、一条様も3人だから・・・ 「3」は我々にとって、とてもなじみ深い数字で・・・」 パニック状態故にしょうがないことだが、村上の論理はこぎつけでしかない。 普通の人間なら、パートナーの無様な姿を目の当たりにして絶望を覚えることだろう。 しかし、和也はそれに当て嵌まることはなかった。 「確かに、「3」って数字はよく絡んでくるよな・・・」 村上の言葉を受け入れ、「3」のボタンへ指を動かし始めたのだ。 「え・・・」 まさか、失態を重ねた男の言葉を素直に受け入れるとは思わず、村上は防衛本能から理性を取り戻す。 「やめてくださいっ!私の言ったことは支離滅裂っ!もし、間違えたら・・・」 和也の指が「3」のボタンの手前で止まる。 「確かに・・・お前の言ったことは間違っているな・・・」 和也の言葉に、思い留まってくれたかと村上は安堵を覚える。 「そうですよ・・・だから、もっと冷静になって・・・」 和也は呆れたような溜息をつくと、“どうも・・・オレとお前の認識は少しずれているようだ・・・”と呟く。 「お前が間違っていることは・・・お前も含めて、オレ達は「4」人ってところだっ!」 和也の指が弾かれたように移動し、「4」を力強くプッシュした。 「なんですかっ!その理屈はっ!」 村上は和也が目上の人間に当たることも忘れ、金切り声で叫ぶ。 先ほどの村上の選択理由も半ば投げやりなものであったが、和也の理由も負けず劣らず、いい加減極まりない。 サイコロの目のような運だめしで正解を当てられるはずがない。 “終わった・・”と、心の中で村上が嘆いたその時だった。 『正解』 ピンポンという軽い機械音とともに五つの枠の最後の欄に「4」が浮かび上がる。 ちょうど、画面で見ると、 □□□□4 このように表示されている。 「う・・・うそ・・・」 村上は口を中途半端に開いたまま、画面を見つめる。 しかし、枠の中に4という数字が入っていることと、イラストに線が追加されていないことから、 これが現実であることを認識する。 「や・・・ヤッター!!!」 村上は喜びを体現するが如く、雄叫びをあげる。 今まで不正解が続いていただけに、負のスパイラルから抜け出した解放感は格別である。 それを横目で見ながら、和也は緊張を緩めたような吐息を漏らす。 ――やっと、オレ達に流れが来たかっ! 村上に大事な局面を委ねたのは特に理由はない。 しいて理由を問われれば、ヒントが当てにならない状況下で、誰が数字を選択しても同じこと。 ならば、あえて自分ではなく、村上に選ばしたら正解を当てるかもしれない・・・という 直感が働いたからとも言うべきだろうか。 和也はこうしたら事態が大きく動くかもしれない、面白い展開になるかもしれないという直感が恐ろしく働き、 それを形として生み出すことに長けている男である。 それを表わすように、和也が考えた拷問ショーが日夜開催される会員制レストランは常に客が絶えることがない。 また、その才能は「愛よりも剣」などの展開が読めない小説においても遺憾無く発揮されている。 その直感が今、勝利を確信している。 ――この波に乗って、オレは這い上がるっ! 「村上っ!次の数字を指定するんだっ!」 「はいっ!では「1」とかどうでしょうか!」 村上も流れがあると感じているのか、張りのある声で返答する。 「構わないが・・・どうして・・・?」 「それは・・・」 村上の心に一条とともに、働いてきた裏カジノの日々。 一条が黒服によって、地下王国へ連れて行かれる瞬間が走馬灯のようによみがえる。 「・・・私を導いてくださった数字ですから・・・」 ――“一”条だからか・・・ 「いいぜ・・・!」 和也は金庫の「1」のボタンを押した。 何も考えない方が上手くいくときもある。 何より、村上の言葉に秘められた意志の強さが更なる前進の予感を覚えさせた。 そして、パソコンの画面に現れたのは―― 『不正解』 ここまでだった。 運命は和也の予感、村上の希望をもろくも決壊させた。 「あ・・・あぁ・・・」 村上の視界が水の上を漂う油のように、ぐにゃあと歪む。 画面のイラストに左足が追加された。 村上は立ち眩みにも似た感覚を覚え、額に手をやる。 「もう・・・チャンスは・・・」 「キャハハハハハ!」 小太郎がふんぞり返って呵々大笑する。 「さっきから村上の馬鹿の意見を聞いてチャンスを無駄に消費してばかりだね♪ 不憫だよね・・・!か・ず・や・ち・ん☆」 ――そうだ・・・その通りだ・・・ 村上は拳を震わせ、歯をぐっと噛みしめる。 小太郎が言葉を発するたびに、村上の胸には刃が突き刺さるかのようだった。 その刃は自分への不甲斐なさであり、一条や和也への罪悪感であった。 村上はその場で土下座をせんばかりに深々と頭を下げる。 「和也様、私が至らぬばかりに申し訳・・・」 「謝る必要はねぇ・・・」 「えっ・・・」 全員が和也を見つめる。 和也は彼らと目線を合わせることなく、武器庫のテンキーを見入ったまま、口だけを動かす。 「言っておくが、お前に選択権を委ねたのも、それを了解したのもオレだ・・・ だったら、お前の選択はオレが責任をとる・・・当然だろ・・・?」 「か・・・和也様っ!申し訳・・・ござ・・・いませんっ・・・!」 ――オレの失態なのに・・・ 村上は膝を屈し、声もなく嗚咽する。 責められる立場のはずの村上を庇う一言。 村上は改めて和也の懐の深さを思い知ると同時に、今の和也がヨーロッパを統治した伝説のアーサー王や シリア、エジプトを破竹の勢いで征服したアレクサンドロス大王などの英雄に匹敵するように思えてならなかった。 「自分で責任を負う・・・かっこいいね☆」 小太郎は舞台の役者が感動を表現するかのように両手で胸を押さえ、白々しい感嘆の声をあげる。 「僕・・・そんな和也ちんに心打たれちゃった☆ だから、特別にヒントあげちゃおうかな~♪」 「なんだって・・・!」 小太郎の甘い誘惑に村上は思わず食いつく。 小太郎は“教えてあげてもいいんだけど~”と勿体ぶると、ここが重要と指を左右に振ってジェスチャーする。 「土下座してくれたら、教えてもいいよ・・・和也ちんがね☆」 この屈辱的な言葉に、村上の胸に殺意が沸き起こる。 「ふ・・・ふざけるなっ!」 村上は画面を叩き割らんばかりの勢いでノートパソコンに掴みかかる。 しかし、悲しいかな、目の前にいる小太郎は所詮、液晶画面に映し出された映像でしかない。 いかに村上が力で訴えたところで何の意味も持たなかった。 小太郎は“カカカ・・・”と、弱者の無駄な足掻きに対する憐憫と嘲笑がこもった声でせせら笑う。 「だって、部下を守るんだろ・・・それくらいしてもらわなくっちゃ・・・☆」 村上は小太郎に牙を剥きながら叫ぶ。 「土下座なら、いくらでも私が・・・!」 「村上っ!」 煙毒によって淀んでしまった空気をなぎ払うような、和也の低く力強い声。 嫌な予感に駆られて、村上が振り返ると、そこには膝と手を床についた和也の姿があった。 「ヒントを・・・教えてくれ・・・」 「和也様・・・」 これまでの和也は常に覇者としての貫録を見せつけながら、このゲームを先導してきた。 その貫録を一人の部下のためにあえて投げ出したのだ。 村上は目の前の光景がもやに浮かび上がる幻のように現実から乖離したもののように思えた。 「キャハハハッハ!!!」 この直後、小太郎は鬼の首を取ったような高笑いを響かせる。 「さっすが、和也ちん・・・☆どう?どう?どんな気分っ?」 和也が下手に出たと分かるや否、小太郎はここぞとばかりにプライドを粉砕するような心無い質問を浴びせてくる。 「き・・・貴様ぁ・・・!これ以上の屈辱を・・・!」 怒りが沸点に達した村上はいよいよ画面を叩き割らんと、ノートパソコンを握りしめた。 その時、和也があの唯我独尊を体現したような尊大な笑みで顔を上げた。 「頭下げてやったんだから、早くヒントを出せよ・・・このパシリがっ・・・!」 「なっ・・・!」 小太郎はガクガクと歯を震わせる。 和也は無意識に“パシリ”という言葉を使ったが、 小太郎にとっては不良にこき使われ、辛酸を舐めてきた学生時代の象徴である。 思い出したくもない屈辱の過去が嘔吐のように胃から逆流する。 「何それ、土下座したから悔しいんでしょ!とっても見苦し・・・」 「オレは別に何とも思っちゃいねぇよ・・・」 和也は小太郎の雑言に横やりを入れる。 「オレは優勝するためなら、何だってするって決めている・・・殺人だって辞さない・・・ 頭を下げたのも、オレと村上の生存率を上げるため・・・ 土下座は目的のための手段でしかない・・・」 ――そうきたか・・・ 小太郎はかつての経験から知っている。 いじめなどで精神的に痛めつけられた人間は己の心を守るために、 標的にされたのはたまたま自分がその場に居合わせただけなどと自己弁解をして己を慰める。 先ほどの和也の高言も弁解でしかないのだと。 「強がりはよくないなぁ・・・やっぱり見苦しいっ!僕には分かっちゃうんだからっ!」 「そうだ・・・いいこと教えてやるぜ・・・」 和也は小太郎の言葉を無視するように立ちあがると、椅子に座り、足を組む。 「お前さ、ヒントを与えるために、あえて土下座を要求したよな・・・ それは言われた相手がどんだけ腹立たしさを覚えるのか知っているから・・・ つまり、経験・・・いじめにあった経験がある・・・ この状況でそれを望むのも、自分より下の人間がいるっていう優越感に浸かりたいからなんだろ・・・ かつて粉々に砕けたプライドを満たすために・・・」 小太郎の息が過呼吸の如く荒々しく乱れる。 和也の言葉は小太郎の過去を見透かしているかのように的を突いてくる。 ――こいつに何が分かるっ! 「和也ちんの想像力は貧困だなぁ! 自慢じゃないけど、僕が卒業した高校は地元じゃ超有名なワルの巣窟ヤンキー高校っ! 僕はその不良グループの中核・・・! 舎弟もいたっ・・・! この頭も中核だからこそのステータスっ!」 小太郎は和也達に後頭部を見せる。 そこには「城」を逆さにした文字が髪の毛で書かれていた。 「皆、この文字を入れた僕を恐れ、傅いたっ・・・! そんな僕がいじめられていたなんて、とってもおかし・・・」 「墓穴を掘ったな・・・」 小太郎の悲痛とも言える否定を、和也は失笑ひとつで一蹴する。 「何が中核だ・・・! 普通、後頭部に文字を入れるっていう格好悪い事、誰がする! 本当は強要させたんだろ・・・!お前だけ・・・!」 「や・・・やめろ・・・」 小太郎は和也の言葉から逃れるために耳を塞ごうとする。 しかし、和也は“まだまだ、証拠があるぜっ!”と、その暇を与えることなく、更なる追撃をする。 「お前の芝居じみた態度! 素顔が分からなくなるほどのメイク! 奇抜すぎる衣装っ! それは素の自分を否定する過程で生まれた虚栄の結果だっ! 弱い自分はもういない・・・! 今、いるのはゲームの司会者として輝いている自分・・・! そう己に言い聞かせ、事実から目をそらす・・・! 己の傷を抉らないようにするためになっ!」 尋問するかのごとく、小太郎の暗部の記憶を暴き続ける和也。 小太郎にとって、今の和也の行為は胸をかっさばかれ、 臓物という名の過去を引きずり出されていると言ってもよい。 抉られた傷にもがき苦しむ小太郎に対して、和也は止めを刺す。 「なんだ図星か・・・赤いぜ・・・顔が・・・!」 「がはっ・・・!」 殺意の念が旋風のように頭の中で吹き荒れる。 やがて、その旋風は心の殻を破り―― 「があ~~~~っ!」 小太郎は頭を押さえながら、テーブルに何度もぶつける。 かつての己を否定するが如く。 ――兵藤和也っ!殺すっ!殺すっ!殺すっ! 小太郎は最終手段に出る。 「今のでお前のイメージ、超ダウンっ!超ダウンっ! 僕に暴言を吐いちゃうと、貰えるヒントも貰えなく・・・」 「兵藤和也・・・その洞察力・・・気に入ったぞっ!特別にワシからヒントをやろう・・・」 在全が朗らかに小太郎の言葉を遮った。 小太郎は戸惑いながら在全に申し立てる。 「けど、こいつは僕に対して暴言を・・・」 在全から年と不釣り合いな無邪気な笑みが消える。 「こやつはお前の約束通り、土下座をした・・・ 今更、お前の感情で反故にする気か・・・ 貴様は自分をこの場を支配する神とでも思っておるのか・・・」 氷片を散りばめたような在全の嗄れ声。 小太郎は体中から汗をだらだら流しだす。 これ以上、逆らえば命がないかもしれない。 そんな直感から押し黙ってしまった。 在全はその沈黙を肯定と受けとると、再び朗笑を浮かべ、それを和也たちに向ける。 「ヒントは・・・嫌なヤツと嫌なヤツが出会うと起こること・・・と言えばよいかの・・・」 「え・・・嫌なヤツ・・・」 村上は在全のヒントに困惑の色を見せる。 答えの数字とまったく結びつかないからだ。 ――のらりくらりとかわされているだけじゃ・・・ 在全たちに疑心を抱いたその時だった。 和也は村上に手を差し出した。 「メモ帳を貸してくれ・・・それとペンも・・・」 「え・・・はい・・・」 ――こんな時に突然・・・ 村上は和也の意図が分からないが、時間が押し迫っているため、 テーブルにあったメモとボールペンを急いで渡す。 和也はそれに何かを書き、睨みつける。 「確かに・・・本質だな・・・」 「和也様・・・?」 村上は謎めいた呟きを問い質したくなる衝動にかられるも、 メモを一刀両断するかのような和也の鋭利な眼光に、言葉が竦んでしまった。 時間が1分を切った時だった。 和也がその重い口を動かした。 「答えは分かったが・・・確証はない・・・」 和也はドアの方へ指差す。 「今すぐお前は外へ逃げろ・・・そうすれば、爆発からは免れる・・・」 突然の和也からの提案。 万が一、和也の首輪と金庫内の時限式爆弾が同時に爆発したとしても、外に逃れれば致命傷を避けることはできる。 「そ・・・それは・・・」 死へ恐怖か、生への執着か。 迷いが村上の身体をガチガチと震わせる。 ――今、逃げ出せば・・・助かる・・・ 甘い言葉が村上の心をくすぐるように囁きかける。 しかし、その甘い言葉に覆いかぶさるように一条の言葉が脳裏に浮かび上がる。 ――翼は・・・両翼が揃わなければ、飛翔できない・・・ 共に生き抜き・・・このゲームから飛び立とう・・・ 「嫌ですっ!」 村上は奥歯の震えをかみ殺すと、キッと顔をあげた。 「私は黒服っ・・・このギャンブルルームを守るのが仕事ですっ! それに・・・」 村上の表情が凛然と輝く。 「これから戻られる一条様に・・・誰がコーヒーを淹れるのですかっ!」 ――こいつの一条への崇拝ぶりはオレの範疇を超えているな・・・ 呆れながらも、和也は村上の意志の強さに感服を覚える。 「なら・・・一緒に死んでくれっ!」 和也は指を動かした。 「答えは「3」「5」「6」「7」だっ!」 ――爆発するっ! 主君のために殉死する決意を固めたところで、生きたいと願っている部分も存在する。 その思いが村上の耳を塞がせ、目を瞑らせる。 ――ああ・・・死にたくはない・・・むしろ、死ぬならひと思いに・・・ 人間故にしょうがないことではあるが、俗物的な考えが頭をよぎる。 早鐘のような鼓動を身体で感じながら、やがて村上はあることに気づく。 ――あれ・・・痛みを感じない・・・ 村上は薄く眼を開ける。 事務室は黒こげになった様子もなく、あの無機質さと無個性さを維持している。 和也が生気に溢れた瞳で村上を見上げていた。 「村上・・・武器庫、開いたぜ・・・」 「えっ・・・」 武器庫の扉が重厚な金属音を響かせ、ゆっくり開いていく。 村上は耳から手を離す。 いつの間にか、和也の首輪の警告音も消えていた。 「まさか・・・正解・・・」 「そうだ・・・正解だ・・・」 「正解・・・」 様々な感情が交錯しすぎたあまり、村上の思考は半ば停止している状況に近い。 しかし、それが現実だと理解すると、霧が晴れていくように心の中が澄み渡り、 勝利した喜びが全身に伝わっていく。 「か・・・和也様っ!!!!」 嬉しさのあまり、村上は叫びながら和也に抱きつく。 “オレはそんな趣味持ってねぇよ・・・”と苦笑するも、 村上の気持ちも分からなくもないため、あえてなすがままに受け入れる。 「どうして・・・どうして・・・分かったのですか・・・!」 「ああ・・・決定打は在全からのヒントだな・・・」 嬉し涙を流しながら問う村上に和也はメモ帳を見せる。 そこには―― 18782 +18782 ――――― 37564 という計算式が記入されていた。 「正解は37564・・・“皆殺し”だっ!」 「正解は“皆殺し”!皆殺しなんですねっ!・・・・・・って、これ、語呂合わせ・・・ですよね・・・」 あまりに突拍子もない解答に、村上はほとばしる熱き感動が急速に冷めていくのを感じる。 「だから、確証がないって言っただろ・・・馬鹿馬鹿しすぎて・・・」 「馬鹿馬鹿しいとは何じゃい・・・!」 在全が画面から憤慨だと言わんばかりに拗ねた表情で和也たちを睨みつける。 「ワシはヒントで言ったじゃろ・・・ 嫌なヤツ(18782)と嫌なヤツ(18782)が出会う(+)と起こることと・・・ わざわざ“英語が分からぬ類人猿”と言って、日本語の解答であると暗に示しておるし、 何より、小太郎が冒頭で言ったわい・・・ ヒントは“このゲームの本質”――“バトルロワイアルの本質”とな・・・それが・・・」 在全の細い眼球に針のような光が宿る。 「・・・お主の目的じゃろ・・・兵藤・・・」 ――オレの嘘ルールについて示しているのか・・・ 最終的に一条も利根川も殺すってことを・・・ 和也は在全の眼光に不快な棘を感じる。 しかし、それをぼかして和也に伝えたということは露呈する気はないらしい。 和也も“まぁ・・・間違いはねぇかな・・・”と在全と同じように濁した返答でその場を誤魔化す。 「まったく・・・ワシが一生懸命考えたのにのぉ・・・」 未だに“馬鹿馬鹿しい”という酷評が気になるのか、在全はぶつぶつと小言を呟き続ける。 ――そりゃあ・・・命をかけた問題の解答がトンチってのはあり得ないだろ・・・ ゲーム開始直後、腹を立てた黒崎の気持ちが今となってはよく分かる。 和也は複雑そうな面持ちで頬を掻いた。 「和也様・・・おめでとうございます・・・」 ゲームが終了して、やっと音声機能が回復したらしく、黒崎は深々と頭を下げる。 「あぁ・・・黒崎もお疲れ様・・・」 時間としては10分きっかりであったが、黒崎も心労が溜まってしまったのだろう。 幾分、やつれたようにも見える。 「ところでさ・・・村上の件なんだけどよ・・・」 探りを入れるかのように尋ねる和也に、黒崎は肩の力を抜いたような微笑を浮かべる。 「和也様はご自身のお力で権利を獲得されました・・・ 今更、私がとやかく言う筋合いはございません・・・ 村上の行動はマニュアルからよほど逸脱したことがない限り、目を瞑りましょう・・・」 「それってさ・・・勿論・・・」 黒崎は一瞬、キョトンとするも、和也の言いたいことをすぐに察した。 「ええ、勿論・・・ギャンブルルームの備品の貸し出しは自由・・・ 盗聴器や武器庫・・・我々からの特別支給品です・・・」 “ただ、あくまでも今回だけですから・・・”と付け加える。 「分かってるぜっ!」 弾んだ声で和也は了解する。 それだけあれば、次の戦略の幅が大きく広がるというもの。 和也の眼にはその期待が赤々と燃え上がっていた。 ――まさか、本当に当ててしまうとはな・・・ 黒崎が解答の意味に気付いた時、すでに音声が切られた後であった。 もともと和也は頭が切れるとは言え、今回の問題はあまりにもミスリードが多すぎた。 その上、和也の首輪は本当に作動していた。 もし、和也が間違った解答を選択していれば、首輪は爆破していたのだ。 ――これが・・・帝王の血というものか・・・ その逆境を撥ね退けた和也の肝勇に、黒崎は呆れと敬意を含めた苦笑をする。 しかし、苦笑しながら、すでに黒崎の心は別のことを考えていた。 ――あの男は何を考えているっ・・・! あの男とは勿論、在全のことである。 和也は殺し合いに手を染める数少ない者――バトルロワイアルの潤滑油である。 その貴重な潤滑油を、己の欲求を満たすためなら、結果的に潰れてしまっても構わないという在全に、黒崎は憤懣を覚える。 ――このゲームを早々に破綻させる気かっ! 「黒崎殿・・・随分、お疲れのようじゃの・・・」 在全が画面から覗き込むように黒崎を確認する。 “貴様が全ての元凶だ”という沸き起こる暴言をなんとか押さえると、 “予想外のことが多すぎましたので・・・”と失礼がない程度の皮肉で答える。 しかし、在全にはその意味がまるで伝わっていないらしく、 “どうやったら、黒崎殿の気力が回復できるかの・・・”とありがた迷惑なことに真剣に考えてくれている。 ――貴様がすぐにでも画面から消えてくれれば済むことだ・・・ 在全への不満が湯水のように溢れてくる。 1時間前に戻って、後藤に渡した書類を処分してしまいたいと望んだ直後だった。 在全は何かを思い付いたらしく、手をポンと叩いた。 「そうじゃ!コーヒーを今すぐ飲むのじゃっ!黒崎殿っ!」 「はぁ・・・」 大方、村上が一条のためにコーヒーを準備していることからヒントを得たんだろと、 毒にも薬にもならないアドバイスに黒崎は力のない返事で答える。 嫌気が差したことを露骨に示す黒崎の抵抗も空しく、 在全は“唾液の中のクロモグラニンAという成分がコーヒーによって低下しての・・・”と勝手に講義を始めてしまった。 「あの・・・私は明日の準備もありますので、これで・・・」 黒崎の言葉にやっとその意志を理解したのか、不平を鳴らす。 「まったくツンツンしおってのぉ・・・ワシはお主の意志を承知してこんなギャンブルを仕組んだというのに・・・!」 ――そんなこと誰が望むかっ! と、叫びそうになった時、ある考えが黒崎の脳裏をよぎった。 「・・・とにかく明日の準備がございますので・・・」 黒崎は在全の“コーヒーを飲むのじゃぞ!”という言葉を受け流すようにモニターの画面を切ってしまった。 黒崎はパソコン画面をデスクトップにすると、近くのリクライニングチェアに身を預けた。 「つかの間の休息か・・・」 しかし、黒崎はそれがすぐに終息することも理解していた。 黒崎はリクライニングチェアの近くのマイクに囁く。 「コーヒーを一杯・・・」 黒崎が全てを言い終わる前に扉をたたく音が部屋に響く。 ――やはり・・・早かったな・・・。 黒崎は在全の言葉を振り返る。 ――ワシはお主の意志を承知して、こんなギャンブルを仕組んだというのに・・・! 勿論、ギャンブルに関して、黒崎は在全に何の意志も示してはいない。 この言葉は自分勝手な在全が己を正当化するための押し付けがましい言い訳のように聞こえる。 しかし、それにしても状況上、不自然すぎる言い回しである。 ――在全が承知した私の意志とは、ギャンブルを執り行いたいという意志ではなく、 私の意志――提案に対する返答っ・・・! 黒崎は1時間程前にギャラリーへのクレームの返答文書を後藤に渡した。 その際、文章の最後にこのような内容を付け加えたのだ。 『今回のギャンブルが成功しました折には兵藤和尊を会長の座から引きずり落とし、 帝愛と在全、そして、誠京・・・その三者で手を結び、更なる発展を築きましょう』 ――もし、返答があるならば、何らかの手段で伝える必要がある・・・ 黒崎は気だるそうに身を起こし、扉を開けた。 扉の先には、普段見慣れない黒服がコーヒーの用意された盆を持って立っていた。 暗い部屋の中、壁全体を覆いつくすように配置されたテレビ画面の人工的な光だけがその男を照らし出す。 男の名は兵藤和尊。 兵藤は先ほどの和也たちのギャンブルのある場面を繰り返し確認していた。 その箇所は在全が解答を和也たちに説明した時の最後の言葉。 『・・・お主の目的じゃろ・・・兵藤・・・』 この言葉は一見、和也に向けられたものに思われる。 しかし、それまで在全は和也のことを“兵藤和也”とフルネームで呼んでいた。 この場になって、それを変えるのは不自然である。 つまり、これは和也に向けられたものではなく―― 「ワシに向けられたもの・・・ワシの計画は予想がついておると言いたいのか・・・」 ――37564・・・“鏖” 兵藤は忌々しく眉をひそめる。 兵藤の最終目的は主催者と対主催がぶつかり合い、共倒れになること。 在全がその計画をどこまで把握しているのかは分からない。 だが、これだけは言える。 今回の和也たちのギャンブルは連絡を遮断している兵藤への―― 「宣戦布告か・・・」 【E-5/ギャンブルルーム内/深夜】 【兵藤和也】 [状態]:健康 [道具]:チェーンソー 対人用地雷残り一個(アカギが所持) クラッカー九個(一つ使用済) 不明支給品0~1個(確認済み) 通常支給品 双眼鏡 首輪2個(標、勝広) [所持金]:1000万円 [思考]:優勝して帝愛次期後継者の座を確実にする 死体から首輪を回収する 鷲巣に『特別ルール』の情報を広めてもらう 赤木しげるを殺す(首輪回収妨害の恐れがあるため) 盗聴を続ける、利根川、一条に指示を出す ※伊藤開司、赤木しげる、鷲巣巌、平井銀二、天貴史、原田克美を猛者と認識しています。 ※利根川、一条を部下にしました。部下とは『和也同盟』と書かれた誓約書を交わしています。 ※遠藤、村岡も、合流して部下にしたいと思っております。彼らは自分に逆らえないと判断しています。 ※『特別ルール』――和也の派閥のみがゲームで残った場合、和也の権力を以って、その派閥全員を脱出させるという特例はハッタリですが、 そのハッタリを広め、部下を増やそうとしています。 ※首輪回収の目的は、対主催者の首輪解除の材料を奪うことで、『特別ルール』の有益性を維持するためです。 ※しづかの自爆爆弾はアカギに解除されましたが、そのことに気づいていません。盗聴器はアカギが持っています。 (今は和也のみ盗聴中) ※第二放送直後、ギャンブルルーム延長料金を払いました。3人であと3時間滞在できます。 ※武器庫の中に何が入っているかは次の書き手さんにお任せします。 【E-5/病院/深夜】 【一条】 [状態]:健康 [道具]:黒星拳銃(中国製五四式トカレフ) 改造エアガン 毒付きタバコ(残り18本、毒はトリカブト) マッチ スタンガン 包帯 南京錠 通常支給品×6(食料は×5) 不明支給品0~3(確認済み、武器ではない) [所持金]:3600万円 [思考]:カイジ、遠藤、涯、平田(殺し合いに参加していると思っている)を殺し、復讐を果たす 復讐の邪魔となる(と一条が判断した)者、和也の部下にならない者を殺す 復讐の為に利用できそうな人物は利用する 佐原を見つけ出し、カイジの情報を得る 和也を護り切り、『特別ルール』によって村上と共に生還する 利根川とともにアカギを追う、和也から支持を受ける ※利根川とともに、和也の部下になりました。和也とは『和也同盟』と書かれた誓約書を交わしています。 ※『特別ルール』――和也の派閥のみがゲームで残った場合、和也の権力を以って、 その派閥全員を脱出させるという特別ルールが存在すると信じています。(『特別ルール』は和也の嘘です) ※通常支給品×5(食料のみ4)は、重いのでE-5ギャンブルルーム内に置いてあります。 【利根川幸雄】 [状態]:健康 [道具]:デリンジャー(1/2) デリンジャーの弾(残り25発) Eカード用のリモコン 針具取り外し用工具 ジャックのノミ 支給品一式 [所持金]:1800万円 [思考]:和也を護り切り、『特別ルール』によって生還する 首輪の回収 遠藤の抹殺 カイジとの真剣勝負での勝利・その結果の抹殺 アカギの抹殺、鷲巣の保護 病院へ向かう 一条とともにアカギを追う、和也から支持を受ける ※両膝と両手、額にそれぞれ火傷の跡があります ※和也の保護、遠藤の抹殺、カイジとの真剣勝負での勝利・その結果の抹殺を最優先事項としています。 ※鷲巣に命令を下しているアカギを殺害し、鷲巣を仲間に加えようと目論んでおります。(和也は鷲巣を必要としていないことを知りません) ※一条とともに、和也の部下になりました。和也とは『和也同盟』と書かれた誓約書を交わしています。 ※『特別ルール』――和也の派閥のみがゲームで残った場合、和也の権力を以って、 その派閥全員を脱出させるという特別ルールが存在すると信じています。(『特別ルール』は和也の嘘です) ※デリンジャーは服の袖口に潜ませています。 ※Eカード用のリモコンはEカードで使われた針具操作用のリモコンです。電波が何処まで届くかは不明です。 ※針具取り外し用工具はEカードの針具を取り外す為に必要な工具です。 ※平山からの伝言を受けました(ひろゆきについて、カイジとの勝負について) ※計器からの受信が途絶えたままですが、平山が生きて病院内にいることを盗聴器で確認しました。(何かの切欠で計器が正常に再作動する可能性もあります) ※平山に協力する井川にはそれほど情報源として価値がないと判断しております。 ※黒崎が邪魔者を消すために、このゲームを開催していると考えております。 ※以前、黒崎が携わった“あるプロジェクト”が今回のゲームと深く関わっていると考え、その鍵は病院にあると踏んでおります。 ※E-5ギャンブルルーム前には、勝広の持ち物であったスコップ、箕、利根川が回収し切れなかった残り700万円分のチップなどが未だにあります。 【D-1/地下王国/深夜】 【兵藤和尊】 [状態]:健康 興奮状態 [道具]: ? [所持金]: ? [思考]:優勝する 黒崎の足を引っ張る 主催者達を引っ掻き回す ※次のようにスパコンの予測が出ました。 何らかの要因で予測が外れることもあれば、今後条件を満たせばさらに該当者が増えることも考えられます。 大型火災が発生したことで、高熱となった建物の内部及びその周囲にいた参加者の首輪は電池の水分が蒸発し、失われた。 それによって、0時30分現在、田中沙織は約18時間。遠藤勇次は約2時間30分後に首輪が機能停止する。 ※在全が兵藤の思惑を察していると考えております。 129 強運 投下順 131 一致 124 光路 時系列順 129 強運 124 光路 兵藤和也 136 ひとつの決着 124 光路 一条 131 一致 124 光路 利根川幸雄 131 一致 127 帝域 兵藤和尊 133 猩々の雫 124 光路 村上 144 願意 113 第二回定時放送 ~起爆~ 黒崎義裕 132 抜道 初登場 在全無量 161 巨獣 初登場 城山小太郎
https://w.atwiki.jp/kashinkoji/pages/132.html
No 参加武将 発生条件 効果 備考 1 上杉謙信、[上杉035]UC村上義清 開幕 - - 2 上杉謙信、[上杉009]SR宇佐美定満 開幕 - - 3 上杉謙信、[上杉009]SR宇佐美定満 戦闘開始 味方士気UP 士気+5 4 上杉謙信、[上杉014]R柿崎景家 一定時間 味方速度UP 兵力UP 柿崎景家がUP97c頃 5 上杉謙信 撃破 味方士気UP、敵士気UP 士気+42体撃破 6 [上杉035]UC村上義清 接触 味方武力UP、敵統率UP 村上義清の武力+11、馬場義清の統率10以上馬場義清と接触 7 [上杉020]R斎藤朝信 特定敵撃破 味方兵力UP 武田信繁を撃破斎藤朝信の兵力+?% 8 [上杉012]R小国頼久 計略 味方武力UP 小国頼久の武力+3 9 上杉謙信 戦闘勝利 - - 10 上杉謙信、[上杉009]SR宇佐美定満 終幕 - - 11 上杉謙信、[上杉035]UC村上義清 終幕 - イベントコンプ必要武将 上杉謙信、[上杉009]SR宇佐美定満、[上杉012]R小国頼久、[上杉014]R柿崎景家、[上杉020]R斎藤朝信、[上杉035]UC村上義清